曽祢益衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○曽祢益君 私は、民社党を代表いたしまして、一昨日本院におきまして行なわれた総理の所信表明に対しまして、若干の質問をいたしたいと存ずるものであります。(拍手) 総理は、三日、本院において、参議院選挙を通じて、政府並びに自民党の政策が国民大多数の支持と理解を得たと確信し、心を新たにして政局を担当すると胸を張って述べられました。私は、首相のこの姿勢、すなわち、佐藤内閣の施策に対する国民の強い批判と不満に耳を傾け、反省する謙虚さを失い、楽観的ムードに浸り、権力的姿勢を強めようとするこの首相の態度そのものの中に、わが国の民主主義の前途に対する危険信号を見出すものであります。(拍手)総理は、選挙戦のさ……
○曽祢益君 私は、民社党を代表して、当面の国際情勢に関し、主として総理大臣並びに外相に対しまして質問を試みんとするものであります。(拍手) まず、来たる六月二十二日をもって十年の固定期限を終了する日米安全保障条約について質問いたします。 およそ一国の安全保障のあり方は、一方では、しっかりと国民合意の基礎に立ちつつ、他方では、客観情勢の変転に敏感に対応する柔軟性を持たなければなりません。わが国の安全保障体制についても、理想としては、憲法の趣旨に従い、世界情勢が、現在の軍事ブロックの対立にかわり、軍縮の推進や国際緊張の緩和と相まって国連の世界的集団安全保障体系が確立され、わが国がこれに依存でき……
○曽祢益君 私は、民社党を代表して、ただいま議題になりました、社会、公明、民社三党共同提案にかかる佐藤内閣不信任決議案に対し、賛成の討論を行なわんとするものであります。(拍手) 不信任の第一の理由は、本年夏以来の二つのニクソン・ショック並びに中国の国連参加及び年末のドル切り下げ、円切り上げ等に象徴される、戦後体制の終わりという画期的な歴史のうねりを予見し、これに対処する準備と能力とを佐藤内閣は全く欠き、ために、国際政治の舞台でのわが国の評価を著しく低下し、経済的にはわが国益をはなはだしく棄損したということであります。(拍手) ニクソン訪中に関するキッシンジャー補佐官の行動は、極秘に進められ……
○曽祢益君 私は、民社党を代表して、ただいま提案されました略称日ソ漁業暫定協定について、政府に対し質問せんとするものであります。 まず冒頭に、私は、鈴木農林大臣を初めとし、本件交渉に携わった日本側官民諸君の御努力に対し、心からねぎらいたいと存じます。(拍手) 同時に、この三カ月にわたる血のにじむような樽俎折衝にもかかわらず、魚をえさとして領土問題に関する既成事実を押しつけようとするソ連側の強引なやり口に手をやき、あげくにでき上がった日ソ漁業暫定協定の案文から受ける私の率直な印象は、はなはだ遺憾ながら、北方領土に関するわが方の既定方針、すなわち歯舞、色丹、国後、択捉の北方四島はわが国の固有の……
○曽祢益君 私は、ただいま議題となりました日中平和友好条約に対し、民社党を代表し、批准賛成の討論を行わんとするものであります。(拍手) その第一の理由は、この条約の締結は一九七二年の日中国交回復の共同声明を基礎として、日中両国政府が慎重な検討と協議の結果、社会体制を異にする両国が、恒久的な平和友好関係をここに確立するという画期的な喜ばしい出来事だからであります。 四十六年前の柳条溝事件を発端とする日華両国の戦争と、日本の中国侵略、占領の長い重苦しい歴史を踏まえ、かつ太平洋戦争における日本の敗北以来、大陸中国との間の通商から国交回復への努力の跡を回顧し、加えて、この期間の中での小生自身の上海……
○曽祢益君 ただいま、私の国会在職二十五年に及びましたことに対し、御丁重なる表彰の決議を賜り、まことに感激にたえません。(拍手)この決議は、私にとりましては身に余る光栄であり、深い感銘を覚えるものでございます。議長並びに本院議員各位の御厚情に対しまして、心から御礼を申し上げます。(拍手) 今日の私の栄誉と喜びとは、これまで御指導、御鞭撻を賜りました先輩、同僚各位、各種の運動にともに参画してこられました同志諸君及び終始変わらず私を支持していただきました神奈川県有権者の皆様方のお力添えによるものであることは、いまさらちょうちょうするまでもございません。改めてここに、これらの方々に御礼を申し上げな……
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