重政誠之衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○重政誠之君 私は、自由党を代表いたしまして、ただいま議題となつております政府提出の昭和二十八年度の予算各案に対して賛成をいたし、場野党三派がそれぞれ提出をいたしております修正案並びに組みかえ要求の動議に対し反対の意を表明せんといたすものであります。(拍手) 私が政府提出の予算各案に賛成をいたします理由は、本予算は自主的かつ民主的に編成をせられ、ドツジ方式の修正はもとより、わが党がさきに公約をいたしました十大政策も、ことごとくこれを予算化いたしておるのであります。大局的に見れば、本予算は、現下の国際情勢に即応してわが産業経済の発展促進をはかり、かつ民生の安定をはかるにふさわしい建設的、積極的……
○重政誠之君 予算委員会の経過並びに結果を御報告いたします。詳細は速記録に譲ります。 本予算審議に際し最も論議をされました点は、外交に関しては、一、中ソとの国交調整の問題であります。第二に、ウラニウムに関する日米協定の問題であります。第三は、防衛分担金削減交渉の経緯と日米共同声明に関する政府の責任に関する問題であります。第四は、安保条約及び原水爆貯蔵に関する問題等であります。内政に関しましては、経済六カ年計画の内容、防衛六カ年計画の内容、一兆円堅持の理由、日中貿易促進の問題、財政投融資と景気政策、社会保障及び失業対策等の諸問題であったのであります。 予算委員会は、質疑応答を重ねますこと一カ……
○国務大臣(重政誠之君) お答え申し上げます。 御承知の通りに農業基本法は新農政への方向づけであります。いわば、新しい農政への道しるべとも申すべきものであろうと思うのであります。従って、昨年六月にこの法律が制定になりまして、直ちにすべての面にその実効が現われるというわけには参らないと思うのであります。農林省といたしましては、すでに構造改善の事業でありますとか、あるいは流通機構の改善の問題、あるいは価格安定の施策というようなものにつきましては、それぞれできるだけ具体的に施策を進めて参っておるのであります。どうぞ、しばらくの間、時間をおかしをいただきたいと思います。(拍手)
○国務大臣(重政誠之君) 農林関係物資の自由化問題について、一々、バナナ、レモン、畜産物加工品その他物資の名前をあげて御質問でございましたが、これらは物資別に現在慎重に検討をいたしております。近く明確な御答弁をすることができると思うのでありまするが、大体におきまして貿易の自由化は世界の大勢であり、また、わが内閣の方針でありますから、さきに閣議で決定をせられました十月から自由化する品目は、原則としてこれをやるという建前におきまして、検討をいたしておるのでありますが、しかし、自由化をしたために、農業に対して非常な影響があり、あるいはまた、中小企業方面に対して、非常な影響があるというようなものは、も……
○国務大臣(重政誠之君) 鉱害をこうむっております農用地の復旧についての御質問であったと思うのでありますが、御承知の通りに、農地で鉱害をこうむっております面積は、約七千町歩もあるのであります。これの復旧につきましては、今年度におきましても、約十三億円程度の予算を計上いたしまして、その復旧をいたしておるわけでありますが、今回の産炭地の振興対策に関連をいたしましても、さらにこの復旧の速度を早め、通産当局、大蔵当局とも御協議の上、すみやかに災害の農地の復旧をいたすつもりでおる次第であります。 なお、この際特につけ加えて申し上げておきますが、鉱業権者が無資力であるとか、あるいは不存在の場合におきまし……
○国務大臣(重政誠之君) 去る十日の本会議における勝間田清一君の質問に対する私の答弁中、「全額を国庫で負担をいたして復旧することになっております。」と申しましたのは、「全額を国及び県で負担して復旧することになっております。」との誤りでありまして、まことに申しわけありません。ここに訂正させていただきます。(拍手)
○国務大臣(重政誠之君) お答えを申し上げます。 農村の青少年に離村の傾向があることについての御心配の御質問でございましたが、次代の農業経営をになうところの青少年が多く離村をするということにつきましては、十分に私も重視をいたして、心配もいたしておるのでございます。これは何といたしましても農村における環境の整備ということもあるのでありましょうが、最も重要なことは、やはり農業の経営について青少年諸君に希望を持たすことが最も重要なことであると思うのであります。すなわち、農業所得が何といっても漸次増加をする、それからさらに、経営の近代化をやっていきますというと、なるほど農業経営というものは将来希望が……
○国務大臣(重政誠之君) 先般国会に提出いたしました昭和三十七年度農業の動向に関する年次報告及び昭和三十八年度に講じようとする農業施策について、その概要を御説明いたします。 申すまでもなく、これらの報告及び文書は、それぞれ農業基本法第六条及び第七条に基づいて政府が毎年国会に提出するものの三十七年度分であります。 まず、昭和三十七年度農業の動向に関する年次報告について御説明いたします。 この年次報告は、「第一部農業の動向」と、「第二部 農業に関して講じた施策」に分かれております。「第一部農業の動向」においては、農業基本法の趣旨に沿い、農業の生産性及び農業従事者の生活水準の動向を中心課題とし……
○国務大臣(重政誠之君) 甘味資源特別措置法案につきまして、その提案趣旨を御説明申し上げます。 甘味資源の生産の振興につきましては、昭和二十八年以来てん菜生産振興臨時措置法に基づき、寒地におけるてん菜の生産振興のための措置を講じてきたところであり、また、昭和三十四年には甘味資源自給力強化総合対策として、国内産糖製造事業の自立基盤を確立するため、砂糖の関税及び消費税の振りかえを行なうとともに、日本てん菜振興会を設立して試験研究の拡充強化をはかる等の諸般の措置を講じてきたところであります。 寒地てん菜につきましては、近年天候その他の理由によって若干停滞の気味にあるものの、今後の伸長を期待し得る……
○国務大臣(重政誠之君) 御質問の第一点は、天災融資法の適用についてであったと思うのでありますが、ただいま統計調査部におきまして災害の調査を実行しております。来月の初旬にはその結果がまとまると思うのでありますが、その結果によりまして天災融資法の適用につきましては善処をいたしたいと考えておる次第であります。 なお、自作農維持資金につきましてもそのワクの拡大をはかるべきであるという御質疑でございましたが、これは統計調査部の災害調査を待ちまして、天災融資法の運用とも相まちましてそのワクをできるだけ広げてまいりたい、こういうふうに考えておる次第であります。 さらに、農業協同組合等の肥料代金あるいは……
○国務大臣(重政誠之君) 総理大臣、外務大臣からそれぞれ御答弁がございましたので、これにつけ加えるものは何ものもないわけであります。ただ日米加漁業条約の改定の問題に関しましては、総理大臣の御答弁にもございましたとおりに、抑止原則を廃止するという原則に立ちまして交渉を進めることと相なっておるわけであります。その形式がどうだとか、いろいろその内容についての御意見もあったようでありますが、何ぶんこれは交渉中のことでございますから、その詳細につきましてはしばらく御遠慮さしていただきたいと思うのであります。 それから、これは私に対する御質問ではなかったのでありますが、私なり外務大臣が代表団になぜ加わら……
○国務大臣(重政誠之君) 仮谷さんの御指摘になりましたとおりに、今回の長雨による被害は、史上まれに見る大被害であります。現在、二十数府県からの知事の報告によりましても、総額三百九十億をこえるという被害の状況でございます。農林省といたしましては、各地方の統計事務所を督励いたしましてその被害の状況の把握につとめておりますが、五月一日に調査をいたし、さらに五月十五日に調査をいたしましても、普通の場合と違いまして、どうもわかりません。そこで、六月一日現在におきましてその被害の調査をいたしております。六月の二十日ごろには、その全貌を把握することができると考えておるのであります。現在、私どもの勘によって考……
○国務大臣(重政誠之君) ただいま長雨等による農作物等の被害に対する緊急措置に関する決議がございましたが、政府といたしましては、決議の御趣旨を尊重いたし、被害農家の救援と農業再生産の確保のため、全力をあげて対処いたし、緊急措置の迅速な実現に万遺憾なきを期する所存でございます。(拍手)
○国務大臣(重政誠之君) お答えを申し上げます。 農村の季節労務者は、従来職業安定所等を通じて民間企業等に就職しております。今回の法の改正がありましても、おおむね従前同様、職業安定所を通じて民間企業等に就職できるものと考えております。なお、労働省とも十分連絡をとりまして、万遺憾なきを期したいと考えます。 第二の御質問に対してお答えを申し上げます。長雨等の災害対策につきましては、先般本議場におきましても詳細御答弁を申し上げましたとおりでありますが、被害農家の救済等、農業再生産の確保のため、政府といたしましては万全の措置を講じ、万遺憾なきを期する所存でございます。なお、農業者で季節的に農外就労……
○国務大臣(重政誠之君) 地方農政局及び営林局の長は今回の地方行政連絡会議に参加をせしめるつもりでおります。
地方農政局等の権限を地方公共団体に移管することにつきましては、現在のところはそういうことを考えておりませんが、臨時行政調査会等の検討とも相まちまして、さらに検討いたすつもりであります。(拍手)
【次の発言】 いろいろ御質疑がございましたが、おおむね詳細委員会において答弁をいたしたところでありますから、きわめて簡単に申し上げます。
第一の、今回の法律の性格については、ただいま総理から御答弁せられたとおりでありまして、製糖工業を主に考え、原料生産のほうを従に考えるなどということは、どこ……
○国務大臣(重政誠之君) 農地改革は合憲的なものである、これは先般最高裁においても裏書きをせられたものでありまして、この農地改革の政策は、私は農村の振興のために、農村の安定のために、きわめて重大ないい効果を及ぼしたものと考えておるものであります。ただしかし、強制買収の行使をせられたために、旧地主の中には、あるいは生計に窮する者もあったし、あるいはその生業を継続するに困るというような者もあると思うのであります。それらに対しまして、今回の法案によりまして、あるいは生業資金を与える等の措置を講ずることは、政府としては当然とるべきあたたかい政策であると考えるものであります。(拍手)
○国務大臣(重政誠之君) 学長の認命権等について、すでに内閣総理大臣が御答弁になりましたが、全くそのとおりに私考えております。(拍手)
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