小松幹衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○小松幹君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本住宅公団法について、以下二、三の意見を述べて反対いたすものであります。 もちろん、われわれといたしましても、国民の渇望する住宅建設に対し、熾烈なる熱意こそ持て、それについて何らの反対をいたすものでもございません。しかしながら、政府が提案している日本住宅公団法は、わずかな民間資本導入のために新たな公団組織を設け、いたずらに重複する住宅建設機構を作り、しかも、結果として四千円以上の高い家賃と、狭い十二坪住宅を建設しようとする計画であるがゆえに、反対いたすものでございます。(拍手) 現在、住宅建設は公営住宅、公庫住宅、勤……
○小松幹君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました、政府提出、昭和三十二年度一般会計予算補正及び特別会計予算補正、政府関係機関予算補正三案に対し、社会党提出の同予算補正三案の編成かえを求めるの動議に賛成の討論をいたすものであります。(拍手) 政府は、このたび一般会計予算の補正をするに当って、予算総則において、国際復興開発銀行等よりの借款のために、債務保証の限度をきめただけにすぎないのであります。他の内政費用を一つも予算補正しておらないのでございます。このような形式的かつ内容のない予算補正には、われわれはとうてい納得せないのであります。国民の期待と衆望を集めて開かれた今次の臨時国……
○小松幹君 私は、日本社会党を代表して、ただいま政府より提案説明されました昭和三十三年度一般会計予算補正並びに昭和三十三年度特別会計予算補正の両案について、若干の質疑を試みたいと思います。(拍手) 政府がおくればせながら本年度災害について復旧予算を計上しましたことはもとより当然なことでありますが、しかしながら、依然として今日深まりつつある現下の不況に対して、この実態を無視し、不況対策予算を計上していないところに、まことに遺憾の意を表するものであります。(拍手) 政府は、九月九日、本年度下期経済見通しを発表いたしましたが、この見通しによれば、本年度の経済は昭和三十三年度当初予算をこしらえ、当……
○小松幹君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となっております昭和三十五年度一般会計予算補正(第1号)及び特別会計予算補正(特第1号)に対して、政府原案並びに民社党案に反対し、わが党提出にかかる組み替え動議に賛成の討論を行ないたいと思います。(拍手) 討論に先だって、まず、池田内閣の経済政策を、勤労国民の立場から少し批判してみたいと思います。 池田内閣は、所得倍増、経済成長を一枚看板としておりますが、その強力な推進をはかっているにもかかわらず、その政策は、むしろ、国民所得の格差を増大し、貧富の差をますます拡大しております。そういう経済政策をやっているわけであります。結果としてどういうこ……
○小松幹君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております政府提出昭和三十七年度一般会計予算等三案に反対し、社会党より提出されております政府原案の撤回と編成替えを求める動議に賛成の討論をいたしたいと存じます。(拍手) まず、政府提出予算案について申し上げる前に、この予算案の背景となっております池田内閣の経済政策の欠陥を指摘し、現在何がゆえに日本経済が混迷と危機に陥っているかを明らかにいたしたいと思うのでございます。(拍手) 現在、政府は高度成長政策の旗をおろすこともできず、だからといって真正面から高度成長だと大上段に積極政策を打ち出す自信もなく、ただ心ひそかに所得倍増計画に執着を……
○小松幹君 私は、日本社会党を代表して、今回日銀によって実施された公定歩合の引き上げに伴う政府の考え方をただすとともに、今日の日本経済の問題点をあげて、政府の具体的な施策をお伺いいたしたいと思うのであります。 公定歩合の引き上げについては、金利を国際水準にさや寄せするという見地から、池田内閣は常に一貫して、一律的金融引き締めはしないと、こう言い切ってまいりました。公定歩合を上げて一律的引き締めをするというよりも、選別融資等によって量的規制をもって実施しようとする策をとってまいったのでありますが、衆参両院の予算委員会の総理並びに大蔵大臣の発言も、この線に沿って、一律的引き締めはしないということ……
○小松幹君 私は、日本社会党を代表して、ただいま趣旨説明のありました政治資金規正法について、以下数点にわたって、総理並びに関係大臣に質問をいたしたいと思います。(拍手) まず、冒頭、政界浄化の理想を放棄した佐藤総理大臣にお尋ねいたします。 このたびの政府提出政治資金規正法案は、自民党の党利党略をむき出しにした、政治献金奨励法となって提出されております。(拍手)これは、本来の規正法の精神に逆行し、世論に挑戦してきたようなものでございます。このもと起こしであった選挙制度審議会の答申の精神も無視しておる悪法になってしまっておるわけであります。この法案を見ますと、答申の線は全くくずれ去り、先般ハゲ……
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