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木下辰雄 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

木下辰雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは木下辰雄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。木下辰雄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 議院運営委員会 第11号(1947/08/01、1期、緑風会)

○委員外議員(木下辰雄君) 私は水産委員長の木下です。政府がこの食糧危機突破の對策の一環といたしまして、五月に生鮮魚介類の集荷出荷竝びに配給の新制度を實施したのであります。それは生産地における出荷團體と、それから消費地における集荷即ち荷受團體を公認いたしまして、いずれも複數です。そうして直結して、その間にはリンク制も應用して、六大都市竝びに海なし縣に相當量の生鮮魚介類を出すという。私共はその新機構に對していろいろ疑問はありますけれども、できるだけその新機構の効果を萬全ならしめるために、いろいろ調査しております。そうして今度又新たに水産物製品、鹽藏品、鹽干品というような製品も共に生産地における普……

第1回国会 水産委員会 第1号(1947/07/03、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。理事の互選をいたしたいと存じますが、いかがいたしますか。
【次の発言】 只今江熊君の動議に賛成がありましたが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして委員長が指名いたしたいと存じます。遠山丙市君、尾形六郎兵衞君を理事に推薦いたします。御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 委員長に報告がありましたけれども、異存ないと思います。御異議ないと認めまして、遠山丙市君と尾形六郎兵衞君を理事に推薦いたしました。  本日の委員会はこれにて閉会いたします。    午後一時二十六分散会  出席者は左の……

第1回国会 水産委員会 第2号(1947/07/25、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。水産廳設置及び魚價問題の調査承認要求に関する件を議題に供します。
【次の発言】 只今三好君から、水産廳設置及び魚價に関する問題に対する調査の承認を、議長に要求したいという御動議がありましたが、これにつきまして、さよう決定してよろしうございますか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。二件の調査承認要求書を議長のところへ差出すことにいたしますから、それでこの調査要求書案を委員長の手許において作成いたしましたから、これを委員部長に朗読をさせます。    水産廳設置に関する問題調査承    認要求書   一、事件の名称 水産廳設置に関   ……

第1回国会 水産委員会 第3号(1947/07/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。ちよつとお諮りいたします。水産廳に関する小委員で田中さんがお辞めになりまして、小畑さんがその補充に入る。それから魚價に関する小委員では小畑さんがお辞めになつてその代りに田中さんがお入りになる。入れ替りになる筈でありますが、御承認願えますか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、さようにいたします。  去る二十五日の本委員会で決定いたしまして、議長に提出いたしました調査承認書の二件、去る二十八日議長の承認を得ました。よつて、いわば條件付きでありました小委員の方々は、それぞれ正式の小委員に決定いたされました。  それでは委員会はここで……

第1回国会 水産委員会 第4号(1947/07/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。魚價問題に関する小委員会の経過、並びに結果について小委員長の御報告を願います。尾形君。
【次の発言】 只今小委員長の御報告がありました。これに対して皆さんの御意見なり御質疑がありましたらお願いいたします。
【次の発言】 外に御発言ありませんか。
【次の発言】 外に御発言ありませんか。
【次の発言】 ちよつと申上げますが、小委員長の報告がまだ徹底していないように思いますが、私はこう解します。昭和九、十、十一年度の魚價を基準としてやるが、九、十の統計がないために十一年度の東京市場における統計を取つて、現在の魚價と比較して見ると、約一、九四……

第1回国会 水産委員会 第5号(1947/08/02、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開催いたします。昨日の運営委員会におきまして、水産委員会から議長に出しました書類は、議長が承認してもよろしいというようなことに相成つたのであります。それで多分四日の本会議の劈頭に、議院に諮つて決定するだろうと思います。それでそのことにつきまして本委員会を開いたわけでうります。この三つの委員会の小委員をいかがいたしましようか。
【次の発言】 只今の大畠君の動議に御異存ございませんか。
【次の発言】 異議ないと認めます。それでは委員長から三小委員のお名前を指名いたします。  集出荷の委員として、大畠君、加藤君、千田君、江熊君、岩男君、松下君、小川君、矢野君、……

第1回国会 水産委員会 第6号(1947/08/23、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員會を開會します。  漁船建造の資材及び金融に關する小委員會の委員長が互選の結果加藤常太郎君が當選いたされました。御報告を申上げます。  それから水産物の集出荷竝びに配給制度の改善に關する小委員會が先般第一班、第二班に分れて、北と南の方の實情調査に行かれました。最近において歸られていろいろ制度の改善についての御研究をされると思いますが、その前にその調査の實情について簡單に御報告願えれば、私共非常に仕合せと思いますが、各班長からの大體の御報告をお願いいたしたいと思います。第一班の方から一つ……。
【次の発言】 それでは第二班の青山班長。

第1回国会 水産委員会 第7号(1947/08/27、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員會を開會いたします。議事に先立ちまして、この間の魚價の改訂に當りまして感謝の電報が二三参つておりますので、御報告いたします。「魚價につき御盡力を謝す。増産の熱意新たなり。三重魚民大會委員」、「魚價の改訂につき御努力を感謝す。長崎底曳業者一同」、「魚價の件感謝いたします。日本鰹鮪遠洋漁業者組合聯合會」。そういうものが参つております。外にも一、二ありましたけれども、大體今囘の改訂では、現在の状態としては不滿もあるようですけれども、一部においては止むを得ないというような意見も多分にあるようであります。それだけ御報告いたします。  それからこの前の委員會で、まだ……

第1回国会 水産委員会 第8号(1947/08/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員會を開會いたします。本日は主として水産廰問題を議題に供したいと思いますが、尚水産の協同組合の問題あたりも御質問なり御意見の御開陳があれば御發表を願いたいと思います。最初に水産廰設置の小委員長から、最近水産省が水産廰に變更したという小委員會の決議について改めて御發表を願います。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 大概水産廳問題についての御質疑は終つたと思います。農林大臣に對する別の御質問はありませんか。
【次の発言】 大臣に對する質問、御意見についてはこれを以て打切ります。何か局長に對する質問がありましたら……。ありませんければ委員會はこれを以て閉會……

第1回国会 水産委員会 第9号(1947/09/26、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。  開会に当りまして、新らたに当選せられました鹿兒島縣の中島君の後任に前之園君を御紹介いたします。  本日小委員会が同じ時刻に二つありましたが、これは速記の都合、或いは事務局の都合、或いは専門調査員の都合で、小委員会の委員の方は違つておりますけれども、そうするといろいろ支障がありますからして、今後は時間を繰り合して開会されるように希望いたします。  本日は農林大臣もお見えになる筈でしたが、他の会議のために欠席されまして、ここに井上政務次官がお見えになりました。それから水産局長、商工省の繊維局長もお見えになつております。いろいろ資材の配……

第1回国会 水産委員会 第10号(1947/10/07、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。新たに水産委員になりました前園さんを漁船資材金融の方面の小委員会の委員として補充したいと思いますが、如何でございますか。
【次の発言】 御異議がないようでありますからして、漁船資材金融の小委員にお願いいたします。  本日は請願の問題について提案者から一應の御説明を聽きまして、その提案者に対して御質問がありましたならば御質問をいたしまして、そうして請願の問題については本日は説明と質問程度で終りたいと思います。続いて公告いたしましたように、集荷配給問題資材の問題についての関係官廳に対する御質問、それからその他の問題について係官からの御説明……

第1回国会 水産委員会 第11号(1947/10/15、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) それでは委員会を開会いたします。この前に引続いて請願事項の審査、並びに新らしく付託されました請願書について御審議を願いたいと思います。  それでは請願第二百二十五号、江名漁港改修工事費國庫補助に関する件を議題に供しまして、紹介議員のこれに対する御説明をお願いいたします。橋本君
【次の発言】 專門委員からこれについて敷衍いたします。
【次の発言】 丁度今日はこの漁港修築の林技官がお見えになつておりますから、大体本年或いは來年度における漁港修築の計画を一應お述べを願いたいと思います。発言を許可してよろしうございますか。

第1回国会 水産委員会 第12号(1947/10/16、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。本委員会といたしましては、水産物の集出荷並びに配給に関しましては、小委員会を結成いたしまして、新規則によります集荷配給の実情調査その他新機構の運営に関しまして、いろいろ調査をいたして参つたのであります。過般小委員会を二班に分けまして、一班は北海道、三陸方面の集出荷状況を調査いたしました。他の一班は、関西、下関、北九州方面に出張いたしまして、親しく集出荷の状況を調査いたしたのでございます。更に委員会の決定によりまして本日は荷受機関の代表、生産者の代表消費者の代表、約十五名の方に、一名欠席ですが、御参集を求めまして、親しく集出荷配給に関す……

第1回国会 水産委員会 第13号(1947/11/06、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今より水産委員会を開会いたします。  新たに水産委員になられました川村松助君を紹介いたします。
【次の発言】 それから皆さんに御報告いたしまして、御了承を得たいと思いますのは、今囘専門調査員を一人任命したいと思います。それは林達磨君と言いまして、朝日新聞に十五年ばかりおられた人で、早稲田大学の政治科を出た人であります。その後情報官として、最近まで情報局におられました。辞めてから日本経済協同組合の常務理事として、水産方面にもいろいろ関係しておられた人で、人物、閲歴も申分ないと思いまして、皆さんの御承認を得て決定したいと思います。よろしうございますか。  それからこの際一……

第1回国会 水産委員会 第14号(1947/11/10、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員會を開會いたします。この前の委員會で御了解置き頂きました專門調査員を御紹介いたします。林逹磨君。
【次の発言】 この前の委員會で議題となりました請願、これは一應提出議員の説明が終りまして、審議は本日やりたいと思います。水産廳設置の問題は後廻しにしまして、請願の問題の審議に移りたいと思います。この前の政府委員の説明によりますと、請願第三百二十五號舞阪漁港、請願第三百四十六號和田漁港、それから請願第三百六十六號小濱漁港、請願第三百七十四號廣田漁港は、舞阪と小濱と廣田は農林省の計畫に入つておるが、和田と鷹巣は入つていないというような御答辯でありました。でこの漁港の……

第1回国会 水産委員会 第15号(1947/11/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。予備審査のために廻つて來ました漁業法の一部を改正する法律案を議題に供します。政府委員の提案理由の御説明をお願いいたします。
【次の発言】 御質疑があつたら、発言を許します。
【次の発言】 外に質疑はありませんか。別にありませんか。質疑がなければ本日はこの程度で委員会を閉会いたしたいと思います。これで閉会いたします。    午後零時五十二分散会  出席者は左の通り。    委員長     木下 辰雄君            大畠農夫雄君            門田 定藏君            丹羽 五郎君            松下……

第1回国会 水産委員会 第16号(1947/11/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。  最初に、今回農林省で水産物集出荷及び配給制度強化のために、都道府縣知事が会合されまして、昨日いろいろ示達いたされたようですから、その点に対して水産局長の説明をお伺いいたします。
【次の発言】 ちよつと申上げますが、昨日知事会議があり、その前の午後に、二十六日の午後に農林省から使いがありまして、委員長に明日の知事会議にかけるが、閣議決定したから御説明したいということであつたのであります。この委員会がなくてはしようがないから、明日になれば小委員会を開くが、明日は知事会議があるから行けない。それでは翌日にして貰いたいと、こういう連絡があ……

第1回国会 水産委員会 第17号(1947/12/06、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産常任委員会を開会いたします。  漁業法の一部を改正する法律案を議題に供します。この前に予備審査におきまして、大体政府当局と委員との質疑應答は行いましたが、尚これに関する質疑がありましたらこの際お述べ願います。それから予備審査後に衆議院において修正せられましたことは、もうお手許に配付してある書類によつて御覧になつたと思いますが、これも一括して質疑がありましたらお述べ願います。  衆議院の修正は第二十四條第一項の「軍事上」というようなものはもう要らんじやないかというのと第四十一條第一項の「海軍艦艇乘組將校」という字句は必要がないから削ろうじやないか、という二つの……

第2回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1948/08/09、1期、緑風会)

○木下辰雄君 私共支給するということについては異議ありませんが、両院の一致した意見で決定するならば、やはり衆議院同樣参議院も、議長と委員長が、衆議院の議長、委員長と御相談になつてやることならばお委せしたいと思います。
【次の発言】 この苦情処理という苦情、これはこの頃流行つておりますような異議という意味ですか。
【次の発言】 官吏と國会職員と同じに加算しますか。
【次の発言】 技術的にできないのじやないかと思います。議会の劈頭においてはもうすでに委員会というものは第三國会の初めにできるんじやないかと思います。その前にこれを改正するということは不可能である、新たな國会法によつてやる……

第2回国会 議院運営委員会 第4号(1948/01/23、1期、緑風会)

○木下辰雄君 この專門委員の十一ケ月分というものは何月から何月までですか、常任委員会專門職員旅費……。
【次の発言】 これは新年度においては、相当見込んでありますか、予算においては……。
【次の発言】 五百円というのは実費ですか。
【次の発言】 議員会館が全部完成する見通しは、いつのことになりますか。
【次の発言】 そうすると、議員宿舎を割当てて貰つた人も、議員会館を又別に貰うのですか。
【次の発言】 いや私の質問は、地方の人で、議員宿舎を貰つた人が、更に議員会館も貰えるかということです。

第2回国会 議院運営委員会 閉会後第4号(1948/10/08、1期、緑風会)

○木下辰雄君 衆議院のその杞憂は、参議院にはもつと余計ありはせんかと思うのですが、衆議院には懲罰事案があるかも知れませんが、参議院は殆んどないので、懲罰委員長は何もしないということになる。そういう意味において、やはり特例は参議院には特に必要ではないかと思います。
【次の発言】 今議事部長の説明によりますと、例えば懲罰委員長は他の十五の委員を兼ねられますか。
【次の発言】 水産委員会ですが、これは以前から業者の団体というような批評を非常に受けて……人事委員会とか、そういうものは業者というものはないかも知れませんが、経済委員会には相当業者というものがあるので、私らは決して委員の数の殖えることを問題……

第2回国会 議院運営委員会 第5号(1948/01/26、1期、緑風会)

○木下辰雄君 終戦連絡事務局ならば主に外交と何ですか。内容は……。
【次の発言】 山田節男君は委員長並みとしてやるのですか。派遣委員と関係なくやられるりですか。
【次の発言】 今後もなんですが、各委員会で、調査委員を派遣することもあると思います。その都度行つた人が委員会を離れて報告するということは如何かと思います。やはり委員会に報告して、委員会の議を経て、委員長又は委員長に代つて委員会を代表して報告するということが建前じやないですか。

第2回国会 議院運営委員会 第8号(1948/02/03、1期、緑風会)

○木下辰雄君 定員の数が殖えるのですか。
【次の発言】 私は各派の比率で決めた方が一番いい、今までの慣例上。併しその比率はやはり総会にかける必要があるかと思いますからこれは保留して貰いたいと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第10号(1948/02/11、1期、緑風会)

○木下辰雄君 今の、首相がそう言つたからそういうように解するというふうに聽きましたが、首相が言つた言わんに拘わらず、こういう問題については、衆議院、参議院は同等の權限があるということを私ははつきりと決めたいと思う。
【次の発言】 今の私の話はどうでしよう。首相がそういうふうに依頼したから衆議院と参議院の權限は同じだということは、私はおかしいと思う。首相が、依頼した、せんに拘わらず衆議院、参議院は同等の權限を持つておるということが當然でなければならんと思う。

第2回国会 議院運営委員会 第13号(1948/02/16、1期、緑風会)

○木下辰雄君 參議院においては、遲くとも今週中という原則をここで一つはつきりして貰いたい。できるならばそういう意味でやる。遲くとも今週中にやるということをはつきりして貰いたい。
【次の発言】  遲くともという以上は、今週中に衆議院でやつて貰いたい。若しやらん場合においては參議院でやるぞという意味が含まつておるので、これははつきり自分の方で決心もなくて、徒らに衆議院に今週中にやらんならんということを強調することもおかしいのです。參議院からそういう申出をする以上は、參議院としては、土曜日までにはこつちがやるぞということは含まつております。

第2回国会 議院運営委員会 第19号(1948/03/19、1期、緑風会)

○木下辰雄君 今の御廢言は緑風會も一人ですか。

第2回国会 議院運営委員会 第20号(1948/03/25、1期、緑風会)

○木下辰雄君 私も同意見です。
【次の発言】 四月一日から二十日頃まで休會にしたらどうですか。

第2回国会 議院運営委員会 第22号(1948/03/29、1期、緑風会)

○木下辰雄君 この四十二條の委員會の整理等の問題については非常に意見があると思いますから、やはり衆議院同様この際は見送つて、第四十一條の第二項だけを考えたらどうか。それにはやはり衆議院の案の「二箇を超える常任委員となることができない。」という私は條文であつたらいいじやないかと思う。從つて委員の數は或程度減するのば止むを得ない。
【次の発言】 そうです。

第2回国会 議院運営委員会 第23号(1948/03/30、1期、緑風会)

○木下辰雄君 實際において一院の議決で二週間休むといことができるのならば私は二週間の方がいいと思いますが。
【次の発言】 兩院としてやる場合は別ですが、二週間でも三週間でもよいが、一院だけでは……。
【次の発言】 参議院の事務局案は開會中でなくてもよいのですね。
【次の発言】 私はこの問題に反對だという意味じやありませんが、官房長官にちよつとお尋ねしたいと思います。外交顧問のいうのはその明文通り外交上錬達堪能の士である。その中から顧問を任命するというようなことを今おつしやいましたが、片山さんは政治家として最も有能な人でありますが、外交官としてどのくらいプラスであるか、この際片山さんを外交顧問に……

第2回国会 議院運営委員会 第30号(1948/04/30、1期、緑風会)

○木下辰雄君 今の期間は十日ということになつておりますが、今期國会は七日までと思うのですが、それはどういうことですか。
【次の発言】 私はこの問題について反対ではありませんが、この会期のこと、殊にこの会期の延長はあることと思いますけれども、まだ分らない。その場合において、この委員会で会期の終末後のことをここで決議していいか悪いかということについて疑問があると思う。委員部長の方にはつきりしたことをお伺いしたいのです。
【次の発言】 それは國会法全般じやないのですね、この間の事務当局に一任したいというあの二つの案ですね。

第2回国会 議院運営委員会 第34号(1948/05/07、1期、緑風会)

○木下辰雄君 この前衆議院の運営委員会においても、六月二十日ということについては何らの條件もなかつたのですか。衆議院の運営委員会においては、ただ單に六月の二十日まで延長されるというわけですか。衆議院議長から会期延長について参議院議長に相談されたのですが、その相談では、衆議院の運営委員会においては無條件で六月二十日まで延期するというつもりか、或いは運営委員会において何らかの條件を附けたか。
【次の発言】 この前の両院の運営委委員会の合同協議会では、政府は五月一ぱい延期を希望されたですね。その際に本予算が十五日に出るという前提の下に五月一ばいという話だつたのですが、それは到底駄目だというのでそこは……

第2回国会 議院運営委員会 第35号(1948/05/17、1期、緑風会)

○木下辰雄君 五月分に余計見積つてあるのは、余つておるのですね。
【次の発言】 六月に繰越して使えますか。
【次の発言】 その証人を喚問する云云ということについては、本会議にまだ掛けてないのでしよう、この委員会で……。
【次の発言】 竹下委員の意見に賛成いたします。
【次の発言】 証人の発言は何分でしようか。
【次の発言】 それによつて午前と午後に分れるでしよう。

第2回国会 議院運営委員会 第37号(1948/05/24、1期、緑風会)

○木下辰雄君 今宮澤証人は一般的の御発言がありましたが、内容的な御発言がありましてその後においての質問がよいのではないかと思います。宮澤証人の発言はあれでもう終りなんですか。内容的な御意見は何かないですか。
【次の発言】 それではありませんが、第三條あたり何か御意見ありませんか。
【次の発言】 ちよつと宮澤さんにお尋ねいたしますが、先に第三條の第二項の点についての江口、重盛両証人の御発言は、殆んどこれはもう削つたらよいだろう、普通の経済團体、労働團体、農民團体までも拘束する規定であつて、こういうものはないがよいというような御発言がありましたが、宮澤さんのお考えは如何でしようか。

第2回国会 議院運営委員会 第52号(1948/06/21、1期、緑風会)

○木下辰雄君 この法案は、内容を見ても、例えば「放送とは公衆に直接提供する目的で行われる電氣通信の送信及び受信をいう」とあります通り、技術的のことが多いので通信委員会でなくてはならないものと思いますが、事が重要でありますので、法案について内容を良く檢討した上で決めて貰いたいと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第53号(1948/06/22、1期、緑風会)

○木下辰雄君 地方税法を改正する法律案は治安及び地方制度委員会に、又地方配付税法案は財政及び金融委員会に付託するのが適当と思います。
【次の発言】 個人の問題を例として出したのではないのですか。

第2回国会 水産委員会 第1号(1948/01/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。一昨日の委員会におきまして決議になりました鹿兒島県の突風事件に対する見舞の電報を打ちましたが、その電文を今御紹介いたします。   先般の突風の際し甚大なる被害を  蒙られたることを承り本委員会を代  表し謹んで御見舞申すと共に復興の  一日も早からんことを祈る  こういう意味で、宛名は鹿兒島縣知事と県会議長、縣水産業会長に三通打ちました。さよう御了承願います。  それから本日沖縄縣の漁業者外二名が本委員会を傍聽したいという申出が出ておりますが、許可してよろしうございますか。
【次の発言】 御異議ないものと認め許可いたします。  それから最……

第2回国会 水産委員会 第2号(1948/02/05、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) これから水産委員会を開会いたします。この前の前の委員会で決議になりまして、鹿兒島縣の縣知事、縣会議長、縣水産議会長に見舞の電報を打ちましたところ、縣知事から「突風災害に対し特別の御配意感謝申上ぐ、よろしくお願い申上ぐ。」という返電が参りました。それから水産議会長の森さんから「風水害のお見舞電を賜わり、誠に感謝に堪えず、以來関係箇所一体となり、復興に全力を傾注しあり、御安心を請う。」という返電が参りました。報告いたします。縣会議長からはまだ参りません。  この前の委員会においても要求がありましたから、水産局長と物價廳の生鮮食料品課の事務官浦上一郎氏が見えております。水産局……

第2回国会 水産委員会 第3号(1948/03/26、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) それでは水産委員會を開會いたします。大臣が來られるまで小時間休憩いたします。    午前十時三十六分休憩
【次の発言】 再開いたします。總理の施政方針演説にも、安本長官の演説にも、亦各派の委員の質疑及びこれに對する應答にも、水産問題が論じられなかつたのは甚だ遺憾に思つております。幸い本日は農林大臣がお見えになりましたので生産の増強に對するいろいろな問題がありますので、この際忌憚ない御意見の御發展をお願いいたしたい。
【次の発言】 まだ各委員から大分御質問も殘つておるようでありますが、農林大臣は十二時半から閣議がありますし、その前に食事もなされなければなりませんので、もう……

第2回国会 水産委員会 第4号(1948/05/05、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。  御紹介いたします。熊本縣選出の城義臣君が水産委員になりましたから御紹介いたします。
【次の発言】 皆さんにお諮りいたします。瀬戸内海の水産関係代表者林君以下五名の陳情者と、石川縣干拓事業に関する陳情者の五、六名の人がお見えになつておりますが、傍聽して差支えありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは水産物の増産対策要綱につきまして、水産局に関する件について皆様の御質問なり、御意見の御発表をお願いいたします。
【次の発言】 只今の江熊君の御発言は瀬戸内海の代表者から一應陳情を聽きたいという御発言でありますが、許可して……

第2回国会 水産委員会 第5号(1948/05/06、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。昨日に引続いて水産の事業税の問題、それから水産法令の問題、水産廳の問題等について、皆さんに御意見なり、当局に対する質疑なりを今日は御遠慮なくお願いいたします。今水産局長しかおいでになつておりませんので、水産局長に対する御質問がありましたらお願いいたします。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 外に御質疑はございませんか。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。地方財政委員会の政務次官も、事務局長も見えておりますが、御質問がありましたら……。

第2回国会 水産委員会 第6号(1948/05/25、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員會を開會いたします。今日の議題は水産物増産對策に關する調査につきまして、そのうちで最近問題になつております漁業事業税に關する件について御討議願います。
【次の発言】 只今青山君から、水産委員會は事業税の設定に反對するという発議がありました。そうして縷々提案の理由を述べられましたが、これに對する皆様の御意見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 外にありませんか。
【次の発言】 ちよつと皆さんにお諮りしますが、大體各委員の御意見は、事業税の設定には反對である。が、それに對しては、相當の理由を附して、或いは他と比較して反對の理由を明記すべきであるというよう……

第2回国会 水産委員会 第7号(1948/05/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします、水産物増産対策の件について御発言を願います。
【次の発言】 只今尾形委員から、來るべき水産廰長官には民間人を登庸して貰いたい。又地方の資材調整事務所を廃して貰いたいという二つの発言がありました。これに対する御意見を要望します。
【次の発言】 外に御意見はありませんか……。御意見がなければ只今の二つの発議を採決します。尾形君の発議、江熊君の賛成の二つの発言に対して賛成の方の起立を求めます。
【次の発言】 全員賛成と認めます。今の二つの発言に対しましては、この委員会の決定事項を委員長から政府に通告いたします。

第2回国会 水産委員会 第8号(1948/06/15、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰郎君) 只今より委員会を開会いたします。丹羽五郎君より水産金融調査小委員会の中間報告をしたいとの申出がありましたので、この際これを許可いたします。
【次の発言】 只今丹羽君より極めて熱心なる御報告がありましたが、委員長の活動に対しては感謝するものであります。皆さんにお諮りいたしますが、この二つの結論に対して委員会としてはどう取扱いますか。これらに関しましては尚研究の上立法上の措置も必要でありますが取敢えず水産委員の一致せる意見として政府に傳達いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 では、御異議がありませんようですから、御手許にありますような書面によりまして……

第3回国会 水産委員会 第1号(1948/10/15、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産常任委員会を開会いたします。今日の議題は理事の互選でございます。理事は二名であります。理事の互選に対し如何いたしましようか。
【次の発言】 矢野君の動議は賛成がありまして、動議は成立いたしました。矢野君の動議に御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、私の方から御推薦いたしたいと思います。尾形六郎兵衞君、千田正君、このお二人に理事をお願いいたしたいと思います。さよう御承知願います。これにて今日の委員会は閉会いたします。    午前十一時五十九分散会  出席者は左の通り。    委員長     木下 辰雄君    理事          ……

第3回国会 水産委員会 第2号(1948/11/09、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。本日は水産に最も理解ある農林大臣周東英雄君も御出席になつておりますし、又業界出身として斯界の第一人者である飯山水産廳長官も見えておりますし、水産に関する諸種の問題をもこの際各委員から忌憚のない御質問を願いたいと思います。その前にちよつと御相談いたしますが、水産物増産対策に関する調査承認要求書を議長に出したいと思います。これはこの前の議会におきましても、資材問題であるとか、金融問題であるとか、或いは漁船問題であるとか、或いは集出荷の問題について、熱心に調査研究いたしましたが、結論に達しないものも沢山あるのでございますので、この議会におき……

第3回国会 水産委員会 第3号(1948/11/15、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。  予備審査のために提案になりました水産業協同組合法案並びに水産業協同組合法の制定に伴う水産業團体の整理等に関する法律案、それから漁業権等臨時措置法案、この三案を上程いたします。政府委員から提案理由の説明を行ないます。北村次官。
【次の発言】 ちよつと皆さんにお伺いいたしますが、衆議院の方で本提出となつておりますこの三法案について午前中に正式にいろいろ政府当局との質問應答がございますので、今からは参議院の委員会におきましては速記は止めて内容の説明並びに自由なる御質問をお願いいたしたいと思いますが、よろしうございますか。

第3回国会 水産委員会 第4号(1948/11/16、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今より水産委員会を開会いたします。水産業協同組合法案外二案につきまして、政府の提案理由の説明に対する質疑をいたします。
【次の発言】 ちよつと待つて下さい。今この三案に対する質疑を許しております。
【次の発言】 只今青山君から質問がありましたが、誤解があつてはいけないから、その当時のことをよくお話しましよう。中央水産業会において、すでにこの解放問題を一番先に唱えまして、そうしてこの水産協同組合法、漁業法の改正案を中央水産業会で立案して、一日も早くこの組合の設立及び事業の態勢を唱道したのであります。これはあなた方が地方の会長としてよく御存じのことだろうと思う。総会のある……

第3回国会 水産委員会 第5号(1948/11/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開催いたします。前回に引続いて水産業協同組合法案害に法案の政府の提案理由の説明に対する質疑をいたします。水産業協同組合法案の第四章に移つておりましたが、まだ質疑が大分あるようでありましたからして、更に第四章漁業協同組合連合会から審議に移つて頂きたいと思います。
【次の発言】 速記を止めて……。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 外にありませんかーそれでは第四章はこれで質問を一先ず保留しまして、第五章に移りますが、その前に、昨日の委員会で皆さんとお約束しておりました金融問題に関して、大蔵省の復興金融課の松平さんがお見えになつております……

第3回国会 水産委員会 第6号(1948/11/19、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。本日は水産業協同組合法案についての第二議会でありますが、全般的の條項について質疑なり、質疑する場合における御意見なりをお述べ願います。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 今のは千田君に対しての質問ですか。
【次の発言】 まだやります。
【次の発言】 それでは衆議院の方からどういう案が廻つて來るか、公聽会も開いておりますからして、それが廻つて、それを見なければ、ここで法案に対する討論採決というわけに行かないだろうと思います。私は実体はともかくも委員会としては修正意見があればどんどん出す、或……

第3回国会 水産委員会 第7号(1948/11/22、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 今から水産委員会を開会いたします。前回に引続いて水産業協同組合法案外二案を議題に供します。本日は農林大臣もお見えになりましたので、この法案並びに法案に関連する事項について委員各位の質疑をお願いします。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。大体大臣に対する御質問は済んだようでありますから、大臣はちよつと向うの委員会に行かなければなりませんからそれから……青山君は次長に対する御質問が残つておりましよう。
【次の発言】 外に質問はありませんか……。外に質問がありませんでしたら、本日の委員会はこれで散会したいと思いますが、どうですか。御異議ございま……

第3回国会 水産委員会 第8号(1948/11/25、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) これより水産委員会を開会いたします。前会に引続いて水産業協同組合法案外二案を議題に供します。質問がある前にこの法案につきまして神奈川縣、千葉縣、静岡縣に現地において漁民を集めて一種の公聴会をお開きになりましたので、派遣委員の御報告を頂きたいと思います。神奈川縣からお願いいたします。成るべく詳細に、併し十分以内にお願いいたします。
【次の発言】 次は千葉縣の代表から……。
【次の発言】 静岡縣の状態を一つ……。
【次の発言】 大体報告が終りましたが、何か補足することがあつたらこの際……。
【次の発言】 只今出張班の御報告によつて各現場においての最も熱心に、而も適切なる意見……

第3回国会 水産委員会 第9号(1948/11/26、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今より委員会を開会いたします。速記を止めて……。    午後一時四十一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……。それでは暫時休憩いたします。    午後二時四十分休憩
【次の発言】 それでは会議を開きます。水産協同組合法案他二法案を供します。前会の委員会で質疑が終了しましたので討論に入ります。
【次の発言】 他に御意見ありませんか……。千田君先の御意見は希望條件でしようね。
【次の発言】 御意見ございませんければ本案の採決をいたします。  この内閣提出、衆議院送付の水産業挙動組合法案他に法案に原案通賛成の諸君の挙手を願います。

第4回国会 水産委員会 第1号(1948/12/03、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。水産物増産対策の調査承認を議長に差出したいと思いますが、この前と續いて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは水産物増産対策調査に関する件を直ちに議長に提出いたします。  次に前國会に引續いて水産金融問題の調査を徹底的に実施するために、水産金融小委員会を續けて設置いたしたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは甚だなんですけれども、委員は前國会通りに九名にいたしたいと思います。委員長はその中から一つ是非至急互選を願います。

第4回国会 水産委員会 第2号(1948/12/10、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。水産金融小委員会の委員長から報告を願います。
【次の発言】 小委員長の報告を問題に供します。小委員長の報告通り、本委員会で採択することに、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めて、採択いたします。  只今の決議案につきましては、本日GHQからOKがありましたので、各派提出の形式で明日提案することに、運営委員会で取運ぶことになりましたから、御報告いたします。それから委員長の報告にありました大藏大臣等に対する折衝は、私から昨日泉山大藏大臣に会いまして、その申入れを強くして置きました。大藏大臣は、自分もこれは何とか解決し……

第5回国会 水産委員会 第1号(1949/02/11、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産常任委員会を開催いたします。先ずお諮りいたしたいのは、水産物増産対策に関する調査承認要求書を初めからの國会と同じような意味において議長に調査承認要求書を提出いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは水産物増産対策に関する調査承認要求書を議長に提出いたします。事件の名称は水産物増産対策に関する調査、調査の目的は水産物の飛躍的増産を図る、利益は水産物の増産を図り、民生を安定せしめることは文化國家建設の基盤である、その方法は関係官から説明聽取、資料の提出を求め、且つ必要に應じて実地調査を行う、期間は今期國会閉会中にいたします。  それから……

第5回国会 水産委員会 閉会後第1号(1949/06/01、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。この前の委員会で漁業法の第十四條の説明が終りましたので、十四條の各項について御質問がありましたらお願いいたします。第十四條は重要なる事項ですからして……。若し御質問がなければ、第十五條に移ります。
【次の発言】 それではそれを各條ごとに説明して下さい。
【次の発言】 お答えします。漁業法案の審議に対しては今まで速記がなくては進めておりません。これは当初から詳細な説明を聞いて、質問應答等も速記を付けて、その速記のでき上つたのをなるべく携帶して地方に行きたいと思い。審議をこの三日間に完了いたしたいと思つてやつております。大体十四條、十五條、十……

第5回国会 水産委員会 第2号(1949/03/23、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。再開後初めての委員会でありまして、いろいろな委員各位の御意見もありましようし、又漁業法の改正法案、それから漁業災害補償法案、漁業信用保証法案というように、この前の議会で決議になりました問題の経緯とか、又この前の決議で水産金融問題が決議されまして、その後の経過並びに次の年における金融状態その他について当局の説明を承わり、又議員各位の御質問なり御意見なりを遺憾なく拜聽いたしたいと思いまして、委員会を開いた次第であります。咄嗟の場合で、いろいろ手続上遺憾の点もありましたけれども、悪しからず御了承願います。  それでは水産廳から一つ経過の御説……

第5回国会 水産委員会 閉会後第2号(1949/06/02、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。昨日の委員会に引続いて漁業法案の審議に移ります。昨日は二十三條までで終つたのですが、二十四條から審議に移ります。松元君の御説明を願います。
【次の発言】 御質問がありましたらお願いいたします。
【次の発言】 ちよつと私から一つお尋ねいたしますが、第二十四條の抵当権の目的になるものは定置漁業権とそれから自営しないでも漁業組合が持てる区画漁業権以外の漁業権ですか。
【次の発言】 重ねて問いますが、二十四條の第三項であります。都道府縣知事は海区漁業調整委員会の意見を聞いて認可をするということになつておりますが、何かこれに対して認可の基準とか、認……

第5回国会 水産委員会 第3号(1949/03/25、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。農林大臣からちよつとお話があります。
【次の発言】 一昨日の委員会におきまして、水産に関する法令、それから金融統制或いは又いろいろ金融機関の設置その他について農林並びに安本の当局から御説明がありました。それに対して委員の質問がまだほんの僅かでありまして、本日丁度農林大臣もお見えになつておりますし、皆さんの御質問をお願いします。農林大臣は二時頃から衆議院の方へ委員会に行かなければならんから、或るべく早く御質問願いたいと思います。

第5回国会 水産委員会 閉会後第3号(1949/08/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  漁業法案並びに同法の施行法案につきましては、各委員の地方における懇談会、公聽会の開催による改正意見、並びに各縣から出て参りました陳情請願の事項を取まとめて各條ごとに修正意見を聽きまして、そうして議員の手許に配つてありますから十分それを御檢討下さいまして、かねて打合した通り、第六國会の開会前一週間或いは十日間の範囲内において継続委員会を開きまして、そうして委員会としての修正事項を決定して、開会劈頭に公聽会を開いて賛否を求めたいと、かように存じております。そのおつもりでお願いいたしたいと思います。漁業法案は以上の報告に止めます。

第5回国会 水産委員会 第4号(1949/05/10、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員長を開会いたします。  本日の議題は水産業團体整理特別措置法案、漁業法案並びに漁業法施行法案、この三法案を議題に供します。先ずこの三法案の提案理由の説明を大臣にお願いいたします。
【次の発言】 この三法案の内容説明を事務当局から伺いますが、その前に造船法案に対して質問したいという千田君の申入れがあります。この際その質問を許します。千田君。
【次の発言】 今のことに関連しておりますか。
【次の発言】 関連しているならばよろしいのでございます。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。

第5回国会 水産委員会 閉会後第4号(1949/09/21、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  漁業法の審議でありまするが、これはこの前続いて開きました委員会において、漁業法案並びに施行法案の逐條審議、又これに対して委員と水産当局との間に質問應答を重ねましたが、まだ質問の條項も沢山あるだろうと想像しておりますし、衆議院との打合せもあるし、又改正要綱を決定する必要もありますので、できるならば十月の十三日頃から委員会を開きたいと思いますが、如何でしようか。
【次の発言】 御異議がないようでありますからして、十月の十三日から委員会を開くことに決定いたします。  次に漁業法と関連はいたしませんが、かねて農林省において立案されておりました……

第5回国会 水産委員会 第5号(1949/05/11、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。本日は二時から衆議院の方で水産委員会がありまして、その方に関係当局があつちへ行かれますので、こちらでは成るべく早く終りたいと思いますから、そのつもりで一つお願いいたします。この前漁業法の改正案につきまして大体の一般的質問をすることにいたしましたが、まだ一般的質問の御希望者が残つておれば、引続いて一般的質問をしたいと思いますが、如何ですか。
【次の発言】 まだ大分質問が残つておりますが、あとは明日にしまして本日はこれを以て散会いたします。    午後二時九分散会  出席者は左の通り。    委員長     木下 辰雄君    理事     ……

第5回国会 水産委員会 閉会後第5号(1949/10/15、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。  一昨日に引続いて、税法に関係のある水産の統制問題とか金融問題とかをやつて來ましたが、本日は初めに漁業税の改正に関する問題を議題に供したいと思います。農林省からパンフレツトが來ておりますから、これについて御説明願います。
【次の発言】 質問がありましたらお願いいたします。
【次の発言】 御質問もないようでございますから專門員の方でこの問題について研究しておる問題がありますから、発表を許します。
【次の発言】 大体農林省の説明で内容は分りましたが、我々がシヤウブに墾願しておりましたその一部を達しましたが、尚法人税、これに対して殆んど見……

第5回国会 水産委員会 第6号(1949/05/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  先ず水産業団体整理特別措置法案を議題に供します。この法案につきましては衆議院において決議しまして、そうして参議院に送つて來たのでありますので、今日は本審査であります。この前の委員会に大体この法案に対する質疑応答は大略済んでおると思いますけれども、尚この法案について質疑がありましたらお述べ願います。  その前にミスプリントがあるそうですから訂正させます。
【次の発言】 質疑がありませんか。
【次の発言】 外にありませんか。  質疑は終了したものとして差支えありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。質疑は終了いたしました。それで……

第5回国会 水産委員会 閉会後第6号(1949/10/17、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。本日は漁業法並びに施行規則について全般的な御質問をお願いいたしたいと思います。午後は衆議院から大体成案要綱ができたからその説明をしたい、いろいろ御協議をしたいというお申出がありましたので、そういうふうにいたしたいと思いますからさよう御承知をお願いいたします。
【次の発言】 ちよつと申し上げますが、逐條審議を十分やつた後の質問でありますので、勢い意見とか或いは討論に類するようなことになり勝ちですからして、ここではどう修正するか、或いはどういうふうにやるかというような問題は後日に讓りまして、法文に対する疑点がありましたら、この際御質問をして頂……

第5回国会 水産委員会 第7号(1949/05/17、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。本日は安本長官がお見えになる筈でございますけれども、閣議中ですから、閣議が済み次第ここに見えることになつております。  本日は先づ第一番に水産物増産対策に関する件を議題に供します。水産の設備資金、漁業手形資金の状況、輸入資材の補給金の問題、それからそれに対する魚の統制に関する問題。そういうものを議題に供しますから、只今見えておりますのは水産廳の次長と、復興金融課長の杉山さん、物價廳第二部長の長谷川さんが來ておられますから、各委員の御質問をお願いします。
【次の発言】 前のあなたの御質問でもう一遍おやりになるのですか。

第5回国会 水産委員会 閉会後第7号(1949/10/24、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  本日の漁業法案の審議の前に、漁業に最も関係あります燈台の件について燈台部長から説明を伺いまして、今委員の質問がありましたが、更に建設交通局の山崎次長から安本としての燈台建設のことについての御説明を聽きまして今御質疑があつたのでありますが、尚この際委員会として更に質問をいたしますか、どういたしましようか。
【次の発言】 大体御説明なり質問が終りましたのでこの問題はこれで打切ります。有難うございました。
【次の発言】 それでは、これから漁業法の改正案の修正についての御審議を願います。この前の委員会において大分案の審議を願いましたが、今日こ……

第5回国会 水産委員会 第8号(1949/05/26、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。本日は、漁業法案並びに施行法案を議題に供します。逐條審議に移る前に青山委員から全般的質問の通告がありましたから、この際許します。
【次の発言】 それはオフイシアルにやつて貰いたい。
【次の発言】 それでは逐條審議に入ります。漁業法案の第一章は極めて簡單でありますからして、第一章を一括して御説明願います。
【次の発言】 第一章の第一條、第二條、第三條、第四條、第五條、これは極めて簡單でございますが、御質問があればこの際お願いいたします。問題は、第四條の権利の保障を十分することというGHQのサビスチヨンがあるということを一つ頭に入れて置いて頂……

第5回国会 水産委員会 第9号(1949/05/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。本会議が開かれるまで審議を続けたいと思います。前回は第十四條の第一を済ませましたので、第二ひび建養殖業から始めます。この二について当局の御説明を願います。
【次の発言】 十四條第二項から終りまで、御質問がありましたらお願いします。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 本会議が始まりまして十分程になりますので、本日はこれを以て散会いたします。    午後一時五十九分散会  出席者は左の通り。    委員長     木下 辰雄君    理事           尾形六郎兵衞君    委員            西山 龜七君         ……

第6回国会 水産委員会 第1号(1949/10/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  漁業法案並びに施行法案についての公聽会を開きたいと思いますが如何でございましようか。
【次の発言】 御異議ないと認めますから公聽会を開くようにいたします。それで今施行法案も申しましたけれども、施行法案については公聽会開会承認の要求をやらんことにしまして、漁業法案だけにいたしたいと思います。  それでその公聽会に出すところの問題でございますが、問題は大体今まで御協議を願いましたこの法案の改正要点についての問題を予め公述人に指示して、その回答を求めたいと、かように思います。それで第一番目に本法案の全般に対する根本的の意見を求めて、第二番目……

第6回国会 水産委員会 第2号(1949/11/01、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  公報に出しておりますように水産増産対策の調査事項承認を受けましたので、それに基いて水産業協同組合に関する小委員会と水産省設置に関する小委員会を設置したいと思いますが、如何でしよう。
【次の発言】 御異議ないも認めましてさようにいたします。然らば水産協同組合の委員会の員数並びに氏名、水産省設置に関する小委員の数並びに氏名は如何いたしましよう。
【次の発言】 如何いたしますか。
【次の発言】 それでは淺岡君の動議に賛成がありましたのでさよう決定いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

第6回国会 水産委員会 第3号(1949/11/09、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。前回の委員会で方針を決定いたしました公聽会は、朝日新聞に公告いたしまして、そうして公述人を募集したのであります。その期限を七日の午後四時と決定いたしまして、応募者が二十数人ありまして、委員会において、その選定を委員長と理事にお任せ願いましたので、七日の四時から千田理事と丁度尾形理事がおられませんでしたので、協議いたしました結果、選定いたしましたのが全部で二十五名、それを十四日と十五日の二日に分けまして、十四日に来て貰う公述人を、神奈川県の穴戸賢二、これは漁業従事者でありまして、町会議員をしておる人であります。静岡県の堀江寅蔵、これは漁業協……

第6回国会 水産委員会 第4号(1949/11/11、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  この前委員会の決議で、議長の承認を受けまして、千葉県の被害状況視察に参られました西山委員と青山委員から、被害地の状況の御報告を願います。西山委員。
【次の発言】 何か出張された委員に対する御質問がありましたら……、御質問がありませんければ、出張委員の報告はこれで終ります。
【次の発言】 次に、前々回の委員会でありましたか、法制局において作案されました修正事項について、詳細なる説明を受けました。各委員にその後研究を願うということになつておりましたが、本日更に具体的に箇條書で修正條項ができましたから、これについて更に法制部長の説明を求めま……

第6回国会 水産委員会 第5号(1949/11/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会公聴会を開会いたします。  公述に先立ちまして、一言委員長から御挨拶いたしたいと存じます。公述人の方には、御多忙中遠路御会同下さいまして厚くお礼を申上げます。本日の公聴会の議題は漁業法案であります。漁業法案は、前国会の末期に提案された重要法案でありまして、前国会では到底審議ができないという関係上、院議に諮りまして継続審議をいたした法案であります。委員会におきましては、法案の提出前から、各地に委員が出向きまして、いろいろ地方の事情を聞き、且つ公聴会を開きまして業者の意見をお聞きしたのであります。その外この法案に対する陳情、請願も多数ありまして、委員会にお……

第6回国会 水産委員会 第6号(1949/11/15、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会公聽会を開会いたします。公述人の各位には御多用中遠路わざわざありがとうございました。  議題は漁業法案でございますがお手許に配付いたしました問題は六つに亘つておりますが、これを全部お願いいたさんでもよろしうございます。そのうちで特に御意見のある問題をお選びになつても差支ございません。公述時間は委員会の決定によりまして一人当り十分間、公述人に対する委員の質疑応答も一人当り十分間、こうお願いいたしたい。それでは只今から始めます。岩手県菅原順平君。
【次の発言】 菅原公述人に対する御質問がありましたらお願いします。

第6回国会 水産委員会 第7号(1949/11/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  本委員会に付託になりました漁業法案並びに漁業法施行法案を議題に供します。本法案に対して質疑がありましたら、この際お願いいたします。
【次の発言】 他に御質疑ありませんか。質疑は盡きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それでは討論に入ります。御意見のある方は、それぞれ賛否を明らかにしてお述べをねがいます。尚修正意見がございますならば、討論中に御発言願います。
【次の発言】 外に御意見ございませんか。
【次の発言】 他にございませんか。  ちよつと青山委員にお尋ねいたしますが、あなたのは修正案……

第7回国会 議院運営委員会 第58号(1950/04/19、1期、緑風会)

○委員外議員(木下辰雄君) 私から水産委員会において議員の派遣を要求いたしました趣旨についてちよつと申上げます。漁業法の一部改正法律案が衆議院の議院提出で出ました。この法案がなかなかやつかいな法案でありまして、実は四十年来瀬戸内海の一部として今までありました紀伊水道が徳島県と和歌山県との合意の下に瀬戸内海から切離すというような法案であります。これに対して大阪府、それから兵庫県、香川県、岡山県、広島県、愛媛県、山口県とこの一府六県と徳島県の一部から猛烈な反対があります。というのは、紀伊水道は瀬戸内海の魚族の温存場所にありまして、ここを急に切離して勝手なことをやられたのでは瀬戸内海数十万の漁民が非……

第7回国会 水産委員会 第1号(1949/12/16、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  お諮りいたしますが、水産物増産対策に関する調整承認要求書を議長に提出いたしたいと思います。その事件の名称は、水産物増産対策に関する調査、調査目的は、水産物の飛躍的増産を図る、利益は、水産物の増産を図り、民生を安定せしめることは、文化国家建設の基盤である、方法は関係係官から説明聽取、資料の提出を求め、且つ必要に応じて実地調査を行う、期間は今期国会開会中、かようにいたしたいと思いますが、御異存ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めますので、議長に調査承認要求書を提出することにいたします。

第7回国会 水産委員会 第2号(1950/01/25、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。先ず最初に今回機船底曳網並びにトロールが朝鮮海峡におきまして拿捕された、その問題についての質問を議題に供します。水産庁長官並びに海上保安庁の警備救難部長の松野さんがおいでになつておりますので、何か質問がありましたらお願いいたします。
【次の発言】 外に質問ありませんか。質問がなければ私からちよつと質問しますが、農林省の監視船は何らの武装もしておりませんか。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 重ねて質問しますが、監視船は今の数で足りるとお思いですかどうですか。

第7回国会 水産委員会 第3号(1950/01/31、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。お諮りいたします。水産委員会水産金融及び漁業税制に関する小委員の青山正一君と、それから水産委員会重要資材に関する小委員松下松治郎君とを入れ替えたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めますから、松下松治郎君を金融及び税制の方の小委員会の小委員に、青山正一君を水産資材に関する小委員会に小委員にお願いします。ちよつと休憩いたします。    午後一時三十四分休憩
【次の発言】 只今より休憩前に引続き委員会を再開いたします。
【次の発言】 只今の淺岡君の動議に御異議ございませんか。

第7回国会 水産委員会 第4号(1950/02/01、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。  今日まで中国の東海、韓国の東南海上におきまして不当に拿捕された漁船が五十五隻に達しております。そのうち僅かに帰還されたものは七隻に過ぎません、又本年に入りましてから朝鮮東南海上におきまして不当拿捕されたものがすでに九隻に達しております。当水産委員会におきましては、二十五日に委員会を開会いたしましてこの拿捕事件を議題に供していろいろ討議の結果、本会議に決議案を上程するということに相成りました。その決議案は只今その筋に承認を求めておりますが、まだOKが参つておりません、OKが参り次第本会議上程の手続を取ることにいたします。本日はこの拿……

第7回国会 水産委員会 第5号(1950/02/03、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。本日の議題は水産資材、水産金融、水産の諸税制の問題、それから漁業に関する電波関係の問題について政府当局から説明を聴き、質問をいたしたいと思います。実は小委員会において資材問題、金融問題、税制問題を取扱う筈でありますけれども、この前の委員会におきまして今日まで繰延べた関係がありますので、今日一般的な説明、質問をいたしまして、そうして小委員会に付託したいと思いますから、さよう御承知を願います。  先ず漁業税、これは目下水産庁と地方自治庁、或いは大蔵省と折衝中でありますので、水産庁が折衝しておる経過を説明を願いたいと思います。その説明のときは暫……

第7回国会 水産委員会 第6号(1950/02/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。先ず今回提案を予定しております水資源涸渇防止法案について提案者側の説明を求めたいと思います。
【次の発言】 何か……
【次の発言】 重ねてちよつとお尋ねしますが、初年度においてはどれだけの費用を計上されたかどうか、それを序に……
【次の発言】 御質問がないようでありますから、私からちよつと一点だけお伺いしますが、以西底曳の減船問題は恐らく新たな漁業法によつてやられる、それがこれでは裏付する法律がないのだからして、あれに基いて定数を定められて、そうしてそれから整理するとこう考えられますが、果してそうであれば、この漁業法が実施されるのは三月の……

第7回国会 水産委員会 第7号(1950/02/16、1期、緑風会)【議会役職】

○委員会(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  青山君から水産物の統制、殊に荷受機関問題について質問の通告がありますから、只今から発言を許します。
【次の発言】 青山君と矢野君の御意見がありましたが、資料は委員長として農林省に要求しましよう。それから青山君の御質問、御提案は非常に重要な問題ですからして、次の委員会か何かで責任者を呼びまして、尚十分一つ御検討願いたいと、かように考えます。
【次の発言】 本日は本多国務大臣、小野財務次官が見えておりますので、税制のことについて各委員の御質問があると思いまするが、その前に、この前の委員会で決めました当業者の陳情を許したいと思いますが如何で……

第7回国会 水産委員会 第8号(1950/03/10、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。森農林大臣が見えられましたので、この間からの懸案の漁業税問題、水産の統制問題、資材問題等について御質問を願いたいと思います。
【次の発言】 大臣は至急ですが。
【次の発言】 もう農林大臣は帰つていいですか。(「公務員ならしようがない」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 山本次長、それから統制課長、資材課長もおりますが、御質問がありました……。
【次の発言】 この資材問題は小委員会で十分資料を以て検討することにいたしまして、時間も参りましたので、委員会としては、本日はこの程度で散会したいと思います。如何ですか。

第7回国会 水産委員会 第9号(1950/03/23、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  本日は臘虎膃肭獸猟獲取締法の一部を改正する法律案を先ず上程いたします。政府の御説明を求めます。
【次の発言】 外に御質問はありませんか……。なければ、私からちよつと質問しますが、終戰と同時にこの事業は中止されたと、こうなつておりますが、中止されたものに猟獲がある筈はないと思いますが、どうですか。
【次の発言】 密猟を相手に取締規則を作るというのはおかしいじやありませんか。
【次の発言】 それでは「終戰後は連合軍最高司令部の命によつて中止された」とはつきり書いておりますが、この事実が間違つておるのですか。現在獲れる状態にあるならば、命令……

第7回国会 水産委員会 第10号(1950/03/27、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) ただいまより委員会を開会いたします。最初に臘虎膃肭獣獵獲取締法の一部を改正する法律案を議題といたします。速記を止めて下さい。    午後二時二十四分速記中止
【次の発言】 速記を始めてください。次に漁業法の一部を改正する法律案を議題に供します。ちよつとお諮りいたします。この法律案に関係いたしまして、兵庫県水産試験場の技師である内橋潔氏が瀬戸内海の調査研究に従事されまして、いろいろ生物学的立場から相当の資料を持つておられるようでございますから、この席上内橋氏の発言を許可して御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。内橋君の発言を許可いたします。内橋君。

第7回国会 水産委員会 第11号(1950/03/31、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  臘虎膃肭獸猟獲取締法の一部を改正する法律案を議題に供します。この法案に対しましては、前回までの委員会でほぼ質疑が終了したと思います。その際千田委員その他の御主張によりまして、委員長の方で大体修正の原案を作つて見ました。それは皆さんのお手許に配付いたしました通りに、第一條の「若ハ」を「又ハ」に改める。それから第二項の「其ノ獸皮若ハ製品ノ所持エ付之ヲ準用ス」というところに、「其ノ獸皮若ハ其ノ製品ノ所持ニシテ臘虎膃肭獸又ハ其ノ獸皮若ハ其ノ製品ノ猟獲、製造、加工又ハ販売ヲ業トスル者ノ為スモノ」という、これだけをそこに挿入いたします。そうしてそ……

第7回国会 水産委員会 第12号(1950/04/04、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  最初に臘虎膃肭獸猟獲取締法の一部を改正する法律案を議題に供します。この前の委員会で委員の御質問は大体終了したと申しましたが、委員外の丹羽議員から発言を要求されております。許可して差支ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは丹羽委員の発言をお願いします。
【次の発言】 水産当局の答弁を求めます。
【次の発言】 ちよつと私から申上げますが、只今丹羽議員の御注意もありましたし、又千田委員その他の御質問もありましたので、今委員会は全員一致の修正を現在作りまして、GHQの方にオーケーをとつておるのですが、それは所持の問題が主……

第7回国会 水産委員会 第13号(1950/04/10、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。公報に載せて置きましたように、漁港法案を議題に供します。提案の理由の説明を求めます。
【次の発言】 只今発議者の方から詳しく説明がありましたが、先ず逐條審議の前に総体的な御質問がありましたらお願いします。  御質問がありませんければ、第一章から、逐條に審議いたしたいと思います。第一第第一條、二條、三條、四條について、川村さんから御説明願います。
【次の発言】 第一章の四ケ條に対して御質問がありましたらお願いいたします……。御質問がありませんければ、第二章に移ります。
【次の発言】 第二章について御質問がありましたらお願いいたします。

第7回国会 水産委員会 第14号(1950/04/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  先ずお諮りいたします。漁業法の一部を改正する法律案の審査をするために、瀬戸内海における紀伊水道の漁港関係を調査するために、第一班第二班に分けて、第一班は青山正一君、第二班は田中信義君、昭和二十五年四月二十五日から、同年四月三十日までの間、五日間派遣いたしたいと思います。御承認願います。
【次の発言】 次に、漁港法案を議題に供します。大体この前の委員会におきまして、略々質疑は終了いたしておりましたが、尚この点について質疑がありましたら、お願いいたします。  質疑が尽きたものと認めて御異議ございませんか。

第7回国会 水産委員会 第15号(1950/04/19、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  臘虎膃肭獸猟獲取締法の一部改正案を議題に供します。本法案につきましては数度の委員会において質問が行われましたが、大体質問は終了したと思つておりまを、外に御質問がありましたらお願いいたします。
【次の発言】 御質問ないようでございますから、これから討論に移ります。御意見のある方の御発言を願います  尚ちよつと申上げますが、全員の意見によりまして、その筋に修正案を提出いたしておりましたが、それが決まりましたので、一応私から朗読いたします。   臘虎膃肭獸猟獲取締法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第一條の改正規定中「……

第7回国会 水産委員会 第16号(1950/04/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。  本日は漁業法の一部改正法律案に対しまして証人の証言を求めたいと存じます。只今から証人の宣誓をお願いいたします。全部起立を願います……順次お願いいたします。     宣誓書  良心に従つて真実を述べ、何事もかくさず、又、何事もつけ加えないことを誓います。         証人 成川善太郎     宣誓書  良心に従つて真実を述べ、何事もかくさず、又、何事もつけ加えないことを誓います。         証人 宮崎善吉     宣誓書  良心に従つて真実を述べ、何事もかくさず、又、何事もつけ加えないことを誓います。         証人……

第7回国会 水産委員会 第17号(1950/04/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  衆議院から予備審査のために本院に送付になりました漁船法を議題に供します。この漁船法案は、長い間衆議院、参議院とが協同して立案に従事しておりました重要法案でありますが、今回衆議院から議員提出として提出された法案であります。只今から提案理由を提出者である衆議院側の川村さんにお願いいたします。
【次の発言】 これから逐條審議に入りたいと思います。第一章から始めます。  第一章は第一條、第二條の二ケ條であります。これに対して御質問がありましたらお願いいたします。  農林省から次長並びに漁船課長もお見えになつておりますから、その方々に対する御質……

第7回国会 水産委員会 第18号(1950/05/01、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から開会いたします。  水産業協同組合法の一部を改正する法律案を議題に供します。この法律案は、衆議院の水産委員会と本委員会と協同して修正を一応いたしまして、その筋の了解を受けに私ども参りましたが、了解された事項のみ修正することにいたしまして、来るべき機会において、我々の意見を十分反映するように処置いたしたいと思います。今回はこの程度でおつ付けたいと思いますが、如何ですか。
【次の発言】 御異議ないて認めます。  別に御質疑がありますか。
【次の発言】 御質疑がありませんければ、御質疑は終了したものと認めて差支えございませんか。

第7回国会 電気通信委員会 第11号(1950/03/02、1期、緑風会)

○委員外議員(木下辰雄君) 電波法並びに電波監理委員会法に対して私の意見と、それから三、四の質問をいたしたいと思います。漁業用に無線が普及いたしましたのは確か大正七年頃だつたと思うのでありますが、その当時は大きないわゆる遠洋漁船に普及いたしましたが、その後農林省におきまして、遠洋漁業奨励として普及奨励いたしましたために、その後段々小さい船にも付けまして、最近においてはすでに無線局を付けた漁船が二千六百隻に達せんといたしておる状況であります。これは漁業においては漁業の調査とか、或いは遭難防止とか、その他燃料節約であるとかいうような関係で、現在においては殆んど必要欠くべからざるものとなつております……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 水産委員会 第1号(1950/07/17、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から第一回の水産委員会を開会いたします。  私、続きまして委員長に選任されまして、これから皆様と共に水産委員会の運行に当りたいと存じております。いろいろ水産方面には問題が非常に多うございまして、僅かな会期においては到底審議し得少いこともありますので、できるならば一週間に三回ぐらい開きまして、そうして斯界の要望に答えたいと、かように思つております。どうぞよろしくお願いいたします。  本日の議題として、ここに挙げました通り、理事の互選をいたしたいと思います。如何なる方法でいたしましようか、お伺いいたします。
【次の発言】 只今の青山君の動議に御異議ございませんか。

第8回国会 水産委員会 閉会後第1号(1950/11/20、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。水産物増産対策に関する調査を議題に供します。予め御相談いたしますが、継続調査の日も本日で終りでありますので、この休会中に水産物増産対策に関する諸種の調査をいたしまして、又委員を青森、岩手、宮城、福井、京都、島根、長崎、大分、等の東北、北陸、近畿、山陰、九州の各県に派遣いたしまして、漁業災害補償制度に関する調査その他水産の事情に対する現地の調査を行なつたのでありまして、又休会中に数回委員の懇談会を開きまして、漁業共済基金制度の問題、漁業災害復興資金補償制度の問題、農林漁業金融公庫設置の問題、漁船災害補償制度の問題、漁業協同組合共済制度の問題……

第8回国会 水産委員会 第2号(1950/07/22、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。先ずお諮りいたします。この前の委員会におきまして、地方税法案に対する水産委員会としての改正点について連合委員会を開きまして、その席上で二、三決定した問題について質問をいたしましたが、それに関連して水産委員会といたしまして改正を要望いたしたい、かように存じますが、その内容は、「地方税法案の一部を次のように修正する。第二十三條第三項第二号を次のように改める。」それは「二の水産業(第二十四條第五号に定める漁業を除く。)」、これは非課税の問題で農業の次に漁業を入れますことであります。その漁業の漁業といたしまして、その次に政令で定めるものを除くとい……

第8回国会 水産委員会 第3号(1950/07/26、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。本日は水産庁の家坂長官、山本次長、松任谷漁政部長の外に大蔵省の舟山銀行局長もお見えになつております。それで主として今までの懸案事項でありました諸問題の中で、金融に関する問題について委員の御質疑をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 千田さんの御質問はそうじやなかつたと思いますが、もう一遍……。
【次の発言】 私からちよつと局長に質問いたしますが、農林中央金庫の見返資金からの増資の二十億円の中で約十八億円は復金のものですね。今復金はどういうふうになつておるか、どのくらいの金があるのか。その金はやはり農林水産復興資金として出せないの……

第8回国会 水産委員会 第4号(1950/07/28、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  公報に掲載いたして置きました本日の議題、日程第一号漁業法の一部を改正する法律案を議題に供します。提案理由について提案者から説明を求めます。
【次の発言】 何か提案者に質問ありませんか。
【次の発言】 外に質問ありませんか。……質問がないようでございますが、質疑は終了したと認めて御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではこの法案に対する討論に移ります。賛否を明らかにして御意見の御発表を願います。
【次の発言】 外に御意見ありませんか。……外に御意見ありませんければ、討論は終了したものと認めて御異議ございませんか。……

第8回国会 地方行政委員会 第13号(1950/07/29、2期、緑風会)

○委員外議員(木下辰雄君) 水産委員会におきまして決定いたしまして、地方行政委員会に要望いたしております事項を簡單に御説明いたします。修正点は多々ありますけれども、こういう場合でありますので、最も簡易にして而も修正の可能であると存じました点を、一点だけ修正することに決定いたしたのであります。それはこの地方税法の第二十四條に、非課税に農業、林業、何々とあります。これは農業の次に漁業というものを入れて非課税にいたして貰いたい。併し漁業全般を非課税にするのは穏当じやありませんので、漁業の下に、政令で定めるものを除く、こういう工合に書いて頂きたいと思います。この改正案では水産業は附加価値税を課する、但……

第9回国会 議院運営委員会 第9号(1950/12/07、2期、緑風会)

○委員外議員(木下辰雄君) これは参議院の水産常任委員会と衆議院の常任委員会が共同でいろいろこの法案を考えまして、そうして参議院の水産委員会の出席全員の同意の下に発議をしたのでありますから、水生委員会の審査を省略するということに相成つたのであります。実は今日OKが参りまして急ぐものですから、さようにお諮り願いたいのであります。
【次の発言】 実は、かようになつておりますけれども、趣旨は農業協同組合同様共済に関するところの内容であります。それに対していろいろ関係法がありますわけですからそれを願つたのであります。これは極めて簡單なものであります。できるならば手続を省略して……。今日只今〇Kが参つた……

第9回国会 水産委員会 第1号(1950/11/21、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  昨日中央却売市場における水産物の手数料値上げの件に関しまして、現段階においては適当でないという意味の通告文書をその筋に出すということを決定いたされまして、その案文は委員長に御一任になりましたので、委員長は昨日こういう通告文書を農林大臣に発しました。    水産物却売人手数料に関する件  昭和二十五年十一月二十日開催の参議院水産常任委員会において左の通り決定したから通告する。    記  中央却売市場における水産物却売人の手数料を現段階においてはこれを七分に値上げすることは適当でないと認める。よつて政府は中央却売市場法第十七條の規定によ……

第9回国会 水産委員会 第2号(1950/11/24、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  先ずお諮りいたしますが、水産業協同組合法の一部を改正して、協同組合に共済事業が公然とできるように改めたいという水産協同組合方面の要望がありますので、ここで草案を大体作つて見ましたから、これを岡專門員から一応御説明いたさせます。
【次の発言】 これについて何か御意見がありましたらお述べ願います。
【次の発言】 議員提出であります。
【次の発言】 それではこれ夕十分一つ御研究下さいまして、木臨時國会に是非法文化したい、法案にいたしたいとかように考えますので、次の委員会まで御延期願いまして、御決定になりましたならばGHQのほうに出しまして、……

第9回国会 水産委員会 第3号(1950/11/27、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  先般の委員会の決定事項に対しまして、農林大臣が参議院の要求に応じまして東京都知事に宛てた通達書を朗読いたします。   昭和二十五年十一月二十二日       農林大臣 廣川 弘禪    東京都知事安井誠一郎殿    (水産物却売委託販売手数料の件)   標記の件については去る十一月十五日七分に引上げの認可をなされた趣であるが、十一月二十一日附農林大臣宛参議院水産常任委員会の決定の次第もあり、一方生産者、荷主側と卸売人側双方からこの件に関し更に協議を遂げ、歩み寄ろうとする兆も見えて来たので、貴官におかれても事態を円満に收拾する上から、卸……

第9回国会 水産委員会 第4号(1950/12/04、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  漁業用海岸局を開設運用する漁業協同組合及び漁業協同組合連合会に対する水産協同組合法の適用の特例に関する法律案を議題に供します。  先ず富永衆議院水産委員長から提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本案について質疑はございませんか。ちよつと速記を止めて。    午後一時四十五分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。では本日の委員会はこれを以て散会いたします。    午後二時二十八分散会  出席者は左の通り。    委員長     木下 辰雄君    理事            千田  正君    委員            秋山俊一……

第9回国会 水産委員会 第5号(1950/12/05、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。漁業用海岸局を開設運用する漁業協同組合及び漁業協同組合連合会に対する水産業協同組合法の適用の特例に関する法律案を議題に供します。提案理由の説明は前回の委員会におきまして富永衆議院水産常任委員長から説明がございました。それに対して各委員から質疑がありましたし、それに対して提案者から応答がありましたが、ほかに別に質疑はございませんか。……それでは質疑はないと認めまして、これから討論に移りますが、これには別に御異議ございません
【次の発言】 討論の御発言がなければこれから本法案の採決をいたします。本法案に賛成の諸君の挙手を願います。

第9回国会 水産委員会 第6号(1950/12/07、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  只今委員会に付託になりました水産業協同組合法の一部を改正する法律案を議題に供します。この法律案は本委員会において十分に審議いたしまして、更に衆議院の水産委員会とも打合せいたしました結果、議員提出といたしまして、委員長のほかに青山委員、千田委員、秋山委員、それから櫻内委員、松浦委員、入交委員、以上七名の発議を以て提案いたしました法律であります。この内容は今までの委員会において十分御検討願いましたので、すでに提案者の各位には十分おわかりになつたことだろうと思います。如何でございましようか、質疑討論を打切りまして、直ちに採決に移ることに御異……

第9回国会 水産委員会 第7号(1950/12/08、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今より委員会を開会いたします。水産物増産対策に関する調査につきまして、調査報告書を提出いたすことになつておりますので、調査未了の報告書を提出いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。なおその内容等につきましては、委員長に御一任願うことにして御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと、認めます。それから本報告書には多数意見者の署名を必要とすることになつておりますから、順次御署名を御願いいたします。   多数意見者署名     松浦 清一  入交 太藏     秋山俊一郎  櫻内 義雄

第10回国会 水産委員会 第1号(1950/12/10、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  本国会も引続き水産物増産対策に関する調査を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは水産物増産対策に関する調査承認要求書を議長に提出いたしたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。その案文、その他は委員長において起案いたしまして、本日直ちに議長に提出いたします。
【次の発言】 次に本国会の自然休会になりました期間内において一週間の予定で、漁類卸市場法制定に関する件、漁船保険法改正に関する件、その他水産物増産に関する調査のために議員派遣を議長に要求したいと……

第10回国会 水産委員会 閉会後第1号(1951/06/16、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。本日はさんま漁業取締規則の改正の案が水産庁にできているということを聞きますので、福島、茨城、千葉、神奈川、その方面からのいろいろな陳情もありますし、聞くところによると七十トン以上は禁ずるとか、八十トン以上は禁ずるというような噂もぼつぼつ聞こえますので事極めて重大と思いますので、本日委員矢を開いて水産庁の御意見を聴取いたしたいとさように存じます。  先ずこの問題についで水産庁から御意見を御発表願いたいと思います。
【次の発言】 御質問ございませんか。
【次の発言】 私から一つ又重複するかも知れませんが質問しますか、水戸六庁は五ポイント計……

第10回国会 水産委員会 第2号(1950/12/13、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  中央卸売市場法の改正については当水産委員会におきましては、すでに過ぐる数国会に亘つて專心研究をいたしまして、各委員が卸売市場経営の現地に出張されましていろいろ実情を調査し、又当事者の意見、或いは地方当局の意見を聽取しまして今日に至つたのでありますが、最近において中央卸売市場の手数料の増額問題が起りまして、生産者と卸売業者との間に非常に紛糾を来たして、今日に至つておるのであります。それで至急この中央卸売市場法を改正して、生産者と消費者に最も便利な、最もいい案を作りたいというのが、この委員会の各委員の意向でありますので、水産庁当局において……

第10回国会 水産委員会 閉会後第2号(1951/07/11、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。先ずお諮りいたします。青山正一君から水産委員会の理事を辞任いたしたいという書面がここに参つております。許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは青山君の理事の辞任を許可いたしました。次いでその補欠選任をいたしたいと思いますが、理事の互選は成規の手続省略いたしまして、委員長において指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは松浦清一君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に如何いたしましようか、各委員の出張された問題について概略の御報告をお願いいたしましようか……

第10回国会 水産委員会 第3号(1950/12/15、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  全日本海員組合から陳情いたしたいという御希望の下にここに參つておられます。その陳情者は三人でありまして、漁船の拿捕事件については大村長治君、それから歩合金の課税問題については江又貞次君、漁区拡張問題については柳瀬宇佐君、この三人から陳情の要求が委員長に參つております。許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではこの陳情を許可いたします。拿捕事件について大村長治君。はつきり一つ言葉を言つて下さい。
【次の発言】 これに関連した陳情でありますので、漁区拡張問題を先にお願いいたします。柳瀬宇佐君。

第10回国会 水産委員会 閉会後第3号(1951/07/28、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  本日は水産金融問題と水産に関する補正予算の問題を議題に供します。本日は農林大臣、主計局長、開発銀行の総裁以下水産庁の水産長官以下に出席を要請してありましたが、大臣は出張中でまだお帰りになりません。主計局長は司令部に呼ばれて遅くなるという話で代理がお見えになつております。日本開発銀行からは中山理事と三澤営業第二部長がお見えになつております。  先ず水産金融のうちで日本開発銀行のことに関して委員長から御質問いたしたいと思います。現在日本開発銀行で約二十五億のうちでどういう工合に貸出が行われておりますか、その内容を御説明願いたいと思います。

第10回国会 水産委員会 第4号(1951/01/27、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  中央卸売市場法の改正に対しましては、この参議院の委員会におきましては一昨年来六大都市の中央市場を視察しまして、又その他各種の人の意見を徴しましてこの国会において是非業界の総意を得た市場法の改正をいたしたいと、かように考えております。本日は六大都市の仲買人の代表者がお見えになつて陳情いたしたいということでございますが、許可するごとに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは陳情を許可いたします。
【次の発言】 陳情者に対して御質問がありましたら、お願いいたします。

第10回国会 水産委員会 閉会後第4号(1951/07/30、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。本日は補正予算の重要なる案件につきまして、大蔵当局にその所信を質すべく、一昨日から連絡をとつて主計局長並びに関係課長の出席を要求しておりました。ところが今日お見えになりません。如何なる理由かわかりませんが、議長の名を以て要求した委員会に出席しないということは甚だ不都合に存じますが、今日は出席はできないというような状態にあるようであります。又農林大臣は本日お帰りになつたそうですけれども、これ又この前の委員会から出席を要求してありますが、本日も出席ないようであります。それで遺憾ながら本日の委員会の議事の運行はでき得ませんので、本日はこれを以て……

第10回国会 水産委員会 第5号(1951/01/29、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  最初に講和問題のためにダレス特派大使がお見えになつておりますので、漁業協定の問題について、衆議院と参議院の委員長としてダレス氏にお会いしたいということで農林大臣にも申込んであります。農林大臣から至急会うように取計らうというような返事を頂きましたので、そのダレス大使に会う場合において、どういうことを懇請するかという点について、專門員のかたにいろいろ研究してもらいまして、專門員は業界の各団体とも連絡いたしまして、大体ここに取りまとめた案がございますので、今、林專門員から一応朗読をいたします。

第10回国会 水産委員会 第6号(1951/02/01、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  この前の委員会で委員長としてダレス特派大使に対する漁業に対する要望の件を御協議いたしましたが、その際林君から一応内容を説明いたしましたが、その案文の変更その他を委員長に御一任されましたので、衆議院並びに団体関係とも十分協議いたしまして、ここで更に成案ができましたので、一応御報告いたして御承認受けたいと思います。これをちよつと朗読いたします。   漁業協定締結、及び漁区の制限撤廃に関する懇請   特派大使閣下におかれましては、対日講和促進のため、かねてから多大の御高配を頂き、我々日本国民として誠に感激に堪へないところでありまして、ここに……

第10回国会 水産委員会 第7号(1951/02/07、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  先ず水産金融問題を議題に供します。水産金融機関の設置について、いろいろ農林大臣がお見えになつておりますので、その構想を一つ概略お述べ願いたいと思います。
【次の発言】 もう一つお伺いしますが、この前農林大臣のお骨折りによりまして、農林水産金融公庫の案ができて、我々は非常に期待しておりましたが、GHQにおいてOKが取れなかつたというので実現しなかつたのです。若し万一国家資本による水産金融公庫というようなものも、再び出しても私ども実現の可能性は非常に薄いと思う。一方においては水産協同組合の調査に対してマツカーサー元帥から招聘されたゴールド……

第10回国会 水産委員会 第8号(1951/02/09、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。  水産業協同組合法等の一部を改正する法律案を議題に供します。この法律案は参議院の水産委員会の各委員、即ち木下辰雄、秋山俊一郎、入交太藏、滝山正一、松浦清一、櫻内義雄、千田正、この七名の発議であります。この法案の概要について説明を申上げます。  第一は、現行法は、水産業協同組合共済会の理事の少くとも四分の三は、会員たる水産業協同組合を直接又は間接に構成する個人でなければならんことになつておりまするが、この他に「会員たる水産業協同組合の理事たる者」をも加えるということにいたしたのであります。その理由は、共済会が主として水産業協同組合によ……

第10回国会 水産委員会 第9号(1951/02/12、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。本月は水産皮革の問題で陳情者も見えておりますし、これを議題に供しますが、その前に水産省設置運動中央本部から陳情に見えておりますので、その陳情を先にお願いいたすことにいたします。只今からその陳情を許可いたします。鍋島熊道君。
【次の発言】 この問題は参議院の委員会におきましては、すでに数回前の国会の委員会におきまして決定いたしました。そうして水産省設置法案も大体委員の審議を経ております。只今鍋島会長から御説明の通り、衆議院、参議院もこの水産省設置法案に過半数の議員が署名をしております。で、私はでき得るならば、衆議院から出してもらいたいという……

第10回国会 水産委員会 第10号(1951/02/14、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。最初に昨日総理大臣から発表になりましたダレス大使との交換の文書を新聞紙上で拝見しましたが、そのことで漁業協定前の暫定措置に対する往復文吉がありましたが、その点についてなお詳しく若し上御承知ならば、家坂長官から一応御説明願いたいと思います。
【次の発言】 何か御質問があつたら……。
【次の発言】 私は今回のダレス特使と吉田首相との交換文書は、大体において来るべき漁業協定の内容を示したものではないかと、かように思います。例えば百五十マイル、二百マイルとかいう代りに、もとより暫定措置でありますけれども、日本の漁船は、他国が国際的協定をしている漁……

第10回国会 水産委員会 第11号(1951/02/16、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  漁業法改正に伴い、旧来の漁業権等の消滅に対しまして補償金が交付せられることになりますが、この補償金に対して所得税を課するというような風説がありますので、当業者に対しましては大きなシヨツクを與えております。それに対しまして富山県の定置漁業協同組合の組合長大西亮三君から本委員会に陳情いたしたいという希望がありますが、この陳情を許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。陳情を許可いたします。大西亮三君
【次の発言】 陳情に対する御質問がありましたら……。

第10回国会 水産委員会 第12号(1951/02/19、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会します。ちよと速記をとめて。    午後一時四十一分速記中止
【次の発言】 では速記を始めて。  只今漁業権に関する補償金の問題について、いろいろ課税問題が残つておりますが、これについて久宗君から今中間的の御報告がありまして、千田委員と山本次長との間に質疑応答がありましたが、なおこれについて御質問がありましたらお願いいたします。
【次の発言】 委員外の発言を許すことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。小林君。
【次の発言】 ほかに御質問ありませんか。
【次の発言】 この課税問題は今千田君が言われたように、全く不当の課税と存じ……

第10回国会 水産委員会 第13号(1951/02/21、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  本日は公報に挙げて置きました通り、ヘリングトン水産部長から、日本漁業の金融その他につきまして、報告の書類が各委員会に参つておりますが、これは皆様御一読下さつたことと存じますが、大体お互いに考えておつたような内容でありますが、これを政府が如何にして取上げるか、どこまで実際化する用意があるかということについて水産庁の意見をお伺いいたしたいと思います。一応山本次長から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 内容を詳しく御説明を願うことは、時間の都合上できませんし、又皆さん内容は御存じのことと思いますので、大体全貌について久宗君から御説明……

第10回国会 水産委員会 第14号(1951/02/23、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  この前の委員会で決定いたしました東支那海における拿捕事件に関する公聴会の開催につきまして、外務委員会と連合委員会を開くことにいたしたいと思いますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは三月六日の委員会は外務委員会と連合委員会を開くことに決定いたします。
【次の発言】 次に松浦委員から緊急質問がございます。この際許可いたします。松浦君。
【次の発言】 おります。
【次の発言】 鈴木出入国管理庁長官に御答弁願います。
【次の発言】 この前の松浦委員の質問に対してお答えしたいという長官のお申出でですが、よろしう……

第10回国会 水産委員会 第15号(1951/02/28、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  最近において政府は国際捕鯨取締條約に加入を許されて、近く加入手続をとるというような報道をされておりますが、その経緯並びに真相について外務省の西村條約局長よりお話を伺いたいと思います。
【次の発言】 この問題について御質問がありましたら、お願いいたします。
【次の発言】 私から一つ條約局長に御質問いたしますが、この講和條約前に、他の漁業協約に加入するというような手続をとつておられるかど、か、又その必要があるかどうかというようなことについてお答え願いたいと思います
【次の発言】 ほかに御質問ありませんか……。ありませんければ、この問題はこ……

第10回国会 水産委員会 第16号(1951/03/07、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。大蔵委員会に付託になつております関税定率法の一部を改正する法律案について、それから第二が農林委員会に付託になつております農林漁業資金融通案について、この二つの法案について連合委員会の申出があつた際に受諾することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。ではさように決定いたします。速記を止めて下さい。    午後一時四十五分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。  それでは本日はこの程度で散会いたします。    午後三時十六分散会  出席者は左の通り。    委員長     木下 辰雄君    理事           ……

第10回国会 水産委員会 第17号(1951/03/19、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今より水産委員会を開会いたします。船舶職員法案を議題に供します。ちよつと速記を止めて。    午後一時四十七分速記中止。
【次の発言】 それでは船舶職員法案について山本次長の概括的の説明を求めます。
【次の発言】 それでは課長にちよつと私希望しますが、漁船に関係する法文で以前の法律と違つた点があつたら、それを御説明頂きたいと思います。
【次の発言】 何か御質問ありますか……ちよつと私からお尋ねしますが、今までは漁船は二十トン未満の船には別に資格を限定してなかつたのですが、只今奥田課長は発動機を据附けた漁船である以上、いわゆる優秀なる船長や機関長を持つために優秀者をやつ……

第10回国会 水産委員会 第18号(1951/03/20、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  船舶職員法案を議題に供します。この法案に対して質疑がありましたら願います。
【次の発言】 まだありませんですね。
【次の発言】 秋山、青山両委員からいろいろ御意見なり御質問がありましたが、私から一応松平部長にお尋ねしたいと思います。両委員から申されましたように、二十トン以下の船、殊に十トン内外の船というものは、これは家族労働である。賦課税の対象にならんような自家労力の船が非常に多い。そういうのは、親交が船長をして、そうして子供や何かが船員としてやつている。そういうものは、青山君のお話があつたように殆ど学校に行つていないという人も相当あ……

第10回国会 水産委員会 第19号(1951/03/23、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  ちよつと御報告いたします。この前の委員会におきまして御決定になりました、船舶職員法に対して修正の意見を運輸委員会に申込みまして、運輸委員会において修正を決定してGHQのほうに出すことに決定しました。それをちよつとここで朗読いたします。  「附則第九項の次に附則第十項として次の一項を加える。  10 海上保安庁長官は、この法律施行の際、現に左に掲げる船舶において船長の職務を行つている者に対しては、その居住する市町村の長(特別区にあつては特別区の長)のその旨の証明があつた場合に限り、昭和二十九年八月三十一日までのその者の申請により、試験を……

第10回国会 水産委員会 第20号(1951/03/26、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  最初にお諮りいたします。先日船舶法の審議を本委員会でやりました際、その改正案によりますと、今後多数の漁船船員を養成しなければならんという事態に鑑みまして、本委員会としてこういう決定事項を決議して、そうして農林大臣及び運輸大臣に提示いたしたいと思います。先ずその決定事項を朗読いたします。  船舶職員法に関する件   昭和二十六年三月、十六日水産委員会において船舶職員法の改正案を審議した結果、次のごとく政府に要することに決定した。  決定事項   船舶職員法における乗組職員の資格に関する画期的な改正により漁船職員となるべき船員の養成は最も……

第10回国会 水産委員会 第21号(1951/03/27、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。漁業法及び水産庁設置法の一部を改正する法律案を議題に供します。本議案の発議者、衆議院の平井義一君から提案の理由の御説明を求めます。
【次の発言】 何か御質問或いは御意見ありましたらお述べを願います。  ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  本法律案はすでに一回参議院を満場一致で可決されて衆議院に送付した法案でありますので、別に質疑もないようでありますから、これから討論を省略して、直ちに採決に入りたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは採決いたします。本案に賛成の諸君……

第10回国会 水産委員会 第22号(1951/03/29、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を閉会いたします。漁業法等の一部を改正する法律案を議題に供します。本法案は衆議院提出でありまして、今日まで本委員会においては予備審査をやつてきておりましたが、昨日本案を衆議院におきまして修正議決せられました上に送付せられて本委員会に本付託となつたものであります。只今からその修正点について衆議院の鈴木委員から御説明願います。
【次の発言】 只今の修正案につきまして御質問がありましたらお願いしたいと思います。
【次の発言】 家坂長官は原案賛成ですな。
【次の発言】 私から提案者にちよつと質問いたしますが、この漁業法等の一部を改正する法律案の骨子は、私はむしろこ……

第10回国会 水産委員会 第23号(1951/03/31、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) それではこれより委員会を開会いたします。  只今緊急上程されました漁船保険法の一部を改正する法律案を議題に供します。  先ず提案者から提案の理由の御説明を願います。
【次の発言】 法案の内容につきまして村田課長から御説明を願います。
【次の発言】 何か御質問がありましたら、お願いします。
【次の発言】 ほかにございませんか……ございませんようでしたら、これから討論を省略して直ちに……。
【次の発言】 それでは、これから採決に移ります。  本案に賛成の諸君の挙手を願います。
【次の発言】 全員一致原案通り可決決定いたしました。  なお本会議における委員長の口頭報告の内容は……

第10回国会 水産委員会 第24号(1951/05/09、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。漁業権証券の資金化に対する件について、久宗君の御説明を伺います。
【次の発言】 千田君の御発言通り、懇談会に移ることに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは懇談会に移ります。    午後一時三十四分懇談会に移る
【次の発言】 それでは懇談会を閉じます。本日はこの程度で散会いたします。    午後四時三十八分散会  出席者は左の通り。    委員長     木下 辰雄君    理事            青山 正一君            千田  正君    委員            秋山俊一郎君            松浦 清一君……

第10回国会 水産委員会 第25号(1951/05/16、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  本日は安本から渡部産業局次長、それから近藤燃料課長、佐藤事務官、繊維雑貨課の長宗事務官、それから通産省から通商繊維結局の佐橋綿業課長、水産庁から水野水産課長がお見えになつております。漁業用資材に関する件を議題に供します。重油、撚糸並びに合成化学繊維の件等について御質問がありましたらお願いします。
【次の発言】 渡部さんから現在の燃料の見通しその他を一つ詳細に御説明を願いまして、又青山委員の御答弁をお願いします。
【次の発言】 それでは近藤燃料課長から燃油の見通し、それから佐橋綿業課長から漁網繊維の見通しを一つお伺いいたしたいと思います……

第10回国会 水産委員会 第26号(1951/05/28、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。  漁港法第十七條第二項の規定により、漁港整備計画について承認を求めるの件を議題に供します。昨日提案理由の説明がありましたが、これについて御質疑があればお願いいたします。
【次の発言】 御質疑がないようでございますから、直ちに討論に入ります。
【次の発言】 ほかに御意見ございませんか。……ほかに御意見ございませんければ、討論は終局いたしたと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは採決いたします。本案を承認することに賛成の諸君の挙手を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。それでは本件は全会一致を以て原案通り承認をする……

第10回国会 大蔵委員会 第24号(1951/03/20、2期、緑風会)

○委員外議員(木下辰雄君) 漁業権補償金の課税問題につきまして大蔵大臣に御質問いたしたいと思います。漁業法の改正によりまして、在来の漁業権全部を政府はこれを買上げる、要するに漁業権を全部消滅せしめて、これに対して補償金を出すということに、漁業法に相成つたのであります。これはいわば強制買收でありまして、昭和二十二年七月から昭和二十三年六月までの、その当時の公定価格による貨幣価値によつて百七十億円を補償する、かように相成つたのであります。それは漁業協同組合に対する補償額が大体百三十億であつて、個人に対する補償額が約四十億、かようになつております。これはこの金は、新たに優先順位と適格性によつて、而も……

第10回国会 内閣委員会 第9号(1951/03/12、2期、緑風会)

○委員外議員(木下辰雄君) 水産省設置法案の提案理由を簡單に御説明いたします。  水産省設置の問題は、最近に起つた問題ではないのでありまして、数十年来の問題で、曾つて水産省設置に関する建議案、或いは決議案が幾たびか貴族院又は衆議院を通過いたしております。又水産省設置法案が国会に提出されましたとき、永江農林大臣は、本案は水産省設置の前提であるということを委員会にも、本会議にも再々言明されておるのであります。一昨年アメリカからエドワード・アレン外二氏が日本の水産界視察にマツカーサー元帥の招聘によつて参られて、そうして詳細に日本の漁業及び水産業を調査いたしたのでありますが、その報告書にも、水産省設置……

第10回国会 内閣委員会 第14号(1951/03/22、2期、緑風会)

○委員外議員(木下辰雄君) 只今竹下委員からの農林当局に対する御質問がありまして、それに対して島村政務次官からの御答弁を聞いておりましたが、私どもは行政整理をしなければならんという今日、あえて水産庁設置を提唱いたしましたゆえんのものは、先に竹下委員が言われましたように、現在非常に差迫つた講和問題、それに関連した漁業協約を最も有利に締結いたしたいということも、その原因の大きな一つであります。と申しますのは、現在の日本は四つの島に限られて、今後水産食料、蛋白資源の確保ということが大きな役割となつて今後クローズ・アツプされるということは、これは申すまでもありませんが、この間、吉田総理大臣からダレス特……

第10回国会 内閣委員会 第17号(1951/03/27、2期、緑風会)

○委員外議員(木下辰雄君) お答えいたします。予算及び人員は現在の水産庁そのままを踏襲いたしまして、本年度におきましては、設置当時におきましては増員とか、或いは予算の増額はいたさんつもりであります。
【次の発言】 実は水産省となりました場合においては、私ども相当人員も増加し、或いは予算も増加したいのはやまやまであります。現在の水産庁の予算は非常に少いのでございます。林野庁の予算の約一割弱であります。併し行政整理の進行中の時期でもありますし、今直ちに多大の予算を請求し、又人員を殖やすということは当を得ないと思いまして、ただ筋金を入れる、強力なる省を作るということが現在講和問題に当面した場合におい……

第10回国会 内閣委員会 第27号(1951/05/23、2期、緑風会)

○委員外議員(木下辰雄君) お答えいたします。現在の農林省内のいろいろ予算並びに人的構成を見ておりますと、林野庁は二万三千人余りの人を置いておるようであります。食糧庁には二万九千人ぐらいの人がおるようであります。その他の各局も非常に多いように見受けますが、水産庁は千四百人余りでありまして、非常に少いのであります。又いろいろの予算その他を見ましても、非常に少いのであります。けれども現在直ちに水産省に移行する場合において、予算その他をこれに伴つて出すということは、ちよつと非常に困難でありますので、取りあえず現在の水産庁をそのまま水産省に昇格する、昇格した後において、必要なものはその都度十分検討いた……

第10回国会 内閣委員会 第28号(1951/05/24、2期、緑風会)

○委員外議員(木下辰雄君) 現在通り水産業協同組合或いはその連合会が中金の構成分子になつておりますので、水産省が独立いたしましても農林中金を母体として金融をすることに変りはありません。
【次の発言】 水産業だけの金融機関を作りたいという要望は相当ありますけれども、現在の水産だけではなかなかその金融機関はできないというような状態でありますし、丁度昨年末から廣川農林大臣の主唱によつて水産銀行を作る案もありましたが、これも立ち消えになりまして、やはり現在通り農林中央金庫に水産金融は依存するはかなかろう。又農林漁業資金融通法が先の国会で通過いたしまして、特別会計としてもやはり農林中央金庫に業務を委託し……

第10回国会 内閣委員会 第29号(1951/05/25、2期、緑風会)

○委員外議員(木下辰雄君) 先般栗栖委員からの御質問の事項について御答弁いたします。  水産省設置法の法案の第七条の第九号及び第十号の点でありましたが、第一番は資金の斡旋を行うことということについての問題を御説明いたします、昭和二十一年八月から昭和二十四年三月まで復興金融金庫が事業を開始しておりましたときは、その融資の審査等につきまして、農林省官房の金融課係官と共に水産庁漁政課長並びに係官は産業官庁として発言をし、又具体的事業について資金の斡旋を行なつておつたのであります。昭和二十三年十二月、関東北「いわし」施網漁の不漁に対する対策といたしまして、日銀を通じ復興金融金庫の保証の下に漁業手形を発……

第12回国会 議院運営委員会 第25号(1951/11/28、2期、緑風会)

○委員外議員(木下辰雄君) 水産委員会の……。
【次の発言】 私から先に御報告申上げたいと思います。一番問題になつております水産資源保護法の由來を申上げますが、これは沿岸漁業振興に対する総司部の五ポイント計画というものを内容に勧告されました。それで閣議がこれを承認いたしまして、沿岸漁業の振興に対するいろいろの措置を現在やつております。そのうちで沿岸漁業が非常に荒廃に瀕しておる、或いはパルプの工場から汚水が流れるとか或いは人絹工場からの汚水のために漁業が非常に阻害されるという問題が今まで頻々とありました。近い例は神奈川県の問題であります。

第12回国会 水産委員会 閉会後第1号(1951/12/08、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  小型機船底びき網漁業整理特別措置法案を議題に供します。これは継続審査になつておる法案であります。大体この法案については総括的の質問並びに逐條的の質疑応答が一通り済みましたが、なおこれに対しては各委員から相当又質疑もしたいという御希望もありましたし、又この法の裏付であるべき補償金その他の点についてもいろいろ意見がありましたので、なおこの点を一つ十分御質問願いたいと思います。  ちよつと私からもう一点質問しますが、この整理する場合において築磯するものについては一トン当り三万円の補助金を出す。それが第一回の整理は四百隻である。それから他漁業……

第12回国会 水産委員会 第3号(1951/11/07、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  ちよつと私から御挨拶を申上げます。私ども水産議員団は、八月の十三日に羽田を出発いたしまして、極めて順調に予定の日程をほぼ完了いたしまして、十一月の一日の午前一時にサンフランシスコを出発しました。そして三日の午後五時三十五分に羽田に到着いたしました。留守中は松浦委員長代理を初めとして皆様が非常に御熱心に水産委員会の運行に当られましたことについては私ども衷心よりお礼を申上げます。なお、旅行中においていろいろ問題がありましたが、いずれ詳細は何らかの機会において皆様に御報告申上げたいと思います。  ただ一言申上げたいのは、私どもがフロリダ州の……

第12回国会 水産委員会 第4号(1951/11/09、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  本日は外務大臣の出席を正式に要求しましたが、余儀なき先約のために出席ができないという通知が参りました。外務次官も漁業條約のほうに出ておりますので、出席できない。農林大臣がお見えになつておりますので、皆さんからは漁業條約に関する問題について、農林大臣に御質疑願いたいと思います。  先ず私から概括的に農林大臣に質問したいと思います。今回日本国の要請によつて、アメリカ並びにカナダから漁業団の代表が合計十五名見えて只今條約の会議を開いていますが、こういう早期に一体アメリカ並びにカナダの使節を呼んで、そうして漁業條約をされるという理由を承わりた……

第12回国会 水産委員会 第5号(1951/11/12、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。調査局長と山本次長がお見えになつておりますが、調査局長は本日漁業條約会議の議長を勤められる関係上、二時十五分前に退席されますからそのつもりで御質問を願います。今から漁業條約に関する御質問を願います。
【次の発言】 時間が来ましたので、次の委員会に又来て頂きまして続行したいと思います。漁業條約に対する質問は次回の委員会に譲りまして、これから玉柳さんに災害の調査報告をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 次に本委員会から調査員西村君を違う方面の調査に派遣せられましたので、西村君からその報告を承わりたいと思います。

第12回国会 水産委員会 第6号(1951/11/16、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  漁業法の改正法律案を上程する前に、今回石油類の価格改訂を物価庁のほうで考えておられるようですが、どういう考えで今度の価格改訂をやるか、大体その根本趣旨について物価庁のほうから一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 何か物価庁に対する御質問がありましたら……。
【次の発言】 松浦委員の言われた、現在の手持量はどのくらいかということはわかりませんか。
【次の発言】 松浦委員、秋山委員のこれに対する質問で大体この油の値上というものは無理であるということは、これは私ども非常に痛切に感ずる。で私ども見ますと、どうも物価庁は一般の需要者であ……

第12回国会 水産委員会 第7号(1951/11/20、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  先ず漁業法の一部を改正する法律案を議題に供します。この法案に対しましては、前回までにほぼ質疑が終了したと認めますが、さよう認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 ほかにございませんか。……ほかに御質問ございませんければ、これから本案の討論に入ります。御意見のあるかたは賛否を明らかにしてお述べ願います。
【次の発言】 ほかに御意見ございませんか。御意見がないと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではこれより採決に入ります。本案に賛成の諸君の挙手を願います。

第12回国会 水産委員会 第8号(1951/11/21、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  法案に移る前に、日米加漁業会議の進行状態について、その衝に当つている水産庁長官から一応御説明を願います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。何か御質問があつたら……。
【次の発言】 今のは私は長官の答弁は不十分だと思うのです。というのはあのときの吉田ダレス書簡は一九四〇年に行かなかつた保存海域においては日本は行かない、こう書いてある、保存海域外の所は行かなかつた所も行き得ると解釈しておるが、それに対してどう解釈するのですか。
【次の発言】 速記をとめて下さい。

第12回国会 水産委員会 第9号(1951/11/22、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  予備付託となりました漁港法の一部を改正する法律案を議題に供します。提案者の御説明をお願いします。
【次の発言】 法の内容につきまして漁港課長から説明をお願いします。
【次の発言】 総括的な質問がありましたらお願いします……。ちよつとその前に如何でしようか。速記の都合もありますから、資源法を先に提案理由の説明を聞いては如何でしようか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 それでは水産資源保護法案を議題に供します。提案者の御説明を願います。
【次の発言】 大体今の御説明で内容はわかりましたが、なおこの法文についての御説明を……

第12回国会 水産委員会 第10号(1951/11/24、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  水産資源保護法案を議題に供します。この前の委員会におきまして提案者のほうから詳細なる御説明を得ましたが、なおこれについて御質問がありましたらお願いします。先ず逐条審議をいたします。第一条から第三条の総則、これに対して御質問がありましたらお願いいたします。……これは総則でありますから、御質問もないようでありますから、第二章に移りまして、第四条に対して御質問がありましたらお願いいたします。
【次の発言】 秋山君にちよつと申上げますが、今の第一節は、これは水産資源枯渇防止法そつくりでございます。

第12回国会 水産委員会 第11号(1951/11/27、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。本日予備審査に付託されました真珠養殖事業法案を議題に供します。提案者に提案の理由並びに内容についての御説明を願います。
【次の発言】 ついでに法案の内容について御説明を願いたいと思います、逐条的に。
【次の発言】 もうよろしうございます。ちよつと速記をとめて……。
【次の発言】 速記を始めて……。大体逐条的に御説明をされましたが、なお真珠研究所、真珠検査所その他についての予算並びに職員に対する問題、これに対しては便宜水産庁から御説明を願います。
【次の発言】 御質問があつたらお願いいたします。

第12回国会 水産委員会 第12号(1951/11/28、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  お諮りいたします。今期国会当時引続き調査して参りました水産物増産対策に関する調査事件の未了の報告書を議長宛提出いたしたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。その案文及び提出などは委員長に御一任願いたいと思いますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。なおこの報告書には多数意見者の署名を附することになつておりますから順次御署名を願いたいと思います。   多数意見者署名     秋山俊一郎  玉柳  實     千田  正  櫻内 義雄     青山 正一

第12回国会 水産委員会 第13号(1951/11/30、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) これから委員会を開会いたします。  今回の石油類の値上げ問題に対して、本委員会としては反対の決定をしておのおの関係官庁提示いたしました。その後の状況について山本次長から御説明願います。
【次の発言】 ちよつと山本次長にお伺いしますが、若しこのCIF価格を日本からタンカーを持つて行つてFOB価格にしたらどのくらいになりますか。まだ計算してないのですか。
【次の発言】 塚原長官にちよつとお伺いしますが、この石油価格改訂案、物価庁で出しましたこの案の中に、運賃の改訂が載つておりますが、一体この東北京浜ずつとこう書いてありますが、これに行く一カ年の量がおよそわかりますか、京浜地……

第13回国会 水産委員会 第1号(1951/12/12、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  先ずお諮りいたします。小型機船底びき網漁業整理特別措置法案及び真珠養殖事業法案につきましては、閉会中継続審査を行なつて参りましたが、未だ結論を得るに至つておりません。参議院規則第五十五条によりまして、閉会中の審査未了報告書を提出いたすことになつておりまするので、右両法案の未了の報告書を提出いたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではさよう決定いたします。  未了報告書の内容については委員長に御一任を願いたいと存じます。御異議ございませんか。

第13回国会 水産委員会 第2号(1951/12/14、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。  この前の委員会において、真珠養殖事業視察のために委員を派遣するということが議決になりましたが、人選及びこの日時は委員長一任と決定されたのであります。それでいろいろ各委員に御相談いたしましたところ、大体千田委員、松浦委員、秋山委員、玉柳委員、この四名は視察に行くことに同意せられましたので、この四人を決定いたします。なお他に希望者があるかも知れませんから、そこは委員長に御一任願いたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは出張の件はさよう決定いたします。

第13回国会 水産委員会 第3号(1951/12/15、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  先ず最初に今回のルース台風の対策に関する件について水産庁から御説明を求めます。
【次の発言】 何か御質問ございませんか。
【次の発言】 ちよつとこれは何でしよう。昨年来奥田案として検討したあの方法でやるのでしよう。それだと私は資金源が五億円でもこれは相当多いのではないかと思うが、そのことを委員に一つ御説明になつたらどうですか。
【次の発言】 ほかに御質問はございませんか。
【次の発言】 ちよつと私から質問しますが、被害各漁船で一万九千五百十隻になつておりますが、これを単価で割つてみますと、およそ一隻平均十四万円くらいですが、これは沈没……

第13回国会 水産委員会 第4号(1952/01/25、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  先ずポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く水産関係諸命令の廃止に関する法律案を議題に供します。先ず提案の理由について政府側の御説明をお願いいたします。
【次の発言】 この法律案の内容について水産庁のほうから一応御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ちよつと御紹介いたします、島根県選出の小滝彬君。
【次の発言】 何か今の御説明に対して御質問がありましたら……。
【次の発言】 水産庁長官の塩見君を御紹介いたします。
【次の発言】 それじや、その次におられるのが水産庁次長心得の永野さん、それからその後におられるのが漁政部長……

第13回国会 水産委員会 第5号(1952/01/28、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  法案に入る前に北洋漁業の問題その他について何か水産庁長官に御質問がありましたらお願いします。
【次の発言】 ちよつと私それに関連しまして、小滝委員の質問、その他に関連しまして水産庁長官にお伺いしたいと思います。  やがてマツカーサー・ラインが撤廃されて外洋に出るというような場合において、曾つて東支那海、黄海における機船底曳というのが非常に過当に許可されたために、遂に減船の止むなきに至つたということにもなつた。今度マツカーサー・ラインが撤廃されて、マツカーサー・ラインから外に出る漁業に対しては、私は当然許可漁業として「かつを」、「まぐろ……

第13回国会 水産委員会 第6号(1952/01/30、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  先ずお諮りいたします。真珠事業法に対する証人喚問を、この前の委員会において大体話をいたしましたが、これを十五日の金曜日にやつたらどうかと思いますが如何でございますか。
【次の発言】 ではさよういたします。そうして喚問する証人はこれは如何いたしましようか。私の大体思いつきでは知事一名、それから協同組合側から、この間出張されていろいろ事情を聞かれました浜島の漁業協同組合長にいたしたい。あと反対意見の人二人、賛成意見の人二人はいずれ皆さんと協議した上で決定して六名にしたら如何と思いますが如何ですか。

第13回国会 水産委員会 第8号(1952/02/11、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  農林大臣は都合によりまして本日見えませんが、明後日委員会に成るべく出られるようにいたしたいと思います。明後日ならば都合がつくだろうというお話でございます。農林大臣に対する質問はその場合にお願いすることにいたしまして、何か水産庁長官に御質問がありましたから、お願いいたします。
【次の発言】 速記をとめて……。
【次の発言】 速記を始めて……。
【次の発言】 ほかにありませんければ、私から一つ長官にお伺いしたいと思います。現在北海道庁がさけ、ますの流し網を許可しておる。もとよりこれはマツカーサー・ライン内でありますから、マツカーサー・ライ……

第13回国会 水産委員会 第9号(1952/02/13、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。  農林大臣がお見えになりましたので、法案審議に先立つて水産一般に対する質問をお願いいたします。
【次の発言】 法案審議の場合にそれは一つお願いいたします。今日は農林大臣に対する一般質問をお願いいたします。
【次の発言】 私からちよつと一言農林大臣にお願いを申上げておきます。廣川君が農林大臣になられてから水産の各面に対しては非常に努力をされて、私ども見るべき実績が非常に多いと思います。例えば金融問題に対しても非常に御関心がありましたし、文公共事業費の漁港船溜りの修築においても年々非常に殖えております。又近くはルース台風に対する対策も近……

第13回国会 水産委員会 第10号(1952/02/15、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。  真珠養殖事業法案を議題に供します。本法律案は前第十二国会の末期に提案されまして、本第十三国会に継続審議に相成つた法案であります。提案者は石原圓吉君ほか十五名でありまして、提案の理由として説明されましたその要旨を簡単に申上げます。我が国の真珠は重要なる輸出品でありまして、その改良発達を図つて真に宝石としての価値を十分に高め、そうして海外輸出を増進いたしたい、現在真珠輸出は年間約十五億円に達しておりますが、その品質を改良して真に宝石たる価値を高めまして輸出の増進を図つたならば、近く百億円までは輸出できようというような考えでおる、そのた……

第13回国会 水産委員会 第11号(1952/02/18、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  小型機船底びき網漁業整理特別措置法案を議題に供します。水産庁からこれに関する取締規則の案が提出されておりますので、一応この案について、極く要領よく簡單に御説明願います。
【次の発言】 何か御質問ございましたらどうぞ……。
【次の発言】 ほかに御質問ありませんか。  それでは小型機艦底びき漁業取締規則に対する御意見、御質問は又後日に譲りまして、ここに皆さんに御配付してあります昭和二十六年度小型底びき減船整理予算の行使計画というのがありますが、これについて水産庁から簡單に御説明を願います。

第13回国会 水産委員会 第12号(1952/02/20、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。、  小型機船底びき網漁業整理特別措置法案を議題に供します。一応総括質問及び箇條的の質問は終りましたけれども、まだ質問が尽きておりませんので、御質問をお願いいたします。
【次の発言】 先に松浦君から質問された失業船員保険に入るような措置を講ぜられるのは大体いつ頃になりますか。
【次の発言】 成るべく早くというのは三月中くらいにできる予定でありますか。
【次の発言】 ほかに御質問はありませんか。ほかに御質問がありませんければこの法案の質問は後日に譲ります。
【次の発言】 ちよつと皆さんにお諮りいたします。高橋君から委員外の発言を求められてお……

第13回国会 水産委員会 第13号(1952/02/22、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  漁港法第十七条第二項の規定により、漁港整備計画の一部改正について承認を求めるの件、予備審査として付託されました。この承認を求める件を議題に供します。先ず提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 なお、これに対して補足することがありましたら、漁港課長からお願いいたします。
【次の発言】 何か御質問ありますか。……この問題に対する質問は次回に譲りまして、本日はこれを以て散会いたします。    午後一時四十二分散会

第13回国会 水産委員会 第14号(1952/02/25、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) それでは只今から委員会を開会いたします。  先ず最初に連合国軍の演習等により漁業者の蒙る損失補償金交付要綱ができましたので、この要綱について農林省からの御説明を求めます。
【次の発言】 何かこのことについて御質問ありませんか。
【次の発言】 他に御意見ありませんければ、次に移ります。  昭和二十六年十月の台風による漁業災害の復旧資金の融通に関する特別措置法案というものがやがて当院に提案さるるようでございます。あらかじめこの内容について御説明申上げたいという申出がございますので、これからその説明を求めます。
【次の発言】 速記をとめて。

第13回国会 水産委員会 第15号(1952/02/27、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  漁港法第十七条第二項の規定により、漁港整備計画の一部改正について承認を求めるの件を議題に供します。この前の委員会におきまして提案理由については御説明がありましたが、なお漁港法に関して何か御質問がありましたら願いたいと思います。
【次の発言】 ほかにございませんか。
【次の発言】 ほかに御質問ありませんか。大体漁港の整備計画の問題については御質問がないようでありますが、如何いたしましようか。
【次の発言】 長官は今日は見えません。大体漁港計画だけを議題に供したいと思つておりましたのですが、それでは本日の委員会はこれを以て散会いたします。……

第13回国会 水産委員会 第16号(1952/03/03、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。法案に移る前に水産庁に対していろいろ御質問があると思いますが、水産庁長官がまだ見えませんので、漁政部長に対して何か御質問ありますればお願いいたします。若しございませんければ、私から二、三お伺いいたしたいと思います。  漁業法によりますと、水産業協同組合法によると、水産業協同組合は配当が五分以内ということに限定されておりますか、今回組合が漁業を自営する、例えば大謀網を経営するとか、或いは製永冷蔵を経営するとかいうような場合において、相当利潤がある、こういう場合において五分に配当を制限するということになれば、出資意欲も減退するし、会社のごとき……

第13回国会 水産委員会 第17号(1952/03/10、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  先ず昭和二十六年十月の台風による漁業災害の復旧資金の融通に関する特別措置法案を議題に供します。先ず提案の理由を御説明願います。川村衆議院議員。
【次の発言】 只今提案理由の御説明がありましたが、この法案につきまして、只今御提案者も申されたように、関係者から一応御説明願います。
【次の発言】 ちよつとこの先の提案者の御説明と法文と少しく違つておるようですが、川村委員長の提案理由の御説明では、この法案はルース台風による漁船、漁具及び養殖施設等と、こういうふうにおつしやいましたが、この法律の第一条には「漁船、漁具又は水産動植物の養殖施設」と……

第13回国会 水産委員会 第18号(1952/03/12、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産委員会を開会いたします。真珠養殖事業法案を議題に供します。本法案は本委員会におきまして数回に亘つて上程いたしまして、提案者と質疑応答を重ねたのであります。その後この法案は非常に重要でありますので、委員会におきましては関係者七名の証人を喚問いたしまして、その七人から詳細なる証言を聴取いたしまして、各委員から質疑応答を重ねた次第であります。その結果委員会におきましては、その当時予備審査に付託しておりましたこの法案そのままでは到庭承認はできないという結論に達しまして、いろいろ修正事項を協定した結果、衆議院側の代表者と協議を重ねて、そうしてなるべく同調せられたいとい……

第13回国会 水産委員会 第19号(1952/03/14、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  昭和三十六年十月の台風による漁業災害の復旧資金の融通に関する特別措置法案を議題に供します。この前の委員会におきまして、提案者を代表して衆議院の水産委員長から提案の理由の説明がありました。なお逐條に亙つては浜田課長から説明がありましたが、一応委員の質問もありましたが、なおこれについて御質疑がありましたら、お願いいたします。
【次の発言】 ほかにございませんか……。ちよつと私から川村委員長にお尋ねしますが、この前の委員会におきまして、この法律案の提案理由の御説明中、「漁船、漁具及び養殖施設等」という字がありましたが、この「等」はこのときの……

第13回国会 水産委員会 第20号(1952/03/19、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  ポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く水産関係諸命令の廃止に関する法律案を議題に供します。この法律案に対しましては、提案理由の説明並びに法案の内容についての説明がありましたが、なお御質問がありましたらお願いいたしたいと思いますけれども、今日は政府がたも見えていませんが、質問がありますか、どうですか。内容は極めて簡単で、いろいろこの罰則の特例及びマッカーサーライン廃止の二件でありますが、御質問がありますれば少々延期いたしますか……。別に御質問がありませんければ、質問は終了したと認めて御異議ございませんか。

第13回国会 水産委員会 第21号(1952/03/26、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  法案に移る前に公報に掲載してありまする伊東鉱区設定に関する件につきまして、只今静岡漁連会長の佐野君がお見えになつておりますので、調査に入る前に、一応同君を参考人として発言を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは佐野会長に発言を求めます。
【次の発言】 只今佐野寅雄君の発言は、文化都市として指定されてありまする伊東漁港の附近に金山の発掘をして、あそこで精練をすると、非常に水質が汚されるというような陳情のようであります。幸い鉱業課長の平塚保明君がお見えになつておりますから、一応この問題に……

第13回国会 水産委員会 第22号(1952/03/27、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  小型機船底びき網漁業整理特別措置法案を議題に供します。この法案につきましては、すでに数回に亘つて審議をいたしまして、委員の要求によつて資料も相当出ております。殊に松浦委員の要望によりまして、船員の失業者に対する失業保険の措置も講ぜられたようであります。なおその他の資料の要求がありますが、まだ出そうなものもあるようでありますが……、それからもう一つ松浦委員の質問によりまして、この補償の金額に課税をするということは不当であるというような御意見に対しまして、政府のほうで租税特別措置法の一部を改正する法律案ができまして、六%の再評価税のみを課……

第13回国会 水産委員会 第23号(1952/03/28、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  小型機船底びき網漁業整理特別措置法案を議題に供します。この前の委員会に引続いて御質問を願いますその前に水産庁長官から発言を求められておりますから許します。
【次の発言】 何か御質問なり、御意見がありましたら……。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて……。
【次の発言】 ほかに御質問ありませんか。御質問なければ、御質問は終了したと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは討論に入ります。本案に対して賛否を明らかにして御意見を御発表願います。

第13回国会 水産委員会 第24号(1952/03/31、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開きます。  本日は十勝沖の震災の被害状況視察に行かれました千田理事からその御報告を聞きたいと思つております。併しまだ千田理事がお見えになりませんので、暫くの間懇談会に移りたいと思います。速記をとめて。
【次の発言】 それでは本日の委員会はこれを以て散会いたします。    午後二時七分散会

第13回国会 水産委員会 第25号(1952/04/01、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  日程には載つておりませんが、日程に追加いたしまして、十勝沖地震による漁業災害の復旧資金の融通に関する特別措置法案が本日委員会に付託になりましたので、これを議題に供したいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。その順序を、先ず提案理由を説明してもらいまして、その次に実情調査に行かれました千田委員から実情の御報告をお願いいたしたいと思います。先ず本法案の提案理由の御説明を願います。
【次の発言】 千田委員から実地報告をお願いいたします。
【次の発言】 実地調査は只今お聞きの通りであります。その結果といたし……

第13回国会 水産委員会 第26号(1952/04/03、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  十勝沖地震による漁業災害の復旧資金の融通に関する特別措置法案を議題に供します。御質問がありましたら、お願いいたします。御質問がありませんければ、御質問は終了したと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは討論に入ります。本法案に対し賛否を明らかにして御意見の御開陳を願います。
【次の発言】 ほかに御意見ございませんか。
【次の発言】 御意見ございませんければ、討論は終結したと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは採決に入ります。本法案に賛成のかたは挙手を願います。

第13回国会 水産委員会 第27号(1952/04/16、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  公報に掲載いたしておきました公正取引委員会の築地魚市場に対する勧告に関する件、漁業権証券資金化に関する件、減船整理船処分に関する件、この三つを議題に供したいと思いますが、公正取引委員会から坂根調査部長、黒木調査部第二課長、岸川事務官、水産庁からは伊東漁政部長、浜田協同組合課長、尾中漁業調整第二課長がお見えになつております。  先ず公正取引委員会の築地魚市場に対する勧告に関する件を議題に供します。先般新聞で皆さん御承知の通り公正取引委員会から最も適切なる魚市場の調査をなされて、その勧告書が東京都に提出されておるということを私ども新聞で見……

第13回国会 水産委員会 第28号(1952/04/18、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  公報に掲載いたしておきました通り小田原漁港に関する件を議題に供します。先般公務を以て秋山委員と私が靜岡、神奈川両県の漁港調査に参りましたところ、たまたま小田原の漁港の計画並びに実施状況を視察いたしたのであります。その際漁港修築事務所長から計画並びに実施の状態につきまして説明を聞きまして、それから地元漁民がその後において陳情されたのであります。その陳情の要旨は先般秋山委員から詳しく御報告もありましたが、要するに簡單に申しますると、この漁港は防波堤が少し東に向き過ぎている、これでは波をよけるという効力が非常に薄いというように古い経験のある……

第13回国会 水産委員会 第29号(1952/04/21、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  公報に出しておきました船員保險に関する件を議題に供します。先般福島県に参りました際、福島県下においてはこの船員法に加入しておる漁船船員が多数ございまして、相当保險料を払つておるが、福島県あたりに対しては何の施設もない。それでは他との釣合としても甚だ遺憾に思うから施設してもらいたいという陳情がありました。そのほかその船員法に対しては各方面からいろいろ陳情がありましたが、厚生省におかれましても漁船船員の特殊性を考えられて、法律の改正もされましたが、なおこの際現在の漁船船員の保險状態につきまして、久下保險局長から大体の御説明を願いたいと思い……

第13回国会 水産委員会 第30号(1952/04/25、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  本日は拿捕問題を先ず議題に供します。この前の委員会において報告されました以後の漁船の拿捕状況を海区別にお知らせ願いたいと思います。なお今回警備船が日本のほうにアメリカから無償貸與されることになつておりますが、それによりますと、大体千五百トン級が十隻、二百五十トン級が三十隻、いずれも武装をして、主として船舶の安全等を担当するということを聞いておりまするが、そういう点についても水産庁の御意見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 警備状況について。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて……。

第13回国会 水産委員会 第31号(1952/05/07、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  かねて本委員会及び文部委員会で討議をいたしておりました水産大学、これが越中島の校舎を警察予備隊にとられまして非常に困つている。そのことについては、参議院は決議案まで出して至急学校の返還をするようにというふうに決定いたしましたが、そのときの予定は水産大学内におる予備隊を、士官学校が空くのだからそこへ移して、そのあとに水産大学は帰つて来るということにするということを天野文部大臣も、大橋国務大臣も言明されておつたのであります。ところが最近聞くところによると、士官学校は駐留軍が空けない、従つて水産大学も行く所がないというようなことを聞いたので……

第13回国会 水産委員会 第32号(1952/05/14、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  今回予備審査として本委員会に付託となりました日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約に基き駐留する合衆国軍隊に水面を使用させるための漁船の操業制限等に関する法律案を議題に供します。先ず提案理由の御説明を願います。
【次の発言】 只今野原政務次官から提案理由の御説明がありましたが、この法案の内容について一通り事務当局からも御説明を願います。
【次の発言】 只今漁政部長から御説明がありましたが、これに対する質疑は次の委員会でやるようにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

第13回国会 水産委員会 第33号(1952/05/19、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約に基き駐留する合衆国軍隊に水面を使用させるための漁船の操業制限等に関する法律案を議題に供します。この前の委員会におきまして、本法案に対する提案理由の説明と内容の概括的説明はありましたが、なお本日は補足的に御説明が必要でありましたら御説明のほどをお願いいたします……なければ直ちに質問に入ります。
【次の発言】 それでは総括的質問をお願いいたします。  ちよつと私から政府にお尋ねいたしますが、第六條に「この法律により決定された補償金の額に不服がある者は、訴をもつてその増額を請求することができる。」……

第13回国会 水産委員会 第34号(1952/05/23、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  公報に掲げてあります通り、理事の補欠互選の件を議題に供します。理事松浦清一君が五月二十一日に委員を辞任されましたため、理事が一名欠員となつておりましたが、本日小林委員の補欠として松浦君が再び委員になられましたので、この補欠選挙は成規の手続を省略して直ちに委員長より同君を理事に指名いたしたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます、それでは松浦君を理事とすることに決定いたしました。  次に先ほど法案となりました小型機船底びき網漁業整理措置法、これが今実施中でありますが、諸所方々からいろいろ陳情がありまして、……

第13回国会 水産委員会 第35号(1952/05/28、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  「日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約に基き駐留する合衆国軍隊に水面を使用させるための漁船の操業制限等に関する法律案」を議題に供します。前二回の委員会において総括的質問はまだ盡きたとは申しませんが、相当ありましたので、本日は逐條審議をいたしたいと存じます。第一條から逐捺に審議いたします。先ず第一條、第二條について何か御質問があつたらお願いいたします。
【次の発言】 それでは第三條に移ります。第三條に対して御意見なり御質問がありましたならばお願いいたします。
【次の発言】 何か御質問がありましたらお願いいたします。

第13回国会 水産委員会 第36号(1952/05/30、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。先ず水産資源保護法の一部を改正する法律案を議題に供します。提案理由の説明を提案者の鈴木君にお願いいたします。
【次の発言】 只今提案の理由の御説明がありましたが、この法案の内容についても大体の御説明をお願いいたしたいと思います。それは鈴木君にお願いいたします。
【次の発言】 只今の御説明によりまして、御質疑がありましたらお願いいたします。
【次の発言】 それをちよつと鈴木君が今附加えて話されたんだが、この大体提案になつておりますことについて先ず御質問がありましたらお願いいたします。

第13回国会 水産委員会 第37号(1952/06/02、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  先ず議案の審議に先立ちまして御相談いたします。それは目下外務委員会に付託になつております北太平洋の公海漁業に関する国際條約及び北太平洋の公海漁業に関する国際條約附属議定書の審議の問題でございますが、これはこの水産委員会にも非常な密接な関係がありますので、外務委員会に対して連合委員会の開催を申込みたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 これから審議に入るのです。
【次の発言】 それでは御異議がないと認めまして外務委員会に連合委員会を開くことを申込みすることに決定いたしました。  それでいつ連合委員会が開かれるかということ……

第13回国会 水産委員会 第38号(1952/06/04、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  この際お諮りいたしますが、地方税法の改正法案がまだ地方行政委員会において審議中でありますが、先ほど衆議院に諮りましてその一部を修正して漁業に要する倉庫は固定資産税がかからんように修正して参議院に持つて来ております。これにならいましてその歩調を合せるためでもありますが、水産のほうでも倉庫や冷蔵庫等がありますので、これもやはり固定資産税の対象から除きたいということを、この際申込みたいと思います。   第三百四十八條に次の一項を加える。  6 市町村は、水産業協同組合が所有し、且つ、使用する水産の用に供する倉庫、冷蔵庫及び漁業無線局の施設に……

第13回国会 水産委員会 第39号(1952/06/06、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  水産業協同組合法の一部を改正する法律案を議題に供します。本案は私ほか五名の水産委員の発議でございますが、内容はすでに皆様御承知の通りでございます。それで質疑討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めます。それでは本案の採決をいたします。本案に賛成の諸君の挙手を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よつて本案は全会一致を以て可決すべきものと決定いたしました。  なお、本会議における委員長の口頭報告は前例によりまして御一任願うことにいたしたいと思いますが、御異議ござい……

第13回国会 水産委員会 第40号(1952/06/09、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  先ず漁船乗組員給与保険法案を議題に供します。提案の理由説明をお願いいたします。
【次の発言】 法案の説明は後刻に譲りまして、河野主計局長が見えておりますが、お急ぎになるようですからして、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約に基き駐留する合衆国軍隊に水面を使用させるための漁船の操業制限等に関する法律案を議題に供します。この法案に対して御質問をお願いします。
【次の発言】 ほかに御質問はございませんか。  ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。それでは漁船の操業制限等に関する法律案はまだ質疑が残つておりますし、大……

第13回国会 水産委員会 第41号(1952/06/11、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  先ず漁船乗組員給与保険法案を議題に供します。昨日に引続いて御質問を願います。如何いたしましようか、条文を追うて質疑をお願いいたしましようか。全般的質疑をお願いいたしましようか。
【次の発言】 さよういたします。  ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。大蔵省の係官がおいでになりましたので、漁船乗組員給与保険法案をあと廻しといたしまして、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約に基き駐留する合衆国軍隊に水面を使用させるための漁船の操業制限等に関する法律案を議題に供します。先ず質問をお願いいたします。

第13回国会 水産委員会 第42号(1952/06/13、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  先ず漁船乗組員給與保險法案を議題に供します。本日は衆議院から伊達参事もお見えになつております。先ず十一條から始めます。
【次の発言】 第十一條について御質問ございませんか。
【次の発言】 ほかにありませんければ第十二條に移ります。これは簡單でありますから第十三條に移ります。(「なし」と呼ぶ者あり)十四條に移ります。
【次の発言】 懇談会に移りましよう。    午後二時三十五分懇談会に移   る。
【次の発言】 懇談会を閉じます。引続いて委員会を再開いたします。  先ず第十四條に対しまして水産当局から明確なる解説をお願いします。

第13回国会 水産委員会 第43号(1952/06/16、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  先ず漁船乗組員給与保険法案を議題に供します。前回に引続いて御質問がありましたらお願いいたします。大概逐條審議して参りましたし、殆んど御質問は尽きたと思いますがほかにありませんか……。ありませんければ質問は終了したと認めてこれから討論に入ります。賛否を明らかにして御意見の御発表を願います。
【次の発言】 討論は終結したものと認めます。これから採決いたします。本案全部を議題に供します。本案に賛成の諸君の挙手を願います。
【次の発言】 満場一致を以て本案は原案通り可決せられました。  なお、本会議における委員長の報告等は、例によつて委員長に……

第13回国会 水産委員会 第44号(1952/06/18、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  日米加漁業條約に関する件を議題に供します。本問題につきましては、外務、水産の連合委員会を二回開きまして、当局に対していろいろ詳細なる質問をいたしたのであります。先に外務委員会から水産委員会に向つて水産委員会の態度を聞かしてくれというような申出がありましたので、水産委員会においては慎重審議いたす必要を感じまして、本日特に業界の権威者お三方に来て頂きまして、更にこの件についての御意見を聞きまして、そうして委員会の態度を決定いたすことになつたのであります。お三方にわざわざおいで願いまして恐縮に存じます。これからこの條約案についての御意見を順……

第13回国会 水産委員会 第45号(1952/06/20、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から委員会を開会いたします。  先ず農林漁業組合再建整備法の一部を改正する法律案を議題に供します。提案者から提案の理由を御説明願います。
【次の発言】 只今提案理由の御説明がありましたが、法案の内容について水産庁から一応御説明を願います。
【次の発言】 何か御質問がありませんか。別に質問がないようでありますから、極めて簡單な法律でありますので、この際お諮りいたしますが、前論を省いて直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは直ちに採決をいたします。本案に賛成の諸君の挙手を願います。

第13回国会 大蔵委員会 第48号(1952/05/08、2期、緑風会)

○委員外職員(木下辰雄君) 只今の大野さんの御質問、私尤もと思いますが、実際においてくじらのごときは、今の高い塩では採算がどうしても引合わない。それでいたし方なく廃物になつてしまうという状態であります。塩を安くするならば、全部食料として、南氷洋から来るだけでも七千トンの食料用くじらが内地へ廻る、こういう状態になつております。  それからにしんの塩蔵、いれしの塩蔵は主として農村方面に行きますが、現在は塩が高いために、なまで肥料に落す、或いは二足三文で売るというような状態であります。それはこの塩が特別価格ができますと、大体においていわしにおいて一千七百五十トン、にしんで三千トンくらいが塩蔵用として……

第13回国会 地方行政委員会 第45号(1952/06/04、2期、緑風会)

○委員外議員(木下辰雄君) 第三百四十八条に次の一項を加えると六にしまして、「市町村は、水産業協同組合が所有し、且つ使用する水産の用に供する倉庫、冷蔵庫及び漁業無線局の施設に対しては、固定資産税を課することができない。」かように修正をいたしたいと存じます。只今水産委員会においてそう決定いたしまして地方行政委員会にお願いいたす次第であります。  その理由といたしまして水産業協同組合は現在五千百八十五を数えております。これらの組合が行う共同施設のうち、特に重要な施設であり、且つ生産及び流通面において国家的にも重要な施設は倉庫及び冷蔵庫であります。これら組合は組織改正後日なお浅くその経営は脆弱な状態……

第15回国会 水産委員会 第1号(1952/10/30、2期、緑風会)

○木下辰雄君 一言御挨拶申上げます。  私第一国会以来、委員長の席を汚しておりましたが、皆様の非常なる御後援の下に無事に委員会の運行に当つて参りましたことについて、委員各位に衷心お礼を申上げます。只今委員長からのお言葉で、いろいろと功績を残したというようなこともありましたが、これは皆委員各位の御努力の結果でありまして、委員長はただ単にその上に乗つかつておつたというに過ぎません。今後はやはり従前通り、私は秋山委員長を補佐して万全の努力を捧げたいと、かように思つております。よろしくお願いいたします。

第15回国会 水産委員会 第2号(1952/11/27、2期、緑風会)

○木下辰雄君 今松浦委員の質問に関連して、ちよつと私疑問の点がありますからお尋ねしますが、只今漁政部長の御答弁では、大体損害額は調達庁が査定をして、それが再調査をして十分無理のないところでやるということをおつしやいますが、そうして金額が決定したら予算措置をすると思いますが、予算が通つてそれから支給するまでに相当時間がかかりますが、それはどうですか、被害があつてから調査をして予算をとつて渡すまでの間の期間は一体どのくらいかかるんですか。
【次の発言】 その損害賠償に対して土地及び漁業権、それから海面の使用と二つありますが、それに対する予算措置が九十三億ということを聞いておりましたがそれでは足りな……

第15回国会 水産委員会 第3号(1952/11/28、2期、緑風会)

○木下辰雄君 それにはちよつと関連した問題ですが、私は昨日から倭島局長のお話を聞いておりますと、非常に含みのある言葉であつて、防衛水城外において日本の漁船が入つても拿捕はしない、拘引もしない、操業も自由であるという解釈をとつておる、併し私はむしろ心配なのは朝鮮政府だ、韓国政府だ、こう思つておるのだが、今の松浦委員の御質問は防衛水域はいわば禁止区域だ。併し李承晩ラインは何ら構わない、私はむしろ実際においては反対に解しておる、それを一つはつきり……。
【次の発言】 もう三十分いいですか。
【次の発言】 それじやこの次の委員会の劈頭に私二、三十分質問したいと思います。

第15回国会 水産委員会 第4号(1952/12/01、2期、緑風会)

○木下辰雄君 私は、本日は外務大臣の出席を要求しておりましたが、予算委員会の都合で出られないということでありますからして、次の機会に是非外務大臣の出席をお願いしたいと思います。  この間の続きで倭島局長にお伺いいたしますが、大体倭島局長の非常に含みのあるような詳細なるこの間の御説明によりまして、私たちとしてはどうもわかつたような気がする。防衛水域というのは設定したけれども、これに対しては或る程度日本の漁船は行けるのじやないか、こういう私は感をしているのです。ただ私が恐れるのは、防衛協定によつて、クラーク指揮下の国連軍はこれを認めておつても、韓国の軍艦或いは警備船が別の行動をとつて自分のほうは李……

第15回国会 水産委員会 第6号(1952/12/05、2期、緑風会)

○木下辰雄君 私は少しここで修正の意見を述べたいと思います。それは、最後のほうに、「一方防衛水域の設定も亦漁民に多大の不安を与えており、」というのがあるのです。これはこの間うちからも、外務当局並びに水産庁当局の説明によつても、非常に不安であつたから外務省としては厳重に抗議をした、その結果、国連軍からは回答があつた。その回答は、防衛水域内においては発砲もしない、拿捕もしない。併し邪魔になつたら出て行つてもらうというような回答であつた。そうしてその後一カ月ばかりの間、三、四十はいの日本の漁船がここで操業しておるが、何らの不安もない、総合すると、こういう答弁であります。それに多大の不安を与えておると……

第15回国会 水産委員会 第7号(1952/12/08、2期、緑風会)

○木下辰雄君 今回農林省の予算中、殊に新事業として米の五カ年間における食糧の増産というので、約一千七百万石の増産の目標で、五年間に四千三百億というような予算を計上されておる。これは多分廣川農林大臣が第二回の農林大臣当時の御計画だと私は信ずる。これは非常にいいことであつて、私どもは賛成ですが、一体食糧増産ということに対して、蛋白資源である水産物増産を無視しては、私食糧増産にはならないと思う。日本のごとき蛋白資源の少い国において、ただ米麦のみ増産しても食糧としての価値が非常に少い。水産物を合せて増産して初めて食糧増産と言い得ると思う。水産のほうでは北洋の海底における資源の開発とか、その他において、……

第15回国会 水産委員会 第8号(1952/12/12、2期、緑風会)

○木下辰雄君 大体において私も松浦委員と同意見であります。最も急を要するためにこの法律はでき上つた、然るに便々としてその実施が遅れるということはこれはもう法律を作つた趣旨にも反するので私ども非常に遺憾に思う。殊に現在の政情として政府は見通しがつかんというようなことは甚だ遺憾に思いますが、誠に止むを得ませんが、とにかく一日も早も実施するということを念願しながら私はこの案に賛成いたします。
【次の発言】 今主計官の御答弁では被害額がはつきりした場合においては速かに補償したいというふうなお考えでありますが、もとよりはつきりしないのに補償を出すという方法はないと思うが、はつきりするというのはどういう程……

第15回国会 水産委員会 第9号(1952/12/15、2期、緑風会)

○木下辰雄君 これは一つは運輸省、鉄道公社の案であり、一つは水産庁の案がある。これはまだきまつていないわけですね、どうですか。
【次の発言】 私はきまつたか、きまらんかということをお尋ねしたので、きまつていませんね、はつきりは。
【次の発言】 今水産課長の御説明のように、水産庁のあれを見ますと、大体において私どもの意見と非常に一致せず、今後これをもう少し加味して更に改正案を直すという意思はないですか、鉄道公社に。
【次の発言】 この表に書いてあります生活必需物資の二十三級、先に御説明では米麦、米麦と言つておりましたが、この二十三級には米麦のみならず大根であるとか、その他生鮮の野菜は全部含まつて……

第15回国会 水産委員会 第10号(1952/12/17、2期、緑風会)

○木下辰雄君 濱田課長の説明で一応はわかりましたけれども、まだわからん点が多少ありますが、一体この基金協会と漁信連とどういう関係になるのですか。会員が金を借りる。それを協会が保証して地方銀行その他の金融機関から金を借りる。そうするとその間にあつて私は漁信連というものは浮くように思うが如何ですか。
【次の発言】 今の説明で信連を今後活用する場合について中金と折衝しておるというお話ですが、この法案のみを見ては一向そんなことはわからん。これは農中がそんな面倒くさいことはいやだ、今後自分のほうで基金協会の保証によつて金を貸す、こういうふうになつた場合にこの法律では何ら明記していないと思うが、そこはどう……

第15回国会 水産委員会 第11号(1952/12/18、2期、緑風会)

○木下辰雄君 それでは質問しますが、第十条、十一条、この場合なんですが、公庫職員は大体百二十名を限度にする予定であるというような今の御説明でしたが、公庫職員というのは現在やつておる農林省あたりの役人を原則として、ここべ持つて来るつもりですか、それとも新たな者を雇う構想ですか。
【次の発言】 百二十名というのはどういうことから割出した人数ですか。
【次の発言】 それから「第三十三条の規定により譲り受けた債権、」即ち農林中金が融資しておつた復興融資、あれは残額九億円というようなお話ですが、それは二十億で、九億はまだそのままあるという意味ですか、どうですか。

第15回国会 水産委員会 第12号(1952/12/19、2期、緑風会)

○木下辰雄君 前回の委員会において大体わかりましたが、もう二、三点お聞きしたいと思います。それは第七十条の第三、これは「前項の一定の率は、地方公共団体が会員となつている協会であつて政令で定めるものについては、百分の七十とし、その他の協会については、百分の五十とする。」とこうあります。第四には「第一項の保険関係が成立する保証をした金額の総額は、各協会を通ずるその合計額が、会計年度ごとに国会の議決を経た金額をこえない範囲内でなければならない。こういうことはどうしてわかりますか。かかる工合に範囲内であるということは……。
【次の発言】 それではあらかじめ各協会に対して割当てるわけですね。

第15回国会 水産委員会 第13号(1952/12/22、2期、緑風会)

○木下辰雄君 一遍読んで逐条審議してもらいたいのですが……。
【次の発言】 第二条の第三項の十三億円というのは、どういうところから算定した金額ですか。
【次の発言】 第三条第二項において、但書において都道府県がこの損害の三割を補償する場合においては政府は五割を補償する。こういう規定がありますが、この三割を補償するような措置は本省から各都道府県に何らかの交渉をするのですかどうですか。
【次の発言】 只今の御説明によりますと、大体被害県が三割補償する、こうなれば、法文では政府は三割となつておりますけれども、実際においては五割の補償を国がすると解して差支えないですか。

第15回国会 水産委員会 第14号(1952/12/23、2期、緑風会)

○木下辰雄君 遠藤課長はなんでございますか、大体その事務折衝の衝に当つておられますか。
【次の発言】 それであなたの御意見で大体においてはきまるわけですね。
【次の発言】 この審議会において等級をきめる場合においては、物資の負担力と、輸送の原価、これらのものを十分勘案してきめる、こういうお話があつたのです。ところが今もあなたがおつしやいますが、以前の歴史も尊重して前非常に低かつたものは低かつた割合に扱うし、又高かつた鮮魚あたりはその高かつた割合に扱うというような頭がどうも古い。私どもはこの間委員会で決定して、総裁にも参議院の意向を十分に通じてあるので、御覧になつたらわかると思いますが、一体鮮魚……

第15回国会 水産委員会 第16号(1953/02/09、2期、緑風会)

○木下辰雄君 ちよつと私お尋ねしますが、本年度内地は非常に不作であるから、多量の「のり」を輸入したい。で、申請者が非常に多いということは私どもも首肯するのですが、その輸入を許可する方針を、先に陳情がありました協同組合を主体として許可されますか、或いはどういうふうな許可をせしめられますか。そこをちよつと……。
【次の発言】 各申請者に対して、成るべく公平に枠を与えたいというようなお話がありましたが、又後段においては、韓国側が一本で輸出するから、日本としても成るべくそういう工合にしたいというようなお考えのようにも思います。それはどうですか。ややもすると朝鮮のバイヤーあたりに価格を左右されて中間にお……

第15回国会 水産委員会 第17号(1953/02/16、2期、緑風会)

○木下辰雄君 逐条説明はありませんか。このまますぐに質問に移りますか。
【次の発言】 何ですか、逐条質問するのですか。どこでもいいのですか。
【次の発言】 第二条の第三項について質問いたしたいと思います。それは総理府令の定めるところによつて、都道府県知事を経由して、総理大臣のほうに損害補償の申請をする。その場合に「内閣総理大臣は、前項の書類を受理したときは、補償すべき損失の有無及び損失を補償すべき場合には、補償の額を決定し、」とありますが、決定して後においては、遅滞なく三四日以内にやるとありますが、補償の額をいつ決定するか、これを故意に延ばすことがありはしないか、あり得るのではないか。いつ決定……

第15回国会 水産委員会 第19号(1953/03/02、2期、緑風会)

○木下辰雄君 関連して、一番最初のこの合成繊維に対する試験ですか、試験はまだ完備していない、中間の報告はあつたけれども結果はわからない。今年度においても更にその試験をやるかということはまだ決定していないというお答えですがさようでございますか。
【次の発言】 そうすると、本年度の試験の結果がわかつてから主務省としてはこれに対する対策を立てられるというおつもりですか、どうですか。
【次の発言】 只今のさようなお考えのように、民間においても一両年からこれは試験をしておる、そうしてすでに試験の域を脱して実用にも使つておるということも聞いておる。今頃水産庁として試験の結果を待つて云々ということはいささか……

第15回国会 水産委員会 第20号(1953/03/06、2期、緑風会)

○木下辰雄君 第一条に「従来適法に農業、林業、漁業又は政令で定めるその事業」、こうなつておりまするが、漁業においては、すぐそれを処理するいわゆる製造をかねておる漁業もある。又いわしあたりを取つて、そのいわしを処理する、即ち煮干とか丸干とかいうやつに買つて製造するということを業としておる製造業者もおるのです。この人は漁がないという場合においては、そういう人は共に失業する、こういう結果になりますが、私数日前に千葉県に行きまして、漁業組合長大会の席上でこれは非常に議論になつておつた。この「政令で定めるその他の事業」に製造業というのが含まつておるだろうかということを一つはつきりお述べ願いたいと存じます……

第15回国会 水産委員会 第21号(1953/03/11、2期、緑風会)

○木下辰雄君 ちよつと私のは非常な緊急問題ですからして、一言大臣のお耳に入れたい。それはこの間通過いたしました農林漁業金融公庫ですね。これは四月早々発足になる。現在発起人でその公庫の設立をやつておる最中であります。これは総裁一名と、それからその下に理事四名となつておる。もとより農林漁業金融公庫ですからして、大臣が言われたように農林、水産共に重要な問題である以上、その理事には少くとも一人は水産のほうから出るものだと私ども期待しておりました。案によると、総裁は一名、これはもとより農林関係でしよう、それからあとの四人のうちに大蔵関係が一人出る、あとは農林関係或いは水産関係が出ると、こう思つております……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 水産委員会漁船建造の資材及び金融に関する小委員会 第2号(1947/08/29、1期、緑風会)【議会役職】

○水産委員長(木下辰雄君) 漁船の建造の問題ですが、一昨年の十一月ですか。三十三萬トンの造船計畫ができた。その後第一次、第二次、第三次と順調に行つておりましたが、一時中止になつた。いろいろ聞いて見ますと、その後において多少緩和したというようなお話も聞きますが、その後緩和したことがあるならば、その状況を一つ水産局長から詳しく伺いたい。  もう一つはこの間栗栖大藏大臣が復金も増資をした。融資關係も相當潤澤になるから、必要資金の方にも大分増額をされる筈だというような御説明がありましたが、漁船の建造資金或いはその他の水産方面にどのくらいの金融が今後できますか、見通しを一つお伺いしたいと思います。

第1回国会 水産委員会水産関係法令整備のための小委員会 第2号(1947/08/21、1期、緑風会)【議会役職】

○水産委員長(木下辰雄君) 只今青山委員の発言にありましたように、現在の系統機関、或いは中央水産業会、並びに縣水産業会というものは、上級團体は今月、或いは來月一杯ぐらいで殆んど大部分の事業はなくなる。経済事業は殆んど終止符を打たねばならん運命に遭遇しておる。そういう場合において、それに代るべき協同組合の法律が出ないということは非常にこれは遺憾なことであります。出るまで團体を存続すれば、收入皆無の團体が徒らに支出のみ嵩んで、遂には破算の運命に陷るという虞れも多分にあります。それで大体與えられた業務が終了したならば、遅滞なく解散するというのがこれは当然の措置であつて三百万漁民に対しても、国家に対し……

第1回国会 水産委員会水産関係法令整備のための小委員会 第3号(1947/09/26、1期、緑風会)

○木下辰雄君 陳情というものは今お話のように必ずしも内容を囘答する必要はなかろうと私は思う。陳情はこういうものをやつて貰いたいという陳情であつて、これを小委員會で採擇して本委員會にかけて、その場合に本委員會では本委員會の決議によつて主務省にその意思を表する方法もあれば、重要問題は本會議に移して、本會議で可決して、政府に要望するというようなこともあるようですが、何もその内容を詳しく囘答する必要はないじやないか。採擇した、こういう處置にしたということを囘答すればいいのじやないか。

第5回国会 内閣・農林連合委員会 第1号(1949/05/12、1期、緑風会)

○委員外議員(木下辰雄君) この委員会におきまして農林省設置法案を御審議になります関係上、私共に非常に関係のあります水産廳問題のことについて、極く簡單に水産委員会におきまする決定事項並びにその間の経緯を申上げまして、内閣委員会諸公の御参考に供し、並びに農林大臣に御意見をお聞きしたいと思います。  水産廳は第二國会におきまして協賛されましてでき上つたのであります。その際農林大臣は委員会においても本会議においても、この水産廳設置は水産省設置の前提であるということを申されました。近いうちに水産省に昇格するのであるということを再々言明されました。とき恰も現内閣におきましては人員の整理をされておる。こう……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・水産・通商産業・運輸・予算連合委員会 第1号(1950/07/20、2期、緑風会)

○木下辰雄君 私は許された時間内におきまして総理大臣の見解を伺いたい。細目については主管大臣から御答弁頂きたいと思います。総理大臣に対しましては総体的な問題について簡單にお伺いいたしたい。我が国の漁業は最も重大なる産業の一つでありまして、戦前においてはもとより世界一の水産国でありました。職後においても一番先に立てられたのは水産業であります。現在私共の推定によりますと、約十二、三億貫、金目にいたしまして今低落いたしましても約二千五百億円程度上げているのでありますが、農業生産におきましては約一年間に七千五百億円と聞いております。その約三分の一は漁業生産であります。かような重大なる産業をマツカーサー……

第10回国会 水産・外務連合委員会 第1号(1951/03/06、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(木下辰雄君) 只今から水産、外務連合委員会を開会いたします。本日この連合委員会を開会いたしましたのは、最近東支那海方面におきまして、我が漁船がしばしば不法拿捕されるという不祥事が頻発いたしておりまして、而もその様相が誠に容易ならんものが見受けられますので、その真相を究明して、これが万全の対策を講ずる必要があると考えたからであります。終戦以来今日までに拿捕されましたものは、韓国に七十一隻中国に五十三隻、ソ連に百十隻で、合計二百三十四隻に達しております。このうち帰還したものは、中国から八隻、韓国から三十九隻、ソ連から七十九隻でありまして、未だ帰還していないものが合計百二隻あります。これら……

第10回国会 大蔵、水産、通商産業連合委員会 第1号(1951/03/13、2期、緑風会)

○木下辰雄君 私は水産の立場から大蔵大臣に御質問申上げます。もとより細部の点は秋山君から質問をいたしましたし、私は大乘的の見地から質問いたしたい。  この関税問題、関税の審議にかかることを聞きまして、私は実は非常に驚いて安本長官、農林大臣並びに大蔵大臣にお目にかかりました。もとより安本長官は勿論非常に反対しておられる、農林大臣もその通り、大蔵大臣に対して私縷々お願いいたしました。ところが多分承知になつたと、かように承知いたしております。ところが豈図らんや、この法案が出て来たというので、実は非常に驚いたのであります。いろいろ今高瀬委員からの質問に対してのお答えの中に、この関税は国内産業を保護する……

第10回国会 大蔵・水産連合委員会 第1号(1951/05/26、2期、緑風会)

○木下辰雄君 今日は大臣や次官はおいでになるのですか。
【次の発言】 私は大臣か政務次官がお見えになれば質問応答において非常に意味があると思いますけれども、本日は大臣や次官がおいでになつておりませんので甚だ遺憾に思いますけれども、この租税特別措置法に対して私どもの水産委員会で方針が決定いたしました件について一言御説明いたしたいと思います。漁業権証券が今後消滅いたしまして、それに対して政府が補償する。この補償した額に対しては元利合計を、又漁業者が免許料、許可料の形でそれを払つて行くというのが今度の一応政府の構想でありますが、一旦補償してもらつたものを全額元利を返すというのにもかかわらず、ここに税……

第10回国会 大蔵委員会租税特別措置法の一部を改正する法律案に関する小委員会 閉会後第1号(1951/08/07、2期、緑風会)

○委員外議員(木下辰雄君) 私ども今大蔵省の意見に実は賛成です。全部出資に振替えるということがよかろうと私は考えております。

第10回国会 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第1号(1951/05/31、2期、緑風会)

○木下辰雄君 昨日増田長官の提案理由の御説明にありました通り、北海道の開発を強力にやる。政府みずから強力にやるという趣旨については、別に私は異存はありません。併しその間に道行政と矛盾撞着、或いは複雑性を更に追加して、円滑な行政の携行を妨げるというような面がありましては甚だ遺憾に存ずるのであります。この問題について水産方面においてどうも私納得行かない問題があるのであります。昨日からこの問題について長官並びに次長に説明を願いましたが、まだ私は十分承服することができないのであります。北海道における水産は、北海道としては最も重要なる部面を占めておる産業でありまして、この消長は北海道開発に対しては重大な……

第10回国会 内閣・地方行政・農林・水産・建設連合委員会 第1号(1951/05/30、2期、緑風会)

○木下辰雄君 増田国務大臣にお伺いしますが、北海道開発法の第二条の第二項に「開発計画は、北海道における土地、水面、山林、鉱物、電力その他の資源を総合的に開発するための計画とし、その範囲については、政令で定める。」と相成つておりますが、この水面というのはどういう範囲でありますか、この水面についての御説明を願います。
【次の発言】 総合開発の計画はもとより北海道で最も重要なる産業である水産に関する点もあると思いますが、その水産に対する総合計画の範囲をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 水産の総合開発に現われる範囲を明瞭にお伺いいたします。

第10回国会 農林・水産連合委員会 第1号(1951/03/14、2期、緑風会)

○木下辰雄君 政務次官にお伺いしますが、今回のこの特別会計の六十億の使途を見ますと、農業のほうでは干拓整地とか、或いは畑地灌漑とか土地改良とか、土壌保全とかいうような事項がありまして、それに対して相当多額の経費を見込んであります。誠に私どもこれは賛成でありまして、結構で料ると思うのであります。然るに水産を見ますと、六十億中僅かに三億二千八百万円、非常に少いのであります。それが主に漁港、漁港災害復旧、それから北海道魚田開発、三つが根幹になつております。北海道魚田開発というのは、これは北海道だけの特殊の問題でありまして、漁港と、漁港の災害復旧が全国的のものになつております。水産のほうでも、例えば増……

第12回国会 内閣・農林・水産連合委員会 第1号(1951/11/15、2期、緑風会)

○木下辰雄君 私先ず橋本行政管理庁長官にお尋ねしたいと思います。行政整理というのは不要官庁を減らして、そうして有要官庁はこれを増すというようなことが行政整理の目的で、それと同じで人員整理法も不要の人員があればこれを減らす、必要な人員があればこれを増すというのが、人員整理だというふうに考えますが、一体今回の定員法によりますと、各省の機構に亘つて一割とか二割とか或いは五割とかと減員をせられるようでありますが、一体どういう方針で以てこの定員法を出されたか。それを先ずお伺いしたい。
【次の発言】 只今の御説明では納得が行きません。私どもも行政整理或いは人員の整理ということについては必ずしも反対ではござ……

第13回国会 外務・水産連合委員会 第2号(1952/06/12、2期、緑風会)

○木下辰雄君 この条約の全文を通じて見ますと保存措置に基く漁業の制限というものが大体骨子を成して「おるように思います。アメリカも成るほどさけ、ます或いはおひよう、にしんというものはアメリカで只今説明されたように保存措置が講ぜられておる。併し私は今まで調査したところによるとアメリカ、カナダ以外の日本の関係する諸国には保存措置を講じておる魚種は一つもないように思いますが、水産庁の御意見は如何ですか。
【次の発言】 私もそう信じますが、然らば公海は自由であるという原則ならば満限に達した保存措置がなければ一体その国と条約を結ぶ必要があるかないか、その意味が疑問に思いますが、その点は一体如何ですか。これ……

第13回国会 文部・水産連合委員会 第1号(1952/05/16、2期、緑風会)

○木下辰雄君 私は天野文部大臣と江口次長にお伺いいたします。只今天野文部大臣のお話では、大橋国務大臣も非常に苦心をしておるという御心中は察します。併し水産大学はバラツクに入つてバラツクから出た。この間卒業式もありましたが、如何にも惨めな卒業式であつたのです。参議院で全会一致通過いたしました決議案に対する高田委員の賛成演説にもありました通り、網走監獄にも類するような宿舎に寝起きしておる。実に大学としては、もう最下等な学校であるということは、両大臣も御存じの通りであります。私どもは、この前の連合委員会、その後の両大臣のいろいろの言明によりまして、学生諸君に対しては、もう暫く辛抱しろ、もう二、三カ月……


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データ更新日:2022/12/09

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