武藤嘉文衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○武藤嘉文君 ただいま議題となりました中小企業近代化促進法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 御承知のごとく、中小企業はわが国産業経済のにない手として経済の発展と国民生活の向上に大きく貢献しておりますが、ここ数年来、中小企業を取り巻く内外の経済環境は日を追ってきびしさを加えており、これに対処して早急にその競争力を強化することが必要となっております。 本案は、このような実情にかんがみ、中小企業近代化促進法の改正を行ない、構造改善に関する施策を総合的かつ重点的に講じようとするものでありまして、 その内容の第一は、中小企業近代化促進……
○武藤嘉文君 ただいま議題となりました、ガス事業法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 御承知のとおり、最近におけるガス事業は、ガス需要の激増とガス工作物の大型化、高圧化並びに各種ガス用品の普及等に加えて、いわゆるLPガス等、小規模導管供給事業の出現により、これを取り巻く環境が大きく変化してきております。 本案は、このような情勢に対処して、公共の安全を確保し、消費者の利益を保護するという見地から、ガス事業法について所要の改正を行なおうとするもので、そのおもな内容は次のとおりであります。 第一は、一般ガス事業に対する保安規制の強化……
○国務大臣(武藤嘉文君) 湯山先生にお答えをさせていただきます。 その前に、今度の水田利用再編対策の転作目標の数量の改定に当たりましては、先ほど御指摘のとおり、三年間は原則的に固定をするという形になっておりまして、それを変更せざるを得ないということに対しましては、まことに申しわけなく思っておる次第でございます。 しかしながら、現在、先ほど御指摘のように、米の在庫が六百五十万トンに達したというこの現実の事態を踏まえますと、将来食管法の根幹を揺るがすことにもなりかねない状況だと思いまして、皆様方の御理解を得たいということでお願いをいたしておるわけでございます。 次に、食管法における米の再生産……
○国務大臣(武藤嘉文君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。 政府といたしましては、食糧を安定的に確保することが国政の基本であることにかんがみ、従来より、農業につきましては、生産性の高い近代的農業経営を中核に国民の食生活の多様化に対応し、また、地域の実態に即しつつ、農業者の理解と協力を得て、農業生産の再編成を推進し、これを通じて食糧の自給力の向上に努めてまいっているところであります。 また、漁業につきましては、二百海里時代に即して、周辺水域内漁業の振興を図るとともに、漁業外交による遠洋漁場の確保に努めているところであります。 ただいま採択されました御決議の趣旨を十分に体し……
○国務大臣(武藤嘉文君) 富塚先生からは、輸入促進税制に八百七十億という減税予定があるけれども、それの裏づけとなる細かい数字を示せ、こういう御指摘でございます。 実際問題といたしまして、まだこれからやることでございますし、また、この輸入促進税制だけではなく、今回千四品目にわたる関税の引き下げ、撤廃も考えておりますし、また輸入拡大予算を大幅に拡大をしていくという、いろいろ総合的な輸入拡大政策をとろうといたしておるわけでございます。 また同時に、そのような政策をとりますことと、相手側がやはり輸出拡大努力をしていただかなければなりませんし、また日本の国内の経済情勢もございますが、いずれにいたしま……
○国務大臣(武藤嘉文君) お答えいたします。 今回の日米構造協議におきまして、大店法につきまして規制緩和をすることにいたしておりますけれども、これは国だけではいけない、今自治大臣からも御答弁がありましたように、地方自治体 においてもいろいろの規制が行われておりますので、これを緩和していただきたいと考えておるわけでございます。 そこで、今の御質問は、私の談話の表現と今度の中間報告にある表現と少し違うじゃないか、こういう御指摘でございますが、これは私といたしましては、地方公共団体を尊重いたしまして丁寧に申し上げたつもりでございまして、その趣旨は全く同じでございます。(拍手)
○国務大臣(武藤嘉文君) 私の方からは、二点についてお答えをさせていただきます。 まず、プルトニウム利用の経済性でございますけれども、プルトニウム利用の経済性については、天然ウランの価格や回収されるウラン及びプルトニウムの利用方法などいろいろの要因に左右されるものでございまして、一概に申し上げることはなかなか困難でございますが、いずれにいたしましても、プルトニウム利用の推進は、ウラン資源の節約、資源の海外依存度の低下につながるなど、エネルギーの安定供給を確保する上で重要なものであると考えております。 なお、第二点は、再処理施設建設を急ぐ理由ということでございますが、これは科学技術庁の方から……
○国務大臣(武藤嘉文君) 大内委員長にお答えをいたします。 ベーカー国務長官との間でいろいろお話をいたしましたが、ウルグアイ・ラウンドにつきましては、何としてもこれはこれからの二十一世紀に向かって世界経済、世界貿易のためには成功させなきゃいけない、こういうことで意見の一致を見ました。それに加えて、この七月にシンガポールにおきまして開かれましたAPECの会合におきます共同コミュニケの中で、それぞれ各国がウルグアイ・ラウンドの成功に向けてこれからお互いに政治的な柔軟性を示さなければいけない、こういう点につきましてもお互いに再確認いたしました。しかし、今も御指摘のございましたような、私が具体的に米……
○国務大臣(武藤嘉文君) 私に対する御質問は、万が一にも武力の行使が行われたときには、日本のエネルギーに対してどういう影響があるか、こういう御質問であったと思います。 日本は、御承知のとおりエネルギー源の約五七%を石油に依存をいたしておりますし、その石油の約七割を中東地域に依存いたしておるわけでございますから、万が一にも中東地域に武力の衝突が起これば、これは石油の供給に対して大きな障害が起きることは当然でございます。今、私ども、そういう万が一の事態を心配をいたしまして、それぞれ備蓄をいたしておるわけでございますが、IEA加入の各国の備蓄は、今平均百四十九日でございます。万が一にも石油の供給に……
○国務大臣(武藤嘉文君) 佐々木議員にお答えをいたします。 ウルグアイ・ラウンドにおける農業交渉における対応について御質問でございます。 農業については、各国ともそれぞれいろいろと困難な問題を抱えておりますが、お互いに協力をし合って、最大限、解決に向かって努力をすべきだと思っております。 米につきましては、たまたま私が通産大臣のときに多少柔軟な発言をいたしましたので、大変御心配をいただいたようでございますけれども、あくまで国会決議等の趣旨を体しまして、日本の基 本的な考え方が十分反映されるように努力をしてまいります。 東京サミットにおきましても、適当な機会をとらえて、できるだけこの日本……
○国務大臣(武藤嘉文君) 時崎議員にお答えをいたします。 我が国は、国際社会の中に占める我が国の地位にふさわしい貢献が期待されておると思います。これからも、我が国といたしましては、今まで同様、積極的に環境協力に貢献をしていきたいと存じております。(拍手)
○国務大臣(武藤嘉文君) 児童の権利に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、趣旨の御説明を申し上げます。 この条約は、平成元年の国連総会において採択されたものであり、児童の権利の尊重及び保護の促進を目的とするものであります。 この条約は、我が国が締約国となっている経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約及び市民的及び政治的権利に関する国際規約において定められている権利を児童について広範に規定するとともに、さらに、児童の人権の尊重及び保護の観点から必要となる詳細かつ具体的な事項をも規定したものであります。この条約の目的は、基本的人権の尊重の理念に基づいている我が国の憲法と……
○国務大臣(武藤嘉文君) 江口議員にお答えをいたします。 今たまたま総理から、外務大臣時代の経験をお話をいただきました。 今御指摘をいただきましたが、在外邦人の安全を確保する上で、政府独自の輸送体制を整備すれば、今後、より適切な措置をとれるのではないか、こういう御指摘でございます。 政府は、これまで海外で緊急事態が発生し、邦人の退避が必要になった際、可能な範囲で民間航空機をチャーターの上派遣し、これに対応してまいりました。しかしながら、過去において、民間機の派遣に当たっては、短時間のうちに機材を確保することが困難であったり、航空会社との調整に時間を要するなどの理由により、適切なタイミング……
○国務大臣(武藤嘉文君) 佐藤議員にお答えをいたします。 私からは、まず、モザンビークヘの要員派遣に関連して支援体制をどうとっていくのかということでございます。 現在、モザンビークは近隣の在ジンバブエ大使館が兼轄しておりますけれども、今回、国連モザンビーク活動への我が国の要員派遣が正式に決定されたことを踏まえまして、我が国の国際平和協力業務が行われる間及びその前後の期間、首都マプトに臨時に事務所を設けまして、モザンビーク政府やONUMOZとの連絡、調整や、派遣要員に対する適切な支援等に当たらせることにしております。さらに、南アにあります大使館、ジンバブエにあります大使館などの関係在外公館に……
○国務大臣(武藤嘉文君) 鉢呂議員にお答えをいたします。 たまたまテレビで私が、ウルグアイ・ラウンド交渉に関しまして、米だけでいいのか、米以外の農産物も含めてやらなければいけないのか、米だけであればそれなりのやり方がある、しかし、いずれにしても農業関係の皆さんとよく話を聞いてみたい、こういうことを私は申し上げました。その後、農業関係の皆さんにお話を承りますと、現時点においては、米だけではなく他の農産物についても慎重な態度で臨んでもらいたい、こういうことでございましたので、私は、今後の交渉に当たりましては、米以外の農産物についても慎重な態度で対処してまいりたいと思います。(拍手)
○国務大臣(武藤嘉文君) 遠藤議員にお答えをいたします。 私に対しましては、外交努力についての御指摘であったと存じます。 ポル・ポト派に対しましては、既に、昨年十一月三十日の国連安全保障理事会の決議におきまして、木材禁輸に係るSNCの決定の支持、国境チェックポイントの設置等の具体的措置を決定し、ポル・ポト派のUNTACへの非協力的態度に対する国際社会の確固たる意思を表明いたしました。 また、本年三月八日の国連安全保障理事会決議において、UNTACへの攻撃を非難するとともに、あらゆる暴力行為を停止するためのあらゆる措置をとるようカンボジア各派に要請、また四月二十三日のパリ協定署各国の共同声……
○国務大臣(武藤嘉文君) 松浦議員にお答えをいたします。 私の関係はもうほとんど総理から御答弁がございましたけれども、NPTに関係をいたしまして、東京サミットではどうするかということと、北朝鮮に対することだと思います。 北朝鮮の問題につきましては、私どもとしては、この脱退の意思を一日も早く撤回をしていただくことになるように努力をいたしております。 それから、東京サミットにおけるこの延長の問題につきましては、総理から御答弁の趣旨で対処してまいりたいと思っております。(拍手)
○国務大臣(武藤嘉文君) お答えをいたします。第一点は、海外の国に対してODAをした場合のその検査について、相手国に対して検査権限が及ばない、これは今総理から御答弁があったとおりでございます。 そこで、私どもといたしましては、援助案件につきましても、現場に赴いて視察を会計検査院に実施をしていただいております。会計検査院の視察に際しては、相手国政府に事前に視察に対する理解と協力を要請するとともに、会計検査院の係官が円滑に業務を遂行できるよう便宜を供与するなど、外務省としても積極的に協力しております。 次に、湾岸平和基金に対して速やかに拠出金の使用状況の報告を求めるべきであるという御指摘は、ま……
○国務大臣(武藤嘉文君) 森議員にお答えをいたします。 まず、内外情勢に対する認識については、私も全く同感でございます。 そこで、そういう時代を踏まえて、総理がこの間もおっしゃっておられます「変革と創造」の時代になりました。総理は、それに対してへ行政改革、財政構造改革、そして金融システム改革、経済構造改革と社会保障改革、この五つをぜひともやり遂げなければならないけれども、とりわけその中でも行政改革は最重要課題であり、しかもこれに対してはいろいろとこれから困難な状況も出てくるであろう、しかし自分はそれに対して身を燃焼し尽くしてでもやり抜くのだ、こういう御決意でございます。 私も、行政改革担……
○国務大臣(武藤嘉文君) 菅議員にお答えをいたします。三点であったかと思います。 一つは、行政監視院の法案に伴って行政監察局の人たちが反対運動をやっている、こういうことでございますが、私は少し誤解もあるのではないかと実は思っております。 実は菅議員から先日そのお話がありましたので、事務当局に対してそのような運動をしているのかということを問いただしましたところ、これは、行政監視院の今度の法案の中身、それから行政監察局の実態、こういうものを文書にしてお示しをし、勉強したいという議員の先生方のところへは行っております、こういうことでありましたので、私は反対運動をしているというふうには受けとめてお……
○国務大臣(武藤嘉文君) 松本議員にお答えをいたします。 私に対しては、女性の国家公務員に対しての採用の問題でございます。 国家公務員法で、採用はすべて平等に取り扱わなければならないという原則がございます。いま一つは、成績主義という原則もございます。それらを踏まえながら、せっかく今回男女共同参画二〇〇〇年プランができ上がりまして、女性の国家公務員に対する採用、登用などについても記述がなされておりますので、その趣旨を十分踏まえまして、今御指摘のような絵にかいたもちにならないように一生懸命努力をさせていただきたいと思います。(拍手)
○国務大臣(武藤嘉文君) 両議員にお答えをいたします。 公務員全体に任期制を導入する考え方があるかどうかということでございますが、今総理から御答弁のあったとおりでございまして、私どもも、特定の場合に限って導入をしていくという考え方で来ております。 ただ、今月中には発足する予定でございます公務員制度調査会、ここでこういう問題についてもいろいろ議論をしていきたいと思っておるわけでございまして、将来ともに全体に広げるという考え方はございませんが、どういう場合にこういう任期制を導入したらいいかどうかというようなことは、そこで十分議論していただきたいと考えておるわけであります。(拍手)
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