佐藤隆衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○佐藤隆君 ただいま議題となりました沿岸漁業改善資金助成法案につきまして、農林水産委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、新しい海洋秩序の形成により、わが国沿岸漁業の振興が一層重要となってきている情勢にかんがみ、新しい生産技術の導入、漁家の生活改善及び漁業後継者の養成等を助長するため、沿岸漁業従事者等に必要な無利子資金の貸し付けを行う都道府県に対し、政府が必要な助成を行う制度を確立しようとするものであります。委員会におきましては、―三月一日渡辺農林水産大臣から提案理由の説明を聴取し、三月二十日慎重に審査を行い、同日質疑を終了、採決の結果、本案は全会一致をもって原案の……
○佐藤隆君 ただいま議題となりました林業等振興資金融通暫定措置法案につきまして、農林水産委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、最近における林業をめぐる諸情勢の著しい変化に対処して、林業経営の改善並びに国内産木材の生産、流通の合理化を一体的に進めることとし、当分の間、農林漁業金融公庫が造林・林道資金の貸し付けを行う場合における償還期限及び据え置き期間の特例措置を設けるとともに、国内産木材の生産、流通の合理化を進めるために必要な資金の円滑な供給を図る措置等を講じ、林業及びその関連産業の健全な発展を図ろうとするものであります。 委員会におきましては、一二月一日渡辺農林……
○佐藤隆君 ただいま議題となりました両案について申し上げます。 最初に、農林水産委員長提出の繭糸価格安定法の一部を改正する法律案について、提案の趣旨及びその主な内容を御説明申し上げます。 日本蚕糸事業団は、繭糸価格安定法に基づき、その業務の一つとして、従来から蚕糸業の振興に資するための事業に対する助成を行ってきております。 しかしながら、現行法によるこの助成事業は、中間安定等勘定における前々事業年度の利益金の額により毎年度の助成事業の額の範囲を定めることとしていることから、円滑な助成事業の実施ができにくい面があります。 今回の改正は、このような実情にかんがみ、日本蚕糸事業団の中間安定等……
○佐藤隆君 ただいま議題となりました農林水産委員長提出、農業協同組合合併助成法の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 農業協同組合合併助成法は、昭和三十六年に制定され、その後、昭和四十一年以来四回にわたる改正により、同法に基づく合併計画の認定制度について、その適用期間の延長措置が講ぜられてまいりました。 その間、農業協同組合の合併は、関係者の努力により一応の成果をおさめてまいったのでありますが、現在なお市町村規模に満たない組合が全体の四割強、正組合員戸数五百戸未満の組合が全体の三割程度を占めるという状況にあります。 これら小規模の組合につきましては、最近の厳……
○国務大臣(佐藤隆君) お答えをいたします。 総理からお答えになりましたので、重複を避けまして一言だけ答弁を申し上げたいと存じます。 酪農品など米国の自由化要求、このことについてなぜ反撃をしないのか、こういう御指摘でございました。いろいろな観点から見ましても、特に公平性の観点から問題がありますし、米国に機会あるたびに繰り返し冷静に強く主張をしてきたところであります。 以上でございます。(拍手)
○国務大臣(佐藤隆君) 農業、林業及び漁業の各昭和六十二年度年次報告並びに昭和六十三年度において講じようとするそれぞれの施策につきまして、概要を御説明申し上げます。 第一に、農業について申し上げます。 まず、現下の我が国農業を取り巻く内外の経済情勢について見ますと、我が国経済は内需を中心として安定成長を持続するとともに、経済構造調整が着実に進展しつつあります。しかしながら、主要国間にはなお大きな対外不均衡が存在するなどから、引き続き、国際協調型経済構造への変革の推進が求められております。 こうした中で、我が国農業は、経営規模拡大の停滞、生産性向上の立ちおくれ、農産物需給の不均衡などの諸問……
○国務大臣(佐藤隆君) 牛肉・オレンジ自由化に伴う対策として、いろいろお話がございました。 特に冒頭、一方的に譲歩したのではないか、政府全体として取り組んだのか、こういう御指摘がございましたが、長きにわたる懸案の問題でございまして、政府・与党一体となって取り組んでまいりました。もちろん国会での御論議も頭に置きながら話し合いを進めた結果がかような結果になった、こういうことでございます。 先般の日米、日豪合意が関係農家にとり極めて厳しい試練であることは、十分認識しております。今後、厳しい条件のもとで牛肉・かんきつ生産の存立を守り、その体質強化を図っていくとい う基本的な考え方にのっとりまして、……
○国務大臣(佐藤隆君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。 我が国において格別に重要な地位を占める米及び稲作について、現在、生産者の多大な努力により、消費者の御理解と御支援を得ながら、需給均衡努力や合理化努力を懸命に行っているところであります。 政府といたしましては、このような情勢を踏まえ、ただいま採択されました御決議の趣旨を体し、遺憾のないよう対処してまいりたいと考えております。(拍手)
○国務大臣(佐藤隆君) 本年の低温等による農作物の被害状況等について御報告いたします。 本年は、六月に一時低温があり、七月中旬以降、東北や関東を中心として、七月末まで顕著な低温と日照不足が続きました。また、八月中旬から九月にかけても、雨の日が多く日照が少ない不順な天候が続きました。 このような異常気象の影響を受けて、東北の太平洋岸、北関東を中心として、農作物の生育に大きな影響が出ております。 水稲については、障害不稔やいもち病等が多発し、生育もおくれ、これらの地域では作柄が大幅に低下しており、統計情報部の作況調査によると、九月十五日現在、全国的に九八の「やや不良」、東北地方は九一の「不良……
○国務大臣(佐藤隆君) 畜産物の価格安定等に関する法律の一部を改正する法律案及び肉用子牛生産安定等特別措置法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 牛肉につきましては、我が国農業生産及び国民食生活における重要性にかんがみ、畜産振興事業団が行う価格安定操作の対象とするとともに、輸入割り当て制度のもとで、事業団に輸入牛肉の買い入れ及び売り渡しを一元的に行わせ、その価格と需給の安定を図ってきたところであります。 しかしながら、この輸入割り当て制度につきましては、先般の日米及び日豪間の協議において、我が国は、昭和六十六年度から、これを撤廃するとともに、事業団は輸入牛肉を取り扱わないこととし……
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