山本勝市衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○山本勝市君 自由党を代表いたしまして、提案されましたいわゆる七月暫定予算につきまして、政府の原案並びにこれが編成がえを要求する動議に対するわが党の見解を表明いたします。 まず八百板正君以下十五名の提案されました編成換え要求の動議に対しましては、わが党は、政策の根本的基調を異にするという理由によつて反対いたします。 政府の提出地足しましたいわゆる七月暫定予算の原案に対しましては、結論を申しますと賛成をいたしまするけれども、しかしながら、われわれが六月の暫定予算に対して取りました態度と同様に、きわめて不満な点があるということを申し上げておきたいのであります。 第一に、何よりも不満なことは、……
○山本勝市君 自由党を代表して、上程せられました独占禁止法の一部改正法案について、委員長報告通り賛成し、その賛成の理由を簡単に説明いたします。 御承知の一ごとく、独占禁止法そのものは、農地調整法や労働関係調整法と同様に、占領直後、米国の初期の対日政策の一環として与えられた法律であります。米国の初期の対日政策の性格であるところの日本民主化の理想と、幾分懲罰の意味を含めた日本弱体化の目的とは、この独占禁止法の内容の中にも盛られまして、公正かつ自由な競争の経済秩序を維持するという堂々たる立法の理由にもかかわらず、経済上一切の集団的共同行為の自由を禁止するというごとき、世界に類例なきほどに、きゆうく……
○山本勝市君 日本民主党を代表して、ただいま上程されております二十九年度の補正予算に対し、委員長の報告の通り、自由党、民主党の附帯決議を含めて政府原案に賛成の意見を表明いたします。(拍手) 賛成の理由は、ここでこまごまと申し上げる必要はないかと存じます。ことごとく時局やむを得ざる最小限度の予算と認めるからであります。ただ、この機会において、私はこの予算を編成された政府の考え方について二、三の問題を指摘したいと考えるのであります。 第一は、物価政策の根本方針に関する政府の不明確な態度についてであります。政府は、一方においては、インフレの傾向を抑制して通貨価値の安定を確保するのが政策の中核であ……
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