馬場昇衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○馬場昇君 私は、日本社会党を代表して、提案されましたいわゆる教職員の人材確保法に対して、絶対に認めるわけにはいかないという立場から、総理並びに関係大臣に質問をいたします。(拍手) 今日、とどまるところを知らない諸物価の高騰の中で、国民の生活は塗炭の苦しみに追い込まれています。総理には、庶民の悲痛な苦しみの声が聞こえますか、怒りの姿が見えますか。 教職員の生活も、その例外ではありません。教職員の生活実態調査によれば、本人だけの賃金で生活している者は、全体の四四%にすぎません。過半数以上の五六%が、共かせぎかその他の収入を加えて生活しているのであります。苦しい生活の中からも、教職員なるがゆえ……
○馬場昇君 私は、日本社会党を代表して、ただいま報告のありましたいわゆる農業、漁業、林業白書につきまして、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 まず、三木総理に、今日の農漁民の生活破壊、農林漁業の荒廃をどう認識していられるか、それをもたらした原因は何かということについてお尋ねいたします。 近年、農業に便利な農機具が入りました。速効性の化学肥料、農薬も入りました。確かに農業は、昔のように手間がかからなくなったのは事実であります。これが進歩であり、近代化であるならば、農民の暮らしは楽になり、豊かになり、暇ができて、村の祭りも、伝統行事も、文化活動も盛んになり、農協等の集まりにもみんなが出られ……
○馬場昇君 ただいま提案されました農林省設置法の一部を改正する法律案につきまして、日本社会党を代表して、総理及び農林大臣に対して質問をいたします。 本案の質問に入る前に、去る二十二日調印されました日ソ漁業協力協定について、総理と農林大臣にまず質問いたします。 ことしの日ソ漁業交渉は、農林大臣は御苦労でしたが、かつてない過酷な内容で妥結したのであります。サケ・マス漁獲量は、昨年の六万二千トンの実績に対して、ことしの最低目標と考えていた五万トンを割り、四万二千五百トンであります。また、操業水域の問題でも、日本漁船は、北洋のサケ・マスの宝庫とも言える水域から締め出されたのであります。百年の伝統を……
○馬場昇君 私は、日本社会党を代表して、鈴木総理に、国民が強く注目している緊急な重要課題について質問をいたします。 私は、冒頭、総理の政治姿勢と政治倫理の確立についてたださなければなりません。 総理は、行政の最高責任者として、また政権与党の最高指導者として、政権を担当するに当たって、安定した政治の運営は、国民の信頼を得て細めて実現できると述べて、政治倫理の確立を公約の第一に挙げられたのであります。 しかるに、その後は、戦後最大の疑獄事件であり、国民の政治不信を最も深めたロッキード疑獄事件の刑事被告人であるところの元総理の勢力に屈して、その影響を最も強く受け、国政をやっておられるのでありま……
○馬場昇君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました教育職員免許法を改正する法律案について質疑を行います。 私は、まず、教育を語るに当たって、冒頭に竹下総理の政治倫理に対する所信を伺っておきたいと思います。 総理、子供は大人の後ろ姿を見て育つと言われております。その大人、特に国権の最高機関である国会の議員は、みずからの人格によって教育の根本にかかわっていると私は思っております。その国会議員の今日の姿は、子供たちにとってその人間形成に立派な教材となっていると思われますか。総理の率直な所信を伺います。 リクルート疑惑の関係者として、政府・与党の最高幹部やその関係者の氏名……
○馬場昇君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、宇野総理大臣の所信表明に対して、国民の声をもって質問をいたします。 質問に入る前に、お隣の中国において、武装軍隊によって虐殺された数百とも数千とも言われる学生、市民に対して、心から哀悼の意を表したいと思います。 さて、あなたの所信表明を聞いていますと、竹下前総理の退陣と、中曽根元総理の衆議院での証人喚問及び自民党離党で、リクルート疑獄のけじめは終わったというような認識をお持ちではないかと思われるところが見え隠れしておりますけれども、そのように思っていられるのでしょうか、まずお伺いをいたしたいと思います。 自民党の前総務会長伊東さんは、竹下……
○馬場昇君 ただいま議題となりました環境基本法案について、提案の理由及びその内容の概要について説明をいたします。 我が国は、一九六〇年代の高度成長政策以降、日常生活の質的な充実よりも生産力の更新と増大を優先させた結果として、日本列島各地に、例えば四日市ぜんそく、水俣病、イタイイタイ病、スモン薬害、カネミ油症、川崎公害など、激甚かつ悲惨な事件が続発し、公害先進国の汚名を世界にさらしたのであります。 私が生まれ育った地に発生した水俣病は、世界の公害の原点と言われていますが、公式発見から三十八年を経過した今日においても、いまだに救済されない被害患者が多く残されております。 その一方で、近年、い……
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