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若木勝蔵 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

若木勝蔵[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(非役職)歴代TOP500
468位

2期委員会出席(幹部)TOP50
48位
3期委員会発言(非役職)TOP50
50位

このページでは若木勝蔵参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。若木勝蔵参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第3号(1947/08/11、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 船員保險委員會の構成竝びに機能について伺いたいと思います。それで第二條を中心にしまして、保險委員會の委員の中で「公益ヲ代表スル者ニ付」というようなことがありますが、この具體的な方面、どういう方々を指しておるか。それから第二の點は、委員會はどういう機能を持つておるものであるか、第二條に「船員保險ハ政府之ヲ管掌ス」とありますが、それによつて設置せられておるところの委員會は、どういうふうな機能や、權限というふうなものを持つておるか、この二點を伺いたいと思います。

第1回国会 厚生委員会 第27号(1947/11/20、1期、日本社会党)

○委員外議員(若木勝藏君) 私は只今委員長から御紹介のありました紹介議員若木勝藏であります。恩給生活者が非常に悲惨な生活をしておるということは、皆さんも御承知の通りでありまして、只今の紹介議員の方から申されましたが、私もいろいろとそれにつきまして考え、実情も調べて参りました。只今皆さんにおかれまして非常に御理解の深いことを承つたのでありまして、重ねてくどくどしく申上げることを省略いたしますが、何卒一つこの機会に困つておる恩給生活者のために格別の御同情を賜わりまして、この請願を採擇下さるように偏えにお願いいたします。
【次の発言】 何分宜しく。

第1回国会 文教委員会 第4号(1947/08/15、1期、日本社会党)

○委員外議員(若木勝藏君) それでは紹介者の立場から御説明申上げます。この義務教育費の全額國庫負擔ということにつきましては、これは何十年來實務者の要望した問題であります。その最初におけるところの主なる理由というふうなものは、これは一つにはその頃貧弱町村というふうなものがございまして、俸給の不拂いというふうな實状を呈しておつたのであります。そういうふうなことでは一般教育の進行ができないので、當然義務教育費は國庫全額負擔とすべきである。こういうふうな要望がありまして、更にもう一つの理由は、教育費の大部分が町村費を以て支辨せられておつた關係上、ややともすると教育者の身分、或いは教育の實際の方面に、脇……

第2回国会 文化委員会 第6号(1948/06/14、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 決を採る前に簡單に私の意見を申上げさして頂きたいと思います。  今婦人の日の問題と聖徳太子の問題が出ましたが、どちらも入ればよいと思うのでありますけれども、何しろ日にちが續くというような問題が一つ出て來るのでありますが、そこでこの全体の配分の上から見まして、聖徳太子の日というようなものの意味は、元日、或いは憲法記念日、或いは文化の日、或いは平和の日、そういうような方面において史實として取扱うことができるのではないかと思うのであります。そういう面から考えまして、聖徳太子の方面は一つの行事とか史實に現われまして、祝祭日の項目としては、合同委員會の樣子も伺いまして、この場合婦人の日を採……

第2回国会 文化委員会 第7号(1948/06/18、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 この祝祭日の審議に当りまして、初めのところにおいては、相当日本の新憲法に則つて、いわゆる文化國家或いは又健康にして文化的な生活を営むというような観点から、この藝術祭であるとか、科学祭或いは体育祭、そういうふうな一つのお祝い日を置きたいというふうな、いろいろの御意見が出たのですが、私もその点においては主張した一人であるのであります。これは全体の行事の祝祭日の配分というような方面からも、なかなか面倒になりまして、「文化の日」というような時に、それらを纏めて、この日のうちに行事として行なつたら如何かと、こういうふうなお話も非常に出ておりました。これは季節的に見ましても、よい季節であるし……

第2回国会 文化委員会 第8号(1948/06/22、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 長官に官廰休日について伺いたい。今度の法案が通れば当然祝祭日は休日になりますが、その外に官廰としては、何らかの根拠に立つて官廰休日のようなものを設けられる御意思があるか、と言いますのは、この文化委員会においても、メーデーを祝祭日に採上げるかどうかということについては随分議論のあるところでありまして、いろいろな角度から考えて、今回はその選に入らなかつたのであります。事実において、この問題は先ず今日労働組合運動の盛んな時代において、全國に亘つて盛大にメーデーが行なわれておるのであります。その内容も漸次改善せられまして、本当に労働を喜び祝う労働祭というような意味が加わつておるのでありま……

第2回国会 文教委員会 第1号(1948/05/27、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 只今の委員長の御報告について御質問したいと思うのでありますが、衆議院の委員長との御打合の際の具体的な事柄についてお話し願いたいと思います。
【次の発言】 今委員長に御一任のことのお話があつたのでありますが、あの場合においては、これは参議院、衆議院と別個の立場ではこういう問題はふさわしくないのであつて、その意味で向うと打合せてはどうか。ついては先程申上げたところの、報告されたところの四つのような方法がある。こういうことを前提にして一任したように私は覚えておるのであります。然るに今委員長の御報告によつて向うとの打合せが具体的の線まで出ておらないということになれば、改めて参議院としてこ……

第2回国会 文教委員会 第3号(1948/06/18、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 第二條に関する事項で一つお飼いしたいと思うのであります。それは退官又は退職に関する手当の件でございますが、これは殆んど今審議に掛かつておりますところの市町村立学校職員給與負担法で申しますと、都道府縣の負担になるようでございます。ところがこの法律の施行は確か四月一日だと思つております。施行になるのは、そうしますと昭和二十一年の七月一日以降罷めた者で、昭和二十一年の七月一日から昭和二十三年の三月三十一日までに罷めた者は市町村の負担になるということになりますか。これは昭和二十二年の三月二十九日の退官退職手当支給準則によるというと、昭和二十一年七月一日以降に退官退職した者は、退職手当の支……

第2回国会 文教委員会 第5号(1948/06/25、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 芦田さんにお伺いしたいと思います。この委員会の設置に関しましては、二つの場合から考えられておるようであります。一つは、國民の民主的教養の点、それから一つは、財政の面においてどうであるか、こういうことになつて考えられておりますが、それで市の設置された場合においては、現在よりも財政上果して膨脹するか。経費が相当多く掛かつて來るかどうか、或いは現在とそう大差がないか、若し掛かつて來るとすれば、こういう方面に増加されて來るというふうな御調査なり、或いはお見通しなりがありましたら、その点を知らせて頂きたいと思います。これが一つ。  それから次に宇佐美さんにお願いするのでありますが、全國の教……

第2回国会 文教委員会 第7号(1948/06/29、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 先程來のいろいろな質疑應答で、私は政府委員に対して一つお伺いしたいと思うのでありますが、それは実際において超過勤務であるというようなことを先程の答弁で内心考えておりながら、それに関する而も法規に定まつた部面の超過勤務手当云々ということを法文に現わさないで、義務制としては考えないと、ただ山間僻陬の地においてそういうこともあり得るだろうというふうな、いわゆる日直、宿直の分に対して政令を以て定むるというような形を以てここに現わすところに、非常に私は一方的ないろいろの考え方がこの案に載つていると、そのように考えるのでありますが、その点が一つ。次にそういうふうな事柄が、最後の項に、「前項ノ……

第5回国会 文部委員会 第4号(1949/04/08、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 昨今の文部大臣の非常なお骨折に対しては敬意を表するものであります。折衝の模樣でありますが、これについて伺いたいと思うのであります。どういう点が一体難関にぶつかつておるのであるか、向うの意向はどういうところにあるのか、それに対してどういう根拠を以て折衝されておるか、これについて伺いたい。
【次の発言】 次官に伺いたいと思います。今の河野君の質問に関連して來るのでありますが、この小学校の教員國庫負担金と、それから新制中学校の実施費の基本になる教員定員でありますが、これに対して小学校の方においては、兒童五十人当り一・三五それから中学校においては五十人に当り一・七となつております。これは……

第5回国会 文部委員会 第6号(1949/04/19、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 今の件に関連して大臣に伺いたい。今のお話で以て随分熱心に折衝されておるので、この点は分るが、どの程度に目安を立てて予算を獲得されるのか、私にははつきりしないのであります。
【次の発言】 どういう目標で折衝されておるか。
【次の発言】 そのくらいの額で今年度の六三が成立つかどうか、こういうことについて文相どういうふうに考えておりますか。

第5回国会 文部委員会 第7号(1949/04/22、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 ちよつとお伺いしたいと思うのでありますが、今教育におきまして、教科書の他にいろいろな参考書が使はれておるのであります。この参考書は、或る場合には副読本のような形になつて出ておつたり、或いは又雜誌のような形になつて出ておつたりするのでありますが、これは出版関係の用紙割当という立場から見たら、書籍として取扱われるものであるか、或いは一般雜誌と同樣に取扱われるものであるか、こういうふうなことを伺いたい、若し今後の教育が、いわゆる新教育がどんどん振興して行くということになれば、相当教科書の他に参考書が必要になつて來るのであります。それらの中で重要なものは、準教科書として、教科書の方の割当……

第5回国会 文部委員会 第8号(1949/04/26、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 第七十條の五大市を除いた市町村の教育委員会の設置は、二十七年十一月一日までに行わなければならんというこの改正は、前の教育委員会の何を二ケ年延長したことになつたので、この教育委員会法を審議した場合に、参議院側としては、当時の一般國民の民主的な教養の程度或いは財政というような方面から、五ケ年延期の修正意見を持つておつたのでありますが、今回政府の方では二ケ年の延期を考えたことになつたわけでありますが、その間の二ケ年延期するということに対する根拠を一つ伺いたいと思います。

第5回国会 文部委員会 閉会後第9号(1949/09/26、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 定員定額の問題はたびたび文部委員会で以て審議されておつたようでありますけれども、地方の居る我々といたしましては、今回初めて出ておるのでありまして、定員定額についてもう少し私としては審議を進めて貰いたいとこう考えておるのですが、如何でしようか。
【次の発言】 今の皆様方の御質問で、シヤウプ案に関して文部省のお考えが將來どういうふうになるかということについての、いろいろな要望或いは警告というふうなものがあつたようでありますが、差当つて二十五年度の予算というふうなものは、どういうふうな形において文部省はなされておるか、補正予算はどういうふうな構成を持つておられるか、若しその後においてそ……

第5回国会 文部委員会 第10号(1949/05/09、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 私もこの八十六條について質問したいと思うのですが、用紙割当制が廃止せられるまで、文部大臣の方で檢定するというふうな趣旨について、理由について聞きたいのです。この教育委員会ができまして、教育の民主化という方面が重んぜられて、檢定も一先ず教育委員会で行われるように本側でできているのでありますが、特に五十條を設けて、檢定を文部大臣がするということになつておるのでありますが、それが結局教育の重要性を、用紙の割当ということによつて束縛しておるのじやないか。こういうふうに考えられるのであります。教育の面におきましては、往々そういうようなことが多いのであります。これに関しましてはむしろ文部省と……

第5回国会 文部委員会 第11号(1949/05/10、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 第四條、第五條、第六條について、先程からいろいろお話があつたのでありますが、この問題は要するにこういうところにあるのじやないかと思うのです。それは社会教育というようなものは、國が本体となつてやるのが本当か、それからその地方において、地方公共團体においてやらせるのが本当か、これによつて決まつて來るだろうと思うのです。これに関しまして、文部省の見解をお聽きしたいのです。それによつて決まるだろうと思うのです。
【次の発言】 今のに関連してでございますが、そうしますというと、社会教育という面は、個人を主体としてやらせるのだというような御答弁であつたのでありますが、それにいたしますというと……

第5回国会 文部委員会 第14号(1949/05/14、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 澁谷さんにお伺いします。実際取扱の経驗から旧免許状を持つている者の切替ですね。そういう点につきまして何かお考えがありましたら……

第5回国会 文部委員会 第15号(1949/05/16、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 議事進行につきまして……、政府委員の方でもお二人ばかり答弁の関係の方がお見えにならない点もありますし、そういう問題は大体明日に残しまして、相当時間を過ぎておりますから、今日はこの辺で……。

第5回国会 文部委員会 第16号(1949/05/19、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 私はこの法律案に対して修正の意見を持つております。その修正案の趣旨と修正案についてこれから申上げます。  この法律は教育基本法の精神に則り、社会教育に関する國及び地方公共團体の任務を明らかにすることを目的として、國及び地方公共團体の任務を社会教育の奬励に必要な施設の設置及び運営、集会の開催、資料の作製、頒布その他の方法により、すべての國民があらゆる機会、あらゆる場所を利用して、自から実際生活に即する文化的教養を高め得るような環境を釀成するように努めなければならないと規定しておるのであります。私はこの基本要件を肯定する者でありますが、國及び地方公共團体がこのような任務を遂行するため……

第5回国会 文部委員会 第17号(1949/05/21、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 私はこの法案の出たことを非常に喜ぶものであります。それは單なる机上で考えたところの法案ではなしに、全く各方面に亘つて文部委員が出張調査の結果得たところの資料が全部盛られまして、例えば保存の方法につきましても、或いは公開の問題にいたしましても、我々は視察をして実際を見て來ておるのであります。そういうものが血となり肉となつてこの法案に盛られておる、そこに私はこの法案の他の法案に比べて誠に画期的な部面のあるところであろうと思うのであります。我々といたしましては、ぜひこの法案を通したいものである、こういうふうに考えた次第であります。

第5回国会 文部委員会 第18号(1949/05/22、1期、日本社会党)【議会役職】

○理事(若木勝藏君) 今の岩間君の動議についてお諮りいたしますが、如何がですか。
【次の発言】 それではさように決定していいですな。
【次の発言】 それでは休憩にいたします。    午後三時十三分休憩
【次の発言】 昨日以來文部省令で定めるというような場合には、文部省としては民主的な方法でこれを行うから、文部省を信頼して貰いたい、心配がないというふうなことであつたのですが、私はこの点について伺いたいのであります。というのは昨年義務教育國庫負担法の一部を改正する法律案のときに、職員の範囲、それから定員、定額は政令を以て定める、こういう項目がある、これにつきましては、私は相当しつつこく質問をしたの……

第6回国会 文部委員会 第1号(1949/10/31、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 私は義務教育費国庫負担法の施行令、政令第九十号並びに政令第二百三十三号、これに関連いたしまして大臣に質問したいと思つております。  この義務教育費国庫負担法のいわゆる法律第二十二号が政府から提出された場合に、この職員の定員定額は政令で定めるというふうな第二項があつたのです。この際にこの問題は過日必ず問題を生ずるであろうということから私は相当これに対して文部当局に質問を申したのでありますが、俄然この問題は今年度に入りまして、文部大臣の御承知の通りの問題が生じたのであります。そこで私の伺いたいと思うところはです。この政令で定めた部分のうちの定員に関するところにあるのでありますが、その……

第6回国会 文部委員会 第2号(1949/11/10、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 先程鈴木委員から、湯川博士のノーベル賞受賞の問題に絡んで教育上考える必要がある。それから、この機会に科学の振興というような方面について何らか方策を建てなければならんというように岩間委員からも申されましたが、誠に私も尤もだと思うのであります。併しこの問題も只今非常に議論になりましたいわゆる二億八千万円というふうなものの中に、朝鮮人の学校の閉鎖の教員数が含まれておるかどうか、こういうふうなことがあつたように、すべて先程からの問題も教育の予算の問題と関係して来ると思うのであります。ところがこの教育の予算につきましては最近新聞或いはラジオ放送によりまして、どうも建築費の十五億もどうなるや……

第6回国会 文部委員会 第3号(1949/11/14、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 今の定員に関する問題でありますが、これは御説明によると、大学の附属病院の事務職員について行つておる問題のように思うのでありますけれども、これは最初においてこの方面の整理に及ばないというふうな考へ方は、私は非常に妥当な考へ方と思うのであります。なぜならばいわゆる附属病院の事務職員というような冬のは、実際に患者の牧容の方から見て非常に重要な部面があると思う。それが一般の政府機関のいわゆる定員法によつて、これをも整理するというような形にしたということは甚だ遺憾に思うのであります。この整理によつて実際大学の附属病院の事務方面が支障なく行けるものであるかどうか、その点についてお伺いいたしま……

第6回国会 文部委員会 第4号(1949/11/18、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 私は北海道地区の視察の状況を報告いたします。私達三人、即ち岩間委員、河野委員、私、この三人は六月の二十四日から七月九日まで、十六日間に亘つて北海道地区を視察したのであります。その大要を私から申述べたいと思うのでありますが、不備な点は河野君から補足御説明を願いたいと思います。大体日程に従いまして、初めに当つて概要を述べ、それから主要な問題二、三を簡潔に述べまして、私の御報告を終りたいと思います。  それでは大体北海道の特殊性に従いまして、その外貌を申上げて見たいと思います。北海道は御承知の通り誠に広い土地でありまして、広袤正に八万九千平方キロメートル、東北六県、新潟を併せただけの広……

第6回国会 文部委員会 第5号(1949/11/22、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 私は今の問題にも非常に疑問を持つておつたのでありますが、大体ダブりますから省略いたしまして、先程の御説明の中で相当詳しいことが挙げられたのでありますけれども、簡潔に御説明を願いたいと思うのです。それは従来の私立学校の教育行政と、今度の私立学校法案というものと比べて、どういう点が一体第一條の目的に向つて著しく変つたのか、その点をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今のお答えの第三番目ですね、憲法との関連において、公の支配に属するというようなことを明らかにして、それで助成ということを考えられる。そういうことでありますが、それでは今までその助成については、どういうふうな見解の下に立……

第6回国会 文部委員会 第6号(1949/11/25、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 大濱さんに一つ伺いたいのでありますが、先程の経過のお話の中に、つまりこの法案は私学総連が発言して、結局これは政府提案になるということから、最後は文部省が主導権を握つていろいろ折衝になるというお話でありましたが、その際において私学総連が発言されるに当つては、いろいろな草案を持たれておつたし、或いは折衝の方法なども、どういう委員を挙げられるというようなことも決められたと思うのですが、その草案を作るところの委員とか、或いは折衝の委員とかいうようなものは、どういうふうな方法によつて定められたものでありますか、その点をちよつと伺いたいと思います。

第6回国会 文部委員会 第7号(1949/11/26、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 只今鈴木委員の方から質疑が出ましたが、結局これは時期尚早ではないか、僅か実施されてから一ケ年の後に再びまたかくの如き改正案が出されるということは、而もその内容において何ら改正の要がないのに、それをなすということに対しては非常に不満であると思う、こういうような意見があつたのでありますが、私も全然それに対して同感であります。それらにつきまして二三鈴木君の質疑に関連いたしまして具体的なことについて伺いたいと思うのであります。  先般地方のいわゆる教育委員会の代表が衆参の文部委員と会合いたしまして懇談いたしましたのでありますが、その際にいろいろな事項が述べられました。先程松野委員からもそ……

第6回国会 文部委員会 第8号(1949/11/28、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 山崎さんにちよつと一点伺いたいと思うのでありますが、この委員会法は結局委員の職務というふうなものはですね、先程もお話がありました通り、決議機関であると同時に執行機関である所に私は重要な点があると思うのです。ところが今お話をだんだん伺つておりますと、ここに私は根本の問題があると思うのでありますが、結局本当に本日の教育を民主化して行くということの上からこの教育委員会法というものは定められたものであるとするなら、決議機関であると同時に執行機関であるということが如実に現れて来なければならんと思うのです。それが、委員会の回数が少いためにとか、そういうふうな理由で教育長に委任事項を定めてやら……

第6回国会 文部委員会 第9号(1949/11/29、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 この五十九条を読みますというと、第六項において幾分私立学校審議会或は私立大学審議会、こういうふうなところの意見を聞くことになつておりまするが、併し私はこの五十九条の第一号、第二号のようなところが最も大事な項目でないかと思うのであります。この法案から見ますと、そういう大事な点は審議会にかけるというような恰好をとらずに、如何にもここに官庁の自由な支配に属するような恰好が見えておるのであります。例えば私立学校の備えておる条件について、その助成の目的を有効に達し得るかということを審査しなければならない。その審査とか今前者によつてお話のあつたいわゆる貸付のことに関する事項、その割当の方法、……

第6回国会 文部委員会 第10号(1949/11/30、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 もう十二時も半を過ぎておりますし、衆議院の修正の点も承つたのでありますから、この辺で一旦休憩して盡飯にしたらどうか、こういうふうに思います。

第7回国会 文部委員会 第2号(1950/02/04、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 政府委員にちよつとお伺いしますが、第七條の第四項に、「会員は、国会議員を兼ねることを妨げない。」ということがありますが、入れた場合と入れない場合とどういうふうに違いますか。入れない場合は当然こういうようなこと……、兼ねることを妨げるという解釈ですか。どうしても入れなければならないというのですか。
【次の発言】 今の点についてもう一つ伺いたいと思いますが、学術会議の会員の中には、いわゆる国家公務員の方とそうでない方があるようですが、そうするというと兼ねることを妨げないということに対しては、国家公務員の場合には、すでに国家公務員法によつて決定されておるものであるから、第四項の国会議員……

第7回国会 文部委員会 第4号(1950/02/15、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 政府委員にちよつと伺いたいのですが、新制大学が発足した当初において、室蘭工業大学が火災によつて焼失したということは非常に遺憾なことでありますが、併しこの大学は北海道の開発という方面から見るというと、非常に重要な使命を持つておる大学である。これの復旧につきましてどういうふうな状態になつておるかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その外にもう三つばかりお伺いしたいのです。  新制大学ができた場合に古い大学のいわ、ゆる総合大学というような方面はそう問題にならないと思うのでありますが、学芸大学であるとかいうような新らしくできた一方面の大学の実情を聞いて見ますというと、非常に事務局方面……

第7回国会 文部委員会 第6号(1950/02/21、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 免許法の一部を改正する法律案の方で、ちよつと私この前に欠席しておつたものですから、はつきりしないので、ちよつと質問したいと思うのですが、この法律案、原案で見てみたら、「附則第五項の次に次の三項を加える。」その中の6項、即ち一番先にあるところの項目でありますが、この中の文面で一頁のしまいから二行目あたりから、「同表第三欄に掲げる在職年数については、同表第二欄に掲げるそれぞれの教員免許状の授與を受けることのできる資格を得た後、同表第一欄に掲げる学校の教員として良好な成績で勤務した旨の所轄庁の証明を有する在職年数を通算することができる。」これの説明を願いたいのですが、つまりこれは「同表……

第7回国会 文部委員会 第9号(1950/03/07、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 私藤澤先生にちよつとお伺いいたします。一世一元と関係なしに、元号は国政の象徴であるとして残したいというようなことを伺つたのでありますが、それに間違いないと思いますが、一応私も御説にいては、確かに考えられるところがあると思うのでございますが、さてそれでは、天皇に主権があつた場合でなしに、現在のような場合においては、どういうふうな時にこれは改元というようなものが行われて行つたらよいものであろうかという一応のめどがなければならないと思います。天皇に主権があつた場合には、一世一元というようなやり方で改元ということも考えられますけれども、そうでなくなつた場合に、どういう機会を捉えて改元して……

第7回国会 文部委員会 第10号(1950/03/10、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 一つだけ質問したいのでありますが、第一項によりまして、「当該公立大学を設置する地方公共団体の職員に任命されたものとする。」と、こうなつた場合に、給與関係は支障が起らないか、これがどういうふうになるか。

第7回国会 文部委員会 第17号(1950/04/26、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 賛成。


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 文部委員会 第1号(1950/07/17、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 理事は互選によつて決めるようになつておりますが、この際その手続を省きまして、委員長の指名によつて決めるようにする動議を提出いたします。
【次の発言】 文部大臣並びに政府委員に質問いたします。この問題については一昨日でしたか、懇談会でも相当文部当局との話合いもあつたのでありまするが、私は簡單に申上げたいと思います。今起つている認定講習のいろいろな大きな問題の根柢をなすものは、何と言いましても法の不備にあると私は考える。この点につきまして我々は前の国会におきまして十分審議したのでありましたけれども、少数のために、これは修正も通らないで今の法が通つてしまつたことを非常に遺憾に思つておる……

第8回国会 文部委員会 第2号(1950/07/19、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 本日は提案理由を聞く程度にいたしまして、質問等は次回に延ばして頂きたいと思います。

第8回国会 文部委員会 閉会後第2号(1950/09/20、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 八月私は郷里に帰つておりましたが、今度の予算編成に当りまして、政府は非常に文教方面のことについて熱意を持つて予算を組んでおりますし、又天野文部大臣も非常にその方面に力を入れられて、主として文教の予算については徹底的に増額したいものであるというような御意見があつたようであります。それで大体の各省の予算が出まして、一渡り恰好のついたときに非常に文部大臣としては満足であるというようなことが新聞などにも出ておつたから、私も非常に喜んでおつたのでありますが、そこで昨日の文部委員会におきまして、実際の様子を概略ではありますけれども、政府委員から承つたところによりりますと、私は一つの幻滅の悲哀……

第8回国会 文部委員会 第3号(1950/07/21、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 政府委員に質問いたしまするが、今度のこの特例法は今年限りになつておるのでありまするが、私のこれは記憶が間違つておるというとあれですが、大体国勢調査というものは四年ごとに行われるように考えておるのであります。そうしますというと今度選挙されるところの者は常に四年ごとに任期が四年でありますから、そのように、この期日が到達して、四年ごとに丁度閏年のように特例法を出さなければならないということになりはしないか、その点について一つ承わりたいと思います。  それからもう一点は、今度の特例法は定例の十一月一日よりも一ヶ月遅れるようになつておりまするが、それを反対に一ヶ月繰上げるというようなことが……

第8回国会 文部委員会 第4号(1950/07/25、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 官房長官並びに文部大臣に質問したいと思います。今の官房長官に対する岩間君のこの教育委員会法の委員の選挙を一ヶ月延ばすというこの特例法に対して、こういう提案に対して何か別な意図があるかどうか、そういうふうなことにつきまして今御答弁がありましたが、私はそういうことがなぜ考えられるかということを詮索して見ますと、やはり前から続けられておるところの教員の今回の参議院選挙におけるところのいわゆる選挙運動、政治活動、こういうことに対する政府の調査ということが相当誘因をなしているのではないかと考えられる。先程からいろいろ質問又御答弁を聞いて見まするに、はつきりしない点が多多あるのです。先ず私は……

第8回国会 文部委員会 第5号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 質問いたします。  この提案理由の中に、現在行われておるところの認定講習が、非常に困難な状態にあるということがあるのでありますが、この点につきまして私は質問いたしたいと思うのであります。で、私の現在調べましたところの事柄を申上げますというと、その点においても、非常に困難な事情が分るのであります。先ず第一に、在来期間が短かかつたために、三年間という期間であつたために、それが受講者の方面から考えまして、非常に労力的につきましても、困難な状況があり、非常に無理がかかつておるということが一つ考えられるのであります。それから受講の実際について考えて見ますというと、短期間に多数の人間を講習す……

第8回国会 文部委員会 閉会後第6号(1950/10/05、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 重ねてお伺いをいたしたいと思うのでありますが、新制中学の方面は御承知のように、年齢も若いし、又学習の経験年数も少い。そういう新制中学に対しまして、旧来のいわゆる中学校の教諭であつたところの人が、当然そういう程度の低いところの新制中学の教員になつた場合には、一級の免許状を貰うべきではない。こういうふうにも考えられるのでありますが、その点についての御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 程度の低くないという見解は、これはいわゆる中学というような、いわゆる形式的な方面の考え方でありまして、旧制のいわゆる五年制度の中学に比べたら、新制中学という場合には、明らかにこれは実質的に程度が低……

第8回国会 文部委員会 閉会後第7号(1950/10/06、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 今御説明があつた次第でありまするが、大蔵省の査定額は四億二千万円程度になつております。昨年度と今年度との比較におきましてこの問題を計算して見ますというと、補正予算の分を入れますと大体今年度は三億になるかと思うのであります。そうすると来年度において僅かに一億しか超しておらないような状態であるのであります。我々はこの法案の審議に当つておつた途中幾多の、法隆寺の金堂の炎上を始めとして随分災害が続いている。果してこれだけの予算で以てこの保護事業が十分になされるかどうかということが非常に危惧される点だと思います。これは大蔵省の査定額として出ているのでありまするけれども、実際において文部省と……

第8回国会 文部委員会 閉会後第8号(1950/10/07、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 木下さんに二三の点をお伺いしたいと思うのであります。木下さんはちよつと遅くおいでになりましたので、非常に時間的に御遠慮なすつたようでありますがそれで私二三の点についてお伺いしたいのであります。米国におけるいわゆる教員養成に関するところの会議にお臨みになつておるようでありますがその時のお話で、仲間の手で高い基準を刻々に高めるべきだという議論が多かつた。これにつきましては私はよく米国の先生方のいわゆる資格方面については分らないのでありますが、そういうことが或る一定の資格を持つておるのでその上に更に高い基準を望んで、いわゆる仲間の手においてこれをやつて行こうというところの考え方であるの……

第8回国会 文部委員会 閉会後第9号(1950/10/10、2期、日本社会党)【議会役職】

○理事(若木勝藏君) それではこれから文部委員会を開会いたします。政府委員が見えておりますので、質問のある方から順次御質問を願います。
【次の発言】 その問題は今政務次官が参りまするから、その方に伺つたらつどうですか。
【次の発言】 辻田説明員が見えましたから、先程荒木さんが保留された問題について御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて……。
【次の発言】 小野政務次官がもう見えるだろうと思いますが、まだ見えないようでありますから、その間文部関係の方が多数お出でになつておりますから、何か質問がありましたら……。

第8回国会 文部委員会 閉会後第11号(1950/11/14、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 二つばかり御質問したいと思います。それは今度の都に起つているところの池上の問題或いはその他の問題、地方において現在起つておりますところの問題、もう一つは先程来いろいろお話がありましたが、今後の問題はこの建築基準法において解決するようになるのでしようか。

第8回国会 文部委員会 閉会後第12号(1950/11/17、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 先ほど来各委員の方からも御質問がありましたが、いわゆるシヤウプ勧告による地方税の確保、こういうふうな見込が外れて、相当地方においては税收が少くなつている。現に北海道におきましても、約十九億の不足を生じておるというような実情にあるのであります。こういうふうな問題についてまあ私は一例として北海道の例を申上げたのでありますが、自治庁方面では、相当各地方の知事さんから、これについての陳情その他があるだろうと思います。実際において実相を挙げたならば、どういう情勢にあるか、不足というようなこと、それについてお伺いいたします。

第8回国会 文部委員会 閉会後第13号(1950/11/18、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 本省関係の分について一つ伺いたいと思います。ここに昭和二十四年度臨時年末手当の補助金が今度の補正予算で以て出るということについては、私達はどうも納得の行かないところがあるのです。恐らくこれは二十四年の十二月に支給したところの金であると思うのですが、これは二十五年度の予算を年末に当つても補正予算で以て支給するということになりますと、この間実際において支給されたものは、この財源が恐らく都道府県から立替えたもので以て支給されておるというのですが、本当ですか。
【次の発言】 そういうことが実際においてこれは法的にできるものかどうかということについての根拠は、私はよく分りませんが、こういう……

第9回国会 文部委員会 第1号(1950/11/28、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 この地方公務員法案をどこで以て審査するかというようなことについては、本筋から申上げまして地方行政関係になるだろうというようなことは、今委員長からもお話があつた通りに考えられるのでありますけれども、何分適用を受けるところの範囲というような方面から言いまするというと、多数の教職員がこれに適用されるのでありまして、一概に形式的な方面からのみこれは決定できないと私は考えるのであります。十分法の精神を生かし、法を適用するということになれば、むしろ形式よりも適用される内容方面から考えなければならんと思うのであります。そういう意味から委員長が議運の方に申入れをされたことは誠に私は適当なことだと……

第9回国会 文部委員会 第2号(1950/11/29、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 今ここに文部大臣並びに大蔵大臣の出席を要求して、出席されるかどうか、この点についてお伺いいたします。
【次の発言】 一つ伺いたいのですが、今の問題に開通して来るのでありますが、結局先ほども荒木君のほうから質問があつたようですけれども、地方財政委員会といたしまして平衡交付金を要求する場合、どういういわゆる地方の財政需要というものを項目的に挙げたらどういうもので以て平衡交付金を増額して貰いたいか、こういうふうなその要素についてちよつと伺いたいと思うのです。
【次の発言】 もう一つ、その意見善の中に七億二千万円の件は何ら入つておらないのでしようか。

第9回国会 文部委員会 第4号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 議事の進行について……。今日はこの程度にして、提案の理由を聞いて打切つたらどうでしようか。
【次の発言】 それでいいですよ。それで他に緊急の提案があるのです。この問題以外について……。ちよつと速記を……。

第9回国会 文部委員会 第5号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 何か質問から討論のほうに移つてしまう形になりますが、その点如何ですか。
【次の発言】 私はこの国立学校設置法等の一部を改正する法律案の原案に対して修正意見を持つておるのであります。  目下国会に提出されている運輸省設置法等の一部を改正する法律案、第四条の規定により、行政機関職員定員法の運輸省の項中に、航空庁の定員の規定が追加されることになつているので、その規定が成立する場合には、この法律第二条中、運輸省の定員に関する改正部分につき、これに応ずる形式的修正を加える必要があり、又同改正部分中、海上保安庁の定員は、出入国管理庁設置令(昭和二十五年政令第二百九十五号)附則第四項及び海上保……

第9回国会 予算委員会 第5号(1950/12/02、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 今の問題につきましては、文部委員会におきましても岡野国務大臣並びに文部大臣両方面からそれぞれ答弁があつたのでありますが、非常にその間において政府のいわゆる関係大臣の問の意見に食い違いがあるのであります。初めにおいて大蔵大臣はそういうふうなものを含めて三十五億に増額したというようなことを言いましたが、それから又後には岡野国務大臣に対して大蔵大臣は全然それは入つておらないと、全くこういうところに不統一があるのであります。問題は初め九億と平衡交付金を考えておつたのに対して、三十五億に膨らまつたから、その中にはそれも入つているのだということを大蔵大臣が文部大臣に閣議か何かで言つたというこ……

第9回国会 予算委員会 第6号(1950/12/04、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 私は大蔵大臣に対する質問と関連して人事院総裁に伺おうとしたのでありますが、今総裁が見えられておるということでありますから、その部分を伺いたいと思うのであります。  先ず第一に、今度の政府の一般職員に対する給與法案を見ますと、非常に不合理な点があると考えられるのであります。それはいわゆる今度の國鉄裁定の面から見まして、これはたしか今度の承認によつては、六月から八千二百円ベースになると私は了承しておるのであります。そういう際に、今回政府は来年の一月から一般職員の給與を八千円程度に引上げる、つまり千円引上げる、こういうふうなことが一つ考えられておるのであります。それから更に人事院の八月……

第9回国会 予算委員会 第8号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 給與改訂の問題について、実は先ほどこれに関連しないと思つておつた、関連質問で、佐多さんのほうからいろいろ質問がつあつたのですが、それで大要は質問によつて大蔵当局の考えも知つたのでありますが、ただその際に人事院の勧告の線を政府のほうに直して見るというと、大体八千四百円になるというふうなことを聞いたのでありますが、それに間違いありませんか、ちよつとお伺いいたします。
【次の発言】 それでそれに近付けるために大体八千円と見た。こういうふうな御答弁であつたようでありますが、そこで人事院が八千四百円の程度が必要であると考えたのに対して政府が八千円程度でよろしいと、こう決定する根拠を聞きたい……

第10回国会 内閣委員会 第34号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 六時が問題になつたのでありまするけれども、先ほども申上げました通り、昨夕連合審査で残された問題、これが多数あるし、それから首相の出席の要求、或いは他の政府委員の要求、そういうふうなことが連合審査において打切られてしまつておるのであります。そういうことから考え、又一方内閣委員会としてのこの審査状況を考えて見ましても、これは未だ提案理由に対するいわゆる総括質問すら先ず緒についておらんというような程度にあるように思うのであります。そういう点から見まして、今日の六時を期してというような工合になりますというと、非常にこれは何かの外部的な条件の下に我々の審議が束縛されてしまうという形が考えら……

第10回国会 文部委員会 第3号(1951/02/01、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 この両法案の審議の取扱でありますが、これは順序からいたしまするというと、社会教育法の一部を改正する法律案がきまりまして、その関係によつて特例法の一部改正が行われるのでありますから、そちらの方に入るのがいいかと思います。それについて委員長はどういうふうに取扱うつもりでありますか。
【次の発言】 順序から言えば、そういうふうになるのでありますが、同時にそれを審議して行く。或いはどういう順序で以てやつて行くかということについてお諮り願いたいと思います。

第10回国会 文部委員会 第4号(1951/02/02、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 今の矢嶋委員の予算に関連を持つ問題になるのでありますが、この文部大臣の提案の理由の中にも社会教育の画期的な振興のためには、まだまだたくさんいい問題が残つておる。だけれどもその中の一つとしてこの社会教育主事というようなものに対する身分の保障を與えるのが当座の問題である。それを強化して社会教育を振興させる、こういうことろにあるのでありますが、この社会教育法が制定される場合における審議の中で相当論議の行われたところの問題はこういうところにあつたと思うのであります。まあこういうふうな法律を作つて、一応社会教育というふうなものを整備するような法律はできておるのであるけれども、而もこれに対し……

第10回国会 文部委員会 第5号(1951/02/06、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 前の委員会において私が質問した事項についてまだ政府の当局の御答弁が明確でなかつたので、重ねて私はその点を質問したいと思うのであります。  それは第九條の三の項になるのでありまするが、先日も質問申上げたようにこの第九條の三の法文は第十一條の法文と矛盾を来たす、どう考えても私はそういうふうに思うのであります。その点について重ねて質問したいと思うのであります。先般の御答弁ではどうも私にまだ納得いかないところがある。私としてはこういうふうに考えるのであります。十一條の場合は、これは社会教育心事の立場としては当然これは教育委員会の構成人員でありますからして、社会教育の関係団体の求めに応じて……

第10回国会 文部委員会 閉会後第5号(1951/08/13、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 今聞いただけでは、計数の整理もできないし、明日あたりに延ばしたほうがいいと思います。

第10回国会 文部委員会 閉会後第6号(1951/08/14、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 事務的なことを二、三お伺いしたいと思うのでありますが、この文教施設の整備のうちの例の六・三制工事費の値上りのうちの十九億二千万円というのは、今年文部省で認可するところの総工事量の値上り補填ということになりますか。
【次の発言】 そうしますと、実際地方で今工事にかかつて、昨日もお話あつたように柱を立ててあとどうにもならん、そういうようなやりかけたものについてどのくらいの補填をしなければならないかという数字が出て来ますか。
【次の発言】 第二項の学校給食用食糧購入運転資金四億一千万円、これはどういう食糧を対象にしたか、それからどういうふうにして運転資金が使われるか、もつと具体的にお話……

第10回国会 文部委員会 第7号(1951/02/09、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 私はこの際教育公務員特例法の立法の根本精神について第一に伺いたいと思います。  終戦以来の日本の民主化は、御存知の通り目ざましい進展をしておるのであります。そういう目ざましい進展の裏に何があるかということを考えて見たときに、それはいろいろの諸制度の改廃ということもあるでありましようけれども、最も力強いところの推進力になつておることは労働組合法の制定によつて、労働者が政治的、或いは経済的に或いは社会的な地位の向上が見られた。そこに非常に私は大きな推進力かあると思うのであります。ところがこれはまあ一般労働組合法におけるところの、いわゆる労働者階級になるわけでありますけれども、特にその……

第10回国会 文部委員会 第8号(1951/02/12、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 先ほどの稲田局長の説明を聞いておりますというと、とにかく五条は、これは大学管理機関が任命権者に対していわゆる教授の身分を守る立場にある、こういうふうな御説明であつたように思います。そういうふうであるならば、却つてこれを改正しないで、このままにして置くほうが本当でないか。任命権者に対立してそうして大学の自治を守り、教授を守るという立場であつたならば、一体この教授を守るという立場を公開審理なんかというようなことをやらないで、なぜ改正したか、その点を伺いたい。
【次の発言】 今の御説明を聞きますというと、本来は守りたいのだけれども、能率とかスピードとかいうようなことによつて方法をこうい……

第10回国会 文部委員会 第9号(1951/02/14、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 第二項の点について具体的に説明を願いたい。理由を聞きたい。「教育長については、地方公務員法第二十二條(條件附任用及び臨時的件用)の規定は適用しない。」ということについて質問いたします。

第10回国会 文部委員会 第10号(1951/02/16、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 私はこの第二十一条二についてちよつとお尋ねしたいのですが、この二十一条の二のいわゆる政府原案の、提出の局長の御説明のところを読んで見たのですが、提案の側といいますか、趣旨といいますか、或いは根本態度といいますか、そういうふうなものに非常にあいまいさがあるように思うのでありますが、まあ提案の理由の説明の中には、二十一条の二については教育公務員の職階制を実施すべきか、又可能であるかどうかの根本問題がありますが、国の場合一応実施する建前になつている関係上、これにならうことにしたいのであります。極めて私はこの提案の理由といいますか、そこにあいまいさがあつて迷つておつたのじやないか。だけれ……

第10回国会 文部委員会 第12号(1951/02/19、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 進藤さんにちよつと伺いますけれども、さつきからのあなたのいろいろな競明を聞いておりますというと、どうしても公開審理というものは、手続上からそういう煩項なことに禍いされてどうも簡略に行かん、こういうふうなふうにとられておるのでありますが、併しその問題は審査基準というふうなものをはつきり立てて、そうしてそういう手続が済めば、これはその不備な点が除去されれば、公開する、しないということとは問題が又別じやないかと思うのです。それについては大学側としてはどういうふりに考えておられるか、その点お伺いいたしたい。
【次の発言】 いわゆる現行法の法條から行けば、如何にその手続が煩填であろうとも、……

第10回国会 文部委員会 第13号(1951/02/20、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 第二項のいつとう最後の「大学管理機関から説明書を受領した後三十日以内とする。」、この点について説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと趣旨は、他のものは現に審査にとりかかつている場合もこのほうでやるけれども、この日数の点だけは三十日、手続上こういうふうな恰好になるということですか。
【次の発言】 今の問題私も初めから疑問に思つていた問題でありますが、いろいろ答弁を聞いても了解の行かない点があるのです。それで私はこういう各度から一つ聞いてみたいと思うのでありますが、それは立法の際に現行法によつてやつておる、今の東大のような実際審理をしている実状にある場合は、この附則に……

第10回国会 文部委員会 第18号(1951/03/10、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 二、三点伺いたいと思います。先ほど矢嶋委員からもお話がありましたが、日本のいわゆる六三制を中心にして完全実施というような方面からは、相当考えなければならんことは、私も同感なのであります。そういう点からいたしまして、文教全般にいてどうするかということについては、なかなか局長としても立場上はつきりとしたところのお答えができないだろうと思うのであります。大学の充実というような方面から考えまして、その点については恐らく局長はいろいろな構想を持つておられることと思うのであります。私の聞きたいところは、その大学の充実を図つて行くというふうな場合において、いわゆる学校の増設ということもあるかも……

第10回国会 文部委員会 第20号(1951/03/15、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 先ほどのこの荒木委員の質問に対する御答弁で、私はこういうように見てとつて間違いありませんか。大体教科書の場合においては用紙代が三割を占めておる。その一割の三分である。こういうふうに保証金というふうなものが定められておる。こういうふうな御言明がありましたが間違いありませんか、その通りですか。そうしますと、今度まあ保証金の問題は三分を一分に改めるということの大きなところは、結局用紙代というふうなものに関係を持つて来るということになるのであります。そうしますと、これを三分を一分に切下げた場合においては、いわゆる発行会社の立場から見れば、在来と同じ程度に負担がおさまるのである、こういうふ……

第10回国会 文部委員会 第24号(1951/03/22、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 今のに関連して……。今の荒木委員の質問事項につきましては私も全く同感なんでありますが、殊に北海道の事情を申述べますと、これは文部当局でもよく御存じのことであろうかと思うのでありますけれども、昭和二十五年の四月三十日の現在で、小学校における無資格者は六千八百九十五人あるのです。で、これは率にいたしますと、現在教員に対して四三・七%になります。それから中学校のほうにおきましては、数において二千六百五十、率において二八・七%、合計いたしまして九千五百四十五人で、パーセンテージでは四八・一%というふうな状態になつておるのであります。これらに関しましては今お話がありました通り、教員の臨時養……

第10回国会 文部委員会 第25号(1951/03/23、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 議事進行について……。
【次の発言】 ちよつと動議を出したいと思います。  先ほど岩間委員から、木村委員のいわゆる修正案提出の前の論議が個人攻撃に亘つて、或いは渉外、或いは未提出の法案について触れている、こういうことで、それを削除するところの提案をされて賛成の声があつたのであります。それに対して委員長は何らの意思表示をしておらない。ただ未提出の分は、幾分そこに提出されてあるからして、これについてまあそれでもよかろう、こういうつもりであつたのであります。  それから更に、特に荒木委員は討論に附加えまして、木村委員の暴言について非常に遺憾の意を表し、取消を要求されておるのであります。……

第10回国会 文部委員会 第26号(1951/03/24、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 この関係なんですが、教育職員免許法の一部を改正する法律案のほうの第四條第六項中「及び宗教に改める。」とこの科目にこれは宗教をいれることになるわけですね。
【次の発言】 そうしますというと、これは教育基本法の宗教教育というところには牴触しないわけですね。
【次の発言】 それでわかりました。

第10回国会 文部委員会 第29号(1951/03/28、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 私は日本社会党を代表いたしまして、只今の荒木君の質問に対する文部大臣の言明を信頼いたしまして、なお又文部当局が大臣の言明に副うところの措置を十分なされることを強く要望いたしまして、賛成する次第であります。

第10回国会 文部委員会 第30号(1951/03/29、2期、日本社会党)【議会役職】

○理事(若木勝藏君) それではこれより文部委員会を開会いたします。  文化功労者年金法案を議題といたしますので、これについての継続質問をいたすことにいたします。御質疑のあるかたは御発言を願いたいと思います。
【次の発言】 ほかに御発言ございませんか。
【次の発言】 他に御発言はございませんか。……それでは本案に対する御質疑は終了したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありのかたは賛否を明らかにしてお述べをお願いいたします。なお修正の御意見もございましたら、この際お述べを願います。

第10回国会 文部委員会 第34号(1951/05/15、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 いや、実業界じやないのです。
【次の発言】 私は現場の校長さんのかたに伺いたいのでありますが、どなたでもよろしうございます。石田さんでも或いは都崎さんでも佐藤さんでも、どなたでも、現場の、持に高等学校の経営というふうな立場から、これは学校教育法に基き、或いは又高等学校設置基準、そういうふうなものに従つて高等学校を経営して行く場合に、いわゆる専門の学科についての教育に当つて、その場合に当つて設備とか或いは実験、実習の費用が極めて貧弱なために、それに示されておりますところの教育の実施ができないから、そういう点について十分なる国家からの補助を頂けば、これでいわゆる今設置されているところ……

第10回国会 文部委員会 第35号(1951/05/17、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 我妻さんに伺いたいのでありますが、まあこの大学に民意を反映するというふうなことは、とにかく一つの聞えのよい言葉でありますが、それが学内の運営に関連して来て、この法案では商議会というふうなものが一つの機関として設置されるようになつておるように私は思うのであります。果してそういうふうな商議会というふうなものは本当に必要なものであるかどうか、こういうふうな学内の経営に対して学内の人の意見を反映させるということは、これまでの東大あたりの運営から見まして、是非必要なものであるかどうかという点について伺いたいと思います一若し必要でないものであつたとしたならば、これは非常に私の考えでは煩雑に過……

第10回国会 文部委員会 第38号(1951/05/24、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 私はこの際この教科書の配給並びに検定の問題につきまして文部省側並びに教科用図書検定調査審議会、それらの方面に質問したいと思います。先ず教科書の配給について質問したいと思うのでありますが、私北海道の者でありますが、北海道の現地に帰つて状況をいろいろ聞いたのでありますけれども、四月の配給につきましてはまだ教科書が来ておらないというのが大分あつたのであります。なお又新聞の投書等を見ましても、これに対し非常に子供の学習上配給が遅れているために困つているというふうな、こういうふうなことを見ておつたのでありますが、この実情につきまして審議会並びに文部省側では、いろいろ調査されておるだろうと思……

第10回国会 文部委員会 第39号(1951/05/26、2期、日本社会党)【議会役職】

○若木勝藏君 第一條のところで、これは政府委員のほうに伺つたらいいかと思うのですが、これまでの民間の研究で、どういう方面にどういうふうないわゆる功績があつたか、そういうふうな事情について聞きたいと思います。
【次の発言】 特に産業方面について功績のあつたというふうなことはありませんか。
【次の発言】 今まで補助の申請をして来たものはどういうふうな方面が多いのでしようか。
【次の発言】 終戦後この占領政策とかそういう方面によつて整理されたというような方面があるものについて……。
【次の発言】 そういうものは今どういうふうなものに転換しているか。

第10回国会 予算委員会 第12号(1951/02/20、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 ちよつとお伺いしますが、現在警察予備隊が使用しております建物はどういうものを使つておられますか。
【次の発言】 そうしますと、現在においては学校の建物等を使用に充てておるという事例はありませんか。
【次の発言】 そういう関係の建物がどういう数に上つておりますか。
【次の発言】 資料をお願いいたします。

第10回国会 予算委員会 第15号(1951/02/23、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 この審議の計画についてちよつと質問いたしたいのでございます。二月二十日には治安のほうをやつておつたようでございます。文教関係は出ておらなかつたのでありますそれから続いて二十一、二十二日、この分はどういうふうな取扱いになるのでしようか。今日は二十三日ですから歳入の方面の審議に入る、抜けた分を如何ように取扱うか、その点お伺いいたします。
【次の発言】 了承いたしました。

第10回国会 予算委員会 第16号(1951/03/01、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 私は地方財政委員会の委員長にお伺いいたします。平衡交付金が財政委員会のほうにこれは千二百九億、それから政府は千百億、その差百九億、これはまあいろいろ算定の基礎によつて違いがあると思いますけれども、それは別にいたしまして、この地財委のほうで千二百九億を決定している場合において、その大きな一つの財源の措置上考えられる項目は、給與改訂に必要な経費であるとか、年末手当支給に必要な経費であるとか、或いは地方教職員の級別格付基準の改訂による経費の増加、それから公共事業等に伴うところの地方負担の増加、こういうふうなことが大きな一つの項目になると思われますが、それらの中で私は千二百九億を決定して……

第10回国会 予算委員会 第18号(1951/03/03、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 いいです。
【次の発言】 一つだけ……。先ほど来の質疑応答で明らかになつたわけでありますが、人事院のいわゆる絵與を上げる條件を定めるために相当の手続の期間を要する。ところが物価とか或いは標準生計費というようなものがどんどんどんどん先に走つて行く。そこに非常なギヤツプがあるということが明らかになつたと思うのであります。そうしますと人事院から勧告されるところの給與ベースというものは、極めてこれは権威のない、あてにならないものではないか、こういうふうにも考えられるのであります。人事院としては、この手続とかそういうことに捉われ過ぎて、このいわゆる公務員の生活の実態というふうなものに対して……

第10回国会 予算委員会 第19号(1951/03/05、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 要求なさるところの給与の標準につきましては、今御説明で満十八歳最低賃金七千五百円、こういうふうな最低賃金を以て標準にして行くというのでありますが、これを今人事院あたりで勧告をしておるところでも、いわゆる給与体系について換算して行つたら幾らか……、そういうふうな形に直して見たら幾らになるか。
【次の発言】 もう一つ伺いたいのですが、先般のこの予算委員会で、人事院総裁も見えられておつたのですが、その際に、もうベースのいわゆる勧告をやる時期ではないかと、こういうふうな質問があつたのですが、ところが人事院といたしましては、未だその時期ではないと、いわゆる五%の増額をするというふうな条件に……

第10回国会 予算委員会 第26号(1951/03/13、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 通産大臣にお伺いいたしたいと思います。  最近用紙の統制撤廃が行われる情勢にあるというようなことが巷間に言われておるのでありますが、この実情はどういうふうでございましようか、これを伺いたいと思います。
【次の発言】 そうしますというと、やはり統制を撤廃するというふうな方向に向つておるというようにお考えられるのでありつまするが、実際におきまして用紙の需要と、それから生産の状況はどういうふうな実情になつているのか、この点をお伺いいたします。
【次の発言】 そういうふうな実情に入つておりまするので、用紙の全般に亘つて統制を撤廃される御意思であるか、或いは又一部分について撤廃される御意思……

第10回国会 予算委員会 第27号(1951/03/14、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 先ほど来の質疑で以て、いろいろ御答弁の方面についても大分御見解がわかつたのでありますが、私は、いわゆる岡野国務大臣の立場は、所掌事務の上から見まして極めて重要な立場にあると思う。それでこの平衡交付金を千百億に決定するということは、極めてこれは重大なことであろうと思うのであります。先ほど来の御答弁で以て伺いますというと、閣議においても、他の閣僚と違つて、自分の立場はその地方財政というような方面では重要な立場であるからして、その点に相違がある、そういうことから、特に地方財政というようなものに対しては、十分同情ある立場からいろいろ考えられたと思うのであります。そこで閣議においてこの千百……

第11回国会 文部委員会 閉会後第1号(1951/08/20、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 東京水産大学の問題については、第九国会において文部委員会においてすでに陳情があつたのです。非常にそのときの写真なども我々が見せられて、教育についてこれは困つたものだ、こういうふうなことから、私は予算委員会においてたしか二回に亘つてこの問題について質問したのであります。その際に先ほど岩間君からも、矢嶋君からもお話があつたように、何とかこれを早急に解決したい、こういうふうな答弁があつたので、私もそう考えておつたのでありますが、一カ年経つている今日、なおこの解決を見ない。更に水産大学のいわゆる教育というものが非常な悲運に遭つているということは、誠に私は当局者の怠慢について、徹底的にこれ……

第12回国会 文部委員会 第3号(1951/10/30、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 私はこの際文部大臣に行政整理の件について伺いたいと思うのであります。行政整理というようなことにつきましては、これは行政の能率を向上させるというところに目的があるだろうと思うのであります。そういう観点からある場合に整理が行われるというような場合もあり得るだろうと思います。従つて当然これは機構改革というふうな方面にマッチして行わなければならない、こういうふうに思うのであります。そういう点をこの教職員の立場について考えてみまするならば、これは当然教育制度の改革であるとか、或いは教育財政の確立、そういうふうなことに伴つて考えられなければならない。そういうふうなことが必然であると私は考えて……

第12回国会 文部委員会 第4号(1951/11/01、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 私は、この際、給與べースと、それから行政整理の関連について、非常にはつきりしない点がありますので、その点をお伺いしたいと考えております。先般来いろいろ給與ベースの文部省の案、或いは行政整理の案について伺つたのでありますけれども、それらについて考えて見ますると、先ず第一に、いろいろ説明を聞いても結局べースの改訂においては三百七十五円の切下げになるという結果になる。こう考えざるを得ないのであります。それについては文部当局の説明といたしましては、昇給の分であるとか、或いは定員の関係であるとか、そういうことから実際においては切下げにならない。現在の実員に対しては現在の俸給に対して千五百の……

第12回国会 文部委員会 第5号(1951/11/02、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 今のに関連しまして……。今高田委員から昇給の問題が出ておられたのでありますが、私もそれを考えておつたのです。昨日の私の質問に対して、とにかく今度の給與改訂と定員とは何ら関係がない、こういうことを私も確認したのでありますが、そういたしますと、今度の給與アツプに絡んで来て、今後における、来年の三月までの新採用というふうなことは従来通りのようにやり、一・五、一・八の線でやられるかどうか、この点を伺いたいと思います。
【次の発言】 その理論的な方面はわかりましたけれども、それが今度のベース・アツプに絡んでなかなか困難になるというのではなしに、実際において不可能である、こういう結論にならな……

第12回国会 文部委員会 第8号(1951/11/13、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 地方財政関係は来ておりますか、委員会に。
【次の発言】 それでは地方財政委員会のほうにお聞きしたいと思います。地方財政委員長のほうから国会並びに政府のほうに意見書が出ておりますが、政府に出した意見書はいつのことですか。
【次の発言】 日附はわかりませんか。
【次の発言】 国会のほうには十月の二十二日に出しているのですね、それよりも先になりますか。
【次の発言】 国会のほうに意見書を出してあるのですが、この場合における教職員の給与に関する算出の基準は何によりましたか。
【次の発言】 そのことは何によつて定めましたか。
【次の発言】 そうするというと、この地方財政委員会では平衡交付金……

第12回国会 文部委員会 第9号(1951/11/14、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 私は矢嶋委員の質問と重複しない範囲で極く簡單に二、三点伺いたいと思うのであります。大臣が教職員の既得事実を重んじて、そうして文部当局といたしまして非常な配慮をされている、いわゆる三百七十五円の切下げができないように配慮をされておるということについては私は非常に敬意を払うものでありまするけれども、その配慮の方法といたしまして幾分ここに私は先ほどの御答弁で以て疑問を持ち、不安を感ずるものであります。それは先ほどの事務当局からの御答弁では二万人の欠員の操作、それから昇給停止の操作によつてやり得る、既得事実を守り得るというところの御答弁があつたようでありまするが、果してそういうことができ……

第12回国会 文部委員会 第13号(1951/11/24、2期、日本社会党第二控室(左))

○若木勝藏君 提案者のほうに一つ説明して頂きたいと思います。先ほど来矢嶋委員からもお話がありましたが、いわゆる社会教育の充実のために取残されておつたところの、社会教育上博物館法を制定して、法の整備からしてこの充実にかかるというようなこの御気持に対して私も心から敬意を払うのでありまして、そういう点でいろいろまあ今もお話ありました通り、その提案が出るまでに至つては各方面に亘つていろいろ御苦労なさつたろうと思うのでありますが、先ずそれらの点について、この法文に現われている以外に、どういう所にこう御苦心なさつたか、こういうことについて明らかにして頂きたいと思うのですが……。

第13回国会 地方行政委員会 第2号(1952/02/01、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 二十七年度の財政計画に関連して二、三点岡野国務大臣に伺いたい。その一つは、行政整理を見込んで四十三億ばかりあるわけであります。地方の行政整理について四十七億見込んだということにつきましてはどういうような計画の下に行政整理が行われるというお見込の上に立たれたものであるか、その点について伺いたい。
【次の発言】 そういたしますと今地方行政簡素化本部におきましては、この行政整理について一つの計画案を立てられておりますか。
【次の発言】 それらの結論の出るのはいつ頃になりましようか。
【次の発言】 次に伺いたいことは、やはり二十七年度の公務員などの給與問題に関しまして、先ほどの荻田さんの……

第13回国会 地方行政委員会 第4号(1952/02/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私は教育財政につきまして地方財政委員会に質問したいと思うのであります。  現在の教育財政は非常に平衡交付金制度に重点が置かれておるのでありますが、元来この平衡交付金制度につきましては、これは地方財政の合理化の一つとして確かにこれは理想的なものがあるだろうと思うのであります。ところが国の財政の都合によりまして平衡交付金が制限される、そういうふうなことによつていろいろな地方財政上不都合な問題が生じて来ておるのであります。最近地方団体あたりでいろいろ聞いてみますというと、そういう点は非常に強く考えまして、何とかこの地方平衡交付金制度というふうなものに対していわゆる改善の要があるのではな……

第13回国会 地方行政委員会 第9号(1952/02/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君  繋ぎ融資の点につきまして、昨日来いろいろ問題になつておりまするが、結局大蔵省の考えとしては地方に余裕財源がある、これはまあ従来大蔵大臣も平衡交付金の増額に対してはそういう立場からこれを一蹴して来たのでありますが、そういうふうなことからこれを單なる繋ぎ融資と、或る事業をやるためのいわゆる短期融資というような恰好を考えているらしい、ところが現在においては地方の知事においてはそういうふうな立場ではない、実際どうにもならない、赤字を克服しなければならない意味の短期融資である、こういうふうに私は食い違いがあると思うのであります。で、地財委といたしましても、これに対しましては大蔵省の考え方……

第13回国会 地方行政委員会 第12号(1952/03/01、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今の御説明に対して二、三伺いたいと思うのでありますが、先ず歳出の方面につきまして、十四項の行政整理による物件費四十七億とありますが、この御説明は極めて簡単で私も十分わからないのでありますが、いわゆる地方職員の五%の減を見込んでおる、この内容につきまして、もつと詳細に御説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 これは二十六年度の場合にも私は関係があるのじやないかと思いますが、その点は実施がいつからになるかはつきりしませんで、二十七年度に絡んで御質問いたしたいと思います。それは最近人事院の規則で以て官署指定をやることになつたのでありまするが、これは国家公務員に限られるものですから、同……

第13回国会 地方行政委員会 第13号(1952/03/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 大体今中田委員の質問で私も相当はつきりして来たけれども、どうしても先般来まだ意見がはつきりしない点がある。その点を伺いたいと思います。それは地方財政委員会としては、これは繋ぎ融資としての形式をとらないで、財源措置としての形式をとりたい。仮に百億なら百億というふうなものが認められたとすれば、それは全然二十七年度の起債には関係あるのかないのか、二十六年度として打切られるのかどうか、この点はどうも私先般来はつきりしておらないので、これを質問したい。
【次の発言】 繰上げて使用するのですか。
【次の発言】 そうすれば二十七年度の起債計画は、二十七年度の事業から考えてやつておるものであつて……

第13回国会 地方行政委員会 第19号(1952/03/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今のに関連して私は大臣にお伺いしたいと思うのでありますが、非常に地方の公共団体の赤字が多く出ておるということに関しましては、今岡本さんからもお話がありました通り私も非常に重大なことだと考えておるのであります。これの解決策につきましては、特に自治庁としてもお考えにならなければならんと思うのでありますが、今大臣からのお話で解決策の一つとしてとにかく起債の枠を拡げるとか、そういうふうな方法が考えられておる。これは御尤もなことだと思うのであります。元来私よくわかりませんけれども、地方公共団体の起債というようなことに対して国が枠をきめるということは、地方自治の上からどういうものかと私は考え……

第13回国会 地方行政委員会 第23号(1952/04/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私は第三條の問題についてちよつとお伺いしたいと思うのです。これは先ほどの御答弁で以て、給付を受けるものの範囲については一応お話があつたようでありますが、なお更に私はここに疑問を持つのでお伺いいたします。と言いますのは、この恩給法のようなものを作る場合において一番問題になるのは、給付を受ける者の範囲であろうと私は思うのです。この法案で見ますというと、それは組合のこの規約に任せておるようなところがあります。勿論その前にその用意になるでありましようが、自治庁としては前項の事項に関して模範規約の例を定める。これによつて大体方向を示すことになるのだろうと思いますけれども、地方公共団体のそれ……

第13回国会 地方行政委員会 第25号(1952/04/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私はこの問題につきまして、大臣が出席された場合にいろいろ大臣に質問しようと思つておつたのでありまするが、今まだおいでになられませんので、その他の二、三の点を伺いたいと思います。先ずこの問題につきまして、第十條に示されてあるところの、いわゆる国がその全部又は一部を負担する法令に基いて実施しなければならない事務に要する経費、その事項が項目に亘つて挙げられてあるのでありますが、在来、生活保護に要する経費その他の項目につきまして、国とそれから地方の負担の度合がどういうふうな関係になつておるか、これを伺いたいと思います。
【次の発言】 その他のことにつきましても……。

第13回国会 地方行政委員会 第26号(1952/04/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 第三條の、いわゆる免税されるいろいろなこの面が、契約者であるとか軍人用販売機関というような、そんなものが転つておるのでございますけれども、ここで私は非常に他のものに比較して、不明瞭な場合が生ずるのは契約者の場合ではないかと思うのです。そこでこの契約者が免税として限られたような業務を行う外に、それに関連して当然免税にならないような面にまで、この事自体は、これは承認でありますから、そういうふうな方面に進んで行く慮れがあるのではないか、そういう場合に何を一体標準にして、誰がそのけじめをつけるものであるか、そういうことについてお考えを伺いたいと思います。

第13回国会 地方行政委員会 第27号(1952/04/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今の御説明のあつた分については、私も吉川さん同様まだ十分読んでおらないのではつきりしたことはわかりませんが、今の御説明の中にあつたところに、いわゆる日米行政協定の場合に比較して、漠然としておる、或いは非常にあらくできているというようなことは、これは日米関係におけるいわゆる本法案のごとくに非常に厳密に非課税の対象としている、こういうふうにはできておらない、どいうような意味ですか。
【次の発言】 私も遙かに具体的であるというようなことを考えるのでありますが、その点から見ましてそれだけにこちらのほうは非課税が厳密である、こういうふうに思うのですが、その点はどうですか。

第13回国会 地方行政委員会 第29号(1952/05/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 第十条の「国がその全部又は一部を負担する法令に基いて実施しなければならない事務に要する経費」、これにつきまして、この第一号から二十三号までを選定してありますが、これはまあここに抽象的に「その円滑な運営を期するために」というようなことで以て一応の抽象的な説明がありますが、実際においてこれを選定した理由についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そういたしますというと、その立場から、従来は義務教育費の給与関係の項目がこの中に入つておつたのが、まあ平衡交付金制度によつて、一時停止されておる。今回それを削除したということになるのでありますが、これにつきまして特別従来入れてあつたものを……

第13回国会 地方行政委員会 第31号(1952/05/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私は党を代表いたしましてこの法案に反対の意見を申上げます。この法案は一見簡単なように見えまするけれども、これは地方財政の確立の上から極めて重要な部面についての改正だろうと思うのであります。以下私は三点につきまして反対の意見を述べてみたいと思います。  反対の第一点は、本日も非常に各委員から御質疑があつたように割当的な寄附金の禁止規定であります。これは実際において我々が考えてみますると、拘束力を持たない、大した意味のないような規定に見えるのであります。従来といえども第四条にこういうふうな規定があつたにもかかわらず、依然としてこれは寄附金の徴収が行われておるのであります。ただ今回はま……

第13回国会 地方行政委員会 第33号(1952/05/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私は今の修正の動議にかかわらず、この法案全体に反対の意見を持つ者であります。  御承知の通り、この警察は、警察法に示しておるように、個人の権利とそれから自由を保護するためにできた国民に対する民主的権威の組織の一環をなすものであるのであります。この意味におきまして、住民に密着しておるところのこの自治体警察は地方自治を推進するに重要な意味を持つておるのであります。ところが、最近政府の考え方は、或いは国家公安委員会の権限を総理大臣の手中に収めようとしたり、又自治体警察を廃止して国家警察に吸収するというふうな、いわゆる警察行政の中央集権化を図つて警察法の真意を没却するというふうな傾向があ……

第13回国会 地方行政委員会 第34号(1952/05/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 先ず政府当局に御質問しますがこの提案理由には「単位費用を法定する外、測定単位の数値、補正係数及び基準財政収入額の算定方法を法律で定める」とこういうふうに謳つてあるのでありますが、法案を見ますと補正係数の方面が見当らないようでありますがこれはどういうふうになつていますか。
【次の発言】 それでは現在この地方財政委員会の規則によつてきめてあるところの補正係数のとり方についてお伺いしたいのでありますが、まあ全般に亘つてなかなか範囲が広い点があるのでありまして、私は特に寒冷度とそれから積雪の度合についてどういうところの根拠に立つて級地決定をしているのであるか、これについて御説明を願いたい……

第13回国会 地方行政委員会 第35号(1952/05/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私は今の法案につきまして二、三の点を質問したいと思います。  先ず第一に直接この法案には関係ないことでありますけれども、始終この頃道路を歩いて見て、私の考えておるのは対面交通の問題でありますが、あれが実施されて以来東京都においても、又地方におきましても、殊に地方におきましては全くこれは実績が挙つておらないように思うのであります。それで何と言いましてもこの問題は長い間の我々の習慣に基くところが大きな問題になつて来るだろうと思うのであります、その結果対面交通によつて、いわゆる我々の右側交通というふうなことが実施されないでおるのではないかと、こう考えるのであります。そこでお伺いしたいの……

第13回国会 地方行政委員会 第36号(1952/05/21、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私は単位費用の法定について、これは極めて重要なものであると、そういう点からして十分これは審議をしなければならんと考えているものでありますが、特に教育関係の方面で先般詳細に質問をしたのでありますが、一、二その点につきましてまだ不審な点がありますので、伺いたいと思うのであります。  先般政府委員に質問してその点がはつきりしなかつた私自身も又はつきりしなかつた点があるのでありますが、結核教員を枠外にしているかどうかという問題でありまするが、その点につきまして、先般の御答弁では、行政規模の中に〇・六だけを含んでいるというふうなことから御答弁があつたのでありまするけれども、これは單位費用を……

第13回国会 地方行政委員会 第37号(1952/05/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 この修正案につきまして一つ質問したいのでありますが、そういたしますというと、この第七条の第四項におきまして、当該都道府県の人事委員会に委託するということこれはもうなくなるわけなんですか。ただ他の地方公共団体のみに委託するということになるんですか。その点を伺いたいのです。
【次の発言】 全部を網羅するということになるわけですな。
【次の発言】 範囲を拡げてですね、当該都道府県の場合は、この市町村の行政に対してどちらかというと助言するとか、或いは指導といろ言葉はおかしいかも知れませんが、そういう関係が深いと思うのでありまして、こういうふうに範囲を拡げて見ても、事実上、他の地方公共団体……

第13回国会 地方行政委員会 第40号(1952/05/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 この問題につきましてはまだ私のほうでも疑問を残している人があります。それからもう一つこの間から申上げました通り、これは義務教育費国庫負担法と併行してもう少し審議する必要がある。というのは向うのほうが成立すればこれは又非常に太事な点が骨抜きになつてしまうというような点、それが単位費用を改訂するということにつきましては重大な問題であるから、先般も私が委員長のほうに希望を申上げた通り、もう少し専門の方面の参考人を呼んで、その点を学校関係とか或いは警察関係とか、消防関係とかいうようなものにつきましてもつと審議を慎重にやる必要があるのじやないか、そういうところで希望を申上げておいたのであり……

第13回国会 地方行政委員会 第41号(1952/05/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 (一)基準財政収入についても法定するの要あり。  (二)単位費用について研究の余地がある。特に教育費について低く、この内容では、小学校教員一・五、中学校教員一・八の線に達していない。  (三)標準団体のとり方が妥当ではない。例えばこの法案の単位費用は、中学校については生徒七百人十五学級を基準として計算してあるようであるが、文部省側の希望は、生徒四百五十人九学級を基準として計算して欲しいということであつたろうと思う。また給料も、三百七十五円を切り下げてある。故に生徒一人当りについては、小学校について千九百六円と二千三百六十円との相違。学級当りについては九万五千二百十七円と十万六千百……

第13回国会 地方行政委員会 第43号(1952/05/31、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私最初に野村さんにお尋ねした点で、もうちよつと御回答願わにやならん重要な点を忘れておつたのですが、それは今ほど来中田君がいろいろお尋ねいたしておる点、私がずつと数点に挙げてお尋ねいたしました点によると、その財源というものかないから最小限度で、それも議題になつたが入れるとはできなんだ。即ち今回衆議院側で修正された結果による減收分の財源というものは百二十二億でありますか、百二十二億だけは確保できたんだという解釈にとれておるのでありますが、だからその百三十二億の財源は酒消費税、たばこ消費税のような工合に、還付税による制度の方法か、平衡交付金の方法による方法かどちらか、或いはそれを合併し……

第13回国会 地方行政委員会 第44号(1952/06/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 入場税のところで一つ伺いたいのですが、入場税のほらでは原案でもそれから衆議院の修正案というような方面から見ましても、いわゆる文化財保護法に基く無形の文化財、文楽とか或いは能楽というふうな一部のものが入つて百分の二十に税率を下げておる。こういうふうになつておりまするが、その国宝であるとか重要女化財であるとかいう有形の文化財については省いてある。これについて伺いたいと思います。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 取つておりませんか、これは非常に前から文部委員会で問題になつておつたんでありますが、そうですが。それでは私は間違つて憶えておる。それなら甚だ結構です。  それからその次……

第13回国会 地方行政委員会 第46号(1952/06/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 板山さんにちよつと伺いたいのですが、この第七條のいわゆる無謀操縦に対して、罰金以上の刑が必要である。こういうふうなお説であつたようでありますが、その際の御説明に、この科料という場合を挿入すれば、或いは注意で以て終つたものが科料に処せられる場合があるのではないか。こういうようなお話があつたのでありますが、私はこれは非常に実際面白いお考えであると思うのであります。そこで同時に、この場合に罰金以上ということになりますと、違反として指摘した場合には、何とかそこに処理しなければならないということから、科科で済むような程度のものも、罰金の中に入れられてしまうというようら半面も又私は考えられる……

第13回国会 地方行政委員会 第50号(1952/06/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 この第一條でありますが、第一條のこの終りのほうに「併せて国と地方公共団体との間の基本的関係を確立することにより、地方公共団体における民主的にして能率的な行政の確保を図るとともに、地方公共団体の健全な発達を保障することを目的とする。」と相当強いいわゆる地方公共団体の健全な発達を保障するというふうな言葉があるようでありますが、これは第一條を見ますと財政方面には全然亘つておらない、そういうことを抜きにして行政的な一面だけ見て健全なる発達を保障するということが言い得るかどうか、この点について岡野大臣のお答えを願いたい。
【次の発言】 いや私の聞いているのは、財政的な方面を考慮することなく……

第13回国会 地方行政委員会 第54号(1952/06/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 第二條について伺いたいのでありますが、水道事業は五十人、或いは軌道事業が百人、こういういわゆる人数によつて事業を限定しているように見えるのでありますが、そのことについて一つ政府委員の御説明を願いたい。  それからもう一つは水道事業という中に下水道が入つているかどうか、その点も伺いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、今の御答弁によつて下水道事業関係は第二項を適用して、その公共団体の実情によつてはこれと併せてやつて行くといくということに了解して差支えないのでありますか。
【次の発言】 それでは次に第三條のほうの関係で伺いたいのでありますが、「企業の経済性を発揮するとともに、……

第13回国会 地方行政委員会 第60号(1952/07/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 ちよつと資料の要求をしたいのですが。昭和二十四年における総選挙の場合、それから二十五年の参議院選挙の場合、それから二十六年の知事並びに地方議会議員の選挙、これにおけるところの選挙違反の件数ですね、それを一つお願いします。それから公職選挙法の改正に関する全選管の案があつたらこれも一つお願いしたい。それから同じく選挙制度調査会の案があつたらこれも一つお願いしたい。それだけ要求いたします。よろしくお願いいたします。
【次の発言】 ちよつと一つ質問したいのですが、今提案の理由について御説明があつたのでありますけれども、これは非常に抽象的で、私にはぴんと来ないのであります。その点で伺いたい……

第13回国会 地方行政委員会 第61号(1952/07/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 昨日の午後私おりませんので或いは重複する点があるかも知れませんが、二、三伺いたいと思います。
【次の発言】 この選挙期日の公示の問題でありまするが、公示又は告示を早めたところの理由を伺いたいのであります。これは運動期間に非常に関係して来ることになるのでありますが、特に町村の議員及び教育委員は十日にしておるというのは、非常にこれは短縮しておるのでありまするが、これらについての早めた理由を伺いたいと思います。
【次の発言】 これは非常に私は事前運動などに関係して来るのじやないかと思うのでありますが、こういうふうに運動期間を縮減する方法をとつたならば、当然これは事前運動のほうに延びて行……

第13回国会 地方行政委員会 第63号(1952/07/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私も賛成するのでありますが、ただこの法の最後のほうにある「市町村は、條例の定めるところにより、療養その他の給付を行うものとする。」これに対する国家としての十分なる財政的な裏付け、こういう点を十分考慮してもらいたい。そうでなければ貧弱町村においてこれの実行をなし得ない場合もあると考えまして、その点を附言いたしまして賛成するものであります。

第13回国会 地方行政委員会 第65号(1952/07/21、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 一つお尋ねしたいのは、この資料を見ますと、非常に個々の場合の、強盗とか殺人の問題の場合援助したような例がたくさん載つておるのでありますが、実際においてこの提案者は、今後もこういう程度にとどまるものと、こういうふうな工合にお考えでしようか、その点伺いたいと思います。
【次の発言】 私は、財政上の問題ではないのでありますが、この点先ほど原委員からも御質問があつたようでありまするが、とにかく強盗を抑える場合に援助したというばかりでなしに、いわゆる暴動とか、そういうふうな場合は考慮されたかどうか、こういう問題なんです。
【次の発言】 そこで、その点につきましては、本部長官からも先ほど御説……

第13回国会 地方行政委員会 第66号(1952/07/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私も吉川さんに質問したいのでありますが、御趣旨はよくわかりまして、非常に私らも賛意を表するものでありまするけれども、この第一条の案文を見ますというと、先ほど岩木さん、それから高橋さんからも質問があつたようでありますが、非常に私は誤解を生じやすいのじやないか。御趣旨が逆に現われて来るように解釈されるのじやないかと思うのであります。私もこれをさつきから非常に読んでおつたのですけれども、どうも御趣旨がぴたりと来ない。それは「総合的一体性を有するように現行地方制度を改革する」というのでありますからして、現行の地方制度がこの憲法の理念に合しておらないからして、これを総合的一体性を有するよう……

第13回国会 地方行政委員会 第70号(1952/07/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私お二人にお伺いしたいと思いますが、全国の知事会或いは全国の市長会から出ておる反対意見の場合においては、明らかに憲法違反であるということを指摘しておる。ところが今お二人の御意見を伺つておりますと、私はよくそれを突きとめ得ないのでありますが、藤田さんのほうではそういうふうに制限することは不当であるというふうな言葉を使つておつたようですが、不当であるということは憲法違反であるということを意味しておるものであるかどうか。それから藤田さん……、奥野さんのほうは違憲の虞れがあるということをおつしやつておりますが、これは違憲の虞れがあるという場合と違憲であるという場合とは明らかに差があるわけ……

第13回国会 地方行政委員会 第72号(1952/07/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私は社会党第四控室を代表いたしまして、簡単に只今上程になりました公職選挙法の一部改正並びに関連する二法案に対しまして、修正の部分に賛成し、それからそれを除いた他の部分に対しても賛成の意見を申述べたいと思います。  理由を簡単に申上げますが、衆議院の送付案は、選挙の公明及び選挙運動費用の縮減を図るために選挙運動に制限を加えようとしているのでありますが、併し公明自由の選挙の上から検討して見まして、幾多の不合理な点が指摘されるのであります。その点に関しまして、委員会ではその欠陥とするところを是正したのでありまするが、そのために相当行き過ぎのあるところの制限が緩和されたと思うのであります……

第13回国会 地方行政委員会 第73号(1952/07/30、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私も吉川さんそれから中田さんの言うことが理があるのじやないかと思うのでありまして、在来の例から見まして、会期が切迫して審議しておるものが流れたということはありましたが、請願だけは審議未了に終つたというような例が余り、殆んどないのではないかと思うのであります。そういう点から見まして、やはりこのほうから先に片付けて行くことが本当じやないかと思います。
【次の発言】 今の動議もありますけれども、私二ヵ所ばかりちよつと伺いたいと思います。長くかかりませんから……。
【次の発言】 衆議院のかたに伺いたいのは二十条ですが、この二十条において、「国家消防本部長は、必要に応じ、消防に関する事項に……

第13回国会 地方行政委員会 第74号(1952/07/31、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私もこの委員会が成立するかしないかということに多分の疑点を持つております。先ほど吉川君からのお話もありましたが、我々の今までこの委員会なり本会議なりに出る場合においては全部これは議事日程に載つた、公報によつてやつて来た。ところがその公報は一部の人間に渡るものではない。然るに今日招集されておるところのこの委員会は今通知書を見せられましたけれども、見せられた者は我我だけであつて、公報は全議員に渡るものであります。全議員の知らないところの委員会というものは私はあり得ないと思う。いろいろ関連もあるのであります。これは非常に我々だけ知つておつて公報にも出ないもの、出ないところの委員会という……

第13回国会 文部委員会 第1号(1951/12/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 それでは政府委員に二十七年度の学校給食の方針について伺いたいと考えます。二十六年度の十月以降の予算については、先般来文部委員会でも相当論議されているところでありますが、一応三月までの予算もきまつたようであります。ところが二十七年度の学校給食がどういう形において継続されるかということが、今非常に関係当局方面でも心配しているようなところであるのでありまして、我々はどうしてもこれは学校教育上これを継続して行くということが重要なことであると考えておるので、これに関しまして、先ず二十七年度の方針について文部省はどういう意見を持つておるか、概略で結構でございますが……。

第15回国会 文部委員会 第1号(1952/11/06、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) それではこれより本日の委員会を開きます。  本日の議題でございます教育及び文化に関する一般調査承認要求書に関する件についてお諮りいたします。  先ず要求書を朗読いたします。    教育及び文化に関する一般調査承認要求書  一、事件の名称 教育及び文化に関する一般調査  一、調査の目的 教育制度、教育行政、文化財保護等の実情をつぶさに調査し、これに対する適切な施策を確立することを目的とする。  一、利益 教育及び文化についての適正なる施策の確立に寄与することができる。  一、方法 関係官民より説明を聴取し、参考資料を要求し、又必要に応じて、現地に実情を調査するため議員を派……

第15回国会 文部委員会 閉会後第1号(1953/03/18、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) ではこれより本日の委員会を開催いたします。  先ず第一に国立学校設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。提案の理由を聞くことにいたします。
【次の発言】 それでは次に義務教育費国庫負担法に関する緊急質問を議題といたします。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を開始して下さい。  国立学校設置法の一部を改正する法律案に対する質疑に入ります。質疑のあるかたからお願いいたします。
【次の発言】 それでは本日の委員会はこれで散会いたします。    午後三時三十七分散会

第15回国会 文部委員会 第2号(1952/11/12、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) これより本日の文部委員会を開きます。  理事木内キヤウ君、相馬助治君、白波瀬米吉君から、理事を辞任いたしたい旨の願いが出ておりますので、それぞれ許可いたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは辞任を許可いたすことに決定いたしました。  次に只今辞任を許可いたしました木内キヤウ君、相馬助治君、白波瀬米吉君及び十月二十四日に理事高田なほ子君辞任に伴う四名の理事の補欠の互選を行いたいと思います。互選の方法は如何いたしましようか。
【次の発言】 それでは私から指名をいたします。川村松助君、木村守江君、梅原眞隆君、堀越儀郎君に理事をお願いいたします。

第15回国会 文部委員会 閉会後第2号(1953/03/19、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) これより本日の委員会を開きます。  昨日に引続きまして国立学校設置法の一部を改正する法律案の質疑に入ります。御質疑のある方はお願いいたします。
【次の発言】 他に御発言ありませんか……本案に対するところの御質疑は終了したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それではこれより討論に入ります。御意見のおありのかたは賛否を明らかにしてお述べを願います。
【次の発言】 他に御発言はございませんか。
【次の発言】 他に御発言はありませんか。……別に御意見もなければ、討論は終局したものと認め、御異議ございませんか。

第15回国会 文部委員会 第3号(1952/11/27、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) これより委員会を開会いたします。  先ず第一に先般矢嶋委員からの要請があつた、前委員長から引継のあつた教育、文化一般調査の問題について私から概要御報告を申上げたいと思います。  先ず第一は東京学芸大学附属豊島小中学校敷地問題についてでありますが、この内容につきましては皆さんすでに御承知の通りでありまするが、初めてのおかたもありますから簡単に申上げましようか。これは前述の学校の敷地の減歩、敷地を減らすことにつきまして、東京都と文部省との間に食違いが生じて、その後関係の首脳者が集りまして打開策を考えたのでありますが、その打開策と申しますのは、豊島附属校の敷地はそのままにする……

第15回国会 文部委員会 第4号(1952/11/28、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) それではこれより本日の委員会を開会いたします。
【次の発言】 今の相馬君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 それではさように取扱います。ちよつと速記をとめて下さい
【次の発言】 速記を始めて下さい。それでは高橋委員長が見えられましたから引続いて委員会を継続いたします。ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 それでは速記を開始して下さい。
【次の発言】 なお文化財保護関係につきまして御質問のあるかた御継続願いたいと思います。ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  次は教育予算の問題を議題といたしたいと思います。先ず補正予算につきまし……

第15回国会 文部委員会 第5号(1952/12/02、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) それでは本日の委員会をこれから開会いたします。  先ず文化財保護行政の調査、この問題を議題といたします。ここに委員長もお見えになつておりますから、質問のあるかたは御質問を願います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。    午前十一時五十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。新潟大学の問題に移ります。
【次の発言】 近藤局長の答えたのはこうでなかつたですか。六月十五日に統合しようと一応思つていたけれども、予備隊が入るというので、これは関連して来たからうまくないので延ばしたのだというような、そういう答弁でなかつたですか。

第15回国会 文部委員会 第6号(1952/12/04、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) これより本日の委員会を開きます。先ず予算を中心とした教育一般問題を議題といたします。今こちらに見えているかたは保安庁の政務次官岡田君。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を付けて下さい。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記開始。
【次の発言】 他に御発言がなければ本日はこれにて散会いたします。    午後一時二十九分散会

第15回国会 文部委員会 第7号(1952/12/05、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) それではこれより本日の委員会を開きます。  先ず昨日の午前午後の二度に亘る懇談会で決まりました文化財保護に関する諸問題について参考人の出席を求める件について御報告を申上げたいと円います。この問題は昨日の話合いによりまして、これはまあ各党から皆さんおいでになつておつたのでありますが、今国会に一遍ぐらい参考人を呼びまして、そうしてその意見を聴取したい。それはどういう点についてといナことになりますと、いろいろ話合いの結果、先ず文化財保護法の改正すべき点であるとか或いは重要文化財等の海外輸出について、或いは薬師寺の月光菩薩問題について、文化財保護行政機構及び文化財保護行政の運営……

第15回国会 文部委員会 第8号(1952/12/09、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) それでは本日の委員会をこれから開会いたします。  先ず山梨県の教育環境に関する調査報告の件を議題といたします。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。それでは新しい政務次官もお聞きの通り、矢嶋君それから岩間君の調査報告は非常に重大な問題であると思うので、御要望通り当委員会としても皆さんに要望するだろうと思うのです。早速文部当局や大臣を初め調査をしてもらいたい。なおこの問題については今後どういうふうに取り扱つて行くかということについては、委員会としてこれは理事会等にも諮りまして是非一つやりたいと思います。  それでは本日の委員会はこれで閉じます。   ……

第15回国会 文部委員会 第9号(1952/12/16、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) 本日の委員会を開会いたします。  先ず岡野文部大臣の文教政策についてのお話を伺いまして、次に新発田分校問題の調査の報告を聞くことにいたしたいと思います。
【次の発言】 次に新発田の御報告を願います。
【次の発言】 それでは文部大臣の文教政策の一般のお話について質問のあるかたから質問を願います。
【次の発言】 それではお諮りいたします。今大臣の時間の都合を伺いましたところ、十二時半から日教組との交渉があり、それからそれが済んで午後からは衆議院の予算のほうに行かなければならない、こういうような予定でございますが、これは先ほどの二つの動議を如何ように取計らつたらよろしうござい……

第15回国会 文部委員会 第10号(1952/12/17、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) 本日の委員会を開会いたします。本日は二十八年度の教育予算を中心とする教育一般問題を議題といたします。先ず初めに文部省側から二十八年度予算の説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 ではどうぞ。
【次の発言】 今調査をするそうですから。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 他に御発言なければ、午前はこれで終りまして午後は二時半から再開いたします。その間休憩いたします。    午後零時三十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引続き委員会を開会いたします。岡野国務大臣がお見えになつておるので、教育一般の問題並びに、予算の……

第15回国会 文部委員会 第11号(1952/12/18、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) 只今から委員会を開催いたします。  本日は文化財保護に関連する諸問題につきまして、過日委員会で決定いたしました通り、参考人のかたがたから御意見を伺うことにいたしたいと存じます。先ず委員会を代表して、参考人各位に御挨拶を申上げます。  本日は年末御多忙中を枉げておいで頂きまして、誠に有難く、ここに厚く御礼申上げます。各位には、日頃我が国の貴重な文化財の保護につきまして、格別御尽力、御配慮を頂いておりますことは、かねて文化財保護法の立案に当りました本参議院文部委員会といたしまして、深く敬意を表する次第であります。文化財保護法が発足いたしましてから、すでに二年余となりまして、……

第15回国会 文部委員会 第12号(1952/12/19、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) 只今より委員会を開会いたします。  最初に請願陳情を議題といたします。速記を止めて……。    午後二時一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。それでは次の議題の教育予算と教育の一般問題につきまして、大臣がお見えになつておりますから、先般来の継続の、質問に移りたいと思います。質疑のあるかたから御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 今の矢嶋君からの御提案がありましたが、お諮りいたします。別段御異議がなければそういうふうに取計らいたいと思います。大臣のほうの質問はこれで打切りたいと思います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。

第15回国会 文部委員会 第13号(1953/02/10、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) これより委員会を開きます。  先ず最初に理事の互選を行いたいと思いますが、只今から行いますところの補欠互選は、昨年の十二月二十二日に理事木村守江君が委員を辞任いたしましたために行うわけであります。互選の方法は如何いたしますか、お伺いいたします。
【次の発言】 御異議ございませんね、それでは。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 伺つております。それじや私から指名をいたします。木村守江君に理事をお願いいたしたいと思つております。
【次の発言】 次に公報に掲載してあるところの順序に従いまして議事を進めたいと思います。先ず第一に、今期国会提出予定法案についての説明を聴取し……

第15回国会 文部委員会 第14号(1953/02/19、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) それでは本日の委員会を開会いたします。本日は前回の委員会に引続きまして昭和二十八年度の文部省関係予算を議題といたします。前の委員会では会計課長さんが見えませんでしたので、西出会計課副長さんから一応の説明がありました。なお本日は会計課長さんも見えておりますから、補足的に重点について一応御説明を願つて、それからこれに対する質問に入りたいと、こう考えております。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記をつけて下さい。それでは課長さんから一つ御説明を願います。
【次の発言】 では速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を開始して下さい。会計課長から補足的な説明がありま……

第15回国会 文部委員会 第15号(1953/02/24、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) 本日の委員会を開催いたします。  先ず最初に衆議院提出の教育委員会法及び教育公務員特例法の一部を改正する法律案、これにつきまして提案者の提案の理由をお聞きすることにいたします。
【次の発言】 提案理由を本日は聞く程度にいたしまして、質疑については次の機会にいたすことにいたします。
【次の発言】 次には前回に引続きまして昭和二十八年度の文部予算につきまして質疑を行うことにいたします。質疑のある方から順次お願いいたします。
【次の発言】 今大臣のほうと連絡いたしますが、その間事務当局に御質疑がある方はお願いいたします。

第15回国会 文部委員会 第16号(1953/02/26、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) それでは委員会を開会いたします。  最初に、国立学校設置法の一部を改正する法律案につきまして提案の理由の説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 それでは次に義務教育学校職員法案及び義務教育学校職員法の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案の提案の理由をお聞きすることにいたします。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて。  それでは本日はこれで散会いたします。    午後三時三十四分散会

第15回国会 文部委員会 第17号(1953/03/05、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) これより本日の委員会を開会いたします。  第一に昭和二十八年度の予算の件を議題といたします。質疑のある方からお願いいたします。
【次の発言】 さつき大学附属研究所の予算について局長がいないので保留しておつたのでございますが、今内藤局長がおりますから……。
【次の発言】 それじやちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  地方行政委員会から本文部委員会に対しまして義務教育学校職員法案及び義務教育学校職員法の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案につきまして連合委員会の開会要求の申込がありました。当委員会として連合委員会を受諾することについて御異議ありませんか。

第15回国会 文部委員会 第18号(1953/03/10、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) それではこもより本日の委員会を開きます。  先ず第一に、教育職員免許法及び教育職員免許法施行法の一部を改正する法律案について、提案理由をお聞きすることにいたします。文部大臣。
【次の発言】 次に、勤労青年教育振興法案に対して、提案者の提案理由をお聞きすることにいたします。矢嶋三義君。
【次の発言】 それでは本日の委員会はこれで閉じます。    午後三時三分散会

第15回国会 文部委員会 第19号(1953/03/12、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) それでは本日の委員会をこれから開会いたします。
【次の発言】 梅津君の今の御要請は誠に私は理由のあることだと思います。実際におきまして、先般来殆んど或る場合には二人か三人でやつておつた、こういう状態では法律の審査に対しても私は非常に支障を来たす部面があるんじやないかと思います。その点を十分今の御要請も含めまして、今後委員長といたしましても、出席に関しましては十分一つ皆さんに御協議をして行きたいと考えております。
【次の発言】 それでは第一に、公聴会開催についてお諮りいたしたいと思いますが、公聴会を開会いたすことにつきましては、すでに一昨日の懇談打合会におきまして決定いた……

第15回国会 文部委員会 第20号(1953/03/13、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(若木勝藏君) それでは今から本日の委員会を開会いたします。  先ず第一に国立学校設置法の一部を改正する法律案、この件を議題にいたします。文部大臣に対する要求はしてありますけれども見えません。今大学局長が見えますから、事務当局に対する質問をお願いいたします。
【次の発言】 私もまだ二、三ちよつとあるのですが、これは局長にお伺いいたしますが、今大学の学部のいろいろな新設或いは増設のお話がありましたが、これは全国的にどのくらいの一体申請があるんでしようか、学部についてはどうか、或いは学科についてはどうか。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 地方行政委員会 第2号(1953/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私は六月の暫定予算に対する質問の前に、丁度大臣がおいでになりますから、大臣に対して簡単に質問したいと思うのでありますが、暫定予算のために地方公共団体が財政上非常に困惑しておるということは、もう御承知の通りであります。併し従来から考えて見まするというと、ただ単に暫定予算のためにということばかりでなしに、非常にこれは地方財政は窮乏しておつた。私の知つておる限りにおいても、各地方とも非常に困つておる。それで問題はなぜそういうふうな一体地方財政が困るのであるか、この問題につきまして、或いはいろいろこの地方財政に関する制度上の問題もあるかも知れませんが、大きな問題としては、私は政府のやり方……

第16回国会 地方行政委員会 第3号(1953/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 国警長官に伺いたいのですが、今の秋山君の質問と私はやはり同様のことを考えておつたのです。田辺君の証言等をみますと、とにかく暴力団がそうした暴力を振いつつある。これに対して警察側が素知らぬ振りをしておるということは、そうして最終にはピケを破つておる、こういうふうなことを考えてみれば、これは或いはむしろ不法介入しないのだ、不当な介入をしないという建前を長官からお話がありましたけれども、実際においては騒擾や或いは不当なことが行なわれることに対する警告ではなしに、或いは争議に介入するというふうな形がみえるのではないかと思う。こういうふうに私は考えるのでありますが、その点はどういうふうにお……

第16回国会 地方行政委員会 第5号(1953/06/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 只今財政部長から地方財政計画についての一応の説明がありましたが、これらにつきまして私は塚田長官に伺いたいと思うのでありますが、数字はそういうふうな方面の点で、財政部長のほうから代つて答弁されても差支えありません。  先ず第一に、私は長官に伺いたいと思う点は、これは今の御説明でみますというと、歳出の方画におきまして、既定財政規模はいわゆる二十七年度の修正によつたところの総額七千四百三億二百万円、これに対して二十八年度の新規の部面を含んでプラスして全部で八千四百七十七億二千三百万円、こういうふうに立てられたというような話でございました。従いまして二十七年度の分は二十五年度のものを基礎……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第5号(1953/10/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 それでは調査事項の報告を申上げます。  私は高橋委員と御一緒に九月三十日から五日間、広島、香川両県下に現地調査に参つたのでありますが、その詳細については文書によりまして報告し、これを会議録に附録として掲げたいと、こう考えております。ここでは二、三の点について感想といつたようなものを御報告いたしておきたいと思います。従いまして、ここに申上げることの中には、私個人としての意見も若干入つておる場合があるということを御了解を願いたいと思います。  町村合併促進法が極めて時宜に適した立法であるということについて、各方面で頗る好評のようであつたことは御同慶の至りであります。これについては、私……

第16回国会 地方行政委員会 第6号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私はあの問題については、あのままで委員会を打切るということになると、何か尻切れとんぼみたいな形になつて始末がつかない。而も指令が出来たかどうかわかりませんが、明瞭に向うの署長も自分のやつたことに行過ぎがあつたということを認めておる。そこが我々地方行政委員会として、警察権の濫用ということは重大な問題であると思います。そういうことに対しては一応委員会としては結論を出すというふうな、勧告なり、そういうことによつてけりをつけたらいい。あれをしつこくやつて行こうというのではない、委員会の権威というような場合も考えられるし、何とか始末をつけたらいい。あれ切りで終つてしまうということになれば、……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第6号(1953/10/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今のに関連いたしまして、丁度期末手当の問題が出たから伺いたいと思うんですが、先般私北海道のほうを廻り、又今度広島、香川、そういう方面を調査に行つたのでありますが、町村吏員の夏季の〇・二五ですね。これが渡つておらないところが非常に多いんです。これは財源措置としてどういうふうに政府はせられたものであるか、この点を伺いたい。
【次の発言】 それで今の金融措置について、何か自治庁としては平衡交付金を早目に交付するとか何とかいう方法は取られなかつたのですか。
【次の発言】 何か平衡交付金を早く繰上げて渡したというようなことがありませんですか。交付をしたというようなことは……。そのためにです……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第7号(1953/10/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 桑原さんに伺いたいのですが、この資料の三ページのところに三番として「本年度予算措置の必要額」というところがありますが、公共災害復旧費というのは公共事業費というだけに限るのですか。
【次の発言】 ああそうですか。私の伺いたいのは、先ず第三番目に数が載つておりますね。そこで第一年度が特例法の場合を含んで三百十七億となつておりますが、これに対して協議会の案によるとそれがどのくらになりますか。
【次の発言】 この三百十七億ですか。
【次の発言】 それでは伺いますが、私は十三号台風ばかりでなしに全部含んだもの、第一の表にあるところを見ればわかるのですが、これを年度割にして行つたならば、協議……

第16回国会 地方行政委員会 第8号(1953/07/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 極く簡単に二、三の点を質問したいと思いますが、秋山君からも御質問があるのですがこれに関連して参りますので、市町村で、どういうふうな基準とか規模によつて、消防施設をやつているか、その点について……。
【次の発言】 いや現状はどういうことになつているのですか。
【次の発言】 そういう基準に従つて消防力を確保するということになつておりますが、現在では市町村においてその基準通りに行つておりますか。どういうふうになつておりますか。
【次の発言】 それで私この資料を見まして、今もお話がありましたが、そういうことで以て市町村では消防力を強化するために、起債などを要望していると思うのですが、四・……

第16回国会 地方行政委員会 第9号(1953/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私昨日質問した事項に関連して、丁度今日人事院からも見えておるようでありますから、その点を法的の立場或いは実際の取扱いの立場から、人事院に質問したいと思うのであります。  それは町村合併の場合において、いわゆる地域給のついておるようなところ、或いはつかないところ、或いは級地の差のあるようなところが合併した場合におきまして、地域給はどういうふうに取扱われるのであるか、これについて人事院に地域給を指定する場合の規定、何か法令というものに基いて、どんなふうになつておるか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 今の課長さんの御答弁をずつと私聞いておりますると、そうすると、運営の面から考え……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第9号(1953/10/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 ちよつと伺いますが、そういたしますと、今の御説明で私考えてみますと、結局向うのほうの議会で以て提案したことについては、一応自治庁のほうの見解を質した上で提案したということになりますか。
【次の発言】 その他の内容につきましては別段見解を聞かれたようなことはないのですか。
【次の発言】 そうすると、まあ向うで自治庁の見解を質した後に、一つの自信を得て、これが提案をしたというふうに、私は解するのでありますが、そうしますと、この回答については自治庁としては相当の責任あるものであるというふうに考えられますが、この点についての御所見を伺います。

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第10号(1953/10/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 大体今の御説明で以て経過がわかりましたのでありますが、二、三の点について伺いたいと思います。  先ず行政関係と財政関係にわかれまして、行政関係の方面ですが、一番問題となつたところの点はどういう点であるか、その点についてお話願いたい。
【次の発言】 続いて財政部会につき財政部会におけるところの……。
【次の発言】 財政部会においては税源の配分の点が一つの問題で、あとは大したことはない、こういうことになりますか。
【次の発言】 問題点から伺つておきますが、次にその調査会の運営に関することについてちよつと伺いたいと思います。  大体行政関係とそれから財政関係は私は連絡があるものだと思つ……

第16回国会 地方行政委員会 第11号(1953/07/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 これでこの特例は三回目と私記憶している。前の二十七年におけるところの特例法の場合においては、どのくらいの町村がそれによつて措置されたのか、この点伺いたい。
【次の発言】 その場合においては相当の町村が該当したのですが、それらの町村はそれによつて措置されたわけですね。
【次の発言】 その場合の予算措置はどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 期間を繰上げた町村、それから繰上げないで四月一日に法令通り責任を転移したそれらの町村の総数ですな、今までにおいてどのくらいあるのですか。
【次の発言】 パーセントはどのくらいになりますか。

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第11号(1953/10/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 資料がないので、私今の御説明並びに昨日の自治庁長官の説明についてはつきりしないのですが、今の説明を聞いても、何が何だかさつぱり私にもはつきりしない。これは聞くほうの頭も悪いせいかも知れませんが、それで結局この間の新聞で見ると、災害対策のほうには三百億というのがきまつたのですね。冷害のほうは七十億できまつた。でその三百億の内容ですが、どういうふうな方面に支出されるのであるか、それを説明して頂きたい。同時にこれに伴うところの地方負担の増がどのくらいになるのか、そういうふうに話して頂きたい。そうでないとどうも話がわからん。
【次の発言】 それから起債の方面はどういうふうになりましたか。

第16回国会 地方行政委員会 第12号(1953/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 それで趣旨はいいのですが、「住民を有するのを」、「ものを」ですか、「のを」でいいのですか、これは法文上から見て「おおむね八千人以上の住民を有するのを」、何だか「ものを」のほうがいいような気がするのだがな、法制局のほうから一つ。
【次の発言】 「有するのを」でいいのですか、何だか軽いような気がするのですが、法文上よければそれでいいのです。
【次の発言】 法制局に伺いますが、公共的団体というふうなことは、これは相当私は考えようによつては問題になると思うのですが、従来のこれは法文でなく、公共的団体というのは今小委員長が読上げた商工会であるとか、婦人会、青年団或いは農業協同組合、こういう……

第16回国会 地方行政委員会 第13号(1953/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 次長さんにいろいろ伺いたいと思うのでございますが、先ず私は自治大学校という名称について伺いたいと思うのです。地方公務員の地方にあるところの研修のためのものは研修所というふうな名前がついておるのですが、特に自治大学校という名称を調う理由ですね。私は中央研修所とか何とかいう、研修所の系統としていいのじやないかと思うのですが、特にこういうような名称をつけた理由を一つ伺いたい。
【次の発言】 そうしますというと、今の、答弁を聞いておりますと、自治大学校という名前にするというと、生徒も喜び勇んで熱意を以てやつて来る。警察大学校もあつたから、かたがたそれと肩を並べるというふうに聞えるのですが……

第16回国会 地方行政委員会 第14号(1953/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 関連して、秋山君に関連して一つ伺いたいと思います。長く引留めませんから……。  これは秋山君が今心配された点は、私も非常に心配しておるのですよ。それで確かに次長としては初めからそういう計画の下に、出先機関を作る、そういうような自治庁の何と言いますか、一つの機構と言いますか、或いは組織と言いますか、そういう地盤と言いますか、そういうものを作るためにやられたのじやないということはわかりますけれども、自然の結果として、そういうことになるのじやないかと私ども心配しております。というのは、特に自治庁直轄の学校ということになる点において、そういう点が考えられるのですね。それで、学校というよう……

第16回国会 地方行政委員会 第15号(1953/07/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 ちよつと伺いたいと思うのですが、この法案の第一頁の第五条の第三項ですか、非常に読みにくい法文になつておるのですが、これはこういうことになるのですか。第一項第五号の場合には、普通税の標準税率は云々といつて、そして税率を百分の十八とした場合における課税額の総額と同額になる税率とすると、こういうことですか。
【次の発言】 そうすると、三項をもう少し具体的に説明してみて下さい。
【次の発言】 そうしますというと、個々の人について考えてみると、そういう高額所得者のほうは、課税総所得金額の百分の十としたほうに行くというと、減つて来るということになりますね、だけれどもその市町村全体を見ました場……

第16回国会 地方行政委員会 第16号(1953/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私この際に、一つ提案したいと思うのでございますが、それはこの年末における地方公務員に対する期末手当と言いますか、それが〇・二五出るというふうなことになつたわけであります。相当これは予算委員会でも、衆参の地方行政委員会でも問題になりまして、まあ結局出すことになつたわけでありますが、ところがそういうふうにきまつて、更に自治庁の方面でも、地方の財源措置についていろいろ考えた、そういう経過になつておるにかかわらず、奈良県においては、地方公務員に支給されておらないという事実があるのであります。そこでこの事情をいろいろ平衡交付金の一部改正の法律案も出ておりますから、その審議に絡みまして、そう……

第16回国会 地方行政委員会 第17号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今のに関連して私お尋ねしたいと思いますが、今の長官の御答弁でまあ伝単については幾分用語的にも不適当なところがあるし、又用語ばかりでなしに、今事項を挙げまして、この何といいますか、農民側ですか、販売連側の要請に基いて出動したというふうなところなどは、不十分でございますと、不適正であるというふうなことでもあつたのでありますが、私は両委員会を通じて証人の言葉を十分聞取つたのでありますが、その点は非常にただ単なる用語の問題ではなしに、非常にこの出動の意図があの問題を惹起した、大きな問題にしました、その意図があの伝単を見れば非常に警察側の手落にあつたのじやないか、措置の誤りにあつたのじやな……

第16回国会 地方行政委員会 第18号(1953/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 税務部長に私二、三伺いたいと思います。  第十三回国会ですか、いわゆる遊興飲食税等が半分になつたのは……。それから映画などもやはり半分になつたと思いますが、ところが映画のほうの例をとつてみても、例えば五十円の入場料に対して五十円の税金がかかつておつた。それが五十円の料金に対して二十五円になつた。そうすると、当然七十五円にならなければならないわけなんですが、その後一向映画のほうの入場料は下つたようなふうも見えないのですが、これは一体どういうふうなことになつておりますか。
【次の発言】 そうすると、まあ自治庁とか或いは税務署関係では、何ともすることはできないわけですね。

第16回国会 地方行政委員会 第19号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 附帯決議の分は衆議院から呼んで決議の内容を説明してもらつたらどうですか、あとで……。政府から説明するのもおかしいから。
【次の発言】 二、三質問したいと思うのでありますが、先般も私伺つたのですけれども、今度の修正で五十億を、殖やしたのは、まあ改進党も政府も了承したのですから、考えが一致したということになるのですが、改進党の案では、五十億の中には三億六千万円の三本立のものが含んである。それから給与改訂によつて生じて来るところの赤字の百四十二億に対して、この一部分として五十億を組んだ、この二つが考えられたわけなんですが、そこで私はもつと財政部長さんにその点をはつきりどういうふうになつ……

第16回国会 地方行政委員会 第20号(1953/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 奧田さんにちよつとお伺いいたします。この年末手当の〇・二五というものにつきましては、これはあなたも御存じの通り、国会でも相当これは問題になつて来た問題でございます。というのは、非常に公務員の生活が、ベース・アップが思ように行かないために、赤字生活か続いておる。政府としてもこれをまあ年末あたりにおいて何とか一時的な手当によつてカバーしてやろうというふうな親心は確かにあると思う。それから国会においては政府以上に公務員の生活事情というものはよくわかつておりますので、これは衆議院においても、参議院においても、この点に対しては各議員とも非常な熱意を示して来た。それが結局衆議院の予算の二十七……

第16回国会 地方行政委員会 第21号(1953/08/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 塚田長官にちよつと伺いたいと思うのでありますが、先般の修正予算についてみますると、五十億の平衡交付金が増額になつておる。ところがこれに対して私は衆議院の速記録を見たんですけれども、三浦委員の説明では五十億の中に三本建てに見合うところの三億六千万円が入つておる。それから河本委員がこれに対して補足説明をやつておりまして、これは給与関係で出て来るところの百四十二億円の赤字のためにこの五十億を振り当てる、こういうふうな説明があるのです。そこで私はこの五十億について、一体如何様な内容になつておるかということについては判明しないのであります。その点どういうふうになつておるのか、これを伺いたい……

第16回国会 地方行政委員会 第22号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 只今の国警長官のお話を聞きまして、私も十分聞きとれなかつたのですが、その記事の出場所、この関係はどういうふうになつておるのでしようか、はつきりしておるのでしようか。
【次の発言】 先ほど山口警備部長の御答弁、それから国警長官のいろいろな御意見、こういうふうなものを伺いまして、私はここに一つの問題を考えるのでございます。それは明らかにこの新聞では、「国警本部から県本部に入つた連絡によると」、こういうことを断わつてあるのです。そうして又今の山口警備部長からのお話を聞くというと、連絡があつたことは事実である、そういたしますと、若し警官隊の出動は正当であるというふうなことを、国警本部のほ……

第16回国会 地方行政委員会 第23号(1953/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 質問というようなことではありませんけれども、今の国警長官から向うのほうに指示した中に、委員長がこれに対してどういうふうに発言しておるかということが抜けておる。そういう点は御考慮なさらなかつたのかどうか。
【次の発言】 大体今の御答弁で委員長の趣旨が盛られておるということになれば、私はそれに対して更に異議がないのであります。委員長においてどういうふうに考えておられるか。
【次の発言】 先ず資料がここに出ております。から、いわゆる地方税法に関する衆議院修正による税収増減額、これについて政府当局の説明をお願いしたらどうですか。

第16回国会 地方行政委員会 第24号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今の御答弁を聞きまして、全くこの政策の相反したものが、同一の期間の点で一致しておるというので、同時に修正提案になつたということで、私は非常に前例のないようなふうに考えられるのですが、そういうふうであれば、いわゆるこの教育対策として非常に大きな問題でございますが、いつそのこと六条を削つてしまつておこうじやないかというふうな、いわゆる修正の場合のお話合はなかつたのですか。
【次の発言】 その点についてたまたま期間が一致しているから、こういうふうな共同修正ができたという結果から見れば、そういうふうにも受取れるのですけれども、片方は教育委員会を存続させて行くという立場に立ち、片方は任意設……

第17回国会 地方行政委員会 第1号(1953/10/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今日は説明聞くだけにしておいたらどうですか。
【次の発言】 今の御説明でちよつと伺いたい点が一つあるんですが、今向うのほうでは順令に基いて、そうしてこちらと折衝する、ところがその訓令がまだ来ておらない、そこでまあ交渉が遅々として遅れているというようなお話であつたようでございますが、そこでこちらとして予想される何かそれらの難関でもあるんでしようか、その点を伺いたい。何で一体そういうことが遅れているのか、或いはこの復帰問題について一つの難関の問題でもあるのか、これらに対して外務省としての予想される点をお伺いいたします。
【次の発言】 今のような予想は何か向うのほうの、アメリカに行つて……

第17回国会 地方行政委員会 第2号(1953/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 大臣がまだ見えないので、政務次官に二、三の点を伺いたいと思うのであります。  先ほど来いろいろな質疑がありました通り、ダレスの声明があつてから、三カ月も、四カ月に近い間、これがどういうふうになつているかということが全く空白な状態になつているわけです。従つて、今日は現地のかたも大分見えておりますので、国民に何らそういうことが知らされておらない。我々国会議員もその経緯がわからない。だぶらしていろいろなそこに疑惑が出て来る。先ほどあなたの説明にあつたような疑惑も当然現地のかたには起つて来る。そこで、あなたのさつきからの説明を聞いて見ましても、今の交渉の状態がどういうふうになつているかと……

第17回国会 地方行政委員会 第4号(1953/11/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 議事進行について……。これはもう法案のそういう審議に入りますか、或いはその前にこの法案に関係ある一般的な事項と混ぜてやりますか。
【次の発言】 関連して、今の問題……。竹島の、それから歯舞の問題も、これはとにかく日本の領土の上から更に又地方行政の上からも重要な問題だと思う。今の外相の答弁をずつと伺つておりますると、私の伺いたい点は、歯舞、色丹のほうはこれはソ連との関係で別個として、竹島或いは李ラインの問題が同じような一つの傾向にあると思うのですが、韓国は何のために一体そういうことを言い出して来たのか、それらについて政府はどういうように思つておるか。

第17回国会 地方行政委員会 第5号(1953/11/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私は簡単に明確に一つ答弁してもらいたいと思います。昨日来の外相の答弁では、甚だ我々にははつきりと把握することができない。今も加瀬委員からの質問があつた点でありますが、先ず十二月一日の期日の問題ですね。これはダレスが八月の八日にああいうふうな南明をした以上は、この期日をきめて引継ぎをはつきりするところのイニシアはこちらにあると思う。日本にあると思う。ところが相手のあることだから、十二月一日ということを目標とするという一応希望の線は出すけれども、これはずれるかも知らんと、こういうふうな極めて何と言いますか、弱い、熱意のない答弁が多いのであります。全く事務的な答弁に過ぎない。本当に日本……

第17回国会 地方行政委員会 第6号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今のに関連しまして二、三伺いたいのですが、結局この重要な災害予算につきまして、三党の協定によつて一応提案された。ところがここに政府の方針のいわゆる二・七・三というふうな年度計画が三党の協定によつて三・五・二に変つた、押されてしまつた。結局そのためにここに百五十七億の不足なんかが生じたのに対してこれが予算にこの裏付けなしに、ここに予算が通るということは、非常に私は重大なことだと思う。それで先ず以て、まあその点についてはあなたに聞いても、大臣でなければはつきりした答弁はできないと思うのですけれども、この三党協定の場合に、大蔵大臣からいろいろあなたがたは財源について検討を受けたと思うの……

第18回国会 地方行政委員会 第1号(1953/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今の御説明でちよつとお伺いしたい点がありますが、今度の財政計画について、非常に自治庁としては詳細な資料を御提出されまして、在来と少し変つて来たように思うが、まあ結構だと思います。ところが、これについては今日もらつたばかりで詳細の点について十分検討できませんが、重要な点で、私が一つ伺いたい点はベース・アツプ給与改訂ですが、給与改訂並びにその期末手当のいわゆる増額に対する財源の措置がどういうふうになつているかということの資料がない。その財源措置について御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますというと、今の財源措置としては七十六億の平衡交付金と、それから地方税の二十一億と……

第18回国会 地方行政委員会 第2号(1953/12/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 この法案とも関連がありますけれども、私一つだけちよつと伺いたいのですが、今度の給与改訂、それから期末手当に対して昨日の説明では、私、資料を要求してありますけれども、まだ出ておりません。平衡交付金が七十六億がこれに向けられるという御説明でありました。この平衡交付金は給与改訂に何ぼ行くのであるか、或いは期末手当に何ぼ行くのであるか、期末手当には全然平衡交付金が行かないのであるか、税収入で賄うのであるか、そういう点が明らかでないから、そういう点を一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、大体七十六億のうちの四十億をベース改訂、それから三十六億は結果的に期末手当に廻るだろ……

第18回国会 地方行政委員会 第3号(1953/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今の青色申告のことについてはあとで又論議がありましようけれども、これはよく調査すればわかると思います。私は主税局長さんにお伺いしますが、先ほどのあなたの公述の中から私は十分聞き取れなかつたのでありますが、実際において、東京都においては、今、国井さんのお話ですと、非常に零細業者が困つておる。そういうことから納税の成績はどういうふうになつておりますか伺います。
【次の発言】 そうすると、今のところ三八%納まつておるということになつておるのですか。これには相当私は、徴税の方法で、あなたは先ほど商売だというお話もありましたが、そういう方面では相当強く、強制的とは言いませんけれども、相当強……

第18回国会 地方行政委員会 第4号(1953/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 長官に二、三質問を申上げたいと思います。この単位費用の特例に関する法律案は、当然これは今回のベース改訂に関係を持つことになるのでありますが、そこで私は緒方副総理がまだ見えませんので、まあ閣僚の一人であるところの長官にお伺いしたいのでありますが、現在のところこの公共企業体方面は、いわゆるこの一・二五に対して、年末の手当についてですね。フラス・アルフアというようなことが考えられる。殊に、それぞれ三公社五現業ですか、その面が妥結の域に入つたということを聞いておるのですが、政府としてはこの国家公務員の年末手当について今どのように考えられておるか。この点をお伺いいたしたい。

第19回国会 地方行政委員会 第2号(1954/02/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 議事の進行について……。今の次長の御説明を聞きますというと、三点明瞭にならないために、財政計画の最後的なものを持つておらないので、これがきまつてから資料を整えて提出するというのでありまするから、今日はこの財政計画について、これからこれ以上にどうも政府の答弁はなかろうと思います。午前中はこの辺で一つ休憩したらどうですか。
【次の発言】 今回の二重橋におけるところの不祥事について政府側又参考人のかたから非常に警備上の責任について遺憾の意を表されているのでありますが、私も全くその通りに考えるのでありまするが、まあ十分あの事件によつて国警のほうでも又警視庁のほうでも反省されておりますので……

第19回国会 地方行政委員会 第3号(1954/02/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 これは、この間の国鉄の騒動の問題で参考人を呼んだんですが、これについては先般の委員会であれが終つたあとに、私は今日は参考人の話を聞いたのであるが、そのうちに委員会でこれを検討してもらいたいということを委員長に申上げておいたわけです。ところがあの速記録ができ上つたのを総評の関係の人たちがすつかり検討したらしい。そこで委員長宛に総評の組織部長の森谷雅春という人から手紙が来ておる。これは私らの手許にも来ておるのでありますが、それの要点はですな、こういうふうになつている。「二月四日貴参議院地方行政委員会において国鉄首脳部に対する労働組合員の陳情中に惹起した警察官の組合員に対して行なつた暴……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1954/09/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 只今経過はよくわかりましたけれども、五項目についての内容について我々これをもらつておりますが、これを土台にして少し説明をして頂きたい。
【次の発言】 一応読んでみて下さい。
【次の発言】 簡単に……。一つは、文書図画の掲示ですね、自動車、拡声機及び船舶には文書、図画の掲示は一切禁止するものとすること。これはどういうふうな意見が多かつたのですか。これはさまつたらしいのですが。
【次の発言】 大体各党の意見はそういうふうな点が、大かたの意見がそうですが。
【次の発言】 その次にもう一つ。二の一般の選挙運動のところの(1)の選挙運動ですね。(4)選挙運動は、云々とありますが、この選挙運……

第19回国会 地方行政委員会 第4号(1954/02/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 ちよつと質問を……。
【次の発言】 そういう機会を又作つてくれるならいいですよ。
【次の発言】 今参考人のおられる間に、私参考人に一、二簡単に伺いたいと思います。
【次の発言】 占部さんにちよつと伺いたいのですが、いわゆる臨時職員の身分というものはあなたも非常に重大に考えておるので、従いまして、各地におきまして人事委員会であるとか、或いは任命権者に対するところのいろいろな団体交渉なり、そういうふうなものが行われるだろうと思うのです。その状況について簡単にお尋ねいたします。
【次の発言】 簡単に、どういうふうな交渉が行われて、どういうふうな情勢にあるかということの……。

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第4号(1954/09/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私表を見まして不思議に思う点をお聞きしたいと思うのですが、それは鳥取県なのですが、これは合併の促進は非常によく進んでおつて、殆んど半数まで行つておるように思うのです。ところが国有林の払下げの陳情のほうは六件でもつて千六百六町歩、然るにその裏の表においては一件の決定も見ておらないし、これから決定しようという形も見えない。これは何か今のお話と関連があるのか、どういうふうな実情なんですか。
【次の発言】 今の委員長の要望並びにそれに対する回答があつたから、私質問しなくてもいいようなものでありますけれども、今の問題は私かなり重要な問題だと思うのです。この十七条の解釈をどこに重点をしくかと……

第19回国会 地方行政委員会 第5号(1954/02/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 矢柴さんにちよつと……。あなたのさつきの発言の中に、あなたのほうでは準職員の規定をきめた。これは地公法の十七条の期限付の職員であるというようなことをおつしやつておりますが、これは十七条でなくて、二十二条ではないでしようか。十七条では今、私調べてみましたところが、そういうふうなものが、見当らないように思いますが……。
【次の発言】 そこでその点はわかりましたが、そのかたがたは六百五名であるというふうなことですね。それから本当に臨時的なものが四百六十八名である、この六百五名に対して今後どういうふうに処理されるか。この点について伺いたいと思います。

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第6号(1954/09/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 地方財政に関係して私質問したいと思うのですが、それは取近地方財政のいわゆる赤字のために、いろいろな地方の行政上問題が起つておる。殊に赤字を克服するために地方公務員であるとか、地方教職員の給与の支給に関しまして、しわが寄せられておることは、そつちこつちで起つておる問題でありますが、今回特に私は伺いたい点は、石川県におけるところのいわゆる昇給のストップと言いますか、延期の問題、一般公務員に対して三カ月延期、こういう問題で相当物議をかもしておる。それについて伺いたいと思う。この昇給の延期ということはこれは余り前例がないと思う。この点は教職員なり或いは地方公務員のいわゆる生活と非常に深い……

第19回国会 地方行政委員会 第7号(1954/03/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今のに関連しまして、自治庁から出ているこの資料によつて単独事業費、これが十八億減じているのであります。これは一体どういうふうなことになりますか。
【次の発言】 そうしますというと、振替りによつてこの単独事業が停止してしまうとか、打切られるということはないんですね。
【次の発言】 減らないんですね。
【次の発言】 何か新聞で見るというと、地方負担が三十億だとか三十八億だとかいうようなことが、これは実際において四億一千二百五十一万円に減つたんですが、これはまあ結構なことだと思いますけれども、何かそのために地方のほうの事業が非常に減殺されたとか何とかいうふうなことはありませんか。

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第7号(1954/10/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 先ほど二十九年度の不足財源についていろいろ柴田課長から説明があつたのですが、私どうもうつかりして確認できなかつたので、総額においてどれだけ不足しておつたか、その点を一つ。  それから長官に伺いたいのは、こういうふうな不足を生じたところの原因につきまして、或いは財政計画に欠陥があつたのじやないかとも考えられるし、或いは又他のいろいろの原因によつてそういうふうなものができて来たのじやないか、こういうふうにも考えられるので、その点を御説明願いたい。  それから、その総額がはつきりした場合において、如何なる方法でこれを補填するか。先ほど警察費については交付税のような話がありましたが、総体……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第8号(1954/10/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 二十九年度の災害についてお尋ねしたいと思います。  先ず二十九年度の災害の状況について、政府のほうでどういうふうに把握しておられるか、その点について伺いたい。
【次の発言】 今の各省から出ているところの八百七十三億というふうなものは、これは一応の査定額ですか。
【次の発言】 これは北海道だけでも、一切合さい入れて被害額が八百二十何億かになつておる。それでそういう点から十二号、十四号、十五号の台風を内地のほうで考えてみますというと、余りに少いように思うのですが、それはどういうのですか。
【次の発言】 そうすると、地方負担額の六十八億というものも、公共土木事業のほうのみに限られるわけ……

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第9号(1954/10/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 関連して……。鈴木さんにちよつと伺いたいんですがね、今あなたの読み上げられたのは、除外要員の問題についてははつきりしたけれども、争議中に半製品なりそういうものを搬出しないというふうな協定は、私にははつきりならないので、他にまだ条項があるんですか。その点あつたらはつきり一つ。
【次の発言】 最初のあなたの御答弁なされた搬出の場合の除外要員の問題についてははつきりしたけれども、争議中搬出しないという協定については、はつきりしないから、他にはつきりする条項があるんじやないか、若しそれがあつたらば御答弁願いたい。こういうのであります。

第19回国会 地方行政委員会 第10号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 その際にまあ二月分は取るけれども利率をぐつと下げるとか、そういうような実態はございませんか。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 先に私は文部省側に伺いたいのでありますが、これは二十八年度のいわゆる義務教育費国庫負担金が非常に不足しておるので地方で困つておる。こういうふうな実情を私は把握しておるので、その点伺いたいと思うのです。  それでまあ御承知の通り義務教育費国庫負担金はですね。これは地方の支出の半額を国庫で受持つ。こういうところに出発しておるのでございますが、現在においては先ず全国的に私の聞いたところでは約十億ばかり不足しておる。そうして現在支払いがないために俸給の……

第19回国会 地方行政委員会 第13号(1954/03/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今のに関連しまして、私も村政白書を見ますというと、七十二頁の二十九年度の地方財政の問題点というのを読みまして、非常に奇異の感じを持つたのです。これは一体吉田総理から議長のほうに報告しておるように、この文書をいろいろ読んで見ますというと、吉田総理が自治庁或いは大蔵省に対する不満を述べたように思われるし、それから又地方制度調査会というものに対する弁解のようにも見えるし、今のお話をだんだん聞いてみますと、これはこの文書を読んでみますと、こうなるでしよう。先ず(1)の場合、「地方制度調査会は、財政で金の貸付を行い、財政再建整備を行わせるように答申されているにもかかわらず、政府予算案におい……

第19回国会 地方行政委員会 第16号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今の入場税のことですがね。あなたの陳述を聞いて非常に筋が通つておるというふうに私は考えるのでありますけれども、そのことはよくわかりましたが、この入場税の税率につきまして、今の現在の実情から見て一律に五割というようなことでなしに、段階をつける必要が認められないかどうか、こういうことについて……。
【次の発言】 私は段階制が差支えあるかないかというのではなしに、その方面の御希望があるかないかということを聞いているわけです。一律でよいのか、段階制を設けたほうが地方の実情によく合うのかどうか……。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 山高さんに伺いたいのですが、先ほどの陳述では控……

第19回国会 地方行政委員会 第21号(1954/04/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今のに関連しますが、そうしますと、短期融資によつてやろうとする政府の意図は一応わかりましたけれども、今の説明で見ますというと非常にあいまいで、一万町村に対してなかなか手続も面倒だし、やり得ないじやないか、面倒でないか、こうなるというと、結論としては措置がつかんことになる。こう思うのですが、もつとその辺をはつきり措置できるのかできないのか、その点をはつきりしてもらいたい。
【次の発言】 何らか別途の措置を考えなければならないと思うだけでは困るので、その点をはつきりしてもらいたい。実は我々のところに陳情が来ておる。この概算交付についていわゆる町村会あたりから来ておる。これはもう何とか……

第19回国会 地方行政委員会 第22号(1954/04/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私は事務的なことで二、三伺いたいと思います。  先ず第一に、この積算の基礎の改訂に関することにつきましてお伺いいたしたいと思います。費用弁償願を、いわゆる投票立会人におきましては一日について現行法は百円であるのを二百二十円に引上げておる。この算定の基礎、それらについてどういうふうになつているか、伺いたいと思います。
【次の発言】 第二には、立会演説会についてマイクの借上料を加えました。現行法ではそれはないのでありますが、今度は一台一日千円を加えることになつております。そういたしますというと、今後の立会いの場合においては現在と違つてマイクがそこへつけられると考えて差支えないですか、……

第19回国会 地方行政委員会 第23号(1954/04/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 修正提案者に一つ伺いたいと思いますが、それは遊興飲食税の問題で、これは、どなたか或いは御質問なさつたかも知れませんが、現行沖ではとにかく政令で指定した大衆飲食の場合に、これは一人一回の料金が百円以下で且つ一品の価格が五十円以下である、こういうふうなのを今度一紙して修正では一人一回百二十円以下の飲食を非課税とする、こういうふうになつたわけでありますが、これはこの非課税問題は、前の修正のとき、いわゆる現行法のときでも、随分これは問題になつたのでありましようけれども、今回はそういう非常に複雑な点をはつきりまとめて一人一回百二十円以下、こういうふうにきめられたことは、私はすつきりしていい……

第19回国会 地方行政委員会 第24号(1954/04/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今度の法律の一部改正に伴いまして、私は自治庁に二点ばかり簡単ですが、ちよつと質問したいと思います。  これは今提案者の説明にもありました通り、この促進法によつて異常ないわゆる促進が行われておつて、いわゆる町村が驚異的に減少しておる。それはその効果が非常に絶大なものがあるとの御説明がありましたが、これに関連しまして、私先般堀さん又は加瀬さんと一緒に大阪、奈良のほうに視察に参つたのであります。その際に奈良県のほうのお話では、若し人口五万までということになれば、これはもう殆んど山ばかりで僅かの人間しか住んでおらない所も入つて来る、こういうふうになるというと、これは事実上合併の効果が挙ら……

第19回国会 地方行政委員会 第26号(1954/04/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 やはりこれはですね、今度の地方税法の改正は、これは相当の、政府としても五つの基本方針をきめてやつておりますので、それらに関連しますから、総括質問から入つて、そういう根本問題を先にいろいろ聞いたほうがいいのじやないかと思います。
【次の発言】 私、今度の税法を改正したところの基本方針について二、三伺いたいと思うのであります。  先ず第一に、政府としては基本方針といたしまして、地方の財源の充実を図るというふうな問題があるのでございますが、これにつきましては、政府がどういうふうな一つの考えからこの財源の充実を、いわゆる地方財源の充実を図つて行くか、この点について私は伺いたいのであります……

第19回国会 地方行政委員会 第27号(1954/04/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 長官に一つ伺いたいのでありますが、提案理由の説明の中でこういうことが言われておるのでありますが、「結局において地方財政平衡交付金本来の理念とは逆に、とかく地方財政の自主自律性を損い、安定性を減じ、地方団体をして中央依存の風潮を招き勝ちであることは認めざるを得ないのでありまして、」こういうふうなことを提案理由で説明されたのでありますが、これをもう少し具体的に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますというと、今の御説明で以て考えてみますと、結局この平衡交付金によると、財源の平衡交付金の不足というふうなことが、これが中心になつて地方と中央とのその間においてなかなかうまく行か……

第19回国会 地方行政委員会 第29号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 ちよつと関連質問……、今の問題は非常に大事な問題だと思うのでありますが、結局今度の二十九年度の予算は緊縮の一兆円の枠内におけるところの緊縮の予算である、そういうふうになりますれば、国の場合についてはどういう面に緊縮し、それから国で緊縮した場合においては地方も緊縮するというのは、一応私は筋が通ると思うのであります。国と地方が一体になつて緊縮して行こうという方針は立つだろうと思うのであります。そこで国がどういう点について緊縮し、従つて地方がどういう点について緊縮しておるのか、この実態についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、今のお話によると、国が緊縮の方針をとつた……

第19回国会 地方行政委員会 第30号(1954/04/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 これは一般質問のときにも相当論議された問題であるのでありますが、私その後又考えまして伺いたい点は、どうしても税としては我々として考えてみて変則的なものと考えられる、いわゆる市町村民税から府県民税のほうに委譲しておるということはどうも……。而もその徴収を市町村に行わせるということについては正常な形でないと、これは自治庁のほうでもそういうふうに考えられるでしようが、何か、直接府県において徴収しなければならないという、何かそういう規定があるんじやないですか。それが市町村に第一やらせるということが変則である。だから正常なものでないというふうなことを我々考えられるが、その点どういうふうにお……

第19回国会 地方行政委員会 第31号(1954/04/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 附加価値税につきまして長官に一つ伺いたいんです。これは附加価値税の廃止の問題ですが、これはまあシヤウプ勧告以来相当政府としても考えておられて、これはもうどうしても附加価値税というようなものを設けなければならん、そういうようなことで意気込んでおつたのを今回やめちやつた。これは抽象的には国内の情勢とか輿論とかということによつて今適切でないと認めた、そういうふうなことが先般のあれにも申述べられておるのでありますが、その件につきまして、どうしてやめられたかということをもう少し具体的に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 大体今の御答弁では、抽象的のことは開きとつたのでありますけれども……

第19回国会 地方行政委員会 第32号(1954/05/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 大蔵大臣に一つ伺いたいと思いますが、先ほども加瀬委員からの質問にもあつたのでありますが、結局まあ地方財政の計画から見て規模が非常に圧縮されておるのではないか、今の地方の団体の運営の上から見て我々地方行政委員会としても非常にその点が心配されるのでありますが、それらの問題は結局のところ地方自治というふうなものに対して国家予算をあずかつておるところの大蔵大臣はどういうところの見解を持つておられるか、この点が私は非常に重要なものではないかと思うのです。  そこでまあ日本の一つの地方の財政計画というふうなものの事情を飜つて考えてみるというと、結局明治の頃においては御承知の通り未だ地方自治は……

第19回国会 地方行政委員会 第33号(1954/05/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 大蔵省のほうに私ちよつと二、三伺いたいのです。これは入場税のいわゆる国税移管の問題なんです。これはこの前も連合委員会のときに大蔵大臣に私は質問したのでありますが、どうも私の納得の行かない点がある。それでこれは国税移管については、自治庁の立場は私は余り喜ばない、又喜ぶはずがない。本当に地方制度というふうなものを、地方自治というものを育てて行くというような立場であるならば、真の意味の独立財源であつたものを、何だか恰好の変つた形式だけの譲与税というような恰好に、独立財源のような恰好にするということは、これは双手を挙げて賛成するはずがない、基本態度から言えば。そこでこの問題については大蔵……

第19回国会 地方行政委員会 第34号(1954/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 そうしますと、今度今のお話では一億円というわけですが、総予算でどのくらいになりますか。一億だけですか。予算関係をお尋ねしたい。
【次の発言】 政府のほうにお伺いしたいんですが、今までの非常に、今の森さんのお話にもありましたが、財政的に恵まれていないために常時啓発がなかなかできないところが、実際一億程度の予算で以て十分それができるようになるのですか、その点如何ですか。
【次の発言】 自治庁の考えとしては、十分まあ理想的というふうな面まで行かなくとも、この程度あればこの啓蒙のためにいいのだというような予算の大体の予想はありませんか。

第19回国会 地方行政委員会 第36号(1954/05/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私もこの北海道の災害につきまして長官にお尋ねしたいのであります。これは昨日の本会議におきまして、私全般に亘つて緊急質問をしたのでありますが、丁度長官がおいでにならなくて、青木政務次官からそれぞれ御答弁があつたのであります。今堀委員からもお話がありました通り、これは非常に今度の災害は、まあ昨年の内地におけるところの大風水害に比べますというと、目立つたふうにはないのでありますけれども、殊に農林漁業関係におきましては何といいますか、広範囲に亘つて苗代であるとか或いは麦であるとか、或いは播種期であつて播いた種が駄目になるというような、こういう極めて目立たない地味な方面の被害が多いのであり……

第19回国会 地方行政委員会 第37号(1954/05/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 大体この間の委員会でも、私ちよつと遅れて出席したのですが、提案理由の説明なんかもあつたそうで、あとこの扱い方について懇談しようということで別れたのですが、今日はそのほうをやつたらどうでしようかな。そういう点で私は今の秋山君の動議に賛成するのです。
【次の発言】 提案者に二、三伺いたいと思うのでありますが、まあ選挙区につきまして、小選挙にするとか中選挙区にするとか、或いは大選挙区にするとかということは年来非常に議論のあつたところであるというふうに私は考えている。それを提案者のほうにおかれて小選挙区というふうなものを採用されることをとられたことは私は一つの勇断であると思うのであります……

第19回国会 地方行政委員会 第38号(1954/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 質疑に人つてもいいですか。
【次の発言】 私二、三伺いたいと思うのでありまするが、今度のこの補助金等の臨時特例等に関する法律案によつて、大分この文部省関係、或いは厚生省関係、農林省関係、その他の各省関係において補助金が打切りになつたり、或いは減額されるようなことになつておりますが、勿論この中には私今はつきりわかつておりませんけれども、修正になつたものが文部関係にもあつたようでございまして、そういうことが当然これは地方財政に影響を及ぼして来るだろうと思うのでありますが、その初めの財政計画と比べまして、どういうふうな一体事情の変化があつたか、この点について……。

第19回国会 地方行政委員会 第39号(1954/05/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 関連して。今度のこの東京都のような調査は、これは財政法の第四条に非常に関連を持つておる調査であると思うのです。今の御説明では、昭和二十六年から随時やつておる、こういうふうな御説明でありましたが、前のいわゆる平衡交付金制度にせよ、今度の交付税制度にせよ、ああいうふうな制度が布かれる根本はやはりこういうふうなものの調査の土に立たなければならん。そういう点で在来調査を進められて来たことが、いわゆるこの交付金の交付とかそういうことに対して、どういうふうにこれを利用されておつたか、その点を先ずお伺いいたします。
【次の発言】 そうしますと今までの三年間についてそれぞれそういうふうな調査をし……

第19回国会 地方行政委員会 第40号(1954/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 時間もありませんので、私簡単に高橋さんに伺いたいと思います。  先ほどの御陳述によりまして、非常に御高説を拝聴いたしまして、審議の上に参考になりました点が多々あるのであります。それに関連いたしまして私二、三伺いたいと思うのでありまするが、結局警察制度というふうなものは憲法に適合したものでなければならない、こういうふうなお話がありました。そういう点からだんだん理想的に述べて行くと、自治体警察が本体でなければならん、こういうふうなことに私はお話を聞いたのでありますが、そこでまあいろいろありまするけれども、この現行法でない今度の改正法、これは憲法に適合しないというふうな点からこれを分析……

第19回国会 地方行政委員会 第41号(1954/05/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 土井さんにちよつと伺いたいと思います。非常に口調が早かつたことと、それから要綱がありませんので、或いは私が聞違いの点があるかも知れませんけれども、あなたの陳述の中にまあ相当力を入れておつしやつたのは、国家公安委員会の委員長を国務大臣にするのが誠に至当であると、こういうふうなことがあつたようですが、それに関連いたしまして、そうすることがこの公安委員会がよく政府と一体になつて、そして十分その機能を発揮し得るものであり、延いては将来に亘つてこの公安委員会というふうなものの存在も確固たるものになるであろう、こういうふうな陳述がなされております。その点につきましては、これは昨日来の私、陳述……

第19回国会 地方行政委員会 第42号(1954/05/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 文部大臣にちよつとお尋ねしたいと思うのであります。昨日来私いろいろ連合委員会或いは今日の委員外のかたの質疑応答を伺いまして、いろいろな疑問を持つたのであります。そこで先ず第一に伺いたい点は、この法案は政府のほうでどちらのほうから発議されたのであるか、いわゆる文部大臣のほうからこれが発議されたものか、或いは自治庁の長官のほうから発議されたのか、この法案が決定するに当りましてどこからそれが発議されたか、この点をわかりましたら……。
【次の発言】 今の言葉では私ははつきり受けとれない。実際は両方で協議した、形式的には自治庁の方面でこれをまあ提案することになつた、そこでどちらから先に協議……

第19回国会 地方行政委員会 第43号(1954/05/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私の小委員会における場合の了承として、とにかく内容、連座制にしても或いは高級官吏の立候補制限にしても、各党からまあ表のようなものが出ておりますけれども、それが出たというだけで、そういうふうな方面の論議は小委員会では殆んど行われなかつたように思う。ただ扱い方をどうするかということが選挙区制とかそういうことに一つかかつておりまして、それで意見が一致するとかしないとかということばかりで私は終始したように思う。今の小委員長からのお話もありました連座制をどうするかということを、各党について一つの緑風会ならば緑風会の案を中心にして、いろいろこの市川さんの案はどうであるか、社会党の案はどうであ……

第19回国会 地方行政委員会 第46号(1954/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今の秋山君の御意見に私は異議ないのでありまするが、その三人の陳述に対する質問は打切りとしないで、あとの二人のかたにも関連がある場合には又質問をするというふうにして頂きたい。
【次の発言】 私は簡単に田中警視総監に伺いたいと思いますが、この法案で非常に心配される点がある。それは警察庁の長官の職務権限のほうに関する問題でありますが、これによりますると、警察庁としては、この所掌事務において都道府県の警察を指揮監督することができる、こういうふうにある。これがいわゆる行き適ぎをなせば必ず政党的な警察になつてしまうことは明らかであります。ところがこれと似たようなことが現在の管区本部のほうにお……

第19回国会 地方行政委員会 第47号(1954/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今の秋山君の質問に対しての長官の御答弁を聞いておるというと、私非常にもうこの問題はわからなくなつて来る。昨日の参考人の話とも併せて考えてみても、どうもわからん。参考人の話では、先ずこの点が私は明らかであつたと思うのであります。協力者が提出して来たものについてこれは開けることは差支えないと思うから、それについての訓練をやるんだ、こういうふうに私は聞き取つた。ところが今の長官のお話では、いやそういうものではない、こういうふうなお話なんだ。協力者が持つて来たものを開けるのではない、若しそういうふうなことになれば、信書の秘密が侵されるというふうな場合に該当するかも知れない、先ずこの点はど……

第19回国会 地方行政委員会 第48号(1954/06/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私は小坂大臣に質問したいと思います。小坂大臣は今度の現行法の制定につきまして、どういうふうにお考えになつておられたか、伺いたいと思います。
【次の発言】 現行法は民主的にできておる点は大変いいと思う、そういうふうなお話がありましたが、現行法ができた当時の事情からいたしまして、もう少しその点詳しく御説明願いたいと思う。
【次の発言】 そういたしますと、現行法の最も重要な点は、私は現行法に示された前文にあると思うのです。今回のこの改正案にはこの前文を抹殺してある。この前文に書かれてあるところの現行法の精神というものは私は全く憲法を警察といつた方面に具体化したもののように思うのです。こ……

第19回国会 地方行政委員会 第49号(1954/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 一章についてでしたな。
【次の発言】 私先ず第三条につきましてちよつと伺いたいと思うのです。第三条には、「この法律により警察の職務を行うすべての職員は、日本国憲法及び法律を擁護し、不偏不党且つ公平中正にその職務を遂行する旨の服務の宣誓を行うものとする。」そこで「この法律により警察の職務を行うすべての職員」「すべての職員」というのは何を指すか、この点について先ず伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますというと、総理大臣はどういうことになりますか。
【次の発言】 そうするというと、どうも私はおかしいように思うのでありますが、むしろこの法案の「警察の職務」は、殆んど総理大臣に……

第19回国会 地方行政委員会 第50号(1954/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 昨日は質問しかけているうちに休憩に入つたので、続いて私質問したいと思います。  国務大臣を国家公安委員会の委員長にするという問題は、これは昨日もお話した通り重要な問題でありまするので、いろいろそれについて質問したいと思います。それでこの問題は第十条の第三項にも関係がありますので、その方面からいろいろ又伺いたいと思います。昨日の私の質問に対しまして国警長官の御答弁があつたわけでありますが、途中であつたのではつきりしておらない。私の聞いたのは「政党その他の政治的団体の役員となり、又は積極的に政治運動をしてはならない。」この「積極的に政治運動をしてはならない」ということは具体的にどうい……

第20回国会 地方行政委員会 第2号(1954/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今の問題に関連するのでありまするが、結局この二十七年度におけるところの選挙法の改正のときには、これは相当選挙運動について論議があつたのです。その際に非常に我我の重要な点として主張したものに、金がかかるとか何とかいうことによつて表面当然やらなければならないようなことを極度に制限することは、逆に闇のほうに使うところの金が大きくなつて来て、非常に腐敗した政治家が出る、従つて我々の政見の発表とか、或いは政策について大衆に徹底的に知らせて行くというような方面については、これは十分一つ考慮しなければならない。そういう点から今お話のあつた個人演説会を六十回に制限するということも随分これは議論が……

第20回国会 地方行政委員会 第3号(1954/12/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今のは動議ですか。希望でしよう。それでは今松岡さんの希望もありましたけれども、この間折角我々質疑しようと思つたら、委員長のほうからもう少し待つてくれというふうな工合で、それで質疑を残しておりますから、いま暫く内容について私は質疑をしたいという希望を持つております。
【次の発言】 先の寺本さんの御質問に関連するのでありますが、立会演説会の事情の許す限り回数を多くするというようなこと、これは法文には明瞭には現われないわけですね。およそどのくらいの目途というふうなことになるのですか。事情の許す限りというのはどういうようなお話ですか。その点を。

第21回国会 地方行政委員会 第2号(1954/12/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 そうすると今のでよく分つたんですけれども、その団体がみずから公表しなくても、そういう場合にいわゆる報道機関でも来て聞いておつて、それが新聞に報道されたという場合はどうなりますか。
【次の発言】 官房長官にちょっとお伺いいたします。まあ知事三選の問題は憲法上の問題とか、いろいろあると思いますが、今の繰上げ選挙ですね。知事が任期前にやめまして、この選挙が漸次行われておるのでありますが、これに対しては鳩山内閣としてはしばしば首相の言明しているところによるというと、結局民主政治確立とか、あるいは公明選挙を標榜しておる。そういうふうな立場から考えると、これは単に官房長官が法律的には禁止する……

第21回国会 地方行政委員会 第3号(1954/12/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 公員務の期末手当に関しましては、昨日の衆議院の人事委員会におきまして熱心に討議されまして、政府の所管関係方面からも非常に熱意のある御答弁があつて、この点については敬意を表しておるのであります。そこで大体昨日の委員会におけるところの質問応答から、こういう点がはつきりなつたと思うのであります。国家公務員に対しては一・二五カ月分のほかに超勤とか或いに日宿直手当の繰上げ支給、地方公務員もこれに準ずる、こういうふうなことがはつきりしたと思うのであります。なおこれにつきましては、西田長官は昨日おいでにならなかつたのでありますが、午後の委員会において、文部大臣から特に地方教職員の分についてはつ……

第22回国会 地方行政委員会 第11号(1955/06/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 プラス・アルファの問題につきまして、先ほども経過の御報告がありましたが、この問題についてはきょう閣僚懇談会において協議するつもりだ、こういうふうなお話であります。そこで私お聞きしたいのは、これはまあ国家公務員の方にははっきり出るようにきまっております。地方公務員は財源の問題でどうなるかわからぬということになれば、もし地方公務員に渡らぬということになると、これは公務員の均衡上重大な問題である。そういう点から単なるいわゆる協議というような形でおいでになるお考えであるのか。どうしてもこれは均衡上地方公務員に出さなければならないという固い決意をもって、何らかの腹案を持っておられるのか、そ……

第22回国会 地方行政委員会 第13号(1955/06/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今のにもちょっと関連するのですが、公営企業の方面は、住民の福祉をとにかく対象にしてゆく、私企業の方面は、どっちかというともうけの方を対象とする。そういうときに、連絡切符ということは、必ずしも料金が同じだとも言えないだろうと思うけれども、大体においていま東京都のバスに乗っても、都営のバスと私企業のバスのようなものは値段が同じである。そうすると、建前からいったら、どうも私はふに落ちなないところがある、それはどういうふうに……。
【次の発言】 福祉を対象にしているというのなら、もっと低くなければならない。
【次の発言】 そういうことが非常に多くなれば、この公営企業の建前というものが私は……

第22回国会 地方行政委員会 第14号(1955/06/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今のに関連いたしまして、今のお話しでは税率が下ったからこれは減収になった、これは当然のことだと思います。そうでなしに、税率を下げるということに関連なしに、地方でもって地方税としての入場税の場合と、それから国税に移管した場合にどういうような減収になりますか。
【次の発言】 そうすると、一、二の県が改善されたとしても、全部としては地方税のときよりも落ちてきた、こういうことになりますね。その原因は一体どこにあるんですか。
【次の発言】 その点がこの前にも懸念されたおけですね。移管したならば、やはり果して増収になるか、成績が上るか。むしろ地方に置いた方が上るのじゃないかというような議論が……

第22回国会 地方行政委員会 第18号(1955/07/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 何ページですか。
【次の発言】 今補助率とかあるいは補助単価の問題が出ておりますが、私伺いたいのは、当然そのときに交付されるべきところのものが交付されないで放置されておる、こういう問題があるわけです。それで今度私北海道の水害状況の視察に行ったのですが、いまだに二十五年度の災害補助金が交付されておらない。これはわれわれちょっとわからないのですが、一体自治庁としてはこれらの点についていろいろ御調査なされておりますか。これは実際あるのです。
【次の発言】 今の三、五、二の問題ですね、これは二十五年度災害はそこに入っておらないのですか。

第22回国会 地方行政委員会 第24号(1955/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 荻田さんにちょっと伺いたいのですが、先ほど地方税の増加のところで、大体所得税系統のもの、酒、たばこ消費税で七〇%、こういうふうなお話があったのですが、そこでこの問題をもう少し私詳しく伺いたい。というのは、現在の地方財政規模から言いまして、地方税あるいは交付税、その他の国庫支出金、あるいは地方債、こういうふうなものがどういうパーセントを持っているのが一番適当な財源になってくるのか、おのおのどう見ているか、こういうことに対する御見解を伺いたい。
【次の発言】 そういう立場から見ますと、さらに地方自治というような観点に立って考えるわけであります。今全国に四十ですか都道府県がありますが、……

第22回国会 地方行政委員会 第25号(1955/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 クリーニングの方に伺いたいのですが、あなたの方の固定資産税ですか、まあ償却資産ですが、これはどういうふうにかかってくるのですか。
【次の発言】 私奧野税務部長にお尋ねいたします。今クリーニング業の方からのお話しで、結局この償却資産税というふうな場合に、耐用年数から考えて、そうしてまあ十年の耐用年数があるとすれば、前年より十分の一というように損金に落しているというのがほんとうだと思う。ところが今のお話しでは全然そういう点が顧みられていない。買ったときの値段というようなものにおいて評価されて税がかかる。それは一体自治庁としてどういうふうに考えておられますか。

第22回国会 地方行政委員会 第27号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今の小林さんの質問に関連してくるのでありますが、大蔵大臣になお伺いたいと思うのでありますが、それは今の地方財政が非常に窮迫しておる状態に対しては、大臣も中央と地方が一体になった立場においてこれを処理していきたい、そういうふうなお話がありましたが、いわゆる国と地方が一体になるという言葉そのものを考えてみますと、これはしごくもっともなんですけれども、その内容につきましてさらにこれを考えてみまするならば、その一体になる形が、これは国が主になって地方が従になるという立場もある、地方が主になって国が従になるという立場もある。そういう点から考えて、結局財政の規模が国と地方とにおいてどういう一……

第22回国会 地方行政委員会 第29号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 大臣の説明の中で読んでみますと、はっきりわからないところがあるのですが、事務当局でもいいのですが、その点を御説明願いたいと思います。それは説明要旨の一、二、三枚目のところですが、そこにこういうことが書いてある、「本年度分の普通交付税の総額は、この三十億円を加えた総額すなわち千四百十八億余田の九二%の額とし、特別交付税の総額は千四百十八億余田の八%の額からたばこ専売特別地方配付金に相当する三十億円を控除した額とすることとし、たばこ専売特別地方配付金は、性別交付税の交付の例により配付することとしているのであります。」ここを読んでみますと、三十億円を加えた総額すなわち千四百十八億余田の……

第23回国会 建設委員会 第3号(1955/12/13、3期、日本社会党)

○若木勝藏君 私も石狩支庁管内の総合開発というのははっきりしないのですけれども、とにかく北海道の総合開発から見れば、石狩支庁管内の総合開発というのは非常な重要なあれになるわけです。北海道総合開発の方面でも相当これを考えておるだろうと思いますし、これを採択しないということになると、ちょっと……。
【次の発言】 これは必ずしも三十一年度でもって完成するというふうな請願ではないので、とにかく治水工事の施行についての請願だから、請願としてはこれでいいのじゃないかな。

第24回国会 建設委員会 第34号(1956/05/24、3期、日本社会党)

○若木勝藏君 私はあとから入ってきたので、あるいは前の方が質問しておられるかとも思うのでありますが、もし前の方が質問されておられるのでしたら、簡単にお答えを願いたいと思います。質問していなかったならば、詳しくお答え願いたいと思います。  これはまあ紛争の処理の方法ということで、審議会から審査会というようなものに移っておるようでありますけれども、しかし紛争が起るというその原因ですね、これについて一つ伺いたいと思います。紛争の例などもありましたらあわせて……。
【次の発言】 それが漸次近年になってふえてきたということについて、伺いたい。
【次の発言】 そこですね、今裁判にかけないでもって審議会で解……

第24回国会 地方行政委員会 第8号(1956/03/06、3期、日本社会党)

○若木勝藏君 ちょっと。委員外議員の発言というのは、委員の質問が全部終了したということを意味しておらないわけでございますね。

第24回国会 地方行政委員会 第9号(1956/03/08、3期、日本社会党)

○若木勝藏君 大臣がおいでになったら別ですが、今のに関連して。臨時待命というようなものは、これは結局首切りの経過措置だと、こういうふうに受け取れるのです。そうしますと、他に転換することができるだろうという見通しがあって初めて臨時待命という制度も出てくるわけです。そういうことについて一体どう考えておるか伺いたい。
【次の発言】 今私は停年制には賛成しないのですけれども、停年制に比べてさらに残酷なのは臨時待命だと思う。何しろ、これはどこか一つの道を求めていかなければならない。停年制の場合においては、これは幾分――六十才なりあるいは七十才なりというかうな相当恩給のつく場合も考えられるけれども、全然そ……

第24回国会 地方行政委員会 第18号(1956/04/06、3期、日本社会党)

○若木勝藏君 国鉄の石井さんにお伺いいたします。  あなたの方では、この税金は平年度三%ぐらいの支出になる、これに対しては非常に困る、料金の値上げなんというようなことが考えられなければならぬ、しかしこれもなかなかめんどうな話でしょう。そこでさしあたってこの問題について、もしこの法律が通った場合にとにかく支出しなければならないのでありますから、それらに対するところの何か今のところの構想というふうなものがおありですか。
【次の発言】 専売公社はどういうようにお考えですか。
【次の発言】 電電公社の方は。
【次の発言】 そうすると国鉄の方が一番困難だというふうなことになってくるのでありますが、こうい……



各種会議発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会第一小委員会 第2号(1947/10/01、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 今の請願書は先般の値上げだけに関してでありますか、今後の方面にも亙つておりますか。
【次の発言】 今の意見に賛成です。

第2回国会 文化委員打合会 第1号(1948/02/02、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 大体私の考えておつたようなことは委員長の試案、大隈さんその他皆さんのところで言い盡されておると思うのでありまして、特段にくつ附けるようなこともありませんですが、その底に流れるものとして、とにかく國民全体が本当に喜んで祝うとか或いは記念するとかいうふうなところに強い意味を持つて貰いたい。というのは在來の祝祭日で以て本当に國民が誰も彼も喜んで祝うというような形を示したのは或いは新年くらい、新年の祝賀くらいのものでなかつたろうか。あとのものは学校で式をやり、國民一般は休むものだというような恰好を呈しておつたように思うのであります。その点そういうふうなことでなしに、選ばれたところのものは……

第5回国会 内閣・文部連合委員会 第1号(1949/05/06、1期、日本社会党)

○若木勝藏君 質問はこれで打切りですか。


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 厚生・文部連合委員会 閉会後第1号(1950/11/15、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 加藤さんにお伺いしたいのですが、都の教育行政の立場から、非常にこの問題について心配された点は、先ほどの御証言でよく分つたのでありますが、尚将来に対するいわゆる法的な措置についての御希望も私御尤もだと考える次第であります。ただ今池上の問題は現実の問題でありまして、この問題に九月から一生懸命努力されたその点が述べられたのでありますが、何が一体これを解決しない原因になつておるか、いろいろ建築局その他の方面への反対の申入れなどもされたようでありますが、そこで言い出された原因についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 法的な措置がないために非常に困難だということはよく分るのですが、いわ……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第4号(1950/12/07、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 岡野国務大臣はおいでになるのですか。
【次の発言】 総裁に、あなたは人事院の総裁とされまして、いわゆる国家公務員の身分を守る、保護する、こういうふうないわゆる人事院の性格の上から、現在人事院が発足されてからどういう点において非常に心配されたか、悩まれたか、その点について……。
【次の発言】 確かに総裁はその点において悩まれておつたと私も考えるのでありますが、というのはいわゆる国家公務員は一つの労働組合三法の適用からはずれてしまつて、ただ單なる職員団体というような形、そうして交渉もいわゆる団交権とか、或いは協約権とか、或いは罷業権ということを剥奪されてしまつた後に、残るものは非常に……

第10回国会 教育公務員特例法の一部を改正する法律案両院協議委員正副議長互選会 第1号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 両院協議会正副議長の互選は、成規の手続を省略して、選挙管理者にその指名を一任するの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第10回国会 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第1号(1951/05/31、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 今のに関連した質問なんですが……。
【次の発言】 今の三輪委員の質問は、私は非常に重大な質問であると考えるのであります。私もこの点について非常に疑問を持つておつたのでありますが、先ほどの建設大臣のお言葉を聞いておりますというと、どうも常職論で行こうでないかというふうなお話があつたようでありますが、併し今の御答弁では、いや、道路法に基いたその適用でやる、どこまでもそうである、運用でないというようなお話で、非常に矛盾があると思います。そこで私はこれはどうしてもそういう運用であるとか、或いは常識論でやるとかいうことでなしに、法律面からはつきりして置かなければならない問題だと思います。そ……

第10回国会 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第2号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○若木勝藏君 議事進行について……。

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第2号(1952/04/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 二、三御質問したいと思うのでありますが、今回提案になりました海上保安庁法の一部を改正する法律案、これにつきましては、先にすでに連合委員会で一旦審議されたようでありますが、私は急用のために欠席しておつたのであります。その際に私といたしましては、海上保安庁法の一部を改正する法律案について幾多の疑問を持つておつた。というのはこのいわゆる海上警備隊の新設ということを中心といたしまして、現在の海上保安というような方向がだんだん海軍の様相を示しつつあるやに考えておつたのであります。  先ずその疑問点の第一といたしましては、第一條におきまして、従来の改正前の法律によりますというと、港、湾、海峡……

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第3号(1952/04/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 この際大橋国務大臣に、二、三の質問をしたいと思うのでありまするが、その第一点は、今国会におきまして、警察予備隊が軍隊であるか或いは警察であるかということについては、随分これは質問応答によつて論戰が戰わされて来たのでありまするが、在来の場合には、主として相当な戰力を持つておるのではないか、だからしてこれはいわゆる警察の範囲を逸脱して軍隊になつておるとみなすべきである、こういうふうなことがまあ主問題になつておるのであります。ところが本日御説明のありました保安庁機構を見ましても、今度は海上保安庁から、いわゆる海上警備隊が保安庁機構の方面に移管されて来る、そういうふうな方面と併せまして、……

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第7号(1952/06/02、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 前に海上保安庁法案の一部改正並びに警察予備隊の法律に関する場合に私は質問したのでありまするが、その際には海上保安庁の方面からいわゆる保安庁のほうに警備隊として移管された場合に、海上保安庁にあつた場合と性格が違うか違わないか、こういうことの質問に対しまして村上運輸大臣は変る、或るものはプラスされるというふうな答弁に対しまして、大橋国務相は性格は変らない、こういうふうな食い違いがあつたのでありまするが、 今回いよいよ保安庁法案が出て参りまして、この法案を見ますというとその点について私ははつきりしたものが見られるのであります。先ず第四條の保安庁の任務のところになるのでありまするが、警察……

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第8号(1952/06/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 余り時間がないようでありますから……、私はこの提案理由を読みまして疑問に思つたのは、政府は先に講和条約発効後の新情勢に対応するため云々と、こうやつてあるわけでありますが、これまでの地方財政委員会を廃して審議会に振替えた場合に、経済的にどれだけの節約ができるのかというようなことに対する政府委員からの説明では約四百万円ぐらいである。誠にこれは貧弱なものであつて、経済的に考えてもこの新情勢というものは問題にならんのであります。そこでこれは占領の枠が外されたから従来の官僚政治を慕うという立場に返るのか、こういうような疑問も起るのであります。又別の観点に立ちますと非常にこの地方行政の財政方……

第13回国会 文部・地方行政連合委員会 第1号(1952/06/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 先ず私は提案者に対して御質問申上げます。この義務教育費国庫負担法ほど一体長らくいろいろ世間を騒がせたところの法案は私はないと思うのであります。幾たびか提出するのか或いはしないのか、或いは提出の運びになるというと政府と与党とが又そこで以て妥協ができない、結局流れそうな形になる。そうかと思うというと、いよいよ何とかかんとかいうことになつて提案されることになる。今度は更に自分で提案したものを自分で修正して全く骨を抜いてしまつたような形になつて来ておるのでありますが、非常に私はそれだけいろいろ勉強してこの案ができたということになれば又意味もあるかと思うのでありますが、それらの経過を辿つて……

第13回国会 労働・人事・地方行政連合委員会 第2号(1952/06/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私はこの際労働大臣に二、三の質問をしたいと思うのでありますが、先ず第一に質問したいのは、今回におけるところの労働組合のいわゆるストの問題でありまするが、これは今回労働組合といたしましては、労働組合法に基いてその賃金要求をするところの、憲法に認められたいわゆる労働基本権を制限しようとするところの破防法案とか、或いは労働三法等の賃金不安に対して反対のストを行おうとしておるのでありますが、これに対しまして労働省といたしましては、これは政治ストに該当するものである、そういう見解を以ちまして都道府県知事に通達をした。こういうふうなことが新聞に出ておるのでありますが、その通達の内容を見まする……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 人事・地方行政連合委員会 第1号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今ここで論議されておる問題は、私はまああとから来たのではつきり知りませんけれども、附則の第二項の、大学高等学校の方面に関するところのいわゆる給与の切換の場合に、そこだけを区別して直近上位のものに合せる、切換えをやる、ここを教育の職域差のない点からいろいろ御質問になつておる、こう私は考える。ところが私は、今委員長のお話もありましたから、この点を財源の上から一つ伺つてみたい、こう思うのです。そこで直近上位の額とする場合において、どれだけの財源が本年度において要するか。この点について提案者はどういうふうなお考えでございますか。

第16回国会 地方行政・労働連合委員会 第1号(1953/06/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 小林隊長に二つばかり質問しますが、先ほど私は加瀬君の提示された問題は非常に重要な問題だと思うのでありまして、当日の警察側のとつたいわゆる争議に不法介入したかしないかということに重大な関係を持つて来るのでありますが、先ほどの動議によつて一旦きまりましたので、私は当日の実際のことについて二つばかり伺いたいと思うのであります。その一つは、今もお話がありましたが、防毒面を持つておつたかどうかというようなこともはつきりしない。それからほかのほうの陳述人からは、手の甲で叩かれたとか、或いは頭に瘤をもらうだけ叩かれたというような話が出ている。ところがこれらに関しましては、その後新聞などにも出て……

第19回国会 大蔵・地方行政連合委員会 第1号(1954/04/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 今のに関連して、今の秋山君と大蔵大臣の質疑応答は非常に私は重要な問題だと思うのであります。ただ単にこれをいつから移すか移さんかという問題でなしに、根本的に一体入場税であるとか或いは飲食税というのは、地方税として取るのが妥当であるか、国税として取るのが妥当であるか、この問題にかかつて来るだろうと思う。自治庁の長官との、或いは大蔵大臣との食い違いが若しあるとすれば、そこの見解の相異といいまするか、相異というものから生じて来ると思う。大蔵大臣はどうなんですか、これはあなたは国税として取るのが至当と思うか、地方税として取るのが至当であるか。

第19回国会 地方行政・通商産業連合委員会 第1号(1954/04/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 議事進行……。丁度今、本会議のベルが鳴つておりますが、本会議は重要な本会議であるし、一時休憩するかどうかの決をとつて頂きたい。

第19回国会 文部・地方行政連合委員会 第1号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私はこの際文部大臣に伺いたいと思いますが、今度拠出されました教育の二法案というものは、これは教育のいわゆる政治的な中立の維持を図るために、先ず大体こういうふうな意図の下に考えられておるのではないか、その一つとしては、何人かが学校教育法に規定するところの学校の職員を構成員とするところの団体の活動を利用して特定の政党を支持させ、又はこれに反対させる教育を行うことを教唆し又人は扇動することを禁止する、又他の一つとしては、これは直接に教職員の選挙運動等のいわゆる運動と、人事院の規則で定めるところの政治的行為を禁止する、この両方を以ていわゆる政治的な行為を制限して、そうして中立の維持を図ろ……

第19回国会 法務・地方行政連合委員会 第2号(1954/03/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○若木勝藏君 私二、三伺いたいと思うのであります。この提案理由書を見まするというと、非常に交通事故が多い。驚くべき増加の傾向を示しておつて、二十八年度は八万件の交通事故が発生しております。そこでいろいろこういうふうな即決裁判手続法案というふうなものを政府としては考えられたというふうに窺われるのでありまするが、何だかこの理由書を見まして、大変交通事故が多くなつて来たから、これを手つ取り早く処理しなければならんというふうなところに重点があるように思うのでありまするが、併しこういうふうな交通事故の問題は、殖えて来たからそれを手際よく速かに処理するというふうな立場で以て行くべきものじやないと、こう考え……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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