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尾形六郎兵衛 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

尾形六郎兵衛[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは尾形六郎兵衛参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。尾形六郎兵衛参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 水産委員会 第4号(1947/07/30、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 昨日魚價対策の小委員会を開催しまして、いろいろ研究しました結果、こういう成案を得たのであります。  一、昭和十一年度の魚價は、当時非常にお魚の豊富な時でありまして、大体においてお魚の値段の安かつた時でありまするが、その六十五倍という價格につきましては満足なものではないが、ややそれで止むを得ないものとして認めようじやないか。但し現在は資材が約半分のものは闇で買わなければならないような結果にありますので、この漁業家の経済を十分考えて、政府におかれてはこれに考慮を拂つて、一つこの價格の決定に当つて貰いたい。  次に、政府より漁業用の資材を余り貰わないで、且つ漁獲したものが家庭配給の……

第1回国会 水産委員会 第11号(1947/10/15、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 只今江名港の修築につきまして、橋本萬右衞門君より請願の説明がありましたのですが、この漁港はその水揚げ高におきまして、私共山形縣海岸の水揚げ全部を一つの港で揚げる程大きい漁港であります。これは非常に結構なことでありまするが、江名の修築のみならず、相当の漁港の修築を今請願になつておりますけれども、ここでこの請願をしますということは、実際的問題としまして、どのくらいの政府の予算を貰えるとかそういう方面におきまして実効あるものかどうか。單にここに請願しました議員及び地元民の一片の氣休めに過ぎないものであるか。或いは水産当局におかれては、これに対してどのくらいの熱意、或いはこの請願につ……

第1回国会 水産委員会 第12号(1947/10/16、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 私は山形縣の出身の者でありまするが、六大都市におきましては、格別のこの魚類の荷受けにつきまして優遇を受けております。例えば價格面におきましても報奬物資の面におきましても、金融の面におきましても非常に優遇に受けます。我々の縣は僅かに二十四里の浜を持つたために、今ぢや荷受けする金も借りることができない。六大都市は金を借りる順位が第一の乙とか、何とかいうことで我々のは第三位で丙種になつております。今銀行で金を借りたくても、借ることができない。実は私山形の郷里に帰る度に生産者、荷受者、消費者の声を聽いております。この間或荷受者と銀行から、尾形さん、君は何をまごまごしているのだというの……

第2回国会 国土計画委員会 第5号(1948/05/06、1期、民主党)

○委員外議員(尾形六郎兵衞君) 大体請願書に書きました理由で明瞭なことでありますが、実はこの放水路を新たに開鑿するという結果、あの海岸に及ぼします影響が非常に大である、水産業者に及ぼします影響が非常に大であります。それで地元の漁業家並びに附近の、その川口に沿いまする農村においては、非常にそれに対して心配をいたしておるのでありますが、先般來私を介しまして、開鑿して貰いたくないという陳情をしておるのであります。  御承知のごとく駿河湾というのは、水産業にとつて極めて重要な場所でありまして、ここで獲りまする漁獲高は年に時價にして八十億万円程度に達する。而も京濱都市並びに関東、関西方面の各消費地に向つ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第8号(1948/02/20、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 只今ちよつと漁船建造の話もありましたが、實はこの間、水産常任委員會で復金の漁船建造貸付の調べを貰いたいということを言つておる。その大なる理由は、政府の決めました三十三萬トンの漁船計畫で漁船はお蔭様で大分できました。殘念ながら大きい會社とか或いは新興會社等が澤山船を造つてしまつて、全國に點在する長年水産業をやつた人々は船を造り得なかつた。こういう状態になつておる。これは非常に復金から金を借りますのに、書類の整備、手續が非常に面倒で、一般の漁業家というものは金融のスタッフは持つておりませんので、その手續ができ兼ねたということがこういう結果を私は招來したと思います。それで現在の状況……

第2回国会 財政及び金融委員会 第51号(1948/07/05、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 ちよつと大藏大臣に私お伺いしたいのですが、この法案の理由書では「浮動購買力の吸收を図り」云々とありますが、この言葉が最初出ましたのは、政府が煙草を上げるとき、汽車賃を上げるときなどに最初に使つたと思いますが、現段階になりましては、煙草から一千万円もの收入を図る、それから汽車賃も二倍半に上げる、こうなりまして、さすがにその方面には浮動購買力の吸收という言葉は使わなくなつたと思います。今この富くじの発行につきましては未だにこういう言葉を使つておるのだが、事実において私共自分達の生活を見ますると、もうすでに浮動購買力というものは全然あるどころじやない、逆になつておるのでありまするが……

第2回国会 水産委員会 第1号(1948/01/30、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 それも聞きたいし、外にも聞きたい。
【次の発言】 私は前から発言を求めておるのです。私は委員長にお伺いしたいのでありますが、私はずつと前から発言を求めております。私が何回名前を呼びましても、委員長は許さない。何のためにあなたは許さないか。そうして今の松下君の話は、大臣に対する質問を今やつておる時間でありますのに、局長と木村次長に対する質問のように私は聞いたのであります。  私は大体におきまして、今の統制強化の問題につきましては、同僚の委員諸君から至極御尤もな御意見が吐かれましたので、私はそれを省略いたします。併し第二回國会の劈頭に当りまして、片山首相が、今年は生産増強の年にす……

第2回国会 水産委員会 第3号(1948/03/26、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 只今千田君よりお尋ねになりましたことにつきまして御答辯がありましたのですが、大都市集中の魚の配給ということについて、一月に波多野氏に私は同樣なことを質問しました。で、そのことを話しますと、君、ああいうことになつてるのですか。僕は全然知らなかつた。こういう話であります。私は博士でありますあの方が、水産のそういう細かいことを知らないことを不思議には思わないのでありますけれども、どうぞこの機會に新大臣によく頭の中に入れて貰いたいのは、全く現在のお魚の政策というものは六大都市と海なし縣のみに集める政策である、値段についても、報奬物資についても金を貸すにも……。我々山形縣でありますが、……

第2回国会 水産委員会 第5号(1948/05/06、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 この水産常任委員会というものができましたから丁度一ケ年になります。一ケ年になりまするが、どうも私考えますると、非常に停頓状態じやないかと思つております。去年から幾度も繰返して、お魚の價格をどうするか、資材をどうするかという問題が主として論議されておりますが、大体におきまして私は魚價の問題、資材の問題等は、まだ解決しないものもありまするが、大体において見通しが付いた、この上はもつと水産常任委員会、或いは我々の水産業、我が國の水産業というものは、もつと前進すべきものじやなかろうかということを私は考えております。で、水産業は皆さん御承知の通りに非常に勇ましい産業でありまして、青海原……

第2回国会 水産委員会 第6号(1948/05/25、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 漁業の事業税の問題につきましてはいろいろと御議論がありまするが、原則論としまして各議員の申される通りにこれは反對すベきだと思います。併し千田君がおつしやることも非常に御尤な點でありまして、先般の委員會におきましても野溝國務相が來まして、縷々あれこれと漁業税を、結局漁業の事業税を掛けなければならないという説明をしております。それで單に我々が水産常任委員會で漁業事業税は悪税であるから反對だ、こういうことを言いましても、果してこれが通るか通らないか、この實際の効果を狙う方法が我が委員會は立てるベきであります。その意味におきまして千田委員の御意見は非常に私は御尤もだと思う。昨日配付に……

第2回国会 水産委員会 第7号(1948/05/28、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 我が國の水産業は世界に冠たる大産業でありまするが、そういう大きい産業であります場合に十分に発展ができなかつたという原因がさまざまありますけれども、特に行政部門においてその大きい仕事を負担する上に甚だその規模が小さい、その性質を異にせる農林省の中に水産局が隷属しておる。これが根本的な一つの誤まりじやないかと、こういうことを言われておつたのであります。我々も選挙へ出ましたときから水産業の政治力獲得ということを目指してやつて來たわけでありまするが、漸くにしまして今回水産廰の設置、農林省の外廓團体として水産廰ができるということは非常に喜ばしいこととこう思つております。現在は行政整理の……

第3回国会 水産委員会 第2号(1948/11/09、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 魚價の公定價格が決定しないために、それを扱つた者が犯罪行爲なりとして今取調べられておる事件があります。それは干かすべというものが北海道から山形縣において賣られておる。当時北海道においてマル公一貫目二百七、八十円で買つて、山形縣に來まして、又一貫目三百三十円でその干かすべを八月に賣つた。そこで今般いろいろなことでそれが八月一日からは干がすべのマル公といつたもののなくなつてしまつた。それでこのときは生の値段で一貫目五十円の値段で賣買しなければならんのです。即ち三百三十円から引く五十円、つまり二百八十円ですか、それがマル公違反なりと、今調べられております。先般水産廳に行きまして統制……

第3回国会 水産委員会 第9号(1948/11/26、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 只今上程されましたる水産業協同組合法案とこれは付随しますに法案につきましては、参議院民主党としましてもこれに賛意を表する次第であります。今まで各議員によりましてこれに対しまするいろいろな希望條件がのべられましたので、私はここに改めて申上げる必要がありませんが、先ほど矢野議員が申されましたように、我が國の漁村の実際を見ますると、誠に遅れておるのでありまして、果たしてこういう漁村を民主化するための立派な法律案ができましても、これをよく咀嚼し、これをよく呑み込んで行くということにつきましては、我々議院もそうでありますが、御製部面である水産廳としましては、余程の御努力をして貰わなけれ……

第3回国会 予算委員会 第2号(1948/11/29、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 選任は委員長の指名に願います。

第4回国会 予算委員会 第3号(1948/12/08、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 ちよつと十分ぐらい。
【次の発言】 水産問題についてちよつと農林大臣に海産のことについて伺いたいのですが、大臣も御承知の通り、今年は大体において非常に海の飢饉の年です。そのために太平洋岸におきましては、「いわし」漁が非常に不漁でありまして、潮の関係等もありまして、非常な業者が損失を招いておる。今日その再起も覚束ないような状態にありますが、こういう不時の災難に対しまする御当局としてのこれを救済する方法を講じて頂くことをあなたはお考えになつておりますか。
【次の発言】 農業におきましては、農業手形の発行を見まして、肥料と資材の入手が樂になつて参りました。水産におきましては、実は水……

第4回国会 予算委員会 第10号(1948/12/15、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 先程深川議員の外資導入の見透しに対しまする大屋大臣の御答弁を拜聽いたしましたが、今年の三月頃、芦田内閣ができました頃に、外資導入問題が非常に大きく具体化しましたので、当時の新聞紙上による発表によりますと、ガリオア・ファンド四億ドル、イロア・ファンド一億五千万ドル、後は民間回轉基金の一億五千万ドル、民間の借款に七千ドルというようなことに聞いておつて、併せまして七、八億ドルの外資の導入がなるのではなかろうかということを聞いておつたのでありますが、その後相当この額に変化があるように聞いておりますが、具体的にどのようなことになつておりますか、この機会に承わりとうございます。

第5回国会 水産委員会 第1号(1949/02/11、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 各地方に行くということは結構ですが、これだけの人数で果してそれだけの各地区に行けるかどうか、そこを考えなければならんと私は思うのです。ですから、行く地域はその方面でよいのですが、必ずしもその地区に全部行くということにしなくてもよいと思うのです。

第5回国会 水産委員会 閉会後第1号(1949/06/01、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 今の松元事務官の御説明によりますと、第一審の第一順位というものが最後に書かれております。それから第二の協同組合、その次にそれから水産組合というように逆々になつておるのでありますが、これは非常に分りずらい、どんな事情でこういうように分りずらく書くようになつたのか、この機会に速記があつては何なら、速記を止めて貰つてもいいのですが、話して貰えれば幸いです。
【次の発言】 さつきの免許の優先順位でありますが、市町村でも、協同組合でも、先産組合でも、自営でなければ優先順位というものはないわけですね。若し協同組合で優先順位を取つていても、他人に貸したりする場合はその資格を失うというわけに……

第5回国会 水産委員会 閉会後第2号(1949/06/02、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 漁業権は原則として讓渡は禁止されていますね。相続したときはこれを相続人が讓渡してもいいのですが。
【次の発言】 第二十八條の第二項の一定期間内に讓渡しなければならんという場合の一定期間というのはどのくらいの期間ですか。
【次の発言】 漁業権の処分に從うというのはどういう意味です。
【次の発言】 異議なし。
【次の発言】 只今の御説明にもありますように、今後は漁業権に関する一番大きな問題は漁業調整委員にあると思います。こういう権限を與えた漁業調整委員の人選につきまして、実際問題としては容易ならんことと思いますが、これに対して当局としてはどういうふうにお考えになつておられるか。こ……

第5回国会 水産委員会 閉会後第3号(1949/08/13、1期、民主党)【政府役職】

○尾形六郎兵衞君 誰が許可する……
【次の発言】 坂本政務次官と東畑生活物資局長に要望して置きたいと思いますが、矢野並びに淺岡両委員の質問で大体要は盡しておりまするが、私共水産物統制改善案が出ると言いますので、実はもつと非常に期待しておつたわけであります。ところが從來のものよりは相当に進歩はしておりまするが、最も重要なる統制品目の整理という段になりまして、只今読上げたところを見ますと、統制品目の整理となつておりまするが、左程に整理されたようには承知できないのであります。殊に或る程度水産のことを知つておる私共が一々書留めなければならない程の新たなる種類がありますることは、決して整理されたものとは……

第5回国会 水産委員会 第4号(1949/05/10、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 幸い農林大臣の御出席がありますので、私からも蛇足みたいになると思いますが、お願いして置きたいと思います。森農林大臣は水産の御出身でもありまするので、前々の水産廳の経緯も御存じでありますが、何とか水産省に持つて行きたいと言つておりましたときに、どうしても造船の方の所管を或る程度、例えばあの当時は参議院ではトン数百五十トンくらいまでは水産省ということを唱えた。それから繊維品のことも商工省から移管して貰うというようなことを主張したのですが、共にその当時はいけなかつたのでありますが、造船法を見ると二十トン以上の船は全部運輸省に移るということになつておりますが、そうなりますと非常に退歩……

第5回国会 水産委員会 第6号(1949/05/13、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 長官に、漁業権の補償についてちよつとお尋ねしたいと思うんですが、一昨年つまり第一回國会が始まつた時に、この漁業法の改正の最初の案とも言われるだろうか、一つの案を持つて來られまして、政府委員が説明したのでありますが、その時の漁業権というものは、無償でこれを沒收するというと語弊がありましようが、とにかく無償で取上げるような案であつた。そこで私は、その時質問したんですが、当時社会黨の内閣であつたんです。日本の社会黨は、英國の労働党をあの当時手本にするということを片山総理が言つておりましたが、その英國でさえも有償で、私有財産を國営に移す時は、有償でやるといつている時に、余りにけちなこ……

第5回国会 水産委員会 第7号(1949/05/17、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 金融問題に入る前にちよつと資材のことで……。
【次の発言】 資材に関連しましてちよつとお尋ねしたいのですが、爲替レートが三百六十円になつたために、漁業資材の値上りの負担が九十億になると聞いておつたのでありますが、大体この見当で間違がないかどうかということ。それから先般こういう印刷物を貰つたのですが、これによつて漁業用資材の輸入の数量と補給金額でありますが、それによると綿花が非常に少いのじやないか、三万三千俵しかないのであるが、実は聞くところによると、水産廳においては五万三千俵を要求したということを聞いておりますが、三万三千と非常に数が減少したのじやないか。現在でも綿糸は足らな……

第5回国会 水産委員会 閉会後第7号(1949/10/24、1期、民主党)【政府役職】

○尾形六郎兵衞君 大体この水深は妥当なものとしましてこれに対しては賛成したいと思います。但しこの際において論議いたしたいことは、二十七メートル以上の水深のものは同時に共同漁業権に入らないことになりますね。
【次の発言】 これも非常によい修正案だと思つて賛成いたします。今度河川には漁業権がなくなるので、今までは河川の漁業者は非常に困つておつたのですが、この修正が通過しますれば非常に大きな喜びになると思いますので、多分河川の漁業者も非常に喜ぶと思いますので双手を上げて賛成します。

第5回国会 水産委員会 第8号(1949/05/26、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 さつき江熊委員からの御質問がありましたが、河川漁業権というのは全部今後は消滅してしまうというのですか。
【次の発言】 文字の上では区画漁業権ということを書きましても、実際河川の現場に行つて見て当嵌めた場合どうなるかということについて、もつと具体的に実はお聞きしたい。法律上の文字だけでは御説明の通りでありますが、それはちよつと松元君では工合が惡いとすれば、いずれ又適当な方にでも來て貰つたときにお聞きすることにいたしたいと、こう思います。尚できるだけ松元君が分つたらお願いいたします。
【次の発言】 外に御質問もなければ、その次の第十四條に移りたいと思います。

第5回国会 予算委員会 第7号(1949/04/08、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 厚生大臣に人口問題についてお伺いしたいのであります。太平洋戰争は実は日本は非常に人口が殖える。そのはけ場を求めるために、起きたものだ、こういうよろな見解をなす人がありますが、現在の日本の人口過剰は日本のために非常に最も大きい問題じやないかと思います。昨日確か帆足議員の質問に対しまして厚生大臣は、國民の自由意思に委せるというようなお話であつたと拝聴しましたのですが、國民の自由意思に委せる程度の問題でいいかどうか、或いは今一つ、制限をしておる人が二〇何%あるのだというような話も言つておられますが、放任しますとどうしましても知識階級の人が、最も教育をなし得る階級の人が制限をしまして……

第5回国会 予算委員会 第8号(1949/04/09、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 商工大臣に石炭の増産計画についてお聞きいたしますが、本年度は四千三百万トンの増産を達成するものとこう聞いておりますが、現在の單價で炭鉱業者は引合つておるかどうか、司令部方面ではこれで引合う價格であると言つておるそうでありますが、業者は赤字になつておる、こう言つておりますが、商工大臣はどういうふうにお考えでありますか。
【次の発言】 炭鉱業に対する融資につきましては、今まで殆んど復興金融がやつておりましたが、この金融というものが今度止まるということを聞いておりますが、そうなりますと儲かるか儲からないか分らないところのこの産業に向つて、果して普通の銀行が貸出し得るかどうか、この金……

第5回国会 予算委員会 第9号(1949/04/11、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 さつきの産業資金の四千億、それは株式に四百億、預貯金に千五百億、後は何なんですか。
【次の発言】 それからいくら預貯金の方へ……。
【次の発言】 見返資金の千七百五十億は、全部産業資金に回るわけですね。
【次の発言】 今から一時間程前に愛知銀行局長と水産委員会が会つたのですが、愛知局長に質問したら、貯蓄は千八百億くらいのことを言つております。株式や社債の投資は七百億という推定をしております。
【次の発言】 四千億ありますと、二十三年度の産業資金の合計と、二十四年度の今の見込みの四千億というものの比較は……。二十三年度の合計はどのくらいになつておりますか。

第5回国会 予算委員会 第15号(1949/04/20、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 大藏大臣にお尋ねしたいのですが、只今高橋議員の質問に対しましても、産業資金が昨年は四千億円であつたが本年は四千八百億を予定しておるというお話でありました。このうちアメリカの対日援助資金から一千四百五十億円と見ておられますが、この中で復金の交付公債の償還というようなことも六百二十四億円ということを言われております。その外に公債の償還ということも相当言われておりまするが、そうなりますると、日銀が持つておりまする公債や、或いは復金の交付公債を償還しますれば、それだけ通貨が收縮しまして産業資金の方には廻らないように考えられまするが、この点如何なもんですか。

第6回国会 水産委員会 第1号(1949/10/29、1期、民主党)【政府役職】

○尾形六郎兵衞君 途中から入つて来たので、前からのお話を知りませんでしたが、大分法制局の御意見では原を修正しなければならん立場にあるようですが、水産庁の当局と法制局が、我々は十二分に打合せ済みだと思つておつたのですが、今日の御説明を聽きますと、そうでもないような点もあり、その打合せ等におきまする事実はどうなつておりますか、一応お伺いたしたいと思います。

第6回国会 水産委員会 第6号(1949/11/15、1期、民主党)【政府役職】

○尾形六郎兵衞君 やはりやるならばずつとやつて頂いた方がいいでしよう。

第6回国会 電気通信委員会 第5号(1949/11/26、1期、民主党)【政府役職】

○政府委員(尾形六郎兵衞君) 電報配達通数僅少な局、一カ月百五十通以下における電報の配達は、九月一日以降、一部は六月一日以降、全面的に臨時者による配達に切替えたのであるが、右は電信事業の経営合理化を図ると共に、行政整理後の職員の重点配置に伴う本経済施設面における通信サービスの低下を極力避けるために実施したやむを得ない措置であつて、右に伴う通信サービスの低下防止及び通信の祕密嚴守等については、臨時者に極力その適任を得ることに努力すると共に、その採用困難な局においては特定人を日傭として常駐使用する等の措置をすでに実施しておる次第であつて、今後共可能な限りにおいてこれが施設改善に意を用いることは勿論……

第7回国会 水産委員会 第7号(1950/02/16、1期、民主党)【政府役職】

○尾形六郎兵衞君 私はシヤウプ博士の税制改革の方は余り詳しくありませんけれども、それを見ますると、漁業については、事情が分らないからということではつきり書いてないのであります。これは農業と同じく原始産業、殊に労力を主とします零細漁業につき ましては、農業と同じくこの附加価値税というのはかくべきでないと思いますので強くその点を要望して置きます。  又固定資産税につきましても、戰争のために大型漁船は全部喪失しました。今あります漁船には大方戰前の百倍以上の価格がしておりまして、あら方借金によつてこの船を建造しております。従いまして今まで私共知りますような賃貸価格の千倍の一・七五%を一律にかけまするこ……

第7回国会 水産委員会 第9号(1950/03/23、1期、自由党)

○尾形六郎兵衞君 今千田委員からのお話がありましたが、この外のことはともかくにしろ、所持ということをこの法案から削除するということは政府は考えていますか。お尋ねいたします。
【次の発言】 どうもはつきりしないと思つておりますが、そうすると、まあさつき千田委員は、日本の領海には「おつとせい」がいない筈だということをおつしやるが、日本の領土内に「おつとせい」の根拠地はないけれども、海上を游泳する「おつとせい」の数は相当ある筈です。現益は生業としているものはないというお話があるし、又禁止命令があるという話ですが、禁止命令があるのに「おつとせい」を捕獲することの制限の法律を出すということが、どうも私は……

第7回国会 水産委員会 第10号(1950/03/27、1期、自由党)

○尾形六郎兵衞君 只今の西山委員のお話で大体盡きておりますが、実情は例えば私の方の山形県の加茂港の主な漁業は機船底曳網漁業であります。その機船底曳網の免許を持つている船は全部三社で持つておりまして、個人の営業というものはないのです。今度の水産業協同組合法のために全部会員でなくなつてしまつた。従つて現在の模様では加茂港の協同組合というものは誠に出資にも困つている、事実、払込にも非常に困つている。こんなわけでありますので組合法を推進したために却つて弱くなつた、こういうような状態です。幸い只今改正漁業法案が出たのですが、この問題をもう一歩前進して正組合員たらしめる方法はないか。殊に我々の方は持つてお……

第7回国会 水産委員会 第13号(1950/04/10、1期、自由党)

○尾形六郎兵衞君 ちよつと具体的に林さんに聞いて見たいんだが、例えば山形県においては殆んど全部船溜で、それで加茂港だけが漁港で、その加茂港は漁業の目的に使うのであるが、まあ毎年運輸省で事業をしておる。こういうものは今後どういうふうになるだろう。或いは一、二、三、の魚港の指定のうち、どれに当嵌まることになるだろうか。そのことを一つ具体的問題になるが、御答弁を願いたい。
【次の発言】 只今の委員長からの質問で、私もはつきりしたんだが、さつき私が質問するまでは、まだ「船溜」という言葉を存置するんだ、こう思つて質問しておつたのですが、今までの「船溜」という言葉は、この法律案ができれば第一種に扱つて消え……

第7回国会 水産委員会 第16号(1950/04/28、1期、自由党)

○尾形六郎兵衞君 只今藤永さんのお話によると、紀伊水道の調査はまだできていない。従つて一年くらいかかれば大体分るというお話であるが、現在表向は紀伊水道には底曳が一艘も許可になつていないということを聞いておりますが、従つて紀伊水道に対して機船底曳を許可するとすればどのくらいのトン数、どの程度の馬力ということが、何艘くらいが適当なのかどうかということを、今では不明なのであるか。青山君の質問と関連するわけであるが、それについての御意見をお聞きしたい。
【次の発言】 松任谷部長にお聞きしたいのだが、私はどつちがいいか、悪いかという結論を言うわけじやありませんが、大体沿岸の漁民はその前に展開する海の、最……

第7回国会 水産委員会 第17号(1950/04/29、1期、自由党)

○尾形六郎兵衞君 漁船課長にお聴きしたいのですが、今の第二の漁業に従事する船舶で、漁獲物の保蔵、又は製造の設備を有するものは、全部漁船に入るとすると、南方の捕鯨船の一千トン以上の船も、或いは北洋に出ておつた鮭鱒工船のような数千トンの船も漁船ということになりますか。
【次の発言】 今ちよつと……本案を前から貰つて置きましたが、大体川村代議士から今御趣旨の大要は聴きましたが、読む暇もないし、異議はないけれども、ただ特に注意すべきようなことがありましたら、漁船課長からでも一つ御説明願いたいと思います。ただ異議なし異議なしで行きますればゆつくり審議する暇もないし……

第7回国会 電気通信委員会 第5号(1950/02/08、1期、民主党)【政府役職】

○政府委員(尾形六郎兵衞君) 鈴木事務次官が参議院議員の選挙に出るか出ないかということは、私ははつきり聞いておりませんので分りません。噂はありまするが、まだ本人自身から参議院議員の選挙に出るという話は聞いたことがないです。それから、鈴木次官は今日の十時半の汽車で出発しました。今月の十五日に、九州に二泊、四国に三泊して帰られる。これは一般の業務視察に行くという話を聞いております。その他のことにつきましては詳細に聞きませんので、千葉委員のお尋ねに対しましては、或いは言葉が短いようでありまするが、いずれ大臣に出て貰つて、その機会にお答えをして貰うことと思いますが、大体私としましては今申上げた程度のお……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 水産委員会漁価に関する小委員会 第2号(1947/07/29、1期、民主党)【議会役職】

○委員長(尾形六郎兵衞君) それではこれから魚價對策小委員會を開催いたします。魚價の問題は八月の上旬に政府から發表になりますので、緊急を要する問題であります。この問題は漁民にとつて正に死活問題でありますので、本委員會としても早く態度を決定したいと思います。これに對する皆さんの御意見を一つ忌憚なく開陳して載きたいと思います。
【次の発言】 他に御意見のある方ありませんか。
【次の発言】 外に御意見の方はありませんか。
【次の発言】 六體皆さんのお話を纏めまして、一つ魚價の具體案を作りたいと思います。異議ありませんか。
【次の発言】 お諮りいたします。

第1回国会 水産委員会漁価に関する小委員会 第3号(1947/08/29、1期、民主党)【議会役職】

○委員長(尾形六郎兵衞君) それではこれから魚價に關する小委員會を開催いたします、岡專門調査員から陳情書につきまして御説明をお願いいたします。
【次の発言】 只今岡專門調査委員から報告がありましたですが、魚價の引上げにつきましては、去る二十二日に、我々の希望する値段ではなかつたのでありまするけれども、とにかく或る程度の魚價引上の發表がありましたので、只今の陳情書はその前に提出になつたものでありますが、これをいかに取計えばよろしいでせうか。
【次の発言】 只今の江熊委員の御提議に皆さん御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは魚價の問題につきましては、我々としまして、いろいろと希望はありまする……

第1回国会 水産委員会漁船建造の資材及び金融に関する小委員会 第2号(1947/08/29、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 ちよつと局長にお尋ねしますが、只今の御説明によりますると、第二・四半期の水産に對する復興金融金庫の融資が六億一千ある。その中四億六千が捕鯨である。あとの分が一億五千萬圓というお話ですが、その外に今ずれというものが二億五千萬圓あるというお話を伺いましたが、その二億五千萬圓は第二・四半期に確實に出る金でしようかどうでしようか。
【次の発言】 第二・四半期に一億五千萬圓という説ですが、大體におきまして、まあ水産局の計畫によりますと、年に十萬トンずつ船を作らなければ現状維持ができない。こういう説なんです。そうすると水産關係で約五十億萬圓の資金がなければならん。四半期毎に十二億五千萬円……

第5回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1949/04/18、1期、民主党)

○尾形六郎兵衞君 外務官吏研修所というのは現在もあるのですか。
【次の発言】 これは現在考えますのに、全部外地の大使館、公使館、領事館が閉鎖して、その間外務官吏が國家試驗もなしに、殆んど外交に必要な人員というものが暫く空白時代を起しはしないかと心配しておりますが、再開の場合直ちにそういうような大使館、公使館、領事館等に派遣する外務省の熟練したる外交技術官或いはいろいろな調査研究をするような人々を養成しておる機関ですか。
【次の発言】 三千百万円という予算ですが、どんなふうに使つておりますか、具体的に御説明願いたい。
【次の発言】 予算定員が昨年が三百九十八名で、今年が二百三十九名で百五十九名減……

第7回国会 電気通信・内閣連合委員会 第1号(1950/02/15、1期、民主党)【政府役職】

○政府委員(尾形六郎兵衞君) 提案理由を簡單に御説明申上げます。電波及び放送に関する監督行政は現在電気通信省の外局でありますところの電波庁において掌つておりますが、電気通信省は他面みずから多数の無線施設を運用して公衆通信の事業を行なつておるのでありまして、この部面におきましてはその他の無線施設者、例えば国家公安委員会、海上保安庁、気衆台、日本国有鉄道、一般民間者船舶無線、漁業無線、放送無線等の施設の等と全く同列に立つものでありまして、本国会に別途提出したしました電波法案及び放送法案におきましても、この趣旨で電波及び放送に関する監督行政が公平且つ無差別に行われることになつておるのでございまして、……

第7回国会 電気通信・文部連合委員会 第1号(1950/02/15、1期、民主党)【政府役職】

○政府委員(尾形六郎兵衞君) 放送法案の提案の理由を簡單に御説明申上げます。  放送事業は、現在無線電信法並びにこれに基く主務大臣の命令によつて規律されておるのでありますが、無線電信法は主として公衆通信の規律を対象として、大正四年に施行せられたのでありますので、今日の放送事業を規律するには多くの不備な点があるばかりでなく、主務大臣に極めて広範囲の自由裁量権を與えておりまして、新憲法の精神にも副わないようでございます。最近におきましては、多数の放送事業経営許可の申請がありますが、現在放送事業は、日本放送協会によつて事実上独占的に経営されておりますので、放送協会以外の放送事業者のあり方について明ら……


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データ更新日:2022/12/09

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