国会議員白書トップ参議院議員新谷寅三郎>委員会発言一覧(全期間)

新谷寅三郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

新谷寅三郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは新谷寅三郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。新谷寅三郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第2号(1947/07/24、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私もこの法律案の趣旨につきましては、只今の御説明によつて了承するのでありますが、先程の小泉君の質問に関連いたしまして、一二政府の趣旨を明らかにしておきたいと考えるのであります。  運輸大臣の御説明によりますと、この法律を施行せられました後は、つまり海運組合を廃止されました後は、この海運組合のやつておりました海運に関する統制機能は、官廳が自からこれを行つて、業者の團体は親睦の團体であつて、組合は任意組合であるという御説明があつたのであります。  先ず第一に、この任意組合というものは、どういう法律の根拠による任意組合でありましようか、民法による組合でありましようか、或いは他の商工業……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第3号(1947/08/11、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私の記憶でも各國間相互には、船員の災害に關する補償等については、協定とか、條約とかいうものを個別的にやつておるように記憶はしておりません。多分今政府委員からのお話の國際勞働條約、又は勸告に從つて、やつておられるのだと思います。
【次の発言】 これは當面の問題ではありませんが、只今船員法にも船舶所有者から船員に對する療養その他の規定があるわけでありますが、その船員保險には多少趣は違いますけれども、船員に對する給付は將來この船員保險法の改善によりまして、一括してお考えになる御意思があるかどうか、その點をお伺いしたいと思います。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第4号(1947/08/13、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 先程の提案理由の御説明で、この法律案が海難の原因を探究して、海難の防止に寄與したいという趣旨で提案されたという理由がはつきりいたしております。從いまして海難審判法によつてすでに起つた海難に對して審判をして、その海難原因を探究するというのも勿論効果はあるでありましようが、根本は海難をいかにして防止するかという點にあることは勿論であろうと思うのであります。この法律案に直接關連性はないかも知れませんが、政府として現在お考えになつておる、或いは今後お考えになろうとする海難防止に關する措置、例えば日本の航路標識は非常に不備である。この航路標識を今後どういうふうにして海難を防止しようとか、……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第5号(1947/08/19、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 ちよつとその前に今の船員保險關係でございますから一つだけお許し願いたいと思います。船員保險の關係では第二十一囘の國際勞働總會で採擇せられました船員の疾病保險に關する條約案があるのであります。日本の海運が段々國際海運の仲間入りをして行かなければならんわけでありますが、この條約を批准されますのに、今度の船員保險法の政正で以て十分なのでありますかどうかということ、それから十分なる内容を備えておるかどうかということと、この條約案を現在までに批准しております國はどこどこであるかということがお分りになればお答え願いたいと私います。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第7号(1947/08/25、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 只今の政府委員の御答辯に關聯いたしまして、もう一度念を押して伺いたいのですが、結局この指定の對象になる船舶の範圍でありますが、この法案で取上げられるものは、いろいろの方法を以て調べたが結局所有者が分明でない、そういう船舶に限るのでありますか、或いは若干御説明があつたように、早く水路の邪魔になるから除かなければならんというような船舶、或いはもつと他の船舶、他の海運業者に委せれば有效に使えるであろうというような船舶を、そのままに放つておるというようなもので、所有者がはつきり分つておるものに對しては、この法律案は適用しない方針でありますか、その點もう一度はつきりお伺いしたい。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第8号(1947/08/28、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 物動計重の問題だけでありますが、ちよつとお聽きしたいと思います。この問題は誰しもが痛感している問題で、長い間前から言われておる問題であります。極く單純なようで、而もなかなか實行されない問題であります。つまり物動計畫が遅れる、このために非常に生産を阻害しているのではないかと思います。今日まで、この資材難の際に、物動計畫を確立されることだけでも非常に御苦勞が多いと思います。併し第一・四半期の物動計畫の決定は第一・四半期の中頃になる。第二・四半期も同樣の結果であります。今後ともそういうことになるのではないかと思われる。その結果は、生産業者から申しますと、いずれも見越生産をやる以外にな……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第12号(1947/09/27、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 日本國沿岸に置き去られた船舶の措置に関する法律案は、前回の御説明を伺いまして、大体了承をしたのであります。この法律案に関聯しまして、船舶の所有権の分明している船舶中でも、沈没したままで、而も所有権が明らかな船舶、これに関しまして関聯してお尋ねしたいと思うのであります。極く簡單なことですが、海上の輸送力を増強するために、又一面には危險な水路の啓開をいたしますために、こういつた所有権が分明しておりましても、そういつた沈沒船を早く引揚げて、処理をするということが非常に必要であろうと思うのであります。丁度この法律案の御説明の趣旨と全く合致するものだと思います。この沈沒船の処理が非常に司……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第17号(1947/10/30、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 運輸大臣の御説明で承りましたが、今度は結局一般会計からか或いは他の特別会計から借入れをして、それを何ケ年間かで償却をする、こういう御説明であつたのであります。從來鉄道或いは通信特別会計から一般会計に対して或る程度の納付金をいたしておつたのでありますが、その納付金の処理につきましては今度の借入金の償却に当りまして御考慮をなさるつもりでありますかどうですか、その点を一つ伺いたい。  もう一つは先般來当局の方から再三御説明がありました独立採算制の建前でありますが、七年なら七年の間に鉄道は自給自足できるというような状態にする、それで借金も返して行く、こういう御方針に承知いたしますが、そ……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第27号(1947/12/08、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私はこの法律案について簡單に質疑をして置きたいと思います。この法律案は從來行われております事柄をそのまま法律に掲げたものと思います。そのいろいろの關係を法律で以て明定した方がいいというので、法律案ができていると思うのですが、從來こういつた方法をおとりになつたために港灣におきましていろいろの問題が起こるのじやないかと思うのです。むしろ國が相當の費用を出して、重要港灣につきましては國費で以て港灣建設をやられて、そうしてその埋立地等のごときは、むしろ國の手においてでき上つたものを一般に適當なものに讓與するというような方法をとつて行きますと、需要港灣については、國が自分の考える通りに管……

第1回国会 通信委員会 第2号(1947/11/10、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 遞信大臣がお見えでございますから、總括的な問題で二、三御意見を伺いたいと思います。  第一には今後における郵便局の設置に關する方針についてでありますが、その一つの問題として先般來打合會で度々當局から御説明を承つてはありまするが、昨年來の特定局の問題につきまして、非常に全遞の方と遞信局長の連合會と當局の方と三者で以ていろいろの問題について御研究になりまして、段々結論が出て來ておるというのでありますが、まだその最終的な段階にまでは達しておらない。そのために現在特定局制度をどうするかということについて各方面とも非常な不安がありますために、通信の業務の運行が阻害されておるというような實……

第1回国会 通信委員会 第3号(1947/11/13、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 今の千葉委員のお尋ねの重要であるかどうかという認識の問題でございますが、これは第七條のみならず全般を通じての大事な問題だと思うのであります。この條文だけで行きますと、結局遞信大臣が一應はこれは重要である、これは重要でないということを認定するような恰好になるわけですが、若し一般的に郵便物の利用の制限があるという場合を考えますと、重要な内容を持つておる郵便物は、その認定に基いて、結局出す方でもそれに副つたような出し方をするだろうと思うのです。ですから、こういつたものの重要であるかどうかという基準というようなものは國民に分らせるようにしなければいかんと思うのです。その點はどんな方法が……

第1回国会 通信委員会 第5号(1947/11/20、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私もその損害賠償の一群の條文について二三お尋ねしたいのですが、前回逓信大臣御出席のときにお伺いしたのでありますが、はつきりと御回答がなかつたのであります。國家賠償法との関係ですが、今お話のように、郵便法関係の損害賠償については、國家賠償法の適用がない。第五條に該当するものだ。これは了承いたしますが、そこで二三お伺いいたしますのは、國家賠償法の第一條に國又は公共團体の公権力の行使に当る公務員ということが書いてございますが、郵便関係の從業員はこの公権力の行使に当る公務員と解釈しておられるだろうと思いますが、それらはどうでありますか。その点を一つ。  それから國家賠償法の規定による賠……

第1回国会 通信委員会 第6号(1947/11/24、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 只今水橋君の質問に関聯しまして、私もこの條文を讀みまして不審に思つた点があるのであります。大体趣旨は分るのでありますが、拂渡先郵便局において現金の余裕がないとき、これは逓信省の側から見ると、郵便局に拂渡すべき現金というものが、絶えず大体のところはいつもあるということを前提にしておられる規定だろうと思うのです。併し非常に不断と違つて、殊に非常に多くの拂渡があつた場合には、自然に余裕もなくなつて來る、そういう場合には拂渡をしないというような趣旨を持つておられると思うのでありますが、これは内部の取扱いになりますけれども、実際問題として郵便局に多少の預金の拂出しの多い日と少い日はあると……

第1回国会 通信委員会 第8号(1947/12/01、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 先般他の委員から御質問になつた点に関連よるのでありますが、小包の料金は都市のような市内関係の料金は軽減するという規定があります。全國的に多少でも收入を殖やすという点から言えば保管制を取つて、鉄道における荷物の運送と同じような式に、距離に應じた料金を取るというようなことはお考えになつたでしようが、採用されなかつた理由を伺いたいと思うのです。この規定を見ますと、小包も相当逓信大臣が必要があると認めたときには二十キロまで行ける。相当重量の点もこれがその通りに行けば大きくなるわけで、そうなると、鉄道との関聯が考慮されなければならんと思うのです。葉書のように重量もないもので、これは全國單……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第3号(1948/06/09、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 大體十六日ということにしておいて、あと速記やら部屋やら、いろいろ準備の關係から、變更されることについては、委員長、理事に一任して頂きたいと思います。
【次の発言】 準備の關係上……。
【次の発言】 今日は、午後は緑風會は、總會で大事な問題を審議することになつておりますから、緑風會の方は出られない。

第2回国会 運輸及び交通委員会 第11号(1948/06/30、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 この港域法は港則法にもありますように、港の区域を決める法律案だろうと思います。日本で港というのは、大体ここに掲げてあるものだというふうに、限度されることになると思うんですが、区域につきましては今お話のように、例外も認められるのかも知れません。ですけれども若しここに掲げられない場所が、港として考えられなければならんというときには、この港域法だけでは賄えない。この中に、やはり港の名前を掲げないと、そういう趣旨が現れて來ないと思いますが、如何でしよう。
【次の発言】 この点これで分るのですが、結局価事関係の諸法令で港という字を使つておりますものにつきましては、ここで港域法そのものは、……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第13号(1948/07/02、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 先般の委員会でこの点についても若干質疑があつたわけですが、私も衆議院の修正案のようになつた方が船員法の適用から行きまして、実際効果的であると思うのです。この点について、政府委員のお考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 政府当局のお考えはそれで分りましたが、初めにお話のように、成るべくいろいろの海事法令にいわゆる港の区域というものは一本の方がいいというのは、これは誰しも首肯し得るところであります。ただこの港域を以て現在の船員法にそのまま適用して参ると、今政府委員からの御説明のように、多少問題になる港もあると存じます。これは、船員法の適用の方の関係で調整して行きますか、或いは港……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第14号(1948/07/03、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 ちよつと一言だけ運輸大臣にお聽きしたいのであります。先般の小野委員からの御質疑に或いは多少重複するかも知れませんが、今度の予算修正に関連いたしまして、運輸大臣として、國鉄に関する独立採算制の問題をどうお考えになるか。今後のつまり國鉄の財政に対しまして、どういう方針で切拔けて行こうとされるかという方針につきまして、お伺いしたい。從來この委員会或いは通信委員会におきまして、國鉄事業或いは通信業業に関しまして、独立採算制の問題につきましていろいろ審議を重ねているようでありますが、或いは独立採算制を採るかのごとく、或いは採らざるかのごとき、いろいろと御答弁がありまして、政府の根本の方針……

第2回国会 通信委員会 閉会後第1号(1948/08/30、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 それでは我々大阪、名古屋、長野の方へ参りました委員を代表いたしまして、これらの各地における國民の放送法案に対する要望なりその声の一部分を申上げて、政府当局のこれに対する御意見を伺いたいと思います。  各地ともこの法律案に対しましては関心が深いのでありまして、地方の有力者は勿論、多数の関係の方が列席いたされまして、この放送法案につきましていろいろの要望も出、又建説的な意見も出たのでありますが、その主なものを申上げますと、大体各地方を通じての希望は、この放送法案にあります一般放送局、つまり新らしく生れんとする民間の放送会社をもつて積極的に援助をして貰いたい。放送協会の特典が相当この……

第2回国会 通信委員会 第2号(1948/02/02、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 電話公債法案と關連して、電話建設の計畫に關連のある資材の關係について質問したいのです。それで資材の關係の方、それからできれば經濟安定本部のその方の政府委員にこの法案審議中の適當の機會に呼んで頂きたい。

第2回国会 通信委員会 閉会後第2号(1948/08/31、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 大藏省の政府委員の方にお尋ねをしたいのですが先般來放送法案について本委員会で審議を続けております。御承知のように放送事業というものは非常に今後の日本の國に対する文化の普及、教育、その他万般に亘りまして非常に重要な問題であります。この放送法案によりますと日本放送協会という特殊の法人を作ると同時に一方一般放送局といたしまして民間の放送会社のようなものの設立を免許によつて並行的にやらして行こうという建前になつておるようです。その場合に逓信省の政府委員にいろいろ質疑をいたしましたところが、一般放送局に関しましては資金についても資材についても逓信省としては只今のところ十分な準備がないとい……

第2回国会 通信委員会 閉会後第3号(1948/10/09、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 いいのじやないですか。
【次の発言】 実際そうしたいと思うのですけれども、この時間的な余裕がないのじやないのですか。
【次の発言】 その点はなるべくそうしたいと思つておつたのですが、もう審議の時間として今日しかないと思います。その関係でこの修正要点を各派で代表が出て、恐らくそれには多少大きな問題もありますから、各派でもつて各派に持ち帰つて相談をしなきやならんという問題も出てくるかもしれません。そういう意味では各派が代表として修正案を出す段取りで今日中にしなけばできないだろうと思います。從つて委員長の報告の中にはこういう点、こういう点というので要点だけ触れて貰つて、そうしてこれは……

第2回国会 通信委員会 第4号(1948/02/06、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 大臣に一つ二つお伺いしたいのですが、今の状況で料金の引上げが必要であるという通信事業の財政状況は大體想像はできるのです。それに今油井君は言われたように、人員整理とか、事業改善とか、いろいろな問題が前提になるとは思いますが、結局は或る程度の料金引上げをしないと、獨立採算制を堅持して行けば非常に財政が困難であるという事情は、大體私は想像できるのでありますが、大臣の今のお話によりまして、結局又新らしい物價體系が近い中にできるであろう。又その場合に獨立採算制というものももう一遍これを堅持して行けるかどうか。そういうようなことは考えて見なければならない。本格的な料金の値上げというものは今……

第2回国会 通信委員会 第5号(1948/04/06、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 できればそれを聞きたいですね。
【次の発言】 次官の御説明ですが、今日の新聞によると、誰ですか忘れましたが、山梨縣の方で、從業員用の被服を持つて賣り歩いたというようなことが載つておつたように思うのでありますが、そういう事実はあるのですか、ないのですか。
【次の発言】 この法律案に関係ない問題で質問してよろしいですか。
【次の発言】 逓信大臣がお見えになりましたので、只今衆議院で予備審査をやつております財政法第三條の特例に関する法律案につきまして、簡單な問題であるますが、一應この委員会としましても、政府の御見解を明らかにして置く必要があると思いますので、その点お伺いしたいと思うの……

第2回国会 通信委員会 第6号(1948/04/07、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 質問があつたかも知れませんが、第十條の小爲替についてお伺いしたいと思います。小爲替の利用は現在實際におきましては、殆んど持參人が權利者であるというように運用されておると思うのです。それで第十二條にいうような權利者というような者が確定されない場合が多いのじやないかと思うのです。それで現行法によりますと、規則の方で小爲替でも差出人が受取人の宿所、氏名を書くのを原則としておるようであります。これは殆んど實際行われないで、實際は無記名で出しまして、そうしてその持參人が自分で書いて出すというようなふうに便宜に取扱われております。そうしますと、やはり今囘の法案で、從來通りの主義を採つておら……

第2回国会 通信委員会 第7号(1948/04/08、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 今の質問に關連しまして、前内閣當時から、通信事業の白書といいますか、實相報告というか、それに伴つて今後の長期建設計畫、そういつたものを出すということを當局の方は約束をしておられるように記憶しておるのですが、これについては當局の方で御準備があるのでしようか、若しあれば、成るべくこの機會にお示しを願いたいのです。只今のいろいろの資材の關係とか、或いは年間十二萬とか、或いは十六萬とかいう數字がありましても、斷片的に伺うだけでは判斷に苦しむので、今後どういうふうにして復舊するか、大體何年くらい經てば、電話というものが、國民が相當自由に利用できるという状態にまで持つて行けるかというような……

第2回国会 通信委員会 第8号(1948/05/04、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 今の政府委員のお話ですと、鉄道船舶郵便法は、鉄道運送業者とか、船舶運送業者とか、特に限られたものであると思うのですが、それ以外のいわゆる一般の陸上運送業者、そういつたようなものについては、つまり要求があれば拒むことができないという規定になつておるわけですね。実際上問題は起らないのですが、法的に見ると、その点に多少欠陷があるように思われるのですが、如何でしよう。
【次の発言】 大臣の來られるまでに政府委員の方に二、三お伺いしたい点がありますが、この法案を離れて、前に出ました通信事業の現況という実相報告書に関しまして二三お伺いしたいと思います。  この実相報告書を拜見したのでありま……

第2回国会 通信委員会 第9号(1948/05/24、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 今の御説明に關連しまして、公債という形でございますけれども、三萬六千圓という額は、相當大きな營業をやつておる會社なんかでは、これは負擔する力はあると思うのでありますが、一般の個人なんかは三萬六千圓となると殆んど負擔する能力がない。從つて電話の普及という點から行くと非常に悪い影響を來すだろうと思うのです。今後やはりこういつた方法を續けて行かれるとすれば、遞信省が前から言つておられますように、電話を一般に普及したいという御希望がこういう點から非常に阻害されるのじやないかと思います。それで先程御説明の條文にも關係するのですが、この法律は來年四月一日から效力を失うので、それで私は初め第……

第2回国会 通信委員会 第10号(1948/05/27、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 質問をいたします前に、安本の政務次官が見えておりますから、一言申上げまして、御所見を伺つて置きたいのでありますが、前囘の委員會におきまして、委員から安本の政府委員の御出席を求めましたところが、遞信省と大藏省の政府委員が出席しておれば自分達の方は出席する必要がないという御返事があつたそうであります。更に政府委員の出席を要望いたしましたが、遂に御出席はありませんでした。委員會の終了後に、どういう質問内容か、質問内容を聞かして呉れといようなお話があつたそうであります。これは事實としますと、非常に重要な問題であります。政府委員の職責としましては、要求があれば御出席になるのが當然であると……

第2回国会 通信委員会 第12号(1948/06/10、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 遞信省設置法案の連合委員會は結構です。その外に正式の審議がむつかしければ通信委員會の方で……、仕事に非常に關係がありますから打合會なり何かの形で以て、通信委員會で十分檢討して參つた方がいいと思います。
【次の発言】 只今の油井君の質疑に關連いたしまして、二、三伺いたいのであります。  從業員一般が今度の料金値上げの趣旨につきまして、大臣の今御説明のように、大分違つた方向で動いておる。これは何といいましても、從業員諸君がやはり通信事業の内容を十分に理解をすることが必要であろうと思うのです。いろいろ措置を取り又今後も考えるというお話でありますが、從來と雖も經營協議會というような式の……

第2回国会 通信委員会 第13号(1948/06/16、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 先程有竹さんか工藤さんから事業公債のお話がございました。御意見私も非常に御尤もだと存じておるのであります。ただいろいろ調査をいたして見ますと、どうも現在の情勢では、事業公債の発行が結局非常に通貨の膨脹ということになつて來て、その面でやはり他の障害があるような御説明を政府から伺うのであります。こういう戰災等によりまして荒廃した施設を基にして事業を建て直して行こうというのでありますから、これは一遍に建て直すことはできないので、やはり永い間掛かつてその費用を漸次償還して行くような、いわゆる事業公債というようなものが望ましいのでありますが、今申上げましたように、市中銀行では引受の余力は……

第2回国会 通信委員会 第14号(1948/06/21、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 具体的で問題で各方面から陳情、請願がありますので、伺つて置きたいと思うのですが、今度の料金引上案によりますと、書籍類とか、或いは学会なんかがやつております学会の会報というようなものは、実は郵送料が非常に高くて、遠い地方で書籍を買う人が、書籍の代價以上に郵送料を出さなくては入手できない。從つて地方に文化を普及する上から言つて、非常な障碍になるんじやないかという、非常に尤もな意見が出ております。又学会なんかでは、一年に二回ぐらいも定期の報告を出すところが多いのでありますが、これにつきましてはいわゆる定期刊行物でないものでありますから、第三種取扱はできませんし、やはり第四種によるか、……

第2回国会 通信委員会 第17号(1948/07/02、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 数字について尚一つ質疑して置きたいのですが、先般この委員会に配布されました資料及び政府当局からの説明によりますと、大体逓信事業では、昨年度において六万人近くの予算上の定員につきまして節約又は保留、差止をやつた、そうして結局において四十二万五千という数字に從業員の数がなるという御説明があつたように記憶するのであります。ところが本院の予算委員会に配布されました、これは大藏省から配布されたものと思われます資料によりますと、これは各月別に数字が出ておつたのであります。そうして今日それを初めて見たのでありますが、本年度におきまして結局四十四万幾らという数字になつておりますが、それは何か数……

第2回国会 通信委員会 第18号(1948/07/05、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 先般の委員会で一應お尋ねした点でありましたが、逓信大臣がお見えにならなかつたように思います。それで多少重複するかも知れませんが、一つだけお尋ねして置きます。私は第六條の関係でありますが、逓信大臣は通信事業を復興するについても、通信事業の運営をもつと合理的にし、且つ民衆の要望に副うように持つて行くのにも、要するに問題は人にあるということを再々お述べになつておられます。私もその点につきましては全く同感であるのでありますが、從業員の素質を向上せしめるということが、その人の運営につきまして考えるべき第一の要点ではないかと思うのであります。その意味におきましてこの訓練法案は相当重要な方針……

第4回国会 両院法規委員委員会 第1号(1948/12/09、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 この委員会は働き方如何によつては非常に重要な存在であるが現在のままでは働き難いのです。部屋の割当についても委員長及び理事から議院運営委員会に提案して載きたいのですが、事務局の方でも凡ゆる方面で充分協力をして載きたいのです。

第5回国会 逓信委員会 第1号(1949/02/11、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 ごく簡單に申上げますが、通信事業の復興がいろいろ言われておりますが、我々部分的に見ておりますと必ずしも逓信当局の言われておるように復興が促進されていないように考えられるのであります。二十四年度から通信事業の本格的な五ケ年復興計画に入るわけでありますが、この状況で果して所期の通りに復興できるかどうか、非常に我々憂慮に堪えない次第でありまして、この際にこの通信事業を本格的に復興させるためには、本委員会におきましてもできるだけ実情を調べて適切な対策を立て、そうして我々自身もいろいろ議して、できればこれと同時に政府当局に対しましても、我々の意のあるところを十分に傳えて、政府当局の計画立……

第5回国会 逓信委員会 第2号(1949/04/14、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 別にありません。
【次の発言】 それでは事務次官の鈴木さんがおられますから、鈴木さんから大臣に代つてお答え願いたいと思います。  第二回の國会に放送法案が提案されました。本委員会でも委員長が司令部に呼ばれまして、この法案は非常に重要な法案であるから、この國会で直ちに審議を終了するということは困難かも知れないが、日本の放送事業を民主化するために、是非閉会中であつても審議をして貰いたいという希望がありました。又政府当局からもそういう継続審議の御希望も述べられたのであります。然るに最近新聞によりますと、放送法案の今國会の提案は政府側で取止めるというような都合になつておるように新聞に掲……

第5回国会 逓信委員会 第3号(1949/04/21、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 電務局長が見えませんね。
【次の発言】 法律案が相当沢山出る見込でありますから請願及び陳情に関しては小委員をお作りになつて、そうしてそこで下審査をして貰つて、その結果を本委員会で更に檢討するということにした方が進行が早いと思うのですが、若し御賛成があれば各派から委員を選んで、委員の数は大体六名程度にして、その指名は委員長において指名されるように御一任したいと思いますが如何でしよう。

第5回国会 逓信委員会 第4号(1949/04/26、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は大臣に一つお尋ねしたいのであります。大臣はこの前に委員会でしたか、打合会でしたか、お尋ねいたしましたが、大臣は調べた上で答弁しようというようなお話があつたように思いますが、小さな問題かも知れませんが、要するに現業員と官業員との関係ですが、どうも行政整理を一方でやろうというのですが、どうもそれに一方で地方の小さな局で、私に言わせれば徒らにというように言いたいのですが、課をむやみに置いておる。最近そういう傾向があるのです。この前にも申上げたように、百人そこそこの局で三つも課を置いておる。今までなかつたのですが……急に今度は分課を拵えて課を三つ置いたというようなところもありますし……

第5回国会 内閣委員会 第15号(1949/05/20、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は附則第一項中「昭和二十四年五月二十日」を「昭和二十四年五月二十五日」に改めるとの修正案を提出いたします。

第5回国会 内閣委員会 第16号(1949/05/21、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 先程來逓信大臣の率直な御答弁によりまして、結局この両省の機構につきましては或る程度これを実行して見ないと、その結果が分らないということ、而も実行した上で若し事業の運営に非常に困つて点ができれば早速改めよう。こういう逓信大臣のお話でありますが、この両省設置法案につきましては、実は本院の逓信委員会からも意見で出ておるのであります。郵政省各局の次長を置くことはよくない、又本省地方を通じて課を増加したり監理機構を余り拡大することはこの際眞しむベきである、こういう意見が出ておるのであります。私共もこれに全く同感なのでありますが、併し逓信大臣のお話のように全く新らしいスタートからこの両省の……

第5回国会 内閣委員会 第17号(1949/05/22、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 一、二お尋ねしたいことがあるのであります。海上運送法案によりますと、海上運送法案中の重要な事項が運輸審議会の方にかかるようになつておるのであります。造船業法案の関係はどういうふうになつておりますか、その点をお伺いします。
【次の発言】 この造船業法案関係では大体どういう事項が運輸審議会の方にかかる予定でございましようか。
【次の発言】 もう一つお伺いしますが、運輸審議会に関する事項でございますが、海陸の運賃調整のような事項につきましては、運輸審議会にかけた方がいいように思われますが、如何でございますか。
【次の発言】 今の政務次官の御答弁でございますが、これは設置法の六條にない……

第5回国会 内閣委員会 第18号(1949/05/23、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 國家行政組織法の一部を改正する法律案につきましては、衆議院から一部修正があつたのでありますが、本委員会におきましては、再三これに関する委員の懇談会を開きまして、大体意見の一致を見たのでありますが、それは根本の原則といたしまして、各省の設置法に行政組織法の特慣を認められるような、例えば内局、或いは官房に部を置きましたり、或いは外局である廳に局を置いておるような例が沢山あるのであります。これらはいずれも國家行政組織法の第七條に対する特例でありますから、やはり原則はどこまでね國家行政組織法の中におきまして、原則に対する例外的な規定を置きまして、つまり例外を許容するような規定を置きまし……

第5回国会 予算委員会 第13号(1949/04/15、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は極く簡單にこの機会に外務大臣を兼任しておられます吉田総理にただ一点だけお伺いしたいと思ひます。それは海運に関する問題であります。先般、総司令部から指示せられました経済九原則の重点は、申すまでもなく経済自立のための貿易振興ということにあるのじやないかと考えるのでありますが、この貿易の問題と表裏の関係にありますところの海運の問題に関しましては、従来政府からは何らの施策も示されたことがないのであります。尤もこの海運問題は現在占領軍の管理下に置かれております関係上、非常に困難な事情があるということは了承するのでありますけれども、その貿易の振興ということを考えます場合に、海運というこ……

第5回国会 両院法規委員委員会 第2号(1949/02/11、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私の記憶では、役員ということでなく、委員長が送るということであつたように思うのですが、從つて理事まで全部送らなければならんということはなかつたように記憶するのですが、如何でしよう。
【次の発言】 結構ですね。それからあとでお話になつたいろいろの問題に対する進捗に方法ですが、今度は衆議院の方もすつかり変られてどうなるか分りませんが、從來の経緯から見ると、衆議院の側の出席が割合に悪い。それで両院合同委員会を開くのは勿論必要でしよう。一週間に一遍なら一遍というふうに決めてやるようになると思いますが、その外の参議院ができれば一週間に一回ぐらい集まつて、これは正式の法規委員会ということは……

第5回国会 両院法規委員委員会 第6号(1949/04/12、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私も田中さんと同じように考えておるのですがね。ただ懲罰事件が、例えば本國会で審議されるとしますね。それが本國会で結論に至らないで、そうして閉会になつたという場合には、やはり懲罰事犯、懲罰事件も会期不継続の原則のあの條文にかかるんじやないかと思うのですがね。とにかく國会法で行くと、非常に、審議された事案が……とあるので、その内容が決まつていないのですからね。その懲罰事件が事犯として審議された場合には、会期不継続の原則に引つかかつて來るように思うのですね。
【次の発言】 それから勧告を出された場合に今まで勧告を何遍されても一向勧告の効果が現われない、つまり採用されないのが大部分で殆……

第6回国会 郵政委員会 第3号(1949/11/14、1期、緑風会)【政府役職】

○委員外議員(新谷寅三郎君) 今の渡邊委員の質問に関連いたしまして、第五條の第三項でありますが、そういうふうに運輸大臣に対する一片の通知で変更されるということになると、郵政事業の運営の上に非常に困つた結果になる場合もあると思うのであります。もともと運輸審議会というものは初めからその決議は尊重しなければならんが、性格としてはこれは諮問機関に過ぎないのであります。第二項にもあるように、運輸審議会の決定がありましても、その決定をできるだけ尊重して、決めるのは誰が決めるかというと、運輸大臣が決めるという建前でありますから、第三項におきましても、同じ趣旨で運輸大臣が責任を持つて決めることになるのですが、……

第7回国会 外務委員会 第4号(1950/02/20、1期、緑風会)【政府役職】

○委員外議員(新谷寅三郎君) 今までの御説明を伺わなかつたのでありますが、私一番心配しておりますのは、本年の五月頃から相当大型船が沢山でき上つて来るという状況に相成つております。これは勿論総司令部の方の好意によつて許可されておるわけですが、これらの船ができ上りました場合に、一体それをどういうふうに配船するかということについて現状では今非常に不安なのです。今の日本の船価が高いということも原因いたしますが、こういう船を仮に外航を許されましても多少外国航路に従事する、そうして外航貨物を運ぶというようになりましても、おそらくこういう新造船では採算割れになるのではないかということも考えなければならないと……

第7回国会 厚生委員会 第11号(1950/02/10、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(新谷寅三郎君) 姫井委員の御尋ねの中で特に労働省に関係のある問題といたしましては失業の問題特に失業保險の問題、職業補導所及び共同作業所に関する問題及び最低賃金制の確立に関する問題が、主たる問題であつたかと存じます。只今安本の政府委員から安本としての考えを御説明申上げたのでありますが、その中に失業問題等につきましては、犬局的な御説明を申上げた次第でありまして、失業問題につきましては、御承知のようにこれは一般的にやはり経済界が復興いたしまして、産業全般が振興して来ないと、根本的にはいわゆる失業救済の全般的な目的は達し得ないということは御承知の通りでありますが、労働省に関する失業救済の措……

第7回国会 電気通信委員会 第3号(1950/02/01、1期、緑風会)【政府役職】

○新谷寅三郎君 仁科先生にお伺いしたいのですが、放送法案の三十四條に関連する問題でありますが、仁科先生の御公述は、先程大体政策方面からの御公述が多かつたのでありますが、主としてこの技術方面からの問題につきまして一つだけお伺いしたいと思います。  三十四條によりますと、放送の進歩発達を図るために、国庫が費用を出しましてNHKに対して研究命令をする。こういうことが書いてあるのであります。もとよりNHKは政府機関に類するような公共的性格を持つておりますので、NHKの研究機関を十二分に活用するということはもとより必要であろうと思いますけれども、送信設備につきましても、或いは受信機の改善につきましても、……

第7回国会 電気通信委員会 第5号(1950/02/08、1期、緑風会)【政府役職】

○新谷寅三郎君 法案について包括的に二、三お尋ねをして置きます。  この法律案は第二国会でありましたが、以後継続審査いたしまして、或る程度の結論まで達しておつたかと思います。従いまして、私はむしろ質問の重複を避ける意味において、二、三お尋ねをして、その点についての政府当局の見解を明らかにいておかれた方が今後の審議によかろうと思うのであります。一つは放送という事柄でありますが、今度の放送法案によりますと、第二條第一号において放送の定義が掲げられておるのであります。第二回国会に提案せられました法案によりますと、放送という定義を掲げて、この放邊を五つの種類に分けておられるのであります。標準放送、短波……

第7回国会 電気通信委員会 第6号(1950/02/13、1期、緑風会)【政府役職】

○新谷寅三郎君 大臣がお見えですから三つ四つお尋ねしたい。先般の委員会で大臣がおられませんでしたが、電波監理長官にお伺いして一応御返事を頂いたのでありますが、放送法案を見ますると、至るところに国会の承認或いは委員会の同意を得なければならんという規定があるのであります。これは只今の法制から言いまして前例のあることでございますが、中には殆んど前例のない程度にまで国会の承認なりが広く解釈されております。例えば日本放送協会に対する監督の問題でありますが、電波監理委員会を通じまして、予算から事業計画の詳細まで国会に提出され、承認を経なければならないということになつておるのであります。ここまで参りますと、……

第7回国会 電気通信委員会 第7号(1950/02/18、1期、緑風会)【政府役職】

○新谷寅三郎君 国務大臣にちよつとこの機会に伺つておきますが、今お話のように電波監理委員というものは非常に重要なものである、又網島長官から申されましたように極めて公平な立場からやるというような、いわば一般行政官庁のようでありましても多少性格の違つた仕事をする、従いまして電波監理委員の選任に関しまして法律案によりますと極めて簡單な條文しかないのであります。第六條に「公共の福祉に関し公正な判断をすることができ、広い経験と知識を有する者のうちから、両議院の同意を得て、内閣総理大臣が任命する」こういうふうに書いてあるわけであります。電波監理の問題が非常に公平でなければならないということと、又電波行政と……

第7回国会 電気通信委員会 第9号(1950/02/28、1期、緑風会)【政府役職】

○新谷寅三郎君 今の小林委員の質問の点についてでありますが、これは靱局長が第二回国会の当時放送法案の審議のときにおられなかつたので、いろいろ今のような疑問が起つておるのではないかと思うのですが、第二回の国会の時にこの放送事業法が審議されました際に、この問題は当時の逓信省で非常に談議のあつた点であります。それで民間放邊と日本放送協会の放送との間に若干性格的にも、法律的にも違いがあるということは否定できない。主たる違う点は財源を一方は聽取料に求め、一方に広告料に求めるという財源の点が、非常に根本的の相違になつておつた。放送という点から言いましては、やはり同じように日本の文化を高め、社会教育にもなり……

第7回国会 電気通信委員会 第15号(1950/03/14、1期、緑風会)【政府役職】

○新谷寅三郎君 大蔵省の政府委員が見えておりますので、ちよつとお伺いいたしたいと思います。放送法案によりますと、日本放送協会は放送設備の建設又は改修の資金に充てるため三十億を限度としまして、放送債券の発行ができるという規定があるのであります。日本放送協会ではこの法律案によりますと公法人であるか、私法人であるかは別といたしまして、相当に公的色彩の強い特殊の法人であると思われるのであります。その債券発行につきましては、現在の経済界の状況から見ますると非常に困難を伴うのじやないかと考えるのでありまして、その結果は放送施設の建設改修に必要とする資金もなかなか得にくいような事態が予想せられるのであります……

第7回国会 電気通信委員会 第16号(1950/03/17、1期、緑風会)【政府役職】

○新谷寅三郎君 さつき山下政府委員からの御答弁がありましたが、それにつきまして、もう少し伺いたいと思います。それは電話復旧の問題ですが、この電気通信方面で、昨年からできた新らしい機構がうまく動いておるかどうかということなんです。あなたの言われたように故障が非常に多い。相当の資金も出しておる。資材面は殆んどこの頃は心配はないと思うのですが、結局我々素人考えで見るとやはり保守の要員が足りないのじやないかと考えるのです。昨年からできた電気通信省のあの機構を見ますと、理想はいろいろあつたでしようが、現実にはむしろ管理要員を非常に殖やして、現場要員を減らしたいという結果になつておるのじやないかと思う。非……

第7回国会 電気通信委員会 第17号(1950/03/20、1期、緑風会)【政府役職】

○新谷寅三郎君 今のお話に関連しまして、私はまだ内容的にいろいろ討議するのは早いと思いますが、両審議会とも電信電話を一緒にして、公共企業体にした方がよいというような意味の答申があるように御いておるのでありますが、それで少し先走るようですが、多少気の付いたことを申上げまして、この機会に御参考に供したいと思います。  それは私はこの問題については、非常に素人ではありまするけれども、電気通信と一概に言いましても、電信と電話は非常に違うのじやないかと思います。殊に電信と郵便との関係ということを考えますと、一つの企業体として郵便と電信、電話と方ける、両方共企業体になるかどうかは別問題といたしまして……。……

第7回国会 電気通信委員会 第18号(1950/03/31、1期、緑風会)【政府役職】

○新谷寅三郎君 先程の尾崎委員の質問に関連しまして大臣に聞はたいのですが、尾崎委員の言われるところも第三点で言われたところですが、要するにこの聽取料というようなものを取らなければならんという理由も、勿論政府の御説明によつてよく分るのですが、結局はNHKがこういうふうに非常に公共的な性格を持ち、従つていろいろの特権を與えられておるという半面があるわけですから、それでNHKとしては公共的な施設をどんどん建設して行くという方に資金を使われるのは勿論でありますが、その一つとして、例えばここで全聽取者のためによい受信機を安く製作できるように、例えばその試作をしなければならんというような場合に、これは電波……

第7回国会 電気通信委員会 第21号(1950/04/21、1期、緑風会)【政府役職】

○新谷寅三郎君 只今の尾崎委員の質疑に関連いたしまして、私も少しお伺いいたしたいと思います。それは政府委員からの答弁によりますと、まあ一応受信機の問題に限定されておつたようでありますけれども、私は単にこの受信機の問題だけではなしに、送信機の問題もありましよう。又日本のラジオ改良によりまして、欧米各国にありますようなテレビジヨン、これもここ三年乃至五年の間には実間化しなきやならんということを我々責任を感じておるのであります。この点は政府も同感であろうと思うのであります。そうなりますと今NHKの研究機関、或いは電気通信省の研究機関、又各メーカーの研究所というように、いろいろ研究所が沢山の種類、或い……

第7回国会 内閣委員会 第23号(1950/04/24、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(新谷寅三郎君) 三好委員の御意見のように、財政の方が許すとしますれば、来年度からでも平年程度の研修をいたしたいと考えておるのであります、併しこれは教官の関係もございまして、その他いろいろの施設の関係もございますので、一挙に一ヶ月から半年、一年というふうに急激にはこれは研修期間を長くするということは、事実問題としても多少の困難を伴うかと存ずるのであります。併し来年度以降におきまして、できるだけ早く、例えば現在の一ヶ月を来年度は三ヶ月にする、或いはその次には六ヶ月にするというふうに、できるだけその理想に向いまして、最短期間で実現するように努力いたしたいと考えております。

第7回国会 労働委員会 第1号(1949/12/16、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(新谷寅三郎君) 今労働大臣か、官房長官か来て貰つて説明いたします。

第7回国会 労働委員会 第3号(1950/02/02、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(新谷寅三郎君) それでは今回提案されました昭和二十五年度一般会計及び特別会計予算の中で、労働省の所管分につきまして、極く大体御説明申上げます。  労働省所管の会計は、一般会計の外に労働者災害補償保險及び失業保險の二つの特別会計がございます。一般会計の予算につきましては、歳入におきましては総額八百九十八万四千円でありまして、その外に郵政省所管郵政事業特別会計の歳入に、労働省関係分の五千三十二万一千円計上せられておりますので、まあ会計は五千九百三十万五千円におります。一方歳出の総額は百十二億五千五百七十八万四千円であります。外に経済安定本部所管公共事業費中に、三千三百四十万円が労働省関……

第7回国会 労働委員会 第5号(1950/02/16、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(新谷寅三郎君) 門屋さんのお尋ねに対しましてお答えを申上げます。数字的な御説明は後で安定局長から申上げることにしたいと思います。又ず業対策費四十億円を政府内部で決定したことの経過につきまして、私は閣議における論議の内容は存じませんので、これは大臣が後程見えますので、閣議決定における経過につきまましては、大臣から御説明を申上げた方がよいと思うのであります。  非常に広汎な而も根本的な御質問でありますので、私のお答えするところで以つて盡せるとは思いませんが、私でお答え申上げられる範囲においてお答え申上げたいと思います。先般の本会議における御質問に対してお答え申上げました趣旨は、その緊急……

第7回国会 労働委員会 第8号(1950/03/27、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(新谷寅三郎君) 只今議題となりました労働組合法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申上げます。労働組合法におきましては、地方労働委員会の定数は、使用者委員、労働者委員及び公益委員各五人でありまして、例外として東京都地方労働委員会のみは、その事務が多量でありますため、中央労働委員会の定数と同じく各七人となつているのでありますが、改正労働組合法の施行の実績にかんがみまするに、北海道、大阪府及び福岡県の地方労働委員会につきましては、その事務は他の府県の地方労働委員会の事務に比しまして相当繁忙でありまして、その事務の処理を迅速にし、労働組合法及び労働関係調整法の施行を……

第7回国会 労働委員会 第10号(1950/04/24、1期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(新谷寅三郎君) それでは極く簡単に要点だけ御説明申上げます。  只今議題になりました労働省設置法等の一部を改正する法律案でございますが、これは労働省設置法及び職業安定法の一部を改正するのが要点であります。内容は、第一には審議会等の整理の問題でございます。これは各省と同様に、政府におきまして、行政機構簡素化の必要から労働省附属の各種の審議会につきまして検討いたしました結果、若干の審議会を統合或いは廃止することにいたしたのであります。それから第二は、労働基準監督官研修所の設置でございます。労働基準監督官はその職責が非常に重大でありますので、従来予算等の関係から研修機関を設置する必要があ……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 電気通信委員会 閉会後第1号(1950/09/20、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 時間がありませんので簡單に要点をお伺いしたいのですが、今お話の中で建設費の問題、これは我々最近各地に廻わりまして実情を見て参りましたが、電信の方は殆んど問題がないのであります。電話に関しましては各地とも殆んど同じような要望が出ております。例えば今日国鉄がほぼ戰前の状態に復したということになつておるに抱わらず、電話の方は、例えば市外通話でも非常に待ち合わせの時間が長い。それが地方のローカル線だけでなしに、幹線でも非常に時間がかかる。特急でありましても戰前の比較にならないくらいの時間がかかつておる。名古屋でも東京との間でやはり三時間程度のものはどうしてもかかつておるというようなこと……

第8回国会 電気通信委員会 第2号(1950/07/27、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 先日要求いたしましたので、手許に日本放送協会の事業計画、收支予算、資金計画というようなのが配付されたのであります。私が知りたいと思いますのは、日本放送協会が新らしい法律によりまして新らしい性格を持つて発足をしたのでありますが、発足して今後日本放送協会が従来の社団法人と違つた方向に進まれるということはこれはもう当然予想されるわけであります。そこで第一回といいますか、設立委員会等において論議された点及び日本放送協会の発足いたしましてから、今日までどういう方向に向つて新らしく進んで行こうとされておるか。この点について、これはむしろ国民がやはり知りたがつている点だと思うのであります。電……

第8回国会 電気通信委員会 閉会後第2号(1950/09/21、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 第二班は私と尾崎議員とで東海、北陸の方面を視察いたしたのであります。時間の関係で要点だけ御報告さして頂きますが、名古屋市及金沢市におきましては、関係の施設を視察いたしますと共に、両市における各界の代表者の参集を求めまして、電気送信事業及び電波行政に関しまする各氏の意見を聽取することができたのであります。丁度九月四日に出発したものでありますから、台風の後に名古屋及び金沢方面を視察することができまして、従つて台風の被害状況なりその復旧の処置なりにつきましても一応見ることができたのでありますので併せて御報告したいと思います。  電気通信事業について先ず申上げますと、昨日もいろいろ質疑……

第8回国会 電気通信委員会 第3号(1950/07/29、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 時間が余りありませんので極く要点だけ質問したいと思います。いろいろな問題についてお尋ねをしたいのでありますがそれは次の機会に譲りまして、今度の国会は放送関係の三法案ができまして、そうして日本放送協会が新しい性格を持つて誕生いたしまして以來の初めての国会であります。従つてあの二法案を審議いたしました場合にも検討せられたことでありますが、国民の側から申しますとあの二法案は一方において日本放送協会にいろいろの特権を与え、或いは役員、職員等に対しまして従来と違つた取扱をするというように、いろいろと性格が変つたに伴つて法律関係が非常に変つて来ておるのであります。先ず国民としてやはり知りた……

第8回国会 電気通信委員会 閉会後第3号(1950/10/30、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 矢野委員長にお伺いしたいのであります。私共放送三法案を制定いたしました当時から、経営委員会が一体この法律に書いてありますような形、法律の内容において果してうまく動くかどうか実は非常に懸念しておつたのであります。経営委員会は今日までに、記録によりますと、大体一ケ月に一回或いは二ケ月に一回程度開いておられる。今日まで四回開いておられるということを承知しておるのであります。新協会が発足いたしまして非常にたくさんの重要事項があろうと考えております。私から申上げるまでもありませんが、経営委員会の責任と権限は非常に大きいと思うのであります。今日のようなこの委員会の運営の仕方で果して経営委員……

第8回国会 電気通信委員会 閉会後第4号(1950/11/01、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私はこの電気通信事業の中で、電話事業の復興下振の問題について安本、大蔵省の政府委員の方々にお伺いしたいのであります。この電話事業が終戰以来非常に復興して来たという事実は私も認めるのであります。特に加入電話の数につきましては、だんだん終戰前の数に近いところに来ておるということも事実であります。御承知のように両議院とも過般の国会におきましては、通信事業の復旧を促進すること、特に電気通信事業、その中でも電話事業の復旧を促進することにつきまして決議をいたしております。この点は政府委員の方でも、政府でも十分了承しておられることと思うわであります。然るに私非常に遺憾に思いますことは、電話事……

第8回国会 電気通信委員会 閉会後第5号(1950/11/11、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(新谷寅三郎君) これより会議を開きます。  本日は水産庁から漁政部長松任谷健太郎君、漁船課長高木淳君、漁船課無線班長岸本末吉君の三人もお見えになつていらつしやいますから……。
【次の発言】 ちよつと注意までに申上げますが、鈴木委員のいわれましたように、先ほど松任谷君の御答辨の中の、関係方面のサゼツシヨンというのと、いわゆる勧告というのはこれは違つたものと思うのです。その関係方面のサゼツシヨンがあつたために、水産通信委員会というものができてそうして勧告を作られた、こういう経過だと思いますが、そこでその点区別して御答弁を願います。

第8回国会 電気通信委員会 閉会後第6号(1950/11/17、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(新谷寅三郎君) これより委員会を開会いたします。  本日は電通省及び電波監理委員会関係の説明員が来ておられます。水産庁の説明員は要求をいたしたいのでありますけれども長官以下部長、課長まで今日は止むを得ない用事があるというので出席できないということでありますから、その点御了承の上御質問願います。
【次の発言】 結構だと思います。それで御相談したいのですが、実は水産庁関係の説明員に誰か是非出るようにということを再三交渉したのでありますが、委員部から御報告しましたように本日はどうしても来られないということでありましたので、止むを得ず次の機会に讓らなければならんと思つておつたわけなんです。のみ……

第9回国会 電気通信委員会 第1号(1950/11/24、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 当月の政府委員の出席の問題について、丁度委員長がおられなかつたので、私代りをしておりましたが、今水橋君の質問に対して私から事情を申上げて見たいと思います。この前の委員会でも一応経過は話しておいたのですが、当日十七日に委員会を開くということは、前の委員会で決定をしております。従つてそのときに、それまでに関係資料を提出して貰つて、委員のほうでよく研究した上で、十七日に委員会を開くということはすでに決定されておりました。ところが事情を聞いて見ると、その決定したときには水産庁の方がおられなかつたらしいのです。そのときにはすでに水産庁関係の審議が済んで帰られた後だつたらしいのです。併し委……

第9回国会 電気通信委員会 第2号(1950/11/30、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 水産庁長官がお見えになつておりますので、ちよつとお伺いしたいのですが、先般来本委員会で漁業無線関係につきまして種々審議が行われたのであります。多分その内容はお聞き及びのことと思います。水産庁からは漁政部長が見えられまして漁業無線に対する要望を種々伺いました。本委員会でも大体水産業運営の上に差支えないような結論を得まして、この点については電波庁におきましても、水産庁におきましても、大体異論がないというところに到達したように考えるのであります。これにつきまして水産庁長官としての御所見をこの機会に伺つておきたいと思います。
【次の発言】 水産庁関係はこの程度にしたいと思いますが、他の……

第10回国会 電気通信委員会 閉会後第1号(1951/07/30、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 先ほど網島さんのお話の中に、電波監理委員会が発足してから大体一年近く新たな構想でいろいろ検討を進めておるとおつしやいましたが、我々も若干そういう点は感じておりますが、監理委員会では電波関係の三つの法律に関連しまして、特にこれから開かれる臨時国会なり或いは通常国会なりに、法律の改正案でもお出しになるつもりで準備をしておられるのじやないかと思います。今のところまだ具体的にこういう点をこう改正するということまでは言えないでしようが、その主な点を項目的で結構ですからお考えになつている点を極く簡単に御披露願いたいと思います。
【次の発言】 その程度なら止むを得ませんが、ここでこれはどうし……

第10回国会 電気通信委員会 第2号(1951/01/29、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 大臣と監理委員長とお揃いでございますから、これはもう当然両者間で話合いも進められておられることだと思うのですが、電波監理委員長からお話がありましたように、今民間の放送会社の申請が出ておるのであります。近くこれが或る程度認可されるという運びになつておるということを承わつたのでありますけれども、これに関連いたしまして、私当時本委員会で電通関係の料金に関する法律案を審議いたします際に、多分靱次官が当時関係局長だつたと思いますが、この民間放送の会社ができました場合に、それに対する專用料金と申しまするか電通省関係の料金は、只今のNHKと同じ程度にすべきである。場合によつては修正をしようか……

第10回国会 電気通信委員会 閉会後第2号(1951/07/31、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(新谷寅三郎君) それでは次は山陰方面……。
【次の発言】 皆さんにお諮りしますが、文書報告でどうかということですが。
【次の発言】 水橋さん、どうですか。
【次の発言】 それでは山陰班。

第10回国会 電気通信委員会 第3号(1951/02/09、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 質疑に入るのですが、その前に委員長からお諮り置き願いたいのですが、この委員会としていろいろ委員だけで御相談したい事項もありますので、本日の委員会を或る程度審議いたしましたら、大体二十分ばかり委員だけで懇談する機会を作つて頂くように、あらかじめその点各位に諮つて頂きたいと思います。
【次の発言】 二、三お尋ねしたいことができたのでございますが、電波監理委員会のかたに先ず伺いたいのは、近く放送法によりまして日本放送協会の予算とか事業計画等につきまして国会の承認を求められる手筈になつております。これはこの国会としては初めてのことでありましてこの法律を見ましても必ずしも手続までは明瞭に……

第10回国会 電気通信委員会 第4号(1951/02/21、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 官房長官にお尋ねしたいのですが、前の委員会でお尋ねをしたところが、電波監理委員のほうでは、成るべく任命権者である内閣から聞いてくれ、こういう御答弁があつたのでお聞きするわけです。電波監理委員の任命の資格といたしましては、当初如何なる他の職務も兼務をしてはならないというように兼職の禁止の思想があつたのであります。御承知のように、昨年できました設置法によりますと、第八条において謳つてありますように、委員長及び委員は営利を目的とする団体の役員となることは禁止されております。又みずから営利事業に従事し、又金銭上の利益を目的とする業務を行なつてはならないということになつておるのであります……

第10回国会 電気通信委員会 第5号(1951/03/02、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 質疑はあとにしまして、資料の要求をします。山田委員からの要求されましたような資料が出ると、或いははつきりするかも知れませんが、この点に関しまして建設費の内訳をお出し願いたいと思います。  それからもう一つは、技術方面及び文化方面の研究費でありますが、各項目の中に入つておるように思いますので、それを総合して頂いて、技術方面と文化方面の研究費をどのくらい見積つておられるかを一つの表にして頂きたいと思います。なおついでに、これは必ずして放送事業だけに関係のある問題ではありませんが、電気通信事業全般の問題としましてニツケリ、銅及び鉛、これは従来出たものだと思いますから、非鉄金属の中でこ……

第10回国会 電気通信委員会 第6号(1951/03/06、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 議題になつております承認要求の件につきましては、私はこの要点は二つあると思うのです。  一つは、言うまでもありませんが、放送協会の性格なり目的なりに照しまして事業計画とか、予算というものが、そういう特別の性格、目的に照して妥当であるかどうかという問題と、もう一つは、NHKの聴取料を三十五円から五十円に引上げるという問題この二つだと思うのです。  そこで前の問題につきましては、先般来電波監理委員会からも御説明を伺つておりまして、事実計画等を改善いたしまして従来の足らないところを補つて少しでも協会の性格なり目的に副うように事業を持つて行こうという御努力の跡が見えるのであります。結構……

第10回国会 電気通信委員会 第7号(1951/03/08、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 電波監理委員会の委員長にお尋ねいたしたいと思うのでありますが、前回に私からお尋ねをいたしまして委員長からの御答弁があつたのでありまして、その承認要求の件を審議いたしますに当わまして、国会がこれに対して修正権があるとか、或いはないとかいうことでありますが、委員長と多少意見の違いがあつたように記憶いたしております。その後私も更に研究をいたしまして、又この前の委員会で寺尾委員長から報告がありましたように、委員会ではございませんが、委員会のあとで御報告がありましたが、衆議院の電通委員長も同じような見解をとつておられました。又これは非公式ではありましようけれども、CCSの当路者も大体同じ……

第10回国会 電気通信委員会 第8号(1951/03/10、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 通産省の政府委員のかたにお伺いしたいのですが、先般来日本放送協会の予算、事業計画等につきましてこの委員会で審議を続けておるのでありますが、結果といたしまして日本放送協会を今度は公共的な新しい性格を持つた事業計画或いは予算等を編成するということでありまして、協会の会長も、又監督官庁であるところの電波監理委員会におきましても、今後日本放送協会が放送事業全般のために公共的に大いに貢献するようにしたいということの意見を開陳されたのであります。当面の問題といたしましては、我々いろいろの問題もありますけれども、先ず取上げるべき問題は、受信機を如何に改善するか、性能のよいそうして低廉な受信機……

第10回国会 電気通信委員会 第9号(1951/03/20、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 一つだけお聞きしたいのですが、今提案されております料金法の一部改正法律案、これは裝置料の引上げ等極めて簡單な事柄でございます。私も大したこれに異議はないのでありますけれども、私はむしろもつと根本的に遡つてこの料金制度というものを根本的に考え直される必要があるのではないか、今日この段階に立ち到つておるのではないかということを考えるのであります。先般来この委員会で私は主として建設方面の支出が下足であるために、電話が十分利用されていない。そこに非常に不満を持つておるし、これでは折角装置されても電話が働いていないのだから、料金收入も勢い減少しておる。だからこの基礎的な設備を完備されるこ……

第10回国会 電気通信委員会 第12号(1951/03/27、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 今までの委員会に欠席したものですから、今までの審議は実際よく知らないのですが、この法律案で行きますと、施設方面はこれは電信案ですか、電信法で規律するということになるようです。そこで私心配しますのは二條の第三号に書いておりますようないわゆる街頭放送のようなものができたとしますと、二條の一号二号に書いておりますようないわゆる共同聽取とか或いは公共的な方面で要求されております有線放送、こういつたものについては将来ともできるだけこれを助長するように考えなければならん、こういうふうな見地から行きますと、一方ではこの法律案によりまして有線放送についての届出を必要とする、電波監理委員会の規則……

第10回国会 電気通信委員会 第13号(1951/03/30、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私も只今山田委員から言われましたと同様な意味におきまして、山田委員のお述べになつた修正案を含んで本法律案に賛成をするものであります。ただ一言附加えて置きたいことは、先般来問題になつておりました電信法の関係についてでありますが、この法律案の目標としておりますところは、山田委員も言われましたように、三つのものを対象にしているのでありますけれども、中でも共同聴取を主として目標として考えられたものであります。共同聴取については、その実態から言いまして、むしろこれを助長するというような方向に向つて処理されねばならないと思うのでありまして、その見地から電信法の上の取扱いにつきましては、規則……

第10回国会 電気通信委員会 第14号(1951/05/11、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 大臣がおられませんので政府委員からお答えができるかどうか知りませんが、この前の委員会のときにも話が出ましたが、電通郵政を通じて従業員の給與の体系を整備しようというので例の特別の俸給表を作ろうという、まあ趣旨については大臣も異論なかつた。それでいろいろその後我々も研究しておるのですが、これは五月の国会にお出しになるような準備が進んでおるのですか、いないのですか。場合によつては私ども必要とあればまあ議員で提出しようかということも考えつつある。政府側のほうの準備の程度ですね、どこまで行つているのですか。人事院との関係はどうなつておりますか。若しどなたか御存じの方があれば御説明願いたい……

第10回国会 電気通信委員会 第15号(1951/05/15、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 今の山田委員の御質問に関連するのですが、阪神地方で非常にたくさんの数ができたわけですが、大阪二つと、京都、神戸、徳島というふうに、勿論パワーも違いますから、地域によつては入るのと入らんのとありましようが、或る地域では山田委員が言われたように、現在のNHK関係の分が三つ、それから大阪が二つ、そのほかに京都とか神戸或いは徳島のものが入つて、今の並四ではどうも食い違いが起つて因るというようなことは技術的にはないのでしようか。
【次の発言】 この前の委員会でお尋ねしたのですが、電通大臣がお見えになりませんでしたが、二つの問題を申上げたのであります。  一つは、電話の施設が足りないために……

第10回国会 電気通信委員会 第16号(1951/05/17、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 人事院のほうは……。
【次の発言】 料金法に特別関係があると思うのですが、ここに書いてあることにつきましてお尋ねいたします。例えば特別加入区域内の電話の架設、或いは加入区域外の電話の架設、こういうようなものは、今一体どういうような計画でやつておりますか。やはり年間を通じて若干部分はこういつたものも架設する計画を持つておられるのですか。或いはこういつたものは殆んど今普通の市内電話だけで一ぱいで、こういつたものは殆んど見放されておるのじやないかと思います。先般私、紹介をして請願を出しておいたのですが、こういう例さえもあるわけです。これは国宝の建造物、私の県の奈良県には国宝建造物が多……

第10回国会 電気通信委員会 第17号(1951/05/24、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 途中出席できませんでしたので、或いは重復するかも知れませんが、この料金政策の問題で大臣に一つお聞きしたいと思うのですが、今度の改正では一応従来引合わなかつたところを或る程度引上げて、更に次の改正によつて更に独立採算制に立つた料金というものを出したいというような御説明であつたのでありますが、これは私は單にこの法律案に盛られておる料金だけではなしに、電信電話料金の全体に亘つての問題ではないかと思うのであります。昨年来この委員会で取上げておりますように、建設費の足りない点を何とか打開して行かなければならぬ、これも業務勘定から施設勘定に繰入れます金額の問題、従つて具体的に申上げますと償……

第10回国会 電気通信委員会 第18号(1951/05/25、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 質問の前に継続調査のことで委員長に申上げたいのですが、第十国会で調査いたしておりました事項も、調査の結果はまだ今後引続いて調査をしなければならん問題も残つておりますし、会期は追つて参りましたが、閉会中におきましてもこれらの事項について、更に調査を継続するようにお取計らいを願いたいと思います。なお調査をする場合に、都合によりましては、各地区に視察に行かなければならない場合も生ずるかと思います。その点も委員長においてお取計らいを願いたいと思います。
【次の発言】 人事院の関係官がまだ来られないようですから、人事院に対する質問はあと廻しにしまして、電気通信事業のほうで一つ聞きたいこと……

第10回国会 電気通信委員会 第19号(1951/05/28、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 本会議が始りますから、一応休憩して官房長官と折衝して頂いて、時間をきめて開かれたらどうですか。
【次の発言】 今水橋君から質問がありましたが、岡崎さんに、これは我我のほうの委員会も役所と同じようにセクシヨナリズムになることは避けなければならんと思つております。併しこの一年を電信、電話事業に取組んで見たのですが、結論は要するに資金が非常に足りないというところに帰着したのです。先般もこれは非公式でありましたが、或いは余計なことだつたかも知れませんが、我々各派の代表がCCSのジェネラル・バツクに会いまして事情を話してその点を要望したのです。丁度ドツジさんの来られる前でした。それから池……

第10回国会 電気通信委員会 第21号(1951/05/31、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 関係の大臣がおられませんので、重要な点についての質疑はできないのですが、電通の政府委員のかたから先ず伺いたいと思いますのは、この委員会で先般来取上げております建設費の問題、この問題たついては物価騰貴等によりまして予算編成当時から比べますと、非常に計画内容も変つて来ておると思うのです。それでこの設備費負担臨時措置法案もそれの一部分を補う意味でお出しになつたのか。これは、又は別の考えからお出しになつておるか。昨日の大臣の提案理由の説明を伺いましても、これについては必ずしも明瞭になつてはいないのであります。私どもは予算の審議に当りまして、あの予算では物価の値上りによつて当然補正をしな……

第10回国会 電気通信委員会 第22号(1951/06/01、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 大蔵大臣に一つだけお尋ねいたします。少し私は乱暴な言い方かも知れませんが、この前山田委員なんかと御一緒に非公式にお目にかかつたときも申上げたのですが、ほかの産業と比べまして、今おつしやるように非常に電信、電話事業というものに対しまして例えば交通事業であるとか、或いは電力事業であるとか、鉄、石炭等の事業に対する国家側の財政資金の放出と申しますか、融資と申しますか、そういつた点と比べ合わせますと、大体重要産業がやはり財政資金で賄われておるのが多いと思います。それからそのほかの産業と比べまして、山田委員もちよつと触れられたように、電気通信事業に対するウエイトの置き方が非常に足りないの……

第10回国会 予算委員会 第23号(1951/03/09、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は主として海運の問題につきまして大蔵大臣及び運輸大臣にお尋ねしたいと思うのであります。先般衆参両院とも外航船腹の緊急増強に関する決議をいたしまして、政府の善処を要望いたしましたことは御承知の通りであります。これは申すまでもなく輸入原材料の輸送を確保する点からいたしましても、又年額二億ドルに達するところの外貨運賃を節約する意味かもいたしましても当然のことでありまして、我が国の自立経済の確立にはこれは基本的な要件であると考えるのであります。政府におかれましても昨年末外航船腹の増強対策について閣議の決定をせられたということを仄聞しておるのでありますが、これも全く同様の趣旨から出てお……

第12回国会 電気通信委員会 第2号(1951/10/24、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 電信電話料金法の一部改正の趣旨に関する問題でございますが、御説明によりますとですね、例えば物価騰貴による物件費の不足だとか、給与改善の経費、その他当面必要とするような経費をカバーするためにどうしても不足するので料金改正をするのだ。これは一応の御趣旨は了承いたしますけれども、この委員会でここ一両年問題にしておりましたのは、もう少し先のほうを見てもらいたいということなんですね。といいますのは、電通大臣も御承知と思いますが、日本の電信、電話事業、特に電話事業というものは非常に復興が遅いというか、復興が遅い上に、経済復興に伴う電話の需要に対してこの施設が遅れておるという点にあるだろうと……

第12回国会 電気通信委員会 第7号(1951/11/05、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は先ず電波監理委員会にお尋ねしたいと思うのであります。我々数人の委員が先般アメリカに視察に参りまして、アメリカにおける電気通信事業及び放送テレビジヨンの状況等について、極めて大ざつぱでありますけれども二カ月ほど視察をして参つたのであります。これにつきましては本委員会にも、いずれ文書で報告書を出しますから、細かいことはそれによつて御覧願いたいのですが、こちらに帰つて来まして驚いたことは、非常に私たちの考えておりましたよりも、テレビジヨンに対する一般の熱が上つておりまして、来年の春にはテレジヨンを実現したいという希望を持つておられる向が相当多いことであります。私たちがアメリカに参……

第12回国会 電気通信委員会 第8号(1951/11/07、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は大蔵省の銀行局長がお見えになつておりますから、銀行局長に二、三お尋ねをしたいのですが、それはほかではありませんが、先月の二十日付で以て銀行局長から各金融機関に対しまして設備資金の融通の抑制に関する件という通牒を出しておられることを聞いたのであります。この問題は、この通牒の内容については私も別段異存はないのみならず、日本の経済の現況からいたしますると、こういう措置も極めて適切であろうという考えを持つのでありますけれども、この通牒をどう読むかということについて実は非常に我々の関係しております電気通信事業並びに放送事業等には大きな影響があるのであります。こういつた通牒の内容は恐ら……

第12回国会 電気通信委員会 第9号(1951/11/12、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私からアメリカで二カ月間電気通信事業を見学いたしました中で、今日は特に放送なり、テレビに関します事柄を報告したいと思うのであります。大体のところは山田委員から御報告になりましたので、それで御了承願いたいのでありますが、山田委員の御報告にありませんでした事項とか、又或る問題については多少見方の違つたようなこともありますので、そういう点をかいつまんで御報告したいと思います。私も御承知のように技術者ではありませんし、又テレビなんかの問題についてはこれは全然素人でありますから、我々の素人の目で見たテレビということについていろいろ又御希望があると思うのであります。その点は十分あとで伺うこ……

第12回国会 電気通信委員会 第10号(1951/11/13、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 それでは監理長官にお伺いいたしますが、配付せられた資料によりまして各国のこのテレビジヨンに対する周波数のことを考えると、日本に割当てられた周波数というものについてもう少し愼重に検討する必要がありはしないか、なおこのテレビジヨンに対する関係だけじやなしに、一般の無線の通信というようなものに関連しておるのかどうか、それについてどういうふうにこの周波数が日本にとつて有利であるか、その全般的な問題に触れて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それについて少し立入るようですが、アメリカやイギリスなんかの周波数を見まして、日本での四十メガから八十メガあたりの周波数ですが、これは例えば今……

第12回国会 電気通信委員会 第11号(1951/11/14、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 只今山田委員との間にコンモン・キャリアーの問題について質疑応答があつたようですが、これは私から申上げるまでもなく、コンモン・キヤリアーという観念は勿論イギリス法独特の観念でありまして、アメリカのほうでは今通信事業もコンモン・キヤリアーの中に入つております。併し、本来これは鉄道或いは海運とかいつたものがコンモン・キャリアーとして扱われておつたのでありまして、従つて、電波監理委員会なり、電通省の言われておるところは、こういう意味じやないかと私思うのですが、間違つておつたら訂正して頂きたい。つまりイギリスにおきましても、例えば必要のある場合には、鉄道の運賃でも、或いは船の運賃でも、こ……

第12回国会 電気通信委員会 第12号(1951/11/17、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 これは委員長がこの問題に対して今後どういうふうに進めて行くかという考え方に影響があると思うのですがね。それは私も実はこの標準方式の決定につきましては、この内容だけではなしに、これに関連して政治的に或いは経済的に考慮しなきやならん点が多々あると思うのです。例えばまあ今日平和条約の承認要求があつて審議をしておりますが、ここでやはり各国に対する日本の賠償問題があるわけです。日本は賠償能力がないというような進み方をしておるわけなんですが、それとこのテレビジヨンというものとの関係を政治的にどう考えるか、この点については政府の責任者から日本としてこう考えるという態度を明瞭にしなきやならんと……

第12回国会 電気通信委員会 第13号(1951/11/21、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 関連して私も二、三お尋ねしたいのです。富安委員長の御説明は、委員長としてのお心持は私もよくわかります。併し結論としまして私は了承できない、と申しますのは、再再申上げましたように、これは単なる一つの事業として考えるべき問題でないと思う。仮に聴取者の立場から言いますと、一台の受像機が十万円ぐらいだとすると、三百万台ぐらいの普及を目標にして行つた場合の、国民全体からこれを目分量にいたしましても、大体三千億ぐらいの投資をすることになるのです。ですからこれのやり方如何ということは、国民全体に非常に大きな影響を持つということを考えますが故に、こういうことを申上げるわけであります。今山田委員……

第12回国会 電気通信委員会 第14号(1951/11/29、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 官房長官にお願いしたいのですが、この委員会では先般来テレビジヨンの問題について調査をいたしております。それで電波監理委員会に質問をしても十分の回答を得られない、ちよつと計画的な大きな問題でありますので、官房長官から内閣の方針につきまして、その点についてお答えを願いたいのであります。  私たちもテレビジヨンを日本に早く実現するようにしたいという希望は、これは先年来持つておるのであります。何とかして技術的にも経済的にもこれが促進されるように、そういう状態であつて欲しいということを心から希望しておるのでありますけれども、いろいろの事情から考えまして、これは相当の経費がかかる。又政治的……

第12回国会 予算委員会 第22号(1951/11/24、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は、対日平和條約が來春発効する予定であります、これに伴いまして、政府におかれましては、各国との間に通商航海條約乃至協定について話合を進める準備をせられておるというふうに承わりまして、その中で一番重要であると思われます海運の問題につきまして若干質問をしたいと思うのであります。只今の松浦委員の御質問もありましたので、成るべく重複した質問は避けたいと思いますが、若干同じ問題について違う角度からお尋ねするようなことになるかも知れません。先ず質問に入ります前に、運輸大臣に伺いたいと思いますのは、日本の船舶の建造につきまして、條約或いはそれに附随するいろいろの協定において、從來伝えられて……

第13回国会 電気通信委員会 第2号(1952/01/25、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 電通事業に関してですが、今日までこの産業につきましてはどうも余り将来を見通した計画が出されなかつた。電気通信事業についても終戰以来六年間の間、これは止むを得ない事情もあつたでしようが、毎年今年はこういうことをやりますという御説明は伺うのですが、日本の電気通信事業を今後こういう方向で或る程度まで高めたいのだという目標を持つたいわゆる長期計画のようなものはまだお出しにならなかつたのであります。前の国会でたまたまこの問題を質問いたしましたところが、政府委員から電通省では三年間の計画を立てて、そうして二十七年度からこれを実行するように全力を盡しておるのだという御答弁があつたのでありまし……

第13回国会 電気通信委員会 第3号(1952/02/19、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 先ほど来の山田理事の事情の報告、それから委員長からの弁明、これは私十分に了承するのであります。要はいろいろ当委員会の開催の時期について問題がありましたので、これは当時の事情からすれば遅れたことも万止むを得なかつたかと思うのでありますが、問題は私はそこにはないと思うのでありまして、水橋君が今御指摘になりましたが、私は監理委員会が何故に、当委員会においてそれほど各委員こぞつての要望があり、これは單に今に始まつた問題ではなく、昨年の十月から十一月にかけまして、この委員会としては前例を見ないほど長期間に亘つて熱心にこの問題についてお互いに討議をした。而もそれについていろいろ問題が残つて……

第13回国会 電気通信委員会 第4号(1952/02/20、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 関連いたしましてお尋ねしたいのであります。その前に委員長も、副委員長は少し前でありますが代られた。両方とも代られた。私ども昨年はこの委員会としては例のないほど長い間非常に真剣にこの問題について富安委員長を中心として討議いたしました。その討議の内容は、ここに持つております速記録に非常に明らかになつております。なおそのほかに秘密会のようなものも開きまして、隔意なく互いに意見を交換いたしたのでありますが、言うまでもないことでありますけれども、富安委員長の言われたことに対しましては、委員長なり、副委員長が代られましても、この部面に対しましてやはり同じ方針で行かれるものと了解してよろしい……

第13回国会 電気通信委員会 第5号(1952/02/21、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私質問をいたします前に、昨日佐多委員の質問に対しまして岡咲副委員長から御答弁がございましたが、私聞いておりまして腑に落ちなかつたのですが、時間がなかつたものですから質問しませんでした。佐多委員からも再質問はなかつたのでありますが、岡咲副委員長のあの答弁が速記録に載つて、委員会においてもあの答弁で了承したというふうになると、これは非常に困ると思うので、この点くどいようですが、もう一度念を押しておきたいと思うのであります。先日来問題になつております当委員会に何ら連絡もなく、委員会が要望したにかかわらず、それを無視して標準方式を決定されたという一つの理由として九十四条を挙げておられる……

第13回国会 電気通信委員会 第6号(1952/02/23、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 網島委員長の説明を聞きまして、お考えになつておるところは一応わかつたのであります。私も山田委員と一緒にアメリカに行きまして、恐らく電波監理委員の諸君がアメリカで会われた人たち、或いはそれ以外にもやつたらしいのですが、アメリカにおける私どもの研究調査の結果は、山田委員の言われたのと全く同じであります。私も同じことを考えております。電波監理委員会の委員はどういうかたにお会いになつたか、私報告書を見ておりますが、報告書については、アメリカでどういう人に会つて、どういうふうなテレビジヨンについての見解を聞かれたかということを、いずれ機会を見てもう小し具体的に詳しく聞きたいと思つておりま……

第13回国会 電気通信委員会 第8号(1952/03/04、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私から極く簡單に両証人に一つずつ伺いたい点があります。  高柳君に伺いたいことは、先ほども証言がございましたが、その中で、七メガにいたしました場合には、白黒式の受像機の性能関係において品位はよくなるだろうが、数%値段が格安になるであろうというお話がございました。この数%というのは、勿論今実際的にやつておられるわけではないのでありましようから、一応机の上の計算かと思いますが、数%というのはどのくらいのパーセンテージになりますか、もう少しこの点を明瞭に御説明を頂きたい。  それから八木さんにお伺いしたいと思いますことは、先ほど来山田君との間にいろいろお話合いがございましたのを拜聽い……

第13回国会 電気通信委員会 第9号(1952/03/06、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 大体山田委員、水橋委員から御質問がありましたので、それに盡きておると思うのですが、一つだけ伺つておきます。  それは先般八木博士にも私伺つたことと同じことなんですが、先ほど水橋君から言いましたように、まあ電波監理委員会の私の質問に対する資料がここに出ておりまして、まあ只今も清水さんはそれを引用されたようであります。これによりましても、天然色テレビを日本で実施した場合に、先ほどからお述べになりましたように、これが真空管の数は三十二個になりますか、或いはあなたの引用された論文に書いてあるようなそれが半分以上節減されて、もつと数が少くなるかも知れませんが、いずれにいたしましても、半分……

第13回国会 電気通信委員会 第10号(1952/03/08、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 実は私今日は質問をしたかつたのですが、時間がありませんので、審理官に対して一つだけ伺つておきます。いずれ委員会の諸君に対しましては、実は先般来証人の喚問をいたしまして調査をいたしましたところが、ますます疑問がたくさん出て来ました。これについては私から次の機会、或いはその次の機会に十分に私は審議したいと思いますから一つそのつもりでお願いしたい。  審理官にお伺いしたいことは、あなたのお書きになつた意見書についてでありますが、この冒頭に、委員会及び各当事者の主張、提出された証拠によつては周波数帶巾の適否はなお判定が困難である、よつて我が国におけるテレビジヨンの放送のあり方との関連に……

第13回国会 電気通信委員会 第11号(1952/03/10、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 この前に審理官にちよつと一言お聞きしたのですが、審理官の出されております意見書についてもう一つ伺いたいと思います。審理官の決定につきましてはこれは審理公聽会というものの性格から言いまして、審理官は極めて公平な立場からむしろ公益的な見地を考えて、結論を出されたということを私は信ずるのでありますが、内容は別として、この聴聞会の資料を何遍も拜見して見ますると、一方においては周波数帯幅の問題ですが、非常に具体的に、七メガのほうが天然色になつた場合に非常に有利であるということを具体的に挙げている人が多い。それに対して六メガ説をとつておる人たち、この間から再々言われておりまするアメリカの技……

第13回国会 電気通信委員会 第12号(1952/03/12、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 この二十五年度予算は、実は放送関係の法律のできますときに附則で以て主管大臣の認可を得て作つたもので、実は委員会で十分予算について審査しなかつたのであります。従つて国会における関係の委員会の意向が十分反映した予算とは考えられないので、私はその予算、決算の内容の問題よりも、二点だけ一般的なことについてお聞きしておきたいのであります。  一つは放送債券に関する問題であります。この日本放送協会業務報告書、これは放送協会でお出しになつたのかも知れませんが、その三ページには、二十五年度において年度内三回に亘つて五億五千万円の放送債券を発行したということが書いてあります。その後もやはり毎年度……

第13回国会 電気通信委員会 第13号(1952/03/14、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 予算等について少し質問したいのですが、その前に今山田委員から御質問があつた行政協定の関係ですね。それは御研究になつて御答弁があると思いますが、非常に明瞭であると思いますことは、ここでは軍隊が使用する云々ということになつているのでありますが、今の国務省でボイス・オブ・アメリカですか、これはこれの、行政協定の範囲外になつているわけですが、これはまあ新らしく免許でも受けてやる場合は別として、そうでない限りは私は條約の発効と同時にあれは停止すべきものだというふうに考えていいのでしようか。
【次の発言】 今、岡咲君の御答弁ですが、その前に結局問題は、日本のこの憲法上の問題、従つて日本の国……

第13回国会 電気通信委員会 第14号(1952/03/18、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 この前に少し質疑を残しましたので、多少細かくなりますが、四、五点お聞きしたい点がありますから質問いたしますが、第一にはこの二十七年度の収支予算書、これを拝見いたしますと、大別して資本収入、資本支出、事業収入、事業支出というふうになつておるのでありますが、その金額が資本収入と資本支出と必ずしも合致しない、事業収入と事業支出とが必ずしも合致しないというので、結局事業収入の中の大体二億ぐらいのものを資本支出のほうに当てておられるような結果になつておるかと思うのであります。この点はどういうところでこういうふうなことになつたのか、その事情とそれからその理由を御説明願いたいと思います。

第13回国会 電気通信委員会 第15号(1952/03/20、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は緑風会を代表いたしまして、本案に賛成をするものであります。ただ賛成意見を申しまする際に附け加えておきたいことは、今回出されました承認要求の案件を審査いたしましたが、特に申上げたいことは、先ず共同聽取に関する問題であります。この問題については昨年来本院におきましても、共同聽取者の利益を顧みて請願の採択もいたしておりまするし、今回審議の結果やはり共同聴取者に対しましては、共同聴取料の、つまり聽取料の減額乃至免除、或いは共同聽取の施設をいたします場合に、技術的或いは資材的な援助を與える等の問題が考えられるのであります。日本放送協会及び電波監理委員会におかれては、至急その問題につい……

第13回国会 電気通信委員会 第16号(1952/04/14、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は山下通信監にちよつと伺いたいのですが、私途中から入つて来たから或いは御説明があつたかも知れません。電信法との関係ですが、駐留軍が軍隊専用のいわゆる軍事通信、軍用通信というようなものを施設する場合、これは一般公衆通信と違うものですが、電信法の建前から言うと「電信及電話ハ政府之ヲ管掌ス」とあつてこれ以外のものは私設電信になつておるわけですね。そこで電信法の適用があるとすれば、国内においてやる場合には適用があると思うのですが、その場合には駐留軍相互間の専用通信であつても電信法の建前から言うと、それは私設の通信施設になるということになるのじやないかと思うのですね。そうしますと、その……

第13回国会 電気通信委員会 第17号(1952/04/18、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 これはもう申すまでもないと思うのです。ですから民間放送事業がやつと昨年の暮からですね、スタートして今日漸く軌道に乘つたのですが、資金面で非常に弱つておるようですから他の方法によつても資金の調達について骨折つてやらなければいかんと思いますが、その場合にも、やはり抵当物件の設定ということについて、工場財団式に関係の財産を、やはり一括してその抵当に入れるというのは当然で、新聞社等も工場財団になつておりますから、それらと同じようにしてくれという要望をこの委員会から法務委員会に宛てて、これはむしろ公文ででも要望書を出しておいたらいいだろうと思うのですね。

第13回国会 電気通信委員会 第18号(1952/04/23、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 山下君にちよつと聞きたいのですが、関係の法律なり今度の法律案を拜見しますと、電気通信関係で電信電話の料金だけの特例でいいかどうかということですね、電信法で行けば行けると言えるのですけれども、電信法で行つた場合に、実にぎこちない窮屈なものになつて来る虞れがあるように想像せられるのです。今のところはそういう状態だと思うのですが、電気通信省としては、行政協定に関連する電気通信関係の法律案としては、この料金だけでよろしい、あとは全部国内法の範囲で賄つて行ける、こういう御見解で間違いないだろうと思うのですが、そう了解してよろしいのですか。

第13回国会 電気通信委員会 第19号(1952/05/13、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 今の問題は法案審議の前にという山田委員の御意見もあつたようですが、もうすでに法案が提出されているのですから、法案審議に当つて修正すべきものがあれば修正をするということでないと、これは国会法との関係から言つても困ると思うのです。ですから、その点については委員長においてもさようにお取計らい願いたい。私は一つ資料を要求したいのですが。
【次の発言】 資料の要求をしたいのですが、電波監理委員会に要求したいのは、今度の電波法の一部を改正する法律案、それに関連いたしまして一九四八年の海上における人命の安全のための国際條約、これをいずれ批准するつもりで、国内法をそれに合したという提案理由にな……

第13回国会 電気通信委員会 第20号(1952/05/15、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 途中から来ましたので、初めのほうは伺えなかつたのですが、この間の聴聞会では、カラー・テレビに関しては相当論議があつたのですか。
【次の発言】 そこでこれは私必ずしも新聞等に書いてある記事をそのまま信用するわけでないのですけれども、カラー・テレビについていろいろ論議があつた際に、電波監理委員会側から、如何にもカラー・テレビなんというものは、如何にも今の日本としては夢みたいなもので、問題にするのがおかしいくらいだという意味の見解を披瀝しておられるということなんです。まあいろいろの新聞雑誌等に書いてありますので、これはこの委員会で私が再三カラー・テレビについても網島君にも、その他の委……

第13回国会 電気通信委員会 第21号(1952/05/19、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 この前の委員会で要求しておいた資料は今日頂いたので、これで全部という意味ですか。例えば日本電信電話公社法案、これについての機構、それがどうなつているか、どうなる見込かということを聞いたのですが、それはまだ頂いていないように思うのです。それから電波法関係でも條約と対照表を頂きたいと思うのです。これもまだ頂いた中に入つていないのですが、若しあればそれを頂いておくと御説明を伺うのに非常にわかりいいと思うのです。できているのですか、できていないのですか。
【次の発言】 わかりました。

第13回国会 電気通信委員会 第22号(1952/05/22、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 資料の要求ですが、岡咲副委員長の御説明の中に、例えばこの適用範囲なんかを省令にしたり、それから電波監理委員会の規則に譲つたりという問題が相当あつたのですが、その適用範囲とか、そういつたものは数字が入りますから細かい問題だというようにお考えになるかも知れませんが、これは変ると非常に困る、これは重大な問題になつて来るわけであります。従つてこの問題の審議をするに当つて、今御説明に現われたような事柄、或いはそれに触れてなくても、ここに郵政省令できめる、或いは規則できめるというような規定に関連して、この政令以下に任せられる事柄の内容の大綱を書類にして出して頂きます。

第13回国会 電気通信委員会 第23号(1952/05/23、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は二、三点総括的な問題についてお伺いしたいのですが、実はこれは内閣委員会との連合委員会でお尋ねしたほうがいいかと思うのですが、私この次の連合委員会には出られませんので、今日は各委員のお許しを得てその点に触れてお尋ねしたいと思うのであります。  一つの問題はこの郵政省設置法の一部改正法律案、ここに書いてあるのですが、今度の日本電信電話公社、この監督官のような形で電気通信監理官というものを置かれるようでありますが、今回の政府の各省機構の改革案、これを通覧いたしますと、これは非常に行政組織法の上から見て私はどうも納得のできない問題があるのであります。丁度電気通信監理官がやはりそれに……

第13回国会 電気通信委員会 第28号(1952/05/29、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 佐藤大臣からの御答弁がありましたが、総裁がきまつて来ないと機構も何とも言えない。又理事をどう使うかこれもはつきりしない。さつき小笠原委員から質問がありましたが、内部監査をどうするかとこれもきまつていない。大体私は小笠原委員の質問の趣旨には同感なのですが、而も総裁、副総裁はどういう性格の人か、どういう傾向の人かは国会として審議することができない、内閣が任命する、こういうことになりますと、この法案を審議する場合に、国会としてはもう全部委してくれ、こういうことを言われたように聞えるのであります。併し最小限度は少くとも仮にこの法案の建前をつらぬくにしても、どうせ郵政大臣は認可権を持つて……

第13回国会 電気通信委員会 第30号(1952/06/02、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 前回の委員会で重ねて電通大臣に資料の要求につきまして私から話をしたのですが、電通大臣は総裁がきまらないと最後的なことがよくわからない、決定もできないので、私が申上げた日本電信電話公社、これがどういう機構になるのな、組織になるのか、特に現場の窓口において郵政省とこの公社と、それから会社がどういうふうな形になるのかということについて特に資料をお出し頂くように話したのですが、その点についてどうもまだはつきりした返事がもらえないので、この資料は一体お出しになるのですかならないのですか。或いは何日間か待つておれば必ず審議中にお出しになるのか、或いは全然出さないつもりなのか、それを事務次官……

第13回国会 電気通信委員会 第31号(1952/06/03、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 只今の公社の代表権の問題について事務次官から御説明がありましたが、大体今の御説明で了承いたします。それから今日は日程によりますと、総括質疑になつておりますが、他の委員がおらないので、私少し株式会社法案について質問したいのですが、よろしうございますか。
【次の発言】 会社法案についてはまだ十分質疑も行われておりませんので、私はいずれ取りまとめて質疑をしたいと思うのですが、研究の材料にするために二、三の点をお尋ねしたいと思います。先般この法案について政府当局から説明がありました際に、この電信電話株式会社の株は一応公社が全部持つて、その株を大蔵省に譲渡して、更にこれを大蔵省で時価で一……

第13回国会 電気通信委員会 第32号(1952/06/04、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 大体お聞きしたい点は、山田委員からお聞きになつたようですから重複はしないつもりでおりますが、簡單に監理委員長にお尋ねしたいのであります。私はまだこの委員会ではテレビジヨンを企業体としてどういう形がいいか、どこがやるのがいいかということをまだ論議していないのでありますが、この放送法の建前は先ほど橋本議員からお説明になりましたように、特に第一條の第一号で放送が国民に最大限に普及されてその効用をもたらすことを保障するということが書いてあります。これは私から申すまでもなく放送法案を提案された当時に、政府から電波というものを国民全体に享受させるようにしなければならないのだ。それがこの放送……

第13回国会 電気通信委員会 第33号(1952/06/05、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 簡單なことですが、逐條の質疑ですから聞いておきますが、第三條の二項の委託業務というのですね、この委託業務は大体趣旨はわかるんですけれども、こういうことまでやるのですか。つまり、本来ならば、まあ事業法は出ませんけれども、全般的に公社のやる公衆電話通信業務もあり、公衆に関係なく専属の電気通信の仕事もある、そういつた事柄に対する一般的な監督というものは、今度は政府案によれば郵政省がやるということになるわけですね。で、本来郵政省がその監督権の作用としていろいろの例えばでき上つたものの規格の検査でありますとか、そういつたことをやるだろうと思うのですね。それも郵政省がやらないで、大体公社の……

第13回国会 電気通信委員会 第34号(1952/06/06、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 昨日あなたが御出席にならなかつたので、靱次官に伺つておきましたが、細かい点はおきまして、一つだけ伺いたいのは、経営委員の選考の方針なんですが、勿論経営委員会でありますから、事業経営に堪能なということも考えられて来ると思うのですが、一面電気通信の事業が、例えば非常に大事な問題は、労務管理と言いますか、労働問題は非常に大事なことでありますが、関係の従業員が本当に安心して、そうして活溌に働けるようでないと、如何に制度や組織をよくしましても、これは事業の成績が挙らない。でありますから、経営委員の中にも、そういう方面に非常に深い理解を持ち、そうしてその認識の高い人、そういつた人も入れるこ……

第13回国会 電気通信委員会 第37号(1952/06/11、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 前回にも聞いたのですが、総裁の選任に関する問題でありますが、説明を伺うと、総裁は内閣が任命することになつておりますが、相当に幅の広い権限を総裁に持たせることになり、而も今度の政府案によりまする郵政省の設置法の一部改正法律案を見ましても、この公社の監督のためには監理官が二人、そのほかに若干のスタツフがつくだけだつたのであります。而もその監理官というものは、単に公社の監督だけじやなしに、一般の電気通信事業に関する諸般の監督も行うのだということでありまして、監督官庁としてはいわば余りこの公社には監督をしない、余り監督を強化して行かない、成るべくこの公社の総裁にすべてを任して行こうとい……

第13回国会 電気通信委員会 第39号(1952/06/13、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 財務及び会計の所で聞きたいと思います。先ず大体において私はこの衆議院の修正案によりまして私の考えておつたような点が修正されたので、この点は原案よりもよくなつたのじやないかと思うのです。というのは、従来国鉄とか専売で同じような形の公社というものができたわけですが、実情を見てみますと、国鉄も専売も事業体でありながら非常に官庁会計の制度を採用しておるために仕事を動かしにくいという点が至る所で現われておつたのであります。私どもも政府の内部に立入つて大蔵大臣の権限を強めるとか弱めるとか或いは各省の大臣の権限を強めるとか弱めるとかいうことは何らこれは関心を持たないのでありますけれども、要す……

第13回国会 電気通信委員会 第40号(1952/06/14、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 大臣に対して質問をしたいのですが、この問題はあとに廻しまして政府委員に細かい問題を簡単にお尋ねしたいと思いますが、この三法案を通じましていろいろなことが入つておるのですが、この電気通信という言葉ですね、これは一体どういうふうに解釈されておりますか。郵政省設置法の一部改正法律案でしたかには電気通信という中には電波の監督、規正というようなことも電気通信の中に入つておるというような御説明であつたように思いますが、国際電信電話株式会社法第一条には「国際電気通信事業」ということで同じような言葉が入つておるわけですね。この電気通信ということについて解釈がいろいろあると困るので、一体電気通信……

第13回国会 電気通信委員会 第41号(1952/06/16、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 先般希望を申上げたように、大蔵委員会のほうでは、こちらの委員会に対する申入れを撤回するということについて、これは委員長相互間の話合いで、大蔵委員長が責任を持つてやるということになつておるのですか。
【次の発言】 大蔵委員長が責任を持つてやるというならば、大蔵委員長の責任においてそういうことをされる前提で、今のお話のように連合委員会の手続を進められることについて異論はありません。
【次の発言】 ただその連合委員会が、お互いに審議を尽すという意味で開かれるわけですが、徒らに連合委員会が長引くようなことがあつては、当委員会の審議にも差支えると思うのです。それで委員長の交渉で、これは一……

第13回国会 電気通信委員会 第42号(1952/06/17、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は先般政府から配付されました資料について二点お伺いしたいのです。「日本電信電話公社機構に関する方針案」という書類ですが、その中で三の「現業機構等」とあるところで、通信部をどうするかということなんですが、大体意味はわかりますけれども、これをもう少し具体的に御説明を願つておきたいのです。結局取扱局との関係をもう少し具体的にどういう抱負を持つておるのかお話をして頂きたい。  それからもう一つは、五の「郵政省への委託業務」のところですが、これも大体わかるような気がするのですけれども、普通局と特定局との間において相当委託業務について差異があるように書いてあります。これも或る程度わかりま……

第13回国会 電気通信委員会 第47号(1952/06/26、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 大体主なことは質問をいたしまして、政府の考え方もわかつたのですが、なお残つた数点につきまして電通大臣にお伺いしたいと思います。先般も政府委員にお尋ねしたのですが、公社法の六十二条に関する問題でありますが、電信電話債券の発行についてでありますが、この公社法案を提案されました一つの大きな理由は、昨日山田君との間にいろいろ質疑応答が交わされましたが、要するにやはり電信電話の建設の資金が非常に足りない。今までのやり方で財政資金だけつを使つておつたのでは建設資金に非常に不十分であろう。従つて財政資金以外に他の一般資金、一般の民間資金或いは外債を含めた外部資金というようなものを使うてでも必……

第13回国会 電気通信委員会 第48号(1952/07/07、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 日本電信電話公社法案につきましては本委員会としては慎重審議を重ねまして、なお各委員の間におきましても再三懇談会等によつて意見の交換をいたしたのでありますが、私は各委員の意のあるところも酌みまして、これに若干の修正をしたいと思うのであります。今その修正案を朗読いたします。   日本電信電話公社法案に対する修正案日本電信電話公社法案の一部を次のように修正する。   第二十一條第二項から第四項まで順次一項ずつ繰り下げ、同條第一項を次のように改める。    総裁及び副総裁は、経営委員会の同意を得て、内閣が任命する。  2 前項の同意は、第十七條の規定にかかわらず、委員四人以上の多数の議……

第13回国会 電気通信委員会 第49号(1952/07/22、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 一井さんの言われた第一点と、山縣さんの言われた第一点これは大体同じ方向を向いているようです。而も衆議院のほうでこの点について修正をしたようでありますから、このまま通りますれば大体問題はないのですが、第二のオートアラームの問題について少しお伺いしたいのですが、山縣さんに伺いますが、お話を伺つていると、こういうふうにも聞えるのですが、この点御説明願いたいのです。非常に細かい繁雑な規則ですから具体的な問題はやめまして、考え方の問題でありますが、一体海上における人命の安全のための国際條約というものが生まれて、船舶の安全に関する施設を一応歩調を揃えてやつて、そうして船舶も人命も保護しよう……

第13回国会 電気通信委員会 第53号(1952/07/30、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 山田委員の御質問との関連でもう少しお尋ねしたいのですが、先般申上げておきましたが私かねて資料として要求しておりますテレビジヨン実施に必要な電波監理委員会及び関係官庁の準備措置ですね。準備措置について現在どこまで進んでおるかということを書いて出して頂きたいということを要求しておつたのですが、今日はお出し願いますか。
【次の発言】 通産省関係のはそれでは資料によつて拝見いたしますが、山田委員も言われましたが、私もテレビジヨン実施のためには単にどの申請者に許すかどうか。どうしたらテレビジヨンというものが実現されるかどうかということではなく、正常な健全な状態において国民がテレビジヨン受……

第13回国会 電気通信委員会 第54号(1952/07/31、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 本法律案は、只今提案者の説明を聞きましても、極めて内容明瞭なものでありますから、質疑及び討論を省略し直ちに採決に入ることの動議を提出いたします。

第13回国会 予算委員会 第16号(1952/03/06、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は、私の質問をいたします前に、先刻岡本議員の質問に対しまして、吉田総理からの御答弁がございましたが、その中の一点だけ確めたいと思うので、再質問するわけでありますが、それは日米安全保障條約の第四條によりましても、日米安全保障の方式は、やがては国際連合の枠内におけるやはり集団的安全保障に切りかわつて来るものと考えられるのでありますが、この場合には、当然日米安全保障條約は効力を失うことになると考えられるのであります。こういうふうに日本が集団安全保障の中に入つて参りました場合に、日本の防衛力と申しますか、自衛力と申しますか、日本の持つておりますこの自衛力が、他の被侵略国に援助に行く必……

第13回国会 予算委員会 第26号(1952/03/24、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は航空事業と海運事業に関しまして主として運輸大臣及び大蔵大臣に対してお尋ねをいたしたいと存じます。  先ず航空事業に関してでありますが、平和條約におきましては、我が国が航空機の生産、保有、使用等をいたしますについて何らの制限を持つておらないのであります。この講和條約の発効に伴う措置といたしまして、政府は只今各国との間に通商航海條約或いはこれに代る協定のようなものを結ぶべく交渉を進めておられると思うのでありまして、航空関係につきましては、條約の十三條に経過的な規定はございまするが、やはりこの通商航海條約と同じように、これにつきましても各国との間に航空に関する協定を締結すべく交渉……

第15回国会 運輸委員会 第16号(1952/12/19、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 外航船舶建造融資利子補給法案の細かい点はおきまして、大体大きな方針について先にお尋ねしたいと思います。これは現在こういう施設がないものですから、ないよりはあつたほうがいいという点におきましては、私も敢えて反対するわけではないのでありますけれども、提案理由にもございますように、これをお出しになつた趣旨は、とにかく日本の海運業が外国の海運業に比べまして非常に脆弱であつて、いわば競争力がないというところから出発されたものと思うのでございます。そういう点から参りますと、他の施設にも関係はありますけれども、仮にこれだけに限定して考えました場合に、外国の船の経済力と日本の船の経済力とを比較……

第15回国会 電気通信委員会 第3号(1952/12/05、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 それもいいですが、この前の委員会では、何か一応質問は見合わせて置こうという理事会のお話だつたので……質問が始められそうですが、まあ電々関係の質問というのはまだ全然しないのですね、今日はむしろそれをやられて、これらは皆さんに最近配付されたわけでありますから読まれて、次回に質問されてもいいじやないかと思います。
【次の発言】 この意見書は……。
【次の発言】 私この前の委員会で、質疑に入られる前に退席したものですから、或いはこういう問題が質疑され、或る程度答弁されたかも知れません、重複するかも知れませんけれども、根本的な問題で伺つておきたいと思うのですが、最近職員の賃金改訂に関して……

第15回国会 電気通信委員会 第4号(1952/12/09、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 日本放送協会のテレビジヨンに関する承認要求の問題につきまして、二、三根本的な方針だけを郵政省の当局からお伺いしておきたいのでありますが、テレビの問題については一昨年以来、この委員会でも随分議論を重ねたのであります。この点は組織も変り、大臣も送られましたが、大体の経過は御承知のことと思います。更にこれをここで繰返しては申上げませんけれども、郵政大臣はこの前の電波監理委員会がここで述べておつたテレビに関する政策を、そのまま踏襲されるおつもりでありますかどうか。これにはいろいろな問題が含まれておりますが、テレビの実施について政府として考えなければならん問題がたくさんあるのでありますが……

第15回国会 電気通信委員会 第5号(1952/12/11、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 賛成ですが、一つ政府に一つ聞きたいと思つているんですが……。
【次の発言】 この前の総括質問のときに時間がなくてやめたのですが、これは局長にお聞きしたいのは、昨年以来問題になつていますメガサイクルの問題ですが、これは一応電監委等で決定されたということになつておりますけれども、決定書を見ても七メガのほうがよければそれを変更することについて何か、差支えない、やぶさかでないというようなことがあつて、また技術的な検討について多少の余地を残しているんですね。そこで私どもこれはどちらからどういうふうな意見があつてどうなつたかという過去の経過は繰返して見たくないんですけれども、どうせカラー・……

第15回国会 電気通信委員会 第6号(1952/12/13、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 電電公社の従業員の待遇問題について前回にもいろいろ郵政大臣から事情を伺つたのでありますが、四囲の情勢からいたしましても、これは調停案が出ておりまするし、電電公社の性格上当然支給すべきものはやはり支給しなきやならんという前提から行きましても、政府においてこの際にお考えにならなきやならん重大問題であろうと思います。そこで今政府も研究中でありましようし、公社も組合側と折衝中であると思いますが、従つて確定的な御意見を発表せられることはこの際困難かも知れませんが、私は委員各位との御相談で、場合によりましてはこの委員会を秘密会にせられましてお話願つても結構だと思いますが、今日は公社及び郵政……

第15回国会 電気通信委員会 第7号(1952/12/16、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 この前にお尋ねしたときには経理上は明確にして行くという御答弁があつたのでありますが、それは例えば聴取料或いは聴視料の計算をする場合のいわば減価計算式の根拠になつていると私は了承していいと思うのですが、今のように会計上明瞭に区分して、一般の現在のラジオの聴取料のほうではテレビのほうの経費は一切賄わないようにするのだという厳格な意味での独立採算制をおとりになること、これは私は不可能だと思うのです。そういう建て方も勿論考え方としてはあるでしようが、NHKがテレビをやられる場合に、これは適当であろうということをお考えになつた理由の一つは、恐らく技術面でも、設備面でも、共通部分があつて、……

第15回国会 電気通信委員会 第9号(1952/12/23、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私も只今議題になつておりまする電話設備費負担臨時措置法の一部を改正する法律案に賛成の意を表するものであります。ただ本案の審議に当りまして、政府当局の説明を聞きましたが、この法律案の要旨は、要するに国家財政資金の電話事業に対する投資が電話の建設事業資金の需要額に比べまして非常に少いために、止むを得ず加入者に対して相当高額の債券を負担させようとするものでありまして、これは事情は了といたしますけれども、趣旨から申しますると、電話の国民大衆への普及を非常に阻害するものとなるのでありまして、かかる法律が将来とも引続いて実施せられることにつきましてはよほど考慮しなければならんという考えを持……

第15回国会 電気通信委員会 第12号(1953/02/20、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 大体説明を聞いてわかるのですが、要するにテレビの今日の状態では、我々はもう少し研究期間を置いたほうがいいと思つておつたけれども、政府の措置が非常に急がれたものですから、とにもかくにもここで発足してしまつたわけです。今日の段階で考えると、要するに、どうすれば早く一般国民に普及するかという対策、これが一番の中心問題だと思うのです。そこでその観点からいろいろ御説明を伺つておりましたが、例えば資金問題にしても、メーカーの設備資金、御説明によれば本年度一億九千万円、来年度は大体九億九千万円というような数字が出ておるようですが、これはまあ通信工業会のほうからの御要望の五万台年産に対して二十……

第15回国会 電気通信委員会 第13号(1953/02/27、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 今の言葉で一応わかるのですが、これは占領行政の一つとして起つた事柄で、今それをあなたがたが踏襲されるのがいいかどうかということは、現内閣が施政方針でも言つておられるように、行き過ぎがあれば是正するのだという態度ならば、これも又一応話がわかるのですが、大電力主義をおとりになつたのは、丁度放送事業というものが占領軍の管理下におかれておつた時代に、今後は大電力方針にいたしますという、これは明確な方針として示されたものだと私は考えております。以来、今鈴木委員からも言われたように、大電力主義の放送局ができ上つたわけであります。これは当然先ほどから各委員の言われておるように、それの周辺の小……

第15回国会 電気通信委員会 第17号(1953/03/11、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(新谷寅三郎君) これより会議を開きます。放送法第三十七条第二項の規定に基き国会の承認を求めるの件を議題にいたします。前回に引続いて質疑のあるかたは順次御質疑を願います。
【次の発言】 先ほどの国際放送との関係について長谷局長にもう一遍確かめておくのですが、結局どうにか十四カ国語が何カ国語になるか知らんが、併し方針としては十四カ国語というものを基礎にして、例えば十方向一日十時間の国際放送をやる費用としてここに掲げてある約四千八百万円の豊用を交付するのが、この放送法による命令によつて国際放送をさせるのであるから番組の編成内容についてはNHKのほうと多少意見は違うけれども、これでやれるんだと……

第15回国会 電気通信委員会 第18号(1953/03/12、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(新谷寅三郎君) これより会議を開きます。先ず放送法第三十七条第二項の規定に基き、国会の承認を求めるの件を議題といたします。
【次の発言】 水橋委員の質問に関連して一つだけ大臣に伺つておきたいのですが、いずれNHKの予算等について大臣に質したいことがありますが、それは次の機会に譲りますが、私のお聞きしたいのは、テレビ受像機及びその部分品を輸入する場合の関税定率のことで伺いたいのでありますが、今度政府から関税定率法の一部改正案が出ておりますが、先ほど水橋君の言われたこと、又鈴木君の言われたことと、いずれにも関連するのでありますけれども、今技術のない、又製造能力がないときに、全然部分品も輸入……

第15回国会 電気通信委員会 第19号(1953/03/13、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 大臣に要点だけお伺いしますから、簡単にお答え願いたいと思いますが、先般来問題になつております日本放送協会の地域別の放送局の問題、この問題については私も意見をまじえて申上げましたから、詳しく申上げるまでもなく大体前提はおわかりのことと思いますから、これは省きまして、今後各地において府県別の局を置いてくれという非常な要望があつた場合には、これは置くことを許される方針であるかどうかということが第一であります。  若しそうでないとするならば、この地域別の放送局といえどもこれは全聴取者がやはり聴取料を出して、そういう経理で以て賄つて行くものであるから、或る地域は置くけれども、或る神域には……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 運輸委員会 第20号(1953/07/29、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 提案者の御趣旨は大体わかつたのですが、これに関連して運輸省の持つておられる港湾運送事業に対する政策の一端をお聞きしたいのです。例えば頂いた資料によりますと、はしけのようなものは非常に不足だというようなことを書いてあります。二十八年度の海上輸送力から言いますと、なおはしけが非常に不足だということを、全般的にはそういう計数が出ておるのですが、とかく、港によつていろいろ違いましようけれども、むしろそうじやなくして、現実の問題としては非常に仕事がなくて困つておるはしけ業者が多いと思うのです。で、そういう際ですから、皆いろいろ、今度のような問題も非常に実際上は港湾運送事業のまあ何といいま……

第16回国会 運輸委員会 第21号(1953/07/30、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 運輸大臣は来られますか。
【次の発言】 それではいずれ運輸大臣が来られましたら根本的にいろいろ伺いたい点がありますけれども、その前に、これは若しできましたら資料として出して頂きたいのですが、この外航船舶建造融資利子補給法の修正案が衆議院で三派共同で提出されております。そこで今出ておりまするこの法律案を見ますと、非常に政令で定める事項が多いのでありまして、非常に大事な部分が政令に委ねられておつて、その内容がわからないという点がたくさんありますので、この政令委任事項についての三派の打合せがどういうふうになつているか。或いはこれはもう三派の打合せはなくて、全部運輸省当局に任せられてい……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第3号(1953/09/16、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 一つだけ緒方副総理にお聞きしたいのでありますが、丁度建設大臣もおられますから、御存じであればお答え願いたいと思います。それは、大体災害の補正予算に関する政府の考え方はほぼ明らかになつたわけでありますが、これに関連して先般来建設或いは農林等主ととて公共事業を扱つておる官庁の新親事業の予算の使用を大蔵省のほうでは全部差止めておるということを聞いております。これが事実であるかどうか。若し事実であるとすればこれは閣議決定等によつて政府がきめられたのか。或いは大蔵省の事務官僚でそういう手続をとつておるのか。その点を明らかにして頂きたい。と言いますのは、今もお話がありましたが、災害地に関係……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第4号(1953/09/17、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私ちよつと出席が遅れましたので、他の議員に対してお答えがあつたなら速記録で拝見しますからおつしやつて頂きた。  極く簡単に二点だけ伺いたいのですが、これは昨日一つは島村委員から質問したことなんですが、農林省でお出しになつた政令案、それから衆議院で決議されたことに基いて作られた政令案、いずれも拝見いたしましたが、島村君が昨日指摘しましたようにどうもつじつまの合わん点があるように思うのです。というのは、端的に申上げると、農地関係のほうはたい積土砂の排除についての特別措置法の施行令ですが、農道まで全部入つておりますね。ところが林業施設のほうはあらゆる法律の中で林業施設というのは勿論林……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第6号(1953/09/19、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 緒方さんにお聞きしたいが、今の永岡君との質疑応答を見て、これは結局基礎的なものについてまだ未確定な点があるためにいろいろの問題が起つて来るかと思うのです。結局この委員会では、衆議院の委員会でも、政令をきめられる場合の基準、つまり地域指定の基準について、結局我々としても要望点を挙げて、こうあつて欲しいということを今検討し、今日或いは結論が出ると思う。衆議院も同様だと思う。今のお話の中で成るほどつなぎ融資を出す基準というものは大蔵省が持つているかと思うのでありますが、その根本になる災害額というものを、或いは復旧事業費というものをどう見るかということについては、これはまだ恐らく政府の……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第8号(1953/10/08、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 二つほど伺いたいのですが、今お話の中で運用部資金ですがね、これ今副総理からいろいろ御説明がありましたが、実際上は災害対策本部の人たちの意見も聞いたんですけれども、非常に短期融資の財源が枯渇しておつて、長期資金の方を振り向けなければ財源はないんだと、従つてこの間の十三号台風の繋ぎ資金のときは、我々その被害の実績を見て来た者からいたしますと、本当にこれは被害を頭に置いておやりになつた繋ぎ融資かどうか、まあ疑えるほどの極めて少額のもので、これは一日か二日のうちに或いはこの繋ぎ融資をおやりになる前に、各府県ともそのくらいのものはもう出してしまつて、困つておるんじやないかと思うのです。そ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第9号(1953/10/09、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 局長、前に文部大臣とあなたに具体的に例を挙げて私は質問もし、要望もしたのですが、この案を見ると一向変つていない。それは公立学校の設備の算定基準、これは私立学校にも同様に当はまると思うのですが、とのほかに施設の復旧に関する別の又法律があると思うのですが、これにも関連するのですが、一体文部省はこの案で努力しているとおつしやるのですが、参議院の要望事項の中には、学校の復旧は大御原形復旧を建前としてやれということを特に項目を挙げて要望している。山村の学校は御承知の通り五十人、百人くらいの学校が多い。そういつたのをこういつた基準でやられて、本当に復旧できると考えているか。この前には、私は……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第12号(1953/10/13、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 その前に委員長にお尋ねしたいのですが、先ほど決議をされるときに、ちよつと席を外しましておらなかつたのですが、勿論のことだというのでここに書いてないと思うのですが、十三号台風による災害は異常災害であるということを、まあ参議院の当委員会は一応認定したものだと思うのです。ところが、この前九月十四日に本委員会で決議しましたところは、八月以降生じた異常災害についても、災害特例法を適用するよう法的措置を講ずることとしと書いてあつて、八月に東近畿に起つた異常災害はこれは異常災害と認めるのだという認定はまだしていないと思うのです、公式にはですね。肚の中はこれもそういうつもりでやつたことだと思い……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第17号(1953/10/26、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は地方行政のことは余り知らないから、念のためになるかも知れませんが、それは松岡委員から御質問になつたのですね。特例法の四条の地方債の元利補給についての規定がございますが、この地方債という中には繋ぎ資金が当然入るというお考えですか。それともう一つは利子補給という観念ですが、これはあとでできなかつたということになると困るから言うのですが、大体利子補給は全額国庫で補給するということは、ほかの法令には余り用語としては使つていないと思うのです。私たちの要望するのは、こういう特別の事情で政府が臨時国会の開会も遅らせておるという関係で、利子の全額を国庫で負担してやるというような意味で補給と……

第16回国会 電気通信委員会 第1号(1953/05/28、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 只今議題になりました理事互選の件につきましては、成規の手続を省略いたしまして、委員長にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第16回国会 電気通信委員会 第2号(1953/05/30、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 あなたがさつき言われたように、大臣は具体的な問題になると十分な話はできないと思うのです、今の段階では……。ですからさつき言われたように、委員会を一応閉じて、そうして懇談の形で以てもう少し率直なところを伺つたほうがいいのじやないかと思うのですが、そうして頂くことを望みます。

第16回国会 電気通信委員会 第3号(1953/06/24、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 これはできるかできないか知りませんが、必ずしもこの法律案に直接関係はないかも知れませんが、国際的な海底線ですね、この海底線の処理の問題は前から問題になつてまだ引つかかつているんじやないかと思うのです。ほかの国と交渉中のものもありましようし、いろいろ種類によつて違うと思いますが、主な対外ケーブルの所有権問題、規則がどうなつているか、極く概略資料としてお出し願つたら結構かと思います。

第16回国会 電気通信委員会 第5号(1953/07/01、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 何遍も申上げたことで、繰返すので恐縮なんですが、こういう際に申上げたほうが話が通りやすいと思いますので申上げたいと思いますが、私は電気通信省の時代から、こういう災害に備えていつも災害に対する積立金をなぜおやりにならないかということをいつも申上げておる。と言いますのは、こういう大きな災害が起りますと、それを復旧するのには自然建設費を食い込んで行かなければならんということになります。そうなりますと既定計画の建設がそれだけ圧縮されるということになるわけであります。一般官庁であれば、保険も付けずに、災害があつたらあとで予算補正をやつて間に合せるということも考えられますけれども、特別会計……

第16回国会 電気通信委員会 第6号(1953/07/03、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 電気通信機器のこれからの進んで行く方向と言いますか、そういつたものを余りしかつめらしくなく少し話合いたいと思います。先般来この委員会でいろいろ調査を進めておるのですが、成るほど米英等に比しまして、技術の点で劣つている点もありますし、又製造方法についても更に研究を進めなければならん点がありますので、今すぐに非常に性能のいい機械を日本で持とうということも困難な事情があることはよくわかるのですが、それにしましても、只今のようにそういうものをどんどん外国から入れて来るということが惰性になつて参りますと、非常にまた普遍的に国民の各層に使われる電気通信機器について、丁度自動車工業の二の舞を……

第16回国会 電気通信委員会 第7号(1953/07/06、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 説明について一言注文したいことがあるのです。政府委員から御説明になりますときに、資料にはここには詳しくはないのですが、大体のことは私たちもわかつておるつもりですけれども、まあ基準年次から行きまして、本来の料金体系から、大体市内、市外というふうなものについてこうあるべきだという料金の建て方があつたはずなんですがね、それがまあ戦争中から戦後にかけて何回も値上げされたために、そういう体系が乱れてしまつて、本来の姿からいうと非常に現在のこの料金というのが歪められた結果になつておるというその結果、今日のように恐らく非常に倍率の多いところもあるし、或いは据置きになつた分もあつて、今度の改訂……

第16回国会 電気通信委員会 第10号(1953/07/10、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 この放送法の一部を改正する法律案に関連する資料を要求したいのです。一つは、この前の国会で私が或る主張を持つておつたのですが、郵政省のほうでは何といいますか、電波の割当に関連いたしましていわゆるチャンネル・プラン、それによつて六月から新らしい構想で電波の割当をおやりになるということでありますが、恐らくこれは電波審議会等にも諮られておきめになつたものだと思うのです。そこでどういう構想に基いて、それからどういう理由であのチャンネル・プランを決定されたのか。その決定書と、それからその理由書を御提出願いたいのです。特に申上げますが、日本放送協会の行ういわゆるローカル放送局、これに関しても……

第16回国会 電気通信委員会 第12号(1953/07/15、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 今津島委員の質問に対して総裁の御答弁一応御尤もと思うのですが、私はまだそのほかに、この前もお聞きした点に触れるのですが、もう少し重大な原因があると思う。それがどの程度の数字になつて現われているかは別問題ですが、政策的な問題といたしましては、電話のほうは、これは電話加入者が手元の電話を使いたいというので、任意に津話の加入を申込む。併しいろいろ電信のほうになりますと、これは非常に性格が変つておつて、急ぎの用事の場合には山間僻地に参りますと電話がない、従つて電信による以外には急速に用事が足せないという事情があると思います。その辺は非常に形態から言うと郵便のほうにむしろ非常に頻出した性……

第16回国会 電気通信委員会 第13号(1953/07/17、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 二つ、三つお聞きしたいのですが、この前の解散国会のときにもお聞きしたのですが、余り明瞭なお答えを得られなかつたのです。電電公社の方にお聞きしたいのですが、電話ですね、電話にやはり依然として特急の制度が残つておりますね。これは戦争中非常に電話が混んで使えなかつたことから起つた制度なんですけれども、依然として今度もこの法律案には特急制度を残しておられる。実際に加入者の側から見ますと、特急でしか通話できないような設備にしておいて、そうして三倍の料金を取つておる。結局三倍の料金というものは、話をしようと思えばその料金を払わなければ通話ができないというような場所が相当にあるわけであります……

第16回国会 電気通信委員会 第15号(1953/07/22、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 ちよつと一、二伺つておきたいのですが、今お話になつたように結局細かいことは別として、今度の値上げの基礎になつております電話の拡充五ヵ年計画というものは、衆議院でも大体それでよかろうということをおきめになつたようですが、そこで本年度はこれも技術的に多少問題があるかと思いますけれども、政府側のはつきりとした答弁を私は求めておきたいと思うのですけれども、補正予算その他法律の改正等によりまして、ここでお示しになつておるところでは公募社債の発行の方法を考えておられるようですが、或いは財政資金の繰入とかいうようなことも考えられる、又或る程度公社自体ができるだけ節約をして経費を浮かすというよ……

第16回国会 電気通信委員会 第16号(1953/07/23、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 愛知大蔵政務次官にお伺いしたいのですが、昨日郵政大臣から、今度の衆議院で修正せられました予算案と、それからこの委員会にかかつておりまする電気通信関係の三法律案との関係について御答弁がありましたが、要点は、政府は勿論予算の執行については責任を負うので、今の予算の通りに決定をしてもらいたい、ただ衆議院の法律案の修正の結果、相当本年度以降において、本年度においても歳入欠陥を生ずるであろうから、それは来たるべき国会において予算の補正をするつもりである、こういう趣旨の御答弁がありました。これについては、事郵政、大蔵両当局でお話合いの結果御答弁なすつたようでありますが、これは実は非常に重大……

第16回国会 電気通信委員会 第18号(1953/07/25、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は只今議題になつておりまする公衆電気通信法案、有線電気通信法案及び有線電気通信法及び公衆電気通信法施行法案の三案につきまして、衆議院で修正せられました通りの原案に賛成をするものであります。  ただこの際に二、三の希望意見を付したいと存じます。  電気通信設備の技術につきましては、政府の説明は極めて事務的であり且つ不徹底でありまして、必ずしもこれに賛意を表しがたい点もあるのでありますが、郵政大臣もこれに関しては真剣に再検討するとの言明もありましたので、暫らくこれを信頼して、今後の研究問題とすることにいたしたいと存じます。政府はその言明通りに速かにこれに対する再検討を加えて将来の……

第16回国会 電気通信委員会 第19号(1953/07/28、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 大体今の検査院の御報告によつても適当なように思われるのですが、まあ国会で予算の承認をしてから初めてこの予算に対する決算として出て来たものだと思うのです。で、一応こういつた資料を出して頂けますか。急にできなければ極く大略でもいいのですがね。国会で承認された予算がありますね、二十六年度の。それと主な項目を対照してみて決算がどうなつたかということですね、収入支出ともです。例えば収入のほうを言えば、料金、聴取料のほうの収入が予算額ではこうなつていたが、決算ではこうなつた。それから放送債券なんかの発行が予算では幾らであつたが決算ではこうだ。長期借入金はこうだというようなこと。それから支出……

第16回国会 電気通信委員会 第21号(1953/08/06、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 郵政大臣がお見えになりましたので質問いたします。放送法の一部を改正する法律案が衆議院のほうでも今折角審査中であるようでありますけれども、これは臆測に過ぎませんけれども、会期の関係で、恐らくこれは今度は審議未了になる公算が大きいかと思うのですが、そこでそういうことを前提にしてお尋ねしたいのですが、この法律案を作られた経過とか、或いは御趣旨というようなことは、この前によく伺いましたが、立案過程において、いろいろ例えば一番関係の深い放送協会との打合せが或いは十分でなかつたとかというような、いろいろなことを当時聞いたのです。そういう点は別といたしまして、この法律案の狙つておられるところ……

第16回国会 予算委員会 第21号(1953/07/23、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は極く簡単な問題で総理と大蔵大臣にお聞きしたいと思うのでありますが、先ず総理にお尋ねいたしますが、総理は先般の施政方針演説におきましても、我が国の自立経済を確立する必要を強調せられたのであります。併し、今日我が国の経済自立を達成しますことは、これは非常に容易でないと考えられるのであります。この点は先般政府から発表せられました経済白書におきましても非常に詳細に川らかに述べられているのであります。要するに政府も国民も真剣な努力を結集して行かなければならんと考えるのでございます。こういう点から考えまして、一昨日でありましたか、この予算委員会で伊能議員の質問に対しまして総理から、いろ……

第17回国会 電気通信委員会 閉会後第1号(1953/11/10、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は公労法で我々国会のほうに課せられている仕事というものは、予算上、資金上できるかどうかということでございますから、別に仲裁案、これを批判するような気持でお尋ねするわけではないのですが、ただこの仲裁の理由書を拝見しますというと、二、三私どもに不明瞭な点がありますので、その点だけ明らかにして頂きたいと思います。  一つは、労働政策上の問題でございます。この理由書に書いてありますように、組合側と公社側とで労働生産性を測定する基準も違うし、考え方も違い、仲裁委員会としては公社側の数字のほうが事実に近いように思われるというようなことが書いてあるわけです。これは資料として頂ければなお結構……

第17回国会 電気通信委員会 閉会後第2号(1953/11/11、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 これはこの仲裁裁宗の問題にじかに関係がないかも知れませんけれども、この機会に一、二伺つておきたいことは、この間の調停案については一応両者は妥結された。その後半年ぐらいで又問題が起きた。そこで私は全電通がこの賃金問題に関して政治的闘争をしているとは思わないのです。その後多少の物価の騰貴もあるようですし、調停案そのものについても相当の不満の点があつたろうと思うので、こういう要求が出て問題になつておるとは思うのですが、併し毎年一般的にはとにかく年末になると賃金要求を軒並みに出して、何でもかんでも闘争というような形をとるんだというようなあり方では私はいけないと思うので、こういうことを伺……

第17回国会 電気通信委員会 閉会後第3号(1953/11/27、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 質疑する前に、今提出された郵政省からの電電公社の収支見込の数字について、監理官からでも一応説明して頂きたいと思います。
【次の発言】 いろいろ細かい点ですが、これはどういうことなんでしようかね。我々は五ヵ年計画を遂行する必要があるということを認めておるので、五ヵ年計画に関する工事量は、最小限度あのくらいでやらなければいけない、従つて財源の確保もしなければならんということになり、これで行きますと、建設勘定のほうで支出が絶対額からいうと少し初めよりも殖えている勘定になるわけですね。これはまあ多少の物価の値上り等もあつて、既定の工事量だけはやれるが、金額はこれくらいかかるということに……

第17回国会 電気通信委員会 閉会後第4号(1953/11/28、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 大蔵次官がやがて来るそうですから、いろいろこれに質問をする前提として伺うのですが、これはまだ御説明を伺つてないのではつきり率直なところを伺いたいのですが、期末手当の問題ですが、新聞等によりますと、一般公務員には大体こういうことを実施しよう、公社なりにはこういうふうにしようというような政府の腹案が何か新聞に出ておりましたが、電電公社関係の期末手当は、一体今度はどういうふうにされるおつもりですか。それからその原資といいますか、財源はどうなつておるか。それと公務員と或いは他の公社と比較すると、これはどういうふうになつておるか。その点大蔵次官に説明を聞きたいのですが、その前提として、今……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第2号(1953/10/31、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 厚生省の政府委員にお伺いするのですが、公衆衛生の保持に関する特別措置法、それの三条の簡易水道等に関する規定ですが、「昭和二十八年六月一日又は同年七月一日から昭和二十九年三月三十一日までの間に、簡易水道の復旧又は布設をしようとするときは」云々と書いてあるのですがね。それで今度出された補正予算を見ましても、大体二億四千万円くらい計上しておられる。ところが先般の御報告によると大体百九十一カ所、十億くらい要るのだというお話です。一方補正予算を見ますと、繰越明記がついておつて、翌年度でこの二億四千万円を使えということになつているのです。この法律に書いてありますように、二十九年三月三十一日……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第4号(1953/11/04、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 御趣旨わかりましたが、何でも新聞等で伺いますと、三党協定で災害復旧費の中で国庫負担分が千五百六十五億ということを前提にしていろいろお話合をなさつたように伺つているのですが、そこで二号台風の分も入れるのだということになりますと、その根本的な国庫負担分の数字が変つて来るわけです。その点は衆議院の災害対策の委員会においても勿論三党の方々も了承をした上のことだと思う。この問題は将来の分もございますが、本年度の補正予算におきまして今御承知のように三百億の災害対策費が盛られているわけですが、この分も相当にふえないと二号台風及びこの四日本の大水害以前に起つた、先ほど建設省から御説明があつたの……

第17回国会 風水害緊急対策特別委員会 第7号(1953/11/07、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は質問というよりもこれは要求なんですが、今度の臨時国会をやつたのも短期国会で早く予算を上げて、少くとも十一月の末には被災地に金が廻るようにする。そうしないと冬場になると整理のできない所がたくさんあることは御承知の通りです。十一月の末くらいに政令を出してそれから作業をやつて補助金を廻して行くということになると、これは十二月の末になりますよ。そういうことならなぜこんな短期臨時国会を召集されたかということについて根本的な疑いを持つのです。ですから私はこれは質問じやありませんが、強くあなたに要求しますが、一日も早く、十日くらいまでには少くとも出してもらえると思つているのですが、これは……

第17回国会 予算委員会 第3号(1953/11/05、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は主として今度の災害に関する補正予算についてお尋ねしたいと思います。先ず第一に伺いたいと思いますのは、今度のこの異常災害についてはいろいろ特別の復旧措置を講じられつつあるのでありますが、その基本的な方針としましては承わるところによると衆議院において三党が相談をされまして、基本的な行き方をきめられたということであります。昨日同僚の森委員からも申上げたのでありますが、政府の提案しておられるところは、直接予算に関係のある部分を議案として出しておられるのでありますけれども、恐らく各党とも一番問題にいたしておりました三・五・二の割合、従つてこの予算に直接の関係のない百四、五十億かの融資……

第18回国会 電気通信委員会 第1号(1953/12/01、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私はこの法律論は余りやりたくないのですが、先ほど小林委員との間に法律上の問題について多少双方に誤解があつたように考えられますので、この予算の流用、移用問題は、これはまあ範囲はきまつておりますが、財政法に出ております。特に公社法の五十三条に明文がある。ただ給与に関してはなぜできないかというと、給与額というものは予算総則に書いてある。この予算総則の給与総額というものの扱いを、従来政府はほかのいろいろの法律の規定以上に強く考えられておる。これを私は、一文も増額しないのだ、こういうような態度をとつておられるので、そういう問題が生じて来るのではないかと思うのです。本来公労法の制定当時には……

第18回国会 電気通信委員会 第2号(1953/12/03、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 公社から説明を聞くことにしましても、それまでにちよつと確かめておきたいことがありますが、いいですか。この前に頂いた収支見込の資料の中で、業務量増加等に伴う収入三十五億一千万円というのがありますね。これは相当見込が入つているだろうと私は思いますので、何月までを実算に基いておやりになつて、何月から以降を推定でやつているかという区別ですね。それから推定でやつた場合に、増収の見込をどういうふうに見積られたか。その根拠をこの機会に御説明しておいて頂きたいと思います。
【次の発言】 それはあとからもう少し詳しく御説明を願えるのですか。今のそれで御説明になつているのですか。

第18回国会 電気通信委員会 第3号(1953/12/04、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は法律論をやつたりしてみても始まらないので、結局大臣が昨日秘密会でお話になつたことを中心にしていろいろまあ懇談的に話を聞く以外に審議が進まないだろうと思うのですが、そういたしますと、勢い今お話のように秘密会でお聞きした内容に多少触れてお聞きしなければならないということになりますと、やはり秘密会議にでもして頂かないとお聞きすることもできないですね。ところが大臣は秘密会にしたところで別に改めてお話することもないというようなお話ですが、そうすればもう今日の段階としては、これ以上お聞きしてもしようがないということになるのですが、若し許されれば私は秘密会にでもして頂いて二、三他の現業と……

第18回国会 電気通信委員会 第4号(1953/12/08、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私はこの際意見を申上げたいのでありますが、それは只今委員長の御報告の通りに、本委員会に付託されました公労法第十六条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件の取扱に関する問題であります。公労法の精神から申しますると、このような議案は、本来国会の承認を求めるいわゆる承認要求として提出さるべきものであると考えておつたのでありまするが、今回は政府の議案の提出の仕方も前例と非常に異なつた性質の仕方をしておられます。又衆参両院においてこれを取扱う場合にも、衆議院の送付案として参議院はこれを受取るということになつておるのでありまして、これは基本的に考えますると、第一に、公労法の規定が非常に……

第18回国会 予算委員会 第4号(1953/12/07、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私先ず公労法関係につきまして労働大臣と大蔵大臣の御所見を伺いたいのでございますが、政府の説明によりますと、公労法の解釈なり運用について必ずしも毎年統一した考えで答弁されていないように私は思うのであります。と申しますのは、仮に国会がこの裁定のあつたものについて、この裁定はその通り実施してよろしいというような議決をいたしました場合には、勿論これは政府がそれに拘束せられるということになると思うのですが、第一に政府が拘束せられるかどうか、従つて政府がいつも予算の提出権は政府にあると言われますが、この予算の提出権は当然拘束される結末として、政府が補正予算を提出せざるを得ない、政府がそうい……

第19回国会 電気通信委員会 閉会後第2号(1954/09/14、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 いろいろ聞きたいことがあるのですが、昨日の調査報告に対して、これはNHK、民放含めての話ですが、あなたから、そういういろいろな問題があることは知つていたが、これはまあ逐次解決するようにするという話があつたのですが、私の見たところではどうも従来の方針で逐次解決して行かれるのでは、これはあとからわかるだろうと思うのですが、解決し切れないような事態に追い込まれるのではないかという心配があるのです。丁度今放送法等の改正を準備しておられるようですから、中には立法事項もありましようから、この機会に御参考になるかならんかわかりませんが、少し質問の形でいろいろ申上げてみたいと思います。  左藤……

第19回国会 電気通信委員会 第3号(1954/01/28、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 理窟は言わないのですけれども、例えば外資導入がうまく協定ができたとか、又おつしやるように金融情勢が変つてよりよくなつたという場合は補正予算もお出しになりますかということを一つ。それからもう一つ、これはこの委員会としては直接の問題じやないのですが、郵政委員会のほうで取扱われる事柄で、簡易保険の保険金額を引上げようということが相当強くなつて来ている。これはいずれにしましても、広い意味では財政資金を殖やすのに非常に有効だろうと一応は考えられるわけです。仮に五、六十億程度のものかも知れませんが、年度内に簡易保険の原資が殖えたときに、今後二十九年度からは簡易保険が郵政大臣によつて運用され……

第19回国会 電気通信委員会 閉会後第3号(1954/10/06、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 山田君の御質問があつたようですが、それにお答えすることは又別の機会にしますけれども、私も法律解釈は山田君と同じ考えを持つております。電気通信法の審議に当りまして、大臣も御記憶があると思いますが、私は特にいわゆる専用通信の設備でさえも、これは元の電信法或いは電話法等から言いますと、通信業務というものはこれは政府が管掌しておつて、そういう専用通信を誰かに許す場合であつても、必要があつてもこれは主務大臣の認可を受けるとか、或いは専用線であれば届出をするとかいうように説明をして初めてできたものなんですが、それで今度の通信関係法規によると、専用通信ですな、自分で、今お話のような銀行会社等……

第19回国会 電気通信委員会 第4号(1954/02/05、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 今伺いまして非常に参考になつた点があるのですが、こういう点はどういうふうにお考えになりましようか。我々も、つまりアメリカのほうの事情はわかつて来たのですが、アメリカは非常に有線、無線を通じての通信に関する技術の発達しておる国であります。そういう国で何か特別に技術研究を助成するとか、或いはそれを総合して一つの目標に集中して。その完成をするとか、とにかくまあ今までは費用は、研究機関の仕事かも知れませんが、どうも今まで電通省時代は公務員だというので、何か通研あたりで発明、改良しても、折角やつた人たちは何らの褒賞も与えられない。  又殆ど研究費も、手弁当でやつて、そのために研究が疎かに……

第19回国会 電気通信委員会 閉会後第4号(1954/10/07、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 電電公社のほうに伺いたいのですが、大体私も山田委員が述べられたと同じような考えを持つております。この点は重複して質疑することを避けますが、一、二点伺いたいと思いますのは、どうもマイクロ・ウエーブのみならず、有線、無線を通じまして最近非常に専用通信の申請が多いという理由の一つとして、私細かいことはまだ調べておりませんが、専用通信の料金があれは二百回を基本にしておりましたか、何かそういうことでむしろ建設費を入れても結局において専用通信を持つたほうが経済的には利益になるのだというような考えを持つて申請をするものが殖えて来ておるというような話を聞くのですが、若しそうであるとすれば、郵政……

第19回国会 電気通信委員会 第5号(1954/02/26、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 これは大臣からでなくても結構なんですがね、又法律案でないのですから、時期もいつでも結構ですが、この会期中に知らして頂きたいと思うのは、その後のいわゆる不法電波の発信の状況はどうなつているか、その実態が各方面で調べられていると思いますが、あなたのほうでお調べになつた状況はどうであるか、若しこれは秘密を要しますれば、委員長のほうで適当にお取計らいを願つて、不法電波の発信の状況、それの監察の状況、それを一つおまとめになつて、資料として頂きたいと思います。

第19回国会 電気通信委員会 閉会後第5号(1954/10/12、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 監理官にお尋ねしますが、この前の国会のときにもこういう意見を申上けて大臣の善処を要望しておいたのですが、御承知の町村合併促進法に伴つて相当の町村合併が行われ、これに伴つて通信系統も整備しなければならないことは当然のことと思いますが、法律或いは政令にそれに関する条文も入つておりますが、そこで各位の要望は相当熾烈なものがあるようです。で、郵政省としても、これは単に電信電話だけでなくて郵便局の統合乃至は局の移転等について考えておられると思うのです。電信電話事業につきましては、田舎の電信電話局を見ますというと、こういう問題が起らなくても或る程度整備しなければならぬのも相当あつたかと思う……

第19回国会 電気通信委員会 第6号(1954/03/09、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 郵政大臣に伺つてもいいのですが、局長から一つ聞きたいと思いますのは、まあ最近、山田委員或いはこれにお触れになつたかも知れませんが、最近各地の商業放送が非常にたくさん免許されて、もとよりこういう商業放送を電波の許す限り許可して行かれるという方針については、一応尤もな点も私はあると思います。決してこれはむやみに阻止しようと、或いは少くしようという意図はないのですが、ただこれももう少し大きな観点から考えて行く必要があるのではないかと思うのです。というのは、広告をとつて経営して行くわけでありますから、こういう広告の財源が各会社その他にあればこれは勿論成立つて行くわけでしようが、日本の経……

第19回国会 電気通信委員会 第7号(1954/03/18、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 郵政省に資料の要求をしておきます。この支出予算の額のほうで、まあ資本支出と事業支出とに分れておりますが、各項目について、大体最近三年間ぐらいの各項目別の支出金額を、これは予算によつて結構ですが、その全体の資本支出と事業支出とに分けて全体の支出に対するパーセントを年度別に出して頂きたいのです。過去三年間と今度の二十九年度予算と併せてですね。例えば事業支出ならば給与、放送事業費、管理費といろいろありますね、この費目別にして、大体全体の支出の中でどういうパーセンテージであつたか。それがまあ年度を逐つてどういうことになつて来たかということを見たいのです。できますか。

第19回国会 電気通信委員会 第8号(1954/03/22、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 徳川さんに一つだけ伺いますが、今お話の中に、技術研究とか放送文化研究でもつと民間放送のほうでも利用しやすいようにしてくれというお話がございましたが、これは実は私はこの委員会を通じまして数回NHKの当事者に警告をしました。郵政省にもそういう注意をしておるのであります。そのたびに十分そのつもりでやつておるので、御要望があればどんな技術研究でも引受けるし、又どういうふうな資料でも提供いたしますということを繰返し述べておられるのですが、今のお話ではそれが十分に行つていないような印象を与えるお言葉がありましたが、実情はどうなんでしようか。それから若しできればどういう事柄についてのNHKの……

第19回国会 電気通信委員会 第9号(1954/03/23、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 政府委員に伺いたいのですが、これは放送法の規定が不備であるために、その扱い方がわからないのですが、今度のように非常に審議期間が短くて、両院とも非常に短時間に審議を了しなければならんという場合、仮に、若し仮にこの承認を国会に求めて来られて、この案件を国会で議了し切れなかつた、或いは場合によつては両院の議が違つたという場合、この場合には例えば政府予算でありますと、御承知のように財政法に暫定予算というような制度がありますが、放送法にはそのような規定はなのですね。そういたしますとそういう場合を考えますと、一方で公共放送機関であるNHKの事業は、これは常識的にいつて事業をとめるわけにはい……

第19回国会 電気通信委員会 第10号(1954/03/24、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 委員長、今日は大臣はどうですか。
【次の発言】 出席されれば昨日に続いて総括的な質問を先にやつたらどうですか。昨日大体そういう話ではなかつたのですか。今日は総括質問を大体やつてから……。
【次の発言】 郵政大臣にお尋ねいたしますが、この承認案件が国会に提出されます際に、我々実は新聞で承知したのですが、閣議で郵政大臣のほうに意見書を付けて出すことについていろいろ御議論になつたように聞くのです。殊に新聞によると、大蔵大臣が難色があつたということを書いておる。恐らくこれはこの問題が、金額としては少額でありますけれども、今度の政府のやらんとして来ておる緊縮財政、従つて国民負担を増加させ……

第19回国会 電気通信委員会 第11号(1954/03/25、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は先ず山田委員が明日からおられないので、山田委員の質問に関連する部分からお聞きしたいと思いますが、先ほど民間放送会社との関係で技術研究機関がどういうふうに活用されるかについてはいろいろ問題がある。先ほど御説明があつたのですが、私はこれは今になつてもまだこの程度の御説明しかできないというのはちよつとおかしいと思つておるのです。毎年この問題はこれは取上げているのですが、その都度委員会では御答弁ができない。成るほど先ほど言われた民間放送会社の技術者がNHKの研究機関の中に入つて来て、そうして施設及び経費、資材を使つて勝手に研究するというようなことは、これは非常に困るだろうと思うので……

第19回国会 電気通信委員会 第12号(1954/03/26、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 古垣会長からの只今の御説明、一応抽象的には、放送法の精神から見て、私の完全という主張をしておりますのに対して、誠意のあるお考えであると思いました。この点は是非そういう方針でやつて頂きたいと考えまするが、もう少しその点は予算に関連いたしますので、直ちに予算をどうする、これを動かしてどうするということは困難かも知れませんが、もう少し具体的に私は質問しておきたいのです。それには只今配付されました県別放送難聴地域改善資料という資料が出ておりますが、これらはいずれも僅かな世帯数を対象にして相当これは経費がかかるだろうと思います。それはよくわかります。丁度山間僻地に一年に何回あるかわからな……

第19回国会 電気通信委員会 第13号(1954/03/27、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 いい機会ですから、春日参考人に伺いたいのですが、先般来NHKの予算の審議に当りまして、古垣会長にもいろいろ聞いたのですが、あなたのほうの番組がどういうところでどういうふうにして組立てられるのかということについては十分な御説明も得られなかつたのです。そこで今問題になつておりますようなこともありますので、私たちは放送協会の内部のいろいろのやり方についてそれにとやかく干渉するわけじやありませんが、例えば番組をこしらえる場合に何か一般の知識を持つておられるかた、経験を持つておられるかたなんかが集つて編集会議のようなものをやつて、それを元にして今度は具体的に何曜日の何時の番組はこうしよう……

第19回国会 電気通信委員会 第14号(1954/03/29、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 本案に対しましては各種の角度から検討いたしました結果、不満足な点は多々あるのでありまするが、結論といたしましては私は賛意を表したいと思うのであります。  但し次に述べます諸点につきましては、政府当局及び日本放送協会に対しまして只今から厳重に警告をなし、今後速かにこれに対して必要なる措置を講ずべきことを要望する次第であります。  第一には、本案による受信料の引上げは、政府のとらんとする緊縮財政方針、殊にこれに基く低物価政策とは逆行するものでありまして、全くその時機を得ないものと認めざるを得ないのであります。受信料の引上げは、金額において比較的少額であり、又他の物価に直ちに影響する……

第19回国会 電気通信委員会 第15号(1954/04/09、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 資料の要求があるのです。
【次の発言】 放送協会のほうにお願いしたいのですが、この前の決算のときにもお願いしたことですが、この予算と比較しまして、あらましの項目について予算がこうだつたが決算ではこうなつたと、多少今のような予算の食い違いもありますので、この点一覧表、一枚の表にして頂いて御提出願いたいと思います。その場合にできれば審議を簡単にするために、非常に変更が大きかつた場合にもその簡単な理由を何か備考欄にでも書いて頂きたいと思います。
【次の発言】 郵政大臣に、これを御採用になるかならんか知りませんけれどもね、放送法の改正については、ここに述べられた通りでございまして、又内……

第19回国会 電気通信委員会 第16号(1954/04/13、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私の要求した資料が出ておるのですが、これについて極く概略でいいですから、どなたからか簡単に御説明を願つたほうがいいかと思います。と言いますのは、結局今拝見しておりますと、予算上は予定しておらなかつたと思うのですが、前期繰越金が出て来たわけです。予算総則に書いてありますけれども、それをどういうふうに割当てて使つたかということ、これは第一の問題ですが、それから各費目につきまして、非常に予算と違つて増減があることです。これは勿論予算総則に書いてあるところに従つて、経営委員会の議を経て、増減されたのだと考えるのですが、その主なもの、恐らくこれは予算に組立てられた当時とは何か違つた事情が……

第19回国会 電気通信委員会 第17号(1954/04/16、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 この前に要求いたしました外貨関係の収支、収支と言いますよりむしろ支出ですね、支出についての資料が出ましたから、これについてお伺いしたいのですが、その前に会計検査院の方かお見えですから、この前にもそういう問題に触れて若干お尋ねしたのですが、根本方針の問題として、若しあなたがお答えできればお答え願いたいことがあるのですが、それは御承知のように、衆議院においても参議院においても放送法の全面的な改正について、その必要を認めて今研究にかかつておるわけです。そこで、この予算、決算について伺いたいのですが、今の制度で参りますと、実は非常に国会といたしましても困るのは、国会と日本放送協会と直結……

第19回国会 電気通信委員会 第20号(1954/05/13、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私は島津委員の動議につきましては、承認を与えて然るべしと考えるのであります。  ただこの機会に一言申上げたいと思いますのは、二十七年度決算を見ますると、日本放送協会は予算面においては、例えば共済会等に千二百万円程度の経費を支出することを予定しておつたのでありますが、実際上は年度内に五千万円の支出をしておるのでありまして、もとより予算総則に定めるところによつて処理されたものでありますから、これは違法ではないと思いますが、予算と決算の取扱についての法律及び関係規定の不備の現状から申しますると、この点が非常に顕著になつて参りますると、ややともすれば放送協会の会長や経営委員長の専断に陥……

第19回国会 電気通信委員会 第21号(1954/05/20、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 この法律案に直接関係がないかも知れませんが、二点伺いたいと思います。  それはアメリカの駐留軍、これは実際は国際連合の軍隊も現実には日本に駐留しておるわけですから、有線のほうではこういつた心配は余りないかと思いますが、無線関係でこれら軍隊の使用電波の関係から、日本のいろいろな機関で使つておる無線がデイスターブされることはないか、されたことはなかつたかどうか。今度はこれが更に幅広く認められて来ると、なお更そういう心配が起つて来るわけですが、この点は非常にバンドの狭い所に非常にたくさんの電波を使用しておる日本としては、相手国の軍隊だからといつて、そちらの使用する電波をいろいろ変えて……

第19回国会 電気通信委員会 第22号(1954/05/25、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 中野さんに伺いますが、先ほどのお話で、昨年でしたかの政府から出た法律案、これは御心配御尤もだと思うのです。私も個人としては、その点余りに無制限に広汎な監督規定を置いておつたものですから、一番問題だと思つてはおつたのです。ところでこういう点は又一面から言うと必要であるようにも思うのですね。つまりラジオ東京のようにスポンサーとの契約によつて料金を取つて、それを財源にしておるのと違つて、今の制度がいいか悪いかは別として、とにかく相当改正するにしましても、内容的にはそうひどい変更はないと考えて、今のような受信料のような制度で行きますと、仮に税であるにしろ、手数料であるにしろ、形式的な説……

第20回国会 電気通信委員会 第1号(1954/12/02、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 郵政省で先に立案せられましたいわゆるチヤンネル・プラン、これによる割当周波数で、今の新設のときの電波は賄えるかどうか、その点を一つお聞きしておきたい。
【次の発言】 郵政省に伺いますが、この置局計画の適当であるかどうかということは、これから御検討になるだろうと思うのですが、仮に今のNHKの説明の案が適当なものであるということになれば、前におきめになつたチヤンネル・プランを、このためにも或る程度変更しなければならんということになるかと思いますが、この点はどういう御意向ですか、伺います。
【次の発言】 至急に郵政省のほうで御検討を願いまして……、この前の委員会でも申上げましたが、無……

第21回国会 電気通信委員会 第1号(1954/12/13、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 武知さんはもう大体のことはおわかりのことだと思いますからくどく申上げませんが、防衛庁の通信網をどうするかという問題は、或いはそれだけ見ると内閣委員会の問題であつて、電通委員会の問題でないかも知れないのです。併し国全体の通信政策という点から見ますると、これはまあ非常にこの電通委員会も重大な関係があるということで、先ほど山田委員から申上げたような決議をいたさざるを得なかつたわけなんです。我々心配しますのは、私ども一企業会社が得をするとか、損をするとかという問題を離れまして、今後の日本の防衛通信を含めた通信政策というものをどう持つて行くか、どうすれば一番通信の能率を発揮できるか、国民……

第22回国会 内閣委員会 第1号(1955/03/25、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  ちょっと開会に当りまして御あいさつ申し上げます。私緑風会の新谷でございます。何分ふなれでございますから不行き届きな点もあるかと存じますが、私はできるだけ公正に、そうしてできるだけ論議を尽していただきたいと思っておりますので、どうぞ皆様方の御協力をお願いいたします。(拍手)  本日は理事互選の件を議題にいたしたいと存じます。理事の数は議運で申し合せましたように、本委員会の理事の数を四名とすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないと認めましてさように決定いたします。  理事の互選の方法はいかが取り計らいま……

第22回国会 内閣委員会 第2号(1955/03/29、3期、緑風会)【議会役職】

○委員(新谷寅三郎君) それではこれより内閣委員会を開会いたします。  まずお諮りいたしますが、先般参議院規則が改正されまして、各常任委員会の所管事項が、従来は行政庁別でありましたのが事項別に改められました。従って内閣委員会の所管事項は、参議院規則第七十四条によりまして、皇室に関する事項、国家行政組織に関する事項、国家公務員に関する事項、恩給に関する事項、国の防衛に関する事項、栄典に関する事項、一般統計調査に関する事項の七項目に改正されることになったのであります。当委員会としましては、右所管事項の改正に伴いまして、参議院規則の規定によりまして、この所管事項の主要なものにつきまして、法律案等の付……

第22回国会 内閣委員会 第3号(1955/03/30、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) これより開会いたします。  まずお諮りいたします。海上保安庁法の一部を改正する法律案は都合によりましてあと回しといたしまして、昨日の委員会で宮田委員より御要求がありました国家公務員制度に関する調査をまず議題にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないと認めまして、さように決定いたします。  本日は給与担当の大久保国務大臣と人事院総裁、人事院給与局長の出席を求めておりましたが、人事院総裁は病気のために出席できないという通知がございまして、かわりに入江人事官が出席しておられます。なお大久保国務大臣はただいま会議中だそうでありまして、会……

第22回国会 内閣委員会 第4号(1955/03/31、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) これより内閣委員会を開会いたします。  海上保安庁法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案に対し御質疑がございましたら御発言を願います。
【次の発言】 それでは野本委員の御動議がありましたが、その通りに決定いたします。  それでは直ちに採決をいたします。海上保安庁法の一部を改正する法律案を原案通り可決することに御賛成のかたの挙手を願います。
【次の発言】 全会一致でございます。よって本案は原案通り可決すべきものと決定いたしました。  なお本会議における委員長の口頭報告の内容は、本院規則第百四条によってあらかじめ多数意見者の承認を得なければならないことになっ……

第22回国会 内閣委員会 第5号(1955/05/12、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) これより内閣委員会を開会いたします。  まず、お諮りいたしますが、本委員会の理事一名欠員となっておりますので、本日その補欠互選を行うことに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは理事の補欠互選をいたしたいと思いますが、互選の方法は成規の手続を省略いたしまして、便宜、指名を委員長に一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、本委員会の理事に松原一彦君を指名いたします。
【次の発言】 次に、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、衆議院儀典森三樹二君ほか九名提出にかかるも……

第22回国会 内閣委員会 閉会後第5号(1955/11/01、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  本日は国の防衛に関する調査を議題といたします。  議事に入ります前に委員長から御報告いたしたいことがございます。  去る十月二十九日に理事会を開きまして協議の結果、委員長から本問題に関しまして総理の出席を求めてほしいという御要望がありましたので、私から内閣官房の方にその旨を申し入れたのでございますが、総理はただいま健康上の理由で出席ができないということでございましたので、当日の理事会の申し合せに基きまして、総理にかわるべき閣僚の出席を求めたのであります。  本日は副総理として重光外務大臣、防衛庁長官の砂田大臣、調達庁関係の西……

第22回国会 内閣委員会 第6号(1955/05/20、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  まず経済審議庁設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。政府側から提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本案につきましては、いずれ審議を後日にいたしたいと思いますが、この際に資料要求等がございますれば、委員長までお申し出を願いたいと存じます。  なお、この機会に経済審議庁の総務部長から、ただいまの政府の提案理由を補足して、もう少し詳細に説明をしたいという申し出なのですが、それを聞くことにいたしまして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは政府委員。

第22回国会 内閣委員会 閉会後第6号(1955/11/02、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  本日は国家公務員制度及び恩給に関する調査を議題といたします。  最初に、大久保国務大臣から国家公務員制度調査会の審議の状況についてなるべく詳細に御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 大久保国務大臣に申し上げますが、大臣からでなくてもけっこうなんですけれども、ただいま問題点としておあげになりました諸事項につきまして、これは問題になったという項目をお並べになったわけですが、その内容が非常に多岐にわたって説明も長い時間かかると思いますが、ごく概要でいいですから、この各問題、項目についてこういう意見があった、こういう点が問……

第22回国会 内閣委員会 第7号(1955/05/31、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  まず連合審査会に関してお諮りいたします。去る五月二十三日、決算委員会から、会計検査院法の一部を改正する法律案につきまして、当委員会に連合審査会の開催を申し入れて参りましたが、これを受諾することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。なお、連合審査会開会の日時等につきましては、決算委員長と協議の上決定いたしたいと思います。
【次の発言】 次に、外務省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案について政府側から提案理由の説明を聴取することにいたしたいと思います。

第22回国会 内閣委員会 閉会後第7号(1955/11/04、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  本日は継続審議になっておりまする二つの法律案を審議していただきたいのでありますが、まず日本国との平和条約の効力の発生及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施等に伴い国家公務員法等の一部を改正する等の法律の一部を改正する法律案を議題といたしまして御審議を願いたいと思います。ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  最初に提案者に対して御質疑があれば提案者に対する御質疑を先にお願いしたいと思います。提案者に対する質疑はございませんか……。それでは便宜提案者に対する質疑もま……

第22回国会 内閣委員会 第8号(1955/06/02、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) これより内閣委員会を開会いたします。  まず、行政機関職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。本案に関する政府の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本法律案に対する補足説明はあと回しにいたします。
【次の発言】 次に、運輸省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。本案に対する政府の提案理由の説明を伺います。
【次の発言】 次に、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案に対する政府の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本法律案につきまして若干の補足説明があるようでありますが、あと回しにいたします。

第22回国会 内閣委員会 第9号(1955/06/04、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  国家公務員制度及び恩給に関する調査を議題といたします。  本日は、総理府恩給局の臨時職員の紛争に関する問題について事情を聴取したいと思います。
【次の発言】 これは田畑君の御紹介がございまして、恩給局の職員二名が傍聴したいということで許可した人だと思います。
【次の発言】 傍聴者の高田君に御注意します。今、野本委員の発言のような慣例がありますので、その点御注意願います。
【次の発言】 田畑君、いいですか。
【次の発言】 今の千葉委員の御提案はいずれ火曜日に委員長理事の打合会を開きまして協議の上決定したいと思います。火曜日はす……

第22回国会 内閣委員会 第10号(1955/06/07、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  まず、農林省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案に対する政府の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本法律案に関しまして、農林当局から補足説明を聞きたいと思います。
【次の発言】 農林省から出してくれるそうですから……。
【次の発言】 次に、大蔵省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案に対する政府の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 次に、国家公務員等退職手当暫定措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案に対する政府の提案理由の説明を求めます。

第22回国会 内閣委員会 第11号(1955/06/09、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  まず参考人の出席要求に関しましてお諮りいたします。総理府恩給局臨時職員の紛議に関しまして、一昨日の委員長及び理事打合会におきまして協議いたしました結果、本日参考人として恩給局職員組合執行委員長の高田松男君の出席を求めて参考意見を聴取することに決定いたしたのでありまするが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めてさように決定いたします。  それでは、本日は国家公務員制度及び恩給に関する調査を議題といたしまして、まず参考人の高田松男君から意見を聴取したいと思います。

第22回国会 内閣委員会 第12号(1955/06/14、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  まずお諮りいたしますが、先般木下委員から御要求がありました富士山麓演習場の問題について調査をいたしますために参考人の出席を求めたいと思います。この参考人をだれにするかということにつきましては、お差しつかえなければ委員長に御一任願いまして、山梨県当局及び関係の町村の代表者及び地元の代表者を選びたいと思うのでありますが、御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 それではさように決定いたします。なおこの調査につきましては二十三日以後にいたしたいと思います。
【次の発言】 次に、国家公務員に対する寒冷地手当及び石炭手当の支給に関……

第22回国会 内閣委員会 第13号(1955/06/16、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  まず、国務大臣の私企業等への関与の制限に関する法律案を議題といたします。  本案は、参議院議員八木幸吉君ほか三名提出にかかるものでございます。提案者から提案理由の説明を伺いたいと存じます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。次に、外務省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案に対しまして御質疑のある方は順次御発言を願います。外務省からは外務大臣官房長島津君がお見えになっております。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。お諮りいたしますが、外務省設置法の一部……

第22回国会 内閣委員会 第14号(1955/06/17、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  まずお諮りいたしますが、国家公務員に対する寒冷地手当及び石炭手当の支給に附する法律の一部を改正する法律案につきまして、大蔵委員会から連合審査会開会の申し入れがございました。本案の内容には税法の関係もありますので、これを受諾することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさように決定いたします。連合審査会の日時はいずれ大蔵委員長と協議の上決定いたします。
【次の発言】 次に、労働省設置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  労働省からは西田労働大臣、江下職業安定局長及び堀大臣官房総務課……

第22回国会 内閣委員会 第15号(1955/06/21、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  まず行政機関定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきましては、過般提案理由の説明及び補足説明を政府側から伺ったのでありますが、本日は川島行政管理庁長官もお見えになっておりますので、この法律案に対する総括質問をまずお願いしたいと思うのであります。どうぞ御質疑を願います。
【次の発言】 速記とめて。
【次の発言】 速記始めて。それでは行政管理庁の森政務次官、行政管理庁の山中次長、岡部管理部長が見えておりますので、大臣に対する御質疑はあとに譲っていただいて、政務次官及び事務当局に対する御質疑があれば、この際御……

第22回国会 内閣委員会 第16号(1955/06/23、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  まず、総理府設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 御質疑を願います。
【次の発言】 総理府設置法の一部を改正する法律案に対しましては大体質疑も終ったようでございますから、午後は外務省設置法の一部を改正する法律案について質疑を続行していただきます。  なお、川島行政管理庁長官は衆議院において委員会及び本会議に出席される見込みでございますから、川島長官の出席を待ちまして、定員法の総括質疑を続行したいと思います。  午後二時まで休憩いたします。    午後一時四分休憩

第22回国会 内閣委員会 第17号(1955/06/24、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  まず、連合審査会に関しましてお諮りいたします。  農林水産委員長から行政機関職員定員法の一部を改正する法律案につきまして、本委員会に連合審査会の開会を申し入れて参りました。これを受諾することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めましてさように決定いたします。なお、連合審査会の日時は二十八日火曜日の午前十時からということに予定いたしております。
【次の発言】 次に、国の防衛に関する調査を議題といたします。  本日は、富士山ろく演習場問題につきまして御審議を願いたいと存じます。参考人といたしまして、山梨県知事室……

第22回国会 内閣委員会 第18号(1955/06/27、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  たず、運輸省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  御質疑をお願いいたします。運輸省からは政務次官の河野金昇君、大臣官房の官房長山内公猷君、説明員として船員局の富田課長、港湾局の園田課長等が出席しておられます。
【次の発言】 私一つだけ御注意までに申し上げたいのですが、政府提案には載っておりませんけれども、地方の海運局の数ですね、非常に多過ぎる、ことに瀬戸内を見ますと、九州にあり、四国にあり、中国にあり、大阪にあり、神戸にありということですね。これは御承知のように沿革がありまして、戦争中に税関を一緒にしたものです……

第22回国会 内閣委員会 第19号(1955/06/28、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまより内閣委員会を開会いたします。  まず、運輸省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。本案に対し御質疑があれば御質疑をお伺いします。
【次の発言】 ただいま長島委員の御提案になりましたように、それでは本案につきましては質疑を終局し、討論を省略いたしまして、直ちに採決に入ることに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさように決定いたします。  それではただいまより運輸省設置法の一部を改正する法律案につきまして採決をいたします。本案を原案通り可決することに賛成の方の挙手を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よって本案は全会一致をもって原……

第22回国会 内閣委員会 第20号(1955/06/29、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまより内閣委員会を開会いたします。  まずお諮りいたしますが、植竹春彦君から理事を辞任したい旨の申し出がございます。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさように決定いたします。  つきましては、理事の植竹さんの後任を選任したいと思うのでありますが、いかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの松原君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさように決定いたします。つきましては、理事に長島銀藏君を後任に指名いたします。
【次の発言】 次に、文部省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本法律案につきまして質疑……

第22回国会 内閣委員会 第21号(1955/06/30、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  行政機関職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 大久保国務大臣に対する質疑は他にございませんか……。速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 ちょっとお待ち下さい。  お諮りしますが、堀委員も田畑委員も大久保国務大臣に対する質疑はもうないそうであります。大体大久保国務大臣対する質疑は一応これで終わったと考えまして、大久保国務大臣の御退席をしていただいてよろしうございますか……。ではどうぞ……。
【次の発言】 速記をやめて下さい。

第22回国会 内閣委員会 第22号(1955/07/05、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  まず郵政省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  政府から提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本案に対しまして質疑のある方は順次御発言を願います。  ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。それでは郵政省設置法の一部を改正する法律案につきましては、大体質疑もないようでありますから……。
【次の発言】 次に、厚生省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきまして質疑のある方は順次御発言を願います。ちょっと速記をとめて下さい。

第22回国会 内閣委員会 第23号(1955/07/07、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  会計検査院法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言を願います。  ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  本日は政府委員の出席等の関係もありまして、審議をやめまして、これにて散会いたします。    午後二時十九分散会

第22回国会 内閣委員会 第24号(1955/07/08、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  まず、恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案(参第一二号)を議題といたしまして、提案者の参議院議員山下義信君から提案理由の説明を聴取したいと思います。
【次の発言】 本案の審議は次の委員会に譲りたいと思います。
【次の発言】 次に、日本国との平和条約の効力の発生及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施等に伴い国家公務員法等の一部を改正する等の法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、参議院議員千葉信君ほか六名の提案にかかるものであります。発議者千葉信君から提案理由の説……

第22回国会 内閣委員会 第25号(1955/07/12、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  大蔵省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御質疑ございませんか……。別に御発言もないようですから、質疑は終了したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは直ちにこれより討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。  別に御発言もないようでありますから、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それでは、これより採決に入ります。大蔵省……

第22回国会 内閣委員会 第26号(1955/07/14、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまより内閣委員会を開会いたします。  国の防衛に関する調査を議題といたします。  本日は、駐留軍の飛行場拡張問題及び駐留軍及び自衛隊の演習場問題について調査をいたします。各地から参考人として御出席願っておりますが、立川飛行場の問題につきましては、都下北多摩郡砂川町、農業青木市五郎君、また木更津飛行場の問題につきましては、木更津市長浜名儀三君、小牧飛行場の問題につきましては、愛知県西春日井郡南里村、舟橋久男君、新潟飛行場の問題につきましては、前新潟県農業委員田浦順二君、伊丹飛行場の問題につきましては、豊中市長の藤戸翼君、板付飛行場の問題につきましては、福岡市長の小……

第22回国会 内閣委員会 第27号(1955/07/15、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまより内閣委員会を開会いたします。  恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきましては先般提案理由を聞いたのでありますが、参議院の第十二号と衆議院第二十八号の二つの案が出ておるわけであります。これを便宜一括して、質疑を行いたいのでありますが、順序といたしまして、提案者たる参議院議員山下義信君にまず御質疑を願いまして、その後に衆議院の高橋等君に御質疑を願ったらけっこうかと思います。政府側からは国務大臣の大久保留次郎君、恩給局長の三橋君がお見えになっております。
【次の発言】 松本委員に申し上げます。委員部から正式に政府側に……

第22回国会 内閣委員会 第28号(1955/07/18、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  まず、通商産業省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案について政府から提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本案に関し御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 木下君に申し上げますが、石橋通産大臣は午後三時ごろにやむを得ない用事があって他に出席せられますので、なるべくそれまでに大臣に対する質疑を簡潔に願いたいと思います。
【次の発言】 なるべく法律案に関係のある事項について御質問を大臣に願いたいと思います。
【次の発言】 関係のある部分の質問を求めているわけじゃないです。直接関係のない部分に……

第22回国会 内閣委員会 第29号(1955/07/19、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開きます。  国務大臣の私企業等への関与の制限に関する法律案を議題といたします。  本案につきましては、すでに提案理由の説明も聞きましたので、この際本案について政府の所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 政府に対し御質疑のある方は御発言を願います。  別に御発言もないようでありますから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは直ちに本案の討論に入りたいと思います。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 ただいまの野本君の動議に御異議ございませんか。

第22回国会 内閣委員会 第30号(1955/07/21、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開きます。  まず運輸省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、衆議院議員、畠山鶴吉君以下二名の提案にかかるものでございます。発議者から提案理由の説明を聞きたいと存じます。
【次の発言】 引き続き本案につきまして御質疑のある方は順次御発言を願います。政府側からは三木運輸大臣のほか、政府委員として運輸省山内官房長、行政管理庁の山中次長が見えております。
【次の発言】 本日は川島長官の出席を求めましたが、衆議院で関係法律案の審議をしておられるので、きょうは出席できないということでございました。

第22回国会 内閣委員会 第31号(1955/07/22、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまより内閣委員会を開会いたします。  恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案(参第一二号)、恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案(衆第二八号)を一括して議題といたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 この際他に川崎厚生大臣に御質疑のおる方は御質疑を願います。
【次の発言】 いずれ休憩はいたしますが、川崎厚生大臣は他に所用があるよりですから、川島厚生大臣に対する御質疑のおる方はこの際願いますということを申し上げておるのであります。まだ川崎厚生大臣に対してありますか……。ちょっと速記をとめて。

第22回国会 内閣委員会 第32号(1955/07/23、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。通商産業省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 ちょっと速記を始めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 野本委員から、この際、本法案に対する質疑を打ち切り、討論を省略して、直ちに採決に入ってはどうかという動議が出されておりますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、本案に対する質疑は終了いたします。  これより本案の採決をいたします。通商産業省設置法の一部を改正する法律案全部を問題に供します。本案を原案通り可決することに賛成の方の挙手を願います。……

第22回国会 内閣委員会 第33号(1955/07/25、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  自衛隊法の一部を改正する法律案、防衛庁設置法の一部を改正する法律案、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案、以上三法律案を一括して議題といたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  本日は、内閣総理大臣、外務大臣、防衛庁長官等に対する総括的な質疑を行いたいと存じます。通告順によって質疑を許可いたします。
【次の発言】 松浦君に申し上げますが、本会議が始まるようですから、予算案等の審議がありますので、質疑はしばらく中止していただきまして再開後にお願いしたいと思います。暫時休憩いたします……

第22回国会 内閣委員会 第34号(1955/07/26、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案(衆第二八号)を議題にいたします。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 木下君、もう時間がありませんから、もう一つにして下さい。
【次の発言】 野本さんそれね……。
【次の発言】 金曜日の委員会であとの発言時間を大体きめたのです。あなたおられなかったのです。それで、入っていないのです。千葉君が自分の発言時間を捨ててしまっておるのです。
【次の発言】 なお野本委員は他に質問をしたかったでしょうが、大体そういうことになっておりますから御……

第22回国会 内閣委員会 第35号(1955/07/27、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  自衛隊法の一部を改正する法律案、防衛庁設置法の一部を改正する法律案、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  昨日に続いて鳩山内閣総理大臣に対する質疑を続行いたします。
【次の発言】 内閣委員会関係の法律案が本会議にやがてかかるようでありますから、暫時休憩いたします。    午前十一時三十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  千葉委員の質問を続行していただきます。
【次の発言】 宮田さんもう一度簡単にお述べ願います。

第22回国会 内閣委員会 第36号(1955/07/28、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開きます。  自衛隊法の一部を改正する法律案、防衛庁設置法の一部を改正する法律案、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  前日に引き続いて御質疑を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  外務大臣が出席せられましたので、外務大臣に対する御質疑をこの際各委員からお願いしたいと思います。
【次の発言】 経済企画庁長官は今おられないのです。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。

第22回国会 内閣委員会 第37号(1955/07/29、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  お諮りいたします。まず委員派遣承認要求についてお諮りいたします。  本委員会といたしましては、閉会中、国の防衛に関する調査及び国家行政組織に関する調査のため、委員派遣を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  つきましては、本院規則第百八十条の二により、委員派遣承認要求書を議長に提出しなければならないことになっておりますので、先日の委員長及び理事打合会の申し合せに基き、その内容及び手続等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。

第22回国会 内閣委員会 第38号(1955/07/30、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会を開会いたします。  憲法調査会法案を議題といたします。本案は衆議院議員清瀬一郎君外四名提出のものでありますから、提案者から本案の提案理由を聴取したいと思います。
【次の発言】 配付されておりまする提案理由と多少違っておりまするので、ただいま御説明の提案理由の原稿をいただきまして、これをすぐにプリントにして配付して下さい。
【次の発言】 本案に対する質疑はあと回しにいたします。
【次の発言】 昨日に引き続いて次に国防会議の構成等に関する法律案を議題にいたします。  本案についての審議に入ります際に申し上げますが、昨日総理大臣との質疑応答の間におい……

第23回国会 逓信委員会 第2号(1955/12/13、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 ただいま議題となっております法律案について郵政大臣の御所見を伺いたいのでございます。私は前国会では逓信委員ではなかったので、実は細目については私は存じません。ただ速記録によりまして衆参両院の逓信委員会がどういうふうな御議論をなすったかということだけは、速記録を通じて承知いたしておるのみでございます。ただ私は大臣にお伺いしたいと思います点は、こまかい問題ではなくて、要するに私ども数年前に電気通信委員会において政府提案の電電公社の公社法及び国際電電の会社法を審議いたしました。御承知のように参議院の電通委員会では相当大幅の修正をいたしまして衆議院に送りまして、両院協議会でこれを決定し……

第23回国会 逓信委員会 第3号(1955/12/14、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 この問題についてですか。この問題についてでなければ……。
【次の発言】 これは別に法律に関係する問題でもなし、また今やっておられる行政措置がいいとか悪いとかいう問題でないのですけれども、私はこういう感じが抜けないのですが……。郵政省が貯金とか簡易保険を持っておられまして、それで今大体国の財政資金の非常に大きな部分を、郵便局の窓口を通じて全国的に集めておる。ところが、一方、たとえば簡易保険の保険金額の引き上げのような問題、これはまあだんだん経済情勢も変り、貨幣価値も変ってくると、ある程度引き上げていかないと、被保険者の方もこれじゃもの足りない、もう少し考えてくれというような声も起……

第23回国会 逓信委員会 第4号(1955/12/15、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 郵政大臣にちょっと伺いたいのですが、先ほど山田委員からも質問があり、永岡委員からも質問がありましたように、大体大臣が一昨日私の質問に対してお答えになった趣旨は了承したのです。つまりその点を申しますと、議員立法だから尊重するとかしないとかいう問題を別としまして、責任のある主管大臣として通信政策の上からも考え、この問題の解決策としても十分御検討になった上で、議員立法であるけれどもこの法律案の趣旨に従って自分としてはけっこうだと思う、こういうふうな趣旨だと了解いたします。もし違えば御答弁願いたいと思いますが、その通りにお答えになったと私は思う。それにつけ加えまして私は二点御質問申し上……

第23回国会 逓信委員会 第5号(1955/12/16、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 電電公社法の一部改正法律案、これが今継続審議ということにきまりました。これにつきまして、私かねて主張しておりますように、また私これを一番心配しておるのですが、継続審査になりますと、いずれ通常国会の休会明けまでは少くともこのままで過ごさなきゃならぬという、まあ株式の売買等については諸般の準備を進められるでありましょうが、この法律案の将来につきましては、まだ懸案になるわけでございますから、郵政大臣に特にお願いしておきますが、この電電公社及び電電会社の首脳部ともよく御相談になって大体意見の一致を見ておる、円満に行くんだという御所見を伺いましたから、非常にけっこうなんですが、これをどう……

第24回国会 逓信委員会 第2号(1956/02/03、3期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 一つだけ。郵政省でも大蔵省でもどちらでもけっこうですから、資料をいただきたいのです。今度の株式を売り渡したにつきまして、絶えず異動のあるもののことでありますから、何日か現在ということにして、この会社の持株、資本構成がどういうふうになったかということを知りたいのです。聞くところによりますと、相当多くの株式が保険会社に流れたということになりまして、中には一割をこえるような持株会社になった保険会社もあるということを聞くのですが、その状況を具体的に数字でお示し願いたいと思います。資本構成が今度の売却によってどういう結果になったかということをお示し願いたいと思います。

第24回国会 逓信委員会 第5号(1956/02/21、3期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 一つだけ大臣に伺いたいのですが、これ、きょう別に最後の結論的なところまで御返事いただこうとは思わないのですが、ぜひ大臣に、来年度の計画を実行されるまでにこれはある程度はっきりきめておかれた方がいいと思いますので申し上げるのですが、これはまあ法律的に言いますと、非常にごたごたした問題なんですが、簡易保険の資金の運用問題なんですが、御承知のように、これはまあ郵政大臣は資金の運用をする権限を持っておられるわけですが、実際上は対象が市町村になっておるものですから、一面からいうと起債という格好になるわけです。で、実際は郵政大臣は運用する権限を持っておるんだけれども、結果としてはむしろ自治……

第24回国会 逓信委員会 第7号(1956/03/06、3期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 資料の要求をしたいのですが、大した資料ではないのですが、これは郵政省でお取りまとめ願えればけっこうなんです。テレビジョンをNHKが始められます当初に、いろいろ資金の計画とかあるいは収支の見積り、従ってこれはいつになれば収支償うようになるかとか、あるいは借入金をどういうふうに返済できるだろう。これはまあテレビジョンの普及状態とにらみ合せて考える。そういう初めの予定が一応できておったと思います。それと比べまして、従来の実績、従ってまあこの三十一年度のいろいろの計画にも関連することなんですが、それと比べて、一体どういうことになってきたか。年度別にその予定計画と比較をしながら対照表のよ……

第24回国会 逓信委員会 第9号(1956/03/15、3期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 ちょっと郵政大臣に、この法律案に直接関係はないのですが、先般郵政大臣に私からいろいろ御注意までに申し上げましたことで、この委員会に関係のある事柄について大蔵大臣と自治庁長官を呼んでいただきたいと言ったのですが、ちょうど両政務次官がお見えになっているから、この機会にこの問題について、もう大臣はけっこうですから、両政務次官にお尋ねをしたい。また御研究をしていただきたいと思うのですが、よろしいでしょうか。
【次の発言】 簡単に申しますが、それは地方起債の問題なんです。先般郵政大臣には、当委員会に関係のあります簡易生命保険の運用資金の問題に関連して、地方起債のやり方が、現在の法令に反し……

第24回国会 逓信委員会 第11号(1956/03/22、3期、緑風会)

○新谷寅三郎君 時間がありませんから、項目で御質問申し上げますから、項目でお答え願いたいと思います。項目でお答え願いたいと思います。  ごく事務的なことですが、第一は、これは主としてテレビジョンに関係する問題でありますが、大部分はラジオに関係するのでありますが、このごろNHKのテレビジョンの番組を見ておりまして、海外の事情の紹介とか、あるいは向うで作った番組をこちらの方に受け入れて映しておられるのが多いように思うのですがね。こういう場合に、われわれはかねて希望しておるのですが、なるべく文化協定なんかによってお互いに番組交換をやったらどうかということを前から申しておるのですが、そういう建前でこれ……

第24回国会 逓信委員会 第12号(1956/03/27、3期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 郵政当局にそれではお願いをしておきますが、濱田局長にお願いしておきますがね。われわれ今テレビジョンにつきましては岡部理事からお話があったようなことで、要するに一言で言えば初めに計画された五カ年計画というものは、いろいろチャンネル・プランの問題とか、あるいは置局計画を多少変更したりするようなことで変動があるだろうが、今日まだ十分その見通しは的確につかないということになるわけです。私が心配しますのは、今二百数十万の聴視者ができるだろうというような御推定でありますけれども、その時期が一体いつになるかによってただいま特別会計のようになっているテレビジョンが果してNHKとして非常に大きな……

第24回国会 逓信委員会 第15号(1956/04/26、3期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 問題は別なんですが、こういうことを大臣に伺いたいと思います。それは、数日前に私のところへ日本の貿易業者の有志が参りまして、いろいろ陳情がございました。その内容を見てみますと、すでに大臣の方にも何か陳情のようなものを出したという話ですから、ある程度御承知かとは思いますが、国際電信料、電報料、これはどうも日本の貿易業者からいいますと、非常に大きな外国との競争上のガンになっているというのです。内容を私どもも調べてみたのですが、まだ十分に調べは届きませんけれども、たとえば日本からある国に打つ電報料と、それからその同じ国から日本にくる電報料、その電報料なんかが非常に開きがあるようです。日……

第24回国会 逓信委員会 第16号(1956/05/10、3期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 郵政大臣にお伺いしたいのですが、この前の委員会で、大臣に今お話があったことに多少関連いたしますが、私は国際電電の料金の問題につきまして、この前申し上げましたが、非常に貿易業者の立場から切実な陳情を受けているのです。内容を検討いたしましたところか相当もっともな点があります。日本の対外貿易を伸張する上に、料金政策というものはやはり非常に重要なもので、これは政府としてはいろいろな方法で、たとえば資金を供与する、あるいは信用を与える、あるいは部品、機械設備の改善をしてやる、いろいろな方法で対外貿易の伸長をはかってこられたのであります。同じような考え方でやはり貿易業者の経費の中の相当大き……

第24回国会 逓信委員会 第17号(1956/05/15、3期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 チャンネル・プランについて二つ伺います。あなたのお答えできる範囲でけっこうですが、一つは民放の方で従来郵政省は一県一社主義ということを盛んに主張されましたね。一県一社主義、これは今日こんな方針をやはり基本方針として持っておられるのですか。民放も許可する場合に一県一社主義を原則としているのだということを電波監理委員会ですか、審議会ですかきめられておる。あの方針はまだ生きているのですかということを伺っておる。
【次の発言】 大都市で民放も競争者があるということは民放の発展の上からみて非常に必要なことなのです。そうでないと民放というものはやはり免許事業ですから、免許せられておって一向……

第24回国会 逓信委員会 第18号(1956/05/29、3期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 この問題ではないのですが、一般的に合併町村の集配郵便局をどうするかという問題が全国的に非常に問題が多いのだろうと思うのです。この特定局の場合は集配事務が一緒にさせられる、合併させられると仕事が減るものですからね、非常に反対をしようというような機運もあるのですね。一般公衆はそういうこまかい郵便業務についてはあまり知識がないものですから、郵便局長がそれはこうですよといわれるとつい署名したりして、むしろもっと便利になるのを逆に反対署名なんかしておるところが相当見受けられる。ですから私は郵政省が調査に疎漏があってはいけませんが、十分調査をされた場合は、相当これは責任をもって同時に思い切……

第24回国会 逓信委員会 第19号(1956/06/03、3期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 大体こういう問題は、御説明もありましたが、まだ具体的にどこの県にとか、どの場所にとかということも早いと思うのですが、その意味で留保されていいと思いますが、この機会に、この間も問題にしたのですが、郵政省で、今政務次官がお話になったように、計画が十分きまらないのに、申請者からやいやい言われて一部の計画をあたかもきまったかのごとく考えて認可を先にしてしまう。これはとんでもない結果になりますから、そういうことのないようにお願いしたい。その意味においては、これはとにかくとりあえず問題は保留にしておく方がいいと思います。


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 逓信委員会 第2号(1956/11/26、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 大臣に放送法案のことについてお伺いしたいと思ったのですが、おいでになりませんので、これは次回に譲りますが、ちょうどきょうは放送協会の永田さんも阿部さんもお見えになっておりますから、まあ今現行法を基礎にしてでけっこうなんですが、先般私新聞でこういうことを見たのですが、NHKが今度非常に会長もかわられて、ローカル放送に非常な力を入れようということを、永田さんのお話でありましたか、発表されたように思うのです。それが事実でございますかどうですか。もしそうだとすれば、その御意見は現行法を基礎にしてお考えになっているのではないと思うのです。新しい放送油ではそうありたいということを希望的に言……

第25回国会 逓信委員会 第5号(1956/12/03、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 郵政大臣に一、二お尋ねしたいんですが、一つは、前国会で問題にいたしましたが、国際電信電話株式会社の料金に関する問題であります。この料金の非常に不適当な点がありますために、日本の海外に拠点を持っておる商社あるいは交通関係の会社等が、非常に外国よりも悪い状況のもとに営業しなければならなかったというような事実がありまして、特に私から郵政大臣に、余裕があればできるだけその料金を適当に是正をし、引き下げるべきものは引き下げて、外国の商社なみの扱いをしなければ、国際競争に勝てないということを申しあげた次第であります。その後承わりますと、幾分料金の引き下げをせられたようでありますが、その料金……

第26回国会 逓信委員会 第7号(1957/03/18、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 ただいまの光村委員の御発言、これで大体事態はよくわかりましたが、前のことは私存じませんが、今回の簡易保険の制限額引き上げに関しましては、私は自民党の政調会のほんの一端を担当しているだけでありますけれども、保険業界から圧迫があったとか、献金があったとかいうような事実は、私に関しては全然聞いておりません。しかも、また前から逓信関係の委員をしております私個人に対しましても、文書一枚、電話一本かかってこないという状況で、先ほど郵政大臣がるる述べられたように、これは他の力によって制限額が二十万円に押えられたという事実は、私はこれはないと考えております。しかし、先ほど来各委員から御議論のあ……

第26回国会 逓信委員会 第8号(1957/03/19、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 NHKの三十二年度予算案を中心にいたしまして、二、三お尋ねをいたしたいと思います。  ただいま郵政省の方でいわゆるチャンネル・プランについて審議をしておられるようでありますが、その中でいろいろ問題になっておりますことがたくさんございますが、一つの大きな問題として取り上げておりますのは、御承知のように教育放送についての問題であります。この問題については、いずれ郵政大臣からも御意見を伺いたいと思うのでありますが、NHKの方にお伺いしたいと思いますのは、NHKが、伝えられるところによりますと、テレビの教育放送を充実したいというお気持を持っておられる、これはよくわかるんですが、そのため……

第26回国会 逓信委員会 第9号(1957/03/20、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 昨日お答えをいただくつもりでいただけなかった問題で追加して聞きたいのですが、きのうの池田理事からの説明によりますと、ラジオの方はこのままで推移した場合には、二、三年先には財政的に非常に――非常にかどうか知りませんが、相当赤字が出て困るだろう、こういう御説明がありました。  それからテレビにつきましては、あまりその点の詳しい説明はありませんでしたが、今の趨勢でどんどん普及していけば、そう財政的に困るような事態は起らぬだろうというような意味の御説明があったように聞いたのです。  そこで、お尋ねしたいのですが、一体ラジオの方はほとんど飽和点に近いところまで普及をして、これから設備をふ……

第26回国会 逓信委員会 第10号(1957/04/01、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 私は、質疑の通告をするときに、郵政省の方に質疑内容を言っておきましたから……。電波監理局長、来ておられますね。それから無線関係の課長かだれか来ておられますか。
【次の発言】 私がお尋ねしようという点は、皆さん御承知だろうと思うのですが、これは今さら繰り返すのを非常に私はいやな気がするのですが、昭和二十七年の第十三国会で、私はやっぱりこの問題について質疑をして、当時電気通信省当局の注意を喚起したことがあるのです。ここにおられる山田君も、当時同じ委員会で、この問題についてやはり関心を持って質疑をしておられるのです。  お尋ねしますが、今度船舶職員法という法律が今参議院に提案されてお……

第26回国会 逓信委員会 第12号(1957/04/09、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 盛んに私の名前をお出しになるから、私は質問じゃありませんが、資料を要求することにして申し上げておきます。これは前からの問題で、御存じのように、船主協会それから海員組合がそれぞれの立場で陳情に来ておられる。これは数年前からです。これは今に始まった問題ではないのです。しかし、今度の職員法の改正を機会に、これは当然一応見直してみるのが私は当りまえの話だと思っておる。その意味でこの間も質問してみたのですが、鈴木君の言われたようないろいろな事象、現象が起ったかと思いますが、私の知っておるところでは、これは電波監理局長にもそういう資料を用意してもらいたいのだが、私の調べでは、昭和二十八年か……

第26回国会 逓信委員会 第13号(1957/04/11、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 大体今度は、三十年度予算につきましては、決算報告も会計検査院の批難事項もないようですから、大した問題もないようですが、二つほど伺いたいと思います。それは、御提出になった資料の収支予算決算対照表、これの三べージの減価償却費が決算額が多くなっているのですね。これは備考欄に「償却対象資産価額の増による償却費の増」とあって、これは私は原則としてはけっこうだと思うのです。方針としては決して反対するものではないのですが、しかし、これはどういう内容ですか。つまり、別に新しい機器をお入れになって、その償却費がふえたという意味ではなくて、従来の資産の評価を変えたとか、あるいは償却年限を短縮したと……

第26回国会 逓信委員会 第17号(1957/05/14、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 ただいま議題になりました電波法の一部を改正する法律案の提案の理由及びその内容の概略を御説明申し上げます。  船舶無線電信局の種別に応じてその運用義務時間を定めますことは国際条約上の要請でありますが、各局種の内容をどのように定めるかは各国政府の自由にまかされております。これに応じまして、現行電波法におきましては、国内的考慮をも加えた上、船舶無線電信局の種別を設け、その種別ごとにそれぞれ段階的に運用義務時間を定めております。しかして、この運用義務時間の長短は、船舶に乗り組むべき通信士の員数に関連いたしますとともに、聴守義務時間とも関係することになっております。ところが、最近におきま……

第26回国会 逓信委員会 第18号(1957/05/15、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 私は関係者の一人にすぎませんから、あなたのおっしゃっている関係者全部ではありませんが、私どもは国会法の規定に従いまして、法律案の提案をいたしております性質上、政府から提案するのがいいかどうか、これはいろいろ考えようもあると思いますが、しかし、われわれが与えられた権限によって提案をした問題でありますから、委員会としては、時間の許す限り御審議をいただくのが適当であり、それが私としては望ましいと思うのであります。私どもがこれを提案するに当りまして、意見は、今あなたがお述べになったようないろいろな団体あるいは官庁等の意見を全然聞かなかったかといいますと、提案者としては、十分ではないかも……

第26回国会 逓信委員会 第19号(1957/05/16、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 お答えいたしますが、日本近海で非常に航行上の危険が多い、これはよく言われることなんです。これはまあ気象とか潮流とかいろいろの関係からある程度言えるだろうと思います。しかし、この日本の近海には日本船だけが航行しているわけじゃない、外国の船も非常にたくさん日本近海を航行するわけであります。それならば、その日本の船だけについて安全度が非常に低いかというと私はそうじゃないと思います。最小限度の船舶の安全に関する規定は御承知のように「海上ニ於ケル人命ノ安全ノ為ノ国際条約」という条約がございまして、船舶の構造から遭難した場合の救命設備あるいはそれに関連するいろいろの施設あるいはやり方という……

第26回国会 逓信委員会 第20号(1957/05/17、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 法律案を提案されましたので、発議者に対してとりあえず二、三の基本的な問題について御意見を伺っておきたいと思います。  私がかつて内閣委員のときに、三公社の共済組合法案、これに賛成者ないし提案者として署名をし、協力をして参りました。それは申すまでもなく、それぞれの公社法において、これらの公社職員に対する退職手当その他の共済的な施設については、別に法律をもって定めるという規定があったにもかかわらず、三年ないし五年の長い間、政府がこの特別法律を提案しなかった。これでは当初考えておった公社法の精神の一部が生かされてないということで、私どもも極力協力をして参ったのであります。この法律案も……

第28回国会 逓信委員会 第4号(1958/02/27、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 先般郵政省所管事項について大臣から御説明がございましたが、その中で一つ重大なことで御説明がなかったように思いますので、あるいはこの御説明の中のある部分でこれをまかなわれているのかもしれませんが、それは市町村の町村合併の結果、新しい市町村ができたわけですけれども、それに伴う通信施設の整備の問題です。それでこの点は毎年国会でいろいろ希望が出ていることは御承知の通りであります。電電公社の方の計画を見ましても、新しい市町村に対応して、かなり区域を整備統合して、一般公衆の便宜をはかっていくその計画を、この大体五カ年計画なら五カ年ということで計画ができているわけですが、これは御承知のように……

第28回国会 逓信委員会 第8号(1958/03/11、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 簡易生命保険法の一部改正案に関連しまして、簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律に関連することですが、基本的な方針ですから、これはぜひ大臣からお聞きしたいと思います。  昨年の国会でしたか、あなたが就任直後ですね、委員会で貯金の原資の運用について、郵政大臣がもっと権限を持つようにしたいという、きわめてわれわれとしては傾聴すべき発言をされている。これは、私はなかなかむずかしい問題だと思う。しかし、そのお気特だけでもそういう方向で考えられるのが、多数の従業員を擁している郵政省としては当然のことであり、けっこうだと思います。ところが、簡易生命保険なり、郵便年金の積立金につ……

第28回国会 逓信委員会 第12号(1958/03/25、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 二、三伺いますが、これは前にもどなたか委員が質問されたので重複するかもしれませんが、国際放送の問題ですね。これは放送法の三十五条、結局その国際放送に要する費用は国の負担とするという明文があるわけですね。けれども今度のやり方は放送法の上から異例じゃないかと思うのですよ。これは金額を削られたからやむを得ない、こういうふうなことも考えられるということで、つじつまを合せたようにも見えますけれども、たとえば気象通報を送っていますね、各船にこれは。だからトランスミッターを一つ減らすということについては、それは技術の進歩もありましょうし、機械の改善もあるでしょうし、いろいろ前よりもよくなって……

第28回国会 逓信委員会 第13号(1958/03/27、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 野村会長の御趣旨はわかりましたので、今回はこの問題についての私の質問はこの程度にいたしますが、再検討なさいます場合に、ぜひお考えをいただきたいと思うことは、この前にも申し上げたことでありますけれども、NHKはもちろんニユースも正確に迅速に国民に提供する必要があることは言うまでもありませんが、しかし、人を常時特派して相当の外貨も使ってやることでありますから、そういう特別の措置をする以上は、NHKが公共放送機関であり、電波関係機関の代表というような意味で、一番おくれておる電波関係の技術の向上ということにもっと力を入れなければならぬじゃないかということが一つと、もう一つは、最近日本も……

第28回国会 逓信委員会 第14号(1958/04/01、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 結局、この国会で現在まあ予算も成立しているわけですが、それに非常に影響のあるような税率の引き下げを大幅にやれというようなことを言っても、これは実行はむずかしいだろうと思うのです。それよりもこのテレビジョンについてはやがてきめようとしているのだから、その期限をもう少し延ばしてくれということが先決問題です。  それから、ラジオについも、もし言うならば、多少今の区別の仕方が悪いから、その点を同時に変えてくれということで、将来の、たとえば、まあラジオはもう物品税からはずしてもいいじゃないかという意見の方が非常に強いだろうと思いますが、それはまた第二段の問題として考えられるのでなければ、……

第28回国会 逓信委員会 第18号(1958/04/09、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 ちょっと大臣にお伺いしたいのですが、今度の改正案の百四条の二に「予備免許、免許又は許可には、条件又は期限を付することができる。」と書いてございますが、法律論としては、許可または免許に当って、期限、条件を付し得るというのは、これは通説だろうと思いますけれども、その内容いかんによりましては、その条件の内容あるいは期限の付し方等につきまして、重大な影響があるものはむしろ法定すべきだというのが、これは通説だろうと思う。そこで、ここに書いてありますのは、そういう重大な条件ではないと思うのです。しかし、これだけを見ますると、一応はどんな条件でもつけられるというように見えますから、この点は一……

第28回国会 逓信委員会 第22号(1958/04/22、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 ほかに質問があったかもしれませんが、私も他の同僚委員の質問を聞いておりまして、大臣の方がいいのですが、監理官でもけっこうでございます。それは有線放送施設を利用しておる電話との関係でございますが、郵政省も電電公社もこれはもう性質が違うということだけは、はっきりしていただいた方がいいのではないか。有線放送の方はああいう設備を作って放送するのが主たる目的である、そこにそういう施設があるからちょっと装置すれば、電話のような役をする機械が簡単に取りつけられるのだから、ある部落内の相互間の電話が、これは電電公社としては責任は持てない、しかし、部落相互の間で利用しようと思えば、そういう範囲で……

第28回国会 逓信委員会 第23号(1958/04/23、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 日本電信電話公社法の一部を改正する法律案について一、二お尋ねいたします。郵政大臣にお尋ねしますが、衆議院で修正がありましたので、私の質問したいと思っておりましたことも非常に簡略になったわけですが、まず二つお尋ねいたします。それは監事という制度ですが、公社の中にも自主的な監査をするための機関があるわけです。それを特にここで監事というようなものをこしらえて、その上に立って、いわゆる役員として監事というものを二人置かなければならない、これは理由はわからないことはありませんが、提案者である主管大臣から、これはどういう必要性に基いてこういう制度を設けることにしたのか、その趣旨を、提案理由……

第29回国会 逓信委員会 閉会後第2号(1958/08/11、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 私のはえらい政策ではないのですけれども、ちょうど電波監理局の方が見えておりますから、町の声をお聞かせして、どういうお考えか、どういう措置をとられるか一つ伺いたいことがあるのですが、それはテレビの受像機の問題ですがね、最近非常にチャンネルの数もふえ、局の数一従ってふえているわけですが、従来国民が購入した受像機では六チャンネルしか入っていない。一体、今度の新しい会社のテレビを見ようとすれば、買いかえるか、あるいは改造するか、どちらかなんです。割合に聞くところによると経費も少くて、多少手を入れれば従来の受像機でも十分使えるということのようですね。ところが、これに対して郵政省自体はほと……

第30回国会 逓信委員会 第3号(1958/10/16、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 ちょっと放送関係の資料要求をしたいと思います。  今、提案になりましたこの放送法の一部改正法案についての資料要求をいたします。だんだんに資料をいただきます。多少時間がかかると思いますので、今から御準備をいただきたい。それは二、三点あるのですが、一つは、大体承知しておるつもりですけれども、今度初めておやりになろうという番組審議機関、結局、番組の適正化をはかるためにいろいろ処置をしておる、各国ともやっておると思うのですが、それで、放送について非常に力を入れているおもな国々の、これは民間のもあるし、それから政府ないし政府機関がやっているのもあるし、いろいろありますが、それぞれにその区……

第30回国会 逓信委員会 第6号(1958/11/04、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 資料の追加をお願いしたいのですが、二つあるのですが、一つは、現行法と改正案との対照表をもらっておるが、この前の国会に提案されました放送法の改正案と、それから今度の改正案との対照表を作っていただきたい。それが一つと、もう一つは、現在ラジオ、テレビの免許をしておられる局、どういう局を免許しておるか、場所、それから、たとえばどのくらいの電力、どのくらいの出力で許しておるかとか、その放送局、テレビ局のつまり規模がわかれば、それに対して何か特別にこれはこういうふうな制限をつけているとかいうものがあれば、備考にでもちょっと書いておいてほしい。全国のラジオ、テレビ局の一覧表みたいなものを作っ……

第31回国会 逓信委員会 第3号(1958/12/18、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 資料要求があります。国際会議にいろいろの電波に関する問題が取り上げられて、国際的な取りきめがあるわけですが、今、日本の電波行政の上で困っておる――おそらく世界的じゃないかと思いますが、問題の一つに、各国に対する周波数の割当の問題があると思うのです。周波数の割当については何回も会議があったわけですが、最近の国際会議におきまして、日本政府が周波数の割当についてどういうふうな要求を出したか、それに対してどういう結論を得たか。最近の国際会議における日本政府のとった措置、それの結果等、それ以後今日まで、日本政府が国際会議の事務局なりあるいは関係の理事国とかその他の主要国に対しまして、その……

第31回国会 逓信委員会 第5号(1959/02/10、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 郵政大臣から、所管事項の御説明を伺いましたので、二、三この機会にお伺いしたいと思う。  第一の問題は、今度の電波の国際会議についての経費が九百四十万円か取れたというお話であります。最近民間放送連盟とか放送連合等からわれわれのもとへいろいろ陳情が来ております。陳情と申しますよりも要望が来ております。おそらく大臣のところへは正式にこれらの団体から要望書が提出されていると思うのです。ごらんになったかとうか知りませんが、内容は、私は前に大臣には非公式にもこういうことを申し上げたことがあると思いますけれども、要するに占領行政下にあって、国際電気通信に関しましていろいろ日本の主張が十分に反……

第31回国会 逓信委員会 第6号(1959/02/17、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 私は、放送法の一部を改正する法律案につきまして、まず放送法についての基本的な方針から順次所構大臣に御意見を伺いたいと思うのでございます。  郵政大臣御承知のように、この放送法が初めて国会に提案されましたのは昭和二十三年の第二国会でございました。その後、継続審議されたのでありますけれども、二十四年の十二月になりまして、第二回国会における審議の内容等を参酌をして、総司令部も、それから逓信省も重大な内容の変更を加えて二十四年の十二月に提案をして、第七国会において今日のような放送法ができたわけであります。自来数年たっておりまして、その間に画期的な民間放送の発達等が見られまして、当時予想……

第31回国会 逓信委員会 第7号(1959/02/26、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 郵政大臣から、先般の委員会で留保されました、電波法と放送法との免許に関する規定についての御答弁が今ございましたので、拝聴いたしました。大体、郵政省は今後至急に法体系を検討するということでありますから、その結果を待ちたいと思います。  御検討の際に、ぜひ熱心に御研究をいただきたいことは、従来の法体系にただとらわれることなく、電波法というものは、制定当時には、今日のようなラジオの事業あるいはテレビジョンの事業というようなものをおそらく想像もしなくて、技術的な標準をきめて、電波法の規定を置いたものと考えられるのであります。今日、予備免許、あるいは実際上事業の免許等を与えられるに当って……

第31回国会 逓信委員会 第8号(1959/02/27、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 先般二月十七日に郵政大臣にいろいろ御意見を伺ったのでございますが、もう少し一般的な方針について御意見を伺っておきたいと思います。  まず第一に、昨日の委員会で、放送法と電波法との関係について、今後至急に検討を進めたいという御答弁がありましたので、法体系の問題は一応大臣の誠意に信頼いたしましてこの際は問題といたしませんが、二月十七日の最後の私の質疑に対して大臣からまだ実は御答弁がいただけないので、私から、午後からでもけっこうですから、お考えの上で御答弁願いたいということで終っておるのであります。それはやはり一つの方針の問題だと思いますが、今度それが適法であるかどうかということは別……

第31回国会 逓信委員会 第9号(1959/03/03、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 参考人の力から詳しく公述をしていただきましたし、質問に対してお答えもいただきましたので、私からはただ一、二の問題につきまして、きわめて実際的な問題としてお尋ねをして御意見を伺いたいと思います。  一つは、先ほど熊本さんのおっしゃったことに関連する問題で、これは一つ熊本さんと高田さんからお答えいただきたいと思いますが、それはちょっとお触れになったのですが、番組審議会を作ることはけっこうである。しかし地方の小さな局に参りますと、実際上いわゆる営業政策に押されてしまって、局と局との競争上とかということで、結局ラジオにしろテレビにしろ、自分の局のダイヤルにダイヤルを回してくれないと、こ……

第31回国会 逓信委員会 第10号(1959/03/05、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 委員長のお許しを得まして、放送法案について質疑をいたします前に、ちょっと大臣に、あるいは関係の政府委員でもけっこうですが、質問をしたいことがありますが……。
【次の発言】 大臣からでも、大臣じゃなくてもけっこうなんですが、新聞等に出ております四月十日の皇太子殿下の御成婚を記念いたしまして、記念切手を発行するという計画があるということを聞いておりますが、そのこと自体はまことにけっこうなことだと思いますが、それに関連して郵政省では、今、年賀のはがきと同様に、一円それに追加をして、そしてその得た収益でもって何か社会全体に貢献するような、また、あとになって御成婚を記念をして何か国として……

第31回国会 逓信委員会 第13号(1959/03/12、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 郵政大臣にお尋ねしたいのですが、先般の委員会で、ちょうど郵政大臣が席をはずされました留守に質問をいたしまし、電波監理当局から資料が配布されておるのであります。私は、この具体的問題について今ここで論議をしようというのではございません。ただ、私の申し上げておる趣旨は、局長からお聞きになったかと思いますけれども、現在日本で国際的に使える周波数帯というものがきまっておるわけです。また科学技術の進歩に伴いまして、今後各国がおそらく競って奪い合うであろうという周波数帯も大体予見せられておる。そういう状況でありますから、この周波数をどういうふうに有効に使っていくかとか、あるいはこれから国際会……

第31回国会 逓信委員会 第14号(1959/03/17、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 ただいま議題になりました法律案について一つだけ質問をしたいと思います。  第二次封鎖預金の処理についてですね、この法律案をお出しになったのは、これはけっこうだと思うのですが、ただこの法律案をお出しになった趣旨からいいましても、この法律案が成立した場合における、法律の規定に基いて、その利益に均霑する範囲というものを、なるべくこれは国民に広くした方がいい、いろいろむずかしい法律上の議論もありますけれども、そういったことについては、法律に規定のあるものもありますし、あるいは法律に規定がなくっても、他の法令等において、やはり同様の場合にいろいろその取扱いを実際、行政的の措置によってやっ……

第31回国会 逓信委員会 第16号(1959/03/20、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 質問をいたします前に、一つこの次までに出していただきたい資料がありますので、それをお願いしておきたいと思います。  それは、お出しになった資料によりましても、大体、教育テレビの方も昭和三十七年度には、一応全国的な放送網ができて、教育テレビも総合テレビと並んで実行できるというような計画になっておりますが、これについては、いろいろ問題があると思います。ありますが、おそらくいろいろの仮定をおいての計画だと思いますから、それもけっこうなんですが、今度ラジオの受信料の値上げをされて、経営上の困った点を打開していごうという案がありますが、テレビの聴視料については、今度触れてないわけですね。……

第31回国会 逓信委員会 第17号(1959/03/24、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 前回の委員会で資科要求をいたしましたが、それに対してきょう御配付になりましたラジオ、テレビジョンの放送計画、これにつきまして、今配付されたばかりですから、内容をよくまだ検討していないんですが、私は、主として、五カ年計画の最終年度ですね、三十七年度になりまして、ラジオ、テレビとも、今度の受信料の値上げが行われるものと仮定して、どういうふうなNHKの収支状況になるか。一面から言うと、教育テレビなんかも普及するという計画ができておるし、相当経費のかかる部分が多い。まあ聴視者もふえるでしょうから、収入もふえることはもちろんでありますが、五カ年計画の最終年度では、大体、今度の値上げによっ……

第31回国会 逓信委員会 第18号(1959/03/25、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 NHKの方にお尋ねしたいのですが、これは大したむずかしい問題じゃないのですがね。経理局長から私が要求した資料について一応御説明がありましたが、意味もわからないところがありますが、御説明によってこういうことを言われたと思うのですが、テレビの計画で三十七年度の末の見通しですけれども、そのときには総合局において百六局ですか、で、カバレージが八〇%と言われましたね。それから教育テレビの方が八十九局、これも大体カバレージが八〇%という御説明がありましたね。そうですか。そうしますと、まあ数字の問題はあとで申し上げますが、どうもこのカバレージの点で、総合局の方が百六局でも八〇%、それから教育……

第31回国会 逓信委員会 第19号(1959/03/26、4期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 ただいま議題となっております放送法第三十七条第二項の規定に基き国会の承認を求めるの件につきまして、私は、自由民主党を代表して承認を与えることに賛意を表するものであります。  本件の内容であります日本放送協会の昭和三十四年度収支予算、事業計画及び資金計画は、郵政大臣の意見書にも述べられました通り、昭和三十三年度を初年度とする五カ年計画にのっとり、企画立案せられたものでありまして、その内容は、協会が放送法の定めるところにより、ラジオ、テレビ、両事業にわたり、その使命を達成するため必要とするものでありまして、いずれも適当であると認められます。  ただ、右の予算案中、特に問題とすべきこ……

第31回国会 逓信委員会 第21号(1959/04/30、4期、自由民主党)【議会役職】

○理事(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員の変更についてお知らせ申し上げます。  四月八日、松平勇雄君、三木與吉郎君が委員を辞任せられまして、その補欠に柴野和喜夫君、高橋衛君が選任せられました。  四月二十一日、岸良一君が委員を辞、任せられまして、その補欠に奥むめお君が選任せられました。  四月二十五日、梶原茂嘉君、柴野和喜夫君、高橋衛君が委員を辞任せられまして、その補欠に松平勇雄君、林田正治君、三木與吉郎君が選任せられました。
【次の発言】 理事補欠互選の件を議題といたします。  委員変更に伴って、理事が二名欠員となっておりますが、都合により、うち一名だけ補欠互選を……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1959/07/04、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  ちょっとごあいさつを申し上げます。  私、昨日当委員会の委員長に選任されました新谷でございます。この委員会の所管する事項につきましては、非常に不なれでございまして、至らないところはどうぞお許しいただきたいと思います。委員会の運営につきましては、もとより極力公平に、そして円滑に運営したいと思っております。どうぞ御協力をお願いいたします。
【次の発言】 私の考えを申し上げるようにというお話でございますが、私も、今お話のように、委員会において、自民党といわず社会党といわず、お互いが委員会の審議が国民の負託にこたえるように尽されなければ……

第32回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1959/08/10、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) それでは、ただいまから地方行政委員会を開きます。  まず、委員の異動を報告いたします。去る七月三十日白井勇君が新しく委員に選任せられましたから、御報告いたしておきます。
【次の発言】 次に、新市町村建設及び地方公務員給与に関する小委員の補欠選定について御報告いたします。先般小委員の成田一郎君が死去せられましたため、一名欠員を生じておりましたので、本日委員長において白井勇君を小委員に指名いたしましたから、御報告申し上げます。
【次の発言】 これから本日の議事に入ります。  先ほど即事会を開きまして、本日の議題について協議いたしました結果、地方行政の改革に関する調査といた……

第32回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1959/09/10、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  本日は、まず派遣委員の報告に関する件を議題といたします。  先般、地方行政の改革に関する調査として、今次参議院議員通常選挙及び統一地方選挙における公職選挙法の実施状況、地方財政の現況、新市町村建設の進捗状況及び地方公務員の給与の実態等について現地調査を行うため、三班の委員派遣を行いましたので、ただいまから各班に御報告をお願いいたしたいと存じます。  まず三重、和歌山班に報告をお願いいたします。
【次の発言】 それでは次に、広島、山口班にお願いしたいと思います。
【次の発言】 最後に、青森、岩手班にお願いいたします。

第32回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1959/10/09、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開きます。  まず、理事の補欠互選について、お諮りいたします。  十月一日鍋島直紹君が委員を辞任せられましたため、理事に一名欠員を生じておりましたところ、七日に鍋島直紹君が再び委員となられましたので、この際、同君を再び理事に指名いたしたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたします。  速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 次に、伊勢湾台風による災害対策に関する作を議題といたします。  まず、被害の現況及びこれに対する対策について説明を求めます。

第32回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1959/10/10、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日藤田進君が辞任せられまして、中田吉雄君が後任として選任せられました。
【次の発言】 本日は、まず新市町村建設及び地方公務員給与に関する小委員長から、今期閉会中の小委員会の調査経過について報告を願います。
【次の発言】 ただいまの小林小委員長の御報告を了承することに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは、さように決定いたします。
【次の発言】 次に、昨日に引き続きまして、伊勢湾台風による災害対策に関する件を議題といたします。  本日は、益谷副総理に御出席願っておりますので、副総理……

第33回国会 地方行政委員会 第1号(1959/10/27、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開きます。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本月二十四日藤田進君が辞任せられまして、基政七君が補欠選任せられました。
【次の発言】 本日は、調査承認要求に関する件につきましてお諮りいたします。  本委員会といたしましては、今期国会におきましても、従前通り地方行政の改革に関する調査につき、議長の承認を得まして各般の調査を行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。本院規則第七十四条の三により、議長に対し調査承認要求書を提出しなければなりませんが、この要求書の内容につきましては、便宜委員長に御一任……

第33回国会 地方行政委員会 第2号(1959/10/29、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  本日は小委員会の設置についてお諮りいたします。  今国会におきましても、前国会に引き続き、地方行政の改革に関する調査の一環として、新市町村建設の現況及びこれが強化の諸方策並びに地方公務員の給与の実態及びこれが適正化について調査研究を行なうため、新市町村建設及び地方公務員給与に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めさよう決定いたします。
【次の発言】 次に、本小委員会の小委員の数及び人選でございますが、小委員の数は十一名といたしまして、これが各会派への割り当ては、自由民主……

第33回国会 地方行政委員会 第3号(1959/11/05、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開きます。  まず御報告いたします。去る十月三十日本院の風水害対策特別委員長郡君から、文書をもちまして、地方行政委員あてに、特別委員会における諸般の調査活動のために、本委員会の調査空の協力を求めたいので配慮をしてもらいたいという申し入れがございました。委員長といたしましては、ごもっともと考えまして、とりあえず法貴調査員を特別委員会との連絡協力に当たらせることにいたしましたので、御了承をいただきたいと思います。
【次の発言】 本日は、地方行政の改革に関する調査として、地方公務員の退職年金制度に関する件を議題といたします。

第33回国会 地方行政委員会 第4号(1959/11/10、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開きます。  本日は、地方行政の改革に関する調査といたしまして、主として当面の地方財政上の諸問題につきまして、政府に対して御質疑を願いたいと思います。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 財政局長にお願いしておきますが、先ほども鈴木委員が要求しておられましたが、きょう御説明の起債の内容その他、大沢委員からの御質問がありました元利補給の内容、そういったものをなるべくわかりやすい表にでもしていただいて説明をつけてもらって、この次の委員会に提出下さるようお願いしておきます。  それでは、本日はこれにて散会いたします。    午後二時……

第33回国会 地方行政委員会 第5号(1959/11/17、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開きます。  本日は、地方行政の改革に関する調査として、まず地番の整理に関する件を議題といたします。
【次の発言】 本件について他に御質疑はございませんか。――それでは、この問題につきましての質疑は、一応この程度にとどめます。
【次の発言】 次に、前回の委員会に引き続きまして、地方財政の問題について御質疑をいただきたいと思いますが、質疑の前に、前回御要求のありました資料が自治庁当局から提出せられておりますので、政府委員から、その資料についてまず説明を聞いた上で、質疑に入りたいと思います。ちょっと速記をやめて。

第33回国会 地方行政委員会 第6号(1959/12/01、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  まずお諮りいたします。先般来理事会におきまして、地方税法施行の実態について調査を行なうため参考人の出席を求めることにつきまして協議をいたしておったのでありますが、きょうの理事会におきまして、固定資産税、遊興飲食税について東京都主税局長、入場税につきまして船橋市長をそれぞれ参考人として本委員会に出席を求め、意見を聴取することと決定いたしたのであります。また、この参考人の意見聴取は、明後三日午前に行なうことといたしましたが、理事会の決定通り取り運ぶことに御異議ございませんか。

第33回国会 地方行政委員会 第7号(1959/12/03、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開きます。  本日は、地方行政の改革に関する調査として、地方税法施行の実情に関する件につきまして、ただいま御出席をいただきましたお二人の参考人から御意見を伺うことといたしたいと存じます。  議事に入ります前に、参考人の方に一言ごあいさつを申し上げます。本日は、御多用中のところを、当委員会のために御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。委員一同にかわりまして、厚くお礼を申し上げます。  当委員会といたしましては、地方税に関しまして、深い御造詣と貴重な御経験をお持ちのお二人からいろいろ御意見を拝聴し、今後の委員会の審査、調査に資して参り……

第33回国会 地方行政委員会 第8号(1959/12/08、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  まず、委員の異動を御報告いたします。  昨七日大沢雄一君が辞任せられまして、平井太郎君が後任として選任せられましたところ、本日平井太郎君が辞任せられ、吉江勝保君が後任として選任せられましたから、御報告いたしておきます。
【次の発言】 本日は、地方行政の改革に関する調査として、まず警備警察に関する件を議題といたします。先般発生いたしました国会並びに国会周辺におけるデモ事件につきまして、西郷君から発言を求められておりますので、西郷君の発言を許可いたします。
【次の発言】 何ですか、松澤君。

第33回国会 地方行政委員会 第9号(1959/12/10、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  本日は、まず請願の審査を行ないたいと思います。調査室で調査をいたしました請願関係の表をお手元に配付してあると思いますが、これについて調査室から説明を聞きたいと思います。
【次の発言】 ただいまの専門員からの説明は、表にございます行政関係五十八件についてでございますが、一応これから御審議いただきたいと思いますが、これについて政府側から御意見がありましたら、御発言願います。
【次の発言】 ただいまの問題について御質疑のある方は、御発言願います。
【次の発言】 これらの問題について、他に御質疑なり御意見はございませんか。――ございませ……

第33回国会 地方行政委員会 第10号(1959/12/15、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  まず、北海道の固定資産税減収に対する財源措置に関する件を議題として質疑を行ないます。
【次の発言】 わかりました。答弁が済んでから……。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 次に、地番の整理に関する件を議題といたします。  この問題につきましては、先般の委員会に……

第33回国会 地方行政委員会 第11号(1959/12/22、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開きます。  本日は、まず理事の補欠互選を行ないます。  去る十七日理事の鍋島直紹君が辞任されましたため、理事に一名欠員を生じましたところ、十八日に鍋島君が再び委員に選任せられました。よってこの際、便宜委員長より鍋島君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さよう決定いたします。
【次の発言】 それでは、地方行政の改革に関する調査として、前回に引き続きまして、地方公務員の給与に関する件を議題といたします。
【次の発言】 それでは、今まで質疑を続けられましたが、地方公務員の給与に関する問題は、……

第33回国会 地方行政委員会 第12号(1959/12/24、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  本日は、地方行政の改革に関する調査として、まず、専従制限に関する件を議題といたします。
【次の発言】 それでは、この問題についての質疑は、一応本日のところこの程度にいたします。
【次の発言】 次に、来年度の地方財政計画に関する件を議題といたします。
【次の発言】 それでは次に、本委員会付託の請願四十件の審査に入りたいと思います。  ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。  それでは、この四十件の請願のうち最初の行政関係、地方自治法関係の七件は留保としたいと思います。  それから、次の新市町村建設促進法関……

第34回国会 地方行政委員会 第1号(1959/12/29、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  本日は、まず調査承認要求に関する件につきましてお諮りいたします。  本委員会といたしましては、今期国会におきましても、従前通り地方行政の改革に関する調査につき議長の承認を得まして、各般の調査を行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。本院規則第七十四条の三により、議長に対し調査承認要求書を提出いたしますが、この要求書の内容につきましては、便宜、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように取り計らいます。

第34回国会 地方行政委員会 第2号(1960/02/09、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  議事に入ります前に、委員の異動尾もついて御報告いたします。  昨年十二月二十九日付をもって委員加瀬完君及び大森創造君が辞任せられ、その補欠として木下友敬君及び松永忠二君が選任され、去る二月一日付をもって平井太郎君が辞任され、その補欠として大沢雄一君が選任され、二月二日付をもって安部清美君が辞任され、その補欠として井野碩哉君がそれぞれ選任せられました。
【次の発言】 ただいま御一報告いたしました通り、加瀬君の委員辞任に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠を互選いたしたいと思いますが、その方法は、先例により、……

第34回国会 地方行政委員会 第3号(1960/02/16、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  小林理事から、都合により理事を辞任いたしたい旨の申し出がございますので、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認め、これを許可することに決定いたしました。  つきましては、直ちに理事の補欠を互選いたしたいと存じますが、先例により委員長から指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは西郷吉之助君を理事に指名いたします。
【次の発言】 なお、小林委員は当分登院がむずかしいかと思いまするので、小林君の不在中、新市町村建設及び地方公務員給与に関する小委員会の小委……

第34回国会 地方行政委員会 第4号(1960/02/18、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  まず、昭和三十五年度地方財政計画につきまして、石原国務大臣から説明を聴取いたします。
【次の発言】 以上の国務大臣の説明に対しまして、財政局長から補足説明を聴取したいと思いますが、これは便宜あと回しにいたしまして道路交通法案を議題とし、その提案理由の説明を求めたいと思います。
【次の発言】 引き続いて、本案についての補足説明を聴取いたしたいと思います。
【次の発言】 本案についての質疑は次回に譲ることといたしますが、本案につきましての資料等の御要求がありました場合には、この際お述べ願いたいと思います。

第34回国会 地方行政委員会 第5号(1960/03/02、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  議事に入ります前に、委員の異動について御報告いたします。  二月二十六日付をもって委員杉山昌作君が辞任せられ、その補欠として大竹平八郎君が委員に選任せられました。
【次の発言】 まず消防法の一部を改正する法律案及び地方財政法及び地方財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案、との両案を便宜一括議題として、提案理由の説明を求めたいと思います。
【次の発言】 両案の補足説明及び質疑は、後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 次に、道路交通法案を議題として質疑を行ないます。御質疑のある方は、順次御発言を願います。  ちょっと速記……

第34回国会 地方行政委員会 第6号(1960/03/03、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求についてお諮りいたします。  道路交通法案の審査のため参考人から意見を聴取したいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、参考人の人選等につきましては、委員長及び理事に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、先刻理事会における申し合わせによりまして、来週火曜日三月八日の午前中に参考人の出席を求めて意見を求めたいという予定でおりますから、申し添えておきます。

第34回国会 地方行政委員会 第7号(1960/03/08、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  道路交通法案を議題といたします。  本日は、本法案につきまして、お手元に配付いたしました印刷物記載の通り、五人の参考人の方に御出席をいただいておりますので、これから順次御意見を伺いたいと存じますが、その前に、参考人の皆様に一言ごあいさつを申し上げます。参考人の方々には、御多用のところ、当委員会のために御出席を賜わりまして、まことにありがとうございます。委員一同にかわりまして厚くお礼を申し上げます。  御出席の皆様方は、それぞれの方面において本法案に深い関心をお持ちのお方でありますから、どうか御忌憚のない御意見を御開陳願いまして、……

第34回国会 地方行政委員会 第8号(1960/03/10、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから、地方行政委員会を開会いたします。  道路交通法案を議題として、前回に引き続き質疑を行ないます。
【次の発言】 道路交通法案に対する質疑は一応中断いたしますが、石原国務大臣から、地方公営企業法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由の説明を聴取したいと思います。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 再び道路交通法案について質疑を続行いたしたいと思います。  ちょっと速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 以上をもちまして、本案に対する総括的な質疑は大体終了いたしましたので、次回から……

第34回国会 地方行政委員会 第9号(1960/03/15、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  まず、市町村職員共済組合法の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本案に対する質疑は後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 次に、道路交通法案を議題といたします。本日より章を追って逐次審議を進めたいと思いますが、まず、第一章について御質疑をお願いいたします。  ちょっと速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 午後二時まで休憩いたします。    午後一時二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。道路交通法案について質疑を続行いたします。

第34回国会 地方行政委員会 第10号(1960/03/17、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  前回に引き続いて、道路交通法案について、逐条の質疑を行ないたいと思います。  御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 それでは、大体第一章についての一応の御質疑は終わりましたので、第二章に入りたいと思います。
【次の発言】 一時四十分まで休憩いたします。    午後零時四十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  道路交通法案について質疑を続行いたします。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記つけて下さい。

第34回国会 地方行政委員会 第11号(1960/03/22、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  道路交通法案を議題といたします。前回に引き続いて質疑を行ないます。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 それでは、便宜道路交通法についての質疑を一時中断いたしまして、先ほど理事会でも話し合いましたが、地方交付税法等の一部を改正する法律案を議題として、提案理由の説明を求めたいと思います。
【次の発言】 本案に対する質疑は、後日に譲ることといたします。
【次の発言】 引き続き道路交通法案についての質疑を続行したいと思います。第三章に対する質疑からお始め願いたいと思います。

第34回国会 地方行政委員会 第12号(1960/03/25、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  前回に引き続き、道路交通法案の質疑を行ないます。  大体前回は第五章の一部について質疑がございましたので、引き続いて第五章の質疑をしていただきたいと思います。
【次の発言】 時間も経過しましたので、午前中の質疑はこれで終わります。一時半まで休憩いたします。    午後零時三十九分休憩
【次の発言】 ただいまから委員会を再開いたします。  まず、地方行政の改革に関する調査を議題といたします。新市町村建設及び地方公務員給与に関する小委員会における調査の経過並びに結果につきまして、鍋島小委員長代理から御報告をお願いいたします。

第34回国会 地方行政委員会 第13号(1960/03/29、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  まず、地方行政の改革に関する調査を議題といたします。  前回の委員会におきまして小委員長から御報告のありました、新市町村建設及び地方公務員給与に関する要望事項に基づきまして、さらに当委員会においてこれを決議いたしました上、関係当局の善処を要望することといたしたいと存じます。その決議案の案文を朗読いたします。    新市町村建設及び地方公務員給与に関する決議(案)  新市町村建設の現状にかんがみ、この際、政府は、新市町村建設促進法の有効期間を延長するほか、特に次の諸点を検討し、その施策を更に適切有効に進め得るよう特段の措置を講ずべ……

第34回国会 地方行政委員会 第14号(1960/03/30、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  道路交通法案を議題として質疑を行ないます。  先刻、理事会の申し合わせによりまして、本日は、本案に対する総括的な質疑を行ないたいと存じます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  この際お諮りいたします。委員外議員亀田得治君から、本案について発言を求められておりますが、特にこれを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  亀田君に申し上げますが、先ほど鈴木理事を通じて申し上げましたように、委員会の審議の日程がございますので、大体御質疑の時間は十五分程度……

第34回国会 地方行政委員会 第15号(1960/03/31、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  まず、公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。院地方行桁御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、これにて質疑は終了したものと認め、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  これより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に御意見もなければ、これにて討論は終局したものと認め、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  これより直ちに採決に入ります。公営企業金融公庫法の一部を改正する法律……

第34回国会 地方行政委員会 第16号(1960/04/05、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  まず、地方公営企業法の一部を改正する法律案を議題といたします。奥野財政局長から、提案理由の補足説明を願いたいと思います。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――それでは、本案の質疑はこれにて終了したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、討論、採決は午後の委員会に譲りたいと存じます。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  本日付をもって委員館哲二君、西田信一君が辞任せられ、その補欠として上林忠次君、北畠教真君が委員に選任せられました。  午後一時まで休憩い……

第34回国会 地方行政委員会 第17号(1960/04/07、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日付をもって委員北畠教真君、上林忠次君が辞任され、その補欠として西田信一君、館哲二君が委員に選任せられました。
【次の発言】 まず、地方行政の改革に関する調査を議題といたします。
【次の発言】 調査事項の審議は、この程度にいたします。
【次の発言】 次に、地方税法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、後藤田税務局長から、提案理由に対する補足説明を聴取いたしたいと思います。
【次の発言】 本案に対し、御質疑のある方は、順次御発言を願います。

第34回国会 地方行政委員会 第18号(1960/04/12、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  地方税法の一部を改正する法律案を議題といたしまして、質疑を続行いたします。
【次の発言】 他にございませんか、大臣に対する御質問。
【次の発言】 ほかに大臣に対する御質疑はありませんか。  ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 では速記をつけて。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時四十五分散会

第34回国会 地方行政委員会 第19号(1960/04/14、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日付をもって委員小林武治君及び大沢雄一君が辞任せられ、その補欠として後藤義隆君及び青柳秀夫君が委員に選任せられました。
【次の発言】 まず、地方税法の一部を改正する法律案(衆第二一号)を議題として、提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本案に対する質疑は、後日に譲ることにいたします。
【次の発言】 次に、前回に引き続き、地方税法の一部を改正する法律案(閣法第三六号)を議題とし、質疑を続行いたします。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  本日付をも……

第34回国会 地方行政委員会 第20号(1960/04/19、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  行政書士法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案に対し御質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
【次の発言】 本案に対する質疑はこの程度にいたします。
【次の発言】 次に、前回に引き続き、消防法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案に対し質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。  四月十五日付をもって委員青柳秀夫……

第34回国会 地方行政委員会 第21号(1960/04/21、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  前回に引き続き、臨時地方特別交付金に関する法律案、地方財政法及び地方財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案並びに地方行政の改革に関する調査中昭和三十五年度地方財政計画等に関する件を一括して議題といたします。  御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 一時四十分まで休憩いたします。    午後零時三十八分休憩
【次の発言】 ただいまから委員会を再開いたします。
【次の発言】 暫時休憩いたします。    午後三時三十四分休憩

第34回国会 地方行政委員会 第22号(1960/04/26、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  前回に引き続き、臨時地方特別交付金に関する法律案、地方財政法及び地方財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案及び地方行政の改革に関する調査を便宜一括議題とし、質疑を続行いたします。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。  本日付をもって委員松永忠二君、館哲二君が辞任され、その補欠として藤原道子君、野村吉三郎君が委員に選任せられました。
【次の発言】 鈴木君。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  ただいま議題となっております三法律……

第34回国会 地方行政委員会 第23号(1960/05/10、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  四月二十七日付をもって委員野村吉三郎君、近藤鶴代君、藤原道子君が辞任され、その補欠として館哲二君、小林武治君、松永忠二君が委員に選任せられました。
【次の発言】 本日は、地方行政の改革に関する調査を議題として質疑を行ないます。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  本日はこの程度にいたしまして、これにて散会いたします。    午前十一時九分散会

第34回国会 地方行政委員会 第24号(1960/05/12、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日付をもって委員井野碩哉君及び郡祐一君が辞任され、その補欠として青柳秀夫君及び村上春藏君が委員に選任されました。
【次の発言】 まず行政書士法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回の本法案に対する質疑におきまして、答弁の留保をせられておる部分がございますので、その点について、提案者または衆議院の法制局当局から御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 他に御発言もなければ、これにて質疑は尽きたものと認めて、御異議ございませんか。

第34回国会 地方行政委員会 第25号(1960/05/19、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。まず、委員の異動について報告いたします。  五月十三日付をもって委員植竹春彦君、青柳秀夫君、村上春藏君が辞任され、その補欠として西田信一君、井野碩哉君、郡祐一君がそれぞれ委員に選任され、五月十七日付をもって委員鍋島直紹君が辞任され、その補欠として前田佳都男君が委員に選任され、五月十八日付をもって委員前田佳都男君が辞任され、その補欠として鍋島直紹君か委員に選任せられました。
【次の発言】 ただいま報告の通り、鍋島君の委員辞任に伴い、理事一名が欠員になっておりますので、その補欠を選任いたしたいと思いますが、その指名を委員長に御一任願うこ……

第34回国会 地方行政委員会 第26号(1960/06/16、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る五月十九日付をもって委員鍋島直紹君が辞任され、その補欠として前田佳都男君が委員に選任せられ、同じ五月二十日付をもって委員前田佳都男君が辞任され、その補欠として鍋島直紹君が委員に選任せられ、また、本日付をもって委員井野碩哉君、小林武治君、白井勇君が辞任され、その補欠として上林忠次君、山本杉君、近藤鶴代君が委員に選任せられました。
【次の発言】 理事の補欠互選についてお諮りいたします。  ただいま御報告いたしました通り、鍋島君が委員を辞任せられましたことに伴う理事一人が欠員になって……

第34回国会 地方行政委員会 第27号(1960/06/17、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日付けをもって委員大沢雄一君が辞任され、その補欠として松平勇雄君が委員に選任されました。
【次の発言】 前回に引き続き、昭和三十五年五月のチリ地震津波による災害を受けた地方公共団体の起債の特例に関する法律案を議題といたします。御意見のある方は御発言を願います。――別に御発言もなければ、これにて質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。  「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  これより討論に入ります。御意見のある方は、賛否を明らかにしてお述べを……

第35回国会 地方行政委員会 第1号(1960/07/19、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから委員会を開会いたします。  本日は、調査承認要求についてお諮りいたします。今期国会におきましても、従来通り地方行政の改革に関する調査につき議長の承認を得て、各般の調査を行なって参りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、議長に対し調査承認要求書を提出することにいたします。
【次の発言】 次に、今期国会はきわめて短期間のため、十分な調査を行なうことが困難と思われますので、閉会中も引き続き本調査を行なうこととし、ただいま御決定の調査承認要求書が承認せられました場合には、継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異……

第38回国会 逓信委員会 第12号(1961/03/23、5期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 郵政当局に資料を要求したいのですけれども、電波監理局長来ておられますか……。こういうことをあなたの方に前からお願いしておったのだけれども、どうも正式に要求しないと出してくれないらしいから要求しますが、一昨年の電波の国際会議がありましたね。それに対して日本政府が、どういう態度で主張をされて、それに対して会議を開いた結果どうなったかということ、結論、それを大事な問題だけでいいから表にしてほしいということを再々申し上げたけれども、なかなか出てこないのです。これは放送を初め一般の無線の仕事に非常に基本方針として関係の深い問題があるので、NHKの問題に限りませんけれども、私はこの機会にで……

第38回国会 逓信委員会 第14号(1961/03/28、5期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 いずれ午後にまたお尋ねしたいと思うのですが、山田委員の御質疑に対して電波監理局長から、テレビの国際中継という場合には国際電電が担当するだろうというお話があったのですが、これは何か私研究が不足であるか、お考えが正しくないのじゃないかという感じがするものですから伺っておきたいのです。国内の場合は、これは電電公社がそういう公衆通信及びその他の通信の施設をするということが法制上書いてあるのですよ。国際的な問題については、これは今日書いてない。それから公衆通信については国際電信電話株式会社法に書いてあるのです。公衆通信じゃないものについては、これはまた別の見地から考えていかなければならな……

第38回国会 逓信委員会 第16号(1961/03/30、5期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 関連して質問しますが、手島委員の言われたこと、私も言葉をかえて言いますと、結局西村君は、さっき国民の信託という言葉を使われたでしょう。その辺に考え方の違いが出てくるのじゃないかと思うのです。  社会保険のいろいろな原資、資金というものは、それは広い意味で国民の信託、国家機関だからとか、あるいは政府機関だからという意味で、信託なんていうことをいえば、みんな信託かもしれませんよ、広い意味で。しかし簡保とか、そのほかの社会保険の資金というものは、郵便貯金の金とは違うのですよ。性質が違うでしょう。そこなんですよ。厚生省なんかが、いろいろな、国民年金、厚生年金なんかの原資について、いろい……

第38回国会 逓信委員会 第28号(1961/06/01、5期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 私は本案に関連いたしまして、主として電話事業についてお尋ねをしたいと思います。  日本の電話事業が近年非常な勢いで発展をいたしまして、しかも非常に健全に発展しつつあるということは御同慶にたえないところであまりすが、しかし、ただいま実行せられております第二次の五カ年計画、その内容と、それから電話に対する国民の需要というものを比較いたしてみますと、まだこれだけの発展では足りない。需要を満たすに足りないという状況が見られるのであります。政府におかれましてもこの第二次の、もう一年残っておりますが、その第二次の五カ年計画を今後どういうふうに改訂するか、ひいてやがて立案せられるでありましょ……

第38回国会 逓信委員会 第31号(1961/06/06、5期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 私はただいまの松平君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 ただいま議題となっておりまする公衆電気通信法の一部を改正する法律案に対し、私は自由民主党を代表して賛意を表するものであります。  本案は、最近におけるわが国電話事業の急激な発展に伴い、現行電話料金制度の不合理を是正して、自動即時化に適合する料金課金方式を採用するとともに、市内及び市外電話料金の融合をはかり、あとう限り、電話料金体系を合理的に調整せんとするものでありまして、時宜に適した方策であると存じます。  ただ、電話料金制度につきましては、本案は当面の一応の対策としては、これを了承するのでありますが、現在非常な勢いで……

第38回国会 逓信委員会 第32号(1961/06/07、5期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 それで私は意見なんですけれども、こういうふうに非常に具体的なものになってきますと、どれを優先するかということになってくると、相当にこれは問題だと思うのです。正直にいって、この委員会でもたとえば問題になっておる九百九十九号につきまして、広島県の中でどの簡易郵便局を特定局に昇格させるかということについて的確な判断をする資料が何もない。ですから私は、この委員会で請願の処理についてもう少し話し合いをして、どの程度で具体的なものを採択するかということをきめておかないと、前におやりになったものですけれども、簡易保険のいろいろの施設ですね、これをもっと施設をふやしてくれというようなことについ……

第39回国会 逓信委員会 第8号(1961/10/24、5期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 資料の提出を求めたいと思いますが、郵政省にいずれもう少し詳細な資料も求めたいと思うのですが、とりあえず、以下申し上げるような点について至急に資料を御提出願いたいと思います。  第一は、日本船舶と日本の海岸局との間の電信の総受信数、これはできれば一日一隻平均にして出していただきたいと思います。なお、これは漁船と漁船でない船との間に取り扱いに相違がありますから、漁船のほうはともかくとして、非漁船のほうについてお調べ願いたいと思います。それから、同様に日本船舶と外国の海岸局との間の電信の総受信数、これは数が割合に少ないと思いますので、一隻当たり、一日でなくても一カ月でもけっこうです。……

第40回国会 逓信委員会 第6号(1962/02/20、5期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 私は前の臨時国会でこの法律案が提案されました際に資料の要求をしておきましたので、きょうはこの提出資料に基づいて若干の質問をしたいと思うのでありますが、その前に郵政大臣に特にお聞きしたいと思いますことは、御承知のように、電波法の一部改正につきましては、賛成、反対いろいろの動きがあるのであります。しかしこの問題は今政府のほうで考えておられる海運全体の合理化の問題、基盤強化の問題、そういった問題に関連のあることは事実ではありますけれども、私はむしろその以前の問題として、合理化以前の問題として、世界の海運国にも例のないような、こういう現行の法制は、これはなるべく早く世界の水準並みに改め……

第40回国会 逓信委員会 第7号(1962/02/22、5期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 前回の委員会におきまして、私は要求資料を中心にして一応質問をしたのでございますが、きょうはこの法律案そのものにも関連しまして、もう少し質問をしたいと思います。  まず第一にお聞きしたいと思いますことは、この今回の改正案と国際条約との関係でありますが、大体私の承知しているところでは、世界中のおもな海運国では、一応条約の規定の程度を国内法でも最低限の要求として規定しているように思うのでありますけれども、今度の改正案と条約とを比較しますと、どういう点に相違がありますか。大体条約並みになっていると、したがって、各外国並みになっているというふうに考えてよろしいですか。

第40回国会 逓信委員会 第10号(1962/03/06、5期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 運輸省の関係の政府委員にお尋ねしたいんですが、運輸省関係の海上保安庁や気象庁は今までこの委員会にお見えになりませんでしたが、今までに私は大体一般的に船の海上安全、その中でオート・アラーム、つまりお互いに海上安全のために協力し合うという問題、ということは、相手の船の安全をお互いに協力して守り合うという問題と、それから海上の公衆通信の問題について、郵政省のほうに具体的に質問をしてきたのですが、運輸省と郵政省は今日に至るまでに十分に協議を遂げられたことと思いますから、残っている自分の船の安全の問題、海上安全の中で、自分の船の安全というのに、この無線技術者の問題がどういうふうに関係を持……

第40回国会 逓信委員会 第13号(1962/03/15、5期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 関連して。今、前田専務理事言われましたがね、これは前のテレビの問題にも関連するのですけれどもね、カラー・テレビについてはいろいろ議論がありましたが、しかし、時間を延長しようとか、これを白黒の放送並みに早くもっていくようにしよう、こういう方向で考えておられると思うのですけれども、それには、郵政省もそうですが、NHKもいろいろ考えるべき問題があると思うのです。さっきの難視聴地域の問題もありますが、それは別としまして、今日カラー・テレビがあまり発展しないという原因は、やはり経済的に見ましても、国民生活の水準から見ると受像機が高過ぎるということもありますし、それから絵の質があまりよくな……

第40回国会 逓信委員会 第17号(1962/03/29、5期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 運輸大臣と郵政大臣お二人でお見えになりましたので、私は前回まで事務当局に対して、電波法の一部改正案につきまして詳細に質問をしてきたのですが、最後に、両大臣に、こういうことをお尋ねしておきたいと思うんです。  この電波法の改正の問題は、いろいろ各方面から意見が出ておりますけれども、要約しますと、結局通信の関係では、つまりこの改正をしましても、公衆通信を疎通するのに差しつかえないかどうかという問題が一つだと思います。この点は、郵政大臣すでにごらんになったかと思いますが、私からの要求資料で、大体取り扱いの数量ですね、ことに時間別に、どういう時間が非常に忙しいかとか、割り当てられた周波……

第40回国会 逓信委員会 第19号(1962/04/05、5期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 関連。今の野上委員のオート・アラームの問題についての質問ですね。私もそれは野上君と趣旨は同じで、大量の人命なり、それから財産なりを粗末にしてもいいという考えは毛頭持っていないのですね。これはより安全にするのが建前だと思うのです。しかし、問題は、電波監理局長は技術者なんだから、あなたはもっと技術的にも海上人命安全条約の関係の規則類を知っておるわけだと思う。問題はそこにあるのだと思うのです。まああらゆる空中電力の状態に、どんな場合でもいつでも完全に稼働するというようなオート・アラームは、不幸にして今日まだできてない。それができるくらいなら、世界中の無線電信もどんなデリンジャー現象が……

第40回国会 逓信委員会 第22号(1962/04/17、5期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 二、三ただいま供述されましたことについてお尋ねしたいと思いますが、米田参考人に伺いたいのは、従来、船主協会と海員組合の間には、船舶の乗組員の定数について団体協約があったように記憶するのです。さっきお述べになったところを聞いておると、乗組定員の問題について、従来行なわれておった団体協約というものが変わっている、現在はですね。これはなんですか、やはり両団体で、全船主、全海員の間で、両団体の間で何かやはり協定のようなものがあるのか、あるいは関係の船主単位に協定をしておられるのか。先ほど、海員組合も生産性向上に対して趣旨は了承されて、そして乗組定員を各部にわたって合理化することに対して……

第40回国会 逓信委員会 第23号(1962/04/24、5期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております電波法の一部を改正する法律案に対し、賛成の討論をいたしたいと存じます。  本案、海運企業の現状及び最近における無線機器の発達の状況にかんがみまして、また、船舶無線通信士の需給の現状にもかんがみましても、きわめて必要であり、かつ適切なものであると存じます。よって私は次の修正案を提出いたしまして、修正部分を除く原案に賛成の意を表明しようとするものであります。  修正案の内容は、    電波法の一部を改正する法律案    に対する修正案電波法の一部を    改正する法律案の一部を次のよ    うに修正す。附則第二項中「昭 ……


6期(1962/07/01〜)

第43回国会 逓信委員会 第14号(1963/03/14、6期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 三十八年度の予算案や事業計画等が提案せられましたので、この機会に、若干郵政当局とNHK当局にお尋ねをしたいと思います。  NHKの仕事がだんだん拡大されまして、それに伴って、一両年前までは財政的に非常に困難を訴えておられたのでありますが、昨年の料金制度の改定によりまして非常に財政が安定をして、将来とも、この分では当分の間は少なくとも安定した財政の基礎の上に立って仕事ができるようになりましたことは、私の非常に喜びとするところなんでありますが、NHKがそういう基礎の上に立って、現在の仕事はもちろんのこと、将来に対しましても、いろいろ新しい企画をきれるのは当然であるし、そういう計画を……

第43回国会 逓信委員会 第15号(1963/03/19、6期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 ただいま配付せられました資料についてちょっと伺いたいのですが、NHKの方に伺います。  一番最後に「助成団体および助成額」とありますが、これは何年の分ですか。このほかにこまかいようなものがたくさんあるように聞いておったのですが、そういったものはないのですか。助成という言葉、あるいは協力という言葉、これは非常にあいまいでありますけれども、きわめて常識的に考えて、ちょっとした寄付なんかは助成ではないと思いますが、毎年継続して放送を発達させるために協会が財政的な援助を与えるというような意味で助成をしておられる団体は、これ以外にはないでしょうか。これは何年の金額ですか。

第43回国会 逓信委員会 第16号(1963/03/20、6期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、この承認案件に承認を与えることに賛意を表しますとともに、鈴木委員提案の附帯決議にも賛成をいたします。  ただ、この機会に、本案の審議に関連いたしまして付言したいと思いますことは、郵政当局及びNHKはもっと真剣に放送法の規定及び法の精神を順守する必要があるということであります。法律をいたずらに拡張解釈をしたり、また、形式的に法文の字句に抵触しないからといって、その場その場を糊塗するような態度で法律を解釈、運用しようといたしますると、勢い政策の基本が混迷して参るのであります。NHKは、申すまでもなく、法律によって設立、運営せられております公共的な……

第43回国会 逓信委員会 第18号(1963/03/27、6期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 ただいま衆議院の岡田議員から、衆議院における修正点及びそれに対する御説明があったのでありますが、私は、政府側に伺いたいのですが、衆議院の修正によりまして、初めから電波法の改正案を出しておられる郵政当局、及び実質的には非常に関係の深い運輸省当局として、修正の結果、多少変わってくる点があると見ているわけですが、これに対する政府の御見解を伺っておきたいのであります。
【次の発言】 ここで、一つ問題になる点があるのですが、それは、この法律の書き方は別としまして、いわゆ今る新造船についても、やはり附則の修正によりまして、今度は現存船と同じように、今後――今後といいますか、施行後四年間は従……

第43回国会 逓信委員会 第20号(1963/03/29、6期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております電波法の一部を改正する法律案に対し、賛成の意を表明するものであります。  この法律案の内容は、言うまでもなく、海上の安全を各国船舶相互間の協力によりまして確保するために必要とする船舶無線電信施設の運用に関し、世界の主要海運国におけると同様の国際水準においてこれを維持せしめようとするものでありまして、これは、優秀な素質の船員と、西欧諸国に比べまして決して劣らない技術水準の船舶無線機器を持っておりまするわが国といたしましては、もちろん当然の措置であるのみならず、むしろ、今日までこのような措置を講ずることなくして放置せら……

第43回国会 逓信委員会 第23号(1963/06/04、6期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 ちょっと関連して。  今の春日さんの御答弁を聞いていまして、郵政省に伺いたいのですが、この前の放送協会の予算の審議の際に、私は少し口やかましく御注意を申し上げたのです。やっぱりそれに関連する問題ですから、私は、放送法の建前から、今の御答弁に関連して、ひとつ、将来の問題もありますから、お尋ねをしておきたいのです。  私は、鈴木委員がお尋ねになったように、いろいろなそういう問題について、あるいは高体連だけでなしに、あるいは朝日マラソンとか毎日マラソンとかいうようなものに関連してでも、いろいろそういう同じ種類の問題というものが関係方面で起こっているといううわさを聞いておりまして、それ……

第43回国会 逓信委員会 第24号(1963/06/06、6期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 お尋ねをしたいと思いますが、きょうの議題は三十六年度の決算に関する問題でありますから、実は放送の政策各般にわたりましていろいろお聞きしたいこともあるのですけれども、きょうはこの決算に特に関係が深いと思われます二、三の事柄についてお尋ねをして、その他はまた後日に譲ることにしたいと思います。  第一にお尋ねしたいと思いますことは、この三十六年度の決算書にも載っておるのですが、この年はテレビの聴視者が非常にふえた年でありまして、したがって、一方でラジオの受信料がある程度減収になったかもしれませんが、総体としてはNHKの収入は予算以上にふえたんじゃないかと考えられるのであります。で、N……

第43回国会 逓信委員会 第28号(1963/06/20、6期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 私は、ただいま議題となりました公衆電気通信法、有線電気通信法の一部を改正する法律案について若干郵政大臣にお尋ねをしたいと思います。  その前に、有線放送が生まれてから相当の年月を経ておるのですが、政府でも国会でも、昭和三十二年に法律を出して、この有線放送に付随して企てられた電話設備というものをある限度において活用させようということになったわけでありますが、今日では、もうすでに電話の個数が全国で二百万にもなっておるという状況でございまして、これを通信政策の上に乗せてどう活用したらいいか、言いかえると、農山村の通信の設備をどういうふうにして将来改善していくかという問題に触れてこの問……

第43回国会 逓信委員会 第29号(1963/06/25、6期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 前回に要求をいたしました資料が提出せられたので、これに関して補足的に二、三質問をいたしたいと思います。  有線放送の許可の基準についての問題ですが、提出せられた資料によりますと、大体私が当初申し上げたように、今日、有線放送を通信施設の一環として考えて、これを農山漁村のために活用しようという、そういう方針に沿って考えますと、千分の十七という数字は、一応の従来守られてきた基準ではあるにいたしましても、その後、農山漁村における電話の発達等の状況もありまするし、実態としては、この基準で、非常にこれを厳格に、しゃくし定木に解釈していった場合に不便を生ずる部分がある、そういったものは適当に……

第43回国会 逓信委員会 第30号(1963/06/27、6期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 両参考人から非常に有益な御意見を伺ったのであります。私の拝聴したところでは、お二人の御意見は、いずれも、この法律、今提案されております法律の基本的な問題ではなくて、初めにおっしゃたように、この法律が施行せられた場合の、実施上の、実際の運用上の希望であるとか、あるいは将来この有放、有線放送というものを、どういうふうにするのが、国民の利益、あるいは通信連絡というような点から見ていいかというような御意見であったと拝聴したのであります。私も、個々の問題については多少の意見がございますけれども、これらは、いずれも郵政当局におきまして、皆さんの御意見を十分参酌をして、運用上遺憾なきように措……

第44回国会 大蔵委員会 第2号(1963/10/18、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  ちょっと、ごあいさつを申し上げます。  私は、本日本会議で大蔵委員長に選任されました新谷でございます。この委員会の所管事項につきましては全く私は文字どおりのしろうとでございますが、これから皆さま方の御指導をいただいて勉強していきたいと思っております。どうぞ今後よろしく御指導と御協力をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 委員の異動について御報告申し上げます。  森部隆輔君が辞任せられまして、その補欠に私が選任せられましたので、御了承いただきたいと存じます。
【次の発言】 継続調査要求に関する件につきましておはかりいたしま……

第45回国会 大蔵委員会 第1号(1963/12/04、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告申し上げます。  去る十月二十一日、永末英一君が辞任せられ、その補欠として赤松常子君が、十一月三十日、野溝勝君が辞任せられ、その補欠として山口重彦君が、十二月二日、平井太郎君及び山口重彦君が辞任せられ、その補欠として岡崎真一君及び野溝勝君が、それぞれ選任せられました。また、本日、赤松常子君が辞任せられ、その補欠として天田勝正君が選任せられました。
【次の発言】 理事の補欠互選についておはかりいたします。  委員の異動に伴い、理事が一名欠けておりますので、この際、その補欠互選を行ないたいと存じます。互選……

第45回国会 大蔵委員会 第2号(1963/12/13、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十日、高橋衛君が辞任ぜられ、その補欠として鳥畠徳次郎君が、十一日、太田正孝君が辞任ぜられ、その補欠として栗原祐幸君が、それぞれ選任ぜられました。
【次の発言】 農業共済再保険特別会計の歳入不足をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律案及び砂糖消費税法の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。  両案は、去る十日、予備審査のため本委員会に付託せられたものであります。  それでは、両案につきまして順次提案理由の説明を聴取いたします。齋藤政務次官。

第45回国会 大蔵委員会 第3号(1963/12/16、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、鈴木市藏君が辞任され、その補欠として須藤五郎君が選任せられました。
【次の発言】 租税及び金融等に関する調査のうち金融問題に関する件を議題といたします。  この際、参考人の出席要求についておはかりいたします。  本件につきましては、日本銀行総裁山際正道君に参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 本件につきまして質疑の要求がございます。これを許します。木村君。

第45回国会 大蔵委員会 第4号(1963/12/17、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  農業共済再保険特別会計の歳入不足をうめるための一般会計からの繰入金に関する法律案を議題といたします。  本案は、去る十四日衆議院から送付せられ、本委員会に付託せられました。本案の補足説明を聴取いたしたいと存じます。相澤政府委員。
【次の発言】 これより本案の質疑に入ります。御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 以上をもちまして、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。……

第46回国会 大蔵委員会 第1号(1963/12/20、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  今国会におきましても、租税及び金融等に関する調査を行ないたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、議長に提出すべき調査承認要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣要求についておはかりいたします。  来年一月中旬、租税及び金融等に関する調査のため委員派遣を行ないたいと存じます……

第46回国会 大蔵委員会 第2号(1964/01/28、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨年十二月二十三日、戸叶武君が辞任され、その補欠として成瀬幡治君が選任されました。
【次の発言】 先般、租税及び金融等に関する調査のため、中京、関西、四国及び九州方面に委員を派遣いたしましたが、この際、派遣委員から報告をお願いいたしたいと存じます。  まず、中京、関西方面に行かれました第一班にお願いします。柴田君。
【次の発言】 次は、四国方面に行かれました第二班にお願いいたします。
【次の発言】 次に、九州方面に行かれました第三班にお願いいたします。

第46回国会 大蔵委員会 第3号(1964/02/04、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  昭和三十八年産米穀についての所得税の臨時特例に関する法律案を議題といたします。  まず、本案の提案理由の説明及び補足説明を聴取いたします。齋藤政務次官。
【次の発言】 補足説明を願いたいと思います。
【次の発言】 引き続き、本案の質疑に入ります。御質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は、本日はこの程度にとどめておきたいと存じます。  次回は、明後六日午前十時から委員会を開きまして、本案に対する質疑を続けたいと思います。御了承願います。  本日はこれにて散会いたします。   午前十一時五十一分……

第46回国会 大蔵委員会 第4号(1964/02/06、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  昭和三十八年産米穀についての所得税の臨時特例に関する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、本案に対する質疑を行ないます。質疑のおありの方は順次御発言願います。――別に御発言もないようでありますから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に御意見もないようでありますから、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。

第46回国会 大蔵委員会 第5号(1964/02/13、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  去る十一日、本院先議として提案せられ本委員会に付託せられました「国有財産法第十三条の規定に基づき、国会の議決を求めるの件」、去る六日、予備審査のため本院に付託せられました食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案及び北海道東北開発公庫法の一部を改正する法律案、以上三件を議題とし、順次提案理由の説明を聴取することにいたします。  齋藤大蔵政務次官。
【次の発言】 井川北海道開発政務次官。
【次の発言】 以上をもちまして三案の提案理由の説明を終わりましたので、引き続いて、「国有財産法第十三条の規定に基づき、国会の議決を求めるの件」……

第46回国会 大蔵委員会 第6号(1964/02/18、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  去る十四日本委員会に付託せられました本院先議の外国為替及び外国貿易管理法及び外資に関する法律の一部を改正する法律案、また、同日本院先議として提出せられ、本委員会に付託されました印紙税法の一部を改正する法律案の以上二案を一括議題とし、二案につきまして順次提案理由の説明を聴取いたします。  斎藤大蔵政務次官。
【次の発言】 引き続きまして、右の両案につきまして補足説明を聴取いたします。渡邊為替局長。
【次の発言】 松井財務調査官。
【次の発言】 以上をもちまして補足説明は終わりましたが、右両案に対する審議は後日に譲りたいと思いま……

第46回国会 大蔵委員会 第7号(1964/02/20、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  去る二月十日予備審査のため付託せられましたとん税法及び特別とん税法の一部を改正する法律案、去る十四日予備審査のため付託せられました物品税法の一部を改正する法律案、去る十八日予備審査のため付託せられました相続税法の一部を改正する法律案、揮発油税法及び地方道路税法の一部を改正する法律案、自動車検査登録特別会計法案、以上五案を一括議題とし、順次提案理由の説明を聴取いたします。  齋藤大蔵政務次官。
【次の発言】 本日の委員会における審議は、この程度にとどめます。  次回は二月二十五日午前十時から開会いたします。  本日はこれにて散……

第46回国会 大蔵委員会 第8号(1964/02/25、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  この際、おはかりいたします。柴谷要君から、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは、理事に成瀬幡治君を指名いたします。
【次の発言】 昨二十四日本院先議として提出せられ、本委員会に付託せられました納税貯蓄組合法の一部を改正する法律……

第46回国会 大蔵委員会 第9号(1964/02/27、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから人減委員会を開会いたします。  去る二十五日本院先議として提出せられ本委員会に付託されました保険業法の一部を改正する法律案、また、同日予備審査のため付託せられました「地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、税関支署及び税務署の設置に関し承認を求めるの件」、昨二十六日予備審査のため付託せられました国立学校特別会計法案及び関税定率法等の一部を改正する法律案、以上四件を一括議題といたします。  四件につきまして順次提案理由の説明を聴取いたします。齋藤大蔵政務次官。
【次の発言】 以上をもちまして四件の提案理由の説明は終わりました。これらの案件についての審議は……

第46回国会 大蔵委員会 第10号(1964/03/03、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  去る二月二十七日予備審査のため本委員会に付託せられました企業資本充実のための資産再評価等の特別措置法の一部を改正する法律案、去る二月二十八日同じく付託せられました公庫の予算及び決算に関する法律の一部を改正する法律案、昨三月二日付託せられました国有財産法の一部を改正する法律案、以上三案を一括議題とし、三案について順次提案理由の説明を聴取することにいたします。  齋藤大蔵政務次官。
【次の発言】 以上をもちまして三案の提案理由の説明は終わりましたが、これらの法案についての、審議は、本日はこの程度にいたします。

第46回国会 大蔵委員会 第11号(1964/03/04、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  外国為替及び外国貿易管理法及び外資に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、本案に対する質疑を行ないます。御質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 田中大蔵大臣から所信の御披露がございましたが、これに対する質疑は後日に譲りまして、先刻議題といたしました法律案の質疑を直ちに行ないたいと思います。  御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 野々山委員に申し上げますが、大蔵大臣に対するあなたの御質問は、次の大蔵大臣の御出席のときにさらに御質問を願いたいと思うのです。いま予算委……

第46回国会 大蔵委員会 第12号(1964/03/06、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四日、鳥畠徳次郎君、佐野廣君及び栗原祐幸君が委員を辞任され、その補欠として上林忠次君、西郷吉之助君及び井川伊平君が選任されました。また、昨五日、渋谷邦彦君、上林忠次君、西郷吉之助君及び井川伊平君が委員を辞任され、その補欠として中尾辰義君、鳥畠徳次郎君、佐野廣君及び栗原祐幸君が選任されました。本日、中尾辰義君が辞任され、渋谷邦彦君が選任されました。
【次の発言】 委員の異動に伴い、理事が一名欠けておりますので、この際、理事の補欠互選を行ないたいと存じます。互選の方法は、委員長の指名に……

第46回国会 大蔵委員会 第13号(1964/03/10、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  先ほど理事会で御相談した結果を御報告しておきますと、午前中には大平外務大臣が出席しておられまするので、外国為替関係の法律案についての質疑をいたしまして、休憩の後、午後は二時半か三時ごろまで印紙税法、それから輸出入銀行関係の法律案の質疑の残りをしまして、大体三時ごろと思いますが、三時ごろから経企庁長官の出席を求めて、外国為替関係法律の質疑を続けて行なうということになっておりますから、御了承願います。  外国為替及び外国貿易管理法及び外資に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に続いて、本案の質疑を続行いた……

第46回国会 大蔵委員会 第14号(1964/03/12、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  印紙税法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、本案の質疑を行ないます。御質疑のある方は順次御発言願います。――別に御発言もないようでありますから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。――別に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより採決に入ります。印紙税法の一部を改正する法律……

第46回国会 大蔵委員会 第15号(1964/03/13、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  外国為替及び外国貿易管理法及び外資に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、本案の質疑を続行いたします。質疑のある方は順次御発言を願います。  念のため申し上げますが、本日出席しております政府委員、説明員の方々は、ただいまは外務省の条約局参事官須之部君、大蔵省為替局長渡邊君、農林省経済局参事官森本君、食糧庁業務第二部長中島君、通商産業省通商局次長大慈弥君、運輸省港湾局長比田君、運輸省海運局次長澤君等であります。
【次の発言】 もっと大きな声で願います。

第46回国会 大蔵委員会 第16号(1964/03/17、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  外国為替及び外国貿易管理法及び外資に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、本案に対する質疑を続行いたします。池田内閣総理大臣が出席しておられます。御質疑のある方の発言ににつきましては、便宜、委員長から指名をいたします。木村君。
【次の発言】 渋谷君。
【次の発言】 天田君。
【次の発言】 鈴木君。
【次の発言】 以上をもちまして、池田内閣総理大臣に対する質疑は終了いたしました。  午後一時に再開いたすことにしまして、暫時休憩いたします。    午前十一時五十八分休憩

第46回国会 大蔵委員会 第17号(1964/03/19、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十八日徳永正利君、鍋島直紹君、高橋衛君が辞任され、その補欠として青木一男君、田中茂穂君、佐野廣君が選任されました。
【次の発言】 所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案、以上いずれも予備審査の三案を一括議題といたします。  まず、三案につきまして、提案理由の説明を順次聴取することにいたします。齋藤大蔵政務次官。
【次の発言】 以上をもちまして提案理由の説明は終わりました。

第46回国会 大蔵委員会 第18号(1964/03/24、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案、以上三案を一括議題といたします。  前回に引き続き、三案に対する質疑を行ないます。御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 鉱山局長の  加藤君が来ております。
【次の発言】 一時五十分まで休憩いたします。    午後零時四十七分休憩
【次の発言】 大蔵委員会を再開いたします。  午前に引き続いて、所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案、以上三案を一括……

第46回国会 大蔵委員会 第19号(1964/03/25、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案、以上三案を一括議題といたします。  所得税法の一部を改正する法律案は、昨日衆議院から送付せられ本委員会に付託せられました。  なお、本案は衆議院において修正議決せられております。この際、衆議院における修正点の説明を便宜政府委員から聴取することにいたします。泉主税局長。
【次の発言】 これより三案に対する質疑を行ないます。御質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 来ておりません。

第46回国会 大蔵委員会 第20号(1964/03/26、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案、以上三案を一括議題といたします。  本日は、三案につきまして、参考人として一橋大学教授木村元一君の出席をお願いいたしております。  木村参考人には、御多忙中のところ御出席をいただきまして、厚く御礼申し上げます。本委員会におきましては、所得税法の一部を改正する法律案ほかただいま申し上げました二案の法律案を審査中でございますが、本日はこれら三案につきまして御意見を述べていただき、委員会の審査に資したいと存じ、御出席をお願いいたし……

第46回国会 大蔵委員会 第21号(1964/03/27、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案、相続税法の一部を改正する法律案、とん税法及び特別とん税法の一部を改正する法律案、物品税法の一部を改正する法律案、揮発油税法及び地方道路税法の一部を改正する法律案、関税定率法等の一部を改正する法律案、食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案、自動車検査登録特別会計法案、国立学校特別会計法案、日本開発銀行法の一部を改正する法律案、北海道東北開発公庫法の一部を改正する法律案、「地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、税関支署及……

第46回国会 大蔵委員会 第22号(1964/03/28、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案、相続税法の一部を改正する法律案、とん税法及び特別とん税法の一部を改正する法律案、物品税法の一部を改正する法律案、揮発油税法及び地方道路税法の一部を改正する法律案、関税定率法等の一部を改正する法律案、食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案、自動車検査登録特別会計法案、国立学校特別会計法案、日本開発銀行法の一部を改正する法律案、北海道東北開発公庫法の一部を改正する法律案、「地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、税関支署及……

第46回国会 大蔵委員会 第23号(1964/03/30、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案、相続税法の一部を改正する法律案、とん税法及び特別とん税法の一部を改正する法律案、物品税法の一部を改正する法律案、揮発油税法及び地方道路税法の一部を改正する法律案、関税定率法等の一部を改正する法律案、食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案、自動車検査登録特別会計法案、国立学校特別会計法案、日本開発銀行法の一部を改正する法律案、北海道東北開発公庫法の一部を改正する法律案、「地方自治法百五十六条第六項の規定に基づき、税関支署及び……

第46回国会 大蔵委員会 第24号(1964/03/31、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  揮発油税法及び地方道路税法の一部を改正する法律案、関税定率法等の一部を改正する法律案、食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案、自動車検査登録特別会計法案、国立学校特別会計法案、以上五件を一括議題とし、質疑を続行いたします。  御質疑のある方は御発言願います。木村禧八郎君 私は、揮発油税法と地方道路税法の一部改正案に対して質疑を行ないたいと思うのですけれども、その前に、五法案一括してこれは審議することになっておりますが、この五法案のうち特に国立学校の特別会計法案につきましては、これは非常に重大な法案であります。いままで一般会……

第46回国会 大蔵委員会 第25号(1964/04/02、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  国立学校特別会計法案を議題といたします。  この際、連合、審査会に関する件につきましておはかりいたします。  国立学校特別会計法案について文教委員会から連合審査会開会の申し出がございました。これを受諾することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時は、本日午後一時から約二時間開きたいと存じます。
【次の発言】 前回に続きまして、本案に対する質疑を行ないます。御質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 速記をとめて。

第46回国会 大蔵委員会 第26号(1964/04/03、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  国立学校特別会計法案を議題といたします。  本案に対する質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。  なお、修正意見のある方は討論中にお述べを願います。
【次の発言】 他に御発言もないようでありますが、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより採決に入ります。  まず、討論中に述べられました柴田君提出の修正案を問題に供します。修正案に賛成の方は挙手を願いま……

第46回国会 大蔵委員会 第27号(1964/04/14、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る八日栗原祐幸君が辞任せられ、その補欠として上林忠次君が選任せられました。
【次の発言】 本院先議として提出せられ、本委員会に付託せられました自家用自動車の一時輸入に関する通関条約の実施に伴う関税法等の特例に関する法律案、予備審査のため付託せられました国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案、公認会計士特例試験等に関する法律案、税理士法の一部を改正する法律案、以上四件を一括議題とし、四件につきまして順次提案理由の説明を聴取いたします。  齋藤大蔵政務次官。

第46回国会 大蔵委員会 第28号(1964/04/21、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十五日、二木謙吾君、久保勘一君及び吉武恵市君が辞任され、その補欠として鳥畠徳次郎君、上林忠次君、佐野庸君が選任されました。
【次の発言】 酒税法の一部を改正する法律案、製造たばこの定価の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案及び入場税法の一部を改正する法律案、以上いずれも予備審査の三案を一括議題とし、発議者から提案理由の説明を聴取いたします。  衆議院議員田中武夫君。
【次の発言】 以上をもちまして三案の提案理由の説明は終わりましたが、この三案についての審議は後日に譲ること……

第46回国会 大蔵委員会 第29号(1964/04/28、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  委員の異動について報告します。  去る二十二日、上林忠次君が辞任され、その補欠として栗原祐幸君が選任せられました。
【次の発言】 企業資本充実のための資産再評価等の特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、去る十六日衆議院から送付され、本委員会に付託されました。本案の提案理由の説明はすでに聴取いたしております。  それでは、これより本案に対する補足説明を聴取いたします。吉岡理財局長。
【次の発言】 補足説明を終わりましたので、これより本案の質疑に入ります。御質疑のある方は順次御発言を願います。

第46回国会 大蔵委員会 第30号(1964/05/07、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  企業資本充実のための資産再評価等の特別措置法の一部を改正する法律案及び公庫の予算及び決算に関する法律の一部を改正する法律案、以上衆議院送付の両案を一括議題といたします。  前回に引き続き、両案の質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようでありますが、両案についての質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより順次討論、採決に入ります。  まず、企業資本充実のための資産再評価等の特別措置法の一部を改正する法律案について討論……

第46回国会 大蔵委員会 第31号(1964/05/12、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  この際、租税及び金融等に関する調査を議題といたします。  御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 租税及び金融等に関する調査についての質疑は、今日のところこの程度にとどめます。  約一時間休憩いたしまして、午後一時二十分から再開をいたします。  暫時休憩いたします。    午後零時十五分休憩
【次の発言】 委員会を再開いたします。  国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、去る四月二十八日衆議院から送付せられ、本委員会に付託せられました。  本案の提案理由……

第46回国会 大蔵委員会 第32号(1964/05/19、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  青木一男者及び栗原祐幸君が辞仕せられ、補欠として坪山徳弥君及び鈴木一司君が選任せられました。
【次の発言】 国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の、一部を改正する法律案を議題といたします。  前会に引き続き、本案の質疑を行ないます。御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 木村委員の御希望につきましては、理事会において協議の上決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    千後零時四十分散会

第46回国会 大蔵委員会 第33号(1964/05/26、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十日、鈴木一司君及び坪山徳弥君が辞任され、その補欠として大谷贇雄君及び青木一男君が、また二十二日、日高広為君が辞任され、その補欠として高橋衛君が、それぞれ選任せられました。
【次の発言】 国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、質疑を行ないます。御質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は、本日のところこの程度にとどめておきます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時五十六分散……

第46回国会 大蔵委員会 第34号(1964/05/28、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、本案の質疑を行ないます。御質疑のある方は順次御発言を願います。(「なし」と呼ぶ者あり)  別に御発言もないようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 他に御意見もなければ、討論は終局したものと認めて、御異議ございませんか。

第46回国会 大蔵委員会 第35号(1964/06/02、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  国有財産法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、本案の質疑を行ないます。御質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本案に対する、質疑は、本日のところはこの程度にとどめておきます。  次回は、明後四日午前十時から開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時三分散会

第46回国会 大蔵委員会 第36号(1964/06/04、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  租税及び金融等に関する調査のうち金融に関する件を議題といたします。  本日は、特に中小企業金融につきまして田中大蔵大臣に御質疑をしていただくことに予定をいたしております。御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本日の質疑はこの程度にとどめておきます。  次回の委員会は六月九日午前十時から開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午前十一時五十九分散会

第46回国会 大蔵委員会 第37号(1964/06/09、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  国有財産法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、本案の質疑を行ないます。御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は、本日のところこの程度にとどめておきます。  次回の委員会は明後十一日午前十時から開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時十六分散会

第46回国会 大蔵委員会 第38号(1964/06/11、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る九日、高橋衛君が辞任せられ、その補欠として田中清一君が選任せられました。
【次の発言】 国民金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、去る五月十二日衆議院から送付せられ、本委員会に付託せられたのでありますが、まず、本案の提案理由の説明を聴収いたします。齋藤政務次官。
【次の発言】 引き続き、本案に対する補足説明を聴取いたします。高橋銀行局長。
【次の発言】 いまの成瀬委員の要求の資料は、大蔵省のほうで至急に取りそろえ提出していただけますか。

第46回国会 大蔵委員会 第39号(1964/06/16、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  租税及び金融等に関する調査のうち金融に関する件を議題といたします。  本日は、特に最近問題となっております歩積み・両建てにつきまして、大蔵省当局から説明を聞いた上、質疑を行ないたいと存じます。高橋銀行局長から御説明を願います。高橋銀行局長。
【次の発言】 以上で説明を終わりましたので、これに対する質疑に入ります。御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  本日の質疑はこの程度にとどめます。  次……

第46回国会 大蔵委員会 第40号(1964/06/22、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十日、田中清一君及び津島壽一君が辞任せられ、その補欠として日高広為君及び栗原祐幸君が選任せられました。
【次の発言】 この際、参考人の出席要求についておはかりいたします。  公認会計士特例試験等に関する法律案審査のため、参考人の出席を求め意見を聞くこととし、出席を求める日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 国民金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といた……

第46回国会 大蔵委員会 第41号(1964/06/23、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  国有財産法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、本案の質疑を行ないます。御質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより採決に入ります。国有財産……

第46回国会 大蔵委員会 第42号(1964/06/25、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  ちょっと速記をやめてください。
【次の発言】 速記をつけてください。  国民金融公庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続き、本案の質疑を行ないます。御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をやめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 本案に対する質疑は、一応この程度にとどめておきます。
【次の発言】 次に、公認会計士特例試験等に関する法律案を議題といたします。  前回に引き続いて、本案の質疑を行ないます。  ちょっと速記をとめてください。

第46回国会 大蔵委員会 第43号(1964/06/26、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、川野三暁君が辞任ぜられ、その補欠として久保勘一君が委員に選任されました。
【次の発言】 公認会計士特例試験等に関する法律案を議題といたします。  本案に関し大蔵大臣より発言を求められておりますので、この際これを許します。
【次の発言】 前回に引き続き、本案の質疑を行ないます。御質疑のある方は御発言を願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見……

第47回国会 逓信委員会 第3号(1964/12/15、6期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 いま議題になりました案件については、会計検査院等でも詳細に検査されたものと思いますので、私は別にこれの内容についてきょうこまかいお尋ねをしようとは思いませんが、ただ、例年こういう決算というようなものが国会のほうで審議をされて、国会としては、法律に基づいてこれに承認を与えるというか、それに異存はないという決議をするわけです。そういう現在の法制になっておりますから、特に申し上げたいのですが、官庁などでも、予算と決算とが、結果的に見ると、相当開きが出てくることは間々あります。しかし、それは非常に厳重に各省庁とも、予算のとおりにいろいろ説明をしたり、あるいは資料を出したりしておられると……

第48回国会 逓信委員会 第4号(1965/02/23、6期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 委員長、資料を要求しておきます。昨年の昭和三十七年度決算のときにも要求しておいたけれども、三十八年度決算の場合に、一応前から申し上げておったような、予算と決算があまり違うので、一ぺんその状況を数字で示していただきたい。結局、各項目について、予算と決算の比較表をつくってもらえればいいわけです。非常に違った部分については、なぜこんなに違ったかという理由が簡単にわかるように、資料をそろえていただければけっこうだと思います。その資料を要求しておきます。

第48回国会 逓信委員会 第10号(1965/03/23、6期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 このNHKの予算その他について、二、三の点についてお伺いしたいと思うのですが、これにつきましてまず第一に伺いたいのは、郵政省から意見書が出ております。この意見書は、いままでの意見書と多少違った項目も記載されておりますので、これについて郵政大臣からお伺いしたいのですが、その一つは、意見書の第三に、「最近における受信契約数の状況にかんがみ、今後はいっそう能率の向上、経費の節減に努めること」、それからもう一つは、第四、「協会の経営状況については、積極的に受信者に周知を図るとともに」、云々ということが書いてあります。私も応当然のことだと思うのですが、この三と四につきまして、もう少し具体……

第48回国会 逓信委員会 第12号(1965/03/30、6期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題になっております放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件につきまして承認を与えることに賛意を表します。  ただ、この機会に一言いたしておきたいことは、NHKとして現在最も重要な課題は、テレビジョンの難視聴地域の解消の問題であります。このためにNHKは、今後、たとえば、UHF帯の中継局の増設とか、共同アンテナの施設の拡充とか、またこれらに関する技術的研究を促進して、最も経済的なテレビジョンの普及方法を考究することなどについて、最大の努力を払うべきかと思います。  しかしながら、一面まあNHKが努力をせられましても、今後の……

第48回国会 逓信委員会 第13号(1965/04/13、6期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 郵政省に一つだけお伺いしたいのですが、最近、宇宙通信というものがある程度の成功をおさめましたし、アメリカやソ連によって、月ロケットの実験も着々進められて、相当の成果をおさめておるということを聞いておりますが、と同時に、前々から地球の上で、どこからともなく、よくわかりませんが、とにかく非常に強い電波がときどき感じられるというような情報を新聞その他で承知しておるわけでありますが、たまたま、きょうのNHKのニュースを聞いておりましたら、非常に強い電波を受信した。それで、地球以外に非常に文明の程度の高い天体があって、そこからの電波らしいということでありました。世界の学者連は、この電波に……

第48回国会 逓信委員会 第17号(1965/05/25、6期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 NHKのいわゆる三十八年度の決算に関連いたしまして、若干お尋ねをしたいと思うんであります。  その前に、先般御配付願いました「昭和三十八年度予算決算対照表」という資料が出ておりますので、一応、担当の方から、この提出資料のきわめてアウトラインといいますか、大綱について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ちょっと委員長。御答弁中ですが、私の求めておりますのは、この表の全体について具体的に数字をこまかく説明してくれという意味ではないのです。  私がこの資料を要求しましたゆえんは、非常に従来、予算額に比して増収が多かった。その増収分は、予算総則の規定に従って、それぞれその年度年……

第48回国会 逓信委員会 第18号(1965/06/01、6期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 いま政府側の説明がありましたようなことですから、有線放送電話についての一応の当面の施策は実行されていると思います。今後はなお実情に応じて、こまかい点について施設者の便宜をはかっていくということが必要だと思います。この請願にあるような、内閣に調査会を設けるとか、制度自体のさらに何といいますか、根本的な改善をはかるというようなことにつきましては、われわれとしては賛成できないのであります。したがって、これは留保ということにしていただきたいと思います。


7期(1965/07/04〜)

第51回国会 逓信委員会 第11号(1966/03/24、7期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 放送政策についてのいろいろな問題がたくさんあるわけですが、これは政府から放送法の一部改正法律案等が提案されておりますので、そういう将来の政策に関する問題は、法律案の審議の際に十分に発言したいと思いますので、その際に譲ることにいたしまして、きょうは、ただいま議題になっておりますNHKの予算、収支予算等に関する案件を中心にいたしまして、時間の許す範囲で若干質問をしたいと思いますが、ただ一つ、これは政策にも関係があることですので伺っておきたいと思いますことは、第一に、NHKの公共放送機関としての使命は、放送法第七条に書いてあるとおりでありまして、この放送法が制定せられまして以来、NH……

第51回国会 逓信委員会 第12号(1966/03/29、7期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 一つだけ、補充的に質問をいたしますが、前回の委員会で、私は前期繰り越し剰余金の問題についていろいろ私の考えも述べ、NHKの考え方も伺ったのであります。それに関してきょうは横川委員御要求の資料も出ておりますので、ここではこの問題についてさらに掘り下げた質問はやめることにいたしますけれども、結論としては、いまのように従来のようにともかく何十億という剰余金が国会の予算審議のときに全然顔を出さないという形は、実は非常に私はやり方としてはまずいと思うのです。そこでこの問題をどう処理するかということについては、いろいろ考えがあると思う。予算総則にも関係があるし、予算科目の立て方にも関係があ……

第51回国会 逓信委員会 第26号(1966/06/21、7期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 大体鈴木委員からいろいろお尋ねがあったわけですから、なるべく重複することを避けますが、郵政大臣に二、三の点について伺っておきたいのであります。  それは今度お出しになったこの法律案、これは提案理由にもその出された理由について一応書いてございますが、よくわかるのですが、昭和三十八年に公衆電気通信法、有線電気通信法の一部を改正する法律案をお出しになって、現行の三十八年法律第百四十号というのができておるわけでありますが、その後、との二年半ほどの間、われわれとしては、三十八年に法律を審議したときに、原則として有線放送というのはこういうものでなければならないということを考え、しかし、経過……

第52回国会 災害対策特別委員会 閉会後第3号(1966/09/29、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) お答えいたしますが、まず第一にお尋ねの電信電話の関係について申し上げます。  お述べになりましたように、公衆電気通信設備の被害は相当大きかったのであります。二十四号、二十六号の災害を合わせますと市内電話回線で二十三万四千の回線が障害を受けました。市外電話回線のほうは六千四百四十九回線、大体六千五百回線くらいですが障害を受けた。電信回線のほうは百五十三回線の障害があったわけでありますが、山梨県で、鈴木委員が御出張になっていろいろお調べになったそうでありますが、あの辺が一番――静岡、山梨が一番ひとかったのてすが、ごらんになりましたように――詳しいことは申し上げませんけれ……

第52回国会 逓信委員会 閉会後第1号(1966/09/10、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) ちょっとごあいさつを申し上げます。(拍手)  先般の内閣改造にあたりまして、はからずも郵政大臣に任命せられました。私は長い間この委員会で委員各位と一緒にいろいろの問題につきまして御協力をしていただいたのであります。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。  この委員会では、長い間のいろいろの懸案につきましても、大体におきまして党派を越えてお互いに協力をしてまいったのでありますが、私も、この事業の、郵政関係の事業につきましては、今後皆さま方と十分御連絡もし、意思疎通をはかって、誠心誠意事業発展のために力を尽くしたいと思っておりますので、どうぞ、この上ともよろしく御協力……

第52回国会 逓信委員会 閉会後第2号(1966/10/08、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) お答えいたしますが、この問題については、この前の参議院の逓信委員会で永岡委員からも御質問がありましたので、一応の考え方を申し上げておいたのであります。仰せのように、どうもわれわれ郵便事業に非常に深い関係を持っておりますものといたしましては、世界各国の郵便事業のあり方というものを見まして、一応これは国営事業が当然であるといういわば先入観念を持って今日まで来たということは事実のようでございます。われわれ郵政省としましても、やはりこれはあまり深く掘り下げないで、そういうことが当然のことであるという前提に立っていままでも考えてきたように思うのであります。  ロンドン・タイム……

第52回国会 逓信委員会 閉会後第3号(1966/11/09、7期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 横川委員の御質問の、ガン征圧切手のことでございますが、これはガンに対する各方面の非常に強い要望もありまして、この点については記念といいますか、寄付金つきの切手を発行しようということに、当時政府の部内で話がまとまったようでありまして、今年の三月には、郵政審議会の議を経まして、額面十円のものを三千万枚、二十円のものを二千五百万枚発行することにきめたのであります。その後、ガン関係のいろいろの団体からは、ガン征圧のために自分のほうでもこういうふうにその寄付金を使いたいというような資金需要がかなり出てきたようであります。郵政省におきましても、これまで三千万枚をこえて記念切手を……

第55回国会 逓信委員会 第19号(1967/07/18、7期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 放送法の一部改正案について、郵政大臣とNHKの前田会長に二、三の点についてお尋ねをしたいと思います。  結論からいいますと、放送法の一部改正案については私も賛成でございます。ただ、問題が、放送法三十二条にあります受信料の問題についての改正でありまして、この放送法三十二条は、終戦直後に放送法案が提案されまして以来、何回となく国会においても問題になった非常に重要な条文でありますので、結論においては賛成でありますが、将来のために、この際に御意見を確かめておいたほうがいいと思う二、三の点がありますから、それを簡単にお尋ねしておきたいと思います。  第一の問題は、提案理由にも書いてありま……

第55回国会 予算委員会 第1号(1967/02/21、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  ちょっと開会にあたりましてごあいさつを申し上げます。  私、今度、予算委員長に選任せられましたが、申すまでもなく、この委員会は非常に重要な委員会でございますから、私といたしましても事情の許す限り、皆さん方の十分な御審議を尽くしていただけるように努力をするつもりでございますから、委員各位の御協力をお願いする次第でございます。(拍手)
【次の発言】 それでは議事に入ります。  まず、理事の補欠互選を行ないます。  委員の異動等に伴い理事が二名欠員になっておりますので、この補欠互選を行ないます。  互選は、投票の方法によらないで、……

第55回国会 予算委員会 第2号(1967/03/20、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、向井長年君が辞任され、その補欠として片山武夫君が選任されました。
【次の発言】 それでは議事に入ります。  去る十三日、予備審査のため本委員会に付託されました昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、並びに先刻予備審査のため本委員会に付託されました昭和四十二年度一般会計暫定予算、昭和四十二年度特別会計暫定予算、昭和四十二年度政府関係機関暫定予算、  以上六案を一括して議題といたします。  まず、水田大蔵大臣から提案理由の説明を聴……

第55回国会 予算委員会 第3号(1967/03/30、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  三月二十三日、片山武夫君が辞任され、その補欠として中沢伊登子君が選任され、同月二十五日、大谷贇雄君が辞任され、その補欠として内田芳郎君が選任され、同月二十七日、市川房枝君が辞任され、その補欠として林塩君が選任され、昨日、内田芳郎君、木暮武太夫君、西郷吉之助君が辞任され、その補欠として中津井真君、青田源太郎君、任田新治君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十二年度一般会計暫定予算、昭和四十二年度特別会計暫定予算、昭和四十二年度政府関係機関暫定予算  以上三案を一括して議題といた……

第55回国会 予算委員会 第4号(1967/03/31、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  この際、一言申し上げます。  本日の委員会が、昨日の瀬谷君の質疑に関し各方面との折衝に時間を要しましたため、開会がおくれ、現在に至りましたことは遺憾でありますが、御了承を願いたいと存じます。  昭和四十二年度一般会計暫定予算、昭和四十二年度特別会計暫定予算、昭和四十二年度政府関係機関暫定予算  以上三案を一括して議題といたします。  まず、昨日の瀬谷君の質疑に関しまして、佐藤内閣総理大臣及び増田防衛庁長官から発言を求められておりますので、それを許します。佐藤内閣総理大臣。

第55回国会 予算委員会 第5号(1967/04/01、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計暫定予算、昭和四十二年度特別会計暫定予算、昭和四十二年度政府関係機関暫定予算、  以上三案を一括して議題といたします。  昨日に続いて質疑を行ないます。小林武君。
【次の発言】 小林君、それは再質問してください。
【次の発言】 関連ですか……。藤田君。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めてください。  小林君、警察庁長官が見えましたから、質疑をしてください。
【次の発言】 春日君に申し上げますが、関連質問ですから簡単に願います。

第55回国会 予算委員会 第6号(1967/05/04、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  四月二十六日、林塩君が辞任され、その補欠として市川房枝君が選任され、同月二十八日、中沢伊登子君が辞任され、その補欠として向井長年君が選任され、五月一日、木暮武太夫君が辞任され、その補欠として林田悠紀夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についておはかりいたします。  理事が一名欠員になっておりますので、その補欠互選を行ないます。互選は投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第55回国会 予算委員会 第7号(1967/05/06、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、斎藤昇君、船田譲君が辞任され、その補欠として林田悠紀夫君、任田新治君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、  以上三案を一括して議題といたします。  質疑に入るに先立って、質疑順位の変更について御報告いたします。  理事各位と協議の結果、議事の都合により、第四順位の自由民主党を第七順位に変更いたしましたので、御了承願います。  それでは質疑を行ないます。岡田宗司君。

第55回国会 予算委員会 第8号(1967/05/08、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、任田新治君が辞任され、その補欠として船田譲君が選任せられました。
【次の発言】 昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、  以上三案を一括して議題といたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  総予算三案審査のため、明日、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、出席を求める時間及び人選等につきましては、これを委員長に御一……

第55回国会 予算委員会 第9号(1967/05/09、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、  以上三案を一括して議題といたします。  昨日に引き続き質疑を行ないます。山本伊三郎君
【次の発言】 関連ですか、簡単にしてください。
【次の発言】 以上で、山本君の質疑は終了いたしました。  午後五時再開することとし、これにて休憩いたします。    午後零時三十六分休憩
【次の発言】 ただいまから予算委員会を再開いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、杉原荒太君、山内一郎君が辞任され、その補欠として任田新治……

第55回国会 予算委員会 第10号(1967/05/10、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、小平芳平君が辞任され、その補欠として二宮文造君が選任せられました。
【次の発言】 昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、  以上三案を一括して議題といたします。  昨日に続き質疑を行ないます。矢山有作君。
【次の発言】 ちょっと申し上げますが、速記の都合もございますので……。
【次の発言】 速記の都合もございますので、発言を求めてから……。
【次の発言】 矢山君、質問をしてください。

第55回国会 予算委員会 第11号(1967/05/11、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、  以上三案を一括して議題といたします。  総括質疑の日数につきましては、先般本日までと御決定願いましたが、委員長及び理事打合会において協議の結果、諸般の事情により、明十二日まで続けることとなりましたので、御了承願います。  それでは鈴木強君の質疑を行ないます。鈴木君。
【次の発言】 佐藤総理大臣。
【次の発言】 ちょっと速記をやめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。

第55回国会 予算委員会 第12号(1967/05/12、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、二宮文造君が辞任され、その補欠として小平芳平君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、  以上三案を一括して議題といたします。  昨日に続いて質疑を行ないます。小林武君。
【次の発言】 藤田君、どうぞ質問をしてください。
【次の発言】 ちょっとお待ちください。関連質問でございますから、だいぶ長くなりますから、一問だけにしてください。
【次の発言】 簡単にしてください。

第55回国会 予算委員会 第13号(1967/05/13、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、市川房枝君が辞任され、その補欠として山高しげり君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、  以上三案を一括して議題といたします。  本日から一般質疑を行ないます。鈴木強君。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。  鈴木委員の御質問の具体的な問題についての政府の調査も十分でないようでありますから、政府の関係機関で十分この問題について調査をされまして、その対策……

第55回国会 予算委員会 第14号(1967/05/15、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、向井長年君が辞任され、その補欠として中沢伊登子君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、  以上三案を一括して議題といたします。  一昨日に続き質疑を行ないます。瀬谷英行君。
【次の発言】 以上で瀬谷君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、船田譲君の質疑を行ないます。
【次の発言】 ただいまから予算委員会を再開いたします。  午前に引き続き、質疑を行ないます。岡田宗司君。

第55回国会 予算委員会 第15号(1967/05/18、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、  以上三案を一括して議題といたします。  この際、本日の委員長及び理事打合会において、分科会に関する件について協議いたしましたので、その要旨について御報告いたします。  分科会の審査期間は来たる二十二日、二十三日、二十四日の三日間でございます。  分科会の数は四個とし、それぞれの所管事項、分科担当委員数と、これが各会派別の割り当ては、お手元に配付いたしてあります刷りもののとおりといたしました。  分科担当委員の選任は前例によりまして、委……

第55回国会 予算委員会 第16号(1967/05/19、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、  以上三案を一括して議題といたします。  質疑に入るに先だって、分科担当委員の選任について御報告いたします。  昨日、委員長に御一任願いました分科担当委員の指名につきましては、お手元に配付いたしました刷りもののとおりに決定いたしましたので、御了承願います。
【次の発言】 それでは占部秀勇君の質疑を行ないます。占部君。
【次の発言】 占部委員に申し上げますが、志村参事官が来ておるようでございますが、よろしゅうございますか。

第55回国会 予算委員会 第17号(1967/05/20、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまより予算委員会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、  以上三案を一括して議題といたします。  まず、参考人の出席要求に関する件について、おはかりいたします。  本日、三案審査のため、畜産振興事業団の関係者を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

第55回国会 予算委員会 第18号(1967/05/24、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、  以上三案を一括して議題といたします。  本日は、各分科会における審査の経過について、主査の方から御報告を行なうことにいたしたいと存じます。  それでは、便宜第一分科会主査二木謙吾君からお願いいたします。二木君。
【次の発言】 次に、第二分科会主査熊谷太三郎君からお願いいたします。熊谷君。
【次の発言】 次に、第三分科会主査鈴木強君からお願いします。鈴木君。
【次の発言】 次に、第四分科会主査多田省吾君からお願いいたします。多田君。

第55回国会 予算委員会 第19号(1967/05/25、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、瓜生清君、石本茂君、稲葉誠一君、鈴木力君、戸田菊雄君が辞任され、その補欠として高山恒雄君、林塩君、占部秀男君、吉田忠三郎君、岡田宗司君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、  以上三案を一括して議題といたします。  これより三案の締めくくりの総括質疑を行ないます。亀田得治君。
【次の発言】 小林君、関連質問ですから、簡単に願います。

第55回国会 予算委員会 第20号(1967/05/26、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計予算、昭和四十二年度特別会計予算、昭和四十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  昨日に引き続き、鈴木一弘君の質疑を行ないます。鈴木君。
【次の発言】 以上で鈴木君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、藤田進君の質疑を行ないます。藤田君。
【次の発言】 外務省のほうからは他に答弁はありませんか。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 藤田君、進めてください。
【次の発言】 ちょっとお待ちください。それでは藤田君の質疑を続けてく……

第55回国会 予算委員会 第21号(1967/07/14、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日、宮崎正義君、向井長年君が辞任され、その補欠として黒柳明君、片山武夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についておはかりいたします。  委員の異動に伴い、理事が二名欠員になっておりますので、その補欠互選を行ないます。  互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは理事に瀬谷英行君、小平芳平君を指名いたします。

第56回国会 予算委員会 第1号(1967/08/18、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  今期国会におきましても、従来どおり予算の執行状況に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。なお、要求書の作成等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求についておはかりいたします。  ただいま御決定になりました予算の執行状況……

第57回国会 予算委員会 第1号(1967/12/09、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、向井長年君、山下春江君、稲浦鹿藏君が辞任され、その補欠として中沢伊登子君、玉置和郎君、岡本悟君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についておはかりいたします。  理事が一名欠員になっておりますので、その補欠互選を行ないます。互選は投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に玉置和郎君を指名いたします。

第57回国会 予算委員会 第2号(1967/12/16、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、宮崎正義君が辞任され、その補欠として北條雋八君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十二年度一般会計補正予算、昭和四十二年度特別会計補正予算、昭和四十二年度政府関係機関補正予算。  以上三案を一括して議題といたします。  まず、委員長及び理事打合会におきまして、三案の取り扱いについて協議を行ないましたので、その要旨について御報告いたします。  審査は、本日から開始して五日間といたしました。総括質疑は、十六日、十八日及び十九日の三日間とし、その質疑所要時間は三百二十分とし、……

第57回国会 予算委員会 第3号(1967/12/18、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求についておはかりいたします。  本日、補正予算三案審査のため、宇佐美日銀総裁の出席を求め、意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、この手続等は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 昭和四十二年度一般会計補正予算、昭和四十二年度特別会計補正予算、昭和四十二年度政府関係機関補正予算。  以上三案を一括して議題といたします。  一昨日に引き続き、質疑を行ないます……

第57回国会 予算委員会 第4号(1967/12/19、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、古池信三君が辞任され、その補欠として内田芳郎君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十二年度一般会計補正予算、昭和四十二年度特別会計補正予算、昭和四十二年度政府関係機関補正予算。  以上三案を一括して議題といたします。  昨日に引き続き質疑を行ないます。瀬谷英行君。
【次の発言】 簡単に願います。
【次の発言】 矢山君、関連質問ですから、もうその程度にしてください。
【次の発言】 矢山君、それでおやめ願います。
【次の発言】 関連質問が少し長くなりますが、ちょっと瀬谷君の質問を……

第57回国会 予算委員会 第5号(1967/12/20、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日、市川房枝君が辞任され、その補欠として石本茂君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十二年度一般会計補正予算、昭和四十二年度特別会計補正予算、昭和四十二年度政府関係機関補正予算。  以上三案を一括して議題といたします。  本日は、一般質疑を行ないます。稲葉誠一君。
【次の発言】 委員長に聞かれるよりも法制局長官にもう一ぺん聞かれたらどうですか。
【次の発言】 以上をもちまして稲葉君の質疑は終了いたしました。  午後一時半から再開することといたしまして、これにて休憩いたします……

第57回国会 予算委員会 第6号(1967/12/21、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。  昭和四十二年度一般会計補正予算、昭和四十二年度特別会計補正予算、昭和四十二年度政府関係機関補正予算。  以上三案を一括して議題といたします。  国税庁長官から発言を求められておりますので、この際これを許します。国税庁長官。
【次の発言】 これより締めくくりの総括質疑を行ないます。占部秀男君。
【次の発言】 簡単にしてください。
【次の発言】 関連ですから、簡単にしてください。
【次の発言】 これだけにしてください、だいぶ長くなりましたから。
【次の発言】 以上をもちまして占部君の質疑は終了いたしました。  午後一時三十分再開……

第58回国会 逓信委員会 第6号(1968/03/28、7期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 NHKの予算案、その他についての議案が上程されましたので、これについての質問をしたいと思うんですが、まあ、これはだれの責任ということじゃありませんが、今度のように参議院の審議期間がこんなに押し詰まって、われわれもできるだけNHKの予算は四月一日から実施ができるように協力をしたいとは思っているんですけれども、きょうも予備審査です。それで両院の日程を聞いてみると、明日と明後日は暫定予算の審議で主管大臣の出席ができないということで、三十一日は日曜日です。こういうところまで押し詰められて、しかも今度はカラーテレビジョンの付加料金というような問題があって、従来であれば、これは当然参考人の……

第58回国会 逓信委員会 第12号(1968/04/18、7期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 同僚の委員から詳しい質問がありましたので重複はしないのですが、この前の委員会で鈴木委員の質問に対しまして、郵政大臣から、一二億五千万円ほどの金を出して、NHKにこういう設備をさせるのは、本来ならば一般会計でやるべきものだろうと思うが、仕事の内容が悪いことじゃないからNHKに出さして、財投と同じように考えているというような御答弁がありましたので、その点についてちょっともう一ぺん真意を伺っておきたいと思うのです。私は、財投の金とは、これは趣旨がだいぶ違うと思っているのです。財投は、御承知のように、別に財政法にも何ら法律的根拠がないものです。それで道路に出したり、港湾に出したり、河川……


8期(1968/07/07〜)

第61回国会 逓信委員会 第5号(1969/03/18、8期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 四十四年度のNHKの予算案が提案せられましたので、今日ちょうどいい機会ですから、西村委員の質疑には重複しないようにして、私は主として今日は教育放送に関する問題について、大臣及び会長の御意見を伺いたいと思います。  その前に郵政大臣に伺いますが、標準放送とかあるいはVHF、UHFのテレビ、その他最近においては、FM放送、いろいろな種類の放送の免許を与えておられますが、これを通じて、免許を通じまして、郵政省としては教育に関する放送、教育放送といい、教育番組といい、教養番組といっておりますけれども、それについてどんな条件をつけて免許しておられますか、ちょっと概略方針を伺いたいのであり……

第61回国会 逓信委員会 第14号(1969/05/06、8期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 ちょっとお伺いします。  いまの問題ですね。私が一番心配しておったのですが、先ほど松本委員の質問に対して、大臣がある程度はっきりと将来の長期計画の考え方についてお答えになったのですが、どうも電電公社は、この問題についてわりあいに憶病なんですね。きわめて歯切れが悪い。少なくとも大臣が答えられたような考え方で、あなたもいま考えているのかどうか、あるいはこのままで五カ年計画、六カ年計画といいながら、初めからの五カ年計画の柱を失っていながら、このままでいくかもしれないという考え方を持っておられるのかどうか、これは総裁、よほど決心をして立ち向かわれないといけないと思うのですが、あなたどう……

第61回国会 逓信委員会 第23号(1969/06/26、8期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 この機会に、郵政大臣がお見えになったので伺いますが、NHK予算の審議の際に問題を提起して答弁を留保されました問題です。  最近、教育・教養番組を充実しようという声が国民の間でも高まっているし、郵政省もそういう方針であると思いますが、郵政大臣が民放の設立、開設を免許せられるにあたりまして、これは法的に言うとどういうことになるのか知りませんが、教育・教養番組何%以上というような、いわば条件を付して免許をせられている例が非常に多いのです。今後のUHFあるいはFM放送についても、さらにこの傾向が強まるのではないかと私は想像するのですが、そこでこの前にも申し上げましたが、世間では現在行な……

第63回国会 逓信委員会 第15号(1970/04/16、8期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 簡単に二、三の点で御質問しますが、一番初めに、これは質問というよりも私の希望なんですけれども、衆議院でもそうでしょうが、参議院でも関係の委員会で、一度、国際電電の首脳部を呼んで状況の説明を聞こうじゃないか、こういう話が出て、いつも毎年そうなんです。委員会に出席を求めて、皆さんから状況報告を聞くのが例になっておるのですが、昨年もたぶんそういうことを申し上げたと思うのですけれども、国際電電は、申すまでもありませんが、法律によって日本の国際電気通信をほとんど独占的にやっている会社です。非常に特殊な地位を持っている会社であり、国からも保護を与えられておる。でありますから、NHKその他の……

第63回国会 逓信委員会 第19号(1970/05/07、8期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 簡単に質疑をいたしますが、先般NHKの予算、それからNHKの決算の審議の際に聞いておったのですが、非常に大事な問題について郵政省とNHKとの意見が食い違っておるように聞いたのであります。それは何かといいますと放送法七条に関する問題でございます。  放送法七条は、言うまでもありませんが、NHKの公共放送としての唯一と言ってもいいくらい非常に大事な目的を掲げておる規定でございまして、全国民にNHKは放送を届けなきゃならん。「あまねく日本全国において受信できるように放送を行うことを目的とする。」こう書いてありますが、もちろんいろいろと事情の変化がありますので、この放送法制定当時には予……

第65回国会 逓信委員会 第7号(1971/03/23、8期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 簡単に二、三の問題について、NHKと郵政当局にお尋ねをしたいと思います。  昭和四十五年度のNHK予算審議の際にいろいろお尋ねをしまして、NHKと郵政省の見解が必ずしも一致を見てなかったので、これは宿題にいたしましょうというので残した問題がありますが、覚えていらっしゃいますね。これは放送法第七条の規定の解釈及び運用に関する問題でありますが、繰り返すと時間がかかりますから、この点についてまず郵政当局から、続いてNHKからその後どういうふうなお打ち合わせをされて、統一をした見解が生まれたかどうか、その結果はどうかということについて御答弁を願います。

第65回国会 逓信委員会 第8号(1971/03/25、8期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております案件に対して承認を与えることに賛意を表するものであります。  今回のNHKの予算書によりますと事業規模は年間千億円をこえ、その財政的基盤もようやく安定しつつありますことは喜ぶべきことでありますけれども、ここまでの発展をなし遂げたNHKといたしましては、この際、あらためて公共放送を担当する公的機関としての使命を自覚され、放送法第七条に基づく難視聴解消のためにすみやかに関係機関とも十分協議を遂げ、あらゆる努力を傾注すべきはもちろんであります。また、民放を含むわが国放送事業全般の進歩発達に貢献すべき責務を遂行するために、……

第65回国会 逓信委員会 第11号(1971/04/22、8期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 関連。この前の郵便料金の改定のときに同じような問題があったのです。郵政省は、新しく七円にしたときに前のはがきを使われてもいいし、また前のはがきは何か書き損じとか、汚損というようなことで提出をされれば、差額料金を支払ったら新しいはがきに取りかえますという措置をされたわけです。当然だったと私は思うのですね。それをやらないと、今度は三円ずつ新しい切手をはがき一枚ごとに張っていかなければならない。この前にやられた措置が今度はなぜできないのですか。郵便料金改定にあっては国民がなるべく料金改定によってそういう負担を受けないように――当然これは多少の費用はかかると思いますけれども、希望があれ……

第65回国会 逓信委員会 第17号(1971/05/18、8期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 この法律案について若干質問をいたします。他の委員の御質問がいろいろありましたので、重複する点は避けましてなるべく漏れた点についてお尋ねをいたします。  大臣が来ておられないので電電公社のほうに先にお尋ねしますが、電話関係の問題で、新しい七カ年計画をこしらえられて新しい構想でお進みになる、これは当然のことであるし、けっこうなことと思いますが、そこで国民の側からいいますと、一番問題になるのは何といっても積滞なんですね。それで、第何次というか、今度第四次になるんですか、計画をお立てになるんだけれども、今日まで何回か年次計画をお立てになったつど、今度は積滞をこのくらい減らしますとか、積……


9期(1971/06/27〜)

第68回国会 逓信委員会 第5号(1972/03/21、9期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 若干お尋ねしたいと思います。  実は、私は他の同僚議員の質疑に関連をして断片的なことでありますが、お尋ねをしようと思っておりましたが、いろいろの時間の関係で私は先に質疑をすることになりました。したがって、お尋ねすることは非常に断片的なものになるかもしれませんが、その点御了承おきいただきたいと思います、しかし、今度は例年になくわりあいに早く参議院にこの承認案件が送付されましたので、いままでと違って相当時間をかけて、かりに月末までに議了するにいたしましてもわりあいゆっくりとした時間があると思います。今度は少し時間をかけてもいろいろ質疑をしたいと思います。  第一に伺いたいと思います……

第68回国会 逓信委員会 第6号(1972/03/23、9期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 いまNHKから出していただいた資料をざっと見たのですけれども、項目は出ているようですが、私が要求した資料は申し上げたように、もう少し具体的に知らしてもらいたいということを申し上げました。これは何も何かはじくり出そうというのじゃなくて、あなた方が二十億程度の非常に節約をされたということを聞きまして、どういう方面にどういう努力をされたかということをよく知りたいんです。そういう意味で要求したんですけれども、たとえば、一番初めに書いてありますが、経費の節減ですね、支出面の経費の節減、ずっと項目書いてありますが、たとえば、中継放送局その他の施設の維持運用の経費の減、五億円と書いてあります……

第68回国会 逓信委員会 第8号(1972/03/30、9期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 先般若干の質問をしたんですが、きょうはこのあと取りまとめてお尋ねをしたいと思います。  こまかい内容に入る前に、これは郵政省とNHK両方に希望があるんです。NHKの予算は、大体いろいろの形、予算の組み方というようなものについては、大体省令で大綱をきめて、それにはまるようにNHKが予算を組んでいる。これがいままでの状態ですけれども、だんだん予算が大型になって、非常に仕事の内容も複雑になってきておりまして、したがって、収入についても、支出についても、いままでのような、いわば大ざっぱな数字では、これを見たって、おそらく同僚議員でこの内容を的確に理解できる人はないと思うんですよ。私は政……

第68回国会 逓信委員会 第11号(1972/04/25、9期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 ちょっと関連で。ちょうどいい機会ですから、同じことですけれども一つ聞きたいのは、これは、御承知のように、戦前はこんなことじゃなかったんです。郵政省には、簡保資金の運用の審議会というのがありまして、すべてそこで、どこに、どういうふうに貸しつけたらいいか、これは公共団体が多いんですが、やっておったのです。戦争中に、いまあなたが言っておられた、一本にすればいい、一本にしたいというので、それで統一されたんですよ。戦争が済んで、また本来の元の形に直そうという、その当時、次官同士の覚え書きがあるのです。これはあなたが入っておられないときですが。それにもかかわらず、とうとうそのままで、ほおか……

第68回国会 逓信委員会 第21号(1972/06/12、9期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 大体同僚の委員からおもなことは質問がありましたので、ごく小さな問題かもしれませんが、二、三の問題について御意見を伺っておきたいと思います。  一つの問題は、けさほど青島委員からも質問がありましたが、この法律案は、文字どおり有線テレビジョン放送法ですから、テレビジョン放送を対象にして立案をされ、計画されたものと考えるのですが、先般来他の委員からも、しばしばこういう質疑が出ておりましたが、そのCATVの施設を利用して、将来、たとえばよく言われているデータ通信に利用するとか、あるいはその他の通信に利用するとかというようなことは、これは当然考えられるわけですね。しかし、この問題は、まあ……

第71回国会 運輸委員会 第2号(1973/02/13、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) このたび運輸大臣を拝命いたしました新谷でございます。ふなれな行政でございますが、一生懸命、当面の問題に取り組んでまいるつもりでございますから、この上とも委員各位の御指導をよろしくお願いいたします。  第七十一回国会にあたり、運輸省の所管事項について御説明を申し上げるとともに、あわせてこの機会に一言所信を申し述べます。  私は、今日の運輸行政における最も重要な課題は、国土の全般にわたり均衡ある発展に資する総合的な交通体系を整備するとともに、国民に便利で快適な交通サービスを提供して、国民生活を充実し、経済社会の発展に寄与することであると考えます。  しかし、どんなに速く……

第71回国会 運輸委員会 第3号(1973/02/22、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 杉山先生の御意見、まことにごもっともだと思います。今日、私から言うまでもなく、国鉄は財政的には非常な危険な状態に立たされておるのでありまして、この国鉄の財政危機を切り抜けて国民の期待にこたえて、ほんとうに豊かな郷土づくりの一環として、この国鉄の仕事を立て直すということからいいましても、これは国鉄の幹部諸君をはじめ職員全体が一体となってこの線に向かって邁進するということが、これはどうしても必要であろうと思うのでございます。  労使関係が、いままで沿革的に見ますると、いろいろの経緯を経てきたようでありますけれども、昨年来その問題も、非常に正常化の道をたどってきたというふ……

第71回国会 運輸委員会 第4号(1973/03/08、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 現地の国鉄当局と地元との間に、やはりこの問題は具体的な問題ですからよくわかりませんが、想像しますと、これは意思の疎通が十分はかられていないと思います。国鉄も、この前ここで御審議になりました結果から見まして、地元の意向を全然無視して一方的にやるということはいたしませんと言っておりますから、地元のほうで納得を得られないままで無理やりに強行するというようなことはないと私は思っております。  おそらく、いま国鉄のほうからの説明がありましたのは、これは外に対して、四月一日から必ずやるんだということで、いまあなたがおっしゃったように、それを強行するというような意味のめどではなく……

第71回国会 運輸委員会 第5号(1973/03/29、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 運輸省としましては、法律上国鉄を全面的に監督する立場にあるものですから、いま国鉄の労使関係の紛争から国民に非常に大きな迷惑をかけるということは、どうしてもこれは避けたほうがいいという観点に立ちまして、国鉄の総裁とは絶えず連絡をしておりまして、よくあることですが、労使間の紛争があまり感情的になったり、行き過ぎをいたしまして、本来妥結のできるところでも妥結しないというような例がままありますから、そういうことのないように、とにかく国鉄も、大乗的な立場で、主張するのはいいけれども、結果については、十分国民的な立場からものを考えてほしいのだということを絶えず国鉄には申しておっ……

第71回国会 運輸委員会 第6号(1973/04/12、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) この問題は、一般の航空法によって云々するよりも、防衛庁の関係がありますので、御承知のように、これは内閣全体として取り上げて、そして事故原因を探求すると、事故原因をなぜ探求するかというと、今後こういったことは二度とあっちゃならないということで、あなたのおっしゃるように、徹底的に事故原因を究明して将来の安全対策に資するようにしよう、こういうことだと思います。対象になっている航空機が一般の民間航空機だけでございますと、これは航空法の範囲内でやることはできますけれども、片一方のほうは防衛庁というような関係があって、特別にこういう調査委員会をつくって、そこであらゆる権威を集め……

第71回国会 運輸委員会 第7号(1973/04/17、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 御承知のように、国務大臣という地位をみな持っておりますから、国政全般にわたって国務大臣という立場においては、お互いに共同の責任を負っているということは言うまでもありません。ありませんが、こういう事務につきましては、仕事につきましては、御承知のように、それぞれ各大臣が担当を持っております。それは法律によってもきめられておるところであります。  したがいまして、運輸大臣に、今日の事態について政府を代表して、どうしたか、どんな考えかと言われましても、私は、この点については責任をもってお答えする立場にありません。ですから担当大臣にこの点はお聞きいただきたいと思います。  た……

第71回国会 運輸委員会 第8号(1973/04/19、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) ただいま議題となりました港湾法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  港湾は、海陸交通の結節点として交通の発達及び国民経済の振興に不可欠の役割りを演じてきたところであり、港湾法もまた、その基本法として重要な機能を果たしてきたところであります。  しかしながら、港湾法は、昭和二十五年という経済基盤の強化に主力を置いた時代に制定された法律でありますので、公害防止等、港湾の環境の保全あるいは国土の適正な利用及び均衡ある発展等、現在、社会的に重大となっている諸問題に対する配慮に欠けるところなしとしません。  このような実情にかんがみまして、港湾……

第71回国会 運輸委員会 第9号(1973/04/24、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) この前申し上げたように、話し合ってまとめてみようということじゃなしに、話し合ってみまして、その当時の閣議においてどういうふうな感触でこの報告書が提出され、閣議でどういう結果になったかということについて、やっぱり認識を一つにしないといけませんから話し合ってみましょう、こういうふうに申し上げたと思いますが、けさ、閣議の前に、総務長官防衛庁長官と私、三人で話し合いました。こういうことでございます。  全日空機の接触事故調査報告書の、その当時の閣議においてどう取り扱われたかということですが、昭和四十七年七月二十八日の閣議においては、航空事故の報告についての従来の慣例に従いま……

第71回国会 運輸委員会 第10号(1973/05/08、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 杉山先生のお尋ねは、この前の委員会でも同じような御趣旨の御質問がございまして、お答えいたしましたので重複するかもしれませんが、この前に申し上げましたように、私は、ここにたとえば公共のためにとか、国民の福祉とかということばを入れることは反対ということは一言も言っておりません。しかし私が申し上げたのは、公共事業関係のいろいろな法律がございます。非常にたくさんの法律がございますが、その中でそういったことを書いておる法律と書いてない法律があるのは御承知のとおりです。書いてない法律は、公共事業であっても、その公共事業は国土の発展とか、公共の福祉とかいうことを考えないかというと……

第71回国会 運輸委員会 第11号(1973/05/10、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) いまのお尋ねの点は、何回か杉山先生にもお答えをしておるとおりでございます。三つの点をおあげになりましたが、地方自治権の関係、それから港湾管理者の管理権の問題、これは裏表になる問題でございますが、この第一条に目的として今度改正案で揚げておりますところは、いまの現行法で港湾の機能が非常に変わってきたにもかかわらず、それを端的に表現してないということで、今度の改正の趣旨を端的に目的の中に織り込んでおるということでございまして、これがすぐに地方の自治権の問題とか港湾管理権の問題に、これがいま御心配のような点に触れていわゆる改悪をしようというような意図は毛頭ございませんし、こ……

第71回国会 運輸委員会 第13号(1973/06/14、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) トラックの過積み問題は、非常にこれは各方面から、交通安全の見地からいって取り締まらなければいかぬということを強く要望されておるわけですが、いままでもやっていないわけじゃないんです。高速道路なんかでは若干そういった重量計をつけておるところもありますが、もう少し徹底しようと、これは建設省もございますけど、警察庁の問題、道路交通法の問題ですから、そういう関係省でいま具体的にいろいろ話をさしておるわけです。おっしゃるようにカーフェリーの場合は例外だなんとういことは、だれもおそらく言ったこともないし、考えたこともないと思います。道路を通ってくるわけですから、その途中でも十分指……

第71回国会 運輸委員会 第15号(1973/06/21、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) この総合交通体系は、お話しのように四十六年の十二月に関係の閣僚協議会で了承されたものでございます。これはよく田渕さん御承知だと思いますけれども、総合交通体系の形成する必要性、その考え方などを示しますと同時に、総合交通政策の推進の方針といたしまして、交通需要の調整策をどう推進するか、それから総合的な施設整備をどういうふうにしていくかというその方向、それから費用負担と財源調達の合理化の問題、運賃料金の政策などについて、相当長期的な視野で基本的な方向を示しておるものだと了解しております。  で、われわれも、運輸省の各行政分野におきましても、できるだけこれを取り入れることに……

第71回国会 運輸委員会 第16号(1973/06/26、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) お話の点はごもっともだと思います。そこで、いま目的の問題で、これは私は目的のところでどういう表現を使いましても、これはここの法律がどういうことをねらって書いておるのだということですから、かりにここに港湾管理者という字があろうがなかろうが、この法律の各条をごらんになると、港湾管理者の位置というか、権限というか、それを現行法に比べて著しくこれを制限をしたり、制約をしたりというものはないはずです。  むしろこの間も、これは伊部先生だったかどなたかの御質問のときにお答えいたしましたが、今度のこの港湾法では、現行法を見ますと非常に強い規定があるんですね。たとえば四十八条のごと……

第71回国会 運輸委員会 第17号(1973/06/28、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) これはおっしゃることはよくわかりますが、埠頭公団のできました沿革からいきまして、御承知のように、初めはとても港湾管理者の手に負えないようなものであったために、関係者から相当の民間資金を導入してできたものですから、そういう点で、今日までその惰性できているわけです。しかし、おっしゃることはよくわかりますので検討します。検討しますが、今日まで、たとえば安全面とか、あるいは港湾の運営面で、外貿埠頭公団であったために、非常に港湾全体の管理の秩序が乱れたとか、そういった事例は、私はあまり聞いていないのです。個人の持っているバースと違いまして、やはりこういうふうな半分公的な色彩を……

第71回国会 運輸委員会 第18号(1973/07/03、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 運輸省の固有の仕事としては、いま政府委員から御説明をしたとおりでございます。私どもは法律できめられたところによりまして、この汚染せられた汚泥を取り除くということが本来の仕事でございますが、関連するところは多いと思います。でありますから、実はきょうも閣議の後に公害関係の閣僚協議会がございまして、そこでは新聞等で一部発表されておりますが、環境庁が中心になりまして、いままで一応の基準をきめておりましたものを、もう一ぺん見直そうというもの、それから新しく指定をするもの等を含めまして、全国的に相当広範囲にわたってあらためて調査をして、そして対策を至急に講じようというかまえ方で……

第71回国会 運輸委員会 第19号(1973/07/05、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 将来の見通しに対しまして、いろいろ御心配をいただいておるのでありますが、私たちはいま国鉄の総裁が申しましたように、当面は非常に物価が上がっておることは事実でございますが、これは今後の問題としましては、相当にこれは効果をあげてくるということをわれわれ期待しておるんですが、政府全体が取り組んで物価の値上がりというものを極力抑制するような方途をあらゆる方面から講じておるのでございます。そういったのがどこまで実を結ぶかと、まあこれからの問題と思います。そういうこともございまして、十年間のこれからの物価の状況がいまと同じようなかっこうで上がっていくということは考えておらないん……

第71回国会 運輸委員会 第20号(1973/07/10、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 初めの問題でございますが、非常に広範にわたりますので要点だけ簡単にお答えいたします。  いろいろこの間も御議論がありまして、一応はこの問題についても私はお答えしたつもりでおるわけでございます。ターミナルの問題でございますとか、一貫輸送の問題でございますとか、そういった問題についても、この前申し上げたことを繰り返すようなことになるんですけれども、何か総合交通体系というような形でわれわれに答申があったり、あるいは閣僚協の間で当面守るべき方向について決定がなされたりしたのでありますが、われわれはそういう方向に沿いまして、あなたのおっしゃるような、何らかの誘導的な政策はとる……

第71回国会 運輸委員会 第21号(1973/07/12、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 瀬谷委員の御意見はまことにごもっともだと考えております。この問題は、地域の方々に対しまして、より深い配慮をしていかないとなかなか実現はしにくいということは明瞭でございます。  先ほど政府委員からも国鉄総裁からも御答弁をいたしましたが、いま当面しております具体的な問題につきましても、私どもは埼玉県知事以下、埼玉県側の要望というものは前々から知っております。ですからむげにそれを退けているわけじゃないんです。問題は非常に技術的な問題、ほんとうにそれで、将来とも地盤が非常に軟弱なところに地下式あるいは準地下式でやりまして、大震災等があった場合に、かりにそういう場合に、どこま……

第71回国会 運輸委員会 第23号(1973/07/17、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) そのとおりでございます。国鉄が昭和三十九年から赤字になりまして、政府も応分の財政補助を続けてきたのではありますけれども、赤字要因のほうが強かったものですから、今日のような事態になりました。  しかし一言つけ加えて申し上げますが、ただ単に、今度の再建計画では、赤字を国鉄の財政で、会計の上で赤字をなくそうということだけが目的ではありません。赤字を解消することによってどうするかということが問題でございます。その点については、るる申し上げましたように、国鉄が日本の交通機関の中心的な存在であることは言うまでもないんですが、それにふさわしい機能を発揮してない、これでは国民生活の……

第71回国会 運輸委員会 第24号(1973/08/23、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 昨年のいわゆる廃案、これと今回提案しております案との違いでありますが、いま田渕委員お示しのとおりに、基本的な考え方は変わっているわけではございません。  ただ私どもは、昨年の衆参両院の論議を通じまして、非常に示唆せられるところが多かったと思います。そういった点及びこの国鉄の運賃の改定につきまして、賛否両論の世論があることもよく知っております。そういった点が、今度の提案した案の中にどう反映されておるかというお尋ねでございますが、われわれとしましては、そういった点につきまして、反省すべき点は十分に反省をし、改むべき点は改めたつもりでございます。  まあ一、二の例をあげて……

第71回国会 運輸委員会 第25号(1973/08/28、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 対外援助の問題は、全体としては運輸省の所管ではありません。したがって、これは外務当局または経済企画庁等の主管庁にお聞き願う以外にないと思います。いまの韓国の関係については、これは御承知でありましょうが、私のほうは海運協定を締結しようという問題が残っておるのと、それから過去において、昭和四十年六月、韓国に対して三千万ドルの船舶輸出を内容とする借款を供与しております。それから海運協定を今度は結ぼうじゃないかということになっておりますが、この際に、韓国側からは、さらに船舶輸出の関係で五千万ドルの信用を供与してもらいたい、こういう申し出があることは事実でございまして、日韓閣……

第71回国会 運輸委員会 第26号(1973/08/30、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 私の就任前のことはよく存じませんが、私が就任いたしましてからは、これはもう予算編成期に入っておりまして、最終段階でございましたが、そういう点は特に議論をされたことはなかったと思います。
【次の発言】 あなたのおっしゃるように、公共負担というのが相当多くなって総理がそういう答弁をせられたことも事実であります。その点については、私も全然同感でございます。今日の国鉄が公共企業体として発足した当時、独立採算制だけで運営しようとしておりましたが、その独立採算制だけでは運営できないということは、これはもう現実の事実でありますから、それに対応いたしまして、政府が相当の公共負担に見……

第71回国会 運輸委員会 第27号(1973/09/04、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) いまお話しのように、四十年以来八年間の長い間、委員の各位が非常に慎重に審議をされて結論を出されたわけでございますから、この皆さんの御努力に対しまして、関係閣僚の一人として深くこれに感謝をする次第でございます。  で、その内容についてのお尋ねでございますが、この点はいろいろの点について慎重に考慮すべき問題がたくさん包含されておると思います。しかし方針といたしましては、この答申の趣旨を実現をいたしますために、関係閣僚とも十分に打ち合わせをいたしまして、努力したい、こういう考えでございます。
【次の発言】 たいへん成田空港の問題について御関心を持っていただいてありがとうご……

第71回国会 運輸委員会 第28号(1973/09/06、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 森中先生のおっしゃることは私もよく理解ができるんですけれども、今度出している再建案は、ちょっとそれは考え方が違っていると思います。第一に国鉄の財政再建、これはもちろん現在累積している赤字一兆一千四百億というようなもの、それから累積している債務三兆七千億ぐらいのものを、まず消すようなことを時限立法か何かでやったらどうだと、こういう前段のお話がございましたが、御承知のように、これはそういうことになれば、その部分だけは解決するんですね。その部分だけは解決しますけれども、国鉄自身はやはり国の交通の大動脈として毎日毎日発展しておる経済社会の実情に沿って、やはり施設も整えていか……

第71回国会 運輸委員会 第29号(1973/09/11、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 三木先生の御意見は一つの御見識だと思っております。その方法によるか、いま大蔵政務次官から御答弁がございましたが、総合的に国鉄の全体の財政状態を見ながら、全体として赤字を解消して、国鉄の機能を回復させるような手段方法をとるのがいいかという問題でございますが、私は両方とも一つの政策としては考え方があると思うのです。なるほど外国でいろいろの制度をとっておりますが、これにはやはりそれだけの各国の具体的な事情があると思います。わが国でも昭和四十四年以来、こういうふうな国鉄に対する助成方式をとってまいりまして再建計画を進めてきた、不幸にして現在の再建計画というのは、いろいろの理……

第71回国会 運輸委員会 第30号(1973/09/13、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 自動車が非常に数がふえてきた。それからまた利用のしかたも、あなたが御指摘のように非常に多様化してきている。またこのトラックについては、自家用トラックがあまりにもふえて、いまおっしゃったように、現在でも十何万台になっている。また増加率も、営業用に比べて非常に高いというようなことは抽象的にわかっております。  そこで、いまお話しのように、統計をもっと整備しようということについて、前にも御注意がありましたので、われわれもそのつもりで本格的な調査に取り組もうということで、予算の要求もいたしております。この点は四十七年度、四十八年度でも七千七百万円、九千五百万円というふうに予……

第71回国会 運輸委員会 第31号(1973/09/14、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 具体的に油須原線の問題について、運輸省の方針をお聞きになりましたので、お答えいたしますが、全体の方針としては、きのう申し上げたとおりでございまして、一つ一つにつきまして経済状況、社会状況の変化を十分調査しながら、それに対応するようなやはり新線というものは建設することが必要であるというふうに考えております。油須原線については、運輸省におきましても調査を続けております。いまお話しになりましたような方向で、非常に新しい産業が沿線に起こりつつあるように、われわれの調査の結果も出ております。でございますから、そういう実情を踏まえまして、われわれといたしましては、この予算配分に……

第71回国会 運輸委員会 第32号(1973/09/18、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) ただいま議題となりました航空事故調査委員会設置法案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  航空行政にとって航空交通の安全の確保が最大の使命であることは言うまでもないところでありますが、不幸にして航空事故が発生した場合には、航空事故の原因を的確に究明し、事故の再発防止に役立てることが緊要であります。  現在のところ、大規模な航空事故が発生した場合には、そのつど民間有識者からなる調査団を編成して航空事故の原因について調査を行なっておりますが、このような調査体制には、調査をすみやかに開始することが困難であること、平素から調査の実施につき十分な準備を整えておくことがで……

第71回国会 運輸委員会 第33号(1973/09/26、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 先般の国鉄の再建計画案の御審議をいただいた最後にお話しのような御質疑があったので、それに対して私も、こういった紛争を繰り返しているという状態はよくないから早く労使間で信頼関係を回復されて、そしてこういったことの起からないように、一つ一つの問題について真剣な両者間の話し合いを進めてもらいたいということを希望すると同時に、しかし、やはり法秩序は守ってもらいたいということをつけ加えて申し上げたと記憶しております。そのとおりに私はいま考えておりまして、この問題についても、国鉄から御報告がありましたような事態が発生したということについては、まことに監督官庁としても遺憾に存じて……

第71回国会 決算委員会 第4号(1973/03/29、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 昨年、日本航空が相次いで事故を起こしまして、これはまことに申しわけないと運輸省としても考えておる次第でございます。事故の起こりましたあとで運輸省といたしましては、日本航空に対しまして特別の検査をいたしまして、社内のあらゆる問題について点検をいたしたのでございますが、その結果も出ております。私は昨年の暮れに就任いたしまして以来、航空行政の問題といたしましては一番大切なことは何といっても安全確保の問題であるということ、これは言うまでもないことでございますけれども、そういう考えのもとに直ちに日本航空の社長を呼びまして、この問題についてこういう事故の続発したその事態にかんが……

第71回国会 決算委員会 第7号(1973/05/09、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 私どもとしてはただいま政府委員から説明をしたとおりでありまして、このジェット・ルートの保護空域というのは十六キロということを示達しておるのでありますから、防衛庁においてはその示達を守ってくれておるものと考えます。事務当局間で何か合意があったかどうか、よく存じませんが、そういうことはないと私は考えております。  補足説明は事務当局からさせます。
【次の発言】 非常に専門的なものですから、詳細なことはわからない点があります。政府委員から答弁をしたとおりであると思いますが、ただ、これは、ほんとうに、十六キロだとか九キロだとかいう問題は、われわれ運輸省の立場としては、空の安……

第71回国会 決算委員会 第12号(1973/06/15、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 百キロ未満の扱いとか、それからいまお示しになった精神薄弱の方をどうするかとか、目の見えない方をどうするか、それからある一定年齢以上の老人をどうするか、それから乳幼児をどうするか。社会福祉ということから考えますと、これはいずれもそれぞれの理由がありまして、各々の交通機関におきましても考えなければならぬ問題だと思っておるんです。ただ、いま政府委員から申しましたように、それならばそれをどの程度まで国鉄自身の独力でやれるかということになりますと、これは非常にまた別の問題を考えなければいけない。運輸省としましては、そういう御意見も国会で再々出るものですから、まああらゆる角度か……

第71回国会 決算委員会 第15号(1973/07/11、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 昭和四十六年度日本国有鉄道決算書を国会に提出いたしましたので、その大要を御説明申し上げます。  昭和四十六年度における日本国有鉄道の運輸成績は、対前年度比、旅客輸送人員は二%増、旅客輸送人キロは横ばい、貨物輸送トン数及び貨物輸送トンキロはそれぞれ二%減となり、収入においては、旅客収入において、対前年度二%増であったのに反し、貨物収入においては、対前年度二%減少いたしました。  以下、収入支出の内容を勘定別に御説明申し上げます。  まず、損益勘定におきましては、収入済額は一兆二千二百九十七億七千三百三十六万円余、支出済額は一兆二千三百三十四億五千七十八万円余でありまし……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1973/03/07、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 運輸大臣を拝命しました新谷でございます。どうぞよろしくお願いします。  運輸大臣といたしまして、交通安全対策について所信を申し述べます。  今日、国民福祉の充実向上をはかるとともに、国土の均衡ある発展をはかり、真に住みよく豊かな社会の建設を促進することが、わが国の急務となっており、その実現のために運輸行政が果たすべき役割りは、広範かつ多岐にわたりますが、特に、交通の安全確保は、最も重要な課題の一つであると考えております。  昨年、北陸トンネル列車火災事故、ニューデリー及びモスクワにおける日航機墜落事故等の痛ましい事故が相次いで発生するという事態を惹起いたしましたこと……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1973/06/15、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 先般瀬戸内海で発生したカーフェリーの火災沈没事故について御報告いたします。  五月十九日午後八時三十分ごろ、瀬戸内海播磨灘におきまして、四国中央フェリーボート会社所属のカーフェリー「せとうち」九百五十総トンの機関室から出火し、消火活動のかいなく、火災が船舶全体に及んで沈没いたしました。乗客三十五名及び乗り組み員二十三名は、全員救助いかだで退避し、無事救助されております。  運輸省では、二十日政務次官が現地におもむいて実情を調査するとともに、二十一日、事故原因を早急に究明するため技術調査団を派遣して同型船を含めた調査を実施いたしましたが、その調査報告によれば、火災の発……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1973/06/20、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) ただいま議題となりました自動車事故対策センター法案の提案理由につきまして御説明を申し上げます。  わが国の自動車事故の発生率は、幸い二、三年来若干低下しておりますが一なお九十万人余の新たな被害者を年々生じていることは、国民福祉の上からもきわめて重大な問題であります。  このような事態を解消するためには、まず自動車事故の発生そのものを未然に防止することが肝要でありますが、この点につきましては近年運行管理指導の強化及びその一環としての運転者に対する適性診断の実施の必要性が強く認識されているところであります。  また不幸にして事故にあった被害者に対しましては、自動車損害賠……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1973/06/29、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 「自動車事故対策センター」、これはこういう名前をつけたわけですが、「センター」という字を使うに仕事の内容がふさわしいかどうか、こういう内容のお尋ねではないかと思うんですけれども、これは私から申し上げるまでもなく、非常に自動車事故が多くなっております。これはもちろんわれわれの政策といたしましては、そういう事故をなくするということがこれが本来でございますけれども、あらゆる努力を関係各省と相談をしながらやっておりますけれども、なかなかなくならない。事故が減ってはいますけれども、やっぱり毎年相当の数が出てくる。それに対しまして、事故のいまの法律関係からいいまして、民事、刑事……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1973/07/06、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 先日の委員会で野々山委員から御指摘のありました過積みの防止対策、車庫の規制、高速道路における軽自動車の問題、初心者マークの問題につきまして政府の見解を求められたので、私は総理府の総務長官にもその点を伝えまして、関係の局長の方々にもその点を要望いたしました結果、総理府交通安全対策室を中心に関係省庁が協議をいたしまして、当面とるべき対策を策定いたしましたので、その詳細は政府委員から御説明をさせたいと思います。
【次の発言】 具体的な問題ですから、足りないところは政府委員からあとで補足させます。  一括して私の考え方を申し上げますと、自動車が急激にふえた。それからそれに対……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1973/07/11、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) この考え方でございますけれども、結果的にはおっしゃったようなことになるかもしれませんが、これはおそらく運輸省も、いままでも交通事故をもっとなくそうというふうな方向でずいぶん昔からいろいろ研究もされ、またこういった施策を早く講じたいという希望を持っておったことは間違いないだろうと思うんです。ただ、そういったなかなかよい財源を得ることができなかったりするものですから、今日まあ突然こんなものを出したような印象を与えますけれども、そうではなくて、これは本来当然やるべきもんであった、それがおっしゃったように多少財源的にこういう方面にも使えるようなものが出てきたので、十分ではあ……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1973/07/13、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 現在の船舶検査官の数が二百十四名とかいうようになっておりまして、対象船舶が何万隻というふうになっております。これはいままでの状態でございますと、私、これはとても検査はし切れるものではないと思うんです。で、昔のことを言うとおかしいのですが、従来でございますと、何倍かの検査官がいなければならないと思います。ただ、これをやっておりますのは、これはおっしゃるように非常に検査官の仕事がきついと思いますけれども、昔は御承知のように、もう船一ぱい一ぱい、何かこう船主が、自分のうちの箱庭をつくるように構造から何からすべて自分で独自の設計をしまして、これならと思うような船を昔はつくっ……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1973/08/31、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) いまお述べになりました御意見は全くそのとおりだと思います。  第一には、やはり事故原因はどこにあったかということを探求するのが第一のつとめであると思いますが、その背後に、やはりおっしゃるように、国鉄の運営といいますか、国鉄全体として全職員が責任意識を持って列車の運行に当たれるような、そういうような体制というものが必要ではないかと思います。これについては労使とも非常に努力はしているとは思いますけれども、いろいろのととがありますと、そういった問題につきましても注意が不足であったり、あるいはいろいろの問題の影響が悪いほうに波及していくというような場合がないとは限りませんか……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第14号(1973/09/07、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 自動車とも関係するわけですが、このごろ非常に陸上ではマイカーがふえて交通混雑のもとになっているというような原因を特に注目されまして、マイカーを規制したらどうか、こういう意見が相当やかましくいわれているわけです。いろいろ関係――私のほうだけではございませんで、自動車を持ってはいけないということを言うことは、これはなかなかできないと思います。しかし、いたずらにマイカーがこの道路交通の混雑の原因をつくるようなかっこうで動いておるということについては、これはよほど気をつけなければいかぬということで、関係各省とも相談しまして、この前に野々山先生もそれに触れられましたけれども、……

第71回国会 社会労働委員会 第15号(1973/06/28、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 港湾運送事業における労使紛争についていろいろ御配慮をいただきましてありがとうございます。かねてからこういう問題があるということを聞いておりまして、労働大臣ともこの問題については、これは労働省の所管でありますけれども、たえず私も情報交換いたしまして、早期解決を希望してきたところでございます。いまの念書の問題につきましては、いま労働大臣がお述べになりましたとおりに、私もこれに対しましては責任を持って努力をいたしますことをお答え申し上げる次第でございます。できるだけの努力をいたします。
【次の発言】 その、新聞記事に何か出ておったかどうか、私、よく知りません、事実をよく知……

第71回国会 社会労働委員会 第17号(1973/07/05、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 労働省との関係は、これは非常に密接なものがあることはお話のとおりでございます。組織法からいいますと分かれておりますが、両者が相協力をいたしまして港湾運送業、それから港湾労働者の福利というようなものも、これは両者が協力しないとうまくいかないということは、いまお話になったとおりでございます。私のほうは労働省と多少観点が違いますが一方では御承知のように最近輸送の革新ということが進行しておりまして、港湾における設備も非常に変わってこざるを得ないのであります。そのために雑貨等を扱いますいわゆるコンテナ船というようなもの、あるいはバルキーカーゴーを扱っております穀物とか鋼材とか……

第71回国会 内閣委員会 第17号(1973/07/03、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) ただいま議題となりました昭和四十二年度以後における公共企業体職員等共済組合法に規定する共済組合が支給する年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして、御説明申し上げます。  この法律案は、旧国家公務員共済組合法及び公共企業体職員等共済組合法に基づき公共企業体の共済組合が支給しております退職年金等につきまして、このたび別途本国会に提案されております恩給法等の一部を改正する法律案による恩給の額の改定措置に準じた改定を行なうとともに、遺族年金の受給資格要件の緩和等の措置を講ずるため、所要の改正を行なうほか、公共企業体職員の通勤による災害に対し各……

第71回国会 内閣委員会 第18号(1973/07/05、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 昭和四十二年度以後における公共企業体職員等共済組合法に規定する共済組合が支給する年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案につきましては、御審議の結果、御議決をいただきまして、まことにありがとうございます。  また、ただいまこれに関する附帯決議を付せられたのでございますが、これらの事項につきましては、政府といたしましては困難な問題もございますけれども、御趣旨を体しまして十分検討いたしたいと存じます。まことにありがとうございました。

第71回国会 予算委員会 第3号(1973/03/15、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 私はそういう事実は承知しておりません。
【次の発言】 国鉄からの報告によりますと、当初から組合と国鉄の関係におきまして四点ぐらいの交渉事項があったようでございます。漸次それが交渉の軌道に乗りまして、最終的には一、二点を残しまして大体合意に達しておるということでございましたが、その最後の問題につきましては、これは双方とも昨年来の国鉄労組との関係、交渉の経過もございまして、なかなかその解決点には達し得ないというようなことで今日までおくれておるということを報告を聞いておるのでございます。  しかし、これは御質問外でございますけれども、こういう状態は放置できませんので、運輸……

第71回国会 予算委員会 第4号(1973/03/16、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 順法闘争といわれておりますものは、結局、国鉄の運転上、安全を主といたしまして、絶対に安全を確保するための措置であるということで組合がとっておる戦術でございまして、安全運転に関する内規、諸規程がありますが、それをどの程度に解釈し、運用するかによって、それに対する考え方が違ってくるということでございまして、極端にやりますと、いまのような結果になると思うのであります。
【次の発言】 列車の運転をする人たちから見ますると、いまお答えいたしましたように、いろいろの運転についての諸規程類、これを極端に解釈すれば、この順法闘争のようなものも適法であるという解釈になっているんじゃな……

第71回国会 予算委員会 第5号(1973/03/17、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 状況は国鉄総裁から御報告をしたとおりでございますから、私からは繰り返して申し上げません。今日の混乱した状態を収拾する手だてにつきましては、運輸省といたしましても国鉄に協力をいたしまして、大体、非常に大きな混乱状態が起こらないようにできる見通しでございます。  今後の問題でございますが、これは一応動労のスケジュールとしては、きょうのスケジュールを組んでおるので、あとは、そのスケジュールから申しますと、一応平常に戻るということのようでございますけれども、事情がこういうふうに変わってきておりますので、今後どういうふうにこれが動いてまいりますか、まだ、きょうの午後の状態を見……

第71回国会 予算委員会 第7号(1973/03/20、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 今度の上尾事件を中心にいたしまして、動労との間でいろいろの紛争を起こして国民に対して非常に御迷惑をかけたことは、われわれも非常に遺憾に思っておりまして、深く反省をいたしております。今後の問題といたしまして、こういった事態を再び起こさないように、労使間において早く信頼感を回復いたしまして、そういう事態が起こらないような措置を講じるように指導いたしますと同時に、今後こういった過密地帯における輸送問題につきましてはさらに検討をし、いままでもできるだけの努力はしてまいりましたが、今後ともさらにこれに努力を傾注したいと思っておる次第でございます。しかしながら、ただいま国会に提……

第71回国会 予算委員会 第8号(1973/03/22、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) すべての航空機が、日本国内から出ます場合には、フライトプランを提出しております。
【次の発言】 運輸省の管制当局に対して出しております。

第71回国会 予算委員会 第9号(1973/03/23、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) ただいま外務大臣から御報告がありましたとおりでございますが、具体的な問題としては、昨年の十一月でございましたか、わがほうから一つの試案を向こうのほうに送っております。それに対しまして、今度は中国側からいろいろ意見が出されたということでございまして、これは予備交渉団と言っておりますけれども、そういう問題について、双方協議をして何か結論を得るという目的を持って行ったわけではないわけでございまして、お互いに双方の主張、双方の意見を忌憚なく述べ合って、そうしてどういう点に問題があるかということをお互いに確認し合うというような交渉団であったと思うのでございまして、具体的にはい……

第71回国会 予算委員会 第10号(1973/03/24、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 航空法によりまして、日本から出る飛行機につきまして、日本に出入する外国機でございましても、御承知のようにフライトプランを出す必要がございます。そのフライトプランによりますと、いまお示しのような、デンジャラスカーゴを積んでおるという旨の計画が米軍から出されておるということは、これは事実でございます。
【次の発言】 政府委員から御答弁させます。
【次の発言】 われわれのほうは、軍用機のほうはよくわかりません。わかりませんが、いまお尋ねの点については、国内航空法、それから一ATAという国際的な機構がありますが、その一ATAの規定におきましては、このデンジャラスカーゴという……

第71回国会 予算委員会 第11号(1973/03/26、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 運輸省の関係は、いま行管長官から相当内容にわたってお答えになりましたが、そのとおりでございまして、四十三年の関係閣僚の三者の協議によって覚え書きが出ておりまして、私どもはその線に沿いまして、なるべく早く、県に委譲することの可能な事務は、それを自治省と相談をいたしまして、県に委譲しようじゃないかという方向で、これはまあ熱心でないと言われれば、時間がかかりましたから熱心でないかもしれませんが、意欲的に話し合いを進めたつもりでございます。大体方向づけができ上がってきたようでございますけれども、しかし、これを解決いたしますのには、行管庁長官も言われましたように、これは実際担……

第71回国会 予算委員会 第12号(1973/03/27、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 御承知のように、踏切の改良につきましては、何回か閣議でもきめまして、次計画を立てて実行しております。大体お話しのように、都市における踏切というものはだんだん立体交差になってまいりまして、今日では、これは多少数字に誤りがあるかもしれませんが、今日立体交差をしておる踏切の数が八百二、三十カ所あるんじゃないかと思います。国鉄といたしましても、これは民鉄のほうの関係もありますが、国鉄といたしましても、踏切の改良につきまして、立体交差それから構造改善というようなものを含めまして、四十八年度予算を見ましても、大体年間八十何億かの予算を用意いたしておるのであります。で、おっしゃる……

第71回国会 予算委員会 第13号(1973/03/28、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 交通機関の運賃というものは、もちろん物価体系の中の一つの要素でございますから、原則といたしましてそれに対応して考えていくのは当然だと思います。
【次の発言】 お話のように、自家用トラックにつきましては、調査を進めておるのですけれども、まだその成果が十分あがっていないというのは事実でございまして、あるいは事務当局からそういった問題につきまして資料を差し上げたかもしれませんが、とにかく、概数でいきまして、営業用のトラックと自家用トラックを比べますと、車両数からいくと、自家用のトラックというのが大体十四倍にもなっておるらしいですね、これはほんとの概数でございますが。そうい……

第71回国会 予算委員会 第14号(1973/03/31、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 運輸省が担当しておりますのは、こういう汚泥のしゅんせつないし埋め立てというような事業でございます。その関係から御報告いたしますと、田子ノ浦港におきましては、昭和四十六年の四月から五月にかけまして、現在は環境庁になっておりますが、当時公害対策本部と言っておりましたが、それの指導のもとに富士川の河口の河川敷におきまして第一次の処理をいたしましたのが十一万立方メーターであります。それから、引き続いて昭和四十六年度にやはりこれは法律が出まして、公害防止事業費事業者負担法という法律が出まして、その適用事業として前回同様の処理方法で三十二万五千立方メーター、合計いたしまして四十……

第71回国会 予算委員会 第15号(1973/04/02、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 全国的に主要都市を結ぶ新幹線を建設いたしておりますから、自然環境を変化させるという結果になることはやむを得ないかと思いますが、いまお話しのように、自然環境と申しても、あるがままの自然の姿をそのままで維持しようということは、これは無理かと思いますけれども、たとえば、あちらこちらに埋蔵文化財というようなものがたくさんございます。主としてそういう点につきましては、従来とも非常にこれは気をつけて工事を施工させております。昭和四十二年と思いますが、昭和四十二年ごろに、いまの文化庁、前の文化財保護委員会と国鉄との間では覚え書きを交換いたしておりまして、たとえば、まあどうしてもこ……

第71回国会 予算委員会 第16号(1973/04/03、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 成田空港の開港の時期は、いろいろの準備がおくれましたために、一番初めは四十六年の四月でしたか、そのころに開港するというめどを立てたことがあるようでございますけれども、その後、準備工事がおくれたりいたしまして、何回か開港の時期を、いつごろになるだろうという予想を関係大臣から発表したことがあるようでございますが、いまの時点で申し上げますと、実は、これもまださだかではありませんけれども、いま、われわれのほうで懸命の努力をいたしまして開港の進捗をはかっておりますが、いろいろの条件が、いま私どもで計画しておりまするのに見合ってくることになりますと、大体本年内には開港できるんじ……

第71回国会 予算委員会 第17号(1973/04/04、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 専門的なことはわかりませんけれども、大体運輸大臣として把握し得る程度の知識は持っておるつもりでございます。各方面とのちょうどその接触点に当たっておりまして、非常に重要な航空路管制であるということは了承しておるのであります。
【次の発言】 その点は承知しております。
【次の発言】 専門的にはわかりませんが、大体その方向は了解しております。
【次の発言】 その管制官の訓練の問題につきましては、私は大体の報告を聞いておりますけれども、日米間で、来年の五月に航空路管制を日本に引き継ぐという、そういうふうな原則的な合意ができておるんですから、その合意に基づいてそれが実施できる……

第71回国会 予算委員会 第19号(1973/04/10、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 日航の人事につきましては、先般もあるいはこの委員会でもお答えしたかもしれませんが、御承知のように、日航は無事故で来ましたけれども、長い間無事故で来ましたが、昨年は事故が頻発いたしました。そこで、いろいろ人事についても取りざたされておりますけれども、私は、この日航の人事につきましては、まずああいう事故を起こしたあとでありますから、国民が非常に航空機に対して不安を持っております。その不安を一掃するために、ゆるぎのない運航安全体制をつくってもらうのが先決であるということを考えておるのでありまして、いまその運航安全体制をつくるべく、懸命に努力をしている最中でございます。した……

第71回国会 予算委員会 第20号(1973/04/11、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) ただいま提出しております国鉄の予算の中で、四月一日に関係の法律案が成立するものとして、増収額は千八百五十五億でございます。簡単に計算いたしますと、この法律案の成立がおくれますことによりまして、一日当たり五億円の減収になるのでありますが、四月になりまして成立いたしませんので、今後は国鉄の経営努力、それから経費の節減等を最大限に督励いたしまして、この穴埋めをしなきゃならぬと思いますし、それよりも大事なことは、そういう事情でございますから、一日も早くこの運賃改定の法律案が成立いたしますようにお願いをする次第であります。


10期(1974/07/07〜)

第75回国会 逓信委員会 第5号(1975/03/25、10期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 NHKの予算や事業計画につきましては毎年質疑が行われておりまして、大体、要点が明らかにされておるわけでありますから繰り返すことはいたしませんが、今度のNHKの予算を通読いたしますと、NHKの収支状況が非常に悪くなってきておるようであります。こういうときにこそ思い切って改善すべきものは改善するという態度で考え直さなければならぬ問題が相当あるだろうと思うのであります。そういう点から言いまして二、三の点について、ごく短時間ですが、時間をいただいて質問をしたいと思います。  一番初めにお尋ねしたいことは、これはNHK、郵政省両方に対してでありますが、先ほど森委員からも質疑がありました受……


11期(1977/07/10〜)

第84回国会 逓信委員会 第3号(1978/03/23、11期、自由民主党・自由国民会議)

○新谷寅三郎君 関連、郵政大臣、関連して申し上げますが、これは別の機会に申し上げようと思ったんですが、かねてから郵政省でも調査会をつくったり、さっきお話しの指導要領みたいなものを出して、なるべくトラブルを最小限度にしようという努力をしておられることは、非常にこれは結構だと思うんですよ。ただ、法制的に言いますとね、原因者負担とおっしゃっても、原因者負担であるというようなことを義務づけているような法制は全然ないんですよね、いま。水質汚濁とか大気汚染につきましては、御承知のように公害基本法がありまして、水質汚濁防止とか大気汚染の防止についてのそれぞれの法令がもう出ているわけです。だから、そこには原因……

第87回国会 逓信委員会 第3号(1979/03/01、11期、自由民主党・自由国民会議)

○新谷寅三郎君 私は、東京ラウンドに関連いたします電電公社の資材調達問題についてお尋ねをしたいと思います。  冒頭に申し上げますが、私は日米間の経済摩擦を、もしあれば、何とかして早く解消して相互の信頼と協力関係を深めることは非常に大切なことでありまして、これは私も大いに協力しなきゃならぬと思っておりますが、ただ、いま申し上げました問題につきましては、もっと両国がお互いに冷静に事実を掘り下げまして、実態に即して公正な解決策を見出すことが両国の将来にとって非常に大事なことであると思っておるのであります。そういう観点から、私はきょうは率直に自分の意見を交えましてお尋ねをしたいと思うのであります。  ……

第91回国会 逓信委員会 第5号(1980/04/24、11期、自由民主党・自由国民会議)

○新谷寅三郎君 議題になりました問題について、若干の質疑をいたしたいと思います。  収支予算の問題についてはいろいろ論議されたのでありますが、私は受信料の値上げの問題につきましては、原則としてこれは原価主義によるのが適当であると思います。したがいまして、物価の値上がりでありますとか、あるいは職員の処遇改善でありますとか、そういう問題で、原価が上がってくればそれに伴ってある程度の受信料の引き上げをせざるを得ないと考えております。この詳細につきましては、郵政当局においても十分審議をせられたことでもありましょうし、この委員会でもそれについて同僚の方からいろいろ御質問がありましたから、これは私はここで……


12期(1980/06/22〜)

第94回国会 逓信委員会 第3号(1981/03/26、12期、自由民主党・自由国民会議)

○新谷寅三郎君 きょうは、昨年のNHKの予算案の審議の際にも申し上げたのでありますが、そのときには放送衛星に関連する放送政策の基本的な方針について質問したつもりですが、大臣からは十分なお答えを得られなかったんです。その当時の大臣は、引き続いて研究をした上で来年の、つまり今度のこの予算編成に当たってその対策を立てますという答弁をしておられたのです。時間の制約もございますから、私はなるべく簡単に率直に自分の考えていることを申し上げますから、大臣もお考えになったところを率直にひとつ御答弁をしていただいて、わずかな時間の間にそういう方針がある程度明らかになるようなもとをつくっていただきたいと思うんです……

第94回国会 逓信委員会 第9号(1981/05/12、12期、自由民主党・自由国民会議)

○新谷寅三郎君 私は、今回政府が提案しておられる電波法の改正案に直接関係する質疑は後回しにいたしまして、まず電波法に関してきわめて政策的に重要であると考える問題につきまして、若干の説明をして政府の見解を求めたいと思います。放送政策上の重要な問題ですから、これは郵政大臣から御答弁を願います。  電波法第五条第四項によりますと、外国人、外国法人等が議決権の五分の一以上を占める放送機関には免許を与えないと規定しておることは御承知のとおりでありますが、免許後にこの欠格条項に該当するに至ったときはどう処理されますか。
【次の発言】 そのとおりだと思います。七十五条によって免許の取り消しをしなければならな……

第96回国会 逓信委員会 第3号(1982/03/30、12期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 私は、ただいま議題となっておりますNHKに関する承認案件につきまして、質疑をしたいと存じます。  総括的に申しますと、郵政大臣の意見書には全く同感でございまして、NHKは意見書の趣旨を体してあらゆる努力を払われることを期待する次第であります。  ちょっと申し上げますが、私は座ったままで質問いたしますが、お答えになる方も座ったままでお答えくださって結構でございます。  私は、今日までしばしばこの委員会でも論議をされましたし、また、ただいまは片山委員から詳細にわたって御質疑がございましたので、この際、なるべく重複を避けながら、当面きわめて重要であると考えます二、三の問題につきまして……

第96回国会 逓信委員会 第5号(1982/04/01、12期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 私も、きょうは大体、電電公社の問題に関連して質疑をしたいと思います。  まず第一に、電電公社がこの三十年来継続してやってこられた年次計画、第六次の五カ年計画が五十七年度で終わるわけですね。第七次の年次計画についてはどういうふうにされるか。これはおくれますと、関係者が非常に困るわけですね。機材の調達の問題、それから職員の再訓練あるいは配置転換の問題、それから技術開発についての方向づけの問題、こういったのがやはり年次計画を中心にして大体の方向が決まってくるわけです。それについてはもちろん何か御計画があると思いますけれども、いまどういうふうな目標を持って年次計画をお立てになっているの……

第96回国会 逓信委員会 第7号(1982/04/27、12期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 ただいままで片山委員からいろいろな問題について詳細に質問が行われましたが、なるべく重複を避けまして、非常に重要だと思います数点について、私の見解を交えながらお尋ねをしたいと思います。  まず第一に、問題にされました放送法の改正案の中の五十三条の二の問題でございます。この問題は、昨年の当委員会において当時の郵政大臣と私は意見を交換いたしまして、日本の国益を守る意味において外国資本が日本の放送会社の中に無制限に入ってくることを防止しなきゃならないという観点から質問をいたしました。この点は、御承知のように、終戦直後、国会において新聞社の資本構成の中で外国人の資本が入ることを規制する法……

第98回国会 逓信委員会 第4号(1983/03/24、12期、自由民主党)

○新谷寅三郎君 郵政大臣に一つだけ先にお伺いしたいと思います。もうすでに同僚議員から、郵便事業とか、貯金、保険等の郵政省の現業事務については、いま非常に詳細な質疑がありましたので、私は重複を避けまして、一つだけお伺いしたい。  御答弁いただく前にお断りしておきますけれども、お互いに立ったり座ったりするのはくたびれますし、国や国民のためにどうしたらいいかということを考えながら質疑応答を繰り返すんですから、ここではお互いに同じ立場に立っているものと考えて、リラックスして思ったことをお互いに述べ合うというような形で私の質問はしたいと思いますので、座ったままで私は質問しますから、皆さんもひとつ座ったま……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会海難審判法案に関する小委員会 第2号(1947/10/02、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 只今のは第九條の政令かと思いますが、裁判所なんかでは一般的に管轄区域でありますとか、そういつたことは法律で決めることが原則になつておると思うのであります。併しこういう懲戒裁判というような、懲戒審判というようなものにつきましては、必ずしも事柄の大小によつてすべてを法律に書かなければならんということもなかろうかとも思うのであります。結局問題の重要性によつて、或るものは政令に任せることも差支えはないのじやないか、私はそう思うのであります。  序でに政令の問題について政府委員の方にお尋ねしたいのでありますが、それは先程丹羽君の御質疑に対してお答えになりましたが、内容については至極結構で……

第1回国会 運輸及び交通委員会海難審判法案に関する小委員会 第3号(1947/11/05、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 私もこの法律案には賛成する者でありますが、賛成するに当りまして、一二希望を申上げて置きたい。先般来申上げましたように、この法律案は、海難の原因を探求して、その発生の防止に寄與するのが目的でありますが、発生した海難を調べて、その原因がどこにあるかを探求するまでもなく、現在我が國の海上の安全に関するいろいろ施設は極めて不備であります。政府当局から過般提出せられました資料によりまして見ますると、海上の安全に関する予算としては、殆んど見るべきものがないのであります。この法律案の完全な実施を待つまでもなく、現在早急に着手すべきいろいろの事項があると思うのであります。この法律案の趣旨を生か……

第1回国会 運輸及び交通委員会第一小委員会 第3号(1947/10/04、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 今の御質疑に関連しましてお伺いしたいのでありますが、段々補助金或いは助成金というものを無くして、努めて少くして行こうという傾向が計画面に現われております。併し貨物船は別として、旅客船につきまして余程成熟した航路でない限りは殆んど收支の計算は立たないと思うのであります。日本のように幾つもの小さな島嶼がありまして、本土と連絡しなければならんという所では、離島航路というものは請願にもありますようにどうしてもこれは維持しなければならん。そうしますと、これは何か航路の助成でありますとか、何かの方法で以て國家が助成しませんと、この航路が致底收支が償わない。從つて地元民の満足するような経営は……

第2回国会 決算・治安及び地方制度・運輸及び交通連合委員会 第1号(1948/04/05、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 大体法律案の提案理由なり、経過なりを伺いまして、大体のところは了承したのでありますが、先程來の中井委員や小林委員の御質問に関連いたしまして、もう一應確めて置きたいことは保安廰の権限についての地域的な限界はどこであるかということでございます。いろいろ御説明がありましたが、國家地方警察なり自治体の警察で、陸地に接続しておつて陸地の延長と認められるような水域におきましては、これは警察が関與してもよろしい、取扱つてもよろしいというような御説明があつたのであります。併しこの海上保安廳ができまして、一應その組織権限が決まるということは、結局地域的にもどこが保安廳の管轄の範囲内で、どこが警察……

第2回国会 通信委員打合会 閉会後第2号(1948/07/27、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 いろいろお尋ねしたいことがございますが、中で総括的な問題から伺つて置きたいと思います。今度の法案で初めて説明のありましたように、一般放送局というものを作る途を開いて、日本放送協会と並行的に放送事業をやらせるということになるわけでありますが、これはいろいろ御説明もありましたが、只今の状況では非常に困難ではありますが、將來の日本の放送事業を考えますと、非常に結構なことではないかとも考えられるのであります。併しこれを実現いたしますのには、これは資金の面でも、資材の面でも、又技術的な電波の割当の問題から言いましても、実際上非常な困難が伴うだろうと思うのであります。ここに法律案として明瞭……

第2回国会 通信委員打合会 閉会後第3号(1948/07/28、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 逓信大臣がお見えになつておりますから、大臣に先ず御伺いしたいのでありますが、昨日の政府委員からの御説明で、大体概要が分つて來たのですが、この法律を施行いたしまして、放送事業の運営をされて行く場合に、非常に重要な放送委員会につきまして二、三お伺いして置きたいと思うのであります。十一條にもありますが、「政党」という言葉を使つてありますが、今日まで政党というものはまだはつきりとしたものがどこの法律にも出ておりませんが、この政党というのはどういう意味にお考えになつておりますか、一應それをお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 御趣旨はその通りだと思うのですが、法律にこういう「政党」……

第2回国会 通信委員打合会 閉会後第4号(1948/09/01、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 安本の長官がお見えになりましたので、放送法案について安本に関連する部分について二、三お尋ねしたいと思います。御承知のようにこの法立案では日本放送協会の外に新たに一般放送局の設立を認めておりまして、法律及び規則の定める規準に合格したものに対しましては放送委員会においで免許を與えることになつておるのであります。この一般放送局は勿論今後の運用によりましてその可否が決定せられると思うのでありますが、本委員会としましては放送事業の発展のためにこの際一般放送局をできるだけ、若干数を認めることが適当ではないかという意見が有力に唱えられておるのであります。これにつきましては、先般來逓信省の方に……

第3回国会 内閣・逓信連合委員会 第1号(1948/11/24、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 大臣にいろいろ質問をしたいのですが、おられませんので、細かい問題ですが、この両法案と國家行政組織法との関係について一言伺いたい。國家行政組織法の二十一條によりますと、現業廳については七條と二十條の規定と違つた別段の定めをすることができる、こういう規定があるのであります。その意味で非常に現業廳として、一般官廳とは違つた特別の組織を考えられるだろうと思う。その点は了承するのでありますが、その違い方が余りに違い過ぎるという感じがするのであります。一例を挙げますと、國家行政組織法の七條では、局及び部の設置及び所掌事務の範囲は法律で決めるという原則が謳つてあるのであります。この第二十一條……

第3回国会 内閣・逓信連合委員会 第2号(1948/11/25、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 昨日大臣のおられません間に一、二質問したのですが、今日は大臣お見えですから、大きな問題につきまして二、三お尋ねをいたしたいと思います。  行政の能率を挙げますためには、申すまでもなく、成るべく行政組織を簡素化いたしまして、この組織の中にある人も、又それに関連する國民の側からいたしましても、できるだけその行政組織を利用し易くするというのが原則であろうかと思うのであります。その点から見ますと、只今御提案になつております郵政省、電氣通信省、両省の設置法案とも特殊性があつて、それぞれの考慮をしておられると思うのでありますが、非常に組織が複雜化しているという点を看取させられるのであります……

第3回国会 内閣・逓信連合委員会 第3号(1948/11/26、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 引続いてやつたらどうですか。

第5回国会 内閣・建設連合委員会 第1号(1949/05/09、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 この設置法に直接関係ないかも知れませんが、これは言い古されたことで、大臣も御存じだと思いますが、建設省所管の道路、或いは都市計画の工事というものと、他の省の所管である水道、下水道、ガス或いは電氣、電信、電話の工事、こういつたものが、いつも所管廳が違いますために、ばらばらに行われて、市民側から言いますと、長い間道路を阻害されて、非常に迷惑だということが頻りに起つて來るのであります。この点については恐らく現在の設置法でも解決されてない問題だろうと思う。工事そのものにつきましては、所管廳がありますから、建設大臣があらゆる工事について権限を持つて行くということは困難だろうと思います。た……

第5回国会 内閣・人事連合委員会 第2号(1949/05/15、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 大藏大臣にちよつと伺いたいのですが、初めに予算が組まれますときの行政整理の案では、大体今お話のように現業二割、非現業三割というふうに一應予算上そういうことでございます。その後行政官廳の方で各省と御折衝の結果、実際ここに法律案として出ております中に、当時と或る程度変わつておると思うのです。各行政官廳によりましては、今申しました予算展上に減員されたところがあるかも知れませんが、予算程度にまで減員せられない行政官廳もあるのじやないかと思います。その点についての予算関係はどういうふうになるのですか。追つて若し俸給費等が足りなければ予算補正でもおやりにならなければならんと思うのですが、ど……

第5回国会 内閣・逓信連合委員会 第1号(1949/04/26、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 細かい点を除きまして、荒筋の問題につきまして、二、三お伺いしたいと思います。郵政省設置法案の改正法律案についてでありますが、今度各局の理事であつたのを局長にし、その下に次長を置くということになつているようでありますが、この郵政省の各局に仕事をすつと見ますと、中には貯金局とか或いは簡易保險局のように殆んど現業類似の局もありまして、これにつきましては相当に沢山の課が置かれるということを考えられるのであります。從つて局長の補佐役として次長制度を採られることも、これは特例として考えられないこともないのでありますが、監察局でありまするとかその他の一般のいわゆる監督をする方面の局、監理する……

第5回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1949/04/18、1期、緑風会)

○新谷寅三郎君 本委員は互選は正規の手続きを省畧して正副主査の指名を委員長に一任するの動議を提出いたします。

第7回国会 内閣・電気通信連合委員会 第1号(1950/02/16、1期、緑風会)【政府役職】

○新谷寅三郎君 今回御提案の範囲ではないのでございますけれども、これは希望的な意見としてでもお聽き願いたい。電気通信省の現在の機構が昨年からできまして、その後の実施状況を機会のある毎に地方を廻つて見ておりますが、どうも一般的な傾向としても現業の要員が相当不足しておるという事実があるようであります。一方管理機構の方で、例えば通信部でありますとか、県單位に作られております機構なんかも、場所によりましては浮いてしまつて、もう必要がないのではないかという声すら内部から出ておる。これは恐らく当初の意図と大分違つたところに実際は向つておるという感じがするのですが、それでああいう機構をお作りになつても、若し……


2期(1950/06/04〜)

第10回国会 内閣・電気通信連合委員会 第1号(1951/03/27、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 鈴木委員の質問に関連することですが、只今の專門員の説明によりますと、殆んど常勤に近い勤務をしておられるということでありますが、委員会の委員諸君の中で大体仕事の分担でも個々にきめて、そうして技術方面とか許可の方面とかいうような常務を特別に各委員が分担して担当させるような勤務の仕方をやつておられますかどうか、その点もう一つ附加えてお伺いいたします。

第13回国会 通商産業・運輸連合委員会 第1号(1952/02/16、2期、緑風会)

○委員外議員(新谷寅三郎君) 委員外の質問をお許し願いまして有難うございます。先ほど来運輸委員のかたがたから御質問がございましたので、大体私のお聞きしたいところも尽きておるのでございますが、ただ一つ二つ、これは運輸大臣と大蔵大臣に主としてお尋ねしたいことでありましたが、大蔵大臣がおられませんので、主管の政府委員からでも結構でございますから、お答え願いたいのであります。申すまでもありませんが、運輸大臣は先ほど、日本の海運業の自己資金の造成を図り、資本蓄積をやらせるということを主にしてお考えになつておるようでありますけれども、私は海運政策の見地から見ますると、どうしても只今の日本の海運の現状から参……

第13回国会 内閣・郵政・電気通信連合委員会 第2号(1952/05/29、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 内閣委員会で御審議を願うことではありましようが、電通委員会としても非常に関係が深いものですから、一点電波監理審議会に関しましてお伺いしたいと思います。一つは極めて形式的な問題でありまするが、この電波監理審議会の設置ということは、郵政省設置法の一部を改正する法律案の中で、郵政省の附属機関として電波監理審議会というものを設けておられるのであります。ところがその内容をなしまするところの電波監理審議会の組織とか、権限とかいうようなことは、電波法の一部を改正する法律案の中に入れておられるのであります。私はよく法律のことは知りませんが、私の常識で以てすれば、これは極めて法律体系から言います……

第13回国会 日本電信電話公社法案両院協議委員正副議長互選会 第1号(1952/07/29、2期、緑風会)

○新谷寅三郎君 仮議長の指名にして頂きたいと思います。


3期(1953/04/24〜)

第22回国会 内閣・決算委員会連合審査会 第1号(1955/06/09、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣、決算両委員会の連合審査会を開会いたします。  会計検査院法の一部を改正する法律案を議題といたします。まず、本案に対する補足説明を会計検査院から聴取いたしたいと存じます。
【次の発言】 引き続いて本案に対しまする質疑を行いたいと存じます。会計検査院からは東谷院長及び池田事務総長が出席しておられます。質疑のある方は順次御質疑願います。
【次の発言】 白井君に申し上げますが、他の委員の質疑もあるようですから、要点だけ簡単に願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 それでは本日の質疑は一応これで終了いたしまして、次……

第22回国会 内閣・決算委員会連合審査会 第2号(1955/07/07、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣委員会、決算委員会の連合審査会を開会いたします。  会計検査院法の一部を改正する法律案を議題といたします。  前回に引き続きまして質疑を行いたいと存じます。
【次の発言】 他に御質疑ございませんか。他に御質疑もなければ、内閣及び決算委員会の本法律案に関する連合審査会はこれをもって終了することにいたします。  なお、決算委員長の申し出によりまして、あるいはこの法律案に関しまして、決算委員会から何らかの申し入れを内閣委員会にされるかもしれないということであります。もしそういう場合には内閣委員会の審議の関係もございますので、本日のうちにお申し入れを願いたいと……

第22回国会 内閣・社会労働委員会連合審査会 第1号(1955/07/19、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣、社会労働委員会連合審査会を開きます。  恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案(参第一二号)、恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案(衆第二八号)を一括して議題といたします。  お諮りいたしますが、山木純勝君から委員外の発言を求められておりますが、本件に関しまして発言を許可することにして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、さように取り計らいます。  順次御質疑を願います。
【次の発言】 山木議員に伺いますが、提案者に対してですか。
【次の発言】 他に御発言もないようですから、内閣、社会労働両委員会の……

第22回国会 内閣・商工委員会連合審査会 第1号(1955/06/10、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣、商工両委員会連合審査会を開会いたします。  経済審議庁設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。政府側から経済審議庁長官高碕国務大臣及び酒井総務部長が出席しておられますので、御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 法制局の人を今呼んでおりますから……。
【次の発言】 吉野委員長に申し上げますが、やがて法制局の第二部長の野木君が出席されるそうです。
【次の発言】 吉野委員長に申し上げますが、内閣法制局長官及び次長は、ただいま他の会議に出席しているそうであります。急に間に合いませんので、第二部長の野木新一君が見えておりますので、よろし……

第22回国会 内閣・農林水産委員会連合審査会 第1号(1955/06/28、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから内閣、農林両委員会連合審査会を開会いたします。  行政機関職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 承知いたしました。
【次の発言】 これをもちまして、内閣、農林両委員の審査会を終ります。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時五十六分散会


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 地方行政委員会新市町村建設及び地方公務員給与に関する小委員会 第1号(1959/12/03、5期、自由民主党)

○担当委員外委員(新谷寅三郎君) ちょっと郵政大臣に、簡単なことですから……。  植竹さん御承知のように、新市町村建設促進法ですね。これは初めは、町村合併促進法で、まあお互いに提案者になって、これは、参議院から提案したこともあります。あなたもよく御承知のことだし、今の新市町村建設促進法も、これは必然的に期限が延長されまして、何年間か有効にまた働かなければならぬというような建前にあるわけです。ところが、これをやるについて、幾つかの旧市町村が合併して新しいものができて、それに対してあらゆる方面から、いい市町村になるようにというので、援助の手を伸べておるわけです。それで、この法律規定にもありますよう……

第34回国会 地方行政、運輸委員会連合審査会 第1号(1960/03/09、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから、地方行政、運輸委員会連合審査会を開会いたします。  先例によりまして、私が連合審査会の委員長の職をつとめさせていただきますから、どうぞよろしく御協力をお願いいたします。  それでは、道路交通法案を議題といたします。  まず、提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 本案に対し御質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 大倉君に申し上げますが、運輸大臣はただいま予算委員会に出席中で、運輸大臣に対する質疑が今行なわれておる状態であります。で、御質疑が済み次第に当委員会に出席するように要求してございますから、御了承願います。

第34回国会 地方行政、運輸委員会連合審査会 第2号(1960/03/10、5期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから、昨日に引き続き地方行政、運輸委員会連合審査会を開会いたします。  道路交通法案を議題といたします。御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 道路局の次長が見えております。
【次の発言】 以上をもちまして本連合審査会は終了することにいたします。これにて散会いたします。    午後零時三十一分散会


6期(1962/07/01〜)

第46回国会 大蔵委員会文教委員会連合審査会 第1号(1964/04/02、6期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから大蔵、文教委員会連合審査会を開会いたします。  先例によりまして、私が連合審査会の委員長の職をつとめますので、どうぞ御協力をお願いいたします。  それでは、国立学校特別会計法案を議題といたします。  御質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 相沢君、ちょっと待ってください。
【次の発言】 いまの資料はすぐにできますか。
【次の発言】 あれば、すぐに配付していただきたいと思います。  速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。


7期(1965/07/04〜)

第55回国会 予算委員会公聴会 第1号(1967/05/16、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会公聴会を開会いたします。  公聴会の問題は、昭和四十二年度総予算についてでございます。本日は午前中お二人の公述人の方に御出席を願っております。これから順次御意見を伺いたいと存じますが、その前に公述人の方に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は御多忙中にもかかわらず、本委員会のために御出席いただきまして、まことにありがとうございます。委員一同にかわりまして、厚くお礼を申し上げます。本員会は、昭和四十二年度総予算につきまして、今月四日から慎重に審査を重ねてまいりました。本日及び明日にわたる公聴会におきまして、皆さまから有益な御意見を拝聴することがで……

第55回国会 予算委員会公聴会 第2号(1967/05/17、7期、自由民主党)【議会役職】

○委員長(新谷寅三郎君) ただいまから予算委員会公聴会を開会いたします。  昨日に引き続きまして、昭和四十二年度総予算について公述人の方から御意見を拝聴いたします。午前はお二人の公述人の方から御意見を伺うことになっております。  ただいまから順次伺いたいと存じますが、公述人の方に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は御多忙中にもかかわりませず、本委員会のために御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。昨日に引き続き、本日の公聴会におきましても、忌憚のない御意見を拝聴することができますならば、今後の審査に資するところがきわめて多いと存ずるのでございます。  それでは、名簿の順序に……


9期(1971/06/27〜)

第71回国会 運輸委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、建設委員会、公害対策及び環境保全特別委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1973/09/12、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) ただいまの御質問の、身体障害者に対する国鉄運賃の割引その他の優遇措置でございますが、趣旨においては運輸省といたしましては、もちろん賛成でございます。ただ先般も予算委員会でお答えしたのでございますが、国鉄の財政が非常に窮迫いたしておりまして、ただいま提案をしておりますような十カ年においての再建計画を御審議願っておるわけでございますが、いまお示しのような、いわゆる公共負担といいますか、社会政策的見地からするものを含めまして、公共負担というのが年間に約五百億ぐらいに達しております。でございますから、国鉄に対しまして、さらにそういった方面の割引を拡充するということについては……

第71回国会 運輸委員会、地方行政委員会、公害対策及び環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/22、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) ただいま議題となりました港湾法等の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  港湾は、海陸交通の結節点として交通の発達及び国民経済の振興に不可欠の役割りを演じてきたところであり、港湾法もまた、その基本法として重要な機能を果たしてきたところであります。  しかしながら、港湾法は、昭和二十五年という経済基盤の強化に主力を置いた時代に制定された法律でありますので、公害防止等、港湾の環境の保全あるいは国土の適正な利用及び均衡ある発展等、現在、社会的に重大となっている諸問題に対する配慮に欠けるところなしとしません。  このような実情にかんがみまして、港湾……

第71回国会 運輸委員会、地方行政委員会、公害対策及び環境保全特別委員会連合審査会 第2号(1973/06/28、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) こまかいことは政府委員からお答えしますが、勧告はやっぱり勧告でございまして、強制権はもちろんございません。  ただ、申し上げたいことは、港湾行政では、御承知のように、地方の公共団体が港湾管理者になりまして、すべての運営をやっておるわけでございます。設備もそうでございます。国はそれに対して助成をし、補助をし、あるいは国全体の立場から見まして、こうあってほしいというようなことにつきまして、計画をきめまして、基本方針をきめて、そしてその方針にのっとって地方で自分のところの港湾計画をきめていくという段取りになるわけです。したがいまして、これは補助の関係もあるし、そういう基本……

第71回国会 運輸委員会、地方行政委員会、大蔵委員会、農林水産委員会、商工委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1973/07/14、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 物価局長から御説明をいたしたような数字を基礎にしておりますが、国鉄の財政再建は短期間ではできないという見通しでございまして、いまのような閣議で了解をしていただきましたような基礎的な方針をもとにいたしましてやりましても、十カ年ぐらいはかかるということでございまして、その間、いろいろ関係各省から御説明があると思いますけれども、私どもはとりあえず、この最初の五カ年間につきましては、経済社会基本計画、これに示されました数字、これは政府で閣議決定した数字でございますから、それをもとにして計算をいたしております。それから、その後の五カ年につきましては、そういうものをもとにいたし……

第71回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1973/04/06、9期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(新谷寅三郎君) 吉田先生の問題にしておられる具体的なことは、実はよく承知しておりませんが、いまの質疑応答を聞いておりまして、吉田先生の言われるのは原則論としてごもっともだと思います。ですから、これはわれわれのほうでも今後いろんな行政指導をやったり、通達をして、関係の人たちにこういう方針でいきたいというようなことを示す場合に、よく関係の人たちの意見を徴しまして、そして調整を十分しました上で実行をするようにしたいと思います。  あなたのほうがお詳しいと思いますが、自動車行政というのは非常にどんどん発展して変わっていくわけです。多様化していくわけですね。ですから、法律や規則がどうしてもこ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

新谷寅三郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。