古川喜一衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○古川喜一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、昭和四十二年度中小企業の動向に関する年次報告について、総理並びに関係大臣に質問をいたしたいと思います。 最近の中小企業をめぐる環境は、まことにきびしいものがあります。年次報告でも指摘しておりますように、四十一年から四十二年にかけての景気の回復、上昇にもかかわらず、中小企業の倒産は、四十一年の六千百八十七件を上回る八千二百六十九件と、高水準を記録し、さらに、本年一月七百四件、二月九百二十六件、三月千百九十六件と、記録を更新しつつあります。いま申し上げました倒産件数は、負債額一千万円以上の倒産でありまして、負債額一千万円以下の倒産を調査いたすなら……
○古川喜一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、特許法等の一部を改正する法律案に対し、反対を表明するものであります。 反対理由としての第一は、本案は、政府の責任のがれであるということであります。 今日、特許庁における未処理案件、いわゆる滞貨は、特許及び実用新案制度だけで七十万件を数えるのでありますが、これは、決して制度の欠陥あるいは予見できなかった外部要因によるものでなく、原因は、政府の怠慢にほかならないのであり、委員会の審議によっても明らかにされたところであります。政府は、提案理由その他において、技術革新の伸展や開放経済体制への移行による出願の増加と内容の高度化が、滞貨の累積、審査遅延……
○古川喜一君 私は、日本社会党、公明党及び民社党を代表いたしまして、ただいま議題となりました公衆電気通信法の一部を改正する法律案に対し、反対の意を表明するものであります。(拍手) 三党は、今回の公衆電気通信法改正案に対しましては、いわゆる情報化社会の根幹に触れる問題を含むものとして、きわめて重視し、本会議において質疑を行なったほか、委員会においても、多数の委員を質疑に立て、法案を内容のもちろん、その背景となった諸事情についても精細な審議を行なったのであります。 その結果、この法案は、基本的な考え方において承服し得ないところがあるばかりでなく、その内容もきわめて欠陥の多いものであるとの結論に……
○古川喜一君 ただいま議長から御報告のございましたとおり、富山県第一区選出議員松岡松平先生は、去る一日逝去されました。まことに痛惜の念にたえません。 私は、諸君の御同意を得まして、議員一同を代表し、謹んで哀悼の言葉を申し述べたいと存じます。(拍手) 思えば、本年一月、富山県選出の国会議員と県側との懇談会の席上、松岡先生は、常と変わらずまことにお元気で、濶達な意見を吐かれておられましたのに、それからわずか一カ月有余、先生の計報に接しようとは、全く思いもかけなかったことでありまして、哀惜の念やるかたないものを覚えるのであります。 松岡松平先生は、明治三十七年十二月、立山連峰剣岳のふもと、富山……
○古川喜一君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました郵便法の一部を改正する法律案に対し、反対の意を表明するものであります。 この法律案は、現下の厳しい経済情勢の中にあって、公共料金たる郵便料金を大幅に引き上げ、物価の上昇に拍車をかけ、狂乱物価再来の呼び水ともなりかねないものであり、国民生活に与える影響はきわめて重大であると言わねばなりません。 三木内閣は、当面の急務は物価の鎮静であり、公共料金を極力抑制すると公約したにもかかわらず、酒、たばこを初め、政府みずからこの郵便料金の大幅引き上げをあえて提案してまいったのであります。これは政府の物価に取り組む政治姿勢の欺瞞であり、政策……
○古川喜一君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました郵便法の一部を改正する法律案に対し、反対の意を表明するものであります。 この法律案は、昨日来論議されておりますとおり、現下の厳しい経済情勢のもとにあって、政府が国民の反対を強引に押し切り、郵便料金の値上げを図ろうとするものであります。 本法律案は、さきの第七十五回国会において廃案となったのでありますから、政府は国会の意思を尊重して郵便料金値上げを断念すべきであって、いまこそ、真の郵便事業のあり方について、事業経営の抜本的改善策及び郵政財政の根本的解決策の確立に積極的に取り組むべきであるにもかかわらず、そのことについて等閑に付……
○古川喜一君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました公衆電気通信法の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行うものであります。(拍手) 政府は、さきの第七十七国会において、この電報電話料金の値上げ法案を提出してきたのでありますが、私は、わが党の電気通信事業のあり方並びに料金に関する方針を述べ、本改正法案反対の理由を明確にし、政府並びに電電公社に対し、猛省を促すものであります。 電気通信事業の目的は、言うまでもなく、真に国民のための電気通信の不断の実現にあって、その料金の決定はもちろん、設備の建設、事業経営など事業運営の全般にわたって国民の納得によって支えられたものでなけれ……
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