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岸信介 衆議院議員
「本会議発言」(全期間)

岸信介[衆]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧質問主意書

岸信介衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(衆議院)

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衆議院在籍時通算
73回
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73回
228858文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(衆議院)

27期
内閣総理大臣政府、第27回国会)
内閣総理大臣・外務大臣政府、第26回国会)
内閣総理大臣・外務大臣臨時代理政府、第28回国会)
内閣総理大臣臨時代理・外務大臣政府、第26回国会)

28期
内閣総理大臣政府、第29回国会)

※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。


本会議発言一覧(衆議院)

27期(1955/02/27〜)

第26回国会 衆議院本会議 第4号(1957/02/04、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣臨時代理・外務大臣】

○国務大臣(岸信介君) 石橋内閣総理大臣には、さきに内閣首班の重責につき、本国会に臨んで、親しく諸君に施政の方針を述べるはずでありましたところ、去る一月二十五日から風邪のため就床し、主治医の診断によれば、今後なお約三週間の静養を要するとのことであります。このような次第により、国政全般に、かりそめにも遅滞を生ずることのないようにするため、石橋総理の病気引きこもり中、不肖私が内閣総理大臣臨時代理の職務を行うこととなったのであります。私は、この間、全力を尽して、私に与えられた重大な職責を全ういたしたい決意であります。(拍手)  ここに、第二十六回国会に臨み、石橋内閣の施政の方針を申し述べることといた……

第26回国会 衆議院本会議 第5号(1957/02/05、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣臨時代理・外務大臣】

○国務大臣(岸信介君) 国会運営の正常化について御質問がございました。国会の運営の正常化は、両党共通の広場を多くして、両党の話し合いによって公正に国政についての論議を十分に尽すようにいたしたいと思うのであります。(拍手)これがためには、当然のことではありますが、両党とも、民主主義政党として国会政治を守り、これを確立する信念に徹することが必要であると思います。(拍手)これによって国会に対する国民の信頼感と安心感は高まるものと考えます。(拍手)
【次の発言】 外務大臣に対する太田君の御質問にお答えをいたします。  第一は、国際情勢についての私の見解でございます。御承知のように、昨年起りました幾多の……

第26回国会 衆議院本会議 第6号(1957/02/06、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣臨時代理・外務大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。きわめて広範にわたる御質問でありましたので、それぞれ関係大臣から答弁をすることに、いたしますが、私は、そのうちの一、二点、沖繩問題についてお答えします。  沖繩、小笠原の施政権の返還につきましては、国民の一致した強い要望でありまして、従来も、しばしば、アメリカ側に、この点に対してわが方の要望を申し入れております。現在のところでは、アメリカは、極東の情勢から、いまだ戦略的な意味でこれを日本に返還するに至っておりませんけれども、国民のこの強い要望を必ず実現するために、私はあらゆる機会をとらえて努力したいと考えます。(拍手)  土地問題に関しましては、いわ……

第26回国会 衆議院本会議 第7号(1957/02/12、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣臨時代理・外務大臣】

○国務大臣(岸信介君) 自衛隊の行軍訓練におきまして死亡者を出したことにつきましては、私は、実に遺憾にたえないのでございまして、遺憾の意を表します。  自衛隊のあり方につきましては、もちろん、民主主義の今日のあり方から考えまして、たとい訓練におきましても、自衛隊員の人格を尊重し、特に人命を尊重すべきことは当然でございます。今回の事件につきましては、防衛庁長官に対して厳重に事実を調査するように指令いたしまとて、その調査ができておるようであります。私は、将来かくのごときことを絶対になくすために、今申しました人格を尊重し人命を尊重するという精神に立って、たとい訓練におきましても、合理的、科学的な方法……

第26回国会 衆議院本会議 第8号(1957/02/14、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣臨時代理・外務大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えいたします。  低額所得者の減税、租税の公平、税制の簡素化という三点は、いずれも税制につきまして実現しなければならぬことであります。私どもは、今回の改正におきましても、これらの点をできるだけ実現することに努めておるのでありまして、詳細は大蔵大臣より説明いたしますが、たとえば、低額所得者につきましては、所得者の基礎控除を引き上げるとか、あるいは扶養控除を引き上げる、また最低税率の引き下げとか、事業税の引き下げ等によりまして、相当大幅な減税を行なっております。また、所得税を大幅に減税することによって、各種の税負担の不均衡を是正しております。簡素化につきましても、あるい……

第26回国会 衆議院本会議 第9号(1957/02/16、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣臨時代理・外務大臣】

○国務大臣(岸信介君) 原子力の平和的利用を促進することは、わが国におきましてはきわめて重要な事項であると思います。従いまして、今度の予算におきましても相当な措置をいたしたわけでありまして、ぜひこれは今後も努力をいたしたいと思います。と同時に、この平和的利用の研究を促進するについて、放射能等の危険に対してこれを防止する措置も講じなければならぬことは言うを待ちません。御承知の通り、きわめて新しい科学でございまして、従いまして、いろいろ科学的に研究すべき幾多の問題がございます。従って、これらの科学的な研究と相待って、この危険防止の措置も万全を期して参りたいと存じます。  宇治に設置いたします研究用……

第26回国会 衆議院本会議 第13号(1957/02/27、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣・外務大臣】

○国務大臣(岸信介君) 私は、去る二月四日、内閣総理大臣臨時代理としてこの壇上におきまして、石橋内閣の施政の方針を申し述べたのでありますが、当時病気静養中でありました石橋前首相は、今回、その政治的信念に従われまして辞意を表明されたのであります。その結果、はからずも、不肖私が、国会の指名により、内閣総理大臣の重責をになうことになりました。(拍手)  私は、その責任の重かつ大なることを痛感するものであります。しかし、指名を受けました以上、私としては全力を尽してこの大任に当るかたい覚悟と決意を有するものであります。(拍手)  新内閣におきましては、石橋内閣の施政の方針を継承するものであります。ことに……

第26回国会 衆議院本会議 第15号(1957/03/05、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣・外務大臣】

○国務大臣(岸信介君) 岡君の御質問にお答え申し上げます。  原水爆の使用禁止につきましては、すでに、国会におきまして、日本国民の意思はきわめて明白に表明をされております。すでに、この国民的意思は、直ちにアメリカ、イギリス、ソ連等、原水爆を有しておる国に対してわれわれの意思が通達され、その注意を呼び起すように努めております。今日、この原水爆の実験あるいは使用というものを禁止せしめるのには、私は、どうしても国際的に強い世論が起らなければならぬ、日本は、あらゆる機会に、これを実験しようとする国に、われわれの意思を明確に伝えて、その反省を求めるとともに、国際的世論を起さしめて、これを禁止するというこ……

第26回国会 衆議院本会議 第17号(1957/03/08、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣・外務大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  民主政治の円満なる施行のためには、順法精神が高揚されなければならないことは、御指摘の通りであります。あらゆる点においてこの順法精神の高揚に努めることが、民主政治の本質から必要なことと思います。それにつきまして、いろいろ法律の制定が非常に多くて、国民に十分徹底しないきらいもあるし、理解されないところもあるので、あるいは行政権にまかせ得る部分もあるのではないかというようなお話もありましたが、言うまでもなく、日本の民主政治は、国権の最高機関たる国会を中心として行われるということになっておりますので、これは自然法律制定が多くなるということもやむを得ないと……

第26回国会 衆議院本会議 第21号(1957/03/14、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣・外務大臣】

○国務大臣(岸信介君) 川村君の御質問に対しましてお答えをいたします。  地方財政の健全化ということがきわめて重要であることは、お説の通りに考えます。従いまして、私どもは、国の財政と地方財政とを一体的に考えて、その最も健全な合理的な方途を考えていくことが必要であると思います。ただ、今御質問にありましたように、地方財政に関する別個の施政方針を国会で述べる慣行を作ったらどうだというお考えでありますが、この問題は、総理の施政方針、また大蔵大臣の財政方針等において、地方財政の問題も十分に述べられることでありますから、別にそういうものを考える必要はないと考えます。  次に基地交付金の問題でありますが、こ……

第26回国会 衆議院本会議 第39号(1957/05/10、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣・外務大臣】

○国務大臣(岸信介君) 淺沼君の御質問に対しましてお答えをいたします。  今次の春闘に対する政府の方針は、かねて声明いたしました通り、私どもは、こういう闘争ができるだけ労使双方の話し合いによって円満に妥結することを望みまして、従って、民間の事業に対しては、労使双方の話し合いに対して政府が介入しないことはもちろんのこと、これが法規その他に違反しないように、その反省を求めました。また、公企業体や公務員につきましては、これはその行うべき事業の内容や職務の上から申しまして特殊の意義を持つがゆえに、公労法等の制約を受けておることは、御承知の通りであります。従ってこの法規に違反しないように――法規を無視し……

第26回国会 衆議院本会議 第42号(1957/05/16、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣・外務大臣】

○国務大臣(岸信介君) 私は、来たる五月二十日東京を出発、ビルマ、インド、パキスタン、セイロン、タイ、中華民国の諸国を歴訪し、六月四日帰国の後、さらに六月十六日東京出発、七月一日帰国の予定をもって米国を訪問することとなりましたが、これら諸国歴訪の途につくに当りまして、本日ここに所懐の一端を申し述べたいと存じます。(拍手)  私は、かねてより東南アジア諸国を訪問したい強い希望を抱いていたのでありますが、それは、アジアに対し深い関心と共感を持っており、アジア諸国との友好関係の増進強化を念願しているからにほかならないのであります。(拍手)わが国は、アジアの一国として、アジア諸国とは地理的、歴史的、文……

第27回国会 衆議院本会議 第1号(1957/11/01、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 私は、第二十六回国会終了後、二回にわたって海外を歴訪し、また、去る七月には内閣の大改造を行いました。その後、広く国内各地を回り、国民諸君と接することに努めて参ったのであります。そして、現下の国政を担当することは、国際場裏においても、また内政の面においても、いかに責任の重いかを身をもって痛感するとともに、国民から託されたこの大任を十分に果すよう、決意をいよいよ固くしたのであります。(拍手)  国政の全分野にわたる施政の方針につきましては、近く開かれる通常国会において明らかにいたしたいと存じますが、本臨時国会開会に際し、前国会閉会から今日までにおける主要な国政の動向と当面す……

第27回国会 衆議院本会議 第2号(1957/11/02、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 経済、財政その他に関する御質問に関しましては、それぞれ主管の大臣からお答ををすることにいたします。  私は音だけ申し上げておきたいと思いますが、われわれが予算を扱う場合において、もちろん、できるだけ正確な経済の見通しに立って、日本の経済を、安定した基礎の上にこれを成長せしめ、拡大していくということが根本の原則であることは、勝間田君と私は全然同感であります。従いまして、われわれが、いかなる場合において予算を作る場合におきましても、党利党略の見地からこれを作成することを絶対にしないということを申し上げておきます。

第28回国会 衆議院本会議 第2号(1957/12/23、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  今回、安全保障に関する日米委員会におきまして、空対空の誘導弾を日本に供与することについて日米両国の委員の間に意見が一致したという問題に関連しまして、いろいろな疑問が提起をされております。第一に明確にしておかなければならぬことは、今回われわれが供与を受けようとしておるところのサイドワインダーなるものは、決して一部の人が誤解し懸念を持っておるような核兵器の一部をなすものでないということであり、また、同時に、最近NATO会議において論議されておるミサイルの一部をなすものでないということであります。言うまでもなく、われわれは、自衛隊の兵器の近代化につきま……

第28回国会 衆議院本会議 第4号(1958/01/29、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣・外務大臣臨時代理】

○国務大臣(岸信介君) 本日、第二十八回国会の休会明けに際しまして、昭和三十三年度予算を国会に提出し、施政の方針を述べる機会を得ましたことを、深く喜びといたします。  現在、世界の平和は、東西両陣営の間の力の均衡によって保たれておりますが、最近における軍事科学の進歩は、相互に相手を追い抜こうとする激しい競争を招いて、とどまるところを知りません。このような力による安全の保障が、一時的な平和維持の役割を果していることは事実でありますが、これによっては、決して恒久の平和はもたらされないことも明らかであります。いかにすれば、真の平和を、もっと安定した、もっと恒久的な基礎の上に築くことができるか。これこ……

第28回国会 衆議院本会議 第5号(1958/01/30、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 植原議員の御質問に対してお答えを申し上げます。  第一の、三悪追放についての御意見は、私も全然同感でありまして、この三悪を追放するということは、私がかねて申し述べておるように、私の政治の中心としての、私の信念でございます。私は、あらゆる困難もありますけれども、また、これを追放するということが非常にむずかしいことであり、また、長くかかることでありましょうとも、根強くこれを一つ一つ実行して参りたいと思っております。  原水爆の禁止につきましては、これまた植原議員と私は全然同感でございまして、かねて私自身が強く原水爆の実験禁止を世界に向って訴えて、これが実現に向って努力をいた……

第28回国会 衆議院本会議 第6号(1958/01/31、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 水谷君の御質問にお答えをします。  第一、予算の編成についての御質問でありましたが、政府は、昨年末、三十三年度の予算編成の大綱として、三十一年度の剰余金中、公債償還等に充てるものを除いて四百三十六億はこれをたな上げする、それから、約二百五十億程度の減税をする、それから第三は、実質的の予算増加を一千億の範囲にとどめるという方針を明らかにして、これを世間に発表いたしております。われわれの今度の予算編成が、いろいろな議論もございましたが、このワクの中ですべてでき上っておるということは、根本方針が絶対に変っておらないということであります。  予算編成の過程における私の態度につい……

第28回国会 衆議院本会議 第7号(1958/02/01、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 松野議員にお答えをいたします。  昨年は、投資景気の行き過ぎにかんがみまして、特に国際収支の悪化を防ぐために総合緊急対策をとったのでありますが、これは、おおむね所期の効果を上げつつあります。しかし、来年度の全体といたしましては、あくまで堅実な基調のうちに経済の安定と将来の発展の基盤を作るということが必要である。これが今回の三十三年度予算の基本方針になっております。しかしながら、この途上において起ってくる、あるいは生産面であるとか、あるいは雇用面等における摩擦に対しましては、今申しました基礎的な堅実な方針ということと相いれないような措置をとることはもちろんいけませんが、こ……

第28回国会 衆議院本会議 第9号(1958/02/18、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  第一は、本法の全体の基本的の考えがどこにあるかという御質問であります。本法は、すでに提案理由で説明をいたしましたように、わが国の実情、実態に即してこの法案を立法しようということでありまして、実態は、御承知の通り、大企業と中小企業との間に賃金の非常な格差があります。これは、この最低賃金法を制定し、この運用によって労働条件を改善していくという意味においては、あるいは労働政策的と見るのが適当でありましようし、あるいはまた、これが同時に劣悪な労働条件をなくするという意味につきましては社会政策的と見ることもできようと思います。同時に、一面においては日本の中……

第28回国会 衆議院本会議 第11号(1958/02/28、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 渡邊君の御質問に対しましてお答えいたします。  渡邊君の御指摘になりましたように、恩給の制度は、国が、使用主として、その使用しておる人が退職または死亡等の後において、これに対する生活をある程度保障する意味において行なっておるものでありまして、その考え方は、文官に対すると軍人に対すると同じ考えが中心になっておると思います。ただ、軍人に関しましては、二十八年にこれが再出発する際に、いろいろな点においていわゆる戦後処理の意味を含まして再出発されたということも、御承知の通りであります。今回の改正の主眼が、公務によって死亡いたしました下士官以下の遺族扶助料を中心として傷痍軍人その……

第28回国会 衆議院本会議 第14号(1958/03/11、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 竹内君の御質疑に対してお答えいたします。  憲法に保障されておるこの表現の自由を確保するということが民主政治の上におきまして非常に重大な問題であることは、御意見の通りであります。従いまして、これをあくまでも確保して参らなければならぬことは言うを待たないのでありまして、今回の改正に当りましても、特に、その点に関しましては、慎重に検討して、十分な注意と工夫がこらされておるのであります。ただ、御承知のように、放送というものが限られた電波を使用するという見地から、許可事業にも放送事業がなっておりますというようなこの特質から見まして、新聞、雑誌等に対する場合とはやはり異なった面が……

第28回国会 衆議院本会議 第15号(1958/03/14、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 野澤君の御質問にお答えをいたします。  第一点の、社会保障制度に対する考え方でございます。言うまでもなく、近代国家はあらゆる面において社会保障制度を完備して参っておりまして、われわれも、医療保障を中心として、これを確保するための国民皆保険制度の実施、並びに老齢、廃疾等のための経済的困難に対して所得保障を考える、国民全体を対象とする国民年金という、この二つを社会保障制度の二大柱として社会保障制度の完備を期するということは、わが党並びにわが岸内閣の最も重要政策といたすところでございます。そこで、国民皆保険の問題については、御意見にもありましたように、すでに、三十二年度を初年……

第28回国会 衆議院本会議 第17号(1958/03/19、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えいたします。対ソ、対中共、対韓国の関係における質問の諸問題に対してお答えいたします。  第一点は、日ソの間の漁業交渉の問題に関する御質問でございまして、数点にわたっております。これは、言うまでもなく、日ソ共同宣言と同時にきめられました漁業協定に基くところの年々の委員会の問題でございます。昨年第一回を東京でやり、本年モスクワでやるわけでありまして、この問題はあくまでもこの漁業条約に基く技術的な問題として処理さるべきことは、あまりにも明白な問題でございます。従いまして、ただいまの御質問にありました、これを平和条約等と関連させての御意見でございましたけれども、これはソ連……

第28回国会 衆議院本会議 第18号(1958/03/20、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 高橋君の御質問にお答えをいたします。  新立法の効果をどういうふうに見ているか、汚職及び暴力の追放のためには総合的政策を必要とするが、その具体的の策はどういうことを考えるかという御質問であるかと思います。言うまでもなく、汚職、暴力ということは民主政治の敵でありまして、われわれが真に明るい民主政治を完成していく上におきましては、いかなる意味においてもこの汚職、暴力をなくしなければならないことは言うを待ちません。歴代の内閣におきましても、もちろん、それを意図して、いろいろな施策を行なってきております。私自身が国民にこのことを公約して参っておりますのは、この問題を取り除くとい……

第28回国会 衆議院本会議 第20号(1958/03/26、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  動力協定はきわめて重要な意義を持っておるものでありますがゆえに、これが締結について慎重に検討をしなければならぬという岡議員のお考えにつきましては、全く私どもも同感であります。かるがゆえに、日英、日米の間におけるところのこの協定につきまして、すでに御承知の通り、一年有半にわたって、いろいろな方面からこれに検討を加えて参っておるのであります。  また、その安全性につきましても、再三再四調査団を出しまして、十分な専門的の検討を加えております。また、この協定につきまして、原子力基本法の精神を体して、それから出てくる副産物のプルトニウムの軍事的目的に使用さ……

第28回国会 衆議院本会議 第24号(1958/04/01、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 山口君の御質問に対してお答えを申し上げます。  従来、内閣は、私企業に対する争議につきましては、常に不干渉の立場を堅持いたしております。労組及び経営者側の自主的立場における円満なる妥結を望んできておるのが、政府の根本的な方針であります。  言うまでもなく、この私鉄の争議は国民多数の人に影響するところが大きいのでありまして、私どもは争議が一日も早く解決せられることを望んでおります。長引くことは選挙云々というようなお言葉がありましたが、そういうことは政府として絶対に考えておりません。  なお、このあっせん案を上回るような妥結をした場合において、これに制裁を加える意思があるか……

第28回国会 衆議院本会議 第25号(1958/04/04、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  選挙法はきわめて重要な法律であり、これが改正について慎重にしなければならぬということの御意見は私も同感でありまして、当然でございます。ただ、御承知の通り、この選挙法の規定をごらん下さいますと、いわゆる選挙に関する基本を定めた部分と、手続を定めた部分とがございます。もちろん、選挙法全体について重要かつ慎重でなければならぬことは言うを待ちませんけれども、手続に関する規定につきましては、実施のこの経験からいい、いろいろその他の行政上の措置等の変更によりまして、その時勢に合うように変更をしていかなければならぬことも言うを待たないのであります。今回のこの改……

第28回国会 衆議院本会議 第34号(1958/04/23、27期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えいたします。  日中の国交回復の問題に関する御質疑でありますが、この点に関しましては、わが自由民主党といたしましても、また、それを代表しておる岸内閣といたしましても、従来その方針をきわめて明確にいたしております。それは、貿易は増進するけれども、現在の段階において中共政府を承認する意思はないということを明確に申し上げております。  第二の、国旗掲揚問題についてのいろいろな点に関する御質問でありましたが、言うまでもなく、国旗としての国内法上の保護を加えるためには、刑法に明示してありますように、われわれが承認をいたしております国からの請求があって、初めてこれを取り扱うと……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 衆議院本会議 第4号(1958/06/17、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) このたびの総選挙は、わが国政治史上画期的な意義を有する保守、革新の二大政党対立下における最初の総選挙でありましたが、その結果、与党たる自由民主党は国民の圧倒的多数の支持を得、ここに、私は、再び内閣総理大臣の重責をになうこととなりました。(拍手)  この総選挙に示された国民の意思は、大多数の国民が、現実的かつ進歩的な政治を信頼し、急激かつ冒険的な変革を欲しないということであります。(拍手)私は、この国民の審判に深く思いをいたし、国政の運営に最善を尽し、もって、国民諸君の信頼と期待にこたえる決意を新たにするものであります。(拍手)  総選挙において公約した重要政策につきまし……

第29回国会 衆議院本会議 第5号(1958/06/18、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) ただいまの御質問は、それぞれ所管の大臣を指名されまして、その答弁を求められております。  私に対しては、特に労働行政の方針が前第一次岸内閣時代と今度と変るかどうかというお尋ねであります。これは、私がすでにしばしば申し上げておるように、われわれは、健全な労働運動はこれを育成し、助長していくけれども、その行き過ぎに対しては、行き過ぎないように、これを適当に取締りその他の方法によって行き過ぎをさせないという、これによって健全な労働運動を育成していくという根本の方針におきまして何ら変るところはないということを明言いたしておきます。(拍手)

第29回国会 衆議院本会議 第6号(1958/06/24、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 教職員の諸君が、未来の日本を背負うべき青少年の教育について、ししとして努力されておることに対しましては、私は、国民とともに、心から敬意を表するものであります。しかも、学校の設備や、あるいは給与の点であるとかあるいは教職員諸君の生活環境等において、改善をしなければならぬものも私は少くないと思います。これらの点につきましては、政府としても、鋭意それが改善に努力をいたさなければならぬと考えております。私は、今お話がございましたが、勤務評定の問題については、櫻井議員並びに多数の社会党の諸君と見解を異にするのでありますが、教職員諸君が、そういうふうに非常に努力をされておる、たっと……

第30回国会 衆議院本会議 第2号(1958/09/30、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) ここに、当面する諸問題の審議を願うため、臨時国会が開かれました。この際、私は、最近におけるわが国内外の諸情勢を明らかにするとともに、これに対処する決意と施策を、国会を通じ、国民諸君に訴えたいと存じます。(拍手)  まず、私は、政府・与党が公約として掲げた政策について、鋭意その具体化に努めていることを強調いたしたいのであります。(拍手)政府は、目下、通常国会に臨むため、明年度予算の編成を急ぎ、施政の全般について検討を進めているのであります。従って、今国会においては、とりあえず、当面の諸案件を解決するため所要の法律案等の成立を期し、もって、公約の実現を進めていきたいと思いま……

第30回国会 衆議院本会議 第3号(1958/10/01、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。勝間田議員の質問は各般の問題にわたっておりますので、私は特に私を指名されました点についてお答えをし、他はそれぞれ主管の大臣からお答えをさせることにいたします。  第一は、外交に関して、この安保条約の改訂の問題についての御質問でありました。これは、私は明確にこの席から申し上げましたように、日米間の安保条約は、これが制定された当時と今日は、日本の防衛力におきましても、また日本の国際的地位におきましても非常に異なっておることは、御承知の通りであります。当時におきまして、こうしたアメリカに一方的な安保条約ができたということもやむを得なかったと思いますが、その……

第30回国会 衆議院本会議 第4号(1958/10/03、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  今回の独占禁止法の改正の趣旨は、先ほどの説明にも明らかなように、経済界の安定並びに日本の経済の発展のために必要な国際競争力を増大するという見地から、従来の独占禁止法の規定におきましては十分にその目的を達することができない点を改正しようというのであります。もちろん、自由経済において、自由かつ公正な競争を確保するということはその基本でありまして、この基本につきましては、何らわれわれはこれを変更する意思も持っておりませんし、今回の改正も、そういうことには触れておるわけではございません。  今申しましたこの二つの目的を達するために、日本経済界の事情を見る……

第30回国会 衆議院本会議 第5号(1958/10/07、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  最低賃金法の趣旨は、今赤松議員が御質問のように、労働者に最低生活を保障するに足るような賃金を確保するというところにあると思います。ただ、この最低の標準をどこに置くかということにつきましては、各国においていろいろ事情が違います。ことに、日本においては、御承知のように、非常に賃金格差が大きい。また、日本の産業の特質でありますところの中小企業における労働条件というものはきわめて悪い状況にございます。しかも、この中小企業に対する問題は、やはり、根本的に言うと、中小企業の体質を改善して、改めていくということをしなければ、これが成り立たないというのが実情であ……

第30回国会 衆議院本会議 第9号(1958/10/16、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) NBCのセシル・ブラウン記者が、米国に帰国するに当りまして、総理と会いたい旨の申し入れが外務省事務当局を通じてありましたので、去る九日、総理大臣官邸においてこれと面会をいたしました。質問の内容は、憲法改正問題、安保条約改定問題、核武装問題、台湾海峡問題、日中貿易問題、東南アジア開発問題等に及んだのでありますが、新聞に報道せられておりますところは、私がブラウン記者に答えた内容とは相異なっていると思いますので、この際、私のブラウン記者に対して話しました内容をここで申し述べたいと存じます。  まず、憲法改正問題については、この問題は日本にとってきわめて重大な問題であるから、慎……

第30回国会 衆議院本会議 第10号(1958/10/17、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えいたします。  最近の世相の悪化について、特に不況対策や、あるいは失業問題、あるいは就業の機会を多くするというような問題に関しての施策についての御意見でありましたが、私どもは、もちろん、そういうことは、一般経済政策として、あるいは社会政策として、当然に考えて処置していかなければならないことでございます。(拍手)しかし、最近の世相の悪化につきまして、さらにわれわれが考えなければならないのは、最近起つておる、たとえば苫小牧の争議のごときを見ましても、これは、御承知の通り、苫小牧におけるところの労働者に対する給与は、日本の会社の中におきまして最高の水準を持つておるもので……

第30回国会 衆議院本会議 第12号(1958/10/23、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えいたします。  流通機構として理想的なものはどこに考えておるかということであります。これは、私どものように自由経済を根本に考えておる者から申しますと、形を一つのものに作って、これにすべてのものを当てるという考え方はいたしておりません。いずれにしても、流通機構に関しての根本的な考え方は、いかにして生産と消費を円滑に結びつけるか、この機能をどういうふうに円滑に果させるようにするかということ、流通機構に従事しておる人々の生活の基礎をいかにして確立するか、この二つが私どもは基本的な問題であると思います。その具体的の方法につきまして、いろいろな点を考えなければならぬと思いま……

第30回国会 衆議院本会議 第13号(1958/10/28、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  現在の経済状態をどう見るか、不況と見ずして経済の一時的な停滞と見るという考え方は間違っておるという御議論でございます。言うまでもなく、経済が安定した基礎の上に拡大をされていかなければならぬととは、日本の人口の増加から見ましても当然でありまして、また、経済政策の究極の目的が完全雇用にあるということも、われわれ、しばしば申し上げておる通りであります。しとうして、その事柄に対しましては、すでにわれわれは長期計画を立てて、その線によって、最高の目標は、五百万人の人々に職を与えるということを目ざしておることも、御承知の通りであります。ただ、経済の問題は、途……

第31回国会 衆議院本会議 第5号(1958/12/18、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  高知県における勤評問題を中心としての闘争並びに最近における暴行事件は、まことに私は遺憾にたえないところであります。いかなる場合におきましても、暴力によって自分の主義、主張を実現しようとするような行動は、私は、民主主義を毒するものであり、いかなる理由であろうとも、そういうものは、民主政治、民主国家を守る上から、これは厳重にそういうことのないように処置しなければならぬと思います。(拍手)この意味におきまして、今回の事件につきましても十分にその真相を明らかにし、また、これに関して暴行等を用いた者に対しましては、それぞれ法規の命ずるところによって厳正に処……

第31回国会 衆議院本会議 第9号(1959/01/27、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 第三十一回国会の休会明けに臨み、昭和三十四年度予算を提出して国会の審議を求めるに際し、私は、当面する内外の諸情勢と、これに対処する所信を明らかにしたいと思います。  国民がひとしくお待ちしていました皇太子殿下の御婚儀が近くとり行われますことに対し、私、心からお喜びの言葉を申し上げたいと存じます。(拍手)皇太子殿下は、伸び行くわが国の希望の象徴であられます。全国民の胸に抱いているこの喜びが同胞親愛のきずなとなって、明るい次の時代が築かれることを期待してやみません。(拍手)  施政の方針を述べるに当り、まず、私は、さきの国会が変則のままに推移したことについて、深く遺憾の意を……

第31回国会 衆議院本会議 第10号(1959/01/28、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  国会政治を守り、真の民主主義政治を樹立するということは、現行憲法の精神であり、また、私は、だれが政治の衝に当つても、それは政治の根本理念として動かすべからざるものであると考えております。しかして、これに対して、最近の社会事象から見ていろいろな憂うべき事態が生じておる、あるいは、集団的な暴力でもって多数の善良なる人々の平和な生活を脅かすような事態、あるいは、自分の主張を、言論や、そういう憲法の民主主義の精神にのつとらずして、一つの暴力的な集団の力でもって実現しようというふうな風潮は、民主主義政治、国会政治を守る上からいって、私は、きわめて憂慮にたえ……

第31回国会 衆議院本会議 第11号(1959/01/29、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  経済の成長繁栄は、同時に、その利益の配分についても公正妥当に行われなければいけないというお考えにつきましては、私は全然同感であります。労使の間においての正常なる労働慣行ということにつきましては、われわれは、労働政策の根本として、そういうものを重視しようと考えております。従って、経済、産業の繁栄に協力すると同時に、その繁栄から生ずるところの利益や福祉があまねく配分せられることが望ましい、私はかように考えております。私どもの労働政策が、弾圧的な、権力的なものであるというお考えでありますが、私どもは、そうではないのであります。あくまでも、労使間の正しい……

第31回国会 衆議院本会議 第14号(1959/02/13、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 各種の点について詳細な御質問がございましたが、これらはそれぞれ担当の国務大臣からお答えをすることにいたします。  一点、私が特に指定されて、現在ある公的年金制度の間における調整ということができておらない、これによるいろいろな不都合が生ずるじゃないかという問題であります。この点は、御指摘のように、これが調整をすることは必要であると思います。法文にもそのことを認めて、調整についての根拠を示しておりますが、私どもは、拠出制度を実施いたしますまでにこれの調肇を実現したい、こう思っております。
【次の発言】 お答えをいたします。滝井君の御指摘されるように、社会保障制度、特に国民年……

第31回国会 衆議院本会議 第25号(1959/03/12、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 戦後行われました農地改革は、いわゆる農村における民主化並びにその農業生産性を高める意味からやられた改革でありまして、この根本を変更すべきものでない、これを維持すべきことは、言うを待たないと思います。従って、今回提案をいたしておりまする法案が、旧地主の復活を考えるとか、あるいは自作農創設に関する法律の趣旨を曲げるというようなことは、全然考えておらないのでございます。  さらに、最高裁の判決について、それを無効ならしめるようなことを意図しておるのではないかという趣旨の御質問でありましたが、私どもは、全然そういうことを考えておりません。これは、最高裁におきましてすでに権威ある……

第31回国会 衆議院本会議 第28号(1959/03/24、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  私どもも、ベトナムが南北に分れておる事態が統一せられることにつきましては、これを心から望むものでありますが、しかし、日本とベトナムの関係につきましては、御承知の通り、サンフランシスコ条約におきまして、われわれは、戦争中損害を与えた地域に対してそれぞれ賠償をすることになっておりまして、他の国々に対しましては賠償協定がそれぞれできました。ベトナムにつきましては、去る二十八年ごろから交渉を続けてきておりまして、大体その結論に達する時期にきたのであります。今日、これの調印を延ばすとか、あるいは賠償協定を打ち切って統一まで待てという御意見でありますが、政府……

第31回国会 衆議院本会議 第33号(1959/03/31、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  第一点は、憲法九条の解釈に関する問題であります。この点につきましては、すでに、国会を通じて、政府の解釈は終始一貫して明瞭にされております。すなわち、憲法九条のいわゆる戦力放棄の規定は、独立国が、他からの侵略に対して、みずからこれを排除して自衛を全うするという、自衛権を否定したものではないという解釈に立って、この自衛のために必要な最小限度の実力を持つことは、いわゆる九条第二項において禁止しておるこの戦力の問題には触れないのである、こういう解釈を一貫して持っております。この解釈に基いて、今日、自衛隊法が作られ、自衛隊が設けられ、また、日本の安全を確保……

第32回国会 衆議院本会議 第3号(1959/06/25、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) このたびの参議院議員通常選挙と、それに先だつ地方選挙の結果、政府並びに与党の政策が国民多数の深い理解と力強い支持を得ましたことは、私の大きな喜びとするところであります。(拍手)  私は、国民諸君の信頼と期待とにこたえ、さらに国運の隆昌と民生の安定向上とをはかるため、この際内閣の改造と与党人事の一新をはかり、相携えて内外にわたる重要政策を強力に推し進めることといたしたのであります。(拍手)  最近の国際情勢において最も注目すべき東西外相会議は、過般来ジュネーブにおいて開催され、一ヵ月余にわたる討議を重ね、このほど休会に入りました。この会議におきましては、東西双方の主張は依……

第32回国会 衆議院本会議 第4号(1959/06/26、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  第一の長期経済計画の問題でありますが、国民生活の向上と雇用の増大を目標として経済計画を樹立しなければならぬことは言うを待たないのでありまして、現に、われわれは過去において立てた経済長期計画につきましても、年々六・五%の成長率を見込んで、大体その線が実現を見ておることは、御承知の通りであります。また、日本の戦後におけるところの経済成長率につきましても、すでに足鹿君の御議論のうちにもありましたように、相当大きな成長を示してきておるのであります。私どもは、今後ふえるところの労働人口に対する雇用の増大を考え、完全雇用を目標とし、国民生活を一そう向上せしめ……

第32回国会 衆議院本会議 第6号(1959/07/01、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  沖縄の、本年五月十八日に公布されました新刑法のことに関する御質問でございますが、この内容は、根本におきましては、御承知のように、一九五五年に百四十四号の市会で公布されておる刑法並びにその後の修正やあるいは追加等を取りまとめたものを骨子とし、これに対して新たに数点の修正を行なったものでございます。もちろん、この規定によって沖縄の地位やあるいは沖縄住民の本質が変るものでないことは言うを待ちません。従って、日本がこの潜在主権を持ち、また、沖縄の住民が日本人であるという本質につきまして、われわれは何らの変更をされたものではないと確信をいたしております。 ……

第33回国会 衆議院本会議 第3号(1959/10/28、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) ここに、臨時国会が開かれるにあたり、災害対策その他当面する諸問題と、これに対処する所信を明らかにしたいと思います。  過般来の相次ぐ台風は、全国各地にきわめて多数の死傷者と被災者を出しました。私は、これらの方々に対し、深く哀悼と同情の意を表するものであります。(拍手)  特に、このたびの第十五号台風による被害が、死者、行方不明者合わせて五千名をこえ、高潮による水没が、長期、かつ、広範囲にわたる等、史上まれに見る大規模なものでありましたことは、まことに遺憾であります。  政府は、時を移さず、応急救助については中央災害救助対策協議会を開き、復旧については中央に災害復旧対策協……

第33回国会 衆議院本会議 第4号(1959/10/29、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 石炭が日本の国内エネルギー源として重要なものであることは言うを待ちません。ただ、最近における石炭のエネルギー源としての比率はだんだん低下してきておることは、御承知の通りであります。しかしながら、われわれは、この石炭鉱業というものが日本産業に持っておる重要性、また、国内資源として、外貨を節約する意味から申しましても、この石炭鉱業の将来に対して十分な対策を講じていくことが必要であると思っております。今回の補正予算は、現在出てきておるところの離職者に対する応急の就労及び援護に関する緊急措置だけでございまして、石炭鉱業に対する根本的な方策につきましては通常国会において御審議を願……

第33回国会 衆議院本会議 第5号(1959/10/30、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  今回のベトナムとの間の賠償協定の問題は、申し上げるまでもなく、サンフランシスコ条約第十四条に基づいてわが国が負うておる義務の履行にかかるものでございます。従って、できるだけ早く賠償の義務を果たすことは、国際信義の上から申しましても、特にわれわれとして将来に非常な重要な関係を持っております東南アジア諸国との友好親善関係を進める上から申しましても、必要であると思うのであります。ただ、今御質問の要点になっております、南ベトナムというものをベトナム全体の正統政府と認めることが正しいかどうかという御議論でございますが、このことは、しばしば申し上げているよう……

第33回国会 衆議院本会議 第6号(1959/11/10、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  第一点は、いろいろな理由をあげられまして、この安保条約改定を急ぐ必要はないじゃないかという御質問でありますが、何かこの点に関して与党内に意見が統一していないということの御趣旨がありました。これは非常な誤りでありまして、わが党におきましては、それぞれの機関に諮り、われわれの意思を統一する議員総会においてこれを議決しておりますから、そのようなことは御心配が要らないと思います。(拍手)  また、国際情勢の変化についての御議論でございましたが、われわれは、しばしば申し上げておる通り、世界の大勢が、話し合いによって、東西両陣営とも共存の道を見出すように真剣……

第33回国会 衆議院本会議 第7号(1959/11/14、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  次期戦闘機の問題は、国防会議におきまして、第一次の防衛計画の一部として、この戦闘機の問題が計画されたのであります。しこうして、その次期戦闘機の決定につきましては、昨年の四月の国防会議におきまして、当時ありましたあらゆる資料を検討をいたしましてグラマン機に内定したことは、淡谷議員の御指摘の通りであります。これを内定するにつきましても、調査団を出し、当時としましてわれわれが集め得るあらゆる資料をもとにして内定いたしたのであります。しかしながら、これは最後の決定ではなくして、なお検討すべきいろいろな問題を含んでおるとして内定をいたしたのであります。この……

第33回国会 衆議院本会議 第12号(1959/11/27、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 御質問になりました点は、すでに委員会において幾たびか政府が所信を明らかにして、お答えをしたことでございます。ただ、不幸にして、われわれは、南ベトナム政府を全ベトナムを代表する正統なる政府として、あくまでもこれを交渉の相手としておる、この点に関する見解が違うだけでありまして、その他の点につきましては、すでに委員会でお答えをしておる通りであります。  川島君の何か発言につきましての御質問でありましたが、私は、その事実を知りませんし、また、その事実についてはきわめて不明確でございますから、それを前提として、ここで意見を申し上げることは差し控えたいと思うのであります。(拍手) ……

第33回国会 衆議院本会議 第13号(1959/11/30、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  去る二十七日の、多数のデモ隊による国会の不法占拠の事態は、国民がひとしく非常な憂慮をもってこの事態を考えておると思います。私が、従来、民主政治を守るために、一切の暴力と一切の不法行為というものを断固として取り締まらなければならぬということを申しておるのは、かくのごとき事態が発生することによって国会政治の危機を招来するおそれがあると思ったからであります。(拍手)昨年、私が社会党の鈴木委員長と会談をいたしまして、国会の正常化に触れて、国会周辺におけるデモの取り締まりにつきまして、両党が真に民主政治を守り、国会の権威を高めるために話し合おうということを……

第33回国会 衆議院本会議 第14号(1959/12/01、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  問題のU―2、いわゆる黒いジェット機の問題は、御指摘にもありましたように、アメリカの航空宇宙局に所属しておりまして、米軍の管理下にある一つの公用機であります。高々度の気象観測に当たっているものであります。従って、行政協定の適用を受け、国内におきまして日本の航空法等の一部の規定の除外を受けておるわけであります。国際的に国籍を表示するところの国際慣行があるとか、あるいは空戦条約等をお引きになりましたが、国際慣行として国籍を表示するという慣行は、まだ確立しておらないと思われます。また、条約につきましても、おあげになりました条約はまだ発効いたしておりませ……

第33回国会 衆議院本会議 第19号(1959/12/16、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えいたします。  朝鮮戦争に関して、いわゆる国連軍が朝鮮におりますが、これは、言うまでもなく、一九五〇年七月七日の国連の安全保障理事会の決議に従って、その勧告に基づいて編成されたものでありまして、これは全く合法的なものであります。今日、なお、この決議は依然として取り消されず、そのまま効力を持っておるのでありますから、少なくとも国連に協力をすべき日本の立場として、この国連軍を非合法的なものであり、また、国連軍の活動やあるいは韓国の態度に対して非難を与えるがごときことは、私は基本的態度としてとるべきものでない、こう考えております。  また、吉田アチソン交換公文は、交換公……

第34回国会 衆議院本会議 第3号(1960/02/01、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 第三十四回国会の休会明けに臨み、当面する諸問題と、これに対処する施政方針を明らかにしたいと思います。  まず、外交施策の基本に関して、私の所信を率直に披瀝いたしたいと存じます。  私は、このほど、日米両国間の相互協力と安全保障に関する条約等に署名のため訪米いたし、あわせてカナダを訪問の上帰国いたしたのであります。その際、米国におきましてはアイゼンハワー大統領及びハーター国務長官と、カナダにおきましてはディーフェンベーカー首相と親しく会談いたし、現在の国際情勢を検討するとともに、今後の日米、日加友好関係の強化、世界平和への努力等に関して十分に意見の交換を行なったのでありま……

第34回国会 衆議院本会議 第4号(1960/02/02、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  第一の、国際情勢をどういうふうに判断しておるか、いわゆる雪解け論というものをどういうふうに考えておるかということであります。われわれが大事なことは、国際情勢を分析する場合に、希望と現実とを混同してはならぬということであります。(拍手)私どもが世界の平和を願い、また、国際間の、東西両陣営の間の緊張を緩和したいというその念願、希望ということと、現在どういう状態に国際間があるかというこの現実とは、決して混同してはならないのであります。(拍手)昨年来、東西両陣営の巨頭の間の往復が盛んにありまして、東西両陣営の間において解決のできなかった問題を、話し合いの……

第34回国会 衆議院本会議 第5号(1960/02/03、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  第一の、ソ連の覚書に対する政府の考えでありますが、すでに昨日も申し上げましたように、このソ連の覚書の内容を見ますると、故意に日米新安保条約の内容を歪曲して、そうして、日本を傷つけるような言辞が用いられております。その上に、これに対しまして、われわれが条約上当然権利として持っておる歯舞、色丹の引き渡しの問題を、一方的に新しい条件を付して変更するという態度をとっておるのでありまして、これは、国際信義の上から許すべからざることであるのみならず、安保体制や、あるいは一国の独立国の外交方針というものに対して、内政干渉的な行動に出ておるということは、これはき……

第34回国会 衆議院本会議 第6号(1960/02/09、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  新しい条約が、その内容として、平和を守り、防衛的なものであるということは、私が終始国会を通じて申し上げておる通りでありまして、ソ連において最近日本によこされたいわゆるグロムイコ覚書による前提は、全然これを曲解しておるものと思います。私どもは、日本の平和と安全を守るために、みずからの力において、すでに、自衛隊の組織も、漸次、国力と国情に応じて漸増して参っております。しかしながら、世界の情勢は、われわれが希望しておる国連による平和、安全保障体制にわれわれの安全を一切あげてまかすというまでにいっておらない状況から申しますと、それを補完する意味において、……

第34回国会 衆議院本会議 第7号(1960/02/11、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 昨年末以来、炭鉱の災害が相次いで起こりまして、多数の犠牲者が出ましたことに対しましては、私も衷心から御同情申し上げ、遺憾の意を表するものでございます。  その原因がどこにあるかということでありますが、御承知のように、鉱山保安法が施行されましてから十有年になりますが、災害によって人命が失われる数は、統計的に漸次減って参っております。ことに、昨年度は、上半期におきましては今までにない大へん好成績であったのでありますが、年末一に、こうした二つの大きな山におきまして、先ほどおあげになりましたような事故が生じまして、このためにとうとい人命が失われたのでございますが、その原因につき……

第34回国会 衆議院本会議 第13号(1960/03/18、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  今回の小牧飛行場における事故は、まことに遺憾でございまして、この事故によって犠牲を受けられた方に対して心から弔意を表するとともに、原因を徹底的に追及して、二度とかくのごとき事故を起こさないように処置しなければならぬという太田君の御意見には、私、心から全然同様に考えております。  飛行場の共用問題についての御質問でありますが、理想的に申しまして、これの共用を廃止することは、私は望ましいと思います。ただ、遺憾ながら、わが国の現状から見まして、用地の取得やあるいは予算の点からの困難がありまして、ある程度の共用もやむを得ないと思います。この場合において、……

第34回国会 衆議院本会議 第20号(1960/04/05、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  三井三池炭鉱の労働争議がついに暴力ざたを伴い、多数の負傷者と死者までも出すに至ったことは、まことに憂慮にたえない次第であると思います。いかなる意味においても、労働運動が暴力を伴うということは違法であり、私は労働運動の正常なる範囲を逸脱するものであると思います。従って、第三者であろうとも、あるいはオルグという名であろうが、そのいかんを問わず、また、組合自体も、いかなる意味においても、この暴力を断固として排除しなければ、私は、真の労働運動はできないと思います。(拍手)この意味におきまして、三井三池の労働争議が、労使間におきまして、平和的な方法によって……

第34回国会 衆議院本会議 第21号(1960/04/07、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  過日の毎日新聞社に対する暴力行為の事件は、民主政治の基本ともいうべき言論の自由に対する暴力の侵害でございまして、まことに遺憾な状態と思います。こういう暴力が近時いろいろな方面にありますことは、私が常に念願しておる、真の民主政治を作り上げるためには、いかなる意味においても、暴力はこれを絶対的に追放しなければならぬと考えるのでありまして、その思想的背景が、右翼的なものであろうとも、左翼的なものであろうとも、一切この世から暴力を排除することが、真に平和な民主政治を作り上げる意味において絶対に必要だと思っております。(拍手)従来といえども、この暴力追放に……

第34回国会 衆議院本会議 第22号(1960/04/15、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えいたします。  第一点は、貿易の自由化とカルテルの強化の問題についての御質問であります。日本の経済は、御承知の通り、貿易に依存しておる度合いがきわめて大きいのでありまして、従って、輸出入とも、その貿易を拡大していくことが日本の経済を繁栄せしめ、日本経済自体を成長せしめる上から、絶対に必要であることは、御理解下さることと思います。そのためにどうすべきかといえば、言うまでもなく、日本の経済の体質を改善し、生産性を高め、そうして国際競争力を高めていくということが必要であることは、言うを待たないのであります。こういう意味において、最近の国際の、貿易自由化の大勢に順応して、……

第34回国会 衆議院本会議 第29号(1960/05/06、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  農政に関する基本的な私の考えをできるだけ具体的に説明しろ、こういう御要望でございます。言うまでもなく、日本の農業の実態を見ますると、御指摘にもありましたように、他産業に比して、その生産性や所得が低位である。また、最近におけるいわゆる経済の拡大の状況におきましても、他産業に比して、その成長率が劣っておるということは、はっきりと数字に現われておるところであります。また、日本の農業を他の外国の農業に比べますると、いろいろな点において日本の農業が非常に立場が悪いということも、これは事実でございます。一体、そういうことが、どこからそれでは原因してきておるか……

第34回国会 衆議院本会議 第35号(1960/05/27、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) 御質問に対してお答え申し上げます。  まず、私は、質問者と同様に、今回の津波による災害によって犠牲になられた方々に対して深甚な哀悼の意を表するとともに、被害を受けられた方々に対して衷心より御同情を申し上げます。政府といたしましても、これらに対する救済並びに復興の処置は、具体的に所管の大臣より申し上げますが、できるだけ早く強力に実行するつもりで、着々手を打っておる次第でございます。  御質問の第一点は、こういう津波による災害対策の一つとして、国際的の機構を整備するように日本が積極的に働きかけていく必要があるという御意見でありますが、政府といたしましても同様に考えております……

第34回国会 衆議院本会議 第36号(1960/06/14、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  御指摘のごとく、今回のチリ地震による津波予報につきましては、適切でなかった点があることは、まことに遺憾でございます。  由来、日本の気象庁の機構といたしましては、日本の近海に起こった地震による津波に対して予報するという機構を中心といたしておるのでございまして、今回のごとく、遠距離に起こった地震の影響としての津波については、その機構においても不十分な点があり、また、従来経験もなかったために、こうした適切でなかった点があるのであります。この経験にかんがみ、一そう地震による津波の研究を進めるとともに、機構を整備し、かつ国際的に情報を的確に入手するように……

第34回国会 衆議院本会議 第38号(1960/06/17、28期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○国務大臣(岸信介君) お答えをいたします。  最近、わが国において集団的暴力によって法秩序を破壊しようというような暴力が各所に見られることは、まことに遺憾でございます。過日の全学連の国会乱入事件というものも、その一つの現われでございます。私は、真の民主主義を守るためには、国会内はもちろんのこと、院外におきましても、あらゆる面において集団的暴力によって法秩序を破壊するような行動は、断固としてこれを排撃しなければならないと考えております。(拍手)しこうして、この背後関係が、御指摘のように、今日、国際関係のいわゆる東西両陣営の対立、この関係において、常に国際共産主義が自由民主主義国に対して、あらゆ……


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データ更新日:2021/11/15

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