谷垣禎一衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○谷垣禎一君 各常任委員長の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されることを望みます。
○谷垣禎一君 各種委員等の選挙は、いずれもその手続を省略して、議長において指名され、皇室会議予備議員、皇室経済会議予備議員、裁判官弾劾裁判所裁判員の予備員、裁判官訴追委員の予備員の職務を行う順序については、議長において定められることを望みます。
○谷垣禎一君 国務大臣の演説に対する質疑は延期し、来る十六日午後一時から本会議を開きこれを行われることを望みます。
○谷垣禎一君 国務大臣の演説に対する残余の質疑は延期し、明十七日午後二時から本会議を開きこれを継続することとし、本日はこれにて散会されることを望みます。
○谷垣禎一君 各種委員等の選挙は、いずれもその手続を省略して、議長において指名され、裁判官訴追委員の予備員の職務を行う順序については、議長において定められることを望みます。
○谷垣禎一君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。 加藤万吉君外八名提出、北方領土問題の解決促進に関する決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
○谷垣禎一君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。 内閣提出、国家公務員災害補償法の一部を改正する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
○谷垣禎一君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。 内閣提出、地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
○谷垣禎一君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。 内閣提出、地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
○谷垣禎一君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。 昭和六十一年度一般会計補正予算(第1号)、昭和六十一年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和六十一年度政府関係機関補正予算(機第1号)、右三案を一括議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
○谷垣禎一君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。 内閣提出、地方公共団体の執行機関が国の機関として行う事務の整理及び合理化に関する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
○谷垣禎一君 議事日程は延期し、本日はこれにて散会されることを望みます。
○谷垣禎一君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。
堀内光雄君外九名提出、雇用の安定に関する決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。
内閣提出、臨時行政改革推進審議会設置法案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
○谷垣禎一君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
大蔵委員長提出、昭和六十二年分の所得税に係る配偶者控除の臨時特例に関する法律案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
請願日程三百二十九件とともに、本日委員会の審査を終了した地方公共団体の財政力格差是正に関する請願を追加して一括議題とし、その審議を進められることを望みます。
○谷垣禎一君 国務大臣の演説に対する質疑は延期し、来る二十八日午後一時から本会議を開きこれを行うこととし、本日はこれにて散会されることを望みます。
○谷垣禎一君 裁判官訴追委員及び北海道開発審議会委員の選挙は、いずれもその手続を省略して、議長において指名されることを望みます。
○谷垣禎一君 国務大臣の演説に対する残余の質疑は延期し、明三日午後二時から本会議を開きこれを継続することとし、本日はこれにて散会されることを望みます。
○谷垣禎一君 北海道開発審議会委員の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されることを望みます。
○谷垣禎一君 中央選挙管理会委員の指名については、その手続を省略して、議長において指名されることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
日程第十一とともに、内閣提出、森林法の一部を改正する等の法律案を追加して、両案を一括議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
内閣提出、国立学校設置法の一部を改正する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
内閣提出、地域雇用開発等促進法案を議題とし、委員……
○谷垣禎一君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。
昭和六十二年度一般会計暫定予算、昭和六十二年度特別会計暫定予算、昭和六十二年度政府関係機関暫定予算、右三案を一括議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。
議院運営委員長提出、国会法の一部を改正する法律案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
○谷垣禎一君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。 議院運営委員長提出、憲政功労年金法の一部を改正する法律案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
○谷垣禎一君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
日程第二とともに、内閣提出、医薬品副作用被害救済基金法の一部を改正する法律案、身体障害者雇用促進法の一部を改正する法律案及び地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、公共職業安定所及びその出張所め設置等に関し承認を求めるの件の三件を追加し、また、社会労働委員長提出、勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案を委員会の審査を省略して追加し、五件を一括議題とし、委員長の報告及び趣旨弁明を求め、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
上草義輝君外二十名提出、北方領土問題等の解決の促進の……
○谷垣禎一君 議事日程は延期し、本日はこれにて散会されることを望みます。
○谷垣禎一君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。
内閣提出、昭和六十二年度における地方公務員等共済組合法の年金の額の改定の特例に関する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。
内閣提出、参議院送付、外国医師又は外国歯科医師が行う臨床修練に係る医師法第十七条及び歯科医師法第十七条の特例等に関する法律案、社会福祉士及び介護福祉士法案、右両案を一括議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。
内閣提出、国土利用計画法……
○谷垣禎一君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
日程第一とともに、内閣提出、絶滅のおそれのある野生動植物の譲渡の規制等に関する法律案を追加して、両案を一括議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
日程第二及び第三とともに、内閣提出、参議院送付、総合保養地域整備法案を追加し、また、建設委員長提出、関西文化学術研究都市建設促進法案を委員会の審査を省略して追加し、四案を一括議題とし、委員長の報告及び趣旨弁明を求め、その審議を進められることを望みます。
○谷垣禎一君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
内閣提出、参議院送付、外国の地方公共団体の機関等に派遣される一般職の地方公務員の処遇等に関する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
内閣提出、参議院送付、刑事確定訴訟記録法案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
○谷垣禎一君 国務大臣の演説に対する質疑は延期し、来る八日午後一時から本会議を開きこれを行うこととし、本日はこれにて散会されることを望みます。
○谷垣禎一君 国務大臣の演説に対する残余の質疑は延期し、明九日午後二時から本会議を開きこれを継続することとし、本日はこれにて散会されることを望みます。
○谷垣禎一君 裁判官弾劾裁判所裁判員の予備員の選挙は、その手続を省略して、議長において指名され、その職務を行う順序については、議長において定められることを望みます。
○谷垣禎一君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。 昭和六十二年度一般会計補正予算(第1号)、昭和六十二年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和六十二年度政府関係機関補正予算(機第1号)、右三案を一括議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
○谷垣禎一君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。 第百七回国会、宮崎茂一君外五名提出、流通食品への毒物の混入等の防止等に関する特別措置法案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
○谷垣禎一君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。 第百八回国会、内閣提出、外国人登録法の一部を改正する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
○谷垣禎一君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
越智伊平君外二十二名提出、日中国交正常化十五周年に当たり、日中友好関係の一層の増進に関する決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
内閣委員長提出、台湾住民である戦没者の遺族等に対する弔慰金等に関する法律案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。第百八回国会、内閣提出、精神衛生法等の一部を改正する法律案を議題とし、委員長の報告……
○谷垣禎一君 各常任委員長の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されることを望みます。
○谷垣禎一君 ただいま議題となりました両案について、逓信委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、通信・放送衛星機構法の一部を改正する法律案でありますが、本案は、電気通信分野における最近の急速な技術革新の動向を踏まえて、通信・放送衛星機構に通信・放送技術の向上を図るための業務を追加するとともに、通信・放送衛星機構を通信・放送機構と改称する等所要の改正を行おうとするもので、その主な内容は、 第一に、この法律の題名を通信・放送機構法に改め、通信・放送衛星機構の名称を通信・放送機構に改めること、 第二に、通信・放送機構の業務として、従来の業務に加え、高度通信・放送研究開発の……
○谷垣禎一君 ただいま議題となりました放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件について、逓信委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本件は、日本放送協会の平成四年度収支予算、事業計画及び資金計画について、国会の承認を求めるものであります。 まず、収支予算について申し上げます。 受信料の月額は、前年度とおりとしております。 一般勘定の事業収支においては、収入は五千四百三億七千万円、支出は五千百三十一億八千万円となっており、収支差金は二百七十一億九千万円で、このうち、二百三億二千万円を資本支出に充当し、残り六十八億七千万円を翌年度以降の財政安定のための繰越金と……
○谷垣禎一君 ただいま議題となりました両案について、逓信委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、郵便貯金法の一部を改正する法律案でありますが、本案は、郵便貯金の預金者の利益の増進を図り、あわせて金融自由化に的確に対応するため、所要の改善を行おうとするもので、その主な内容は、 第一に、市場金利を勘案して。郵政大臣が利率を定める郵便貯金の範囲を拡大すること、 第二に、政令で定める通常郵便貯金の一部について、預金者は月に一定の回数を超えて払い戻しをする場合には、手数料を納付しなければならないこととすること、 第三に、郵便貯金を担保とする貸付金の総額は、審議会に諮問した上……
○谷垣禎一君 ただいま議題となりました三法律案について、逓信委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、郵便法の一部を改正する法律案の主な内容は、 第一に、社会福祉の増進を目的とする法人または団体にあてた寄附金を内容とする郵便物の料金を免除することができることとすること、 第二に、郵政大臣は、第三種郵便物の認可を受けた定期刊行物が、認可の条件を具備しているかどうかにつき、定期に監査を行うものとすること、 第三に、第三種郵便物の制度の効率的な運営を図るため、第三種郵便物として必要な条件を具備するかどうかの調査業務を、郵政大臣が指定する指定調査機関に行わせることができるこ……
○谷垣禎一君 ただいま議題となりました法律案について、逓信委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、最近における電波利用の増加等の状況にかんがみ、電波の適正な利用の確保に関し郵政大臣が無線局全体の受益を直接の目的として行う事務の処理に要する電波利用共益費用の財源に充てるために免許人から電波利用料を徴収することとするとともに、電波有効利用促進センターの業務に電波の有効かつ適正な利用の促進を図るための情報の収集及び提供の業務を追加する等所要の改正を行おうとするもので、その主な内容は、 まず第一に、電波有効利用促進センターの業務として、無線局の周波数の指定の変更に関する事項……
○谷垣禎一君 私は、自由民主党・自由国民会議を代表して、提案されました第三次補正予算に関連する諸問題について質問いたします。 民主政治における政治の権威は、政治家の言葉への信頼を根幹としております。そして、細川総理は、わかりやすい言葉で国民に語りかける総理として登場され、国民もこれに期待を寄せてきました。しかし、今回の国民福祉税導入をめぐる一連の騒動は、国民のこの期待に真っ向から反するものでありました。 総理は、一月二十九日の記者会見では、消費税率の引き上げについては全く念頭にないと断言されております。そして、総理の意向を代弁する役割をお持ちの武村官房長官は、一月三十日に、減税先行、増税と……
○谷垣禎一君 ただいま議題となりました国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、一般職の国家公務員の給与改定に伴い、国会議員の秘書に適用される給料月額等の改定を行い、本年四月一日から適用しようとするものであります。 本案は、本日、議院運営委員会において起草し、提出したものであります。 何とぞ御賛同くださるようお願い申し上げます。(拍手)
○谷垣禎一君 ただいま議題となりました国会議員互助年金法の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、本年十二月から、昭和五十年三月三十一日以前に退職した国会議員等に給する互助年金の基礎歳費月額六十六万円を六十八万円に引き上げるとともに、納付金及び年金計算の基礎となる歳費月額の限度額を九十八万九千円から百三万円に引き上げ、それに係る納付金率を百分の九・九から百分の十に引き上げることとし、また、普通退職年金の支給開始年齢を六十歳から六十五歳に引き上げる等所要の改正を行おうとするものであります。 本案は、本日、議院運営委員会において起草し、提出したものであ……
○谷垣禎一君 私は、自由民主党・自由連合、日本社会党・護憲民主連合、新党さきがけを代表して、ただいま議題となりました土井議長不信任決議案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。(拍手)まず初めに、議員各位の良識に訴えたいと存じます。 今回の事態で、議長が真に不信任に当たるような行動をおとりになったのでありましょうか。提案者の趣旨弁明をお聞きいたし、決議案の理由をつぶさに検証いたしましても、私には、何ゆえに議長が不信任されなければならないのか、釈然としないのであります。提出した会派の議員各位一人一人は、提出した理由を納得されているのでありましょうか。不信任決議案を提出された土井議長の心……
○谷垣禎一君 ただいま議題となりました議員山口敏夫君の逮捕について許諾を求めるの件について、議院運営委員会の審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本件は、議員山口敏夫君の背任被疑事件につき、東京地方検察庁からの逮捕状請求により、東京地方裁判所裁判官からの要求に従って、去る四日、内閣から同君の逮捕につき、本院の許諾を求めてまいったものであります。 議院運営委員会は、同日本件の付託を受け、即日理事会を開き、その取り扱いについて協議を行いました。 本件につきましては、憲法第五十条の規定により議員に保障された不逮捕特権に関する重大な問題でありますので、院として迅速に対応すべく、昨五日、委員……
○谷垣禎一君 私は、自由民主党、新進党、社会民主党・護憲連合、新党さきがけを代表いたしまして、ただいま議題となりました中国の核実験に抗議し、直ちに今後の核実験を中止することを求める決議案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 中国の核実験に抗議し、直ちに今後の核実験を中止することを求める決議案 本院は、我が国が広島、長崎への原爆投下を経験した唯一の被爆国であることにかんがみ、あらゆる国の核実験に反対する。 中国が、この度、全面核実験禁止条約の締結を目前に控え、地下核実験を強行したことは誠に遺憾と言わざるを得ない。 それがいかなる理由に基……
○国務大臣(谷垣禎一君) 原子力基本法及び動力炉・核燃料開発事業団法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 これまで、動力炉・核燃料開発事業団は、昭和四十二年に設立されて以来、原子力基本法に基づく原子力の開発機関として高速増殖炉及び新型転換炉に関する開発、核燃料物質の生産及び再処理、核原料物質の探鉱等を行うことにより、我が国の原子力の開発及び利用の促進に寄与するといった重要な役割を担ってきたところであります。 しかしながら、平成七年十二月に、高速増殖原型炉「もんじゅ」において、また、平成九年三月にアスファルト固化処理施設において事故を起こし、さらに、それらに関連して虚……
○国務大臣(谷垣禎一君) 北橋議員にお答えいたします。 まず、預金保険法改正案を見直すべきではないかというお尋ねがございましたが、この法案は、一つは、預金全額保護の特例措置終了後に恒久的な制度を整備する必要がある、そのあり方を示した昨年十二月の金融審議会答申、これを一つ踏まえております。 それからもう一つは、先ほど、総理、大蔵大臣もお触れになりましたけれども、一部の中小機関につきまして、経営の一層の実態把握を図って、その改善を確実なものとすることなどによって、より強固な金融システムの構築を図る必要がある、この観点からなされた与党三党の合意が昨年ございました。 この二つを踏まえまして大蔵省……
○国務大臣(谷垣禎一君) 株式会社産業再生機構法案及び株式会社産業再生機構法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 初めに、株式会社産業再生機構法案について申し上げます。 我が国経済は、現在、金融面において、不良債権問題の解決を図ることが課題となる一方、産業面において、過剰供給構造などの状況を考慮しつつ、過剰債務企業が抱える優良な経営資源を再生することが課題となっており、産業と金融の一体となった対応が必要な状況にあります。 この法律案は、こうした状況を踏まえ、我が国の産業の再生と信用秩序の維持を図るため、有用な経営資源を有しながら過大な債務……
○国務大臣(谷垣禎一君) ただいま議題となりました食品安全基本法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。 我が国においては、経済社会の発展に伴い国民の食生活が豊かになる一方、食品に関する科学技術の発展、食品流通の広域化、国際化が進展するなど、我が国の食生活を取り巻く環境は、近年、大きく変化しております。このような変化を背景として、一昨年の牛海綿状脳症の発生を初めとして、昨年の外国産野菜における農薬の残留や国内における無登録農薬の使用など、食品の安全にかかわる問題が相次いで発生し、食品の安全性の確保に対する国民の関心は、従来にも増して高まっております。 このような情勢の変化に適確に対応……
○国務大臣(谷垣禎一君) 平成十六年度予算及び平成十五年度補正予算の御審議に当たり、今後の財政政策等の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明いたします。(拍手) 日本経済の現状を見ますと、長期的な低迷の中でも、多くの国民の英知と努力によって培われてきた活力が、政府、民間の改革への取り組みによってようやく発揮され始め、経済に明るい兆しが見られます。この景気回復の動きを民間需要主導の持続的な経済成長につなげていくためには、経済の活性化、子や孫の世代に負担を先送りしない持続可能な財政の構築、国民の安心、安全の確保を目指した諸般の取り組み、これらを総合的に進めていくこと……
○国務大臣(谷垣禎一君) ただいま議題となりました平成十六年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、平成十六年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案につきまして御説明申し上げます。 平成十六年度予算については、引き続き歳出改革路線を堅持し、一般会計歳出及び一般歳出について、実質的に前年度の水準以下に抑制いたしました。一方、予算の内容については、経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇三等を踏まえ、例えば科学技術や治安対策など活力ある社会経済の実現や国民の安心の確保に資する分野に……
○国務大臣(谷垣禎一君) 松崎議員にお答えいたします。 三位一体の改革についてのお尋ねでありますが、いわゆる三位一体の改革は、地方にできることは地方に、権限も責任も持ってやっていただくということとあわせて、国、地方全体のスリム化も推進するという観点から進めていくものでございます。 こうした原則のもとで、税源の移譲につきましては、平成十八年度までに所得税から個人住民税への本格的な税源移譲を実施することといたしまして、当面の措置としては、先ほど官房長官からも御答弁がございましたように、所得譲与税の創設により税源を移譲するとともに、義務教育費国庫負担金の退職手当等の一般財源化につきましては、特例……
○国務大臣(谷垣禎一君) 吉田治議員にお答えいたします。 まず、平成十六年度の中小企業対策費についてのお尋ねですが、これは、やる気と能力のある中小企業の自助努力に対して支援を行うという基本的考え方に立ちまして、歳出内容の見直しを行いました。そして、中小企業の再生とか創業とか経営革新に対する支援、あるいは中小企業金融の円滑化といった、真に必要な経費について十分な予算を確保することといたしまして、一千七百三十八億円を計上しております。 したがいまして、この予算を早期に成立させていただいて、これを着実に実行していくことが、中小企業対策として何よりも重要であるというふうに考えております。 それか……
○国務大臣(谷垣禎一君) 泉議員にお答えいたします。 私に対しましては、司法改革の重要性、それから司法ネット拡充の必要性についてのお尋ねであったと存じます。 私も、司法改革の重要性については十分認識しているつもりでございます。 司法ネットにつきましては、あまねく全国において、法による紛争の解決に必要な情報やサービスの提供が受けられる社会を実現することを目指すとの制度の趣旨に沿った対応が適切になされる必要がございます。 その予算措置につきましては、厳しい財政事情を勘案しつつ、関係省庁における検討状況も踏まえまして、適切な措置を講じてまいりたいと考えております。(拍手)
○国務大臣(谷垣禎一君) 大口議員にお答えをいたします。 国民年金保険料の未納問題についてのお尋ねがございました。 これにつきましては、厚生労働大臣からもお答えのあったところでありますが、政府全体として取り組むべき重要な問題と考えておりまして、社会保険庁と税務当局の連携によりまして、国民年金保険料の納付率を向上させるとともに、未納者に社会保険料控除の適用をさせないことを目指した対策を講じることとしております。 具体的には、社会保険庁が市町村の税務当局から未納者の所得情報の提供を受けて、納付督励や強制徴収あるいは低所得者に対する免除勧奨という未納者対策を行った上で、未納者情報を税務当局に提……
○国務大臣(谷垣禎一君) 小泉俊明議員にお答えいたします。 小泉内閣三年間の成果についてお尋ねがありました。 小泉内閣は、発足以来、改革なくして成長なし、こういう方針のもとで、金融、規制、歳出、税制の各分野にわたる構造改革を全力で進めてまいりました。 こうした中で、経済は、企業規模や地域間で格差が見られるものの、民需主導の着実な回復を続けておりまして、持ち直しの動きは、中小企業や各地域にも徐々に浸透し始めております。 また、犯罪の増加につきましては、例えば平成十六年度予算において治安関係職員を大幅に増員するなど、積極的に対応しております。 このように、小泉構造改革は着実に成果を上げて……
○国務大臣(谷垣禎一君) 田中議員にお答えいたします。 災害復旧に必要予算の確保、財源についてお尋ねがございました。 財政当局といたしましては、まず、災害復旧事業等の円滑な執行や激甚災害への適切な対応に努めてまいります。 さらに、災害被害額の早期把握にも努めますとともに、災害復旧等のための必要な経費がどの程度になるか見きわめたいと考えております。その結果、必要があれば補正予算に所要額を計上して、通常国会の冒頭に提出する用意がございます。 なお、緊急に必要となる経費については、予備費の使用を含め、適切に対処することとし、災害への財政面での対応に万全を期してまいります。 また、国債の追加……
○国務大臣(谷垣禎一君) 平成十七年度予算及び平成十六年度補正予算の御審議に当たり、今後の財政政策等の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明いたします。(拍手) 昨年来、たび重なる大型台風や新潟県中越地震、スマトラ沖大地震及びインド洋津波などの自然災害が甚大な被害をもたらしております。ここに、亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。政府としては、今後とも被災地域の復旧等に向けて全力を挙げて取り組んでまいります。 我が国経済は、政府、民間双方の構造改革の取り組みにより長きにわたった低迷を脱し、……
○国務大臣(谷垣禎一君) 横光議員の御質問は、定率減税は、平成十一年に所得税の最高税率の引き下げや法人税率の引き下げとセットで行ったのに、定率減税だけを今回いじるのは考え方があべこべじゃないか、こういう御質問だったと思います。 これについては、共産党の御質問に先ほど総理からも御答弁があったところでございますが、これらの減税をやった理由が違うわけであります。 すなわち、定率減税は、当時の差し迫った景気の状況に対応するために行われたものでございますけれども、所得税の最高税率それから法人税の税率の引き下げは、国際化の進展といった構造変化に対応するために、現在も取り組んでおります、いわばあるべき税……
○国務大臣(谷垣禎一君) ただいま議題となりました平成十七年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、平成十七年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案につきまして御説明申し上げます。 平成十七年度予算においては、歳出改革路線を堅持、強化するという方針のもと、従来にも増して、歳出全般にわたる徹底した見直しを行い、一般歳出について三年ぶりに前年度の水準以下に抑制し、新規国債発行額についても四年ぶりに前年度より減額したところであります。一方、予算の内容については、活力ある社会経済の実現や国……
○国務大臣(谷垣禎一君) 稲見議員にお答えいたします。 平成十七年度の地財計画についてお尋ねがございました。 今、麻生総務大臣からも御答弁があったところですが、十七年度の地方財政計画策定過程におきまして、地方財政計画歳出には、投資単独事業を初めとする過大計上が十三年度決算ベースで合計七兆円から八兆円ある、国民に対するアカウンタビリティーの観点から早急に解消すべきであるという問題提起をいたしました。 このため、十七年度の地方財政計画においては、計画計上額の適正化として、投資単独経費を七千億円縮減したところでございます。十八年度以降においても、さらに投資単独事業の適正化を進めることとしており……
○国務大臣(谷垣禎一君) 古本議員から、四つお問いかけいただきました。 第一は、官民の役割分担と予算編成についてのお尋ねであります。 我が国の財政状況は、平成十七年度末の公債残高が五百三十八兆円程度に達する見込みであるなど、非常に厳しい状況にありますので、簡素で効率的な政府をつくることは、歳出改革の観点から考えても極めて重要な課題だと考えております。 そこで、例えば、民間と競合する住宅金融公庫の直接融資の廃止など抜本的な見直しを行うとともに、昨年末に決定いたしました「今後の行政改革の方針」に従い、独立行政法人につき三十二法人を二十二法人に再編して、八千三百人余りの役職員を非公務員化するこ……
○国務大臣(谷垣禎一君) 計屋議員にお答えいたします。 まず、中小企業対策費についてのお尋ねですが、平成十七年度予算案では、中小企業対策費として千七百三十億円を計上しております。これは、厳しい財政事情の中で、新事業への挑戦を図る企業への支援や中小企業金融の円滑化、再生支援など、やる気と能力のある中小企業の自助努力を支援するために真に必要な予算を十分に確保したものであります。民主党からも中小企業対策費に関して提案がなされていることは承知しておりますが、政府としては、現在の予算案が最善のものと考えております。 科学技術支援に対する国費の投入についてお尋ねがありました。 科学技術予算については……
○国務大臣(谷垣禎一君) 和田議員にお答えいたします。 都市再生を大都市から中小都市へとの順番で進めた結果、投入国費等が高くなったのではないかというお尋ねがありました。 都市再生に関するこれまでの取り組みにつきましては、政府として、大都市、地方中小都市のどちらかを優先して進めるということじゃなく、地域のそれぞれの特性に応じながら、適時適切に施策を推進してきたものと理解しております。 関連するさまざまな予算についても、それぞれの施策の目的に即して、必要性、有効性等を精査した上で、必要な措置を行っているところであります。 地方都市の再生に関する財源についてお尋ねがありました。 地方都市の……
○国務大臣(谷垣禎一君) 本多議員にお答えいたします。 弾道ミサイル防衛システムの導入について、財政面からどう考えるかということでございます。 弾道ミサイル防衛システムの整備に当たりましては、現有装備の活用等によって効率的にシステムを構築するとともに、安全保障環境の変化等を踏まえまして、冷戦型の装備、要員の抜本的な見直し、効率化を図ることといたしております。 これによりまして、弾道ミサイル防衛システムを導入する中で、防衛関係費は三年連続のマイナスとしておりまして、今後とも、限られた財政資金で効率的な防衛力整備に努めてまいりたいと考えております。(拍手)
○国務大臣(谷垣禎一君) 村越議員にお答えいたします。 会計参与と税理士についてのお尋ねがございました。 会計参与制度につきましては、主として中小規模の株式会社の計算書類の適正さを担保するための制度として創設することとされておりまして、その担い手として税理士が含まれておりますのは、従来より税理士が中小企業の会計業務に適切に対応してきたことによるものと聞いております。 今後、税理士が会計参与としてその責務を十分に果たしていくことができますように、今般の会社法案を含めまして、会社法制全般について幅広い知識の習得に努めるとともに、会計参与のあり方についても理解を深めていただきたいと考えておりま……
○国務大臣(谷垣禎一君) 室井議員にお答えいたします。 いわゆる財投の繰り上げ償還の件についてお尋ねがありました。 この繰り上げ償還については、補償金を徴求して受け入れることを原則としておりますが、このたび、財政制度等審議会財政投融資分科会の了承をいただいた「繰上償還についての基本的考え方」を踏まえまして、一定の条件を満たした上で、透明性のある形で法律に基づいて行われる場合に、例外的な措置として、補償金なしの繰り上げ償還を認めることとしております。 具体的には、業務からの撤退を含む抜本的な事業の見直し、撤退事業の経理の明確化、業務運営効率化等の自己努力を担保するための計画の策定、これらの……
○国務大臣(谷垣禎一君) 下条議員にお答えいたします。 住宅金融公庫の損失処理についての展望及び指導、さらに財投全体の今後の方針についてお尋ねがございました。 住宅金融公庫については、既往債権について、借り手からの繰り上げ返済の急増に起因する逆ざやの発生等によりまして、補給金措置が必要な状況にあります。 このため、まず新たな業務は補給金に頼らないこととするほか、民間で取り組んでいる直接融資を廃止する、それから財投の活用を原則終了するなどの抜本的な事業の見直しや、組織、業務の効率化など最大限の自助努力を行うこと等、一定の条件のもとで例外的に、財政融資資金への補償金なしの繰り上げ償還を行うこ……
○国務大臣(谷垣禎一君) 三日月議員にお答えいたします。 まず最初に、国、地方の長期債務残高が七百七十四兆円まで達しているのをどうするつもりかというお問いかけでございました。 我が国の財政状況は、バブル経済崩壊後景気が低迷する中で、累次にわたる経済対策としての歳出の拡大や減税措置を行ったことなどによりまして、急速に悪化しております。平成十七年度末の国及び地方の長期債務残高は七百七十四兆円程度に達する見込みであるなど、非常に厳しい現実がございます。 こうした中、政府としては、まずは二〇一〇年代初頭の国、地方を合わせた基礎的財政収支の黒字化を目指して取り組んでいるわけでございますが、その際、……
○国務大臣(谷垣禎一君) 柳澤伯夫議員にお答えいたします。 私に対するお尋ねは、郵政民営化に伴う国債市場への影響について懸念はないかということでございました。 私は、郵政民営化が進展していく中で、適切に国債管理政策を運営していくことは重要な課題であると認識しております。 その際、まず重要なことは、財政構造改革の推進によりまして、国債に対する信認を確保していくことであります。そして、それとともに、市場のニーズ、動向等を十分踏まえた国債の発行、商品性の多様化等を通じた保有者層の拡大など、国債管理政策の適切な運営に努めてまいる所存でございます。 一方、郵政民営化関連法案におきましては、昨年秋……
○国務大臣(谷垣禎一君) 石破議員にお答えいたします。 郵政民営化と財政の関係についてのお尋ねでございますが、御指摘のとおり、郵政民営化は、小さな政府を実現し、子や孫の世代にツケを先送りしない、そういう体質をつくるという構造改革の本丸でございまして、財政健全化への道筋を開くために必要不可欠な改革であります。 直接的にも、民営化後の新会社が民間企業同様に税金を納める存在となり、また、政府保有株式の売却が国庫を潤すこととなります。 なお、議員御指摘の国債市場との関係につきましては、現在大量の国債を保有している郵政公社の民営化に伴いまして、国債市場に不測の事態が起こることのないよう、市場関係者……
○国務大臣(谷垣禎一君) 菊田議員にお答えいたします。 社会福祉や社会保障への予算配分についてのお尋ねでございますが、小泉内閣におきましては、発足以来、財政規律を堅持するという方針のもとで、重立った歳出項目について徹底した見直しを行いました。御指摘の公共事業費に関しては、約四割削減する等、既に十兆円に上る歳出改革を断行したところでございます。 その中で、社会保障関係費につきましては、高齢化の進展等に対応して毎年増額しておりまして、平成十七年度予算におきましては、一般歳出の四割を超えます二十兆三千八百八億円を計上する等、厳しい財政状況の中におきましても適切に対応しているところでございます。 ……
○国務大臣(谷垣禎一君) 平成十八年度予算及び平成十七年度補正予算の御審議に当たり、今後の財政政策等の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明いたします。 我が国経済は、これまで成長の制約となっていた三つの過剰、すなわち過剰雇用、過剰設備、過剰債務が解消し、企業部門の好調さが家計部門に波及する中、民間需要中心の回復軌道をたどっております。 こうした回復の動きを地域や中小企業にも広く浸透させ、持続可能なものとするため、構造改革をさらに一層推進してまいります。また、デフレは脱却に向けた進展が見られるものの依然継続しており、その脱却を確実なものとするため、日本銀行と一……
○国務大臣(谷垣禎一君) 重野議員にお答えいたします。 まず最初に、所得税の累進性強化についてのお尋ねがございました。 所得税の税率構造のフラット化による累進緩和は、勤労意欲や事業意欲などへの配慮から行われてきたものであります。 平成十八年度税制改正においては、所得税から個人住民税への税源移譲に伴い、個人住民税において税率を一〇%にフラット化する一方、所得税においては、所得再分配機能が適切に発揮されるよう、最低税率を五%に引き下げるとともに、最高税率を四〇%に引き上げることにより、より累進的な税率構造を構築することとしております。 また、今後、公正で活力ある社会にふさわしい税制の実現に……
○国務大臣(谷垣禎一君) ただいま議題となりました平成十八年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する等の法律案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、平成十八年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案について御説明申し上げます。 平成十八年度予算においては、一般歳出の規模について、二年連続で前年度の水準以下に抑制するとともに、新規国債発行額についても三十兆円を下回る水準としたところであり、あらゆる分野にわたり歳出を厳しく見直した上で、めり張りのある予算の配分を実現いたしました。 しかしながら、我が国の財政収支は引き続き厳しい状……
○国務大臣(谷垣禎一君) 福田議員にお答えいたします。 まず、補助金の交付金化についての御議論でございますが、交付金化の改革は、地方の裁量度を高め、自主性を大幅に拡大する改革でございまして、税源移譲に結びつく改革、スリム化の改革と並んで、重要な補助金改革の一つとされているところです。 具体的には、通常の補助金とは異なり、事業間や年度間で流用が可能であること、個別事業の採択基準に合わない事業も交付対象としていることなど、地方の自由度、裁量度を拡大するものであり、地方分権に資するものと考えております。 また、十八年度予算におきましては、地方の意見、要望も踏まえまして、例えば、省庁の枠を超えた……
○国務大臣(谷垣禎一君) 阿部議員にお答えいたします。 救急、小児、産科などを提供する施設に対する財政支援や税制上の優遇措置についてお尋ねがございました。 救急、小児、産科等に対しては、今回の診療報酬改定において重点的に評価を行うなどの措置を講じているところでございます。 それから、寄附金優遇を含む税制上の優遇措置については、医療提供施設の開設主体には医療法人、地方公共団体、公益法人などさまざまな形態があり、その法的位置づけ等に沿った課税関係が構築されております。今般の医療制度改革や公益法人制度改革等を踏まえ、今後とも適切な検討を行ってまいりたいと考えております。(拍手)
○国務大臣(谷垣禎一君) 武正議員にお答えいたします。 まず、米軍基地のグアム移転費用の負担の枠組みについてのお尋ねでございます。 在日米軍の再編に関しましては、日米の防衛・外交当局の間で協議が進められ、先般、日米安全保障協議委員会における合意に至ったところでございますが、この再編に伴う米軍基地のグアム移転に関しましては、その具体的な内容が現在のところまだ未定でございます。お答えすることが困難でありますが、今後、その内容が明らかになった段階で、法制上の措置の要否を含め、検討してまいりたいと考えております。 次に、米軍再編と中期防衛力整備計画の関係についてでございますが、在日米軍の再編の所……
○谷垣禎一君 ただいま、院議をもちまして横路孝弘副議長とともに本院永年勤続議員として表彰をいただきましたことは、議会人としてこの上ない栄誉でございます。 私は、前尾繁三郎先生と父谷垣専一の逝去に伴って施行されました昭和五十八年八月の補欠選挙で、今は引退されております野中広務先生ともども、初当選をさせていただきました。 以来、二十五年の長きにわたり、不肖の私が本院議員の重責を担うことができましたのは、国会の先輩または同僚の皆様の御指導はもとよりのこと、中選挙区時代の旧京都二区、並びに現京都五区の支持者の方々を初めとする多くの方々の変わらぬ御指導、御支援のおかげでございます。心から厚く御礼を申……
○谷垣禎一君 私は、自由民主党及び公明党を代表して、ただいま議題となりました福田内閣信任決議案に対し、提案の趣旨を御説明し、御賛同を賜りたいと存じます。(拍手) まず、決議案の案文を朗読いたします。 本院は、福田内閣を信任する。 右決議する。 福田内閣は、昨年九月に発足して以来、内外に重要課題が山積する中、国民生活の安定や国益の実現、国際社会に対する貢献のために全力を尽くしてまいりました。野党側の意見にも真摯に耳を傾けながら、真に国民の利益を願いつつ、責任ある政治の遂行にまさしく心血を注いできたのであります。 C型肝炎被害者の方々の救済に当たっては、福田総理の、あるいは自由民主……
○谷垣禎一君 私は、自由民主党・改革クラブを代表して、一昨日の鳩山総理の所信表明演説について質問いたします。(拍手) 間もなく十一月十二日を迎えますが、本年は天皇陛下御即位二十年というまことに喜ばしい年であり、国民こぞってお喜び申し上げたいと存じます。(拍手) さて、さきの総選挙によって私たち自由民主党は大幅に議席を失い、野党になりました。我々自民党は、国民の批判に改めて真摯に耳を傾け、我が国の発展のために真の国民政党として再生を遂げなければならないと決意をいたしております。 過去のしがらみからは脱却します。個別の支持や利益のみを追求することなく、国民の皆様と志を同じくした公正な政治を旨……
○谷垣禎一君 私は、自由民主党・改革クラブを代表して、さきの鳩山総理の施政方針演説について質問いたします。(拍手) 演説において、総理は、命を守るという美しい理念を掲げられ、さらには、マハトマ・ガンジーの七つの社会的大罪まで引用されました。しかしながら、国民が政治に求めていることに真正面から向き合っておられないのではないかという危惧の念を強く抱きました。 まず何より、私は、今、我が国の民主主義及び法治主義が深刻な危機に瀕していることを指摘しなければなりません。 民主党小沢幹事長の公設秘書や元秘書が相次いで政治資金規正法違反容疑で逮捕されたにもかかわらず、小沢幹事長は、いまだ不十分かつ不可……
○谷垣禎一君 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、菅総理の所信表明演説について質問いたします。(拍手) 先ほど、驚くべき情報が入ってまいりました。 民主党は、会期を一日延長し、わずかながらとはいえ予算委員会を開催することをみずから提案しておきながら、これを撤回し、予定どおりの会期で国会を閉じたいとのことであります。 政権がかわって新しい内閣が成立したものの、予算委員会も開催せずに国政選挙に入ったことはいまだかつてありません。国会において十分な議論を行い、説明責任を果たすためには、予算委員会の開催が必須であります。 前政権が行き詰まった要因を隠ぺいし、国政を左右する重要課題にふたをし……
○谷垣禎一君 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、先般、一日に行われました菅総理の所信表明演説について質問いたします。(拍手) 一昨日、民主党小沢元幹事長の政治資金規正法違反の疑惑に関して、起訴すべきとの検察審査会の議決がなされました。国民による二度にわたっての議決は極めて重いものがあります。 菅総理、あなたが代表選で、クリーンでオープンな政治ということを徹底して掲げたことを国民の多くは明確に記憶しております。 これまでの民主党においては政治と金をめぐる事件が頻出してきたのが実態ですが、今こそ有言実行のときです。総理は十分に指導力を発揮し、まずは小沢元幹事長が証人喚問に応じて国会で説……
○谷垣禎一君 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、一昨日の菅総理の施政方針演説について質問いたします。(拍手) 一昨日、総理より、宮崎県の鳥インフルエンザについて言及がありましたが、その後、日本一の養鶏密集地帯である鹿児島県出水市においても発生し、さらに愛知県でも疑いのある症例があると報じられております。関係者の方々に心よりお見舞いを申し上げます。我が党も対策本部を立ち上げましたが、政府におかれましても万全の対策を講じられるよう、強く求めたいと存じます。 さて、菅内閣の先般の内閣改造は、昨年の参議院選挙の敗北の責任をとったはずの枝野前幹事長代理が官房長官になり、かわりに仙谷前官房長官が……
○谷垣禎一君 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、昨日の野田総理の所信表明演説について質問いたします。(拍手) 先般の民主党代表選では当初の劣勢を覆すための多数派工作を優先し、かつ、代表・総理就任後は党内融和の人事に努められたためか、総理御自身の持論は、いまだはっきりと見えてまいりません。本日は、総理としての経綸を堂々と語っていただきたいと存じます。 まず、今般の台風十二号に伴う豪雨被害につきまして、亡くなられた方に深く哀悼の意を表すとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 私も現地に伺いましたが、記録的な集中豪雨によって甚大な被害が生じております。地域の孤立あるいは土……
○谷垣禎一君 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、先般の野田総理の所信表明演説、安住財務大臣の財政演説について質問いたします。(拍手) 冒頭、東日本大震災並びに相次ぐ台風の被害によって不自由かつ不安な日々をお過ごしの皆様に対し、心からお見舞い申し上げるとともに、地域における復旧復興に向けて、自民党は引き続き総力を挙げてまいることをここにお約束いたします。 また、先般のタイ王国大規模洪水及びトルコ共和国大地震災害に対して、政府においては最大限の支援策を講じることを強く求めます。 さらには、歴史的な円高の影響によって、多くの企業が厳しい経営を強いられております。政府は、本日、市場介入を行……
○谷垣禎一君 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、野田総理のAPEC帰朝報告に対し、質問いたします。(拍手) 最初に、政府の基本認識について伺います。 現在、野田総理の発言あるいは政府の方針が余りにもあいまいなゆえに、国民は総理の真意をはかりかねています。 総理は、出発の前夜、関係各国との協議を開始し、さらなる情報収集に努め、十分な国民的な議論を経た上で、あくまで国益の視点に立って、TPPについての結論を得ていくことにしたいと述べられました。これを受け、報道各社は「交渉参加表明」と報じました。 しかしながら、鹿野農林水産大臣や山田前農林水産大臣は、交渉参加が前提ではない、事前協議で……
○谷垣禎一君 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、一昨日の野田総理の施政方針演説につき質問いたします。(拍手) まずは、昨年の東日本大震災によって御家族、御親族、御友人を亡くされ、癒えない悲しみを抱えたまま年を越された方々、また、福島第一原子力発電所の事故で避難を余儀なくされ、遠きにありてふるさとを思いながら新年を迎えられた方々に、心よりお見舞い申し上げます。私ども自民党は、被災された全ての方々の心の中に希望の灯が再びともるその日まで、力を尽くして寄り添うことをお誓い申し上げます。 さて、最近の野田総理の言動には、社会保障・税一体改革にはやる余り、就任当初に国民から期待された丁寧さ、誠……
○国務大臣(谷垣禎一君) 国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約の実施に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約の締結に伴い、我が国において子の返還及び子との面会交流に関する援助を行う中央当局を指定し、その権限等を定めるとともに、子が常居所を有していた我が国以外の条約締約国に子を返還するために必要な裁判手続等について定めるものであります。 その要点は、次のとおりであります。 まず、子の返還等に関する援助につきましては、第一に、これらの援助を行う中央当局を外務大臣と定めることとしております。 第二に、子の返還等に……
○国務大臣(谷垣禎一君) 鈴木義弘議員にお答え申し上げます。 まず、二〇〇五年に設置された知的財産高等裁判所において、現在までの約十年間、審決取り消し訴訟が行われた事例がどのくらいなのか、専門性の高いものとそれ以外のものの峻別を明確化しているのかについてお尋ねがありました。 知財高裁においては、平成十七年四月から平成二十五年十二月までの間に、約四千件の審決取り消し訴訟が提起されているものと承知しております。 審決取り消し訴訟については、特許、実用新案、商標、意匠といった権利の種類や専門性の高低にかかわらず、知財高裁が専属管轄を有しています。 また、知財高裁内において、専門性の高低による……
○谷垣禎一君 自由民主党を代表して、安倍内閣総理大臣の所信に対し、質問いたします。(拍手) 九月二十七日午前十一時五十二分ごろ、御嶽山で噴火が発生しました。現時点で、行方不明者等の正確な人数は把握できていない状況ですが、一人でも多くの方の生存を心よりお祈り申し上げますとともに、犠牲となられた方に、謹んで御冥福をお祈り申し上げます。また、危険な状況の中、今も捜索救助活動を行っている警察、消防、自衛隊、その他の方々に、心より敬意を表したいと思います。 ことしの夏は、全国各地で記録的な豪雨による災害が起きました。 七月の長野県南木曽町の土石流災害、八月の京都府福知山市や兵庫県丹波市の豪雨災害、……
○谷垣禎一君 私は、自由民主党を代表して、安倍内閣総理大臣の施政方針演説に対し質問いたします。(拍手) 先般、イスラム国を自称するテロ集団、ISILにより殺害された湯川遥菜さん、後藤健二さんのお二人に心から哀悼の意を表しますとともに、御家族に心からお悔やみ申し上げます。 本院も、日本国民の総意として、テロ行為に対する非難決議をいたしました。ISILの残虐な卑劣きわまりないテロ行為は、言語道断の許しがたい暴挙であり、断固非難するものであります。 お二人の速やかな解放に向けて、政府はあらゆる手段を講じて努力されたものと承知しております。また、ヨルダンを初めとする関係各国の協力に深く感謝の意を……
○谷垣禎一君 私は、自由民主党を代表して、安倍内閣総理大臣の施政方針演説に対し質問いたします。(拍手) まず冒頭、一月十五日の未明に発生した長野県下のバス転落事故により、大学生など十五名もの方々が命をなくされたことに、心より哀悼の意を表します。御家族、また御友人などの気持ちに思いをいたすとき、何とも残念であり、痛ましくてなりません。将来ある若い有為な方々が犠牲になった今回のような事故を二度と起こしてはなりません。 大型バスをめぐっては、この事故を追うように各地で事故が相次いでおります。 現象には必ず原因があります。訪日観光客の激増による大型バス需要の増加、経年バスの使用、ドライバーの人員……
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