和田耕作衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○和田耕作君 ただいま趣旨説明のありました健康保険法及び船員保険法の臨時特例に関する法律案につきまして、民主社会党を代表して、佐藤総理並びに関係閣僚に質疑を行ないたいと思います。 まず第一に、この法律案の背景になっておる政管健保の赤字の問題についてであります。総理大臣に質問をいたしたいと思います。 政府は、この法案を提出するにあたりまして、昭和四十二年度一年の赤字は七百四十五億と予想されております。本年末までの累積赤字は一千九百億に達すると述べております。また、このままに放置するなれば、診療報酬の支払いの遅延が起こる、あるいはまた社会保障制度の根幹をゆるがすような結果になるのだ、このような……
○和田耕作君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております健康保険法及び船員保険法の臨時特例に関する法律案に対する民社党提案の修正案について、その趣旨を説明いたしたいと思います。 まず、修正の本文の次のとおりでございます。 健康保険法及び船員保険法の臨時特例に関す る法律案の一部を次のように修正する。 第一条中「当分の間における」を削る。 附則に次の一条を加える。 (この法律の失効) 第五条 この法律は、昭和四十四年八月二十一 日限り、その効力を失う。この場合における 経過措置に関し必要な事項は、政令で定め る。以上でございます。(拍手) ……
○和田耕作君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました小笠原諸島等についての日米の協定並びにこの暫定措置の法案につきまして、一言二言御質問を申し上げたいと思います。 今回、日米両国の政府によりまして合意に達して、小笠原諸島が返還をされた、二十三年ぶりに日本の本土になったということはまことに喜ばしいことだと考えております。いま、私どもは、この小笠原諸島の復興につきまして考えようとしているわけでございますけれども、何といっても、小笠原諸島というものが日本の南方への窓という、この明るいイメージというものを思い起こしながら、小笠原の復興という問題を考えていく必要があるのじゃな……
○和田耕作君 ただいま議題となっております健保特例法案の修正案につきまして、民主社会党を代表いたしまして、佐藤総理並びに関係閣僚に質疑を行なわんとするものであります。(拍手) 民社党は、今回の修正案の取り扱いにつきまして、怒りに似た気持ちを持っていることを、まっ先にお伝え申し上げたいと思います。(拍手) この修正案は、社労委での取り扱いにつきましても、また、その内容につきましても、全くお話にならないと思っているのであります。(拍手)たとえば、この修正案を一日でも半日でも審議しているなれば、たとえば強行採決の場合でも、極端に言うなれば、指一木でも、あご一つ上げても一種の説明になったと思います……
○和田耕作君 私は、民社党を代表して、ただいま議題になっております防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行なおうとするものであります。(拍手) われわれがこの法案に対して反対する最大の理由は、自衛隊の定員増が、わが国の防衛の根本的な考え方を明らかにしないままで、毎年毎年繰り返されておる点であります。 これまで、政府は、日米安保条約によって、アメリカ軍に依存することを中心にして、日米安保体制の長期堅持を主張してまいりました。今回突然に自主防衛の確立ということを言い出したのでありますが、何かの変化があるに違いないと私どもは考えております。これまでアメリカは、日本の防衛の努力をおざな……
○和田耕作君 民社党を代表いたしまして、防衛二法案に対し反対の討論をいたしたいと思います。(拍手) ここに上程されております防衛の二法案は、その内容自体は率直に申し上げまして格別重要な意味があるとは思いません。海上自衛隊員を千名程度増加する、予備自衛官を増加するなどの現在の自衛隊の部分的な拡充整備であって、それ自体は理解できる程度のものだと思うからであります。 それにもかかわらず私どもがこれに反対する理由は、またこれまでもずっと防衛法案に反対してきました理由は、政府が日本の防衛について憲法上制約される限度について明確な態度を示さないで、ずるずると拡大するのではないかという国民の不安にこたえ……
○和田耕作君 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま問題になっております健康保険法の問題あるいはそれに関連した問題について、総理あるいは関係大臣の御所見を承りたいと思います。(拍手) わが国の医療は、ほんとうに国民の医療のために役立っておるのか、この問題を真剣に考えてみる時期にきておると思います。 いままで十数年にわたりまして、この健康保険法の問題をめぐって、政府あるいは医療関係者で熱心な討議を重ねておりますけれども、しかし、やればやるほどおかしくなってしまう。一歩前進するように見えて、実際は二歩後退をしておるという繰り返しではないかと思います。 総理、このような問題をどのようにお考え……
○和田耕作君 私は、民社党を代表して、ただいま提案されております国民生活安定緊急措置法案並びにその修正案に対し、賛成の討論を行ないたいと思います。(拍手) 現在のわが国の経済は、いまさら申すまでもなく、戦後かつてない異常な事態を迎えているのであります。とどまるところを知らないインフレ、物価高、灯油、プロパンガス、紙などの各種の物不足、電力の使用制限など、国民生活を非常な混乱におとしいれ、日々の生活を強く圧迫しているのであります。 わが党は、このようなインフレの悪化を憂え、特に田中総理就任以来、政府に対して、新幹線、高速道路など大型プロジェクトの縮小、高度経済成長の転換、そしてまた、政府みず……
○和田耕作君 私は、民社党を代表して、昭和四十八年度一般会計歳入歳出決算、同じく特別会計歳入歳出決算、同じく国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書等につきまして、一括して、総理並びに関係大臣に御質問をいたします。 これから御質問申し上げる二つの問題は、昭和四十八年以降現在に及んでいるものでございまして、本決算報告とは直接関係は薄いのでございますけれども、これを放置すれば、物心両面にわたりまして、著しく国益を損するものだと思いますので、あえて御質問をする次第であります。 最初に、最高裁判所の判決の権威という問題についてお伺いいたします。 憲法八十一条では、「最高裁判所は、一切の……
○和田耕作君 私は、民社党を代表して、ただいま提案されております昭和五十年度の一般会計、特別会計並びに政府関係機関等の補正予算案に対して、反対の討論を行いたいと思います。(拍手) まず第一に最も遺憾とするところは、政府の不況対策が余りにもおくれた結果、不況の深刻化と長期化を来したことであります。 すでにわが党は、昨年十月以来、わが国の経済が容易ならぬ困難に直面しつつある現状にかんがみまして、経済の運営については、物価の安定と不況克服の二正面作戦を展開すべきことを強く要求してきたのであります。しかるに政府は、経済見通しについて、本年四月ごろから薄日が差し、春闘で労働者の良識ある態度が期待され……
○和田耕作君 私は、民社党を代表して、ただいま提案されております国有鉄道運賃法及び日本国 鉄道法の一部を改正する法律案に対しまして、反対の討論を行いたいと思います。(拍手) 国鉄の現状は、まさに破産、倒産の状態にあると言っても過言ではありません。先般発表された五十年度の監査報告を見れば、累積赤字は三兆一千六百十億円、長期負債は六兆七千七百九十三億円もの巨額に達しているのであります。そして、いまも毎日毎日三十億円強の赤字を出しているのでありまして、四十万を超す国鉄の職員の給料もまともに払えないような状態にあるのであります。この際、国及び国鉄関係者は、この事態をもっと深刻に反省をし、国民に対し……
○和田耕作君 ただいま議題となりました北方領土問題の解決促進に関する決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党及び新自由クラブを代表し、提案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 北方領土問題の解決促進に関する決議案 わが国固有の領土である歯舞、色丹及び国後、択捉等の北方領土が永年にわたる日本国民の要望にもかかわらず、いまなおその返還が実現せず、更に、最近ソ連は、国後、択捉の両島において軍事施設の構築等を図っていることは、日ソ両国の平和友好関係の促進にとって誠に遺憾なことである。 よつて政府は、北方領土問題の平和的解決の精神に逆行……
○和田耕作君 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、今回の日米首脳会談に対しての御質問をいたしたいと思います。 まず最初に、民社党は、今度の日米首脳会談として流されたいろいろのニュースあるいはまた共同声明に盛られた方向、大体においていい方向だという感じを持って見ておりました。 本当に残念なことでありますけれども、総理も、不用意な言葉だと思っておりますけれども、軍事的な意味が全くないという発言を内外の記者団の前で繰り返し繰り返し主張した。あのことによりまして、世界の新しい緊張下の状態における日米の首脳会談の成果をかなり大きく傷つけたのではないか、そういうふうに残念に思えてならないのであり……
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