金子岩三衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○金子岩三君 ただいま議題となりました地方自治法の一部を改正する法律案について、地方行政委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案の要旨は、 第一に、公有水面埋立地の激増に対応して、公有水面のみにかかる市町村の境界を定める手続を整備、簡素化し、公有水面埋め立ての竣工前に問題の合理的な解決をはかろうとするものであります。 第二は、普通地方公共団体の議会の議員、長、その他の職員が請負禁止の規定に該当するかどうかの認定の手続を整備しようとするものであります。 第三は、最近における広域行政の必要性にかんがみ、地方公共団体は、新たに広域にわたる総合的な計画を共同して作成するた……
○金子岩三君 ただいま議題となりました二法案につきまして、地方行政委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、昭和三十六年度分として交付すべき地方交付税の総額の特例に関する法律案につきまして申し上げます。 御承知のように、昭和三十六年度第二次補正に伴って、本年度分として交付すべき地方交付税の総額が増額されることとなったのでありますが、政府は、との増額された財源の一部を来年度に繰り越して使用することを適当と認め、本特例法案を提出したのであります。 その内容を申し上げますと、昭和三十六年度分として交付する地方交付税額は、すでに決定した普通交付税の額及びこれに対応する特別交……
○金子岩三君 ただいま議題となりました辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律案につきまして、地方行政委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、山間地、離島等の辺地を包括する市町村について、当分の間公共的施設の総合的かつ計画的な整備を促進するための財政上の特別措置等を定め、辺地とその他の地域との間における住民の生活文化水準の著しい格差の是正をはかろうとするものであります。 その内容の要点は、 第一に、政令で定める辺地を包括し、かつ、公共的施設の総合整備計画を策定した市町村について本法を適用することとしております。 第二に、公共的施設と……
○金子岩三君 ただいま議題となりました放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に関し、逓信委員会における審査の経過と結果とを御報告申し上げます。 この議案は、日本放送協会の昭和四十五年度収支予算、事業計画及び資金計画について、国会の承認を求めようとするものでありまして、その収支予算は、事業収支九百九億八千万円、資本収支三百七億三千万円の規模となっており、また事業計画は、テレビ、ラジオ両放送網の建設、放送番組の充実刷新等の諸施策を実施することとなっております。 逓信委員会におきましては、二月二十六日本案の付託を受け、数回の会議の後、三月十八日討論採決を行なった結果、多数をもって……
○金子岩三君 ただいま議題となりました簡易郵便局法の一部を改正する法律案に関し、逓信委員会における審査の経過と結果とを御報告申し上げます。 本案は、簡易郵便局について、その受託者の範囲が、現在地方公共団体や農協等の非営利団体に限られているのを改め、個人にも委託できるようにするほか、委託する事務の範囲を若干広げる等の改正を行なおうとするものであります。 本案は、去る三月五日内閣より提出、三月十九日逓信委員会に付託されましたが、委員会においては、自来数回の会議を通じて慎重審議を行ない、四月二日、質疑を終了し、討論に入りましたところ、自由民主党より賛成、日本社会党より反対、公明党より賛成、民社党……
○金子岩三君 ただいま議題となりました日本放送協会昭和四十三年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書に関し、逓信委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 この議案は、放送法第四十条第三項の規定に基づき、内閣より提出された日本放送協会の決算書類でありますが、これによれば、昭和四十三年度末現在における資産総額は一千九十四億七千六百方円となっており、また、昭和四十三年度の損益は、事業収入七百九十一億五千四百万円に対し、事業支出七百七十二億六千五百万円、資本支出充当十五億七千五百万円で、差し引き当期剰余金は三億一千四百万円となっております。 逓信委員会においては、四月九日の会議において採……
○金子岩三君 ただいま議題となりました郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律案に関し、逓信委員会における審査の経過と結果とを御報告申し上げます。 本案は、郵便切手類及び印紙の売りさばき人並びに印紙の売りさばき人に支払う売りさばき手数料の率を改定しようとするものでありまして、売りさばき人の買い受け月額一万円以下の金額に対する手数料の率を百分の九から百分の十に、一万円をこえ五万円以下の金額に対する手数料の率を百分の五から百分の六に、それぞれ引き上げることとなっております。 なお、この法律の施行期日は、昭和四十六年一月一日となっております。 逓信委員会においては……
○金子岩三君 ただいま議題となりました郵便法の一部を改正する法律案に関し、逓信委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、法律案の内容を御説明いたしますと、 その改正の第一点は、郵便事業の運営に要する財源を確保するため郵便料金の改定を行なおうとするものでありまして、第一種郵便物のうち、定形郵便物については二十五グラムまで十五円を二十円に、定形外郵便物については五十グラムまで二十五円を四十円に改め、また、第二種郵便物の通常はがきについては七円を十円に改定することといたしております。 次に、改正の第二点は、郵便料金関係の規定の整備を行なおうとするものでありまして、郵便料金のあ……
○金子岩三君 ただいま議題となりました放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に関し、逓信委員会における審査の経過と結果とを御報告申し上げます。 この議案は、日本放送協会の昭和四十六年度収支予算、事業計画及び資金計画について、国会の承認を求めようとするものでありまして、その収支予算は、事業収支一千九億七千万円、資本収支三百三十三億八千万円の規模となっており、また事業計画は、テレビ、ラジオ両放送網の建設、放送番組の充実刷新等の諸施策を実施することとなっております。 逓信委員会におきましては、二月十九日本案の付託を受け、数回の会議の後、三月十八日討論採決を行なった結果、全会一致を……
○金子岩三君 ただいま議題となりました公衆電気通信法の一部を改正する法律案に関し、逓信委員会における審査の経過と結果とを御報告申し上げます。 まず、法律案のおもな内容を申し上げますと、 改正の第一点は、電報事業の健全化に資するため、電報の制度を改めようとするものでありまして、普通電報の基本料を二十五字まで百五十円、累加料五字までごとに二十円に改めるとともに、市内電報、市外電報の区別を廃止する等の改定をすることとなっております。 次に、改正の第二点は、加入電話の大幅な増設をはかるため、加入電話の設備料を改定しようとするものでありまして、単独電話については、御行三万円を五万円に改めることとな……
○金子岩三君 ただいま一括議題となりました簡易生命保険法の一部を改正する法律案、並びに郵便貯金法の一部を改正する法律案の両法案に関し、逓信委員会における審査の経過と結果とを御報告いたします。 まず、簡易生命保険法の一部を改正する法律案について申し上げます。 この法律案は、最近における保険需要の動向等にかんがみ、簡易生命保険の終身保険及び養老保険に新種保険の創設をはかるほか、若干の制度改善を行なおうとするものでありまして、終身保険については、高齢者が生存中にも保険金の支払いを受けられるようにするため、被保険者が一定期間生存したことによっても保険金の支払いをする制度を新設し、また、養老保険につ……
○金子岩三君 ただいま議題となりました両案件につきまして、農林水産委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、両案件の主な内容について申し上げます。 内閣提出、漁港法の一部を改正する法律案は、利用漁船数においても、また、水揚げ量においても規模が大きく、特定第三種漁港に次いで重要な役割りを果たしている第三種漁港の漁港修築事業に要する費用についての国の負担割合のうち、外郭施設及び水域施設に係るものを現行の百分の五十から百分の六十に引き上げ、地元負担の軽減を図ろうとするものであります。 次に、内閣提出、漁港法第十七条第三項の規定に基づき、漁港整備計画の変更について承認を求め……
○金子岩三君 ただいま議題となりました松くい虫防除特別措置法案につきまして、農林水産委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、近年、松くい虫が運ぶ線虫類により松林に異常な被害が発生している状況にかんがみ、松くい虫の航空機による薬剤防除を緊急かつ計画的に推進する措置を講じ、もって森林資源として重要な松林を保護しようとするものでありまして、森林病害虫等防除法の特別法として提出され、昭和五十六年度末までの五年間の時限立法であります。 本案は、二月十九日提出され、同日委員会に付託されました。 委員会におきましては、三月十日鈴木農林大臣から提案理由の説明を聴取した後、三月十……
○金子岩三君 ただいま議題となりました両法案につきまして、農林水産委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 最初に、両案の内容について申し上げます。 まず、農業改良助長法の一部を改正する法律案は、最近における農業及び農村をめぐる諸事情の変化にかんがみ、近代的な農業経営を担当するのにふさわしい農業者の育成確保に資するため、農業後継者たる農村青少年に対する研修教育を協同農業普及事業として位置づけるとともに、協同農業普及事業に係る補助金を協同農業普及事業負担金に改めようとするものであります。 次に、農業改良資金助成法の一部を改正する法律案は、最近における農業及び農家生活をめぐる……
○金子岩三君 ただいま議題となりました両法案につきまして、農林水産委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、領海法案について申し上げます。 本案は、第三次国際連合海洋法会議の動向その他最近における新しい海洋秩序への国際社会の急速な歩みを考慮し、沿岸漁業の保護等を図るため、わが国の領海を拡張しようとするものでありまして、その主な内容は、 第一に、わが国の領海は、基線からその外側十二海里の線までの海域とすること、 第二に、領海の基線は、低潮線及び湾口もしくは湾内または河口に引かれる直線とすること、ただし、内水である瀬戸内海については、他の海域との境界を基線とすること、……
○金子岩三君 ただいま議題となりました獣医師法の一部を改正する法律案につきまして、農林水産委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、獣医師が具有すべき知識及び技能の水準を高め、かつ、これを多様化することが要請されている現状にかんがみ、獣医師の資質の向上を図るため、獣医師国家試験の受験資格を、大学において獣医学の正規の課程を修めて卒業し かつ、大学院において獣医学の修士の課程を修了した者に引き上げようとするものであります。 委員会におきましては、四月十二日に政府から提案理由の説明を聴取し、五月十一日に質疑を行い、同日質疑を終了、採決の結果、本案は全会一致をもって原案の……
○金子岩三君 ただいま議題となりました両法案につきまして、農林水産委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 最初に、両案の内容について申し上げます。 まず、農業者年金基金法の一部を改正する法律案は、昭和五十二年度における年金給付の額の自動的改定措置の実施時期を昭和五十三年一月から昭和五十二年七月に繰り上げようとするものであります。 次に、昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案は、農林漁業団体職員共済組合による給付に関し、他の共済組合制度に準じて、既裁定年金の額の改定及び年金の最低保障額の引き上げ並びに標準……
○金子岩三君 ただいま議題となりました農用地開発公団法の一部を改正する法律案につきまして、農林水産委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、参議院から送付されたものでありまして、その要旨は、 第一に、農畜産物の濃密生産団地の建設事業を拡充するため、農用地とすることの適当な干拓予定地が相当規模の面積で存在する地域において、農用地開発公団が農用地の造成、農業用施設の新設等の事業を行うことができるようにすること、 第二に、八郎潟新農村建設事業団は解散することとし、その一切の権利及び義務は農用地開発公団が承継すること等であります。 委員会におきましては、四月十二日政府か……
○金子岩三君 ただいま議題となりました漁業水域に関する暫定措置法の一部を改正する法律案につきまして、農林水産委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、最近における新しい海洋秩序への国際社会の急速な歩み等に対処し、拿捕した外国船舶及びその乗組員等について担保金等の提供による釈放等の措置を講ずることができるようにしようとするものであり、その主な内容は、 第一に、漁業水域に関する暫定措置法等の違反に関し、船舶の拿捕が行われた場合には、取締官は、その船長等に対し、担保金またはその提供を保証する書面の提供があれば違反者は釈放され、船舶等は返還される旨及び提供すべき担保金の額を……
○金子岩三君 ただいま議題となりました砂糖の価格安定等に関する法律第五条第一項の規定による売渡しに係る指定糖の売戻しについての臨時特例に関する法律案につきまして、農林水産委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、内外の砂糖の需給事情等の変化に対処して砂糖の適正な価格形成を図り、あわせて粗糖の輸入に関する国際的協定の円滑な履行に資するため、砂糖の価格安定等に関する法律に基づき、糖価安定事業団が買い入れる指定糖の売り戻しについての臨時特例を設けようとするものでありまして、その主な内容は、 第一に、糖価安定事業団は、輸入糖について売り渡しの申し込みがあった場合に、その申込……
○金子岩三君 ただいま議題となりました原材料の供給事情の変化に即応して行われる水産加工業の施設の改良等に必要な資金の貸付けに関する臨時措置に関する法律案につきまして、農林水産委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、最近における外国政府による漁業水域の設定等に伴う水産加工品の原材料の供給事情の変化にかんがみ、食用水産加工品の安定的な供給の確保の必要性等を考慮して、昭和五十七年度末までの間、国民金融公庫、中小企業金融公庫及び農林漁業金融公庫が一定の要件に該当する水産加工施設の改良等に必要な長期かつ低利の資金の貸し付けの業務を行うことができるようにしようとするものでありま……
○金子岩三君 私は、自由民主党を代表し、福田内閣の当面の施政につき若干の質問を行いたいと思います。 まず第一にお伺いいたしたいことは、経済問題についてであります。 現在はまさに経済の福田内閣が内外にその真価を問われるときであります。 一昨年十二月福田内閣発足以来の経済政策の実績は決して少なくありません。国民の最大の関心事である物価は安定の一途をたどりつつ、いまや自由世界第一の物価安定国となり、また、わが国経済と国民生活を支える輸出貿易は驚異的に伸び、経済成長率も先進国中最高の実績を上げています。 しかしながら、一面においては、失業者はなお百十万人以上の高水準で推移しており、業種間の好不……
○国務大臣(金子岩三君) 原子力損害の賠償に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 原子力の開発利用を進めるに当たりましては、安全の確保を図ることが大前提であることは申すまでもありませんが、さらに万一の際における損害賠償制度を確立し、被害者の保護に遺漏なきを期することにより国民の不安感を除去するとともに、原子力事業の健全な発展に資することが必要であります。 このような観点から、原子力損害の賠償に関する法律が昭和三十六年に制定され、原子力事業者に無過失損害賠償責任を課すとともに、原子力事業者への責任の集中、損害賠償措置の義務づけ等の一連の制度を導入してまい……
○国務大臣(金子岩三君) 野口さんの私に対する質問は、衛星の打ち上げ費用一切を国が負担すべきではないかという、大変積極的な御提言に大変敬意を表するものでございます。 わが国の宇宙開発は、いままですべていわゆる開発途上の段階であったために、全額国の費用をもって衛星の開発を行ってきたわけでございます。しかしながら、わが国の宇宙開発もようやくその基礎が固まりましたので、今後は多様な各方面の応用の実用活動が開始される、このように考えておりますので、宇宙開発のこのような段階においては、人工衛星を事業に使用する場合には、やはり原則として受益者たる事業者がそのための費用を負担することが適当かと考えておるの……
○金子岩三君 ただいま、私ども八名が、本院在職永年議員として、御丁重な表彰の御決議を賜りましたことは、まことに光栄至極であり、感激にたえません。 ここに一同を代表しまして、一言お礼の言葉を申し上げます。 私どもが二十五年の長きにわたって国政に参画いたし、今日このような栄誉に浴することができましたのは、ひとえに先輩、同僚議員の御厚情と、郷土の皆様の多年にわたる温かい御支援のたまものでありまして、心から御礼を申し上げます。(拍手) 顧みますれば、私どもが本院の議席を得ましたのは、昭和三十三年五月、第二十八回衆議院議員総選挙であり、昭和三十年の保守合同など、政党の再編成後初めての国政選挙であり……
○国務大臣(金子岩三君) お答えいたします。 農業改良普及事業については、五十八年度予算において、都道府県の自主性を発揮するとともに、事業の効率的、弾力的運営を図る見地から、これまでの個別経費の積み上げによる定率負担金から標準、定額による交付金に変更することとしたものであります。 交付金の算定については、普及職員の設置、普及所の運営等の基礎的な経費を見込んでいるものであります。 なお、農業改良普及事業費の総額については、他の補助金等とのバランス等を勘案して、対前年度比九八・一%と、若干の減額を見込んでいるものでありますが、対前年度減額補正後と比べますと、一〇〇・五%となっております。この……
○国務大臣(金子岩三君) 農業、林業及び漁業の各昭和五十七年度年次報告並びに昭和五十八年度において講じようとするそれぞれの施策につきまして、概要を御説明申し上げます。 第一に、農業について申し上げます。 昭和五十六年度から五十七年度にかけて、経済が停滞する中で、農産物の需給は依然として緩和基調にあり、農産物の生産者価格は低迷しております。農家経済は、農業所得の低迷と兼業所得の伸び悩みにより、厳しい状況が続いております。 農業の生産性は、欧米諸国に比肩し得るテンポで向上してまいりましたが、稲作等土地利用型部門では、中小家畜等の部門に比べ立ちおくれております。 一方、農産物の国際需給は、不……
○国務大臣(金子岩三君) 上坂議員にお答えいたします。 まず、米国が米の自由化を要求してくるのではないかという点につきまして申し上げます。 農林水産省としては、これまで日米農産物定期会合等の場で、米国に対し、わが国の農薬及び農政における米の重要性について繰り返し十分説明してきておるところであります。米国も、米がわが国農業にとって最も重要な作物であり、食糧の安全保障の観点からも、国内産で全量自給することとしている点は十分理解しているものと考えております。 いずれにしましても、米がわが国農業の基幹作物であることはいまさら申し上げるまでもなく、また、多大な困難を押して水田利用再編対策を初めとす……
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