中川正春衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。
○中川正春君 国会の外は桜が満開であります。私も、初めての質問を壇上から新進党を代表してさせていただきます。(拍手) さて、今国会におけるさまざまな議論の中でも、橋本内閣の改革とは名ばかりのもので、国民の間には、次第にその姿をあらわしてきた日本の危機と行き詰まりの状況に、深刻な閉塞感が漂っております。改革は既に議論の段階を過ぎているのであります。 そういった意味では、今回提出された国鉄清算事業団の債務負担軽減のための特別措置を目指す法案は、二十八兆円にも上る長期債務に対して、とりあえずの緊急避難的な特別措置を講じるだけのものであります。これによって、政府は問題の根本をまたしても先送りしよう……
○中川正春君 私は、新進党を代表し、日本銀行法案に対し、これに反対の立場から討論を行います。 世界の金融市場が急速なテンポで自由化され、その競争が激化しています。今ほど、日本の諸制度を改革し、世界に通じるグローバルスタンダードの実現が求められているときはありません。そうした意味で、戦時体制下の国家総動員体制のもとにつくられた旧日銀法を、全く遅きに失した感はありますが、今回政府がこの時点で基本的な見直しを加えようとする努力には、まず冒頭敬意を表したいと思います。 しかし、もう一方で、日本の構造改革は、日本銀行だけを個別に議論するだけでは解決をしないということも現実であります。日銀法を含む金融……
○中川正春君 中川正春でございます。 新進党を代表して、許可等の有効期間の延長に関する法律案に対して質問をいたします。 行政改革は、辛抱強く、息を長く取り組まなければならないものだといいます。今回上程された許可等の有効期間の延長に関する法律案も、遠く源を細川政権のころの行政改革議論の中に端を発すると聞けば、感慨深いものがあります。そうしたことから、この法律案そのものに入る前に、一度ここで現在の橋本行革を総括することが大切だと思います。 橋本総理は、みずからが会長として行政改革会議の取りまとめをしておられます。そこから打ち出された中間報告をめぐって、今やさまざまな議論が出ています。私は、し……
○中川正春君 私は、民友連を代表し、内閣提出の預金保険法の一部を改正する法律案及び金融機能の安定化のための緊急措置に関する法律案に反対し、民友連提出の預金保険法の一部を改正する法律案に対する修正案及び修正後の預金保険法の一部を改正する法律案に賛成する立場から討論を行います。(拍手) 私は、今回の金融二法の論議を通じ、この国の将来に対して改めて大きな不安を持ちました。それは、この国の経済の根幹である金融政策に対し、一つは、現在の橋本政権に当事者能力がなくなったという事実であります。相次ぐ政策の失敗と、これまでの護送船団方式によって醸成された官僚のおごりと腐敗が、大蔵省の金融政策に対する信頼性を……
○中川正春君 中川正春でございます。 私は、民友連、おかげさまでやがて民主党を代表いたしまして、一連の法案に対して質問を行っていきたいというふうに思います。 今、私たちの経済が立っているところは、デフレスパイラルのがけっ縁であります。本来、私たちが目指していたものは、表面を取り繕う改革ではなくて、構造変革を前提にした社会経済の革命でありました。それは、政治がまずリードして基本的な社会の権力構造を変えること、このことがあって初めて内からの本物の改革ができるのであります。しかし、現実は、二年前に私たち野党が敗北をし、自社の連立与党として五五年体制を基盤に橋本政権の続投となりました。結果はどうで……
○中川正春君 民主党の中川正春です。 平成十一年度における公債の発行の特例に関する法律案について、民主党を代表して、総理大臣並びに関係大臣に質問をいたします。 九九年度末には、日本の国債残高は三百二十七兆円に達する予定であります。これは、単年度の税収入約四十七兆円の六倍以上に当たり、将来世代に対して大きく負担を強いるということは言うまでもありません。また、それ以上に、日本の貨幣円に対する信頼と国家そのものの権威にまでひびが入る可能性を含んでまいりました。多くの国民は来年度の予算を称して、破れかぶれ予算、別名世紀末予算と呼ぶのであります。 こうした大きなリスクを背負いながら、現在審議を進め……
○中川正春君 民主党の中川正春であります。 私は、党を代表して、ただいま議題となりました資金運用部資金法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。 ここ数日来、国会の雰囲気は落ちつかないものがあります。解散・総選挙を間近に控え、戦い前夜の緊張が私たちの意識の中に心の高ぶりをもたらしていることは確かなようであります。 前回の選挙以来、この三年半は、大きな時代変革の真っただ中にあります。その間、三代に及ぶ自民党政権は、時代の急激な変化に政治のリーダーシップを十分に発揮できず、絶えず後追いと形だけでごまかす中途半端な政策に終始してきたのであります。 十年前のバブル崩壊に端を発した金融……
○中川正春君 民主党の中川正春でございます。 税理士法の一部を改正する法律案に対して質問を行いたいと思います。(拍手) 森総理が実質、退陣表明をされました。きょう、私の質問は、まさに幻の内閣、蜃気楼に対して質問をすることになります。このことに対して非常に憤りを感じておりますし、さらに、これから自民党の総裁選挙に入る一カ月余りの政治空白。この大事なときに、国会と内閣が機能不全に陥ってしまっておるわけでありますから、これに対する責任を、そしてまた、政府・自民党の危機管理能力が全く欠如しているのだというその現実を、ここで明らかにしていきたいというふうに思います。(拍手) 振り返って、日本の税制……
○中川正春君 民主党の中川正春であります。 平成十四年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案について、民主党を代表して、関係大臣に質問をいたします。(拍手) 先ほど、ブッシュ大統領の歓迎式典がありました。大統領の日本国民に対するメッセージ、この中で、改めて私は、小泉総理は、国家の意思、この日本の平和に対する思いというのをはっきりと表明すべきだということ、これをまず思いました。 同時に、小泉政権の構造改革と経済運営に期待を寄せるこのブッシュ大統領の演説の中には、改めて、もしここで失敗すれば日本にはもう後がないんだ、このことを小泉……
○中川正春君 民主党の中川正春です。 瀋陽の日本総領事館事件に関する外務大臣報告に対して、民主党・無所属クラブを代表して、質問をいたします。(拍手) 中国警察官が、不法な侵入と難民の強制連行という行為をもって日本領事館の不可侵権を侵害したことに対して、まず、中国政府に対し抗議を行うものであります。(拍手) 民主党は、国際社会の重要なパートナーである中国が、国際法にのっとり、この五人の北朝鮮家族を日本領事館に引き戻すべきだと訴えております。同時に、領事館内への強引な侵入により、日本の不可侵権を侵したことに対し、中国政府は、即刻、謝罪をすべきであります。(拍手) また、小泉内閣は、中国政府……
○中川正春君 民主党の中川正春でございます。 私は、党を代表して、イラク人道復興支援特別措置法案につき、総理及び関係大臣に質問いたします。(拍手) 最初に、国際政治の枠組みに対する基本的な認識について意見を述べ、あわせて、総理の認識をただしたいと思います。 ブッシュ政権誕生後に起きた九・一一テロ事件が、アメリカの姿勢を先鋭化させています。私たちは、この一国主義的なアメリカの姿勢に強い懸念を持っております。 イラク問題に対し、民主党は、当初から、徹底的な国連査察を通じた平和的解決を訴えました。さらに、イラク攻撃に対しては、既存の安保理決議では不十分として、新たな国連決議の採択を訴え、単独……
○中川正春君 中川正春です。 民主党・無所属クラブを代表して、質問をしていきたいというふうに思います。(拍手) まず、質問に入る前に、先ほど、今回の国会の混乱についてのコメントがありました。これは、問題をごまかしてはだめだと思うのです。本来の、今回の国会の混乱については、すべて自民党に責任があります。(拍手) 橋本元総理は、国民に対して説明をする責任があるんです。それに対して、国会は調査権を持っております。そのみずからの調査権を自民党国対が否定をしていくような今回のこの運営については、猛省を促したい。私たちは断固闘っていくことを改めて表明をしていきたいというふうに思います。(拍手) 特……
○中川正春君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました予算委員長金子一義君解任決議案について、賛成の立場で討論をいたします。(拍手) まずは、先ほど予算委員会において、平成十九年度予算案が強行採決をされたことについて強く抗議をいたします。 きょうの混乱を招いた責任は、ひとえに、強引な委員会運営を強行した予算委員長金子一義君にあります。 金子一義君は、昨年九月二十八日の本会議において、慣例に従い、河野洋平議長によって予算委員長に指名されました。そして、同年十月三日の予算委員会では、「公正かつ円満な委員会運営を図ってまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願いを申し……
○中川正春君 中川正春です。 民主党・無所属クラブを代表して、万感の思いを込めて、反対討論を行います。(拍手) まず冒頭、今回の動議に対して、私は、これは間違ったプロセスだと疑義を表明したいというふうに思います。 どうして島村理事が、委員長がちゃんといるにもかかわらず、ここに出てきて委員会報告をしなければならないのか。これについて議長のはっきりとした説明を求めていきたいと思いますし、私たちは納得できない、このことをまず冒頭、表明をしておきたいというふうに思います。 すべて今回の問題のもとは何か。それは、与党の強引な国会運営。先ほどお話も出ましたように、今国会においては、委員長職権によっ……
○中川正春君 民主党の中川正春です。 ただいま議題となりました国家公務員の任命につき同意を求めるの件につき、意見を申し述べます。(拍手) まず、日銀総裁候補の武藤敏郎氏については同意をしない。同じく副総裁候補の白川方明氏については同意をします。また、同じく副総裁候補の伊藤隆敏氏については同意をしないということであります。 その理由を申し上げる前に、今回の人事案件に対する政府・与党の誤った対応について一言申し上げます。 福田総理は、一体いつになったら、参議院では与野党逆転をしていて、その現実が理解できるのか、予算関連の旧態然とした対応も含めて、猛省を促したいと思います。 政策決定プロセ……
○中川正春君 中川正春です。 民主党・無所属クラブを代表して、質問をいたします。(拍手) サブプライムローン問題に端を発する金融危機は、世界を大きく揺るがしています。アメリカやヨーロッパの金融政策当局が不良債権の買い取りや巨額の資本注入を決断しても、株式市場の不安は深まるばかりで、株価が大きく下落をしております。日本の市場でも、昨日、麻生総理が六項目に及ぶ市場安定策を打ち出しましたが、それにもかかわらず、株価は引き続き大きく下落をし続けました。 市場は、思い切った金融安定策と景気に対する有効な刺激策を期待しております。今回の麻生総理の対応を市場は完全に見限ってしまいました。今の政権には何……
○中川正春君 民主党の中川正春です。 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました平成二十年度一般会計補正予算(第2号)及び平成二十年度特別会計補正予算(特第2号)の両回付案について、賛成の立場から討論を行います。(拍手) アメリカでは、オバマ新大統領の就任式がありました。新しいリーダーによってアメリカが変わることをアメリカの国民は確信しています。未曾有の経済危機を克服するために、国民の団結を呼びかけるオバマ大統領の言葉にアメリカ国民が心から耳を傾けている姿が、日本の私たちの心を打ちます。 一方で、日本はどうか。総理大臣の言葉が国民に届かない。国民の気持ちとかけ離れたメ……
○中川正春君 中川正春です。 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました平成二十二年度補正予算案に賛成、自民党・無所属の会提出の動議、みんなの党提出の動議に反対の立場から討論を行います。(拍手) 二〇〇八年のリーマン・ショックとそれ以降の異常な円高、そしてデフレを受けて、政府・与党としても景気については非常に厳しい見方をしてきました。その結果、九月以降で九千二百億円の予備費を使った緊急対策がまず第一弾、そして、それに続く今回の四兆八千五百億円の補正予算が第二弾、さらに、来年の、成長戦略を基本にした第三弾の本予算と、切れ目なく続く対策が、基本的には日本の経済の構造転換を見……
○中川正春君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました平成二十三年度予算三案に賛成し、自由民主党提出の編成替えを求める動議に反対する立場から討論を行います。(拍手) 今回の予算委員会では、真摯な政策論議がなされて、議論は大いに深まったと思っております。心から感謝を申し上げたいというふうに思います。 マニフェストの実現が緒についたばかりであるということもあって、これから改善や見直しの余地も多々あるということ、これは私も正直にそう思います。そして、そうしたことが見えてきたにもかかわらず、とにかく自民党は、解散・総選挙に追い込むという結論ありきで、私たちの、子ども手当あるい……
○国務大臣(中川正春君) 石原議員からは、自主的避難をしている方々及び避難せずに滞在している方々への損害賠償についての検討状況についてお尋ねがございました。 自主的避難に伴う損害については、原子力損害賠償紛争審査会の中間指針を策定した際に引き続きの検討事項とされまして、これまで四回にわたって審議が行われております。 この紛争審査会の議論においては、一つは、自主的避難された方々に対する賠償の考え方、これを整理していくということ、それからもう一つは、自主的避難が行われている中で、被災地にとどまった方々に対する賠償の考え方、この両方について検討をしております。 引き続き、賠償の対象とすべき時期……
○国務大臣(中川正春君) ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。 第三十二回オリンピック競技大会、第十六回パラリンピック競技大会を東京都に招致し、我が国において再びオリンピック競技大会、パラリンピック競技大会が開催されますことは、国際親善とスポーツ振興にとってまことに有意義であり、また、東日本大震災からの復興と、世界からの支援への感謝の気持ちを世界に示すものとなると思います。 政府といたしましても、ただいまの御決議の趣旨を十分尊重いたしまして、スポーツ基本法を踏まえ、招致の実現並びに準備態勢の整備に最善の努力を払ってまいる所存でございます。 以上です。(拍手)
○国務大臣(中川正春君) ただいま議題となりました国家公務員法等の一部を改正する法律案、国家公務員の労働関係に関する法律案、公務員庁設置法案、国家公務員法等の一部を改正する法律等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案及び地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、管区国家公務員局及び沖縄国家公務員事務所の設置に関し承認を求めるの件について、その趣旨を御説明申し上げます。 初めに、国家公務員法等の一部を改正する法律案について御説明申し上げます。 時代の変化に対応して、国民のニーズに合致した効率的で質の高い行政サービスを実現し、縦割り行政や天下りの弊害を除去するとともに、公務員がやりがいを……
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