森下国雄衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○政府委員(森下國雄君) 沖縄及び小笠原両諸島の施政権については、政府はかねてからその返還について鋭意折衝を行なってきたところでありますが、今後も、この決議の趣旨に沿いまして、そうの努力をいたす所存でございます。
○森下國雄君 ただいま議題となりました第二次国際すず協定の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を報告申し上げます。 第二次国際すず協定は、一九五六年に発効いたしました第一次協定が本年六月をもって失効することになっておりますので、これにかわるものとして、昨年五月ニューヨークで開催された国連すず会議で、わが国を含む二十三カ国の代表参加のもとに採択された協定でありまして、わが国は昨年十二月二十九日に署名を了しました。 この協定の目的は、小麦、砂糖の国際協定と同様に、価格変動の激しい国際商品の一つであるすずの国際価格を安定させることにあります。この価格の……
○森下國雄君 ただいま議題となりましたガットに関する二つの案件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を報告申し上げます。 わが国は、昭和三十年のガット加入の際の関税交渉、同三十一年の第四回ガット関税交渉等に参加し、わが国の関税率表の九百四十三税目のうち、二百七十九税目についてガット締約国に対して譲許を行なってきておりますが、一部の譲許税率については、その後の経済事情の変化によりまして、その修正または撤回の必要が生じて参りました。このため、昨年来、ガット第二十八条に基づくガットの再交渉会議が開催された機会に、大豆、工作機械、乗用車など二十四品目の譲許税率の引き上げ修正または撤回を……
○森下國雄君 ただいま議題となりました日本国とフィリピン共和国との間の友好通商航海条約の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を報告申し上げます。 フィリピン共和国とわが国との国交関係は、昭和三十一年に両国間にサンフランシスコ平和条約が発効して正常化を見るに至りました。自来、政府は、機会あるごとに通商航海条約締結交渉をフィリピン側に申し入れて参りましたが、同国の事情により交渉開始までに至らなかったのであります。しかるに、その後同国の対日感情も年とともに好転して参りましたので、一昨年六月、日本側から交渉の開始を申し入れました結果、昨年二月から交渉が開始……
○森下國雄君 ただいま議題となりました通商に関する日本国とペルー共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件、並びに、日本国とインドネシア共和国との間の友好通商条約の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を報告申し上げます。 まず、ペルー共和国との通商協定について申し上げます。 ペルー共和国との通商関係につきましては、戦前の通商航海条約が昭和九年にペルー側の通告により廃棄せられまして後、両国間の通商関係を律する基本的条約はありませんでした。しかるに、その後両国間の通商関係の緊密化とともに、経済協力の促進のためにも、出入国を初めとする通商上の待遇……
○森下國雄君 ただいま議題となりました日本国に対する戦後の経済援助の処理に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件並びに特別円問題の解決に関する日本国とタイとの間の協定のある規定に代わる協定の締結について承認を求めるの件、その二つにつきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 右二件につきましては、去る二月六日、本院において小坂外務大臣の趣旨説明が行なわれ、二つの協定の署名に至るまでの経緯並びに内容を明らかにされましたので、本日は、ただこの二つの協定の内容の要旨だけを申し上げることにいたします。 まず、第一の、戦後の経済援助の処理に……
○森下國雄君 ただいま議題となりました航空業務に関する二案件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 政府は、民間航空協定締結のため、パキスタン及びイタリアとの間に昨年来交渉を行なって参りましたが、意見の一致を見ましたので、昨年十月十七日にパキスタンと、本年一月三十一日にイタリアと、航空協定がそれぞれ署名されました。 これらの協定は、さきに国会の承認を得て締結された米国、英国、タイ、インド、ベルギー等との航空協定と同 一の目的及び意義を有し、内容的にもほとんど同一のものであります。すなわち、わが国と相手国領域間の民間航空業務を開設することを目的として、業……
○森下國雄君 ただいま議題となりました海外技術協力事業団法案につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、アジア地域その他の開発途上にある海外の地域に対する条約その他の国際約束に基づく技術協力の実施に必要な業務を効果的に行なうことを目的として海外技術協力事業団を設立しようとするものであって、事業団は法人とし、資本金二億円は全額政府が出資することになっております。 事業団の業務は、国の委託を受けて、アジア等の地域からの技術研修員に対して技術の研修を行なうこと、人員を派遣して技術協力を行なうこと、同地域に設置される技術協力センターに必要な人員の派遣、機械設……
○森下國雄君 ただいま議題となりました航空に関する二つの案件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、国際民間航空条約改正の議定書に関する件について申し上げます。 本条約に基づき設立された国際民間航空機関の理事会は、二十一の締約国から構成されていますが、近年加盟国が激増したので、世界の主要地域の代表を確保するため理事国数を二十七に増加することにして、本件議定書が作成されたのであります。 次に、インドネシアとの航空業務に関する協定について申し上げます。 政府は、インドネシアとの間に民間航空業務の開設を目的として、昨年十一月以来交渉を行なって参りまし……
○森下國雄君 ただいま議題となりました住宅融資保険法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、 第一に、住宅融資保険法に基づいて住宅金融公庫との間に保険関係を結ぶことのできる金融機関の範囲を拡張し、農林中央金庫、商工組合中央金庫、信用金庫連合会並びに信用事業を行なう農業協同組合、農業協同組合連合会、漁業協同組合及び漁業協同組合連合会を加えることとしたこと 第二に、保険料算定の基礎となる保険金額の保険価額に対する割合、及び保険事故が発生した場合のてん補率を、それぞれ現行の百分の八十から百分の九十に引き上げることとしたこと 第……
○森下國雄君 ただいま議題となりました下水道法の一部を改正する法律案、及び下水道整備緊急措置法案の二法案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、二法案の要旨につきまして申し上げます。 下水道法の一部を改正する法律案は、公共下水道の整備の円滑な促進をはかるため、終末処理場の維持管理を除き、公共下水道に関する事項の所管大臣を建設大臣とするとともに、終末処理場の維持管理の適正を期するため、厚生大臣の権限に関する規定を整備しようとするもので、そのおもな内容は次のとおりであります。 その第一点は、終末処理場の維持管理を除き、公共下水道に関する事項の所管大臣……
○森下國雄君 ただいま議題となりました道路整備緊急措置法等の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 政府におきましては、昭和三十九年度を初年度とする第四次道路整備五カ年計画を策定し、これにより道路整備を推進してきたのでありますが、最近における道路交通需要の増加は、本計画策定当時の予想をはるかに上回るに至りましたため、この際、道路を緊急に整備して、増大する交通需要に対処し、経済基盤の強化に寄与するため、新たに昭和四十二年度を初年度とする道路整備五カ年計画を樹立することといたし、ここに道路整備緊急措置法等の一部を改正しようとするもので、その……
○森下國雄君 ただいま議題となりました土地収用法の一部を改正する法律案及び土地収用法の一部を改正する法律施行法案につきまして、建設委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 土地収用法の一部を改正する法律案は、公共事業の施行に伴う開発利益の帰属の適正化及び土地等の取得の円滑化をはかるため、収用、使用する土地に関する補償額の算定時期を、原則として事業認定の告示のときとするとともに、手続の促進について所要の措置を講ずることを目的といたしましたもので、おもな内容は次のとおりであります。 第一に、補償額は、近傍類地の取引価格等を考慮して算定した事業認定の告示のときにおける相当な価格に……
○森下國雄君 宅地建物取引業法の一部を改正する法律案につきまして、御報告申し上げます。 右は、七月二十一日、これに対する質疑を終了し、全会一致をもって参議院送付案のとおり可決すべきものと決しました。 右、御報告申し上げます。(拍手)
○森下國雄君 ただいま、私が満二十五年間本院議員として在職いたしましたことに対し、院議をもって御丁重なる表彰の御決議を賜わりましたことは、身に余る光栄でありまして、まことに感激にたえません。 顧みれば、私は、学生時代より普選運動に挺身し、政党政治、議会政治の確立と発展に情熱を燃やしてまいりました。昭和十一年二月の総選挙に初めて当選いたしましたが、登院したそのときは、あたかも二・二六事件のまっただ中でありました。 自来、わが国運は幾多の変遷を重ね、また、わが議会政治もきびしい試練の中に成長いたしてまいりました。今日、政党政治、議会政治が健全に発展しつつあることを思うとき、政党人として、また議……
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