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岡村文四郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

岡村文四郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは岡村文四郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。岡村文四郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 農林委員会 第2号(1947/08/01、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 資料ですが、配給公團は配給のみが主眼でありますが、肝腎の原料、即ち味噌、醤油、油糧がどれだけ製造されるか、その製造計畫のお調べを……。
【次の発言】 今お願いいたした資料は、一年だけではなくて、一年半とか二年とかということでなければ駄目ですから、そこをどうぞ……。

第1回国会 農林委員会 第3号(1947/08/05、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 生産調査で詳しい御説明がありましたが、生産調査は御承知の通り非常に面倒なものでありまして、いかなる調査を行つても私は完全なる生産量を掴むというのは不可能ではないかと思います。そこで今までやりました坪堀り、坪刈りをして、そうして實に綿密にやつたと考えておりましても、その生産の實態とは違つて參ります。そこで非常に困難でもあるが、一方數字を大體握ると言うことはこれも調査の一法でありまするが、餘りに念の入つた調査をすることによつて、それが逆に非常に生産數量を誤まる結果に終ることを申上げます。  それから松村さんからお話がありましたが、法律的に供出を定める。こういうお話でありますが、農業……

第1回国会 農林委員会 第4号(1947/08/06、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 ちよつと尋ねいたします。バリテイー計算を出された基準で、九、十、十一年三ケ年計畫というものがありますが、その當時の農機具、肥料、經濟用品、その他のあらゆる六十四品目の中で、六十四品目が今の品物と格段の差があります。そこで、とくに農機具あたりは大體終戰後、非常に各工業者が、農機具は一番作りやすいし、材料もあるという關系から作つたり、又あれが一番できやすいというので作つたりしたが、いろいろな方面において粗悪なものがある、殆んど全部そうである。我々はそう考えておらなかつた。肥料でさえも効き目が非常に違つておる。こういう譯で成る程農作物の米にしましても、豆にしましても、十分な肥料をやつ……

第1回国会 農林委員会 第5号(1947/08/07、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 各委員からいろいろと御質問がありまして、大體お尋ねしたい點は終つたように見えますが生産調査は最も基礎を掴む重要な點でありまして、これはでき得る限り民主化した方法でやらなければいかんということは十分お互いが承知いたしております。そこで生産調査と供出というものを一緒に考えてやりますと、これは間違つて來るのであります。作物の調査は實にむずかしいものでありまして、我々百姓が自分でやつて見ましても、この畠にはこれだけのものがとれるということを豫想をしても、秋になつて落ちていることがあります。非常に多いこともあります。これはよがらによつて左右されますが、土地は、一等地の地質は少々惡くても作……

第1回国会 農林委員会 第7号(1947/08/19、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 御提案になりました共同利用に對する貸出しの法律の一部改正は、これは絶對必要なことであります。大變結構なことと存じます。實は内地の全部の開拓地を審さに知ることができませんので誠に遺憾に存じておりますが、表の上で大體見當はつく譯でありますが、政府の方では現在内地に入植しておる方々は、私の目から見ますと、徒食しておつたのでは駄目だから、荒山に入つて自分で食うだけでも作ろうというような氣持であるように見受けられるのであります。そこで貸出資金の表がございますが、この表を眺めますと實に一目瞭然でありまして、營農資金を相當に借入をしておるのは北海道だけでありまして、住宅資金を一銭も借りておら……

第1回国会 農林委員会 第8号(1947/08/20、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 開拓者資金融通法案に關係はないのでありますが、實は大臣が東北の水害地の御視察においでになるそうでお留守になるようでありますから、この機會にお願いして置きたいと思います。誠に遺憾なことでありますが、先般東北地方に大なる水害がありましたので、誠に遺憾に考えておりましたが、去る十五、十六の兩日に亙つて北海道に水害がありまして、上川、空知、留萠、要するに石狩川の上流でありますが、この三管内を合せて二萬一千七百町歩の損害のようであります。詳細な報告が參つておりませんが、道廳でも非常に心配をして憂慮しておるようでありますし、相當の被害であつたということは、知事が上京しておりまして、總務部長……

第1回国会 農林委員会 第9号(1947/08/22、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 この法律は非常に大事な法律だと思つておりますが、非常に物足らなくて、何度考えてもぴんと來ない。それで物足らんということは、御承知のように、蔬菜の種苗は非常にごまかし易いものです。そこで役所の方で一生懸命やつて貰つても、誠にどうもごまかし易いので、業者がごまかすことに一生懸命ですから、これでは完全を期せられない。何かうまい方法がないかと思つておるのですが、どうもないのです。檢査は結構ですが、拔取檢査で萬全を期せられないということは、當局御自身も御承知のようですが、一體種苗というのは立派な保證票が附いておつて、發芽一〇〇%で、品質が良くて、値段が安ければどんどん賣れる。賣れればどん……

第1回国会 農林委員会 第10号(1947/08/23、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 私は昨日物足らんということを申上げて置きましたが、實は木檜さんから御意見が出ましたし、外にもそういう氣分の方も多々あるようでありますが、實は種苗の販賣業者を惡く言う譯ではありませんが、種苗の販賣業者ほど實に相手に惡いものはない。そこで私の方でも隨分長いこと苦んで方針がつかなくて、本年から大々的に自分が種苗の生産をやることになつておる。それは苦い經驗をなめたあげくでありますが、昨今玉葱の種が非常に不足で困つておる。そこで葱の種を炒つて發芽をしないようにして賣つております。そうすると七割八割というものは發芽せん葱の種が入つておる。普通そんなことを平氣でやる種屋が非常に多い。非常によ……

第1回国会 農林委員会 第12号(1947/08/26、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 大臣が御列席になつて、非常に御熱心に御答辯を願い、もうここらでいいと思いますが……。

第1回国会 農林委員会 第13号(1947/08/28、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 一昨日大臣の提案の趣旨説明その他の御答辯に、農村の經濟恐慌は當分來ないだろう、こういうお説がありました。これは大事なことでありまして、徒らにそういうことを言つておる向きもありますが、來るということ、これは外國から食糧が盛んに輸入されて、そうして我が國の農産物を壓迫する。こういうふうな氣持で言つておる人が多いようであります。ところがこれがそんなに澤山入つて來て、農産物の價格に影響することのないことは、これは明らかなことだと思います。ところが本員は我が國の農村の經濟恐慌は來かけておる、第一段階に入つておる、こう實は考えて心配いたしております。それは農村によらず都會によらず、經濟恐慌……

第1回国会 農林委員会 第16号(1947/09/22、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 營團の事業はもともと非常に困難な事業であつて、營團そのものも非常に苦勞をされておつたわけでありますが、それで二十年頃から、所によりますと休止の止むなきになつたような場所もあつたようでありますが、今度方法が變つて行われて、閉鎖機關になつたのを幸いに、これはもう營團の後始末はうまくできるということになりはせんか。こういう感じがするということは、收支のバランスがどうなつておるか我々は知らんから、そこで如何程黒になろうと赤になろうと、全部政府でお引受になつて政府が始末をされることになるのだろうと思うのでありますが、そこで現在のバランスはどうなつておるか。これで三千三百人という人を擁して……

第1回国会 農林委員会 第17号(1947/09/23、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 農業團體の整理等に關することでお伺いしたいと思います。財産を處分する時分に府縣團體以上は、農林大臣の許可を受けてやるということになつておりますが、これは九州の端くれ、北海道の端くれでは非常に日數がかかつて、その許可を受けるのに非常に不便でもあり、殊に農林大臣に許可をお願いいたしましても、處分する財産の實情が十分にお分りにならないので早速認可するということに相成らんと思いますが、知事にこれを任せて貰えば大變都合よくスムースに圓滿に行くのじやないかと思います。併しそうするには何か出さなければならんでしようが、そういうお考えはないかどうか。  それから農業會の財産、これは都道府縣も市……

第1回国会 農林委員会 第18号(1947/09/25、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 大臣の提案理由の御説明を承りますと、農家が自主的に生産計畫を立てて、實にうまく行くようになつておるので、餘りきついもののように感じないという御趣旨のようでありますが、私共百姓がこれを見ますると、實にきびしいものなんです。そこで昨年の春強權發動の案を議會が決めた時分に、これは止むを得ず決めたにしても、強權發動をしないようにすることが政府の責任であり、議會に參與しておる者の責任であつたと思うのでありまするが、決め放しで置きますから、ああいう殘酷なことを全國的に見たようなわけであります。この法律をやらなければならない理由は承りましたが、こうまで百姓を虐げるような法律をやらないで、その……

第1回国会 農林委員会 第19号(1947/09/27、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 農林大臣がお見えになるのを待つておつたが見えませんので申上げます。昨日の農林大臣のお話では、この法律とまるで違うような御答弁で非常に不愉快であります。今日はそこで事務屋の大將がおいでになつておりますので、お尋ねしようと思います。大臣は天下りではない、下からの盛り上りだ、こう書いてあるが、まるで天下りだ。それから適地適作と言うが、まるで言うことと全然違うので、全然話にならんですが、一体この法律というものを……何もこういう法律を出さなくてもなんぼでもできるじやないか、こう聞いて見ても、どうもしつかりした返答もない、そこで私は羽生さんのお話のように、適地適作が農業の鉄則でなければなら……

第1回国会 農林委員会 第21号(1947/10/03、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 板野さんが非常に長い御質問をされるので、時間の関係上困るから、今後はそう一人に持たせないで、大体按分して時間を與えるように願わんといけないと思います。  この法律は、長いことやつたわけでもありませんが、みんな非常に心氣をこめて御研究を願つておるようでありますが、増産をするという目的の法律でないのでありまして、必要な数量を確保するのでなければ國が困るという法律であります。そこで、前にもお尋ねをいたしましたが、どうも掴みどころのない御答弁で、腑に落ちません。独りよがりや、長い質問はしませんが、農業生産計画を立てるには、それに必要な裏付けをする物資が貰えなければ、当然伴つて参りません……

第1回国会 農林委員会 第22号(1947/10/04、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 いろいろ御質問もあり、お答えもありまして、大体様子は分つたのでありますが、御承知のように、製炭の隘路ともいうべき、代金の支拂が非常に不円滑で、農林省もお困りになり、生産者も困り、中間の團体も困つたわけなのでありますが、今度は大分資金面を強化されて、借入金、証券の発行で、最高三十億までできるということでありますが、先程、先に金を送つて準備をするというようなお話もありましたが、今の事態が非常に惡いのでして、今までのようなことを繰返そうとは考えられませんが、一年以内に証券を発行して金の準備をするというようなことについては、よほどの御注意を願わないと、相も変らんことを繰返すのじやないか……

第1回国会 農林委員会 第23号(1947/10/07、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 大藏省の大臣、又局長からいろいろの負債金融についてお話を承りましたが、私が今非常に心配をいたしておりますことは、御承知のように十数年前は、日本の農村の負債に対して、議会でも機会ある度毎に問題になり、あらゆる方面が心配をして参りました。負債整理組合を組織し、あらゆる方面でどうにか負債がなくなりかけておる時期であります。そこで外部では非常に農村に潤沢な金があるようなことを言つておられる向きもあるのでありますが、実態は全般違つておりまして、やがて農村恐慌が來るということを言つておりますが、現に私は來ておると考えております。そこでこの際農業会が解体して新しく協同組合が発足をいたすのであ……

第1回国会 農林委員会 第24号(1947/10/09、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 窒素肥料は大分向上しておりますし、今後の見透しも概して惡いとは考えられませんが、大事な過燐酸石灰が、硫化鉱が、輸送その他の関係で足りないために硫酸ができなくて、製造が思うように行かないということでありますが、原石の燐鉱石が南から入つて参りましても、日本の國内で方法をしなければならん。硫化鉱のために製造ができないということは実に残念でありますが、電氣も沢山は要らんことと思いますが、何とか方法によつて硫化鉱を入れるようなことになるまいか。これは農林省商工省ばかりでなく、相当の資金を要するので、その金の問題でできないという話も聞きましたが、何とかこの際非常に重要なときに、大事な過燐酸……

第1回国会 農林委員会 第26号(1947/11/01、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 薪炭需給調節特別会計法の案を早く決めないで、お困りだろうと心配いたしておりましたが、部長さんのお話を承つて誠に寒心に堪えないので、今お話になつた程度では輸送が円滑に行つても誠に少い、東京都の数字でも、神奈川縣の数字でも、この数字でさえ何だか完全に來そうな恰好にないのですが、何か思い切つた手段で食糧同樣御心配頂く方法がないでしようか、もう少し強い手を打つて頂きたいのですが。予算の関係があつて無茶なことはできますまいが、水害等の事故もよく分りますが、どうも部長さんが一人で御心配になつておるようではいかんので、食糧と同樣政府の方でも相当心配して貰わんと、この非常に少ない数字では私は恐……

第1回国会 農林委員会 第27号(1947/11/04、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 衆議院の修正になつております施行の日のことでありますが、三十日を超えんことになつておりまして、その通りでいいと思いますが先程も申上げては置きましたが、どうぞ当局の方で、十二月の一日が施行日になるように御協力を願つて置くように希望を申上げて置きます。

第1回国会 農林委員会 第29号(1947/11/07、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 石油の配給についてでありますが、實は我々は食糧の生産、供出に渾身の努力を拂つておるのでありますが、それに對しますあらゆる資材が不圓滑で非常に困つております。今目の前に配給機構を否定しようといたしております石油の問題に對しましては、分つておりますことも曲げてやらないような方針にし、安定本部、商工省は業者のみ非常に大事に取扱つて農業者に對する仕事はいかにも不親切であり、不合理にしようということのみになるように考えられるのであります。そこで先ず以てお聽きしたいことは、安定本部、商工省は食糧の生産、供出に本當に努力をして、その必要な物資は圓滑に配給をし、圓滑に農業者に渡るようにするとい……

第1回国会 農林委員会 第31号(1947/11/12、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 私がお尋ねいたしたいことは、實は多分外の委員の方々から前にお尋ねがあつたことであろうと存じますが、丁度缺席をいたしまして、自分が出席しておりませんので、お尋ねしたいのでありますが、この法律をお出しになる前に、政府當局はこのことのお考えは何らかいたしているのだろうとは存じますが、實は今までやつておりました保險金が、今度打切りになつて棚上げになるわけでありますが、そういたしますと、私の方では保險金支拂に對しまする相當な赤字を生じているので、これを如何に處理して行くかの問題があるわけでありますが、僅な金額なら處理の方法もあると思いますが、簡單に片附けることのできないような金額でありま……

第1回国会 農林委員会 第32号(1947/11/18、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 案そのものが一應見ると非常に簡單で、当然こうあるべきなんで、改正になつたと思いますが、この内容につきましては、北海道は特殊の土地のためか、道廳が管理しているためか、いろいろ内容が違つておりまして、今河井さんからもお話がありましたが、例えば官行百五十五号を今後継続しておやりになることと思いますが、これは我々一般國民から見ますると、非常に濫伐というよりも、むしろ非常にやり方が粗末で、政府の事業である、官営の事業であるというので、ああなつているのかも知れませんが、我々が山の跡地を見ますると、この大事な資源の実に乏しい時期に、ああゆう方法では、とても日本の山はなんぼあつても足らんことは……

第1回国会 農林委員会 第39号(1947/12/07、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 二、三お伺いいたしたいと思いますが、代理配給所を原則としてお認めにならんような御方針のようでありますが、主食の、現在ありまする代理配給所は、地形上その他で止むを得ずして代理配給をやつておるような形で、これは戰爭中から原則として認めんと、こういうものがありますと、非常に邪魔になつて、原則として認めんじやないかというので、非常に地方で困つたことが澤山あつたのでありますが、今度の公團の配給も原則として認めんということを、何らか緩和して、代理配給をしなければならん場所は、代理配給をして需要者への配給の圓滑を圖るようにして頂きませんと。……代理配給を必要とする所は内地にも相當あります。………

第2回国会 農林委員会 第3号(1948/05/27、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 ちよつとお尋ねしたいと思います。今日年度別の開墾實績を御配付になりまして、よく数字は分つておりますが、大開墾というのは機械開墾のことだろうと思います。小開墾というのは各自入植者のやつたことだろうと思いますが、國營の事業を現在より規模を大きくして大々的におやりになるような御計畫か、現在の營團から引受けた程度のものを維持する程度でおやりになるのか、一應伺いたいと思います。
【次の発言】 大開墾、小開墾はお話の通りだと思いますが、實は私は本來未開墾の五十町歩以下纒まつた所は國家でやるべきであるというような考えを、元々持つておる者でありますが、それはなぜそういうことを考えるかと申します……

第2回国会 農林委員会 第6号(1948/06/07、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 この法律は非常に重要な法律で、農藥の檢査というのは全然技術的か何かの意味で、何もないということはなかつたと思いますが、國家として檢査するということが実際に行われれば非常に重要なことであり、いいことだと思います。それから局長の羽生さんの御質問に対してのお答えは、まだしつかりこうした機構で万全を期した檢査をするという肚ができていないようにも思われますが、法律ができました以上、是非十分な檢査を行うようにして欲しいと思いますが、まだどうもちよつと肚が決まつていないように思います。  それからその次に、どうも分らんのでお聞きしますが、一條の二項に「前項の防除のために利用される天敵は、この……

第2回国会 農林委員会 第7号(1948/06/11、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 簡單にもう一言お伺いして置きたいと思います。  農藥の中で、非常に生産が不足で統制の必要があるというものの中で、除巖菊を原料とする品種が三種類ほどあるわけでありますが、これが最近その統制の價格も數量も解きたいという業者の切なる聲がありまして、役所の方でいろいろと協議をいたしておるようでありますが、私は先刻も申上げましたように、生産が殖えるまで、若し國が農業として必要な數量を確保しなければならんということになりますれば、統制を外すことは不適當であるというふうに申上げておきましたが、昨日も農林省へ行つて局長にお聞きしますと、局長はやはり外したいという意向を持つているのでありました。……

第2回国会 農林委員会 第8号(1948/06/14、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 この法案は、或る面を見ますると非常にいいものだとも考えますが、又或る面を見ますると非常に因つた点があると考えます。そこでまだ末端のことまで議が纒まつておらんことでありまして、未熟であるようでありますから、余りに堀下げてお尋ねしても駄目でありますが、とにかく山崎委員のおつしやるような日本の事情でありまするが、ここに法律案として出ておりますものを見ますると、科学的に非常に高度の指導をしようという意図が多分に含まれております。そこで一應資料を見ますると、六千五百人ほど要る人間が食糧事務所の人間をそのままぴつたりと持つて行つて充てようかというようなふうにも見えます。そうでないかも知れま……

第2回国会 農林委員会 第9号(1948/06/15、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 この際二、三お伺いして見たいと思いますが、実は去年の農業保險措置ができた時分に、是非今年度は保險金及び事務費の政府負担を増大して貰うようにお願いしておつたわけでありますが、そうして農家の負担を軽減するように、今年の予算の面にどれだけ織込まれておるのでありますかということをお伺いします。  それから次は、共済金の迅速な支拂が非常にできないようでありますが、特殊の金融措置を講する必要があると思うのであります。政府はそれに対してどういう計画を持つておられるか、又措置を講じつつあるかという点を伺いたい。  それからもう一つは、二十二年度蚕繭の共済が特に殖えたのでありますが、これが特別の……

第2回国会 農林委員会 第13号(1948/06/22、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 輸出じやないのです、輸入でもない。
【次の発言】 輸入でも輸出でもないわけです。

第2回国会 農林委員会 第14号(1948/06/23、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 少しお伺いしたいと思いますが、実は公團の取扱品目、いろいろと因縁を附けて、それは殖やそうという一体氣分がありはせんかということを、先ず以てこの点をお聞きしたい。それは過般炭カル肥料を肥料公團で配給することにしたのでありますが、むしろこれは供給過剰になつておるものを、それを公團の取扱品目にしたことの具体的の理由はどうかということを先ず以てお聞きしたい。  それから先般私が質問をいたしまして、國内産の肥料、作物の種子、それから内外産の緑肥の作物の種子を肥料公團、又は飼料公團に配給統制をさすべく研究中だていう旨の御答弁がありましたが、その後の経過は一体どうなつておるかということをお聞……

第2回国会 農林委員会 第16号(1948/06/26、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 私は檢査規定は決して悪いと考えておりませんが、そこでお尋ねしたいことは、食糧事務所でおやりになる方と都道府縣に委託するものと二種に分かれておりまして、数量こそ少いが、実に價格改訂のとこに是非とも権威ある檢査がなければならん、薄荷がどつちにも入つておらんのですが、どういうふうになるのか。  それからその次はこの予算を見ると非常に少ないので、九ケ月には違いないが、それにしても一体、内地はどういうわけか余りよく知りませんが、北海道では食糧事務所の檢査員は非常に忙しいし、村の百姓と同じような氣持で働くので、非常に薄給で誠に惨めな生活なので金を集めて各村で檢査員を待遇し、住遇も建ててやる……

第2回国会 農林委員会 第17号(1948/06/28、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 大分長いこと各委員から配給物資、殊に衣料品について北村さんからも御熱心にお尋ねがあり、繊維局長から御答弁がありました。私先ず以て先に信念をお話申上げたい。それは御承知のように、農村が各方面から虐げられている。殊に政府からは如何なる状態に置かれても、農村程虐げられる目標になつているものはないと思います。そこで何とかこの面を多少共緩和して貰うべく努力をいたしておりますが、ますます深刻の度を加えて、一向それが軽くなるようになつておらんのであります。そこで先程農林大臣からのお話に、農村に金があるとか、ないとかいう見方を或る方面でしておるようで、非常に迷惑を被むつて、その資料の蒐集に奔走……

第2回国会 農林委員会 第19号(1948/06/30、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 食糧確保の案がしばしばいろいろなふうに議論されておりますが、農業計画を立てますときに、一番肝腎なものが考えられておらんと思います。何となれば、政府が裏付として農機具、肥料、農藥を配給することになつておりますが、農家の方でいつでも品物を買い得るような資金の準備ができておりますれば、それはそれでもいいと思いますが、現在及び今後の状態を考えてみますると、全國一律ではありませんが、單作地帶は殊の外……、経済の一番根幹をなします資金の問題、人間が生活をいたして行きます上に一番大事なもの、業を営むのに一番大切な資金の目安が附かなくては、計画は相立たんのであります。そこで農林大臣はいろいろ御……

第2回国会 農林委員会 第20号(1948/07/01、1期、緑風会)

○岡村文四郎君 どうも大事な十二條が非常に問題になつて來ておりますが、実際出に考えさせると、こんなことはないと思う。そこで大事な種畜が食うものがなくなつてしようがなくなつて、用役に堪えない、又馬として價値をなさんというふうになりますが、若し政府の方で、市中の輓馬に飼料を配給するが、種馬に配給せないということはないと思う。そうはつきりと御答弁を願いたい。そういうことでありますが、こんなことを書いても、こんなことができますか。理屈と実体をよく考えねばいかん。一体そんなことをする氣があるのか。ただこれは書くのは、こういうふうに書かないて……どうも大変下手な書き方をするから、こんなことになる。こんなこ……

第2回国会 農林委員会 第22号(1948/07/04、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 私はこの助長法案が決して悪いものとは考えておりませんので、いろいろと質問をやつたわけでありますが、現在の日本の農業が如何にあるかという観点から非常に熱心に調べた結果がここに現われておるのでありますが、試驗研究を主としておやりになりますが、試驗研究をして日本の現在の農業に即應することを第一義に研究をして貰いませんと、あらゆる部面で試驗研究はできたが実施に移して効果がないというものが沢山あるわけであります。殊に官僚を非常に嫌つておりますが、先方の書いたものにも農林省の官僚を非常に説いておりますが、私共はあれ程官僚的だとも考えておりませんが、往々にして官僚的になり勝ちで農業の試驗研究……

第3回国会 農林委員会 第1号(1948/11/08、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 復興資金のことで、これは実は騙され騙されして騙された結果が復興資金に無理に押付けられ、我我が騙されたその後始末の金なのです。ところが非常に少いのですが、少なければ少い程迅速を欠いて非常にまどろこして、とてもまだまだ金が出て來るのはいつか僕は分らんという見通しをつけております。そこで少くて困つておるのにどんどん物が上つて決定をした時分にはもう尚更高くなるという現状ですから、地方はよく分つておりまして、申請はいたしておると思つております。役所の方でもできる限迅速にして貰つて、尚銀行の方でも準備をいたしておるようで、各関係の者も作つておるのでありますが、なかなか復興金庫が普通に金を借……

第3回国会 農林委員会 第2号(1948/11/15、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 去勢は提案理由にありますように、最早畜主が自覚をしたから廃止してもよかろうというのでありますが、軍馬がなくなつたから廃してもいいというのだと思いますが、これはそういつた面ばかりでなくて、本來は去勢しない馬を使役に使いますことが非常に能率の上には惡いわけでありませんので、戰馬はいざとなると疲れた時分には去勢した馬と去勢しない馬との差は、非常に強いのでありますが、使つて見た場合には非常に不便が多いのでありまして、法がなくても畜主が自覚をして去勢をするということはありますが、非常にそれは今後少い数になりはしないかと思うのであります。例えば大都市に使はれまする馬などは当然去勢をしていな……

第3回国会 農林委員会 第3号(1948/11/16、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 大臣が御欠席になつておるので、それ以下の方にお尋ねいたします。  先ず一番にパリテイ計算の表を出して貰うことをお願いしておつた筈でありますが出て來ないのであります。この間貰いましたあれは、政府が出したのでないのでありまして、あれでは駄目なんであります。米の價格のパリテイ計算の表を出して貰いたいと思います。そこで今部長からいろいろお話がありましたが、パリテイ計算を出して米の價格を決める時分に、農家の自家能力が非常に個々まちまちであり、地帶別に違うために非常に困るというお話であります。それは数字的に見ますと、こういうことが出ると思います。私の言わんとするところは、物價廳でも安本でも……

第3回国会 農林委員会 第5号(1948/11/22、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 藤野さんがお尋ねになりました部分と重複する部分があるかも知れませんが、馬匹去勢法の廃止は非常に矛盾しておると私は考えておるわけであります。明治三十四年に去勢法を施行いたしました理由は、午匹の改良発達を目的として施行されたのであります。その後昭和の十四年に改正をされておりますが、これは徴発を主に考えたために徴発馬が去勢されてないと支障があるというので改正されたのでありますが、政府では馬の改良発達もこれで十分だというお考えのようにのみ聞こえますが、私は丸でそれとは違うのでありまして、有事の場合の徴発なんということは考うべきでなしに、それは考える必要はないのでありまするが、馬匹の改良……

第5回国会 農林委員会 第1号(1949/03/26、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 板野さんの御質問は、これは御尤もの節もありますが、打合会と公報に載せたのを本委員会に切替えるということは、今後はそういうことはない、今回はむしろその方が我々の便宜のためによかろうということのようでありますから、これは本筋は板野さんのおつしやることが当然で、そうあるべきと思いますが、今後はこういうことがないように委員長の方に一つお願いいたします。  それから二番目の正式な法案の手続がないじやないかというお尋ねは、正式でないものを出す筈がないので、ただ印刷が非常に不備だから、というので、これは一つ廣義に解釈してもいいと思う。  それから三番目の問題は、首相の施政方針が済まなければ本……

第5回国会 農林委員会 第2号(1949/03/28、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 食糧管理局の経費の中で、國の予算として盛られている経費もあるようですが、食糧に加算をして需要者から徴收をして、食糧管理局の費用に当てる部分が相当にあると思うのですが、これはどの程度……この前資料を貰つたのがあるのですが、現在の農林省予算の費目を挙げておられます以外のものが、全部需要者の負担になつているかどうか、この点をお聽きしたいと思います。
【次の発言】 公團はいろいろなものを扱つておりますが、一番國民の関心の的になつております主食が、幾らでも高くなることによつて迷惑を蒙むることは当然でありますが、その半面、食糧は農家で生産をするものであつて、如何にも農家の買入價格も考えない……

第5回国会 農林委員会 第3号(1949/03/29、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 管理局長官にお尋ねしたいと存じますが。各公團とも掛賣りはしないということになつておりますし、しないということは会計法にあるんだということになつておると思いますが、非常に金融の円滑如何の関係で掛賣りを承知してやるわけじやなくとも掛賣りにならざるを得ないような形になることが出ると思うのですが、この際どういうふうに一体お考えになつておるか一應承りたいと思います。
【次の発言】 現金の代金授受が即時行われなくてもその取引は成立するわけでありますが、手形取引をするようなことが最早起きておる、その交渉は大体できておるのではないかという節があるわけであります。そこで片手落ちのことはやつて貰い……

第5回国会 農林委員会 第9号(1949/04/26、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 私は丁度この法律を審議しておるときにいなかつたので、甚だ遺憾でありますが、今大分審議されて要は委員長の話によりますと、大体の質問は済んでおるから、衆議院から修正案が出たから、それによつて後から一應審議して決めたいというようなお話であつたのでありますが、いろいろと御質問がありましたが、今起つておる問題は、主として獸医手をどうするかということについて、いろいろ御質問がありましたが、百姓の立場と家畜の立場から申上げますと、今日本で獸医手なり獸医師が余つて困つておれば別でありますが、これができたのは戰爭のために獸医手を認めたのでありますが、非常に日本の現状の家畜に対する技術の必要なこと……

第5回国会 農林委員会 第12号(1949/05/06、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 板野委員が大分御質問になつて、重複する部分もあると存じますが、私は今後の臨時措置法の一部改正は、農民にとつて実に重大なことだと考えておりますから、細かくは入つて参りませんが、概畧のお尋ねをして置きたいと思います。臨時措置法の一部の改正は、我が國現在の農民経済の立場から見て実に重大なる影響があると考えられるのであります。大臣はいろいろ御心配になつておられますから、單なる今まで措置を講じておりました食糧確保の普通の処置ではいかんと思いますが、どうお考えになつておられるかということを一つ。それから二番目は、食糧確保臨時措置法の一部の改正がスキヤピン連合國司令部の指令に基くものであり、……

第5回国会 農林委員会 第13号(1949/05/07、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 どうも考えれば、考えるほど日が経てば経つほど分らなくなつてしまうということは、第一國会にこれを出されて、到頭審議未了になつて、第二國会に出されてやつと論議の末できた、食糧確保臨時措置法が、今度の改正でどうなるのか分らなくなつた、そこで心配になることは、超過供出ではなくて、あるだけ出せという、こういうのならば分るのでありますが、そうでもないし、その肚底がどこかにあるだろうと思うのですが、そこでこういうことになるということを懸念して、非常に論議されて、その時は農村からも非常に人が出て來まして百姓というものは作れば作るほど、多く穫れば穫るほど供出させられて、方法がつかんから、何とかそ……

第5回国会 農林委員会 第14号(1949/05/09、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 衣料の問題がやかましく要求されておつたのでありますが、どうも議会中に決まらなくて、そうして我々が閉会になりますと、その間に商工省の方で我々の意思に反するようなことに仕事をされておるのであります。そこで先程お話がありました、方法が付かなくて知事に一任して、知事では五五ということでやつたらどうかということであつたのでありますが、それによつての地方の混乱というものは実に非常なものであります。自由を原則としておる世の中に、農業者の方で、こういうところから是非配給を受けたい、こういう機構の下にあるにも拘わらず、それは行くとか行かんとかということ自体が全然間違つておるのでありますが、農家と……

第5回国会 農林委員会 第15号(1949/05/10、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 委員長からお話がありましたように、昨日の御発言とは全然違つた形になつておりますことは遺憾であると考えております。併しながら有田政務次官のお話は、当然今の世の中の筋として取るべき手段をお考えになつておられるので、我々もその点を考えますと了承するのでありますが、余程御注意を願わなければならんことは、團体の方から民自党の調査会にお願いをして、党でいろいろと御審議を願つて、大体異議ない方向に向いつつあつたと承知いたしております。そこで業者の非常な反対があつたのでありますが、これはその反対も決して無理ではないと考えておりますが、困つたことには、商工省の纎維局というものは実に封建そのもので……

第5回国会 農林委員会 第16号(1949/05/11、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 どうも何遍も繰返して聞くようで甚だ残念ですが、一部保有を認めることになつておりますが、その率を示したらいいのじやないかと言うと、適当でない、それから價格の点も率だけ示せばいいのじやないかと言うと、それも適当でないと言うのですが、法は、人の運用によつて、場合によればはつきりしないことが非常に使い易い、いいこともあると思いまするが、この場合は明記して置くのでなければならんと思うのですが、適当でないというお考えをもう少し聞かして貰いたい。
【次の発言】 見解の相違かも知れません。例えば保有の倍率を決めて置きましても、只今局長のお話のように、作況により食糧の需給関係において、非常にそれ……

第5回国会 農林委員会 第17号(1949/05/13、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 油糧公團に対する政府の方針を一つお尋ねいたします。資金に困るのは油糧公團ばかりではないと思うのですが、その中でも一番みじめなのは食糧公團は割合にいいようでありますが、そこで全くその公團の事業の運営が非常に困るようになる公團があれば、その公團に対しては銀行の融資も非常に困難であるから、これに準じた考えをするお考えがあるかどうか。それからその次は從來の一千万円であつたものが十五億一千万円になつて、これは想像のつかん増資の仕方なんです。併しながら輸入関係があつて止むを得ないということでありますから、できることになると思いますが、政府の出資であるから金利は一銭も要らん。これが若し市中銀……

第5回国会 農林委員会 第18号(1949/05/14、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 板野さんからいろいろ食糧を確保するための措置についてお話がありましたが、先般からいろいろ議論をいたしております。農業者が最も必要で公平な分配をして貰うために、衣料品の取扱いについて所管省の商工省とも話をし、商工大臣がおいでになつて、決して不公平な取扱いはしない、希望に副うようになるような返事をしておられますが、これは農林省の所管の食料確保について、成るたけ生産をする農民が快く生産意欲を高揚し、生産ができるようにしたいために我々は努力いたしておるのでありまするが、その後の状況を承つて見ますると、大臣のああいうお話を承りましたが、下の方ではなかなかそうしそうもないそうであります。そ……

第5回国会 農林委員会 第20号(1949/05/17、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 御承知のように、土地改良法が衆議院を通過して、参議院に廻付されて、これを審議し、討議いたしますのに、日本の現在の農業では、とてもこの法の精神に副うようなことは事実上はできないのでありますが、補助金を出すことができると書いてはありますが、甚だ疑わしいのであります。そんな程度ではとても遂行できないと思うのでありますが、それにしては解決のしようがあつて、この法律を通過さして、法律でこうできているから、何とかしなければならないという努力もあるとは存じますが、先ず以て私のお尋ねしたいのは、これは安本にお尋ねしたいと存じますが、本年の予算において、ドツジ公使の強い指示の下に日本の予算は殆ん……

第5回国会 農林委員会 第22号(1949/05/19、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 いろいろお答を願つた程度は分るのでありますが、改良法を提出になつて審議いたしておりますが、これは恒久的な法律でありまして、今論議されておりますし、御心配を願つておりますことは、二十四年度の予算措置に盛つておらなかつたというので、融資の面でも努力しようというので援助物資の見返資金であるとか、又預金部の資金であるというものを振り向けてそれを便りにしようというお考えを持つておるわけであります。私はこれはそういう措置ではこの法律は非常に困る。そこで恒久的の措置を今からお考え願つて行きませんと、これは恒久措置に対するそのことが、そのつもりで考えて貰いませんと、日本の農業は食糧増産はこれは……

第5回国会 農林委員会 第23号(1949/05/20、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 この輸出の農林産、水産物の檢査は、これは大体永久に近い必要があると思いますが、この点は異論も何もないのでありますが、実は作物報告事務所のことで、こういう地区に一体作物報告事務所の出張所として設ける、そういう無駄なことを考えないで、食糧事務所の出張所があるので、これを置くと又相当費用が要ると思います。それで兼ねても結構と思いますので、そういうことをしなくともいいと思う。
【次の発言】 いやいや北海道ですね、函館、札幌、帶廣、北見ちやんとそこには食糧事務所の出張所がございます。これを分離すると所長が要りますよ。そういうことでなしに、これは永久のものではないと思う。今のところ反別の調……

第5回国会 農林委員会 第24号(1949/05/21、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 私は門田さんと同じように、羽生さんがお辞めになつて、その代りに出て頂いた岡田さんですから、これも人によればそうも行かんこともありましようが、岡田さんにお引受け願うようにやつて貰いたいと思います。
【次の発言】 小委員長の方で関係当局ともいろいろと御協議されて、そうして採り上げておられることと思いますので、委員会にここで繰返して御報告願つても、再審議する必要もないと思いまするから、御迷惑でもお委せをして、委員会は省略して本会議にかけるようにして貰いたいと思います。
【次の発言】 土地改良法案が提出されまして、その審議のために建設省から大臣のおいでを願つたわけでありますが、池田君が……

第5回国会 農林委員会 第25号(1949/05/22、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 大藏大臣のお話を伺つてよく分りました。今委員長のお話のように予算に関する金は補償されるとか何とかいうものじやないと思います。そこでそれが日本の農業に対する畜産であつて、それでなければできないのだ、明年度以後になつても畜産に対して予算が取れないことにならんと思う、そこで我々の希望するところは競馬に実は文句があつて、競馬をやるのはどうかということは疑問なんです、併しながら畜産の奨励に少しでも寄與するならば、我慢してやつてもよかろうという肚なんです。ところ員今大臣のお話のようにちつとも畜産の方に寄與しないということになると……、衆議院の方からお話が……、今外の人のお話になるようにプラ……

第5回国会 農林委員会 第26号(1949/05/23、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 そう長いことかかりません。
【次の発言】 食糧確保臨時措置法案は、本委員会に付託されましてから、長い間審議をいたして参つたのでありまするが、私は共産党に同調するものでもなければ社会党と同調するものでもないのであります。日本の農民を代表して反対するものでありますが、何とかこの法律を曲りなりにも百姓に申訳のある修正ができたり、又私共の意見によつてそうして認められるときがあつて、百姓に、実に残念であつたが、かようにまで骨を折つて貰つてその上で実は通したのだ。こういうふうになることを念願いたしまして、委員長にも随分御苦労をかけたのでありますが、止むを得ずしてそれが通らんのであります。そ……

第6回国会 農林委員会 第2号(1949/11/14、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 家畜の伝染病で、この畜主に一番影響をするのは、殺処分によるものでありますが、それには伝染性貧血とそれから牛の結核、最近はやつて参りました脳炎の三つが、主としてその対象になつていると思うのでありますが、伝染性貧血にしても、それから牛の結核にしても、実は非常に結核があるというので、殺処分を始めて見たところが、非常に被害が多いというので畜主の方から抗議を申込まれている。注射をして見たんだが、その後別にどうということもなくて終つたという例もありますし、私考えて見まするに、一体結核病のある牛からとつた乳を人間が飲みますと、その伝染が一体何ぼぐらいあるかということを知りたいが、若し現われて……

第6回国会 農林委員会 第3号(1949/11/22、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 この際お伺いをしたいと思いますが、農林大臣は非常にまあ辛い立場にあられて、米の価格の決定、或いは超過供出に対する歩合、あらゆる面に大努力をしなければならんことになつておりまして、非常な御苦心だと思います。  そこで私のお尋ねしたいのは、ドツジ氏が日本に参りまして、財政の大建直しをしようとしておられるように聞いております。これは御承知の通りでありますが、いろいろと見てみますと、我が国の農業経営、それに伴います主食の生産費は、ここ数年の間に実に目まぐるしく変つて参りまして、これでは日本の農業は必ず大恐慌に追込まれ、窮地に陥れられることが、火を見るよりも明らかだと思つております。これ……

第6回国会 農林委員会 第4号(1949/11/26、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君  お尋ねしますが、供出代金から源泉徴收をしようということでございますが、その方法をどういうふうにしておやりになるつもりでありますか、私の聞くところでは、まず協同組合に源泉の徴收をさせようという意図があるようですが、そのやり方によると協同組合が又非常に百姓から厭がられることになりはしないかという心配も起るわけです。その方法はどういうふうにするかということをまずお聞きしたい。
【次の発言】 私は、これは意見なんですが、実はいろいろ考えておりますが、源泉徴收をするのは農家の作つているものが全部かかるのでありますが、今度どんどん捉えられて徴られて行きますと、今後麦或いは米という掴み易い……

第6回国会 農林委員会 第5号(1949/11/28、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 災害補償法の一部の改正についての質問でありますが、実は前から委員をしておられる方は御存じと思いますが、二十二年十二月に災害補償法が提案になりましたときに、私の方の組合は千二百万円ばかりの赤字があるので、これを今打切られると方法がつかんから困るということを申上げましたら、そのときの政府は何らかの方法によつて補うから、この案は是非急速に審議をして、通過をして貰いたいということで成立したのでありますが、実はそのままずつと来ておりますと、すべてのものがよかつたのでありますが、御承知のように農業会が解散をして協同組合になつたので、今の制度では協同組合から共済組合に金を貸すことになつており……

第6回国会 農林委員会 第6号(1949/11/29、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 ちよつとお伺いしたいのですが、第十三条の三の「国庫は、昭和二十四年度及び二十五年度において農業共済組合の組合員の支払うべき牛又は馬の死亡廃用共済に係る共済掛金のうち、第百十四条第一項第一号の定款で定める最低の共済掛金の二分の一」とあるのは、これはどこを基準にしておるのか、それをちよつと聽きたい。
【次の発言】 分りました。異議ありません。

第6回国会 農林委員会 第7号(1949/11/30、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 多少生産に関係がありますから、食糧庁長官にお話をすることは無理かと存じますが、併し今までお扱いになつておられたからお分りになると思いますが、二十五年度産からは、甘藷、馬鈴薯の澱粉は食糧としてお扱いにならんということに考えられるのですが、そうでありますか。  それから次は種芋を今まで食管で扱われておつてのでありまするが、これも外していいようなことになりますかどうか。
【次の発言】 来年産のやつです。
【次の発言】 二十五年度で甘藷四億万貫、馬鈴薯一億五千万貫を買入れるという計画のようでありますが、そこでそれを生甘藷、生馬鈴薯で何ぼくらい食糧に配給する御計画がお伺いいたします。これ……

第6回国会 農林委員会 第8号(1949/12/01、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 農林大臣にお尋ねは沢山ありますが、これは後廻しにしまし、安本長官がお見えになりましたので、安本長官にお伺いいたします。  第五国会で各省設置法案を提案され、決定いたしておりますが、それに伴います各省の持ちます事務は明記されておりますが、どうもはつきりせんようで、大分問題になつたようであますが、実は農林省の所管にあります肥料、農機具、農薬、殊に農機具のごときは当然農林省が持つべきでありますが、終戰後通産省に行つておりまして、これは一日も早く農林省所管にしなければならんと思つておりましたところ、丁度設置法案にその項目が入つておりまして、早速実施できるものと期待をいたしておりましたと……

第6回国会 農林委員会 第9号(1949/12/02、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 板野委員がいろいろ詳しくお聞きになりたようでありますが、これは局長の方は施肥期でないときに肥料を送つて来たものには金利、倉敷を損するからいけないということで御説明されておりますが、これは国家でそれを補給する以上は公団が損するものではないのでありまして、その金利が公平に取られるか取られんか、倉敷料が公平に取られるか取られんかの違いであつて、施肥期でなくて肥料を取つても今までは金利倉敷を差引かなかつたのでありますが、いずれにしても百姓が皆負担をする全部の金利、全部の倉敷料はこれは負担しなければならんものであつて、私はこれは現実価格を決めなければならんと思つておりますが、それにしても……

第6回国会 農林委員会 第10号(1949/12/03、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 私は今提案になつております油糧と肥料の案、資金に関する案で、事業上現在これを増さなければやつて行けないという状態であると思いまするから、この案には賛成いたしまするが、ここで申上げて置きたいことは、油糧の方はとかく非常に噂のある実は団体であります。そこでこれを……
【次の発言】 そうですか。それじや肥料から申上げますと、肥料は今までの説明をお聞きしますのに、バランスにおいて五億余の黒字が出たという御報告でありますが、これは国から見ますると、補給金を出しておるから黒字は国に取るべきだという理論も立つております。又そういうふうになつておるらしいのでありまするが、百姓から言いますと、我……

第7回国会 農林委員会 第2号(1950/02/07、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 大槻先生にお伺いいたしたいと思いますが、適地適作はこれは勿論それが百姓の本能で、そうあるべきであつたのですが、御承知のように戰争中から今日まで随分ゆがめられて来たようです。そこで今度は段々統制が緩くなつて適地適作が行なわれると思うのですが、水田を畑地に還元することですが、私は食糧を生産する上に坪当りの生産から見て、水田ぐらい收穫のあるものはないと思う。これは今迄岡山地方で薄荷をさかんにやつた時分に、水田に薄荷を植えた、それで大部やつたことがあります。今はやつておらんが実は私共心配しておつたのです。それは單作地帯のことで、秋田に行つたときに畑地に還元するということが非常に有望視さ……

第7回国会 農林委員会 第3号(1950/02/09、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 やつたことはなくて言つているから話にならないので、牛を一頭飼えば何ぼ要るか分からん。少くとも一反をよくやつて、三回やつて行つたつて足りない多角経営農業をやるというけれども、そんなのはおかしいのです。僕は言わなかつたけれども、いろいろ御意見を聞くのだけれども、この日本の農業はそんなものじやない。一番困るのは、近藤先生にお聞きしたいのだけれども、段地が一体幾らあるか、平坦地が幾らあるか、これはどうにもならんですよ。ここで近藤先生にお聞きしたいのだが、一体段地が幾らあるか、平坦なところはうまくやつているのだが段地の方はどうにもならんから、段地はどうするか、例えば長野であるとか、或いは……

第7回国会 農林委員会 第4号(1950/02/13、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 特産課長の羽生さんへの御答弁で、この試験場が登録した時分に、青森では「りんご」を取つてるのですが、靜岡のものは民間に売つたというお話でありますが、今度は前と違つて登録出願料も要る、登録料も要るということになると、若し試験場が出したものがいいということになつた時分にちよつとおかしくなると思うのだが、試験場が発案した品種をやりたいという時分には、誰か個人の種苗業者の名義でするのなら別だが、試験場としてそういうことをするのがいいか惡いか、そういうことを伺いたいと思います。
【次の発言】 もうちよつと、試験場の名義で出願すると出願料を取るのはどうなるのですか。そうすると国の経費をそうい……

第7回国会 農林委員会 第5号(1950/02/14、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 この事業は今お始めになるのではなくて、あつたものを増加しようというのでありますが、五百ケ所という目標になつておるが、どんどん申込がある。それを認めるといつも費用があるところが先になつて、ないところが後廻しになつて、数に制限があつてできないということになりやしないか。もう一つは実は家畜の価格が急激に下るものですから、今までの価格は妥当なものではなくつて、インフレに呼応して高過ぎたとは言いながら、下れば畜主は下るつもりで悲観的な考えを持つて、例えば二十五年度は相当なものでなければ売れないというようなことを言つているものもあるし、豚にせよ、綿羊にせよ、牛は又少し殖えておりますが、非常……

第7回国会 農林委員会 第6号(1950/02/20、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 長官も御承知のように我々委員会は、新らしい農業についての審議を、十分各方面からも知識を得るつもりで審議いたしておりますが、将来の日本の農業についても大事でありますが、実は二十五年度の農業をいたしますために、非常に重要な統制品目の区別がまだ十分付いておらんというのがいろいろに聞えて、非常に迷つておるのでありますが、何と申しましても、もう三月に入らんといたしておりますし、三月四月は五月の播付けを前にして、十分農家は計画を立てなければならん時期にさしかかつておりますが、現在のどころの食糧庁の雑穀その他についての御方針はどこまでお決まりになつておりますか。先程承りますと、まだどうも確定……

第7回国会 農林委員会 第11号(1950/03/07、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 羽生さんの御発言に賛成いたします。同様本案を決定することに異議ありません。

第7回国会 農林委員会 第12号(1950/03/09、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 報奬物資のことで非常に御心配もかけ、前二氏の御質問の通りのようであります。これは考え方の問題でありますが、大臣の御答弁をお聽きいたしますると、買えればよかつたということに聞えます。そこで高くても引取りができればよかつたが、引取れないのだからこういう問題が起きたということお考えになつておるように聞えますが、これでは当然いけないのでありまして、これは現在未配給になつておりますものと、それから配給いたしました、配給済になつておりますものを、これはそのまま置いておくわけにはいかんと思います。そこでどうにか金繰りがついて單協が引受けて、それを農家に配給いたしましたものは相当あると思います……

第7回国会 農林委員会 第13号(1950/03/14、1期、各派に属しない議員)

○岡村文四郎君 幾らですか。もう一度。

第7回国会 農林委員会 第14号(1950/03/16、1期、各派に属しない議員)

○岡村文四郎君 開拓者資金融通法の一部の改正でありますが、私は三年前から、これは実に不愉快に感じて今日まで来ておる問題でありますが、要は政府が非常に安い金利、今ごろこういう金利はどこを探してもないような安い金利で貸した形にして、そうして償還をさせようとしてやつておる。又開拓者もこういう恩典を受けて、我々が何千年でも作るという畑を作る意気込みで、本当に人のために国のためになると言つているならば文句はないのでありますが、なかなかそうはいかんということを心配いたしておるのであります。そこで実はお聽きしようとして資料を求めようとしておりましたら出して貰つたのでよく分りますが、要は私は、昨日も入植者の三……

第7回国会 農林委員会 第16号(1950/03/28、1期、各派に属しない議員)

○岡村文四郎君 大蔵省にお尋ねをしたいのでありますが、農林中央金庫は二月から三月にかけて大蔵省の検査を受けておつたのでありますが、三月の半ば頃に終りまして、二十日にそれに対する検討の勧告書が来たようであります。そこで日本経済新聞でそれに対する記事が発表になりました。実はこれが市中銀行でありますと大きな打撃を受けるのでありますが、中央金庫でありますから、今まだ現に大きな打撃を受けておるわけではありませんが、各所から、あらゆる面から質問等が我我の手許に参つております。検査は絶対に秘密を守るし、外部への発表は許されない建前であつたのだと実は考えております。これは一応確かめて見ましたところ、大蔵省から……

第7回国会 農林委員会 第17号(1950/03/29、1期、各派に属しない議員)

○岡村文四郎君 ちよつとお尋ねして置きますが、この被害調書を見ますと、全然被害のないのは北海道だけだ。御承知のように北海道には内地の黒松、赤松という松は街路樹に少しありますのと、庭園に少しあるのじやないかと思いますが、北海道の蝦夷松とか椴松というものは虫に喰われる虞れがないのかどうか……。
【次の発言】 そうすると、内地の松を喰つております害虫は、蝦夷松や椴松には喰はないというわけじやないのですか。
【次の発言】 松くい虫の報告は初めてではないので随分何回も聞いたわけですが、なかなか駆除の方法がなくて困つておられるようですが、その方法も依然として皮を切つて焼くとか、根つ子を取つて燒くとか、こう……

第7回国会 農林委員会 第18号(1950/03/30、1期、各派に属しない議員)

○岡村文四郎君 大臣もたびたび我々から質問をし御答弁を願い、非常に歩の惡い立場にあるために苦労されておることは十分分つております。実は遠慮しつつ質問しているわけですが、そうかといつて蔭におります農家のことを考えますと、そうも遠慮できないので、いろいろと申上げておりまするが、実は早心配をして、二十九日に御懇談があつたことを仄聞してのことなんですが、今農林大臣のお話を聽くと、雑穀のような形で売つておるものも値引せよというので、それがいろいろ関係があつて、ここで表面からそれをやるとか、何ぼ引くかということは申上げられない、こういうお話でございますが、大臣の意中にはそのことが十分含まれておると思います……

第7回国会 農林委員会 第23号(1950/04/12、1期、第三クラブ)

○岡村文四郎君 いろいろ承つたんですが、一体この法律が非常に重要な法律だと思うんですが、これを厳重に管理をし地方に指示をしてやらそうとしておる。そこでそうなると、今までと違つて殆んど見るに足るような補助、奨励施設もないというようなものを拵えて見ても……どうも近頃出す法律がおかしいので、この牧野法にも疑義が沢山あるが、その疑義を沢山言つたらこの法律は駄目だということになるから私沢山言いませんが、もう少し畜産局として畜産を重要視して伸して行こうとい真意があるならば、もう少しこの法律らしいものを拵えて来んとこれは非常に困難だと思う。沢山作ろうとしておるが、肝腎の趣旨が不徹底だから……

第7回国会 農林委員会 第24号(1950/04/13、1期、第三クラブ)

○岡村文四郎君 今お話になつたのは限定牧野のことですが、これはよくお考えになり協議されておやりになつておつて、その立場は非常に筋の通つたよい話だと思います。ところが実態を見ると、上からの指示通りにいつておらんようでありますが、やがてその時期にそれはそうして貰うようにして貰いたいと思います。そのことは今お話がありましたように、実際に牧野として効率的に利用しておるかどうか、それを調査してということのやうでありますが、調査もしないので、とにかく一時返還をする、然る後に何とかする、こういうようなんで、最後にそういうことで判を押して貰つた、こういうのが大分あるようです。他にもありますが、そこでそれはそれ……

第7回国会 農林委員会 第25号(1950/04/14、1期、第三クラブ)

○岡村文四郎君 御承知のように、援助資金で、農村のいろいろなものをやることになつておるので、実は出ることに決まつておつた、こういうつもりで当てにして仕事をしたものも相当ありますが、実は去年二十四年度の北海道の十九億、これも安定しておつたと思つていた。それが実行がまだ一つもないわけです。今度農林省で大体やることになつておるのは、御承知のように五十億あるようですが、いずれにしても援助資金というものが農村に対して殆んど当てにならんような状態にあるのではないかというようなものを非常に心配しておるわけでありますが、そこで御承知のように土地改良、キユアリング倉庫、魚田開発、こういうのが農漁村に行くわけであ……

第7回国会 農林委員会 第26号(1950/04/17、1期、第三クラブ)

○岡村文四郎君 肥料取締法案についてのことではないのでありますが、御承知のように、先般から炭カルと石炭の融資の不公平な取扱というので、大分陳情運動をやつておつたのでありますが、農林省の方でいろいろ協議をされて、不公平の取扱がないようにして貰うようにやつておるようでありますが、まだそれが片付かないでおるようでありますが、時期を失する憂があると思いますから、丁度大臣もお出でになつておるから、特定の人がどうも頑張つておつては、それじや困るので、一つ両方とも同じような取扱をすることが公平であり、炭カルと石炭についてはおのおの意見を持つておるようでありますが、決して差別待遇をすべきものでないということは……

第7回国会 農林委員会 第27号(1950/04/18、1期、第三クラブ)

○岡村文四郎君 私がちよつと聞いて置こうと思つたことを藤野さんからお尋ねになつたのでありますが、刑罰の問題でありますが、次官がおいでになつたからお願いをいたして置きます。この規格法の罰則は一年の懲役、十万円の罰金になつておる。これは経済上の利益によつて罰金が重くなつておると思います。そこで肥料の方は、肥料を使つた農家が規格に反したものを使うと害を被るので、それで罰金も大きく、罪も重くなつておるんだろうと思います。それは種々様々になつておりますが、どうもこうやつてお聴きして、今の官房長の御返答みたいでは非常に残念ですから、今後は農林省の法律は統一して、十分眼を通して置いて、そういう罰則の適用を受……

第7回国会 農林委員会 第28号(1950/04/19、1期、第三クラブ)

○岡村文四郎君 協同組合法に対する質問も縷々ありますが、先ずそれは後にして、大臣が非常に努力をされ、今庫で各方面と交渉されて参つて来ております報奨物資の解決が、私実は先頃出張いたしておりました間に大分話が進んで、閣議で決定になつておるということを聞きまして、大変喜んでおつたのでありますが、未だにその決定にはなつたがあとの措置が進まないで、依然としておるというお話であります。これは誠に困つたことであります。今日大臣にその間の事情をよく伺つて、然る後に又お尋ねしようと思いますから、現在の報奨物資に対しまする金融その他のことがどうなつておりますか、一応お話を願いたいと思います。

第7回国会 農林委員会 第29号(1950/04/20、1期、第三クラブ)

○岡村文四郎君 政務次官のお話を承つて大体要旨は分るわけでありますが、過日大蔵省の融資課長に来て貰いまして、いろいろ話を承つたのでありますが、今日始めて聞きましたことは申込の書類が非常に遅れて、そのためか随分あるように承りますが、それは過ぎたことで今申上げてもいかんことで、今後そういうことのないようにすればよいと思いますが、今お二人のお尋ねは、土地改良を主にしてお尋ねになつたのでありますが、その外に小水力電気、漁田開発、キュアリングの方は融資は認められておりまして、それはよいとしましても、実は農村に対する、農業方面に対する見返資金の融資ができるということは承りまいたが、いろいろ事情を承つて見ま……

第7回国会 農林委員会 第30号(1950/04/21、1期、第三クラブ)

○岡村文四郎君 この問題はこれで申しませんが、丁度大臣がおいでになつておるので、どうも顔を見ると……いい顔はしないのでありますが……(笑声)長いこと大臣も苦心をされ、我々も非常に期待を持つております報奨物資のことがどうなつているのか。(笑声)実は昨日閣議でお諮りを願うというお話を聞きまして、首を長くして待つておつたので、この際あとは聞きませんから、そのことだけを……。
【次の発言】 農林大臣のお話のようならこれは聞くところもあり、そうであると思うのですが、実は私は聞きませんが、随分心配しておりますことは、大蔵大臣がこんな約束は聞いたことはない。こんなものは知らぬ、こういうので、それはどうも怪し……

第7回国会 農林委員会 第31号(1950/04/24、1期、第三クラブ)

○岡村文四郎君 先般大体お聴きしましたが、その他今藤野委員の方からお聴きなつて、答えられたのでありますが、この第四條の一項に、第三十七條の規定により指定された島から輸入又は移入することができる云々と、この指定した島というのはどこを言つているのですか。輸入ですから外国だと思うのですが、島というのはどこなのですか。
【次の発言】 もうちよつと、これは字句だけお伺いしますが、この法律は牝牡という字を使うことは止めて、参考書には牝牡と書いてあります。これは私が不勉強でそういう字がなくなつたのを知らないのか、使うのが適当でないから使わないのか、どういうことですか。


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 懲罰委員会 第1号(1950/07/21、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 理事の互選は成規の手続を省略いたしまして、委員長の指名に一任することの動議を提出いたします。

第8回国会 農林委員会 第1号(1950/07/17、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 本委員会の理事の数を四名とし、理事は委員長において指名されんことの動議を提出いたしま す。

第8回国会 農林委員会 閉会後第1号(1950/09/18、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 むずかしいことを課長にお聞きしても無理ですからお聞きしませんが、二十五年度の補正予算の問題です。災害復旧費が場合によれば二十六年度の予算に盛られたものでも何か不便があると思いますが、そうでなしに補正予算でやらなければならん部面が非常に多いと思う。仮に茨城県の問題を見ますると殆んど二十五年度の補正予算で大体見てやらなければ来年のやつはできんと思う。そこで今お話しになつたのですが三億六千万円ですか、どの程度に予算面に見ておられるかちよつとお聞きしたい
【次の発言】 農林省では農業に関することには非常に努力をしておるがなかなか全般にうまく行かんようで残念ですが、二十五年の災害について……

第8回国会 農林委員会 第2号(1950/07/20、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 農林大臣のいろいろ誠意のあるお話を承わりましたが、大臣は素人だ素人だということで非常に上手に言われておりますが、私は素人の方がよいと考えております。併しながら今のお話を承わりますと素人でなく……真劍にやる人だからそういうお話が出たというふうに喜んでおります。お話によります農業についての御意見を承わる前に、二十四年度の米、甘藷の報奨物資のことについて、第七国会でなかなかやかましくやつて、とうとう解決がつかなく第八臨時国会に持つて来て前農林大臣ではなかなか困難であつたものが、今度の農林大臣でいよいよ明るみを見出し、予算化は今のところ困難ではあるようだが、大体確信のつくところまで運ば……

第8回国会 農林委員会 閉会後第2号(1950/09/19、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 農林金融公庫の話が大分進んで参つておるようでありますが、関係方面の了解がどの程度得られておるのでありますか。
【次の発言】 計画案にもありますが、実は今御承知のように予算の編成の真最中で、殊に農林関係の予算が思うように運んで参りませんのでありますが、殊に公共事業費の中の土地改良というものが非常に削減をしようといたしておりますので、我々としては不眠不休でこの方面の運動をやつておるわけでありますが、政府は殊に非公共事業の、北海道の土地改良のごときは融資でやることになる。こういうことを言つておりますが、まるですべての公共事業に対する助成の足らぬ部面は融資で行け、農林金融金庫で融資をす……

第8回国会 農林委員会 閉会後第3号(1950/09/20、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 昨日、一昨日といろんなことをお聞きをしたのでありますが、前に各委員からいろいろ御質問をせられておりますが、一割増産ということに非常な問題があり、又それに関連をして非常に疑義があるわけでありますが、一体どうも政府の考え方は、非常に何でも安易に考えておる、そうして何だか驚いたような手を打つと言いますか、施策を施すような形に見えて非常に遺憾であります。  私共は前から一割増産でなくて、日本の食糧自給の問題でやかましくやつておつたのでありますが、朝鮮の動乱を契機に閣議御決定になつて、そうして取りあえず一割増産をしようということにおきまりになつたようであります。そこでその閣議決定事項に附……

第8回国会 農林委員会 第4号(1950/07/25、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 随分長いこと悩みの種で、どうすればいいというので議論されておつたようでありますが、去年の暮でありましたか、何とかしなければならんという話を聞いたときに、農林省内の有力な方から、現存肥料統制を外すと始末が付かなくなる、さりとてこれをどうして行くかということになると、統制を外して配給操作だけ若しやるとしても、農林省ではやる者はおらんのだ、こういうことを言われたので、実は議論も大分あつたのでありますが、非常に心配をいたしておりました肥料が製造と需給の割合が非常に緩んで来た、そこで農家の引取数を今の数字で御説明になりますように、全体の数から言えば二十五年度の春肥は減つておるようだが、今……

第8回国会 農林委員会 第6号(1950/07/27、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 各委員から私が考えておりますことを御質問になるので沢山はないのでありますが、肝腎のことだけ大臣の御答弁のできると思うことをお尋ねいたします。  調整法の五條の二十三のことについて赤澤さんからいろいろお尋ねがありました。それに対して川添事務次官から御答弁がございました。私は山添事務次官のお考えになつておられることとそつくりそのままのことを考えておる。それは今度制度が変つて調整法になりまして、土地の購入資金については大きな心配は要らんと実は私も考えております。要は、問題は今後のこの維持について非常な問題がありますので、前からもお尋をしておりますが、御承知のようにこれは今度の措置法に……

第8回国会 農林委員会 第7号(1950/07/28、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 どうも話を聴いておると、何でそういうことをするのか分らない。僕に言わせるとそうすると片一方の法律が通らんと、片一方の法律は役に立たん。両方通らなければ役に立たんとい法律を、何の施策もなくして、我々の審議権を無視するようなことをしてはいけない。それで法務府の方でも、農林省の方でも、国会というものは議員のものではない、政府のものではない、国民のものであるということをよく認識し、そうして提案しなければならん。自分ではこれは通過するのが当然だと、こういうことは誤りも甚しい。我々はそういう心で昔から審議して来ておる。だからしてこういうわけの分らんような、我々をでくの棒に使うような法律の出……

第8回国会 農林委員会 第8号(1950/07/29、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 近藤先生のお考は大体承知いたしておるつもりだつたのですが、今日お話をお伺いしてみますると、今我々が困つていろいろお智恵を拝借しようと思つております問題は、どうしても近藤先生の御意見を伺わなければ解決がつかんのです。そこで今やろうといたしておりまする法案は、地価も年々変つて来るような行き方なんです。そこで今、例えば固定資産税を取ろうといたしておりますが、その計算を見ますると、とても近藤先生のおつしやる二百円以上は絶対に、今の状態では、今の予定は取るべきでないし、拂うべきでもない。こういう考を持つております。全然税金が足らん、固定資産税だけでは、その他の税金負担がかかつておりますが……

第8回国会 農林委員会 第9号(1950/07/30、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 大臣でなくて軍務次官にお伺いをいたしまするが、実は小作料の値上で内心迷いが生じております。それは地主制度を設定する時分の趣旨が一体どういうところにあつたかということであります。  それから二番目は、現在地主として扱われておりまする全国の階層は、どういう者がどういうふうになつて残されておるかということをお尋ねいたします。
【次の発言】 この法律を拵える時分に地主というものを認め、保有しているものを認める。そのときに保有地を認め、地主制度を認めたかという趣旨です。
【次の発言】 お尋ねをいたします。目的が地主制度を設けるときの趣旨によつてそれに即応する保有地ができておるかおらんかど……

第9回国会 農林委員会 第2号(1950/11/30、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 只今の説明にもありますし表にも出ておりますが、内容がよくわからんものですから、外部で言つていることと局長のおつしやることが非常に違いがあるし、それから補正予算も非常にこまい数字が出ておりますが、共済保險の國の負担すべきものというのは赤字になる分、赤字になつたものにこれを入れれば、麦はそれで赤字はなくなるというお考えかどうか。
【次の発言】 そうしますると、麦に対する保險金の支払は、このあと七、八千万円繰入れれば、これが全部が共済組合から御要求になつておる額は足りるのでありますか。
【次の発言】 これは麦だけなんですが、米も同じようなことになつて出て来ると思うのですが、政府がこの……

第9回国会 農林委員会 第3号(1950/12/04、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 大臣が御就任早々から非常に御熱心に農林漁業の金融について御心配せられ、その後農林金融公庫をお作りになろうというので非常に御熱心にやつておられたようでありますが、その後情勢が、変えざるを得ないような情勢になつて変えられて農林漁業金融特別会計で行きたいという御方針のようでありますが、それがどこまでお進みになつているか、どういう構想でおやりになる御計画か、承わりたいと思います。
【次の発言】 今お話を承わると、大体六十億程度の特別会計の方法にいたすようになりかけておる。こういうので、詳細はまだできておらんようでありますが、大臣よく御承知のように六十億の金ではなかなか賄い切れんので、我……

第9回国会 農林委員会 第4号(1950/12/05、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 米価審議会の遅くなつたことも誠に遺憾でありますが、それより先に、なぜ一体米の価格をもう少し早くきめることができなかつたか、これは非常に下のほうでは無駄な手数がかかり、無駄な経費がかかりますので、これまで押詰めなくてもきめられると思うのですが、政府のほうで單に延ばしたというのではなくて、何か理由があつたと思うのですが、どういう理由で今まで米の価格をきめないで来たかということを一応聞きたい。
【次の発言】 小林委員から統制についての話があり、お答えがありましたが、どうも根本方針があれで、私は朝鮮動乱が起きたとか、第二次大戰が起るのじやないかという、こういう情報を別にして、そうでなく……

第10回国会 農林委員会 第1号(1951/01/31、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 裝蹄師法の一部の改正でありますが、裝蹄師の質の向上を図るということで、本旨には非常に賛成でありますが、ここに困つた問題があるようであります。獸医師と違つて裝蹄師のほうは多少の馬のことは承知いたしておりましても、これは技術の問題であります。これは私どもの経験によりますと、獸医師の資格を持つておる人が裝蹄師をやるということは、これは全く農民には結構でありますが、一番あぶないのは獸医の資格を持つておつて、そうして助手を頼んで盛んにやる、免許なしで自由にやつておるのであります。そこで例えば軍の獸医の資格を持つておる者が無免許で開業いたしております。私はこの法律は、現在何カ年か裝蹄に従事……

第10回国会 農林委員会 閉会後第1号(1951/06/20、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 今朝の新聞でバツク・ペイの問題は予算の範囲内で解決がついたというような書き方をしておるのですが、今長官からお話を承われると、そこまで行つてないようなお話ですが、あの新聞は嘘なんですか、どうなんですか。
【次の発言】 これは大蔵省に聞きたいのですが、今後のバツク・ペイにしろ、麦と米の新米価の決定にせよ、非常に二十六年度の米麦に対する奨励金と言いますか、そういう額を単なる、仮にきめておつたような形で非常に今政府も迷惑をしているようでありまするし、一般生産者も非常な疑義を持つて心配しておりまするが、一刻も早く補正予算をして、こんなにして置くべきでないから、こうしなければならないという……

第10回国会 農林委員会 第2号(1951/02/01、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 片柳さんの御質問大臣からお答えがあつたのでありますが、これ以上余りこの際聞かないようにという切羽詰まつたお話でありますから、聞かないことにいたしまするが、非常に片柳さんと同様に心配をいたしておる点は、国家がやつてもいろいろな間違いがあり、不始末もあつたのでありますが、これを業者に任してもうまく間違いのないように行かんということを断定したい一人でございます。そこで方法はいろいろありましようが、今酒屋のお話がありましたが、代金のことにつきましても、酒屋のかたがたと、今度の卸をおやりになろうというかたがたとは非常な力の差があると思います。そこでそれを標準にしてお考えになつておりますと……

第10回国会 農林委員会 閉会後第2号(1951/08/03、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 廣川農林大臣が御就任になつたときには、何も農政は知らんと、こういう知らん存ぜぬの一点張りで、まあいろいろ教えてもらつて聞いておつた、こういうふうであつたのでありますが、幸いに今度の農林大臣は農政通と称してもよいと思うかたでありまして、非常に心強く考えるのでありますが、今日のお話を承わつたことと、この間大曲で発表になりましたことを総合いたして考えて見ますると、日本の農業政策、食料政策というものを余りに知り過ぎておつて、軽くお考えになつているような気分がしてしようがありません。そこで先ほどからいろいろとご質問があり、お答えがありましたが、現在の米麦の耕作農家は、今おきめになつており……

第10回国会 農林委員会 第3号(1951/02/06、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 食糧の配給統制を変えたいということは今始まつた話でないのであります。今頃になつて許可が得られるとか得られんとか、そんな話はできるものかどうかと考えている。それでこういうのだからいかんので、次官や局長がどう考えているかわからんが、私は全部政府と先方の交渉が済んで、それでこれからやろう、こういうことにならなければ、大事な食糧の配給をどうこうするということは言うべからざる問題だと思うのであります。ところが止むを得ない、今日の新聞を見ても、更に今交渉中である。それが満足に行かないと、食糧の配給の運賃プールができないということになるが、この際ここまで来てもうごたごた言うことはやめて、先に……

第10回国会 農林委員会 閉会後第3号(1951/08/04、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 政府の計画はこの間ちよつと農政局長からお聞きしまして大体筋道はわかつたようでありますが、最近の新聞に業者即ちメーカーが非常に反対をいたしておるのであります。政府の計画の不需用期に肥料を買付けておいて、需用期に配給したいというのでありますが、我々が考えますと、メーカーのほうでは不需要期に輸出をして、少し高く売りたい、それができなくなるというので反対をしておるのではないかと思うのでありますが、なかなか細々新聞に書いてあるようでありますが、どういうわけでメーカーのほうで反対をやつておるのかお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この間の局長のお話では全国価格は考えないで、地域的の価格……

第10回国会 農林委員会 第11号(1951/02/28、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 委員会法を審議する前に一番大事な、農地調整委員が統合されますが、農地の調整の部分は御承知のように、終つたとは申上げませんが、大体八分余りできたので、一番大事な自作農維持の方面に、先ほども局長が協力するように言つて、委員はそのほうにという話もあつたのでありますが、前に我々が審議未了にしてポツダム政令で出されました農地調整の一部改正にそのことが盛つてありまするために、非常にいい案である。併しながら資金の出途が明確でないので、これはいけないんじやないかということを盛んに論じたのでありますが、もうあれから大分目が経つて参りましたから、委員ができましても、専らその方面に主力を注いでやつて……

第10回国会 農林委員会 第12号(1951/03/01、2期、第一クラブ)【議会役職】

○理事(岡村文四郎君) それでは只今から委員会を開会いたします。  先ず先に農業委員会法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案の提案理由の説明を承わります。
【次の発言】 それではこれについて大体の御説明をお願い申上げます。
【次の発言】 それでは政府委員をちよつとお知らせ申上げます。島村政務次官がちよつと衆議院のほうに参りましたが、すぐ参ります。藤田農政局長、平川農地局長、小倉農業改良局長、上松農地局管理部長、和田農地局農地課長、この六人のかたが出席されております。  それでは昨日に引続いて委員会法の質疑を続行したいと思います。それから昨日江田議員の御質疑に対して改良局長がお答えするのが適……

第10回国会 農林委員会 第13号(1951/03/02、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 災害補償法の第十二條第三項の規定の適用を除外する法律の一部を改正する法律案の審議の前に承わりたいと思いますが、二十五年度の各都道府県の不足金の問題が、今どういう解決の方向に進んでおりますか、承わりたいと思います。
【次の発言】 農政局長のお話はよくわかりますし、いろいろ御心配を願つておるようでありますが、各連合会では御承知のようにもうぼつぼつ定期の予算総会が始まるのです。それで取りきめられるというので、会長が大分心配をしているようでありますし、事務当局も心配いたしておりますが、そこで何とか支拂つて置くと割合に防げるというわけで、実は農林中央金庫に借入を迫つておる部分もあるのであ……

第10回国会 農林委員会 第14号(1951/03/06、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 今上提されております農業災害補償法第十二條第三項の規定の適用を除外する法律の一部を改正する法律案を決定いたしますことに賛成いたしますが、前からも申上げておりますように、これは毎年のようにこういう法律を出すようになることはいかんのであつて、もう削除すべき時期に来ていると思いますから、これを又一年後にこういう法律を出さないように処理してもらいますということと、今論議の的になつております地方の連合会の不足金の問題でありますが、これも法の不備のためにかような二十億余りの不足金が出るようなわけでありまするから、これも早急に、政府ができる限り早い機会にこれを改正して、又こういうことを繰返す……

第10回国会 農林委員会 第16号(1951/03/08、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 保険の不足金については、赤澤さんから詳細に御質問になり御答弁を得まして、了承ができますが、そのうちで局長からお話がありました大蔵、日銀、農中との協議をしておられた結果について、保険料金のお話が出て、無論これは料金制度を直さなければ解決はつかんと思うのでありますが、前に出した法律で、年限を規定して、二十七年にならなければ一応あれを、訂正をしないような方針で進んでおりますから、それは一応わかるのでありますが、どうもお話を聞くと、料金率を上げれば解決がつきやせんか、こういう肚のように聞えます。若しそうだとすると、大変でありまして、こういう農家のかけます保険料率は、今より以上上げられま……

第10回国会 農林委員会 第17号(1951/03/09、2期、第一クラブ)【議会役職】

○理事(岡村文四郎君) それでは本日はこれで散会いたします。    午後三時五分散会  出席者は左の通り。    委員長     羽生 三七君    理事            西山 龜七君            片柳 眞吉君            岩男 仁藏君            岡村文四郎君    委員            瀧井治三郎君            宮本 邦彦君            江田 三郎君            小林 孝平君            三橋八次郎君            赤澤 與仁君            溝口 三郎君            三浦 辰雄君 ……

第10回国会 農林委員会 第18号(1951/03/13、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 どういうことかよくわかりませんが、確かに必要があることだと思いますから、合同委員会を開いて頂いたら如何でしようか。

第10回国会 農林委員会 第21号(1951/03/22、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 ちよつとお伺いしておきたいと思うのですが、七條の三項の三号「農畜産物の加工、販売その他処理に関する事項」と所掌事務に書いてあるのですが、これは何をするのか、どういう意味でこういうふうになつているのか。
【次の発言】 一体その根本に間違いがあると実は思うのでありますが、業というものと職業というものをどう一体承知いたしておるか、それを聞きたい。業、仕事の業というものと職というもの、職人、職場、業、業種、その業というものと職というものは一体どう考えられるか。
【次の発言】 二反歩以上耕作する業を営むものを農業とみなしているわけです。そうすると、業というのはそういうものであるかどうか聞……

第10回国会 農林委員会 第24号(1951/03/26、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 農業共済組合連合会の事業不足資金の整理について、この件につきましては去る三月八日当農林委員会において池田大蔵、廣川農林両大臣がお見えになつて、事業不足金の根本的な整理は、農業災害補償法の制度に再検討を要するから、これは十分に善処する。差当つての事業不足金に対しては融資をすることとし、これが近く実行される確信を持つておるような旨のお話があつたのでありまするが、災害共済金の支払期を控えまして、関係者は言明を信頼して、そうして確信あることとして実は待つておるのであります。そこで二十五年度につきまして融資を前提としておるのでございますが、その利子の補給もしなければならんことでありますし……

第10回国会 農林委員会 第25号(1951/03/27、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 本員はこの法案に対して賛成をするものでありますが、三つの委員会を一つにして仕事を行うというのでありますが、法律の目的に書いてあります第一條が満足に行われますことを狙いにいたしておりますが、農村はこれから経済の大混乱期に直面いたしておるのであります。私は今までの三つの委員会よりは人数は減りますが、最もち村のためによき委員を選んで頂いて、そうしてこの目的を達成するように御努力を願わなければならん時期が来たというので賛成をいたしておりますが、そこでよく政府にお聞きを願い、即時お考えを願つて置かなければならんことは、所掌事項の中の第七條の自作農の創設維持であります。昨年からこのことを叫……

第10回国会 農林委員会 第26号(1951/03/28、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 食糧庁長官にお尋ねをして見たいと思いますが、雑穀の統制は解除になりましたが、政府手持の雑穀の拂下げをいたされておるのでありますが、どうも聞くところによると、政府が親心で拂下げをしたものが、その趣旨に反した方向に行つておるようなことも聞いたり、又重要な部面に振向けるために拂下げをしたものも、名目に過ぎないことをして、他は方向の違つた方面に行つておるというような話も聞きました。非常に責任のあることは、十分にそのほうの調査もいたしておりませんし、存じておりませんので、非常に困つておるのでありますが、長官としておわかりになつておる点もあると思いますからお伺いいたします。

第10回国会 農林委員会 第27号(1951/03/29、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 最初の御説明を伺つたときには、その他といいますか、向うのほうからはつきり認めておらんようなところにはしつかりした配分はないようで、今後資金の増によつては考えられるが、今は六十億では考えられない、こういうお話だつたのですが、畜産まで何ですか、そうしますると元の六十億の数字には絶対狂いがないから、その他の資金の、資金の如何によつてその他のものを入れる、こういうのですか。
【次の発言】 そうすると総体的からいいますと、畜産その他が入り込んで来るだけ総体的の枠からは減るということですね。
【次の発言】 この間お尋ねしたのでございますが、どうもそれが腑に落ちないものがあるので、又お聞きし……

第10回国会 農林委員会 第28号(1951/03/30、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 国の検査を行う品目に入つていないものは県の條例で定めれば検査ができることになつておりますが、今西自若からお話がありましたように澱粉、甘しよ澱粉、馬鈴しよ澱粉は県がその條例を出さんと、区々になつて非常に取引に支障があり、迷惑を蒙ると思いますがこれをこの案のうちに入れることはどうしてできないか。これはほかにもつとありますが、薄荷、要するに除虫菊もそうでありますが、この前に検査法を変える時分に実は本州には薄荷は殆んどないに等しい状態であります。北海道が主でありましたのでいろいろ論議もいたしましたが、何とか委託の形式でやつてもらえるというので一応やつております。これも菊と薄荷とは北海道……

第10回国会 農林委員会 第31号(1951/05/14、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 提案者よりか政府のほうへお聞きしたいと思いますが、最近競馬法の一部改正が片柳さんからも、再三提出されているというお話がありましたが、いいか悪いかということは別にいたしまして、議員提出でも結構ですが、政府のほうでもう少し先の見えた法律を出してもらわんと、国会もまんざら遊んでもおれないのですが、競馬というものに対して思いつきでやられるような感があつて非常に遺憾である。そこで大体目安がつくと思うからもう当分ない、こういう目安をつけて、やつて頂きませんと、我々はこれを審議する役目でも非常に困る。それで今国会でこれで恐らく三回目かと思います。そういうようなことを今後しないようにやつてもら……

第10回国会 農林委員会 第33号(1951/05/16、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 森林法の一番御心配になつておる点は、境界の点が入つておりますが、この境界線というのは実は北海道のような地方林の非常に多いところで、我々が見ても非常に複雑になつておるところがあるが、ああいうところの境界線をはつきり直すような御意思があるのか、これは今まで通りでいいのですか、北海道のように非常に地方林と官林がくつ付いておる、そういう境界が非常に複雑で、これはそういうところまでお直しになるか、民有林に対する境界だけのことをお考えになつておるか、一つ伺いたい。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 国有林と民有地の境界が山の中腹と言いますか、民有地が七合目まで行つておる。七合目からず……

第10回国会 農林委員会 第35号(1951/05/18、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 どこかにありますか知れませんが、防疫員というものは一体何人ぐらいおるか。
【次の発言】 大部分法律が直つて来ておるようでありますが、実は今日は時間もなくて、これから三時になつたら行かなければならんのでお流れになるような心配がありますが、(「簡單」と呼ぶ者あり)簡単です。大したことはありません。伝染病の予防については、病気が発生してからの予防は随分あります。併しながら発病の予防というのは至つて少い。例えば牛の肺結核、馬の伝染性貧血、これが一年に一回は検査するとあります。これは発病の予防だと考えれば、あと発病に対する予防というのは、勉強が足らないので見付からんかも知れませんが、見付……

第10回国会 農林委員会 第40号(1951/05/26、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 本当の狙いは幼壯木を過供したくない、成るたけ避けたいということ、それからいい組合を作つて森林組合を意義のあるものにしたいという狙いが主たるものだと思うのですが、幼壯木の過伐は坑木とパルプ原料以外にないと思うのです。そこで石数を定めて、おおよそこのくらい伐れば間に合うだろう、こういうことにいたしておりますが、そこで十条にありますように、経済の変動、変更ということは一般の国のことを指して言つておると思うのです。そこで利害伴う事業をやつております者はあらかじめきめられた石数については消費いたしておりましても、個人々々の自分の経済が非常に窮迫いたして来ますると、高く買おうとすればやはり……

第10回国会 農林委員会 第43号(1951/06/01、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 各委員から重要な部面を御質疑されておりましたが、どうも聞いておりますと、買入法が廃止になつたあとの考え方は前と変らんようにしたいというだけの御意見なんですが、そうでなくて委員に対する書記の人数とか、或いは予算は必ず前の方針通りやると、こう言明しないと、今日もたくさん押しかけて来て、それを聞きたくて来ておるのですが、買入法が否決になつたのだから一切やめるのだと、こうなら話はわかる。そうでないのですから、農林省のほうでは書記の人数のことも予算のことも必ず補正予算には提出するし、もとの方針通り必ずやりますと、こういう一つの事務当局の言明がないと、大臣はおおよそのことを言つておつてちよ……

第10回国会 農林委員会 第45号(1951/06/04、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 本当の責任者がおいでになつておらんので残念でありますが、併しながら実情については、そこにおいでになつております柿手さんなんかは二十年余一日のごとく日本の肥料のために骨を折られており、農林省の課長もその通りでよく御存じでありますが、マル公を外しておくと現在の状態のようになることは火を見るよりも明らかだと思います。初めから。そこで今頃我々が言うのはちよつとおかしいのですが、仕方ないから何らかの方法によつて、單なる決議では私はいかんと思いますがこの際は決議で結構で、あとから十分な交渉をいたしませんと、米の価格が御承知のようにパリテイ指数を基準にして論じておつたものが、肥料が上りその他……

第11回国会 農林委員会 閉会後第1号(1951/08/20、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 北海道の種馬鈴薯の輸送についてお伺いいたしたいと思いますが、北海道産の種馬鈴薯は御承知のように、国内における馬鈴薯の生産を確保するために、欠くべからざる重要なものでありますが、季節的の関係から非常に毎年困難を来しておりますが、十月までに本土に輸送を終らなければなりません関係で、現在御承知のように青凾連絡が夜間航海をとめておりますために、普通十六運航が十四運航に減つておりますので、あらゆる面の滞貨が非常に増しておりまして、馬鈴薯を内地に送ります予定の期間内に必要な輸送を完全にできるかどうか、非常に憂慮いたしておるようなわけでありますが、若し予定の輸送ができませんと、国内の馬鈴薯の……

第11回国会 農林委員会 閉会後第2号(1951/08/21、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 平和池の問題で、昨日溝口さんがつぶさに御質問になり、宮本さんも今日御尋ねになつたのですが、じつと承わつておりますと、役所のほうでは責任問題を非常に恐れて、いろいろお話になつておるようであります。私は京都府に委託をしてやつた事業であるということが建前のようでありますが、事ここに至つてからの責任の追求は、ずつと延ばしても結構なので、私溝口さんや宮本さんのようにほかの、現場に行つて来た人の話を聞きますと設計そのものが決して疎漏ではなかつたと思うのでございます。私は工事の監督が非常に疎漏であつたに違いない、そう思われる節があるのであります。そこで今頃ここで責任追及をいたしましても、これ……

第11回国会 農林委員会 閉会後第3号(1951/09/20、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 米価の問題は各委員から大分御質問がございまして、私からお聞きすることもないのですが、私からお聞きしたいと思いますことは、今年も手持在庫の関係で早場米の供出をやつてもらうべく計画されておるのでありますが、予算の関係があるので、今まで二、三年やつて来ましたように予算の金額に当てはめて供出する量を今までの実績と睨み合して各県に割当てておられるのか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 私は実は十六日の晩に日本で一番相対的に早場米の供出は早いという石川県に単独で行つて見て参りましたが、今最も盛んに供出をされておりまして五カ町村を歩きまして激励をして参つたのでありますが、日本の手持在庫……

第11回国会 農林委員会 閉会後第4号(1951/09/21、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 片柳委員からお話があつたように、第十国会で麦の統制撤廃のために口角泡を飛ばして議論をしてまだ半歳にならないのでありますが、それを又今度の臨時国会に出そうという御意思があるようでありまして、いろいろ御指摘がなされているのでありますが、前々からそういうことを主張いたしておりまして、今更にそれを言う必要はないと思いますが、全く我々は遺憾に堪えんのであります。これは生産者、農家の立場から言つておるわけではないのでありまして、八千三百万同胞のために議論をいたしておりますが、政府のほうは一向に目がさめないで、まだそれをどんどんお進めになろうというお考えのようであります。そこで我々はもう常に……

第12回国会 農林委員会 第1号(1951/10/12、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 次官がお答えのできる範囲のことをお聞きしようと思いますが、片柳さんから食糧庁の検査事務のことでお尋ねがありましたが、前の参考資料では検査事務は一つもやらん、こういうようなことを言つておりました。これはいけないということを言つておりましたが、今度は五〇%の人員整理を行うようなことが出ておりますが、食糧の統制をするとかせんとかいうことに関連しないで、先ず考えて見ることがいいと思うのであります。今の人員を半分にする。成るほど管理事務にも多少の手は要つておつたと思います。併しながらいずれにしましても、次官からのお話もありましたように、検査の数量の殖えることは当然でありまして、半分の人間……

第12回国会 農林委員会 第2号(1951/10/18、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 非常な大事な問題でありまするが、たくさんお尋ねになりたいかたがあると思います。大臣になかなか御出席を願う機会が少いので相当待つているかたがあると思いますから、私は二、三お尋ねをして他の質問者に譲ろうと思います。  小林委員からいろいろお尋ねがありましたが、これは統制を前提にしてのお尋ねであります。過日の総理の演説に食糧事情が安定したから速かに統制を撤廃したいというお話でありました。そこで今まだ何らの資料も来ておりませんし、小林委員の要求によつてあとからその資料が出ることになつておりますが、主食の統制は実に大事な問題でありまして、今すぐ外すということはありません、早くても来年の四……

第12回国会 農林委員会 第3号(1951/10/19、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 今長官の説明があり、三浦委員のお話を承わつて、こちらが見込んでおる場所は濠洲軍が入つておつてなかなか急速には成るまい、こういうようなお話もありますが、林野庁のほうでは、若しそれがこちらの希望のようにならんにしても、どこかそのほかとしては目安はないのですか、どうですか。
【次の発言】 今日資料を頂きましたものに詳しく書いてありまするし、前々から当委員会では、日本の木材資源について各委員とも御心配を願つております。何と申しましても、これという高度の研究機関を持たないので、今後の木材に対するいろいろな研究は非常に足らんので、一刻も早くということであつたのでありまするが、これが延びます……

第12回国会 農林委員会 第4号(1951/10/26、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 この問題が起きたのは西川塩脳局長が専売局においでにならんときであります。今のお話の通りに一体専売法といいますか、元きめた事柄が惡いと思うのであります。そこでそれを直してもらうものだと実は期待いたしておりました。そこで国内塩の高いものは食塩に使う、輸入の安い塩は工業塩に使うという建前そのものがいけないのであつて、それを直してもらうべく要請をいたしておりますが、なかなかそれを直すことに非常に問題があるようであります。私に言わせれば何らの問題はないと思う。ないということは、一方よくて一方惡いことをしたのではこれはいかんのでありまして、若し工業塩が内地産の食塩と一緒にして採算が取れなく……

第12回国会 農林委員会 第5号(1951/10/30、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 肥料の生産のことは我々が心配したようではないようでありますが、電気の事情で今後多少心配も残るようでありますが、輸出をする場合に、生産ができたあとにそれによつて輸出をするのか、できるであろうというつもりでおやりになるのか。
【次の発言】 いろいろ国際上の問題で今渡部次長のお話になりましたこともあるとは思いますが、何らかの方法で、若しそういう場合が起きますと、非常に国内が困つて参りますので、役所ばつかりでお困りになつておらないで、実はこういうふうでいかんと思うが、賠償だということを、前に我々にお聞かせを願うことができるかできんか。

第12回国会 農林委員会 第6号(1951/10/31、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 何とか早急にやつてもらうようにできますか。
【次の発言】 制度を始めてから大体五年だと思いますが、不足金が出ないでうまく行くというのが非常に困難で、これをどうするかということを当局もいろいろ心配されることと思いますが、基金制度もありますし、それも惡いことではないという考えをもつくと思いますが、何らかの方法によつて今申しました農家の負担にならないように考えて行くことができれば結構で、不足した金が出れば当然政府が負担をするのが適当である。あつちもこつちもいろいろな議論をしたり、又無駄な金利を払うようになるので、政府の負担をするのをほかで借りるのでは金利の鞘も違いますので、この際法律……

第12回国会 農林委員会 第7号(1951/11/01、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 国鉄にお伺いいたしたいと思うのですが、いろいろ荷物の地位といいますか、価値を認めて、それぞれ等級をきめているようですが、これを見ますと、非常にどうも不合理な品種がたくさんあると思うのです。例えて申しますと、木材の中で、枕木とパルプと同じ等級です。まだたくさんありますが、たくさん申上げても仕方がないから……、五級で合板というようなものもあるかと思うと、甘藷澱粉、馬鈴薯澱粉も入つておる。これは何してやつたかわからないということを言わなくちやならんと思うが、非常に多数の品種がよくまあこまごまと幾つも並べてありまして、全部直すことは不可能なことでありましようから、そこまでは望まんのであ……

第12回国会 農林委員会 第8号(1951/11/02、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 調査課長にお尋ね申上げますが、農業に関する課税の問題で一五%の控除をされる、こういうことに対して、いろいろ他の勤労者の話もありましたが、対象人員がどんどん減つて来るから、これで大体引下げたことになるだろう、こういうお考えですか、その点を……。
【次の発言】 大分話をこまごまとされたのでありますが、一体農漁民、それから大工だとか左官だとか、こういうのも、成るほど農家の所得の算定には勤労控除の考えが非常に面倒である。そこで一般勤労者即ち船料を取つておる者、これは今あなたのお話になるように死ねば別でありますが、死ねば恩典もありましようが、農漁民とか左官とか大工とかいうものが不幸にして……

第12回国会 農林委員会 第10号(1951/11/20、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 各委員からいろいろお尋ねがありまして、お答えがありましたが、どうしてもこの法律は繭よりも糸に重さを置いておると見ざるを得ないような法律であります。そこでこういうことができるかと思うのでありますが、最低価格に買つて最高価格に売る。言いようにおいてはどつちも同じです。法律には、注文に応じて最高価格に売り、予算の範囲内において最低価格に買うと書いてある。これは商取引において絶対有利な條件なんで、最低価格に買つて最高価格に売るということは取引として最もうまく行かないのでありまして、第三條にそれが書いてありますが、こんなことでは最低価格に買つて最高価格に売ることは不可能だと思う。恐らく法……

第12回国会 農林委員会 第12号(1951/11/26、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 お尋ねをしたいと思いますが、ガリオア資金で輸入をした大豆が六万トンばかり手持があるようでありますが、これを最近競売に付して売りたいと、こういう御意向があるようですが、事実かどうか。
【次の発言】 今初めてそういうお話をするのではなくて、前々からもそういうことをお願いしたいことがあると思うのですが、今国産大豆の出廻期に当面をして、今までに売つておいて当分控えてもらうことは結構だが、今出されると、非常に国産大豆の価格に影響をしやせんかと、こういう心配をしておりますが、相当高い価格であるからそう心配はないのじやないかという話もあるようでありますが、高くて売れない価格で出すということに……

第12回国会 農林委員会 第13号(1951/11/28、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 時間がなくてたくさんお願いするわけには参りませんが、実は二十七年度の予算の編成に当りまして、農林省関係の予算がなかなか割合が多いので、大臣も非常にえらいと思いますが、殊に農政局の関係の予算が御承知のように大半でありまして、使う面は割合にいたしても少い、農政局の名義で予算もとらなければならん、こういうふうに思つておりまして、殊に聞くところによりますと、やつと去年法律ができたばかりの農業委員会の予算、三十億要求しておるようでありますが、それは平衡交付金で何ぼ貸したらどうか、いろいろ言われておるので、非常に事務当局も心配しておるようであります。それで御承知のように次官が今おりませんの……

第13回国会 地方行政委員会 第45号(1952/06/04、2期、改進党)

○委員外議員(岡村文四郎君) 当委員会の非常に御審議の最中に私のほうから農業協同組合に対します課税の問題で発言をお許しありましたことを感謝申上げます。たくさんございますが、端的に面倒なことを申上げないでそれぞれおわかりのことと存ずるので主たる目的、その希望の点だけをお話を申上げて御了承を得たいと考えておりますので、あとで御質問等がございますればわかつておりまする程度はお答えを申上げたいと思います。  先ず固定資産税でございますが、三百四十八条の固定資産税の中で非課税にしてほしいという部分でございますが、第五項の次に項を設けて、内容は、事業年度の初日において、それぞれの母法に基き当該事業年度の直……

第13回国会 懲罰委員会 第2号(1952/07/10、2期、改進党)

○岡村文四郎君 これ以上お聞きしても、名簿を持つてその名簿によつて読み上げて行くのが本職なんで、何かこういうあのときの事情を客観的に見ておられやせんかということも考えられるが、見るという余裕はあなたにはないわけで、名簿を見て読んでおればいいので、これ以上お聞きしたつて何もならない、却つて迷惑をかけることがあつても益はないと思うのです。

第13回国会 農林委員会 第1号(1951/12/12、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 今委員長のお話になりました砂糖の放出と水飴、澱粉のことでありますが、実は責任のある御答弁をお願いしたいというので大臣の御出席をお願いしたのですが、いろいろな都合があるのでおいでになれない、こういうことで実は甚だ遺憾に考えておりまするが、先ず農林当局がおいでになつておるようですからお伺いしたいと思いますが、御承知のように砂糖がこの場合に放出をされることはわかつておりますが、非常に安い価格で入札になつておるので、水飴業者、それに類する澱粉業者、これはやりにくいという程度でやつて行かれるようなら大した問題はないのでありますが、現状から見ますると殆んど全部が倒産をするようなことになりは……

第13回国会 農林委員会 第2号(1952/02/05、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 この説明書に要求したと書いてありますが、これは確定しておる分でないと……、この金額は確定したんですか……。

第13回国会 農林委員会 第7号(1952/02/21、2期、改進党)

○岡村文四郎君 食糧庁へ聞かんとわからんですが、一体匿名供出の石数はどれくらい出しておる計画か、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 大分期待を持つておられるようでありますが、無制限に、石数に目安を付けないで、超過供出のように何ぼと言わないで、匿名供出は何ぼでも出れば買い上げるというのですか。それを一つお聞きしたい。
【次の発言】 今度は国税庁長官も聞いて置いてもらわなければいかんと思うのですが、百姓というものは非常に平均に無知で、目の前、目先を非常に近く見るものであります。ここで私は自分も百姓なんですが、まあ余り供出が厳重でも……。どういう状態が来ても農家をやつている以上は、一年自分の食う……

第13回国会 農林委員会 第10号(1952/03/05、2期、改進党)

○岡村文四郎君 実は先般から匿名供出のことで、国税庁長官もおいでになつて、お話を何ぼ聞いてもどうもうまく行かん。それで非常に困難であるからいろいろやつておりますが、実は東北大県に行つて見ますと、もう騙されんと言つております。何を騙されんかと言うと、ああいうわけのわからんことを言うているが、やはり税金を取るから騙されんと言つている。そんなことはないと言つて来ましたが、今大臣のお話のようにどうも区別が面倒だというお話でありますが、若し日にちを切つて区分をいたしますると非常な不公平ができると思います。そこで一つ農林大臣が大蔵大臣と本当に交渉して頂いて、区別をせんようなことにすることが一番いいことだ、……

第13回国会 農林委員会 第11号(1952/03/06、2期、改進党)

○岡村文四郎君 外務省と林野庁と両方にお伺いしたいと思いますが、この報告書を見ると、今の三浦委員から、こういうことにならないようにどうかしてもらいたいというお話があり、外務省のほうでも、林野庁のほうでも、成るべくそういうことのないようにしたいというお話がありましたが、報告書を見ると、まるで何と言いますか、朝鮮に持つて行つて建てた建物が材料が不適格であつたために破壊をして怪我人が出た、こう書いてある。そんなばかげたことを言つておるようでは困る。それから次の問題は、全部三等に格下げすれば通るだろうというようなことは常識を外れておる、言うこと自体が……。そういうことを聞いておつては困るので、それで多……

第13回国会 農林委員会 第15号(1952/03/19、2期、改進党)

○岡村文四郎君 ちよつとお伺いをしたいと思いますが、農林漁業の特別融資の金は大事な金で、役所も借りるほうの団体も愼重に審議をしてその用途を十分にお考えになつておやりになつていることは事実でありますが、どうも安心ができない点があるから、これは気をつけにやならんと思つていたところが、丁度岩手県の和賀郡の黒沢尻で自由党の代議士高田弥市さんが流用をして、二十数カ所の土建製材に使つたというので、今九人ほど逮捕されておるようでありますが、やがて官庁までも波及すると、こう書いてあるのですが、どういう点からどうしたのか、伺いたい。
【次の発言】 金を貸すのですから、回収が一番の肝心で、事業の計画も大事でありま……

第13回国会 農林委員会 第19号(1952/03/28、2期、改進党)

○岡村文四郎君 坂本さん、それから野原さんに委員長からもお話があつたのですが、一番大事な被害の限度でありますが、これを法律に書けないということについて僕は一つ不満がある。そこで提案者の坂本さんのお話では、被害を受けましても農家経済の事情が変つておつて、それまでしなくてもやれるとかやれないとかいうことを考慮されるようなお話がありましたが、むしろ逆に私に言わせますと、政府のふところ勘定で今度の被害には八万にしなければいかんとか或いは五万にしなければならんというのは甚だ困つたもので、その率もはつきり一つ示してもらいたい。これは本来ならば補助率が示されておりますから限度が示されんことはないと思います。……

第13回国会 農林委員会 第20号(1952/04/14、2期、改進党)

○岡村文四郎君 私もそれは非常に心配をしておる一人であります。それは何でもかんでも議員提案で、衆議院で通る関係があつて、非常に万全の注意をしなければ議員提案に対してはいかんじやないか。そこで今片柳議員からお話がありました、これが政府提案になりますと、恐らく八カ月か、九カ月で又訂正をするというような手もないと思います。そして林野庁のほうでも十分議員提案に対するものに対しては目を通され、又いろいろ協議されてやつたと思うのでありますが、それでもこういう手落ちがあつて、今気がついたことじやなくて、もともとからこういうことはあつたと私は思います。そこでこれは場合によると政府のほうで、どうも政府が提案する……

第13回国会 農林委員会 第21号(1952/04/15、2期、改進党)

○岡村文四郎君 我々はこれは十分知らんけれども、宮本さんのお話と、局長のお話を聞いても、米軍の演習というのは実包射撃をどこで以ても皆やつておる。北海道にはそういうことはない。ちやんとその予告があつて、実弾射撃のときには、どこどこに行つてはいかんということを言つておるが、何ぼアメリカは物資がたくさんあるからと言つて、どこにでも何ら文句なしに行くとは驚いたね。
【次の発言】 それはそういうことかも知れないが、我々は考えられないことだと思う。十分注意をしてもらわんと、いつ何時そういう誤解が生じても困る。それは演習場だけではないですよ。ところが演習に行つて目標に向つて射つんだが、それがそれて附近に飛ん……

第13回国会 農林委員会 第23号(1952/04/17、2期、改進党)

○岡村文四郎君 この法律は非常にいい法律で是非ともこういう機会がなければならんと思つておりましたが、衆議院のほうでお骨折になつて提案されておりますが、今三浦さんからいろいろお述べになりましたように、段々畑の一番の心配は予算の問題であります。ここで段々畑と申しますが、段々畑を見たことがなくては余りピンと来ないと思います。私は本当の段々畑で生れた男であります。二十三歳まで段段畑におつたのであります。この春一月に段々畑に帰つて見まして尚更非常にその感を深めまして帰つて参りまして、農林大臣にその話を実は申上げておつたのでありますが、今考えてみますると、寒冷單作地帶の法案を出してもらつて通過をし、これは……

第13回国会 農林委員会 第24号(1952/04/18、2期、改進党)

○岡村文四郎君 これは発案者にお聞きするより政府当局に聞いたほうがよいと思うのですが、この法律は昨日も申しましたように非常に重要な法律で、是非通して実行しなければならんと思うのですが、これが通りました時分に、例えば、片柳さんからも言われたように、土地の保全が非常に必要なんですが、この保全の場合に、例えば土地改良をやる、こういうことになりますと、従来各府県で行なつておりまする土地改良というものとは全然違うのであります。そこで、その度合を一体どれだけお考えになつておるか、土地改良に対する経費の度合ですね。  それから、昨日片柳さんのほうから果実を入れるかという御質問があつたが、入れませんとこう実は……

第13回国会 農林委員会 第25号(1952/04/22、2期、改進党)

○岡村文四郎君 大蔵大臣にしつかりした御所信を伺いたいというわけでありますが、只今本院に提案になつております急傾斜地帶農業振興臨時措置法案は議員提出でございますが、これは非常に重要な案でございまして、真の急傾斜地に農業を営んでおりまする百姓は日本のあらゆる階層、あらゆる職種の中でこれほどみじめな生活をし、みじめな仕事をしておるものはないのであります。そこで幸いに衆議院のほうから御提案になつたのでございますが、本院では如何なる法律も予算措置の講じておりません法律は非常に審議に困つて、全然通過をしないとは申上がませんが、それにはしつかりした裏付けのお答でもないと通過することが殆んどないのでございま……

第13回国会 農林委員会 第30号(1952/05/08、2期、改進党)

○岡村文四郎君 ちよつとお伺いいたしたいのですが、要綱というのはただその政府部内の内規のようなものですか、又それ以外に何か要綱のことがあるのですか、例えばここに統制廃止後の麦類の需給調整対策要網というのがありますが、その要綱というものは単なる政府部内の内規のようなものか、又はこれが外へ向つたりするものか、どういうものかお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 それから法律を見ると、要綱というのはこれとは随分違うものですから、法律だけを楯にとられると随分不審な点があるのであります。要綱を見ると、もう少し多くて細かく書いてある、例を挙げて申上げますと、法律を見るとまあ無制限買入というようなこと……

第13回国会 農林委員会 第31号(1952/05/09、2期、改進党)

○岡村文四郎君 今日は野原政務次官がおいでになつておりますので、事務的でなくて政府のお考えを聞きたいと思いますが、今度の食糧管理法の一部を改正によります麦の統制撤廃でございますが、趣旨説明によりますと食糧が安定をしたということであります。自給の面が安定をしたのか生産の面が安定をしたのかそれは区分されておりませんが、現在の日本の実情でどうにか配給の面が安定をしておるということだろうと考えますが、我々非常に遺憾なことには、日本の食糧を麦と米より考えておられんという形がはつきりと現われましたことと、麦食に対します国民の考えも非常に誤つてはおりますが、政府当局が日本の食糧の安定をしたというその基礎をど……

第13回国会 農林委員会 第33号(1952/05/13、2期、改進党)

○岡村文四郎君 大臣が漸くおいでになつたのでお尋ねしたいと思うのですが、今度のこの改正には根本的に何も反対をいたしておりません。で、それは百姓の立場から申上げますと、いつまでも割当供出をされておつたのでは感心をいたしませんので、今度の措置があながち悪いとするという前提で御質問するわけじやございません。そこで問題はどうも妻というものを非常に軽く国民も考えておるし、政府自体もそういうふうにお考えではないかという憾みが非常にあるわけであります。そこで例えば若し食糧が足らんということになりましても、何ぼ米に依存をいたしておりましても、米の現在のそのままの反別で俄かに増産は絶対不可能でございますが、麦は……

第13回国会 農林委員会 第35号(1952/05/16、2期、改進党)

○岡村文四郎君 最初は局長にお尋ねをしておきたいのでありますが、総理大臣が、政府委員としてこの院の議長に向つてこれこれのものを承認をせよ、こういう書類が来て議長はそれに承認を與えて、承認ということにきまつて、我々の委員会に出席をしていろいろと御答弁をされておりますが、その政府委員の答弁をされることは即ち政府の責任であるということを考えておりますが、どうも事実においてはそうでなさそうな気がいたしまするが、局長が単なる事務的のことをおしやべりになるなら説明員で結構なんで、何も政府委員に来てもらう必要はないのですが、局長が例えば政府委員として承認を受けてここに来て答弁される以上は、局長のおつしやつた……

第13回国会 農林委員会 第36号(1952/05/19、2期、改進党)

○岡村文四郎君 二十二年、三年、四年、五年、六年、と大体五カ年で災害保険救済事業というものの掛金、負担金、それに対するあらゆる面の金に対する基礎がきまつたと思います。そこでいろいろの案が出ておると思いますが、年次別の各県別の五年間の負担金額をお示し願います。
【次の発言】 重ねてお尋ねをしたいと思うのですが、その数字を知りたいということを申上げましたの、これは基金に相当の金が要ることがあると思う、事務費のために。例えば各町村で農業災害が成るたけないように防除その他をやつたり、家畜におきましてもいろいろな時期にあらゆる面で家畜衛生を普及をしそれに対する措置を講じているわけでございます。それで被害……

第13回国会 農林委員会 第44号(1952/06/02、2期、改進党)

○岡村文四郎君 今日は誰も責任者は来てないのですか。
【次の発言】 検査についての手数料は止むを得んにしても、安いものでないと思うのですが、これで現在の検査の機構が賄えるというお見込でおやりになつておられるのかどうか。大体およそ総体の金額は何ぼくらいになるかということを一応お聞きしたい。
【次の発言】 これは私の当らぬ考えかどうか知れませんが、この見当の検査料を取れば大体間に合うものだろうと実は思つておりますが、実情はそれでは足らないことになつて来ていると思う。これは例えば北海道で申しますると、受検協力会というものを組織して、そうして大体一軒に二円、二円五十銭、三円取つております。これは検査料……

第13回国会 農林委員会 第45号(1952/06/04、2期、改進党)

○岡村文四郎君 飯島委員と片柳委員の御質問があつて、大臣の御答弁があつて、大体了承されるのでございますが、検査料が高いというので一般に非常に困つておる。これに対する質問があつたのでありますが、先般当委員会で審議をされておりまする中で、一般会計で相当持つのが当然ではないか、こういうお話がありましたが、大分骨を折つてみたが、なかなか大蔵省が言うことをきかん、うまくいかん、こういうのでありますが、大蔵省は、もう自由にもなれば農産物の問題なんかどうでもいいのじやないか、これまで言うということについては実に我々心外に堪えません。そこでややもすると非常に危険性を持つておりますし、高いなら地方で実地検査を行……

第13回国会 農林委員会 第46号(1952/06/05、2期、改進党)

○岡村文四郎君 ここで懇談会にしたらどうでしようか。

第13回国会 農林委員会 第47号(1952/06/06、2期、改進党)

○岡村文四郎君 御質問をしてみたいと思つておるが、昨日いろいろほかの委員から御質問をされて御答弁になつておりますが、この現在できている二十八億という不足金は、実際に農業災害保険によつてできたものだとこう断定することが非常に困難だと私は聞いた。そこでこの全額は補助金の不足によつて、不足金として生れて来ておるのか、又いろいろなものがそれに入つて来て不足となつておるのか。それを先ずお聞きしたい。
【次の発言】 そうなりますと、それはあとは別として五カ年間の経験時代でしつかり標準が掴めない時代にやつておるものでありますから、これはどうしても政府が一応これを始末をする責任があるということになると思うので……

第13回国会 農林委員会 第48号(1952/06/10、2期、改進党)【議会役職】

○理事(岡村文四郎君) 只今の局長から前の法律と変つた大綱のお話がございましたが、その前にも一応説明がございましたが、大分日が経つておるので、重ねて御質問がございましたらこれから質疑を願います。

第13回国会 農林委員会 第51号(1952/06/16、2期、改進党)

○岡村文四郎君 今初めて考えるのでなしにもつとから考えておるのですが、單なる開拓者に対する資金の取扱にとどまつて非常に疑義を持つものですから、今日中にお聞きしたいと思うのですが、この一時償還の請求ができるところの二項でもつていつて支拂いを怠つたときもできるということになつておるのですが、こういうことはこれは行わんことなんです。ですからその行わないことを書いて我々がこれを後生大事にほれと言つて審議することはおかしいのです。もともとから非常にやかましく言つて開拓者に資金が大いに必要であるが、全額償還されるということは我々はとても望めない、だからそういう腹で拂わせにやならんが、行われんことだと言つて……

第13回国会 農林委員会 第52号(1952/06/17、2期、改進党)

○岡村文四郎君 私は耕土培養法には賛成するものであります。  そこで今頃こういう法律が出なければならないその農業政策の情なさは実に遺憾に堪えないものがあるのであります。日本の農業政策は今頃になつてこういう法律を出さなきやならんということであります。そこで、而も政府でなしに議員提案でお出しになつておりますが、七ヵ年の計画でおやりにもつておりますが、稻の秋落ち酸性矯正でございます。酸性矯正はいろいろ島村さんや加賀さん、或いは小林さんから御意見が出まして、全く尤もの御意見が出されておりますが、これで酸性矯正が終つたとか、できたとかいうお考えを若しお持ちになりますと、肺病結核患者にストレプトマイシンを……

第13回国会 農林委員会 第53号(1952/06/18、2期、改進党)

○岡村文四郎君 お尋ねしたいと思いますが、実は御承知のかたもありましようが、片山内閣の当時に農地の改革は憲法違反じやないかということが持ち上りまして、そこで片山総理に御出席を願つて、藤野議員が代表してお聞きになつたのでございますが、その当時は日本の憲法違反を論じてもこれはものにならんので、ポツダム政令によるものから発足いたしております。農地改良で、片山内閣では総理大臣は憲法違反ではない、こういうお話を承わつて、それで終つておつたのでありますが、その当時はポツダム政令によるものでありますから、我が国の憲法より先行いたしておりまして、我々がそれをとやかく言う必要はなかつたと思います。今度の農地法は……

第13回国会 農林委員会 第56号(1952/06/26、2期、改進党)

○岡村文四郎君 政府にお尋ねをしてそれによつてと思うのですが、今回提案になつております農地法は、政府のほうでは完全なものとお考えになつておるかも存じませんが、我々から見ると、どうも甚だ未熟なものだと言わざるを得ないのでございますが、これをそう長くならぬうちに改正する意思があるかないか。一応お聞きしたいと思います。
【次の発言】 それで農地に対する公共の福祉ということは、どういうことをお考えになつて、そういうことに考えられておられるかということを一つ……。
【次の発言】 そういうことになると私も考えておりますが、自分の主食を作るための農地は一体どうなるのか。自分の食うものだけ作る農地はどういうふ……

第13回国会 農林委員会 第57号(1952/07/02、2期、改進党)

○岡村文四郎君 この問題は一時使用の場合に問題があると思うのです。これは一年きりのものか、又使用する地区が蒔付前の使用と蒔付けてあるものの使用とあると思う。又土地の体形を崩す、穴を掘るとか、或いはいろいろなことをする、収穫のみを考えたのではいかんと思いますが、体形を崩さないで畑なら畑、田圃なら田圃のままで使うのですか、どうですか。
【次の発言】 これは百姓にしてみると大事なことですから、その点よほどお含みを願いませんと、一時使用は大体八割なんかにきめられると、実は使用の方法によつては大変なことになると思いますから、その点は局長のお考えでいいと思いますから、残りのないように細かくきざむと面倒にな……

第15回国会 農林委員会 第2号(1952/11/24、2期、改進党)

○岡村文四郎君 これは前の国会にいろいろ問題になつておつたと思うのでありますが、急傾斜地に対する助成金の問題であります。実は金額が非常に少いのですが、これは今頃少いことを言つても如何かと思うのでありますが、場合によるとこの間農林省に行つて、原局に行つて聞いて見ると、大体大蔵省は二割、こういうことを言つているので、原局では種類別では違いますが、四割、三割五分、こういうふうにして実は大蔵省に交渉しているがなかなかきまらん、こういうのでありまして、私大蔵省にも行つて話をして参りましたが、急傾斜地に対する助成金は、今まで農業に対する助成をいたしておりますものと同等な考えをしておつたのでは何にもその効果……

第15回国会 農林委員会 第6号(1952/12/05、2期、改進党)

○岡村文四郎君 この法案は我々長年要望しておりました。いろいろと疑義がありましても全体的には非常にいい法案だと思いますが、大蔵省との折衝はどこまで行つているのか。実は農業に対するいろいろな助成の伴う法律を打つて見ても、実際に行おうとするときには非常に手続が徒らにあつたり、わかりにくくて、全く長年やつている事業は、大よそわかつているからそれでいいが、新らしい事業になると非常に困つて何にも助成なんか要らない、もらつても税金に取られて駄目だというのがたくさんあります。農業に対する法律を作る時分に、大いに協議をされたら、もうあとは農林省任せで大蔵省があつちもこつちもぐずぐず言わんようにしてはどうか。こ……

第15回国会 農林委員会 第8号(1952/12/10、2期、改進党)

○岡村文四郎君 私はこの間いなかつたので、誰かお聞きになつたかもわかりませんが、予算の措置がどのようにできておるか、十五万円が十万円になつて個所数が殖える、おのずから件数が殖えれば殖えるほど補助金は増額することになりましようが、今度の予算にはどういうふうになつておるか承わりたい。
【次の発言】 当局のお話によりますと大体二十七年度分は二億ほどだ、過年度分に対しては要求いたしておらんが大体できるだろう、こういうお話でございますが、どうも予算の伴わない法律を通すと全く困つてしまうので、本筋は予算がちやんと確定した後に法律を通すことが建前で、そうやつて来ましたが、最近議員提案がむやみに殖えて来た、そ……

第15回国会 農林委員会 第13号(1952/12/19、2期、改進党)

○岡村文四郎君 質疑があまりないよりでございますから、質疑を打切つて評論、採決に入つたらいいと思いますか、お諮り願います。
【次の発言】 今御審議を願つておりますてん菜生産振興臨時措置法案は、日本の砂糖の需要から見まするにしても、北海道農業関係から申上げましても、重要な法案でございます。そこで今後政府があらゆる面に助成をしなければならんことになると思いまするが、助成をされても、政府のほうでは相当の消費税をとつておりまして、今までも随分その希望を申しておりましたが、なかなか思うようにならんで今日まで来ております。そこで無暗なことは申上げませんが、第一に種子の改良普及に全力を挙げてもらわんと、アメ……

第15回国会 農林委員会 第14号(1952/12/20、2期、改進党)

○岡村文四郎君 今楠見さんから御意見が出ましたが、私もその通りだと思うのです。そこで大蔵委員会のほうでも御意見があればそれを率直においでを願つて、お話を承われば、連合委員会と同じような効果があると思います。そういうふうにここで諮つてもらうことが一番いいことだと思います。
【次の発言】 私も楠見さんのおつしやるように、前の取扱と同じようにしなければ、片つ方の措置だけではいかんと思う。
【次の発言】 議員提案という法律で、ちよつと困まつてしまうのだが、議員提案となつておつても、役所のほりで大体作成をして、名義を替えただけですから提案者にお尋ねすると相済まんような場面がたくさんありまして、甚だ残念で……

第15回国会 農林委員会 第17号(1952/12/24、2期、改進党)

○岡村文四郎君 私は昨日欠席して聞いておりませんから改めて聞くことになるかも知れませんが、この法案は実に重要な誠にいい法案で、これが通りますると日本の到る所に大体電燈も不自由がなくなると思うので非常にいい法案だと思うのでありますが、一応お聞きしてみたいのは、この送電施設はわかりますが、発電施設がございます、この発電施設を今までの小水力というものに融資をいたしておりましたが、それの対象は五百キロであつたがそれではいけないというので二百キロにしてやつておりますが、あながち水力によつて動力の出るものを下げる必要はないので、ダムを造る以上には精一杯の能力の出るようにすることが非常にいいと思いますが、キ……

第15回国会 農林委員会 第18号(1952/12/25、2期、改進党)

○岡村文四郎君 本案は非常に急速に出て参つたので、長い間要望しておつた案でございまするから、各員もいろいろ質疑があると思いまするが、まあここいらでという締めをして頂いたらと思います。そこでいろいろ御質疑があると思いまするが、この辺で質疑を打切つて討論採決に入りたいと思いまするからお諮り願います。
【次の発言】 ちよつとお諮りしたいと思いますが、先ほど島村さんが御発言になりましたように、本案は委員会で成立いたしましたが、本会議を通過いたしませんので、政府に申入れをしたいと思います。というのは実は何だか明日本会議が開くかも知れないというお話があるようでございますが、若し本会議が開かれれば、これは必……

第15回国会 農林委員会 第20号(1953/02/12、2期、改進党)

○岡村文四郎君 これは出しますと、御臨席になつておられる経済局長や、それから柿手さんのほうでいろいろ御心配になるごとと思いますが、今読まれましたような申入れをいたしますが、ほかの農業団体からは輸出価格から響かんように、こういう懇請もありますが、併しながらこれをとやこう言つて、安心をして取引をするようになりませんと、春肥の盛期に非常に影響を及ぼしまして、場合によりますと、品物があつても需要期に円滑に品物が流れて行かん結果を最も心配いたしますから、今柿手さんのお話を懇談中に伺いますと、いろいろご心配願つて、成るほど輸出価格は高くなかつたというので、ただどういう価格にこれをしようかというので御心配さ……

第15回国会 農林委員会 第22号(1953/02/23、2期、改進党)

○岡村文四郎君 異議はないが、「なお右報告は速急御取運び願いたく、」こう書いてあるが、日にちは今まで入れておりませんか、こういう気長な話ですか、今までの申入は……。考えられる余裕を与えて日にちを明示して何月何日までに返答しろとこういうふうに……。
【次の発言】 本法案は非常に重要な法案であり、今まで残された地帯を何とかしようという法案でありまして、我々は頗る賛成でございますが、なかなか困難な事業だと思う。今までいろいろな法律が出ましたが、なかなか困難であると思いますが、防災林の不十分な地帯が五万六千町歩あるように今説明されておりますが、防災林のある所は今までの事業で処分ができますからそれはいい……

第15回国会 農林委員会 第23号(1953/02/24、2期、改進党)

○岡村文四郎君 昨日からいろいろなことをお聞きいたしておりますが、何と申しましても非常に重要な仕事であり、この仕事を政府が上げようとするには、予算が一番大事なことでありますが、どうも食糧増産計画を立てられて、いろいろお考えになつておつても予算が取れないために変えなければならん、こういうふうな状態でありますから、まだ大蔵省と何の打合せもろくにできていないようでありますが、今までやつて来たことを見ると、いろいろ御心配願つて質疑応答をして通した法律が全く効果がないというような感じがいたします。今までのように若しこれも終るのなら、非常に期待をせられております地方のかたがたには非常な御迷惑をかけることに……

第15回国会 農林委員会 第28号(1953/03/12、2期、改進党)

○岡村文四郎君 これは非常に大事な法案でありますが、日本には、日本の農業は今始まつたのではないが、どうもこういうものに政府が本腰を入れんからうまくない。一体その助成をする歩合といいますか、割合といいますか、何ぼぐらい一体おやりになるおつもりなのか、これが一つお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この法律は議員提出でございまして、実は今までやつた議員提出の法律の補助に関するものは、非常に後の交渉が思うように行かんので困つたような事情がございますから、これについては今のお答えのように、原原種圃は金額、原種圃に対しては二分の一と、こういうことでございます。元来種は農作物のもとでございまして、この品……

第15回国会 農林委員会 第29号(1953/03/13、2期、改進党)

○岡村文四郎君 この法案は、いつか長谷川さんが局長になつたとき、何か目新らしい事業をやつて下さいと、こう頼んでおきましたが、その後御熱心に有畜農家創設の事業をお始めになつて、今までやつておられたのは、単なる臨時の措置で、今度は本格的におやりになろうというのでございます。非常に賛意を表し、この努力には大いに感謝をいたします。そこで、残念なことには、議員提案になつておりますが、これはそのほうが都合がよいと、こういうのだろうと思いますが、私はそうでなくて、畜産局それ自体にあれと思つたら、そうしてもらいたかつたのでありますが、それで今までやつた例で、一番困つておりますことは、五分の利子の補給をしてもら……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1959/07/06、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 全く知識がないのでわかりませんが、調査の報告を見ますると、株式会社、有限会社、合資会社と分れておりますが、調査を実際にされたんですか。まだ途中でございますか。
【次の発言】 日本の農業がここまで進んで参りますと、非常に分化したといいますか、ということになろうと思いますが、私の心配は、日本の農民の考え方から申しますると、単なる脱税をしたんでは困る、真に、農業がここまで進歩すれば非常にいいことではございますが、たとえて申し上げますれば、北海道のような大地積を持っておりまして、それでこれがほんとうの株式になりあるいは有限会社になりますとやっていけるという面も考えられるわけでございます……

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1959/08/10、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 局長に聞くのじゃございません、局長に聞いてもだめでございますから。きょうやっております公共割引をせなければならぬという問題、これはその後荷主の状態が多少でも回復したのだから元に戻すということなら話が聞える。そうじゃない、だんだん悪くなっております。そこで、先ほど皆さんの話がございましたが、これは当然のことだ、私の見るところでは、何も不思議じゃございません。ただ農林省に聞くのはどうも資料が十分じゃない。農林省では徹底した資料が出ません、荷主のなにもございません。ただ統計上の問頭で、おととい経済局長から話を聞きますと、割引するというがあんなもの二千万円ぐらい大したことじゃない――そ……

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第5号(1959/09/10、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 私が頭が悪いからわからぬのかもしれませんが、今度改選になってから出られたという方は初めてじゃないかしら。ですから、この問題はこうこうこういう問題で審議するのだというのでないと、やぶから棒に、合併ということはわかりますよ、どういうわけで合併するのかということを聞かしてもらわぬと、私は関係ございます自分の問題を持っておりますから、どういうわけで会社が合併するのか、それを聞かしてもらってから議題に入ってもらわぬと、私が頭が悪いからわからぬのでしょうが、ほかの方は知っているかもしれません。それをやぶから棒に審議されてもわからないから困る。(「賛成」と呼ぶ者あり)そうでないと、お話、何の……

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第6号(1959/09/28、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 今、局長のお話を承わりますと、二十七年に改訂を行なってからそのままである、国鉄はその後改訂を行なっているが、長い間行わないので非常に経営が不振になっているから、この際は申請を取り上げて公聴会を開くようになっているというお話でございますが、裏を返して見ますると、二十七年時代に非常によかった、ですからその次の国鉄の改訂にもそうやかましく言わないでいられたということだと思う。こういう事業をやっております者は、なかなか引き合わないのに黙ってやるような者ではございません。すぐストをやったり、いろいろな方法でやってくると思います。そこで、御承知のように公共割引の国鉄の運賃もぜひ据え置きで置……

第32回国会 農林水産委員会 閉会後第7号(1959/10/12、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 いろいろ御心配をかけている面が多いわけでございますが、農林省でおわかりになっているか、あるいは厚生省関係かもしれませんが、木材の払い下げもけっこうですが、これは何といたしましても非常に急ぐのは仮住宅だと思う。これの大工の手配はどうなっているかお伺いしておきたい。

第33回国会 決算委員会 第4号(1959/11/09、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 ただいまは国鉄の検査の報告がございました。総裁までおいでになってお答えがございましたが、私は会計検査院にお尋ねをしたいと思いますが、実は町村は決算委員に初めてなったのでございますが、非常に御努力を願いまして出ました検査の報告書を見ますると、まことに残念でございます。一般普通国民は、役所なり政府のやっておりまする仕事は、大体においてこういうことは考えておらぬと思います。  そこで今国鉄の話でございましたが、まことに遺憾でございますが、こういうことがもし民間でございますと、株式会社ならとうにつぶれてしまいます。私は長い間の農業団体の者でございますが、役所がわれわれ民間の法人の検査を……

第33回国会 決算委員会 第16号(1959/12/09、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 私がお聞きしようと思っておったのを谷口君がだいぶお聞きになりましたので、今度は延滞分の処分について伺いたいと思います。そこで、農林金融公庫は非常にめんどうな借り手を相手にして融資をしているわけでございます。ことに国の政策と相呼応して融資をしようというのでございますが、なかなか世の中が一定に参りませんので、そのときいいと思ってやったものも、結果的には回収不能になるというものもあると思います。滞納を滞納としておきますと、会計検査院の方で報告をされる額は減ってこないで、だからもうますますとれないということで、ここで決算をしなければならないというものは決算をしたらどうかと思いますが、総……

第33回国会 農林水産委員会 第2号(1959/11/05、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 今度の災害に関しまする法律は、すべて災害特別委員会の方で御審議になることと思うのです。そこで、この委員会できょうもいろいろ議論をされましたが、単なる議論では非常に残念であろうと思いまするので、ここでいろいろ協議になりました事柄は、委員長の方からでも災害特別委員会の方にお申し出を願いませんと、単なる議論をするだけなら、いっそやめた方がいいのであって、その点十分お考え願いたいと思います。

第33回国会 農林水産委員会 第4号(1959/11/10、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 局長のお話で大体の方針はわかっておりますが、おやりになりますことが悪いとは決して考えておりませんが、私が住んでおります北海道などは、非常に困って、やかましく言ってきております。そこで、トン数の制限をしたり、いろいろな面を制限しておやりになりましても、大かたの駅に農業倉庫がございます。そうすると、農業倉庫の移転費等は何ももらっておらないわけでありますので、非常に困るのです。御承知のようえに、雪が深いので、困りますから、現在のところ、そういうことにならないように極力交渉しろと。一つの例を申し上げますと、室蘭線に遠浅という駅がございますが、その駅には日本一のチーズ工場がございます。こ……

第33回国会 農林水産委員会 第7号(1959/11/17、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 あまりどうもこの問題でしゃべりますと、妙に感じが悪いようになるので、しゃべらないつもりでおりました。それじゃ相ならぬので、一つお聞きしたいと思います。前に各委員から非常ないい御質問がございました。どの質問も当を得た質問でございますが、どうも農林省の方で根本的に誤っておりますものを誤っておるとお考えになっておらぬことに、大きな間違いがございます。農業災害補償法は、山添さんが経済局長の時代にできたものでございます。それから、今度の任意共済は、小官氏が経済局長のときにやったのでございます。これは、農業災害補償法でやっておりまする仕事がどうも経理その他の都合で足らない、そこでこれでもや……

第33回国会 農林水産委員会 第11号(1959/12/03、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 畑作振興につきましては、いろいろ御心配を願っておるわけでございますが、北海道のように総面積の七〇%を占めておりますような耕作地帯はたくさんございますが、どうも年々歳々地方の減耗ばかりやっておりまして、今やっておりまする仕事は、暗渠排水だとか客土のごときものは、これは当然やらなければならぬ仕事でございますが、一刻も早く地方の減耗を防がなければならぬのじゃないかといったようなことが非常に大きくなってきております。ことに、金肥がだんだん増額されまして、このままではとうていいけない状態になっておるわけでございますが、御承知のように米を除きまする耕作物でも、世界的に非常な豊作であり、非常……

第34回国会 農林水産委員会 第4号(1960/02/11、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 経済局長にお聞きをいたしますが、今年の予算は今までにない予算でなければならぬはずだと私は思っているわけであります。ところが、まあどれを見てもそうなんだから、経済局は言うまでもございませんが、一番みな心配をされている農業共済制度の改正という題目を出して、そうして書かれておるのだが、非常に矛盾しているのではないか。これはどうです。これから予算を審議してそれからいくはずなのが道筋でございましょうが、今度の国会にこれをやろうとしておるのだが、これを今まだ四月に入らなければ審議会が設けられないのではないか。どうですか。

第34回国会 農林水産委員会 第5号(1960/02/12、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 畜産局長にちょっとお伺いいたしますが、御承知のように貿易の自由化というので、なかなか何でもかんでも影響を受けるようなお話でございますが、そうではないと思いますが、酪農製品をほんとうに自由化されると、相当考慮されなければならぬものがあると思いますが、畜産局の方では御心配願っておると思いますが、御承知のように、日本の酪農家は、いかに生産費を下げてたくさんな品物を供給しようかというのでなくして、どうして高く売ろうかというのが今までの傾向でございますから、なかなか困難でございまして、一つその点どうお考えになっておるか、一応伺いたい。

第34回国会 農林水産委員会 第6号(1960/02/16、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 林野庁長官にお尋ねいたしますが、これは今わが国で木材を資源としてやっております事業がたくさんございますが、ここで、国有林、民有林には限度がまたあると申しますか、今の、現在やっております事業の量からいって、まだどれくらいのものは国内で事業を行なっても資源に不自由はないというような大体の見通しはついておりますか。
【次の発言】 まだわが国で着手いたしておりませんが、着手しようといたしております木糖――木材の糖化です――これは私流の考えでは、木材資源を使って甘味を作るよりは、そのほかにまだ甘味のとれる資源があると思っておりますが、今度二つの会社ができるようになって、いよいよ仕事に着手……

第34回国会 農林水産委員会 第11号(1960/03/03、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 今、東君のお話だが、ほんとうの話、早くせいということは困難だろうと思うのは、負債整理の金に充当するつもりで自作農創設資金を出すお見込みか、これは別途に自作農維持資金というおつもりで出すのか、どっちですか。
【次の発言】 お話はそれでもいいと思うのですが、問題は金利の関係、それから償還年限でございますが、東君は言われたけれども、何も北海道に限ったことではない。問題は現在の自創資金の金利では困るということですから、そういう方法も考えてもらえるようになっておるようですが、しかし、よう聞くと、なに北海道に限ったことでない、本州にもそういう困った者がおるのだ、それはそうかもしれませんが、……

第34回国会 農林水産委員会 第13号(1960/03/10、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 お尋ねいたしますが、実はきょういろいろとお尋ねをしなくても、農林省の方ではたぶん準備をしていただけるだろうと思っておったのでございます。それは牛乳処理に対します設備資金のことでございますが、なぜそういうことを申し上げまするかと申しますれば、三十四年の三月二十日の衆議院の農林水産委員会で酪農振興法の一部改正のときに附帯決議になっております。また参議院では三月二十六日に、文句は違いますがいずれも附帯決議になっておりまするが、その決議を見ますると、私がとやかく申し上げなくてもちゃんと農林省の方では御心配いただかねばならぬ責任があると思っておったのでありますが、このたびの改正法が出たの……

第34回国会 農林水産委員会 第14号(1960/03/11、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 この法律は非常にいい法律でございますが、前からお聞きしておると品種を五品目ですかに一応する、こういうお話でございますが、僕はその品種を限定しない方がいいのじゃないか。ということは、面積で限定をされているから、この間、きのうですか、あなたはイチジク――イチジクなんというものは何種類もないから、こんなものはいいが、非常にまま子扱いにされたものができると思うのですが、ですから面積でやられておるから、品種は、ミカンであろうがクリであろうがやれるようになると思いますが、どうです、品種を制限しないで面積でそうやったら。
【次の発言】 もう一つ、試験研究のことを北村さんからも非常にお聞きにな……

第34回国会 農林水産委員会 第16号(1960/03/17、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 漁業協同組合が非常に不振であることは承知いたしておりますが、水産庁が協同組合の整備の先に、その地の漁業に対してどういう処置をとられておるか、聞きたいと思います。
【次の発言】 その程度は承知いたしておりますが、とてもそんな三億や四億の目くされ金でとても日本の現在の沿岸漁業を救うというようなことは絶対不可能でございます。そこでなぜもう少しお考えにならぬのかと思いますが、これはこれから考えてもらうことにいたしまするが、協同組合というものは、職員三人なんてそんな協同組合は絶対にうまくいきません。しかし、幾ら小さくてもうまくいかないということは断言できません。それは基礎になる組合員が非……

第34回国会 農林水産委員会 第19号(1960/03/29、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 ただいま提案されております一億円の政府出資額ということ、これは問題じゃございません。ふえなければいかぬと思いますが、一体、現状の開拓者の様子を見ると、こんな小型のことではいけないので、根本的に考えてやることが親切であり、そうすることが罪を作らぬと思うのですが、現在の開拓者の借金と、年額上げております収入と見合って、この借金が一体払えると思っているかどうかということをお聞きしたい。
【次の発言】 お話はよくわかりますが、私が総じて見ますると、なかなか簡単なものではございませんので、開拓者というものは開拓精神というものがなくてはだめなもので、とうていこれはなし遂げられない。そこで、……

第34回国会 農林水産委員会 第29号(1960/04/28、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 お伺いをいたしますが、一体開拓行政というものを永久に続けるつもりで、開拓者というものは死ぬまで開拓者でいくような格好なんですか。これはどういうわけなんですか。日本の開拓行政というものは非常に間違っておる。それは、ちっとも知らない者がやるから間違っておるので、知らぬものだからこういう格好になるので、どうにもならぬ。いつまで開拓者になっておるのか、まず、この一点。
【次の発言】 成功検査というのは、五年たてば成功検査を行なって、それで開拓者というものはなくならなければならぬはずなんです。金銭上の貸借は別です。そこで、それが今どうなったかを聞きたい。

第34回国会 農林水産委員会 第33号(1960/05/28、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 官房総務課長にお聞きしたいと思うのですが、漁船や漁具、養殖はよくわかるのですが、一番大事な漁民、農民の住宅なのですが、何ぼぐらい倒壊して、はたして建て直さなければならぬものが今のところどれくらいあるのかわかりますか。
【次の発言】 伊勢湾台風の例もございますが、全壊になっております家屋を建てるに十分な、きのうかの新聞に書いておったが三十万とか五十六万とか、あれは貸し出した金額だと思うのですが、補助金はないのですか、どうですか。

第34回国会 農林水産委員会 第34号(1960/06/09、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 それでは御報告を申し上げます。去る五月二十四日未明に襲われましたチリ地震津波災害の状況視察のため、五月三十一日から六月五日まで北海道の被害地に派遣せられましたので、その結果を御報告申し上げます。  今回の派遣せられました委員は、当委員会から私、その他社会労働委員会から派遣せられました井川伊平委員と大谷藤之助委員の三人が同行いたしましたのでございます。  まず、北海道で道庁に御見舞を申し述べ、被害状況及びこれが対策等につきまして説明を聞き、それから現地におもむき、釧路地方の浜中村、厚岸町、釧路市、白糠町、十勝地方の浦幌町十勝太、豊頃村の大津、広尾町、日高地方の幌泉町庶野、様似町、……

第35回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1960/09/07、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 肥料の問題でございますが、そのうちの硫安でございますが、今櫻井委員は郷里に帰ってからというお話がございましたが、私は帰りませんが、こんなに電報が来、書類が来たのは初めてでございます。北海道はまあ当然でございますが、各県からもそういった問題が出てきておる。何だろうといって見ると、内心に出血赤字を農家に負担させるような措置をするのじゃないかという心配がどうもあるのですが、あるかありませんかわかりませんが、帳面を見ると、電報を見ると、そういうことがないと言っても疑いを持っているのですから、私に、あいつに言えばわかるだろう、あいつは昔肥料のいろいろな組織をやった男だからわかるだろう、こ……

第36回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1960/10/25、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 部長にちょっとお伺いしますが、主としてお考えになっているのはカンショ澱粉のことだろうと思うので、それでバレイショは価格の関係で非常に困難だと存じておりますが、これをどうお考えになっているか。
【次の発言】 これは御答弁は要りませんが、食糧庁の部長のお話がございまして、そうであろうと思っておりますが、きょうのお話は主としてカンショ澱粉が主体でございますが、御承知のように、バレイショ澱粉は数は少ないのでございますが、品質の関係で価格の関係があってなかなか思うようにいかぬのが現状でございます。そこで何とか製造コストを引き下げて、バレイショ澱粉でもできるようにしたいという御意見はけっこ……

第37回国会 決算委員会 第4号(1960/12/21、5期、自由民主党)【議会役職】

○理事(岡村文四郎君) では本日はこれをもって発言はないものとして打ち切りまして、本会議がございまするので散会いたします。    午前十一時二十八分散会

第38回国会 決算委員会 第6号(1961/02/20、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 それではまず会計検査院にお尋ねをいたしますが、私の考え違いかもしれませんが、非常に不正指摘事項が多いのでまことに残念でございますが、役所自体が全然これを知らないで、下でばかりやっているものとは考えられない。ですから調べたことがあると思うのですが、役所の方に何か関連があるのではないかという気がしてしようがないのです。ですから全然役所のことは関係はございません、ごく指摘した事項だけでございますということかどうか、一応お聞きしたい。
【次の発言】 別に疑問はございませんが、年々歳々大体あるところにきまって指摘をされておる。そこで私は非常に残念なことには私百姓でございます。そうして自分……

第38回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1961/08/31、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 第二班の報告を申し上げます。  第二班の派遣地は、熊本、宮崎の両県で、派遣委員は亀田委員、北條委員及び私の三人でございます。  八月十六日、東京を出発して、八月二十二日に帰って参りました。この間、両県の各地において、農林漁業者諸君の種々の意見や要望に接したのでありますが、第三十八回国会における農業基本法の審議を通じて、農林漁業者の農林漁業政策に対する関心が非常に高まったと県及び市町村の当局や農業団体関係者から説明がありました。われわれも今回の視察を通じて強くそれを感じたのであります。  そこで、まず初めに、各地において農林漁業者諸君が異口同音に述べられた最もわれわれの関心を引い……

第38回国会 農林水産委員会 第6号(1961/02/15、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 非常にお忙しいのに大臣の御出席を願ってお尋ねをしたい。非常にわれわれが尊敬をしておる人に対して、言い始めますと大臣の意に沿わぬことを言うかもしれませんがお許しを願いたいと思います。  まず第一に非常に御努力を願いまして、今度でき上がるようになっております農業近代資金でございますが、これが利子補てんが二分になっておって一分は国、一分は地方になっておりますが、三百億ということでございまするので、地方で持ちますものは大体三億でございます。ところが考えて見ますると、とてもそれは持たれない点がある。そうするとせっかく御努力を願って道を開いてもらっても金が出てこない、施策ができない。こうい……

第38回国会 農林水産委員会 第7号(1961/02/17、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 雪害の現地報告だから、官房長、的確なものではないというお話がございましたが、御報告を承わりましたが、いずれにしてももう長く置かないで、基礎準備をしてやってもらいませんと、四月・五月になってからではおそいわけであります。ですから一つの金額に制限もあるようで、はっきりつかめぬというお話、それはそうだと思います。しかしながら、大よそその付近にいきやしないかということも考えられやしないかと思いますが、そうして農家の方々が迷惑をしない、手落ちのために十分にならなかったというようなことのないように、一つ御協議願って、早く手をつけてもらうようにしてもらいたいと思うのです。それをお願い申し上げ……

第38回国会 農林水産委員会 第12号(1961/03/03、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 農林省設置法の一部を改正するということはよくわかりますが、私は近ごろ直接感じておるわけでございますが、こんな改正じゃだめじゃないかと思っております。そこで、そう申し上げるのは、どだい話が違うが、今までは農業というのは適材適所にやることが農業でございますが、今はそうではございません。そこで、農林省の研究が足らぬから百姓はいつもばかを見ておるのです。今一つの例を申しますと、私のところで実は三年前に七千五百万円かけて澱粉工場を作った、ところが今大へんなんです。三人で見に行きましたが、一体食糧庁としては前途をどう見ておるのか、一時的なものか、あるいは将来性があるのか、輸出はどのくらいき……

第38回国会 農林水産委員会 第19号(1961/03/23、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 今お話を承わりまして、大体いいと思いまするが、どうもはっきりしない節があって残念でございます。そこで飼料が特に不足いたして、大へん食糧庁としましてはうれしい悲鳴で、大麦、裸麦が余って困っておったということでございますから、大へんしあわせでございますが、ところが聞いておりますと、何だか飼料業者にやられるのがほんとうだというような腹でお話をなさるものだから、私の聞きようが下手なのかもしれませんが、協同組合が要求したものは、それでさっそくよかろう、あるいはいかぬとも聞えます。それで一つ百姓が作ったものは、少し困ったと言えば、それをおいそれとあっさり払い下げるようにしなければならぬと思……

第38回国会 農林水産委員会 第46号(1961/05/19、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 私は、農林大臣に簡単にお聞きをして、簡単に御返答をもらおうと思っていますから、時間もございませんから一つ……。  農業基本法はよくできておるようでございますが、一つ困ったことには土地の問題が非常に少ない。私は農業、純粋の百姓でございますが、農業というものは土地によって行なう。ところが、二条の二号にちょっと書いてあります。それではまことに残念で、どうしてもう少し土地の問題を入れてくれないかということを考えておりますが、それはそれでいいわけであります。問題は、今までは適地適作の考えできましたが、それでは十分ではございません。それも無視はしませんが、需要の適産でなければ非常に困るとい……

第38回国会 農林水産委員会 第55号(1961/06/06、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 これは櫻井さんからだいぶお話がございましたが、どうも一番困ったことは、どんな法律が出ましても、大臣も次官もそう長くやっておるわけではないのですよ。一番やらなければならぬのは局長なんです。これがどうもそうなんだ。そこで局長の考え方のよし悪しによって、とんでもないことになってしまうのが実態です。僕は最初から、あんなことをされてこれが実行できるどうというそんなことはあまり考えていないが、しかし肝心なところだけは身を挺してやろうと思っているから……。金利が七分五厘ということではどうなるものじゃないと最初から思っている。だけれども反対を言ってもいけないから黙っておるけれども、この七分五厘……

第39回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1961/12/08、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 大豆なたねの交付金暫定措置法でございますが、今もう収穫済んだのですから、これは最近たくさん来ているのです。きのうそれで大蔵省と交渉中だというお話しだったのですけれども、いつごろきまるのでしょうか。早くきめてもらわぬと困る。

第39回国会 農林水産委員会 第7号(1961/10/17、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 局長にお伺いするのは無理かもしれませんが、私、家畜改良増殖法という法律そのものに実は疑義があるわけです。私の申し上げることは、第三条の二に、「農林大臣は、政令で定めるところにより、牛、馬、めん羊、山羊、豚」と、こう書いてある。ところが一番困るのは馬なんです。実は私の父親は博労で財産を築いた男なんです。ですから非常に私も馬好きなんです。ところが、ずいぶん苦労しました。そこで、今申し上げますことは競走馬なんです。競馬は最初は日本がサラブレットを入れてやっておったのだ、が中間がどうもうまくない。やっぱりサラブじゃなくてアラブでいいと、こう変えておるわけですが、今度は全部サラブなんです……

第39回国会 農林水産委員会 第9号(1961/10/20、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 私はこの法律案には大賛成でございますが、ぜひ御意見申し上げておきますことは、現在の畜産局としてのこの案は非常に無理でございまするから、十分人を整えてそうして出した以上は完全にこの法律案が有効に働けるようにしてもらいたいということを念を押してお願い申し上げておきます。

第39回国会 農林水産委員会 第12号(1961/10/28、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 今の問題は三を四に直す、だけで簡単でございます。ところが局長にお聞きしたいことは、これは各省ともほとんどそうなんですが、局長行政なんです。そこで、災害補償法に対しては、御承知のようにわいわいと陳情が来るやら人が来るやら、全くひどい。そこで、農業災害補償法を改正していかぬというのは一つも来ない。本旨はわかっておるから、早くやってほしいという希望なんです。そこで問題は、ああいう委員会に手数をかけて委員会が答申をした案を、抹殺したとは言わないが、ほとんど骨抜きにしておるから、僕は今度は出し直してあれを提案してもらいたいと思うが、局長どうか。

第40回国会 決算委員会 第4号(1962/03/16、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 私の質問は、本来なら会計検査院及び行政管理庁からお聞きしたいのでありますが、そうでなくても、農林大臣の御返事一つで解決つくと思いますので、結末から申し上げます。  わが国の政府は、保険事業を十三持っております。ところが、私のほんとうに関係のございます−百姓でございまするから、農業災害補償法につきましては、年々歳々、毎年のごとく、実に膨大な指摘を受けております。そこで、百姓でなければ、それでもがまんができましょうが、国の大事な国費をほんとうに使途の不明なところに使われておったんでは、われわれ承知できません。これは周東農林大臣の時代にやるべきことであったのですが、任期も短かかったし……

第40回国会 農林水産委員会 第21号(1962/03/29、5期、自由民主党)

○岡村文四郎君 今度の一年限りの法律改正では何も意味はございません。ところが、それも今回限りですからなんですが、価格のきめ方です。四月一ぱいではとてもおそくて話にならない。ですから真にビートを作らせるとするならば、前年度にきめなければならない。そうしませんと、これでは非常に工合が悪いですから、ぜひひとつできるだけ早くしていただきたい。これは食糧庁ではございませんが、何ぼでも取れます、作れますよ、ビートは。工場が今度十二になりますが、それはやり方です。そこで五年しなければ作れぬようなことではだめですが、それは二年連作して三年おいてまたやるということなんです。ところが、今の学者は土地を肥やすという……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 決算委員会 閉会後第3号(1962/09/05、6期、自由民主党)

○岡村文四郎君 大臣は時間がないようでございまして一ほかにも質問者があるようでございますから、簡単にお伺いいたします。  農林省の会計検査によります報告書が参ったのでございますが、大臣はこの報告書をよくお読みになったでしょうか。御存じですか、この書いてある内容を。
【次の発言】 あれとだいぶん違ったものが報告されております。そこで、なかなかこうでないと思ったものは、財産管理について非常に当を得ない、また土地の処分についても非常にわれわれ満足できないものがたくさんございますが、そういうことを今お聞きしても、大臣はおわかりになりません。そこで、農林省に限りませんが、非常は各省に不当事項があり、まこ……

第41回国会 災害対策特別委員会 閉会後第2号(1962/10/10、6期、自由民主党)

○岡村文四郎君 農林省の関係なんですが、次官でおわかりにならなければ、事務次官でけっこうですが、実は、激甚災害の工事関係については、おそかれ早かれ必ずやる。ところが一番困ったのは、一般作物なんです。御承知のように、農業災害補償法がありまして、それが適用されるのはさまっております。ところが、なかなか容易でないのです。今度のは。そこで何とか低利資金を貸すというお話もありましたけれども、その貸すにも、相当低利長期の金でなければ、前の借金を背負っておりますからだから、みんなも一生懸命はやりますよ、しかし、なかなかそうはいかない。これはぜひひとつ農林省が所管で、お金の関係については、大蔵省の関係もありま……

第41回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1962/09/10、6期、自由民主党)

○岡村文四郎君 澱粉価格についてお尋ねをいたしますが、食糧庁ではよく御存じのことで私から申し上げないでも知っていられると思うわけですが、要は幸いに澱粉の需要の道が開けて参りましたので、従前どおりでございますと、あまりに、御迷惑をかけなくても済んだと思う。ところが現在では、そうでなくて、わきの品物が出てきたので、澱粉も思うように売れぬようでございますが、これはどうお考えになっているかひとつ伺いたい。
【次の発言】 長官も御承知のように、どうしてもバレイ澱粉は寒地農業として作ることをやめるわけには参りませんので コンスターチと競合して非常に困っているようでございますが、幸いに各方面で努力をされてバ……

第41回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1962/10/01、6期、自由民主党)

○岡村文四郎君 大臣にお願いをいたします。ここで今まではカンショとバ レイショと両方やっておったのでございますが、四、五年、三年ばかり前までは、カンショのほうが安くてバレイショが高かった。ところが幸いにしてカンショのほうは非常に暴騰しまして、今度はバレイショを上げなければならぬのですが、バレイショのほうは競合ができまして、どうしてもそれができない。現に今みんながいろいろ心配しておりますが、私の見たところでは、とてもバレイショの澱粉には打つ手はないのですが、そこで方法がつかぬから、大臣にお考え願って、農業基本法の十三条を適用してもらうという腹をきめている。基本法にははっきり書いてある、やり方はお……

第41回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1962/11/16、6期、自由民主党)

○岡村文四郎君 今渡辺委員から種々御質問がございましたが、非常に残念なことは、実は北海道事業の根本に間違いがあると思う。そこで十分に議を練って、そうして出せばよかったが、そうでないものですから、そこで今局長が非常に御苦労しておられるが、ますます苦労が多くなって、これではだめだと思うのです。そこで御承知と思いますが、各県から来ている陳情書はみなだめなのです。みんな八割助成、それから三分五厘と、こう言ってきておりますが、私の一番心配なのは、内地には農道がないようです。でありますから、まず農道を先に取り上げて、全額補助と、こういうことでございませんと、今までは五割ぐらいは助成があったようでありますが……

第43回国会 農林水産委員会 第33号(1963/06/11、6期、自由民主党)

○岡村文四郎君 今御審議になっております農業災害補償法という法律は、まじめな百姓にとって、実に大事な法律でございます。そこで、ここにありますけれども、こういうわけでなければならないというのは、これはうそ八百ですよ。ところが問題は、局長に去年の十二月にあの法律を作る、やるかやらぬかと聞いたら、どうしたらいいんだろう、困ったというので、僕はどういうわけでわれわれが法律の改正を叫んでおるか知っておるか、おれはお前よりも知っておる、こう言われた。ところができたものを見ると、何も知っておらぬ。ところが問題は、大事な国費をごまかして使っていいかどうか返事して下さい。大臣がいないから次官に聞いておいてもらい……

第45回国会 決算委員会 第2号(1963/12/13、6期、自由民主党)

○岡村文四郎君 いまの御質問の登記所の問題でございますが、実は払いまやっておりますところは、法務局長もなかなかりっぱな返事をしてくれませんが、移転の問題はやむを得ないようでございます。北海道の網走の小清水町の登記所でございます。網走を離れておりますが、隣の町に持っていこうとしております。東京で考えてもわかりません。管轄が広いんでございます。それをなぜしなければならないかと聞いてみますると、別に本省は何でしなければならないかと考えていません。局のほうからそういうことを言ってきておるので、あなたがそういうお考えなら、単に局からきたものをまるのみしませんと、こうおっしゃっておられる。そこで、小清水と……


7期(1965/07/04〜)

第51回国会 法務委員会 第14号(1966/04/12、7期、自由民主党)

○岡村文四郎君 ちょっとお伺いいたしますが、裁判というものは、もう人間の一番大事なことなんですが、高裁まで行く件数の割合はどのくらいですか。高裁まで何本ぐらいいままでに行っているのですか。
【次の発言】 それで、いまお聞きした理由は、最高裁判所というものを最高の地位に置かれるのは当然なことで、退職手当にせよ、給与にせよ、そうなくちゃならぬと思う。ところが、一番肝心なところは、ここではございません。ですから、そこに下級な者を置いて、ただ勝手に罪名をつけておくようなかっこうになっているものですから、そこで私が一番心配なのは、二年ばかりの間に、死刑の宣告を受けたものが最高裁で無罪になった。これはたい……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 農林委員会林業等に関する小委員会 第1号(1947/11/12、1期、緑風会)【議会役職】

○假委員長(岡村文四郎君) それでは只今から林業等小委員會を開會いたします。つきましては小委員長の互選をしたいと思います。
【次の発言】 いかがでございましようか。平沼さんの動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは甚だ失禮でございますが、徳川さんを小委員長に御指名申上げたいと思いますが、御賛成を願います。
【次の発言】 それではこれで委員會を終ります。    午後二時五十二分散會  出席者は左の通り。    委員長     徳川 宗敬君    委員            木下 源吾君            平沼彌太郎君            石川 準吉君            岡村……

第5回国会 法務・農林連合委員会 第1号(1949/05/13、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 松村さんから非常な御熱心な修正の御意見が出ましたが、私は不幸にして第一回國会で均分相続の案を御審議なさる時分に檢討する機会がなく今まで経過して來たのでありますが、今度は農業の細分化を非常に御心配になつて法案の改正をされるというので、ここで初めて漸くいつも考えております点の法案を見たのでありますが、どうも立法者が農業の現在の状態を誠に御認識が足らないでお作りになつたのではないか知らんと思うのでありますが、均分相続の規定は民法にはつきり明記しておりますが、農業の均分相続はこれと全然違うのであります。ここで例えて申しますと、十五條に時價の範囲内で價額を決めると記しておりますが、何を何……

第7回国会 農林委員会水稲単作地帯対策小委員会 第1号(1950/02/07、1期、新政クラブ)

○岡村文四郎君 稻葉さんにちよつとお尋ねしたいと思うのですが、稻葉さんのお話に單作地帶というものの区分が非常に面倒だ、というのは我々もそう考えておるのですが、二毛作ができるのに、経営その他の関係でやらないところもありますが、全国的にどこの県でも單作のないという県は殆んどありません。そこで私共は單作と見たいという場所は、今東北で二毛作の研究をやつておりますが、まだ自信のある成果が上つておりません。そこで大体二毛作ができないという地帶は無理すればできるのですがいまだ結果を見ておらんから、先ず東北六県、その外に二県もありますが、北海道のような所が單作地帶と、こういう目で見ることが妥当であるのに、今ま……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・通商産業・予算連合委員会 第2号(1950/07/19、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 国務大臣にお尋ねをしたいのでありますが、税を課しまするところの本質であります。先以て收入を相手にしておりまする税金は違うのでありますが、今度の地方税法案の問題になつておりまするような附加価値税、固定資産税を賦課しまするときには、先ず賦課す方の側からは何を番一体考えなければならんかということであります。これは課税をいたしましても負担力のあるかないかの問題であります。そこでないものに賦課しますることは惡法であります。惡税であります。そこで我々三十ケ年税にかかつて苦労いたして参つた現状から考えまして、これが税を賦課しまする根本であります。それを若し考えないで、税を賦課することは惡法で……

第10回国会 農林・通商産業・建設連合委員会 第1号(1951/05/25、2期、第一クラブ)【議会役職】

○委員長代理(岡村文四郎君) どうでしようか、あとから簡単な表でも示したらどうでしようか。
【次の発言】 あとで資料を……。
【次の発言】 この際お諮りいたします。他に御質疑もないようでありますので、本連合委員会はこれで閉じたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めますので、これで委員会は散会いたします。    午後零時五十一分散会  出席者は左の通り。   農林委員    委員長     羽生 三七君    理事            西山 龜七君            岡村文四郎君    委員           池田宇右衞門君            白波瀬米吉……

第12回国会 外務・農林連合委員会 第1号(1951/10/27、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 小麦協定に参加することは非常に我が国の現状から見て結構なことで、これには何らの異存も持つておりませんが、大蔵大臣がしばしばお話になるところを聞いておりますと、非常に日本の麦の価格は高く、国際価格のしわ寄せになる、こういうことを言つておりました。今片柳さんのような御議論が出ると思うのですが、それは先ずおきまして、非常に日本の政策は矛盾を一体しておるのではないかということを痛切に考えられます。それは食糧が非常に不足をして、多額のドルを出して輸入をしておりますが、まだ半歳にもならん前に麦の一割増産を閣議決定をされまして、そうして下にもそれを伝達をし、我々も聞いたのでありますが、その後……

第12回国会 外務・農林連合委員会 第2号(1951/11/17、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 外務省当局にお尋ねしたいと思いますが、大臣がおいでになつておりませんので、事務当局で大抵わかると思いますが、UNFAOに加盟を希望いたしまして、大体お話を伺いますというと、御承認になるだろうというお見通しであります。そこでこれは先般承認いたしました小麦協定に参加するのとは違いまして、これに加盟を要望いたしまする以上は、それ相当の各省の連絡ができて、そうして万遺憾のないようなことができるというお見通しがなければ加盟を要望するはずはないと思いますが、今まで関係各省に対しまする外務省としての準備の程度をお聞きしたい。
【次の発言】 單なるそういう連絡ではこれは非常に残念だと思うし、加……

第12回国会 内閣・農林・水産連合委員会 第1号(1951/11/15、2期、第一クラブ)

○岡村文四郎君 合同委員会のために多数の質疑者があることと思いますので、なるたけ端的にお伺いいたしたいと思いますが、先ず行政管理庁長官にお尋ねをしたいのであります。今度の行政整理に対しまして、農林省関係は非常は重い減員の率をお出しになつておるが、これはどういうわけでそういうことをするのか。即ちほかの各省の数字を見ますと、農林省が一番重い荷であります。そこで食糧統制を撤廃をするということになりまして、その案をお進めになつておりましたが、当分延期のためにそれに対する人員は最初整理しようと思つておりましても復活するのが当然でありますが、そのほかに他に減員を計画いたしておりますが、どういうわけで農林省……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

岡村文四郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



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