国会議員白書トップ参議院議員丹羽五郎>委員会発言一覧(全期間)

丹羽五郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

丹羽五郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


1期委員会出席(幹部)TOP50
30位

このページでは丹羽五郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。丹羽五郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第2号(1947/07/24、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 海運組合法の撤廃ということは、これは当然行わなければならんと考えております。資材の面は政府によつてこれを受持つてやるという今大臣のお話であつたのですが、その資材の按分ということは業界を進めるか沈めさせるかということで一番大きな仕事だ、私はかように考えております。政府としては、この資材の面に対して、資材処理委員会というようなものを拵えて、それによつて審議をして、資材の按分、配給方法を採るという意思は政府にないのでせうか。
【次の発言】 新らしく今度海運総局において一般的海輸資材を握るということは、私今も申上げたように、海運或いは造船方面の消長に非常に影響すべきバルブだと考えておりま……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第4号(1947/08/13、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 今度出されました海難審判法をちよつと私調べましたですが、第十四條に參審員という制度を置いて、そうしてこの事件の眞相を探究するようになつておりますが。これに對して「その職務に必要な學識經驗を有する者の中から、」ということを謳つてありますが、實はこの海運に關係する學識經驗者というものは相當數が、もう少數人よりか恐らくこの參審員になる人はなかろうと考えております。さような意味におきまして、恐らくその參審員の資格がある人は各汽船會社又は海運會社の或いは顧問、相談役というようないろいろの役割をされておるのでありますが、假にこの受審人がその參審員と何かそこに利害關係のあるような場合があつたな……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第5号(1947/08/19、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 この海難審判法でありますが、その審議の前に、一つ希望があるのですが、總則の第三條の第四號に「水路圖誌」ということがありますが、船舶運行に關しましては、一番この水路圖誌が大切なものであります。特に日本に、終戰後、又終戰前でも、甚だ水路圖誌が貧弱である。且つ終戰後におきましては、あらゆる沈船浮流物、その他新らしい船舶の航行ができ得ない部面が澤山現われて來たのにも拘わらず、水路圖誌が全然完成したやつができていないのですが、これは至急に當局は、なんとか少くも船舶がこの水路圖誌によつて安全航海ができるように一つ圖つて貰いたいということを希望いたします。  先般私がここでお尋ねをしましたとき……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第6号(1947/08/21、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 議事進行についてちよつと申上げたいと思います。この新らしい今度お出しになる「日本國沿岸に置き去られた船舶の措置に關する法律案」、これについて一應説明をお願いいたしたい、かように考えております。
【次の発言】 結構です。
【次の発言】 結構です。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第7号(1947/08/25、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 今五千トン以上のものの引揚げの準備をし、引揚げつつあるというお話でしたが、五千トン以上の船は引揚げた後において、それを解體してスクラツプにでもするのですか、或いはそれを運航する船に直すのですか、その點を一つ伺います。
【次の発言】 それはまだポーレー大使の案であるというように我々は解釋はしておりますが、果して五千トン以上のものを修理する、沈沒船を引揚げて修理することは相當時間がかかると思いますが、そこでそれは國内で運行できずに、すぐに又賠償の對象物件になるような虞れがあるものまで、やはりやるのですか、その點を一つお伺いしたい。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第8号(1947/08/28、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 私今この海難審判法をいろいろ研究いたしておるのですが、實はこの法案が成立いたしました場合に、この海難審判法の受審人たるべき海技免状受有者は、假に過失があり、海難審判法によつて責任を負う點あれば、これによつて責任を問われ、而して又人を殺傷したというような問題のときには、刑事被告人として刑事上の訴追を受ける、海技免状受有者はこういう二つの制裁をここで受けなければならんのであります。  今日までの行き方を見ておるのに、海員が海上において行う行爲というものは、すべてが自然力と對抗して行かなければならんことでありまして、事件によつてはそれが自然力に壓倒されて行くというものも相當あるのであり……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第9号(1947/08/30、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 前に私が第一囘のこの豫備審査の折にお尋をした時は、この法案の私は勸告の點についてもお尋ねしたのですが、この勸告に對しては參審員という新らしい制度ができたから、決して誤審をするようなことは絶對ないという答辯を受けておるのでありますが、この法案の全部を見て見ますのに、その信念が強いものであるならば、最後のこの法案の五十三條を見ますると、これは一種の上告審になつておりますが、最初御説明になつたような考で行くならば、この高等海難審判所の裁決を以て最終の裁決だという、政府にはその立案の所に意圖はなかつたのですか、その點を一つお尋ねしたいと、かように考えております。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第10号(1947/09/18、1期、日本社会党)【議会役職】

○理事(丹羽五郎君) 只今から運輸交通委員會を開きます。實は板谷委員長が北海道の郷里にお歸りになつておりまして、ちよつと御都合があるので二十日まで來られないということで、その間早く委員會の進行を圖つて貰いたいという電報が來ておりましたので、今日ここに委員會を開くようにいたしました。三名の理事の中本日年長者を以て委員長代理をさせるということに相談が纒りましていろいろ年齡を調べましたところ、幸か不幸か、恐らく不幸の方でありますが、私が一番若いと思つておりましたにも拘わらず、私が一番年長者であつたということで、この席を一時預らせて頂きたい、かように考えております。御許し願いたいと思います。  前委員……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第11号(1947/09/25、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 今小林君のお話を承わりましたのですが、実は今日小林議員がここに御出席になつております。ところで私一應そのことをお尋ねしたい。かように考えておつたところが、今小林議員から一應の釈明はあつたのです。この新聞記事の問題は二、三日前某縣の知事は、議員の現場視察は平にお斷りをしたいというような極端な記事を出しているため、私共議員として非常に憤慨をしておつたのでありますが、図らずも今朝の新聞を見まして、その行動たるや議員にあるまじき行動を取つたということを羅列し、而もその中に我が交通委員の同僚たる小林議員の名前が掲げられてあつたのを見た折は、聊か私も淋しく感じたのであります。今小林議員の一應……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第12号(1947/09/27、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 日本國沿岸に置き去られた船舶の措置に関する法律案につきましていろいろ見たのでありますが、実はこの法律案は、今までにない、言葉を換えて言うならば、幾何学の方程式のような法律案であつて、非常に結び合いがむずかしい法律案でありますが、原則的に一つお尋ねいたしたいのは、これの対象とすべき船舶というものは、沈沒船というようなものは、これの対象とすべきものでなくて、要するに海商法におきまする船舶は、自力を以て航行することのできるもの、又はこれに準ずるものということである以上は、それは私は浮き上つておるものを対象にすべきものだと、かように考えておるのですが、その点を一つお尋ねしてみたいと、かよ……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第13号(1947/10/01、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 今小林委員のお説の中に、大衆は七日でもよいけれども、七日で事務が完結できるか、事務の用意が完結できるかというお話でありました。私はいささかそれには意見を異にしておつて、大衆はできるだけこの一ケ月間を私は希望しておることであろう、かように考えております。それでただ希望すべくんば、「緊急已ムヲ得サル」という傳家の宝刀を絶えず抜かないように私共は特にお願いをいたして置きたい。「緊急已ムヲ得サル」ということは本当に止むを得ない折にこの宝刀を使うのでありまして、絶えず「緊急已ムヲ得サル」ということでこの傳家の宝力を抜かれると、大衆の経済にも大きな私は影響を來しはしないか。現在日本の鉄道の前……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第14号(1947/10/03、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 ちよつと私の質問は取消します。余りきわどくなつて來ますから……。
【次の発言】 今日は運輸大臣がここに御出席でいられるので、少し私は運輸大臣にお尋ねをしたいというように考えております。私共の運輸交通委員会関係の主管をやつておられる大臣の今日は新聞記事を拜見しまして、実は非常に唖然といいますか、不審といいますか、そうした感じを持つて眺めたのであります。事は私至極簡單のように考えておりますが、恐らく現在やかましくいつておる鉄道六十万從業員の士氣にも私はこれは相当大きな影響を來す、かような杞憂を持つておりました。これを御出席になつたのを機会に、一應委員会においても極く簡單でいいのであり……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第15号(1947/10/07、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 この法案を大略目を通して見たんですが、今のこの委員會制度を以てやるというような、非常にアメリカ式な進歩したところも見受けらる點でありますが、私のお尋ねを一つして見たいのは、第五十一條の、現在自動車交通業者があるところに、國家が必要としたその路線に乘り入れをしたときには、その相手方によつて生じた損害或いは又その損失を、政府は政令でこれを定めて支拂うということがあるんですが、この第五十一條が業者の立場から見てみれば、一番大きな恐ろしい點じやなかろうか、かように考えます。而も政府は乘り入れて、ただ一片の政令で切捨御免で、それに對しての補償をして行くというようなことが採られないでもないよ……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第21号(1947/11/17、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 先般委員長の代理で打合会に參りました。その席上、農林、電氣、運輸交通、この三委員会から三名ずつの小委員を出して、今日委員会を開いて、この電氣問題を解決して行こうという打合をしたのです。今日の本委員会においてそのことを委員長にお諮りを願つて、この委員会から三名の小委員を出すということにお願いできれば結構です。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第24号(1947/12/02、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 私小委員に選ばれまして、先月二十二日の第一囘の問題の折、熱と光を與える緊急問題は運輸以外には何もないということで對策を講じたのでありますが、その晩から突如發熱いたしまして、漸く今日起きてここに參つたようなわけで、二囘目の小委員會の事情は私存じませんが、この決議案は昨晩拜見いたしました。甚だなんでございますが、今日はまだ少し微熱がありますから、大隅君に行つて頂くことができれば非常に結構だ、かように考えております。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第25号(1947/12/05、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 衆議院より送付されましたこの修正案に對して私全面的に贊成する者であります。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第26号(1947/12/06、1期、日本社会党)【議会役職】

○理事(丹羽五郎君) それでは、これから委員會を開會することにいたします。  船舶法及び船舶安全法の一部を改正する法律案について政府委員より提案理由の説明を聽くことにいたします。
【次の発言】 速記を止めて……。    午前十一時五十分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……、本日はこれで散會することにいたします。    午後零時十九分散會  出席者左の通り。    理事            丹羽 五郎君            小野  哲君    委員            小泉 秀吉君            中村 正雄君            若木 勝藏君            大隅 憲二……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第27号(1947/12/08、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 ちよつと議事進行について。速記の方も大分制限されておる關係もありますので、先に船員保險法の方を速記がおる間にされた方がいいと思います。
【次の発言】 今の小泉君の御意見は至極御尤もと思いますから、委員長報告の折に附加えて委員長から報告して頂くということにしてはどうかと思います。
【次の発言】 ちよつと口熱ではつきり質問の要點を申上げられないかも知りませんが、その點をお許し願つて置きたいと思います。政府は港灣法というものを提案して、港灣地帶を設けて港灣行政を一元化する考えはないのでありますか、その點をお伺いします。
【次の発言】 私は水産委員をしております關係上實は、商港と漁港をい……

第1回国会 水産委員会 第2号(1947/07/25、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 今の三好君の動議に対して全面的に私は賛成いたします。
【次の発言】 三好君の提案に賛成いたします。

第1回国会 水産委員会 第3号(1947/07/29、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 今、三好君の出されたこの三つの小委員会は、最も必要なる各委員会と考えておりますから、是非ともこれは委員長において御採択になつて進む努力を願いたいと思います。

第1回国会 水産委員会 第4号(1947/07/30、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 高價魚族、即ち「たい」、「えび」、それから「すずき」というようなものに対しまして、資材の裏付けがないから、これは統制を撤廃すべきものだという観念でこの小委員会はお決めになつたのですか。
【次の発言】 資材の裏付けがないから、それは統制を撤廃しまして……
【次の発言】 家庭用の魚ということについてはデリケートな問題で、結論は、資材の裏付けがないから撤廃するというのか、それに家庭用に向いてない魚であるから撤廃するというのかとどつちでありますか。
【次の発言】 今、小川氏の動議がありましたが私も小委員会においては、恐らくこの魚價において大きな不満を持つておられることは、よく小委員会の意……

第1回国会 水産委員会 第5号(1947/08/02、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 私は水産廳設置に関する小委員会の今日までの経過を一應本委員会に報告いたしたいと、さように考えております。  水産廳設置小委員会は二十九日に正式に成立をいたしまして委員七名によつて構成をいたしました。昨日までに約四回小委員会を開きました。各自いろいろ持ち寄つた案によつて檢討して参つたのであります。衆議院におきましては、すでに只今案が小委員会において成立をいたしまして、ただ法律案のことについて一、二まだ繼らないということを開いております。参議院におきましても、昨日までに或る成案を得たのでありますが、尚問題がこういう非常に大きな問題、それが水産業界を興すか、或いは又停頓させるかというよ……

第1回国会 水産委員会 第7号(1947/08/27、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 第一班の岩男君外六名の委員の諸氏がこの交通難の折に遠い北海道まで行かれて、各津々浦々を御視察になつて、今我々に貴重な調査報告を得たことは、我々今後水産行政を司る水産委員といたしまして、いろいろの問題を考うるに非常に有力なる材料を提供して頂いたので、深くその努力に對して感謝をいたします。

第1回国会 水産委員会 第8号(1947/08/29、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 一應水産廰設置の小委員會の經過を申上げたいとかように考えております。水産廰設置の小委員會を設立いたしましたのは七月の三十日でありまして、その間今日まで約四囘會議を開いております。八月二十日には特に流會といたしまして、參衆議院の合同打合會をいたしたのであります。都合全部五囘委員會は開いておりまして、去る二十七日の小委員會におきまして諸般の情勢を考えまして、參議院側といたしましてはこの場合に水産省設置ということは我々の最大の理想であつて、念願でありますが、諸般の情勢上この場合に水産廰を設置することに、實は小畑君の動議によりまして廰にその目的を變えまして、改めて今後小委員會は水産廰の設……

第1回国会 水産委員会 第9号(1947/09/26、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 私不肖ですが、水産廳設置に関する委員長をいたしておりまして今日の報告も実は水産廳設置委員会において御報告を願う筋合のものであろう、而して又我々の結論を得たことを本委員会において御報告申したい、かように考えておつたのを、委員長の方で非常に促進をされてやつて頂いたことは結構なことだと考えております。今千田委員の申しますごとく、過日平野農林大臣には、運輸省或いは商工省而も一番窮極の面におるのは運輸省である、若しもこの運輸省が反対をした場合においても、水産廳設置に対してはやるかという……私は際どい質問をした結果が、農林大臣は、若し運輸省が絶対に反対しても、この水産廳設置に対しては実行する……

第1回国会 水産委員会 第10号(1947/10/07、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 私ども、青山委員の提案に対しては、一日も早くこれを行つて、何とかこの場面の展開をしなければいかん、かように強い考えを持つております。至急お願いいたしたいと思います。賛成です。

第1回国会 水産委員会 第15号(1947/11/18、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 今の局長の説明で、この根拠法律を拵えるということで一部の改正をされることは了としましたが、刑罰主義でこれを行うというのについては、非常に罰金なり科料の金額が少いような氣分がいたします。今日千円又は五百円以下の罰金というようなことは、これは刑罰の目的に対しては効果が少いように我々は考えるのですが、これはただ刑罰主義でこれをやるというなら、僕は刑罰の目的を達せられる金額にこの罰則或いは科料というものの金額を、相当数額にこれを現わすという必要はないかと、かように考えるのです。その点政府当局の意見を聞いて見たいと思います。
【次の発言】 もう一つお尋ねをして見たいのは、今日までこの罰則に……

第1回国会 水産委員会 第17号(1947/12/06、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 水産廳問題に関しまして、最初七月十一日に、我々委員会におきまして、水産廳設置に関する調査委員会を設けようじやないかということを決定いたしまして、七月二十九日に初めて第一回の水産廳設置小委員会を開きまして、翌七月三十日以來数回に亘り水産廳設置小委員会を重ねて参つたのでありますが、その間衆議院の水産廳設置委員会ともいろいろと連絡を取りまして、その設置に関する件につきまして、各関係方面並びにこれに連絡をいたします運輸省、商工省、その他の省との関係をいろいろと続けて参りましたのでありますが。八月二十九日に至りまして、突如といたしましてこの水産廳設置に関することに一つの大きな暗影が現われま……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第1号(1948/05/27、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 昨年第一回國会のときには、村上委員、小泉委員両委員が小委員会を二部制にいたしまして、非常にこの繁多な請願、陳情のことに、而も盛夏の折柄御建闘願つて処理ができたことを、私共委員として非常に感謝をいたしております。そのときに、飯田委員は非常に御熱心で、殆んど私共を引摺るごとき範を示されて、努力をされたその行爲に対して、私共同僚議員として、非常に飯田委員の御努力には感謝をいたしておりますが、且つ同委員は非常に微細に亘つて、極く簡易な陳情に至つても、それをよく精細に取調べて、仕事の進行を図られたという、この手腕に対しても私共は敬意を表しておるわけなのでありまして、この場合に飯田氏が委員長……

第2回国会 運輸及び交通委員会 閉会後第1号(1948/10/09、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 板谷委員長の御苦労に対し、委員会を代表して年長者に小泉秀吉委員より、委員長に対し謝意の意を表したいと思いますが、如何ですか。

第2回国会 運輸及び交通委員会 第3号(1948/06/09、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 先程私共は公聽會を開くことについては、少しく考えを異にしておりましたが、この場合に、國會法によつて、公聽會を開かなければならんという第五十一條かに規定がありますので、これによつて行けば、參議院の公聽會をこの場合開いて見たら如何かと、かように思います。如何かじやなく、開かなければならんことになつておりますから、公聽會を開いて頂きたいと、かように思います。
【次の発言】 成るだけ早く公聽會を開いて見たいと思いますが、この公告期間もとらなければならん關係もありますから、十六日の水曜日の午前十時に公聽會を開くことにして見たら如何でありましようか。かように思います。

第2回国会 運輸及び交通委員会 第4号(1948/06/14、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 大臣は只今の本会議におきまして、石炭問題について現在の石炭は五千四百カロリーのものを使つておる。併しこれを五千八百カロリーにすれば約七十万トンの節約になるというお話でありましたが、僅か四百カロリーのカロリー差によつて七十万トンの節約のできるこの石炭が、今回の運賃値上げにおきましては、この石炭が恐らく私はキャスチングボートを握る、石炭の消費ということは、こと程重大なものじやなかろうかと、かように考えております。その石炭の檢收について運輸省は一体どういうような檢收の方法を取つておられるか、私はカロリーの増減も必要であれば、この檢收が一番大きな問題だと、かように考えております。今日私共……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第5号(1948/06/16、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 今鈴木氏のお話の中に、今回の運賃値上げによつて收入減というお話がありましたが、鈴木氏は收入減は現在政府は五%の收入減と見ておりますが、鈴木氏はこれに対してどれ程の收入減を見ておられますか。
【次の発言】 時間も経ちますから、午前中はこれで打切りといたしまして、午後は一時から再開するようにお願いいたします。
【次の発言】 今松田君の実に切実なるお話を承りまして、私共胸を打たれる感が深いのであります。同時に松田君は、今回の値上げの件に関しましては、はつきり絶対反対だというようにも受取れないのでありますが、仮に絶対反対でありますか、又或いはこれに幾分止むを得ないというお言葉もありました……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第6号(1948/06/17、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 今大臣は現実論のことをおつしやつたのですが、私はこれは馬鹿話になりますが、本日の新報知の「きのうきよう」というところに非常に穿がつたことが書いてあるので、ちよつと大臣に御参考までに申上げたい、かように考えております。断片です。『所用あつて九州まで飛脚旅行をした。往復七十時間汽車に乘りずめはずいぶんとくたびれた、婦人子供の乘客が極めて少いのも、「入り鉄砲に出女」の箱根の関所のせいではなく、片道三十余時間分の弁当を持参せねばならぬ、旅は憂き物の昔の再現だからである。早朝、東京発車前に少年が新聞を賣りに來た。朝夕刊二枚抱合せで十円、官記粛正されとるはずの車中で、最初の賣物買物がヤミなん……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第7号(1948/06/18、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 議事進行について、今日港則法案、港域法案その他三法案ございますが、議員としては、一應配付された法案は事前によく見て置かなければならんのが当然なのでありますが、何せ浩瀚な書類を我々は絶えず見ておるので、できましたら、今度の委員会にはこういう法案を掛けるということを予め事前にちよつとお知らせを願つて置きますと、非常にスムースに行くだろうと思いますので、次回からは、法案がありましたならば、法案だけでもおつしやつて貰つたら、事前に調べて置くことができますので、一應お願い申上げて置きます。

第2回国会 運輸及び交通委員会 第8号(1948/06/21、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 私午後は実は水産金融調査小委員長を勤めておりますので、それを午後一時からやりまするが、私の質問は取消して置きます。

第2回国会 運輸及び交通委員会 第9号(1948/06/22、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 岡本君は以前海運総局総務局長をやつておりまして、相当海運行政については経驗もあり、抱負も持つておる人でありまするから、福原君の後任者としては最も適当かとかように考えます。
【次の発言】 私も実はこの法案についてまだ十分見ておりませんが、時間があれば政府委員から、この法案の内容の詳しい説明を、大臣の來るまで説明をして貰いますか。
【次の発言】 私はその決議をやられることは決して吝かでない、尤もなこととかように考えておるわけであります。本日のこの議事の記録には、ただ船員職業安定法案という問題だけが今日議案に掛かつておりますので、緊急に決議をなさるのならば結構だと思うのでありますが、も……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第10号(1948/06/29、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 今回上程されました港則法案によりますると、開港港則法というものは全部その効力を失うということに解して差支えないのでありますか。一應政府委員の答弁を頂きたいと思います。
【次の発言】 港則法の第三條によりますると、「この法律において「雜種船」とは、汽艇、はしけ及び端舟その他ろかいのみをもつて運轉し、又は主としてろかいをもつて運轉する船舶をいう。」ということが書いてありますが、ここにこの船舶という字が使つてありまするが、私共一般常識におきましても、かような「ろかい」を以て運轉する舟を船舶ということは、余りこの用語を使わないのでありますが、この場合船舶の定義から言つて、当局はここに船舶……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第11号(1948/06/30、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 今委員長のお話になりました女王丸事件でありますが、本件は昭和二十三年一月二十八日関西汽船株式会社女王丸が岡山縣牛窓の沖におきまして、触雷をいたしまして、多数の死傷者を出した事件でございます。それに対しまして岡山地方檢察廳が、この種海難に関係をいたしまする事件に対しましては、海事審判が即ち先行の慣例になつておつたのであります。それを破りまして、且つ又七十一議会及び九十二議会の院議にもかようなことがはつきりされてありますのを無視いたしまして、三月一日突如同船長を業務上過失致死といたしまして、岡山地方檢察廳においてこれを起訴いたしたのであります。で、第一政府にお尋ねいたしたいのは、この……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第13号(1948/07/02、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 私はこの港域法案に重大な関係を持つておりまする港則法案の中のことにつきまして、これは昨日も上程しまして、國会はこれを認めたのでありますが、その中のことについて、一應政府の意見を聽いて、この法の運用を誤らないようにして行きたいという考えから質問をいたしたいと考えております。過日港則法を審議しました折に、第三條一項の一番末尾にありまする「主としてろかいをもつて運轉する船舶をいう。」ということについて、私はこれには相当意見があつたのでありますが、諸種の法案の運行上、意見は或る程度に私は止めて置いたのでありますが、今度私共はこれを審議をいたしますし、この港域法の運用に関係いたしまして非常……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第14号(1948/07/03、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 ちよつと議事進行について……速記を止めて貰いたいと思います。

第2回国会 水産委員会 第1号(1948/01/30、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 現在の「まぐろ」漁区千二百マイルを二千二百マイルだけ殖やして十一月から三月までの間、もう千マイルだけ、即ち二千二百マイルの制限漁区を得てみたいとかように考えておるのでありますが、水産当局において、そういうようなお考えがないのでありますか。そういう点をお伺いいたしたい。今資材、そういうようなことについてお話がありましたが、私は、むしろ資材もなく魚もいない所で取ろうとするよりも、或る場所に行つて取らす方が必要な用件ではないかと考えております。それについてお考えがあればお伺いしたいのであります。
【次の発言】 困難という所はもう少しはつきり聽かして貰いたいと思います。私はこの占領軍とし……

第2回国会 水産委員会 第3号(1948/03/26、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 永江農林大臣が今度新しく御就任になつての只今の御挨拶で、自分は水産に對しては全然素人であるという御謙遜なお言葉を頂いたのでありますが、永江氏は兵庫縣に長らくいられまして、相當日本の水産ということについては、よく認識もしていられますし、且つ私どもは非公式に永江氏のお話を時々拜聽いたしておりますので、どうしても日本の水産行政を確立するについては、獨立廳にして掛らなければならんというかねがねのお話も聞いておつたのでありますが、私は本日大臣にお尋ねをいたしたいのは、前任の波多野君が農林大臣になつた折に、就任當初の聲明といたしまして、どうしても日本の國には水産廳を設置して、そうして水産行政……

第2回国会 水産委員会 第5号(1948/05/06、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 これは大分話が古びたような嫌いがあるのでありますが、水産廳問題について過日水産局長は五月十五日までに或るはつきりしたものにやるべく努力し、且つGHQの方からも或る内示を頂いて、今鋭意これが考究中であつて、五月十五日には恐らくこれを開くようにして見たいという考えであるということを、過日の委員会で私共拜聽しておるのでありますが、その後一向何らの音紗汰はないし、私共も漁民大衆に水産廳ができるという一つの手形を出しておるので、その手形の決済ももう時期が迫つておるので、何とかしなければならんと思つて、非常に苦慮しておる次第であります。この点についてはつきりした一應見通しと、それから当局の考……

第2回国会 水産委員会 第6号(1948/05/25、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 只今青山君が提議しました漁業事業税に對することでありますが、私はこの漁業というものは、一般國民に非常に儲かるように考えられておる。實は農業と漁業との生産高の比を取つた比較表を見ましたが、昭和十五年の例でありましたが、農業におきましては、病蟲害或いは風水害というようないろいろな自然的發生において減産をしましても、七七%の收穫を得ておつたのであります。漁業に至りましては、殆んど昭和十五年は四五%の收穫率であるというところを見ましても、如何に漁業は一般農業から見て行くならば生産が非常な危險な仕事であるかということが、明らかに統計においてもしばしば出ておるので、この理由に基きまして、かく……

第2回国会 水産委員会 第8号(1948/06/15、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 では御報告申上げます。小委員会におきましては五月二十六日と六月十一日の二回に亘つて会議を開き、復興金融金庫勧業銀行及び農林省当局より説明を求め、或いは資料の提出を要求して愼重且つ熱心に審議いたして参りました。この審議の結果、緊急確実に手を打つて、漁業資材を何とかして漁民に安心して渡るやう、政府を督励し善処を促したいと考へ、次のような結論に達したのでございます。即ち   漁業生産の実情を見るに、その生産物の増産を図ると共に、正規のルートへの供出を促進するためには、資材が低廉にして豊富に入手されなければならない。   幸いにして連合軍総司令部の好意により七百五十万ドルの基金が設定せら……

第3回国会 運輸委員会 第1号(1948/10/15、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 甚だ僣越ではありますが、委員諸君にお諮りをいたしたいと考えております。只今板谷委員長から懇篤なる御挨拶を受けましたので、当委員会の長老である小泉君に、我々委員としての委員長をお迎えする御挨拶をお願いいたしたい、かように考えております。(「賛成」と呼ぶ者あり)御賛成を得たいと思います。甚だ何ですが、小泉ざん、ちよつと御挨拶を……。
【次の発言】 只今議題となりました運輸委員会の理事の選挙の件につきましては、成規の手続を省略いたしまして、理事の指名は委員長に一任する動議を提出いたしたいと考えております。
【次の発言】 今委員長がお読みになつた項目は最も現在の状勢としては重要な点ばかり……

第3回国会 運輸委員会 第5号(1948/11/19、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 政府の方でもう殆ど目前に迫つているこの切替の期間に対して政府は一体見透しはどうなのか、それを一應お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 私この嚴寒が目睫に迫つておるので、この木炭輸送ということについて、昨年は非常な困難を來して、それがために都民は非常な苦しみに遭つたというような例がありますが、本年は北海道の木炭輸送については、どういうような、政府として計画を持つておられますか、それを一つ……。

第3回国会 運輸委員会 第6号(1948/11/24、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 今鈴木さんのお話、非常に私御尤もであると思つておりますが、実は私共も第三十六條がこの法案の一番のキイ・ポイントのようにも考えているのですが、一番末項に書いてあります、「但し、政令をもつて日本國有鉄道を運輸省の一部局とみなす場合は、この限りでない」ということで、一旦離した鳩を、又再び別な籠にその鳩を入れて、そうして制約をして行くというように、こう考えているのですが、この三十六條について、もう一つ進んで鈴木さんの御意見があれば、聞かして頂きたい。私共、三十六條が結局これが一番如何ようにも、右に首を振らし、左に振らすということが、私、伸縮自在な意味に解釈しております。その点はどうですか……

第3回国会 運輸委員会 第7号(1948/11/25、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 私船舶公團の大体の現在の機構の大要ということを先ず総裁から説明を聞きたいと思います。
【次の発言】 船舶公團が生れてから現在日本の海運界に向つて相当いろいろ活発に働いていられることは非常に私共も喜びに堪えない点でありますが、最近船舶公團の動きについて巷間いろいろのことを私は耳にいたしておるわけであります。その辺は甚だ遺憾に考えておる点ですが、一應現在船舶公團が貸附けておるところの金額、同時にその貸附けておる船舶の隻数、トン数ということについて大体分りましたら……。第一次、第二次、第三次ということで分けました方が私数字が早く出はしないか、こう考えておりますが、第一次船舶は何隻で幾ら……

第3回国会 運輸委員会 第8号(1948/11/27、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 これは昨日予備審査において相当私突つ込んで政府委員の答弁を聞きまして了承いたしておりまするが、ただ一点お聞きしたい点は、社團法人の日本海運集会所が、仲裁の行爲、或いは解決の行爲を取扱うということを政府において許すのでありまするが、向後海運集会所と同樣以上のものが仮りにできた場合には、これに対しても政府は同樣の行爲を許可する意思があるのかという点を一つお尋ねしたい。
【次の発言】 今の政府委員の答弁で私は了承いたしましたが、この法案をいろいろ檢討いたして見ますと、どうも独占禁止法にひつかがる点があるような氣がいたしましたので、昨日來その点を十分お尋ねしておつたのですが、今の政府の意……

第3回国会 運輸委員会 第9号(1948/11/29、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 この法案によつて一体人の整備を相当やるのですか。又は人が殖えるのですか、その点を一つお尋ねしたい。
【次の発言】 そうすると十九箇所の公共船員職業安定所を設けるために、それには人が要るが、その要る人というものは氣象官署とかそういう方面において人を減員して、それに配置轉換といいますか、まあ結論は振替えるということによつて、人は殖えることはないというわけなのですか。
【次の発言】 分りました。
【次の発言】 今大臣の説明で組合からいろいろの折衝があつたが、決裂の直前において交渉すべき人が非常な興奮状態にあつたからそれを一時退けて、それがためにストライキに入つたというようなちよつとお話……

第4回国会 運輸委員会 第1号(1948/12/06、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 観光調査に関する小委員会、それから請願の小委員会、両方共当然それは本委員会としてやらなければならんことだと、かように考えておるのであります。実は会期も甚だ短いようなことを承つておりますので、委員の選任は、すべての形式を省略して、委員長一任にして、そうしてやつて行つたらどうかという私は考を持つております。
【次の発言】 前委員会におきまして、大臣から海員ストの問題について解決に努力するという答えを得たのですが、その期間まだ間もないのに現在又第二次ストに入つて來る、現在神戸においても約六十何隻の船が停船をしおる、各所においても続々と停船するて船舶が続出しておるという現状でありまして、……

第5回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1949/08/01、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 緑風会の小野君がお辞めになるということですが、私は甚だ事情もあることで止むを得ないことであると思いますが、緑風会においてその後任をどうするかというようなお考えがあるならば、一應聞かして頂きたいと思います。
【次の発言】 簡單に一つお尋ねします。  独立採算制の堅持について。もう國有鉄道が生れてから約二ケ月ですから、大体の見通しは堅持できるかどうか、仮りに堅持のできない、何か重要な、実際に実行した結果によつて、こういう点がむずかしい、という点があれば、そういう点を聞きたい。実はこれだけ大きな出血整理をして、その後においてこの目的の独立採算制が堅持できなかつたというようなことになつて……

第5回国会 運輸委員会 第6号(1949/04/05、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 ちよつと秋山長官にお尋ねしますが、今手許に配付された若松阪神間の運賃表によつても明らかなことでありますが、かように不均衡なことで、本年は一億四千何万トンという輸送状況になつておりまして、その計画の中で機帆船が約三千九百万トンぐらいの輸送計画になつているように考えているのですが、かような不均衡なことで行つた場合に、機帆船の方に三千九百万トンの荷物が果してこれに流れて行くかどうか、又その計画通りの荷物が運べるかどうかということについて一應お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 機帆船も同樣ですが、汽船においても恐らく私は政府の汽船一千七百万トンですかその計画も、海運における恐らく運送……

第5回国会 運輸委員会 第10号(1949/04/25、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 この法案は非常に適切なものだと私は考えておりますけれども、実は今の一千名の現在ガイドをしておる者の中に、女子は一体何名ぐらい從事しておりますか。
【次の発言】 向後、外客誘致ということについて、一番ガイドということが重要な仕事の一つになると考えておりますが、この場合外國から來た客に、いろいろのいやな感じを持たせないように、よく法律の上においてもそれを織込んで見たいと、かように考えておりますが、この第四條の、「左の各号の一に該当する者の中には免許を與えない」ということの中に「傳染病の疾病にかかつている者」というのが、これはどういう方法によつて知るようになつておりますか。傳染病という……

第5回国会 運輸委員会 第11号(1949/04/26、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 今日やりますか。
【次の発言】 現在港長は何名ぐらいあるのか一應お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 この港則法の改正をいたしまして、將來港長を増減するという政府に意図はあるのですか。
【次の発言】 今度の港則法の改正によりますると、特定港以外にも港長の権限をそれに付與するようになつておりますが、そうしますると、地方警察との関係は、特定港であれば港長によつて港内の処理その他ができますが、特定港以外にもこれを及ぼすということになつて來ると、地方警察との間における職域上の分岐点が、私ははつきりしないように考えておりますが、その点はどうなんですか。

第5回国会 運輸委員会 第12号(1949/04/28、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 私はこの本案のような、びつこな偏頗な運賃値上げということに対しては絶対に反対する者であります。理由は旅客運賃のみを上げて貨物運賃のそのままにして置く。即ち貨物運賃を据置くということは物價に影州を及ぼすからという政府の答弁でありました、私共から考えつて見るならば、物價体系におきましても貨物運賃が実に低位な立場におる。これをそのままに据え置いて、旅客運賃を大幅に上げるということは、恐らく産業界に一つの破綻を來たす、これが大きな原因になりやしないか。又二百三十億の赤字の補填に対して我々委員会におきましても即ちその枠内の組替をやるということによつて國民の生活の安定を図つて見見いということ……

第5回国会 運輸委員会 第17号(1949/05/13、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 第四條の水先修業生の実務期間と言いますか、それには省令で定めるということになつておりまするが、大体政府はこれに対して何年間ぐらいの実務期間を考えているのですか。
【次の発言】 連続しますが、第十三條の最後の方にあります「日本國民又は日本國法人の経営に係るものが、省令で定める海技免状の裏書によつて当該港又は水域の状況にくわしいことが明らかな船長又は航海士により導かれるときは、この限りでない。」、これは十四條と十五條にも関連のあることですが、水先人の免状を持たなくても、裏書があればやれるようにこの法律では決めておりますが、而もこれは十四條、十五條にもそれをはつきり條文で認めているので……

第5回国会 運輸委員会 第18号(1949/05/14、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 先程小泉委員からお尋ねがあつたこの十七條の二項の点ですが、現在日本における水先人と船長との職務範囲の権限ということについては、非常ないろいろ大きな問題になつておるのですが、これによつて実は共同海損という問題が、延いて非常に重大な動きになつて來るのですが、政府はもう一度船長と水先人との職務の権限範囲ということを、もう一度一つ御説明を承わつて置きたいと思います。
【次の発言】 もう一点だけ……私は昨日殆んど自分の言いたいことは言い盡しておりましたが、ただ一つ極く小さい点ですけれども、昨日に敷衍して申上げて置きたいのは、第三十九條の罰則の中ですが、どうもこの第三十九條の第四号に該当する……

第5回国会 運輸委員会 第24号(1949/05/22、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 この海上運送法が仮に通りましても造船法案が通らないと、臨時船舶管理法というものはやはり存続するわけになつて來るわけですね、造船法とそれから海上運送法とが二つが成立して、そうして初めて臨時船舶管理法というものがなくなるというわけになつておるのですか、その点をちよつと……
【次の発言】 これで見ますと、第二條の第三項の定期航路事業というのは、一定の航路の旅客船、十三人以上の旅客定員を売する船舶、それを対象としておるということになつておりますが、今長官の話では、その船舶は五トン以上の船舶だということですが、そうすると小さい客船で運航しておる巡航船はこれには適用されないのでありますか、や……

第5回国会 運輸委員会 第26号(1949/05/31、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 こういうように会期が切迫して來ましたし、且つこのような重要な法案に対して是非公聽会を開いて、この当運輸委員会の審議をして行くことが私共適法だと考えております。

第6回国会 運輸委員会 第1号(1949/10/29、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 委員長にお願いいたします。

第6回国会 運輸委員会 第3号(1949/11/11、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 改正の第五條の二にあります「前慶ノ期日ハ船舶国籍証書ノ交付ヲ受ケタル日又ハ船舶国籍証書ニ付前回ノ検認ヲ受ケタル日ヨリ総噸数百噸以上ノ鋼製船舶ニ在リテハ四年ヲ総噸数百噸未満ノ鋼製船舷ニ在リテハ二年ヲ木製船舶ニ在リテハ一年ヲ経過シタル後タルコトヲ要ス」ということに、ここではつきり区分をしておるのですが、この中に鉄骨木被の船舶、それからコンクリートの船舶というものがないのでありますが、そうするとコンクリートの船舶、又鉄骨木被の船舶はこの適用を受けなくても済むのでありますか。その点が一つ、第五條の二には船舶とありますから、一応コンクリートの船でも又鉄骨木被の船舶でも、第五條の二はやはり適……

第6回国会 運輸委員会 第4号(1949/11/21、1期、無所属懇談会)【議会役職】

○理事(丹羽五郎君) どうぞ。

第6回国会 運輸委員会 第6号(1949/11/24、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 第三国会において、この委員会で政府に対する要求書として、政府は日本国有鉄道の公共企業体としての自主的且能率的な運営を図らしめるため、特に左の諸点を考慮することを要求するということで、第一條、第二條、第三條で強い要求を政府に出してあつたのですが、それに対して、今度の改正法案の中には幾分それを織り込んであるような気分もするのですが、一例を挙げれば、第三において民間市中銀行を利用するということで、私の方で出した要求書には、日本国有鉄道の民主化と資金網の拡張を図るため、民間の投資を受け入れる債券の発行、民間方面の長期及び短期借入の途を講じ、或いはその収入金を市中銀行に預け入れる途を聞くこ……

第6回国会 運輸委員会 第7号(1949/11/25、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 昨日私がお尋をした第四十六條の問題ですが、これは結局国有鉄道の財産の処置についてのことがこれに規定されてあるのですが、「営業線及びこれに準ずる重要な財産を譲渡」する、これは明らかに分つておりますが、「交換し」ということ「又は担保に供することができない」ということを区分的にこの條文に現わしておるならば、私は貸与ということもこれに入れなくちやならんことじやなかろうかと、かように考えているのですが、その主なる理由は、昨日私は九十九ケ年間ということを申上げましたが、一ケ年間の貸与をずつと切換えて行くならば、永久貸与ということもでき得ることであつて、又現在そういうような便宜的な方法でやつて……

第6回国会 運輸委員会 第14号(1949/12/03、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 いろいろこの法案を審議いたしたのですが、結局この第七條の点でありますが、これは成る程、この地方財政にも及ぼす影響のあることでありますから、これを全面的に削除いたしまして、新たに第七條に「登録ホテル業の用に供する建物については、地方税法(昭和二十三年法律第百十号)第十四條第二項(公益等による不均一課税)の規定の適用があるものとする」ということに、これは修正をして置いたらどうかと、かように考えるのであります。  それから、その理由といたしましては、地方税法の十四條には、「地方団地は公益上その他の事由に困り、課税を不適当とするときは、課税をしないことができる、」課税をしないことがでるき……

第7回国会 運輸委員会 第8号(1950/03/17、1期、各派に属しない議員)

○丹羽五郎君 私も前之園君と同じような考えを持つておりますが、昨年国鉄にしたという一番の本旨は、独立採算制を保つというのが一番の切替の本旨であつたように思うのであります。今ここで信濃川の発電所を拵えるために、四十億を出資して貰つてやるというのは、現在の国鉄の経済状態において、四十億の金利が一体拂えるのか拂えないのか、その点を一応御説明して頂きたい。
【次の発言】 金利の拂えるのに、いろいろの法律を又拵えて置いて、出資金に振替る必要は私更にないと思つております。この対日援助見返資金特別会計法というのですが、法律は何時でも変えられる性質を持つておるのであります。永久にこれで行くならば、私共も多少考……

第7回国会 運輸委員会 第10号(1950/03/28、1期、各派に属しない議員)

○丹羽五郎君 運賃値下は甚だ私共待望しておつたことで結構だと思いますが、実は今回の値下は、国鉄自体の経営状態から、値下をしてもいいという観点からこの値下案を出したのであるか、今の説明のちよつと一端を聞いて見ると、関係方面からの示唆もあつて運賃植下をするのだというようにちよつと聞いておるのでありますが、折角国鉄も大体可なりのところまで来たのでありますが、今回又運賃値下をしたために折角でき上つて来た施設が又廃頽する、折角客車が整備して来たやつが、又終戰直後のようなガラスのないような車になるというようなことはないのでありますか。それは即ち今国鉄自体の独立採算制の立場から、値下しても十分にそういう施設……

第7回国会 運輸委員会 第11号(1950/04/04、1期、第三クラブ)

○丹羽五郎君 ちよつと遅れて来たので……、簡單ですが……、今の政令で四月一日から六ケ月間延長したという例の戰時立法による船舶管理令が基本になつておるんであつて、ただ名前が商船管理ですか、船舶運航管理という名前に変つたというだけで、法の精神はらやはり戰時立法で樹てた海運統制令の精神が、ずつと延長になつておるというように我々は解釈していいのですか。

第7回国会 運輸委員会 第13号(1950/04/20、1期、第三クラブ)

○丹羽五郎君 前国会の折に、造船法案というものが一応出て、いろいろ政府の説明も聽いておつたのですが、その後又新らしく出された。私ちよつと委員会を一、二回欠席しておつたので、その間の事情は分りかねますので重複する嫌いがあるかも分りませんが、前国会に出された政府の法案と今度出された法案との差異を一応説明を願いたい。
【次の発言】 これにはやはり付随した関係でちよつと一応政府の意図を聽きたいのですが、先般運輸大臣が大阪に来られて、中小造船所の企業合同をこの場合やつて行きたいと思いますということで、いろいろそれに対して座談的であつたのですが勧奬があつたのですが、その後地方海運局はその意味を体して、中小……

第7回国会 運輸委員会 第15号(1950/04/28、1期、第三クラブ)

○丹羽五郎君 この法案の内容について、最初から疑義があつた。帥ちこの出資金に関し、債権者の立場について不可解のものがあつた。併し只今説明で、政府の交付金と同一性質のものだと分つたので賛成いたします。

第7回国会 運輸委員会 第16号(1950/05/01、1期、第三クラブ)

○丹羽五郎君 只今の説明の法案は、極く簡単なものであつて、且つ又当然任期がこの法律によつて、国会が開会されておらなかつたときに任命した委員は、その次の国会が召集された折に国会の承認を求めるという当然な単行法ですから、質疑を省略して討論に入つて行つたらどうかと思います。
【次の発言】 先程申上げたことく、本法案は極めて簡単な単行法でありまして、当然やらなければならんことでありますから、私はその意味において本案に賛成いたします。
【次の発言】 これはただ名称を変更しただけであつて、大阪に海上保安監部を置くということが新らしく提案されたものでありますが、これによつての予算的処置は何か変更があるのです……

第7回国会 運輸委員会 第17号(1950/05/02、1期、各派に属しない議員)

○丹羽五郎君 簡単にお尋ねします。今前之園君のお話のところにもあつたのでありまして、この第三十七條のところで、專売公社又は国有鉄道とこの港湾管理者との間に協議が調わなかつた場合には、四十一條を適用して公聽会等を開いてやつて行くのですか、その運用についてお尋ねしたい。ここには許可ということになつておつたのですが、「許可」を第三項においてこれは「協議」ということに直しておるのですが、そうすると協議が調わなかつた場合には、その結論はどういうふうにして出すのか、それは四十一條の公聽会を開いてそうしてそれによつて行くのか……
【次の発言】 そうしますと、折角港湾管理者が港湾開発にいろいろなことをやつて来……

第7回国会 水産委員会 第12号(1950/04/04、1期、第三クラブ)

○委員外議員(丹羽五郎君) 委員外の発言をお許し願いまして……。  過日の水産委員会の懇談会におきまして、大体私の考え方は申上げて置きましたので、各委員諸君も十二分にお分りのことと、考えておりますが、過日の委員会の懇談会で論争の焦点になりましたのは、私はかような不必要な法律をここに拵える必要はないじやないかという結論を申上げましたところ、明治四十五年に一つの原始法案即ち現行法、臘虎膃肭獸猟獲取締法があつて、その一部の僅少な訂正をするというお話であつたんですが、この法案を眺めますのに、第一疑点を持つのは、その「おつとせい」の「獸皮若ハ製品ノ所持ニ付之ヲ準用ス」、「おつとせい」の獸皮若くは製品の所……



各種会議発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会海難審判法案に関する小委員会 第1号(1947/09/18、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 選擧を省略しまして、委員長一任ということにしたらどうか、かように考えておりますが、

第1回国会 運輸及び交通委員会海難審判法案に関する小委員会 第2号(1947/10/02、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 本案に関しまして、衆議院の方は本案に対して附帶決議を附けておりますが、どういう附帶決議を附けたかについて一應政府のお答えを承りたいと思います。
【次の発言】 今政府委員から衆議院の附帶決議を聞きましたが、衆議院としても、この第四條末項の勧告ということは相当重要に考えているらしいです。私共は当初から勧告ということに向つて、今日まで縷々論議を重ねて來て、この勧告に対しては相当この法案に重点を置いておる次第であります。衆議院の附帶決議の要旨を見ますと、第六十二條、第六十三條の勧告は強制力がないから、もつとこの勧告に対しては強制力を持たせるということ程、この勧告というものは重大視をしてお……

第1回国会 運輸及び交通委員会海難審判法案に関する小委員会 第3号(1947/11/05、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 今小泉君の御意見一應伺つておると尤もらしいことに見られますけれども、一つの仮定説を行つた議論であつて、何ら議論の根拠が有力じやない、かように考えております。尚この被勧告者に対して云々ということについて受審人が迷惑する。受審人が迷惑する場合には被勧告者も迷惑しなければならんということであつて、ただ私の在来から主張しておつたのは被勧告者を一審において処断すべきものでないというのが私の持論であります。又かくすることが即ちこの海難審判法を拵えた立法の精神であつて、即ち海難を幾分でも防止するというのがこの立法の精神であろう、私はかように考えておりす。  それからこの被勧告者ということについ……

第1回国会 運輸及び交通委員会第二小委員会 第3号(1947/10/07、1期、日本社会党)

○小委員外委員(丹羽五郎君) 今政府委員の御説明で、電化の非常に有效なことは十分聽かして頂きましたが、ポーレー大使の賠償という問題におきまして、日本の火力發電所約三十を二十取るというようなことになり、恐らく日本の發電所というものは相當賠償の對象になるべきものであるというように私共は考えておりますが、さようなことは將來この豫定線を拵えるという意味におきまして、十分勘案いたしておられるのでありますか。ちよつとその點をお尋ねします。
【次の発言】 一番交通量の頻繁な所を電化して行くというお話でありましたが、沼津・濱松間の電化問題ということは、相當以前からやかましく地方民の人の叫びでありましたが、且つ……

第1回国会 水産委員会漁船建造の資材及び金融に関する小委員会 第1号(1947/08/23、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 委員長の互選はこの場合選擧を省略をいたしまして、年長者の座長たる門田氏にその指名を一任するというふうにお願いしたいと、かように考えます。

第1回国会 水産委員会漁船建造の資材及び金融に関する小委員会 第2号(1947/08/29、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 水産金融ということにつきましては、我々長い間水産業界に携つておる者の遠く前からの念願であつたのであります。終戰後國家の水産事業の確立をはかろうとするについても、どうしてもこの場合に水産金庫というようなものでも獨立した水産に對する金融機關の設立を切に我々は要望をしておるわけです。政府としては水産金融に對する水産金庫というようなものは急速に設立する意思ありや否やということを一つ質問をいたしたいと思います。
【次の発言】 只今政府委員の御答辯の中に我々は少し不滿な點をもつておるのでありますが、唯資金面をどうするかということが非常に強い力のように考えております。假りに水産金庫を設立いたし……

第1回国会 水産委員会水産関係法令整備のための小委員会 第1号(1947/08/02、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 選挙の方法を省略いたしまして、管理者に指名を御一任いたしたいと考えております。

第1回国会 水産委員会水産関係法令整備のための小委員会 第3号(1947/09/26、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 これは過日の水産委員會の打合會の折に一應當局のこれに對する意見は聽取してあるのですか。
【次の発言】 一應青山君と同じ考えを持つておりますが、ただこの場合に早くこの陳情書の處理をしなければならんという點ですが、どういう方法においてこの陳情書の處理を早くするかということは、今の青山君のお考えもあろうし、なんでしたらもう一囘次會に時間を拵えて貰つて、この陳情書のこの問題だけについて協議をして、この委員會の態度を決めて見たらどうかとも考えております。
【次の発言】 陳情に關して結局我々の小委員會はこの陳情を採擇すべきものか、或いはすべからざるものかということを我々は檢討して、採擇すべき……

第1回国会 水産委員会水産関係法令整備のための小委員会 第4号(1947/10/01、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 百七十一号の陳情に関する件は尤ものことで、断えず私共の考えておつたことであります。結局遠洋漁業者のみが漁業者ではなくして、且つ沿岸漁業者も却つて私共は肉体の労働時間というものは相当遠洋漁業者よりか長いということを考えております。労働時間並びにその労働力におきましても、一つの船において活動するということでなく、その沿岸漁業者は絶えず長時間に亘つて廣汎な漁業を右往左往するというようなことで、この食糧を遠洋漁業者と同樣に加配するということは当然過ずる程当然なことだと私は考えますので、是非これは当局においても採択の上、沿岸漁業者に対して遠洋漁業者の同樣の加配米を出すという決意を以て御実行……

第1回国会 水産委員会水産庁設置に関する小委員会 第1号(1947/07/29、1期、日本社会党)【議会役職】

○假委員長(丹羽五郎君) では、只今から水産廳設置に關する小委員會の委員長の互選會を開催いたします。小委員長の選定されますまで、私が年長者の故を以ちまして、選擧管理者となります。どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 只今小川君から動議が出ました。御異議はありませんでしようか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
【次の発言】 ちよつと御挨拶を申上げます。今、私がこの重大なる水産廳設置に關する小委員會の委員長に互選をされましたことは、非常に自分の職責の重且つ大なることを考えまして、恐らく皆樣の十二分なる御協力がなければ、この問題は完全に遂行をいたすことはできないと、かように考えており……

第1回国会 水産委員会水産庁設置に関する小委員会 第2号(1947/07/30、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(丹羽五郎君) 只今から水産廳設置に關する小委員会を開會いたします。  實は、この水産廳というものは、三百萬事業者の非常に待望しておる問題でありますために、問題も非常に重且大でありまして、この水産廳の拵え方いかんが、將來日本の水産業を興すか倒すかということになる問題であると、かように考えておりますので、本日は活溌に水産當局の意見も開陳して貰い、且つ我々の意見もそれに活溌に述べ、そうして一つの參議院の水産廳設置に關する小委員會の案を、一つ大網案を拵えて見たいと、かように考えておりますから、甚だ御迷惑でしようが、水産廳設置に關する小委員以外の……水産委員のお方は差支ありません。水産委員竝に……

第1回国会 水産委員会水産庁設置に関する小委員会 第3号(1947/07/31、1期、日本社会党)【議会役職】

○小委員長(丹羽五郎君) では只今から第三囘水産廳設置小委員會を開催いたします。ちよつとお諮りをいたしたいのですが、この問題は昨日も申し上げた相當事要な案件でありますから、一應ここで墾談會に移つて、よくお話をして、そうして又本委員會を開催してみたい、かように考えていますが、いかがでしよう。
【次の発言】 それでは只今から墾談會に移ります。    午前十時三十分墾談會に移る
【次の発言】 それでは只今から又小委員會本會議に移ります。墾談會でいろいろ我々はこの水産廳の問題について檢討をしたのでありますが、終局、現在の日本の水産事業の擴充強化を圖るについては、單なる水産廳によつては、そのすべての問題……

第1回国会 水産委員会水産庁設置に関する小委員会 第4号(1947/08/01、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(丹羽五郎君) 只今から第四囘水産廳設置に關する小委員會を開催いたします。昨日の第三囘の小委員會におきまして、水産省設置ということに意見が纏まりまして、本日から水産省設置のことに關して檢討をいたして見たいと存じます。つきましてはいろいろの關係がありますので、只今から墾談會に移つて行きたいと、こう考えております。いかがですか。
【次の発言】 御異議ないものと認めまして、今から墾談會に移ります。    午後二時二十五分墾談會に移る
【次の発言】 それでは只今から墾談會を閉じて委員會に移ります。よく墾談會におきまして各位の檢討を頂きましたが、尚この問題は非常に重大な問題でありますから、我々參……

第1回国会 水産委員会水産庁設置に関する小委員会 第5号(1947/08/27、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(丹羽五郎君) では只今から水産廳設置に關する小委員会を開きます。本問題は衆議院におきましても一應白紙に還したという事柄なり、その他諸般の問題が輻湊をいたしておりますので、參議院といたしましても愼重にこの問題については、本日まで六囘の小委員會を開いて調査檢討を重ねて來た次第であります。簡單ですが過去の經過を申上げます。
【次の発言】 水産廳ですか。
【次の発言】 お諮りいたします。今、小畑君から水産廳設置の緊急動議が提出されましたが、いかが取計らいますか。
【次の発言】 他に御異議ないように認めますから、それでは水産省設置に關して只今まで調査研究を重ねて來ましたが、本委員會といたしまし……

第1回国会 電気・農林・鉱工業・運輸及び交通連合委員会 第1号(1947/11/21、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 運輸交通委員会の方におきましては、運輸大臣が來られてから質問をいたしたい、かように考えております
【次の発言】 では次官が來られてから運輸交通委員の方の委員の質問をいたします。

第2回国会 決算・治安及び地方制度・運輸及び交通連合委員会 第1号(1948/04/05、1期、日本社会党)

○丹羽五郎君 海上保安廳の取締をする範囲ですが、第一條によつて見ると、日本國の沿岸水域ということになつておるようでありましたが、先程の政府委員のお話では漁船の取締もやるということでありました。先程もう一つお話の中に公海ということがあつたのであります。また講和会議をいたしませんので、公海というものは日本の國にはないと私は考えております。ポツダム宣言以來ポーレー氏の案によりまして、現在商船には陸岸から五百海里の間の航行が許されているのであります。漁船に対しましては先般一千海里であつたのが今度それが二百海里延びまして、千二百海里許されておるのでありますが、現在この海上保安廰は、商船に対しては五百海里……

第5回国会 運輸・大蔵連合委員会 第2号(1949/05/31、1期、無所属懇談会)

○丹羽五郎君 前委員におきまして、大藏委員から資料の提出を発議者に求めておつたのですが、今日発議者も資料は甚だ不揃いだということをおつしやつておられたので、一應議事進行についてここで休憩したいと思います。大藏委員、運輸委員の両委員長、両委員会の理事が一応会合をして頂いて、今後の議事進行について打合せをお願いしたい、かように考えております。

第7回国会 運輸・労働連合委員会 第3号(1950/04/27、1期、第三クラブ)【議会役職】

○委員長代理(丹羽五郎君) それでは只今から運輸、労働連合委員会を開会いたします。  本日、運輸委員長はよんどころない用がありまして出席をいたしませんので、前例によりまして私が連合委員会の委員長の職を務めさせた頂きたいと思いますが、甚だ代用品でその点は了め御承知を願つておきまして御了承を得たいと考えます。
【次の発言】 今私申上げたのは実は今日は私もよんどころない用事があつたのですが、急に電話で呼出されてここへ来て委員長の仕事を取扱うということになつたので、その間の経緯ということについて少し私存じておりませんが、ただ内村君の御質問の要点は今日まで何でかけなかつたかということと、又今日まで法案と……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

丹羽五郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊
荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。