有島重武衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○有島重武君 私は、公明党を代表して、政府提出昭和四十三年度予算三案に対し反対の意見を述べるとともに、社会党より提出されております組み替え動議につきましては、多く賛同する面もあるとはいえ、なお若干見解を異にする点がございますので、反対の意を表明するものであります。 激動のゴールドラッシュにおののく世界経済の情勢は、一九二九年以来最悪の事態におちいり、ドルとポンドによる国際通貨体制は、いまや崩壊寸前にあることを認めざるを得ません。迫り来る不況の中にあって、国民の生活を守り、国力の伸展を確保し、深刻な世界経済の変動に応じてわが国の経済を安定せしめるためには、いかなる対策を講ずべきでありましょうか……
○有島重武君 私は、公明党を代表して、ただいま提出されました衆議院副議長小平久雄君の不信任決議案に対して、賛成の討論を行なうものであります。(拍手) 議長とともに衆議院を代表する副議長の不信任案に対し、賛成を表せざるを得ないことは、きわめて遺憾なことであり、まことに残念でありますが、以下、賛成の理由を申し述べたいと思います。 私が本案に賛成の意を表する第一の理由は、今国会におきまして、小平君は、本院副議長としての責任を果たしておられない。このことであります。 議長、副議長の責任は、院の最高責任者として、外に向かっては院を代表し、内においては与野党の間に立って議事運営に最善を尽くし、議案審……
○有島重武君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題とされております大学の運営に関する臨時措置法案に対し、反対の討論を行なうとともに、本法案の背景にある、教育に対する政治介入、統制強化の意図を明らかにして、大学に対する懲罰的強圧の非を強く弾劾するものであります。 わが党は、早くより大学問題の憂慮すべき事態に着目し、あすの日本をになう学生諸君に、学問の研究と健全な秩序ある教育の場を与えるために、学園民主協議会、授業形態と資格付与の多様化等を含む一連の提言を発表し、当面の紛争に対する解決策とともに、新しい世代をつくる教育の基本的かつ現実的な改革のための具体案を提唱してまいりました。 佐藤……
○有島重武君 私は、公明党を代表いたしまして、国立及び公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法案に対し、反対の意を表明するものであります。(拍手) まず、私は、議会制民主主義の立場から、過日、文教委員会におきまして、政府・自民党の行なった当法案の強行採決の暴挙について一言触れておきたいと思うのであります。 すでに報告のありましたとおり、当日、私どもは、長年の懸案でありました教員の待遇改善の問題に関して、この法案を通じて一歩の前進をはかるために、社会、公明、共産、三党共同の修正案を民社党の賛意を得て提出をいたしました。しかるに、この建設的な歩み寄りの努力を踏みにじって、一方……
○有島重武君 このところ、土地や株式の投機、思惑買いがますます過激になりまして、これが今日では、木材、大豆、生糸、綿糸、羊毛、銘柄米などの生活必需物資にまで拡大し、ちまたでは、投機社会ということばすら出ているほどの様相を呈しております。 こうした中で、国民生活が甚大な被害を受けて、日々の家計は脅威にさらされております。 大豆の相場が暴騰すると、とうふが一丁十円、二十円と値上がりになりました。木材の急騰で、せっかくのマイホームの夢がくずれました。また、綿糸高騰から、医療用ガーゼが底をついて、大病院まで手術ピンチにおちいりました。さらには、米の買い占めがうわさされるなど、全くのゆゆしき事態に立ち……
○有島重武君 平和、民主、人権尊重の日本国憲法が、あえて第二十三条に学問の自由の保障規定を明文化したゆえんは、旧帝国憲法のもとで、国家権力が大学における真理探求に干渉を加え、数多くの有能な学者を学園から追放し、やがて国民の目に真実をおおい隠して、無謀なる戦争に突入した過去の苦い経験への深い反省の上に成り立ったがゆえであります。 しかるに、この学問の自由に関する政府・与党の認識は、かかる憲法の条文は、単に戦勝国から押しつけられ、英語の原稿を日本語に直訳したものにすぎないという憲法軽視の基本的態度を露骨にし、学問の自由をささえる大学の自治を不当かつ巧妙に形骸化して、権力のもとに学問の自由を屈服せ……
○有島重武君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました国民生活安定緊急措置法案並びに自民党提出の修正案について、反対の討論を行ないます。(拍手) わが党は、当面するインフレ、物価高、石油危機という事態を招来した政府・自民党の大企業優先の高度経済成長政策と対米追随の閉鎖的な外交政策の責任に対し、あくまで追及してやまないものでありますが、本国民生活安定法案に関しましては、野党四党共同提案の修正を自民党が受け入れて、与野党の一致のもとに成立させることを目標にして、努力してまいりました。 これは、今日の事態を招いた政府・自民党が、これまでの政策の失敗を反省し、文字どおり国民生活安定に取り組……
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