古井喜実衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○古井喜實君 私は、改進党を代表いたしまして、ただいま議題となりました、わが党提出にかかる予算三案に対する組みかえ要求の動議について、その趣旨弁明をいたしたいと存じます。 組みかえ要求の内容、要旨は次の通りであります。 まず一般会計歳出について、第一に、消費者米価を現行の通りすえ置くこととし、これがため要する経費に対し一般会計から六十億繰入れることとして、その金額を一般会計に増額計上すること、第二に、給与ベースの引上げは消費者米価のすえ置き、後に述べる減税の断行等とにらみ合せ、かつ二十九年度予算について確たる見通しを立てた上これを行う趣旨において、この際これを見送ることとし、これがため要す……
○古井喜實君 提案者の一人といたしましてお答えを申し上げます。 第一に、先ほど提案者清瀬一郎氏のお使いになった言葉が不穏当であったという点についてお尋ねがございました。この点につきましては、すでに御自身お取り消しになっておることでございますから、これによって御了承を願いたいと存じます。 第二番目は、現行の憲法は占領治下において短時日の間に作られたものであるから改正しなければならぬというのであるならば、一般の法令でもそうではないか、政治の秩序が破壊されるのではないかという意味の御質問でございました。現行の憲法ができます際に、短時日の間にこの案が進められたことは、おおえない事実でございます。国……
○国務大臣(古井喜實君) まず、国民健康保険の内容改善の問題であります。今年度をもって皆保険態勢が整うわけでありますけれども、国保の内容に至りましては、お話にもありましたように、不十分な点がたくさん残っておると思います。お話の給付率の問題につきましても、今後、結核とか精神病とかだけに限らず、また、世帯主だけに限らず、もっと広く、できるだけ早く給付率の引き上げをいたさなければならぬものだと思うのであります。漸進的に、同時にまた、できるだけのスピードで改善をはかっていきたいと思います。 次に、医療費の引き上げと国保財政との関係であります。国保財政は従来から窮屈であるわけでありますが、それに、今回……
○国務大臣(古井喜實君) 農村における医療機関の普及整備の問題、環境衛生の改善の問題、婦人労働の軽減の問題等についでお尋ねを受けました。医療機関の普及整備の問題でありますが、特に僻地におきます医療機関の整備は、何年来かやってきておるわけでありますけれども、まだ十分行き届くというところまではいっておりません。従いまして、三十六年度におきましても、さらに三十八カ所、少なくとも僻地の診療機関を整備したいと思います。特別僻地という、特に不便な場所におきましては、医療機関というわけにもいきませんので、今度は巡回診療所とか巡回診療船まで三十六年度に考えていこうというわけでありまして、できるだけ努力をしてい……
○国務大臣(古井喜實君) 国民年金法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 国民年金法は昭和三十四年の第三十一回国会において成立いたし、福祉年金の支給に関する部分は同年十一月から実施されたのでありますが、拠出年金に関する部分は昭和三十五年十月からその適用事務が開始され、本年四月から保険料納付が開始されることになり、これによって、この制度が全面的に実施される運びになる次第であります。 国民年金制度は、すでに御案内のごとく、社会保障制度審議会における全会一致の答申に基づいて策定されたものでありますが、これに対し、各方面から種々改善の要望が寄せられたのであります。政府……
○国務大臣(古井喜實君) 航空機購入をめぐる疑惑問題等の再発防止対策についてお答えを申し上げます。 これにつきましては、まずもって発生した事案の真相を究明して、これに対して厳正な処理をすることが将来への最善の防止対策であるという観点から、法務、検察といたしましてはできるだけの努力を尽くしたつもりでおります。しかし、今回の処理については、国民の間に割り切れない気持ちを残したことも覆えないと思っております。考えてみなければならぬと思います。 たまたま本日の閣議におきまして、先ほども総理が言われましたように、防止対策のために閣僚及び閣外の有識者をもって協議会をつくって、ここで真剣に討議しようとい……
○古井喜實君 このたび、永年勤続のゆえをもって、不肖私に対し、表彰の御決議を賜りました。身に余る光栄であり、感激の至りであります。 不敏な私が、大過なく今日を迎えましたのは、諸先輩を初め、同僚友人の各位、並びに郷党の皆様方の御懇情、それと、天は見捨て賜ず、すなわち天帝の御加護のたまものであります。ここに謹んで御礼を申し上げます。(拍手) 本日は、私にとって二度とない機会でありますので、一言申し添えさせていただきます。 今日まで二十数年の政治生活の間、私は一つのモットーを唱え続けました。それは「政治家は貧しく、国民は豊かに」というものであります。しかるところ、政治の現実においては、いうとこ……
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