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野田佳彦 衆議院議員
「本会議発言」(全期間)

野田佳彦[衆]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言歴代TOP50(衆)
18位

本会議発言(政府役職)歴代TOP50(衆)
14位
43期TOP25
22位
45期TOP5
2位
47期TOP25
20位
45期(政府)TOP5
1位
43期(非役職)TOP10
8位
47期(非役職)TOP25
11位

野田佳彦衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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ページ更新日:2024/02/08
データ入手日:2023/12/26

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(衆議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

40期
(1993/07/18〜)
発言数
1回
156位
発言文字数
5346文字
124位

42期
(2000/06/25〜)
発言数
3回
128位
発言文字数
9260文字
118位

43期
(2003/11/09〜)
発言数
1回
97位
発言文字数
11079文字
22位
TOP25

44期
(2005/09/11〜)
発言数
3回
147位
発言文字数
11296文字
99位

45期
(2009/08/30〜)
発言数
35回
5位
発言文字数
404962文字
2位
TOP5

46期
(2012/12/16〜)
発言数
1回
165位
発言文字数
4934文字
125位

47期
(2014/12/14〜)
発言数
2回
123位
発言文字数
19335文字
20位
TOP25

48期
(2017/10/22〜)
発言数
3回
133位
発言文字数
12205文字
84位

49期
(2021/10/31〜)
発言数
1回
134位
発言文字数
5597文字
95位


衆議院在籍時通算
発言数
50回
115位
発言文字数
484014文字
18位
TOP50

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

40期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
1回
5346文字
104位

42期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
3回
9260文字
97位

43期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
1回
11079文字
8位
TOP10

44期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
3回
11296文字
67位

45期
議会
0回
0文字
-
政府
35回
404962文字
1位
TOP5
非役職
0回
0文字
-

46期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
1回
4934文字
108位

47期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
2回
19335文字
11位
TOP25

48期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
3回
12205文字
60位

49期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
1回
5597文字
70位


通算
議会
0回
0文字
-
政府
35回
404962文字
14位
TOP50
非役職
15回
79052文字
110位

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(衆議院)

45期
財務大臣政府、第176回国会)
内閣総理大臣政府、第178回国会)

※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。


本会議発言一覧(衆議院)

40期(1993/07/18〜)

第136回国会 衆議院本会議 第28号(1996/05/24、40期、新進党)

○野田佳彦君 野田佳彦でございます。  ただいま議題となりました内閣法等の一部を改正する法律案について、新進党を代表して、総理、官房長官、そして経済企画庁長官に質問いたします。  この法律案は、内閣総理大臣補佐官を設けることと内閣官房副長官の職務に関する規定の整備にとどまり、縦割り行政の弊害を是正するために、内閣総理大臣の指導力の発揮、内閣機能の充実活性化・内閣官房のあり方などの具体的な方策を打ち出した第三次行政改革推進審議会の答申から残念ながら後退していると指摘せざるを得ません。このことは、総理の縦割り行政の弊害に対する認識が希薄であるからではないでしようか。  省庁別縦割り行政による官僚主……


42期(2000/06/25〜)

第150回国会 衆議院本会議 第17号(2000/11/21、42期、民主党・無所属クラブ)

○野田佳彦君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出、平成十二年度補正予算三案に強く反対する立場から討論をいたします。(拍手)  今、日本に生命力をよみがえらせる唯一の方法は、経済並びに財政の構造改革を力強く、一刻も早く断行することであります。少子高齢社会の到来をあえて持ち出すまでもなく、我が国には持ち時間がない、他国以上に厳しい制約があります。時間の観念の欠如は、政治にとっては致命傷です。時間に対する鈍感な態度は、これは取り返しのつかない負担を国民に求めることになると思います。遅いということは、将来の選択肢を狭め、国民の苦しみと痛みをより大きくするだけであります。  しかし、政府提出……

第154回国会 衆議院本会議 第20号(2002/04/04、42期、民主党・無所属クラブ)

○野田佳彦君 民主党の野田佳彦でございます。  民主党・無所属クラブを代表して、大臣より御説明をいただきました法案について質問をいたします。(拍手)  公団方式の高速道路整備は、その基本的な特徴は、償還主義とプール制にあります。  償還主義は、要は、数十年も先に料金収入などによって借金を返していくという時間軸のどんぶり勘定であります。プール制は、もうかる路線ともうからない路線を抱き合わせにする空間軸のどんぶり勘定です。この二つのどんぶり勘定が重なって、車を走らせる道路の経営状況は、自動車操業ではなくて、自転車操業になってしまいました。  これに対する小泉内閣の姿勢は、道路の問題でありますので道……

第154回国会 衆議院本会議 第27号(2002/04/23、42期、民主党・無所属クラブ)

○野田佳彦君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府原案に反対し、民主党提案の修正案に賛成する討論を行います。(拍手)  まず、冒頭に明確にしておかなければならないのは、民主党は、道路関係四公団の真の改革と真の民営化の実現を求める立場であります。  しかし、委員会審議を通じて、政府の改革意欲をみじんも感じることができませんでした。深く失望しております。  総理、四月十九日、内閣委員会に出席された折に、皆さんは私のことを口だけと言うけれども、現実にはこれだけ進んでいるではないかとお話をされました。私は、これまで、この種の空疎な大見えを何度も見てまいりました。  しかし、政権が発足して一年たち……


43期(2003/11/09〜)

第162回国会 衆議院本会議 第3号(2005/01/25、43期、民主党・無所属クラブ)

○野田佳彦君 とり年、年男の野田佳彦です。  政権取りを目指す民主党・無所属クラブを代表して、経済財政を中心に質問をいたします。(拍手)  私も、答弁内容次第では再質問をさせていただきたいと思います。  質問を申し上げる前に、やはり一言言いたいと申し上げたいと思います。  きのう、そして今の総理の態度は、私は、これはとんでもないと思います。男子の本懐、浜口雄幸を、施政方針の結びで彼はあやかりながら決意を表明しましたが、浜口雄幸を語る資格はありません。  浜口雄幸は、東京駅で暴漢に襲われて、そこで絶命をしたんじゃないんです。彼の真骨頂はその後なんです。大手術をして、そして、経過は悪かったけれども……


44期(2005/09/11〜)

第166回国会 衆議院本会議 第23号(2007/04/17、44期、民主党・無所属クラブ)

○野田佳彦君 民主党の野田佳彦でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出の教育関連三法案及び民主党が提出をした教育力向上三法案について質問をいたします。(拍手)  その前に一言申し上げたいのは、最近、民主党がせっかく法案を提出して提出者が登壇をしても、一方的に自民党の議員が批判をして、そして立ち去るという姿を随分見てきました。ひきょうであり無礼だと思いました。その中で、先ほどの馳浩議員の態度は、疑問に思ったことはきちんとぶつけていただきました。教育者らしい、スポーツマンらしい、フェアな態度だと敬意を表したいと思います。  一方で、最近の自民党の国会……

第171回国会 衆議院本会議 第39号(2009/06/16、44期、民主党・無所属クラブ)

○野田佳彦君 いろいろ悩んだあげく、登壇することとなりました野田佳彦です。  私は、いわゆるA案、B案、C案、その問題点を指摘しつつ、D案に賛成の立場で討論いたします。(拍手)  第百六十八国会以降、A案、B案、C案の各案が提出されました。それぞれ一長一短あり、どれを選択するか、大変悩ましい限りでした。  それぞれ傾聴に値する御提案ですが、B案は、十二歳未満の脳死下での臓器提供を認めないことにより、実質的に、小児で臓器提供を求める多くの患者の救いにはなりません。  また、C案は、よって立つ哲学は明確ですが、臓器提供の機会の促進には結びつきません。  A案の主張は、ある意味で明快。WHO指針に準……

第171回国会 衆議院本会議 第46号(2009/07/14、44期、民主党・無所属クラブ)

○野田佳彦君 私は、ただいま議題となりました麻生内閣不信任決議案に対して、民主党・無所属クラブを代表して、賛成の立場で討論をいたします。(拍手)  ただいまの自民党細田幹事長の討論を聞いていて、私は議題がわからなくなりました。鳩山民主党内閣不信任案に対する賛成討論じゃありませんか、今のは。いや、まさに、自民党の中で、麻生さんの足を引っ張るさもしい動きも問題だけれども、麻生さんを守るべき人たちの力のなさを今強く感じた次第であります。  さて、まず初めに、一昨日、首都決戦東京都議会議員選挙におきまして、私ども民主党、おかげさまで第一党に躍進をさせていただき、そして、目標であった自公過半数割れを実現……


45期(2009/08/30〜)

第176回国会 衆議院本会議 第5号(2010/11/02、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(野田佳彦君) さきに決定されました円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策を受けて、今般、平成二十二年度補正予算を提出することとなりました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要について御説明いたします。  まず、最近の経済情勢と緊急総合経済対策について申し述べます。  我が国経済は、アジアを中心とした外需等により持ち直してきたものの、このところ足踏み状態となっております。また、失業率が若年層を中心に依然として高水準で推移しているなど、雇用情勢も厳しい状況にございます。  先行きについては、海外経済の改善や各種の政策効果などを背景に景気が持ち直していくことが期待される一方で……

第176回国会 衆議院本会議 第6号(2010/11/04、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(野田佳彦君) 大串議員からは、私には五問、御質問がございました。謹んでお答えをしたいというふうに思います。  まず、補正予算についてのお尋ねでございます。特に、与野党の幅広い理解と支援を得られるような工夫をどうするかというお尋ねでございました。  補正予算を含む経済対策の策定に当たりましては、まず、与党からの御提言だけではなくて、各党から、野党からの御提言もしっかり受けとめまして、規模感あるいは中身において相当程度取り入れたというふうに思っております。  その上で、五つの柱を立てました。「雇用・人材育成」、そして「新成長戦略の推進・加速」、「子育て、医療・介護・福祉等」、それから「……

第176回国会 衆議院本会議 第9号(2010/11/16、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(野田佳彦君) 柿澤議員から、私には二つのお尋ねがございました。  一つは、為替介入についての御質問でございます。  現在、我が国においてデフレが進行し、そして経済情勢が依然として厳しい中、為替相場の過度な変動は、経済、金融の安定の悪影響から、看過できない問題でございます。こうした中で、御指摘のように、先般のG20やAPEC会合でも、より市場で決定される為替レートシステムに移行し、通貨の競争的切り下げを回避することに加え、準備通貨を持つ国々を含む先進国は為替レートの過度な変動や無秩序な動きを監視することが合意をされたところでございます。  なお、整理して申し上げますが、我が国の九月の……

第177回国会 衆議院本会議 第1号(2011/01/24、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(野田佳彦君) 平成二十三年度予算の御審議に当たり、財政政策等の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明申し上げます。  我が国経済は、リーマン・ショック後の経済危機を克服したものの、足元については、失業率が若年層を中心に依然として高水準で推移するなど、厳しい状況にあります。加えてデフレが続いており、円高、世界経済の動向等、景気の下押しリスクについても注視していく必要があります。  また、少子高齢化、生産年齢人口の減少が進んでおります。さらに、我が国財政は厳しさを増しており、国債発行に過度に依存した財政運営はもはや困難な状況にあります。こうした難局を乗り越……

第177回国会 衆議院本会議 第4号(2011/02/15、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(野田佳彦君) ただいま議題となりました平成二十三年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、平成二十三年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案について御説明申し上げます。  平成二十三年度予算は、中期財政フレームに基づき財政規律を堅持するとともに、成長と雇用や国民の生活を重視し、新成長戦略及びマニフェスト工程表の主要事項に係る施策を着実に実施する、元気な日本復活予算であります。  こうした施策を盛り込んだ予算全体としては、税収等の収入が依然として低水準にある中で、歳出歳入両……

第177回国会 衆議院本会議 第17号(2011/04/28、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(野田佳彦君) 今般、平成二十三年三月十一日に発生した東日本大震災に対応し、必要な財政措置を講ずるため、平成二十三年度補正予算を提出することといたしました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要を御説明申し上げます。  三月十一日に発生した東日本大震災は、甚大な被害をもたらしました。この災害により亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族に対し、深く哀悼の意を表します。また、被災された方々に対しまして、心よりお見舞いを申し上げます。さらに、救助救援活動や復旧活動にかかわる官民の関係者やボランティアなど多くの方々の尽力に敬意を表しますとともに、国際社会から寄せ……

第177回国会 衆議院本会議 第21号(2011/05/19、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(野田佳彦君) 柿澤議員からは、復興財源の調達のあり方について御質問がございました。  復興財源のあり方については、復興の青写真や今後の対策の規模、さらには市場の信認確保の観点などを踏まえて、今後、歳入歳出にわたり、あらゆる方策を検討してまいります。  こうした検討の過程で、さまざまなアイデアをいただきながら、よいと思ったものは積極的に取り上げていきたいと考えており、柿澤議員の御提案についても、そのメリット、デメリットを含めて、よく勉強させていただきたいと思います。(拍手)

第177回国会 衆議院本会議 第33号(2011/07/15、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:財務大臣】

○国務大臣(野田佳彦君) 今般、東日本大震災の当面の復旧対策に万全を期すため、必要な財政措置を盛り込んだ平成二十三年度第二次補正予算を提出することといたしました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要を御説明申し上げます。  甚大な被害をもたらした東日本大震災の発生から四カ月が経過しました。全会一致で御賛同いただいた平成二十三年度第一次補正予算に盛り込まれた事業を迅速かつ着実に実施し、被災地域の早期復旧に引き続き全力を挙げていきます。  被災された多くの方々の生活は今なお厳しい状況にあり、喫緊の課題として、その再建を力強く支援してまいります。さらに、先般、東日本大震災復興対策本部を立ち……

第178回国会 衆議院本会議 第1号(2011/09/13、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 第百七十八回国会の開会に当たり、東日本大震災、そして、その後も相次いだ集中豪雨や台風の災害によって亡くなられた方々の御冥福をお祈りします。また、被害に遭われ不自由な暮らしを余儀なくされている被災者の方々に、改めてお見舞い申し上げます。  このたび、私は、内閣総理大臣に任命されました。政治に求められるのは、いつの世も、正心誠意の四文字があるのみです。意を誠にして心を正す。私は、国民の皆様の声に耳を傾けながら、みずからの心を正し、政治家としての良心に忠実に、大震災がもたらした国難に立ち向かう重責を全力で果たしていく決意です。まずは、連立与党である国民新党初め各党各会派……

第178回国会 衆議院本会議 第2号(2011/09/14、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党の谷垣総裁から、多岐にわたる御質問をいただきました。ありがとうございました。  まず、民主党の綱領に関する御質問がございました。  菅前総理が民主党の綱領について検討する旨の発言をされ、党の前執行部でも検討課題としていたことは承知をしております。  ただし、誤解のないように正確に申し上げますと、法的に、政党届を提出する際には、綱領、基本政策、党規約等の提出が義務づけられており、民主党は、綱領として「私たちの基本理念」を届け出ております。これは、一九九八年四月二十七日に現在の民主党を結成した際に、結党に参加した議員が熱心な議論を重ねた上に、既成の政党の綱領も吟……

第178回国会 衆議院本会議 第3号(2011/09/15、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の井上幹事長の御質問にお答えをいたします。  まず最初に、枝野経産大臣の任命について御質問をいただきました。  枝野経産大臣は、先般まで官房長官の要職にあり、特に、三月十一日以降、震災復旧復興にとどまらず、原発事故収束の問題にも非常に深く携わってこられました。今回、その経験と教訓を生かしていただくことは本格的な復旧復興を急ぐための即戦力であると期待をしており、適材適所の人選と考えておる次第であります。  次に、野田内閣、予算委員会に関する御質問をいただきました。  我が内閣が、体制が不十分あるいは不完全な内閣との認識は持っておりません。政府としては、大震災復……

第179回国会 衆議院本会議 第3号(2011/10/28、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 第百七十九回国会に当たり、私の所信を申し上げます。  東日本大震災からの復興に歩み始めた被災地で、改革に情熱を傾ける全国各地の農村や漁村で、歴史的な円高に立ち向かう中小企業の町で、そして欧州に発したあらしが吹き荒れる国際金融市場で、今、私たち政治家の覚悟と器量が問われています。  この国会がなし遂げなければならないことは明確です。被災地の復興、原発事故の収束、そして日本経済の立て直しを大きく加速するために、一日も早く第三次補正予算とその関連法案の成案を得て、実行に移すことです。これは、政府・与党と各党会派の皆様との共同作業にほかなりません。この苦難の日々を懸命に生……

第179回国会 衆議院本会議 第4号(2011/10/31、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党の谷垣総裁から御質問をいただきました。順次お答えしていきたいというふうに思います。  まず、民意を問うことについてのお尋ねがございました。  我が国の目の前には、震災からの復興、原発事故の収束、経済金融危機への対応という、乗り越えなくてはならない危機が存在しています。政府、与野党を超えて克服することが国民の願いであると認識しています。  民意を問うことは大切であり、その考えは不変ですが、まずは、政府、国会、全政党が、大震災からの復興、原発事故の収束、経済金融危機からの脱却という共通目標のもとで協力することを国民の大多数が望まれていると理解をしております。  ……

第179回国会 衆議院本会議 第5号(2011/11/01、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の斉藤議員からは、私に対して厳しい御指摘も含めて、また、建設的な御提言もいただきまして、ありがとうございました。  まず、私の政治信念と復興への決意についてのお尋ねがございました。  私の政治的信念は、去る九月の所信表明演説で述べたとおり、正心誠意の四文字であります。意を誠にして心を正す。私は、国民の皆様の声に耳を傾けながら、みずからの心を正し、政治家としての良心に忠実に、大震災がもたらした国難に立ち向かう重責を全力で果たしていく決意であります。  この国を希望あふれる国につくり上げ、大震災から立ち直ろうとする新しい日本があすへ向かって大きな一歩を踏み出すた……

第179回国会 衆議院本会議 第6号(2011/11/07、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自民党西村議員の御質問に順次お答えをしてまいります。  まず最初に、震災対応のおくれについてのお尋ねがございました。  大震災発生から八カ月経過をいたしましたけれども、これまでに政府は、地方自治体とも協力をして、仮設住宅の建設、瓦れきの撤去、被災者の生活支援など、全力で震災への対応に取り組んでまいりました。  五月二日には約四兆円規模の第一次補正予算、七月二十五日には約二兆円規模の第二次補正予算をそれぞれ成立させていただき、その執行に真摯に取り組んでいるところであります。  また、今国会には、被災地の復興、原発事故の収束などを大きく加速させるための第三次補正予算案……

第179回国会 衆議院本会議 第9号(2011/11/17、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいまの御決議に対して、所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択されました御決議の趣旨を十分に体しまして、世界の難民問題の恒久的な解決と難民の保護の質的向上に向けて、国際社会で引き続き主導的な役割を果たしていく考えであります。(拍手)
【次の発言】 私は、第十九回アジア太平洋経済協力、APEC首脳会議への出席のため、十一月十二日から十四日まで米国を訪問しました。  APECは、各エコノミーの自発的な意思によって、アジア太平洋地域における経済面でのつながりを強め、地域の未来を語り合う場として、その創設以来、我が国が主導して育ててきた地域経済統合の……

第179回国会 衆議院本会議 第11号(2011/11/24、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党・無所属クラブを代表しての畑浩治議員の御質問にお答えをいたします。  私に対する御質問は、復興庁の長としてのリーダーシップについてのお尋ねでございました。  復興庁においては、内閣総理大臣を長とし、復興大臣一人、副大臣一人、復興局を担当する大臣政務官三人を置くとともに、すべての国務大臣等によって構成される復興推進会議を設置するなど、強力な政治主導体制を確保しております。  また、復興庁は、復興特区制度や復興交付金などを所掌し、市町村の復興事業を強力に支援するとともに、各府省の予算要求の事前調整を行うことなどにより、復興施策を一体的に進めることとしています。 ……

第180回国会 衆議院本会議 第1号(2012/01/24、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 第百八十回国会の開会に当たり、この国が抱える諸課題と野田内閣の基本方針について、謹んで申し上げます。  昨年九月、野田内閣は、目の前にある課題を一つ一つ解決していくことを使命として誕生いたしました。日本再生元年となるべき本年、私は、何よりも、国政の重要課題を先送りしてきた決められない政治から脱却することを目指します。  「与野党が信頼関係の上に立ってよく話し合い、結論を出し、国政を動かしていくことこそ、国民に対する政治の責任であると私は信じます」これは、四年前、当時の福田総理がこの演壇から与野党に訴えかけられた施政方針演説の一節です。  それ以降も、宿年の課題は残……

第180回国会 衆議院本会議 第2号(2012/01/26、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自由民主党の谷垣総裁の御質問に順次お答えをしてまいります。  まず、選挙時の消費税に関する発言などについて御質問をいただきました。  民主党が前回総選挙時に国民に対して約束したことは、衆議院の任期中には消費税の引き上げは行わない、引き上げを行う際には国民に信を問いますということでございました。この方針は今でも変わりません。御指摘のアンケートについても、この観点から反対と回答をいたしました。  今回の一体改革において、政府・与党で取りまとめた素案では、第一弾の消費税の引き上げは二〇一四年の四月を予定しております。これは現在の衆議院議員の任期終了後でありまして、当然、……

第180回国会 衆議院本会議 第3号(2012/01/27、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の井上幹事長の御質問に順次お答えをしてまいりたいと思います。  まず最初に、仮設住宅の寒さ対策についてのお尋ねがございました。  本格的な冬の寒さを迎えている中で、応急仮設住宅の寒さ対策は重要であります。私自身、今月八日に福島を、十日には岩手、宮城を訪れ、仮設住宅にお住まいの皆様からお話をお伺いしてまいりました。  昨年九月からの、窓の二重サッシ化、断熱材の追加、暖房器具の設置などは、おおむね年末までに完了したところでございますが、引き続き、被災された方々の生活の負担を少しでも軽減できるよう取り組んでまいります。  続いて、被災者、被災自治体への支援について……

第180回国会 衆議院本会議 第5号(2012/02/21、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党野木実議員の御質問にお答えをしたいと思います。  まず最初に、避難指示の解除に向けた政府の取り組みに関する御質問をいただきました。  避難区域等の見直しについては、県や市町村などの関係者との綿密な協議、調整を行いながら、三月末を一つの目途に、新たな避難指示区域の設定を目指すこととしております。  住民の皆様の御帰還に向けては、野木議員御指摘の地方税法等改正案に盛り込まれた特例は重要な措置であると考えていますが、学校、病院を含む生活基盤の整備や除染も、復旧復興に必要な措置と認識をしております。  生活基盤等のインフラについては、県、市町村とも意見交換しつつ、帰……

第180回国会 衆議院本会議 第14号(2012/04/12、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  今回、北朝鮮が予告した人工衛星と称するミサイルの発射は、我が国を含む地域の平和と安定を損なう、安全保障上の重大な挑発行為と言わざるを得ません。  また、北朝鮮に対して弾道ミサイル技術を用いたいかなる発射も実施することなどを禁じた国連安保理決議第一六九五号、第一七一八号及び第一八七四号に違反するもので、地域の平和と安定を損なうおそれがあり、強行されれば遺憾です。  さらに、対話を通じた諸問題の解決に向けた取り組みも後退させかねないと懸念しています。  政府としては、ただいま採択されました御決議の趣旨を体し、北朝鮮……

第180回国会 衆議院本会議 第15号(2012/04/13、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  我が国を含む関係各国が、北朝鮮に対し発射の自制を強く求めてきたにもかかわらず、今回、北朝鮮が発射を強行したことは、我が国を含む地域の平和と安定を損なう、安全保障上の重大な挑発行為と言わざるを得ません。  また、今回の発射は、弾道ミサイル技術を使用したいかなる発射も行わないことを北朝鮮に義務づけた国連安保理決議第一八七四号を初め、第一六九五号及び第一七一八号といった累次の安保理決議に違反するものであり、日朝平壌宣言にも違反し、かつ、二〇〇五年九月の六者会合共同声明の趣旨にも反するものです。  さらに、国際社会にお……

第180回国会 衆議院本会議 第16号(2012/04/17、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいまの御決議に対して、所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択されました御決議の趣旨を十分に体しまして、原子力発電所事故後の対応に関する協力を含めた日ウクライナ関係を一層緊密なものへと発展させ、世界の平和と安定を実現すべく、最大限の努力を払っていく考えであります。(拍手)

第180回国会 衆議院本会議 第18号(2012/05/08、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党を代表しての長妻昭議員の御質問にお答えをいたします。  まずは、少子高齢社会の日本モデルについてのお尋ねがございました。  世界最速の超高齢化に対応した新たな社会保障制度に変えていくため、一体改革では、全世代対応型の社会保障制度としていくことや、地域での医療、介護、子育てなどの支援を充実していくことを大きな柱にしています。  具体的には、医療、介護、生活や住まいの支援などが一体的に提供される地域包括ケアシステムを、おおむね人口一万人程度の中学校区を単位として実現し、介護や医療が必要となっても、住みなれた地域で自分らしい暮らしを続けることができるようにすること……

第180回国会 衆議院本会議 第19号(2012/05/10、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党泉健太議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初に、社会保障に子育て支援を位置づけた意味、財源確保、法案成立に向けた決意についてのお尋ねがございました。  一体改革では、未来への投資を強化することにより全世代対応型の社会保障制度の実現を目指すこととしており、子ども・子育て支援に消費税財源を向けることは、人生前半の社会保障を強化する意味があると考えます。  子ども・子育て新システムには、税制抜本改革による財源により〇・七兆円程度を確保することとしており、今後、さまざまな政策の見直しを行う中で、さらなる財源確保ができないか検討を行うこととしていますが、政……

第180回国会 衆議院本会議 第20号(2012/05/11、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党を代表しての古本伸一郎議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず、社会保障の安定財源確保と財政健全化についての御質問をいただきました。  国の税収が歳出の半分すら賄えていない状況に照らせば、社会保障関係費は、その相当部分を将来世代の負担にツケ回ししているのが現状であり、さらに、毎年一兆円規模の自然増が不可避となっております。また、社会保障費の増加に伴う歳出の増加に対して、これまで十分な税収を確保してこなかった結果、公債残高は著しく増加し、その元利払いのための国債費に税収の半分以上が充てられている状況であります。  議員御指摘のとおり、この自転車操業のよう……

第180回国会 衆議院本会議 第22号(2012/05/29、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党山花議員の御質問にお答えをいたします。  原子力安全規制組織、制度の改革についてのお尋ねがございました。  今般の東京電力福島第一原発事故により、大量の放射性物質が放出され、多くの人々の暮らしに深刻な影響を及ぼしました。利用推進と規制とが同じ組織のもとにあるこれまでの原子力安全行政の信頼は大きく損なわれました。二度とこのような事故を起こさないためには、放射線から人と環境を守るとの理念のもとで、組織と制度の抜本的な改革を行うことが必要です。  このため、政府提出法案では、放射線による有害な影響から人の健康及び環境を保護することを、原子力安全規制の目的として、原……

第180回国会 衆議院本会議 第23号(2012/06/01、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党福島伸享議員の御質問にお答えをいたします。  私には、二問、御質問がございました。  まず最初に、今回の法案と国家公務員制度改革基本法との関係についてのお尋ねでございます。  今回の法案は、福島議員御指摘のように、自公政権下において成立した国家公務員制度改革基本法に基づき、幹部人事の一元管理や自律的労使関係制度の措置等の国家公務員制度改革を実現するため、昨年六月に国会に提出しているものであります。十分に御審議をいただき、できるだけ早く成立させていただきたいと考えております。  次に、自律的労使関係制度の意義についてのお尋ねがございました。  自律的労使関係制……

第180回国会 衆議院本会議 第30号(2012/07/26、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党楠田大蔵議員の御質問にお答えをいたします。  まず最初に、九州北部豪雨による災害への対応についての御質問をいただきました。  まずは、九州北部豪雨によりましてお亡くなりになられました皆様の御冥福をお祈りするとともに、被災された多くの皆様に心からお見舞いを申し上げます。  七月二十日、私が被災地を訪れた際、御要望が多かった激甚災害の指定については、農地等の災害復旧事業の指定に向け、手続を速やかに進めるよう指示をいたしました。公共土木施設等についても、引き続き、被害額の把握等を進め、基準に達すれば、速やかに対応してまいります。  このほか、被災自治体への支援策と……

第180回国会 衆議院本会議 第35号(2012/08/24、45期、民主党・無所属クラブ)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  今般の李明博大統領の竹島上陸は、竹島に関する我が国の立場とは相入れず、極めて遺憾であり、政府としては毅然とした対応措置をとります。  その一環として、政府は、竹島問題について、国際司法裁判所への合意付託及び日韓紛争解決交換公文に基づく調停についての提案を行いましたが、このように、国際法にのっとった、冷静、公正かつ平和的な解決を目指しています。  また、我が国の立場についての対外発信の強化、竹島の領土問題に対応する政府の体制の強化、その他、今後とることのあり得る措置の検討をしっかり行い、対応していきたいと考えます……

第181回国会 衆議院本会議 第1号(2012/10/29、45期、民主党・無所属クラブ・国民新党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 第百八十一回国会に当たり、謹んで所信を申し上げます。  内閣総理大臣を拝命してから一年余り、この間、私を突き動かしてきたものは、この国の将来を憂える危機感です。今何とかしなければならないという切迫した使命感です。  東日本大震災が我が国に突きつけた難題、そしてそれ以前から我が国が背負ってきた重荷の数々、いずれも、このまま放置すれば、五年後、十年後の将来に取り返しのつかない禍根を残してしまうでしょう。立ちどまっている時間はないのです。  二年目の厳しい冬を迎える被災地の復興、今も続く原発事故との戦い、事故に起因して再構築が求められるエネルギー・環境政策、不透明感を増……

第181回国会 衆議院本会議 第2号(2012/10/31、45期、民主党・無所属クラブ・国民新党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 自由民主党の安倍総裁から御質問をいただきました。順次お答えをしてまいりたいと思います。  まず最初に、解散についての御質問をいただきました。  十月十九日の三党党首会談のときに、近いうちに国民の信を問うと申し上げた意味は大きい、自分も責任を重く受けとめているし、それを踏まえて、環境整備をした上で判断をしたい、そこは自分を信じてほしいというお話をさせていただきました。これは、特定の時期を明示しない中でのぎりぎりの言及だというふうに思います。  そして、環境整備の中でも、とりわけ急がなければいけないテーマとして、特例公債法案、一票の格差、定数削減の問題、社会保障国民会……

第181回国会 衆議院本会議 第3号(2012/11/01、45期、民主党・無所属クラブ・国民新党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 公明党の井上議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず最初に、閣僚の任命に関するお尋ねがございました。  今回の内閣改造における閣僚任命とその任命に至るプロセスについては、人事でありますので、さまざまな総合的な検討と判断の結果であると申し上げます。  これまでの閣僚交代人事において、任命した閣僚が職務を全うできない例があったことは遺憾であり、また、拉致事件が解決に至っていないことは、政府として真摯におわびを申し上げます。  任命権者としての責任を自覚しつつ、後任の閣僚を含め、内閣全体としてその職務を果たすことにより、政権としての責任を果たしてまいりたいと考えて……

第181回国会 衆議院本会議 第4号(2012/11/08、45期、民主党・無所属クラブ・国民新党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(野田佳彦君) 民主党を代表しての中野寛成議員の御質問にお答えをしてまいります。  三十年を超える長い国会議員活動を踏まえての万感の思いを込めた御質問、ありがとうございました。  まず、オバマ米国大統領再選の受けとめについてのお尋ねがございました。  六日に行われた米国大統領選挙の結果、オバマ大統領が再選されたことを受け、早速私から、再選を心からお祝いする旨のメッセージをお送りさせていただきました。  日米同盟は我が国の外交、安全保障の基軸であり、東アジアの安全保障環境が厳しさを増す中、その重要性は増しています。  オバマ大統領との間では、安全保障、経済、文化・人的交流を中心に、……


46期(2012/12/16〜)

第183回国会 衆議院本会議 第35号(2013/06/24、46期、民主党・無所属クラブ)

○野田佳彦君 民主党・無所属クラブを代表して、先ほどの安倍総理のサミット帰朝報告などについて質問させていただきたいと思います。(拍手)  安倍総理、お久しぶりでございます。  昨年の十二月二十六日にお話をして以来だと思います。その日は、まさに総理交代の日です。皇居における親任式の直前に、結構時間がありましたので、控室でいろいろとお話をさせていただいた記憶があります。  また、こうして国会の中で相まみえるのは、昨年の十一月の党首討論以来になります。  約半年間にわたりまして、遠くからでありますけれども、安倍総理の動静を注意深く見守ってまいりました。驚いていることがあります。相当ハードなスケジュー……


47期(2014/12/14〜)

第192回国会 衆議院本会議 第2号(2016/09/27、47期、民進党・無所属クラブ)

○野田佳彦君 民進党の野田佳彦です。  私は、民進党・無所属クラブを代表して、安倍総理の所信表明演説並びに麻生財務大臣の財政演説について質問いたします。(拍手)  野党第一党として、国民目線で安倍政権を厳しくチェックするとともに、蓮舫代表が提案型の論戦を掲げておりますので、地に足のついた提案もいたします。  本年は、熊本地震の発生を初め、北海道や東北にまで何度も台風が上陸するなど、自然災害による甚大な被害が生じています。犠牲となられた方々に謹んで御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。  民進党の要求に応え、台風十号を初めとする四つの台風などによる被害の激……

第193回国会 衆議院本会議 第2号(2017/01/23、47期、民進党・無所属クラブ)

○野田佳彦君 民進党の野田佳彦です。(拍手)  質問に先立ち、昨年は、熊本地震や相次ぐ台風を初めとする自然災害、新潟県糸魚川市での大火など、大きな被害を受けた方々がたくさんいらっしゃいました。被害に遭われた方々に、心からお見舞いを申し上げます。東日本大震災を含む、被災からの復旧復興に向かう皆様と、民進党は常に寄り添ってまいる所存です。また、政府には、復旧復興へ着実な後押しをお願いいたします。  では、民進党・無所属クラブを代表して、政府四演説に対し、大局的な視野から質問をいたします。  内外の情勢を見ると、グローバリズムと排外主義との相克、あるいは国家間の緊張の増大、多発するテロなど、私たちは……


48期(2017/10/22〜)

第197回国会 衆議院本会議 第3号(2018/10/30、48期、無所属の会)

○野田佳彦君 無所属の会を代表して質問いたします。(拍手)  まずは、七月豪雨、北海道胆振東部地震、台風第二十一号、大阪北部地震などの災害によってとうとい命を失われた皆様に、心からお悔やみを申し上げます。そして、被災をされた皆様に心からお見舞いを申し上げます。  歴代内閣総理大臣は、総理になった暁には後世のために何か一つは仕事をなし遂げようと懸命に頑張ったと思います。(発言する者あり)難しいんです。  そして、振り返ってみると、佐藤政権は沖縄返還、中曽根政権は国鉄民営化、そして小泉政権は郵政民営化でありました。  来年の十一月には桂太郎政権を超えて憲政史上最長記録を更新するかもしれない安倍政権……

第198回国会 衆議院本会議 第3号(2019/01/31、48期、社会保障を立て直す国民会議)

○野田佳彦君 社会保障を立て直す国民会議を代表して質問いたします。(拍手)  社会保障と税の一体改革が決まったのは二〇一二年ですが、今後三年間で社会保障改革をなし遂げると今になって総理が発言するほど、社会保障改革はおくれています。この現状に危機感を持ち、医療制度を始めとする社会保障制度を立て直そうという点で考えが一致した同志が集まり、新しい会派の結成に至りました。  国民会議と名にあるとおり、医療や介護の現場で国民との対話を重ね、政策を練り上げることを会派運営の基本としてまいります。  社会保障に対する将来不安が大きくなっている今日、社会保障の立て直しを野党結集のための政策の旗印として掲げる決……

第198回国会 衆議院本会議 第32号(2019/06/25、48期、社会保障を立て直す国民会議)

○野田佳彦君 社会保障を立て直す国民会議を代表して、安倍内閣不信任決議案に賛成の立場から討論いたします。(拍手)  不信任の理由は五つです。  第一は、アベノミクスの失敗です。  デフレからの脱却を目標としたアベノミクスが実施されてから六年半。物価の上昇も経済の成長も鈍いままです。実質賃金は上がっていませんので、家計に恩恵は届いていません。トリクルダウンは起きていません。まだ道半ばと言い張っていますけれども、随分と長くて曲がりくねった道だなと思います。マッカートニーのザ・ロング・アンド・ワインディング・ロードが聞こえてきそうです。アベノミクスを実行した期間を考えてみると、その長さを考えると、明……


49期(2021/10/31〜)

第210回国会 衆議院本会議 第4号(2022/10/25、49期、立憲民主党・無所属)

○野田佳彦君 本院議員、安倍晋三元内閣総理大臣は、去る七月八日、参院選候補者の応援に訪れた奈良県内で、演説中に背後から銃撃されました。搬送先の病院で全力の救命措置が施され、日本中の回復を願う痛切な祈りもむなしく、あなたは不帰の客となられました。  享年六十七歳。余りにも突然の悲劇でした。  政治家としてやり残した仕事。次の世代へと伝えたかった思い。そして、いつか引退後に昭恵夫人とともに過ごすはずであった穏やかな日々。  全ては一瞬にして奪われました。  政治家の握るマイクは、単なる言葉を通す道具ではありません。人々の暮らしや命が懸かっています。マイクを握り日本の未来について前を向いて訴えている……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/02/08
データ入手日:2023/12/26

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