国会議員白書トップ参議院議員岡本愛祐>委員会発言一覧(全期間)

岡本愛祐 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

岡本愛祐[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは岡本愛祐参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。岡本愛祐参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 皇室経済法施行法案特別委員会 第3号(1947/08/27、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は、前囘電氣委員の方で出張しておりまして休みまして、實はどういう御質問がこれまで出たか存じません。或いは重複することがありましたらお許しを願います。民情視察のために陛下が諸々方々、殊に戰災を受けたり災害があつた地方に行幸になりまして、いろいろ御視察になり、又御激勵の御言葉を賜わつていることは誠に結構なことと存ずる次第でありますが、これに關聯して、餘りに供奉員といいますお供をする者が多過ぎるという非難の聲も亦方々に擧つておるようでありますが、これは行幸を直接受けた方からも聞きましたし、又これは相當いわゆる地方のちやんとした人であつて、非難せんがために非難をする人じやない。又こうい……

第1回国会 皇室経済法施行法案特別委員会 第4号(1947/09/17、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 只今河井委員から御質問があり、政府委員から御答辯がありました現在皇族でおありになる方が、臣籍に降下をなさる、その場合臣籍降下後の御生活ということについて、國民は非常に心配いたしております。今まで何と言つても荒波に操まれなかつた方々であります。それが今度はこの普通の荒波でない、大きな世の中の變轉、經濟界の變轉に當りまして、その荒波の中に放り出されるということにおなりになるのでありますから、何とかしてこれをひどいことにならないようにおさせしなければならんということは國民一般の心配なんであります。そこで宮内當局におきましても、いろいろこれに對して御苦心の段はお察しいたします。經濟顧問的……

第1回国会 司法委員会 第21号(1947/09/16、1期、緑風会)

○委員外議員(岡本愛祐君) 行刑局長にお尋ねしたいのですが、新聞によりますと、脱獄囚は何度が糯米を盜み出して、餅を搗いて、それをおのおの携帶して逃げたと、実に用意周到なのに驚くと同時に、又靜岡刑務所内の取締りの非常なルーズであるのに驚くのであります。その事実は如何なものでありますか。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第3号(1947/08/29、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 今の政府委員に對する質問は總括的の質問ですか。個々の條文についての質問ですか。
【次の発言】 お尋ねいたしますが、この小兒車、軌道車ですが、「諸車とは、人力、畜力その他の動力により運轉する軌道車又は小兒車以外の車をいう」と、小兒車を除外して、小兒車に關する規定はちつともありませんが、これは規定する必要はないと認められたのでございますか。
【次の発言】 それはどこから出て來るのでありますか。
【次の発言】 出て來ないじやありませんか。小兒車を歩行者の中に入れるということはどこからも出て來ないじやないですか。若し入れるんだつたらそれは……。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第4号(1947/09/17、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は靜岡事件は、この間小野君からも意見が出ましたように、單に司法委員會の問題だけでなくて、治安の上に非常に影響のある大きな事件だと思います。だからこの委員會からも適當な方を派遣なすつて調査をして頂きたいと思います。
【次の発言】 一諸にお決め下さつたらどうでしよう。今羽生さんの仰しやつた通り、出先機關のことは問題になつておるということになつておつても、これも實行されないわけでございますが、これも一緒に早くおやりになつたらどうかと思いますが、付託がなくてもおやりになつた方が準備ができてよいと思いますが……。
【次の発言】 外に御希望がなければ行つても宜しうございます。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第8号(1947/10/01、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 國家事務と、その外の地方の自治團体の事務との線の引き方はどういうところで引いていらつしやるか。又それがはつきり引けますか。
【次の発言】 尚伺いますが、私共は実はこの問題は先ず第一にこれは國家事務である。これは地方公共團体の事務である。こういうふうに分けると、一應公共團体の事務と思われるものを中央官廳の出先機関がやつておるものがあれば、それは地方自治團体の方に移した方がいいではないか。それからもう一つ國家事務であつても、地方自治團体に委讓し得るものはどれだけであるか、ということの研究をして、そうして委讓し得るものは速かに委讓する。こういうふうに理論的に解決しないと、なかなかこの問……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第9号(1947/10/02、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 政府委員にお尋ねいたしますが、この都市同樣にするということ、そういう制度があるのですかどうか。それを一つお尋ねいたします。それから都市同樣にするということは只今御説明を聽きますと、新たな地方自治法においては、別に町村と市と行政上の事柄については区別がない。こういうふうに思う。ただ区別があるのは実際の配給面とか、又は教育者の増員とか、学校給食とか、そういうことも、やり方によつては打開が、都市にしないでもできると、こういうことを伺いました。何かそういう外に、都市同樣にするということに、もつと根本的な差があるかないか。もう一度お尋ねいたします。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第10号(1947/10/09、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 二、三お尋ねいたします。  まず第一條に「道路における危險防止及びその他の交通の安全を圖る」云云とありますが、その他の交通の安全というのは具體的にどんな事柄を豫想しておられるか、それをお尋ねします。  それから第二點といたしまして、これは打合會のときにも質問いたしまして御答辯があつたのですが、この第二條の四項に「車馬とは、牛馬及び諸車をいう。牛馬とは、」云々「諸車とは、人力、畜力その他の動力により運轉する軌道車又は小兒車以外の車をいう。」というわけで、小兒車ということが出て來ているのです。ところが、それ以後には小兒車というものは全然出て來ていない。そこで小兒車はどこを歩くのか、第……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第11号(1947/10/20、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 只今内務大臣並に地方局長の御説明を拜聽いたしました。そこで私がお尋ねしたいことはこの特別市制の問題であります。特別市を作りますときに、憲法第九十五條「一の地方公共團体のみに適用される特別法は、法律の定めるところにより、その地方公共團体の住民の投票においてその過半数の同意を得なければ、國会はこれを制定することができない。」これが現在の地方自治法と絡んで非常に問題になりまして、この五大都市の地方自治制促進運動というようなものについても、非常に問題が起つたことは御承知の通りであります。  そこでこの憲法九十五條の解釈は、「地方公共團体の住民の投票において」というのが、例えば京都府ならば……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第13号(1947/11/06、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 皆樣に提議したいことがあるのであります。それは先に静岡の刑務所で暴動並びに脱獄の事件が起りましたので、治安及び地方制度委員会におきましても事重大と認めまして我々三名が調査に派遣をされたのであります。調査いたしましてここでも御報告いたしましたが、まだ檢察廳その他取調べの半ばでありまして、眞相をはつきり掴めないところも多かつたのであります。ところが今日新聞を見ますると、当時の刑務所長野村君外懲戒免官になつたり諭示免官になりましたりいたしております。即ち檢察廳及び司法当局におきまして取調べが済んだ結果の処分だと思うのであります。それでこの際司法委員会の方におきましても別に正式にまだ司法……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第14号(1947/11/07、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 委員長もう一つお尋ねいたしますが、この案の中に地方公共團體の中には圖書室を設けることができるというようなことを言われてあるのですが、ここまで漸進的に進んで來たことに對しては非常に私は喜びに堪えないのですけれども、もう一歩前進して頂いて、實際に地方で只今青年團という一つの組織があるのですが、この青年團の組織に對して非常に漠とした指示の下にこれを編成されておつた。それがために地方の郷土色をもつた、そうして文化の向上を圖る、そういうような指令の下にこれをやれというような地方廳からの簡單な指令の下にそういうものをつくらせられておる實情でありますが、苟くも青年團たちが現在まで働いて來た姿と……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第15号(1947/11/10、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 百四十六條について質問いたします。今度のこの改正規定は、主務大臣又は府縣知事が國の機關としての都道府縣知事なり又市町村長なりに對する權限をここに定めてあるのであります。ところが元の百四十六條のおきましては、この條文上で見ますと、「内務大臣は、都道府縣知事が著しく不適任と認めるときは」云々とありまして、單に國の機關としての知事が不適任である場合だけでなくて、その都道府縣という公共團體の長として不適任である場合も、法律的の定め方によつて、法律的の定め方にもよりますけれども、それによつて彈劾裁判所にその罷免を訴追することができる、こういうふうに讀めるわけですが、今度は國の機關としての都……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第16号(1947/11/13、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 吉山さんの御意見は非常に有益に拜聽いたしました。そこで最後にお話のあつた二百二十六條の改正、それについて今度外の證人の方々に御意見を承りたいのですが、この「普通地方公共團體は、地方債を起すについては、所轄行政聽の許可を必要としない。」という原則を貫いて、但書の當分の間はやはり許可が要るというのを除いてしまつて、その代りにニユーヨークとかその他のアメリカの例を採つて、起債の基準を設ける――なかなか面白い御意見と存じますが、その點について何かそれじや困る、非常な障害があるというような御意見の方があつたらお聽かせを願いたい。又經濟白書の義務としての、地方公共團體の長の義務としての年々の……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第17号(1947/11/25、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 尚お尋ねいたしますが、九十日以内に立案しまして、國会に提出しなければならない。一應國会に提出して議決を得ましたものに対して、存続期間一ケ年内に、又改正の必要がある、あの計画を一應立てたけれども、不備だから尚改政しなければならんという場合には、どうするのか。その規定が欠けておるように思います。  それからもう一つ、この地方財政委員会の存続期間が一年であるが、その後と雖もその地方財政に関する計画をいろいろ立案したり、改正案を立てたりすることは必要でありますが、この委員会がなくなつた後は、それはどこにさせるおつもりであるか。これもお尋ねしたい。  それからこの委員会が存続期間中はこの委……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第22号(1947/12/06、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 ちよつと速記を止めて頂きます。
【次の発言】 私はこの法律案に賛成する者でございます。地方公共團体の自主性と自立性とを非常に強化されまして、新憲法の精神に基いて地方自治の本旨を徹底される法律案でありまするから、これは固より賛成でございます。併し一面に用心をして頂かなければならないところは、今の中央集権的な公権的な監督の下にありましてすら、この地方の公共團体がとかくエゴイズムに陷りまして、その地方々々の住民の幸福ということを第一にされまして、國民全体の幸福ということについては、欠けるところがありはしないか現在でも憂えられるのであります。然るに更にこういうふうに地方公共團体の自主性、……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第23号(1947/12/07、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 大臣は參りますか。
【次の発言】 ちよつと質問したいことがございますが、この衆議院の方の修正について伺したいのですが、「第二條に第三項として次に一項を加える。」という所に、「且つこれに限定られるも」、「これに」というのは何ですか。
【次の発言】 そういう意味じやないのじやないでしようか。これに限定されるものじやないというのは……、ここに列記してある、ここにずつと列記して來まして、この法律にいう犯罪とはこれも含むものであり、以上六號に掲げたものに限定されるものでもないというふうにとれますが。
【次の発言】 その次に伺うのは、第二十四條に但「し、」とここに書いてあります。『但し、同法……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第24号(1947/12/09、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 今遲參しましたので、第十條第三項の説明を聽き落しましたが、これは市町村で定めるのですか。市町村條例でこれを定めるということではいけないのですか。
【次の発言】 ああそうですか、市町村規則で定めることもあり得ることでしよう。
【次の発言】 ああそうですか、それで分りました。
【次の発言】 私は希望意見を附しましてこの法案に贊成をいたします。この消防組織法は決して完全な組織法でないと思うのであります。その理由は、質疑のときにもしばしば申しましたように、小都市竝びに村の消防の中心となります消防團の組織について、この規定は何ら規定するところがないのであります。第九條に「消防團の外、」と「……

第1回国会 電気委員会 第7号(1947/09/29、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 ちよつと数字について伺いたい。供給力のところですが、水力をもう一遍言つて下さい。
【次の発言】 毎月であります。
【次の発言】 お尋ねいたしますが、國有林の薪炭材の拂下げをもつと増して貰つて、薪炭を成るベく沢山にしたいというふうに今お話が安本の方からあつたように承わりました。一体國有林の方のそういうふうに薪炭材の拂下げを増す余裕があるのかどうか、それを一つ農林省の方に承わりたいと思います。
【次の発言】 林政部長から御説明がありましたが、東北とか群馬、茨城なんかの今次の水害で、それはいろいろ原因もありましようが、一つはこの薪炭材、里山ですが、こういうものの濫伐が非常に影響しておる……

第1回国会 電気委員会 第8号(1947/10/18、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 木炭のことで質問したいと思うのですが、その前に配車課長に一つ説明をして頂きたいと思います。
【次の発言】 よろしうございます。
【次の発言】 一つ委員会を続けて……。
【次の発言】 この前の委員会で関係局長からお出でを願つていろいろ説明を聽き又資料なんかも提出頂いて、その時不審の点をいろいろ御質問をし、それから又その点について資料を出して頂いてそれを拝見いたしました。それで尚又いろいろ疑問がございますから、私からこの点をお聽きいたしたいと思いますが、申上げておきますが、各政府当局におかれてもすでに御承知の通り我々が心配しておつた如く燃料の問題、それに連関した電氣委員会で主たる目的……

第1回国会 電気委員会 第9号(1947/11/11、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 政府委員にお尋ねいたしますが、この水力電氣の新規の開發の面はなかなか容易に實現は困難だと思いますが、もうすでに著手をしておつて今までも段々とやつておつたというところに對してこのセメントとか、それからその他の資材とか、食糧とか、これは十分供給を願うようにこの委員會でも又打合會でも度々政府の方にも、電力の現下の必要性からいつて委員の方からお願いをし、是非やつて呉れというふうにお話しておつたのですが、この第二四半期のセメントだけに例を取つて載きまして、水力電氣工事に對する豫定、それから實際の配給糧、第三四半期における豫定と實際の割當、こういうことはどういうことになつておりますか、御説明……

第1回国会 予算委員会 第5号(1947/08/26、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 米窪國務大臣にお尋ねいたしたいと思います。我が國がこの現下の危機を切り抜けるには、重要産業を復興するより外に道はないと存じます。然るに新物價と賃金の非常な喰い違いから、賃金値上要求が電産を初めとして續々でておるのであります。この間電氣委員會の委員といたしまして、九州、中國、大阪方面を廻つて参りました。その際にも私共電産の組合に會つたのでありますが、従業員一人について月三千圓の追加賃金の値上を要求しておる。大體大阪方面でも基準賃金は今二千四百圓を貰つておる。それにプラス三千圓、本人一人について……。それから家族一人について千圓の追加の値上を要求しておる。これは大分前から要求が出てお……

第1回国会 予算委員会 第11号(1947/10/13、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は國有林野事業特別会計のことについてお尋ねいたしたいと思います。農林省の人はおられませんが、大藏省のお方でお分りになつたら御答弁願いたい。この特第一号で拜見しますと、國有鉄道事業とか通信事業とかの特別会計におきまして、職員の給與に関する應急措置をするについて、これまでの最近の運賃とかその他の値上げによる増收で以てこの給與の應急措置を取つて行くということになつておりますが、國有林野事業特別会計の方を見ますと、最近の非常に高い二倍なんぼというような木材の値上げに拘わらず、予備費から一千五百何十万円というものを割きまして、そうして給與に当てておるようであります。これはどういう理由であ……

第1回国会 予算委員会 第12号(1947/10/15、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私はこの前の委員会におきまして、特第一号の國有林野事業につきまして、歳出予定額の補出について質問をいたしたのでありまするが、そのときに大藏当局だけしかおられないので、満足の行く答弁を得られなかつたのであります。今日農林省の政府委員の出席を求めまして、國務大臣は見えませんが、係りの方は見えておりますから、繰返す部分もありますが、これについて伺いたいと思います。  第一に、國有鉄道事業とか通信事業、そういう特別会計におきまして、この度の給與の増額をいたしますのには、鉄道運賃とか郵便の値上げとか、そういうものの増額、收入増等によつて、これを給與の方に廻しておるのであります。ところが、こ……

第1回国会 予算委員会 第22号(1947/11/17、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は総理大臣に対しまして、簡單に二つの事柄をお尋ねいたしたいと思います。  第一は営業つまり國有國営事業の刷新について、この我が國を建直しますには重要産業を復興させ、振興させるより途はないことは言うを俟ちません。この産業の復興いたします上におきまして、営業の刷新ということは第一にやらなければならないことであると思います。ところがこの特別会計におきまして、國有鉄道事業、通信事業、それから國有林野事業この三つを例にとつて見ますと、頗る振わない状態であります。その事業そのものが非常に低調であるのみならず大きな赤字を出しております。独立財産制の特別会計といたしまして、実に情けない赤字を出……

第1回国会 予算委員会 第28号(1947/12/02、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私も電力の増強策について商工大臣にお伺いいたしたいと存じます。  国民が家庭的にも、又生産の爲にも電力不足に遭いまして、飢饉に会いまして、非常に若しんでおることはもう申上げるまでもないことであります。この電力対策だついて、商工大臣はじめ生懸命に御努力になつておりますことは承知いたしております。しかし急場になつて慌てていらつしやると私は思われるのであります。電力がこの渇水期にこんな状態になることは、これはもう春頃から分つておるおであります。このような状態に來れば、必らずこういうふうになるということは分つておつたのであります。それで私どもも及ばずながら、電力の……電気委員会とか、その……

第1回国会 予算委員会 第29号(1947/12/04、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私も止むを得ずこの追加予算に賛成いたします。而してこの機会に私は一言政府に申して置きたいのでございますが、この間私が商工大臣その他に質問をいたしました労働争議の予防並びに早期解決に必要な費用とはどういうことなのか、具体的に説明をして貰いたい。又危機突破生産復興運動展開等に必要な経費というものはどういうのであるか、そういうふうな質問をいたしまして、商工大臣はそれは労働大臣からお答を願うことにするという御答弁でありました。それに今日は労働大臣はおろか労働省から誰も來てその答弁をして呉れない。又私に対する答弁のみならず、外の委員の御質問に対しましても、例えば農林当局は來ない、こういうよ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第1号(1948/01/29、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 地方財政委員会が設置されまして、竹田國務相が委員長に御就任になつて、段々御研究の点、御調査の点を拝聴いたしました。  私は最近地方を歩いて見まして、各市町村で六三制の学校の充実のため、又自治体警察の充実のため多大の費用が要りますので、町村財政が非常に枯渇いたしております際、四手八苦で皆その苦痛を訴えておるのであります。殊に自治体警察につきましては、只今同僚からいろいろお話が出ましたように非常に困つております。  そこで、今お答弁がありましたが、新たに設置をする自治体警察の廳舎その他の費用については、できるだけ國から出して貰うようにするというようにお考えのようでありますが、これはぜ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 閉会後第1号(1948/09/10、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 お尋ねしますが、大阪の條例が出て效力が停止になるまでに罰したものはあるのですか。
【次の発言】 それから停止をして、この案が八月十日決議になつた、こうあるのですが、これはどこで決議したのですか。
【次の発言】 この地方自治会と憲法との関係、法律との関係、これは非常に大きな問題だと思う。それで今御説明がありましたように、公共の福祉に関することならば、市の條例でも、村の條例でも勝手に決められる、勝手にということは語弊があるかも知れませんが、ともかくいろいろの議会の議決を経て決められるということに解釈を政府の方ではとつておられると思うのですが、これはその点非常に私は疑問に思う。それで憲……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第2号(1948/01/31、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 この警察法の予備施行、予備施行と申しますか、千葉縣とかその他でやつて見られまして不備な点、不完全な点と感ぜられつつある点がありますかどうか。そのお調べができておつたらお答え願いたいと思います。  それから今ここに書き物を持つておりませんけれども、地方によりましては、府縣によりましては自治体警察を設けますのに、人口五千ということに囚われまして、市街地が二千くらいしかない所、殊に数個の島に亘つて一つの村の区域がありまして、そこに散在して五、六千の人口が漸くあるというようなところまで自治体警察を布かれておるというような例が廣島縣にあるようでございます。又ここに羽生委員がおられませんけれ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 閉会後第2号(1948/09/27、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私が本庄事件を見て参りましたところを御報告いたします。  具体的の事実並びに新聞に書かれておつた事柄が間違つておつたかどうか、そういうようなことは今詳しくここで申上げませんで、私がこの事件について地方自治行政全般に通じまして感じましたところをお話いたしたいと思いますが、つまり本庄事件を通じて我が國の現在の自治行政に教訓となる点を申上げて見たいと思うのであります。今吉川さんから段々お話がございましたが、大体において私はその御意見に賛成でありますが、我が國は申上げるまでもなく、まだ民主化に徹底しておりません、民主主義化の過程にあるのでありまして、この民主化する過程にあつて、まだ社会に……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第3号(1948/03/22、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私遅れて來たので御説明があつたかも知れませんが、二、三伺いたいと思います。第一に、この度廣島縣、愛媛県、高知縣、三縣の自治體警察をやつている發足をした市や町を廻つて、そこではもう六・三制で困り抜き、その上に地方自治體警察がやらなければならないので、財源にはもうほとほと困つている。そこで中央や地方廳から何んら具體的の指示がないので、現に要る自治體警察の廳舎の新築とか、それから備品とか、電話とかそういうものの費用はどうしたらよいのかわけが分らない。とにかく何とがして呉れるのだろうから借金でもし、一時借入金をして、そうしてやる。又七千ぐらいの小さな町が十三人もの自治體警察員を、吏員を任……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第4号(1948/03/25、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 この地方自治法第百五十六條の問題があるのですが、今まですでに存在しておる出先機關について、我々は、二、三囘調査をし、又こちらの委員が地方の實情をば調べに行かれた。衆議院で既存のものを整理する案を立てられると同時に、參議院においても、この常任委員會においても、その案を立てることになつておつたと記憶しております。それで私の記憶にして誤りなければ、地方に出向いた委員の方々が原案を立てられて、それを骨子として小委員會でも設けて研究する、そして成案を作ることを急ぐというふうに私は了解しておつたのですが、どうなつたでしようか。その點を伺います。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 閉会後第4号(1948/10/08、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 ちよつと伺いますが、この間國家警察本部長に聞いたのでありますが、反税闘爭といいますか、税が高いというので、ある人が、又ある党が、自分が皆の代表となつて交渉してやるから皆ついて來いというので、百名ぐらい人を連れて税務署に行き、それがまあ非常に強圧的な、暴動に類したことになれば、これは勿論違法ですけれども、そうでなくて、強硬な談判をして負けさせることに成功したときに、まあ謝礼として皆から何百万円負けたのだから数万円出せというので、金を取るというようなことは、これはそういう謝礼とか何とかいうことで、不問に附せられるかどうかという点ですが、これはどういうふうにお考えになつておりますか。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第7号(1948/03/30、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 國家公安委員が新警察制度の發足に當りまして、非常な重要な地位であるということは申すまでもないのでありまして、そこで新警察法によりますと、この國家公安委員につきましては、特に兩議院即ち參議院竝びに衆議院の同意を經まして、内閣總理大臣がこれを任命するという特別の規定をおいておるのであります。過般當院の同意を得るために五人の人々を出して來られたのでありますが、それも前以てその履歴を知らされるわけでなし、又それをよく選考すると申しますか、同意をするにつきましての豫備知識というものを與えられる期間なく、直ぐ同意を得たいというようなことでありまして、我々同僚の間におきまして非常に不思議に思つ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第8号(1948/04/02、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 只今御説明のありました消防團令について、ちよつと一、二質疑をいたしたいと思います。  第一は、この第一條に、「消防團は」云々とありまして、「水火災の豫防、警戒及び防遏、水火災の際の救護、竝びにその他の非常災害等の場合における警戒」、この「その他の非常災害等の場合における警戒」と、こうあるんですが、「その他の非常災害」というのは、地震とか何とかいうことで分つておりますが、「災害等の」というと、尚災害より範囲が廣いように思うが、これは消防組織法の第一條と照して見ますと、消防組織法の一條は、「消防は」云々とありまして、「水火災、又は地震等の災害に因る被害」とこういうふうに水火災又は地震……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第9号(1948/04/07、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は國家公安委員が極めて重要な國務に當つておられるということはよく了承しております。併し法務總裁は、現在の制度におきまして、國務大臣を以て充てることになつております。而も法務總裁の方はこの國家公安委員よりも範圍の廣い重要な事務を澤山お持ちになつておる。國務大臣として國會に出ていろいろ御答辯なさる。まあ一つずつの職務の重要性を取上げて見れば、それは國家公安委員でやつておられる仕事も法務總裁でやつておられる仕事も、重要性においては甲乙はないと言えますが、その職務のバライエテイ、範圍におきましては、非常に法務總裁の方が廣く、又その負擔については非常に御苦勞であろうと思うのであります。そ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第10号(1948/04/26、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 新警察法と第三國人關係、この問題は私は新警察法をこの委員會で審議をいたしておりますときから、非常に氣になつた。この警察法の致命的の缺點じやないかとさえ考えまして、劈頭に片山總理大臣にも質問をいたした次第であります。この警察法が秩序を維持し、法令の執行を強化し、個人と社會の責任の自覺を通じて、人間の尊嚴を最高度に確保して、各人の權利と自由を保護するというような、非常な高尚な理想を以て作られてあるのでありますけれども、現在の日本が置かれたこの情勢下にありまして、こういう理想主義的な法律で、本當に治安の維持ができるか、私は當初から非常に疑いを持つておるのであります。片山總理大臣は頭を切……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第11号(1948/04/27、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 芦田總理大臣にお尋ねいたしますが、只今委員長の質問に對しまする御答辯で、今後の治安の維持については從來の方針を堅持して當るというお話でございました。我々はこの現在の新警察法案をこの委員會で審議いたします際に、日本が敗戰後新憲法によりまして軍備を廢した。そうして治安の維持に當りますのはどうしても警察力に頼るより仕方がない。然るにこの新警察案によりますと、自治體警察主議を採られまして、横の連絡、縦の連結ということは非常に弱化して來たのであります。こんなことでは到底完全な治安の維持はできないではないか。殊に第三國人に對して非常に警察力が弱化をするのじやないか。それで本委員會におきまして……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第12号(1948/04/30、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 消防組織法の一部を改正する法律案が政府から提出されましたが、この機會に私は、現消防組織法において非常な不備がある。その點を修正いたしたいと考えるのでございます。それは御承知の通り、この消防組織法第九條におきまして、「市町村の消防事務を處理するため、市町村に、消防團の外、その必要に應じ、左に掲げる機關の全部又は一部を設けることができる。」と、こうありまして、消防本部、消防署等を掲げられてあるのでありますが、この九條では、市町村に消防團というものを置き得ることの根據を示しておるのであります。而して消防組織法は、消防本部及び消防署につきましては、その設置、管轄區域、組織及び團員に關する……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第15号(1948/05/22、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 消防組織法の一部を改正する法律案につきまして、私がこの前の委員會で修正案を出したのであります。それについて皆さんのいろいろの御意見を拜聽いたしたのであります。そこでその疑問の點を明らかにいたしますために、又これを審査するに當つて、いろいろのまだ考慮する餘地があるというような御疑問もありますので、それらを解消いたすために、更に只今お手許に配りました修正案を作り上げて見たのであります。それについて御説明をいたしますから、又御批評を願いたいと思うのであります。  それは第一項に「消防團の設置、區域及び組織は、地方的要求に應じて、市町村長がこれを定める。」こういたしました。この前には「管……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第16号(1948/05/24、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 この事件につきまして調査に參りました委員の中の鈴木君、岡田君竝びに私から、一昨々日この委員會で御報告いたしました。鈴木君から詳細に報告され、岡田君が主としてそれを補足されて、私の觸れたのは五分間という時間の制限で、極めて簡單なことを報告いたしたのであります。今日細川君が共産黨の立場から、この大阪、神戸事件につきまして、我々の調査が片手落ちになつてやしないか、又調査して來ておることが、こういう點において間違つてやしないかというような諸點を今お話しになつたのであります。鈴木君は遲れて參られましたし、岡田君は今日缺席しておられますから、私が初めから細川君のお話を承わつておつたので、細川……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第17号(1948/05/25、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 それに關連して、運輸省の方がお見えになりましたから、只今の問題に關連いたしまして、鐵道の公安關係問題について一、二伺つて見たいと思うのであります。  新聞でしばしば現われますが、東北本線と申しますかの列車におきまして、集團強盗が發生しておる。これは前からたびたび新聞に出ておりますに拘わらず、最近に至るまで、やはりそのあとを絶たない。これは、どういうふうにお取締りになつておるのか。この前、二月の中旬でしたか、鐵道公安事務局の方から、御説明を承つてはおりますが、ああいう事故は、外の所では、餘り新聞には現われませんが、東北本線に限つて、小山附近とか、それから仙臺の附近とかに現われるよう……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第18号(1948/05/27、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 詳細な御説明を承りました。そこで第一に質問いたしたいことは、初めの方に例示してあります地方公共團体でやる事務、その中には公共團体の固有事務は勿論含んで例示してありますが、國家の委任事務も含んでおるのですかどうですか。含んでおるとすれば、どういうのが國家の委任事務でありますか。それを先ず伺います。
【次の発言】 この中に委任事務が含んでおるといたしますると、御説明によつて、この例示以内に止まるものではない、これは比較的ポピュラーなものを挙げたに過ぎない、これ以外に町村で処理すべきものは沢山あるというふうに承わり、又それは当然であろうと思いますが、警察関係におきまして、警察法で自治体……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第19号(1948/05/29、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 最後の百七十六條についてお尋ねいたします。これでは、「議決の日から十日以内に理由を示してこれを再議に付することができる。」とありますが、そうすると、その間は、初めの議決は確定しない、從つて效力はない、再議に付して初めて確定すると、こういうことになるのですが。
【次の発言】 ちよつと質問のし方が悪かつたのでありますが、この「再議に付することが、できる」で、再議に必ずしも付せなくていいのでありますから、一應議決をする、そのときに確定しておるのでありますが、再議に付するまでの間は效力がなくなるのかとこういうのであります。
【次の発言】 もう一度お尋ねいたしますが、そうすると再議に付せな……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第22号(1948/06/03、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 消防組織法の第十五條の次に一條を加えまして、「第十五條の二」といたしまして、三項に亘つておりますが、只今それを朗読いたします。  第十五條の二 消防團の設置、区域及び組織は、地方的要求に應じて、市町村長がこれを定める。  消防本部を置く市町村においては、消防團は、消防長又は消防署長の所轄の下に行動し、消防長又は消防署長の命令があるときは、その区域外においても業務に從事することができる。  消防團員の定員、任免、給與、服務その他の事項は、市町村條例で、その訓練、礼式及び服制に関する事項は、國家消防廳の定める準則に則り、市町村規則でこれを定める。 以上でございます。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第25号(1948/06/17、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 お尋ねいたしまするが、例えば埼玉縣において荒川とか、元荒川とか、そこの村落の消防組というものは、水防組でも消防團が防火をやると同時に水防もやる。それだから防火のための消防点檢もやれば、又年に一回か二回は水防演習もやる、こういうことになつて、そういうことから言えば消防という中に準用規定を設けることも、そう不自然ではないということが言えると思うのです。大都市の場合にはそうは行かないだろうと思います。おつしやる通りに水防と防火とは全然防禦も違つておる。練習も違い、本当言えば組織も違わなければならん。その防禦の器具なんかも全然違つて來るということはあると思います。將來もつと完備すれば、水……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第30号(1948/07/03、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は本案につきまして次の修正案を提出いたします。  消防法案中左の如く修正する。  第三條中「消防長(消防長を置かない市町村においては市町村をいう。以下同じ)又は消防署長は」を「消防長(消防長を置かない市町村においては市町村長をいう。以下同じ。)は」に改める。  第四條、第五條、第十條、第十一條、第十三條乃至第十五條、第二十一條及び第三十條乃至第三十四條中「消防長又は消防署長」を「消防長」に改める  第七條中「消防長又は消防署長の」を「消防長の」に改め、左の但書を加える。   但し、建設院の承認する建築に関する法令又は防火地区に関する法令が施行せられる地域に関しては、所轄消防長の……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第31号(1948/07/05、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は本三法案に賛成をいたしますが、地方財政の基礎がこの三法案によりましてやや確立をいたしたことになるそうであります。これは過般野溝國務大臣にその点を御質問いたしたのでありますが、野溝國務大臣においてはまだ地方財政の基礎は確立しないということを予算委員会で御答弁があつたのであります。併しそうなりますと、警察法並びに消防組織法におきまして、地方財政の基礎が確立するまでは從前通り、この地方自治体の警察、並びに消防に対しまして、國庫から補助をしなければならないということになるのでありますが、それは後で政府委員並びに大藏大臣から御訂正がありましたから、先ず不満足ではあるが、この國家財政の困……

第2回国会 電気委員会 閉会後第1号(1948/10/08、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 拜見しましたが、異議ありません。

第2回国会 予算委員会 第3号(1948/02/02、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 運輸大臣に質問いたします。独立採算制を國有鉄道事業においても十分採り入れるために、いろいろ御苦心をなさつておることについては敬意を表しますが、ぞの独立採算制を採るためには運賃の値上げをしなければならん。それは必ずしも第一にそうお考えになるべき事柄ではないと思います。その前にはつきりした合理化をなさらなければならない。それには行政整理をなさらなければならないと思います。そこで運輸大臣は、冗員があるならば行政整理をしなければならん。冗員があるならばという御答弁をなさいましたが、果して冗員があると感じておられるかどうか、その点我々には甚だ納得が行かない。八月我々に配付された國有鉄道の現……

第2回国会 予算委員会 第12号(1948/03/30、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私も先ず安本長官にお尋ねいたします。今姫井委員からお尋ねもございましたが、私は官吏の俸給と、民間の給料とが甚だ不均衡になつておることにつきまして、例を申上げて今後如何にその喰違いを調和しておいでになるか、それを伺いたいのであります。一例を申しますと、大正八年に帝國大學を優秀な成績で卒業いたしました官吏が、只今地方局長をいたしておりますが、元で言えば一等一級位の俸給を貰つておる官吏であります。その俸給その他の月々入つて來ます額と、その子供が昨年明治大學を卒業いたしまして、そうして或る配電會社に勤めた。昨年の九月勤めたその息子の給料、月々入ります給料の方が……大正八年に勤めまして、ず……

第2回国会 予算委員会 第13号(1948/03/31、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は昭和二十三年度暫定豫算に關連いたしまして、我が國森林の復興對策及び國有林野事業の刷新につきまして、農林大臣に質問いたしたいと存じます。  先ず言うまでもなく、森林の補植造成は、我が國、國土の保全上、又我が國の民生安定上極めて必要であることは申すまでもございません。然るに我が國の森林は、戰時中及び戰後の緊急需要に應じまして、濫伐をいたしましたので、その荒廢は極に達しておると申しても過言ではございません。或る人の調べる所によりますと、このままこの状況を續けて行けば、我が國の森林は三十年乃至五十年にして滅びてしまうであろうと言われておるのであります。從つて今日只今森林復興計畫を確立……

第2回国会 予算委員会 第14号(1948/04/01、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 商工大臣に質問の通告をいたしておいたのでありますが、商工大臣がお忙しいというので見えませんから、政府委員にお尋ねいたします。  この商工省関繊維局で繊維製品の需給調整に関する事務を処理するために三万二千円、それから繊維製品の生産に関する資材の割当及び繊維製品の統制事務を処理するために七百四十二万一千円という暫定予算の四月分計上がありますが、どういう仕事をしておるのですか、御説明を願いたい。
【次の発言】 その業務のために職員を何人使つているのですか。
【次の発言】 その三百十名というのはどこに勤務しておるのですか。本省であるか、又地方商工局であるかということを伺いたい。

第2回国会 予算委員会 第15号(1948/04/02、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 伺いますが、昨日議決しました二十三年度一般会計暫定予算、その收入の御説明のときに所得税も一年間の月割額だというふうに伺つたんですが、そうすると又今度今ここで拜見しますと所得税がありまして、これも年間の月割額の増加ということになるのですか。その間の関係を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、昨日の暫定予算、本予算のその時の所得税の月割額は誤つておつたということになりますが、二千九百二十円ベースによつてやられたということなんですか。
【次の発言】 大体了承しましたが、これだけの支出の増加になりますと、又その前に百二十億であつたこの時の大藏省證券ですか、その発行が百二……

第2回国会 予算委員会 第31号(1948/06/16、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は運輸大臣に質問いたしたいと思います。先ず第一に、私共が頂きました二十三年度の予算の説明に、事業会計の独立採算制の確立を目標とすると、こういうふうに書いております。ここに書いてあるんですが、然るに運輸大臣は、過日本会議で、たしか寺尾議員の質問に対しましてお答えになりまして、独立採算制を固持しないというようなことを言われたが、これは甚だ不謹愼ではないかと思うのでありますが、どういう意味でそうお答えになつたのか。私は聞き違いじやないと思います。ノートに書いて置いたんですから、その点を先ずお伺いいたします。
【次の発言】 それでは、國鉄復興の五ケ年計画試案というようなものを頂つている……

第2回国会 予算委員会 第36号(1948/06/22、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は農林大臣に山林関係のことを伺いたいと思います。雨が少し降りますと、國民は直ぐ又水が出るというので非常に不安な氣持で恐れておるのであります。この二・三日前の雨、あのくらいな僅かな雨が降りましても、所々方々に水が出ておるのでありまして、水が出ますと、山林のことを思いまして、その荒れ果てた山林はどういうふうにして國家は早く再建をして呉れるのであるか、復興をどうして呉れるのであろうかということを熱望しておるのであります。四月に暫定予算ができましたときに、永江農林大臣が御就任草々でありましたが、この荒れ果てた山林の復興対策をどうなさるのかということを質問したのであります。そのときはまだ……

第2回国会 予算委員会 第37号(1948/06/23、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 只今島村委員から警察費のことにつきまして御質問があつたのであります。それに関連しまして、大藏大臣がおられますから、大藏大臣の御所見を承つて置きたいと思います。それは一昨日野溝國務大臣に質問をいたしたのでありますが、その際野溝國務大臣からはよう答弁がおできにならなかつたのであります。それで大藏大臣に御答弁を願うということに委員長に申上げて置いたのであります。それはこの地方財政、二十三年度におきまして千九百九十四億にも上る地方財政、これは地方分権、地方の民主化を促進せしめる上におきまして、地方財政の基礎を速かに確立しなければならない、これは当然なことでありまして、それで政府においても……

第2回国会 予算委員会 第38号(1948/06/29、1期、緑風会)【議会役職】

○理事(岡本愛祐君) お待たせいたしました。これより開会いたします。前一回に引続き質疑を行います。本日は先ず行政調査部の船田國務大臣に対する質疑から始めます。中西功君。
【次の発言】 皆さんにお諮りいたしますが、今至急の用事ができたそうですから、簡単にお願いします。
【次の発言】 船田國務大臣は衆議院の方で用事ができてお帰りでございますが、行政調査部の前田次長、それから行政監察委員会の事務局長のお二人がお見えになつておりますから、御質疑がありましたらお願いいたします。御質疑ございませんか。大藏大臣、安本長官はGHQの方に行つておられまして、お帰りが五時過ぎになるそうであります。……それじや今日……

第2回国会 予算委員会 第40号(1948/07/03、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は簡單に二点大藏大臣にお答えを願いたいと思うのであります。  その第一点は、過般大藏大臣に質問をいたしました時に、留保された自治体警察の警察費の問題であります。そのときの私の質問いたしました要旨は、今詳しく繰返す必要はありませんが、自治体警察の費用と申しますものは、地方財政の確立するまでは從前通り國庫及び都道府縣がこれを負担するということが、警察法に明記してあるのであります。ところがこの現予算におきましては六月までしか自治体警察の費用が計上されてない、今度の修正予算においてそれが修正してあるかと思いますと、どれも一つもその措置がしてありません。当時野溝國務大臣に対しましても、又……

第2回国会 予算委員会 第41号(1948/07/04、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 予算委員会第一分科会に審査を付託せられました案件は、昭和二十三年度一般会計予算及び昭和二十三年度特別会計予算中皇室、國会、裁判所、会計檢査院、総理府、法務府、大藏省、他分科の所管外に属するものであります。これら付託せられました予算の説明は省略させて頂き、直ちに分科会における主なる質疑應答の内容を御報告いたします。  先ず会計檢査院の予算審議に当り、前年度予算に比し増加した旅費一千四百五十七万円に関連し、一委員の質問に対し、政府委員から、旅費予算の増加により、実地檢査のための職員出張延日数は前年度の二万四百日から四万日に増加し、会計の実地檢査も相当普及せしめ得るに至りましたが、職員……

第3回国会 地方行政委員会 第1号(1948/10/15、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) 開会に先立ちまして、一言御挨拶申上げます。今回図らずも私が当地方行政委員会の委員長を拝命いたしまして、誠に不敏な者でございますが、皆様の御協力を得まして、職責を果したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  只今より地方行政委員会を開会いたします。参議院規則第三十條による理事の互選を行います。本委員会の理事の数は三名とすることになつております。差当り三名として御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。
【次の発言】 小川君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり)

第3回国会 地方行政委員会 第2号(1948/10/23、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。今日お諮りいたしますことは、本会期中における地方行政常任委員会の調査承認要求の件が一つであります。それから第二といたしまして、十一月四日から三日間大阪で開催されます、日本都市連盟主催の第十回金國都市問題会議、これに参加をいたしますこと、この二つをお諮りいたします。  先ず第一に、調査承認要求の件、これは第三國会の会期中におきまして地方行政委員会として、その所管する各般の事項を調査する必要があると思われますので、会期の初めに包括的に調査承認要求を提出して置きたいと思います。よつて今日の委員会において御決定をお願いいたします。その項目は專門員……

第3回国会 地方行政委員会 第3号(1948/11/11、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。  今日会議に付きまする事件は公報に載つており通りでございますが、政府委員が出席いたしますその前二、過般吉川末次郎委員と、岡田喜久治委員と、私と三名が派遣されました大阪市において開催された第十回全國都市問題会議、その会議の内容を御報告申し上げたいと思います。  会議は十一月四、五の両日、大阪市で開催させました。六日の第三日は大阪市の諸施設を視察いたしました。参加者は全國から百六十余の都市の理事者が集り、尚学界、官界の実際家が出席いたしまして、約六百名の多数が参加いたしました。開会式には主催者側の懇請によりまして、私から祝詞を述べて置きまし……

第3回国会 地方行政委員会 第4号(1948/11/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) それでは、これより委員会を開会いたします。請願、陳情を議題に供します。自治課長が見えておりますから、請願第百六十四号地方自治法改正に関する請願、西川昌夫君紹介、これを議題に供します。西川昌夫君は特に出席をして申上げることはない、こういう御傳言がございました。先ず専門員から要旨の説明をいたします。
【次の発言】 これに対する政府側の御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 政府委員の発言につきまして御質疑がございましたらお述べを願います。
【次の発言】 島村君から不採択の御意見が出ております。
【次の発言】 それでは不採択に決定いたします。  次は請願第百五十三号、発電……

第3回国会 地方行政委員会 第5号(1948/11/26、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。衆議院議員選挙法第十二條の特例等に関する法律等の一部を改正する法律案を議題に供します。衆議院地方行政委員長山口好一君に提案理由の説明をお願いいたします。
【次の発言】 それでは本案に対する質疑に入ります。速記を止めて……。    午後二時三分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……。次に陳情第七十一号地方自治法中改正に関する陳情を議題に供します。速記を止めて    午後二時二十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……。では陳情第七十一号地方自治法中改正に関する陳情は、議院の会議に付するを要しないものとして御異議ありませんか。

第3回国会 地方行政委員会 第6号(1948/11/27、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。衆議院議員選挙法第十二條の特例等に関する法律等の一部を改正する法律案を議題に供します。今日は全國選挙管理委員会の事務局長郡政府委員の御説明を求めます。
【次の発言】 昨日の衆議院側の説明なり、只今の政府委員の説明なりに御質疑がございましたら開陳願います。尚本日は山口衆議院の地方行政委員長があちらの委員会のために出席ができませんので、衆議院から三浦法制第一部長が出席しております。
【次の発言】 他に御質疑ございませんか……、別に御発言用もないようでありますから、質疑は終了したものと認めて御異議ございませんか。

第3回国会 地方行政委員会 第7号(1948/11/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。  本日は地方財政委員会法の一部を改正する法律案を議題に供します。  先ず地方財政委員会委員長岩本國務大臣の説明をお聽きいたします。
【次の発言】 只今の岩本國務大臣の説明に対しまして御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。別に御発言もないようでありますから、質疑は終了したものと認めて直ちに討論に入ります。原案に対し御意見のある方は賛否を明かにして御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言ございませんか。御発言がなければ討論は終結いーしたものと認めまして、直ちに採決いたします。「地方財政委員会法の一部を改正……

第3回国会 地方行政委員会 第8号(1948/11/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。請願及び陳情を議題にいたします。速記を止めて。    午前十時十一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。ではこれにて一應休憩いたします。    午前十一時三十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を再開いたします。付議いたしまする議案は衆議院提出の選挙運動等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案、これを議題に供します。先ず衆議院の山口地方行政委員長の御説明を承ります。
【次の発言】 次に、全國選挙管理委員会事務局長郡政府委員の意見をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 御質疑がございましたら、御開陳を願います。

第4回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第6号(1948/12/17、1期、緑風会)

○委員外議員(岡本愛祐君) この度の特別未帰還者給與法は岡元義人委員よりもお示しを願つて、それは非常に結構なことだから全面的に私も賛成すると申しておつた次第でございますが、今日突然この地方自治法の一部を改正する法律案について御相談ございまして、これも御尤ものことでございますから、それではお申出によつて私共が発議者になりましようと申しておる次第でございます。ただ、今檢討をいたして見ますと、少しこの案文を変えたいと思うのでございます。それはこちらでお示しのありましたそれと意味はちつとも違わないので、ただ地方自治法の附則の第十條の入れ方の問題であります。どういうふうにそれじやそれを変えて頂きたいかと……

第4回国会 地方行政委員会 第1号(1948/12/04、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) それでは只今より委員長を開会いたします。今日の会議に付します件は最初に調査承認要求に関する件でございます。これは第四國会の会期中におきまして、地方行政委員会としてその所管いたしまする各般の事項を調査する必要がありますので、会期の初めに包括的に議長に調査承認要求を提出しておきたい、こう思います。それで今日の委員会において御決定をお願いいたします。地方行政に関する調査という名称でありまして、調査の目的は治安の維持、地方制度の改善及び地方財政の確立、並びに選挙制度の改正、立案等を調査研究する目的でございます。その詳細な項目は今專門員に朗読いたさせます。

第4回国会 地方行政委員会 第2号(1948/12/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。地方行政に関する調査を議題に供します。速記を止めて。    午前十時三十一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。別に御意見もないようでありますから採決いたします。選挙運動等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案全部を議題に供します。原案通り可決することに賛成の方は御起立を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よつて本案は原案通り、全会一致を以て可決すべきものと決定いたしました。  尚、本会議における委員長の口頭報告の内容は、本院規則第百四條によつて、予め多数意見者の承認を経なければならないことになつておりますが、これは委員……

第4回国会 地方行政委員会 第3号(1948/12/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。先ず最初に警察問題に関する件を付議いたします。國家地方警察本部の方から、最近新聞紙上で報道されておる鴻巣、大宮、福島等の自治体警察の紊乱と申しますか、それについて説明を求めます。
【次の発言】 今本会議が始まりましたから、十分間休憩いたします。    午前十時五十三分休憩
【次の発言】 これより委員会を再開いたします。休憩前に引続いて説明を求めます。
【次の発言】 速記をちよつと止めて……。
【次の発言】 速記を始めて……。只今自治体警察の問題につきまして、地方の小都市でいろいろの事件が起つております。それについて説明がございました。自治……

第4回国会 地方行政委員会 第4号(1948/12/20、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。今日は請願、陳情を議題にいたします。便宜上陳情の方を先にいたします。陳情第十五号地方自治法中一部改正に関する陳情、專門員から説明をいたします。
【次の発言】 御意見をお述べ願います。
【次の発言】 説明員に総理廳事務官降矢敬義君が見えております。
【次の発言】 御質疑がございましたらどうぞ……。御質疑がございませんでしたら、吉川さんから御意見が出ましたが、採択いたしまして、内閣に送付することを要するものと決定することにいたしましたら如何でございましようか。
【次の発言】 それではそういうふうに決定いたします。  次に陳情第二十六号地方自治……

第5回国会 議院運営委員会 第16号(1949/04/18、1期、緑風会)

○委員外議員(岡本愛祐君) 地方行政委員会におきまして地方配付税法の特例に関する法律案の予備審査をいたしております。地方行政委員会で二回いたしまして、大藏大臣は差支えでお出にならなかつたのでありますが、木村國務大臣が出席しております。それからその後の大藏委員会の方から連合委員会の開会を申込まれました。その連合委員会の方を三回開きました。今日第四回目をいたそうと思いましたところが、今日は閣議の都合で、十時から開会になりましたので大藏大臣は又差支えがありまして今日も流会にいたしました。それが連合委員会は今予備審査でございますが、本審査に移るのを待ちまして、一回聞きまして、それで連合委員会を打切つて……

第5回国会 議院運営委員会 第20号(1949/04/23、1期、緑風会)

○委員外議員(岡本愛祐君) それでは只今運営委員長からお話がございましたので、先ず私共地方行政委員会が選挙法改正に関して今までどういう活動をしたかということから簡單に御説明いたします。次に今日十時から十一時十五分に亘りましてウイリアムス氏と両院の地方政府委員長が会見しました模樣を詳しく申上げたいと思います。  私共地方行政委員におきまして、昨年の暮頃、十一月頃からどうしても参議院員の選挙法は改正をしなければならない、こういうふうに感じまして調査を開始いたしたのであります。それで藤井、柏木両君を愛知、靜岡の両縣下に四日間派遣いたしまして、選挙法等の実施状況その他の調査を行いました。又今年の二月に……

第5回国会 議院運営委員会 第23号(1949/04/28、1期、緑風会)

○委員外議員(岡本愛祐君) 飲食営業臨時規整法案につきまして━━━━━折衝いたしました結果について申上げます。今日午前に飲食営業臨時規整法案の予備審査をいたしまして、午前の本会議の記名投票の関係で休憩いたしまして、午後二時に再開する予定でおりました。ところが丁度二時ぐらいのときに━━━━━━━━━━━━━━結局地方行政委員会といたしましては、只今休憩にしてございます。それでこれから懇談会をいたしまして、どう取扱うか決めたいと思います。今日はとてもこの修正は勿論間に合いませんし、そうかと言つて、修正なしで決めるということはとてもできません。そういう状況で、今日は本会議に掛けることはでき難い。即ち……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号(1949/06/27、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 北條君の御意見は誠に御尤もでございますが、今木内君の御意見がありまたしように、この折角お拵えになりました選挙法改正に関する要綱案によりまして、第一から順次やつて参りますうちに、これまでやつておつたことがいいとか悪いという議論が当然出て來ると思います。それによつて皆樣の御意見をお聞かせ願つたらよかろうと思いますが、そういうふうにしたら如何でございますか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私はその問題につきましては只今まで自分が考えておりますことを申上げまして、皆樣方の御高説を承つて、反省修正するところは修正をして行きたいと考えております。先ず参議院議員の選挙区であります。……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第2号(1949/06/28、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 三分の二だというと三百十人……
【次の発言】 それは今は区の問題です。地方公共團体の議会の議員の問題だ。この衆議院とか、参議院の議員の選挙の場合は、あなたのおつしやる通り。地方公共團体の議員の選挙のときには地方公共團体に住んでおる、六ケ月間住んでおつた者に必要がないが、それから超えてしまつたものは駄目だということになる。それを改正したらいいじやないかという、改正する必要があるかどうかの問題です。
【次の発言】 この五の選挙権の要件の(一)ですが、年齢は現行通りでよい。か、私は現行通りでよかろうと思います。それから(二)ですが、これは今だんだんお話がありましたように、成るべくそこに……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第3号(1949/06/29、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 だんだん御意見が出ておりますが、私はこの問題につきまして、参議院議員と衆議院議員と方針が異るという選挙制度はおかしいと思う。どちらかに一定しなければならない。衆議院議員の方では衆議院議員のまま参議院議員の選挙に立候補し得る。参議院議員の方は衆議院議員に出ようと思えば辞めなければならないというような、ちぐはぐの起つておることは、これは是正しなければならない。これは勿論ですが、私はどちらかと言えば、やはり成るべくどんな人でも立候補ができるという方針をとつた方がいいと私は思つておりますが、併し全部いいかどうか、その点は尚細かに研究いたしたいと思います。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第4号(1949/06/30、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 衆議院議員選挙法におきましては、定時名簿主義をとり、職権主義をとつておるのでありますが、現行法である衆議院議員選挙法第十二條の特例に関する法律、これによりまして、この定時名簿主義の外に、臨時名簿主義が大いに加味されてあるということは、先程菊井課長の説明があつたように思います。それでこれは特例に関する法律として置かないで、やはり私はこの臨時名簿主義を取入れることが、必要だろうと思うのであります。その理由は、選挙権が生じました者は、成るべく洩れなく選挙させることが必要なのでありまして、機械的に何月何日までに定時帳簿を作成し、その後選挙が一ヶ月後、二ヶ月後に起つたときには、選挙の権利は……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第5号(1949/07/01、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 この問題は選挙人の意思を尊重しなければならんということは誠に御尤もでありますが、選挙というものは大体競爭であります。だから一人の人の利益のみならず、その競爭者の利益をも擁護しなければならんと私は思うのです。だからなかなか簡單に……。木内君の例を取つて甚だ恐縮でありますが、木内とただ書いてあるからこれは木内四郎に違いないとは簡單に片付けられない問題が多いと思います。全國区と地方区と一緒にやる選挙ですから、全國区と地方区と投票人が投票用紙を間違えたというような事故が非常に多かつた。そこで現に長野縣におきまして、こういう或る村では非常に多く間違えた人がおつたということが実際私の例におい……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第6号(1949/07/02、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 政府当局に伺いますが、若し事前運動の禁止をしないということになりますれば、選挙費用の問題はどうなりますか。いつからの運動から選挙費用に計算するか。
【次の発言】 私は選挙費用は制限しなければいけないという意見なんです。そういう前提に立ちますと、やはり事前運動を無制限に許すということは、どうもフェア・プレーでなくなる。それでこの選挙法に言う選挙運動とは、選挙の告示があつて立候補者が届出をして、それからするものは何々々ということを選挙法で決めまして、それは届出の前にそういう行爲をしてはいかんということにして、この法で列挙しない方法による、いわゆる廣義の選挙運動は差支ない、こういうよう……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第8号(1949/07/05、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 宮澤さんにお尋ねしたいことが二、三点あります。衆議院の特別委員会におきまして参考人としてお述べになりましたことについてよくそれを熟読いたしました。その中で第一に、今お触れになつてこと以外でお尋ねしたいのは、この間接選挙のことであります。参議院議員については一種の間接選挙というかそれを採つた方がいいと思うと、例えば地方議会の議員を選挙母体とするとか、或いは衆議院に参議院議員を推薦させるとか、そういうような方法を採つた方がいいということを抑せられております。これは段々読んで見ますと、成るべく衆議院と参議院とは変えた方がいい、余り変わらないようだとそれは決して望ましくないというので、選……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第9号(1949/08/01、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は吉川末次郎君と共に七月十二日から二十二日まで十一日間に亘りまして、秋田、山形、福島、新潟、各縣下を廻り、九ヶ所におきまして懇話会を持ちまして、いろいろの地方関係者から隔意ない意見を聽取したのであります。その詳細につきましては、別に調査報告書に詳しく載せまして、御報告いたすことにいたします。これは速記録にお載せ願いたいと思います。  大体只今鈴木委員から御報告にありましたのと同じでございます。詳しくここに繰返しませんが、各地に懇談会を通じまして共通の傾向として看取されましたことは、選挙運動に関しましては、選挙公営制度の拡充を可とする意見が世論となつておりますことと、公営以外の選……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第12号(1949/08/04、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 ちよつと伺いたいのですが、地方区につきまして衆議院議員の選挙の場合における選挙区ごとに一箇所、こういうふうに限定されましたのはどういう理由であるか、それを伺いたい、で、衆議院議員選挙法によりますと、命令の定めるところによつて五箇所まではこれを設けることができるということになつております。島があつたりなんかするところは、一つの選挙区におきましても五箇所までは設け得られる、ところが参議院の場合にはそれよりか事務所の数は少く、一箇所しか設けられない、こういうことが少し分らない、で、事務所を設けることを制限する以上は、地方区におきましては、少くとも衆議院議員の選挙の場合と同樣に事務所の数……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第13号(1949/08/05、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 放送について各地方を調査に歩きますと、或る縣によりましては、例えば島根縣などは過般の衆議院議員の選挙におきまして、石見の奧の方では松江の放送局の放送が聞こえない、選挙に非常に困つた、だから中継所と言いますかそういうものを強化して貰つて、その衆議院議員の放送が全縣、つまり全地区に聞こえるようにして貰いたいという要望があります。この点は非常に大事なことでありますから、是非ともその設備を完全にして貰いたい、これが一点であります。  それからもう一つ参議院議員の地方区の選挙のときにはどうであつたかちよつと私失念しましたが、過般の衆議院議員の選挙におきましては各選挙区におきまして、本人が直……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第14号(1949/08/06、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 六は問題だ。
【次の発言】 六、ちよつと待つて下さい。これで六はいいか。
【次の発言】 ちよつと菊井君、第六條の意味を説明して貰いたい。
【次の発言】 分りました。
【次の発言】 今の小串君の御意見ですね。これは制度に関する問題のときに私の意見を述べたいと思います。手続の問題でない制度のときに申上げます。それでいいわけですね。
【次の発言】 十三、賛成。
【次の発言】 小串さんから御注意があつたと同じく、選挙制度に関する事項、これは非常に重要な事項、それから選挙手続に関する事項も、今やつたのは異議のないところだけ拔萃されて、これは簡單なことで異議がなかつたが、その外重要なことは、……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第16号(1949/10/17、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 鬼丸君から御意見が出ましたが、この総則の二條、三條、十二條なんかで参議院の全国選出議員と参議院の地方選出議員が分けて書いてある。これは私も非常にまずいのじやないかと思う。何故こういうふうに書かなければならなかつたか。お気持は分りますが、この第二、第三、第十二におきまして、これを二つ合せて参議院議員とこう書いてもちつとも差支ないと思います。差支がどういうところが起つて来るか、これを聞かしい貰いたいと思います。
【次の発言】 それならば第二なんて、初めところなんですから衆議院議員、参議院議員とこうやつて行つて、第四で初めて参議院の地方選出議員と全国議員と、こういうふうに分けて書かなけ……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第17号(1949/10/18、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 地方自治廳の方は来ておられますか……。この住居制限を六ヶ月を三ヶ月に改める、この件は国会議員の選挙権、府会議員の選挙権についてはこれでよかろうと思いますが、市町村の議員の選挙権につきましてはこれで何か支障があるというようなことがないかどうか、それを確かめたいと思いましたが、まあ差支ないだろうと私は思いますけれども、念のために確かめて置きたいと思います。
【次の発言】 その第三十四條の第五項には閲覧とあるのですね、「閲覧に供しなければならない。」それからその次「補充選挙人名薄の縦覧」と書き分けてあるのですね、これは何か書き分ける必要があつたのか、間違つたのか、どちらですか。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第18号(1949/10/19、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 昨日その第二十五條で問題になつた第三項の「市町村の議会の議員、市長」とある。それは市長でいいのですか。市長村長でないのですか。
【次の発言】 只今の御説明ではまだ納得できないところがありますのですが、それは市の場合はそういう数開票区を設けることができるような特例をして置くことが必要だが、町村長の場合には必要がないということは言えないのであつて、瀬戸内海では三つも四つもの島に跨がつて町があり村がある場合があると思う。そういうときに、やはり数開票区にして置かないと工合が惡いのじやないか。町村長の選挙の場合……。
【次の発言】 昨日も私が質問したのですが、地方自治法に只今規定してある地……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第19号(1949/10/20、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 念のために一つ聽いて置きます。百三十一の一項の場合、都道府縣の議会の議員の選挙と都道府縣知事の選挙と同時に行うときに、これはどちらにも立候補していいのですか、一人の人が……。
【次の発言】 九十七の中には入つていない。
【次の発言】 なければ禁じた方がいいのでないですか。これは御研究願います。
【次の発言】 それでは長野君に念のため伺つて置くのですが、今度市町村の市長の選挙とか村会議員の選挙とか、そういう選挙をするときに選挙人の住居制限、それを六ケ月を三ケ月に改めるというのが我々の案なんですが、我々はそれで差支ないと思うのですけれども、地方自治廳として特にそれでは困るのだという事……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第20号(1949/10/21、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 今のに関連して、今そうすると、ここに書いてあることは、現行の選挙運動に関する費用とか、その他と違つた規定はしていないのですね。現行法通りですね。
【次の発言】 私もこれを除外しない方がいいと思います。で何故これは除外したかということは、自家用を持つている人、自分のトラツクを持つている人、そういうものを計算する方法がないから除外しようということになつたのじやないかと私は思うのです。併しそれは自家用であつても、それを選挙運動に使うときには乘用車は一日幾らという、それからトラツクは一日に幾らと計算するという規定をこの選挙法の中に置くか、或いは委任した命令の中に置きまして、そうして選挙費……

第5回国会 地方行政委員会 第1号(1949/02/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。今日会議に付しまする事件は、過般衆議院議員の総選挙が施行されまして、初めての公営選挙でありまして、その施行につきましていろいろ問題がありましたでありましようし、果して選挙公営の趣旨が徹底したかどうか。又金のかからない選挙ということが眼目でありまして、諸種の特別の禁止規定なんかも設けられまして、選挙特例という法律も出て実施されたのでありますが、その実施状況がどうであつたか。民主的な選挙ということにふさわしかつたかどうか。そういうような点につきまして、全國選挙管理委員会の調査の結果を聞きたいと思います。先ず全國選挙管理委員会事務局長の説明を承……

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1949/06/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日の議題は地方行政に関する調査でございますが、その中で地方税制の改革につきまして審議を煩わしたいと思います。先ず地方自治廳からシヤウプ使節團に提出します意見書の案を同廳において練つております、その経過等につきまして、政府から説明を求めたいと思います。
【次の発言】 まだ今経過中ですからない。
【次の発言】 木村國務大臣に対するこの問題の釈明は、実はこの前の委員会でやつたと思うのです。西郷君からか鈴木君から突込まれて、そうして実は木村國務大臣が答えられるには、実は所得税附加税の方がいいと思つたけれども、その後檢討して見ると、今荻田……

第5回国会 地方行政委員会 第2号(1949/03/17、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。  今日議題にしまするのは、過般行われました衆議院の総選挙の実施状況、選挙法規の適用の諸状況を視察して頂きますために、各委員を四班に分けましておいでを願いました、この御報告をお願いいたしたいと存じます。要点を御報告を願いまして、詳細のことは調査書をお出し願いまして、それを速記録に載せまして御報告をお願いすることにいたします。御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさよう決定いたします。  先ず九州においでを願つた吉川委員からお願いいたします。
【次の発言】 次の近畿、中國の方へおいでを願つた黒川委員にお願いいたします。

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1949/06/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。本日の議題は地方行政の調査に関する件のうち、治安関係の審議を行います。最近公安條例に関する東交の事件がありました、又続いて國鉄のストライキがありました。廣島の工場包囲事件がありました。新潟にも同樣の工場包囲事件が起つております。又学校のストライキが頻発いたしまして、京都大学におきましては総長を監禁するというような事件が起つております。殊に最近には鉄道、軌道等に諸種の交通妨害事件が頻発いたしております。今日の新聞を見ますと、ダイナマイトを線路の上に落しておるというような事件が福岡縣下で起きております。こういうふうに見ますと、最近の治……

第5回国会 地方行政委員会 第3号(1949/03/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。  今日最初に議題に供しまするのは、地方財政委員会法の一部を改正する法律案、これを議題といたします。木村國務大臣の説明を承わる筈でございますが、病氣で欠席でありますから、代理として堀政務次官から提案理由に関する説明を承わります。
【次の発言】 この地方財政委員会法の一部を改正する法律案につきまして、只今政務次官から説明がございましたごとく、第三國会におきまして、この地方財政委員会を拡大強化し、地方自治委員会とも称すべきものを置く研究を当委員会といたしましてもいたした次第であります。ところが、その筋との交渉なんかもありまして、なかなかはかば……

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1949/06/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。今日は地方自治廳から荻田財政部長、大藏省から平田主税局長が参つて説明に当ることになつていましたが、いろいろの政府の要務でまだ参りません。誠に残念でありますが、止むを得ませんから開会いたしまして、先ず先程地方行政の調査においでを願つた島村委員から出張に御報告をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 只今の島村委員の御報告に対しまして、地方自治廳財政部長の御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 では次に鳥取縣、島根縣に御出張になりました吉川君から御報告を求めます。
【次の発言】 只今の吉川委員の御報告に対しまして、荻田財政部長から意見……

第5回国会 地方行政委員会 第4号(1949/03/31、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。今日の議題は、派遣議員の報告でございます。選挙関係は報告が済みましたが、まだ兵庫、山口、島根各縣に治安状況の現地視察に参りました、その報告が残つておりますから、今日はそれを御報告いたします。私と黒川議員と島村議員三人が今申しました三縣下並びに門司の海上保安本部に治安関係の調査に行くことになりました。島村議員は止むを得ない事情で遂に行を共にすることができなくなられまして欠席されました。我我二人は二月二十日から三月一日まで十日間に亘りまして、右三縣下に出張いたしまして、兵庫縣廰、廣島市、山口縣廰、宇部市、下関市、門司海上保安本部、萩市、島根縣……

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1949/07/05、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は治安関係につきまして審議をいたしたいと思います。樋貝國務大臣、辻國家公安委員長、齊藤國警本部長官、新谷労働政務次官、賀來労務局長も見える筈であります。まだ見えませんけれども、運輸省の足羽鉄道監督局長、労政課長の星野君が見えております。  先ず運輸省関係につきまして説明を聞きたいと思います。先頃勤務時間の改正に関しまして、國鉄部内において地方的のストライキが行われた、これは連合軍からの命令によりまして取止めをしたという事実があります。又人員整理の問題に関しまして、國鉄労組において過激な反対運動が起つているように見受けます。……

第5回国会 地方行政委員会 第5号(1949/04/01、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。本日地方財政法の一部を改正する法律案が本委員会に付議いたされました。つきましては急ぎまするものでございますから、この委員会で緊急上程いたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは地方財政法の一部を改正する法律案を議題といたします。木村國務大臣は依然病氣でございますから、御欠席でございますから、政務次官から御説明を願います。
【次の発言】 御質問お願いいたします。――ちよつとお尋ねいたしますが、この予算編成事務等に忙殺されて、まだ関係法令を整理するに至らなかつたというふうに承つたのでありますが、そう了解していいんでありますか。予……

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1949/07/06、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。お諮りいたしますが、昨日議題に供しました治安の問題に関する件につきまして、法務委員会の方から地方行政委員会と連合委員会を開いて、この問題を審議したいという申込がございました。連合委員会を開くことに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。これにて散会いたします。    午前十時二十九分散会  出席者は左の通り。    委員長     岡本 愛祐君    理事            吉川末次郎君            鈴木 順一君    委員            三木 治朗君            林屋亀……

第5回国会 地方行政委員会 第6号(1949/04/07、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。  今日会議に付しまする件は、先ず最初に地方配付税法の特例に関する法律案(予備審査のための議案)でございます。これを議題といたします。先ず政府委員の説明を承ります。今日は木村國務大臣の出席を求めたのでございますが、やはり病氣がお直りにならないので、今日まだ御欠席でございます。
【次の発言】 念のため申上げますが、我々に配付されました地方配付税法の特例に関する法律案、これに訂正がございます。事務局長からその訂正をお述べ願います。
【次の発言】 御質疑願います。
【次の発言】 只今西郷君からお話がございました資料の件、これは関係資料を揃えて成……

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第6号(1949/08/03、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日会議に付しまする事件は地方行政に関する調査の中で、治安問題に関しまして、樋貝國務大臣その他から説明を聽取し、皆樣から質疑をお願いいたします。先ず、樋貝國務大臣から警察制度の改正につきまして、政府でどういうふうに考えておられるのか、又どういうふうに準備が進んでおるのか、差支ない範囲において御説明を願いたいと思います。尚、最近の新聞紙上で、吉田総理大臣がマッカーサー元帥に対しまして、特別警察隊の設置についての書簡を出しましたところ、マッカーサー元帥の方では拒否をしたというようなことに関して報道されておる。それについて政府から取消し……

第5回国会 地方行政委員会 第7号(1949/04/11、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。地方配付税法の特例に関する法律案、予備審査、これを議題に供します。前日に引続きまして質疑を行ないます。
【次の発言】 それでは次回に御答弁を願います。外に御質疑ございませんか。
【次の発言】 鈴木君に申上げますが、大臣が出ておられますから、大臣に対する質問をお願いして、細かいことは事務局長が出たときにお願いしたいと思います。大臣に対する御質問はありませんか……大臣に一つ私からお尋ねしたいのでございますが、昨年警察法並びに消防組織法を審議いたしましたときに、おのおのの附則で地方財政の確立するまでの間は、尚從前の通り警察に対しましても、亦消防……

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第7号(1949/08/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日は先ず過般地方行政一般につきまして現地調査を行いました、その第三班の岐阜、奈良の両縣下に調査に行つて頂きました班の報告が残つております。それを先ずお願いいたしたいと思います。岡田委員。
【次の発言】 別に報告書が出ますから、それは他の班からもお出しになつております報告書と共に速記録に止めたいと思います。  次に平事件、その他福島縣下に起りました騒擾事件につきまして岡田、鈴木両委員に現地視察及び調査を行なつて頂きましたので、その報告をお願いいたしたいと存じます。  尚國家地方警察の方から齋藤長官、それから武藤刑事部長、又法務府の……

第5回国会 地方行政委員会 第8号(1949/04/21、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日最初に会議に付します事件は、地方行政に関する調査、その中の地方自治法の施行に関する件に関連いたしまして、最近前橋市にリコール問題が起りまして、それについて太田委員から発言の御要求がございます。最初にこの件について審議をいたします。太田委員。
【次の発言】 たまたま御上市で國会にお見えになつておりました、群馬縣知事の伊能芳雄君にこの委員会にお出ましを願いまして、この問題につきいろいろ質疑に答えて頂きたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それから伊能芳雄君に今の太田君の御質問に対して御答弁……

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第8号(1949/09/12、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日は八月二十六日に発表されましたシャウプ勧告案につきまして、政府当局からこの内容、これに対する地方自治廳としての対策、そういうことにつきましてお聞きをし、当委員会として研究をいたしたいと思います。  その議題に入ります前に皆さんにお諮りをいたしますが、この委員会の理事の岡田喜久治君が一時他の委員会に轉出をなさいましたので、その後に理事が消滅をしたわけであります。一人理事に欠員ができておるのでありますが、これを選任する必要がございます。この選任を如何にいたしましようか。
【次の発言】 御異議ございませんか。

第5回国会 地方行政委員会 第9号(1949/04/22、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日は前回に引続き地方配付税法の特例に関する法律案の質疑を続行いたします。
【次の発言】 林屋君に申上げますが、只今大藏大臣出席の御要求がございましたけれども、今日は所用があつて出られないそうです。で河野主計局長が見えましたので……他に御質疑ございませんか。
【次の発言】 衆議院の大藏委員会に出て、手が放せないそうですから。
【次の発言】 それではちよつて休憩いたします。    午後二時三分休憩
【次の発言】 それでは休憩前に引続き会議を再開いたします。大藏大臣は司令部に参られたそうでございます。

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第9号(1949/09/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。  今日の議題は治安に関する問題であります。先ず最初に樋貝國務大臣から警察法改正問題のその後の経過と政府の方針についてお尋ねいたしたいと存じます。九月の二日にマツカーサー元帥の声明中、警察問題に触れられて、現在のような機構と陣容の警察制度では治安の維持ができないという危險は全然ないと、こういうふうに言及されております。又九月十日にアメリカのヴオーリーズ陸軍次官が新聞記者との会見におきまして話しておられることに、これは読賣新聞の記事でありますが、現下の情勢では、日本の警察力を増強するという問題についての努力はなされないであろう、現在の警察力……

第5回国会 地方行政委員会 第10号(1949/04/26、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は「都道府縣の所有に属する警察用財産等の処理に関する法律案」の予備審査をいたします。先ず樋貝國務大臣の提案理由の説明を願います。
【次の発言】 國務大臣の説明に対しまして質疑のおありになる方はお願いいたします。
【次の発言】 速記を止めて。    午後一時四十七分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。それではこれにて散会いたします。    午後三時五十分散会  出席者は左の通り。    委員長     岡本 愛祐君    理事            岡田喜久治君            鈴木 順一君    委員       ……

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第10号(1949/09/19、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日の議題は地方行政に関する調査でございまして、過般シヤウプ博士の税制改正に関する勧告案がマツクアーサー元帥に出されまして、その全文が十五日に公表されました。その中の地方財政関係につきまして政府の方から説明を承わりたいと思います。尚この間この件については一應説明がありましたが、今度全文が発表になりましてその当時分らなかつた部分がはつきりして参りました。それでこの前まだ全文が発表にならないからというので詳しく説明されなかつた分を詳しく説明して頂きたいと思います。一應この前説明があつたことは荒筋について御説明願いたいと思います。

第5回国会 地方行政委員会 第11号(1949/04/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日の議題は、先ず最初に参議院議員選挙の選挙費用に関する件、これにつきまして全國選挙管理委員会から説明を求めることといたします。それは近く六月上旬に兵庫縣地方の参議院議員の補欠選挙を行います。そのときの選挙費用をどういうふうに決めるかという問題であります。これは参議院議員選挙法第七十九條によりまして、「選挙運動の費用は、議員候補者一人につき、右の各号の額を超えることができない。一、通常選挙における当該選挙区内の議員の定数を以て選挙人各簿確定の日においてこれに記載された者の総数を除して得た数を命令で定める金額に乘じて得た額」、こうい……

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第11号(1949/10/15、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。今日お諮りいたしますのは、予ねて継続調査をいたしておりました各地に発生いたしました治安関係の事件、平事件を始めといたしまして湯本事件、内郷事件、若松事件、郡山事件、福島事件、仙臺驛事件、福島縣下の諸事件並びにその前後をなします東京都の公安條例事件、京都大学事件、國鉄のストライキの問題、京都における朝鮮人の騒擾事件、尚京都駅におきまするソヴイエト引揚者の事件、廣島の日鋼事件、新潟の東芝事件、茨城縣の高萩炭鉱の事件、それから下關市における朝鮮人の騒擾事件、こういう各事件の調査をいたしました。特に福島の事件につきましては岡田、鈴木直人両委員にお……

第5回国会 地方行政委員会 第12号(1949/05/02、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。本日は前回に引続き飲食営業臨時規整法案の質疑を続行いたします。御質疑の方は御質問をお願いいたします。尚、今日は安本長官は旅行中でお見えになりませんから、野田副長官が見えております。それか東畑物資局長が見えております。
【次の発言】 まだ質疑が足らないもんですから、質疑を行なつて頂いて、それからこの修正案、私が仮に試案として出ましたそれについては、あと懇談会においていろいろ御相談いたしたい、こういうふうに考えております。
【次の発言】 その点政府は如何ですか。今鈴木委員の御質問の立入りの場合の権限問題……。

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第12号(1949/10/19、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。今日御審議願いますのは、地方財政に関する件でございます。地方税制改革に関しましてシヤウプ博士の報告書が提出され、政府におきましてはこの勧告に基いていろいろ地方税制の改革に関して立案力を考慮せられておることと存じます。その進捗状態とか、それからこの前二回に亘りまして御報告を願いました以外におきまして、尚詳細に分つて來たこと、それについての重要点を御説明願いたいと思います。では荻田財政部長。
【次の発言】 御質問をお願いいたします。
【次の発言】 それでは只今お配り願つた政府の第一次試案につきまして、要領をつまんで御説明願いたい。

第5回国会 地方行政委員会 第13号(1949/05/04、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日は前回に引続きまして、飲食営業臨時規整法案の質疑を続行いたします。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて……外に御質疑がございませんようでございましたら討論に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは討論に移ります。討論に当りましては御発言の方は賛否を明らかにしてお述べを願います。尚修正意見がありましたら、討論中お述べを願います。
【次の発言】 外に御発言ございませんか。……外に御発言もないようでありまするから採決に入ります。  先ず討論中にありました西郷君の修正案を問題に供します……

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第13号(1949/10/22、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより開会いたします。  今日は先ず閉会中における当委員会の継続調査について御報告し、お諮りいたします。閉会中における当委員会の調査活動は、只今お廻しいたします通り、委員会を十三回開会いたしました。又法務委員会とも連合委員会を開会いたしまして、つまり十四回開会いたしました。で、治安に関する問題、地方税制、殊にシヤウプ博士の勧告案に関する問題、それを主として調査審議をいたした次第でございます。  最近における各地方に起りました騒擾事件の調査につきましては、この前の委員会で伺いまして決定いたしました通り調査報告書を議長に提出することにいたしました。尚治安に関する問題といた……

第5回国会 地方行政委員会 第14号(1949/05/09、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日の議題は先ず地方財政法の一部を改正する等の法律案の予備審査を行います。木村國務大臣から御説明をお願いいたします。
【次の発言】 お諮りいたします。質疑は後程に願いまして、次に地方税法の一部を改正する法律案の予備審査をお願いすることといたしまして、木村國務大臣の御説明を承りたいと思いますが、御異議ございませんか……。それではさように取計らいます。
【次の発言】 只今の説明に対しまして御質疑がございましたらお願いいたします。御質疑は御研究願いました後にしまして、これの地方財政法等の一部を改正する法律案、地方税法の一部を改正する法律……

第5回国会 地方行政委員会 第15号(1949/05/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開きます。先ず都道府縣の所有に属する警察用財産等の処理に関する法律案を議題に供します。前回に引続いて質疑を行います。御質疑はございませんか。別に御質疑もなければ本案について討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにして御述べを願います。別に御意見もないようでありますから、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それではこれより採決に入ります。都道府縣の所有に属する警察用財産等の処理に関する法律案は原案通り可決することに御賛成の方は御起立を願います。

第5回国会 地方行政委員会 第16号(1949/05/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日の議題は、地方税法の一部を改正する法律案、これを先ず予備審査をいたします。木村國務大臣は迫つて見えますが、山村政府委員から見えておりますから御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 西郷君から、國務大臣が出席されておる機会に、重要なことについて質問をいたしたいというので、一時この地方税法の一部を改正する法律案の審議を中止して頂きたいという動議が出ましたが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは一時中止することにいたしまして、西郷君の発言を許します。
【次の発言】 只今の御説明に対して、御質問がありましたらお願いいた……

第5回国会 地方行政委員会 第17号(1949/05/16、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。先ず地方税法の一部を改正する法律案の質疑を行います。速記を止めて。    午後三時二十三分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……。他の御質問ございませんか。只今島村委員から御質問になりました起債の問題ですね。起債二百三十三億、その内訳をもう一度御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この起債の枠の外に、都道府縣において借金をするというのはどういう統制を加えられておるのでありますか。
【次の発言】 外に御質問ございませんようでしたら、地方税法の一部を改正する法律案の審議はこれで打切ります。  次に地方財政法の一部を改正する等の法律案の審……

第5回国会 地方行政委員会 第18号(1949/05/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) 只今より委員会を開会いたします。先ず古物営業取締法案の本審査をいたします。御質疑ございませんか。(「質問なと」と呼ぶ者あり)これに対して衆議院の方で修正案が出ております。その修正案が本会議におきまして可決されまして、こちらに回付されたわけであります。それでは古物営業取締法案、衆議院の修正を含みました取締法案を議題に供します。討論に入ります。
【次の発言】 他に御発言もないようでございますから採決に入ります。政府提出、衆議院修正の古物営業取締法案を議題に供します。これに賛成の方の御起立を願います。
【次の発言】 全員一致と認めます。よつて本案は可決されました。尚本会議にお……

第5回国会 地方行政委員会 第19号(1949/05/19、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日は先ず地方、財政法の一部を改正する等の法律案に対する本委員会の修正案、それから地方税法の一部を改正する法律案に対する本委員会の修正案、それについて御報告申上げます。会期がもう残り少なくなりまして、この二法律案につきましては恐らく衆議院の方から回付を受けますのが最終日になるかとの予想でございます。それで最終日に廻されて本委員会において修正いたしますと、間に合わないようなことがあるといけませんから、衆議院の地方行政委員会の方と相談いたしまして、こちらの修正意見を皆樣の御同意を得て、一昨々日衆議院の地方行政委員会の方に送付いたしまし……

第5回国会 地方行政委員会 第20号(1949/05/23、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日は先ず地方税法の一部を改正する法律案につきまして、質疑を続行いたします。
【次の発言】 外に御質疑ございませんか……それでは質疑を終了することに御異議ございませんか。
【次の発言】 では御異議ないものと認め、討論に入ります。御発言の方は賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 外に御発言もないようでありますから採決に入ります。先ず西郷君提出の修正案を議題に供します。西郷君の修正案は、第七十一條の改正規定の次に次のように加える  第七十六條但書中「但し、」の下に「展覧会場その他これに類する場所に入場する者又は」を加え、……

第5回国会 両院法規委員委員会 第4号(1949/03/31、1期、緑風会)

○委員外議員(岡本愛祐君) 昨日丁度こちらの会議が開かれておるときに私共も地方行政の委員会をやつておりまして、出席できませんで失礼いたしました。私の方で参議院議員選挙法の改正につきまして、段々調査、審議を進めつつあり、これは参議院議員選挙法が改正を要する点があるとこう認めまして、どういうふうに改正するか、それを知りますために過般各府縣に四班を出しまして、中國班、九州班、四國班、北陸信州班と、いろいろ調査して、その結果を持つて帰りました。その前にも静岡縣、愛知縣に調査に藤井君ともう一人出て頂きました。そういうふうに研究いたしまして、一方法制局にも依頼しまして、そこにお持ちになつておりますような衆……

第6回国会 議院運営委員会 第1号(1949/10/25、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 四十二條の第二項の末段に「この場合その委員会は、両院とも同じでなければならない。」この場合というのは、両議院が前項に定める各常任委員会を合併する、その場合ですね、こういう意味なんです。それでその委員会は両院とも同じでなければならない、これが邪魔になるわけです。それを削つたらいいじやないか、ということが今考えられる。今削ればどういう支障が起るか、よく研究しておりません。
【次の発言】 昨日各会派から御意見が出た。私はこう了承しておつたのであります。緑風会は各会派が分離するこに御反対ならば、それに従つてよろしい、こういうふうに了解した。昨日の御空気では分けない方がいいというお話のよう……

第6回国会 議院運営委員会 第2号(1949/10/26、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 緑風会では人事委員会の十五名を五名創りまして持つて行くということに決まりました。
【次の発言】 緑風会は藤井君。
【次の発言】 緑風会では北條さんから動議をお出しになります。

第6回国会 議院運営委員会 第3号(1949/10/28、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 小川友三君は二回立たないで、一回に纒めたらどうですか。

第6回国会 議院運営委員会 第4号(1949/10/31、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 二十四年度予算に関しまして庶務小委員長並びに事務当局に私からもお願いして置きたい。新国会の運営が委員会中心主義であると言われておりますが、その委員会の費用というものは非常に少い。いろいろ調査をしまして、限りある人数ですから、謄写を自分ではできない。他所へ謄写に出すというようなときでもその費用がなかなか貰えない。又委員会で專門員、調査員に研究さすために書物を買おうといつたつてなかなか買えない。国会図書館から借りればいいじやないかというようなことで、委員の方々に勉強して貰うにも同じことである。一例を申しますと、地方行政委員会におきまして、分県地図が非常に必要なのです。何県に何村がある……

第6回国会 議院運営委員会 第5号(1949/11/08、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 緑風会の方でも事後承認のことでありますから、承認差支ないという意見でございます。
【次の発言】 今の点に関連しまして、図書購入費は倍額に見積つてどのくらいの額になるのですか。

第6回国会 地方行政委員会 第1号(1949/10/25、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。本日は第六回臨時国会に当委員におきまして審議をいたします地方自治庁関係の法律案につきまして、その提出予定又その法律案の概要、そういうものについて説明を承わりたいと思います。
【次の発言】 以上の説明につきまして、御質問がございましたらお願いいたします。
【次の発言】 それでは今日まだ法律案が提案になつたわけではございません。ただこの臨時国会に提案されるだろう三法案につきまして大体の内容をお尋ねしただけでございます。それで只今島村委員から御要求もありましたように地方行政調査委員会におきましてその予算及び定員に関する調書、それを出して……

第6回国会 地方行政委員会 第2号(1949/10/31、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は東京都の特別区の問題につきまして、特別区の区長会幹事長さんが見えまして、この委員会に陳情をいたしたいということでございますから発言を許したいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御説明をお願いします。
【次の発言】 要請書は只今お手許に配つてございますから御覧をお願いいたします。外に御発言の希望の方はありませんか。御質問ございましたらどうぞお願いいたします。
【次の発言】 外に御質問ございませんか。それではこの問題はこれで打切ります。
【次の発言】 尚今日の議題といたしまして、私鉄経営関係の固定資産税……

第6回国会 地方行政委員会 第3号(1949/11/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  過日地方自治法の一部を改正する法律案が予備審査に入りました。今日はその説明を政府から聞きたいと思います。  それに先立ちまして、過般島村委員から、地方行政調査委員会議に関する予算措置等について御質問がありました。それについて本日政府から書面を提出して参りました。それを朗読いたさせます。
【次の発言】 これは印刷に付しましてお廻しいたします。
【次の発言】 次に政府にお伺いしますが、地方自治法の一部を改正する法律案は過般提出されましたが、地方公務員法、地方行政調査委員会議設置法、地方税制の一部改正法律案、地方配付税法中の改正法律……

第6回国会 地方行政委員会 第4号(1949/11/19、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日の議題は先ず地方配付税法の特例に関する法律の一部を改正する法律案、これについて国務大臣の説明を願うのでありますが、国務大臣はまだ病気が治らんそうですから政務次官代つて御説明願います。
【次の発言】 政府委員の荻田財政部長が、今衆議院の地方行政委員会におきまして説明を終り次第こちらに参ることになつております。それで続いて地方行政調査委員会議設置法案についての説明を承わります。
【次の発言】 御質疑は後にお願いいたしまして、続いて通商産業省及び運輸省の地方行政機関の整理に伴う臨時措置に関する法律案についての説明を求めます。

第6回国会 地方行政委員会 第5号(1949/11/21、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日は先ず地方行政調査委員会議設置法案の予備審査を続行いたします。右の法案につきまして、過般一応大臣の説明を聽取し、総括的質問の二三をいたされたのでありますが、この法案につきまして尚詳細な説明を説明員から聽取したいと思います。
【次の発言】 一応そこまで。只今第一條から第四條まで各條についての説明がございました。これに対して御質問ございましたら……
【次の発言】 只今西郷君から御要求がございました勧告の意義等につきまして、法制局長官の出席を求めまして次回にその意見を聽くつもりでおります。先程この勧告について遠山次長が錯誤して答弁に……

第6回国会 地方行政委員会 第6号(1949/11/22、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日の議題は、先ず昨日に引続きまして地方行政調査委員会議設置法案の予備審査を行ないます。昨日地方自治庁側との質疑応答によりまして大きく問題となりました点、それを法務府の法制意見第二局の方に説明を求めたいと思います。  第一点は、第三條、この会議が調査立案したその結果を内閣及び内閣を経由して国会に勧告するという規定があります。この勧告というのは、法律上どういう意味、内容を持ち、それから内閣を経由して国会に勧告するという、経由という法律上の意味はどうであるか、それを先ず伺いたい。

第6回国会 地方行政委員会 第7号(1949/11/24、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日の議題は先日に引続きまして、地方行政調査委員会議設置法案の予備審査をいたします。一昨日の委員会で政府当局に要求しておきました、この法律案第二條にあります国家行政組織法第八條第一項の規定に基いて、臨時に総理府の機関として、地方行政調査委員会議を設置するとありますが、その総理府の機関としてというのは、どういう意味であるか、従来政府のいろいろの機関の設置法におきまして、或いは附属機関として、何々を設置するといい、或いは内閣の所轄の下に、臨時に委員会を置くといい、又内閣総理大臣所轄の下に日本学術会議を置くという、又或いは地方自治庁……

第6回国会 地方行政委員会 第8号(1949/11/25、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。最初に地方自治法の一部を改正する法律案を議題といたします。速記を止めて下さい。    午後一時三十五分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それでは一時地方自治法の一部改正法律案の審議を中断いたしまして、法務総裁が見えましたから、地方行政調査委員会議設置法案について質疑を続行いたします。今日法務総裁にお出で頂いたのは、この委員会で数回に亙りまして、今申した地方行政調査委員会議設置法案を審議しておりましたが、そのときに疑問になりましたことが沢山ありますが、その中で先ず根本的な疑問といたしまして、この会議が第二條によりまして……

第6回国会 地方行政委員会 第9号(1949/11/26、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開きます。  今日は先ず地方自治法の一部を改正する法律案につきまして、予備審査を続行いたします。昨日の引続き逐條の説明を聽くことにいたします。今日は第七十五條第一項から……
【次の発言】 御質問ございませんか。では次、第七十六條。
【次の発言】 御質疑ございませんか。それでは第七十七條。
【次の発言】 別に御質問ございませんか。では七十八條。
【次の発言】 前の七十七條の「確定したときも、また、同様とする。」とあるのですが、これは判明したときは、こういう報告を省くわけにはいかんですか。確定したときだけというわけにはいかんですか。

第6回国会 地方行政委員会 第10号(1949/11/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) それではこれより委員会を開会いたします。初めに地方自治法の一部を改正する法律案を議題といたします。速記を止めて下さい。    午後二時三分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。それではこれより地方行政調査委員会議設置法案の本審査を行います。御質疑のある方は御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記始めて。外に御質疑ございませんか。別に御発言もございませんようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方は、それぞれ賛否……

第6回国会 地方行政委員会 第11号(1949/11/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  初めに本委員会に付託になつております請願及び陳情を議題といたします。速記を止めて。    午前十時四十八分速記中止    ━━━━━・━━━━━    午後零時四十二分速記開始
【次の発言】 速記を始めて。それでは休憩いたします。    午後零時四十三分休憩    ━━━━━・━━━━━    午後一時四十八分開会
【次の発言】 休憩前に引き続き委員会を続行いたします。  午前には請願、陳情のうち、治安関係、消防、交通関係についてお願いいたしました。  次に地方税関係の請願、陳情の御審議をお願いいたします。  先ず請願二百九十……

第6回国会 地方行政委員会 第12号(1949/12/01、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) こ九より地方行政委員会を開会いたします。  先ずお諮りいたしますが、別府国際観光文化都市建設法案、これが衆議院の永田節氏外十一名の議員の提案で提出されまして、参議院におきましては建設委員会の予備審査に掛かりました。これは単に別府のみならずして、我が国における観光都市に大関係を持つ法案でありまして、又本委員会といたしましても地方自治法の上に大関係を持って来る法案でありますから、建設委員長に対しまして、連合委員会を開くことに申込みたいと思いますが、御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 ではそういうように取計らいます。  次に国際観光ホテル整……

第6回国会 地方行政委員会 第13号(1949/12/02、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日は請願、陳情がこの委員会に付託になりましたので、それを先ずお願いいたします。第六百九十四号、映画、演劇入場税軽減等に関する請願及び第六百九十五号同じく……
【次の発言】 十二月一日にできなかつた事情、それからいつからこれは十割に引下げる予定であるのか、その点を御説明願います。
【次の発言】 御意見をお願いいたします。
【次の発言】 御尤もですね、おかしいですね、同じことですから……一人の人が二つの請願を出したということはおかしいことですね。これは尚事務局に注意いたします。将來こういうことが起らんようにそれでは鈴木君から採択して……

第6回国会 地方行政委員会 第14号(1949/12/03、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日の議題は飲食営業臨時規整法の一部を改正する法律案でございます。この本審査を行います。提案は衆議院議員の提案でありまして、昨日衆議院の本会議を通過いたしまして本院に提出された次第であります。提案者の一人の衆議院議員神田博君が参りまして、提案理由の説明をする筈でございましたが、急に用事ができましたので、私からその提案理由をお取継ぎをいたします。  その提案の理由は、本年五月飲食営業を全面的に再開すると共に、半面主食及び醤油等統制食糧の横流れを防ぎ、大切な食糧の浪費、闇取引の助長を防止するために飲食営業臨時規整法の制定をお願いい……

第7回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1950/07/10、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 この各派の所属ですね。その締切りといいますか、この基礎となる締切り、それはいつですか、召集日……。
【次の発言】 今度もその通りですね。
【次の発言】 緑風会の方は召集日までには一人か二人まだ殖える予定なんです。今日明日のうちに一人か二人殖える予定ですから、(笑声)そのときはそのときで出して貫えば……。
【次の発言】 勝手にそれを持つて行つていいかどうか、そこは外の各派で又打合せてやらなければなりません。大体来る人によつて、大体無所属から多少……大体大した変りはないかも知れませんが。

第7回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1950/07/11、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 この式辞案は、佐々木君や社会党から指摘がありましたように、余り上手にできていない。だから直せるものならば直した方がいいと私も思うのですが、今自由党や民主党からもありましたが、不満ながら賛成しようという御意見も出ておるのですが、緑風会は直せたら直した方がいい、こういうふうに思います。
【次の発言】 私は木内君の説に賛成します。

第7回国会 議院運営委員会 第11号(1949/12/24、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 お尋ねいたしますが、学識経験者として出されました遠山信一郎、この履歴書を見ますと、地方自治庁次長に任命されておりまして、まだ免ぜられてないのですが、この現官の儘委員になるのか、辞めるのか。その点を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 この地方行政調査委員会議の委員につきまして、私は地方行政委員長をいたしております関係上、一言、地方行政委員会におきまして今日会議を開きまして、この委員会の審議の状況並びにこの結果について御報告申上げたいと思います。  簡單に申上げますが、この地方行政調査委員会議と申しまするものは、過般第六臨時国会におきまして委員長報告をいたしました通り、極めて重……

第7回国会 議院運営委員会 第43号(1950/03/23、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 今の法案は何というのですか。

第7回国会 議院運営委員会 第46号(1950/03/27、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 只今問題になつております件につきまして、私も議院運営委員会でお決めになつていいことだと考えております。是非各委員会におきましては、例えば地方行政委員会において国家公安委員にどんな人をやつて任命したらいいのか、或いは地方自治委員会の委員、これにも関係がありますので、それら各委員会において重要な関係のある問題について意見を聞き、又各委員の意見を聞くという必要が起つて来る。それは別にやつていいとこういうように考えております。併し最後決定は勿論議院運営委員会でやる。こういうことで私はよかろうと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第52号(1950/04/03、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 ちよつと大野君にお尋ねしますが、若し、仮設の場合を設けて済みませんけれども、今後共議長の注意に拘わらず、飽くまで賛否の討論を明らかにしない、賛否を明らかにしないで続けて行つて時間が来てしまつた。そうして又議長が注意されても、その賛否を明らかにしないという事態が起つたらどうしますか。
【次の発言】 私の言つているのは、議長の注意にも拘わらずですね、やはり賛否を明らかにしない場合に、それをどうするかということです。

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1950/02/02、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 今の二百三十五條第二項の改正規定ですね、それは罰は誰に加えるのですか。
【次の発言】 今七項目の中で、どれとどれを委員長は強く主張なさるのか、それを承つて置きたい。はつきりしない。
【次の発言】 光程中村君から発言があり希望のあつたポスターの数、百四十四條、これは参議院で決めた数とは地方区も違つておる、それから全国区の何千枚を超えることはできないということも違つておる。大変軽いことではなく大事なことですから、これを併せて参議院が前に決めたそれを一つ主張して頂きたい。私の方からも註文いたします。

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1950/02/11、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 今この法定得票数の問題が出ておりますが、これは今藤井さんからも話がありましたように、今度の全国区の選挙におきまして五十人が全国区であるけれども、そこに欠員がもう十人ぐらい三年議員に出ておりますから、それも同時に選挙をして、六十人ぐらいになることを覚悟して置かなきやならん。そうしますとどうも四分の一は勿論いかん、それから六分の一も或いは危なくないか、成るべく再選挙なんという煩わしいことを全国区に亘つてすることは好ましからんことですから、八分の一にしたところがここにもありますように七万六千票もとるのですから、だから現行法を改める必要がないのじやないかと私は思うのです。

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第5号(1950/02/14、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 只今の公務員の立候補制限の問題につきまして、先日衆議院とこの参議院の特別委員会の委員が懇談会をしましたときに、やはり一番この点が問題になつたのでありまして、衆議院の方でも非常にこの公務員の立候補制限に賛成の人と、内心は賛成かも知れないけれども憲法違反の虞れがあるということを憂慮して非常に消極的な人、即ち鈴木義男君のごとき人があつたことは皆さん御承知の通りであります。そこでそのときに鈴木義男君の憲法違反の虞れがあるのじやないかという質問に対して私が答えましたことは、我々の考えておる都道府県の知事及び市長の立候補制限の條文については、その憲法違反にならないことをよく注意して考えておる……

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第6号(1950/03/03、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 今まで御報告を得まして、衆議院におきましては、衆議院側で今までまとめ上げた公職選挙法案について、委員会で多数を以つて決定して、いずれ衆議院の本会議にかけて参議院の方に送付をいたして参ることになるというお話でございますが、そこで参議院のこの特別委員会の使命といたしまして、その衆議院の原案に対して修正を要すべきものが相当多数ある。特にその中で、今まで衆議院側の原案の中に含めて貰わなければ困るという点が数点ある。そういうことも取り入れてないようですから、それをこの委員会では修正をしなければならん。その外に政府で別途行なつておりました選挙制度調査会における一応の結論というものが出されてい……

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第7号(1950/03/07、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 それに連関して今の御説明によりますと、若し候補者と意思を通じないで第三者が費用を支出した、そうすると、それは候補者の選挙運動の費用には加算しない。従つて候補者の失格というようなことは起つて来ない、けれども第三者の方が処罰を受ける、こういう意味ですね。
【次の発言】 そうすると、そういうのが犠牲になつてどんどんやつてしまつて、候補者はそのお陰によつて当選した、併し第三者は罰せられる、こういうことになるのですね。
【次の発言】 この点はどうもそう考えるより仕上がないだろうと思うのです。我々が研究しているところも、やはりそうするより仕方がないと思います。何故ならば、これに惡意で第三者が……

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第8号(1950/03/09、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 今鈴木君の言われた点はこの前も検討されたのであつて、両論あつて、私共もむしろこの衆議院案のごとく選挙長を置き、選挙分会長を置くという方が実際的だと、こう思つておつたのでありますけれども、結局一利一害だというので、いつそのこと廃してしまおうというので廃止されてしまつたわけです。併しこうやつて衆議院ではやはり置くことになつて来て見ると、両論殆んど匹敵しておつたのですから、やはり譲つたつて私はちつとも差支ないと思う。この衆議院案のように又決め直しても差支ないと私は思う。
【次の発言】 異議ありませんが、ちよつと三浦君に伺うのですが、只今の御説明と八十九條の関係はどうなんですか。それから……

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第9号(1950/03/14、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 大畠君から参議院の地方区の法定得票数を決めるに当つて、参議院の原案にも四分の一とこうなつておりますけれども、これは再検討して見るときつすぎるのじやなかろうか、これはやはり六分の一にした方がいいじやないかという御意見が出ておるのですが、これはなる程そうでありまして、先程私が全国区において衆議院の原案の六分の一の制限ではきつすぎると、やはり八分の一にしなければいかんということを主張したのですが、それと同じ理由によつてやはり参議院の原案は四分の一でしたけれども、それを六分の一にゆるめるということの方がいいと、こういうふうに私は思います。皆忘の御意見を聞かして頂きたいと思います。

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第11号(1950/03/17、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 速記のない間にこの第八十九條に誠きまして、関連して皆さんにお諮りいたした問題が一つあります。それは、「国又は地上公共団体の公務員が、選挙期日前一ヶ年以後に退職して立候補した場合において、選挙期日前一ヶ年以後の在職中従事した公務に関し選挙人に対し特段に利益を提供し、又は利益の提供を約して当選の便宜を図つた疑いの顯著なものについては、利害関係者は選挙期日より三十日以内に限り、国会議員及び都道府県の選挙の場合は全国選挙管理委員会に、その他の選挙の場合は当該都道府県の選挙管理委員会にその審査を請求することができる。前項の審査の請求があつてときは、当該選挙管理委員会は審査を行い、請求の事実……

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第12号(1950/03/23、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私の修正したいという点は大体三つあるのです。それは第一は、第八十七条に関するものでありまして、それはこの百十九条第一項、又は第二項の規定によつて同時選挙を行う場合において、一つの選挙における公職の候補者となつた場合は、同時に同時選挙をやつている他の方の選挙における公職の候補者となることができないという規定を附加えたい。これは何故かと申しますと、一番早い例が東京都の例を取ります。東京都議会議員の選挙と、それから区会議員の選挙と同時に選挙を行うことが従来から行われております。そのときにこの区会議員だけを実は本人は目指すわけでありますが、作戦上都議会議員の方にも候補者となつて置かなけれ……

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第13号(1950/04/01、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 その前にちよつと重大なことがありますので、ちよつと気付いたので申上げたい。よろしうございますか。
【次の発言】 八十九条の第三項を削つて、地方公共団体の議会の議員は、在職中、他の地方公共団体の議会の議員の候補者となることができないことにしてしまうとですね、今現に兼ねている人が沢山ありますね。それは差支ないのだという経過規定が要りませんか。
【次の発言】 そうですかそれじや分りました。
【次の発言】 法制局長にお尋ねしますが、東京で二人を殖やして、例えば栃木で二人減らすというときに、東京に殖やした三年議員の方ですね、それは栃木で減らした、元の県で三年議員だつた人はその補欠というふう……

第7回国会 地方行政委員会 第1号(1949/12/06、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。本日東京都の特別区協議会…… 二十三特別区の区長会、それから二十三区議会の議長会、二十三区自治権拡充連合委員会、それから二十三区財政委員長連合会、こういう会からなつております只今申上げました東京都特別区の協議会から、特別区の財政自主権確立に関しまして、決議書を国会に提出になりまして、議長並びに委員長に提出になりました。それで丁度只今この代表の方がお見えになつており、ますから、この決議書につきまして説明を聞きたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは大田区長、代田さんの発言を許します。

第7回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1950/05/10、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は閉会中の継続調査をいたします。お知らせいたして置きましたように、地方税法案不成立に伴う措置及び対策につきまして地方自治庁の方から聴くことが一つ、それから地方行政調査委員会議、これは第六国会におきまして、本委員会に御審議を願つて成立した会議でありますが、その発足後の状況を聴くことが一つ、それから自治体警察の今度の参議院選挙の取締と申しますか、その費用が一つもないということで、全国の自治体警察長連合協議会会長の田中警視総監から、委員長宛に陳情書が参つております。その事情を聴きますことが一つ、それからもう一つは継続調査を今後ど……

第7回国会 地方行政委員会 第2号(1949/12/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより委員会を開会いたします。ちよつと速記を止めて下さい。    午後一時三十一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。それでは地方行政の改革に関する調査承認要求書の件につきましては、只今お諮りいたしましたように、予算的措置は尚将来に亘りまして皆様とよく御協議の上、機会を見て再び要求することにいたしましてその間は事務局の方に要求して、只今の事務局で持つておる費用でこの調査を進めて行く、こういうふうにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 ではそういうことに御決定を願います。
【次の発言】 次に御手許に廻しました議員派遣要求書の案につきまして……

第7回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1950/06/05、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) それではこれより地方行政委員会を開会いたします。本日はいろいろの事項を御調査願うわけでございますが、先ず全国選挙管理委員会の方から委員長初め見えておりますから、選挙の状況につきまして一通り御報告をお願いいたします。
【次の発言】 委員の各位に申上げますが、岡崎官房長官の御出席を要望したのですが、GHQに行かれる関係で二時半までしか委員におられないそうですが、岡崎長官に御質問がございますれば、御質問を先にお願いしたいと思いますが‥‥。
【次の発言】 官房長官の談話と言いますか、発表と言いますか、共産党を非合法化することについても政府は考慮しなければならんというようなことが……

第7回国会 地方行政委員会 第3号(1949/12/19、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日会議に付します事件は、警察費及び消防費等の予算に関する件であります。先ず最初に自治体警察の装備充実のために起債を認められたいという陳情がございました。自治体警察長の連合協議会長としての警視総監から陳情がございます。それをこの委員会で聴取いたしたいと思います。警視総監に発言を許可いたしまして差支ございませんか。
【次の発言】 それでは、田中警視総監。
【次の発言】 只今警視総監から御説明いたしました自治体警察起債計画一覧表は、刷り物にいたしましてお手許に廻してございますが、尚国家地方警察の方におきまして、昭和二十五年度における警……

第7回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1950/06/15、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。本日は前回に引続きまして地方行政の改革に関する調査として地方税法案、これは次の第八国会に政府の方で再び提案なさろうとしているのでありますが、それの経緯につきまして本多国務大臣に出席を求めましてこれまでの経過、今後政府がどういうふうにやつて行かれるか、そういうことについて承わりたいと思います。
【次の発言】 只今の本多国務大臣の説明につきまして御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 只今のことにつきましては新たに発足しました地方財政委員会の委員長の野村秀雄君が見えておりますから、野村秀雄君の御答弁を願いたいと思います。野村秀雄君を……

第7回国会 地方行政委員会 第4号(1949/12/22、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日会議に附しまする事件は、先ず第一に消防等の予算に関する件であります。これにつきましてはこの前の委員会におきまして陳情の一つにつきまして、意見を聽取し審議をいたした次第であります。尚引続き消防財源の確保その他に関する陳情請願につきまして御審議をたまわりたいと思います。お手許に廻しました書類にもございますように、最近に地方行政委員長宛に消防関係の陳情書が沢山参つております。そのうちで十一月七日に全国都市消防庁連絡協議会会長、東京消防総監塩谷隆雄氏から、自治体消防制度改正並びに消防財源確保に関する陳情が出ております。これにつきまして……

第7回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1950/07/07、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします、本日は地方行政の改革に関する継続調査をいたします。  先ず来る第八臨時国会におきまして上程されるであろう地方税法案につきまして、今までの政府のその筋との交渉の経過、そういうことについて承わりたいと思います。又どういう成案を拵えつつあるのか、それについて伺いたいと思います。小野政務次官。
【次の発言】 速記を止めて……。
【次の発言】 速記を始めて……。
【次の発言】 以上の説明に対しまして、御質問ございませんか。
【次の発言】 それでは皆さん御異議がないようでありますから、堀君から御意見が出ましたように、地方税法案につきましてはこ……

第7回国会 地方行政委員会 第5号(1949/12/24、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日は地方行政調査委員会議の委員の任命につきまして地方自治庁の当局からその説明を承わりたいと存じます。この委員は参衆両院議員の同意を得まして内閣総理大臣が任命することになつております。今日参議院の同意を受べく内閣総理大臣から提出されたものであります。それにつきまして小野政務次官より説明を承わりたいと存じます。
【次の発言】 只今お話のありましたこの五人につきまして、この重要な地方行政調査委員会議の委員として適当な力倆経験を持つておられる、こういうふうに内閣総理大臣が認められたその理由を、個人々々について簡単に御説明願つて置きたいと……

第7回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1950/07/11、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。継続審査は今日で終りといたします。  今日は先ず過般地方税法案否決に関する調査その他に御出張下さつた委員の報告を求めます。
【次の発言】 鈴木君からの御報告は尚報告書を出して頂きまして、それを速記録に載せたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 ではそういうふうに取計います。  大橋法務総裁が見えましたから外の方の御報告はお待ち願いまして、大橋総裁から、過般マッカーサー元帥から吉田総理大臣翼対しまして書簡が出まして、七万五千人の国家警察予備隊の創設を許可し、又海上保安庁の職員八千名を増員するというような点について、そ……

第7回国会 地方行政委員会 第6号(1950/01/27、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日の議題は先ず第一に過般地方行政財政税制の視察にお出で頂きました派遣議員の御報告をして頂きたいと思います。
【次の発言】 吉川議員の御報告外の詳細につきまして、速記録に載せることに御異議ございませんか。
【次の発言】 そういうふうに決定いたします。
【次の発言】 この度地方自治庁の長官が更迭されまして、木村氏が退任なされ、本多国務大臣が御就任になりました。御挨拶がございます。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 只今三木委員から、五大都市の代表者が見えまして、住民税の源泉徴收につきましてこの委員会に陳情いたしたいというので……

第7回国会 地方行政委員会 第7号(1950/01/31、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は先ず前回に続きまして、派遣議員の御報告をお願いいたしたいと思つております。岡田委員。
【次の発言】 次に三木委員。
【次の発言】 只今岡田、三木各委員から御要求がございました別途御提出の報告書を速記録に載せることについて御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさよう取計います。
【次の発言】 厚生大臣に申上げますが、只今吉川委員から御質問がありました点と、それから先程の三木委員から御要求のございました市町村国民健康保險の現状と将来について、そういうことについて御答弁願いたいと思います。

第7回国会 地方行政委員会 第8号(1950/02/03、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。本日は先ず密貿易捜査費の国庫負担についての請願がこの委員会宛に出ておりますから、それにつきまして国家地方警察本部の意見を承りたいと思います。その請願は大阪警察管区内の自治体公安委員連合協議会からでありまして、その代表者は名古屋市公安委員長富田彦吉氏であります。その要旨は、密貿易の捜査については関係当局の考慮されつつあるところと考えるが、我が大阪管区内においては、先に愛知県弥富町及び名古屋市における密輸事件、北陸における金沢三国町の密貿易の事件、近くは三重県において鳥羽四日市における砂糖の密輸事件の発生をみたるごとく、密貿易は対馬、……

第7回国会 地方行政委員会 第9号(1950/02/07、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日御審議願いますのは、前回に引続きまして国家地方警察費につきまして政府の説明を聽し御審議願いたいと思います。この前一応柏村政府委員から説明を聞いたのでありますが、材料が整備しませんで、今日改めて御説明願いたい。こういうふうに思います。要点でよろしうございます。
【次の発言】 御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 御質疑ございませんか……。この超短波無線電話ですが、これは二十五年度はこれを数府県に実施する計画であると書いてありますが、それはどこどこの予定ですか。
【次の発言】 随分費用はかかるものですね。それからこの通信問……

第7回国会 地方行政委員会 第10号(1950/02/09、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。本日は公報に載せるべきところを載せないものから始めたいと思います。それは地方税法の法案も、いよいよ近日中に当委員会に提出される見込みでありますが、最近の成案によりますと、全文が七百條にも上る厖大な法案となる模様であります。今度の地方税法案の中にはいろいろ新らしい形式の税金があり、又従来からありました税種につきまして、その賦課の料金が勧告に基きまして基本的に変更を見るようなものもあります。当委員会といたしましては、地方財政の確保という点からも大切でありますが、更に民生乃至産業の育成、或いは財政経済の再建というような見地からいたしまし……

第7回国会 地方行政委員会 第11号(1950/02/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日会議に付します事件は、先ず地方災害全額国庫負担に関する件を議題にいたしのす。右案件につきまして地方自治庁側の説明を求めます。
【次の発言】 御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 政府委員に伺いますが、二十五年度における公共事業費のうち、災害復旧関係が四百七十億、その中で今問題になつている法律が通るとすれば、それによつて二十五年度の災害ひとしてその法律によるものが百億ですか、どのくらいですか。それから百億とすればその残りの三百七十億というものは、今問題になつている過年度分の災害費、こういうことになるわけじやありませんか。……

第7回国会 地方行政委員会 第12号(1950/02/16、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日は先ず地方行政平衡交付金法案につきまして政府の説明を聴きたいと思います。
【次の発言】 御質疑がございますれば御質問を願います……最初に御説明がありましたが、基準財政需要額の測定の方法ですね。それをもう一度御説明を願いたい。何か要望を取除けるとかいうようなお話があつたと思いますが……
【次の発言】 今日はまだ予備審査ではございませんから、概要につきまして御質問願いたいと思います。
【次の発言】 よろしうございます。
【次の発言】 他に御質疑はないですか……。尚お尋ねして置きますが、段々御質問によつてこの基準財政需要といいますか……

第7回国会 地方行政委員会 第13号(1950/02/17、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  議題に先立ちまして申上げたいことがございますが、それはやがて政府から提出になります地方税法の改正法律案、これは二月二十日頃までには提出の予定と聞いておりましたが、未だに提出がありません。然るにその改正の一部であります入場税を減ずる件、それから不動産取得税を廃止する件、この件につきまして三月一日からこれを、今申しました減免をしたいという政府側の意向もあり、又衆議院側にもそういう意向がありまして、確か政府もそのつもりで準備をいたされておつたようであります。然るに政府の地方税法の一部改正法律案が未だに提出がございませんし、二十日まで……

第7回国会 地方行政委員会 第14号(1950/02/21、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。
【次の発言】 お諮りいたします。黒川委員から、十大都市の議会警察委員長からの自治体警察の経費につきましての陳情をこれから聴取いたしたい、意見の開陳をさしたいという動議が出ましたが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは発言を許します。東京都議会警務委員長高橋清次君。
【次の発言】 只今の発言につきまして御質疑ございませんか。
【次の発言】 齋藤国警長官、只今の陳情につきまして政府の所見を……
【次の発言】 外に御質疑ございませんか、それでは次に一般治安問題に関しまして御審議を願いたいと思います。総理……

第7回国会 地方行政委員会 第15号(1950/02/24、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。本日は先ず地方自治法の一部を改正する法律案の予備審査を続行いたします。この前お諮りいたしました通り、この法案は前国会に政府から提出されたものと同一でございます。従つて詳しい逐條審議は省くことにいたしたいと思います。そこで、この前御相談を願いましたように「地方自治法改正の論点」というのを御覧頂きまして……昭和二十三年以降におきまして、参議院の議長並びに地方行政委員会に対しまして陳情請願がありましたものをまとめまして、論点として挙げてございます。又政府の改正案もこの中に入つております。衆議院で前国会におきまして修正しようとした点も入つ……

第7回国会 地方行政委員会 第16号(1950/02/27、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日は地方税法の一部を改正する法律案の予備審査をお願いいたします。本法律案は衆議院の地方行政委員長提出のものでございまして、提出前に、去る金曜日に一応その内容を中島衆議院地方行政委員長から、この委員会におきまして説明を聽取いたしました。それで提案理由の説明は省くことに御異議ございませんか。
【次の発言】 ではそういうふうに取計います。それではお手許にお廻ししてございます法律案につきまして逐條の説明を説明員から聽取いたします。
【次の発言】 只今の説明につきまして御質疑をお願いいたします。

第7回国会 地方行政委員会 第17号(1950/02/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。本日は地方税法の一部を改正する法律案につきまして本審査を行います。御質疑をお願いいたします。御質疑はございませんか。
【次の発言】 別に御発言もないようでありますから、質疑は盡きたものと認め、討論に入りたいと思います御質疑ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。御意見のおありの方はそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。尚、修正の御意見がありましたら、討論中にお述べを願います。
【次の発言】 外に御発言はございませんか。
【次の発言】 別に御発言もないようでございますから、討論は終局したものと認めて御異議ございま……

第7回国会 地方行政委員会 第18号(1950/03/07、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日は公報に掲げて置きましたうちで、飲食営業臨時規整法の一部を改正する法律案の予備審査をいたす筈でございましたが、提案理由の説明をいたします森農林大臣が用事がございまして四時過ぎでないと委員会に出られないということでございますから、明日にこれは延ばすことにいたします。  次に過般吉川委員から吉田総理大臣の出席を求めて治安問題についてお聞きになりました。それに関連して労働大臣に対しての質疑が残つております。労働大臣はもう少し経ちましたら出席いたすそうでございます。その出席を待つておる間に一つお諮りをしたいと思います。それは都道府県の……

第7回国会 地方行政委員会 第19号(1950/03/08、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は標準義務教育費に関する件について御審議を願いたと思います。いずれ文部大臣が出席いたしまして、文部省において立案をいたしております標準義務教育費に関する法律案につきまして、この委員会に説明をいたしたいということでございますから、それをお聴きを願いたいと思います。その前にこの標準義務教育費に関しまして、諸方から反対の陳情が沢山参つております。それで主なものを皆様に申上げたいと思います。調査員をして朗読させます。
【次の発言】 朗読いたします。  昭和二十五年三月七日、全国都道府県議会議長会  標準義務教育費に関する法律案反対……

第7回国会 地方行政委員会 第20号(1950/03/10、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。去る八日の委員会におきまして標準義務教育費確保に関する法律案についての文部大臣の説明を聴取いたしました際、配付された資料につきまして吉川委員から御質問がございました。右を取調べましたところ、手続上遺憾の点がありましたので、今後委員会に配付する資料につきましては、委員長の承認したものに限つて配付をするということにいたしたいと思います。右御了承を願いたいと思います。
【次の発言】 承知いたしました。次に当委員会の理事が一人欠員になつておりますので、理事一人を補欠いたしたいと思います。

第7回国会 地方行政委員会 第21号(1950/03/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。先ず御報告を申上げます。  昨日委員長、吉川、岩木両理事が集まりまして、次の件を内定いたしました。御承認を得たいと思います。それは第一に、地方税法案がやがて国会に提出されます。そのときには公聴会を開かなければなりません。その公述人につきまして委員長にお任せを願つてでおりましたが、昨日両理事にお諮りいたしまして、全般的観察について、特に平衡交付金を含めまして三名といたしまして、日本租税研究協会会長の汐見三郎君、東京商大教授の都留重人君、武蔵大学経済学部長鈴木武雄君、東京商大教授の井藤半彌君、この四名の中から三名を選ぶことにしたらどう……

第7回国会 地方行政委員会 第22号(1950/03/24、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) 開会いたします。先に本年三月六日国家公安委員の清瀬三郎君が任期満了いたしました。それで、警察法第五條第二項の規定によりまして、後任の者を政府で選ばれた者につきまして、参議院が同意を求められることになつております。それにつきまして、その選任理由、選任者のことにつきまして、樋貝国務大臣から承りたいと思います。
【次の発言】 履歴は頂きまして、今日皆さんに配付をしてございます。樋貝国務大臣に申上げますが、国会の承認を内閣から求めに来ているんです。だから関係方面の了解も済んだことと存じます。
【次の発言】 鈴木君並びに西郷君に申上げますが、これは確に公報にも国会両院の承認を求め……

第7回国会 地方行政委員会 第23号(1950/03/27、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。先ず御報告申上げますが、三月三十日に地方税法案に関する公聽会を開くことにいたします。公述人はこの前御相談申上げましたように井藤半彌君、それから日本勧業銀行副総裁の山田義見君、それから東京大学教授の近藤康男君、それから知事代表としまして東京都知事安井誠一郎君、それから地方税審議会の委員の木村清司君、それから船田文子君。これを午前十時より午前中に公述させたいと存七ます。それから午後は一般応募者中より一名、それから武蔵大学経済学部長鈴木武雄君、東京都商工相談所長中西寅雄君、市長代表、川崎市長金刺不二太郎君、町村長代表千葉県津田沼町長白鳥……

第7回国会 地方行政委員会 第24号(1950/03/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。先ず地方税法案を議題にいたします。速記を止めて。    午前十時四十分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。ではこれで休憩にいたします。    午後零時十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。ちよつと速記を止めて。    午後二時三分速記中止
【次の発言】 速記を初めて。次に第三節自転車税について説明を聴取いたします。
【次の発言】 次に移つて下さい。
【次の発言】 それでは自転車税について御質問ございませんか。
【次の発言】 それでは次に移ります。
【次の発言】 第四節の荷車税について御質問ございませんか。……そ……

第7回国会 地方行政委員会 第25号(1950/03/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方税法案について、地方行政委員会の公聽会を開会いたします。  開会に当りまして、御出席の公述人の各位に御挨拶を申上げます。本日は御多用中にも拘わらず御出席下さいましたことについて、委員一同を代表いたしまして、委員長より厚く御礼申上げます。  申すまでもなく、本法案は今国会における最も重要法案でありまして、我が国地方自治の確立と伸張を期しその財源を拡充するため、現行地方税制度を根本的に改正せんとするものであります。特に附加価値税、固定資産税及び市町村民税の三大新税の創設、道府県税の体系と市町村民税の体系との明確な区分等の劃期的の改正が加えられ、従つてこれが実現に……

第7回国会 地方行政委員会 第26号(1950/03/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日の会議に付しまする件は、地方税法の一部を改正する等の法律案、本審査でございます。この提案理由の説明を本多国務大臣が出席して御説明申上げる筈でありますが、予算委員会の方に出ておりますので、小野政務次官から代つて説明いたします。
【次の発言】 御質問をお願いいたします。
【次の発言】 外に御質問ありませんか…‥ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 それじや速記を始めて下さい。外に御発言もございませんようですから、質疑は盡きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それではこれより討論に入りま……

第7回国会 地方行政委員会 第27号(1950/04/05、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日の議題は質屋営業法案の予備審査でございます。先ず斎藤国家地方警察本部長官から御説明願います。
【次の発言】 御質問ございませんか。
【次の発言】 それでは皆さんにお諮りいたしますが、改正の要点をもう少し細かく聴いた方がいいと思いますが御異議ございませんか。
【次の発言】 それじや政府委員から一つ。
【次の発言】 速記を止めて下さい。    午前十一時四十七分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……それでは予防接種法等による国庫負担の特例等に関する法律案について、厚生委員会と連合して審査することに御異議ございませんか。

第7回国会 地方行政委員会 第28号(1950/04/08、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。  本日は都道府県の所有に属する警察用財産等の処理に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  本法律案はすでに御承知の通り、本委員会の委員の各位全員の発議にかかるものでございまして、昨日その筋のオーケーのあつたものであります。今更提案理由の説明をするのも不要と存じますが、一応提案理由を申上げて置きます。  先に第五国会において制定されました都道府県の所有に属する警察用財産等の処理に関する法律は、第一に、警察法施行の際、警察の用に供されていた都道府県所有の財産及び物品で、国家地方警察に必要なものは都道府県が無償で国に譲……

第7回国会 地方行政委員会 第29号(1950/04/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員会(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日は最初に首都建設法案につきまして、かねてこの委員会で問題となつておりました法案の附則の第二項に「この法律は、日本国憲法第九十五條の規定により、東京都の住民の投票に付するものとする。」とあるのですが、内容を検討してみますと、十條、十一條、十二條、十三條の各條におきまして、特段の権利義務を創設してもいないように思える節もありますので、この住民投票に付することが不必要でないが、住民投票に付しますれば五千万円乃至一億の費用を要しますのに、大して権利義務を創設しないようなこの法案について住民投票に付することは無駄でないか、こういう疑問が……

第7回国会 地方行政委員会 第30号(1950/04/15、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日の審査をお願いいたしますのは、質屋営業法案の予備審査でございます。提案理由の説明はこの前の委員会で終りましたので、今日は逐條審議に移りたいと思います。それでは第一條から武藤政府委員にお願いいたします。
【次の発言】 第一條について御質疑ございませんか。
【次の発言】 この前の委員会で、確かどなたからでしたか、大蔵省の方へ確めて見てくれという御意見が出たと思いますが、……。
【次の発言】 それでは第一條別に御質疑はございませんか。第二條に進みます。第二條、第三條、第四條、第五條、第六條、そこまで御説明願います。古物営業と同じもの……

第7回国会 地方行政委員会 第31号(1950/04/17、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日は前回に引続きまして、質屋営業法案の御審議を願います。衆議院の本会議を通過しまして本院に送付して参りましたから、本審査でございます。第二十一條乃至第二十四條の御説明を願います。
【次の発言】 御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 外に御質疑ございませんか。……これは古物営業法の時と同じ規定ですが、第二十四條ですね。これがいつも問題になるのです。そこで立入、それから質物、帳簿の検査、これだけのことができることになつておるのですが、この外の捜索、それから押収というようなことは勿論この規定で以てできることじやないと思いますが……

第7回国会 地方行政委員会 第32号(1950/04/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。本日は地方税法案につきまして予備審査をいたすのでございますが、その前に小野政務次官から平衡交付金法はどうなつておるのか、地方財政委員会設置法はどうなつて室るのか、又新聞によりますと、地方税法案について一部修正を政府から申出るというようなことに聞いておるのですが、それがどうなつておるのか、そういうことについて説明を承わりたいと思います。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を取つて下さい。
【次の発言】 御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 外に政務次官は御質問ございませんか。  岩木君の御質問に関連してお尋ね……

第7回国会 地方行政委員会 第33号(1950/04/19、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) それではこれより委員会を開会いたします。  地方自治法の一部を改正する法律案を議題に供します。ちよつと速記を止めて……。
【次の発言】 速記を始めて……それでは第百九十九條に移りますが、第百九十九條につきましては政府より改正があります。その説明を願います。
【次の発言】 尚この百九十九條につきましては、全国都道府県の監査委員協議会連合会その他から種々の要望が出ております。その一つは第一項に次のごとく加えて貰いたい。「その他の当該普通地方公共団体の事務及び当該普通地方公共団体の長の権限に属する事務の執行を監査する。」ことにして貰いたい。又末項に一項を加えて、「監査委員は必……

第7回国会 地方行政委員会 第34号(1950/04/21、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) それでは只今から地方行政委員会を開会いたします。  先ず御報告を申上げます。昨日の懇談会におきましてお打合せをいたしました通り、地方税法案の審議につきまして、総司令部の方に、こちらの意見も申し、ホイツトニー民政局長の御意見も聞きたいというので、五時四十五分に師令部に参りまして、打合会のときに申上げましたように、中島委員長、衆議院の委員長と同行する筈でございましたが、中島委員長の方は衆議院の本会議における委員長報告を作成する仕事とか、その他健康上の関係もありまして、急に同行ができなくなつた。それで野党の方の、民主党の川崎秀二君、それから社会党の門司亮君のお二人と一緒にホイ……

第7回国会 地方行政委員会 第35号(1950/04/22、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。昨日に引続きまして、地方税法案の審議を行います。御質問をお願いします。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 それではこの程度で休憩いたしまして、午後は一時半再開いたします。    午後零時三十一分休憩
【次の発言】 それでは地方行政委員会を続行いたします。午前に引続いて御質疑を願います。
【次の発言】 こういうような場合はどうですか。椎茸栽培で、部落の人が皆自家労力で百軒なら百軒集つて、そうして五万も六万も伏せておるという場合がある。こういうのはどうですか。

第7回国会 地方行政委員会 第36号(1950/04/23、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  地方税法案の審査を続行いたします。今日は逐條審議に入ります。
【次の発言】 承知いたしました。  それでは逐條審議に入ります。逐條につきまして、政府委員から一通りの説明は済んでおります。質問が残つておる次第でありますが、それでは章、節ごとに一応要点を御説明願いまして、それから審議に入ることにいたしたいと思います。
【次の発言】 一條乃至五條で御質問ございませんか。
【次の発言】 それではこれで休憩いたします。    午後零時二十三分休憩
【次の発言】 これより委員会を再開いたします。午前に引続き質疑を行います。

第7回国会 地方行政委員会 第37号(1950/04/24、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。法案御審議に先立ちまして御報告申上げます。三木君が辞任されまして吉川君がその後任に本委員会の委員に復帰されまして、又岡田君が辞任されまして、山田君が委員に御就任になりました。つきまして岡田喜久治君は理事をなすつていらつしやつたので、この辞任に伴つて理事が一名欠員となりました。その選任をいたさなければなりません。
【次の発言】 只今の西郷君の御動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは堀末治君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に今日は地方財政平衡交付金一部概算交付暫定措置法案の予備審査を行いま……

第7回国会 地方行政委員会 第38号(1950/04/25、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。
【次の発言】 それに関連して申上げますが、昨日岩木君が席を外しておられましたときに、全国の知事代表が四人当委員会に陳情に参つたのであります。鈴木委員が案内して参られました。北海道の田中敏文君、石川県の柴野和喜夫君、兵庫県の岸田幸雄君、埼玉県の大澤雄一君、右四人でした。それが見えまして、速記を止めまして、その陳情の趣を聞き、且つ質問をした次第であります。何とかして今岩木君がおつしやつたよう地方方財政の木がなくて困つておるから、その状態を早く脱却したいから、御承知を願いたいということと、併せて地方税法は成るべく通して貰いたいというよ……

第7回国会 地方行政委員会 第39号(1950/04/26、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。地方税法案を議題に供します。速記を止めて下さい。    午後二時四十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 説明はこのぐらいにいたして置きます。それでは地方税法の審議に入ります前に、皆さんにお諮りいたします。波多野鼎君が地方行政委員を御辞任になりまして、その後任に吉川末次郎君が復帰されました。波多野君は理事をやつておりましたが、それが欠員になりましたから、その選任を必要といたします。
【次の発言】 御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは私から指名いたします。吉川末次郎君に理事をお願いいたします。

第7回国会 地方行政委員会 第40号(1950/04/27、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は地方財政平衡交付金法案の逐條審議を行います。政府委員から説明を求めます。
【次の発言】 第一條、御質問ございませんか。
【次の発言】 大臣は只今地方財政平衡交付金法案を衆議院において本審査をしておるものでありますから、その方に出席しておつて、小野政務次官は昨夜不幸で、実父の死去で、故郷へ帰られました。それで今日は出ていない。こちらへ荻田次長が出て参りまして、向うは大臣と奥野課長が参つておる、こういうのでございますから、いずれ大臣が参りますから、大臣に対する質問はそのときにお願いをいたしまして、一応荻田次長の方から説明をし……

第7回国会 地方行政委員会 第41号(1950/04/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日は予防接種法等による国庫負担の特例等に関する法律案、これを会誌に付します。予備審査でございます。先ず所管大臣の説明を求めます。
【次の発言】 御質疑ございませんか。
【次の発言】 急用ができて行かれましたので、戻つて来られないと思います。
【次の発言】 今衆議院は直ぐ上げるそうですけれども、今日は間に会いませんから、この程度にいたして置きましようか。……政府委員に御質疑があつたらどうぞ。
【次の発言】 政府委員も衆議院が上げますのであちらに参りたいと言つておりますから、今日はこの法案につきましては、提案理由の説明と、條文の……

第7回国会 地方行政委員会 第42号(1950/04/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  地方税法案の審議の続行をお願いいたしますが、厚生委員会から中平理事が見えまして、厚生委員として地方税法案について委員外として発言をいたしたいというお申出がございますが、許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは許可いたします。中平常太郎君。
【次の発言】 御質疑ございませんか。
【次の発言】 それでは次に地方財政平衡交付金法案につきまして、大蔵委員会、文部委員会から連合委員会を開催して貰いたいという要求がございました。一回に限り許したいと思いますが御異議ございませんか。

第7回国会 地方行政委員会 第43号(1950/04/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) それではこれより地方行政委員会を開会したします。  本日会議に付しまする事件は、先ず地方財政委員会設置法案の本審査をいたします。逐條審議は予備審査の際終了いたしましたので、全般につきまして国務大臣に対する質疑をお願いいた
【次の発言】 吉川さんの只今の御発言がございましたが、上原專門員が当委員会の専門員といたしまして、地方税法その他についていろいろ調査研究をして意見が出ておる。それに対してその意見をこの委員会で述べて貰いたい。こういう御意見でございますが。
【次の発言】 それでは適当な時期に意見を述べて頂くことにいたします。  それでは地方財政委員会設置法案につきまして……

第7回国会 地方行政委員会 第44号(1950/05/01、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日は先ず地方財政平衡交付金法案を議題に供します。本審査をいたします。御質疑はございませんか。別に御発言もございませんようですから質疑打切つたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方は、それぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 外に御発言はございませんか……外に御意見もないようでございますが、討論は終結したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。   それではこれより採決に入ります。地方財……

第7回国会 地方行政委員会 第45号(1950/05/02、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日は先ず請願、陳情を御審議お願いいたします。昨日は一覧表の第二まで終了いたしました。今日は第三の地方自治関係をお願いすることにいたしまして、先ず最初に請願第四地方公務員法案中より一般従業員除外に関する件、説明員より説明を願います。簡單にどうぞ。
【次の発言】 これに関する御意見をお願いいたします。
【次の発言】 堀委員より本件は留保然るべしとの御意見が出ましだが、御異議ございませんか。
【次の発言】 では留保に決定いたします。  次に請願九百三十六号。
【次の発言】 留保如何でございましようか。

第7回国会 通商産業委員会 第20号(1950/04/20、1期、緑風会)

○委員外議員(岡本愛祐君) 当委員会におきまして御審議になつております火薬の類の取締法案につきまして、地方行政委員会の修正意見を申上げまして、当委員会各位に御考慮を願いたいと存じます。  それは第三十九條の第二項、及び第四十七條でございます。この火薬類の取締につきまして、この火薬類取締法案が出ることになりますと、火薬類に対する取締はブランク、盲点ができるようになります。それでこれはいずれ消防法というようなものがございますが、その中に火薬類取締についてもブランクになつた点を補わなければならないと考えております。ところが第三十條の第二項「前項の事態を発見した者は」というの、もう爆発しそうな危險の状……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 議院運営委員会 第1号(1950/07/12、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 今中村君の御発言の点ですが、これは国会の第四十六條に、「常任委員及び特別委員は、各派の所属議員数の比率により、これを各派に割当て選任する。」とありますが、この原則は尊重しなければならんと思う。それで仮に共産党と同じような会派ができて、例えて言うと、次の国会において第一議員クラブが二つに割れて、そして今十四人あるのが八人となり、六人となつたという場合に、それに一人づつ、二十五人の委員のうちから割当をすればこの原則に悖るようなことができては困る。それは飽くまで尊重しなければならない。二つの会派がプラスすれば過半数を得られるとき、その議院運営委員においてその二つの会派併せて過半数が得ら……

第8回国会 議院運営委員会 第11号(1950/07/29、2期、緑風会)

○委員外議員(岡本愛祐君) 地方行政委員会におきまして、衆議院から法案を回付して参りました日から専心審議をいたしまして、只今地方税法案の逐條審議を終りまして、まだ一般質問が多少残つております。そういう状況でございまして、過般委員長、理事の打合会で打合せ、それを各委員にお諮りいたしまして、大体今日で質疑を終了いたしたい、こういうふうに考えておるのですか、只今社会党の一委員から、今日の打切りということに大体申合せをしたけれども、明日まで待つて貰えないかという提議が今出たところであります。それでこれから委員長、理事の打合会を開きまして、そこで打合せをしよう、こういうことになつております。それで地方行……

第8回国会 地方行政委員会 第1号(1950/07/14、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。開会に当りまして一言御挨拶申上げます。今回図らずも再び、地方行政常任委員長に選任をされまして、皆様の御協力と御支援を得まして、幸いに任務を達成いたしたい念願でございます。どうかよろしくお願いいたします。  本日は地方税法案につきまして国務大臣から提案理由を聴取する予定でございますが、二時に本会議が開かれますから、本会議終了後に提案理由の説明を聽取することにいたしたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 それではそういうふうに決定いたします。  尚お諮りを申上げますが、この地方税法案は最も重要なる法案でございますから、第……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1950/08/11、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方を政委員会を開会いたします。  今日は警察予備隊令につきまして所管の大橋法務総裁から説明を承わりたいと思います。これは昨日ポツダム政令で公布されたものであります。それでは法務総裁の説明を求めます。
【次の発言】 只今の法務総裁の説明に対しまして御質問願います。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 じやそれに関連してお聽きしますが、そうすると予算措置は別にするのですか。
【次の発言】 そうすると決算のときにはどうなりますか。
【次の発言】 そうすると、決算には、警察予備隊費というものが勝手にできますか。

第8回国会 地方行政委員会 第2号(1950/07/15、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。本日は地方税法案の予備審査をいたします。先ず国務大臣の趣旨説明をお願いいたします。岡野国務大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑は次回に譲りたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは今日はこれで散会をいたします。    午前十時五十八分散会  出席者は左の通り。    委員長     岡本 愛祐君    委員            石村 幸作君            岩沢 忠恭君            高橋進太郎君            堀  末治君            安井  謙君……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1950/09/20、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。今日は地方行政の改革に関する継続調査をいたすことにいたしまして、先ず地方行政調査委員会議につきまして調査をいたしたいと思います。  地方行政委員会議が今年の一月発足いたしまして、着々調査に取りかかられたのでありますが、過般シヤウプ種土が来朝せられまして、その要望によつて中間報告と申しますか、そういうような報告をなすつたというようなことを漏れ聞いております。又過般名古屋における第十二回全国都市問題会議の際におきまして、大野事務局長から会議の席上調査状況につきまして報告がありました。そういうような関係でありますから、本委員会におきまし……

第8回国会 地方行政委員会 第3号(1950/07/17、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  先ず理事の互選をいたしたいと思います。
【次の発言】 参議院規則第三十條によりまして、「理事は、委員の中から無名投票でこれを互選する。但し、互選は推薦の方法によることを妨げない。」とございます。今堀君の御発言は但書によりまして、委員長から推薦即ち指名をせよという御動議でございますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは指名をいたします。本会の理事は三人に決まりました。割当は自由党から一人、社会党から一人、民主党から一人であります。で自由党から堀末治君、社会党から吉川末次郎君、民主党から岩木哲夫君を理事にお願いいたしま……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1950/09/21、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日御審議を願います案件は競輪に関する事項でございます。先ず競輪の概況につきまして、通商産業省当局から説明を求めたいと思います。概況は書面に出ておりますから、要点の説明をお願いいたします。
【次の発言】 御質問は後に願いまして、次いで国家地方警察当局から騒擾に対する取締状況、それから国警当局と公安委員会と連合協議を開いて今後競輪をどういうふうにするかという対策を立案されたという話でありますので、それに対する説明、そういうことを求めます。国家地方警察本部武藤刑事部長。
【次の発言】 術地方財政委員会と地方自治庁から見えております……

第8回国会 地方行政委員会 第4号(1950/07/18、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  地方税法案の予備審査をいたします。御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 委員の各位に申上げます。岡野国務大臣は参議院本会議に出席する必要がありますので、大体十一時半頃までここにおられます。先ず大臣に対する御質問をお願いいたします。
【次の発言】 ちよつと申上げますが、大臣がもうじき退出いたしますので、大臣に対する質問を先き願います。
【次の発言】 承知いたしました。出させることにいたします。
【次の発言】 政府委員に御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 只今の資料の提出を願います。

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1950/09/26、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) それではこれより地方行政委員会を開会いたします。  今日の議題は、過般岩木委員並びに吉川委員から御提案のございましたジエーン台風の被害につきまして、大阪その他の諸府県の現地調査をするの件であります。この件につきまして理事と委員長と相談をいたしまして、その結果、事務総長、事務次長、それから委員部長等に相談をいたしまして、その結果は過般厚生委員会、それから建設委員会から視察に参つております。それから文部委員会からも学校関係の被害について現地調査をしたいという申出があり、それから安本からもそういう要求があり、地方行政からも今度出る、こういうことでありまして、大体議院運営委員長……

第8回国会 地方行政委員会 第5号(1950/07/19、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。地方税法案の予備審査をいたします。
【次の発言】 今岩沢君から御要求になりましたのは、第七国会において国税に関する法案が通つた。その法律になつたのを要求する。こういう御趣旨ですね。
【次の発言】 承知いたしました。
【次の発言】 出し得ますか。――それじや資料の提出を求めます。
【次の発言】 外に国務大臣に御質問ございませんか。
【次の発言】 それでは御質問なければ休憩にいたします。    午前十一時五十一分休憩
【次の発言】 午前に引続きまして地方行政委員会を再会いたします。  お諮りいたしますが、水産委員会から明日の連合委員会……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1950/10/16、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日の議題は、先ず過般来地方行政財政、警察等の地方における状況を御視察を願つた派遣議員の各位の報告を求めたいと思います。兵庫県、京都府に地方行政財政、警察の状況をお調べにおいで頂いた西郷委員、安井委員、岩木委員の御報告を、西郷委員からお願いいたしたい。
【次の発言】 只今西郷君から、詳細は速記録に別に提出される報告書を載せて貰いたい、それに御承知願いたいということでございますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。ではそういうふうに取計らいます。  次に愛知県、三重県に御出張願つた高橋委員にお願いいたします。

第8回国会 地方行政委員会 第6号(1950/07/21、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。地方税法案の予備審査を続行いたします。
【次の発言】 奥野君に申上げます。この間中田君から要求のあつた税種別の各府県別の徴税額ですね、早く出して頂きたい。この前は直ぐ出たのですが、一つ早く願います。
【次の発言】 この機会に申上げて置きますが、国家警察予備隊、その他治安問題に関しまして、岡崎官房長官、大橋法務総裁と齋藤国家警察本部長官とを呼びました。ところが午前中は官房長官並びに法務総裁は閣議に出ております。まだ終了いたしません。で午後出席すると思います。御了承願いたいと思います。

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第6号(1950/10/17、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。本日は地方行政調査委員会議から過般出された内閣及び内閣を通して国会への勧告について、会議の議長の神戸氏からその内容を承わりたいと思います。
【次の発言】 以上の説明に対しまして御質問を願います。
【次の発言】 鈴木君に申上げますが、今日は大野事務局長が病気欠席で、代理として小熊調査第二課長が見えております。午後も見えますから、それまでに大体のことを当つて見て……。
【次の発言】 それではこれで休憩にいたします。再開は二時にいたします。    午後一時一分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。今度は行政事務の再配分に関しまして……

第8回国会 地方行政委員会 第7号(1950/07/22、2期、緑風会)【議会役職】

○岡本委員長 これより地方税法案につきまして、地方行政委員会の公聽会を開会いたします。  開会に当りまして公述人の各位に一言御挨拶を申上げます。本日は御多用中お差繰り御出席下さいましたことについて、委員一同を代表いたしまして篤くお礼を申上げます。申すまでもなく、地方税法案は本第八回臨時国会におきまして最重要法案でございまする第七国会におきましても地方税法案が提出をされました。併し参議院におきまして不幸にして地方税法案が否決になつたことは皆様御承知の通りであります。この第八国会におきまして、政府は第七国会に出して参りました地方税法案を一部改正いたしまして提出をいたして参りました。その目的といたし……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第7号(1950/10/18、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日は行政事務の再配分につきまして農林省関係の事務について御検討願いたいと思います。農林次官初め農林当局が見えておりますから先ず農林当局から農林行政事務の再配分に関しまして、地方行政調査委員会議に出された意見を中心にして御説明願いたいと思います。尚その中で主な事務として、ここに資料を提出されましたのは食糧管理法関係、それから農地法関係、林野庁の関係、これが出ておりますからそれを中心にして御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 お諮りいたします。まだこの問題について御調査願いたい点が多々ございますから、一応これで休憩にいたし……

第8回国会 地方行政委員会 第8号(1950/07/24、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  地方税法案を審議いたします。地方税法案は一昨日衆議院におきまして一部修正をして本院に送付をいたして参りました。今日から本審査をお願いすることにいたします。それで先ず衆議院の修正意見に対しまして政府当局から説明を求めたいと思います。
【次の発言】 それではこれで休憩をいたします。再開は一時十五分にいたします。    午後零時十四分休憩
【次の発言】 これより休憩前に引続き委員会を再開いたします。
【次の発言】 午前の西郷委員からの御質問に対しまして、それは二十五年度の固定資産税の問題に関してでありますが、政府委員の御答弁が瞬味な……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第8号(1950/10/19、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は過般和歌山、大阪、兵庫三府県の風水害の視察にお出で願つた委員から御報告願いたいと思います。鈴木委員。
【次の発言】 只今鈴木委員から御報告がございましたが、別に詳しい報告書が出るようでありますから、その報告書を速記録の参考に附したいと思いますが御異議ございませんか。
【次の発言】 ではそういうふうに計らいます。では鈴木君から御質問願います。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 では速記を始めて下さい。
【次の発言】 地方財政委員会のほうで会議を開いておられるそうですから、若し御質問があれば済まして下……

第8回国会 地方行政委員会 第9号(1950/07/25、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。地方税法案の審議に先立ちまして、御報告を申上げ且つお諮りいたしたいことがございます。昭和二十五年における教育委員会の委員の定例選挙の期日の特例等に関する法律案、これは政府から過般参議院先議で提出されたものであります。本来から申しますると、地方行政委員会にかかるべきであつたのでありますが、地方税法案が非常に大法案であり期日も短いので、議院運営委員会の方におきまして文部委員会の方に特別に付託をいたしたのであります。それで文部委員会におきましては、参議院の方が先議である関係上審議を急ぎ、又非常に簡単なものでありますから、今日対論採決をい……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第9号(1950/10/25、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は地方行政の改革に関する調査の一環といたしまして地方財政の緊急対策に関する件につきまして御審議をお願いいたします。過般右問題につきまして小委員会を作りまして、互選によりまして西郷委員が小委員長になられたのであります。その小委員会の経過並びに結果につきまして、西郷小委員長より御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 右の小委員長のご報告につきまして御質問を願い、又この要望事項案につきまして御意見を承わりたいと存じます。
【次の発言】 尚この際御報告申上げて置きますが、お手許に廻しましたように、十月十七日附で全国町村議会議長……

第8回国会 地方行政委員会 第10号(1950/07/26、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日は地方税法案の審査を続行いたしまして、第三章市町村民税の普通税を審議いたします。  政府委員の説明を求めます。
【次の発言】 二百九十二條から二百九十七條までに対しまして御質問願います。
【次の発言】 これは第三款とも関係しますが、御説明願います。
【次の発言】 私の方は何も言つて来ませんが……。
【次の発言】 採決のときに知らせて貰いましようか。
【次の発言】 ちよつと今調べます。  じや今の御答弁を願います。
【次の発言】 この「前年において所得を有しなかつた者」と、この所得はどの範囲です、明確に言えば百円貰つたつて所得だ……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第10号(1950/10/26、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  先ず最初に御報答申上げます。昨日当委員会におきまして御決議を願いました、政府に対する地方財政緊急対策についての要望の件は、昨日午後四時半総理大臣官邸に岡崎官房長官を訪ねまして要望書を手交いたしました。尚三十分に亘りまして要望書について詳しく説明をいたしまして、総理大臣によくその趣旨を官房長官から説明をし、且つ大蔵大臣、自治庁長官にも官房長官からその文書を手交わして貰うように、尚右決議の趣旨の実現方について特段の考慮を煩わしまして、何分の答えを当委員会にして貰いたいという要望をして置きました。以上御報告申上げます。

第8回国会 地方行政委員会 第11号(1950/07/27、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。地方税法案の審議を始める前に、西郷君から国務大臣に質問があるとのことでありますから、質問を許可したいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは西郷君。
【次の発言】 それでは地方税法案の審査に入ります。本日は第三章市町村の普通税の第二節固定資産税に入ります。政府委員の説明を求めます。
【次の発言】 それでは三百四十六條まで。
【次の発言】 外に御質問ございませんか。  それでは次に進みます。尚申上げますが、先程小笠原君が触れられました都営住宅の居住者側から減免の措置についての請願書が出ております。いずれ又御審議を願……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第11号(1950/11/16、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日の議題は、かねて地方行政委員会の会報で予め御了承願つて置きました案件の審議をお願いする予定でございましたが、先週の金曜日、厚生委員長から、池上の特殊飲食店街事件というものにつきまして、地方行政委員会との関連が大分できて来たから、厚生委員会と地方行政委員会と連合委員会をやつて欲しいという申入がございました。尚その問題の特殊飲食店街が附近の学校に極めて近いというようなことから、文部委員会の方でも、これの調査を開始をいたしました。それで昨日は厚生委員会と文部委員会との連合委員会が開催されました。そこで厚生委員長からの申込は、昨日にな……

第8回国会 地方行政委員会 第12号(1950/07/28、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。
【次の発言】 皆さんにもお諮りをいたしたいのでございますが、この逐條審議が済みましてからお諮りしたらどうかと、こう思つておつたのであります。それで第七国会におきましても、希望的の意見が委員会に出て来たのでありますが、勿論この地方行政委員会におきましては、その意見は尊重いたしますけれども、それに囚われるべきではないと思います。とにかくここでよく皆さんの御意見について検討いたしたい、こういうように考えております。それで各税目ごとの審査に当りまして、各委員会からの意見は皆さんに御披露をし、政府当局のそれに対する意見を今まで聽取して来た……

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第12号(1950/11/17、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は消防の問題について御審議を願いたいと思います。先に十一月一日附で東京消防庁総監、大阪消防局長、京都市消防局長、名古屋市消防局長、神戸市消防局長、横浜市消防局長から委員長宛に消防施設に対する公共事業の認定についての陳情がございます。皆さんに刷物をお廻ししてございます。その要旨は、「火災による損害が富の絶対的喪失であることを考えるとき、火災こそはひとり自治体の災害ばかりでなく、国家再建、民生安定の一大不祥事と申さねばなりません。これは我が国現時の消防施設の弱体と建築の脆弱性に起因するもので、この点よりして特に消防施設のうち都……

第8回国会 地方行政委員会 第13号(1950/07/29、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) それでは只今より地方行政委員会を開会いたします。地方税法案の審議を続行いたします。今日は第六章の昭和二十五年度において課する事業税及び特別所得税を審議いたします。政府委員の説明を求めます。
【次の発言】 七百四十三條まで、御質疑をお願いいたします。御質問ございませんか……。では次に移ります。
【次の発言】 そこまで……七百四十八條まで、御質疑をお願いします。……只今水産委員長が見えましたから、水産委員長から当委員会にお出しになりました要望事項について、御説明願いたいと思います。
【次の発言】 水産委員長から御提出の要綱につきまして御質問ございませんか。

第8回国会 地方行政委員会 閉会後第13号(1950/11/18、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は先ず二十五年度の補正予算措置につきまして、かねて各方面から要望のあります地方財政平衡交付金の増額の問題、起債の枠の拡大の問題、災害復旧事業費の増額の問題、そういう問題がその後どうなつたか。この委員会におきましても過般要望事項を議決  いたしまして政府の善処方を強硬に要望したのであります。その後の経過につきまして先ず野村委員長から御説明を承わりたいと思います。
【次の発言】 西郷君にちよつと申上げますが、只今御質問の災害関係單独事業費の問題でありますが、最初地方財政委員会から提出されたものは百億になつておりますが、十月十八……

第8回国会 地方行政委員会 第14号(1950/07/30、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。地方税法案の審議を続行いたします。
【次の発言】 弁明をされるそうです。
【次の発言】 お答えを願います前にちよつとお諮り申上げます。文部大臣に対する質疑が盡きたものとしてよろしうございますか。石川君よろしうございますか、お帰りを急いでおられるようですから……。
【次の発言】 外に文部大臣に対する御質疑はございませんか……。それでは大蔵大臣、只今の中田君の御質問にお答え願います。
【次の発言】 その前にお諮りいたしますが、大蔵大臣に対する御質問はまだ外にございますか。それじやちよつとそれをお待ち願いまして、大蔵大臣に対する御質問を……

第9回国会 議院運営委員会 第7号(1950/12/05、2期、緑風会)

○委員外議員(岡本愛祐君) 地方行政委員会におきましては、十二月一日に要望事項というものを議決いたしまして、これの処置につきまして、その趣旨実現方につき速かに適当なる措置を講ぜられるよう要望するというふうに、参議院議長に要望いたしました。その事項は、十一月二十五日付で地方財政委員会の委員長から國会に内閣を経由しまして、意見書を出して参りました。昭和二十五年度における地方財源追加増額に関する意見書というものを出して参つたのでありますで、それが十一月二十九日付で内閣総理大臣から参議院議長に送付をして参りました。でこれの主管はどこであるか意見書とか、又過般地方行政調査委員会から出して参りました勧告、……

第9回国会 地方行政委員会 第1号(1950/11/25、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  先ず御報告をいたします。かねて当委員会の專門員が一人欠員になつておりました。それでその選考をいたしたのでございますが、希望が十三名ございました。おのおの推薦者から提出があつたのでございます。そこで委員長と三理事と寄りまして、選考いたしまして、武井群嗣というかたが適当であろうということになりました。その武井群嗣というかたは明治二十七年の生れでありまして、京都帝大法学部の卒業でございます。内務省に勤めまして、出形、山口各県知事を経まして、厚生次官を勤めました。済生会理事長も勤めました。不幸にして追放になつておつたのでございますが、……

第9回国会 地方行政委員会 第2号(1950/11/29、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  先ずお諮りをいたします。昨日委員長、理事の打合会を開きまして、地方公務員法審議の日程の案を作つて見ましたので、委員会にお諮りをいたしたいと思います。お手許にお廻しをいたしました地方公務員法案審議日程表を御覧頂きまして、まあ大体こういうような予定でやつて見たらどうだろうか。特別のことが起れば又別でありますが、順調に審議が進んだといたしまして、こういうふうにやつて見たらどうか。こういうつもりで案を作つたのであります。これにつきまして御質問ございましたら……。
【次の発言】 その意味は、この日程案では委員会の討論採決が午後になつてお……

第9回国会 地方行政委員会 第3号(1950/11/30、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  只今までに地方行政、人事、文部、労働四委員会の連合委員会を開きまして、そのときに今後の連合委員会の日取りをどういうふうに一応きめて置くかということにつきまして、打合せをいたしました。大体次のようにきまりました。一日、明日は連合委員会は休みにいたします。それから二日土曜日は午前連合委員会をいたします。それから三日は休みにいたします。それから四日は午前午後に亘りまして連合委員会を開きます。五日、六日は公聴会でございます。それから七日は午前連合委員会をいたします。一応こういうふうに予定がきまりました。これを御報告いたします。  尚、……

第9回国会 地方行政委員会 第4号(1950/12/01、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日の議題は地方公務員法案予備審査でございます。昨日提案理由の説明を聞いたのでありますが、今日は質疑に入ります。質疑のおありのおかたは御質問願います。
【次の発言】 それでは政府委員から國家公務員法とこの法案との違いの要点、なお政令二百一号との違い、それについて御説明願います。
【次の発言】 ちよつとお諮りいたしますが、今文部委員会から國務大臣を十分間貸してくれというので、説明の間行つてもらうことに御異議ございませんか。
【次の発言】 十分間、今説明の間……。
【次の発言】 結構です。

第9回国会 地方行政委員会 第5号(1950/12/02、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  先ず御報告を申上げます。昨日議決をいたしました要望事項につきましては、当委員会の決定に基きまして本日午前十一時四十分、参議院議長及び事務総長に面会いたしまして議決になりました要望事項を書面で手渡しをいたしました。成るべく速かに決定の趣旨の実現方について適当な措置を講ぜられるように要望いたしました。なお続いて予算委員長の波多野君に面会しまして、要望事項を手渡し、特段の配慮を煩わしました。いずれ予算委員会においては適当な時期に私からその趣旨の説明をしてくれということでございました。これは予算委員長と打合せましてその運びにいたしたい……

第9回国会 地方行政委員会 第6号(1950/12/03、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日は先ず行政書士法案の審議をいたしたいと思います。先ず衆議院の提出でありますから、衆議院議員の川本議員から説明を求めます。
【次の発言】 衆議院議員川本末治君の外に衆議院の法制局第一部長三浦義男君、それから專門員長橋茂男君が見えております。それから他方自治庁側から鈴木政府委員が見えております。御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 お諮りいたしますが、少し詳しく衆議院の法制局のほうから説明させましようか。
【次の発言】 それでは三浦法制局第一部長に各條につきまして少し詳しく御説明願います。

第9回国会 地方行政委員会 第7号(1950/12/04、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  先ず御報告を申上げます。明日、明後日公聴会を開きますにつきましてかねて御相談申上げました通り新聞広告等をいたしまして、公述人の希望者の募集をいたしまして九人申込者がございました。その中から委員長、理事で選考いたしまして、東京都の豊島区高田本町の坂本喜一君、これは東京都の水道員です。組合のかたであります。そのかたと、神奈川県小田原市の湯川精吉君、このかたは郵便局員です。このかたは修正の意見です。そのかたが六日になります。坂本君は反対、湯川君は賛成だが修正、こういうのです。御了承願います。  それから明日の公聴会が終りましたならば……

第9回国会 地方行政委員会 第8号(1950/12/05、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) 有難うございました、只今の伊能芳雄君の口述に御質問、ございませんか。
【次の発言】 外に御質問ございませんか。それでは有難うございます。
【次の発言】 次に蝋山政道君にお願いいたします。
【次の発言】 どうも有難うございました。ちよつとお待ち下さい。蝋山政道君の公述に御質問ございませんか。
【次の発言】 外に御質問ございませんが……時間がすでに過ぎましたが、今村彰君の緊急用務のためにこれを済ませたいということですから許したいと思います。今村彰君は日本教職員組合の代表として御列席になりました。日本教職員組合の中央執行副委員長であられます。

第9回国会 地方行政委員会 第9号(1950/12/05、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方財政委員会を関会いたします。  御報告いたします。本日午前十時半頃議院運営委員会から私に出席を求めて参りました。それでその要件は過般当委員会の議決に基きまして、地方行政委員長から参議院議長に、参議院地方行政委員会は地方財政緊急対策につき別紙の通り全会一致を以て議決しましたから、右決定の趣旨実現方につき速かに適当なる措置を講ぜられるよう要望するというので、過般議決になりました要望事項を要望したのであります。その意味を説明を求められましたので説明をいたし、小笠原委員からも補足がありまして説明を終つたのであります。ところが公聴会開会中に山田議院運営委員長がここの席……

第9回国会 地方行政委員会 第10号(1950/12/06、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方公務員法案について地方行政委員会の公聽会を開会いたします。  公聽会の開会に当りまして一言御挨拶を申上げます。今期国会に政府より提出いたしました地方公務員法案はその第一條に書いてございますように、地方公共団体の人事機関並びに地方公務員の任用、給與、服務、福祉及び利益の保護等、人事行政に関する根本基準を確立するごとによりまして、地方公共団体の行政の民主的且つ能率的な運営を保障し、以て地方自治の本旨の実現に資することを目的とする極めて重要な内容を持つ法案であります。我が参議院の地方行政委員会におきましては、連日或いは單独に或いは他の関係委員会と連合いたしまして、……

第9回国会 地方行政委員会 第11号(1950/12/06、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  昨日委員会におきまして地方財政の緊急対策に関する決議案をこの委員会に所属する委員の、できれば全員の発議によつて本会議に上程をするような運びにしたいという皆様の御希望が出ましたので、そういう方向に向つて努力することに申合せまして今日に至つたのでありますが、それにつきまして各会派の御意向を伺いたいと存じます。  緑風会におきましては、今日議員総会で、この決議案を発議することに、地方行政委員となつておる三人が発議に加わるということは満場一致で異議ないということにきまりました。

第9回国会 地方行政委員会 第12号(1950/12/07、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。
【次の発言】 それでは全国選挙管理委員会法の一部を改正する法律案を議題に供したいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは右法律案の本審査をいたします。質疑はございませんか。
【次の発言】 別に御発言もございませんから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のあるかたは、それぞれ賛否を明らかにしてお述べを願いたいと思います……。別に御意見もありませんから、討論は終結したものと認めて差支えございませんか。

第9回国会 地方行政委員会 第13号(1950/12/08、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) 地方行政委員会を開会いたします。  地方公務員法案の本審査を行います。質疑を続行いたします。逐條審議を一般質問と並行して行います。第一章は逐條審議は終つております。第二章第六條の説明は一度済みましたが、六條、七條、八條、九條、御説明願います。
【次の発言】 関連していませんか。
【次の発言】 三條くらいずつ、関連しているものはやつたらどうでしよう。
【次の発言】 それでは一條ずつやりまして。政府委員の説明上関連とて必要と認める場合は二條か三條も一緒にやる、そういうことにいたします。(「異議なし」と呼ぶ者あり)それでは第六條御質疑を願います。

第9回国会 地方行政委員会 第14号(1950/12/09、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。地方公務員法案の審議を続行いたします。逐條審議の途中でありますが、今日は二十四條から審議いたします。
【次の発言】 二十四條ございませんか……。二十五條に移ります。二十五條御質問ございませんか……。じや二十六條に移ります。二十六條御質問ございませんか……。それでは第五節二十七條に移ります。二十七條御質問固ございませんか。二十八條に移ります。御質問ございませんか。
【次の発言】 それでは二十八條御質問ございませんか。次に移ります。二十九條御質問ございませんか。それでは第六節服務に移ります。三十條御質問ございませんか。三十一條に移りま……

第9回国会 予算委員会 第5号(1950/12/02、2期、緑風会)

○委員外議員(岡本愛祐君) 地方行政委員長の岡本でございます。只今予算委員長のお許しを得まして、予算委員のかたがたにお願いを申上げたいと思います。地方行政委員会におきましては、昨日委員会におきまして要望事項というものを満場一致で議決をいたしまして、その要望事項につきまして、本日午前委員長宛に私からお願いをいたしたのでございます。それは当予算委員会におきましても、地方財政につきまして、平衡交付金の増額等について御審議に相成つておるのでございますが、地方行政委員会におきましても、すでに十月の二十五日におきまして、どうも二十五年度の補正予算の措置、それから昭和二十六年度の予算措置等におきまして、政府……

第10回国会 運輸委員会 第25号(1951/05/26、2期、緑風会)

○委員外議員(岡本愛祐君) 私は地引行政委員会の全員を代表いたしまして、本委員会の皆さんがたにお願いに上つたのでございます。それは、昨日地方行政委員会におきまして、会議を開きまして、要望書を全会一致で議決いたしました。そうして私から運輸委員長のお手許まで要望豊を差出しました。その趣旨は、挙げて二回に亘りまして当運輸委員会と地方行政委員会と連合委員会を開いて頂きまして、道路運送法につきまして共同の審議をお願いをいたしたのでございます。そのときに各委員から開陳いたしましたように、この道路売込法案の内容が、新憲法に基きまして地方自治を充実し、拡大し確立いたしまするために、シヤウプ博士等が見えまして地……

第10回国会 議院運営委員会 第17号(1951/02/19、2期、緑風会)

○委員外議員(岡本愛祐君) 私のほうから議員派遣要求書を提出いたしたのであります。それが小委員会でお諮りになりましたが、今日御議決になりました枠の中に嵌らないのであります。これは実は二月の十日に全国知事会の幹事代表が十名ほど私のところに参りまして、是非参議院の地方行政委員会からも府県の実態調査をしてもらいたい。それは平衡交付金等の増額が僅かしかできなかつたために、二十六年度の予算を組むことができない状況で、各府県非常に弱つている。而も大蔵省当局等は理解がない。それで県が違うと水かけ論になるから、同じ県について、大蔵省と地方自治庁と国会とで実態調査をしてもらいたいということで、これは第一案であり……

第10回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号(1951/05/17、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 皆さまにお諮りをいたしたいのでございますが、委員長の互選は、成規の手続を省略して、堀末治君を推薦いたしたいと思いますが、如何でございましようか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第10回国会 地方行政委員会 第1号(1950/12/11、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  先ず本会期中における調査事項につきましてお諮りいたします。例によりまして当委員会が従来ずつと続けております地方行政の改革に関する調査承認要求書を参議院議長に提出いたしたいと思います。事件の名称は今申した地方行政の改革に関する調査、調査の目的は従前通りでございます。この調査承認要求書を議長に提出いたすことについて御異議ございませんか。
【次の発言】 それではそういうふうに決定いたします。文案は委員長にお任せ願います。
【次の発言】 次にお諮りいたします。過般神戸におきまして朝鮮人を主体といたしました大騒擾事件が起りました。続いて……

第10回国会 地方行政委員会 第2号(1950/12/12、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  御報告申上げます。昨日の委員会で地方公共団体の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案の審議につきまして、公聴会は開かず参考人を呼びまして、その参考意見を聴取することに決定いたしました。その人選を委員長、理事に御一任願つたのでありますが、次の通りにいたしたいと思います。  参考人といたしまして市政調査会から前田多門君、それから選挙制度調査会から宮澤俊義君、それから東京都選挙管理委員会から委員長の代理者、これはまだ人名は決定いたしません。それから東大教授の杉村章三郎君、それから早稻田大学教授の吉村正君、それから一般といたし……

第10回国会 地方行政委員会 第3号(1950/12/14、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日会議に付しまする事件は、地方公共団体の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案でございます。今日は参考人の方々においでを頂きまして、この法律案についての参考意見を聴取いたしたいと存じます。後ほど、今お見えになつておる方々のほかに、朝日新聞社の西島芳二君、毎日新聞社の住本利男君が見えるはずになつております。なおおいでを頂くように申したのでありますが、選挙制度調査会の宮沢俊義君及び早稲田大学教授の吉村正君は旅行その他のためにおいでがありません。五つかたがおいでを頂くことになつております。それでは杉村章三郎君、お願いをいた……

第10回国会 地方行政委員会 第4号(1950/12/15、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日御審議願いまするのは、地方公共団体の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案の本審査でございます。昨日委員会散会後懇談会を催しまして、皆様がたの御意見を取りまとめました。その結果を先ず御報告申上げて置きます。  政府の提案理由の説明によりますと、この市長や知事の任期の満了は四月四日でありますが、四月四日頃に地方公共団体の長の選挙を行いますことは、地方公共団体の予算の編成上支障がある。こういうふうに政府は申しておるのでありますが、その点は尤もである。だから長の任期満了の際にその選挙を行うことは、これは不適当であるという……

第10回国会 地方行政委員会 第5号(1950/12/16、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日会議に付する案件は、地方公共団体の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案の本審査でございます。まだ御質問でございますか。議題に入ります前に安井委員より質疑があると……。
【次の発言】 了承いたしました。なお申上げますが、前国会で行政書士法案につきまして皆さんから御意見のありました点を集めまして、修正案の原案みたいなものを今準備をいたしておりますから、それだけ申上げます。
【次の発言】 よろしうございますか。  それでは地方公共団体の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案の質疑を行います。(「質疑はなし」と呼……

第10回国会 地方行政委員会 第6号(1951/02/01、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  先ず行政書士法案の審議をお願いいたします。衆議院の提出案でありますから、衆議院側から提案理由の説明を聽取いたしたいと思います。
【次の発言】 只今吉川委員から提案理由の説明は、今回衆議院から提出の行政書士法案は第九国会において提出されたそれと全く同一であるから、提案理由の趣旨説明は省略せられたいという動議が出ましたのですが、御異議ございませんか。
【次の発言】 じやさよう取計らいます。なお第九国会におきまして行政書士法案を詳細に御審議を願つたのでありますが、そのとき皆様がたから出ました御質問並びに御意見を参酌いたしまして、一応……

第10回国会 地方行政委員会 第7号(1951/02/02、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日は行政書士法案の審査をお願いいたします。衆議院のほうから発議者の一人である川本衆議院議員が出ておりますから、川本氏に御説明をお願いいたします。
【次の発言】 昨日お話いたしましたように、本法案の内容等は、前国会の提出分と同様でありますから、提案理由の説明は省略をいたしまして、逐條につきまして衆議院の濱中法制局参事から御説明頂きます。要点のみに願います。
【次の発言】 以上で衆議院側の逐條説明は終りましたか、なお第九国会におきまして、この法案を御審議願いましたときに、各委員からいろいろ御質問が出て、皆さんの尤もだという御意見……

第10回国会 地方行政委員会 第8号(1951/02/05、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  先ず行政書士法案の審議を行います。前回の委員会におきまして修正案の下案を便宜作りました。その専門員の説明は終つたのでありますが、なお御質問ございませんか。
【次の発言】 ちよつと、そこまで以上御質問ございませんか。
【次の発言】 他にございませんか。――この第六條の第三項として新たに加えるものは何のためですか。
【次の発言】 それからこの第七條に一号を加える件ですが、「前條第三項の規定に違反して登録を受けたとき。」といいますと、どちらの県でも、二県において登録を受けることになりますが。どちらの県でも失格することになりますが。

第10回国会 地方行政委員会 第9号(1951/02/06、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日は先ず行政書士法案の審議を行います。御質疑を願います……。別に御発言もございませんようですから質疑は畫きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。なお修正意見がございましたら討論中にお述べを願います。
【次の発言】 ほかに御発言はございませんか。
【次の発言】 ほかに御発言はございませんか。……ほかに御意見もないようでございますが、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。

第10回国会 地方行政委員会 第10号(1951/02/09、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日会議に付します事件、地方行政の改革に関する調査でありまして、その第一といたしまして地方公務員法の第五十七條及び附則の第二十一項に單純労務という字句があります。それにつきまして西郷委員から質疑のお申出がございます。許します。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ほかに單純労務の問題について御質問ありまりせんか。……なお一点伺つて置きますが、この現業員と單純労務の関係、よくこれが混同されておりますので、現業員の中でどういうものが單純労務でないか、この点を伺つておきます。又現業員でなくとも單……

第10回国会 地方行政委員会 第11号(1951/02/12、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日の議題は、地方行政の改革に関する調査のうち、地方財政と文部省所管の関係事項の件であります。教科書を新たに入学する小学一年生に無償で配付するという問題が新聞紙上でも報道されております。政府でもそれを実行するように計画をされておるようですから、その件について各委員から御質問があるそうですから御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 ちよつと今文部省の初等中等教育局庶務課長の内藤さんが……。
【次の発言】 今出席を要求しておりますから、文部委員会が済んだらすぐこちらへ来ることになつております。

第10回国会 地方行政委員会 第12号(1951/02/16、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は地方行政の改革に関する調査といたしまして、かねて当委員会において調査を願つております初等教育に関して、無償で交付する教科書の問題、その問題について御審議を願います。
【次の発言】 ちよつと申上げます。衆議院の予算委員会からしばしば大臣の出席を求めて来ているので大体……。
【次の発言】 承知いたしました。相馬君よろしうございますか。
【次の発言】 なお皆さんの御要求によつて、両大臣、地方財政委員長列席の下に会議を開くことにいたします。なお天野文部大臣に申上げて置きますが、各委員の発言の真意ももう御了承のことと存じます。教科……

第10回国会 地方行政委員会 第13号(1951/02/17、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日は国内治安の問題につきまして御審議をお願いいたします。吉川委員、鈴木委員から御要求もありましたので、今日は自治体警察側から東京警視庁の田中総監以下においでを頂きまして、御説明を承わりたいと存じます。どうぞ田中総監。
【次の発言】 只今西郷君から秘密会の時期を委員長が裁量して適当に取計らえという動議が出ましたが、御異議ございませんか。
【次の発言】 ではそのようにいたします。では必要のときに……。
【次の発言】 御質問ございませんか。
【次の発言】 それではこれから秘密会にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

第10回国会 地方行政委員会 第14号(1951/02/19、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は地方行政の改革に関する調査といたしまして、地方行政調査委員会議の行政事務再配分に関する勧告について御審議を願いたいと思います。右勧告は、昨年の十二月二十二日付で内閣総理大臣のほうから送付をいたしで参りました。その要点につきまして、地方行政調査委員会議の神戸議長から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 御質問ございませんか……。なおこの行政事務の再配分に関する地方行政調査委員会議の勧告に関しまして各省の意見、又全国知事会とか、全国都道府県の議会の議長会、全国町村会、そういうものの意見は別に刷りましてお手許に廻してござ……

第10回国会 地方行政委員会 第15号(1951/02/20、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日は警察法の改正につきまして御審議を願うことにいたしまして、この問題についてはすでに各方画から当委員会に対して意見書が出ております。それは謄写に附して皆様のお手許に配つてございます。それは全国の都道府県議会議長会からも出ておりますし、全国市長会からも出ております。又全国の自治体警察公安委員連合会からも出ております。その他各所から出ておりますが、なお大阪の市の警視庁からも警察制度の改正案に対する意見が一月に刷物になつているのを差上げてございます。今日はこの問題について東京の田中警視総監、大阪市の警視庁の鈴木警視総監から意見を聴……

第10回国会 地方行政委員会 第16号(1951/02/21、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は地方財政に関する件について御審議をお願いいたします。先般全国知事会議のほうから幹事の知事各位が十名ほど地方行政委員会に参られまして、地方財政平衡交付金増額に関する要望決議というものを提出されました。又、その際地方財政の実態調査を国会と地方財政委員会とそれから大蔵省と三者、同一の府県についてしてもらいたいという要望もありました。又災害復旧費の国庫負担額の増額に関する要望というものも出されました。なお、二月十六日付を以ちまして内閣総理大臣から、参議院議長宛に地方財政法第十三条第二項の規定により、左記各県の知事から、これは埼玉……

第10回国会 地方行政委員会 第17号(1951/03/01、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日会議に付する事件は、第一に、地方税法の一部を改正する法律案、予備審査を行います。先ず提案理由の説明を岡野国務大臣にお願いいたします。
【次の発言】 以上の説明につきまして、御質問ございませんか。
【次の発言】 只今西郷委員から、提案理由の説明を聞いたばかりであるから、質問は明日からいたしたいという動議が出されました。御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさようにいたします。今日は地方税法の一部を改正する法律案の審議はこの程度でとめることにいたします。
【次の発言】 次に御審議願いますのは、消防組織法の一部を改正する……

第10回国会 地方行政委員会 第18号(1951/03/02、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地上行政委員会を開会いたします。  本日は昨日に引続き防消組織法の一部を改正する法律案の本審査をお願いいたします。御質疑を願います。
【次の発言】 ほかに御質疑ございませんか。
【次の発言】 ほかに御質問ございませんか……。別に御発言もないようですから、質疑は盡きたものと見て御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それではこれより討論に入ります。御意見のおありのかたは、それぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 討論に入つておりますが、只今小笠原君から御要求が出ましたが、さように取計らつて御異議ございませんか。

第10回国会 地方行政委員会 第19号(1951/03/05、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  地方税法の一部を改正する法律案の予備審査を行います。今日は岡野国務大臣が御出席でございますが、総司令部へ行かれる都合で二時十五分までこの委員会におられる予定になつておりますので、先ず最初に一般質問をお願いしたいと思います。
【次の発言】 地方税法を中心として、他の関連する問題に触れて頂いて結構です。
【次の発言】 ちよつと奥野政府委員に申上げますが、我々の頂いている資料の何頁にあるかをおつしやつて頂きたいと思います。
【次の発言】 政府委員に御質問願います。なお地方財政委員会から菊山委員が見えております。  菊山委員に御質問い……

第10回国会 地方行政委員会 第20号(1951/03/08、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日は地方税法の一部を改正する法律案の予備審査を行います。
【次の発言】 西郷君に伺いますが、勧告でなくて意見書じやありませんか。平衡交付金に関する……、予算に関することならば……。
【次の発言】 これは地方財政委員会からの一月十一日の意見書だと思いますが……。
【次の発言】 二十六年度地方財政平衡交付金の問題……。
【次の発言】 意見書ですね。
【次の発言】 これはそうですね……。
【次の発言】 本件につきましては一度地方財政委員会の説明は聴取したのでございます。そこで只今西郷委員から御意見が出ましたが、この地方財政平衡交付……

第10回国会 地方行政委員会 第21号(1951/03/09、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日は最初に大橋法務総裁から警察法の一部改正問題につきまして、この前お話を承わつた以後の経過、只今どういうふうな法案になつておるか、そういう点について承わりたいと存じます。
【次の発言】 それでは法務総裁はほかの委員会に出られるようでありますから、この際法務総裁に対する御質問をお願いいたします。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて下さい。    午後三時五分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。  次に公職選挙法の一部を改正する法律案を議題にいたします。  先ず衆議院側の提案理由の説明をお願いいたします。川本衆議院議員。

第10回国会 地方行政委員会 第22号(1951/03/12、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。
【次の発言】 ほかに御意見ございませんか……。それでは福永享門員の力の及ぶ限り、只今吉川委員並びに竹中委員から御発言になつた警察制度に関する問題について御調査を願いたいと思います。なお藤田博士というような御推薦もありますが、これはもう少し調べさして頂きたいと思います。
【次の発言】 藤田何という……。
【次の発言】 それではこの問題はこれで終りといたします。
【次の発言】 次に前の委員会におきまして地方財政の緊急対策に関する小委員会を作ることが御決定になりました。それで各会派から小委員になられるかたを御推薦を願いまして、自由党か……

第10回国会 地方行政委員会 第23号(1951/03/13、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は公職選挙法の一部を改正する法律案を先ず議題に供します。衆議院の発議者の代表者の提案理由の説明は終りましたから、今日は各條についての説明を求めます。
【次の発言】 先例によつて衆議院の法制局第一部長に補佐として説明を許したいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさようにいたします。
【次の発言】 以上につきまして質疑をお願いいたします。
【次の発言】 提案理由の質疑も兼ねておやり願いたいと思います。逐條をやつておる間に……。ほかにございませんか……。それでは次に参ります。

第10回国会 地方行政委員会 第24号(1951/03/14、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は公職選挙法に関する請願、陳情の御審議を先ずお願いいたします。お手許に廻しました一覧表がございます。その順序にやつて参りたいと存じます。先ず、請願番号四十九号、地方議会議員の選挙期日延期反対に関する請願、この趣旨を専門員からお願いします。
【次の発言】 これに対する御意見を……。
【次の発言】 只今小笠原委員から本件は採択し、内閣に送付することを要せざるものとしたらどうかという御動議が出ました。御異議ございませんか。
【次の発言】 これは全く石村君のおつしやる通りでありますが、この点は甚だ不注意でありまして慚愧に堪えません……

第10回国会 地方行政委員会 第25号(1951/03/15、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。今日は昨日に引続き公職選挙法の一部を改正する法律案の御審議を願いたいと思います。御質疑を願います。
【次の発言】 御質疑ございませんか。
【次の発言】 別に御発言もございませんようですから、質疑は盡きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それではこれより討論に入ります。昨日皆さんに御検討を願いまして修正案を作成いたしました。その案文ができ上りましたから、それを各派の共同提案として修正案をこの委員会から提出いたしたいと思います。この修正案を朗読いたさせます。   公職選挙法の一部を改正する法律……

第10回国会 地方行政委員会 第26号(1951/03/19、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。ちよつと速記を止めて下さい。    午後二時二十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。  映画演劇等入場税減免に関する請願、陳情でありますが、今堀委員から御意見が出ました。それはこれらの入場税を軽減するということには賛成であつて、採択すべきものであるが、教育映画、ニユース映画等無税にしてくれということは行き過ぎであつて、反対である、留保すべきだという御意見が出ました。これに対して如何ですが。御異議ごいざませんか。
【次の発言】 それではそういうふうに整理いたしまして、採択したものは内閣に送付すべきものと決定いたして御異議……

第10回国会 地方行政委員会 第27号(1951/03/20、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) それではこれより、地方行政委員会を開会いたします。地方税法の一部を改正する法律案の御審議をお願いいたします。逐條の説明は都道府県税まで終りました。今日は市町村民税から始めたいと思います。
【次の発言】 説明に対して御質疑をお願いいたします。質疑は打切るのでなくて、又あとで総括質問と一緒に、又各條について御質問があればして頂くことにいたします。それでは第二百九十二條第二号から、奧野政府委員。
【次の発言】 大体いいところで区切つてもらつて質疑をして頂きたいと思つております。今までのところに質疑がございましたら……。なければ……。

第10回国会 地方行政委員会 第28号(1951/03/23、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。地方財政の緊急対策に関する小委員会で結論を得られたのでありますから、竹中小委員長から御報告を願います。
【次の発言】 只今竹中小委員長から御報告がございました要望事項を御決議を願いまして、当委員会から予算委員長に、二十六年度の予算の審議に当つて地方財政委員会の内閣に宛てた勧告の趣旨が達成されるように、特段の配慮を煩わしたいという要望をいたしたい、こういうわけであります。これに対して各委員の御意見を伺います。
【次の発言】 それでは竹中小委員長の御提出になりました要望事項は全会一致で可決いたしまして、この要望事項を前文を付けまして予……

第10回国会 地方行政委員会 第29号(1951/03/26、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより開会いたします。ちよつと速記を止めて……。
【次の発言】 速記を始めて……。
【次の発言】 陳情二百十八号の六三制校舎整備費の起債枠拡張に関する件、これは先ほど堀君から、採択し、内閣に送付を要するものとの御意見が出ましたが、御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさように決定いたします。
【次の発言】 次に、陳情二百八十七号、映画、演劇の入場税軽減に関する件。
【次の発言】 それでは高橋君から、前と同様に採択し、内閣に送付を要するものと決定されたいとの御意見が出ましたが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それではさように決定いたし……

第10回国会 地方行政委員会 第30号(1951/03/27、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は地方税法の一部を改正する法律案の予備審査を行います。昨日国民健康保険税につきまして、厚生大臣の出席を求めて質疑を行いたいというお申出がございましたが、これから御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 黒川厚生大臣に御質問ございませんか。……それでは厚生省の政府委員に御質問願います。
【次の発言】 出せますか。
【次の発言】 今の資料を出して頂きたい、成るべく早く。
【次の発言】 厚生省の政府委員に御質問ございませんか。それでは、じや成るべく資料を早く、明日中ぐらいにお願いします。  それでは地方税法の一部を改正する法律案……

第10回国会 地方行政委員会 第31号(1951/03/28、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を関会いたします。今日は先ず請願、陳情の御審議をお願いいたします。地方行政関係の前回御審議を願いましたのに引続いてお願いいたします。請願百二十一号、請願二百二十七号、同じ内容のものであります。併せて御審議願います。
【次の発言】 高橋君から留保の御動議が出ました。御異議ございませんか。
【次の発言】 留保にいたします。  次、請願百五十五号並びに陳情八十二号。
【次の発言】 高橋君より、採択し、内閣に送付を要せざるものとの動議が出ました。御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。  次、二百三十一号、請願。

第10回国会 地方行政委員会 第32号(1951/03/29、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は地方税法の一部を改正する法律案及び地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案の本審査を行います。両案を併せて議題といたします。
【次の発言】 只今西郷君から法貴調査員がこの問題について研究をしておるから、その意見をこの委員会で述べさしたいという御意見が出ましたが、御異議ございませんか。
【次の発言】 ええ、どうぞ。
【次の発言】 それでは法貴調査員。
【次の発言】 先ほどの調査員の意見に対しまして、政府委員に若し意見がありますればお述べを願います。
【次の発言】 それではお諮りいたします。地方税法の一部を改正する法律案に……

第10回国会 地方行政委員会 第33号(1951/03/30、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) 地方行政委員会を開会いたします。  本日は地方税法の一部を改正する法律案並びに地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案の質疑を続行いたします。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 只今小笠原君から両法案の進捗の方法につきまして、理事会を開いて相談をいたしたいという動議が出ました。御異議ございませんか。    「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 それではそういうことにいたします。  それではこれで休憩にいたします。    午後二時三十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き委員会を再開いたします。御質疑を願います。  政府にお尋……

第10回国会 地方行政委員会 第34号(1951/05/08、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は遺失物法の一部を改正する法律案、衆議院議員川本末治君外四名提出のもので、衆議院送付の法案であります。それの本審査をいたします。先ず衆議院の地方行政委員長からの御説明を求めます。
【次の発言】 次に各條文につきまして政府委員の説明を求めます。国家地方警察本部の会計課長であります。
【次の発言】 御質問を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。参考表を配付されましたが、これを見ますと、所要経費として専任の係員の費用までかぞえるのですか。

第10回国会 地方行政委員会 第35号(1951/05/14、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日は警察法の一部を改正する法律案の予備審査を行います。お諮りいたしますが、法務委員会から本法案の連合審査を願いたいという申込がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 只今小笠原君から御意見が出ましたが、連合委員会をいたしますに当りまして、余りに長く連合委員会をいたしますことは、本委員会の審査に差支えができて参ります。適当に願うことを条件といたしたいということに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさように取計らいます。それでは法務委員会と連合委員会をこれから開くことにいたします。それで……

第10回国会 地方行政委員会 第36号(1951/05/15、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日は遺失物法の一部を改正する法律案の審議を続行いたします。本審査でございます。御質疑ございませんか。……それでは政府にお尋ねしておきますが、この法律案につきましては、これは大蔵省その他ともよく協議を遂げられて、これに御賛成になる意味でありますか。この点伺つておきます。
【次の発言】 御発言はございませんか。
【次の発言】 別に御発言もございませんようですから、質疑は盡きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでこれより討論に入ります。御意見のおありのかたは、それぞれ賛否を明らかにしてお述……

第10回国会 地方行政委員会 第37号(1951/05/17、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日は警察法の一部を改正する法律案予備審査を続行いたします。御質疑を願います。
【次の発言】 よろしうございます。
【次の発言】 今日はこの程度で散会いたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは散会いたします。    午後五時十九分散会  出席者は左の通り。    委員長     岡本 愛祐君    理事            堀  末治君            竹中 七郎君    委員            石村 幸作君            高橋進太郎君            安井  謙君          ……

第10回国会 地方行政委員会 第38号(1951/05/18、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  警察法の一部を改正する法律案予備審査を続行いたします。御質問を願います。
【次の発言】 よろしゆうございますか。それでは今日はこの程度で散会いたします。    午後五時七分散会  出席者は左の通り。    委員長     岡本 愛祐君    理事            堀  末治君            吉川末次郎君            竹中 七郎君    委員            石村 幸作君            高橋進太郎君            安井  謙君           小笠原二三男君           ……

第10回国会 地方行政委員会 第39号(1951/05/21、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は地方自治法の一部を改正する法律案を議題に供します。先ず衆議院側の説明を求めます。衆議院議員野村專太郎君。
【次の発言】 お諮りいたします。ほかに御質疑もございましようが、今日はこの程度で散会いたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 その前にもう一つお諮りいたしたいことがあります。警察法の改正に関する公聽会公述人の選定は委員長、理事に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 ではそういうことにいたします。  それではこれにて散会いたします。    午後五時二十五分散会  出席者は左の通り。  ……

第10回国会 地方行政委員会 第40号(1951/05/22、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  今日は地方公務員法の制定に伴う関係法律の整理に関する法律案を議題に供します。岡野国務大臣は所用のために出席されませんので、小野政務次官から代つて御説明を願います。
【次の発言】 続いて説明員の説明を求めます。
【次の発言】 ほかに御質問ございませんか。……それでは地方公務員法の制定に伴う関係法律の整理に関する法律案の審議はこれで今日は打切ります。
【次の発言】 次に地方自治法の一部を改正する法律案を議題に供します。  これは昨日発議者の一人であられる衆議院議員の野村專太郎君の趣旨説明を聞いたのであります。これに対しまして、参考……

第10回国会 地方行政委員会 第41号(1951/05/23、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより警察法の一部を改正する法律案につきまして、地方行政委員会の公聽会を開会いたします。  開会に当りまして公述人として御出席下さいました各位に御挨拶を申上げます。本日は御多用中お繰合せ、この公聽会において下さいましたことを厚く御礼申上げます。昭和二十三年三月に施行されました警察法は、治安の確保を図ると共に、新憲法の精神に従いまして、警察の地方分権と民主化の趣旨に副い、且つ基本的人権を飽くまで保障するものであることを眼目としておることは皆様の御承知の通りであります。然るに警察法施行法三年有余の実績と現下の治安の実情に鑑みまして、政府においてはこの際警察力を強化し、その……

第10回国会 地方行政委員会 第42号(1951/05/24、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより警察法の一部を改正する法律案について、参議院地方行政委員会の公聽会を開会いたします。  公述人としておいで頂きました各位に御挨拶申上げます。各位には御多用中にもかかわらず、万障繰合して御出席頂きまして、委員会の委員一同を代表いたしまして、厚く御礼申上げます。  昭和二十三年の三月に施行されました警察法は、治安の確保を図ると共に、新憲法の精神に従い、警察の地方分権と民主化の趣旨に副い、且つ基本的人権を飽くまで保障するものであることを眼目といたしておりますことは御承知の通りであります。然るに警察法施行後三年有余の実績と現下の治安の実情に鑑みまして、政府においては、こ……

第10回国会 地方行政委員会 第43号(1951/05/25、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日は先ず地方公務員法の制定に伴う関係法律の整理に関する法律案を議題といたします。御質疑を願います。
【次の発言】 ほかに御質問ございませんか……ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。ほかに御発言もございませんようですから、質疑は盡きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではこれより討論に移ります。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 ほかに御意見もないようでありますから、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。

第10回国会 地方行政委員会 第44号(1951/05/26、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。速記をとめて下さい。    午後二時四十六分速記中止
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。暫時休憩いたします。    午後三時五十五分休憩
【次の発言】 これより休憩前に引続いて委員会を再開いたします。  お諮りをいたします。本委員会におきまして今年の三月から四月にかけまして地方公共団体の財政の実態調査に委員を派遣をいたしまして御調査願つたのであります。その報告書が提出されてあるのでありますが、それは速記録に載せることにいたしたいと思います。御異議ございませんか。

第10回国会 地方行政委員会 第45号(1951/05/28、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  本日は警察法の一部を改正する法律案についての質疑を続行いたします。法案につきまして逐條的に御質疑願いたいと思います。先ず一條ずつにいたします。政府委員の説明を求めます。
【次の発言】 加藤政府委員に三十條をついでに説明して頂きたいと思います。関連していますから…。
【次の発言】 御質問ございませんか。
【次の発言】 ちよつと各委員に申上げます。大蔵大臣が今来られます。大蔵大臣は十一時半からよそへ行かなければならんので、その間しか出られないということであります。だから大蔵大臣に来て頂いて、すぐ参りますから、ちよつと待つて頂きたい……

第10回国会 地方行政委員会 第46号(1951/05/29、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  警察法の一部を改正する法律案の質疑を続行いたします。今日は二十条第一項、それから政府委員の説明を求めます。
【次の発言】 御質疑を願います。
【次の発言】 この条項は石川委員から一般質問の際に触れられたのでありますが、道知事の所轄の下に十四以内の道公安委員会を置く、こういうふうにあるのですが、今のお答えのようだと、十四の道公安委員会の連絡は道知事は取らないのですか、取るのですか。連絡の仕方はどういうふうになるのか、もう少し詳しく御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、もう一つ聞いて置きますが、札幌警察管区本部の……

第10回国会 地方行政委員会 第47号(1951/06/01、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。
【次の発言】 只今小笠原君からモーターボート競走法案並びに畜犬競技法案につきまして、地方行政委員会としては、かかる賭博行為の伴う法案には賛成しがたい、それは両委員会に地方行政委員会等から委員会に臨んで言つた通りである。だから慎重に我々の意向を汲んで審議して欲しいという、こういう強硬な申入を両委員会に、農林委員会と運輸委員会とにすべきではないかという動議が出ております。これについて御意見を聞かして頂きたいと思います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。

第10回国会 地方行政委員会 第48号(1951/06/02、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政委員会を開会いたします。  お諮りいたします。過般国と地方の間における事務の再配分その他につきまして調査のため議員派遣の要求書を議長宛に提出いたしましたところ、議院運営委員会におきまして希望が出まして、三班で、一班の人数は二人以内ということにしてもらいたいということであります。こちらは三班は三班ですが、四人と、こういうふうにしておつたものですから、訂正をしまして申出なければならんことになりました。そこで同時期に出ます公職選挙法の調査派遣とダブらないようにしてもらいたいということで、それでそのほうでお出になる方と分けまして、お譲り合いを願いたいと思いますが……

第12回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1951/12/09、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 今の事務総長のお話はきりのいいお話ですが、何か事務の処理のために、議院運営のために符牒でもつけるのですか。
【次の発言】 今小笠原君の言われた意味は、八乃至十二を理事会で案を作つてもらつて、運営委員会に諮つてもらう、こういうわけですか。

第12回国会 議院運営委員会 第25号(1951/11/28、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 会期を二日にするか、三日にするかで皆さんの御意見を拝聴しました。多くの意見が出されておりますように、各党の態度如何によつては三日でも足らないと思います。皆さんの協力で小笠原君はここで肚を割つてやろうという御発言でありましたが、会議を、委員会をスムースにやつて行けば私は二日でもいいと思います。それで皆さんの御協力を願うことにしてそういうふうにしたらどうかと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第27号(1951/11/30、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 只今運営委員長の山田さんから御丁寧な御挨拶がございました。一年有余名委員長としてこの議院運営委員会というむずかしい委員会の運営に当られまして、献身的な努力をなさいましたことにつきまして、一同になり代りまして厚く御礼を申上げたいと思います。(拍手)

第12回国会 地方行政委員会 第1号(1951/10/12、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は先ず地方行政調査委員会議が、この困難にして重要な行政事務の再配分につきまして、過去二年に近い短期間の間に神戸議長を中心にして各委員、各専門調査員その他これに協力されたかたがたが一生懸命になつてこの重要な勧告を作られたということに対しまして敬意を表し且つ感謝をするものであります。もとより国会におきましてこの勧告を受けて、更に我々の努力によりましてもつとよい地方行政再配分案を作りたいと考えておる次第であります。今日はいろいろ質問をいたしたいのでありますが、時間がありませんから、当面の問題である二、三点についてこの第二勧告、今御説明がございましたが、それで我々がこういうふうに了承し……

第12回国会 地方行政委員会 第3号(1951/10/30、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 この平衡交付金の問題は、平衡交付金の総額が足らないという問題と、平衡交付金の配分が、府県と市と町村の間に二十五年度と二十六年度とでは非常に違つて来た、町村分が非常に少くなつて町村が非常に困つて来ているという問題だろうと思うのです。それでどのくらい二十五年度と二十六年度と比較して府県が殖えたか、市が殖えたか又減つたか、町村が二割減ですからどのくらい減つたのか、それを聞いて置きたいと思う。そうすればよくわかるだろうと思います。それを一つ数字を示してもらいたい。
【次の発言】 野村委員長初め地方財政委員会の御苦慮の点はよくわかると思います。併しともかく町村を例に取つて申しますれば、町村……

第12回国会 地方行政委員会 第4号(1951/10/31、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 私からもお尋ねいたしたいのですが、地方行政調査委員会議が勧告を第一次、第二次に亘つて出しましたが、それをどうしてこれから進めて行くか、地方自治庁の方では御研究中であるということでありますが、併し大体いつ頃からそれを具体的にして行くおつもりであるか。全部を具体的にするには相当暇がかかりましようが、いつ頃からそのうちの適当なものを繰上げてやつて行くつもりかどうか、それを伺つておきます。  それから第二点といたしまして、今度は岡野国務大臣が本部長としてやつていらつしやる地方行政簡素化本部の問題であります。これは差当つての機構の改革といいますか、地方行政調査委員会議のは根本的の機構の改革……

第12回国会 地方行政委員会 第5号(1951/11/05、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 大蔵省のかたにお尋ねしますが、この大蔵省における短期融資の方針というものはどういうふうになつておりますか。それを承わつておきます。
【次の発言】 その短期融資の一件ごとの限度とか、それから担保を要するのかどうか、或いはその期限はどのくらいか、そういうことをお話願いたいと思います。
【次の発言】 今の委員長の質問に連関してお尋ねしますが、そうすると、百八十億の中でもうすでに百五十億出ておるのですね。
【次の発言】 そうすると、百五十億の内訳はどうなつておりますか。府県分が幾ら、市の分が幾ら、町村分が幾らと分けられませんか。

第12回国会 地方行政委員会 第6号(1951/11/06、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 河野銀行局長に御質問いたしますが、昨日当委員会におきまして会議を開きまして、あなたのほうの事務官のかたにも来てもらつて短期融資のことについて質問をいたしました。地方財政委員会のほうからは野村委員長初め政府委員が参つて答弁に当つたのであります。そこでまだはつきりしない点がありますのでお尋ねをいたしておきたいと思うのでありますが、先ず第一に岡野国務大臣が当委員会においても言明し、又昨日野村地方財政委員会の委員長が当委員会におきまして言明いたしました短期融資を、只今府県並びに市町村に対して大体百八十億を本年度においてする。そのほかになお五十億乃至百億程度の短期融資を地方公共団体に対して……

第12回国会 地方行政委員会 第8号(1951/11/08、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 各会派におかれまして、地方財政平衡交付金等の増額に関しまする決議案についてご相談を願つたのでありますが、会の意見をおまとめ頂きまして、先ほど來お打合せをいたしました。その結果に基きまして、決議案を提出いたしたいと思うのであります。その決議案を先ず朗読をいたします。    地方財政平衡交付金等の増額に関する決議案  地方財政の窮乏は今日より甚しきはなく、民主政治の基盤たる地方自治を脅かしている。地方財政委員会においては、この窮乏を緩和するため、先に政府に対し、平衡交付金及び地方起債の増額を要望し、政府も亦補正予算において若干の考慮を払つたが、右の追加増額を以てしては、地方公務員の給……

第12回国会 地方行政委員会 第12号(1951/11/20、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 個々の質問は次回に願つて、政府委員から補足説明を詳しく、今次官もおられますから、してもらつておいたらどうですか。
【次の発言】 岡野国務大臣に要望しておきたいことは、参議院におきまして各会派一致して平衡交付金の増額、起債の枠の拡大の決議を満場一致でいたしたのであります。私ども各派におきましても、その責任を痛感しまして総司令部に対して是非ともこの増額ができますように、先ず第一義的には今提出してある補正予算、これを是非とも増額してもらわなければいかんという交渉をいたしております。過般私も緑風会を代表いたしまして、民主党の代表のかたと御一緒に予算課長のリード氏に面会をいたしました。又今……

第12回国会 地方行政委員会 第14号(1951/11/22、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 だんだんお話がございましたが、小笠原君の今発言がありましたように、今直ぐここで結論を出そうというのじやないのですから、もつとよく調査をして、それからその結論によつてそういう措置をとるということにしたほうがいいと思います。
【次の発言】 今相馬君からのお話ですが、今議題になつているのは地方税法の一部を改正する法律案及び地方財政平衡交付金の一部を改正する法律案の審議ですね、この過程で今直ぐ定員の問題を取上げて精細な調査をするということはちよつと筋違いかと私は思うのです。だから若しそういうお含みで急ぐならば今日午後から改めてそれを議題にしてやつてもらうということならば私異議ございません……

第12回国会 地方行政委員会 第15号(1951/11/24、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案に関連して少しお聞きしたいのであります。この法案によりまして、錯誤に基いて交付金額の変更を要する額、これは二十五年度から二十六年度にかけてどのくらいあつたものであるか、どのくらい見込違いと言いますか、錯誤があつたか。それが二十六年度においては、特別平衡交付金に食い払んで来るのかどうか、そういう点をお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、二十六年度の過不足は、二十六年度の基準財政需要額とか收入額、そのやり方で、一般平衡交付金のほうで按配すると、こういうことですか。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第1号(1951/10/18、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 委員長互選の方法は、成規の手続により無記名投票によることの動議を提出いたします。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第3号(1951/10/25、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 金森さんにお尋ねいたしたいと思います。  先ほどのお話で憲法第九條を中心にしてお話がありましたが、自衛戰争をする権利は憲法第九條は認めている、併し自衛のためにもこの戰力というものを持たないように規定している。こういうお話でありましたが、併し自衛の範囲内ならばアメリ軍の駐屯を許すことは憲法第九條に反しない。こういうふうに言われておりますが、併しそこをもう少し御説明を願いたいのでありまして、一方から言えば自衛のために自分で戰力を持たないということを規定しているならば、人を雇つて來て戰力を持つてもいけないという議論も立つのじやないか、こういうふうに思うのであります。で、この憲法第九條第……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第5号(1951/10/29、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 吉田総理大臣は、平和條約は和解と信頼の寛大な條約であつて、欣然これを受諾するものであると言われておる。又安全保障條約は、共産勢力が予告なく南朝鮮に侵入した事実があるとき、日本の独立と安全を守るためにはこれを考えざるを得なかつたと言われております。私は両條約の細部に亘つてはともかく、総理大臣の基本方針には同感でありまして、日本が今にわかに全面講和を結ぶことができない以上は、差当り日本と友好を回復したいと考える列国との間に平和條約を結ぶよりほかはないと考えております。又日本が憲法で軍備を放棄しておる、そうして警察予備隊だけで国内の治安をやらなければならない現状におきましては、外国から……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第8号(1951/11/01、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は曾祢君の動議に賛成をいたしたいと思います。休憩を宣せられまして、理事会でもう一度まとめて頂きたい。成るべく円満にまとまりまして、支障なくこの審議が遂行できるようにお願いいたしたいと思います。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第9号(1951/11/02、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 堀木委員の御質問に関連して大橋法務総裁に御質問いたしたいと思います。今ポツダム政令の質問が出ましたときに、ポツダム政令はこの平和條約の発効後そのまま残るものと、少しその内容を変えるものと、全然廃止するものとがある、こういうふうな御答弁であつたように思うのであります。併しそれはおかしいのじやないか。そのおつしやることがポツダム政令としては残らないで、その内容そのままがほかの法律で残る、こういう御意味であるのかどうか。ポツダム政令というものは平和條約ができますれば、そういう形のものはなくなるのではないか。こういうふうに思うのですが、その点をはつきりいたして頂きたいと思います。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第10号(1951/11/05、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 西村條約局長に御質問いたしますが、この間一般質問におきまして、総理大臣に質問をしたのですが、その速記録ができて來てそれを読んで見ますと、質問したその要点が外されておるのです。ぴつたり質問に合つた答弁がないということが読んで見てよくわかるのであります。答弁かあつたときにはどうも腑に落ちないくらいで済んだのですが、よく読んで見ると、やつぱり腑に落ちないのが当然であつて、はつきり、つまり的を得た答弁をしてくれてないのです。それで少し繰返しになりますけれども、質問したいと思います。  先ず私がこの前質問をした第一点についていたしますが、私は総理大臣に対しまして、ポツダム宣言というものがこ……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第12号(1951/11/07、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 第五條に関連してお尋ねいたします。條約局長にお尋ねいたしますが、憲法と條約との効力の強弱と言いますか、それは国際公法上又国際慣行上、どういうふうになつておるか。又法律と條約の効力の強弱はどうなつておるか。この二点からお尋ねいたします。
【次の発言】 縷々御説明がありまして、あなたのお考えはわかりました。條約は憲法の下にある、法律は條約より又下にある、こういう御意見のように拝聴しました。そこで、先日一般質問のときに総理大臣に対して私が質問しまして、そうしてあなたが代つてお答えになつたのですが、それはその第五條の(a)項の第(iii)項といいますか、それに「国際連合が憲章に従つてとる……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第13号(1951/11/08、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 第九條に、「日本国は公海における漁猟の規制又は制限並びに漁業の保存及び発展を規定する二国間及び多数国間の協定を締結するために希望する連合国とすみやかに交渉を開始するものとする。」こういうふうになつております。この公海における漁業の問題は、従来からいろいろ難問題のありますところで、現にアメリカ並びにカナダと、この條約の批准発効に先立つて今日本で会議が行われておるような状況でありますが、日本政府としてはどういう方針を以てこの問題を解決されるつもりか。この九條を審議するに当つてそれを聞いておきたいと思います。
【次の発言】 水産庁の人は来ておりませんか。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第14号(1951/11/09、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 加藤君の御質問に関連しまして、主として外務当局に希望的に意見を述べて御答弁を承わつておきたいと思いますが、先ほど在外事務所等に関して加藤君から縷々御意見が出ました。私も従来から日本の大使館、公使館のあり方というものについて非常に意見を持つておるのです。又近頃できておる在外事務所というものについても、まあアメリカに二カ月ほど行つて参りまして、つくづくその無力であるということを感じて来たのであります。この戰争前におきましても、日本の大使館、公使館又は領事館というようなものは、内地から参りましたいろいろの旅行者、又商売関係で行かれる実業家なんかに対する取扱というものが非常に惡いのであり……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第15号(1951/11/10、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 関連して……。木内委員から法務総裁に対しまして在外資産に対する日本の憲法の適用問題について御質問がありました。それに対しまして大橋法務総裁から御答弁があつたのでありまするが、日本国憲法は在外資産を管轄しないというふうに聞える御答弁をなすつたのであります。この点について私ども承服できない点が大分ありますのでありまして、在外資産に対して日本国憲法との関係、又在外資産でない船舶なんかに対する日本国憲法の関係、そういうことについてよくお調べを願つておきまして、この次に我々が質問することの権利を留保しておきたいと思うのであります。委員長においてよろしくお取計らいを願います。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第16号(1951/11/12、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 同僚議員から十四條についていろいろ質問が出まして、私のお聞きしたいと思うことは大分質問が出たのであります。それで簡單に一、二点お尋ねをしておきたいと思いますが、只今問題になりました存立可能な経済、この字句について外務当局に、国際法とか、そういう法律的に、こういう文字を用いて、はつきりした限界があるかという御質問をしたのであります。ところが、これは法律的の文句でなくて、経済的な文句であるから、これは大蔵大臣に質問してもらいたいということで、質問が保留になつておつたのであります。大蔵大臣は、同僚の楠見委員からこの字句についてお尋ねをしたときに、只今お答えがありましたと同様に、これは日……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第20号(1951/11/16、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 私はこの前の質問のとき申上げましたように、総理大臣がこの両條約に調印されたその基本方針については賛成でありまして、共産勢力が予告なく南鮮に侵入した事実がありますときに、日本の独立と安全を守るためにこの安全保障條約を結んだ、こういうふうに総理大臣が言つておられることに対しましては同感であります。我々も今までのこの委員会の審議を通しまして、少しでもこの條約の真の姿を広く国民にわかつてもらつて、全国民に一人でも多く喜んでこの條約に賛成をしてもらいたいというので努力をいたして来たのであります。併しすでに衆議院におきまして、社会党ではこの安全保障條約に反対の意思を表明せられております。又東……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第21号(1951/11/17、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は緑風会を代表いたしまして、平和條約及び日米安全保障條約に対し賛成の意見を表明いたしたいと存じます。  我が国はポツダム宣言を受諾して以来、同宣言を忠実に履行して来たのであります。終戰以来長く平和條約の締結を見るに至らなかつたことは、その原因が主として日本側にあるのではなく、複雑な国際関係にあるのでありまして、日本国民が頗る遺憾としたところであります。而うして、今や我が国が完全な独立国家として平和世界に復帰し、国際平和と発展のために協力する資格あることを、アメリカ合衆国を初め大多数の連合国によりまして認められ、民主主義国家四十八カ国との間に平和條約を締結し、併せて、軍備のない我……

第13回国会 議院運営委員会 第1号(1951/12/10、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 この問題は、只今兼岩君並びに小笠原君からお話のことは道理があるというふうに思います。それでともかく御報告を聞いておきまして、承認を与えることは、常任委員の各派に対する割当に関する件が決定しましたあとでなすつたほうがいいと思います。その意見に賛成いたします。(「同感」と呼ぶ者あり)自由党もそういうようにお譲り願いたいと思います。
【次の発言】 ちよつと補足しておきたいと思うのですが、大体赤木君のおつしやるような考え方を私どもは持つております。折角まあ今まで御議論なすつて、どちらの言い分も私らは御尤もだと思うのですから、ここで、できれば、私どもの、微温的な折衷意見という、そういう謗を……

第13回国会 議院運営委員会 第6号(1952/01/23、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 小笠原君から緑風会から……。
【次の発言】 閣僚を出しているものは與党だ、だからあと廻しにというふうなお話がありましたが、緑風会は申すまでもなく與党でありません。閣僚は確かに会員から出ておりますが、それは個人的に出ておりまして、我々は飽くまで、閣僚が一人、二人出ておつたつて厳正中立、是々非々の態度を変えるものではありません。そういたしまして、従来から與党にあらざるものの大会派順という方策が確立いたしております。従いまして緑風会は第二党でありましたときは、社会党に次いで質問をいたしておりますので、そういう原則が立つておるのですから、この際は與党にあらざるものの大会派順ということで解……

第13回国会 地方行政委員会 第1号(1952/01/30、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 各委員から質問をさせて頂きたいと思います。
【次の発言】 只今地方財政平衡交付金法による一般平衡交付金、特別平衡交付金の額が昨日の委員会において大体決定したというようなお話でありますが、一般平衡交付金につきましては、もうすでに仮決定でなくて本決定が各府県に通知がしてあるのじやないかと思いますが、その点は如何でしようか。
【次の発言】 各府県にわかつておるといたしますと、もうずつと前に地方財政委員会のほうで各府県割のやつがわかつていなければならないのですが、昨日決定したというのは何を決定したのですか。
【次の発言】 そこで伺うのですが、府県のほうから我々のほうへ申出て来ておりますに……

第13回国会 地方行政委員会 第2号(1952/02/01、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 附加価値税を一年延期したことによつてどのくらいの税収の増加見込をしておられるか、それが一点と、それから二十六年度におきまして地方の財政はもう百億の増加を必要としたのでありますが、それが不幸にして百億増加できなかつた、それによつて赤字を出しておると思うのですが、その処理は二十七年度とどういう関連を持つて考えておられるか、先ずこの二点をお伺いしておきます。
【次の発言】 もう一つお尋ねしておきますが、二十六年度の赤字は今大蔵省側と検討中である、どういうふうに目鼻をおつけになるつもりか、又岡野国務大臣も御出席でありますが、岡野国務大臣の御奮鬪によつて短期融資をやつて急場を逃れられるとい……

第13回国会 地方行政委員会 第3号(1952/02/02、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 木村法務総裁兼行政管理庁長官が来て頂くと都合がいいのですが、まだお見えにならんようですから、又お見えになつたときには質問を繰返すかも知れませんけれども、一応大橋国務大臣に質問いたしたいと思います。  政府は総理大臣以下大橋国務大臣、木村法務総裁は参議院の本会議における各会派の代表質問に対しまして、この警察予備隊は軍隊じやない、再軍備ではないということをしばしば答弁をされ、又そういう認識を国民から払拭するように努力をしておられたように思うのであります。ところが一昨日でありますか、衆議院の予算委員会におきまして、突如総理大臣から警察予備隊は十月で打切りをして、そうして防衛隊というもの……

第13回国会 地方行政委員会 第4号(1952/02/05、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 時間が経ちましたので、結論だけお尋ねしたいのですが、若木君が触れられました中学校、小学校の義務教育の校舎の問題です。これは殊に町村にとつては大きな問題であるわけでありまして、そこで二十七年度の地方財政計画のうちに六三制建築に対する需要はどのくらい入つているか、又国庫補助はどのくらい入つているか、又先ほどお触れになつた改築、もう年限が来てつつかい棒をしてある危いのがたくさんあります。又一齊に義務教育が始まつて来て一瞬に建つたのでありますから年限が一様に来ている。こういうふうなのは放つたらかしておいては仕方がないので、何とか政府のほうで考えなければならん、勿論文部省のほうでいろいろお……

第13回国会 地方行政委員会 第5号(1952/02/15、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 政府に伺いますが、この法律案の……。
【次の発言】 形式上の問題でお尋ねしておきたい。この法律案を見ますと、表題がないのですね。つまり先ほど審議された法律案にはポツダム宣言の受諾に伴い発生する命令に関する件に基く全国選挙管理委員会関係諸命令の廃止に関する法律案と、こうある。ところが今のはそれがない。これは間違いじやないでしようか。
【次の発言】 調べて次回に間違つておつたら御訂正をお願いいたします。
【次の発言】 斎藤長官にお尋ねしますが、先ほどのお話では、北海道を視察されたということであります。国民は、北海道は共産党の非合法化活動が非常に甚だしくて、非常に危險だということをまあ……

第13回国会 地方行政委員会 第6号(1952/02/19、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 只今木村法務総裁から御説明がありましたが、輓近新聞紙上で大きく報道されておる治安機構の改正について、結局は改惡になると惡いから愼重に根本的改革をしよう、暫く現状のままで行こうというふうな結論にお達しになつたように承わるのでありますが、果してそうでありますか、先ずそれから伺います。
【次の発言】 法務総裁のお考えは、現下治安の状況から鑑みて非常に大事な時であるから、徒らに機構をいじつて間隙ができると惡い、だから現在の機構でその間の連絡をよほどよくしてそうして対処して行こう、こういうふうなお考えのように承わります。併し私考えますのに、現在の機構が余りよくないから、徳田球一君初め共産党……

第13回国会 地方行政委員会 第7号(1952/02/20、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 関連して質問いたします。大体の日本の警察とアメリカの占領軍要員の犯罪における関係というものはわかりましたが、今日の毎日新聞に、齋藤国警長官が答えておられることとこれは少し違いはしないかと思うのです。今の御答弁によりますと、連合国人であつて占領軍の要員である者については、占領軍の警察機関が現場にいないとき、その條件が一つ、もう一つの條件は、他人の身体財産に重大な危険がある、そのときだけに日本の警察員がそれを逮捕することができる。こういうふうなお答えであつた。そうするとそれほど重大な罪でなければ、放つておかなければならんかということが一つであります。まあ銀行へ行つて金を盗みに行くつも……

第13回国会 地方行政委員会 第8号(1952/02/21、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 遅く来て恐縮ですが、銀行局のかたに聞くのですが、この頂いた短期資金の融通額調というものは、実際に融資された額ですか。
【次の発言】 十日ほど前に大阪市長中井君が見えまして、短期融資ができるという話なんだけれども、ちよつともできないと言つて大いに訴えておられたのですが、大阪市にはもうすでに六億の短期融資が認めてあるけれども、話が違うのですが、この点は……。
【次の発言】 名古屋市は短期融資はこの表ではありませんが、申込みがないのですか。どういう状況ですか。
【次の発言】 これも五大市の市長が揃われて我々に陳情されたところでは、名古屋市長が先立つて言われたのでありますが、非常に地方財……

第13回国会 地方行政委員会 第9号(1952/02/22、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 今菊山委員からの御答弁で驚いたのですが、まだこの二百二十億の赤字に対してどれだけ節約ができるか、どれだけ事業繰延べができるか、まだ地方財政委員会で見当がついてないということになりますと、もう二月の下旬であります。そうすると見当がつくのはいつ頃につくか、それに対して短期融資をすればいつ頃まで保つことができるか、三、四、五と三カ月、五月の終りまでは保つことができるかどうか、その点をちよつと御説明願いたい。
【次の発言】 今からの短期融資が成立するとすると、いつまで短期融資が、これからの分については、やはり三カ月ぐらいで、五月までは認められるのでありますか。

第13回国会 地方行政委員会 第10号(1952/02/27、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 お尋ねしますが、この六千人の人件費は、警備といいますか、海上における犯人の捜査及び逮捕に関する職務、その職務に全部充てるのでありますか、ほかの業務にも充てるのですか。
【次の発言】 では従来の定員の一万五千人でしたか、その中で主として治安関係に従事しているものは何人ありますか。
【次の発言】 細かい御説明がありましたが、現在の一万五千名のうちで七千名を見たほうがいいのか、九千名を見たほうがいいのかちよつと疑問でありますが、とにかくそれだけの人が主として治安関係に当つておる、それに今度は六千名殖える、そうすると大体九千名を仮に取つて見ますれば一万五千名のものが主として将来来年度にお……

第13回国会 地方行政委員会 第11号(1952/02/28、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 大学の学生と警視庁当局との間にこういう事件ができましたことは、非常に我々としては残念なことに存じます。これは要するにその大学の自治ということがどういうことであるか、又了解事項は何のためにやつておるのか、こういうことが非常にあいまいだからだと思います。そこで文部大臣が従来いろいろお述べになつておることは私も大体承知しておりますが、大学の自治ということは文部大臣がどういうふうにお考えになつておるか、大学の自治とは何ぞやということから御説明願いたいと思います。
【次の発言】 大学の自治というのは、要するに学問の自由、研究の自由のためにある、こういうようにまあおつしやるのでありますが、そ……

第13回国会 地方行政委員会 第12号(1952/03/01、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 五十億程度というのは繋ぎ融資のことですか。
【次の発言】 それは資金運用部資金から短期資金の融通を五十億ぐらいしかできないと、こういうふうに大蔵当局は言つているのですか。
【次の発言】 そうすると、只今言われた繋ぎ融資、五十億の繋ぎ融資という意味は、資金運用部資金の短期資金の融通のほかに、長期の融資を繁ぎ的に五十億しよう、こういう大蔵省の御意向ですか。
【次の発言】 それでは大蔵省のほうでも長期債的な性質を有する地方起債を五十億程度認めよう、こういうことを申出ておるのですか。
【次の発言】 それでは私ども今日頂いたものと思いますが、二月の二十日地財委調査課という、二十六年地方財政……

第13回国会 地方行政委員会 第13号(1952/03/03、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 二十七年度の地方税の増収見込におきまして、もう一年附加価値税をやめて事業税を存続するということの結果、府県の收入が、税收入が殖える、非常に殖える。そこでその中から五十億だけ平衡交付金の代用に余らして、そうしてそのあとの殖えた部分を減税に当てるというわけですね。逆算をされたのである。そうして税の従来の減税ということが出て来るのですが、この五十億はこういうふうな改正で果して確実に上りますか。
【次の発言】 そう見込まれたものよりか、これがうまくこういうふうに余らない、又平衡交付金が足らないというようになつて来る。その点は十分用心をして、余裕のある増減額だと思います。差引額だと思います……

第13回国会 地方行政委員会 第14号(1952/03/05、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 斎藤長官にこの銃砲刀劍類等所持取締令についてお聞きしたい、質問を続けたいのであります。
【次の発言】 高橋委員から只今御質問ありましたが、私も御同感の点が多いのでありますが、いつかこの委員会に、たしか国立博物館から陳情か請願がありまして、この政令について改正を要望されたのですが、その点はどういう点であつたか、福永專門員、ちよつと御説明願いたいのです。国立博物館からの刀劍類のことについての陳情、請願がありましたね、
【次の発言】 それではその陳情、請願の趣旨が取入れられて、この取締令ができた、改正になつたのでありますか、そういうことになるのでしようか。

第13回国会 地方行政委員会 第16号(1952/03/13、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 大臣のいらつしやる間にお尋ねしておきたいことは、第一に標準義務教育費確保に関する法律案というのが昭和二十四年高瀬君が文部大臣のときに出て参りましてこの委員会でも一応説明を聞き、又それに対するいろいろの質疑応答をやつたのでありますが、その法律案と今度の義務教育費国庫負担制度とどういうふうに違うのか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今日は大体私どもの意見を言うことは控えまして、御説明を伺いたいという意味でお尋ねするのですが、私、意外に思うことは、このシヤウプ勧告からひいて地方行政調査委員会議の勧告というものが国会にも出ております。その線とこれは非常に離れたことじやない……

第13回国会 地方行政委員会 第17号(1952/03/14、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 この前要求しておきました関連事項として火薬類の取締状況調を出して頂きました。それを見ますと相当検挙件数があるようであります、これは近頃の治安の状況に鑑みまして取締を強化せられる必要があるのじやないかと思うのですが、どういうふうにお考えになつておるか、齋藤長官からお話願いたいのであります。
【次の発言】 この銃砲刀剣類及び火薬類につきましてこういう検挙件数が相当の数に上つておる、この中では近頃の集団暴力事件なんかと関連してもつとそういう規模を拡大するために故意にこういうものを集めておるというような形跡のあるものがありますかどうか、それをお話願いたいと思います。

第13回国会 地方行政委員会 第18号(1952/03/18、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 この拳銃のことについてお尋ねしておきたいのですが、講和条約が発効しまして、駐留軍は別として外国人が入国して来る、そのとき携帯しておるピストルなんかはどうなりますか、どういう取締りになりますか。
【次の発言】 それでは入国に当つて税関とか、そういうところで所持品を調べるときに、その拳銃関係も調べることになりますか。
【次の発言】 この前この委員会で、牧野全国選挙管理委員会委員長から政府の選挙制度調査会ですか、そこで検討してまとめた衆議院議員の選挙法案と申しますか、それについての御報告、御説明があつたのであります。そこでその速記録を読んで見ますと、牧野委員長においては、選挙管理委員会……

第13回国会 地方行政委員会 第19号(1952/03/20、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 大臣にお尋ねいたしますが、この提案理由の説明要旨に書いてありますように、二十五年度の地方公共団体の決算において赤字を出しておる団体が、四十六都道府県のうちでは四団体、五大都市のうちでは三団体云々と書いてあります。これが原因については、見る人によつて所見を異にするかも知れませんが、地方団体が財政的に非常な窮迫状態に置かれておるという事実については、何人もこれを認めないわけにはいかんとまあこういうふうにお述べになつておるのであります。そこで二十五年度の都道府県の財政状態を見てみますと、今ここに書いてありますように赤字が四団体しかない。ところが二十六年度の決算はできておりませんけれども……

第13回国会 地方行政委員会 第21号(1952/04/01、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 この際、皆さんにお諮りを願いたいと思います。それは今会期におきまして、選挙法の特別委員会を設けるや否や、各会派の間にいろいろ御意見があつたようであります。ところが、昨日の議院運営委員会におきまして、結局選挙法の特別委員会は今国会においては設けないということに決定をしたのであります。そこで特別委員会ができないならば、当然この委員会において、所管事項でありますから、今後馬力をかけて審議をして頂きたいと思います。そこで私、提案いたしたいことは、先ず衆議院のほうでイギリスに選挙視察に行つたり何かいたしまして、改正案を作つているようであります。それと政府の選挙制度調査会におきましていろいろ……

第13回国会 地方行政委員会 第22号(1952/04/02、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 本委員会に付議された法律案は大分あるのですが、どういう順序でこれを審議して行くか、大体きめておいて頂きたいと思います。それは審議いたしますのに下調べもしなければなりません。そういう関係で、どういう順序でやつて行くか、皆さんにどうかお諮り願つてきめて頂きたいと思います。
【次の発言】 この町村職員恩給組合法案はこちらの先議ですから先にやるというのはわかりました。それでこれは地方自治庁に一応質しておくのですが、そのほかに地方自治庁から出ておるもので、どれから先に施行する必要があるのか、それをお尋ねしておきたい。
【次の発言】 次に專門員にお尋ねしたいのですが、衆議院の地方行政委員会の……

第13回国会 地方行政委員会 第23号(1952/04/16、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 一点伺つておきますが、この町村職員恩給組合は都道府県の区域ごとに設けなければならないという第二條の規定がある。それで以て都道府県の中の町村吏員の転任というときには恩給は通算するということになつているのですか。
【次の発言】 この第二條の規定ですが、明確なんですね。
【次の発言】 その点を伺つておきたいのですが、この第二條の規定で、必ず通算するようにしなければならないという強制ではないのか。その第三條による模範例というものでは縛れないと思うのですが、若し或る府県が通算をしないというような規約を作つたら、この法律違反になりますか、どうか、それを伺つておきたい。

第13回国会 地方行政委員会 第24号(1952/04/17、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 只今の石村君の御質問に関連して、皆様のお手許に参つておると思いますが、兵庫県におきまして寄附金の調査集計表というものを二十五年度、二十六年度の両年度に亘つて詳細に調査して送付してあると思いますが、それを見ますと、二十六年度で申しますと、国及び国の機関に対する寄附金が二千九百八十五万円。それから県及び県の機関に対する寄附金が一億一千三百八十九万。それから諸団体に対する寄附金、これが一億三千八百三十六万円。それからその他の寄附金と申しますのは国連軍の慰問金であるとか、国民体育大会選手派遣に対する寄附金、PTAに対するもの、衛生方面に対する寄附金、こういうものでそれが一億二千百三十九万……

第13回国会 地方行政委員会 第30号(1952/05/12、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 河原さんにお尋ねいたしますが、市の警察維持の特例に関する法律案、これはなぜ警察法の本文に入れられなかつたのか、これはこれからずつと続く法律でありますが、町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案と性質が違うと思うのです。これをなぜ警察法で改正しないか、それをお尋ねしたい。
【次の発言】 只今の御答弁では少し不完全じやないかと思うのです。置くのが当り前だというのならば「市及び人口五千以上の市街的町村は、その反域内において警察を維持し法律及び秩序の執行の責に任ずる。」とあるのでありまして、而も人口五千以上の市街地的町村も同様である、それでただ市街的町村についてはどうこう……

第13回国会 地方行政委員会 第31号(1952/05/14、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 地方財政法の一部を改正する法律案につきまして第四条の二国が地方公共団体又はその住民に対して、又地方公共団体がその他の地方公共団体及びその住民に対して、直接であると間接であるとを問わず、寄附金を割当てて強制的に徴収するようなことをしてはいけないというはつきりした規定があるのでありますが、この間私が問題を出しておきましたように、兵庫県の寄附金の調査集計表というのがあります。これはずつと各委員にもお手許に配つたはずであります。そこで兵庫県のほうでは昭和二十五年度、二十六年度の見込と二つに分けまして、兵庫県の町村が町村予算から支出した国及び国の機関に対する寄附金はどれだけであるか、又町村……

第13回国会 地方行政委員会 第33号(1952/05/17、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 その前に修正案から諮られたい。

第13回国会 地方行政委員会 第37号(1952/05/22、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 御質問かもうすでに出ておるならばその旨おつしやつて頂いて、私の質問にお答え願わなくてもいいのですが、若し今までなかつたならば、お答え願つておきたいと思うのです。  それは第十二条におきまして、測定単位及び単位費用の問題、これを今度変えられたのでありますが、従来どういうところが工合が悪かつたので、こういうふうに変えたかということを、少し詳細に御説明願つておきたいと思うのです。
【次の発言】 これは都道府県側又は市町村側からそういうような希望が出て、そしてその希望を取入れてこういうふうに改正になつたのか、或いは希望の如何によらず、地方自治庁のほうで、このほうが正しい、公平だというので……

第13回国会 地方行政委員会 第42号(1952/05/30、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 私もこの罰則で、七条について科料制を設けるということですが、それは賛成ですね。だからもうそういう参考人を呼んで聞くという、それほどのこともないじやないですか。
【次の発言】 加えるようにしたらどうですか。
【次の発言】 私も二、三点お尋ねしたいのですが、この「第二条第六項を次のように改める」とあつて、「軌道車とは、道路において、軌条又は架線により運転する車をいい」と、こう書いてあるのですが、これじやおかしいのじやありませんか。軌条がなくて架線だけのものは無軌条電車でしよう。だから「軌条及び架線により運転する」と言わなきやおかしいのじやないのですか。その架線は要らないかも知らんが、……

第13回国会 地方行政委員会 第43号(1952/05/31、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 各修正につきましていろいろ質問があるのですが、もう時間もありませんからちよつとお尋ねして置くのですが、一番わかりやすい入場税の減額ですが、どういう御方針でこういう純舞踊、純オペラ、文楽、能楽それからプロ野球等の職業運動というものを十割から急に二割と思い切つて下げられたのか、ほかに残つている雅楽とかそういうほうとの関係はどうなるのか、歌舞伎なども問題になりはせんか。純オペラというような言葉はどういうことを意味しているのか、純音楽というのは私が使つた言葉で、オペラとか踊りを伴つていないものを言う、而も俗なものではない、芸術的なもであるという意味で使つたのですが、そういうことを十分御説……

第13回国会 地方行政委員会 第44号(1952/06/03、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 中田さんから詳しくお聞きになつたのでありますが、先ず入場税の軽減、これは大体半減という趣意はこの委員会におきましても各会派からこれまで主張されたことでありまして、それが総司令部のほの許可がないから今までできなかつた、だから大体半減の原則は結構だと思います。併し税が非常に高いという、これを引下げなければならんということと、それからもう一つ少しく我々が考えなければならんことは、税のかけ方が例えば入場税において非常に公平であるということが必要であろうと思うのであります。今度衆議院の修正案のごとくやつて果して公平であるかどうか、この点を我々はお聞きしなければならない。  そこで地方財政委……

第13回国会 地方行政委員会 第45号(1952/06/04、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 議事進行について発言をいたしたいと思います。  午前の委員会において与党たる自由党の議員の代表者である堀理事から、衆議院の地方税法の一部を改正する法律案に対する修正案について痛烈な御批判があり、これを全面的に反対だというような重大な御発言があつたのであります。のみならずそれをひつさげてこれが否決したときには岡野国務大臣の責任はどうなさるのだという御質問もありました。私ども驚いたのでございまして、昨日も各会派申合せまして、本法案並びに修正案に対する修正意見を各派超党派的に申入れようじやないかという委員長並びにほかの委員のかたの御意見があり、そのつもりで我々は修正意見を準備したのであ……

第13回国会 地方行政委員会 第46号(1952/06/06、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 一、二お尋ねしますが、便宜、今無謀運転のお話が出ておりますから、それからお尋ねしたいと思います。  板山さんにお尋ねしたいのですが、私どもは立法の立場にありまして、第七條の立法のしかたが悪いのではないかと思つております。というのは、今お話の出ておるように「酒に酔い」とありますね。「酒に酔いその他正常な運転ができない虞」つまり酒に酔いというのは、正常な運転ができない一つの場合になつているんですね。ところが酒に酔いという言葉が非常に不正確なんです。つまり酒気を帯び、それから酒に酔い、泥酔し、三段階になるわけですね。その泥酔と酒に酔いとの間ぐらいから取締るべきじやなかろうか。どういう言……

第13回国会 地方行政委員会 第47号(1952/06/09、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 ちよつと荻田君、外客ホテル等に対する課税免除というのが平年度三億七千万もあるということは、これは納得できないのでありまして、これは指定されたホテルに泊る人全体の宿泊飲食に対して一割に引下げるという意味でなくて外国から日本に遊覧に来る、その僅かな人の滞在する間の飲食宿泊料の二割から一割下げる、これだけのものですから、こんなものは一億足らずのものだと思う。
【次の発言】 この国際観光ホテルでも日本にずつと滞在しておるものは引かない、そういうふうになつておる。一時的の旅行者だけなんだから一億もない、こう思うのです。そのつもりでやつてもらわなければならん。注文ではつきりするわけです。

第13回国会 地方行政委員会 第48号(1952/06/10、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 昨日要求をしておきましたこのたびの衆議院における修正、それに加えて参議院でこれから提案せんとする参議院修正案、それを計算いたしまして、どのくらいの歳入欠陥になるか。又政府側が見積る地方税の府県税及び市村税の自然増、それとはどういう関係になるか。そういうことを表にして出してくれということを要求しておきましたが、それが出て参りましたか。
【次の発言】 今資料を提出してもらいました。これで見ますると、昭和二十七年度地方税収入見込額移動調というのが一番よくわかると思いますが、それで衆議院の修正、参議院の修正合せて収入減が地方自治庁の見積り、地方財政委員会の見積りでは、両方で七十二億三千三……

第13回国会 地方行政委員会 第49号(1952/06/11、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 先ず第二条からお伺いいたします。どういう理由でこの第二項の字句の改正があつたのか、その字句の改正によつてどう結果が違うのか、それを伺つておきたい。
【次の発言】 そこで新しく加える四項、それから五項でありますが、例えて申しますと、市の処理しなければならないものに、「警察法の定めるところにより、警察を維持し、並びに法律及び秩序の執行の責に任ずる」というのがあるのです。で、これは今の御説明で処理しなければならない、義務付けられてある事務として、ここに挙げておるのですが、一体そういう分け方でなくして、固有事務と委任事務とに分ければ、どちらにお考えになつておるか。これはまあ警察法のときも……

第13回国会 地方行政委員会 第50号(1952/06/12、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 協議会についてお尋ねしますが、一部事務組合ではないとすると協議会というものの性質はどういうふうになりますか。一部事務組合は特別地方公共団体でありますか……、そうですね。この協議会というものの法的性質はどういうものでしようか。
【次の発言】 そうしますと只今の町村会とか議長会とか知事会、そういうものとの関係はどうなります。
【次の発言】 私の記憶が間違つておるかも知れませんが、二十二年の三月にできた地方自治法ではこの協議会というものがあつたのじやありませんか。そういう協議会というものは民主的なようであつて民主的じやない、やはりそれは任意的なものにしなければいかんというのでそれをやめ……

第13回国会 地方行政委員会 第51号(1952/06/13、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 二百八十一条につきまして、区の性質並びに政府原案及び衆議院の修正案が憲法違反になりはしないかというので、昨日質疑応答をいたしたのであります。で月曜日に行政法並びに憲法の権威のある人に参考人に来て頂きまして、この問題をなお究明いたしたいと思います。それでこの問題は今日は触れないでおきたいと思うのであります。ただ二百八十一条の政府の修正によりまして、区の事務として明記されたもの、どういう標準でこれらを区の事務とし、それから然らざるものを都に残したか、どういう標準であるかということをお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 二十三区と東京都の間の事務の分配につきまして、三、四年前か……

第13回国会 地方行政委員会 第52号(1952/06/14、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 本法案に対する衆議院側の修正点が大体きまつたようでありますが、それについて先ず最初に政府委員から説明をさせて頂きたいと思います。
【次の発言】 了承いたしました。
【次の発言】 ちよつと一点伺つておきたいのですが、政府、原案には第三十九條にかつこの中に「第一項第五号及び第八号」とあるのですが、この八号は適用することにしていいのですか。
【次の発言】 ああそうですが、除くのですね。八條は適用しないがこれは適用する。今度やはり適用しないことになつたのですね。
【次の発言】 それでいいのですか。なぜ間違えたのですか。
【次の発言】 第二條の第一項ですが、なぜこの事業種類によつて五十人に……

第13回国会 地方行政委員会 第53号(1952/06/16、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 議事進行ですが、皆さんの御意見を聞いて、それから御質問したらどうですか。
【次の発言】 私は金森さんと入江さんにお尋ねしたいのであります。今日のお話で私ども非常に得るところが多かつたのでありますが、私どもの反省しなければならないところもあつたのですが、併し入江さんのお話でもわかりますように、現在の地方自治法におきまして、その特別区というものは憲法の九十三條、九十二條にも言つておりますが、地方公共団体であるという意図の下に立法せられたものであることは明らかであります。これは地方制度云々というものがありますが、これをよく読んで見て、提案理由の説明から、それからいろいろ答弁しておること……

第13回国会 地方行政委員会 第55号(1952/06/18、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 関連して質問いたしたい。ちよつと速記をとめて頂きたい。
【次の発言】 私は二百八十一条について岡野国務大臣にお尋ねをいたしたいと思うのであります。この前一応鈴木政府委員から二百八十一条、二百八十二条の改正について承わりました。即ち東京都の特別区の問題であります。そのときに質疑応答したことを今速記録がまだ出ませんから、それがこうだつたんだというふうにここに断言しながら、言質をとつて進めて行くわけには行きません。  で更めて私は岡野国務大臣にお尋ねをいたすのでありますが、それは第一点は、特別区は自治法の第一条並びに二百八十一条に言います地方公共団体、その中には特別区が入れてあるのであ……

第13回国会 地方行政委員会 第59号(1952/07/07、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 その問題に関連して岡野国務大臣に少しお尋ねいたしたいのですが、先ほど岩木君並びに中田委員に対する御答弁の中で、今度の地方税法の改正には二つの種類がある。入場税、遊興飲食税、電気ガス税、これは半減になつた、或いは大幅に、或る種のものについては、電気ガス税を免除したりした関係で税収が非常に減る。だから何とか財源措置の方法をしなければならん。それで三つの点については、いつからこの改正案の目途で施行するか、それがまだ未定になつておる。こういうふうな御説明であります。それに対して岩城委員からいろいろ確めがあつて、なかんずく十月一日からその改正案を施行するように努力をし、財源措置も講ずる、こ……

第13回国会 地方行政委員会 第60号(1952/07/14、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 ちよつと皆さんにこの問題についてお考えおき願いたいと思いますが、今拜見してみると、随分余裕があるのですね、この案については……。例えば十七日の木曜日は消防法と消防組織法の説明聽取及び質疑と言つても、極く簡単なんです、問題は……。だからできるならば成るべく集約的にやつて頂いて、あと空けてもらうといいと思うのですが、そういうような意味で御相談を願つたらどうでしようか。明日御相談して、成るべく前に上げてしまつて、あとは空けておくというようにしたらどうでしようか。そうして頂いて、しまいまで地方行政たけが何も上つていないというのはかなわんですから、成るべく上げてもらうようにして頂きたいと思……

第13回国会 地方行政委員会 第61号(1952/07/15、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 選挙制度調査会のかたが見えていますか。
【次の発言】 委員長にちよつと伺いますが、山浦さんは選挙制度調査会に御関係になつていますか。
【次の発言】 それじや事務局長のほうにお尋ねいたします。この選挙制度調査会の衆議院議員選挙法要綱というものを見ますと、街頭における連呼行為を禁止する法律というふうに考えているようです。この理由はどういう理由であるか、それをわかつていれば御説明願いたい。
【次の発言】 私もこの連呼行為は余り感心しないことと思つておるのですが、ただ問題になるのは、個人演説会を開催しておつて、それを一般の人に告知をしたい。連呼行為によつて告知をするということが必要になつ……

第13回国会 地方行政委員会 第62号(1952/07/16、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 吉川さん、原さんからいろいろ御質問がありました。具体的に原さんは、第一条にこの地方制度調査会設置の目的を明確にしろというお考であります。私どももそういう御懸念があるとすれば、勿論それをしたほうがいいと考えます。私は、先ほど吉川委員に対する御答弁が政府委員からあつたのでありますが、この地方制度調査会と、先に設けられてもう任務が終つて解消した地方行政調査委員会議との関係をもう少し詳しく御説明願いたいと思うのであります。私はこういうふうに従来理解しておつたのであります。それは、地方行政調査委員会議において、内閣並びに内閣を通して国会に勧告をする、その勧告を内閣及び国会は尊重しなければな……

第13回国会 地方行政委員会 第63号(1952/07/17、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 これは川本さんでおわかりになつていればお答え願いたい。若しおわかりになつていなければ国家消防庁のほうから統計によつてお答えを願いたいのですが。本件に該当するような一般の人、そういうのはどのくらいあるものか。それから民間人がこういうような事由によつて死亡したり、負傷したり、疾病にかかつたり、又廃疾になるような場合は一年間にどのくらいあるのですか。
【次の発言】 これはやはり国家消防庁の職責として消防統計に関する事項というのがあるのでありますから、こういうものはやはり整理しておいてもらいたいと思うのであります。一般人が消防に協力して死亡したり、負傷したり、廃疾になつたりというようなこ……

第13回国会 地方行政委員会 第70号(1952/07/26、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 それから吉川君が要求したのですから出席されるまで……。
【次の発言】 奥野局長に伺つておきたいのですが、実は公職選挙法を作りますときに知事、又大市長なんかの国会議員に立候補する準備と言いますか、弊害が余りに甚だしいということで、何かこれは制限をする必要がありはしないかという問題が起りまして、仮に私は一つの案を立てて見たのであります。それは今おつしやつた憲法四十四条、憲法五十四条、憲法二十二条、この規定をよく噛みしめた上で憲法違反にならないように考えてみたいということで出発した。そこで先ず或る県の知事を例にとりましてAの県の知事を例にとつて、A県知事がその任期中に、つまり四年間の任……

第13回国会 地方行政委員会 第71号(1952/07/28、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 御両所に二点お伺いいたします。だんだんお話がありましたが、この自公連からの我々に提起された修正条文の四十条に、今の国庫からの補助のことが書いてあります。即ち「自治体警察に要する経費は当該市町村の負担とする。但し国庫は予算の範囲内において破壊活動防止法に規定する犯罪の予防、捜査及び検挙に関する費用を負担することができる」と、こういうふうに直してくれという御注文であります。そこで、この建前は、治安の維持というものは、東京都又は大阪市において、これはどういう事務とお考えになつておるか。つまり東京都又は大阪市という自治体の事務とお考えになつておるか、又は自治体の事務と同時に国家の事務であ……

第13回国会 地方行政委員会 第72号(1952/07/29、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 今あなたがおつしやつたように知事等の立候補制限に関する公職選挙法の一部改正について残つております。それでそれを片を付けないと工合が悪いのじやないかということなんですから、一つ岩木君、発案者においで頂いてそれをやつたらどうですか。
【次の発言】 全国選挙管理委員会の事務局長にお尋ねしたいのですが、選挙のほうで選挙費用の単価を変えて、衆議院議員の選挙費用と言いますか、それの増額をやるというような計画があり、或いは又やつたのか知れませんが、それが昨年の地方、それから今度の全国区、知事選挙、その費用はどういうふうにするつもりなのか、それをこの際説明しておいて頂きたい。

第13回国会 地方行政委員会 第74号(1952/07/31、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 只今の高橋君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は縁風会を代表いたしまして本法案に賛成の意を表します。ただこの際申上げておきたいことは、政府原案におきまして、この総理大臣が国警長官、又は警視総監を任命いたします。そういうふうなことは絶対に反対であります。衆議院の修正におきましてその点は解決をいたしております。それで衆議院の修正議決に対して賛成をするのであります。又只今岩木委員より討論がございましたが、六十一条の二の総理大臣の指示につきましては法務総裁以下政府委員がしばしば明らかに御答弁になりましたように、この指示は行政管理に反するものであつてはなりません。又刑事訴訟法第百九……

第13回国会 予算委員会 第10号(1952/02/25、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は大蔵省の人に伺いたいんですか、ここに労働大臣官房会計課事務処理に必要な経費が一千万円としてあります。私は只今の各省の会計事務が非常に複雑になつておつて、これでは要らない費用がかかつていると思うのです。で、アメリカ式になつた結果日本の会計事務は非常に殖えて来た。従つて従来より三倍ぐらいに経費が要るというようなことになつているのじやないかと思いますが、で、この労働省関係の会計事務が一千万円殖えたということはどういうことであるか、又政府は会計事務の簡素化ということを考えているかどうか、そういうことについてお伺いしたいと思います。

第13回国会 予算委員会 第11号(1952/02/26、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 地方公共団体に対する短期融資の問題を聞いてみたいと思います。地方公共団体が赤字で困つておるので繋ぎ融資的に短期融資を資金運用部資金からしておられる。これはこの運用のどれから出しておられるのか。これが一点。それから二点は、短期融資の期限はどのくらいにしておられるのか、それから何か十二月一日から二月の十五日までに八十億ほどやつておられるようでありますが、今からでも申込があればやれる金がどれだけあるか。又出納閉鎖期まて待てるかどうか。そういうことをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 大体わかりましたが、そうしますと、今から短期融資をしてもらつたものも、三月三十一日までには返さなけれ……

第13回国会 予算委員会 第16号(1952/03/06、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は緑風会の一員といたしまして、総理大臣に対し、平和回復に伴う経費に関連しまして、若干の質問をいたしたいと存じます。先ず第一に、総理大臣は午前、内村君の質問に対しまして、現下我が国の国内の治安状況についての御答弁がありました。半年ほど前には総理大臣は、我が国の治安状況はそれほど心配する必要がないということを明言されておりました。先ほどの御答弁によりますと、その半年ほど前の総理大臣の認識が大分只今ては深まつて来たように思います。それで相当この只今行われております集団的、又計画的なこの暴力事犯につきまして、御心配になつているようであります。それで総理大臣は、現在の国家地方警察並びに自……

第13回国会 予算委員会 第17号(1952/03/10、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 只今の吉田総理大臣の御発言につきまして、数点質問をいたしたいと存じます。お許しを願います。只今の総理大臣の御発言の趣旨は、六日この委員会におきまして私どもの質問に対し、総理大臣が憲法第九條は自衛のためには戰力を持つことは禁じていない旨の答弁をされたのでありますのを取消されまして、憲法第九條は自衛のためにも戰力を持つことを禁じておると訂正されたものと了解いたしますが、果してさようでありますか、先ずその点を念のためにお確かめいたします。
【次の発言】 然りとしますれば、戰力でない自衛力若しくは防衛力でありましても、漸次その人員を増加し、その装備を充実強化して参りますときには、戰力に近……

第13回国会 予算委員会 第20号(1952/03/17、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 二点お尋ねしたいと思います。それは行政協定に関してであります。先ほど神川先生のおつしやつたのでは、国会が日米安全保障條約を審審議するときに無條件で包括的に委任してしまつた、こういうふうにおつしやつておる、併しそれは事実と違うのであります。我々が特別委員会においてこの安全保障條約を審議いたしましたときにおいては無條件では委任をしておりません。第一に、この日米安全保障條約の第三條に書いてある配備を規律する條件以外のことは委任していないことが一つであります。それからもう一つは、憲法に抵触するようなことは協定をしてはいかん、これは総理大臣もそんなことはいたしませんと約束いたしております。……

第13回国会 予算委員会 第27号(1952/03/25、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 総理大臣は先ほど荒木君の質問に答弁をされまして、行政協定は安保条約の実施細目のようなものであるから、憲法の七十三条の条約には当らないんだというふうな御答弁がありました。その御意味は、これは憲法七十三条に書いてある条約じやない、行政協定という別のものだという御意味でありますか。或いは条約ではあるが、憲法七十三条但書によつて、国会の承認を受けなくてはならないような条約ではない、こういう御意味でありますか、どういう御意味でありますか、はつきりして頂きたい。
【次の発言】 それなら大体わかりました。私は行政協定は安保条約の一部であり、憲法第七十三条に書いてある条約ということには当るもので……

第15回国会 決算委員会 第1号(1952/11/26、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 私一つ会計検査院にお尋ねしておきたいのですが、従来指名入札の中には談合というものがよく行われ、まあそういう弊があつて、従つて落ちたのがせり上げられておるといつた欠点があろといつたようなことを聞いておる。これら大きな工事がだんだん電源開発とか出て来るのじやないかと思う。この談合についてのどういう予算措置がしてあるのか、現在してあればなお結構です。又そういう虞れはないのか、現状はどうであるのか、そういうことについて伺つておきたい。

第15回国会 決算委員会 第12号(1953/02/17、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 直接の関係はないのですが、二十五年程度の工事の問題その他についてちよつと質問しておきたいと思います。よろしうございますか。
【次の発言】 電通公社のかたに質問するのも筋違いかも知れませんが、電通省の決算を説明するに当つてあなたがおいでになつておるからお尋ねしておきたいのですが、二十五年当時におきまして電通省のやつていた工事というものは、実際なつてないと思うことが多かつたのであります。まあ私の身近な例をとつて見ると不正のところに関係があるのですが、私の知人が私の家へやつて来た。五万円出しているのだけれども未だにつかない、五万円取られ損だ、何とか交渉して見てくれないかということであつ……

第15回国会 地方行政委員会 第1号(1952/10/28、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 ちよつと鈴木次長見えておりますから一言お尋ねしておきたいことがある。よろしうございますか。
【次の発言】 過日朝日新聞に出ておつたのですが、都道府県の知事の公選制をやめて任命制にする、それは過般東京都の区長を地方自治法を一、二いじつてそれで公選をやめて任命制にした。それと同じ筆法でやればわけないのだから、そのような準備を政府はしておるというふうなことが、具体的に朝日新聞に出ておりましたが、これは政府においてまさかこんなことを考えておられるわけじやないと思いますが、この機会に果してそういうことは事実であるか、御説明願いたい。

第15回国会 地方行政委員会 第4号(1952/11/14、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 今日の公報によりますと、参考人として府県並びに市町村の代表者の意見を聞くということが、王でありますから、先ずそれを聞いてそれから大臣ということでいいと思います。
【次の発言】 私はこの地方財政の危機に当りまして自由党における最も地方税財政について明るい、又良心的な本多国務大臣が御就任になりましたことについて非常に御同慶の至りに思つておるのでございます。そこで岩木君からだんだんお尋ねになりましたが、私も二、三お尋ねしておきたいのであります。只今府県市町村のほうからそれぞれ地方財政の欠陥について、又その補正についての御要望を委員会に陳情なさつておられるのであります、それを総括して見ま……

第15回国会 地方行政委員会 第5号(1952/12/01、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 本多国務大臣に伺いたいのですが、只今の五十名のうち国会が十七名で、地方団体が十二名というお話、地方団体はどういう内訳ですか、十二名はどういうふうな内訳か伺いたい、府県と市町村で……。
【次の発言】 そうすると六団体のうち、一団体については二人ずつ、こういうわけですね。
【次の発言】 政府の五名というのはどういうことに考えておりますか、政府関係者五名……。
【次の発言】 この地方制度調査会は政府のほうではどのくらいの年月で結論を出してもらおうというような心組がおありになるのか。そういうものは一切なしで、この委員の議事の進め方に一切お委せになるつもりであるか、どういうふうにお考えです……

第15回国会 地方行政委員会 第11号(1952/12/19、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 小笠原委員の説御尤もでございますが、理事会でどういう話になつたのか、どういうことなのか、我々はわかつていない。だから休憩をしてそれを聞きたい。本会議に入つていたから我々は相談を受けていない。だから理事会でどういうような御相談ができたのか、どういう経緯であるのか、私どもはすべて議員に一任した覚えはない。ともかく相談をして来て頂いて、それを我々は報告を受けて、それから相談を又改めてここでするということもあり得ましようし、どういう経緯でどういう相談ができたのかわかつていない。ともかく休憩をして頂いてよく聞いて賛成なら賛成する、こういうことなんです。

第15回国会 地方行政委員会 第12号(1952/12/23、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 第二班は、緑風会から私岡本愛祐、それから社会党の第四クラブから小笠原二三男君の二人が福岡、山口、島根三県に派遣をされました。三県の地方行財政に関する諸問題、又は総選挙の実施状況、治安の状況等を視察をいたしましたので、要点だけを御報告申上げます。  このたびの三県の地方行財政の視察は、次のような意味で有益であつたと思います。それは大県として福岡県、中県として山口県、それから小さい県として島根県を視察をしたのであります。福岡県は現在では東京都、大阪府に次ぐとも言うべき大県でありまして、その財政状態はほかの県と比べて格段の強みを持つておるのであります。併しやはり地方財政の窮迫を訴えてお……

第15回国会 地方行政委員会 第13号(1952/12/24、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 私からもお尋ねしておきたい。予算委員会で、緑風会のほうで発案をしまして、皆さんの御協力を得て決議案が出来上つたのでありまして、その問題について我々も十分の考慮を払つたのであります。そこで、その予算委員会における公務員等の給与改善に関する決議案におきましては、第一に、一般公務員、教職員を含めての一般公務員については、本年末において概ね月給与の○・二五分を目途として実質上の増額支給をなすよう措置すること、ということであります。それを受けて第三に、地方公務員、教職員を含めて本年末給与については一般公務員に準ずる措置を講ずること、こういう決議であります。そこで大蔵大臣はその決議の趣旨を尊……

第15回国会 地方行政委員会 第14号(1952/12/25、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 小笠原君、中田君からいろいろ御質問がありまして、それに関連して一、二質問しておきたいと思うのであります。平衡交付金の単位費用ですが、その測定単位並びに単位費用の問題、市町村のほうにおきまして、例えば学校、教育費において、その他の教育費、これはまあ社会教育費も含んでおるだろうと思いますが、そうすると、部落と部落との間が三キロとか四キロとか離れておる部落が相当ある。そうすると、そこに公民館なんかも造らなければならない。単に測定単位を人口だけにとることは不合理ではないかと思う。又その他の行政費というところにおきましても、徴税費とが戸籍、住民登録費とか、そのほかにその他の諸費というものが……

第15回国会 地方行政委員会 第18号(1953/03/04、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 私も二、三伺つておきたい点がありますが、先ず第一に平衡交付金ですが、義務教育費の国庫負担の分を入れて二十八年度は千七百二十億になつた、そのうちの九百二十億が義務教育費の国庫負担のほうである、こういうわけですね。そこで、それでは二十七年度の千四百五十億の中には義務教育費国庫負担金に当るものはどのくらいありますか。
【次の発言】 その点ちよつと納得できないのですが、やはり二十八年度において義務教育全額国庫負担となつたときにはそこへ持つて行く金が九百二十億ということにはつきり計算して出るならば、二十七年度において仮に千四百五十億の中で持つて行く金は幾らだということはできそうであるが、そ……

第15回国会 予算委員会 第29号(1953/03/05、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 昭和二十八年度予算案の審議に際しまして、私は緑風会の一員として現下多難を極める国内国外の諸情勢に関して、そのうち主として外交、治安、地方行政等の問題について国民の聞かんとする諸点を総理大臣からお伺いいたしたいのであります。  吉田総理大臣は施政方針の演説におきまして、アイゼンハワー大統領とダレス国務長官の就任に関し日米関係の将来にも新らしい希望を感ぜしむるものであると述べておられますが、具体的にはどういうことを意味しておるのであるか。政治上、国際上、及び経済上具体的にお話を願いたいのであります。
【次の発言】 只今お答えを頂きましたが、アイゼンハワー大統領は就任式の際に九原則を内……

第15回国会 予算委員会 第30号(1953/03/06、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 昨日私は網紀粛正問題に関して質問をいたしたのであります。そのときに田子新農林大臣に対しまして質問したのでありますが、あいにく出席されていなかつた。今日は出席されておりますから御答弁を求めるのであります。  それは農林大臣になられまして、国有林野、又その上に生えておる国有林野の財、こういうものの払下げをなさることになつた。ところが、これはややもすると献金の金になるのであります。つまり網紀粛正に反するようなことが政府当局によつて行われるのであります。そういうことにこれまで疑惑があると言つて世の中の噂になつておるのであります。そういうことが今後あつては困る。今までそういう疑惑が本当であ……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 司法・治安及び地方制度連合委員会経済査察官の臨検検査等に関する法律案に関する小委員会 第1号(1947/10/13、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 動議を提出いたします。選挙を省略いたしまして、皆樣の御同意を得て山下義信君を小委員長に推薦いたしたいと存じます。

第1回国会 司法・治安及び地方制度連合委員会経済査察官の臨検検査等に関する法律案に関する小委員会 第2号(1947/11/06、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長代理(岡本愛祐君) ちよつと速記を止めて……。
【次の発言】 速記を始めて……。
【次の発言】 皆様にお諮りいたします。只今岡田君からも御發言がありました。その前に齋君からも御發言がありました。この法案につきましてこれが憲法違反でありはしないかという疑義を皆様が持たれておるようであります。委員長におきましてもその危惧を多分に持つておるものであります。和田國務大臣の御答辯によりましても法律家でないからという餘り御自信のあるようにも見受けられない御答辯でありました。よつて今日はこのくらいの程度にいたして置きまして、この次の委員會には和田國務大臣は勿論のこと、法制局長官も出席をして貰いまして……

第1回国会 司法・治安及び地方制度連合委員会経済査察官の臨検検査等に関する法律案に関する小委員会 第4号(1947/11/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長代理(岡本愛祐君) これより経済査察官の臨檢檢査等に関する法律案の小委員会を開会いたします。前回の小委員会下委員から御質問がありまして、これに対する安本長官の御答弁がありましたが、まだ徹底しない点がありますので、今日法制局長官の御出席を求めまして御答弁をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 外に御質問はございませんか。
【次の発言】 それでは私からも一つお聞きして置きたいのですが、只今各委員から御質疑があり、御答弁がありましたのですが、この問題は第三十五條とそれから十二條、十三條、この関聯の問題であります。それと今度の政府の原案とを比べて、原案が憲法違反でないかどうかという問題、……

第1回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第1号(1947/11/14、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 この警察法案は非常に重要な法案ですから、一つ内務大臣の出席を求めまして、そうして根本問題から一つ質問をいたしたいと思います。
【次の発言】 新憲法の精神に則つて、民主的警察を確立するために、警察運営の民主化の徹底と地方分権強化することに重点を置かれまして、この警察法案を提出いたされました政府の多大なる御苦心に対しましては、私は深く敬意を表する者であります。そこで我が國は新憲法によりまして、戦争を永久に放棄いたしました。陸海空軍その他の武力はこれを保持しないことになつたのであります。軍隊のない後におきましては、この公安の維持の重責は即ち専ら警察にあるのであります。新警察法案第一條に……

第1回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第2号(1947/11/15、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 昨日総理大臣に対しまして私が質問いたしましたその中で、まだお答えを受けない点があります。それはこの警察法案によりますると、都市における治安の維持は国家警察として、國家の事務としてやるのでなくて、自治体の事務としてやつて行くということになつておりますから、それをその自治体固有の事務としてでなくて、公共の秩序を維持するという、國家事務をその自治体に委任した、つまり国家事務の自治体に対する委任ではないか。そういうふうに解釈をすることができないかということを御質問したのであります。この点に対しまして政府委員の御見解を承りたいと思います。

第1回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第5号(1947/11/20、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 只今内務大臣から、先日総理大臣に対しまして私がいかしました質問について、お答えを得ました。少し私の質問が徹底しなかつた嫌がございますが、私が質問いたしましたのは、この市町村という自治体に委せられたと申しますか、この自治体警察というものの中で、公共の秩序の維持、その部分が國家警察という國家事務を自治体に委任したものであるかどうか。こういう御質問をしたのでありまして、その他の公共の取締りとか、生命及び財産の保護とか、そういうふうなことは、本來的に自治体の事務、即ち自治体警察の本來の事務としてよいものと存じておりましたが、ただ公共の秩序の維持ということが、これは本來的に國家事務じやなか……

第1回国会 治安及び地方制度委員会地方財政及び地方行政に関する小委員会 第1号(1947/10/13、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 動議を提出いたします。選挙を省略いたしまして、皆樣の御同意を得て、中井光次君を推薦いたしたいと存じます。

第1回国会 治安及び地方制度委員会地方財政及び地方行政に関する小委員会 第2号(1947/10/15、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私もこれは不思議に思つているのですが、こういうふうになつて來たのですから、もう「臨時」は要らないのぢやないかと思います。ただ「臨時」ということを除くと、この第一案の第一條の「地方財政の自主化を図る」というようなことは、自主的になつてしまえばもういいのだから、それを取るかどうかというような問題も出て來ますが、ともかく我々の考え方としては臨時を考えないで、地方財政委員会なら地方財政委員会というものを恒久的に置くという心持で立案したらどうでしようか。
【次の発言】 第三條でちよつと伺つて置きたいのですが、第三條の第一案、第二案、第三案、第四案、ここで第一案において「國会において指名した……

第1回国会 電気・農林・鉱工業・運輸及び交通連合委員会 第1号(1947/11/21、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 この際本連合委員会に小委員会を設けられまして、その小委員の数は十六名、その割当は各委員会より四名ずつとせられて、委員長において指名せられんことの動議を提出いたします。

第2回国会 決算・治安及び地方制度・運輸及び交通連合委員会 第1号(1948/04/05、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は新谷委員・中井委員から午前の会議で御質問があつたその点に連関してお尋ねしたいことがあります。これは運輸省なり國家警察本部なりの政府委員から御答弁を願いたいと思います。  治安及び地方制度委員会におきまして、第三國人の犯罪関係を調査いたしましたそのときに、例えば朝鮮人の密入國者の調べというものの提出を求めまして、昭和二十二年一月から十二月における密入國者の数を調べて見ると、それが六千六百五十七人もある。その中で検挙したものが五千百九十人、逃走したものが千四百六十七人というようなことになつております。つまり密入國者についてだけ見ても、從來の海上取締が大いに欠けるところがあつたとい……

第2回国会 決算・治安及び地方制度・運輸及び交通連合委員会 第2号(1948/04/06、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 先程兼岩委員長から御質問になりました港長を置くところですな。この昨日頂きました海上保安機構案、これを見ますと港長事務所というのが置かれるところがこう書いてあります。それに若松出張所、そこに港長事務所というのが棒が引張つてあります。それから佐世保海上保安部そこに港長事務所とありますが、今運輸大臣からお話の港長を置く所というのと、これは違つておりますが、どういうわけですか。
【次の発言】 昨日私は本案の十七條その他に關しまして質問をいたしたのであります。そのとき運輸大臣は御缺席でありましたから、もう一度その質問を繰返して今日ははつきりした御答辯を願いたい、研究しておいて頂きたいと政府……

第2回国会 決算・治安及び地方制度連合委員会 第1号(1948/05/28、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 第一國会におきましてて、政府から経済査察官の臨檢、檢査等に関する法律案をお出しになりまして、私も治安及び地方制度委員会と司法委員会と連合いたしまして審査に当つたのであります。その法律案は不幸にして我々の承服し得ないものでありまして、具体的に申しますと、この経済査察官なるものが事務所や営業所、工場や事業場や倉庫、その他の場所に臨檢し、業務の状況若しくは帳簿書類、その他必要な物件の檢査をすることができる。而もこれは司法官憲の令状をも持つて行かないでできるという原案になつておつたのであります。そこでこれは憲法の第三十五條に抵触するのではないかという疑問を我々は持ちまして、その点を政府に……

第2回国会 決算・治安及び地方制度連合委員会 第2号(1948/06/01、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 法務総裁もお見えになつておりますが、その前に山下委員の質問に関係いたしまして、安本長官の御答弁で不審を起した点がありますから、一二お尋ねいたします。それは山下委員がこの経済査察廳なる官職を何故経済安定本部の外局にしないかという御質問に対しまして長官はそれは安本が総理廳の外局である、だからこの経済査察廳は安本の外局にする、又その外局でおかしくなるからという御答弁でありました。併し今度の総理府設置法案その他を見ますると、総理府の外局として安本は挙つていない、経済安定本部は挙つていない。それから國家行政組織法を見ますと、これは安本があるために設けられた條文だろうと思いますが、第三條の第……

第2回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第1号(1948/04/30、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 只今法務総裁から、今度の事件に鑑みても、警察法に規定してある現在の自治体警察制度を変える必要はない、ただその運用によつて警察力を強化すれば、十分今後の事態に対処ができるというふうに承りましたが、この点は非常な私は重要な点だろうと思います。私共はこの新警察法案を、司法との連合委員会におきまして審議いたしておりますその当初から、こんな警察法ではいけない、これでは軍隊なき日本におきまして、安全に公安の維持はできない。こういうふうに考えておつたのであります。これは昨々日芦田総理に対しましても、私の見解は十分述べました。それで現在の警察法は、警察の最も尊ぶべき縦の連絡、横の連絡、これがばら……

第2回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1948/07/04、1期、緑風会)【議会役職】

○主査(岡本愛祐君) これより開会いたします。前囘に引続き質疑を行います。中西功君。
【次の発言】 先程の中西君の御質問につきまして、物價廳の方から政府委員が見えましたから、この際答弁をいたさせます。
【次の発言】 この程度で質疑はよろしうございますか……別に御発言もないようでありますから、直ちに討論に移ることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、討論に入ります。御発言の方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 他に御発言もないようでありますから討論は終了したものと認めて直ちに採決いたします。先ず中西功君の本予算返上論を議題に供します。中西君の本予算返上……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第1号(1949/09/12、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 この基準を法定することは非常に私は必要だと思うのであります。これはこの前の委員会におきまして、基準を設けなければいけないという意見を私は出して置いたのであります。今鈴木君からお話のありましたのと少しは考え方を違えているのですが、現在恐らく各都道府縣へ全國選挙管理委員会の方から配付しておられる選挙の施行に要する経費、この基準と申すべきものは、恐らく有権者数とか何とかいうことの極く簡單なことでやつておられる。そうすると、この一月の衆議院の総選挙において、結果を見てみますと、青森とか、岩手とか、そういうところは大体その配付額で選挙をやつている。ところが鹿兒島縣とか、熊本縣とか、九州地方……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第2号(1949/09/14、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 投票立会人は、この前ので見ますと私共参議院の場合は参議院の現行法通りでよいということを言つておりましたが、併し段々考えて見ますと、この間鈴木委員からも発言がありましたように、開票立会人と違つて投票立会人に過ぎないから職権主義で差支えないのじやないか、それで鈴木君の憂うるごとく、過去の選挙におきましては投票立会人の届出主義によりまして、顔をきかして投票者を束縛するという弊害があつたことは事実として認めなければならないと思います。だからそうい弊害もあり得るのですから職権主義にして、職権主義の悪いところはどこにあるかというと私はないと思います。投票立会人ですから……。開票立会人について……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第3号(1949/09/15、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 この原案ですが、地方選出について少くともこの原案は不合理であると思う。それは選挙区ごとに一ケ所としてあるのですが、そうすると衆議院のときには全縣一区の滋賀縣とかそれから島根縣、高知縣、佐賀縣、これなんかは衆議院のときには二ケ所作られている、そうして参議院の地方区のときには一ケ所しか作れない、これは私は非常におかしいと思う。その点においてこの原案に賛成できません。少くともそれは変えて貰わなければいかん。それから小串君が屡々御自身のお考えを述べられましたが、緑風会の方で選挙事務所と言つておりますのは、そう大がかりなことばかりやるのを事務所とは考えておりません。縣縣へポスターを送りまし……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第4号(1949/09/16、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 立会演説会の回数を減らすという議論は私は賛成しません。基本方針を決めましたときにも、選挙公営を拡張してその徹底を図るというので、今度は個人演説会はこの案によりましても、公営でなくなるのでありまして、立会演説会は公営でありますから、立会演説会の回数は殖やしこそすれ減らしてはいけないと私は思つております。つまりそういたしますと、選挙区によりましては、なかなか今の五分の一ぐらいの代理者では、全立会演説会に自分、並びに自分が行かなければその代理者を是非とも出したいのですが、その代理者も出せないというような場合が起ることを惧れますから、私共の主張しておりますように、又この前の委員会におきま……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第5号(1949/09/17、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 今大野君のお話非常に重大な点です。これを若し大阪朝日と東京朝日と別だということなら、全國議員として割合範囲が狭い。これが朝日新聞は大阪でも東京でも九州でも朝日新聞なんだからこれは一社なんだという解釈なら、非常に廣いし部数も多い。
【次の発言】 全國版ということは言えないのです。大阪朝日と東京朝日と違うのです。全國版でなくて、新聞が違う新聞だし、号数も違うだろう。
【次の発言】 今大野君からお話が、ごさいましたが、全國区の候補者と地方区の候補者と組んで、選挙に立ちましたときに、この五万枚三万枚、合せて八万枚を両人の名前で組んで選挙運動のために出していいかという問題ですが、これは当然……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第6号(1949/09/19、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 この問題は、私は原案に賛成をいたしたいと思います。この一月の衆議院の選挙におきまして、氏名を印したポスターは張らせなかつたということが、まるで選挙というものがお葬式みたいになつたという評を受けた一つの原因だつたのです。それからこの前我々が参議院議員の選挙をやりまして痛感しましたことは、我々は全國区でありますが、一万枚では如何にも少い。折角あちらからもこちらからは張つてやるから寄越せと言われても、よう送り切れない、なくなつておるということで、これは一万枚では少いから全國区には三万枚程度が適当な数であると思います。地方区の方も六千枚、私は地方区に立ちませんでしたから自分の体驗を持つて……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第7号(1949/09/20、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 今の御議論は、個人演説会の場合において、全部じやありませんけれども、一部の施設だけの公営をする、こういうわけですね。賛成です。
【次の発言】 個人演説会は、その場所を使つてもいいし、自分で勝手に場所を拵えてもいいのでしよう。
【次の発言】 鈴木さんがこのような訂正をされておるのでありますけれども、それが皆さんの御賛成を得たのかどうかはつきりしたい、それは公営費の中に昨日も議論が出ましたように、選挙のために使用する貼札の用紙の交付を公営として貰いたい。
【次の発言】 それはそれで結構です。
【次の発言】 今大畠さんもおつしやるように、間に合わないとおつしやるのだか、間に合わなければ……

第5回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第1号(1949/04/12、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政、大藏連合委員会を開会いたします。  今日の議題は、地方配付税法の特例に関する法律案、予備審査でございます。地方行政委員会におきましては、すでに二回この法案につきまして委員会を開催いたしまして、地方財政委員会側から法案の説明を聞き、質疑を行いました。今日地方財政委員会側は全國の総務部長会議をいたしておりますので出席いたしません。大藏大臣初め大藏省側の出席を求めたのでありますが、大藏大臣は衆議院の方の予算の関係で出席ができないということを只今申して参りました。主計局の次長が見えておりますので、その説明を聞き、質疑を行いたいと思います。  尚この地方配付税法……

第5回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第2号(1949/04/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政、大藏連合委員会を開会いたします。  今日の議題は、地方配付税法の特例に関する法律案の予備審査であります。木村國務大臣が出席されております。又大藏大臣も追つつけ御出席になります。質疑をお願いいたします。
【次の発言】 島村君に申上げますが、大藏大臣は今日衆議院の予算委員会が最後だそうです。もう直きあちらにお出でになりますから、要点をお願いいたします。
【次の発言】 只今の他の政府委員よりのお答ですね。大藏大臣はお急ぎになりますから、後程にいたしまして、大藏大臣への質疑を続行いたします。
【次の発言】 大藏大臣はこれから衆議院の予算委員会に出られます。又今……

第5回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第3号(1949/04/16、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 大藏大臣及び木村國務大臣お見えになる筈でありますが、お見えになりませんから、それまで事務的のことにつきまして政府委員にお尋ねいたします。配付されました、二十四年度歳入歳出予算の推計概算によりますと、歳入が三千三百八十八億五千九百万円になつております。この前大藏大臣がこの委員会におきまして御答弁になりましたところによりますと、ドツジ公使は地方財政の歳入の三千五百万円は認めたということでありまするが、何故三千三百八十八億五千九百万円、こういうことになつておるのか、この点を伺いたいと思います。その前に配付を受けました推算概計では、歳入が三千五百十億円になつております。それとの食い違いが……

第5回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第4号(1949/04/19、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 大藏大臣に質問いたしたいと思います。先日この連合委員会におきまして、大藏大臣の御答弁に、この地方配付秘法の第二條、所得税及び法人税の徴収額の百分の三三・一四を以て配付税とする。この條文のパーセンテージ、これはその年の予算の状況を睨み合せて、そして毎年変るのであるというような御答弁に承つたのでありますが、その点は私は甚だ納得ができないのであります。申すまでもなく地方配付税法は、地方財政法及び地方税法と三つ並びまして、地方財政に関しまする根本法でございます。そこで地方配付税法におきましては、第二條で今の規定を設けまして、そして平年度における、つまり普通の年における配付税のパーセンテー……

第5回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第5号(1949/04/20、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 吉田総理大臣に対しまして質問をいたしたいと存じます。最初に昨年七月実施されました地方財政制度の改正によりまして、地方財政の基礎は一應不十分ながら確立された次第でございます。然るに今回二十四年度の予算編成に当りまして、配付税の大減額を行われた、これは公共事業費の削減と共に全國の地方自治團体が一致して反対いたしておるのでありまして、窮乏甚だしい地方財政の現状から見ますれば、誠に尤もなことでございます。六・三制の実施警察費の支弁、災害復旧等につき、総理は、如何なる施策を以て地方自治体に臨むおつもりでありますか、それを承りたいのであります。國家財政が苦しいから、地方税なり又個人の寄付金な……

第5回国会 地方行政・法務連合委員会 閉会後第1号(1949/07/06、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) それではこれより地方行政委員会と法務委員会との連合委員会を開会いたします。連合委員会の議題は、最近の治安問題に関する件でございます。昨日地方行政委員会におきましては、辻國家公安委員長、齋藤國家地方警察本部長官その他逓信省、運輸省から当局者を招致いたしまして、平におきまする騒擾事件、行政整理に伴う國鉄の労働組合を中心とした爭議関係、そういう問題につきまして、政府の報告を求め、これに対して質疑を行なつた次第であります。今日は樋貝國務大臣、これは治安の方の関係を担当しておられます國務大臣樋貝國務大臣、辻公安委員長、齋藤長官、おつつけ官房長官も見えます。今日西郷君から御要求のご……

第6回国会 電気通信・地方行政連合委員会 第1号(1949/11/21、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 法律案をお出しになつた趣旨は、大臣から趣旨説明がありましたように、警察施設の整備強化と警察通信のためによりよきサービスを提供するにある。そうして新らしい警察制度の完成に重要な意味を持たせる、こういうような堂々たる趣旨を御説明になつた。昨年の八月に仮移管をして今まで、それじや一年有余の実績はどうであつたかということを我々は研究しますときに、必ずしも今政府委員或いは説明員の方から御説明になつたような、実は状況でないように我々は承知いたしております。つまり昨年の六月の閣議決定で、ここにも書類を頂いておりますが、この当時の逓信省に警察電話の大部分を移管したということは、警察用の電気通信施……

第6回国会 電気通信・地方行政連合委員会 第2号(1949/11/22、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 電気通信大臣が来られます前に、つまらんことですけれども、少し條文の字句についてお伺いいたします。第二條の第二号に「交換機に接続され、且つ、その交換機と同一の建造物内又は構内にある電話機及び同一の建造物内又は構内に終始する線路に接続する電話機以外の電話機」、この「交換機に接続され」というのはどこに続くのですか。
【次の発言】 「及び」の前の電話機ですか。構内にある交換機に接続される電話機とこういうわけですか。
【次の発言】 只今質問をした、交換機に接続される電話機以外の電話機でございますか、そうなるのですか。
【次の発言】 実例的に交換機に接続される電話機以外の電話機というのはどう……

第7回国会 建設・地方行政連合委員会 第1号(1950/03/25、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 この法案の趣旨説明を拝聴いたしまして、第一に考えましたことは、吉川委員からも御質問がありましたように、地方自治を損なうのではないか。地方自治の本旨に反するのじやないかということなんです。つまり勧告という名義ではなくて、勧告とはつきり第四條に書いてありませんが、委員会は「その実施の推進にあたるものとする。」という意味でまあ勧告だけであるかどうか曖昧ですが、とにかく勧告にしたとしたところが、建設大臣が委員会の会長になつており、それから東京都の知事も出ている。而も東京都側は二人しか出ていない。他の方が七人も出ているというようなことで、ここで作られた計画というものが勧告という名義にしても……

第7回国会 建設・地方行政連合委員会 第2号(1950/03/29、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 私はこの前の連合委員会におきまして、本多国務大臣、建設大臣、東京都知事、大蔵当局の出席を要求したのでありますが、建設大臣の外はお見えになつていない。私がこれから質問することについて責任のある大臣又は東京都の首脳者から答弁を得られないのは、甚だ遺憾と存ずるのでありまして、この出席を待つて質問をする筈でありますが、私共の方が連合委員会をお願いしておるのに余り勝手も言えませんから、止むを得ずこれから質問いたします。  先ずこの間提案者の提案趣旨を承りますと、今まで東京都の都市計画というものは封建的なものであつた、それでこれを革命的な都市にして、民主的国際的な都市に変更されるのだというこ……

第7回国会 建設・地方行政連合委員会 第3号(1950/03/31、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 今日は政府委員が見えておるのはどこの方ですか。
【次の発言】 私は今日外にも用事がありますので中座いたしますから、先ず先に発言させて頂きますが、この別府観光温泉文化都市建設法案というものの内容を拝見いたし、又別に配付せられました同法案の趣旨弁明というものを拝見いたしますと、要するに別府市という都市は、温泉において世界第三ともいうべき都市であるから、この観光国策の線に沿うて観光十五ケ年計画を立てようとしておる、そこでこの法律を出して貰つて、そうした国から事業の促進と完成にできるだけの援助を與えて貰う、而してその事業の執行に要する費用を負担するこの別府市に対して、国から普通財産を讓つ……

第7回国会 建設・地方行政連合委員会 第4号(1950/04/01、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 皆様の御質問によりまして、段々首都建設法案の性格が分つて参りました。もう少し確めて置きたい二、三点をこれから御質問したいと思います。簡單に申上げます。  この法案の一つのポイントになつている委員会ですが、委員会の性格及び任務をはつきりして置きたいと思います。ここには簡單に「首都建設計画を作成し、その実施の推進にあたるものとする。」こういうふうに書いてありますが、その文面で見ますと、首都建設計画の作成ということと、実施の推進、この二大任務を持つておると思うのです。そこで作成ということになりますと、都市計画並びに特別都市計画、それぞれの法律との関係はどうなるのか、又根本的に言いますと……

第7回国会 建設・地方行政連合委員会 第5号(1950/04/06、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 大体地方行政の方から質問は済んだようでありますが、最後に昨日私は、御案内を頂きまして、東京都内の各所を実地視察したんですが、そのときに痛感いたしましたことは、この緑地帯に予定されておつたところとか、又古い保存を要する名所とか、そういうところが国家的要請といいますか、或いは官庁を建て有名な名園である霞ヶ関元離宮の庭を台なしにしてしまつたり、その他実に驚き入つたことができつつあるのです。で、この間から提案理由の説明にも、すべてそういうものが封建的であるというような立場に立つて、そしてこれを破壊して便利なようにする、又必要なところはどんどん使つていくというような意味では私はないだろうと……

第7回国会 大蔵・地方行政・建設連合委員会 第1号(1950/03/29、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 地方行政委員の方々、それから建設委員の方々でまだ趣旨がお分りにならない方々もあるだろうと思いますから、もう一度要点を御説明願いたいと思います。

第7回国会 大蔵・地方行政・建設連合委員会 第3号(1950/04/26、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 大蔵委員会ではこの法法案の政府提案理由をお聞きになつたのですか。
【次の発言】 聞いておるのですか。実は地方行政委員会におきまして、この法律が政府案として提出されます前に、こういう大体法律案が提出されるであろうというので説明を聞いたことはあるのですが、けれどもそのときに政府で予定しておつた法律案の要綱と、今出されておるこの法律案とは大分違つて来ておる。だからそういう点について一応政府の説明をこの連合委員会で聞いた方がいいと思います。どうぞそういうお取計らいを願います。
【次の発言】 この二十五年度における地方公共団体の公共事業費のうちで災害復旧費として所要見込額はどのくらいあるか……

第7回国会 地方行政・大蔵・文部連合委員会 第1号(1950/04/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政、大蔵、文部連合委員会を開会いたします。地方財政平衡交付金法案の予備審査でございます。本日は大蔵委員の方、文部委員の方に主として御質疑願います。
【次の発言】 河野君に申上げますが、この前の大蔵委員会の例によりまして、今日は着席のままお答えを許したのであります。明確に御答弁を願います。
【次の発言】 皆さんに申上げますが、只今衆議院の地方行政委員会におきまして、地方行政平衡交付金法案の討論採決に入るそうでございます。それで本多国務大臣二十分程退席いたしますから、十一時になつたら退席いたしますから、どうぞその間は小野政務次官並びに荻田次長が残つております。……

第7回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第1号(1950/04/10、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方税法案について地方行政、大蔵連合委員会を開会いたします。予備審査でございます。先ず国務大臣より一通りの説明をお願いいたします。
【次の発言】 地方行政委員会の委員から御要求がありました資料提供に関しまして、大体は提出があつたのでありますが、今吉川委員の御指摘のごとく、吉川委員から御請求になつた、政府が司令部に対してなしたる減税交渉の経過と、その内容につき、減税交渉の税目、税率、税額及び捕捉率、收入税額を見込んだ基礎資料を提出されたいという要求に対して、資料提出がないので、今吉川委員の御要求のごとく、速記を止めますから、国務大臣からそれらについてお話願いたいと……

第7回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第2号(1950/04/11、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政、大蔵連合委員会を開会いたします。昨日に引続き御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 そうやつて頂きましよう。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 皆さんにお諮りいたします。只今森下君からの御発議御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは野津君に地方税法について意見の開陳を許します。……それでは野津君から後日にということでありますから後日にいたしたいと思います。
【次の発言】 只今西郷君から御要求のあつた資料をお出しを願います。
【次の発言】 他に御質疑ございませんか……。それでは本日はこの程度で散……

第7回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第3号(1950/04/12、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政、大蔵連合委員会を開会いたします。前日に引続き御質疑をお願いいたします。  昨日森下委員から御提議がございまして、皆さんにお諮りいたしましたところが、御異議がありませんので、本日野津專門員を参考人として、地方税法に関する御意見を聞きたいと思います。野津專門員。速記を止めて下さい。    午後一時四十四分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。只今野津さんから御意見が出ましたが、その一つは附加価値税、これにつきまして附加価値税の制度を採れば販売業が非常に減額となる。それに比較して製造業とか、運送業とか、金融業等は重課されることになる。で今度の改正は非常……

第7回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第4号(1950/04/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政大蔵連合委員会を開会いたします。  先ず油井委員がこの前の連合委員会におきまして御質問になつたことに対するお答えをいたして置きます。それは町村会長の方から改正地方税法の早期決定に関する件の要望書が地方行政委員会宛にあつたのに関連しまして、市町会及び知事会の方はどうかという御質問でございました。  市町会の方は四月十四日に次のように申して参りました。それは「改正地方税法の早期決定に関する件。地方公共団体としては政府の指導により本年度の施策は地方税制の根本的改正を前提として進めておりますところ、右改正地方税法はすでに新年度になりましたにも拘わらず尚決定に至ら……

第7回国会 地方行政・内閣連合委員会 第1号(1950/04/25、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) それではこれより地方行政、内閣連合委員会を開会いたします。  今日の日程は地方財政委員会設置法案の予備審査でございます。先ず政府側から提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 只今河井委員長から御意見がありましたが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それではそういうことに取計らいます、政府委員の詳細な説明を求めます。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑をお願いいたします。
【次の発言】 外に……
【次の発言】 内閣委員の方の御質問を願いたいと思います。
【次の発言】 外に内閣委員の方はございませんか。それでは法務総裁が見えておりますから、私から法務総裁にお尋……

第7回国会 地方行政・内閣連合委員会 第2号(1950/04/26、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政、内閣両委員会の連合委員会を開会いたします。昨日に引続きまして地方財政委員会法案の予備審査を行います。御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 この法案はこの前提出された地方行政調査委員会議法案の審議の際に、当委員会におきましていろいろ御質疑がありました点、その点を政府はそのときにいろいろの理由で弁解しておられましたが、今度はそれを取入れてその点がよく善処してある点が見受けられることは、当委員会として満足に思う点であります。それは一つはこの委員が国会の閉会中両院の議決を経ることができない場合に欠員があつた場合はどうするかという規定か、地方行政調査委員会議……

第7回国会 通商産業・地方行政連合委員会 第1号(1950/04/06、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 お伺いいたしたいのは只今までに小型自動車競走が民間で自然に発達して来ているでしようか、この法案によつて初めてこういう競走をやるようにあるのですか。今まですでにこういう競走会みたいなものは法律はないけれどもやつているのですか、どうでしようか、その点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 国家地方警察の方からもお見えになつておるからお尋ねしたいのですが、今までこの小型自動車競走とか普通の自動車の競走とか、そういうものは治安上危險だとして止めてあつたようなことはないでしようか。
【次の発言】 今私の質問したいのは別に危險なものとしてその競走を禁止したことはなかつたかということです。

第7回国会 通商産業・地方行政連合委員会 第2号(1950/04/07、1期、緑風会)

○岡本愛祐君 もう少しお伺いしたいのですが、通産省の政府当局及び立案者の方々は、こういう競技の賭博であるのと、賭博でないのとはどういう線で以て区別をされるか、その認識を伺つて置きたい。と申しますのは、今柏木委員からも御質問がありましたように、余りにこういう類のものがだんだん多くなつて、又これは嘘であれば結構ですが、又衆議院の方ではハイアライの法案も用意をされるというようなことにも承つておる、又ドツグ・レースなんかも、現に第二国会でありましたか、提案があつたようなことでありまして、こういうものが余りに多くなり過ぎるということは、柏木委員の言われる通りの弊害があると思うのであります。そういう線をど……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 建設・地方行政連合委員会 第1号(1950/07/26、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 もう二、三点伺つて置きたいと思います。地方行政委員の各位からだんだんと御質問があり御答弁がありました。大体私はこれに賛成であります。吉川委員からこの京都、奈良の建設法案は大分そのお国自慢の点があるというようなお話がありましたが、成る程京都の例をとつて見ますと、比叡山より伏見、桃山に連なる東山連峰と京都を貫流する加茂川の流れは、世界一の特異なる眺めを誇るものであるというのがあるが、加茂川のごとき実に情ない状態でありまして、このパリーのセーヌ河とは言わないまでも、フローレンスのアルノ河と比へて見ますと、まるで成つていない、あの加茂川を見て京都が文化観光都市なりということは言えないので……

第8回国会 厚生・文部・地方行政連合委員会 閉会後第1号(1950/11/16、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 私は証人たる田中警視総監に二、三お尋ねをいたしたいと思います。先ほど証言をされた中で、特殊飲食店街の取締についてその方針の一端を証言なさいました。一体この東京都に、先ほど承わると、七ヶ所の特殊飲食店街があるようでありますが、その地域に対する取締の方針、それからそういう地域がだんだん殖えて行く虞れがあるように感ぜられるのでありますが、それに対する方針はどうなつておるか。これを先ず第一にお尋ねいたして置きたいのであります。もう二点ありますが、そのお答えの後にいたします。
【次の発言】 次いでお尋ねいたしますが、こういう特殊飲食店街を殖やさない方針であるというふうな証言でありますが、そ……

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・水産・通商産業・運輸・予算連合委員会 第1号(1950/07/20、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政、大蔵、農林、水産、通商産業、運輸、予算の連合委員会を開会いたします。地方税法案の予備審査でございます。後程吉田総理大臣が見えますが、約一時間ここにおられます。それで総理に対する質問通告者が七人ございます。その七人の方々で一時間を分け合つて頂きまして、つまり御一人の質疑応答が十分以内で済むようにお願いしたいと思います。先ず岡野国務大臣に対する御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 吉田総理大臣がお見えになりましたから、総理大臣に質問通告順によりまして行いたいと存じます。
【次の発言】 木下辰雄君。

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・通商産業・予算連合委員会 第1号(1950/07/18、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政、大蔵、農林、通商産業、予算連合委員会を開会いたします。  地方税法案の予備審査をいたします。都合によりまして御通告順により御質疑をお願いいたします。御発言の方は速記の都合によりまして、成るべく前の席にお進みになつて御発言をお願いいたします。
【次の発言】 川崎恒君……それでは森下政一君。
【次の発言】 森下さん、前へどうぞお出で下さい。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。只今岡田宗司君から秘密会の御要求がありましたが、御異議ございませんか。

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・通商産業・予算連合委員会 第2号(1950/07/19、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政、大蔵、農林、通商産業、予算連合委員会を開会いたします。岡野国務大臣は暫く遅刻いたしますから、事務当局に御質問をお願いいたします。佐多忠隆君。
【次の発言】 佐多君初め各位に申上げます。岡野国務大臣は衆議院の地方行政委員会に出席のため後程中座をいたしますから、その中座の間、事務当局に対する質疑をお願いいたします。只今は岡野国務大臣に御質疑を願いたいと存じます。
【次の発言】 先程になりまして初めて農林大臣の出席を御要求になつておることをこの席で知つたのであります。連絡に間に合いませんでした。で、各大臣の御出席はできれば各委員会でお願いいたしたいと思います……

第8回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第1号(1950/07/17、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政・大蔵連合委員会を開会いたします。地方税法案の審査を行います。本日は岡野国務大臣の出席の予定でありましたけれども、只今衆議院の本会議に出ております。尚衆議院におきまして地方行政、農林その他四つの委員会の連合委員会がございまして、それに出席を要求されておりますので、こちらへいつ上れるか予定が付かないと今言つて参りました。それで今日は地方税法案につきつまして政府委員から要綱の説明並びに第七国会におきまして提出されて否決になつた地方税法案と本法案の相違点、そういうものにつきまして先ず説明を求めます。
【次の発言】 以上の説明に対しまして御質疑ございませんか。

第8回国会 通商産業・地方行政連合委員会 閉会後第1号(1950/09/26、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 先日地方行政委員会におきましてこの競輪問題について、主として地方財政に関する見地から、又治安の維持に関する見地から検討し九のであります。そのときに通産大臣のお出でをお願いしたのでありますが、事故でお出でになりませんでしたが、今日お出でになりました機会に数点伺つて置きたいと思います。  先ず私どもの委員会で検討しましたところによりますと、この国家地方警察の立場では、この競輪というものは青少年に対する影響がどうも面白くない、悪影響が甚だしいから困るということで、又警察力の点からいつても、甚だ負担が大きい、今まで約二十数万の延人員で、而も自分の町では警備負が足りないような、例えば埼玉県……

第8回国会 通商産業・地方行政連合委員会 閉会後第2号(1950/10/25、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長代理(岡本愛祐君) これより自転車競技法に関する件につきまして通商産業、地方行政連合委員会を開会いたします。先ず政府当局から十月二十三日の通商産業省の省務指令、競輪再建方策というものを決定されて、全国施行者協議会においてもこれを検討して、その線に沿つて十一月十五日から競輪を再開することに決定したというふうに伝えられております、その件につきまして先ず政府当局から御説明をお願いいたします。
【次の発言】 第一回の連合委員会におきましては、專ら主務官庁たる通産省当局から事情を聽取したのでありますが、本日は競輪施行者側の代表並びに公安委員会側の代表の方々に特においでを願いまして、実施上の具体的……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第1号(1950/11/30、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政、人事、文部、労働連合委員会を開会いたします。  先ず岡野国務大臣より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 次に政府委員より法案の内容について補足説明を求めます。
【次の発言】 以上で国務大臣並びに政府委員の趣旨説明が終りました。これから質疑に入るのでございますが、もう正午も近いのでございますから休憩にいたしまして午後一時から再開することにいたしたいと思います。
【次の発言】 只今資料が到着いたしましたから配付いたします。  尚ちよつと申上げます。この地方公務員法案の審議日程というものを地方行政委員会で大体案を立つております。それによりますとこの連合……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第2号(1950/12/02、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政、人事、文部、労働連合委員会を開会いたします。  地方公務員法案の質疑を行います。質疑は通告順によつて行います。矢嶋三義君。
【次の発言】 それでは今日はその程度で連合委員会を散会いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは今日はこれで散会いたします。    午後零時十六分散会  出席者は左の通り。   地方行政委員    委員長     岡本 愛祐君    理事            堀  末治君            竹中 七郎君    委員            岩沢 忠恭君            安井  謙君      ……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第3号(1950/12/04、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政・人事・文部・労働連合委員会を開会いたします。質疑を続行いたします。
【次の発言】 只今千葉君から休憩の動議がでました。お諮りいたします。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは休憩にいたします。午後一時から再開いたします。    午後零時二分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き連合委員会を再開いたします。文部大臣が出席されましたから、文部大臣に対する御質疑を願います。
【次の発言】 矢嶋さんに申上げますが、自治庁のほうはもう直ぐ参りますが、今参つておりませんから……。
【次の発言】 渉外関係でまだ帰つておりません。

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第4号(1950/12/07、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) 休憩前に引続き連合委員会を再会いたします。  人事院総裁が見えましたから矢嶋君御質問を願います。
【次の発言】 今予算委員会へ行つております。もうすぐ参ると思います。労働大臣は門まで来ているのですが入れないのです。今入れるように手配をいたしております。  ちよつとお諮りいたしますが、淺井人事院総裁に御質問ございませんか。
【次の発言】 ちよつと岩木君に御相談いたしますが、連合委員会でございますから、地方行政委員会でその御相談をしたほうがいいと思います。
【次の発言】 やります。やるつもりでおります。  この機会に皆様にお諮りしたしますが、まだ御通告のかたが原君、若木君、……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第5号(1950/12/08、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政、人事、文部、労働連合委員会を開会いたします。地方公務員法案について審議を続行いたします。先ず岡野国務大臣より原委員に対する保留した答弁があるそうですからその答弁をいたします。
【次の発言】 委員長はしばしば皆様の御出席を慫慂いたしておるのでありますが、なかなか御出席がないのです。時間が経つばかりで困るのですが、お話によりますがちよつとそれならば休憩をいたしましてもう一度招集いたします。速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始め下さい。では岡野国務大臣。
【次の発言】 原君に申し上げますが、労働大臣が見えております。

第10回国会 運輸・地方行政連合委員会 第1号(1951/05/17、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長代理(岡本愛祐君) 相馬君に申上げますが、今運輸委員長が衆議院のほうに交渉に参られましたから、このままでもう少し御質問を続けて頂きたいと思います。今提案者がおつつけ見えると思います。それから地方自治庁側から小野政務次官をお呼びいたしましたが、衆議院の本会議に出ているそうです。それで武岡財務部長が今参ります。……武岡君も今呼びましたが、いないそうですから、地方財政委員会から委員が見えます。
【次の発言】 今連絡中で委員を呼んでおります。……ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 只今衆議院の運輸委員長からお断りがございまして、先ほど私が委員長の席を……

第10回国会 運輸・地方行政連合委員会 第2号(1951/05/22、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 道路運送法案並びに施行法案について数点伺つて置きたいと思います。御承知の通り国の事務と府県の事務と市町村の事務、いわゆる行政事務の再配分を調査研究いたしますために、地方行政調査委員会議というものが総理府に置かれておることは御承知の通りであります。俗にこれを神戸委員会と申しております。神戸博士を議長とする委員会であります。それが任務といたしまして調査研究の結果を内閣及び内閣を通して国会に勧告をして来るということになつております。この勧告が国会にも参つております。それによりますと、  一般の自動車運送事業のうち、乗合旅客自動車及び定路線貨物自動車運送事業の監督は国がするほうがよかろう……

第10回国会 運輸・地方行政連合委員会 第3号(1951/05/24、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 運輸大臣にお尋ねをいたします。この法案は、現行の道路運送法、それは昭和二十三年に制定をされたものでありますが、それを全面的に改正をする建前をとつております。併しその法案の内容を見ますと、事務分配については現行制度のままを案に盛り込んでいるのであります。即ち先ほど小笠原君から質問いたしました通り、シヤウプ博士の勧告がありまして、地方の自治というものを強化しなければいかん、成るべく地方の公共団体でやれるものは行政事務を地方に移すという勧告であります。そうして地方行政調査委員会議ができまして、今日見えている神戸さんが議長になつて、業者方面、運輸省方面その他あらゆる角度から研究をされまし……

第10回国会 建設・内閣・地方行政・経済安定連合委員会 第2号(1951/05/16、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 今の佐々木さんの質問に関連して一つ建設大臣にお尋ねしたい。今佐々木君の質問の第一点に対して、全国的調和が、利根川開発庁が企画官庁であるから破れるとは思わないというお話でございました。併しこの法案におきましては、この計画を以てきめた事業は十年間でやり上げなければならないという重大な規定が入つておる。それは第九條に「開発計画に基く事業は、昭和二十八年度から開始し、昭和三十七年度までに完成しなければならない。」これは大変な規定だと私は思います。これに対する建設大臣の意見を伺いたい。
【次の発言】 その際地方自治庁の長官たる岡野国務大臣にも是非出席を求めたいと思います。

第10回国会 建設・内閣・地方行政・経済安定連合委員会 第3号(1951/05/17、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 大蔵大臣及び自治庁長官がお見えになつたら又質問いたしますが、その前に少し承わつておきたいと思います。  石川さんに質問をいたしたいと思います。実は私はこの法案の発議者の一人となつておるのでありまして、こういう質問をこれから展開することは不適当かとも思うのでありますが、実はその案の内容も知らず、又その案について御相談も受けないで実は発議者になつておりますような関係で、案を見まして、これはどうも我々には質問しておかなければならないという点がありますので、区質問をいたすのでありまして、御了承を願いたいと思います。先ず提案理由の説明を承わりますと、この構想の一つの示唆として、TVAのこと……

第10回国会 建設・内閣・地方行政・経済安定連合委員会 第4号(1951/05/18、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 先ず大蔵大臣に質問いたしたいと思います。内閣委員長から御質問がありまして、御答弁になりましたので、大蔵大臣の、この法案に対する御意向というものは大体わかりましたが、内閣委員長が残された起債の枠の問題について念を押して置きたいと思います。この法案によりますと、この事業をやりますにつきまして、地方公共団体の負担関係は、当該法律によつて負担を命ぜられておる通りに大体なるということであります。つまり国費で三分の二を持ち、地方公共団体で三分の一を持つものもありますれば、半分々々国と地方公共団体が持たなければならぬというものもできて参ります。そういたしますると、関係各府県の持たなければならな……

第10回国会 地方行政・法務連合委員会 第1号(1951/05/14、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより警察法の一部を改正する法律案につきまして、地方行政委員会及び法務委員会の連合審査をいたします。予備審査でございます。先ず大橋法務総裁から提案理由の説明を承わります、
【次の発言】 なお続きまして警察法の改正案の内容につきまして政府委員から説明を聴取いたします。
【次の発言】 お諮りいたします。只今吉川委員より、本日はこの程度で連合委員会は打切りにいたしたいという動議がございましたが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは連合委員会はこれで散会をいたします。    午後二時九分散会   出席者は左のとおり。   地方行政委員    委員長     岡本 愛祐……

第10回国会 地方行政・法務連合委員会 第2号(1951/05/16、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政、法務連合委員会を開会いたします。  警察法の一部を改正する法律案の予備審査を行います。御質疑を願います。
【次の発言】 只今衆議院から連絡がございまして、衆議院の地方行政委員会におきましてこの警察法の一部を改正する法律案について本審査を行なつておりますから、午前に続いてこれから午後のほうをやりたいと言つておりますので、法務総裁の退席を許したいと思います。御了承願います。なお今日は昨日小笠原君から御発言がごいましたので、参考人として警視総監の田中榮一君、大阪市警視総監の鈴木榮二君、それから京都市警察本部長の永田圭一君、三かたが見えております。なお政府委員……

第10回国会 地方行政・法務連合委員会 第3号(1951/05/21、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政、法務連合委員会を開会いたします。  警察法の一部を改正する法律案の予備審査を行います。質疑を願います。
【次の発言】 それでは須藤君。
【次の発言】 各位に申上げますが警視総監は参考人として来て頂いておるのであります。
【次の発言】 羽仁君に申上げますが、法務委員長とも相談しておりますがすでにもう二回開きました。この前は法務委員誰も出席がなかつたので一日空費してしまつたという事情で、もう御承知の通り会期も幾ばくもありませんので我々の審議も急がなければならないという関係で今日一日にして頂きたい。

第10回国会 地方行政・法務連合委員会 第4号(1951/05/26、2期、緑風会)【議会役職】

○委員長(岡本愛祐君) これより地方行政と法務の連合委員会を開きます。  警察法の一部を改正する法律案について質疑を行います。その前に、この前の連合委員会におきまして、羽仁君から御要求のありました資料、それが一部届いて参りましたので、それについて政府委員の説明を求めます。
【次の発言】 次に大橋法務総裁から、鬼丸委員より御質問がありました軍隊の定義について御答弁を願つておきます。
【次の発言】 それでは総理府社会保障制度審議会事務局長小島徳雄君にお願いします。
【次の発言】 もう大分時間がたつておりますので、まだ伊藤さんと須藤さんがほかにありますので……。

第10回国会 地方行政委員会地方財政の緊急対策に関する小委員会 第1号(1951/03/14、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 一点伺つておきたいのですが、今日配付を受けた昭和二十五年度道府県決算見込額調、こういうものがあるのですが、この中の最後のところに節約二十六億、不用額二億何ぼ事業打切り十七億、事業施行の翌年度繰越し六十八億、こういうふうになつておるわけです。これは勿論市町村分もこういうふうに出ておるわけですが、未だそれが推計できないだろうと思うのですが、ちよつと市町村分も合せて節約分は約束した以上にできておるんですか。市町村分もたしか五十億近くもございましたね、都道府県と市町村とを合せて……。
【次の発言】 約束通りやつておるだろうと、こういう見込ですね。

第10回国会 文部・地方行政連合委員会 第2号(1951/05/21、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 文部大臣の只今の御答弁、私どもも高等学校が一般の高等学校に偏して、実業の高等学校というものが設けられない方針になつたことをその当時から非常にいけないと思つておりました。私どもの郷里におきましてもそういうことがありましたので、これはいけないというのでいろいろ主張いたしまして遂に水産高等学校を作り上げたのでありますがその点は文部大臣、これもどうなさつて行かれるか、高等学校の一般に偏しておるのをどういうふうにしてお直しになつて行かれるか、その点を伺つておきたいと思います。  それからもう一つ一衆議院の文部委員長の提案理由の中では、戰前には青年学校、それ以前には実業補修学校があつて、働き……

第10回国会 法務・地方行政連合委員会 第1号(1951/05/18、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 鍛冶さんにお尋ねいたしますが、住民登録法案を拝見いたしますと、住民登録ということを市町村の事務とされまして、国家事務を市町村長に委任をするという建前をとつておられないように見えますが、その通りであるか。その通りとすればなぜそういうふうにしたのか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 市町村の固有の事務にするのである、そういうことでありますれば、実行するのは市町村でありますから、市町村における現実の必要と、事務上の便宜を中心にせられる方針をとられるべきであろうと思うのでありますが、これについて市町村側にどれだけの意見や希望を反映させる方法をおとりになつたか、その点をお尋ねしておき……

第10回国会 法務・地方行政連合委員会 第2号(1951/05/25、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 奥野君に、今の小笠原君の質問に関連しているのですが、地方団体に交付すべき昭和二十五年度分の地方財政平衡交付金の仮決、定額の算定に関する基礎というものがありましたね。二十五年度、二十六年度についてもこういうものがあるわけですが、二十七年度分からは今の法律が出て行くということになるだろうと思います。その中に二十五年度については市町村分を例にとつてみますと、今あなたがおつしやつたように、七、その他の行政費とこう細分があつて、徴税費、戸籍事務費、その他の諸費とある。三つ分けてある。それで小笠原君が言われる意味は戸籍事務費があるくらいなら住民登録という法律ができて、これが市町村の固有事務に……

第13回国会 通商産業・地方行政連合委員会 第1号(1952/06/12、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 地方財政委員会から誰か来ておりますか。
【次の発言】 それでは地方財政関係、国警関係は又後にお願いをしまして、主として通産省関係についてお尋ねをしたいと思います。この競輪については、従来しばしば世の中から非常な非難を受けて参つたのであります。それは、ともすれば治安を紊す問題である。又こういう賭け事に類することをやつておりますから、財産を蕩盡したりなんかするものが続出して、自殺をしたり、又風紀を紊したり、いろいろなことが出て来ております。そういう関係、まあそういうことで今後競輪というものは廃止しだらいいだろうという意見も相当に今に至るまで多いのでありまして、通産省方面においてもよく……

第13回国会 内閣・地方行政・運輸連合委員会 第1号(1952/04/01、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 時間が大分たつておりますが、委員長からお許しが出ましたから数点お伺いいたしたいと思うております。先ほどから運輸委員のかたがたが御質問なさいまして、長官からお答えがありましたが、地方行政委員会におきましては、長官並びに大橋国務大臣からこのたびの海上保安庁の増員につきまして、一通りの話は聞いております。そこで村上運輸大臣が、いずれこの海上保安庁から分れ去つて行くべき、いわゆる警備隊関係、それを一応この海上保安庁の中に收容されて、その法規的、つまり規定の仕方、説明の仕方について随分御苦心をなさつていらつしやる只今の御答弁を拜聽しまして、先ず非常にお気の毒に思う次第であります。そこで、ま……

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第1号(1952/04/03、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 議事進行。私も質問を続けたいのでありますがもう十二時も過ぎました。又原君から大橋国務大臣の出席を要求しておられますが参られませんので、もう一回連合委員会を持つことにお願いいたしまして、今日はこのくらいで散会にお願いしたい。

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第2号(1952/04/05、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 先ほど御質問に御答弁がありまして、村上運輸大臣は、保安庁ができるとこの警備隊の任務も変りはしないかというような御発言があり、大橋国務大臣のほうはそうでなくて、現在の任務、目的、性格を明確ならしめるような措置はするかも知らんが、根本的にその任務や目的や性格を変更するものじやない。こういう御答弁がありました。多少、食い違つております。そこで今又御質問があつたようでありますが、その違つておる点は、村上運輸大臣のほうは、この海上警備隊は自衛力漸増の一環じやないのだという御答弁であります。大橋国務大臣は、保安庁の設置というものは自衛力漸増の一環をなしておるものとお考えになるのかどうか、それ……

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第3号(1952/04/18、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 警察予備隊令の一部を改正する等の法律案につきましてはいろいろ質問をいたしたいことがあるのでありまして、一時間くらいかかりますから、もう一、二回連合委員会を持つことに委員長においてお取計らいを願いたいと思います。  今日御質問をいたしたいのは、先ほど大橋国務大臣から御説明のありました保安庁設置要綱について御質問をしたいのであります。第一にこの保安庁の警備隊並びに保安隊が予備的のものであるというお話であります。警察予備隊の後身である保安隊につきましてはそれでいいのでありますが、海上のほうの警備隊につきましては予備的のものとばかり言わないで、その一部と言いますか大部が、やはり従来通り海……

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第5号(1952/05/13、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 大橋国務大臣が後刻御出席になりますから、その質問は留保いたしまして、その御出席までに事務的のことをお尋ねしたいと思います。この前の前の委員会で、今度の三万五千人の警察予備隊員の増強並びにその他の職員九百何名の増強について、警察予備隊の配置をどういうふうにするのか、その明細表を出してくれという要求をいたしました。それで警察予備隊部隊の配置表なるものが手許に廻つて来ました。実はこれでは私の要求したことに適合してないのでありますが、先ずお尋ねしたいことは、今度の三万五千人の増強、九百七十何人の増強によりまして、総隊総監部、管区総監部、それから管理補給総監部、この定員はどういうふうになる……

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第6号(1952/05/19、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 詳しくは又次の連合委員会におきましてそれぞれ質問いたしたいと思いますが、只今のくわしい御説明に関連して確めておきたいことがありますからそれを確めたいと思います。今度できるという参與というもの、それから地方財政審議会、只今の地方自治委員会議が参與に振替り、それから地方財政委員会という独立の機関が地方財政審議会というようなものになる。こういうことになるのでありますが、そこで地方財政委員会というものは、民主政治の基盤である地方自治を推進して行く上において非常に重大な制度であつたことは言うまでもありません。それを今度地方財政審議会という議決機関でもない、まあ重なる諮問機関ではないけれども……

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第7号(1952/06/02、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 議事進行について……。政府委員から御説明願いますに当りまして、このたびの海上保安庁法案と、従来の海上保安庁乃至警察予備隊令との間におきまして、職務権限等について違つておる点を詳細に御説明願つておきたいと思います。
【次の発言】 今日初めて国務大臣の説明を承わり、政府委員の説明を聞いたのでありまして、これをよく検討して質問をいたしたいと思うのでございますが、只今三好君が御要求になりました資料は質問に、審議に非常に大切なものでありまして、この次の連合委員会は土曜日にお願いができるということでありますから、その土曜日の前にお出しを願いたいと思います。水曜日ぐらいに出して頂いて、その検討……

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第8号(1952/06/05、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 この前の連合委員会で事務的のことをお尋ねしたんですが、このときは岡野国務大臣、野田国務大臣おいでにならなかつたのですが、今日はそのほうの質問をいたしたいと思います。先ず野田さんにお尋ねをするんですが、先ほど同僚吉川委員の御質問にお答えになりまして、行政委員会は今までの経験に基いて余り役に立たぬから今度はこれを廃止するんだ、アメリカ側でも批判があつて廃止の傾向にあるというふうなお話なんですが、今までの経験に基いてどういう弊害が委員会にあつたか、又このたび弊害なしとして残される委員会はどんなものがあるか、それから伺いたいと思います。

第13回国会 文部・地方行政連合委員会 第1号(1952/06/19、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 地財委の当局にお尋ねいたしますが、こういう義務教育費国庫負担法が出ますると、これが実施の暁には地方財政平衡交付金のほうにどういう影響があるか、つまり今年で言えば千二百五十億というような額がどういうふうな結果になるか、それを伺つておきたい。
【次の発言】 先ほど若木君の御質問で、だんだんと文部省当局、提案者から御説明がありましたが、つまり私の尋ねておるのは、今年で言えば千二百五十億ですか、その平衡交付金がこの影響によつて減つて来るでしよう。勿論総額は減らなければならんと思う毎年、この関係を説明して頂きたい。
【次の発言】 どのくらい減るのですか、どういうふうにして減つて行くのですか……

第13回国会 法務・内閣・地方行政・労働連合委員会 第2号(1952/05/28、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 私が初めに法務総裁にお尋ねしたいと思つたことは只今和田君から同様のことをお尋ねになりましたので省略してもいいのですが、少し角度を変えてお尋ねしてみたいと思います。  一昨日の法務委員会の公聽会で、公述人の一人である海野普吉君が、政府は我が国の治安の現況を故意に又不当に過大視しているのであつて、共産主義の破壞行動については政府の発表を額面通りにはどうも受取りにくい。一連の暴行破壞事件があつたことは否定はしないけれども、かかる行為が共産党の指令に基くものであるかどうか非常に疑わしい。まあ政府は非常に共産党の暴力革命というようなことを声を大にして言つているのだ、そうしてこういうような破……

第13回国会 予算委員会昭和27年度予算と憲法に関する小委員会 第2号(1952/03/24、2期、緑風会)

○岡本愛祐君 私はそれでは角度を少し変えてお聞きしたい。先ほど岡崎国務大臣から広い意味の條約の定義と申しますか、両国家間の合意によるという御説明がありました。それでは行政協定とはどういうものであるか、その定義を一つ伺いたい。(「意味のないことだ」と呼ぶ者あり)はつきり正確な定義を聞かして頂きたい、行政協定の……。
【次の発言】 この点甚だそんな簡単なことでは困るので、行政協定というものは、これは最初の例だろうと思うのです。いろいろこれに類似のものがあるとおつしやいますが、それは飽くまで類似であつて、行政協定なる名の下に條約の或る部面を取結ぶということは、これが前例になると思います。軍なる両政府……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

岡本愛祐[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。