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油井賢太郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

油井賢太郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席(無役)歴代TOP500
448位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
465位
各種会議出席(無役)歴代TOP50
45位

1期委員会出席TOP25
20位
1期委員会発言TOP50
33位
1期委員会出席(無役)TOP25
12位
1期委員会発言(非役職)TOP25
22位
1期各種会議出席TOP10
9位
1期各種会議出席(無役)TOP5
2位
1期各種会議発言(非役職)TOP20
20位
2期委員会発言TOP50
37位
2期委員会出席(無役)TOP50
28位
2期委員会発言(非役職)TOP50
34位

このページでは油井賢太郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。油井賢太郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 商業委員会 第2号(1947/07/24、1期、民主党)

○油井賢太郎君 今この委員には誰と誰がなつておるのですか。
【次の発言】 その年数もずつと読んで下さい。

第1回国会 商業委員会 第3号(1947/08/04、1期、民主党)

○油井賢太郎君 この際動議を提出いたします。本日本会議におきまして、自由討論の対象となりました生鮮食料品及び青果物に関する問題は、非常に國民の生活上重要な点でありまして、これはいずれも各地に実地調査をする必要があると思います。ついては参議院規則によりますと、付託事件がない場合の調査は、議長の承認がなければ正式に活動ができないことになつておりますが、私はここに委員会といたしまして調査の承認を議長に要求することの動議を提出いたす次第であります。

第1回国会 商業委員会 第4号(1947/08/22、1期、民主党)

○油井賢太郎君 只今大臣から、貿易公團法ができたからもう貿易組合法は廢止しても宜しいというような御趣旨に承りましたが、その貿易公團法ができております今日、貿易業者關係に對しまして、日本の再建を圖るために資金、資材の面の運營というものはどうなつておるかということを現實に見ますと、むしろできる前よりも非常に窮屈になつております。貿易に對する生産意慾というものも殆ど行われてないというような状況にまで陷つておるのであります。こういう際におきまして、大臣といたしまして、貿易公團法によつて本當に我が國の貿易再開のためにあらゆる面において打開することができるかどうか。隘路を克服することができるかどうかという……

第1回国会 商業委員会 第5号(1947/08/25、1期、民主党)

○油井賢太郎君 只今の件に關連するのですが、只今の話ですと、クレームのあつた場合にはメーカーの方にまで損害賠償を貿易廳が要求するというお話ですが、その反對に若し爲替相場關係で以つて貿易廳が買上げたよりも非常に有利に賣れたような場合、それを或る程度メーカーの方に還元して生産意欲を増強するという方策を取つておられるのですか。その點をはつきりお伺いしたいと思います。
【次の発言】 只今のお話ですが、クレームがあつた場合に、外國からクレームの損害賠償を受けた場合に、メーカーの方にまで負擔さわるのですから、今のお話にあつたのは貿易廳で買上げるときに、これは優秀だとお思いになつて、幾分の差額をおつけになる……

第1回国会 商業委員会 第7号(1947/09/26、1期、民主党)

○油井賢太郎君 今商工大臣から御説明がありまして、大体の構想は了承したのですが、百貨店法が廃止されますと、一番影響するのは、何といつても中小商業者である。その中小商業者は、一面におきましては、生活協同組合というものが、今囘出るという件によりまして、非常なる影響を及ぼすということは、これはもう周知の事実であります。一面においてそういうふうな有力なる生活協同組合の脅威を受け、他面において又百貨店法を廃止することによつて、又一面の脅威を得るということは、甚だ中小商業者に対して、氣の毒だというふうに私らは考えらるるのであります。只今御説明によつて中小商業者を救済する、又これを育成するに何か手を打つとい……

第1回国会 商業委員会 第8号(1947/09/27、1期、民主党)

○油井賢太郎君 只今上程されました法案につきまして、九月一日から正式にバイヤーが参りまして、日本の商社と取引ができる状態になつたのでありますが、その取引の状態をあらまし伺いまして、この法案の種々檢討をいたしたいと思いますが、どうぞ宜しく御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 只今最近の状況をお伺いしたのですが、話を聞きますと、先方から來たバイヤーが非常に不滿を以て日本の貿易に対しては感じを持つておる。又一方日本の生産者側、メーカーにおいても、今回の取引方法が非常に複雜多岐を極めて、実際品物を出しても書類が山ほど要る。又金の入るのが非常に遅れてとてもこんな風では困るという不平も度々聞いておる……

第1回国会 商業委員会 第9号(1947/10/02、1期、民主党)

○油井賢太郎君 商工大臣がおいでになりましたので、特に貿易資金の関係についてお尋ね申上げたいと思います実は繊維貿易公團の関係におきましていろいろ話を聞きましたところが、現在繊維貿易公團として取扱つておる織物関係におきましても、すでに百億円くらいの資金がなければ、円満に運轉できないということを申しておるのです。今囘の一時借入金は僅かに五十億円に対して、一繊維貿易公團がすでに百億円も資金を所要するということにつきましては、果して五十億円で他の貿易関係の資金を賄い得るかどうか。そういうお見透しについて御囘答願いたいと思います。
【次の発言】 できたら商工省全体としてのお考えが承りたいと思います。

第1回国会 商業委員会 第10号(1947/10/02、1期、民主党)

○油井賢太郎君 丁度長官がおいでになつておりますから尚引続いて御質問申上げたいと思います。貿易廳の官廳関係の方々が貿易再開に当りまして非常に熱心にバイヤーとメーカーの間に介在してそれぞれお仕事をして下さるのは、これは一面においては大変に有難い話でありますが、その実情を聽いて見ますと、又度を越して有難迷惑になつているというような点も窺われるのであります。一例を申上げますと、バイヤーと直接にメーカーが取引ができた場合において、それが貿易廳に持つて参りますというと、その取引ということを一應認めないで恰かもその間に介在した貿易廳の係の方々が、自分で以てその取引を形成させたが如くに裝おつて、折角のアメリ……

第1回国会 商業委員会 第11号(1947/10/06、1期、民主党)

○油井賢太郎君 今のお話は材料が提供されていないので我々研究を十分に盡していないと思いますから、材料を至急提供されて、その材料によつて檢討の上にして頂いた方がよいと思います。
【次の発言】 只今の件に關聯いたしまして、實は別な方面から物價廳の方にお伺いしたい。只今中平委員からお話がありましたのは、輸出品のベケ品が横流しによつて相當利益を得ているというその半面、先般御發表になりました價格表を見ますと、價格査定委員會によつて査定されないものは九割引、つまり殆ど禁止價格によつて處理されるということははつきりと謳われております。併し輸出品に限りまして若しあの條項が正確に實施されるとすれば、あの表にある……

第1回国会 商業委員会 第14号(1947/10/14、1期、民主党)

○油井賢太郎君 私は今囘のこの措置は、極めて適切なものとして賛意を表するものであります。とかく最近政府におきましてはあらゆる場合において民間の創意工夫というものを認めずにすべて國管、國営、國有、そういつたような線に副つて事業というものを行いたいというふうに國民から見られておるのでありますが、今囘のこの措置は、今までのそういう風潮と異なりまして、いかにも民間の創意工夫を完全に活かして、而も政府はこれに対して協力をするという、新しい行き方を行うように見受けられるのであります。この方法が、若し極めて満足なる成果を挙げますことができますれば、今後日本の再建にとりまして、他の事業においても必ずこれを範と……

第1回国会 水産委員会 第10号(1947/10/07、1期、民主党)

○委員外議員(油井賢太郎君) 只今御紹介に預かりました油井賢太郎であります。本委員会に紹介申し上げましたこの請願書の趣旨を簡単に申し上げたいと思います。この中之作という港は福島縣の南部の方に位いたしておりまして洋々たる太平洋に直面し、銚子から宮城縣の塩釜に至る間の極めて海岸線の屈曲の少いあの海岸に最も有望なる漁業地の一つとなつておるのであります。而もこの港は場所は非常に狹いのでありますが暴風雨等が参りましても安全地帯として相当漁船が出入をいたしておりまして、非常に漁業界に貢献をしておるところなのであります。而も揚繰網、底引網、或いは「かつお」「いわし」とか又は「まぐろ」、そういつたようなものに……

第1回国会 水産委員会 第11号(1947/10/15、1期、民主党)

○委員外議員(油井賢太郎君) 発言してよろしうございますか。
【次の発言】 只今請願の趣旨によつて、この委員会で政府の方へ申達するというお話ですが、これは中之作漁港の修築に関しまして委員会に申上げたのですが、福島縣といたしましては、非常に中之作、或いは橋本さんからお願いした江名の両港に対して修築の熱意があつて、地元並に縣でも相当の負担をする意氣組みをもつているのです。そういう所に対しまして、その請願通り政府において支援をするということのお願いなのですが全額を希望すれば全額を一つ出すというようなふうに、政府にこの委員会で申達なさるということは何か当を得ないような工合に考えられますから、やはりこれ……

第1回国会 通信委員会 第5号(1947/11/20、1期、民主党)

○油井賢太郎君 私はこの前出席いたしませんので或いは重複するかも知れませんけれども、二つ三つお尋ねいたしたいのであります。第一番に七十一條の受取を拒んだときの出頭ですが、その出頭が何日以内ということを決めておりませんが、受取を拒んだ日から十日以内に立会のため出頭しなかつたならば云々ということが書いてあります。逓信官署がその何日以内に出頭を求めるということを書いてなければ、前は七日ということが謳つてありますが、今度は書いてありません。そうしますと或いは九日或いは十日経つてから出頭を求めた場合には、出頭するのに非常に不便を感じやしないかと思います。それをお聞きしたい。  次に七十九條の場合、先般の……

第1回国会 通信委員会 第8号(1947/12/01、1期、民主党)

○油井賢太郎君 郵便物の配達についてちよつとお伺いいたしたいのですが、都会等においては非常に居住者が轉々として居住を変えたり或いは新らしく轉入したりということで、非常に配達夫がその宛名の人を捜すのに骨を折つていることがちよいちよい見受けられるのでありますが、全國的に位所をはつきりと門標にかけるとか、何とかそういうことを逓信局で実施して、郵便配達夫の手数を成るべく省くというようなお考えはないのですか。
【次の発言】 ちよつと忘れましたが、この間逓通從業員関係或いは全逓関係でしたか、何か会合で以て参考人を集めるという際に、切手を貼らずに何か手紙を出したところが、それが受取人の方で料金を倍取られたと……

第2回国会 商業委員会 第1号(1948/03/29、1期、民主党)

○油井賢太郎君 この法案は前からこの三月三十一日までに当然改正しなくてはならないということははつきりしておるんですが、まだ日にちをもつと早く、この改正案を出されなかつたというのはどういうわけなんですか。政府委員の方に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 もう大臣は見えられないのですか。後でお見えになるのですか。若しお見えになるなら、ちよつと大臣に質問したいと思います。
【次の発言】 委員長、速記を止めて暫く懇談をさせて頂きたい。
【次の発言】 大臣にちよつとお伺いいたしたいのですが、今度のこの改正法によつて又一年間延長するということは大体了承したわけですが、各種公團が一般民間から大変受けが……

第2回国会 商業委員会 第2号(1948/06/29、1期、民主党)

○油井賢太郎君 商工大臣にお伺いしたいのですが、この自轉車競技法を衆議院から出されたのですが、これによつて相当の收入を國庫が見積ることになつておられると思うのです。併しながら地方財政というのは、昨今非常に窮屈を感じておるのですが、この地方財政の面においても自轉車競技法を通過させて、相当の費用を見積るということになると思うのです。この國家並びに地方へのウエイトを、商工省としてはいずれに重きを置かれておられるのですか、これについて御回答を願いたいと思います。
【次の発言】 私はこの百分の三と百分の二の問題につきましては、この自轉車競技法なるものの本質から鑑みまして、余り振興会に拂う金額が少い場合に……

第2回国会 商業委員会 第3号(1948/07/04、1期、民主党)

○油井賢太郎君 長官にお伺いしたいのですが、この間公聽会の節に、今まで民間で以て自発的に檢査を行なつておつた團体に対しましても、この法律が通りますと、そういう檢査ができなくなる。全部國営に移るということですが、國営に移つた際に、民間團体の檢査員が少しくらい給料が上つても、たとえ倍になつても、國営檢査所の方へ就任することは困難であるというようなことを言つております。こういう者に対しましてはどういうふうな御処置を取られますか、特に又待遇等においても、優遇される途を構ずるというようなことでもおありになるのか、一應お伺いいたします。
【次の発言】 國営檢査で以てやつた品目については、品質が段々落ちたと……

第2回国会 通信委員会 第1号(1948/01/30、1期、民主党)

○油井賢太郎君 その前に緊急動議をちよつと申上げたいと思います。実は昨年十二月二十九日の全逓新聞に特定局請願についての件について國会議員を買收したというような記事があつたのであります。その記事の中に水橋委員の言としてそういうことが発表されておるのでありますが、今日見ますところ水橋委員が出ておりませんから、この際委員長より正式に水橋委員の招集方をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 只今委員長が申されました全逓新聞の國会議員の買收という記事についての質疑を行いたいと思います。  この全逓新聞十二月の二十九日の第四段に、途中は省略いたしますが、「更に特連が國会委員を買收したことについての質問……

第2回国会 通信委員会 第2号(1948/02/02、1期、民主党)

○油井賢太郎君 この件に關しましては、新憲法下にある國會の面目上に掛けても、亦我々委員の中でも非常に國民に對して疑惑の念を持たれておるというような關係上からいたしましても、徹底的に明確にして、國會の威信を損なわざるようにすべきが當然だと思います。つきましては、この際全遞中央執行委員長の土橋君、竝びに全遞新聞の編輯責任者である濱君、全遞新聞にその人の談として記載されておりますところの宮原君のお三人の方に證人として出頭せられんことを委員長より要求して頂きたいと思います。
【次の発言】 只今土橋君と濱君、宮原君、三人に御出頭を願いたいという要求をいたしましたが、お一人だけしかまだ來られない。

第2回国会 通信委員会 閉会後第3号(1948/10/09、1期、民主党)

○油井賢太郎君 委員長一任賛成。

第2回国会 通信委員会 第4号(1948/02/06、1期、民主党)

○油井賢太郎君 只今大臣の御説明で一應撤囘なされるというようなお話ですが、撤囘した曉、遞信事業の獨立採算制ということを目標に更に檢討をなさることを存じます。それに際しましては、今の二倍の値上げをそのまま御主張なさるのであるか。或いはもつと料金の改訂をする意圖があるのですか。これを伺いたい。
【次の発言】 そうしますと、所期の目的と違いまして、二月の十一日或いは十五日から實施するということは、只今直ぐに行われないということになるのですか。
【次の発言】 値上問題は實は世論に訴えて、いろいろ輿論調査等が發表されておるのでありますが、いずれも恐らく贊成する人はないように見受けられておるのであります。……

第2回国会 通信委員会 第5号(1948/04/06、1期、民主党)

○油井賢太郎君 ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 只今御説明の経営状況ですが、歳入と歳出とで以て、歳入の方が一千六百万円多いというようなお話であつたのですが、若し郵便爲替関係で以てこういうふうな收支状況だとするなら、差当つて料金の改正を行わなくてもよろしいと思いますが、政府の御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 只今千六百円ベースを基準としてこの予算は立てられたというお話がありましたが、千八百円でも訂正しなくちやならん。然るに今日二千九百二十円ベースということの実施ということは明かになつておるのですが、そうすると非常なここに赤字が出るということは明白だと思うのです。これにつきま……

第2回国会 通信委員会 第7号(1948/04/08、1期、民主党)

○油井賢太郎君 今の御問に關連しますが、安本の方では、いろいろ計畫を立てましても、實際にその割當てられた資材というものが圓滑に入つておるかどうか、若し入つていないとするならば、非常に通信事業の運營上ずれが來ると思います。その點が一つと、第二點は、こういう資材が、果して一般商人の手から入るのですか、工場直接から入るのですか、私もよく存じませんが、マル公で以てちやんと入つておるのであるか。この二點について當局の説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 先程政府委員の御説明で、十二萬個の電話を新設するに約二十五億の公債を發行する必要があるというお話ですが、そうすると一個について大體二萬圓というふうに……

第2回国会 通信委員会 第9号(1948/05/24、1期、民主党)

○油井賢太郎君 只今千葉委員からのお話は一月十日に全遞山形地協新聞に掲載されたお話なんですね。これは一月十日に掲載されたのですから、あなたのお耳に入つたのは相當古いのではないかと思う。我々ももう一月末か二月始めに聞き及んで非常にびつくりした。恐らく常識の豐かな又人格の豐かな千葉委員がこういうことはお話しにならなかつたような氣もいたしますのですが、餘りに生々しいことが書かれてあつて、しかも大變尤もらしく書かれておるものでして、多分このことに對しましては、山形地協新聞にその後あなたのお名前で取消しなり或いはその誤つておつたということが掲載されたことと思うのですが、その點については如何になつておりま……

第2回国会 通信委員会 第11号(1948/06/08、1期、民主党)

○油井賢太郎君 今の爲替の問題ですが、一萬圓となつた場合に、料金は二十五圓というのはこれは變りないのですか。
【次の発言】 全遞は勞働問題についての最尖端を行くということは、國民一般の常識になつているような状態でありますので、最近の全遞におけるところの問題、動向について政務次官から一つお聽かせ願いたいと思います。  尚次には先般來行われました山猫スト、ああいつたような問題で相當事務の澁滯を來したという點、その後の囘復振りの状況についてお聽かせ願いたいと思います。
【次の発言】 この次の機會にお聞かせ願います。

第2回国会 通信委員会 第12号(1948/06/10、1期、民主党)

○油井賢太郎君 この前お願いして置きました五坪政務次官の御報告を一つ承りたいと思います。
【次の発言】 政務次官に大變詳しい資料を提供して頂いて有難うございましたが、第二點の質問の山猫爭議によるところの業務上の支障を、どの程度まで復活しているかという点が脱けておつたようでありますが、現在ではすつかりもう囘復しておるんですか、それとも尚そういう故障が殘つておりますか。更に囘復にはどのくらいの日數なり時間なりを要しましたか。それをちよつとお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 特に政務次官にもう少しお尋ねしたいですが、現在全遞において非常に思想が赤化方面、左傾方面に向つておるということは、國民……

第2回国会 通信委員会 第13号(1948/06/16、1期、民主党)

○油井賢太郎君 私は土橋委員にちよつとお尋ねいたしたいと思いますが、先程あなたのお話で以て、赤字というものは一般会計で負担するのが当然であるというようなお話がありましたが、これが余り厖大な赤字でなかつたらば成る程御説の通り当然かも知れません。お話のように二千九百二十円の給與水準と、又七割の値上げをしない現在の物價の水準によりましても、百五十一億という厖大な赤字が出るんです。而も給與水準の改訂、物價水準も直して約五十億の赤字が出る。そこで今年中現在のような予算で以て政府が押通せば、一ケ年成る程五十億の赤字で済むし、併しながらあなたの仰せられる通り、相当の追加予算が必要となつて來るのは当然であると……

第2回国会 通信委員会 第14号(1948/06/21、1期、民主党)

○油井賢太郎君 或いは私遅れて参つたものですから、二重になつたら御注意願いたいと思います。今度の料金改正につきましては、大臣は社会党に所属されておりまして、勿論閣議では四倍ということを強く御主張になつたことだと思うのです。併し今朝あたりのラジオ等によりますと、社会党自体といたしましては、運賃の値下げと共に、この通信料も相当大幅に引下げをしなければならないというような御主張のようになつておりますが、この点について党とし、又大臣のお立場として、どういうふうにお考えになつておられますか、一應御説明願いたいと思います。
【次の発言】 大臣から大変強い御主張を頂きまして、心強く感ぜられるのでありますが、……

第2回国会 通信委員会 第17号(1948/07/02、1期、民主党)

○油井賢太郎君 鉄道運賃が変更になりましたが、それによつて逓信省管内の経費の節約ということも当然起つて來ると思います。これについてはどの程度になつておりますか、又郵便車などの借料などにも相当影響があると思いますが、これはどういうふうになつておりますか、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 民主党といたしましては、この法案の改正について賛意を表するものであります。只今千葉委員からお話がありましたが、独立採算制という建前で行くと言つても、先程政府委員から説明があつたように、六十億余の巨額の赤字を出す。その赤字の補填には、いずれ國民一般の所得税或いはその他の負担によつて賄……

第2回国会 通信委員会 第18号(1948/07/05、1期、民主党)

○油井賢太郎君 私もこの提案には賛成でありますが、一つ申上げたいことは、とかく逓信從業員が現業官廳にあつて最も忙しい、又最も疲労の伴う事業であるということは皆さんお認めの通りであります。こういうふうな訓練組織を所で以て、技術のみでなく人格の陶治並びに日本再建というような大きな意気込みに燃えるくらいの人物をどんどん出すというふうなところまで訓練を施すという点に最も重きを置かなくてはならないと思うのであります。こういう点を十分御考慮下さいまして、この法案を活かして行くように大臣にお願いして賛成する次第であります。

第2回国会 予算委員会 第32号(1948/06/17、1期、民主党)

○油井賢太郎君 只今お話のうち、復興金融金庫の融資に対する利子を、なぜ政府が計上しないかという話でしたが、これは政府が負担するのではなくして復金自体が融資をする、利子で以て賄えるように私共考えておりましたが、その点に矛盾を來します。

第2回国会 予算委員会 第35号(1948/06/21、1期、民主党)

○油井賢太郎君 関連してお尋ねしますが、貿易関係のことですが、年度末が八十億ぐらい赤字があつて、今後見透は尚何百億加わるか、或いは五十億加わるという予算を立てるようですが、先程政府委員からインベントリーによつて貿易の趨勢が分かるという話があつた。そのインベントリーによつて國内に放出される輸入物資の総額はどの位になつておるか。この際御発表願いたいということが一つ、もう一つは輸出物資についても同様の関係にありまして、ドル資金が非常に赤字、アンバランスになつておる。それに対しましても輸出物資が、買上代金をドルに直せば、どの位の程度になるかということを御発表願つて、國全体の貿易の趨勢ということを明らか……

第2回国会 予算委員会 第39号(1948/07/01、1期、民主党)

○油井賢太郎君 加藤労働大臣にお伺いしたいのですが、この予算の編成について、教育者からいろいろ陳情、情願があるのです。その内容において、教育労働者という名目を以て提出されておつたものもあるのですが、我々の観念といたしまして、如何にも教育者が自分の知識を、生徒或いは学生に切賣りをするような感じを與えてはならないのです。こういうことになりますと、或いは大臣が大臣労働者、國会議員が國会議員労働者といつたような点まで推し進めるような感じがされるのですが、一体労働者という範囲をどの程度迄國家ではお認めになつておられるか、労働大臣の御見解を承わりたいと思います。

第2回国会 予算委員会 第40号(1948/07/03、1期、民主党)

○油井賢太郎君 大藏大臣に二点についてお伺いいたしたいのです。國家財政の大きな部分を占めております租税の面でありますが、昨年度におきましてもその徴收が思うように行かなかつたために、非常に政府の財政操作に困難を生じて、大藏省証券等の発行も相当行われたのでありますが、又年度末において一遍に徴收された結果、いわゆる國民大衆から苛斂誅求のように一面思われたような結果も招來したのでありますが、今回の昭和二十三年度におきましては、政府の方針としては非常に円滑に徴收するというようなことを明示されてはおりますが、具体的に内容がまだはつきりと呑み込めないのであります。これに対しまして、どういうふうに具体的に円滑……

第3回国会 大蔵委員会 第5号(1948/11/29、1期、民主党)

○油井賢太郎君 貿易長官にちよつとお伺いしたいのですが、最近の貿易の輸出の状況についていろいろ情報を見ますと、やはりバイヤーから直接注文があつた場合でも、資材の割当がなかなか思うように行かなくて困つておるというような話で以て、もつと資材の裏附をはつきりして貰いたいという要望が大変強いようですが、最近の方針はどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 それから食糧の輸入ですが、若し一本レートになつた場合には、食糧が非常に高くなつて來ると思うのですが、それに対してはどういうふうな方針を採るおつもりですか。
【次の発言】 次にもう一つお尋ねしたいのは、最近日本の商社は、外國へ直接行つておらないと……

第3回国会 大蔵委員会 第6号(1948/11/30、1期、民主党)

○油井賢太郎君 すでにお聞きになられた方があるかと思いますが、第三十條の第二項ですが、但書の方の「政令をもつて、公社を大藏省の一部局とみなす場合は、この限りでない。」これを具体的にちよつと御説明願いたいということが第一点、第二点が第十六條の第二項の終りの方の字句ですが「團体の議会の議員であることができない。」というような字句は、今まで余り法律上使われたことがないと思うのですが、余り直訳過ぎて、却つて意味がよく分らないような氣がしますが、これは適切に改められた方がよいように思いますが、この点についてお伺いします。
【次の発言】 私はこの改正法案に賛意を表するものであります。但し政府が莫大なる輸入……

第3回国会 逓信委員会 第3号(1948/11/19、1期、民主党)

○委員外議員(油井賢太郎君) 福島縣の放送局出張所設置についての請願について御説明を申上げたいと思います。実は福島縣には只今のところ、福島、郡山、若松と三ケ所に放送局並びに中継所がありまして、海岸地方に更にもう一ケ所平市にございますが、海岸地方の北部の方に位しておる方面のところには、中継放送所もないのであります。原町を中心といたしまして、大体人口が七万近くあるところに十数ケ所の町村があるのでありますが、その方面は福島縣内にありながらラジオの放送はすべて仙台のしか入らないというような状態になつておるのであります。從つていざ選挙などがありますような場合には、隣縣宮城縣の候補者の政見発表のみを聞くこ……

第4回国会 大蔵委員会 第1号(1948/12/03、1期、民主党)

○油井賢太郎君 証券民主化運動は大変結構な趣旨ですが、この趣意書を拜見いたしますと、國会が中心となつて民衆に呼び掛けるというのみが強調されておつて、いわゆる政府側のこれに対する熱意というようなものは何ら現われていないように見受けられますが、この点はどんなように了解してよろしいのですか。
【次の発言】 もう一つ伺いたいのですが、この連盟規約案ですが、衆議院の大藏委員が委員長になるということになつておりますが、参議院の委員長はどこにも入つておらないように見受けられますが、〔「顧問になるのだ」と呼ぶ者あり)これは衆議院と参議院とそう区別しないで、適当な人を委員長にするという方策は立てられないでしよう……

第4回国会 大蔵委員会 第7号(1948/12/19、1期、民主党)

○油井賢太郎君 ちよつと速記を止めて下さい。

第4回国会 大蔵委員会 第8号(1948/12/21、1期、民主党)

○油井賢太郎君 私は、この案に対しまして、賛意を表するものであります。併しながら、この案が提出される前に、政府より五千三百三十円の案が出されまして、その檢討中最期に至つて六千三百七円に政府も同意されたという点の、その推移が甚だ明瞭でなかつたという点に不満を感ずるものであります。又この六千三百七円ベースが実行されるに当りまして、先程各委員から申されましたが、必ず民間給與の問題も出まして、インフレの促進、或いは中小企業の問題等が惹起され、労働爭議の頻発まで起るのではないかと、懸念されるところであります。而も六千三百円になりますれば、四月以降の財政問題についても、重大な影響を及ぼすことは当然でありま……

第4回国会 懲罰委員会 第4号(1948/12/23、1期、民主党)

○油井賢太郎君 ちよつと中西君に伺いたいのですが、この後の文句によつてですね。「公務員法を押しつけるような野郎が、このような安い賃金ベースを、このようなものを作るのである。」と言われたのは、安い賃金ベースを作つたというのは野党三派修正案であつた筈ですが、今あなたのお話を聽くと如何にも吉田内閣が作つたようなお話でありますが、我々はあの時のあなたから受けた印象は、我々を非難されたというふうにこの言葉によつて受けたのであります。これは或いはあなたの言葉の綾の間違いでしたかどうか、その点をお聽かせ願いたい。
【次の発言】 今の賃金ベースの観念の相違ということは、これは改めてお互いに論議するところであり……

第4回国会 予算委員会 第2号(1948/12/07、1期、民主党)

○油井賢太郎君 最初に大藏大臣に昨日木村委員から質問がありました際の回答について、ちよつと不審の点がありますから、これを先ずお伺いいたしたいと思います。即ち米の供出代金が農家に大変入つたために昨今非常に通貨が増発しておる。併いながらその回收方法を速かに講ずるように考慮中であるというお話でありましたが、その回收方法がちよつと聞きますというと又税金で以て取上げようとするのではないかというふうに感ぜられたのでありまするが、具体的にどんなような方法によつて農家から政府の方で回收なさるおつもりであるか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 その点はいずれ具体的の御意見を承わつたあとで又御尋いたしまし……

第4回国会 予算委員会 第3号(1948/12/08、1期、民主党)

○油井賢太郎君 運輸大臣にお伺いしたいが、今度の補正予算は、鉄道運賃関係以外には、人件費の方は何にも出ていない。又資料によりますと、大体七月値上げ後の状況は、うまく收入予算というものと、收入見込というものの間に差がないということは、大変結構なことでありますが、支出の状況というものが、我々の方にデーターが廻つておりませんので、よく分りませんが、承わるところによりますと、支出の方においては、大分待遇を違えているとか、或いは物價の改訂、取引高税、その他いろいろ旅費規則の改正等によつて、相当殖えているというようになつております。その收支がどのくらいになつているか、この際御発表を願いたい。

第4回国会 予算委員会 第4号(1948/12/09、1期、民主党)

○油井賢太郎君 今土橋さんからいろいろお話を承つたのですが、大体土橋さんのお説によるというと、官公吏の給與をあなたの通り上げると、更に今の一万四百二十三円というものを支給するというと三百億、合計千億というその他合わせて近い金を出さなくちやならんと思うのであります。又一方におきまして、今のお説を承ると、今度の予算というものは大変人民から搾取的の予算であるということ、つまり收入の面においても無理があるというようなことを仰せられるのですが、私は土橋さんが今度共産党にお入りになつて、中心的に共産党の仕事をなさるお一人と思うのでありますが、そういつたように、收支の点において建設的の意見をお聞かせ願いたい……

第4回国会 予算委員会 第5号(1948/12/09、1期、民主党)

○油井賢太郎君 それは支出ですね。
【次の発言】 私の方の質問とちよつと見当が違つておられるようです。上半期のは貰つてあるのです。下半期の方の経費の、いわゆる予算と、それから決算の月別表と、もう一つは旅客と貨物の予定收入と実際收入、その比較並びに貨物に対する費用、旅客に対する費用の予算並びに実際の支拂、その明細書を作つて頂きたい、こう申上げました。結局数字のことは後からゆつくり貰うとしても、月々相当の赤字が出るということは間違いない。それは今の話でも分りました。而もその中で旅客運賃関係よりも、貨物の方の運賃関係において非常に赤字が出ておるというようなことを承わつておるのですが、月々どのくらい貨……

第4回国会 予算委員会 第8号(1948/12/12、1期、民主党)

○油井賢太郎君 前回に引続きまして大蔵大臣に残つた質問の要点をお伺いしたのでありますが、再三今までお話を承つたのでありますが、どうしても納得の行かない点が國民所得の算定方針にあるのでありますが、一兆九千億と二兆四千億の國民所得の算定方針がここ数ヶ月間において変つたという点、この点につきまして政府の資料としてお取りになつた材料が、この前の内閣当時と今度の政府においてどれだけの違いがあつたかということを明瞭にして頂きたい。
【次の発言】 勿論この前の内閣におきましては、十一月の今日を予想して水準を決めたということは、到底考えられないのでありまして、六月と十一月が変つたのは、これは当然でありますが、……

第4回国会 予算委員会 第11号(1948/12/22、1期、民主党)

○油井賢太郎君 主税局の方にちよつとお伺いしたいのですが、頂いた資料の中で、租税滯納状況調というのがございますが、それによりますと、実に二百三十九億六千百万円という大きな滯納があります。これについて大体滯納の日歩というのは、日歩二十銭というように算定されておるようでありますが、実際この二十銭でお取立になつておられるかどうか。又二百三十九億のこの大きな額というのは、順々にやはり平均して毎日のようにこれは残つて行くものと思いますが、これの日歩二十銭の延滯利子というものは一年にしますと厖大なものになりますが、この大きな金額はどこかこの予算の中に含まれておるか、こういう点について御説明願いたいと思いま……

第5回国会 経済安定委員会 第3号(1949/04/07、1期、民主党)

○委員外議員(油井賢太郎君) 絹、人絹織物統制改革に関する請願でございますが、御承知のように、國民の生活必需品である衣料品の配給規則というものは可なり面倒になつております。これに関しまして適当な改革を施して、一年半というものの間に実際に行われた中にもいろいろの経驗がありましたから、適切にこれを直して貰いたいというのがこの請願書の趣旨であります。そしてこの請願は日本全國から絹、人絹織物の取扱業者の意見を愼重に審議いたしました結果出ました結論を出した次第でありますから、何卒そのおつもりで御審議を願いたいと思います。  先ず第一番に大体これは八項目に分れておりまして、いろいろ問題が複雜しておりますか……

第5回国会 大蔵委員会 第1号(1949/02/12、1期、民主党)

○油井賢太郎君 只今波多野さんのお話誠に賛成でございます。その前に一つ各地の財務局の総元締であるところの大蔵省の主税局等に参りまして、地方別にどんなような方針で課税のいわゆる方針を決めているか。一應見たり聞いたりというようなことをやつて頂きたいと思いますわけであります。
【次の発言】 これはもう変えるわけにはいかんのですか。実は私は東北地方におるのですが、東北地方の徴税関係というのは大体見当はついておると思うのです。関西なんかと較べまして東北方面がどんな立場にあるかというような比較検討等については、東北の人間は東北に行くのでなしに、むしろ他の方面に行つた方がよろしくはないかと、こんな工合に考え……

第5回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1949/06/08、1期、民主党)

○油井賢太郎君 先程局長がお話しの税制改革の大体の構想をお聽きした中でですね。大体歳出に見合せて税金を取立てるのだという冒頭にお話があつたのですが、九原則の現状から言えば、私は或いはそうかも知れませんが、税率というものはちやんと決まつていて、それで歳出は今年どのくらいかかるのだからこのくらい取らなくちやいけないというところに、いわゆる一苛斂誅求というものが生み出されはしないかとこう思うのですが、今回シヤウプ博士一行が見えられて、この税制改正に根本的メスを加えるということも言われており、國民は多分税金は安くなるだろういう期待を持つております。これに対して大蔵省当局は相当檢討されて或る程度の成案が……

第5回国会 大蔵委員会 第2号(1949/03/24、1期、民主党)

○油井賢太郎君 関西班は私と森下、小宮山両君三人で以て、二月二十二日から三月三日に亘つて大阪財務局を中心に、又後半は名古屋財務局を中心に、調査をいたしたのであります。大体調査いたしましたところの各細かい点は、時間の都合上省略いたしまして、これを要約して順次申上げたいと思うのであります。  何分大阪並びに名古屋という地区は、いずれも日本の商工業、中心地となつておりまして、殊に大阪財務局管内は、この東京の財務局管内と同様ぐらいの税額を挙げておる所でありまして、その徴税状況などを見ましても、相当、只今東北関係の委員からお話があつたところとは違つておるのであります。大体、大阪財務局管内では、努力目標額……

第5回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1949/06/09、1期、民主党)

○油井賢太郎君 経團で大変この税制改正について詳しい御調査を下すつたことに対しては敬意を表するものでありますが、最近輸出の振興について企業の合理化を叫ばれており、集中生産がやかましく言われておる。併し先程あなたがおつしやつたように、養蚕関係の共同飼育の例をお挙げになりましたが、これと同じように、集中生産によつて企業を合理化して、折角輸出の振興を図ろうと思つても、税制の改革がなつていなければ、結局一つ一つの元の企業体で以て経営した方が経営が成立つというようなことも起ると思うのですが、これにつきまして、何か御研究になられたことがおありですか。

第5回国会 大蔵委員会 第3号(1949/03/25、1期、民主党)

○油井賢太郎君 これは行政整理をするという建前で延期するということなら、行政整理をして、そのあとで引渡しをするというふうに解釈できますが、どの程度の人員の整理を行うのですか、それと同時に專賣公社になつてからも、その人員のまま経営するということがはつきりと政府で以て監督できるのですか、その二点をお伺いいたします。
【次の発言】 只今までの政府委員の御説明を聞くと、大藏機構の改革によつてどういうふうになるか分らんというようなお話も承つたのですが、大体ま恒は第三回國会で以て專賣公社法というものを決めて、四月一日から実行するとなつておる以上は、大藏省の内部でもそういうふうになるということは十分審議が盡……

第5回国会 大蔵委員会 閉会後第3号(1949/06/21、1期、民主党)

○油井賢太郎君 中小企業廳の方の御調査が大変詳しいので敬意を表しますが、この調査の中で現金が高くて店を閉めようという業者が沢山あるというお話ですが、実は私も全國各地を廻つて業者に聞いた場合、こういう声も確かに事実であります。併しながらこの表を見ますと、東京都におきましてはひどいものになりますと、八五%も廃業をしておるというようなのが出ております。これはお調べになつた業者が、ここに挙げられておる五種類についてでありますか。或いは沢山お調べになつた中から特にひどいものをお載せになつたかどうかということが第一点であります。それからこの表に現れておりまする希望するような廃業者は実際出ておるのかどうかと……

第5回国会 大蔵委員会 第4号(1949/03/28、1期、民主党)

○油井賢太郎君 人員整理の問題に関連しますが、煙草の事業に從事する人員というのは、結局收獲の高によつて比例されて來ると思うのですが、現在の煙草の製造よりも、今後どんな程度に増加或いは減少させるかというような見通しがあるのですか、それをちよつと伺います。
【次の発言】 五百三十億本のときの人員でそのまま五百三十億本だけ二十四年度に先ず作るものと仮定した場合に、やはり人員整理ということはなし得ることになるのですか、その点を伺います。
【次の発言】 そうすると人員整理というのは、殆んど多少程度というところで、むしろ五百三十億から六百五十億に殖えるということになりますれば、約二割も増産される、又それだ……

第5回国会 大蔵委員会 閉会後第4号(1949/06/22、1期、民主党)

○油井賢太郎君 大変詳しく詳細のお話を伺つて感服したのでありますが、只今のお話をずつと一貫して承りますと、所得税も地方税も皆安くし、殊に最後に間接税も取止めるべきじやないかというお話になりますが、國家の財政上から見て或る程度どこかからか税金を取らなくちやならん。而も我々が痛切に感じるのは、農民の方々には甚だお氣の毒な制度ではないかということは同感であります。そうすると農民の階級の方は直接税を取られるときに明白であるということはもう先程のお話の中にあるのです。結局農民とその他の階級を比べて、農村の人はいわゆる闇取引がないのだというお話になると思うのです。その場合に隠れた所得に対しての徴税は結局農……

第5回国会 大蔵委員会 第5号(1949/03/29、1期、民主党)

○油井賢太郎君 民主党はこの法案に賛成をするものであります。併しながら人員整理というような條件を附けてこの法案の一部を改正するというようなことになつておりますが、そのために大勢の職員或いは從業員が六月までには整理されるのではないかというような懸念から能率が非常に落ちて、而も二十三年度と二十四年度におきましては大分生産の数量も変つて來るという事態のときに、その落ちた能率を標準にして更に改めて人を増すような事態が起るようなことがあつては大変であると思うのであります。從つてこの一部改正をするに当りましても人員整理の根本方針等をはつきりてお示しになつて、決して能率が下つたような場合において、その下つた……

第5回国会 大蔵委員会 閉会後第5号(1949/07/05、1期、民主党)

○油井賢太郎君 おニ人の中で誰でもいいんですが、税制審議会で資産再評價によるところの差益ですが、これに対して大体二割の課税をしたいという空氣であつたというような発表がちよいちよい出たのですが、そういう空氣が多いですか。
【次の発言】 それは全会一致で決つたりですか、それとも採決かなんかで決つたのですか。
【次の発言】 それから先程井藤先生のお話の中で所得税の合算制度の緩和ということがありましたが、これは私は非常にいいお話だと思つて聞いておつたのですが、この農村の経営において、現在合算制度によるために農村というのが非常に税負租が重いということは皆さん御承知の通りですが、そこで合算制度め緩和はどの……

第5回国会 大蔵委員会 第6号(1949/03/30、1期、民主党)

○油井賢太郎君 ちよつと根本問題で伺つて置きたいのですが、この産業設備営團法というのは昭和十六年に出て、その後幾度か改正があつたようですが、先程終戰後は平和産業に切替えるようにしたという話がどなたからかありましたが、それは一体切替えるというのは何を法律を以て改めて行つたのですか、それとも営團法をそのままで平和産業に切替えるということになつたのですか。その時の経緯を教えて頂きたい。
【次の発言】 動議を提出いたします。大分紛糾しておりますから、これは懇談会に移しておやりになつては如何ですか。

第5回国会 大蔵委員会 閉会後第6号(1949/09/05、1期、民主党)

○油井賢太郎君 このシヤウプ案が出まして、勿論大蔵省の当局としては今年度の補正予算の案をお作りになつておられると思うのですが、一体臨時國会はその補正予算が出てから召集されると思うのですが、いつ頃になる見当ですか、それをお聞きしたいと思いますのが第一点と、その次に、この勧告案は鉄則であつて、國会で以て如何に努力してもこれを変えることができないのかどうか、その辺のところのお見通しを一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 尚今経済界に及ぼしている一番大きなセンセーションは織物消費税の問題ですが、これは相当一年間に消費税額が上つておるのですが、全廃しろというような勧告案になつております。而も来年の三月……

第5回国会 大蔵委員会 第7号(1949/03/31、1期、民主党)

○油井賢太郎君 政務次官にちよつとお伺いいたしたいと思うのですが、先般來政務次官のお話では、今度の法案は、自由経済復帰の方針に從つて改正する法律であるというような工合に承わつておつたのです。又説明員のお話でも、大体そんなような趣旨が見受けられたのですが、その話の間に大分喰違いが出ているということをちよつとお伺いいたしたいと思います。即ち政務次官は自由経済に復帰すれば酒のごときものは、必ず値段も安く消費者の手に渡すことができるというお話のようでしたが、政府委員の方、つまり官聽側の方では、公團法を廃止するということは結局自由経済になるのだが、値段の点においては價格が上ることを考慮して、價格の統制経……

第5回国会 大蔵委員会 第15号(1949/04/21、1期、民主党)

○油井賢太郎君 ちよつと貿易資金の問題で伺いますが、或いは重複するかも知れませんが、この見返り品の諸掛りはどこで以てお拂いになつておるのですか。
【次の発言】 そうしますと、援助物資は日本に到着するまでに諸掛りを含めたドル價格ということになつておりますか。
【次の発言】 それからもう一つ承つておきたいのは、この特別会計は貿易特別会計に入れないで、見返資金の特別会計だけでやつて行くという方法はなかつたものですか。一般の賣易特別会計から切離して、見返物資だけの会計は全然切離してやつた行く。その方がはつきり分ると思うのですが、その点はどうですか。

第5回国会 大蔵委員会 第16号(1949/04/22、1期、民主党)

○油井賢太郎君 千七百五十億はすでに決つておる。残りの千四百八十億は今中西君が話したように、いろいろ先方と折衝しながら使つて行くというのですが、國会といたしましては、これは一面から見ると予備金というふうにも見られるのですがこの前の國会の予算書においては五十億の予備金でも随分問題があつたのです。それに対して千四百八十億というような大きな予備金とも見らるべき資金の使途に、國会の立場からどういうふうないわゆる檢討と申しますか、観察と申しますか、権限というものがあり得るかどうか、その点についてお聽かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そこで日本政府から、先方に使途について申入れる場合に、國会と一應協……

第5回国会 大蔵委員会 第17号(1949/04/23、1期、民主党)

○油井賢太郎君 これは或いはおいでになつておる係の方で、お分りにならなかつたら、後からどなたかからお答え願いたいと思いますが、砂糖消費税は、輸入するものには消費税を課さないように変更になつたようでしたが、これはどういうわけでこのような措置を取られたのですか、又非常に輸入が減つておりますので、昨年度から見ると大幅に軽減された理由についても併せて説明を求めます。
【次の発言】 砂糖の今度の配給が大幅に減るようですが、減つた場合に税收においては、どのくらいの相違があるわけですか。
【次の発言】 そこで砂糖の輸入が大変数量が減つておるのですが、その身代りとして当然ズルチン、サッカリンが代替品として國民……

第5回国会 大蔵委員会 第18号(1949/04/25、1期、民主党)

○油井賢太郎君 最近土木事業で以て、進駐軍関係の建築等においてこの不正手段による支拂請求が非常にやかましくなつたので、業者はどうしても請負はできかねるというような問題が処々に起つておるのです。そうしてそのような場合に、誰も引受けない場合には政府はどんなような方策で以てその責任を果たすことができるかという点ですが、これについてどういうようにお考えですか。
【次の発言】 そういう場合に、いわゆるマル公でいろいろ計算をしなくてはならないという原則があるにも拘らず、マル公でやつて行けないという結果、数量を余計に増すかどうかというようなこともその場合には認められる、こういうことになるのですか。

第5回国会 大蔵委員会 第19号(1949/04/26、1期、民主党)

○油井賢太郎君 砂糖消費税の関係についてでありますが、砂糖消費税は輸入するものについては消費税を課さないという原則になつております。これは度年政府のお話によつてパリティー計算に変更を來すようなことがあるといけないから税金をかけることはできないのだという御説明でありますが、併しながらパリティー計算に一番影響するのは農村の砂糖消費と思いますが、農村は從來余り使つていない。而も今日でも農村に配給された砂糖は、都会に還元されておる。東京の銀座とか新宿に入つてどんどん使われておるのが実情であります。そういうときに砂糖には相当の消費税をかけて然るべきでないかと思いますが、これについて政府当局の根本的方策を……

第5回国会 大蔵委員会 第21号(1949/04/28、1期、民主党)

○油井賢太郎君 私はこの酒税法等の一部を改正する法律案に賛成いたすものであります。併しながらこの法案の中の物品税法の一部改正、取引高税法の一部改正に対しましては、政府当局に一言要望したい点があるのであります。物品税法の改正という点につきましては、余りに物品税が高いために、いわゆる正常ルートのものが闇取引の対象となつておる品物のため圧迫を受けて、その生産者も非常に迷惑を蒙つておる。從つて國民消費階級におきましても、徒らに高い物品税のために、品物のいい又欲する品物を買うことができず、却つて粗惡な助正品をみすみす買つておるというような状態になつておる、而も税金の脱税も相当にあつて、政府当局としての予……

第5回国会 大蔵委員会 第23号(1949/05/07、1期、民主党)

○油井賢太郎君 これは政務次官にお尋ねするよりは、或いは別の事項かも知れませんけれども、税関の方にいろいろ調査に参つたことがあつたのですが、その際日本の貿易は今非常に少くなつておりますが、港湾の施設とか或いは取締とかいうものは、却つて貿易の非常に多かつた時代に比べまして複雜化しておるということを見受けて参つたのであります。例えば大藏省の税関関係、或いは港湾に関しましては運輸省関係、又海上保安廳関係というような工合に、いろいろの取締と申しますか、機構が沢山あるのであります。貿易は非常に減つておるのに拘わらず、そういう機構ばかり大変殖やしておるということは、我々から見て甚だ何か矛盾を來たしておるよ……

第5回国会 大蔵委員会 第24号(1949/05/10、1期、民主党)

○油井賢太郎君 第三十一條ですが、代金を一時に支拂うことが困難であると認めたときは、延納を許可するという條項がありますが、塩などというものは生活の必要品であつて、大体配給はもう現金で以て行くものと思いますが、それに更にこういう延納の許可をするということは一体どういうところに起因しておりますか、それが第一点。その次に第二項におきまして、「担保の全部又は一部の提供を免除することができる。」とありますが、尚更これは余りにも業者に寛大と言いますか、そんな感じがいたしますが、これはどういうわけでこういう條項を置きましたか。又第三項におきまして、「支拂期日までに支拂わないときは、」という條項がありますが、……

第5回国会 大蔵委員会 第27号(1949/05/14、1期、民主党)

○油井賢太郎君 この政策委員会は非常に重要な委員会でありますが、勿論あらゆる方面のエキスパートを集めなければならんと思いますが、その場合において身分の保障という先程のお話がありましたが、実際この委員会に專念して果してそれだけの身分保障ができるかどうか。又例えば銀行業の代表といたしまして、銀行の方を辞めて若しこの委員会に專念するとすれば、立派な人物と言つては或いは語弊があるかも知れませんが、エキスパートが出て行かれるかどうかということはちよつと懸念されるのですが、その点については千金良さんはどんな工合にお考えになるのでしようか。
【次の発言】 それでこの規定の退職後二年間というものが金融機関に戻……

第5回国会 大蔵委員会 第30号(1949/05/18、1期、民主党)

○油井賢太郎君 この前大藏大臣に、日本專賣公社ができたときに、日本全國から集まる煙草の販賣代金の処理方法をどういうふうなことになさるかという質問をいたしましたとき、事が重大だから目下檢討中であるというお話がありました。それについて、もう專賣公社の発足も間近に迫つておりますが、方針はお決まりになつたかどうか、御回答願いたいと思います。
【次の発言】 了承しました。
【次の発言】 先程大藏大臣のお言葉の中に、嗜好品の煙草であるから外國品も繰入する計画を考えておるというようなお話がありましたが、実は「國会煙草の会」というのを結成されておつて、衆議院も参議院も、相当の職員がこれに参加しております。最も……

第5回国会 大蔵委員会 第32号(1949/05/20、1期、民主党)

○油井賢太郎君 先程の國債の利益についての関連した質問ですが、今度見返資金で六百二十五億くらいを復金の方へ登録公債で出して、それは直ぐ又公債償還の形を取つて整理するという建前になつております。そうしますと、その手持が、大体日銀の公債に当るというような政府側の説明があつたのですが、例えば六百億を一割五分だけ安く評價してあるものとすれば、そこへ九十億くらいの利益が一遍に出てしまいますが、そういう際には日本銀行の経理としては臨時に出た、そういうものをきつちりと利益として出して、やはり税金の形として政府に還付するのですか、どういうふうになりますか。

第5回国会 大蔵委員会 第34号(1949/05/23、1期、民主党)

○油井賢太郎君 厚生大臣にお伺いいたしたいのですが、國立病院の全國的な配分を見ますと、北海道とか、或いは東北方面というのは、病院の数も少く、又國家で負担しておる費用というのも外の地区から比べると非常に少いのです。一例を挙げますと、東北では僅か八ヶ所で昭和二十二年度の歳入歳出内訳の合計が歳出の方で七千万円しか出ておりません。然るに拘わらず人口が却つて少いような九州あたりでは場所も倍もありまして、而くその費用が東北に比べて三倍の二億二千三百万というようなものを出しておりますが、とにかく東北あたりのような大体文化に惠まれない、又生活水準も低いようなところに國家が余計に負担し文化の施設或いはこういう公……

第5回国会 懲罰委員会 閉会後第3号(1949/06/20、1期、民主党)

○油井賢太郎君 私は懲罰動議というものが抽象的でありますが、その内容に亘つて、やはり例えば草葉委員が第二の條項として参議院の使命のことを言つております。その場合において又第三の場合においても議院の品位と体面を汚すものこれより大なるものはないと存ずるのでありますというようなことを理由に述べてありますから、個々別々に、一つ一つの行爲というよりも、こういう大きな大堀から見て我々委員会で審議して行くのがまあ妥当じやないかと思うのでありますが、竹下委員のお話もありますから、尚この点明日でも明確にせられて審議に便を図られることをお願いいたします。

第5回国会 懲罰委員会 閉会後第4号(1949/06/21、1期、民主党)

○油井賢太郎君 矢野さんは大分詳しく御覽になつておられたですが、板野議員が議長の登壇を特に他に人にきわ立つて阻止されたような傾向があつたかどうかは御認識になられたのですか。
【次の発言】 分りました。
【次の発言】 鈴木委員からもお話あつたのですが、この松嶋副議長の六月一日の陳述を見ても、何を言つているのだか声が徹底しなかつたのだか、或いはスイッチが切れたのだか、どうも皆に徹底しなかつたようだということを言われているのです。私らも事実そのときは、どういうことを言つているのだが、全然マイクの音は聞こえないのです。マイクを持つて副議長が話をしているのですが聞こえない。それで何のことを言つているのか……

第5回国会 懲罰委員会 閉会後第5号(1949/10/24、1期、民主党)

○油井賢太郎君 その当夜の写眞がここにあるのですが、先程北村さんがお話しになつたのは、議事日程を副議長の机の上に置いたというようなお話ですが、これで見ると副議長はその議事日程らしいものを持つておつてまだあなたはこの壇上におられていろいろ先方側に向つて金子さんとか或いは中西さんが掛合つているように見えるのですが、これを御覧になつてその点をはつきりもう一度お話を願いたい。
【次の発言】 それでは書類を副議長の手に渡して、その書類が行つたり來たりというようなことは、あなたが壇上におられたときはまだ起らなかつたと見て差支ないですね。
【次の発言】 新らしい訴訟によつて更にその提出によつて証人を調べねば……

第5回国会 予算委員会 第7号(1949/04/08、1期、民主党)

○油井賢太郎君 厚生大臣にちよつと先程尾形委員から質問した点に関連してお聞きしたいのですが、人口問題は大変厚生大臣のお話ですと、今の政府は余り関心を持たれていないかのように聞えたのでありますが、いま新聞紙上等の発表においても、政府においては、昭和二十九年度においては、九千万人に人口が増加する。如何にも國力の増進のようにも考えているように御発表になつているというふうな状態でありますが、厚生省の予算の中に人口問題研究所というのがあつて、金額はあまり大したことはありませんが、五百八十五万円というものを取つております。これは継続的にやつておられると思いますが、もう少し明細に政府の今後の人口対策に対する……

第5回国会 予算委員会 第8号(1949/04/09、1期、民主党)

○油井賢太郎君 先ず大藏大臣にお尋ねしたいのは、昨日でしたか、衆議院において與党である民自党の方から、何か大藏大臣に対する職務上の問題があつたようですが、ああいうふうな問題が出ますと、何か大藏大臣が國民から見て党と遊離した存在のように見られる。我々予算の審議に当りましても、大臣の答弁そのものが果して民自党内閣を代表しておる答弁がどうかということが疑われるような点も出ないとも限らないのであります。これに関しまして、この後党と大臣の間のいわゆる了解がついたかどうか、先ずお尋ねいたします。
【次の発言】 吉田内閣の大藏大臣として責任をお持ちになつておる大臣に対しまして、以下数項目に亘つて御質問を申上……

第5回国会 予算委員会 第9号(1949/04/11、1期、民主党)

○油井賢太郎君 ちよつと高野さんにお伺いしたいのであります。三千七百円ベース当時と、六千三百七円の今日の賃金ベースになつてからの賃金の実効価値というものはその程度にお考えになつておられるか。御研究なさつたらちよつとお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 何か御研究になつたは資料がありますか。
【次の発言】 三千七百円当時の方がよいのですね。
【次の発言】 私の言うのは三千七百円当時と六千三百円になつてからの比較ですが。
【次の発言】 ちよつと伺いますが今のお話の中の政府支払いの遅延ですが、これは平均何日くらいになつておりますか。それから第二点で伺いたいのは、新らしい資金が出なければ企業合理……

第5回国会 予算委員会 第13号(1949/04/15、1期、民主党)

○油井賢太郎君 吉田総理に簡単に四点ばかり質問申上げたいと思うのであります。  先ず第一番に今回の総選挙におきまして、吉田総理の率いられる民主自由党が絶対過半数を占められたということについてでありますが、これにつきましては今までの政党の首領と違いまして、吉田さんは非常に力のある人、日本人を代表してあらゆる日本人の意思を正確に発揮して貰える人であるというような声もあつたのであります。然るに今回の予算におきまして、吉田首相の取られました予算の方針というものを拝見いたしましたとき、国民はこれに対しまして大なる失望を感じたのであります。何故かと申しますれば、今回の予算の大半を占めますところの収入の部の……

第5回国会 予算委員会 第15号(1949/04/20、1期、民主党)

○油井賢太郎君 第二分科会の審議並びに結果を報告いたします。  第二分科会に審査を付託せられました案件は、各昭和二十四年度の一般会計予算、特別会計予算及び政府関係機関予算中、外務、文部及び厚生省所管に関するものであります。これら予算の内容に関する説明は省略させて頂き、直ちに分科会における主なる質疑應答の要点を御報告いたします。  先ず外務省所管については、將來外交再開の場合は、相当数の外交官を要することと思われるし、將來の日本の立場としては、外交は非常に重要なものになると考えられるので、外務官吏研修所のごときは拡張する必要があると思うがどうかとの質疑に対し、現在の研修所においては、科目なども重……

第6回国会 議院運営委員会 第9号(1949/11/15、1期、民主党)

○油井賢太郎君 その追悼演説は一人と限られるのですか。或いは三人、三人と……

第6回国会 大蔵委員会 第2号(1949/10/29、1期、民主党)

○油井賢太郎君 そういう協議会の費用はどういうふうにして出しておるのですか。
【次の発言】 関連して政務次官にお尋ねしたいのですが、只今の協議会みたいなものをお作りになつた外に、審議会が非常に沢山あるのですが、これは設置法によつて作られておるものと、よらなくて作つておるものと相当数があるのですが、設置法によられたものは或る程度納得できるものとして、よらないものの数と、それからそういうものに対する費用という点はどういう程度になつておるか、ちよつとお示し願いたいと思います。
【次の発言】 政務次官にお伺いしたいのですが、この專売公社の会計を大幅に改正するというのはいろいろ理由もあるようですけれども……

第6回国会 大蔵委員会 第5号(1949/11/14、1期、民主党)

○油井賢太郎君 少し遅れて来たので或いは質問がダブるかも知れませんが、この昭和二十四年度に入つてからの国の收入、つまり国有財産の売拂代金というものがどのくらいになつておるか、お分りだつたらお示し願いたい。
【次の発言】 結構です。それから延滞というのは、今まではどんな処置をされておるのですか。延滞して代金を支拂いするという場合ですね。今までの処置は……
【次の発言】 利息は幾らですか。
【次の発言】 次に若し各庁の長官が権限を持つて算定して、これはどれだけ延納してもいいというようなことで、三ケ月後拂いとか、或いは半年先拂いとかいうように決めまして、それがその期日になつて納付されないような場合、……

第6回国会 大蔵委員会 第7号(1949/11/21、1期、民主党)

○油井賢太郎君 各省の予算が決まつて、その予算に対する支拂というものの財源ですが、そういうものは年何回くらいに分割して組立てるのですか。それとも各省によつて皆それが一々違うのですか、それをちよつとお示し願いたい。
【次の発言】 そこで各省で物品の購入などをする場合に必要なことはちやんと分つていながら、予算がないから内示的に作つておいてくれというふうなことをやつておいて、それで結局その品物を引取つて相当支拂が遅れるがために、各業界がこれ又困つておるというのが現状なんです、そういう点については、何か将来の方策をお立てになつているのですか。

第6回国会 大蔵委員会 第8号(1949/11/22、1期、民主党)

○油井賢太郎君 これは今の小川さんの問題は、実は大体業者の方で調べたのが私の手許にありますから、ちよつと申上げますが、絹、人絹、錦織物、及びこれを使用した第二次製品の在庫総額が九十二億になつております。これは推定ですけれどもね。ですからこれを税額でどれだけ違うかということを申上げると、現在の消費税が四割ですね。それからメリヤス製品の物品税が三割でありますが、これを全部先程奥さんがお話のように一割に引下げれば、その引下げた税に相当する額は十八億三千二百万円となります。一応それだけにして置きます。
【次の発言】 ちよつとお伺いして置きたいのですが、今波多野君の質問もありましたが、恐らく十二月一ぱい……

第6回国会 大蔵委員会 第10号(1949/11/25、1期、民主党)

○油井賢太郎君 今日は大蔵大臣は後からお見えになりますか。
【次の発言】 そうですか。その前に主税局長にお尋ねして置きたいのですが、今度の補正予算を見て行きますると、例えば取引高税とか物品税とか、織物消費税とかいうものは皆自然減ということになつておりますが、自然減の現象はどういうところにあるのですか。
【次の発言】 それでは一体法人税が非常に殖えているんですが、これはどういう……
【次の発言】 法人税は大体ズレはどれくらいになりますか。例えば平均して、一年間の決算の税金が今年入つておるのか、或いは八ケ月とを半年とか……
【次の発言】 そこで先程のお話ですと、生産が減退して売行きが不振だというよ……

第6回国会 大蔵委員会 第11号(1949/11/28、1期、民主党)

○油井賢太郎君 食糧庁総務部長さんがお見えになつておるそうですからお伺いしたいのですが、特別職の職員の給與に関する法律案で、食糧公団に勤務しておる人々が、今までと違つた待遇を受ける、という法案となつておるのですが、これに対して食糧庁関係の方の御意見を先ず伺いたいと思います。
【次の発言】 この十二條によりますと、只今食糧庁の方のお考えとは異つておりまして、公団の一般職の職員の例によることになるのでありますが、こうなつた曉、食糧庁といたしまして公団の職員の方々に対して、特別ないわゆる先程お話の仕事の分量であるとか性質であるとかいうものに適応した支給方法が完全に行われるかどうかということをお聞かせ……

第6回国会 大蔵委員会 第13号(1949/11/30、1期、民主党)

○油井賢太郎君 特別職の職員の給與に関する法律案の第十二條によりますと、食糧公団の職員も、普通の公団の一般職の職員の例によるということになるのですが、先般食糧庁の総務部長に来て貰つて話を聞いて見たところが、この法案では実際納得できない、それで別に改めて貰つた方がいいのだという話があつたのですが、こういう原案が出るときに長官は恐らく参画されて、いろいろ検討されたと思うのですが、どうしてこの原案に長官の方でお決めになつたのか、それから実際の業務に当つてこのことの食い違いが出たかといういきさつ、これをちよつと伺いたいのです。
【次の発言】 それでこれは只今修正案が我々の手によつて出されることになつて……

第6回国会 大蔵委員会 第14号(1949/12/01、1期、民主党)

○油井賢太郎君 先ず伺いたいことは、滞納が、昨日も予算委員会で大蔵大臣に聽いたのでありますが、大体平均して七百億ぐらいに上つておるという話になつております。その七百億の期間ですね、どのくらいの期間七百億が順次滞納になつておるか、それを先ずお聽きしたいと思います。
【次の発言】 政府の発表している滞納という数字は、今の織物税とか、或いは酒税とか、いわゆる延納分は除いていると思うのですが、そう解釈していいですか。
【次の発言】 そこで滞納の大体平均ですな、当然收入されるべき税金に対して滞納となつている平均のパーセント並びにその滞納のうち何パーセントが切捨てられるものであるか、或いは間違つて徴税をし……

第6回国会 懲罰委員会 第1号(1949/10/28、1期、民主党)

○油井賢太郎君 本日の委員会はいろいろの事情によりまして、これを以て散会いたしまして、改めて三十一日に開催せられんことを希望いたします。

第6回国会 懲罰委員会 第2号(1949/10/31、1期、民主党)

○油井賢太郎君 私は民主党を代表いたしまして、草葉隆圓君から提案されましたところの中西君、カニエ君、金子君、板野君の懲罰の件に関しまして一言意見を述べたいと思います。先程来遠山委員並びに松井委員より、それぞれ国会としての立場、或いは新国家建設という大きな問題に対する立場より御意見が申述べられましたが、全く同感であります。殊に参議院におきましては、従前より衆議院に対しまして貴族院という制度があり、その貴族院が新らしい民主主義国家の建設のために参議院と改まつて参つたものの、やはり何かしら国民の感情から申しますれば冷靜に事を運び、正確なるところの国家の政治を掌つて呉れるものという非常なる信頼感を持つ……

第6回国会 予算委員会 第3号(1949/11/22、1期、民主党)

○油井賢太郎君 通産大臣にお尋ねいたしたいのですが、先ず今度の予算について織物消費税の撤廃ということが一月一日から出されることになつております。併しながらこれはシヤウプ勧告によりますと九月一日に遡つて行うべきであるということを言われております。それにも拘わらず政府は、これは私は全く政府の怠慢であると思うのですが、漸く一月一日から撤廃するということに発表になつたわけなんですが、その期間四ケ月というものは業者は殆んど滯貨が殖えまして、その処理にも困つて金融の面にも、亦販売の面におきましても、非常な困難を来しているというのが現状であります。これについて通産大臣といたしまして、日本の繊維産業界の発達は……

第6回国会 予算委員会 第4号(1949/11/24、1期、民主党)

○油井賢太郎君 第五国会において鈴木労働大臣が大体国民に公約せられましたところのものは、失業対策という点について不安のないような答えがあつたのであります。あの時の予算におきましては、大体民自党でおやりになつた予算の方針に、我々不安を感じたのは、結局失業対策費の矛盾が来たしはしないかという点であつたのであります。今回の補正予算を拜見いたしましても、僅かに八億五千万しかやはり計上しておらないという点に、我々は非常なる不満を感じるのであります。而も先般大臣が本会議等におきまして失業対策問題をお取上げになつたのに対しては、非常に楽観的立場に立たれて順次解決しつつあるということをお話になつておられますが……

第6回国会 予算委員会 第8号(1949/11/28、1期、民主党)

○油井賢太郎君 私は首相に対して次の四点についてお伺いいたしたいと思います。第一番にレートの問題、第二番が煙草民営についての問題、第三番目が人口問題、次が最後に予算審議権の点についてお伺いいたしたいと思います。  先ず第一番に、レートの問題でありますが、首相並びに大蔵大臣が本会議等において、常に為替レートを変更はしないというお話をなさつておるのですが、その理由といたしましては、三百六十円に決定した際、あの当時は実は三百円乃至三百三十円が至当であつたのを三百六十円に決定したのであります。そういうお話もあるのであります。併しながら日本の現状といたしましては、食糧輸入の点等におきまして、相当輸入の方……

第6回国会 予算委員会 第10号(1949/11/30、1期、民主党)

○油井賢太郎君 大蔵大臣にお伺いいたします。先ず第一に見返資金の問題でありますが、これはこの前の予算におきましては見返資金に対しましては直ぐにも使えるようなお話があつたのであります。然るにそれが順々にずれて、民間に対しては今日に至るも尚たつた四億円足らずの資金しか出ておらない。このずれというものは日本の産業界にとつて相当大きな影響を及ぼしているわけでありますが、どうしてこういうずれが出たのでありますか、この際お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 只今のお話ですが、恐らく大臣が三月までに二百億円、或いは三百億円民間に出せるというお話をなさつておられますが、これ又いろいろそういつたような手続……

第7回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1950/07/11、1期、国民民主党)

○油井賢太郎君 その前に参議院規則の第二十二條で、議長は衆議院議長と協議することになつておるのですが、議長としては協議なさつた結果を只今御報告になつたのですか。
【次の発言】 それは私もさつき中村委員から発言がありましたが、先程の各委員長の御報告を承わつてもこの出された地方税法案のごときは実に重大な法案でありまして、やはり或る程度の修正も施されるだろうという推測も下されますので、それについて根本的な検討を要する関係上、とても二週間ではにやり切れないと思うのであります。従つて中村委員の言われる一箇月ということはこれはどうかと思いますが、二週間では当然不十分である、或いは三週間なり四週間なり相当の……

第7回国会 議院運営委員会 第35号(1950/03/11、1期、民主党)

○油井賢太郎君 それは、私は再質問するかしないかということは勿論大蔵大臣の答弁を聽かなければ分らないが、まだ時間が残つているなら、若し私の質問に対して満足な回答を得られなければ再質問したいからと、そういうふうな申入をして置いたのです。ですから今議長のおつしやつたようなお話ではその点大分違うのです。
【次の発言】 補足しますと、実は大蔵大臣が私の質問のときにですな、一昨々日の、急にGHQに行かなくちやならんので出られなくなる、政務次官ではどうだというわけです。政務次官ではこの責任のある回答をして貰えないから、是非大蔵大臣に来て貰いたい。じや速記録を見て次の機会に返事してもよいかというような政府委……

第7回国会 議院運営委員会 第41号(1950/03/20、1期、民主党)

○油井賢太郎君 ちよつと先程兼岩君のお話の中に重大な問題があると思うのでありますが、あの席上私も出ておつたのですが、共産党の衆議院の人達は公務であるというお話がある。我々も傍聽しておつたのですが、別に公務であると思つておらなかつたのです。どういう意味で公務であるとお話になるのか。もう一つは、公務であるならば、どんなことをあの際してもよかつたのかというこの二点、ちよつと兼岩君、あとで重大な問題になると思いますので、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 公務というのは……。
【次の発言】 いやあなたが……。
【次の発言】 それをあなたが公務と言われたように……、これは皆さんに伺つても……。

第7回国会 議院運営委員会 第43号(1950/03/23、1期、民主党)

○油井賢太郎君 私は大蔵委員ですが、実は大蔵委員会には相当成程税法や何かが山積しておるのですが、これはやはり地方税というものの法案を政府が出さないために延び延びになつておるという点もあるのです。そういう点から見ましても、この法案の一体根本原則はどこへかけるかという、この議運のやり方ですが、やはり先程門屋委員からお話しのように、大蔵大臣が主管する問題であり、而も国有財産というものの処理は、今全部大蔵委員会にかかつておりますから、却つて、審議の都合は大蔵委員会の方がよいのではないかと思うので、門屋委員のお話のように、大蔵委員の方が、運営の都合によつては別に遅くならなくても済むのではないかと思います……

第7回国会 議院運営委員会 第51号(1950/04/01、1期、民主党)

○油井賢太郎君 民主党は帰りまして相談いたしました結果、只今中村君のお話と大体同じような結果になりました。八時半までは待とう、明日は日曜ですから本会議をやらないということで以て、明後日本会議を開くならば八時半までお待ちしましようということです。
【次の発言】 只今議長からお話がありましたのですが、廣川さんと池田さんと初会見したのは事実だというお話と、それから増田さんと岩本さんと会見されたことも事実だというお話があるのですが、二人ずつお会いになつたのですか。それとも一人ずつ別々に四人にお会いになつたのですか。
【次の発言】 そうしますと、議長がお話になつたのは参議院から議員提出法案として出すとい……

第7回国会 議院運営委員会 第52号(1950/04/03、1期、民主党)

○油井賢太郎君 これは両委員長からそういう申入れがありますが、シヤウプ勧告に関係がありますし、大蔵委員会で審査するのが至当ではないかと思うのですが、若しそのことについて皆さんの方でよろしかつたら、大蔵委員長にこの席に来て貰つて説明を受けられたらどうかと思います。お諮り願います。

第7回国会 議院運営委員会 第54号(1950/04/05、1期、民主党)

○油井賢太郎君 増田官房長官は、先程お話になつた新聞記者との会見はどんなことになりましたか。
【次の発言】 連絡会ではお話があつたかどうか確認したいと思いますが、各新聞に出ておりますところの、いわゆる予算の成立が遅延したということは、これは野党各派の妨害行為によつてなされたという、このことだけはあなた方閣僚間においてお話合の点なんですか。これはどういう話合をなさつたわけですか。
【次の発言】 それはちよつて違うのです。私の言つておりのは、リゾー民政局次長を訪問した後に、院内で与党と政府との連絡会議をやられて報告した、そのとき先程のお話ではただリゾーさんに報告したことだけを、リゾーさんとの会見だ……

第7回国会 議院運営委員会 第55号(1950/04/06、1期、民主党)

○油井賢太郎君 私は当日確かに予算についてはその席上で自由党の諸君も三日まで延ばすことについて、別に参議院としてとる態度は間違いないということを確認されたと記憶しております。而もそれで大体速記をとるかとらないかというような問題を、いつも速記を止めて懇談会に移して貰いたいという一番の主張者は、自由党の左藤義詮君です。左藤君は荒だてないで、一つ懇談の形式で和やかにやろうじやないかというので、我々は了承して左藤君の御発言の通りにやつておるのです。従つて小林君が先にお話になるようでしたら、左藤君とお話合になつてそういうことをおつしやられるのか。佐々木鹿藏君も出ておられるようでしたから、佐々木君の御発言……

第7回国会 議院運営委員会 第56号(1950/04/07、1期、民主党)

○油井賢太郎君 まあ、中村君の御発言はどういうことか分りませんから一応速記を付けて置いてやつておいて、成る程これは速記がなくてもいいということを認識したとき改めて速記を取り止めて頂きたい。

第7回国会 議院運営委員会 第61号(1950/04/25、1期、民主党)

○油井賢太郎君 この問題は、若し兼岩君のお話のようにこれを取上げるということになると、もう在外同胞引揚問題は解決したのだというふうに国民にとられると大変なことになると思うのです。まだまだ解決はしていないと思います。而もこの委員会は各党各派でどの党をオミツトするとか、制限するとかいうことはない、どの党も一諸になつてやつておるから、やはり当分継続するなり何なり機能を発揮した方がいいと思います。この請願は取上げない方が私はいいだろうと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第65号(1950/05/01、1期、民主党)

○油井賢太郎君 ただ單に出された内容の一覧表だけの調査でなしに、又追加されるかも知らんということは含めてあるのでありますか。

第7回国会 大蔵委員会 第4号(1949/12/23、1期、民主党)

○油井賢太郎君 地方公務員も国家公務員と同じように今度の年末手当は支給されるということの結果、先程岩間委員から話もありましたが、大体十億乃至十二億くらいの税金のはね返りが国庫の収入になつて来るという点ですが、これは地方自治庁として地方自治体の確定を図る意味において、この今日財政の欠乏している際に、十億乃至十二億の税金が国庫の収入となつた場合に、その後をどうするかというような対策は講じられたかどうか。これを一つ御回答願いたいと思います。
【次の発言】 この際考えておられなかつたというのは非常に怠慢だと思います。それは当然はね返りがあるのですから、その点を十分に政府に対して交渉するなり、或いは予算……

第7回国会 大蔵委員会 第5号(1949/12/24、1期、民主党)

○油井賢太郎君 大蔵大臣がお見えになりましたからお伺いいたしたいのですが、今度の臨時年末手当の支給の提案理由の中に書いてありますが、大体政府におきましては、今回の年末手当というのは六千三百円ベースというものが大体十分でなくて、段々と不足を生じて結局年末に皺寄せとなつたものを補正してやるというような意味で以て出されるのですか、それとも或いは又公務員に対して賞與的な意味で出されるのですか、どうもその点がはつきりしておらないのでありますが、その根本理由を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 賞與の性質と申しますれば、今の六千三百円ベースでは生活は十分間に合つておつていわゆる公務員がその分で以て生……

第7回国会 大蔵委員会 第7号(1950/01/27、1期、民主党)

○油井賢太郎君 今の再評価の場合、一遍に再評価しなくても何年間に亘つてあげて行くということはできるのですね。
【次の発言】 期限はいつまでですか。
【次の発言】 一つ伺いたいのは、個人の営業とそれから法人の営業、これはどつちが政府としては税金が上りが多いか、同じ段階で、今まではどうも個人じや都合が悪いから法人にする、法人じやどうも税金が高いから個人にする、いろいろあつたのですが、それはどつちにウエイトを置かれるか、それをちよつとお聴きしたい。
【次の発言】 それで結局方針として法人にどんどんやつて貰うことを今までは税務署なんか奨励した傾きがある。今度はそういつたようなことは余りないということに……

第7回国会 大蔵委員会 第9号(1950/02/06、1期、民主党)

○油井賢太郎君 これは題目と或いは違うかも知れませんが、一円以下の補助貨はなくすというようなことが新聞に出ていましたがどんな工合に進行しておりますか。
【次の発言】 補助貨はそのままですね。
【次の発言】 ついでに今度の新しい貨幣の製造原価、これはどのぐらいですか。
【次の発言】 古い十銭とか五銭の硬貨は、これはそうすると今の価格にすると相当値打があるということになるのですか。
【次の発言】 そういうものは強制的に回収する方策を講じておりますか。
【次の発言】 この際ちよつとお伺いしたいのですが、さつきのお話の製造原価が一円八銭というのですが、これは製造は造幣庁の特別会計で一遍お拂いになると思……

第7回国会 大蔵委員会 第12号(1950/02/15、1期、民主党)

○油井賢太郎君 この際伺つて置きたいのは、連合軍のための労務に服するものと、それから公共事業費、対日援助見返資金、この三つの分野があるのですが、この中差支なかつたならば各分野毎に全国にどの位の労務者に対する支拂を行うか、或いは公共事業費として行うか、内訳を一つお知らせ願いたい。
【次の発言】 では見返資金の方は……。
【次の発言】 最近沖縄へ大分労務者が行つて、あちらで大工事があるという噂があるのですが、沖縄関係の処理はどういうふうになされておるか。
【次の発言】 じやあこの終戰処理り二十五年度の内訳、大体の見当でいいが、資料を一つ御提出願いたい。

第7回国会 大蔵委員会 第15号(1950/03/01、1期、民主党)

○油井賢太郎君 この手数料がなくなつたために、マル公に影響を及ぼすということはないのですか。
【次の発言】 つまり影響する程の金額じやないという意味ですね。
【次の発言】 そうしますと、今のお話では、大蔵省側では、割当なんというものはあつてもなくても同じだというような御説明のように聞こえますが、通産省としては、やはり割当というものはまだ残つている分に対しては、相当重要視しているのじやないですか。
【次の発言】 そうしますと、印紙で貼りました場合は、印紙收入で以て、目には見えないけれども收入にはなつて来ると思うのですが、その点はどうなんですか。

第7回国会 大蔵委員会 第16号(1950/03/02、1期、民主党)

○油井賢太郎君 大蔵大臣に是非お伺いしなくちやなりませんのは、この証券取引法の一部を改正する法律案をお出しになる真意ですね。大体今までの証券取引所のこの法律では、相当いわゆる投資者に対して不安を感ぜさせるというような見地からこういうふうなことをおやりになりたいのか。或いはその他の理由があつておやりになるのか。その点がどうも提案理由だけでははつきりしない点があるのですが、本当のことを打明けて頂きたいのです。それは何故かと申しますと、大体今まで証券民主化連動なども国会あたりで作りまして、国民に対して証券というものは国民大衆の資本によつて賄われなくてはならないのだというような大臣のお声がかり等があつ……

第7回国会 大蔵委員会 第17号(1950/03/03、1期、民主党)

○油井賢太郎君 この五十五條に書いてありますところの適当な数量の売買取引、不健全な方法による売買、こういつたような一連の点でありますが、これは証券取引委員会で以て具体的にどういうふうにしてこれをいわゆるお認めになることができるのですか。
【次の発言】 今のような場合に、証券取引委員会は何か特権を與えられてそういう調査なり或いは資料の提供なりを求めることができますか。どの條項によつてそういう権限が與えられておるか。
【次の発言】 そうすると、例えば過当な数量の売買というような場合ですね、果してどれが過当かどうかということは、委員会で一定の尺度を具体的にお決めになつておられると思うが、例えば昨年あ……

第7回国会 大蔵委員会 第20号(1950/03/09、1期、民主党)

○油井賢太郎君 民主党はこの改正案に対して賛成を表するものであります。併しながらこの改正案によつて、大分投資者の保護はできるような工合にも見られますけれども、結局は運営の方法如何ということに懸つて来ると思いますが、この委員会の運営次第によつては一向この法案の心髄を発揮することができないというふうにも考えられるのであります。こういう点につきまして委員会は極力投資者保護という目的のために、法案の目標達成のため努力せられんことを、特に留意されるよう注意を促して賛成するつもりであります。
【次の発言】 この厚生資金は、地方的にどういう割当をしておるか、それからもう一つは地方にはこの金庫の出張所とか、或……

第7回国会 大蔵委員会 第21号(1950/03/10、1期、民主党)

○油井賢太郎君 預金部資金の現在の、いわゆる集めた金の集まり先と、それから貸出先の明細を一つ資料に出して頂きたい。これが一点と、それから各地方の地方公共団体や何かにお貸しになるときには、何か地方的な枠を予め決めておやりになるのか、その点が第二点。それから又貸出に当つてはどういうふうな制度で以て、どんな協議をして貸出すのか。この三点についてお伺いします。
【次の発言】 集まる資金別に一つ……。
【次の発言】 協議機関は……。
【次の発言】 その審議会の構成はどんな構成ですか。
【次の発言】 了承。

第7回国会 大蔵委員会 第22号(1950/03/11、1期、民主党)

○油井賢太郎君 民主党はこの法案に対して賛成をするものであります。併しながらこの預金部の資金の運営と言いますことは、現在金詰り状況が非常に逼迫しておるような時代において、預金部の果す役割というのは非常に重大であります、こういう点につきまして、預金部といたしましても利子を中小企業等にも及ぼすように相当安くするということに、或いは地方の公共団体等に対しても十分思いやりを以て、又不公平のない貸出というようなことをやつて頂きたい。特にこの点を御留意願つて賛成するものであります。

第7回国会 大蔵委員会 第25号(1950/03/16、1期、民主党)

○油井賢太郎君 この際局長にお伺いして置きたいのですが、所得税を改正して大分税が減税せられるというようなお話もなさつておるようですが、国民所得の算定が三兆二千億というよな基礎で以て所得税も御算定なさつたと思うのです。併し、この国民所得は、今政府は物価低落の方向に向うというし、又全体的にも低落しておる現状ですが、実際三兆二千億の所得を基礎としてこういう税制を拵えになつて辻褄が合うのですか、その点についてお話願いたい。
【次の発言】 これは或いは国税庁長官にもお出でを願つたときの方がよいかも知れませんが、実際地方の税務署あたりの話を聞いて見ますと、こういう税率なんか幾ら変更しても、大体上の方からち……

第7回国会 大蔵委員会 第27号(1950/03/22、1期、民主党)

○油井賢太郎君 再評価税についてちよつとお伺いしたいのですが、今までのインフレの当時でありますれば、資産というものが法人などの場合には勝手に評価をし直すことはできない制度になつておりました。その関係上幾らインフレでも資産というものを欠損において直すことはできないということになつておつたのですが、今後デフレの傾向にあるときに再評価をいたして、このデフレによつて生ずる損害の穴埋めをしたいというようなことを図られる場所が多いと思うのですが、その場合に、今までの資産評価であつては低過ぎるが、これを再評価によつて上げたその差でその事業のいわゆる赤字をカバーして行くという場合に、再評価税として更に税金を取……

第7回国会 大蔵委員会 第28号(1950/03/23、1期、民主党)

○油井賢太郎君 所得税法の青色申告の点ですが、個人の場合は前年の純損失の金額を青色申告を出した場合には何年かに分割してこれを処理してもよいというようなことになつておるのですが、青色申告は御承知の通り今年からなのですが、この場合に、今までの繰越欠損というものは認めてこの制度をお使いになるのですか。
【次の発言】 それは欠損を税務署ではつきり認めた場合でも、それはこの法案で処理されないのですか。
【次の発言】 法人税の方で少し伺いたい。第五條に法人税の積立金に対する課税があるが、一体積立金に課税するという政府の方針はこれは適正であるかどうかということを伺いたい。大体今会社等においては、内容を充実さ……

第7回国会 大蔵委員会 第29号(1950/03/24、1期、民主党)

○油井賢太郎君 只今の山本委員長のお話、誠に御尤もだと思うのでありますが、ちよつと一点お聴きして見たいと思う点は、国宝に指定されたり或いは重要美術品として認定されるということに対して、相当いわゆる民間のそういうものに該当する物を持つている方々が熱意を持つているというか、或いは熱心に運動するというようなことをたびたび聞くのでありますが、そういうふうな状態であるとき、只今のお話とちよつと矛盾する点がありはしないかと思うのですが、この点如何でしようか。
【次の発言】 ちよつと私の申上げようが悪かつたかも知れませんが、国宝に指定されたり、重要美術品として認定されたりしたいがためにいろいろ運動して、相当……

第7回国会 大蔵委員会 第30号(1950/03/27、1期、民主党)

○油井賢太郎君 ちよつと造幣庁の方にお伺いしたいのですが、今までの補助貨幣が自然消滅とか、或いはその他の事由によつて発行したのとそれから何故されたのと、差が相当あると思うのですが、それはどの程度になつておりますか。その明細を一つおつしやつて頂きたい。
【次の発言】 ちよつとその推定でも、あらましでも分らんですか。
【次の発言】 それから新聞に出ておりましたが、一円以下くらいの補助貨幣は、これを小学生をしていわゆる回收させて、公共事業か何かに使用した方がいいんじやないかというようなことがあつたようですが、大変結構な企てだとは思うのですが、それをどんな形で実行に移すかということをこの際発表して頂き……

第7回国会 大蔵委員会 第31号(1950/03/28、1期、民主党)

○油井賢太郎君 この債券発行の利子ですが、これ非常に今までは高いように思われておるのですが、大体一割近いのが興業債券あたりの利子だと思いますが、そういう高い日歩で債券を発行させるということは、結局産業に対しても金利の重圧を加えるということになるのじやないか、預金から見ても倍ぐらいの利子を債券に付けるということは、これはどうも産業に対して面白くない影響を與えると思うのであります。これに対してもつと下げるというような方針はないのですか。
【次の発言】 借替等によつて前の高い債券を償却して、安い金利の債券を発行するということはこの法案の中にもちよつと盛られておるようですが、そういう場合に、一方におい……

第7回国会 大蔵委員会 第33号(1950/03/30、1期、民主党)

○油井賢太郎君 今回の税制改革についての根本問題といたしまして、池田大蔵大臣にちよつとお伺いしたいと思います。  先ず第一番に最近の経済情勢ですが、大臣は先般の本会議における質問等においても、デイス・インフレであつて決してデフレではないということをお話しになつておられる。併しながら物価が上つている面の方を見ますと、主食が上つたり運賃が上つたり、或いは価格補給金がなくなつたようなことから、いわば大企業に属するような事業の物価が上つたりというふうになつていますが、その半面一般の物価は確かに下つている方向に向いているのです。その下つている方向に向いていることは勿論私共としても結構なことだとは思うので……

第7回国会 大蔵委員会 第34号(1950/03/31、1期、民主党)

○油井賢太郎君 附則の方で、当分の間国有鉄道運賃法の第三條、第六條に規定する運賃とか、外の料金に百分の二十の割合を乗じて計算したものを調整したものと書いてありますが、「当分ノ間」というのは、どの程度を定めるおつもりでありますか。
【次の発言】 そうしますと、これは若し将來修正なり、訂正なさるという場合にはどういう含みをこれに持つて考えられるのでありますか。
【次の発言】 私はこの法案に反対をするものであります。  その理由は、大体今度の通行税法を変更いたしまして、今まで三等の料金め三倍の二等料金が、一躍倍に引下げられた。而もその倍の料金引下の中に税金まで込めてあるという点は、現在の日本の情勢か……

第7回国会 大蔵委員会 第35号(1950/04/04、1期、民主党)

○油井賢太郎君 外国保險会社が届出だけで営業できるということは分りましたが、各地に戰前にありました代理店のようなものは、やはり自由に代理店網を外国保險会社は作つてよろしいのですか。
【次の発言】 そうすると、政府の見通しと、それから今までの経過としてですね、外国保險会社が日本においてどの程度の活躍をしているか、それをちよつとお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 進駐軍関係だけに許可されたというのは、結局相手方は終戰連絡事務所だけに限定されておるというように解釈してよろしいのですか。
【次の発言】 終戰連絡事務所関係の物件に対しては、全部外国保險会社が契約しておるのですか、それとも日本の保……

第7回国会 大蔵委員会 第37号(1950/04/06、1期、民主党)

○油井賢太郎君 私は民主党を代表いたしまして、この法案に賛成をする者であります。併しながら、この法案は、條文が大変短くて、十分に提案者の意思を織り込めなかつたという点は誠に遺憾な点でありますが、先程藤井委員からも申されたように、法律案を、関係者におきまして、十分に、而も明確に利用し、活用し、以て戦争犠牲となられたところの四市百万の人々のためばかりでなしに、その厖大なる国有財産十億というものを活用すると、平和日本再建のために十分なる目的達成をせられんことを強く希望する者であります。殊にこの法案におきましての不十分な点は、提案者において、今後十分御検討になつて、補足的に順次修正をされて、以て目的達……

第7回国会 大蔵委員会 第39号(1950/04/20、1期、民主党)

○油井賢太郎君 固定資産税は賃貸価格の九百倍となつておりますね。そうするとその問題は再評価と矛盾するような点が起きる場合があると思いますが、いわゆる固定資産税が九百倍の税金を取つておる、再評価は最高限度は実際計算すると六百倍、七百倍までにもならない。そういつたような点が出るんですが、それはどんな工合に調節をなさるんですか。
【次の発言】 そうしますと何ですか、二十六年度からは再評価をすべき制限、その制限を以て時価と見なして固定資産もそれを応用して行く。こういうふうに解釈していいですか。
【次の発言】 只今丁度平田主税局長が見えておりますので、特にこの際確かめて置きたいのですが、実はガソリン税は……

第7回国会 大蔵委員会 第41号(1950/04/25、1期、民主党)

○油井賢太郎君 今度の改正で大体三割程度引上げるというのですが、これは予算措置はとらなくてもよいということになつておりますが、予算措置をとらなくてもよいということは、予算その他で前に取つたのであるということなんですか。その点どうです。
【次の発言】 次に物価が上つておるから大体三割程度の、いろいろ宿泊料であるとか食卓料であるとか、そういつたようなものを上げるという、これは趣旨なんですか。それともその外に原因があるのですか。
【次の発言】 そうすると今まで過去においては実費内のものしか拂つてなかつたということになるのですか。
【次の発言】 これは主計局長に伺いたいのですが、予算の編成に当つて勿論……

第7回国会 大蔵委員会 第43号(1950/04/27、1期、国民民主党)

○油井賢太郎君 今の鉱工品公団が見込まれておる損失額総体というものはどういう程度になつておりますか。それは今度の事件だけでなしに、若しこの鉱工品公団が解散されるような場合におけるところの見込み損失額ですね、貸倒れとか、そういつたようなものを全部引括めで……。
【次の発言】 それは価格差補給金の撤廃によつて値下りのためにそういうふうになるという意味なんですか。
【次の発言】 そうしますと十三億というのは価格差損であつて売掛代金の総額はどのくらいですか。
【次の発言】 売掛代金があるでしよう。
【次の発言】 その総額は……。
【次の発言】 いや総額です。

第7回国会 大蔵委員会 第44号(1950/04/28、1期、民主党)

○油井賢太郎君 或いはこれはもう誰方か質問されたがも知れませんが、配炭公団の値引きですね、値引きが三十億石炭にあつてコークスに五億六千九百万円、こういうのはマル公の撤廃後に起きな問題だと思うのでありますが、一体公団というのはマル公で以て売買をしておつて値段が下りそうだから今度は公団を廃止するというふうになつて、自由経済に入つておるということになればいつでも公団は必ず最後には損をするという結果論が出るのですか。そういう趣旨で以てこれはやつておるわけなのですか。
【次の発言】 恐らくまあ政府側としてそういうふうにお考えでしようが、実際においては今の政府のやり方というものは、物価を下落させる方向にも……

第7回国会 大蔵委員会 第46号(1950/05/01、1期、民主党)

○油井賢太郎君 この配炭公団についてはいわゆる責任の最終が安定本部長官にあるというふうに考えられましたので、安定本部の長官又は責任者の出席要求をお願いしておいたのですが、今日はその点どういうふうになつておりますか。
【次の発言】 配炭公団の解散については確かこの前通産委員会あたりでこの調査をした際、当時の責任者から配炭公団が解散によつて生じるところの損害というものは、絶対あり得ないというようなことを言明されたという話を聞いたのです。それは速記録にも確か載つておるので今調査中なんですが、いわゆる繰越した剰余金で以て十分損害は補いがつくので、将来清算に入つた場合に、国家に更に迷惑を掛けるというよう……

第7回国会 大蔵委員会 第47号(1950/05/02、1期、国民民主党)

○油井賢太郎君 昨日お伺いした売上代金の差額について表を頂いて、これは了解しましたが、もう一つ伺いたいのは、利息の点を頻りに政府側でも気になさつておるようですが、毎日大体百二十万で月三千五百万円ぐらいの利息がかかる、併しながら今、現在剰余金が今まであるわけですね、その剰余金を政府において預かつておるわけですな、その利息というものは受入利息も相当あるわけです。まあ気になさる程のことはない、相殺すれば却つてプラスになるのじやないか、こういうように考えられるのですが、その点どうなつておりますか。
【次の発言】 その点は了解しましたが、更に売掛金はいわゆる売上代金だけお取りになるのですか。それとも利息……

第7回国会 通商産業委員会 第9号(1950/02/15、1期、民主党)

○委員外議員(油井賢太郎君) 本日通産委員会で繊維関係の会合があるので大蔵委員長に、先程非常に関連が多い問題があるから大蔵委員からも出席あるようにというお話があつたので出た次第であります。先般来消費税のことについていろいろお話がございました。私共は先般の消費税撤廃についての法案が出ましたけれども、何とかして業者の負担にしないで、合理的に解決ができないかと種々奔走した次第でありまして、それについては只今調査課長から縷々御説明があつたのでありますが、政治的には池田大蔵大臣が何とかその解決を民主党の大屋台を背負つておる自分としてやつて行きたいという話があつたのであります。今日大蔵大臣が御出席になると……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第3号(1950/02/17、1期、民主党)

○油井賢太郎君 今の御説明の中で、五ケ年計画をやる分の資材というものは建設省と打合せて十分にあるというようなお話なんですが、そうしますとその資材き電力に使わないでどつかの外の方に流用されるのですか、それとも電力の方に保留してありますか、その点はどうですか。
【次の発言】 要するに資金さえあればいつでも実現できるという……。
【次の発言】 先程の石原委員の御質問に対しまして、重点的な地点か地域に行くかというお話がありましたが、若し三百七億が減つた場合にあと廻しになつて、その次に優先的に着工することになりますか。その点はどうです。
【次の発言】 要するに先着工した分と、残された分はその次は優先的に……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第4号(1950/02/18、1期、民主党)

○油井賢太郎君 私はちよつと料金の決め方のさつきの御説明の中でお伺いしたいのですが、平均三二%今度料金が値上りするというようなお話であつたのですが、而もその説明の中で、重要産業に対しては成るべ丸料金を値上げしないような方策をとつておられるようなことをお述べになつております。そうしますというと、平均三二%が上廻つて、個々の事業では上廻る事業が出て来るわけです。その最高はどの辺で抑えておられるかということを、先ずお伺いしたい。
【次の発言】 まあ割当を余計貰つて余り値段が上らなかつた産業は大変結構でしようが、同じ産業の中でも、輸出産業等においても、すでに三倍にも値上げになつて困つておるのが沢山ある……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第6号(1950/03/01、1期、民主党)

○油井賢太郎君 どうも御説明でよく分らないのですが、特定大口産業と大口産業の違いはどうなるのですか。
【次の発言】 そうしますと、特定大口産業、国鉄とか何とかいうのは、工場々々の單位で以て小口になるものは、同じ国鉄でも大口になる、こういう意味ですか。
【次の発言】 今の御説明の中ですね。綿だけがどうして比較的優遇されて八四・五%ですが、そうしてその外のものは五七%というふうな、こういうような開きをつけたいというのはその目的はどこにあるのでありますか。
【次の発言】 そうしますと、同じ綿関係でも輸出部門に対しては、あなたの方で或いは百パーセントに廻すのもあり、内需に対してはずつと減らしたというこ……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第10号(1950/03/15、1期、民主党)

○油井賢太郎君 集排法で分割する場合に資産の分け方はどういう方針でお分けになる予定ですか。
【次の発言】 そうすると、その資産の評価というものは今までもうちやんとできたものでやるのですか、新らたにこの際評価をし直すのですか。
【次の発言】 今度の資産再評価にはまだ関連はしませんか。
【次の発言】 今後の電力問題では……
【次の発言】 大変該博なお話を承つたのでありますが、竹中さんは今度の公益事業委員会及び公益事業に関する法律案の案の作成に参加されて、相当に意見を出されたのですか。
【次の発言】 そうすると主としてアメリカにおけるこの公益事業委員会と、それから今度の法案の出るであろうところの日本……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第11号(1950/03/22、1期、民主党)

○油井賢太郎君 あとから来て或いはダブつた質問をするかも知れませんが、この割当計画を見まするというと、供給力とそれから需用力というものが、損失率を掛ければ一致しているということは、結局供給力に合せて需用割当をしたということになつておるわけですね。そこでこれに対して需用力のいわゆる割当じやなしに、本当の需用電力はどのくらいであるかという内訳表をこの際出して頂きたいと思います。これはお分りになりますか。
【次の発言】 ええ。

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第17号(1950/04/24、1期、民主党)

○油井賢太郎君 どなたかの意見で参議院で以て公聽会をやつたときに、電力料金は戰前の産業がノーマルな状態のときと比べると、大体三十八倍くらいになつておるというようなお話があつたのですが、事実そんな見当ですか。
【次の発言】 そうしますと他の物価と比べて電力料金の値上り率というものはお調べになつてありますか、大体外の物価水準と比べて電力料金はどのくらいのパーセントになつておりますか。
【次の発言】 そうすると改訂後は、一般物価水準とほぼ匹敵したというふうに解釈していいのですね。
【次の発言】 そこで最近地域差問題が非常にやかましくいわれるのですが、地域によつてはそれ以前の水準と比べて非常に上つた所……

第7回国会 予算委員会 第3号(1950/02/11、1期、民主党)

○油井賢太郎君 この際人事官にお伺いいたしたいことは、私共もこの前の六千三百七円ベースというものは公務員に対して果して妥当な給與であるかどうかということを疑いを持つておる一員であります。そういう点について或る程度これを改正しなくてはならない立場じやないかと思うのでありますが、この際人事院がお出しになつた七千八百七十七円のベースについても、篤と検討いたしたいとは思つております。併しながら政府においては六千三百七円のベースのままで以てよろしいというふうな考えの下に、現在予算を組んでおるような状態になつております。その際先程人事官がお話のように、政府の案が、政府の考え方が間違つておるというふうなお話……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 大蔵委員会 第1号(1950/07/14、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 この際特に委員長に申上げて置きたいのですが、今の二案件は、この前の第七国会が終りになるときに、休会中も継続して実は調査すべき事項であつたのです。ところが国会側としては、まあ休会中は成るべく遠慮して貰いたいというので、議院運営委員会で以て遂にこれが実現を見なかつたのですが、今回の国会は期間が実に短いのですから、やはり一応臨時国会が終つても継続して審査できるように、今から委員長においては各方面に折衝せられて置くことを特に要求いたします。

第8回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1950/10/02、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 明日の報告の方法でありますが、私はやはり各班ごとの意見をこの際御発表願つた方がいいのじやないかという気がするのです。それは我々も出張いたしまして、各方面の意見を聞いたのでありますが、相当各般に亘つて種々の意見がありますので、一つ一つ問題を決めて行くというふうなことにすると、これは容易ではないのであります。一応各班ごと各方面の意見を御報告願つて行く方がいいのじやないかと思います。以上であります。
【次の発言】 その前に一つ。尚明後日若し時間がありましたら、というより是非やつて頂きたいのですが、先般補正予算について大蔵省から新聞紙上等に発表になつております。やはり税制の改正というよ……

第8回国会 大蔵委員会 第3号(1950/07/21、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 この国に引継ぐというと、つまり国有財産になるわけですか。それは国としてどういう管理をするのですか。そういつたような明細をちよつと……。
【次の発言】 そうしますと、その国有となつた場合の、国の持分となつた場合のいわゆる国の所得はどういうところから、どういうものを標準として生れて来るのでございますか。
【次の発言】 その場合必ずしも黒字ばかり出るとは限らんと思いますが、赤字のような場合どうしますか。
【次の発言】 そうしますと、黒字の場合はそういうことができるのですが、何か一定の率か何か、使用料とかいうものは決めておかないと赤字になつて拂えるとか拂えないとかいうのは分らんわけです……

第8回国会 大蔵委員会 閉会後第3号(1950/10/03、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 只今杉山委員から御報告がありましたように、私御一緒に行きまして金融方面のことを担当いたしまして、ここに御報告申上げたいと思います。大体今回の調査しましたところは大阪、神戸、並びに京都でありましたが、丁度先程のお話のようにジエーン台風の後であつたものでして、何しろ千八百億になんなんとする被害を蒙つた、その復旧なり何なりは、すぐにも金の問題で以て、国家でこれを処理して貰わなくてはならないというのが一番大きな問題でありました。そんな関係を織込んで各方面の要望を御報告申上げたいと思うのであります。  第一番は官庁方面等の意見でありましたが、官庁から見た関西方面の状況というのは、今度の朝……

第8回国会 大蔵委員会 第4号(1950/07/22、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 この際大臣に二、三お伺いしたいのですが、先程もお話がありましたが、補正予算に関連するようなものはこの国会には出さないというようなお話があつたのですが、将来補正予算の目的で以て国会を、臨時国会を開催せらるる意図がおありになるのかどうか、又補正予算としてどういうものが出されるのか、金額はどの程度になるか、そういつたようなことを、お分りになる範囲内でこの際一つはつきり願いたいと思います。
【次の発言】 先程剩余金が百七十億程大蔵省が予知しないのが出たというようなお話があるようですが、いわゆる財源としてこの次の補正予算が出される場合に、大蔵省の手持のいわゆる財源ですが、どのくらいありま……

第8回国会 大蔵委員会 第5号(1950/07/24、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 昨年の確か十一月頃だと思つたのですが、あの当時に証券業者は非常に株価の値下りがあつて、内容も惡くなり、相当困難な経営状態だと言われたので、私は大蔵大臣にも何か対策はないのかというような話をしたことがあつた。その当時から比べて年末或いは今年の二月あたりに比べて尚更一層情勢が惡化し、株価の平均値も非常に安くなつたというのは、一昨日大蔵大臣あたりから御説明があつた通りであります。ところが昨今になつて多少よくなつたのですが、併し惡い間は大分長い期間続いたので、相当証券業界の業者の内容というものは惡くなつておるということは世間周知の事実なんです。それに対して今木村委員から話がありましたけ……

第8回国会 大蔵委員会 第6号(1950/07/25、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 現在持つておる船を国家に肩替りするということは或る程度了解ついたのですが、今後日本の海運界というものは相当発展させるべき段階にあると思います。そういう際において、新しい、能率のいい船をどんどん作らなくてはならないと思いますが、それは今までの船舶公団というようなものがないということになると、国家としてどういうふうな助成方法とか、或いはそれに対する将来発展の策というものを講じられるのですか、若しあなた方でお分りでしたら発表願います。
【次の発言】 今のスクラップの問題が論議されておるのですが、若しお分りでしたら、どういうふうな値段で、具体的にどういうふうに処理するわけですか。

第8回国会 大蔵委員会 閉会後第6号(1950/11/08、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 この際伺つて置きたいのですが、今まで免許された信用協同組合で内容がどうも思わしくないというようなことによつて免許を取消した例はどのくらいありますか、おわかりでしたら発表願いたい。
【次の発言】 業務停止は東京に三組合、大阪に一組合あるのですが、それに近いようなところは現在ではどのくらい残つておりますか。
【次の発言】 そこで今の衆議院のほうから提案されておるこの改正案を見ましたが、尚修正案が更に出ておるのですけれども、若しこの修正案によつてしまうと、結局改正案というようなものが必要なくなるように私らはちよつと見受けられるのですが、局長としてはどんな工合に考えられますか。

第8回国会 大蔵委員会 第7号(1950/07/27、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 初めから三時と決めてあつたのですか。
【次の発言】 あつてもそれは一応委員に諮つてからやつて頂かなければ……。
【次の発言】 只今のに関連するのですが、昨年の今頃までは有価証券の振興を図るというので我々国会議員の、大体大蔵委員に対していろいろとあなた方の方からも御注文があつて、我々もお骨折り申上げたのですが、ところがその後相場が下る一方であつて、有価証券を皆さんの御要望によつて買つた大衆は殆んど片端から損をしておるというような状況が起つたのですが、あの民主化運動についても我々も片棒を担いだので、責の一半を負わなければならんのですが、併しあれだけ値下りをするような状況にあつて、も……

第8回国会 大蔵委員会 第8号(1950/07/28、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 今の御説明は聞いたのですが、大分ややこしい点もあるので、一応懇談会の形式でやつて頂いた方がいいように思いますが、お諮り願います。

第8回国会 大蔵委員会 第9号(1950/07/29、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 船舶公団の担当者の方に伺つておきたいのですが、この共有契約書の第十二條を拝見するというと、「共有開始後十ヶ年以内においては、甲は運輸大臣の命令ある場合の外乙の持分を買い取ることを得ないものとする。」こういう規定があるのでありますが、運輸大臣から命令があれば恐らくこれは買取ることができるとも解釈できるし、又運輸大臣がどういう場合にこれを命令するかという点が非常に疑問が起きて来るのでありますが、これに対してどういう見解を持たれておるのか、この際説明願いたい。
【次の発言】 そうしますと、この第十二條が、公団から国というふうに変つた場合に、どうもこの條項は妙なものになりはしませんか。……

第8回国会 大蔵委員会 第10号(1950/07/30、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 この増設において、定員にはどういう影響があるのですか、これについて政府委員から御説明願います。
【次の発言】 ちよつとその前に、私はこの際、シヤウプ博士が幸い今日アメリカから来られるというような話でありますが、国会側として殊に参議院の大蔵委員会といたしまして我が国の税制その他経済状況等についてのシヤウプ博士に対する国会側としての希望意見とか、或いは先方の話を聞くというようなことをされては如何がかと思うのです。丁度明後日から休会になりますけれども、休会中においても、委員長或いは適当な人々によつて、只今の提案を実現して頂きたい、こう考えるのでありますが、お諮り願いたいと思います。

第8回国会 大蔵委員会 第11号(1950/07/31、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 只今提案者の御説明を承わりましたが、内認可されておるものが大十四組合、正式認可が三十組合ですが、これに対して今までどの程度のいわゆる認可の申請があつたかどうか、それを先ず当局から一番に承つて置きたいと思います。
【次の発言】 それははつきりしないと、ちよつと我々審議に困るのですが。若し提案者の方で、その点お分かりになつたらお伺いしたいと思います。
【次の発言】 五百ぐらいという大体御希望の点も了承するのでありますが、そのうち只今どのくらいの申請があつたのですが。現在も五百組合申請されているわけですか。
【次の発言】 次にちよつと当局に伺いたいのは、内認可された六十四、そのうち正……

第9回国会 大蔵委員会 第3号(1950/11/28、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 今までのお話で、大体の趣旨は分つたのですが、一体業者が手持ちしておる酒を新しい値段で売らないで、元の値で売れるということは常識上これは不可能だと思う。主税局長は、その場合に何ですか、やはり前の高い値でも消化し切れるというふうに考えておるのですか。
【次の発言】 その場合ですね。一方の酒屋は大変安い酒を売出しておる、片方は高いのをそのまま売つてるということが現われる。そうすると、これは政府の処置の仕方によつて、国民に不当な、不公平な配給がされておる恰好になる。一面においては、まあ安く、手数をかけて安く売つてやろうという業者があり、一面におきましては、こういうふうな措置が出たのを幸……

第9回国会 大蔵委員会 第4号(1950/11/29、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 内山さんにちよつとこういうことを研究なすつているかどうか、お聞きしたいのですが、さつきの貸倒準備金ですね、それを課税外とするというようなことと、それからまあ大蔵省あたりで実際その企業の経営体が殆んど機能がストツプした場合なかなか貸倒金を認めて呉れなくて、債権者の立場にあるその取引先が非常に困つているというようなことが多いのですが、これはあなた方の御研究ではどんな状態になつていますか。そういう例はありませんか。
【次の発言】 要するにもう取れそうもない貸金が相当あるんですね。それにもかかわらず国税庁関係の大蔵当局は、正式の破産か何かにならないと、その損失金を認めないんです。そのた……

第9回国会 大蔵委員会 第5号(1950/11/29、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 國税庁長官がお見えになつておりますが、酒税という件については或いは少しかけ離れているかも知れませんが、酒の販売ということにつきましては只今免許制になつておるのです。ところがその免許制になるものは、どうも地方におきましていろいろの問題を醸しておつて、甚だ不公平な点もあるとか、或いは許可願を出してもなかなか免許してくれない。例の独占禁止法にも悖る点が多いのではないかという問題が常に生じておるのであります。そういう点をたびたび耳にするのでありますが、酒類販売についての免許方針とか或いは許可というような点については、どういう方針を以ておやりになつておるか、この際聞きたいと思います。

第9回国会 大蔵委員会 第6号(1950/12/01、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 この際この問題は相当重大な問題だと思いますが、或いは委員長において懇談会等の形式をとられて、専売公社のかたがお要えになつておるなら、災害の復旧に関するところの構想とか、或いは状況というようなことをもつと詳しく我々に話をする機会を頂きたいと思いますので、お諮り願いたいと思います。
【次の発言】 この際資料の要求をいたしたいと思います。砂糖の消費量の統計及び価格、消費税の推移というようなものについて、並びに砂糖の生産高及び輸出入の量、金額の統計について、昭和五年以降我々の方に資料として提出をお願いいたしたい。それからもう一つ、ガソリンの消費量の統計及び価格、揮発油税の推移並びに揮発……

第9回国会 大蔵委員会 第7号(1950/12/04、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 只今このお話ですが、今度の補正予算で大体十億というものを増加して、それから本予算ではどのくらい増加するというお見通しになつておりますか。
【次の発言】 確定しないとしても大体それで計上される見通しをおつけになつておるのですか。それとも場合によるとそれは計上されない運命になるかという点についてはどう考えておりますか。
【次の発言】 そこで只今の金額三十億と言いましたですな、合わせまして七十億になるのですね。ところが國民金融公庫の利用というものは非常に上昇しておるのですね。それで実際にはもつと需要が多くなるだろうという見通しもつくのです。その場合に只今のような七十億なら七十億にして……

第9回国会 大蔵委員会 第8号(1950/12/05、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 この理由の第四に、食糧配給公団の特別手当を訂正されたのですが、食糧配給公団は御承知のようにもうあと二月の寿命しかないのであります。そのものに対して特別にこういうふうな改正をしなくてはならないという理由はどうも呑み込めないのですが、それについて説明を願います。
【次の発言】 これは何ですか。実際支拂つているのは何割ぐらいになつておるのですか。
【次の発言】 これは政務次官にも回答願いたいのですが、僅か二ヶ月間でその金額も大した金額じやないと思うのですが、特別にこうやつて改正の中へ入れなくても従前通りのことでもよくなかつたのですか。その経緯をちよつとお話願いたいのです。

第9回国会 大蔵委員会 第9号(1950/12/06、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 今度の特別職が百分の三十から百分の十に変更するというようなゆえんがどうもよく呑み込めないのと、それからそれに関してどれだけの予算上の措置とかの相違があるかという点について第一に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、この前は百分の三十というふうに食糧公団の特別手当を平均認めております。百分の三十以内というふうに認めたのですが、巽質的には百分の一子というふうな御説明なんですね。併し公団の従業員側の話によると、百分の十五見当だというような説もありますが、その点の数字は今はつきりわからないのですか。
【次の発言】 ではこの前の百分の三十というのは結局室文になつて、百分……

第9回国会 大蔵委員会 第10号(1950/12/07、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 この機会に銀行局長にお伺いしたいのは、信用協同組合は全くこれは庶民関係の大衆的な金融機関です。ところがこの金融機関の金利なるものが非常に高いのです。大抵日歩四銭五厘ずつ食つておりますけれども、そういうものに対して、やはり信用協同組合に政府で以て或る程度の補助なり何なり出して、金利を安くするというようなことによつて大衆に潤いを持たせる、こういうお考えはないですか。
【次の発言】 併し国家の補助くらい出してやらなければ、なかなかこういう細かい預金を集めて大衆に金融するというのは、経費も余計かかるし、容易じやないのです。相当信用のおける協同組合に対しては、そのくらいの恩恵を與えてもい……

第9回国会 大蔵委員会 第11号(1950/12/08、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 特別職の職員の給與の関係でお尋ねをしたいのですが、先般資料を頂きましたのを調べて見ますというと、当初予算と、それから今度の改訂予算と同じ金額になつているのですね。これは人数も相当、最初は十二万人もいたのが今度はたつた二万七千人に減つているし、当初予算の割り方があなたのほうでどういうふうにされたか。大分食い違いがあるじやないですか。その数字をどうやつてお出しになつたか先ずお聞きしたいのです。
【次の発言】 それはわかるのですが、特別手当だけ抜き取つて、あなたのほうで百分の十と計算されたのと、これを百分の十五とされたのと比較いたしまして、当初予算のいわゆる百分の二十と比較してどうい……

第9回国会 大蔵委員会 第12号(1950/12/09、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 一点だけ伺つて置きたいのですが、税の徴收に当つて、源泉徴收や何かで間違つて多く納めた場合、そういう場合の返還ということは実に手続が煩瑣で、返るまでの期間が長いのです。金額は極く僅かにしろ源泉徴收に対して出すいわゆる勤労階級にとつては、それが非常に精神的に大きな影響を及ぼすのですが、そういうときに簡單な手続と早く返してやるという、現金で返してやるという方策を政府におとりになつたらどうかと思うのですが、それについてお考えありますか。
【次の発言】 その法律上はちやんと手続ができるようになつているのですが、やつて見ると大変なんです。これを税務署の権限くらいで以て極めて簡略に、もうどう……

第10回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1951/08/10、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 官房長官に伺いたいのですが、そうしますと、政府側としては今までの経過の説明というようなものに対してどのくらいの日数と、どんなふうなスケールでなされるということをお考えになつておりますか。
【次の発言】 そうすると具体的に言つて召集をし開院式を行なつて、それは第一日目なら第一日にして、第二日に両院で説明をするというようなことはお考えになつておると思うのですが、その構想をちよつとお聞かせ頂きたいと思います。
【次の発言】 長い時間を要しないのですから、どのくらいの日数なり、或いは両院で以て説明なさるのにあなたのほうで時間的にどのくらい必要があるか。大体の構想はおありと思うのです。

第10回国会 議院運営委員会 閉会後第2号(1951/08/14、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 民主党は簡にして要を得た質問をすると思いますが、二十分あれば十分だと思います。
【次の発言】 民主党としては、大体吉田首相が納得の行く説明をするということを明白に我々の党へ申出があるのです。それである以上は第一日の説明というのは、相当我々を納得させる説明をなさるものと思うのであります。従つて、それに対する補足的の我我の質問というものは第二日に行なつて大体盡きるであろうという我々は原則に立つておるのです。そこでその原則に立つて第二日目の終りに我々の態度というものは決定をいたしまして、第三日目に全権を出すとか出さないとかいうことを、この本会議で以て決定できるという見込みから三日で十……

第10回国会 議院運営委員会 閉会後第3号(1951/08/15、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 私は今の三つの問題の点ですけれども、平和條約会議というのは平和條約という点に重点を置くならば締結という文字を入れたほうがすつきりするのじやないか。第二の点は「日本民族独立」というのは講和会議によつて独立するということは世界各国が認めているのだから、遠慮することなぐ「日本民族独立」ということを正々堂々と使つて頂きたいと思います。第三の問題ですけれども、これは朝鮮の問題ですが、朝鮮の停戦は世界各国が見守つておる。日本国民としても一日も早く、ここに書いてあるように動乱終局への交渉の妥結を祈つておるのでありますから、こういう気持で以てやはり載せて置いたほうが、こういう機会には適当の措置……

第10回国会 議院運営委員会 第53号(1951/06/04、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 それでは審議会とか委員会のこの前たしか私が資料の要求をして、厖大な回答があつたことを記憶しておりますが、あの当時から大部様子が変つていると思うのです。それで最近の審議会、委員会等の只今の名簿ですね、資料として一つ御提出を願つて置きたいと思います。

第10回国会 議院運営委員会 第54号(1951/06/05、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 この委員会の委員について、私は民主党といたしまして、一応皆さんに御了承を願つて置きたいと思います。それは、昨日もうすでに委員の指名は内定されたかのようなお話がありましたが、民主党におきましては、実はこの参議院におきます四人の委員のうち一名を、公平な見地から、殊に鉄道建設というような重大な点でもあるという点から、一名割当を願いたいという申入をして置いたそうであります。ところがそれが行き違いとなりまして、すでに自由党のほうでお二人決定されたというようなお話で、自由党のほうでも民主党に対して、今回はそのままにしてもらえないかというお話があつたそうであります。それから私どものほうで諮り……

第10回国会 大蔵委員会 第1号(1950/12/12、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 ちよつと今のに関連してお伺いしたいと思うのですが、大体昭和二十六年度の予算におきましては、大臣としては関税の收入はどのくらいのパーセンテージに、いわゆる国家財政の面に置いておかれるような御方針になつておりますか。
【次の発言】 御承知の通り今日本の貿易界は、輸入は大体原材料を主として輸入しておるのです。従つてその原材料によつて結局輸出の振興を図るという段階にあるもの、例えば綿花であるとか或いは鉄であるとかマンガンであるとかというようなものの輸入は相当あると思う。そういう原材料に対して余りそう高い関税をかけると、結局輸出のコストが高くなつて藪蛇になつて意味をなさないということが危……

第10回国会 大蔵委員会 第2号(1950/12/15、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 民主党はこの案に対しまして反対の意を表します。  只今森下委員から詳細述べたことで大体尽きておりますけれども、我が民主党におきましても、今回のこの百億繰入れに対するところの原因を探求しますというと、結局輸入が思うように期待されておらないで、輸出がこれに反してどんどん増進をしたためのその尻ぬぐいという恰好になつております。こういうことは結局政府の施策が輸出、輸入貿易の対策が誤つておるということを言われても過言ではないと思うのであります。即ち輸入がどんどん増進いたしまして、その安い物資を日本は取入れましたのを加工いたして輸出するというふうな状態ならよろしいのでありますが、安い物資を……

第10回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1951/07/25、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 私はたくさんあるのですが、一点だけ今日はお伺いしておきます。それは先ほど局長が、通貨の量は物価に比例して大体増減するようなことが一番望ましいというようなお話なんですね。ところが今の日本の生産状況を見ると、非常に増加率が多いのですね。物価だけじやなしに、生産量にもやはりこれは比例さすべきだと思うのです。そういう点から行くと、最近の通貨発行高というのはこれは当を得ていないと私は思うのです。局長はさつきはまあ物価の面だけで以てお話になつておられる。その面から言うと成るほど或いは適当なことかも知れませんけれども、生産量の増大という点から見ると、やはりもつと通貨は増加してもいいんじやない……

第10回国会 大蔵委員会 第3号(1951/01/29、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 ちよつと今のに関連しまして、先ほどお話の或る銀行というのは東京銀行だと思いますが、それは二十億の貿易債券を出したいというので大蔵省に認可を求めに行つたが、それが半分の十億にされた。これは日本銀行と大蔵省の間になんか意見の相違を来たして、日本銀行はこれを許したくない、大蔵省はまあいいだろうというのでとにかく十億になつたようですが、併し今、日本の貿易状態からいつて貿易資金が必要な際、そんな銀行と大蔵省だけの間で以て、そういうふうに妥協的のようなきめ方をするということは、国民のほうから見て妙な感じがする。大蔵省と日本銀行が対立しておるようで、何らか金融制度について二元化しておるような……

第10回国会 大蔵委員会 閉会後第3号(1951/08/08、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 銀行局長が見えていますから一点伺つておきたいのですが、この前の委員会でも金融制度或いは金融の引締め、緩和というようなことについて銀行局長の御意見を伺つておいたのでありますが、最近の各界の情勢を見ますというと、大分物価が下つているのであります。而もそれは国際物価水準から見ても遥かに低いものが現在では現われているというような状況になつております。一例を承げますれば、輸出の羽二重等におきましては、先般一ヤール百三、四十円ぐらいのものがだんだん下つて参りまして、現在では六十二、三円まで下つているものがあるのです。ところがアメリカにおきましては、若しそれ以上下るというとダンピング・タツク……

第10回国会 大蔵委員会 第4号(1951/02/02、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 アルコール工場の内容を拝見しますと、同じような人間がいて大変生産額が多い所と少ない所とあるのですね。これは一体どういう関係なんです。
【次の発言】 その場合コストはどういうふうに変つて来るのです。例えば一例を挙げると、磐田が大変能率が上つて、帯広あたりはこの十分の一しかとれない。而も人数においては帯広と磐田と比べてみても余り違いがないという形になつておるんです。
【次の発言】 これはあなたの方から配付になつた従業員の数の調べと、それから生産実績調べとみれば明白になるんです。こんなに十分の一近くも能率が上らない所があるというのはどう考えても常識上おかしいのじやないかと思うのですが……

第10回国会 大蔵委員会 第6号(1951/02/13、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 この際主税局長にお伺いして置きたいのですが、実は今度出された予算の組立ては、去年の十月の物価を基準にしてなされたということを聞いております。その後非常に物価が上つておるというのも、これはもう安定本部長官あたりも本会議あたりではつきり言つておるのです。そうしますと、それに伴つて相当税の増收が見込まれて来やしないかと思うのですが、それに対する主税局長としての考え方と見通しと、それから若し物価が高騰し、あらゆる面において税の増徴が見られるとした場合に、補正予算を組む必要が生じて来やしないかと思うのですが、それに対する見通しですね。これについて局長の意見を承わりたい。

第10回国会 大蔵委員会 第7号(1951/02/14、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 関連して伺いたいのですが、実はその二百のモデルのある局に行つて話を聞いてみたんですが、休日を今までのようなばらばらでなしに、日曜に統一されたために、次の日が非常に事務分担の数量が殖えて、やつぱり超過勤務手当というようなことも、まあ自分らとしても考えていたところが、さつぱり居残りになつても超勤手当も満足にもらえない状態である。これでは今までのほうがよつぽどいいというようなことを従業員のほうでも言つているのですね。それで常識的に考えて見ましても、ほかの事業と違つて、こういう郵便事業等は毎日平均的にまあ仕事が出ているのですね。それに対して一週間のうち、或る特定日を休日にしますというと……

第10回国会 大蔵委員会 第8号(1951/02/16、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 只今の黒田委員の提案に賛成します。
【次の発言】 最近大蔵省は日銀当局が金利の引上げを図るということを盛んに言つておるのでありますが、国民金融公庫関係でも、やはり金融の金利というものは引上げをするのでありますか。
【次の発言】 今のに関連するのですけれどもね、六%でやつて行つて大体回収率が半分の五〇%見当だということになると、相当ロスがある、そのロスはどういうふろに処理されておるか。
【次の発言】 処理しておると思うというのですが、それは特別会計の費用の中へちやんと入つておると思うのですが、どこに入れてあるのですか。
【次の発言】 そうしますと減価償却費というものの中にはそれは……

第10回国会 大蔵委員会 第11号(1951/02/22、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 安孫子長官がおいでになつておるので、砂糖の件についてしお伺いしたいのですが、砂糖は最近の輸入が大変、戰前とやや同様ぐらいに殖えておるのです。それで二十五年度までの資料は頂いたのですが、二十六年度もやはり同量まで、或いはもつと多い数量を輸入されるかどうか。  それから砂糖に対するところの政府の見解というものは、これは食糧の一環として輸入されるのであるか、或いは嗜好品として輸入されるのであるか。そういう点について先ずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そこで去年と同じように輸入されるのですか、世界で以て砂糖の消費量が多い国は文化水準の進んでおる国というふうに、或る意味から見ると……

第10回国会 大蔵委員会 第12号(1951/02/23、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 今のお話のうちでCPIが余り上つていないというようなお話なんですが、実際我々常識的に考えますと、相当消費価格というものが上つているのですが、その狂いはどうして来るのですか。これはやはりあなたのほうの調査では、消費財というものは上つていないというふうな確信がおつきになりますか。
【次の発言】 結局CPIというものは、消費力といつでも並行するということになれば、その月の所得とCPIというものは常に一致している、こういうふうになつてしまうということですね。消費財の価格の変動というものは何にも織込まなくてもいいことになる。その矛盾はどういうことになりますか。

第10回国会 大蔵委員会 第13号(1951/02/27、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 大変結構なお話を承わつたのですが、三点についてお伺いをしたいのですが、第一はエンゲル係数の問題です。これは今の政府では、先般来予算の関係上等よりして、安本長官のお話によると、消費者のいわゆるC・P・Iの指数というものがいろいろ検討されたのであります。大体国民の食生活がやはり現在でも六〇%を占めている。そういう点で以てC・P・Iが余り上つてないのであります。こういう発表をつい近日やつている。あなたの御説によるというと、これは五〇%を切つているという、大変その間相違があるのでありますが、あなたの取られた資料というものが正しいとすれば今の政府の考えは根本的に間違つている。そこであなた……

第10回国会 大蔵委員会 第15号(1951/03/06、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 この前国民金融公庫の貸出の日歩等について政府側に質問して置いたのですが、その回答を先ず求めたいと思います。
【次の発言】 そこで重ねてお伺いしたいのですが、政府の今度の金利の引上げ問題ですね。あれに関連して国民金融公庫も必然的にやはり金利というものは上つて行かなくてはならないのじやないかと思うのですが、この公庫の性質上、特に利子を高くしないで現在のまま据置きにするとか、或いは将来反対に安くして小口の貸付けに対する恩恵を施すというふうな方向に向うのですか。その点いま一応明らかにして置いて頂きたいのです。
【次の発言】 まだ間があるのですが、やはり見えないかたもあるのですが、この関……

第10回国会 大蔵委員会 第16号(1951/03/07、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 昨日ちよつと政府側に資料の提出を求めて置いたのですが、できておりますか。
【次の発言】 そこでこの貸付によるところの最近までの成績ですね、いわゆる開拓に関しての実効がどの程度挙がつているか、或いはそれに対する弊害ですね、例えば開拓したがために治山治水の上において相当影響を及ぼしたというようなことがあるかどうか、その点を先ず第一に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、只今の御説明の中の脱落者が大体四分の一あるのです。この脱落者に対するところの貸付金のいわゆる回收というようなことは、どういうふうに処置されておりますか。

第10回国会 大蔵委員会 第18号(1951/03/09、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 ちよつと待つて下さい。この法案のうちで営利目的に途中から変つた場合のいわゆる監督とか、そういうことはどこでやつておられるか。それから完全にそれは行われておるかということを御説明願います。
【次の発言】 今までないのですか、営利を目的としたり又は利益を上げるように公共団体が目的を変えたという例はないのですか。
【次の発言】 もう一点伺いたいのは、一体旧軍用の財産というものは、早く処分するのが目的なんですか、それとも立ぐされのままで、目的に副わないものはそのままにして置くという方向が政府のやりかたなんですか、その点はどうですか。

第10回国会 大蔵委員会 第19号(1951/03/12、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 只今までの経過のお話を承わつておりましたが、二十四年度にこの準備審査会というものは設置されているんですから相当の期間があるのですね。勿論払うためにこういうことを検討しておられたとすれば、一日も早く払うべき方策を立てるのが当然じやないかと思うのです。今日まで恐らく政府当局においても、そういう趣旨でやつておられたとすれば、この国会に出すだけの準備ぐらいはもうされていたんじやないかと思うのですが、その辺の大体の経過はどういうふりになつておりますか。
【次の発言】 この旧軍用財産というものは現在のあれですか、いわゆる進駐軍のも含まれるのですか。それとも終戦前の日本の軍隊というふうに解釈……

第10回国会 大蔵委員会 第20号(1951/03/13、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 今までの説明を承わつたのですが、そのうち二、三点不審の点があるのをお聞きしたいのですが、第一番に第四條の「一時借入金及び融通証券の限度額については、予算をもつて、国会の議決を経なければならない。」という項ですが、一時借入金は、今の説明によると五百億であるというようなお話ですね、融通証券の限度額というのは、予算で以て国会の議決はどこで経ているのですか。
【次の発言】 そうしますと、この第四條の、一時借入金と融通証券が合計五百億だとすると、十八條或いは十九條にある一時借入金及び融通証券というものの金額は、その五百億には含まれないのですか。

第10回国会 大蔵委員会 第21号(1951/03/14、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 この企業再建整備法によつて、罰則規定によつて処分されたというような例はあるのですか。あるとすればその件数、原因等についでちよつと御説明願います。
【次の発言】 この旧会社が第二会社を独占的に支配することを防止するという條項もあるのですが、これは実際的においてこういう事例がないのですか。それとも情勢の変化に伴つて或る程度はまあ認めて置くというか、黙認するというようなことがあるかないか、そういう点はどうですか。
【次の発言】 資産再評価とこの法律は全然関連がないのですか。
【次の発言】 過度経済力集中排除法、この規定で以て指定された会社でまだ整備を完了していないのがあるのですか。

第10回国会 大蔵委員会 第23号(1951/03/19、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 今の松永委員の質問に関連するのですが、砂糖消費税ですが、これはまだ国民の担税率は相当私はあると思うのです。それでむしろ生活必需品のその他の、例えば先般あなたのほうから出された関税率の大豆であるとか、落花生とか菜種油とか、そういつたようなものを関税を暫らく免税するとか、石油税を免税するとかいうほうが、経済安定には私は却つて効果がありはしないかと思うのです。その点に関連して、今まで大蔵省側で検討した結果どんなような工合になされておるか、ちよつとお尋ねしたい。
【次の発言】 ただ大蔵省当局においては砂糖消費税関係については、もつと担税力があるかどうかという点についての検討はなさつたこ……

第10回国会 大蔵委員会 第24号(1951/03/20、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 この際、大臣に先ほどのに関連するのですが、国税庁で以て所得の計算をする算定と、地方税を徴收するに当つて地方のいわゆる徴收事務所の算定とが大分違つておるというので、各地で以て問題が起きている。これを何とかもつと一貫してきちんとやる方法はとれないですか。いずれが正しいかということが、お互いに自分のほうが正しいというようなことで、結局納税者にとつては大変迷惑な話なんです。
【次の発言】 この点は一つ何か名案を考究して頂きたいと思うのです。よく地方においてトラブルが起きますから……。それからその次に、地方税と国税の納期がとかくダブつているような点があつて、一遍に負担しなくちやならんとい……

第10回国会 大蔵委員会 第25号(1951/03/22、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 現在保税工場というのは、この前数字はお聞きしたのですけれども、あの利用に当つての実際の状況ですね、これはどんなことになつておりますか、ちよつと御説明願いたい。
【次の発言】 その今のお話の利用者別はおわかりになりませんか、これは日本人と日本人以外との。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 保税倉庫や保税工場の利用者は、大体日本人より外人のほうが多いというような話を聞いていますがそうなんですか。
【次の発言】 保税倉庫や保税工場を経営して結局外国対外国の取引をしたような場合においては、日本の政府に及ぼす利得というものがあるのですか。例えば民間ですとそういう保税工場に入つて加工……

第10回国会 大蔵委員会 第26号(1951/03/23、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 関連して当局にお聞きしたいのですが、この法案中食糧関係のいわゆる第二類のほうで、何故同じ豆類に、大豆とか、あずき、こういうものは一割課税し、緑豆は無税にするとか、或いは落花生は一割にするとか、その他二百十五において、ほかのごまの種とかは無税にかかわらず、菜種とか、からし菜の種が五分の課税をする、こういつたような分け方はどういうことを根拠とされたか、先ず承わけたいと思います。
【次の発言】 只今の基本方針ですね。それに対してお伺いいたしたいのですが、例えば大豆は将来日本で以て盛んに栽培しなければならないという見地から税金をかけた。緑豆はどうでもよいというふうなお言葉のようですが、……

第10回国会 大蔵委員会 第27号(1951/03/26、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 農業共済保険というのは相当農村では期待を以て見ているのですが、もつと共済保險の運営を円滑にそれから又拡充強化してもらいたいという意見があるのですが、それについて簡單でいいのですが、最近の状況を数字についてお知らせを願いたい。
【次の発言】 この会計は二十五億出しているのですね。これは結局いずれは実際の損害よりも相当多いだろうという予想の下に毎年今後も出すようになるのですか。
【次の発言】 この前ドル予算関係について大久保委員からいろいろ御説明を承わつたのですが、どうも皮肉にもその次の新聞にはもつと明細な出入りが日本産業経済に載つているのですね。この外貨関係のことについては、非常……

第10回国会 大蔵委員会 第28号(1951/03/27、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 議事進行、今までのことをやはり一応速記録にとめたらどうなんですか、万全を期するために。
【次の発言】 了承。
【次の発言】 今の問題は私もこの前から質問して中途年端になつていたのですが、一体どのくらいの数量であつてどのくらいの金額になるのか、取りあえずそれをはつきり願いたいと思います。
【次の発言】 この昭和二十六年度の政府関係機関予算のどこへそれがあるか、ちよつと説明して下さい。
【次の発言】 今のあなたの説明の四百万枚の違いは、それはどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 いや、五千百万枚のうち四百万枚を政府に引継ぐと話されましたね、四千万枚と言いましたが、四千万………

第10回国会 大蔵委員会 第30号(1951/03/29、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 大臣がお見えになつておりますから、一点お尋ねいたしたいと思いますが、鉱工品公団のいわゆる損失が約十七億出ているんです。そうしてこれは解散の運命になつておるんでありますが、今日本の経済界におきまして、殊に非鉄金属関係等が品物が拂底して自由に野放しにして置くと、そのほうの関係からいつての生産状況というものが、相当大きな影響があると思うのです。これに対しまして将来こういう公団が損失をするというようなことから関連して、やはり政府機関というようなものは設ける必要がないというふうに大臣はお考えになるか、或いは場合によつては再統制又は政府機関を通じてこういう重要資材の取扱をするというようなお……

第10回国会 大蔵委員会 第31号(1951/03/30、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 政府当局が来ていませんから、暫時休憩を願います。

第10回国会 大蔵委員会 第32号(1951/03/31、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 銀行局長にお尋ねしたいのですが、この間大臣に聞いて見たのですが、今度の開発銀行ができるについて、巷間伝えられるところによるというと、開発銀行の大体の資金の運営方針はきまつておるということが言われておるですね、それを大臣は、それに対しては、そんなことはないと言われておるのですが、興銀とか勧銀とかいうのが長期資金を賄う場所になつておりますが、今度開発銀行ができますというと、興銀、勧銀との関連はどうなるかということが問題になるのです。それについて銀行局長はどういうふうに考えられておるか。
【次の発言】 もう少しその点詳しく今までのいきさつなり、構想なりを発表願いたいのですが、これは審……

第10回国会 大蔵委員会 第35号(1951/05/16、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 日銀から五十嵐理事が見えられましたので、ちよつと五十嵐理事にお聞きしたいことがあるのでありますが、お許し願いたいと思います。  最近の貿易状況を見ますと、大分昨年暮あたりから輸入に重点がおかれまして、一―三の、いわゆる自由に輸入することができるというふうになつてからの状況というものが、昨年より大分変つて参つております。それにつきましてユーザンス関係になるのでありますけれども、ユーザンスの期限というのは、大体一―三月の決済が五月或いは六月、七月というふうになつて参るのであります。ところが御承知のように世界的の物価趨勢が、多少予期に反したと申しますか、一般に取り沙汰されていた方向と……

第10回国会 大蔵委員会 第36号(1951/05/17、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 ちよつと伺いたいのですが、第十七条の三の、「法令により公務に従事する職員とみなす。」というその法令はどの法令ですか、ちよつと伺いたいと思います。
【次の発言】 もう一点は、輸出銀行等の役職員と今度の改正による金融公庫の職員の相違というものは法令上どういうふうな点ですか。
【次の発言】 飯田課長が見えられておりますからちよつと二、三お尋ねしたい。国民金融公庫は各地方で以て相当期待をしてこの支所の設置等を望んでおるわけですね。ところが御承知のようにまだ設置されていない県が大分あるのですけれども、これにつきましては、成るべく早く支所を全部置くべきではないかと思うのですが、どんなような……

第10回国会 大蔵委員会 第37号(1951/05/18、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 ちよつと関連して、今木村委員のお話の連合会が一本でなければならないような工合に私は解釈してないのですが、これは複数になつてもかまわないでしよう。
【次の発言】 これは政府の説明員に一応参考に聞きたいのですが、今までの協同組合において組合員外のいわゆる預金というようなものについては、どの程度の金額に上つておるのか、或いはその制限一杯まで来ているものであるか。更に又第二点としては公共団体であるとか、そういつたような方面の預金というものは相当あつたかどうかということをちよつと説明願いたいのです。
【次の発言】 それから第二点の公共企業体とか、そういつた方面からの預金はあつたかどうか。

第10回国会 大蔵委員会 第38号(1951/05/21、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 今の長官のお話のうち、積極的に何かこの法案ができたため、プラスになる面はないというふうなお話ですが、何か今度はその言葉の裏から言うと、弊害とか、或いはそのためによつて生ずるところの中小企業者にとつての不利益というようなことはお考えにならないのですか。その点はどうでしようか。
【次の発言】 宮腰さんに一点お尋ねしておきたいのですが、衆議院においては三派共同で以てこの原案をお作りになつて、こちらに回付されたのですが、その後承わるところによると、何かその間に又多少意見の食違いが出てやしないかとも思われるのですが、例えば水田委員が来ますと、これは不完全な法案であるから、参議院で適当に修……

第10回国会 大蔵委員会 第39号(1951/05/22、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 この証券投資信託式のものは戰前にも確かに日本にあつたはずですが、あの当時はどういうふうな法律によつて行われたのでありますか。あの当時のことがおわかりでしたら御説明願います。
【次の発言】 今の元本を割らずに配当できたということを証券会社あたりで宣伝するのでありますけれども、貨幣価値がまるで違つておるのであります。私から言わせますならばただになつたというような実情です。将来そういうようなときスライデイングして何か方策をこの新らしい法案によつてはやる御意思があるかどうか、できるかどうかという点はどうでしよう。
【次の発言】 この問題は今日は打切りにして、実は提案があるのですが、先般……

第10回国会 大蔵委員会 第41号(1951/05/25、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 衆議院の田中委員が参られておりまするから一、二点伺いたいのですが、この前の国会におきまして、信用協同組合の一部修正案を衆議院でお出しになつたのであります。そのときは、要するに、今までの規定は協同組合の精神にも副わないし、又非常に信用協同組合の設立ということに対しても、大蔵省の監督という、そういう点が大きいので、これを緩和するほうがいいのじやないかというような、御趣旨のように承わつておつたのであります。それがまあいわゆる法規裁量というようなことになつて現われたと思うんですが、いずれ又根本的に修正するというか、或いは新法案を出すということも承わつておつたのであつて、今回この信用金庫……

第10回国会 大蔵委員会 第42号(1951/05/26、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 私はこの信用金庫法案、信用金庫法施行法案と二つ出ておりますが、信用金庫法案のこの内容と施行法案とは関連いたしまして、多少の修正点を認めておるのであります。従いまして信用金庫法はこのままで結構でありますけれども、施行法案におきまして以下のような修正をいたして賛成いたしたいと思うのであります。  その要点といたしましては、第一に、今までの信用協同組合から信用金庫に移る点でありますけれども、信用協同組合の大部分の意見といたしましては、今回制定される新らしい信用金庫に移りたいという念願が相当強いのであります。併しながらこの原案にあります昭和二十七年九月三十日というような期限であつては、……

第10回国会 大蔵委員会 第43号(1951/05/28、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 只今委員長から申されました日米経済協力について、いわゆるマーカツト声明があつたのでありますが、あのマーカツト声明に対する政府の今後の方針、経済界に及ぼすところの方策というものがどういうふうにお立てになつておるかというのを、国民が期して待望しておる点であります。ところが今までにおきましても、その点についての具体的な政府の所信というものが実は発表されておらないと思うのでありますが、今日この経済事情の重大なる際に当りまして、安定本部長官から具体的の案をお示し願いたい、かように私は存じて長官の御出席を求めた次第であります。よろしく一つお願いいたします。

第10回国会 大蔵委員会 第44号(1951/05/30、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 提案者にお伺いしますが、一体この弁護士というのは税理士の仕事は十分弁まえて、何ら今までも支障なくやつておられたものと思うのですが、今更改めて弁護士は国税局長に通知しなくてはならないという理由はどういうところにあるのですか。
【次の発言】 今の質問のうちの弁護士は、税理士の業務ということは、精通していて当然税理士の業務ということには支障のない人々であると思うのでありますが、これは提案者並びに国税庁のほうのかたがたの御意見を一ぺんお聞きしたいのであります。どうお考えになつておるか。
【次の発言】 只今の五十一条で通知することだけで以て業務は行えるというようなことなら、当然これは弁護……

第10回国会 大蔵委員会 第45号(1951/05/31、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 当局に伺いたいのですが、若しこの補償についての金額を国会で以て免税措置をとるというようなことになつた場合ですね。今までそういつたような前例はありますか。
【次の発言】 はあ。
【次の発言】 それはちよつと速記を止めて懇談会で検討してもらいたいと思います。
【次の発言】 私はこの案に対しまして多少の意見を述べて賛成したいと思います。それは弁護士というものは元来税理士は無条件でやれる、当然やれるということになつておるのであります。然るに今回の修正におきまして登録するという点と、登録がいやならば通知をするというような箇条になつておるのでありますけれども、何か法律の作成上から申しますと……

第10回国会 大蔵委員会 第46号(1951/06/01、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 大蔵大臣に、日米経済協力についての御意見を承わりたいと思うのですが、この委員会で、安定本部長官並びに通産当局の意見をいろいろ承わつたのですが、相当資材は入れるという方針だが、その明細はまだわからない。併し今朝あたり見ますというと、日立あたりにはもう発注されているというような状況になつておりますけれども、大蔵大臣のお見通しとして、もう国会も明日で終りになりますし、これは相当重大な問題ですから、若し具体的におわかりの点がありましたら、この際御発表願つて我々の審議の参考にしたいと思います。その点について御回答をお願いします。

第10回国会 大蔵委員会 第47号(1951/06/02、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 国税当局が見えたのですが、昨日大蔵大臣がこの委員会に來まして、今朝の新聞にも出ておりますが、繊維製品の暴落に際して三月決算或いは二月決算あたりの会社の租税に対して、何か特別の措置をとるという言明をされたのです。併しそういうような特別の措置は具体的にこれはどういう方法でやるのか、又どういう方策をおとりになるかということを一応御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今の点で了解しましたが、ひとり羊毛ばかりでなく他の繊維品も最近例えば人絹が約二カ月間に半値になつた、或いは生糸が三分の二になつたとかいう例がたくさんあるのです。そういうのに対しましてもやはり同様の措置をおとりになるお気……

第10回国会 通商産業委員会 閉会後第3号(1951/08/09、2期、国民民主党)

○委員外議員(油井賢太郎君) 委員外の発言をお許し願います。
【次の発言】 先ほど来お話を承わつておつたのでありますが、私は大蔵委員会といたしまして、日米経済協力会の関係で以て五月三十日に政務次官においで願つて、いろいろ物価問題、殊に繊維の問題についてお願いをしておつたのであります。その当時政務次官は、御承知の通り現在は自由経済を自由党は原則としております。こういつたような見出しで以て、同時に物の輸入は民間貿易に委託しているのでありまして、少くとも現在の輸入品はことごとくが国際価格とマッチしていると考えていいと思います。こういうことを断定されているのであります。勿論これに対しまして我々も政府の……

第10回国会 通商産業委員会 第42号(1951/06/05、2期、国民民主党)

○委員外議員(油井賢太郎君) 委員外の発言を求めます。
【次の発言】 今までの御説明を聞いて、首藤政務次官に伺いたいのですが、大蔵委員会でこの前日米経済協力についてのお話をあなたから承わつたとき、産業合理化法案を出してこれに対応するのだというような御説明があつたわけです。たしか周東安本長官も同様なことを言われておるのです。そうするとこの次の国会までこの法案が出ないということになると、大きな影響が産業界に起つて、折角の日米経済協力が思うように行われないということになると思うのですが、その点について何か臨時的な措置でもお考えになつておりますか。

第11回国会 議院運営委員会 第1号(1951/08/16、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 それはあれですよ。日米防衛協定というような案件が出ない場合の話ですよ。私は條件が附いているのですよ。
【次の発言】 出れば改めて……。
【次の発言】 それは官房長官はそうお話になつたけれども、スケールがわからないのですね。ですから、そのスケールによつてあと十分あればいいとか、或いはもう二十分欲しいというような……大体常識的に申しまして私らはそうむちやなことは言いません。
【次の発言】 まあ大体その辺のところでいいだろうと思いますがね。多少のゆとりがあるといいと思いますが……。(「了解」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 参考に伺いますが、何か衆議院のほうがあしたは先にやりたいというよ……

第11回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1951/10/09、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 我々のほうでは外交特別委員会というものの設置は、今のところ必要がないじやないかという説なんです。これは今外務委員会というものの大体仕事の大部分が講和問題なんです。これを取つた外務委員会というものは有名無実で、無いと同じである。それで一応この前からのここで決定されたように外務委員会を拡充して行かれたほうがよろしいじやないかというふうな意見になつております。一応申上げます。

第11回国会 議院運営委員会 第3号(1951/08/18、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 先ほど来昨日私が発言たしことに関連した質問がありましたから、又更に私の属する国民民主党の立場を申上げて御了解を願いたいと思います。  それは全権並びに全権委員代理の交渉を現政府から我が国民民主党にありまして、その点について先刻まで論議したのでありますが、講和全権といたしまして日米安全保障協定を含むのか含まないのかということを論議したのであります。その結果、日米安全保障協定というものについては我々はまだ内容もわからないのだからそれに対しては調印することは不可能である。そういう結論に達して、講和草案に対してのみの調印だけでよろしいかどうかということを現政府と打合いたしまして、その結……

第12回国会 運輸委員会 第7号(1951/10/29、2期、国民民主党)

○委員外議員(油井賢太郎君) 私のほうは民主党といたしまして、只今前之園議員が公用で九州旅行に出ておりまして、委員の差し変えの手続が遅れましたので、只今各会派に交渉して、特に私の出席を承認してもらうことになつております。それで二、三質問することをお許し願いたいと思います。  第一点は、今回の改正で以て拝見しまするというと、最初国有鉄道では三割五分値上げということを言われておつたのですが、政府原案によると、二割五分の三割というふうに、旅客、貨物の運賃が最初の原案より低く定められております。こういうふうに大分低く定められましたが、今回決定いたしまして、すぐ又これを改正しなくちやならないようなのでは……

第12回国会 議院運営委員会 第7号(1951/10/19、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 それは第一班、第二班、第三班の分け方ですけれども、これは大体聞くところによりますと、鹿兒島、宮崎、大分は非常に災害が大きくて、鉄道の不通箇所もまだ相当あるそうであります。そうしますと、一番災害の多い三県を一つの班が廻るというのは、行つて調査したり、見舞をしたりする箇所が非常に多いと思うのであります。そういう点から申しまして、却つて熊本、大分を取替えて行つたほうが都合よくはないかという意見もあるのでありますが、御検討願いたい。
【次の発言】 今の江田君の米麦統制撤廃というのに対しては、私のほうで岩木君が先に出しておりますが、社会党さん差支えないですか。

第12回国会 議院運営委員会 第8号(1951/10/25、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 私のほうは二番目の岩木哲夫君の主食統制撤廃に関する緊急質問でありますが、これは先般の総理並びに大蔵大臣の演説に対する各派からの質問によつてみても、まだ納得の行かない点が多数あり、更に又国民の間でもこの問題は非常に重要視しているのです。それで是非この点について政府の意見の解明を求めたり、或いは国民の代表として突くべき点を突くということをやらしてもらいたいという岩木君からの申出がありますから、是非一つこれはお取上げを願いたいのです。
【次の発言】 時間の点は後廻しにして、緊急質問をお許し願えるかどうかということを先ずおきめ願つて、それから進めて頂きたいと思います。

第12回国会 議院運営委員会 第12号(1951/11/02、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 皆さんのお話を承わつておりますが、定員法という法案そのもの自体の審議というよりも、菊川君の説明を承わると、そのよつて来たる影響、惹起する大きな問題に触れてるから、これは原則論はともかくとして緊急質問をやつて頂いて至当かと思いますから、私はさように考えます。
【次の発言】 速記削除の問題に関連しておるようですから、速記をおとめしてこの際……。

第12回国会 議院運営委員会 第17号(1951/11/14、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 先ほど来皆さんのお話を承わつたのですが、全く今日の小笠原君の提案は我々は尤もだと思う。而も好意を以て議院運営の万全を期したいというふうに我々は酌みとれるのであります。そこでやはり小笠原君の提案の通り、常任委員長の意見を明日聞くということを第一の段階でやつて、而も衆議院との連絡等もありますから、十分そういう点を勘案されて善処されたいと思います。
【次の発言】 私は先ほど来自由党、社会党両党間の話合いを伺つておりますと、今まで前例がなく、野党である社会党から会期延長について必要を認めるというふうに言い出しておるのです。それである以上は、それを率直に容れて、お互いの責任において議運が……

第12回国会 議院運営委員会 第24号(1951/11/27、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 これはどうでしようね、特に政府で以て緊急に審議してもらいたいという理由があるのなら、やはり官房長官がここへ來られて説明をして、その説明を聞いてから議論をするというふうにしたらどうですか。(「異議なし」「それはそうだ」と呼ぶものあり)そのときに認める認めないはこつちにある。

第12回国会 議院運営委員会 第25号(1951/11/28、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 今朝ほど内閣委員長の報告を聞きまして、私のほうの会派としていろいろ検討してもらいましたが、どうも内閣委員長の報告ですと、三日あれば非常に国会の権威のためにも結構な定員法が設定されるであろうというようなお話でありましたが、なぜ二日ではできなくて三日なくてはならないかというようなこともここで問題になつて來ると思うのです。その辺のいきさつをもう一度内閣委員長から説明を聞かないと、ちよつと納得の行かない点がありますから、内閣委員長がこの席にお越し下さるようにお手配を願いたいと思います。
【次の発言】 大体内閣委員長の先ほどのお話によると、三日あれば十分に検討ができる、それより短いのじや……

第12回国会 通商産業委員会 第3号(1951/10/19、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 第一に資料を頂きたいのですが、東南アジア向の地域別資料は頂いておるんですが、商品別の資料も月別にわかりましたら出して頂きたいと思います。これはありますか。
【次の発言】 輸出の商品別の……。
【次の発言】 それからちよつとお聞きしたいのですが、この資料の三によつて見ますと、例えばパキスタン、香港、こういう所が相当あるんです。これは大体中共方面に出ているのも相当あるということは噂されておるんですが、その割合はどの程度になつておるか。若し差支えなければ、あなたのほうの調べがあるなら御発表願いたい。  それからもう一つは、中共並びにソ連に対する輸出が余りにないのですけれども、これはど……

第12回国会 通商産業委員会 第4号(1951/10/23、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 只今皆さんから、お話を承わつておつたのですが、誠に御尤もな点がたくさんあると思います。これについて、いわゆる重量貨物の運賃の特別な運賃制度をとるというようなことを国鉄当局がお考えになつておられるかどうか、その点を先ずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これは極めて素人くさい質問かも知れませんけれども、大量物資を運ぶのに対しまして、国鉄の専門的研究によつて、やはり現在の運賃で堪えて来ておるのですか、或いはこういう重量といいますか、大量といいますかの物資を運ぶということは、相当犠牲になつておるのですか、若し犠牲になつておるというような点があるとすれば、どの程度の収入に対する犠牲……

第12回国会 通商産業委員会 第5号(1951/10/25、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 私は長官に二三お尋ねしたいのですが、最近中小企業者は一体蜷川長官がやつておられた当時と、あなたが就任された今とでは大分内容的に変つておりますかどうか。それは蜷川長官がやつておられたときは中小企業者の危機を叫んであのような問題を起したのですが、その後中小企業庁としては別にそういつたような御発表もないのですが、それは内容が一般的に改善されておるのかどうか。先ず長官のほうから御覧になつた中小企業者の状態を一つお話願いたいと思います。
【次の発言】 次に最近の状況を伺いたいのですが、昔は中小企業者も横の連絡がよくとれていた。ところが同業組合当時のような強制力のある組合が今日なくて、協同……

第12回国会 通商産業委員会 第6号(1951/10/26、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 ちよつと委員長議事進行……。委員が殆んどいないから、今日でなしにしてもらつたらどうですか。相当重要な問題ですから、或いは議員をかり集めるとか、何とかしてもらつて……。

第12回国会 通商産業委員会 第8号(1951/11/09、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 この際伺つておきたいのですが、石炭の輸入についてですね、資料が若しおわかりだつたら、今年度の輸入はどの程度で、全額にしてどの程度、品質というものの区別があつたらちよつと伺つておきたいと思います。
【次の発言】 日本のこの石炭ストに関連して輸入を変更するというようなことはやらないのですね。
【次の発言】 まあ満洲炭とか、開らん炭、ああいつたような近い所の石炭を輸入するという計画は全然ないのですか。
【次の発言】 今のに関連して、そういうのは政府輸入になるのですか、民間輸入で行つているのですか。

第12回国会 通商産業委員会 第14号(1951/11/22、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 この輸出信用保険法に関連しない件ですが、大臣が御出席になつているので、この際特に大臣の御意見を承わつておきたいと思うのです。実は最近繊維業界において各地に破綻が続出して、繊維業界の殊に中小企業界においては何か不安の状況が起きておるのであります。これに対して新聞等を見ますと、大蔵大臣或いは一万田日銀総裁等においては、積極的には救済策というようなことはとらない、こういうことを声明されておるように見えるのですが、通産大臣といたしまして、このような状況下において、日本の産業の最も重要な繊維事業の将来の発展というようなことについて支障を来たすかどうかということをどういうふうにお考えになつ……

第12回国会 通商産業委員会 第17号(1951/11/27、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 大変結構な案なんですけれども、これは交渉されている過程において必ずしも実現される見込は現在のところ立つているのですか。
【次の発言】 これは重大な問題と思うのですが、当委員会に日銀或いは大蔵当局の人を呼んで、これに対してどういうわけでこういうふうな要求に対して受入れることができないか、或いは受入れる見通しがあるかというようなことを検討しておく必要があると思うのですが、委員長においてさようお取計らい願いたいと思います。
【次の発言】 今までの例ではどういうふうになつているのですか。こういうふうな数字を示して、大体まあ国会の委員会等において要望した場合にはかなりの程度の誠意は見せる……

第12回国会 通商産業委員会 第18号(1951/11/28、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 只今提案者のお話を承わつたのですが、これだけでは非常に莫然として甚だ抽象的なんですね。もつと各項目について具体的な数字とか、或いは方策というようなものについての御説明を承わりたいと思いますが。
【次の発言】 午後一時で結構ですから、只今私か言つたように、この各項目に亘つた具体的の資料をそのとき我々のほうに配付なり、或いは御説明なり願いたいと思います。
【次の発言】 実は首藤政務次官おいでになつたからお聞きしておきたいと思うのですが、最近各地で以て破産、倒産をしている纖維業者が相当あるのです。殊に御承知のように東京、横浜の貿易商社にその傾向が多いのですが、それの影響するところも国……

第12回国会 通商産業委員会 第19号(1951/11/29、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 長官に二、三お伺いしておきたいのですが、商工中金が組合員直接に貸出をするというような制度になりますと、これは非常に都合がいいと思うのです。併し組合の基礎がそれによつて弛むというようなことはお考えにならないかどうかという点ですが、なぜかと申しますと、今まで組合というものはその傘下の組合員の信用状態とか、いろいろそういう点をよく熟知していて、組合で借入金を商工中金からしてそれを更に組合員に貸すというような転貸の方式をとつておつたのが相当あるわけです。その節やはり利子の日歩の差金というものをとつて組合の基礎というものの一部にしておつたと思うのですが、そういうことが今後組合員が直接中金……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第9号(1951/11/22、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 私はこの際松永さんにちよつと伺いたいのですが、最近電力不足で国民が非常に困つていることは御承知の通りであります。而も最近におきまして電産ストが大規模に行われるのではないかといつたようなことが新聞紙上等で見受けられるのでありますが、こういうことが実際に起きますれば日本の生産業界、或いは国民生活の根底におきましても相当の不安が出ると思うのです。それに対しまして公益事業委員会としては何らかの対策を、お考えになつておられるかどうかということ、これをこの際御発表願いたいのです。なおこれに関連いたしましては委員長にお願いしたいのですが、労働大臣或いは通産大臣等の対応策があるならば適当な機会……

第13回国会 議院運営委員会 第1号(1951/12/10、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 先ほどどなたからか期間が十日間で大して長くないというお話がありましたが、八月の例の国会はたつた二日か三日だつた、そのときでさえ開会式は行われた。それから見れば十日というものは相当長い期間にもなりますから、そういう点も付して先方に対して御協議願いたい。

第13回国会 議院運営委員会 第9号(1952/02/01、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 今の中田君の時間が二十分というのは慣例として……。

第13回国会 議院運営委員会 第10号(1952/02/04、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 ちよつと待つて下さい。それはおかしい、その前に討論があつて然るべきだ。
【次の発言】 民主党といたしましては今回の人選については多少の不満があるのであります。それと申しますのは今までの人事院の人事官としての上野さんは民間出身でありまして、むしろたつた三人の人事官というものに対して余り官僚の経験の人ばかりでなしに民間人を広く登用して今後の行政の民主化を計るのが至当ではないか、こういう意見が相当あつたのであります。今後政府においてもこうしたような人選には適材適所ということをよく勘案なさつて、とかく官僚尊重主義を非難されかちでありますからそういう点を十分御注意願いたいというふうな意見……

第13回国会 大蔵委員会 第9号(1952/01/31、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 ちよつと関連したことですからお伺いしたいのですが、この問題については成るほど国会において修正することが可能になつて来ると思うのですが、今までの例で申しますと、この予算というものは実際は国会で修正されたこともなければ、修正することもできなかつたという状態になつておるのですね。併し国際的に情勢も変つて来たのですが、今後の見通しとしては国会の自主権によつて予算の修正が可能かどうかということを、これはこの問題と違いますが、重大な点ですから大臣の個人的な御意見でも、見通しについて、若しなんでしたらば、速記をとめてでもお話願いたい。

第13回国会 大蔵委員会 第10号(1952/02/07、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 極めて簡單に……。会計法関係で各庁へ政府の支払或いは歳入の徴収を委任している制度がありますね、それを各省各庁がばらばらにやつているので、地方の出納官が非常に迷惑をこうむるという声もあるのですが、大蔵省一本くらいにまとめてやるという方法はとれないものでしようか、この点をどうぞ……。
【次の発言】 私の言うのは、あなたの今の御説明の中の都道府県というような地方自治団体ですね、これに対する……。
【次の発言】 いや、これは会計法についてです。成るべく速かにやるということが地方自治体としては非常に便利だと思うのです。
【次の発言】 二、三点伺いたいのですが、今度のこの改正で以て認証済み……

第13回国会 大蔵委員会 第11号(1952/02/08、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 ちよつとその前に、私昨日の大蔵委員会で提案したのでありますが、調査団の報告ですね、厖大な資料に上つて、一人で恐らく二時間、三時間やつても報告しきれないほどの資料があるはずです。そういうものを一々この委員会で報告しては、これはやりきれないのでありますが、併し各調査団の重要なポイントだけは要約いたしまして、御報告願つたほうがいいと思いますから、改めてこの点をお諮り願いたい。
【次の発言】 私昨日申上げたのは、皆さんのほうで或いは誤つてお聞取りになられたような感じもあるのです。私が申上げたのは、そういう厖な資料を一々数字等を挙げて報告することは、これは大変だから、速記録へ記載すること……

第13回国会 大蔵委員会 第12号(1952/02/12、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 大矢さんのお話も御尤もですが、いずれ司令部から至急に回答がありましようから、その上で以て討論に入ることを希望いたします。

第13回国会 大蔵委員会 第13号(1952/02/13、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 民主クラブといたしましては、この改正法に賛成するものであります。又波多野委員から出されました修正案に対しましても誠に法文の解釈等疑義があつたのは、これで以て明瞭になるという点と、更に又、年限等におきましても、五カ年というような明確な言葉を入れたということも当然の処置と思われるのでありまして、いずれもこれに対して賛意を表したいと思います。又大矢委員から出されました修正案は、これ又事務上の手続等について当然のことでありますから、これも養成をいたすものであります。

第13回国会 大蔵委員会 第16号(1952/02/22、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 木村委員の質問に関連して……。
【次の発言】 それはいいんですけれども、それはちよつと根本的に重大な見地が木村委員から提案されていることがあるんですが、政府側の意見をはつきり聞いておきたいことが一つある。簡単なことです。
【次の発言】 それは法人税の値上げに際して大企業は一向こたえなくて、中小企業だけが非常に値上げに対して影響が大きかつた、こういう点ですが、主税局あたりのほうから見て実際にそういう点があるんですか、これは明確にしておくべきだと思います。
【次の発言】 私の聞かんとするところは、法人税の値上げに際しての影響が大企業には大したことはなくて中小企業に非常に影響が大きか……

第13回国会 大蔵委員会 第17号(1952/02/26、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 さつきの数字の説明でちよつとお伺いしたいのですが、十一万五千何がしかの組合が現在結成されておるのでしよう。それでその金額は一千百二億というような数字をさつき挙げられたのですが、そうすると一組合の平均取扱金額というものは非常に厖大になつて来るが、どういう組合でそういう大きな資金を集めておるか。これは参考のためにお聞きして置きますが、例えば学校とか、工場あたりでは大した預金が集まつてないというふうに我々は常識上考えられるのですけれども、この数字というものは、例えば十一万の組合で千百二億というと、一つの組合が平均しましても一百万程度の預金があるようにちよつと考えられるのですがね。

第13回国会 大蔵委員会 第18号(1952/03/04、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 私は最近の金詰り、或いは資本蓄積という面から見て、法人税の社内留保についての何か特典を與える途を政府で考えておられるかどうかという点についてお伺いしたいのです。最近御承知のように中小企業者等においては相当金詰りの面から来ている破綻が多いのです。殊に工業界方面なんかを見ますと、利益をそのまま出しますというと四二%も取られる。それよりは機械或いは不動産等に廻したほうが償却というようなことがあつて却つていいというような見地から、利益が挙つた場合にこういうものに向ける。一度不況が来るというと今度は現金がなくて、それで金融機関が応援しない、それでつぶれてしまう、そういう所が非常に多い。そ……

第13回国会 大蔵委員会 第21号(1952/03/11、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 原さんにお伺いするのですが、今お話の外人に対する課税ですね、二〇%課税というのは、これは実際的に及ぼす影響は金額にしてどのくらいになつておりますか。
【次の発言】 どうしてわからないのですか。

第13回国会 大蔵委員会 第27号(1952/03/20、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 大臣にこの際お伺いしたいのですが、先般私が広島からあ  ちらのほうを廻つた際に、まあ各業界の代表の意見を聞きますというと、国税のほうは余り非難はないんですね。今回の改正についても相当国民の負担を軽くしようという大臣の御気持は現われているような気もするんです。併し地方税が非常に非難が多いんですね。地方税が高過ぎる。よつて税制改  正に当つても大臣は地方税との均衡をよくお考えになつて提案されているものかどうかということを先ず第一承わつておきたい。
【次の発言】 まあ一例をこの際参考に申上げますと、固定資産税あたりの算定を地方税でする場合には相当高いい評価をする。ところが再評価問題に……

第13回国会 大蔵委員会 第30号(1952/03/26、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 この提案された物品税法に関してですが、全然撤廃されますと、生産というようなものに対するところの計画ということの資料ですね、そういつたようなものはどういう点からお取りになるつもりですか。
【次の発言】 私が心配するのは、物品税がありますと、いわゆる政府においてどれだけの水飴或いは葡萄糖などが生産されているかということがはつきりとわかるのですね。従つて翌年の生産体系というものは計画的にわかつて来るわけです。ところがこれをもう物品税もないということになりますと、それに対する生産計画とか或いはその品質の面においてのいわゆる計画というようなものが全然なくなりやしないか、そうしますと無制限……

第13回国会 大蔵委員会 第33号(1952/03/29、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 一点だけ伺いたいのですが、この法律を出されるときに、国民負担の衡平の原則ということを謳つておられるのですが、この点所得税等を課せられる場合にも、高額所得者に対しては累進税を課せられる、これもいたし方ないという我々考えを持つております。併しこのような場合におきましても、五万円で打切つたならば、五万円を超過した分に対しては多少でも二分の一にするとか、或いは三分の一にするというようなことで以て皆納得するような方法を考慮せられなかつたかと疑問が出るのでありますが、そういうことをお考えになつたことはありませんか。又将来そういうように訂正する御意思はお持ちになりませんか。

第13回国会 大蔵委員会 第34号(1952/03/31、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 この際、ちよつと化学局長にお伺いしておきたいのですが、先ほどの御説明では、大体日本の染料は七、八〇%賄い得るというお話ですが、それは賄い得るというだけであつて、価格の面であるとか或いは品質の面については外国製品とどのような懸隔があるのですか。
【次の発言】 なお、この際伺つておきたいのですが、まあ染料関係ばかりでなく、日本の化学工業界が発展しなければならないということは、先ほど波多野委員がおつしやつた通り、同感なんです。併しながら国家としてのあり方が、單なる先ほどお話のように課税面において多少恩恵を施すとか、金融面においてまあ何か便宜を図ろうというだけでは、これは化学製品界の向……

第13回国会 大蔵委員会 第36号(1952/04/03、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 第一番に資料の提供ですが、連合国財産の返還、その状況はどんな工合になつておるのですか。お持ちになつておりますか。
【次の発言】 今の土地のほうは原形のままだろうと思うのですが、建物はかなり状態が変つて来ているのと思うのですね。そういうのは返還する際にどういつたような条件で具体的に言うと返すことになるのですか。
【次の発言】 その場合、日本人に対して補償の制度は今度の法令ではあるのですか。
【次の発言】 それでは何ですね、もう返還させられる日本人がどつかへ移つたりなんかすることは各自の責任においてやることになつており、政府が別にそれに対して面倒をみるというようことはないのですか。

第13回国会 大蔵委員会 第37号(1952/04/04、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 私も民主クラブを代表いたしまして本案並びに修正案に賛成します。併しながら連合国に返した財産につきまして、その補償代価が甚だ不当であることが明瞭になつておるのであります。大体戦争直後ぐらいの価額と、その後返還したときの価額の差というものは相当の額に達しておりまして、それがそのままになつておるということは非常な不公平であります。それにつきまして先ほど大野委員からも指摘されましたが、政府は至急にその不公平な点の是正として、法律を以て補償制度を改めて出すというような意図もあると聞いておりますが、一日も速かにその法律を出して、不当の損害を受けたところの国民に対しても速かに補償するというこ……

第13回国会 大蔵委員会 第41号(1952/04/16、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 この機会にちよつと伺つておきたいのですが、二三日前の新聞に横浜の密輸団が何か検挙されて、一億近いいわゆる密輸入品があつたというようなことが出ておつたのです。我々も街を歩いて見ますと外国製品が相当店頭に氾濫しておる状況なんですが、ああいうものは一体密輸入品であるか、或いは正当な関税、物品税を拂つた品物であるかということは一般国民にはわからないことです。これに対して政府当局では一体どんな手段をとられておるのか、この際お聞きしたいと思います。
【次の発言】 あれは簡單に見分ける何かあるのですか。
【次の発言】 あれは何か簡單な表示でもやつて買うほうでも安心して買えるほうが効果的ではな……

第13回国会 大蔵委員会 第42号(1952/04/17、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 特調のかたがお見えになつているので、ちよつとこの前お聞きしたいと思つた点があるのを、この際お聞きしたいと思います。実はアメリカとの間に行政協定が結ばれまして、日本で貸してあるところの家屋とか土地とか、そういうものが接收解除されて、民間の手に戻るのが相当あると思います。それの関係がなかなか捗つていないように見受けられて、民間人が非常に困つている実例がたくさんあるのですが、その点について二三お伺いしたいと思います。第一にあの賃借料というものは、一体どういうものを基準にして今までされておるのか。それから今度の條約の発効によつて今後はどんなような賃貸借の様式をとることができるのか、これ……

第13回国会 大蔵委員会 第43号(1952/04/18、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 第三條の点でまだ納得できない点があるのでお聞きしたいのですが、社会福祉の増進のために要する費用の財源に充てるため必要があるということを政府がどういう際に認めて行くのか、それから具体的にこれを発売させるときでにはどういう手続をとつてやるのですか、その辺のところをもう少し詳しく御説明願いたいのですが……。
【次の発言】 若し銀行局長でおわかりなら承わつておきたいのですが、雑収入のうちにこの八億が入つているのですが、それで歳出のほうは先ほども話があつた五百億円にも上るような社会福祉のための経費ですね。そのうちにこの八億というものは見合いになつておるのですか。それとも又別に何か社会福祉……

第13回国会 大蔵委員会 第45号(1952/04/22、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 関連してちよつと伺いたいのですが、信用協同組合はさつきのお話では六月に改組される。改組と言いますか、今までの特例が外されることになりますので、それが完全に大蔵当局としてはそういう方針で行くのですか。噂によるともう半年ぐらい延ばしたほうがいいのじやないかというような説もあるようですが、その点はどんなようになつておりますか。
【次の発言】 今の提案者のお話に関連するのですが、大蔵大臣の認可というのは大体日数はどのくらいで認可ができるのですか。それと、原則的にそういう認可が仮に信用金庫から出た場合に殆んど無條件で認可しておるのか、その状況をお聞かせ願いたい。

第13回国会 大蔵委員会 第46号(1952/04/24、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 この第三條に三十五億円という金額をきめた問題ですが、大体この間の御説明では今年は二十七、八億円を発行して、そのうち売れない分も見越して、大体政府の予算の八億円というような收入になるという話なんですね。而もこれは将来だんだんと縮小して行くというような方針であるというのなら、三十五億円というものを毎会計年度発行できるようにしてあるのはちよつとおかしいのじやないですか。これはむしろ発行限度は三十億円とか、或いは二十五億円というくらいなところのほうがいいんじやないですか。又余地があるということを認めるわけですね。来年例えばこの法律で行くというと、今年は二十七、八億しか発行しなくても、来……

第13回国会 大蔵委員会 第48号(1952/05/08、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 政府委員から提案理由の説明を伺つたのですが、国民金融公庫法の改正は、参議院でも三年間にれたつて問題になつておつた点なんです。まあGHQの関係等で以て我々一致した意見が容れられなくて、今回提案されたのです。恐らくこの国民金融公庫法の改正については、当事者は一日も早くこれが通過を望んでおることと思うのですが、政府としてはいつからこれを施行に移したい御希望を持つておられるのか、それによつて我々の審議の都合もあると思いますから、御発表を願います。
【次の発言】 今の趣旨を体して、一つ委員長においてお取計らい願いたいと思います。

第13回国会 大蔵委員会 第49号(1952/05/09、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 この第十七條の二の金売捌業という点ですが、これはどのくらいの人数をおきめになるということか、或いはそれと金売捌業に対する手数料というのはどの程度に決定する予定になつていますか。
【次の発言】 趣旨はわかるのですが、具体的にどの程度にする予定なんですか。
【次の発言】 今のは手数料の金額は、例えば一トレーオンスについてどの程度、或いは売上金の何%、そういつたような大体の標準はおありになると思うのです。これはどの程度なんでしようか。
【次の発言】 次に一体政府は金を貨幣として保存したいというような意思がおありになるのかどうか、この点はどうですか。

第13回国会 大蔵委員会 第50号(1952/05/13、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 資料の要求ですが、資金運用部資金の資金の運用状況の明細をお出し願いたい。
【次の発言】 今のに関連して、割引方法以外というと、例えばコール・ローンにするとかそういつたようなことは、何も現金を置かなくても他の一般金融機関に預けるということが運用と見られるのですか、そう解釈していいのですか。
【次の発言】 それでは但書の余裕金というものは、利益金を生じたその利子というのではない、広る解釈するのですね。
【次の発言】 一点だけ伺いますが、第八條の無記名式の場合ですね。その課税は源泉課税二〇%となつておるのですが、金銭信託の場合は無記名式は五〇%という、この違いです。これはどういうわけ……

第13回国会 大蔵委員会 第51号(1952/05/14、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 関連して……、国家で持つている国有財産ですね、例えば土地やなんかを国の機関が使うということは、何か一々届出かなんかして使うのですか。それとも自由に使つていいということになつているのですか。具体的に言うと、まあ今言つた国有財産の広場を警察が使うとか、消防が使うとか、そういつたようなことですな。国家の消防が使うとか、国家の警察が使うとか、それはどういうふうになりますか。
【次の発言】 いや、私の言うのは国家機関がそういうところを使うときは、一々断らなくて使つても差支えないかどうか、具体的にお伺いします。
【次の発言】 今までも何でしよう、使用料を取つて国で貸しておるわけなんでしよう……

第13回国会 大蔵委員会 第52号(1952/05/15、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 一点伺いたいのですが、若しこの貸付を受けている会社が事業の失敗によつて元本も何も返すどころの騒ぎじやないような赤字が出てしまつたという場合に、これは元本の補填ということは優先的にやるのですか。それから又事にもう最悪の場合、破産などという場合には、他の如何なる債権にも優先してこれは返してやるというふうな解釈になるのですか。
【次の発言】 私の言うのはそうではないのです。この契約以外の事由によつて信託会社そのものが、つまり事業の整理をしなくてはならない、或いは破産してしまつた、そういつたような場合における優先処置がとられるのかどうか。

第13回国会 大蔵委員会 第53号(1952/05/16、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 今度衆議院で以て信用金庫法の一部改正を提案されているのですが、これを見ると、組合員外の預金並びに定期積金の受入れと、これに対する担保としたときの貸付というものも当然一年間延期されることになると思うのですが、これは大体その趣旨として信用金庫に組合から移るということはいいでしようけれども、そういう組合員外の預金まで一年間延期するというようなことはちよつとおかしいように思いますが、政府のほうの意見としてどういう考えを持つているのですか。
【次の発言】 これは仄聞するところによると、組合として員外の預金というようなものをずつと将来永久的に許可してもらいたいというような気分も相当あるよう……

第13回国会 大蔵委員会 第54号(1952/05/20、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 この際伺いたい点があるのですが、設備輸出の一体最近の状況はどういうふうになつておるか、資料を出して頂きたいと思うのです。おわかりになつていたら、ここで御発表願いたいと思います。
【次の発言】 この二百四十三億円というのは、年限から言うと、どういうふうな期限になつておりますか。
【次の発言】 この契約については内金とか或いは保証金というようなものは取つておりますか。
【次の発言】 それでは実際にこの補償の対象となるものというのは、平均して契約金額の何%ぐらいになりますか。
【次の発言】 ではあれですか、今貿易商社等が設備輸出の契約をして、例えば大体多いのは向うへ機械を持つて行つて……

第13回国会 大蔵委員会 第55号(1952/05/22、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 この国民貯蓄債券の法案が出ましていろいろ説明を伺つておりますと、大体今回のこの発行によつて得られるところの資金というものは、浮動購買力の吸収ではなくて、大体が横流れの資金であるというふうに我々は考えられるのですが、先ほど大矢委員からも抽せん附割増金を出すというようなことで、抽せんというようなこともまあ考えて見たらどうかといつたようなことでありましたが、そういうことをやれば或いは浮動購買力の吸収ということに役立つかも知れませんが、そういうことを差当つてはしないという以上は横流れ資金の吸収と思います。そういう点から見てこの際大臣に一点伺つておきたいのですが、外資導入ということは現在……

第13回国会 大蔵委員会 第58号(1952/05/28、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 木村委員の問質の中で関連した事項で簡單にお伺いしたいと思いますが、中共貿易の促進方についての具体策です。これはやはり今日本の国民が特に注視している点でありまして、どうしてうまくできないか、できるかということが明瞭でないというのが一番問題だと思うのです。そこで三、四日前でしたか、日本経済新聞にも具体的の取引方法についての大豆とブリキとトタン板のバーター制について申出があつたということが出ていたのです。その点について具体的に一つ御説明を願いたいと思うのですが、御承知のように中共の地区からは優秀な大豆を日本に出してよこしたい。併しそれに対してはブリキ板、トタン板をバーター制としてよこ……

第13回国会 大蔵委員会 第60号(1952/05/30、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 大矢委員に関連するのですが、見返資金から肩替りする金額は大体どのくらいになるのですか。大体これは私企業に貸してあるのは千数億になつておりますが、それのうち中小企業等にも三十三億幾らか出ておりますが、どの程度になつておりますか。
【次の発言】 では中小企業の今の二十八億というのも開発銀行へやはり継承されるわけですか。
【次の発言】 その他見返資金関係の回収金は開発銀行に更に貸出しは一任されるということになるのですか。その場合やはり中小企業にも順次に貸出しされるのか、或いは中小企業は回収しつぱなしになるのですか。
【次の発言】 それは昨日小林総裁が来たときに私は出席していなかつた一……

第13回国会 大蔵委員会 第62号(1952/06/04、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 開発銀行の中山理事さんが見えておられるので、ちよつと二、三質問したいのですが、一昨日中村さんがお見えになつたとき中小企業に対する復金の肩替り、或いは見返資金の肩替り分などについて質問しておいたのですが、昨日は用事ができて途中で留守しましたのでその後の経過はよくわからないのですが、あれは中小企業に対する資金の肩替り分は取りあえず打切りにはしない、引続き面倒は見るというようなお話のように承わつたのですが、具体的に言いますと年賦償却或いは月賦償却とかいろいろ形はあるのですが、返された資金そのものに対しては中小企業に対して全然貸出をしないのではなしに、その余裕金は新たな会社等に貸出をす……

第13回国会 大蔵委員会 第64号(1952/06/10、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 只今小林委員から提案された四つの修正点ですが、いずれもこれは妥当だと思つて賛成したいと思います。更に木村委員から、据置期間の三年を二年に修正することに対する御反対がありましたけれども、私どものほうでも、大体外資導入の一番の導入先は何といつてもアメリカですが、アメリカの資本家の意向を各方面から調査したところによりまするというと、据置期間を長く置くということは、一体日本が外資を導入したいかどうなのか、本当の意が分らんじやないか、若し導入したいという気分があるなら、むしろ据置期間なんか設けないほうがいいのじやないかというような意見もあるのでありますが、我々といたしましては、入つて来た……

第13回国会 大蔵委員会 第65号(1952/06/11、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 大蔵省設置法について資料を要求したいのです。それは我我大蔵委員会でいろいろ審議します上においてもその法案の施行面においてどういう機構で以て円滑に運行されているかというようなものを見るためにも、今度の設置法案の改正によつて人員の配置等はどういうふうに変るかといつた具体的な資料を要求したいと思うのです。
【次の発言】 今のような場合で、個人で破産なんかしてしまつたような場合はどんな取扱になつておるのですか。
【次の発言】 これは主税局長にお伺いしたいのですが、相当破産まで行つて、つまり税金取立のために、体刑とは別に破産まで行つている人も相当あると思うのです。そういうのはまあ今回の大……

第13回国会 大蔵委員会 第67号(1952/06/13、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 さつき御説明の中で金額を細かくされなかつたようですが、ちよつと金額はわかつたら発表願いたいと思います。トン数だけで結構です。一年間の金額をずつと、若し今言うのはあれでしたら、資料で出してもらつてもいいのですが。
【次の発言】 一年間の分。
【次の発言】 そうしますと手持品の二十五億という特別会計にあるのですね。これはどんな内訳になつていますか。
【次の発言】 一年間に只今あなたが読上げられた大体十九億三千二百万円だけなんですかこの特別会計でお扱いになるのは。
【次の発言】 それから硫黄なんかは日本は大体輸出国ですね、そういうのは一遍輸出して又割当てられた形式をとるのですか。

第13回国会 大蔵委員会 第69号(1952/06/18、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 たばこ専売法の改正案に対する質疑ですか。
【次の発言】 この法案は国会においてもたびたび取上げられた問題でありますけれども、今回衆議院から出されたのは大変結構だと思うのですが、この点について多少お伺いしておきたいと思うのです。「大蔵省令の定めるところに」という漠然たの字句がありますけれども、これは具体的に言うと、どういつたような点を定めるのか、一応お聞かせ願つておきたいと思います。
【次の発言】 先ほどたばこ専売法の一部改正について提案者並びに監理官のお話を承わつたのですが、提案者のほうでは大体四割見当までゆとりを認めたほうがよろしいような御意見のようにも伺つたのでありますが、……

第13回国会 大蔵委員会 第70号(1952/06/19、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 二、三点伺つておきたいのですが、この外国為替資金の件ですけれども、最近ドルやポンドの手持が相当多くなつておるのですが、最近承わるところによると、海外に日本の為替銀行が進出する途が開けたそうなんです。そういう際に、今持つているポンドやドルを、そういう海外に進出する日本の為替銀行に預託をするというようなお考えがあるか、この点どうですか。
【次の発言】 外国銀行が国内に進出しているのは相当あるのですね。そういうところへ、現在は外為委員会でいわゆる手持の外貨というものを有効に使つておると思うのですが、そういうふうに使つておるよりも今度の改正法で出ている。外貨証券というほうがよほど右利に……

第13回国会 大蔵委員会 第71号(1952/06/20、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 昨日私は小名浜の採算点に関して政府委員に説明を求めておいたのでありますが、先ずそれを承わりたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これは若し金利を見るとすれば、どの程度見なくてはならないかというようなことを検討されておりますか。それはこの前から工場設備によるところの塩というものの生産費が、塩田の生産費より遥かに安いということなら、これを奨励するのは当然じやないかと思うのです。而も政府資金にばかりこれは期待することはできぬのであつて、民間設備として民間の金融機関等から金融を受けて設備をするということもあり得ると思うのです。そういう際の一つのこれはモデル・ケースだというお話に……

第13回国会 大蔵委員会 第73号(1952/06/28、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 只今国会の我が参議院のほうに行政機構改革の問題が内閣委員会に出ておるのであります。そのうち大蔵省設置法の一部改正案も出ておりますけれども、民主クラブといたしまして検討いたしました結果、国税庁は、これは廃止するのはどうかというような意見が出ておるのであります。それでその問題につきましてこの大蔵委員会でも御検討願いまして、若し皆さんの御賛成を得ますならば、国税庁廃止ということは、これはこの際思い止まつたらどうかというような意味の申入を内閣委員会に提出するのが至当ではないかと、かように存じておるのであります。従つてこの点について皆さんに御検討願いたいという動議をいたす次第であります。

第13回国会 大蔵委員会 第75号(1952/07/24、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 それよりも、この衆議院で要求した資料ですね、この資料について、若しできたら説明してもらつたほうが都合がいいのですが。
【次の発言】 たくさんありますから、その目附の古い順にやつてもらえばいい。
【次の発言】 一体占領軍に接収されたという問題ですが、何か占領軍が勝手に接収したのであつて、日本政府と連絡をとりながら接収したというわけではなかつたのですか。
【次の発言】 併しそういうことは何ですか、その当時全然それじや政府としては調べてなかつたのですか。どの程度どういうものはどういう程度に接収されたという、ただ手をつかねて占領軍のなすがままにしていた、こういうふうな状態だつたのですか……

第13回国会 大蔵委員会 第76号(1952/07/25、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 政府側の答弁について関連して……。今の価格はいつ頃の価格なんですか、最近と大分違つておるようですね。これは重大ですから、新らしいこの法律というものはこれから適用する法律と思うのです。ですから古い価格やなんかの資料で御説明になると大変違うと思うのです。
【次の発言】 只今のお話の家畜四百二、三十万トンの種別、どういう家畜が何頭であるということ、その種別ごとにどういう飼料が要るという点、例えば牛なら牛には大豆粕とか、ふすまとか、とうもろこしがどの程度要るということ、それを書いてもらつて、更にその不足分の輸入分はどの程度であるという内訳を書いて出して頂きたい。

第13回国会 大蔵委員会 第77号(1952/07/28、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 目下衆議院でこの接収貴金属に関連して、ダイヤモンドの接収された数量と、その接収解除によつて返された数量に非常な違いがあるという点をめぐつて非常に問題になつておるようです。殊に又新聞等でも相当大きく区取上げられておるのですが、どういういきさつで、どういう経過になつておるのですか、この際一応お聞かせおき願いたい。
【次の発言】 まあ衆議院の関係のことは衆議院の速記録等を私も見ておるのですが、併し衆議院においての質疑応答の疑問の点等については機会を見て質問したいと思います。ただ、只今のお話の、今後の方針ですが、この報告をおとりになつて、いわゆる民間で以て接収された物件に対しては、どう……

第13回国会 大蔵委員会 第79号(1952/07/30、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 ちよつと懇談会に移して頂きたいと思います。
【次の発言】 この問題について全体的の御質問はいずれ又私の順番のときに申上げますが、只今提案者のお言葉中、外国為替の関係ということをお話になつたんですね、これは今まで大蔵大臣とか或いは日本銀行総裁とか、いろいろの方面からこの委員会で外国為替に対するところの不安というものはないかということは質疑応答を随分やつたんです。絶対にそういうことはないという今までの答えなんですね。併し自由党で重きをなしておるところの坂田さんの今のお言葉によると何か外国為替について最近新たな情勢が起きたか、或いは起きるような状態になつておるのですか、この今のお言葉……

第13回国会 通商産業委員会 第5号(1952/02/01、2期、国民民主党)

○委員外議員(油井賢太郎君) ちよつと委員外で随時発言を今日は特別お許しを願いたいと思います。
【次の発言】 ちよつと通産当局のほうにお伺いしたいのですが、先ほどお話を承わつておると、このポンド過剩に対しては輸入の促進と輸出の抑制というふうな工合に承わつたのですが、輸出のほうは或る程度チェックできると思います。併し輸入の促進というのはお互いに相手があることなんですが、これは何か政府輸入でもなさるというような意図でもあるのですか。
【次の発言】 そうしますと、スターリング地域から輸入しようという例えば日本の貿易商社があつたとしますと、それは自由に政府では許可するという方針で輸入促進を図ると、こう……

第13回国会 通商産業委員会 第6号(1952/02/05、2期、国民民主党)

○委員外議員(油井賢太郎君) この際政務次官がおいでになつておるし、又繊維局長も見えておられるので、貴重な時間をちよつとお許し願つて質問させて頂きたいと思います。  実は先ほど島さんからも話があつたようですが、我が国の輸出貿易で以て相当ウエイトの重いいわゆる繊維事業についての政府の考え方と方針について御意見を承わりたいのであります。それは福井あたりからも盛んに言われておるようですが、日本の輸出の絹織物というものに対しまして、最近の状況を見ますというと、全く飢餓輸出そのもののような状態を現出しておるのであります。御承知のように商社が大分潰れまして、そのために金融等の関係から投売りをする、まあ繊維……

第13回国会 通商産業委員会 第67号(1952/07/29、2期、民主クラブ)

○委員外議員(油井賢太郎君) 只今島さんからの御質問ですが、大体三十三億というのは、これは実際に拂つてある税金の全額なんです。併し調査表等によつて税額が書かれておつても、実際の品物について前から持つておるものもありますし、それから又あとで課税標準の引下げというような措置をとつたことも事実あつたのであります。例えば昭和二十四年の九月あたりには二千円程度の標準として税金八百円というものをとつたものが、十月、十一月あたりは大蔵省当局あたりでも成るべく安くしてそれでは課税したらどうかということによつて、千五百円とか千円というような課税標準まで下げて税金をとつたものもあるのです。そうして見ますと、業者の……

第15回国会 地方行政委員会 第1号(1952/10/28、2期、民主クラブ)【議会役職】

○委員長(油井賢太郎君) 只今から地方行政委員会を開会いたします。  このたび不肖私が議院の選挙によりまして西郷委員長のあとを受けて地方行政委員長になりました。地方行政に関しましては、私は従来も多大の関心を待つておりましたが、何分初めて直接地方行政委員会を担当することではありますし、この方面に関する経験も極めて薄いものでありますから、委員諸先輩によろしく御指導を願つて、委員会の運営について円満に行わして頂きたいと思います。何分よろしく御協力のほどをお願いいたします。
【次の発言】 先ず理事の辞任及び補欠に関する件をお諮りいたしたいと思います。理事の岩木哲夫君から辞任の旨が申出がありましたが、こ……

第15回国会 地方行政委員会 第2号(1952/11/08、2期、民主クラブ)【議会役職】

○委員長(油井賢太郎君) 只今から第二回地方行政委員会を開催いたします。  お手許に差上げておきましたが、先般各方面に対する議員派遣の件について皆さんのほうの御意見を今日は承わつて、具体的に方法を決定したいと思います。そこで十月三十日付の印刷物を御覧になりますとおわかりになるでしようが、この派遣の目的は、地方行政の改革に関する調査のため、特に今次総選挙の実施状況及び治安問題に重点をおくが、地方行財政の状況、その他地方行政上の諸問題についても現地調査する。こういうふうな目的で以て議運のほうに提出したいと思いますが、これについて御異議ございませんか。

第15回国会 地方行政委員会 第3号(1952/11/11、2期、民主クラブ)【議会役職】

○委員長(油井賢太郎君) 只今から委員会を開会いたします。今日の議題は先般行われました衆議院の総選挙の施行の状況に関しまして各方面から意見を聴取し、併せて皆様がたから質疑等を行いたいと思います。  先ず第一番に法務省刑事局長の岡原昌男君から説明を求めたいと思います。まだ岡原君が見えませんから、国警の谷口次長から説明をしてもらいたいと思います。
【次の発言】 では質疑は後廻しにいたしまして、田中警視総監の説明を求めます。
【次の発言】 次に自治庁の佐久間選挙課長から説明をしてもらいます。
【次の発言】 次に順序は違いましたが、法務省刑事部の刑事課長に説明を求めます。

第15回国会 地方行政委員会 第4号(1952/11/14、2期、民主クラブ)【議会役職】

○委員長(油井賢太郎君) 只今より委員会を開会いたします。  今日の問題は平衡交付金に関して政府の方針を聞き、並びに本日は知事会の代表、市長会の代表、町村会の代表も来てもらいまして、各方面からの意見も聴取し、併せてそれらに対する質疑を行いたいと思います。大臣は只今要求中でありますが、皆さんにお諮りいたしますけれども、大臣出席前に只今全国の知事会が開催されておりまして、知事会の幹部の茨城県知事友末洋治君が繰合せて今来ておるわけでありますが、大臣出席前に知事会の意向をこの際先ず聞いておきたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 承知いたしました。さよう取計らいいたします。

第15回国会 地方行政委員会 第5号(1952/12/01、2期、民主クラブ)【議会役職】

○委員長(油井賢太郎君) 只今より委員会を開会いたします。  今日議案に提出しましたのは、地方制度調査会に関する件でありますけれども、地方制度調査会の委員の数について我々参議院の地方行政委員会といたしまして、政府側に如何なる方針をとられるかということを一応尋ねてみたのでありますけれども、その結果について本多大臣から今日は御回答願いたいと思います。
【次の発言】 只今大臣から政府の方針について回答がありましたけれども、これに対して御質疑ありませんか。
【次の発言】 他に質疑ありませんか。
【次の発言】 他に御発言がなければ、この程度で地方制度調査会の質問を打切つて、次に地方財政に関する研究に移り……

第15回国会 地方行政委員会 第6号(1952/12/04、2期、民主クラブ)【議会役職】

○委員長(油井賢太郎君) これより委員会を開きます。ちよつと速記をとめて下さい。    午前十時五十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。  この前の委員会から引続き今回の補正予算に関する地方財政の問題について、政府側に対して御質疑を願います。  なお今日は政府側から三種の資料が提出されておりますが、若し説明を要する点がありますなら政府側の説明を求ます。
【次の発言】 質疑はこの程度で本日は終りたいと思いますが、この際皆さんにちよつとお諮りしますが、十日の午後横浜市に出張視察に来てもらいたいというので同日午後参ります。御都合のいいかたは成るべく御参加願いたいと思います。  次回の開会……

第15回国会 地方行政委員会 第7号(1952/12/09、2期、民主クラブ)【議会役職】

○委員長(油井賢太郎君) 只今から委員会を開催いたします。本日の議題にいたしましたのは地方財政に関する件でありますが、先般来政府の提出いたしました補正予算の計数と、全国市長会或いは町村会の調査による計数との開きが非常に大きな数字を示しております。それにつきまして、市長会並びに町村会の代表の方々に今日は特に出席してもらいまして、政府との計数の上における相違点を明細に聞かしてもらつて、この委員会の参考にいたしたいと思います。先般市長会においていろいろと承わつたのでありますが、今日は公式に代表として宇都宮市長の佐藤和三郎君が出席いたしておりますが、この際、佐藤君に市長会を代表いたしまして明確に計数の……

第15回国会 地方行政委員会 第8号(1952/12/13、2期、民主クラブ)【議会役職】

○委員長(油井賢太郎君) 只今より委員会を開会いたします。  本日は消防関係の件につきまして、財団法人の日本消防協会会長岡本愛祐君より市町村の消防費に対する補助金に関する法律制定について、更に全国都市消防長連絡協議会会長塩谷隆雄君より消防財源の確立について、この二つの陳情が出ておりますので、それぞれその説明を聴取いたしまして、そのあとで政府側の出席者として国家公安委員長青木均一君、国家消防本部長滝野好暁君、大蔵省主計官小熊清君、自治庁次長鈴木俊一君、同じく財政部長武岡憲一君の諸君からも政府側の説明を求めたいと思います。なお別紙一覧表の通りに消防に関する請願、陳情がそれぞれ一件ずつ出ておりますか……

第15回国会 地方行政委員会 第9号(1952/12/16、2期、民主クラブ)【議会役職】

○委員長(油井賢太郎君) 只今から委員会を開会いたします。  町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案につきまして、衆議院側から提案理由の説明者として鈴木直人君が見えておりますから、これに関する説明を先ずお願いいたします。
【次の発言】 呼んでありますから、警察法の只今の質疑は多少あると思いますが、そのあとで御発言願いたいと思います。
【次の発言】 承知しました。
【次の発言】 只今提案理由の説明があつたわけでありますが、これに対しまして国警の次長谷口寛君並びに総務部長柴田達夫君も見えておりますから、御質疑がありましたら御質疑を願います。

第15回国会 地方行政委員会 第10号(1952/12/18、2期、民主クラブ)【議会役職】

○委員長(油井賢太郎君) 只今から委員会を開会いたします。
【次の発言】 承知いたしました。  本日は町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案の審議を続行いたしたいと思います。  なお皆様にお諮りしておきますが、本日の午後地方制度調査会が開催されるので、当委員会からも相当そのほうへ御出席がありますので、大体午前中にこの法案を継続いたしたいと思うのであります。そしてできましたならば大体法案の性質上本日中に採決をいたしたいと思いますが、さよう取計らつてよろしうございますか。
【次の発言】 只今異議ありというお言葉ですが、大体午前中だけということだけはあらかじめ御了承おきを願いたいと……

第15回国会 地方行政委員会 第11号(1952/12/19、2期、民主クラブ)【議会役職】

○委員長(油井賢太郎君) 只今から委員会を開会いたします。  本日は昨日に引続きまして、町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案を先ず議題に供しまして、そのあとで本多国務大臣の出席を皆さんのほうから要求されておりますので、国務大臣が参りましたならば、附加価値税が今年の十二月三十一日を以てこの前の特例である期限が切れますから、その後の経過をどういうふうにするかということについて皆さんに御質疑をして頂くことになつております。更に又平衡交付金関係の二法律案につきましても、その後引続き今日はやる予定になつておりますから御了承おき願いたいと思います。  先ず警察法関係の議題に対しまして質……

第15回国会 地方行政委員会 第12号(1952/12/23、2期、民主クラブ)【議会役職】

○委員長(油井賢太郎君) 只今より委員会を開会いたします。請願及び陳情を議題に供します。速記をとめて下さい。    午前十一時十六分速記中止
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。  先般各方面に御出張なさいました結果をこの際御報告を願いたいと思います。先ず第一班宮田君からお願いいたします。
【次の発言】 では第一班の提出されました報告書は速記録に載へせることを御確認願つておきまして、第二班といたしましての御報告を岡本君にお願いいたします。
【次の発言】 では只今第三班の原君から御報告がありましたが、御提出の書類は速記録の附録へ載せるように手配いたします。

第15回国会 地方行政委員会 第13号(1952/12/24、2期、民主クラブ)【議会役職】

○委員長(油井賢太郎君) 只今より委員会を開会いたします。  本日の議題になりますのは、地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案、並びに昭和二十七年度分の地方財政平衡交付金の単位費用の特例に関する法律案でありますが、本多国務大臣が見えておりますので、当委員会から、年末に際して、公務員の給与改善について、大蔵大臣といたしては何か措置をするというようなことを予算委員会等においても言われておるのであります。それに対しまして地方に対する財政措置はどういうふうにするかということが只今問題になつておるのでありますが、国務大臣といたしましてこの委員会においてその点をはつきりとされたいと思うのであります。

第15回国会 地方行政委員会 第14号(1952/12/25、2期、民主クラブ)【議会役職】

○委員長(油井賢太郎君) 只今より委員会を開会いたします。先日来に引続きまして、平衡交付金関係の二法案につき質疑を続行いたしますが、本多国務大臣、武岡財政部長並びに鈴木次長が見えておりますから、御質疑のあるかたは御質疑を願いたいと思います。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 さつき中田君から要求された資料は期日までに間に合いますか。
【次の発言】 できるだけ努力願います。
【次の発言】 只今石村君から質疑打切りの動議が出ましたが、質疑はこの辺で打切つて御異議ございませんか。



各種会議発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 財政及び金融・商業・鉱工業連合委員会 第2号(1947/10/22、1期、民主党)

○油井賢太郎君 第六條については、実はこれは安定本部長官にお伺いいたしたいのですが、この具体的基準を定めて、これを公示するという條項なんですが、若し政府委員の方でこれについて具体的にお話願えれば幸いだと思うのですが、この法案は具体的基準が持株会社整理委員会によつて定められる。その結果において、我々はこの法案全体というものに対して、一定の観念を抱くということになるわけですが、その具体的基準が決まらない中には、ちよつとこの法案に対しての考え方がどこへ置いていいかという見当がつかないと思うのです。これについて御説明を願いたいと思います。

第1回国会 財政及び金融・商業・鉱工業連合委員会 第3号(1947/10/30、1期、民主党)

○油井賢太郎君 今のに関聯しますが一昨日持株整理委員会の笹山委員長から、適用は主に制限会社にするというような談話が新聞に載つているのですが、今のお話によりますと、そういうふうな基準ということを明示していないのですが、この新聞が正当なんですか。それとも大体新聞に発表されたようなところで我々考えていてよろしいですか、どうですか。
【次の発言】 この前二十二日の委員会におきましては、具体的基準というものをはつきりとこの次の委員会までにお示し下さるという話でしたが、配付になりましたのは、その再編成の基準要旨というものだけであつて、大分我々の方の要求したものと、又必ず配付して下さると言つたものと開きがあ……

第1回国会 財政及び金融・商業・鉱工業連合委員会 第4号(1947/11/07、1期、民主党)

○油井賢太郎君 この法案の第一條の目的を第三條に「公共の利益のためにこれは排除しなければならない。」、この點についてちよつとお伺いしたいのですが、或いはすでにこの問題は他の委員によつて質問が出ておれば重複するようになりますが、第一條におきましては、國民經濟を合理的に再編成することによつて、民主的で健全な國民經濟再建の基礎を作る、これが目的だと、はつきり謳つてあるのですが、然らば第三條におきまして、いろいろ、獨占的性質の企業であるとか、關聯性のない事業であるとか、そういうものを指定して、これが公共の利益のために排除しなければならないと、はつきり又ここで指定してあるのです。若しそれならば、公共の利……

第1回国会 財政及び金融・商業連合委員会 第1号(1947/10/01、1期、民主党)

○油井賢太郎君 只今までの御説明によつて、大体の経過は了承したのでありますが、今後貿易資金関係におきましては、政府といたしまして、これを独立会計的に運営なさる方針であるかどうか。又若し独立会計式にやるといたせば、例外價格等で輸出品を買上げたような場合、その補償差額は別の会計によつて負担するというようなお話もあつたようでしたが、その半面におきまして、輸出代金よりも買上價格が非常に安いような場合も相当あると思います。その価格差金等はどういうふうにするものでありますか。これを伺いたい。又更に今貿易関係の生産業者というものは、資金の面におきまして旱天に実に慈雨を求める如く皆首を長くして待つておるのであ……

第1回国会 財政及び金融・商業連合委員会 第2号(1947/10/09、1期、民主党)

○油井賢太郎君 この前この合同委員会におきましては円の各種の表とドルの各種の表と両方お出し下さるというふうにお伺いいたしたのでありますが、円の表だけを拜見したのではその詳しいことが我々によく分らないように思いますが、ドルの方もお出し下さるようにお願いいたします。

第2回国会 決算・商業・鉱工業連合委員会 第1号(1948/03/29、1期、民主党)

○油井賢太郎君 商工大臣にちよつとお伺いいたしたいのですが、この中小企業廳設置法案なる内容を見ますと、大体が工業に重点を置いて、商業ということに殆んど関連を持たない法案ではないかと思うのです。この点について見解を伺いたい。  第二番には、現在の統制経済下にあつて、中小企業が発展する余地があるかどうかということを考えて見ますと、一面においては、いろいろ指導或いは奬励によつてこのような法案を出すと言いますが、又他面におきましては、統制経済においては價格の統制ということが先ず第一番に取上げられるのであります。その際にその発展であるとか、経営を振興させるというようなことについて、價格の統制が嚴重に行わ……

第2回国会 決算・商業・鉱工業連合委員会打合会 第1号(1948/04/16、1期、民主党)

○油井賢太郎君 商工大臣に一點だけお伺いいたしたい。今日中小企業廳を設置して中小企業の發達を圖るという御趣旨は、誠に結構であります。現在日本の中小企業者は非常に重税に惱んでおるということについて、商工大臣の御所件を伺いたいのです。つまり營業税とういうようなものが課せられておつて、他の農業或いは漁業というものに比べて見ても、非常にバランスが取れておらない。而も中小企業者は勤勞者であり、実業家であるということになつておるのであります。そういう點において他の勤勞階級が勤勞所得税を相當大幅に基礎控除されておるというのに拘わらず、ひとり中小企業者のみはそういう恩典もないというふうな状態でありまして、幾ら……

第2回国会 決算・商業・鉱工業連合委員会中小企業庁設置法案に関する小委員会 第1号(1948/05/20、1期、民主党)

○油井賢太郎君 只今山下委員竝びに中平委員から、中小企業廰の名稱が適用でないというようなお話がありましたが、私は今の日本の經濟界の段階におきましては、勿論大財閥というものはなくなつておるということも或いはいい得られるかも知れませんが、併しやはり殘されたる事業の中でも中小企業と然らざるものということは明確には區別されないけれども、漠然たる間におきましても國民の間では區劃がされておるように私は考えられるのであります。そういう點から申しまして、現在日本の企業が、中小企業に幾分大企業から見て不利だというような見地から、政府のこれに對する對策の要望があつた以上、やはり中小企業者の立場になりまして中小企業……

第2回国会 鉱工業・商業連合委員会 第1号(1948/07/02、1期、民主党)

○油井賢太郎君 第四條第一号に公正取引委員会の認可した行爲はこれを許容されるというようなことを追加されたのは、大変に結構のようでありますが、先だつてウエルシユ氏のお話によりますと、この第四條は許容範囲を具体的に示したものであるというようなことであつて、これに限られたものでないというようなお話でありましたのであります。そういう点から申しますと、第四條の公正取引委員会に届出だけによつて一應認めてはどうかというように我々は考えておりますが、そういう御意思があるかどうか。それから更に公正取引委員会は、たつた七人で以て形成されておつて、そのうち四人出なければ公正取引委員会は開催されない。そういうことで、……

第2回国会 財政及び金融・商業・鉱工業連合委員会 第1号(1948/06/23、1期、民主党)

○油井賢太郎君 先ず資料の提供をお願いしたいのですが、第二條に書かれました四十項目に亘るところの、この收入予定額はどういろふうになつていますか。資料をお持ちでしたら御配付願いたいと思います。
【次の発言】 只今の御説明によると、消費者に皆轉嫁して行くというようになりますれば、製造のときに製造課税をする方が一番合理的でもあり、徴税にも支障を來さないというように考えられますが、その点はどうでありますか。
【次の発言】 もう一つ聽きたいのは、第二條の中で銀行、無毒業等の利子の支拂の際に、やはり百分の一を取るということは、源泉課税式にされておるところの所得税のときに、徴收する税率を変えたらいいのじやな……

第2回国会 財政及び金融・商業連合委員会 第1号(1948/06/07、1期、民主党)

○油井賢太郎君 貿易廰長官がお見えになつておられますので、一應この貿易の根本理念について御質問申上げたいと思いますがよろしゆございますか……。御承知のように日本の再建は外國貿易の伸展にありということは十分官民共に理解しておるところでありますが、最近一般の風潮といたしましても、いわゆる政府貿易、官廰貿易というものの代りに民間貿易の伸展を期さねばならないと主張されておるのであります。それにつきまして最近の貿易事情を見まするのに、今まで貿易廰が公團を通じまして貿易をいたしておりましたのを、全然違つたシステムを取るのでありますが、その際民間貿易になつた時の資金、資材の面というものが、果して今まで通り圓……

第2回国会 財政及び金融・商業連合委員会 第2号(1948/06/08、1期、民主党)

○油井賢太郎君 関連して……中西委員のお話は大変御尤ものようだが、昨年貿易廳長官からの御説明では、ドルの貿易資金の関係と円資金の関係とは全然別個のもりであるというふうに、我々そう了解いたしておつたと思いますが、現在でも勿論そういうふうなシステムをとつておられると思うのです。結局ポルの輸入輸出の総額の差というものは、例えば三億ドル或いは三億五千万ドルあつたとして、その差を輸入比率の方のいわゆる八十ぐらいとか或いは五十で以て換算するか、或いは一ドル二百円とか二百五十円とか輸出関係の方の比率で換算するかという点に結論はなるのであります。これについては現在ドルで以てアメリカから借勘定になつておる分をど……

第2回国会 財政及び金融・商業連合委員会 第3号(1948/06/15、1期、民主党)

○油井賢太郎君 貿易長官にちよつとお尋ねいたしますが、貿手の割引ですけれども、貿手は長官が再々おつしやつたように優先的に割当をするという原則になつておるということでありまりますが、実際問題といたしましては、日銀の許可がなかなか困難であつて、市中銀行の割引が円滑でないということを、実は私昨日関西方面に行つてもそういう声が高いのを問いで参つたのであります。これに対しまして何故貿手のような重大な手形を枠内で以て処理しなくてはならないか、どうしてこれを枠外で以て処理することができないのかということが非常に疑問になるのであります。この点をもう一應一つ貿易長官から詳しく御説明願いたいと思います。

第2回国会 商業・財政及び金融連合委員会 第1号(1948/06/15、1期、民主党)

○油井賢太郎君 只今委員長からも話がありましたが、一株五十円という單位の株が今日本では多いのでありますが、たつた五十円というと、煙草一つも買えないというような細かいものになつてしまつておるのです。これについては政府としてはいろいろな費用の節減というような観点から、これを十株を最低とするように整理をするというような、いわゆる端数の整理というようなことをお考えになつておりますかどうか。

第2回国会 通信委員打合会 閉会後第2号(1948/07/27、1期、民主党)

○油井賢太郎君 どうです、條文のところは省略していいじやないですか。
【次の発言】 ちよつと伺いますが一般放送局というのが、放送料金を取立てることはでないような組織になつているのですが、そういたしますとなかなか今の物價高の情勢からいたしまして、一般放送局が、大体どういうふうな施設とか、或いは計画というようなことを決めたとしても、実際行われるかどうか、疑問のように思われますが、これに対してはどういうふうなお考えを持つておられるのでありますか。
【次の発言】 この法案に盛られておる精神をいろいろ拜見すると、大体民間放送局を作ることができるような趣旨の下に作られる案だと思うのです。併しながら只今政府……

第2回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1948/07/04、1期、民主党)

○油井賢太郎君 民主党はこの第四分科会にかかつております運輸交通並びに通信に関する予算に対して、全面的に賛成をいたすものであります。御承知のように通信料金を四倍値上げいたしましても、約六十億の赤字がある。而も戰前におきますところの通信会計の黒字を出したような時代と異りまして、今日におきましては国家財政があらゆる面において赤字を出しているというときに際しまして、ひとりの通信関係のみが一般会計の厖大なる負担を受けるということはこれは困難でありまして、当然通信会計といたしましても、この程度で以て我慢をしなくてはならないという見地より賛成いたすものであります。  又運輸交通関係の予算につきましても、三……

第4回国会 大蔵・人事・労働連合委員会 第2号(1948/12/07、1期、民主党)

○油井賢太郎君 人事委員会から、政府職員の給與改訂案が出ましたが、これについて説明を先ず聽きたいと思います。

第4回国会 大蔵・人事・労働連合委員会 第5号(1948/12/21、1期、民主党)

○油井賢太郎君 私は政府委員にお伺いしたいのですが、昭和二十三年十一月以降の政府委員の俸給等に関する法律案というものを出されたままになつて、今回この修正案が出されたのでありますが、両方比較すれば、全然内容も何も関連性のない、変つてしまつたものが出ておるのですが、なぜ前の案がそのままにされて、新らしくこれを出されたかということが第一点と、第二点におきましては、人事院の勧告に從つてこの修正案を出したというお話ですが、國家公務員法の規定によつて人事院が百分の五以上俸給を変更しなくてはならないときは、又政府に勧告するという規定があります。それが今後も百分の五以上の変更があつたようなとき、人事院から勧告……

第5回国会 運輸・大蔵連合委員会 第2号(1949/05/31、1期、民主党)

○油井賢太郎君 いろいろの條項に亘つて一問一答式にお答えを願いたい点があるのですが、実は私もこの委員会は初めてなんで、或いは重複した点があつたら御注意を願います。  先ず第一にこの法案の目的として拂下げされる鉄道線は、戰爭目的のために買收されたものを対象とされておりますが、それでこの賠償対象となつた鉄道線路、これはもう今日その目的は消滅しておるということを言われております。これは勿論戰爭は終つたのですから、当然戰爭目的のためという目的は消滅しておりますが、併しながら戰時中の目的と違つて、今日ではもう鉄道そのものも平和産業にすべてが切替えられておるものと思います。從つて全然國家で以て経営するのは……

第5回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第5号(1949/04/20、1期、民主党)

○油井賢太郎君 最後に一点お伺いいたしたいのでありますが、総理は今回の税制改正については、シヨープ博士が來るまでは、審議会で以て十分檢討して行くんだというようなことを、そうおつしやられたのでありますが、この地方配付税に限つて、政府が今回、外の税制の改革とは切り離して、なぜ三三・一四を一六・二九になるかということが、どうも我々納得行かない、又今年度限りというお話でありますが、今年度限り御都合によつて訂正されるということは、これは一つの前例になつて、來年度におきましても、どういう政党が内閣を組織するか知りませんが、吉田総理大臣の今回の例をとつて、慣例によつて又これを一六・二九%よりもつと或いは引下……

第5回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1949/04/18、1期、民主党)【議会役職】

○主査(油井賢太郎君) 只今より第二分科会を開きます。本日の議題は昭和二十四年度一般会計予算、昭和二十四年度特別会計予算の昭和二十四年度政府関係機関中外務省、文部省、厚生省の所管であります。先ず外務省の所管について当局から説明を求めます。
【次の発言】 では御審議のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 管理局長と條約局長が出ておりますが御質疑ありませんか……條約局長は見えておりません、管理局長が見えておりますが……。別に御質疑もなければ午後まで一旦休憩をいたしたいと思いますが御異議ございませんか。
【次の発言】 尚午後は一時から文部省所管の件について質疑を行うことになつております。では……

第6回国会 経済安定・大蔵・通商産業連合委員会 第2号(1949/11/26、1期、民主党)

○油井賢太郎君 先ず第一は、日英通商協定が大分遅れたために日本の産業上に及ぼした影響が多かつたのでありますが、将来もあんな工合にいつでもだらだらになつては困る、この点について見通しはどうか。第二点として日英通商協定式のものが他のあらゆる国にもやれるかどうか、この見通しをお伺いしたい。
【次の発言】 この法案によつて銀行の権限というものは、先程中川委員からもお話がありましたが、相当増大するようになりますが、その場合は銀行と特殊関係にある商社は非常に利益を得るというようなことが懸念されますが、これに対して対策がありますか。
【次の発言】 輸入物資に対する補給金は、将来も継続なさる積りですか。これは……

第7回国会 建設・大蔵連合委員会 第2号(1950/04/20、1期、民主党)

○油井賢太郎君 今のあれですが、地域的に期間的にあなたの方で計画を立てられるような話ですが、何か資料はありますか、そういつた第一の資料、期間的地域的……
【次の発言】 資料はありますか、地域的の……
【次の発言】 それでは私はちよつとお伺いしたいのですが、この主務大臣は建設と大蔵両大臣ですか。
【次の発言】 それから大体今のお話で、第一期として第一・四半期が二十億と言いますが、その後の計画はどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 それからこの公庫が見返資金でやられる額は相当なものですが、だんだん見返資金が減つて参りますと、将来はこの公庫は国家だけでやつて行くというふうなことになるのです……

第7回国会 大蔵・人事連合委員会 第2号(1949/12/22、1期、民主党)

○油井賢太郎君 主計局長でよさそうな質問をいたします。(笑声)今度の賞與額が五十三億八千万円というふうになつておりますが、これだけ支給することによつて、税金の面でどれだけ吸上げることができますか。
【次の発言】 その三割の税金というものは大体自然増收の形になるのですが、むしろこの五十三億を実質的に支拂つて税金は枠外に出すような方法は採れなかたつでしようか。
【次の発言】 私の問わんとするところは、実質的に五十三億支拂えるような方法を採れなかつたか、結局三割ということになるとすれば、六十五億とか七十億とかいう財源で、一応支拂う形を採つて行けなかつたかということであります。

第7回国会 大蔵・地方行政・建設連合委員会 第1号(1950/03/29、1期、民主党)

○油井賢太郎君 先ず第一番に旧軍用財産の内訳表を一つお出し願いたいと思います。それは各軍港ごとに土地或いは建物、その他の物件というものを明細にお出し願わないと、この審議は見当が付かないのじやないか、こう思われるのであります。それを要求いたします。
【次の発言】 若しこの旧軍港に対してですね、どこの国とは明示されなくても将来そういう国から、他の国からですね、軍港にする目的で以て租借をしたいとか、或いは施設をしたいというようなことが若しあつたとしたときは、この法案とどういうふうなそこで関連を生ずるのですか。
【次の発言】 この法案を一貫して、通じまして、国有財産或いは軍用財産の譲受けをする方の側は……

第7回国会 地方行政・大蔵・文部連合委員会 第1号(1950/04/30、1期、民主党)

○油井賢太郎君 「基準財政収入額は、」というこの参考書類の中のやつですけれども、その中で、基準財政収入額は、これを財政需要額から財政収入額との差額の九〇%との額との合算額としては、どうもこの文句は見当付かないのですが、これを説明して下さい。これは道府県市町村別財政需要額及び財政収入額等の見込額調、それの備考の四ですが……
【次の発言】 さつき木内委員の質問に対して千五十億の問題ですけれども、これは千五十億というものを予算で上げたときは、もうあらゆる方面から数字をちやんと基礎にして作つて予算に上げたのですか、そういうふうに解釈していいのですか。

第7回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第1号(1950/04/10、1期、民主党)

○油井賢太郎君 先程本多国務大臣からお話があつたのですが、税額が昭和二十五年度においては、大体地方団体として千九百八億円入るということが話されております。  又二十四年度は千五百二十四億円となつておりますが、この千九百八億円の明細はこの配付された数字のどれに当嵌りますか。先ずそれからお尋ねいたします。どれとどれを足したものでありますか。
【次の発言】 どれとどれを合せて……。
【次の発言】 さつき大臣のお話で、地方税は地方の財源を豊富にするというのが第一番の目的である、誠にお説御尤もなのですが、そのため大体三、四百億の増税になる。併しそれは寄附金が減つたから結局同じことだというふうに聞えたので……

第7回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第3号(1950/04/12、1期、民主党)

○油井賢太郎君 ちよつと議事進行についてお諮りしたいのですが、大臣がお出でになるのですか。
【次の発言】 後程見えますか。
【次の発言】 それではその折でよろしいです。
【次の発言】 大臣にちよつとお伺いいたしたいのですが、只今の提案されておる附加価値税で、政府の方では応益関係でつまり附加価値税を出しておるということを強調されておる。併しこれは地方におきましては大体事業を起そうとするときには事業さえ起れば地方のためになるという見地から、今まであらゆる土地で以て事業を持つて来る。起すということを盛んにやつておる。それが何らかの形式で地方には利益が挙がつておるということになる。例えば人件費のごとき……

第7回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第4号(1950/04/14、1期、民主党)

○油井賢太郎君 今ちよつと御発言のありましたこの共済組合ですね、共済組合が行う事業にはこれは附加価値税はかかりませんか。
【次の発言】 大臣に二三お伺いしたいのですが、今度の附加価値税と固定資産税というのはこれは税制としては成る程地方税にとつては強固ないわゆる変動の少し税金だろうと思います。併しこれば今まで税制と急に変るということと、この前も大臣に申上げましたが現在のとられておる政府の方針のデフレの方向に、いわゆる物価の値上げの方向に持つて行くという点から見ましてどうも我々納得行かない点があるのですが、これについての根本理念をちよつとお聞きしたい。実は大蔵大臣、或いは首相あたりが施政方針でも物……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 大蔵委員会金融政策並びに制度に関する小委員会 閉会後第1号(1950/09/01、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 今度の改正で各地に銀行が、今まで例えば一県で一行しかないから二行にしてもいいようなことに緩和されるということがあるのですか。  それから或いは又支店の設置ですが、地方銀行で東京あたりに支店がなくて非常に不便を感じているというようなものは、今後は出してもいいようなそういつたような緩和するような方針はあるのですか。
【次の発言】 次に外国に日本の商社が今度は進出するようですが、商社だけ進出しては実際日本の場合についてどれだけ効果があるかということはちよつと疑問なのです。これには必ず金融機関がやはり共に海外進出しなくちやならないと思うのですが、そういう点については政府として只今どんな……

第8回国会 大蔵委員会金融政策並びに制度に関する小委員会 閉会後第2号(1950/09/02、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 ちよつとお伺いしたいのですが、最近ユーザンス・ビルに関して大蔵省と、それから外国為替管理委員会との間で以て何か意見が一致しないということで、業者の非常に要望されている方式が延び延びになつているという点も承つております。どういう点で意見が一致しないのですか。或いは日本として利害得失というものがどの点にあるか、もう少し説明して頂きたいと思います。
【次の発言】 それに関連して、大体最近の日本の状況は輸出超過で以て相当外貨が国内に保有されているのです。それはどんな趨勢で三億とか四億というふうな厖大なドルに達したのであるか、その点をちよつと御説明願いたいと思います。

第8回国会 大蔵委員会金融政策並びに制度に関する小委員会 閉会後第3号(1950/10/02、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 ちよつと伺いますが、信用組合の方の「その他預り金」という内訳はどういうのが一番多いのですか。
【次の発言】 それでこの中に政府の預託金とか、或いは府県、市町村というようなものの預り金が含まれておるのですか。
【次の発言】 それはどのくらいになりますか。
【次の発言】 先程の政府預託金はどういう形式で大体標準はどのくらいの、例えば出資とか、預金とかある者に貸すというようなことは決まつておるのですか。
【次の発言】 一点だけちよつとお伺いしたいのですが、無盡会社では資金量、つまり使用人一人当りどのくらいですか。
【次の発言】 信用組合と大体同じですか。

第8回国会 大蔵委員会租税行政に関する小委員会 閉会後第1号(1950/08/31、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 この際長官に参考のために伺つて置きたいのですが、アメリカにおける国民所得と最低生活線のいわゆる必需品に対するところの費用ですね、それはどのくらいの程度になつておりますか。更に又日本では大体どのくらいに見積られておりますか、お分りでしりたらこの際。
【次の発言】 アメリカじや大へん所得税に重きを置いているようですが、日本でも何ですか、今度間接税を大幅に軽減したいというような政府の方針のようですが、それはアメリカにならつてそういうふうに持つて行くつもりなんですか。私は今の日本の情勢からいうと却つて間接税を普遍的に取つておいた方が無難じやないかと思うのですが、長官としてアメリカにお出……

第8回国会 大蔵委員会租税行政に関する小委員会 閉会後第2号(1950/10/04、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 二点についてちよつとお尋ねしておきたいのですが、第一点は酒税なり或いは物品税の引下を相当強く行う、この前から織物消費税が問題になつたのでありますが、業者の手持品に対する措置はやはりお講じになるか、講じられないのか。これははつきりされた方がいいと思うのですね。それから第二点として物品税の内容ですけれども、さつきのお話によると、この春大蔵省で公約した輸出不適格品の比較的価格の低いような、例えばライターとか玩具だとか、そういつたようなものの免税或いは免税点を設けるというようなことに相当大蔵省としては意を用いられているということでありますが、そういう点も今度考慮したわけですか。その二点……

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・通商産業・予算連合委員会 第2号(1950/07/19、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 私は大臣に対して質問を保留して置きます。
【次の発言】 今のところはありません。
【次の発言】 大臣に一二点お伺いしたいのですが、先程来大臣のお話を承つておりますというと、税金というものば一体今の国民に対して丁度妥当である、国税を引下げたが地方税は高くなつておる、併しながら総体的においては安くなつておるのだから妥当なところにあると思うというお話になつております。併し配付された資料等を拝見しますというと、政府においては国民に対して非常に安くしたというような説明をなさつておいて、国税において千九百五十八億の減というようなところまで説明なさつておるのであります。併しこれは詳細検討いた……

第8回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第1号(1950/07/17、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 地方財政委員会に出された大臣の提案理由の説明を見たのですが、これを拜見しますというと、この前の国会におきまして一体どういう点が国民のいわゆる代表である国会において反対されたかということが少しも謳つてなくて、ただ簡單にまあ地方財政の成立が遅れたから又改めて出したと、こういうようなことを言われておる。結局今回出されたこの法案の根本趣旨というものは、一体国会において、非常に税負担が高いので、それを修正するためにああやつて反対されたというところを取入れたのか。或いは取入れなかつたのか。その点事務的の方の立場から一応御見解を承わつて置きたいと思います。「しつかり答えて下さい」と呼ぶ者あり……

第10回国会 大蔵、水産、通商産業連合委員会 第1号(1951/03/13、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 私は具体的に大臣の答弁を多少お聞きしたいと思うのですが、第一番に、今回のこの関税の改正におきまして、予算の面から見ますというと、大体昨年度に比べて約三倍の関税が收入となつて現われているのであります。併しそのうち昨年免税になつておりました食糧を抜きにしましても、やはりかなりの増税となるのでありますが、それほど二十六年度におきましては、相当の輸入を大臣は見込まれて、この改正案をお出しになつているのかどうか、この点を先ずお尋ねいたりします。
【次の発言】 そこで大蔵省の原案のいわゆる収入見込額をずつと見て参りましても、ほんの一部分を除いては、皆国内の最も重要な必要物資が多いのでありま……

第10回国会 大蔵・水産連合委員会 第1号(1951/05/26、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 今青山委員からお話がありましたが、我々大蔵委員は水産庁側の意見というのはまだ聞いてないのです。幸い水産庁のかたがたが見えられておりますから、大蔵大臣出席の前に我々としては水産庁側の意見を一応お聞きしたいと思います。
【次の発言】 水産庁のかたがお見えになつているので、これに関連して質疑を申上げたいと思います。漁業権の補償金の免税についてのいろいろ請願陳情が我々大蔵委員のほうへ来ておりますが、それによりますと、農地証券発行の前例に基いて免税にしてもらいたいというようなことも書いてあるのです。ところが農地証券は大蔵当局の話を聞くというと、これは免税になつておらないのだが、実際的に買……

第10回国会 大蔵・水産連合委員会 第2号(1951/05/28、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 この際大蔵大臣に伺つて置きたいことは、今回出されたところのこの特別措置法によつて最初計画されたいわゆる租税収入と大分変つて来ると思うのですね。最初は七十億の租税収入を見込んでおられたと思うのです。それが今回この法案を出しますと、先ほど大臣が十億というお話があつて、その間六十億というものの減税がここに現われて参るのですが、予算の関係上はこれは差支えないのですか、或いは補正予算をお出しになるのですか。
【次の発言】 先ほどのお話でこの措置法が出ても大して予算には影響がないような工合に受取れたのですが、これはそうすると特別の措置をしたといつても、別に国家財政のほうから見るというと、殆……

第10回国会 大蔵・郵政連合委員会 第1号(1951/03/16、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 大臣は出席がなくとも事務的のことで今日は質疑はできませんか。

第10回国会 大蔵・郵政連合委員会 第2号(1951/03/17、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 私は角度を変えて大臣にこの法案についての質疑をいたしたいと思います。殊に大蔵、郵政両委員会の合同審査でありますから、大蔵方面だけの問題ではなしに、郵政と関連したことについてお尋ねいたしたいと思います。  先ず第一に、先ほど大臣がお話になりましたが、この預金部資金の国家財政に及ぼすウエイトというものは実に重大であるということは、我々もよく承知しております。而もそのうち簡易生命保險の占める歩合というものも、これは相当大きいのであります。従つて大臣がお思いになると同様に、国民もこの簡易生命保險のいわゆる使用というようなものについての関心は非常に高いのであります。そこで簡易生命保險の募……

第11回国会 議院運営・人事・法務・外務連合委員会 第1号(1951/08/17、2期、国民民主党)

○油井賢太郎君 私は一点だけ官房長官に伺つて置きたいのですが、先ほど来いろいろの人から、日米安全保障のことについての問題が出ておるのです。併し官房長官のお話によりますというと、何か金権は、日米安全保障については、講和全権として当然調印して来なければならないかのような工合に聞こえるし、又更に或いはこの日米安全保障がいつできるかもわからない、二月先になるかもわからないというようなお話があつて、全責任は政府において負うというようなことも話しされておるのであります。そこでこれは区分けして、ほかの全権が吉田全権代表と別に調印の際に当つて考えることができるかどうか。即ち講和全権として講和草案に対しての調印……

第13回国会 経済安定・大蔵連合委員会 第2号(1952/04/21、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 私は長官に一点伺いたいのですが、外資導入は声だけが大きくて、実際今まで効果が挙がつていないのですよ。それでいろいろそういう点も苦労なすつておるのだろうと思いますが、この改正についてはやはりこういうふうに改正をすれば外資が相当入るという見通しと、或いはそれの裏付となる何か交渉をされたようなこともおありと思うのですが、こういうふうにすれば外資も相当導入できるだろうというような交渉の経過、それもまだはつきりしていないところに我々がどうも疑念とする点があるのです。安本長官は各方面で余り具体的なことは発表されてないのですが、もうそろそろ発表されてもいい時期だと思うのですが、例えばさつき須……

第13回国会 経済安定・大蔵連合委員会 第3号(1952/05/15、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 私も二、三点取あえず聞いておきたいのですが質問に入る前にちよつと数字を伺いたいのですが、四月の外資の入り工合の数字を示してもらいたい。三月まではいいのです、が件数と株数、投資と三つを、四月分の……。
【次の発言】 業種別はいいです。あとで……。
【次の発言】 どこです、これは。
【次の発言】 投資が三月、四月と、だんだん二月あたりから比べて減つてるのです。大体こういう改正法案が出て緩和されるということになれば、反対にこれは相当殖えて行くのじやないかと我々は予想されたのですが、何か特別の事情がありましたか。
【次の発言】 それからアメリカの法律と日本の法律の食い違いで、一体我々が……

第13回国会 経済安定・大蔵連合委員会 第5号(1952/05/31、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 第八条あたりで大蔵大臣の許可というのが、前にあつたのは削られたというのはどういう理由なのですか。大蔵大臣は今度の日軽金あたりでも重大な意見を発表され、それが又影響するところは非常に大きい点があるのですが、こういう規定がなくなるというと、発言権がなくなつて外資委員会だけで以て何でも処理して行くというふうになるのですか。
【次の発言】 ではあれですね。今度のように日軽金のような場合には、大蔵大臣の発言はウエートが重いのですが、別に条文がなくても、そういうことは今まで通りに取計らわれると解釈してよろしいですね。
【次の発言】 それから一遍許可した投資ですね、投資先の手持有価証券等を市……

第13回国会 厚生・大蔵連合委員会 第2号(1952/06/17、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 これはやはり藤森さんの意見と関連した意見なんです。今山下さんの意見だけをここで決をお採りになるよりは、併せてお探りになつたほうが正当だと思います。

第13回国会 厚生・大蔵連合委員会 第3号(1952/07/24、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 国立病院の払下と言いますか、地方移譲と言いますかその問題が大体この委員会で中心になつておる点だと思うのです。政府のほうでは強制的に払下は行わないと思いますが、ということを再三お話になつておられるのですけれども、併し地方に参りますというとこれは予算でも六億四千万円というものを組んでおるのであつて、自然とその線に沿つて強制されるのじやないかということが一番心配の種になつておるようです。而もいろいろの関係上から国立病院というものはここにあるのはもうやめてしまうというようなことを言われると地方としてはやはりそれは引受けなければならないというふうな羽目になりはしないか、そういつたようなこ……

第15回国会 町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案両院協議委員正副議長互選会 第1号(1952/12/23、2期、民主クラブ)

○油井賢太郎君 両院協議委員正副議長の互選は、投票によらないで、慣例によりまして多数党から、第一党たる自由党が正議長に、又第二党たる緑風会から副議長を選んで頂きたいと思います。  なお私のこれは意見でありますが、自由党からは草葉隆圓君、緑風会からは館哲二君に、それぞれ正副議長になつて頂きたいという動議を提出いたします。

第15回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第2号(1952/12/22、2期、民主クラブ)

○委員外議員(油井賢太郎君) ちよつと松永さん並びに大竹さんに一点だけお伺いしておきたいのですが、電力の開発というものは資金と技術さえあればこれはいつでも簡単にできるような考えを持つている人が相当あるようですけれども、我々考えますというと、地方自治体或いは地方住民というようなものの協力ということは相当大きな問題になると思うのであります。松永さんは全国各地に亘つて電源開発に経験の深いかたであられますけれども、今日までにおいて住民の協力がなかつたというようなことによつて非常に支障を来たした電源開発の経験がおありであるかどうかという点と、大竹さんにお伺いしておきたいのは、福島県下おいて若し地方民の意……

第15回国会 通商産業・大蔵連合委員会 第1号(1953/02/25、2期、自由党)

○委員外議員(油井賢太郎君) 只今小林委員の御意見誠に御尤もでございます。大体これは昨年の第十三回国会で皆さんに御審議を願いたいと思つていたのですが、衆議院が解散となりましたために、更に延長いたしまして、この法案を皆さんにお願いした次第であります。従つて、その当時の情勢といたしましては、昭和二十八年度中に予算を組んでもらいたいという折衝も内部においてはいたしておつたのでありますが、大蔵省当局は、先ほど平田さんからもお話がありましたように、なかなか実行困難だという理由で以て、予算の計上というようなことに対しましては積極的ないわゆる協力方はしておらないのであります。言葉を詰めて申しますれば、むしろ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/18
データ入手日:2024/10/10

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