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佐藤尚武 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

佐藤尚武[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは佐藤尚武参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。佐藤尚武参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 外務委員会 第1号(1947/07/03、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから外務常任委員会を開催いたします。本日はこの委員会の理事互選を議題といたします。
【次の発言】 只今伊達さんから、理事の互選は投票によらないで、委員長の指名によつて選任をしたいと、こういう動議が出ましたが、御異議はございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないものと認めまして、委員長において委託されました通り御指名申上げることにいたします。それでは岡田宗司君、伊東隆治君、西園寺公一君、この三人の方にお願いいたします。(拍手)よつてこの三人の方に理事御就任をお願いいたします。  それでは本日の議事はこれで盡きましたので、外務常任委員会本日の会議は散会いた……

第1回国会 外務委員会 第2号(1947/10/01、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから委員会を開催いたします。  先ず第一に、今月の初め、たしか二日附で坂西志保女史がこの外務委員会の専門調査員に任命されました。水害のために出席されることが多少遅れたわけでありますが、本日のこの委員会に初めて出て來られることになりました。ちよつと御紹介申上げます。それから外務委員会の書記としまして阿南文也君が任命になりました。御紹介いたします。  会議に入る前に文書の配付方について御報告申上げたいと思います。実は本委員会の前囘の会合で外務省その他において刊行されましたいろいろな研究資料、参考資料というようなものが、若し入手できたら配付することを心配して貰いた……

第1回国会 外務委員会 第3号(1947/10/08、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから委員會を開きます。最初に沖繩及び千島の問題に關しまして外務省の萩原條約局長から、今までいろいろな學者たちを集めて外務省で研究された事柄があるそうでありまして、そういう學者の説等を本にして條約局長に一應の御説明を願いたいと思うのであります。條約局長は實は政府委員として出て來られたのでなくして、外務省の局長として御説明なさるということになつておりますから、どうかその點は御了承をお願いしたいと思います。
【次の発言】 一つお伺いしたいと思いますのは、琉球というのは、今のお話でも、琉球王國ができたその島である。奄美大島は、明治初年にはいわゆる琉球王國の中に入つて……

第1回国会 外務委員会 第4号(1947/10/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから委員会を開きます。第一に陳情書第百七十五号、米國渡航に関する陳情、廣島縣の光島太郎という人から提出されたものでありますが、これに関して外務省の総務局長から御説明を得たいと思います。つまり原子爆彈で傷害を受けた人であつて、その結果学術上の研究資料として自分自身アメリカに渡つて、そうしてその途の人たちの参考に供したいというのが陳情の趣旨でありますが、こういう問題に関して米國に渡航するということが、今現在の状態において果してできるかどうか。それから又聯合國と日本との関係においてどういう影響を與える問題かということについて、何か御意見があれば伺いたいと思います。

第1回国会 外務委員会 第5号(1947/12/04、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから外務委員会を開くことにいたします。実は公報に載つております通りに、陳情を先にやる積りでおりましたけれども、外務大臣が早くお出でになりましたので、陳情問題は後にして、先ずこれから外務大臣と懇談いたしたいと思います。御異議ありませんか。
【次の発言】 それではこれより懇談に入ります。    午前十時四十三分懇談会に移る
【次の発言】 これで懇談を閉ぢます。  それではこの公報に書いてありまする議題についてお諮りしたいと思います。陳情第百四十三号賠償実施公團設立に関する陳情でありまするが、この陳情をいかに取扱うかということについて御審議を願いたいと思います。

第1回国会 議院運営委員会 第2号(1947/06/28、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 ちよつと私はまだ國会法に通じてないのですが、五の「両院協議会を開いても意見が一致しなかつたときは」というのはどういうことになるのですか。というのは両院協議会を開いて決を取るのですか。そうして意見が一致したということは全会一致ということでしようか。
【次の発言】 決を取るということは予想しないのですか。
【次の発言】 今の説明では分りませんが、二つ目のことをもう一度御説明願いたい。國会議員でそれに選出されないとも限らないということは、それはどういうふうに……。

第1回国会 議院運営委員会 第6号(1947/07/07、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 私は外務常任委員会を預つておる者として申上げるのでありますが、これは全く特別の性質を持つた問題でありまして、且つ又今迄既に在外同胞引揚問題として或る方面では熱心に取扱われて來た問題であります。然るに今回できました外務常任委員会というものは、この引揚同胞問題については寧ろ全くの素人でありまして、若しこの問題を外務委員会で引受けなければならんとするするならば、これから問題の研究を始めなければならん、そういう非常な、なんと申しますか、欠点がある訳であります。ついては今問題になつておりまする特別委員会なるものを設置していただいて、そうしてこの問題は参議院として初めから特別委員会で扱つてい……

第1回国会 議院運営委員会 第8号(1947/07/24、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 今の下條委員の御意見が私は非常に公正であろうと思います。つまりその職がいかなる性質を持つておるかということによつて、これは決定すべきじやなかろうかと思います。従つて個々の場合に運營委員會あたりでもつて、常識判斷で決めて行くより外なかろうかと思います。一概に概括的に政府が指名して差支ない、政府は責任を持つて指名するであろうからして、そういう場合に、政府に對して概括的にそういう權限を與えてよいじやないかというような先程木下委員の御話でありましたが、それも結構なお考とは思いますが、若し政府が指名する指名先が行政機構の一部をなすというようなことが假にあつたとすれば、参議院としてそれに承諾……

第1回国会 議院運営委員会 第9号(1947/07/28、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 私も、まさに木下委員が今述べられたと同じ懸念を持つて、おつたわけでありまして、常任委員會から公聽會開催の承認を求めて來たという場合に、この議院運營委員會としていかなる態度を取るべきかということについては、これは慎重に考えなければならん問題であつたと思うのであります。本日の問題になつておるこの司法委員會からの要求は、案外簡単にこの議院運營委員會を通過してしまつた形がありますが、これは一般的な方針が決まつていなかつたためであろうと思うのでありまして、今後に處しては、やはり議院運營委員會として、類似の場合に取るべき態度を、はつきり決めておく必要があろうと思います。こういうふうに考えるの……

第1回国会 議院運営委員会 第10号(1947/07/29、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 その問題については、なんでありますか、そうすると發言者の數とか何とか、この前の例によりますか。
【次の発言】 私の考えでは、この前の經験から見ると、餘り時間が制限されて自由に意見が述べ得られなかつたように思うのであります。そこで今度の議題のように、こういうふうに自由に自分の意見を發表するということであるならば、よしんばそれが二日に亙つても差支ないと思うので、必ずしも一日でやり上げてしまわなければならないということではなく、若し延びたならば二日でやるというような方法を採られたらいかがかと思いますが。
【次の発言】 今の天田委員の三十分と言われるのは何か誤解があるのじやございませんか……

第1回国会 議院運営委員会 第11号(1947/08/01、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 その點は衆議院と參議院とは違うと思いますので、而して參議院では各員がどれかの常任委員會に屬しているわけでありまするからして、その屬しておる常任委員會長が、この議長の發議に對して、なんと言いますか、哀悼の意を述べ、議長の發議に贊成するというような形を探つたらどうかと思いますが、常任委員會長を……
【次の発言】 ただその人が二つも三つもの委員會に屬している場合があるかも知れませんが、その場合には適宜お互いに協議して、誰にするということを決められたらいいかと思います。
【次の発言】 私は委員長と申しました。
【次の発言】 今農林常任委員長の言われた状態であるとしたら、議長の發議だけで結……

第1回国会 議院運営委員会 第12号(1947/08/04、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 私も實は今木下委員から述べられたと同じようなことを、前囘にも考えさせられておつた。連合委員會を開く、それはよろしいとして、連合委員會を開いたからといつて、この前の會議に佐々木委員が述べられたことく、その連合委員會の一つの委員會である豫算委員會が、議決權を連合委員會に委讓した場合には、連合委員會が議決をすることができる。そうでなくて、例えば豫算委員會が議決權を委任しなかつた場合には、連合委員會は議決をしないのであるというような意見であつたと記憶するのでありまするが、それにはどうも私は贊成ができないのである。私の意見では連合委員會としては成る程審査又は調査をすることができる。而して審……

第1回国会 議院運営委員会 第13号(1947/08/06、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 會期の再延長の噂もありますから、佐々木委員のいわれるようにあとのことはあととして、十八日とにかくおやりになつたらどうですか。あと豫定できんことです。
【次の発言】 その前に石炭の増産の感謝のことについてちよつと……先般来委員會でいろいろ御協議願つておりました石炭増産感謝決議案、大體各派の御了解が頂けるようでありますので、明後日八日に、こういうものは時期を外しましては感激が薄くなると思いますので、御上程願いたいと思うのですが、案文をちよつと申し上げましようか。
【次の発言】 はあ、共産党から、今見えませんけれども、修正意見もありますから、ちよつと申上げておきます。

第1回国会 議院運営委員会 第14号(1947/08/11、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 先だつてこの運營委員會で決めた特別手當二千圓云々というのと、今度のこの法律案とはどういう關係になるのですか。
【次の発言】 つまりこの案を合同委員會にかけるというわけでありますか。
【次の発言】 それは、今日の議題の外に出ておるような氣がするのですが。
【次の発言】 若し關聯しておるということならば、例の滞在費の四十圓というのも考えなければならん問題でないかと思う。あの四十圓というものも意味をなさない金額であるので、これも當然考えられなければならん問題だろうと思う。衆議院とお打合せになるならば、その點を一つ加えて打合せたらいいかと思います。

第1回国会 議院運営委員会 第15号(1947/08/12、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 私からお諮りしたいことがあるのでありますが、それは來る十五日貿易再開に際しまして、参議院として聯合國に對する感謝の決議をしてはどうかという問題であります。貿易再開のほかに今まで食糧の放出問題であるとか、又南永洋捕鯨の許可問題であるとか、個々の問題について感謝決議をしたいという希望が若しくは決議が關係委員會で成立つたものもあつたのでありますが、併し個々の場合に且つ屡々そういう決議をするというのもいかがという考えからして、これまでそれらの決定を正式に議場に上すことを差控えて來たわけであります。然るに今日貿易再開の許可に當にまして、これは日本の將來に將来にとりましても非常に大きな意味を……

第1回国会 議院運営委員会 第18号(1947/08/21、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 今の問題で質問申上げたいのですが、民主政治教育連盟というものについては、少くとも私はまだ何等知識を持たないので、その趣旨、綱領、若しくはその規約というようなものがもうおできになつておるのか、若しおできになつておるとしたらば、私ばかりでない。或いは他の諸君も御覽になりたいかどうか知りませんが、大綱を知りたいと存じます。そういう連盟ができる、できんということは聞きますけれども、一向具體的にまだどつからも説明を伺つておるところがない、そういう點はどうなつておりますか、一つお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 この今囘問題になつておる派遣の趣旨にかれこれ申上げるわけではなく、ただ議員派……

第1回国会 議院運営委員会 第20号(1947/08/27、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 この旅費二百圓の問題が實はこの前の運營委員會の際、私から申出たものであつて、いかにも實情に即しない旅費の支給をしているかのように見えたから、運營委員會としてもこれに考慮を拂わなければいかん、こう考えて、申述べたわけであつたのであります。然るに今伺いますれば、參議院で四百圓に増額する氣がある。それが決定したらば、參議院の方でもそれによつて相談すべきであろう。こういうふうなお話があります。一體その衆議院の四百圓というものは、何を基礎として四百圓ということを決めたかということについて、我々は何ら資料を持たないのであります。私から言わせれば、議員が公用を持つて地方に旅行する場合には、實額……

第1回国会 議院運営委員会 第21号(1947/08/28、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 詰り今の御説明だと暫定措置として、そして詳細はこの運營委員會の小委員會の決定を以て改めて決めると、こういうことでございますね。
【次の発言】 それは遡及させたらどうですか。非常に不公平になると思うから……。
【次の発言】 ちよつと今の説明をもう一度伺いたいのですが、その理由のところ、委員長が今いないからと言つて委員部長から説明があつたのですが、そういうような、人を誹謗する記事とか猥褻な記事が出ることが新憲法の、なんでございますか。
【次の発言】 よく分りました。

第1回国会 議院運営委員会 第23号(1947/08/30、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 その前にちよつと伺いたいのですが、我々の歳費に對して課せられる課税の額というものが一體どれくらいになるか、つまり今度特別手當が加算されて、そうしてそれに對して課税される額はどれくらいになるかということを先ず承知したいと思うのであります。というのは、滯在雜費を殖やすという問題はそれ自身止むを得ないことであると思いますが、若し我我が今度特別手當を貰らうことになつて、そうして課税額がそれほど多くないということであるならば、滯在雜費なるもの或いは今問題になつておるだけの金額まで殖やさないでも濟むかも知れない。然るに先程實は正式の委員會が始まる前に、我々ここで内談をしておつた時の意向では、……

第1回国会 議院運営委員会 第27号(1947/09/22、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 それはあべこべじやないですか。今まで人数を決めた例によるというと時間を先に決めて何時間ある、それを自由討議に向ける、それで一人十五分なら十五分として、それで何人出られる、從つてその總計何人出られる内に緑風會は何人、他の會派は何人というように、按分比例で行つたように私は記憶しておるのであります。でありまするから、例えば午前中なら午前中で由自討議を打切るということになれば、十時から十二時まで、例えば二時間、然らばおよそ何人ということが算出できるわけです。それを又各會派で按分で分ける、こういうことになるだろうと思うのであります。ただその内に緑風會が例えば多過ぎるとか少な過ぎるというよう……

第1回国会 議院運営委員会 第30号(1947/09/29、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 今の点は各派交渉会に運営委員長から御説明になるということであれば一番はつきりすると思います。勿論緑風会なりに私は説明いたしますが、各派交渉会でそれが問題になつたという以上は、やはり運営委員会の委員長が各派交渉会に出られて、今の点を説明されるのが一番筋道が立つと思います。若しそう願えれば大変都合がよい。

第1回国会 議院運営委員会 第33号(1947/10/08、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 只今下條委員の御希望をお附けになりましたが、ここに三十三名という人数を一遍に承認することは相当熟慮した方でなければならんのじやないかと思います。殊に原委員の問題がありましたが、その他のことも、こうして國会は会期が長くなつておりますときに、事実上司法の委員会などには出席できない場合が多いのじやないか、今政府委員から小委員会を作つてやるからというお話でありましたが、七、七、七というような数まできちんと限定したのでありますから、やはり一人欠けるということは委員会を構成した趣旨からいつても、それを少々委員がでなくてもいいからというような御説明は腑に落ちないと思うのであります。やはり委員に……

第1回国会 議院運営委員会 第34号(1947/10/10、1期、緑風会)

○佐藤尚武君 青寫真の説明を願いたい。

第2回国会 外務委員会 第1号(1948/06/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より委員会を開きます。万國郵便條約及び小包郵便物に関する約定に加入することについて承認を求めるの件を議題にいたします。  別に御発言もなければ討論を省略して直ちに採決に入りたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それでは本件について採決をいたします。承認を與えることを可とせられる方は御起立を願います。
【次の発言】 総員起立と認めます。よつては本件は全会一致を以て承認を與えることに決定いたしました。これにて散会いたします。    午前十時五十一分散会  出席者は左の通り。    委員長     佐藤 尚武君    理事    ……

第3回国会 外務委員会 第1号(1948/10/15、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今から外務委員会を開きます。 本日は本院規則第三十條によつて理事の互選を行いたいと思います。尚本委員会の理事の数は各派の申合せによりまして二名となつておりますが、本委員会の理事の数を二名といたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  次に理事の互選の方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 只今提出せらせました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。私より徳川頼貞君、伊東隆治君を理事に指名いたします。本日はこれにて散会いたします。(拍手)    午後一時五十七分散会  出席者は左の通り。    委員長……

第3回国会 外務委員会 第3号(1948/11/19、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから外務委員会を開会いたします。本日は國際電氣通信條約に加入することについて承認を求めるの件を議題に供します。逓信委員会の小林委員から特に発言を求められておりますが、許可することに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは小林委員どうぞ‥‥。
【次の発言】 その外に外務委員会として質疑がおありでありましたらこの際続いて質疑を願います。別に御発言もなければ直ちに討論に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。只今より討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べ願います……。別に御発言もないようであります……

第4回国会 外務委員会 第1号(1948/12/10、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今から委員会を開きます。先ずお諮りいたしたいことがございます。本委員会の今後の審議に資するために、次のような議員派遣要求書を議長に提出したいと思います。   議員派遣要求書  一、派遣の目的 連絡調整地方事務局の運営状況について、一般調査を行い、委員会の審査に資する。  一、派遣議員 東海、近畿班 徳川頼貞、金子洋文、伊東隆治、岡田宗司、淺井一郎   中國、四國、九州班 伊達源一郎、野田俊作  一、派遣期間 十二月十五日より十二月三十一日までの内各七日間  一、派遣地 東海、近畿班 愛知縣、京都府、大阪府、兵庫縣   中國、四國、九州班 廣島縣、福岡縣  一、……

第5回国会 外務委員会 第1号(1949/02/11、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。お諮りいたしたいことがございます。本委員会の今後の審議に資するために、次のような議員派遣要求書を、規則第百八十條により議長に提出いたしたいと思います。    議員派遣要求書  一、派遣の目的 連絡調整事務局の運営状況について一般調査を行い、委員会の審査に資する。  一、派遣委員 岡田宗司、金子洋文、團伊能、徳川頼貞、淺井一郎、伊東隆治、野田俊作、伊達源一郎。  一、派遣期間 二月十八日より二月二十八日迄。  一、派遣地 京都府、大阪府、兵庫縣、廣島縣、福岡縣、愛媛縣。  一、費用 概算九万六千円内訳議員派遣旅費(一名一日一千二百円、……

第5回国会 外務委員会 第2号(1949/03/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから外務委員会を開催いたします。本日の日程は連絡調整地方事務局視察の報告、それと今後の本委員会の活動についてのお打合せをいたしたいと思います。第一の連絡調整地方事務局視察の問題に関しましては、先般來我が委員会の委員諸君が近畿、中國、九州方面にわたり詳細視察を遂げられたわけであります。本日は徳川理事からその御報告を頂きたいと思います。どうぞ徳川君。
【次の発言】 有難うございました。この報告は詳細に亘つて先般の視察旅行に関して、実際の事情を御説明下さつたものでありまするが、これに関連しまして何か御質疑の点でもありますれば、若しくは御意見の点でもありますれば御発……

第5回国会 外務委員会 第4号(1949/04/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より委員会に開きます。お諮りいたしたいことがございます。本委員会の今後の審議に資するために、次のような議員派遣要求書を規則第百八十條により議長に提出いたしたいと思います。   議員派遣要求書  一、派遣の目的 連絡調整の事務運営並びに地方自治体の占領軍との渉外状況を視察する。  一、派遣議員   第一班 佐藤尚武、野田俊作、伊達源一郎、徳川頼貞、伊東隆治、淺井一郎、團伊能、金子洋文、岡田宗司   第二班 徳川頼貞、伊東隆治、團伊能、淺井一郎、伊達源一郎、岡田宗司  一、派遣期間 第一班 今期國会開会中二日間   第二班 今期國会開会中三日間  一、派遣地 第……

第5回国会 外務委員会 第5号(1949/04/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから外務委員会を開会いたします。  公報に掲載してありまする郵便條約改正の四件について本日は御審議を願いたいと思うのであります。何か本問題について御発言がありましようか、若し外に御発言がなければこれより討論に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めてこれより四案について討論に入ります。御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べ願いたいと思います。別に御発言もなければ直ちに採決に入ります。郵便振替に関する約定に加入することについて承認を求めるの件、郵便爲替に関する約定に加入することについて承認を求めるの件、代金引換郵便……

第5回国会 外務委員会 第6号(1949/05/17、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから委員会を開きます。先ず在外公館等借入金整理準備審査会法案を議題といたします。この際政府の御説明をお願いいたします。
【次の発言】 本案について御質疑のおありの方は御質疑をお願いいたします。委員の方に御質疑がなければ私から一つ二つお伺いしたいと思うのでありますが、第一條の二項に「この法律において「借入金の確認」とは、政府が現地通貨で表示された借入金を法律の定めるところに從い、且つ、予算の範囲内において、將來返済すべき國の債務として承認することをいう。」とあります。政府が現地通貨で表示された借入金を法律の定めるところに從い、予算の範囲内において將來返済すべき……

第5回国会 議院運営委員会 第11号(1949/04/06、1期、緑風会)

○委員外議員(佐藤尚武君) 只今の御質問に対しまして簡單にお答え申上げます。この件はすでに御推察を得ておると思いまするが、何分にも國際関係に重要な関係を持つておる問題でありまして、成るべくこの手続を簡單にいたしまして、そうして上程されんとしております決議案を通過さしたいと、こういうことからして委員会の審査省畧をお願いしたようなわけであります。実はこの問題はすでに長いこと米國政府と日本政府との間に折衝事件になつておりますので、國会として取上げるのは今回始めてでありますけれども、事件の内容はすでにその折衝の結果として出て來ておるのでありまして、この問題につきましては、できるだけ從來の折衝の結果を國……

第5回国会 内閣委員会 第10号(1949/05/06、1期、緑風会)

○委員外議員(佐藤尚武君) 私から一、二この設置法案について外務当局の御意見を承りたいと思いますが、委員長、これはどういうふうにしましようか。全般を通じて私の二三思つております疑問の点をお尋ねしてよろしうございますか。
【次の発言】 それではお許しがありましたから、そういうようにお願いしたいと思いますが、第一に第三條以下の外務省の任務というところから入りまして、第三條を見ますると、「外務省は、左に掲げる國の行政事務を一体的に遂行する責任を負う行政機関とする。」とあります。そうしてその次の一から十までの項目が並ベられておるわけでありますが、この一体的に遂行するという言葉がちよつと私にははつきりし……

第6回国会 議院運営委員会 第13号(1949/11/22、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 今の中村さんの御質問、第一私はそういう会合が果して催されることになるのかならないのか、それをよくは存じておりません。又会合が催される場合にどういう性格のものであるかということも予め私は承知していないわけであります。仮りにそういう三人の人達が会合するということであれば、私の考えではこれは議会外で以て会合するということになるのであるから、全く私的のものでなければならない、参議院議長として、そういう資格において参加するということは私はちよつと考えられないので、若し参加するならば、私個人として参加するということでなければならん。私は一応そういうふうに今突差の場合考えますが、併しな……

第6回国会 議院運営委員会 第17号(1949/11/30、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 私から簡単に御報告を申上げたいことがございます。それは今朝九時十五分にドクター・ウイリヤムスが私のところへ参りました。その用件は、今度議員団がアメリカに行くことになつたが、それに対してGHQからとして、ジェネラル・ホイットニーから新議長たる私に対して御招待をする。その招待は故松平議長に対してなされたと同じ意味の招待である。若し新議長が、その招待を承諾して、そして来られるならば、大変米国側としては欣快に堪えない次第である。というような意味のことでありました。わざわざそうやつて来て呉れたのであります。これに対して私は、その御招待は有難い。米国側の好意は十分にこれをアプリシェー……

第6回国会 議院運営委員会 第20号(1949/12/03、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 私の責任において電話をかけては、どうかという今門屋委員からの動議でありますが、議長たる私は、それは避けたいと思います。何となれば政府がすでに責任のある代表者をこちらによこして、そうして総理が大磯なら大磯に行つておる、こういうことを言明されておる。それを私は疑う余地はないと思う。それからもう一つ私が躊躇するゆえんは、総理がどこに行つているのかかしこに行つているのか、総理の居所を突きとめるような、恰かも探偵のようなことを議長たる私がやることは、私としては甚しく躊躇されるものであります。その点において私は折角の今の御動議ではあるけれども、若しこの運営委員会が全会一致を以てそれを……

第7回国会 議院運営委員会 第3号(1949/12/13、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 私から御報告申上げることがございます。衆議院議長と協議いたしまして、来る十五日に第七回国会の開会式を挙げることに協定いたしました。以上御承知置きをお願いいたします。

第7回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1950/07/11、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 本日の議院運営委員会に当りまして、私から先づ皆さん方にお話を申上げ且つ又御了承をお願いしたいことがございますので、発言をお許し願いたいのであります。それは私が第八回国会の冒頭に当りまして議長の職を辞任いたしたいと考えることでございます。今回参議院が半数改選になりましたのみならず、補欠選挙の数も入れますると、半数以上新らしい議員諸君が参議院に参列されることになつたのでございます。然るに私は第七回国会において皆さん方御存じのような事情の下に不肖図らず議長に当選いたしたわけでありまするが、半数以上の改選になりました新らしい参議院に、このまま議長として列席することは、たとえ規則の……

第7回国会 議院運営委員会 第13号(1950/01/23、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) それでは私からありのままの事実を御報告申上げます。  十二月の二十四日に参議院が休会に入つたと記憶しておりますが、二十六日に、つまり月曜日の晝、私は宮中で吉田総理とお会いいたしました。そうして私にお渡しになりました、あの運営委員会の決議をもつて参りまして、首相にそれを読んでお聞かせしました。その後、その書いたものを首相にお渡ししたわけであります。首相はそれを聽いておられまして、例のこの公共企業体労働関係法の第何條かの、あの解釈が違つたというあの問題に関しましては、これは自分の方で一つその成り行きを調べて見るからということを言われました。それからもう一つの問題と申しますのは……

第7回国会 議院運営委員会 第19号(1950/02/03、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 栗山君の質問というのは、趣旨はどういうところにおありになりますか。向うから来た通知の内容解釈を議長においてどう解釈しておるかということだけですか。
【次の発言】 一体その御趣旨はどこにあるのですか。
【次の発言】 その手紙の解釈をどういうふうに議長において解釈するかということは、これは議長の解釈で済むものでありますか。これは議院運営委員会で、この解釈をどうするかということに御相談を願うべきものじやないでしようか。議長はこれをどういうふうに解釈するかということではけりがつかないような気がしますが。
【次の発言】 これは私は法律問題はよく分らないからして、こういうことは議事部……

第7回国会 議院運営委員会 第20号(1950/02/06、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 去る二月三日の本委員会におきまする栗山君並びに門屋君の御質問にお答えいたします。御質問の各点にお答えする前に、便宜上先ず国鉄裁定審査の経緯及び総括的な考え方を申述べて、然る後にそれぞれの御質問にお答えいたしたいと存じます。  この「公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件」は、昨年十二月十二日内閣より衆議院に提出せられ、同日国会法第五十八條の規定によつて予備審査のために本院に送付して参つたのであります。衆議院におきましては十二月十六日労働委員会に付託し、委員会は同月二十一日議決を行い、同日本会議の議決があつて本院に送付して参りました。この間政……

第7回国会 議院運営委員会 第21号(1950/02/07、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 公共企業体労働関係法による仲裁裁定の問題について一言お願いしたいことがあるのでございますが、この公共企業体労働関係法による仲裁裁定の国会の取扱振りにつきましては、先日来いろいろな御意見もありまするし、又疑義もあると思われまするので、この点について御検討をお願いしまして、その結論をば今度の專売公社の裁定の件の取扱に資したいと思うのでございます。その趣旨によつて本委員会において十分の御検討をお願いしたいと存じます。
【次の発言】 格別議長においてこの問題を今まで取上げたことはございませんが、つまり各派においてそれぞれ善処されることと信じておつたわけであります。但し本日ここで問……

第7回国会 議院運営委員会 第22号(1950/02/09、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 私から議院運営委員会に御報告を申上げたいと思うのでありますが、それは今皆さん方に書類をお配りした筈でありますが、過日ホイットニー准将から私へ宛てて手紙をよこしました。そうして南カロライナ州における渡米議員団に対する決議文を廻して参つたのであります。それからその他にやはりGHQから同じくお廻ししてありますように、二月一日、二月二日並びに二月七日のドクター・ウイリアムスさんからの電報の写しを送つて参りました。それで本日は南カロライナ州議会の決議に対しまして、参議院といたしましても、議長から参議院本会議にこの決議のあつたということを報告をいたしまして、そうして渡米議員団に対して……

第7回国会 議院運営委員会 第23号(1950/02/10、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 今日畫から常任委員長懇談会がありまして、それにかけることになつております。

第7回国会 議院運営委員会 第26号(1950/02/27、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) その通りで結構だと思いますから、私は最近の機会に取計らいたいと思います。私は今日の本会議をどういうふうに持つて行くかということについて、私の考を申上げまして、そうして皆さん方に考えて頂きたいと思うのでありますが、事務当局から大蔵省に交渉したところによりますというと、大蔵大臣が大臣室におり、要求あり次第本会議に出席されるということである。そういうことが今来ておりますが、そこで本会議を開きまして、大蔵大臣の答弁を要求する。大蔵大臣は多分直ぐ来て答弁するだろうと思いますが、実は内村君の今朝のあの重要な緊急質問に対して大蔵大臣が出席していなかつたという点から考えまして、大蔵大臣の……

第7回国会 議院運営委員会 第35号(1950/03/11、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 昨日私は議院運営委員会に出られなかつたので申上げますが、この私欠席しておる委員会で、昨日の朝の本会議における油井賢太郎君の再質問の際における大蔵大臣の答弁に関しまして、何か議事課長でありましたか、その間に介在して油井賢太郎君の質問のうち大蔵大臣に関係する部分の要領を、大蔵大臣がまだ知つていなかつたために、油井賢太郎君から書出してはどうかということを、油井君へ申入れたというと非常にしかつめらしくなりますが、議事の進行の便宜を図るつもりでそういうお話をしたということでありましたが、それに関しまして、運営委員会で門屋委員が言われた、そういうことは事務局としては出過ぎたことである……

第7回国会 議院運営委員会 第40号(1950/03/18、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 今日は運営委員会の委員諸君に私からお諮りしたい重要な問題が出て参りました。それはすでに御承知の通りに、一昨十六日在外同胞引揚問題に関する特別委員会において証人として喚問されました徳田球一君の証言のあの委員会におきまして、委員会の議事が甚だしく妨害されたという事実があります。それが一つ、その妨害をしたのは主として衆議院の共産党に属する議員諸君が意識的に妨害をしたという事実であります。もう一つはその妨害が激しくなつて、そして委員会の議事進行に多大の障害を来したために、岡元委員長がその妨害者に対して退場を命じたのであります。衞視はその命令を執行すべく一代議士に退場の命令を執行し……

第7回国会 議院運営委員会 第41号(1950/03/20、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) この前の運営委員会で、私から衆議院議長に対する申入の問題についてお諮りをして、そのときには在外同胞引揚問題に関する特別委員会の委員長報告を待つて運営委員会で協議をし、且つ議を練つて、その上で衆議院に対してどういう手段をとるかということを決めよう、こういうお話合いでありまして、私もそれを了承したわけであります。それが土曜日の夕刻に至つて、岡元委員長から報告書が出て参りました。簡單でありまするから読みましよう。
【次の発言】 今朗読したような報告書が出て参りました。つきましては、皆さん方この取扱いについてどうされたがいいとお思いになりますか、御協議を願います。もう一件あります……

第7回国会 議院運営委員会 第45号(1950/03/25、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 私から御報告申上げたいことが二件ございます。  第一は先だつて議運で御協議の結果、衆議院議長に申入れの文書の件、これは議運の理事会にお諮りをして文書の内容を決めたのでありますが、それを一昨日私は衆議院議長の許に持参いたしまして、そうしてその成行を御説明申上げてその文書を手渡して参りました。衆議院議長は早速大池事務総長を呼びまして、この善後策をどうしたらよかろうかということについて、私の前で一応の意見の交換をされておりました。併しその内容は私から御報告するまでにまとまつたものではなかつたのでありまするが、とにかく衆議院でも運営委員会にかけて、そしてその結果によつて善処したい……

第7回国会 議院運営委員会 第47号(1950/03/28、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 御報告申上げます。昨日午後三時、衆議院議長と同道いたしまして、私はカナダの公使ドクター・ノーマンを訪問いたしました。そうして予ねて議決になつておつたあのカナダ訪問の議員団に関する決議文を手交しまして、本国政府並びにカナダの議会に伝達方を依頼したのであります。カナダ公使はこれに対して深く感謝の意を表し、且つ日本の国会議員がカナダを訪問されたことに関しては、カナダ側として深甚なる謝意を表する旨を述べておられました。そうしてカナダの政府、国会並びに一般市民において、非常な好感を以て日本の議員団を迎えたのであつて、ただ皆が遺憾としておつたことは、滞在日数の極めて限られておつたこと……

第7回国会 議院運営委員会 第50号(1950/03/31、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 昨日午後零時半でございましたか、池田大蔵大臣が私を訪ねて来られたそうであります。丁度私その際他出しておりまして、お会いできませんでしたが、事務総長に蔵相は会われて、そうしてそれに対する言ずけを置いて行かれたのであります。事務総長はその蔵相の言われたことを書き取つて置きましたので、それで私は早速各派代表の方々にお集まりを願いまして、その大蔵大臣からのお話を伝えました。その内容は左の通りであります。本日の午前中と申しますのは、昨日の話でありまするが、本日の午前中にマーカツト将軍に面会して、暫定予算についてお願いしたが、十五ケ月予算の考え方にも反し、ドツジの方策にも相反すること……

第7回国会 議院運営委員会 第51号(1950/04/01、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 速記をちよつと止めて下さい。
【次の発言】 この記事は私にとりましても非常に意外な記事であります。私は昨日以来この給與に関する法案の取扱振りにつてい新聞と会見したことは一回もございません。それからして私の口からこういう事件が洩れたということは絶対にない筈であります。それが一つ。  それからもう一つ、私は今朝、何時であつたかよく時間は記憶しませんが、池田蔵相と廣川幹事長が私のところに来られたのも事実であります。それから後で増田官房長官とそれから岩本衆議院副議長が来られたのも事実であります。池田蔵相及び廣川自由党幹事長が来られたのは、昨夜も深更に至つてあの法案が廃案となつてし……

第7回国会 議院運営委員会 第52号(1950/04/03、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 議長としての態度を御説明申上げます。今も佐々木、鈴木両君から御指摘がありました通りに、私は小川君の反対討論の通告に拘わらず、あの討論は実際反対でもなければ賛成でもない。小川君自身の意向がよく分り兼ねましたので、まだ時間に余裕のあるうち、即ち二分前に小川君に注意をしたのであります。そうして賛否のいずれかを明らかにして頂きたいということを注意いたしました。そして二分間待つたのでありまするが、最後まで賛否がはつきりしないで時間が来たのであります。即ち私は小川君においては賛否をはつきりさせる意思のないものと認めまして、そうして時間が参りましたと共に、小川君に時間が来たということを……

第7回国会 議院運営委員会 第53号(1950/04/04、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 昨夜の運営委員会で私が回答を留保した問題が二つございます。第一は、昨日の本会議における佐々木君の二回目の議事進行に関する発言の問題であり、第二は小川友三君の問題であります。  第一の問題から申上げて行きたいと思うのでありまするが、最初の佐々木君の議事進行に関する発言に関しましては、昨日も御説明申上げました通りに、あの議場内における小委員会の多数の意向を酌みまして私から記名投票の結果を発表したということにつきましては、すでに御了承を得ておることと思うのでありまするが、その投票の結果の発表後に佐々木君から議事進行について発言を求められたことに対しまして、私は当時議事進行に関す……

第7回国会 議院運営委員会 第54号(1950/04/05、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 私から一件御報告申上げることがございます。それは小川友三君から参議院内暴力行為傷害告発状を議長に宛て提出されております。事務総長に読んで頂きます。
【次の発言】 それで本日本会議終了直後でありましたが、私は念のために問題の椎井康雄君においでを願いまして、今日告発状と称するものが私の手許に届いておるが、これに対して当時の事情はどういうふうであつたかということについてお尋ねいたしました。ところが椎井君の言うには、あの予算の投票のために本会議場に入る直前に小川友三君が社会党の控室にやつて来た。丁度他の人が居合せなくて自分だけかどうか知りませんが自分がおつた。それで自分に対して小……

第7回国会 議院運営委員会 第66号(1950/05/02、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 昨夜我々の本会議が散会をした後、暫く経つてから、何時でしたか、時間はよく覚えておりませんが、官房長官が私の部屋へやつて来まして、そうして参議院で否決になつたことについて非常に遺憾の意を表しておつたのですが、そのときに両院協議会を求めることになるだろうということを言つて帰られました。それから後、衆議院では本会議を開いて、そういうふうに決議したということは御承知の通りでありまして、同日付で以て、五月一日付で以て文書を以て正式に両院協議会を開いて貰いたいという要求が来たのであります。それだけであります。
【次の発言】 内容はありません。

第7回国会 懲罰委員会 第3号(1950/04/04、1期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) この度、小川友三君の件につきまして、懲罰委員会の審査に付託することになりました。委員諸君のお手数を煩わすことになりましたのは恐縮でございますけれども、御存じの通りのような事件が発生いたしましたので、議長からの付託としまして、この委員会にお願いするわけですが、それにつきまして、私はこの委員会に付託する前に、議院運営委員会に私が付託事項を付議いたしまして、委員会の意向を聞いたのでございます。その議院運営委員会の会議におきまして、今朝、私が本会議で以て宣告いたしましたその案を了承すると共に、懲罰委員会に対しては、この事件の背後関係をも併せて審議して頂くように希望するということが……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1950/11/20、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 議長もそれでは衆議院議長に会いまして……。

第8回国会 議院運営委員会 第2号(1950/07/13、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 私からも一言御挨拶を申上げたいと思います。この度図らずも議長といたしまして再選の光栄に浴すことになりまして、私自身非常に感激いたしております。再び選出されましたということは、第七国会を通じまして私が議長の職席を汚しておつたわけでありまするが、その議長のやり振り、たびたび失敗を演じまして、議院運営委員会で御迷惑をかけたことはあつたといたしましても、その根本の方針に対して、参議院全体として御異議がなかつた結果、私に再度の議長を勤めさせるという、そういう気持におなりになつたことと、我田引水のようではございまするけれども、自分といたしましては、そういうように解釈するのでございます……

第9回国会 議院運営委員会 第2号(1950/11/24、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 先程山田委員から御質問がありましたが、議長に対しては総理の出席問題について何ら通知は現在までございませんでした。
【次の発言】 議長としては、よしんば開会されるにしても、時刻が大分移つておりますから、何時に開くということをこの議院運営委員会で御決定になるならば、その際これを総理に通告してそうしてその出席を求める、こういうことになるだろうと思いますが。
【次の発言】 これは私の考えとしては、その際総理が出席されるかどうかということは、これはちよつと当つて見なければ分らない問題だと思つております。
【次の発言】 それはそうです。

第9回国会 議院運営委員会 第10号(1950/12/08、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 本日は本会期中最終の常任委員長懇談会の定例日に当つておつたのであります。のみならず御存じの通り本日は会期の最終日でもありまするので、それで議長といたしまして常任委員長懇談会を開くことを提議したわけでありました。ところが委員会の都合等もありまして、この委員長が定時に一緒に集つて頂くということができなかつたものでありまするからして、委員長に個々別々に議事議案の審理の進行の模様をお聞きしたのであります。その答えによりますると、委員会ではすでにすべて上つてしまつたところもありまするし、本日中に審議を全部終るところもありますし、本日中にはどうしても上らないという委員会もおありであり……

第10回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1951/08/15、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 別にこういう條約の起草問題については経験を持ちませんけれども、併しこれはどちらでもいいと思うのです。前に「講和会議」とあつて後で「平和條約会議」となつておる。文章の意味が違つでおるのじやないと思いますが、併し皆様がたの中で、そういうような疑いを持たれるということならば、言葉を一致したほうがいいじやないかと思います。別に簡單にしたからと言つて、これがこの式辞の精神が曲解されるわけでも何でもない。
【次の発言】 ちよつと私から御説明というのではないけれども、従来の慣例を勘案して申上げますると、これは外国語で言えばちつとも問題にならないと。思う今度のような講和條約は、ピース・コ……

第10回国会 議院運営委員会 第32号(1951/03/27、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 詳しいことは事務総長から御報告をしたほうがよく、落ちがないだろうと思いますので、事務総長から一つ。
【次の発言】 今中村委員の御発言でありますが、成るほど休会中は議長は辞任の問題を取扱うことができることになつておりますが、併しその休会というのはどうでしようか、自然休会の場合も含んでおるかどうかということ、ちよつと私には疑問があるので、その点を併せて一つ明瞭にして頂きたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第34号(1951/03/29、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) それでは御報告申上げます。昨日衆議院議長から参議院議長に対して申入れのあつたことについて、御報告いたす次第であります。日本開発銀行法案、それと公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法案の両案は提出が遅れていたのでありまするが、すでに提出になつた以上は衆議院としては自然休会に入る前に、この両案を議決したいという希望であります。ところが衆議院の議決議了するのは三月三十一日までには困難であつて、四月初めに跨がるものと思われる、従つて右議了後、つまり四月に入つてからでございまするが、右議了後休会に入りたい。そこで参議院側もこれに御同調をお願いしたい。右は、衆議院の議院運営委員会各会派……

第10回国会 議院運営委員会 第35号(1951/03/30、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 衆議院議長からの申出につきましては、昨日直ちに当委員会の意向を衆議院に伝えましたところ、今朝重ねて先方から次のような申出がありました。昨日の議運に、衆議院の議運に参議院側の意向を伝えたとこる、参議院のお考えは御尤もであるから、衆議院としてもできるだけ御趣意に副うよう努力します。併し重要法案のことでありますからして、努力してもその結果は予測しがたいので、そこで万々一うまく行かなかつたという場合には重要法であるし、又議決休会中でもないので、議院の審議の責任からしましても、予定通り休会に入ることもできがたいことがあると思われます。その場合には改めて速かに参議院側にお願いしまする……

第10回国会 議院運営委員会 第43号(1951/05/18、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 実は皆さんがた昨日の新聞、ラジオ等で御承知の通り皇太后陛下が突然昨日午後四時十分に崩御あらせられたのであります。つきましては議長は夕刻早速宮中並びに大宮御所に参内いたしまして、そうして議院を代表しまして哀悼の意を表するために御弔問申上げました。そのことを御報告申上げます。  又本日の本会議の劈頭におきまして議長から右の趣きを本会議に報告いたしたいと思います。その点も御承認をお願いしたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第44号(1951/05/21、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 十九日本院で議決されました弔詞は、同日午後議長は参内いたしまして、宮内府長官を経てこれを奉呈いたしました。同時刻衆議院議長も参内をして、同時に奉呈したわけでありまするが、これに対しまして、天皇陛下から、衆参両院が深厚なる弔意を表したということに対して深く感謝する旨、並びに衆参両院議長に対して、よろしく謝意を伝えてもらいたいという優渥なるお言葉を宮内府長官を経て頂きました。以上運営委員会に御報告申上げます。次いで本会議におきましても、同様議長から御報告申上げたいと考えております。これも併せて御含み置きを願います。

第10回国会 議院運営委員会 第49号(1951/05/28、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 私から御報告申上げることがございます。今朝の議院運営委員会の御意向は直ちに衆議院議長に対して申入れて置きました。然るところ衆議院議長から、本日十二時半頃諸般の情勢に鑑み会期を五日間延長いたしたい旨の正式の協議がありました。本件につきまして御相談を申上げたいと存じます。
【次の発言】 そういう内輪の経緯につきましては何にも附加えての御説明はありませんでした。

第11回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1951/10/09、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 今小笠原さんからの御質問でありまするが、私は今お述べになつた通りに、国会内における議員の発言はこれは自由でなければいけない。何らの制約を受けるものでないということ、その点において全然同感でありまするし、又是非そうなければならんと信じておるものであります。ただ日本の置かれておる立場は、この平和條約が効力を発生しまするまでは特別な状態に置かれておるということでありまして、即ち今のプレス・コードなるものが存在をしておるという事実、それが即ち特別な状態に置かれておる一つでございます。このプレス・コードなるものが解消されない限り、我々が完全に独立を回復するまでは依然その制約の下に置……

第11回国会 議院運営委員会 第3号(1951/08/18、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 只今事務総長から説明した通りの段階に今おるわけで、若し私の方に衆議院の議長から正式に申出がありましたならば、私は直ちにこれをこの議運にかけまして、そうして諸君の御意向を斟酌しその決定を待つて再び衆議院議長の方に回答するという段取りになるだろうと思うのであります。そのことだけ申上げておきます。
【次の発言】 只今小笠原君の御注意は至極適切な御注意と拝聴いたしました。議長におきましても早速今のお話の趣旨に副うて衆議院側と折衝することにいたしたいと思います。そうして後刻、若し先ほどから話がありましたごとく、衆議院側からいわゆる議員団派遣ということをこちらに協議して参ります場合に……

第12回国会 議院運営委員会 第12号(1951/11/02、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) この問題に関する経過は兼岩委員みずから御説明になつた上に、委員長からもお話がありまして、結局理事会において意見の交換をする。そうしてその交換があつたということになつたわけであります。理事会の満場一致の意見は先ほど委員長から申された通りでありますが、そうして私は理事会に出ておりませんでしたけれども、後刻その理事会の決定を承わりまして、私は全然それに同感であつたのであります。従つて当時この委員会で兼岩君からGHQに対して、このプレス・コードの問題についてGHQの意見を尋ねてもらいたいという要望があつたことは、私も理事会に出席しておりましたから、存じておりましたけれども、すでに……

第12回国会 議院運営委員会 第20号(1951/11/17、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 議長としてはまだ何とも決意はしておりません。この運営委員会の議事の進行を見て、そして決断をしたいと考えております。ただ私の見ておりまするところでは、あの両條約に対して特別の委員会が設けられ、そうしてこの数日間の非常な議員諸君の御努力で以て、本日夕刻あの両條約が委員会を通過したと、こういうことになつておるわけであります。その委員会の努力の経過から見ましても、私といたしましては、できるだけ早くこの條約は本会議に上程しなければならない、かように考えておるものであります。

第12回国会 議院運営委員会 第23号(1951/11/26、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 御承知の通りに一昨日でありましたか、突然アメリカ合衆国の副大統領が東京訪問に來られたわけでありまして、來る二十八日、会期の最終日でありまするが、午後の二時半か三時頃になると思います。その頃の時間に国会を訪問したい、参議院を訪問したいと、こういうような形で今話が進んでいるわけであります。昨夕からの話でありまして……。それで参議院ということは、副大統領が上院議長であるという関係からして参議院と向うでは言つているようであります。そこでこの副大統領という現役の、現職にあるアメリカの責任者が日本に來られたのは今度初めてなのでありまして、そこで我々としても儀礼上できるだけの好意を示し……

第12回国会 議院運営委員会 第25号(1951/11/28、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) ちよつとそれに補足いたしますが、予算委員長は、四つ小委員会をやるうち、三つはすつかり上つておる、ただ一つ本日までに延ばしたい、延びるということになつておる、併し一般討議がすべて終つて、そうして今は内閣委員会のほうの上り工合を待つばかりということになつておる、予算委員会としては二十八日を以て全部仕上げるつもりで、その方向に進んで、又その通りやつて來た、ただ内閣委員会との関連で残つておる、こういうことでありました。

第13回国会 議院運営委員会 第3号(1951/12/14、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 私からもちよつと補足して御説明を申上げます。昨日林衆議院議長がおいでになりました。そしてそのときに議院運営委員会の決定は自分はまだ知らないけれども、衆議院側の意向をお伝えします。いずれ議運の決定については後刻正式に参議院のほうにお知らせ申上げますが、なぜ衆議院が来年の一月に開会式を持ち越すかということについてお話がありました。それによりますと、先例を調べるとこうだそうです。最初は第二回国会で、それは解散ということがすでにきまつておつた。年の暮に……。解散をするということになるならば、その前に開会式を挙げなければおかしいじやないかというので、開会式を挙げたということが一度、……

第13回国会 議院運営委員会 第4号(1951/12/15、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 先刻私は衆議院へ参りまして、林議長に面会いたしました。大池事務総長も列席しておられたのでありますが、その席上で、先日の参議院の議院運営委員会できまつたこと、即ち運営委員会の意向としては、国会法の規定通りにやるのが至当である。つまり会期の初めに当つて開会式を行うというのが本筋であろう。成るほど今まで例外はあつたかも知れないけれども、この際規定通りにやるのがよかろう、こういうことにつきまして昨日運営委員会で意見が交換せられたあら筋をお話を申上げました。(「もう少し大きい声を出して下さい。」と呼ぶ者あり)同時に衆議院の運営委員会において参議院側の決定を以て初めからなつていないと……

第13回国会 議院運営委員会 第12号(1952/02/11、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 先般の政府の答弁が満足であつたかなかつたかということは、これはその質問をされた会派の御判断に任せるほかはないかと思います。議長としては、私の関する限り政府に答弁を要求する、若しくは強要するという立場にはいない、そういうふうに考えます。政府があの答弁で足りるのだと思えば、それは政府の責任においてやつたことであり、議長はそれに対して何ら責任を負うわけには行かない、そういうふうに私は考えます。
【次の発言】 それはこの運営委員会で以て討議をして頂きたいと思います。
【次の発言】 兼岩君の質問に対しては、私はこういうようにお答えしたいのであります。協定された持時間が一ぱいになつた……

第13回国会 議院運営委員会 第14号(1952/02/15、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 本日はございます。
【次の発言】 政府の答弁云々の件でございますね。
【次の発言】 それは官房長官のほうに申入れておきました。議運でこういう意見が出た、それで政府においても一つお考えを願いたいという意味で、官房長官に申入れしておきました。

第13回国会 議院運営委員会 第16号(1952/02/20、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 今相馬君の御質問でありまするが、決算委員長から二月十八日付を以て調査報告書を求めるの件として要求が出ております。それは千代田銀行以下全部で五つの銀行に対して必要な書類の提出を求められたい。そういう要求が決算委員長岩男仁臓君の名前で以て私宛提出されております。それがどういうふうに取扱われておるかという今の御質問でありますが、それにつきましては、私はこの審査要求が出ますれば、参議院規則第百八十一條でありますか、これによつて宛先にこれを通達することになつているわけでありますが、併し委員会の決議であつて、これを外部に通達するに当つては、私は事の性質によりましては極めて愼重に取扱わ……

第13回国会 議院運営委員会 第20号(1952/03/05、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) ちよつと今の小笠原君の動議に関連しまして明らかにしておいて頂きたいと思うのですが、というのは、小笠原君の今の御意見では、各常任委員会から別々に派遣するということはやめよう、そういう建前でなく、関係常任委員会を統合して、そうして議員を派遣する、こういうことにしたいというような御意見、然るに先ほど中村君の御意見を拝聽しておるというと、参議院としてこれは行くのではない、建前は各常任委員会、関係の常任委員会として議員が向うに出て行くということにしなければいけない。ただ個々別々に行くんじやなくてまとまつて行くのであるが、併しそれは参議院を代表して行くんでないというようなふうに私はち……

第13回国会 議院運営委員会 第26号(1952/03/13、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 今須藤君から私に対して御質問がありましたが、この問題は議長としてお答えする筋合ではないように思います。(「その通り」と呼ぶ者あり)要は今の官房長官の御説明並びに政府委員の御説明で以て御判断を願いたいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第58号(1952/06/11、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) お答えいたします。議院の構内の警察権が議長にあるということは、これは国会法その他の規則によつて明らかなところであります。従つて院内の秩序保持のために、議長においては適当な処置を講ずるということも当然なことであります。デモが来るという予報がある場合には、この院内の秩序が乱されない程度において院内の警察を増強するということは、これは止むを得ないことでありまして、ただどれくらいの大きさの示威運動が行われるのか、これははつきりわからないのでありまして、或いは一昨日のごときは現実に三百人で済んだらしいのでありまするが、これが又五百人にならんとも、千人にならんとも限らない。現に最初は……

第13回国会 議院運営委員会 第62号(1952/06/20、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 私は議長として発言の権利があると思いますから、発言をお許し願いたいと思います。
【次の発言】 会期の延長の問題が、今この議院運営委員会において取上げられております。会期は皆様方も御存じの通りに、ハウスが決定すべき問題であつて、政府が決定すべき問題でないことは、疾くに御承知の通りであります。而して現在の状況からみますというと、参議院に法案が山積しておる。衆議院に法案がたくさん残つておるというのではないのであります。  そこで参議院としてはこの山積しているところの法案をどう取扱うか、どう取扱わなければならないかということが、私にとつては大きな問題になつたわけであります。殊に昨……

第13回国会 議院運営委員会 第63号(1952/06/30、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 会期延長の問題に関しまして、一昨日土曜日の午後八時十五分頃に、私は衆議院議長の訪問を受けまして、同議長から、会期の延長のことについて御相談を受けました。衆議院においては、いろいろの重要法案が現在の状態においてあるのであるからして、会期の延長は止むを得ない欠くべからざるところだと考える。議院運営委員会において、その意味合いで即ち延長ということに決した。よつて御協議頂きたいということでございます。そのときに議院運営委員会は会期延長二十日ということで決議がなり立つたということをお知らせ下さつたのであります。私はそれに対して後刻、と申しますのは、夜の十時までには参議院としての御回……

第13回国会 議院運営委員会 第65号(1952/07/05、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 今菊川君の御提案になつた問題に関連して一応私から、いま一度昨日の模様を御説明申上げたほうがいいかと思いますから、御説明を申上げる次第でございます。と申しますのは、昨日小委員会においてこの問題について私から小委員会の委員諸君に御説明を申上げたのでありまするが、或いは今の菊川君のお話だと徹底していなかつたかのように見受けられますので、簡単に昨日の模様をお話申上げます。  小委員会がこの條約を上程する問題について討議をしておりました際に、丁度岡崎外務大臣が任意にこの委員会に出られたのであります。そうして、私に、総理の出席問題は今日はどうなるだろうといつて、岡崎大臣から昨日お話が……

第13回国会 議院運営委員会 第66号(1952/07/07、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 何新聞ですか。

第13回国会 議院運営委員会 第67号(1952/07/09、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 今朝の矢嶋君の質問は、今おつしやつた通り時間的に再質問はお許しすることができなかつた。矢嶋君も、再質問の形でなくて、国務大臣の答弁に落ちておるということを一々指摘されたものでありますが、それすらも厳格に言えば、持時間がなくなつたのであるから、再び発言はお許しをできなかつたと思うのでありますけれども、併し問題が重要な問題であることを考えましたので、これに対しては答弁がなかつたということを注意されるというところまでは、私はお許したわけでありますが、それに対しては国務大臣の答弁をするように議長が仕向けろという今のお話でありまするが、これは議長としてできないことじやないかと思うの……

第13回国会 議院運営委員会 第77号(1952/07/30、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 今相馬君からのお尋ねの議長としての意見云々でありますが、これは議長としては一応法律問題にかかることでありますが故に、事務局をして法制局と篤と打合わせて研究してもらつたのでありまして、その結果は先ほど議事部長から御説明申上げました通りであります。私といたしましてはその見解に従うことが至当である。自分自身もこれはそう思つております。従つて今相馬氏が述べられました議員が資格を失つた場合に救済方法を如何にするかということですが、今議事部長から御説明申上げましたあの見解によつては果してそういう余地があるものかどうか、それを検討しなければならん問題であろうと考えます。その救済云々のこ……

第13回国会 議院運営委員会 第78号(1952/07/31、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 私から皆さんがたに報告を申上げ、且つ又御考慮をお願いしなければならないことが発生いたしました。というのは今から十四、五分前の話でありまするが、衆議院の小澤議長が来られまして、そしてそれは国家公務員法の一部を改正する法律案ほか一件、両院協議会議長としての資格で以て、参議院議長宛申入れがありました。  その申入れは、国家公務員法の一部を改正する法律案の協議中、貴院の協議委員四名が急に退席されて、その四人の名前がここに書き入れてありますが、千葉信君、森崎隆君、それから紅露みつ君、村尾重雄君の四名が、急に退席されまして、定足数を欠くに至つて事後の会議を運行できなくした。両院協議会……

第13回国会 懲罰委員会 第5号(1952/07/28、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 只今お尋ねのありました問題について、私が当時とりました措置、又そういう措置をとるに至つた私の動機、若しくは心境、そういう点についてできるだけ詳しくお話を申上げたいと思います。御承知の通り、今会期において最も重要であり、且つ困難な問題として目されておつたのは破防法案であつたに相違ない。こういつたその破防法案を如何にして参議院の議事に上程するかということ、これが私にかかつた大きな問題であつたのであります。成るほど議案として提出されておりましたが故に、公報掲載の日程にはしよつちゆう破防法案といつて載つておりましたけれども、これを議事に載せるためにはどうしても議院運営小委員会とい……

第15回国会 議院運営委員会 第1号(1952/10/24、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) いろいろ小笠原さんの御意見もございましたが、参議院としては、先ほど事務総長が御説明申上げた通りに、昨日の衆議院の各派交渉会の決定を正式の決定として、衆議院議長代理の事務総長から報告をして来たのであります。それを正式の通告として受取つたというわけでありますが、私もその点では、事務総長からそういう報告を受けておりましたし、今朝只今事務総長が説明した通りに私も考えております、と申しまするのは、成るほど常任委員長が、衆議院が未だに決定されていないということは事実であつて、私もそれは承知しておりますが、併しながら衆議院として昨日各派交渉会で以て、会期を全会一致を以てきめた。即ち常任……

第15回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1953/03/18、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 休憩前の議院運営委員会の御決議に基きまして、議長は、議院運営委員会の寺尾委員長並びに近藤事務総長を同道いたしまして、副総理、官房長官にお目にかかりました。その席におられたのは岡野文部大臣でありました。  私からは先ほどの議院運営委員会の御決定、即ち期限のあるいろいろな法律に対して期限を変更するという法案が、この緊急集会に政府から提案されておる。その中にはどういう法律が含まれておるのか、それは参議院としてはまだ政府からの提案がないので承知いたしておりません。併し仄聞するところによれば、その多くの法律案の中に義務教育費国庫負担の問題に関する法律が含まておるかのように聞いており……

第15回国会 議院運営委員会 第2号(1952/10/27、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 私といたしましては、国会の建物を一党一派の宣伝とか、デモとかいうのに使つて頂くことことはどうか知らんと思うのであります。従つてこの外をデモが通るというようなことは、これは勿論合法なデモでありましようからして、一向差支えないとしても、院内からこれに対して、一つの会派が呼応すると、或いは今のような現実の問題としては、赤旗を振つてこれに呼応するというようなことは、この国会の建前としては如何かと思うのであります。  従いまして、今のこれが問題となりました以上は、参議院としての、全体としての態度を何とかきめて頂くことが必要だと思うのです。そういうことは不問に付してもいいのだというこ……

第15回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1953/03/20、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 只今は委員長並びに小笠原委員から、大変御鄭重なお言葉を頂きまして、誠に恐縮いたしておりますと同時に、深く感謝を申上げる次第でございます。  副議長は皆さん方、かねてから御存じの通りな人格の持主であられまするので、この方は問題は全くなかつたのでございまするが、私に関しましては、誠に至らなかつたがために、皆様方に非常な御迷惑をかけたときもございましたし、又みずから公平を期しつつ、その点において徹底し得なかつたという憾みが多々あつたかと存じます。この点は私自身といたしましても多く反省をいたされますし、皆様方にこの機会に、最後の機会にお詑びを申上げなければならないのでございますが……

第15回国会 議院運営委員会 第13号(1952/12/17、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) その記事というのは、実に意外千万な記事でありまして、海原という人は私も知つております。あの破防法のときに、院内に来まして、私は議長室で正式には会いません。ただ廊下を通りがかりに、海原君と会つたことがあります。ごたごたしておつたときでありますが、海原君が非常に院内の模様を心配していたようであります。そうして又暴力を以て破防法の通過を阻止するという動きが盛んであるからして、自分たちのほうも、これに何か対処しなければならんと思います。というようなことは、私に、ちらつと申しました。私はまるつきりそれを問題にしなかつた。冗談じやない。そんなことは我々のほうとして一つも考えていないと……

第15回国会 議院運営委員会 第15号(1952/12/22、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 本日は特別国会の最終日に当りましたので、議長は参議院規則の規定に従いまして、常任委員長の懇談会を開いて、議案審議の模様を聴取いたしました。委員長の中には両三日で上げることができるという見込みのかたもありましたし、他の委員長は、全く見込みがつかないという委員会もございました。丁度、その常任委員長の懇談会が終りに近付きました頃、丁度四時五十分に衆議院議長から、正式に協議を求めて参りました。会期の決定についての協議でありまするが、衆議院のほうでは、明二十三日から来年の三月三十一日まで会期延長のことに議運において決定した。よつて参議院議長に対して正式にこれを御協議申上げるという通……

第15回国会 議院運営委員会 第18号(1952/12/26、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 本日、本会議を開会することに立至りましたことにつきまして、一言申上げます。  地方財政平衡交付金関係の二法案が昨日衆議院から送付して参りましたが、政府としては、この法案が年内に成立いたしますことが、地方財政の上から緊要であるために成立をお願いしたい旨の要請があり、議院運営委員長から、各派の意向も伺つて頂きましたところ、各派の御了承も得られました趣でありましたので、本日本会議を召集いたした次第でございます。  右御了承をお願いいたします。

第15回国会 議院運営委員会 第21号(1953/01/30、2期、緑風会)【議会役職】

○議長(佐藤尚武君) 今の樋貝前衆議院議長に対しまする弔詞の問題につきましては、只今小笠原委員からの御発言もありましたが、その趣旨に従いまして議長から参議院を代表して弔詞を呈するということにいたしたいと思います。  そして又、この議運においてそれに御異議がない場合には、案文等につきましては、議長のほうに御一任下さるようにお願いいたしたいと思いますので、どうぞお諮りを願います。


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 外務委員会 第1号(1953/05/22、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) これから委員会を開催することにいたします。  私、計らずもこの外務委員会の委員長に就任することになりました。随分長い間私は委員会の仕事をしておらなかつたのでありますので、いろいろ不行届の点があるかと存じますが、皆様方の御協力をお願い申上げまして、何とか職責を全うさせて頂くことを切にお願いいたす次第でございます。而して申すまでもございませんけれども、外務委員会は終戦以来委員会の中でも重要な職責を持つ委員会となつております。殊に独立回復後は国際関係におきましてもいろいろと重要な条約の審議、批准をしなければならない立場にありますので、皆様方の真摯な御審議乃至は御協力をお願いし……

第16回国会 外務委員会 第2号(1953/05/28、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今から外務委員会を開会いたします。  本日の議題は調査承認要求となつておりまするが、その前に昨日の委員長及び理事打合会で行われました協議の結果を簡単に御報告申上げます。昨日の委員長及び理事打合会におきましてはいろいろなことが話題に上りました。その主なるものはこの前の委員会で以て御決定になりましたこの外務委員会としての調査の問題であります。而して昨日のお話合では調査事項として大体賠償の問題、MSAの問題、日韓会談の状況、東南アジア開発問題、一般の対外貿易振興の問題、それから行政協定の実施状況の問題、それには殊にこの駐屯單に対する演習地のことが取上げられました。例……

第16回国会 外務委員会 第3号(1953/06/19、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。  本日の議題は千九百五十二年七月十一日にブラツセルで締結された万国郵便条約及び関係諸約定の批准について承認を求めるの件でございます。先ず最初に政府の提案理由の説明をして頂きます。
【次の発言】 御質問等がおありでございましようか、只今詳細の御説明を伺いましたが。

第16回国会 外務委員会 第4号(1953/06/25、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。  本日の議題は、千九百五十二年七月十一日にブラッセルで締結された万国郵便条約及び関係諸約定の批准について承認を求めるの件であります。  本日出席しておられる政府委員は外務省条約局長下田武三君であります。質問のある方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 それでは下田政府委員から。
【次の発言】 政府委員の郵政省郵務局長松井一郎君が出席になりましたから、どうぞ局長から御説明を願います。
【次の発言】 ほかに御発言はございませんか。ほかに御発言もないようでありまするから、質疑は終了したものと認めて御異議ございませんか。

第16回国会 外務委員会 第5号(1953/06/30、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。  後刻外務大臣が出席されることになつておりますが、その前に航空業務に関する日本とオランダ、スウエーデン、ノールウエー、デンマーク、タイ、これら各国との間の条約に関しまして政府委員から提案理由の説明をして頂きます。
【次の発言】 只今諸協定の提案理由の説明を聴取したわけでありまするが、丁度外務大臣が来られましたので、この協定の問題は後刻に譲ることにいたしまして、直ちに外務大臣に対する質疑に移りたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 それではそのようにいたします。

第16回国会 外務委員会 第6号(1953/07/03、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。議題は公報掲載の通りであります。  先ず航空業務に関する協定五件を一括して議題といたします。本件の内容の概略について政府より説明を求めます。
【次の発言】 本件につきまして御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 資料の提出等が求められましたので、本日は質疑はこの程度にとどめておきたいと存じまするが、御異議はございませんか。
【次の発言】 それでは本日は質疑をこの程度にとどめまして、次回更に続行することにいたします。  では速記を中止しまして、先ほどお諮りいたしましたフランスの戦犯釈放に関する決議案について御協議申上げたいと……

第16回国会 外務委員会 第7号(1953/07/07、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。  最初に理事の辞任及び補欠互選を議題といたします。曾祢益君より理事辞任の申出がありましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  次に理事の補欠互選の件でありますが、互選の手続としては、前例により、委員長において指名することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありまするので、私より加藤シヅエ君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に連合委員会に関する件であります。国際小麦協定を修正更新する協定の受諾について承認を求めるの件に関し、農林委員会で……

第16回国会 外務委員会 第8号(1953/07/09、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。議題は公報掲載の通りであります。  先ず航空協定五件を一括して議題といたします。政府よりは政府委員として外務政務次官小滝彬君、外務省条約局長下田武三君、なお説明員として外務省経済局次長小田部謙一君、運輸省航空局国際課長奈良橋一郎君、同じく運輸省航空局飛行場課長岩田勝雄君、これらの方々が出席されております。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 何に関係しますか。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 これは、この二、三回前の委員会でありましたか、専門員のことをお諮りしましたときにも、そういつたような御懸念が、たしか中田委員からの……

第16回国会 外務委員会 第9号(1953/07/10、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。議題は公報掲載の通りであります。  先ず国際小麦協定を修正更新する協定の受諾について承認を求めるの件を議題といたします。政府委員として外務政務次官小滝彬君、外務省条約局長下田武三君、外務省欧米局長土屋隼君並びに説明員といたしましては外務省経済局次長小田部謙一君、食糧庁業務第二部長寺田庄次郎君、これらの方々が出席されております。質疑のある方は順次御発言をお願いします。  別に賀疑はおありでございませんか。……質疑も尽きたようでありまするから、質疑は終了したものと認めます。これより討論に入ります。御意見のある方はそれぞれ賛否を明らかにしてお述べ……

第16回国会 外務委員会 第10号(1953/07/13、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今から外務委員会を開会いたします。ちよつと速記をとめて下さい。    午後二時一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 先ほど申上げました通りに外務大臣は衆議院の予算分科会に出られるときまでということで皆さん方に質疑をお願いしたのでありますが、予算分科会のほうから外務大臣の出席を要求して参りましてあちらで待つておるということであります。従いまして外務大臣はそちらの方においでにならなければならんと思います。つきましては、外務大臣に対する今の杉原委員の質疑もまだ続けておやりになることと思いまするし、ほかの皆さんがたもたくさん質疑をお持ちになつておるこ……

第16回国会 外務委員会 第11号(1953/07/14、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  本日の議題は公法掲載の通りであります。先ずマドリツド協定の加入について承認を求めるの件を議題といたします。質疑のあるかたは順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに質疑はありませんか。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。別に御発言もないようでありますから質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて質疑は終了したものと認めます。これより討論に入ります。御意見のあるかたはそれぞれ賛否を明らかにして御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御発言はございませんか。

第16回国会 外務委員会 第12号(1953/07/16、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。議題は公報掲載の通りであります。  まず、国の援助等を必要とする帰国者に関する領事官の職務等に関する法律案、在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。右の二件については前回質疑を終了しておりますので直ちに討論に入ります。御意見のあるかたは、それぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。別に御発言はございませんか。……別に御発言もないようでありますから、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それではこれより採決に入ります。国の援助等を必要とする帰国者……

第16回国会 外務委員会 第13号(1953/07/20、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。  本日の議題は公報掲載の通りであります。先ず日米友好通商航海条約に関し、経済安定委員会では七月七日の委員会で当委員会と連合委員会を開くことを決定いたしました。この経済安定委員会の要求に対していかが取計らいましようかお諮りいたします。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、それでは経済安定委員会と連合委員会を開くことに決定いたしました。
【次の発言】 次に国際情勢に関する件を議題といたします。質疑のある方は順次御発言をお願いします。
【次の発言】 ちよつと申上げますが、外務大臣は四時十五分までここにおられるということになつておりますから……

第16回国会 外務委員会 第14号(1953/07/21、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。  昨日経済安定委員会と連合委員会を開くことを決定したのでありますが、本日経済安定委員会より、都合により連合委員会を開けない旨連絡して参りました。従いまして連合委員会を開かないことになりますので御報告いたします。  次に先日の理事会で申合せたことを簡単に御報告いたします。  一つ、原則として連日開くこと。二つ、連合委員会のこと。三、MSAに関して参考人より意見を聞くこと等であります。  右のうち、参考人の意見を聞くことに関しましては、会期との関係からやるならば早急にやる必要がありますが、本件については理事会の申合せ通り行うことに御異……

第16回国会 外務委員会 第15号(1953/07/22、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。本日は最初にMSAを取上げることになつておりましたが、外務大臣が予算委員会に出ておりますので本件はあとに廻して次の議題に移ります。
【次の発言】 次に日本国とフランスとの間の文化協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。質疑のある方はどうぞ順次御発言をお願いいたします。御質疑はございませんか。質疑は終了したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは質疑は終了したものと認めます。本件の採決は都合によりまして次回に延期いたします。
【次の発言】 次に団結権及び団体交渉権についての原則の適用に関する条約第九十八号の批准……

第16回国会 外務委員会 第16号(1953/07/23、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。  世界気象機関条約への加入について承認を求めるの件。第二次世界大軌の影響を受けた工業所有権の保護に関する日本国とドイツ連邦共和国との間の協定の批准について承認を求めるの件。第二次世界大戦の影響を受けた工業所有権の保護に関する日本国とスイス連邦との間の協定の締結について承認を求めるの件。  以上三件を一括して議題といたします。政府より提案理由及び内容の概略について説明を求めます。
【次の発言】 只今の三件に対する質疑は後日に譲りたいと存じます。
【次の発言】 次に日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約の批准について承認を求め……

第16回国会 外務委員会 第17号(1953/07/27、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは外務委員会を開会いたします。  先ず国際民間航空条約への加入について承認を求めるの件、国際航空業務通過協定の受諾について承認を求めるの件、国際電気通信条約の批准について承認を求めるの件並びに日華平和条約附属議定書第二項の有効期間の延長に関する議定書の締結について承認を求めるの件、以上四件を一括して議題といたします。政府より提案理由について御説明を求めます。
【次の発言】 以上の四件に対する質疑は後日に譲ります。
【次の発言】 次に日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約の批准について承認を求めるの件を議題といたします。先ず黄田経済局長に御発言を願います。

第16回国会 外務委員会 第18号(1953/07/28、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) これより外務委員会を開会いたします。日本国とフイリピン共和国との間の沈没船舶引揚に関する中間賠償協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。質疑のあるかたは御発言をお願いします。
【次の発言】 これまでに質疑に伴つて政府側からの説明もあつたのでありまするけれども、又今のお話の点について十分でなかつたかも知れんと思いますので、政府側から御説明を……。
【次の発言】 それでは只今から外務委員会は秘密懇談会にいたします。速記をとめて下さい。    午後一時四十五分速記中止
【次の発言】 それでは速記をつけて下さい。これで秘密懇談会を終ります。そのほかにまだ御質疑がご……

第16回国会 外務委員会 第19号(1953/07/29、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。先ず日華平和条約附属議定書第二項の有効期間の延長に関する議定書の締結について承認を求めるの件を議題といたします。質疑のあるかたの御発言を願います。別に御発言もないようでありまするから質疑はないものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。これより討論に入ります。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べ願います。別に御発言はございませんか。別に御発言もないようでありまするから討論は終結したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは討論は終局したものと認めます。これより採決に入ります。……

第16回国会 外務委員会 第20号(1953/07/30、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。先ずけさほどの委員長及び理事打合会におきまして協議した結果を御報告申上げます。それは日米通商航海条約についての打台をしたわけでありまするが、すでに御承知の通りに、参議院の外務委員会としては、日米通商航海条約の本審査には少くとも二日間の日時を持たなければならんということを衆議院側に通知しまして、それを含んで衆議院側において善処してもらいたいということをあちらに通知しておいたわけでありましたが、昨日は遂に衆議院の委員会も通過するに至らず本日に持越しまして、そうして委員会においては先刻これを採決した趣きでありまして、本会議にかかるばかりに……

第16回国会 外務委員会 第21号(1953/07/31、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今から外務委員会を開きます。  本日の議題は、日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約の批准について承認を求めるの件であります。質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 それでは速記をつけて下さい。委員会は暫時休憩いたします。    午後零時五十六分休憩
【次の発言】 それでは午前に引続きまして外務委員会を再開いたします。  日米通商航海条約につきまして質疑を続行いたします。質疑のある方はどうぞ御発言を願います。

第16回国会 外務委員会 第22号(1953/08/03、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開会いたします。  議題は日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約批准について承認を求めるの件であります。これから質疑に入るわけでありますが、その前に私から一言申上げて皆様の御考慮を煩わしたいと思いますのは、この通商条約は一般のその他の条約と同じように、これは日本と外国との関係を律するものでありまするし、こういう重大な問題は申すまでもないことながら超党派的にお考えを願いまして、そうして日本国民のためにどうあらねばならないかという意味合からして御審議を煩わしたいと思うのでございます。これは申すまでもないことでありますけれども、そういう意味合におい……

第16回国会 外務委員会 第23号(1953/08/04、3期、緑風会)【議会役職】

○委委員(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開会いたします。  議題は日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約批准について承認を求めるの件であります。昨日に引続きまして質疑のある方は御発言をお願いいたします。昨日は第七条まで行つたのでありますが今日は第八条から始めて頂きます。
【次の発言】 これはお互いに見るところが違つておられるようでありますが、外務省側の説明で御満足がいかなければいかないように、この第八条は亀田委員において留保されて、そうして先に進んで行くというようにいたしたいと思います。
【次の発言】 第三項と第一条ですか。

第16回国会 外務委員会 第24号(1953/08/06、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  ちよつとお断り申上げておきまするが、今朝の議運小委員会で、独禁法が本会議に上程の場合、各委員会はやめて、各委員本会議に出席するようにという決定があつたそうであります。併しこの委員会は御承知の通り極めて重要な案件を処理しておりまするので、特に議長の許しを得まして、独禁法がかかりましても、この委員会だけは審議を続行して差支えないということにいたしましたから、どうぞそのおつもりで審議を続行せられるようにお願い申上げます。  議題は日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約の批准について承認を求めるの件であります。本件につきましては、一昨日……

第17回国会 外務委員会 第1号(1953/10/29、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。  先ず現在理事が二名欠けておりますが、委員の差替えの都合もありますので、本日はその補欠を一名だけ互選いたします。互選の方法は先例により委員長より指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは委員長より曾祢益君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に閉会中調査を継続した国際情勢等に関する件につき、調査未了報告書を提出しなければなりませんので、この点をお諮りいたします。調査未了の報告書を提出することに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。  なお右報告書については多数意見者……

第17回国会 外務委員会 第2号(1953/10/31、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。  先ず理事の補欠互選を行います。只今一名欠員になつておりますが、これは先例により委員長より指名いたすことにいたして御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは委員長より佐多忠隆君を理事に指名いたします。
【次の発言】 本日は別に案件はないのでありますが、何か委員諸君のほうから御意見等ございましたらばお述べ願いたいと思います。さもなければ次回の開会並びに外務大臣を招請するという問題につきましては、衆議院との関係並びに参議院の予算委員会等の関係をよく見まして、又関係委員長とも御相談いたしまして、成るべく月曜日に外務大……

第17回国会 外務委員会 第3号(1953/11/02、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。  議題は日本国における国際連合の軍隊に対する刑事裁判権の行使に関する議定書の締結について承認を求めるの件であります。先ず政府より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 外務大臣は今予算委員会からぬけ出して来られて、すぐお帰りにならなければならんそうでありますから、本日はこの提案理由の説明だけ外務大臣からお聞きしたことにいたしまして、大臣はこれでお帰りになること、これやむを得ないと思います。  それではこれに引続きまして、外務省から三宅参事官が出席されておりまするので、本件の内容についての概略の御説明をお求めしたいと思います。どうぞ。

第17回国会 外務委員会 第4号(1953/11/04、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。  本日の議題は、日本国における国際連合の軍隊に対する刑事裁判権の行使に関する議定書の締結について承認を求める件であります。  本日は追つて外務大臣も出席されるはずでありまするので、その際は総括的な御質問を大臣に対してなされるようにお願いしたいと思うのでありまするが、下田条約局長が出席しておられまするので、問題の詳細の点に関しまして下田局長に御質問をして頂くということにいたしたいと思います。
【次の発言】 外務大臣が来られましたので、先ほどお話申上げましたごとくこの国連軍関係の議定書に関しまして、そうしてこの問題に限つて外務大臣に総括質……

第17回国会 外務委員会 第5号(1953/11/05、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。  本日の議題は国際情勢等に関する調査であります。質疑のあるかたは順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 ほかに外務大臣に対して御質問はございませんか。
【次の発言】 では外務大臣がこの委員会に来られてから丁度三時間になりますから、随分今日は大臣の勉強されましたように、皆様がたも御勉強になつたことを感謝いたします。それで総括質問と申しまするか、国際情勢に関する総括質問は大体これで尽きたように思いますので、外務大臣にはこれで帰つて頂いてもいいかと思います。但し我々の委員会に付せられておりまする案件、つまり国際……

第17回国会 外務委員会 第6号(1953/11/06、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  先ず日本国における国際連合の軍隊に対する刑事裁判権の行使に関する議定書の締結について承認を求めるの件を議題といたします。質問のあるかたはどうぞ順次御発言をお願いします。
【次の発言】 ほかに質疑のあるかたはございませんか。
【次の発言】 鶴見委員から緊急質問の申出があります。どうぞ。
【次の発言】 今曾祢委員からの御発言がありました。私も実はそのことをお諮りしたいと思つておつたのでありますが、鶴見委員の緊急質問は今朝来我々が取扱つておる議定書の問題とは、これは別個の問題であると思いますので、この議定書関係のことだけは今この際きめて頂いて……

第18回国会 外務委員会 第1号(1953/12/01、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。  先ず参議院規則第五十五条の規定により、閉会中の継続調査事件についてはその未了報告書を提出することになつておりますので、国際情勢等に関する調査について調査未了報告書を提出したいと思いまするが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは右を決定いたします。  なお本報告書については多数意見者の署名を附することになつておりまするので、御署名をお願いいたします。     杉原 荒太  梶原 茂嘉     曾祢  益  羽生 三七     加藤シヅエ  佐多 忠隆     中田 吉雄

第18回国会 外務委員会 第2号(1953/12/02、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約第八条2についての留保に関する公文の交換について承認を求めるの件を議題といたします。本日はこれから本件について質疑に入りたいと思いまするが、質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 この問題は度々この委員会でも繰返し論議されたところでありますが、本日の杉原委員の御質問もまさに今までの経緯を再びここで繰返されることになつたと思うのであります。条約局、つまり政府のほうでも、この点は一つ御考慮をお願いして、将来は今杉原委員の言われたような意味合において、これは単に杉原委員ばかりで……

第18回国会 外務委員会 第3号(1953/12/03、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  先ず関税及び貿易に関する一般協定のある締約国と日本国との通商関係の規制に関する宣言への署名について承認を求めるの件を議題といたします。  先ず政府より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本件に関する質疑は次回に譲ります。
【次の発言】 次に日本国とアメリカ合衆国との間の友好通商航海条約第八条2についての留保に関する公文の交換について承認を求める件を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 御尤もだと思います。つきましてはこの通商条約第八条の関係の留保につまましての御質問がまだおありでありますれば下田局長……

第18回国会 外務委員会 第4号(1953/12/04、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  議題に入る前に曾祢委員から御質問があるそうでございまするから、先ず曾祢委員に御発言を願います。
【次の発言】 では今の問題はこの次の機会に外務省の責任当局から説明を頂くということにいたします。
【次の発言】 本日の議題は、関税及び貿易に関する一般協定のある締約国と日本国との通商関係の規制に関する宣言への署名について承認を求めるの件であります。本件につきましては昨日の委員会で仮加入の交渉経過内容、我が国の通商貿易政策の現状及び提出された資料等について説明を承わることに決定しておりまするので、本日は先ず経済局長から説明を求めることにいたした……

第18回国会 外務委員会 第5号(1953/12/07、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開会いたします。  審議に入る前に御報告申上げることがございます。それは外務委員の加納金助君が五日に亡くなられましたので、昨日委員会を代表して花環一基を送りました、右御了承をお願いしたいと思います。  次に委員会の進行に関してでありますが、現在交換公文のほうは本付託になつております。又ガットのほうは午前中に衆議院の委員会で採決が行われ、午後の本会議に大体三時頃というお話でありまするが、上程される予定であります。明日は最終日でいろいろと混雑するものと思いまするので、間に合えば又できまするならばこの両件ともこの委員会において本日中に上げておきたいと思うの……

第18回国会 外務委員会 第6号(1953/12/08、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今から外務委員会を開きます。  議題は国際情勢等に関する調査であります。外務大臣が御出席になりましたので質問のおありのかたは順次御発言願います。曾祢益君。
【次の発言】 それでは外務大臣に対する質疑はこれで終了いたします。どうもありがとうございました。
【次の発言】 ちよつとおとどまりを願いたいのですが、国際情勢に関する調査については調査報告書を提出いたさなければなりません。本件について調査未了の報告書を提出することに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさように取計らうことにいたします。  なお本報告書につきましては多数意見者の署名を付することになつておりま……

第19回国会 外務委員会 第1号(1953/12/10、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  先ず調査承認要求を議題といたします。今期国会においても国際情勢等に関する件について調査を行いたいと存じますので、調査承認要求書を提出したいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決します。なお提出する文書の調製については慣例により委員長に場御一任願います。  それでは外務委員会を散会いたします。    午前十時二十六分散会

第19回国会 外務委員会 閉会後第1号(1954/09/08、3期、緑風会)

○佐藤尚武君 ちよつと只今のに関連して申上げます。
【次の発言】 簡単に申上げたいと思います。鶴見委員からブラジルに対する重要性についてお話がありましたことは、極めて機宜に適したことと思うのでありますが、これにつきましてこの際是非外務大臣にお考えを願いたいと思うことは、実は外務省の考え方として、今まではそうじやなかつたと私は思うのです。大正八、九年の頃でありましたか、外務省内にも南米にもつと力を入れなければいかんという意見を述べた先輩もおられました。不肖私も同じような考え方で、当時の外務大臣、次官等にも意見を申述べたことがあつたのでありまするけれども、一向にそれが採用にならなかつた。そして三十……

第19回国会 外務委員会 第2号(1954/02/08、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。  会議に入る前に去る五日の委員長及び理事打合会の内容について簡単に御報告申上げます。先ず委員会を原則として毎週月曜午後一時、木曜午前十時に開くことに申合せました。  次に横浜航空隊及び群馬県の新町の保安隊特科隊を近日中に視察することになりましたが、その具体的計画ができ次第御連絡したいと思います  その他沖繩への議員派遣、北海道駐略軍基地の視察等について御発言がありました。これらの件につきましては委員長において検討することになつております。  以上が理事会の大体の内容であります。どうぞ御了承をお願いしたいと存じます。

第19回国会 外務委員会 閉会後第2号(1954/09/13、3期、緑風会)

○佐藤尚武君 高橋委員がお済みでしたら発言を求めたいと思います。
【次の発言】 質問事項に入る前に一言申上げておかねばならんと思いまするのは、前回私が質問要求をしたことについてのこの質問事項中に私は特定の問題は掲げていなかつたのでありまするけれども、審議の進行の都合によつて発言を留保いたしておいたのでありまして、そのためにその立場に立つて私は発言を求めたわけであつたのであります。ここは公開の席上でありますし、殊には外国の新聞も代表されて見えているかと思いますので、私は何のために発言をしたのかということについて、誤解を避けるために今のようなことを一言申述べておきたいと思つたわけですが、本日は自由……

第19回国会 外務委員会 第3号(1954/02/22、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開会いたします。  徳正頼貞君より理事辞任の申出がありました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。つきましては、理事の補欠の互選を行いたいと存じますが、互選の方法は慣例により委員長から指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ない模様でありまするので、委員長は團伊能君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、国際労働機関の総会がその第二十八回までの会期において採択した諸条約により国際連盟事務総長に委任された一定の書記的任務を将来において遂行することに関し……

第19回国会 外務委員会 閉会後第3号(1954/09/18、3期、緑風会)

○佐藤尚武君 佐多委員の御質問でありますが、それにお答えいたします。その前に先ほど来のお話を承わつておりまするというと、外務委員長は理事会の諸君と御相談になつて、そうして佐多理事は反対を表明されたにかかわらず、出席されたということでありますが、理事会にお諮りになつて、そうしてその上で外務委員長が御自分の意見でおきめになつたということは、これは私は何らそれに対して異議をはさむ筋合いでも何でもないのでありますが、それはよかつたと思うのであります。ただ先ほど、その際佐多委員が御自分の立場を御説明になつた中に、多数の方々の賛成があつたようでもあるから――ということを言われましたが、それは理事会での多数……

第19回国会 外務委員会 第4号(1954/02/25、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。会議に入る前に二十三日の理事会における結果について御報告いたします。  先ず労働関係の二件につきましては、期限の関係上三月四日の委員会で採決、五日に本会議上程の運びとすること。労働委員会が本件に関して連合委員会を開くことを決定した場合はこれを承認し、三月二日火時日の午後一時に開くこと。賠償問題については外務大臣より秘密会において説明を求めるの件は、三月四日労働関係の二件の採択後として、インドネシアとの沈船引上協定は、それより後に採決の運びとすること。以上のように申合せたわけでありまするが、そのように取運びまして御異議ございませんか。

第19回国会 外務委員会 第5号(1954/03/04、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  国際労働機関の総会がその第二十八回までの会期において採択した諸条約により国際連盟事務総長に委任された一定の書記的任務を将来において遂行することに関し規定を設けることと、国際連盟の解体及び国際労働機関憲章の改正に伴つて必要とされる補充的改正をこれらの条約に加えることとを目的とするこれらの条約の一部改正に関する条約(第八十号)の批准について承認を求めるの件。国際労働機関憲章の改正に関する文書の受諾について承認を求めるの件。以上二件を一括して議題といたします。質疑のあるかたは順次御発言を願います。……別に御発言もないようでありますから、質疑は……

第19回国会 外務委員会 閉会後第5号(1954/09/22、3期、緑風会)

○佐藤尚武君 それでは私から御報告申上げます。  先ほどの議会でいろいろ意見の交換が行われたわけで、ございまして、その結果、理事会のほかに鶴見先生を加えて理事会の起草委員会を作るということで、そうして委員長は前半お差支えがあつたために御出席がなかつたのでございましてその結果、私が委員長の代理としてその起草委員会に出席したわけでございます。ところが皆さんがたの御要望で私に座長になれということでありまして、及ばずながら座長を勤めて起算に当つたのでありますが、幸にしてその席に臨まれたかたがたの御意見が一致することができまして、決議の案文を作つたわけでございます。その案文は本来ならばタイプに打つて皆さ……

第19回国会 外務委員会 第6号(1954/03/08、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  先ず外務省設置法等の一部を改正する法律案を議題といたします。政府に提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本件に関しまする質疑は次回に譲りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは次回に譲ることにいたします。都合によりまして本日はこれにて外務委員会を散会いたします。    午後二時八分散会

第19回国会 外務委員会 第7号(1954/03/11、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。先ず日本国とアメリカ合衆国との間の国際郵便為替の交換に関する約定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。政府の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本件に関する質疑は次回に譲ります。ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。次に国際連合総会の定めた条件を受諾して国際司法裁判所規程の当事国となることについて承認を求めるの件を議題といたします。  質疑のあるかたは御発言をお願いいたします。別に御質疑はございませんか。別に御質疑がなければ本日はこの程度にしておきまして、次回に又御質疑をお願いすることにいたします……

第19回国会 外務委員会 第8号(1954/03/15、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。議事に入る前に十二日における委員長及び理事の打合会の結果について御報告いたします。お手元にお配りいたしましたMSA関係四件に関する審議の日程表を御覧願います。この表にありまする通りに、衆議院では三月二十四日に討論採決、二十五日に本会議上程という予定になつております。そこで理事打合会でそういう事実と睨み合せまして、参議院の外務委員会としては二十三日に政府から提案理由の説明を求めることにいたしました。そして二十四日、二十五日の間は大臣たちが衆議院のほうにとられることを予想いたしましてその両日を公聴会に充てたわけでございます。そうして本格的に審議……

第19回国会 外務委員会 第9号(1954/03/19、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との聞の協定の締結について承認を求めるの件、及び、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆目との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件につきましては、すでに理事会及び委員会において公聴会を開くことを予定いたしておりましたが、只今四件が付託になりましたので、正式にお諮りいたすわけであります。  以上の四件につきまして公聴会む開くこ……

第19回国会 外務委員会 第10号(1954/03/23、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。  日程は公報にのせてある通りでありまするけれどもこれはあとに廻しまして、公聴会のことから先に御相談申上げたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 前回の委員会において理事会に一任されておりました公聴会の公述人の選定についてお諮りいたします。  一応委員長及び理事打合会において協議を行いました結果、次の諸君を公述人に選定してはということになりました。その人名を読上げますると、成蹊大学教授佐藤功君、同志社大字学長田畑忍君、元公使柳井恒夫君、京都大学教授田畑茂二郎君、以上は三月二十五日にお願いをする分として候補者として一応……

第19回国会 外務委員会 第11号(1954/03/25、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会公聴会を開きます。  問題は、日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上の四件についてであります。  公述に入る前に、本日御出席を頂きました公述人のかたがたに一言お礼を申上げたいと存じます。  本日は御多用中にかかわらず、当委員会のために御出席下さいましたことを厚……

第19回国会 外務委員会 第12号(1954/03/26、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) では昨日に引続き只今より外務委員会公聴会を開きます。日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件についてであります。  公述に入る前に本日御出席を頂きました公述人の方々に一言御礼を申上げたいと存じます。本日の御出席は日本製鋼所取締役社長新谷哲次さんと、財団法人国民経済研究協会理事……

第19回国会 外務委員会 第13号(1954/03/29、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  先ず日本国とアメリカ合衆国との間の国際郵便為替の交換に関する約定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。質疑のあるかたは御発言をお願いします。……別に御発言もないようでありまするから、質疑はないものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  これより討論に入ります。御意見のあるかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを頂きます。……別に御発言ごいませんか。別に御発言もないようでありまするから、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。

第19回国会 外務委員会 第14号(1954/04/01、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今より外務委員会を開きます。  本日の議題はビキニ被災問題に関する件であります。それでは曾禰委員どうぞ。
【次の発言】 ちよつと中田君お待ち下さい。
【次の発言】 中田委員が先ほどから発言を求めておられますが、これは羽生君の御質問の関連ですか。
【次の発言】 羽生委員もまだおやりになるのですか。
【次の発言】 それでは梶原さん。
【次の発言】 何か問題が少し特殊の問題に入つてしまつたようですが。
【次の発言】 最初からおよそ二時間という見当で質問を始めたので、それで外務大臣も大儀でおありであつたかも知れませんけれども、二時間ぐらいならよろしい、こういうことであ……

第19回国会 外務委員会 第15号(1954/04/05、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) ではこれから外務委員会を開きます。  先ず私から委員諸君に御報告を申上げることにいたします。御承知のように四月三日に総理大臣の出席を求めて総理に対する総括質問を始め、本日この月曜日から外務大臣に対しての総括質問を行うというような日割を一応は決定しておつたのでありまして、文書を以て総理の四月三日の出席を求めたのでありましたが、一昨三日に至りまして、事実総理はまだ病気が回復しないために当日は出て来られないということが明らかになりました。そこでその善後策をどうするかということについて理事会を開いたのでありまするが、当日は理事諸君全部の御出席がなかつたために正式の理事会を開くに……

第19回国会 外務委員会 第16号(1954/04/07、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務員委会開きます。速記を暫くやめて下さい。
【次の発言】 速記を付けて下さい。議題は国際砂糖協定の批准について承認な求める件であります。先ず政府の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本件に関する質疑は次回に譲ります。
【次の発言】 では先ほど申しました通り、本件に関する質疑は次回に譲ることといたしまして、本日はこれで散会いたします。    午後零時二十分散会

第19回国会 外務委員会 第17号(1954/04/08、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。会議に入る前に今朝の理事会の経過について御報告いたします。今朝理事会を開きましてMSAの取扱ぶりについて御相談をいたしました。前回から総理の一席用題が主たる案件であつたのでありまするが、昨日の理事会乃至は委員会の決定に従いまして官房長官とお打合せをしたのでありまするが、今朝官房長官から電話が参りまして、総理はゆうべ遅く六時過ぎに東京に着かれた、そこで早速外務委員会側の要望をお伝えしました。それで総理もごの委員会に出席をしてそして質疑に応じたいというはつきりとした意向を持つておられるというわけで、ただ病状が許さないために今週一ぱいに国会に出席……

第19回国会 外務委員会 第18号(1954/04/09、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件を一括して議題といたします。昨日に引続きまして総括質疑を続行いたします。
【次の発言】 それでは外務大臣に対しまする総括質問は本日はこの程度で終了することにいたします。  午後の委員会は午後二時から開会……

第19回国会 外務委員会 第19号(1954/04/10、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  議題は国際砂糖協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。質疑のあるかたは順次発言をお願いいたします。
【次の発言】 この協定の目的、効果等について昨日意見の交換がございました。併し今の梶原委員の御質問は別の方面からそれを聞いておられるように思いますので小田部局長どうぞ。
【次の発言】 簡単に御説明を。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。……では質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。これより討論に入ります。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願いま……

第19回国会 外務委員会 第20号(1954/04/12、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の輸入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件を一括して議題といたします。  なお総理大臣に対しまする質疑は、かねて打合せの通り、最初の一巡は一人二十分の持時間でやることになつておりまするので、あらかじめ御承知の上で御発行を願います。又附け加えて、……

第19回国会 外務委員会 第21号(1954/04/13、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件を一括して議題といたします。外務大臣に対する質疑を続行いたします。
【次の発言】 ちよつと条約局長から御答弁があります前に御紹介申上げますが、インドネシアの国会議長のサルトノ議長がここにお見立になりましたの……

第19回国会 外務委員会 第22号(1954/04/16、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件を一括して議題といたします。
【次の発言】 ちよつと申上げますが、木村長官は役所の都合でほんの四、五分中座したいということでありまするからして、その間外務大臣に対する質問をどうかやつて頂くことにしたいと……

第19回国会 外務委員会 第23号(1954/04/17、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  日程に入ります前に御報告申上げたいのは、今朝の理事会の相談の模様をお伝えする点でありまするが、MSAに関しまする日程について相談をいたしました。日繰りのほうから申しますると本日と十九日の月曜日で大体総括質問を終つて頂きたいということであります。それから二十日に農林と大蔵委員会との連合委員会を開く。二十一日一ぱいと二十二日にかけまして逐条質疑をこれは終つて頂きたいのでありまして、二十二日の午後討論、採決そして二十三日の本会議に上程、こういうことに大体お打合せをいたしましたことを御承知願いたいと思います。  それから発言のことでありまするが……

第19回国会 外務委員会 第24号(1954/04/19、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) これより外務委員会を開会いたします。  日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本何とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件を一括して議題といたします。前回に引続いて外務大臣に対する総括質問を行います。
【次の発言】 では佐多委員の持時間は切れましたから一応これでもつてやめて頂きたいと思います。

第19回国会 外務委員会 第25号(1954/04/26、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  本日よりは逐次質疑に入ることになります。先ず日本国アメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。先ず前文から入ります。質疑のあるかたは順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 条約局長は質問がおありでしたらお答えすると言つておられます。如何いたしますか、第一項、第二項をずつとやつて参りましようか、全部ですか、それでは前文全部を問題にいたします。
【次の発言】 如何でございましようか。我々は今逐条質議の段階にあるわけでありまして、前文が議題となつておるわけであります。この前文に関して中田委員は……

第19回国会 外務委員会 第26号(1954/04/27、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開会いたします。  先ず日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。本日は第七条から始めることにいたします。質疑のあるかたはどうぞ御発言をお願いいたします。
【次の発言】 今質疑をされるほうが御便利ならば、附属も併せて御発言なさつたら如何ですか。
【次の発言】 今、保安庁の上村官房長が来られましたが、先ほど佐多委員何かありましたね、どうぞ。
【次の発言】 第七条関係はそれで終了したことにしましてよろしうございますか。
【次の発言】 それでは第八条に、移ります。

第19回国会 外務委員会 第27号(1954/04/30、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より委員会を開きます。  通商に関する日本国とカナダとの間の協定の批准について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との間の条約の批准について承認を求めるの件、遺産、相続及び贈与に関する二重課税の回僻及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との間の条約の批准につい承認を求めるの件、日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の締結について承認を求めるの件、日本国における合衆国軍隊及び国際連合の軍隊の共同の作為又は不作為から生する請求権に関する議定書の締結について承認を求めるの件、以上五件を一括して議……

第19回国会 外務委員会 第28号(1954/05/06、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。  先ず万国農事協会に関する条約の失効に関する議定書への加入について承認を求めるの件、けしの栽培並びにあへんの生産、国際取引、卸取引及び使用の制限及び取締に関する議定書の批准について承認を求めるの件、第二次世界大戦の影響を受けた工業所有権の保護に関する日本国とスウエーデンとの間の協定の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括して議題といたします。政府の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 三件に対する質疑は次回に譲ります。
【次の発言】 通商に関する日本国とカナダとの間の協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。  ……

第19回国会 外務委員会 第29号(1954/05/07、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  先ず昨日の委員長及び理事打合会の結果について御報告いたします。昨日の打合会では、先ず議題となつておりまする各案件の取扱について協議をしたわけでありまするが、とにかく会期が明日まででありまして、この既定の会期内に全部を上げるということは、これは到底不可能なことでありまするので、それにつきましては一週間延長をすることができたならば我々のほうの案件はすべて片附くのではなかろうかという、そういう見当からして日取を繰つてみたのでありますが、それで委員会の開会のこの日取から申しますると、先ず七日の本日とそして来週十日の月曜日、十一日の火曜日、十三日……

第19回国会 外務委員会 第30号(1954/05/10、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  先ず通産に関する日本国とヵナダとの間の協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。  質疑のあるかたはどうぞ御発言を願います。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて下さい。
【次の発言】 この問題につきましてほかにどなたか御意見ございますか。
【次の発言】 杉原委員の御賛成もあるようですから通産当局に来て頂きます。それでは通産当局が来ましてから、又佐多委員の質問の趣旨について深く掘下げて行くことにいたしまして、そのほかに何かこのカナダとの通商協定に関しまして御質疑のおありになりまするかたは御発……

第19回国会 外務委員会 第31号(1954/05/11、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  先ず通商に関する日本国とカナダとの間の協定の批准について承認を求めるの件を議題に供します。昨日に引続いて質疑を行います。質疑のあるかたは御発言をお願いします。  本日は外務省側の政府委員のほかに通商産業省各通産商局長の牛場信彦君が来ておられます。その他山内調達庁総務部長が来られることになつておりましたが、それはまだ、後ほど大蔵省の管財局長の窪田君も来られることになつております。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。
【次の発言】 ほかに御発言もないようでありまするが、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。    [「異議……

第19回国会 外務委員会 第32号(1954/05/13、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開会いたします。  日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の締結について承認を求めるの件、日本国における合衆国軍隊及び国際連合の軍隊の共同の作為又は不作為から生ずる請求権に関する議定書の締結について承認を求めるの件、以上二件を一括して議題に供します。昨日に引続いて質疑を続行いたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 外務大臣は午前は差支えがあつて出られないそうです。午後は衆議院の本会議に出ることになつておるので、その時に都合をつけてこちらにも出てもらうようにと交渉はしてあるそうです。

第19回国会 外務委員会 第33号(1954/05/17、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務委員会を開きます。  日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の締結について承認を求めるの件、日本国における合衆国軍隊及び国際連合の軍隊の共同の作為又は不作為から生ずる請求権に関する議定書の締結について承認を求めるの件、以上二件を一括して議題といたします。  質疑のある方は順次御発言をお願いするわけでありまするが、実は本日は本会議がありまして日程は第五までが法律案等でありまして、第六から請願に入るわけであります。それで本日のこの委員会での採決が若しありまするならば本会議に緊急上程をすることに交渉してあります。そして請願に入る前にこちらの委員会の承認……

第19回国会 外務委員会 第34号(1954/05/18、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今から外務委員会を開会いたします。  外務省関係法律の整理に関する法律案、予備審査、日本国に対する合衆国艦艇の貸与に関する協定の批准について承認を求めるの件、予備審査を議題に供します。先ず両案件について政府より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本案件に関する質疑は次回に譲りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないものと認めまして質疑は次回に譲ります。
【次の発言】 次に、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との間の条約の批准について承認を求めるの件、予備審査、遺産、相続及び贈与に対……

第19回国会 外務委員会 第35号(1954/05/19、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今から外務委員会を開会いたします。所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との間の条約の批准について承認を求めるの件、遺産、相続及び贈与に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国とアメリカ合衆国との間の条約の批准について承認を求めるの件、以上二件を一括して議題といたします。質疑のおありのかたは順次御発言を願います。
【次の発言】 ちよつと無理だと思うと局長が言つておられますから。
【次の発言】 ほかに御質疑は。
【次の発言】 別に御発言ございませんか。質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。

第19回国会 外務委員会 第36号(1954/05/25、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  議事に入る前に、昨日委員長及び理事の間で打合を行いました結果について御報告申上げます。その打合せの一つは、艦艇貸与協定の取扱に関する件、その二は議員派遣の問題でありまして、艦艇貸与協定につきましては、本日から質疑に入り、二十八日の金曜日の本会議に上程を目途として審議を進めるということに一応話合があつたのでありまするが、そのように取運びまして御異議ございませんか……。成るべく金曜日の本会議に上程したいと思うのでありまするが、別段御異議もないようでありまするから、さよう進行することにいたします。

第19回国会 外務委員会 第37号(1954/05/26、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。議題は、日本国に対する合衆国艦艇の貸与に関する協定の批准について承認を求めるの件。  質疑に入る前にお諮りいたします。保安庁長官が内閣委員会になお相当の質疑を残しておられます。又秘密保護法案が本会議緊急上程ということになればそれにも出席されなくてはならないことになります。従つて当委員会としては保安庁長官の出席を求めることが困難なようでありまするが、審議をどういうふうに進めたらいいかということについてお諮りいたしたいと思うのであります。外務大臣は来られるそうであります。又保安庁の他の政府委員も勿論来られると思うのでありますが、長官は今申上げた……

第19回国会 外務委員会 第38号(1954/05/27、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  日本国に対する合衆国艦艇の貸与に関する協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。  質疑に入ります前に御報告申上げなければならないことがありまするのは、保安庁長官は内閣委員会に先日来出席されておりまして、なかなかあちらのほうの都合がつかなくて、漸く本日内閣委員長に強いてお頼みをしまして、一時間半を限つて長官にこちらにおいでを願うことに漸く先ほど決定したわけであります。でありまするからして今三時十分過でありまするが、一時間半と申しますると四時四十分、四時四十分までに質疑をこれは是非とも切上げて頂かなければならないのでありまして……

第19回国会 外務委員会 第39号(1954/05/28、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  日本国に対する合衆国艦艇の貸与に関する協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。昨日に引続き質疑を続行いたします。質疑のあるかたは御発言をお願いいたします。
【次の発言】 木村長官との問に誤解がありまして、先ほど長官は一時間という約束でしたというふうに了解されておつたようでありますが、私は今日はそういうお約束はしておらなかつたのであります。併し内閣委員会のほうの都合を聞きまするというと、午後一時から開会、そしてその初めに国防会議の件を政府から御説明になられる。そのために事前に長官は協議をされるという必要がある、これは了解ので……

第19回国会 外務委員会 第40号(1954/05/29、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務委員会を開きます。  議題は国際情勢等に関する調査であります。外務大臣に対しての質疑ありましたらば御発言を願います。
【次の発言】 それでは外務大臣に対する質疑はこれで終了いたします。委員諸君はちよつとお残りをお願いいたします。
【次の発言】 次は国際情勢等に関する調査については、昨日継続調査要求をすることに決定したのでありますが、会期もあと僅かになりましたので、調査未了の報告書を提出したければなりません。これを提出するこに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようでありまするので、さよう決定いたします。  なお、報告書の内容については委員長に御一……

第21回国会 外務委員会 第3号(1954/12/18、3期、緑風会)

○佐藤尚武君 私は新大臣がこの参議院の委員会に来られましたこの機会に、極めて概括的に賠償関係の問題について御意見を伺いたいと思うのでありますが、これは前内閣当時岡崎外務大臣が出席されたときにも申したことでありますが、どうも日本の今までの政府の努力にかかわらず、賠償問題が非常に長く延び延びになつておる、解決が延び延びになつて来たということを私は非常に憂えておつた者であります。終戦以来すでに十年にもなりまするし、平和条約ができてからも三年にもなるというような今日、日本の立場からいいまして、この重大問題をできるだけ早く解決しないということには日本の将来にとりまして非常な不利益をもたらすのではないかと……

第22回国会 外務委員会 第2号(1955/04/11、3期、緑風会)

○佐藤尚武君 私主として総理大臣に御質問申し上げたいと思います。と申しますることは、今までの委員会で、重光外務大臣に対しては一両度質問したことがありますが、本日は幸い総理の御出席もありまするから、今申し上げたように、総理のお考えを承わりたいというように思うのであります。  日ソ交渉の問題その他につきましては、先ほど来小瀧委員との応答でだいぶ政府の態度も明らかになって参りました。私は今までいろいろないきさつがあったああいう問題については、一切触れたいとは思いません。ただソビエトなり、中共なりを相手にしての交渉をこれからお始めになる、中共との問題は今現実の問題とはなっておりませんけれども、私の申し……

第22回国会 外務委員会 閉会後第2号(1955/09/14、3期、緑風会)

○佐藤尚武君 私から主として日米会談、ことに共同声明に発表された点について一、二私の感想も述べてみたいと思いますので、それに対して大臣がどういうふうに受け取られるかということを承わることができれば幸いだと思います。そして最後に一つ、一点について私は御質問申し上げて、そして私のよく理解しないところをお尋ねしたいと思っておりまするが、その問題は、今の安保条約なり行政協定たりの相互的の基礎においてこれを改訂したいというその点であります。今大臣はそれに触れられましたが、あらためて私からもお尋ねしたいと思います。  概して今回の外務大臣のアメリカ訪問は、先ほど来の御説明を承わりましても、日米両国の間に重……

第22回国会 外務委員会 第4号(1955/05/17、3期、緑風会)

○佐藤尚武君 今の問題に関連して一つお伺いしたいのですが、今の意匠盗用の問題でありますが、イギリスからは繊維品について苦情が来たとかという話も聞いておりますが、その辺の実情をお話し願いたいのと、それからまたそれに対応する対策の問題、二国間での交渉は、通商条約に関連した交渉の中に意匠盗用の問題も含まれるのか。あるいはまた別個に当業者同士の間で何らか統制が進められているものであるか、そこらの問題について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 重ねて簡単にお尋ねいたしますが、その商標権とか意匠の問題とかいうのは、これは特許権について私は多少知っておりますが、同じようになりますか。日本側に、日本の当……

第22回国会 外務委員会 第5号(1955/05/24、3期、緑風会)

○佐藤尚武君 映画のことについて少し伺いたいのですが、このイタリアとの協定の第一条には、こういうことをやるのだということを挙げられて、その中に「科学的、教育的又は文化的性質を有する映画」ということになっておる。その前の(b)項には「講演、演奏会及び演劇」となっておって、この演劇というのには何ら、もちろん何ら制限はない、あるわけもないのであります。しかし映画に限ってなぜ文化的性質を有する映画というふうに限られたのか、そこを一つお伺いしたいのであります。  それからもう一つは、外国の映画を日本に持ってくるということの基礎はどういうところにおいてあるか、つまり現実の問題としてわれわれが市中の映画劇場……

第22回国会 外務委員会 第6号(1955/05/31、3期、緑風会)

○佐藤尚武君 今の条約局長のお話の中にもありましたが、回教国は署名がむずかしいのじゃないでしょうか。
【次の発言】 ただいまのは婦人の参政権の問題でございましたが、そのほかに婦人に対して社会上のいろいろな制約があるのでは、どうも回教国の参加を期待するというようなことは、これは風俗習慣がだんだん変ってくれば別問題ですが、しかしそれには非常に長く時間がかかるわけですからして、ほとんど望みないのじゃないかという感じがします。そうすると、回教徒の国を除いたり、あるいはリベリア等の後進国を除いたりして、比較的限られた国々の問でのみこれは締結されるということになりそうに思います。もちろんそれはそれで差しつ……

第23回国会 外務委員会 第2号(1955/12/13、3期、緑風会)

○佐藤尚武君 つかんことをお聞きするようですが、先ほど共産圏との間の著作権の問題は、かりに翻訳の場合先方のものを日本で翻訳をするのは無償だということでしたね。音楽についても同じことなんでしょうね。つまりたとえばソビエトの音楽を日本で演奏するというような場合に、これもまた無償になろうかと思うのでありますが、そうなりますと、結果は日本の歌劇団が欧米のものを演奏するといような場合には、ずいぶん高い報償金を払わなければならない。それで困っている歌劇団があることを私は承知しているのですが、共産圏のものを演奏するということになる、歌うということになる、その場合には無報償で行ける。結果はどうなるかというと、……

第24回国会 外務委員会 第2号(1956/02/14、3期、緑風会)

○佐藤尚武君 簡単に関連質問したいと思いますが、お許し願いたいと思います。  先ほど鶴見委員の言われましたフィリピン関係の賠償問題についての見解は、私も全然同感であります。のみならず私も前内閣時代から、つまり吉田内閣の岡崎外務大臣の時代から、この問題は私の見解を述べて、かつまた賠償促進についての政府の善処を促してきたわけであります。今度の内閣になりましてからも、新大臣に対して同じようなことを申しております。従いまして鶴見委員の御意見は私全然同感であります。そうしてまたアジア局長の御説明の中で、大局から見て東南アジアに対する日本の態度に関しての御説明、これもまた私は政府当局から聞くことができたこ……

第24回国会 外務委員会 第8号(1956/04/17、3期、緑風会)

○佐藤尚武君 私は今度の漁業交渉について、事態を明らかにするために簡単に外務大臣に御質問申し上げたいと思います。それは今朝の新聞で私はソ連の回答なるものを見ました。その回答の中に、先般漁業交渉を日本政府から申し込んできたというそのことがうたってある。日本政府から魚族の保護並びに難破船の救済という二点に対して申し入れがあったので、ソビエトはそれに関する交渉を承諾して、会議地をどこにするかということを申した。しかして魚族保護の問題は、日ソ両国間で話し合いができたあとで両国において交渉するつもりである、こういった意味の回答がけさの新聞に報道されたわけであります。どうも私にはよくわからないので、日本政……

第24回国会 外務委員会 第11号(1956/05/15、3期、緑風会)

○佐藤尚武君 この国際金融公社協定に関連して、若干政府の態度を質問したいと思います。今、羽生委員からその問題について触れられた点があったように伺います。というのは、こういうような低開発地域に対する援助は、国連一本にまとめてやる方がいいんじゃないかというような御意見であったと伺いましたが、私自身も、全くそういう同じような考え方を持っておるものであります。今回のこの国際金融公社協定を見まするというと、その説明書にもありまする通りに、昭和二十九年に、アメリカ政府はこの問題に対して賛意を表したということから急速に発展をして、今度の協定を見るに至ったということでありまして、とにかく世界の一番大きな資本を……

第24回国会 外務委員会 第17号(1956/05/30、3期、緑風会)

○佐藤尚武君 先ほど津島委員から、インドネシアに庭球の選手を送った件につきまして、外貨の問題でいろいろ苦しまれたというお話がございました。私もインドネシア関係の仕事をしておりまするその関係からしまして、ずいぶん困った者の一人であったのでありますが、従いまして、津島委員の言われました外貨問題に関しましては、私は全面的にこれに賛意を表して、そうして政府がそれこそほんとうに――事スポーツに関する問題ではありまするけれども、これは国際的な大きな意義を持つスポーツなんでありまするからして、そういう点で政府においてぜひ考慮を払われるようにお願いしたいと思うのであります。留学生の問題は、今高碕長官からも言及……

第24回国会 外務委員会 第20号(1956/06/03、3期、緑風会)

○佐藤尚武君 緑風会といたしましても、今回の賠償協定に対して全幅的な賛意を表するものでありますが、四年越しの長い交渉がここに妥結するに至りましたことは、まことに慶賀にたえないことでありまして、外務大臣初め高碕長官その他関係各位の御努力に対しまして、深く感謝の意を表するものであり、またフィリピン側のネリ大使初め、これに関係したもろもろの人々に対しましても、深く敬意を表する次第であります。願わくは、これが一つの大きな転換期となりまして、そして日本とフィリピンとの間の国交がいよいよ回復されて、そうして親善関係を増進していく上に、画期的な一つのエポックとなることを心から念願するものであります。これは、……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 外務委員会 第2号(1956/11/20、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 今、曽祢委員から大へん適切な意見の発表があり注文があったわけでありますけれども、これは外務省の方からもこの注文に副うべくいろいろ書類をお出し下さることと期待するわけでありますが、この説明書によるとアメリカから七十六税目、スエーデンから二税目について日本に対しての関税譲許があったという話ですが、先ほど外務省側の御説明の中にもいろいろ品目をあげてお話があったようでありますが、その中には日本の重要輸出品もかなり含まれているように見えるのですが、つきましてはこの七十六税目とかあるいはスエーデンの二税目とかそうしたものをすべて列挙して表にして下さるように、それは今、曽祢委員の注文されたのに……

第25回国会 外務委員会 第3号(1956/11/22、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 今のに関連して小麦の問題をお尋ねしたいのですが、今の御説明によるというと、何ですか、余剰農産物の価格は協定によってコマーシャル・べーシスによってきめるということになっておるけれども、これまでの取りきめられた余剰農産物の価格というものは、ガットの価格以上には出ていないという御説明だったと私は了解するのですが、そうなんでしょうか。
【次の発言】 ところがこの余剰農産物の買い入れについて非常に非難がある。その非難の一つは、アメリカから高い物を買わされている、こういう非難。もし今の御指摘のごとくガットの最高価格以上に出ていなかったとするならば、その非難は全然当っていないということになるの……

第26回国会 外務委員会 閉会後第1号(1957/08/01、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 ただいま杉原委員から種々重要な問題について総理の御答弁を促されたわけでありますが、また、私に続きまして社会党側からも同じように重要問題についての質問がおありになることと存じます。私は問題を限りまして、国連に関係した点についてのみ総理並びに外務大臣にお伺いをしたいと思うのであります。端的に申しまするならば、日本が国際連合に加盟いたしました今日、国連に対して十分の力の入った支援をしなければならないという立場にあると思うのでありまするが、さきほど総理大臣の御答弁の中にそのことがはっきり述べられてあるように思いますが、少し掘り下げてそういう問題について政府の心がまえと申しまするか、力の入……

第26回国会 外務委員会 第9号(1957/03/19、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 ただいまの文化の発達していない国々に対する日本が設置する大公使館に、医者を館員として加えるようにという竹中委員の御発言、これは私も全面的に賛成するわけでございます。戦後の模様は存じませんけれども、戦前においてはアフガニスタンの公使館に日本から館員として医師が来てもらっておりまして、大へんいい成績をあげたことを聞いているんです。かたがたただいまの御発言に対しまして私も全面的に賛意を表するわけであります。そのほかなお根本的な問題として中東方面のことについて少しお伺いしたいと思います。  中東アフリカ方面は現在国際的に非常に険悪な情勢を展開しておるということは皆さん方御承知の通りであり……

第26回国会 外務委員会 第20号(1957/05/14、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 今の問題に関連して。それではアメリカなりソビエトからもらったオットセイは、どこでどういうふうに処理しておられるのですか、なめしの方は。
【次の発言】 現金で受け入れた。
【次の発言】 まるで取らぬタヌキの皮算用みたいな質問をいたしますが、そうしますと五六年の何月とか以降は、やはり戦前と同じようにアメリカなりソビエトから入ってくるわけでございますね。そうしますると、それの処理についてはやはり問題が残ると思うのです。戦前の通りにやはりアメリカならアメリカで現金に換算して受け取られるのか。あるいはその現物を日本へ持って来てなめして、そうしてそれをどういうふうに処理されるのか、外国の市場……

第26回国会 外務委員会 第22号(1957/05/16、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 このたび岸総理大臣東南アジア方面においでになるというようなことを伺いまして、そしてまた続いて米国にも足を伸ばされるようなお話、まことにこれは機宜を得た御旅行であると思うのであります。同時にまたこの御旅行が非常な大きな意味を、種々の点において大きな意味をもたらし得るものとお察ししておるわけであります。東南アジア方面においでになるにつきまして一つ私の考えを申し述べ、それに対して総理大臣がどういうふうにお考えになっているかということをお尋ねしたい点があります。それはいわゆるアジア・アフリカ・ブロックと称せられるものに対する日本の態度についてであります。実は先般の国際連合総会に臨みまして……

第27回国会 外務委員会 第2号(1957/11/07、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 ちょっとお伺いしますが、このソビエト大使館の在勤俸が今度減額になったということですが、その理由は、非商事業的なものの交換に対しての何かこのソビエトのルーブルの為替率が、一ドルについて四ルーブルから十二ルーブルに下った、こういうことが理由になっておるようでありまして、もしそうであるとすれば、それは至当なことと思うのでありますが、  一体このソビエトの為替率というものはどういうことになっておるのでありますか。実は外交団に関してのみ適用される特別の為替率であるのかどうか。と申しますることは、先年戦争前からでありましたが、ソビエトには外交団に対しましての特別な為替レートがあったのでありま……

第27回国会 外務委員会 第3号(1957/11/08、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 簡単に最後にお尋ねしたいと思いますが、それは各委員の質問に関連したことになるのですが、在外公館にいろいろな専門の方面にわたっての館員を派遣しておるというお話ですが、大へんけっこうなことだと思うのですけれども、戦前の例によりますると、純外務省系統の者とそうでない他省から来た人との間に、とかく連関を欠いていたというような実例もあったように聞いておるのですが、そうして各個運動をやっておったというようなことになっております。たとえばある公館の所在地において陳列会を開いて、そのためにその公館に担当の人がおって、そしてそれが当時の商工省なりあるいはよその省からきておる人がその任に当っていると……

第27回国会 外務委員会 第4号(1957/11/09、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 対象貿易では、日本に対する輸入の方が多く、輸出入のバランスがとれない。従ってポンドの支払い勘定が多くなっているということは、統計などでもよくわかるわけですが、一体ポンドを使っているというところの日本の貿易勘定は、大体のところどういうことになっているのですか。つまり日本のポンド支払い、ポンドをもってする支払いと、ポンドによって受け取る勘定と、どういうことになっておるのですか。戦後も、しばらくの間は日本のポンド受取勘定はいちじるしくふえていたし、むしろ一時は多少困った時期があったように記憶しておりますが、現在はどういうふうになっておるか。それから、もしポンドの受取勘定が依然として多い……

第27回国会 外務委員会 第6号(1957/11/12、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 私は単に一つの問題について総理大臣に御質問いたしたいと思います。  それはインドネシアに対する賠償問題であります。この賠償問題を解決しなければ、日本の南方方面に対する将来の発展に非常に大きな障害を来たすことは、だれもが言っておることであり、政府もその点に関しましては、しばしばこの委員会においても政府の意向を言明しておられるところで、早期解決を希望するのであって、そのためには万全の努力を払っておるというようなこともしばしば承わっておるところであります。しかるに先般日本を訪問されましたインドネシアの前副総理ハツタ氏の来訪の機会に、その賠償の問題が取り上げられて、そうして政府の当局との……

第28回国会 外務委員会 第8号(1958/03/11、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 鉄の鉱山の開発について少しご説明を求めたいと思うのですが、両三年前であありましたか、高崎達之助君がインドに行かれて、ある鉄山の開発について長いことインド政府と交渉したのでありますが、しかし、それは最後に至ってついに不成功に終ったように承知しておりますが、しかるに今度は、ある鉄の鉱山の開発について日印相互の間で話し合いができたというふうに聞いておるのですが、その通りでありますかどうか。
【次の発言】 そうしますると、現在行われておる鉄鉱石の開発に関する交渉は、今御説明のありました以前からの、ずっと続きの交渉ということになりますか。

第28回国会 外務委員会 第11号(1958/03/20、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 先ほど社会党の議員諸君から、中共その他の民間貿易協定の関係におきまして、国民政府との間の問題について質問がありました。それに対して総理からの御答弁がそれぞれあったのであります。私はいま一点、日本として常に考えてみなければならない問題であるという点を感じますので、念のため私からもお尋ねを申し上げたいと思います。それは日本としては、国民政府に非常に恩義を感じているという、その点であります。と申しますことは、これはその当時、日本国民の全部が非常な感謝をしたのでありまするが、あの終戦の際、蒋介石総統は、日本に対して恨みに報いるに徳をもってしなければならぬという、あの有名な声明をされたこと……

第28回国会 外務委員会 第13号(1958/04/01、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 議事進行。  議場の整理をお願いしたいのですが、議事が始まってから、映画ですか、写真ですか存じませんですが、非常にがたがたしまして、よく質疑応答を聞きとれない状況であります。大臣のお声も、それから森委員の質問の声もあまり大きくない方なので、そうでなくてさえ聞きとれないので、実は議事が始まってからこういうことをするというのではなしに、もし、映画ですか写真が必要ならば、議事の始まる前にちゃんと整備をしていただきたいと思います。本日はこれでやむを得ないといたしまして、次回からは一つそういうふうにお願いしたいと思います。
【次の発言】 私は単に私の意見を簡単に申し述べまして、そうしてそれ……

第28回国会 外務委員会 第15号(1958/04/10、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 私は何も質問を申し上げる意味で発言するものではございません。一言申し上げておきたいと思いますので、一、二分の御猶予を賜わっておきます。  それは昨夕以来今朝にいたるところの新聞で見ますと、中共との通商問題に関しまして、国民政府との間に了解が成り立ったというふうに報道されておりますし、また、国民政府の外交部長の声明等もあった模様に承知をしたのであります。でありますからして、この新聞の報道はたぶん正確を得ておるものと思うのであります。実は国民政府に対しまする日本の交渉の態度としては、両三回、前のこの委員会の席上、岸総理大臣並びに藤山外務大臣も御列席の機会におきまして私の意見もしくは希……

第28回国会 外務委員会 第16号(1958/04/15、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 インドネシアの問題に関しまして、船舶の問題はどうなりましたですか。先方からは、日本の船を買いたいとか借りたいとかいうことを言ってきておりましたが……。それから、新聞報によりますと、ソビエトが、船舶を提供したというような報道もちらっと見受けたようでありますが、その点に関しましての、何か情報をお持ちでございますか。
【次の発言】 ソビエトの問題はどうでしょうか。
【次の発言】 ただいまの御説明でほぼわかりましたが、しかし、そのほかにもいろいろなまちまちの情報を聞いておるのでありまして、たとえば、日本にはあちらからの、つまりインドネシア側で希望しているような船舶の持ち合せがないというこ……

第29回国会 外務委員会 閉会後第1号(1958/07/31、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 残った時間が大へん少いようでありますから簡単に申し上げたいと思います。いろいろな質問がありましたので、外務大臣の御意向もだいぶはっきりしてきたように思うのです。ことにただいまの曽祢委員の御質問は、大へんに私自身も重要な発言であったと傾聴したわけであります。ただ私は端的に申しまして、中東地方がかりに赤化されるというようなことがあったとしまするならば、これは世界全体の問題であり、世界平和のために非常に大きな脅威になる、問題があるところだと思うのであります。昨年一月、アイゼンハワー・ドクトリンが突如として発表されたときに、ちょうど国連総会の開会中であったのでありますが、非常に大きな衝動……

第29回国会 外務委員会 第3号(1958/07/03、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 委員長、議事進行についてちょっと発言したいと思います。と申しまするのは、本日は外相の質問の時間がまだ四十分くらい余っているのでありまして、野党代表の社会党諸君がずらりと頭を並べて質問されること、これは一向私どもは異議はもちろん持ちませんが、しかし、同じ委員が二度も三度も発言されて時間を食われるということがありまするというと、半分野党の緑風会の発言の機会がなくなってしまうのでありまして、本日は私も数分間質問いたしたいと思いますので、どうぞ委員長において、適当な時間を繰り合せていただきたい、調整されていただくようにお願いいたします。

第29回国会 外務委員会 閉会後第4号(1958/09/27、4期、緑風会)【議会役職】

○理事(佐藤尚武君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  実は、委員長が台風によります交通事故のために、御出席がありませんので、私が委員長の職務を代行いたします。  本日は、外務大臣の出席を予定いたしまして、国際情勢に関しての調査を行うことに予定しておったのでありますが、やはり、同じく台風の事故によりまして外務大臣はまだ東京にお着きになっておらないということであります。ただし近く大臣は御帰着になることと思われまするので、従いまして、この委員会といたしましては、大臣の御出席を待ってあらためて開会するということにいたしまして、ただいまは暫時休憩といたしま・す。この点、御了解をお願いいたしま……

第30回国会 外務委員会 第5号(1958/10/23、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 ほかにどなたも質問がなければ、簡単なことをお伺いしておきたいと思いますが、ポーランドとの条約というものは、今度締結されたとして、一体どういう物資についてお互いに交換するという、そういうめどがおつきになった上で、これは条約を結ばれたのでありまするか。または、単に通商を再開するというような主義上の問題として作られたものであるかどうか。この説明書にも書いてある通りに、ポーランドとの間には、今まであまり実質上の貿易がなかったということですが、この条約を作られた趣旨、並びに今後どういう物資についてお互いに交換するめどがあるかどうか。その数量等について、もしお見込みがあったらば、お聞かせ願い……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 外務委員会 第2号(1959/07/03、5期、緑風会)

○佐藤尚武君 今の森先生のなには聞こえませんでしたが、どういうことでございましょうか。
【次の発言】 賛成いたします。

第32回国会 外務委員会 閉会後第3号(1959/09/02、5期、緑風会)

○佐藤尚武君 本日の委員会の冒頭において、総理が先般の外遊に関しての報告をされたのでありますが、このたびの外遊に関しては、世間でいろいろな批評がありましてかけ足旅行であるとか、実績が上がらなかったとかいうような批判があることは御承知の通りであります。しかし私は、これは何も政府に対して太鼓をたたく意味で申し上げるのでも何でもありませんけれども、私は、一国の責任者が、いや日本の責任者が、機会をとらえて外国に出かけていって、そして各国の首脳者と会談し、意思の疎通をはかるというようなことは、きわめて望ましいことであって、今までそういうことがあまり行なわれなかったということが、むしろ不思議なくらいに感じ……

第33回国会 外務委員会 第5号(1959/11/17、5期、緑風会)

○佐藤尚武君 今の質問に関連して。日本は、毎年アメリカの余剰小麦を買い付けておるわけなんですが、過去においてこの委員会でその問題が出たときに、あたかも日本はアメリカから高い小麦を買わされておるというような非難が起きたことを私は記憶しておるのです。つまり日本は高い小麦を買わされておるという、そういう点であります。この余剰小麦の買付ということは、市場価格によるということになっておるというふうに記憶しておるのですが、市場価格という点と今度のこの小麦協定とはどういう関係になっておるか。ただいまの羽生委員の御質問の中にもそれがあったと思うのでありますが、私はよく理解しなかったので、もし日本の総輸入額の五……

第33回国会 外務委員会 第13号(1959/12/08、5期、緑風会)

○佐藤尚武君 まず委員長に御注意申し上げたいことがあります。われわれ参議院の外務委員会としては冷静に問題を審議していくということが長い間の伝統であったと私は信じております。傍聴席からかれこれヤジが飛んだりなどするということは、これは未だかつて私は参議院の外務委員会としては聞いた記憶がございません。本日はそういう点においてはなはだしく議場の秩序が乱れております。委員長これは整理していただきたい。傍聴席からそういったような意見の発表であるとか、あるいはヤジであるとかということは、よしんばその人がどういう資格の人であっても許さるべきことじゃないということを、はっきりさせていただきたい。それをまずお願……

第33回国会 外務委員会 第24号(1959/12/22、5期、緑風会)

○佐藤尚武君 私は緑風会の代表といたしまして、現在問題になっておりまする対ベトナム共和国賠償協定並びに借款協定に対しまして、賛成の意を表するものであります。  私は、日本といたしまして第一に重点を置かなければならんことは、日本の締結しました国際条約に対して徹底的に忠実でなければならないと思うのであります。終戦以来六年も長い時間をかけまして、ようやく締結しましたあのサンフランシスコ条約に対しましては、徹底的にこれを尊重しなければならんということは当然の話であります。従いまして同条約の賠償条項につきましても、日本はその規定を忠実に守らなければならんということになるのである。ベトナム国が当時サンフラ……

第34回国会 外務委員会 第3号(1960/03/10、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 どうも、私もよくこのガットの問題は研究が足りないので、わかっていないのですが、ですから、つまらない質問をすることになるかと思いますけれども、第一、今度スイスと日本国との間で、スイス連邦のガットに対しての暫定的加入に関する宣言というのが承認されたわけで、この文書を見るというと、宣言の締結というふうなことになっている、どうも、今までの慣習とは違った言葉が使われているような気がするのです。宣言を締結するということがあるのでしょうか。そうして、それはどういうことを意味するのか。まずもって御説明をいただきたい。
【次の発言】 英文の方にはどうなっておりますか。やはり締結に相当する言葉が使わ……

第34回国会 外務委員会 第4号(1960/03/15、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 在外公館の問題と直接に関係があるわけじゃありませんけれども、先ほど来A・Aグループの話が出ましたのでお尋ねしたいと思うのです。国連の中で現在A・Aグループに属している国は何カ国くらいありますか。また近い将来にまだまだふえると思うのですが、その数もおよそどれくらいあるか、ちょっと御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、現在のA・Aグループが二十九カ国、近い将来加盟をするだろうと思われるのが五カ国ということになるかと思います。てこで現在の国連加盟国は八十二カ国でございますか。
【次の発言】 そうしますとA・Aグループが近い将来三十四カ国になるということは、これは国連と……

第34回国会 外務委員会 第10号(1960/04/19、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 先ほどの鉄の鉱山の開発について補足的に説明をお願いしたいのですが、今の御説明では、片方にはたしか六百万ドルとか、もう一つの方には二千何百万ドルの融資、それに技術援助というようなことが行なわれているというような御説明であったと聞きましたが、その融資というのは、いわゆる単純な融資であって日本は企業そのものに関与していないということなのか、あるいはその企業に対しても日本はインドの会社と共同して経営に当たるというような形でやっているのか、技術援助というのは融資に伴っての単純な技術援助であって、企業そのものに対する関与というわけではないのか、その辺もう少し説明していただきたいと思います。そ……

第34回国会 外務委員会 第12号(1960/07/15、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 一つお尋ねしたいと思うことは、先ほど御説明のマラヤ連邦との関係、ガット三十五条の件について、あちらでは、これをわが国に対する三十五条の援用撤回を約束しておるということがこの説明の中にあったのですけれども、そうすると、これはどういう形で約束をされておるのでございますか。
【次の発言】 それからもう一つ、念のためにお伺いいたしたいと思いますことは、この五つの条約以外の問題で、本日の公報には載っておる米国との二重課税の問題ですが、これは今、われわれの議題には上っておりませんけれども、念のために伺っておきたいと思いますが、二重課税の問題は、アメリカの上院では六月中に上げるようなことが説明……

第35回国会 外務委員会 閉会後第3号(1960/09/01、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 私は、小坂外務大臣御新任の早々、この外務委員会において種々重要な問題について、大臣の御意向あるいは方針等に関して御質問申し上げるということは、この際としては避けたいと思うのであります。そういういろいろな問題につきましては、また別の機会に改めて私からも御質問申し上げたり、また私の意見を申し上げたりすることになろうかと思うのでありまするが、本日は単に、私に発言の機会を与えられましたので、私の新内閣に対しまする希望の一端を申し述べることにいたしたいと思います。  先ほど外務大臣の御発言の中に、この九月に開かれまする国連の総会が、昨年の模様とは違って、かなり手きびしいものがありそうに思わ……

第38回国会 外務委員会 第3号(1961/02/21、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 大臣の時間が大へん迫って参りましたが、私に対しての発言のお許しが出ましょうか。そちらがお済みになってからでけっこうでございます。
【次の発言】 きょうは私、特別な問題についてお尋ねしようと思ったのでありますけれども、その前に一言、今の大臣が仰せになった問題に関連してお尋ねしたいと思います。  それは、松平国連大使が、日本へこの間じゅう帰ってこられているわけであります。そうして新聞記者に語られたということで、新聞紙上に二、三回にわたって記載された点があるのです。それは松平大使は、新聞報道によりますと、記者団に対し、日本に帰ってきて、国連の事情がこんなにもわからないでいるのかというこ……

第38回国会 外務委員会 閉会後第3号(1961/08/01、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 ちょっと補足的に御説明願いたいと思いますが、何年ですか、一九五〇年と五一年、この前のベルリンの封鎖ですね。
【次の発言】 そのときの動きは、陸路の交通はストップされてしまったけれども、空路の交通だけは、東独としても手がつけられなかったと見えて、そのままになっておったので、それで西ベルリンに対しての補給、生活の物資はもとよりのこと、駐屯軍の軍需品、すべて空路でもって輸送したわけで、はなはだしきは石炭のごとき、もう日に何百トンという石炭を空路輸送したというぐらい、えらい問題が起きておったのですが、その当時のことを、私はもう記憶が薄れておるのでありますが、実際どういうふうであったのか。……

第38回国会 外務委員会 第4号(1961/02/23、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 この二、三日来、松平大使の発言問題について、だいぶ世間の注意を引くようになりました。衆議院でも予算委員会においていろいろな質問が出まして、かたがたこの問題が一そう世間からも重要視されるようになってきたように感じられるわけでありますが、私は、松平大使をよく知っておる一人でありまして、大使の人となりその他について十分承知しておりまするし、また、多くの面において敬服しておる一人でありますが、従って、松平大使の言われたことというものは、大使が国連において重要な仕事をしておられるし、その間において感じられたことを率直に話をされたものと了解するのであります。国連大使として会議に出て、表向きに……

第38回国会 外務委員会 閉会後第4号(1961/09/12、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 今の問題に関連して私から特に質問をしたいと思いますが、辻議員は、第一に参議院議員である。そこで、参議院としては一体この問題についてどういう処置をとったか、辻議員の御家族の方から何ら参議院に対して申し出があったのかどうか。それに基づいて参議院としての手段をとったかどうか。そういう申し出がなかったとしても、参議院としてこれを今まで不問に付しておったのかどうかということについて、私は説明を求めたいと思います。これは事務総長にでもお聞きしなければならぬ問題だと思います。
【次の発言】 もし事務総長が今すぐ来られないということなら、あとに回して差しつかえありません。

第38回国会 外務委員会 第5号(1961/02/28、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 その審議に入る前に航空問題についてでございますが、そのうちに、今委員長が言われたごとく、本審査に入るのでございまするが、その際、日本と諸外国との航空の現状、それからまた、欧州方面との将来の日本航空の発展をどういうふうに発展させていこうかというようなことについて、適当な係の方から説明を求めたいと思うのですが、それを一つお考えに入れておいていただきたいと思います。
【次の発言】 今の羽生委員の御質問に関連しておるようなことでありますが、この文化協定を結ぶということによって、イギリスと日本との関係が親近さを加えるというような今局長の御説明であったのであります。イギリスでは、これは、私は……

第38回国会 外務委員会 第7号(1961/03/16、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 ただいまの航空局長の御説明で、非常によくわかったような気がいたしますが、航空事業の発達がどういう方向に向いているか、日本のまた航空問題がどういうふうに動くかというようなことを、しろうとの私たちにも了解ができたように思うのでありますが、それに関連しまして、もう少し二、三の点について御説明を追加してお願いしたいと思うのは、ただいまお話がありました中に、日本航空とエール・フランスとの間に結んである共同経営の協定が成り立ったというお話であります。これは、共同経営というのは、どういう意味で作られたものであるか。それが日仏両国に対してどういうような利益がもたらされて参るのであるかというような……

第38回国会 外務委員会 第8号(1961/03/23、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 この条約でもって、日本も、国内的に、この計量器をどういうふうに作るかとか、あるいはどういうふうにして検定をしていくかとかいうようなことが、この条約に従ってこれから先やっていくことになると思うのでありますが、一体日本のこのメートルの原器というものは、どこに保管されて、どういう状態にあるものか。それから、この条約で私は、私の見違いかもしれないけれども、はっきりしないことは、この条約の加盟国が持っている各国の計量器の原器というものをどっかで統一しなければならないと思うので、その統一の方法というものはこの条約できまっていないように私には読めるのですが、戦前においては、パリにそのメートルの……

第38回国会 外務委員会 第9号(1961/03/28、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 さっきも森委員の質問がございまして、認証官の問題に関連して、私からも御質問申し上げたいと思うのです。ほんの一言です。  それは、私も衆議院の内閣委員会で附帯決議があったということを承知いたしましたが、実のところ、何のための附帯決議だか、私にはよくこの意味を解し得ないのであります。決議文だけを見ましたところでは、よく理解ができないのでありまするけれども、その決議文では、認証官の制度がいかにもバランスを失しておる。であるからして、認証官制度全般について再検討を要するし、特に外務省関係の認証官の問題について検討しなければならない。しかも、それはすみやかに検討するを要するということを強く……

第39回国会 外務委員会 第4号(1961/10/17、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 各委員から詳細な御質問がありまして、それに対して一々政府側で答弁されたので、日イ間の関係がだいぶ私どもにもわかってきたのですが、戦後十五年を経て、今回の友好通商条約が締結されたということですが、これは、日本としても非常に歓迎されるべきことだと思うのです。ただ、私少し懸念を持っていることは、この友好通商条約というものが締結されたということ自身、インドネシア側において日本に対しての友好的な感情が盛り上がってきたためにこういう条約が締結されたとは思いますけれども、しかし、こういう空気が今後も続いていくものであるかどうかということについて、多少の懸念を持たざるを得ない気がします。というこ……

第40回国会 外務委員会 第7号(1962/03/01、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 先ほどの琉球の問題で一応曽祢委員の質問に対して外務大臣からお答えがあったわけであります。私もこの記事を見てかなり考させられているので、曽祢委員の要求に応じて、外務大臣はとにかくどういう事情のもとにこういう弁務官の発言があったかというその事情をよく調べるということ、及びその内容は新聞によって伝えられているようなものであったかどうかということを確かめる。それは大へんけっこうなことでぜひそうお願いしなくちゃならぬと思うのでありますが、事情によっては弁務官の言論に対して日本政府として抗議をするというようなことも考えられるというような曽祢委員の御発言であったと思うのですが、私からかれこれ申……

第40回国会 外務委員会 第8号(1962/03/06、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 私きょうほかに差しつかえがあっておくれてきまして、私の前にどういう質問があったかよく存じませんが、あるいは私の申し上げますことは重複するようなことになるかもしれません。お許し願いたいと思います。実は、今ちょうだいした表を見て驚いたのですが、私自身外国に在勤しておった当時、自分のもらっている俸給を外国の同僚の俸給と比べてみたことが一度もなかったのでありますが、しかしこんなに違うとは実際思わなかった。これはひどいことだと思います。私たちの時代、私自身の貧弱な経験から言いましても、もらっている金は手一ぱいに使って、そうして外国人、外国の同僚のやっているやりぶりと比べてみてどうしても劣る……

第40回国会 外務委員会 第15号(1962/04/20、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 時間もたちましたから、簡単に少し質問を申し上げたいと思います。野々村教授にお尋ねをする点が多いかと思いますが、野々村先生の御説明、たいへんすっきりした形でなされたので、経済問題にうとい私も、だいぶ先生の御意見はわかったような気がするわけであります。ただ、私が問題にしたいと思うのは、今のあいまいな点でありまして、野々村参考人は最初、援助物資が与えられた当時に、日本国民は、それが贈与であるか債務であるかわからないで、これをもらったのだと思う、こういうお話でした。内海先生は、その援助物資のあり方があいまいであったんだと言われた。それは同じことを言われておられるのだと思うのであります。私……

第40回国会 外務委員会 第22号(1962/05/04、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 私は、ただいま上程されておりまする二つの協定に対しまして、同志会として賛成の意を表する者でございます。  まずもって、ガリオア・エロア等アメリカの戦後対日経済援助が日本を極端な窮乏のどん底から救い、今日の日本の経済復興に大いに寄与したという点は、これはだれしも認めなければならぬ点でありまして、この点におきましては、日本国民はひとしく米国に対して大なる感謝の念を抱くものでございます。終戦直後、日本が極端に食糧難に陥ったあの際に、米国に余剰物資があったればこそ、日本に対して援助、救済の手を伸ばしてくれることができたのでありまして、ああいう際に、米国を除いてどこの国が日本に対して救助の……


6期(1962/07/01〜)

第43回国会 外務委員会 第3号(1963/02/05、6期、第二院クラブ)

○佐藤尚武君 移住問題についていろいろここに予算があげられておりまして、これは移住促進のための予算らしくちょっとうかがえたのですが、それはむろんそれでけっこうなことですが、ただ移住者が移住地に定着することができなくて引き揚げてくる、そういう場合のあることが予想されるんですが、その場合の予算とか設備とかなんとかいうことは、この予算の中に見込んであるんですか。
【次の発言】 これはこの予算の問題と関係はないのでありまするけれども、賠償の問題についての報告をある時期に外務委員会としても一度正規の説明を聞きたいと思うんですが、ということは、ビルマのついこの間の追加を含めて、一体日本は総額でどれだけの賠……

第43回国会 外務委員会 第5号(1963/02/14、6期、第二院クラブ)

○佐藤尚武君 今の質問に関連しますが、たとえばクウェイトとの協定で、日本の飛行機がクウェイトからフランクフルト・アム・マイン、パリを経由してロンドンに行くことになっているようですが、ただしクウェイトからフランクフルト、もしくはクウェイトとロンドンとの間の航路を開始するということになれば、日本の路線は「自動的に消滅する」となっている。これは一体どういうことなんです。よくわからないのですが、消滅した場合には、また別に新たに協定するとかなんとかいうことが書いてあるようですけれども。
【次の発言】 「自動的に消滅する」ということは、たとえばクウェイト―フランクフルトもしくはクウェイトとロンドンとの間に……

第43回国会 外務委員会 第6号(1963/02/19、6期、第二院クラブ)

○佐藤尚武君 現在日本に来ている国連関係の特権者というのは何人ですか。さっき四人とか言われたようですが、もう一度説明して下さい。
【次の発言】 「ぼうはん」……。
【次の発言】 それらの特権に関しては、日本が国連に加盟する前から何か国連との間の協定ができていたように説明があったのですが、加盟前にすでにそういう協定までして便宜をはかっておったというのが、加盟後もうすでにことしで七年目ですか、ようやく今この条約に加盟する。これは何だか少しおそきに失するような気がしますが、それは今まで差し迫った必要がなかったのか、あるいは何かほかに事情があったのか、どういうことですか。

第43回国会 外務委員会 第7号(1963/02/21、6期、第二院クラブ)

○佐藤尚武君 総理大臣、外務大臣、おそろいでおいでになっておりますたいへんいい機会でありまするので、私からも一言所見を述べて、両大臣のお考えを伺いたいと思うのであります。それは時局問題でも何でもありません。全く違った問題ではありまするけれども、しかし、日本外交の根本問題と心得ますゆえに、あえてお尋ねを申し上げるわけでございます。  日本は国連を外交の基調としておるということは、歴代の内閣が言われておるところであり、また、現内閣もその根本方針に基づいてやっておられることと承知しておりまするけれども、これは当然の話でなければなりません。そしてまた、日本のニューヨークにおきまする代表部は、これまた非……

第43回国会 外務委員会 第8号(1963/02/26、6期、第二院クラブ)

○佐藤尚武君 ちょっと今のに関連しますが、ソビエトはハバロフスク以西の日本航空機の乗り入れに同意していない模様でありますが、相互乗り入れというと、したがってハバロフスク――東京間だけのことになりそうに見えるんです。そこにもってきて、今お話のありました日本航空からモスクワに調査団を派遣するということ、そして、それはただいまの御説明では、シベリア各地における航空のために必要な実地調査をするんだというふうに私は伺ったのでありますが、ソビエトははたしてそれに同意をしたのでありましょうか。ということは、ハバロフスク以西は日本の航空機は飛ばない建前だとすれば、どうしてソビエトがシベリアの調査を日本側に承諾……

第43回国会 外務委員会 第17号(1963/05/09、6期、第二院クラブ)

○佐藤尚武君 たいへん幼稚な質問をすることになるかもしれませんけれども、日本は莫大な数量の小麦を方々から輸入しているんで、ことにアメリカにとってはずいぶんいいお得意になっていると思うんです。日本の輸入しておる小麦というのは、主として硬質の小麦なのですか。日本国内で産出する小麦は軟質とか言われておるんで、主としてめん類に使われるんだというふうにしろうととしての説明を持っているんですが、パンを作るためには硬質の麦でなければいかぬらしいので、そのためにつまりアメリカなり、カナダなり、そういう方面から主として硬質の小麦を取っているということなのか。ちょっとその辺ひとつ御説明願いたい。

第43回国会 外務委員会 第26号(1963/06/19、6期、第二院クラブ)

○佐藤尚武君 私からも一言、二言、私の意見を申し述べまして、それに対しての学者方の御批判も承りたいと思うのでありますが、先ほど来学者方のお話を伺っておりまして感じますことは、この原子炉というものに関しては、危険性はあるんだ、危険性はあるけれども、これが絶対的なものであるとはどなたも一おっしゃっておられなかったように思うのでありまして、であればこそ、欧米方面におきましても、また日本の学者、学界におきましても、その危険性に対してのいろいろな研究が行なわれておるかのように先ほど来伺ったわけでありますが、私は、現に今問題になっておるのは、アメリカの原子力潜水艦の寄港問題と言うから問題が非常にこんがらが……

第43回国会 予算委員会 第12号(1963/03/12、6期、第二院クラブ)

○佐藤尚武君 私は、本日与えられました時間の範囲内におきまして、なるべく簡潔に外務大臣の御意見を承りたいと思うのでありますが、こうやって大臣と相対ずくで大臣のお考えを伺うことのできますことを大いに多とするものであります。問題は国際連合の軍縮の問題であり、また軍縮問題に限って本日お伺いしたいと思うのであります。  去る二月二十一日の外務委員会におきまして、すでにこの問題につきましては、総理大臣、外務大臣御列席の場において、私から私の考えを述べ、そして両大臣の御意見を伺ったのでありまして、私は繰り返すようでありまするけれども、世界平和維持のために最も必要なことは何かというならば、それは国際的の全面……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第1号(1963/12/20、6期、第二院クラブ)

○佐藤尚武君 ただいまよりオリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条によりまして、年長のゆえをもって私が選挙管理者となり、委員長の互選を行ないます。  互選の方法はいかがいたしましょうか、おはかりいたします。
【次の発言】 ただいまの西田信一君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、さよう決定いたします。
【次の発言】 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆さまの御推挙によりまして私が委員長の席を汚すことになりました。皆さまの御協力と御支援をいただきまして、本委員会の万全な運営を行ない、国民の期待にこたえたいと存ずる次第でございます。ど……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 閉会後第1号(1964/08/31、6期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) ただいまからオリンピック準備促進特別委員会を開催いたします。  まず、委員の変更について御報告いたします。  本日、田中一君が辞任され、その補欠として戸叶武君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  オリンピック東京大会準備促進に関する調査のため、東京都、日本放送協会、オリンピック東京大会組織委員会、東京オリンピック資金財団、日本体育協会等の関係者を参考人として御出席を願うことがあると存じまするので、本委員会において必要の際は、右関係者に参考人として出席を求めることとし、その人選及び手続等につきましては、これを委員……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第2号(1964/01/28、6期、第二院クラブ)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) ただいまからオリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  オリンッピック東京大会準備促進に関する調査のため、東京都、首都高速道路公団、日本放送協会、オリンピック東京大会組織委員会、東京オリンピック資金財団及び日本体育協会の役職員に参考人として出席を求めることとし、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 オリンピック東京大会準備促進に関する調査を議題といたします。  本日は、オリン……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 閉会後第2号(1964/09/15、6期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは、ただいまからオリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。  まず、委員の変更について御報告申し上げます。  本日、柏原ヤス君、光村甚助君が辞任され、その補欠として鬼木勝利君、柴谷要君が選任されました。
【次の発言】 オリンピック東京大会準備促進に関する調査を議題にいたします。  本日は、前回に引き続き、東京オリンピック記録映画に関する件等について調査を進めます。  なお、本件調査のため、委員長は、オリンピック東京大会組織委員会事務総長与謝野秀君、東京オリンピック資金財団理事長靱勉君、同事務局長近藤直人君、日本体育協会東京オリンピック選手強化対策本部本部長大……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第3号(1964/02/13、6期、第二院クラブ)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) ただいまからオリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。  オリンピック東京大会準備促進に関する調査を議題といたします。本日は保安、防犯等に関する件、オリンピック国民運動に関する件、入場券に関する件等、これらの問題について関係者から説明をお聞きしまして、質疑を行ないまするほかに、宿泊対策、それから船中泊等に対する衛生対策、それに屋外広告物等に対する美化対策に関する質疑もあわせて行なうことにいたします。  なお、委員長は参考人としてオリンピック東京大会組織委員会、日本放送協会、日本民間放送連盟及び日本交通公社の関係の方々に御出席をお願いしております。  最初に、オリン……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 閉会後第3号(1964/09/30、6期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) ただいまよりオリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。  オリンピック東京大会準備促進に関する調査を議題といたします。  本日は、インドネシア、北朝鮮選手のオリンピック東京大会参加問題について与謝野事務総長から説明を聴取いたします。オリンピック東京大会組織委員会事務総長与謝野秀君。
【次の発言】 きょうは非常に時間が限られておりますので、どうぞ……・。
【次の発言】 ほかに御質疑がないようでありまするからして、本件についての質疑は、本日はこの程度にいたします。  ごあいさつを申し上げます。オリンピック東京大会もいよいよ目前に迫りまして、大会関係者の方々にはいろいろ……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第4号(1964/02/19、6期、第二院クラブ)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) ただいまからオリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。  オリンピック東京大会準備促進に関する調査を議題といたします。  本日は競技施設等の準備状況に関する件、記念貨幣の発行に関する件、衛生対策に関する件、入場券に関する件、選手強化対策に関する件、以上について調査を進めます。  なお、本件調査のために、委員長は、参考人としてオリンピック東京組織委員会事務総長与謝野秀君、同事務次長佐藤朝生君、日本体育協会東京オリンピック選手強化対策本部本部長大島鎌吉君、日本交通公社副社長津田弘孝君、以上の方々に御出席を願っております。  では、先日、オリンピック競技施設等を視察され……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 閉会後第4号(1964/11/07、6期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) ただいまからオリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。  この際、政府並びに参考人の方々から発言を求められておりまするので、これを許すことにいたします。  まず、古屋総理府総務副長官どうぞ。
【次の発言】 次に、与謝野オリンピック東京大会組織委員会事務総長にお願いいたします。
【次の発言】 石井日本体育協会会長。
【次の発言】 靱東京オリンピック資金財団理事長にお願い申し上げます。
【次の発言】 参考人の方々から、いろいろごあいさつをいただきましてありがとう存じます。  これから質疑に入りたいと存じますが、質疑のある方は順次御発言をお願いいたします。

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第5号(1964/03/23、6期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) ただいまからオリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。  オリンピック東京大会準備促進に関する調査を議題といたします。  本日は、オリンピック聖火リレーに関する件、入場券に関する件、功労賞に関する件、美化対策に関する件と記念メダルに関する件、以上について調査を進めたいと存じます。  なお、本件の調査のため、委員長は参考人として、オリンピック東京大会組織委員会事務総長与謝野秀君、同事務次長佐藤朝生君、東京オリンピック資金財団事務局長近藤直人君、以上の方々に御出席を願っております。  そこで、まず聖火リレーの問題と記念メダルの問題につきまして、それぞれ係の方々に御説明……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第6号(1964/04/13、6期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) ただいまから、オリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。  オリンピック東京大会記念のための千円の臨時補助貨幣の発行に関する法律案を議題といたします。  まず、政府から提案理由の説明を願います。齋藤大蔵政務次官。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。  それではこれより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま岡田委員より、追加的にもう少し詳細な報告がほしいということでございますが、どうぞ大蔵当局のほうで御説明を願います。
【次の発言】 質疑のある方はどうぞ御質問を。

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第7号(1964/06/05、6期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) ただいまからオリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。  オリンピック東京大会準備促進に関する調査を議題といたします。  本日は、治安対策、消防対策、入場券等の諸問題について調査を進めます。  なお、委員長は、本件調査のため、参考人として、東京消防庁消防総監江藤彦武君、オリンピック東京大会組織委員会事務次長佐藤朝生君、以上の方々に御出席を願っております。  それでは、最初に、オリンピック東京大会時における警察活動の概要について説明をお願いいたします。高橋警察庁交通局長。
【次の発言】 では、次に、オリンピック東京大会時における消防対策の概要について説明をお願いいた……

第46回国会 オリンピック準備促進特別委員会 第8号(1964/06/26、6期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) ただいまより、オリンピック準備促進特別委員会を開会いたします。  この際、継続調査要求に関する件についておはかりいたします。  オリンピック東京大会準備促進に関する調査につきましては、閉会中も継続して調査を行なうこととし、本院規則第五十三条により、継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についておはかりいたします。  ただいま議決いたしました継続調査要求につきまして議院の議決を得ました場合、閉会中に委員派遣を行なう必要を生ずることがあろうかと存……

第46回国会 外務委員会 第2号(1964/02/11、6期、第二院クラブ)

○佐藤尚武君 ユニセフ協力の問題についてお伺いをしたいのですが、日本はユニセフの問題で毎年予算に計上して、そうして分担金を払っていると承知しておりますが、そのユニセフに対する分担金の額は幾らであったか。それから、この予算面ではどの項目に入っているのか、そういうことをひとつ伺いたい。  それからもう一つ、国際連合のユニセフ部長から日本政府に対して、分担金の増額を、数年越しですか、何年前から分担金の増額を申し入れてきているのですけれども、日本のほうではまだそういう運びになっていないようです。現に去年あたりもずいぶん向こうから公文が来たりしていたようですが、これに対して外務省はどういうふうにお扱いに……

第46回国会 外務委員会 第3号(1964/02/18、6期、第二院クラブ)

○佐藤尚武君 最近のフランスの中共承認というものは、各方面にえらい波紋を投げたわけでありますが、日本としては、その受けた影響が非常に大きいように思うのでありますが、それは、日本と中華民国政府――国府との間は特別な関係があるから日本に対しての影響が大きいわけで、フランスの立場から言えば、そういう点は深い関係はなかったというふうに思われる国府に対して、フランスが別に特別の義務をしょっているわけでもなし、なるほどそれは国交は持続しておりましたけれども、しかし、日本のような深い関係にあったわけではないのでありまするからして、国府の最もいやがっておる中共に対して承認を与えたというようなことが比較的簡単に……

第46回国会 外務委員会 閉会後第5号(1964/10/09、6期、緑風会)

○佐藤尚武君 外務当局の方にそれではお伺いするのでございますけれども、昨年の荘だったと思いますが、この委員会で私は当時の外務大臣の主意を喚起したことがございました。それは国連の軍縮問題でありまして、日本は軍縮の十八カ国の中には入っていない関係からして、軍縮問題については国連で発言の機会がない。全くないわけじゃありませんけれども、直接に責任のある委員会でもって発言をすることができないといううらみがあるのであります。しかしながら、日本みたいな国――つまり、武装を全部解除してしまった国であればこそ、軍縮などの会議に出て、そうして十分な意見を吐き、東西両陣営の間にいままだみなぎっておるところの不信感、……

第46回国会 外務委員会 第15号(1964/04/14、6期、緑風会)

○佐藤尚武君 道路標識の問題についてお伺いしたいのですが、すでに質問がありましてあるいは重複するかもしれません。道路交通に関する条約の第十七条を見ますると、その国、その旧の道路標識はできるだけ統一するようにというふうに書いてございます。これによりますと、日本は日本での標識に統一すればよろしいということになるのでありましょうか。国際的な道路標識というものに規制されるという、何かそういう協定みたいなものがいままでできていなかったのでございましょうか。ちょっとその点を伺いたいと思います。
【次の発言】 ちょっと私よく聞こえませんでしたが、国際的には何という規制があるのでございますか。

第46回国会 外務委員会 第16号(1964/04/21、6期、緑風会)

○佐藤尚武君 ちょっと伺いますが、豪州の小麦というのは、硬質なんですか、軟質なんですか。
【次の発言】 私はあまり知識を持ちませんけれども、日本内地の小麦はいわゆる軟質で、したがって、軟質小麦の輸入というのは、あんまり日本では歓迎されないのじゃないかと思うのですが、それにかかわらず、わりあいに多量の軟質小麦が豪州から入ってくるわけはどういうことなんでしょうか。
【次の発言】 サルヴァドルのことについて少し伺いたいのですがよろしゅうございますか。――サルヴァトルは日本に対して好感――いい感情を持っている国であるかのように説明では見られるのですが、満州事変当時まではあながちそうじゃなかったように思……

第46回国会 外務委員会 第21号(1964/05/19、6期、緑風会)

○佐藤尚武君 私は、外務大臣に一般軍縮の問題で、一、二の点で御質問申し上げたいと思うのでありますが、けさほど来の大臣の御答弁の中にも一般軍縮の問題について言及されました。それからまた、その御答弁の中に、ミコヤン副総理との会談のいきさつについても、ちらっとお話がございましたので、ちょうどいい機会かと思いまして、質問申し上げるようなわけであります。  第一点は、軍縮に関しての調査研究の問題であります。それは、昨年の二月のこの委員会で、ちょうど総理、外務大臣御列席の委員会でありました。その際私は、とにかく国連での一番大きな問題である軍縮の問題に日本が参与していないということは間違いだということで、ぜ……

第46回国会 予算委員会 閉会後第2号(1964/10/30、6期、緑風会)

○佐藤尚武君 私は、まず第一に、国際情勢のもとにきわめて重要な問題が多々続発してまいりましたおりから、わが国におきましても池田総理が病気のゆえをもって引退されるということに相なりました点、まことに遺憾に存ずるものであり、かつまた、御同情にたえないのでございます。願わしくは、十分に養生を加えられまして、一日もすみやかに本服せられ、そして再び政局に立たれる日の近からんことをお祈り申し上げるものでございます。  昨日来の予算委員会で、種々国際問題に関しまして重要な質疑が行なわれました。私も、本日は中共の国連加盟の問題にしぼりましていささか御質問申し上げたいと存じます。ただし、この中共加盟の問題を国連……

第46回国会 予算委員会 第15号(1964/03/18、6期、緑風会)

○佐藤尚武君 本日は、私は二つの問題について政府御当局に質問申し上げたいと思うのでありますが、一つは賠償問題であり、もう一つは、文部大臣に対して、日本の教科書の中で国連というものがどういうふうに扱われているかということについて御質問申し上げたいと思うのであります。  最初の賠償問題については、外務、大蔵、通産大臣に御列席の上で質問いたしたいのでありますが、通産大臣お急ぎのようでございますから、最初に、まず通産大臣にお尋ねいたしたいと思います。  賠償の問題、これは日本が戦後負いました国際的な大きな義務でございますが、それが、去る昭和三十六年でございましたか、ビルマとの二回目の協定が無事に締結さ……

第46回国会 予算委員会 第22号(1964/06/05、6期、緑風会)

○佐藤尚武君 私はごく短い時間内に日本をめぐる国際情勢、ことに南方インドシナ方面の時局につきまして政府のお考えをただしたいと思うのであります。  日本は経済的にだいぶ大きな力をたくわえてまいりまして、何か非常な安心感を持っておるかのように見えるのでありますけれども、国際情勢は、きわめて危険な状態にありますことは私から強調するまでもございません。韓国は国内的にああいう大きな混乱を来たしておりますし、国府と中共との間は周知のとおり。インドシナ方面におきましては、ゲリラ活動が非常に盛んになってまいりまして、南ベトナムないしはラオスの情勢もきわめて重大な危機に見舞われておるというようなわけであります。……

第47回国会 予算委員会 第6号(1964/12/12、6期、緑風会)

○佐藤尚武君 私は、きょうまた外務大臣にお伺いをしたりお考えを、願ったりしたいと思いまして問題に立ったわけでありますが、実は前回の国会の予算委員会におきまして一度、いまこれから申し上げる問題について外務大臣にお話をこの予算委員会において、申し上げたことがあったのであります。  それは、来年がつまり国際連合創立以来二十周年に当たるという問題があって、昨年の総会の決議で来年を国際協力年とするということになっておるわけで、このことにつきましては、すでに国際連合から参加国各国に対してその決議を伝達したり関係の書類を通達したりなんかされたことと思うのでありますが、世界平和維持のために努力をしておる国際連……

第47回国会 予算委員会 第7号(1964/12/14、6期、緑風会)

○佐藤尚武君 私は、佐藤総理大臣に対しまして国府関係、中共関係についてお尋ねをすることにいたしました。  実は、中共問題に関しましては、昭和三十四年岸総理大臣――岸内閣の時代に参議院の本会議で質問を申し上げたことがございましたが、それ以来もう五年にもなりますけれども、その長い間私は自分の考えは一つも変えていないのであります。そして外務大臣には、現任の大胆並びに前大臣に対しましても、たびたび私の意見を申し述べる機会があったのでありまするけれども、今日まで佐藤総理に対しましてはこの機会を持たなかったのであります。しかしながら、総理は一月十日ごろ、ワシントンにおもむかれるというようなことも伝えられて……

第48回国会 外務委員会 第2号(1965/02/02、6期、緑風会)

○佐藤尚武君 これで見ると、アメリカ局を北米局に改めるということになっておりますが、そうすると、北米局というのは、アメリカ合衆国とカナダを管轄する、こういうことになるのですか。もしそうだとすれば、中南米はどこで管轄することになるのですか。
【次の発言】 そうすると、中南米・移住局で中南米の政治、経済の問題も扱うことになるのでしょうか。何か少しおかしいような気がするのですが、そうではないのですか。
【次の発言】 移住局というと、何か移住の問題だけを扱うように聞こえるのですが、そうではなく、政治、経済問題も全部そこで扱うということになるのですか。

第48回国会 外務委員会 第16号(1965/05/13、6期、緑風会)

○佐藤尚武君 ソビエトとの間の郵便の交換は順調に行なわれておりますか。
【次の発言】 そうだとすれば、その経路はどういう経路をたどるのでございましょか。たとえば、モスコーにあてた郵便物というものは、多分ナホトカまで船で運んで、それからシベリア経由と、こういうことになっておりますか。
【次の発言】 いまの航空便についての、コペンハーゲンを経由してそしてモスコーならモスコーに運ばれる、こういうことでありますか。――そうすると、その飛行機はどこの飛行機を使ってもいいことになるわけでございますか。
【次の発言】 そうすると、必ずソビエトの飛行機によらなければならない、そういうことじゃないのでございます……

第48回国会 外務委員会 第18号(1965/05/19、6期、緑風会)

○佐藤尚武君 先ほど佐多委員の指摘された中に、中国が経済社会理事会の議席を持ってないという点を指摘されたと思うのですが、私も実はその問題についてどういうわけで中国が議席を持たないのであるかということについて疑問を持っておったのであります。しかし、詳しく調べる機会を持たなかったのですが、偶然、外務省から配付された書類を見ているうちに、特別の何か事情があるように見受けるので、ちょっとその点に関して簡単に説明を添えておきたいと思うのです。  これは五月十四日の日付で「国連における両理事会議席増加問題審議の概要」という書類が回ってきておりますが、その中でアメリカ、イギリス、中国、ソビエトなどが投票の際……

第48回国会 国際労働条約第87号等特別委員会 第1号(1965/04/09、6期、緑風会)

○佐藤尚武君 ただいまから国際労働条約第八十七号等時別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして、不肖私が選挙管理者となり、委員長の互選を行ないます。  つきましては、互選の方法はいかがいたしましょうか、おはかりいたします。
【次の発言】 ただいまの横川正市君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に安井謙君を指名いたします。(拍手)

第48回国会 予算委員会 第8号(1965/03/10、6期、緑風会)

○佐藤尚武君 私、本日は主としてベトナムの問題について政府の考えを伺いたいと思うのでありますが、その前に、簡単に国連の問題について政府のお考えを伺いたいと思うのであります。  昨年から始まりました第十九回総会は、本年に入りまして、いろいろな難問に逢着して、あるいは国連派遣軍の分担金の問題であるとか、あるいはインドネシアの国連脱退の問題であるとか、いろいろあまり愉快でない問題が続出いたしまして、とうとう第十九回総会はていのいいお流れの形で、この本年の秋まで持ち越されたようなことになっております。私は、国連が現在のような危機に臨んだといたしますれば、一段と国連支持の力が加わらないことには、この国連……

第48回国会 予算委員会 第15号(1965/03/23、6期、緑風会)

○佐藤尚武君 本日は、外交官並びに一般の語学教育の問題につきまして、外務大臣並びに文部大臣にいろいろお尋ねいたしたいと存ずるのでございます。  私の本日申しますることは、面接本年度の予算に関係するとか何とかいう問題ではございません。もっとも、語学教育を盛んにしてまいりますれば、行く行くは予算面にもあらわれてくることだろうと思いまするけれども、しかし本日はそういう問題と離れまして、一般的に関係大臣の方々の御意見を承りたいと思うのでございます。  椎名外務大臣もすでに御就任以来、たびたび外国へおいでになりまして、そして国際会議にお出になったという経験をお持ちになっているわけでありまして、実際上の模……

第48回国会 予算委員会 第21号(1965/03/31、6期、緑風会)

○佐藤尚武君 私は、緑風会を代表して、ただいま議題となっております政府提出昭和四十年度予算三案に対し、時局の現状にかんがみ、これに賛成するものであります。私は賛意を表するにあたり、二、三の要望を申し述べておきたいと思います。  政府は、外交上の問題については最善を尽くしておられるようでありますが、きわめて緊迫した東南アジアの情勢を控えて、わが国としても、この際、できる限りの努力を払って、事態が取り返しのつかないところまで落ち込むことを防止しなければならないと思いまするし、また、日韓問題につきましても、同国の利益を調和して、善隣の平和関係を実現すべきであると思うのであります。  なお、今朝来の諸……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第2回国会 外務・通信連合委員会 第1号(1948/06/28、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それではこれから外務、通信両常任委員会の連合委員会を開会いたしまして、万國郵便條約及び小包郵便物に関する約定に加入することについて承認を求められて來ておりますが、この件を付議いたします。そうして、これはまだ衆議院を通過いたしておりませんので、この両委員会の連合委員会で予備審査をいたすということにお願いいたしたいと思うのであります。つきましては先ず第一に、この両條約が一体どういうものであるか、又日本がどういわわけで今回加入をすることになつたのか、その経緯等につきまして、外務当局から御説明を求めることにいたします。

第3回国会 外務・逓信連合委員会 第1号(1948/11/12、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは、これから外務・逓信両委員会の合同委員会を開くことにいたします。上程されておりまする問題は、國際電氣通信條約に関しまする予備審査でございます。先ず外務省側からの説明を求めたいと思います。外務政務次官お願いいたします。
【次の発言】 この問題につきましては只今政務次官から大体の御説明がありました通りでありますが、問題はこの條約の本質に関する部分と、それから技術方面に関する部分と、こう二つに分けて考えられるだろうと思うのであります。只今の御説明は私の申します條約の本質の問題に関しての御説明であつたのでありますが、先ずその点について御質疑があればその御質疑に対して政府……

第5回国会 外務・逓信連合委員会 第1号(1949/04/04、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) それでは只今政府側の総括的の御説明が外務政務次官からありましたが、これらの諸條約に関しまして、技術的方面の説明をやはり政府側から求めた方がいいと思います。それでは逓信省側の政府委員の方から御説明をそれぞれお願いします。
【次の発言】 御質問があるかと思いますけれども、政府側の御説明を一應ずつと纏めて承わりまして、それから後で質問に入りたいと存じますが、どうぞ小笠原郵務局長。
【次の発言】 何か政府委員に対して御質問ございませんか。
【次の発言】 外に御質問はおありになりませんか………私から一つ追加的に御説明願いたいと思いますのは、爲替に関する約定の中で先程御説明になりま……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 外務・農林連合委員会 第1号(1953/07/08、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務・農林連合委員会を開きます。  議題は国際小麦協定を修正更新する協定の受諾について承認を求めるの件であります。  本日政府よりは外務省経済局次長小田部謙一君、同条約局第二課長佐藤正二君、食糧庁総務部長新沢寧君、同業務第二部長寺田庄次郎君、これらの方方が今見えておられます。このほか外務政務次官小滝彬君が出られることになつておりますが、現在衆議院の外務委員会で同じこの小麦協定の採決をするところでありまして、外務大臣が出られ報いためにそちらに代理として出ておられるようであります。併しその採決も間もなく行われるということで、それが済み次第こちらへ廻つて来られると……

第18回国会 外務・大蔵連合委員会 第1号(1953/12/07、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務大臣連合委員会を開きます。  議題は、関税及び貿易に関する一般協定のある締約国と日本国との通商関係の規制に関する宣言への署名について承認を求めるの件であります。  質疑に入る前にあらかじめお断りをしておきたいと思いまするが、御承知の通り会期末ではあり審議を急がなければなりませんので、この連合委員会は本日午前中で終了したいと存じます。つきましては、成るべく大蔵委員の方々に質疑を行なつて頂きたいと思うのであります。それでは質疑のあるかたは順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御質問はございませんか。では質疑も大体尽きたものとしてよろしいかと思いまするが……

第19回国会 外務・内閣・大蔵連合委員会 第1号(1954/04/20、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務、内開、大蔵連合委員会を開きます。  議題は日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合百衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件であります。  要求大臣といたしましては、ここに列席しておられます外務大臣並びに大蔵大臣のほか、保安庁上官、それと経済審議庁長官を要求しておるのでありまするが、木村保安片長官は衆……

第19回国会 外務・内閣・大蔵連合委員会 第2号(1954/04/22、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務、内閣、大蔵連合委員会を開きます。  議題は、日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件であります。
【次の発言】 議事進行ならどうぞ。
【次の発言】 お答えいたします。この連合委員会は名のごとく連合委員会でありまして、その意味合で開いておるわけでありますが、昨日来……

第19回国会 外務・内閣・大蔵連合委員会 第3号(1954/04/23、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務、内閣、大蔵連合委員会を開きます。  議題は、日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの作、以上四件であります。  昨日に引続いて質疑のあるかたの御発言をお願いします。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 吉田君。
【次の発言】 緒方副総理はやむを得ない用事があつてちよつと席……

第19回国会 外務・内閣・大蔵連合委員会 第4号(1954/04/24、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務、内閣、大蔵連合委員会を開きます。議題は、日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件、農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、経済的措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、投資の保証に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、以上四件であります。なお、本連合委員会は本日を以て終了しなければ自然成立との関係からしまして、外務委員会での審議が不能となりますので、そのことをあらかじめ御了承をお願いしたいと思います。従い……

第19回国会 外務・農林連合委員会 第1号(1954/04/20、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) 只今より外務農林連合委員会を開きます。  議題は農産物の購入に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件であります。  なお質疑に入りまする前にお断わりいたしておきたいことがございますが、それは、本連合委員会は種々の都合によりまして本日午前中を以て終了いたさなければならないこととなりました。そのことをお含みの上に適当に御発言をお願いしたいと思います。  なお農林大臣は間もなくこちらへおいでになるはずになつております。  それでは質疑に入りますから御発言をお願いいたします。
【次の発言】 ほかに質疑者がまだ三、四人おありのようですから、一段落ち……

第19回国会 外務・労働連合委員会 第1号(1954/03/02、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長(佐藤尚武君) では只今より外務・労働合同委員会を開きます。  議題は、国際労働機関の総会がその第二十八回までの会期において採択した諸条約により国際連盟事務総長に委任された一定の書記的任務を将来において遂行することに関し規定を設けることと、国際連盟の解体及び国際労働機関憲章の改正に伴つて必要とされる補充的改正をこれらの条約に加えることとを目的とするこれらの条約の一部改正に関する条約(第八十号)の批准について承認を求めるの件、並びに国際労働機関憲章の改正に関する文書の受諾について承認を求めるの件、以上二件であります。  質疑に入る前にあらかじめお断わりしておきたいのでありますが、連合委員……

第19回国会 厚生・外務・文部・水産連合委員会 第1号(1954/03/30、3期、緑風会)【議会役職】

○委員長代理(佐藤尚武君) 厚生委員長は本会議に出られましたので、暫らくの間私が代理をいたします。千田委員どうぞ。
【次の発言】 高田さんの第一問のほうがまだ残つておるようですが……。

第19回国会 法務・外務連合委員会 第1号(1954/04/06、3期、緑風会)

○佐藤尚武君 外務委員会におきましては、MSA関係につきまして公聴会を二日開いただけで、まだ委員会としての審議には入つておりません。いつ入るかということもまだきめかねておるので、本日あたりきめる段取りになるかと思うのでありますが、現在のところまだきまつておりません。


4期(1956/07/08〜)

第28回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1958/03/25、4期、緑風会)

○佐藤尚武君 私は、きわめて特殊な問題について二、三外務省の意見をお尋ねしたいと思うのですが、それは在外公館の備品の問題、それからもう一つは現在の旅費規則の問題です。  備品の問題から申しますると、私は何も国産愛用とかいう、そういう運動にみずから携わっておるものでも何でもなく、従って、そういったかた苦しい方面から私の意見を申し上げるわけではないのですけれども、しかし、在外公館において日本の製品を使われた方が、各般の見地から見て、日本のためになるということがかなりあるのじゃなかろうかと思うのであります。  第一の問題は自動車の問題ですが、すでに皆様御承知の通り、日本の自動車も、おくればせながら、……


5期(1959/06/02〜)

第37回国会 商工、外務委員会連合審査会 第1号(1960/12/20、5期、参議院同志会)

○佐藤尚武君 私は先ほど来事務当局から詳細な説明を伺っておりまして、今度の基金を設定するというこの法案には、大体において賛成したいと思うものでありますが、私は特に本日伺いたいと思うことは、この基金の運用面において国連とどういう関係に立つかということであります。  しかし、その前に小さな点を一つお伺いしておきたいと思います。それは第二十一条でもってこの基金の運営に関しまして制限がついておる。これこれの場合に限って第二十条の資金の貸付等をやるのだと、こういうことになっておる。その制限の中に、輸出入銀行とか一般金融機関から通常の条件によって貸付ができない場合であるとか、あるいはまた基金以外の者から出……


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データ更新日:2022/12/09

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