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小川友三 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

小川友三[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは小川友三参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。小川友三参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 決算委員会 第1号(1947/07/05、1期、緑風会)

○小川友三君 理事の決定は委員長の指名によりまして決定いたしたいと思います。
【次の発言】 この案に對しましては、委員さんの萬全を期するために、四分科案に賛成する者であります。
【次の発言】 それはやはり委員長の御指名がいいと思います。
【次の発言】 山下さんに賛成。

第1回国会 決算委員会 第2号(1947/07/29、1期、緑風会)

○小川友三君 審査方法は小委員會によつて審査したいと思います。それから建設省問題ですが、これは財政金融委員會と合同委員會を開いて、兩委員會の緊密なる連絡の下にやつて行きたいと思います。
【次の発言】 只今山下委員から發言がありましたが、これは行政機構に關するととは決算委員會がやるごとに決つておるのであります。それは参議院規則第四節第七十四條に明確に表記せられておるのでありまして、他の委員會の意見を参考に聽くことは必要でありまするが、斷じて決算委員會でこれは決定すべきものでありまして、これは安心して我々が調査し、決定をするということに御方針を確立をして貰いたいのであります。参議院規則を讀んで裁き……

第1回国会 決算委員会 第3号(1947/08/06、1期、緑風会)

○小川友三君 勞働省設置法案に對しまして只今米窪國務大臣から懇切なる御説明がありましたので、誠に結構なことでありまして賛成するのでありますが、特に能率増進という點についてお伺い申上げます。勞働統計調査局というものは合理的科學的統計をせられるという大臣の熱心なる御説明がありましたので如何にも能率がぐいぐい上つて來るような感じがいたしたのでありまするが、これをもつと組織的に御説明をお願いしたいためにお伺いするのであります。勞働能率というものは日本は非常に低いのでありまして、この能率を増加させる計畫を立てるために立派な能率増進の研究所が必要であると信ずるのであります。能率増進の點においては米窪國務相……

第1回国会 決算委員会 第4号(1947/08/18、1期、緑風会)

○小川友三君 勞働省の設置法案はすでに質疑は盡きたと考えられるのであります。これより討論に付せられんことを要望いたします。

第1回国会 決算委員会 第9号(1947/10/16、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 この第一條の能率主義いわゆるメリツト・システムという点につきまして、ちよつと私お伺い申上げたいと思いますが、この能率主義を建前として、今政府は可なり力を入れておるのでありますが、この第一條の基本條件によつて國民が大多数泣かされておる者があります。例を申上げますから國務大臣の御答弁をお願いいたします。麦を一〇〇%供出すれば、硫安をくれるという羊頭狗肉を掲げて麦を供出させた、もう麦蒔きが始まつたのでありますのに、一向に硫安の配給がないのであります。能率、能力主義というものを盛んに官廳で唱えられてそうして巻添を食うのは農民数千万同胞でありまして、このメリツト・システムというものは、巻添……

第1回国会 厚生委員会 第3号(1947/08/01、1期、緑風会)

○小川友三君 簡單に……只今縷々御説明頂きまして大体保健所の形が分つたのでありますが、予算問題から少しお伺いいたします。  保健所は六百七十五ヶ所あつて、二千八百三十五万五千円の費用ださうでありますが、この費用を保健所に働く八千九百九十五人で割りますと一人当り一年三千円前後であります。三千円前後の僅少なる支出を以て、この保健所の有するところの大きなスローガンである日本の七千数百万の同胞の健康を背負つて立つという御意見でありまして、これは非常に大きな喰い違いと無理があると思うのであります。少くとも、この予算はこの五倍くらいに拡大をしなければ、これだけの仕事はできないのであります。五倍程度に拡大を……

第1回国会 厚生委員会 第4号(1947/08/05、1期、緑風会)

○小川友三君 今の保健所法の目的ですが、今医師会の御意見が出ましたので、誠に御尤もな話で、敬意を表する次第であります。又政府当局のお方のお話もございまして、日本の國際的環境から保健所はそうした動きをするのだということで、これも御尤もな話であります。先程の政府委員のお話ですと、保健所を医療機関として非常に弱体化した、骨拔きになつたようなものにして、医師会に極めて遠慮したようなお話がありましたが、保健所をつくりましてもそのような保健所ではどうすることもできないのでありまして、我々委員が参画してつくつた保健所はそんな幽霊的保健所でないようにお願いするのであります。それから又保健所の医者は、保健指導の……

第1回国会 厚生委員会 第5号(1947/08/06、1期、緑風会)

○小川友三君 大体審議も長くなりましたので、この辺で簡單にお伺いいたしまして休憩を願いたいと思いますが、幸に今日の厚生常任委員会は、大臣がわざわざ御來場下さいまして非常に御厚志を頂きまして厚く御礼を申上げます。特に大臣がいらつしやるので、第六條に対しましてお伺ひ申上げますが、先程大臣は、この保健所法に対しまして完璧を期するという自信のある極めて國民を救済するにふさわしいお言葉を御提供下さいましたので、我々委員としても張合いのあることであります。この第六條に、「厚生大臣は、地方における公衆衞生の向上及び増進を図るため必要と認めるときは、第一條の地方公共團体に対し、」云々といふことがございますが今……

第1回国会 厚生委員会 第6号(1947/08/07、1期、緑風会)

○小川友三君 只今の藤森委員からの動議に賛成する者であります。尚小委員の選挙方法は、委員長に御指名を一任したいと思いますが、皆様に御相談申上げます。

第1回国会 厚生委員会 第7号(1947/08/09、1期、緑風会)

○小川友三君 四十八時間以内に引取人がないという場合のことですが、今は交通状態も非常に惡うございますし、又発表方法が、監察医のところえ、実際は親戚の者や引取人が、厄介になつておるということが分らなくておる場合があると思いますから、この法律を作られるにあたりましては、愼重を期して、四十八時間というのをこの二倍くらいに延ばして、引取人を探すというふうにしたいと思います。あとで引取人が現れまして、解剖に付したことを非常に落胆失望するというようなことがあると、國民に対して申訳ないですから、これを二倍くらいの時間に引き延ばして頂いて、愼重に期して頂きたいと、かように思いますが、当局の御意見を伺います。

第1回国会 厚生委員会 第8号(1947/08/19、1期、緑風会)

○小川友三君 動議を提出いたします。兒童福祉法案審議につきましては関係施設の調査をし、又政府から提出される参考資料も調査をする必要がありますので、特に関係施設の調査をいたしたいと存じます。関西地区は京都大阪を中心に、並びに中國方面を視察し、これが日数、委員数、氏名その他細部は委員長に御一任する動議を提出いたします。

第1回国会 厚生委員会 第9号(1947/08/20、1期、緑風会)

○小川友三君 只今政府委員の方からこの福祉法案に対する詳細なる御説明を承りまして敬意を表します。この第一章の総則に、一條から三條までに福祉法案の原理という題がございますので、これにつきましてお伺い申し上げます。福祉法案の原理は、飽くまでも徹底した救護を目的とするのでございまして、現在の我が國の兒童の死亡率は世界最大なものであります。アメリカにおいては四%の死亡率、歐洲においては六%の死亡率、我が國においてはずつと一五%以上を破つておるという惨憺たる状態でありまして、恐らく昭和二十二年度は一七・八%を想像せられるのであります。この原因するところは、兒童福祉法の原則が掲げてあるのでありますが、それ……

第1回国会 厚生委員会 第10号(1947/08/22、1期、緑風会)

○小川友三君 時間もありませんので簡單に伺います。第三十六條の乳兒院ですが、十五箇所しか大臣は乳兒院はないというお話を聽きましたが、何人の入院する力があるかということをお尋ねする。何人入院できるか。政府委員の御答弁を願います。第二條に書いてありますこれによつて、國家賠償法という法律が今度できますが、大いにこれから政府は賠償する義務が沢山できたわけでありますが、この不完全なるところの兒童福祉法によつて國家賠償法と睨み合わせてこれを作つたかどうかということをお伺いします。
【次の発言】 収容力は……。

第1回国会 厚生委員会 第11号(1947/08/23、1期、緑風会)

○小川友三君 第十七條並びに第十五條、いわゆる第四節ですが、國家は「兒童を一時保護する施設を設けなければならない」ということがあるのであります。政府御当局は何ケ所兒童相談所をこの法律ができましたならばお作りになる御予定でありますか、それをお伺いたします。この收容力は、欠陥がありますると今度できる國家賠償法によつて政府は設備の不行届きの場合は相当賠償をするということになりますが、何ケ所、何百ケ所の兒童相談所を作られるか。第十七條にある通り「兒童を一時保護する施設を設けなければならない。」この條項に対しまして、國家賠償法は國家又は公共團体の設備が惡いために、國民に迷惑をかけた場合はこれを賠償すると……

第1回国会 厚生委員会 第12号(1947/08/30、1期、緑風会)

○小川友三君 兒童福祉法案に親心を加えまして、未曾有の敗戰によつて、幾十万の孤兒ができましたので、この法案の上程されるに当りまして、我々厚生委員一行は、この孤兒を命がけで救うために、政府の提出されたこの法律案に眞心を加えたいと、こう思いまして、視察行きをいたしたのであります。絶対の愛は親心であります。この親心が、親を失つた子供には欠乏しておるのでありまして、我々一行は何とかして、この法律に温かい又熱の篭つたマントの中に寢かしてやりたい、私共の大きな愛を以て育ててやるための急所を発見したいと思いまして、先づ第一番に直行いたしまして、廣島市内に到着をいたしたのでありまして、第一番に同胞援護会経営に……

第1回国会 厚生委員会 第18号(1947/09/25、1期、緑風会)

○小川友三君 お許しを頂きまして……大水害が関東地区にありまして、その水害地の埼玉選出の議員としまして、特に治山治水、社会事業方面において政府の一段の御協力をお願いしたいのであります。総理大臣は、日本の困つておる台所を國民は知つて貰いたいというお話がありましたが、こうした大水害或いは前議員の多々おつしやつた通り、社会事業を積極的にやつて貰いたいということは、國民は協力をいたすのでありまして、例えば財政上困ると総理大臣はおつしやいますけれども、電燈に税金を掛けても百億円くらいの税金は一ヶ年に上がります。農地に税金をかけましても、百億以上の税金は上がります。煙草を値上げしましても、数十億の増收を計……

第1回国会 厚生委員会 第22号(1947/10/10、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 兒童福祉法案をよく調査して見ますると、成る程兒童を幸福に導ける原理だけは整うているということは言えるのであります。併し、敗戰後の物資不足の我が國におきまして、この兒童福祉法の根本精神であるところの兒童福祉の原理が、果して物のない時に、物の裏付けのない場合に、この原理が実地に行われるかというところに問題があるのであります。曾て本員が、牛乳の絶体に不足せる四十二万石につきまして、質問をいたしましたが、政府当局は農林省とよく調査をして答弁をするという御答弁になつておりまするが、どこまで行つても四十二万石足りない御答弁では、この兒童福祉法の原理を全うすることはできないのであります。その後……

第1回国会 厚生委員会 第24号(1947/11/11、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 この兒童福祉法案の立法の精神は親心で、あると思つております。絶対の親心を発揮したいというのが、この立法の大精神であるのでありますが、その親心として第一條、第二條、第三條は兒童の福祉を向上する原理というものを発表しております。原理ということは、これは政府が使うからには極めて大きな責任を持つておられると固く信じて敬意を表するものでりあます。原理という言葉は物質不減の法則も原理であり、万有引力も原理であります。そうした立派な原理であるこの法案に対しまして、我々が最高立法府の議員として本案を完全なものに仕上げなければならない重大なるところの責任を持つておるのであります。今この兒童福祉法案……

第1回国会 厚生委員会 第25号(1947/11/13、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 兒童福祉法案につきまして反対意見を申し上げます。この法案は乳幼兒を仕合せにするという立場から見たときに、片手落の法案で残念ながらあるのであります。憲法第二十五條は、「すべて國民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」と明記してあるのであります。政府の調査によりましても、乳幼兒の主食であるところの牛乳が三十五万石前後絶対に足りない。絶対に乳幼兒の主食が足りないのに、乳幼兒が憲法二十五條で守られていないということが明確である。その意味から私は修正意見を提出し、昨日もその筋に修正案を提出して、今日午後までには答弁が來るようなわけになつておるような状態であります。修正せんと……

第1回国会 司法委員会 第2号(1947/07/10、1期、緑風会)

○小川友三君 簡易裁判所の区域についてちよつとお伺いしたい。ここに地図を持つておりますが、宇都宮の簡易裁判所管内に川邊、利島村というのがありますが、それは久喜の簡易裁判所管内に入つております。これは非常に不便でありまして、利根川という大きな川がありまして、ここに橋もなし渡しで以て渡るという状態でありまして、川邊村、利島村を古河の簡易裁判所に付けた方がいいと思います。非常に土地を知らない方には分りませんが、これは私の選挙区ですが、利根川の幅は十何町であります。川は渡しが個人でやつておるのがたまに出るという程度で、実際上非常に不便でありまして、古河の町にくつ付いておるのでありますが、これがどうした……

第1回国会 司法委員会 第3号(1947/07/25、1期、緑風会)

○小川友三君 隠退藏物資問題ですが、これは確かに世耕事件とは限りませんが、相当あるのは事実のように見受けます。私の選挙区で埼玉縣の禮羽村という所がございますが、そこに小林さんというゴム会社があります。ここに生ゴムの頗る良いものが十三トンありますが、これが非常に問題となりましたので、畑の中に埋めてしまつたものですが、それを職工さんが堀り出して警察に告げたのであります。そうしてすつたもんだを半年やつている間に、どういう工合に文を作つたか、運輸省の預り物であるというような、本当の証書か嘘の証書か分りませんが、それが作成されて出て來たのでありまして、これはそのままその工場で持つておりますが、工場主はこ……

第1回国会 司法委員会 第4号(1947/07/26、1期、緑風会)

○小川友三君 この精神が、日本の試驗方法と同一視して差支えないという只今政府委員の御説明でありましたので、それに加えて愼重を期して、弁護士審査委員会にかけまして、適任者を選ぶという方法がついておりますので、本案に対しまして賛成するものであります。
【次の発言】 今の國家賠償法の御説明を詳細に亘つて戴きまして、誠に感謝に堪えない次第であります。特に第一條に「國又は公共團体の公権力の行使に当る公務員が、」という規定がありすが、現在陸海軍病院が國立病院に編入になりまして、特に神経病科は、公権力を行使して、これを治療するというような状態に入つておるのであります。そこでこの場合におきまして、その職務を行……

第1回国会 司法委員会 第5号(1947/07/28、1期、緑風会)

○小川友三君 先程以來非常に詳しい政府委員の御説明もあり、又同僚議員より熱烈なる御質問がございましたのでありますが、この憲法の第十七條から見まして、「不法行爲により」という工合に第一條を訂正をして戴いた方がいいように信ぜられるのであります。それは濫訴はありましても、新憲法によるところの人権の尊重という実体を表現をすることができるのでありまして、又政府側にしましても、金額に定額がありまして、支給する賠償金額に定額がありまして、そう大して莫大な金額には上らないと私は思うのであります。大体この補償事件の昭和十二年から十八年の例を見ましても、特に十八年度は四千六十一円しか補償されておりませんので、丸で……

第1回国会 司法委員会 第7号(1947/08/01、1期、緑風会)

○小川友三君 連合國占領軍の所持禁止に関する法律案ですが、全委員から質問、又政府委員からのお答を聞きまして、原案通り賛成いたします。
【次の発言】 大変御深切な御答弁を承りまして我々委員として感謝いたします。この第五十五條の問題は大分こんがらかつておりますが、非常に経済犯が多いので、皆引つ掛かつておるような者が多いので、特に委員は心配をいたしまして、政府委員の方にはお氣の毒でありますけれども、熱心に質問をしておられますので、私もそれに便乘するわけではないですが、ちよつとお伺いいたしたいと思つております。  執行猶予を取消すということですが罰金二十円でも罰金ですが、これに金額を決めて頂いたらいか……

第1回国会 司法委員会 第8号(1947/08/05、1期、緑風会)

○小川友三君 刑法の一部を改正する法律案につきまして、この原案は誠に民主化されており、特に第一章において、皇室に対する罪を削除したという点について満腔の敬意を表する次第であります。併し、非常に民主化をされまして、國民の幸福を中心として本案はでき上つておりまするが、遺憾なことには、第二十六條であります、第二十六條に「次の一項を加える」という條項「猶豫ノ期間内更ニ罪ヲ犯シ罰金ニ處セラレタルトキハ刑ノ執行猶豫ノ言渡ヲ取消スコトヲ得」という條項であります。これを政府におかれましては修正する御意見をお持ちであると信じておりますが、その修正の場合は、猶予の期間内に更に罪を犯し、罰金金一千円以上に処せられた……

第1回国会 司法委員会 第10号(1947/08/07、1期、緑風会)

○小川友三君 七十三條から七十六條までの、これは、日本國憲法第十四條によりまして、「すべて國民は、法の下に平等であつて、人種、信條、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」この條項によりまして、当然削除すべきものであると思います。
【次の発言】 八十八條から八十六條までにつきましてお伺いいたします。「外患ニ關スル罪」が削除されておる点が多いのですが、特にこの八十一條につきましてお伺いいたします。旧法では「外國ニ通謀シテ帝國ニ對シ戰端ヲ開カシメ又ハ敵國ニ與シテ帝國ニ抗敵シタル者ハ死刑ニ處ス」、これでありますが、これは八十一條の方は「戰端」でなく「武力……

第1回国会 司法委員会 第11号(1947/08/11、1期、緑風会)

○小川友三君 刑法第百八十三條の削除問題につきまして、賛否両論のお説を拜聽したのでありますが、近代國家は法律と政治を結び付けて文化が向上しておるのでありまして、特に現在の日本の欠陥は、近親姦と和姦を罰していないところに大きな起因があるのでありまして、今の御説によりましてもこの近親姦と和姦問題を罰せないために大きな喰い違いができておりますので、その点を各お立ちになりました方方から御説明を願いたいのであります。牧野先生はその点について、特に近親姦、和姦等の問題について御答弁をお願い申上げます。これから安平先生の御説の、貧欲の愛情をして云々の條項でありまするが、これは処罰論者でありますが、体刑で行く……

第1回国会 司法委員会 第13号(1947/08/13、1期、緑風会)

○小川友三君 私から一つ……
【次の発言】 二百八條の問題でありますが、私は暴行を加えられた体驗がありまするので、殊に眞劍にお伺いしたいと思つております。「暴行ヲ加ヘタル者、人ヲ傷害スルニ至ラサルトキハ二年以下」というように安くしないで、三年以下の執行猶予がありますから、三年以下ということに改正して貰いたいと思います。それから、「俺は参議院の誰かを撲つた」という馬鹿がおりまして、これも「五百円で撲れる」というので、安く見積りまして撲られて参りましたが、これは「五千円以下ノ罰金ニ處ス」ということにいたして大いに守つて頂きたいのであります。この暴力團というものは非常にはやつておりますので、私は親米……

第1回国会 司法委員会 第15号(1947/08/19、1期、緑風会)

○小川友三君 姦通罪問題を中心に今日は專門家の方がお二人おいで下さいまして、誠に我々の参考になつたのであります。この遺傳ということはお話を伺いましたが、その場合に、古畑教授のお話の中で、処女反應というものに対してウイーンの学者と日本の澤井博士から性交による血清学的な報告があつたということを承わり、それで処女反應というものが知見できるという事実を知りましたので、これは勿論物理的に見るのではなく、科学的に発見する方法ができた訳であるのであります。それで安藤先生のお説は、受精する場合に精子細胞の核内にあるものによつて遺傳ができるという、この二つの大きな学説があるわけでありますが、今鬼丸委員の質問は、……

第1回国会 司法委員会 第16号(1947/08/20、1期、緑風会)

○小川友三君 あります。

第1回国会 司法委員会 第20号(1947/08/29、1期、緑風会)

○小川友三君 裁判官彈劾法案ですが、これは第二章第五條は訴追委員が全部それに……
【次の発言】 第二條中の一年を二年に改めるということでありますが、これはいろいろな事情がありまして、今四百数十万戸住宅が足りない。一面日本では腐朽して行く建物が一年に二十万戸あり、一年間にできるのが三十万戸で、差引十万戸殖えるのであるが、この建物を造るのに五、六十年掛かるというのに、二年間に切られたのでは、建てないうちに期間が切れるという虞れがあるということと、それから海外に應召中に燒けて、分らない所に帰つて來る者その他引揚同胞に対して、予定は今年一杯ということになつておりますが、二年ですとなかなか思う通りに行か……

第1回国会 司法委員会 第28号(1947/10/03、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 養子禁止に関する規定が不完全でありますので、養子に行つたものが離縁しないで、又外に養子に行けるということでありますが、こうなると、何遍でも養子に行つて、養親が沢山できてしまつて、財産を相続する場合に沢山の財産が入るということになりますが、この点について政府はどういう御意見でありますか。
【次の発言】 併し法律を作る立前から申しまして、何遍でも行くという者はないと政府委員は思うかも知れませんが、こうしたせち辛い世の中になると、何遍も行く、そうして何遍も方々から蓄財を持つて來る、これが流行して参ると大変なことになると思います。まして女の子は非常に余つている世の中でありますから、何遍も……

第1回国会 司法委員会 第33号(1947/10/09、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 百八十三條につきましては、本員は男女兩罰論を主張するものであります。この罰し方は、體刑を科せずに罰金刑を以て臨む。但し賣淫行爲により金銭或いは物品を收受した場合は罰せずという條項につきまして、原案修正を主張するものであります。
【次の発言】 私は原案修正意見であります。
【次の発言】 松村さんに關聯いてお許し願いたいと思います。
【次の発言】 この問題にいたしまして、初めに松村案が出ておるものと見まして申上げたことでありまするからして、あれは取消しまして、改めて申上げます。松村委員の詳しい御説明を拜聽いたしまして成る程御尤もであると考えられますが、併し禁錮の刑に處すということに對……

第1回国会 司法委員会 第34号(1947/10/10、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 今日の委員會には圖らずも大蔵省と司法省の對立になつておりますが、今鬼丸委員の申された通り、一級官待遇をすることに對しましては大贊成をする議員であります。大藏省で今馳せ參じて、いろいろ姑がましい感のするお説がありましたが、大藏省は終戰直後のどさくさに。七百九十二萬圓という滿錢その他無効に近い只みたいな株券を買つておる金錢出納の大責任者でありまするが、又戰終後二億五千六百萬圓という歳入が未確定になつておるような状態の大藏省であります。その大藏省が又火事を出して、それが原因不明で、防火が何か全然分らないという状態の大藏省でありまして、全くその點においては殘念に堪えない大藏省でありますが……

第1回国会 司法委員会 第36号(1947/10/15、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 訴追委員会が十五名以上の委員の出席がないと開けない、その議事はその過半数でこれを決めるということになつておりますので、二十名しか訴追委員がいないので、過半数の出席によつて当ることはできないのかどうかということをお伺いするのであります。  それから「訴追委員会の議事は、これを公開しない。」と書いてありますが、これは民主化という建前から公開していいものだと思いますが、それをお伺い申上げます。  それから第五條の訴追委員が衆議院においてこれを選ぶということは、衆議院議員だけが訴追委員になつて、予備員も衆議院議員である。これは國会議員という工合に変えたら如何でございましようか、それをお伺……

第1回国会 司法委員会 第37号(1947/10/16、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 簡單にちよつとお伺いいたしたい。第十五條の、上に×点を附けるという方法は非常に間違い易いのと、又惡用される虞れがあると思いますが、これは衆議院議員選挙法と同じように名前を書くという方法にした方が確実性があると思いますが、その点について御意見を承りたいと思います。  次に十六條の点字ですが、何年の調査によつて六百人くらい全國に点字の方がおありになつたかということをお尋ねいたします。もつと多いように思います。これは何年前でありますか。もう二十歳以上の者に選挙権があるようになつてからもつと多いような感じでありますが、六百人というのは何年の御調査でありますか。  それから二十二條の連記制……

第1回国会 司法委員会 第38号(1947/10/18、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 大体御説明を頂きまして分りましたが、第九條のことにつきまして、ちよつとお伺いしたいのであります。「國民審査管理委員は、参議院においてその議員の中からこれを選挙する。」ということになつておりますが國民審査と名付くからには、衆議院と参議院と両方から委員を出して頂いた方が公平なのではないかと、かように思いますので、これを参議院に決めたわけをお伺いすることと、それから國民審査管理委員会は、「参議院議員選挙法第十六條乃至第十九條の規定を準用する。」ということになつておりますがその規定を読みますると、十六條は全國選出議員の委員会のことであり、十七條もやはり全國選出議員の委員会のことであり、十……

第1回国会 司法委員会 第39号(1947/11/06、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 本案の大體の趣旨には勿論賛成でありすが、第二條にありまして、いきなり「三年以下ノ懲役ニ處ス」、或いは「七年以下ノ懲役ニ處ス」という條項でありまするが、これは罪の輕い者に體刑を加えるということにもなりまするので、一萬圓以下の罰金又は三年以下の懲役に處す、或いは二萬圓以下の罰金又は七年以下の懲役と、その罰金刑を體刑とを併立してやるつもりはないか。又修正する御意思であるかどうか伺いたいと思います。
【次の発言】 第七百九十二條の「成年に逹した者は、養子をすることができる。」というのは了承することはできるが、この條項でありますが、先ず第二節の養子のどこを見ましても、養子には一人のものが二……

第2回国会 決算委員会 第1号(1948/01/28、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 賠償廳の設置法でありますが、政府がこの廳を作るに当りまして、敗戰の責任を果すために、極めて誠意を表現し、積極的にこれをやるという意味をこの法律の文句の上に現わしてはどうか、こう思います。この案によりますと、まあ負けたから仕樣がない。仕樣がないからこうした廳を作つてやるというような、澁々やるような感じは、これによると積極的な意味がないので、そういうような感じを持つ方もあるのじやないかというように思うのでありまして、これは敗戰の責任を果すために先ず誠意を示す、積極的に賠償廳を作つて、そうして万全を期して、大藏、商工、農林、安本、運輸等、非常に関連のある発電所、汽車、汽船をやるとか、機……

第2回国会 決算委員会 閉会後第1号(1948/10/08、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 特殊物件の点でありますが、特殊物件の小委員会におきましては、只今小委員長の報告のありました通り、特殊物件の放出を受けて、その受けた者が不当に近い非常に厖大な利益を挙げておるということは枚挙に遑がないのでありまして、小委員長の御報告のありました通り、我々委員会におきましては、これに追徴金をかけてインフレを防止し、國民の負担を軽減したいという主張を本員はするのであります。この特殊物件は御承知の通り非常に安く拂下げをせられまして、市價の百分の一或いは何百分の一というような恐るべき安い價格で拂下げを受けておるのであります。  例えばトラック一台が千七百円で何百台という拂下げを政府はしてお……

第2回国会 決算委員会 第6号(1948/04/14、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 石炭廳設置法案ですが、第六條の「開發局においては、石炭及び亜炭の開發に關する事務を掌る。」という事項でありますが、これは實際開發局でやつてみますると、その他に仕事がある筈であります。天然ガスのことにつきましても業者から幾多の陳情がある筈でありますが、更に増産という政府の大見地から見ましても、天然ガスをこの中から、第六條の開發局の中から削除をすることもできない筈であります。それから開發局といういわゆる積極的な政府の方針でございますので、勿論泥炭であるとか、それから人工石油に關することも著手せられるのではないかと祕かに思うのでありまして、第六條、開發局において天然ガスの採集及び開發に……

第2回国会 決算委員会 第8号(1948/04/28、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 本案の中で、先程大臣から御説明がありましたが、これからできる次官、國會議員でない方からも多く採り上げられるという意味の御答辯がありましたのですが、それならば、それは舊憲法時代によく意表な人を、豫想外な人を總理大臣が拔擢して、大臣の次に置くというようなわけで、次官が副大臣にも類するというお話がございました通り、議員にならなければ大臣になれないが、舊財閥は倒れたから、新興財閥の連中が政府に寄附をして、そうして御機嫌を取つて、そうして副大臣にどんどん入つ來て、日本の民主にというものが非常に妨害をせられてしまつて、そうして舊に逆戻りをしてしまつて、民主の大道が小道、細道になつて、しまいに……

第2回国会 決算委員会 第10号(1948/05/04、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 大藏省の方がおいでですから、お伺いしますが、只今の御報告によりますと、大藏省関係の違法と認めたる事項に対する御答弁だと思つておりますが、それで大藏省所管の五件のことについてお伺い申上げます。被服が十一万五千三十点、今の時價に直しますると、約一億円前後のものでありまするが、これも無償で譲渡しておる。どこへ無償で譲渡したのであるか、明権に御答弁を願うと同時に、こうした十一万五千点という厖大なるところの物資に対しまして、今後どういう工合に國家の負担を軽くするという措置を具体的に持つておちかどうかということもお伺い申上げます。それから違法と認めた事項で、防寒用の長靴を四千足、これも無償で……

第2回国会 決算委員会 第11号(1948/05/19、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 簡単に本案につきましてお伺い申上げます。第十七條のことにつきましてお伺い申上げます。曾てこの間の決算委員会に船田國務大臣がお見えになりまして、今度できる次官は國会議員でないところの次官を出すのだということを言われたように記憶いたしております。只今の総理大臣の御意見では國会議員から出すか一般から出すか、まだ分らないようなことを申されたのでございますが、この点につきまして國務大臣船田さんと総理大臣と意見が喰い違つておりますが、どちらが本当であるか、大体國会議員にあらざるところの次官を出すということは、これは政治の退歩であると私は信じているのであります。民主主義政治の退歩であると思いま……

第2回国会 決算委員会 第13号(1948/05/28、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 電波物理研究所を電氣試驗所に統合するということは、これは芦田内閣の行政整理の一面と見てよろしいのですか。
【次の発言】 「高等試驗委員及び普通試驗委員」とありますが、これは高等試驗委員会と改めるということでありますから、これは見出しは当然私は、「高等試驗委員会及び普通試驗委員会臨時措置法」となるのではないかと思うのでありますが、これに対する御意見をお伺い申上げます。  それからこの第三條の、第二部の部長は外務次官が外交官と領事官の試驗をやるといいますが、終戰の今日、こうしたことをやつておるかどうかということを、……削つてよろしいのではないか、或いは今やつておるならば、どういう目的……

第2回国会 決算委員会 第18号(1948/06/04、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 只今の山下委員の修正案と、この修正せられたところの原案に対しまして、中小企業者を擁護する点において賛成いたします。
【次の発言】 只今の御説明につきましてお尋ねしたいと思います。地方で放出した物資で、公定價格に見積つてどのくらいのものが無償で放出されているかということを御報告願いたいと思います。それから今の勅令第六百三十三号と内務省告示第二百六十三号ですが、貧困者を救済しようと申されたことでありますが、ここにトラツクが三十三台、沢山のトラツクが拂下げられておりますが、これは無償で、金を取つていない。併し政府の方では三十三台で僅かに金額は八万八千七百六十円というと、タイヤ四本で八万……

第2回国会 決算委員会 第25号(1948/06/28、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 この國有財産法ですが、総計算書というと、全部の國有財産が漏れなく掲載せられてあるかどうか、相当洩れがあるように風聞されておりますが、これで政府は全部の財産であると断言せられるかどうかということを先ずお伺い申上げます。
【次の発言】 その点はよく分りました。次に会計検査院で政令違反であるという放出物資の問題、並びに違法であるという放出物資の問題が、相当莫大に決算委員会で報告せられて、本員も了承いたしております。それに対して資産をどういう工合に評價したか。恐らくしていない点も多々あると思つておる点は、先ず第一に政府は支拂うことが適正であるというような場合は、支拂わせるという答弁を政府……

第2回国会 決算委員会 第26号(1948/06/29、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 ちよつとお伺いいたします。会計檢査院はこれに対して意見はないというわけですが、これは相当意見もあるのじやないかと思いますが、これはいつの金額であるかということをお伺いしたいと思いますが、それから、この内容が相当ぼろ株もあるのじやないかと思いますが、ぼろつ株の内容を御説明願いたいのですが。
【次の発言】 会計檢査院がこの調査に当りまして少くとも会計檢査の特殊技術者を中心としておやりになつたようでありまするが、日銀の行員二十数名を委嘱しまして、やつたということは、非常な手落であると信ぜざるを得ないのであります。会計檢査という職責から調べるのと、日銀の方が調べるのとでは、おのずからその……

第2回国会 決算委員会 第27号(1948/06/30、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 第十八條は衆議院の修正通り認めます。第十七條は特に委員長さんの手許まで提出してございます通り、第三項、次官は國会議員とするということを主張いたします。それで政府委員の説明は、先程の説明は、非常に腑に落ちないところがございます。答弁をされたその際に、政務次官は國会と政府との連絡はしないということでありますが、「大臣不在の場合とその職務を代行する」とあるのだから当然この次官がするのでありまして、その連絡をしないという御答弁に対して、本員は不滿に堪えない次第であります。
【次の発言】 山下委員の案に養成する者であります。
【次の発言】 水産廳の設置は全面的に本員は賛同する者でありますが……

第2回国会 決算委員会 第29号(1948/07/02、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 第二條につきまして伺いたいと思います。「何人も如何なる方法によるを問はず、」又「特定の思想への從属を強制してはならない。」とありますが、これは共産党は入つておるのですか、或いは社会党でございますか、或いは民主自由党ですか、何か特定の思想というものがあるとしたならば、或いはその意味は、小川友三の唱える親米政策が入つておるかも知れませんが、そういう政策への紙の配給を、新しい法律を以て配給してくれるということは、用紙を非常に残しておるような、いい感じを與えますが、事実これは紙を配給してくれますかどうか。新しくできた政党、又古い政党であつても、特定の思想を持つておるけれども、これにも自由……

第2回国会 決算委員会 第30号(1948/07/03、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 時間もありませんので、簡單にお伺い申上げます。本案の中に官立の大学の復旧、施設改善等の法案が加えられるのは当然だと思いまするが、これに関する大臣の御所見を拜聽いたしたいと思います。官立大学に対する復旧施設費、建築等の問題であります。
【次の発言】 徐々に各省の建設事務を建設省に吸收するという大臣のお話でありまして、漸進主義は誠に結構でありますが、この際文部省のいわゆる國立の大学、学校の建築、修理、設備改善等の條項を加えるということは早いでしようか、ちよつと御所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 山下君に賛成します。

第2回国会 決算委員会 第31号(1948/07/05、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 衆議院の修正をされました法案に対しまして十分研究して見ますのに、今非常に憂つておる闇屋を征伐するのには本案は極めて適正である、かよう思います。併し本案の運営を期するには公務員の待遇の改善が一番必要であるが、いづれも闇屋のブルジヨア階級を訪問するサラリーマン階級でありますから、非常な危険が伴うのでありますから、この行政の方面において大臣始め政府の主なる方々は十二分にこの方面に留意をされまして、政府の運営よろしきを得るように御注文をつけまして、本案並びに衆議院の修正案に対しまして敬意を表しまして賛成いたします。

第2回国会 厚生委員会 第6号(1948/05/27、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 第二條に「妊娠四箇月以上の死胎を含む」とありますが、これを一箇月以上というふうにしたらどうかと思いますが、政府の御意見を伺います。  次に、第四條に「但し特別の場合はこの限りでない」という句を入れたいように思いますが、関東大震災の如き場合もあるので、この句を入れてはどうですか。お伺いいたします。

第2回国会 厚生委員会 第20号(1948/06/30、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 私は医療法案の第十八條、医師法案の第二十二條につき修正案を提出いたします。  医療法案の第十八條は「常時三人以上」を二人以上に改め、医師法案の第二十二條は「処方せんを毎時交付しなければならない」に改めるというのであります。

第2回国会 司法委員会 第2号(1948/01/23、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 只今政府委員の方の行刑上の改善ということにつきまして概略的な御説明がございましたので、もう少し具体的にお伺いしたいところがありますので、その点お伺いいたします。施設の増強、職員の待遇を改善するために質の向上等を図るというお話がございましたが、それは前からよく聞いておることでありまして、刑務所にも幾多の不祥事ができて済まなかつというようなお話が中心でありますが刑務所の事件の多いのは、いわゆる職員にあらざる受刑者が職員の代りをやつておるというような点が、不祥事の大きな原因をなしておるのでありますが、職員の指導監督も戰爭中のようないわゆるフアツシヨ的な指導監督のような感じがするのであり……

第2回国会 司法委員会 第3号(1948/01/28、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 アメリカでは扶養家族がありますと労働賃金を拂つておるので、日本でもそうした方がいいという御説がありましたが、我々議員として委員として又大賛成であります。この前去年の秋に受刑者に対して政府はほんの少ししかやつていないのではないか、甚だしいのは五、六円しか貰つていない。そうしたことを見て百円ぐらい拂えということを司法大臣に請求しまして、拂うようにするということを総理からも答弁がありました。又そうなつておると存じて今日はお礼の言葉を言うて貰おうと待ち構えておつたところが、まだ非常に安い、二十円、二十二三円しか拂つていないというわけを聞きましたので、実は驚いておるような次第であります。こ……

第2回国会 司法委員会 第11号(1948/04/01、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 檢察廳法の一部を改正する法律案の二十三條ですが、「職務上の非能率その他の事由に因りその職務を執るに適しないときは、」というところですが、「その他」という範囲がどこまでであるか、例えば重大な非行の場合であるとか、別に官吏の懲戒の法律があり、又分限法がありますが、この範囲につきまして政府委員の御答辯をお願いいたします。

第2回国会 司法委員会 第16号(1948/04/26、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 只今の公述人の方には一括して簡單にお伺い申上げます。高木さんのお説では、この條項の中、速記録にありますが、第一條の一、三、四、五、八、十四、一六、二十八等に対しまして農民組合或いは労働團体を彈圧するのを中心に作つておるような解釈でお説がありましたが、これはそうではないと思いますが、これに触れればそうなるが、これに触れない範囲内において労働運動を続けて行くということは許されておると思いますので、確かに社長室に行つて相当の数の者が強談をするといえば正しい点が容れられないで、不当な意見が用いられるというようなことになりますので、正式に交渉をさせる機会を法律で作つておきましたならば、そう……

第2回国会 司法委員会 第17号(1948/04/27、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 土橋さんに伺いますが、本案に対して全面的に反対されておりますが、これは警察官が正当にこの法律を理解しないで濫用する危險が多いのと、又これを惡用して不当な彈圧を加える点が多いというような考えがおありでございましようか。
【次の発言】 今井嘉助さんおりますね。先刻本法案を法律化する場合、生産復興を阻害するということも申されましたが、それをどういう場面において阻害するかという点を、具体的に話して貰いたいのです。それからこの人民鬪爭は非常に幅廣く行くからということが、あなたのお言葉の中にもありましたが、その幅はどういう角度で行きますかということを、その運用面において同じ勤労大衆の警察官で……

第2回国会 司法委員会 第18号(1948/04/30、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 神戸の不祥事件に対しましては、二名又は希望者の方をそれに加えて派遣するということに願いたいと思います。
【次の発言】 中村君の修正案に対しましては、特に労働運動その他という類例まで挙げておりますのは、この間も公聽会を開きまして、國民の声を愼重に我々司法委員が聽きまして、この第一條四号が特にそのいう方面に適用される虞れが十分にあると私は信じまして、この修正案に対しまして満腔の敬意を表して賛成する者であります。
【次の発言】 只今の松村さんの道理を盡した御説明は御尤もでありますが、松村さんの修正案に対しましては反対いたします。

第2回国会 司法委員会 第19号(1948/05/01、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 本案の第三條の最後の項の「非常の場合又は危險切迫の場合において当該行爲」こういうのですが、この法律案を実施するに当りまして「非常の場合」という言葉がありますが、今まで非常な場合というと大体戰爭が始まるようなことを非常な場合と言いましたが、この法律をやるのにそうした非常な場合というのは想像できないのでありますが、想像でき得ない、現実に即しない言葉は削除するのが立法上非常によいのではないか、かように思います。そこで政府の言うところの「非常の場合」という例をお示しを願いたいのであります。又「危險切迫の場合」、危險切迫の場合というと、丁度強盗が入つてピストルを突きつけられたというような場……

第2回国会 司法委員会 第20号(1948/05/04、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 裁判官と檢察官の報酬と俸給の問題でありますが、我々としては極めて審重に審議すべき問題でありまして、特にイギリス並びにアメリカが裁判官に対しまして、非常に手当が良いということは何人も知るところであります。そこで世界中で滅亡した國家の待遇がどうであつたかというと、殊にプロシヤの例を採りますると、裁判官と檢察官の待遇において、むしろ裁判官の方が悪かつたという國が滅びて行つておるという例からみまして、裁判官がいくらでも良いという建前が日本にも非常にいいのじやないかと思いますが、これに対しまして大臣の御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 簡單にこの機会に、大臣もお見えになつております……

第2回国会 司法委員会 第21号(1948/05/05、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 檢察官の俸給等に関する法律案の第一條につきまして、政府委員から御答弁をお願いします。  ここに「超過勤務手当は、これを支給しない。」と非常にあつさり書いてありますが、例を取りまして甚だ恐縮でありますが、百キロ走る汽車賃と三百キロ走る汽車賃と同じに、これは汽車を走らすと申されるのであります。余分に働いて、その手当がないということは、能率を挙げない、非能率的なるところのことになるのでありまして、特に治安が確立せずに非常に仕事が多い時に当りましては、この超過勤務手当はこれを支給しないでなく、支給をするということに改めたいと思います。これに対しまして政府委員の責任ある御答弁をお願いいたし……

第2回国会 司法委員会 第23号(1948/05/07、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 私は「裁判官の報酬等に関する法律案」につきまして質疑をいたしたいと思います。報酬とありますが、裁判官の報酬は、憲法の第七十九條並びに第八十條によつて、在任中は減額することができないことになつておりますが、御承知の通り、外貨の輸入見通しがいよいよ始まるということと、生産が増加しておるという現実と、平常事態に復しつつあるという経済状態から見まして、デフレに入る面が非常に多いのでありますが、政府はこの原案の通り報酬を上げてしまつて在任中デフレに入りましても、これが憲法によつて守られておる関係上、下げることが非常に困難になると思いますが、この点に対しましてお伺い申上げます。昨日衆議院の司……

第2回国会 司法委員会 第24号(1948/05/18、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 先程政府委員の御説明では止むを得ざる事情によりこれが七月十五日までにやらなければならんというお言葉でありましたが、これはどういう関係であつたのでありますか。これは政府の手不足であつたのかということを御答弁願いたく思います。特にその中で家畜に應用する細菌学と、それから医藥品等の封縅及び檢査証明の取締というようなものが藥事法の方に移つておられるように申されましたが、これに対して具体的に御説明をお願い申すと同時に、これが藥事法に廻りますと、本員の考えでは、七月十五日までにできないだろうと思います。この点につきましてお見通しを御説明願いたいと思います。

第2回国会 司法委員会 第27号(1948/05/21、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 委員ちよつと……。
【次の発言】 申告いたしました。
【次の発言】 非常に氣が短かい、かつとするというような行動を取られるということを承つておりますし、又法廷でも一回そういうことがあつた。それは今奥さんも言われた通り精神に云々ということがありましたが、昔、性病を患つたことがあるかどうか、性病のワツセルマン氏反應をやつたかどうかということをお伺いしたいと思います。それから胃潰瘍であるか。それから血圧が低いという原因が、軽症の初期の瘤がどこかにできているのじやないかということを伺いたいのです。それで瘤に対する心配から、レントゲンで調査したことがあるかどうかということをお伺いしたい。

第2回国会 司法委員会 第28号(1948/05/22、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 尾津が入つておるときに弁当を差入をする、官弁を持つて來るという場合は、雜役がやつたのですか。それは受刑者の雜役がやつたのかどうか。入所中に雜役で満期になつて帰つた者が何人ありましたか。それを伺いたい。それから尾津の衣類の差入が何回ありましたか。その衣類を出所する場合点檢して、確実に枚数が合つておつたかどうかということをお聞きしたい。それから尾津程度の病人で保釈を許されない者が、あの程度の犯罪人で何人くらいあなたの地当区域にあつたかということ。それから差入の果物の中に手紙が入つておつたことはなかつたか。卵の中に手紙が入つておつたことはなかつたか。煙草を何回差入れをしたかどうかという……

第2回国会 司法委員会 第29号(1948/05/24、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 お尋ねしますが、竹町の大澤さんの所へ行つたときに、玄関の靴や下駄が降りた人の数以外に何足くらいありましたか。
【次の発言】 そうすると、その間に花博奕でコイコイとか、ああいうことをやつておつたような感じはしなかつたかどうか。
【次の発言】 樣子は分らんのですか。

第2回国会 司法委員会 第30号(1948/05/25、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 第七條の中の「直ちに拘束者」ということでありますが、「直ちに拘束者、請求代理人竝びに關係者の陳述を聽いて」、とありますが、これを「直ちに」というのは直ぐというわけでありますが、そうすると間に合わない場合が多いのではないかと思うのでありますが、これを四十八時間以内にという工合に變更を願いたいと思います。お伺いいたします。
【次の発言】 第十條でありますが「五百圓以下の過料に處することがある旨を附記する。」というわけでありますが、これは現在のインフレ下では餘り安いので、五百圓くらいならというので、出頭が遲れて能率が下ると思いますので、これを一千圓以下の過料に處することができるという工……

第2回国会 司法委員会 第31号(1948/05/26、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 今、証人の御発言の中で、怒りつぽい、想像以上であるということを力説せられたのでありますが、いわゆるあなたのお言葉使いをそのまま利用すれば、侠客である、尾津組の首領が侠客であるというようなことでありましたが、こういう人々が、今のお話から想像すると、法律を無視する行爲を敢てやるというわけでありまして、それで二、三十人の人々が尾津さんに盃を返しておるというようなことで、こうした人々の氣持は、尾津さんが怒りつぽいと、何回か実例を一つ示して頂きたいと思います。
【次の発言】 先程お言葉の中に、尾津さんは三百人か四百人の若い者があるというお言葉がありましたが、それは本当ですか。

第2回国会 司法委員会 第36号(1948/06/04、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 本案は大分長く審議されておりますので、簡單にちよつと伺いたいと思います。歴代の司法省、今の法務廳は予算を取るのが非常に下手で、法務廳に勤めている人はどうもいつも貧乏籖で、待遇が悪くて困つているということを、法務廳なんか訪問しますと先ず第一番にそう言われるのであります。今回の超過勤務手当は支給しないというようなのも非常に法務総裁は遠慮なさいまして、どうかと思つております。支給したいと思いますが、実際におきまして警察署あたりを調査して見ますと、時間外は殆んど二倍の時間外の仕事をやつておるように思われます。そこで政府は支給を相当にすべきであると、こう考えております。これにつきましてお考……

第2回国会 司法委員会 第37号(1948/06/08、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 裁判官の報酬等に関する法律案に関する修正案は前議員からいろいろお話がございました通り、この修正案に賛成する者でありますが、この第九條中の修正点は修正したくなかつたのでありますが、これは修正案に賛成いたします。又檢察官の方の第一條中の修正点は修正したくなかつたのでありますが、この修正案に賛成いたします。治安を確立するために御盡力下さる裁判官並びに檢察官の待遇はまだこれで適正でないと思いますが、現下の情勢から本案に賛成いたします。

第2回国会 司法委員会 第46号(1948/06/24、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 第百四十九條につきまして政府委員にちよつとお伺いします。百四十九條の、医師、歯科医師の項ですが、他人の秘密に関するものについては証言を拒むことができるというところに、旧法におきましては、全國に約五万の薬剤師があり、藥剤師の條項が明記されておつたのであります。藥剤師の條項に明記するのは非常に正しいと思いますが、この案には落してありますが、藥剤師を否定したものであるかどうか。もう一つは藥剤師が処方箋によつて調剤する、その処方箋によりましてレプラとか、結核であるとか、或いは秘密の病気が一切処方箋によつて分るのであります。それをその藥剤師が他人の秘密に関するものについては証言を拒まないで……

第2回国会 司法委員会 第53号(1948/07/05、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 本法案につきまして、第百五條並びに第百四十九條は極めて適正なものであつて、又各條項の修正案に対しまして、賛成をいたし、本員が主張申上げた百五條並びに百四十九條の修正に対して、賢明なる委員長さん初め、賢明なる委員諸公に御賛成願いましたことに感謝し、本修正案に賛成する者であります。
【次の発言】 採決願います。修正案に対する採決。

第3回国会 大蔵委員会 第1号(1948/10/15、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 只今議題となりました大藏委員会の理事互選の件につきましては、成規の手続を省略いたしまして、理事の指名を委員長に一任するの動議を提出いたします。

第3回国会 大蔵委員会 第3号(1948/11/10、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 この法律案の重点が、一年延期するというところにあるのでありまするが、日本の現下の食糧事情は、とても一年や五年では解決できない程食糧事情が悪いと思います。そこで、一年と言わないで、三年なり或いは五年なりに延期した方がよろしいのじやないかと思うのでありますが、政府側で農林省と御調査願つて、食糧問題三との不足の量が、全人口と引揚者同胞に睨み合せまして、いつ解決するかという具体案がなくちやならんと思いますが、その点から割出しまして、もう少し延ばしたらどうかというのと、それからもう一つは、この政府から頂いたところのパシフレツトの中に、食糧の輸入を免除するという中に薬品が入つております。百六……

第3回国会 大蔵委員会 第4号(1948/11/17、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 第一條の中に煙草専賣法という文字を使つておりますが、これは非常に範囲が廣いのでありまして、又塩專賣法も範囲が廣いと思います。塩の中には工業用の塩、クロール・ナトリウム、それから薬用のクロール・ナトリウムも含まれております。それから食用のクロール・ナトリウムも含まれているのでありましで、この範囲は非常に廣いですから、その序でにこの立法に当りまして、クロール・ナトリウムを中心とするナトリウム塩を含むべきであると思います。クロール・ナトリウムを主体とするナトリウム塩をこの專賣法の中に加えて行くということは、極めて科学的、文化的であると思いますので、政府はこのクロール・ナトリウムを中心と……

第3回国会 大蔵委員会 第5号(1948/11/29、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 「二百五十億円に改める。」という項がありますが、前回の委員会で政府当局にお伺いしましたのは、貿易業者がバイヤーから注文をされてもマル公というものが、いわゆる内地のマル公というもので貿易を抑えるという幾多の例があるのでありますが、このマル公の差につきましてこの二百五十億円の中から、或いは前年度におきましても、この貿易上の差益金を出したことがありますかどうか。差の額を内地の貿易業者に対する補助を出したことはありますかどうか。それをお伺い申上げると同時に、貿易の振興が一に國民の生活安定をするインフレの防止になるのでありまして、この大乘的見地から政府はこのマル公に対しまして、マル公以上で……

第3回国会 大蔵委員会 第6号(1948/11/30、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 波多野先生や天田先生の御主張の通り、今の國会、特に民自党になりましてから、解散を気構えておるという理由か何か分りませんが、議員の審議を軽んずるという点があつたためにこうしたことになつたと思います。そこで審議が極めて眞劍に眞面目にやれるように政府に希望する次第であります。
【次の発言】 貿易資金のこの法案につきまして、政府にもう一遍お伺いいたします。この法案によりますと、貿易……政府にまだ買入れてない、手に入つていない、政府の倉庫に入つていない品物に対しまして貿易の品物に限つては資金は出すということが謳われておるのであります。これが政府の御答弁では貿易をするためにその貿易品を船に積……

第3回国会 予算委員会 第1号(1948/11/08、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 この第三國会で最も我々予算委員として取上げなければならんのは、現政府は取引高税を廃止するようなほのめかしをしておる。そうして現在取引高税は実施されておる。この面でありますが、本予算委員会においては、この取引高税が前政府の原案は二百五十億程度であつたと思つておりますが、政府はこの大きな取引高税の收益を削つてしまつて、果してこの二百五十億の予算を埋めるだけの財政收入がどこにあるかということを見極めておるかどうかということを我々は審議いたしたい。かように思うと同時に、取引高税を廃めて二百五十億の年收が果してあるかどうか、見極めたいと思いますからして、政府当局のその方の專門の方に出席を求……

第4回国会 大蔵委員会 第1号(1948/12/03、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 衆議院の方がそういう御意見でありましたならば、勿論大藏委員長さん及び理事の方にその役員になつて頂いた方が結構だと思います。それは大藏委員会を運営する点におきましても、役員の方に役員になつて貰うということは非常に御多忙で恐縮でございますが、納税完納はインフレ防止上最も必要なことでありますから、御苦労樣でも御盡力を賜わり、今の委員長さんの原案に御賛成願うようお計らい願いたいと思います。
【次の発言】 証券民主化ということは、すでに今実施されておりますので、民主化は、証券に至つてはかなり満点になつていると思いますが、この趣旨が、併しそれ以上民主化するかというと、その方針は、とにかく株券……

第4回国会 大蔵委員会 第2号(1948/12/04、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 製造たばこの定價改正の法律案でありますが、政府は「きんし」を十一円を十五円にする、そうして「みのり」を十円を十五円にして三十億前後の増收を図りたい、その原因が六十円のピースが、成績が不振であつたからそうするのだというような意味にとれるのでありますが、この値上げ問題ですが、むしろ値上げすると共にピースを値下げして行くというような方針をなぜ政府はお立てにならなかつたかということを先ずお伺いいたします。  政府の煙草の現在の本年度全体を通じての賣上げ見込みというものが、この表で見るとまだ五〇%前後の成績であるというようなわけであります。そこで増收を図るということは、極めて必要な健全財政……

第4回国会 大蔵委員会 第3号(1948/12/06、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 煙草の値上問題でありますが、政府は吉田総理大臣の名において、健全財政を建前とする第二次吉田内閣の政策発表があつたのでありまして、あの発表から受取るに、國民は等しく、この政府は非常な健全財政を採るという見通しを以ちまして敬意を表しておる方が多いのであります。そこで図らずも、ここに煙草という小さな問題を取上げまして、政府が誤診を犯すというような場面を展開しようとしておるのでありますが、現在のこの法案に載つておりまするところの「きんし」を十五円に上げるという四円の幅が、國民に及ぼす影響は非常に大きいのであります。特に「みのり」を十五円にするという、この五割前後の値上、並びにこの「のぞみ……

第4回国会 大蔵委員会 第4号(1948/12/09、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 復金問題ですが、百億の増資をするという政府の案ですが、これは復金を利用している現在の日本の産業の復興状態から比較して見たときに、余り額が僅少でありますので、産業の復興に非常に支障を來たしているということは、隠せない事実でありますので、当局がこの百億に減らしたという理由を御説明を賜りたい。それからこの百億にどういう原因で圧縮されてしまつたか、それは復金側が、本当に現在の世界における日本の存在の、産業復興の必要を力説する熱意が足りなかつた、それからそれを説明をするところの資料に欠陷があつたという、この二つから推しまして、こうした百億になつてしまつたのだ、こういうふうに思います。いわゆ……

第4回国会 大蔵委員会 第5号(1948/12/12、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 会計士補という職責の範囲をお伺いしたいと思います。会計士と会計士補とどういう具合な職責の差があるかということについて一つと、もう一つは大学又は專門学校、旧制の專門学校を出られておりますので、又計理士の試驗に合格せられておりますので、所謂実際に資格のある方でありまするから、三年以上計理士の業務に從事したという者は会計士補でなく会計士にした方がよいだろうと思いますが、併し会計士補と会計士の差が殆んでないというならば、それで差支ありませんが、この点につきまして提案者の御高見を拜聽いたしたいと思つております。それから十年以上計理士だつた者と学識経驗を謳つてありますが、この点は大都会におき……

第4回国会 大蔵委員会 第7号(1948/12/19、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 本案はすでに論議が相当以上に盡されておりますので討論にお入りになつてもいいかと思いますが、各諸公にお計らい申上げます。
【次の発言】 砂糖の消費税問題でありますが、これは國家財政上の立場から見て、極めて好個の財源である。かように我々は見ておるのであります。一方又國民も財政の窮乏しておる現在の國家の見地から見て、このぐらいの課税は無理のないところだというような見方をして喜んで賛成する人と、まあというところで賛成する人と、大別して二種類に分けられると思うのであります。本案の欠点を無理に拾い上げれば、子供もこの課税の対象に入るという点でありますが、子供もこの日本國の窮乏を勿論相当に知つ……

第4回国会 大蔵委員会 第8号(1948/12/21、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 議事進行について……本案につきましては、いろいろ議論もすればまだ沢山あるように思われますけれども、現の歳末に迫つておりまして、全日本の各方面に支出する点で、年末で間に合わない点があると困ると思いますので、論議はこの辺で打切りまして討論に移ることをお願いいたします。
【次の発言】 本案は諸般の事情で、殊に歳末でもあり、衆議院を通過した原案に賛成いたします。
【次の発言】 直ちに御採決を願いたいと思います。

第4回国会 大蔵委員会 第9号(1948/12/22、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 もう復金問題については、前大臣の波多野先生を委員長としまして、十二分に愼重審議をいたしたのであります。又今回のこの改正法律案につきましては、諸般の事情もありまして、百億の増資に対してはいろいろ御意見もありましたが、すでに衆議院を通過いたしておりますし、今日も深夜に正に迫ろうとしておりますので、この辺で審議を打切りまして討論に入りたいと思います。お諮りを願いたい。
【次の発言】 この度衆議院を通過しましたこの復金の改正法律案につきましては、増資の点におきまして相当欠くるところがあるだろうとは思いまするけれども、現在の日本の状況から申しまして、先ずこの辺でこの原案に対し全面的に賛成し……

第4回国会 予算委員会 第4号(1948/12/09、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 今の吉坂さんに伺いますが、税金の問題ですが、税金が非常に高くて政府の課税が專断的であるということは、これは事実でありまして、税務当局が申告した者を無視して、基本的人権であるところの申告を無視して、それに三倍乃至五倍の課税をしている。そうして更正決定をしたのだから、二十日以内に拂え、拂えなかつた場合は延滯利子日歩十銭取るのだということを現在やつておるのは、政府の暴挙であります。あなたのお説の通りでありまして、その額が一千億以上に達するであろうということは想像できます。これもお説の通りであります。  それから商業者というものが本当にもう恐慌時代に入つて行つて、震え上つて自殺する者、発……

第4回国会 予算委員会 第5号(1948/12/09、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 議事進行について……只今最も尊敬する山下先生並びに最も尊敬する商工大臣との質疑應答の中に緊急動議を提出いたします。時間も非常に過ぎたことで、政府におかれましては資料をお集め頂くに対しまして、すべて官廳はお帰りになつた後でありますからして、本日の予算委員会は休憩或いは明日に延期をする動議を提出いたします。

第4回国会 予算委員会 第8号(1948/12/12、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 総理大臣はお風邪を引かれておるようでありますので、省略をいたしまして簡單にお伺い申上げます。大事な総理大臣が病氣で倒れるようなことがあると困りますから簡單にお伺いします。総理大臣は今日まで連合軍から幾多の御好意を我々同胞が賜わつておりますので、アメリカ合衆國、或いはソヴィエト連邦、或いは中華民國等々の諸連合國に対しまして感謝のメッセージを送るお考えがあると思いますが、いつ頃そういうことを御実行なさいますかどうかという点を一つと、それから統制の問題でありますが、この統制問題については重要産業以外、或いは主食以外は撤廃をするお氣持と承つておりますが、極めて無駄な統制が沢山あるのであり……

第4回国会 予算委員会 第11号(1948/12/22、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 よろしうございます。大臣にお尋ねしますが、税金方面で大藏大臣の主張されているところの取り易い新規の財源を発見するというような言葉がございましたが、その一、二の例を挙げて頂きたいのであります。本議員の考えでは、現在五十数万戸の料理店が闇営業をやつておるのは隠れもない事実であります。これに課税を適当にしたならば、百億くらいの増税は容易であろうと思いますが、これに対しまして大藏大臣の御所見をお伺いいたします。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号(1949/06/27、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 先程も委員長さんの報告を中心に、又事務局の報告を中心に考えますときに、この審議の進行上事務局の機構の点の中で、予算及び人事について、それから運営方法、この二つが、取敢えずこれを纒めてかからなければ進行しないように思いますが、この点につきまして委員長さんから事務局の方の進行状態というもののあらましを御報告願いたいと思います。
【次の発言】 今度の選挙法改正委員会ですが、改正の重点を理想選挙の型を中心にしたい、こう本員は思うのでありまして、今までの選挙が理想に近いものではあつたが、理想のところまで行つていないという点が相当あるのであります。この間の埼玉縣の知事の補欠選挙の場合ですが、……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第2号(1949/06/28、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 この選挙制度の形態を理想選挙に持つて行きたいと、こう思つているのでありますが、選挙地盤が余りに小さいと、どうしてもそこに理想通りに行かないで、つい人情がうつつて、選挙の形態が買收、饗應、個々面接、戸別訪問というものが深刻化して行くというのは、今までの旧憲法時代で幾度か見られております。ですから、この選挙法改正に当つては、理想選挙に近いもの、或いは理想選挙というものを中心にして、選挙法を考えて行きたいと思います。
【次の発言】 私共申上げる理想選挙というのは、買收、饗應がない選挙であること、それから戸別訪問がないというような形態、それから選挙費用の問題も、今までの法定額以内で間に合……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第3号(1949/06/29、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 今のお説ですが、知事の場合は現職のままで、議員の場合は議員をよして、有利な態勢で又次の選挙に臨むという場合もありますから、そういう点は非常にむずかしいと思うのですが、如何ですか。
【次の発言】 この(一)の全國選出議員選挙管理委員会をどうするかという問題ですが、これは全國選出議員選挙管理委員会というものの使命が非常に大きいと思うのでありまして、この委員会は勿論存置して置いて、そうして平素この選挙の必要なゆえんを有権者大衆に知らせて行くという活動をして貰う、そうした動きをするために置いて、これは存置すべきだと、こう思います。それから独立の事務局を作るかどうかという(三)の項ですが、……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第4号(1949/06/30、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 この名簿の作成と、名簿の使用という面から、今までの定期的になつておる方法の方が非常に馴れておりますから、能率的であり間違いがないと、こう思いますが、今の定時名簿式で、それで申請と加入とをやつて行くというような式をとつて貰うという方法が非常に能率的であると思います。
【次の発言】 今の岡本先生のお話の定時名簿主義に臨時名簿主義を加えてやつて、そうして候補者に名簿を呉れる。名簿を呉れなければ手紙は出しようがありません。名簿の札を持つている人はいいですが、ない人もありますから、公平な点において名簿を作るときに余計に作つて、そうして候補者に呉れるというような方法をとつて頂く定時名簿主義は……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第7号(1949/07/04、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 公営による立会演説会は大いにやるべきであると私は思うのであります。特にこの衆議院の場合もそうですが、参議院の地方区の場合も勿論必要である。殊に全國区制の場合に公営選挙というものは、特にその場合に全國制ですからこの前が二百五十七名立候補でありまして、今度も更にそのくらい立候補するものと見て差支ないと思いますが、全國区であれば全國区の場合は区域が廣い。如何に立会演説会をやりましても候補者全部は参加するというと非常に困難だと思いますし、又数が多くなりますから一つの会場が五十人、百人参加することがありましても演説会はできないかと思います。そこで全國区の公営により立会演説会はこれだけはブロ……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第9号(1949/08/01、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 大野先生にちよつと質問をしたい。羽仁先生の京都におけるところの質問で、いわゆる懇談会で全國制は廃した方がいいというような意見がありました。それが前に、いわゆる事前に全國制の必要なことを言わないで、大体知識階級だからそのくらいで理解しているだろうという御見当でございましたか、この点をお伺い申上げます。  もう一つ入場者が京都は知識階級であるというような話に聞いておりましたが、いわゆる大学生であつたか、或いは学校の教授連中でありましたか、そういう人々が何人くらい集つた席上で全國制廃止の声があつたかということを一つ大野先生か羽仁先生に伺いたい。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第12号(1949/08/04、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 今岡本先生から非常にいい御意見がありましたのですが、この前の選挙と我々今度やらんとする選挙の例を比較して申上げます。  この前の選挙の、地区のときには非常に字数が多かつた、全國の場合には割合に少かつた、少いと非常に安つぽいように見えて、又意思も徹底しないというような見地から見まして、この候補者の政策を有権者に知らせるというためには、どうしても岡本先生のおつしやつたごとく、千字くらいの字数は当然要ると固く信じております。この間の知事の選挙にも三千字というのですから、知事を選ぶのに三千字、全國の議員を選ぶのに二百字、小学校の一年生とは違うのですから、どうしても千字ぐらいの政策を述べて……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第13号(1949/08/05、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 このポスターの件ですが、今佐々木先生、小串先生の御提案の通り運動期間が非常に長いのでありまして、三千枚のポスターを早く貼つてしまえば、あとは雨風でとれてしまつてないという非常な運動する側で不利がありますので、地方区議員の場合は六千枚以上一万くらいは貼らして欲しいと思います。六千枚程度は最小限度必要であると私は思います。  それから今の小串先生のお説の通り立札、ポスターを貼る場所は國若しくは地方公共團体の所有又は管理するものの掲示は禁止ということになりますと、細い電信柱に貼つたり非常な苦心をしますので、地方公共團体の掲示場には、天下の國会議員の選出ですから、これは貼らして頂くという……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第14号(1949/08/06、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 この第十のところで意見がありますわけですが、この五千円を三万円に改めるという條項でございますが、選挙法改正に当りまして、先ず第一番に恒久性を持たせるというように重点的なところから批判をいたしまして、今爲替のレートが三百六十円が一ドルになつておる。それから計算した場合、そういう経済自体の場合は三万円は賛成ですが、これから紙幣の発行高が減つて來る。國力が増して來るというような場合に、この爲替レートも或いは三百円、或いは二百五十円、しまいには昔と同じように一ドルが二円五十銭ぐらいまで行ける時代が將來は來るであろうと思いますので、これはこの三万円に改めるということは、今の爲替レートの場合……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第16号(1949/10/17、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 第十六條の文書図書の頒布の問題ですが、これについて投票立会人及び開票立会人を依頼するという文書の点につきまして、小委員会におきましては御質問が出たと思いますけれども、どういう工合になりましたのでしようか。各選挙におきまして投票立会人と開票立会人の依頼状を出すということは制限がないことになつておりますので、相当巧妙に沢山の文書を出しておりますけれども、これはどういう工合になりましたかお伺い申上げます。
【次の発言】 従来の選挙におきましては、投票立会人又は開票立会人を依頼する文書の数につきましては、制限が全然ないのであります。この無制限なるところの規定を利用しまして、何千通或いは何……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第18号(1949/10/19、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 私も鈴木先生と同意見でありまして、この第五と第七ですね。それから七の続きで全国参議院議員の投票用紙に書くのを間違えて地方選出の議員の所に全国選出の名前を書いてしまつたのが相当あるのでございます。それは全部無効にしたのですが、あのぼうつとした安つぽい印刷の投票用紙を出されると、初めて投票所に行く慣れない婦人とか年寄りの者は、どつちがどうだか分らないから無茶苦茶に書いて来てしまうというようなことになつて、それが無効になつているのが沢山ありますから、今の鈴木先生のおつとやる例から引用いたしますと、全国選出の候補者の名前を地方選出の用紙に書いた場合でも、それは有効にして貰いたいというのと……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第19号(1949/10/20、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 この百四十七條の問題で少し伺いたいのでありますが、選挙運動をすることはできないというこの意味を、特定の政党又は特定の候補者に対する選挙運動はいけないが、教育上教育者が、いわゆる國家の要請に應じまして、どうしたら選挙に対して適当なるところの或いは大野先生とか、鬼丸先生とか、羽仁先生とか傑出した人物を出すかという意味の廣範囲の選挙運動をするということは私は差支ないと思います。特定の人間を否定したり特定な政党を否定しない限り、國家の優秀なる人物を以て國会議員を出すと或は縣会議員を出すという説明は、これは何ら差支ないと思います。特定なる政党を否定したり特定なる人物を否定ないで、優秀な人物……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第20号(1949/10/21、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 今の案ですが、九十八條の五大市の長とやらないで、人口三十万以上の市長というふうに出したいと思いますが。
【次の発言】 これは選挙法でありまして、恒久性のあるものでありまして、オーストラリアの方の二十五ポンドという制限がありますが、日本の円は、或る一定の期間のうちに又金本位に切換えられる点も勘案されますので、ドルを換算しまして、何ドルというドル計算で行つた方が非常によろしいと、こう思います。これは金本位に切換えますと、うんと額が違つてしまいまして、今五万円と決めますと、今度四、五年後の五万円が今の一千万円くらいになるかも知れませんからして、ドルを中心にやりたい、かように思いますが、……

第5回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1949/06/08、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 相続税が今年は高いのですが、こういう工合に高くすると、逐次伜に身上を譲つてしまつて、税金をかけることがなくなつてしまう程幅が狭くなつてしまうと思うのですが、昨年、その前と同じように、相続税が安い方がいいと思いますのですが、それに対して少しお伺いしたいのであります。  それから寄附金税ですが、寄附金を社会事業のためにやつて、その上に又税金を載つけられては、社会事業という社会事業は分つているけれども、どうも君、寄附金に対して税金がかかるから、ちよつと待つて呉れというようなもので、寄附が非常に減つていると思いますが、寄附金に対して税金をかけない方がいいのではないかと思います。社会公共事……

第5回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1949/06/09、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 今のこの固定資産の再評價の問題ですが、現在の、前月までで結構ですが、法人の株式総額はどのくらいになりますか。
【次の発言】 現在会社の資本金は、拂込資本金は日本中で幾らになりますか。
【次の発言】 昔の計数は知つております。今の計数を……
【次の発言】 大分変つておりますね。銀行だけでも百億以上増資しております。富士銀行は十一億、千代田銀行は十億、帝國銀行は十億、第一銀行は十億、大阪銀行は十億です。銀行だけでも百億以上増資し、紡績会社においても五十億以上の増資を、昭和二十一年以降やつております。これを計算に入れないでこの再評價問題を論ぜられて、而もあなたの経済連合会の方では一〇%……

第5回国会 大蔵委員会 閉会後第3号(1949/06/21、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 幸い長官がおいでですから、今の経営の苦しさということで、ちよつとお伺いしたいのですが、中小企業者は八〇%で、日本は背負い切れずというふうな実態で、簿記も不完全であるし、又税金も非常に高い、そこへ持つて來て経営資金が足りないわけですが、企業廳で沢山の借入の申込があるのですが、一体この経営の苦しさを押切つてやるには、一年間に何十億程度借したらば、大体中小企業者が樂になるかという御見当を少しお洩らし願いたいと思います。
【次の発言】 そこで長官としての政府側並びにその筋の御交渉は二百八十億を主張して頂きたいのでありますが、主張したことはたびたびおありと思いますけれども、どういう工合に行……

第5回国会 大蔵委員会 第4号(1949/03/28、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 副総理が丁度お見えですから本案につきましてお差支ない範囲内でお洩しを賜りたいと思います。人員整理の問題についてこういつたことが原因になつているというわけですが……。
【次の発言】 直ぐ終りますから…。
【次の発言】 関連しまして先程途中で切れましたのでお伺いいたします。この表面に出た六月に延ばすという理由の中で、政府の発表では人員整理の方針と関連しておると、この最も重大なる人員整理ですが、これをどういう方面で整理して行くかということを具体的にお伺いしたいのでありまして、又本議員の希望といたしましては、人員整理をする場合には失業した者が生活に困らないという立場におる者、例えば親の業……

第5回国会 大蔵委員会 閉会後第4号(1949/06/22、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 ちよつとお聞きしたいのですが、この賃貸價格の改正の問題ですが、あなたの方の、委員会、農業会ではどのくらい上げたらいいかという標準がおありでしたら……。今実はこの地主は全然食えない。母屋を賣つたり、物置を賣つたりしてしまうというような状態でありますが、旧地主は余り安いから食つて行けないわけですね。農民は一升闇で賣れば三反歩くらいの地代は、賃貸價格は出てしまう。これは非常に自然に反しておる行き方でありまして、地主は皆死んで行つて、小作人だけは食つて行けというような今ややり方になつておりますがね、現実において……。それで今地主は、昔の地主の倅は労働者に轉落している。昔の小作人の倅が大学……

第5回国会 大蔵委員会 第5号(1949/03/29、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 質疑はすでに相当盡されておりますので、質疑を打切りまして、討論に入りたいと思います。
【次の発言】 本法律案につきまして政府の熱心なる説明、或いは質疑に対する御答弁を承つておりましたが、本議員はその状態から観察をいたしまして、一万人前後の行政整理のいわゆる首切りがあるというのを含まれておるのでありまして、特に專賣公社法の改正につきましては、極めて政府におきまして愼重に期して頂きたいという見地から、十分調査をすることになりますると六月三十日には始まらない、かように思いますので、七月一日に改めることを提案いたします。
【次の発言】 造幣局のこの増資問題は買入物資が高いから、作業用資材……

第5回国会 大蔵委員会 閉会後第5号(1949/07/05、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 日財の室さんに伺います。第二財産税を取るということは非常に私はいいと思いますので、これで全財の方の見通しで何億ぐらい上りますか、御見当で結構ですが。
【次の発言】 更正決定の年一回というのは非常にいいと思いますが、実情は更正決定を年二回も三回もやるので人手が要るが、年一回になると、政府の行政整理の対象になつてしまつて、首を切られるのではないかと思いますので、やはり年二回の方がいいと思いますが、この点どんなものでしようか。
【次の発言】 税務方面では川上先生が大先輩ですが、ちよつと室さんにお伺いしますが、この税務署員の教育という問題を質問いたしますが、教育を大いに望むのですが、教育……

第5回国会 大蔵委員会 第6号(1949/03/30、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 産業設備営團のこの法律案に対しまして、政府にちよつとお伺いしますが、前回に引続いての質問ですが、総額は十一億円というのですが、これを國債を出すというような建前になつておりますが、この産業設備営團法の第一條がこれが非常に問題ですが、戰爭立法であつて、戰爭中に戰爭をするための便益のためにこれは作られた営團でありますので、むしろこれは支出をしない方が平和日本建設の今日の状態ではいいのではないかと思いますが、戰爭に協力したいわゆる東條内閣のときの最も支出の多かつた、又強化された営團でありまして、すでに東條は戰犯として絞首刑を受けておるのでありまして、それを助けたそれは営團でありますが、こ……

第5回国会 大蔵委員会 閉会後第6号(1949/09/05、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 大臣に伺いますが、この資産再評價の問題ですが、第五國会におきまして政府は資産再許價に対しましては大体二〇%位でよろしいという案でございますが、シヤウプ案は大体六%位となつておりますが、この点につきましてシヤウプ案はマ司令部に対する勧告案であつて、政令と違うという差がありますと大臣の考えは第五國会におきます考えでございましようか。シャウプ案に対する所見を拝聽いたしたいと思います。
【次の発言】 関連しまして。この再評價の方針が第五國会の初めから大体法人側で希望する法人の資産を再評價するのであつて、希望しない場合は再評價しないのだというような重点的な意見がありましたのですが、この点に……

第5回国会 大蔵委員会 第7号(1949/03/31、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 金資金特別会計法の一部を改正する法律案につきましては質疑は相当進んでおりますが……
【次の発言】 今中西先生から質疑の申込が出ましたので討論の何の動議をちよつと延ばしまして、中西先生にどうぞ。
【次の発言】 帳簿上の價格ではないのですね。
【次の発言】 本案につきましての予備審査はこれを一時打切つて頂きまして、今度は金資金の方に移つて頂きたいと思います。皆樣にお諮りいたします。
【次の発言】 本案法につきましてはすでに質疑は十分に近い程度にされたことと思いますので、この際質疑を打切りまして、討論に入りますことをお諮り申上げます。

第5回国会 大蔵委員会 閉会後第7号(1949/09/26、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 織物消費税問題ですが、織物消費税はもう廃止した方がいい、世界中で機物消費税を取つている國はないのだというシャウプ博士のお話がありましたのですが、織物消費税が現在もう廃止になるか、或いは一〇%に下るかというわけで、織物屋さんは織物が暴落してしまいましているのです。そこでこれは早く廃止してやつた方がいいと思いますが、機業地へ行つて税務署側の意見を聽いて見ますと、なかなか税金を拂わないというわけで税收入面がうんと下つて來ている。それですから大蔵省の御意見としては、これは今度の臨時國会で一〇%にするというふうにするか、遡つて三ケ月くらい前までを一〇%くらいにしたらいいかと思いますが、この……

第5回国会 大蔵委員会 第8号(1949/04/01、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 この法律案は大藏大臣の立場が非常に重くなつておる点が多いのでありまして、又経済九原則の実施によつて行政整理をして行こうという面で、目的別予算と組織別予算というものを本式には一つにしてしまつて、そうして能率を挙げて行こうという面があるように思いますが、國会の報告の場合は別冊で出すのだから事実上変更はないのだというお話ですが、それでは政府にお伺いしますが、行政整理の必要上と、能率増進のためにやられたことと思いますが、その点についてちよつとお伺いを申上げます。もう一つは予算の流用等に関する規定は、これは成る程と思われる点がありますが、一々この場合に大藏大臣の流用許可が要るのだ、承認が要……

第5回国会 大蔵委員会 第9号(1949/04/07、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 本案を提出した理由は、今までの逓信省だけでいいと思いますが、行政整理をやるというのに省を殖すというのは政府の行政整理の上から見て食違つておるのでありますが、これは政府がどういうお考えで郵政省と電氣通信省という慣れない名前を付けまして、又費用がこうした省が二つになりますると印刷物も余計に要るし、逓信省という名前を全部今度は変えて印刷をやり直すだけでも或いは一億、二億というような費用がかかるのではないかと思いますが、特にまだ海外に数十万の同胞があつて、こうした余分に費用を使う法案ならば、未引揚者の留守宅に出してやつて貰いたいと、かように思いますが、行政整理をするという半面において、こ……

第5回国会 大蔵委員会 閉会後第9号(1949/10/22、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 委員長に案があれば……

第5回国会 大蔵委員会 第14号(1949/04/18、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 本案に対しましては、衆議院通過の通り本員は賛成するものであります。
【次の発言】 質疑を省畧願います。
【次の発言】 開拓者資金融通特別会計において貸付金の財源に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案ですが、これは金額が一般会計から十五億千四百九万四千円という額でありますが、開拓者の実情を調査いたしますると、この金額では不足を來すような点もあるということは想像はできまするけれども、経済九原則を中心として諸般の情勢によるところの現下日本においては、政府原案であり、又衆議院を通過した本案に賛成すべきものであると私は認めますので、この原案通り賛成いたします。

第5回国会 大蔵委員会 第15号(1949/04/21、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 今議題となつている法案だけでありますが、三千五百億円、金が出ておる、紙幣が出ておるという計算で、大藏省は三百三十円というレートを出しているかということを先ず一つ聞きたい。併し現在は三千億ぐらいしか金が出ていないんですね。そこで出ている金で燒けてなくなつたものや紛失してしまつた奴も相当あります。箪笥や疊の下へ入れつ実際回轉しないで芥と同じようになつておる。箪笥や疊の下へ入つたものは、まあ、あつてもなくてもこれは資金に入つてないと思うのですが、こういうものを引くと、相当、今、回轉している紙幣は少いと思うのですね。そうすると一ドル三百三十円というレートで換算した大藏省の省令の、見方とい……

第5回国会 大蔵委員会 第18号(1949/04/25、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 酒税法で、大分下るのでありまして、非常に結構なことでありますが、税收面から見まして、これだけ下げましても、予期通りの税收が果してあるかということが心配なのでありますが、デイスインフレのために金廻りが非常に一般大衆が惡くなつておりますので、このくらい下げた程度で果して政府が予期する程度の税收入があるかということにつきまして、政府の御答弁をお願いする次第であります。  それから委員長さんから一括して揮発油の方までお話がございましたので揮発油の方につきましてちよつとお伺申上げます。車に使う油が大分高くなつておりますが、併し高くなつても結構ですが、果して本年度において車に使う揮発油は増量……

第5回国会 大蔵委員会 第19号(1949/04/26、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 この前の委員会に、この清酒の一級酒、二級酒の税率の差をコントロールしまして、税收においては影響はないように、一級酒二万五千七百円というものを何とか加減をしてやる方法はないか、政府の方でコントロールするプランがございますかどうか、この点について一つ先ずお伺い申上げて、それからもう一つは合成酒の釀造石数ですが、乾し甘藷が相当在庫があるということは間違いのない事実でありまして、これは政府の御予定になつておる造石数より多くできるであろうと思いますが、政府は合成酒を二千三万五千石造るという御予定だそうですが、これよりも余計に造石できるような工合に、政府でその筋と御連絡を賜つてやつて頂きたい……

第5回国会 大蔵委員会 第20号(1949/04/27、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 大藏大臣がお見えですから、ちよつとお伺いしますが、一千七百五十億の援助資金及び救済資金ですが、ドルの建値が変りましたので、何か政府で名案がございましたら、一億九千何百万ドル計算で行きますと、余計に援助資金が使えるということですが、この目的に大藏大臣が成るベく産業の振興のために努力せられることを信んじておりますが、大藏大臣の腹藏のない御高見をお洩らし願いたいと思います。
【次の発言】 今新らしい言葉を昨日から政府は使つておるのですが、アメリカの物價の変動という新らしい言葉ですが、この新らしい言葉で、向うは物價の変動がありそうだというけれども、実際ないかも知れないですね。これは大体紙……

第5回国会 大蔵委員会 第21号(1949/04/28、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 本案は質疑を省略しまして……、  (「まだまだ早い」と呼ぶ者あり) それでは御質問があるそうですから……。
【次の発言】 本法案は質疑を打切りまして、討論に入ることをお諮りいたします。
【次の発言】 今天田先輩の御意見のごとく、政府は十分に責任行政という点から、この運営をやつて頂きたいという條件を附けまして、原案に賛成をいたします。
【次の発言】 本案は相当に審議し盡されておるのでありますが、(「いいよ」て呼ぶ者あり)質疑も打切りまして、中西先生も珍らしく御賛成でありますから、そこで討論に入ることにお願いいたします。
【次の発言】 揮発油税法案につきましては、大分論議中に、いろい……

第5回国会 大蔵委員会 第24号(1949/05/10、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 この塩ですが、日本は四方が海ですが、塩を輸入している面が生産面よりも遥かに多いというわけですが、塩は全部國産でやりたいとこう思いますが、政府のお見通しはどうしても國産では間に合わないのかという点につきましてお伺い申上げます。それからもう一つ、塩の消費量の八〇%を大体輸入しておるわけですが、これを逐次増産をして減らして行つた方がよいと思います。これに対してまあ五ケ年計画とか、三ケ年計画があるとしたら、どういうふうに輸入を減らして行くということを統計的に大掴みでよろしうございますからお伺いいたします。
【次の発言】 今政府委員の方はどういうプランを持つておるか分りませんが、燃料を使う……

第5回国会 大蔵委員会 第26号(1949/05/13、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 今公述人の方が最後の方で医療費が幾らか上るような傾きを心配をするという見方を持つていらつしやいますが、或る一部におきましてはそういうお考えが出るかも知れませんが、十年前と違いまして、現在は医師が非常に多いのでございます。医師が多くて開業医が開業したけれども、博士の看板は取つたが、患者は一日に一人か、二人しか來ないという状態が沢山ございます。そこでこの問題に関連をしまして、幾らか治療費が全般的に上るような傾きのような御説がありましたけれども、医師が多いから、だからなかなか一般の医療費は上らないと思うのであります。そうした見方に対しまして何か御意見がありましたら一つ……

第5回国会 大蔵委員会 第27号(1949/05/14、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 永野先生の御意見ですと、いわゆるテンポの早い経済界だから活きた感覚を持つたもので兼任で行つた方がいい、これは非常に御尤もな御意見だと思うのでありますが、委員会の方がそうした活きた感覚を持つた、いわゆる経驗者ですがなかなか出て來ないじやないでしようか、忙がしくて……、こういう点が一つ御答弁願いたい。
【次の発言】 関連して一つ、そこでちよつとですから……、この委員会の構成が永野先生は数は少い方がいいのだということでありますが、余り数が少くて出席率が惡くてしまいには二人か三人しか來ないで、二人か三人で決めちやつて、金融界が梗塞されて非常に金詰りが強化されちやつたということになると困る……

第5回国会 大蔵委員会 第29号(1949/05/17、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 たばこ属の植物からたばこを採るということは、これは昔土人が考えたことでありまして、現在はもう少し進歩したことを政府も考えておるでしようけれども、たばこ属の植物の中のヂキタリス科の植物を入れる方法、又は松柏科の植物を入れる方法、或いはコカ樹科の植物を入れる、或いは茄子科の植物を入れる、或いは清涼剤としての植物として、メンタ科の植物を、又は茶科の植物を、モロコシ科の植物を、それから菊科の植物を、こうしたものを入れまして、今葉たばこを耕作するために主食を作る農地を何百万地歩も潰されておる筈であります。併しこのたばこ属だけに依存をしておるということは主食を増産する貴重な農地を潰しておりま……

第5回国会 大蔵委員会 第30号(1949/05/18、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 今の中西先生の質問に関連しておりますからちよつと……。この專賣局の塩の方はどういう方が答弁しておるのですか、見当がつきませんが、委員長、一つどういう方ですか。
【次の発言】 お伺い申上げます。つまり人の中西先生の質問の中でも、專賣局の塩腦部が調査が足りないというのは、これは研究費、調査費、出張費というものがどのくらいございますでしようか。それを一つお伺い申上げまして、全然この調査費とか研究費というものがなくて、六千三百円ベースでは雜炊食べておるんだから研究はできないのかどうか、それを一つお伺いいたします。どのくらいの研究費を持つておるか、出張費を持つておられますかということを專賣……

第5回国会 大蔵委員会 第31号(1949/05/19、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 私はこの機会に本案につきまして簡單なところですが、この政策委員会の委員が七人おりまして、その一番仕舞の方に、農業に関し「優レタル経驗ト識見ヲ有スル者」というところで、大体大藏大臣の御腹案をお伺いしたいのですが、この農業関係の政策委員は、農業協同組合の連合会長というような形のものをお入れになりますか、それとも農業上の、いわゆる農学博士であるとかいうような学者でございますか。或いは自作農の優秀な人か、小作農の優秀な人とかいうことについてお伺いいたしたいと思うのであります。それからそうでなくて、農林省からの推薦の人を出すとかいう御意見でもございますか、大体の御見当がおありと思いますので……

第5回国会 大蔵委員会 第32号(1949/05/20、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 関連してちよつとお伺いいたしますが、國債を償却する額というのは、國債は今非常に安いのでありまして、その安いのを額面で買つておるかどうかということにつきまして、時價相場で、今市場の相場というのは非常に安いのでありますが、その安い相場でお買いになつておりますか、額面でお買いになつておりますか、これを一つお伺いします。
【次の発言】 そうしますと、國民が税金を拂う場合に國債を買つた額面にこれを見るのが当然と思いますが、この解釈を一つ。
【次の発言】 そこで、そういう工合に政府当局はやつて頂けるということを、各税務夜に御通知して貰いたいのですけれども、國債で税金を納める場合は、今おつしや……

第5回国会 大蔵委員会 第33号(1949/05/22、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 質疑を打切りまして、直ちに討論に入られんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 本案は先程政務次官並びに政府委員の御説明の通り、行政整理をしなくちやならんという建前のところに持つて來て、これは非常によいことであつて、行政機関を殖やして行くということは、失業者救済でもあり、半面又國民の利益でもあるというので、この点におきまして、本承認を求める件につきましては、賛成いたします。

第5回国会 大蔵委員会 第34号(1949/05/23、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 協同組合による金融事業に関する法律案ですが、先ず第一にお伺い申上げたいことは協同組合の発展が、特に農業協同組合の発展ということが非常に盛んでありまして、この農業協同組合の預金部というものが、村によりましては二千万円以上の一つの村に対する農業協同組合預金があるのであります。そこでこの金額が全日本を通じて農業協同組合の預金がどのぐらいになつていますか。政府から御答弁を先ず第一にお伺いしたい。
【次の発言】 この五百億円の推定という額は、全國で幾つの農業協同組合でそれだけの額になりますか。概略を承わりたいと思います。
【次の発言】 そこでこの農業協同組合の預金部の利用というものが現政府……

第5回国会 大蔵委員会 第35号(1949/05/31、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 三宅先生にちよつとお伺いいたしますが、今の陪審式試驗ということは、口頭試問ですね。これは私も口頭試問でやつて行くということについては、誠にこれは結構な話でありまして、そこで十五年以上、二十年、三十年と思いますが、十五年が何人、十六年が何人、そういう数字がお分りでしたら、あなたに分らなければ外の人にでも御説明して頂きたいと思います。一番古いのは八十幾つというのがあるかも知れないと思いますが、最高年者はお幾つですか。
【次の発言】 関連して、そこで今、森下先生もお聽きなさつたんですが、これは三宅先生は先だつて、高度な道徳的観念という、翼賛的の頭で言われたが、三宅先生は古い人だから、勘……

第5回国会 予算委員会 第2号(1949/03/30、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 第三号の補正予算でありますが、ちよつとお伺いいたします。七億五千万円にするとベースはどういうベースになるか。六千三百円か、どういうベースになるのであるか、それを詳しく御発表頂きたいのであります。それから特殊性といたしましては、物を以て支給する部面と、金を以て支給する部面とあるように感ぜられますが、その点を区別して御発表を承わりたいと思つております。
【次の発言】 二億五千万円殖すというのは、今政府委員の説明では、この前六千三百円ベースにしていなかつたから、今度はそれに近いものにするという意味に聞こえましたが、この労務の特殊性という場合がありますので、この特殊性に対しましては、金で……

第5回国会 予算委員会 第3号(1949/03/31、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 本案につきましては、質疑討論を打切りまして御採決をお願いいたします。

第5回国会 予算委員会 第4号(1949/04/01、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 諸般の事情もあることですから、質疑は打切りまして、討論に入ることを皆さんにお諮りいたします。
【次の発言】 昭和二十四年度の一般会計及び特別会計の暫定予算につきましては、衆議院を通過したこの原案に賛成いたします。

第5回国会 予算委員会 第7号(1949/04/08、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 副総理大臣であり厚生大臣でありまする林閣下にお伺いを申上げます。今度の行政整理の中で、厚生省で所管をしておりまするが、強力な吉田内閣の貿易を中心に大いに國を興して行くという重点的な政治の中で、厚生省所管では貿易に携つております局は藥務局だけであります。古い話ですが、非常に國が困つた時、徳川時代に滋賀縣、富山縣、奈良縣等の大名は、縣民を督励いたしまして、藩の力で他の國に薬品を大いに賣出しまして、國の人を大いに樂にしたという実績があるのであります。今回の行政整理に当りましては、強力な吉田内閣の副総理大臣でいらつしやいます林閣下が厚生大臣の職を兼ねていらつしやいますが、日本の貿易の振興……

第5回国会 予算委員会 第9号(1949/04/11、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 ちよつと大内先生にお伺いしますが、経済独立プランを国民の多くは要求しているんだというような……最後に大内先生は、それは今の日本に当嵌つているんだというような感じを與えるような言い方を言われましたが、経済の独立プランを立てて、その食糧問題の解決の付く途が大内さんにはあるのかないのかということを先ず第一にお伺いします。それから人口問題に対して、あなたはどういうお考を持つていらつしやるか、肥料問題に対して、過燐酸加里鉱石はこちらにないので、それは独立プランでどこから持つて来るんだという結論を言つて頂きたいと思つております。それから米国の計画的な援助で、そうしてこの援助があると思いますが……

第5回国会 予算委員会 第10号(1949/04/12、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 先程から木村先生の質問で私の八割くらいもう終つちやつたのですが、簡單に大臣にお伺い申上げます。今の政府がやつていらつしやる経済安定方法は、ディスインフレとディスデフレの噛み合せをやつていらつしやるように思いますが、それに対する御所見を先ず第一番にお伺い申上げます。このディスインフレとディスデフレの噛み合せをやつているという実態は、政府がディスインフレの政策を実践している証拠として、昨年の十二月には政府未拂の金が二百七十億、本年の一月には殖えまして四百三十億でありました。二月には又殖えて四百五十億、先月は又殖えて六百億であるという莫大な支拂を政府は停滯している。これは計画的に政府に……

第5回国会 予算委員会 第12号(1949/04/14、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 緊急動議……。質疑が一人で十五分ぐらいにしましてどんどんやりたいと思いますが、すでに予算は衆議院の質疑を終つたそうですから一人で長くても十五分で如何でしよう。皆さんにお諮りいたしまして……皆さん質問が沢山あるのでありますから。
【次の発言】 この機会に商工行政に関する範囲で商工大臣にお伺いいたします。中小企業に対しまして、中小企業廳ができまして、大体昨年この企業廳を設置するときに、七十億程度貸したいという予定でございましたが、貸付状況を企業廳へ行つて調べて見ますと、十億前後しかまだ貸付けしておりません。それで貸付申込は相当にありますが、なかなかスローモーシヨンで以て能率的でないと……

第5回国会 予算委員会 第15号(1949/04/20、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 賛成。
【次の発言】 只今の波多野先生の修正案に対してお伺いいたします。補給金を大幅に削られておりますが、この数百億の補給金を削りまして、そうして重要物資である石炭等の價格が自然的に上る。上つてマル公が改正されるという面が出てくると思うのであります。そうした場合に特に硫案の増産であるとか、そういうものの生産價格が又引上るというような状態を、修正案を出されましたる波多野先生はこれはどういう工合に物價を改訂するか。或いは肥料價格の原價が自然に上るから、それをどのくらいの肥料價格の値上げをするのかいう点を具体的にお教えを賜わりたいのであります。

第6回国会 大蔵委員会 第1号(1949/10/27、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 この現金納付でなく、印紙で納めるという場合につきまして、政府の御意見をお伺いしたいのは、大体この日雇労働者の保險金納付というものが、一億ぐらいと年に見積りますと、今までの印紙手数料が大体三%ですから、その三%を手数料として引きますと、三百万円というものが引かれる計算になりますが、その三百万円の掛金は、郵便局に手数料として拂つてしまつてあるのでありますから、そこに三百万円の損失というような形態が、保險総金額から出て参りますけれども、これはどういう工合に御処置下さいますか、お伺い申上げます。
【次の発言】 その損失が大体三百万円前後だと思いますが、それは一般会計から出していいというこ……

第6回国会 大蔵委員会 第2号(1949/10/29、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 政府の只今の御説明によりまして大体は分りましたが、特にこの法案の十一から十二に関係しますが、政府はたばこ專売公社を民営にするというような案を総理大臣の名においてすでに新聞紙上に発表せられておりますので、民営是か非かというような意見が国内に非常にやかましくなつておる際でありますが、本案は民営になろうという土台の下に作るべきであろうと思いますが、政務次官の御意見を伺います。
【次の発言】 それではそれは除外しまして、第十一、要綱の方ですが公社が業務にかかわる現金等を預金する場合に、日本銀行の外に市中銀行を利用することができる、こういうように書いてありますが、市中銀行並びに信用組合、農……

第6回国会 大蔵委員会 第3号(1949/11/08、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 今政務次官の御説明では、給與に関する法的根拠は全くないのに金を今まで出しておつたということを白伏せられておりますが、凡そ政府が給與を支給するのに法的根拠がなくてどういう財政法に基いて支出をしたか、その点を一つお伺い申上げる。  もう一つ、第二ページに、「支給方法等はおおむね従前の通り」とありますが、「おおむね」とは余り漠然としておりまして、どういう点を御改正になつておるかということを明白にお示しを賜わりたいのでありまして、政府の案では、衆参両院の事務総長が、政務次官よりも或いは内閣官房長官よりも月給が遥かに高くなつている。そうした大きな変われがあるに拘わらず、又国会図書館長までに……

第6回国会 大蔵委員会 第4号(1949/11/11、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 特別職の職員の給與に関する法律案につきましては、社会党より修正案が出ておりますので、この修正意見書の御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ええ、よろしゆうございます。
【次の発言】 ちよつとお伺いしましよう。本案に対しまして、前委員会において政府にお伺いしまして、大蔵大臣の御答弁を要求しておりましたが、御答弁書をお持ちでございましたらば御発表を願います。
【次の発言】 今の御答弁は、大蔵大臣の御答弁と見てよろしゆうございますか。
【次の発言】 そうしますと、あなたの責任として明確にして頂きたいのは、政府が提案理由に、法的根拠のない支出をしておるということを冒頭に言われており……

第6回国会 大蔵委員会 第5号(1949/11/14、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 先生にちよつとお伺いいたしますが、この食糧公団の職員の方々の状態は全然御説明の通りであると、こう思つておりまして、修正意見に賛成いたしますが、食糧公団の職員の人は非常な重労働をやつている。米を担いだり麦を担いだり、そうして配達したりというので、公団の営業状態を視察しますと、これは一般職員と同じ月給で使うということは絶対間違つているということははつきりと分つていることで、又米屋さんの方々がその職を奪われて、そうしてああして公団に働いているのであつて、非常な損をしながら働いているという状態ですからして、私は人事委員の御意見に賛成をし、又この状態を少し説明して頂きたいのですが、ああして……

第6回国会 大蔵委員会 第6号(1949/11/18、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 今の税法の御説明の中で、政府は子供が沢山いれば税金は安いのだ、そうすると子供をうんと生むように奬励しておるわけになりますが、今日本は人口が多くて困つている折から、独身者に対して税金を重くするというような見方は、今の租税に対して独身者をいじめるような勘定になり、独身税的な見方になりますけれども、これについて独身税的な見方でおやりになつたのかどうか。  それから織物消費税の問題ですが、当然十二月から臨時国会でなくなると織物業者は見ておつたのであります。それを一月まで延ばす。一月延ばしたということは、これは織物業界が非常に困つておるのでありますが、それにつきまして十二月からやれないかど……

第6回国会 大蔵委員会 第7号(1949/11/21、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 今の法案の国の所有に属するものの資料を要求してございますが、この公団の問題、七公団で数百億あると思います。その物品に対する評委方法の資料を出して貰いたいと思いますが、資料をお出し賜わつたでしようか。
【次の発言】 七つ程の公団になりますが、その資産の御発表を願いましたが、引受けたという引受け放しで後が不渡では困りますから……。
【次の発言】 ちよつとお伺いいたします。公団の資産が私の想像の通り六百十九億二千三百万円という尨大な数字であります。私も数百億円に達するものであるという想像をしましたが、想像通り六百十九億二千三百万円というこうした財産がありますので、それを只今提出されたと……

第6回国会 大蔵委員会 第8号(1949/11/22、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 今の奥さんの御説明はよく分りましたが、この十二月の荷物の動きというものは非常に多いように承わりましたのですが、十二月に織物業者から販売店に行く動きというものは、十二月はどのくらい昨年は動いたでしようか。又今年の十二月はどのくらい動きましようか。大体見通しをお教え願いたいと思います。
【次の発言】 今油井先生からの質問と大体内容は同じようですが、奥さんの方では一〇%にして呉れという案が出ており、又その主張を本日の公聽会でやられておるというそのお気持は、資料は油井先生のおつしやつた資料ですが、九十二億の大体ストツクがある。それに対する一割の税金にすれば約四億五千万拂えばいいのだという……

第6回国会 大蔵委員会 第9号(1949/11/24、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 本案につきまして大蔵大臣の御所見をお伺い申上げたいのでございますが、実はこの法案は民営問題を控えておりまして、審議が並行されておりますが、大蔵大臣の御所見は、民営問題に対しまして、葉煙草を売る場合は二・三〇%の税金を取つて民営になつた場合に売つて行くという方針でございますか、それとも或いはできている品物に印紙税によつて課税をする方針ですか、徴税方法につきまして、民営になつた場合のお考をお示し願いたいのでございます。
【次の発言】 そこで民営になつた場合に、この葉煙草製造業者が、葉煙草を製造する農家の方々が、葉煙草が自然外国からいいものが入つて来るというようなことになりまして、葉煙……

第6回国会 大蔵委員会 第11号(1949/11/28、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 只今波多野先生から、質問を打切つても差支えないという御意見がございましたのですが、この案に対しましては、法制局長さんから、ESSが注意されたということは、どういうふうに解決されておりますか、三ヶ所ありましたが、それに対する御説明を願いたい。
【次の発言】 本案につきましては、国会に提案されて、又国民の相当数を代表したところの法律案でありますので、本員は本案に賛成するものであります。
【次の発言】 本案は五億円の増資の法案でありますが、政府におかれましては、現下の置かれたるところの国民大衆の生活状況の困難ということから見まして、もつと多く十億乃至十五億増加した方がこの国民金融公庫の……

第6回国会 大蔵委員会 第13号(1949/11/30、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 織物消費税の問題ですが、これはシャウプ勧告によりまして、当然十二月一日から廃止しなければならない運命にあつたのでありまして、これは政府の怠慢と申しますか、忙しくて手が廻らなかつたと思いますが、一月の一日からこれを廃止しようという、こうした法案を提出しておるのでございます。それでこの織物消費税は当然十二月一日からこれを廃止すべきものであります。政府におかれましては今後一億か五千万か、はした金をとるために業者は非常に困つておるということでございますので、この際英断を以てこの織物消費税というものを廃止して貰いたい。ついでに毛メリヤス類等の物品税を廃止して貰いたい。かように思うのでありま……

第6回国会 大蔵委員会 第14号(1949/12/01、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 如何ですか、この辺で一旦休憩しますか。それとも続行しておやりになりますか。
【次の発言】 本案につきましては行政長官である大蔵大臣を信頼して、本案に対して賛成をいたします。
【次の発言】 本案の己類第七十一は、全国の千数百万の同胞が病気で用いているところの滋養剤に課税するものでありまして、悪法の甚だしきものであると私は信ずるのであります。凡そ丈夫なる我々同胞が弱いものを救つて行くというのが、この立法の建前であると私は信じております。今栄養失調に陷つておるところの赤ちやんが幾百万、これらの方が用いているところの錠剤にまで課税してやつて行くということは極めて悪法であると思いまして、私……

第6回国会 大蔵委員会 第15号(1949/12/02、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 薪炭問題ですが、現物に不足のあるもの、十億二千七百万円というものの内容につきまして……。去る十一月の二十五日に、毎日新聞に、「僞証書や幽霊供出各地で続々発かる」という題、「木炭十億円の不足」という題で報道されておりますので、政府の方に特にお伺い申上げたいのですが、岩手県の例が出ておりますが、それから福島県の例と宮城県の例と靜岡県の例と新潟県、埼玉県、長野県とございます。これは政府でも御承知と思いますが、いわゆるこれこそ空樽木炭といいますか空つぼのもので政府から金を取つてしまつたと、或いは貸付になつておるというような内容の報道でありますが、この書いてある内容につきまして政府から一つ……

第6回国会 大蔵委員会 第16号(1949/12/03、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 この食糧管理特別会計法ですね、これは輸入食糧は内地米よりも米にして約二倍近く高いですが、これをもつと安く買うような方法を立てれば、こうした金は要らないと思いますが、輸入食糧はどうして内地の農民から買上げる価格よりも二倍近い支出をしておりますか。この点についてお伺いいたします。
【次の発言】 それはちよつと本末顛倒のように感じますが、政府ではいも類の統制を廃止してしまつて、自由販売にするのだ、それで澱粉はうんと余つておるのだ、そして買うものは国内農民の生産費よりも二倍以上に支出して、国民の負担を重くしておる。併し価格差補給金も、実際配給は安いけれども、実際の国の負担というものは国民……

第6回国会 予算委員会 第1号(1949/11/16、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 資料請求ですが、この一般会計の歳入の方で国有財産の売拂代金の増加というところで、十四億九千万がありますが、このうち不動産を九億、あとは証券が入つておるというところですね。財産税で証券を、株券で物納させましたのが、今八十円の株券が十円ぐらいになつているのがざらにあるのでありまして、政府が持つている株券でうんと損をしておるのがありますね。これを一つ資料を出して貰いたい。それから歳入の方のその他というところで十二億の歳入がありますが、これはただ儲かつたようなさつきお話がありましたが、これも詳細に資料を出して貰いたいと思います。それからもう一つ資料を出して頂きたいのは、同胞引揚費の中で細……

第6回国会 予算委員会 第2号(1949/11/21、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 大蔵大臣もいらつしやいますから、大臣に治水、治山という点につきましてお尋ねを申上げます。この補正予算では八十五億万円の復旧災害費というものが計上せられておりますので、その点につきまして、極めて敬意を表するものでありますが、国土につきまして少し大臣にお伺い申し上げまして御協力を賜わりたいと考えるのであります。それは関東地方を流れている坂東太郎であるところの利根川ですが、これは関東各府県に関係しております。この利根川の復旧費がなかなかはかばかしく予算が頂けないので、関東地方の府県は非常に困つておりまして、度々百万人署名運動をやり、国会に陳情に、政府に陳情、請願に参つておるのでございま……

第6回国会 予算委員会 第3号(1949/11/22、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 建設大臣にお伺い申上げますが、治水治山事業の中で、八十五億の予算が補正予算に見込まれておりますが、その中で利根川の治水事業にどのくらい見積られておりますか。大体七億円程度、関東地方の利根川の治水関係の方は要求していることと思うのでありますが、建設大臣はどのくらいをもつておられますか、先ず第一番にそれをお伺い申上げます。  その次もう一つは、隅田川上流であるところの荒川の治水費でございますが、この問題は建設大臣は御承知と思いますが、荒川は、東京都の数百万市民の水害を防止するために、荒川には二十三本の、横から入つておる横堤防、横堤と申しますものでございまして、水の流れを四分の一に、そ……

第6回国会 予算委員会 第6号(1949/11/26、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 星加さんに、お伺いしますが、今度の予算の中で、国有鉄道の方に三十二億幾らかの金を廻すことになつておりますが、
【次の発言】 借入金ですか。こうしたことを審議しつつあるのでありますが、この点につきまして、あなたのお考えを伺いたい。
【次の発言】 それから貨物運賃を上げるよりも客の運賃を上げた方が、大衆の影響は少いのですよ。旅客運賃を上げた方が、貨物運賃を上げると全体の物価が騰つてしまう。それであなたの方針は客の方を上げるがよいかどうか、貨物が上ると物価で一齊に騰つてしまう。これはいつも言うことでございますが、実際片山内閣もやつて来たし、吉田内閣もやつた。社会党内閣もやつて来た。貨物……

第6回国会 予算委員会 第9号(1949/11/29、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 対日講和條約に関する問題で総理大臣にお伺いを申上げます。吉田総理大臣は日本の近代の総理大臣では大宰相の方に入る優秀な大臣であつて、而も外務大臣を兼ねていらつしやるのであります。たまたまこのときに講和條約が結ばれようとしておるのでありますから世界の目は吉田総理大臣の顔に集まつておるということは間違いなく言い得るのでありましてこの際総理大臣は御多忙でありますけれども米英諸国に條約が結ばれる前にお渡りになりまして何も話をしなくとも、吉田総理大臣の素晴らしい人格は非常な大きな結果をもたらす、こう本議員は固く信じておりますので、総理大臣は万難を排して頂いて、幸い副総理の林さんもおりますし、……

第6回国会 予算委員会 第11号(1949/12/01、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 本委員会に提出された予算案に対する質疑打ち切りの動議を提出いたします。
【次の発言】 本議員はこの予算案に対しましては満腔の敬意を表して賛成をするものであります。  賛成する理由を申上げますが、現在の吉田内閣は島国根性的な鎖国政策を一擲しまして、開国、国際的な政策を採入れまして、そうして近い将来において移民問題その他あらゆる問題の解決をここに見出だそうとしまして吉田総理が非常な苦心をせられておると同時に、又池田蔵相もアメリカ側の案、連合国側の意見を採入れて諸般の調整を編み込んで本補正予算案を作つたのであります。(「自由党に入れ」と呼ぶ者あり)税率は下らないという点は国民自体が相当……

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1949/12/15、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 本議員は、特に国会に衆議院議員の経歴を持つており、又参議院で而も年長者であるところの小串先生をこの際委員長といたしまして、選挙法改正を促進いたしたい、かように思いますので小串先生を推薦いたします。

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第5号(1950/02/14、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 今の政党は公認を予め半年も前から発表するということは、明らかな選挙の事前運動であるという解釈は正しいと思うが、法制局の意見を承わりたいのですが、それは選挙期間に入つてから公認を発表するのはいいけれども、半年も前から公認の発表してやるということは明らかな選挙運動だと思う。参議院候補者に我が党はだれだれを発表したということは、選挙の事前運動にピツタリ私は当嵌ると思うのですが、法制局の一つ御高見を承わりたいのですが。
【次の発言】 先生の御提案が非常に正しいのだと思いますが、予め半年も前公認候補を発表して、その運動に入つちやいけないから、今の法制局の見解で、第十三章の問題が生きて来るわ……

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第12号(1950/03/23、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 それはいいですね。
【次の発言】 今の岡本先生のお話で第一の方ですが、同時選挙の中に岡本先生の引用された例で、つまり区会とか都会とか一緒にすることはいけないというようにして貰いたいのですが、岡本先生の御提案の場合はそれも含まれるように思いますけれども、岡本先生の御高話を拝聴したいのです。
【次の発言】 都会議員と区会議員と一緒に出るという場合は……地方参議院と全国参議院と両方今の法では立候補できるのですけれども、これもいけないということになると思いますけれども、それはどうでございましよう。
【次の発言】 今羽仁先生の御意見御尤もですが、特にこの警察署に留置されておるのを、お巡りが……

第7回国会 大蔵委員会 第1号(1949/12/17、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 本案は前国会において審議討議は完了しておりますので、この際本員は審議及び討議を省略いたしまして採決のできますような動議をお諮り申上げます。

第7回国会 大蔵委員会 第2号(1949/12/20、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 特別委員会の委員長さんに御説明を伺いまして大体話は呑み込めたのでありますが、この決議案は先程波多野先生油井先生とも話合つたのであります、懇談会で……。特別に二千円を一世帯当り、いわゆる未復員者給與法の第三條の末頃の規定ではなく、別に一世帯二千円出すというような決議案でないように思われますが、これは未復員者給與法の第三條の末項における規定で二千円出させるというような感じがするのですが、その点をはつきりして頂きたい。
【次の発言】 そこで今日岡元委員長さんにこちらにおいでを願つたということでもありますが、委員長さんの方では、これは第三條の末項によるところの二千円の支出であれば、すでに……

第7回国会 大蔵委員会 第4号(1949/12/23、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 大蔵大臣が見えておりませんので甚だ残念ですが、この法案に対しまして、政府では議員の秘書にはこれで出ると思つておりますかどうか、ちよつとお伺いいたします。
【次の発言】 昨日の読売新聞の埼玉版で見ましたが、埼玉県では無利子で県に勤めている人々に千五百万円を貸すということを報道されておりますが、これはどうした財源から出すか、その財源は構いませんが、こうしたよい政治を埼玉県ではとつている。各都道府県でもこういうような方法をとつておるのかどうか、分かつておる範囲内において御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 而もこれは無利子で一千五百万円を埼玉県では出すという、よい政治をやつておるの……

第7回国会 大蔵委員会 第5号(1949/12/24、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 本案に対しましては質疑も相当盡されておりますので、質疑打切りの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今のこの修正案に対しまして木下先生からの意見がありまして、又西川先生から大蔵大臣の御所見を伺つたのでありますが、先ず大蔵大臣から御答弁がありましたからその範囲内でお伺いします。各省で捻出できる財源の範囲内で出せればいいのだから、幾らかあれば出せることと思いますが、大蔵大臣に一つ伺います。
【次の発言】 本案に対しましては、僅かに一票違いで本案が委員会を通過したのであつて、その一票が不肖我が小川友三の動きが相当影響を與えて効を奏したということは大蔵大臣も万々御承知と思います。そこで……

第7回国会 大蔵委員会 第7号(1950/01/27、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 ちよつとお尋ねします。資産再評価の問題ですが、この間日本工業倶楽部で民間の税制研究会とかいうのができて、話があつたのですが、この資産再評価を大蔵省側では再評価は有利であるから相当やるという予想だそうですが、実業団体の場合だと資産再評価は自由だからこれはよかつたと言つて喜んでおりますが、あなたのお話を伺いますと、殆んどこれは全部がやるようなお話ですが、どういう点でそういうことになりますか。民間団体としては資産再評価ということで、これは強制的にやるような意味があつたけれども、殆んど全部が資産再評価されるというようなことをあなたは申されますけれども、その点について民間団体の解釈と違いま……

第7回国会 大蔵委員会 第9号(1950/02/06、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 臨時通貨法の一部を改正する法律案ですが、今ここで原本を拝見しまして、従前のこの貨幣が非常に間違いやすいと思つているのですが、それは形を又変えてぎざぎざをつけるとか、変えて貰いたいと思うのです。まだ造つておらない筈ですけれども、もうちよつと一廻りくらい大きくしてやつて貰いたいと思います。それについて先ずお伺い申上げます。
【次の発言】 今の御説明ですが、二十ミリ、一円のと同じ大きさですね、というのは非常な間違いが起きます。それは頭と尻の方に十円のをつけまして中に一円を入れて束にしまして、そうして五十枚だから五百円ということにしまするというと、銀行預金の方ではみな束にしましてやつてお……

第7回国会 懲罰委員会 第4号(1950/04/05、1期、各派に属しない議員)

○委員外議員(小川友三君) 只今委員長さんから小川友三に、予算を審議中のことと本会議中のことを弁明するようにということでございまして、私はこの機会をお作り下さるまでに、懲罰委員の方々並びに本会議場におきまして或いは議長さん等がいろいろ御盡力下さいましたこの努力に対しましては満腔の敬意と感謝をいたす次第であります。私は政党が親米博愛勤労党という党名でありまして、私は博愛の政治というものに重点を置いておるのであります。今までに、昨年の十二月の二十四日と思いましたが、給與法の問題のときも、私は委員会におきましては政府案支持の討議をいたして政府案に賛成いたしております。それは私の博愛主義から申しますと……

第7回国会 懲罰委員会 第5号(1950/04/07、1期、各派に属しない議員)

○委員外議員(小川友三君) お答え申上げます。昨日申上げましたことは大体間違いないと思つております。現在負傷中だものですから御了承願います。時間等に多少の差があるかも知れませんが、その点は御了承たまわりたいと思います。
【次の発言】 私が本会議へ入つておる間に、私の事務室で以て労働組合の二十数名の方が入つておられまして、私の党員の人に、小川友三が青票を投じない場合は殴るようなことをするということを、たくさんの人が言つておるから、御注意ありたいということを、私の党員の千葉君から、そうした報告が手紙で私の本会議場に届いております。
【次の発言】 申上げます。労働組合の方々が、数日間、私の部屋には朝……

第7回国会 郵政委員会 第2号(1950/02/17、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 大臣が見えておりますので、少しお伺い申上げたいと存じます。今山田先生から質問がありまして、概括的に分りましたのですが、この郵政省において簡易生命保險の募集に当りまして、第一線の国家公務員諸君が非常な努力をしておられるのであるということは、大臣も苦労して育つたお方ですから、よく分ると思いますが、募集に対しまして責任額を決め、責任額を果した者に対しましては幾らかこれに特賞、いわゆる賞與を出しておられると思いますが、その額を大体お示し賜わりたいと思います。
【次の発言】 それから郵政省というようなのは、大体文化国家の一番尖端機関であります。これは八千三百万近い同胞のサービス機関であると……

第7回国会 郵政委員会 第3号(1950/03/15、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 この法案については質疑及び討論を省略して直ちに採決に入ることの動議を提出いたします。

第7回国会 予算委員会 第3号(1950/02/11、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 山下人事官に伺いますが、人事院では政治的意思はないと言うが、政治的に大きな動搖を来しておる。人事院の発表というのは、八千三百万のものを基本として調査はしていない。ほんのちよつぴりとした調査をしておるから、それが吉田内閣には受入れられない。いわゆる案山子的存在である。大きな国費を使つて調査したところが、吉田内閣に取入れられないというていたらくは、人事官として調査の範囲が、何万人を基準にして調査したかということを先ずお示し願いまして、それからお伺いしたいと思います。何万人の生活基準において国家公務員の調査をしたか。農村から通つておるところの国家公務員と、甲乙丙の地域別に分けた場合の調……

第7回国会 予算委員会 第5号(1950/02/15、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 産別の高原さんにお伺いしますが、勤労所得税の問題ですが全部廃止することが不可能であつた場合、大体勤労所得税を半分くらいに減した場合に、そうすると賃金ベースを変更しなくてもやつて行けるように思いますがね。税金で勤労所得税は千二百億貰つておりますがそれを半分にすれば六百億になりまして、ベースを変更しなくても実質的の收入は……勤労所得というものは六百億しか入つておりませんが、税金の方がはね返るともつと違うのですけれども、実際は半分くらいに減らしたらいいと思いますが如何でしようか。
【次の発言】 そうそう、その点から見て産別副議長さんの御見解をちつと教えて下さい。

第7回国会 予算委員会 第10号(1950/03/09、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 この際に文部大臣にお伺い申上げます。今両先生から六・三制問題が取上げられまして、大臣の大体の経綸が分つたのでありますが、この六・三制問題に関連をしまして文部大臣は、特に明るい問題は、教育用品業者に対するところの低利資金を出して、いい本を売つて行くという御方針でありますが、これは大臣になられる前に盛に盡力せられたことでありまして、この請願、陳情に本議員は賛成しまして大いに応援しておりましたのですが、六・三教育の教育用具用品問題でありますが、これにつきまして、この業者に対するところの低利資金なり或いは金融問題につきまして、具体的な案を特に文部大臣はお持ちであるという感じを持つておりま……

第7回国会 予算委員会 第23号(1950/03/28、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 税制機構の問題でちよつと大蔵大臣にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 実は税制機構の問題ですが、この間予算委員会では委員長さんを初め我々が数名で、桐生税務署が非常に惡辣であるというニユースが入りましたので調査しましたのです。委員長さんもいらしたわけですが、岩間先生も、我々七名くらい参りましたんですが、この税務署長は、実に私は変えなくちやならない存在であるという我々は感じを得ました。それは戰争犯罪人と同様な待遇を受けて首切られても構わないのだと言つて徴税の強行を断行しております。これは実に恐るべき問題であつて、公式に我々委員が行つて、その席上でみずから戰争犯罪人の処罰をされても……

第7回国会 予算委員会 第24号(1950/03/29、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 あります。
【次の発言】 大蔵大臣にお尋ねいたしますが、市中の十一の大銀行が中小企業金融を專門にやるというこの問題につきまして、この資金は一般預金からも廻すのですか、それとも見返資金の方から幾らか廻して頂けますか。見返資金の方から廻して頂きたいのですが、或いは大蔵省の預金部からお廻しになりますか。それとも日銀の別枠手形というのがありますね。商業手形がありますが、ああいうものでお廻しになりますか。
【次の発言】 そこでその金額ですが、金額は見返資金の方から二百億ぐらい何とか廻して頂きたいと思いますが、それから別枠手形は、今のところ金融に五百億ぐらい出ておりますけれども、それを中小企……

第7回国会 予算委員会 第25号(1950/03/30、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 大分訳が分つて参りまして、(笑声)どうも大蔵大臣と日頃仲がいいだけに、どうもちよつと質問するのは非常な愛を以て話をするのですから……、そこで農民と中小企業と国家公務員でどれが終戰後一番貧乏くじを引いているかということになると、国家公務員が一番貧乏くじを引いているのであるということは間違いありません。中小企業者も終戰後のあの隠退蔵物資では相当儲けまして、彼らはそれで妾を囲つた者があり、家も建てたりして、相当贅沢した。大蔵大臣は赤貧であらせられて、本当の模範政治家として未だ借家住いをしておられるということは、私大したものだと思います。これは大したものだとこう思いまして、大蔵大臣はそう……

第7回国会 予算委員会 第26号(1950/04/02、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 大蔵大臣に一つ。今の予算の編成は、大蔵大臣が申された通り非常な困難な情勢でありまして、よく大蔵大臣が病気にもならないでやつていらつしやる点については、私は満腔の職意を表しながら少しお伺いをいたします。  中小企業問題ですが、中小企業のいわゆる金融対策につきまして、とにかく司令部に対する大蔵大臣の顔は、財政経済方面においては正しく私はナンバー・ワンと見ておる。ですから大蔵大臣が数回に亘つて粘つて貰いますれば中小企業金融問題は、私は容易に打開できると、こう思つておりますのですが、この点につきまして今後もあることですから、大蔵大臣には十年でも二十年でも私はやつて貰いたいのですが、大蔵大……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 決算・労働連合委員会 第3号(1947/09/25、1期、緑風会)

○小川友三君 本案の第一章第二條につきましてお伺いいたします。國家公務員、これに書いてある特別職というのですが、これに國会議員を含まないと明記してあるのですが、そうしますと國会議員で官房長官もあり、國務大臣もあり、政務次官もあると思いますが、その場合は國会議員を辞職したものと見なすとか、國会議員でないものとみなしてこうした立法をしたかということをお伺いするのであります。それから第二條の十六に大使及び公使ということが書いてありますが、総領事、領事はこの中に含まないかということをお伺いいたします。それから十八の國家職員ですが、この中には各委員会の専門委員も含まれておると思いますが、この点をお伺いい……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第9号(1947/10/14、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 百六條の恩給なんですが、恩給亡國と言われる程一時は日本の恩給額は莫大な金額に上つたのでありますが、又再びここでこの恩給という條項が現われまして、國民が非常に苦しむのではないかということが先ず想像されるのでありますが、政府は今軍隊の恩給がなくなつておりますが、他に恩給を拂つておる額が毎年どのくらいになつておりますか、お教えを願いたいのであります。それから今後この法律ができ上りまして、どのくらいの率で恩給を支拂つて行くかという予想がお分りと思いますので、お知らせを願いたいのであります。それから戰爭中はインフレであるが、戰爭が終つて数年経ちますと勿論デフレ時代に入るのであります。それを……

第1回国会 決算委員会決算審査方針に関する小委員会 第2号(1947/08/06、1期、緑風会)

○小川友三君 只今の御説明ですと、両院があるのに、この決算の方だけは單一化してやつた方がいいだろうというような御説が一部にありましたが、これは成る程この会計檢査院という存在が一つですからして、そういう場合が成り立つのじやないかと思つております。結局決算の方は会計檢査院の方で國会の耳目となつてやりたいというお考えがこれは正しいと思いますので合同委員会、或は合同小委員会という立前で能率的に審議をやつて行くという方法が非常に結構だと思つております。それからこの分科会の方の質疑に当りまして、大臣又は政府委員、会計檢査院から來られるということが、会計檢査院から來る人が何か馬鹿に下の人が來るようなことであ……

第1回国会 決算委員会第一分科会 第1号(1947/07/29、1期、緑風会)

○小川友三君 この分科の主査、副主査は座長に御一任申上げたいと思いますが、いかがでしようか。

第1回国会 決算委員会第一分科会 第2号(1947/10/07、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 今の農林省關係の青森縣の作付轉換に對する三百五十萬圓の支出をしたい、ところが調査をして見たらば千七百十九町歩で差引相當町歩がまだ未開墾地であつたということに政府當局は支出をやつたということは、非常にこれは惡いことでありまして、これは面白くないと會計檢査院の事務總長は仰しやいましたが、面白くないどころか、これは會計檢査院法違反ですから、處分をして頂くなり適當に御解決を願いたいと思つておりますが、それがどうなつておるかお伺いいたしたいと思います。  それから事務總長さんの御説明で未確定の金が農林省の分で二千二百五十萬圓ある、それが今どういうふうに解決がついておるかという御説明がありま……

第1回国会 決算委員会第一分科会 第3号(1947/10/09、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 前囘の委員會におきまして、書類をお願いしたものが參つておりましようか、大藏省關係の昭和二十年度の價格のない株券竝びに社債に對するところの買入七百九十二萬圓という問題であります。それからそれと同時に、これを買つた大藏省の係竝びに賣つた陸軍共濟組合の人物の氏名、これを要求してございましたが、揃つたかどうかということをお伺いいたします。  それから前囘の會計檢査院の事務總長さんの御説明は、誠に詳細を極めまして、感謝に堪えないのでありまするが、その御報告の中で會計檢査院は調査上において、幾多の困難にぶつかつている。その例は交通上の問題と、又問合せはするけれども、答辯が來ないという誠に曖昧……

第1回国会 決算委員会第一分科会 第4号(1947/10/21、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 世の中に腐つても「たい」であるという言葉がありますが、後世の歴史家が日本の軍部はあつた当時誠によかつた、実に往生際がよく、飛ぶ鳥も跡を濁さずすばらしいものであつたと言われたいのであります。ところがこの根本問題に関聯して軍部を批判したときに、ポツダム宣言受諾によつて日本の國内の資産も評價することができ得ない状態に八月十五日からなつた。軍部でもそれを無論知つておるのは当然でありまして、ところが終戰の昭和二十年の八月二十一日に日本の対外資産であるところの、北支開発債券外數十の公債社債等を合計して金額七百九十二万八千六百十六円という厖大なるものを、大藏省の一金融局長に陸軍共済組合の名にお……

第1回国会 司法・治安及び地方制度連合委員会 第1号(1947/09/20、1期、緑風会)

○小川友三君 本案につきましてちよつとお伺いしたいのであります。經濟査察官は司法警察官の職務を行うのである、こう理由に書いてありますが、これは今までの司法警察官が信用がなくて止むを得ないからこういう經濟査察官を作つたのであるかどうかということを一つお伺い申上げます。これは憲法三十五條で護られておる國民の居住及び生活安定の規定を非常に傷けるような感じがするのでありますが、今までの司法警察官吏で十分であると本員は信じておるのであります。何故ならば、司法省があつて、司法大臣があつて立派にやつて來たのに、又ここに安本長官が司法警察官の資格を取つてもう一つ司法省ができるというような感じが十分深いのであり……

第1回国会 司法委員会小委員会 第1号(1947/08/15、1期、緑風会)

○小川友三君 今の第一條の問題につきまして簡單にお伺い申上げます。實例を色々申上げますから、聞いて頂きます。今の齋議員のおつしやつた通り、違法によりということですが、全國の警察が一千三百近くありますが、そこに留められる大多數の國民は住民不定浮浪罪という名前をつけられて留められておるのであります。相當まじめな人を警察官が故意に留置する場合に、あの野郎憎い奴だから一つぶち込んでやれという前提の下に毎年何萬、何十萬の良民が留置場にぶち込まれております。そうして新聞が大々的に誰々が留置されたということを報道しまして、中にはそれが爲に家族は自殺する、本人は首を縊るという類例は非常に多いのでありまして、そ……

第2回国会 決算・国土計画連合委員会 第1号(1948/06/26、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 敗戰後の日本を建設するために極めて英断的な建設省を作るという政府案に対しましては、國民としても滿腔の敬意を表する次第であります。さてこの建設省を作るには何というても日本の代表的な技術者、科学者を網羅して能率を増進し、立派な建設をしなければならぬのが基本原則であると確く信じておりますが、その点について政府は技術者、科学者をどういう工合に待遇するか、特別に待遇するという意思が勿論あると思いますが、総理大臣の御所見を承りたいと思つております。  それから國力に正比したところの建設しか世界各國を通じてもできないのでありまして、國力に反比例する建設は不可能であります。併し敗戰後我が國の現状……

第2回国会 決算委員会特殊物件小委員会 閉会後第2号(1948/10/06、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 特殊物件のこの委員会が特に埼玉縣の御調査に当りましたことに対しましては、埼玉縣を中心に出ております不肖小川友三としては深甚の敬意を表するものであります。議事の中で甚だ恐縮でございますが、埼玉縣のこの隱退藏物資、特殊物件というものに対しましては縣下に相当精通しておりますので、この調査に與かりましたこの三人の議員さんのほかに、ほかの專門さんも行つていらつしやいますが、特に生ゴムの点について御調査報告が洩れておるようでございますが、特に埼玉縣下は生ゴムの特殊物件が非常に多かつたのであります。そこで前にも第一回國会のときに生ゴムの処分は政府は不当であるという発言を私は求めたことがあります……

第2回国会 司法委員会資格審査不実記載に関する小委員会 閉会後第3号(1948/08/04、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 診断書を拜見いたしますと平野氏は精神的疾患の診断書でありまして、これは非常に愼重を要するものと考えられるのでありまして、本議員の考えでは委員会におきまして最も権威ある精神病の医師を依頼し、診断をする必要があると考えられます。今日の臨床尋問におきまして、大体外から見た健康は非常にいいというような感じを本委員は受けたのでありますが、併し前申上げました通りに精神学の権威あるドクトルの診断によりまして、それから又委員会によつて審議いたしたいと、かように病氣の点は考えられます。
【次の発言】 昨日の証人が出頭しなかつたということにつきまして一言本委員としての考えを申上げます。平野氏は曾つて……

第2回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第3号(1948/06/23、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 ちよつとお伺いしますが、第七條の問題に関連しまして、警察官よりも、もつと力の強い集團的な人々が、武器は持つていなくても、警察官は武器を使用する場合もあるという御答弁のようでありましたが、そうしますると、労働組合運動に対しまして、労働組合の十名か或いは二三十名が交渉に行つたときに、警察官がそこへ現われて、警察官が一人現われた場合、労働組合の中央執行委員の方々が十名程度であれば、まさに労働組合員の方が、腕力でも十倍の強さを大体持つておるとみなされるわけでありますが、その場合に警察官は、これをピストルで威嚇してよいか、或ひはそのときの状態で重傷を與えてよいか、殺してしまつていいかという……

第3回国会 大蔵委員会金融制度改革に関する小委員会 第1号(1948/11/22、1期、各派に属しない議員)

○委員外委(小川友三君) はじめ………。
【次の発言】 簡單にお伺いいたしますが、今のバンキング・ボードの問題でございますが、産業界では金融と産業の配給機関は單一細胞のものがいいのではないか、AならAというような一つのものがいいのだということは、今日おいでの皆さんの御意見であります。ところが話を長く聽いて参りますと、それが枝葉が分れて來まして、皆さんの御意見が纏まらないところに來ておるように思いますので、そこをお伺いいたします。安本が資材を配給する、それならばバンキング・ボードも、或いは今後作ろうとするいわゆる審議会というものも、結局安本長官がその中心になつておれば話が非常にいいのだという、皆……

第4回国会 大蔵・人事・労働連合委員会 第1号(1948/12/06、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 今日は幸いにも大藏大臣がお見えになつておりまするので、本案につきましてお伺い申上げます。
【次の発言】 発言中でありますから発言を續けます。
【次の発言】 本案につきましては愼重を期せられまして、非常なる努力をせらめておるという点につきましては敬意を表しますが、この努力の程度は非常に欠けるところがあると思いますので、これから大藏大臣にお伺いいたします。  現在までの官公吏の皆樣が赤字續きで、單笥を賣り、着物を賣り、鏡台を賣り、そうした大きな苦しみを経まして國家の公務員としまして働いて來たのであります。正に政府の示された通り、この説明書にもある通り、一日も猶予すべからざるところの窮……

第4回国会 大蔵・人事・労働連合委員会 第2号(1948/12/07、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 ちよつと簡單にお伺いします。この勤務地手当又は地域給の問題だけでお伺いいたします。この勤務地手当というものが地域給になつておりますので、非常に不自由をして、勤労大衆が困つているという例が大分あるのであります。卑近な例を申しますと、川口、大宮、浦和という都市は甲である。その間に挟まつている與野とき、蕨は丙の手当ではどうにもやつて行けない。これらは大都市の近所でありますから生活状態は全然違わない。だから是非甲にして貰いたい。全國的に大都市の近所の連中は非常な不自由をして、給與が少くて困つておりますが、これは大都市に挾まれておる場合はどう調べても物價は同じであります。この点につきまして……

第4回国会 大蔵・人事・労働連合委員会 第4号(1948/12/11、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 すでにこの法律案は相当審議されておりまして、大体國民の中にはこの原案でまあいい、早く通してくれという意見も沢山ありますので、大体國会の状況も非常に緊迫しておりますので、簡單にこの案の何とか修正できるだろうというところを一つ政府にお伺い申上げます。  この税務職員及び経済調査官の俸給額表ですが、警察官より税務官吏が安いというこの紛れもない事実に対しまして、政府側の御高見を拜聽いたしたいと思います。現在税務職員が日本の財政收入の根源をなす第一線の國家公務員さんであるということは、政府は認めるかどうか。その点につきまして御答弁を願い、又税務職員は現在國民が税率が高い、それに対していわゆ……

第4回国会 大蔵・人事・労働連合委員会 第5号(1948/12/21、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 この修正案につきまして、政府にお伺いをいたしますと同時に、この新給與に対して政府並びに政府の方々が非常なる盡力をされたことに対しまして、私共は厚く感謝をするのであります。この給與の面に対しまして最近における物價の高騰その他経済情勢を政府は考えておりますが、物價が高騰したという中には政府の政策が努力不足のために、こういうことになつたのであると思いますけれども、これにつきましてどういう工合に物が上つておるんだという理由を御説明賜わりたいのであります。又この給與案のことでありますが、この前大藏大臣にお伺いをしまして、おじいさん、おばあさんに対しては、奥さんには六百円を支給するのであるか……

第5回国会 運輸・大蔵連合委員会 第1号(1949/05/28、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 只今提案理由をお伺いいたしましたが、ちよつとお伺い申上げます。今木内先生からも御質問がありましたが、又提案理由のうちにもありましたが、これを拂下げて呉れということは第一國会以來相当あつたというのですから、今木内先生のおつしやつたような資料は相当あるものと思います。その点につきまして、赤字続きのところを政府は拂下げて、儲つておるところは拂下げないのかという点と、赤字続きのところを拂下げても、経営者は、赤字であつては値よく買わないじやないか、收入があつて財産價値があるのであるから、財産價値の余りないところを民間会社に拂下げましてもなかなか採算が取れんじやないかと思います。その点につき……

第5回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第1号(1949/04/12、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 只今西郷先生から提案のありましたのは御尤もでありまして、極めて同感でありますが、この連合委員会で、我々大藏常任委員は、この問題に対しては、まだ委員会が違いますので了承しておりません。そこで勿論大藏大臣が來て説明を聽く、又所見を聽くということは、これは極めて必要なことは間違いありませんが、我我大藏委員の私達として、とにかく政府委員の人からの説明を、三十分ぐらいで呑み込めますから、聽きたいと思いますが、お諮りを申上げます。それから後日又大藏大臣の意見を聽くということにいたしたいと思いますが、如何ですか。

第5回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第2号(1949/04/14、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 木村國務大臣がお見えになつておりますので、大藏大臣と両大臣にお伺い申上げたいのでありますが、この配付税の問題ですが、地方の配付税をいわゆる総額的に減額なさつたという事実は、行政整理を断行しますので、それを予定にお入れになつて減額をなさいましたのかどうかということを先ず木村大臣にお伺い申上げまして、それから地方財政が非常に困難であることは間違いのない事実でありますが、地方長官に対しまして何か新税を幾つか許可をする御方針でありますかどうか、この二点につきまして木村大臣にお尋ねいたします。
【次の発言】 大藏大臣がお見えになりましたので、この地方配付税の問題につきまして、少しお伺い申上……

第5回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第4号(1949/04/19、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 地方配付税法の改正について大藏大臣にお伺い申上げます。例えば地方で災害がありまして、どうしても地方でこれをやらなければ、水害の例を引きますと、又水が出る、緊急にこれを縣の方であとで國から貰えるというので立替えてしまつて、五億ぐらいの立替をした、そうしてどうしてもこれをやつてしまつたから貰いたいといつたような例が栃木縣に、昭和二十二年度において水害対策としてありましたのですが、知事が緊急措置で五億借りてしまいまして、政府にこれを今度立替えたから出して貰いたい。ところが五億出てしまつた。栃木縣では緊急措置で知事が偉かつたのですが、私の方の埼玉縣では出るまで待とうというので、非常に苦心……

第5回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第5号(1949/04/20、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 どうも今日の総理大臣は、非常に実直な御答弁でありまして、総理大臣の御答弁のできる範囲内においてお尋ねしますが、この地方配付税が非常にやかましくいわれておる、地方の方でも耐乏生活をしなくてはいけないということの認識が足りない点も私はあるように思われますので、地方配付税の減少は止むを得ないことと思う。そして耐乏生活をするのだということを、やはり地方にも政府がはつきりと知らせてやる必要があると思います。そこで地方においては、地方財政法、地方税法等がありまして、それによつて賄うことができるのでありますから、この点を一つ御当局から耐乏生活を中軸として、日本経済再建のために、政府の機関も大い……

第5回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1949/04/19、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 中西さんの御質問に関連しまして、この鋼材の輸出が相当できるという自信は、つまり今政務次官がおつしやつた輸出サービスによるところの輸入サービスというような……いわゆる最惠國に日本はなりつつありますから、そうしたいわゆるサービス的政策が多少あるのじやないか、こう思うのでございます。そこでどうして銑はそれだけ賣れるのだというと、これはいわゆるサービス輸出であるからして、ダイピングの形式を取つておるものであろうと私は想像します。アメリカの生産價格よりも幾らか安く輸出をするというようなサービス貿易であろうと、かように考えますが、その方が正しくはないかと思いますけれども、政務次官はどうお考え……

第7回国会 大蔵・人事連合委員会 第2号(1949/12/22、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 今日の連合委員会でどうも主計局長さんだけでは甚だ物足りないのですが、午後の連合委員会に労働大臣と大蔵大臣と運輸大臣、郵便大臣の四大臣の出席を求めまして、是非お伺いしたいことがありますので、時間も大体こんな程度ですから休憩の動議を提出いたしますが、一つお諮り願います。
【次の発言】 官房長官もお忙がしいと思いますが……。今の賃金のベースを上げないということは、大分政府はがつとりと決めておるようでございますから、上げないならば勤労所得税をもつとぐつと下げて貰いたい、こう思うのですが、結局勤労所得税を下げるのに、今一千二百億の勤労所得税を課けておりますが、政府は自然増收で三百六十億も儲……

第7回国会 予算委員打合会 第1号(1950/03/26、1期、各派に属しない議員)

○小川友三君 只今田村先生の御発言も御尤もであります。併し続々と議員は来ると思います。足りないのは僅か数名でありますから、参りましたら直ぐこれを委員会に切換えることの動議を提出いたします。
【次の発言】 同郷の先輩の大屋先生にお伺いいたしますが、三等車のサービスが非常に惡いですが、東海道は幾らかいいですが、外の線になりますと待遇が非常に惡いので、これは何か捕虜になつておる気持がいたしますですが、三等車の改善に対しまして大臣は具体策を持つておられると思いますが、帝国人絹のスフでもいいですから張つて貰いたいと思いますですけれども、この点につきまして御所見を御伺い申上げます。


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データ更新日:2022/12/09

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