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木下源吾 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

木下源吾[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(参)
323位
委員会発言(議会)歴代TOP500
232位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
326位

1期委員会出席TOP50
42位
1期委員会発言TOP50
39位
1期委員会出席(幹部)TOP50
39位
1期委員会発言(非役職)TOP50
27位
3期委員会発言(非役職)TOP50
41位

このページでは木下源吾参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。木下源吾参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 司法委員会 第41号(1947/11/20、1期、日本社会党)

○委員外議員(木下源吾君) この美瑛町というのは御案内の方もございましようが、旭川から七里ほど離れた所にある町の面積が四十三万里、戸數が三千四百戸、人口が約一萬九千の純農村でございます。この町の農地は田が二千町歩、畑が八千町歩でございます。合計一萬町歩あつて、この土地の所有者の分布状況は、概ね不在地主の大農場であるのでございます。そこで昭和五年以來自作農創設に意を用い、昭和二十一年度までに大略百五十萬圓程度の農地の解放をしたのでございます。更に尚三千二百町歩の小作地を有しておる有樣である。然るにこの度農地調整法によりまして、買上げ對象地は約三千二百町歩、その中初年度二千三百町歩は目下農地委員會……

第1回国会 農林委員会 第2号(1947/08/01、1期、日本社会党)

○木下源吾君 参議院では四日に生鮮食料品なんかの公聽會があるそうですが……
【次の発言】 それで、その前に、今日からですか、野菜や何かの機構が改革になる。その點についても説明を願えるような機會を持つて頂きたい。
【次の発言】 それは野菜と魚だけは説明のしつ放しでなく、多少の質問も許されるようにお取計らい願いたい。
【次の発言】 今の魚と野菜ですが、魚も野菜も腐つたようなやつで随分高い。これをうまくやらんと、片山内閣は何をやつておるのかといわれる。いわれることは差支ないが、一體うまく行きますか、どうですか。もつと何か方法はないのですか、それを一つ伺いたい。

第1回国会 農林委員会 第3号(1947/08/05、1期、日本社会党)

○木下源吾君 この法案を作るときにですね、生活協同組合というようなものを作るという、そういう方面との連絡などはどんなことになつておりますか、それと又生産者の協同組合、そういうものを作るという方面との關聯がどうなつておるか、これをお聞きしたい。併しこれは局長にお聽きすることは見當違いであるかと思いますけれども、私のお聽きしたい目的は、「食料品の販賣業者の指定」というのが業務にあるので、この配給を營業者に委せるということのこの建前については多少の疑義がある。これでお聽きするのです。その點を一つお分りになつておつたらばお願いいたします。
【次の発言】 續いてお尋ねしますが、この場合に私的獨占企業とい……

第1回国会 農林委員会 第4号(1947/08/06、1期、日本社会党)

○木下源吾君 お伺いしますが、この計質には勞力、畜力は見なかつたのですか。
【次の発言】 それから又別の農林省のほうから、生産價格とは再生産の保障ということをいつておるんですが、そういう要領でできておるんですが、この點に物價廳は考慮を拂わないのですか、この二點をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 基準年度昭和九年、十年、十一年という年は御案内の通りの農民にとつては、あまりかんばしくない年であつたのです。この年度を選んだ、何か特に選んだという事情、どういうわけでこの三年を選んだか、それからもう一つは今いろいろお聽きしておりますと、おやりになつておるこの計算の方は可なり不合理等があつて、今後い……

第1回国会 農林委員会 第5号(1947/08/07、1期、日本社会党)

○木下源吾君 只今のお説ですが、黙つておれば何かしやべつた人に贊成だとこういうふうに考えられることが、どうも少し行過ぎじやないかと思うのであります。私もいろいろお説を伺つておる中に、大臣に一つ聽きたいと思う。由來私は、營利をなくして配給というもので行くならば、これはこういう方式をこの時期には採らなければいかんのだということは、これは國民全部といいますか、大多数の勤勞階級はそう思つておるのであります。一方に協同組合を作り、一方に消費者の協同組合を作つて、これを育成して行つて、今まで仕入れして來たのに儲けられるというのこ弊害を除くには、……産業組合ができて、内部においてはみんな公平に分配して行きま……

第1回国会 農林委員会 第7号(1947/08/19、1期、日本社会党)

○木下源吾君 北海道の、只今のなにによりまして、全額國庫負擔で北海道の方の開拓をするということでありますが、この開拓費は本年度でもう打切りになるのでありますか、北海道の開拓費の關係は、これは新たに國で今度やることになるのでしようか、その關係はどうなるのですか。それからもう一つは、只今の共同施設に關する事業の内容について、北海道の場合でも只今局長から味噌、醤油というようなことにお話がありましたが、北海道に味噌、醤油等の製造の許可はやらない方針で、開拓者その他から相當の數で出願しても税務署はこれを許可しない。こういうような實情にあるので、非常に開拓者も、歸農者も困つておる。この點などは貸付金だけを……

第1回国会 農林委員会 第8号(1947/08/20、1期、日本社会党)

○木下源吾君 ではお許しを得て調査の報告の概要を申上げます。去る十三日から十八日まで六日間に亙つて埼玉縣、千葉縣に參りました。平沼さんと私と二人でございます。それでいずれプリントにしてお手許にお配りして、御覧を願いたいと思いますが、概要を簡單に申上げます。  埼玉縣は、野菜の生産状況につきましては、野菜の特産段別が約一萬八千町歩を作つております。その收穫量が六千三百九十萬貫でありますから、約六千四百萬貫の收穫量を見込まれております。そのうち加工竝に縣内消費量を除いた二千二百六十九萬貫、それだけは八大都市、消費地域に移出される計畫になつております。東京都への出荷割當とその實績は、二十一年八月から……

第1回国会 農林委員会 第9号(1947/08/22、1期、日本社会党)

○木下源吾君 一二お伺いします。ビートのような、獨占的な會社で、配給で今日までやつておるのですが、これは相當優良な種子を保持するためには、保護から進んで補助を出す必要があると考えられるのです。北海道などは從來拓植計畫を立てるときにおいて、これが補助金を出してやつておつたのでありますが、今囘内務省關係から離れて、この補助金がなくなりました。そこで農林省所管になつて今度この種苗法というものが出るのですが、それらについて何か考えたことがなかつたか。それからもう一つは「はつか」などですが、例えばミツチヤムとかいろいろそういう種類があるのですが、これらは現に組合で餘所へ出さないというような内規でやつてお……

第1回国会 農林委員会 第12号(1947/08/26、1期、日本社会党)

○木下源吾君 大切な組合法なんで、二、三お伺いして置きます。耕作農民が組合の主格でありますが、今の土地を何ぼか保有しておる地主、これはどうなるか、それを一つお聽かせ願いたい。  それから土地改革の行われました最初から、一貫して農業政策として協同組合が考えられておつたのかどうかということであります。それはこういうことでお尋ねしたいと思うのでありますが、協同生産を主眼とする以上は、農民である故に土地の條件がそれに適應することが正しいと思うのであります。然るに日本の土地改革において現在行われておる實情のように、零細所有農民、耕作農民が非常に殖えておる。これは面積の挾い耕作地を持つて個々に獨立はしてお……

第1回国会 農林委員会 第16号(1947/09/22、1期、日本社会党)【議会役職】

○理事(木下源吾君) どうですか、もう御質疑はありませんか。
【次の発言】 今委員長が來るまで何かありませんか。では僕からお伺いします。これは閉鎖期間はどのくらいの豫定か。それから今後どのくらい開墾の豫定か。そういうことに對してはまだ何か、見透しがあるかないか。
【次の発言】 この今の營團が今までやつたことを調査するということを言われておりますが、この調査するのにはどういう機關がやつておりますか。ただ農林省から調査をやつておるのでありますか。それが決まつておるかどうか。調査機關があつたならばお話を承りたいと思ます。
【次の発言】 この調査に對して民間のものを入れて調査をするというような考はあり……

第1回国会 農林委員会 第17号(1947/09/23、1期、日本社会党)

○木下源吾君 連合會の性格についてですが、ここには連合會が單位協同組合を指導連結するとこう書いてあるのですが、何か指導機關を作るとか、どういうものを連合會で作つて置くのか、連結というのはどういう意味か、連絡機關であるのか、統制の機關であるのか。
【次の発言】 連合會の定款の準則というようなものを作る御意思があるかどうか。というのは、只今の指導の問題ですが、指導育成のことは、定款に育成の機關を何か附けて置かんと、連合會が金融の面を以て、個々の組合を支配するというような面が強く出る虞れがあると思う。指導育成するという先程の御答辯でありますが、どういう程度で一體指導育成するのか、これが定款の準則がで……

第1回国会 農林委員会 第19号(1947/09/27、1期、日本社会党)

○木下源吾君 これは米價、値段と資材ということが非常に重要なので、これがいわゆる適正な米價ができることと資材が円滑に農民の手に入る、こういう面からこの法案と関聯して少しお聞きしたいのであります。この生産及び供出を確保するという、成る程供出は確保できるでありましようが、一体生産がこの法律の下で確保できるのかどうか。実際私は生産を確保されるためには農民の農業に要るいろいろな資材、生活物資というようなものが円滑にそうして適正な價格で手に入らなければならん、こう考えるのであります。それに対する方策がこの法案では見当らないのであります。他で何かそれをやるというならば、どういう方法でやるのかということを一……

第1回国会 農林委員会 第21号(1947/10/03、1期、日本社会党)

○木下源吾君 ちよつと私お尋ねしたいのでありますが、先程の御報告で供出割当が北海道と二、三縣まだ残つておる。これは非常に重大なことだと思うのです。この理由は概ね推察できるのでありますが、北海道について政府の考と、それから今の調整法まで行かなくても、北海道廳からの数字とは実に隔たりが多い。政府は米が百六十五万石、北海道では八十一万石よりないのだ。こういうようなわけで八十何万石もそこに米だけでも差があるわけですが、雑穀に至つては政府の側では六十八万石ぐらいまで見られているわけですが、北海道では十六万石であるというような、全く常識では考えられんようなことになつているので、これを今咄嗟の間に決定しなけ……

第1回国会 農林委員会 第24号(1947/10/09、1期、日本社会党)

○木下源吾君 硫化鉱はどこでやつておりますか。

第1回国会 農林委員会 第32号(1947/11/18、1期、日本社会党)【議会役職】

○理事(木下源吾君) それでは委員会を開きます。本日は國有林野法の一部を改正する法律案の提案理由の説明、それから自作農の質疑をその後引続いてやりたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それではそういうように進めたいと思います。それでは提案理由の説明をお願いいたします。
【次の発言】 それではこの法律案についてこの機会に御質問を願いたいと思います。木檜さん何かおありになるようなお話でしたか……。
【次の発言】 なければ、ではもつと詳細な説明を政府委員にお願いしますか。いかがでございますか。
【次の発言】 それでは詳細な説明をお願いします。

第1回国会 農林委員会 第33号(1947/11/21、1期、日本社会党)

○木下源吾君 板野君の御意見は非常に妥当のようでありますが、しかしながら現政府の一連の政策が、例えば鉄道会計が一時賄い主義で行つておるように、今これを修正すれば全政策の面において殆んど凸凹ができてしまうと思うのであります。ただ消費者負担になるということは、この面から見ればこのようには考えられますけれども、國家財政の上から、國庫の中から出す金が結局大衆の負担になつておる金であるならば、これは意味をなさないで、國家財政で、……尤もインフレのために新円の利得者、或いは適当な利得者から余すところなく追求して、いろいろな税、その他において徴收することができるならば、これは当然國庫の負担でできると、こう考……

第1回国会 農林委員会 第35号(1947/11/28、1期、日本社会党)

○木下源吾君 直ちに討論、採決に入らんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 都市計画区域にある耕地、これは随分今までも開放に紛爭が屡々起きておるのですが、この問題をもつと明確に何か法規で、宅地法とかなんとかいうようなものを作るとか、その他の方法ではつきりするような考えか準備がありませんか。
【次の発言】 同一市町村に二個以上の農地委員会を作る場合の、何か基準が明確になつておりますか。
【次の発言】 この機会にちよつとお尋ねして置きますが、政府は第三次土地改革に対して、なんらか計画をしておられることをありましたら、この機会に一つお伺いして置きたいと思います。

第1回国会 農林委員会 第36号(1947/12/04、1期、日本社会党)

○木下源吾君 この際一つ承わつて置いて、我々委員会として何らかの処置を講じなければならんと考えておるのでありまするが、それは御案内の通り、過般の水害によつて、非常に被害方面では困難をしておる。從つて國に向つて補助或いは融資を要望しておつたのであります。農林当局においても、被害地を調査し、その査定の結果、相当の額を要するものとして認めておるわけであります。その結果として査定額が一應纏まつておつて、それに對する補助又は融資等を、農林当局は極めて熱心に計上するために努力をせられておつたのでありますが、今日の実情に見まするというと、最初の復旧費に対して一割程度も行つておらんというような実情にあるのであ……

第1回国会 農林委員会 第38号(1947/12/06、1期、日本社会党)【議会役職】

○理事(木下源吾君) 速記を始めて。
【次の発言】 ちよつと御報告します。今鑛工業委員會で速記が必要でありますので、これで散會することにいたします。    午後二時三十二分散會  出席者は左の通り。    委員長     楠見 義男君    理事            木下 源吾君            高橋  啓君    委員            太田 敏兄君            門田 定藏君            羽生 三七君            北村 一男君            西山 龜七君            平沼彌太郎君            岩木 哲夫君         ……

第1回国会 予算委員会 第5号(1947/08/26、1期、日本社会党)

○木下源吾君 本日はこの程度でどうですか。

第1回国会 予算委員会 第8号(1947/09/26、1期、日本社会党)

○木下源吾君 先程左藤委員の質問に対しては、局長から若しも皇室経済会議で足らないと言えば、又出そう、かような御説明でありましたし、又引続いてこの委員会でなにか足りない、そういうことを慫慂したようなことを経済会議に話そう、こういうことを言明せられておるのですが、これは一つ政府全体としてこの予算を出されておるのであるから、そういうことは局長一個の考えであろうと思うのですが、政府全体としてこの考えはそうじやなかろうと思うのです。その点を聽きたいのと、それからもう一つは皇族から降下される宮家に特別に保護をすることが適当であるかのごとき御答弁、これは誠に非礼であり、悔辱しておるというような感じもあるので……

第1回国会 予算委員会 第12号(1947/10/15、1期、日本社会党)

○木下源吾君 林野局の方針を一つ伺いますが、林野局の立木の拂下げはどういう方針でやつておられるのか。実は北海道あたりで拂下げを受ける特権を持つた者が実際仕事をやらないで、そうして権利だけを持つておつて、その名義を貸して、一口にいえば名義を貸して金を儲けておるというような者があるのでありますが、この拂下げについては入札の方法とか、或いはその他に、実際欲しい者が工場を持つておつて製材をしたいというような者でも、拂下げを受けられない者があるのだが、そういう者に拂下げを受けられる途を開くという考えがないのかどうか。
【次の発言】 その拂下げの探す方法、一体どういう方法で現在まで探しておるか。

第1回国会 予算委員会 第13号(1947/10/21、1期、日本社会党)

○木下源吾君 給與局長が見えておりますから、ちよつとこの機会に質問したいのですが、北海道の官公労の職員ですね、石炭、燃料代を一人三千円、家族に千円というのが、この前予め了解を得ておるようなことの話を聞いておりますが、これはどうなつておるかこの機会にちよつとお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 実は北海道の寒さに向つて、官公労の職員のみならず、一般でもそうですが、今石炭が非常に少い量より配給にならないのですが、その少い石炭でもなかなか高くて取れないのですね。それで或る鉄道のごときはそれを見越して前金を拂おうというようなことが交渉しておるのですが、なかなかできない。それで十一月の給料を先ず前拂い……

第1回国会 予算委員会 第22号(1947/11/17、1期、日本社会党)

○木下源吾君 それでは大藏大臣に二、三お伺いいたしますが、第一点は、本年度予算に全体を通じて大衆の負担が非常に重いということが目に立つておるのですが、もつと取り難い方から收入を挙げるということに努力が拂われなかつたかどうか。今御案内の通り、大衆の面では、今日千円以下の收入のものも沢山あるのだがそうすれば、日に二、三十円くらいの收入で、煙草一個一日の働きで買えない。米二合五勾も買えないという、そういう時代は恐らく今日までに我々は曾て見たことも、聞いたこともないというようなことになつておるのであります。これは実際の問題でありますから、政府もよく考えておることだと思うのですが、しかも今回の税制の改革……

第1回国会 予算委員会 第25号(1947/11/25、1期、日本社会党)

○木下源吾君 第三分科会の主査、西川君の代りに、私から分科会に付託されました農林省並びに商工省に関する予算の審議の経過並びに結果を御報告いたします。去る十八日から二十日まで、次官又は政府委員より、予算案提出の理由並びに内容について、説明を聽取し愼重に審議いたしまして、質疑應答の後、二十四日討論に入り採決の結果、全員一致を以て原案通り可決すべきものと決定いたしました。今その質疑應答の主なるものを申上げます。  一委員より、主要穀類の生産高調査が不十分なために供出割当に支障がないか、又不当な強権発動をなすような虞れがないかとの質疑に対し、政府委員より生産高調査を最も正確にするためには、全耕地を一筆……

第1回国会 予算委員会 第27号(1947/12/01、1期、日本社会党)

○木下源吾君 二、三お尋ねしたいのですが、北海道の石炭代を支給してやるということについでは当局で深切にやつて頂いて、北海道は非常に感謝していると思うのです。けれども、外の方面のこともお話がありましたが、何せ北海道の寒いことは非常に、石炭を焚くことが習慣になつておる。二トン何ぼうというように配給になつても、今一トン千何百円しますから、そこでまだ足らんというようなことを言い出すと思うのですが、それはそれとして、とにかく北海道道の寒いということははつきりしておるのである。実は北海道の燃料炭、これは特別價格を一つ認めるわけには行かないものでしようか。というのは今日北海道の石炭燃料炭が、私はこの間帰つて……

第1回国会 予算委員会 第29号(1947/12/04、1期、日本社会党)

○木下源吾君 本員はこの予算に賛成をする者であります。殊にいろいろ閣議決定以來相当な紆余曲折を経たのでありますが、北海道の煖房用の手当、誠に特殊的な地域を認められて、今回こういう措置を採られたことは、政府の努力を多とする者であります。併しながら一面において未だ寒冷地における特殊的支給というものは、まだ不足であるということを申上げたいのであります。  もう一つは、この機会において、政府はどうしても緊急にしてやらなければならん重大なものを怠慢にしておるんではないかと考えられることは、例の災害の復旧でございます。今災害を被つた地方においては、應急の復旧費をすでに当局において査定をしておるにも拘わらら……

第2回国会 議院運営委員会 第2号(1947/12/11、1期、日本社会党)

○木下源吾君 第一囘の國の経験に徴して、第二囘の國会の運営について第二囘の國会をどういうふうに運営するかということについて根本の方針につきましてのなにか協議がありましたか。

第2回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1948/10/09、1期、日本社会党)

○木下源吾君 簡單だから口頭で一つ……
【次の発言】 それでは北海道の各地の班とし御報告申上げたいと存じます。只今必要あれば別でありますが、極く簡単に申上げたいと思います。北海道各地の班は、院議では期間を切つてありましたけれども、実際としては七月の十日に東京を出発いたしまして、九月の十五日ですか、それまでやつたわけであります。そこで先ず七月の十一日に、私と川崎氏と函館を振出しに各市町村の観察をしたのであります。七月二十二日に木内議員と落合いまして、これ又正式な視察日程を終えて、その後又必要ありと考えまして、先程申上げた期間まで北海道各地を視察いたしました。そこで北海道の市町村約七十四町村を調査……

第2回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第3号(1948/01/26、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私は第二國会におけるこの委員会において特に強調したいと思うことを一、二申上げたいと思います。引続いて、北海道の実情は、今副知事から話がありましたが、一二点希望をいたしたいと思うのですが、先ず第一にこの委員会の目的は当面の引揚対策等々については非常に遺憾ないようでありますが、引揚者が帰還いたしまして、定着、今後の方針に対しては、從來はまだその段階に達しておらないであろうためであるかも知れませんが、大部分の引揚者が引揚げを完了しております。そういう関係で、定着地におけるところの引揚者の今後の生活の方針等について、この委員会が十分な一つ検討をすべきであると考えるのであります。そこで私は……

第2回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号(1948/02/05、1期、日本社会党)

○木下源吾君 大臣が今日お見えになつておるので、今お話を聞くと、生業資金だけに限定しておるというお話ですが、この機會にちよつと大臣にお尋ねして置きたいと思うのです。一體政府はこの引揚者というものが自然に流れて來て、そうして今言う通り、自力更生で行ける者は自分で仕事を見付けろ、それから何もやれん者は救濟してやろうというくらいの方針よりないのかどうか。私は引揚者というものは、日本のやはり再建に役立てるために、一つの方針を持つて、上陸したならば、引揚者の更生でもあり、日本再建のスタートでもあるというような一つの目標がなければならんのじやないかと、こう考えておつたのでございますが、例えば樺太に行つてお……

第2回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第7号(1948/05/04、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私ちよつと發言を許して貰いたい。皆が済めば一人々々歸つて行かれるので、この際歸つて行かれる前に一言申上げて置きたいと思うのです。それは先程矢野委員からどうも引揚者に金が入るのが遅くて困る。それで五十萬の金を借りるのに十萬圓も掛かるのだ、こういう矢野君實に熱心で事情に明るい人が言われますから、それはその通りだと私は思うのであります。そこで考えられることは、これは諸君には關係がないと思いますが、今役人が國民にものを頼まれたりすることを特権のように考えて賄賂を取るとか、或いは袖の下を貰う、それなければ殆んど仕事をしないという、そういう聲は巷に充ち満ちている。これは必ずあなた方もお聞きに……

第2回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第8号(1948/05/27、1期、日本社会党)

○木下源吾君 樺太より引揚げた無縁故者はどうしていますか。
【次の発言】 金を出す、出さぬの呑気なときでない。現在上陸して困つている状況なのですから……。
【次の発言】 引揚者の食料に関しても枠が取つてあるか、毎日食ふことであり、食料、住宅は絶対確保する必要があります。昨日も決議したのだからどんどん施策をやつてほしい。
【次の発言】 四千戸が一方戸になつたのは嬉しいが、もう一つ頑張つて、その倍にするよう努力を望みます。引揚者の力によつて日本の民主化の一端を担いだいむのであります。

第2回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第10号(1948/06/10、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私も一、二でありますが、佐賀縣では、何ですか、引揚者はそんなに困つておらないのですか。これはそれぞれ事情を一つお伺いしますが、何か或る意味で我々が、欲しくもない、困つておらん者に無理に金を貸すのだというように考えられては、甚だ迷惑至極なんで、そのことを事情の分つておる方々にお聽きしたいと思うのです。それで若しも實情は困つておるんだという事實があるならば、それぞれの縣の民生部とか、或いは厚生に携わつておる方々が、すでに一體どうすればこの人々を更生させることができるか、これを救済することができるかというようなことを考えておらなければならんと思うのであるが、そういう點を一つお聽きしたい……

第2回国会 農林委員会 第2号(1948/05/22、1期、日本社会党)

○木下源吾君 開拓に關連して一つお伺いして置きたいのですが、御案内の通り、本年も四月から引揚げが續々やつて參つております。そこで、實情は北海道だけでも引揚げが從來のは三十數萬入つております。又今の引揚げが北海道、東北六縣に十數萬、十萬以上も豫想されておるのでありますから、殊に北海道の場合は、その大部分が北海道に收容するように政府の方で北海道廳に要請されておるわけであります。そこで今差當りの問題は、援護事業に政府が專念しておるのであります。即ち十數億の金を投じて無縁故引揚者收容住宅等を計畫しておるのでありますが、さてその人々が從來とも今までの引揚者は全く放置されておるような實情である。今度の場合……

第2回国会 農林委員会 第8号(1948/06/14、1期、日本社会党)

○木下源吾君 それではお伺いしますが、この法案は農業一般に対する農民の生活の改善とか、或いは実用的な農民の幸福のためにというので技術的に限定されておるようでもないけれども、併しながら提案理由の説明によれば、技術方面に重点が置かれておるように見えるのであります。そこで今日の農業によるところの農民の幸福、或いは食糧の増産等もいろいろ問題がある。それはもう御案内の通りであろうと思うのでありますが、土地改革のために一挙にして農民は商品生産という立場に置かれて参つておるのでありますが、この商品生産と同時に、又他面には供出という制約された制度があるのでありまして、この商品生産と供出というような相矛盾せる問……

第2回国会 農林委員会 第13号(1948/06/22、1期、日本社会党)

○木下源吾君 これは馬鈴薯も檢疫するのですか。
【次の発言】 北海道の馬鈴薯の檢疫、種薯の檢疫はどういうような実情になつておりますか。
【次の発言】 この法律の中に北海道と書いてあるのですが……。
【次の発言】 北海道、四國、九州という所とやるのが輸出入とみなすというんじやないのですか。

第2回国会 予算委員会 第2号(1948/01/31、1期、日本社会党)

○木下源吾君 その数は……
【次の発言】 委員長一任で人選を願いたいと思います。

第2回国会 予算委員会 第15号(1948/04/02、1期、日本社会党)

○木下源吾君 ちよつとお伺いしますが、この水害の復旧についてのあなたの方の関係で一つお分かりの点だけでよろしいが、どの程度に復旧しておるか、それからもう一つは、いろいろの予算外契約などをやつておるのだが、地方の公共團体がこれが処理について、今日どういう実情にあるか、これを一つ分つておる程度御説明を願いたいと思うのです。
【次の発言】 どうもこれは実際のことを申上げるのですが、水害復旧は、第一回の國会でも非常に重要視せられて、大臣から第二回國会の劈頭に早速報告をするということを言つておる。ところが今日まで何もないのですな、実際地方においでは非常に困つておる。地方の財政、公共團体の財政が困つておる……

第2回国会 予算委員会 第18号(1948/04/27、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私のこれから申すことを聞いておつて、一つお答えをして頂きたいと思いますが、暫定豫算でこれは止むを得ないとしても、一番困るのは東北、北海道であります。殊に北海道など豫算を貰つて、そうして仕事をするのが、第一四半期でやる仕事の量は全年度の四〇%も、五〇%もやつてしまうのです。これは氣候の關係で直ぐお分りだと思います。ところが今のように、この大事な時期にちびちび小出しにされたのでは、全く東北、北海道の……北海道の北の方などは仕事にならない。政府もお分りになつておるだろうと思うのでありますが……。さて今日四月分、五月分で公共事業費などが幾らかずつ出るということになつてからが、このちびちび……

第2回国会 予算委員会 第23号(1948/05/18、1期、日本社会党)

○木下源吾君 二、三お尋ねしますが先ず第一に財政法第七條による年度内の出納に関して、政府が必要があれば大藏省証券というものを発行するとか一時借入金をするということが規定されておるが、この地方自治体においてこういうような措置を採ること、例えば村債と言いますか、何か法的根拠のあるものを、國がやるようなことをやるということを考えておるかどうか、というのは、近時非常に町村の財政が逼迫しておりまして、殆んど地方においての自治体では給料も満足に拂われない、必要なことは何もできないというような実情にあるのであつて、これを救済するためには、政府が何らかの手を打たにやならんと考えるのであります。併しながら今日の……

第2回国会 予算委員会 第30号(1948/06/15、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私はこの機會に總理大臣に二、三お伺いしたいと思うのでありますが、(「八百長は止せ」と呼ぶ者あり)私は惡意を持つて質問するのでもなければ、又八百長というような只今お言葉もありましたが、そういう氣持で質問するのではありません、ただ互いに日本のためを思つてでありますから、率直に一つお願いしたいと思うのでありますが、先ずこの本豫算の提出に當りまして昨今非常に政局が不安というような状態になつておる。これはもう蔽うべくもない事實であるのでありまして、そのために國家百般の各方面に影響するところが多い。この根本的原因が一體奈邊にあるかということについて、一つ總理大臣の御心境を承わりたい。かように……

第2回国会 予算委員会 第34号(1948/06/19、1期、日本社会党)

○木下源吾君 時間も迫つておりますが、農林大臣に一つ二つお伺いして置きたいと思いますが、いろいろ数字に亘つたりその他のことは分科会あたりでもお尋ねする機会があろうと思いますが…… 今農村に政府では増産をさせねばいかん、こういうように、一生懸命になつております。増産をすることもさせねばいかんが、できるような方向を総合的に進めておらないということは、予算面にも現れておるのであります。なぜそう言うかといえば、大体第三次農地改革をやるというようなことは、到底今の場合望めないと思うのです。私は第二次までの農地改革は、少くも日本の封建制度を打破して、次にやはり農民は自由な商品生産者にするということだと思う……

第2回国会 予算委員会 第40号(1948/07/03、1期、日本社会党)

○木下源吾君 総理大臣に二、三お伺いしたいのですが、どうも予算でも、法律案でも議会の会期が迫つた頃にいつまでも固まつて出る。こういう行き方に対して、どういうわけでこうなつておるかということについては、どうも不思議でたまらないのですが、この点について総理大臣はどういうわけでこういう傾向になるのか。どうすれば一体是正できるのかというようなことについて、お考えがありましたならばお聞きしたいと存じます。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて頂きたいと思います。
【次の発言】 尚この問題に関し二、三お聞きしたいと思うのでありますが、結局するところ、日本の現状においては、民主主義を早く達成しようという熱意を……

第3回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1948/10/15、1期、日本社会党)

○木下源吾君 それでは先程の懇談会における岡元委員の動議に賛成したことがさつぱり根柢から逆になるわけですから、もう一應御相談願つて、岡元委員の懇談会の決定を今の会議でスムースに移行するように願いたいと思います。
【次の発言】 只今の動議が成立いたしまして、それに甚いて引続き民主自由党から一つ委員長候補を推薦して頂くことにしたいと思います。
【次の発言】 暫時休憩を願います。
【次の発言】 只今議題になつておる理事の互選でございますが、これはその数を五名といたしまして、次に述べる各党各派から一名ずつとして、その候補の人選は各党各派においてそれぞれここで御報告願つて決定したいと、かように考えますの……

第3回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1948/10/19、1期、日本社会党)

○木下源吾君 これは今起草しておるのですから、大藏省が独自でやり得ればそれをやりながら、根本的な問題は〇・Kを取つたらいいと、こう考えます。併し大藏省独自でやるということが決定的であるかどうかということが問題だと思います。以前からもこのことがいろいろ問題化しておるのですから、大藏省の見解を一應承つて見たいと、こう思います。
【次の発言】 大藏当局は見えておりませんか。
【次の発言】 やはりこれは新らしい内閣の大藏大臣ですね、こういう委員会に來て述べて貰つて、そうしてそれによつて必要があれば、委員会と委員会独自にそれぞれ関係方面と折衝する必要があろうと、こう考えるんですが、新内閣の責任者を一つこ……

第3回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第3号(1948/10/22、1期、日本社会党)

○木下源吾君 厚生大臣が見えられておりますので、特に一つお願いして置きたいと思うのですが、私は北海道の引揚者の住宅問題についてであります。先般國会から派遣されて北海道の事情を調べましたところ、予算が遅れておるために住宅の建築が進んでおらない、こういう実情であります。そこで今又再び冬を迎える時期になつておりますので、当院から派遣されて参る段取りになつております。この機会に北海道の引揚者に対する住宅の非常に拂底して困つておるという実情をちよつと一例だけを申上げて御注意を喚起して置きたいとこう考えます。先ずここに昨日も北海道の苫小牧市から陳情に参つております。ここへ今持つて参つておるのでありますが、……

第3回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号(1948/11/10、1期、日本社会党)

○木下源吾君 簡單に一つ急を要する問題だけ申上げて各位を御了解を得たいと思いますが、北海道の有縁故の引揚者の住宅でありますが、これはもう切羽詰つてどうすることもならない現状にあります。殆んど有縁故の引揚者の五〇%は惨たんたる居住の状況でありますので、このことについては先般來いろいろ政府に要望しておりますが、これはもう單なる要望では最早どうすることもできんと思いますので、本委員会において積極的にこの対策を練つて政府にやらせるというような御配慮を願いたい。  次には例の開拓入植でありますが、御案内の通り本年度は滿州の部分だけよりも予算の伴う入植はしておりません。そこで本年度樺太方面からの帰還の者が……

第3回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第8号(1948/11/25、1期、日本社会党)

○木下源吾君 今までも、当日この軍人が員数が足りんという場合に、一般邦人もその中に充当して、そうして引つ張つて行かれておる、こういう実例がございました。こういうことに対しては今言うように、未復員とか何とかいうように限定する必要はないですね。國会においてこの人たちに対するいろいろの給與を決めて行くべきだと、そう決めてですね、これを政府にやらせるということで問題が解決するのじやないかと思うのでありますが、(「賛成」と呼ぶ者あり)今それが未復員であるとかないとかいうようなことで、今政府がすでに決つて霊る未復員法という、そういう性格のものをまげて適用しろというようなことを今ここで言うてもしようがない。……

第3回国会 人事委員会 第4号(1948/11/26、1期、日本社会党)

○木下源吾君  簡單にやりましよう。全くお氣の毒なようなわけで、質問も、もうすまいかと思いますが、まあ要点だけを大藏大臣にお願いします。大藏大臣は大変眞面目で私敬意を表しております。そこで三千七百九十一円ベースの根柢が覆つておらない。今日において今尚覆つておらん。三千七百九十一円ベースでいいという、こういうお考えであるかどうか。  それから私も政治的に見まして、公務員法と給與関係とは不可分なものだ、こういうように考えておる。そこで政府は公務員法は公務員法だし、給與は給與と、こういうようにお考えになつておるようでありますが、新聞などで……このような公務員法であれば、そういうように考えられても敢て……

第3回国会 人事委員会 第7号(1948/11/29、1期、日本社会党)

○木下源吾君 政府委員はもう。
【次の発言】 ちよつと、人事委員会はこれから開きますか。
【次の発言】 それではお尋ねいたしますが、組合専從者の問題ですか、組合專從者についてはとういうよりにお考えになつておるか、この機会にちよつとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 専從者の数はどのくらいになされるおつもりでありますか、実際今日までの組合の発達の事実等をも考慮に入れて、その数は決定しなければならんとこう考えますか、ただ名目だけの数ではその実際の機能を果すことは困難だと思うか、その点をお伺いして置きたいと思います。
【次の発言】 勿論専門に御研究になるであろうと思うのでありますか、その点につき……

第3回国会 人事委員会 第8号(1948/11/30、1期、日本社会党)

○木下源吾君 この法案の九十八條の中に警察職員、消防職員、海上保安廳又は監獄において勤務する職員というものは、特に團結権を認められないようになつておるのでありますが、つきましては國会職員たる衛視をもこれに加えよということになつておるのであります。そこで私は事務当局にお伺いしたいのですが、今日まで國会の衛視が團結してやつてきたということが、何らか職務遂行上において障害があつたかどうか。それから事務当局のこれは要請であるというお話を聞いておりますが、その他何らかの理由があつて、こういう要請を委員会にせられたのか。もう一つは衆議院とこの件については何らかの連絡をしてころいう要請をせられたのか、この点……

第4回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1948/12/03、1期、日本社会党)

○木下源吾君 今渡この國会になつてから請願、陳情が参つておりますか。
【次の発言】 そういたしますると、付託になつているものがないのに小委員会を作るのはおかしいから、それが出てから作るべきだと私は考えますし、あとの非公式のいろいろな問題は、それはあとで懇談会で決められたらよいと思うのです。速記をとることであるし、そういうように一つ進めて貰いたいと私は希望します。
【次の発言】 審議未了になつておるのは、この委員会はどうか知らんけれども、普通の委員会ではそれでまあ一つの打切になつておるわけです。だからそれがあとから出て來るならば、第四回にですね、これは又正式にして行けば僕はそうだと思うのですが、……

第4回国会 人事委員会 第1号(1948/12/03、1期、日本社会党)

○木下源吾君 これは審議は何日間くらいやつていいのですか。
【次の発言】 最大限何日くらいですか。
【次の発言】 この三氏の思想傾向についてお伺いいたします。
【次の発言】 何か著書のようなものでも、参考になるものがあるんですか。
【次の発言】 政府は今予算を出しておりますが、給與に対する法案も出ると思います。そこで然らばこの予算の中に当然給與は含まれておると思います。この点どうです。
【次の発言】 法案を出す準備を今されておるならば、從つてベースというものも、予め決まつておると思いますが、それは如何程ですか。
【次の発言】 私共國家公務員法審議の際に、すでにこの人事院が研究されて、六千三百円……

第4回国会 人事委員会 第2号(1948/12/04、1期、日本社会党)

○木下源吾君 昨日お願いした資料は……。
【次の発言】 これは長官にちよつと御参考までにお耳に入れて置きますが、どうもすらすらとあなたのおつしやるように行きそうもない空氣があるということを、十分に御承知の上一つ御努力を願いたい、こういうふうに私は希望を申上げて置きます。

第4回国会 人事委員会 第3号(1948/12/06、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私は反対します。その理由は、成る程現在の三名は臨時人事委員がとして今までやつて來たのですが、これは飽くまでも臨時の処置と私は考えております。今回公務員法が通過いたしまして、この内容を檢討いたしますと、人事官というものの責任、そうしてやられることは非常に重大である。で、これらの選考については、もつと私は廣い視野に立つて、そうして愼重に政府が選考しなければならんものと、かように考えております。そこで現在の諸君はどうかというと、普通の人としては何ら欠点もなし、むしろ優れておると考えまするが、人事行政に関する今日までの知識、経驗というものについては全く未知数と言わざるを得ない、かように考……

第5回国会 議院運営委員会 第41号(1949/05/28、1期、日本社会党)

○委員外議員(木下源吾君) それでは御説明を申上げます。加藤常太郎君に対する件でありますが、議員加藤常太郎君は昭和二十四年五月二十三日議院運営委員会において、議員カニエ邦彦君が社会党議員総会の結果を自党の運営委員に連絡のため入室したのを押出し、連絡を妨げ、その上同君の首を抱え引張つた。又本会議において壇上に登つて議院の品位を汚した、次に……
【次の発言】 証人も写眞もあります。  次は池田宇右衞門君に対する件、議員池田宇右衞門君は、昭和二十四年五月二十三日の本会議において議長席に登り、喧騒し、又同日の運営委員会において加藤常太郎君と共にカニエ君に暴行した。写眞及び証人は前と同じです。矢野酉雄君……

第5回国会 経済安定委員会 第3号(1949/04/07、1期、日本社会党)

○委員外議員(木下源吾君) では、北海道暖ちゆう房用石炭に対する特殊價格を設けて頂きたいという請願の趣旨を申上げます。北海道の暖ちゆう房用の石炭というのは、北海道の特殊的燃料でありまして、すでに政府からはやり計画の中に配給を特に道民にしておる石炭であります。この石炭の價格が從來は、從來というのは大体昭和十八年頃までは石炭一トンの價格は大体白米一俵の價格に匹敵しておりましたし、勤労者一ヶ当りの賃金の四分の一程度であつたのが、大体この石炭價格の標準であつたのであります。ところが石炭價格がその後逐年上つて参りまして、外の物資や賃金と比較して非常にその高騰率が甚だしく、昭和二十二年の値上り、特に二十三……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第6号(1949/03/10、1期、日本社会党)

○木下源吾君 今の発言で、給料やなんかを。
【次の発言】 今の金で……。
【次の発言】 病院では患者はどういう人たちですか。
【次の発言】 ああ軍の……そうしてあなたたちだけが看護婦しておつて、向うの人は……。
【次の発言】 それから梁瀬証人にお尋ねするのだが、帰りたいという氣持は皆一緒ですね。
【次の発言】 そこで帰る方法について何か皆で相談でもしておつたのですか。
【次の発言】 そこで何ですか。そうすると向うでも帰すというようなことについては、何というか、言わないのですか。
【次の発言】 そうすると何ですか。こういうことになるのじやないかね。段々教育をされて、そうしてその人たちが日本に帰つ……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第8号(1949/03/22、1期、日本社会党)

○木下源吾君 引揚者の教育施設の整備の問題を一つ議題に供して下さい。
【次の発言】 本日この引揚兒童の教育施設に関することで、政府にお尋ねをし且つ要望をしたいのでありますが先ずこの問題が北海道に言及されておるのでありますが、何故に北海道でこのような問題が今差し迫つておるかと言えば、御案内の通り引揚者が二十二年度三年度において急速に樺太、千島その他北海道関係の引揚者が多数に上つた。で今政府にお伺いするのは、從つてこの教育の施設に関して、而もこれらの引揚者兒童の多数のために、現在非常に地方で困つておる、こういう事情を申上げて政府のこれに対する実際行つていること、又行わんとすることの方針をお伺いした……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第14号(1949/04/08、1期、日本社会党)

○木下源吾君 あとの措置はどうするのですか。
【次の発言】 今のあれですね、最初から重要じやないというような者は余り喚ばないように、今の分は喚ばなくても大体いいというような何ですから、これでいいと思います。私は岡元君に賛成します。けれども、今後どうしても喚ばんならん者ならば徹底的に喚ぶべし、そうでなくていいと思われる者は成るべく喚ばんようにして貰いたい。
【次の発言】 今の問題はですね、よくもう少し皆と懇談して決められたらいいと思うんです。ここでは本問題に入つてですね、後から一つよく打合せをして、そういうようにお願いしたいと思います。

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第16号(1949/04/13、1期、日本社会党)

○木下源吾君 証人にお尚いしますが、この隊に限つてノルマが苛酷であるということは、これは隊員全体であるのか、そうして又何故に全体であるならば、そういう必要があつたかということについて、証人はどう考えられますか。
【次の発言】 この制度といいますか、そういうように仕事の率を沢山挙げることにおいてですね、何か上の方が喜ぶというような、制度機構がそういうことになつておるのであるかどうかということが一つ、それからあなたが今度告発したことは、主として個人的な何か吉村に対する感情があつてか、又社会的な一つこれは制裁をせにやならん、かように考えておつたのであるか、今度の告発に対する動機、尚告発をするに至つた……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第21号(1949/05/04、1期、日本社会党)

○木下源吾君 これは二億円という今貸付けておるのが入つて來なければどうなるのですか。
【次の発言】 今までの資金の貸付が償還して來ておる実情を大掴みでよろしいから一つ……。
【次の発言】 この償還は計画通りに行つておりますかどうか、もう一点は庶民金庫に對するそういういろいろの手数料というものは、利息の外現金に對してどういう割合で拂つておるか、或いは又手数料というものは、かかつた全額負擔するという建前になつておりますか、その點をちよつと……。
【次の発言】 そうすると、二十三年度から定額主義でやつたということは、それは元金に対する何分と言いますか、それが分つておりませんか。

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第22号(1949/05/06、1期、日本社会党)

○木下源吾君 二、三……。隊長々々と言うておりますが、隊には一体役員というか、幹部というか、そういうものがやはり隊長の外に任命されているのですか、どのくらい、どういう……
【次の発言】 これは皆役員として、そういう幹部として任命されているわけですか。
【次の発言】 そこで一体仕事の量は、最終的には個人々々のノルマ責任のようですが、隊全体として、つまり責任を遂行する義務があつたのかどうか。そういうことではなかつたのか、この点一つ……
【次の発言】 そうしますと、二十一年度においては全体でありますから、その中に弱い者があればこれを助け合おうとするような傾向でやつておつたのか、弱い者は弱い者なりに個……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第23号(1949/05/11、1期、日本社会党)

○木下源吾君 ここの傍聽者はあなたの方に権限があるのだから、やればいいので、皆にそんなことは言わなくてもいい。そこでこれはこの問題を取上げられているが、これは聽いておつても差支えないと思います。これはここの委員会で皆良心に從つて宣誓をしているのだから……。併しながらあなたがいけないと思つたら退場させればよい。そういうことは問題でない。直ぐ新聞に出るのだから、よその人が聽いておつても差支えない。そういうことにこだわつておつては、そういう審議が完全な成果を挙げられない。だからそんなことにこだわらずに、あなたが都合悪いと思つたら退場して貰えばいい。我々は聽いておつても差支えない、こう考えます。

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第25号(1949/05/15、1期、日本社会党)

○木下源吾君 大部この問題をやつてるようですから、私は余り必要がないと思つておるのですが、必要はないと考えておりますが、ただ今お話を聞いておると、委員会は、そういう犯罪事実を搜査しておるのだとか、そういうような考えでやつてるように思う。併しそうではない。御承知のように、趣旨を明瞭にして、引揚げの促進を成るべく円滑に、そうして効果を挙げしむるということが前提になつておるのであつて、その点を考えないで、現われた法律の條文ばかり見ておられるから、そうなると思う。而も局長の何は主観を沢山持つておられる。何故ならば、今間接強制になるという虞れがある。そういうように考えられる、法律では……併しながら一方で……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第27号(1949/05/19、1期、日本社会党)

○木下源吾君 どうも混乱しておるのですが、星野君が何を言うのか、我々は分らんのです。從つて、委員会を開いて発言を求められている以上は、外に支障がない以上許されたらどうか。(「支障がある」と呼ぶ者あり)今星野君が何を言うのか分らないのですから、やはり会議である以上、言うことを聞いて、内容によつては委員長の権限で差止められたらよいと、こう考えます。
【次の発言】 であるから、ここで御発言を許すか許さんかということを諮る必要はないことになります。それを我々に轉嫁せられることは非常に迷惑になりますから、委員長の権限でおやりになつて下さい。
【次の発言】 私はどこのところをどういうふうに修正するか、討論……

第5回国会 人事委員会 第2号(1949/03/29、1期、日本社会党)

○木下源吾君 それでは大山議員と私とが先般東北、北海道地方における公務員の勤務の状況並びにその他経済的事情等を調査に参つたのでありまして、私から代表いたしまして御報告を申上げます。二月十六日から三月三日に至る十六日間であります。調査いたしましたところは、宮城縣、青森縣、岩手縣、秋田縣及び北海道の函館、札幌、旭川、小樽、以上縣廳所在地並びに各市八ケ所であります。そうして主として調査の具体的な事項として掲げましたことは、國家公務員法の改正に伴なつて、その後どういうような実情にあるか、なかんずくこの改正に対する公務員の考えておる状況、次にはその後人事院から四十八時間という勤務を画一的にいたしましたの……

第5回国会 人事委員会 第3号(1949/04/04、1期、日本社会党)

○木下源吾君 失業対策ですが、今公共事業その他数項目と言いましたが、それを一つどういうことか分つておるだけ具体的に……
【次の発言】 そうすると予算関係で具体的なことが決まつておらないということになれば……併し予算が伴わなくてもこの整理はやるということになるのでございますが、どういうことになりますか。つまり失業者対策の予算が決まらなくてもこの人員整理はやる、こういうことにはなつているのでございますか。
【次の発言】 各省設置法、或いは定員法などの完成する見通しはいつ頃ですか。
【次の発言】 そうしてこの各省の機構の刷新が設置法によつて決まり、定員法も決まるとすれば、実際に整理される人はいつ頃始……

第5回国会 人事委員会 第4号(1949/05/10、1期、日本社会党)

○木下源吾君 定員法を定めた結果は、余る人間ができる、これを整理するということに対して基準の正確なものは今ない。だが併し実際に行う場合には、一應の基準を人事院規則で定めてやると、こういうようにお考えになつておるようですが、その点について人事院との連絡その他が進んでおいでになるのかどうか、これを一つお聞きしたい。
【次の発言】 今大臣のお話では、結局首切りは必然的である、その結果としては、どうしても人事院の方にこれは関係が生じて來るということのお話があるんですが、この点について人事院はどういうようにお考えになつておりますか、又実際にはどういうことをせにやならんということを御研究になつておるかどう……

第5回国会 人事委員会 第6号(1949/05/22、1期、日本社会党)

○木下源吾君 衆議院の人事委員会において、極めて適切な立法をせられたことに対して敬意を表するものであります。ただこの際一言お伺いして置きたい点は、これら手当に関しまして從來税金の関係はかかつておらないことになつておりますか。それからもう一つはいわゆる石炭の場合では運搬費はやはり政府の方で負担になつておるわけでございますか。山元の價格というのと消費者の價格というのとは非常に違いますので、從來はやはり消費者の價格ということになつておりますので、運搬費も含めてこの点從來通りであるかどうかを一つお伺いして置きたいと思います。
【次の発言】 結構でございます。

第5回国会 予算委員会 第13号(1949/04/15、1期、日本社会党)

○木下源吾君 この機会にお伺いして置きますが、講和條約に対する見通しですな。そうしてこれが講和條約の障害になつておるという点があるならどういうことが障害になつておるか、私の考えでは國民につまり責任を負うところの民主的な政府が樹立したるときには、占領軍は撤退せらるべしというのがポツダム宣言にありますので、民主的政府というものがまだ確立しておらない。こういうことが一番障害だろうと思つておりますが、民主自由党は民主的政府だ、こういうように常に言つておられますが、この点で講和條約が締結される氣運がまだ釀成されておらんとするならば、やはりこの点は民主政府であるかどうかということをよく反省しなければならん……

第6回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1949/11/01、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私は援護庁の人にちよつとお聞きしたいのですが、函館の場合などは大分縮小したのですが、更に今又縮小しなければならんことになつておるのです。これについてお願いしたいのですが、或いはどういうような整理といいますか、後の首切られといいますか、辞めた人がどういうようになるか計画を立てておりますか、後のことを……。
【次の発言】 折角努力中と言うが、この年末あたりに整理をされることになつておるのじやないですか。これはどういうことなのですか。
【次の発言】 それは指令によつて動かなければならん範囲もあるだろうが、大体仕事の工合から見通しがつくと思うが、私はなぜそういうふうに聞くかというと、そこ……

第6回国会 人事委員会 第2号(1949/11/14、1期、日本社会党)

○木下源吾君 これは新らしいことであります、そうして我々も実際突然に説明を受けてもなかなか頭に入らん点が多いのですよ。それでやはり愼重を期してやるという意味にでも公聽会というようなものは是非やるということの義務を感ずるのです。期日のこともありましようけれども、どうせ会期が延長必至ということを官房長官が新聞でも出しておりますので、それを見越してと言うと語弊がありますが、その辺を一つ斟酌して適切な時期に公聽会を開いて、できるだけ一つ愼重を期したい、かように考えます。
【次の発言】 この機会に一つ、寒冷地手当、石炭手当の支給に関すること、並びに賃金ベースの改訂について少しお尋ねをしたいとこう思います……

第6回国会 人事委員会 第3号(1949/11/18、1期、日本社会党)

○木下源吾君 この間総裁にお尋ねしたことで、残つておることがあるのですが……。
【次の発言】 別な方向で一つ何しましよう。この職階というのは物差しである、こういうことはよくお聞きしたのですが、先ず公務員の能率を上げるために非常に大切なものであり、又そうしなければいかん。こういうふうに了承しております。そしてこれと給與というものとには全然関係ないというこの間お話を承わつたのですが、私はその能率と給與は表裏一体である。そこで別々でもよろしい、別々ならば、このような能率を挙げるために諮種の準備をされておる、いろいろその他においてもやつておられるのだが、一体それを能率を挙げるもつと根本的な給與の面につ……

第6回国会 人事委員会 第4号(1949/11/21、1期、日本社会党)

○木下源吾君 今の御説明の給與の減額はしないということは、予算と関係するのでしようが、一体何の根拠でそういうことが出て来るのですか。
【次の発言】 いやいや実際の給與、実際の問題です。
【次の発言】 これは予算に関係して来る……。
【次の発言】 減額をしないということを申述べられれば、より増額するということも言われる筈ですが、どうですか。
【次の発言】 その際に国会に御審議を願うということになれば、今からそんなに決めて置く必要がありますか。
【次の発言】  それは一体何の必要があつてです。今の給與というものが決められておるものが、その額を割つては生活ができないのである。であるから、不安を生ずる……

第6回国会 人事委員会 第6号(1949/11/24、1期、日本社会党)

○木下源吾君 今総裁の言われた職務の分類ですが、それはつまり計画だ、これは給與に関する面だけの何ではないのですか。格付とか、そういうものについては、どうなるのですか。
【次の発言】 この十五級に分けておるということだけが計画で、その他のことは計画には入らんということになるのですか。
【次の発言】 いや、私の言うのは……そうすると計画というものの一部ではあるがだね、計画の全部ということにならないではないか。例えば格付等のことは、一体計画の中に入るのかどうか、こういうことをお伺いしておるわけであります。
【次の発言】 そうすると、ここで、つまりそのこと以外に格付等も計画だということを考えるというこ……

第6回国会 人事委員会 第7号(1949/12/01、1期、日本社会党)

○木下源吾君 先ずその給與の問題ですが、かねがね極く最近に勧告をするという御意向は承つておつたのですが、その後どういうような情勢になつておるか。新聞等で見ますると、大体現に決まつており、そうして勧告を提出する期限も殆んど確定的なような記事も拜見するのですが、この際総裁からはつきり一つお聽きしたいと、こう考えております。
【次の発言】 ああいう新聞が出ておらんければ敢えてお聽きする必要もないのですが、一昨日ですかの時事新聞に金額がはつきり出ておりますが、ああいうふうに承知して差支ないかどうか。
【次の発言】 いろいろ提案の期日勧告の提出期日等は御考慮の上でなさつたことと考えるのですが、その考慮の……

第6回国会 予算委員会 第2号(1949/11/21、1期、日本社会党)

○木下源吾君 ちよつとお尋ねいたします。大蔵大臣はこのベースを上げると物価が上つて惡循環になつて、インフレになるというのだが、一体我が国の状態でですね、今のベースがインフレに影響するようなべースだというふうにお考えになつておるのかどうか、それほど贅沢なものの使い得る、一体ベースを今與えておると考えておるのか、私は少くもこの賃金、このベースにおいては、最低の生活すらも出来ないのであつて、従つて、ベースは改訂してもですね、尚これは生産のための要素である。こういうように考えておるのですが、しばしば蔵相の言われるインフレの要因は賃金にあるのだ、だからして上げないのだ、こういうことについて、もつと根拠を……

第6回国会 予算委員会 第7号(1949/11/27、1期、日本社会党)

○木下源吾君 総理大臣はいつ頃来られるのですか。
【次の発言】 今日はお見えにならぬのですか。
【次の発言】 今日から本格的にやるのですが、やはり一応総理大臣が先に来られて、一般のつまり我々の質問を……、そういう段取りで……
【次の発言】 総理大臣が来られるか一つ確めて頂いて、今はこの程度で休憩せられたらいいと思います。
【次の発言】 この間から私も何を要求しておる調査を。それでそれをまだ頂いておらない。私は、私に関する限り非常に資料として重要なものを頼んでおる。それで先程岡田君からもお話がありましたが、外にもあると思うのです。全体として一体幾つそういうものが出ておつて、政府のつまり回答ですな……

第6回国会 予算委員会 第8号(1949/11/28、1期、日本社会党)

○木下源吾君 この機会に総理大臣に一つお尋ねしたいと思うのですが、すでに御承知の通り講和問題と関連いたしまして、国民は異常な関心を持つているので、我が国の安全保障と講和條約に関連してでございます。世界の情勢は冷たい戰争と言われる状態が非常に新らしい段階に発展しているように思われる。例えばフランス、ポーランドの問題、東洋における中共とアメリカ外交官の問題、こういう問題が新たに登場して来ている場合において我が日本が今講和の問題が又著しく舞台に上つて来ているのであります。そこで総理は先ずこの講和に対しまして、全面講和が單独講和かということについて、先ず御所見を伺いたい、かように考えるのであります。従……

第6回国会 予算委員会 第9号(1949/11/29、1期、日本社会党)

○木下源吾君 議事進行について緊急質問をしたい。
【次の発言】 只今総理は先般の講和問題に関する本会議のいわゆる失言を失言とは認めておらないこういうお話でありますが、すでに本会議においては、増田官房長官を通じてこれは取消されておるのでありますが、この官房長官の取消をお認めになつておるかどうか、この点を一つお伺いしたい。
【次の発言】 併しあの問題が形式の上では取消しておるが、真意としては失言ではないと今総理が言われておるので、この機会においてあの発言中の取消した部分に対してその真意をもつと各国が了解が行くように一つお話しになることが適当だと考えます。総理はどう考えますか。

第6回国会 予算委員会 第10号(1949/11/30、1期、日本社会党)

○木下源吾君 農林大臣に一つ、食糧庁の政府職員を増加するお考があるかどうかということを農林大臣にお伺いするのですが、一律行政整理のために、現在食糧庁では臨時職員及び他局からの借入れ定員というようなことになつておるようであるのだが、これは正式な定員の増員を言うことが正しいと、こう考えるのであります。凡そ今政府がそういうようなつまり臨時職員を準備しておるのが、約七千二百名というように言われておるのでありますが、そのうち五千六百名程はどうしてもやはり正式な定員にしなければならない、かように考えます。実は新らしい集荷制度が実施されてから、この定員不足のために実際の仕事が円滑に行つておらないことは、すで……

第6回国会 予算委員会 第11号(1949/12/01、1期、日本社会党)

○木下源吾君 どうも通さないよりましだから、こんな予算でも通そうというのは、誠に私は不まじめだと思う。(「ノーノー」と呼ぶ者あり)国民に対してどういうようにそれで説明ができるか。この予算委員会の中でのみ説明ができるか知れないけれども、この点はなかなかそういう生やさしいものではございません。これは緑風会の代表の諸君も又民主党の諸君も、そのことははつきりみずから自覚しておられる。ただ吉田内閣に頼んでおけば、頼りにしておけば、いつか役に立つであろうというのは、淡い望みである。そういうことは余裕のある、力のある者のそれはたわ言である。そんなことで到底今この事態が收拾できるか、一体現内閣は、私はその性格……

第7回国会 議院運営委員会 第50号(1950/03/31、1期、日本社会党)

○委員外議員(木下源吾君) お許しを得て申上げますが、先程の本委員会におきまして、警務部長のいろいろな報告の中に私の名前がたまたま出たわけであります。そうしてそれと関連いたしまして、私があとで、突込めということを言うたと、こう言うておりますが、(「それは違うんだ」と呼ぶ者あり)これは私に関係しておらない。このことを明白にして置きます。実はこの警務部長の話を聞いておりますると、私に関する限り非常に違つた点がある。と申しますのは、実は労働者諸君が今日参りまして、私に陳情に来たから挨拶をして貰いたい、こう言うので、私は陳情歓迎の挨拶をしたわけであります。そうして数分の挨拶の後に私は止めました。ところ……

第7回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1949/12/06、1期、日本社会党)

○木下源吾君 社会党は従来通り天田君。
【次の発言】 賛成。
【次の発言】 政府のこの措置に対する態度は、今各委員からの話を聞かれる通りだが、怠慢とまでは行かなくてそれからこの際改めて未帰還者に対する、この数を調査し得るあらゆる資料を一つ提供さしたらどうか。そうして同時に只今のような話の、政府の怠慢に対して、一つ警告を発する必要があると思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)そのくらいの措置を今国会の特別委員会においてとられたらいいと、こういうように考えます。
【次の発言】 只今淺岡君の言われたようなことのあるかないかについてのもつと正確なことを、根拠を確めるために、その前にいろいろなことを話合つて……

第7回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第9号(1950/02/03、1期、日本社会党)

○木下源吾君 議事進行について……。当初委員長が言われたように、この証人は、在外同胞の数を正確にするための一資料だと言われておるので、今のような軍国主義だろうが何主義だろうが、そういうところは敢えて問うところではないので、目的に副う点だけを証人から証言を求めたら足れりだろうと思うので、そういう点で限定されたいと思います。

第7回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第10号(1950/02/06、1期、日本社会党)

○木下源吾君 大分長い時間皆様大変でしようが、我々委員会はどうしたならば引揚が早く促進できるか、皆帰して貰えるかということのためにやつているのですか、何ですか、向うの方にやはり受刑者とか、取調の人以外に相当残つているよな感じを持つておられるのか、若しそうであるならば、どういうことをしたならばその帰還したい人達を一日も早く帰すことができるか、こういう点を一つ私はお聞きしたいと思います。それからもう一点は、向うの方で、ソヴィエトにおりたければいつまでもおらしてやるというような、こういうことを何かソヴィエトの方で企てたことがあるか、そういうよりなことについて、あつたならば一つお聞きしたい。高橋さんで……

第7回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第18号(1950/03/24、1期、日本社会党)

○木下源吾君 今の門屋君の質問は、現在証人として証言を求めておる範囲外だと考えられるが、その点どうですか。あとから何か思い出して、いろいろなものを調べて持つて来いというようなことは……
【次の発言】 そのことなんですがね、いつ日にちを調べて持つて来い、さつき質疑応答の中にあるように、その期日すらも明確にいつこれを明らかにするということがなつておらないのですね、一週間後とか二日後とか、そういうようなことをここで今持つて来いということを決めることがどうか。こういうことなんです。目的は、そういうことを知ろうとする目的のことはあなたのおつしやる通りです。証人を呼んで今ここでそういう、証人に責任を負わせ……

第7回国会 人事委員会 第3号(1950/02/02、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私は只今委員長の日程で御報告ありましたが、今国会においては人事院の勧告がありましたり、ベース改訂……この勧告を我々人事委員としては、それが正当であるかどうかということを慎重に調査をして、その結果、この問題に対する態度を明確にする必要がある、かように考えますので、当面やはりこのベース改訂に関する人事院の勧告の問題を重点的に一つ取上げて貰いたいということを提議いたします。
【次の発言】 でき得れば、小串君の御報告を承わり、只今私が申上げたことに対する準備的協議を一つお願いしたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 人事院のいわゆるシグナルが上つたわけです。勧告という形において…………

第7回国会 人事委員会 第4号(1950/02/03、1期、日本社会党)

○木下源吾君 今日は総裁はどういうふうですか、御都合は……。
【次の発言】 先ず私はこの問題を当委員会が取扱うについて勿論人事院の権限、その機能については十分承知しておるのでありますが、ただお聽きして置きたいことは、やはり人事院は勧告するというだけに止まるのが限界であるか、更にこれが実現に対しても熱意を持つておられるか、おられるとするならばどういう努力をなすべきか、こういう点について一応お伺いしたいと思います。
【次の発言】 資料の正確に対して責任を持たれることは当然でありますが、この機会にお伺いして置きたいことは、若し人事院の資料が他の資料との間に食違いがあり、人事院の資料が間違つておるとい……

第7回国会 人事委員会 第5号(1950/02/18、1期、日本社会党)

○木下源吾君 互選の方法は委員長の指名に一任するという動議を提出いたします。
【次の発言】 実は大蔵大臣の質問と関連して人事院にお伺いしたい質問でございますが、まだ大蔵大臣が見えませんので単独に一つ人事官に質問したいと思います。というのはべース改訂その他に関することは、前回お聞きしたので十分ですが、昨年法制化いたしました寒冷地手当、石炭手当であります。先ず石炭手当でありますが、昨年人事院が法によつて内閣に勧告いたしました石炭手当は世帯主に対して三トン、それから、にあらざる職員に対しては一トン、そうしてその勧告の内容は石炭手当が、石炭の代金は一トンの価格が三千三百二十一円九十銭というのは小売公定……

第7回国会 人事委員会 第6号(1950/02/27、1期、日本社会党)

○木下源吾君 大臣お疲れのところ恐縮ですが、ベース改訂が非常に重要なので、たびたび大臣のお説は聽いておりますが、尚この委員会において、一つ詳細に承りたいと思うので、あります。つきましては、政府は経済安定ということをたびたび言つておりますが、私はそうは考えておらないのです。そこで政府の考えはですね、経済安定をやる施策、即ち物価を下げるということが政府のお考えなのであるか、この点を一つ伺いたい。
【次の発言】 政府はいろいろ統制を撤廃されておられるのですが、この統制を撤廃しておる部分に対しては、政府は直接そういう関係はないわけですね。そこでこれに対しては政府はどういうような施策を施そうとしておられ……

第7回国会 人事委員会 第7号(1950/03/13、1期、日本社会党)

○木下源吾君 折角総裁が暫く振りで見えたのでお尋ねしたいと思うのでありますが、今職階制に関する法律案に対しては、これも段々最終段階に近ずきつつあるわけであります。そこでこの職階制は同時に給與の基準になる。で、かねての人事院のお話によりますれば、現在よりも給與は下げないのだということが明確になつておる。そういたしまして、職階制ができまるするというと、いろいろ今までの凸凹というものが修正されるわけであります。つまり修正と言いますか、そういうものが段々正確になる。そうしますと、今までの上の者を下げないとしますと同時に、下の者が給與が高くなつて行くということが考えられる。そういうことが考えられる、そう……

第7回国会 人事委員会 第12号(1950/03/23、1期、日本社会党)

○木下源吾君 それまで私ちよつと予算委員会に行きますから。

第7回国会 人事委員会 第14号(1950/03/30、1期、日本社会党)

○木下源吾君 この法律案でありますが、元来ペースの改訂は、人事院の勧告が昨年の十二月の四日に出されておる。而も政府はこれに対して何らの措置も講じないばかりでなく、この人事院の勧告に従おうとしない意思表示をあらゆる機会にしておるのでありますが、このことは甚だ遺憾なことであつて、民主日本の給與体系を飽くまでも民主的に、能率的に整備しようとするこの人事院の……そのために人事院の制度を設けておるにも拘わらず、政府がこれの勧告に従う熱意を示さないということは、甚だ遺憾であります。従つて私は今回提案されましたこの政府職員の新給與実施に関する法律の一部を改正する法律案に対しては、一ヶ年間今後いわゆる六三のベ……

第7回国会 人事委員会 第15号(1950/04/01、1期、日本社会党)

○木下源吾君 「池田蔵相、廣川幹事長は直ちに院内で佐藤参院議長と会見、参院側の見解を聽取した」と書いてありますがこれを一つ御覧になつて、責任者を呼んで‥‥
【次の発言】 最初呼んだらいいですよ。
【次の発言】 後刻どういうことを委員長がやられるのですか、その調査は‥‥
【次の発言】 ここへですか。
【次の発言】 同僚の千葉君の質問は非常に重要であるが、何せ十時までというような制限があるので、私からも二、三質問をして、提案者の態度をはつきりさして置きたいと思つておるが一体この国会において廃案となつた前の給與法と、この法とは一体どこが違うかという点であります。これは字句がいろいろ違つておるのであろ……

第7回国会 大蔵委員会 第5号(1949/12/24、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私は本案の修正案を提出したいと思います。第一條中「常時勤務に服する者」その下に「及び内閣総理大臣の指定する常時勤務に服さない者」を加える。第二條第二項中「(第二十九條)」とある部分を「第二十八條、第二十九條」、こういうふうに改める。これは御承知のように常時勤務をする者という建前に法案がなつておりますが、常時勤務と非常時勤務という者の限界は非常に曖昧であります。すでに御承知の通り本案は多分に賞與の意味を加味しておるのでありまして然らばいわゆる非常時勤務の者の中にも賞與をやるべき該当者が絶無だということは言えないと考えます。そこでこれらを内閣総理大臣において指定いたしまして、この臨時……

第7回国会 大蔵委員会 第9号(1950/02/06、1期、日本社会党)

○委員外議員(木下源吾君) 当委員会の議事運営につきまして一言……。
【次の発言】 発言を許して頂きたいので……。
【次の発言】 委員会中にちよつと……、皆さんにお願いして……。
【次の発言】 それでは委員長のお許しを得てお願いしたいのですが、昨年の暮私は人事院の給與改訂勧告の予算化に関する決議案という決議案を出しているのでありますが、その後連合委員会で審議しまして、そうしてこの委員会にかかつているわけであります。これを一つ何とか速く御審議を願いたいのであります。御案内の通り決議案でございますので、そうして又その案件はこの予算に関しては一番重大な影響を持つているのでありますから、希くばあらゆる……

第7回国会 予算委員会 第3号(1950/02/11、1期、日本社会党)

○木下源吾君 今人事官の御説明を聞いて一つ二つお尋ねしたいと思うのですが、只今のような御説明は、私共人事院その他においてしばしば聞いておるのです。問題は人事院は予算には関係がない、併し只今の説明では日本の経済全般に亘つていろいろ考えられておるようであります。その点から考えますと日本の経済は政府の財政金融政策とは別個としては考えられないと思う。そこでちよつとお尋ねしたいのは、人事院でこのベースを決定する場合においては、いわゆるドツジ・ライン、このドツジ・ラインというものとの関係において日本の財政経済、従つて金融政策、そういうものを検討した上で只今の結論が出たのかどうか、この点を一つお尋ねしたいと……

第7回国会 予算委員会 第7号(1950/03/04、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私は緊急に今大蔵大臣に質問をしようと思つておるからお諮りを願いたい。私は国鉄裁定を国鉄が総裁の権限において、判決によつて今施行しようとすることを団体交渉の行われている場合に、政府がこれを横から阻止しておるような実情で非常な今問題になつておるのであります。従つて今この場合大蔵大臣に緊急質問をしたい、こういう考えを持つておりますので、これを許して貰うように一つお諮りを願いたい。

第7回国会 予算委員会 第10号(1950/03/09、1期、日本社会党)

○木下源吾君 文部大臣に二、三お伺いします。学芸大学の附属の先生方が、地方の教員と非常に待遇、給與の関係が下廻つておる場合がある。これに対する一つ何らかの対策を講じなければならんじやないかと、かように考えるのですが、当局はこれをどういうようにお考えになつておるか。  次には給與の関係ですが、昨年の暮に年末給與などを出す場合に、地方の大学などに対して、自賄いで節約してやらせておる場合がある。その当時においては幾らか人件費が剩余があるように見えておつても、年度末になれば実際はなくなるのであるが、その当時の面でこれを捻出しておるわけであります。従つてこの年度末は非常に人件費が不足になつておる所があり……

第7回国会 予算委員会 第11号(1950/03/11、1期、日本社会党)

○木下源吾君 今お聞きしておると、衆議院において予算が通過したという事実と、本院においては法案が出ておらんからいけない、こういうことなんですが、一体衆議院で予算が通過したということに対しましては、與党多数を以てですな、政府に責任を負うように見える。我々は国民に責任を負うところの国会の本来の姿から、そういうようなことは駄目だ、かように考えておるのでありまして、この点は政府は一体どちらが正しいのか、その点を先ずお聞きしたいのです。
【次の発言】 少くとも衆議院は民意を代表しておるということに重点を置くならば、千五十億の枠を決めておる、その政府の枠を動かさないということに対してのみ信頼して、この予算……

第7回国会 予算委員会 第14号(1950/03/15、1期、日本社会党)

○木下源吾君 それでは一つお伺いしましようか。大臣は官公労組合の諸君と会わないようにしておるというような状態なんですか、これはどういうわけなんですか。
【次の発言】 一体大臣に給與ベースの、いわゆる給與問題についてしばしば陳情をしなければならんとか、折衝をせにやならんとかいうことになつておる根本は、どういうわけで大蔵大臣を、中心にしてそういうようにやらなければいかんとお考えになつておりますか。
【次の発言】 大蔵大臣に官公労組の諸君がどうしても会つて、これを解決して貰わなければならんということの要請、陳情、或いは折衝をしなければならんという状態を、どういうところからそれが起きておると考えておら……

第7回国会 予算委員会 第19号(1950/03/23、1期、日本社会党)

○木下源吾君 関連してちよつと……それではお伺いしますが、輸入食糧の面ですが、これは食糧問題はなかなかやつぱり重大なんだが、今年度の米穀年度に繰越される数字と、前年度の繰越の数字はどのくらいになつておるか。
【次の発言】 私は国内食糧を……
【次の発言】 前年……
【次の発言】 今の国内の食糧のことを聞いておるのだが、今ごつちやになつておるようですから一つその点を明らかにして貰いたい。今輸入食糧の現在高は前年同期と比較してどうなつておりますか。
【次の発言】 この数字は非常に重要なんであります。前にお聞きしたのと併せて、これは資料を、資料と言いますか、別の機会に明確にお聞きしたいと思います。 ……

第7回国会 予算委員会 第21号(1950/03/25、1期、日本社会党)

○木下源吾君 議事進行について……委員長にお尋ねするが、総理大臣に対する質問が、各委員に質問の機会が與えられるかどうか、どういうようにして與えられるか、そういう点について一つ御意見を承わりたい。
【次の発言】 と申しますのは、総理大臣に対する各党代表になつておるのでありますか。
【次の発言】 それが済むと又総理大臣に対して各委員が機会を與えられる。こういうことになつていますか。

第7回国会 予算委員会 第22号(1950/03/27、1期、日本社会党)

○木下源吾君 附加えて私から申上げます。同じ関連しておるから。今いろいろやつておることは、手続上理事会がどうだとか、委員会が定足数が足らんと言つておりましたが、この参議院では、根本的に平衡交付金の法案が出なければやらない、これは地方財政は直接でありませんけれども、それが根本なんです。なぜそう言うかというと、御承知の通りこれは国民の所得に関係、総所得に関係するもので、従つてこの予算審議では根柢をなすものである。これがなければ、丁度あなたがおつしやるように、参議院は衆議院と違つて、與党も野党もない、皆良心に従つて、愼重にやるという建前を通すわけに行かないのですよ。そこで私共がこの法案が提出されなけ……

第7回国会 予算委員会 第23号(1950/03/28、1期、日本社会党)

○木下源吾君 総理大臣に一つお尋ねいたしますが、先ず第一番に、二十五年度予算案ですが、特に国民の経済生活状態から見て、労働者と言わず、中小企業と言わず、農民と言わず、漁民と言わず、非常に困窮しておるのですが、これはひとえにドツジ・プランによる現内閣の財政方針によるところであつて、一口に言えば大衆から收奪して、そうして政府の権限を以て銀行を保護し大金融機関を保護し、これを通して大産業のみが保護されておる、こういう現状だと私は見るのであります。それは又事実であります。又シヤウプ税制によりまするというと、これ又大産業或いは産業、この方面を緩やかにし、そうして大衆をやはり收奪するという方策に出ておる。……

第7回国会 予算委員会 第24号(1950/03/29、1期、日本社会党)

○木下源吾君 今のお話ですが、委員会の方で、国会の方でどうしても審議しなければならない、そのためには最小限度來月の三日まで、こういうように一応話合がついておるわけです。この場合政府と関係方面との関係は今承つたのでありますが、実際にやはり三日まで必要としてやつておつたならば、その結果はどうなるのですか。
【次の発言】 その政府の御希望はよく分るのですが、先程から……。でも国会の方でどうしても三日までかかるということになつた場合にはどういうことになりますかということをお訊きしておるのです。
【次の発言】 それを承りたいと思うのですよ。これは、そのことはここで言われないとおつしやるけれども、政府は、……

第7回国会 予算委員会 第25号(1950/03/30、1期、日本社会党)

○木下源吾君 今大蔵大臣から聞きましたが、今日の新聞を見まするというと、何か政府ではこの二日、三日ぐらいは別に憲法違反にも何にもならんし差支ないような……新聞で今朝見たんですが、その点についてはどういう、まあ新聞ですからそれを以て責任を追及するわけではありませんが、その点についてどういうふうにお考えになつておりますか。
【次の発言】 もう少しはつきり……
【次の発言】 まあいろいろ政府も御苦心なさつている点はよく分りますが、国会に対してのみそのことをお話になつておるのだが、実は先程も本多国務相に木村委員から聞かれておるのですが、予算と不可分な関係にあるところの平衡交付金法案がまだ出ておらない。……

第7回国会 予算委員会 第26号(1950/04/02、1期、日本社会党)

○木下源吾君 この際採決に当りまして、その結果の数をですね、賛成反対の数を明確にすることを提議いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 経済安定委員会 第2号(1950/07/26、2期、日本社会党)

○委員外議員(木下源吾君) 今の御説明の中に、一ケ年間の実質賃金の値上りが一八%とか、二八%とかいう御説明があつたのですが、あの根拠をもう少しお聞きしたいと思います。
【次の発言】 私は今の実効価格と雷われましたが、闇物価は下つておつても、いわゆる労働者の必雲物資というものは逆に上つておるという面を余程考慮に入れられなければならんと、こう思つておるのでありますが、そういう点についての特殊な考慮を拂つておられるかどうか。実際面においては、今申されるような全体の闇物資が下つて、実効価格が安くなつたという面では、恐らく労働者にはそれほどの影響はなかろうと、こう考えておるのであります。私今人事委員長で……

第8回国会 人事委員会 第1号(1950/07/17、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) これより委員会を開会いたします。  先ず私から御挨拶を申上げます。今回皆さんの御推薦によりまして委員長をやることに相成りました。つきましてはどうかこの委員会の成果を挙げるために御協力をお願いしたいと思います。この人事に関することはすでに皆さん御承知の通り、基本的な根本的な問題で、一番重要性があるということであります。そこで当面はもう御祖知の通りこのべース改訂は緊急の問題になつておることは、先程の打合会における報告の中にもありますように、前国会においてこの委員会が、政府の新給與の実施法を一ヶ年延長するということを、参議院の選挙を見通して七月というところまで短縮したくらいの……

第8回国会 人事委員会 閉会後第1号(1950/09/15、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それではこれから委員会を開きます。皆さん休会中わざわざおいで願いまして誠に恐縮でありまして、実は御案内の通り人事院から先月の九日に給與べースの改訂について国会に勧告になつております。尚意見書も出ておりますので、この機会に懸案になつておりまするベース改訂のことに関して当面政府が、これも御承知の通り予算の編成も段々進んで参つておるような事情もありますので、この場合国会といたしましてもいろいろ調査をして置く必要があると考えまして、それでお集りを願つた次第でありますが、委員会の運営については大体給與の問題に関する技術的な面を先ず調査をいたしまして次に政治的な問題、財政上の問題と……

第8回国会 人事委員会 第2号(1950/07/19、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それではこれから会議を開きます。ちよつと御報告申上げますが、理事一名保留になつておりました。西田天香君を指名いたします。
【次の発言】 本日は人事院総裁並びに官房長官の出席を求めたのでありますが、人事院総裁はまだ来ておりませんし、来るか来ないか分かりません。それから山下人事官は来るというような都合を言つておりますが、まだ見えておりません。官房長官並びに大蔵関係当局の方が来ております。それだけであります。
【次の発言】 今ちよつと官房長官に一応話して置きます。法律の條文の上から立つならば、あなたのおつしやるように、その経緯については分らんからというのは御尤もです。そこで前……

第8回国会 人事委員会 閉会後第2号(1950/09/22、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それではこれから開会をいたします。委員の出席通告は、お出でになつている外に、加藤君、それから西川君、大隈君等がありますので、やがて見えられると思いますが、今政府委員もまだ来ていませんから、この場合調査報告を一つお願いをいたします。  先ず千葉さんから一つお願いします。
【次の発言】 何か今の千葉さんの報告について、特にお聞きしたいというようなことがありましたら、この機会に一つ……。ございませんか。それでは大蔵大臣が今向うを立つたそうです。大蔵大臣は、昨日政務次官を通じまして来られないというわけでありましたけれども、今重要なこのベース改訂の問題で、諸給與の問題で、いろいろ……

第8回国会 人事委員会 第3号(1950/07/20、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それではこれから委員会を開きます。御報告申上げることは、昨日総理大臣の出席を正式に国会法による文書で要求して置きましたが、本日は都合が悪いそうです。そこで出られる日時を今確め中であります。又総理大臣が出られなくつても官房長官の必要があると認めますので、官房長官の出席を今要求しております。それから予めお諮りして置きたいと思いますのは、委員外議員の発言を適当な時期に許してもいいかということです。それから専門員の発言も同様です。これをお諮りします。
【次の発言】 では御異議ないと認めます。それでは人事院総裁が見えておりますので、質疑をお願いいたします。

第8回国会 人事委員会 第4号(1950/07/24、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それでは本日の会議を開きます。  総理大臣は渉外関係で来られんそうであります。それから大蔵大臣は地方財政の委員会から間もなく来ると思います。それから山下人事官、瀧本給與局長、外に物価庁の動力課の楠岡事務官が見えております。これは説明員であります。本日の事件は国家公務員の給與に関する調査であります。
【次の発言】 千葉君に申上げますが、今の資料は明日の午前中に提出すると、そういうふうに回答が来ております。
【次の発言】 楠岡事務官にちよつとお尋ねいたしますが、この物価庁の資料によるというと、中級炭の月別需要者価格というものは、あなたの方にはないのでございますか。

第8回国会 人事委員会 第5号(1950/07/31、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) ではこれより委員会を開きます。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 只今官房長官が見えましたから……。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 速記を止めて下さい。   (速記中止〕
【次の発言】 速記を始めて下さい。官房長官に私からお尋ねしますが、大蔵大臣がベース改訂は次年度にやろうと思うということを言つているのです。ただ暫定措置として既定予算の節約において何とかしたいと思つている、一生懸命やつているのだと、こう言つておられるのです。この問題についてはやはり……

第8回国会 労働委員会 第5号(1950/07/28、2期、日本社会党)

○委員外議員(木下源吾君) 只今の百八十五号ですが、これは身体障害者に国立の身体障害者公共職業補導所を北海道に設置して頂きたいという請願でございます。理由は北海道の身体障害者は総数約二万名を数えております。このうち幼少者、労働不能者及びすでに自立している者等を除き現在適切な職業補導によつて、自立せしめる必要のある者は約一千五百名の多きに達しておるのであります。現在有職者であつても諸般の事情から適職補導の希望者多く、これらの者に対する職業補導施設の要望は誠に痛切なものがあるのであります。然るところ現在の一般公共職業補導所並びに授産所などはいずれも健康者及び軽度障害者を対象とするため障害者には利用……

第9回国会 人事委員会 第1号(1950/11/25、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それでは委員会を開きます。  先ず最初にお諮りしたいことは継續調査の件でありますが、御承知の通りこの委員会では閉会中も引續いて国家公務員の給與問題について調査を継續して来たのでありますが、この調査は問題の性質上未了になつておりますから、現に今国会が始まつておるので一応この経過や内容を附して報告書を提出して、引續き本国会も調査を継續することにいたしたらよいと思いますが、お諮りいたします……。それでは今、調査未了の案文を読んで貰いますから、それで御承認を願いたいと思います。
【次の発言】 御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければその通り決定いたします。

第9回国会 人事委員会 第2号(1950/12/01、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それでは委員会を開きます。本日は一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案予備審査、政府の提案理由の説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 只今の御説明に何か御質問がありましたらば……。
【次の発言】 それでは本日はこの程度で散会いたします。    午後二時十四分散会  出席者は左の通り。    委員長     木下 源吾君    理事            加藤 武徳君            千葉  信君    委員            西川甚五郎君            森崎  隆君            大隈 信幸君            紅露 ……

第9回国会 人事委員会 第3号(1950/12/05、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) これより委員会を開会いたします。  国家公務員に対する年末手当の支給に関する法律案を議題といたします。先ずこの法案の提案理由を岡崎官房長官より御説明願います。
【次の発言】 速記を止めて。    午前十一時十七分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。本日はこの程度で散会いたします。    午前十一時五十七分散会  出席者は左の通り。    委員長     木下 源吾君    理事            千葉  信君    委員            草葉 隆圓君            重盛 壽治君            森崎  隆君            小野  哲君 ……

第9回国会 人事委員会 第4号(1950/12/06、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それでは委員会を聞きます。  本日の議題は一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案、国家公務員に対する年末手当の支給に関する法律案両案の本審査。議題の審議に入る前に御報告がございます。  郵政委員長から、   郵政委員会は左の通り決議したから申し入れる。   昭和二十五年十二月五日       郵政委員長 大野幸一   人事委員長 木下源吾殿    「一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案」に対する郵政委員会から人事委員会に対する申入事項   郵政省職員の俸給は現在その職務の特殊性に鑑み調整号俸の適用によつて二級職から八級職までは一般庁職員の俸……

第9回国会 人事委員会 第5号(1950/12/08、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それでは只今から開会いたします。議事の都合で休憩いたします。    午前十一時六分休憩
【次の発言】 それでは只今から開会をいたします。お諮りをいたしたいことは、調査未了報告書に関することでありますが、本委員会においては、第九回国会中も第七国会より引續き調査しております国家公務員の給与問願に関する調査を續行して参りましたが、未だ調査を終えず、会期も切迫しましたので、調査未了報告書を提出することにいたしたいと思いますが、その手續内容につきましては、委員長に御一任願うことに御異議ございませんか。
【次の発言】 ではその通り決定いたします。

第9回国会 人事委員会 第6号(1950/12/09、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それでは本日の委員会を開きます。本日の議題は一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案、国家公務員に対する年末手当の支給に関する法律案、いずれも政府提出、衆議院送付であります。
【次の発言】 只今千葉君の動議ですが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは…。
【次の発言】 では千葉君の動議のように……。ちよつと速記を止めて下さい。    午後一時三十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……。  それでは暫時休憩いたします。    午後二時八分休憩
【次の発言】 それでは休憩前に引續いて委員会を開会いたします。先ず国家公務員に対する年末手当の支給に関……

第9回国会 予算委員会 第8号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○委員外議員(木下源吾君) 機会を與えて頂いて感謝いたします。人事委員会におきまして、現に政府の提案によります一般上職に関する給與法の一部を改正する法律案を審議中でありまして、この審議の過程におきまして、本日人事委員会の與野党の委員が満場一致を以て次の点を予算委員会に申入れをして、そうして予算措置を御配慮を願いたいということの申合せで決定いたしましたので、一言説明さして頂きたいと思います。  一点は政府職員に対する年末給與の問題でありますが、これを政府案がいわゆる〇・五、半カ月分というのを一カ月分支給したいという点であります。もう一点は、今回の法律の一部改正で特別な給與を受けておる者の俸給表を……

第10回国会 議院運営委員会 第4号(1950/12/13、2期、日本社会党)

○委員外議員(木下源吾君) 御説明を申上げます。人事委員会を昨日開きまして、各派懇談の結果十六日までに本会議結了の見通しを以て委員会を精励する。こういう結果であります。方法は政府案の審議と併行して修正の点も研究考慮する。そういうことを一切含めて、見通しとしては十六日の本会議で結了するということを申合せたのであります。以上御報告申上げます。

第10回国会 人事委員会 第1号(1950/12/12、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それでは委員会を開きます。  本日の議題は政府提案、衆議院送付、本院付託に相成りました一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案であります。提案理由の御説明を願います。
【次の発言】 皆さんのお申合せによりまして暫時休憩いたします。    午前十一時八分休憩
【次の発言】 それでは休憩前に引続いて会議を開きます。  先ず理事互選に関する件を議題に供することに御異議ございませんか。
【次の発言】 では理事互選に関する件を議題にいたします。西田委員が辞任されましたので理事が一名欠員になつております。つきましては理事の互選の方法は如何いたしましようか。

第10回国会 人事委員会 第2号(1950/12/13、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) では只今より開会いたします。  御報告を申上げる件がございます。本日議院運営委員会から当委員会の法案に対する審議の状況並びに見通しについての説明を求められましたので、議運に私が出席いたしまして、昨日の申合わせによると、即ちこの法案が十六日に本会議に上程することができるごとく、委員会においては精励審議するという建前から、あらゆる努力をしておるというとを申上げて参りました。  本日は一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案の質疑でございますが、政府委員の出席を要求いたしましたのは、官房副長官、人事院総裁、給與局長、大蔵大臣、大蔵省給與課長でありますが、只今官房副……

第10回国会 人事委員会 第3号(1950/12/15、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) ではこれから委員会を開きます。  本日は一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案の質疑を行います。  今政府委員の出席は官房副長官、大蔵省の給与課長、大蔵省の主計局長、電通省の人事部長であります。  質疑をお願いします。
【次の発言】 今人事官のほうは督促しております。大蔵大臣も今改めて出席を要求しました。
【次の発言】 只今人事院の給与局次長が見えました。大蔵大臣は午後ならば、短時間ならよかろうということで、今時間を考えております。
【次の発言】 ちよつと遅くなると思います。
【次の発言】 千葉君に申上げますが、大蔵大臣は二時過ぎに来られるそうであります。

第10回国会 人事委員会 第4号(1950/12/16、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それではこれより委員会を開会いたします。   一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案の質疑を願います。
【次の発言】 別に御発言もございませんようですから、質疑は盡きたものと認めて御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。なお修正意見がございましたら、討論中にお述べを願います。
【次の発言】 他に御発言ございませんか。
【次の発言】 他に御発言ございませんか。……別に御意見もないようでございますから、討論は終局をしたものと認めて御異……

第10回国会 人事委員会 第5号(1951/02/02、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それではこれから委員会を開きます。  政府委員は人事院の給與局長、それから大蔵省の給與課長はすぐ見えるそうであります。なお要求しておつたのは官房長官と総裁ですが、総裁、官房長官は今本会議又は衆諸院の予算委員会に出ておるそうでありますから、適当なときに来てもらうことにいたします。  本日の議題は、国家公務員の給與問題に関する調査並びに請願六件、陳情一件であります。報告はございません。
【次の発言】 御報告しますが、厚生省の大山人事課長、尾崎管理課長も見えております。
【次の発言】 官房長官は先ほど来出席を要請しておつたのですが、只今総理大臣と司令部のほうへ一緒に行かなけれ……

第10回国会 人事委員会 第7号(1951/02/10、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それではこれから開会いたします。  本日の議事日程は国家公務員の給与問題に関する調査と陳情四件、請願二十一件、それから本日付託されたものとして請願が四十五件、陳情三件です。全部追加関係であります。本日の分は陳情の中かにそうでないのがあるようですからこれを上程します。
【次の発言】 今の説明がありましたが、政府のほうの一つ……。
【次の発言】 只今こちらから呼びに行つております。そしておられない人もおりますからおる人はできるだけ来て頂きたい、こういうふうに今使いをやつておりますから。
【次の発言】 千葉君の動議はお聞きの通りでありますが、只今の中で今請願陳情のある中の正確……

第10回国会 人事委員会 第8号(1951/03/05、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それではこれより委員会を開きます。本日の日程は、国家公務員災害補償法案、本付託、国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案、予備審査、以上内閣提出二件、それから国家公務員の給與問題に関する調査であります。派遣議員の報告は次回に讓ります。先ず国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 只今のは大蔵省の給與課長が来るまでちよつと質疑を延ばすことにいたしまして、次に国家公務員災害補償法案の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 官房長官は二時頃までしか時間がないという申出で……

第10回国会 人事委員会 第9号(1951/03/12、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) ではこれより開会いたします。  本日の議事日程は、国家公務員災害補償法案の審査、国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案(予備審査)、派遣議員の報告、国家公務員の給與問題に関する調査、以上であります。先ず国家公務員災害補償法案の審査に入ります。では前面提案理由の説明はしてもらいましたけれども、内容の説明はまだですが、内容の説明聞きますか。
【次の発言】 よろしうございますか。それでは内容の説明を一つお願いします。
【次の発言】 お諮りしますが、只今の内容の説明を聞きましたが、この法案の質疑を行いますか、それとも又他の議題に移りますか、どう……

第10回国会 人事委員会 第10号(1951/03/20、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それでは午前に引続いて開会いたします。参考人の御意見を承わりたいと思いますが、先ず山内さん一つお願いします。
【次の発言】 次に松岡さんにお願いいたします。
【次の発言】 じや委員諸君で御質問がありましたらば、一つお願いします。  それではお諮りしますが、川島専門員の発言を許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 川島君。
【次の発言】 ほかにございませんか。
【次の発言】 では参考人諸君は、本日は誠に有難うございました。大変どうもいろいろ有益な御意見を聞かして頂きまして、これで本日は終りたいと思います。どうも有難うございました。  それでは本日はこれで散会い……

第10回国会 人事委員会 第11号(1951/03/23、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) 只今から委員会を開会いたします。  国家公務員の給與問題に関する調査を議題といたします。速記をとめて下さい。    午後三時四十分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。  もう一点はこの前の暫定措置は、補正予算を大体目途としておると思うのです。そうすると一―三月の間においての大体暫定の措置だと、こういうように一般に考えられておるのです。四月からは二十六年度の新らしい予算も組まれておるのであつて、これは当然に四月からは幾ら遅れても勧告がなされなければならんと、こういうふうにも考えておるのが一点ですが、これに対してはどう人事院はお考えですか。

第10回国会 人事委員会 第12号(1951/03/29、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それでは委員会を開きます。  本日は国家公務員災害補償法案、国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案、国家公務員の給與問題に関する調査でありますが、先ず国家公務員災害補償法案について質疑をお願いいたします。
【次の発言】 人事官の出席を今してもらうように要求しますか。
【次の発言】 それでは千葉君の御希望の何はそういう手配をいたします。採決のために休憩をいたします。    午後十一時二十四分休憩  出席者は左の通り。    委員長     木下 源吾君    理事            加藤 武徳君            伊藤 保平君  ……

第10回国会 人事委員会 第13号(1951/03/30、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) これより委員会を開きます。  政府委員は人事院の山下人事官、慶徳次長、堀込補償課長、大蔵省の経理課長であります。  先ず国家公務員災害補償法案の質疑を行います。質疑はございませんか。
【次の発言】 御報告申上げますが、国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案は、本委員会において予備審査中のところ、只今本付託に相成りました。御報告を申上げます。従つてこれを、この前の御意見等もありましたから只今の災害補償法案と一括して上程いたしますか如何いたしますか、お諮りいたします。
【次の発言】 加藤君の御意見通り、一括上程することに御異議ございませんか……

第10回国会 人事委員会 第14号(1951/03/31、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それでは開会いたします。本日の議事日程は公報の通りであります。  先ず国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題に供することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。直ちに質疑に入ります。
【次の発言】 御報告しますが、政府のほうからは、大蔵省の給与課長、それから人事院の給与局長、次長が見えております。
【次の発言】 別に予定はありません。要求があればいたします。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 速記をとめて下さい。

第10回国会 人事委員会 第15号(1951/05/17、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それではこれより開会いたします。  今日の議事日程は国家公務員災害補償法案、国家公務員の給與問題に関する調査、派遣議員の報告、なお出ております政府委員並びに説明員は人事院事務総長佐藤君、給與局長瀧本君、大蔵省主計局の岸本給與課員、厚生大臣官房人事課長大山君、電気通信省保健課長松岡君、郵政省人事部厚生課長稻増君、同じく保健課長田邊君、人事院の給與局の補償課長堀込君、以上であります。先ず派遣議員の報告をお願いします。
【次の発言】 重盛君のほうは……。
【次の発言】 次は国家公務員災害補償法案の御質疑をお願いします。大蔵省の岸本説明員は大蔵委員会で来てくれといつておるので、……

第10回国会 人事委員会 第16号(1951/05/21、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それでは委員会を開きます。  今日は国家公務員の給與問題に関する調査、一般職の職員の勤務地手当の支給地域の区分に関し説明を聽取いたします。一つ説明をお願いします。
【次の発言】 説明は本日はこの程度にして如何でしようか。
【次の発言】 今日質疑に入りますか。
【次の発言】 それでは質疑を初めて下さい。
【次の発言】 ちよつと、これはまだ法案が上程されておらないので、只今の説明では不十分な点を、そういうところを一つお聞きになるこういうふうに御了解を願います。
【次の発言】 では御説明に対するいろいろお聞きになることは本日はこの程度でよろしうございますか。

第10回国会 人事委員会 第17号(1951/05/22、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それでは委員会を開きます。  本日は国家公務員の給與問題に関する調査であります。政府委員は内閣官房副長官菅野君、それから人事院の瀧本給與局長、説明員として大蔵省の主計局の給與課の小島一郎君、これだけであります。
【次の発言】 その他給與局長やら官房副長官に何かお尋ねになることはありませんか。別に御質問がなければ、これで本日は散会いたします。    午後二時二十八分散会  出席者は左の通り。    委員長     木下 源吾君    理事            加藤 武徳君            千葉  信君    委員            大谷 瑩潤君        ……

第10回国会 人事委員会 第18号(1951/05/26、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(木下源吾君) それでは委員会を開きます。  本日の議事は国家公務員の給與問題に関する調査でございます。その前にちよつと報告を一つ……。
【次の発言】 以上です。
【次の発言】 次は請願の件でありますが、川島君から御報告を……。
【次の発言】 会期一日きり……。
【次の発言】 そういたしますと、只今千葉君の動議は、今川島君から説明がありましたうち、恩給法に関する問題を除いたほか全部を採択する、こういう動議のようでありますが、如何でございますか。
【次の発言】 では千葉君の動議のように決定して御異議ございませんか。
【次の発言】 採択と決定いたしました。

第10回国会 内閣委員会 第34号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○委員外議員(木下源吾君) これは発言の中に入らないでしよう、質問ですから……。官房長官はお見えになりましたか。
【次の発言】 私は余り角ばつて時間で喧嘩してどうこういうのではなく、実質的のことを言いますから……。
【次の発言】 二十六年度予算を提案し国会でこれがきまるときに、このようなことをあなたは予想しておられたかどうか。
【次の発言】 そうしますと、その当時そのことを国会に何かおつしやつたことが、どんな形でもいいからあつたのですか。
【次の発言】 おつしやるように、審議会がおあなたの諮問機関でどうということでなく、国会に対してのことをお聞きしておるのです。

第11回国会 人事委員会 第1号(1951/08/16、2期、日本社会党)

○木下源吾君 これは今の人事院規則をそのまま見て行けば、全権委員というのは特別職であるのが本当なんでしよう。
【次の発言】 そうすると税四条でこういうこと……、これは適用する、これは適用しないということは余ほど芳しまぎれに、どうも一般職について法律を改正しないで間に合わせでやろうというところに真意があるわけでしよう。
【次の発言】 そこでこの金権委員に似た特別職、これと同じような特別職には大使及び公使というのがある。これは片一方は始終あるわけなんですが、片一方はときたまよりない、こういうのだけれども、これは同じじやないか。大使、公使も全権も、国のすべてのいろいろのことをやる。こういう点について……

第11回国会 人事委員会 閉会後第1号(1951/08/23、2期、日本社会党)

○木下源吾君 まあ今日特別これは委員会が開かれたんですが、二、三ひとつお尋ねしておきますがね。この前の一月からの給与法の改正によつて支給されておるあれは人事院は反対である、反対であるということを口癖に言うておつたのですが、反対だというだけで、内閣に対して反対だということに対する具体的な申入れか意見書か何か、そんなものを出されたことがありますか。
【次の発言】 政府のこの前の給与法は人事院の勧告通りやつておらないのですよ。それで人事院は反対だということをしばしば委員会に言うておられるのだが、その反対だという意思表示か何か内閣におやりになりましたかというのです。

第11回国会 人事委員会 閉会後第2号(1951/09/25、2期、日本社会党)

○木下源吾君 今日は総裁お久し振りで、御ゆるりと……。この間のベース勧告ですがね、七月の切替に勧告されている。ところがもう九月、こういう時期になつて、人事院としてはただ勧告すればいいのだというだけではやはりないと思うのです。一般にはやはり勧告が出ると非常に期待して、そうしてもらえるというようなことになるのです。これに対しては別に人事院の責任とか何とかというのではなくて、勧告する以上は実現することがやはり目標なんです。それについて政府或いは国会に協力を求めているという何か事実がありまするならばこの際お聞かせを願いたい。  もう一つは、八月がずれて行くとなると、実際にそれだけなければ困るものを先へ……

第11回国会 人事委員会 閉会後第3号(1951/10/08、2期、日本社会党)

○木下源吾君 岸本さんに一つ。今度のベース改訂の件で、折角政府が今作業をしているようですが、なかんずく大蔵省では伝えられるように千五百円のベース、アップの、ベースというか、引上げをやつておるようですが、事実そういう作業をやつておられるかどうか、先ずそれからお聞きします。
【次の発言】 この千五百円というのは、勿論あなたでは答弁の限りでないということになるかも知らんが、まあ給與のことをおやりになつているからお尋ねするのだが、現在の公務員の生活の状態、そういうようなのを基礎にして、千五百円というのが予算の関係で千五百円ということになるのか、あなたのお答えできる範囲で一つお願いしたい

第12回国会 人事委員会 第1号(1951/10/18、2期、日本社会党第二控室(左))

○木下源吾君 官房長官に一つ地域給の問題について。この間長官からいろいろお話を伺いましたけれども、この前の人事院の勧告が尊重せられて今度の補正予算で何か解決がつくらしい。その後の修正というか勧告が、まあ理窟からいうと五月に勧告したばかりで、事務的にはそう追加するというようなことも余り芳しくないように考えられるけれども、実質はもう官房長官も又議員もよく知つておられるのですが、非常に不公平な、不均衡なところがあるわけなのであります。こういうところを一つこの委員会でも申合せをして、人事院で何とかしてこの際差の甚だしいところは修正したらよかろうというような申合せで申入れをしてあるわけであります。いろい……

第12回国会 人事委員会 第2号(1951/10/25、2期、日本社会党)

○木下源吾君 これは大分時期が何して遅れたのですが、そうして現在の情勢と非常に又変つて来ているのですけれども、主要な部分だけを一つ御報告します。  六月七日公務員の給与、特に勤務地手当の問題について、各地の事情を調査した概略を御報告申上げます。参りました所は、只今申上げた六月七日から十日間、主として四国、九州地方であります。現地は香川、愛媛、大分、宮崎等の各県について調査したのでありますが、途中徳島、鹿兒島、岡山、和歌山の各県にも寄つて参りました。この各地とも特に痛感いたしましたのが、やはり従来と同じ公務員の給与問題、特に勤務地手当の問題に関しましては、理事者、組合、或いは党派の別なく、共に適……

第12回国会 人事委員会 第6号(1951/11/12、2期、日本社会党)

○木下源吾君 それはあなたの話はわかるが、この会期を延長しないという絶対のなにがあるならともかくも、いつも與党の諸君が、とことんまでこれくらい引延ばしたら大抵諦めるだろうと思うと、又会期延長をやるので、我々も容易にそれまでに上げるということに同意できぬのです、ざつくばらんに言えば。だからこの委員会に限つては、十八日以降はもう審議しないのだと、それまでは一生懸命やつて上げるつもりでやるのだと、こういうくらいの約束ならばできるけれども……。
【次の発言】 そう変更したならよろしいけれども、そうでなければなかなかそれは十八日までやつても上げるなんということは今きめられん。それからもう一つは、そのこと……

第12回国会 人事委員会 第10号(1951/11/20、2期、日本社会党第二控室(左))

○木下源吾君 この行政整理の首切りをやろうというのですが、一体人事院ではそういうことを今までやつたのですか。またそうでなかつたならばどういう理由でそういう減員するということになるのか。それが一点と、もう一つは、これが政府対人事院において今日まで如何なる交渉経過があつたのか。こういう点について、なおできるならば今日の人事院の事務実態について一つ定員とからんで……。
【次の発言】 今政令諮問委員会に出た案を示されたというのだが、政令諮問委員会というものは公式の機関じやないことは御承知であろうし、そうしてそれらが一体人事院の内容について深く専門的知識があるとも考えられないので、むしろ問題は人事院それ……

第12回国会 人事委員会 第11号(1951/11/21、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この予算編成のときには初めから今度の給與の政府案というそういう建前でこの予算は組まれたのか。もう少し人事院勧告なり何なりを尊重するという建前で初めはやつぱりかかつたのか。
【次の発言】 補正予算を組めないというのはなんですか。あらかじめ収入というものを見て、これだけの収入という今度の歳入を先に全体を見て、そうして歳出を皆やつてると、給與にはこれだけよりはやれんという、こういうふうな方式でやつたのですか。
【次の発言】 根本的なことは又あとでお伺いしますがね。専売裁定を政府は今度呑んだわけです。専売裁定は計算の根定、基礎は御承知ですね。

第12回国会 人事委員会 第12号(1951/11/22、2期、日本社会党第二控室(左))

○木下源吾君 政府のほうで生計費の増嵩を認めて今度改訂しようというのだが、生計費の増嵩についての調査の基礎を一つ聞かしてくれませんか。
【次の発言】 この生計費の中で主食の割合はどのくらいですか。
【次の発言】 それで飲食費は……。
【次の発言】 そうしてこの最近の鉄道交通費、それからその他電気料金等々の値上げはどういうように見ておりますか。
【次の発言】 今度の政府の改訂に対しては鉄道料金の値上げ、或いは電気料金の値上げ、そういうものは見てなかつたのじやないのですか。
【次の発言】 なかなかお忙がしいようですが一つ……。この人事院勧告がそのまま容れられない理由として財政経済の諸事情を言われて……

第12回国会 人事委員会 第14号(1951/11/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今の千葉君の問題は両方の見解が食い違つておるということが明らかになつた。これは委員会として検討する余地があるからあとを進めてもらつたほうがいい。
【次の発言】 年末手当のことですが、実は私ども今年の年末手当は二カ月分を支給することが妥当だと考えて、そういう修正案を持つて司令部のほうへ出したところが承認を得られない、こういう事情になつておりますが、併し二カ月分をやることが妥当だという考えは毫も変つておらん。そこで政府は今日まできめられた、つまり国会できめられた年末手当よりも額を多く支給しておる例があることは御承知と思うのです。財源はもとよりその場合でも特に別途の財源を充当したわけで……

第12回国会 人事委員会 第15号(1951/11/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 政府にちよつとお伺いしますが、長欠者に対する年末手当は前年通り支給してやるというように了承して差支えないでしようか。
【次の発言】 今度これを改正することになれば、切替時のいわゆる給与水準というのはどのくらいになつておるのですか。
【次の発言】 その時々刻々変つておるから切替時で幾らになるか。およそでもいいんだが……。
【次の発言】 給与水準の意味が変つて來たと、こう言われるのだが、從來の給与水準、いわゆるベースで行けばどのくらいになるか。切替時の……。
【次の発言】 勿論今おやりになつておるのが、從來人事院の言うところの給与水準じやないのでありますので、從來水準と言われておる………

第12回国会 人事委員会 第16号(1951/11/30、2期、日本社会党第二控室(左))

○木下源吾君 これは大体お互い一万二千円なり或いは何ぼなりというものをやはりやるべきだということを考えでおる者は相当あるのですが、これは法律が通過したというのは、国の財政上の都合なんです。こういう願意を否定する何はないと思うのです。今国会ばかりに限つたことではない、まだ幾らでも機会がある。この際はこれだけのものはやはり我々生活費として必要であると認めれば、請願を採択していいだろうと思います。
【次の発言】 何もこれは今国会の政府の法律案とは関連がない。こういうふうにしてもらいたいという請願だと思つたらやつて差支えない。これを通したからといつて、必ずしも我々は若しこれが先に……この請願を通したか……

第13回国会 人事委員会 第1号(1951/12/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 これは人事院とは直接関係のないようなことであるが、やはり公務員の給与に関する問題の一環でであつて、当面非常に問題になつておるいわゆる年末手当の問題ですが、これはまあこの間前国会で法律で〇・八カ月分を支給するということには決定されたのでありますが、なお公務員の受給者の面からは、非常にこの点には不満があり、且つ前年等の実績に照らしても何ほどかの増額が別途の方法によつて出さるるものと考えて、いろいろ政府当局に要請が行われておるのです。そこで問題は、人事院としては、各省に配付されておるいわゆる人件費予算、給与予算の実態を今まで調査したというようなことがあるのか。従つてそういうことに関心を……

第13回国会 人事委員会 第3号(1951/12/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私は千葉君の修正案に賛成をいたします。理由は簡単ですが、このような重大な国会職員に関する身分、給與に関する問題を、提案者が理由に説明されているように、非常に軽く取扱つているということは甚だ遺憾であります。特に両院と申しまするか、両院のこれに関係しておつた諸君が元来今までこれをうつちやつておくということも甚だどうも私は解せないと思うのです。これは当然十二月の三十一日になれば特別職になり、そうして適用は今ここに書いてありますように、昔の国会職員法によつてすべてが扱われることになるので、そうなりますというと、新らしい国会でいろいろ人事をやつておる、……この流転ですな、全く逆転すること、……

第13回国会 人事委員会 第4号(1952/02/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今日は地域給の勧告の点とベースアツプの点と、それから給與準則というようなことで大体お尋ねしたいと思いますが、今いろいろ千葉君との応答でいろいろお話がありましたが、どうも腑に落ちないのですが、結論から言うと、我々はもうすでにベース・アツプを勧告せにやならん、こういうふうに考えております。そこでいろいろ標準生計費やら民間給與のことを人事院が考えておる。まだその時期に来ておらないような話もあるが、第一に昨今民間で給與の面においては民間労組のほうでは従来のC・P・I、これは甚だ不確実である、従つてエンゲル系数の問題を飛び越えて全物量方式で行かなければならない、こういうふうに考えて、現に各……

第13回国会 人事委員会 第5号(1952/02/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 新恩給法の今の請願の趣旨、どう考えますか。
【次の発言】 もう一つ、最後のあとのほうの地方公務員のやつ……。
【次の発言】 只今の請願十件と陳情二件は、採択して政府に送付すべきものと決定することの動議を提出いたします。
【次の発言】 千葉君が今言われたような点も重要であるが、更に寒冷地給全体の支給率を引上げるというもう時期じやないかと思うのですが、そうしてバランスをとつて行つたらどうか、こういうように我々は考えておるのですが、そういうことは御研究しておりませんか。又どういう考えを持つておられるか。  もう一つは東北の秋田か山形が大変不公平だという点が大分あるようですが、そういう点……

第13回国会 人事委員会 第6号(1952/02/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 大蔵省関係に一つお伺いしたいのですが、今家庭用、媛房用の石炭はどのくらいで消費者が手に入れておるか。最近の調査はありますか、北海道の場合で……。
【次の発言】 現在に正確に把握しておらんでも、予算は四千七百円と今度組んでおられるようであります。その場合に調査せられたものがあるかどうか。
【次の発言】 そうすると、これは二十七年度予算を組む場合は一応見て組んでおると了解してよろしいですか。そうして実際支給のときの価格によつて、勿論その財政上の考慮は要るだろうが、その支給の時期において再び又考慮する。そういうように了解していいですか。

第13回国会 人事委員会 第7号(1952/03/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この地域給ですが、今回大分調査をして、いろいろ御用意をして均衡のとれるような、実際に又即応するような案が出て来ておるのですが、人事院としてもなお不十分だという点は認められるだろうと思うのです。そこで多少でももつと公平にしようとする意図はあるとは、先般来よく聞いてわかつておるのですが、次のベースの勧告の時期というようなことの時期まで、やはり放任できない地域も大分あるんだろうと思うのですが、そこでこれを官署指定で補おうという意向を示されておる。さてその官署指定だが、従来の例を見ると、官署指定で極めて部分的な、最も不合理と認められるところというようなことだけでは、私はこの際均衡をとる上……

第13回国会 人事委員会 第8号(1952/03/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 ちよつとお伺いしますが、官署指定のいろいろ準備をされていることでしようが、相当調査は進んでおりますか。
【次の発言】 この間の前のお話ではできるだけ四月一日からやれるようにしたいという御希望のようでしたが、やはりその点は変りませんか。
【次の発言】 官房副長官にお聴きしたいのでありますが、これは国鉄の地域給のことですが、この間大蔵当局にいろいろ質してみたのですけれども、今度の地域給の改正、そうして国家公務員が適用される場合、地方公務員の場合、専売の場合等は予算上大体見通しがついておる。ところが国鉄の場合は給與総額の中で総裁の権限でやることであろうというようなことを言われて、今やは……

第13回国会 人事委員会 第9号(1952/03/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 あとにするというのはあとでやるということなんですか。
【次の発言】 それでいいが、次回のときに国鉄を一つ呼んでもらいたいですね。国鉄の職員局長を……。
【次の発言】 それから参考人として国鉄労組の給與部長を一つ……。
【次の発言】 国鉄の職員局長を呼ぶときに一つ……。
【次の発言】 新恩給法を出す、提案する見通しはどうなのか一つ。実はいろいろ利害関係ある者は今やめたらいいか、先に行つてやめたらいいか、微妙なことだと思うのですが、非常に迷つておるし、かたがた一つ見通しをお聞かせ願います。
【次の発言】 今国会に間に合いますか。

第13回国会 人事委員会 第10号(1952/03/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 先ず参考人の国鉄労組側のかたに一つお聞きしたいと思います。国家公務員の場合、いわゆる勤務地手当について人事院が二月に追加勧告をして、そうして今回政府が法律の一部改正を提案しておるわけですが、これに関連して公共企業体である国鉄の側で、今回の改正による国家公務員の地域給が国鉄の側にも及ぼすものと我々は従来の慣例によつて考えておるのですが、国鉄自体は給与体系も国家公務員とは異なつておるようにも聞いております。或いは今回の政府の法律改正によつて国鉄はどうなるかは未定であります。そこで国鉄の従業員諸君はこの問題に対してどういうように考えておられるか。本日は国鉄当局もおいでを願つておる。対等……

第13回国会 人事委員会 第12号(1952/04/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 あとにしたら如何ですか。

第13回国会 人事委員会 第16号(1952/05/01、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 正式の取扱は六日の本会議に上程されるよう、それからこれまでのいろいろの申合せにおいてきめたそういう一切のことは一つその通り進めて頂きたい、こういうことです。
【次の発言】 具体的には委員長を中心にして理事諸君なり何なりで一つ政府に対していろいろ話をすることもあろうし、又衆議院の人事委員会のほうと打合せ連絡をすることもあろうし、いずれにしても本案が実現されるような方向にそれぞれ努力してもらいたい。こういうことです。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて懇談にして下さい。
【次の発言】 今のようなことは飽くまでも今日までやつて来たことは、委員……

第13回国会 人事委員会 第17号(1952/05/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私は修正案に賛成のものであります。ただ私はこの修正に当りまして独自の案を以て皆さんに御相談申上げたのでありますが、即ち当時の第一案並びに第二案でございますが、然るに本委員会においては殆んど各委員の熱心なる御検討の結果、現状においてはいわゆる本修正案が妥当であるという結論が生れましたので、私は第一案並びに第二案を固執するものではありませんけれども、これは皆さんも御了承願えると思うのであるが、いずれかの日にはこの第一案、第二案というような案が本委員会において実現するものという考えを持つております。従いまていろいろ客観情勢の制約もありますので、この際は本修正案が最も妥当なものと、こう考……

第13回国会 人事委員会 第23号(1952/06/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 職員局長、この前の委員会で勤務地手当の政府から案が出て、そのときの審議の際に委員会に来てもたつた。あのときにもなかなか予算がなくて中れない、こういうお話、併し何とかして流用を認めてもらつてやるよすにしてもらいたい、それで何とかそういうようにしようとい、ことをお話願つたのですが、あの件はどうなつておるか、ちよつと……。
【次の発言】 今の七億というのは少し多過ぎやせんかな、大体原案と同じぐらいの修正……、幾らかは上廻つているけれども……。
【次の発言】 実はこの問題が、今両院協議会にかかつておりますが、やつぱり引つかかつておるのは、あなたのほうが中心になつておる。そこでこれはざつく……

第13回国会 人事委員会 第24号(1952/06/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 委員長、ちよつと議事の進行について、今日は専売の総裁が要求してあつたはずだと思うが、総裁は来られたかどうか。
【次の発言】 大体今日のこちらへ来て貰つたことについての内容は専売公社のほうでもわかつておると思うんだが、その点について何か公社側の答弁の統一でもして来られてるかどうか、その点をちよつと承つて置きたい。
【次の発言】 只今のあの大蔵当局と折衝というのは具体的に言えばどういうことですか。
【次の発言】 というのは何ですか。流用承認でも得ようとしてやつておるのですか。
【次の発言】 交渉の経過はどういうふうになつておりますか。

第13回国会 人事委員会 第25号(1952/06/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 まあ忙がしいのを大蔵大臣にわざわざ見えて頂き、今日は久しぶりに一つお尋ねしなければならんが、この間から地域給のときにも是非おいでを願いたいと思つておつたんですが、つい機会がなくて、お蔭でごてごてしまして、ところが今日は今の議題のお盆手当で、これは大分あちこちで騒ぎ大きいのですが、いろいろ今まで公社やら、それから国鉄やら、あなたのほろの政府委員のほうからやらお伺いしておつたのですが、なかなかやはりこれは大蔵大臣の一つ裁量でやつて頂くよりほかに途がないようなところまで来ておるのですが、大臣どうでございましよう、一つふんばつて財政上何とかやり繰りできませんですか、国鉄その他皆引つくるめ……

第13回国会 人事委員会 第27号(1952/06/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 政府にちよつとお尋ねしますが、この臨時手当は、予算には一ヵ月分の予算が計上してあると思つておりますが、その通りですか。
【次の発言】 そこでそれはですね。支給の時期は一度でも差支えないことになつておりますな。
【次の発言】 いや全額を一回にでも差支えないことになつておるのでしような。
【次の発言】 先般国鉄の場合、やはり予算には〇・五月分ということになつているのをですな。最近夏期手当として、それを全部支給したといろ話を聞いておりますが、政府はそれを承知しておりますか。
【次の発言】 先般国鉄の当局者を呼んでここでいろいろお尋ねした場合に、そういう点では政府といろいろ折衝をして、支……

第13回国会 人事委員会 第29号(1952/06/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 恩給法については政府は何か恩給法を作ることに、今人事院が勧告することにまあ反対というか、まあ反対しておるらしいのですがね、そういうことはありますか。
【次の発言】 あなたは知らないで、知らなのじやないかな、何でも軍人恩給法の関係で何か金が余計要るから、今やらんようにして、何か牽制しておるのじやないかということを聞いておるのだが、そういうことはありませんか。恩給法だけなんですね、今一つ残つておるのは軍人関係で……。早く一つ上げるように努力して下さい、勧告できるように……。あなたのほうは関係はなかろうけれども、反対しておるならば、そういうことはないようにして、早くやつてもらいたい。

第13回国会 人事委員会 第31号(1952/07/08、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 石炭は去年より何ぼくらい高いのですか、大体そういう数字は出ておるのではないですか。
【次の発言】 あれは時期によつて非常に貯炭が多いとか何とかいうことで安いのですね。それからいつも言うのだが、いよいよ雪が降るようになつてから買うやつは、石炭に雪がくつついて中身が少いというような関係があつて、夏場が一番得なんですね。夏場は輸送関係もよいのです。そこで、遅れておるのが気になるのです。今の勧告が……。今の四千七百円で買えるのなら何も言わないのですが、とてもそんなことで買えないと思うのです。私まだ行つて見ないけれども、大分友だちの炭鉱を経営しているやつがこの間来て話していたのですが、そう……

第13回国会 人事委員会 第33号(1952/07/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 それではちよつと御報告申上げます。十四日に立ちまして、十五日兵庫県の柏原町をきつかけに七月二十一日の山口県徳山市を最終として、その間京都府の一部、鳥取の全部、島根、そういうように調査をして参りました。今回の調査で著しく感じたことは、従来この地方は非常に地域給に関する限り一般の関心がですね、低くかつた。こういうようにまあ感ぜられました。そして大体私どもも非常に驚いたことは、民度が非常に高い。民度と言うていいか、開けておる。古い歴史がある。そうして物価等についても、何ら中央と変らない。生活必需物資の大部分は、むしろ中央よりも高い。従つてですね、公務員の生活は非常に窮乏しておる。従つて……

第13回国会 人事委員会 第34号(1952/07/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今加藤君が手許に推薦したというのだが、それは誰がいつ推薦したのですか。
【次の発言】 そういうように明瞭にやらんと、誰がどこから、加藤君が推薦したのか、誰が推薦したのかわからないのではちよつと疑義があると思うので、委員長の宣告通りやればいいと思うのです。推薦を抜きにして委員長の指名に一任する、こういうことで一つ私はやつてもらいたいと思う。(「了解」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 今本会議が始まつておるようですがね、どんな法案が出ているかちよつと調べさして報告して頂きたい。それは若し採決等の必要があれば行かにやならんから……、こういうように考えますから。

第15回国会 人事委員会 第6号(1952/12/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 それでは、今度の補正予算で国家公務員のいわゆる給与の単価ね、一人当りの単価、本俸、扶養手当、勤務地手当、特勤手当というふうに分けて、一つ今すぐおわかりならば知らしてもらいましよう。
【次の発言】 そうでございます。
【次の発言】 推定だね。
【次の発言】 ではそれでよろしい。
【次の発言】 この実態はいつを基礎にしておりますか。
【次の発言】 これは飽くまでもベースでしようね。
【次の発言】 給与法によつて……。
【次の発言】 そうすると、これはこの実態と推定との間に減員を見込んでいますか。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 推定は、すでにそれ以降に人員整理をされた分は減に……

第15回国会 水産委員会 第2号(1952/11/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 秘密を要するような部分だけ抜いて、その当らないところは一つ話して頂きたい。

第15回国会 水産委員会 第3号(1952/11/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私大分遅れて済みませんが、こんなことは今いろいろ説明は聞いたが、出漁しておるほうの事情はどんなふうであるということはお聞き願つたのですか。今ここで質問するのじやないが、実情は漁に行つているか、行つていないか、そういうことを……。
【次の発言】 そういうことは局長のほうではわかるのでしよう。その裏付がなければ交渉にも何にもならないのだから……。
【次の発言】 私この次の委員会には出席できませんが、このことだけほかの委員各位からも御質問があるだろうと思いますから、外務当局の明確な線をはつきり出してもらいたいということは、結局日本の漁船がどこまで行つて操業して差支えないという方針を日本……

第15回国会 水産委員会 第4号(1952/12/01、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今の海上保安庁がラインすれすれで巡視しているというお話でありましたが、これは一体目的はどんな目的でやつているのですか。例えば日本から行つてこつちの漁船が入つて行くやつを保護する意味なのか、目的はどんな目的で巡視しているわけですか。
【次の発言】 そうすると、日本の漁船がその方面に入つて行くことは認めておやりだというのですか。
【次の発言】 そのことは、あなたのほうのおやりになつておることは、外務省とか或いは水産庁とか、そういうほうと何か連絡があつておやりになつておるのですか。
【次の発言】 最近のその協議は、いつ頃お開きになつて、どういう決定をされておりますか。

第15回国会 水産委員会 第6号(1952/12/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私はこのことを今度初めてだから、或いは今までしばしば皆さんからお聞きになつて来ておることかと思うので、重複することになるかも知れませんから勘弁してもらいたい。このさけ、ます或いはかにの今度の漁場ですが、漁業というか、これは従来も、昔もこういうことをやつておつたのですか。それをお尋ねします。
【次の発言】 そうしますと、さけ、ますの場合はまあ初めてのところである、そうして国が漁業協定を結んだ。そうすると、何らかの期待を持つておるのだが、今度のこの試みは、つまり国策でやろうという線なのか。漁民の自由、つまり経営等は営利に委せよう、こういうのか、基本的にはどつちのほうになつているのです……

第15回国会 水産委員会 第13号(1952/12/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 ちよつとお尋ねしますが、今度の損害と言いますか、災害について、今度は融資をやるという根本ですが、個人と組合との災害の額の割合はどうなつておりますか。
【次の発言】 この法律は損害に対する補償と言いますか、これはやつぱり補償の一部ですか、この法律は。私はそう見ておるが、財産の補償であるのか、漁業政策、そういうものを保護するのか、どつちのほうに一体これは考えておられるか。
【次の発言】 まあ大ざつぱに言えば、漁業のために、こういうことになろうけれども、実際に金を貸すのは融資機関、その融資機関の考え方が、いわゆる財産ですね、物というものを主として対象にして貸すのか、或いはあなたの今言う……

第15回国会 水産委員会 第16号(1953/02/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今いろいろ話を聞いたが、韓国との貿易は、いわゆる正常な何か協定か条約によつてやつているのですか、これは。
【次の発言】 そうするとそれは輸入することの許可とか、輸出の許可とか、そういうものは政府に権限があるのですか、誰に許可するという……、この協定では。
【次の発言】 そうすると政府はこれに対する方針がありますね。
【次の発言】 今の問題についてはどんな……。
【次の発言】 そんなことはいいから、この「のり」は今年貿易をやるつもりなのかどうかという……。
【次の発言】 どのくらい。
【次の発言】 その百八十万ドルとかいうものを、向うがらまあこつちに売りたいという希望を政府に言つて……

第15回国会 水産委員会 第17号(1953/02/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 これは何ですか、二十八年度ではどのくらいの補償の額になるか、見通しはわかりませんか。
【次の発言】 この損害補償といいますか、これの算出の根拠はどういうようにして出すのですか。
【次の発言】 これは、場合によつては損害というものは、もう生業全部を奪うことも予想されると思うのですが、そういう場合でも、この業に従来携わつておつた者の業を永続するものとみなしてやるのですか。
【次の発言】 純益というものの計算は、内容はどういうことになるのですか、言い換えれば、今日零細漁民なんというのは、働いて生活しておるということになるのですが、つまりその労働力、そういうものを純益と見るのかですね、そ……

第15回国会 水産委員会 第18号(1953/02/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 ちよつとお尋ねしたいのですが、保安庁としては今のクラーク・ラインとか李承晩ラインとか、そういうラインの中に入つて行くことは差支ないのですか。
【次の発言】 その了解というのは、そういう何か問題がないときは入らないという了解になつておるのですか。
【次の発言】 ちよつとそこのところはつきりしないのだが、こちらでは刺激してはいけないから入らないというのはこちらの考えで、それはよろしいとしても、入つて差支がないということになつておるのかどうか、こういう点です。お互いの話合いでどうなつておるか、あなたのほうではわからなければ、わかつておる範囲内でいいのです。

第15回国会 水産委員会 第21号(1953/03/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 それではこの法律に関する規定ですが、駐留軍といわゆる連合国軍との関係が明確にわかりますか。
【次の発言】 私はよくわからんのですが、駐留軍というものの兵種或いは人員の数、もつと深く言えばどういう名前のものが来ておるということが日本政府にわかりますか。
【次の発言】 一部にという、日本の一部とはどういうところです。
【次の発言】 そうすると現にここに駐留軍が今おる、この駐留軍に附いておる労務者、これが韓国のほうへ、戦争のほうへ出向く、こういうようなことはないのですか。
【次の発言】 その労務者の場合でまあ推察してのお話ですが、労務者は一体どの時期、どの地域から離れるという条件がござ……

第15回国会 水産委員会 第22号(1953/03/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 それではこの今の三十度とか、二十八度というようなことを言われたが大分噛み合うらしい話があるのだが、こういう点でトラブルが起きるとか何とかいう従来の経験に鑑みて、そういうことのないように、どういうような考えを、方針を持つておられるか、それが一つ。

第15回国会 労働委員会 第4号(1952/12/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(木下源吾君) 適当な機会に、委員外発言をお許しを願いたいのです。お諮りしてどうぞお願いします。
【次の発言】 今度の争議について、炭労はいわゆる正々堂々と遂行しておられる。この点については国民がひとしく敬意を表していると思うのであります。且つ我々も又限りない信頼と敬意を表するものであります。曾つて過去の争議について往々見られたような、ややもすると破壊的なことが同時にストライキだということと結びつけられる観念が一掃されて、極めて今回の争議においては正々堂々たるものであつた、かように考えております。ところでいろいろの今御説明を承わつたのでありますが、なお私が参りません前に説明があつた……

第15回国会 労働委員会 第5号(1952/12/08、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(木下源吾君) 少し聞かしてもらいましようか。それでは先ず、時間が余りないようだから、一つ伺いますが、抗内、抗外という区別が大分この賃金の中にあるのですが、どういうことですか。
【次の発言】 そうすれば、他産業に比べれば、標準にすれば、坑内と、他産業は坑外と見て差支えないのでございますか。
【次の発言】 それで大体概念としては坑外は別として、坑内夫というのが一般労働者の仕事、こういうふうに考えていいわけでございますか。
【次の発言】 私の聞こうと思つているのは、大体他産業他産業とよく言われますが、国なら国家公務員ですね、国家公務員、それと比べる場合には、やはり坑外夫を比べるのが妥当……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 水産委員会 閉会後第6号(1953/10/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 李承晩ラインといいますか、そのほうを一体警備しておるのは、目的は何ですか。
【次の発言】 その拿捕ですが、巡視船が行つていれば向うは拿捕はしないという、そういう状況にあるのですか。
【次の発言】 巡視船が行つておれば拿捕されないという何か確信があるのですか。
【次の発言】 そうすると保安庁は交渉しておるのですか。
【次の発言】 どういう交渉をやつておりますか。
【次の発言】 その方針はどこできめたのですか。
【次の発言】 その出先でそういうことをやつても紛争が大きくなるということにはならないのですか。
【次の発言】 あなたたちが非常に大きくさせないように安全にしようと思つているが……

第16回国会 水産委員会 閉会後第8号(1953/10/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この間二、三日前の新聞に、今の「さけ」漁の船が二艘ほど捕まつたという新聞が出ておつたが、あれはまだ報告になつて来ておりませんか。
【次の発言】 いや根室附近で。
【次の発言】 北洋ですか。北洋というのは、日米加の三国の三国協定のことだけですか。
【次の発言】 やはり北の方は北と一括して、北の漁場はどうですか。
【次の発言】 それじやちよつと聞きます。独航船の分は大分間に合つたらしい。四十七度以南のやつは皆不漁で困つておる。これの状況を調べたのがありますか、概略でよろしい。
【次の発言】 四十七度、あの辺にあんな船が行つておるが、大体あんな所で取れないですよ。やはり向うへもつと行か……

第17回国会 決算委員会 第2号(1953/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この予算が通つたならば、いつ頃金が災害地に廻つて行くかという見通しですね、これは大蔵省に……。
【次の発言】 この各県の割当というのはきまつていますか。率とか何とかで……。
【次の発言】 この率と言いますけれども、その率を割出すのには、災害の実際の、さつきも何か言つたような査定とか何とかで大体それがわかつておらんければ率は出んものと思うが、その査定というようなものができておるのですか。
【次の発言】 その数字によつておやりになるのですか。
【次の発言】 巷間伝えられるように各都道府県で分捕り的ないろいろ陳情とかそういう闘争をやつておる。闘争というか、そういうことをやつておるという……

第17回国会 建設委員会 閉会後第1号(1953/11/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この「北海道国費」と、今の第四のこの資料にありますね。
【次の発言】 いや、この下のと上のとどう違うのですか。
【次の発言】 下のが国費関係。
【次の発言】 じやちよつと続いて。そうしますとこれはこの既定のつまり事業を節約したのですね。やはり北海道の場合開発庁の……、そうするとそれはこの割合はどのくらいになつておりますか。
【次の発言】 その北海道の金額はどのくらいになりますか。

第17回国会 建設委員会 閉会後第3号(1953/11/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この十分の八にするということになれば、法律を単行法か何かで一つきめなければいかん、それを議員提出でやるほうが都合がいいと、こういう御意見でありますが、いずれにしても問題は今の単価で、政府のつまり一坪当りの単価と実際の建築単価というものとは開きがあるのです。従つて八割の補助で二割というものを起債に仰ぐにしても、この単価の差額はやはり地方の市町村の負担になるし、それが延いてはいわゆる無縁故者の負担になるということになる。ここが非常に困難なところなので……。併し八割を補助してもらえば、たまたまそこに古い建物があつたお蔭でそういうつまり不利益を甘受しなければならんという市町村の立場、これ……

第18回国会 決算委員会 第1号(1953/12/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 これは訴訟すればどのくらいかかるのです、およその見通しは。
【次の発言】 今のこれは委員会の決定よつていろいろやつたと思います。これはやつぱり明渡しをしなければ所期の目的は達しないわけでしよう。それについて、これは国の物だからというようなことで、いつまでもうつちやらかしておくようなことがあつてはしようがない。それですから、大体これをやる場合にはどのくらいで仕末がつくか、そういうようなことをやつぱり調査して、親切に委員会に報告してもらわなければいかんと思う。ただ手続だけはやつたんだからこれでいいのだというようなことではなかろうけれども、やつぱり国の財産は国の財産だから、そういう点に……

第18回国会 水産委員会 第2号(1953/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 ありますが。
【次の発言】 先ず、皆さんどうも本日は大変御苦労様でございました。このたび向うで御迷惑をこうむつたのですが、行く前に、ラインが設定されてあつて、そこに入れば何らかそういう危険があるということはあらかじめ承知しておつたかどうか、その点をお三人のうちどなたでもよろしいのですが、お伺いします。
【次の発言】 皆さんは船主は別にあるようですが、船主のほうから何かそういうことで御注意がなかつたですか。
【次の発言】 このラインを軽く見ておつたということではないのですか。
【次の発言】 そうすると、あなたとしては李承晩ラインの中に入らんでも仕事には差支えない立場であるのですね。

第18回国会 水産委員会 第3号(1953/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 監留軍演習被害の補償という問題について、当事者側はいろいろ困難の状況を訴え、速かにこれが補償を一つしてもらいたい、これは各地から、殊に水産関係において然り、これはこの種のことは従来予算がないからできないというようなことが重大な支障の原因となつておる。ところがこの問題については予算はそう心配がない、でありますから、あとは当局の努力如何によつて早く解決したい、こういう問題だと思うのですが、じや一体その状況はどうなつておるか、駐留軍の演習場に対するいわゆる損害補償の状況、そうしてこれに対する政府の態度はどういうことになつておるか、これを一つお聞きしたいと思います。

第19回国会 決算委員会 第6号(1954/02/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この七百七十四ですかな、これは今のあなたの時代でないときですか。長官は誰ですか。
【次の発言】 そうしますと、併しあなたはこれは決算は今出ることはわかつておるので、この件についてあなたは何か関心を払つたことがあつたか、前任から引継ぐときに……。それをお尋ねします。
【次の発言】 それで批難事項であるが、あなたはこれが正当なものとしてお考えになつておつたかどうか。
【次の発言】 そうしますと、あなたは当時の事情としてはこれは正当なものである、こういうように考えたわけですね。
【次の発言】 やはり今は何ですか、あなたはこれに対する責任を負うてもいいという考えですね。

第19回国会 決算委員会 閉会後第6号(1954/09/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 それではちよつとお伺いしますが、農林省が米を買付けてやるのは、まあ目分量、目測で検査して買う。こちらへ来て、そうして科学検査をして、それは食わせられない、これは一体どこの責任になるのですか。それをまあ農林大臣なり厚生大臣どちらでもよろしい、それを一つ先に聞きます。先ほど来のお話では、農林省は目分量で、つまりいいか悪いか買付けの検査をして買つておる。ところがこちらへ来ては、科学検査というかな、そういうような検査をして、それは食わせることはできない、こういうことになれば、これは一体責任はどこにあるか。
【次の発言】 そこで先ほど大倉君が聞いたが、八月に試験の結果、これはどうも毒が多い……

第19回国会 決算委員会 第13号(1954/03/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 大臣にちよつとお伺いしますが、事業損益についてでございますが、二十六年度は事業の量が殖えておつて、そして欠損が非常に多くなつているわけですね。この説明はまあ殆んど人件費と物価騰貴と、こうなつておるのですが、この人件費と物価騰貴の割合は一体どんなになつておるのか。  それから大臣お急ぎのようだから端的に聞くのですが、このいろいろの問題は行政整理で首切りをやるからこういうことになるのじやないかと私はそう思います。なんでも三千件ばかりに対して一億というのは、平均約四万円の金である。それで昔なら百円か、百二、三十円のこういうふうな金で、これは犯罪になつている。で、どういう人たちがやつたか……

第19回国会 決算委員会 閉会後第13号(1954/11/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 みんなこれは不思議なことばかりであるのだが、会計検査院では、これはいつ調査したものですか。
【次の発言】 その昨年の十一月までに検査が終つてしまつたのを、国会には漸く今出て来たわけですか。
【次の発言】 これは会計検査院はそういうことのなには政府だけで、国会には何も責任はないのですか。
【次の発言】 まだ何ぼでもある。  僕はこういうところで聞いたことも見たことも余りないのだが、どうも会計検査院の今の報告等を聞いたり農林省の話を聞いていると、でたらめだということだな。それでこれに対する今の未収金とか何とか、いろいろこの五号、六号などについては、これを担当した係の人は何かどういうの……

第19回国会 決算委員会 第15号(1954/03/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今旦元大臣お二人御苦労さんですが、この間からいろいろ聞いていますが、はつきりせんので一つ二つお尋ねします。  私はただこの問題が、大臣は変つておられても、自由党内閣ですからね、ずつと。その一つとして考えているわけです。従つてまあそういう観点に立つて一つ御答弁して頂けばいいと思いますが、大体これは要らない物を買つているようになつているのですが、この点どういうようにお考えになつておりますか。あとからお聞きになつてのあとからのお考えでもいいのですが、根本さんでも廣川さんでもいいのです。要らない物を買つている。あなたのときも要らない物を買つている。それから廣川さんのときも要らない物を買つ……

第19回国会 決算委員会 第18号(1954/04/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 ちよつとお尋ねしますが、あなたがたは、こういうようなことが年出て来て、その欠陥をなくしようとして努力されておると思うのでありますが、私どもがみるところでは、大蔵省が、それは当然やはり情勢によつて出さなければならない金を出さなかつたのです。例えば超過勤務手当とか或いはその他の面においても、そうして無理なことをやつておるから、こういうものが起きる一つの原田になるのじやないか。それでこういうものは大蔵省を呼んで来て、我々がやろうと思うのだが、あなたがたこういう問題が起きて、結局大蔵省と何かこういう問題を将来起さないために、そういう禍根をなくすために努力せられたことは今までありますか。ど……

第19回国会 決算委員会 第19号(1954/04/09、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 二、三お尋ねしますが、私はこの今の違法だとか違法でないとかというようなことは、まあ副総理の人となり、人柄、そういう点で余りそういうことには触れたくないと思うのです。それは専門家がたくさんおつてやつておるのだから。併し大体政治的な面で一つ御答弁を願いたい。それなら副総理は本職やと思うのです。どうもこのような不正不当の事項が殖えるのですね。そうして一向に改まる形勢はありません。これは皆国民の税金でありまして、こういうことに関して、もうこれ以上こういうことを起さないようにするという確信がおありになるかどうか、これを一つお聞きします。

第19回国会 建設委員会 閉会後第2号(1954/08/13、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今のに関連して。これは防衛費で何しておるんで、この収用に関しての手続から、いわゆる日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法、これによつてやるのが正しいのじやないかと、こう考えるのですが、これに対する見解はどうですか。
【次の発言】 今の説明で両方で使うのだ、こういうことですが、大高根のほうの射撃のためにこれが必要になつたということは、防衛費でこれをやるということや、或いは特別に補助金の形式は別としましても全額国庫、そうして駐留軍の用に供する道路であるということは、これはどこから見ても明らかなんですね。それを無理にこ……

第19回国会 水産委員会 閉会後第4号(1954/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(木下源吾君) 水産庁長官が丁度来ておられるから伺いますが、APの電報によりますと、昨日も北洋漁業問題についてソヴイエトではグロムイコ外務次官が日本の訪ソ議員団の諸君にお会いして、専門家も来てこの問題についてじつくり相談をするということを期待する、こういう電報であります。これは水産庁では或いは調べているかも知れないが、こういう問題はもうこの委員会でもしばしば国会中もやつておつたんです。ソヴイエト側ではそういうような回答をしております。日本の議員の団体が行つてこれについて水産庁はわかつておればわかつておつたとして、わからんならわからないでいいが、どういうような一つお考えであるか、これ……

第19回国会 水産委員会 第5号(1953/12/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 そうすると何かな、李ラインだけでソビエトのほうも駄目だ、そういうことは含まんというのだが、やはり李ラインの問題は政府は責任を何か強く感じておるから、そういう法律を作つて特に救済をすると、こういう、ところに意味があるのですか。
【次の発言】 もう一つ今の鮭鱒のほうの母船ですが、申請は北海道関係を含めて三つぐらいあるということですが、あれだけですか。
【次の発言】 この間油船が根室へ漂着した、それをこつちでみな処分してしまうと聞いておつたのですが、日本政府でするということで聞いておつたのですが、そういうことをしてもらつては向うとの友好上困るというので返してもらいたい、海上保安庁が電……

第19回国会 水産委員会 第9号(1954/02/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 簡単に質問をしますが、これは、船についている保険はどうなるのですかな。向うに拿捕されたということに対して保険はどうなるのですかな。まあそれを一つ聞かして下さい。
【次の発言】 それは建前はそうだが、実際はどうか。保険に入つておる船が保険金をもらつておるかどうか、そういうことはお調べになつておらんか。
【次の発言】 保険は何ですか、沈没した場合でも拿捕した場合でも同じように取扱われておるかどうか。
【次の発言】 そういう特殊の保険があれば、船体ばかりではなく、乗組員に対しても何らかの損害保険というものがあるのですか。
【次の発言】 そうすると、乗組員は全部損害保険か何かをもらつてお……

第19回国会 水産委員会 第11号(1954/03/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 ちよつと、この間何ですよ、実は委員長の御配慮によつて自由にでありますが、中国、四国の水産状況を調査に参りました。私で参つたのです。瀬戸内海で問題になつているのは、底曳を荒して、そうして沿岸の非常に対立が起きている。私の行つている間に向うから多分こちらに陳情、請願が来ていると思うのでありますが、現地では相当深酷な対立になつていることを事実だけを報告しておきましよう。  それから築磯の問題はこれは非常にあの辺は要望している。なかんずく高知県においては従来政府の御厄介にならんで、県で三百万円くらい年間やつているような次第で、そこでこれらについては今のような問題ですね、つまり葛藤の問題、……

第19回国会 水産委員会 第12号(1954/03/15、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 北海道でこの頃いろいろのことを聞くのですが、何隻捕まつておるか、こういう話だが、それはどんな船がどういう状況でいつ頃捕まつだか、わかつておりましたら一つ。
【次の発言】 漁は何するんですか。
【次の発言】 どこの船です。
【次の発言】 海上保安庁でしたね、さつきから保護々々と言つているのですが、その中に話を聞いていると交戦状態、ソヴイエトと中共が交戦状態だと、戦いの中途だとこう言つているのてすれ、それでそういう戦争状態であるならば、公海も何もないじやありませんか、そういう場合にはどういうところを基準にして保護をするということになるのかな、それを一つ聞かして下さい。

第19回国会 水産委員会 第14号(1954/03/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 大変な事件が勃発になつたのだが、これは外務省としては、この問題を中心として改めて外交的な方針を何か決定しておりますか。
【次の発言】 いや、そのことはさつきからいろいろお伺いしてわかつているのですが、再びそういう危険なことをしないようにというさつきの御答弁もあつたわけなんです。ただそれはその近所に行くなとか、警戒して来たならば警戒によく注意しておれという問題では解決つかない。これは私なりの、私の考えではああいう原子兵器というか、水爆というか、そういうものを用いないでくれ、使わんでくれ、そうしてそのことがなされない限りは、私はあなたがたは危険区域とかいうけれども、この危険区域は私は……

第19回国会 水産委員会 第16号(1954/04/01、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この請願、陳情でありますが、これは漁業と関連してもう一つ国後島の木材についても貿易と言いますか、何かそういうことの希望を持つておるように聞いておりますが、その点についてはどうか、それについて国後の木材の状況等を一つと、もう一つは根室地方の今やつておる漁業者の中で千島方面からの帰還者、そういう人たちはどういう状況になつておるか、そういう点についても一つわかるだけ知らせて頂きたい。
【次の発言】 去年こんぶとそれからほたてを沖合に取りに行つて、一方は又貝殻・島方面に行つて採取したということなんですが、これについての事情をわかつている限り一つ話して頂きたい。

第19回国会 水産委員会 第17号(1954/04/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 議事進行について。私ちよつと今よそに行かんなりませんので、安藤国務相か何か正式に……。
【次の発言】 そういうように一つお願いします。

第19回国会 水産委員会 第18号(1954/04/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 一つ安藤さんにお伺いするのですが、今度あなたを中心にして協議会か何かできたということですが、これはどういう目的でおやりになるのですか。それをお聞きしないと、何もかもお尋ねしては……。
【次の発言】 それではそういう範囲でお尋ねしようと思います。こちら側のほうへは、先般三崎地方といいますか、かつを、まぐろの業者のほうからいろいろ陳情が出ている。それを検討しておりまして、何せ水産庁だけでもはつきりせん点もあるし、かたがた総合的な調査をしておられるというのであるからおいでを願つた、こういうことになります。このような先ず損害に対しては、基本的にはどういうように規定づけて考えているか。例え……

第19回国会 水産委員会 第20号(1954/04/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 これは日ソ間の貿易を促進することが今の日本において非常な重要なことだと、こう考えまして、これについて実現のために当委員会において何らかの方法を講じたらどうか、こういうように考えます。でこの問題については先に衆議院において水産委員会で、水産の代表者をソヴィエトのほうへやることを希望するよう決議を行われた。併し今日の情勢は単なる水産というだけには参らんと思いまして、いわゆる経済使節団といいますか、貿易代表といいますか、相当な事情を調査のめに、又相互の信頼、親善を促進するために必要だとこう考えております。先に本院におきましては昨年の七月三十日です、日中貿易促進の決議が提案されました。左……

第19回国会 水産委員会 閉会後第20号(1954/11/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 さつき……。
【次の発言】 ええ。長官が二十九年が八年よりも十九億少いとおつしやつたが、これは節約したわけですね。
【次の発言】 その一割というやつは実行予算というやつでしよう。
【次の発言】 それならば大体わかる。さつきのは間違いだと思つて聞いてみたのです。  そこで今実行予算を政府がやつておるやつは、これはあなたたちにどういう手続でそれをやれと言うて来ておりますか。私どもはあれは憲法違反だと思つております。財政法逮反だと、こう考えております。あなたたちにどういう手続で政府のほうからそういう要請が来ておるか、それをちよつと聞かしてもらいたい。

第19回国会 水産委員会 第21号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今のお話を聞いておると、アメリカから損害をもらわなければやらないのか、アメリカが一銭もそういうものを出さなくても、日本政府の責任において、これらの国民を保護するという建前から何らかの措置をしなければならないと考えておるのか、この点を先ずお伺いいたします。
【次の発言】 どうもその点がはつきりしないので、アメリカが出さんということはなかろう、ということと、それは別の問題だと思うのです。日本国民がこのような不時の災難に会つたのだから、政府は国民を保護する責任上、これに対していろいろな救済の措置をやるのだ。こういうことが先決問題としてやらなければならないのじやないか。例を言えば李承晩ラ……

第19回国会 水産委員会 第23号(1954/05/10、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今のはビキニの問題ですか。
【次の発言】 この損害補償ですが、禁止区域と言いますか指定区域と言うか、その以外から来ておるものはまぐろはやはり検査しておるのですか。
【次の発言】 最初ビキニ……。
【次の発言】 まあ、その附近ですね。極端な場合には日本水域の指定区域、アメリカが地域を拡張したその以外、その附近。
【次の発言】 検査を受ける港はどこどこですか。
【次の発言】 その以外にも入つて来る船があるんではないのですか、まぐろ船で。
【次の発言】 私の承わりたいのは、希望がなければ五港以外に積んで入つてもいいのでしよう、その指定区域以外ならば。それを聞いているのです。

第19回国会 水産委員会 第24号(1954/05/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 只今の決議案の中の「漁業の操業安全」という言葉があるのですが、何かこう第三者から見れば、現在ソ同盟のほうで不安全なようなことをやつておるかのごとき印象を与えるのであつて、この点は円滑に漁業ができるのだという意味と解釈いたしますが、それでよろしうございますか。
【次の発言】 只今あとの場合は、今そういうように了解は得たようですが、やはりこの決議の趣旨に副うものであり、そうして本委員会に申出があつた場合には、委員会において改めて検討して、そうして協力し、これを支持してやるということが建前じやないかと思うのです。そういうように私は解釈してよろしうございますか。

第19回国会 水産委員会 第27号(1954/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今のは質疑終了の動議かのようにも聞えるが、又質問があつたら質問もするし、どつちなんです。
【次の発言】 それじや質疑終了をくつつけることは要らんな。
【次の発言】 ちよつと私一つ、次回に来るか来ないかわからない。(笑声)それで今話を聞いていると、自主統制やるというのだが、自主統制なら法律要らんじやないか。それはどういうことなのか。
【次の発言】 その点がどうも。やはり行詰つたものは統制ですね。(笑声)
【次の発言】 それはそれとして、こういう法律を作つたらば生産者のほうはどうなるのでございますか。ここでうまいことを言つて生産者殺しやらにやならん。

第19回国会 地方行政委員会 閉会後第9号(1954/10/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(木下源吾君) この委員会で発言を許されたことは誠に有難いと思いますが、私に特にこの委員会を選んでお願いしたのに、実は今の世界情勢は、御覧の通りジユネーブ会議によつてインドシナの戦争がやみ、先には朝鮮が休戦になつておる。そして平和共存の波が高くなつている。話合いにおいて物事が解決しなければならないという方向に今進みつつあるということ、従つてここの委員会において、有力な諸君に今おいでを願つているのであるが、何とかしてこの大きな世界的風潮に同調できるような結果を生み出すことを希望しまして、これから御質問をしたいと思うのですが、それは決して皆さんを追及するという意味ではありません。私から……

第19回国会 農林委員会 閉会後第16号(1954/10/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(木下源吾君) 救農土木の仕事ですね、それから風倒木の関係についてお尋ねしたいのですが、関係者誰か来ておりませんか、農林省の……。
【次の発言】 救農土木のほうはどうですか。
【次の発言】 実は繋ぎ融資……。
【次の発言】 御承知の通り北海道は非常な災害、今度の十五号災害は大きい。そこで先般来繋ぎ融資についていろいろ御配慮を願うことになつておるが、どうもはつきりまだ資料が整つておらんのかどうか、進み方が強いのですな。そこで繋ぎ融資について、理財局のほうとの話合いはどうなつておるか。そうして救農事業なんというのは、御承知の通り雪がもう一回降つておりますし、又すぐ雪が来ます。これらのこ……

第20回国会 人事委員会 第2号(1954/12/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 ちよつと、今の千葉君の質問に関連して。私今ちよつとよそへ行かなければならんので、総裁にお尋ねするんですが、しばらくこの人事委員会には関係しておりませんでした。今公務員諸君が給与改訂、年末手当等を要求して政府に迫つておる。ところが給与改訂に関しましては、制度上やはりこれは人事院の勧告が必要なんですね、これは御承知の通りだと思う。だから政府に迫つておる、或いは大蔵省に迫りいろいろやつておるが、この要求というものが直接的には人事院に要求されておると考えなければならんと私は思うのですが、この点についてはどういうお考えですか。
【次の発言】 それでこの要求をしておる基本はですな。昨年の三月……

第20回国会 人事委員会 第3号(1954/12/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私は先ほど来、御懇談のうちにございました公務員の給与改訂に関する決議案を動議として提出いたします。  これは皆さんの御意見にありますように、直ちに今決議することなく、研究してからという御意思のあることを十分に了解しておりますが、従つてこの決議案の趣旨について若干弁明をして置きたいと思います。  御案内の通り、公務員給与の実情は、本年五月人事院が国会に報告にありました内容によつても明らかなごとく、民間給与との差が九・三%、又生計費においては九・五%、いずれもすでに公務員法に定むる範囲を越した異動になつておりまして、当然この法に従つて人事院が政府並びに国会に改訂の勧告をしなければなら……

第21回国会 人事委員会 第3号(1954/12/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私も大臣に一つ、この際、現内閣は政策については余り深くまだおやりになる立場でもなかろうと思うが、そういう点については機会が又あろうと思うのです。  さて、給与については現実に公務員の日々の生活と密接な関係がある。そこで政策というような大袈裟でなくても、たとい選挙までの短期間においても、いろいろ手を打てば打てる、こういうように考えられます。今千葉君からいろいろお尋ねになつた。給与体系が乱脈になっておる。それが短い、就任まだ日が浅いにもかかわらず月にする。その原因はいろいろあろうと思いますが、探求せられておりますか。これはやはり給与が低いということ、その低い原因をまだ探求せられていな……

第22回国会 内閣委員会 閉会後第1号(1955/09/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今の問題ですが、これはいつ出席不能だということがわかったのですか。
【次の発言】 それは金曜日の夕刻というと、だいぶ前でありますが、そのときすでに今日は出られないというのは計画的に出席しないというそういう意図のもとであるかどうか、それを一つ確かめてみたいと思うのですが、その前に委員長から正式に委員会の方で要求しているものがただばく然と出席されなかったというようなことに対して、何かそういう点を確かめて、理由を確かめるとか何とかいうようなことをしなかったか、その点を二つお聞きいたします。
【次の発言】 ただいま千葉君からも、しからば明日、明後日ということを言っておられますが、これは必……

第22回国会 内閣委員会 第2号(1955/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この大学は、幹部職員を高等教育するというのですが、大ざっぱに、内容はどんなような教育をするのですか。次に保安学校ですか、この中堅職員に対してはどういうようなことを……、今の訓練所は、下級乗組員といいますか、大体のことはわかりますが、大学とこの保安学校ですか、その内容を一つ伺いたい。
【次の発言】 お話のようなあれであれば普通の商船学校ですね、そういうようなものでもいいのではないかと、こう考えるのですが、特に保安大学、保安学校と言う以上、何か特殊任務につく特殊的な何か教育をするのではないか、そういう面がないのかどうか。
【次の発言】 そこで最近の実情でありますが、開くところによると……

第22回国会 内閣委員会 閉会後第2号(1955/09/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 大体皆さんが御質問で尽きておるようでございますが、なお一、二点お伺いしたいと思うのであります。前町長若松さんにいろいろお話を伺っておるうちに、第三者が介入したから不祥事が起きたと、こういうような結論のようでありますが、だんだん御答弁によると、はからずも若松さんそれ自身が第三者のように受け取れてしようがないのです。そこで、若松さんがこの問題にどうしても介入して指導して行かなければならないという何か深い事情があるのかどうか、これをお聞きしたいのであります。それから次に、第三者が介入しなかったならば農民は暴力をふるわなかったであろうと、こういうことを今おっしゃったのですが、果して農民が……

第22回国会 内閣委員会 閉会後第3号(1955/09/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 木下、田畑両委員の一行は九月十日から十三日までの四日間、千葉県の木更津航空基地並びに愛知県の小牧航空基地の実情を調査いたしました。  詳細は文書をもって提出いたしまして、速記録にとどめておきたいと思います。  そこで簡単に、今野本君から御報告がありましたが、私どもの調査の結果も反対の実情は同一でございます。  特にこの際申し上げておきたいことは、第一に調達庁はいろいろ仕事をされる上に地元民をだましたというようなことが一般に言われている、この点は注目に値するのであります。  そしてまたもう一つは、今は何にもしておらぬけれども、反対だということは皆これは一貫して言っている。その理由と……

第22回国会 内閣委員会 第5号(1955/05/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 提案者の森君にちょっとお伺いしておきたいのですが、聞くところによれば、政府といいますか、与党というか、その勤務地手当制度をなくするというようなことが主張されておる。しかるに、いま一方においては議員提出で二百十二億の巨額を要する修正というか、そういう案が提出されておる、これは全体の態勢から見てどういう見通しを持っておられるのか、これをつまり実際に実現させようとすれば、政府は予算措置を講じなければならない、政府にかかっておる問題だと思う。で、この点は実現させる上において重大な問題を含んでおると思うのです。這般の消息は一体どういうふうになっておりますか、そういう点について何ら考慮せられ……

第22回国会 内閣委員会 第6号(1955/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 来ている方は……。
【次の発言】 それでは一つお尋ねしますが、どちらからでも、御都合のいいように御答弁を願います。昨年から今年にかけて、私は北海道ですが、四十七度線以南の鮭鱒流し網の漁船が、大量に昨年春被害をこうむったことは御承知でありましょう。また九月には洞爺丸遭難事件が世界の歴史にもまれなことが、これはいろいろ海難審判で捜査をしておりますが、何と言ってもやはりあの大しけがもう少し徹底しておれば、方法のいかんを問わず人為的に避け得られる遭難であったというようにも世間では考えておる。高松、宇野間の問題は濃霧ということでありまして、気象にあまり関係ないようでありますけれども、やはり……

第22回国会 内閣委員会 第7号(1955/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 いろいろ今の説明を聞きますと、大体首切りがだいぶ出そうなのがあります。それと関連した首切りの数字、配置転換等を行う意図があるならば、そういうものの計画、そういう計画の何を一つ出してもらいたい。建設省であるとか、厚生省であるとかというような内容を、今ちょっと聞いただけでもそういうのは相当あると思います。今日の説明の中で関係している首切り、そういうものの何を一つ……。
【次の発言】 それは一ぺんもらえばもうもらわぬから、今の関係のやつを一つ出してもらいたい。

第22回国会 内閣委員会 第8号(1955/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今のお話によると、問題の起きたのが手続の行き違いで、感情上のような主としてお話でありましたが、そういうことだけではなく、演習をやられることにおいて、地元にいろいろ何らかの障害がある、具体的には、例えば登山する道路の上を弾が飛んで行くのだ、こういう不安がある、観光に対する被害が大きい、何らかそういうことがあって、従来いろいろ問題があったのではないですか。そういうような事実ですね。根本の、つまり大事な点があったならば知らしていただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、やはり今でも射撃はやっておるのですね。
【次の発言】 そうすると、根本的な問題はまだ一つも解決しておらぬ、調整……

第22回国会 内閣委員会 第12号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 それではお尋ねしますが、この法律案の施行の結果、直接定員の上に増減が伴うのか、もし増減ありとせば、その部局及び数はどんなものであるか。それから第三条の十八号に、これらの宅地制度に関する調査及び企画と、こういうふうになっておるが、この宅地制度は多分に農林省との関係がある所管の事務であるが、農地制度とこの関係について、農林省との間の調整、連絡はどういうふうになっておるか、こういう点を一つお伺いします。
【次の発言】 ここでまあ宅地事務などについては十三名、若干の増員になるのですが、一方建設省では営繕関係の方が今減員しようというような構想がある、これらとの増減ですね、また配置転換等を行……

第22回国会 内閣委員会 第13号(1955/06/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私もちょっと質問したいのですが、私の質問の趣旨は、外務省がどうも常日ごろ、理事者というか、外務当局というか、そういう諸君が著しく政治方面に多く動いている、こういう印象を持っているわけです。先ほど来聞いておりましても、参事官の答弁を聞いておっても、何か参事官の意見で外務政策をやっておる、そういうことを私は感ずるわけなんです。これでは政府は民主党がとっておっても、なかなか思うような外交政策が行われない、こう思うのですが、それでよく総理大臣の話と、外務当局と重光大臣の答弁とは食い違っているということは一般に日本でわかっている。こういう問題が具体的に今たまたま質問が出ているのですが、われ……

第22回国会 内閣委員会 第14号(1955/06/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 西田大臣に、実は失業の問題は炭鉱ばかりでなく、富士モーター、あるいはその他特需関係、これは今五万や七万じゃないのです。石炭も入れば鉄鋼もそうでありましょう。そうしてデフレが進行してきた根本は前内閣のやったことが悪いのだ、これでは鳩山内閣として責任は遂行されぬと私は思うのです。基本的には今言う特需関係、そうして大きくはアメリカの軍需政策、こういうものとの関連において、この失業者がたくさん出ておるということは率直に認められると思うのです。そうである限り、今のような過渡的な失業対策事業費を予算に盛って、失業対策部、局、課ですか、そんなものを置いて解決するものではない。これはもう大臣も同……

第22回国会 内閣委員会 第16号(1955/06/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 お尋ねしますが、航空研究所、技術研究所、これに類したものは前にあったのですか。
【次の発言】 この中で学問的研究と技術研究というものはおのずと別々になっているのですか。
【次の発言】 そうしますと、今度の何はこれまでにはいかぬでも、これらを全部総合したものを内閣に一つ置こう、こういう意味ですか。
【次の発言】 そうしますと、これは六ヵ年計画の裏づけの法律とそういうふうに了解していいのですか。
【次の発言】 戦後、航空機のことについてはアメリカからだいぶ日本は制約されておったと思うのでありますが、こういうことをどんどん進めていくことには今は一向アメリカの制約はないということですか。

第22回国会 内閣委員会 第17号(1955/06/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 県の方の方にお伺いしますが、最初に演習地を承諾するときに、今の個人所有地、入会権のあるそういう問題について直接利害関係者が困る、この困ることについて一体何か措置をしてかからねばならぬのだと、こう考えるんですが、そういうことに努力せられたのですか、その点をお伺いします。
【次の発言】 その当時は日本の陸軍の軍用ということになっておる。今度終戦後、連合軍関係で新しく問題が発展したというのは、以前には入会権というのは実質的に所有権を認められておる。ところがその後になって、今話しを聞くと否定された、こういうことになるのです。最初のよりも、終戦後米軍関係になって、これをやるときに当然問題が……

第22回国会 内閣委員会 第18号(1955/06/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この農林省関係で特にこの定員を改正してふやさにゃならぬ点がある。一例をあげると、営林など、昨年北海道で風倒木が非常にたくさん出た、これを処理するに数年間を要する。さてこの処理に必要な人員はどうかというと間に合わせでいろいろやっておる。特にまた職員の中にはいろいろな区分がたくさんあるが、当然定員の中に繰り入れなければならぬものがある、こういうものを今のような機会に定員の中に繰り入れてはどうか、こういうことです。今のあなたの御答弁でいろいろ審議会の何もあろうけれども、現実にはあまりややこしいことをやっておるのです。団体交渉で……。そういうことではなく、はっきり定員に入れるものは入れて……

第22回国会 内閣委員会 第20号(1955/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 ソ連代表部はどういうことになっておりますか、私はそれはいろいろ問題を詮議立てて、これをおられないようにしようという考えで申し上げるのではありません。今日の情勢ではそれのいろいろ連絡がつくようなことをした方がいいだろう、こう考えて、できるならば根拠を見つけて、いわゆる承認とまで行かなくても、それに類したものの取り扱いができるようになったらいいのだろう、こういう考えで御質問を申し上げるのであります。
【次の発言】 その政府部内での議題に上ったことがある、この政府部内のそういう問題はどこで議題になるのですか、どういうあれでしょうか。

第22回国会 内閣委員会 第22号(1955/07/05、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今度つき添い婦をなくするという点、だいぶやかましいのじゃありませんか、あれは厚生省はどう考えておりますか。
【次の発言】 よくわかりました。もう一つ、二つ。何せ鳩山内閣はいろいろ社会保障、そういうことを熱心にやる、そういうかけ声だけれども実際はうまく行かない。この間本会議で予算の報告を聞いておりましたが、結核患者がたくさんあるのに、わずか四分の一か、五分の一ぐらいよりか、ベットに収容されてない。一割ぐらいかな。そんなようなことをこの間も委員会で質問した報告があった。その結核などに対してどういう方針を考えているのか。そのほかに町のまん中に結核をやる病院、こういうのを非常に付近の住民……

第22回国会 内閣委員会 第24号(1955/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 長官がたまたまお見えになって、いい機会ですから、この際一つお伺いしたいと思います。  今度のいろいろ改正には審議庁の権限と言いますか、強化をされた点があるのでありまして、それだけに非常に審議庁は重要な地位にあるのじゃないかと思うのですが、それでお伺いしたいのは、経済自立のために、現在の産業構造で経済自立が可能であるかどうか、こういう点をまず一点お伺いしたいと思います。と申しますのは、朝鮮戦争後の行き方は、日本の経済は大部分軍需的な産業あるいはその他のドル稼ぎによってまあやってきた。今日では著しくその様相が変っておると私は思う。だからああいう産業構造では私は自立できない、こう考えて……

第22回国会 内閣委員会 第25号(1955/07/12、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 同僚委員のせっかく質問中でありましたが、二つ三つ譲ってもらいたいと思う。というのは、先般来九州、東北、最近また北海道、こういうように災害が相次いでやって来ておる、これは例年よりも早い。台風の季節じゃないのであります。そこでいろいろ政府は調査してこれが対策を立てているとは思いますが、まあ最近北海道の一番新らしいところ、道側からの情報では九十億ぐらいの損害を受けておる、そうして公共的な、つまり国の直轄の面で約五十億近く、あとは地方関係で四十億、こういうようになっておる。こういう損害に対して、当然政府は進んで従来の災害の例によって応急の立法をせねばならぬのじゃないかと、こう考えるのであ……

第22回国会 内閣委員会 第26号(1955/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 ちょっと政府の方の防衛関係、それから官房長官、そういう関係をお呼び願えませんか。
【次の発言】 せっかく皆さんのお話なんですから……。今政府関係で来ているのはどのくらい来ておりますか。
【次の発言】 それで官房長官ですね、それから次官くらいを一つどうかごあっせん願います。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 ちょっとそれではお尋ねするが、今話を聞いておると、政府としては全体として知っておるかのごとく、知らざるがごとく、しかしこの問題の起きたのは、この間予算が通った、これが根本だと思う。この予算を組んで、そうしてジェット三機の三カ年計画というものを立てて、この飛行場を拡張するという……

第22回国会 内閣委員会 第28号(1955/07/18、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 大臣にお伺いしますが、どうも最近おやりになっていることを見ますと、カルテルを強化し、独禁法をだんだんなしくずし的になくして行くというような方針らしいが、事実そうでありますか。
【次の発言】 わが国の国情に沿わないというのは、たとえばどんなことか、一つお示しを願います。
【次の発言】 今お話に出ました輸出入取引法……中小企業が競争して物を安くする、こういうような御心配のようですが、相手がいわゆる共産圏の国と資本主義国と申しますか、自由諸国これとでは趣きが私は違うと思うのですが、やはり中小が、小さいものがたくさんで競争をして損をするというのは、この両方の場合に共通でありますか、どうで……

第22回国会 内閣委員会 第30号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今の観光のことについていろいろ御説明を伺ったが、思うに日本といえば富士山です。ところがこの富士山がこの頃大砲のたまでむちゃくちゃにやられておるのです。この間も北富士に私は行ってみました。それからこの間またこっちで、東富士の御殿場の方の人たちに、参議院の内閣委員会に参考人として来てもらっていろいろ聞いたのだが、ここも写真などをみんなに見せられた。天然なこういう木がほとんどたまで折れておる。大体普通の国民、そういうものがあそこに行って何か一本でも高山植物でもとって来たらえらい目に会うのだ。ところが大砲のたまでこういう木がどんどん倒れた写真がある。いずれにいたしましても、一方で一生懸命……

第22回国会 内閣委員会 第31号(1955/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 まだあるでしょうけれども、飯を食ってからにしたら……。
【次の発言】 今のをお伺いしておると、社会保障と軍人恩給とはつながりあるようなことをおっしゃっておるが、やはりそれは違うのだな。それは社会保障はあくまでも保障であって、恩給はやはり一つの既得権になってしまって、余裕のある者でもそれはとる権利ができてくる。社会保障とは私は違う思うのだが、この点どうですか。
【次の発言】 そこで社会保障ということと、この恩給ということとの間には共通の点も内容においてあることは認め得るが、しかし社会保障である場合にはもっと均衡がとれて平均にならなければならない。そこに問題があると思う。そこを今こち……

第22回国会 内閣委員会 第32号(1955/07/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 大蔵当局は見えておりますか。
【次の発言】 そうですか。それではこの案に対する大蔵当局の考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 今の御説明の、公社負担等々の御説明がありましたが、提案の側から聞くところによれば、そういう負担はかからないのだ、これは修正されて提案されておるのだということを言っております。また増額の割合も、今三割と言われましたが、それも実際は違う、負担も二十年後において国家予算との関係が出てくるだけで、その前にはそういう何はないのだ、こういうお話を聞いておるのですが、この点はどうですか、ただいまの御説明と食い違うようでありますが。

第22回国会 内閣委員会 第33号(1955/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私は首相に一つお伺いしたい。第一に、憲法第九条と自衛隊の関係について一つ御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 よく言われているのですが、首相は、在野当時は防衛隊また自衛隊、そういうものは憲法を改正しないでやることはいけない、こういうように言われておった。ところがただいまのような解釈はどういう動機で変ってこられたか、お伺いしたい。
【次の発言】 そうしますと、一口にいうと、自衛隊法が国会を通った、それだから従来の主張を変更した、こういうことになるわけでございますか。
【次の発言】 この点が一般にまだ了解いかぬところでありますが、国会が自衛隊を認めたということと、自衛隊が日本の……

第22回国会 内閣委員会 第34号(1955/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この恩給法でだいぶ気ばって金を出すという、来年も再来年もだいぶ出るようになります。一般国民の方では日本が恩給亡国になるなんという、けさもまたそんなようなことがちょっと新聞に出ておる、そういう点についてはどういうお考えを持っておりますか、提案者に伺います。
【次の発言】 この軍人恩給と銘打っておりますが、復活だと、こう言うのです。軍人恩給というのをどうして復活せにゃならないのですか、恩給としてですね。しかもそれがときどきアンバランスを直すとか、何とかいう、大体この軍人恩給の受給者の対象で、生活に困窮している、こういうものと、それからそういう恩給をもらわぬでも生計を立てて行かれると、……

第22回国会 内閣委員会 第36号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 この自衛隊ですが、直接侵略に対して云々という一つの目標を持っておる、そこで自衛隊の創設に当って直接侵略のきわだった情勢があったのかどうか、この点を……。外部からの武力による直接侵略の情勢がその当時一段とあったのかどうか、こういう点です。
【次の発言】 いや、私のお伺いしておるのは、この自衛隊の発達がだんだん、警察予備隊から保安隊、それから今自衛隊になったわけでしょう、それで以前には国内の秩序とか、保安だとか、そういうことをいっておったのだが、自衛隊になったときに、自衛隊の目的が主として外部からの直接侵略ということを明瞭に打ち出したわけですよ、その打ち出したというのは、その打ち出す……

第22回国会 内閣委員会 第37号(1955/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 関連して伺いたいのは、最近気象のあれが非常に重大になってきております。今の気象台組織が必要な気象全般の観測、通信、そういうものをしょい切れないような、つまり入れものが小さい組織である。御案内の通り災害等も非常に多い。これにかんがみて、この組織、人をふやすばかりが能じゃない。組織それ自体をもってもっと仕事を無限に包容して行けるような組織に変えたらどうですか。まあ差しあたり考えられることは、要するに今建設省の所管の何ですね、外局にするというようなことによってですな、気象台の実際の運営を、今申し上げたように、入れものが小さい組織で実際に活動が非常に窮屈になっておる。それを伸ばして行く、……

第22回国会 内閣委員会 第38号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今の御答弁はっきり聞こえないんですよ、こちらに……。あと先がぼけたり、まん中がぼけたり、委員長もう少し大きい声で要点だけ一つ言うて下さいませんか。
【次の発言】 ええ。こちらの方に聞こえないんです。あなたのお尋ねの点もつけ加えて一つ……。
【次の発言】 外務大臣にお尋ねしますが、この前、外務大臣とアリソン大使との間で、原子爆弾は黙っては持ち込まぬ、こういう何かお話をなされたようでありますが、そういうことをしなければならない何か動機はどこかにあったんですか、何か根拠があって、そういうお話になるのですか。
【次の発言】 どういう論議がどういうところで行われたのでしょうか、この前から原……

第23回国会 内閣委員会 第2号(1955/12/08、3期、日本社会党)

○木下源吾君 ただいま御説明をいただいたのですが、この増額分は各省別にやることになるのですか、この財源をあさることになるのですか。
【次の発言】 今のような措置ができないところはどうするのですか。
【次の発言】 人件費や、旅費、庁費といいますかね、人件費ということになれば、既定予算の中で、必要なものを使わないで、こういうようなものを今回の増額に流用するということになれば、結局使われている方から言えば、自分の足を食っているタコのようなものじゃないか。この点についてはどういう考えを持っておられるか。
【次の発言】 従来は超勤の繰り上げなんというておりますが、大体超勤だって必要なだけの超勤なんという……

第23回国会 内閣委員会 第3号(1955/12/10、3期、日本社会党)

○木下源吾君 大へんどうも大臣忙しいようでありますから、簡単に一つ……。今度の人事院勧告を尊重してやる、これは非常に河野さんのいわば功績だと私ども思っておる。今までそんなことをやった何はない。これは非常に私は考えて、いいこと当然、そういうようにいいことは奨励すべきである。そこで問題は受納者の方で二カ月分を要求しておったことは御承知でしょう。この二カ月分要求に対しては、一体どういうふうにお考えになっているか、この点を一つお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 そこで財源の問題は大蔵省でいろいろ心配して何しておるとすれば、この法律の建前では人件費の不用額、こういうことが骨子のようですが、こういう……

第23回国会 内閣委員会 第4号(1955/12/12、3期、日本社会党)

○木下源吾君 この量的にふやすというのですが、今の人たちで質的のどっか欠陥があるのですか。
【次の発言】 そうすると、従来の十五名はやはりそのままにしておいて、新たに五名をふやすと、こういう意味ですか。
【次の発言】 今の、さっきの御説明では、何か全体の質的なものを変えるというようにもとれるのです。新たにつまり構成しようという、そういうような意味ならば、ただ定員だけをふやすというのでは無意味じゃないか。十五名でも質的にこれを変えて行くというならば、それでたくさんじゃないか、こう思うのですが。
【次の発言】 いや、単に反動化というても、ちょっと考えつかぬかも知れませんけれども、たとえば元の海軍大……

第24回国会 内閣委員会 第4号(1956/02/06、3期、日本社会党)

○木下源吾君 今の中央気象台外局というのは、これは何でしょう、運輸省の方の……。
【次の発言】 これは予算は伴わない……。
【次の発言】 今の中央気象台の外局の問題は、これは前国会から強く私が要請した問題であるが、ただ予算を伴わないで格好だけつけるというだけでは、実際上の気象台の活動に私は意味をなさないものだ、こう思うのだが、これはまあ今はよしておきましょう。もしもお話のように、ほんとうに予算を伴わないで昇格だけさせるというのであれば、あなたの方からも一つ注意してやる必要があるのではないかと、こういうように考えますが、その点どうですか。

第24回国会 内閣委員会 第5号(1956/02/14、3期、日本社会党)

○木下源吾君 ちょっと議事進行についてお願いしたいのですが、今あの官公労が賃上げの請願、陳情運動を起しております。これに対して政府が従来と違った形でこれに対処しようとしておるわけでありますが、この点について緊急に一つ聞いておく必要があるとこら考えまするので、官房長官、労働大臣、これに関連する閣僚、関係者を一つお呼びを願いたい。これをおはかり願って緊急を要する問題でありますので、お願いしたいと思います。
【次の発言】 いつでもよろしいが、緊急を要するということだけ一つお忘れなくお願いしたい。

第24回国会 内閣委員会 第6号(1956/02/16、3期、日本社会党)

○木下源吾君 長官に一つ。従来官公労のいろいろ陳情、請願、要請の闘争がいろいろの形をとって行われておったのですが、今回春季闘争においてこれらの方式が同じような方式、やり方をしておっても今度政府はあらためてこれを禁止するような、そういう措置をとっておるが、これは従前と今度とはどういう点が一体変っておってそういうような措置をとられるのか、また同じであって特に今回だけそういうような政府の措置をとるということに何か特殊な新しい条件が生まれておるのかどうか、こういうことについて一つ官房長官からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 従来は、すわり込み、あるいは集団陳情だとか、あるいは懸垂幕、こういうもの……

第24回国会 内閣委員会 第10号(1956/03/01、3期、日本社会党)

○木下源吾君 さっき売春の問題の解決を社会運動でやる。こういうお話ですが、昨今政府はいわゆる社会運動、思想運動、そういうものに対してきびしい弾圧の方策をとろうとしておることが新聞に見えております。そのいわゆる社会運動、こういう思想運動とその売春をなくするという社会運動、これは一体どういうように区別がありますか、それを一つ伺いたい。
【次の発言】 社会運動というのが二つあるし、一つは云々と言われますが、要するに社会運動の目的は、ただいまのような貧困をなくする、病苦をなくする、こういうふうにまあ言われているわけです。ただ一般に今政府が企図している社会運動弾圧の方策、その社会運動もやはりそういう目的……

第24回国会 内閣委員会 第11号(1956/03/06、3期、日本社会党)

○木下源吾君 長官からだんだんお伺いして行こうと思いますが、この間来いろいろ問題になっております自衛権といいますか、こういうことがよく言われておるが、どうもその自衛権の問題がはっきりしておらぬが、その定義とでもいいますか、そういうことについて長官はどういうようにお考えになっておるか、いわゆる自衛に関する定義でしょうな、それを一つお伺いしておきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、結局自衛権が発動される、そういうときには交戦ということもやっはり前提に考えておるわけですか。
【次の発言】 長官が先ほど言われた個人の場合でも正当防衛と、まあ個人がなぐられた、これに対してそれを守るためにこちら……

第24回国会 内閣委員会 第14号(1956/03/15、3期、日本社会党)

○木下源吾君 私は総理大臣にお尋ねしようと思うのですが、この防衛に関して、同時にこれは平和と関連した問題でありますが、平和の条件が今日相当作り出されておるのに、今審議しておる法案では、自衛隊を、防衛力を増強しようという。そこで自衛力を増強しなければならないと考えておる趣旨もいろいろ聞いておりますけれども、なお私は具体的に、平和の条件が満たされておるという、こういう観点でお尋ねするのであります。  総理大臣は、先般予算委員会で、事情が許せば周恩来首相と話し合ってもよいというような御答弁をされております。またこれは繰り返してそういう希望のあることを表明されておるのでありますが、この問題で私は、総理……

第24回国会 内閣委員会 第16号(1956/03/20、3期、日本社会党)

○木下源吾君 お尋ねしますが、今度の科学技術庁を設置するという点ですが、提案理由の説明を見ますと、旧民経済の自立発展、生活水準の向上といろいろ書いておりますが、これはほんとうは防衛産業発展のためにこれは作られるのじゃないですか。
【次の発言】 これを見ますと、航空、金属なんか付属研究所を作る、これはだれが考えて見ても飛行機だとか、戦争に関係するものの研究が一番先のようだが、この点はどうですか。
【次の発言】 ところがその平和に必要な航空は、日本でまだほかのものと比較してその技術云々に至るまでの何にきておらぬのではないですか。ほかのいろいろな産業とか、ほかの技術の方面と比較してどうですか。

第24回国会 内閣委員会 第18号(1956/03/23、3期、日本社会党)

○木下源吾君 ちょっと関連して伺います。具体的に、しからば自衛隊が、あなたが今おっしゃるような装備とか、また実際の日常の訓練とか、あるいは教育の中に、事実においてそろいうようにしておやりになっておられるかどうか。急迫不正の場合に備えるために、そのときには敵の基地まで行って爆撃する、撃ちまくると、こういうようなことをできる、これは自衛の範囲だと考える、あなたはそういうことを予想しておるのだ。であるからして、現実に今の自衛隊はそういうことを教育し、そろいうことが可能な装備を持ち、実際に日常そういう訓練をしておるかどうか。
【次の発言】 法に従っていることは当然だが、具体的に今私が尋ねておるようなこ……

第24回国会 内閣委員会 第26号(1956/04/12、3期、日本社会党)

○木下源吾君 議事進行について。今委員差しかえのことを委員長言われておりましたが、何か新聞で見ると、委員長も差しかえるようなことが出ておるのです。あれはどうなっておるのですか。何か委員長はあまり公平過ぎるから少しきついやつを、ざっくばらんに言えば、青木君をやった方が少し強硬にやりいいから一つ、やるだろうからということが新聞に出ておるのですが、これははなはだけしからんことだ、もし事実だとすれば。その辺の消息はどうなっておるか、ちょっと委員長、あなた御自身に関係あることだから……、たまたま委員の差しかえのことを御報告になっておりましたからお聞きしておきたいと思います。

第24回国会 内閣委員会 第27号(1956/04/13、3期、日本社会党)

○木下源吾君 ただいま皆さんの話を承わっておりますと、やはり総理大臣が見えぬということは、これは相当質問の満足な答弁が得られるかどうか疑問に思うのですが、大体防衛庁の長官でこの点は責任を負ってすべてをおやりになるか、御答弁になるかどうか、まずそれから一つ。
【次の発言】 この防衛に関する整備、そういうものがどうも自主性が乏しいように思う。たとえばアメリカから有力な人が来て、そんなにあまり進めないでもいいというようなことが新聞に見えるのです。そういうようなことを見ると、さっぱり自主性がないのじゃないか、こういうふうに考えておりますが、こういうことについて、アメリカの防衛と、そうしてその一環をにな……

第24回国会 内閣委員会 第39号(1956/05/08、3期、日本社会党)

○木下源吾君 関連質問。今、天皇権の問題が出たようですが、これに関連して、今度の憲法調査会はやはり憲法を変えよう、部分的かあるいは根本的か、それは別として、変えようという意図を持っておるようでありますが、今までの歴史的に見て、憲法を変えるということは一つの革命ですね、革命的な一つのことになろうと思うのです。またそういうときに、しばしば憲法というものが既住においては改められた。そこで今度この調査会を出す根本の意図は、何かその革命的な何らかの意図を持っておるのか、またそういう条件が、どこかにあるのか、そういうようなことについて一つ御所見を伺いたい、まずそれをお伺いしたい。

第24回国会 内閣委員会 第40号(1956/05/09、3期、日本社会党)

○木下源吾君 きのういろいろお伺いしたのですが、結局きのうの話では私どもとしては、こういう調査会の必要はないと、こう考えておるわけです。なぜなればあなたのおっしゃる民主主義と、平和主義と人権尊重のこの原則というものを守るということになりますれば、現行憲法においてこれを改正する、再検討をするというような具体的な問題はないように思うのです。そこではなはだ恐縮ですが、もっと具体的に現行憲法のどこの所をどういうようにやろう、そういうお考えを具体的に今述べていただきたいと思うのですが、たとえば今の民主主義と平和主義と基本的人権の尊重の原則、これだけを確立しているならば、具体的にこの条文についてこういう所……



各種会議発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 司法・農林連合委員会農業資産相続特例法案に関する小委員会 第4号(1947/09/26、1期、日本社会党)

○小委員外委員(木下源吾君) この何は、農業経営の安定を圖るために、資産がある者のことを一生懸命やつておるのですが、農業経営がまだできない。できるだけの資産というものがない者に對しては、何か政府が外に考えておられますか。
【次の発言】 今全国を通じて営農をやるために、いろいろなこれに言うところの資産のない者が大部分を占めておると思う。殊に開拓に行つておる者等は鋤、鍬も禄にないという状態なんですが、こういう有る者に對するいろいろの御心配のことも必要であろうが、そういう者に對して、もう一段と工夫をせられることを私は希望を申上げて置きます。

第1回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1947/11/19、1期、日本社会党)【議会役職】

○副主査(木下源吾君) 速記を始めて……、では大分遅くなりましたから、今日はこれにで散会にいたします。    午後一時十二分散会  出席者は左の通り。    主査      西川 昌夫君    副主査            木下 源吾君    委員            深水 六郎君            島津 忠彦君            島村 軍次君            東浦 庄治君            池田 恒雄君   政府委員    商工政務次官  冨吉 榮二君

第3回国会 人事・労働連合委員会 第1号(1948/11/11、1期、日本社会党)

○木下源吾君 この今度の改正案については、民自党吉田内閣であるが故に、相当感情的な点が多々あろうと思うのであります。そこでできるだけ本委員会には、民自党の諸君の御出席を私は希望するのであります。尚そういうように民自党の諸君にも來て頂いて、而も改正の要点である官吏の能率的で、そうして誠実であるということが徹底すれば、そういうことが公務員に徹底すれば、いわゆる基本的な團結権とか、交渉権とか或いは罷業権なんというものはあつてもそういうことは差支ないのだというまで、國会の審議を通じて公務員諸君にはつきりすることが私は大切だと思うのであります。そういう意味でも僅かの期間でこそこそとこれをやるというような……

第3回国会 人事・労働連合委員会 第2号(1948/11/12、1期、日本社会党)

○木下源吾君 この法案が通過するだけで、マ書簡の意図することが全部滿足に遂行することができるかどうかということですな。動機がマ書簡にあるのですから……。この法案をこういうふうに改正したことによつてマ書簡の意図することが滿足に遂行することができるか。先ずこれを一つ……。
【次の発言】 それでは佐藤官房長官にお伺いしますが、お聞きの通りであります。マ書簡の趣旨に副うことにおいて半分のことはこれで達成せられるということでございますが、あとの半分は政府の責任だと考えますが、政府はこれに対してどういうふうにお考えになりましようか。
【次の発言】 この法案が早急に通過することを政府の望んでおる。而もそのこ……

第3回国会 人事・労働連合委員会 第4号(1948/11/15、1期、日本社会党)

○木下源吾君 ちよつとお伺しますのは、人事委員会が給與について政府に勧告いたしましても、それに應じない場合は如何ともすることはできないようになつておるのですが、このことを公務員法の中に何らかの形で効果あらしめるような規定を設けることができなかつたのかどうか。そういう点について考究したことがあつたのかどうかということを一つ承りたいのであります。
【次の発言】 私のお伺いするのは、つまり公務員の生活保障の何か原別というようなものが公務員法の中には銘記されることが恐らく今の人事委員でも考えられておるだろうと思いますが、そういうような生活のつまり保障並びに、この権威と品位を保ち得る生活の保障をするとい……

第3回国会 人事・労働連合委員会 第7号(1948/11/20、1期、日本社会党)

○木下源吾君 総理大臣がいなくなりましたから、一つ労働大臣に……。政府はお説のように、前内閣時代にでき上つたこの法案に対して、現内閣の指導方針によつて変更した部分があるならば、どういうふうに変更せられたか、それが一つ。それから、この公務員法の問題については、当然給與の問題が附随して考えられるのであつて、すでに臨時人事委員長の、本年七月三十一日の談話によつても明瞭なように、相当綿密な調査、日本の経済、財政の状態等を調査の上に、この給與の問題を國会に提出する予定であるということを言われておつたのですから、相当この研究が積んでおる給與案であると私共は考えるのであります。こういうふうになつておつたのが……

第3回国会 人事・労働連合委員会 第8号(1948/11/24、1期、日本社会党)

○木下源吾君 法務総裁にこの際ちよつとお伺いして置きたいのですが、勤労者の基本的な人権を憲法は保障しているのであります。團体の交渉権等を保障しているのでございますが、今度の公務員法では、これを取つてしまうわけです。でいろいろ御説明を聞いておるというと、同時にやはり憲法では、公務員は公の奉仕者であるということが、つまり裏付けになつておるようですが、この場合憲法の基本的人権というものは飽くまでも保障して、そうして公務員たる義務に対して背いた場合に、これを禁止するとか或いは制止するとかいうような條項を盛つたならばどんなものかと、そう考えられるのです。これは今度の公務員法の九十八條で殆んど憲法の人権と……

第3回国会 人事・労働連合委員会 第9号(1948/11/25、1期、日本社会党)

○木下源吾君 総理は今お急ぎのようだから簡單に一つ、この公務員法の今出ている法案が、いわゆる政府の権威を守れる、これで守れると考えておられるか、マ書簡にあるように、これを出す動機というものは、極めて重大であつてややもすれば政府の権威が圧迫されるというような意味を含んで、從つてこういう公務員法を出さにやいかんという結果になつたと思うのですが、これが通過すればそういう心配がなくなるのかどうかというこの点であります。それで先程來各委員からいろいろ質問があるのですが、言うまでもなく、この法案というものは反動の最たるものであると我々は考えるのであります。労働者の基本的人権までもこれで剥奪するのであるし、……

第5回国会 内閣・人事連合委員会 第1号(1949/05/13、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私も資料を一つお願いしますが、公平な原則から女子と男子の整理される数の率ですね。聞くところによれば、新潟の鉄道関係ではもう女子を全部切つてしまうというようなことを聞いておるのであります。この率を是非一つお示し願いたい。それから鉄道が最初の計画より早めた理由ですね、特別会計の方ですね。それから一体政府は財政面からばかりいろいろ考慮されておるようでありますが、政府の仕事が一体どうなるかということについて何か御調査なさつておるかどうか、その点もお願いしたい。

第5回国会 内閣・人事連合委員会 第2号(1949/05/15、1期、日本社会党)

○木下源吾君 これはまあ大藏大臣だから特にお伺いするんですが、今度の定員法と予算の関係ですが、すでに予算は法律でありますから、その中にいわゆる定員というものが考えられておつたと思うのです。で、そのときにすでにもうこういうようなことを考えて、本年度の予算が組まれたと思うのですが、この関係はどうなつておりますか。私の考では今新らしいこの定員法というようなものを作る必要はないんじやないか、予算はすでに法律であり、予算にはそれが盛られて、すでに決定しておるんだから、この辺の関係は一体どうなつておるか、この機会に一つお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、この定員はすでにどの廳が何人、どの……

第5回国会 内閣・人事連合委員会 第3号(1949/05/16、1期、日本社会党)

○木下源吾君 先程來中井さん、三好さんから言われておつた、ミスプリントか何か知りませんが、凸凹のいろいろなやつは直して貰えるとしても、今度の定員法というのは、一体こういうように出たらめなのが本当だと私は思うのです。(「その通り」と呼ぶ者あり)本は本多さんでも誰でもいいが、というのは、まあ根本的に言えば、予算を決めて差上げておるんだから、それであなた方切つて行けばいいわけなんだ。いわば予算一杯で使えるだけ使えばいいわけなんだ。ところが、やはりこういう首切り法を我々の前に持つて來たということは、これを合理化して、何か責任を國会にも負担させようという意図があるかないか別ですが、そういうふうに現われて……

第5回国会 内閣・人事連合委員会 第4号(1949/05/18、1期、日本社会党)

○木下源吾君 委員長の今言つたこことは分らない。聽えない。
【次の発言】 ちよつと議事進行について……。今まだ経済安定本部の面で多少お伺いして置きたいとこう考えておるが、今農林大臣に質問になるというと、経済安定本部長官はこれ切りで帰られるのですか、又おいでになりますか。
【次の発言】 委員長の何はちつとも聞えないのですから、もう少し高い声で……。
【次の発言】 只今のに関連して……。これは委員長、どう考えておられるのか。であるからこそ委員会なんで、よく愼重審議するのに……。関係のないことを誰も言やしない。そういうことは委員長一つ諮つて頂きたい。委員長独断でそういうことを……。一体どういう点が関……

第5回国会 内閣・人事連合委員会 第5号(1949/05/23、1期、日本社会党)

○木下源吾君 二十四年度の予算関係はどうですか。
【次の発言】 これは材料として、林野局でも今の食糧の方でも、二十四年度の予算にはこれを盛つているかいないか、こういうことをお聽きいたします。
【次の発言】 盛つておるか盛つておらんかぐらいは、資料がなくてもお分りであろうと思うのでありますが、林野局でも、末端の方の予算は、二十四年度は今までの定員通りに支拂うところの予算を我々に提出いたしまして、我々はその定員の予算を協賛を與えて法律化しておるわけでありまして、でありますから今ここで変更するということには至大の関係があるのでありまして、この点は今お分りにならない筈がないのです。これはすでにあなた方……

第7回国会 大蔵・人事連合委員会 第1号(1949/12/21、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私、今外へも用があるので、一つ二つちよつと木村さんに御了承願つて質問いたします。衆議院の人事委員会で官房長官が、国会の非常勤職員に対してもこういうようなことをやる、こういうことを言われておるのですが、この点は一つ再確認して置きたいと思います。従つて議員祕書等もこれを含むべきだとかように考えられるのですが、どういうようにお考えになつておるか。  もう一つは提案理由の説明を見ますると、丁度借金のある者に借金の催促に来た、金がない、それでは宿屋へでも泊つてできるまで待つていよう、こういうことで宿銭を使つたやつを、あとになつて、あれは証文の、借りた金の一部分だよ、これを棒引するというよう……

第7回国会 大蔵・人事連合委員会 第2号(1949/12/22、1期、日本社会党)

○木下源吾君 大蔵大臣は今日見えないのですか。
【次の発言】 何時頃帰りますか。
【次の発言】 今のような政策の重要な問題は、これは主計局長には無理だと思うのです。ですから大蔵大臣か、少くとも大蔵大臣は来て貰わんと、それは無駄ですよ。こういうことは大蔵大臣が来てからにした方が……。
【次の発言】 この税金の跳返り、これはどうも非常な問題だと思うのです。一体説明を聽いておるというと、金はこれくらいやれば丁度まあいいのだというような考え方で出したような様子になつておるのです。これ以上やるというといわゆる物価が高くなる、そういうことも亦考えておつたのか。これ以上はもうそこへ線を引いて、やらないのだと……


2期(1950/06/04〜)

第10回国会 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第1号(1951/05/31、2期、日本社会党)

○木下源吾君 今椎熊君からいろいろお話がありましたが、大した参考になつたとも私は感じておりませんので、ただ一、二点北海道から出ておつて、私ども反対の立場をとつているわけです。ところが反対の立場をとつているものは、北海道開発の資金を入れる面において反対しているかのごとく今お話になつているが、これは違うのであつて、金を入れるということの必要が国家的見地から、又北海道の要望からこれは入れられるべきものは入れられる、ただ私は知事にやつてはいけないとか、国はやらなければないとか、国がやるとするならば、どういう理由で、而もこの機会にやらなきやならんかということを我々今検討しているのであります。その点は椎熊……

第10回国会 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第2号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○木下源吾君 議事進行でちよつと……。
【次の発言】 議事進行について。私は大体この程度で夕飯を食べて、然る後に委員長会議を開いて、あとの運営の御相談をして、そしてやつたほうがいいと、こう考えますから、休憩の動議を提出します。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 いや、この間の本会議からの関連です。
【次の発言】 只今河井委員長のいろいろの御苦労に対して先ず以て感謝をしておりました。さて問題はですね、この議事の運営をですね、如何にするかという問題と、内容の点がどうなつておるかという問題であろうと思うのであります。先ずこれは二つながら関連しております。そこでこの連合委員会としてはですね、委員長……

第11回国会 議院運営・人事・法務・外務連合委員会 第1号(1951/08/17、2期、日本社会党)

○木下源吾君 政府委員は誰々が来ることになつておりますか。
【次の発言】 総理大臣がおいでを願うところの必要があるという場合にはおいで願えますか。
【次の発言】 今国会における委員会は恐らくこの委員会だけだと思うのでありまするが、そこで私は講和全体の問題にやはり関係するから総理大臣の出席を求めたいと思うのです。一つそういう手続をおとり願いたいと思います。
【次の発言】 全権は勿論内閣がこれを任命するのです。であるから外務大臣としてよりも総理大臣として出席を求めたいというのは当然だと思います。
【次の発言】 了解はできないです。今までと違つて連合委員会を初めて開くのであつて、正式に連合委員会の開……

第12回国会 大蔵・人事・労働連合委員会 第1号(1951/11/08、2期、日本社会党)

○木下源吾君 先ず今井さんに一つ、いろいろ今井さんさつきから言われておるが、例のマ書簡に公務員並びに公共企業体の職員に対するいろいろなことが書いてあるが、その中にその人々のつまり憲法上の基本権まで制約される、併し一方においてはこれらの人の利益を守らなければいかん、そのためには守る手段を講じなければならないと書いてあるはずであります。それでそのいわゆる手段というものが集約されて、私は公務員法においては人事院の勧告であるし、公企労法においては仲裁裁定というこの手段が明確にこれに該当するものと考えておりますが、今井さんの御見解を先ず一つお伺いしたい。

第12回国会 内閣・人事連合委員会 第1号(1951/11/07、2期、日本社会党)

○木下源吾君 今日の連合委員会に我我が参加することのできる御決定を願つたことを内閣委員会に先ず感謝して、特にやはり主管長官が見えないというと我々の連合に参加する意義が減殺される、こう考えますので、別の機会にもう一度お願いしたいと、こういうふうに考えます。なお本日長官の見えられないのは、只今都合によりという委員長のお話でありますが、若しもでき得るならば、おわかりになるならば、どういうわけでということもですが、一応お聞きしたい、こういうふうに考えております。
【次の発言】 今のお話で大体了解できました。提案理由の中の説明には、この件に関して四月一日から実施しないでもというあらかじめのお考えを持つて……

第12回国会 内閣・人事連合委員会 第3号(1951/11/10、2期、日本社会党)

○木下源吾君 総裁一つ、又首切りが始まつたんだが、天引首切りは総裁はどう考えていますか。止むを得ないとでも考えておりますか。
【次の発言】 それならばよろしい。だんだんそれでは。この前にこの問題がやはりあつて、整理基準の問題があつたのだが、そのときは人事院としても職階法の施行がまだできておらない、それがだんだん整備して来れば基準ができるのだと、こういうようなお話があつたので、御尤もだと思つてそのときは我々は了承したのですが、すでに職階法も二年間ぐらいやつとるわけなんで、もうそろそろ今のような一般論でなく、実際論としてできそうなものなのに、それが一体理由はどこにあるのですか。

第12回国会 内閣・人事連合委員会 第4号(1951/11/12、2期、日本社会党)

○木下源吾君 大体一般的な問題はそう長くなくてもいいと思う。むしろ実際各省の問題についてのほうが重要なことだ、こういうように考えています。で一般的な問題について私から二、三お伺いしたいと思うのですが、この前総理が本会議で、戦前が五十七万人ということを言われた。それでこの間からの審議で、五十七万人という数はどこにも出て来ないのですが、これはどういうところの調査で、どういう資料で総理がそういうことを言われたか。その点先ず伺いたい。
【次の発言】 そうしますと、必ずしも五十七万というのは正確じやないですね、総理の施政演説のは。そういうことですか。

第13回国会 外務・人事連合委員会 第1号(1952/03/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 お尋ねしますが、今日の何はこの公務員法案全体についてですな、議題は。
【次の発言】 今この提案理由聞いたのですが、これに基いて二、三一つ御質問したいと思います。いわゆるサソフランシスコで調印された平和條約がいよいよ近い将来に効力を生ずる見込みだ、これはどのくらいの国がこの法律と関連して考えられておるのか。ここに書いてある平和條役がいよいよ近い将来効力を生ずる見込みであると書いてあるのだが、この発生に伴つて我が国と諸外国との間の正常なる外交関係、このいわゆる諸外国というのはどの国ですか。
【次の発言】 聞かんことはよいから諸外国と外交関係をやろうというようなところだけでよいのです。

第13回国会 外務・人事連合委員会 第5号(1952/04/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 恐縮ですが、私のほうからお願いしたいと思います。皆さんの御了解を得て。
【次の発言】 ちよつとお尋ねしますが、これに在勤手当というものの給与の本質は、一体これは何で、どういう本質を持つているのですか。例えば国内の勤務地手当であるとか、或いは旅費に該当するものであるとか、何かこういうような本質はどういうところにあるのか。ここで見ますると、衣食住というようなことになつておるようでありますが、それだけではただ漠然としているので、一つ給与の本質をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、交際費というようなことを一例を挙げて言われたんですが、公けの交際費というものはないのですか……

第13回国会 議院運営・人事連合委員会 第1号(1952/07/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今のに関連しておりますがね。議運では、やはり国会職員といえども国家公務員であることは認めておるのですね。
【次の発言】 そういたしますと、国家公務員に対する保護をする立場のものはどこだとお考えになるのですか。
【次の発言】 いや、まあそういうようなことなのではなくね。法律の上において保護をする立場はどこなんでしよう。これは事務当局から一つ聞かして下さい。
【次の発言】 そうしますと、国家公務員であるけれども、国会職員に関することは、国家公務員法によつては律せられないと、こういうふうに考えておられるのですか。
【次の発言】 その他の特別職と同様であるならば、何故他の特別職がこの国会……

第13回国会 労働・人事・地方行政連合委員会 第3号(1952/06/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 一つ誰でもいいから答えて下さい。私これのほうをやつておらんので素人ですから聞かねばわからんのですが、一体何のために改正をやるのか、どういうところが主として改正されるのか、そんなことを一つ聞かして下さい。
【次の発言】 それで何ですか、大臣にお尋ねするが、いろいろ今までのいきさつはよくわかりませんが、この改正は資本家側がどういう態度であるか、労働者側がどういう態度であるか、その要点だけでも一つ話して下さい。
【次の発言】 それでは先ず第一に団交権をやるということなんだが、これは大体二つ今度の法律にはくつついておりますが、切離すわけには行かないのですか。


3期(1953/04/24〜)

第19回国会 通商産業・水産連合委員会 第1号(1954/05/08、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 只今水産委員長からの発言がありましたが、これに若干補足をしまして最近の日ソ貿易の状況を一つ申上げまして御参考に供したいと思いますが、その前に先ほど中川委員長が言われたように、本院が先に日中貿易に対する促進決議をいたしました結果として中国に議員を中心とする通商使節団が昨年参りました。そうして貿易の仮協定をやつて参りました。爾来禁止品目が政府によつて順次解除になつて、つい三、四日前に発表せられた御承知のような品目の解除でほぼ西ヨーロツパ並みに近くなつたということが正式に言われております。先般などは起重機などを中心といたしまして、又最近の取引では差当り大豆五千トンの契約が成立しました。……

第19回国会 通商産業・水産連合委員会 第2号(1954/05/11、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 今日この委員会結論を出すか出さないかということについて一応下相談でもありましたか。
【次の発言】 御承知の通り、この問題が水産委員会で決定をされまして、議運にも出された。議運においては、内容において経済の問題もある、それ故にあなたがたの委員会と合同をやつたらよかろうという勧告に基いてこれは開かれたわけであります。それで実はこの問題についておのおのの委員会で対立するようなことがあつても非常に困る、こういうように私どもは考えおります。  なお問題は対外問題でありますので、これらのことは新聞にも報道されておるし、今までの経過はそれぞれ相手国にもわかつておる、こういうふうに考えるのが常識……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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