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藤田芳雄 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

藤田芳雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


1期委員会出席TOP50
31位
1期委員会出席(無役)TOP25
22位

このページでは藤田芳雄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。藤田芳雄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 議院運営委員会 第35号(1947/10/14、1期、無所属懇談会)

○委員外議員(藤田芳雄君) 待遇に関してのことでありますので附加えてお願いしたいと思うのでありますが、これは國会職員の厚生面のことでありますが、何か矢張りこうした規程になくてもそうした費用を上げて、やつて頂きたいと思います。これは最近に各議員方面にも寄附の形で廻つて來ましたり何かしている。組合の厚生部の部門があるのであります。併しあれは筋が違う。じやないかという意見が大分ある。それはむしろ國会職員としての厚生面を何とか切り拓いてやる方途も講じ、考えて頂かなければならないが、そうした面からいわゆる職員の明朗な勤務ができるような施設なり方途なりを御考慮されて、この際お考え願うようなことを附加えてお……

第1回国会 議院運営委員会 第38号(1947/10/20、1期、無所属懇談会)

○委員外議員(藤田芳雄君) 衞視宿料というのは一泊幾らぐらいでありますか。
【次の発言】 平均五十円で、一泊幾らという計算によらないで……。
【次の発言】 一泊幾らということは決めてないのでございますか。

第1回国会 通信委員会 第2号(1947/11/10、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 これは豫算の方なんかの問題になるのかも知れませんですけれども、通信關係の方ではやはり特別會計の獨立採算制ということが主張されておるようでありますが、差當つてここで今通信關係の方でそれがために收入を増すというようなことについて考えられていることはどんなことがございますか。ちよつとお聞したいと思います。
【次の発言】 今の電話の收入の問題であります。これは私どももそう思うのでありまして、これは他の郵便料金を上げるように、いわゆる一般國民の物價體系などに響く面も不足であります。而もそれの收入が大きいとなればお話の如くうんと増設して頂きたいと思う。その場合には赤字公債というものも考えられ……

第1回国会 通信委員会 第3号(1947/11/13、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 本日の新聞によりますと、電話の不正通話の件が出ておりますが、その實際はどうでございましようか。それを一つお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今一つ、電話が知らないうちに隨分澤山架けられて使われておるという報道が出ておりますが、これはどうしたことかまだ調査が濟んでおらないのでありますか。
【次の発言】 東京都内で電話局の方で知らないうちに電話が架けられておつて、それが使われておる。それで新聞面によりますと、何かその區域内の空電話番號を使つて、何かその後誰かの所に登録されて、又別な空番號にすり替えて使うというのであります。そうして料金は度數制なもんでありますから貰つて行くけれども……

第1回国会 通信委員会 第5号(1947/11/20、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 戰災その他で郵便貯金の通帳その他が紛失したり、大分分らなくなつたものが沢山あると思われるのでありますが、それらの整理はどんなふうにできておるのでありましようか。それを一つお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、從來よく貯金の引取り方がないのが、時効かなんかにかかつて、年々そういう余分なものが出て來ると思いますが、この整理をやると、そうした金が相当多額のものが出て來ますかと思いますが、そういうものは出ませんか。
【次の発言】 それからいま一つ、最近預金の利子というものがちつとも記入されておらないような状態ですが、あれは何かそうした規定でもできたわけなんですか。……

第1回国会 通信委員会 第6号(1947/11/24、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 私、質疑が済みましたから、他にも重要なこともあるようでありますから、質疑をこの程度で終つたらどうでございますか。

第1回国会 通信委員会 第7号(1947/11/27、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 大臣がお見えになつたようでございますから、緊急にお伺いいたしたいと思います。さよう御承知を願います。
【次の発言】 最近の新聞報道によりますと、電話の設立擴張につきまして架設加入希望者から一口について二萬圓くらいの公債を買つて貰つて、それによつて擴張を計畫したいというようなことが決まつたがごとく報道されておるかと思いますが、これは相當影響するところもあると思いますし、私共初めてなものでございまして、事實そうした計畫がなされておるのか、或いは今後そうした御計畫が考えられておるのか。  いま一つ通信鐡道關係の現業と事務とを分けて、事務の方は運輸の方と一緒にし運輸通信廳というようなもの……

第1回国会 通信委員会 第11号(1947/12/06、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 凡そいつ頃まで中止を継続される予定になつておりますか。
【次の発言】 只今本委員会には特定局制度の存廃が問題になつておるのでありますが、先日中労委の方で、この特定局制度に関して、当局は特定局制度廃止の方針を決定すること、それから二、三においてその方法や何かについて規定しておる。その二、三は事情を定めるについては経営協議会に問いこの一の当局は特定局制度廃止の方針を決定することというようなことにつきまして、何か中労委というものが政策にまで関與するのは行過ぎじやないかというような意見が出ておる向きがあるように思うのでありますが、併しその特定局制度撤廃の調停案を交付するに際して、中労委の……

第1回国会 予算委員会 第18号(1947/11/12、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 私のは簡單でございますから……。前日來の質問によりまして、六・三制の初め豫定されておりました十四億のうち半分の七億に削られた、後の七億は何とか出すようにするというお話がございましたので、それは分りましたが、その際に地方負擔にするところの十七億というものがどんな取扱になるのか、まだ話を聞いておりませんが、七億に減らされた今の十億の取扱いはどうなるのか。又次に七億を追加される場合に、それがどう變つて行くのか、その點をお聽きいたしたいと思います。
【次の発言】 そこで文部當局で考えられておりますことは、三十一億でさえこれが不足な分である。初め豫想したものから見ますというと、正に半額にも……

第1回国会 予算委員会 第19号(1947/11/13、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 實は大臣にお聴きしたいと思つておつたのですけれども、只今の御質疑の内容からしまして、今ここで直ぐお聴きすることはむずかしいと思いますので、ここで私入り用だと思う項目を申上げますから、この次までに一つお調の上御答弁願いたいと思います。先ず一つは本会議で今回の予算を立てます根本として国民所得を九千億圓と見積つたその内容は予算委員会に提出するというお話であつたのですが、これがまだ出ておりません。これが分りませんと、實は予算の根本についての点がはつきりいたしませんから、どうか至急これを出して頂きたい。これが第一。それから第二に現在の日本銀行券を所有しておる者はいわゆる日本人及び第三国人と……

第1回国会 予算委員会 第26号(1947/11/28、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 私は本予算に反対の意を表します。先ず第一に歳入の面から眺めまして、先に本会議におきまして、確か板谷議員かと思いますが、九千億円の國民所得を政府は一つの納税の基本とするということを言われましたのに対して、その九千億円の基準がいずれにあるかという質問がありましたのに対して、大蔵大臣は予算総会に詳細に御説明申上げましようというお話がありました。私も尚この予算総会の初めにおきまして、この点お聽きしたのでありますが、本日今以てまだその回答には接しないのであります。從つてその基準がいずれから出たかということがはつきりいたしません。その質問いたしました理由は、この九千億が全く我々には安心のでき……

第1回国会 予算委員会 第27号(1947/12/01、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 これは大藏省当局にお尋ねするのは少し筋違いかも知れませんけれども、北海道で石炭を必要とするのでそれをやるためにこの度、経が計上されましたが、それは尤ものことと思います。特にああした嚴寒の地でありますので、こうした経費の要るのは尤もだと思いますが、連関いたしまして東北地方、北信或いは北陸、その方面では北海道に負けないところの寒冷の地もある。又豪雪といたしましては、北海道より以上に甚だしいところが沢山あるのですが、それらのところと北海道を特に切り離して取扱われた。或いはそちらを考慮にならないということは、なにか理由がありますかどうか。或いはそれらに対して今後政府においてなんらかの形に……

第1回国会 予算委員会 第31号(1947/12/07、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 私もこの政府の今日の補正には賛成いたします。ただ先程來お話がありますように、初めの政府の方針と大分變つて來ておる點がいずれにあるか、言い換えれば、その施策の面において、初め表明せられた事柄が具體的に何ら現われないところからこうした結果が來るものと思いますので、方針を立てられましたならば、その具體化に勇敢に進んで頂きたいと思うのであります。  尚この豫算の中を見ますと、歳入の面におきまして、七億幾らの……職員から又税として取上げる分があるように思われる。そろいたしますと、政府職員に對する一時手當として賄つてやるものが、何らその足しにならないで、却つて他の面でそれ以上に減るような面が……

第2回国会 通信委員会 閉会後第1号(1948/08/30、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 第二條の二項の「放送とは送信及び受信をいう」というようなそうした定義をいわなければならない理由はどこにあるのか。というのは、そのあとの方に行きまして、例えば六條にしても、七條にしても言葉が重複するようになる。放送というものが送信及び受信をいうのであれば、自由に送信設備を設置し放送を受信することができる。送信及び受信を受信することができるといつた恰好に聞える。そういつたところが十七條にも出て來るわけですが、何か放送というものを特にこうした送信及び受信というように分けていわなければならない理由があるのですか。
【次の発言】 そうするとこの法案の中には、放送という言葉はやはり送信のみを……

第2回国会 通信委員会 第2号(1948/02/02、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 これは前の二人の證人及び今の方と併せてお三人の方に關したものでありまするから、結局問題の焦點は、買收か、しないかということが一つであると思うのであります。それに對してはお三人共したともしないとも分らんというところがはつきりとした結論のように聞えております。そこで私はお三人にお伺いしたいのでありますが、先程來質問されておる向からいいまするというと、記事は成る程曖昧に出してあるであろうけれども、その記事から受ける印象は誠に現實的なものになつておる。その點から見て、議員というものは非常な迷惑を被つておるのであるが、全遞として買收の有無を糾明する意思があるかどうか、その點を一つお伺いいた……

第2回国会 通信委員会 第4号(1948/02/06、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 今回の二倍の値上げが一般物價にどの程度の影響を及ぼすというお考えでありますか。
【次の発言】 意外な御意見をお聞きして驚いておるわけですが、料金の二倍値上げが、物價にそう大した影響を與えないという御意見は、實は今初めて大臣から聞いたような次第であります。他の一般の人はすべて、これは大きな影響を及ぼすものである。一般の物價に非常に響きがあるので、これは一番問題になつておるというふうに考えられておるのでありますが、而もこの前の千八百圓ベースの唱えられたときにも、すでに大分その物價體系、或いは實質賃金の方面で埋めるとかいうような話もありましたけれども、それらが行われないで、ただ政府の政……

第2回国会 通信委員会 第5号(1948/04/06、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 先程の油井委員の質問に対しましての大臣のお言葉で、私ちよつと速記に残つておる関係上、大臣の言葉が少し足りないところがあるのじやないかというような氣がいたしますので、一二申上げたいと思います。組合の力で大衆議税に反対だということは、ただ單に料金の値上げそのものが大衆課税なるがために反対であると言つておるのじやないと考えます。言い分を聞きますると、他に取るべき財源があるのにその方面を取らないで、やることをしないで、ただこうした料金のみを値上げしようということに対して反対しておるのであります。要するに他の條件が一つある。ただ大衆課税なるが故にというだけじやなしに、そこには前提があるとい……

第2回国会 通信委員会 第11号(1948/06/08、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 從來郵便貯金、或いは簡易生命保險積立金を地方の財政に融資していたのであるが、これが最近止められておるように聞いておるのでありますが、あれは又再開する御意思があるのか、或いはそういうことについて何かお考えを持つておられますかお聞かせ願いたいと思います。

第2回国会 通信委員会 第18号(1948/07/05、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 私も衆議院修正案に賛成する者であります。  第一條の目的のところで、「逓信大臣の管理する國の業務の能率を増進し、」ということが第一に謳われておるのであります。能率を増進するということは、結局人そのものを立派にしなければならんということになりますので、ただ單に技術的な面にのみこだわつていたのでは、本当の能率は上らないと思うのであります。結局は人としての立派なものを作り上げるということがなければその技術も十分に発揮できないことになると思うのであります。その意味からいたしまして、第二條の一項の後段、「逓信大臣は、專門的な学科目を除き、一般の学校で通例実施されている学科目について訓練の教……

第2回国会 文教委員会 第2号(1948/06/15、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 法案の説明を只今直ぐ聽きまして、直ぐに質問する程頭がよくないので、一應説明を聽きまして、それを本にして尚法案をよく研究してから質問に移つた方がいいかと思いますので、大体三つばかりだから概略法案の説明をお聽かせ願つて、あとはもう少し研究の後質問に移る方が妥当だと思うのです。

第2回国会 文教委員会 第3号(1948/06/18、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 第二條の、義務教育費國庫負担法の一部を改正されて範囲を拡げたわけでありますが、根本的に今全國の市町村長方面及び國民の大多数の者から、全額國庫補助の請願なり、陳情なりが出ており、本院でも全額國庫負担にするこにが誠に適当であるという院の決議もあるわけでありますが、こうした改正のときに当つて、当局においてはそういうことを御考慮になつたのか、或いは一應議に上せられたのか、全然考慮されなかつたのか、一應お聽きしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、今の文部当局の方のお考えとしては、義務教育費というものは、その地方々々のものが分担するのが当然であつて、ただ義務という名があるから國庫に……

第2回国会 文教委員会 第5号(1948/06/25、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 いろいろお聽かせ願いましたが、矢野証人に御伺いいたしたいと思いますが、先程の委員選出のことに関しまして、教育刷新委員会の方では、一般選挙は現段階としては困難であろう。それがために便法として、何かこう幾つかの例を挙げられましたが、あれをもう一度お聽かせ願いたいと思いますし、同時に私重要だと思いますのでお聽きするのですが、そのあとに大体今後の選ばるべき方向も、こんな形において、こんな方面からそれぞれ選ばれたらよかろうというような意味合を、かねて挙げたというお話しがあつたかと思いますが、その点をもう一度お聽かせ願いたいと思います。

第2回国会 文教委員会 第6号(1948/06/28、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 先程來いろいろお話しをお伺いいたしまして、凡そ言うところは盡きたかと思うのであります。あとは結局当委員会において、何とか解決のために方法を講ずるが、或いはそこまで手を出し得ないものであるかということは、委員会の相談になるものだと思いますから、この辺でそういつた論爭は一旦……(「賛成」と呼ぶ者あり、河野正夫君「一言だけ私に言わして下さい」と述ぶ、矢野酉雄君「論じ盡していない。八條が根本的に不明瞭だ」と述ぶ)

第2回国会 文教委員会 第7号(1948/06/29、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 大分似たような質問が多いのでありますが、どうも肝腎な点が私ちよつと分り兼ねますので、余計なことを申しませんが、先程の御説明によりますと、教員には労働時間というものの限界がないようなお話に聞えるのでありますが、これは重大なことだと思うのです。何か拘束時間を決めることが、どうとかというようなお言葉でありましたけれども、その点がはつきりいたしません。一体教員には決まつた労働時間というものを認めないのか、或いは認めるのか、その客をはつきりもう一つお伺いいたしいと思います。
【次の発言】 随分おかしいと思うのですが、四十八時間という拘束時間を決めて、そうして教員というものの仕事の実際面を眺……

第2回国会 予算委員会 第11号(1948/03/29、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 只今の局長の御説明の中に、大分間違いがあるかと思うのです。六・三制の豫算のことにつきまして、最初は豫算がないと言つておつた。ところがそのあとになつてからは、大藏當局は、豫算はあるが資材がない。その後になつて資材の方はなんとか融送付くようになつたが、又豫算がない。しばしばこういうことを繰返しておられる。政府當局がこれは明らかに委員會においても言つておられる。それを今になつて資材の面と豫算の面がないというようなことをここで言われるとはおかしいじやないか、或る時には豫算がない。資材さへあれば何時でも出す、或る時は、今度豫算はできたけれども資材の方で駄目だ、そう言つて延ばし延ばしし、結局……

第2回国会 予算委員会 第12号(1948/03/30、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 文部大臣に對しましてお聽きしたいと思いますことは、六・三制の問題だつたのですが、先程來の同僚の質問によりまして、大體聽きたいことが分りましたので省略いたしたいと思います。ただ問題は六・三制の完全實施は、これはどうしてもやらなければならんことでありまして、先程のお話では、政府ではできるだけ努力をするようにお伺いしましたが、政府だけでなしに我々國會も、或いは國民全體として一丸となつてこれが完全實施のために進まなければならんと思つておる次第でありますから、政府におかれましてもその心組でやつて頂しきたいと思うのであります。尚先程來、義務教育の内容について、一、二お話もございましたが、文部……

第2回国会 予算委員会 第14号(1948/04/01、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 総理大臣にお伺いしたいと思つておりますることは、六・三制の問題につきましては先程木村君の方からお尋ねがありましたから省略いたしますが、ただこの暫定予算が四月の急を要する予算であるというのでお出しになつたのでありますが、今全官公庁労働組合の者が非常に労働問題で不安な状態になつております実情を見ますというと、事実上相当事務に停滞を來しておると思います。そういたしましたときにこの四月の緊急の予算を出しますのは、実際職務に就いておる者が何も仕事をやつていないのに予算を通してもこれは何にもならないのじやないかと思う。予算を通す前にそうした不安を除去するように早くこの問題を解決しなければなら……

第2回国会 予算委員会 第19号(1948/04/28、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 先程綿布の國民への放出によつて、報奨資金を集めるようなお話が出ましたのですが、一體最近の國民の状況を眺めますと、そうした餘分の金は持つていないのが實情だと思います。農村におきまして、報償物資として割當てられた物さえ、農家では、それを受けるだけの資金がないので、農業會でストックとして残され、或る一部には、すでにそれが横に流されて、犯罪さえ構成しておるというような事實もあるのでありますが、或いはこの二月、三月の物價の上り方が、一時停滞しておるということも、國民全般の購買力が減退しておるということから、そうした現象になつたこと、しばしば當局でも言つておる事柄であります。そうしたときに一……

第2回国会 予算委員会 第40号(1948/07/03、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 今本院で予備審査にかかつておりますものに教育委員会法というものがあるのであります。これが通りまして実施されることになりますと、予算が相当要るのであります。同時にこれが運営されますというと、完全にやるためには教育予算というような特殊なものを持つか、或いは地方財政に何らか特殊な教育予算についての手を打たなければ実施が困難である。そのまま法案だけを通すというと、又現在の六三制の行き悩み、或いはこれ以上のものを後へ禍根として残すのでありますか、これらについて文部当局を通じて聞きますと、予算関係及びそうした財政方面のことはよく分らないという御返事でありますけれども、幸い今日は大藏省関係の方……

第5回国会 議院運営委員会 第13号(1949/04/09、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 いろいろのお話がございましたが、根本の問題はあの学術会議法を作りました当時、それがどういう性格になつておるかということがはつきりしておりませんで、後になつてから人事院で、あれを準公務員と認めるということからこうしたことが起きて來たわけであります。最初から辞表を出さねばならんとか、いや決まるまで一應出して置いても保留して置こうというような形を取られましたり、今の立候補する場合も一時問題になつたと思います。けれども今ここで問題になつておりますのは、議員であつて、なつておる者ということが問題になつておるのでありますから、これはこれでいいと思います。兼岩さんの今問題にされておるのはむしろ……

第5回国会 議院運営委員会 第16号(1949/04/18、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 今のお話のごとく、この席で直ちに違憲でないと決定することはちよつと保留して頂きたい。私共帰つて研究もして見みたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第18号(1949/04/20、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 從來民主政治教育連盟がやつていたが、これは不要として現在なくなつている。それで式典をやる必要はないではないか。

第5回国会 議院運営委員会 第19号(1949/04/21、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 私の方も選挙法の改正は必要がある。そこまでは話ができております。併し細かいどれがいいとか、悪いとかということは言つておりません。
【次の発言】 選挙法を改正する必要はあるのです。

第5回国会 議院運営委員会 第20号(1949/04/23、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 先程來のお話と今の読上げて頂いた五十五條は一致してはつきりしておると思うのでありますが、議事日程を定めるにも議長は小委員会と協議することができるというのだから、やるやらないは勝手だと思う。併しながらその後の但し書にもありますように、小委員の意見が一致しないときはこれに拘束されないということは、半面から見れば小委員の一致したことはそれに拘束されることだと私は思う。だから少なくとも小委員会で決定したことはこれは議長は守つて頂かなければならない。議長に権限はあるのだろうけれども、小委員会で決定した場合に、それを守つて頂かなければならない。それを覆すときは、やはり先程お話のあつたように、……

第5回国会 議院運営委員会 第21号(1949/04/25、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 お伺いいたしますが、これは常任委員会の旅費でありますから、これでいいのだと思いますけれども、在外同胞というような、ああいう特別委員会の旅費などは、どういうところから出るようになるのでございましようか。それらについてちよつとお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そうですか。いわゆる委員の旅費じやないのですか。
【次の発言】 分りました。
【次の発言】 その場合、例えば十六、七名というようなところはどういう計算にしますか、二名にいたしますか、四十七、八名というところは五名ですね。
【次の発言】 ちよつと伺いますが、この評議員というのは学識経驗者の中から閲びますのには何か基準があ……

第5回国会 議院運営委員会 第22号(1949/04/27、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 明日決定するように話をして置きましたが、しかしいざとなれば何とかできると思います。
【次の発言】 今のに異議ありませんが私が聽き落しておりましたが、請願及び陳情書を出された朝鮮人の中に、日本國民としての國籍を有した人がおるのかおらないのか。それを一度お聽きして見たい。若し調べがなかつたら……。
【次の発言】 それが若しできましたら一緒に。
【次の発言】 阪官房長官の説明を聽いていると三十九條の各種の委員、顧問、参與その他これに準ずる職務に就くというものと違うような説明でありますが、この委員、参與、顧問とその他これに準ずる職務となりますと、今のように官房長官の説明されるように重要な……

第5回国会 議院運営委員会 第23号(1949/04/28、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 委員部長にお聞きしますが、社会保險診療報酬支拂基金法云云というのは向うの方で今日上らないのですか。
【次の発言】 除いて考えていいわけですね。
【次の発言】 こちらの方で先議になつておる会社等臨時措置法云々というのは、どこに懸つておりますか。
【次の発言】 今門屋委員の言われたのに同感なんですが、大体今の委員長の説明のごとく、三十日に〇・Kが貰らるかどうかということは分らない、努力をつるつもりなんで、貰えるかどうか分らない。そういうことを前提としてやることもおかしいし、それからもとも最政府で要望したところの議案は、忠実に本日午後まで延ばして全部終らしております。これはその中にもな……

第5回国会 議院運営委員会 第27号(1949/05/09、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 門屋君の御指摘のようなトラブルを避けるため、一應発議者に注意を喚起したらどうでせうか、私は本件の決定を猶予することが適当であると思います。

第5回国会 議院運営委員会 第28号(1949/05/11、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 実はこの前の委員会付託のときは、こうなることを虞れて、今暫く保留したらどうかということを再三申上げたのでありますが、遂に多数で以て委員会に付託してしまつたわけでございますから、そのときのことは、早くやればそれだけ早く審議し得るという意味合から、要するに早くこれを解決するための理由から、付託したのであります。そこで今成る程前のものは付託になつておるかも氏れませんけれども、衆議院から今廻つて來たものは、又別個に、同一の内容かも知れませんけれども、廣島と長崎の別個の二案が委員会省略として廻されて來たというならば、それはそのままやはり採用して行つていいのじやないか。そうすれば結局同一の内……

第5回国会 議院運営委員会 第29号(1949/05/12、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 無所属懇談会も今の中村さんと同じ意見で、会期は十六日で打切ることに賛成いたします。
【次の発言】 中村さんからもお話しがありましたように、昨日すでにお話しがあり、各会派の意向というものは凡そ昨日のうちに分つて、今日はそれに基いて話合うというふうな、話は大体分つておつたわけです。それで会派に持ち帰つてそれせ持ち寄つたわけでありますから、ここで又反省とかなんとか言つたところでちよつとおかしいと思うんです。だから決めることは一つ決めて頂いた方がいいのじやないかと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第30号(1949/05/13、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 採決の前に、先程來或いは七日に決りましても、三度の延長は絶対にやめたいということが、やはり発案者の中にもあつたのでありまするけれども、私は敢て七日とは言わず、この後まあどういう延長の形になろうと、或いはそれが十日になろうと、或いは三日になろうと、三度の会期延長はやらんということを一つ付けてここで決めて頂きたいと思います。
【次の発言】 大分問題が外れたと思いまするから、本論の方に移つて頂きたいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)とにかく國会において特に言論を尊重するのが建前だろうと思う。そこで、先程來会期延長とひつかかつての話になつておるが、当然そこへ話は行くのでありまして、七日……

第5回国会 議院運営委員会 第31号(1949/05/16、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 文部委員会では向うの修正通りに同意するということであります。
【次の発言】 栗山君のは今少しよく調べて出せということでありました。問題になりましたのは、請願及び陳情の中にこれが出て來るのでないか、さうすれば緊急質問の必要がないじやないかということであります。調べたところが不幸にして、それが内閣委員会に廻つております。内閣委員会では事案が輻輳しておるので、その請願の審議が先ずできないであろう。ところが今期國会の会期を外してはこの案件はどうにもならん。この会期中にその件を確かめなければ、間に合わないことであるから、特に緊急質問の形で願いたい。こういう事情なんであります。その意味で一つ……

第5回国会 議院運営委員会 第32号(1949/05/18、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 今の御発言がありましたけれども、そういう計画を立てて、その通り承認を得られればいいかも知れませんけれども、或いは不承認というようなことがあるというと、又予定の立て直しというようなこともあり得るかと思いますから、でき得るならば、そういう予定のある委員会においては、二十一日或いは二日の午前中なりに提出するというように時期を決定して置いて、そうして一日でも二日でも早く、この承認のことを決定しておいたらどうかと、このように思うのですがいかがですか。

第5回国会 議院運営委員会 第34号(1949/05/20、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 過ぎ去つたことを言うようですが、大体七日間延長ということが既に無理なんです。私共その意味からも十日間の延長を言つて置いたのであります。七日主張なさつた方はどういうプランの下にお見込になつたか。ところが明日本会議を開くというような話がありましたけれども、委員会で上げるといたしましても、速記の方は四本しかない。大事な最後の討論採決のところだけは何としても速記を入れなければならない。ところが私共今まで文部委員会といたしましても、重要なときになつて速記がどうしても得られない、得られないで又翌日まで延ばすというようなことが出て來るのですが、そうなつて來ると委員会のやる日を決めて置いて、その……

第5回国会 議院運営委員会 第35号(1949/05/21、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 今のお話で明らかになつたと思うのでありますが、恐らくは最初に四月は三十時間の超過勤務の予算を割当てた。そこで事実はそれ以上の超過勤務をやつても、初めから三十時間なら三十時間の分の超過勤務手当しか出せないという話の下に行われたものと思われる。故に結局請求は正式には三十時間しか出していない。併しながら事実は五十五時間の超過勤務をやつておつたという実情なんだと思う。  そこで今の板野さんのお話のごとく、とにかく議院の運営の立場からすると、速記ということのために実に運営が非常に阻害されておる。ところが、それで速記の方が怠けておるのならば何とか方法もあると思いますが、もう精一杯の能力を出し……

第5回国会 議院運営委員会 第36号(1949/05/22、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 ちよつと議院運営委員会を休憩して、その間に小委員会だけやつて、そうして本会議をやつて、並行してやろうと思うのだが……
【次の発言】 お聽きすることはするけれども、それをやつているうちに、本会議が開かれるのだから、それでいいじやないか。
【次の発言】 参政官の数のことにつきまして、法案では國務大臣の数を超えることはできないというふうにあつたのでありますが、昨日の説明では政務次官と参政官の総数が、凡そ三十二名であるというお話しがあつたのであります。國家公務員法の一部を改正する法律案の中に、從來の連絡調整中央事務局長官を参政官に改めるというようなものが出ているようでありますが、そういた……

第5回国会 議院運営委員会 第37号(1949/05/23、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 今の矢野さんのお話からこれは本院で作つた法案であつて一ケ年間の期限附であつて、そうするともう終りに近づいておるわけですから、本案を作られた当事者として当然関心を持つておられたことと思うのですが、それに対していま期限を延ばすか延ばさんかは今始つた問題でなくして、議員として今まで別に考えておらなかつたのですか。
【次の発言】 二十二條と二十三條ですな。

第5回国会 議院運営委員会 第38号(1949/05/25、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 議長はそれをお聽きになつて、何か衆議院の議長と話合いをしましたか。
【次の発言】 衆議院の方へはこの話はまだ行つておりません。
【次の発言】 今の問題重要だと思いますので、このときの速記録の写しが出ておるそうですから、委員長配つて下さい。
【次の発言】 この会期延長にやはり重要な事項と思いますので、御質問いたしますが、参議院規則の二十二條、衆議院規則の二十條によりますと、会期延長については、事前に議長はそれぞれもう一つの議長と話合いして、それから決するということがあるのであります。  ところが一昨日の運営委員会の時に出られました議長のお話は、会期延長のことにつきましては、初めてち……

第5回国会 議院運営委員会 第40号(1949/05/27、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 こういう委員は何かの國会員から出すものについては、数の問題が、まあ新生クラブは今日見えてないですけれども、全体を見渡して或る会派にだけ偏るようなことのないようにして貰いたいという御意向があつて、それは誰でも尤もな話で、そうあるべきだと思うのでありますが、先程お話中の一名は他の三つの会派から協議の上出して貰うということで、民主党がおなりになつたとすれば、むしろあとの民自党及び社会党から予備委員を一名ずつお出しになるのがむしろ順当ではないかと思います。
【次の発言】 この規定は両議院の同意を経て法務総裁なり國務大臣なり総理大臣なりが任命するという、形式を取ることはいわゆる民主的な形で……

第5回国会 議院運営委員会 第42号(1949/05/31、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 私先程の下條委員の御提案のように、懲罰委員会に一つ特別御勉強願つて、本日中に解決を見、これを継続審査に移さないことを希望するものであります。もうこの継続審査のことにつきましては、法的な立場から、或いはいろいろな方面から檢討されて、要するに論じれば水掛論のような点が多々あるかと思うのであります。但し、その継続審査という内容を見ますというと、條文にもありますように、但書になつております。但書ということは、これはよくよくの事柄で、滅多に取上ぐべきものでないということをそこに表した形であると思うのであります。その意味からも継続審査ということは、余程愼重に取扱わなければならんと思うのですが……

第5回国会 厚生委員会 第3号(1949/03/25、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 今のものは請願の中にも第百六十二号、第百七十三号、第百七十五号、百八十号、百九十一号。それから陳情の方にも百三十五号、百四十三号と出ておりますが、これは皆同じもんだと思いますから、一括して取扱うことにいたしました方が都合好くないでしようか。又改めて審議をやるより……。
【次の発言】 付託になつておるでしよう。我々の所へ文書が廻つて來ておるんですから……。
【次の発言】 先程も申しました問題が付託になつたそうでありますから、同一のものでありますから、請願としての第百六十二号、百七十三号、百七十五号、百八十号、百九十一号の請願、それから百三十五号、百四十三号の陳情、これを同時に緊急上……

第5回国会 文部委員会 第4号(1949/04/08、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 今のにやはり関連するのでございますが、もう一遍確めてお聽きして置きたいのは、五十名について一・三五なのですか。一学級について一・三五なのですか。
【次の発言】 そうすると各府縣への配当は、そこの縣の兒童数五十で割つた、その一・三五で行つておるわけですね。
【次の発言】 そうすると、その縣が一学級六十名組織であつたり、七十名組織であつたりすれば、そこに余分に行つておるわけでありますね。
【次の発言】 それは分るのですが、ところが現状は校舎の不足のために要するに学級が非常に大きくなつておる。そうするとその割合で事実配分されておるとすると、各府縣は教員が非常に不足を來たしておるはずじや……

第5回国会 文部委員会 第5号(1949/04/15、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 ちよつとおかしいですね。実数に二十一年に比較した率を掛けたものが予算のあれになるのではないですか。
【次の発言】 それは二十四年度でしよう。二十三年度の予算をやるならばそうならよいでしよう。二十三年度ならば二十三年度の五月三十一日現在のものに、二十一年の五月三十一日現在の差額の比率を掛けたものなんでしよう。
【次の発言】 昨年はそれをやらないんですね。
【次の発言】 打切る前に、先程からずつと本日の委員会を進行して参りまして、そのうち最も重大な問題として、結論らしい形に現われましたのが、東京文教大学の問題であつたと思います。委員の皆さんがやはり文教大学というのはおかしい。この際東……

第5回国会 文部委員会 第6号(1949/04/19、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 六三の施設の経費の点に関しましては、お話のごとく、どこまでも一つ粘つて頂くことは希望しておりますが、先程岩間君の方からお話もありましたように、現実としては大体見込みがないといつた方がよくはないかと思うような見通しがあるわけです。そういたしますというと、実はこの二部教授、三部教授とかいうような面で困つておる部分を何とかするというような説明にはなつておりますけれども、実情はもう六三実施のために教室が極端に不足しておる。殊に年度が進むに從つて不足を來しておるというようなことは事実なんです。そこへ今年度こうしたように見通しが付かんとすれば、將來できるかどうかということよりも、差当つて現実……

第5回国会 文部委員会 第7号(1949/04/22、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 今のに関連して……、炭鉱版のために約十万ポンドを出してありますが、一面一般の労働組合の機関紙として出ておるのが総量で二十二万ポンド、どうしたところからこうした量が比率が出ておるのですか。
【次の発言】 別に理屈なしに概算で出たというようなお話でありますが、ちよつと分らないのは、生産意欲を増進するために炭鉱版を出したとすれば、これはいわゆる炭鉱夫を一つの労働組合員と見ると、労働組合全体から見ると炭鉱夫というものは労働組合員、勤労者の半数じやない、もつともつと小さいものだろうと思う、ところがそうしたところへ十万ポンドも出しておるのに、組合全体に対して二十二万というのは率が余りに低く過……

第5回国会 文部委員会 第11号(1949/05/10、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 今の三島委員の発言とちよつと重複するかも知れませんけれども、只今五條に項目がずつと挙つておりまして、それは「予算の範囲内において、左の事務を行う。」ということにして、これこれと挙げてある。そうすると、実際におきましては、職業教育指導にしろ、産業に関する科学技術指導にしろ、或いは生活の科学化の指導、運動、競技、体育指導、音樂、演劇、美術というふうなあらゆるものは、むしろ別なそうした團体があつて、そうしてそれらが計画をし或いは企画をしてやつておるのでありますが、ここに改めてこういうものが書かれるとすると、やはり先程のお話のように、何かそうしたものは全部町村の教育委員会が行うというふう……

第5回国会 文部委員会 第12号(1949/05/11、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 今通信教育のお話がございましたが、ここでいうような通信教育を今までやりまして、何か國家から特別な援助なり便宜なりを與えて貰つておる例がありますか、北條さんに……
【次の発言】 すでにそれが與えられておるわけですね。

第5回国会 文部委員会 第14号(1949/05/14、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 今丁度單位の問題になりましたが、私も実はその点がちよつと疑問なんで、例えば小学校なり中学校の方で一級普通免許状を持つ者は学士の称号を有するというのですから、多分大学の一、二、三、四を終了した者と思いますが、それが單位数からいいまして、一般教養科目が三十六、教科に関するものが二十四、教職に関するものが二十五、これは小学校ですが、中学校の方になりますというと、甲三十、乙が十八、それを二級の方と比べるとそこに差が出て來る。その差の單位というものが多分前の基礎資格の中に「大学に二年以上在学し」というようなものがありますから、大学は二年のうちにこれだけの單位を含む学科があると思う。それとい……

第5回国会 文部委員会 第15号(1949/05/16、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 速記が参りましたので、先程のものを今一度後に残すためにお願いしたいと思つております。一級普通免許状の大学における最低修得單位数の中の專門科目の教職に関するものの二十五單位というものは、大学の後期三、四年の間においても十分修得し得られるように講座が定めてあるということだつたと思いますので、その点速記に残して置いて頂きたいと思います。  それから今度質問でございますが、第五條の一項の六でございますが、「日本國憲法施行の日以後において、日本國憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壞することを主張する政党その他の團体を結成し、又はこれに加入した者」とありますが、これは実際においてどんな者……

第5回国会 文部委員会 第16号(1949/05/19、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 私の只今の修正案に賛成する者であります。修正案はこの法律の目的をより以上に達成するように変えられていると信ずる者であります。併しながら自分の尚欲を申しますならば、もつと財政的な強い裏付、或いは物資の裏付がなされるように期待します。併しながらそれの理想的な形にまでは行き得ませんでしたけれども、とにかくそれに近い形において修正されますので、原案よりも教等勝れたものと思いまして、今の若木君の修正案に賛成する者であります。
【次の発言】 私は先程の修正案を加えたところの本案の賛成するものであります。社会教育に関するこうした法案は必ず必要なものであります。どうしてもこういうものがなければな……

第5回国会 文部委員会 第17号(1949/05/21、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 私も提案者の一人といたしまして補足的に申したいと思います。  御承知のように最近法隆寺並びに松山城その他の國宝的な文化財が燒失し、その他各所に正に消滅に瀕せんとする程荒廃に委しており、一刻も早くこれが保護をいたさなければならない状況のものが國内に多々あるのであります。その上終戰以後聞くところによりますとやはり國民、國家の窮乏のためか、重要な文化財が國外へ流出するというような虞れも多分にあるのでありまして、この際至急にこの文化財法の法案を作つて出さなかつたならば、もう時期を失してしまつて、到底後に取返しのつかないようなことに立ち至る。その意味からこの文化財の保護法が一刻も早く提出さ……

第5回国会 文部委員会 第18号(1949/05/22、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 私は國立学校設置法案というものが、立派なものが一日も早くできることを希望する者でありますが、残念ながら只今議題になつております法案には賛意を表し難いのであります。理由が重複いたしますけれども、自分の思つていることを述べさして貰います。  先ず第一に、先程も各位から申されましたように財政的な裏付が誠に少いのでありまして、殊にそれが結局今最も窮迫しております地方財政への圧迫を來す原因とも思われ、それなくしてさえ地方財政は今や崩壊せんとしておりますのに、そこへ加えて又こうしたものが出て行くことはそれに拍車を掛けるものとしか思われないのであります。その点今の形で発足することが非常に危險な……

第6回国会 文部委員会 第2号(1949/11/10、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 よろしく。(拍手)
【次の発言】 いろいろ御質問をいたしたいのですが、殆んど今の問題に関連して参りますので、私も二三、今の問題と同じような形式になりますが、お聞きしたいと思うのです。先程お聞きしておりますというと、何か質問に対して上手に説明をしてそこを通せばいいというような気持が余りに見え過ぎていやしないかと思う、私共の考えておりますのは、如何にしたならば日本の教育を本当にやつて行くのか、どんなふうにして行つたならば予算をしつかり取つて行けるのかというところに本当の誠意を持つて調査もし研究もしておるわけであります。ところがどうもやり方なり、或いは話の持つて行き方なりというものに、……

第6回国会 文部委員会 第3号(1949/11/14、1期、無所属懇談会)【議会役職】

○理事(藤田芳雄君) 只今より開会いたします。初めに、国立学校設置法のや部を改正する等の法律案の提案理由は聞いておりましたが、その内容について、文部当局の方から一応御説明願いたいと思います。
【次の発言】 只今の御説明についての御質問があつたらお聞き願いたいと思いますが、尚この際運輸省の方から山口船員局長も見えておりまするし、同じく運輸省船員局の渡邊教育課長も見えておりますから、その方の質問にも答えられますから、どうぞお願いいたします。
【次の発言】 外にございませんか。
【次の発言】 そうすると今のは何か形の上に、只今のお二人の政府委員の説明でその意味が分つたのですが……

第6回国会 文部委員会 第4号(1949/11/18、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 請願、陳情の書面が大部沢山出ておりますが、それを処理するために、本委員会に小委員会を設けて頂きたいと思うのですが、皆さんの御賛成を得て、若しできますならば、その委員の指名は委員長の御指名によりたいと思うのですが、如何でしようか。

第6回国会 文部委員会 第5号(1949/11/22、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 大隈委員の質問以来二、三質問すればする程、私学法案の変更の過程において納得の行かないものが出て来た。そこに小野委員からのお話で尚大きな疑点を残したと思う。審議の余地はあると思うのでございますけれども、先程教育委員会法一部改正の法律案について証人喚問の話、それが残つておりますし、私学法案はここで一応打切りまして、その方を決められて、時間にもなるようでありますから、今日はこの辺で進行さして頂きたいと思うのですが、如何ですか。

第6回国会 文部委員会 第6号(1949/11/25、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 大濱さんにちよつとお伺いしたいと思うのですが、今回の私立学校法案は、大体において貸付金というような、国家の助成というようなことが相当連関されてここで考えておる面が多いのでありますが、そういう面から眺めまして、何もここで今私立大学に関する面をこの法案の中に取らなくとも、又公立の方でも大学関係のものは出ておらないのですから、その出た時に大学を見るとして、今ここから大学のものを拔くというようなことについては、あなたのお考はどうですか。

第6回国会 文部委員会 第7号(1949/11/26、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 三十二條の「委員の服務等」の二項でありまするが、「委員は、その職の名誉と信用を傷つけ、教育の権威を失墜するような行為をしてはならない。」これはもう言わなくても分つておる事柄なんですが、これを特にここへ入れたということの必要がなぜあるのか、何か将来これを元にして罰則なり、或いは制限を加えるような意思があるかという点が一つと、それから第三十二條の二、「委員は、教育委員会の職務を一体として行うものであつて、個々の委員としてその権限を行使するものではない。」これも委員会というものの構成そのものから眺めまして当然のことなんで、特にここに謳う必要はない。ところが実際におきましてはこういう事柄……

第6回国会 文部委員会 第8号(1949/11/28、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 今の問題に関連いたしまして、先程来何度も繰返すようでありますけれども、今一度確めておきたいのは、三十二條のところで「委員は、教育委員会の職務を一体として行うものであつて、個々の委員としてその権限を行使するものではない。」こう言つておるところの職務権限と、今の五十條の二の事務の委任及び臨時代理というところで、「教育委員会は、教育委員会規則の定めるところにより、その権限に属する事務の一部を教育長に委任し、又はこれをして臨時に代理させることができる。」この権限に属する事務というものとあなたは同一のものとお考えになるのか、別なものとお考えになるのか。その点をお聽きしたい。そうしてそこをは……

第6回国会 文部委員会 第10号(1949/11/30、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 私からも二、三條件を附して賛意を表したいと思います。  先程来各委員から述べられましたので、詳しいことは重複いたしますので、省略いたします。私立学校の本来の姿は、それぞれの自主性を持ち、それぞれの特徴を持つておるところにあるのでありますから、この私立学校法案で一番憂慮されますことは、何かこうした助成とか交付金とかいうような事柄と絡み合せて、それに対する官僚の干渉とでも申しますか、或いは自主性を損ずるような事柄になりはしないかということが、一番怖れる問題なんであります。それで先程来言われておりますことですから、その点をよく行政の面に当られる方は考慮されて、この法案を生かして使つて頂……

第7回国会 議院運営委員会 第7号(1949/12/19、1期、無所属懇談会)

○委員外議員(藤田芳雄君) その説明の際に、今朝毎日新聞にこれに関連したと思われるような発表が出ております。その出場所、及び岡元委員長が何かそれについて話しておられますが、その間のこともこれに関連して御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この決議をやろうという御趣旨はよく分つたが、我々も同感なんですが、今朝新聞でこれについてすでに決定しておるかのごとく、参議院で決めたようなお話が出ておりますので、ここに委員長談として、特に岡元委員長の名前も出ておつたのです。ああいうことについての経緯を少しお話し願いたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第40号(1950/03/18、1期、各派に属しない議員)

○委員外議員(藤田芳雄君) ちよつとお尋ねいたしますが、衞視に対しての暴行は始末書が出ておるのではつきり分つておりますが、第一の意識的に妨害したという事実を認めるという只今の御提言であつたのでございますが、これは何によつて意識的に妨害したということを断定なすつたか。何か始末書のようなものが出ておるかどうか。
【次の発言】 参議院の権威保持のために理非を明らかにして進んで行くことは、非常に私望んでいることでありますが、ただここで問題になりますことは、先程意識的に妨害したというような言葉に対して疑問を……私のお聞きしたわけはここにあるのですが、只今中川君の言われたように、とにかくそういう暴行をする……

第7回国会 文部委員会 第2号(1950/02/04、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 平衡交付金の中の大部分が文部省関係のものというお話でございましたが、文部省関係の教育の面に関しての平衡交付金の算出の基礎とでも申しますか、それはどんなふうでお出しになつたのですか。或いはその基礎はどんなふうになつて……
【次の発言】 これは今ちよつとお聞きしたのですけれども、いづれあとでその内容の印刷でも頂けるでしようか。
【次の発言】 できましたら、是非頂きたいと思います。
【次の発言】 先程の説明の中に、学校給食の方にユニセフ補助というものがありましたが、ユニセフのものを給食される学校というものは、各都道府県で指定してやらしておるようでありますね。その指定したものに対して、中……

第7回国会 文部委員会 第3号(1950/02/10、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 今丁度八丈島のお話がありましたが、どうも最近校舎とか或いは校地とか、そうした面で教育上非常に阻害するような事件があちらこちらに起きている。しばしば耳にしているのでありますが、殊に東京都内などにおきましては、住宅の不足から一時校舎を他へ貸し與えたとか、その後始末がつかないで困つているとかいうようなことを聞くのでありますが、最近やはり一つ、これは而も文部省直接の監督下にあるものだと思うのでありますが、豊島師範の附属中学校の校庭に、何か工場のようなものを作つてやつているらしい。而もその校庭を無断で使つているのであつて、その立ち退き方を申出ても頑として応じない。而もそこは兒童の運動場がで……

第7回国会 文部委員会 第5号(1950/02/17、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 三法案の説明だけを聞いて、質問は次回にしたいと思います。
【次の発言】 先程の左藤さんの口火から始まりましたが、これは一つ今の免許の與え方、及び今の免許法改正に重要な連関を持つものでありまして、簡單に済ますべき事項でない、皆さんも大分保留しておられますから、今日はこの程度にいたしまして、次回に譲つて頂きたいと思いますので、動議を提出します。

第7回国会 文部委員会 第6号(1950/02/21、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 今の質問に関連するのでありますが、今一度二十八年の三月三十一日と切られたその根拠はどこにあるのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、特別な根拠がないものといたしますと、最初一年で終るべき暫定的なものであるから、これでは無理であるからといつて延ばしたという、その意味を本当に活かして行くならば、先程若木委員からもお話のありましたように、上級の免許状を欲しい、或いはどうしても貰わねばならん臨時免許状を持つておる者は随分多いのであります。而もその多い者が單位を取ろうとしますのには無制限にはできない。一定の数を限定してやつて行かなければならない。例えば夏休みだつたといたしまし……

第7回国会 文部委員会 第7号(1950/02/28、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 今の二の閏年に関することで佐藤さんにお伺いしますが、閏年に関する件というのが明治三十一年の勅令で出ているわけですね。これは現在法律としては生きておらないのでございますか、どうなんですか。
【次の発言】 多分これは世界共通のとり方を出したものだと思うのでありますが、やはりこうしたものがどこかに根拠を出されなくちやならぬわけですが、いかがですか。
【次の発言】 本日はこのあと重要な本会議もありますし、この程度で打切りまして如何でしよう。

第7回国会 文部委員会 第8号(1950/03/02、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 一括してお願いした方がいいかと思います。
【次の発言】 参考人に貴重な御意見を聽かせて頂きましたけれども、その御発言に対しましては私共十分了解することができまして、これ以上質問を申上げることもないと思います。ここで討論をして決定するわけでもなし或いは賛否の人を両方に立てて論戰させる意味もないのでありますから、私達は参考人の御意見を十分了解すればそれでよろしいので、それについての意見は別な機会にやり得ると思いますから、(「その通り」と呼ぶ者あり)本日はこの程度にして終つたらどうかと思います。(「賛成」「異議なし」と呼ぶ者あり)

第7回国会 文部委員会 第9号(1950/03/07、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 貴重な御意見をお聞かせ願つて大変喜んでおりますが、天文台長さんにちよつとお伺いしたいと思うのでありますが、世界暦というようなことがよく言われろのですが、ああいうものができる可能性があるかどうか、若しできるとすればむしろこういうものを採用した方がいいのじやないかどうかということをお聞きしたいと思います。  いま一つ閏年のことについて……、やはり今迄は太政官令か何かで決まつておつたのであります。そいつが又新憲法になりましたために効力を失いまして閏年ということの根拠も法律的にはなくなつたわけであります。それでそういうものについてやはり放つて置いていいかどうか。或いは何かそこに沈めて置か……

第7回国会 文部委員会 第10号(1950/03/10、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 只今のにやはり関連するのでありますが、今までにはこうした手続がなかつたから、いわゆる地方公共団体の職員でなかつたのですが、今度そうなりますと、先に決められました定員定額というようなこと、ああいうようなものとの関連はどうなるのですか。
【次の発言】 中小学校関係のみが定員定額でなしに、地方に参りますということ、むしろ高等学校関係の方の教育職員の定員ということが大きな問題になつて来ておるわけなんですが、それに別に関係ございませんか。

第7回国会 文部委員会 第15号(1950/04/19、1期、第三クラブ)

○藤田芳雄君 この際、教異職員免許法施行法の一部を改正する法律案に対する修正案を提出したいと思うのですが、皆様のお手許へその一部は廻つて行つておると思いますが、その際の提出者の議員の名前が六名上つておりますが、これは司令部の方の許可を得るためにこれだけの名前を連ねましたので、修正案としては河野議員なんかも中へ入つて頂き予定でおりますが、説明を河野議員からお思いをしたいと思います。

第7回国会 予算委員会 第7号(1950/03/04、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 今までの質問者が述べましたのと重複する点がありますから、その点を除きましてお伺いしたいと思うのであります。  先ず第一番目に蜷川中小企業庁長官は三月に中小企業の危機が来るということを発表したために、内閣においては政府の方針に反する者であるというので、これを罷免したのであります。然るに先日来三月一日の蔵相の談話並びにその後の質問経過を考えますと、大蔵大臣であつた池田さんはいわゆる通商産業大臣としても、この三月にとにかく危機が来ておる、恐慌が来ておるということを言われておるわけであります。そうすると同じ内閣の中に二つの違つた考え方がある。一つは三月危機が来ると言うただけでもこれは内閣……

第7回国会 予算委員会 第20号(1950/03/24、1期、各派に属しない議員)

○藤田芳雄君 只今局長の説明で看護婦の問題がちよつと出ましたけれども、それに連関しますから一つお聞きしたいと思いますが、本年養成を終つて出て来る看護婦は、初めに養成所に入ります時に大学で二年間乃至三年間の勤務を約束されて而もそれを義務付けられて入つた筈なのであります。然るに何か定員法とかというようなものの理由のために、そうした約束といいますか、或いは義務付けられておつたものを取消されて、そして就職が保障もされなければ、それなりになつておるということのために大分困つておる問題がある。而もその義務付けられておる二年なり三年なりというものが、むしろ養成所の中の実地の方面に役立つために最も重要な期間で……

第7回国会 予算委員会 第25号(1950/03/30、1期、各派に属しない議員)

○藤田芳雄君 委員長、ちよつと緊急質問があります。

第7回国会 予算委員会 第26号(1950/04/02、1期、第三クラブ)

○藤田芳雄君 私は第三クラブを代表いたしまして、二十五年度予算に反対の意を表するものであります。先に二十四年度の予算が作られましたときに補正ができましたときに、すでに二十五年度予算の性格より決定しておりまして、いわゆる財政政策的には二十四年度の補正及び五年度の予算は、一貫したものであることは提出の際の説明及び首相の施政演説によりましても明らかなのであります。その二十四年度予算の行いました結果を見ますと、御覧のように先程来いろいろ挙げられますように中小企業では破綻をし、潰れて行くものが沢山ある一般国民は購買力を失つて、その日の生活に困つておる。農家は直ぐその以前までの景気はどこへやら、そのときの……



各種会議発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1947/11/19、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 今の問題についてちよつとお聽きしたいと思います。私は左藤さんと同じ意見であります。現内閣においてはそうしたことを明確に御意見の發表がございますので、恐らくはあとの七億は責任を以て出されることは明確になつたと思います。甚だ失禮な申し分ではありますけれども、或いは又何の機會に内閣が迭るというようなことも考えられないこともない。その際に迭つたがために、これが又流れることがあつては、私は誠に國家の立場から遺憾と思うので、このことについて附帶條件というようなものをこの豫算につけて出すというような事柄は、政府當局としてどんなふうにお考えでしようか。その點をちよつとお聞きしたいと思うのです。要……

第2回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1948/07/04、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 文部省予算が新たにその経費を増額されたが、その割振はどうなつておりますかお伺いいたします。

第5回国会 文部委員会文化小委員会 第1号(1949/04/19、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 一條と二條で謳つてあるのをお聽きしていますと、國宝を限定したような御説明ばかりのようでありますけれども、國宝ばかりでなく、重要美術やその他のものも含まれておるのじやないですか。
【次の発言】 重要美術品も入るのですね。
【次の発言】 そうすると今の論点に大分違いがあるのじやないかと思います。
【次の発言】 一條、二條は國宝のことのみ言つておるのではなく、國宝を指定するというために一條、二條の文章を限定するということは全体的な間違いじやないですか。一條、二條のところで、全部を引括めてその中に入るような表現でなく、國宝のことで限定するならば、國宝の指定のところで限定すべきだと私は考え……

第7回国会 地方行政・大蔵・文部連合委員会 第1号(1950/04/30、1期、第三クラブ)

○藤田芳雄君 本多国務大臣はまだ見えませんか。
【次の発言】 ちよつと大臣が見えてから質問したいと思います。
【次の発言】 大臣にお聽きしたいのですが、教育につきましては、国が普通教育を義務付けておる。それに連関して、結局国では義務教育費の国庫負担法といつたようなものを出して、それの裏付をしておつた。併しながら憲法の二十六條から見ますならば、当然これは全額国庫で負担すべき性質のものだと思いますが、それについての大臣の御所見を承わりたいと思います。
【次の発言】 義務教育は地方団体の義務、責任であるというのは、どういうところから根拠が出て来るのですか。

第7回国会 電気通信・文部連合委員会 第1号(1950/02/15、1期、無所属懇談会)

○藤田芳雄君 只今放送の文化方面の問題が出たのでありましたが、三十二條のところで受信契約及び受信料の問題が出ておるのですが、その第三項のところでは「協会は、あらかじめ電波監理委員会の認可を受けた基盤によるのでなければ、前項の受信料を免除してはならない。」そうしますと、免除されるものは電波監理委員会の認可を受けた基準によるものということになるわけですが、そういうものは大体どのような負担を持たれるのでしようか。例えば今まで放送協会においてすでに受信料を免除しておるものがあるわけです。ああしたようなれ基準を考えいるのか、或いは又別の基準を考えられているのか。


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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