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楠見義男 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

楠見義男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは楠見義男参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。楠見義男参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 議院運営委員会 第11号(1947/08/01、1期、緑風会)

○委員外議員(楠見義男君) ちよつと私發言しても宜しうございますか。
【次の発言】 只今佐藤さんからの御發言で、委員長が弔辭を述べるということになつております。私は實は農林委員長の楠見でございます。ところが大西十寸男さんは私は全然知らないのであります。從つてこれが散會しまして、本會議が開かれて直ちに弔辭を述べるといたしますれば、豫め御本人の經歴なり、その他も伺つて置かないと、一面識もないお方でございまして、時間の餘裕を戴かないとちよつと弔辭の述べようがありませんので、その點ちよつとお斷わり申上げて置きます。
【次の発言】 實は國會が開かれましてから一囘もお見えになつておらない。從つて委員會に出……

第1回国会 鉱工業委員会 第9号(1947/10/01、1期、緑風会)

○楠見義男君 公聽会を開くには、私はよく承知しておりませんが、たしか二十日くらいの準備期間が要つたのではないかと思います。そうすると、会期延長を頭に置いて公聽会の手続をとることになるのでありますが、そこら辺はどういうようにお考えになつておるのでありましようか。
【次の発言】 私は今の下條さんの御説に賛成いたします。
【次の発言】 先程小林さんから、衆議院と参議院はそれぞれ別個の立場で、問題の重要性に鑑みて審議をやつて行くという観点からの公聽会の御提案でありますが、参議院としては從來も研究会として、それぞれの立場の経営者なり、従業者なり、その他関係方面の意向を研究しておるわけであります。公聽会の……

第1回国会 鉱工業委員会 第16号(1947/11/08、1期、緑風会)

○楠見義男君 ちよつとお伺いいたしますが、先程亞炭局長のお話の二萬トンというのは、月の生産額であるかどうか。
【次の発言】 段々統制の範圍を擴げて行かれる場合に、そういうふうに月二萬トン、年間二十四萬トン、或いは石炭、コークスとかいろいろ取扱いの物資が殖えて來るわけでありますが、その反面から行くと、これに從事する人間は大體移動がないと思うのですが、そういうふうになつて來ると、取扱い物資というか、その數量が多くなれば多くなるだけ、トン當りのコストというものが安くなつて來ると思うが、その點をどういうふうになるかお伺いしたい。  それから、ちようど政務次官がお見えでありますから伺うのでありますが、い……

第1回国会 鉱工業委員会 第25号(1947/12/03、1期、緑風会)

○楠見義男君 私は詳細な点は逐條審議の際にお伺いすることにいたしまして、極く簡單なことだけ二、三点商工大臣にお伺いいたしたいと思うのであります。お伺いしたい項目だけを先に申し上げますが、一つはこの法案と増産との関係であります。それからその次には工員の養成の問題、それからその次は現場中心か、企業中心かの問題、最後に生産協議会の性格の問題であります。先ず最初にこの法案と増産との関係でありますが、実はこの問題は衆議院、或いはこの参議院でも随分繰返された問題だと思いますので、できるだけ重複して御質問することを御遠慮いたしたいと存じまして、同僚の議員の方にもその点を伺つたのでありますが、同僚の方も余りよ……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1947/07/11、1期、緑風会)

○楠見義男君 先程天田君の御提案、私誠に結構だと思う。從つて暫く速記を止めて御懇談願いたいと思います。
【次の発言】 只今の御提案に贊成いたします。

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号(1947/08/21、1期、緑風会)

○楠見義男君 私は先程田村さんからお話のありました説に賛成であります。即ち小委員會を設けることについては至急にやつて頂きたいと思います。それから專門調査員の點については、勿論この特別委員會も相當長きに亙つてやることでもございますが、通常の常任委員會とは多少趣きを異にしておるように思うのであります。それともう一つは御承知のように專門調査員はいろいろの制限がございまして、現職中の制限があり、又退職後の制限もあるわけであります。從つてそういうような點なんかも更に御檢討を願つた上で、設置することに決定せられても遅くはないと思いますので、專門調査員の方は尚暫く御研究を願いたいと、こう思います。

第1回国会 農林委員会 第1号(1947/07/04、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員会の理事の互選会を開会いたしたいと存じます。
【次の発言】 石川君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないと認めまして、委員長から理事を指名いたします。木下源吾君、森田豊壽君、高橋啓君、このお三方に理事を指名いたします。では本日はこれにて散会いたします。    午後二時十四分散会  出席者は左の通り。    委員長     楠見 義男君    理事            木下 源吾君            森田 豊壽君            高橋  啓君    委員            門田 定藏君           ……

第1回国会 農林委員会 第2号(1947/08/01、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員會を開きたいと思います。最初に本日の委員會の運び方につきお諮りいたしたいと思いますが、それは御承知のように食料品配給公團法案及び油糧配給公團法案、これが先月中旬に政府提案として衆議院に提出されておるのでありますが、同時に參議院の方に豫備審査として付託されております。從つて現在この法案は兩法案とも衆議院で審議中でございますけれども、豫備審査として付託されております本委員會におきましても、豫めこれを審査して置く方が、今後いろいろ法案が出て參り、又山積いたしました場合のことを考えますと好都合であろうと、こういうふうに考えまして、正式に審議をすることにな……

第1回国会 農林委員会 第3号(1947/08/05、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員會を開催いたします。最初に農林當局から本年の産米の供出要綱といいますか、供出對策について御説明を願いまして、それに關して質疑をいたしたいと思います。大體午前中で濟ませまして、午後公團法案の方に入りたいと思いますので、さよう御了承願いたいと思います。そこでは井上政務次官から……。
【次の発言】 今まで各委員の方々から御意見なり、或いは御質疑があつたのをそのままずつと續けて繼續したのですが、ここで中間的に御質問のあつた點を政府の方からお答え願い、それから又板野さん、それから岩木さんからも御議論があつたのですが、そういう點もはつきりして、それから更に次に移……

第1回国会 農林委員会 第4号(1947/08/06、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員會を開會いたします。物價廳から長谷川第二部長が見えておりますので、物價の問題について、特に昨日の委員會でいわゆるパリテイ・システムによる米價の決定方法について御質問がありました。それらの問題を中心にして第二部長から御説明を伺うことにいたします。と同時に物價の問題について、この際關聯して御質問等がありますれば引續いて質疑をいたしたいと思います。そういうふうにお取り運びを願いたいと思います。それではこれから御説明を伺うことにいたします。
【次の発言】 速記を止めて……。
【次の発言】 速記を始めて……

第1回国会 農林委員会 第5号(1947/08/07、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員會を開催いたします。本日は、午前中は大體昨日に引續きまして、本年産米、その他甘藷、雜穀等の供出對策について、農林當局の方からも最初にいろいろ御説明のありました際に、十分に質疑を交し、又國會の方からの意見も十分に伺つて參考に資したい。こういうような御所見の御開陳もあつたような次第でありまして、從つて本日は、大體午前中でその問題を打切りたいと思いますが、各委員の方方から十分御質疑なり、又御意見の御開陳を願いたいと存じます。それから午後一時頃から農林大臣が出席せられるようでありますので、これ又昨日留保になつておりました公團關係のことを中心にいたしまして、農……

第1回国会 農林委員会 第6号(1947/08/08、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは、只今から委員會を開催いたします。お諮りいたしたいことがございますが、それは先般の會議でも、問題になりました生鮮食料品及び青果物について、商業委員會の方で、調査のために現地に御出張になつて、詳細、その状況を調査せられる御計畫がございますので、できれば、農林委員會においても合同してやり、或は又單獨で、この調査をする必要があるのではないかというような御意見もあつたのであります。そこで本日はその問題についてお諮りいたしたいと思うのでありますが、この委員會としましては、生鮮食料品及び青果物の生産と統制の状況について調査をするということで、これ又同樣に現地に參りまして、調……

第1回国会 農林委員会 第7号(1947/08/19、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から委員會を開會いたします。本日は只今付託されております開拓者資金融通法の一部を改正する法律案につきまして審議を始めたいと思います。先づ最初に農林大臣から提案理由の御説明を承りたいと思います。
【次の発言】 島村さん、途中で失禮ですけれども、農林大臣は今水害關係で衆議院の方へちよつと行かれるそうですが、そこで午前中はこの程度にして午後一時からやりたいと思うのですが、そのときまでに延して頂けましようか。
【次の発言】 お晝から御出席になります。
【次の発言】 それでは午前中はこれで休憩して午後一時から再開することといたします。    午前十一時四十一分休憩

第1回国会 農林委員会 第8号(1947/08/20、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から農林委員會を開催いたします。  本日は先般この委員會の中から御足勞を煩わしまして、東北地方の水害状況の調査にお出掛けを願つたのでありますが、それらの方々がお歸りになりましたので、その實状の調査の報告を伺うことにいたしたいと思います。最初に高橋さんから宮城と岩手の状況をお伺いいたします。それから田中さんから山形の状況を伺い、石川さんから秋田の状況を伺う豫定にいたしたいと思います。  尚、青森の方は、この委員會から調査に參らなかつたのでありますが、同様の被害がございますので、幸い參議院の他の、委員外でございますが、平野さんが青森を調査せられましたので、以上の方々の御……

第1回国会 農林委員会 第9号(1947/08/22、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から農林委員會を開會いたします。本日は農産種苗法について皆樣方の御審議を煩わしたいと思います。尚最初にお斷りいたして置きますが、農林大臣は同時刻に衆議院の方でも農林委員會が開かれておりますので、提案理由の御説明を伺いますと衆議院の方へ行かれます。そうして井上政務次官が代りにおられますから、その點御了承願いたいと思います。尚政府委員の農政局長が今緊急な要務で出席できないのでありますが、その代りに、その代りと云つては語弊がありますが、種苗については非常に詳しい村田特産課長、竝びにラヂオ等で始終お馴染みの加藤技官もお見えになつておりまするが、これは併し政府委員じやなくて説……

第1回国会 農林委員会 第10号(1947/08/23、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員會を開催いたします。昨日に引續きまして質疑を繼續いたしたいと思います。尚昨日同樣に豫め御了承を得て置きたいことは、説明員として昨日同様村田特産課長、加藤技官に對しまして發言を許し、又質疑を續けて頂きたいと思います。この點御承知を願いたいと思います。
【次の発言】 外に御發言ございませんでしようか。大體外に御發言がないようでありますから、これで質疑を終了したいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異談がないようでありますから……ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて、それでは大體質疑を終了いたしたようでございま……

第1回国会 農林委員会 第11号(1947/08/25、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員會を開催いたします。昨日を以ちまして質疑を終了いたしたのでありますが、これからこの法律案について討論に入りたいと思います。別に御發議もないようでありますから直ちに農産種苗法案につきまして採決をいたしたいと存じます。この法律案を原案通り……。
【次の発言】 討論ですか。
【次の発言】 それは附帶決議ですか。
【次の発言】 附帶條件を付けて贊成というわけですか。
【次の発言】 ちよつと木檜さんにお諮りしますが、先程おつしやつたのは、私が附帶條件ですかということを言つたものですから、そうだと言つてのですが、今羽生さんのお話からもお聽きになつたと思いますが、……

第1回国会 農林委員会 第12号(1947/08/26、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員會を開催いたします。  本日は農業協同組合法案及び農業協同組合法の制定に伴う農業團體の整理等に關する法律案、この二つの法律案について、先ず農林大臣から提案趣旨の御説明を伺い、次いで質疑に入りたいと思います。
【次の発言】 只今から質疑に入りたいと思います。羽生さん。
【次の発言】 それでは本日はこの程度にいたしまして散會いたします。明日は午前十時から開會いたします。    午後四時五分散會  出席者は左の通り。    委員長     楠見 義男君    理事            木下 源吾君    委員            太田 敏兄君   ……

第1回国会 農林委員会 第13号(1947/08/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から委員會を開會いたします。最初に皆さんにお諮りいたしたいと思います。それは理事をやつておられます森田豊壽さんが御承知のように御病氣で、先般この會期中請暇の件について會議に諮られまして、その許可があつたのであります。從つてこの會期中森田理事は御出席できませんから理事が缺けた恰好になりますので、代りの理事を互選いたしたいと思います。この前の例に從つてその補缺のための理事は委員長から指名するとに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないようでありますから委員長から柴田政次君を指名いたします。御紹介申上げますが、そちらにおいでになります。

第1回国会 農林委員会 第14号(1947/08/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員會を開會いたします。皆さんにお諮りいたしたいことがあるのでありますが、それは先般東北地方に水害があり、我々委員會からも委員の方に御足勞願いまして調査をお願いいたしたのでありますが、東北の水害と相前後して、北海道においても相當大きな水害がございました。更に最近又第二次の水害があつたように承知しているのであります。ただ餘り遠隔の地でありまするから、東北水害のごとく、中央の新聞その他にも大々的に取扱われておりません、實相は相當大きい被害のように思われるのであります。從つてこの委員會といたしましては、耕地の被害状況その他山林關係等につきましても、やはり東……

第1回国会 農林委員会 第15号(1947/09/17、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から委員會を開會いたします。本日は休會前の審議に引續きまして、農業協同組合法案竝びに、農業協同組合法の制定に伴う農業團體の整理等に關する法律案、その二案を中心にいたしまして質疑を繼續いたしたいと思います。それからちよつと申し落しましたが、前囘にも御要求がございまして大藏省からの政府委員、或いは大臣、政務次官の出席を要求しております、本日も出るはずでございましたが、衆議院の方で大藏省關係の法律案が一つ上ることになつておりますので、その方に行つておられるそうでありますが、それが濟み次第こちらの方に出席せられるそうでありますから、それだけ申し上げておきます。

第1回国会 農林委員会 第16号(1947/09/22、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これより開會いたします。本日の議題は農地開發營團の行う農地開發事業を政府において引き繼いだ場合の措置に關する法律案を議題にいたします。先ず政府當局から提案理由の御説明を伺います。
【次の発言】 それではこれから質疑に入ります。
【次の発言】 私からちよつとお伺いしたいのですが、この豫算的措置についての先程の御説明がございましたが、大體引繼によつて政府としてはどのくらいの豫算を計上することになるのですか。その點を先ず伺いたいのです。
【次の発言】 その點御趣旨はよく分るのでありますが、結局これが国が引繼くということになると、豫算的措置を講じられなければ皆引繼げない。而もそ……

第1回国会 農林委員会 第17号(1947/09/23、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から委員會を開會いたします。本日は農業協同組合法案及び農業協同組合法の制定に伴う農業團體の整理等に關する法律案、この二件を議題にいたしまして、前囘に引續いて質疑を繼續いたしたいと思います。  尚最初にお断り、又御諒承を得て置きたいのは、政府委員の農政局長がGHQの方に行つておりますので、代りに小倉農政課長が出席しておりますのでありますが、政府委員でございませんので、説明員として御質疑に對して答辯することについて豫め御了承を得ておきたいと思います。どうぞ御了承を願います。
【次の発言】 それではこれから質疑を繼續いたします。

第1回国会 農林委員会 第18号(1947/09/25、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から開會いたします。本日は臨時農業生産調整法案を議題に供します。先ず農林大臣から提案理由の説明を承ることにいたします。
【次の発言】 それではこれから質疑に入ります。
【次の発言】 委員長に對する御意見もございましたが、この問題については、尚別によく御相談をいたします。
【次の発言】 ちよつとまだ島村さんの御質問に對する答辯にも漏れておるところがありますが、農林大臣は水害關係でGHQの方に行かれる豫定になつておりまして、三時からということでございましたが、時間一杯經つたようなふうでありますので、本日はこの程度で散會いたします。    午後三時四分散會  出席……

第1回国会 農林委員会 第19号(1947/09/27、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これより委員会を開会いたします。本日は先回に引続きまして臨時農業生産調整法案について質疑を継続いたしたいと思います。尚お断りいたして置きますが、農林大臣は供出関係で西日本の地方長官との会同をやつておられまして、本日は出席困難なそうであります。從いましてこの法案については相当重要な御質疑もあろうかと思いますが、大臣に対する御質疑は留保して頂きまして、政府委員として農政局長がお見えになつておりますから、農政局長に対する質疑を本日はやつて頂きたいと思います。
【次の発言】 見えることになつておりますから、見えましたら質疑中でもやつて頂きます。ちよつと板野さんに申しますが、厚生……

第1回国会 農林委員会 第20号(1947/10/02、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これより委員会を開催いたします。本日は重要肥料業統制法等を廃止する法律案について審議をいたしたいと思います。  尚最初に申上げておきますが、この法案は極めて簡單な法案でありまするので、できるだけ早く質疑を終了いたしたいと思つておりますが、時間が余りましたら、前会に引続いて臨時農業生産調整法の質疑を続行いたしたいと思います。それから提案理由の御説明が済みましたら、後で農林大臣が、実は新聞その他で御承知のように、最近の供出の問題、その後の状況等について当参議院の本会議で御説明せられるように発言を要求せられておつたのでありますが、参議院の方では本会議がございませんので、当農林……

第1回国会 農林委員会 第21号(1947/10/03、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは委員会を開会いたします。
【次の発言】 今閣議をやつておられるそうなんですが、お手が空いたら…………
【次の発言】 板野さんが農林大臣に対する質問を留保されておりますから、これを許します。
【次の発言】 午前中の会議はこれで休憩しまして、午後一時半から開会いたしたいと思います。    午後零時十八分休憩
【次の発言】 それでは休憩前に引続いて会議を再開いたします。
【次の発言】 それでは議事進行について申上げますが、今朝程から出席を要求しておりました物價廳の方から第二部長がお見えになつておりますから、米價の問題がこの法案を審議する上において非常に重要なことは、各……

第1回国会 農林委員会 第22号(1947/10/04、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これより委員会を開会いたします。本日は薪炭需給調整特別会計法を改正する法律案と、農業協同組合法案を議題にする積りでおりましたところが、大藏大臣がGHQの方に行つておられまするし、政務次官が今代りに閣議に出ておられるそうでありまして、從つて政府委員から提案理由を伺うわけでありまするが同時に協同組合法で留保になつておりました大藏大臣に対する質問は、大藏大臣が御出席になられるまで引続いて延ばすことにいたしたいと思いますから、さよう御了承願いたいと思います。この法案は大藏省提案になつておりますけれども、実質は薪炭の内容については農林省の林野局が主として取扱つておられますので、本……

第1回国会 農林委員会 第23号(1947/10/07、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今より委員会を開会いたします。大藏大臣に今日御出席をお願いしておりまして、只今閣議をやつておられますが、呼びに行つておりますので、來られるまで、大藏省の銀行局長がお見えになつておりますから、銀行局長に御質問のある方はやつて頂きます。尚予て申上げましたように、大体本日で協同組合に対しまする質疑は一應予備審査としては終了いたしたいと思いますので、そのお積りでどうぞ御質疑をやつて頂きます。
【次の発言】 その問題は必ずしもそうは考えておらないのであります。今仰しやつた問題は一々筆記をしてあるのですが、八月の二十八日にあなたが質問されたことで、農林大臣が、山村の農民は……

第1回国会 農林委員会 第24号(1947/10/09、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会いたします。本日は臨時農業生産調整法案を議題に供しますが、予て申上げましたように、この法案を審議する上において、米價の問題と農業用資材の裏打ちの問題が一番重要なことに考えられますので、先般米價問題については、物價應の部長から事務的な御説明を伺つたわけでありますが、本日は農業用資材、特に肥料、農機具、農業薬剤、農業用の油、それから繊維製品、これらの物資につきまして、それぞれ関係の当局から資料を中心にして御説明を伺い、それによつて質疑を継続いたしたいと存じております。本日は経済安定本部から生産局次長、動力局長、生活物資局長もいずれお見えになると思……

第1回国会 農林委員会 第25号(1947/10/22、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これより委員会を開会いたします。  農林大臣から、米價問題について、発言を求められておりますので、これを許します。農林大臣。
【次の発言】 後程簡單に質疑して頂きたいと思いますから、その前に物價應から、このパリテイ計算のやり方について簡單に御説明を伺うことにいたしたいと思います。
【次の発言】 これから簡單に質疑をいたしたいと思いますが、岩木さん。
【次の発言】 本日は米價決定の経緯並びに結果を伺つたのでありますが、これに関連しまして、尚いろいろ御質疑もあろうと思いますが、農業生産調整法その他の機会もございますので、そのときに譲つて頂きたいと思います。本日はこれで散会い……

第1回国会 農林委員会 第26号(1947/11/01、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会いたします。本日は公報を以てお通知申上げましたように重要肥料業統制法等を廃止する法律案農地開発営團の行う農地開発事業を政府において引き継いだ場合の措置に関する法律案、薪炭需給調節特別会計法を改正する法律案、農業協同組合法案、農業協同組合法の制定に伴う農業團体の整理等に関する法律案、以上を議題に供します。  尚この五つの法案の中で、前の三つの、即ち重要肥料業統制法等を廃止する法律案、農地開発営團の廃止に伴う法律案、薪炭需給調節特別会計法を改正する法律案、これを本日採決いたしたいと存ずるのであります。協同組合法案外一件につきましては、重要な法案で……

第1回国会 農林委員会 第27号(1947/11/04、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会いたします。本日は予ねて御審議を願つておりまして農業協同組合法案及び農業協同組合法の制定に伴う農業團体の整理等に関する法律案、この二件を議題にいたしまして、これから討論に入りたいと思います。
【次の発言】 討論はこれで終結いたしました。これから農業協同組合法外一件につきまして採決に入りたいと思います。
【次の発言】 それではこれから採決に入ります。この二つの法案は御承知のように施行期日の点を衆議院で修正されてこちらへ廻つております。從つて衆議院の修正案を基礎にいたしまして、これから採決いたしたいと思いますが、衆議院の修正案通り可決することに御……

第1回国会 農林委員会 第28号(1947/11/06、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から開會いたします。本日は農業災害補償法案を議題に供します。本日の議事の進行について豫め御了解を得て置きたいのですが、それは本日はこの法案についての提案理由を伺いまして、尚それに關聯して制度の内容に互つて普遍的に農政局長から御説明を伺う程度にいたしまして、質疑は明日からいたしたいと思います。さよう御了承を願いたいと思います。それから先日來板野さんから質問を留保されておつたことがございます。それは食糧關係についての質問でございますが、それを本日はやつて頂くことにいたしたいと思います。さよう御了承を願います。  先ず政務次官から提案理由の御説明を伺い、板野さんか……

第1回国会 農林委員会 第29号(1947/11/07、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員會を開會いたします。昨日に引續いて農業災害補償法案について御審議を願うわけでありますが、それに入る前に農業關係の石油の配給問題について緊急に御質疑をいたしたいということでのお申出がございましたので、經濟安定本部から中島動力局次長がお見えになつておりますし、商工省から芦澤石油課長、それから農林省から總務局長がお見えになつておりますので順次御質疑をして頂きたいと思います。
【次の発言】 商工省の石油課長がお見えになつておるのですが、三時頃からG・H・Qの方に御用があるそうでありますから、若し商工省關係で御質問ございましたら、その方を先にして頂きます。

第1回国会 農林委員会 第30号(1947/11/10、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれから會議を開きます。延び延びになつておりましたが、本日は農業災害補償法について一應提案理由を、先般伺いましたけれども、その内容について更に農政局長から御説明を承わることにいたしたいと思います。本日は時間もございませんので内容の説明、同時にお配りを頂いております政令事項についても、やや難解の點がございますので、それらの點について一應御説明を伺いまして、質疑はこの次からいたしたいと思います。本日は説明だけを伺いたいと思います。
【次の発言】 先程申上げましたように、本日はできるだけ説明を伺う程度に止めたいと思つておりましたが、尚今の點で簡單な御質問がありましたら……

第1回国会 農林委員会 第31号(1947/11/12、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員會を開會いたします。最初に御了承を得て置きたいと存じますが、それは農業災害補償法につきましては、昨日もちよつと申上げましたように衆議院では大體質疑を終了して、追つかけて參議院の方に送付になると思うのであります。この法案は御承知のように本年の水害についても適用されるということになつておりまして、水害地帶或いは旱魃地帶の農家に取りましては、一日も早くこの法案の成立を期待しておるような状態であります。從つて參議院といたしましても、衆議院から送付になりますれば、できる限り早くこれを成立させたいと思つておるのでありますが、そういう意味からいたしまして、實は昨日……

第1回国会 農林委員会 第33号(1947/11/21、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会いたします。本日は、昨日衆議院を通過いたしましてこちらに廻つて參りました農業災害補償法案を議題にいたしまして、正式の審議に移し、討論採決に入りたいと存じます。
【次の発言】 それは討論じやない。質問でございますね。
【次の発言】 それではこれから討論に入ります。
【次の発言】 それでは本会議の方で今採決に入るそうですからちよつと休憩いたします。    午前十時四十八分休憩
【次の発言】 それじや休憩前に引続いて再開いたします。松村さん。
【次の発言】 政府側から発言を求められておりますが、この機会にこれを許します。

第1回国会 農林委員会 第34号(1947/11/27、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今より委員会を開会いたします。本日は自作農創設特別措置法と、農地調整法、それぞれの一部を改正する法律案を議題にいたしまして、前回に引続いて御質疑を御継続願いたいと思います。尚前回の委員会におきまして、農地が買收され、或いは物納許可を受けた後における土地が、その土地の公租公課、或いは水利組合費、土地改良費の負担について政府に更に御檢討願つて、本日明快な御回答を頂くことにいたしております。それと藤野さんからの御質問で、農地が買收せられることにきまつたけれども、尚まだ農地証券が下りてこないという場合の地主に対する金融上の救済手段についての御質疑がありました。この点も……

第1回国会 農林委員会 第35号(1947/11/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から委員会を開会いたします。最初に議題として國有林野法の一部を改正する法律案を議題に供します。昨日本案は衆議院を通過いたしまして本院に正式に送付されました。從つてこれから正式審議に入る訳でありますが、本案につきましては先般予備審査において一應質疑を終了したのでありますが、更に本日討論、採決に入ります前に、若し御質疑がございますれば御質疑をして戴きまして、なければ直ちに討論、採決に入りたいと思います。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、それでは木下さんの動議に從いまして、これから討論に入りたいと思います。では別に御発議もないようですから、これから採決に入りた……

第1回国会 農林委員会 第36号(1947/12/04、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今より農林委員会を開会いたします。  本日は飼料配給公團法につきまして提案の理由を伺うことにいたします。尚提案理由を伺つたあとで、昨日公團法案につきまして委員長がGHQに参りまして交渉いたした経過を御報告申上げたいと存じます。御了承願いたいと存じます。
【次の発言】 ちよつとこの際木下さんから政務次官に對して緊急の質問がございますので、それを許可します。
【次の発言】 速記の方の都合がございまして、これで速記は他の委員会に割愛したいと思います。御諒承を願いたいと思います。ではこれにて一應散会といたします。    午後一後五十六分散会  出席者は左の通り。   ……

第1回国会 農林委員会 第37号(1947/12/05、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれから委員會を開會いたします。  本日は昨日、本委員會に豫備審査として付託になりました、食糧管理法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を政務次官より聽くことにいたします。
【次の発言】 都合によりまして、暫らく休憩いたします。    午後二時六分休憩
【次の発言】 それでは休憩前に引續いて、只今から委員會を再開いたします。自作農創設特別措置法の一部を改正する法律案及び農地調整法の一部を改正する法律案につきましては、大體豫備審査の際におきまして質疑も終了いたしておりまするし、本日衆議院の方から正式に囘付されましたので、これからこの兩案を議題に供しまして、討論採……

第1回国会 農林委員会 第38号(1947/12/06、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは委員會を開會いたします。自作農創設特別措置法の一部を改正する法律案、及び農地調整法の一部を改正する法律案を議題にいたしまして、只今から採決に入りたいと思います。この案は、自作農創設特別措置法の方は衆議院で一部修正をして參つております。この兩案を一括議題に供しまして衆議院の修正案通り可決することに御賛成の方の御起立をお願いいたします。
【次の発言】 多數と認めます。仍て多數を以てこの兩案は可決されました。尚多數意見者の署名、或いは委員長報告に對する御了承を頂きますことについては、前例通りどうぞよろしくお願いいたします。

第1回国会 農林委員会 第39号(1947/12/07、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員會を開會いたします。本日は引續いて三つの公團法案と食糧管理法の一部を改正する法律案を議題に供しまして、質疑を繼續いたします。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて……。    午後二時三十五分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……。  本日はこれにて散會いたします。    午後三時三十分散會  出席者は左の通り    委員長     楠見 義男君    理事            木下 源吾君    委員            太田 敏兄君            門田 定藏君            羽生 三七君            北村 一男君……

第1回国会 農林委員会 第40号(1947/12/09、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今より開會いたします。食料品配給公團法案、油糧配給公團法案、飼料配給公團法案及び食糧管理法の一部を改正する法律案以上四案を議題に供します。
【次の発言】 北村君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よつて直ちに採決に入ります。食糧品配給公團法案、油糧配給公團法案、飼料配給公團法案及び食糧管理法の一部を改正する法律案以上四案の衆議院送付案を一括して議題に供します。四案は衆議院送付案通りに可決することに賛成の諸君の御起立を願います。
【次の発言】 總員起立と認めます。よつて四案は衆議院送付案通りに可決せられました。  尚本院規則によりまして……

第2回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1947/12/11、1期、緑風会)

○楠見義男君 山田さんからの只今の御提案御尤もと思いますが、第一囘國会の際に、実は理事は緑風会から……。一般の委員会の慣例とはやはり別個に、この委員会としましては特別の委員会であり、各党からやはり理事をお出し願つた方がいい。緑風会といたしましても人数が多いから委員長の外に理事を出す、こういうような意味合ではございませんで、各会派からそれぞれ出て頂いて、御熱心にこの仕事に当つて頂く、こういう趣旨でございましたので、甚だ御迷惑かとも存じますが、どうぞ山田さんお引受願いたいと存じます。(拍手)

第2回国会 農林委員会 第1号(1948/04/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今より委員会を開会いたします。お諮りいたしたいことがございます。本委員会理事木下源吾君より理事辞任の申出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて同君の辞任を許可いたします。つきましては、この際理事の補欠選挙を行いたいと思います。選挙の方法は投票を用いず、從前の例によりまして、委員長の指名の方法によりたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは私から理事に羽生三七君を指定いたします。  引続いて更に一件お諮りいたしたいことがございます。第一回國会の例にならいまして、請願及び陳情の審査を便……

第2回国会 農林委員会 第2号(1948/05/22、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは、只今から委員會を開會いたします。  本日は、農地開發營團の行う農地開發事業を政府において引き繼いだ場合の措置に關する法律の一部を改正する法律案、これを議題に供します。  豫備笠査であります。先ず最初に、平野政務次官から提案理由の御説明を伺うことにいたします。
【次の発言】 何か、これに附帶して、局長から御説明することがありますか、……それじや開拓局長。
【次の発言】 それではこれから質疑に入ります。
【次の発言】 他に御質問ありませんか……。ちよつと私から補足的に伺うのですが、先ず第一點の北村さんからの御質問にありました點で大體了解したのですが、開拓と、それか……

第2回国会 農林委員会 第3号(1948/05/27、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員會を開會いたします。本日は前囘に引続きまして、農地開發營團の行う農地開発事業を政府において引き繼いだ場合の措置に關する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。大體前囘で質疑の重要なものは終了したと思いますが、尚殘つておる質疑につきましては、この際やつて頂き、それが濟みますれば、本日この法案の採決に入りたいと思いますので、そういうふうにお運び願いたいと思います。  それから尚この採決が濟みましたあとで、一應委員會を閉じて、懇談會の形式で、最近農業協同組合の問題について、御承知のようにいろいろ關係方面との折衝その他復雜な問題がございますので、後程こ……

第2回国会 農林委員会 第4号(1948/06/01、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今より委員会を開会いたします。  本日は、農藥取締法案につきまして予備審査を始めるわけでありますが、先ず最初に平野政務次官から本案の提案理由を伺うことにいたします。
【次の発言】 それでは法案の審議に入るに先立ちまして、この法案の制定に関連し、又実施に関連して考慮せられまするいろいろの事務的の事項、その他の状況等について、皆さんの御了解を予め得まして、政府委員ではありませんが、説明員として農林省の資材課長、或いは技官の方から説明を伺うことにいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは先程申上げましたように、本案についての質疑は明後日から始めたいと思いますが、……

第2回国会 農林委員会 第5号(1948/06/03、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。  本日の議題は公報に載つておりますように、農藥取締法案を前回に引続いて御審議願うわけでありますが、議事の都合でその方をあと廻しにいたしまして、最近生鮮食料品の生産出荷配給確保に関する新らしい措置につきまして、政府では全國の副知事をお集めになつて御協議になつたようで、重要な事柄でありますので、この関係の事項につきまして御説明を伺いたいと思います。それから、そのあとで池田さんから雹害の被害状況について御質問したいというお申出がございました。幸い大島政務次官が最近その方面にお行きになつたようでありますから、御報告を伺うと同時に、今……

第2回国会 農林委員会 第6号(1948/06/07、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会いたします。  農藥取締法案につきまして、質疑を続行いたしたいと思います。
【次の発言】 羽生さんの御質問の点はこうではないのですか。十四條のこの場合は一應第二條の三項で、二ケ月以内に審議会の議決を経て登録されておる農藥が賣られておつて、それが今度十四條のこういうことの檢査に引つかかるという場合だから、そこで取消されるまではその農藥は当然販賣可能だと、こういうことになるんではないんですか。
【次の発言】 いいですか。
【次の発言】 説明員を許可いたしてよろしうございますか……。
【次の発言】 ではどうぞ……。

第2回国会 農林委員会 第7号(1948/06/11、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員會を開會いたします。かねて豫備審査をいたしておりました農藥取締法案が衆議院で可決されまして、本院に囘付されましたので、これから正式の審査に入ります。大體質疑は豫備審査の際において、終了に近くなつておりましたが、尚一、二殘つておるように存せらますので、この際その質疑をやつて頂きまして、後採決に入りたいと思いますから、そういうふうなお運びを頂きたいと思います。
【次の発言】 これは説明員からして頂いた方がよいと思いますが、よろしうございますか……それでは……。
【次の発言】 外に御質疑なければこれで質疑を打切つてようございましようか。

第2回国会 農林委員会 第8号(1948/06/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会いたします。本日は農業改良助長法案につきまして予備審査をいたしたいと思います。最初に平野政務次官から本法案の提案理由の御説明を伺うことにいたします。
【次の発言】 それでは只今から質疑に入りたいと思いますから、どうぞ……。
【次の発言】 ちよつと申上げます。委員長としては大変恐縮でございますが、二時から始まつておる予定になつております予算委員会の方に速記を割愛することになつておりましたので、少し延びることになつておりますので、以後速記はございませんが、引続いて御審議を願いたいと思いますから、その点御了承を願いたいと存じます。速記は止めて下さい……

第2回国会 農林委員会 第9号(1948/06/15、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれより開会いたします。農業災害補償法の一部を改正する法律案を議題にいたします。先ず農林大臣から提案理由の御説明を承わりたいと思います。
【次の発言】 農林大臣は衆議院の予算総会の方にかねて出席を求められておられますので、そちらの方に行かれますので、後は農政局長、政務次官かお見えになりますので、農林大臣に対する御質問は別の機会に御割愛願いたいと思います。  只今の農業災害補償法の一部を改正する法律案につきまして、御質疑をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 池田さんの御質問と政務次官のお答えとは、ちよつと資料について喰違いがあるように思うのです。政務次官の……

第2回国会 農林委員会 第10号(1948/06/17、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今より委員会を開会いたします。本日は食糧確保臨時措置法案の予備審査を行いたいと思います。先ず農林大臣より提案理由の説明を聽取したいと思います。農林大臣。
【次の発言】 この際皆樣に御了承をお願いいたしたいのでありますが、只今は委員会が輻湊しておりまして、採決等の行われる他の委員会に速記を振向けねばなりませんので、速記をその方に讓りたいと存じます。そのため甚だ申訳ございませんが、速記なしでも何卒御質疑をお始め下さるようにお願いいたします。速記を止めて。    午後一時四十分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。本日はこれにて散会いたしたいと思います。    午後三時十五……

第2回国会 農林委員会 第11号(1948/06/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今より委員会を開会いたします。本日は自作農創設特別措置法の一部を改正する法律案及び農地調整法の一部を改正する法律案の予備審査を行います。先づ政府次官より提案理由の説明を聽取することにいたします。
【次の発言】 この際皆樣に御了承をお願いいたしたいのでありますが、それは各委員会が輻湊しておりまして、採決等の行われる他の委員会に速記を振向けねばなりませんので、速記をその方に割愛いたしたいと存じます。從つて甚だ申訳ありませんが、速記なしでも何卒御質疑をお始め下さるようにお願いします。速記を止めて。    午後二時十分速記中止

第2回国会 農林委員会 第12号(1948/06/21、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これより委員会を開会いたします。本日は獸医師会及び裝蹄師会の解散に関する法律案及び家畜傳染病予防法の一部を改正する法律案の予備審査を行います。
【次の発言】 只今羽生さんから御提案になつた件につきましては、以前にも問題になつたことがありますし、大谷各委員も別に御異議はないと思いますから、各派が協同して実現し得るようにしたいと思います。從つて本件は農林委員会としては全員一致で決定することとしたいと思います。尚委員長より然るべくそれぞれ連絡すべきところに連絡をいたし実現を期したいと存じます。
【次の発言】 それでは政務次官より提案理由を聽取することにいたします。

第2回国会 農林委員会 第13号(1948/06/22、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それじや委員会を開会いたします。本日は先ず最初に農業災害補償法の一部を改正する法律案につきまして大体これは本日採決をお願いいたしたいと思つておりますが、それが済みますと、引続いて本審査を委託されております輸出入植物檢疫法案、これの審査に入ることにいたしたいと思つております。尚それから配給公團法令の一部を改正する法律案が同様に本院の本審査になつておりますので、外の法律案は、御承知のように、全部衆議院先議でありますが、この法案だけは参議院先議になつております。從つて時間がございますれば、これにも入つて頂きたいと存じております。最初に農業災害補償法の一部を改正する法律案の本審……

第2回国会 農林委員会 第14号(1948/06/23、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これより委員会を開会いたします。本日は先ず最初に昨日に引続きまして、輸出入植物檢疫法を議題にいたします。質疑を御継続願いたいと思います。尚昨日木檜さんから資料の御要求がございましたので、それはお手許の方に配られておると思いますので、それによつて御了承願いたいと思います。
【次の発言】 説明員から説明させたいということでありますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それではどうぞ。
【次の発言】 外に御質問ございませんか……。御質問がなければこれで本案についての質疑を終了いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

第2回国会 農林委員会 第15号(1948/06/25、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会いたします。本日は最初に肥料配給公團令の一部を改正する法律案につきまして質疑を続行したいと存じます……別に御質疑がなければ質疑はこれで打切ることにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは直ちにこれから討論に入りたいと思いますが、本法案は極めて簡單な内容でありまするし、その内容についての質疑、御意見等も前回御発表になつたようでありますので、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないと認めますので、直ちに肥料配給公團令の一部を改正する法律案を議題にいたしま……

第2回国会 農林委員会 第16号(1948/06/26、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これより委員会を開会いたします。速記を止めて。    午前十時五十四分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……。それでは一應休憩いたします。    午後零時二分休憩
【次の発言】 それでは只今から午前に引続いて委員会を再開いたします。  最初に指定農林物資檢査法案を議題に供します。昨日に引続いて質疑を継続いたしたいと思いますので、どうか御発言願いたいと思います。それから、昨日委員長から申して置きましたが、水産関係の物資がこの中に入つておりますので、私から水産委員長と連絡を取ることにいたしました。水産委員長としては尚研究せられることと思いますが、先程会つた時のお話では、大……

第2回国会 農林委員会 第17号(1948/06/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会いたします。最初に指定農林物資檢査法案を議題にいたします。この問題につきましては六月二十五日及び二十六日の両日に亘つて説明聽取並びに質疑を重ねたのでありますが、尚残つておることもあると思いますので、本日更に質疑をいたしたいと思います。最初に一昨日の御質問の結果、現在やつておる事項についての内容を書類として提出されておりますので、この書類について説明員の加藤事務官から報告を聽取することにいたします。
【次の発言】 質疑を御継続願います。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて……それでは、指定農林物資檢査法案につ……

第2回国会 農林委員会 第18号(1948/06/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これより委員会を開会いたします。本日は種畜法案について予備審査を行いたいと存じます。  先ず政務次官より提案理由の説明を聽取いたします。
【次の発言】 ちよつと皆樣の御了承をお願いしたいことがあります。それは、速記のことであります。委員会が多数開かれておりまして採決の行われる委員会に讓らねばなりませんので、誠に申訳ありませんが、それが終りまして再び参りますまで、速記なしでも何とぞ御質疑をお続け願いたいと思います。    午後二時二十一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちよつと御了承を得たいと思います。文教委員会で今これから採決に入るそうで、借りてお……

第2回国会 農林委員会 第19号(1948/06/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から開会いたします。これから食糧確保臨時措置法案を議題にいたします。農林大臣も見えておりますので、どうぞこの問題については今まで留保されておつた質問その他重要な問題について御質疑を願いたいと思います。
【次の発言】 池田さんの先程のお話の事務当局に更に質問の機会を残したいということでありますが、この点はこういうことはおかしいんですが、原案に、昨年の生産調整法においては、今農業計画の中に入る事項に、農業労働力に関する事項というのがあつたんです。それが今度「当該生産者と同一世帶に属する者の状況」と、こう変つております。從つてこういうものも中心に事務当局にお聽きすると同時……

第2回国会 農林委員会 第20号(1948/07/01、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今より委員会を開会いたします。速記を止めて……    午後二時十二分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。種畜法案を議題にいたしたいと思います。この問題について質疑を願います。
【次の発言】 ちよつとその点は重要な点なんですが、飼料の確保をしたり、或いは予備金を取つて奨励金をやるというような手段が伴わなければ、この十二條は発動しないと、こう解釈していいですか。
【次の発言】 ちよつと今の点は、抽象的ではつきりしないのですがね……
【次の発言】 附加えて、もう少し私も具体的に質問いたしますと、飼料関係で、どうしても屠殺をしなければならんとか或いは移動しなければなら……

第2回国会 農林委員会 第21号(1948/07/02、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会いたします。最初に種畜法案を議題に供します。この法案につきましては、昨日質疑を終了いたしましたので、本日は最後の処理をいたしたいと思いますが、大体問題のところも出盡し、又御意見のあるところも出盡しましたので、直たに討論を省略して採決に付したいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めますので、これから採決いたします。本法案について原案通り可決することに御賛成の方の御起立をお願いいたします。
【次の発言】 総員起立、よつて本案は全会一致を以て可決することに決定いたしました。  次に農業協同組合法の一部を改正する法律案を……

第2回国会 農林委員会 第22号(1948/07/04、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これより開会いたします。速記を止めて。    午後一時五十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。それでは一應休憩いたします。    午後二時四十七分休憩
【次の発言】 引続き開会いたします。速記を止めて。    午後三時三十一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。それでは只今から農業改良助長法案を議題に供します。この問題については先程御了承を得ましたように質疑を終了いたしましたので、これから討論採決に入りたいと思います。
【次の発言】 他に御発言ございませんか。
【次の発言】 大体討論を終結したようでありますから、これから採決に入ります。先ず最初に板野議員から御提……

第2回国会 農林委員会 第23号(1948/07/05、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から委員会を開会いたします。本日は競馬法案、馬匹組合の整理等に関する法律案及び國営競馬特別会計法案を議題に供します。右三個の法律案の内、競馬法案につきましては、昨日印刷物を配付いたしましたごとく衆議院において修正いたしております。即ちその主なるものを申上げますと、第一が指定市を設けたことであります。これは著しく災害を受けた市で總理大臣の指定したものを競馬開催團体として加えたのであります。第二の点は從來入場者のみに限られておりました勝馬投票券を農林大臣の指定した代表者をして場外にても発賣せしめ得ることとしたことであります。これら三件の法案は、昨日大体の御意見も出盡した……

第3回国会 農林委員会 第1号(1948/11/08、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれから農林委員会を開会いたします。最初にちよつと御挨拶申上げますが、私先般の委員長改選に当りまして、前会に引続いて農林委員長に指名されました。もとより非才の者でございますが、幸いに皆さま方の御協力を得ましてこの大役を果したいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)  それでは最初に理事の互選をいたしたいと存じます。この方法についてお諮りいたしたいと思います。
【次の発言】 只今御提出になりました池田さんの動議について皆さん御異議ないようでございますから、委員長から指名いたします。理事といたしまして羽生三七さん、それから平沼彌太郎さん、石川準吉さん、……

第3回国会 農林委員会 第2号(1948/11/15、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会いたします。  本日は、この委員会に予備審査として付託されております馬匹去勢法を廃止する法律案を議題にいたします。最初に北村政務次官から提案理由の御説明を伺います。
【次の発言】 どうか御質疑をお始め願います。
【次の発言】 尚この機会に馬匹去勢法を廃止する法律案の外に、一般畜産関係についての御質問がありましたらどうかお続けを願います。
【次の発言】 ちよつと委員長から申しますが、只今の移動停止の問題はこの委員会にも加賀さんが紹介議員として馬匹の北海道外移動禁止に伴う対策に関する請願として請願が実は出ておるのであります。その請願の趣旨は北海道……

第3回国会 農林委員会 第3号(1948/11/16、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から開会いたします。本日は最初に本委員会に本付託になつております「家畜市場法を廃止する法律案」及び「畜産に関する農業協同組合又は農業協同組合連合会が馬匹組合又は都道府縣から財産の移轉を受ける場合における課税の特例に関する法律案」この二つの法律案を議題にいたしまして、農林大臣から提案の理由を伺うことにいたします。それが済みましたらかねて公報を以て御通知申上げておりますように、先般米價決定の際に將來の再生産保障のために必要な措置として附帶條件として閣議で決定を見ました事項につきまして、経済安定本部並びに農林省等からその後の経過などを伺うことにいたします。  では……

第3回国会 農林委員会 第4号(1948/11/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれから委員会を開会いたします。  本日は畜産の関係の三つの法律案を議題に致します。できますれば、本日一應の質疑を終了したいと思いますので、どうぞそういうお心組みで御進行願いたいと思います。尚最初に、前回の資料の問題につきまして、畜産局の方から補足して御説明があるそうでありますから、それを伺います。
【次の発言】 三つの法案に関連して、又それ以外に畜産に関して廣く御質疑がございますれば、どうぞお願いいたします。
【次の発言】 國井さん、共済保険の方は今農林省の保險課長が來ておりますから、保險課長の方からお答えいたします。

第3回国会 農林委員会 第5号(1948/11/22、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会します。最初に畜産関係の三つの法律案を議題に供します。馬匹去勢は、衆議院で可決されて、本院に送付されて参りましたので、三つの法律案とともに本審査として御審議を願うことにいたします。一應三つの法律案につきましては、前週質疑を、総括的の問題について打切つたのでありますが、尚二、三御質問が留保されておりますので、その問題について、本日御質疑をお始め願いたいと思います。
【次の発言】 だいたい質疑も終了したようですから、三つの法律案についてこれから討論、採決に入りたいと思います。御異議ございませんか。

第3回国会 農林委員会 第6号(1948/11/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれから農林委員会を開会いたします。この際皆様にお諮りして決定いたしたいことがございます。それは請願及び陳情の取扱についてでございます。前回までに文書表第三回記載の分を全部終りましたが、本日第四回の文書表が参りました。件数は請願が十八件、陳情に五件でございます。本委員会といたしましては、請願者の熱意を汲んで、然るべきものは採択したいと思うのでありますが、何分にも会期が切迫しております現在、これらにつきまして一つ一つ紹介議員や政府の関係官を呼んで、説明を聽取いたします時間的余裕もありませんので、皆様の御諒解さえございますれば、前回までに審査を終了いたしましたものと……

第3回国会 農林委員会 第7号(1948/11/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開きます。昨日から予備審査をお願いしておりました市町村農地委員会及び都道府縣農地委員会の委員の選挙に関する特例に関する法律案亀議題にいたしますやこの法律案は昨日も御報告申上げましたように、衆議院で修正されまして、本院に回付されて参りました。その修正の要点と申しますか、趣旨は、農地改革の途上にある経過的の措置としては、現状と余りホけ離れた選挙人名簿を用いて、それによつて新らしく総選挙をするより底一むしろ現在の委員の任期を多少延長して、而もその延長期間はできるだけ最短期間に延長して、その延長期間満了ま聾の間に農地改革も一應の始末がわくことでありましよ……

第4回国会 農林委員会 第1号(1948/12/10、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から委員会を開会いたします。本日は当院に予備審査のために付託になりました食糧管理法の一部を改正する法律案を議題にいたします。  尚最初にお断わりして置きますが、この問題につきましては、本日は大体三時判頃まで御審議を願うことにいたしまして、それから後食糧作物の再生産確保に関する、いろいろの資材関係の問題について審議を煩わしたいと思います。それでは最初に北村政務次官から、食糧管理法の一部を改正する法律案の提案の理由を伺うことにいたします。
【次の発言】 尚この際申上げて置きますが、食糧公團の問題につきましては、去る七日農林委員打合会におきまして、食糧公團の総裁以下首脳部……

第4回国会 農林委員会 第2号(1948/12/11、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれから委員会を開会いたします。本日は米の再生産保障に関する必要物資の需給状況及び資金の供給状況等を御審議願うわけでありますが、その前に、赤澤さん及び加賀さんから特に留保されておられまする質問がございますので、この点から始めたいと思います。尚農林大臣は今衆議院の予算委員会に出ておりますので、その方が済み次第こちらにお見えになるそうでありますから、赤沢さんから御質疑をお始めを願いたいと思います。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて。    午後二時四十四分速記中止

第4回国会 農林委員会 第3号(1948/12/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これより農林委員会を開会いたします。  かねて本委員会に付託になつておりました、食糧管理法の一部を改正する法律案、この法律案は衆議院で可決されまして、本院に正式に回付されて参りましたので、この問題について御審議を願います。尚この問題については先般來数回の委員会及び打合会におきまして大体質疑も終了したと思いますので、これから討論採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 外に……。
【次の発言】 大体討論は終結したようでありますから、これから採決に入ろうと思います。  食糧管理法の一部を改正する法律案を議題にいたし……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第4号(1949/02/18、1期、緑風会)

○委員外議員(楠見義男君) 農林委員長として発言を許して頂きたいと思います。丁度建設局長がお見えでございますので、この際農林委員長という立場から一言お耳に入れて、又お願いをして置きたいと思います。  そのことは結局從來の開拓政策につきましては、只今お話になりましたように、段々尻細りになつて参つておるのでありますが、これには又それだけの事情と申しましようか、環境があつたのであります。終戰当時のあのどさくさ、又戰災者多数を控えて実は本來私共の目から見ますと、開拓不適格者が相当練兵場の跡とか、或いは北海道、その他内地の適格地に入植いたしております。このことが脱落者を多くした一つの大きな理由でもありま……

第5回国会 農林委員会 第1号(1949/03/26、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれから開会いたします。最初に御了承を得たい点があるのでありますが、実は本日は農林委員打合会を開催する予定でおりました、然るところ本日食糧品配給公団法の一部を改正する等の法律案が参議院先議で以て正式にこの委員会に審査の付託がございましたそういうことでありますが、実は通常でございますれば、すでに公報で以て御通知申上げ審議の内容を変え、或いは又委員会を急遽聞くということは如何かと存ずるものでありますが、御承知のようにこの公団法の問題は農林関係で五つございまして、その中に食糧配給公団法関係はこの三月三十一日を以て食糧公団は法律上解散をすることになつており、その他の四つ……

第5回国会 農林委員会 閉会後第1号(1949/08/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれから委員会を開会いたします。本日は公報で御案内申上げましたように、議題は目睫に迫つておる早期供出の奨励金の問題、それから同じく單作地帶における畑作轉換の問題、それから化学肥料の補給金の問題、これらの問題を中心にして政府当局から一つ御説明を伺い、又意見の交換をいたしたいと存ずるのであります。政府委員の方の御出席の都合によりまして、最初肥料の補給金存廃問題につきまして、御承知のように今いろいろ問題になつており又閣議でも審議されておるようでありますが、その問題についてその経過、或いはそれに伴う農業経済、或いはその他の農業増産についての影響等も檢討を必要といたします……

第5回国会 農林委員会 第2号(1949/03/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。最初に水稻單作地帶対策に関する小委員会の設置に関しまして、お諮りいたしたいと思います。この問題は先週の土曜日に大体その構想を申上げまして、皆樣方大方の御賛同を得た問題でありますが、重ねてその趣旨を申上げますと、日本の再建、又安定の観点からいたしまして、農業関係が一番重要なことに属すると思うのでありますが、而も最近の情勢、特に経済九原則が実施されんとする現在の状態におきましては、農業、農村対策というものは特にその重要性を加えますと同時に、むしろ防衞的の立場に立たされるような、非常に遺憾の状態になつております。更に明年度の予算の大……

第5回国会 農林委員会 第3号(1949/03/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれから農林委員会を開会いたします。本日は昨日に引続きまして食料品配給公團法の一部を改正する等の法律案を議題にいたします。昨日ちよつと御報告いたしておきました公團の職員について、國家公務員法との関係の点でございますが、人事院及び参議院の人事委員会において関係方面と折衝いたしました結果は、この國家公務員法は他の法律で改正せられることは困る、それ自体の改正法律案ならば考慮してもいいと、こういう結論になつたようであります。從つて人事委員会からの発議で公團関係の特別職に関する法律改正が私らの方に掛つております。この法律案と相前後して掛ることになります。從つて昨日石川委員……

第5回国会 農林委員会 第4号(1949/03/31、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。本日最初に公報を以て御通知申上げて置きましたように、小委員会の設置に関する件についてお諮りいたします。この問題は、先般の食料品配給公團法の一部を改正する等の法律案を採決するに当りまして、討論の際に板野委員から御提案になり、そうして各委員とも御了承せられました農村関係の配給公團制度について調査するために特別委員会を設けることであります。調査承認を受けるための手続は委員長の方でいたしましたが、その際御了承を得て置きました小委員会を設けることと、それから小委員の指名を委員長においてさして頂くことと、この二つの点であります。小委員会設……

第5回国会 農林委員会 第5号(1949/04/05、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これから農林委員会を開会いたします。  最初に御披露申上げますが、民自党の池田さんが、今回農林政務次官になられましたので、その関係及びその他の事情によつて農林委員を御辞任せられました。その後任に、前にやはり農林委員として、農林委員会の運営の上において非常に御盡力を頂いておりました北村さんが代つて委員におなりになりました。前回同樣にこの委員会の運営のために御努力願うことになりましたことにつきまして御披露申上げます。同時にこの委員会に小委員会として、水稻單作地帶の対策に関する特別調査のための小委員会がございます。又農林関係の配給公團の調査のための小委員会がございますが、この……

第5回国会 農林委員会 第6号(1949/04/16、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。  本日の議題は馬籍法を廃止する法律案でございまして、この法律案は参議院先議で以て、当委員会に付託せられたのでありますが、これからこの法律案について御審議をお願いすることにいたします。最初に池田農林政務次官からこの法律案の提案理由を伺うことにいたします。
【次の発言】 これから本法律案について質疑に入りたいと思います。
【次の発言】 今の点ですね、先程の藤野さんの御要求になつた動力家畜の数、それからセンサスの内容ですね、これは月曜日に畫から又やる予定にしておりますから、そのときまでに提出して頂きたいと思います。

第5回国会 農林委員会 第7号(1949/04/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。本日は最初に前回に引続きまして、馬籍法を廃止する法律案を議題にいたします。一昨日の委員会で委員の方から御照会せられましたこの家畜のセンサスについての内容、それから家畜の登録協会の状況及びその登録協会に対する家畜の登録数等の資料をこの委員会に間に合うように御要求がございました。お手許にその参考資料が配付されておりますから、御覧置きを頂きたいと思います。前回に引続きましてこの法律案についての質疑を継続いたしたいと思います。若しできますれば質疑終了後、本日討論、採決に入りたいと思いますから、そういうようなお心組みで御審議をお願いいた……

第5回国会 農林委員会 第8号(1949/04/20、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これより開会いたします。
【次の発言】 他に質疑はございませんか。質疑がございませんければ、これで質疑を打ち切りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは質疑はこれで終了したものといたします。昨日も申上げましたようにできる限りこの法律案は早く成立せしめまして、農家に現金が一時も早く行くようにいたしたいと思いますから、その意味においてこれを只今から採決に付したいと存じます。これから討論に入りますが、もし御意見ございませんければ、直ちに採決に入りたいと思います。
【次の発言】 外にございませんければ、それではこれから採決に入ります。政府提案の原案通り御……

第5回国会 農林委員会 第9号(1949/04/26、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今より農林委員会を開会いたします。本日は公報で御通知申上げておきましたように、議題は農業協同組合自治監査法を廃止する法律案、農業協同組合法の一部を改正する法律案、この二つは参議院先議になつておりまして、從つて本付託になつておる議案でございます。それから獸医師法案はこの前に予備審査として付託されまして、皆樣の御審議を煩わした案件でございます。衆議院の方からまだこちらの方に正式に廻つて來ておりません。それから大体獸医師法案の問題につきましてはこの前も非常に御熱心に皆樣方の御審議を煩わしたのでありますが、その際大体の大筋の質疑は終了したものと思われるのでありますが、……

第5回国会 農林委員会 第10号(1949/04/27、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から農林委員会を開会いたします。本日は食糧確保臨時措置法の一部を改正する法律案及び食糧管理法の一部を改正する法律案、以上の二件を議題にいたします。昨日も申上げましたように食糧確保臨時措置法の一部を改正する法律案は参議院に先議として付託されましてこの委員会にかかつております。あとの方の食糧管理法の一部を改正する法律案は予備審査として付託されておるのでありますが、関連しておることも多いと思いますので、二つの案件を議題にいたしたいと思います。最初に二つの法律案につきまして、池田農林政務次官から提案理由を伺いまして、後程大臣が見えるそうでありますから、大臣が見えましてから質……

第5回国会 農林委員会 第11号(1949/04/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会いたします。最初に農業協同組合自治監査法を廃止する法律案を議題にいたします。この法案につきましては大体質疑は盡されたと思いますが、尚御質疑がありますればこの際やつて頂きまして、若しございませんければ直ちに討論採決に入りたいと思いますが……。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、それではこれから討論採決に入ります。
【次の発言】 他に御意見もないようでありますから……。
【次の発言】 それではこれから採決いたしたいと思います。  「農業協同組合自治監査を廃止する法律案」について御賛成の方の御起立をお願いいたします。

第5回国会 農林委員会 第12号(1949/05/06、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれから委員会を始めます。
【次の発言】 報奬措置ということより、第二條の農業計画の内容をなす資材、肥料、農器具、農藥、資金計画というものが、この臨時措置法の運営上の根本の問題になりますから、月曜日にその問題をやつて頂いて同時に現在そういう資材の取り扱方等について、例の農民十六原則に反するようないろいろの差別的な待遇等もあるようですから、その問題も取上げたいと思います。
【次の発言】 報奬問題については、そのときでも結構ですし、今農林当局も全部おられますから、今やつて頂いても結構だと思います。
【次の発言】 今でもいいですよ。

第5回国会 農林委員会 第13号(1949/05/07、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これより農林委員会を開会いたします。先ず酪農業調整法を廃止する法律案を議題といたします。政務次官より提案理由の説明を聽取することにいたします。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて。    午後零時速記中止
【次の発言】 速記を始めて。では酪農業調整法を廃止する法律案に関する質疑も、大体これで終了したように思いますから、これから直ちに討論採決に入りたいと思います。別に御意見もないようでありますから、直ちに本案を議題にいたしまして採決いたします。政府提案の通りに可決することに賛成の方の御起立をお願いいたします。
【次の発言】 総員起立。よつて提案通り可決することに決定いたし……

第5回国会 農林委員会 第14号(1949/05/09、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今より委員会を開会いたします。速記を止めて下さい。    午後一時五十七分速記中止
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。
【次の発言】 岡村さんに申上げますが、今お見えになつておるのは纎維局の次長で、纎維局の最高幹部ですから、どうぞそのおつもりで……
【次の発言】 その意味は原則について……
【次の発言】 その点をちよつとお述べ願つたら如何ですか。
【次の発言】 委員長から伺いますが、明言ができないと言うのは、どの点が明言できないのですか。原則ははつきりおつしやつたのだから、明言できないと言うのはどの点が明言できないかということをお述べ願いたいと思います。

第5回国会 農林委員会 第15号(1949/05/10、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは開会いたします。商工政務次官よりの御説明を承わることにいたします。
【次の発言】 ちよつと伺いますが、今の関係方面と折衝というお話なんですが、実は衣料品の問題については安定本部で基本的のことを決めて、後は実施官廳である商工省が自由にお決めになる。こういうふうに我々承知しておるんですが、関係方面に御折衝中というのはどこの方面ですか。それでは速記を止めて……
【次の発言】 速記を始めて……
【次の発言】 その問題に関連して、私からも政務次官にお答えを願いたいのですが、実は只今の衣料課長の御説明を伺いますと、昨日も随分この問題については論議を重ねたのであります。それで……

第5回国会 農林委員会 第16号(1949/05/11、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これより委員会を開会いたします。速記を止めて。    午後二時三十一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。本会議の定足数の関係で、これで一旦休憩いたします。    午後二時五十六分休憩
【次の発言】 これより再開いたします。速記を止めて。    午後三時十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。昨日、一昨日に引続いて商工当局から御説明を伺うことにいたしておりまして、漸く商工大臣に本日御都合をつけて頂きましてお見えになりましたから、衣料問題について商工大臣から御答弁を頂くことにいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは食糧確保臨時措置法の質疑をお願いします。

第5回国会 農林委員会 第17号(1949/05/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から農林委員会を開きます。本日は最初に油糧配給立團法の一部を改正する法律案を議題にいたします。先ず池田農林政務次官から提案理由の御説明を伺います。池田政務次官。
【次の発言】 加賀さん何か御質問ですか。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 ちよつと池田さんに申上げますが、実は先程から大藏省の監理第一課長の忠さんが見えておりますので、途中ですけれども、その方を先にやつて頂いて、あとから又引続いてこの問題をやつて頂きたいと思います。それから御了承を得たいと思いますが、監理第一課長の忠さんは政府委員ではありませんが、説明員として……

第5回国会 農林委員会 第18号(1949/05/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれから委員会を開会いたします。本日は食糧関係の二つの法律案、即ち食糧確保臨時措置法の一部を改正する法律と食糧管理法の一部を改正する法律を議題にいたしまして、御審議をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 甚だ恐縮ですが、他の委員会で採決のために速記を必要といたしておりますので、誠に申しわけございませんが、その方に割愛いたしたいと思つておりますので、どうぞ御了承頂きたいと思います。それでは速記を止めて……。    午後二時十三分速記中止
【次の発言】 では速記を始めて下さい。
【次の発言】 事務的の見解と政治的の見解があるから、この問題は政務次官がお答えにな……

第5回国会 農林委員会 第19号(1949/05/16、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれから農林委員会を開会いたします。本日は最初に獸医師法案を議題にいたします。この法案につきましては、予備審査の際に相当長時間に亘つて御審議を煩わしたのでありますが、その際に問題になつておりました事柄のうちで、獸医手の問題につきましては、衆議院側とその後連絡を保持しながら、修正についての案文を練つておつたのでありますが、衆議院の方で一つの修正案を作つて関係方面といろいろ折衝をいたしました結果、当初の修正案はこれを実現することは困難でございましたけれど、結局種々折衝の結果これから申上げますような修正案に落ち着いたのであります。それは獸医手に関しましてこれの救済をい……

第5回国会 農林委員会 第20号(1949/05/17、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今より委員会を開きます。先ず食糧確保臨時措置法の一部を改正する法律案の質疑を行います。速記を止めて。    午前十一時八分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 かねて高橋さんから木材の價格差益金の問題について物賣廳に対する質問を留保されておりますので、丁度物價廳の第一部の経理課から山口さんと平岩さんがお見えになりましたから、高橋さんからかねて御留保になつておりました質問をやつて頂きたいと思います。
【次の発言】 それではこれで休憩いたします。    午後零時五十分休憩
【次の発言】 それでは休憩前に引続きまして委員会を再開いたします。  只今から御審議……

第5回国会 農林委員会 第21号(1949/05/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれから農林委員会を開会いたします。  本日は最初にかねて板野さんから御要求のありました文部大臣が御出席になつておりますので、競馬関係の質疑を最初にやつて頂きまして、その後で農地調整法の一部を改正する法律案に入りたいと思います。
【次の発言】 文部大臣は、衆議院の本会議から要求されておりますので、文部大臣に対する御質疑は、まだありますれば、別の機会にして、本日はこの程度にいたしたいと思います。御了承頂きます。  それじやこれから「農地調整法の一部を改正する等の法律案」の御審議を煩わしたいと思いますが、政府当局が見えますまでちよつと休憩いたします。    午後一時……

第5回国会 農林委員会 第22号(1949/05/19、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今より委員会を開きます。先ず食糧確保臨時措置法の一部を改正する法律案及び農地調整法の一部を改正する等の法律案の質疑を行います。速記を止めて。    午前十一時十二分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。これにて休憩いたします。    午後零時二十三分休憩
【次の発言】 それでは休憩前に引続いて農林委員会を開会いたします。最初に土地改良法案及び土地改良法施行法案を議題にいたしまして、先般來留保しておりました質疑をこれから続行いたしたいと思います。先般來各委員から、安本長官農林大臣、大藏大臣にいろいろ質したい事項についての御発言がございましたが、大体各委員とも聞くと……

第5回国会 農林委員会 第24号(1949/05/21、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 休憩前に引続いて委員会を開きます。農地調整法の一部を改正する等の法律案を議題といたします。速記を止めて。    午後二時五十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。岡田さん地代に関する質問がありましたら、簡單に要領よくやつて頂きたいと思います。
【次の発言】 大体質疑はこれで終了したものと認めまして、これから農地調整法の一部を改正する等の法律案について討論採決に入りたいと思います。御意見のあります方はどうぞお始めを願います。
【次の発言】 大体これで討論は終結したものと認めます。これより農地調整法の一部を改正する等の法律案につきまして採決をいたします。  衆議院送付の……

第5回国会 農林委員会 第25号(1949/05/22、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。本日は最初に農業災害補償法の一部を改正する法律案を議題にいたします。この法案につきましては昨日提案者を代表いたしまして衆議院の坂本實君から内容につきましても御説明を承つたのでありますが、御質疑がありますればこの際やつて頂きまして、若しなければ直ちに討論採決に入りたいと思いますが……、それでは別に御発言もないようでありますから直ちにこの法律案を議題にいたしまして採決に入りたいと思います。
【次の発言】 衆議院送付案通りに可決することに御賛成の方の御起立を願います。
【次の発言】 総員起立、よつてこれは可決することに決定いたしまし……

第5回国会 農林委員会 第26号(1949/05/23、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これより農林委員会を開会いたします。本日は衆議院から送付され本付託となつております政府提案の競馬法の一部を改正する法律案を議題といたします。本法律案につきましては昨日の委員会をもちまして大体質疑を出盡しておると思いますので、御異議がありませんでしたら直ちに討論採決に入りたいと思いますが。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、これより競馬法の一部を改正する法律案につきまして討論に入りたいと思いますが……。別に御発言もないようですから討論は終局したものと認めて、直ちに採決に入ります。競馬法の一部を改正する法律案を議題といたします。本案を衆議院送付案の通り可決するこ……

第5回国会 農林委員会 第27号(1949/05/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。  本日は最初に衆議院の小笠原八十美君外十五名の御提案にかかりまする家畜商法案を議題にいたします。最初に提案者の小笠原八十美君からその提案理由を伺うことにいたします。
【次の発言】 尚この際申上げますが、参考のために只今提案理由の中にありました昭和十六年の農林省令家畜商取締規則と、それから各府縣における取締の状況として家畜商に関する調査資料をお手許に配付して置きましたので、それを御覧置き頂きたいと存じます。  尚この際予備審査として付託されております酪農業振興臨時措置法案の提案理由を便宜伺つて置きたいと思いますからお聽取りを願……

第5回国会 農林委員会 第28号(1949/05/31、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。昨日に引続きまして家畜北法案を議題にいたします。昨日問題になりました点について、衆議院の法制局から鮫島第三部長がお見えになつております。尚法務廳からも係官がお見えになつておりますが、昨日大畠さん或いは門田さんから疑問の点として質問せられた事柄、及び藤野さんから疑問として質問せられました事柄につきまして、便宜私から代表して伺つて、若し足らんところがありましたら補足して頂くことにいたします。最初の御質問の点は第十二條の第一号の点でありまして、即しこの法案では「家畜商でなくて家畜の取引の業務を営んだ者、」こういうようになつております……

第6回国会 農林委員会 第1号(1949/10/25、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員会を開きます。  本日の本会議で皆さん御承知になりましたように当委員会の委員の更迭がございました。即ち岡田さんが辞任せられまして、その代りに羽生三七さんが再びこの委員会の委員におなりになりました。羽生さんには第一回から長いことこの委員会で御盡力を願いましたが、再びこの委員会の委員におなりになりましたことは我々一同誠に喜びに堪えない次第であります。つきましては前回岡田さんは理事をやつておられましたので、この際理事の補欠選挙をいたしたいと思いますが、これは先例によつて委員長から指名することにいたしたいと存じますが、皆さん御異議ございませんでしようか。……

第6回国会 農林委員会 第2号(1949/11/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今より委員会を開会いたします。本日は去る十月三十一日予備付託となりました家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案につきまして、政府より説明を聞き、質疑を行いたいと思います。それでは先ず政務次官より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 次に、齋藤衞生課長から、これに附随した一般的説明を、農業保險課の岡村技官から共済関係の説明を聞くことにいたします。速記を止めて……。    午後二時二十八分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。それでは一応本案につきましては、提案理由とそれに関連いたしました種々の参考資料についての説明を伺つたわけでありますが、これから質疑に入りたいと思……

第6回国会 農林委員会 第3号(1949/11/22、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それじや一応計算上の問題もありますから、説明員に説明させますから御了承下さい。じや保險課長の方から……。
【次の発言】 ちよつと申し上げますが、農林大臣は衆議院の本会議、或いは予算委員会等からの出席要求中を、こちらに出席頂いておりますが、あちら、こちらの委員会でお忙がしいようでありますから、三十分程この委員会でいろいろの質問にお答えして頂く予定にしておりますから、従つてこの畜産関係以外のことでございましても、この時間を有効に御利用頂けば、大変仕合せと思つております。
【次の発言】 板野さんに申上げますが、今の問題は、実は今日食糧関係をやろうと思つておつたのですが……。

第6回国会 農林委員会 第4号(1949/11/26、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれから委員会を開きます。本日はかねてこの委員会でも重大な関心を持つておりました税制改革の問題につきまして、大蔵省から原税制課長がお見えになりましたので、シャウプ勧告を中心にいたしまして農業関係における税制改革につき、目下大蔵当局の方において種々御検討中のようでありますが、明年度以来のその問題についての大体の構想を承わることが一つと、それからもう一つはこの国会に所得税法の臨時特例等に関する法律案と、物品税法の一部を改正する法律案、織物消費税法等を廃止する法律案、この三つの法律案がかかつておりますが、大体織物消費税法等を廃止する法律案は、これは全般に通じた問題でご……

第6回国会 農林委員会 第5号(1949/11/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。本日は、農業災害補償法の一部を改正する法律案を議題にいたします。この法案につきましては、先般事務的な説明を一応伺いましたが、正式に法律案が国会に提案されましたので、改めて農林大臣から提案理由の説明を伺いまして、引続いて質疑をお願いすることにいたします。
【次の発言】 先般も申上げましたように、食糧の需給関係を中心にした問題につきましては、別途にゆつくり農林大臣との質疑をいたしたいと思つておりますが、本日は補正に関する知事会議、或いはこの法案自体についての衆議院の採決等もありまして、余り時間もございませんから、この米の問題に関連……

第6回国会 農林委員会 第6号(1949/11/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から農林委員会を開会いたします。  最初に農業災害補償法の一部を改正する法律案を議題にいたします。  この法律案は、昨日衆議院の本会議において通過いたしまして、本委員会に本付託になつたのでございますが、大体この法案につきましては、法律案提出前に、事前にいろいろ御検討を願い、又予備審査の際にも、相当御検討願いまして、概ね質疑は終了したようにも思われますけれども、尚若しこの際御質疑がございますれば御質疑をして頂き、若しございませんければ、直ちに討論採決に入りたいと思います。
【次の発言】 大体それでは質疑も終了したようでございますから、直ちに討論採決に入ります。別に御発……

第6回国会 農林委員会 第7号(1949/11/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から農林委員会を開会いたします。最初に御報告申上げて置きますが、食糧確保臨時措置法の一部を改正する法律案は、本日午前衆議院を通過いたしまして、本院に回付され、本委員会に付託せられました。それから衆議院議員の提案にかかる競馬法の一部を改正する法律案が本日予備付託になりました。右御報告申上げます。
【次の発言】 本日はかねて懸案になつておりました食糧需給の問題につきまして、農林当局から説明を伺い、それについての質疑をお願いいたしたいと思います。農林大臣はこの委員会と参議院の予算委員会との間をかけ持ちせられておりますので、必要に応じてこの委員会にも出席して貰うことにいたし……

第6回国会 農林委員会 第8号(1949/12/01、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から委員会を開会いたします。  昨日に引続きまして、食糧問題を中心にいたしまして御質疑を願いたいと思います。それから安本長官と通産大臣の出席を要求しておりますが、まだお見えになりませんけれどもそのうちにお見えになると思いますから、先ず農林大臣に対する質問からおやりになつて頂きたいと思います。
【次の発言】 今通産大臣が見えましたから、岡村さん……
【次の発言】 通産大臣に外に御質問ございませんか。通産大臣は外の方にお廻りになるそうでありますが、若し通産大臣に御質問がありますれば、できるだけ集中して、おられる間にやつて頂きたいと思います。

第6回国会 農林委員会 第9号(1949/12/02、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会いたします。  本日は先ず最初に競馬法の一部を改正する法律案を御審議を願いまして、次いで肥料配給公団令の一部を改正する法律案及び油糧配給公団法の一部を改正する法律案、この二件を御審議を頂くことにいたしたいと存じます。  それで競馬法の一部を改正する法律案は、御承知のように、衆議院の小笠原八十美君外十五名の議員提出の法律案でございまして、これは衆議院の方を通過いたしまして、本院に正式に付託になつている法律案でございます。それからあとの公団関係の法律は、これも御承知のように、本年度の補正予算、昨日通過いたしました補正予算に関連をいたしまして当委員……

第6回国会 農林委員会 第10号(1949/12/03、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。昨日に引続いて油糧配給公団法の一部を改正する法律案及び肥料配給公団令の一部を改正する法律案を議題にいたします。公報ではこの二件とも予備審査ということになつておりますが、誤まりで、昨日この二つの法案は衆議院を通過いたしまして、本院に正式に廻付、付託になりましたから、その点御承知置き願いたいと思います。昨日は肥料配給公団令につきましては、予備審査としての一応の質疑は終了いたしましたが、尚残つておる分につきましては、あとで御質疑を願うことにいたしまして、只今からは油糧配給公団法の一部を改正する法律案につきまして御質疑をお願いいたしま……

第7回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1950/07/10、1期、緑風会)

○楠見義男君 ちよつとお伺いするのですが、今の地方財政委員会は根拠法が変つたという御説明ですか、現在の参議院規則の七十四條の三号の二にこういう何があるのですが、これは今ないのですね。

第7回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1950/07/11、1期、緑風会)

○楠見義男君 私も実は昨日の小委員の一人なんですが、昨日も委員の割当問題につきましては、できれば一つ全権委員として貰いたいというような意見も出たくらいで、その際に各会派からもそう大して意見もなかつたわけで、その結果小委員が集まつてこの委員の割当を決めたわけなんですが、そこで新たに特別な重大な事情変更があればともかく、若しそういうことがなければ一応決つたこの委員の割当は昨日通り一つ進めて頂きたい、こういうふうに考えます。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 議事部長の御説明ですね、二十二條の規定で行けばおつしやる通りになるのですけれども、今度は二十四條だけを見ますと、この場合にそれでは「議……

第7回国会 通商産業委員会 第27号(1950/05/01、1期、緑風会)

○委員外議員(楠見義男君) この商品取引所法案につきましては、その上場物件に関しまして農林委員会関係の繭及び生糸等も予想されますので、実は農林委員会といたしましてこの法案について一応の意見をまとめましたので、この機会に発言させて頂きたいと存じます。  法律が非常に厖大で、又十分に内容を審査する時間的余裕がございませんでしたので、法案の細部についての意見は申上げることができないのでありますが、この法案の提案された趣旨に関しまして農林委員会の意向を一応申上げて置きたいと思います。農林委員会といたしましては、かねて繭及び生糸、いわゆる蚕種の価格安定対策について、これは衆議院においても同様でありますが……

第7回国会 農林委員会 第1号(1950/01/26、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。  本日は主として昭和二十五年度における農林関係予算の説明を農林省の方から伺う予定にしているのでありますが、その前に二、三委員会の運営に関係した問題で御了解を得て置きたいことがございますので、その方を先に申上げます。  最初はこの委員会に設置されております小委員会の委員の指名の問題でございますが、御承知のようにこの委員会には前々国会から農林関係配給公団制度に関する調査のための小委員会と水稻單作地帶対策に関する調査のための小委員会と、二つございまして、毎会期ごとに新らしく委員の選定、入替えがあつたわけでありますが、今回の第七国会……

第7回国会 農林委員会 第2号(1950/02/07、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から新農業政策確立に関する調査のために委員会を開会いたします。  最初に委員長といたしまして一言申上げたいと存じます。  終戰第六年を迎えまして、諸事万端漸く安定の緒に着くことを得たのでありますが、而も尚農業は御承知のように依然混迷を続けておる現状でございます。もともと農業は終戦後極めて不安定の状態にあつたのでありますが、最近は特に質的にも誠に憂慮すべき状態にあるように思われるのであります。これを国内的に見ますると、農業課税の重圧、低米価政策、シエーレの拡大等々によりまする農業再生産の困難度の増大、農家経済の逼迫は言うまでもございませんが、いわゆるドツジ予算……

第7回国会 農林委員会 第3号(1950/02/09、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会いたします。  本日は一昨日に引続きまして新農業政策確立に関する調査に関しまして、東大の近藤康男教授、同じく大内力助教授の両先生から農業政策に関する御意見を伺うことにいたします。大内力助教授は少し遅れてお見えになるそうでございます。  最初に近藤先生からお話を伺うことにいたしたいと思います。調査の趣旨につきましては先般申上げました通りですが、近藤先生に一言申上げておきたいと思います。実は御承知のように、昔から農政問題についてはその時或いは後からいろいろその善し惡しの批判はありましたけれども、併し少くともそのときどきには農政というものがあり、又……

第7回国会 農林委員会 第4号(1950/02/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。本日は農産種苗法の一部を改正する法律案を議題にいたしまして、最初に坂本政務次官から提案の理由を御説明を伺いまして、それから後で特産課長からこの法律施行後の実績等につきまして説明を伺うことにいたしたいと思つております。それでは坂本政務次官。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。それではこれから徳安特産課長かちこの法律施行後の状況等に関しまして説明を伺うことにいたします。
【次の発言】 それではこれから質疑に入りますが、改正法案なり或いは只今特産課長から説明せられました施行の状況なりなんな……

第7回国会 農林委員会 第5号(1950/02/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から委員会を開会いたします。  最初に御報告を申上げることがございます。それは、農林委員の異動がございましたのでそれを御報告申上げます。民自党の委員の方で、平沼さんが今回農林委員を御辞任になりまして、その代りに北村さんがお入りになりました。それから委員の数の調整によりまして、民自党から深水六郎さんが新らたに農林委員になられました。それから民主党から高橋さんと星さんが委員を辞任になられまして、代つて鈴木順一さんと国井さんがお入りになりました。尤も国井さんは、従来無所属懇談会から農林委員としてお入りになつておりましたが、何と申しますが転籍のような恰好で……それから共産党……

第7回国会 農林委員会 第6号(1950/02/20、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会いたします。  本日は新農業政策確立に関する調査に関する委員会として、右に関連いたしました諸般の事項につきまして御質疑がございますれば、政府当局に対して御質疑を頂きたいと思います。  大臣は少し遅れるそうでありますが、必ずこちらにお出でになります。それから農政局長と官房長はこれ亦少し遅れますが、後程参りますから、食糧庁長官が今見えておりますから、食糧庁長官に対する質疑からお始め頂きたいと思います。
【次の発言】 甘藷、馬鈴薯両方併せて三分の一位かという……。
【次の発言】 大臣は時間がないようですから、できるだけ大臣に対する質問を先にやつて下……

第7回国会 農林委員会 第7号(1950/02/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今より委員会を開会いたします。本日は最初に農産種苗法の一部を改正する法律案を議題にいたします。この法律案につきましては、各委員共同提案になる修正案がございまして、その修正案は関係方面と折衝をいたしておりましたところ、昨日オーケーが参りましたので、そのことを御披露申上げて置きます。大体この前の委員会で質疑の大凡は盡したわけでありますが、最後の討論、採決に入ります前に、若し質問が残つておりますれば、この際にやつて頂きたいと思います。
【次の発言】 外に御質疑もなければ、これから討論採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。

第7回国会 農林委員会 第8号(1950/03/01、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。  本日は農業改良助長法の一部を改正する法律案の質疑に入るわけでありますが、昨日申上げましたように、緊急の問題として、この法律案の審議に入ります前に、農地証券の買上償還に関する問題につきまして、大蔵当局から出席を煩わしまして、質疑或いは意見の交換をいたしたいと存じます。農地証券の買上償還の問題につきましては、御承知のように、本年度十億、昭和二十五年度四十二億五千万円の償還の方針が決定してあるわけでありますが、この買上償還に関して、先般大蔵省から告示が出たのでありますが、その告示を中心にして問題が起つておるのでありまして、即ちそ……

第7回国会 農林委員会 第9号(1950/03/02、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。本日は最初に農業改良助長法の一部を改正する法律案につきまして、昨日に引続き御質疑を願い、できますれば引続いて討論、採決に入りたいと思いますので、さようにお取計らいを頂きたいと思います。それが済みましたら農業災害補償法の一部を改正する法律案及び農業災害補償法第十二條第三項の規定の適用を除外する法律の一部を改正する法律案、この二件につきまして衆議院の方は昨日委員会が上つたそうでありますが、本院におきましては尚予備審査の案件でございますが、この二件を御審議いたしたいと思います。さように御了承頂きたいと思います。

第7回国会 農林委員会 第10号(1950/03/03、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会いたします。最初にお諮りをいたしますが、本委員会の理事の柴田さんから、都合によつて理事の辞任方の申出でがございました。つきましてはその補欠の理事の選任をいたしたいのでありますが、先例に従いまして、委員長から指名することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、柴田さんの後任の理事として池田宇右衞門さんを指名いたします。池田さんどうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 それでは昨日に引続いて農業災害補償法の一部を改正する法律案及び農業災害補償法第十二條第三項の規定の適用を除外する……

第7回国会 農林委員会 第11号(1950/03/07、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは委員会を開会いたします。  先ず農業災害補償法の一部を改正する法律案及び農業災害補償法第十二條第三項の規定の適用を除外する法律の一部を改正する法律案、この二件を議題にいたします。この二件の法律案に場つきましては、本日衆議院本会議で可決されまして、正式に本付託になりました。荷この二つの案件につきましては、両三日に亘りましてこの委員会といたしましては予備審査をいたし、大体予備審査としての質疑は終了いたしましたが、その際にも申上げましたように、討論採決に入るに先だりて、尚最後の御質問が留保されておりますので、この際その質疑をやつて頂きたいと存じます。

第7回国会 農林委員会 第12号(1950/03/09、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から委員会を開会いたします。  ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 どうでしようかこの問題は、一応政府が今具体的にお考えになつておる考え方の方向を伺つて、それに対する質問なり、又それに対する希望なり、そういうことをして貰つた方がはつきりすると思うのですがね。
【次の発言】 今の問題は具体手に言うと、問題は二点あると思うのです。三割値下げという奴は前の引渡し、それから引渡し未済のものについても同じようにバツク・ペイという問題。もう一つの問題は、引渡し未済の問題について、実は農家が欲しないという場合は、政府は引取るのかどうか。或いは他の団……

第7回国会 農林委員会 第13号(1950/03/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会いたします。  本日の予定は、最初にこの委員会に本付託になつております開拓者資金融通法の一部を改正する法律案、これの提案理由を聽き、次いで予備付託になつておりまする食糧管理法の一部を改正する法律案の提案理由を伺うことにいたします。この提案理由を伺いました後、同じく先日提案理由を伺いました肥料配給公団令の一部を改正する法律案に関連いたしまして、肥料事情について政府から説明を聽取いたします。  尚最近GHQの方から、日本の食糧事情なり、或いは今後の農政に極めて重大なる関係のある事項について、日本政府に申入れがあり、それに対して、昨日でありましたか……

第7回国会 農林委員会 第14号(1950/03/16、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から農林委員会を開会いたします。本日は最初に先般当委員会で大蔵省当局と質疑を交しました農地証券の買上げの問題につきまして、その後の経過を国庫課長から御報告頂くことにいたします。
【次の発言】 何か質問があつたら……。この前の後でですね、こういう問題が一つありましたから、その問題を併せてこれは御検討して頂きたいのですが、それは勧業銀行の千分の三十ですか、手数料の問題ですね、これは別に多い少いという問題よりも、そういうふうに農業協同組合を一括して持つて行けば、実は手数というものは殆んど要らない。その時のお話は、それは協同組合と勧銀との間の話合いにしたらよかろう、こういう……

第7回国会 農林委員会 第15号(1950/03/23、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これより本日の委員会を開きます。  先ず新農業政策確立に関する調査の件を議題にいたします。ちよつと速記を止めて下さい。    午前十一時六分速記中辞
【次の発言】 速記を始めて下さい。それでは休憩いたします。    午後零時三十分休憩
【次の発言】 では休憩前に引続き会議を開きます。食糧管理法の一部を改正する法律案を議題にいたします。速記を止めて下さい。    午後二時二分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 申上げますが、速記は大蔵委員会の方から拝借をしておりまして、その方はもう暫くしますと、採決に入るそうでありますからお返しをいたしますから、御……

第7回国会 農林委員会 第16号(1950/03/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から農林委員会を開会いたします。  最初に本委員会の今週の議事予定表をお手許にお配りいたしておきましたから御覧願いたいと思います。只今お配りしました予定表によつて大体議事を進めて参りたいと思つております。ただこの予定表を多少御変更頂きたいと思つておりますことは、三十一日の午後一時の部に松くい虫等その他の森林病害虫の駆除予防に関する法律案、これにつきましては、実は来月一日から施行をするという建前で法律ができておりまして、本日の衆議院本会議で可決をせられて本院に正式付託になる見込みでありますので、これは繰上げて頂きまして、明日にでもいたしたいと思いますから、御了承頂きた……

第7回国会 農林委員会 第17号(1950/03/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から農林委員会を開会いたします。本日は松くい虫等その他の森林病害虫の駆除予防に関する法律案を議題にいたします、最初に坂本政務次官から提案の理由を御説明願いたいと思います。それでは坂本政務次官。
【次の発言】 御質疑がありますればお願いします。
【次の発言】 これは国庫補償の点ですね、この国庫補償の点をもう少し詳しく説明を伺つて置きたいと思つておりますが、その前に第三條の二項ですね。この二項はどういう意味なんですか、「予算の金額をこえない範囲内においてしなければならない。」というのは、その範囲内で命令をして制限をすると、こういうことですか。

第7回国会 農林委員会 第18号(1950/03/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から委員会を開会いたします。  本日は最初に松くい虫等その他の森林病害虫の駆除予防に関する法律案を議題にいたします。本件は昨日本審査におきまして皆さんから熱心な御質疑がございましたが、尚残つておる質疑がありましたならお願いいたしまして、その後討論採決に入りたいと思います。  御質疑もないようでありますから、それではこれから討論採決に入ります。  別に御発言もないようでありますから、本法律案を議題にいたしまて、これより採決に入ります。衆議院送付政府原案通り可決することに御賛成の方の御起立をお願いいたします。

第7回国会 農林委員会 第19号(1950/04/04、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これより農林委員会を開会いたします。先ず農業協同組合における帶貨問題を議題にいたします。ちよつと速記を止めて。    午後三時一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 速記止めて下さい。    午後三時二十七分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それは報奬物資の問題は懇談の際にお聽き及びの通りでありますから、本日はこの程度にいたしたいと思います。明日は大蔵大臣の出席を求めまして、この問題をもう一度この委員会で取上げることにいたしたいと思います。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。  そはでは北村さんの御希望もあり……

第7回国会 農林委員会 第20号(1950/04/05、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれから委員会を開きます。昨日植物防疫法案について提案の理由の説明を伺いますと同時に、逐條について政府の農政局長から伺つたのでありますが、この植物防疫法案と関連しまして動植物検疫所出張所設置に関して地方自治法の第百五十六條第四項の規定に基いて国会に承認を求むるの件が本委員会に付託されておりますので、この問題は植物法案と不可分のものと考えられまするので、この際この承認を求むる件についての提案の理由を、本日は最初に政務次官から伺いまして、一括して御審議の対象にして頂きたいと存じます。先ず最初に提案理由の説明をお伺いすることにいたしたいと思います。

第7回国会 農林委員会 第21号(1950/04/06、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から委員会を開会いたします。  本日は主として「自作農創設特別措置法の一部を改正する等の法律案」につきまして、その提案の理由を伺い、更にその内容についての一応の説明を先ず以つて伺うことにいたします。最初に政務次官から提案理由の説明を伺います。
【次の発言】 只今政務次官から御説明がありましたように、お手許に法律案の要綱が配布されておりますので、この要綱に従つて先ず予め説明を伺つた方が審議の便宜上いいと思いますから、そういうふうにいたします。要綱について説明して頂きたいと思います。
【次の発言】 それでは一応御説明も終つたようですからこれから総括的な問題、或いは内容に……

第7回国会 農林委員会 第22号(1950/04/11、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から農林委員会を開会いたします。  本日は去る七日本付託となりました農林物資規格法案を議題といたしたいと思います。先ず農林大臣から提案の理由を聽くことにいたします。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて。    午後二時零分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。それでは本日は、この程度で散会いたします。    午後四時零分散会  出席者は左の通り。    委員長     楠見 義男君    理事            羽生 三七君           池田宇右衞門君            石川 準吉君            藤野 繁雄君    委員          ……

第7回国会 農林委員会 第23号(1950/04/12、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれより委員会を開きます。  本日は主として畜産関係の二つの法案について御審議を煩わしますが、牧野法案と家畜改良増殖法案、この二件でありますが、牧野法案は衆議院の方で先般本会議を済まして、こちらの方に本付託として回付されて参りましたし、それから家畜改良増殖法案は、本日大体向うの方の委員会で討論、採決の段階に入つておりまして、従つてこれらも近く今週中にはこの委員会に本付託として回付される見込でございます。従つてこの二つの法案は、できれば今週中に一応の質疑を済まして、来週早々でも討論、採決のような運びにいたしたいと思つておるのでありますが、そこで本日は最初に牧野法案……

第7回国会 農林委員会 第24号(1950/04/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれより委員会を開きます。  本日は最初に、昨日出席漏れになつておりました……国有林野の放牧採草地への解放の方針或いは現状、こういうようなものについて昨日岡村さんからの御質問のありました点について、林野庁の方から御説明を伺うことにいたします。この関係で、前から專門的にやつておられた中川技官から、政府委員ではありませんが、説明員として説明を聽取することにいたしましたから御了承願います。それでは中川君。
【次の発言】 牧林の問題でこの委員会にも、委員会といいますか、議長宛にこの委員会に付託されておる請願、陳情が沢山ありますけれども、曾て、北海道の問題も今お話がありま……

第7回国会 農林委員会 第25号(1950/04/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) ではこれより委員会を開きます。先般来岡村さんから見返資金の問題について質問を留保されておられましたので、丁度本日大蔵省の見返資金課長の大島さんがお見えになりましたので、どうぞ大島さん、お願いたします。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 今の山崎さんの御質問ですね。実は大島政府委員は見返資金課長で、全般的な金融の面についてはよく今お聽取り頂いたわけですから、理財局長その他関係の人々にお伝え願うことにして、見返資金関係のことだけの御答弁を頂くようにしますから……

第7回国会 農林委員会 第26号(1950/04/17、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開きます。  本日は肥料取締法案を議題に供します。最初に農林大臣から提案理由の説明を伺います。
【次の発言】 肥料取締法案についての正誤表がお手許に行つておりますから……。  それからもう一つ、肥料取締法案に対する修正案というのをお配りしてあります。これは先程も申上げましたようなふうに、他の法律案につきましても、一々農林省の設置法の改正をやつているのでありますが、肥料につきましても、この法律に関連して附則で修正するようになり、この修正案は衆議院で修正をいたしまして、修正したものがこちらの方へ原案として本付託される、こういう手配になつておりますから……

第7回国会 農林委員会 第27号(1950/04/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会いたします。  最初に農林物資規格法案を議題にいたします。この法案につきましてはかねて御審議を煩わしておりまして、同時に各委員の共同提案の形で以て修正案を作成し、司令部の方と折衝いたしておりましたところ、昨日御報告申上げましたように修正案を承認する旨の通知がございました。もう一度念のために修正案を朗読いたしますと    農林物資規格法案中修正案農林物資規格法案の一部を次のように修正する。   第二十五條に次の但書を加える。    但し、法人又は入の代理人、使用人その他の従業者の当該違反行為を防止するため当該業務に対し相当の注意及び監督が尽され……

第7回国会 農林委員会 第28号(1950/04/19、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれから委員会を開会いたします。本日は農業協同組合法の一部を改正する法律案を中心に、いたしまて御審議を煩わします。尚農林大臣は衆議院及び参議院の関係の委員会から出席を要求されておりますので、余りゆつくりと時間は取れないと思いますから、できるだけ集中して御質疑をお願いいたします。打越協同組合部長はもう直ぐ出席されます。それから官房長は今参議院の内閣委員会の方で農林省設置法の一部を改正する法律案の説明をしておりまして、これも済みますれば参ると思いますが、金融関係では金融課長が見えております。申上げて置きます。

第7回国会 農林委員会 第29号(1950/04/20、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会を開会を開会します。最初に見返資金の問題で、かねて北村さんから質問を留保されておりましたので、経済安定本部から西村政務次官がお見えになつておりますので、この際に北村さんから御質問をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 安本の方から田中説明員が説明いたしますから、御了承願います。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 見返資金の関係はこれでよろしゆうございます。じやどうも有難うございました。
【次の発言】 それでは協同組合法の関係についての御質疑をお願いいたします。

第7回国会 農林委員会 第30号(1950/04/21、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれから委員会を開会いたします。速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、輸出農林水産物検査所の出張所設置に関し承認を求めるの件及び造林臨時措置法案を議題にいたします。この承認を求めるの件は、参議院の方が先議として提案されておりますので、案件の内容も極めて簡單なものと存じますが、そのおつもりで御審議を頂くことにいたします。両法案とも、これより農林大臣から、提案理由の説明を伺うことにいたします。
【次の発言】 最初に、簡單でありますから、輸出農林水産物検査所の出張所設置に関し承認を求めるの件について、若し……

第7回国会 農林委員会 第31号(1950/04/24、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それではこれから委員会を開会いたします。  本日の予定は牧野法案、家畜改良増殖法案及び造林臨時措置法案、この三案につきまして大体最後の質疑をして頂き、そうしてできれば討論、採決に入りたいと考えておりますので、御了承頂きたいと思います。で、この三案が済みまして時間が若しありますれば、衆議院議員提出の競馬法の一部を改正する法律案について提案の説明を伺う予定にしております。  それでは最初に牧野法案、家畜改良増殖法案について残された質疑をこの際して頂きたいと思います。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて――牧野法案について外に御質疑がなければ、家……

第7回国会 農林委員会 第32号(1950/04/26、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今から委員会を開きます。最初に自作農創設特別措置法の一部を改正する等の法律案を議題にいたします。この件に関してこれから三日程の間に質疑を盡して頂きたいと考えておりますが、どうか御質問をお願いいたします。
【次の発言】 ちよつと岡田さん、途中で話を切つて誠に恐縮なんですが、藤野さんが大蔵大臣に対する質問、特に協同組合の問題でございまして、会期が末期に近付いたんで政府委員があちらこちらの委員会から要求されておりますので、丁度今お見えになりましたので途中ですけれども差狭んで頂きますから惡しからず、どうぞ……
【次の発言】 それでは藤野さんからかねて留保されておりました大蔵大……

第7回国会 農林委員会 第33号(1950/04/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) 只今より委員会を開会いたします。  速記を止めて下さい。    午後一時四十七分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。それでは狩猟法の一部を改正する法律案を議題にいたします。  この法律案は伊達源一郎君外九名の本院議員の御提案に成る法案でございまして、当方が先議でありますので、至急にこれの御決定を願つて、若し御採決を得れば衆議院に早く送付する必要がありますので、日程の予定を変更いたしまして御審議を煩わす次第でありますが、右申上げましたような事情でありますので、御了承の上御審議を頂きたいと思います。  最初に提案者を代表せられて伊達源一郎君か提案理由の御説明を伺うこ……

第7回国会 農林委員会 第34号(1950/04/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から農林委員会を開会いたします。  本日は農林水産業施設災害復旧事務費国庫補助の暫定措置に関する法律案を議題にいたします。最初に坂本農林政務次官から提案の理由の説明を伺いまして、引続き質疑に入りたいと存じます。  この問題につきましては水産関係でこの法律の中にもありますように、漁港施設に関する補助の提案もございまして、本来ならば水産委員会と連合審査をいたすべき筋合でありますけれども、会期も切迫いたしておりますし、水産委員会でもいろいろの法案をお抱えになつておるようでありますから、便宜水産委員会の方から御出席を頂きまして、この委員会で御審議を願うことにしたので……

第7回国会 農林委員会 第35号(1950/05/01、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) これより農林委員会を開会いたします。まず競馬法の一部を改正する法律案(衆第二十三号)及び同(衆第十八号)を議題にいたします。ちよつと速記を止めて下さい。    午前十時二十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。ではこれにて暫定休憩いたします。    午後零時二十分休憩
【次の発言】 これより休憩前に引続き会議を開きます。ちよつと速記を止めて下さい。    午後二時六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい、では休憩いたします。    午後四時二十分休憩
【次の発言】 それでは休憩前に引続いて委員会を再会いたします。  農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の……

第7回国会 農林委員会 第36号(1950/05/02、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(楠見義男君) それでは只今から委員会に開会いたします。  最初に競馬法の一部を改正する法律案を議題にいたします。この同一題名の法律案は二件ございますが、これから御審議を頂きますのは、上林山榮吉君外十七名の御提案にかかる競馬法の一部を改正する法律案を議題にいたします。この法律案につきましては大体前後三回に亘つて御審議を煩しまして、概ね昨日を以て質疑を終了したように認められますので、これより討論採決に入ることにいたします。  別に御発言もなければこれより採決いたします。上林山榮吉君外十七名の提出にかかる競馬法の一部を改正する法律案について、衆議院送付案通り賛成を方の起立を求めます。


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 議院運営委員会 第1号(1950/07/12、2期、緑風会)

○楠見義男君 その問題は、一応こういうことで、これは小委員会における與えられた権限外のことなんですが、小委員会でいろいろ打合せをしたときに、譲る譲らないという問題の根抵には、将来、こういう問題が起つた場合にはどうなるだろうかと、こういうことが一応話合に出たわけです。そのときには本委員会での懇談会において話合があつた一つの事例ですね。例えて申しますと、中村君に私が質問をしたときに、中村君はそれは召集日を基準にしてやるべきだ、こういうようなお話があつたということがその際に話合に出ましたけれども、これは勿論、私最初申しましたように、小委員会の権限外のことですからその点についての申合せはいたしておりま……

第8回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1950/09/11、2期、緑風会)

○楠見義男君 極めてプリミテイブなことを伺うのですが、公職禁止の問題が起り、或いは団体等規正令の問題が起つたときには、対象になつた案件、従つて分量というものは相当多かつたのではないかと思います。それが段々と年限を経て今日の状態になつたと思うのですが、従来に比べて倍以上の、即ち六百人以上の職員を殖やさなければならないという特別の審査の対象になる案件が具体的にどういうことがあつたのか。その点をちよつと伺いたいのと、それからもう一つは、先程もお見えになる前に話が出た問題なんですが、検事の方をこの法務府のこの仕事に当てるという場合、これは国会においても相当問題になつたように伺つておるのですが、本来そう……

第8回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1950/09/25、2期、緑風会)

○楠見義男君 ちよつとお伺いしますが、或いは御説明があつたかも分りませんが、暴利の観念ですね、抽象的に大幅とか、異常に高騰とかいうことなんですが、たしか物調法の前の、或いは物価統制令前の、暴利取締令ですね、これは関東大震災の直後ですか、それにできたのではないかと記憶しておるのですが、そのときの運用上の基準というものは、これも私は正確には覚えておりませんが、たしか三割とか四割とかそういうように一定の目安というものがあつて、それが取締の対象になつておつたように記憶しておるのですが、現在の取締対策要綱を拝見しましても、適正価格が大幅に超過せられた場合、こうなつておる。その大幅という意味ですね、これは……

第8回国会 内閣委員会 閉会後第4号(1950/10/09、2期、緑風会)

○楠見義男君 正式にまだこの案がお、決まりになつておらぬようであります。から、この案についての質疑は後日にしまして、大体考え方について二、三、伺つて見たいと思います。それは行政整理の問題というのは、御承知のように非常に景気のいい、内閣としては景気のいい題目なんですが、同時にその行というものは御承知のように非常にむずかしいのです。そこで私共考え方について一つお伺いしたいと思う点は、先程も方針の一つとしてお述べになりました国民負担の軽減という点から見て、きるだけ官庁を簡素化し、又人員を整理する、こういうお考え方なんですが、この考え方については決して私は反対し、又は否定するものではないのでありますが……

第8回国会 内閣委員会 閉会後第5号(1950/10/27、2期、緑風会)

○楠見義男君 ちよつと伺いますが、先ほどの御話で参りますと、P・Dが発行されてから物の調達から納入というふうになるように伺つたのでありますが、この頂いた資料の別表で行きますと、オーダーを受領して日と、それから納入月日とを比較いたしますと納入月日のほうが遡つている場合があるのですが、それはどういう事情なんですか。
【次の発言】 異例な場合がこれで見ると大分多いように思うのですが……。
【次の発言】 こういうことはないのでしようか。今御説明の中でも大体想像されるのですけれども、地方調達の場合で地方P・Dの特殊性とか、或いは緊急性ということを強調してお話になつたのですが、従つてそういう緊急性、特殊性……

第8回国会 内閣委員会 閉会後第6号(1950/10/28、2期、緑風会)

○楠見義男君 お手許に行つておりますこの行政機構改革案に対する世論を御覧になつてもおわかりのように、今月の十日に政府は行政機構改革についての閣議決定をした。こういうふうにされておるのでありますが、そこで問題はこの行政機構改革の問題が司令部のほうから指示に基いて出ておる問題だとすれば、今後司令部との折衝等又いろいろ問題があつてなかなか発表は実際問題としては困難だと思います。この問題はそういうようなことでなしに、私共の想像では現内閣と申しますか、自由党のほうで選挙の際の公約の一つとして提唱されておる問題で、むしろ自主的にこの問題を取上げられておるように思われるのでありますが、そういうような経緯でで……

第8回国会 内閣委員会 閉会後第8号(1950/11/16、2期、緑風会)

○楠見義男君 ちよつと伺いますが、八千名の増員の中で約二千名だけが本年度で増員されて、あとは後年度、こういうことになるわけですか。、そうしますと、只今のカニエ君の御質問、御意見とも関連して伺いたいのですが、海上保安庁を整備することの急務であるということをかねがね海上保安庁官からも伺つており、そして又その故にマツカーサー元帥から日本政府に対する覚書も出たのだろうと思いますが、そこでそういう観点からいたしますと、折角整備をするために八千名の増員が要請せられながら、その中の二千名しか本年度内には増員しないということは、特に今まで私共伺つておつた点から考えましても、そして又只今カニエ君との質疑応答の中……

第8回国会 農林委員会 第2号(1950/07/20、2期、緑風会)

○委員外議員(楠見義男君) 委員外でありますが、お許しを得まして発言させて頂きます。丁度今三好君から御質疑になつておりました農地に対する固定資産税の倍率の問題であります。この問題については、昨日連合委員会で岡野国務大臣に私から、又片柳君からも質問がございまして、私はその際に農林大臣とよく打合せをして返答して貰いたい、こういうふうに言つておいたのでありますが、従つて或いはお耳に達しておるかとも思いますけれども、趣旨の不徹底になるといけませんから、この際改めて大臣に申上げ、又場合によつては御所見を伺いたいのであります。丁度三好君が今お話がありましたように、今回の固定資産税において、農地の課税標準は……

第8回国会 予算委員会 閉会後第1号(1950/10/05、2期、緑風会)

○楠見義男君 この災害関係経費の五十一億の基礎になつておる被害総額ですね、これはどのくらいになるのですか。それともう一つは、その復旧について今までと同じように何年計画の初年度分として五十一億が出ているのか、年度計画を併せて伺いたい。
【次の発言】 そうしますと的確な被害総額ではなくて、工事能力だとか、資材の面だとか、或いは従来の公共事業費というようなものを睨んで腰溜的なものと了解していいわけですか。
【次の発言】 それから雑件の中で特別都市が設置せられる場合の住民投票の費用、これは何も詳しいことは知らないのですが、国で以てそういう投票の費用を持つということになつておるんでしようか。

第8回国会 予算委員会 閉会後第2号(1950/11/06、2期、緑風会)

○楠見義男君 明日は定例閣議の日だから、恐らく午前中はむずかしいのじやないかと思います。従つて若しできれば今日の午後にでも大蔵大臣の出席を求めたいと思います。

第8回国会 予算委員会 閉会後第3号(1950/11/07、2期、緑風会)

○楠見義男君 事項別の最後の四の、その他政府補正予算による増加、これの各省関係の大体の内容を御説明頂きたいのですが。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 それから先ほどお話になつた既定経費の節約八百億の五%というお話でしたが、その八百億というのはどういう数字ですか。
【次の発言】 それから大きなアイテムの二の(1)の臨時的経費の増加九十二億、この九十二億の中で災害関係の分がどのくらいありますか、合計して。
【次の発言】 今の災害復旧国庫負担法の原形復旧超過分ですね。
【次の発言】 この給與関係増加額の中に、教職員の年末手当は入つておるのですか。

第9回国会 内閣委員会 第2号(1950/12/02、2期、緑風会)

○楠見義男君 今回の改正法律案についての質疑をいたす前に現状についての質疑をいたしたいと思いますが、これは現在の航空保安施設は私詳しく調べておりませんけれども、電気通信省設置法によりますと離着陸場をも含めて航空保安施設となつておつて、それについての管理は航空保安庁にあるように理解されるのでありますが、若し間違つておれば御訂正頂きたいのであります。そこで只今の政府委員の御説明によりますと、現在の飛行場はすべて司令部のほうの管理に属しておるようなお話でございましたが、飛行場の管理の問題について一応現状についてのお話を承わりたいと思います。

第10回国会 内閣委員会 第1号(1950/12/10、2期、緑風会)

○楠見義男君 その点は議運で大体の標準があるだろうと思いますから、その標準に従つて伸縮して頂けるようにして頂ければいいと思うのですが。
【次の発言】 この範囲内においてこういうことを主として一般行政機構について御視察をやられるということにして頂いて、今の委員長のおつしやつたようにして頂けばいいと思います。
【次の発言】 その点は委員のかたと専門員のかたとで後ほどお打合をして頂いたらいいのじやないかと思いますが……

第10回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1951/06/25、2期、緑風会)

○楠見義男君 行政機構の問題についてちよつとお伺いしたいのですが、先ほどのお話を承わつておりますと、どうも人員整理というものが主になつての行政機構改革のような感じを受けるのですが、ということは、例えば今度の総理大臣一行の関西方面への旅行における大蔵大臣の車中談を見ましても、そういうことを本当に言つたのかどうか知りませんが、大体二、三割の定員を整理して、そうしてそれを補正予算の際に出したいというふうな記事が出ておつたのであります。本当のことを言いますと、例えば講和会議というものを目前に控えての行政機構であれば、講和会議における日本のあり方、それに即応した行政事務の配分、合理的な意味から見た配分を……

第10回国会 内閣委員会 第21号(1951/05/08、2期、緑風会)

○楠見義男君 一点だけ、この委員会として明らかにして置きたい点があるのです。それは先ほどからの説明を伺つておりますと、本年の十二月三十一日までに調査ができるということの御言明があつたのですが、私の得た感じは、衆議院でそういうふうに修正せられたから、その修正せられた期限に合せるべく努力の結果、本年一ぱいで、そういう調査ができるのではないかというような感じを私は実は受けたのですが、まあそれはそれとして、今申上げたような、この委員会として一点明らかにして置きたいことは、政府の原案に対して衆議院がどういう理由で本年の末までというふうに修正したか。この点なんです。本来ならば衆議院の内閣委員長か、或いは修……

第10回国会 内閣委員会 第22号(1951/05/14、2期、緑風会)

○楠見義男君 今の追放の問題はそうすると先ほどのお話のように基本的なスキヤツピンとかメモランダムとかそういうものがまだ残つておるとすれば、いわゆる追放の枠の問題だけになるわけなんですか、考慮の対象になるのは。
【次の発言】 さつきの御説明の中で政令だけで改廃できるものは政令で改廃するという御説明があつたのでありますが、それは審議会は法律によらず政令できめてよいという意味でありますか。
【次の発言】 そうすると、その二つの場合の前者の場合は政令だけできめるというのは国家行政組織法ができる場合ですか。
【次の発言】 一の(三)「審議会等を設置する場合は法律によらなければならない。もし、法律によらな……

第10回国会 内閣委員会 第23号(1951/05/15、2期、緑風会)

○楠見義男君 お配り頂きました参考資料を見ればよくわかることかも存じませんが、今までの失業対策審議会を改めて法律によつて、当分の間とは言いながら、やや恒久的な制度として置こうという御趣旨なんですが、そこでお伺いしたいことは、従来の失業対策審議会で、いろいろ議題となつたことが多いと思うのですが、それらのうちで、どういうようなことが実際の行政の上に反映したか、テイピカルな問題だけで結構ですが、参考のために伺つて置きたいと思います。
【次の発言】 カニエ君いいですか。ちよつと速記をとめるようにして下さい。

第10回国会 内閣委員会 第24号(1951/05/17、2期、緑風会)

○楠見義男君 従来の顧問は具体的にはどういう庁務に参画しておられるのですか。具体的に事例を挙げて御説明頂きたいのですが。
【次の発言】 その法律顧問というのは国内法の法律顧問ですか。
【次の発言】 今のほかの行政官庁には主として法律に関係するような顧問というようなものがないのですがね。というのは事務官その他で法律に通暁した人が相当おるわけなんで、特に特別調達庁で法律而も国内法に関する法律顧問を置かなければならんというのはどういう理由からでしようか。
【次の発言】 これは通産委員会の方で問題になつたそうなんでありますが、この委員会を整理するに当つて、実は従来省令等できめておつたのが、今度の改正を……

第10回国会 内閣委員会 第25号(1951/05/18、2期、緑風会)

○楠見義男君 只今御提案の御説明の中にあつた検定教科書を主とする新教科書制度の確立という点に関連して、若干御説明を頂きたいと思うのであります。
【次の発言】 検定というものの何と言いますか、定義というのですか、それを教科書に使う上における定義と言いますか、検定教科書でなければ使つていけないとか、そういうことになつているのですか。
【次の発言】 検定する場合に、やはり委員会か何か審議会のようなものにかけておやりになるのですか。
【次の発言】 つまり教科書で、国定教科書と、それから検定教科書の二本建が認められているということなんですが、文部省の方針としては、それは国定教科書というものを順次なくして……

第10回国会 内閣委員会 第26号(1951/05/19、2期、緑風会)

○楠見義男君 私は梅津さんの御希望の点は委員会としても尊重して、大部分の案件は本日済むわけなのですから、二件だけは除いて頂きたい。特に労働省関係については、先日も私質問をいたしましたときに、はつきりしていない点があるので、労働教育審議会というものは、従来まで非常に効果を挙げたということだけの説明を伺つて、それが今度廃止するということについては、提案理由でただ臨機に弾力性のあるものをやるというやり方で行きたい、こういうだけの説明でありますので、これは残して頂いて結構だと思います。
【次の発言】 これらの案件につきましては、大体審議会を改廃することについての基本方針が前提になつておりまして、その基……

第10回国会 内閣委員会 第27号(1951/05/23、2期、緑風会)

○楠見義男君 相良さんにお伺いするのですが、この前の委員会でもちよつと私申上げことなんですが、新学期が始まつてもう二月になるのになお教科書が行渡らない所がある。実は具体的なその数字を今日持つて来るのを忘れましたからいずれ別の機会にお届けいたしたいと思いますけれども、この機会にもう一度、教科書がこういうように二月もたつても学校に行かない場合はどこが先にやるのか。同じ小学校でも行渡つておる所もあれば行渡つておらない所もある。それは学校当局が要領よくというか、うまくやつた所には行つて、先生がぼやぼやしておる所には行かないのか。或いは出版業者がいけないのか。或いはそれを監督しておる教育委員会なら教育委……

第10回国会 内閣委員会 第29号(1951/05/25、2期、緑風会)

○楠見義男君 私ちよつとだけ申上げたいと思いますが、如何ですか。
【次の発言】 農林大臣である廣川さん、行政管理庁長官である廣川さんに一つずつお聞きしたいのです。それは先ず農林大臣に御質問することは、先ほど栗栖さんの御質問の中にありました資金の斡旋のことですが、大蔵大臣は資金の斡旋ということは初めてだとおつしやつていましたが、現在の実は水産庁設置法に資金の斡旋という文字が入つているのです。これは栗栖さんが御心配されているように、政府が融資命令を出すとか、そういう意味ではないが、所掌事務について金融機関との結び付きを考えて、あらゆる、貸す貸さんは金融機関の自主性に任せるという意味で私現在あるかと……

第10回国会 内閣委員会 第31号(1951/05/28、2期、緑風会)

○楠見義男君 結論は、私は今の栗栖さんの説と同じなんですが、大体この法案は三月七日に提案されまして、大体九十日近く経過しており、その間私はアメリカに行つておりましたので休会明けに出て参つたわけでありますが、ほかの委員のかたがたは極めて愼重にこの問題については御審議になつたことと想像するのであります。そこで大体の問題は盡されたことと思いますので、こういう順序で一つこの問題の取扱方について皆さんの御決定を頂ければどうかと、こう思うのでありますが、それは先ず第一に、今栗栖さんからおつしやつたことと同じでありますが、この際この水産省設置法案ほか一件について質疑を継続するかどうかということ、それから質疑……

第10回国会 内閣委員会 第32号(1951/05/29、2期、緑風会)

○楠見義男君 昨日も私は委員長にお願いをして置いたことなんですが、今の栗栖さんの動議が動議として採決に付せられる場合においては、委員長から併せて御説明と申しますか、御報告をして頂きたいということをお願いして置いたのでありますが、もう一度繰返して申上げますと、会期がなお数日あるにかかわらず質疑を打切つて、そして継続審査にこの案件を付するということは、私は悪例だと思うのでありますが、その悪例かどうかということは別にして、議事の審議の上において、過去何十年かやつて来たこの国会の審議の上において、そういうことが合法性を持つているかどうかと、こういうことについて事務当局ともよくお調べ頂いて、その結果を御……

第10回国会 内閣委員会 第34号(1951/06/02、2期、緑風会)

○楠見義男君 六時までの問題につきましては、先ほどの懇談会の席でも私申上げたところでありまするが、一応会期が延長ということが決定しておらない今日の状態においては、継続審査にするか、或いは採否いずれか決定するか、大体本日一日の日程ということを前提にしてきめなければならんわけでありまするから、従つて、そういう意味から六時を目安にしての審議の方法は、私は結構だと思います。ただこれも先ほど申上げたように、政府の十分な満足すべき答弁が得られないために、六時まででは終了できないという場合には、一に挙げてこれは政府の責任でありまするから、私どもは満足な答弁が得られるまではやはり続けて頂きたい、こういう条件と……

第10回国会 農林委員会 第34号(1951/05/17、2期、緑風会)

○委員外議員(楠見義男君) それでは私から御報告申上げますが、実はまとまつた、系統的に皆様の御参考に供するようなふうにまだ頭を整理いたしておりませんので、従つて申上げることが極めて断片的なことになるかと思いますが、その点はあらかじめ御了承頂きたいと思います。  羽生委員長から、又今、岡田さんからもお話があつたことなんですが、アメリカの農業の問題については私自身も実は余り大して期待というものを持つては参りませんでした。生産規模が違い、又社会構造が違うわけでありますから、アメリカが純経済的に農業問題を見ておる場合と、日本で経済的に、又社会的に農村問題を見ておるのとはおよそ趣が違いますので、従つて生……

第11回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1951/10/01、2期、緑風会)

○楠見義男君 継続審査について次の御会合はいつ頃の予定をせられますか。

第12回国会 内閣委員会 第1号(1951/10/15、2期、緑風会)

○楠見義男君 大変細かい問題のようなんですが、実は根本の方針にも関係することなので、この機会に伺つておきたいのですが、丁度今電話交換手の話が出たのですが、官庁に電話をかけてまつすぐにかかるということは殆んどないのです。恐らくこれは交換台の数の関係もあるかと思いますけれども、同時に又交換手の数の関係もあるのじやないかと思うのです。そこで最初申上げましたように、事柄が細かいようだけれども、根本の方針に関することで、伺うのですが、一体その電話の交換手を五分減したからといつて、世間が喜ぶというよりも、むしろ役所にいろいろ電話をかけてもすぐに能率的にかかるほうを国民は喜ぶのだろうと思うのですが、それは恐……

第12回国会 内閣委員会 第4号(1951/11/02、2期、緑風会)

○楠見義男君 資料の点について政府のほうにお願いをしておきたいのですが、それはかねて打合会等でお願いしておつたことなんですが、従来の定員とそれから今回の定員の縮減に関連しまして、実は従来は用員等は定員の中から落されておつたのが、最近の定員法ではすべてこれが定員法に包含されておる。そこで比較いたします場合には、そういうものを同じスタンダードの下において比較することが必要だということで、実は資料の要求をいたしておつたのでありますが、その同じスタンダードにおける定員の旧来からの変遷と同時に、新らしく労働基準法その他ができまして、当然法律の要求するところに従つて行わなければならん、又増加しておる定員と……

第12回国会 内閣委員会 第8号(1951/11/08、2期、緑風会)

○楠見義男君 石さんにお伺いしますが、実は教員養成に関する職員の整理についてはできるだけ整理をしないようにしたいというような方針を、かねて私どもは聞いておつたのですが、今の問題を承わりますと現実に教官の整理の問題についてお話があつたようでありますが、これは文部省あたりから具体的に、例えば先ほどお述べになりましたように、あなたのほうの学校で二十六名の定員に対して二名なら二名、三名なら三名というものを整理する方針を言渡されたという事実があるのでございますか。
【次の発言】 それからもう一点お伺いしたいのですが、実は学校の整理の場合に、教官と同時に事務職員の整理の問題は案外等閑視される虞れがあるので……

第12回国会 内閣委員会 第9号(1951/11/13、2期、緑風会)

○楠見義男君 こういうようなことから勢い能率も落ち、そうして又超過勤務も非常にやらなければならん、こういうような一つの事例が人事院勧告から一つの役所に対して行われている、こういうことでありますので、当然具体的に人員整理に件つて、これは農林省の問題に限りませんが、全般的の問題でありますが、具体的にどういうようなことを先行的に、或いは並行的にお考えになつておりますか、そうして又それは予算の面においても、こういうような能率化の問題においてどういうふうに今回の補正予算に計上せられており、或いは又来たるべき通常国会の通常予算に計上せられんと意図せられておるか、こういう点について先ずお伺いしたい。

第12回国会 内閣委員会 第11号(1951/11/15、2期、緑風会)

○楠見義男君 明日の連合委員会をおさめ願つても、又出席要求大臣が来ないということになると実際審議に入れないようなことにもなると思うのですが、その点を……。

第12回国会 内閣委員会 第12号(1951/11/16、2期、緑風会)

○楠見義男君 二、三お伺いしますが、一條と二條との関係なんですが、一條でしまいのほうに、まあこれは「内閣総理大臣は、」云々とあつて、「その指定が著しく不公正であると認めるに至つたときは、」云々ということになつておりまして、ここに「不公正」という言葉が出て、それから第二條にもこれは審査請求者のほうの立場から「不公正と思料する」云々と出ておるのでありますが、これは言葉は同じことを意味しておると思いますが、いつか官房長官からお話を承わつた際に、この前のときであつたと思いますが、指定をしたときには不公正でなかつたけれども、その後の情勢によつて当事の指定が不公正かどうか、妥当を欠くような状態になつたので……

第12回国会 内閣委員会 第13号(1951/11/17、2期、緑風会)

○楠見義男君 これは私質問じやないのですが、先ほど成瀬さんから御質問がありましたが警察の問題ですね。二千六百人にしたという問題、これは私どもも実は第十国会の時に随分問題にしたのですが、先ほども長官のお話もあつたようにどうしても学校へ入れる必要があるので、従つて五千名だけは是非定員外にしたいというので修正をした、それは極く最近のことが二千六百名になつておるので非常に疑問にしておつたのですが、いろいろの説明で大体はわかりましたが数字的に、今度どうせ警察のほうに入りますから、その警察の時に又質疑を繰返さないように、数字的に自治体警察から国警にこれだけの人間が移つて出入りがこうなつたというようなことが……

第12回国会 内閣委員会 第14号(1951/11/19、2期、緑風会)

○楠見義男君 極めて抽象的でこれは審議のしようがないのですが、一般率が幾らで、それをどういうふうに緩和したとか、或いは具体的に御説明を煩わしたいと思うのですが。又何か一々書き込まずに、資料があつたら一つ資料を頂きたいのですが。
【次の発言】 二つの局について御説明を煩わしたいのですが、一つは統計局の現在やつておられる仕事、それから今回の整理をどういうふうにしておやりになつたか、この点を詳細お伺いいたしたいのでありますが、と申しますのは、今食糧庁の職員の整理の問題と共に、農林省の統計調査部の整理の問題が非常にやかましく論議されておるのでありますが、その参考にも資したいと思いますが、統計局の整理に……

第12回国会 内閣委員会 第15号(1951/11/20、2期、緑風会)

○楠見義男君 只今の官房長官から内関委員長宛の回答文と、私の承知しておるところと大分違いますので、改めて官房長官に質問をいたしたいと思いますから、どうか適当の機会に官房長官の出席を求めるように委員長からお取計い願いたいと思います。
【次の発言】 ちよつとお伺いいたしますが、先ほどの御説明の中で、人権擁護局関係は将来育てて行かなければならないにもかかわらず定員のうちで三割の節減をする、ところが一方特別審査局は同様の事情からむしろ今後増大をして行かなければならん、こういうことで、如何にも人権擁護に関する法務府の考え方が軽々しいように思われるのでありますが、その間の事情をお伺いしたいのが第一点、第二……

第12回国会 内閣委員会 第16号(1951/11/21、2期、緑風会)

○楠見義男君 数が多ければ別ですけれども、若し少ければ連合委員会の申出を拒否してやつてもらうことになつたのですから、あととか先とかいうようなことをきめずに、できれば私は優先して上げたらいいと思うのですが、必ずしもきめずにやつて頂いたらどうかと思いますが。
【次の発言】 どうぞお願いいたします。
【次の発言】 私は資料の要求なんですが、文化財保護委員会の各附属機関の名称と、それに配置しておる人間と、それから先ほどお話があつた極めて近い将来に法律の施行に伴つて増員を必要とする附属機関及びその増員の数、これに関する資料の御提出をお願いいたします。

第12回国会 内閣委員会 第17号(1951/11/22、2期、緑風会)

○楠見義男君 今の問題に関連してお伺いしますが、少々の時間……暫定的な問題であれば差当りは現在の態勢で行つて、そうして正式に外交か回復するときに根本的にやるということでもいいようにも思うのですが、暫定的にこういう手間をとらなけりやあならん特別の理由があるならその理由について伺いたい。
【次の発言】 私は一点だけ伺いたいのですが、国際協力局の関係と、それから現に私どもがこの委員会でやつておる定員法との関係なんでありますが、実は国際協力局の規定を見ますと、第十二条で「国際機関及び国際会議への参加並びに国際行政に関すること。」こういう所掌事務があるのでありますが、これは少し経過的のことをお聞き頂きた……

第12回国会 内閣委員会 第18号(1951/11/24、2期、緑風会)

○楠見義男君 私はは只今の三好君の動議に賛成するものでありますが、今三好君からお話にありましたように、折角ここで愼重審議の結果、仮に定員法の或る程度の修正が加えられるとしても、それが予算執行上全然実行不可能であるということになれば、これは大きな問題でありますので、特に特別な会計においてはそういう場合にも彼此流用の問題が可能のようでありますけれども、一般会計については財政法の関係等もあつて困難のように思いますので、あらかじめこの委員会から予算委員会宛にその旨の申入れ等は一つしておいて頂きたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 厚生省関係でちよつとお伺いしたいことがあるのですが、それは検疫所……

第12回国会 内閣委員会 第19号(1951/11/25、2期、緑風会)

○楠見義男君 私は極めて簡単に事務的のことを伺いたいのですが、先ほどの御説明の中で、地方建設局の現場関係で、その現場関係の中の土木関係で五千四百十五人の定員に対して、人事、会計等の事務の従事者五%の整理で二百三十一人、こういうような御説明を伺つたのですが、こういう数字から逆に逆算して見ますと、現場の土木関係の五千四百十五名というものは、大体こういう人事、会計等の事務系統の人が多くて、技術系統の人が如何にも少いように思うのですが、私のこの計算から見た結論は間違いなんでしようか。
【次の発言】 技術者が同時にこういう人事、会計事務をやつておる、こういうことですか。

第12回国会 農林委員会 第2号(1951/10/18、2期、緑風会)

○委員外議員(楠見義男君) 非常に貴重な時間を割愛して頂きましてお礼を申上げます。私は近く内閣委員会で定員法の審議に当らなければなりませんので、その観点から只今問題になつております統制撤廃の問題について二、三お伺いしたいと思います。  先ほど農林大臣は定員法の審議は国会の自由の意思に基いて審議せらるべきであるということを言われたのでありますが、まさにその通りであります。ただこの基礎法が変ればそれに即応して国会で、又政府で必要な処置を講ずべきであるということでありますが、その基礎法が実ははつきりしておらないであります。現在はつきりしておるのは食糧管理法が現行法通り続いておるということははつきりし……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第1号(1951/10/18、2期、緑風会)

○楠見義男君 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 只今委員長からお話になりました理事の問題は、委員長に指名を一任するの動議を提出いたします。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第3号(1951/10/25、2期、緑風会)

○楠見義男君 憲法問題で金森さんにお伺いするのですが、今の自衛権の問題、自衛戰争の問題なんですが、いろいろ学者の間でも議論があるのですが、一応金森さんの先ほどお話になつたことを前提として、その通りとしてお伺いするわけなんですが、お話のように日本は戰力は持てない、併し外国の兵隊である場合には憲法に支障ない、こういうお話でありますが、例えば今回の日米安全保障條約に基く米軍の駐屯の場合、経費を日本が負担する。いわゆる共同防衛という場合、こういうふうになつて参りますと、單純に外国が駐屯するという場合とは実質的にはよほど私は趣きが違うのじやないか、そこで憲法に言つておる戰力を持つちやいかんということは、……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第7号(1951/10/31、2期、緑風会)

○楠見義男君 若干の問題について総理大臣の御所見を伺いたいと思います。先ず第一の問題は中国問題であります。中国の代表政府がいずれにきまるかということは、将來の日本にとりましては政治的意義と同様に経済的な観点からいたしましても極めて重要な問題であろうと思うのであります。総理は先般の臨時国会においては、国民政府を選ぶか中共政府を選ぶかは連合間において決定すべき問題であるとお述べになつたのでありますが、平和條約が効力を発生いたしました後においては、その間の事情は変つて参ることは当然だと思うのであります。衆議院及び本院の今までの質疑を通じて見ましても大体二つの見方があるようであります。一つは、講和会議……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第10号(1951/11/05、2期、緑風会)

○楠見義男君 二條の千島の範囲について先ずお伺いしたいのですが、それは色丹を含む歯舞島は千島に属しない、こういうことがサンフランシスコ会議でも擇われておるのでありますが、この解釈から逆の解釈が生まれはしないか。即ち国後、擇捉を含めた島島は日本の国には属しない。北海道には属しない。千島に属する。こういうような解釈が、そこに余り色丹、歯舞を強調することによつて、こういつた逆の解釈が生じないか。この点であります。一方、先般も参考人のかたから、この委員会でも伺つたところによりますつたところによりますと、国後、擇捉島は未だ曾つて日本外とせられたことはないと、こういうような証言と申しますか、意見の開陳があ……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第11号(1951/11/06、2期、緑風会)

○楠見義男君 第二條乃至第四條について若干お伺いいたしたいと思いますが、先ず第二條の関係で草葉政務次官にお伺いいたします。  それは、昨日もちよつとお尋ねいたしました千島の問題なのでありますが、結論は昨日の御答弁によると、千島列島なるのは地理的名称によつたというような意味の御答弁がありましたが、実は色丹島を含む歯舞諸島は地理的に見ますと、大体千島列島に含まれるようなふうに思われるのでありますが、それを特に色丹を含む歯舞諸島は千島列島から除外されておるのは、いろいろの機会に言われておりますように、従来北海道の一部として行政をしておつた、即ち日本の領土主権の沿革的な観点からそういうふうに言われてお……

第13回国会 内閣委員会 第3号(1952/02/06、2期、緑風会)

○楠見義男君 理事の補欠選挙は成規の手続きを省略いたしまして先例に従つて委員長から指名せられることの動議を提出します。

第13回国会 内閣委員会 第6号(1952/03/12、2期、緑風会)

○楠見義男君 只今の理事の選挙につきましては、成規の手続きを省略して先例によつて委員長において指名せられんことの動議を提出いたします。

第13回国会 内閣委員会 第7号(1952/03/14、2期、緑風会)

○楠見義男君 私は結論として別に異議はないのでありますが、その前に、厚生委員会のほうから、この連合審査を御要求になつた事情、理由ですね、これだけを念のために一応伺つておいたほうがいいんじやないかと思いますから、委員長のほうで若しお聞取りになつておるとすれば、委員長からで結構でありますからお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 その意味は、目下厚生委員会のほうで軍人遺家族の援護の問題について非常に熱心に御検討になつており、それとの関係において連合審査をお申込になつておるのか、或いはそれ以外に、恩給制度の問題になつて参りますと、一昨日でございましたか、内閣委員会でも審査をしたのに関連いたします……

第13回国会 内閣委員会 第8号(1952/03/18、2期、緑風会)

○楠見義男君 物価庁は……。
【次の発言】 今竹下さんからおつしやつた機構の問題だけじやなしに、例えば資源庁から通産省のほうに石油配給統制事務の職員を振替えるとか、そういつた統制事務の実体に触れた問題も出て来るのじやないかと思うのです。従つてこの問題は今竹下さんから言われた機構改革、機構の問題と併せて実体についてもこれを審議する際には説明できる人が出て頂きまして、そうして十分の説明をして頂きたい、こう思いますから、どうぞお願いいたします。
【次の発言】 それからこの次にこの内容については詳しく御説明を伺うわけなんですが、その前に説御明を頂くときの資料として十分用意をして頂きたいことがあるんです……

第13回国会 内閣委員会 第10号(1952/03/25、2期、緑風会)

○楠見義男君 ちよつと私聞き洩らしたのですが、この四十七名の職員が大蔵省及び外務省に移管をされて、これは六月でしたか、それまでおつて、それからはなくなると、こういうのですか。
【次の発言】 そうすると今の四十一名というのは、この前の定員法の改正のときに整理されるべきもので、経過規定によつて置かれておる、その分を言つておるわけですね。
【次の発言】 それからもう一つ伺うのですが、賠償指定施設に関する残務処理事務、それから特殊財産に関する実施事務という、ここに書いてある言葉から伺うのですが、これは具体的にどういう仕事を賠償物件についてやることになるのでしようか。

第13回国会 内閣委員会 第11号(1952/03/26、2期、緑風会)

○楠見義男君 先ほど委員長からお話がありましたように、本日は大体文部省関係ではこの設置法の一部改正案の提案の理由を伺う程度にとどめるということでございますが、幸い文部大臣御出席の際でありますから、私は二つの事柄について、直接この法律には関係がありませんが、文教行政の上から見ますと必ずしも小さくない問題だと思いますのでお伺いするのでありますが、一つは教科書の問題でありますが、実は昨年小学校及び中学校、特に小学校におきまして新らしい年度が始まつて一月或いは甚だしきは二月、三月たつてもなお教科書が普及されないという事実があつたのであります。その際にも私は文部省の当局のかたにその事情等についていろいろ……

第13回国会 内閣委員会 第12号(1952/03/31、2期、緑風会)

○楠見義男君 私は数点お伺いしたいのですが、最初に今横尾さんから御質問になつた点に関連して先ずお伺いいたしますが、駐留軍というのは米軍のみを予想しておるというふうな御答弁があつたわけでありますが、この改正法律案の二條のごときを見ますと、第一号に「條約に基いて」云々とあり、それから三点の場合には、具体的に「日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約」、こういうふうに三号の場合ははつきりしておりますが、一号の場合にはそういうような定冠詞を附せざる、條約ということになつているので、これで見ると一号で日米安全保障條約に基く外国軍隊の駐留のほかに、将来こういう同じような例えば国際連合軍というようなものの……

第13回国会 内閣委員会 第13号(1952/04/02、2期、緑風会)

○楠見義男君 私ちよつと先ほど中座したので聞き漏らしたのですが、少年犯罪の情勢が大体頭打ちになつておるようだというような御説明があつたように聞いたのですが、そうですが。
【次の発言】 それから一つ、これは資料のお願いなんですが、直接この法案にというよりは、むしろ今赤松さんからお尋ねになつたことに関連してなんですが、その少年院等における指導がうまく行つておるかどうかということが、同時に又逆に言えば、一度出た少年が再犯、累犯というような状況と彼此対象して見れば、或る程度本人の何にもよりますけれども、或る程度窺えるのではないかと思いますので、先ほど竹下さんから御要求になつた資料をお作りになる際に、そ……

第13回国会 内閣委員会 第14号(1952/04/14、2期、緑風会)

○楠見義男君 二点伺いたいのですが、一点は、現在追放解除についての昨年の法律に従つて最後の審査をやつておられますね、これで非常に急いでやつておられるのですが、こういう追放解除の勅令が効力を失うということになると、審査要求をした人と、しない人とは結論においては同じことになると思うのですが、その点は法律上はどういう区別があるのでしようか、その点を先ずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ついでにお伺いしたいのですが、現在解除の申請を出しておる人で、この法律に基いて従来から申請を出した人で、又その審査未了のもの、未了の人の数と、それから審査請求をしたけれども、依然として軍国主義的或いは国家主義とか……

第13回国会 内閣委員会 第15号(1952/04/15、2期、緑風会)

○楠見義男君 森田さんに伺いますが、今の点ですね、実はこの先般の行政整理の法案を我々内閣委員会で審議するに当つて、先ず科学技術尊重という大きな線を打立てて、学術研究に従事するような人はできるだけこの整理の対象から除外したいということは御承知の通り我々委員会の一致した意向であつたのであります。ただその場合に、文部省についてやりましたのは、これも御承知かと思いますが、文部省直属の附置研究機関の研究員は、これは整理の対象にするが、孫研究員といいますか、文部省の附属機関の又附置研究所というようなものは、これは第二段的に実はまあ取扱つたようなわけなんです。ただ併し、今お話がありましたように、特別の專門的……

第13回国会 内閣委員会 第16号(1952/04/16、2期、緑風会)

○楠見義男君 質疑をする前に一応速記をとめて頂いて、この法案の取運び方について相談する機会を與えて頂くと非常に幸いですが。

第13回国会 内閣委員会 第17号(1952/04/22、2期、緑風会)

○楠見義男君 議題になつております海上保安庁法の一部を改正する法律案につきましては、この問題は内容は主として海上警備隊の増員に関連した問題でありますが、この問題につきましては、先般昭和二十七年度予算案が審議されるときに、警察予備隊関係の増員と併せて予算案における最も重要な問題として論議されたところでありますが、私は緑風会を代表いたしまして、二十七年度予算に賛成いたした立場からいたしまして、それの施行に伴うものとしてこの海上保安庁法の一部を改正する法律案に賛成いたしたいと思います。ただ、この法案の原案に施行期日の関係で修正をする必要があるので、その点修正意見を附しまして賛成したいと思うのでありま……

第13回国会 内閣委員会 第18号(1952/04/25、2期、緑風会)

○楠見義男君 私は只今議題になつております行政機関職員定員法の一部を改正する法律案につきまして以下申述べますような修正意見を付して賛成をいたすものであります。  修正案を朗読いたします。    行政機関職員定員法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第二條第一項改正規定の表外務省の項中「本省一、五六七人」を「本省一、五八七人」に、「計二「四三二人」を「計二、四五二人」に改め、同表運輸省の項中「航空庁一、二四五人」を「航空庁一、二〇九人」に、「計二八、二三〇人」を「計二八、一九四人」に改め、同表合計の項中「八四一、六三五人」を「八四一、六一九人」に改める   附則第一項中「昭和……

第13回国会 内閣委員会 第20号(1952/05/07、2期、緑風会)

○楠見義男君 この法案の内容的な説明を伺いましたでしようかしら。
【次の発言】 今の竹下さんの質問に関連してお伺いしたいのですが、末端の市町村が統計報告事務で非常に悩まされていることは竹下さんのおつしやつた通りであり、又統計委員会のほうでもお認めになつておる通りなんですが、この問題は観点を変えて申しますると、実は各省の中のそれぞれの局が報告を求める場合に、そういう竹下さんが御指摘になつたような例が多いわけなんです。例えば一つの町村に対して、通産省なら通産省、農林省なら農林省というところが出すその二つの省の間の複雑な、そうして又非常に数多いということよりも、一つの省の中で、例えば農林省なら農林省……

第13回国会 内閣委員会 第24号(1952/05/15、2期、緑風会)

○楠見義男君 簡単に一点だけお伺いしたいのですが、恐らくこれからお伺いいたしますことは、今までの連合委員会等で或いは再々質疑があつたこととは思うのでありますが、不幸私は欠席いたしておりましたので、或いは重複しているかと思いますが、あらかじめそれをお断りいたしましてお伺いいたしますが、それは今回の法律改正、予備隊令の改正の理由の中で一つの大きな項目として本部に工務局を新設し、そして又警察予備隊建設部を附置するということになつております。その理由として、警察予備隊の建設業務或いは行政財産の管理等は相当厖大なものがあるので、これに対処して、業務の円滑を期するためこういうものを新設するのだと、こういう……

第13回国会 内閣委員会 第25号(1952/05/19、2期、緑風会)

○楠見義男君 今の御提案には異議ありませんが、運輸委員会から若し連合委員会等の申入れがあるとすれば、できるだけ早目にそういう際に一緒にやつて頂いて、一応こちら側が相当進行してから、改めて又運輸委員会から連合委員会が申込まれて、そのためにこちらの審議が非常に手間取るということになつては、この前の行政機関職員定員法の例の際に、我々は苦い経験がありますので、その点はどうなつておりますか。
【次の発言】 連合委員会の提案のほうの申出でについては、これを認めることにいたしたいと思いますが、ただ希望といたしましては、いずれ保安庁関係の、保安庁設置法案について申出でがあると思いまするので、併せて一緒にその際……

第13回国会 内閣委員会 第26号(1952/05/21、2期、緑風会)

○楠見義男君 その点について問題があるようなんですが、というのは、著作権協議会というものからいろいろ、まあ執拗にと言うと語弊がありますが、陳情が我々の手許に来ておるのですが、その陳情の理由は、これは私は必ずしもとの前に申上げたように、法律的には我々を納得させるだけの理由はないと思つているのです。ただ感情的に或いは政治的にいろいろその危惧の念を持つておる。その危惧の念を持つておるととについては、私は文部省の従来のやり方について不徳のいたすところがあつたのじやないかと思う点があるのですね。そこで例えば著作権の法律に関する改廃の問題で、この審議会でやられたのでは、従来の著作権法改正審議会と同じような……

第13回国会 内閣委員会 第27号(1952/05/22、2期、緑風会)

○楠見義男君 ちよつと数字の問題になりますから、細かくなりますからちよつと速記を止めて。
【次の発言】 ちよつとお伺いしますが、今の四十人に、委員を現在の二十五人から殖やした場合の選出の方法なんですが、ここに書いてありますのは学識経験のある者、それから関係民間団体から推薦された者及び関係各庁の職員、大体三つの範疇からお選びになるような案ですか、それぞれの三つからお選びになる大体の割合と言いますか、数をどういうふうに御予定になつておるのか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 私の伺つておるのは、あとのほうの二十名の割合ですね。
【次の発言】 そうすると、大体関係各庁の三名前後引いた残りの十五名……

第13回国会 内閣委員会 第28号(1952/05/23、2期、緑風会)

○楠見義男君 今竹下さんと奥野法制局長との質疑の模様を聞いておりまして大体了承したんでありますが、なお観念を整理するために重複するようでありますが、もう一つ念のために伺つておきたいのでありますが、それはいろいろ先般来三橋恩給局長の御説明を伺い、それから又本日の答弁を伺つて大体同じようなことを言つておられるように思うのですが、ただそのお話なり御答弁の中に実はぼんやりした言葉が、誤解を生ずるような言葉がありますので、それに関連してお伺いするのであります。それは誤解を生ずる虞れがあると申しますのは、例えば旧軍人の恩給が復元するというような言葉が使われたり、或いは只今も眠つておるといるような言葉が使わ……

第13回国会 内閣委員会 第29号(1952/05/24、2期、緑風会)

○楠見義男君 官房長官にお伺いしたいのでありますが、それはこの法案をいろいろ長い間審議いたしておりました経過において大体政府委員との間に或いは又参議院の法制局長との間における質疑応答において一応我々としては明らかになつたと理解した点について官房長官にその点を確めまして御回答を得たいのであります。二つございますが、先ずその一つは、本来旧軍人に対する恩給は一般の女官と同様に恩給法第一條に明示せられておりますように、恩給法の定むるところによつて恩給を受ける権利を有するのでありますが、ポツダム勅令の恩給法の特例に関する件によりましてその権利を消滅せしめられたのでありますが、講和発効後に伴うその後の措置……

第13回国会 内閣委員会 第31号(1952/05/27、2期、緑風会)

○楠見義男君 これは政務次官にお伺いするのは無理かと思いますから事務のほうのかたにお伺いしますが、今の政務次官の御答弁で統計調査関係については、部をやめて統計調査監という一つの制度でやつて見ようという御答弁でありましたが、現在の統計調査部の事項としては第八條の二項に前項第十三号及び第十四号に掲げる「事務をつかさどる」というふうにいつておりますが、今回の改正法で「次條第十三号及び第十四号に掲げる事務を掌理する。」となつておりますが、この「つかさどる」ということと「掌理する」という言葉はどう違うのでしようか。事務のほうからお伺いいたします。

第13回国会 内閣委員会 第32号(1952/05/29、2期、緑風会)

○楠見義男君 理事の補欠選挙につきましては、成規の手続を省略しまして、先例に従つて委員長から指名せられんことの動議を提出します。
【次の発言】 農林省設置法関係につきまして、只今三好委員から概括的な御質問かあつたのでありますが、私は只今の三好君と政府委員の間における質疑に関連しまして、別の観点から若干伺つて見たいと思うのであります。従つて三好委員が御質疑になつた順序に従つて、別の難点から伺いたいと思います。最初に部制の問題について御質問があつたのでありますが、この部制の問題については三好委員も言われたように、先般来各省の設置法の改正案を審議する場合に、従来より問題になつた点でありますが、その中……

第13回国会 内閣委員会 第33号(1952/05/30、2期、緑風会)

○楠見義男君 理事の補欠選挙につきましては成規の手続を省略して前例に従つて委員長から指名されることの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は昨日に引続いて農林省設置法等の一部を改正する法律案についてなお若干の御質疑をいたしたいと思うのでございます。昨日も申上げたように三好委員から御質疑になつた点について別の角度から質疑をいたしたいと思うのでありまして、昨日は一応部制の問題について質疑をいたしたのでありますが、本日はその次に外局の問題について先ずお尋ねいたしたいと思うのであります。外局の問題については栗栖委員から御要求になりました資料の御提出を待つて改めて検討の上いたしたいと思いますが、概括的……

第13回国会 内閣委員会 第34号(1952/05/31、2期、緑風会)

○楠見義男君 ちよつと伺いますが、調達庁とそれから地方の調達局との間における事務のやり方といいますか、そういうことについてちよつと御説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、調達局は調達関係の仕事の実務的な仕事をやるということになり、而もその実務的の仕事は従来の特調時代と違つて性格が変つた、又中には従来と同じような性格の仕事もありますが、そういうことになつて参りますと、実際国民なり或いは接収された不動産の補償を求めるもの、或いは又紛議の調停を依頼するものとか、或いは解除申請等のような実務的な仕事については、中国地方の人は従来呉でそういう仕事が取扱われて非常に便益を得たと思うのであ……

第13回国会 内閣委員会 第35号(1952/06/03、2期、緑風会)

○楠見義男君 私少し遅刻して参りましたから、或いは他の委員から御質問になつたかもわかりませんが、若し重複しておりますれば御答弁はよろしうございます。あとで伺いますから……。それは今度の改正法律案の第二十六條の中央教育審議会でありますが、中央教育審議会は、つい十日ほど前にこの委員会で審議を了しました。文部省設置法の改正法律で新たに設けられたのでありますが、今回出たこの法案によりますと、教育のほかに学術又は文化に関する基本的な重要施策を調査審議すると、こうなつて、まあ皮肉な言い方ですが、十日間も、一月ほどの間に学術又は文化に関する基本的な重要施策を文部大臣はこういう機関に諮問しなければならん特別の……

第13回国会 内閣委員会 第36号(1952/06/06、2期、緑風会)

○楠見義男君 これは大体実体法によつて増減のあつた、又これからあるものについての集積のようなものですから、結論的に言えば一応他の法律を済ましてから、更にもう一度振返つてこの法案はやる必要があると思いますが、その前にちよつとお伺いして置きたいのは、先ず第一に衆議院で今回農林省設置法ですか、あれについて特別に官ができたりしたんですが、その関係によつてこの定員法を変えなければならん、これは農林省設置注だけでなしに、ほかの関係で若し修正したものがあるとすれば、それに関係した増員、減員というものは何名になりますか。
【次の発言】 そうすると、その点は結局官名増とかいうのではなしに、職名でそういうものが殖……

第13回国会 内閣委員会 第37号(1952/06/07、2期、緑風会)

○楠見義男君 ちよつと私希望があるのですが、それは引続いて更に別の機会に調達庁問題関係について質疑が続けられるわけでありますが、一応この前辻村官房長がお見えになつて事務的に伺うことは伺つたのですが、それ以外にお伺いしたいことが大分あるのですが、それは是非長官に出て頂かないと、官房長はこの前済んだので、この次には是非長官に出て頂くように希望いたします。

第13回国会 内閣委員会 第40号(1952/06/11、2期、緑風会)

○参考人(大石義雄君) 今の最後の点については、佐々木博士の学説というものは一体どういうものであるかという御質問だつたと思うのでありますが、今日は私の責任において私自身の意見だけを私は述べたいと思いますので、学説の批判は今日は遠慮したいと思います。  それからもう一つの自衛権の問題でも、自衛権の発動であるかどうかということは客観的なものでなければならないと言つたつて、実際はその国が自衛権の発動だと信ずれば、それに従つてやるよりしようがないじやないかというお話のようだつたのでありますが、そのときに日本が自衛か自衛でないかという判断の標準が客観的なものでなければならんということを申上げるのです。で……

第13回国会 内閣委員会 第41号(1952/06/13、2期、緑風会)

○楠見義男君 それでは私一点だけ高橋大臣にお伺いしたいのですが、或いはこの委員会でお答えになつたかも知れませんが、私ちよつと欠席しておりましたから……。それはこの間の内閣通産委員との連合委員会で例の中小企業庁の問題が随分問題になつて、大臣のお答えになつておつたのを聞いておりまして、この点を実はお伺いしたいのですが、それはとにかく通産大臣としては今回の行政機構改革案ができるまではいろいろお考えがあつたようだけれども、内閣の方針としてこうきまつた以上は中小企業庁は内局にすることを可として御提案になつておる。但しそれは外局であろうと内局であろうと、問題は中小企業の振興ということに重点を置くべきなんだ……

第13回国会 内閣委員会 第42号(1952/06/14、2期、緑風会)

○楠見義男君 今の波多野委員の質疑に関連して野田さんに伺うのですが、直接管理調達という問題について、基本観念としては自由経済だ、だから政府は被害のあるような場合には、或いは紛争が起るような場合には間接的に防ごうとするのだ、こういう考え方で進んでおられる以上、この問題は解決しないと思うのであります。ということは、根本的には占領行政、占領軍が駐留軍に代つた、政府においてはやはり日本から言えば安全保障をしてもらつているという弱み的な気持があることが一つと、それからもう一つは、波多野君からも言われた日本経済が非常に弱い、こういう点、従つてその間に生ずる国際間の非常に望ましからんような欠陷が生ずることを……

第13回国会 内閣委員会 第43号(1952/06/16、2期、緑風会)

○楠見義男君 私少し聞きたいのですがいいですか。
【次の発言】 若し私席を立つている間に質疑があつたとすればそのことだけを言つて頂ければ、あとでその質疑のかたに伺いますから。  私は最初に国税庁関係のことで伺いたいのですが、それは今朝ほども正示次長から何といいますかポスト・レビューの問題のお話がありましたが、実は国税庁をやめて地方の国税局に優秀な人を配置して、それによつて税の公正を期し又的確を図るという御説明なんですが、従来もそうであるし又将来もそれは絶無であるとは保証されないことは、例えば東京と大阪の間において非常に大きな軽重の差があるといいますか、そういうことは従来もあつたように聞いており……

第13回国会 内閣委員会 第44号(1952/06/17、2期、緑風会)

○楠見義男君 法務府設置法につきまして私は主として人権擁護局関係のことについてお伺いしたいのでありますが、その前に極く簡単に字句的のことでありますが二、三お伺いしてみたいと思うのであります。それは現在も恐らく法務府所管になつておられると思いますが、皇統譜ですね、今度新らしい法律で行きますと第五条の所管事項の一に掲げてあります「皇統譜副本の保管に関する事項」これはどういう理由で皇統譜の副本を法務府で所管になつておられるのか、この御説明をちよつとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その副本の保管場所というのは特別の何か装置なんかやつておられるのですか、どういうふうにして保管せられているのですか……

第13回国会 内閣委員会 第45号(1952/06/18、2期、緑風会)

○楠見義男君 調達庁関係につきましては、大体今まであらゆる角度から質疑が続けられたのでありまするし、又これからお伺いすることも、今まで質疑されたことの範囲を出ないと思うのでありますが、ただ一点だけ私は念のためにお伺いしておきたいのであります。それは次長の問題であります。このことは今申上げたように、今まで再再論議されたことでありますが、なお十分に納得するところまで至つておりませんので、もう一度重ねてお伺いいたします。その点は、調達庁については講和発効前と後において、その仕事の性格、質と申しますか、量と申しますか、先ず量の点においては相当縮小され、従つて今回も相当の人員の整理が行われておるのであり……

第13回国会 内閣委員会 第46号(1952/06/19、2期、緑風会)

○楠見義男君 大臣に簡単にお伺いしたいのですか、私は自分のことを申して非常に恐縮なんですが、昨年アメリカへ参りまして、農政のほうの勉強のために参つたのですが、ところが実際はその農政のほうで得た収穫よりもアメリカの民主主義とアメリカの教育との関連性における収穫のほうが実は非常に大きく、又感銘を深くして帰つたのですが、そこで勿論日本の民主主義というものは今後完全にその花が咲くまでには相当の年数も要ると思うのでありますが、併し教育ということが充実と申しますか、それが民主主義達成の一番近道だと思つておるのであります。勿論教育と申しても、家庭教育から学校教育、社会教育、職場教育とか、いろいろの面の教育が……

第13回国会 内閣委員会 第47号(1952/06/20、2期、緑風会)

○楠見義男君 提案者のほうから只今衆議院における修正の理由についての御説明を頂いたのでありますが、その御説明の中にあつた予算の関係、経費の関係等についてお触れになつたと思うのでありますが、その原案における所要総額と、それから修正案による年間増加所要額と言いますか、そういう予算、金額的の御説明を煩わしたいと思います。
【次の発言】 実は私どももちよつと常識的というと言葉は適当じやありませんが、奇異に打たれましたが、衆議院の各派、与党も含めた各派で御提案になつたものは、御提案になつたその各派自身が修正をせられたという点がちよつと不思議に思えてしようがないのでありますが、その辺の事情も少し御説明を煩……

第13回国会 内閣委員会 第48号(1952/06/21、2期、緑風会)

○楠見義男君 通省産業省設置法に関しましては、概略の問題は実は先般来お伺いしたのでありますが、その際に聞き漏しをしておつたことが一点ありますので、その点についてお伺いをいたします。それは繊維行政の問題であります。現在は繊維行政については繊維局という局で総括的な行政をやつておられ、而もその繊維行政については現在の我が国の繊維産業の実情から申しまして、更に又将来における我が国自立経済における繊維産業の重要性から申しまして、通商産業省の中でも最も重要な局のうちの一つだと思うのであります。ところが今回の機構改革によりまして、これが軽工業局の中に入つておるのであります。軽工業局の中に入つておること自体に……

第13回国会 内閣委員会 第49号(1952/06/25、2期、緑風会)

○楠見義男君 委員長のおつしやつた趣旨はよく了とせられるのでありますが、前の日程で行きますと、二十三日から三十日までの間一応規則正しく日程が組まれておりまして、それによつて進行することになつておつたのが、今委員長のおつしやつたようなことになつたわけであります。そこでこの内訳については、この通りには到底参らんと思うのですが、併し全体として最終の目標をここにおいて、その枠内で出入りがあつても、要するに最終目的としては、三十日にこの衆議院の審査或いは両院協議会ということも含まれているということで了承したいと思うのですが。

第13回国会 内閣委員会 第50号(1952/06/26、2期、緑風会)

○楠見義男君 私はちよつと速記をとめて頂きたいのですがね。
【次の発言】 それに関連して、栗栖さんは昔も次長があつたんだけれどもというのですが、そうでなしに、私結論を聞きたいのです。昔は次長がなかつたんだからという点を註釈を加えまして御返答を頂きたい。
【次の発言】 という意味はどういう意味ですか、法制局長は依然として法制局長として今度できるわけですね。だから仮に佐藤さんなら佐藤さんが法制局長としてお残りになる場合は、やはり法制局長としての権限は依然として認めるわけです。ただ次長という者が要らないのじやないかということが問題点なんです。昔のことですと、まあえらい方が、大体三長官の一人として法制……

第13回国会 内閣委員会 第53号(1952/07/08、2期、緑風会)

○楠見義男君 私一点だけ。そのうち栗栖君も来られるでしようから……。これは私見も湛えて大変恐縮なんですが、私は、私個人としては、国税庁というものは、外局のまま現行通り残したいという考えを持つておるのです。併しこれは今申上げましたように、私見なんですが、今度の機構改革で、徴税局という内局にせられるという御趣旨もよくわかるのですが、国税庁として残す場合に、どれほどの混乱、困る点があるのか、逆の意味から、若しそういうものがあれば、この機会に御説明頂きたいのです。
【次の発言】 ちよつと今の御説明で了解しにくくなつたのですが、というのは、従来の本省の企画面と、それから徴税の実際面との限界の面で、お述べ……

第13回国会 内閣委員会 第55号(1952/07/12、2期、緑風会)

○楠見義男君 一点だけ……。この問題で先ほど来お話を承わつておりまして、特に大橋国務大臣と波多野君との御質疑で、このヴインソン案の、実質上借りたときの同一の条件で返すというこの条項は、当然政府の米国船舶の借受についてという御答弁の中の内容が、重大な権利義務に関するこの事項に該当するものということを前提として、このヴインソン案におけるこの条項が緩和されるかどうかという希望的の問題等についての御質疑があつたように思うのでありますが、従つて私は政府としては、このインサプスタンシアリ・ザ・セームコンデイシヨン・ホニン・ローンドという言葉は、いわゆる外国船舶の借受についての答弁の中の内容が重大な権利義務……

第13回国会 内閣委員会 第56号(1952/07/14、2期、緑風会)

○楠見義男君 私は審議をできるだけ速かに、又円滑に進行させるという趣旨からいたしまして、実は先ほど委員長からもお述べになりましたように、本日の会議に付する案件は大体懇談会で各会派の意向の取りまとまつた案件ばかりでありまして、従つてその意向の取りまとまつたところに従つて修正案が出されておる件につきましては、進行上これは一つ一つ十七件に亘つて討論採決をやつておると大変だと思うのですが、そこで共同修正案、各会派漏れなく参加しての共同修正案、この提出されておる案件について反対のかたは、会派の態度上しての反対のかたは別でありますが、そうでなければ、この修正案についての討論は省略して採決に入つて進行して行……

第13回国会 内閣委員会 第57号(1952/07/21、2期、緑風会)

○楠見義男君 進行の状況なんですけれども、第一の自治庁設置法、郵政省設置法関係ですね。これはちよつと先ほども申上げたように、今までの委員会で何ら議題にならなかつた修正案が出て来ているのです。そこでこれを一応取上げてやる前に、この修正案についていろいろの案が出て来ておりますから、御説明を立案者からして頂いて、大体の結論を得たところで、ここに書いてあるように、上程議決という順序にして頂きたいと思います。  それからこれは、ほかの委員のかたはどういう御意見を持つておりますか知りませんが、私としての希望を申上げますと、第二の事項につきましては、実は経済審議庁関係で、例えば外貨予算の問題とか、そういうも……

第13回国会 内閣委員会 第58号(1952/07/22、2期、緑風会)

○楠見義男君 ちよつとその前に……速記をとめて頂けませんか。
【次の発言】 休憩よりも暫時速記をとめて懇談にして頂いて、暫らく懇談中にして、懇談事項は各諸君からお述べになつたようなふうな趣旨で懇談して頂きたいと思います。
【次の発言】 私は只今議題になつております二つの法案に関して提出されております波多野案に賛成をし、栗栖修正案に反対をするものであります。行政委員会制度の問題につきましては、占領期間中にアメリカから指示された或いは勧告によつて設けられた制度のようでありますけれども、併し又その制度それ自体には民主国家として、一つの行政のあり方としていい面もあるわけであります。先ほど上條委員からお……

第13回国会 内閣委員会 第59号(1952/07/23、2期、緑風会)

○楠見義男君 ちよつと手続の上に錯誤といいますか、或いは誤解があるようなんですが、それは実は一昨日の晩栗栖さんからお出しになつた案を中心にしまして各委員からのいろいろの意見の交換が行われたわけなんです。それでその際に今栗栖さんもお話があつたように、事務的の問題について特に外資審議会ですか、外資審議会の仕事を大蔵省からこの経済審議庁に持つて来るということについて、そのためにルーテイン・ワークが非常に多くなるということで、私どもは栗栖さんといろいろと意見の交換なり或いは討議をいたしまして、そのために時間が延びてそのままになつて一昨日は散会になつたわけです。昨日出て来る案は、実はそれを除いた問題につ……

第13回国会 内閣委員会 第60号(1952/07/24、2期、緑風会)

○楠見義男君 三好君の御動議のようにちよつと懇談したらどうですか、而も時間も私はかからんと思いますから。
【次の発言】 只今議題に相成りました両案につきまして、竹下委員の提案になりました修正案を含めて原案に賛成いたします。  その理由は只今までこの委員会で採決、決定せられました各種の設置法の集大成でありますから、従つてその集大成を盛り込んだこの修正案に賛成と同時に、修正案を除いた他の部分について原案に賛成いたします。
【次の発言】 今のお言葉の中に経費の濫費を防ぐという場合に、議員に警告するという、議員においてもそれを戒心すべきであると、従つてそれを政府並びに国会に警告するというお言葉がござい……

第13回国会 農林委員会 第5号(1952/02/14、2期、緑風会)

○委員外議員(楠見義男君) 私も都合によつては発言を許して頂きます。

第13回国会 予算委員会 第10号(1952/02/25、2期、緑風会)

○楠見義男君 只今の質問に関連して伺うのですが、私も実は同じような疑問を持つたんですが、大蔵省主計局から出している昭和二十七年度予算の説明を見ますと、生活保護費関係で昭和二十六年度の平均の保護人員は約二百九万二千人となつている。ところが二十七年度は年度当初が二百二十六万三千人、それから二十七年度末は二百六十六万五千人、そこで約四十万人の保護対照人員が明年度中に殖えて来るような説明になつているんです。そこで昭和二十六年度の平均における数から見ましても、二十七年度末は六十万人余の増加になる、こういうような説明があるにかかわらず、只今のお話を承つておりますと、どうも合点が行かないんですが、そこが厚生……

第13回国会 予算委員会 第14号(1952/03/04、2期、緑風会)

○楠見義男君 簡單に一つだけ伺います。農村金融の資金源の問題でありますが、一つは組合金融の内部の資金、一つは国の財政支出による資金、この二つが現在は主要な資金源でございますが、この以外に、私は一般金融市場との結び付きということについてこれから考えて行か有れば、なかなか組合金融の自己資金なり、或いは財政支出だけでは十分な資金需要を賄つて行けないじやないか、こういうふうに思いますが、この場合に、一般金融市場との結び付きば、金利の関係その他或いは農業自体の余剰分が少いとか、そういつた二とからなかなか困難なのでありますが、この金融市場との結び付きの可能性に関連して、それを可能ならしめる條件として、政府……

第13回国会 予算委員会 第16号(1952/03/06、2期、緑風会)

○楠見義男君 私は、私としてのいろいろ質問を申上げたいことがあるのでありますが、岡本議員から質疑せられました事柄のうちで、重要な二つの点について、先ず私の質問を申上げる前に、更に確かめておきたいと思います。ので、そのほうを先にお尋ねします。一つは、憲法九條の戰力の問題でありますが、先ほど来の質疑応答を承わつておりますと、総理大臣のお考えは自衛のための戰力であるならば、如何にそれが大きな戰力であつても、これは憲法九條のいわゆる戰力でない、こういうふうにお考えになつておると了承していいかどうか、この点が第一点であります。  それから第二の点は、行政協定の二十七條における必要な予算上及び立法上の措置……

第13回国会 予算委員会 第17号(1952/03/10、2期、緑風会)

○楠見義男君 総理の本日の発言によりまして、先日のこの説明が訂正せられ、即ち憲法第九條の自衛権及び戰力問題について一応政府の従来統一した、必ずしも完全に統一したとは思われませんが、一応統一した従来の見解の線に戻つた感がするのでありますが、総理の真意が果してそうであるかどうか、又政府の現在実行しつつあるところと、この見解とが完全に一致しておるかどうかということにつきましては、これを批判的に或いは種々推測しての意見が述べられておると思うのでありますが、そのことについて、ここでは詳細の論議を避けたいと思いますが、ただ一つ、只今の岡本君の述べられた点に関連して私は極く簡單に伺つて置きたいのであります。……

第13回国会 予算委員会 第22号(1952/03/19、2期、緑風会)

○楠見義男君 大蔵大臣にいま一点だけお伺いして置きたいのであります。……大蔵大臣の来られるまでほかのかで結構です。
【次の発言】 大蔵大臣に簡單に一点だけお伺いしておきたいと思います。それは現在私どもが審議をいたしております昭和二十七年度予算の重要性につきましては、私どもはこの予算は講和発効に伴う予算であると共に、自主独立回復後の第一年度の予算として将来の国政運営を指示するものとしての重要性を特に認めておるわけであります。従つてこの観点からいたしますと、明年度予算の中で重要な部分を占めておるいわゆる平和回復処理関係費二千三十三億、同時に又その内容をなす狭義の治安関係費とでも申しましようか、防衛……

第13回国会 予算委員会 第26号(1952/03/24、2期、緑風会)

○楠見義男君 一点だけお尋ねいたしたいのですが、警察予備隊のほかに海上関係の漸増計画というものの御説明を伺う機会はないのかどうか、これを伺いたいのです。

第13回国会 予算委員会 第27号(1952/03/25、2期、緑風会)

○楠見義男君 昭和二十七年度予算と憲法に関する小委員会における審議の状況について御報告申上げます。  小委員会は昭和二十七年度予算の内容において憲法第九条及び第七十二条に違反する虞れありやなしやの点について疑義ありといたしまして、この点についての審議を深めるために、本委員会の委託を受けまして一昨二十三日設けられたのでありますが、今日この委員会においてその審議の状況を御報告いたすことに理事会の御決定がありましたので、従つて何分にも時間的の制約があり、それにもかかわらず問題の重要性に鑑み、各委員の極めて熱心なる質疑は一昨日に引続き、昨日も午前十時より午後九時まで行われたのでまして、その結果につきま……

第15回国会 農林委員会 第3号(1952/11/25、2期、緑風会)

○委員外議員(楠見義男君) 私は久しぶりに又この農林委員会に戻つて来ることになりました。同僚の農林委員の皆様がたの御指導をこの機会にお願いいたしておきます。  農林大臣から詳細な御説明を伺つたわけでありまするが、私は、実は今までの自由党の農林政策というものに対しては、非常に不満を持つておつた一人であります。その理由は省略いたしますけれども、今回小笠原農林大臣が重任を帶びて御登場になつたわけでございますが、今までのような、いい加減な農林大臣の轍を踏まないようにしつかりと、御説明の中にもありましたように、日本の経済復興、或いは祖国再建の基盤である農政の問題については、特に御留意下されまして御盡瘁賜……

第15回国会 農林委員会 第4号(1952/12/01、2期、緑風会)

○楠見義男君 大きな問題や小さい問題、いろいろあるんですが、大きな問題については、私実は食糧増産問題に関連して先般も農林大臣にお伺いして不十分の点がまだ残つているんですが、農林大臣は本日お見えになりましようか、それとも又別の機会にお見えになりましようか。
【次の発言】 それでは事務的の問題だけ会計課長にお伺いしますが、この予算の基礎になつているベース・アップの問題ですね、これは今政府のほうで直そうとしているあのベース・アップが基準になつているんですか、それとも人事院勧告のものが、基礎になつているのか、或いは今までのものが基礎になつているのか、その点はこれはどうなつておりますか。

第15回国会 農林委員会 第9号(1952/12/12、2期、緑風会)

○楠見義男君 私少し遅れて参りましたから、或は他の委員のかたと重複した御質問を申上げるかも知れませんが、その際はそう言つて頂きますれば、あとでその経過を伺いますから、具体的に各品目についての細かい質問は別の機会にお願い申上げたいと思うのですが、一般論として、運輸省或いは国有鉄道、どちらでも結構なんですが、お伺いしたいのは、今回の等級格差の変更に関連して、従来も行われておりましたが、公共性ある物資の調整をお考えになつておるのですが、その場合の公共性の認定というものを、それぞれその物資を取扱うところの役所が最終的に決定し得るような体制にしておるのか、直接その物資を所管する行政庁とは別個に運輸省独自……

第15回国会 農林委員会 第10号(1952/12/16、2期、緑風会)

○楠見義男君 その前に今の理事会で決定されたこと誠に結構なんですが、私ちよつと聞き洩しておつたことは、あの順序によつて採決するという意味じやなしに、審議をああいう順序でやる、こういう意味でございますね。
【次の発言】 これは議員提案じやないですか、この法案は。
【次の発言】 今の何か説明ば提案理由の説明その他というお話だつたのだけれども、それはどういうのですか。
【次の発言】 内容を政府のほうでやられるのですか。
【次の発言】 はい、どうぞ。
【次の発言】 私はちよつと政府のほうに伺うのですが、今提案者の野原さんから御説明になつた従来の特別会計で以てやることについてのいろいろの欠点といいますか……

第15回国会 農林委員会 第11号(1952/12/17、2期、緑風会)

○楠見義男君 私はこれはちよつと希望がありますが、私も実は今まで内閣委員としていろいろ他の委員会からこういう申入れを受けたことが多いのですが、その場合に、できれば単にこういう一本の申入れ文書で、勿論これは公文書ですが、そういう文書を委員会に出すだけじやなしに、できれば委員長でも行つて頂いて、その委員会でこの趣旨を強調して頂きたい。という意味は、実は参議院の委員会に出すこの案と衆議院に出す案とは、衆議院に出す案は、この前もこの農林委員会で全会一致で御決定を頂いて、そうして衆議院に出したのですが、その衆議院に出した案とこの案とは結論は同じですが、ニュアンスが大分違うのです。という意味は、衆議院のほ……

第15回国会 農林委員会 第12号(1952/12/18、2期、緑風会)

○楠見義男君 勉強する材料に資料があつたら、資料によつて勉強したいと思つたのですが、資料の御配付はありましようか。配付されたのは法案の説明を印刷したものだけですが、大体こういうものが資料として欲しいと思うようなことを、この機会に細いことになりますが、お伺いしたいのですが、これは主として長官、局長よりも直接この仕事に当つておられる課長或いは技官のほうがおわかりだと思いますから、どなたでも結構ですが、御説明を願いたいと思います。  先ず第一は従来の輸入糖の価格とそれから国内のてん菜糖価格との、これは主として自由経済当時の状況と、それから統制経済の場合は、これは恐らく一本だと思いますが、その価格の推……

第15回国会 農林委員会 第13号(1952/12/19、2期、緑風会)

○楠見義男君 食糧庁から頂いた資料の最初の昭和二十七年、二十八年の需給推定表なんですが、供給の欄の二十七年合計国内生産一万三千トンとあるのですが、この一万三千トンの中のてん菜糖はどのくらいになりますか。
【次の発言】 それから昨日食糧、長官からお話があつた本年三万トン買うという計画のお話なんですが、これはい一つの生産のてん菜糖を三万トン買うわけですか。
【次の発言】 そうすると、二十七年の生産はトン数に直して幾らくらいになりますか。
【次の発言】 甚だ細かいのですが、改良局から頂いた昭和二十七年の産糖高四十七万一千ピクルで、少し数字が合わないように思うのですが……。

第15回国会 農林委員会 第14号(1952/12/20、2期、緑風会)

○楠見義男君 会期も非常に切迫しておるときでありますから、できるだけ能率的に各委員会は審議を進めて行かなければならんと思うので、従つて米の各種奨励金に対する免税措置の問題も大蔵委員会にかかつておりましたのを、我々農林委員会は連合委員会の申入れを遠慮いたしまして、先般御決定頂いたように、農林委員会としての申入れ書を出すと同時に、委員長或いは私参りましてその趣旨の説明をする、こういうようなことにしたのも、最初に申上げたように、委員会の審議をできるだけ能率的にやろうというのが目的なわけなんであります。そこで只今委員長から御提案になりました農林漁業金融公庫の問題についても、当委員会としては、やはり会期……

第15回国会 農林委員会 第15号(1952/12/22、2期、緑風会)

○楠見義男君 質疑の前に衆議院の農林委員会で、本会議の場合には附帯決議じやなかつたわけですね。この衆議院の農林委員会で附帯せられた決議案はどういう趣旨でできておるのか、その趣旨を説明して頂いたほうがいいのじやないでしようか。
【次の発言】 この後段の点なんですが、「指定基準面積をできるだけ引下げて、」とこうあるのですが、この法律では、この指定基準面積というものを制限するような条文はどこにもないように思いましたけれども、それは間違いないでしようか。
【次の発言】 審議会で決める場合は、これは私の法文の読み方が或いは間違つておつたかもわかりませんが、県全体の指定地域、即ち県全体の計画についてそれを……

第15回国会 農林委員会 第16号(1952/12/23、2期、緑風会)

○楠見義男君 私は只今議題になつております農林漁業金融公庫法案について賛成するものであります。ただこの法律に賛成の意を表するに当つて、若干の特に強い希望意見を申添えておきたいと思うのであります。その点は先ず第一点は、先ほど速記のないときに松浦農林政務次官と問答いたしたのでありますが、従来の議員立法に対して政府のこれの予算的な裏付、或いは執行上の誠意乃至熱意に対して甚だ遺憾なことでありますけれども、非常に現状は不十分な憾みが多いのであります。私はこの点は先般質疑応答のときにも申上げたのでありますが、政府は食糧自給計画を事実実行するに当つて、明年度以降五カ年間に資金の面だけでも千億以上の資金計画を……

第15回国会 農林委員会 第17号(1952/12/24、2期、緑風会)

○楠見義男君 今の滝井さんのお話の問題は、含まれるか含まれないかという問題じやなしに、農機具なんですね、噴霧機は。それで含まれるか含まれないかということはおかしいので、農機具として一つの標準がきまつておるならば、当然それはその等位の取扱いを受けて然るべきなことで、伝え聞くところによりますと、運輸省のほうで噴霧機は消火器だから農機具じやないというような話を承わつておりますが、そんな馬鹿な非常識なことはないだろうと言つておつたのですが、運輸省どうなんですか。
【次の発言】 その問題は、今申上げたように運輸省のほうで噴霧器は消火器で農器具じやないというようなことを言つている向きもあるというようなお話……

第15回国会 農林委員会 第18号(1952/12/25、2期、緑風会)

○楠見義男君 私実は病気で昨日の提案理由の説明なり、それから本日午前中の質疑応答を聞く機会を失しましたので、或いは重複しておればその旨をお答え頂ければその項目は直ちに止めます。私は実はこの飼料需給関係の法案が前国会以来いろいろ衆議院或いは参議院の畜産に関心を持つておられるかたがたの間で、できるだけこういうような法案を作りたいということで御尽力になつておられた点には非常に敬意を表するのでありますが、一方私常に考えておつたことは、得てしてこういう法律の制定せられることによつて、大体それで一つの仕事が片附いたのではないかという気休めといいますか、安心感の生ずることが一番警戒を要すべきことで、むしろ飼……

第15回国会 農林委員会 第19号(1953/02/06、2期、緑風会)

○楠見義男君 今の全販連の買上げに関する措置なんですが、これは農林中金から全販連に資金を融通をして、そうして全販連が買つて、全販連に持たしておくこういう意味ですか。
【次の発言】 そうすると、それは結局制度ができた場合には、若し要しますれば政府が買う、こういうことになるわけですか。
【次の発言】 そうすると、問題は二つあるのですが、一つは買上げに関する制度が法律的にできなかつた場合の対策、これは恐らくできるだろうと思いますから、この点はあまり大した心配はしないのですが、買上げる場合のその制度ができて要求量を政府が買う場合の金額ですね、これはどうせ制度ができて、審議会等で支持価格をきめると思いま……

第15回国会 農林委員会 第29号(1953/03/13、2期、緑風会)

○楠見義男君 坐つたまま質問しますから、坐りたままお答えを頂きたいと思うのです。それから局長でも課長でもどちらでも結構ですからお答えを願いたいと思います。  それで最初にお伺いしたいのは、実はこの第四次吉田内閣ができて、最初に、農林大臣として小笠原農林大臣が施設方針についてこの委員会で御説明になつたときに、畜産については長期的の計画を立てる、目下検討中であるというお話があつたのですが、長期的な計画が立つて、その計画の下に、この法律の、例えば第一条に「計画的且つ効率的」というので、ここに「計画的」という言葉が出ておりますが、この「計画的」という言葉と長期計画との関係がどういうふうになつておるのか……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 議院運営委員会 閉会後第5号(1953/10/22、3期、緑風会)

○楠見義男君 さつきの小笠原君の御提案の施政方針演説という問題は、実は私聞いておつて、小笠原君自身もそう固苦しい通常国会の初めに施政方針演説と名を打つてやる、あの形式ばつた演説ということをお考えになつておられるのじやなくて、実質上松浦君からお述べになつたその後の国際情勢の変化なり、或いは外交関係のことについて、むしろ積極的に政府のほうから説明を要求すべきであると、こういうふうに私は理解しておるのですが、これは小笠原君に伺うことになりますが、そういうことなんでしよう。
【次の発言】 この前の国会の際に、政府が施政方針演説をやつて、その後施政の根本に大きな変革があつたかどうかということは、先ほど小……

第16回国会 議院運営委員会 第14号(1953/06/30、3期、緑風会)

○楠見義男君 私、欠席中に御決定になつたそうで、従つてこういうことをお伺いするのは恐縮なんですが、一応念のために伺つておきたいことがございます。  それは中央機関施設整備促進法案について、その審議をこの議院運営委員会で御審議になるということになつておるのでありますが、従来これはまあ、私の意見というよりも、一般にそういう空気のあることをお伝えをして、併せてお伺いしたいのですが、この議運が、ややもすると、権限以上のことをやる嫌いがありはせんかということは、かねて、この国会ではございませんが、過去においてそういうそしりのあつたことは、御承知の通りであります。  そこで、中央機関施設整備促進法案という……

第16回国会 議院運営委員会 第20号(1953/07/15、3期、緑風会)

○楠見義男君 私の方も異議ありません。ただ意見を申上げるならば、こういう質問こそが、本当の緊急質問なんですね。ところが緊急性についてやや疑問のあるような問題が、今までよく取扱われているのですが、こういう本当の緊急問題は、どんどんこれからも取上げられて然るべきだと思うのです。その代りそうでないものは、成るべく遠慮して頂きたい。

第16回国会 議院運営委員会 第29号(1953/07/31、3期、緑風会)

○楠見義男君 改進党の松浦委員から、今御質問がありまして、それに対して自由党の加藤君からお答えがあつたのですが、これは加藤君に対する御質問でもありましたけれども、この点は委員長において明らかにしておいて頂いたほうがいいと思いますので、委員長から、事の経緯を御報告頂きたいと思います。
【次の発言】 なぜ私、そういうことを委員長に申上げたかと申しますというと、この運営委員会は本日ずつと、途中休憩がありましても、続けてやるのだろうと思うのです。従つて運営委員会の始まりに当つて、その点を明らかにしておきたいと思つたのですが、ただ、今の河野次長の御報告の中で、ちよつと私気にかかることがあるのですが、それ……

第16回国会 法務委員会 第3号(1953/06/24、3期、緑風会)

○楠見義男君 さつき亀田さんから御質問があつた人権擁護関係の問題に関連して私も二三お伺いいたしたいのですが、人権擁護委員の拡充計画と申しますか、整備計画と申しますか、そういうような御計画は法務省はお持ちになつておつたように伺つておつたのでありますが、その計画はどういうようになつておりましようか。
【次の発言】 それで昭和二十八年度予算においては、その拡充計画が一部でも実現しておるのでしようか。それとも前年と変りないのでしようか。
【次の発言】 それから予算の中に人権擁護宣伝費というものが百数十万円ありますが、これはどういうような宣伝をやるのですか。

第16回国会 法務委員会 第8号(1953/07/07、3期、緑風会)

○楠見義男君 一点だけ伺うのですが、航空機について質権の設定を禁止しておりますね、これはどういう理由なんですか。
【次の発言】 ほかの法令で新らしい動産抵当のようなものを設けた経済立法はあるのですが、その場合には必ずしも質権というものは設定を禁止しておりませんけれども、特に航空機についてそういう質権設定を禁止したのは、今おつしやつたような実益問題とか或いは経済問題とかいう問題のほかに、何か航空機として折角そういうものがあるのだから、それを交通のために活用させるというような公益的なそういうような理由が特に強調されておるんですか。
【次の発言】 この抵当権の設定によつて先ほどお話があつたように、金……

第16回国会 法務委員会 第9号(1953/07/09、3期、緑風会)

○楠見義男君 ちよつと参考のために伺いたいのですが、今度手数料が第二次試験において五百円が千円になりますね。提案理由を拝見しますと、ほかのほうの試験が物価事情等に対応して五百円乃至千円となつている、こういうふうに書いてあるのですが、具体的にどの試験が五百円、どの試験が千円というお調べがあつたらお知らせ頂きたいのですが……。
【次の発言】 これは例えば歯科医師試験とか、それから或いは薬剤師試験とか、こういうようなものは試験に供するいろいろの材料だとか、そういう特別の国のほうの出費がかかるので、従つてそういうような事柄を考えて、多少ほかの試験に比べて手数料を高くするということはこれはあり得ると思う……

第16回国会 法務委員会 第10号(1953/07/10、3期、緑風会)

○楠見義男君 今の一松さんの問題に関連なんですが、私は一松さんとは全く逆で、外国の飛行機よりも日本の飛行機のほうが劣つておるとは思わない。特に私は飛行機は日常愛用しているものなんですが、被害率で、これは外国と統計的にみれば科学的によくわかると思うのですが、外国における被害率と日本との比較、それから日本の自動車事故とかそういうものと、それから汽車なんかとか電車の、そういうものと飛行機の被害率、そういうもののお調べはありませんか。この被害率によつて私も一松さんに賛成しなきやならん、今後改めなければならんと思うけれども……。

第16回国会 法務委員会 第13号(1953/07/15、3期、緑風会)

○楠見義男君 赤松さんの只今の質問の最初の質問なんですが、手数料の性質の問題について、私は実は政務次官のおつしやつたのとは全く逆の意見を持つておるのですが、これは私の考え方が違つておるかも知れませんが、私ども承知しておるところでは、手数料でも、例えば行政手数料、特定の人の便益に供する特定の手数料というものは、これは実費弁償といいますか、できるだけ賄つてやるが、ただ警察許可手数料のように、或いはその他の行政的な手数料というものは、言わば警察許可手数料、こういうものは、本来ならば無手数料が原則で、特に、従つて旧憲法当時の特別の勅令等で手数料の徴収権能が認められたというような事例があるのですが、一般……

第16回国会 法務委員会 第14号(1953/07/16、3期、緑風会)

○楠見義男君 私は極く簡単なことで二点だけ伺いたいのですが、それは逃亡犯罪人引渡条例と、それから今度の法律との内容的に違つた点で一、二伺いたいのであります。それは第一点は、今亀田さんから御質問のあつた、二箇月以内の問題と関連することなんですが、旧条例の十七条では、二箇月以上留置せらるることなかるべし、こういうふうになつておりますね。そこで、その二箇月経てば釈放といいますか、身柄を自由にさせられる、今度はその行き方を変えて、今問題になつておるような訓示規定ではありまするけれども、二箇月以内に決定を下す、こういうふうに新らしく法律にはなつておる。この相違はどういうような理由から来ておるのか、これを……

第16回国会 法務委員会 第16号(1953/07/18、3期、緑風会)

○楠見義男君 一点だけ、勾留期間の更新の問題と、それから権利保釈の制限強化の問題とは全然別個だという御説明があつたのです。そこで短期一年以上の懲役又は禁錮の関係なんですが、これは御説明によりますると、重要な或いは複雑な犯罪関係で、どうしても勾留期間を更新する必要があると、こういう御説明であつたわけなんですが、ところが重要或いは複雑という問題は、必ずしも短期一年以上の刑にのみ限らずに、そのものの中から極めて単純なといいますか、ものもあれば、それ以外のものについても例えば詐欺とかいろいろな問題で、随分複雑な問題があると思うのです。それをこういうふうに短期一年以上というので含めることは、実は御提案に……

第16回国会 法務委員会 第17号(1953/07/20、3期、緑風会)

○楠見義男君 公聴会における毛利参考人の御意見でありましたでしようか、御意見の中に、今問題になつている六号で、今委員長からもお尋ねございましたが、疑うに足りる十分な理由というものが、極めて明確でないということも一つの理由としてでしようか、こういうものは警察官が勇敢でさへあれば、未然に問題は防げるのじやないかということを強調しておられたように記憶しているのですが、それに対する御意見は如何でしようか。
【次の発言】 もう一つは、全く逆の観点からの問題なんですが、権利保釈でカバーできない罪でですね、而も非常に重ねて害毒を流すといいますか、そういう事例がございますね。例えば宇都宮の何とか御殿事件といい……

第16回国会 法務委員会 第18号(1953/07/21、3期、緑風会)

○楠見義男君 この起訴前の勾留期間の延長の問題は、先般八人の参考人の方々から意見を伺いました際も、特に裁判所側、或いは検察庁側のような立場の方を除いては、殆んど例外なく反対であつたと思うのですが、それは新らしくこの改正をする場合に、検察庁側の立場、或いは裁判所側の立場から、できるだけ従来の経験に徴して不便の点を除こうと、こういう観点からの改正は、その立場からすれば、或いは必要かも知れませんが、同時に一面から見れば、人身拘束、人権擁護という立場から、できるだけこれを避けたい。こういうような全く反対的な立場からの反対論で、これを、反対の理由も私は相当の理由があると思うのであります。そうしてその中で……

第16回国会 法務委員会 第19号(1953/07/22、3期、緑風会)

○楠見義男君 これは或いはほかの委員のかたから御質問があつたかもわかりませんが、若しダブつておつたら甚だ申訳ありませんが、二百五十四条の但書の削除の問題なんですが、この逐条説明を見ますと、送達不能の場合には三百三十九条ですかの一号の改正規定で公訴棄却の決定をして、当然そこでなくなつてしまうわけなんですが、従つて、逐条説明を拝見しますとよくこの趣旨がわかるのですが、ただ先般の公聴会において團藤教授が、これは送達不能の場合における告知に関する規定を完備するまでは現行法のほうがいいんじやないか、そうでなければ被告に非常に不利になると、こういうような意見の陳述がございましたが、そこでこれはあなたにお伺……

第16回国会 法務委員会 第20号(1953/07/23、3期、緑風会)

○楠見義男君 法制局のかたに御質問申上げたいのですが、それは百九十三条の改正規定の問題であります。最初にお断りいたしておきますが、問題の所在点について一応お聞き取りを頂くわけでありますが、実は私は素人で、説明の仕方が不十分かとも思いますが、大体問題の所在点は法制局においてもよく御存じのことと思いますから、不十分な点は一つ然るべく問題の所在点を御存じの法制局においてみずから償つて頂いて御回答頂きたいと思います。  それは今回の百九十三条の改正において先般も大学の教授、それから検察庁のかた、それから警察側のかた等の意見の陳述を承わつたのでありますが、検察庁のほうの立場のかたは、この百九十三条の改正……

第16回国会 法務委員会 第22号(1953/07/25、3期、緑風会)

○楠見義男君 昨日衆議院の修正に参加されたかたに御説明を伺つて、どうも私ははつきりしなかつた問題が一つあるのですが、それは修正点の百九十八条の自己の意思に反して供述する必要がない旨を告げるという問題ですね。これは現行法では「あらかじめ、供述を拒むことができる旨を告げなければならない。」そこでしやべりたくなければしやべらなくてもいいよ。こういうのが現行法なんですね。これは今度の修正もしやべりたくなければしやべらなくてもいいよと、こういうことなんで、改正の意味がよくわからないというだけじやなしに、こういうような厳格な手続法規、而も基本法でありますから、言葉を変えることによつて現在と違つた法文解釈上……

第16回国会 法務委員会 第24号(1953/07/28、3期、緑風会)

○楠見義男君 衆議院において付けられました附帯決議の問題について、法務省とそれから国警の側のほうにお尋ねいたしたいのですが、それは先般の委員会でも実はお伺いしたことなんでありますけれども、附帯決議で「検察官の定める一般的指示を行う場合には、検察と警察とが、あらかじめ、緊密に連絡し相互に協力することを政府は建前とせられたい。右の一般的指示により個々の事件の捜査を直接指揮しないよう留意されたい。」こういう附帯決議が付いております。そこで先般この委員会に、衆議院の委員長はじめ各党の理事のかたがたがお見えになつて私どもにお示しになつた。これは本日も伺いましたとろ、一つの案であつたそうでありますが、それ……

第16回国会 法務委員会 第25号(1953/07/29、3期、緑風会)

○楠見義男君 私は法務大臣に一点だけ御所見をお伺いしておきたいのでありますが、それは百九十三条の規定に関連しての問題でございますが、この問題は検察官と警察との相互協力、又その協力の下における運営を円滑にして行くという趣旨から、衆議院においても又当院においてもこの問題については相当論議を重ねた問題でありホす。ところが衆議院でこの改正法案を可決するに当りまして附帯決議がせられました。その附帯決議として私ども承知いたしましたところと、それからその附帯決議ができるまでの間において衆議院の委員長或いは理事のかたがお見えになりまして、その原案と申しますか、ともおぼしきものを前以て頂いたのを文句が違つており……

第16回国会 法務委員会 第26号(1953/07/30、3期、緑風会)

○楠見義男君 今の斎藤さんの御説明よくぴんと来ないのですが、原案の趣旨は今おつしやつているように私たちよくわかるのですが、それをわざわざ削つておいてそして附帯決議で初度目の執行猶予者についても保護観察に付することができる等適切なる法案を準備しろ、その法案が実はこれなんですね。だから削つた意味は現在の保護観察官ですか、或いは民間の保護司ですか、そういうような方々の数なり或いはその他の施設が不十分で、折角こういうような初度目の執行猶予者に対する保護観察の制度を設けても全く実施できない。そういう面から、そういう意味でこれを削つて、予算を揃えてその裏打ちを整えてそうしてこういう法案を作れ、こう言うなら……

第16回国会 法務委員会 第27号(1953/07/31、3期、緑風会)

○楠見義男君 私は別に法務大臣に質問するつもりじやなかつたのですが、丁度大臣お見えになりましたから、昨日政府委員に御質問申上げたことと同じようなことを申上げます。今宮城さんから御質問になりましたことについて毎度のことながら極めて率直に御答弁になりましたから、私も実は率直に申上げたいと思います。それは衆議院のこの修正案が実は私ども気に食わないのです。という意味は、これは衆議院で修正されたその御意向が奈辺にあるかを聞いてみなければわからんので、一つ聞いてみたいと思つておりますが、要するに狙いは初度目の執行猶予者についても保護観察を付することは必要だと思うが、併し原案から削る、これについてはいろいろ……

第17回国会 議院運営委員会 第1号(1953/10/29、3期、緑風会)

○楠見義男君 意見を申述べる前に、一点だけ伺つておきますが、衆議院側の協議を申出た際に、先ほど小笠原さんから発言されたのにも関連いたしますが、実は我々としては災害予算というのはできるだけ早く短期間に上げて一般の要望に応えたいということを考えておりますが、併し相当のやはり参議院としては審議の期間が与えられなければならない。こういうことをこれ又強く要望しておるわけであります。従つて意見を申述べる前に明らかにしておきたいことがあります。衆議院から参議院に協議があつた場合に、七日間の割振り等について、衆議院側はどういうふうに考えて参議院に協議を申込んで来たか、或いはそういうことがなかつたか。その点につ……

第17回国会 議院運営委員会 第4号(1953/11/02、3期、緑風会)

○楠見義男君 相馬さん、小笠原さんの御意見も御尤ものように思いますけれども、五つのこの委員会の中で、今問題になつておる社会保険審査会委員のほうは新たな問題ですが、ほかの四つはすべて任期満了によつて改めて再任をしようということで、特にこれらの委員会の委員のかたがたで過去の任期中に不適当だと思われて、従つてこれらの人々について改選をしなければならんという事情があるかたが若しあれば別でありますが、そうでなければ、この五つの中の四つは本日議題にも上つておることでもございまするし、審議をしたらどうか、という意味は、川西さんの問題も実はそういうふうな問題を落しておれば問題であり、又無意識的に落ちておつても……

第17回国会 法務委員会 閉会後第1号(1953/11/19、3期、緑風会)

○楠見義男君 今防犯部長がおつしやつたその点に関連してお伺いしたいのですが、取締りだけでは必ずしも万全を期し得ないというその点なのですが、実は本日お見え頂いていろいろお話を承わるに当つて、ほかの委員のかたもいろいろ御期待しておられただろうと思いますが、私は実は本日の会で一番期待をしておつた問題は今おつしやつた点なのです。売春関係でこれは悪い、併し必要な止むを得ざる悪だというような見方をする人も相当ございます。例えば良家の子女が云々だとか、或いはそれ以外のいろいろの理由をつけて、止むを得ざる悪だと、こういう見方をせられるかたがあり、それに対して、それはそうではないんだと、どうしてもこれはやめなけ……

第17回国会 法務委員会 閉会後第2号(1953/11/20、3期、緑風会)

○楠見義男君 今年の六月、七月の九州の水害の際に共産系の人々が相当その被害地に行つて、いろいろ運動したというようなことが載つておつたのですが、その後の名地の災害或いは北海道、東北その他の冷害地方ですね、そういう方面にどういうような動きをしておるか、何か情報が入つていましようか。
【次の発言】 それでその連中はどういうような具体的な運動方法をやつたのですか。
【次の発言】 最高裁判所の機構改革の問題とは関係のないことなので、極めて素朴なことをお伺いして恐縮なんですが、この間の苫米地義三さんの提案になつた国会解散権の問題で、新聞等で拝見しますと、直接憲法違反であるかどうかということについては最高裁……

第17回国会 法務委員会 第3号(1953/11/02、3期、緑風会)

○楠見義男君 今の亀田さんの質問に関連してお伺いするのですが、今まで国連軍に対する刑事裁判権というものは一体どうなつておるのですか。
【次の発言】 そうすると、具体的に申しますと属人主義か属地主義か、どつちになつておるのですか。
【次の発言】 私の伺う意味は、例えば今度のアメリカとの改訂によつて、アメリカ側としては実は従来よりは不利になつたわけですね。ところで従来国連軍の軍隊についてアメリカと同じ待遇を仮にやつておつたとすれば、若しやつておらなければこれは別ですが、やつておつたとした場合に、その国連軍の中で四カ国だけが署名をして、その四カ国には今回のこの特別刑事法は適用されるが、それ以外のもの……

第17回国会 法務委員会 第4号(1953/11/04、3期、緑風会)

○楠見義男君 私は緑風会を代表しまして、只今議題になつております日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定に伴う刑事特別法の一部を改正する法律案に賛成をいたします。元来私どもは、日米安全保障条約に賛成をしたものでありますが、その立場から申しても、現在の刑事特別法については、その当初からNATO方式との間に著しい懸隔があり、従つてこの点に非常に不満を持つておつたものでありますが、今回その当時問題になつておりました方式についてNATO方式が採用されたのでおりますから、私どもはこの案に賛成いたしたいと思います。
【次の発言】 緑風会は只今議題になりました日本国における国際連合の軍……

第18回国会 法務委員会 第2号(1953/12/03、3期、緑風会)

○楠見義男君 先ほどの御説明の中にですね、認証官以上のかたがたについては、今回の給与改訂はまあ遠慮する。但し地域給のほうの改訂があつたために、実際上減額になるということになれば、憲法の保障、この報酬は減ぜられることがないという建前から、まあ特別の措置を講じて、その点をまあ賄つて行くというような御説明があつたのです。でそれは憲法に規定しておる報酬という意味が、どういうふうな、ともかく一遍もらつたものはすベてこれは定期的と書いておりますが、定期的にもらつたものはすべてそれに包含されるとこう解釈せられるべきものなのでしようか。例えば期末手当だとか或いは勤勉手当というようなものはぐすね、これは定期的に……

第18回国会 法務委員会 第4号(1953/12/05、3期、緑風会)

○楠見義男君 今の問題とは全然別の問題なんですが、二つ、三つ多少私の意見に亘ることも入つて恐縮でありますが、二、三の問題について御意見を伺い、或いは又お願いをしておきたいことがある。  第一の問題は、これはお願いでありますが、今の問題と関連をしておる。直接には関係ございませんが、人権擁護局の問題なんです。伝えられるところによると、今回の政府の行政機構改革案において、法務省の人権擁護局をやめて、民事局の中に入れよう、こういうふうな案があるやに承わつております。でこの考え方は、実はこの前の行政機構改革の際にも、そういう原案が政府から出されたのみならず、参議院の内閣委員会で、人権擁護の必要性、重要性……

第18回国会 法務委員会 第5号(1953/12/07、3期、緑風会)

○楠見義男君 この認証官というのはどこから上ですか。
【次の発言】 次長検事も認証官ですか。
【次の発言】 それから三浦さんにお伺いいたしますが、認証官以上は大体上げないというのは政府の方針じやないですか。
【次の発言】 相当官のところで出ておる内閣官房副長官、これは現在次長検事等と俸給は同じなんですか。各省次官もこれと同額でしたかね。
【次の発言】 それで内閣官房副長官は今度は上げないのですね。
【次の発言】 そうするとほかのほうは、一般の行政官については、下からだんだん押し上つて来るけれども、大体この程度から上は、今度の増給を遠慮しようと、こういうわけですね。それから裁判官のほう、或いは検……

第19回国会 議院運営委員会 第58号(1954/05/10、3期、緑風会)

○楠見義男君 これは、実は私は法務委員をやつておりまして、法務委員会で先般この中央更生保護審査会の委員を三名から五名にするのに当つて、法務委員会で、いろいろ問題にいたしますると同時に、法務委員会として、特に私どもは強く希望して通したことが、この委員の任命と関連しておりますから、御参考までに申上げます。  私は法務委員と同時に、運営委員ですから、責任上からも申したほうがいいと思うわけです。それは今の天田さんの御希望の点と違つたことを法務委員会としては特に私どもは強く希望したのです。というのは、この更生保護審査会は、中央にあると同時に地方にもあるのです。これは免囚関係で警察の連繋とか、いろいろなこ……

第19回国会 議院運営委員会 第60号(1954/05/12、3期、緑風会)

○楠見義男君 私は、先に小委員会において申述べましたように、本日のような事態は、与党であろうと、野党であろうと、緑風会としては誠に遺憾に感じます。文部委員会のほうにおいても、一応の今後の議事の進め方について、自由党を除いた各会派で御結論になつたようでありますが、要するに私どもは遺憾の意を表して参りました根本の趣旨は、参議院としてはできるだけ議事を円滑に、そして又フエア・プレーで以て速やかに進めて行きた。軌道に乗せたい議事の運営をやつて行きたい。こういうことを私どもは念願いたしております。而もこの議院運営委員会は、参議院の議事運営の根本をなします機関であります。従つて私どもは先に申上げました趣旨……

第19回国会 議院運営委員会 第80号(1954/06/11、3期、緑風会)

○楠見義男君 中川さんでしたね。

第19回国会 厚生委員会 第4号(1954/02/02、3期、緑風会)

○楠見義男君 緑風会の楠見でございます。只今委員長から御報告になりましたように、林了君の後任としまして今回皆様がたのお仲間入りをさせて頂くことになりました。未熟の者でございますが、どうぞ今後よろしくお願いいたします。

第19回国会 厚生委員会 第5号(1954/02/09、3期、緑風会)

○楠見義男君 一点だけお伺いしたいのですが、行政整理と国立病院、療養所における医師、看護婦、准看護婦、雑役婦、事務職員、この前の行政整理の際に随分問題になつたのですが、今回の行政整理においてどういうふうになつておりましようか。
【次の発言】 今の最低という二%という問題は、先ほど私申上げた医師、看護婦、それから准看護婦、雑役婦、事務職員通しての最低でしようか。
【次の発言】 この問題は、これは委員長もこの前の行政整理のときには随分御熱心におやりになつて御存じのことなんですが、医師、看護婦のことについて仮に欠員があつたために、整理をするに当つては先ずその欠員をとつたということをもう一つの方法とし……

第19回国会 厚生委員会 第6号(1954/02/11、3期、緑風会)

○楠見義男君 私も若し重複しておつたらそのことをお述べ頂ければ有難いと思いますが、先ほど言われておりましたけしの問題なんですが、けしの栽培についてはいずれ先ほどお話がありました麻薬取締法の法案の際に詳細伺う機会があろうかと思うのですが、極く簡単なことだけをお伺いしておきたい。それは今まで従来禁止前の国内における栽培面積、それからどういう地方が多かつたかということ、それが一つと、それからその次にはけしの栽培を一定の制限の下に認めるという場合の、そのできたものの収買方法といいますか、どこか一手にやるのか、或いはそういう製薬会社等との契約栽培の方法で行くのか、その場合の許可面積といいますか、どの程度……

第19回国会 水産委員会 閉会後第1号(1954/07/07、3期、緑風会)

○楠見義男君 それじや総括的な問題で、或いは矢部さんにお尋ねするのは筋違いかもわかりませんが、この調査ですね、これはこういうような調査をアメリカ自体もやつておるというようなことはないのでございましようか。若しあるとすれば、そちらとの関係をどういうように付けて行くか。今後お互いに持ち寄つてやつて行くとかいうことになるのでしようが、その前にアメリカ自体はこういうような調査はやつておらないのでしようか。その点若しおわかりになつておりましたらお伺いしたいと思います。
【次の発言】 矢部さんにお伺いするのですが、先ほど来皆さんがたから具体的な水域についての各方面からする調査をお伺いしたのですが、或いは私……

第19回国会 水産委員会 閉会後第2号(1954/07/08、3期、緑風会)

○楠見義男君 昨日水産庁長官にお伺いして、被害について項目につき御説明を頂いたのですが、この被害は、昨日も私、お尋ねしたのに対して安藤国務大臣から、種類を分けて直接と間接、それに中間的な損害という三つの項目に分けての御説明があつたわけです。抽象的には直接、間接、中間的損害という種類は伺いましたが、具体的にどういう項目が直接的被害になり、どういう項目を中間的損害と見、どういうものを間接的被害と見ておられるのか、この三つの区分ごとに項目をお知らせ願いたい。
【次の発言】 岡井さんに伺いますが、何だか馬鹿にこう答弁から何から、さつきから伺つていると、えらい注意深いというよりもチミツドにお答えになつて……

第19回国会 水産委員会 閉会後第3号(1954/07/21、3期、緑風会)

○楠見義男君 今後行われるべき実験に関連しての日本側からアメリカ側に対する要求の問題は、今安藤国務大臣からお話のありましたように是非そのように御連絡を願いたいと思いますし、又委員会に対する御希望の点は私どももその点を取りまとめて政府側にも御連絡を申上げたいと思います。こり際お伺いしておきたいと思いますことは、前回の委員会直後でありましたか、新聞等にも報道せられたこととして、アメリカ側の賠償の意向について、いわゆる直接被害ですか、それのみを賠償するような意向が伝えられておつたように記憶しております。新聞報道の通り当つておるかどうかは別としまして、日本政府としては、引続いて賠償の交渉をしておられる……

第19回国会 水産委員会 閉会後第4号(1954/07/22、3期、緑風会)

○楠見義男君 時間がありませんから、簡単に三点だけお伺いしておきます。  一つはいわゆる危険区域設定の何と申しますか、国際法上の性格といいますか……の問題でありますが危険区域それ自体の内容がどうこうということも実はよく承知しないのですが、例えばその区域には入つちやいかんという禁止を含めての危険区域か、或いはこの区域に入つて損害を受けてもこれは知らんぞという、こういう意味なのか、或いは単なる注意をする程度で爾余の問題は又別な当局との交渉の対象になるという意味の危険区域か、内容はよく存じないのですが、いわゆる公海において危険区域を一方的に設定をしてそうして今申上げたいろいろの内容の中で例えばこの区……

第19回国会 水産委員会 閉会後第5号(1954/07/30、3期、緑風会)

○楠見義男君 今の秋山さんの話なんですがね、それに関連して向うがなぜつかまえるかという本当の真意は、或いは船が欲しいとか何とかいうふうに、真意がわからんにしても、形式的な理由、これは向うに聞けばわかるのじやないですかね、お前のほうはなぜ般を捕えたか、船が拿捕されたことはこれはまあ明らかなんです。それはこちらでわかるわけでしよう。だから何何丸という船はお前のほうに捕えられた、これはなぜ捕えたかどうかということは聞けばこの真意はわからなくても形式的な理由はわかる。そうするとての形式的な理由に対するこちらの対策というものが講ぜられると思うけれども、何もわからないとなると全く取られ放しということになつ……

第19回国会 水産委員会 閉会後第6号(1954/07/31、3期、緑風会)

○楠見義男君 千田さんの言われた扇のかなめという役割を果すのは、今日の段階においては私は農林大臣だと思つている。その理由はだんだんと申上げますが、それは本委員会で、閉会後も本日で六回目の委員会をやつて、当面の安藤大臣、それから外務大臣等の御説明を伺つて、少くとも私の納得し了解した点は、先ほどの曾祢さんの御質問にもありましたが、今まで政府の考え方は対米折衝を主にして、その経過を見て、或いはその結果によつて対内施策を講じようという気持があつたということがはつきりした。そのことは、一億五千万円の融資を御決定になつたのは事件発生後四カ月目であつたという事実に徴してもこれは明らかなんです。ところが、曾祢……

第19回国会 水産委員会 閉会後第7号(1954/08/09、3期、緑風会)

○楠見義男君 質問よりも、前回の委員会のあとで、いろいろ政府のほうからその後の経過について御説明をお願いすることが多いと思うのであります。従つて先ずその後の経過、或いは或る程度確立した結果等について御報告を頂き、その御報告に基いて質疑をいたしたいと思いますが、どうぞそういうふうにお取計らい頂きたいと思います。
【次の発言】 実は、先般の委員会が済みましてから約一週間以上になつて、この間大体の国内対策についての目鼻をつけて頂くということを強く要望し、又その結果について、本日の委員会に御報告を賜わることを楽しみにしておつたのですが、併し只今の御報告のような状態であることを甚だ残念に思つております。……

第19回国会 法務委員会 第3号(1954/02/18、3期、緑風会)

○楠見義男君 簡単に二点だけ伺いたいのですが、一つは今の経理部長の御説明を伺つておつて、例えば明年度の刑務所の収容者数が本年度に比べて七千人減ずるということは、大蔵省の査定によつてそうなつて来る、こういうことなんですね。そういう今羽仁さんからもお話がありましたが、そういう刑政関係についてむやみやたらに査定をし、又その査定に応ずるというのはどういうことなんでしようか。
【次の発言】 もう一つ、これは政務次官にお伺いしたいのですが、或いはこの委員会でもその後議題になつたかもわかりませんが、機構改革の問題です。機構改革の問題でいずれその案提出の際に改めて詳細をお伺いしたいと思うのですが、私がお伺いし……

第19回国会 法務委員会 第6号(1954/03/05、3期、緑風会)

○楠見義男君 私は二つ伺いたいのですが、一つは、国警の警察関係、一つは法務省関係にお伺いしたいのですが、先ず警察関係にお伺いしたいのは、この間の地方行政との連合委員会で参考人から意見を徴したのですが、私はほかに用事がありまして最後まで、おれなかつたので、或いはそういう質問が出たかもわかりません、若し重複しておりましたら簡単にお答え頂けば結構だと思います。それは三人の参考人の意見陳述の中で、最後に運転手の立場からの陳述をせられた。その中で即決に、或いは又こういうような処分を公正に、又迅速に簡易にやることには必ずしも反対ではないけれども、併し今までと同じ態度で物陰にかくれておつて、如何にも罪人を探……

第19回国会 法務委員会 第8号(1954/03/11、3期、緑風会)

○楠見義男君 私はこの法案に賛成いたします。  この法票は交通違反事件の処理についてそれの迅速適正を図るために現行の略式手続を更に法律化せんとするものでありますが、その趣旨に賛成であります。  ただ本案に賛成をするに当りまして、若干の希望意見を附しておきたいと思うのであります。それは審議の過程におきましてもいろいろ論議せられましたように、単に違反者に対する処分を迅速にするとか、或いはその処分に当つて便宜を期するとか、そういうような点に重点が置かるべきではなくて、むしろ違反を未然に防ぐという点に最善の努力を払うべきであると考えるのであります。従つてその意味から提案理由にもございましたが、交通秩序……

第19回国会 法務委員会 第11号(1954/03/25、3期、緑風会)

○楠見義男君 私は先ず以て犯罪者予防更生法の改正について質問いたしたいのですが、先ず最初に現存の巣鴨の被拘禁者七百六十四人の国別の数をお知らせ下さい。
【次の発言】 審査委員を今回の改正案によつて三人から五人にすることについての基礎資料を亀田さんが前回御要求になつておりましたが、その基礎資料によつて又私もお伺いしたいのでありますが、その前に現在の各委員の仕事振りといいますか、先般の御説明によります。と、今回増員される二人を加えて五人、委員長は別にして四人かそれぞれ各国別の担当をするようなお話がありましたが、現在各委員はどういうふうにしておるのでしようか。例えば今度狙つておられるような国別になつ……

第19回国会 法務委員会 第13号(1954/03/30、3期、緑風会)

○楠見義男君 執行猶予の保護観察法について二点お伺いしたいんです。法案に入る前に現在の保護司ですね。保護司の方の職業別の数はどういうことになつておりましようか、それを先ずお伺いいたします。
【次の発言】 今宮城さんから実費弁償の額の問題についてお尋ねがあつたのですが、あなたのほうで実際の方針が、保護司が使つている実費ですね。実費は一体どのくらい使つておるだろうかというような御調査でもされたことがありますか。あれはどのくらいの金額になつておりましようか。
【次の発言】 そうすると大蔵省は御要求になる場合に、先ほども御説明のあつたように、本年というか、二十九年度は五千八百万円殖えたと、こう言うのだ……

第19回国会 法務委員会 第15号(1954/04/02、3期、緑風会)

○楠見義男君 今のに関連して……、金額で定めた場合には四条の適用がない、こうおつしやるのだけれども、その場合も四条の適応があるのじやないですか。
【次の発言】 さつきの上原さんの御質問に関連してお伺いするのですが、例えばさつきの例で言われた十万円に対する六万円先取りの問題ですね。これは十万円に対して三年の期限で二割だと丁度六万円になる、ところが、実際もらつたのは、借りたのは四万円だ、四万円に対して六万円になりますと三年間で言えば一五〇%になつて年利は五割になる、利息制限にはこの法律によると引つかかる。そこで一体証書面に十万円という字があれば十万円というもので計算をするのか、実際の金利を制限しよ……

第19回国会 法務委員会 第16号(1954/04/08、3期、緑風会)

○楠見義男君 大分時間が経ちましたから、簡単に一つだけお伺いしたいと思います。これはお二人にお伺いしたいのですが、それは現在特例法ができまして、その特例法には、この政府のほうからの提案理由説明を伺いますと、この際特例法の趣旨を恒久化して、これを民訴の中に規定すべしという有力な意見もある、有力な意見もあるけれども、今回はそれをとらなかつたのだ、こういう理由の説明がございますわけであります。そこでお二人にお伺いいたしたいことは、現存の特例法を恒久化することについてどういうふうにお考えになつているか、それと今度の改正案と比較してどちらがいいとお考えになるか、これは松本さんのほうは上告理由の制限自体に……

第19回国会 法務委員会 第17号(1954/04/09、3期、緑風会)

○楠見義男君 一点だけお伺いします。それは民事局長一昨日の参考人の陳述の際にもお聞きになつておられておわかりかと思うのでありますが、私はその節に、午前のお二人の参考人の方に現在の特例法を延ばしておくことについて、提案理由においても、これを恒久化すべしだということについての有力な意見もあるが、それに関係せずに今回の改正法案が提案されたと、こういうふうに書いてあり、その点について参考人の御意見を伺いましたが、松本さんの意見は、これは改正法案反対であり、それから特例法案についても反対であり、むしろ現行法を尊重したいという建前でありますからはつきりしておるのですが、菊井さんの御意見私実ははつきりしなか……

第19回国会 法務委員会 第18号(1954/04/13、3期、緑風会)

○楠見義男君 それじや一つお伺いしたいのですが、民訴の改正のほうのことについてお伺いしますが、上告理由についての審査を原裁判所でやるという問題ですね。この問題について先般来いろいろの意見が出ておるのですが、その原裁判所において審査することは如何かという、その政府提出の原案に対する反対論的な意見としていろいろ述べられている事柄について、一応尤もだと思われる節もないではないこ思うのですが、そこで三つほどの要件の中で、一号、二号はこれは純然たる手続関係の問題で大した問題はないこしても、三号の問題ですね。これは原裁判所がやらずに、最高裁で、例えば調査部なら調査部とかというようなところでやるということで……

第19回国会 法務委員会 第20号(1954/04/16、3期、緑風会)

○楠見義男君 簡単なことだけ一つ伺つておきたいのであります。先ほどお話で従前の議定書の実施に伴う刑事特別法と今回の協定に伴う刑事特別法案との間には、大体同じようだという趣旨の御説明があつたかと思いますが、若し違つている点があれば、違つている点だけを特に抜き出して簡単にその場所だけをお示しを頂きたい。それが一点と、それからもう一つは施設の問題があつても区域の問題はないのですが、この日本国における国際連合の軍隊の区域に関する協定、この一般協定の第五条ですか、第五条の二項に国際連合の軍隊の区域を使用し得る場合のことが規定されているのですが、この区域以内における問題はどうなるのか、その点と二つお伺いし……

第19回国会 法務委員会 第21号(1954/04/20、3期、緑風会)

○楠見義男君 いろいろ農高つていると、大分利口になつたのですが、今の最高裁民事局長のお話で参りますと、結局この百八十九条、それから百九十一条等から見て、原本はできておる。従つて百九十二条で遅滞なく書記に交付する。こうなつて来て、而も実際なかなか大変だということを言われておるのですが、そうなれば現行法の“九十三条で重点とされておる「二週間内」ということが実は問題になつて、これも延ばさなきやならんということであるならば、今いろいろ御説明になつた事情からして察せられるのですが、そうでなしに、規則においても同じくこの二週間内にやろうと、こういうふうになつておるとすれば、この百八十九条乃百至百九十三条の……

第19回国会 法務委員会 第32号(1954/05/10、3期、緑風会)

○楠見義男君 法制局長官に一点だけお伺いしたいのですが、それは憲法の第九条三項の問題なんです。この問題については、今までの国会でも、或いはこの国会においても、衆議院或いは参議院それぞれの委員会でたびたび論議もせられたことで、或いはこの委員会でもすでに論議のあつたことと思いまするし、従つて重複して御質問申上げることを誠に恐縮に存じておりますが、お考えの一端をお伺いいたしたい。それはこの秘密保護法と直接の関係はないのですが、併し間接的には非常に重要な関係のあることで、と申しますのは例の日米安全保障条約とMSA協定と憲法の関係なんです。実は私ども、これは或いは私だけの考えかもわかりませんが、我々国民……

第19回国会 法務委員会 第37号(1954/05/15、3期、緑風会)

○楠見義男君 法務大臣にかねてお伺いしたい機会を求めておつたのでありますが、なかなかその機会がなく又本日も非常にお忙しいようでありますから、私は詳細は別の機会に譲りまして、幸い刑事局長も御一緒の席でありますから、極く簡単にお伺いしたいのであります。それは検察庁法第十四条の指揮権発動の問題であります。この問題については、かねて御承知のように参議院としては院議が尊重されない、無視されておるということからいたしまして、再々本会議場でも緊急質問を重ねておるような状況でありますと同時に、私ども参議院議員としては飽くまで、院議尊重の結果が生ずるまで何回も続けてこの問題は究明して参りたいと、まあ考えておるよ……

第19回国会 法務委員会 第38号(1954/05/17、3期、緑風会)

○楠見義男君 外務省の条約局長にお見えを頂きましてお伺いしたいと思いました点は、大体次のような事情に基くものでございますから、以下申上げる点に即応して御説明を煩わしたいと思うのであります。それは今回の防衛秘密保護法案が立案せられるに至つた事情について、本委員会でもいろいろと質疑応答が重ねられたのでありますが、保安庁並びに法務省のほうから伺いました御説明の結論は、この法案はMSA協定に基いて秘密保持のための立法措置が講ぜられることになつた。その立法措置については、勿論MSAの協定の第三条とそれから附属書のBでありますか、それに基いてこれができておるのでありますが、私ども理解したところによりますと……

第19回国会 法務委員会 第39号(1954/05/18、3期、緑風会)

○楠見義男君 亀田委員がお見えになるまで短時間極めて簡単にお伺いいたしたいと思います。それは社団法人日本新聞協会から、この委員会の委員宛に要望書が参つております。この要望の事事項について賛成とか反対とかいうようなことの意味でお尋ねするのではありませんし、又御答弁に対して議論をするつもりもないのでありますが、一応こういう要望書が参つておることに対して、その要望の各点について政府側のほうではこれをどういうふうにお考えになつておるかということだけをお伺いしたいと思うのであります。その御答弁に対する判断は私ども別途やることにいたしますが、即ちこの要望の主眼点は、この法律の拡大解釈によつて言論の自由を不……

第19回国会 法務委員会 第40号(1954/05/19、3期、緑風会)

○楠見義男君 若干お伺いしたいのですが、今一松さんの御質問になつた役務の問題、私実は伺いたいと思つておりましたが、大体御説明がありましたからそれで結構ですが、この協定の三条とそれから附属書のBに関連してなお残つた問題を若干お伺いしたいと思います。  それは「両政府の間で合意する」云云という字句があるのですが、この合意の意味なんですが、先般も条約局長から御説明を承わつたところによると、本件については、日本側で立法措置の義務も負わされていなければ、どういう刑に処さなければいかんという義務も負つていない。ただ一方的に口頭で以てこの法律の一条の三項の一のイからニまでの事項を通報したにとどまつて、向こう……

第19回国会 法務委員会 第41号(1954/05/20、3期、緑風会)

○楠見義男君 速記をとめて下さい。
【次の発言】 秘密保法案についていろいろ政府委員の方との間に質疑応答が重ねられたのですが、外務大臣に極く簡単に一つだけお伺しておきたいのですが、それはMSA協定第三条において「両政府の間で合意する秘密保持の措置を執るものとする。」こういう規定がありまして、同じく附属書のBで、事前の同意の問題があるのでありますが、私が今ここでお伺いしたいと思いますのは、第三条にいわゆる「両政府の間で合意する秘密保持の措置」とはどういうことを指しておるのかということでありますが、条約局長の御説明を伺いますと、この問題については立法措置をとるという義務を日本側は負つておらないし、……

第19回国会 法務委員会 第43号(1954/05/22、3期、緑風会)

○楠見義男君 私も只今議題になつております三案については賛成をするものでありますが、それに関連いたしましてこの議会に希望を申上げておきたいのであります。  その点は只今羽仁委員からお述べになつたこととも極めて関連のあることなんでありますが、憲法の問題でこの委員会においてもしばしば私御質問申上げたことであります。それはこの法律が成立し、引続いて最高裁の機構なり運営その他について十分政府のほうでもお考えになる由でありますが、勿論我々としても今後検討を続けて行く立場にありますけれども、政府がその機構について、或いは運営その他について検討を加えて行かれるに当つて、是非考えて頂きたいことがございます。私……

第19回国会 法務委員会 第46号(1954/05/26、3期、緑風会)

○楠見義男君 私は只今議題となつておりまする日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法案に対しまして、一松議員の御提案にかかる修正案に賛成し、修正部分を除く衆議院の送付原案に賛成並びに私は一松委員の御提案の附帯決議案に賛成するものでございます。以下時間の制約もございまするから、簡単にその賛成理由を申述べたいと存じます。  私は本法案のよつて来たるところの、いわゆるMSA協定に対しましては、我が新憲法との関係において、疑義少からざる理由を以ちまして反対した一人でございますが、我々と意見を同じくする一部の反対にもかかわりませず、すでに両院多数の同意を以てMSA協定が成立いたしました以上、その協定の義務……

第19回国会 法務委員会 第48号(1954/05/28、3期、緑風会)

○楠見義男君 昨日いろいろ質問したのですが、どうもまだ腑に落ちない点があるのと、もう一つは質疑において時間の関係で漏れた点についてお伺いしたいのですが、先ず第一に国家公安委員会の委員長に国務大臣を充てる問題なんですが、私は昨日申上げたように、どうしてもこれは大事な警察運営の目玉である民主的機構の公安委員会に大臣が入つて来るということは非常な改悪といいますか、委員会制度を没却するものだと思うのですが、これは意見になりますが、本日も亀田さんからいろいろ御質問があり、又羽仁さんからも御質問があつて、その質疑応答を聞いておりますと、どうしてもこれは国務大臣を委員長にするという理由がない、というよりも、……

第19回国会 法務委員会 第49号(1954/05/29、3期、緑風会)

○楠見義男君 衆議院の法務委員会の専門員室でお作りになりました参考資料を拝見いたしたのでありますが、いろいろの今までの経過について私どもも知ることを得て、本案の審議の上に非常に参考になつたことを喜んでおりますが、その中で衆議院法務委員会における立案経過概要として昭和二十七年の二月二十五日以降今日に至るまで随分長い間御検討、御研究になつたことに対しては敬意を表するわけでありますが、この法案について昨日も法務省の民事局長以下の政府側の意見も種々伺い、又他面弁護士会からもいろいろ反対陳情が、意見の開陳がございますが、その主たる問題の中で一番基本的な問題はこの法律が憲法違反の虞なきや、こういうことなん……

第19回国会 法務委員会 第50号(1954/05/30、3期、緑風会)

○楠見義男君 一松さんの御提案は誠に御尤もだと思いまするので、提出になりました動議に私は賛成いたします。

第19回国会 法務委員会 第51号(1954/05/31、3期、緑風会)

○楠見義男君 今お述べ頂きましたいろいろの事情の中で、最後にお述べになつたのは、進駐軍関係と私契約で以て賃貸契約等が行われたものにも及ぼされるのは不当だと、こういうお話があつたのですが、若しそうだと、おつしやる通りだと思いますけれども、この法律の犯つているのは、そういうことを犯つているのじやないと私どもは了解しておつたのですが、その点はどういうことですか。
【次の発言】 その点は、その行為については、第一条の目的がありまして、その目的からしぼつてやはり解釈するのが、法律の運用といいますか、当然の解釈だと私は実は理解しておつたのですが、そういう解釈は無理でしようか。

第19回国会 法務委員会 第53号(1954/06/02、3期、緑風会)

○楠見義男君 私は只今議題になつております裁判所職員定員法等の一部を改正する法律案につきまして中山委員御提案の修正を加えて可決することに賛成いたしたいと存じます。この法案は奄美大島の裁判所の職員の定員を裁判所職員定員法の中に組入れるということと、もう一つは政府の行政事務の簡素化及び能率化の方針に即応して司法行政事務の簡素、能率化を図ろうというものでありますが、司法関係については、現在ある欠員の状況等とも睨み合せまして、この程度の欠員、この程度の減員をいたすことは差支えないと考えて賛成するわけであります。又修正の点につきましては只今中山委員から御提案になりましたように、極めて純技術的なこと柄で、……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 鉱工業委員会化学工業小委員会 第1号(1947/08/12、1期、緑風会)

○楠見義男君 只今議題になりました小委員長の互選は、投票によらないで、選擧管理者の堀さんからの御指名に一任せられんことの動議を提出いたします。

第1回国会 電気・農林・鉱工業・運輸及び交通連合委員会 第1号(1947/11/21、1期、緑風会)

○楠見義男君 私質疑があるのですけれども、これは速記がなくなつてからでも結構ですから一つお許し願いたいと思います。
【次の発言】 結構です。

第5回国会 内閣・農林連合委員会 第1号(1949/05/12、1期、緑風会)

○楠見義男君 農林委員会といたしまして結論に達しました意見をこの際内閣委員の方々の御参考に申上げて置きたいと思います。実は農林省の設置法につきましてはかねて私共農林委員会といたしましても極めて重大な関心を持つておりまして、從つてこの問題につきましてはかねて檢討を続けておつたのでありますが、昨日の委員会におきましてこの問題について農林当局からの説明も聽取し、又委員会といたしましても大体の方向を定めまして、この連合委員会における審議をできるだけ時間的にも省略できるようにとの趣旨を以ちまして、その結果取纏めた意見を申上げて見たいと思うのであります。尚私から代表して申上げますが、申し洩れをしておること……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・水産・通商産業・運輸・予算連合委員会 第1号(1950/07/20、2期、緑風会)

○楠見義男君 税の問題に関連しまして一つだけお伺いしたいと思います。総理大臣にお伺いいたしたいと思つておりましたが、御退席になりましたので代つて国務大臣からお答えを頂きたいと思います。  それは北海道、東北、北陸等の積雪寒冷地帯に対する政府のお考えについてお伺いしたいのでありまするが、これらの地方が産業経済及び消費生活の面において他の暖国地方に比べまして極めて危険の状態にあることは御承知の通りであります。従つて第一国会において参議院では積雪寒冷地帯における税制その他行政の各部面に亘りまして、政府の適切なる措置をとられるように決議いたしたのでありますが、これに対して政府もその決議の主旨を十分尊重……

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・通商産業・予算連合委員会 第1号(1950/07/18、2期、緑風会)

○楠見義男君 地方税法案に対しまして私は大臣に極く簡単なことを一二御質問申上げたいのであります。それは先般の十五日の本会議における岡田宗司君の質問に対して大臣が御答弁になつたことに関することが先ず第一でありますが、その際に地方税法案の不成立後の措置として平衡交付金から六百十八億、それから預金部資金から二百九十億、この金を四月乃至九月の間の見通しを立てて措置をした、こういうような御説明がありました後に、速記録から拝見いたしますと、こういうことを言つておられるのであります。それは「十月以降の見通しにつきましては、多分この税法案を通して頂けると存じておりますが、不幸にして通らないようなことがありまし……

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・通商産業・予算連合委員会 第2号(1950/07/19、2期、緑風会)

○楠見義男君 大臣に対する質問は後にいたしまして一、二事務的な問題についてお伺いいたします。主として法律の運用と申しますか、解釈に関連したことになると思いますか、これは附加価値税において、農業は非課税にしておるのでありますが、この農業という意味が、農家には單に耕作農業というだけでなくて、生産物を販売することも含まれていると思うのでありますが、その点を先ず伺います。
【次の発言】 そうしますと、その農業の生産者がその生産物を販売することも当然農業に含まれて、非課税になるとすれば、その生産者が共同で委託販売をするとか、共同販売をするとか、こういうような仮に共同販売をやるような場合は、当然それらの非……

第10回国会 建設・内閣・地方行政・経済安定連合委員会 第2号(1951/05/16、2期、緑風会)

○楠見義男君 大蔵大臣の出席は委員長のほうから要求して頂いておりましようか。
【次の発言】 お願いしたいのですが……。
【次の発言】 今の地方行政委員長の御質問に対する建設大臣のお答えを聞いておりまして、実は非常に重大な問題だと感ずるのであります。ということは、提案者の石川議員からの趣旨の御説明によりますと、従来の国土総合開発溝では不十分なので、この法案は実施を中心にしてやるのだ、従つて飽くまで実施が中心でありますから、例えばその地域について、第二條で「政令で定める」というようなアンビギユアスな点もありますが、併し参考資料等を拜見いたしますと、大体関係の地域もはつきりいたしておりまするし、又金……

第10回国会 内閣・外務連合委員会 第1号(1951/05/18、2期、緑風会)

○楠見義男君 専門家の曾祢君から御質疑が今あつたのですか、私は内閣委員の立場から二、三お伺いして見たいと思うのです。それは各行政機構について現在簡素化の方向に向つておるときに、外務省で新たに一つの局を設けられるについては、先ほど来お話のあつたように現在の国際情勢に即応してそれだけ事務分量が増大したという理由もよくわかるのですが、同時に先ほど曾祢君からも御質疑があり、又政務次官からも御答弁がありましたように、講和条約締結後の新しい情勢に即応して再検討を要すような場合も予想されるようなお話もあつたのであります。そういたしますと、それらのことも予想され、又講和条約の締結後作るというようなことであれば……

第10回国会 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第1号(1951/05/31、2期、緑風会)

○楠見義男君 関連して伺いたいのですが……。
【次の発言】 北海道開発法の第二條の北海道総合開発計画の問題で、今三輪君から御質問がありまして、先ほど増田大臣から内閣委員会でもそういうような話があつたということで、実は内閣委員会で私からその点について御質問申上げたのでありますが、事業の実施機関を今回の改正案で分けるに当つて、その前提であるところのものは、北海道開発法の第二條の北海道総合開発計画、これにあるんだ、即ち第二條によりますと、「北海道総合開発計画を樹立し、これに基く事業を昭和二十六年度から」云々と、こうなつておるので、従つてすでに北海道総合開発計画というものはあるはずだと、こういうように……

第12回国会 内閣・運輸・労働・経済安定連合委員会 第1号(1951/11/14、2期、緑風会)

○楠見義男君 先ほど来の質疑応答を通じて、特に両政務次官の御答弁に関連いたしまして二つの問題をお尋ねいたしたいのであります。そのお尋ねする意味は、実は内閣委員会として昨日まで審議をいたしておりました過程において了解しておつたことと違つた趣旨の御答弁がありましたので、これから内閣委員会独自に審議を進める上において参考にもなることでありますから、この際明らかにいたしておきたいと思うのであります。政務次官の御答弁に関連してでありまするから、政務次官から御答弁願つても結構でありまするし、又長官もお見えになりましたから、長官からでも、いずれでも結構であります。  一つは行政整理のやり方の問題、実は今回出……

第12回国会 内閣・外務連合委員会 第1号(1951/11/05、2期、緑風会)

○楠見義男君 連合委員会に続けておやりになりますか、おとりやめになつて内閣委員会としておやりになりますか。
【次の発言】 それじや私極く細かい点でありますけれども、二、三の点についてお伺いしたいのですが、一つは、この法律を見ますと、実は私は外務省設置法が全面的に改正されて、我我の審議の対象になるときには、恐らく完全自治国における外務省としての機構が出て来ると予想しておつたのでありますが、併し結果的の関係もありまするからこの中にはそういうような意味の規定と同時に、占領治下における状態と二つの規定が入つておるのですが、こういうような占領治下の経過的な規定を附則等の規定に譲らずに、本文に、即ち恒久的……

第12回国会 内閣・人事連合委員会 第2号(1951/11/09、2期、緑風会)

○楠見義男君 実は今私も労働大臣に二、三お伺いしたいことがあつたのですが、そういうふうに大臣がお見えになつて、ちよつと腰かけた程度で又行かれるようでは、我々も実は落着いて審議ができないのです。従つて本日はこの程度で散会して頂きたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第12回国会 内閣・人事連合委員会 第3号(1951/11/10、2期、緑風会)

○楠見義男君 ちよつと伺いますが、先ほどの総裁のお話では、八十九條以降の適用は除外するけれども、ほかの例えば七十八條のようなものは残つておるのだ、七十八條の、今回の場合で申しますと四号に当るわけなんですが、官制若しくは定員の改廃云々、これについても人事院規則の定めるところによつてやつておるんだ、その人事院規則には平等の原則が謳われておる、こういうことなんですが、その平等の原則が仮に失われておるという場合には、これは官庁のほうの処分のことはお話のようにあるようでありますが、職員のほうは七十八條の四号で而も平等の原則に違反した取扱を受けた、こういう場合の審査請求権というものは八十九條で本来ならば行……

第12回国会 内閣・人事連合委員会 第4号(1951/11/12、2期、緑風会)

○楠見義男君 人事委員会と内閣委員会との連合委員会でありますから、でき得る限り我々内閣委員といたしましては人事委員会の委員のかたに御発言を願い、我々は又我々の内閣委員会独自の立場からいろいろの御質疑をしたいというふうに私は考えているのでありますが、人事委員のかたがまだお見えになりませんから、そのかたがお見えになるまで私二、三の問題についてお伺いいたしたいと思います。それは先ず第一の問題は、実は今月の三日四日に休日が続きまして各地のいろいろの遊覧バスの状況を新聞で報道されておつたのでありますが、一番眼をひきましたことは、熱海の温泉街で官庁用の、即ち四万台の自動車が海岸通りを賑わしておつたという記……

第12回国会 内閣・大蔵連合委員会 第1号(1951/11/19、2期、緑風会)

○楠見義男君 管理庁長官に極く簡単なことをお伺いしたいと思うのですが、それは先ほどの菊川さんの質問に関連しての問題なのですが、お伺いいたします趣旨は、実はこれから我々が各省別に入つて行く場合の審議の態度をきめる上においても必要なことと思いますので、そういう意味でお伺いするのでありますが、それは実は私どもは初め国税庁の職員については現業庁として見て、そうして先ほど高橋長官が言われたようないろいろ事務能率を改善すべき点等を考慮して、その整理が妥当であるかどうか、こういうように検討して行きたいと思つておつた。ところが橋本長官のお話では、先ほどの御答弁の趣旨は、国税庁は現業関係という点からの整理よりむ……

第13回国会 通商産業省設置法案外4件両院協議委員正副議長互選会 第1号(1952/07/29、2期、緑風会)

○楠見義男君 この通商産業省設置法案ほか四件に関係する両院協議会の参議院側の議長及び副議長の選挙につきましては、成規の手続を省略して、只今協議委員の懇談会中に話合がございましたように、甚だ御迷惑ではございますが、議長に河井先生、副議長に松原先生を煩わしたいと思いますので、その動議を提出いたします。

第13回国会 内閣・経済安定連合委員会 第1号(1952/05/20、2期、緑風会)

○楠見義男君 今の中川さんの説明に附加えまして、参考資料を頂いたこの最後の経済安定本部廃止に伴う定員についての措置について各省に移管する人員の仕事と内容ですね、これを御説明して頂いておくと、第二回以降の審議に非常に役立つと思いますので、これをお願いいたしたいと思いますが。

第13回国会 内閣・経済安定連合委員会 第2号(1952/06/04、2期、緑風会)

○楠見義男君 ちよつと議事進行について。実は先ほど佐々木経済安定委員長から、或いは又永井君からいろいろ御質問になつており、それから又これに対する野田大臣の御答弁があつたわけでありますが、どうも質問なり或いは答弁のスタンド・ポイントと言いますか、立脚点が違うような気がするのです。例えばこの経済審議庁設置法案の提案の理由の説明で、これは我々のほうにも配付されておりますが、今、これからの経済は大変困難だ、そこで総合的見地に立つた目標を樹立し、これに基いて総合的経済政策を計画的に推進して行く必要があると考える。今回の経済安定本部の廃止に際しては、右の趣旨に基いて経済に関する重要な政策及び計画の企画立案……

第13回国会 内閣・人事連合委員会 第1号(1952/06/14、2期、緑風会)

○楠見義男君 それでは私は総括的な点についての若干の質問と、それから逐条的に詳しく伺いたい点が相当ありますので、最初に総括的な点について大橋国務大臣にお伺いしたいと思うのでありますが、それは保安庁法案の提案理由の説明を中心としながら伺いたいのでありますが、先ず今回の保安庁の設置に関連いたしまして、その構成をなしておる従来の警察予備隊及び海上保安庁の性格、それぞれの性格について変更があるかどうかということを、先般来いろいろ質疑が交わされたのでありますが、それに対しては終始一貫、警察予備隊及び海上保安庁について従来の任務と何ら異なるところがない、こういう御答弁でありました。これについても、この現わ……

第13回国会 保安庁法案外4件両院協議委員正副議長互選会 第1号(1952/07/29、2期、緑風会)

○楠見義男君 只今の議題になりました保安庁法案外四件に関する両院協議会の参議院側議長及び副議長の選挙につきましては、成規の手続を省略をいたしまして、只今協議会協議委員の懇談によつて決定いたしましたところに従つて、議長には河井先生、副議長に中川先生を煩したいと存じますので、そういうふうにお取運びの動議を提出いたします。

第13回国会 法務・内閣・地方行政・労働連合委員会 第2号(1952/05/28、2期、緑風会)

○楠見義男君 委員長にお伺いしますが、連合委員会で内閣委員としていろいろ御質疑申上げたいことがあるのでありますが、法務総裁は御出席になりますか。
【次の発言】 内閣委員といたしましては、法律的な專門的な御検討は法務委員のがたがたが專門的な立場からおやりになつていると思いますので、主としてそういう立場を離れた内閣委員としての立場からいろいろ法務総裁に伺いたいと思いますので、若し法務総裁がお見えにならないとするならば、お見えになるまで内閣委員としては質疑を保留しておきたいと思います。
【次の発言】 破防法外二件につきましては法務委員会におかれましてそれぞれ法律的、專門的の立場から種々御検討になつて……

第13回国会 予算委員会昭和27年度予算と憲法に関する小委員会 第1号(1952/03/23、2期、緑風会)

○楠見義男君 この問題は憲法上疑義があるということで、それを明らかにするという意味で小委員会を設けられたと私は承知しておるのですが、併し名称自体で初つぱなから解決がなかなか困難であるならば、この予算委員会にはほかに小委員会はないのですから、特に名称を設けずにやつて頂くように提案します。そうして早く進行して下さい。
【次の発言】 ええ、小委員会はほかにないのですから。
【次の発言】 私は佐藤長官に純法律的な立場の御意見を伺いたいと思いますが、その一つは先ほど堀木委員と質疑応答から生じました疑問でありますが、それは先ほどの堀木委員の質問に対して、條約の一部修正ということは憲法の建前上できるものと思……

第13回国会 予算委員会昭和27年度予算と憲法に関する小委員会 第2号(1952/03/24、2期、緑風会)【議会役職】

○仮委員長(楠見義男君) ちよつと余り時間がかかるようだつたら(「簡單」と呼ぶ者あり)先ほど吉川さんからお話がありましたように、岡崎国務大臣は十二時に用があるというお話でしたが、大分時間が……。
【次の発言】 その点は私も実はそういうつもりで申上げたのですが、岡崎さんどうですか。ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 では速記を始めて下さい。
【次の発言】 この程度で一時休憩しまして、午後は二時半から再開いたしたいと思います。  それからなお午後出席大臣或いは政府委員の御希望がございましたら委員長までお申出下さい。  それでは休憩いたします。    午後一時十四分休憩


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 法務委員会売春対策に関する小委員会 閉会後第1号(1953/09/28、3期、緑風会)

○楠見義男君 私さつき申上げたことに尽きるのですけれども、法案といいますか、こういうものを作ること自体についての反対論というものは、ただそれだけを見れば反対論というものは私はないと思うのです。ただ先ほどからもお話がありますように、法案を作るについての先行条件とか、或いは併行条件とか、或いはあとからでもいいという条件とか、そういう条件が数々あると思うのです。その先行条件というものが致命的のものといいますか、決定的のものであるならば、それはこの法案はそれまで出せないということもありましよう。併しそれも一応検討してみなければわからん問題だし、同時にそれも最終的に致命的というより、或いは法律を作つてお……

第19回国会 地方行政・内閣・人事・法務連合委員会 第1号(1954/05/27、3期、緑風会)

○楠見義男君 法務委員の立場から若干警察法案についてお伺いしたいのであります。時間の制約もございまするし、なお重要な事項については、他の法務委員のかたがたからも引続いて御質問になると思いますから、私は極く概略的な点についてお伺いをしたいと思います。  法務委員の立場としての、この警察法案に関しての関心を持つておる度合いは、午前中に羽仁委員からお述べになりました通り、この事柄が、人権擁護の立場から極めて我々としては関心を持たなければならないということをお述べになつたのでありますが、私はそのことも勿論極めて大事な点でありますけれども、更にそれに加えて、秩序の維持、この社会秩序の維持に関しては、一般……


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データ更新日:2022/12/09

楠見義男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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