鈴木淑夫衆議院議員の在職時の本会議での質問や答弁などの発言回数・文字数、発言時の役職、立場、各発言冒頭の一覧を掲載しています。委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○鈴木淑夫君 ただいま趣旨説明のありました外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案につきまして、新進党を代表いたしまして、総理並びに大蔵大臣に質問をさせていただきます。 現行の外国為替及び外国貿易管理法、以下、外為法と略させていただきますが、この外為法は一九八〇年に原則自由・例外規制に改正され、当時としては画期的な為替管理の自由化が実現いたしました。 しかし、その後十七年の間に、世界の金融経済情勢は大きく変化したのであります。もともと米国は為替管理が自由化されておりましたが、欧州諸国においても、EUの市場統合を実現し、さらに、通貨の統一を目指すため為替管理が撤廃されたのであります。……
○鈴木淑夫君 私は、自由党を代表して、政府提出の預金保険法の一部を改正する法律案及び民友連提出の預金保険法の一部を改正する法律案に対する修正案に賛成し、政府提出の金融機能の安定化のための緊急措置に関する法律案に反対する立場から討論いたします。(拍手) 今や、日本の金融システムは昭和二年の金融恐慌以来の危機的状況であり、信用収縮が倒産の多発を招くなど、まさに恐慌寸前とも言える状況であります。 総理は、預金を取り扱わない住専の処理に六千八百五十億円の血税を投じた後、我が国金融機関の不良債権処理は順調に進んでいる、今後公的資金は信用組合の破綻処理以外には使わないと言い続けていたのであります。 ……
○鈴木淑夫君 私は、自由党を代表し、政府提出、財政構造改革の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案、平成十年分所得税の特別減税のための臨時措置法案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案外特別減税関係二法案に反対し、政府提出、中小企業信用保険法等の一部を改正する法律案に賛成する立場から討論いたします。 財政構造改革法は、昨年十一月末、三洋証券、山一証券、拓銀が破綻するなど、金融危機が深刻化している最中に、我々の反対を押し切って橋本総理が強引に成立させた法案であります。その後、日本経済は、我々が指摘したとおり、鉱工業生産の水準は一割も落ち込み、倒産件数、金額と完全失業率は戦後最高水準を更……
○鈴木淑夫君 私は、自由党を代表いたしまして、ただいま議題になっております平成十二年度補正予算三案に対して、反対の立場から討論を行います。(拍手) まず第一に、この予算案の枠組み自体に問題があります。 一見すると、特例公債を発行せず、公債発行額も抑制され、財政健全化に配慮しているように見えます。しかし、これはまやかしであります。前年度の剰余金一兆円の二分の一以上を、財政法第六条第一項の規定どおり、国債整理基金に繰り入れることをせず、全額財源に使っていること、前年度に比べ国税の自然増収が二兆円以上あること、財投債という名の新しい公債を一般会計の外で発行していることによるものであります。行政構……
○鈴木淑夫君 自由党の鈴木淑夫でございます。 私は、ただいま議題になりました銀行法等の一部を改正する法律案につきまして、自由党を代表して質問いたします。(拍手) 法案審議の前提として、まず、総理の構造改革並びに不良債権処理の考え方についてお尋ねいたしたいと思います。 小泉総理は、構造改革、不良債権処理なくして景気回復なしという側面を常に強調しており、そのこと自体は正しいのでありますが、また、自由党もかねて主張していることでありますが、しかし、同時に私ども自由党は、景気を維持しなければ構造改革や不良債権処理は挫折するとも言っております。景気後退が続けば、不良債権を処理する端から、次から次へ……
○鈴木淑夫君 私は、自由党を代表いたしまして、証券税制の改正に関する租税特別措置法改正案並びに地方税法改正案につきまして、質問いたします。(拍手) 小泉内閣が示した改革工程表を見ますと、「証券市場の構造改革」という項目はありますが、そこには、今臨時国会での措置として、ただ一言、「証券税制について、早急に対応する。」としか記されておりませんでした。また、同じ改革工程表の「税制改革」の項目には、今臨時国会での措置は特に書かれておらず、今後の経済社会の構造変化等に対応した望ましい税制構築へ向けて政府税調で今後とも引き続き幅広い視点から検討を行うと、これもまた政府税調任せ、あなた任せで、抽象的なこと……
○鈴木淑夫君 私は、自由党を代表いたしまして、金融機能の再生のための緊急措置法の一部改正案に反対の討論をいたします。(拍手) 反対の第一の理由は、この法案がRCCの不良債権買い入れ価格の引き上げや入札への参加を容易にすることによって、結果的には国民の税負担による銀行救済スキームをつくろうとしているからであります。(拍手) この法案は、いわゆる時価での購入や入札参加の拡大により、金融再生勘定十兆円の政府保証のうち、まだ使われていない約四兆円を活用して不良債権を積極的に買い上げようとしておりますが、今まで約四百億円弱しか買い上げできなかったRCCが四兆円規模で買い上げを行うためには、これまで国……
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