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内田常雄 衆議院議員
「本会議発言」(全期間)

内田常雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言歴代TOP500(衆)
215位

32期TOP25
16位
32期(政府)TOP10
8位

内田常雄衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(衆議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

発言数
1回
63位
発言文字数
4634文字
82位

発言数
6回
57位
発言文字数
11083文字
110位

発言数
1回
149位
発言文字数
2409文字
209位

発言数
11回
22位
発言文字数
7615文字
158位

発言数
10回
33位
発言文字数
8480文字
135位

発言数
9回
33位
発言文字数
10232文字
119位

発言数
9回
26位
発言文字数
23878文字
16位
TOP25

発言数
4回
82位
発言文字数
11451文字
81位

34期
(1976/12/05〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-


衆議院在籍時通算
発言数
51回
111位
発言文字数
79782文字
215位
TOP500

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
1回
4634文字
72位

議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
6回
11083文字
94位

議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
1回
2409文字
187位

議会
0回
0文字
-
政府
3回
963文字
30位
非役職
8回
6652文字
147位

議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
10回
8480文字
107位

議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
9回
10232文字
91位

議会
0回
0文字
-
政府
9回
23878文字
8位
TOP10
非役職
0回
0文字
-

議会
0回
0文字
-
政府
3回
4124文字
26位
非役職
1回
7327文字
126位

34期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-


通算
議会
0回
0文字
-
政府
15回
28965文字
138位
非役職
36回
50817文字
236位

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(衆議院)

29期
科学技術政務次官政府、第43回国会)

32期
厚生大臣政府、第63回国会)

33期
経済企画庁長官政府、第72回国会)

※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。


本会議発言一覧(衆議院)

25期(1952/10/01〜)

第15回国会 衆議院本会議 第38号(1953/03/10、25期、自由党)

○内田常雄君 私は、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、すなわち、いわゆる独占禁止法の一部を改正する法律案につきまして、自由党を代表して、国民各層の正しい理解のために、政府に対して若干の質問を試みんとするものであります。  現行の独占禁止法が、終戦後の特殊の環境のもとにおきまして、占領政策の一環として制定された法律の一つでありますことは、私どもの記憶に新たなるところでありまして、私は、この法律の目的とするところが、一面におきましては、日本経済の民主化、あるいはまた公正なる自由競争の促進による日本種済の再建という崇高な理想に出発するものであつたことを否定するものではありません。しかしな……


27期(1955/02/27〜)

第22回国会 衆議院本会議 第7号(1955/03/28、27期、自由党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました自転車競技法等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審議の経過並びに結果について御報告を申し上げます。  さきに第十九国会において制定されました自転車競技法等の臨時特例に関する法律は、補助金等の臨時特例等に関する法律が一年間の限時法として成立しましたのに歩調を合せて本年三月三十一日までの限時法として成立したものでございます。従いまして、自転車競技法等の臨時特例に関する法律が本月末をもって効力を失いますと、四月以降何らかの善後措置を講じなければ、基本法たる自転車競技法等の目的が達せられなくなるものと考えられるのであります……

第22回国会 衆議院本会議 第10号(1955/03/31、27期、自由党)

○内田常雄君 民主党内閣におかれましては、明日に迫りました四月一日を実施期日として暫定措置と称して電気料金の改訂を行わんといたしております。この料金の改訂は、わが国一切の産業のみならず、いやしくも電灯を使用する国民すべての家計にも重要なる影響をもたらす緊急の問題でありますので、私はここに、自由党を代表して、いな、国民すべてを代表して、政府に対して質問を行わんとするものでございます。(拍手)  御承知のように、昨年九月、時の自由党内閣において電気料金の改訂を認むるに当りましては、本年四月以降の料金、すなわちいわゆる夏季料金につきましては、電力会社側の企業努力を要請するとともに、政府といたしまして……

第22回国会 衆議院本会議 第36号(1955/07/01、27期、自由党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました過度経済力集中排除法等を廃止する法律案外一件について、商工委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  御承知のごとく、過度経済力集中排除法は、終戦直後における過渡的立法として、既往における過度の経済力の集中を排除し、国民経済の再編成によって民主的で健全な国民経済の基礎を作ることを目的として、昭和二十二年十二月に施行せられたものであります。また、過度経済力集中排除法の施行に伴う企業再建整備法の特例等に関する法律は、この法の実施を円滑にするため、企業再建整備法との関係を調整するとともに、その一部の規定を準用するためのものでありまして本法と同時に公……

第22回国会 衆議院本会議 第40号(1955/07/12、27期、自由党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました石油資源開発株式会社法案外三案につきまして、商工委員会における審議の経過並びに結果を報告いたします。  まず、石油資源開発株式会社法案並びに石油及び可燃性天然ガス資源開発法の一部を改正する法律案につきまして申し上げます。  わが国の石油生産量は現在年間三十四万キロリットル程度でありまして、その供給率は国内総消費量のわずかに五%にも達しない実情でありまするが、一方、石油のエネルギー資源または工業原料としての重要性は近年ますます増大をいたし、ために石油の輸入量も年々累増の一途をたどっているのでありまして、現に、昨年度におきましては、食糧繊維原料に次ぐ外貨を支払……

第22回国会 衆議院本会議 第42号(1955/07/15、27期、自由党)

○内田常雄君 私は、自由党を代表いたしまして、輸出入取引法の一部を改正する法律案に関して、社会党両派の修正案に反対いたし、民自両党議員の修正案を含む政府原案に賛成の意向を表明するものでございます。(拍手)  御承知のように、輸出入取引法は昭和二十七年初めて制定せられたものでありますが、その後昭和二十八年に一回の修正を見ておるのでございます。しかしながら、現在の輸出入取引法は、御承知のように、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、すなわらいわゆる独占禁止法との関連におきまして、いろいろの制約を受けておりまして、わが国貿易の伸張をはかりますために十分の機能を発揮することができず、これが一そ……

第26回国会 衆議院本会議 第23号(1957/03/20、27期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました国立国会図書館法の規定により行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、議院運営委員会を代表して説明をいたします。  御承知のように、国立国会図書館は、国会議員に対してのみならず、行政、司法の各部門並びに広く国民に対して図書館奉仕を提供することを使命とするものでありまして、これがために、現在各省各庁その他の方面にわたり、合計三十二の支部図書館が置かれてあるのでありますが、さきに総理府所管に科学技術庁が設置されましたに伴い、国立国会図書館の行政各部門に置かれる支部図書館として新たに科学技術庁図書館を加え、また、中……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 衆議院本会議 第8号(1958/06/27、28期、自由民主党)

○内田常雄君 私は、ただいま議題となっております経済基盤強化のための資金及び特別の法人の基金に関する法律案に対しまして自由民主党を代表して、賛成の意見を簡潔に申し述べんとするものであります。(拍手)  この法律案は、すでに前国会において成立をいたしておりますところの昭和三十三年度一般会計予算の執行に関するものでありまして、御承知のように、本年度の予算は、相当多額の前々年度の剰余金を受け入れておりますが、そのうち約半額に当る四百二十六億三千万円につきまして、これを二つのカテゴリーに分けてその一つは、農林漁業金融公庫、中小企業信用保険公庫、日本輸出入銀行、日本貿易振興会、日本労働協会、この五つの特……


29期(1960/11/20〜)

第38回国会 衆議院本会議 第17号(1961/03/17、29期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案外二件につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。  まず、中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案について申し上げます。  中小企業金融公庫は、昭和二十八年設立以来、長期資金の貸し出しを通じて、中小企業金融の円滑化に寄与して参りましたが、中小企業の近代化が要請されておる今日、同公庫の果たすべき役割はいよいよ大となっております。このような情勢にかんがみ、公庫の機構の拡充整備をはかるため本改正案が提出されたのでありますが、その内容は、理事を二名増員して六人とすること、及び、総裁が行な……

第38回国会 衆議院本会議 第19号(1961/03/24、29期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました中小企業振興資金助成法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。  中小企業振興資金助成制度は、中小企業者の設備の近代化及び共同施設の設置に対し無利子の資金を貸付するための制度でありまして、昭和三十一年に設けられて以来、年々基金の規模も拡大して参り、大きな成果をおさめつつあります。  本改正案は、明年度予算案におけるこの資金の増額とも対応して、近来全国的に機運が高まりつつあります中小企業の工場団地の造成についても、これを助成するために、本制度による無利子の貸付を行ない得ることとし、なおまた、団地造……

第38回国会 衆議院本会議 第21号(1961/03/28、29期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました機械工業振興臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。  わが国の機械工業は、最近数年間に著しい発展を遂げ、今後わが国経済の高度成長をになう産業として最もその将来が期待されているのであります。しかしながら、現状においては、国際競争力はいまだきわめて弱体であり、今後進展を予想される貿易の自由化に備えて急速にその合理化及び近代化を促進する必要が痛感されているのであります。現行の機械工業振興臨時措置法は、昭和三十一年、五カ年間の限時立法として制定され、その間、基礎的な機械及び共通的な機械部品工……

第38回国会 衆議院本会議 第30号(1961/04/18、29期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました鉱工業技術研究組合法案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。  わが国経済の伸長と貿易の自由化に対処して生産性の向上が望まれております今日、その基礎となる鉱工業の技術水準を高めることは目下の急務でありますが、これがためには研究機関の充実が大切であることは申すまでもありません。しかるに、わが国の鉱工業技術に対する研究投資は、国際的比較においてもはなはだ僅少であるにもかかわらず、企業の乱立等により研究投資が分散し、あるいは試験研究が重複する傾向にある現状であります。  かかる実情にかんがみまして、研究投資の効率を高め、……

第38回国会 衆議院本会議 第33号(1961/04/25、29期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました工場立地の調査等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。  政府は、現行の工場立地の調査等に関する法律に基づいて、昭和三十三年度以降、工場適地の調査を行ない、工場または事業場の設置に関する助言を行なってきたのでありますが、最近における工場の新増設の動向は、依然として、特定の地域に対する過度集中等、工業の円滑な発展上好ましくない事態が見受けられますので、これが改善のために本法律案に所要の改正を行なう必要があるというのが、提案の趣旨であります。  改正の要点は、第一に、事業者が一定の地域……

第38回国会 衆議院本会議 第47号(1961/05/30、29期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題に追加されました割賦販売法案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。  割賦販売制度は近年急速な発展を遂げておりますが、他面、それに伴って種々の混乱や弊害も生じておりますので、その取引秩序を確立するための措置を講ずる必要があるというのが、提案の趣旨であります。  本案のおもなる内容について申し上げますと、第一に、割賦販売業者に指定商品の現金価格、割賦販売価格等を明示する義務並びに購入者に対して所定の書面を交付する義務等を課し、さらに、購入者を不当に不利な立場に置く契約条項は無効といたしたこと、第二に、主務大臣は、指定商品ごとに頭……

第40回国会 衆議院本会議 第14号(1962/02/22、29期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました商工組合中央金庫法等の一部を改正する法律案並びに中小企業信用保険法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。  中小企業金融の円滑化のためには、従来から政府関係金融機関の資金源の増強を通じて、中小企業向け資金量の増大をはかる施策と、中小企業信用保険公庫及び信用保証協会の強化による信用補完制度の充実をはかる施策とを中心とする対策が行なわれてきております。今回の二法案は、この二つの対策を一そう拡充する目的をもって提出されたものであります。  まず、商工組合中央金庫法等の一部を改正する法律案について申し……

第40回国会 衆議院本会議 第38号(1962/04/19、29期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果の概略を御報告申し上げます。  最近、景気の停滞等によるしわ寄せを下請事業者に転嫁しようとする親事業者の不公正な行為が増大しつつありますので、これを防止して、下請事業者の利益を一そう保護するため、本法をさらに強化する必要があるというのが、提案の理由であります。  この法案の概要は、親事業者がしてはならない事項として、不当な買いたたき、自社製品、手持原材料等の購入の強制及び報復措置の三つの事項を追加し、これに伴って関係規定に所要の改正を行なわんとするものでありま……

第43回国会 衆議院本会議 第23号(1963/05/16、29期、自由民主党)【政府役職:科学技術政務次官】

○政府委員(内田常雄君) 国産新技術開発の必要性につきましては、科学技術庁といたしましても、もちろんこれを重視するものでありまして、国立の試験研究機関あるいは理化学研究所など、特殊法人による試験研究の拡充につとめておりますとともに、国内の優秀な発明や新技術を実用化、工業化いたしますために、政府資金による新技術開発事業団の設立、その事業の強化、さらにはまた、発明実施化資金補助金制度の採用などの方途を講じてまいっておりますことは、板川君も御承知のとおりでございます。一方におきまして、政府と民間企業を合わせたわが国の試験研究費の投下額は、近年その増加の趨勢は著しいものがございまして、昭和三十六年度に……

第43回国会 衆議院本会議 第37号(1963/06/22、29期、自由民主党)【政府役職:科学技術政務次官】

○政府委員(内田常雄君) 科学技術庁関係におきましては、労働省と打ち合わせ計画のとおり、原子燃料公社におきまして本年度確実に採用する所存でございます。(拍手)

第43回国会 衆議院本会議 第42号(1963/06/28、29期、自由民主党)【政府役職:科学技術政務次官】

○政府委員(内田常雄君) 主要各国の原子力発電の現状は、現に稼働中のものに計画中のものを加えますと、米国が約二百万キロワット、英国が三百万キロワット等でございまして、わが国におきましては、現に建設中の東海発電所が十六万六千キロでございますけれども、昭和四十五年までには百万キロワットをこえる設備が完成する見込みでございます。  なお原子力発電のコストは、現状におきましては、日本ばかりでなしに、各国におきまして、重油専焼火力のコストよりも若干劣りますけれども、昭和四十五年くらいまでには重油専焼火力と大体匹敵するくらいに低下することが見込まれております。(拍手)


30期(1963/11/21〜)

第48回国会 衆議院本会議 第14号(1965/03/05、30期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました航空機工業振興法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過と結果を簡単に御報告申し上げます。  現行法は、航空機工業の振興をはかるため諸般の事項を規定したものでございまするが、日本航空機製造株式会社は、この法律に基づいて昭和三十四年に設立され、戦後初めての国産中型輸送機YS―11の設計、試作に成功して、近く本格的な量産、販売に入る段階となっております。  本会社は、これがための量産資金の大部分は政府保証の社債によって調達せざるを得ないのでありますが、現行法で定められた社債発行限度ではすでに発行余力に乏しく、今後の資金調達が困難となりま……

第48回国会 衆議院本会議 第19号(1965/03/18、30期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました高圧ガス取締法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  従来、高圧ガスの取り締まりは、ガスの加圧、充てん等の製造行為に対してきびしく、その反面、減圧を伴う消費行為に対しましてはゆるやかでありましたが、最近、高圧ガスを大量に消費する工場が急増し、大規模な事故の発生を見ておりますので、これらの消費についても規制を強化する必要を生じ、この理由に基づいて本改正案が提出されたのでございます。  改正内容を要約いたしますと、  第一点は、特定の高圧ガスの大量消費者に対する規制の強化でありまして、そのために消費施設……

第48回国会 衆議院本会議 第25号(1965/03/31、30期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました中小企業近代化資金助成法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  中小企業近代化資金助成法は、中小企業者の事業の共同化、工場、店舗の集団化または企業規模の適正化等による中小企業構造の高度化、並びに中小企業者の設備の近代化を推進するために資金的助成を行なう制度であります。この法律に基づきまして、昭和四十年度には、高度化のために六十七億円、設備近代化のために五十億円の国の予算が計上されており、これによって、高度化資金百四十三億円、設備近代化資金百七十七億円が、それぞれ無利子で中小企業者、協同組合等に貸し出さ……

第48回国会 衆議院本会議 第27号(1965/04/02、30期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました中小企業信用保険法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本案は、中小企業者、なかんずく小企業者は、その担保力が物的にも人的にも乏しい現状にかんがみ、担保の提供または保証人を要しないで信用保証協会の保証を推進することにより、小企業者の金融の円滑化をはかろうとするものであります。  改正の第一点は、小企業者であって一定の要件を備えているものについての無担保、無保証人による信用保証協会の保証に対する特別小口保険制度を創設し、小企業者一人について保険限度は三十万円、また、事故発生の場合のてん補率は、従来……

第48回国会 衆議院本会議 第29号(1965/04/08、30期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました中小企業投資育成株式会社法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。本案は、中小企業の自己資本の充実を促進し、ての健全な成長発展をはかるために、中小企業投資育成株式会社の機能を強化して、本会社設立の目的を十分達成できるようにしようとするものでありまして、改正の第一点は、中小企業投資育成会社の営む事業に転換社債の引き受け、転換社債の保有及び転換により発行された株式の保有を追加すること、第二点は、中小企業投資育成株式会社は、投資先企業の自己資本の充実を促進するため、特に必要がある場合には、通商産業大臣の承認……

第48回国会 衆議院本会議 第41号(1965/05/07、30期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告いたします。  本案は、最近における会社規模の拡大に伴い、会社の株式保有及び役員兼任の制限に関する規定を整備するとともに、公正取引委員会事務局の機構の拡充をはかるものでありまして、そのおもな内容は次のとおりであります。  第一は、株式所有報告書の提出義務を有する事業会社の総資産及び役員兼任について届け出義務を有する会社の総資産を、一億円をこえる現行法のたてまえから、五億円をこえるときに改めること、第二は、公正取引委員会事務局の地方支……

第48回国会 衆議院本会議 第45号(1965/05/17、30期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました総合エネルギー調査会設置法案について、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  総合エネルギー政策の確立は、近年におけるエネルギー事情の急激な変化に伴い、焦眉の急務であるにもかかわらず、従来、わが国のエネルギー政策は、各エネルギー産業の個別的な対策に重点が置かれ、総合エネルギー政策の観点からは必ずしも十分な体制とは言われないものがあります。  この見地において、本院においても、第四十六回国会において総合エネルギー政策に関する決議が行なわれたのでありますが、本案は、この決議に基づき提出されたものでありまして、そのおもなる内容は、第一に、……

第48回国会 衆議院本会議 第46号(1965/05/18、30期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました三案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案について申し上げます。  中小企業、特に下請企業の問題は、最近の経済情勢下においてきわめて深刻な様相を呈しており、本院においても、昨年末、中小企業の危機打開に関する決議が行なわれた次第であります。本案は、この決議の趣旨及び中小企業政策審議会下請小委員会の中間答申に基づき提出されたものでありまして、そのおもな内容は次のとおりであります。  第一は、下請代金の支払い期日は、親事業者が下請事業者の給付の内容について検査するかどらか……

第48回国会 衆議院本会議 第52号(1965/05/31、30期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました二法案について、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告いたします。  まず、海外経済協力基金法の一部を改正する法律案について申し上げます。  経済開発の途上にある東南アジア等の地域に対する経済協力の問題は、最近の国際経済環境においてますますその重要性を加えておりますが、これに伴い海外経済協力基金の業務を拡大する必要が生じております。本案は、かかる情勢に対処し、海外経済協力基金における資金調達の円滑化をはかる等の改正を行なうものでありまして、そのおもな内容は次のとおりであります。  第一は、この基金は、特に必要がある場合は、経済企画庁長官の認可を受け……

第51回国会 衆議院本会議 第5号(1965/12/25、30期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました中小企業信用保険法の一部を改正する法律案及び中小企業信用保険臨時措置法案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、両法案の内容について申し上げます。  第一に、中小企業信用保険法の一部を改正する法律案でありますが、中小企業の中でも特に信用力の乏しい零細企業者の金融を円満ならしめるため、一定の要件を備えた小企業者については無担保、無保証人によって信用保証協会が保証を行ない、これに対する保険制度として特別小口保険制度がさきに設けられましたことは御承知のとおりであります。  しかるに、小企業者を取り巻く最近の経済環境が一……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 衆議院本会議 第7号(1967/03/29、31期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました二つの法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  政府の説明によりますと、政府は、昭和四十二年度予算に関連して、別途税制改正に関する法律案を今国会に提出し、本年六月一日から実施しようとしているのでありますが、これら両法律案は、それぞれそれまでの過渡的な措置を講じようとするものであります。  まず、昭和四十二年分の給与所得等に係る所得税の源泉徴収の臨時特例に関する法律案は、本年四月一日から五月三十一日までの間に支払われる給与及び退職手当にかかる所得税の源泉徴収について、昭和四十二年度の税制改正による減税の効果をこの期間……

第55回国会 衆議院本会議 第14号(1967/05/18、31期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました法律案三件につきまして、大蔵委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、関税定率法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  この法律案は、最近における経済情勢の変化に対応するため、関税に関する次の諸点について相当広範囲な改正を行なおうとするものであります。  すなわち、第一は、関税率について必要な調整を行なうことでありまして、関税定率法及び関税暫定措置法を通じて四十八品目の実行税率を変更するとともに、暫定税率の適用期限が本年五月三十一日とされている九十四品目の適用期限をおおむね本年度末まで延長することといたしております。バナナ……

第55回国会 衆議院本会議 第16号(1967/05/25、31期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました税法改正案三件につきまして、大蔵委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  これらの法律案は、いずれも本年度における税制改正の一環をなすものでありますが、まず、所得税法の一部を改正する法律案について申し上げますと、この改正案におきましては、  第一に、所得税をかけられない所得の限度、すなわち、いわゆる課税最低限度の引き上げをはかるために、基礎控除、配偶者控除、扶養控除、給与所得控除など、控除金額の拡大を行ない、その結果、夫婦と子供三人のいわゆる標準世帯における給与所得者の課税最低限は、現在の年約六十三万円から七十四万円弱へと約十一万円近く引……

第55回国会 衆議院本会議 第18号(1967/05/29、31期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました印紙税法案につきまして、大蔵委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  この法律案は、印紙税の税率、免税点、課税範囲等、制度全般にわたって整備合理化をはかるため、かたかな文語体で書かれた現行の印紙税法の全文を改正しようとするものであります。  まず、税率及び免税点につきまして、所得及び物価水準の推移等を考慮して、定額税率については、原則として現行の二倍に、これに対応して免税点につきましても、原則として現行の二倍ないし三倍程度にそれぞれ引き上げております。  次に、制度を全般的に合理化し、課税対象を明確にするため、現行の網羅的課税方式を限定列……

第55回国会 衆議院本会議 第23号(1967/06/08、31期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  この法律案は、ただいま可決されました昭和四十二年度における地方財政の特別措置に関する法律案によりまして、本年度において地方公共団体に交付される臨時地方財政交付金百二十億円を交付税及び譲与税配付金特別会計において経理するために、その受け払いについての規定を特別会計法に追加するものであります。  この法律案に対しましては、去る六月二日、質疑を終了し、討論を行ないましたところ、日本社会党を代表して広瀬秀吉君よりは、地方財政に関する政……

第55回国会 衆議院本会議 第29号(1967/06/23、31期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました石油ガス税法の一部を改正する法律案につきまして、大蔵委員会の審査の報告を申し上げます。  石油ガス税の基本税率は、一キログラム十七円五十銭でありますが、一昨年、本税法制定の際、新規課税による負担の激変を避ける等の趣旨から、国会修正によりまして、暫定措置として段階的な軽減税率が設けられたのでありまして、現在の軽減税率は、本年十二月末日までを期限として、一キログラム十円ということになっております。本案は、この軽減税率の適用期限をなお二年間延長して、昭和四十四年十二月三十一日まで十円のまま据え置こうとするものであります。  本案につきましては、審査の結果、昨二十……

第55回国会 衆議院本会議 第37号(1967/07/11、31期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました法律案二件のうち、まず、証券投資信託法の一部を改正する法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  この法律案は、最近における証券投資信託の実情にかんがみまして、受益者の保護を徹底するとともに、証券市場の健全な発展に資するため、次の諸点について改正を行なおうとするものであります。  すなわち、まず、委託会社の受益者に対する責任を明らかにするとともに、委託会社がその運用の指図を行なう信託財産相互間において一定の有価証券の取引を行なうこと、及び同一法人の発行にかかる同一種類の有価証券を一定の割合を越えて取得すること等、受益……

第55回国会 衆議院本会議 第42号(1967/07/19、31期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました国債整理基金特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  この法律案は、昨年十二月の財政制度審議会の報告の趣旨に沿って、国債発行に伴う減債制度の整備改善をはかるためのものでありまして、その内容の大要は、  第一に、国債の元金償還に充てるべき資金の定率による繰り入れの制度を復活し、前年度初めにおける国債総額の百分の一・六に相当する金額を、毎年度一般会計または特別会計から国債整理基金特別会計に繰り入れること  第二には、この定率による繰り入れと別に、財政法第六条の規定による一般会計剰余金の二分の一……

第55回国会 衆議院本会議 第44号(1967/07/21、31期、自由民主党)

○内田常雄君 ただいま議題となりました法律案四件につきまして、大蔵委員会における審査の大要を御報告申し上げます。  四案は、いずれもさきに参議院で可決され、本院に送付されたものであります。  まず、通関業法案でありますが、この法律案は、最近における貿易量の増大等に対処して、現行の税関貨物取扱人法の全文を改正して、その名称を通関業法に改めるものでありまして、本案につきましては村山喜一君より日本社会党を代表して反対の討論が行なわれましたが、採決の結果、本案は多数をもって原案のとおり可決となりました。  次は、資産再評価法の一部を改正する法律案でありますが、この法律案は、株式会社または有限会社の再評……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 衆議院本会議 第5号(1970/02/18、32期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(内田常雄君) 社会福祉重視の問題でございますけれども、生活保護世帯とか、あるいは老人、身体障害者など、社会の恵まれない人々に対する福祉政策の充実につきましては、これまでの高度経済成長政策の実績とともに、今後わが国の社会構造の変動ということも考えまして、格段の努力を厚生大臣としても行なってまいるつもりでございます。  明年度の予算におきましても、社会福祉費につきましては、一般会計予算の伸びを相当上回る充実を期しておりますばかりでなしに、各部門につきましても、きめのこまかい配慮をいたしておるのでございます。  たとえば、生活保護基準につきましても、前年度を上回る引き上げをはかっておりま……

第63回国会 衆議院本会議 第10号(1970/03/17、32期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(内田常雄君) 山本さんから御意見がありました国民健康保険の諸問題につきましては、目下関係の審議会において審議中の医療保険制度の抜本改正の中において、その合理的改善を期しておるところでございまして、私といたしましてもこれが実施の促進をはかってまいる所存でございます。  また、御指摘の老人医療の問題につきましても、その一環として対応してまいることにいたしております。  国保の保健婦の確保、充実、またそのための処遇の改善につきましては、その保健婦の方々の役割りにかんがみまして、今後とも努力をいたしてまいる所存でございます。  無医地域ないしは僻地医療対策の問題につきましては、これまでやっ……

第63回国会 衆議院本会議 第15号(1970/04/02、32期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(内田常雄君) 僻地医療の重要性につきましては、田中議員から御指摘のとおりでございまして、私どもといたしましても、かねてよりこの僻地診療所の年次計画による整備をいたしておりますけれども、近来山村の道路などもよくなりました事情をも取り入れまして、巡回診療車でありますとか、あるいは患者輸送車というようなものの整備にさらに力を注いでおります。  また、巡回診療車の運営費のようなものも、本年度から新たに助成の対象にいたしましたが、そういうことをいたしましても医者が足りない実情でございますので、これは国立病院のお医者さんを、チームをつくって、でき得る限り僻地のほうに定期的に派遣をするというよう……

第63回国会 衆議院本会議 第21号(1970/04/23、32期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(内田常雄君) 国民健康保険の医療費に対する国庫負担につきましては、いろいろ議論もございましたが、土井さん御承知のとおり、とどのつまりは四五%を国が負担するという、その本則を本年も堅持いたしてまいりました。  また、事務費の公共団体における超過負担につきましては、ただいま自治大臣から御説明がございましたとおり、昭和四十三年度以降本年まで三カ年計画をもちまして、通例の事務に要する経費につきましては、この超過負担を解消することにいたして、予算を組んでおる次第でございます。  老人医療のお尋ねがございましたが、現在におきましても、老人の健康診査とか、あるいは白内障の手術などにつきましては、……

第64回国会 衆議院本会議 第5号(1970/12/03、32期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(内田常雄君) 亜硫酸ガスなどの硫黄酸化物の環境基準が設けられましたのは、島本さん御承知のとおり、昨年の二月でございましたが、その当時設けられた環境基準を超過いたしておりました地区は、全国で東京、大阪、四日市など十九都市でございましたが、昨年中にこのうち改善されました地区が、千葉、釜石など四都市がございましたが、しかし残念ながら、新たに札幌、名古屋、富士などの十七都市が環境基準を越えるような私のほうの計算が出てきております。これは、当該地区における汚染度の進行ももちろん私あると思いますが、他面、指定地域を私どものほうでだんだん拡大をいたしまして、これらの地域に測定器を設けることになり……

第65回国会 衆議院本会議 第5号(1971/02/05、32期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(内田常雄君) 華山さんから、薬の広告費が大き過ぎるという御意見でございましたが、このことにつきましては、総理大臣からもただいま御答弁がございましたとおり、また、当院の決算委員会からも御意見がございまして、昨年の六月に、法律に基づきまする規制のほかに、医薬品等の広告適正化基準というものを私どものほうでつくりまして、それを業界の指導の指針といたし、業界はまた、これを受けまして、広告自粛のあの規制案をつくってこれまでやってまいってきております。  いろいろ御批判はあるようでございまして、私どものほうでも、これからさらに一そうこの指導強化の体制をとってまいりますが、ただ、昨年さような指導を……

第65回国会 衆議院本会議 第11号(1971/02/25、32期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(内田常雄君) 児童手当法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  御承知のように、児童手当制度はわが国社会保障制度の中でいまだ実現を見ていない唯一の制度であり、次代の社会をになう児童の育成の場である家庭の生活を安定させ、児童の健全な育成と資質の向上をはかるためには、この制度の創設がかねてより懸案となっておりました。  特に、今後において老齢化が予測されるわが国の人口構成を考えますとき、将来の高齢化社会をささえていくこととなる児童の健全な育成と資質の向上をはかることは、わが国が将来にわたって活力にあふれた社会として発展を続けていくために、今日においてとるべき緊急の課題といわな……

第65回国会 衆議院本会議 第15号(1971/03/09、32期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(内田常雄君) 私に対する後藤さんお尋ねは、老齢年金の充実についての考え方でございまして、ただいま、大筋につきましては、総理大臣からお話がございましたとおりでございます。  御存じのように、十年前に国民年金ができまして、厚生年金等と並んで、わが国は国民皆保険の制度が確立をされましたけれども、先ほど総理も言及されましたけれども、わが国の老齢人口というものが、西欧諸国に比べますと、現在のところはまだ半分ぐらいでありますこと、また、この年金制度ができましてからようやく十年たったばかりでありまして、国民年金の拠出制の年金は、ことしからようやく経過的なものが支給されるというような段階になりまし……

第65回国会 衆議院本会議 第19号(1971/03/19、32期、自由民主党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(内田常雄君) 健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  医療保険制度の抜本改正につきましては、つとにその必要性が指摘され、政府といたしましても、鋭意検討を進めてまいったところでありまして、一昨年、すなわち昭和四十四年に、社会保険審議会及び社会保障制度審議会に抜本改正の諮問を行なったところであります。しかしながら、御承知のとおり、この問題はきわめて広範多岐にわたるため、両審議会の熱心な御審議にもかかわらず、なおその結論を得るに至っておりません。  しかしながら、政府といたしましては、さきの本法改正の際、二年後には抜本改正の第一歩に着手すべき旨を……


33期(1972/12/10〜)

第72回国会 衆議院本会議 第8号(1974/01/21、33期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(内田常雄君) 第七十二回国会の再開にあたりまして、私は、物価の異常な上昇をはじめ激動する現下の経済情勢と、これに対処する基本的な考え方を明らかにし、国民の皆さまの御理解と御協力を得たいと存じます。  いま、世界経済にとっても、日本経済にとっても、一つの時代が終わり、新しい時代が始まろうとしております。  国際的には、IMFを中心とする通貨体制が動揺するなど、戦後の繁栄をささえてきた世界経済の秩序は、混迷の時期に逢着しております。  加えて、近年世界的に深刻化している公害等環境破壊の問題並びに石油をはじめとする天然資源の有限性に対する認識は、われわれが、生産力の拡大に制約のあるグロー……

第72回国会 衆議院本会議 第15号(1974/02/28、33期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(内田常雄君) 物資、物価等の取り締まりに関連いたしまして、さきの法令で地方公共団体に委任をいたしました職務に関連する所要経費の交付でございますが、小川さん仰せのとおり、昭和四十九年度におきましては、経済企画庁に一応五十億円の予算を計上いたしております。これを四十八年度、すなわち、この一月から三月までにおける各公共団体等の活動並びにそれに要した経費の実績等にかんがみまして、通産省、農林省あるいは厚生省等に私どものほうから移しかえをして地方に交付をするわけでございますが、この金額は私どもは一応妥当な金額だとは考えますけれども、今後四十九年度中に特定物資、指定物資等の増加の状況にも関連を……

第72回国会 衆議院本会議 第30号(1974/05/14、33期、自由民主党)【政府役職:経済企画庁長官】

○国務大臣(内田常雄君) 地球上の気象条件の不安定性とか、あるいは人口増加等の諸事情から考えまして、国民の主要食糧について、国内生産が適当なものは国内資源を有効に活用するという見地からも、極力自給度の維持、向上をはかるべき必要のありますことにつきましては、総理大臣からもお答えがございましたが、私は、総理大臣とともに、また井上さんと同じ考え方に立つものでございます。  また、食糧問題について、御意見がありましたように、別に白書を出すことにつきましては、ただいま農林大臣からも御発言がございましたが、今回の農業の動向に関する年次報告が食糧白書的の性格を持っていることもありますので、その取り扱いにつき……

第76回国会 衆議院本会議 第4号(1975/09/18、33期、自由民主党)

○内田常雄君 私は、自由民主党を代表して、三木内閣総理大臣の所信表明演説に関連し、意見を交えながら、政府に対して若干の質問を行うものであります。(拍手)  三木内閣総理大臣は、所信表明演説の冒頭において、重大局面にある日本経済の現状認識を述べられました。私は、その時局認識において総理大臣と見解を異にするものではありません。すなわち、物価は政府の一貫した政策努力と国民の協力と隠忍とによって狂乱状態がおさまり、すでに鎮静の方向をたどっておりますことは、総理の述べられたとおりであります。  わが国の卸売物価は、いまでは世界じゅうの優等生になっております。消費者物価も、総理の言明されるとおり、明年三月……


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ページ更新日:2024/11/21
データ入手日:2024/10/20

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