国会議員白書トップ参議院議員伊東隆治>委員会発言一覧(全期間)

伊東隆治 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

伊東隆治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


このページでは伊東隆治参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。伊東隆治参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 外務委員会 第2号(1947/10/01、1期、民主党)

○伊東隆治君 只今の遠山委員の意見私も同様の感じを持つのであります。今日の状況においてこういう問題を、例えば内閣の進言するというような取扱いにまで進めるというようなことは妥当ではないように思うのであります。その点が一つと、それからもう一つは、この趣旨は誠に結構でありますが、こういう機関に加入するために國家機関を設けるということでありますけれども、これは國家機関と申しますと、やはり一つの國家の中の大きな機関でありますが、これには外務省という立派な機関があるのでありまして、この國家機関がこういうことはやるべきであり、又今後ともやるであろうと思うのでありまして、この種の民間團体を拵えて研究するとか、……

第1回国会 外務委員会 第3号(1947/10/08、1期、民主党)

○伊東隆治君 今の板谷さんのお尋ねはそういう資料を揃えると同時に、できるならば講和會議の前に、そういう資料を以て適當なる方法によつて聯合國側に了解を求めるようなことはできないのだろうか、そういう趣旨のように伺つたのですが……。

第1回国会 外務委員会 第4号(1947/10/14、1期、民主党)

○伊東隆治君 時間も大分経過いたしましたので、議員の数も非常に少いのでありますが、この賠償公團の問題につきましてはやはり各委員二三質問、政府の御意向を伺いたい点もあろうかと思いますので、次回に延期されたらいかがかと思います。

第1回国会 議院運営委員会 第6号(1947/07/07、1期、民主党)

○伊東隆治君 その問題につきましては、浅岡さんのおつしやつたのは実際的効果を狙つておつしやつたと思うのでありますが、それが一つでありますが、各政党とも非常に興味……といつてはなんでありますが、実現のために熱心でございますから、党派別にわけるという点を矢張り第一にしてやつた方がいいと思いますので、今の二つの議論を折衷しまして、二十五名位是非共必要じやないかと、数としては思うのでありますが、過半数であれば、いつも委員会を開いて実行できるようにするのですから、十二、三人でも集まれば実行に移せるのですから、是非共委員に連つて、できればそこへ行つて大いにお援けした方が、所期の目的も達成すると思うのであり……

第1回国会 議院運営委員会 第20号(1947/08/27、1期、民主党)

○伊東隆治君 それではやはりさつきの佐々木委員の言われたように、やや實行的なそういう庶務委員、さつきの小委員會をしてデザインとか又はその注文先きということを一任して、事務局と相談するという佐々木案に贊成いたします。

第1回国会 議院運営委員会 第22号(1947/08/29、1期、民主党)

○伊東隆治君 餘地があるかどうですか。

第1回国会 議院運営委員会 第23号(1947/08/30、1期、民主党)

○伊東隆治君 もう一案を、これは板野君の提案ですが、今まで衆議院がやつておつたあの野菊といわれておつたマーク、あのマークを銀のところは金にしたらスマートでいいじやないかという案がありました。これは今まで直前まで衆議院のやつておりましたものです。

第1回国会 議院運営委員会 第27号(1947/09/22、1期、民主党)

○伊東隆治君 委員長が緑風會を指摘されたのは恐らく私が推察するに、緑風會九十人、社會黨四十八人、民主黨四十四人、自由黨が四十二人ですか、そういう今の人數の割合にしますと、社會黨は四十八人なのに二人、然るに緑風會は五人、そこに一人多いというような感じを持つていわれたのじやないかと思いますが、いずれにしろ一人ぐらい減らすこと、最小限度減らすようなこと、木下委員の言われたようなやはり意見もあると思います。
【次の発言】 さつき委員長が決められたというのですが、この議決された事項というものは原則ということについては延びたけれども、次囘は少くとも時間で割當てる、そうして討論者は各會派で一人出すか二人出す……

第1回国会 議院運営委員会 第38号(1947/10/20、1期、民主党)

○伊東隆治君 経済力集中排除法は、実は衆議院でもやつたので、参議院でやつても非常に結構だと思いますが、民主党方面の大体の意向は、寒さも段段近ずきますので、やはり実生活を身近かに感ずる議題を持出した方が宜いじやないかというようなことで、燃料対策ということをやつたらどうかという意見が多いので申上げます。

第1回国会 予算委員会 第5号(1947/08/26、1期、民主党)

○伊東隆治君 先程木内委員からの質問がありました點に關する續行的な事項でありますが、今度の豫算補正第一號に關する豫算を拝見いたしましても、又今後出ます追加豫算を見るに當りましても、非常にただ數字の羅列に過ぎなくて、これでいいのかということを非常に不安に思います點は、やはり人件費のペースの問題と、また物價の最低基準の問題ではないかと思うのであります。先程の御説明で四月二十費の勅令によりますというと、やはり舊憲法の官制大權のあれを續行いたしまして、官吏の俸給は勅令で本年中はやるというようなことで單行勅令が出たそうでありますが、始めて承わるのでありますが、この新憲法下におきまして、そういうことを勅令……

第1回国会 予算委員会 第7号(1947/09/16、1期、民主党)

○伊東隆治君 私の質問いたしたいこともだんだんの御質問によりまして、殆んど言い盡されておるのでありますが、ただ一つここにお尋ねいたしたいことは、昭和二十二年度の當初本豫算におきまして支出することに決定しておるに拘わらず、その支出の方法がかくの如く變つて來たので、特にこの國會の承認を得るためにここに提出せられたものだとの御説明でありましたが、私がこれを一讀しましたときに受けました感じは、二十二年度の豫算に組みましたその豫算額を、一月に逆つて、一月と三月の間の給與にもこれを逆つてやつたことに重大なる豫算の變革をしたのである。そういう意味で國會の承認を得るためにこの案を出したのではなかろうかと、こう……

第2回国会 議院運営委員会 第13号(1948/02/16、1期、民主党)

○伊東隆治君 私は遲くとも今週末までにという申入には贊成ですがね。若しその末日までに衆議院がやらなかつた場合、贊議院は獨自の見解を以てやるという式の意味ではなくて、衆議院を急がせる意味での申入ならば贊成いたします。ですから、例えば、もうこれを最後の日として、その日に參議院としてはやつてしまうというのは、越權云々の問題もありましたが、これはやはり行過ぎだと思う。衆議院をやはり主として、衆議院が折角努力して熱おりますから、衆議院のあれに同調するという氣持をどこまでも持つことが、私は二院制度を圓滑に動かす所以だと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第15号(1948/02/21、1期、民主党)

○伊東隆治君 やはりこの問題の焦點は最後にやりましたあの議決が單なる儀禮的な確認的なものであるか、それともこれが最後の決定をする重大なるいわゆるあすこに書いてありまする議決であるかという割にすべての問題はかかつておると思います。議決ということは即ち過半數を得るということでありまして、どこの條項にも過半數という言葉は成る程ありません。ありませんが、指名せらるべき者につき議決すということについては、即ち過半數を得べきであるということを明らかに言つておることだと私は思います。この點からしましてとにかくさつきも交渉曾で話がありましたが、とにかく二つの事實がここに示されておる。一つは指名することが不可能……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 閉会後第2号(1948/09/27、1期、民主党)【政府役職】

○外務政務次官(伊東隆治君) 只今の委員長のお話でよく趣旨が分りましたが、実は私本日帰京いたしまして、この参議院からの書類を拜見いたしたのでありますが、非常に外交上の機微に亘るところの我々の現在の立場においてこれらの政策を自由にこれを論議する、或いは判断をして申上げるということは多少機微を要する点もあるのでありますが、只今の委員長のお話で、先般の非日活動調査特別委員会というようなものを仮に設ける必要があるかどうかというような点に関連してのこの種の治安問題、これらの觀点からのこういう諸問題、これを知りたいというのが御趣旨のように拝承いたしましたので、その趣旨でできる限り詳しく松平調査局長が見えて……

第3回国会 外務委員会 第2号(1948/11/12、1期、民主党)【議会役職】

○理事(伊東隆治君) それでは会議を開きます。委員長が都合によつて出席なされませんので、私が代つて委員長の役をいたします。  今度ここに國際電氣通信條約、フランス文が正文で、コンバンスイオン・アンテルナシヨナール・デ・テレコンミカシオンというのが、アトランチツク・シテイーで昨年十月に各國の調印を見ました。そうして明年の一月一日から、これが効力を発生するわけでありますが、我が國もその効力発生前に、これに加入することに相成りまして、國会の承認を求めるために、政府からここに條約の性質上、外務委員会だけでこれを審議するよりも、逓信委員会と合同で、これを審議した方が、いろいろの点において便宜且つ必要だと……

第4回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第7号(1948/12/21、1期、民主党)

○伊東隆治君 私も北條さんの意見に賛成をするのでありますが、請願が地方的であるとか些細なものであるといい意味は、もとより論的ではないわけであります。これはどういうふうに有効に実現して行こうかというところにあると思うのであります。そうだとしますならば、今御子柴さんの御説明で、すでに三千戸の中、その三分の一には、学校居住者、引揚者ももとより含めたものを一緒に入れるというような御計画もあることと思います。又外に一割五分を收容する家もあるわけでありますので、これはやはり都の方に注意をするという方が有効ではないかと私は思うのであります。

第5回国会 外務委員会 第3号(1949/04/04、1期、民主党)【議会役職】

○理事(伊東隆治君) それでは外務委員会を開きます。委員長が事故がありまして出席できませんので、私が代つて委員長を穢します。  昨年の七月パリにおいて万國郵便條約が締結せられましたが、我が日本もこれに加入することになりましたことは、皆様御承知の通りであります。この万國郵便條約というのは親條約でありまして、この條約の子供ともいうような立場にあるような條約が五つ六つあります。その中の一つである小包郵便條約が同時に昨年加入しました。残つた子供條約の中で今度は四つの條約に加入するわけであります。皆様方のお手許に配付してある條約のパンフレツトを御覧になるとお分りになりますが、價格表記の書状及び箱物に関す……

第5回国会 外務委員会 第6号(1949/05/17、1期、民主党)

○伊東隆治君 私は二三お尋ねしますが、先ず第一條に「これに準ずる團体」とか又は「これらに準ずる経費」という文字がありますが、先ずこれに準ずる團体というのはどういう團体が当時あつたのですか。
【次の発言】 してみると、これらのことも審査会で審査してみるということになると思いますが、この審査委員会の任務ですが、第一條には借金の整理のためだというふうになつておりますが、その借金の整理ということは、むしろ借入金の確認ということがその大部分を占める事項だと思いますが、この借入金の確認の問題ですが、これは佐藤委員長からさつき御質問がありましたが、これは借入金というものは趣旨として予算の範囲内においては大体……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1949/02/12、1期、民主党)

○伊東隆治君 失礼ですが、それはやはり互選したらどうですか、今の候補の紅露さん大いによいですから、互選は予め皆の間に決めておいて互選をしなければ、形式は互選ですから、矢野さんのその推薦によつて皆が承諾をする形式はよくないと思います。

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第2号(1949/09/02、1期、民主党)

○伊東隆治君 私もちよつと腑に落ちない点がありますので御質問しますが、自立経済だから遠隔の地の被害者には、救済ができないというのですが、例えばどれだけの程度の費用が掛りますか。

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第6号(1949/03/10、1期、民主党)

○伊東隆治君 梁瀬美智子さんの御家族の状態を一つ伺つて置きたいと思います。
【次の発言】 お母さんはおいでになりますか。

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第11号(1949/03/29、1期、民主党)

○伊東隆治君 委員長理事に一任。
【次の発言】 この問題はさつき矢野委員の言われた通り実際重大問題であります。この重大問題が今日の新聞の國会の掲示欄に載つておりましたときに、私は是非本日は一つ出て意見を申し述べたいと思つたような次第でありますが、結論を申しますと、私は反対だというわけでもありませんが、慎重にこれは考慮すべき重大問題であると思います。先づどういうポイントから考察するかということも、一つの問題でありますが、さつき草葉委員からおつしやつた通り、これが引揚促進に益するかどうかということが、先づ第一に一應考慮されなければならないと思うのでありますし、又第二に当委員会としまして、この問題を……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第19号(1949/04/19、1期、民主党)

○伊東隆治君 私結論を申しますと、喚問しない方がよいという意見であります。あの三日に引続いて人民裁判をもつと究明するというのでしたならば、それはもう二日ぐらい続いてやつてもよかつたのでありますが、一應ここで中絶をいたしているのに殊更にここに話を起してやるということは、星野委員の懸念も確かに或る面にありましようし、又丁度私が言わんとするところを星野委員も言つたのでありますが、五月から丁度引揚げも始まるのでありますし、その前特に話を戻してここに喚問をやるということは、ちよつと大したことではないかとも思いますが、差控えた方がよい、こう思います。若しどうしても究明したいという委員の方々が、相当あります……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第13号(1949/08/05、1期、民主党)

○伊東隆治君 今の御意見ですが、これは例えば二十枚の全國パスを発行すると実際これは大変なんです。これは木内君の意見との折衷案ですが、二十毎或いは二十五枚の回数券をやつてそれを又購入させるということですが、二十枚くらい全國の人には呉れるというくらいにすれば適当じやないかと思います。二十枚の全國パスをやるということは、二百回くらい回轉しますから、そういうことは容易でないと思います。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第18号(1949/10/19、1期、民主党)

○伊東隆治君 この用紙の問題ですが、地方なんかでは面倒くさいものだから、とにかく吉田なら吉田と二つこの紙に書いて来い、そうでないと間違うというのでやるらしいのですが、そこでやはり紙はどつちでも赤いか白とかしないで同じにしたらどうですか。その当事そんな話があつたのですが、地方選出は……全国区なんというのはもう大体浮いているから、地方区の運動を授けるときは面倒くさいものですから、同じに書いて呉れとかいうのですが、赤ですか青ですか、こういうふうになるらしい。(笑声)
【次の発言】 併し今言つたようなことを管理委員会が考慮して、用紙を間違えてやつたことが多いですね。地方によつては全国区なんか殆んど入つ……

第5回国会 両院法規委員委員会 第4号(1949/03/31、1期、民主党)

○伊東隆治君 ちよつと一、二質問があるのですけれども、速記なしで長官がおつしやつたのに関連して一言伺いたいと思います。お話の中に、これを行政行爲でやる場合にはもとより法律によらなければならんというようなお話がありましたが、その意途を考えますと、これは進んでそういうような行政行爲までするような長官の構想はあるのですか。御承知の通りアメリカの非米活動委員会というものは、非米活動調査委員会となつておるかと思いますが、調査して、その結果を一つの行政当局に献言するというだけで、何ら行政行爲は行なつておらないというふうに思うのですが、その点はどうですか。

第7回国会 外務委員会 第2号(1950/02/13、1期、民主党)

○伊東隆治君 当面の外交問題といたしましては、全面講和まで講和を待つべきか、又は講和を希望する国々と早く講和を結ぶべきであるか。即ち全面講和で行くべきか又は分離講和で行くべきかの問題、又安全保障の問題といたしましては、種々の形式による保障の形があります。特に最近は軍事基地を特定の国に貸すことに関する問題が最も国民の注意を惹き、又国会の論議の対象となつているのでございますが、私はこの二点につきましては、外の委員等におきまして種々質問があると存じますので、最後に場合によりましては総理の御所見を伺うことにいたしまして、私がここに御所見をお伺いいたしたい点は二点でございます。第一点並びに第二点共にこれ……

第7回国会 外務委員会 第5号(1950/03/03、1期、民主党)

○伊東隆治君 額は大体どれくらい、総額は……。
【次の発言】 この金塊が大体五億、銀塊が十五億と申しますと三十二億の中の大部分でございますが、これらの没収された相手というのはどういうような人なんですか。
【次の発言】 それは取られた相手ですが、それを略奪と言いますか、それを正当な手段で国から譲受けたその主というものは陸軍でしようか。
【次の発言】 この法律案は国が最初に、当然これは戰利品と申しますか、そういう意味では正当にこれは国が処分し得るものだと当時の当局は信して、これを売却いたしたわけでありますが、それらの品物が後に略奪品だということに終戰後、又性質が変更いたしました以上、これを没収せざ……



各種会議発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第2回国会 外務・通信連合委員会 第1号(1948/06/28、1期、民主党)【政府役職】

○政府委員(伊東隆治君) 御手許に二つの國際約定の條文が参つておると思いますが、その中の万國郵便條約 でございます。万國郵便條約には、我が日本も明治十年以來参加しておる條約であるのでありますが、この條約は五年毎にずつと改訂せられて参りまして、ちようど昨年の五月にパリにおいて改訂せられたのがこの條約であります。五年毎に改訂があるのでありますが、この前の大戰爭のために、昭和十四年にブエノス・アイレスにおいて改訂せられてから、ここに九年間、昨年までの間の九年間そのままになつておつたのを、昨年パリーにおいてこれが改訂を見たわけであります。即ちブエノス・アイレス條約を改訂したのがこのパリー條約であります……

第5回国会 外務・逓信連合委員会 第1号(1949/04/04、1期、民主党)【議会役職】

○委員長代理(伊東隆治君) それでは只今から連合委員会を開きます。先例によりまして外務委員会の委員長が連合委員会の委員長をさせて頂きます。本案に対して政府側の説明をして頂きます。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第2号(1949/09/14、1期、民主党)

○伊東隆治君 私も、この供託金の額の問題についてはかねてから意見を持つておつたのですが、只今大野さんのおつしやることも御尤もだと思います。即ち第一院で決めた額に倣おうというその氣持は私も賛成ですが、尤も昨年の十二月の形勢と今日とは貨幣價値そのものについても違いますし、それよりも違う点は衆議院の選挙と参議院の選挙というものが非常に性質を異にしておる。額が多いから何か封建的だとか、少し遅れているという感じはむしろ與えないで、選挙区の範囲が廣いし、又それだけの力の人が出て來るものだという意味からしても、供託金をそれだけ重くしておくことが、むしろ参議院の立場にふさわしいことだと思います。人の議論に対し……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第3号(1949/09/15、1期、民主党)

○伊東隆治君 私もさつきの鈴木さんの話はそういうように承わつておつたのですが、大体各縣に一つずつというような含みで、四十六なら四十六というわけなんであります。その点はこの数としては少し多過ぎやしないか、折角十五となつているから、倍の三十ぐらいは必要じやないかと思います。それから各地方区における事務所の数は、地方選出の議員の事務所の数を超えてはならない、この点であります。そうしますと、これは非常に困る。さつきの鈴木さんの話では、二、三の縣に集中して、例えば三十ケ所事務所を置くなら、三つの縣に十ケ所ずつ置くというようなことも可能のように言われるけれども、これによるとそういうことはできない。そういう……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第4号(1949/09/16、1期、民主党)

○伊東隆治君 ちよつとお伺いしたいのですが、立会演説会の回数というものは選挙規定に何回となつておりますか。
【次の発言】 仮に十回を一番少い数と記憶いたしますが、十回といたしましても、三十日の内に三日に一遍の立会演説会をやるということは、私共立会演説会の経験がないのですが、この前の衆議院の選挙によりますというと、非常にそのために煩わしいと言つちやどうか知りませんが、すつかりプログラムが乱されているような次第ですから、立会演説会の数はできる限り少くして、それに出るのはやはり代理者を認めると言つたようなこれらの原則をやはり適用して、できるだけ代理演説は少くするという木内君の御意見に賛成しますが、そ……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会参議院議員選挙法改正要綱立案に関する小委員会 閉会後第7号(1949/09/20、1期、民主党)

○伊東隆治君 ただ実際上印刷のためやなんかで多少のずれはありけれども、間に合わせるという方針でどうです。若しその紙の質が違つておると、例えば質のいい紙でやつたがいいということになると、この公営ということになれば、どうしても同じ質の紙のものを使わなければ意味が通りません。僅かに千五百円や二千円のものであるならばこういうふうにしなくても、いいのじやないかと思ます。これは大畠さんのいうのは御尤もだと思います。
【次の発言】 これは決定したと思えんですよ。
【次の発言】 私は先程供託物負担の一部負担という点では默つておつたのですが、これは恐らく衆議院議員の選挙法においては、衆議院は二万円の負担をしたよ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

伊東隆治[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊
荻上チキ編著『選挙との対話』(青弓社)

【内容紹介】「あなたにとって選挙とは?」「政治参加の手段?」「民主主義の根幹?」、それとも「行っても/行かなくても変わらないもの…?」科学的な分析に加え、杉並区長へのインタビューやお互いの話を聴き合いながら思索を深める哲学対話から、選挙を、そして政治をより身近にたぐり寄せるためのさまざまなヒントをちりばめた、すべての世代に向けた選挙の新しい入門書。
当サイト運営者の既刊
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。