安倍基雄衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○安倍基雄君 私は、民社党・国民連合を代表し、ただいま議題となっております昭和六十年度予算三案に対し、一括して反対の討論を行います。(拍手) 我々は、我が国の財政が重大な危機に直面しており、国債残高が約百三十三兆円に及び、対GNP比も諸外国に例を見ない高率となっていることを知っております。また、私個人といたしましても、大蔵省出身者として、同僚、後輩たちが身を削る思いをしてこの予算を作成したことを知っております。しかし、私は、次の諸点において、この予算は不満足なものであって、反対の立場をとらざるを得ないと考えるものであります。 第一の理由は、本予算においては、国家財政の収支じりを合わせること……
○安倍基雄君 私は、民社党・国民連合を代表し、ただいま御提案のありました租税特別措置法の一部を改正する法律案に関連して、総理の税制に対する基本的考え方についてお伺いしたいと思います。 第一に、六十一年度予算において最も大切なことは、昨年秋から急速に進行した円高に伴う内外経済環境の変化にどのように対応するかの問題であります。 円高による輸出の減少、国内経済へのデフレ効果は、本年後半から急速にあらわれるでありましょう。内需拡大への施策を速やかに講じることが必要であります。政府は、公共事業の拡大、民間活力の活用を行うとしておりますが、公共事業の波及効果については問題があり、基本的には、所得税減税……
○安倍基雄君 私は、民社党・民主連合を代表して、ただいま提案されました昭和六十二年度のいわゆる財源確保に関する法案に対し、反対の立場から討論するものであります。 財確法の問題は、国債の借りかえなどの技術的な問題の背後に、中曽根内閣が財政再建の問題をどう考えているかの基本問題を含んでいるのであります。 売上税の廃案が決定し、予算案が本院を通過した途端に、総理は、アメリカに飛び、公共事業を中心とする五兆円の内需拡大策をレーガン大統領との間に約束してまいりました。また総理は、来るべきサミットにおいてこれを国際的な公約としようとしておるのであります。税制改革と財政再建に命をかけるという総理の言葉は……
○安倍基雄君 私は、民社党・民主連合を代表して、ただいま提案されました昭和六十三年度予算三案に対し、反対の立場から討論するものであります。(拍手) 私は、今から三年前の昭和六十年三月、この本会議場において六十年度予算に対する反対討論を行ったのでありますが、その際、四つの問題点を指摘いたしました。すなわち、税負担が資産所得者に軽く勤労者に重い結果、内需が狭められ、輸出依存型経済となっていること、中堅所得者に対する税負担が重く、サラリーマン層に不満がうっせきしていること、行政改革が不徹底であること、地方税がメガロポリスに集中し、その是正が必要であることの四点であります。三年後の六十三年度予算にお……
○安倍基雄君 私は、民社党・民主連合を代表して、ただいま議題となりました刑事施設法案、同施行法案、留置施設法案、海上保安庁留置施設法案の四法案に対して、我が党の基本的見解を述べつつ、総理並びに関係各大臣に質問をいたします。(拍手) 言うまでもなく、我が国憲法は第十一条以下において、すべての国民が基本的人権を享有するものと規定しております。この原則は、刑に服している者に対しても可能な限り貫かれるべきであり、ましてや、捜査を受けている段階の者、公判の段階にある者は無罪の推定を受けるのであり、彼らの基本的人権を注意深く守る必要があります。また、特に十分な弁護を受ける権利を彼らに対して保障していかな……
○安倍基雄君 私は、民社党・民主連合を代表し、去る十一月十日税制特別委員会において自民党単独で強行採決された消費税等関連六法案及び同修正案について補充質問をするものであります。 まず最初に、私は、国民生活のすべての分野に大きな影響を及ぼす、またシャウプ以来の大改正と言われる税制改正法案が、総括質問を終え、公聴会を開いた直後に、野党の強硬な反対にもかかわらず強行採決されたことに大きな憤りを感じるものであります。国民は、同法案の徹底審議を望んでいたものでありますが、この審議がわずか三日間の審議で断ち切られたことに大きな驚きと憤りを感じております。これは、自民党の側における審議拒否と言っても過言で……
○安倍基雄君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました小渕内閣不信任決議案に対し、反対の討論を行うものであります。(拍手) 小渕内閣は、言うまでもなく、自民党と自由党との連立内閣であります。小渕連立内閣は、両党の政策合意に基づき、自民党単独では到底なし得なかった大胆な改革を着実に実現しております。国民に信任を受けこそすれ、不信任される理由など断じてありません。 連立政権発足時には、内閣の閣僚数の削減を直ちに実現しました。これまでの、総理を除き二十人から十八人に削減し、中央省庁再編発足時には、これを原則十四人に削減することを約束しております。また、国家公務員の定員についても、自由党の……
○安倍基雄君 私は、保守党を代表して、ただいま提案されました少年法等の一部を改正する法律案について質問いたしたいと思います。 最近における少年犯罪の増加とその凶悪化は、日本社会に大きな衝撃を与えております。また、一方において少年の麻薬の使用の増加、他方において学級崩壊とまで言われる教育の荒廃があります。最近の報道で、人を殺す経験をしてみたかったと広言する少年もいたとかで、まさに少年犯罪の問題は二十一世紀の日本に対しての大きな警鐘であると考えます。 まず、総理、法務大臣、文部大臣にお伺いいたしますが、この少年犯罪の増加、凶悪化の現状をどう認識しておられるのか、この原因はどこにあるのか、これに……
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