岡田利春衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○岡田利春君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま報告のありました福岡県田川郡香春町中津原の上清炭鉱の坑内火災による鉱員七十一名死亡の災害について、政府の所信をたださんとするものであります。(拍手) この災害は、九日正午ごろ、同坑本卸第二水平坑道、坑口より四百四十三メートル地点のコンプレッサー室の五十馬力コンプレッサーの過熱もしくはモーター・ベルトが摩擦をして出火し、そばにあった油類、木材に引火し、さらにコンプレッサー室の板囲いに燃え移り、その付近にいた十七名は避難をしたが、その地点より奥で作業していた七十三人は炎と煙で道を断たれ、二名は辛うじて脱出をしましたが、七十一名の者は煙とガ……
○岡田利春君 私は、ただいま提案理由の説明のありました石炭関係四法案について、日本社会党を代表して質問を行なわんとするものであります。 本院は、昭和三十年八月に、石炭鉱業を整備し、石炭坑の近代化を促進し、坑口の開設を制限し、未開発炭田の急速かつ計画的開発を促進することによって、石炭鉱業の合理化をはかるために石炭鉱業合理化臨時措置法を制定いたしましたが、その後、政府は、石炭需要の拡大に伴い、石炭鉱業の整備と近代化を無原則におくらせ、坑口開設の制限は、逆に不安定な粗鉱炭鉱の乱造となり、未開発炭田の開発指定は今日まで完全に放置されて参ったのであります。また、昭和三十三年に策定されました合理化基本計……
○岡田利春君 私は、ただいま提案…(発言する者あり)議長、ちょっとうるさいです。提案理由の説明がありました衆議院議長清瀬一郎君の不信任決議案に対しまして、提案者に対し、若干の質問を行なわんとするものであります。(拍手) 私は、昭和二十年十月、北部一七九部隊より家族の疎開先でありました北海道芦別市に復員をし、その後、戦時緊急徴用による勤務地でありました大牟田市三井三池炭鉱に、ほんとうに飲むや食わずで、一週間もの日時を要しまして、ようやくたどりつき、またその後北海道釧路市の太平洋炭砿に転勤になりまして、終戦後の破壊と飢餓と疾病の谷間と化しましたわが祖国を北から南へと行き来をいたしまして、戦争の惨……
○岡田利春君 ただいま議題となりました石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案に対しまして、去る六月二十四日の石炭対策特別委員会における少数意見の留保につきまして、委員会における経過並びにその内容について御報告申し上げます。 本法案の採決にあたり、日本社会党を代表して岡田利春より、次の反対討論が行なわれました。 去る四月に開かれました石炭鉱業合理化審議会において、当初政府は閉山規模に対する予算要求として買い上げ四百二十万トンに、さらに保安買い上げ三十万トンを要求いたしたのであります。しかしながら審議会に政府原案として提出されましたものは六百七十一万トンであり、しかもこの六百七十一万……
○岡田利春君 私は、ただいま趣旨説明のありました石油開発公団法案について、日本社会党を代表し、総理及び関係各大臣に質問を行なうものであります。 産業のかてであり、国民生活上密接な関係を持つエネルギー政策について、総合エネルギー調査会は、去る二月二十日に一カ年半に及ぶ検討を終えて答申を行ないましたが、その内容は、昭和四十年から昭和六十年までの二十年間にわたる長期の需要目標と、そのとるべき政策について述べ、そしてエネルギーの低廉性と安定供給の二つの原則を同時に解決しようといたしておるのであります。 すなわち、わが国のエネルギー需要は、昭和四十年度を起点に、五十年度には二・一倍、六十年度には三・……
○岡田利春君 私は、日本社会党、民主社会党、公明党を代表いたしまして、衆議院副議長小平久雄君の不信任決議案の趣旨説明を行なうものであります。まず、案文を朗読いたします。 衆議院副議長小平久雄君不信任決議案 本院は、衆議院副議長小平久雄君を信任せず。 右決議する。 以下、その理由について述べさせていただきます。 このたびの社会労働委員会で行なった自由民主党の暴挙は、国権の最高機関としての国会の権威を著しく傷つけるものであります。いやしくも衆議院副議長の任にある小平久雄君は、衆議院副議長として、議会制民主主義をみずからき然とした態度を堅持してこれを守り、自民党の暴挙に対してはきびし……
○岡田利春君 私は、ただいま趣旨説明のありました工業再配置促進法案について、日本社会党を代表し、総理並びに関係各大臣に質問を行なうものであります。 わが国経済は、六〇年代において平均実質成長率一〇・九%の成長を示し、GNPにおいて自由世界第二位を占め、政府はわが国の経済大国を自画自賛いたしておるのであります。 しかし、この間、工業は人口の集中している都市周辺に発達し、これがまた人口の都市集中を一そう促進するという悪循環を繰り返して、今日では総人口の七二・二%が都市部に集中し、東京、名古屋、大阪の三都市の半径五十キロ圏内の国土面積わずか一%に満たない地域に、総人口の三二%が集中する結果となっ……
○岡田利春君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました領海法案に対し、福田総理並びに関係大臣に対して質問を行うものであります。 昨年四月、米国議会における漁業保存管理法が制定されて以来、先進諸国家の二百海里漁業専管水域の設定が相次ぎ、ソ連、カナダ、ノルウェー、EC七カ国がすでに実施し、オーストラリア、ニュージーランド等もその方針を決定し、まさに一九七七年は二百海里元年の年となり、海の分割は、名実ともに定着し、二百海里漁業専管水域の設定は、新しい国際慣行として形成されるまでに至っておるのであります。 このような状況の中で、政府は日米の漁業協定を締結いたしましたが、対ソ連の……
○岡田利春君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました政府提出の昭和五十二年度一般会計補正予算(第2号)外二案に対して、反対の意思を表明し、討論を行うものであります。(拍手) 経済の福田と自称する首相が政権を担当して以来、一年を経過いたしました。福田内閣は、誕生後直ちに不況克服、景気対策最重点を掲げて、支出構造の転換と産業構造政策の展望も明らかにしないまま、高度成長時代の発想を受け継ぎ、大型プロジェクトを中心とする公共投資をにしきの御旗として、三〇%にも近い国債発行に依存する本年度予算案を編成し、実質経済成長率六・七%、国際収支マイナス七億ドルの達成を、内外に対して公約とも言うべ……
○岡田利春君 私は、日本社会党を代表して、政府提案の昭和五十四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係予算案に反対し、わが党提案の予算三案につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議に賛成の討論を行うものであります。(拍手) わが国の経済は、長い不況のトンネルから脱出して、ようやく上昇過程に入りつつあると言われていますが、それは、企業優先、特に大企業を中心とした利益の回復であって、勤労国民の最大の関心事である雇用の情勢はいまなお好転しないばかりか、一家の家計を支える中高年齢層の雇用問題は深刻な社会問題となり、政治にその責任が今日問われておるのであります。 今日の企業利益の増大は、なりふり構わ……
○岡田利春君 私は、日本社会党を代表しまして、飛鳥田委員長に続き、政府施政方針に対して質問を行うものであります。 鈴木総理は、政権担当に当たって、和の政治を理念として掲げ、ロッキード事件を初め、続発した構造的汚職事件に反省を込めて、政治倫理の確立と綱紀の粛正を図る強い決意を述べられました。 また、財政再建の痛みを国民等しく負担するとみずから訴え、行財政改革に政治生命をかけると語り、さらに、今年度予算編成を前にしては、増税なき財政の再建を国民の前に約束いたしたのであります。 しかし、一年半を経過した今日、国民の大多数は、総理の公約とその政治の行動の間に、余りにも大きな落差のあることを見せつ……
○岡田利春君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、日本社会党・護憲共同提出の昭和五十八年度一般会計予算、同特別会計予算及び同政府関係機関予算を撤回のうえ編成替えを求める動議に賛成し、政府提出の予算三案に反対する討論を行うものであります。(拍手) 予算は時の政府の顔であり、その政府の性格を語るものと言われています。昨年末、中曽根内閣は、かつての内閣に見られないような異例な速さで予算案を編成されました。しかし、その内容は、国民の要望と国際的に課せられている諸課題にこたえるどころか、逆に問題の解決を困難にするものと言わざるを得ません。 今日、大多数の国民の求めているものは、戦後最長の不況局面に……
○岡田利春君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、一昨日行われた総理の所信表明に関して質問を行うものであります。 総理、あらかじめはっきり申し上げておきますが、私の質問の立場は、国政の今後の方向とありようについて、あなたに期待をしたり求めたりするものでは全くありません。もはや国民は、中曽根内閣に何らの期待も抱いていないのであります。今国民が求めているのは、政局と施策の思い切った転換のため、一日も早いあなたの退陣にあると確信いたします。中曽根内閣が続いておる限り、国民は政治に希望を持つことはできないと申し上げなければなりません。 その端的な実例は、昨年の売上税の導入、マル優制度の廃止をめぐ……
○岡田利春君 ただいま、院議をもちまして永年在職議員表彰の御決議を賜りましたことは、まことに身に余る光栄であり、感謝にたえません。心より厚く御礼を申し上げます。(拍手) 顧みますと、この二十五年間は、激動する内外情勢の中、私にとりましてもまさに波乱に満ちた人生でありました。この間、数多くの試練を乗り越えて本日の栄誉に浴することができましたのは、先輩、同僚議員各位の御指導、御鞭撻はもとより、我が郷土北海道の多くの方々の多年にわたる温かい励ましと御支援のたまものであり、今はただ感謝の念でいっぱいであります。まことにありがとうございました。(拍手) 私が本院に議席を得ましたのは、六〇年安保闘争を……
○岡田利春君 ただいま議題となりました駐留軍関係離職者等臨時措置法及び国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、駐留軍関係離職者及び漁業離職者の発生が今後においても引き続き予想される状況にかんがみ、駐留軍関係離職者等臨時措置法及び国際協定の締結等に伴う漁業離職者に関する臨時措置法の有効期限を、それぞれ五年延長しようとするものであります。 本案は、去る二月十五日に付託となり、同月二十三日村上労働大臣から提案理由の説明を聴取し、四月二日の委員会において質疑を終了し、採決の結果、全会一……
○岡田利春君 ただいま議題となりました地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、公共職業安定所の出張所の設置に関し承認を求めるの件につきまして、労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本件は、労働省の所掌事務の円滑かつ効率的な遂行を図るため、再就職を希望する女子の職業相談、職業紹介等を専門的に取り扱う公共職業安定所の出張所三カ所を設置する必要があるので、その設置について、国会の承認を求めようとするものであります。 本件は、去る三月二十九日参議院より送付され、同日付託となり、四月二日村上労働大臣から提案理由の説明を聴取し、昨七日の委員会において質疑を終了し、採決の結果、……
○岡田利春君 ただいま議題となりました労働基準法及び労働時間の短縮の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案について、労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、労働条件をめぐる社会経済情勢の動向にかんがみ、労働者のゆとりのある生活の実現等に資するため、最低基準とされる一週間の労働時間を四十時間とし、時間外及び休日労働の賃金の割り増し率の下限を命令で定めることとするとともに、年次有給休暇を勤続六カ月の者にも付与するほか、労働時間短縮支援センターを指定し、労働時間の短縮を促進するために必要な業務を行わせることとする等の措置を講じようとするものであります。 その主な……
○岡田利春君 ただいま議題となりました短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律案につきまして、労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、短時間労働者が我が国の経済社会において果たす役割の重要性にかんがみ、短時間労働者について、その雇用管理の改善等に関する措置、職業能力の開発及び向上等に関する措置等を講ずることにより、短時間労働者がその有する能力を有効に発揮することができるようにし、もってその福祉の増進を図ろうとするもので、その主な内容は、 第一に、この法律において「短時間労働者」とは、一週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される通常の労働者に比し短い者をいうも……
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