国会議員白書トップ参議院議員河野正夫>委員会発言一覧(全期間)

河野正夫 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

河野正夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは河野正夫参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。河野正夫参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 文教委員会 第2号(1947/08/06、1期、緑風会)

○河野正夫君 私は宗教的な情操の教育ということの重要性乃至必然性ということについては、只今矢野さん或いは梅原さんがお述になつた御趣旨には滿腔の贊意を表するものではありまするけれども、まだこれは直ちにこの請願を全面的に採擇して云々という段階には立ち到つていないのではないか。勿論この委員會が囘を重ねて研究すれば、そこにおのずから結論が出るでありましようけれども、唯今御説明を承つただけでは、どうも聊か腑に落ちない點があるので、質問を兼ね、意見を述べさせて頂きたいと思います。  その前に私ごとを申上げまするが、私みずからは佛教信者でありまして、而も私の唯今關係しておる學校におきましては、バイブル・クラ……

第1回国会 文教委員会 第3号(1947/08/13、1期、緑風会)

○河野正夫君 今のことに關連してちよつと文部當局にお伺いしたい。確かに基準の設定や、諮問委員會が公正に運用されればいいでせうけれども、國家としては私學の方の昇格ならばそれでいいでしようが、國としては例えば新制大學を地域的には別として、全國で豫算としてはどれくらいということを勘考して置かなければならない。その面から結局早いもの勝で、何とか今の内に寄附を集めて、何とかして基準に合うようなものにして、早く委員會に持つて行こうと一種の運動が行われる可能性があるわけであります。そういう意味で、只今お決めにならんかも知れないけれども、先程お話のような暫定的な案も、國家財政の現状からそういうことも考えるので……

第1回国会 文教委員会 第6号(1947/08/22、1期、緑風会)

○河野正夫君 議事進行についてちよつと……。そういう今の藤井さんの御質問やなにかは、この前の委員會のときに鄭重に審議して報告を聽いたのであります。それが再び繰返されるのは、御缺席の方は止むを得ないので、私はこの際省略して頂きたいと思います。
【次の発言】 あとの方はいろいろ審議を鄭重にする意味の方法について、柏木さんお述べになりましたけれども、それはともかくとして、本日決定をしないということについては、私は異議はございません。
【次の発言】 私がさつき柏木君の動議に贊成しましたのは、柏木君の御意見に全面的に贊成したので、審議を今日は打切るということに贊成したのではありません。要するにこの次の委……

第1回国会 文教委員会 第8号(1947/09/19、1期、緑風会)

○河野正夫君 只今の小委員會の御報告至極尤もだと存じまして、今贊否を言うという時期でありまするならば、贊成の旨を明らかにしたいと思います。  ただ、今ちよつと文部當局にこの際明確にして置いて頂きたいと思うことは、定時制高校乃至は夜間高等學校というようなものを來年四月から實施する意圖があるということは伺つておるのでありますが、この點を明らかにして置きたい。と言うのは、定時制を主にするのか、又勤勞青年のためとういので、都市などでは夜間制を正しく認めるのか、定時制だけにする意味なのか、その點がまだ私にははつきりしておらないので、伺いたいと思うのであります。文部當局の御意見を伺いたいと思います。

第1回国会 文教委員会 第9号(1947/10/01、1期、緑風会)

○河野正夫君 昇格といいますか、新制大学の請願はこれだけでございますか。
【次の発言】 一應説明を承つて、あとで処理方法は一括して議題に供されたら、いかがかと思います。
【次の発言】 申上げますが、これは八月二十二日の文教委員会で岐阜農林專門学校の大学昇格の請願について一應の決定を見ておるのがあるのであります。從つて改めてこれを当委員会に付託するということを止めて、あの際の処置方法に從つて決定をしたらいかがかと思います。言い換えますと、議員の折角の請願ではありまするが、これは討論を省略いたしまして、議院の会議に付しないで決定にする。但し文政当局に対しては、しかるべく個々の官立学校の内容の調査を……

第1回国会 文教委員会 第11号(1947/10/15、1期、緑風会)

○河野正夫君 ちよつと伺いたいのです。私この間地方を歩いて見たときに、或る地方では三学級教室を新築する予定で府縣廳によろしいかどうかという内示を受けに行つたところ、一教室しか許さない。一教室だけ建てたのでは次に直ぐ要るようになつて、経費が嵩んでしもうし、どうにもならんと言うのに、どうしても許しが出なかつた。尤もこれは正式なものでない。丁度文部省が正式でない指令を出したと同じように、正式でなく、予定してやつておるわけでありますが、どうしたらいいでしようという質問を受けたのであります。今日配布を頂きました新制中学校整備建築費補助方針というものを見ますと、辺鄙な所では一教室又はそれ以上というので、こ……

第1回国会 文教委員会 第12号(1947/11/07、1期、緑風会)

○河野正夫君 柏木委員から非常に示唆に富んだお話がありましたが、本委員會の速記録や何かを全國の教員諸君が讀まれた場合に誤解のないために、ちよつと發言をさして頂きたいと思うのであります。我々國會議員乃至は文部省當局、こういうような側におきましては、飽までも教育の設備、便益というようなことを十分にするように、この限られた窮乏の經濟の中にあつても、この苦難を乘り越えてでも教育優先の原則の下に飽までも勉強しやすいような状態においてやろうという我々の親心というものは、十分に働かせても働かせても足りないくらいだと思うのであります。その意味におきましては、矢野委員も言われたように、我々といたしましても國民諸……

第1回国会 文教委員会 第13号(1947/11/14、1期、緑風会)

○河野正夫君 只今随分請願及び陳情の案件がございましたが、会期がもう残るところあまりありませんし、或はそういうことが本委員会に付託されるかも知れませんが、從來の例によりますと、一々その陳情なり請願について、紹介議員の御説明を本委員会で承つて、どの委員会に付託すべきかということを論議し、質疑応答の後論議の末に付託されたのでありますが、今いろいろな方の委員会もあり、速記者の都合もありまして、委員会なんかが沢山開けないというような関係、或は開いても本委員会が流会になる危險というようなことも考えますると、大体においてそういう種類の請願なり陳情なりを委員長において三つの小委員会にそれぞれ割振つて付託して……

第1回国会 予算委員会 第7号(1947/09/16、1期、緑風会)

○河野正夫君 もはや私の伺いたいことも大體濟んだのでありますが、極く瑣末なことですが、二點ほどお伺いしたいと思います。渡された文書の中に、各廳ごとに異なつた支給率を定めて支給する、これは五十四圓の殘額についてでございましようけれども、これは例えば勞働省ではこういう率、大藏省ではこういう率、というので決めるという意味ですか、乃至は資格勤務年数によつて一定の比率を決めてという意味であるか。つまりこれだけで伺いますると、官廳間のでこぼこは是正するけれども、個人間のでこぼこについてまでここで考えておるかどうかということが明確になつておらないのでありますが、その點如何でございましようか、それから次は、こ……

第1回国会 予算委員会 第11号(1947/10/13、1期、緑風会)

○河野正夫君 今囘の一般会計及び特別会計の更正を要するものは、いわゆる千八百円基準に、基準というのが惡ければ、とにかく千八百円平均に引上げ、千六百円との差額、七月から九月までの三ケ月分の一時支給金であるという御説明でありましたが、聞くところによりますれば、この二月以來行われておりまする官吏待遇改善準備委員会ですか、その方においてまだ本当のインフレ下における基本給というものが話合いになつておらんということであります。而してこの六百円という件、月二百円ということも、この組合諸君との話合いがついておらんで、政府が支給するものならそれは断わるところでないから貰つて置こう、こういうふうになつておるかに聞……

第1回国会 予算委員会 第13号(1947/10/21、1期、緑風会)

○河野正夫君 只今御提案になりました問題は、木内委員の申されるように徴税機関の予算に関する小委員会、という意味に了承いたしまして、私は賛成する者であります。元より今日の税制の全体に関して詳細なる檢討をして、今日の財政の困難なる問題を打解しなければならんのでありまするけれども、本委員会といたしまして、而も特にこの機会において、今回の議会において、追加予算を伴つての場合においては、徴税機関の予算をどの程度にしたらいいか、そうすることによつて歳入面がどの程度に上がるかという檢討をすることは、極めて重大だろうと思います。この意味において私は賛成いたします。  更に序ででありまするが、具体的な小委員会の……

第1回国会 予算委員会 第19号(1947/11/13、1期、緑風会)

○河野正夫君 只今の御質問は、昨日の石坂委員の質問と全く同工異曲であると思うのであります。昨日は非常に寥々とした諸君の御出席でありましたけれども、こういうふうにして後から後から同じ問題を繰返し聴かれておるということについては、もう少し議事進行について御考慮を願いたいと思うのであります。段々と質疑が重なりますれば、おのずからそこに重複したものもありましようから、それが筋道が違い、いろいろな点から重複のように見えても、そうでない場合は、勿論差支ありませんけれども、欠席しておつたりなんぞして、他の議員の方の質疑を御存知ないということがあるとすると……、あるというのではありませんけれども、議事がだらだ……

第1回国会 予算委員会 第28号(1947/12/02、1期、緑風会)

○河野正夫君 時間も大分経ちましたので、簡單に四、五点伺いたいと思います。  第一は、この追加予算の中に、私立大学の特別研究生の経費が、待遇改実費が計上されておりまするが、尤もでおりまするが、官立の大学にも研究生がいるかと思います。特に私立大学の研究生だげに限られた理由はどういう点にあるか、更に官立、私立の現在の研究給費制度の実状、その数というようなこと、或いは経費というようなものについて、大臣を煩わさなくてもどなたでも結構でありますが、お答え願いたい。第二は大学副手の給與というものが計上されております。ちよつと調べて見ますると、官立大学の綜合大学でありますが、各学部の副手の費用と、病院の副手……

第2回国会 文教委員会 第1号(1948/05/27、1期、緑風会)

○河野正夫君 先程から討議の手続問題が論ぜられておるのでありますが、そうして委員長から今第三案を採択するのが適当ではないかという御提案があつたと思うのであります。私、それについての意見を申上げるのは又後の機会にいたしまして、その第三案そのものに対する意見については後程申上げたいと思いますけれども、手続上の問題で駄目を押して置く必要が一つありはしないかと思うのであります。先程から他の委員の方で今まで委員が委員会で委員長に一任したのであると、こういうような御発言がありまするけれども、これは文教委員の打合会において、而かも若木委員が言われたような意味で一任したのではなかろうかと思います。そうでなけれ……

第2回国会 文教委員会 閉会後第1号(1948/09/20、1期、緑風会)

○河野正夫君 辻田局長の御説明は、私も大体公務員法がどういうふうに國会に上程せられるか分らないけれども、大体においてはこの任免等に関する法律との影響点は局長のお話の通りだと思いますけれども、併しそれにしても人事委員会、今度人事院と改称するというような原案らしいですけれども、人事院によつて扱われる場合と、それが都道府縣の教育委員会で扱う場合と、或いは大学においては協議機関というものがあつて、そこで扱うとかいつたようなことが、やはり一般公務員法の改正、主として人事院の権限が強化されるに伴つて相当変化があるのじやないか、内容として……。そうするとこれは逐條審議の場合に、非常にその一方の基底になる法律……

第2回国会 文教委員会 第3号(1948/06/18、1期、緑風会)

○河野正夫君 審議のことについてちよつと発言してよろしいのですか。
【次の発言】 会同委員会で審議することは別に異存ございませんけれども、先程決つた方法で結構でありますが、その際に今から註文して置きたいことがあるのでありますが、この法案はそれだけでは十分でない、ところところに書いてあるように教育職員の免許に関する規定の法律、或いは教育公務員等の任免等に関する法律、乃至は地方公共團体の職員に関して規定するというのは、これはいわゆる地方公務員法のことじやないかと思います。そういう法律、地方公共團体の職員に関する規定という中に入るか入らんか、その他給與に関する……、すでに國会に市町村立学校職員給與負……

第2回国会 文教委員会 第4号(1948/06/24、1期、緑風会)

○河野正夫君 簡單にお伺いいたしたいのですが、その前にちよつと申上げたいのは、授業料の問題がいろいろな、先程岩間議員からの発言乃至は大臣の御答弁の中にもありましたように、いろいろな原因から起つておるでありましようけれども、最も善意に解釈いたしまして、やはり学生諸君の生活が困難であることと、而してやはりこの文教予算に関する当局の態度と言いますか、力が文教関係者、特に学生に取つて信頼し得ないような、頼りないような氣持を起しておるということも一つの原因ではなかつたかと思うのであります。今日も私は学校諸君に会いましたけれども、私学生諸君の運動については、私個人のいろいろな考えを申述べましたけれども、文……

第2回国会 文教委員会 第5号(1948/06/25、1期、緑風会)

○河野正夫君 宇佐美局長にちよつと……。この法案と直接の関係はございませんけれども、この法案審議の上の参考に伺つて置きたいのであります。突然で数字をお持ちになつておりませんければ、極く概要でようございます。東京都の各区の教育予算といつたようなものは、都の教育局と何程かの関係を持つておるか。例えば補助をするかというようなことで何か関係を持つておるかどうかということ、それからもう一つ都議会、これは今宇佐美さんが東京都ですから、東京都のことを伺うのでありますが、お知合いの方の地方議会でも結構でございますが、都議会の中には文教委員会があるわけでございます。こういう文教委員会の活動振りはどの程度になつて……

第2回国会 文教委員会 第6号(1948/06/28、1期、緑風会)

○河野正夫君 私は皆さんのいろいろ申述べられたことと別個の観点から、森戸さんの御所見を承わりたいと思うのであります。学生運動をあのように追い込んだのは、それはどこに原因があるかというようなことについては、今論爭がありましたが、少くとも文部省としては次のような諸点に対して責任を感じておらなければならないのではないか、この点についての所見を承わりたいのであります。先程來文部大臣は、学生運動が、言つて見れば眞実の民主主義的な原則の下に行われていない。例えば学生総会の場合に二〇%ぐらいしか出席をしないとか云々というような、いろいろな事例を挙げておられましたが、教育基本法第八條に、良識ある公民としての政……

第2回国会 文教委員会 第7号(1948/06/29、1期、緑風会)

○河野正夫君 今の御説明は先程の御説明とちよつと食違つてはいないかと思うのでありますが、先程の説明では教員の仕事の性質上、超過勤務というようなことについては、規定ができないように言われたのですけれども、只今労働基準法を引いての御説明では、協約によるに非ずんば超過勤務をさせることができない。だからそういうような協約に基いて超過勤務をさせる場合には、当然支拂うべきものである。こういうふうなお話でございますが、それでよろしいですか。
【次の発言】 それも続いてしようと思つておつたのでありますが、今の超過勤務手当の件は留保します。併しながら序に一言だけ申上げて置きますると、労働基準法で超過勤務のことに……

第2回国会 文教委員会 第11号(1948/07/05、1期、緑風会)

○河野正夫君 もはや質問も相当長時間に亘りましたので、この辺で質問を打切つて、討論に移されんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は内閣提出、衆議院修正送付せられました本案に賛成する者であります。各位におきましては、第九條の削除を問題とせられますが、全体としてやはり賛成の趣旨を申上げて置く必要があるかと思います。この教育委員会法は、教育權の一般行政權からの独立及び教育の中央集權の打破地方分權の確立という方向において、教育の御主化のため極めて妥当な法案であると思うのであります。内閣の提出された法案につきましては、遺憾ながら現実の日本の状態にふさわしくないと言いまするか、やはり行き過ぎの感……

第2回国会 予算委員会 第1号(1947/12/11、1期、緑風会)

○河野正夫君 長官に二、三点お伺いいたしたいと思います。先ず最初に西尾さんが。いや、現内閣がと申してもいいと思いますが、健全労働運動の発達のために努力せられたいということ、中労委の権威を重んぜられるという態度に対して敬意を表するものであります。そこで、健全な労働組合運動ということを申しまするが、そうして私は恐らく西尾長官と同じような考えだろうとは思いますけれども、今囘の、或いは昨年以來の労働攻勢というような事柄は、單に或る筋の不健全な考え方が、入いておるから、どうもなかなかうまく納まらないのだというような、批判には同意することはできないのであります。例えば今囘の日本建の組合側からの要求というも……

第2回国会 予算委員会 第9号(1948/03/19、1期、緑風会)

○河野正夫君 大藏大臣にお伺いいたします。今回の豫算に關連してでございますが、前内閣のとき片山總理が言明せられ、森戸文部大臣が更に本委員會においても他の機會においてもしばしば言明せられ、そうして更に文部省内部においては、各地方廳に大體の内示さえ與えたところの新制中學校舎建設費の三十一億なにがしかの金額の内、七億を國庫が補助しておりますが、殘額六億四千萬圓は最も近い機會に追加豫算として計上する。こういう言明があつたのであります。然るに先年末におきましては、この二・八ケ月の官廳給與の豫算案が、職員給與の豫算案が出ましたときにも、その二カ月分の場合も機會を得ず、更に〇・八の追加豫算のときにも機會を得……

第2回国会 予算委員会 第15号(1948/04/02、1期、緑風会)

○河野正夫君 二、三伺いたいと思うのでありますが、今回の予算は、先に閣議で六億四千七百万円でしたか、決定されたものの内政府からの支出が約十億円、その残額だと了承いたすのでありますが、その際に三十一億と決まる場合に、私共総理にも、乃至は文部省にも、安定本部にもいろいろと交渉して聞いた時には、この三十一億というのは当然それに建築用材とかその他の物資の裏付けを持つが故に、それ以上は増加困難である。財源というばかりでなくして、そういう物資の裏付けという面からも、それ以上殖やすことはできない、こういうようなことを聞いておつたのであります。今回の暫定予算の補正が出るまでの間に、この金額に相当する物資は、す……

第3回国会 議院運営委員会 第1号(1948/10/13、1期、緑風会)

○河野正夫君 ところが運営小委員会というようなのは、ほかの場合に出て來ませんか。この運営委員会で小委員会を沢山設けることはありませんか。、そういうよろな場合と混乱しない名称であることが望ましい。
【次の発言】 さつきの予備員の問題ですけれども、私は緑風会の外の方と相談したわけじやありませんが、予備員が又共産党でも新政クラブでも一名なら一名となる。それで本人も予備員も止むを得なかつた場合に、その小委員会の承諾を得て誰かを代人を出すけれども、オブザーバーであるという御意見がありましたが、これは少し私はおかしいと思う。どうしても各派のすべての満場一致の賛成がなければ成立しないような性質の議事運営につ……

第3回国会 議院運営委員会 第4号(1948/11/08、1期、緑風会)

○河野正夫君 矢野君は、吉田首相指名について、片山内閣崩壊後の緑風会の一部の人々と言うか、その人々の指名の態度と同じであつたということを、こういうことを今のことには何にも関係ないが、お話になりました。私も緑風会の一人でありますが、全然違います。(笑声)ですけれども、それは今の論点には関係がありませんから、一應そう申上げるだけであります。私はいわゆる冒頭解散論には反対の者でありますが、緑風会は一党一派に偏しないが故に、先程から沢山いろいろ質問もありましたが、成る程それぞれ社会党とか、民主党とかいう方々は、その党派の立場からの御質問もありましたけれども、併しながらその質問の中には、又当然十日間の会……

第3回国会 議院運営委員会 第5号(1948/11/09、1期、緑風会)

○河野正夫君 公務員法の改正は、從來から國民の非常に注目しておるところでありまして、單に委員会に直ちに付託せられて、その間に審議せられ、本会議に移されて、簡單な賛成は反対の演説で決定するというのであつては、國会の機能が、國民のつまり目の前で、ガラス張りの中で行われるという建前が望ましい立場からすれば、甚だ不滿であると思います。その故にこれは当然最初に、極めて重要な法案だとして当局に説明を求める本会議を開いて頂きたいを思います。
【次の発言】 説明が三十分か、一時間かかるかも知れませんから、前後で三時間くらいの質疑、今どの程度かという委員長のお話だつたので、その程度、つまり何日もかからない、説明……

第3回国会 議院運営委員会 第7号(1948/11/11、1期、緑風会)

○河野正夫君 そういうふうに最初から言えばよいのだ。檢務長官のピントが外れている。私たちは今日のうちにでも、何か最終的な討論終結まで至りたいと思つておる。ただ常識的な立場で、例えば十月の二日にいよいよ捜査を開始した。そうしてこうこうこういうことで、こういうふうになつたという、途中の調査段階を丁寧に説明しろというのではない。ところが、十月十五日に至つて、どうしてもこうだということで、こういう会議を開いた結果として、何日にこうだというので、こういうことになつた。こういうことをお述べなさいと言うのです。(「言いわけばかりしているからいけない」と呼ぶ者あり)

第3回国会 議院運営委員会 第15号(1948/11/25、1期、緑風会)

○河野正夫君 岡部さんは二十七日というお話でしたが、どうでしよう、そうでなく、つまり矢野君のお話もそうだと思うけれども、日にちなど限らずに、とにかくこれは公務員法に限らず、どんな法案でも二日か三日くらいないと困るのです。日にちを限らないでとにかく我々の方の審議の余裕のあるように廻して貰えないかということを婉曲……個人の資格でも構いませんけれども、どうでしようか、その意思を通じて頂くというふうなことに訂正できませんか。
【次の発言】 緑風会の者も、実は今中村さんがおつしやつたような意味において賛成しておるのが多いのだと、私個人の知る限りにおいては信じております。それ故に、これは岡部さんの提案です……

第3回国会 議院運営委員会 第18号(1948/11/29、1期、緑風会)

○河野正夫君 併し衆議院の方で修正して來た場合は、参議院は審議期間が短いために審議が困難となります。從つて、結局関係方面の審議促進の要望は了承するが、議了できるかどうか判らないというのが最も参議院の自主的な態度ではないでしようか。

第3回国会 文部委員会 第1号(1948/10/15、1期、緑風会)

○河野正夫君 部屋が何時も決まつておるとすればそれもいいけれども、部屋の構造によつては座席がはつきり決まらんような場合もあるんじやないですか。又人数が二十人で大したことはないから、座席を決めなくてもよいかと思います。予算委員会のように多勢であれば別ですが、何か便宜なことがあれば決めたつで強ち悪かないんですが……。

第3回国会 文部委員会 第4号(1948/11/25、1期、緑風会)

○河野正夫君 この際速記に留める意味から予備審査のときとやや重複するかも知れませんが、一、二点お伺いいたしたいと思います。  第一條の目的ですが、國立國語研究所の目的と在來からあるところの國語審議会の目的との関係を明確にして頂きたい。  それから第二は先程岩間委員から質問もありましたがその御答弁の中に第七條の問題であります。その御答弁の中に創立準備委員会で評議員の選任を考えておるとこういうようなお話でありましたが、学識経験のあるものを各界から集めるのだろうと思いまするが、どういう方面から集めるつもりになつておるか、これは法律ではありませんけれども、只今の準備委員会の状況から見てこうこうこういう……

第4回国会 議院運営委員会 第7号(1948/12/12、1期、緑風会)

○河野正夫君 昨日からの経過もございますし、承認すべきものと思います。

第4回国会 文部委員会 第2号(1948/12/11、1期、緑風会)

○河野正夫君 第七條の休養を要る場合の休職については、大学管理機関が定めるとありまするけれども、これと第何條か、あとの大学以外の学校の場合、公立学校の場合でございますが、二年の休職を規定してある。ところが大学の方は、年数も何も規定していない、大学管理機関が勝手に定める、この振合は如何ですか。そういうところは立案中に何かお考えはなかつたのですか。
【次の発言】 今の御説明は腑に落ちないのでありますが、大学の自治は教提陣営だけの自治でなく、今、次官の御説明のように單に大学等局の独断、或いは一人よがりといつたようなことも省く意味の、何程かの外の人も加わるような構想のようですが、とにかくそれは自主制を……

第4回国会 文部委員会 第3号(1948/12/13、1期、緑風会)

○河野正夫君 私は皆さん御質問になつたので、格別内容に亘つてはないのですけれども、ちよつと國務大臣に伺いたいのですが、附則第三條に基く國会の確認を求める件というのは、前に國会に提出すべきものと決まつておるのであります。ところがそれを、まだこの会期は續くのですけれども、殆んど会期はなくなるかも知れないという情勢は大臣御承知の通りであります。それをこういうところへ以て、今日のような日に提出になる、今日というわけではありませんけれども、非常に差迫つて確認を求めていらつしやるということを私は不満に思うものであります。先程來いろいろな御質問もありましたけれども、新聞出版用紙の割当ということについては可成……

第5回国会 議院運営委員会 第1号(1949/02/11、1期、緑風会)

○河野正夫君 月曜日に各派かを纒めて、午後でもいいから運営委員会を開いて、庶務小委員会に付託する、都合によつては火曜日にでもやつて行く。自然休会になろうと、なるまいと我々の任務を盡すという方法でどうでしようか。

第5回国会 文部委員会 閉会後第1号(1949/06/16、1期、日本社会党)

○河野正夫君 私は極く素朴な質問をしたいと思うんですけれども、この文教審議会というようなものを内閣に置くということの法律的な根拠はどういうところにあるのでございましようか。これは全然経費を使わないものじやないと思うのです。経費を使いいろいろとプライヴェートな総理のブレーン・トラストとしても、國費をいろいろと使うとなると、何らかの法的な根拠がなければならんわけであります。その点は如何でありますか、伺いたいと思います。
【次の発言】 行政組織法その他各省設置法等によつて、一局一課の定員さえも國会の承認を得なければならんという建前になつておるのであります。そういう際に而も今日のような行政整理を行おう……

第5回国会 文部委員会 第2号(1949/03/24、1期、緑風会)

○河野正夫君 近畿班は二十七日に東京を出発しまして、十日間三重、奈良、京都、大阪と、主として國宝保存状況を視察し、併せて各府縣の教育状況、特に六・三制実施状況、教育委員会の運営状況というものを見て参つたのであります。一行は田中委員長を初めとして、十名の予定でしたが、左藤義詮君が文部政務次官に就任した関係上、欠けましたが、併し民自党から平沼彌太郎君が左藤義詮君の名代というわけでもありませんけれども、参加されました。特に一行について言うと、奈良においては柏原文部政務次官が加わりまして、視察もし、並びにいろいろし教育委員との談話の場合にも文部当局の代表としていろいろ應答もされたわけでございます。非常……

第5回国会 文部委員会 閉会後第2号(1949/07/13、1期、日本社会党)

○河野正夫君 この表ですがね、この表に入つていないのですけれども、文化という面から言えば非常に重要なことなんですが、著作権の相続といつたような場合、免税処置というか、そういうことについては專門員は調査されたのですか。
【次の発言】 これは今は質問のときで意見のときじやないけれども、問題点は、例えば漱石なら漱石が死んだ、そうすればその著作権は当然遺産として相続されるわけですが、併し今後出版されるのでまだ一つも出版されていない、ところがそのときに税金をうんと取られる、そこらに減税でなくても、課税の何か改正をするのではないか、こういつたようなことなんですか。

第5回国会 文部委員会 閉会後第3号(1949/08/12、1期、日本社会党)

○河野正夫君 暫く速記を止めて懇談をして、後で結論を得たときに又速記をするようにお願いしたいと思います。
【次の発言】 前にも委員長と理事とにお願いして、衆議院の方の委員長と理事と御懇談願つたこともあるのですから、引続いてこの法案を共同で作るかどうするかという点についての、手続上いろいろな点について、或るべく早い機会に両院委員長、理事の懇談を持つて頂きたいと思います。但しいろいろ若し御都合が惡いような場合がありましたら、別にここでまあ暫定的に交渉の方をお願いすることを決めても、それは差支えないでしよう。

第5回国会 文部委員会 第4号(1949/04/08、1期、日本社会党)

○河野正夫君 二、三質問をしたいと思います。昨日でしたか、日本経済新聞ではなかつたかと思うのですが、まあこれは噂なんでしようが、十五億程認められて、その代りに暫定、若しくは追加予算における公共事業費としての六三予算は認めないというようなことが、出ておつたかと思うのです。その点は勿論只今お話を承つた範囲内では、まだ海のものとも山のものとも分らんのであるから、そういう説の出るのもおかしいのですが、何かそういう根拠が多少あるのでしようか。
【次の発言】 衆議院で、大臣は教員の整理は行わないというようなことを答弁なさつたということを新聞にいつておりますが、如何ですか。

第5回国会 文部委員会 閉会後第4号(1949/08/23、1期、日本社会党)

○河野正夫君 行く行くの問題ですが後日小委員といつたようなものでも考える余地があるのですか、或いは衆議院の審議のときに來て貰いたいと思うというだけのことですか、その点も伺いたい。
【次の発言】 細かいことを二、三聽きたいのですが、御報告の分だけについてですけれども、先ず第一にこれは公立の学校だけを対象にして考えたのか、或いは又國立の附属中学校、小学校といつたものを考えたのか、私立をも入れたのか、先ずこのことを伺いたい。
【次の発言】 この二枚目ですか、應急建築必要面積の算定方式なんですが、一〇%増しにしておりますが、これは確実な数量は……これは推定でこれも止むを得ないかも知れませんが、確実な集……

第5回国会 文部委員会 閉会後第5号(1949/09/02、1期、日本社会党)

○河野正夫君 今の御説明で分つたようですが、念を押して置きたいんですが、今考えられておる約百億程度の本年度の補正予算の中には、前回説明を受けた新制中学のことばかりじやなく、要するに六・三建設費というものは含んでおるわけですか、百億というものの中に含んでおるかどうかというのです。
【次の発言】 最初に説明のあつた教員定数の誤差という問題でございますけれども、この定数については本年度の当初予算のあの説明の際にも、これでは不足するに決つておると我々は強力に主張したにも拘わらず、大体間に合うという文部省側の説明であつた。然るに先般來いろいろな方面において文部当局なるものの説明を聞くと、二万数千人の小、……

第5回国会 文部委員会 閉会後第6号(1949/09/12、1期、日本社会党)

○河野正夫君 懇談の際でもいいですけれども、それで今後は連絡をどうするかというような話合いはなかつたのですか。
【次の発言】 その御説明でよく分りました。それから連絡の労を感謝いたします。そこで今のようなお話ですと、後で衆議院の方から委員会なら委員会に出て貰いたいというような場合に、こちら側の小委員みたいなものをやはり決めて置く必要があるのじやないか、その意味で私の考え方では今までに交渉に当られた方で結構だと思いますが、とにかくそういう方にお願いして、本委員会で一應お願いして置く必要があるのじやないかと思います。皆さんどう考えておりますか。

第5回国会 文部委員会 閉会後第7号(1949/09/16、1期、日本社会党)

○河野正夫君 文部省の方から、今回の補正予算についていろいろ要求が出ておる、今折衝中であるということでありまするが、御承知のように、臨時國会に出される補正予算は來年度の予算の概要と睨み合わせで研究するとかということであります。そこで我々として大藏省の説明を求めたいというのは、從來公共事業費としての六・三経費としても、或いは文部省の一般予算にいたしましても、幾度か文部省の最低限度の要求というようなものも聞き、我々も又いろいろ要求もし、文部当局に部替編成を求めて、それがいよいよ大藏省に出て行きますると、教育等の実体は御承知ないのじやないかと思われるような削減に出会つた。もとよりドツジ予算のあの編成……

第5回国会 文部委員会 第8号(1949/04/26、1期、日本社会党)

○河野正夫君 一体今法案を配つて今質疑をしろというのは甚だ無理な話なんでありますが、もう少し法案が早く我々の手許へ届くように文部当局は処置を講ずべきではなかつたかと思いまするが、取敢ず少しずつ質問を進めて行きたいと思います。  この最初の医学又は歯学の学部を置く大学に対して特例を設けている点でありますが、その大学の他の学部又は他の大学に二年以上在学するという意味はどういうところにあるか。例えばすぐに医学部に入れないといたしますと、どういう学部を出るということを言つておるのであるか。その点はつきり聞いて置きたいと思います。
【次の発言】 そういたしますると、この一般教養をやる、いわゆる教養学部と……

第5回国会 文部委員会 第9号(1949/05/07、1期、日本社会党)

○河野正夫君 大臣の出席は、この提案理由の説明だけのものではなくて、やはり我々の質疑にも多少答えて頂くというのであれば、社会教育法案なら法案につきましても、もう少し、逐條的なものは要りませんけれども、社会教育局長あたりの説明くらいは承つて置きたいと思います。
【次の発言】 その件においては異議ございませんが、皆様方のお許しがあるならば、私ちよつと緊急なことを三分ぐらいでいいですが、伺いたいと思いますが、
【次の発言】 ちよつとテーマは、主題は地方教官の地方議員との兼職問題に関してでございますが、國家公務員法の規定によりまして、地方議会の議員が公務員と両方を兼ねることはできない。現にその任にある……

第5回国会 文部委員会 閉会後第9号(1949/09/26、1期、日本社会党)

○河野正夫君 この自治廳通牒の問題はしばしば議論になつて、議論というよりも、我々の方から質問があり、関係当局の方からもいろいろと答弁もあつたのです。実は申しますと、只今我が党の宮崎縣選出の議員の方とちよつと話をしたのですが、地方では非常に弱つている、あの通牒がなければ何とかまあ府縣だけでも、多少この定員定額によつて生じた、本年度の予算によつて生じた困難を地方費で何とか賄うという意思を持つておつた。ところが自治廳の通牒があつたので、すつかりその点で頓挫を來たしておる。何とかならないだろうかというような相談を今受けて、ここに來たばかりであります。一應文部当局のいろいろな意向を聞いて見ますと、実質的……

第5回国会 文部委員会 第10号(1949/05/09、1期、日本社会党)

○河野正夫君 八十六條の問題でありまするが、稻田局長の説明ではやや了承できないのであります。この文部大臣が檢定を行なうという必要は、用紙割当制のみではなくして、その他にも十分に局長側においても必要を認めておる他の理由を持つておるのだと私は思うのであります。一体日本の法律はなぜそういう不正直にやるのであるか。私はその点があらゆるそういう場合にぶつかるごとに一種の忿懣を覚えるのでありますけれども、用紙割当制の問題だけであるならば、学童数、教科書の需要数、ページ数等を考えれば、当然全國的には或る一定の数量が出て來て、それだけ取れるとすれば文部省で檢定しようと、地方教育委員会が檢定しようと、それは同樣……

第5回国会 文部委員会 閉会後第10号(1949/10/05、1期、日本社会党)

○河野正夫君 新聞で見ますると、閣議で來年度予算の大網が決定せられたということでありまするし、各省の経費、これは何という項目になつておりますか、雜費という項目になつておるかも知れませんが、その項目はまだ折衝の余地があるかに聞いておるのでありますが、私共の得た情報によりますと、文部省としては相当数、六百五十億以上の要求を出してそれが大藏省の査定に遇つて二百七十億程度に減額せられる運命にあると、こういうことであります。今委員長のお話しになつた六・三予算と申しまするが、その公共事業費関係のものでない、一般文部省の予算について今申した数字が我々の方に入つている情報でありますか、この際文部省当局から概算……

第5回国会 文部委員会 第11号(1949/05/10、1期、日本社会党)

○河野正夫君 第四條のことについて御質問をいたしますが、第四條には國はかくかくのことを行うことができるとこうある。先程鈴木君なども質問されたように、これを「行う」として、「これができる」を省いてはいけないかということなんです。なぜなれば第五條第六條の方面では、市町村当局が種々の社会教育事業を行うということになつておるのに対して、第四條は國がそういう補助斡旋を行うことができると、こういうふうに明瞭に文章の上で区別があるし、予算の範囲内において行うということになりますれば、予算は当然國会の協賛を経ることになるのでありますが、予算の範囲で行うということは決して差支ないことであつて、不当に國に責任を負……

第5回国会 文部委員会 閉会後第11号(1949/10/07、1期、日本社会党)

○河野正夫君 今岩間君の提起した問題について二、三御質問申上げたいと思います。私は只今大臣が最後におつしやつた文部省が統制的な考え方を排除して大学なら大学の自治に任せよう、地方の教育については教育委員会の自主性を尊ぶというような根本的な態度というものについては、当然そうあるべきものであるとこう考え、賛意を表するものであります。終戰後急激に日本人が解放せられたと言うか、與えられた自由を享受と言うか、そういうために、却つて行き過ぎの混乱と無秩序というような状態が全般的ではないとしても相当個々の事象において見られたということも私は認めるものであります。ところがそういう事態のときにはむしろ私は今までの……

第5回国会 文部委員会 第12号(1949/05/11、1期、日本社会党)

○河野正夫君 山本さんに一つ伺いたいのですけれども、先程の法律的な御解釈は非常に参考になつたのですけれども、ちよつと聽きはぐつたことがあるのでございますが、公の支配というものの解釈のしようで、つまり山本さんの御趣旨は公の支配というものの解釈のしようで、社会教育團体を公の支配に属しておると受取ることによつて補助金やなんかを與えるようにしたい、こういう御意見でございましたでしようか、その点がはつきりしなかつたのですが……
【次の発言】 北條さんに伺いますが、先き程非常に参考になる御意見を伺つたんですが、私がこの社会教育法案を見まして、学校の通信教育、学校過程としての通信教育、それとここの法案では通……

第5回国会 文部委員会 閉会後第12号(1949/10/13、1期、日本社会党)

○河野正夫君 法制局の説明を併せて承つた方がいいと思います。

第5回国会 文部委員会 閉会後第13号(1949/10/15、1期、日本社会党)

○河野正夫君 今の岩間委員の質問を補足的に二三伺いたいと思います。この補正予算における算定の根拠ですが、指定統計が一万、いわゆる予算定員よりもオーヴアーしているというので、こういう更正予算の措置がとられるということですけれども、只今の御説明では指定統計の兒童数から算出して一万人オーヴアーと、こう言われますが、指定統計には教員数の統計はないのでありますか。その点を先に伺いたい。ある筈だと私は思いますが……。
【次の発言】 そこでその実人員とここの算定されたる人員との割合というものを明確にして置かなければ、大藏当局との折衝はとにもかくにも、文部省として予算を要求する根拠がないと思います。そこでその……

第5回国会 文部委員会 第14号(1949/05/14、1期、日本社会党)

○河野正夫君 江口さんに伺いますが、先程の事前審査はよろしいですけれども、審査権者が授與権者と同じになつているのはいかん、こういうのは大変御参考になる御意見ですが、それで十二條の問題ですね、これは何とか公平な審査をするような機関を設けたらいいというような御意見はありませんですか。何かそういう案でも……
【次の発言】 それと関連があるのですか、あなたは触れなかつたのだけれども、この檢定というものですね、教育職員の檢定というような問題、これは授與権者が行うことになつておりますね、これなども昔のあの教員檢定などの場合は檢定委員会などがあつたかと思いますが、何かそういつたものを必要といるというお考えは……

第5回国会 文部委員会 第15号(1949/05/16、1期、日本社会党)

○河野正夫君 只今の一級、二級の区別と職階制との関連に関する御答弁は甚だ不満であります。文部当局のこれに対する説明の中に、すでに職階制に移行するための準備的措置となり得ると思うというようなことが書いてあつたと私は思うのであります。それだから私はここで職階制を問題としておるのであります。而も今言つたような能力差ということは、例えば、学校において職階を、今フーヴアー・ミツシヨンで考えておるような職階制ということを仮に考えるならば、校長或いは教務主任といつたようなことは、或る意味の、職階といつても身分や何かの上下じやありませんけれども、なり得るかも知れません。職務上の一般教員といつたような、校長とか……

第5回国会 文部委員会 第16号(1949/05/19、1期、日本社会党)

○河野正夫君 日本社会党参議院議員團はこの法案に対しまして、先程の若木委員の修正を加えた上で賛成をするものであります。もとより先程來又批判的な質問においても多くの方々が発言せられましたように、この法案には予算乃至物資の裏付が足りないとか、或いは各種の項目において統制的な臭いが強いとか、自発的な活動を助長する方面が不足であるとかいう種々の不満はございます。そうして修正案を出しましたけれども、それを以てしても、尚これらの欠陷が是正し得られるということの保証はまだ不十分であろうと思うのであります。けれども今日非常な危機に際会しておる六・三制の教育が出発をし、そうしてそのことの勢は当然六・三・三・四の……

第5回国会 文部委員会 第18号(1949/05/22、1期、日本社会党)

○河野正夫君 十二條の点について第十三條と関連をして実例を挙げて質問をいたします。ここの別表に決められた教職員の定員というものは一体どういう標準或いはどういう手続によつて決定されたかというのが私のお尋ねしたいことなのであります。一例を申上げると、東京工業大学九百十八名の総定員のうち、將來政令を以て発布さるべき内容を予め通達したと言われる発学三百十二号の内容から見ますると、事務職員において七十七名現実よりも多く、教務及び技術職員において八十七名少いという、こういう実情にそぐわない通達が行つているのであります。まあこれは一例に過ぎないけれども、とにかく沢山の大学においてこういうことが我々起るのでは……

第6回国会 文部委員会 第1号(1949/10/31、1期、日本社会党)

○河野正夫君 別に他に御意見がなければ、次の機会に細目の説明と質疑を移して、今回は長い休会中にいろいろな出来事もありましたので、二、三緊急に質問したいという委員もおるようでありますから、その方に時間をお割き下さることを提案いたします。
【次の発言】 若木君の御質問は大臣に対する質問でしたら私の方は後でもよろしいんです。私は事務当局で結構なんです。
【次の発言】 私は本来行政庁の内部のでき事についてとやかく当委員会で問題にすることは好ましくないので、成るべくそういうことには触れたくないと思つておつたのでありますけれども、只今全国に教職不適格者として、大学から小、中学校に至るまで、教員の馘首乃至は……

第6回国会 文部委員会 第2号(1949/11/10、1期、日本社会党)

○河野正夫君 お急ぎのようですから、実は予定した質問もあるんですけれども、それは後程政府委員から承ります。文部大臣がいろいろ只今承るところによると、国宝保存費その他について内面的ないろいろな努力をしておられるということは了承いたしましたが、三島委員から御発言の、国宝保存の費用は固より、鈴木委員、岩間委員等から発言された科学の研究費又若木委員や藤田委員から発言されておる六・三建築費とか、教員の国庫負担費とか、そういう面において、十分にこの際必死の覚悟で御盡力を願いたいという御注文を申上げて置きます。
【次の発言】 今若木委員から質問されたことを重ねて懇談会としてでもよろしいですけれども、教育予算……

第6回国会 文部委員会 第3号(1949/11/14、1期、日本社会党)

○河野正夫君 この前もお話がありましたし、それは趣旨は極めて賛成ですけれども、決議となると手続が要るので、先ず一応速記のない懇談会で意見が纏まつたものの方がいいじやございませんか。審議の上では。
【次の発言】 その前に何か速記をつけてやるような事項がございましたら、もう十分ぐらいしか速記の方は貰つていないそうでありますから。

第6回国会 文部委員会 第5号(1949/11/22、1期、日本社会党)

○河野正夫君 細かいことを一つだけお伺いいたします。説明にあつたかと思いますけれども、現在の商船学校でございます、言つてみれば商船高等学校というようなものではないかと思いまするが、併しこれが依然としてこの高等学校規定の中に嵌まつて来ないように思うのでありまするが、これについての見通し、又商船高等学校というものを必要とするかしないかということについての御意見を承わりたいと思います。ついでにこれらの商船学校の卒業生は商船大学へ入ることができたと思いますけれども、将来はどうなるかということについても御説明願いたいと思います。
【次の発言】 私もその点伺いたかつたのでありますが、一体この前の学生運動を……

第6回国会 文部委員会 第6号(1949/11/25、1期、日本社会党)

○河野正夫君 大濱さんに三点だけ伺いたいのでありますが、一つは先程教授連合の一種の反対のことに触れられておりましたのでございますけれども、私共もあの声明書及び要請書を頂いたのでありますが、あれは最初の私学法案として出されたものに対する反対論ではないか知らんとこう考えておつたのでありますが、先程の御説明では、そうでなく、只今国会に上程されておる法案についての御意見であるというので、その点は了解いたしました。併しそうだといたしますと、そこに述べられておること、先程大濱さんも要約されておりましたけれども、補助助成の名目の下に監督を強化するのは反対であるというようなことが、あの法案に即してというと、江……

第6回国会 文部委員会 第7号(1949/11/26、1期、日本社会党)

○河野正夫君 全般的なことを五項程伺つて置きたいと思います。それは実は逐條審議の際と思いましたけれども、速記がいつまでおるかも分り兼ねるので、今のうちに質問して置きたいと思います。  第一に今財政権の問題でいろいろ御質疑があつたのでありますが、当局のお答えは教育費の方向で何とか努力しつつあるというようなことでありました。それは勿論極めて重要でありまするが、教育委員会そのものの財政的な裏付けがないのではないかというのが、昨年のこの法案の提出された時の問題の一つであつたと思います。実際に各地方を廻つて見ましたが、本年度極めて圧縮せられたあの教員の定教の中から、この教育委員会事務局に相当数教員が事務……

第6回国会 文部委員会 第8号(1949/11/28、1期、日本社会党)

○河野正夫君 山崎さんにお伺いいたしたいと思います。大変参考になる意見を承つたのでありますが、実際に教育委員として東京都で働いていられるという経験の上から現在の、と申しますのは、この改正案以前の法律で、誠に困ると、だから改正しなければならんという意味で、例えば服務規定とか、或いは教育長の委任代理の許容とかいうことを認められ、或いは賛意を表されたのであるか。又は理論的な立場からそれはそうなるのが当然であるという意味で抑せられたのであるか。その点を最初にお伺いいたしたいのであります。と申しまするのは、法案そのものの内容の可否ということもありますけれども、我々の心配しているのは、事実上そうなつており……

第6回国会 文部委員会 第9号(1949/11/29、1期、日本社会党)

○河野正夫君 私もそう思います。この前朝鮮人学校の問題でも政府に憲法違反の理由で迫られたことがありまするし、紹介議員の大隈さんの了解を得て保留にしたらどうですか。
【次の発言】 根本的なことを一つ伺つて置きたいのですが、学校法人は民法法人でもあると思うのでありますが、その民法の制約と本章の制約とどういうような関係を持つておるのでありますか、一般的にお答え願いたいと思います。
【次の発言】 私、言葉の点ですが、第三十七条四項の三号、監事の職務のうち「監査した結果不整の点」という、この不整とはどういう意味ですか。何だか新らしい日本語のような気がするのですが。

第6回国会 文部委員会 第10号(1949/11/30、1期、日本社会党)

○河野正夫君 條章はちよつと見当りませんけれども、私立大学審議会若しくは私立学校審議会の構成員の中で、私立学校の団体、私学振興を目的とする団体の規定がございましたが、その学校数の三分の二、或いは生徒数の三分の二を持つ団体があるときは、ということがあつたのでありますけれども、こういう団体が、形の上では成程この法文通りに出来ておりましても、運営が極めて民主的でないというようなときにも、尚この法文通りに、一種の委員の推薦権を認めるということは、やや不合理じやないかと思います。この意味で、この民主的に組織されていなければならないと思うのですけれども、その点について何らの規定がないのは、どういう気持から……

第7回国会 議院運営委員会 第7号(1949/12/19、1期、日本社会党)

○河野正夫君 それはどちらでも私は構わないと思うのですけれども、法律的にはどうですか。これは給与法、国家公務員に関するもので、人事委員会ではありませんか。

第7回国会 議院運営委員会 第8号(1949/12/20、1期、日本社会党)

○河野正夫君 社会党の方から提案しているのでありますけれども、皆さんの御意見次第では各派共同提案でも結構なんでございますが、その点をお含みの上御審議を願つたらいいと思います。ちよつと決議案の提出いたした理由を御説明申上げますが、すでに人事院の勧告が提出されてから相当に日数が経つており、その詳しい人事院勧告の趣旨についての意見というようなことは申上げるまでもなく、今お手許に差上げました決議案文にも明らかになつておりまするように、六・三ベースがすでに過去のものであつて、現実の生活費或いは民間の賃金等から見て当然給與の改訂はいたさなければならないということは夙に認められておつたところなんであります。……

第7回国会 議院運営委員会 第9号(1949/12/21、1期、日本社会党)

○河野正夫君 社会党から提案されたものが、審査省略でなくと委員会に付託するということになつており、私は殆んど同様の決議ですから、やはり同じ委員会に付託すべきものだと思います。委査省略を承認することはできません。広汎だから尚一層検討を要する。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 これはこの前の運営委員会で、我が党の出したこの決議案に対する委員会審査省略の件は否決になつたのでありますが、尚、本会議でこの件を要求するという案であつたのでありますけれども、それは社会党としては撤回いたします。ついては今議題となつておるのは緑風会の案でありますけれども、両方の案共に審査省略をいずれも撤回して頂いて、併し……

第7回国会 議院運営委員会 第11号(1949/12/24、1期、日本社会党)

○河野正夫君 後で提案をしたいのですが、最初の増田長官の言葉で一点だけ伺いたいと思います。大磯行などのことについて、首相の行動について、増田長官は今御自分の感想を述べられましたが故に、二十二日の首相の行動の弁護は今聞きましたが、長官自身がこの点についてどう思われるかということについて伺いたい。と申しますのは、成るほど病気で行かれたのかも知れんとしましても、更に渉外関係のクリスマス・プレゼントを買う必要があつたかも知れんけれども、一国の総理として、特に国会開会中重要な案件を上程しておる際、而も出席を求められることは明々白々なる場合に、医者に行くというのは止むを得ないかも知らんが、その帰りであろう……

第7回国会 議院運営委員会 第13号(1950/01/23、1期、日本社会党)

○河野正夫君 只今山下君の御意見のように小委員会で決定できればいいのですけれども、今の事務総長代理のお話もありましたので、それはここで初日だけでも決めて置くことが皆さんの御反対がなければよいと思います。
【次の発言】 社会党は三名。
【次の発言】 委員長の最後の案は、先程からの話合とちよつと食い違つておるんですが、それでもいいと皆さん御了承になればいいのですが、最初の七会派の第一の抽籤と残りの抽籤と、こういうことで二つに分けるのでないか。(「それは分つておる」と呼ぶ者あり)それがお分りで、御了承ならばいいのですが……(「それでいいじやないですか」と呼ぶ者あり)

第7回国会 議院運営委員会 第14号(1950/01/24、1期、日本社会党)

○河野正夫君 質問に入る前にその時間の件でありますが、十一時十五分までというと、丁度総理が労組代表と会うぐらいの時間にしか過ぎない。今十一時七分ぐらい前ですから、もう少々、せめて十一時半か正午までぐらいはおいでを願いたいと思います。こう思うのですが、どういう止むを得ない事情かを先ず承りたい。
【次の発言】 簡單にもう一つ……。公務が済んで午後はどのくらいの余裕がおありになるか。それを一つ……。
【次の発言】 一応その返事だけは承つて置きます。
【次の発言】 時間の足りなくなつた分については、又そのときにすることにいたしまして、早速質問いたします。昨日、本院の議院運営委員会の決定の線に沿うての首……

第7回国会 議院運営委員会 第16号(1950/01/26、1期、日本社会党)

○河野正夫君 皆さんの御意見なら、伺うことは伺つても私は差支えないが、ただ問題を端的に申上げますと、増田長官をして政府の答えせしめた公企労法の解釈は、明らかに変更しておると我々は主張し、総理は取調べて答えると、こう言つておるのです。その点が一つ。そうして若しも変更をしておるというような場合には、その政治責任をどう考えるか、この質問が第二点として残つておるのです。その第二点の方は法務総裁としてはお答えは不可能かと思います。第一点についてお答えができるというのであれば伺つてもよい。如何ですか、法務総裁。その点はお答えできるのですか、そうでなければ、ここにおいでになつておるから、專売公社法の方の裁定……

第7回国会 議院運営委員会 第21号(1950/02/07、1期、日本社会党)

○河野正夫君 電力問題に関する特別委員会を設けることについて、社会党としては格別御異議がございません。
【次の発言】 社会党は自由討議には一人予定がございますので、これは又別なことでとつておりますので田中利勝君の質問は緊急性があるものと思つて是非御承認を願いたいと思つております。

第7回国会 議院運営委員会 第24号(1950/02/13、1期、日本社会党)

○河野正夫君 今委員長からお諮りの、同時提出か、或いは一院に提出して他院が送付を受けるかということか、そのどちらが正しいのかということを審議するのでありますが、それは今お話しのように、法律案でも或いは承認を求める案件でも皆違うわけです。それで今回のような公労法第十六條第二項のような関係の場合に、一体承認を求める件としてであるのが至当であるか、議決を求める件というのが本当かということを相当論議し、それから両院に同時提出すべきものかどうか、或いは一院に先に提出していいかということが決まつて来るのですが、その意味で佐々木君の御意見に賛成いたします。

第7回国会 議院運営委員会 第25号(1950/02/16、1期、日本社会党)

○河野正夫君 社会党といたしましては、いろいろ相談しました結果、この決議案の趣旨誠に結構なので、委員会審査省略で本会議に提出するということに異議ございません。
【次の発言】 それから次に、緊急質問の件につきましてお諮りいたします。吉川君と細川君からの緊急質問の申入れがありましたが、これは前の委員会において留保になつております。これを如何取計らうことにいたしますか。
【次の発言】 社会党の、吉川君の提出いたしました緊急質問の件は、暫く留保することにいたします。
【次の発言】 異議あり、その保留という意味によりますけれども、つまりこの次本会議が開かれるときに考えて頂くという意味で、本日は保留すると……

第7回国会 文部委員会 第2号(1950/02/04、1期、日本社会党)

○河野正夫君 私遅れて来たので質問が重複するといけませんので、只今質問は保留いたしますが、出席された委員から承わるところによると、本日突然説明されたので、まだ研究の時間も必要だろうと思います。これなんかの審議は又後刻に保留させて頂きたいと思います。

第7回国会 文部委員会 第3号(1950/02/10、1期、日本社会党)

○河野正夫君 この法案は極めて簡單で、そうお伺いすることもありませんが、これに関連して一つだけ承つて置きたいのですが、この改正案は、要するに学術会議の会議は何ら政治的なものじやない。全然それとは無関係で、而もいわゆる行政上の主要な何らの仕事をするものではない。だから国会議員を兼ねても差支ないのだというような意味、及びその外のいろいろな関連したことから、選挙権、被選挙権の修正であるというお話でありましたが、御尤もであります。併し日本学術会議の運営の中に、特定の政治的意図を以て運営されている面があるのではないかという一部の疑惑が生じていることも事実であります。それは学術会議の中は幾つかの部に分れて……

第7回国会 文部委員会 第5号(1950/02/17、1期、日本社会党)

○河野正夫君 左藤委員から指摘された問題については、もつと文部当局とも論争を交さなければならん点が多々ある。私数えましただけでも七点ばかりあるのでありますが、今日は遅くなつているので、ただこの次の機会のために二、三注文をしておきたいと思います。今日手許に現職教育計画というのが配られましたが、私のこの前に要求いたしましたのはまだこれだけではないのでありまして、左藤委員からも質問が出ましたが、予算について通信教育乃至は現職の講習の予算が掲げらけておりますが、これはどういう單価で、どういう回数で、どうであるかという具体的な計数と説明書をこの次持つて来て頂きたい。  更に私がこの前に数字を求めたのは、……

第7回国会 文部委員会 第6号(1950/02/21、1期、日本社会党)

○河野正夫君 局長にお伺いしたいのですけれども、まあ今回こういう元号に関する、或いは年号に関するいろいろな問題を本委員会で調査研究することになつておるのですが、若しこういうことがない場合に将来元号といつたようなものが天皇の権限に属しようと属しまいと、日本国の将来において現在の憲法、或いはいろいろな法律の建前から、制定と言うか、発布と言うか、称呼を公式に用いるというようなことがあり得るでしようか、どうでしようか、その点を承ります。この法律の範囲内での……。
【次の発言】 つまり現在のままではあり得ないことになる、こういうわけですね。
【次の発言】 公式文書等において昭和何年何月何日というふうに書……

第7回国会 文部委員会 第9号(1950/03/07、1期、日本社会党)

○河野正夫君 委員長ちよつと……
【次の発言】 私のは極めて簡單ですが……、ベース改訂はやらんという政府の、増田長官あたりの労働組合に対するいろいろな話合いの中にしばしば本年度は超過勤務の予算が昨年よりは四割も殖えておる云々と、そのような万両で給與の実質を上げて行くというような説明をされる。ところが公務員である教職員も、又地方公務員の教職員も超過勤務ということについて完全な裏付けがないわけであります。そこでこれは何も今増田長官の言明が云々というだけでなくして、事実上超過勤務というものは必要な規定だと思うのでありますけれども、これらについて人事院は教職員の場合における超過勤務について、何程か具体……

第7回国会 文部委員会 第10号(1950/03/10、1期、日本社会党)

○河野正夫君 私は内容のことよりも、第二項のこういう表現が、戰後派の法律にはしばしばあるのですけども、事務当局に伺いたいのですが、[地方公共団体の長がしたものとみなす。」、これはこれでもよいものでございましようか。(文章の上で如何なものでございましようか。行なつたものとみなすというふうな意味なのでしようが、そういう表現は却つて何か支障があるのですか。
【次の発言】 まああるのならいいのですけれども……ちよつと内容のことですが、この法律が仮にできるとしますると、昨年公立大学の職員になつた者は、これはもとより、昨年新任と言いましても、他の公立学校の教育等をやつておつて或いは昨年他の国立大学におつて……

第7回国会 文部委員会 第11号(1950/03/17、1期、日本社会党)

○河野正夫君 第五十條に次の二項を加えるというところに「高等学校には、前項の外、養護教諭、助教諭、技術職その他必要な職員を置くことができる」とあるのでありますが、学校教育法によつて小中学校には養護教諭を置かねなばならないことになつておる思います。特に高等学校には置くことができるとした理由を承わりたい。
【次の発言】 今のお説は一応尤もに聞えるのですけれども、文部省の今までいろいろな法案に示した態度から見ますると、聊か腑に落ちない点があるのです。例えば教職員免許法というようなものにおいては、高い理想を示し現実を調和して聊か低調ならしめることが必要ではないかというような輿論も無視して、強行突破しよ……

第7回国会 文部委員会 第12号(1950/03/29、1期、日本社会党)

○河野正夫君 この別表の改正に関連してちよつと伺いたいと思いますが、事務当局から伺うところによると、二十五年度において現在の国立大学の職員の定員壇が四百九十一名に達すると、こういうことであります。そのうち公立から移管さるべきものの定員が二百六十七名を占めるということでありまするが、それに関連して文部大臣に最初にお伺いいたしたいとこう思うのであります。この四百九十一名の壇加はこの別表改正の中に示されておるのでありまして、又同時に予算の案にも入つていると承わつております。併しながら政府が企図しているという新定員法によつてこの四百九十一名が減ぜられる運命にあるやうに承わつておるのでありまするが、その……

第7回国会 文部委員会 第13号(1950/03/30、1期、日本社会党)

○河野正夫君 この法案全体に対しては賛成いたします。併しながら、実は社会党といたしましても、又その他本文部委員会における同志の諸君といたしましても、修正をしたいと、こういうことで所要の手続きをとつたのでありますが、遺憾ながら、その手続が完了することができなかつたのであります。従いましてこの際賛成ではありますけれども、次のような條合を附して置きたいと思うのであります。その第一点は、今回改正は極めて一部分簡單なものでありますけれども、学校教育法というものが施行されてから、いわゆる六三三制が漸く整つて来たので、この際過去の経験に徴し、相当度の根本的な改正をする必要な段階に立至つていると思のであります……

第7回国会 文部委員会 第15号(1950/04/19、1期、日本社会党)

○河野正夫君 数点質問いたしたいと存じます。第五十條の改正において、学校給食に関する企画、配給物資の管理、利用に関することというようなのをはつきりさせたことは大変結構だと思いまするが、これに関連してちよつと伺いたいと思います。  我々が地方を視察して参りますると、学校給食を、特に進駐軍放出物資等によつて、戰後の低下した体位を向上させるべく骨を折つておるのは非常に有難いのでありまするが、実情は、どうもその地域の特殊性というか、そういうものを無視して行われ易くなつておるように思うのです。例えば、この條文で、教育委員会が配給物資の管理、利用に関することを掌ることにいたしましても、これは広い意味の都道……

第7回国会 文部委員会 第16号(1950/04/25、1期、日本社会党)

○河野正夫君 今の平島政務次官の御答弁でございまして、我々立案者としては満足するものでありますけれども、ついでに一つもう少し突込んで伺つて置きたいのは、これについて本年度においては予算の格別な措置が要らないよう了承しているのでありますが、その点如何でございますか。更に将来に亘つてはこの法案の趣旨を体して十分にそういう方面についても御盡力を願いたいと思いまするが、その点の御意見を伺つて置きます。
【次の発言】 只今我々委員会の同志の提案になる本法案が可決されましたにつきまして、この際委員長のお許しを得て、この法案の作成乃至は今日に至るまでのいろいろ関係方面との折衝等について御盡力を願つた専門員の……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 文教委員会第三小委員会 第1号(1947/08/18、1期、緑風会)

○河野正夫君 今お諮りのように、結局これは岐阜農林だけ論じてみても始まらないので、小さい範圍に言えば、一般に實業大學、その中の農林關係ですが、大學というものが、將來日本でどういう地域制乃至は程度で、どう置かるべきかというようなことで一般論がされなければならない。もつと廣く言えば、一般に新制大學そのものの在り方というようなものが論定せられて、初めてこの請願が論ぜられることになるだろうと思います。それで結局まあ文教委員會としても特定の學校のことだけを取上げるという行き方は、叫んだ人だけ得になる、或いは損になるかも知れないが、面白くないと思います。だから御説のように一般的に論じて行くという方法でいい……

第1回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1947/11/24、1期、緑風会)

○河野正夫君 どうですか。質疑を打切りまして如何かと思うのですが……
【次の発言】 この付託せられた予算案全体についての賛否の討論の段階に入つているのであります。私はこの予算案全体についてのいろいろな、例えば編成方針とか歳入の面とかいろいろの面についての論議は後日に譲りまして、この付託せられたことについで言いますと、私といたしましては止むを得ない臨時の処置として、賛成をするものであります。但しいろいろと先日來輪議を重ね、審議を重ねて参りましたのですが、文教予算については、極めてて過少なる点を遺憾とするものであります。時に新学制実施のための予算額というものが、僅少に失しておると認められるので、こ……

第5回国会 内閣・文部連合委員会 第1号(1949/05/06、1期、日本社会党)

○河野正夫君 細かいことですが、教育職員免許というものが一方に出ているのでありますが、今從前やつておつた教育職員の免許の免許状を授與するものは、授與権者は文部省にあるか、都道府縣の教育委員会にあるか、それがはつきりしていないので、その事務がこの設置法の方ではつきりしていないと思いますが、その点如何でありますか。
【次の発言】 國立の直轄学校の附属の高等学校とか、中学校、小学校もあるわけですね。そういうような場合は如何ですか。
【次の発言】 文部省は全然タッチしない……
【次の発言】 もう一つ。どこか私條文を今読んでおつて忘れたのですが、どこか監理局の、所属になつているかどうか分りませんが、教科……

第7回国会 地方行政・大蔵・文部連合委員会 第1号(1950/04/30、1期、日本社会党)

○河野正夫君 質問をする前に地方行政委員会の各位に対して文部委員長が御挨拶を申上げることになつておりましたが、只今ちよつと所用で出ておりますので、私代つてこの法案の非常に山積しておる際に時間をお割き下さつて連合審査委員会をお開き下さつたことに対して感謝の意を表します。更に文部委員会といたしましては昨日会議を開きまして、この連合審査会においてばらばらに余り時間をかけて我々だけのこういうような質疑を繰返すことは他の委員会の諸君に対して失礼であるというような考え方から相当質問事項も打合せて参つておりますのでその点お含み置きを願い、我々の質問は限定されておりまするので我々の質問したいと思う点だけはお許……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

河野正夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。