大橋忠一衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○大橋忠一君 去る二月四日、韓国側によるわが第一大邦丸の漁撈長瀬戸重次郎氏を射殺いたしましたる事件は、その影響するところまことに重大でありまして、もしもこれを放置しておきますならば、韓国周辺のあの豊富なる漁場は、韓国のために奪取せられるおそれがあるのであります。従いまして、これは、ただ単に一人の日本人の漁夫が殺されたというような小さな問題ではないのであります。詳しいことは時間がないから説明いたしません。 外務省は、これに対して、韓国側と交渉を開始するということを言つておりますが、私の考えでは、こういう相手に対して口先でもつて交渉したところが、とうていらちの明くものじやないと思つておるのであり……
○大橋忠一君 最近出光興産が、イランより、その持船日章丸を使用いたしまして、一万五千トンの石油を輸入いたしましたことは、わが国の業界を刺激すると同時に、世界的にも波紋を投げました。これは、これがために安いイランの石油が日本に入つて参りまして、そうして日本の石油の値段が下るいうことと、さらに、この問題が近東の火薬庫と見られておるイラン問題の核心に触れておるからであります。 世界の石油値段は、強大な国際カルテルによつてきめられておつて、彼らはこれによつて莫大な利益を得ておりまするが、イラン石油の輸入は、少くともわが国に関する限り、彼らの横暴にブレーキをかけ、石油値段を低下ぜしめ、わが国消費者を益……
○大橋忠一君 ただいま議題となりました、日本国とイタリアとの間の文化協定の批准について承認を求めるの件、日本国とメキシコ合衆国との間の文化協定の批准について承認を求めるの件及び日本国とタイとの間の文化協定の批准について承認を求めるの件の三件につきまして、外務委員会における審査の経過及び結果について一括して御報告申し上げます。 まず、わが国とイタリアとの間には戦前文化的協力に関する協定が存在していましたが、第二次大戦後、両国間の文化交流が再び活発になるに従い、現実の状態に即した新たな文化協定を締結する要望が両国政府の間で漸次高まった結果、昭和二十八年一月から具体的交渉を始めまして、昨年五月に両……
○大橋忠一君 私は、これから、民主党を代表いたしまして、農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結に賛成する理由を簡単に述べたいと思います。 本協定は、昨年度のMSAに基く協定とは違いまして、昨年新たにできました農産物貿易の促進及び援助に関する法律に基く経済的の協定であります。この協定により、わが国は八千五百万ドルまでのアメリカ農産物を購入することになりますが、同時に、わが国学校児童の福祉計画を拡大するため、一千五百万ドルに上る余剰農産物の贈与を受けることとなるのであります。この八千五百万ドルを見返りとしてわが国に積み立てられたる資金のうち、三割は駐留米軍が使用し、七割は電源開発……
○大橋忠一君 ただいま議題となりました日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法の一部を改正する法律案につきまして、外務委員会における審議の経過及び結果を報告申し上げます。 わが国は、昨年五月、国会の承認を得まして、日本国に対する合衆国艦艇の貸与に関する協定を締結し、すでに艦艇の受領を開始しておりますが、その協定中には、これより先に締結されました日米相互防衛援助協定及び日米船舶貸借協定の場合と同様に、貸与された艦艇について所要の秘密保護の措置を講ずべきことが規定されているのであります。しかるに、ただいま述べました二協定に関する秘密保護の措置につきましては、すでに昨年五月、日米相互防衛援助協定等に……
○大橋忠一君 ただいま議題となりました二案件につきまして、外務委員会における審議の経過及び結果を御報告申し上げます。 第一のガット議定書につき申し述べますれば、わが国は、一昨年の仮加入宣言によりまして、ガットへの暫定的な参加を行なっておりますが、本年二月からジュネーヴにおいてガット加入の前提となるべきわが国と関係国との関税交渉が開かれておりまして、その妥結の結果、今回のわが国の加入条件を定める議定書が作成され、わが国は六月七日率先署名を了し、続いて米国、カナダ等合計十四カ国の署名を了しました。この議定書の発効によりまして、わが国は、ガット上の関係に入ることを望む国から、その国が現在まで行なっ……
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