西村関一衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○西村関一君 私は、ただいま趣旨説明のございました農地法の一部を改正する法律案及び農業協同組合法の一部を改正する法律案につきまして、日本社会党を代表して、政府当局に若干の質問を試みようとするものであります。(拍手) この改正二法案の背景となっているものは、ただいまの趣旨説明にもありましたように、農業法人化への農民の強い自主的な要求そのものであることは、申すまでもありません。それは、依然として低い所得水準にある農民が、価格問題とか、補助金要求とか、いわば現在の農業構造のもとで陳情運動を重ねてきた従来の状態から新しく目ざめて、法人化への動きを通して日本農業の体質改善を要求する前向きのかまえとなっ……
○西村関一君 私は、ただいま上程されました核実験禁止に関する決議案について、日本社会党を代表して賛成討論を行なおうとするものであります。(拍手) 第二次世界大戦後十六年目の今日、ソ連と米国との核実験再開により、世界と全人類は、その運命を決するような重大な破局に直面するに至りました。ソ連の核実験を正当化しようとする人々は、ベルリンをめぐる西側の戦争挑発に対して、ソ連は力の誇示に踏み切らざるを得なかったのだと申します。われわれは、ソ連をして実験再開を余儀なくさせた国際情勢のきびしさに対し、目をおおうものではありません。しかし、このような力の政策を前提とする平和共存はナンセンスであり、かかる力の誇……
○西村関一君 私は、日本社会党を代表して、ただいま趣旨説明のありました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案外四件に関連して、総理並びに関係各大臣に質疑を行なおうとするものでございます。(拍手) まず第一に、政府は人事院が政府並びに国会に対して行なった一般職国家公務員の給与改定についての勧告を尊重しようとする御意思をお持ちになっておられるかどうかという点であります。 その前に、まず人事院の性格についてお伺いいたします。 そもそも人事院は、今さら私が申し上げるまでもなく、昭和二十三年七月、吉田内閣がマッカーサー書簡によって公布された政令第二百一号に基づき公務員法の改正を強行……
○西村関一君 私は、ただいま提案趣旨説明のありました海外移住事業団法案について、政府に対し、若干の質問をしようとするものであります。 本法案は、移住に対する新しい考え方の確立と移住行政の刷新を期するため、移住の実務機関である日本海外移住振興株式会社と日本海外協会連合会の業務を統合し、特殊法人海外移住事業団を設立しようとするものでありまして、従来ややもすればばらばらなきらいのあった移住行政を一元化しようとする試みの一つの現われでありまして、その趣旨においては必ずしも反対するものではありません。 しかしながら、このことをいたします前に、政府として、まず手がけなければならぬ大切なことがあると思う……
○西村関一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました本決議案に対し、賛成の討論を行なおうとするものでございます。(拍手) 私は、永山忠則先生とは所属政党は違いますが、宿舎も同じであり、朝晩顔を合わせておりまして、親しくお交わりをいたしております。先輩として尊敬もいたしているのでありますが、公人の立場から、同じ国政に参与する立場にある者といたしまして、永山さんがこれまで内閣委員長として、委員会の議事運営に対してとられてきた事実を振り返ってみますると、また特に去る六月二十日におとりになりました処置について考えますと、田口誠治君提出の本解任決議案に賛成する決意をいたさねばなら……
○西村関一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました国際連合憲章の改正の批准について承認を求めるの件に対し、またこれに関連して、政府に対し次の五つの点につき質問をしようとするものであります。 質問の第一は、今回の改正の意義についてであります。 そもそも、国連は創立当時五十一カ国で発足し、安全保障理事会は五大常任理事国と、二年の任期で選挙される六つの非常任理事国で構成され、その配分は一九四六年のロンドン紳士協定できめられ、明確にAA諸国に割り当てられた議席は一つもなかったのであります。しかるに、その後、アジア、アフリカ、中南米等で相次いで独立した新興国が次々に国連に……
○西村関一君 外務大臣椎名悦三郎君は、去る二月二十三日、第四十八回国会本会議において不信任決議案を出され、たとえ否決されたとはいえ、これを可とする者百四十八名から痛烈な批判を受けたのであります。いままた再度外務大臣不信任決議案を今国会に上程されるに至ったことは、椎名悦三郎君のためにまことに遺憾と思うところであります。(拍手) そこで私は、提案者にお伺いいたします。今国会の日本国と大韓民国との間の条約及び協定等に関する特別委員会における国会審議を通じて明らかであるように、椎名外務大臣の答弁は全く無責任かつふまじめきわまるものであり、外交上の定見に欠くるものであると断ずるがどう思われるでありまし……
○西村関一君 私は、ただいま趣旨説明のありましたアジア開発銀行協定につき、日本社会党を代表し、総理並びに関係各大臣に、以下若干の質問を行なおうとするものであります。(拍手) まず第一は、わが国外交の基本方針についてであります。 歴代の自由民主党政府は、わが国の外交方針として、国連中心主義、自由主義諸国との協調、アジア外交の推進の三原則を外交の基調とする旨しばしば述べてこられました。佐藤内閣もこの方針を踏襲しておられることには変わりがありませんが、私の疑問といたしまするところは、今日の大国中心主義の不完全な国連の問題はさておき、自由主義諸国との協調とアジアの一国としての立場の堅持とは相矛盾す……
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