木原実衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○木原実君 私は、ただいま平林議員によって趣旨説明のありました大蔵大臣水田三喜男君に対する不信任の決議案につきまして、積極的に賛成の立場から、若干の質疑を行なわんとするものであります。 質問に先立ちまして、私は、この国会が、先般の社会労働委員会における不当な質疑打ち切りの強行によって異常な事態と相なりましたことについて、心からの憤りを表明いたしたいのであります。(拍手) 私は、去る一月の総選挙によって初めて本院に議席を得ました議員の一員でございます。私どもは、さきの総選挙が一連の政界のよごれを払拭し、退廃した国会の姿を正すという意義をもって争われたそのことを忘れるわけにはまいりません。私は……
○木原実君 私は、日本社会党を代表し、ただいま趣旨説明のありました防衛二法案に関して、総理並びに関係閣僚に質問を行ないたいと存じます。 まず佐藤総理に申し上げたい。総理、あなたは昨年十一月、ジョンソン米大統領との会談を終えて帰国され、国民に対して、日本の防衛力の強化、みずから国を守る気概の必要なことを強調されました。それからの数カ月、防衛をめぐる論議と、内外の激しい動きの中で、多数国民は、あなたの防衛に対する姿勢、日本の安全保障にかかわるあなたの考え方に対して、あらためて深い疑惑と不信の念を強めているのであります。(拍手)あなたの防衛意識の高揚の主張、あなたの防衛企図は何に基づき、何を目ざそ……
○木原実君 私は、日本社会党を代表し、ただいま上程されました藤田義光内閣委員長の解任決議案を積極的に支持する立場から、賛成の討論を行なわんとするものであります。(拍手) 私が藤田委員長の解任決議案に賛成する第一の理由は、藤田君が委員長としてまれに見る政治的変節をあえてし、暴力的な審議の打ち切りを行ない、引き続く委員会混乱の主導者となり果てたからであります。藤田君はかねてから、委員長としてあくまで誠意と公正を旨として委員会の運営に当たると誓言をしてまいったのであります。しかるに、去る四月八日の内閣委員会の運営は、この誓言をみずから破棄し、委員会を混乱させる元凶となったのであります。 諸君がす……
○木原実君 私は、日本社会党を代表して、議題となりました防衛二法の改正案に反対の討論を行ないたいと思います。(拍手) 第一に、この改正案は、国民にとりましては、まことに意味不明の、いわれなき自衛隊増強案であります。(拍手)陸、海、空、七千七百二名、予備自衛官三千名にのぼる増員は、一体何に対して、いかなる情勢に対抗して増員をしようとするのであるか、三個師団の戦闘団はいかなる事態に対処して編成しようとするのであるか、その根拠は必ずしも明白でないのであります。政府はただ、陸上十八万人の体制は自衛隊長年の悲願であり、実質を伴わない編成人員であるにすぎないと申しておるわけであります。自衛隊の悲願とは何……
○木原実君 私は、日本社会党を代表して、防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に反対の討論を行ないたいと思います。(拍手) これらの改正案は、いずれも第三次防衛力整備計画の最終年度に見合う海空自衛隊の増強計画であります。しかも、この兵力増強案は、さきに防衛庁が発表いたしました四次防、いわゆる新防衛力整備計画に当然につながっていく計画でもあります。いま防衛力の増強の問題は、きわめて深刻.に新たな問題を提起いたしております。 第一に、自衛隊二十年の歴史は、憲法上の明確な制約と、多くの国民の危惧にもかかわらず、まさに歯どめなき増強一途の歩みでありました。 国家の安全のために、政府による……
○木原実君 私は、日本社会党を代表して、防衛二法の改正案に反対の討論を行ないます。(拍手) この法案は、いま討論が始まり、間もなく採決が行なわれ、やがて参議院に送付されて、きびしい審議の対象にされようとしているのでありますけれども、法案の主要な中身は、すでに半年も早く沖繩のほうに飛んでおるのであります。沖繩県民の激しい反対をものともせず、陸海空四千八百名と申しますから、予定のほぼ九〇%にのぼる人員が現地に展開を終わっているのであります。まことにけしからぬ話であります。 口を開けば、シビリアンコントロールの最高の場は国会であると申してまいりましたのは、政府自身であります。ところが、その国会の……
○木原実君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員水田三喜男君は、昨年十二月二十二日逝去されました。 水田先生は、過般の衆議院議員総選挙に千葉県第三区から立候補され、最高点をもって連続十三回目の当選を果たされました。しかるに、十二月二十四日に召集された総選挙後初の臨時国会を目前にして、病魔のためついに不帰の客となられました。いかに天命とは申せ、痛恨のきわみであります。 私は、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、謹んで哀悼の言葉を申し述べたいと存じます。 水田先生は、明治三十八年四月、房総半島の南端、現在の千葉県鴨川市にお生まれになりました。御両親から受け継がれた恵まれた体躯……
○木原実君 私は、日本社会党を代表し、内閣委員長正示啓次郎君の解任決議案を提案をいたします。(拍手) まず、その本文並びにその理由を朗読をいたします。 内閣委員長正示啓次郎君解任決議案 本院は、内閣委員長正示啓次郎君を解任する。 右決議する。 理 由 内閣委員長正示啓次郎君は、厳正公平であるべき委員長の職責に違反し、政府与党の意のままに一方的に内閣委員長職権によって開会した同委員会において、いまだ審議を終了していない「沖繩県の区域内の駐留軍用地等に関する特別措置法案」に対する修正案の強行採決を行った。 かかる暴挙は、委員長としてあるまじき行為であるのみなら……
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