大原一三衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○大原一三君 私は、新自由クラブを代表して、ただいま議題となりました昭和五十三年度予算三案に対し、賛成の立場から討論を行おうとするものであります。(拍手) まず初めに、賛成の立場を表明する理由を要約いたします。 第一の理由は、当面の不況の深刻さに由来するものであります。 昭和五十三年度予算案は、予想される未曾有の失業の多発、累増する倒産、深刻化する特定業種の構造不況問題等の根本的打開のために、決して十分なものではありませんが、しかし、有効需要創出のため、旧来の国庫優先主義をとりあえずたな上げし、当面の不況打開のため、ようやく積極的に取り組もうとする姿勢が評価されるからであります。われわれ……
○大原一三君 私は、新自由クラブを代表して、総理の日米首脳会談の報告並びにそれに関連する諸問題のうち、特に経済問題について総理並びに関係大臣の所見を伺います。 質問に先立ち、今回の首脳会談についての私の率直な印象を述べさせていただきます。 私は、日米の首脳が常時密接な話し合いの機会を持つことは、きわめて有意義なことであると思います。自由主義社会の両経済大国が意思の疎通を欠くことは、無用の摩擦と混乱を引き起こし、世界経済の発展にとって好ましからざる影響をもたらすからであります。しかし、このところ、さきの日米貿易交渉によって一応の鎖静化を見たものの、両国の関係は必ずしも満足すべき状況にあったと……
○大原一三君 ただいま議題となりました各種手数料等の改定に関する法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 最近における経済情勢の変化等に顧み、政府においては、今般、各種の行政事務に係る手数料等の金額につきまして、行政コスト、物価動向等を勘案して統一的な観点から全般的な見直しを行い、費用負担の適正化を図ることといたしております。 本案は、各種手数料等の改定に当たり、法律改正を必要とするものにつきまして、関係法律を一括して改正することとして提出されたものであります。 その内容は、不動産の鑑定評価に関する法律等三十四法律に規定されております各種手数料等の……
○大原一三君 ただいま議題となりました国家公務員及び公共企業体職員に係る共済組合制度の統合等を図るための国家公務員共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 この法律案は、臨時行政調査会の行政改革に関する第三次答申の趣旨にのっとり、高齢化社会の進展に対処するための公的年金制度の再編統合の一環として、国家公務員と公共企業体職員との共済組合制度を統合し、長期給付の給付要件等の一致を図るとともに、国鉄共済組合に係る年金の円滑な支払いを確保するための財政調整事業の実施等の措置を講じようとするもので、その主な内容を申し上げますと、 第……
○大原一三君 ただいま議題となりました市民農園整備促進法案につきまして、農林水産委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、主として都市住民のレクリエーション等の用に供するための市民農園の整備に関する措置を定めることにより、健康でゆとりある国民生活の確保を図るとともに、良好な都市環境の形成と農村地域の振興に資することを目的とするものであります。 その主な内容は、 第一に、都道府県知事は、市民農園の適正かつ円滑な整備を図ることが必要と認めるときは、市民農園の整備に関する基本方針を策定し、市町村は、基本方針に基づき、市民農園区域の指定と市民農園の開設の認定を行うこととして……
○大原一三君 ただいま議題となりました両案につきまして、農林水産委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、国有林野事業改善特別措置法の一部を改正する法律案は、国有林野事業の経営の状況にかんがみ、その改善を推進するための措置を講じようとするものであり、 第一に、国有林野事業勘定において経常事業部門を累積債務と区分し、平成三年度以降十年間を改善期間とする新たな改善計画を策定することとしたこと、 第二は、改善期間中の特別措置として、従来からの措置に加え、一般会計からの繰り入れ対象の拡大、土地売り払い等収入の累積債務への充当、退職促進のための特別給付金の支給等の措置を新たに講……
○大原一三君 ただいま議題となりました両法案について申し上げます。まず、山村振興法の一部を改正する法律案につざまして、農林水産委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。本案は、最近における林業の不振や若年林業労働力の減少が森林の管理水準の低下等をもたらしている状況に対処し、山村振興施策の一層の拡充を図ろうとするものであり、その主な内容は、第一に、森林等の保全を図ることを山村振興の目標に追加したこと、 第二に、森林、農用地等の保全や農林産物の製造、加工等の事業を行う地方公共団体出資による法人を設立して若者の就業の場を確保することとし、当該法人が作成したこれら事業に関する計画を都道府……
○大原一三君 ただいま議題となりました両案につきまして、農林水産委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、食品流通構造改善促進法案は、食品の流通をめぐる諸情勢の変化に対処して、食品の流通部門の構造改善の促進を図るため、基本方針の策定及び構造改善計画の認定について定めるとともに、構造改善事業を実施する食品販売業者等に対し、金融、税制上の支援措置を講ずるほか、食品流通構造改善促進機構の指定、食品流通審議会の設置等について定めようとするものであります。 委員会におきましては、三月十九日近藤農林水産大臣から提案理由の説明を聴取し、四月十六日質疑を行い、同日質疑を終局し、採決いた……
○大原一三君 ただいま議題となりました土地改良法等の一部を改正する法律案につきまして、農林水産委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、最近における農業をめぐる諸情勢の推移にかんがみ、土地改良事業の円滑かつ効果的な推進を図るため、国営及び都道府県営事業等における市町村負担の明確化、事業実施方式の改善等の措置を講じようとするものであります。 本案は、去る四月九日参議院より送付され、同日本委員会に付託されました。 委員会におきましては、四月十六日近藤農林水産大臣から提案理由の説明を聴取し、四月二十四日質疑を行いました。同日質疑を終了いたしましたところ、日本共産党から修正……
○大原一三君 私は、自由民主党を代表し、羽田新総理の所信表明演説に対し質問をいたします。長時間お疲れでございましょうが、よろしく御聴取を願います。 初めに、さきの中華航空の事故による犠牲者の御遺族の方々に対し心からお悔やみ申し上げますとともに、入院中の方々の一日も早い御全快をお祈り申し上げます。 ただいま、我が党の河野総裁より国政の全般にわたって質疑が行われたところでありますが、私は、いささか地味でありますけれども、主として経済、財政そして税制を中心に新総理にお伺いしたいと存じます。 実のところ、新総理の施政方針、美辞麗句に終始し、改革という言葉の羅列はたくさんありますが、具体性に乏しく……
○国務大臣(大原一三君) ただいま議題となりました林業改善資金助成法及び林業等振興資金融通暫定措置法の一部を改正する法律案、林業労働力の確保の促進に関する法律案及び木材の安定供給の確保に関する特別措置法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 我が国林業及び木材産業は、国民生活に不可欠な林産物の供給を初めとして、森林の有する国土の保全、水資源の涵養等の公益的機能の発揮の増進など、国民経済の発展と国民生活の向上に大きな役割を果たしております。 一方、戦後植林された一千万ヘクタールの人工林が充実期を迎えつつある中で、近年の我が国林業及び木材産業を取り巻く環境は、国産材価格の低迷、伐出経費……
○国務大臣(大原一三君) ただいま議題となりました排他的経済水域及び大陸棚に関する法律案、排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律案、海洋生物資源の保存及び管理に関する法律案及び水産資源保護法の一部を改正する法律案について、その主な内容を御説明申し上げます。 まず、排他的経済水域及び大陸棚に関する法律案についてであります。 第一に、我が国が沿岸国としての主権的権利を行使する水域として排他的経済水域を設けることとしております。 第二に、我が国が沿岸国としての主権的権利を行使する大陸棚について、その範囲を明確化することとしております。 第三に、排他的経済水域及び大……
○国務大臣(大原一三君) ただいま議題となりました農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案にっきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 農水産業協同組合貯金保険制度については、最近における金融環境の変化に対処して、貯金者等の保護と信用秩序の維持に万全を期するため、農協、漁協等が経営困難に陥った場合における対応措置が適時適切に講じられるよう制度を改善することとし、この法律案を提出した次第であります。 次に、この法律案の主要な内容について御説明申し上げます。 第一に、農協、漁協等に保険事故が発生した場合に、機構は、貯金者等の有する貯金等債権を買い取ることができることとしております。 ……
○国務大臣(大原一三君) ただいまの御決議に許しまして所信を申し上げます。 政府といたしましては、国連海洋法条約の締結に伴い、同条約の趣旨を十分に踏まえた新たな漁業協定が早期に締結されることとなるよう鋭意努めてまいりますとともに、所要の施策を講ずるhど、ただいま採択されました御決議の趣旨を伏し、遺憾のないよう対処してまいりたいと考えております。(拍手)
○国務大臣(大原一三君) 愛知議員の御質問にお答えいたします。 まず、系統金融機関のノンバンクヘの貸し付けについてのお尋ねでありますが、本年三月末の貸し付けについて報告を聴取しましたところ、概数で昨年に比べ約一・一兆円減少し六六兆円となり、不良債権額は約三千億円程度となっておりさす。農協系統は、ノンバンクに対する融資においても、相手方の信用状況等の審査を行い、必要だ担保保全措置をとっていると承知しておりますが、その不良債権の処理については、それぞれの経営内部において処理されることが基本と考えております。 次に、農協系統金融機関のリストラを含めた改革についてのお尋ねでございますが、農協系統に……
○大原一三君 ただいま議題となりました六案件につきまして、本特別委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律案は、清算事業団債務等の抜本的な処理を図ることが緊急の課題となっていることにかんがみ、政府による同事業団の債務の承継等の措置を講じようとするものであります。 次に、国有林野事業の改革のための特別措置法案は、国有林野事業の危機的な財務状況にかんがみ、同事業の抜本的な改革の趣旨を明らかにするとともに、累積債務の一般会計への帰属等の措置を講じようとするものであります。 次に、国有林野事業の改革のための関係法律の整備に関する……
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