小笠公韶衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○小笠公韶君 私は、自由党を代表いたしまして、ただいま議題となりました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、委員長の報告に賛成の意を表せんとするものであります。(拍手) 終戦以来、わが国経済は海外よりの援助、特需等にささえられて次第に回復して参つたことは、いまさら言うまでもないところでありまするが、朝鮮休戦も今やならんとし、わが国経済の特需経済よりの脱却、自立経済の推進が強く要請せられていることは、すでに指摘されている通りであります。しかして、この際、冷静に日本経済の実情を顧みまするとき、遺憾ながら、なお国の経済力はきわめて弱い、経済の底が浅いことを……
○小笠公韶君 ただいま議題となりました砂利採取法案につきまして、商工委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本法案は、第二十二回国会において首藤新八君外六名より発議せられ、昭和三十年七月十二日本院において可決の上参議院に送付され、参議院におきましては、第二十二回国会、第二十三回国会において継続審査となり、本国会において二月十日修正議決され、当院に送付されたものであります。 参議院において修正を加えられました点は次の通りであります。 本院送付案では、第十一条において砂利採取の許可に当つてのみ砂利採取業の経営を考慮することとなっていましたのを、許可の取り消し、その効力……
○小笠公韶君 ただいま議題となりました電源開発促進法の一部を改正する法律案について、商工委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 御承知の通り、電源開発促進法は電源の開発をすみやかに遂行し、電気の供給を確保し、もってわが国産業の振興及び発展に寄与せしめる目的のため昭和二十七年制定公布されまして以来、逐年電源開発は進捗を見ているのでありまするが、本法実施の経験にかっんがみまして、その運用を一そう円滑ならしめるため、若干の改正が必要となったのであります。 次に、本法案の要点について申し上げます。第一点は、電気事業者が行う電源開発によって増加利益を受ける他の電気事業者は、その受け……
○小笠公韶君 ただいま議題となりました、自由民主党及び日本社会党共同提案による中小企業金融年末対策に関する決議案につき、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 中小企業金融年末対策に関する決議案 近来、わが国経済は全般的には好調を示しつつあるにかかわらず、中小企業は依然として困難な実情にある。 年末を目前に控え、中小企業特に零細企業の金融を緩和することは喫緊の要務である。 よって、政府はすみやかに左記により、中小企業に関する当面の金融対策を実施するとともに、あわせて恒久対策を確立すべきである。 記 一 政府は、市中金融機関に対……
○小笠公韶君 私に対するお尋ねに対しましてお答えをいたします。 本案を作成するにあたりましては、他の受勲者との関係をどう考えたかということでありますが、このことにつきましては、同じく金鵄勲章受給者でも、御説明のとおり一時賜金をいただいておる方々がおるのでありまするが、それをも一応考慮いたしましたが、さしあたり年金受給者に限り、本法案の対象といたしたような次第であります。 第二の御質問は、本案策定に当たっての背景として、軍国主義的なあるいは懐古的な風潮に影響されて立案したのではないかというようなお話でございましたが、私はそういうことはございません。本案第一条に規定してあるとおりであります。 ……
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