田中龍夫衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○田中龍夫君 私は、自由民主党を代表いたしまして、政府提出の昭和四十二年度予算三案に賛成し、日本社会党の予算の編成替えを求めるの動議に反対の討論を行なおうとするものであります。(拍手) いまや、わが国は不況を脱して新たな発展段階に入りました。今年度の経済運営にあたっては、長期にわたり安定的な成長を持続するよう拡大の速度を適度に調節していくことが最も大切であります。昭和四十二年度予算は、このような当面の要請に対して適切な配慮を払いながら、国民福祉向上のための諸施策を準備し、国民各位の期待に十分こたえ、適切かつ妥当に作成されていると思うのであります。 第一は、公債政策のあり方についてであります……
○国務大臣(田中龍夫君) 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を便宜一括して御説明申し上げます。 本年八月十五日、一般職の国家公務員の給与について、俸給表を全面的に改定いたし、宿日直手当及び勤勉手当等を改定すること、及び都市手当を新設するとともに、暫定手当について、その一定部分を逐次俸給に繰り入れて、その整理を進めること等を内容とする人事院勧告がなされたのでありますが、政府といたしまして、その内容を慎重に検討した結果、実施期日につきましては、例年より一カ月繰り上げて本年八月一日からとし、内容につ……
○国務大臣(田中龍夫君) すでに総理からお答えがございましたので、簡潔に担当者といたしましてお答えを申し上げます。 御案内の人事院に対しまする政府の考え方でありますが、人事院を、その公平保護の機能につきまして、あくまでも尊重いたします。同時にまた、ひいてはその勧告権に対しましても十分尊重いたしております。総合予算主義をとりました今日、予備費の中にこれを繰り入れてございますことは、むしろ人事院の勧告を円滑に処理しよう、これを十分に尊重しようという善意のほとばしりでございまして、これを圧迫しようとかなんとかいうことは断じて考えておりません。なおまた、もし不足がございまするような場合におきましては……
○国務大臣(田中龍夫君) 沖繩島那覇に駐在する諮問委員会の委員となる日本国政府代表の設置に関する暫定措置法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、沖繩の復帰に備え、本土との一体化を進めるとともに、沖繩の住民の福祉等を増進するため、琉球諸島高等弁務官に対して助言し及び勧告することを目的として、このたび那覇に設けられることとなりました諮問委員会の委員となる日本国政府代表を総理府に置くこととし、その任務、給与等について所要の事項を定めようとするものであります。 以下、この法律案の概要につきまして申し述べます。 すでに御承知のように、昨年十一月に行なわれた佐藤内閣総理大臣とジ……
○国務大臣(田中龍夫君) 小笠原諸島の復帰に伴う法令の適用の暫定措置等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、南方諸島及びその他の諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定に基づく小笠原諸島の復帰に伴い法令の適用についての暫定措置を定めますとともに、小笠原諸島の旧島民及び現島民の小笠原諸島における権利または利益の保護、並びにこれらの者の生活の安定をはかるため、特別の措置を講じ、あわせて小笠原諸島をその区域とする村の設置、及び現地における国の行政機関の設置等について、所要の特例を定めようとするものでございます。 以下、この法律案の概要につきまして申し述べ……
○国務大臣(田中龍夫君) お答えいたします。 私に対します御質問の第一点は、社会保障制度審議会におきましてこれに反対であるがごとくお話がございました。これは社会保障制度審議会が国立病院の特別会計の問題に関連をいたしまして、その年金の問題におきまして論議になったのでございまして、社会保障制度審議会におきましても定年制ということにつきましては賛成であるということになっております。 次に、国家公務員に対しまする定年制の問題でございますが、御案内のとおりに、これは離職管理の一つの方法でございまして、今日各省庁におきまして国家公務員はおのおの人事管理をいたしております。将来におきまして各省庁の人事管……
○国務大臣(田中龍夫君) 昭和四十三年十勝沖地震の被害状況につきまして、御報告を申し上げます。 まず最初に、今回の震災によりまして、不幸にもおなくなりになられました多数の方々に対しまして、つつしんで哀悼の意を表しますとともに、お気の毒にも罹災されました方々には、政府といたしましてでき得る限りのことをいたし、一日も早く立ち直っていただけまするように努力をいたす所存でございます。 まず、被害状況とそれに対する政府の対策につきまして御説明を申し上げます。 昭和四十三年五月十六日午前九時四十九分ごろ、北海道、東北地方を中心に中国地方にまで感じたほどのかなりの地震がありました。 震源地は、十勝沖……
○国務大臣(田中龍夫君) ただいまの御質問中におきまして私のお答えいたすべき点は、まず、地方公共団体が第一義的な責任を持つべきであるという点におきましては、まさにそのとおりでございまするけれども、政府といたしましては、非常対策本部を持ちまして、また直ちに現地に各省庁の関係官等を派遣いたしまして、そうしてこれらと一体になりまして万遺漏なきを期し、すみやかな対策を講じてまいりたい、かように考えておる次第でございます。 それから激甚法の指定が年度末になる、たいへんにおくれるという問題でございます。その理由は、ただいま田中さんもおっしゃいましたごとく、よく御存じのとおりでございますが、しかしながら、……
○国務大臣(田中龍夫君) 昭和四十二年度観光の状況に関する年次報告及び昭和四十三年度において講じようとする観光政策につきまして御説明いたします。 この報告及び政策は、観光基本法第五条の規定に基づき、政府が毎年国会に提出することと相なっており、今回は第五回目のものでございます。 初めに、観光の状況に関しまする年次報告につきまして御説明いたします。 まず、国際観光につきましては、昭和四十二年の来訪外客数は、国際政情の不安定、ポンド切り下げ、ドル不安等の影響から、前年に比べまして一〇%増の四十七万七千人にとどまりました。他方、邦人の海外旅行者数は、依然として増加を続けまして、前年に比べまして二……
○田中龍夫君 私は、自由民主党を代表して、政府の施策に関し、災害、冷害対策、ロッキード問題、財政、経済、外交、防衛につき若干の御質問を行うものであります。 まず、今回の台風によって犠牲となられた方々に対し、わが党を代表して、心からお見舞いを申し上げます。亡くなられた方々あるいはまた行方不明となり、いまもって生死不明の方々や御遺族に対しては、深く哀悼の意を表する次第であります。 今回の十七号台風は、本土にほとんど上陸しなかったにもかかわらず、総理より詳細御報告がありましたごとくに、多くの被害を出したのであります。 政府は、対策本部を急設して、所要の対策をなしつつあると存じますが、要は、各種……
○国務大臣(田中龍夫君) お答えいたしますが、私に対しまする御質問は、エネルギー関係が四件と、中小企業関係が六件でございます。 まず最初に、エネルギー政策の長期展望というものはあるかという御質問でございまするが、総理がたびたびお答えになりましたごとくに、わが国の総合エネルギー政策といたしまする根本の方針は、何と申しましても資源小国でございまして、このエネルギーの安定供給の確保ということが、これが最大の眼目でございまするが、そのためには、輸入の石油依存度をできるだけ低減し、かつまた、非石油エネルギーの多様化を推進していく、これが根本でございます。また、国内エネルギーの有効活用の問題でありまする……
○国務大臣(田中龍夫君) 中小企業の事業活動の機会の確保のための大企業者の事業活動の調整に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 中小企業の事業活動の機会を適正に確保することは、中小企業基本法の制定以来、中小企業政策の重要な柱の一つとなっております。このため、すでに昭和三十九年、中小企業団体の組織に関する法律の一部改正により、中小企業と大企業との間に生ずるいわゆる事業分野をめぐる紛争について、これを当事者間の自主的努力を基本として解決するための特殊契約制度が、商工組合の行う事業として創設されたところであります。 しかしながら、以来現在まで、この制度の運用実績は乏しく、また、……
○国務大臣(田中龍夫君) お答えをいたします。 ただいま、いろいろの御意見がございましたが、わが国のエネルギーの現状は、内蔵いたしておりまする天然資源あるいはまた水力等を勘案いたしましても、高度の日本民族のあるいはその発展、繁栄を担うにはとうてい足りないことは御承知のとおりであります。 さような意味におきまして、原子力発電の開発は、わが国にとりましては、エネルギーの安定確保のためにきわめて重要でございまして、今後ともにその安全の確保と環境の保全に万全を期しながら、その開発を強力に推進してまいる所存でございます。 なおまた、原子力発電の経済性の問題につきましては、ただいまいろいろと仰せられ……
○国務大臣(田中龍夫君) お答えをいたします。
私に対しましての御質問は、不幸万一にでも損害を与えました場合におきましては、日韓両国の開発権者が無過失連帯賠償責任を負うことになっておる次第でございます。
なお、日本側の開発権者を許可する際に当たりましては、経済的基礎も審査の対象となっておりまして、賠償のための資金があるかどうかということも事前に十分に審査をいたしますので、損害を受けました漁民が補償されないというような事態は起こり得ない、かように存じておる次第でございます。(拍手)
【次の発言】 お答えをいたします。
国内法との関連の問題は、外務大臣からすでにお答えを申し上げましたので省き……
○国務大臣(田中龍夫君) 日本国と大韓民国との間の両国に隣接する大陸棚(だな)の南部の共同開発に関する協定の実施に伴う石油及び可燃性天然ガス資源の開発に関する特別措置法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、日本国と大韓民国との間の両国に隣接する大陸棚の南部の共同開発に関する協定を実施するために、共同開発区域に属する大陸だなの区域において、日本国と大韓民国の権利者による石油及び可燃性天然ガスの共同開発事業が円滑に行われるよう、鉱業法にかわる特別の制度を設けようとするものであります。 以下、この法律案の概要を御説明申し上げます。 第一に、大韓民国の開発権者と共同して石油……
○国務大臣(田中龍夫君) 御質問にお答えいたします。 ただいまの御質問の要旨が、先般来の原子力発電におきまする事故に関する安全性の問題と、これが発電のコストの問題でございます。 御案内のとおりに、原子力発電の問題の遂行は、まずもって安全性ということが重大な問題でございます。かような次第で、この審査あるいはまた検査等を完全に充実いたしまして、国民の信頼度の向上ということが最も重要な問題でございます。かような次第で、品質管理体制の強化を図りまして、原子力発電所のトラブルの防止に最大に努める所存でございます。 なおまた、先般来のいろいろの事故に関しまして、御質問のとおり、原子力委員会と十分相談……
○国務大臣(田中龍夫君) お答えをいたします。 農村におきまする機械化の進展はまことに目覚ましいものがございますると同時に、また、農家経済の重圧、負担になっておりますることも御案内のとおりでございまするが、反面、メーカーの方の側に立ちましてこれを見まする場合に、他の機械産業と比較いたしまして、その経営の状況は必ずしも特別によいということでもございません。 当省といたしまして、今後ともに、農業機械の安全性、それからまた補修部品の供給の円滑化、さらにまた部品の規格化の推進等の問題につきまして、メーカーを指導してまいる次第でございます。 なおまた、耐久年限の問題でありまするが、これは、税制上の……
○田中龍夫君 このたび、ここに、衆議院議員在職二十五年に及びましたる私に対しまして、院議をもって御丁重なる表彰の御決議を賜りましたことは、まことに身に余る光栄と存じ、感激にたえません。 不徳浅学の私がこの栄誉に浴することができ得ましたことは、ひとえに先輩並びに同僚議員各位の御厚情と御指導のたまものと存じ、衷心よりここに御礼を申し上げます。(拍手) なおまた、二十五年の長きにわたり、十年一日変わらざる御支援を賜りましたる郷土防長の皆様方に対しましては、心から感謝の意を表するものであります。 思いまするに、現下のわが国内外の情勢は、きわめて困難であり、複雑であります。 この間に対処して、い……
○国務大臣(田中龍夫君) 第二十四回オリンピック競技大会を名古屋市・東海地域に招致し、再びわが国で平和と友好の大会が開催されますことは、まことに有意義であり、喜ばしいことであると存じます。 政府といたしましても、ただいまの御決議の趣旨を十分尊重いたしまして、昨年十一月に閣議了解されました方針に従い、招致の実現並びに準備態勢の整備に最善の努力を払ってまいる所存でございます。 ありがとうございました。(拍手)
○国務大臣(田中龍夫君) お答えをいたします。 御質問の第五次学級編制及び教職員定数改善計画、いわゆる四十人学級の問題でございますが、本件につきましては、御案内のとおりに、財政再建の当面の期間中、これが若干の調整をせねばならぬことは当然でございますが、ただいま御質問の昭和六十六年度までに全体計画の達成をするということ、その点は明確にいたしておきたい、かように存ずるのでございます。過ぐる予算委員会におきましても、総理大臣並びに大蔵大臣からも明確にこのことはお答えを申し上げております。 なおまた、財政再建期間中でございましても、五十四年来、御案内の養護学校義務制に基づきまする訓練担当の教員であ……
○国務大臣(田中龍夫君) お答えいたします。 ただいまの御質問の最終の要点は、医師の過剰という問題に対してどう対処するかという問題でございましたが、国立、公立、私立を通じまして、医大並びに医学部の新設やあるいはまた定員増加という問題を行わないということにいたしまして、これに対応いたしつつあります。 なお、昭和四十五年からの無医大県解消計画、人口十万人当たり医師の百五十名と歯科医師の五十名、これは昭和五十四年に至りまして、歯科医師におきましては目標を達しております。なお、医師の場合におきましては、五十四年が百四十名でありますから、間もなく、一両年のうちに計画どおりになります。 なお、老齢化……
○田中龍夫君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員浜西鉄雄君は、昨年十一月二十一日、入院先の慈恵会医科大学附属病院において逝去されました。 私は、君が病気のため入院されたと伺い、心から御回復の一日も速やかならんことを祈っておりました。しかるに、御家族の手厚い御看護のかいもなく、ついに御本復を見るに至らず、思いがけない悲報に接しましたことは、まことに痛恨きわまりないものがあります。 私は、ここに諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、謹んで哀悼の言葉を申し述べたいと存ずる次第であります。(拍手) 浜西君は、大正十五年三月、山口県下関市大字宇部東町で農業を営む父貞市さん、母チサさ……
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