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鈴木憲一 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

鈴木憲一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは鈴木憲一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。鈴木憲一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 決算委員会 第2号(1947/07/29、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 更に一名の理事さんか何かに、その席においで願うことが適當じやないかと思いますが、如何でしようか。

第1回国会 決算委員会 第3号(1947/08/06、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 勞働省の設立準備委員會に各省が加わられましたか、それとも特殊な省が加わられましたかお伺いいたした。
【次の発言】 過日の大臣の答辯に、今度勞働省ができるというと婦人少年局などができるから、婦人の方を使用するというようなお話があつたかに思つておりますが、勞働省は逸早く相當敷の重要ポストに婦人を入れるというようなお考がありますかどうですか。尚、勞働者の各部局に實際勞働運動家、或いは研究者、そういつたような方を多分に御採用になるつもりでありますかどうですか。

第1回国会 決算委員会 第4号(1947/08/18、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 この前お願いいたして置きました、法制局及び進駐軍方面の御意向、御意見というようなものをこの際お聽かせ願いたいと思うのであります。それから討論に移りたいと思います。

第1回国会 決算委員会 第5号(1947/08/21、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 私はこの修正案に對しまして贊成をいたすものであります。その理由といたしましては、第一に我が國の民主化の徹底のために、本問題は第一に採り上げられなければならない問題であつて、決してこの問題は參議院の一理論派云々の問題ではないというふうに考えております。特に新憲法の精神によりまして、眞に政治が國民の手に歸しました今日、而も第一囘國會において、かかる問題はこれを明白にすることを斷行しなければならないと強く考えておるものであります。即ち舊憲法下における緊急勅令の觀念及び近時政令が非常に多く出るというような非民主的な聲を聞くような情勢下におきまして、私は本問題を契機として、今日劃然と國會と……

第1回国会 決算委員会 第10号(1947/11/24、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 委員長にお願いがあるのでございますが、この委員會の始まります頃に、大藏大臣が御出席になりましたときに、當時私がお願いしておつた件なんでございますが、經済界も非常にむづかしい時になつてきておりますので、決算を一年の終りにのみ、情況報告をせないで、月々或いは四半期毎ぐらいに、大體收支の状況を決算委員の方に廻して貰えないかというようなことを質問しましたところが、それは非常に結構なことであるし、大藏省の方としても、そういうようなことについて、關心を持つておるから、できるだけこれを報告をするようにするという話があつたのでございます。その當時いつ頃できるか。少くとも十月頃に第一回報告ができる……

第1回国会 文教委員会 第2号(1947/08/06、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 只今のお話で請願の趣旨は能く分つたのでありまするが、請願の理由書の第一に梅原先生が最も強く言われました國民の道義心の廢退、これを嘆くの餘り宗教心を大いに喚起せんければならん。こういう第一に説明をされたのでありますが、そういう理場から高等教育を受くベき學校に、課目又は講座が望ましい、こういうことでありますが、只今言われましたように宗教に對する正しい理解とか、見識とか、或いは批判を養成して行くんだ、そういう力を養成して行くんだという立場から考えまするというと、第一の理由が私には多少納得が行けない點があるのであります。それで私は第一の理由を聞いておりまするときに、そういう立場であるなら……

第1回国会 文教委員会 第3号(1947/08/13、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 ついでにお伺いしたいのですけれども、師範學校ばどういうふうなお考でおいでになるのでしようか。學藝大學云々のことなどがありますが、師範學校のことは……
【次の発言】 簡單に紹介議員として御説明申し上げます。御承知のように六・三制の新らしい制度が發足いたしまして、ここに大きな勤勞青年の教育が取殘された形になつておることは皆様すでに御承知の通りであります。それにつきましては全國有識者の方々が非常にこの面に對して絶大な關心を抱いておられます。過日全國青年學校研究會の大會がありました際にも本案が議決になりまして、請願となつてこの國會に提出されたわけなのであります。私はこの研究大會の決議にな……

第1回国会 文教委員会 第4号(1947/08/15、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 この件は相當よく實情が了解されておる筈でありまするので、直ちに委員に付託されるようにお取計いを願いたいと思います。

第1回国会 文教委員会 第11号(1947/10/15、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 大臣にお尋ねすればいいのですが、お帰りなりましたから……。まだ軍施設で以て行先が決まつておらんというようなものもあるように思つておりますし、尚現在使用しておるものも漸次空くという可能性もあるものもあるわけであります。或いは一時疎開者が入つておるが、もう出るという見込みのあるというふうな軍施設もあります。そういつたような行先のきまらんもの、及び漸次使用可能になる見込みのある軍施設等については、今後優先的に学校方面に拂下げるとか、轉用せしめるとかというような考え方を大藏省で決定して頂くというと、非常にこの校舎の窮屈な場合に、各地方の自治團体及び私立学校等の関係者が明るさを感ずるのでは……

第1回国会 文教委員会 第12号(1947/11/07、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 非常に私たちも關心を持ちまして、その點を方々で尋ねたのでありますが、とにかく六月頃から着手をしたので、運動各種の競技場の設定等ですね、會計のこの整理をまだ行つてない。今後においてその寄附なども相當貰わなければならないだろうというようなふうで、見當がつかん。大體において五千萬圓は優に要るものと思つておるから、各地方でこういうことを行うことも、費用の點で今後非常に問題が起るのではないか。福岡の如きは、來年貰おうというので、厖大な豫算を考えているらしいようですね。一億ぐらいの、北海道あたりも非常に運動をしておりまして、私の方の神奈川縣あたりも、相當運動に參つておるようであります。併しな……

第2回国会 議院運営委員会 閉会後第4号(1948/10/08、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 私は常任委員長が兼ねることができないということは、常任委員長は本質的に委員の仕事をすることができなくなつてしまうのじやないか。委員長の仕事に終始して、委員としての任務を果すようなことができ得ないようなことが多いのじやないか、ですから、やはり委員長は兼ねることができるようにして置く方が便利じやないか。
【次の発言】 十八の決算委員会でありますが、これは決算委員会が前に最も多忙を極めたというのは、行政機構の組織をやつたために非常に忙しかつたので、今度は非常に量が減つて來ると思うのであります。そこに依然として三十人も必要ないのじやないかというふうに考えます。それは二十五人ぐらいに減して……

第2回国会 議院運営委員会 閉会後第5号(1948/10/09、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 只今の自動車の件ですけれども、委員長の属する所属会派で使つてよろしいというようなお言葉が非常に多いのですけれども、委員長のない小会派などに何か特別に便宜を與えられるような機会均等が幾つもありますので、お考え願えれば非常に有難いと思います。これは皆さんに御考慮を願いたいと思います。
【次の発言】 私は委員会に割当てられても差支ないと思いますが、ただ委員長の属する会派において使われるというようなことが、事実上非常に多くなつて來るのではないかと思います。委員長のない会派においてはその使用がなかなか困難だということが現われて來ると思います。そういう場合に小会派にも何かそこに同じような潤い……

第2回国会 議院運営委員会 第8号(1948/02/03、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 厚生委員の視察の対象が非常に多いと思うのでありますが、非常に厚生委員の方が何回にも亘つて出られるように思うのでありますが、前に行かれた土地へ又行かれるようなことがあるのじやないのですか、その点如何でしようか。
【次の発言】 これは各派というような立場で行きますると、この運営委員だけで決めかねることがあると思うのでございます。やはりこの会派の意向というものを聴く必要があるのじやないかと思います。緑風会の方では、まだそれが聴いてないようでありますけれども、差支えないでしようか。如何でしようか。
【次の発言】 私も各会派から出すという考え方はいいと思うのでありますけれども、ただその党と……

第2回国会 議院運営委員会 第19号(1948/03/19、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 今ここで決めてしまう必要もないかと思うのです。今少し延ばしたらどうかと思います。明日あたり、そうすれば今少し議員も揃つて來るのではないかと思います。

第2回国会 議院運営委員会 第51号(1948/06/19、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 本件については文化、通信両委員長から直接御意見を伺うとしては如何ですか。
【次の発言】 公党としての各派を、個別的に認めないということはどうかと存じます。

第2回国会 議院運営委員会 第53号(1948/06/22、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 これは当然農林委員会に付託するのが適当と思います。
【次の発言】 提出者にその点は例としてとても訂正して貰つてはどうですか。

第2回国会 議院運営委員会 第57号(1948/06/29、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 緑風会において、國民協同党の一派が分離いたしましので、控室の割当をお願いいたしたいと存じます。

第2回国会 議院運営委員会 第60号(1948/07/02、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 同じようなことで、ただ一つ、若し仮に参議院議員がここで三十人なら三十人立候補してしまつて、参議院議員の補欠選挙を行わなければならんという事態が起つて來て衆議院の総選挙、参議院の補欠選挙を一緒にやつてしまうと、参議院の機能というものは全くなくなつてしまうことを予想されるのですが、そういう予想を置いて作られたものですか、どうですか。それともそういうことを全然考えないでやつたものですか、そういう事態が起る可能性は非常に多いと思います。
【次の発言】 そういうような一方的想定の下に拵えた案というものは極めて不完全なものであると言わなければならんと思います。ただ参議院議員が職責上そう立候補……

第2回国会 文教委員会 閉会後第1号(1948/09/20、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 私は教育公務員任免に関するこの法律案を出された当時、この説明が足りなかつたから今説明をしたいというふうな御意向があるようですけれども、それは先程も言われた通りに、前の立場であつて、前の立場からこれを説明しようという希望を持つておられるように思うのですけれども、今度公務員法が全面的に改正になりまするというと、我々の公務員法に対する認識というようなものも、新らしい立場に立つた認識というようなものがおのおのその議員の中に考えられて來るのじやないかと思いまするので、前の立場の説明を今から受けてそうして前の立場の審議をしても徒勞に属するので、新らしい立場の認識の下に公務員法の審議を終つて、……

第2回国会 文教委員会 第2号(1948/06/15、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 今柏木さんの言われたのは、私としては少し無理だろうと思うのです。小委員会で決めたことを、全体委員会で異議なく是認することを前提としてやるということはどうかと思います。やはり岩間君が先程言われたように、出て來るものについて、その重要度によつて、そのときに委員会で小委員会を設置するかどうかということを協議したらどうかと思います。取敢えずここに出ましたものについては、別に小委員会を作らずに、どんどん審議を進行したらどうかというふうに、堀越委員の初め言われたように、私は賛成するものであります。ただ重要法案が後に出て來た場合におきましては、これを中途で停止して、そちらの方を進行するか、或い……

第2回国会 文教委員会 第4号(1948/06/24、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 黒岩さんにお尋ねしたいのでございますが、文部省ではこの法案を出すにつきましては、全く委員会に相談はなかつたのでございますか。一言の相談もなく出したようにお受取りするのでございますが、その通りでございますか。
【次の発言】 続いてお尋ねするのですが、この内容につきましては、事前に御存じだつたのでございましようか。

第2回国会 文教委員会 第5号(1948/06/25、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 矢野さんにお伺いしたいと思うのでありますが、刷新委員会の建議によりまするというと、ここに出ておらないのですが、中央委員会にこれが出ているように思いますけれども、これは今度の案にないのですが、私はそれを必要に思われますが、どうですか、その辺の御意見をお伺いしたい。  それから宇佐美さんにお伺いしたいのですが、大体この原案が通過して成立すると仮定いたしますれば、そういうような法律案であつては財源が解決しないと見られるので、むしろ設置しない方がいいんではないかというようなふうにお考えであるか、或いは財源の裏打ちのない委員会であつても、まあ民主化のために同調した方がよいか、この程度のこと……

第2回国会 文教委員会 第6号(1948/06/28、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 今日は初めから学生問題について論議をされて、それに関係して第八條の問題が出て來たのでありますが、これは私が今考えまするに、学生の若い熱情が、ああいうふうに、いろいろの方面に波及して來たと考えることは甘いことかも知れませんが、とにかく議会の文教委員等を目指して、続々と來る昨今の現状でありますから、こういうものに対して私達はどうしたらばよろしいか、扱うか、扱わんか、或いは研究すべきか、すべきでないかということを、文教委員自体として、じつくりと話合つて行くべきものではないだろうか、或いはそういうものに関心を持つ者がやれはよいのだというような扱い方をすべきであるか、或いは次に出て來ました……

第3回国会 文部委員会 第2号(1948/11/12、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 私は文京、分化二本立てが一本の委員会になつたのであるから一本でやれば差支ないと思つておつたのでありまするけれど、今御意見を聞きますれば御尤もだとおもいまするので、その点は賛成したいと思うのでありますけれども、小委員会の構成につきまして、各会派にこの委員を及ぼして頂きたい。我々のごとき少会派にも是非それに参加させていただきたいという希望を強く持つておるものでございます。(「同感」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 各会派からとにかく関係をさして頂くよう扱つて頂いて、その上の人数のことについては、理事に一任されたら如何かと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第3回国会 文部委員会 第4号(1948/11/25、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 私はこの國立國語研究所はとうに生れるべきものであつたと思うのであります。むしろ今回法文に現われて來ましたことは遅きに失した憾みがあつたものと思うのであります。予備審査の際にもそういう点から、質問もいたしたのであります。文相が大臣が提案理由の説明の際にも、これは明治以來の懸案であつたということを言つておられたのであります。併しながら質問してみまするというと、どうもそういうところに不足を感じましたので、そういう答弁であるならば、これはどうも如何にも突如として現われた法案のように思われる、敗戰の結果或いは教育視察團の勧告にのみよるのではないかというような懸念を強く一般國民が感得するので……

第4回国会 文部委員会 第3号(1948/12/13、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 私も本案に、前岩間委員が言われたような立場を全面的に了承をして賛成する者であります。ただ質問の際にも、特にこの法案が早く完了するように念願したいために、二、三の質問もいたさずにおつたのでありまするが、この際それらの点を文部省に強く要求をいたしまして、希望を附加えたいと思います。  その一つは、同じ子供らを教育する任にある、而も小学校の程度のことを同じように教えておる教育者が、この教育公務員の中から外れておるものがあるというのは、厚生省でやつておりやする少年教護員であるとか、或いは法務廳でやつております少年矯正院であるとか、これらの教官は、免許状を持つており、而も一般学校で教えてお……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1949/02/14、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 新政クラブは鈴木憲一。
【次の発言】 今の質問について、今少し岡元さんに詳しく聽きたい。私初めてなものでございますから、熊本の何か引揚の、こちらの役人の方が行かれたのですね。行つて事実をそのまま見ずに帰つたというのですか。

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第11号(1949/03/29、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 僕は延期手続をされるのはよくないかと思います。この前一齊に休会になつたときに、各委員が、方々へ出まして、御承知のように在外の方は大低他にやはり兼ねておりましたので、本務の方へ行つた人が多いので、行きかねたという場合も随分あつたのではないかと思います。殊に全國的に分けて出したので、中國地区に限つて行かずにしまうということは、向うでは非常に遺憾であつたのではないかと思います。何か機会を捉えてこの前、若し都合が悪かつたならば、この前行きたかつたけれども、本務の方へ行つてしまつたという人もあると思いますから、人員は改めて又考えられるとして、取敢えず、延期されて置くことを望むのであります。

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第15号(1949/04/12、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 あなたは先程隊長になるのに先任者を非常に推薦されたということをおつしやつておりました。例えば中村中尉とか倉持中尉だとかを先任者に推しておられた。ところがあなたが隊長に認められてしまつたわけのように聞いておるのであります。それには何か理由がある筈だと思われるのであります。あなた何か認められた理由について感ずいておられることがありましたら述べて下さい。
【次の発言】 その次に只今は自分が曹長で先任者であつたから隊長になつたのだ、こう言われましたが、前の隊長と今度の隊長と何か違うのですか。
【次の発言】 それで隊長になるために何かあなたは運動をされた覚えはありませんか。

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第16号(1949/04/13、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 鎌谷証人にお伺いしたいのですが、あなた死んだ方の始末はどうされたか。それに参加されたことはございませんか。
【次の発言】 大抵亡くなられた方は、病院か何かに送られるのですか。
【次の発言】 そこで葬儀等は行われないのですか。
【次の発言】 君島証人御存知ないですか。
【次の発言】 その死体が置いてあるときに誰か附いておりましたか。
【次の発言】 ただ死人が放りはなしである……。
【次の発言】 誰がそこへ運んだのですか。
【次の発言】 それは、土葬されるか、火葬されるかということは、あなたは御存知じないですか。
【次の発言】 仲間の者は何か遺品を持つて行うてやろうというようなことを……

第5回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第19号(1949/04/19、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 吉村隊の問題は淺岡委員が列席されてから採決されて然るべきだと思います。人民裁判の件については意見ももう大分出たようでありますから、この辺で採決を願いたいと思います。
【次の発言】 先程の動議につきまして意見のいろいろあるところから、動議の取上げ方、採決の仕方を三色に願いたいと思うのです。第一はこれを取上げない、第二は取上げる、第三としましては、時期を見てこれを計るべきである、こういう三つにお願いしたいと思うのであります。

第5回国会 文部委員会 第1号(1949/02/12、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 文化小委員会は從來の通りに設置されて、その委員等については委員長に一任されたら如何かという動議を、私は提出いたします。

第5回国会 文部委員会 閉会後第1号(1949/06/16、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 私は最前からこの文教審議会のことについて皆さんがお尋ねするのを聞いておつたのですが、官房長官が文相の留守にそういうようなことを発表されるとか、吉田総理大臣がこういうものを拵えて、そうして道義の確立のために心配をされるとかいうことから考えて見まして、これは一文部省に向つて我々が質問すべき筋合じやないのじやないかと思うのです。内閣全体のこれは問題であるというふうに考えますし、又そのお答えを聞いておるというと、半分は総理大臣が、何といいますか、個人的であり、半分は公的に述べておられるようなふうにも聞こえますし、尚私が考えますには、内閣がこの委員を任命するのでありますから、新らしい機関が……

第5回国会 文部委員会 第3号(1949/04/07、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 文化小委員の指名はこの際委員長に一任することでは如何かと思いますが……。私はそういう動議を提出いたします。

第5回国会 文部委員会 閉会後第4号(1949/08/23、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 この前の委員会で委嘱を受けました二人が実は昨日参つて交渉するという約束でしたが、向うの都合によりまして今日午前中に協議いたしました。そうしてこちらの意向を申入れましたのですが、それはとにかくどちらがやるにしても文化財保護法を立派に早く出したいという参議院側の意向なんで、できれば連絡を密にして協調的に立派なものを作つて頂きたいという考えなんだが是非衆議院の方でも御同調願いたい、こういう申入れをいたしましたところが、原委員長はとにかく参議院側でこのことについては非常にお骨折願つておることは我々もよく了承しておる、ついては私共の方でもここでそれについて研究を始めまして文化財保護法案大綱……

第5回国会 文部委員会 第5号(1949/04/15、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 途中ですが、一々これをずつと皆説明されるのでございますか、そうしますと、これで大体向うは通る予定で御説明なさるのですか。
【次の発言】 それで差支ありませんか沢山あるが一々……。
【次の発言】 只今お話を伺つたのでありますが、その中で三つ程お伺いしたいんですけれども、第一は、新制國学大学実施要領の一にあります特別の地域、この特別の地域から仙臺が拔けておるのはどういうわけか、人口の上から言われたのかも知れませんが、我我の常識とすると、やはり北海道、東京、愛知、大防、京都、福岡ということになれば、やはり東北の仙臺は無理しても入れるべきではないかというふうに常識的にも考えられるのであり……

第5回国会 文部委員会 閉会後第5号(1949/09/02、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 文部省に一、二お伺いしたいのですけれども、私学の貸付金が大分沢山と言つては、まあ全体から見れば沢山じやないのですけれども、沢山予定されておるように思われますことは非常にいいことだと思うのでありますけれども、例年に比べての率が、外の公立学校や何かの六・三や何かの率から比べて非常に私学だけが急激に上つておるのじやないかというふうに考えられるのですが、それは総理大臣が今度私学に大いに力を入れてやるというようなことを言つた影響などが大分関係して沢山出て來たのか、それとも元々こういうふうに二十三億ばかりを出そう、それが最低線であるというふうに考えておられるのか、その辺を第一にお伺いしたいの……

第5回国会 文部委員会 第6号(1949/04/19、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 三島委員長の報告で結構だと思うのでありますけれども、午後もこれに引続き研究されますから、若しこれを御覽になつて、極く簡單な項目が出ておるのでありますけれども、何かこの際御意見があれば簡單にお伺いして置く方がいいのじやないかと私は思うのですが……
【次の発言】 今の問題に移られる前に、外に意見がやはりあるんじやないかと思うのですが、そこで一應讓つて貰えないでしようか。
【次の発言】 文相にお聽きしたいのですが、連日交渉して頂いておると伺つて感謝しておるんですけれども、交渉を切らずに連続してやつてお出でになるという裏には、何かできそうな見込があるんでございますか、お伺いいたします。

第5回国会 文部委員会 第7号(1949/04/22、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 教科書用、学習用で大分今度は希望が出て來るようにお話でしたけれども、ノートなどは何か商工省の方のお話によれば、大分窮屈になるのじやないかということを聞いたのですが、その関係はどういうことなのですか。

第5回国会 文部委員会 第8号(1949/04/26、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 この年限の延長のことですけれども、二年間延長されたんですが、提案理由の説明によりますと、主として地方財政の困窮ということがいわれておりますが、若しこの地方財政が復活をしない場合には、又更に延期をするというようなお考えでおいでになるのか、それとも二年経てば大体復旧するだろうというお見通しでありますか、まあそういうものはこの法律を定める上に、一應こういうふうに技術的に一ケ年ぐらいにやつて置くのが適当なんですが、その辺をお伺いいたしたい。技術的なのか、或いは実情なのか、或いは見通しが立たないから一應やつて置くのかというようなことについて……

第5回国会 文部委員会 閉会後第8号(1949/09/22、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 電力関係について今大隈委員からお話がありましたが、御尤もなことで、その点は是非そうして頂かなければならんと思いますが、私がお伺いしたいのは、これはどのくらいの財源でやれるかというような、そういう見通しは大体できておるのですか。
【次の発言】 尚続いてお伺いいたします。尾瀬原が非常に嘱望されておるのは、今ここにプリントに出ましたような非常な有利な條件の外に、何かここをやれば非常に便利な有利な点が認められるのでございますか。貯水量とか標高、エネルギー、こういうものの外に、或いは位置とか或いは財源とか、そういつたようないろいろな方面から……。

第5回国会 文部委員会 第11号(1949/05/10、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 只今いろいろ委員から質問があつて、委員長はその点はもう大体了承して先へ進みたいというような御意向でしたけれども、私はこの四條がはつきりしなければ、もう先へ行けば行く程混乱が起きて來るんじやないか、こう考えるのです。そうしてそれを救う一つの方法としまして、最前河野委員が四條のこのことを「行うことができる」この行うをはつきりするようにしたら、どうかという質問がありましたが、私は若しそれをそういうふうにして置くならば五條、六條の「行う」は行うことが望ましいというくらいのところに納めなければならんのじやないかと思います。そうして第三條の方の國及び地方公共團体は最後にかくかくのことを努めな……

第5回国会 文部委員会 第17号(1949/05/21、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 文化財保護法案を議員によつて提出される運びになつたのでありますが、主として文化小委員会がその当初よりこれに関係しておりました関係上、私が極く簡單にその要領について提案の理由を説明したいと思います。文化財保護法案の主要点及び主要な特色について先ず申上げたいと思います。  本法案の主たる目的はどこにあるかと言いまするというと、第一に文化財の保護行政機構の統一強化を第一に目的としたというところにあるのであります。  第二点といたしましては、文化財保存に関する國宝保存法と、重要美術品等の保存法を廃止して、多くの点からこれらに改正を加えた点にあるのであります。  第三点といたしましては、文……

第5回国会 文部委員会 第18号(1949/05/22、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 今若木委員が尋ねられた点に続いてお尋ねしたいと思うのですが、この定員、定額の件は、結局実情に即して今始められておるとおつしやいましたが、予算の枠の中でこれを行なつておいでになるのですか。
【次の発言】 そうするというと、一方では減るところができ、一方では殖えるところができるという結果になるわけですが、減るところは相当できる筈だと思いますが、その通りですか。
【次の発言】 極く簡單に答えて頂きます。簡單に問いますから。六十八校中十七校程研究所を持つているようでありますが、この研究所の設置は今後非常に増加されるのでありますか。

第6回国会 文部委員会 第2号(1949/11/10、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 私は休会中にたびたび欠席をいたしまして、実は文部委員会があることを待機しまして、家におつてなんとかして出られる都度出席しようと思つておつたのですが、その機会を得られませんで、実はその報告がいつも、通報が遅れましたので、残念に思つておりましたのが、ここのところ、その二三を合わせて大臣にお尋ねしたいと思うのであります。  その一つは、これは休会中の持ち越しではありませんが、ノーベル賞のことに関連いたしておることでありますが、湯川博士がノーベル賞を得られたということは、我が国として非常に喜びであることは固よりでありますが、私はこれに対して、今回の吉田総理大臣が施政方針演説で、何等かの国……

第6回国会 文部委員会 第3号(1949/11/14、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 この前国立学校設置法を定めます時には、大学附属病院の事務職員の定数をあれで差支えないと思つて我々は認めたわけなんですが、それが行政整理が一般方針通りに定員法に則つてしまうようになつたために、百二十三人ですか、ここに首切りをしなければならんということになつたわけですけれども、これは事実上これだけ血が出たものですか、それとも明いておつたものですか、そこらを……
【次の発言】 農林大臣も……

第6回国会 文部委員会 第5号(1949/11/22、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 この法案は、この程度で審議を打切つて討論採決に移されるように、私は動議を提出いたしたいと思います。
【次の発言】 この私立学校法案ができますことは、我々も待望しておつたところでありますけれども、その中で一点、まだ外にもありますが、極く私が関心を持つておりまするところのものは、公立の大学の大学法というものが非常に世の中で問題になつておるのであります。この公立大学の大学法をそれぞれの面で審議されておるようでありますが、それとこの私立大学の方の審議会というようなものを睨み合せて作らなければ、将来非常に問題が起つて来るのじやないかと考えるので、そういう点につきまして、政府ではやがてこの私……

第6回国会 文部委員会 第7号(1949/11/26、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 政府は法案を提出して置きながら、時間は誤つて、一時に開くというのを一時間も遅れてやつて来ている。委員長初め皆が非常に待ち構えているのに悠々とやつて来るというのは実に不見識だと私は思う。殊に晝からは大いに逐條にまで入つてやろうという際に、政府が自分で提案して置きながら、そういうことに怠慢をするということはどういうわけか。何かそこに意図があるのか。先ず第一点にそれをお伺いしたい。  私は政府がそういうふうに悠々と流そうとしているならば、私も本来改正案というものの必要は認めない一人なんで、流すことが最もよいと思う。それは何故かと言えば、先ず政府は何故こういう改正案を企てたかということに……

第6回国会 文部委員会 第8号(1949/11/28、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 私は今度の教育委員会法の改正は、非常に大きな問題を含んでおるものだと思いまするので、殊に北沢先生のようなPTA関係の方が是非出席されることを望んでおるのです。教育委員の方は二名も見えておいでになる。そこへ一般の方及び教育長――事務局関係の方の意見が聽かれないということと、一般の意見が聽かれないということは非常に残念だと思います。この点何等か方法を講じて、今一回PTAの方、或いは教育長方面の方の証人を御依頼して、御意見を聽きたいというふうに思いまするので、その含みを何等かの方法でお計い願いたいと思います。
【次の発言】 大分御熱心な応答がございまして、時間も経つたことと思いまするの……

第6回国会 文部委員会 第9号(1949/11/29、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 二十六条の収益事業の意味でありますけれども、学校の法人と不即不離のような形で事実面において現われて来ます学校の外郭団体は、例えば後援会とか或いはPTAなどというような、そういつたようなものがいろいろな事業を行う場合には、この審議会は一切関与しない筈だと思うのですが、それで差支ないのですか、そう解釈して。
【次の発言】 その場合にどこから学校法人の仕事であるか、外郭団体の仕事であるかというようなことが分らない場合も出て来るのだろうと思いまするが、その場合に主催者が外郭団体であるというような名目でやれば、その収益の目的というようなものは二十六条に規定しており通りであつても、審議会の方……

第6回国会 文部委員会 第10号(1949/11/30、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 先日の教育委員会の審議の際の証人喚問のことがまだ報告になつておりませんが、あれはどうなりましたでしようか、それが一つ。  もう一つは、前国会から今国会の間に、引続き休会中に継続審査をやつておりました際に、非常に大きな問題となりました尾瀬沼のダムの件でありますが、あれが最近非常な勢で進行しておるように聞くのであります。こういうように国会が非常に土壇場に入つて来た際に、厚生省や文部省、安本或いは通産省、日本発送電、建設省というようなものが組みまして、一挙にこれをやつてしまおうという気配があるがごとくに感ぜられるのであります。そういう際に、我々は世界的な文化財としての尾瀬沼の問題を何と……

第7回国会 文部委員会 第2号(1950/02/04、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 四国地方へ派遣されました私達の状況を報告いたします。派遣になりました議員は鈴木、河崎の両議員でありまして、それに文部委員会の專門員として石丸氏、調査主事として瀧氏、それから文部省から一名伊藤君が同行されました。  派遣期間は一月十二日より二十一日まで十日間であります。  視察をいたしました概要を御報告申上げます。視察いたしました箇所は、大体香川、愛媛、高知の三県の文教、文化に関する面であります。  第一に視察の行政当局との関係は、香川、愛媛、高知三県の県知事及び県当局並びに教育委員会、尚丸亀市、西條市、松山市、八幡濱市の市長並びに市当局の方とそれぞれ懇談をいたしました。  教育施……

第7回国会 文部委員会 第3号(1950/02/10、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 それでは暫くお時間をお借りしまして質問したいと思います。この問題は皆さんもすでに御承知かと思うのでありますが、八丈島の東京都立園芸学校の分校の設置問題についてでありますが、その問題をお尋ねするのですけれども、私はこれを一方の陳情を聴いてですね、それを指示しようとかどうとかという意味ではない。平地に波を立てるような意思は毛頭ないのです。ただ八丈島という島は非常に平和な一つの国をなしているような島であるのに、その島が教育問題を中心にして、島が真二つに割れて相争つているということに対して、これは都立高等の問題でありまするから、都道府県の教育委員会の問題であるということのために、文部省と……

第7回国会 文部委員会 第4号(1950/02/15、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 私もこの際、文部省がおいでになつておりますので、大学の教授のことについてちよつとお伺い上たいと思うのですが、如何でしようか。
【次の発言】 お伺いしたいのですけれども、新制大学が発足しましたときに、旧専門学校の卒業生が大学の教授に相当なつております。それらの人がこの際転退職を強要されるんじやないか。又そういうふうに学長等から言われておる向きもあるように聞くのでありますが、そういうようなことが事実あるのか、或いは文部省としてはそういうものに対してどういう意見を持つておられるのか。尚旧制専門学校卒業生が大学教授になつておることは暫定的のことであるか、それらについての御意見をお樹いしま……

第7回国会 文部委員会 第6号(1950/02/21、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 この前の説明を聞き漏しましたので、概括的な点でお伺いしたいのですけれども、一体免許法という法律に対し私は非常に不思議に感じますことは、資格を取れ取れというふうに押売りするような傾向になつておるので、これをなぜ自主的に俺は取るのだという実力を持つた対象の法律にしないのかということが先ず不思議に考えられる。予算等もこちらからそういうことをやらせて実施する機関だけに予算を與える。私はそれよりも希望する個人に予算を與えてやるというような考え方をして行けないのかどうか。個人がその費用によつて試験を受けたい者は受ける。それで大学等は絶えず開放しておつて、その或る一定の期間に講習をするが、受講……

第7回国会 文部委員会 第10号(1950/03/10、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 この第二項の「地方公共団体の長がしたものとみなす。」といしう該当なんですが、これは実際に適用者はないというふうに言われたのですけれども、これは過去においてそういう該当者があつた場合には、地方公共団体の長がしたものとみなしておるわけなんで、実際にはそういうのはないということになると、この項は必要ないのじやないのですか。

第7回国会 文部委員会 第11号(1950/03/17、1期、各派に属しない議員)

○鈴木憲一君 六十八條の二の項ですけれども、大学の名誉教授に関する件ですが、これは何程かの基準を定める必要があるのじやないかというような意見が大分あるようでありますが、こういうことに対して、当局の御意見は如何ですか。
【次の発言】 先程政府委員のお答えによると、名誉教授のことでありますが、これは大体学校当局を信用して委任するというような結論になつて誠に自由さを保存しておられる。ところが一方にこれは制約をする必要があるのではないかという心配が大分ある向きもあるらしく、基準を定めてはどうだというような意見があるわけなんです。それと引換えまして、この各種学校の方は片方は非常に自由さをやつて学校を信用……

第7回国会 文部委員会 第13号(1950/03/30、1期、各派に属しない議員)

○鈴木憲一君 私は主として小学校、中学校の先生の養成について、大臣にお伺いしたいと思うのであります。昨年国立大学が発足いたしまして以来、第二年目になりまして、名国立大学も、文部省も、鋭意その組織の整備と内容の充実に努められておることは認められるのでありますが、併しながら、組織或いは設備等に盡力をされるとは反対に、全国にあります国立大学の教員養成部の実態は、生徒の方面において、入学希望者というようなものが極めて不振のようであります。これは従来我が国の教育行政機関が、いつも辿つて来た途でありまして、経済界の状況にいつも圧倒されて、師範学校の入学者というものが、質を落したり上げたり、減つたり殖えたり……

第7回国会 文部委員会 第15号(1950/04/19、1期、第三クラブ)

○鈴木憲一君 旧制大学三年で退学したような場合は、如何なる取扱を受けるのですか。
【次の発言】 改正案の備考第2によれば、養護教諭の場合にも講習、通信教育でよいとなつていますが、その事由を伺いたい。
【次の発言】 この場合の講習はどこで行うのでありますか。
【次の発言】 私立大学が、認定講習を開設する場合には、文部省に通知があるのですが、又開設するために予算で補助は出来ませんか。
【次の発言】 附則第七によれば、高等学校の二級から一級になるための單位を「十五」から「四五」に改めているが、その事由を伺いたい。

第7回国会 文部委員会 第16号(1950/04/25、1期、国民民主党)

○鈴木憲一君 私は文化財保護法案について提案の理由を説明いたしたいと思います。  今般山本委員外十七名から議員発議いたしました文化財保護法案につきまして、発議者を代表いたしまして提案理由を申述べたいと思います。  終戰後我が国は新憲法の下に国家の再建を図り、国際社会において名誉ある地位を恢復いたし、世界人類に寄与いたし得るよう鋭意努力をいたしてはおりますが、現在直ちに我が国が外国に誇り得るもりといたしましては、数多くの貴重な文化財以外にはないと言つても過言ではないと思うのであります。これらの文化財は世界文化的に極めて貴重なものでありますと共に、従、来比較的に大切に保存せられて来たものと認めねば……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 決算・司法連合委員会 第3号(1947/12/03、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 私は、先程山下委員から、行刑のことについて、大蔵大臣、司法大臣に御質問がありましたが、それに続きまして、少しお尋ねしたいと思うのであります。  先程、刑務所の生産方面やなんかに、非常に予算上も重大視されておるようなお話があつたのでありまするが、刑務所の実態は、なかなかそうでないようでありまして、現在大体見通しのつく生産をてし行く上に、非常に物資等の人手に困難を感じておるようであります。而もその生産を上げて行くために、物資を入手する等につきましては、行刑局と官房会計課との対立が非常に強いようでありまして、会計を一切賄なつて行くところの官房会計課の方では、行刑に携わつておる者が実際物……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第7号(1947/10/08、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 學校の教員は、一般職の中で特別な規定を設けて行くという部類に属するものになるのでしようか。
【次の発言】 警察も同樣でございますか。
【次の発言】 公立學校の教員でありますが、これは全部國家公務員として包含される豫定でありますか。或いは地方職員の方の關係になるようなお考えがあるのでございましようか。
【次の発言】 その場合に公立學校の教員のみをお考になつておるのでしようか。或いは非常に多數を持つております私立學校の教員等に對してはどうなりますか。

第1回国会 決算委員会第三分科会 第3号(1947/10/16、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 前委員から質問のありました今の造船所の件ですけれどもいま少し詳細に調査をして本会に提出を要求されておるのでありますが、いつ頃になつたならば、それが希望が満たれるか。或いはこのままで承認をどうしてもして貰いたいという意思なのか。或いは要求通りに少し詳細な調査をして材料を提出する政府の方に意思があるのかどうか。それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 只今政府委員の言われるような状況にあるということは肯定できるのでありますけれども、併しながらそれがいつ頃具体的になるかという見当がつかないでおりますというとこの締め括りもできないというようなことになりますので、その辺をもう少し積極的……

第1回国会 決算委員会第三分科会 第4号(1947/11/18、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 只今の東亞経済懇談会の問題も前に私もお尋ねしたのでありますが、その際にも当初と非常に際りまして、手続上或いは金額上非常に遺憾な点があるというふうに率直に認められておりまするし、又檢査院の方でも二十五万円は行き過ぎであるけれども、その後の実情から見れば今早刻どうこういうようなことにも考えておいでにならんようでありますので、一番最初質問しました私としますと、檢査院の方と外務省の方と、大金でもありませんので、大体話の折合がつくのではないかと思われますので、私としましては、その辺で然るべく結著して頂いたならばどうかと思つておるわけであります。尚北村委員からお話がありました香川造船の問題で……

第1回国会 文教委員会第一小委員会 第2号(1947/08/27、1期、緑風会)

○小委員外委員(鈴木憲一君) 私はこの請願書に對して、非常に具體的な論までも必要とする程の重大さを餘り認めておりません。請願の趣旨がよろしいか惡いかという大體の常識的な見方によつてこれを採決して結構だと思うのであります。たまたま文教委員會に、さほど他に法案がないものだから、こういうような非常な込んだ問題になつて、これは宗教講座を實際設置する專門委員のごとき觀を呈しておるのであります。宗教講座が必要なりや否やということの見解さえ付けば、採決して差支ないものだと思うのであります。そういう點からいいまして、新學制によりましても、宗教に關係した文化的なものが、教科課程の中に相當入つて來ておる面から見ま……

第1回国会 文教委員会第二小委員会 第1号(1947/08/18、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 文教委員會でも簡單に説明をしたのですが、まあ端的に言いますれば、定時制の高等學校を早急にここに日本に國内に實現をして頂いて、それに對してその定時制高等學校に就學する者は勤勞青年であるという立場をとる高等學校でありまするから、定時制高等學校を早急に實現をさして頂いて、それに幾分早く今就學の方途を見付け得ないところの勤勞青年に、年に、教學の明るい面を開いてやりたいということが、この定時制學校高等學校設置請願の趣旨なんであります。これは御承知の通り、戰前にありました青年學校、及びその以前の實業補習學校というようなものとは實態が異なりますが、就學して行く者は概ね過去においてそういうところ……

第1回国会 文教委員会第二小委員会 第2号(1947/09/17、1期、緑風会)

○鈴木憲一君 この問題は、非常に、請願ではありますが、文教委員としまして大いに採上げるべき重要性を持つた問題だと思いますので、速かに採決をされて、それぞれ手績を終らせるように切望する者であります。以上。

第5回国会 文部委員会文化小委員会 第1号(1949/04/19、1期、新政クラブ)

○鈴木憲一君 第一章に入る前に、私は文化財保存法という名前についてお伺いしたいと思うのであります。專門員の方々のいろいろ御研究の結果だと思うのでありますが、國宝保存法が文化財保存法に変つたのでありますが、保存という字について私はどうかなという考え方をしておるのであります。この法律の目的が、利用というようなことも大分今度含まれて來ておるのでありますから、保存ということになるというと、單に在存そのものだけをじつとして置くというような氣持が強く消極的に私には響いて來ていけないのですが、何かもう少し積極的な意味を持つような名前はないだろうか。これは山本先生などお考え下されば分ると思うのでありますけれど……


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データ更新日:2022/12/09

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