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栗山良夫 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

栗山良夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは栗山良夫参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。栗山良夫参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 電気委員会 第1号(1947/07/05、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 散會異議ありませんが、あとで最近の情勢で皆さん方に御承知願つた方がいいのじやないかと思うことがありますから……
【次の発言】 まあ五分もあればいいと思いますが……

第1回国会 電気委員会 第3号(1947/08/25、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 發送電とそれから全國の配電會社の代表で關東配電の責任者の方から、それぞれ事業者が持つておられる電力事業に對するいろいろの問題を細かく聞いたわけであります。この問題の質疑だけやりましてもなかなか盡きないことであります。又それに意見を述べることになれば尚更盡きないことであります。而もこういう問題はいろいろこういう固苦しい席上で述べ得ないようななかなかデリケートな問題も澤山包藏しておりますと思います。從いましてこれは議事の進行上の問題でありますが、本日は適當なところで區切つて頂きまして、そして二十七日の懇談會のときにいろいろな問題をお考え頂いて、そうして兩者で以て意見の交換をいたしたな……

第1回国会 電気委員会 第4号(1947/08/29、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 それでは僭越でございますが、九州班を代表いたしまして私から視察の結果の概要を御報告申上げたいと思います。私共は今度視察の對象といたしました各火力發電所におきまして、それぞれの立場から復興對策竝に當面なされつつあるところの非常な努力及び國會への要望事項を具さに伺いましたが、ただ單にこれだけではなく、更に大阪、中國、九州の各地區全般の事業運營に關する諸般の問題につきまして、各關係者即ち經營者、勞働組合竝に地方の行政廳の係官の方より詳細且つ熱心な状況報告竝に具申を受けることができました。特に火力發電所につきましては技術的な問題に立ち至りまして、深く掘り下げた説明を伺い、且つ詳細な資料も……

第1回国会 電気委員会 第7号(1947/09/29、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 木炭九俵確保の大体お話を承わつて分つたわけであります。結局綜合計画でございますので、こういう工合に計画通りに確保されたときに、初めて電力の方も緊急節電、緊急停電というようなことを避けまして安定した送電が期待されるわけなんでありますけれども私はこの九俵の確保というのは絶対條件であつて、恐らく計画をされた側でもこの実績を確保するために、できるだけの努力をお拂い下さることと、こういう工合に信じて疑わないのでありますが、併し仮にこの九俵が確保されましても、尚且つ私は電力の今年の冬の問題については少からず不安を覚えるのであります。その点について御質問申上げたいので、それぞれ御答弁頂きたいと……

第1回国会 電気委員会 第8号(1947/10/18、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 大分いろいろなことを御質問申上げたいわけですが、その前に今の岡本委員の御質問に補足いたしまして一つ御質問申上げたいことは、問題は、北海道と東北の方面に滯貨がある、そうしてこれを十分に東京へ持つて來れば、東京の薪炭事情は非常に明るい面があるということを言われたのですがその輸送が國鉄の陸運について非常な努力をしても尚且つなかなか困難であるということを言われましたが、この際海運の利用ということをどの程度に積極的にお考えになつておるかどうか、例えば機帆船のようなものの動員まで考えてどういうふうにおやりになつておるか、或いは進駐軍の好意による船舶の融通ということをどの程度お働きかけになつて……

第1回国会 電気委員会 第9号(1947/11/11、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 ちよつと紹介議員に御質問申上げたいのですが、この日本建設工業會の所屬會員の方々が今工事を實際に著手されておりますところの工事場の數、或いはそれを完成せしめるために要するセメントの量、或いは現在その事業場に實際に就業しておるところの勞務者の數、そういうものがお分りでありましたならば伺いたいと思います。
【次の発言】 ちよつと、十一月二十六日の電力制限に對する實施の問題について緊急質問をいたしたいのですが……。
【次の発言】 お許しを得まして、非常に重要なる問題であります十一月の緊急電力制限實施について、政府委員に質問を申上げるわけであります。十一月の緊急電力制限の實施は、十二月から……

第1回国会 電気委員会 第10号(1947/11/14、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 今、大山委員から澱粉製造に対する電力の量、電力自体に対しまして、外の産業と見合つての軽量の度合の問題を出されましたが、私はこう考えるのであります。今度の電力の消費規制によりまして一應電力の割当はなされるのでありますが、只今行われておりまする十一月の緊急要綱がその目途とするところをはつきり政府としては現わされたと私は思うのであります。晝間は動力、夜間は電燈を少くとも確保しよう。全産業、全家庭において確保しようというのが目的であろうと思うのでありますが、そういう意味からいつて、やはり澱粉加工業にも少くとも電氣が送らるべきであるということは成り立つわけでありますが、その外に、これは今、……

第1回国会 労働委員会 第4号(1947/09/17、1期、無所属懇談会)【議会役職】

○理事(栗山良夫君) それでは委員長がお見えになりますまで、皆さんの御承認を得まして代理を勤めさせて頂きたいと思います。一般的な御質問は先般來の委員會で一應の形がついておるわけでございますが、この法案に對する全般的な、内容的な説明を政府委員からお聽きいたしたいと思いますが、如何でございましようか、よろしうございますか。
【次の発言】 それではどうぞ、政府委員。
【次の発言】 本案の内容につきまして、逐條的に要點の御説明を頂いたわけでありますが、丁度先程から委員長がお歸になつておりますので、私はここで代理の責を解いて頂きたいと思います。

第1回国会 労働委員会 第5号(1947/09/18、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 第二條に關係したことでお伺いしたいと思います。職業選擇の自由ということが憲法で保障せられておるのでありますが、その場合に「公共の福祉に反しない限り」という一つの前提條件があるのは御承知の通りでありますけれども、只今職業選擇が非常に自由になる、人權の尊重の意味でこういうようなことが行われて參りますると、産業の中におきまして、極めて重要でありながらその人を得るのに非常に困難をしておりますところの高熱な作業、或は不潔な作業、或いは生命の危險を感ずるような作業、そういうような職場に人を得るということが非常に只今困難になつております。例えて申しまするならば、火力發電所におきまするところのボ……

第1回国会 労働委員会 第6号(1947/09/20、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 第二章の中で、これは理論的な問題ではありません、運用の問題でありますが、極めて關心を持つておる問題でありますので御質問を申し上げるわけであります。即ち職業安定という、この言葉でございますが、これは勞働大臣もたびたびおつしやつておりますように、勞働省關係の機關は極めて民主的に勞働省に繋りを持ち得るように形態を取つておる、こういうことを仰しやつておりましたが、その中でも特に先ずスタートになる運用機關の名稱、職業安定所、こういうような名稱が果して先ず勞働者或いは求職者に親しみを持ち得るかどうか、人口に膾炙し得るかどうか、こういうような點につきまして私はこの法案を見た時から非常に疑問を持……

第1回国会 労働委員会 第7号(1947/09/22、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 五十五條につきましてちよつと大臣のお考えを伺いたいと思います。五十五條によりますると、「この法律を施行するために必要な經費を支出しなければならない。」当然のことでありまするが、大きな原則がここで定められておるわけでありまして、從來ややもいたしますると、いろいろな出先機關に各方面からの寄附金を半ば強制的に募集せられまして、そうしてそのために嚴正中立であり、權威を以て處理しなければならない行政を、ややもすると不明朗化に導きました例は多々あるのでありまして、そういうことを完全に防止するという見地から、かようにいたされましたことは、よく意味は分るのでありまして、問題は、これをいかにして強……

第1回国会 労働委員会 第10号(1947/10/09、1期、無所属懇談会)【議会役職】

○理事(栗山良夫君) それでは定足数に達しましたからこれから委員会を開催いたします。  安定法案の十二條の改正案につきまして只今柴田專門調査員から報告がございましたが、この問題はまだ衆議院の方においても未決定でございますので、参議院の委員会の意向を決定いたしまして、そうして衆議院の方とも連絡を取る必要があろうかと存じますので、衆議院と予め打合せをいたしました案につきまして御意見を御交換頂きたい、こう思うのでございます。別に御意見ございませんでしようか。
【次の発言】 只今御異議ないという御発言もありましたので、衆議院で考えられております三つの項目の追加の点につきましては、参議院の委員会としても……

第1回国会 労働委員会 第11号(1947/10/10、1期、無所属懇談会)【議会役職】

○理事(栗山良夫君) それでは只今から昨日に引続きまして失業保險法案並びに失業手当法案の逐條的な質疑に入りたいとこう思います。本日委員長は登院中でございますが、昨日の労働委員会の申合せによりまして只今運営委員会の方へ出席して頂いておりますので、委員長が來られるまで私が委員長の代理の席に着かして頂くことにいたします。  それでは昨日は第一章のところに入つたのでございますが、全部盡さないで散会をいたしました。從いまして第一章の残部から開始いたしたいと、こう考えます。
【次の発言】 第一章は、それでは非常に短こうございますし、第二章との関聯もございますので、第二章に移つてもよろしうございましようか………

第1回国会 労働委員会 第12号(1947/10/14、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 今日の題目とはちよつと筋が違うかも知れませんが、実は昨日労働大臣に御質問申上げたいと思つておつたことですが、或いは労働大臣にお伺いする筋合のものではなく、大藏大臣或いは総理にお伺いするのが妥当かも知れませんが、併し直接労働大臣の御関係のことでありますのでお伺いしたいと思います。去る二日並びに十日の労働政策につきまして、労組側並びに企業者側との墾談会をお持ちになりました席上、労働大臣は千八百円ベースの堅持の一つの方策として、勤労所得税の免税点の引上げを実施することになつたというようなことをお話しになりまして、税の軽減により、千八百円の維持を強力に進めて行くという、はつきりした態度を……

第1回国会 労働委員会 第13号(1947/10/15、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 十八條と、それから二十條、二十二條について御質問したいと思います。これは十八條の保險金を支給する期間は一年間という問題がありますが、この問題は今後におけるいわゆる労働市場の需給状態の問題、そういうものの確たる見通しを持たなければ言えないことでありますけれども、失業者の生活を保障するという建前から言いまして、一年間で果して再び職場を保証することができるかどうかという問題が残るわけでありますが、現在の見通しでは非常に悲観的な予測が強いのでございますが、この年限をもう少し延長する必要があるのではないか、こういう工合に考えるのでございますが、これについての失業状態、或いは職場の安定状態、……

第1回国会 労働委員会 第14号(1947/10/16、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 先程末弘博士のお言葉の中に、地方における小規模の爭議においても、國の政策に関係する面が多分に包含される状況にあるので、全國的な規模において考えなければならない、こういうことがございましたが、ここで今後の爭議の調停におきましては、ますますその勢いが地方においても中央においても濃くなると思います。そこで労働者側から出しましたところの或る程度理論化されたところの要求というものは、正しいということを確認された場合に、國の政策に相当に同調し得ない部面が沢山出て來るだろう。こういう問題についての労働委員会のお考え、御所信というものを伺いたいのであります。と申しますのは、先程のお言葉にもありま……

第1回国会 労働委員会 第15号(1947/10/20、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私はこの失業保險法案とも密接な関聯がありますが、この法案の実施期日の問題が、法案審議が非常に遲延いたしました理由もございますけれども、非常にまだ未審議の過程にあると思います。この点をもう一度はつきりといたして置く必要があろうと思うのでございます。それは過日の委員会では、十一月の一日から実施ということに一應皆さんの御意見が纒まつておつたようでございますが、そういたしますと、この手当法案の第二條の第一項第二号の期間なども当然変更に相成ることと思うのでございますが、それと同時に、この手当は、失業いたしまして、職業安定所に求職の申込をしてから三十日以内は支給しない。こういうことになつてお……

第1回国会 労働委員会 第16号(1947/11/04、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 只今の姫井委員の御説は前にこの委員会で相当論議いたしたことなんですが、わざわざここに附帶決議案として出ましたところの理由は結局職業安定法案の中にはつきり條文に労働安定所という名称がどこにも謳われていない。そうして事実各政府の現業機関におきましてはこの名称を掲げたところの役所が置かれておる。そういたしますと、一体これは職業安定所と同格のものであるか、或いは職業安定所の中に作られておるものであるが、その点が非常に明確を欠き、法律から考えても万人がよく了解し得ない点が出て來るのぢやないかというので飽くまでも職業安定所の枠内において日傭労務の業務に專念するものを労働安定所というならば、端……

第1回国会 労働委員会 第17号(1947/11/10、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私はこの職業安定法案につきまして、皆さまのお許しを得まして、第八條と第十二條の一部の修正の動議を提出いたしたいと存ずるのであります。その理由といたしまするところ、竝びに修正の條文について御説明を申上げたいと思うのであります。  第一點は第八條の第四項でございます。この四項によりますると、公共職業安定所の位置、名稱、管轄區域、事務取扱の範圍は、勞働大臣がこれを定められることに相成つておりますのに、職業の定員その他必要な事項は政令で定めることになつております。この場合後者のみを政令で定めるという理由は極めて薄弱でございまして、このような場合に特に勞働大臣と政令とに區別する必要がないと……

第1回国会 労働委員会 第19号(1947/11/13、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 昨日の委員會におきまして、職業安定法案に對する附帶決議が取消に相成りました。その取消の理由といたしましては、附帶決議の重要性はこれを十分確認せられたのでありますが、更に強力なる措置を講すべきものであるとせられたことと了承いたしておるのであります。從つて今後本會議の決議とするか、或いは法律を修正するか、とにかく附帶決議以上の效果のある方法を將來考慮しようということであつたわけでございます。私はこの意味で取消を了とし、これに贊成をいたしました一人であります。申すまでもなく附帶決議は、法案の審議の過程におきまして明らかにせられましたところの重要なる問題が集約せられ、決議と相成つてもので……

第1回国会 労働委員会 第21号(1947/11/18、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は失業保險法案、並びに失業手当法案に関しまして、一点だけお伺いをしたいと思うのであります。それは十五日付を以ちまして衆議院から失業保險法案並びに手当法案が正式に参議院に回付されたわけでありますが、これには相当大幅な修正がなされておるのであります。そうじてその中でいわゆる保險金、手当金に関する部面が問題になるわけでございますが、要するに原案の場合に予定をせられましたところの額と、今度修正になりましたところの額とによつて、國家が負担をしなければならない財源に、どの程度に差等が生じたかということを先ず伺いたいのであります。  これはすでに追加予算案も提出いたされておりますのでございま……

第1回国会 労働委員会 第23号(1947/11/27、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 只今の委員長の御指名によりまして、過日小委員会に付託となりました労働委員会関係の請願書並びに陳情に関する審議の経過を御報告申上げます。この度小委員会に付託になりました請願書並びに陳情書は請願請第四百五号、請第四百二十一号、同じく四百五十五号、同じく四百八十三号、同じく四百六十五号、同じく五百十九号、同じく五百二十三号、陳情関係、陳第二百五十二号、同じく三百四十三号、同じく三百四十四号、同じく四百四十五号、同じく五百三十号、同じく五百四十二号、同じく五百六十三号の、その他に追加に相成りましたものに陳情の第三百四十三号及び陳第五百六十三号でございます。  小委員会は十一月の十八日、十……

第1回国会 労働委員会 第24号(1947/11/28、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 政府の対策があつても、又團体交渉がどの程度進んでおるかは別問題として、かかる陳情が國会に提出された以上、我々は妥当と考えるものはそのように処理しなければならない。私は議院の会議に付し且つ内閣に送付するを要するものとされることを希望します。
【次の発言】 以前にこれと同趣旨の請願がありましたが、それと同樣に取扱われることを希望します。

第2回国会 財政及び金融委員会 第28号(1948/05/29、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私もこの前、労働委員として連合会に出ましたときに、そういつた意味で保留しておつたと思いますが、でき得べくんば、この前の爭議の実質的な解決を織込まれた法案の審議でございますので、あの当時直接に関係せられました苫米地長官並びに西尾國務大臣、それから加藤労働大臣、それに大藏大臣、そういうような方々が一緒にお揃いでこの委員会にお出でを願いまして、そうして一挙に言葉の食違い、或いは考え方の食ひ違い、そういうものが明かにされることが一番望ましいのではないか、こういう具合に私は考えるわけであります。いろいろ多端のときでありますから時間の御都合もございましようが、委員長の方でお取り成しをそういう……

第2回国会 財政及び金融委員会 第29号(1948/05/31、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 只今審議中でありまする政府職員の新給與実施に関する法律案に関しましては、すでにこの委員会においても、連合委員会、労働委員会との連合委員会、或いは單独委員会をもちまして、それぞれ関係政府筋と質議應答が交はされたのでありますけれども、その間に答弁側の内容におきまして、それぞれ食違いの箇所もございまして、私共として、了解に苦しむ点もありましたので、本日この前の爭議に直接関係されました、西尾國務相並びに加藤労働大臣、苫米地長官、大藏大臣の四大臣の御出席を願いまして、そうしてこの問題をはつきりさせまして、私共の態度を決定したい。こういう工合に考えたのでございますが、いろいろ御都合もございま……

第2回国会 財政及び金融委員会 第30号(1948/06/02、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私三点ばかりちよつと伺いたいと存じますが、只今御説明を頂きました中で、自由販賣総量の五割に相当する数量を三十円以下の價格で自由販賣すると、こういう工合でございましたが、問題は各喫煙をする人が、これと同じような比率で以てたばこを購入し得るかどうかということであると思います。然るに実際の面におきますと、過日の「新生」の値下げのときでもはつきりしておるのでありますが、安いたばこは全部どこかに影を沒してしまいます。そうして暇のない忙がしいような、本当にたばこを勤労の憩いに使いたいというような人は、止むを得ず高額のピースを手に入れなければならん。こういうような状態にあるわけでありますが、当……

第2回国会 財政及び金融委員会 第36号(1948/06/14、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私ちよつと参考までに伺つて置きたいのでございますが、今手巻で闇賣りしております煙草でございますね、あれは闇賣り葉煙草を闇で賣買したとしまして、実際あの辺で賣れておるものの原賣はどのくらいとお考えになつておりますか。
【次の発言】 そうしますと需要供給の原則からしてこの闇煙草を撲滅するためには闇賣り煙草の原賣というものはお聞きしたようにそんなに安いものではないということになれば、「新生」だとか、或いはその上の二十円、三十円クラスを、相當この闇煙草と競争できるくらい数量を專賣局で保証されれば、自動的に私は消えて行くとこういう工合に考えるのですが、その辺をどういうふうにお考えになつてお……

第2回国会 財政及び金融委員会 第43号(1948/06/25、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 先程はちよつと重要な仕事があつて出ておりまして失礼をいたしました。提案になつておりまする「第七條中「八百万円」を「二千万円」に改める。」「第八條中「二十万円」を「三十六万円」に改める。」この二点について私は次の理由から質問をいたしたいのであります。その一つは、こ額がインフレ下において果して適当であるかどうかどうかという判定をいたしまするのに、私共は非常にその根拠が乏しくて判断に困つておるのであります。勿論新憲法によりまする國家の象徴として仰がれべきところの天皇並びに皇族の方々が品位を保たれるために適当なる費用を國が差上げるということは当然のことであろうと私は思うのであります。ただ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第44号(1948/06/26、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 過日大蔵省並びに安定本部からそれぞれの立場で御説明を頂きました國民所得一兆九千億の内容について重ねて確認をいたしたいので御質問を続けて行きたいと思います。それは一兆九千億の中で問題になりまするのは闇所得、いわゆる表面に出ないところの闇所得が一体どれほど見込まれておるかということが問題になると思うのであります。今度の三千七百円ベースの基準になつておるのを見ましても、マル公配給というのは僅かに二五・四%、七四・六%、が闇ということになつておりますので、國民の間における七四・六%、消費財だけを見ましても、相当に大きな部分が闇によつて運営されておるわけでありますから、この部分は相当大幅に……

第2回国会 財政及び金融委員会 第46号(1948/06/30、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 製造たばこの定價の決定又は改定に関する法律案に対しましては、次に申述べまする理由によりまして私は修正案を提出いたしたいと存じます。修正案の内容につたましては、その理由を申上げましてから御説明をいたしたいと思いますが、一應謄写版にいたしまして、お手許にお配り申上げたような内容に相成つております。先ず第一に今度の「たばこ」の値上げの不合理性と申しますか、それを最も端的に指摘し得るものは、專賣当局、専賣労組との間におきまして、質疑の過程において、或いは公聽会の過程におきまして明らかに相成りましたことは、当局労組共に一致してこの値上には原則的に反対であつたということが一つの特異な現象であ……

第2回国会 財政及び金融委員会 第51号(1948/07/05、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 只今の質問でもう少し伺いたいのは、発行額はどのくらいになりますか。
【次の発言】 殆んど完全に捌かれておりますか。
【次の発言】 私今伺いまして、よく聞取りにくかつたんですが、今後の財政の補填のために、中央において或いは地方において、相当活溌にこういうような証券を発行されるんではないかと考えるのでありますが、その場合に、國民の経済力からいたしまして、或いはもうすでにこういうものに射倖的な魅力を失いつつあるというような点からいたしまして、相当に賣れ残りが出て來るんではないかと考えるのです。その場合に一番、もうすでに過日の「新生」の宝くじのときにも國民の中でいろいろ話題になつておつた……

第2回国会 電気委員会 第3号(1948/04/06、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 今の異議ありませんが、ただちよつと参考にお伺いして置きたいのは、大体現状を中心として纏めたという話でありますが、その現状に対しての、いろいろな資料とか、データーとか、そういうものが主としてどの方面のものが活用されたか、官廳方面か、或いは民間方面か、或いは事業團体の方面か、そういうような点を或る程度概括的でもよろしいですけれども、ちよつと御発表願つて置いた方がよくはないかと思います。

第2回国会 電気委員会 第4号(1948/05/26、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は今の四つの意見を拜聽しておつたのでありますが、最近私は或る新聞に次のようなことが書かれておりまして、非常に尤もだと思つておつたのでありますが、その点に関連して二、三質問したいと思うのであります。その新聞に出ておつたと申しますことは、今この重要な電氣事業の再編問題を繞りまして、或いは全國一元化、或いは地方ブロツク化、或いは縣の公営、こういうような各種の案が必然性を強調されて現在國民の前に発表せられている。そうしてどの案を見ても、説明を聽くと極めて御尤も次第のような理由が附けられている。併し自分達はそういうような意見を聽くのでなくて、その結論が極めて自分達に結得できないような状態……

第2回国会 電気委員会 第5号(1948/06/03、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 大体日発、配電、電産の主張を聽きますと、先程の電力原價の操作の問題について、電力配分化も兼ねて檢討しなければいけないというような主張が明らかになつたと思いますが、私が御質問申上げたいのは、発送電の主張で行きますと、現状の発送電が一社化案になつておつて、電氣を流しておるときにおいても、これだけの大体原價の比率がブロック別にある。併しこれは発送電が一社でやつておるところでこういうことができる、それでブロックになればできないというような説があつたのでありますが、そうするならば、私は大体二つ伺いたいのは、若しこれがブロック案になつて電力配分がうまく行かなかつたときには、この原價というもの……

第2回国会 労働委員会 第1号(1948/01/27、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は今米窪大臣から新らしい方針を承つたわけでありますがこれに対するいろいろな意見を纒める意味におきまして、三点について確認をいたしたいと思いますので、御質問を申上げるわけであるます。  その一点は、今度の官吏の労働組合の実際活動が、若干行過ぎになつている点も認める。それも新らしい方針を立てる一つの理由になつておるように伺つたのでありますが、あの行動が行過ぎであつたかどうかは別といたしまして、あそこまで官郭が起たねばならなかつたという原因は、結局生活に非常に行詰りを生じたということが最も大きな原因であつたと思うのであります。このことは、年末に解決されたあの労働委員会の調停の内容にお……

第2回国会 労働委員会 第2号(1948/03/27、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私ちよつと他の用件で途中から参りましたので、或いはもうすでに大臣からお話があつたかも知れませんが、一點だけ伺いたいと思います。今お述べになりましたことは、大體この間、本會議でも私承つたのでありますが、實は數日前の新聞に、生産管理というものは原則として、住居侵入罪竝びに業務妨害罪を構成するというようなことを、最高檢察廳において明かにせられたということが報道せられたのであります。このことは結局日本の司法官としてはつきりして意思表示、非常に曖昧になつておりましたものを明かにせられたということについて、これは勞資双方に相當はつきりした影響を與えておると思います。その點はどのような形式でど……

第2回国会 労働委員会 第5号(1948/05/04、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 紹介議員に一点だけ御質問申上げたいのでございますが、今の御説明で大体了解いたしましたが、一つ労働基準法の基本精神から考えて疑問を持つたのは、成る程、主たる藝術活動をいたす、或いは藝術家として活躍される俳優の方、こういう方に対する問題はよく分つたのでありますが、これだけの映画を時間外にやろうということになりますと相当大勢のいわゆる労働者の人が働かなくちやならん。そうしますと、基準法の精神は決して時間外勤務をやらされて、それに手当だけ與えればいい、こういうのでとないのであつて、飽くまでも正規の勤労時間を成るべく守つて行くというのが基本精神でなければならないと思うのです。そういう場合に……

第2回国会 労働委員会 第7号(1948/05/25、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 紛爭處理機關の今政府側が考えておられますところの性格、構成その他、運用についての報告がございましたが、私は加藤勞働大臣と合せまして、この問題についてもう少し説明をお願いしたいと思います。  先ず第一に紛爭處理機關が、紛爭の平和解決を是非とも目途として欲しいと、こういうことをおつしやつたのですが、私はここで二つの例を擧げてお尋ねしたいのでありますが、一つはこれは勞働者が反對するというのは勞働者的でない。いわゆる資本家側に味方するものであるというような結論から出て來て、そういうことが言われておるのでありますが、その一つの例は、二、三日前に民主自由黨が發表せられました勞働對策の六項に、……

第4回国会 商工委員会 第1号(1948/12/08、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 ちよつと簡單なことをお聞きしたいのですが、先程御説明頂いた兵器処理物件引継総括表というのはいつ現在ですか。
【次の発言】 そういたしますと、八月末現在で一應区切りまして、その以前に処理されたものか、もうすでに処理完了のものがどれだけあるか、結局そうしてこれをサム・アップしますと兵器の総量が分ると思いますが、その辺の関係を明らかに願いたいと思います。
【次の発言】 私二、三お尋ねしたい点がありますが、先ず最初に産業復興公團に今年の二月引継ぎさせることにして、その引継完了が八月中旬までにでき上つた、こういう御説明を伺つたのでありますが、只今提案されておる法律案の最も必要な目的は、産業……

第4回国会 商工委員会 第2号(1948/12/10、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 ちよつと政府当局にお尋ねをいたします。前回の委員会で廃兵器に関する終戰後の大体の状態、並びに今回問題になつておりまする産業復興公團の内容について、一通り御質問をいたし、且つ御答弁を頂いたわけでありまするが、もう少し復興公團の内容について御質問を続けて行きたいと思います。  先ず最初に、現在の産業復興公團のやつておられまする業務を、部門別にいたしまして、全体の仕事の各部門に対する比率と申しますか、ウエートと申しますか、そういつたようなものを、或る程度お聽かせ願いたいと思います。
【次の発言】 今いろいろ伺いましたけれども、復興公團の仕事の内容は、公團の最も大きな目的の、いわゆる産業……

第4回国会 商工委員会 第3号(1948/12/11、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 本法案に私は賛成いたします。ただ二点について意見を述べます。  先ず第一に本法案第一條の「主務大臣がその定めるところにより、産業復興公團に取り扱わせることができる。」ということは、監督権限の範囲が漠然としていたけれども、御提出の文書で概略が明らかになつた。公團と政府との円滑化が今までは余りうまく行つてなかつたようでありましたが、今後はうまく行くように愼重を期して貰いたいのであります。  次に第二といたしましては、産業復興公團の内容、実績は大体了承したのでありますが、産業復興公團の業務内容につき、政府当局の答弁によりますと、第一目的たる國家資金を以てする産業設備復興ということは殆ん……

第4回国会 予算委員会 第4号(1948/12/09、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 ちよつとお伺いいたしますが、先程公務員の給與の問題に関連いたしまして、人事院の六千三百七円の給與を五千三百三十円に政府が引下げたのは、民間給與との調整を図つたものである。そうしてその標準にされたのが電産の賃金であり、而もそれは現在の民間の最高水準を行くものである、こういうことをお述べになりましたが、私共はさように了解をいたしていないのでありまして、本日午後においでになります中山伊知郎先生が、この問題を調停委員会において御研究になりましたので、そのときに改めてお尋ねをしてもよろしいとは存じまするが、すでに調停委員会の論議の内容においても、電産の七千六百円は最高水準であるということは……

第4回国会 予算委員会 第7号(1948/12/11、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 議事進行についてちよつと意見を申し述べたいと思います。今度の予算は申上げるまでもなく官公吏の給與問題を迅速に解決するということにいたします使命があつた筈であります。而もそういうことが是認されるならば國会の予算審議は全勢力の過半数がそういうところへ向けられなければならないのでありますが、私共数日前からこの予算の審議に非常に関心を持ちながら非常に不満を覚えておりますのは、そういう問題の中心を離れたところに予算委員会の討論質疑の中心が移つておることであります。本日も年の瀬を控えまして官吏の諸君は越年のために、或いは越冬資金、或いはこの給與ベースの改訂を叫んで國会の周囲に誠に涙の出るよう……

第4回国会 予算委員会 第10号(1948/12/15、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 大藏大臣にお伺いをいたしたいと思います。時間も大変に少ないものでございますので、質問の要旨は簡潔にいたしたいと思いますから、お含みの上御答弁を申して頂きたいと思います。先ず最初に今回の予算の中で自然増收が見込まれました、その大きなインフレーシヨンによる貨幣價値の低下によつて、約五千億円の一般國民所得がある。そういうことを前提の下にお組みになつたわけでありまして、而もこの所得の増加ということが、自然的に給與を引上げなければならない。こういうようなことになつたと存ずるのでありますが、この所得の増加はいわゆる水膨れ増加である。こういう工合にお認めになるかどうかということを伺いたいのであ……

第4回国会 予算委員会 第11号(1948/12/22、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 中止いたします。

第5回国会 商工委員会 第1号(1949/02/12、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 実地調査の先はここで一々問題にいたしましても結論ずけるのに非常に時間がかかろうと思いますので、委員長の方にお委せいたしまして、今次の調査に十分効果の上りますような案を考えて頂きたいと思います。勿論議員の中で御希望がありましたならばお互いに申出ることにいたしまして、さように進めたら如何かと思います。
【次の発言】 希望を二点だけちよつと申上げて置きたいと思います。一点は、今度の調査に参りますれば、恐らく現地でも各方面から爲替レートの問題が相当質問が集中せられるだろうと思います。從いまして一本爲替レートの問題は、私共まだ國会議員として権威あるいろいろな方向については、あまりよく承知を……

第5回国会 商工委員会 第2号(1949/02/15、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は最近の経済九原則の点でちよつとお伺いしたいのですが、新聞などによりますと、國鉄の運賃の値上のことが計画されておるようでありますが、政府としては現在物價には手を触れないという建前を一應お取りになつておりますけれども、その蔭には基幹産業を通じて全体的に独立採算制を確立する、こういう基本方針を一貫してお持ちになつておるのかどうか、その点を伺いたい。
【次の発言】 大体原則的なお考えを伺つたのでありますが、そうしますと第二次、或いは第三次製品の産業については、從來もだだ個々の企業が独立採算制を堅持してやつて來たわけでありますから、問題はありませんが、いわゆる基礎産業に対しましては独立……

第5回国会 商工委員会 第3号(1949/03/22、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 今日東海班の視察の責任者になつて頂きました山田理事が丁度お見えになつておりませんので、代りまして一通り簡單に御報告申上げたいと思います。  東海班に参加いたしましたのは廣瀬興兵衞君、山田佐一君、佐伯卯四郎君、山内卓郎君、栗山良夫の五名でございました。二月二十四日に靜岡の日本軽金属の蒲原工場、清水工場を拜見いたしまして、三月の二日に予定の通りに視察を終えたわけであります。日程の概略を申上げますと、二十五日には濱松の日本樂器本社工場、二十六日に豊田自動織機の刈谷工場、二十七日には愛知縣瀬戸市の七本松製陶所、川本長治工場、三郷製陶所、三郷陶器会社、日本電磁工業株式会社(成嶋製陶所、二十……

第5回国会 商工委員会 第5号(1949/03/28、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 この法案の趣旨は御説明によりますと、爭議解決のために政府の介入した責任を果す措置である。こういう工合に言われておりますが、私は石炭関係も同樣であると思いますが、特にここに資料がありますので電氣関係から申しますと、電力管理法には第三條に「政府ハ日本発送電株式会社ノ電力設備ノ建設又ハ変更ノ計画及電力料金其ノ他ノ電力受給ニ関スル重要事項ヲ決定ス」こういう工合に戰時中の法律でも明示されております。いわゆる労働爭議、いわゆる賃金問題の解決に政府が介入し得るという法的な措番はなかつた筈でありますが、どういうような法的な権限でそういうような責任を負いになつたのかどうか、この点を伺いたいと思いま……

第5回国会 商工委員会 第7号(1949/03/30、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私共がかねて貿易公団関係の整理に対する政府のお考えになつておる点を、前々伺つておつた形は、この度提案になりましたようなこの二公団の整理の方法に対して、最初輸出公団、輸入公団と、こういうような二つの形に考えておられたと思うのでありますが、それがこういうような工合に変りましたのですが、最初伝えられたことと違つたような工合になりました経緯、或いは前の考え方よりこちらの方が貿易を推進する上において有利であるのかどうか、そういうような点について伺いたいと思います。
【次の発言】 只今の御答弁了承いたしました。それから次に、今度公団が改正されますと当然いろいろな意味において縮小と申しますか、……

第5回国会 商工委員会 第8号(1949/04/11、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 この案はどういうような形の、資金計画の下に推定されたのであるか、それを先ず伺つて置きたいと思います。
【次の発言】 それは先程伺つて分つたのですが、二十三年度の予算と二十四年度の予算と性格的に相当大きな違いが出ておるのですが、從つてこの計画というのは大体二十三年度の予算と同じような條件の下で決まつておると、大体理解していいわけですか。そうするとこれは相当大きな変更が來る。そう取られるわけですね。

第5回国会 商工委員会 第9号(1949/04/16、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 労務の配置轉換のことでちよつとお尋ねいたしたいと思いますが、この五十七対四十三を六十対四十に上げられると至極結構なことだと思うのでありますが、問題はこういうことができるかできないかということになると思いますけれども、私の承知しておりますところでは、大きな山程この比率は六十対四十に近いと思うのですが、大中小に分けまして、大きい山、中級の山、小山に分けまして、現在の状態が大体どんなようなふうになつておるかお分りになりませんか。小さい山程この比率はぐつと下つておると私は見るのでございますけれども……。

第5回国会 商工委員会 第11号(1949/04/21、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 ちよつと一点資金関係のことで伺いたいのですが、今玉置局長から設備資金の二百九十億円でありますね。この二百九十億円を見返資金を中心にして賄いたいという工合にお話になつているのですが、この間衆議院で予算委員会のときにも発表になつたのでありますが、二十四年度の生産計画達成のための設備資金としては、電力には四百億を予定しているというようなことが言われたと思いますが、そこに百十億ばかりの違いがあるわけでございますけれども、その点をもう少し御説明頂きたいと思います。
【次の発言】 今の予算委員会で説明になつたのは、全体の設備資金の計画が一千六百億円予定されまして、その中で電力に四百億、こうい……

第5回国会 商工委員会 第13号(1949/05/07、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 これは澤山いろいろな問題がありますけれども、政府の方の所管の手も同一ではないと思うのでありますが、今委員長が御発言になつたことも含めて、やはり急ぐ法案から順序を立てて、十分に愼重審議のできるような方法を、お採り願つた方が、私は都合がいいと思いますが、ここで、ただ漠然といろいろなことを聽きまして、大体この法案が今こんなに澤山一緒に提案されたので、ちよつと面くらつておるので、もう少し消化しやすいようにお話し願いたいと思います。
【次の発言】 この五つの法案で、大体政府の方が希望される成立の順序はどういう具合になつておりますか。

第5回国会 商工委員会 第15号(1949/05/13、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私四点ばかり質問をいたしたいのでありますが、先ずこの前に鉱山保安法案関係の参考資料として、山本專門調査員が各界の意見を一応お取調になつたものと、これは又別箇に政府の方で各界の意見を御説明を願つたのでありますが、その間でまだ漏れておりまする点が若干ありますので、その点を伺いたいと思います。  先ず第一点は、鉱山の保安という問題を、生産の前提條件とするか、或いは保安という問題は生産の手段に過ぎないか、こういう二つの関係があるわけでありますが、政府の原案によりますと、鉱山保安局は商工省の内部に置かれることになつておるので、結局鉱山の鉱物の生産を所管する省と、その保安を司る省とが同じ長官……

第5回国会 商工委員会 第16号(1949/05/14、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は本法案に反対であります。鉱山労働者を保護するために鉱山の保安確立のための法案を用意せられることについては、全く同感でありますけれども、その目的を達成するために、本法案の中には不十分な個所が多分にあると認めるのでありまして、その点から反対せざるを得ないのであります。  第一点は只今島委員がお述べになりました点と全く同感であります。  それから第二点は第二十條の、保安委員の選任の仕方でありますが、非常に鉱山保安の運営につきまして重要なポストを占めます保安委員の選任が、最終的には鉱業権者の意思によつて決定されるような虞れが多分にあるのでありまして、ややもいたしますると、保安委員の全……

第5回国会 商工委員会 第17号(1949/05/16、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私はいろいろなことをお聞きしたいのですが、一番大きな問題として、政府が四千カロリー以下を公團から外そうとされた最も大きな原因は、うまく賣れない、そうして公團にストツクが沢山できたということを特に強調しておられるようでありますが、石炭は足りないので四千二百万トンを増産しなければならんという政府命令になつておるわけであります。そうして而も今後も今商工大臣が言われたように、低品位炭と雖も決して増産を抑えるものではない。要するに四千二百万トンの中に当然包含しておるのだ、こういうふうにおつしやつておりましたが、そうしますと今後もこの低品位炭は勿論どんどん出て來る、適当な措置さえ取られれば出……

第5回国会 商工委員会 第18号(1949/05/17、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私ちよつとお伺いしたいのですが、今港には……。
【次の発言】 港関係に今いろいろな役所が沢山あるように私伺つておりますが、大体通商事務所ですか、これを含めて今度幾つぐらいどういう役所があるか、私おききしたいのですが。
【次の発言】 私は政務次官にちよつと先程の質問の要点を御準備願うためにお願いしたいのですが、結局只今港関係に私が承知しておるだけでも、とにかく四つ五つの役所が軒を並べておるわけです。それでどうしてこうもいろいろな役所がなければ港が運営できないのか、想像に苦しむわけなんですが、御準備願いたいことは只今の港にあるいろいろな役所を全部含めてどの程度の役人でこれが管理運営さ……

第5回国会 予算委員会 第4号(1949/04/01、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 先程大藏大臣が暫定予算の提案理由の説明をなされましたときに、そのお言葉の中で二十三年度中に是非とも決定しなければならない予算が、決定できないので暫定予算として十五日までの予算を、是非とも決定願いたいというような意味のことをおつしやつたのでありますが、それを聞いておりますると、恐らく午前中出席されました委員の方々も御同感であろうと思いますが、その内容を三月三十一日までの間でこの委員会でお話になりましたならば、誰も奇異の感を受けられなかつたと思うのでありますが、すでに今日は二十四年度の四月一日であります。そしてこの期の変つた本日、あの説明のあり方は非常に奇異な感を與えたわけであります……

第5回国会 予算委員会 第6号(1949/04/07、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私より二三点ばかりお伺いしたいのですが、先ず最初に引取高税の問題ですけれども、主税局長のお考えとして、この取引高税というのは天下の惡税であるというふうに私共も申しましたし、又現在の政府党も申されておりますが、それはこういうような税法が宜しくないという考え方と、もう一つは、中小商工業者の人々が所得の全部を正直にやれば棚上げになるので、そういう点を恐れてのこともあつたと思いますが、どちらをこの惡税であるという刻印の重い方にお考えになつておるかどうか、その点を伺いたい。
【次の発言】 今度の税の殖え方を見ますると、大体各税共前年度の五〇%を超えておるのであります。取引高税のみが、昨年度……

第5回国会 予算委員会 第12号(1949/04/14、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 今日安定本部の長官はお見えになりますか。
【次の発言】 両方関係がありますので、安定本部の長官がお見えになつてから申上げたいのですが、これと関係のない点をお願いいたします。  先程飯田委員からも電力の料金のお話がありましたが、御承知のように電力料金は國の決定であり、而もその原價計算は極めてシヴイヤーな形において行われておりまして、余り余裕のない状態にあるように私共は承知いたしておりますが最近伝えられるところによりますと、一昨年電氣の使用税に対していろいろ國会でも取上げて問題になつたことがございますが、一部の府縣で実施したために全國的に地方税として附設をせられた例があります。併し地……

第5回国会 予算委員会 第13号(1949/04/15、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は生産計画とその裏付をなしまする資金と價格政策の面を通じまして、一貫して御質問申上げたいと思います。大蔵大臣が御同席だと都合がよろしうございますけれども、只今御退席いたしましたからこの分は後からお願したいと思います。特に資金関係でございますが、安本長官にも資金関係について非常に重要な関係がありますので、別途に御答弁を頂きたいと思います。実は先日商工委員会におきまして、安定本部の石原政府委員から、産業五ケ年計画の中で二十四年度計画を中心としました生産計画の説明を伺つたのでございますけれども、誠に残念でございましたが、この生産計画を実行に移す場合の三大支柱でありますところの資金と價……

第5回国会 予算委員会 第14号(1949/04/16、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 その前にちよつと、昨日の鉄道の運賃の問題で、その後昨日の御答弁と若干喰違つた点が出ておるように思いますので、この点を先ず最初に質問したいと思います。昨日の私の質問の中で、今度價格改訂は全面的に停止すると言われているのに、國鉄の運賃だけが増されるのはどういうわけですか。その理由を承りたいということを申上げたのでありますが、これに対してはまだ御返答頂いておりません。併し今日の毎日新聞の記事を見ますと、六割の値上げであると言われているのに、定期券のごときは二割五分の値上であります。こんな無茶な値上はいけないのじやないかというので、運輸省の藪谷業務局長に問い質したところが、國鉄の赤字財政……

第6回国会 通商産業委員会 第2号(1949/11/10、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 電力問題について、この前打合会で委員長から、特別委員会設置の議をお諮りに相成りまして、ある事情によつてその後進展をいたしておりませんけれども、非常に只今のところ重要な問題が山積しておりますので、相成るべくは正規の手続を経て本委員会で調査研究のできまするように適当にお取運びを頂きたいと私は思います。その内容を申しますならば、例えば今年の冬も相当問題にはなるわけでありますが、当面の電力の需給計画、或いはその計画に基く運用の調査の問題、更には電源開発の問題、或いは電力関係の資産の再評価の問題、或いは電力料金の問題、更には通産省で愈々具体的に著手されましたところの電力の再編成、機構の再編……

第6回国会 予算委員会 第4号(1949/11/24、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 私労働大臣に六点ばかりお勢ねをいたしたいと思いますが、先ず最初に私共は公務員、或いは民間企業を通じまして、人員の整理ということは絶対に反対をして参りました。そういう整理をしないような経済政策が展開されることを希望して参りましたけれども、不幸にして只今のところ、非常なスピードで人員整理が強行されつつあります。この現実の上に立つて労働大臣にお尋ねいたしたいことは、今の政府がこういう経済政策の下に、人員整理を行なつておられる本旨は、いわゆる賃金の両からして産業の合理化という問題を取上げ、そうして残つた労働者には十分に労働の再生産力を與える、そういう一つの構想の下におやりになつておるか、……

第6回国会 予算委員会 第5号(1949/11/25、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 文部大臣に一点だけ御質問したいのであります。私只今非常に心配しておりますのは経済状態が非常に悪化して参りましたために、新年度の学校卒業生が大学から中学に至りまで非常に就職で困つておることと思うのであります。私は丁度昭和の初めの、非常に不景気なときに学校を卒業いたしましたので、当時の同僚諸君の状態などを考えまして、全く想像に余るものがあみわけであります。こういう状態のときに一歩この措置を過りますならば、折角多額の国費を投じまして多数の有為の青年諸君を教育いたしまして折角学窓を送り出しましても、その送り出した途端に燃えるようは向学心、向上心が喪失いたしまして、そうして将来の日本の再建……

第6回国会 予算委員会 第9号(1949/11/29、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は大蔵大臣に一つ御質問いたしたいと思います。資料がお願いしてありますから揃いましたら明日でも明後日にでもお伺いしたいと思いますから、委員長にお願い申上げて置きます。  先ず最初に勤労所得に関してでありますが、御承知のように去年の暮に公務員の諸君が非常に驚きましたことは、当時賃金べースの変更計算がございました。それに年末調整金が重なりまして、中には十二月の給料は金五銭也というような人もあつたことは大蔵大臣御承知の通りだと思うのであります。本年もやはりもうあと一ケ月ばかりを控えまして年末調整金の問題は公務員或いは民間の勤労者を問わず非常に大きな問題になると思うのでございます。この問……

第6回国会 予算委員会 第10号(1949/11/30、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は大蔵大臣に一点だけ御質問いたしたいと思います。実は日本経済の信用を高めるために外債を成るべく早く返還したい、成るべく早く返還しなければならんということを首相がたびたび言明されておるわけでありますが、大蔵大臣もその説と全く御同意見であるかどうかを先ず承りたい。
【次の発言】 そういたしますると、現在外貨債のうちで相当主要な負担を持つておりますのは、御承知のように電力債であろうと思うのであります。で電力債は丁度戰争前に旧東京電燈、それから東邦電力、信越電力、日電、大同電力、こういう電力会社が持つておりまして、それを電力国家管理法の定めるところによりまして日本発送電ができ、更に配電……

第7回国会 議院運営委員会 第3号(1949/12/13、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 今の百万円というのは、地方行政委員会と事務局の方と十分事前にお打合せになつたのか、ならないのかその点を伺いたいと思います。  もう一つは、会計年度ももうあと残り少くなつて補正予算の成立が困難だろうと思います。残つた金を最も重点的に使わなければならんと思いますが、その場合に外の委員会で緊急止むを得ないような調査、こういうことと金額というようなことと関連して決定されなければ困ると思うのですが、その点の調査はどうなつておりますか。
【次の発言】 只今各議員の御発言によりますると、法律論、或いは予算論を別として、国鉄の職員諸君に緊急にとにかく金を出してやらなければならんということは、民自……

第7回国会 議院運営委員会 第4号(1949/12/14、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 お答えいたします。只今の点は若干原案に、御指摘のように趣旨の足りない点も見受けられると思いますが、要するに政府は、運輸省を通じて国鉄を監督いたしておりまする関係上、この国鉄運営に非常に関係のある給與の問題については間接的には義務を持つておるのでありまするが、直接には、御指摘のように公共企業体と職員との関係であり、支拂責任者は公共企業体でありますから、若し御用意がおありになりますならば、その支拂をなすべきであるといたしますると政府をそのまま指しておりますから、その支拂の措置をなすべきであるというような意味に御変更頂いても何ら差支ないと思つております。

第7回国会 議院運営委員会 第5号(1949/12/16、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 政府と国鉄企業体との間の解釈は、今長官が大体なされましたが、公社と組合との間の今度の裁定に対する権利と義務は一〇〇%お互いに拘束されておるわけでありますが、この一〇〇%の権利義務に対しまして、今度政府が裁定の一部承認ということを行いました場合は、その残額に対する権利義務は、政府としてどういうふうにお考えになりますか、その点を伺いたい。
【次の発言】 そうしますと、折角権威ある裁定として一〇〇%国鉄の経営者も、労働組合も服従しなければならんといつた根本方針を決めたあとの政府側の態度によつて、根本から覆される、これでは罷業権と団体交渉権を取上げた国鉄に対して、翼を奪つたところの鳥に対……

第7回国会 議院運営委員会 第6号(1949/12/17、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 その二点につきましては、昨日の委員会で、本日の議院運営委員会のときまでに、政府が裁定に対する議案の取扱いについて、参議院と約束をいたしましたような工合に処理をせられれば、これを取止め、若しこれがとられなければ、緊急質問を認めるというようなことにいたしまして、その決定は今日の議運に持越すということを申合せをされたと思いますので、今日までのところ、政府の方からは何らの態度の決定がございませんので、昨日の約束によりまして、今日緊急質問をいたしたい、こういう工合であります。
【次の発言】 決議案には全然関係がないということはありませんか、その裁定案が今日まで未解決のままで国会と政府の間に……

第7回国会 議院運営委員会 第8号(1949/12/20、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 今度の公務員の賃金ベースの問題の中で、地方公務員の場合はこれは中央政府の直接関與する問題でないので、非常に重要であり、且つ地方公務員としてもいろいろ心配されておるところもあると思いますから、時機を得て緊急質問をされることに私は賛成であります。
【次の発言】 私はこの議案に対しまして大体数点を挙げて反対をいたしたいと思います。  先ず第一に、政府が公労法の立法精神の履行について全然誠意がないことであります。団体交渉或いは罷業権を大巾に制限した政府の態度としましては、当然公の機関で決定された裁定というものは無條件に絶対に尊重しなければならないものであると私共は確信しております。そうい……

第7回国会 議院運営委員会 第9号(1949/12/21、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 鈴木委員の先程からの御発言について一言述べさせて頂きたい。予算化ということが主体になつておるからして、委員会付託にしなければならないという結論をお出しになつたけれども、その理由として只今ドツジ予算が実行されておる。このためには予算化するのには各般の処置をめぐらさなければできないのであつて、慎重を期する意味においてそうすべきであると言われましたが、大体今度の人事院の給與ベースを改訂するということが、これが即ち予算化しなければならんことであつて、この字を取つても当然予算化しなければならない。それをしなければ実行できないわけでありまして、その点は今鈴木委員の言われたこととちよつと違うと……

第7回国会 議院運営委員会 第11号(1949/12/24、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 大体問題は平誤りということでこれ以上進みませんが、これは手続上で一つ聞いて置きます。大体今次の国会の今日までの運営は、殆んど国鉄の裁定に終始して来たのは御承知のことであります。そして政府の意見と参議院の意見とが対立して、政府は一応屈した形で参議院は満場一致であの決議をしたことは御承知の通りであります。而もその間に政府が発表した意思と、今突然声明書に盛られた意思とまるで正反対の発表をやつておられる、ここにああいう声明を出して、恰も波紋を投げかけるような形においてやつたことは、参議院議員の侮辱であると共に、参議院全体の侮辱であると思う、何故官房長官は正式に参議院の労働委員会及びこの議……

第7回国会 議院運営委員会 第12号(1950/01/21、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 二十三日に公共企業体の問題をここで議する前に、去年の十二月二十四日に当委員会の議決を以て首相に申入れを議長がなされた筈でございますが、それに対する経過を具さに一つ御報告願うと同時に、政府が如何様にこれに答弁されたか。その点を明瞭にお聽かせを願いたい。それが若しなければこの問題は恐らく進展しないと考えます。

第7回国会 議院運営委員会 第13号(1950/01/23、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 今の議長の前段の国鉄の裁定に関する問題で、政府側の意思と参議院の意思との食違いの点は、あの申入れで明らかにされたわけでありますが、それについて只今首相が成行きを調べたいということをおつしやつたということでございますが、その成行きというのは、どういうような意味なのでございましようか。それと同時にそれを調べられた後、参議院の方に何らか更に見解を表明されることにお約束願つてあるのでありましようか。
【次の発言】 回答の要求の内容がなかつたことはその通りであると思いますが、そうしますと首相は成行きがああいう状態になつて食違いができたということは認められるわけでありますね。

第7回国会 議院運営委員会 第14号(1950/01/24、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 どうも真面目な問題で爆笑の出るような答弁は誠に残念だと思います。先ず第一段の、公労法の第十六條第二項の議決を求むる議案の審議に際しての、政府が十二月の二十三日以前にお採りになつたいろいろな態度について、昨日首相は、政府はその決定に迷つておつた、こういうことをはつきりおつしやつた。迷つておつたということをおつしやつたのですが、しかしそもそも十二月十二日に政府があの議案をこちらにお出しになりまして、当時総理を代表して小澤運輸大臣がここで述べられたときには、不承認の議決を求めたいということを言われて、ここで非常に紛糾をしたことも御承知だと思う。その後政府の方で、参議院が一応保留の形を採……

第7回国会 議院運営委員会 第15号(1950/01/25、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 只今吉田首相の御公言による法務総裁をして説明せしめるということは、私は反対いたします。法務総裁にお聽きする問題ではなくして、昨日問題になりました中心点は、政治問題なのであります。特に吉田首相のお考えそのものをお聽きしているのでありまして、そういう法務総裁のお話をここで伺う必要は私共は認めません。ただ従つて昨日からの問題を、極めて不満なものとして私は承わらなければなりませんけれども、昨日の議院運営委員会の最後の結論は、今日重要な本会議を開く予定に相成つておりますので、昨年十二月二十四日の本委員会が決議いたしました内容の第一段について佐々木君から質問いたしましたことについて、首相が取……

第7回国会 議院運営委員会 第16号(1950/01/26、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は法務総裁よりは官房長官の出席を要求したわけです。そして、官房長官と総理大臣との間で、私共が一昨日以来ここで論議したことを如何ように総理に伝えられたか、この点をもう一遍明らかにして置いて頂きたい。
【次の発言】 今の鈴木さんの御発言は、私はまだ問題の焦点が少しズレていると思うのです。ということは。昨日新聞に報道されたところによりますと、総理大臣は十時にここへ出席をするように、官房長官その他側近の人から話を受けておられたようでありますが、併し問題は法律論であり、法務総裁が一番適当であるから、法務総裁が来て答えておれば、自分は出なくてもいいではないかというようなことが言われたという……

第7回国会 議院運営委員会 第17号(1950/01/27、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 今あなたのお話になりました意見を求めるとおつしやつたのですが、それはどういう意味ですか。
【次の発言】 問題がよく分らない。
【次の発言】 いろいろの問題を含んでおりますが、官房長官にちよつと御質問したいのは、裁定書は、その理由書の第三に「本委員会は公社の経理状態を調査した結果、公社はその予算上又は資金上今年度内に主文第一項に記した金額を支給し得る十分の経理能力を有し、従つて公労法第十六條第二項に関係なく、その支給に必要な措置をとり得べきものと認める」と、こういう工合に極めて明瞭に裁定をいたしております。そうして而もこの裁定委員会の裁定というものは專売公社の経営者、労働組合間の平……

第7回国会 議院運営委員会 第19号(1950/02/03、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 この本会議を開催せられる日時、それから自由討議の時間、各派の人員、そういつたようなものを特別に一つお諮り願つて御決定願いたいと思います。
【次の発言】 案件の方の予定をちよつと承りたいですね。当分の間全然ないものかどうか。
【次の発言】 ちよつと議長にお尋ねして置きたいことがあるのですが、実は昨年のことですが、十二月の二十四日付で……
【次の発言】 昨年の暮二十四日に国鉄裁定のあの紛糾した問題が参議院で決定しまして、続いて衆議院でも決定したのでありますが、そのときに衆議院議長の幣原喜重郎氏から参議院議長佐藤尚武氏宛にこういう手紙が参つておることは皆様御承知だと思います。   公共……

第7回国会 議院運営委員会 第20号(1950/02/06、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 私が議長に質問を申上げました一点の国会というのを、どちらに解釈されるかということを私はお尋ねいたしました理由は、国会の承認がなかつた旨とありますけれども、今度の国鉄裁定の場合は、衆議院においてはあれは不承認の要求を政府がしておつたんですから、その通り不承認を無論議決したのでありますから、これは提案議案に対する可決です。参議院は政府原案に対する否決ということに一応なるわけですが、こういう工合にはつきり分れておる。実体において国会の承認がなかつたという意思表示は、衆議院の承認がなかつたと私は解するが故に敢て申上げたんですが、その場合に今議長から両院一致の議決がないことが可決されたと。……

第7回国会 議院運営委員会 第26号(1950/02/27、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 それは定刻十時に一応開会せられて、あとは休憩せられて法案の状態を待たれたら如何ですか。
【次の発言】 今朝の議運の小委員会で私ちよつとお願いをしたのですが、本会議後に議院運営委員会の開会が延びるということでございましたので、一応問題を打切つたわけであります。再び本会議前に議院運営委員会が開会せられましたから、改めてお願いを申上げます。それは我が党の内村清次君が、国鉄の裁定に関する裁判所の決定に対しまして緊急質問を十五分間いたしたい。できるならば本日の本会議にいたしたい、こういう申出をいたしておりますが、問題の重要性から申しましても、是非とも本日緊急質問ができまするように御努力して……

第7回国会 議院運営委員会 第31号(1950/03/06、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 先程小委員会で御発言がございましたが、緊急質問の緊急性ということについて問題になつたようでありますが、今挙げられた三つの問題は緊急性から言えば、国鉄の問題はまだ未解決のまま残つておるのだから一番先に解決しなければならん問題だろうと思いますが、発言要求議員の質問の趣旨、そういうものもまだ分らない状態にあると思いますけれども、若しここで或る人の緊急質問を取上げなかつた、或いは取上げるということになれば不公平になるから、緊急性の問題ははつきりと御決定願つて置いて頂きたいと思います。
【次の発言】 緊急質問の問題は、今申上げたように、個々の問題を或いは取上げ或いは取上げないということにな……

第7回国会 議院運営委員会 第33号(1950/03/08、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 この問題は、今石原君もいろいろお言葉がありましたけれども、とにかく今民自党で一つの方針として決定されたような工合に、国鉄の裁定の問題について運営をして来てこれ以上進めない段階に来たということがはつきりしたので、それだからして專売裁定の問題についてももう一度初めから洗つて出直そうというのがこの委員会で論議している中心になつておるわけなんです。議決の問題にいたしましても、増田官房長官は尊嚴を持つておる司法機関の決定すら承服しない、最終判決まで行つて鬪うのであるということをはつきり言つておるんです。そういう考えの下にこの法律の立法精神を蹂躪してやろうというのならば話は別であります。別で……

第7回国会 議院運営委員会 第44号(1950/03/24、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 只今事務総長から御紹介願いましたものは、御承知のように国鉄の第二次裁定の政府の態度決定を目睫の間に控えまして、昨年十二月以来の裁定問題に対して、いろいろに疑点を残しておりますので、この際緊急に政府の所信を質したいという内村議員の意思のようでございます。従いまして誠に緊急な申出でございますけれども、本日の緊急質問と相成りまするように、この委員会で取上げで頂きたいということを、私から特にお願いを申上げで置きます。

第7回国会 通商産業委員会 第2号(1949/12/23、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 この紙パルプ関係の自家用発電設備というのはどれくらいあるのか。そうして実際に電力の所要量はどれくらいになつておるか、その点をお聞かせ願いたい。
【次の発言】 ここで自家発を全部動員すれば水力七工場、火力九工場は、大体全部自給自足できるようになつておりますか。
【次の発言】 その火力の九工場の方は、五万三千キロワツトフルに運転すれば大体自給自足できるわけですか。
【次の発言】 不足するのですね。そうすると電力局へお伺いしたいのは、これは物価庁……、安定本部の方が本当かも知れませんが、この陳情は自家発を動員すれば火力原価が非常に高くなる。それは若し火力発電がなければ、配電会社或いは日……

第7回国会 通商産業委員会 第4号(1950/02/02、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 まだありますか。なければちよつと発言を許して頂きたい。
【次の発言】 どうも通産委員会は委員の出席がよくないのでありまして、いろいろ原因があろうかと思いますけれども、一番問題になりますことはこの委員会で取扱います法案の予定というものが割合によく分つていないのじやないか。それから本委員会の調査研究事項につきましてもいろいろと專門調査員の方々が中心になつて計画を立てて頂いておるわけでありますが、議員の方に連絡がついていない点があると思います。従つて会期も……質問演説も終りまして以後、ちよつと中だるみの恰好でありますが、委員会としては相当活溌に運動もしなければなりません。又議員の人々も……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第5号(1950/02/27、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 私大山先生の御意見も併せて伺えれば幸いでございますが、資源庁の始關さんにお伺いしたいのです。四国の問題ですが、これが今非常に問題になつておるのは住友系の分水のの発電所の住友への返還問題ですが、これが政府の方でどういう工合にお考えになつておるのか、住友からの要望、それから四国の一般消費者或いは事業者からの要求が錯綜しておりまして、私共いろいろなニユースを聞いておるわけでありますが、どういう状態になつておるかおつしやつて頂きたい。  それから第二点は、同じく徳島県の那賀川の電源開発の問題が、これが徳島県営であるとか或いは発送電、或いは住友共電で行うとかいろいろ言われておりました。この……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第8号(1950/03/08、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちよつとお伺いしたいのですが、結局地域差料金の問題が再編成の一つの重要な点になることは今言われた通りでありまして、而もここでも挙げましたように、現在でもあれ程の地域差料金ができておる。而も若干プールが入つておつて、ああいうことになつておりますから、分割をすれば明瞭に地域差料金が大きなクローズ・アップした来ることは当然であると思います。これは断定していいと思いますが、そこで政府の方でも松永試案を緩和する意味において、いわゆるこの間大蔵大臣は法的措置を講じてということを言われましたが、そういうような強い意味におけるプール構成のような金融構成でありますか、そういうものを講じて地域差のプ……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第9号(1950/03/10、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 この割当の問題は又いつか別の機会にやられるわけですね。私はちよつと希望を申上げて置きますが、今局長の方から数字を挙げて御説明になりましたが、私共或る程度実情が分つておつても数字を読み上げられただけではその前後の関連が分らないのですから、その点或る程度資料を整えて頂いて、あとでゆつくり伺うということにしたいと思います。割当の問題はいろいろな問題を残しておるので、私もいろいろ聞きたい点がありますが、これは改めて一つやつて頂くということにいたしたいと思います。
【次の発言】 一点だけ伺つて置きたいのですが、第一四半期の割当で、私聞くところによると、第四四半期の割当方法が変つて、産業向の……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第11号(1950/03/22、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 先ず第一に伺いたいのは、今度のこの割当方針の中で、一番ポイントになりまする点は、石炭の消費量を三百万トンと一応押えて、そうして標準料金の中へ入れたということになるわけですが、今御説明の中にもありましたように、電気事業の收支を按配してということになつておりますが、この收支というものが、一体現在の第四四半期に異常豊水があつたわけでありますが、これによるところの余剩金というものを第一四半期で吸收する、二十五年度で若干吸收するような気持で査定されておるのかどうか、そうすれば、その金額というものは、十七億の赤字ということになつておりまするが、その余剩金まで上げるものを含めて十七億になつてお……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第12号(1950/03/24、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 労働省関係の方は資源庁の長官で洩れなく併せて経過報告があるわけですか。おやりになれるのですか。その辺を一つ……。
【次の発言】 法務総裁に二、三点お聽きしたいと思いますが、先ず第一点は、法務総裁から今度の電産のストに対して地方に取締の指令をされたことがありますか、ないか、この点伺いたいと思います。
【次の発言】 私は最近地方の或る県に行きまして、地方地検から、本省からこういう指令が来たというので写さして貰つまものを、二、三枚に亘つて細かく書いてあるのを拜見いたしましたが、それは若しあなたが御納得が行かなければいつでも写しを取つて提出いたしますが、それでも今のような工合におつしやい……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第16号(1950/04/22、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 内容に入る前に、ちよつと、次官からで結構でございますが、お伺いして置きたいと思います。それは、さつき本会議で、私共の高瀬大臣に対する質問についての、本法案の取扱いに関する政府並びに自由党の態度についてお尋ねしたいのでありますが、非常にまあ抽象的なお話で、私共もあれではちよつとよく御意思が分らないのであります。従つて、これは速記を若し中止されるならば、中止されて御答施願つても結構でございますが、要するにこの法案は関係筋との強い関連のあることも私達は承知をしておりますが、そういう関係からして今国会で是非共成立させなければならんと、こういう点があつて、そうして政府或いは與党側がそういう……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第18号(1950/04/26、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 或る程シートに分けるとこんなになりますけれども、それを総合した日発なら日発で一枚、少くとも配電会社で一枚は総合したのがあります。せいぜいやつても、十会社だから十枚あればその送電系統の全貌が分るのがあります。そういうのがよいのではありませんか。
【次の発言】 今の説明を伺うとき、これは大変な書類ですから、そう細かくお願いできないでしようけれども、私共も尚勉強しなければならんのですが、とにかくポイントの点を一二点示して貰いたいですね、こういうテーブルですということだけではちよつと親切を欠くきらいがありますから、專門の行政府として、どこが一番重要なのかその点をやはり示して置いて下さい。……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第19号(1950/04/27、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 料金関係は、大体これに書いてあることは皆さんの十分お分りになつておるんだろうと思うのです。又私も大体知つていますが、だから説明をそう伺う必要はないので、それよりも昨日私が問題として提起しました点が重要なので、その点はもう少し堀下げるということで了解を私いたしたので、一応その外の資料についての説明を伺つて、後で料金問題は重点にやつて頂くということにしたいと思います。
【次の発言】 この農業用の電力新旧料金比較例ですけれども、これの基本になつておる電力料金の割当の関係はどういうふうにして計算されたのですか。
【次の発言】 そうすると、火力料金は絶対に徴收しない、そういう前提の下にやつ……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第20号(1950/04/28、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 先程青木さんの御公述の中で、開発と配電関係を一応分離する傾向にあるから、その方が望ましいのじやないか、こういう御意見がありましたが、これについてもう少し補足して御説明を願いたいと思いますことは、電気の特質上から行きますならば、発送配電の一貫経営ということが一番望ましいと思うわけでありますが、これに対してあなたのお考えになるのは今政府が提出しておる原案のごとくにブロックの私的独占のようなことが出る形においての発送配電の一元化が望ましくない、こういうふうにお考えになるのか、或いは全国的の規程における公益事業の本来の使命を果たさせるような一元化、こういうものでも工合が惡いとお考えになる……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 通商産業委員会 第2号(1950/07/20、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 そうしますと、それは月曜日の本会議で大体調査承認が得られることになりますか。
【次の発言】 商品取引所法案の再提案でありますが、これは内容を拝見いたしますと、前国会に提案いたしましたものと殆んど変りがないわけでありますが、片方我が国の置かれておりまする内外の情勢からいたしまして、経済情勢は相当な変革を来しつつあり将来も来すのではないかと私共は予想いたしておるわけであります。元来この法案は自由主義経済の頂点に立つところの最も巧みな経済の運営をやるために立案されたところの法案であると考えておりますけれども、すでに朝鮮におけるあの戦乱の勃発後は、アメリカ本国におきましても重要産業に対し……

第8回国会 通商産業委員会 第3号(1950/07/21、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 昨日私が質問したことについて大分詳しくお答えを願つたわけでありますが、その中で一番問題になる商品の需要と供給とのバランスの問題を私は質問したのでありますが、これについては今政府側から大臣が輸入が順調に進むということが前提、而も朝鮮問題関係の特需というものはまあ限られたもので大体そんなに重要視しなくてもよかろう。從つてバランスがつく。こういうふうにおつしやつたのでありまして、それがそのまま行けばよいだろうと私は思いますが、併し問題は今の繰上げ輸入をやつてありまするものが一つのストックになるわけでありますが、繰上げ輸入をしなければならんというような状況下におきまして、相当に国内で供給……

第8回国会 通商産業委員会 第5号(1950/07/24、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は日本社会党の立場からこの法案に反対をいたすものでありまして、以下数点に亘つて反対の理由を明らかにいたしたいと考えます。すでに本法案に対する質疑の場合におきまして大体私共が賛成をし得ないところの理論的な根拠につきまして若干所信を述べたのでありますが、本法案の提案理由の政府から出されました、説明にも明記してあります、例えて申しますれば、その理由書には「昨年来経済九原則及びドツヂ・ラインの実施によりましてインフレも漸く終熄し物価も安定してまいり、物資に対する統制も順次解除されつつある情況であります。從つて公定価格制度や配給統制はごく限られた一部の商品についてのみ存続し、大部分の商品……

第8回国会 通商産業委員会 第6号(1950/07/25、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私大臣に二、三お尋ねしたいのでありますが、このたび提案されておりまする法律案の法的な措置については、私共も提案理由説明にはつきりと謳われておりまするように、もうこの法律が存続の意義がなくなつたということを端的に了承するものでありまして、何らかの形をとらなければならんと思いますが、こういうような工合に、日本の基礎産業でありまする鉄鋼業に対する基本的な政策というものを一遍考えて置く必要があろうかと思うのでありまして、例えば政府の言われるのは、朝鮮問題の発端は別といたしまして、デフレ経済による需要減退というようなことが大きな比重になつておりますにも拘わらず、これのバランス状態が改善せら……

第8回国会 通商産業委員会 第7号(1950/07/28、2期、日本社会党)【議会役職】

○理事(栗山良夫君) これより委員会を開会いたします。速記を止めて。    午後二時二十七分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 御質問をお願いいたします。
【次の発言】 速記を止めて。    午後二時五十七分速記中止

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第1号(1950/07/30、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から電力問題に関する特別委員会を開催いたします。本日の案件は、過日来まだ未解決になつておりまする理事の選任の問題と、それから閉会に入りましてからの議員派遣の問題、第三が專門調査員に関する問題、第四が明日の委員会の案件の問題、この四点を御決定頂きたいと思うのであります。先ず第一に閉会中の議員派遣の問題を御審議頂きたいと思うのでありますが、この問題につきましては、前回の御打合を申上げました結果によりまして、各委員の方々に非公式の御連絡を取つて一応の案を作つたわけであります。その原則は、出身地の方は成るべく御遠慮を願うということ。それから調査班は一班は五名を限度といたしま……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1950/08/01、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から委員会を開会いたします。  最初に議員派遣の件について御了解かたがた御承認を得たいことがありますので、私からお諮りをいたしたいと思います。  過日議員派遣につきましては、電力に関する特別委員会の特別な任務が控えておりますので、成るべく多数の委員諾希に全国的に御調査を願うように強い御要望がございまして、議院運営委員会の方へもその旨を通じておつたのでありますが、このたびの閉会期に当りましては、各委員会とも一斉に現地派遣をせられますので、費用その他の関係から原則的に議院運営委員で枠が作られたわけであります。本日の公報にそれの要点が載つておりますが、大体申上げますると、……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 第2号(1950/07/31、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から電力問題に関する特別委員会を開会いたします。  昨日お打合せ申上げましたように、本日は見返資金に関する電気事業の融資問題について政府側の実情を御説明願うと同時に、本委員会の意見の交換をいたしたい、こう考えておるわけであります。  先ず最初に、対日援助見返資金の電気事業融資に関する今までの経過を簡單に政府側から順序を追つて御説明を頂きたいと思いますが、後程大蔵省関係の政府委員も御出席を願う予定でありますけれども、最初に通商産業省の方から御説明を頂くことにいたしたいと思います。御説明を頂きまする要点は、今まで電気事業に出されました対日援助見返資金の融資額、更に工事地……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第2号(1950/08/02、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) それでは只今から委員会を開会いたします。昨日に引続きまして政府側から電気事業の再編成の修正法案を含めまして、電気関係の諸法規の概要を伺いたいと思います。続きまして電力需給の趨勢と電源の開発計画並びに電源の開発工事の進渉状態、電力料金制度と電力量の割当制との概要等について御説明を伺いたいと思います。御説明を伺いまする場合に特にお願いをいたしたいのは現地へ参るわけでありますので、現場の状況と睨合せまして政府が持つておられる将来の施策に対してお考えがありまするものについては、それも附加えて一つお願いをいたしたいと思います。それではお願いをいたします。

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第3号(1950/09/08、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から電力問題に関する特別委員会を開催いたします。議題に入ります前に一応御承認を得て置きたいのでございますが、八月の上旬に行いました委員会におきましては、議員派遣の問題を決定をいたしまして、途中において正式の委員会を開会する予定はなかつたのでありますが、その後御案内のような状況を以ちまして電力関係の問題は再編成の問題、或いは電力量の割当ての問題、更に電源開発の問題等非常に複雑微妙な状態に入つて参りました。又一方議員派遣の方におきましても、最初の予定は八月の下旬から順次出発をいたすことに相成つておりましたが、電気事業界の内部における御案内のような事情がございまして予定を……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第4号(1950/10/09、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から電力問題に関する特別委員会を開会いたします。  本日の委員会の会議に付しまする案件は、電力問題に関する継続調査のうち、電力割当に関する件につきまして研究をいたしたいと存ずるのでございます。  先ず最初に、政府側から電力の割当制度の改正に関する件並びに本年度第三・四中期電力割当の計画、更に本年冬期渇水期における発受電の需給計画につきまして、そのお見通しについて説明を願いたいと思います。さよういたしてよろしうございますか。
【次の発言】 それではお願いいたします。
【次の発言】 御発言ございますか。御発言もないようでありますから、次に第三・四半期の割当の状況を御説明……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第5号(1950/10/10、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) それではこれから開会いたします。  過ぐる九月八日の本委員会におきまして、電源開発用の対日援助見返資金の融資を促進するために、本委員会といたしまして決定された線に沿いまして政府へ申入れ、並びに連合軍当局へ懇請いたしましたので、その概略について委員長から御報告を申上げ御了解を得たいと存じます。詳細に亘りましてはお手許に印刷物を以ちまして会見の内容を細かくいたしてございますので、これをお参照頂きたいと存じます。  政府に対しましては九月九日の午後一時五十分から二時五十分まで一時間、委員長初め古池、吉田、加賀委員、並びに林専門員が参りまして、岡崎官房長官、横尾通商産業大臣、池……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第6号(1950/10/24、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 公報でお知らせいたしました通り只今から電力問題に関する特別委員会を開会いたします。  会議に付する事件は電力問題に関する調査並びに証人の出頭を求める件でございます。今までの本日の事件に対する経過を委員長から一応御報告申上げます。  去る十月十日の電力問題に関する特別委員会におきまして電力再編成に対する経過並びに見返資金関係の調査をしておりましたうち江田議員初め二、三の方々から最近の電力事業の再編成をめぐつて巷間に伝えられておりまする不明朗な事件に関しまして調査解明をすべきであるという意見がございまして、その後懇談会において意見を取りまとめました結果、直ちに懇談会後の委員……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第7号(1950/11/09、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から委員会を開会いたします。去る十月二十四日における当委員会決定の趣旨に従いまして、かねて委員各位に御通知いたしました通りに、証人喚問の手続をいたしました。本日はその第一日としまして、電気事業再編成法案をめぐる各界の動きにつきまして、元通商産業大臣稻垣平太郎君、前資源庁長官進藤武左衞門君、日本発送電株式会社前総裁大西英一君及び関東配電株式会社社長高井亮太郎君よりそれぞれ証言を伺いたいと思います。尚、本日同時に御出頭を願う予定でありました松永安左衛門君よりは病気のため出頭しかねる旨、医師の診断書を添付して議長宛に届出がありましたから、御報告をいたして置きます。松永証人……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第8号(1950/11/10、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から電力問題に関する特別委員会を開会いたします。  本日は昨日に引続きまして、日本発送電株式会社正副総裁更迭問題を中心といたしまして調査を進めます。証人としては当事者及び関係人として前総裁大西英一君、前副総裁櫻井督三君及び稻垣平太郎君の三名と、又政府側としては横尾通商産業大臣、首藤政務次官及び永山官房長においでを願うことになつています。以上の中で稻垣証人は診療の関係で、又通商産業大臣は閣議のために午前中はお見えになりませんので、従いまして午前中は大西、櫻井両証人だけの証言を聴取し、午後稻垣証人及び政府側を含めた証言及び説明を総括的に承りたいと思います。御異議ございま……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第9号(1950/11/19、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 委員会を開会いたします。証人の御出席を願う前に委員会といたしまして議を取りまとめたいことがございますので御了承を願います。先づ第一に、本日証人喚問をいたしました松永安左衛門君から十七日付を以ちまして、急性気管支炎のために約一週間の引籠り療養を要する、従いまして出席ができないので御了承を願いたいという願い書が、参議院議長佐藤尚武宛に参つております。従いまして本日の証人喚問には応ぜられないことになりましたので御了承を頂きたいと思います。ご相談を申上げまする点はその点でございまして、本日は松氷証人の証言に深く関係あるというお含みであつたと思いますが、大西、櫻井、高井氏もお見え……

第8回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第10号(1950/11/20、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) これより委員会を開会いたします。本日の議事は昨日の委員会において御決定を頂きました通りに進めたいと存じます。議事は三件ございまして第一点は本委員会が十一月九日、十日並びに昨日の三日間に亘りまして電力事業の再編成をめぐる各界の動きにつきまして証人喚問をいたしました結果、日発正副総裁更迭問題に関して表面化いたしました、電気関係人事異動禁止に関する総司令部メモ、或いはOCI関係文書の通産省内における取扱い、又は省内連絡に関して遺憾の点が多くこれが改善整備につきまして善処を要望される声が多かつたのでありまして、この点につきましては十一月十日の委員会におきましても横尾通産大臣みず……

第9回国会 決算委員会 第2号(1950/12/04、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちよつとお答えが小さいので聽取れないので、大きい声で願います。今の管財局長のお話を伺いますと、会計検査院からこういうような指摘のあるようなことになつたのは遺憾であるとおつしやつたのですが、実際のお考えは、これで何ら手落がなかつたというふうに裏からおつしやつたと思うのでありますが、今後も現在のこの通りでいささかも差支ないと、こういうような状況で更に進めて行くのだと、そういうふうにお考えになつておると了解してよろしうございますか。
【次の発言】 この賃貸契約は大体どういうような内容になつておりますか。
【次の発言】 この契約の期限ですね、或いは更新の方法、そういうものはどういうように……

第9回国会 決算委員会 第3号(1950/12/09、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 過日二日間の証人喚問を行いましたうちで、一番はつきりいたしましたことは、足利板金工業の経営実態が極めて不可解であるということでありまして、私はこの経理内審、経営内容を徹底的に洗うことによつて、いろいろな更に明瞭を欠くところの問題が明らかになるものと大体信じ得ると思うのであります。例えば例を申上げまするならば、單に金銭上の問題だけではなくして、当時終戰直後のことでありますが、国民が鉄板のことは渇望しておつたのでありますが、そういうものが多量に足利板金工業に当時の商工省から割当配給をせられておるわけであります。そのものが果して全部二重煙突の製作に廻されておるのか、或いはそのうちの若干……

第9回国会 通商産業委員会 第3号(1950/11/28、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私、青山、我妻両先生に一点だけお伺いしたい。試掘権の問題につきましていろいろ説明を伺つたのでありますが、原案に大体御賛成であるという御趣旨は、徒らに長期の試掘権を設定いたしますと、実際に業者におきまして、試掘が行われない。そうして折角の天然資源が開発されない。こういう意味において適当であろうという御所見のように承わつたのでありますが、この中で特に石油鉱業についてどういうお考えをお持ちになつているか、伺いたいわけであります。青山先生にお伺いをいたしたいことは、石油の探鉱から始まりまして、実際に原油を突きとめ、そうして試掘をいたしますることの相当困難な事業であることは、御專門でありま……

第9回国会 通商産業委員会 第7号(1950/12/04、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 今日はそういう質問の要旨を伝えてありませんので、恐らく安定本部のほうでも御用意がないと思いますが、この次の機会で結構でございますから、一応お願いいたして置きたいと思います。それは鉱業法なり、採石法なりを本国会におきまして成案を急がれておりますが、これは要するに日本の地下資源が非常に多種多様でありまして、そういうものを国の財産といたしまして、法律を以て管理するかたがた、鉱業権者に対しても或る程度の国家的な安定の保障をしようというような高度の意味でありまして、極めて結構なことでありますけれども、最近の世界的な情勢を考えて見ましても、地下資源の開発というのは、やはり一つの国の大きな方針……

第9回国会 通商産業委員会 第11号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 大臣に伺いますが、愼重審議の上と言われますが、その程度はどうなんですか。
【次の発言】 この非常に不可能に近いことを御要請になるので、委員会がそのまま認めて愼重審議をしたということになると重大だと思うのですが、特に委員長は連合委員会を開きたいけれども開けない。こうおつしやつたのです。その辺をもう少し明らかにしておきたいと思うのですが。
【次の発言】 そうしますと質問の予定もあるわけですが、時間的にはどれくらいで討論採決までやつてしまいたいとお考えですか。
【次の発言】 この第二条の第二項に「政令で定める業種に属する事業を行うものをいう」とありますが、これはいつ決定になるわけですか……

第9回国会 通商産業委員会 第12号(1950/12/09、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は日本社会党を代表しまして賛成をいたしたいと思います。ただ二、三の点につきまして、更にこの法案の完璧を期しまして、真に中小企業の金融難打開のために大きな貢献かできまするように、当局に善処をお願いして置きたいと思うのであります。  先ず第一点は、この法案によりまして金融難を打開し得るか否かの鍵を握つておりまするものは、要するに資金源であろうと思うのであります。伺いますところによりますと、本年度五億、来年度は十五億程度を予定せられまして、一応発足されておるということに相成つておりますが、この法案が計画をせられました通りに極めて巧みな操作をせられますならば、必ずや中小企業はこの制度を……

第9回国会 電力問題に関する特別委員会 第1号(1950/11/24、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 委員長の互選につきましては、成規の手続を略しまして、石坂豊一君を推薦いたしたいと存じます。
【次の発言】 そういうことを全部含めて、いつでも開くという点を保留して休憩されたらいいと思います。

第9回国会 電力問題に関する特別委員会 第3号(1950/12/05、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 今の石原委員の御質問は開発部長が見えておられますから、今日ここでお答えなさるのも、でき得るのもあろうかと思いますので、こうしてぼやつとしてないで進められたらどうですか。全部の質問は御用意がなければできないかも知れませんが……。
【次の発言】 それは私はそんな考えがあるかどうか知りませんが、問題は河川の現在の水利権をどういう工合に分割して処分するかということだと思いますが、個々の発電所をあつちへやつたり、こつちへやつたりというようなことは了解できないのです。水利権をどういう工合に処分するかという方針を大体お考えになつておることを伺えればいいわけであります。水利権の寸断、一つの河川の……

第9回国会 電力問題に関する特別委員会 第4号(1950/12/08、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私五、六点質問申上げたいと思いますが、先ず一番最初に今度の電気事業、公共事業令によりまして、通産省の資源庁電力局は設置法が改められまして、総理府のほうへ参つて公益事業委員会の事務局となるごとになつたわけであります。それで過日の委員会のときに御質問いたしましたところが、一部は通産省に残りまして、保安の業務に当る。そうして大部は事務局のほうへ移るというお話がございましたので、地方の通産局の電力部の系統も、地方事務局としてこれと行を共にするというお話を承わつたのでありますが、私は重ねてこの点を大臣並びに政務次官からはつきり一つ伺つておきたいのであります。この電力局並びに地方の電力部等の……

第10回国会 決算委員会 第13号(1951/03/14、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 先ほどお話があつたように、余りよく知らないので、速記か何かよく読んで、そうして研究するという御発言のかたもあつたので、そういうことになれば、委員会の権威あるレコードとして、小委員長が全文をこの委員会に報告しなければ、今発言されたかたがたは勉強される余地もないと思います。僕はそういう点で、成るべく細かく御報告を願つたほうがいいと思います。
【次の発言】 それは委員長から、先ほどの御発言のおかたに是非ともどういう御趣旨で先ほど御発言になつたか、今後の議事進行のこともありますので、お尋ねして頂きたいと思います。先ほど細かく何か資料をとつて研究したいとおつしやつたので、その資料というもの……

第10回国会 決算委員会 第16号(1951/03/22、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 只今の小林君の発言にちよつと私は補足申上げたいと思いますが、十四日の委員会におきましては、小委員会の調査に相成りました点について、小委員長から報告がなされたのであります、その報告は御承知のように、小委員会における証人の証言に対して偽証の疑いがありまするので、これを告発いたしたいという意思を添えて御報告になつたわけでありまして、当時十四日の委員会におきましては、私どもは積極的に当日の委員会において小委員会の報告を了承し、且つその意思の決定を委員会といたしたいということを強力に発言いたしたのであります。これにつきまして、当時の委員会は各会派もいろいろとまだ党議にお諮りになつていない点……

第10回国会 決算委員会 第20号(1951/05/21、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私がお願いしました資料はどういうことになつておりますか。
【次の発言】 そうです。本件に対するいろいろな質疑をいたしまする前に、原則としての国の物品購入手続の原則、更に一旦納入された現品の貯蔵、保管、出納等に関する手続の原則について政府側から説明を求めてありましたが、先ずそれを一つお願いいたします。申し加えて置きますが、それはすべて現行の法的な根拠を一つ明らかにしながら説明を願いたいと思います。
【次の発言】 大体法的な根拠はわかりましたが、然らばその各省に一応委任されて、各省が自主的に行なつておるというこの物品経理の大体のやり方を御存じでありましたならば一つ伺いたいと思います。

第10回国会 決算委員会 第22号(1951/06/04、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 先ほどカニエ君から動議撤回の発言がありましたので、先ず只今高橋君の新らしい動議の採択、それの結論を得られる前にカニエ君の動議撤回に対する件を御決定を願いたいと思います。

第10回国会 通商産業委員会 閉会後第1号(1951/06/20、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は二点ばかり伺いたいと思うのですが、その前に今度政府が新経済政策を発表されましたことについて関係筋から、その経済政策は甘過ぎる。特にインフレーシヨンの昂進の問題については、もつと真剣に考えなければならんということで注意を受けられたということを聞いておるのでありますが、これは本当でありますかどうか、伺いたいのであります。
【次の発言】 そういたしますと、新聞に出たことは虚報であつたということでございますか。
【次の発言】 それがはつきりしないということを言明されて、そうしてそういうことはなかつたということを前段で断定されたのは、どういう意味ですか。

第10回国会 通商産業委員会 第4号(1951/02/01、2期、日本社会党)【議会役職】

○理事(栗山良夫君) 只今から委員会を開会いたします。委員長がちよつと用事でお見えになつておりませんので、暫く理事で代行いたします。  先ず予備審査のため付託されておりまする特許法の一部を改正する法律案等、一連の法律案五件につきまして、政府側から提案趣旨の説明を求めます。特許庁総務部長松永幹君より説明を求めます。
【次の発言】 本日は只今の提案理由の説明を求めました程度にいたしまして、一般質疑並びに詳細な質疑は次回に譲りたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさよう決定いたしました。
【次の発言】 次に通商及び産業一般に関する調査に入りたいと存じます。ちつと速記をとめて下さ……

第10回国会 通商産業委員会 第7号(1951/02/13、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 政府のほうの御方針が補給金を打切るという、非常に強い立場であることは私は承服いたしておるのであります。併しながらそれはそういう態度を御決定になつたのは、朝鮮事変勃発前のことでありまして、それを世界の経済、或いは産業の情勢が非常に変化を来たしたわけで、従つて今次官も朝鮮事変前の態度を、現在における制度の態度として強く表明せられましたけれども、周東安定本部長官は必ずしもそうは言われなかつたはずでありまして、国際情勢の推移如何によつては、一応補給金の打切りの態度は変えないけれども、考慮したいと言つておられると思うのです。従つて国際情勢の推移によつて考慮すると言われると、その国際情勢の推……

第10回国会 通商産業委員会 第11号(1951/02/22、2期、日本社会党)

○栗山良夫君  私はこの提案理由の政府側の説明を伺いますと、いろいろ止むを得ない事情があると思うのですが、まあこういう問題に対する根本的な政府のお考えを一つ伺つて置きたいと思うのであります。それは提案理由の説明書の中に特許庁は開設以来工業所有権制度による諸収入で支出を賄い、なお且つ相当の余裕があつたのでありますが、大体その特許庁関係のようなところは日本の工業技術の発展指導に当る重要な部門であろうと思いますが、そういうところがそういうような收入で支出を賄らという考え方がいいか悪いかということに問題があると思うのであります。特に工業技術の一般指導にしましても、通商産業省の予算を見ますと僅か数億円よ……

第10回国会 通商産業委員会 第12号(1951/02/27、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 政府の提出説明をせられました鉱産物の供給確保に対する施策の内容について二、三お伺いいたしたいと思います。  非常に重要な点に亘つて根本方針を述べ、且つ具体的な措置に言及されておるのでありますが、私一番最初に考え方の問題で一点伺いたいと思うのであります。これは起草されたときの考え方がずつと出ておるのじやないかと思いますが、第一方針の一番に、国内統制の強化を回避するということが最後の結論にある。これが努力の目標になつておるようでありますが、こういうことになりますと、結局現在の政府が盛んに宣伝をしておられますことに対する裏付をしておられるような結論になつておると思います。これはこういう……

第10回国会 通商産業委員会 第20号(1951/03/30、2期、日本社会党)【議会役職】

○理事(栗山良夫君) 只今より委員会を開会いたします。  先ず派遣議員の御報告をお願いいたします
【次の発言】 次に高圧ガス取締法案について政府より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 それではお諮りをいたします。高圧ガス取締法案につきましては、只今政府から挺案の理由の説明がございましたが、本日は本法案につきましては説明を聴取した程度にとどめたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。引続きまして熱管理法の審査を行いたいと思います。ちよつと速記をとめて下さい。

第10回国会 通商産業委員会 第21号(1951/03/31、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は只今提案になつておりまする熱管理法案に対しまして、修正案に反対をいたし、原案に賛成をいたしたいと存じます。  原案に賛成する理由並びに修正案に反対をいたしまする理由を申述べたいと存じます。原案は、その提案理由の説明並びに法案の審議の過程でも明らかになりましたように、我が国の産業振興に不可欠な石炭を中心といたしましたところの燃料資源を徴用いたしまして、これを高度に活用して産業の運営に当らせたいという意味を以ちまして、熱管理を実施せんとするところに目的があるようであります。御承知のように日本の石炭資源は極めて貧弱でございまして、これに代るに豊富なる電力を以てすべく、いわゆる石炭ベ……

第10回国会 通商産業委員会 第22号(1951/05/07、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 この委員会にまだ正式に法案は提出されてはいないのでありますけれども、成るべく成案を得られる前に説明を伺いたいと思う案件が一件ありますので、お願いしたいと思います。それは通産省の電気施設部で立案中であろうと思いますが、電気保安法という法律であります。或いは名前が若干その後変えられておるかも知れませんが、その法律案の立案の骨子等につきまして、非常に重要な内容を持つておりますので、できますれば成るたけ早い機会に正式に委員会において説明を聴取したいと、こう考えておりますから、この会期中に間に合いますようにお取計い願いたいことを申上げで置きます。

第10回国会 通商産業委員会 第23号(1951/05/09、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 実は今日参考人からいろいろと御意見を伺つたのですけれども、その中で一番重要な点は、審議会の運営に注意して頂きたいということが一番中心であり、もう一つは省令或いはその他省令を基にしましたところの技術運営の面が中心であるという、このつが中心に述べられたわけでありますが、実は只今もらつておる御意見ではそういうようなものです。然らば省令の内容はどういう工合に具体的にいたしたらよろしいとか、或いは審議会の運営というものをどういうふうにやつたほうがいいかという御意見までは伺つていないのですが、まだこの法律案を審議いたすのはこれからなわけでありますから、できればそういうような更に突込んだところ……

第10回国会 通商産業委員会 第24号(1951/05/10、2期、日本社会党)【議会役職】

○理事(栗山良夫君) 只今から委員会を開きます。  先ず高圧ガス取締法案を議題とし、委員各位の御質疑に入りたいと存ずるのでございますが、昨日の委員会におきまして、関係各界を代表して出席されました参考人の諸君の発言を要約いたしますると、第一点といたしまして、業界が要望するのは、旧法のような取締を主とした監督行政ではなくて、高圧工業の進歩発展に寄與できるようなものであるべきこと、第二点としましては、保安審議会の運用如何が法の生命線であること、第三点としまして、法そのものよりはむしろ省令で定められる技術上の基準が業界の関心事であること、大体右の三点に盡きたように存じます。そこで審議の都合上先ずこの三……

第10回国会 通商産業委員会 第27号(1951/05/15、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 審議会のことを二点ばかりお尋ねいたします。第一点は、六十八条によりますと、高圧ガス保安審議会というのは大臣の諮問機関になつておりまして答申或いは建議をすることに一応なつておりますけれども、審議会を権威あらしめまするためには、こういうような性格では私なかなか従来の例から見ましても、その目的は達し得られない場合があるのじやないか、こう考えるのでありますが、諮問機関の性格を持たした審議会において、果してこの審議会が結論を出しましたことについて、十二分に政府側において応じ得るような具体的な態勢があるのかどうか、この点をお伺いしたいと思います。

第10回国会 通商産業委員会 第31号(1951/05/21、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は高圧ガス取締法案の原案に対しまして、一部次のように修正をいたすことの提案をいたしたいと思います。  第七十條の中で「一回に限り、」という字句を削除をいたしたいと存じます。右提案いたします。
【次の発言】 それでは、只今の修正並びにこの法案に対しまして意見を申述べたいと存じます。  先ず最初に、第七十條の修正に関する意見を申上げます。この法律案が如何なる目的を以て成案をしようとしていますかは、すでに政府において提案趣旨の説明の中において詳しく述べられておるのでありまして、私はかような意味におきましては、この法律案が一刻も早く可決になりまして、そして、我が国の高圧ガスの進歩発達に……

第10回国会 通商産業委員会 第35号(1951/05/24、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 この法案を通覧いたしますと、中央庁と地方庁とにおきまして二本建の運用が行われるようになつておりますが、そういうことになりますと、中央の意思が十分地方庁に反映をいたさない、或いは又地方庁の自主性において各地方庁ごとにその運用に差等を生ずるというような現象が生じまして、結局計量器を扱う業者なり或いは利用者に非常な不便を及ぼすというようなことが懸念されるわけでありますが、こういう中央地方の行政の一貫的な運用或いは又地方庁ごとの調整というようなことをどういう工合にお考えになつておるか。これを詳しく伺いたいと思います。
【次の発言】 第二百十条に関してちよつと伺いますが、計量行政審議会の構……

第10回国会 通商産業委員会 第36号(1951/05/26、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 対象物資は当面はニツケルだけだという話ですが、大体予想しておられる物資はどういう物資でありますか。
【次の発言】 ころいう工合にして時価と離れた特定な価格を法律で以てきめるわけでありますが、そういたしました場合にこの物資の買取りによつて生産をいたした品物の価格というものは、やはり国が統制をすることになりますか。或いはそういうものは完全に自由に放置されるのか、その点を伺います。
【次の発言】 そういたしますと、特需に対して入札をする業者というのは、ニツケルでありますならばニツケルの割当を受けた業者に限定をされるのですか。その入札はどういうことになりますか。

第10回国会 通商産業委員会 第37号(1951/05/28、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 この前私が要求してありましたニツケル製錬の原価に対する政府側の説明を求めたいと思います。
【次の発言】 昨日頂いたマル秘の原価計算がありましたが、あれの各国の例が出ておりましたが、それの含有率をわかりましたらちよつと教えて頂きたいと思います。
【次の発言】 この法律の第二条の第三項に、指定の申請がありましたときには一定の基準を設けまして指定をしなければならんと、こういう工合になつておりますが、一定の基準に適合した場合には全部認可されるのでありますか、どういう工合に……。
【次の発言】 そうしますと、先ず最初に伺いますのは、ニツケルの供給が需要に対して著しく過剰とならないと、こうい……

第10回国会 通商産業委員会 第40号(1951/05/31、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 この前の質問の続きをいたしたいと思いますが、先ず最初に第六条におきまして「指定業者は、政令で定める額をこえる価格でその生産したニツケルを販売してはならない。」ということでありますが、この政令でもつて幾らにきめられるかということは、製造原価と、それから第七条によるところの積立金とに関係をするのでありますが、一番問題になりますのは製造原価の決定に関係が出て来るわけであります。そこで私は今指定をせられようとしておる企業に対して事業の収益率というものをどの程度に抑えて、政令価格というものを決定する基本にせられようとしておるのか、その点を伺いたい。

第10回国会 通商産業委員会 第41号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 ニツケル製錬事業助成臨時措置法案に対しましては、私ども熱心に慎重審議をいたして参りましたが、非常に特定の企業と国とに関係を生ずる重要な法律案でありまするので、私は前からこういう問題を処理するためには、政府のやはり製錬事業審議会のようなものを設けまして、政府並びに学識経験者の参加を得て、特定事業者の関係人を除くところの学識経験者の参加を得まして、そして重要な問題の立案審議等に当ることが正しくはないかと考えておつたのであります。たまたま衆議院におきましては、通産委員会の決議を以ちましてさようなことがなざれたそうでありまするが、我々参議院といたしましても、それと同等に、或いは同等以上に……

第10回国会 通商産業委員会 第42号(1951/06/05、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 今日まだ調査項目が数件あつたようですから……。
【次の発言】 一つ議事進行を図つて頂きたい。
【次の発言】 通産大臣は……。
【次の発言】 最近新聞紙に報道されたので政府側も御承知かと存じますが、立川競輪場の建設工事につきましていろいろと問題があるようでございますので、政府側としてはどういうようなお考えを持つておられるのか、その点をつぶさにお聞きいたしたいと考えるのであります。問題の要点はどういうことかと申しますると、先ず政治的には、例えばPTAの会長であるとか或いは市会であるとか、或いはその他校長会というようなところで極めて合法的に立川の競輪場をこの地に設けるべきであるというよ……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1951/06/13、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 今松本委員長が、各社が提出しているのは、極くプライベートなものであつて、公益委員会はあずかり知らないところである、こういう工合におつしやつたのでございますが、実際に料金基準でございますね、基準の内容的な各社の調整というものについて、公益委員会は、全然何らのサゼツシヨンをも事業者に與えなかつたのか、與えたのかということをちよつとお聞きしておきます。
【次の発言】 私ども各社から出されたと称せられる案の数字的な検討をいたしますと、相当横の連絡がよくついておつて、而も調整ができていると思いますので、今委員長のあとからの御説明の中に、公式な委員会の決議を得ていないのでありましようが、相当……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第2号(1951/01/31、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 只今役員、特に首脳部の問題について質問がございましたが、お答え頂けない事情は大体私も了承いたすわけでありますけれども、ただ問題は、非常に重要な産業の経営の責任を持たれるかたでありますので、公益事業委員会といたしましても、抽象的に一つの基準を公にせられるということは、私はあつても一向差支えない問題ではないかと思うのであります。例えば電気事業の経営に円熟した手腕、力量を持つ人でなければならんというようなことは、これは当然常識として考えられることであります。又第二番目として、事業経営をいたして参りまする場合に、事業の運営の実体をなしますところの役員間の和をとり得る人でなければならんこと……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第2号(1951/06/14、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 まだあともう三人お伺いすることになつております。質問の時間が全然なくなつてしまいますので、一つその辺斟酌して議事進行をお願いしたいと思います。
【次の発言】 議事進行について申上げたいのですが、今お聞きいたしました点についてまとまつた御質問をいたす前に、我々が入手しておつた資料との食違いの点等で質問にもならない点が少しあると思いますが、そういうものを前以て質して、それから進みたいと思いいます、如何ですか
【次の発言】 先ず四国電力にお尋ねいたしますが、四国電力から公益事業委員会にあらかじめ御提出になりました申請の内容と比較をいたして見ますと、損失電力のパーセンテージが大分違うよう……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第3号(1951/02/03、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 この内容の点はちよつとあとで伺うことにいたしますが、過日この含み資産を発表せられました日本発送電の小坂総裁は、こういう含み資産があれば当然日発の二十四年度の国庫に対する税金の納入にも影響を及ぼすので、脱税でなかつたということにいたしまして修正申告をするということに税務当局とも了解が付いたということが言われております。従いましてその修正申告をせられたものは只今説明を受けました中のどれとどれとが該当しているのか、その点を伺がいたいと思います。
【次の発言】 そういたしますとまだ修正申告がされていないということでありますから、それ以上お尋ねすることは避けますが、事務当局としましては只今……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第3号(1951/06/15、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私数点質問を申上げたいのでありますが、只今参考人並びに委員の間に質疑応答の過程において二、三言及したい点もありますので、そういう点も併せて前にいたしたいと思います。先ず最初に私お尋ねをいたしたいことは、大口産業の値上り率を下げて値上げの幅は大体一割乃至二割で行く、こういうことを強く述べられたのでありまして産業の立場かもいたしまするならば、御尤もだと思うのであります。又今日はそういうような主として基礎産業と申しますか、公益事業と申しますか、そういつたようなかたがたが参考人としておいでになつておるのでありまして、必ずしも全産業のかたがたの御意見を伺つたというわけではないのでありますが……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第4号(1951/06/16、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 只今松永委員長代理から当委員会の意見を国民の意見として尊重するのにやぶさかでない、こういうことを述べられたのであります。このお考は前々から同じでありまするけれども、先ほどもお釈明になりましたように、本日六月十六日この委員会が過去数日間の連続の結論を出しまして、そうして公益委員会とよくお話合をいたしたいということを申上げ、まず公益委員会もおわかりになつておつたのでありますが、にもかかわらず本日算定基準をすでに御発表になつたというようなことがございまして、その理由といたしましては手続の関係でこういう工合になつた点は止むを得ないから了承願いたい、こうおつしやつたわけであります。従いまし……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第5号(1951/02/19、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は今水橋君から御発言がありましたが、それよりももうちよつと突つ込んだところで、これはこの委員会として一応意見の交換をせられて、何らかの結論を出さなければ、今後のこの特別委員会の運営が非常に工合悪くなるのではないかと、こう思います。例えば水橋君は、今日重要会議があつて出られない、従つてその重要会議の内容を先ず明らかにしたいという御意見でありましたけれども、私は委員長が先ほども指摘せられました通りに、国会と委員会との関係が明らかになりまして、そうして国会にすべての説明をし、国民の意思としての要望を十分に委員会の運営に汲み入れるというようなことになりますならば、万障繰合せて出席になる……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第5号(1951/06/18、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は前回の公益委員会とのお約束に従いまして、料金の具体的な更改の内容について参議院の当委員会におきまして今日までいろいろ研究をし、且つ公益委員会とも意見を交換いたし、又各界の代表の御意見等も斟酌いたしまして、是非ともこれだけは尊重せられたいという項目について考えを述べてみたいと思うのであります。一項ずつ申上げまするので、公益委員会のほうにおきまして、或いは委員長のほうにおきまして然るべく善処をお願いしたいと思うのであります。  先ず第一に総括的に申上げますることは、六月の十六日に制定をせられました料金算定基準は、原案に加えられまして第一条に料金算定の本旨が明確にせられたのでありま……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第7号(1951/07/17、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 只今の御説明の中で私は非常に疑問に思う点がありますので、総括的にお伺いいたしておきたいと思います。その第一は只今の川上第三部長の御説明の中で特に強調せられた点は、いろいろとすでに発表せられた物価庁の態度というものに誤解があるので、この際長官の了承の下に公聴会で、聴聞会で述べた点についてはつきりといたしておきたいという、こういうことが言われたのであります。すでに私がこの写しを入手しているのでありますが、物価庁の作業せられた、例えば電気料金改訂試案二十六年四月二十日物価庁という署名の入つた印刷物の写し、或いは二十六年五月二十日物価庁という署名の入つた電気料金改訂試案説明書という写し、……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第8号(1951/07/18、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は丁度郡次官がお見えになつておるので、電力料金制度の基本の問題について一、二伺つておきたいのです。これは昨日、今日の物価庁、安定本部、今日の通産省等の御意見を拝聴しておりますと、役所の間においても御意見が非常に乱れておるように思う点があるわけであります。だからそういうようなことでは電力料金制度の重要なる確立はできないと思うのでございまして、物価庁はどういうお考えを持つておられるか、責任者である次官からお聞きしたいのであります。で、極く簡單にどの点が違つておるかと申しますと、昨日物価庁の川上部長は、石炭の焚く量、五百五十万トンと言われたのでありますが、これは全部電力料金の枠へ入れ……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第9号(1951/03/15、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 人事の問題につきましては、まだ信憑の域を出ませんけれども、只今同僚議員の質問で善処するという話がありましたので、暫らくほかの問題で御質問いたしたいと思うのでありますが……。
【次の発言】 それにちよつと関係があるのですけれども……。
【次の発言】 大体公益事業委員会の委員に任命されました五人のかたがたの資格につきまして、今まで余り論議をせられたことがないのでありますけれども、その行われました方法につきましては、国会にこれほど大きな反響を呼んでおりまするように、国内的にもいろいろと問題を起しておるわけでありまして、従いましてそういうような基本的な問題も今後残ることでありますが、私は……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第10号(1951/03/21、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 どうも話を伺つておりますと、公益事業委員会の議事運営というものが、終戰後の新らしい委員会制度、特に国会の委員会の運営は帝国議会当時と変つておるのでありますが、そういう精神をよく御勉強になつていないために、いろいろ紛糾を起しているものと私は考えるのです。私その問題は別といたしまして問題は非常に重要な段階にありますので、特に人事の問題として佐々木君の御質問に少し続きまして、二、三質問を試みたいと思います。  先ず最初に前回の委員会におきまして、同僚議員である古池君が、松本委員長が人事決定の重要方針として、本委員会におきまして、和衷協同の精神ができないような人事をただ無理にこさえました……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第11号(1951/03/26、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私がこの前質問いたしましたのは、今度の株式の比率が極めて便宜主義に行われておるということを指摘したわけであります。その例が今説明を受けた表でも明らかになつたと思います。これは中川経理長の感じを伺つて置けばいいと思いますが、そういう意味で御答弁を願いたいと思います。  先ず第一表のほうを見ますと、一対一・七四という数字が出たのはこの十会社の総計欄でそういうことが示されておるのであります。日発のほうは北海道から九州まで一社であり歯すから、資産内容はブロック的に全部違うわけであります。一応合計して差支えないと思いますが、配電のほうは日発と同じように九つの会社が一社というかつこうで総計欄……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第14号(1951/05/14、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 電気料金の問題はいずれ又日を改めてお伺いすることになつておるのですが……。
【次の発言】 その問題に入つてよろしうございますか。
【次の発言】 ではそういうふうに……。
【次の発言】 内容のことは別にしまして、料金の取扱いのことについて二、三質問申上げたいと思います。先ず第一は、新聞に報道せられておりますように、七月一日に料金の更改を断行する。松永委員長代理も、そういうような気持で業者を督励しておられるというようなことが報道せられておりますが、七月の一日断行ということは公益委員会の予定としまして間違いがありませんかどうか、この点を伺いたいと思います。

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第15号(1951/05/22、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はこの前の問題について、特に委員長をわずらわして明らかにせられたいという要求をいたしましたのは、メモランダムが出ました今日においても、なお且つそれぞれ根拠があつて主張されるような状態にあるわけであります。従つて、そういうことが電力料金の決定に好ましくない影響を与えては困るというので、提案をいたしたのでありますが、時たま国会の意見なり或いは政府の力によらないで、こういう問題が決定されたことは、甚だ遺憾に思います。思いますが、一応一つの途がこれによつて開けたようであります。そうして当事者からはそれぞれ意思表示がなされたのでありますが、こういう工合に、意思表示の通りに問題がスムースに……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第16号(1951/05/25、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私周東長官に一点お伺いしたいと思います。先ほど長官は電気料金の問題は家計、或いは日本の経済に非常に重要な関連を持つので、所管省である安定本部としては、公益委員会と密接に連絡をとつてこれを処理したいと、こういう構想を述べられたのであります。そういたしますると、公益委員会のほうの只今の態度は、大体値上げについて賛成をしておられ、その御意向もわかつておるわけでありますが、安定本部がそういうような態度に対して、十分な意見を吐露して行きたいと言つておられることは、料金の値上げに対して相当な確固たる構想を持つておられることと私は考えるのでありますが、基本的に料金の値上げは賛成であるのか、反対……

第10回国会 電力問題に関する特別委員会 第18号(1951/06/01、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は細かい質問に入りまする前に、先ず松永委員長代理から伺いたいのでありまするが、この前私の質問に答えられて、電気料金の値上げの時期は四月一日を目標にいたしまして、余り離れた時期ではない、こういう工合におつしやつたのでありますが、今日もやはりそういうコースを辿つて準備をせられておるのかどうか。即ち聞くところによりますと、今日説明を願いました料金算定の基準は、六月十一日に公聴会を開いてそうしていよいよ料金値上げの具体的なコースへ進まれるということを伺つておるのでありますが、この際改めまして電気料金更改に至りまするまでの公益委員会がとらんとしておられる具体的なコースを御説明を頂きたいと……

第11回国会 通商産業委員会 第1号(1951/08/17、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 結城議員並びに私は七月一日から同月八日までの間に亙りまして企業合理化促進に関し、又地方の産業経済一般を調査するために出張をいたしたのでありまして、その間東洋レイヨン滋賀工場、神戸の阪東ゴム調帯株式会社、同じく兵庫県にあります富士製鉄の廣畑製鉄所、岡山の倉敷レイヨン倉敷工場、同岡山工場、愛媛にあります別子鉱業の四坂島精錬所、同じく新居浜精錬所、四国機械株式会社、日新化学新居浜工場、日新化学菊本工場、住友共同電力新居浜発電所等を視察いたしまして、それぞれの工場等において経営当事者の説明を求め、意見を徴すると共に関係官庁の説明をも伺つたのであります。大阪通産局では特に管内各産業の立場を……

第11回国会 通商産業委員会 閉会後第1号(1951/09/06、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はこの問題については、我が党のほうもまだ態度を決定していないはずでありますので、内容についてとやかくの意見を申上げることは差控えたいと、こう思うのでありますが、ただ問題が非常に重要でありますので、主として農政局長にその手続関係の点について伺つて参りたいと思います。  先ほど農政局長は、この要綱は局長の試案である、省議の決定にも至つていないということをおつしやつたのでありますが、まあ公式的にはそうでありましようが、農林省としましてはこの案に対して意見が大臣以下一致されているのか、その点をお伺いいたしたい。
【次の発言】 何故私がそういうことを申上げるかと申しますと、実はこの前電力……

第11回国会 通商産業委員会 閉会後第2号(1951/09/07、2期、日本社会党)【議会役職】

○理事(栗山良夫君) 御質問ございませんか。
【次の発言】 私は二つか三つお伺いしたいと思いますが、先ず最初に経済協力のマーカツト声明に二つの重要な点があると思います。一つはコンマーシヤル・ベースによる取引をいたそう、いま一つは日本人の生活水準を引上げるようにしようという二つの点がありまして、これをどう調整するかということは非常な問題だろうと思います。そこであなたにお聞きいたしたいことは、いわゆる新特需、もうすでに二、三その具体的な事例があるわけでありますが、その新特需というものは現在のところどういうような形に現われておるか、将来どういうような予想にあるかということを伺いたい。それから今日まで……

第11回国会 電力問題に関する特別委員会 第1号(1951/08/18、2期、日本社会党)【議会役職】

○理事(栗山良夫君) 他に御発言はございませんか。
【次の発言】 次に電気需給調整規則に移りたいと思いますが、その前に只今御説明の点で私から一点だけお伺いをしておきたいと思います。今度の料金の策定をせられる中心になりますものは原価、料金の単価が勿論問題でありますが、それと同時に販売電力量が問題になるわけであります。只今頂きましたこの説明の表のおしまいから二枚目の表を拝見いたしますと標準分のキロワットアワーというものが各社別にずつと出ております。二百五十八億八千九百二十四万一千キロワットアワーというのが総合計になつておりますが、この標準分の電力量が確保されるということが電力の消費者の側から見れば……

第11回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1951/09/03、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 大体八月末までに非常に電力事情が悪化していることは承知しておりまして、大体報告を聞いて了承したわけでありますが、九月以降から来年の渇水期を乗切るまでの間の見通しについて、もう少し詳しく知りたいというのがたしか目的になつておつたと思いますが、そちらのほうの説明が余りないようでありますので、二、三伺いたいと思います。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 その前にもう一つ伺つておきたい。八月末において猪苗代湖或いは中部の三浦その他の貯水池の貯水状況、これはどんな程度に減つているか、それからその減つておる分が例年の通りに九月、十月頃に大体満水できるのかどうか、その程度に減つておる……

第11回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第2号(1951/09/04、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 この会計規則の中で渇水準備金制度でございますが、これは大蔵当局の大体承認を得ておられるようでありますけれども、法的な改正手続を要するような問題はないわけでございますか。
【次の発言】 そうすると大体大蔵省のほうと完全な了解ができて、実施のできる見通しはいつ頃になりますか。
【次の発言】 この要領を立案されるまでに関係各省と御相談になつたと思いますが、大体どのようなところを御相談になつたのですか。
【次の発言】 それから、引当金の引当又は取くずし基準という第一項の二号ですかに、予定総電力量というのは年の初めにきめたものに大体よるということが原則になつておりますが、但書がありまして、……

第11回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第3号(1951/09/17、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 大体了承いたしましたが、一点だけ伺つておきたい。この前この委員会で渇水準備金の実施の時期が問題になりまして、下期に入つたのでは余り効果がなかろうという意見があつたと思います。ところが、あの規則の渇水準備金を積み立てる場合の基準が三つあつたと思いまして、第三番目には河川水量が計画水量を保持しました場合に、一方火力用炭の消費が計画よりも下廻つた場合には、その下廻つた分についてやはり積み立てるような形式になつておつたと思いますが、そういうことは早速この下期の渇水期にも若し事態が発生すれば実行されるのかどうか、その点伺つておきたいと思います。

第11回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第4号(1951/09/19、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 今の町永さんの御発言の中で、大口の方面が割当の圧縮率が高いということを御指摘になつたのですが、これは数字を以ておつしやつたのかどうかわかりませんけれども、公益事業委員会から、その観点は一応非常に重要なポイントでありますから、数学的にお示し願つておきたいと思います。
【次の発言】 大体わかりました。それから第二に今町永さんのおつしやつている中で、もつと電力ロスの合理化をやるべきであるということをたしか御指摘になつたと思いますが、その具体策の問題で、勿論町永さんにそういうことをお聞きするのは、専門外で御無理なのだと思いますから、公益委員会にこれをお伺いいたしたいと思います。実は一昨日……

第11回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第5号(1951/10/08、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 私あとで忘れるといけませんので、今報告申上げる前に……、平井技術長の御説明は、私がこの前の委員会で公益委員会に要求をいたしましたのといささか筋違いの総花的であたりますので、この点はもう少しあとで、はつきりと松永委員長代理からでもおつしやつて頂くようにいたしたいと思うのであります。それはものの考え方でありまして、先ほどの御説明を問いおりますと、実にいろいろの手を打たれておるようでありますが、どれもこれも決定的な手はないように思うのであります。例えば炭にいたしましても、目下一生懸命に仲介斡旋に努力中であるということでありますが、今の段階ではそうあつてはいかんので、私どもは過日の委員会……

第11回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第6号(1951/10/09、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 いろいろ問題になりましたが、昨日、今日のいろいろな討論ではつきりしましたことは石炭の事情は私どもの予定したようにうまく行かないということが大体はつきりしたと思うのです。この問題は今日これからあとの委員会でもう少し私は質したいと思いますので、一応今まで関係者から説明をせられた点にあるということで話を進めたいと思います。それから調整の問題は昨日松永委員長代理が答えられたように均等化して行く、こういうことを言われましたが、これも一つの前提として考えます。そういう工合に行いました場合に来年の三月までの見通しが一応つけられなければならんと思うのであります。その場合に全国的の各消費者のかたが……

第12回国会 議院運営委員会 第25号(1951/11/28、2期、日本社会党第二控室(左))

○委員外議員(栗山良夫君) 只今水産資源保護法案の取扱につきまして、水産委員長から御発言がございましたが、私は電力委員長といたしまして、又通産委員会の理事としまして、関連した問題について所信を述べたいと思うのであります。実は御承知のように、この法案が二十四日に水産委員会において可決され、本会議でも議事日程に載せられたのは承知をいたしておつたのでありますが、その内容については余り急でありましたので、非常に重要な関係を持つておることがあとからわかつたような次第なのであります。そこで二十六日の日に実は建設委員会のほうから、電力委員長にも一緒に相談をするから会議に出ろというような、極く非公式なお話を承……

第12回国会 建設委員会 第12号(1951/11/27、2期、日本社会党第二控室(左))

○委員外議員(栗山良夫君) 委員外発言をお許し頂きまして、一言意見を申述べて建設委員会の特別な御配慮を頂きたいと思うのであります。実は水産資源保護法案の内容につきまして、昨日もお話があつたのでありますが、電力委員会といたしましては、本日の建設委員会でお作りになりまする修正案について、本日午後一時から開会いたしまする電力委員会に諮りまして決議をいたしたいと、こう考えておるのでございますから、さよう御了承を頂きたいと思います。ただ私今日委員外発言を求めましたのは、通産委員会の委員といたしまして、本件に関係する点についての所信を申述べて御善処を願いたいと思うのであります。ただ通産委員会は開会に至りま……

第12回国会 通商産業委員会 第2号(1951/10/18、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 通商産業省の予算に関する事項は、これはやはり大臣から私は概括的な御説明があつて然るべきだと思うのであります。ところがまだ新大臣は就任されてから恐らくこの通産業委員会には答弁にお見えにならなかつたと私は思うですが、そうですか。予算についてはとにかく大臣から省の方針というものを御説明になるのが順序だろうと思いますので、さようにお取計い願いたいと思います。
【次の発言】 今の政務次官の御答弁のような事情であれば、予算の問題については、大臣が出席されてから大臣から一つ御説明を伺う、こういうことにお願いをしたいと思います。
【次の発言】 それからもう一つは、今政務次官がこれはほかにも関係の……

第12回国会 通商産業委員会 第8号(1951/11/09、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 今ストライキの問題になつておる賃金べースの内容につきまして、もう少し詳しくお聞かせ願えないでしようか。実は甚だ不勉強でその内容をよく知らないものですから、わかつておる程度で結構ですから、御発表を願いたいと思います。現行がどうなつておつて、今度の要求がどういう工合になつておるのか、その間をお願いしたいと思います。
【次の発言】 現在のところ、各炭坑で区々になつておることを承知しておりますが、一番解決に困難を極めておるところは、主としてどういうところでありますか。
【次の発言】 常盤方面は一応妥結したということなんですが、そういう工合に漸次妥結をして行くわけでしようか。一番困難なとこ……

第12回国会 通商産業委員会 第9号(1951/11/13、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 今のこれは独禁法或いは事業者団体法だけに限つたことではないのでありますが、連合国軍の占領管理下において各般の問題について民主化法案が現在現存しておるわけであります。これの改正点が批准の後、両条約の効力発生後は当然国内の一番大きな政治問題になることが予想せられるのでありまして、そこで今の御論議を聞いておりますと、効力発生前に行うか、発生後に行うかということに分れておるのであります。それは時間の問題になつておるので大して私は重要性を感じないのであります。要は条約の効力が発生をし、日本が独立国として再発足した後にこういうような法律が本当に日本の純国内問題として諸外国の関連性なしに、本当……

第12回国会 通商産業委員会 第11号(1951/11/17、2期、日本社会党第二控室(左))

○栗山良夫君 二、三点お尋ねいたしますが、第五條の二には、いわゆる損失を補填する場合の條件が載せられておりますが、この一号から五号までに分けまして、既往のこういうような事故の起きました実績の件数並びに契約額がわかつておるならば御発表を願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、この第五條の二におきましては、只今申された三億円の赤字の内容は、第二号に相当するものと一応了解してよろしうございますか。
【次の発言】 今度乙種保険に代る場合には、只今申された中共、香港の輸出禁止によつて生じたような、そういう損害というものは、この新らしい第五條の二の中のどれに大体相当するようになるのですか。

第12回国会 通商産業委員会 第13号(1951/11/21、2期、日本社会党第二控室(左))

○栗山良夫君 先ほどのお話の中小企業の一応の定義でございますが、これは現行法の審議のときにも問題になつた点でありまして、あの二つの条件はそれぞれ独立して成り立つということが言質にとつてあるわけであります。結局従業員が仮にあの当時五百人でありましても、資本金の限度があの程度以下であるならば適用する、又資本金が多くても従業員が二百人以下ならば適用するというような工合に、確かに独立して解釈するという考えになつておつたと思いますので、若し両条件を満たさなければ中小企業の枠に入らない、そういう御解釈であるならば、それはお間違いかと思いますので、念のために申上げておきます。

第12回国会 通商産業委員会 第14号(1951/11/22、2期、日本社会党第二控室(左))

○栗山良夫君 私二、三の点につきまして、通産大臣にお伺いをいたしたいと思います。  先ず最初にインドのゴアの鉄鉱山の開発につきましては、我が国がプラント輸出の形式を以て相互援助をすることになつておるようでありますが、通産省の説明によりますると、開発用の機械設備を五億八千万円予定をされまして、約鉄鉱石百五十トンの積出し完了を以て代金の完済をいたす、そうして代金完済の時期はおおむね昭和三十年十月と、こう予定をせられておるようであります。私は我が国が鉄鉱石を将来多量に電化などに要することは申すまでもないのでありますから、従いまして過日資料を提出された程度のプラント輸出で以て問題が終るか終らないかとい……

第12回国会 通商産業委員会 第16号(1951/11/26、2期、日本社会党第二控室(左))

○栗山良夫君 まだ商工中金のかた、並びに両協同組合のかたの御証言があるわけでありますが、この委員会がこの問題について証人喚問をいたしました意味は、只今委員会に付託になつておりまする商工中金法の一部を改正する法律案に関係しておるのでありまして、要は贈收賄の問題もさることでありまするが、商工中金というような性格を持つた金融機関が、不正融資を行なつたということであれば由々しいことであるわけであります。従いまして先ず警視庁の松本係長を中心にいたしましていろいろと質疑を行いまして、それから後ほど三証人の証言を求めると、こういうことに議事の進行を計られたいと思うのであります。

第12回国会 通商産業委員会 第17号(1951/11/27、2期、日本社会党第二控室(左))

○栗山良夫君 私は水産資源保護法案に関する件につきまして緊急動議を提出したいと思います。御案内の通り水産資源保護法案は衆議院の議員提出法案として提出をされまして、衆議院では可決になり、参議院に回付をされました。二十二日に参議院に回付されたと聞いておるのでありますが、その後休日等のこともありまして、参議院の水産委員会は二十四日に一日の審議を以て委員会でこれを可決をいたしたのであります。そして去る二十六日に本会議においてこれを決定する運びになつておつたのでありますが、その内容を見ますると、建設委員会、電力特別委員会、通産委員会等に関係する重要な部門がございまして、参議院においては各委員会は殆んどそ……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第1号(1951/10/19、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 一言御挨拶申上げます。只今座長から委員長に御指名を頂きましたのでございますが、御案内の通りに、現下の電力事情は極めて憂慮すべき事態にありまするので、この委員会としての任務は極めて重要である矢先でありまするから、私の微力及ばない点を考えるのでございますが、幸いに皆様がたの力強い御支援を得まして、この重要な任務を達成いたして参りたいと考えまするので、何とぞ御協力をお願い申上げる次第であります。  丁度考えますと、二十三年の暮頃に未曾有の電力危機が襲つて参りまして、当時私どもも参議院の電力委員会の一員といたしまして、折角努力を傾けたのでありますが、当時は発電所の設備も戦争の影……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 閉会後第1号(1951/12/09、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から電力問題に関する特別委員会を開会いたします。  本日は初めに電力問題に関する調査報告書提出の件について委員諸君にお諮りいたしたいと存じます。本委員会は今次閉会中におきましては、時日も僅少でありましたので、電源開発についての現地における諸問題並びにその促進対策等に関する実情報告、電力事情の現地調査などを行なつたにとどまり、その他の事項並びに上期、下期渇水対策、需給状況等につきましては、未だ調査を終了するに至つておりません。従いまして参議院規則第五十五條によりまして、閉会中の調査未了の報告書を提出いたしたいと存じます。御異議ございませんか。

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第2号(1951/10/24、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から電力委員会を開会いたします。  本日はかねて皆様の御了解を得ておきました通りに、第一には去る十月九日本委員会の総意を以ちまして電力危機打開に関する要望書を吉田内閣総理大臣宛に提出をいたしたのであります。その内容は、九月以来の真勢な調査の結果、現下電力危機は我が国産業経済は申すに及ばず、国民生活に対して徹底的圧迫を加えることが明らかとなつた。そしてこの打開には一局部の努力では応急措置すら至難の状況にあることを憂慮するものである。よつて本委員会は、政府が公益事業委員会の責任を明確にすると共に、緊急に美の措置をとられることを要望する。  一、下期電力用炭を緊急に確保す……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第3号(1951/10/29、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から電力に関する特別委員会を開会いたします。  本日の調査事項は公報で御通知を申上げました通りに、九電力会社の責任者に御出席願いまして、順次次の五項目に亘りまして、その御所信を伺うことになつております。第一は今後の電力危機に対する具体的方策、第二は電力の相互融通に関する意見、第三は火力用燃料の入手状況及びその見通し、第四は電源開発の現状と今後の年次計画並びにこれに関する各種方策、第五は電気事業経営上の諸問題についてであります。日程に従いまして、北海道電力株式会社から順次実情並びに御意見を伺いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第4号(1951/10/30、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 委員会を開会いたします。  昨日に引続きまして現下の電力事情に鑑みまして、北陸電力株式会社を初めといたしまして順次九州電力株式会社の実情を聴取いたしたいと存じます。聴取の主な点は、各社並びに委員のかたがたに御通知を申上げておきましたように、第一は、今後の電力危機に対する具体的方策、第二は、電力の相互融通に関する意見、第三は、火力用燃料の入手状況及び見通し、第四は、電源開発の現状と今後の年次計画並びにこれに関する各種方策、第五は、電気事業経営上の諸問題についてであります。  参考人のかたにあらかじめ御理解を願つておきたい点がございます。それは現下の稀に見る電力事情の悪化の……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第5号(1951/11/07、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今より委員会を開会いたします。  本日の会議に付する事件は、昭和二十六年度下期電力需給見通しに関する件並びに電源開発に関する件でございます。お諮りいたしますが、昭和二十六年度下期電力需給見通しに関する件の中におきまして、前回或いは前々回の委員会におきまして調査の案件になり、而も懸案になつておりまする事項につきまして、あらかじめ関係当局から説明を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それではさようにいたします。  先ず第一に、委員長からかい摘まんで懸案になつておりました件について申上げます。第一は、過日の委員会において提出された資料の中で、「二十六……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第6号(1951/11/12、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 委員会を開会いたします。  本日の電力問題の調査をいたしまする案件は電気の需給調整に関する問題並びに火力燃料の入手見通しにつきまして最近の状況につき調査をいたしたいと存じます。その他若干の問題がございますが、これは議事進行の状況を見合せて処理をいたしたいと思います。  電気の需給調整の問題は、すでに明らかになつておりまするように公益事業委員会においてその規則を制定せられておりますが、近く第十五条の規定に基きまして電気の使用制限に関する告示をせられるやに承わつております。併しこの告示は今冬の電力危機を控えまして非常に重要な部面を包蔵いたしておりまして、特に重要産業等に関し……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第7号(1951/11/15、2期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今より委員会を開会いたします。  本日の電力問題の調査といたしまして電源開発計画に関する件を議題といたします。暫く懇談に入ります。
【次の発言】 それでは委員会に戻ります。お諮りをいたしますが、次回から電源開発の問題につきまして、今まで御説明を願いましたところによつて問題の所在点も明らかになつたことでありますから、更に研究を続行いたして参りたいと存じます。そこで本日はあと時間がございませんが、今後の研究の続行につきまして御意見がありましたならばあらかじめ伺つて置きたいと存じます。
【次の発言】 只今の結城君の御意見は誰しも御異議ないと思いますから、この委員会におきまし……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第8号(1951/11/20、2期、日本社会党第二控室(左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 委員会を開会いたします。  本日の調査案件は公報で通知申上げました通りに電源開発に関する調査を続行いたしますると同時に、請願、陳情の問題につきまして処理を併せていたしたいと存じます。先ず電源開発の調査を続行することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさよう取進めいたします。  お手許に過日電源開発について計画をせられておりました公益事業委員会、経済安定本部、非公式ではありますが、その計画を伺いました自由党並びに建設省、通産省等の案を説明を伺いましたままに、そのまま一覧といたしておきました。先ずそれぞれの部署に対して質疑をいたしまする前に事……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第9号(1951/11/22、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 委員会を開会いたします。  本日の案件は、前委員会に引続きまして、電源開発に関する調査を続行いたしますると同時に、請願、陳情の処理を併せて行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう取運びます。  電源開発に関しまして前回の委員会において問題になりました点がありまするので、その点につきまして冒頭に前委員会の申合せによりまして調査をいたしたいと存じます。それは、水利権に関しまして国と地方行政庁との関係並びに公益事業委員会との関係等、相当錯綜いたしておる点がありまして、前回の委員会におきましては確定的な回答を得る運びに至らなかつたのであります。從いまし……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第10号(1951/11/27、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 委員会を開会いたします。  この際お諮りをいたしますが、本委員会の電力問題に関する調査は、対象が広汎多岐な諸問題に亘つておりまするので、今期国会中におきましては、会期も短少のため未だ調査を終了するに至つておりません。開会中の調査報告書を提出いたさなければならないことになつておりますが、調査未了の旨の報告を從いまして提出いたしたいと存じます。御異議はございませんか。
【次の発言】 それではさように取計らいます。未了報告書の内容につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。これから、委員長の提出いたしまする報……

第13回国会 経済安定委員会 第11号(1952/05/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(栗山良夫君) 私は土屋公述人にお尋ねをいたしたいと思います。先ほど土屋さんのお話を承わつておりますると、昨年再編成に反対をせられましたお考え等を伺つておりまして、私ども全くその基本的な考え方においては同感なのであります。にもかかわらず、この法案に対して私は非常な疑問を只今持つておるのでありまして、そこに昨年の再編成に反対をせられました土屋さんが、この法案に対して御賛成をなさつておる、その論拠の点について、私一点だけ伺いたい点があるわけであります。それは先ほども自発の解体後の今日できまする特殊会社は日発の復元ではないということをおつしやつた。これは電力の独占、発電の独占をするのでな……

第13回国会 経済安定委員会 第12号(1952/05/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(栗山良夫君) 船橋公述人は御退席になつたそうでありますけれども、その御発言については私は重要な点について是非お聞きをしなければならん問題があるわけであります。これは昨日の委員会における九州の貝島公述人の御意見も全く私は同様な点があるわけでありまして、恐らく北海道のほうにおいても同じような御発言があろうかということを予定いたしまして、今日御質問をいたす予定をしておつたわけでありますが、これはどういう工合にいたしますか、ここでおいでになりませんから船橋公述人の御意見に対して私の意見を申述べて速記にでもとどめて頂きますか。何か特別な方法がありますか。

第13回国会 経済安定委員会 第19号(1952/06/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(栗山良夫君) 私は委員じやありませんから、委員と同格の発言力があるかどうか知れませんけれども、一つ意見だけを述べさして頂きたいと思います。  大体普通の意味における質疑が一応終了したことは私も認めます。認めますけれども、こういう質疑が終了していながら、まだ直ちに討論の段階に入り得ないということは、これは私は国会の法律案審議の……、第一国会以来ずつとやつて来ておりますが、非常に稀な例だと思います。こういうことは殆んどなかつた。質疑をやり、そうして自動的に修正案が出まして、重要法案であれば或いは討論のときに相当確実な段階に入つて結末をつけるということであつた。ところがこれは質疑が終了……

第13回国会 経済安定委員会 第22号(1952/06/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私動議が出ておることは尊重しておるわけでありますがただ一点委員長に伺いたいのでありますが、電源開発促進法は極めて重要な法律案であります。そこで最近の情勢は私が説明を申上げるまでもなく、各党ともこれに対処するいろいろな考え方をまとめたいと考えておられると思います。又我が党もいたしておるわけでありますが、要するに経済安定委員今としてのいわゆる議事の進行の予定ついて私ども実は理事に我が党は入つておりませんからわかりませんが、つまびらかにしない。又我が党と盟友関係にある永井理事に聞いてもよくわからないわけであります。従つてこういう重要法案でありますときには質疑の打切り、或いは討論に入る場……

第13回国会 経済安定委員会 第23号(1952/06/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 この法律案につきまして、修正案が用意されておることは私どもも聞いておつたのでありますが、その間、三転四転しまして、一体どれが最終の修正案になるかよく掴めなかつたのでありまして、只今頂いて大体全貌が朗らかになりまして、これが動かないものだと私は考えるのであります。了承するわけでありますが、実は内容の検討をする必要があると思いますが、それだけの余裕を今持つていないわけであります。又この両案に対して、私どもは今まで自分の党に何ら諮る資料もなければ、機会もなかつたわけであります。従つて本日は一応この程度にして頂いて、若干他の同僚委員から御質問があれば、それをされることは結構でありましよう……

第13回国会 決算委員会 第4号(1952/02/01、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 これは前の委員会の審議の経過を繰返す必要を認めないかと存じますが、一応この委員会におきまして二重煙突事件の捜査の中間段階を終了いたしましたときに、カニエ委員から大橋君を偽証の故を以て告発すべきであるという動議が提出せられましたことは皆さん御承知の通りであります。その当時いろいろと議論がございましたけれども、それを要約いたしますると、委員会としてはその調査に完璧を期し得ない点があるので、検察当局の手を煩わしまして、その調査の結果に基いて態度を決定すべきが妥当であろうという意見が述べられたのであります。その結果、一応その点を了承いたしましてカニエ君は動議を撤回されておるわけであります……

第13回国会 決算委員会 第5号(1952/02/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 只今本件について情状酌量的な理由をお述べになりましたが、その内容においていささか事実と相違している点がありますので、私は御本人の御訂正を願つておきたいと思います。それは大橋氏が顧問料として足利工業から受けられた三十万円の金と選挙とが非常に関係のあるようにおつしやつておられますが、顧問料の三十万円は選挙とは全然無関係であります。大橋氏が選挙のときにはこの三十万円のほかに二十万円を足利工業の高橋君が写真機を売買して贈與したというので、高橋君も証言をし、大橋君もそれを認められておる。三十万円のほかに二十万円の口があるはずであります。それがあなたの御発言の内容と事実と違うようであります。……

第13回国会 決算委員会 第6号(1952/02/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 本日の証人各位の御証言は、この問題の審議に極めて重要でありまするので、従いまして甚だ僣越ではありますが、証人のこの席への御出席は、委員会の意思によつて行われるようにいたされたいと思います。従いまして私は田中平吉君の証言を伺いまする場合においては渡邊検事その他の証人の御退席を願いたいと思います。
【次の発言】 只今のお話の続きになるわけでありますが、あなたが自動車の売却代金に対して利殖を図ることを承認したということでありますが、その話合いのときに、然らばどういうような方法で利殖を図ろうかという具体的な話が出ましたかどうか、それを伺いたいと思います。

第13回国会 決算委員会 第7号(1952/02/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 高橋証人の問題でございますが、私が前回の委員会において質問をいたし、質した点においても、この検察庁の捜査調書の内容が若干参議院の証言と違う点が明らかになつておりますが、これはこの検察捜査調書を証人に一度事前に委員間から公式に見せて頂いて、そうして本人が検察庁で述べた点が、主張点がどこにあつたか、そうしてその主張点がこの捜査調書の中で取上げられておるのかいないのか、そういうような点を少し明らかにいたしたほうがよくはないかと存じますので、さようにお取計らいを願いたいと思います。
【次の発言】 そこで今委員長のほうから検察庁の捜査調書、参議院の決算委員長宛に提出された調書をあなたに提示……

第13回国会 決算委員会 第8号(1952/02/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 只今三浦証人は、高橋君の生活費を自動車の売却代金によつて見てやるようなことは毛頭考えていなかつた、こういう御証言でございました。実は一昨年、二十五年の十二月六日、大橋君がここで証言をせられましたが、その証言の中にこういうことがございます。それは、質問のほうは、自動車の売却代金がすぐ特調へ納付すべきものではなかつたか、こういうような意味の質問に対しまして、当時の大橋法務総裁が答えておられるわけであります。その中に、この自動車を売つた金はすぐ特調に返すということも、これだけは確かに確実に返りまするが、併し高橋というものの生活も考えてやらなければならない、又将来高橋が或る程度事業を継続……

第13回国会 決算委員会 第10号(1952/02/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私先ほどからいろいろ拝聴しておつたわけでありますが、その間二、三お尋ねいたしたいと思います。先ず第一に、山下君が三十八万円の横領の事実があつたことを認められておりますが、併しこれを起訴しなかつた理由としまして、すべて債務になつている金額を弁済しているのであつて、従つて情状酌量的に不起訴にしたというお話でありますが、あなたも御承知だと思いますけれども、この金額が返済をせられたのは、一昨年の十二月参議院におきまして非常に問題になり、そうして大橋或いは山下等の証人が証言に立つた後、具体的に申しますと、昭和二十五年の十二月二十八日に三十万円、昭和二十六年四月四日に四十万円というものが支払……

第13回国会 決算委員会 第18号(1952/04/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 討論を省略いたしまして直ちに採決に入ることの動議を提出いたします。

第13回国会 通商産業委員会 第4号(1952/01/31、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 その活かす方向で考える度合はどの程度なんですか。
【次の発言】 いや、山川委員の質問された点は、この問題を解決するのに僕は一番根本になるところだと思うんですね。従つて先ほど大蔵省の説明の中でも価格改訂は困難である。従つて金山を救う途として一部加工金に対して自由販売を認めて、何とか山の採算の立つように考慮したいと、こういう二つの点が挙げられたのですけれども、私はまだ一つ抜けていると思うんです。本当に国が産金政策を重要視するならばですね。只今のお話を伺つておりますると、これはがんじがらめに一応金山を国の政策としておることになる。従つてそういう状況にありますから、もう一つ国家として考え……

第13回国会 通商産業委員会 第10号(1952/02/21、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 只今徳永局長の御説明で通産省のお考えはわかりました。それであとは大蔵省の関係でありますが、これを研究するために私は前回でありましたか、只今の金鉱山の経営状態の内容が或る程度明らかになるような資料を要求しておいたのでありますが、あれがもうできておりますかどうか、伺つておきたいと思います。
【次の発言】 私はこの二重価格制を採用することに原則的に反対な立場をとつておるのであつて、そういう原則から金鉱山が採算を保持しながら経営をして行くのには、国として産金の政策を閣議決定いたしておる線からしてどうするかということが問題になろうかと思うのでありまして、そこで問題は金鉱山の経営の内容が明ら……

第13回国会 通商産業委員会 第11号(1952/02/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 企業合理化促進法案審議の資料を一つ私お願いしておきたいと思いますが、実は一昨日でしたか、我々が要求しておりました第六条の指定業種の機械の明細表を頂いたのでありますが、あれについて資料をお願いしたいと思います。企業合理化促進法案第六条の規定による指定事業です。業種の種類、特別償却の適用を受けるべき設備、私が伺いますのは、この企業合理化促進法案の政府側の説明は、今までのところ終始しまして大企業、中小企業等の差等を設けることなく及ぼして行きたいということに一貫しておつたと思います。ところが実際この第六条の規定による指定事業の案を見ますると、相当設備としては大企業に属するものに関係するも……

第13回国会 通商産業委員会 第13号(1952/02/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 ちよつと質問いたします。過日お願いをしておきました資料につきまして一通り御説明を頂きたいと思います。それと同時にこの指定事業がずつと分類をされておりますが、この減税額の比率のうちで、大企業という欄区のところで、これの最近一カ年間くらいの総合した収益率がどの程度になつておるか、それを一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 今日の……。
【次の発言】 要するに、これはまあ昨年来首藤政務次官当時に、産業近代化法というものの構想を述べられた当時から私どもは了承しておるわけでありますが、それは、我が国のいわゆる各産業の原単位を近代化によつて上げまして、そうしてせめて材料費等のアメリカとの比……

第13回国会 通商産業委員会 第14号(1952/02/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 時間はどういう工合ですか。
【次の発言】 それで結構だと思いますが、甚だ失礼な言い分ですけれども、通商産業大臣の只今の御発言等を承わつておりますと、私どもとしてはもう少し突つ込んで質疑をいたさないと、どうも自信が持てない点があろうかと思うのです。これは私来週改めて篤とお伺いしたいのですけれども、その前に二、三の点について抽象的ではありますが、考え方について御所見をお尋ねしたいと思います。一つは、中小企業の問題その他いろいろな問題について結城委員の質問に対しましても、大体賛成の意を表されておるわけです。併し実は昨年の春に産業近代化法というものの構想を述べられたのは、当時前大臣或いは……

第13回国会 通商産業委員会 第15号(1952/03/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 以下主として大臣にお尋ねをいたしたいと思います。最近政府の行なつておられる産業政策と申しますか、そういうような流れを私どもが横から拜見いたしておりますと、いわゆる日本の産業全体の安定を図りまして、そして国民経済に寄與をして行くという方針とは若干ずれつつあるように私は思うわけであります。従つてこの際大臣から、通産省が只今お考えになつておる講和発効後における産業政策というものはどういうところに重点を置いてやつて行かれようとしておるのか、その点を本法案の審議に関連して先ずお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 一口に申しますと、例えば我が国の、こういう分類の仕方が妥当であるかどう……

第13回国会 通商産業委員会 第16号(1952/03/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 今いろいろお話出ましたが、これの取扱いにつきましては先ほど理事会を開いて一応意見の一致を見た点があるので、私はその点について委員長が然るべく取計つて頂けるものと考えて、先ほどからずつと発言を愼んでおつたのでありますが、その辺はどういう工合になるのでありますか。若しそういう委員長で取計つて頂くということでない、普通の委員会の通りにしやつて行くということであれば、又そういうふうに私も発言をいたさなければならんと思いますが……。
【次の発言】 私は今中川君の動議に大体討論に入る前の措置として賛成いたします。討論に入りましてからどういう工合になりますかは、今中川君の述べました動議に応ぜら……

第13回国会 通商産業委員会 第17号(1952/03/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 只今大臣から御答弁がありましたが、きのうの委員会では関係各省とも連絡をとつて頂いたということまでございましたが、実際にお話を願いましたのはどことどこでありましたか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 お差支えなければもう少し詳しく御交渉を頂いた先をお述べ頂くわけには参りませんか。大蔵大臣は御病気だということはよく承知しておりますが、関係先に打合をいたしましたというお言葉でありますから、お差支えなければその打合せられた相手方を御発表願えませんかということをまあお願いしたわけです。これはやはり内容は別といたしまして相当重要な点を含んでおりますので、その点を明らかにして頂き……

第13回国会 通商産業委員会 第18号(1952/03/08、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 ちよつと数字のことで御質問しますが、需用実績電力量でございますね、三万キロワツトの問題、各電燈電力等の項目別に、一番最初の使用量の経費と、それから標準料金分並びに火力料金分の百分率と申しますか、使用量総計の中で標準料金分が何%入つておつたか、ちよつとおつしやつて頂きたい。
【次の発言】 いや、これは簡單に私はここで出るだろうと思いますが、例えば進駐軍の使用量が八億九千三百九十二万ですか、全国総計ですね、それに対して標準料金分が八億六千百三十七万七千ですから、それのパーセンテージがどれくらいになるかですね。
【次の発言】 そうです。それをずつと下まで……。

第13回国会 通商産業委員会 第19号(1952/03/12、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(栗山良夫君) 只今より委員会を開会いたします。公報を以てお知らせをいたしました会議に付する事件のうち、順序を変更いたしまして、通商及び産業一般に関する調査の件を行いたいと存じます。そのうちで過日来問題になつておりました繊維問題に関する調査をいたしたいと存じます。  先ず派遣議員の報告を求めます。
【次の発言】 只今松平君から現地調査の概要について御報告を受けたわけでありますが、報告の中にもございましたように、現地におきましていろいろ繊維問題の打開のためにしなければならない施策については、派遣議員の諸君から関係当局に質問の形式で質して行きたい、こういうお話でございましたので、さように取運……

第13回国会 通商産業委員会 第20号(1952/03/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 この問題は前国会以来この委員会でも関心を持つて政府の所信を貸したこともあり、且つわざわざ安定本部長官の出席を求めて安定本部の所信を質したこともあるのであります。従つて重要な法案だと思いますので是非合同審議のできるように申込をせられたいと思います。
【次の発言】 それは私異議ございません。ございませんが、この前に企業合理化法案の審議をいたしましたときに、私が動議を出しまして取上げられておる問題は、通産省の考えておる、或いは安定本部の考えておる産業政策の基本になる点の調査がまだできていない、従つてそれを中心にしましていま少し断片的でなく総合的な調査をせられるように私は願いたいと思いま……

第13回国会 通商産業委員会 第23号(1952/03/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私から提案者であられる神田君に二、三御質問を申上げたいと思いますが、先ず第一は、衆議院における本会議の委員長報告におきまして、今年度末を以て期限到来する公納金の納付期間を延長せんとするものであつて、その期間は各地方公共団体に配電事業が復元せられ、立法措置が講ぜられるまでである、こういう工合に言われておるのであります。併しこの公納金の制度は御承知のように当時の被統合者に対しまして電気事業者が公納金を交付するわけでありますけれども、と同時に法律によりまして法人税を以て相殺をし、軽減をするという措置が講ぜられていたわけであります。只今提案になつております法律案を拜見いたしますと、公納金……

第13回国会 通商産業委員会 第24号(1952/03/27、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(栗山良夫君) 私からちよつと繊維局長とそれから振興部長にお尋ねをいたしたいと思います。実は三月の五日に、紡績百六社に対して四〇%、ゴム四百社に対して三〇%の操短が行われたのでありますが、こういう工合になりましたことは、通産省自体で、業界の事態を憂慮されて、自発的にとられた措置でありますか。或いは又、業界のほうからの要望に従つて行われた措置でありますか。この点をお伺いします。
【次の発言】 それでは操短ということは、まあ一種の国の方針による生産制限でありますが、こういうような生産の制限、延いては価格の安定維持、そういうものを目的にするわけですけれども、こういうようなことはいわゆる公正な取……

第13回国会 通商産業委員会 第26号(1952/04/01、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 証人が先ほど、一番最後に復元の点に触れられまして、当時は何ら将来に亘つて復元の約定或いは含み等はなかつたということを例を挙げて述べられたのでありますが、それは一応総動員法に基く立法的措置の過程においてでございまして、その後終戰という事態も生じ、いろいろと紆余曲折を経た今日でありますが、その今日の場合から考えて、過日、昨年行われました電力の再編成というものはどういう性格を持つておるものか、当時の考え方から類推されてお聞かせを頂きたいと、こう思うわけであります。
【次の発言】 平田局長に一点お伺いいたしますが、この法律案が衆議院の議員提出で出されておるわけでありますが、提案者から法人……

第13回国会 通商産業委員会 第29号(1952/04/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 僕は内容に入ります前に、今回の料金が決定に至るまでの手続的な予定をお伺いをいたしたいと思うのであります。それは、只今松永委員長代理は、はつきりわからないけれども、予定ならば一応申してもいいというような御発言がありましたが、結局本日初めて聽聞会後の委員会を開かれたわけであります。これをいつまでに結論を出され、そうして政府当局といつ頃打合せをせられ、そうしていつ委員会として料金案を決定をし、そうして実際の料金引上げの時期はいつになるのか、これを予定で結構でございますから伺いたい。
【次の発言】 参議院における委員会の本問題に対する意見はまだまとまつて公益事業委員会のほうへ届いてはいな……

第13回国会 通商産業委員会 第30号(1952/04/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私途中から入つて参りましたので或いは御説明を伺わなかつた点、或いは御説明を願いましても誤解をしておる点があろうかと思いますが、その点は一つどうぞ御指摘を願いたい。  先ず最初に伺いたい点は、今度の電力料金の値上げになりました根本的な理由が、昨年の値上げ以後における基礎的諸物価の引上等が主因をなしておるということはお認めになりますかどうですか。
【次の発言】 そういうことをまあ大体お認めになるとしますと、それをもとにして嚴密な意味の個別原価計算を行いまして、そうして料金の引上げをせられるということがまあ出て来るわけでありますが、その場合に、今お話のように、少額の家庭用の電灯は現状の……

第13回国会 通商産業委員会 第32号(1952/04/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして本法案に賛成をいたすものであります。その理由とするところは、すでに同僚委員諸君から審議の過程において縷々質疑応答された点で盡きているのでありますが、ただ一つ私は政府並びに通産省にこれに関連して要望をいたしておきたい点がございます。  中小企業の振興対策として常に叫ばれておりますものは、これは中小企業体の組織の強化の点がありますが、その線に沿つてこの法案が改正されておる点は同慶でありますけれども、併しながらこれで中小企業の振興がただ組織の拡大強化ができたというだけでなるものでは絶対に私はないと思うのであります。今日の中小企業の置かれております……

第13回国会 通商産業委員会 第33号(1952/04/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 提案者にちよつと伺いますが、ここ数カ月ならずして復元の立法措置を講ずる、そうして具体的に復元を非常に希望しておるところもあるという話でありましたが、その熱心に希望をされておる地方公共団体はどういうところでありますか。
【次の発言】 大体四県十三市ですから……、具体的に一つおつしやつて頂きたい。これは全部と解してよろしいですか。
【次の発言】 それからこの前の委員会のときに、提案者は公納金の性格を私が尋ねましたときに、これは国家補償の性質を持つたものであるということについて同意をせられたのでありますが、そのお考えは変つておりませんか。

第13回国会 通商産業委員会 第34号(1952/05/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 異議ありませんけれども、今日若し当委員会の態度決定をせられるならば、非常に今委員長報告にありましたように政治的な問題も含んでおりますので、でき得ればもう一度只今御列席になつていない他の会派の議員諸君も成るべく御出席を願つて、そこで一つ議事の進行を図つて頂くように御配慮願ひたいと思います。

第13回国会 通商産業委員会 第35号(1952/05/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 非常に取急いだ格好になりましたが、無水アルコールの問題につきまして、二、三通産当局の御所信を質しておきたいと思います。問題は戦争中食糧確保の一環として、政府の重要な施策の遂行によりまして、我が国におけるいわゆる甘藷の栽培は非常な発展をいたしたのであります。食糧がやや落ちつくに至りまして、これをどういう工合に転換させるかということは非常な問題になつているのでありますが、ところが昨年の秋に政府が砂糖の放出をされましてから、甘藷は価格的に非常な暴落をいたしまして、農家といたしましてはそれの生産を採算的に続け得るか、否か、非常に重要な限界点にまでも参つているのでありますが、更にこの甘藷の……

第13回国会 通商産業委員会 第36号(1952/05/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 委員長一任。
【次の発言】 私実は只今本委員会に付託されております石油資源開発法律案の審議のときに、是非政府側の御所信を質したいと考えていたのでありますが、たまたま今朝の新聞紙上に相当大きく報道せられまして、国民の中にも多くの疑惑を持たれたと存じまするから、従いまして石油に関係する二、三の問題についてお尋ねをいたしたいと考えるのであります。今朝の新聞によりますると、帝国石油の再建につきまして通商産業省が勧告をせられたと、こういう工合に述べられておるのでありますが、さような事実がありまするかどうか、これを伺いたいと思うわけであります。

第13回国会 通商産業委員会 第39号(1952/05/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 ちよつと伺いますが、第二十七條には、審議会を設けることになつておりますが、その審議会の委員に関しましては「石油又はガス資源の開発に関し学識経験のある者のうちから、資源庁長官が任命する。」、こういうことになつておりますが、この学識経験のあろ者というのはどういう基準で選ばれるのか、おわかりになつておりましたらちよつとお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 この二十名の今おつしやつた大学の先生とか、或いは地質学者、或いは民間の実業界、そういうところから選ばれる人たちは大体どの程度にしようという構想を持つておられるのでしようか。

第13回国会 通商産業委員会 第42号(1952/06/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私はこれはこの委員会に直接関係ありませんが、今日の本会議の質問に対しては、非常に私不満を持つております。従つて外務大臣をこの委員会へ呼んで、中共貿易の問題についてはもう少し私は質問を展開したいと思いますから、そういう工合に一つ処理を願いたいと思います。  それから通産大臣にお願いしておきますが、通産大臣は外務大臣ではないので、通産省の大臣でありますから、従つて通産省の省議というものをはつきりまとめて動かないところの答弁を是非ともしてもらいたいと思います。この委員会へ出られて、個人的な見解をここで述べられると、我々も或る程度納得し得るような線まで行くのでありますけれども、公式の場合……

第13回国会 通商産業委員会 第43号(1952/06/05、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(栗山良夫君) ほかに御質問ございませんか。
【次の発言】 私はこの法案に直接関係のあることでありませんけれども、一応次回で結構ですからそれまでに取調べをして頂きたいことがあるのです。それは法律的なことでありますが、我が国がポツダム宣言を受諾しまして、それに基くところの国内体制の民主的な切替えを現に行なつて来たことは御承知の通りであります。その場合にポツダム宣言が講和條約の発効によりまして解除せられておるわけでありますが、併しその場合にポツダム宣言の受諾に伴つて一番大きな国内の変革をやりましたのは憲法の改正であろうと私は思うわけであります。その場合に、憲法におきましては第九條において戰力……

第13回国会 通商産業委員会 第45号(1952/06/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 議事進行について……。この鉱害復旧法案は、相当審議を終るまでには回を重ねて慎重にしなければならんと思うのですね。従つて今日の議事の予定がどうなつておりますか。委員長のほうで然るべく按配をされまして、そうして通産委員会も過日来の経安等の連合委員会によつて若干議事の進行が緩慢になつておる点もありまして、特に雑件等について無処理のものもありますから、そういうものも今日一応結末をつけるほうが私はよくはないかと思いますが、その辺を一つ委員長の意見を開きたいと思います。
【次の発言】 それで私さつきから議事進行の発言をしておるんですが、最も効果的に審議を進める意味において、大体審議の方針を一……

第13回国会 通商産業委員会 第46号(1952/06/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 それは結構ですけれども、その前に今後の問題もありますのでもう少し私はその前に伺つておきたいことがあるのです。それをやりましてから委員長が今お尋ねになつた点、それをやつて頂きたいと思います。よろしうございますか。
【次の発言】 私先ず最初に六月の二日の参議院本会議におきまして大野幸一君の緊急質問に答えられて松本公益事業委員会委員長が本件について相当細かい御意見を吐露されておるのであります。併しそれで大体よく私も、当時本会議に欠席をしたのでありますが、速記録を通じまして了承いたしておるのでありますけれども、この中で日発という清算会社が勝手にその表面上属しておるかに見える株主権を行使す……

第13回国会 通商産業委員会 第47号(1952/06/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 この改正法案には競輪場の設置に関するいろいろな制限規定に類するものがありますが、この点に関してお伺いいたしたいと思います。  実はすでに小委員会のときにも話題になつたことでありますが、競輪場はまあ我々の立場からすれば、これは原則的には射倖行為として好ましくないものであるという見解をとつておるわけであります。できればこういう施設はやめたいのでありますけれども、いろいろな情勢からにわかにさようなわけには参らん。そこででき得るならば、これ以上に今日全国的に設置せられている以上に増設をするということは避けるべきである、こういう見解を持つておるのであります。又そういう態度をとりましたときに……

第13回国会 通商産業委員会 第48号(1952/06/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 日本社会党第四控室を代表いたしまして本法律案に賛成をいたします。我が党はそもそもこの自転車競輪につきましては反対の立場を堅持しておるものであります。そういう立場を堅持しながらこの改正案に賛成をいたしましたゆえんのものは、現行の法律がその運営の面におきまして幾多の不偏欠陥を有しており、そのために元来健全なスポーツとして国民の娯楽としての任務を果すべきものが、ややもいたしまするとその目的と背反するような行為が現われておりまして、このままにいたしておきましては所期の目的、一番初めに法律を考えられました目的にも副わない現況にありまするので、従つてこの現況を改正するという意味において賛成を……

第13回国会 通商産業委員会 第50号(1952/06/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私簡単に御質問いたします。この法案の七十五条につきまして、只今教授は鉱業者に対しまして納付金は十分にとるべきであるが、併しいつまでも後追いをしてはいけないとおつしやつたのですが、この考え方と七十五条の精神とのお考え、七十五条の規定に盛られておる精神のお考えをちよつと承わりたいと思います。

第13回国会 通商産業委員会 第51号(1952/06/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 前段のほうのことは又あとで質問するといたしまして、一番最後に述べられました、いわゆる注文者或いは使用目的によつて戰力であるかないか、憲法違反であるかないかということが生まれて来ると、解釈が生まれて来る、こういうお話でありましたが、そういたしますると、最近我が国において外国の兵器を修理しておる工場が相当あるわけでございますね。こういうものは日本国の憲法に照らしてどういうことになりますか。その工場の監督等は、すべて講和條約発効後は我が国の自主性において行われておることになつておるのであります。こういうものは今のあなたの御解釈ですとどういうことになりますか。

第15回国会 通商産業委員会 第2号(1952/11/07、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 実は只今の鉱山保安局長の通牒の問題について、私先ほど通産省の次官室のところで局長とも会つて話をして来たのですが、その話とちよと食い違いが今の佐久局長のお話とあるようですから、その点含んでおいて頂きたい。実は過日私が話をしましたときには、炭労の今度の争議の法的な根拠はやはり労調法の範囲内において行われている。従つて鉱山保安法は労調法の範囲内においてやはり運用すべきものではないか。従つて保安局長の通牒の趣旨は、鉱山の設備の完全なる維持ということよりは、人命の保護ということが中心目標になつているのではないかといういろいろな話題が出ましたときに、保安局長も全く人命保護ということが中心にな……

第15回国会 通商産業委員会 第3号(1952/12/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 今新大臣から通産行政全般に関する御所見を伺つたんでありまするが、私は今国を挙げて注目をしておりますのは炭労と電産の争議がどのように解決されるだろうかということであると思います。これは労使の間において問題であるばかりでなく、国民挙げてその推移と、それから如何にして解決されるかということについてこれは重大なる関心を寄せておると思うのであります。而も中小企業の年末金融等の問題にはお触れになりましたが、これにも増して重要なこの二つの問題について通商産業大臣が一言も抱負所信についてお触れにならなかつたということは、何か御意図が別にあるのか、一つ伺いたいと思います。

第15回国会 通商産業委員会 第4号(1952/12/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 質問ではありませんが、私質問する前の用意を一つ願つておきたいと思うのです。その用意というのは、私はこの法律案の審議は条文だけから見れば非常に簡単なものであります。併しこの法律案を審議するためには、将来の電気並びにガス事業に対する施策のあり方というものが、これは根本的に検討されなければならない問題であろうと思います。従つてこの審議というものは相当広汎な内容に私は亘つて然るべきものだとこういう工合に考えられるわけです。そこで先ず第一に、政府のこの法律案の提案理由の説明にありますように、暫定的な措置法のあとで、恆久法として新電気事業法、新ガス事業法等の制定を慎重にするために、電気及びガ……

第15回国会 通商産業委員会 第5号(1952/12/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 それで結構だと思いますが、質問の中心が若し閣議の問題に及ぶことがあれば、これは当時の総理が閣議については責任をとつておられるのだと思いますけれども、総理からお聞きすると言つても、従来の例から言つてなかなかむずかしかろうと思いますが、総理の側近である官房長官等の出席を考慮する必要があるのかないのか、この辺をやはり検討されておいたほうがよくはないかと思いますが。
【次の発言】 今の閣議の問題は、これはこの委員会は閣議決定の経過を調査するということになりますと、もう少し私はその調査することについてやはり研究をしないとまずいので、恐らく野田大臣を呼んで閣議の中でどういう話をしたかというこ……

第15回国会 通商産業委員会 第6号(1952/12/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私はこれを質問或いは論議する前に、資料を一つ提案者のほうにお願いしたいのですがね。それはこれだけの金額を支出する法律案になつておりますけれども、その内容については大臣のほうで以て殆んど委任立法みたいな形になつているわけであります。従つてそれではちよつと私どもも審議のしようがありませんので、この昭和二十五年一月一日午前零時現在においてこの法律案の対象になつた品物の明細ですね。細かくは必要ないと思いますが、国税局別にどの程度の消費税が納められておつたのか。これを一つ国税局別くらいの金額を一つ出してもらいたい。  第二に、そういうような既往に遡つての対象物件というものは、どういう根拠を……

第15回国会 通商産業委員会 第7号(1952/12/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 実はその前にですね、昨日経済安定委員会のほうと合同調査しました只見川の問題ですけれども私は昨日の委員会はあれで全部終りを告げたとは理解をしていないのですが、そういう工合でよいのかどうか。それから終りを告げていないということであれば、そのあと、どういう工合にするのか、この点をやはり年度内においては会期がありませんから、あらかじめ決定をしておいたほうがよくはないかと思います。
【次の発言】 あとの形体はどうするか別としまして、私は水利権の認可に関する建設省と通産省の連繋とをもう少し明らかにしておかないと、将来仮に開発調整審議会が運用するにしても工合が悪いところが出るから、その点はやは……

第15回国会 通商産業委員会 第8号(1952/12/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 今委員長からお話がございましたが、実は通産委員会として今国会の中心的な調査案件としてありましたのは、今読み上げられた産金政策の問題と、そうして中小企業育成に関する問題であつたわけであります。そうしてその結論といたしましては、通産当局との隔意ない意見の交換も行なつたのでありますが、第一の産金問題につきましては、今日若干の自由販売が認められた後におきましても、金山が続々と操業を停止している実情にあるのでありまして、これをこのまま放置いたしますと、我が国の産金に対しまして著しい悪影響を及ぼすことになるのでありまして、これは国際的な問題もありますけれども、政府の所信を質したところによりま……

第15回国会 通商産業委員会 第9号(1953/02/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 それから産金の問題ですね。今局長から極く大つかみなお話を承わつたのですけれども、大体六億何千かで、それで以て何か完全というまでは行かないでも産金経営をやろうということですね。従つて販売数量のきめ方もありましようし、単価も少し上つているようだし、自由販売にするには価格の見通し等もあるでしようからね。一体金山の経営がこういう措置を講ずることによつてどの程度になるかという見通しの説明をやはりしておいて頂きたいと思うのですがね。これは今でなくてもよろしうございますけれども……。  それからもう一つ法律案の資料ですね、いろいろできておるだろう思うのですが、法案が提出されたときに直ぐもらつて……

第15回国会 通商産業委員会 第10号(1953/02/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 石炭のことで関連してちよつと一言だけ大臣にお聞きしたいのですが、それは昨年からいろいろと大臣は政策を発表されておるのでありますが、特に石炭価格の引下については、各所で強く強調されておるわけであります。大幅引下というのでありますから、三割、非常に各方面で期待をしておるのでありますが、伺つてみますとその三割たるや今の御論議のように五年先であつて、而も本当に内容を個別に仔細に検討してみると、どうも幅がなさそうだというようなことがわかつて来ておるわけですが、実際に石炭を下げられて国際価格までそろえたいというのは、これは五年先のことでなく、できるならば緊急にという業界の私は希望だろうと思う……

第15回国会 通商産業委員会 第12号(1953/02/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 全部お話願えないでしようか。
【次の発言】 質問する前に、会社のほうで、現在の新聞をみますと、最近附帯事業と言いますか、例えばセメント事業のことを考えられて、いろいろしておられるようですが、そちらの説明をもう少し伺いたいと思います。
【次の発言】 私案は今他の委員会へ行かなければならないものですから、質問は又後日にいたしますが、先ほどの附帯事業の場合ですね、会社が保証をして磐城が工場を建設する。そうするとその経営は会社がやる……。
【次の発言】 工事中やるという、まあ新らしい一つの構想だと私は思いますが、それの磐城セメントとの間の取極めの内容等が若しわかりましたら、説明資料として……

第15回国会 通商産業委員会 第14号(1953/02/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私も初めてですから、ちよつと一、二点お伺いしておきたいと思うのであります。この提案の説明でございますね。提案説明の中にある改正の第四点或いは第五点等に関しまして、説明が非常に抽象的に書かれているわけですけれども、若しできますならば、どれか一つ具体的な例で、こういう困つたことがあつたというようなことをお話願いたいと思うのですが。
【次の発言】 それはよくわかるのですがね。第三者的な性格を持たせて、もつと権威ある検査をさせたいということはわかるのですけれども、そうさせなければならんということは、現行の制度に欠陥があつたから、そういう案が私は出て来たと思うのですがね。それからその現行の……

第15回国会 通商産業委員会 第16号(1953/03/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 実はこれは必ずしも通商産業省の問題だけでもないのです。或いは所管違いかも知れませんけれども、やはり産業経済に直接関係のある問題であることには間違いない、そのことは何かと申しますと、最近非常に証券界で問題になつておる株の買占問題で、例えば澁澤倉庫、白木屋、東亜合成、野田醤油、更に大日本印刷いろいろたくさんあります。従つてその真相を私はやはりこの委員会で一遍正式に調べたいと思います。通商産業省はこれについて今までどんな態度でおいでになつたか、それをちよつとお聞きしたい。
【次の発言】 そういたしますと、今私が数個の例を挙げて指摘したのですが、そのほか最近の流行みたいになつて大分あるよ……

第15回国会 通商産業委員会 第17号(1953/03/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 実は質疑と申しますか、前回の委員会で、只今委員長がおつしやつた点についてこの委員会はやはり産業経済の安定の考え方からして、深く掘下げて一応調査をする必要があると思いまするので、一応その調査にかかりまする前提として、通商産業の行政官庁である通産省から現在の状況をどういう工合に流れておるかを一応報告願いたい、こういう注文を申上げておるわけなんです。従つて或いは渋沢倉庫、野田醤油等については、その企業の行政監督の上から言いますと、主務官庁が違うやに私ども考えるわけでありますが、それとは別個に一応もう少し広い視野に立つて、産業経済といつた漠然たる定義の下に通産省のほうから御説明を願いたい……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 労働委員会 第1号(1953/05/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  先ずこれより理事の互選を行いたいと存じます。去る五月二十日の議院運営委員会の決定によりますると、本委員会に割当てられました理事の数は、自由党、緑風会及び社会党第二控室所属の委員からそれぞれ一名を選出することになつております。理事の互選の方法は如何取計らいまするか、御意見を伺いたいと存じます。
【次の発言】 只今の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それでは私から、井上清一君、田村文吉君及び田畑金光君を本委員会の理事に指名をいたします。  ちよつと速記をやめて下さい。

第16回国会 労働委員会 閉会後第1号(1953/09/10、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日会議に付する事件は労働情勢一般に関する調査でございます。継続調査でございます。公報でお知らせいたしましたように電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律の施行状況についての調査が第一点であります。第二点は、米軍施設内における労働三法の適用状況に関する調査が第二点であります。石炭鉱業における労働問題に関する調査が第二点であります。日産自動車株式会社における労働争議事件に関する調査が第四点であります。その他当面の労働行政についての調査等もあろうかと思いますが、それは時間の許す範囲内において処理をいたしたいと考えま……

第16回国会 労働委員会 第2号(1953/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日は先ず先般議長の承認を得ました労働情勢一般に関する調査といたしまして、小坂新労働大臣から、労働行政一般についての所見を聴取いたしまして、そのあと労働大臣及び政府委員に対し何か御質疑がありますれば、適宜御質疑をお願いすることにいたしたいと存じます。それでは先ず労働大臣から、労働行政一般についての所信を聴取するごとにいたしたいと存じます。
【次の発言】 衆議院の本会議が三時半頃に開会されるようであります。大臣は衆議院の本会議へ出席を要求せられておるそうでございます。から、その間大臣に対しまして御質疑がございましたならば自由に御発言……

第16回国会 労働委員会 閉会後第2号(1953/09/11、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の案件は、日産自動車争議に関する調査と、石炭鉱業における労働問題の調査についてであります。先ず最初に日産自動車の争議について調査をいたします。本日委員会で調査をいたしたいと考えておりまする主なる項目は、争議の経過、政府、労働委員会のとつた処置、組合のピケ・ライン、会社のロツク・アウトの方法、組合、会社側の不当行為の有無、官憲の介入の有無並びにその状態、不当労働行為の有無等についてであります。  本日は参考人としまして、日産労組の組合長益田哲夫君、日産労組第二組合長笠原剛三君、横浜市警本部長小林君の出席を求め、更に政府側説明員と……

第16回国会 労働委員会 第3号(1953/06/19、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。ちよつと速記をやめて。
【次の発言】 それじや速記を始めて下さい。郵政職員の給与体系の問題は、先ほどお話申上げましたように政府側の都合によりまして、後ほど調査をいたすことにいたしまして、先ず過日労働省に調査を依頼してありました労使の紛争に対しまして、警察官その他の勢力が介入をしておる疑いのある事件について御報告を願いたい、調査の結果を御報告を願いたいと存ずるわけであります。
【次の発言】 御質疑はございませんか。
【次の発言】 只今の事件等につきましては、寺本、吉田、堀委員からそれぞれの立場で熱心な御意見がございました。併し労働省当局……

第16回国会 労働委員会 閉会後第3号(1953/09/12、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  昨日石炭鉱業における労働問題の調査を当委員会はいたしましたが、その調査の過程を通じまして、只今通商産業省の所管になつておりまする石炭産業のいろいろな政策というものを再検討をいたしまして、もつと石炭産業が安定した経営を行い得るようにしなければ、産業界全体のためにも好ましくないと、こういうような空気になりましたので、出席せられた古池政務次官の意見等も尋ねたのでありますが、大体その考え方には大差はなかつたわけであります。ただ新らしいそういう観点に立ちまして、政策をやる場合についての具体化について若干問題が残りましたので、本日岡野通商産業……

第16回国会 労働委員会 第4号(1953/06/23、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  過ぐる十八日に労働委員会を開会いたしたわけでございますが、その翌日、即ち六月十九日に委員長及び理事打合会を開きまして、当委員会の運営について相談を申上げ、満場一致で決定をいたしておりますので、御報告を申上げます。  当日の委員長及び理事打合会におきまして先ず第一に問題になりましたのは、郵政職員の給与体系是正に関する調停案の取扱いについてでございます。この問題につきましては、直接関係者であられまする塚田郵政大臣並びに郵政従業員組合の代表者及び労働省の御出席を得まして種々実情を伺い、又その所信の表明を願つたのでありますが、いずれも公共……

第16回国会 労働委員会 閉会後第4号(1953/10/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  会議に付しまする事件は公報で御案内申上げました通りでございます。  先ず最初に昭和二十八年度労働省関係予算補正に関する件及び昭和二十九年度労働省関係予算に関する件につきまして、労働省側から、前回の当委員会において案件にすることに決定をいたしました経緯を十分理解されながら説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この前の委員会では労働省と他の省とのこの基礎数字の比較表ができれば作つてもらいたいという意思が、何か表明されたと思いますが、その点については何か資料はまとまらなかつたのでございますか。

第16回国会 労働委員会 第5号(1953/06/24、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の委員会の会議に付する事件は公報を以て御通知申上げた通りでございます。そのうちの第一でありまする株式会社日本製鋼所赤羽作業所における労働争議事件について、昨日の委員会の決定に基き委員長に御一任に相成りました件について御報告を申上げ、且つ御了承を得たいと存じます。  株式会社日本製鋼所赤羽作業所における労働争議事件の際の米兵発砲事件につきましては、昨日の委員会で警視庁、外務省、労働省及び組合側の意見を聴取いたしましたが、その間に事実の相違する点もありまするので、米軍人、米軍属の当事者両名を参考人として当委員会に出席を求め、当時の……

第16回国会 労働委員会 閉会後第5号(1953/10/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  ちよつとお諮り申上げますが、過日台風十三号によつて六十年振りの大難害を受けました富山、愛知、三重等の管内に対しまして、只今愛知県の労働金庫の理事長小寺辰郎君、富山県勤労者信用組合の専務理事川崎武徳君がおいでになりまして、是非労働金庫への融資について考えておるところを一つ述べて御協力を願いたい、こういうお話がございました。実はこの件につきましては、六月の九州を襲いました災害のときにも、福岡の労働金庫の責任者がおいでになりまして、この委員会で所信を承わつたこともございますので、是非皆様の御了解を得て伺うようにしたいと思いますが、御異議……

第16回国会 労働委員会 第6号(1953/06/29、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今より労働委員会を開会いたします。  本委員会は労働情勢一般に関する調査の一環として、先般来米軍施設内における労働三法の適用状況について調査して参りましたが、本日は右の件に関しまして、私契約に伴う人事条項につきまして、参考人の御出頭を願い御意見を聴取することにいたしました。参考人の方々におかれましては御多用中にもかかわらず御出頭を下され、委員長といたして甚だ感謝に堪えません。なお本日は本会議の関係等で委員会の開会が非常に遅れまして、御迷惑をおかけいたしましたことを心から恐縮に存じております。  只今から順次御発言をお願いいたしますが、要点を簡明率直にお述べ願いたいと存……

第16回国会 労働委員会 第7号(1953/07/03、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  去る六月二十九日の本委員会におきましては、政府と駐留軍労組との間の労働問題につきまして、更に米軍の施設工場内における労働問題の件につきまして調査をいたしました。特に政府並びに関係者でありまする日経連及び日鋼、富士自動車、小松製作所、三菱重工等の労使の代表においでを願いまして、米軍との間に契約せられておりまする人事条項についての所見を質したのであます。ところが現在の人事条項によりましては、一方的な解雇が頻発いたしまして労使間に紛議を生じておる。会社としては自主的な人事権を失い、又労働者は理由不明な解雇により甚しき不利をこうむる等、委……

第16回国会 労働委員会 第8号(1953/07/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日は労働情勢一般に関する調査の一環といたしまして、日雇労務者の夏季手当に関する件を議題に供します。  先ず委員の方々にお諮りいたします。本件につきまして只今全日本土建一般労働組合中央執行委員長中西五州君が見えておりますので、参考人として意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。速記をとめて下さい。    午後二時五十三分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 只今の論争はまだ続くと思いますが、実は厚生省の久下保険局長と牛丸保険局庶務課長……

第16回国会 労働委員会 第9号(1953/07/10、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日会議に付しまする事件は労働情勢一般に関する調査でございます。それで午前中は日雇労務者の夏季手当に関する件等を議題といたし、午後米軍施設内における労働三法の適用状況に関する件について調査をたしたいと存じます。  失業対策事業に就労する日雇労務者の待遇改善に関する問題につきましては、去る八日の委員会におきまして労働省及び厚生省の関係官から説明並びに意見を聴取いたしましたが、本問題は緊急失業対策法等の基本的立場にも関連するところがありまするので、労働大臣の出席を求めて所信を質す必要があり、且つ先般の委員会で日雇労務者の待遇改善に関す……

第16回国会 労働委員会 第10号(1953/07/13、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案を議題に供します。政府より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本案につきましては本日はこの程度にとどめます。
【次の発言】 次に公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案を議題に供します。発議者より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 本案につきましては本日はこの程度にとどめます。
【次の発言】 次に地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案を議題に供します。本案について発議者より提案理由の説明を求めます。

第16回国会 労働委員会 第11号(1953/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の会議に付する事件は労働情勢一般に関する調査でございまして、西日本水害地における緊急労働対策に関する事件を主として取扱うことといたします。昨日の委員会の決定に従いまして、目下労働省が西日本の水害地における緊急労働対策としてすでにとり、又はとらんとしておりまするところの対策につきまして、先ず労働省から説明を求めたいと存じます。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 ちよつと議事の取廻しでございますけれども、昨日の皆様方の打合せの結果、今日は問題点を上げまして、未解決の事項を取りまとめて、一刻も早く水害対策特別委員会に申入れを……

第16回国会 労働委員会 第12号(1953/07/15、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の会議に付する件は労働金庫法案、電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、労働情勢一般に関する調査(西日本水害地における緊急労働対策に関する件)でございます。  ちよつと速記をやめて。    午後三時十一分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。  当労働委員会の運営につきましては、去る七月十三日から委員長及び理事打合会を開きまして、連日検討を加えて参りました。その結果につきましては只今懇談会を以ちまして御報告……

第16回国会 労働委員会 第13号(1953/07/16、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今より労働委員会を開会いたします。  本日の会議に付する事件は、電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案、公共企業体策労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、労働情勢一般に関する調査のうち、けい肺病対策に関する件等でございます。  最初に御報告を申上げて御承認を得たい件がございます。昨日の委員長及び理事打合会におきまして、明日の会議に付する事件の一つといたしまして、労働争議に関係いたしまするピケツト・ラインの正常性の限界につきまして、学識経験者を本委員会に招致いたしまして、意見を伺うことに意見の一致を見たの……

第16回国会 労働委員会 第14号(1953/07/17、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日会議に付する事件は、電気事幸及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案(予備審査)、地方公営企業労働関係件の一部を改正する法律案(予備審査)でございます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 大きい声であつたかどうか知りませんが、井上君、吉田君その他大分発言の要求のあつたことは承知しております。時間的のことはよく存じません。
【次の発言】 委員長の権限でやりました。ちよつとそこを申上げますが、今日の発言の通告ですが、これは普通の発言じやございません。通信が……

第16回国会 労働委員会 第15号(1953/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日は議員派遣の結果、現地で御視察を願いました結果について御報告願うことに相成つております。順次御報告をお願い申上げます。  それでは都合によりまして、第三班九州班から御報告を申上げます。高戸専門員から委員長に代りまして代読をいたします。
【次の発言】 以上で第三班の報告を終ります。  続きまして第二班の報告を求めます。
【次の発言】 引続きまして、第一班北海道班の御報告をお願いします。
【次の発言】 以上を以ちまして報告は終了いたしました。  御質疑のある方は順次御発言を願います。質疑ございませんか。……質疑ないようでございます……

第16回国会 労働委員会 第16号(1953/07/23、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労勧委員会を開会いたします。  本日の委員会は、電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案につきまして、公聴会を催すことといたします。公述人の皆様方に一言御挨拶を申上げます。本法律案の審査に当りまして、公述人として当委員会において御意見を頂くようにお願いを申上げましたところ、多忙のところを曲げて御来会頂きましたことにつきまして、厚く御礼を申上げる次第であります。公述人のかたがたの御発言は全く自由でございます。一人発言の時間は大体二十分を目標にしてお進めを頂きたいと存じます。あらかじめ問題点等につきましては御案内を申上げておりまするが、それは決……

第16回国会 労働委員会 第17号(1953/07/24、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会公聴会を開会いたします。  初めに公述人の方々に御挨拶を申上げます。本日は御多用中のところにかかわらず御出店下さいまして、スト規制法案について御意見をお述べ下さいますることを心から感謝を申上げます。なお、すでに御連絡済みのことと存じますが、時間等の都合もございますので、公述は大体二十分程度にお願いをいたしたい存じます。なお、公述が終りましてから議員諸君から御質疑があろうかと存じまするので、若し御退席の場合にはあらかじめ委員長に御連絡を頂きたいと存じます。又当委員会より公述の便宜のために、参考として問題点を呈示いたしてございますが、公述人の御供述は自由で……

第16回国会 労働委員会 第18号(1953/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の案件は、電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案(予備審査)、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案(予備審査)でございます。先ず電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案を議題に供します。本法案に御質疑のおありの方は御発言を願います。
【次の発言】 只今梶原君から一番最初に法務大臣並びに通産大臣に対する発言の保留がございましたから、只今の御要請は善処いたします。  それからこの際、関連しまして一点私労働大臣に伺つておきたいのは、先……

第16回国会 労働委員会 第19号(1953/07/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。本日の案件は電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案(予備審査)、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案(予備審査)でございます。先ず電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案を議題に供します。ちよつとお待ち下さい。先ほど懇談会のときにお話を申上げた件でございますが、当労働委員会に本国会中に請願並びに陳情になつておりまする事件が若干ございます。これについて当労働委員会に付託されておりまするので、審査の便宜のために各派より一名ずつ委員をお選び頂……

第16回国会 労働委員会 第20号(1953/07/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  昨日設けることに決定をして頂きました、請願、陳情に関する小委員会の委員を御報告申上げます。伊能芳雄君、梶原茂嘉君、藤田進君、上條愛一君、寺本広作君、堀眞琴君、市川房枝君の七名でございます。御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさよう決定をいたします。
【次の発言】 本日の案件は電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案(予備審査)、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案(予備審査)でございます。  先ず、電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関……

第16回国会 労働委員会 第21号(1953/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から委員会を開会いたします。  先ず委員のかたがたに御報告申上げます。株式会社日本製鋼所赤羽作業所における労働争議に関連する米兵発砲事件につきましては、七月一日付の米軍当局の第一次回答の趣旨に基きまして、七月六日更に文書による米軍当局の回答を外務省を通じ依頼しておきましたところ、このたびその回答を得ましたので、以下朗読いたしまして御報告に代えます。  協三第六一号  昭和二十八年七月二十四日         外務省国際協力長局  参議院労働委員長殿    日鋼ストライキに関連する米兵発砲事件につき米軍当局の回答伝達の件七月六日付貴信を以て御依頼のあつた本件につきまし……

第16回国会 労働委員会 第22号(1953/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の案件は、電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案、公共企業体労働関係法の一部を改正する法律案(予備審査)、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案(予備審査)でございます。  先ず電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案を議題に供します。本案に御質疑のおありのかたは順次御発言を願います。  それから申し落しましたが、本日の出席要求大臣の状況をあらかじめ御報告申上げます。吉田総理大臣は交渉中でありまするが、只今のところまだ出席の見通しは付いておりません。理由はよくわかりません。た……

第16回国会 労働委員会 第23号(1953/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今より労働委員会を開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後七時三十八分散会

第16回国会 労働委員会 第24号(1953/07/31、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の案件は、電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案、公共企業体労働関係法の一部を改正する法律案(予備審査)、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案(予備審査)でございます。先ず電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案を議題に供します。この際委員のかたにお諮りいたします。請願及び陳情に関する小委員長より、請願及び陳情の審査の経過並びに結果の報告を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 梶原君。
【次の発言】 速記をとめて下さい。

第16回国会 労働委員会 第25号(1953/08/01、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の案件は電気事業及び石炭鉱業における争議方法の規制に関する法律案、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案(予備審査)、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案(予備審査)でございます。  先ず電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案を議題に供します。本案に御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 先ほどの田村委員の質問に対する答弁が漏れております。御答弁を願います。
【次の発言】 本日はこれで散会します。    午後零時五十五分散会

第16回国会 労働委員会 第26号(1953/08/03、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の案件は電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案(予備審査)、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案(予備審査)でございます。先ず電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律案を議題に供します。  本日は要求の大臣といたしまして総理大臣、通商産業大臣、法務大臣、労働大臣の出席を求めておりまするが、まだいずれも御出席になりません。従いましてこのままの状態において暫らく休憩いたします。    午後二時十一分休憩

第16回国会 労働委員会 第27号(1953/08/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  昨日の委員会におきまして、各委員の御承認を得て、委員長は議院運営委員会の小委員会に出席をいたしまして、議長の求めに応じて当委員会のスト規制法案に対する審議の状況並びにその所信について発言をいたしましたので、その概略について御報告を申上げておきます。  発言をいたしました要旨は、本法律案は去る七月十一日衆議院において可決せられ、即日当委員会に付託となり、同十三日労働大臣より提案理由の説明を聴取して以来、殆んど連日に亘つて委員会を開催し、その間二、三調査案件等の審査はいたしましたが、圧倒的大部分の時間が本法案の審査に充てられたものであ……

第16回国会 労働委員会 第28号(1953/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  先ず請願及び陳情の小委員長の報告をお願いいたします。
【次の発言】 只今の小委員長報告通りに決定いたすごとに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めましてさように決定をいたします。
【次の発言】 次に、先ほど御懇談を願いました通りに、第十大国会中における当委員会の調査事件としまして、労働情勢一般に関する調査を院の許可を得て継続をいたして参りました。これにつきましては会期末にその報告書を院へ提出いたさなければならんことになつておるのでございます。従いましてこの規則に従いまして、委員長は調査報告書を提出することにいた……

第16回国会 労働委員会 第29号(1953/08/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今より労働委員会を開会いたします。  本日の案件はけい肺法案、労働基準法の一部を改正する法律案の審査並びに労働情勢一般に関する調査、近江絹糸における労働問題に関する件、米軍施設内における労働三法の適用状況について職業安定法違反に関する件、石炭鉱業における企業整備に伴う労働問題に関する件でございます。  先ずけい肺法案並びに労働基準法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 只今提案理由を聴取いたしました両法案につきましては、参議院規則第五十三条に基き、継続審査をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

第17回国会 労働委員会 第1号(1953/11/02、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  理事補欠選挙の件を議題に供します。当委員会は先に委員の変更があり、理事田畑金光君の辞任に伴い理事が一名欠員となつております。従いまして理事を互選せねばなりませんが、田畑君が再び委員になられましたので、成規の手続を省略して委員長において田畑君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さように決定をいたします。
【次の発言】 次に調査報告書及び審査報告書に関する件を議題に供します。閉会中調査して参りました労働情勢一般に関する調査並びに審査中のけい肺法案及び労働基準法の一部を改正する……

第17回国会 労働委員会 第2号(1953/11/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から会議を開きます。  最初に労働委員会に付託せられました請願並びに陳情につきまして、その措置を御協議願いたいと思います。お手許へ概要を印刷してお配りしてございますが、第一は第九十号身体障害者の完全雇ように関する請願、請願者は和歌山県日高郡和田村国立療養所延寿浜園松風会内、中田望外二百十九名の署名で、紹介人は永井純一郎君でございます。請願の趣旨は結核回復者の就職、復職については、未だ社会は十分な理解がないため、療養者はただ前途に暗然とするばかりであるから、これら身体障害者に対し国家的施策による安全雇ようを実現せられたい。こういうのでございます。先ず政府側の本件に対す……

第17回国会 労働委員会 第3号(1953/11/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から会議を開きます。  本日は先ず手続的なことの処理の決定をいたしたいと存じます。労働情勢一般に関する調査は目下進行中でございますが、今期国会開会中に調査が完了いたしませんので、未了報告書を提出することとし、文案の作成その他の手続は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。よつて未了報告書を提出することに決定いたしました。なおこの報告書には多数意見者の署名を付することになつておりますので、御異議のない方は順次御署名を願います。   多数意見者署名     田村 文吉  田中 啓一     阿具根 登  上條 ……

第18回国会 労働委員会 第1号(1953/12/01、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  先ず理事補欠互選を議題に供します。  先に田畑理事が労働委員を辞任いたしましたので、理事が一名欠員になつております。その補欠を互選せねばなりませんが、田畑委員が再び労働委員に復帰いたしましたので、この際成規の手続を省略して、田畑委員を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さように決定をいたします。
【次の発言】 次に審査報告書及び調査報告書に関する件を議題にいたします。先国会閉会中継続して審査及び調査をして参りましたけい肺法案、労働基準法の一部を改正する法律案及び労働情勢一般……

第18回国会 労働委員会 第2号(1953/12/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今の職業安定法違反の問題ですが、今市川委員の質問についていろいろ答えられたのですけれども、ここで今後調査をせられる関係がありますから二、三私からもお願いをしておきたいと思います。  その一つは、今職業安定法の枠の中で私設の職業紹介機関というものが許可をされておる、こういうことを一言われました。でその中に例えば芸娼妓の……娼妓はないでしようが、芸妓の斡旋というようなことがある場合に、形は非常に合法的になつているわけです。合法的な職業紹介が行われている。併しその内容が、果してその言われるところの中間搾取或いは人身売買、そういう行為を伴つているのかいないのか、その点が私は問……

第18回国会 労働委員会 第3号(1953/12/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の会議に付する案件は、労働情勢一般に関する調査であります。この際委員の方々にお諮りをいたします。日雇労務者の越年資金等に関する陳情に関連しまして、全日本自由労働組合副委員長坂本周一君を参考人として意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めてさように決定をいたします。ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。全日本自由労働組合副委員長坂本周一君。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 ちよつと速記をやめて下さい。

第18回国会 労働委員会 第4号(1953/12/08、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 労働委員会を開会いたします。  委員の方にお諮りをいたします。今国会中調査して参りました労働情勢一般に関する調査につきましては、調査報告書を提出いたすことにして、その案文の内容、その他の手続に関しましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さように決定をいたします。  なお、委員長の提出いたしまする報告書には多数意見者の署名を必要、といたしますので、順次御署名をお願いいたします。   多数意見者署名    井上 清一  田川 金光    阿具根 登  吉田 法晴    田中 啓一  堀  眞琴    市川 房枝……

第19回国会 労働委員会 第1号(1953/12/10、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  審査報告書に関する件を議題に供します。閉会中継続審査して参りましたけい肺法案及び労働基準法の一部を改正する法律案につきましては、参議院規則第五十五条によりまして、その未了報告書を提出いたすことにして、その案文等の手続きは委員長に御一任を願いたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さように決定をいたします。  なお、委員長の提出する報告書には多数意見者の署名を要しまするので、順次御署名を願います。   多数意見者署名     田畑 金光  田中 啓一     吉野 信次  阿具根 登     吉田……

第19回国会 労働委員会 閉会後第1号(1954/07/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の委員会に付しまする案件は、労働情勢一般に関する調査でございます。その内容といたしましては、第一、石炭、造船、繊維その他の不況産業を中心とした失業対策一般に関する件、第二は近江絹糸株式会社における労働問題に関する件、第三は日本国有鉄道における労働問題に関する件、第四は日雇労務者の夏季手当に関する件等でございます。更に本件につきましては明七日も続行をいたしまして、明日は当委員会として議員派遣に関する御相談も申上げたいと、かように考えておるわけであります。  委員各位にお断りを申上げたいのでありますが、本日並びに明日委員会を開会い……

第19回国会 労働委員会 第2号(1954/02/01、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  委員長から、一月の二十六日、火曜日に委員長及び理事打合会を開きまして、当委員会の運営について一応の申合せをいたしましたので、これを御報告を申上げると共に御了承を頂きたいと、こう考えるわけであります。当日相談をいたしました件は大体六項目に分れておりまして、只今お手許すへ別紙を以てお示しをいたした通りであります。第一は、けい肺法案及び労働基準法の一部案に関しまして二月上旬より審議を初め、先ず労働省初め参考人等の説明、意見を求めることとする。  第二は、労働情勢一般に関する調査案件として左の諸事項を取上げる。イ、英連邦関係労務者の労働問……

第19回国会 労働委員会 閉会後第2号(1954/07/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の会議に付しまする事件は、労働情勢一般に関する調査のうち、石炭、造船、繊維その他の不況産業を中心とした失業対策一般に関する件、日本国有鉄道における労働問題に関する件、日雇労務者の夏季手当に関する件、議員派遣要求に関する件でございます。  各委員の御都合もおありと思いますので、本日委員会が閉じまする間においてお考え置き頂きたいのでございますが、それは議員派遣のことでございます。お手許に事務当局において一応出向先等について研究をいたしました結果、案を呈示してございます。この案につきまして御検討を頂きまして、後刻決定をいたしたいと存……

第19回国会 労働委員会 第3号(1954/02/09、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  お諾りをいたします。赤松常子君から委員外発言を求められておりますが、許可してよろしうございましようか。
【次の発言】 それではさように取計いをいたします。  本日は広報でお知らせをいたしましたように、前の委員会で表明せられました労働大臣の労働行政一般に対する所信について質疑を行うことになつております。御質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 各論に亘るのは今日午後から又続行しますから、一つ総括論のところでお願いいたします。  それではちよつと労働大臣に今の問題で関連的にお尋ねしたいと思いますが、私簡単にお尋ねいたします……

第19回国会 労働委員会 閉会後第3号(1954/08/05、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開きます。  本日の委員会及び明日の委員会で会議に付するべく予定をしておりまする事件は、公報でお知らせいたしました通りに、労働情勢一般に関する調査といたしまして、デフレ政策の影響と雇用安定に関する件、総合的失業対策に関する件、一般労働問題に関する件の三つでございます。更にけい肺法案、労働基準法の一部を改正する法律案につきましても併せてこれを行いたいと存じます。  で本日は出席大臣の都合等もございまするので、デフレ政策の影響と雇用安定に関する件、総合的失業対策に関する件につきまして、政府当局との関係は明日に譲ることにいたしたいと思いますので、御了承頂き……

第19回国会 労働委員会 第4号(1954/02/11、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の会議に付しまする事件は、公報でお知らせ申上げました通り、労働情勢一般に関する調査、特に労働行桁の基本方針に関する件並びにけい肺法案、労働基準法の一部を改正する法律案でございます。  御了解を得たいのでありますが、政府側の都合によりまして、労働行政の基本方針に関する件は後刻に譲りまして、先ずけい肺法案並びに労働基準法の一部を改正する法律案を議題に供します。  かねて委員会で御承認を願つておりまするところに従いまして、右法案の提案理由の補足説明を聴取することにいたしたいと存じます。

第19回国会 労働委員会 閉会後第4号(1954/08/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の会議に付しまする主なる事件は、労働条件一般に関する調査、昨日に引続きまして、デフレ政策の影響と雇用安定に関する件、総合的失業対策に関する件であります。  今日は通商産業大臣の出席を求めておりましたところ、十一時三十分まで出席を願えることになりました。只今経済安定委員長と打合せをいたしまして、十一時四十五分まで経済安定委員長のほうは了承して頂きましたから、さように御了承願います。ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。  通商産業大臣及び経済審議庁長官としての愛知大臣に一言申上げます。実は七月の七日の委員会に御出席……

第19回国会 労働委員会 第5号(1954/02/16、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の会議に付する事件は、けい肺法案並びに労働基準法の一部を改正する法律案の二件を審査いたしますると共に、労働情勢一般に関する調査、特に労働行政の基本方針に関する件でございます。  法律案の審査は後刻に譲りまして、冒頭に労働情勢一般に関する調査を行いたいと存じます。御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう進めます。ちよつと速記をやめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 寺本君にちよつと申上げますが、実は只今の問題は、私も労働大臣の御答弁は、これはやはり寺本君の今の御意見のように相当重要な問題を含んでおる……

第19回国会 労働委員会 閉会後第5号(1954/09/09、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  議事に入りまする前に九月の六日に理事会を開会いたしましたので、その理事会の申合せにつきまして御報告を申上げたいと思います。  実は八月の二十五日でございましたが、有志議員から只今問題になつておりまする近江絹糸の争議が混沌といたしまして解決の見通しが困難な状態にありますので、その真相を当委員会において調査をいたしまするために、直接争議に関係いたしておりまする近江絹糸の労使並びにこの争議に直接間接に関係をせられた多くの方々がありますので、そういう方々を証人或いは参考人として当委員会に招致をいたしたい。こういうお話があつたわけであります……

第19回国会 労働委員会 第6号(1954/02/18、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の会議に付する事件は、労働情勢の調査に関する件であります。ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を起して下さい。  只今田畑君より委員外発言を許可せられたい旨申入れがございます。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めて委員外発言を許すことにいたします。ちよつと速記をとめて下さい。    午後三時三十八分速記中止
【次の発言】 速記を起して下さい。
【次の発言】 只今衆議院の予算委員長と打合せましたところ、労働大臣並びに農林大臣は四時前後に当委員会に来て頂けることに大体なりました……

第19回国会 労働委員会 閉会後第6号(1954/09/10、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  ちよつと速記をやめて下さい。
【次の発言】 じや速記を始めて下さい。  間もなくこの問題、駐留軍の労務者の問題について関心を持つておられ、特に今度の発言の用意のあることを通告せられておりました吉田委員もお出になることと思いますが、その前に、その後の駐留軍労務者の問題がどういう工合になつておるか、経過についてお話を頂きたいと思います。特にこの前は退職金の問題が保留のままになつておりますから、これに対する経過、見通し等について特に明確にせられたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと今のままで行きますと、駐留軍労務者と話合いがつ……

第19回国会 労働委員会 第7号(1954/02/23、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の議題はけい肺法案及び労働基準法の一部を改正する法律案でございます。  この際、委員の方にお諮りをいたします。先に田畑委員が委員を辞任されましたので、当委員会は理事が一名欠員になつておりましたが、このたび田畑君が再び労働委員になられましたので、成規の手続を省略して、田畑君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めまして田畑君を理事に指名いたします。
【次の発言】 次に、二月一日の委員会会におきまして御承認を頂きました一月二十六日の委員長及び理事打合会の申合せに基きまして、只今……

第19回国会 労働委員会 閉会後第7号(1954/09/11、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。  只今吉田君から駐留軍関係の労働問題について決議案が提出せられております。この決議案について御意見をお述べ願います。
【次の発言】 御異議ないとの声が多数であります。これを決定いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう決定をいたします。  ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 続きまして、只今全国的に炭鉱関係が不況の状態にありますが、わけても中小炭鉱は特に極端な経営状態を示しております。従つて、中小炭鉱に職……

第19回国会 労働委員会 第8号(1954/03/02、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の会議に付しまする事件は労働情勢一般に関する調査でございまして、前の委員会で御承認を頂いておりまするように、本日は職業安定法違反に関係する事件としまして、八幡製鉄現業労働組合副組合長、松永徳夫君に意見を開陳願うことになつております。午前中にこの事件を取扱いまして、午後一時から外務委員会との連合委員会を開会いたします。  それが終りましてから、更に炭労の運搬ストに対する賃金カツトの問題につきまして、参考人を招致いたしまして意見を求めることになつております。過日委員長及び理事の打合会において協議をいたしました結果、労働法学者並びに……

第19回国会 労働委員会 閉会後第8号(1954/10/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日会議に付しまする事件につきましては、公報でお知らせをいたした通りであります。  先ず順序を変更いたしまして、駐留軍労務者の労働問題に関する件を議題にいたしたいと思います。本日は調達庁から山内次長、海老塚労務部長等においでを頂いております。  本件につきましては、私ども労働委員会は、問題が発生いたしまして以来ずつと関心を持つて眺めておりましたし、特に前回の委員会におきましては、この点について、労働委員会としての政府に善処を要望する決議も行なつた次第であります。従いましてこの決議に従いまして政府側においても善処をして頂いておること……

第19回国会 労働委員会 第9号(1954/03/04、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。
【次の発言】 只今吉田君から動議が出されておりますが……。
【次の発言】 ちよつと速記をやめて下さい。   [速記中止〕
【次の発言】 速記を始めて。只今吉田君が提出せられました動議につきましては、御懇談の結果に従いまして、次回の委員会において決定することにいたしたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう決定をいたします。
【次の発言】 これは只今私も議事の扱いに困つているのですが、井上君のおつしやつた唐突論ですね。これは緊急動議ですからね。緊急動議を唐突に出していけないという規則はないし、緊急のときに唐突に出すの……

第19回国会 労働委員会 閉会後第9号(1954/10/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。  最近の情勢によりますと、失業問題は更に重要度を増しているやに見られます。そこで当委員会といたしましては、従来調査を続けて来ました方針に従いまして、更に調査を続行するわけでありますが、本日は一般的な失業情勢とその対策を承りまするほかに、特に労働省から石炭産業、それから造船業等の、不況産業、更に安定法の発動、或いは発動せられようとしておりまする中小企業等の関連におきまして、相当の失業者が出る情勢にありまするから、そういうものに対する対策並びに呉市等が代表的だと思われますが、地域的に……

第19回国会 労働委員会 第10号(1954/03/09、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日公報でお知らせを申上げました通りに、午前中委員長及び理事打合会を開会いたしまして、本委員会の議事の進行について御懇談を頂きましたので、その結果を御報告を申上げます。  先ず第一に、只今当委員会において順序を追つて審議をいたしておりまするけい肺法案の取扱いについてでございます。御承知の通りに当委員会に提案になつておりまするけい肺法案は順次審議を進めて参りましたが、国会の会期等のことを勘案いたしますると、この法案の審議につきまして或る程度の見通しを立てる時期に到来しておるものと委員長は考えたわけでございまして、従いましてこの法律案……

第19回国会 労働委員会 閉会後第10号(1954/10/28、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の議事の予定は、副総理の出席を求めまして、駐留軍労務者の退職金その他の失業対策に関する件及び最近の争議の問題につきまして質疑をいたしたいと考えておりました。ところが、委員長から御報告を申上げるわけでありますが、出席を昨日確約せられました緒方副総理は、本百風邪のために、にわかに出席をいたしかねる。従つて何とぞ了承を願いたいということが、午前九時に委員部当局へ申出があつたのであります。そこで委員部といたしましても、極力時間の制限をいたすことを前提といたしまして、出席を要請すべく打合せをいたしたそうでございますが、何としても風邪のた……

第19回国会 労働委員会 第11号(1954/03/11、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  実は二月の十六日に当委員会におきまして、田村委員からの、質問に答えて小坂労働大臣が言明をせられました石炭鉱業の紛争に関係しまして賃金カットの問題でございます。この点について三月五日の当委員会におきまして吉田法晴委員から動議が提出をせられまして、その要旨を簡単に申上げますと、小坂労働大臣の言明は、未だ法律的な解釈におきましても裁判所において最終的に確定を見ておる解釈でもなく、又当時の状況からしまして労使の紛争に政府が介入するものではないかという意見も一部に強くあるので、この際その言明を取消されたいということで、委員会の決議を以て労働……

第19回国会 労働委員会 閉会後第11号(1954/11/16、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 労働委員会を開会いたします。  ちよつと速記をとめて下さい。    十一時六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。  明日、明後日の両日に亘りまして、ピケ・ラインの正当性の限界に関する小坂労働大臣の声明及び労働省の次官通達につきまして学識経験者、労使の代表及び中央労働委員会の公益側委員を参考人といたしまして招致することにつきましては、只今御懇談を願いましたような事情でございまするので、中央労働委員会関係は後刻理事会に再度諮ることにいしまして、その他の件は御懇談を願いました通り委員長において処理いたしてよろしうございますか。

第19回国会 労働委員会 第12号(1954/03/16、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の委員会に付しまする事件は、けい肺法案並びに労働情勢一般に関する調査でございます。労働情勢一般に関する調査につきましては田畑委員から発言を求められております。又けい肺法案につきましては、本日この法律案の取扱いにつきまして、委員会として一応御意見を同つてから決定をいたしたいと、こういう工合に考えておるわけであります。間もなく中西労政局長が来られますので、暫らくお待ち願いたいと思います。ちよつと速記やめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて。定例の工場視察につきましては明日の予定になつておりましたが、明日の本院の議事の都合によりま……

第19回国会 労働委員会 閉会後第12号(1954/11/17、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日は、労働情勢一般に関する調査を議題といたしまして、労働政策、殊に十月二十六日の小坂労働大臣の談話及び十一月六日の労働次官通達に関連しまして、ピケッティングの正当性の限界について、参考人の方々の御意見を聴取いたしたいと存じます。  参考人の方に一言御挨拶を申上げます。本日は非常に御多忙のところを御出席を頂きまして有難うございました。本件につきましては、当労働委員会においてすでに調査を行なつて来ておるのでございますが、この際、具体的な問題が出されておりまするので、忌憚ない御意見をお聞かせ頂きたいと存じます。なお、御発言の時につきま……

第19回国会 労働委員会 第13号(1954/03/18、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から会議を開きます。速記をとめて。    午後二時十五分速記中止
【次の発言】 速記起して下さい。  本日の会議に付する事件は、労働情勢一般に関する調査といたしまして、日本国有鉄道における労働問題に関する件でございます。九日の当労働委員会におきましては、去る一月二十二日及び二十三日に行われました国鉄労組幹部の処分に関し、公共企業体等労働関係法の運営の立場から、経営者側と労働者側双方から一名乃至二名ずつ参考人として出席を願い、事情を聴取することに決定をいたし、その人選は委員長に一任せられました。よつて委員長の手許において人選の結果、次の通り決定をいたし、本日御出席を願……

第19回国会 労働委員会 閉会後第13号(1954/11/18、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。昨日の委員会に引続きまして、労働情勢一般に関する調査を行いたいと存じます。本日の会議に付しまする事件は、ピケ・ラインの正当性の限界に対しまする小坂労働大臣の談話及び次官通牒につきまして、参考人各位から御意見を求めることでございます。  参考人の方に一言御挨拶申上げます。本日は御多用のところお出で頂いて有難うございました。本委員会が調査をいたしまする趣旨につきましては、かねて御連絡を申上げてありますので御了承頂いていると存じますが、当委員会はピケ・ラインの問題については前からすでに調査を続行いたしておりまして、深い関心を持つておるのであ……

第19回国会 労働委員会 第14号(1954/03/23、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から会議を開きます。  先ず労働情勢の調査に関する件を議題といたします。  最初に阿具根委員から日共白書に関する件につきまして質問の通告がございますので、これを許します。
【次の発言】 それでは続きまして、近江絹糸の労働基準法違反に関する問題につきまして、赤松君から質問の通告がございますのでお願いします。
【次の発言】 後刻出席になるそうでございます。
【次の発言】 それでよろしうございますか。
【次の発言】 これは中西労政局長、それから亀井基準局長、御両氏に関係のあることだと思いますが、近江絹糸の労働基準法の違反の疑いに対する問題はしばしば委員会で取上げられまして……

第19回国会 労働委員会 閉会後第14号(1954/11/26、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の会議に付しまする事件は、労働情勢一般に関する調査でございまして、先ず石炭鉱業における不況対策及び失業対策に関する件を議題にいたしたいと思います。  なおこの議題を終りましてから、引続きまして、労働政策に関する件を議題にいたしたいと考えております。午後は労働大臣、斎藤警察庁長官等の出席を求めております。速記とめて。    午前十時五十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。只今斎藤石炭局長が来られました。斎藤石炭局長にちよつとお伺いいたしますが、当委員会が本日午前中石炭問題について通産大臣の出席を求めて、もう随分前から委員会……

第19回国会 労働委員会 第15号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から会議を開きます。  先刻委員長及び理事打合会を開きまして、当委員会の運営について御協議を頂きました結果を御報告申上げます。  先ず他の委員会との連合委員会の件でございます。当委員会と関係があると思われますところの重要法案は、厚生委員会に付託されておりまする厚生年金法案、更に文部委員会に付託されておりまする義務教育諸学校における教育の政治的中立の確保に関する法律案及び教育公務員特例法の一部を改正する法律案、以上三件でございます。当委員会といたしましては、それぞれ相手方の委員会に連合審査の申込をいたすべきであろう、こういうことに打合会では意見の一致を見た次第でござい……

第19回国会 労働委員会 第16号(1954/04/01、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から会議を開きます。  本日会議に付しまする事件は、労働情勢一般に関する調査及びけい肺法案等でございますが、先ず最初に労働情勢一般に関する調査をいたしたいと存じます。  皇居前広場のメーデー使用に関しまして吉田法晴君から質問の通告がございました。これを許可いたします。
【次の発言】 ちよつと只今の皇居前だからという特別の意味がないとおつしやつておるのですが、先ほどの言葉の中には、皇居前と京都の外苑とは特別な事情があることは御承知の通りだがという御発言がありましたがね、それとの食い違いはどうですか。
【次の発言】 いや、私が聞いておつたその言葉のニユアンスは、皇居前と……

第19回国会 労働委員会 第17号(1954/04/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から会議を開きます。  先ず労働情勢の一般に関する調査を案件といたします。この前労働省から当委員会り要求によつて資料が提出されておりますので、これにつきまして一応説明を願いたいと思います。
【次の発言】 基準局長。
【次の発言】 三藤事務局次長おいでになつております。
【次の発言】 この際お諮りいたします。三月三十日の委員会におきましす。厚生年金保険法案について厚生委員会と連合委員会を開くことを御決定願いましたが、その際にはまだ本法律案が参議院に送付及び付託されておりませんでしたので、本日改めて御決定を願いたいと存じます。  本法案について厚生委員会と連合委員会を開……

第19回国会 労働委員会 第18号(1954/04/20、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から会議を開きます。  ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  去る一月より委員会の決定に基きまして、都内及び近県の工場及び労働官公署等毎月数回に亘つて視察して参りました。すでに視察した個所は、第一回目は千葉労働基準局、千葉労災病院潜水病治療施設、川崎製鉄、千葉製鉄所、第二回目は労働省産業安全研究所、日本光学、第三回目は足立労働基準監督署、鐘紡南千住工場、第四回目は東京都中央公共職業補導所、三菱鉛筆工場、扶桑電球工場第、五回目は大日本ビール目黒工場でございます。  視察の概要は朗読を省略いたしまして、本日の委員会速記録の末尾に付したいと存……

第19回国会 労働委員会 第19号(1954/04/23、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から会議を開きます。  本日の会議に付しまする事件は労働情勢の一般に関する調査でございます。  その前にちよつと御承認を得ておきたい事項がございます。前回の委員会におきまして、本委員会に付託されておりまする請願、陳情に関する問題を審査いたしまするために小委員会を構成することに御決定になりました。各会派から委員の選出をお願い申上げておりましたところ、出揃いましたので、ここで正式にお願いをいたしておきたい、こう考えるわけであります。小委員として御選出を頂きましたのは井上君、田村君、阿具根君、田畑君、寺本君、市川君、大山君の方々でございます。いずれ近日中に小委員会が開かれ……

第19回国会 労働委員会 第20号(1954/05/07、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  先ず請願、陳情に関する小委員会から、その審議の結果を御報告願います。
【次の発言】 ちよつと速記とめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  只今請願陳情に関する小委員長から御報告を受けました通り決定をいたして差支えございませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。  なお、只今決定をいたしましたうちで請願第二百五十号につきましては、別途に本委員会に請願の趣旨に副うべく法律案が議員立法として提案されておりまするので、御決定はございましたけれども、一応本会議に報告することは、これを差控えたいと存じますが、御異議ございませんか。……

第19回国会 労働委員会 第21号(1954/05/11、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開きます。  委員の方にお諮りいたします。先に井上理事が当労働委員会の委員を一時辞任されまして、理事が一名欠員のままになつておりましたが、井上君が再び労働委員になられましたので、井上君を理事に指名をいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり]
【次の発言】 御異議ないものと認めてさよう決定いたします。
【次の発言】 次に、労働情勢一般に関する調査を議題に供します。先ず労働基準法施行規則の一部改正につきまして中央労働基準審議会から労働大臣宛に答申がなされておりまするので、これに対する一応の解明並びに労働省としてとら……

第19回国会 労働委員会 第22号(1954/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の案件は労働情勢一般に関する調査のうち、電気産業における賃金問題についてでございます。この調査は前回の委員会において行う予定でございましたが、都合によつて延期をされたものでございます。御承知のように、昨年の七月の国会におきまして、石炭及び電気産業については、通俗で言われておりますストライキ制限法案が国会で成立をしまして、その成立をする過程における国会での論議でも明らかになつておりますように、労使の紛争の平和的解決ということについては中労委の調停等が十分に尊重されて行く、こういう建前になつておつたかと思うのであります。ところがそ……

第19回国会 労働委員会 第23号(1954/05/18、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から委員会を開会いたします。  本日の会議に付しまする事件のうち、けい肺法案につきましてはこれを後刻に譲りたいと思います。労働行政一般に関する調査を先に行います。ちよつと速記をとめて下さい。  [速記中止〕
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。    午後零時三十八分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。  石炭問題につきましては、只今各委員から政府、労働省に向つて御質疑がありましたが、結局御懇談で話のまとまりましたように、若干の日時をかしまして、労働省においてこ……

第19回国会 労働委員会 第24号(1954/05/20、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開きます。  公報でお知らせいたしました通り、けい肺法案並びに労働情勢一般に関する調査の件を議題といたします。  けい肺法案の審査は後刻に譲りまして、先ず労働情勢一般に関する調査を行いたいと思います。  前委員会において問題となりました石炭産業における労働問題等に関しまして、労働省に資料の提出を求め、且つその対策についての説明を要求いたしておりまするので、先ず労働省側から委員会の要請に基く発言を求めたいと思います。
【次の発言】 四月の件数はわからないわけですか。
【次の発言】 それから一の表と、第二表との数字が違うのは……。

第19回国会 労働委員会 第25号(1954/05/25、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の会議に付しまする事件は、労働情勢一般に関する調査、特に造船業における労働問題に関する件、石炭鉱業における労働問題に関する件でございまして、続いてけい肺法案の審議をいたしたいと思います。ちよつと速記をとめて。    午後零時十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それでは造船業における労働問題に関する調査をいたします。  先ず運輸省並びに労働省側から、かねて労働委員長から求めてありました本問題に関する資料を御提出願つておりまするので、これに基いて一応の御説明を願いたいと思います。

第19回国会 労働委員会 第26号(1954/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  本日の会議に付しまする事件はけい肺法案でございます。実は当委員会の御決定によりまして、けい肺法案について委員会懇談会をしばしば開会いたしたのでありますが、四月の六日と八日の二回に亙つて開きました懇談会の経過につきましてはまだ委員会に御報告を申上げておりませんが、これは後刻委員長から御報告をいたすことにいたしまして、暫時御猶予をお願いいたしたいと存じます。  なお一昨日の委員会の申合せによりまして、けい肺法案及び労働基準法の一部を改正する法律案に対する当労働委員会の最終的な態度をどうきめるかについて話合いを進めたわけであります。そこ……

第19回国会 労働委員会 第27号(1954/05/29、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  委員の方にお諮りをいたします。昨日井上理事が労働委員を辞任されましたので、当委員会の理事が一名欠員になりましたが、井上君が再び労働委員になられましたので、井上君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議ないものと認め、井上君を理事に指名いたします。
【次の発言】 本日の案件は調査事件でございまして、労働情勢一般に関する調査を行います。先ず最初に電産、私鉄の賃金問題に関する件を議題といたします。
【次の発言】 今の婦人報道記者、取材記者の問題ですが、私の聞いてい……

第19回国会 労働委員会 第28号(1954/05/31、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  先ずお諮りを申上げたいことがございます。実はけい肺法案及び労働基準法の一部を改正する法律案につきましては、当労働委員会といたしまして、過日継続審査に付することに御決定を頂きました。そうしてその継続審査に付します理由を、別途に本会議において口頭報告をいたすように併せて御決定を頂いております。口頭報告の内容につきましては、委員長において起草いたし、委員会にお諮りをするように約束をいたしておりまするが、漸く委員長の案ができ上りましたので、一応御報告を申上げて御承認を得たいと、こう存ずるわけでございます。  只今からその案について朗続を申……

第19回国会 労働委員会 第29号(1954/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から労働委員会を開会いたします。  この際、委員の方にお諮りをいたします。  本委員会は労働情勢一般に関する調査を進めて参りましたが、会期も切迫をし、まだ調査を完了するに至りませんので、慣例によりまして未了報告書を提出すると共に、本院規則第五十三条によりまして、本調査の閉会中の継続調査要求書を提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定をいたします。  なお、未了報告書及び要求書の案文等は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さように決定をいたします。  ……

第20回国会 通商産業委員会 第3号(1954/12/06、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 風水害という定義なんですが、殊に北海道で風水害に関連して大火がありましたね。岩内ですか、ああいうような大火の被害に対してはこれは直接適用されるのですか。
【次の発言】 そういたしますと、私実は二、三日前に非常に大火で困つている鳥取市を見て来たのです。鳥取市は御承知のようにあの大火があつてから建築法の非常に厳しい制限を受けまして、そして着工をするのに多額の負債を持つてこのデフレ経済に遭遇したために、鳥取市の目抜き通りの中小業者というものですら非常に経営上難航しているらしいのです。私具体的な数字は持つておりませんですが、そういう場合やはり若干の保護措置を講じないと、国全体としては非常……

第22回国会 商工委員会 第2号(1955/03/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私案は昨日出席をいたしませんでしたので、重復してのお尋ねでありましたならば、適当に御処理願います。  競輪の新らしい施策について、政府の方におきましては、この国会で本格的に審議をする材料を提出するということでありますが、法律案の提出はいにごろに予定せられておりますか。
【次の発言】 そういたしますと、暫定措置の期限は五月末日に一応なっているわけでございますから、そういたしますと、五月末日までにこういう競技法に対する新らしい法律案を全部国会において成立させる、こういう御意思であると考えてよろしゅうございますか。
【次の発言】 われわれは前々からいろんな競技関係の法律につきましては多……

第22回国会 商工委員会 第3号(1955/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 本件に関しましては、質疑を打ち切り、討論を省略いたしまして、直ちに採決に入ることの動議を提出いたします。
【次の発言】 人口推移の問題について少し説明していただけませんか。
【次の発言】 大体日本の人口が一番最高に達するのは何年ぐらいですか。
【次の発言】 そうすると、昭和六十五年というとただいまからちょうど三十五年先ですね。三十五年先に一億六百万人の人口を一応養い得る経済基盤というものを長期計画として立てればいいと、こういうことになるわけですね。
【次の発言】 だから、経済審議庁で計画を立てられるときにやつぱり長期計画としてはこういうところを目標にして毎年の短期計画をだんだんと……

第22回国会 商工委員会 閉会後第4号(1955/11/09、3期、日本社会党)

○栗山良夫君 自動車関係で今藤田委員から質問があった点、私実は非常に関心を持っておる。第一点の役所の自動車を国産車に切りかえたらいいというのは、私は前から言っていたことで、鳩山内閣になってから政策として発表されたので、私は非常に敬意を表していたんです。ところが今のお話のように、大臣の御答弁になったことは、われわれことしの春伺っているんですが、実際伺いたいのは、その実績がどの程度上っているかということになるのです。これを伺いたいと思います。  それで私、実はこの間ある国産車の発表会に行きましたときに、ある役所は、はっきり数字を覚えておりませんが、十何台でありましたか、確かに買い付けがしてありまし……

第22回国会 商工委員会 第5号(1955/05/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 経済審議庁の長官が今お述べになりました長期経済計画の推進というのは、端的に申して、どういうことを目標にしておられるのか。
【次の発言】 そのお考えのベースになります問題なんですが、国民生活の水準と申しますか、あるいは平均国民所得といいますか、そういうものは現状のままを想定せられておるか、あるいはこれに若干の改善を加えようとしておられるのか、その辺はいかがですか。
【次の発言】 今の御計画、並びに国民所得を漸次増加させながら、しかも人口、特に労働人口の増加に対して、完全雇用の政策をとると、こうおっしゃるわけでございますが、これはまあ理想的ではありましょう。ありましょうが、非常に困難……

第22回国会 商工委員会 閉会後第5号(1955/11/10、3期、日本社会党)

○栗山良夫君 議事進行で。私ちょっとおくれて来ましたのでどういうふうになっているかわかりませんが、きょうこの委員会は、参考人にお話を承わって質疑をしてそのあと政府の方に対する質問があるのですが、許されますか。
【次の発言】 そうしますと、私は実は電源開発促進法の基本精神と今行なっておる電力行政との間に非常な矛盾を感ずるので、これはいろいろな問題について。それでそれを尋ねたいと思うので、ほんとうならばこれは政府々々と書いてあるから総理大臣でしょう。総理大臣が出て来られるわけにいかないでしょうから、少くとも石橋大臣なり高碕大臣なりの一つ出席を求めたいと思います。その点一つ御配慮願いたい。

第22回国会 商工委員会 第9号(1955/05/26、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 ただいまお諮りになった参考人のお考えは、私どもよくわからないのであります。どういうお考えであるかよくわからないのであります。ところが大体競輪等の問題については、当委員会の従来からの審議の経過から考えて、競輪は廃止すべきであるという前提に立つ意見と、それから若干批判すべき点を是正して存置すべきである、あるいはもっと極端に、存置すべきである、こういうふうに二つに分れておると思うのです。従って参考人の方もその述べられる意見が片寄ってしまうと、結局本委員会の審議にあまり益しないことになるのではないか、こういう工合に思うのですがね。その参考人の考えられておられる基本的な立場はどんな状態にな……

第22回国会 商工委員会 第10号(1955/05/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 ただいまの河野委員の御質問に私具体的な点を一点加えてお答えを願えればいただきたい。それは、この委員会で、かつて非常な重要問題として取り上げたのは、立川の競輪場を許すか許さぬかという問題、当時この問題につきましては、地元は、競輪場の近くに、児童の目に見える範囲内に学校が数校ある。そこの中心地に置かれては困るので、当時、東京都がもうすでに認めてあった問題について国会でいろいろ審議をいたしました。競輪場の施設について、他の競輪場とは違った若干の保護施設を加えて、あれは当時収拾したはずであります。その後立川にはほかの風紀問題でいろいろ問題がありますが、競輪場そのものの開設によって、当時地……

第22回国会 商工委員会 第11号(1955/05/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 この際通産省に対しまして、計量行政についての基本的な考え方を伺っておきたいと思います。それはかつての度量衡法から発展をしまして、計量法が制定された当時に若干話題になったことがありますが、わが国の度量衡関係の基本法としてはすべてのものをこの計量法一本にまとめる、そういうお考えで進んでおられるのか、あるいはその他特別な便宜措置として、他に同じような法律がただいまありますが、そういうものを将来も残していくというお考えで進まれるのか、この辺の考え方を伺っておきます。
【次の発言】 この問題については、電気測定法の方の直接関係責任者であられる公益事業局長としてはどういうお考えでございますか……

第22回国会 商工委員会 第13号(1955/06/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 この法案が提出の必要性を帯びた基本になるのは、不要不急物資の輸入を制限して、外貨の節約をはかろうというところにあるということが書いてあります。従って、たまたまこういう考え方の一つとしてバナナとバイナップル等が指摘されておるわけですが、この目的のためには、バナナ、パイナップルだけでなくて、さらに広範ないろいろだ商品があろうと思いますが、そういう類似の商品名をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 私がお聞きしているのは法律と関係ないのです。全然国内で生産のできないものと、それから国内で生産が十分できて間に合うのに通商関係上輸入したければならぬと、こういう二色あると思いますが、いずれ……

第22回国会 商工委員会 第15号(1955/06/07、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 今の、一括質問していいのですか。
【次の発言】 私、その質問に入ります前に、アルコール専売の問題についてちょっと伺っておきたいと思います。罰則の強化を目的とした提案であるようでありますが、私はアルコール専売の場合には、その以前にまだ問題があったことを承知しておって、それがどういう工合になったのか不勉強で確かめてみませんので、その点をちょっと伺っておきたい。と申しますのは、アルコール専売について通商産業省の所管事項として行政処理をしておられる間にかつていろいろ問題になったことは御承知だと私は思うのです。それは売りさばき人の問題であろうと思う、売りさばき人を非常に強く締めて、そうして……

第22回国会 商工委員会 第17号(1955/06/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 今、ここに参りますと陳情書が配付されておりまして、全国砂糖協議会会長安部信治というのがあります。この全国砂糖協議会というのは、おそらく砂糖の精製業者の方の団体だろうと思いますが、どういう団体であるか、ちょっとお伺いしたいと思います。  それから第二点は、この陳情書の四項に、今、大臣のおっしゃったことと全然逆のことを書いてある。たとえば「仮に臨時的財源を求めざるを得ぬとしても生活必需品たる砂糖にこれを求めることは不当であり、」ここまではいいが、「強いてこれを強行するときは糖価を高騰に導くこととなり、低物価政策に逆行し、国民大衆の期待に反する結果となる」云々と書いてあるが、もし政府が……

第22回国会 商工委員会 第18号(1955/06/16、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 アルコール興業会社及び酒精産業会社のその後の経過につきましては、この前の私の質問にさらに今日補足せられたわけでありますが、大体通歴省側としての御説明は、ただいま局長のおっしゃった通りだろうと私は思います。ただ問題は、二十九年の七月に裁判上の和解が行われたというのでありますが、この和解の内容というものは、どの程度の内容があったかということが一つの問題だと思う。それから、その和解に基いて、政府として両会社と約束をせられておるわけですが、その約束をせられたことは、だれがその最終責任者として所管をせられたか、また国の財政法から言って、そういうことをやってよろしいかどうか、こういう点が問題……

第22回国会 商工委員会 第19号(1955/06/17、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 今のようなのは、これはシビアな計算が出ておるんですから、こういう委員会で概数的な数字のことですからね、答弁されても私どもそういうふうに言われると議論が出てきてちょっと工合が悪いんですね。だからこれはやはり権威ある数字が出し得るわけですから、従ってそういう質問は資料を整えてから質問されるといいと思うし、御答弁をされるといいと思うんです。そうしませんと、同じ火力発電の炭価といっても、ボイラーの能率によっては、はなはだしく違うのです。炭価の差くらいじゃないのですから、そういうような最近の動き方等も見て、話を進められないというと、私とも聞いておって不可解に存じます。

第22回国会 商工委員会 第21号(1955/06/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 今の法務省の御答弁、私は一番最初の前提条件、前提となった問題点がよく理解ができないので質問をいたしますが、たとえば国の債権というものについては免除は不可能である、こういう前提、私はそうだと思います。ところがその場合に全部不可能だというのではないので、法人の場合は破産になったところは債権の自然消滅があればこれは当然それで停止し得る、従って私はそこのところに根本的な疑義を持っておるから、この間から質問しておる。あなた方そういう考えで和解書をお作りになって国の立場から債権の取り立てをした方がよろしい、それにはどうしたらいいかという立場で裁判所の和解書ができ上っている。それについて説明が……

第22回国会 商工委員会 第22号(1955/06/24、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私ちょっと愚問ですけれどもお伺いしたい。それはこの砂糖の市販されているものの銘柄ですね、これは一体どういうものがあるか伺いたいと思います。それは戦争前、戦争前と申しましても戦争中の統制に入ってからは意味がないので、少くとも支那事変が始まる前の状態における国内に市販されておった砂糖の銘柄、それから今日の市販されているもの、これを一つお知らせいただきたい。
【次の発言】 これを御説明願います。
【次の発言】 そこまででいいです。この糖種別に掲げてありますその内容を私は質問いたしますが、その前に、この単価はどのくらい違いますが、一斤当り黒糖からずっと角砂糖まで。

第22回国会 商工委員会 第23号(1955/06/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 このいただいた資料のうちで、文章で書かれております一から四までの内容に、私は若干疑問がありますけれども、その質問はあとにいたしまして、そこでちょっと伺いますが、会社から申請された計画表というなまのがございますね。このなまのを今局長が説明されたように、融資をつけるためのいろいろな操作ですね。役所でやられた操作、そういうものを全然別途に除外して、会社から出した申請書というものを厳重にチェックして、それでチェックしたあとにおける役所で公正妥当と認められる数字、それの表というものはないわけですか。
【次の発言】 役所の方で作られた調達計画、このテーブルは、先ほどあなたがおっしゃったように……

第22回国会 商工委員会 第27号(1955/07/14、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 この際ちょっと一、二点伺っておきます。取締法の第四条にありまする品質に関する最低の標準ということがございますが、これは一体どんな形式で今できておるのですか。
【次の発言】 そうすると一口に申しますと、たとえば機械物なんかで言った場合には、その機械を構成している規格の日本標準規格とか、こういうものがありますね、そういう規格品が使われているかいないかということを中心にしてこの最低標準というものは作られるわけですか、それとも形式ですね、各品物の形式のようなものを中心にして標準というものは作られるのですか。
【次の発言】 なぜ私がそういう質問を申し上げたかと申しますと、最近の中共等から帰……

第22回国会 商工委員会 第29号(1955/07/21、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 野崎さんと大沢さんにちょっとお尋ねしたい。輸出入組合の問題について、大体日本貿易会としては、通産省から立案に当って相談を受けられましたか。  それから大沢さんは日中貿易をおやりになっていると申しますが、中日貿易会に加盟になっておると思いますが、加盟になっておいでにならなければ別でありますが、加盟になっておるというと、中日貿易会の方は通産当局から立案について御相談を受けられたかどうか、その点をちょっと。
【次の発言】 いや、大体話の筋はわかってきましたが、と申しますのは、ただいま中共貿易のために輸出入組合を作ろうという御説明が同時にありまして、これはおそらく中心的なものであろうと思……

第22回国会 商工委員会 第30号(1955/07/22、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私はこの石油並びに天然ガス関係の開発のこの案件になっておる問題は賛成なんです。賛成なんですがね、やはり基本的な問題で大臣答弁をどうしても必要とする問題がある。これはこの法律に限ったことではありませんが、そのほかの法律でも、内閣がとにかく閣議を経て国会に提出した法律については内閣の所信というものはやはりただす点がどんな小さい法律案でも一、二点必ずある。従って石橋大臣は割合に気やすく国会へ出ておられるわけです。従ってよく手続をとって、法案の提案説明が終りました次の委員会とか、あるいはその次の委員会ぐらいはやはり基本政策をやるわけですから、大臣はちゃんと出て来られるようにしていただかな……

第22回国会 商工委員会 第31号(1955/07/23、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私きのう質問いたしましたが、私の考え方について、大蔵省の先ほどの言明を開いておりますというと、非常に考え方としてはよく似ておるのです。この第二帝石のようなものはこさえなくても、帝石を特殊法人にもう一ぺん組みかえることができないかということを私は強く力説したのですが、まあ株主が承知しないからできない、そこで石橋通産大臣と二、三質疑をかわしたのでありますが、そこで私が一番疑問になる点は、何十年という長い間国家財政の庇護を受けて育ってきた今日の帝石が、一番仕事のうちで厄介な探鉱という仕事を全部開発会社の手に渡してしまうわけです。技術者もそっくり渡してしまう。そうしてみると、まあタイでた……

第22回国会 商工委員会 第32号(1955/07/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私はこの際二、三の点について当局にお尋ねいたしたいと思います。  まず最初に、政府は、化学繊維あるいは合成繊維の育成につきまして、品質表示の関係においてどういうお考えを持っておられるのかということを尋ねたいと思います。と申しますのは、わが国の古い慣習によりまして、何ら、新しい化学繊維あるいは合成繊維の品質等について、綿あるいは羊毛を材料とした織物との特質等を突っ込んで理解することなくして、何となく純綿がよろしい、純毛がよろしい、こういう風潮があると思います。しかしわが国の繊維事情を考えてみまするというと、ほとんど全部綿も羊毛も輸入に仰いでおるわけでありますから、国内消費のために使……

第22回国会 商工委員会 第35号(1955/07/28、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 ただいまの海野君の大臣に対する質問の中で、西ドイツは鋼材を中共に輸出しているというリストをあげて質問になったのだが、通産大臣が答えて、みやで輸出をしたということがあれば別だが、正規にはそういうものはないという御答弁がありました。ところが今政府委員の方においては昨年だが、例外的に輸出をしたということがある、こういう工合に認めます、これは政府委員の答えられた例外的な輸出をしたという事実があったことは通産大臣が答えられたやみ輸出の中に入るのでしょうかどうか、それを明らかにしていただきたい。
【次の発言】 今中共貿易が問題になりますときには、いつでもココムの制限というのがその論議の対象に……

第22回国会 商工委員会 第36号(1955/07/29、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 ちょっと関連してちょうど河野君の御質問の要点に触れる点で質問しておきます。ただいま、私初めから伺っていないのであるいは少しピントがずれているかもしれませんが、第六条の質疑応答を伺っておりますると、政府原案に対て衆議院の修正案とも運用上においては大した大きな開きはないのだ、こういう御説明があったように伺っております。
【次の発言】 四条ですか。四条でもいいです、全体の考え方のことを言っておりますから。……そういうお話がありました。おそらく六条、七条についてもそういうことであろうと思いますが、この私どもが受けておるところでは、原案者の意向と修正者の意向との間には意識的に相当強い懸隔が……

第22回国会 商工委員会 第37号(1955/07/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 ただいま討論の対象になりました重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律案につきまして、社会党を代表して意見を申し述べます。  私どもはこの法律案に反対であります。それで反対でありまする理由を以下申し述べまするが、その前に、こういう法律を作らなければならないようになった日本の産業行政のあり方ということについて二、三申し上げておきたいと思います。  実は本来ならば重油というむのは、非常に、その熱効率から申しましても、あるいは扱いやすい点から申しましても、自由に使わせるべきものだと私は考えます。しかしながらそういう便利なものでありまするがゆえに、どんどん政府も勧奨せられ、……

第22回国会 地方行政委員会 第9号(1955/06/03、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 参考人の方から事情をお聞かせ頂く前に、委員長に一点質問をいたします。きょうの公報を見まするというと、本日案件になっておりまする合併問題の一方の責任者でありまする愛知県知事の出席がないようであります。先ほどの委員長の報告によりますと、用務のために出席ができないといことであります。その用務は一体どういう用務であるか、その用務について委員長は了承を与えたか、この点をお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 公務の内容は大体わかりましたが、結核予防会の大会があるということでありますれば、これは地元の愛知県知事並びに名古屋市長も当然同じような立場において、大会に対して地元の責任者として協……

第24回国会 商工委員会 第40号(1956/05/30、3期、日本社会党)

○栗山良夫君 簡単に、二、三お伺いいたします。第一に下流増のねらっておりますところは、電源開発会社が行う発電所の開発につきまして発生する電力の単価というものを少しでも引き下げたい、こういうのが一つのねらいであると僕は思うのであります。その限りにおいては、その受益の地点がその一部を負担するということは好ましいことだと僕は考えますが、問題はただいまの開発会社が発電単価を下げるということについては、今申しました下流増の問題も一つの考えであるが、もっと重要なことは開発会社の部内におけるところの工事そのものによってどれだけ単価を引き下げていくか、そういう積極的な努力が行われているかどうかというところに私……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 社会労働委員会 第7号(1956/11/28、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ただいま藤田君の質問に対する総理大臣の答弁を拝聴しておりますというと、隔靴掻痒の感がありまして、全然問題の真相に触れておりません。それで私は記憶を呼び起していただく意味においても、また、鳩山総理の人間性からくる率直な所信を聞く意味におきましても、若干三年前の国会における議論その他を中心にして、この重要法案に対する御所信を承わりたい、こう思います。  そこで、まずその前に、途中で話が回転するというと工合が悪うございますから、あらかじめ確認をいたしておきたいのであります。それは、国会における正規の機関において質疑がかわされ、あるいは答弁のせられたことにつきましては、これはやはり党の代……

第25回国会 社会労働委員会 第8号(1956/11/29、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 議事進行ですが、今安井君からお話がありましたが、これは首相として十分答弁できる、していただける範囲内の質問だと考えております。そういう意味で、総理の所信というものを明確に答えていただきたい思います。私の希望です。今の答弁でも皆様おわかりだと思いますが、自分の意思を表明されるときになぜ根拠を示されない、理由を示されない。それでは国会の審議としては非常に片手落ですから、やはり自分の意見を述べられるときには、その理由を明らかにしてそして結論を述べていただく、こういう工合に一つ善処されたいと思います。
【次の発言】 ただいまのすぐ前に、大矢君の質問に対して答えられた鳩山総理の発言は、実に……

第25回国会 社会労働委員会 第11号(1956/12/03、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 社会党の席の方から、賛成という声ありというのですが、それは全然ありません。速記録を見ていただきたい。われわれは三人発言しましたが、私以外の二名が商工との連合審査会をもう一度開いて、そこでお尋ねをしたいという意見でありましたが、僕はそれより少しは間口が広うございまして、もし連合審査会が開かれれば幸いであるし、開かれなければ、社労の正規の委員会で、特に通商産業大臣の出席を求めてお尋ねをいたしたい、そういう機会を委員長においてぜひとも作っていただきたい、こういう善処を要望したのであって、その点は誤解のないように安井君も一つお願いを申し上げます。

第26回国会 大蔵委員会 閉会後第1号(1957/06/28、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょっとお尋ねいたしますが、最近の手形の小渡り状況につきまして、なるべく最近のところまでわかっていれはお知らせを願いたいと思います。
【次の発言】 今の御説明を承わりますと、三月予算を審議しましたときの経済の見通しというものについて、その不渡り手形の発生状況から分析をされているあなたの御意見によりますると、大して大きな情勢の変化というものはなくて済むのだ、この程度のことで二十九年も五月をトップにして漸次減少してきたのだ、そういうような状態に行くのだ、こういう一応の見通しと承わってよろしゅうございますか。
【次の発言】 手形の不渡りの発生状況というものは、経済の動きのある面をきわめ……

第26回国会 大蔵委員会 第4号(1957/02/14、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 非常に小さなことですが、一点お伺いしておきます。それはこの法律案が昭和三十三年の十二月三十一日までの期限延長になっております。こういうことになりました理由はどこにあるのでしょうか。
【次の発言】 まあ他の特別措置の体系の振り合いからも、一応三十三年十二月三十一日までとした、こういうふうにおっしゃったのですが、期限延長の理由は、「住宅建築の現況にかえりみ、」というのがこれが一番大きな理由になっております。そうするとこの「住宅建築の現況にかえりみ、」ということをもう少し具体的に理由づけるならば、ただいま住宅が非常に払底をしておる。その払底をしておる住宅を緊急に建築するために、税の面に……

第26回国会 大蔵委員会 第5号(1957/02/19、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私、今いただいた資料でちょっとお伺いいたしますが、この一番最初から二枚目、二ページにありまする外国食糧ですね。これはずっと既往の買付分も入っておるのですか。
【次の発言】 そうしますと、左側が既往の分で、もうすでに在庫になっておる分で、右側の方がこれから新しく買付をする、そういう工合に解していいわけですね。そうしますと、この既往の分の中にいわゆる黄変米というやつはどのくらい数量が入っておりますか。
【次の発言】 その黄変米の、今特別会計の中で在庫になっておる絶対量はどれくらいありますか。
【次の発言】 これはその処分をする見通しは計画的に立っていますか。それとも立っていませんか。

第26回国会 大蔵委員会 第10号(1957/03/07、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 議事進行。この法律案はいろいろ重要な要素を含んでいると私は思います。従って委員長におかれては、なるべく広い視野で審議ができまするようにお取り計らいを願いたいと思います。これは私の希望を申し上げておきます。  それから第二として、今委員長から資料のお話がございましたから、私からお願いしておきますが、第一にはこの提案理由の説明の中にも「北海道の産業の振興開発に大きな寄与をいたしておるのであります」と書いてあります。もうすでにこれは運用に入っておるわけでありますから、実際にこの公庫の活動状況が北海道の産業の振興開発に大きな寄与をしておるというその実績をぜひ一つ示していただきたい。どうい……

第26回国会 大蔵委員会 第13号(1957/03/15、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はこの問題にきわめて深い関心を持っております。それは、あなた方のせっかく御努力をなさっておる仕事をくさす意味ではございません。くさす意味ではなくて、成功していただきたいから、と同時に、今後の国会にさらにその同じ思想で東北六県にも広めようということになっております。従って、もし言われるがごとく 国費が乱費されておるということであれば、これは東北の問題もやめなければならぬ、ほんとうに有効であるならば押し進めていく、そうして今度東北ができましたら、その次には関東、その次には中部、その次には北陸、その次には関西、その次には中国、その次には四国、その次には九州、その次には沖縄、こういう工……

第26回国会 大蔵委員会 第17号(1957/03/26、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょっと関連質問、ただいまの問題は局長か大臣にもう少し明確にしていただきたいと思うのですが、それは官公立の学校には多額の国費を投入して学生の教育をしている。私学も私学の特色において一生懸命今教育をし、かつ国庫補助を与えるという、そういう法もできているわけですよ。そこまでやっておるにかかわらず、授業料その他のものについて税金を取るなんということは全く自家横着ですよ。従って今の説明員のお話しだけでは私ども納得できないので、なりあるいは大臣からそういう学生の教育、基本的な教育ですよ。それは今の洋裁学校だとかそういう点については別な考えがありますが、少くとも筋道の通った学校教育というもの……

第26回国会 大蔵委員会 第18号(1957/03/27、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 きのうの私の質問に対して、きょうは資料をちょうだいしておりますが、その中で「人格のない社団等の実例」という一番最後のページであります。その実例は、A、B、Cから順次Oまで団体があげてありますが、総収入の金額があげられておるのは、これは一団体ずつですか、数個の団体の合計額なんですか。
【次の発言】 一個の団体……。
【次の発言】 それから、百万円未満は切り捨てたとありますが、百万円未満で照会に対して回答を寄せた件数並びに延べ金額はどれくらいになりますか。
【次の発言】 このNの欄に新聞社というのがありますが、それはどういう形態のものですか。

第26回国会 大蔵委員会 第20号(1957/03/29、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 関連して。今、杉山君から一つの構想を述べられたのですが、私も実はそういう工合に、政府出資に一刻も早く、これがなるようにあなた方に努力をしていただきたいと思います。理由はまあ二、三ありましょう。特に金利の問題が、先ほど木暮委員からもお話しがありましたが、私が痛感しているのは、やはり中小企業が種々な努力をして、そうしてやっと手に入れた金が現実において非常に高金利だということですね。それは高利貸しの金よりは安いにしても、とにかく大企業と比較すれば、開銀の六分五厘の融資を受けていることを思えば倍にも近いところの金を借りている。これはなかなかほんとうの意味の中小企業の振興にはならないと思い……

第26回国会 大蔵委員会 第28号(1957/04/12、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私も天田委員に続いて、いずれ機会を見て、北海道開発あるいは東北開発の問題についてお尋ねをしたいと思います。そこで、ちょっと今後の私の頭をまとめる都合がありますので、お尋ねをしておきますが、政府は、北海道開発法そのものを、最近あなた方が説明されておる趣旨にのっとって、改正をする御意思があられるかどうかということ、一番最初スタートしたときの構想と相当これは違った構想のもとに北海道の開発はやらなければならぬ、こういうことが私は出ていると思うのですが、そういう考えを持っておいでになるかどうか。もしその必要がないということでどんどんおやりになるとすれば、私ども大いにこれは議論しなければなら……

第26回国会 大蔵委員会 第29号(1957/04/16、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 この前資料を出していただきました黄変米の問題について二、三伺いたいと思います。  このちょうだいいたした資料を見ますると、中でいろいろ疑問な点が出てきますが、一番最初に伺いたいととは、黄変米は、食品衛生法上の処理基準が決定されるまでは処理してはいけないということになっておる。そして処理基準につきましては、厚生、農林両省の間で相談をしてきめるのだと、こういうことになっておりますが、この処理基準というものは、ただいまどういうことになっておりますか。
【次の発言】 そうすると、この処理基準というものは、かた苦しいものでなくて、食品衛生調査会の答申に基いて、厚生、農林両省が、この部分につ……

第26回国会 大蔵委員会 第31号(1957/04/19、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 二、三ちょっとお尋ねいたします。第一は、この中央、地方の審議会ですが、審議会の委員のうちで、関係行政機関あるいは地方公共団体の職員、こういう方は別としまして、学識経験者ですね、これを選任される何か基準というものがございますか。
【次の発言】 三十名以内ということに一応なっておりますが、この三十名の定員を完全に充足した場合においては、人員の振り割りはどれくらいになりますか。
【次の発言】 私お尋ねしておりますのは、その中央のたとえば学識経験者が二十三人、政府機関が七人、これは何か基準がきめられておるものがあるのですか、それとも人選を見たところが、こういう振り合いに自然になったという……

第26回国会 大蔵委員会 第32号(1957/04/23、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 関連して。先ほどの長官のお話によりますと、田上次長の文春に載りました論説については、田上次長個人の責任において出されたものであって、あずかり知らぬと、こういうお話でありましたがこの件については、私はこの前、何回前かちょっと覚えておりませんが、当大蔵委員会において、私が直接田上次長に聞いているのであります。そうすると、田上次長は、次長個人の責任において出された、こういうことでありましたから、従って長官の認可を待ているのかという追及をしましたところ、田上次長は長官には了承を得てある、こういう答弁でありました。今の御答弁とはだいぶ食い違うのでありますが、その点を一つ明確にしていただきた……

第26回国会 大蔵委員会 第34号(1957/04/26、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 先ほど、特別措置法の一部改正について、過日私が要望しておいた点についての御回答をいただきました。さっそく関係各機関と話をせられて、そしてしかるべく手配をしていただいたというのでありまして、私は満足いたします。  ただ、問題は、あのときにも私指摘いたしましたが、住民の居住に供与している普通財産としての分類をされているいわゆる建物というものの絶対数量というものが、まだ明確になっていないということは明らかになりました。そこで、おそらく今後特別な関心を国並びに地方公共団体は持って善処をされることと思いますが、なるべく早い機会に、当委員会に、全国一本にして調査結果を報告せられたいと私は思い……

第26回国会 大蔵委員会 第36号(1957/05/13、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ただいま議題になっておりまする輸銀法の一部改正法律案につきまして、実は先般も私は資料をお願いいたしました。ただ具体的な個々の名称をあげる要求でありましたので、私、個人的にお示しをいただいておりますが、それを拝見いたしましても、すでに本法の出資事業で、しかも輸銀の融資対象になったものも相当たくさんございます。おそらく輸銀の融資対象になっていないもので、本法の海外出資になっておるものも、このほかに相当あるのじゃないかと私は認められると思いますが、こういう工合に、わが国の力が産業経済部門を通じて、海外の開発に貢献をしていくということは、いろいろな意味で大へん好ましいことだと思います。 ……

第26回国会 大蔵委員会 第37号(1957/05/14、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私が資料要求をいたしておきましたところ、その一部分のものが提出されておりますので、これについてちょっとお尋ねをしたいと思います。この資料を見て一つ疑問を持ちますのは、たとえば例をとりますと、東京都ならば東京都の中で、この統計にあげられた数量というのは、現在何らかの形で役所の建物の建っておる土地、それを集計せられたものですか。
【次の発言】 わかりました。そうすると、ごく大づかみでいいのですが、こういう調子で調べ上げたときには、実際の住宅地等に提供可能な面積というものは、この表では二十二万六千十坪ですかになっておりますが、これの大よそ何倍くらいになり得るのですか。

第26回国会 大蔵委員会 第39号(1957/05/16、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は政府の本案に対する提案理由の説明の中に、「最近の経済取引の実情に沿わないうらみがあること」、これが一つの大きな理由になっておりますが、それが具体的にどういうことか、よくわからない。従ってこの次にでも少しお尋ねしたいと思っておりますが、そのために資料として、現在の流通通貨の総量について紙幣並びに補助貨幣、硬貨の発行金額、枚数、そういうものを一つ出していただきたい。それからそれと同時に、あなた方、一万円札の計画をお持ちになっておりますが、五千円及び一万円札並びに百円の硬貨、こういう新しい紙幣、硬貨を大蔵省の計画の通りに発行されたときにはどうなるのか、それを一つ。  それから第三と……

第26回国会 大蔵委員会 第40号(1957/05/17、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私、最近の金融財政の問題について全般的なことをお尋ねしたいと思いますが、その前にただいま北海道東北の開発関係のことで御質問がありましたが、これと並んで、今もう具体的に非常に困っておる、おそらく大臣も御承知だろうと思いますが、愛知用水公団のことについて二、三お尋ねしたいと思います。内容的なお尋ねをする前に、大臣としては愛知用水公団をどういう工合に始末されようとしているのか、その原則的なことを一つ伺いたいと思います。御承知のように、愛知用水公団は、もうすでに、ことしの春から工事に着手していなければならない計画であったはずでありますが、それが全然着手のめどがつかない。あそこにおる愛知用……

第26回国会 大蔵委員会 第41号(1957/05/18、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 今の資料要求なんですが、いずれ審査しますと、もっといろいろな資料を頂戴いたしたいと思いまするけれども、もう一つ追加をこの際しておいていただきたいのは、この法人、個人の業種別区分、金額別の一覧表をいただきたいと思うのですが、民間所有者の業種別数量、これは金額の段階別に一つ出していただきたい。そしてその中で、いわゆるこれはどちら――私入ってないのじゃないかと思うのですが、法人、個人別になっておるのだけれども、そのうちで公益法人の分がないようなのだけれども、全然ないのかあるのか、これを一ぺん明らかにしてもらいたい。あるいは社会事業法人とかいろいろなものがあるでしょう、そういうものから接……

第26回国会 予算委員会 閉会後第1号(1957/10/31、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 第五班の視察につきまして御報告を申し上げます。  第五班は、佐藤清一郎、林田正治両委員と私の三名をもちまして、六月の十七日から九日間にわたり、広島、山口、福岡の三県下を視察いたしました。  まず、日程を申し上げますと、六月十七日夜、東京を立ち、十八日の午前中、広島県庁知事室において県当局並びに中国財務局及び広島通産局の各担当係官より、それぞれ県の財政事情及び管内一般経済状況の説明を聞き、午後は広島鉄道監理局におもむいて、管内の輸送状況を聴取したあと、キリンビール工場と東洋工業府中工場を視察し、さらに太田川、元安川改修工事の現地調査をいたしました。次いで十九日は、三菱レーヨン大竹工……

第26回国会 予算委員会 第10号(1957/03/14、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はこの際、総理に、天皇、皇后両陛下の地方へ御旅行になりますることにつきまして、二、三お尋ねを申し上げたいと思います。この問題はもちろん宮内庁でお取り計らいになることも相当あろうと思います。必ずしも内閣としておやりになることだけではないと思いまするが、しかし、政府としての所信もぜひお尋ねいたしておきたい、また、具体的ないろいろの取扱いの問題につきましては宮内庁長官に御質問申し上げたい、こう考えております。私がかようにお尋ねを申し上げますのは、終戦後、両陛下におかれては、しばしば機会をみまして地方へ御旅行になり、そうして、新しい憲法で定められましたところの天皇の御地位にのっとられて……

第26回国会 予算委員会 第11号(1957/03/18、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は委員長にちょっとお尋ねをいたしたいと思います。先ほどの河野前農林大臣の当委員会出席の要求についての経過は委員長が御承知の通りであります。そうして先ほど委員長のお話によりますというと、前河野農林大臣にいろいろと努力をしてみたところが連絡がつかなかった。そういうお話でございます。この問題は振り返って見ますと、去る十四日の当委員会におきまして、委員会のおしまいごろに問題になり、そして私は事が重要でありまするから、従いまして、委員長の御努力をわずらわすことは当然でありまするから、御努力はわずらわします――ところがどうしても前河野農林大臣が御出席になれないということであるならば、成規の……

第26回国会 予算委員会 第13号(1957/03/20、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は時間が十分ありませんので、いろいろなことをお聞きしたいのでありますが、きょうは主として総合エネルギー並びにこれと関連いたしまする電力政策につきまして、お伺いをいたしたいと思うのであります。きょうは電源開発調整審議会の会長である岸総理大臣がお見えになっておりません。また大蔵大臣も今退席をしておられますので、従ってお聞きすることが少し少いと思いまするが、特に通産大臣及び審議庁の長官は、その主たる役割を果しておられるわけでありまするから、この両大臣につきましてお尋ねをいたして参りたいと思います。  まず最初に今度の石橋内閣並びに延長の岸内閣の重要政策の中に、産業政策として隘路産業の……

第26回国会 予算委員会 第16号(1957/03/25、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 関連質問。今の自動車のことですが、私は森委員のお尋ねに対して、まことに同感を禁じ得ないのでありますが、特にこの際関連してお尋ねしておきます。  それは、かつて鳩山内閣ができました早々において、鳩山内閣は、いろいろ国民の気持に触れるような、まあいわば善政の政策を発表せられたことがあります。たとえば役所の寮、官邸等の整理から始まりまして、役所においては輸入車は使わない、国産車を使用する、こういう方針をきめられたことがございます。この方針は、今度の石橋内閣並びに岸内閣も同じように踏襲しておやりになるかどうか、この点を伺いたいと思うのであります。  それから第二点としまして、実はあの閣議……

第26回国会 予算委員会 第18号(1957/03/27、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 先ほどの運輸大臣の御発言中、言葉を返して大へん恐縮でありますが、少し穏当を欠く内容がありましたから、取り消し、あるいは修正をせられたいと思います。ちょうど水田通産大臣もお見えになっておりまするし、公益事業局長もお見えになっておりますから、この点よく実証願えると思います。先ほど運輸大臣の御発言の中に、ただいま問題になっているところには八百戸の水没家屋があるので、これを処理するのには七年とかあるいは十年とかかかる、こういうことをおっしやいました。それは将来のことでありますから、私は何年かかるか、ここで断定をいたしませんが、精力的にやればそんなにかかるはずのものではないと思います。特に……

第26回国会 予算委員会 第19号(1957/03/28、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょっと関連質問。経企長官にお尋ねいたしますが、ただいまのあなたのお答えを聞いておりますというと、なるほど湯山委員が理解されないのは私は当然だと思います。従って重ねて関連で御質問を申し上げたい。今まで申し上げたことおわかりになりますか、よろしいですね。
【次の発言】 今あなたは、経済が拡大すれば雇用量が伸びる、たとえば公共事業のごときと、こういう例をあげられました。公共事業は何とかして失業を救済しようという、そういう目的をもって起されておるわけであります。従って公共事業を起せばそれだけ就労数がふえるということは、これは当然のことだと私は思います。公共事業を起して就労数がふえないと……

第26回国会 予算委員会 第27号(1957/05/10、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 議事進行について。先ほどの労働大臣の発言中にはきわめて不穏当な言葉がありますから、取り消しを願います。理由を申し上げます。先ほど発言の中に、まだ春闘の処分が決定しない以前において総評が処分反対の闘争を企てることは、よき労働慣行を作る上においてプラスにならぬとおっしゃった。もしこれがそのまま真であるとするならば、よき労働慣行は労働組合だけが作るのではありません。労使であり、特に政府は、本会議の岸総理大臣の答弁におきましても、労働組合の健全なる発達、育成に努力すると言われました。非常な責任がありますその労働大臣が、先ほどの話を聞きまするというと、閣僚懇談会において数すらも聞かないと言……

第27回国会 大蔵委員会 第3号(1957/11/11、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、ただいま案件になっておる法案については、いずれ質疑が終って態度をきめることになると思いますが、僕個人は別に反対をしようとは思っていないのです。いないのですが、ただ問題は、先ほど主税局長のお話の中にもありましたように、ことし五月になって急に外貨の情勢が悪くなった。もう全然にっちもさっちもいかない見通しになったので、あわてて考えた優等生の案がこれだ、こういう説明なんですが、問題は、輸出輸入ともこれが国際収支のバランスを回復するという観点に立てば、どちらも慎重にしかも根本的に考えなければならん問題だと思うのですよ。そこで、これはあなたにお伺いするのはちょっと無理かと思いますが、こ……

第27回国会 大蔵委員会 第4号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 同僚議員からだいぶ貿易のことにつきまして熱心な御質問がありましたが、私もおそらく政府も御異存はなかろうと思いますが、もうこの辺で日本の輸出入をあわせて貿易政策というものの基本をもう少し具体的に明確にして、政府も国会も、あるいはこれに関係する業者も生産者も一体になって、貿易の促進、国際収支のバランスをとりながら日本の経済の一意拡張に進んでいく、そういう態勢を私は作るべきときが来ているのではないかと、こう考えます。そこで国際収支のバランスがくずれて、政府としてはだいぶあわてふためかれた傾向がありますが、とにもかくにも熱心に外貨の赤字解消のために、この春以来努力をしておられるわけですか……

第27回国会 予算委員会 第4号(1957/11/11、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は主として産業経済の問題につきまして一、二お尋ねをいたしたいと思いますが、その前に岸総理大臣の政治に取り組まれるところの心がまえと申しますか、政治信念につきまして、まず冒頭にお尋ねをいたしたいと思うのであります。  首相の政治信念につきましては、すでに衆参両院の本会議、あるいは衆議院における予算委員会におきましてわが党の河野密代議士の質問等にも答えられておりまして、一応のお考えは私は了承をいたしております。ただ問題はその首相の言われるところの政治信念というものが、伺っておりまするというと、どうも言葉のあやでありまして、ほんとうの意味の裏づけがないのではないかということについて非……

第27回国会 予算委員会 第5号(1957/11/12、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はただいま議題となりました昭和三十二年度補正予算三件に対しまして、日本社会党を代表いたしまして反対の態度を明らかにいたすものであります。  まず、私は本臨時国会が開かれるに至りました重大意義並びにこれに対する国民の大きな期待というものに対して、政府がきわめて冷淡かつお座なり的な態度に終始していることに強い憤りを感ずるものであります。本臨時国会の開催につきましては、この夏以来、わが党がしばしばその必要性を要望いたしまして、八月に一切の召集手続を終えて、政府に要求してきたものであります。わが党が臨時国会の召集を強く要求したゆえんのものは、言うまでもなく、先の通常国会の閉会から約半歳……

第28回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1958/06/09、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 関連。実は、えらい話の落ちみたいになってしまったが、僕は、先ほどの政府答弁の中で、ちょっと国会側としてはいただけないような言葉があったので、これは言葉じりを取る意味ではありませんが、国会側としては非常に重要視しなきゃならぬ点があるので、これを一つ主税局長と長官にも気持を伺っておきたいと思います。  今、小笠原君が、昨年の十二月以来の大蔵省の努力された経過を一口で表現をして、主税局、長もこれをのまれたわけですから、そういう精神から言えばあるいはそうかもしれぬと思うのですけれども、国会の方の四月やりましたことは、一応大蔵省当局は理論は立ったものと認めておやりになったことであろうと思い……

第28回国会 大蔵委員会 第5号(1958/02/20、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 関連して。
【次の発言】 ただいまの大蔵大臣の輸出振興政策の中で過当競争があるために、相当数量は出ておるんだけれども、ドルの額が望み通りならないということをおっしゃいました。この点はこの前の通常国会だったと思います。が、私は予算委員会の質問の関連として、大蔵委員会であなたと前厄通商産業大臣と御同席を願って、相当基本的に私の所信を述べて、あなたなり前尾通産大臣なりの御意見を伺いました。そして最終的には私の意見に賛成をしていただいたのでありますが、そのときに賛成をしていただいた考え方と、まるで私違うような気がするので重ねて一点お尋ねをしておきたいと思います。で、問題は過当競争が輸出貿……

第28回国会 大蔵委員会 第7号(1958/02/27、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 これに直接関係ありませんが、民間の場合はただいまどういうような整理方法が行われておりますか、特に金融機関などを中心にしまして、それを伺っておきたいと思います。国がやはりこういう一部改正をやられて新しい端数計算方法をとられれば、やはり一つの標準になるのじゃないかと思いますが、それについて民間の方の実情をちょっと伺っておきたいと思います。
【次の発言】 これは要するに何ですか、事務能率の増進を直接の目標としておられるわけですか。
【次の発言】 ただいま金融機関の方の大体実情はお伺いいたしましたが、さらにもう一つ突き進んで、非常に国民の生活に広く行きわたっている金銭授受の事例といたしま……

第28回国会 大蔵委員会 第8号(1958/02/28、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 議事進行。私今大矢議員の質問に答える政務次官の態度というものはけしからんと思います。怒るわけじゃないけれども、大蔵省当局が秘密扱いにしている、事の善悪、よしあしは別ですよ。この委員会であなた方とわれわれとが議論をして今まで大蔵省は秘密扱いにしていたけれども、なるほどこれは無意味なものである、大蔵委員の諸君の意見に従って今後は秘密を解きましょう、こういう謙虚、寛容な態度ならばいいのですけれども、そうじゃない。秘密扱いにしております、従ってこれを絶対に解くことができないので、理由がどうあろうと、意見がどうであろうと、一切耳をかさんという態度なんです。そういう態度ならば、いつまでたった……

第28回国会 大蔵委員会 第9号(1958/03/04、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私、この前の委員会に、ただいま問題になっておる日新製糖株式会社の隠匿所得の資料の提出をお願いしておきました。きょう、ここにいただいておるようでありますので、これに対する説明を聴取したいと思いますが、ただ、この前、私が、ただ単なる隠匿所得の絶対額をお願いしただけではないのであって、こういう隠匿所得がどうして国税庁の目に触れないで隠匿されたか、その方法・それからまた、こういうものがどうして数年後に発見せられたのか、その経過、それから今後の隠匿所得に対する国税庁の態度、そういうものをもう少しこまかく資料として提出を願う予定をしておったのでありますが、出ておりません。従って、これもつけ加……

第28回国会 大蔵委員会 第10号(1958/03/06、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 今の小林委員の資料要求に、私もせっかくの機会ですからもう一つ追加をしたいと思います。それはおそらく終戦後相当これは問題になった点ですから、民間の所有者はそれぞれ大蔵省へ熱心な返還要求の陳情があったことと私は思います。従って大蔵省当局に陳情のあった団体、それからその陳情のあった回数、あるいは年月ですか、そういうようなものがありましたら一覧表を一つ出していただきたい、そういうものが出せるかどうか。たとえばあなたの方から前もっていただきました書類にも、民間所有者の業種別件数ということの一覧表があります。これは日数が全部書いてあります。私が見ただけでもこの中に相当熱心に返還の運動をされた……

第28回国会 大蔵委員会 第12号(1958/03/11、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 議事進行。ちょっと政府の方にお尋ねをいたしますが、いよいよ年度末もだんだん近づいて参りまして、目下参議院においては予算案の審議がたけなわでございます。私の想像と申しますか、予測が間違いなければ三十三年度の予算案は十分今月末か、あるいはおそくとも自然成立をする前に参議院で可決決定に相なることと私は思います。従いまして過日も大大蔵委員長は、大蔵省が提出になっておりまする本委員会付託の法律案については、委員会として責任をもってこれを審査し処理しなければならぬということをおっしゃいました。私もその点については国会議員の一人として何ら異議をはさむものではございません。そこでただいまたくさん……

第28回国会 大蔵委員会 第13号(1958/03/12、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 大臣にお尋ねをいたします前に、ちょうど適当な機会であると思いますので、昨日私が大蔵省に要請をいたしました本委員会に提案の大蔵関係の法律案につきましてその重要度、政界の推移ともにらみ合わせての重要度についての資料を要請いたしましたが、それが出ております。従ってこれは大蔵大臣の最も責任をもっておいでになる問題でありますから、大臣のおいでになるところで説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 そうおっしゃったので申し上げますが、これはほんとうは大臣からお聞きすべきことなんですけれども、特にきのうのことは繰り返して申し上げませんが、相当法案が山積しておって、しかも年度末が迫ってきておって……

第28回国会 大蔵委員会 第18号(1958/03/24、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 この際前の国会に関連したことで、一つ食糧庁の長官にお伺いをしておきたいと思います。  それは、ただいまも説明の中に輸入食糧の問題についてのお話がございましたが、それに関連した黄変米の処分でありますが、昨年の二月十一万七千トンくらいの在庫量があって、この問題に対する農林省としての処分の方法、並びに国庫に与える損失の見込み等についても当時お尋ねをいたしました、資料も出していただきました。そのときに農林省としては私の質問に答えられまして、国になるべく与える損害を軽微にいたすように努力をいたしましょう、こういう約束をしていただいたのでありますが、その後経過はどういう工合になっているか、伺……

第28回国会 大蔵委員会 第22号(1958/03/28、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ただいま案件になりました補助金等の臨時特例等に関する法律の一部を改正する法律案、本案につきましてわれわれは大蔵省事務当局と質疑をかわして参りましたが、これに関連して政府の所信を明らかにされたい点がありますので、官房長官にお尋ねをいたしたいと思います。実は今ここで私が申し上げるまでもなく、国家財政の歳出につきましては、出資あるいは負担金、補助金、助成命、こういう系統のものがいろいろな形におきまして、いろいろの性格を持って相当巨額を占めておりますることは御案内の通りであります。しかもこういう費目の支出でありまするから、ややもすると乱費に流れ、浪費に流れ、その支出の効果を十分に上げない……

第28回国会 大蔵委員会 第23号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 今の問題に関連してお尋ねいたしますが、かりに酒類のマル公をはずした場合は、実際の市販価格というものは、あなた方が今おきめになった価格より上回るようになるとお考えになるのか、あるいはこれと同じ価格でいくか、あるいは値下りをするとお考えになるか、どういう御予想ですか。
【次の発言】 私の申し上げたのは、こういう想定をされるファクターの中に一つ織り込むのが抜けていると思うのです、御答弁の中に……。もしマル公をはずせば完全な自由競争になるのです。そうすると、ただいまのマル公というものは生産原価を一応政府が保証していることになるのです。ところがマル公をはずされれば、生産原価の保証というもの……

第28回国会 大蔵委員会 第24号(1958/03/31、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私この際、大蔵大臣に一点だけお伺いいたします。まず前提としまして、各種税法の規定する範囲内においてということを前提にしてお尋ねいたします。範囲内において全国の納税者の税の捕捉というものは、公平に行われておるかどうか、どういうふうにお考えになりますか、これをまずお伺いしたい。
【次の発言】 そうでなくて、現に大蔵省の徴税行政において、各納税者に対して公平に行われておるかどうか。はっきりお答えがないようですから、もう少し具体的に申しますと、勤労者の納税額というものは、ほとんどこれは税法の定めるところに従って一〇〇%捕捉されているだろうと私は思う。これはおそらく今首を縦にお振りになった……

第28回国会 大蔵委員会 第25号(1958/04/03、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、今、平林委員の質問を伺っていて、国税庁の態度というものに非常に割り切れないものを持つのですがね。この点についてお答えを願いたいと思うのですが、平林委員は、このことを心配されて、もう数日前の委員会から国税庁に調査を依頼しておられたのです。一番最初、平林委員が委員会で正式に国税庁に依頼されたのはいつでしたか、日にちは。
【次の発言】 きょうはもう三日ですね。相当日にちが経っている。その間、先ほどの国税庁なり間税部長の御答弁の中に、移出石数と課税石数とは大した違いがありません、という言葉がありました。そういうこともあったでしょう。それからもう一つは、現地の税務署について調べること……

第28回国会 大蔵委員会 第26号(1958/04/08、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 去年昭和三十二年の二月、これと全く同じ条件のもとにおいて、二月末で締め切って三月の十日以前に概数報告をとられておると思いますが、その概数報告はどうでございましたか。
【次の発言】 そうしますと、去年――まあおそらく役所の行政というものは、長い経験と、そうしてそのときどきの情勢を織り込んで判断されるのでしょうけれども、少くも昭和三十二年の二月のときは概数報告と確定申告とぴたっと合っているじゃありませんか、大体。会っているんでしょうこれは。合っているんですね。
【次の発言】 まあそれは十一万石に対してですから、合っていると言っていいでしょう。

第28回国会 大蔵委員会 第27号(1958/04/10、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はこの際、一萬田大蔵大臣及び河野経済企画庁長官の出席を、本日というわけではありませんが、求めて減税政策についてお尋ねをいたしたいと思います。それは私がここであらためて申し上げるまでもありませんが、私の考えとしては、三月の十二日本委員会に大蔵大臣においでを願いまして、内外の経済の見通しを伺いながら、私の意見としてこの際思い切った減税を断行すべきではないかということを強く主張しながら、大蔵大臣の答弁を求めました。これに対して大蔵大臣は、きわめて消極的な態度をとられ、将来間接税の調整のための作業をいたすことにいたしたいという程度のものでありました。ところがそれからまだ一カ月を出でない……

第28回国会 大蔵委員会 第28号(1958/04/15、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 今のお話の中で組合としては三月分に一八%を加えて申告なさって、そのあとで国税庁から二月分として処理をするようにという通達があったという工合に承わったのでございますがその通りでございますか。
【次の発言】 そうしますと、それは概数報告の意味でございますか、各旬の。
【次の発言】 そこが実は私どもも法令を読んでみても、概数報告というのが全然ないものですから、大蔵省の説明がぴんと理解できないのです。これはおそらくあなた方はしょっちゅうおやりになっておるから、慣習上慣れておいでになるから別に不思議に思われないのじゃないかと思うのですが、こうなんです。要するに法令によって三月の十日を締め切……

第28回国会 大蔵委員会 第32号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はただいま問題になりました案件とは直接関係ありませんが、やはり税に関係することでありますので、一言発言を許されたいと思います。  実は、過日、当委員会におきましては、演劇等を主とした入場税の軽減につきまして、結論を出して法律とすることとなつたわけであります。衆議院の方も同調せられまして、いよいよ実施に入るわけでありますが、そのときに一つ問題が残つております。過日酒税法の中で、酒税の軽減を取り上げましたときには、軽減した税額はそのまま需要者に還元せられるべきである、こういう建前で、当委員会の非常な努力がございまして、衆議院との関連ももちろんございますが、衆議院の方の御努力がありま……

第28回国会 大蔵委員会 第33号(1958/04/24、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 原主税局長にお尋ねいたします。  過日当委員におきまして、酒税の軽減に関する法案を取扱いましたが、この酒税の軽減の問題につきまして、当時衆参両院の態勢としては、減税された分はあげてこれを需要者に還元すべきである、こういう強い主張が一致いたしまして、そして大蔵省当局もこれを認めて全額を需要者に還元をする、こういう行政措置をおとりになることになったわけでありまするが、この経過からしまして、物品税あるいはこれに相当するような税額を減税いたしましたときには、原則としてその減税分はあげて利用者である国民、要するに需要者になりましょう、需要者に還元すべきである、こういう建前が正しい、こう私ど……

第29回国会 大蔵委員会 閉会後第2号(1958/08/01、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 一つだけちょっと……。大体よくわかりましたが、問題はすでに政府もイラクを承認された、手続をとられたわけですが、その背景をなしている思想というものが、アラブ・ナショナリズムというものがここまで進んでくれば、発展こそすれ決して後退せしめられるものではない、こういう一つの認識の上に立っておられると思いますが、そういう意味では、アラブ・ナショナリズムというものは最後の目的を彼らが確立するまで進んでいくと、こう見てよろしいかどうかということが一つ。  それから第二点は、先ほど米英があの地域にある石油利権の確保のために非常に焦慮しているということを言われましたが、そういう工合にアラブ・ナショ……

第29回国会 大蔵委員会 第3号(1958/06/24、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 質問ではありませんが、いずれ直接法案審議のときにお尋ねしたいと思っておりますので、あらかじめ関係先でわかるだけ、あるいは調べることはできるだけ調べておいていただきたいと思うことがありますので申し上げておきます。  それはいずれ日本におきましても宮殿を造営しなければならぬという空気にあるようでありますから、従って外国旅行をして各国の宮殿を調査してこられたのだと思われます。これは直接の目的があっておいでになったと思うのです。そこで日本の皇居を造営する場合の考え方というものを一、二伺いたいと思います。  まず一つは、今度皇太子のお住いを造営するという法案が出ておりますが、ただいまの概況……

第29回国会 大蔵委員会 閉会後第3号(1958/09/25、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 臨時国会も間近に迫っておりますので、国会開会になりましたならば、政府の財政金融政策については、それぞれお尋ねをすることが多かろうと思いますが、きょうは、臨時国会前にぜひ承知をいたしておきたいよらな点二、三につきまして、お尋ねをいたしたいと思っています。  まず第一に、十月に国際通貨基金の会議がニューデリーであるということを伺っておりますが、これは何日から、何日間ぐらい行われるのでございますか。
【次の発言】 との国際通貨基金の会議には、大蔵大臣は御出席になる御予定でございますか、いかがですか。
【次の発言】 昨年は、たしか一萬田大蔵大臣がワシントンにおいでになりました。もっとも、……

第29回国会 大蔵委員会 第4号(1958/06/27、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 今のことに関連しますが、非常に車要なことなのでちょっとお聞きしておきますが、そういう工合に、衆議院の方からきょう午前中に大蔵大臣の出席をせられたいという要請のあったのはいつですか。大蔵省に向ってあったのは。
【次の発言】 おそくっていつですか。
【次の発言】 そのときにですね。大蔵大臣は、けさは参議院の大蔵委員会に出席をしなければならぬことに御本人もおそらく確認をしておられたと思いますが、その場合に、衆議院からの要請にこたえて、大蔵省はとういう返事を衆議院にせられたか、それを伺いたい。七時に出席の要求が衆議院からあったときに、大蔵省としてはどういう返事を衆議院の大蔵委員会にせられ……

第29回国会 大蔵委員会 第5号(1958/07/02、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょっと関連して、大事なことだから、私あとで質問いたすときの問題もありますから確認しておきますが、要すれば補正予算を出すということであって、その裏から読めば、補正予算は大体出さない方針だ、こういう工合に伺ってよろしゅうございますか。
【次の発言】 それはそれなりに伺っておきますが、大体予算の編成権は大蔵省にあるのです、大蔵大臣にあるのです。しかも自民党の川島幹事長がそういうことを言明されるとすれば、これはやはり大蔵大臣と相談の上で行われるべきで、その点は政党政治、政党内閣としてきわめて私どもとして理解しにくいのですね、今のあなたの言葉というものは。ですから、これはいずれ私は佐藤大……

第29回国会 大蔵委員会 第8号(1958/07/05、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は質疑に入る前に、委員長にお願いをいたしておきたいことがあります。それは前回の委員会におきまして、私はことしの秋予定をせられておる臨時国会に自民党が岸内閣をしてどういう工合に対策を講じておられるのか、その点につきまして三木国務大臣と大蔵大臣とにおいで願いまして、ある程度の質疑を経て事情を明らかにしたのであります。そのときの事情は、両大臣の大体言葉をいろいろとつなぎ合せてみまして、私個人としては非常に了承し得ないものがありますが、しかしそれは見解の相違として、政府側はそういうお考えであるということで了承をいたしたのであります。ところがすでに今国会における軍要法案の一つである文教委……

第29回国会 大蔵委員会 第9号(1958/07/07、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はこの際、岸総理大臣に、特別国会が終了いたしました後における政策の遂行並びに国会の運営につきまして、御所見を承わりたいと思うのであります。それは、自由民主党の総裁としての立場及び内閣の首班としての立場、両方からそれぞれお伺いをいたしたいと思うのであります。なぜ私がそういう工合にお願いをするかと申しまするというと、今特別国会におきまして、われわれは当委員会において、いわゆる経済基盤強化法案の審議を熱心に進めて参りました。そして、内閣の方といたしましては、佐藤大蔵大臣、三木国務大臣並びに藤山外務大臣その他から、それぞれの御所信を承わったのであります。しかし、巷間伝えられるところによ……

第29回国会 大蔵委員会 第10号(1958/07/08、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は主として高碕通商産業大臣にまずお尋ねをいたします。それから続いて藤山外相が御出席いただきましたので、二、三お尋ねを申し上げたい、こう思うのであります。  まず第一に、高碕通商産業大臣は官僚出身でございません。ほんとうの産業人でありますので、産業経済政策の考え方、あるいはその構想並びに御発表等も非常に伸び伸びといたしておりまして、私どもといたしましても、日ごろ敬意を表しておるのであります。その高碕通商産業大臣に政治家として内閣にお入りになりました立場から、従来のお考えと岸内閣の通商産業大臣としてのある一つのワクの中にお入りになっておるというわけでありますから、その間の調整をどう……

第30回国会 大蔵委員会 第3号(1958/10/21、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、質疑ではありませんが、専売局に資料をちょっとお願いしたい。それはたばこの方でありますが、ただいま製造たばこの販売について専売局がいろいろな方法で広告をしておられるようであります。従ってその広告を、広告の種類別にして、件数と、それからその金額がどれくらいになっているか、ここ両三年の実績、あるいは予算等をまとめてお知らせをいただきたい、こう思うわけであります。いずれ、資料を御提出になってから、その内容をお尋ねいたしたいと思いますので、お願いいたします。
【次の発言】 私は、本論でありませんが、ただいまの新聞記事の取扱いにつきましては、社会党に属する一員として、ただいまの小笠原君……

第30回国会 大蔵委員会 第4号(1958/10/28、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 それじゃ、時間がないでしょう。
【次の発言】 ただいま、委員長の方から、接収貴金属等の処理に関する法律案についての質疑ということをおっしゃいましたが、私は、前から、臨時国会の冒頭に、大蔵大臣に二、三お尋ねをいたしたいことがありまするので出席の要請をしておったわけですから、この法案に関係のない点に触れるかもしれませんが、御了承願いたいと思います。それから、もちろん、接収貴金属の点について大蔵大臣にお尋ねをいたしたい点がわが党としてありますから、そういう点はもちろん伺いたいと思います。  それから、今、御在席の時間が非常に短かいように伺いましたが、次回には大蔵大臣は御出席願えるかどう……

第30回国会 大蔵委員会 第5号(1958/11/04、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょっと、資料をお願いしておきたいと思います。今国会の冒頭に、大蔵省の方から民間所有者の業種別等件数調というのをいただきました。この業種別のはこのままでけっこうですが、その業種別に持っておる貴金属の種類別の数量ですね、これをお願いしたいと思います。  それから、もう一つ、主として法人の方だろうと思うのですが、業種別のうちで、戦時中に一般国民から供出せられた部分ですね、これは買上営団などの手を経たものもあるだろうと思う。ダイヤモンドとかいろいろなものについて、航空機工場だとかその他のメーカーに、政府が国民に供出を命じた部分を、政府が買い上げて、それを軍需産業関係の工場へ政府が渡した……

第31回国会 商工委員会 第4号(1958/12/20、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、経済企画庁の長官にちょっとこの問題でお尋ねしたいのですが、バナナの問題は、私も前に一ぺん取り上げたことがありますが、問題は、ぬれ手にアワということではないだろうけれども、相当莫大な利益をこの商品を扱うことによって上げ得る。そこにいろいろ問題がこれはかもし出されてきているわけであります。従って、ただいま松尾局長の答弁と、それから冒頭に答弁せられた高碕通産大臣の答弁とでは、国会と行政府とのあり方についてはずいぶん行き違いがあります。あなたは、二回にもわたって請願が採択されて、通産省に送られて、政府に送られているから、それは厳粛に尊重するとおっしゃった。ところが、もうすでに実施の……

第31回国会 商工委員会 第7号(1959/02/10、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 これはまたいずれ機会があったらもう少し掘り下げて伺いたいと思いますが、ただいまの質問の中で、中小企業の体質改善という問題についての大臣のお説というものは、今、中小企業がほんとうに困っている真髄に触れては全然おられないのじゃないかと僕は思うのですが、その点で中小企業そのものが困っておる、その困り方についての認識を一ぺん伺っておきたいと思うのです。それはどういうことかといいますと、今、中小企業の組織化をしなければならぬとか、あるいは団結をしなければならぬとか、そういうことをおっしゃいました。それも確かに一つの方法だと思います。思いますが、組織化をし、団結をし、そして若干の金融措置を講……

第31回国会 商工委員会 第8号(1959/02/11、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 今度の工業所有権法の関系は非常に広範なものでありまして、ただいま政府の方の説明の中にも非常に努力をせられた数々の点を指摘せられた通りだと思います。そこで相当広範な改正でありますので、やはり慎重にわれわれも審議をいたしたい、そういう心組でおるわけであります。従いまして、本改正法案のいろいろな重要な点について、また関係をする事項等について直接大臣の出席を求めて大臣からお尋ねをしなければならぬ部面が相当たくさんあると思います。きょうはまだ審議の第一日でございますしいたしますので、そういう問題に入りまする前の主として通産省当局で本改正案をここまで持ってこられました経過等について、お尋ねを……

第31回国会 商工委員会 第9号(1959/02/17、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 大へん失礼なお尋ねですが、高碕通産大臣は特許庁の役所の中をずっとごらんになったことがございますか。
【次の発言】 そうすると、実際は中をごらんになっていないわけですね。
【次の発言】 私はたまたまこの法案の審議に入りまして、やはりあの特許庁という役所は特許事務を行う一つの作業場でもあるので、見たいと思いまして、この間よく見せてもらいました。いろいろと感ずるところがたくさんありましたが、そのことについてお尋ねをしたいと思うのですが、近いうちにちょっとおひまを見て特許庁の役所の中をごらんいただけるように願えませんか。
【次の発言】 この法案を審議しなければなりませんから、その機会に一……

第31回国会 商工委員会 第10号(1959/02/18、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょっと速記をとめていただけませんか。
【次の発言】 過日私は質問をいたしましたときに、工業所有権制度改正審議会の構成あるいはその運営等について、資料要求をいたしておきましたが、大体出ておるようでありますが、それを簡単でけっこうでございますからちょっと説明を願いたい。  それからその答申の中で付帯意見がついておりましたがこれは特許行政に関する委員会の改善要望のようなものでありますが、それについて特許庁と旧して具体的なこれにこたえる案がなければいけないのではないか、ということを尋ねましたところが、これは大体あるというお話でありまして、その要綱なんかがここに出ておりますから、これにつ……

第31回国会 商工委員会 第11号(1959/02/19、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私も今の島君のお話のように、何か取り上げているテーマは決して悪くないのだけれども、深みのない制度を作るような気がするのですが、従いまして、その疑問がありますので、二、三お尋ねしたいと思います。  大体こういうようなある一つの調査事項を法律できめていくという一つの内閣の方針といいますかね、そういうものが、何かこう作為的かあるいは不作為的か知りませんが、だんだんでき上っているのでしょうが、たとえば、これは憲法調査会なんか性格は違うのでしょうが、あれは一つの単独立法でもって作っているのでしょう。ですから、これは中川政務次官にお尋ねしなければいけませんけれども、今後こういうものをどんどん……

第31回国会 商工委員会 第12号(1959/02/25、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 まず最初に、丹羽先生にちょっとお尋ねいたしたいと思います。丹羽先生の意見を聞かしていただきました中で、一番私として関心を持ちましたのは、要するに、審査をスピード・アップしろということがございました。丹羽先生はこちらの方のいろいろな仕事について学者として御関心をお持ちであります。また、いろいろ実務的なことで今まで御協力をいただいておることはよく承知をしておりますが、そういう点から、どういう工合にしたならば、ただいまの特許庁の組織においてスピード・アップができるか、可能であるかどうかということですね。口では皆がだれでも異論はないわけでありますが、実際にどこにネックがあるか、そのネック……

第31回国会 商工委員会 第13号(1959/02/26、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私、質問ではないですけれども、商標法の中で、連合商標とそれから防護標章とありますね、それの使い分けというのは、商品が類似しているかしていないかということで区分しているわけです。従ってその類似しているとかしていないとかという判断はどういう基準でやっているのか、これを具体的に――たくさん商品があるからむずかしいかもしれませんが、連合商標のワクに入れるものと防護標章に入れるものと大体二、三のサンプルを一ぺん出してもらえませんか、僕はどうも頭が……。先ほど長官の御説明で酒と酢の話があったのですが、酒と酢はどちらも液体だし飲料だし、連合と防護の両方の関係から言えば、どうも類似のようなふうに……

第31回国会 商工委員会 第14号(1959/03/03、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、ただいま案件になっておりまする工場立地の調査等に関する法律案に対しまして、一応賛成をいたしたいと思います。一応という言葉を使いましたのは、わが国の産業振興上マイナスになる法律案ではないと思いまするが、といって、非常に有益な内容を持った法案であるとも考えられないために、そういう意味の表現を用いたのであります。  そこで、あとで若干意見を申し述べたいと思いますが、さらに政府当局が、私がただいま意見として述べました点に深くおもんばかりをされまして、将来一段と工場立地の問題について積極的な施策をせられんことを期待して、付帯決議案を提案いたしたいと思うのであります。同僚委員諸君の御賛……

第31回国会 商工委員会 第17号(1959/03/11、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 この際、私は通産大臣にちょっと御所見を伺いたいと思います。  それはもう相当になりますが、この法案を審議いたしました最初の段階におきまして、通産大臣に、私が、私の所感を述べて、ぜひ一度特許庁を見ていただきたいということを申し上げました。われわれも見まして、現状ではいけないという感じがいたしましたので、責任の衝にあられる大臣に親しく一ぺん見ていただいて感想を伺いたい、こういう心組みであったのであります。実際にすぐごらんをいただいて、その鶴様を伺っておりますが、実際にどういう工合にお感じになりましたか、その点を伺いたいと思う。

第31回国会 商工委員会 第18号(1959/03/12、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょっと政府に伺いますが、特許法案の第七十一条に今度制度が変りまして、解釈を決定するというのか、解釈を下すというのですか、そういうことになっておりますが、ただこれだけでは運用がうまくできないと私は思うのです。従ってこの法案がかりに議決成立いたしましたときには、政府は解釈に関するところの事務上の手続き、それはどういう工合に進められるか、この点を明らかにいたしておきたいと思います。
【次の発言】 私は第四十七条の審査官の資格あるいは百三十六条におきまする審判官の資格つきましては、政令で定めらるべきであるという修正案を提出いたしたいと思っております。で、もし私が今考えておるこの修正案が……

第31回国会 商工委員会 第20号(1959/03/18、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私今伺いました御意見の中で、富永さんにちょっと伺いたいと思います。あなたのお言葉の中に西ドイツでは百ドル、日本では若干値が下りまして現在では二十五ドル程度でできている。その二十五ドルで十分に採算がとれている、こういうことをおっしゃったのであります。この採算のとれようというものは、いろいろ見方があると思いますが、私どものいろんな経験からいたしますと、西ドイツが百ドルで作って、それが世界市場に相当浸透し得るものであるならば、西ドイツと同じ品質をもっておる日本品を、なるべくわれわれの努力で、百ドルの上を越すということは、とうてい商売にならないでしょうが、百ドルに近づけながら輸出をしてい……

第31回国会 商工委員会 第25号(1959/04/01、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 直接関係ありませんが、大臣お見えになっておりますから、ちょっとお尋ねいたしたいと思います。  最近、伺いますと、通商産業省においては、チェック・プライスの制度はやめられるのか、あるいはもう少しせばめられるのかしりませんが、そういう計画をお持ちだということを承知しているのですけれども、事実でしょうか。
【次の発言】 ちょっと、よくわかりませんが……チェック・プライスを、どうされるのですか。ちょっと今、わかりかねたのです。
【次の発言】 その改定というのは、要するにチェック・プライスの制度を廃止するか、あるいは廃止に近いような制度にするのか、そういうような意味も含んでいるわけですか。

第31回国会 商工委員会 第26号(1959/04/07、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は今案件になっておりまする軽機械の輸出の振興に関する法律案につきまして一応賛成をいたしたいと思います。  しかしこの法案にはいろいろ問題がございまして、すでに質疑の過程においても明らかにせられておりますが、これを一言で表現するならば、政府提出の原案に対して衆議院が全会一致で五カ年の時限立法にしたということにつきておると思います。この衆議院において五カ年間の時限法に修正をせられたということが、この法案の持っておる性格を表わし、またその運用について政府に求めておるものを明瞭にしておると思います。そういう意味で、政府は、もしこの法案が可決成立をいたしましたときには、運営に当って万全の……

第31回国会 予算委員会 第6号(1959/03/06、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 委員長。
【次の発言】 議事進行。
【次の発言】 昨日、岸首相の資産の内容を資料として当委員会に提出されたいという矢嶋君の動議は理事会に預けられたことになっております。いずれ理事会におきましては、しかるべき相談があったことと思いますが、その結果はいかようになりましたか、委員長から御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 理事会の空気によって提出しないようになった、そのようにお聞きをいたしましたが、さようでございますか。理事会の空気というのは……。
【次の発言】 まず、私は赤城官房長官にちょっとお尋ねをいたしますが、きのう長官は、この委員会で岸首相に対する身辺の批判が行われまして……

第31回国会 予算委員会 第10号(1959/03/14、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 議事進行。先ほど開会のときに、定員が非常にやかましく言われまして、委員長は克明に委員の数を数えられて開会を宣せられましたが、今、委員の異動報告を聞きますと、そのときに委員でない方が入っておりますが、これはどういうわけですか。

第31回国会 予算委員会 第11号(1959/03/16、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 関連して。
【次の発言】 先ほど矢嶋君の質問に対しまして外務大臣がお答えになりました点で、一言関連してお尋ねをいたしたいと思います。  対中共問題は岸内閣もこういう工合に間違って、なかなか緩和の方向に向わないので、腹の中では非常に困っておられるのじゃないかと思うのです。その点は先ほどの答弁の中にも少しは出ておるように思います。問題は、昨日の周恩来首相との会見においても、岸内閣そのものが激しく非難を受けている。新聞の報ずるところでありますからどこまでが正確であるかわかりませんが、少くとも、過日なくなられました鳩山元総理については、そういう非難の言葉は全然ないのです。従って、岸内閣に……

第31回国会 予算委員会 第12号(1959/03/17、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 日本の安全のためのただいま問題になっておりまする議論は、きわめて重大な内容を持っております。私は、憲法のすみずみをいろいろと解釈をされて、その発言を合理化しようという努力を盛んにしておられる政府並びに政府委員の態度を、きわめて遺徳とするものであります。それで、率直に一口お聞きをいたしたいことは、先ほど来、また今国会における本会満、予算委員会においてもすでに述べられたことでありますが、憲法第九条による日本の自衛の力というものだけでは、日本を守ることが不十分である、今日の自衛隊の力だけでは守ることが不十分であるから米軍の力を借りるのであると、こういうことがしばしば言われたのであります……

第31回国会 予算委員会 第14号(1959/03/19、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 アメリカの軍隊が交戦権を持ってわが国に参っても差しつかえない、こういうことをおっしゃっている。私はこの前の当委員会におきまして、この点について心配でありましたから、はっきりとあなたにお尋ねをいたしたいのです。それは、純粋の自衛のために日本の自衛隊が自衛力を行使するということは第九条に違反をしないということを、あなた方がおっしゃっております。われわれはこれにも異論がありますけれども、一応それはそれといたしました場合に、問題になるのは、原水爆を日本に持ち込んで、そして日本の自衛に当るというようなことはまず考えられない。第三国と米国との間に国際紛争が起きて、そしてわが国を前進基地として……

第31回国会 予算委員会 第15号(1959/03/20、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 なるべくそういうことにいたします。  過日の委員会におきまして、日銀の金地金保有の問題について大蔵大臣にお尋ねをいたしましたが、なお、理解をし得ない点が数点ありまするので、山際日銀総裁もおいでをいただいておりますので、重ねてお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に、過日の委員会で大蔵大臣は、昭和十二年、金の再評価をいたしましたときの金額を八億百万円、地金にいたしまして二百三十二トン、こういう工合におっしゃいました。ところが、私が持っておりまする資料である昭和二十四年度「国民の予算」、一番最初に出ましたものであります。それの中を見ますというと、二百三ページには、昭和十二年末、日……

第31回国会 予算委員会 第18号(1959/03/30、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 議事進行。  私は、われわれの手元に、もうすでに判決理由書のおおよその要旨というものが、手に入っているのでありますが、それを責任ある法務大臣が、まだお知りになっていないということは、まことに奇怪しごくであります。従いまして、岡田委員は、今、判決要旨の説明を求められた、この説明に応ぜられない、法務大臣のただいまの答弁は、まだ勉強ができていない、まだ入手していない、こういうことでありますが、これでは、本委員会が、中心の論題としてやって参りました憲法と行政協定、安保条約の関係が、依然として不明確のままでありまするから、従って当委員会は、法務大臣が判決要旨を手に入れられて、勉強をして、当……

第31回国会 予算委員会 第21号(1959/04/08、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はただいま案件になっておりまする補正予算(第1号)の内容につきまして、大蔵大臣に若干のお尋ねをいたしたいと存じます。  まず最初にこの説明書を拝読いたしますると、国債による払い込みの部分につきましては全然言及されておりません。カッコの中に「国債による払込を除く。」と書かれておるだけであります。そこで、私は今度の出資に当りまして、国際基金並びに世銀に対してどの程度の額の国債を発行されようとしておるのか、また財政法第四条によりますというと、発行国債につきましては、償還計画を国会に提出しなければならぬことになっております。それらの法的な手続はどういうことになっておりますか、この点を伺……


5期(1959/06/02〜)

第32回国会 商工委員会 閉会後第1号(1959/07/04、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、質問ではないかもしれませんが、一応池田大蔵大臣……いや、今のは取り消し。(笑声)
【次の発言】 大蔵大臣のほうが適役だったんだ。(笑声)  通産大臣の所信をちょっとお尋ねしておきたいと思います。問題は、非常にじみなことなんで、実は、この前の通常国会で、多分御承知だと思いますが、特許庁の所管になっております特許関係の法案の全面的な改正が行われたわけです。で、この特許関係法の改正法案の審議をするときに、きのうも科学技術庁の長官の中曽根君がだいぶ力説をせられたのですが、科学技術の振興とか、あるいはまた新規技術の開発とか、そういう立場から特許庁の使命というものは、ますます重きを加え……

第32回国会 商工委員会 第2号(1959/07/03、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 そんなのは理由にならないですよ。
【次の発言】 休憩をして、きのうの理事会の申し合せのように、本会議、予算委員会との進行状態をにらみ合せて、当委員会がさらに再開をしまして、そうして大臣の出席を求めてきょうの議事を終ると、こういうことにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 私は質問ではありません。長官にはいずれ次回の委員会、次回といって明日は別でありますが、次の次の当委員会において、企画庁長官がお述べになったお考えについて、私はある程度こまかくお尋ねをいたしたいと思っております。従いまして実はその点については、この前の通常国会において当時の世耕長官に私は相当詳しく予算委員会等を……

第32回国会 商工委員会 閉会後第2号(1959/08/10、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 先ほど事務局長のお話では、ただいま公取の委員会として、正式に結論を出しかねておる点は、共同行為についてまだ確たる結論が出ていない、こういうことでございます。それが結論の延びておる最大唯一の理由のようにおっしゃったのですが、もう一つ、今度の新聞代の値上げの幅と申しますか、要するに公正妥当な料金であるかどうかということについては、公取委員会としては触れられないわけですか。
【次の発言】 そうしますと、かりにこれが共同行為で、黒であったということになると、新聞料の値上げは認められないことになるわけですね。ところがそうでなかったということになると、これは自動的に認められる、公取としては認……

第32回国会 商工委員会 閉会後第3号(1959/09/30、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は今の委員長の御答弁を聞いておりまして、非常に理解しにくい点が一点ありますので尋ねておきます。それは要するに拘束性の問題ですが、拘束性がなかったとおっしゃいます。しかし拘束性なるものは、一応申し合せをした事実はお認めになっておるわけでありますから、申し合せをした事項について脱落者が出るときに初めて拘束性というものがものを言ってくるわけです。ところがあなたの今の御答弁では、新聞社がお互いに非常に激しい競争をしておるので経営難で上げたい、上げたいのだけれども一社だけ上げたのでは競争に勝てないから、お互いに腹の中では思いながらも上げる時期というものに非常に因っておった。申し合せをして……

第32回国会 商工委員会 閉会後第4号(1959/10/01、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 冒頭に、政府の方から、災害が実際どういう状況であったか、大体概況報告を願わないと質問のしょうがないでしょう。
【次の発言】 私は、経済企画庁長官あるいは通商産業大臣の御所管の仕事と申しますより、岸内閣として今度の十五号台風につきましては災害本部までも設けられた。そうして政府みずから全力をあげて当る、こういうふうに御決定になっておるようでありますから、そういう意気込みの中で通産、経済企画庁の特に所管にしておられる仕事についてどういう工合にお考えになっておるか、これをまず伺っておきたいと思います。でありますから、問題によりましては建設関係あるいは農林関係等々とももちろん関連をする問題……

第32回国会 文教委員会 閉会後第5号(1959/10/10、5期、日本社会党)

○委員外議員(栗山良夫君) ただいま委員長から、議事進行の格好で問題が提起されました名城大学の内紛の問題につきましては、もうすでに相当古い経過を持っておりますので、委員諸君の間では、もうすでに御承知のことかとも存ずるのであります。しかしながら、この紛争は幾たびか紆余曲折を経まして、いわば今日の状態では最終段階の状態に入っております。不幸にして大学の本部のありまする駒方校舎というものの一部分は、ごく最近火災にあいまして、重要部分を焼失いたしました。それからまた、大学の機能はほとんどストップの状態にありまして、六千名に及ぶ学生は十分に学問を研さんすることが不可能という状態にまで追いやられております……

第33回国会 決算委員会 第3号(1959/11/07、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私二点、関連で、防衛庁の長官にお尋ねをいたします。  第一は、もう各省は明年度の通常予算の要求を大蔵省になさっておりますが、防衛庁としては戦闘機を購入するために明年度の予算に要求をせられました機数と金額、これは幾らになっておるか、お答えを願いたい。
【次の発言】 そういたしますると、大蔵省に、機数を確定されて、そうして予算額を要求せられるのはいつになりますか。
【次の発言】 今度新三菱重工に主契約、主注文をなさるということでありますが、先ほども論ぜられましたように新三菱重工はグラマンと技術提携ができておられるわけであります。従って、これを破棄して、ロッキードと新しく技術提携をする……

第33回国会 商工委員会 第2号(1959/11/05、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私一般問題としましてお尋ねしたいのですが、その前に最近の新聞で大臣も御承知願っておるかと思いますが、今日本の領土であって、しかも朝鮮人に占領されておる竹島の問題について、あそこに試掘鉱区の申請をしておる人がいて、事実上朝鮮の占領下にあるので、その仕事ができないにもかかわらず、試掘権者として国家に納入すべき金額についてしばしば督促を受けておる。何かそういうようなことを全部計算すると四億円くらいの損害になるのだということを発表したことを承知しておるのですが、そういう事実があるかどうか、また通産省としては、ああいう異常状態にあるところについてどういう工合に措置されようとしておるのか、こ……

第33回国会 商工委員会 第3号(1959/11/12、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 新しい長官からまあ新しい中小企業対策というものを伺ったわけでありますが、私がずっと伺っておりますと、大へん失礼な言い分だけれども大して新味はないと思います。新味が出ないということはやはり中小企業対策がそれぞれ非常に問題点が多いので、何とかしなければならんというあせりはあるけれども、非常に取り扱い方がむずかしくて新味が出せないのじゃないか、私はそう考えるのですね。そこでやはり役所ですから、問題を取り上げられる場合には工合よく網を張って漏れないように問題点をあげられるのですよ。それはその通りだと思うのですが、今日の中小企業では今述べられたほかにもう一点私は重要な問題点があるような気が……

第33回国会 商工委員会 第4号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 この際、科学技術庁の長官にお伺いをいたしますが、長官は、ただいま非常にやかましくなっている競輪廃止の問題をどういう工合にお考えになるか伺いたい。で、科学技術庁と競輪問題とは、直接関係がないように一応はとられるでしょうけれども、私はちょっと違った意味でお尋ねをするわけです。  というのは、先般来、われわれも、うすうすは自転車振興会等を通じて競輪のいわゆる上がりが通産省の助成金のような格好になって、あらゆる科学技術部面の進歩発展に、工業界だけでなくて寄与しているということは知っておりました。ところが、過日、電子計算機センターを視察いたしましたとき、あのまあいわば世界の技術の一番最先端……

第33回国会 商工委員会 第5号(1959/12/03、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私実はこの前質問をいたしまして、問題が非常に複雑であったものだから、少し質問の要点が御理解願えなかったと思うのでありますが、しかしその後、科学技術庁の方から図面をもって説明をされたので、ある程度わかりました。この図面は各委員に渡っておりますか。この図面について、もう一度正式にちょっと説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そこにあります米国、英国、それから国際原子力機関、カナダ、四つあげてありますが、このうちで国際原子力機関というものは、今どういう構成になっており、そうしてこれらの物質を扱うのにどれほどの力があるのか、この国際原子力機関のことについて、説明を願いたいと思います。

第33回国会 商工委員会 第6号(1959/12/04、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 大分質問が集約してきておるようでありますが、私はこの集約点で、前提として通産大臣に本心を聞きたい。それは近く開かれる審議会においてどういう結論が出る、フリー・トーキングとおっしゃいましたが、まんざら座談会ではないと思います。従って、何らかの報告がなされるでありましょうが、その報告は、もう間違いなく、私は、天地神明に誓って恥じずという言葉がありますが、それくらいの気持ちで申し上げることのできることは、競輪を存置することを前提にして、そして今世論の批判を受けておる弊害を何とかして除こうという、なまぬるい態度で結論らしいものが出るだろうということは、もう想像にかたくありません。そこで、……

第33回国会 商工委員会 第7号(1959/12/10、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょっと大臣に一つ。
【次の発言】 ほかでもありませんが、予算の最後の集約期に入って参ったようでありまするから、そこで私から申し上げるまでもありませんが、三十一国会で特許四法を審議をいたしましたときに、特許庁関係の行政能力を高めるためのいろいろな施策を各方面にわたって実行せられたいという強い当委員会の要請があったのであります。それについて具体的に通産大臣が御努力をしておられることは承知いたしておりますが、実際に今日までの経過がいかがに相なったか、その見通し等について伺いたいと思うのであります。  問題点は人分けにいたしますと、まず第一に、行政能力推進の中心であるあそこの審査会です……

第33回国会 商工委員会 第8号(1959/12/11、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 きのうの続きの問題としましては、通商産業大臣から御答弁のありました特許庁関係の予算の問題でございますが、これについて、通産大臣の御所信の裏づけとなる関係各官庁の態度というものが重要でありますので、まず最初に、特許庁の定員増加の問題について、行政管理庁の方から、三十一国会において、山口長官が当委員会にお約束をいただいたことについて、どのように具体化を進めていただいておるか、お尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 必要であるということは、もう三十一国会で決定をしているわけです。山口管理庁長官がはっきりとその点は述べられているわけです。私念のため速記録をもう一ぺん申しますが、こう……

第33回国会 商工委員会 第9号(1959/12/17、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 お尋ねいたしますが、電源開発の基本計画につきましてですね。過日二十八回の電源開発調整審議会で、従来の五ヵ年計画に若干の補完をせられたようでありますから、その点についてまず最初に伺いたいと思います。その計画書を拝見いたしますというと、需給対照表に三十八年度分までのものがずっと載せられておりますが、その中で私が承知いたしたいのは、火力に使う石炭と重油の量がどの程度になっているかということを承知いたしたいのであります。電源開発基本計画変更案というものの十二ページですね。
【次の発言】 この基本計画の変更のときには、そうすると、エネルギー関係は十分計算されてなかったという意味ですか。ここ……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第2号(1959/10/31、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 農林大臣から先ほど御説明をいただきました被害並びに復旧対策につきまして、直接若干不明確な点を二、三お尋ねいたしたいと思います。  まず第一にお伺いをいたしたいのは、ただいま御説明になりました内容によりまして、本年度の農林省関係の災害の全貌というものが説明をされたごとくに承ったのであります。しかしながら、われわれが現地の事情から類推いたしますると、まだ現に水没をしておる地帯が相当広範囲にあるわけであります。従いまして農林省が今日ただいまの時点において把握されておる被害額、もっと率直に申しますならば、ただいま御報告になりました被害額でもって水没地帯の全貌が完全に把握されているかどうか……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第3号(1959/11/04、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は厚生省の方に資料を一つ二つお願いしたい。その一つは、今年の各台風別の災害について、できれば府県別がよろしいと思いますが、全国各地から寄せられた要するに慰問品と申しますか、あるいは義援金、そういうものがどの程度の数量に相なっているか。また、私ども聞くところによりますと、全国各地から寄せられたあたたかい慰問品等が、現地において組織的に、なかなか完全に利用するように配るということがむずかしくて、担当者が非常に困っておられるということも聞いているのでありますが、その利用がどの程度に工合よく行われているのか、そういう点が統計的にわかりますならば知りたいと思うのであります。それで、その慰……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第4号(1959/11/05、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、今度の災害は、特に中部地方を襲いました災害は、日本の三大工業地帯の一つを襲ったわけでありまするから、その意味では、今後の日本の産業が台風に対してどういう工合に対処していくかという一つの試験問題を提示をせられたものと考えてよろしいと思うのであります。そこで、この十五号台風が工業地帯、産業地帯に与えましたところの大きな教訓を土台にして、今後、日本の産業立地について、どういう構想を持って指導せられるか、この点についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。特に、前の国会におきましては、工場用地造成に関する法案あるいは工業用水の調査に附する法案等もすでに通過いたしております。従って、……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第5号(1959/11/06、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 関連。ただいまのお話を聞いておって、実際にわからない。そのわからないということはどういうことかと申しますと、大蔵省の予算を編成された当事者の腹の中には、洗いざらい財源を出してこの補正予算をこさえたんだ、従って、あとでどういうことが起きようとも、とにかく本年度はこの予算の程度で一つ工事をやってもらいたい、こういう腹があるんじゃないですか。補正予算を組まない、そういうふうに受け取れたことが一つ。この点、あとで答弁願いたい。  もう一つは、前提条件が違うという、狂うという話がありましたが、これも現地の被害報告を土台にして予算を組んだんだとおっしゃる、ところが被害状況は、現に水没しておる……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第6号(1959/11/09、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は最後に大臣のお考えを承りたいと思いますが、その前に局長に、今反のこの災害は一つの特色があるわけですから、その特色についての施策のお考えを承りたいと思うのです。それはいつの災害でも部分的にはもちろんそういうことがございましたが、今度はその範囲が非常に広かろうと私は想像しております。それは農災法の救助法の対象が農家の一戸々々が単位になるのですが、この農家自体が農地あるいは家畜、副業、専業といろいろの業態がありますが、完全に生産手段を失ってしまった、こういう農家が非常に多いということであります。従って農林省といたしましては、そういうような完全に生産手段を失ってしまった、立ち上ること……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第7号(1959/11/10、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私労働大臣にちょっとお尋ねいたします。  実は過日建設大臣がお見えになりましたときに、私はこの集中した災害地へ大工、左官その他の特別技能者を全国的に動員をいたしまして、そうして安定した労賃で浸水地、非浸水地を問わず、また新築、修理とを問わず、一刻も早く各個々の住宅、中小企業の工場等の復興ができるように協力を願いたい、こういうことを要請をいたしました。これについて建設大臣は大体御異議はなかったようでありますが、事は労働省の所管に関することであるから、労働省とよく相談をして善処をしたい、こういう意味の御発言をいただきました。で、問題は、もう十一月も中旬になりますし、正月前を控えており……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第8号(1959/11/11、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私、ちょっと途中から来て聞き漏らしたのですが、全法律案について政令の骨子を十三日までこ全部そろえるわけですか。一括してそろえていただくことができるわけですか。
【次の発言】 私は、その激甚地の指定の問題はもとより一番工要な問題でありますが、そのほかに、各法律案ごとに政令の内容というものは相当複雑なものがありますので、今おっしゃったよろな工合に簡単に取り扱われないようにしていただきたいと思います。法案審議の推進の方法からいえば、私、実はここで調べてもらいまして、各法案ごとに政令の内容になるものは全部書き出してもらったのですけれども、ずいぶん膨大なものです。これは全部個々に性格が違う……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第11号(1959/11/16、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 実はこの委員会は、二十五件の法律案の中に明記されております特別の適用指定区域につきまして政令案を出していただく、これが審議を進める第一の要件であるということが確認をされておるわけであります。従っておそらく大蔵大臣はそれに基いて、当委員会の要望にこたえるために御説明に相なったものと私は了承いたすわけであります。ところが、この委員会が求めた適用地の問題について、ただいま大蔵大臣の御説明で満足し得るかどうかということになるというと、別問題であると思います。その意味で若干お尋ねをしておきたいと思います。  ただいまの御説明によりますというと、公共土木施設の府県工事につきまして、〇・五をこ……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第12号(1959/11/17、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 十三日一ぱいに、政令の要綱あるいは基準あるいは政令案を当委員会に御提出をせられたいという要望については、当時繰り返し繰り返しあなたにお尋ねをして、あなたも責任をもって提出をする、そういう確約をせられたのですね。にもかかわらず、きょうはもう十七日です。四日もおくれて、なおかつ提出の見込みが立たないということは、まことに本委員会といたしましては遺憾に思うのです。そこで、遺憾に思っていただけでは問題は進展いたしませんから、ただいまのあなたの御方針に従って、ただいま事務局の方で法案別に提出を願うべき問題点を整理したものがありますから、それに基づいて個別的にこのものは幾日に出す、このものは……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第13号(1959/11/18、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 議事進行について。  ただいま御説明になりました点は、私伺っておるところによるというと、堆積土砂及び湛水の排除に関する特別措置法案の中にありまする、政令で規定する部分の御説明だと思うのです。ですから、先ほどからも話題になっておりますように、どこまでが政令でどこまでが建設省の解釈なのかさっぱりよくわからないのでよ。何としても早く出してもらいたいという理由はそここにあるわけですね。で、委員長に私お尋ねしたいのですが、きのうの約束では、官房長官はけさまでにリストを作って持ってくるという話になっておったのです。きのうまでに提出しなかった政令案については、それはリストとして提出をするという……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第14号(1959/11/19、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 今の数字はどこに書いてあるのです、説明書の。
【次の発言】 私はこの際農林水産関係全般の問題として、ちょっと抽象的でありますが、伺っておきたいと思います。   それは今度の罹災者、農林水産関係の罹災者の中で、特に注意をしなければならぬのは零細経営者の問題であろうと思います。いわゆる零細農民と一口に言われますが、この零細農民、零細漁業者等について、農林省が、どういう注意を払って救済に乗りしておられるか、この特例法の内容についてももちろん触れていただいてけっこうでありますが、ずっと一覧的に述べていただきたいと思うのであります。説明をしていただきたい。

第33回国会 風水害対策特別委員会 第16号(1959/11/24、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 厚生大臣はもうきょうは来られませんか。
【次の発言】 実は私一点だけ、この前、資料要求をいたしました問題についてですね、資料を出していただきましたから、それについて関連してお尋ねしたいと思います。  私が厚生省にお願いをいたしました資料要求の一つで、風水害によって孤児になった人の援護についてお尋ねをしたいと思います。実際今度の台風でどれくらいの孤児が出ているのか、親あるいはその他の扶養者を失った人がどれだけいるかということを、統計で出してもらいましたところが、愛知県、三重県、岐阜県、名古屋市、山梨県、長野県合わせまして百三十九名になっております。十八才未満のいわゆる孤児が百三十九……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第17号(1959/11/25、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、二、三建設省所管の問題で、今までまだ質疑を終わっていないと思われる点がありますので、これをお尋ねいたしたいと思います。  まず第一は、いつのときでもそうでありますが、今度の上五号台風で特にわれわれが目につきましたのは、実際に海岸堤防あるいは河川堤防が決壊をして、濁水が工場別地あるいは農地、住宅地に浸水いたしました場合に、何をおいても堤防の仮締め切りをするということが第一に優先しなければならぬと思うのでありますが、その仮締め切り工事をあらゆることに優先して指手するということが、実際問題として若干おくれたのじゃないかということを考えるのです。建設省としては、今度の十五号台風で、……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第18号(1959/11/26、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 実はきのう建設省にもお尋ねしたのですが、今度の災害の応急復旧について自衛隊の非常な現地における活動については、私ども実地に見ておりますし、また現地の罹災地の皆さんあるいは関係官庁の諸君も非常な感謝をされているわけです。その点はよろしいわけですが、ただその場合に、自衛隊の出動規定を見てみますると、ただ災害があったときにだけ出かけていくという程度の規定になっておりまして、平素災害対策を中心にしての訓練というものができているのかどうかということについて、若干疑問の点があったわけです。私がお尋ねいたしたいのは、自衛隊法によって自衛隊は災実等があったときにはしかるべく命令系統によって出動す……

第33回国会 風水害対策特別委員会 第19号(1959/11/27、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 建設、農林……。
【次の発言】 議事進行。私全部関連している質問なものですから、各大臣まことに恐縮ですけれども、至急にそろっていただきたい。
【次の発言】 今次災害、三十四年度の災害におきまして、公共災害の被害額と個人災害の被害額とはどれほどになっておりまするか。まず伺いたいと思います。
【次の発言】 私は今のように答弁を願うというと、ここで全部そろばんを入れなければならないことになるのですが、内閣全体として、総計どういうことになっているのですか、締めてどうなっているか、こういう工合に御答弁を願いたい。
【次の発言】 総理大臣に伺いますが、総理大臣たる重責にあられる方は、本年度の……

第33回国会 文教委員会 第2号(1959/11/05、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 問題が簡単なようで複雑でありますので、ただいまの文部省の名城大学に対する経過報告について、いろいろな角度からお尋ねいたしたいと思いますが、その前に、私はきょう、実は臨時に文教委員にしていただいたのであります。なぜ、この問題を取り上げたかについての立場上のことを同僚の委員の皆さんに御了解を得ておきたいと思います。  実は、ここに列席されておる大谷同僚委員とともに、名古屋の昭和区に三人とも住んでおります。そうして、名城大学の所在地が昭和区であります。この長期にわたって、まことに何と申しますか、大学経営上というか、大学教育上、社会問題まで起こしておりまする非常に苦々しい問題の中心に住ん……

第34回国会 社会労働委員会 第21号(1960/03/31、5期、日本社会党)

○委員外議員(栗山良夫君) 委員外の発言をお許しをいただきまして感謝申し上げます。  実は、きょう精神薄弱者の福祉法案を御審議になるということを伺いましたので、私はかねがねその問題につきまして、ごく限られた部面ではあるかもしれませんが、社会的に非常に重要ではないかと考えられる問題がありまするので、でき得れば本法案の中にもう少し明確化していただきたいという希望を持っておるのでありますが、もしそれが不可能でありまする場合には、私の意見を述べて、なるべく近い機会に政府として善処せられたいという意見を申し上げたいと思うのであります。  実は、今度の法案を拝見いたしますると、法律の目的第一条に書かれてお……

第34回国会 商工委員会 第3号(1960/02/10、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 ただいま通商産業政策の重点について伺ったのでありますが、その中で実は昨年末臨時国会におきまして、特にわが党の岡委員等から強い発言のありました自転車の競技に関する問題につきまして、何ら御発言がなかったわけであります。ところがそれがないのが、あるいはあたりまえかもしれないと私は思っておりました、臨時国会のときの御議論によりますと、自民党の党内においても、まだこの問題をどうするかという結論は出ていない。通商産業省としても審議会等に諮問をし、その結果を待って態度をきめたいということでありました。従って、当委員会は審議会の経過を十分に承知いたしたいので、速記録等も提出せられたい、よろしいと……

第34回国会 商工委員会 第4号(1960/02/11、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 きのう伺いました科学技術庁の基本的な施策ですね、この内容について一、二お伺いいたしたいと思います。  第一には、一番おしまいの方に書かれておりますところの原子力関係のうち、原子力の災害補償制度を確立するということが書かれておりますが、これの構想と、そして法的措置をするとするならば、いつ国会に提出される予定になっておるか、そういう点についてお伺いいたします。
【次の発言】 その内容は、まだここでお話しを願う段階にはいっておりませんか、構想につきましては。
【次の発言】 この問題は、法体系の上からいいましても、非常に重要な内容を持って、いると思います。それから、直接この種の災害が、原……

第34回国会 商工委員会 第6号(1960/02/17、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 通商局長ですか、企業局長ですか、資料を一つちょっとお願いしたいと思うのですが、できるかどうかお尋ねをいたしたいと思います。それはただいま御説明をいただきました印刷物に、保護政策に伴う非経済性というのが一番冒頭に書いてあります。それで(註)に「価格構造のひずみ」というのがあります。従いまして、われわれは、これを非常に、日本の価格体系というのは果して適切なものであるかどうかということに疑問を持っているので、こういう指摘を受けたことは、まあ大へん通産省においても関心があられるということでけっこうだと思います。思いますが、実際に具体的にどうなっているかということがよくわからないわけです。……

第34回国会 商工委員会 第7号(1960/02/18、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 大臣にお尋ねする前に、松尾局長にきのう伺った中で、ちょっと補足的にお尋ねいたしたいと思います。それは、七ページのところで、「消費財の輸入制限緩和」という(2)という項がありますが、ここで、従来事実上輸入を禁止をしていた消費財について、今度禁止解除を公告したところが、八千件、六千三百万ドル申請があったと、こういうお話を承りましたが、その六千三百万ドルの内容ですね、おもなる項目別に、どういうものがどれくらいというふうにわかりますか。たとえば農林水産関係で幾らとか、そういうような分け方でけっこうです。
【次の発言】 わかりました。  それじゃ、大臣に二、三お尋ねをいたします。  私は、……

第34回国会 商工委員会 第8号(1960/02/23、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 ただいま中小企業信用保険公庫法の一部を改正する法律案が条件になりましたが、私は、政府としても、真剣に考えていらっしゃるようでありますから、今度の通常国会を通じて中小企業の振興のためにいろいろな施策をなそうとしておいでになりますから、どういうことを一体おやりになろうとしているか、それの一応の概観を承りたいと思います。
【次の発言】 中小企業関係として、この国会に提出を予定されておる法律はどういうものがあるのですか。
【次の発言】 大体実は昨年末の臨時国会のときにも二、三意見を述べておきまして、企業庁からも資料をそれぞれいただいておりまして、若干拝見はしておりますが、それと今度の通常……

第34回国会 商工委員会 第9号(1960/02/24、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 ただいま経団連の御意見を伺ったわけでありますが、主として貿易に関する点について言及をされましたが、為替の自由化でありますとか、あるいは資本の取引等につきまして、もし御意見を伺うことができますれば、しあわせと思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 先ほどのお言葉の中にあなたが米国におきましていろいろ要談された中に、日本経済の著しい成長を認めて、もはや日本は世界銀行等からの融資を必要としないのじゃないか、こういう意味の発言があったというお話でありますが、現実にわれわれが今自由化の問題をとり上げておりますときには、アメリカの資本が、形はいろいろありましょうが、日本へ非常に進出……

第34回国会 商工委員会 第11号(1960/03/02、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 大体ただいま提案になっている法律案は、中小企業に対して信用度を高めていこうという方針でありますから、わが党ももちろん賛成をしているわけでございますが、ただ一つこの点で伺っておきたいことは、こういう計画というものは、大体従来の流れをずっと追っているわけです。そうして従来のシステムを増強しながら、中小企業者の要望にこたえていくと、こういうことでありますが、ここで今考えなければならぬことは、貿易の自由化という新らしい問題が起きて来たわけです。  そこで貿易の自由化につきまして、中小企業の立場からどう分析をし、どういう対策を講ずるかということは、まだ政府の方もはっきりしておりませんし、当……

第34回国会 商工委員会 第12号(1960/03/08、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私、内容につきましては、次回にいたしたいと思いますが、形式の点で一点伺っておきたいと思います。それはどういうことかよくわかりませんが、改正法律案のかなの使い方ですけれども、主文の各条は、全部かたかなを使って、付則はひらがなになっているんですね。これは一体どういうわけですか。これは何とか統一をして、ひらがなでも━━ひらがなの方が最近流行しているようですから、そういうことにしたらいかがですか。昔の法律の一部改正だからひらがなにできないと言われるならば、今度の改正で、弁理士法については、かたかなを全部ひらがなに変えるのだということを、付則かどこかに一条入れて置けばそれで全部変わってしま……

第34回国会 商工委員会 第13号(1960/03/10、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 まだ、細部にわたってお尋ねをいたしたい点がたくさんあるのですが、この点は、いずれ長官にもお尋ねをすることにいたしまして、弁理士法に対する考え方について、大臣から一言伺っておきたいと思います。  それは過日、大臣がその一部改正法案の提案説明をなさいましたときに、現行の弁理士制度というものについては、根本的な検討を要する点がある、こういうことを述べられておるのでありますが、このことは、われわれも全く同感であります。昨年度の通常国会におきまして、特許四法が根本的に新法として制定を見ましたのも、実は時代の進運に即応し得るような体制を工業所有権の上に設けようという趣旨であったので、われわれ……

第34回国会 商工委員会 第14号(1960/03/15、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私、日本原子力研究所法の一部改正の法案の内容につきまして一、二お尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に、長官にお尋ねしたいのでありますが、今回五名の理事では業務が円滑に運営できないので、一名増員をするという御提案でございますが、これはどういう計画と申しますか、計算と申しますか、のもとに御決定になった次第でございますか。将来ずっと一名を増員して六名ならばやっていかれるのであるか、そういう原研の業務の現状並びに将来と照らし合わせて何かそのよりどころがあって計画を持っておいでになると思うのでありますが、これはいかがなものでございますか。

第34回国会 商工委員会 第15号(1960/03/17、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 このアジア経済研究所の研究の対象にせられている地域は今の御説明によりますと、アジア地域等というので相当広い意味に解釈をせられているようでありますが、その内容をもう少し詳しく伺いたいと思います。特にアジア地域というのは一体、安全保障条約ではないわけですけれども、アジア地域というのは体何か、それから等というのは一体、アジア地域が主であって、等というものはアジア地域よりさらに狭いものだという工合に、常識的にはプラス・アルファですから、小さく考えるものですから、どの程度のものであるか、その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 要するに、私がどうしてそういう愚問を発したかと申しますという……

第34回国会 商工委員会 第16号(1960/03/22、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 前回の委員会におきまして、アジア経済研究所法案の御説明を政府側から伺いました点について、まだ資料的にも、説明の内容におきましても、不足する部分について私は指摘をいたしておきましたが、ただいま資料が提出されているようでありますから、これについてごく要点を重ねて御説明願います。
【次の発言】 少し細部にわたりまして、いろいろ伺いたい点が出て参りましたが、まず最初にきょういただきました事業計画、資金計画、収支予算ですか、この点について伺っておきたい。この委託研究なんですが、この委託研究をする相手の研究所というのは、この財団の調査協議会ですか、そこできめられるわけですか、どこのどういう民……

第34回国会 商工委員会 第17号(1960/03/29、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、前回の質問で一点だけ、ちょっと漏らしていた点があるので伺います。  本法案によりますと、このたび政府から一億円、民間からの出資金が二千万円ありまして、そしてその資金が出されました資料によりますと、資金計画に載っております資金計画の収入としては三億一千九百五十八万円、支出も同じようになっております。ところが、収支予算を見まするというと、この資金計画の中で、政府の出資金と民間の出資金、これが主であろうところの利息が、一体どこへいくのか、それが明確になっておりませんが、これは、どういうふうになっていますか。
【次の発言】 これは、勘定整理のことなのですが、政府から一億円出資をする……

第34回国会 商工委員会 第18号(1960/03/31、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま案件になっておりまするアジア経済研究所法案に賛成をいたします。  ただ、本法案は審議の過程におきまして、政府と委員との間の質疑応答において十分当委員会の意向を政府も御了知を願ったことと思いまするが、既存の財団法人組織を解散いたしまして、そうして特殊法人組織に看板がえをするという、そういう形式的なことについて賛成をいたすのではないのでありまして、あくまでも本法案の提案の趣旨に沿うべき内容的なものがあるということにおいて賛成をいたしたのでありますから、さように政府においても、本法の運用につきましては、十分な留意をせられたいと思うのであります。……

第34回国会 商工委員会 第19号(1960/04/05、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 ただいま提案説明のありました石油及び可然性天然ガス資源開発法の一部改正につきまして、ごくありふれたことでありましょうが、二、三お尋ねいたしたいと思います。ただいまの御説明の中で、被補助租鉱権者の納付金、これをそもそも最初法律をこしらえるときに見落としていたのではないかというお話がありましたが、それを裏から申せば、現に今まで法を施行してきて、この租鉱権者ですね、納付の義務を課さなければならぬ租鉱権者というのは、実際上あったと見なければならぬと思いますが、それはどういうことになっておりますか。
【次の発言】 それはもうすでに相当前に開発が済んでいるものですか。

第34回国会 商工委員会 第20号(1960/04/07、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 ただいまちようだいをしました資料を拝見いたしておりますと、石油精製から発生するガス量、それから天然ガス、地下資源ガスの消費別内訳が示されております。それによりますと、天然ガスに換算してプロパンガスの方、石油精製から出るガスの方は六億三千六百万立米、天然ガスの方が三億六千八百万立米、三十三年の実績になっておりますが、これは三十四年、三十五年、それから今後数年間はどういうような動きを示すことになりますか。おわかりになっておりますか。
【次の発言】 いや、私がお尋ねしておるのはLPGの方が三十三年度の実績におきましても六億三千六百万立米であるわけですね。この上の表を見ますというと、カロ……

第34回国会 商工委員会 第21号(1960/04/12、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 本法案には直接関係はありませんが、アイソトープの開発が進み、そしてその利用も各種、各方面にかなりの発展をしております関係から、二、三その点に触れてお尋ねをいたしたいと思います。  最初にお伺いいたしますのは、アイソトープと申しましてもいろいろと種類がたくさんあるのでありますが、現在国内で、輸入を含めてけつこうでありますが、実用に供されておるアイソトープというものはどういうものがあるか、その種類をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 輸入元素でおよそ四種類ばかりのものが実用に供されておるやにお聞きいたしますが、これの主たる用途はどういうところにありますか。ただいま資料といたしまし……

第34回国会 商工委員会 第22号(1960/04/14、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 今説明を伺いましたので、いずれお尋ねをいたすことになると思いますが、ただ資料を一つお願いしたいと思うのです。  それは石炭鉱業合理化とか、あるいは非能率炭鉱だとか、いろいろなことをおっしゃるのですが、現在各石炭鉱山の実態というものがわからないわけです、われわれは全然資料を持っておりませんから。だから全国の各石炭鉱山別に炭層の状況、それから月の出炭量、炭質、それから従事人員、一人当りの月出炭量、これが出るわけですから、それ、それから生産原価、現在の近代化設備の概況、それから将来の体質改進の構想、そういったようなものを一つわれわれ専門外の者でも理解できるような内容にして資料として提出……

第34回国会 商工委員会 第23号(1960/04/19、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 ただいま案件になっておりまする重油ボイラーの設置制限に関する法案でありまするが、この法案の規定しておりますことは、きわめて簡単なことでありまして、よくわかるわけでありますが、問題はこういう法律案を必要とする背景と申しますか、石炭業の実態についてはきわめて重要なものがあると思います。もちろん政府部内におかれましても、そういう認識がおありで、政府はそれに対しての対策を立てて別に石炭合理化臨時措置法案が出ておりまするから、いずれその法案を審議いたしまするときに詳細にわたって政府の企図しておられるところを伺いたいと私どもは考えております。ただこの際二、三本件に関連して伺っておきたいことは……

第34回国会 商工委員会 第25号(1960/04/26、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 まず最初に電気事業連合会の中川哲郎君にお尋ねをいたしたいと思いますが、先ほどの話では電気事業の火力用炭の需要というものは非常な将来伸びがある。三十八年度には、もちろん重油も入れてでありますが、二千七百万トン、四十三年度には四千万トン、こういう工合に伸びる、こうおっしゃったのでありますが、その場合に、先ほど参考人の御意見の中にも石炭の需給関係が非常に需要が不安定である、であるからしていろいろ操作がしにくいというお話がございましたが、ただいまの電力用炭は昔のような補給火力の性格からだんだん脱皮しましてベース・ロードにする、今後水力開発も、水力の開発の方がかえつて補給的な性格を持ってい……

第34回国会 商工委員会 第27号(1960/04/28、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 あとで会議所の方の御意見を伺うとしても、稲川、太田両参考人に、お触れにならなかった点で御意見を一つ伺いたいと思います。それは、御承知のように、今度できまする町村を中心とした商工会は別としましても、現在ある既存の商工会議所でも、これは千差万別であります。たとえば、中小企業、零細企業が過半数を占めておるであろうと思われる――東京、大阪、名古屋、福岡等の大商工会議所でもですね、そういうものと、地方の二流、三流の市にありまする商工会議所とは、おのずから行なう仕事の量なり質なりが違うと思います。極端な言い方をすれば、二流、三流市の商工会議所は、東京、大阪等と比較すれば、その商工会議所自体が……

第34回国会 商工委員会 第28号(1960/05/10、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 過日御説明をいただきましたのは、現在の任意団体である商工会というものがおよそ二千六百、そのうちで法人格を持っているものが四・二%ぐらいある、こういうお話に承りましたが、その法人格を与えた根拠法になっているのはどういうものがありますか。
【次の発言】 そうすると、ただいまの法人は民法の保護を受けて登記を完了しておるものと思いますが、そういうものにまで本法案によるというと第五条をもって商工会という名称の使用禁止をいたすことになっておりますが、そういうことがただいまの日本の憲法なり、あるいはその他の法律上可能なことでしょうか。

第34回国会 商工委員会 第29号(1960/05/11、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 長官に伺いますが、ただいまのこの商工関係の名称使用独占の規定のある法律の中で、たとえば商工会議所法のように、名称の使用独占は規定しておるが、しかし特別の措置をただし書きで書いてありますが、そういうものは幾つありますか。そういうものはありますか、ありませんか。
【次の発言】 それから重ねて伺いますが、この名称使用独占の規定を設けた法律が施行済みになってから、同じ名前を法施行以前に使っていたものについて取り消しをするのに経過期間を定めて強制をしておるわけでありますが、この説明を見まするというと、経過期間を定めたものはずいぶんたくさんありまするから、従って取り消しを強要したものがたくさ……

第34回国会 商工委員会 第30号(1960/05/12、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょっと最後に。ただいま商工会議所の機能の問題、商工業者の指導育成という観点から、機能の問題で御質疑がありましたが、将来の問題は別といたしまして、この商工会法が直ちに公布実施になりまする場合に、ただいまの商エ会議所のスタッフあるいはその事務機構、そういうものについて商工会議所の自主的な判断に基づく準処だけにまかせておいていいのか、あるいは国会で御答弁がありましたように、中小企業、小規模事業者のために通産省として商工会議所のあり方について積外的な行政指導をなさる御用意があるか、この点をちょっとお聞きをしておきたいと思います。なぜそういうことを申し上げるかと申しますると、商工会議所の……

第34回国会 商工委員会 第31号(1960/05/17、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 国会の会期もだいぶ追って参りましたので、この際、第一点といたしましては、通商産業省が今まで国会に提案を予告せられておりました法案、すでに可決になったものもございますし、目下審議中のものもございます。あるいはまた未提出のものもあるわけであります。そのうちで特に今まで予定を、当委員会にお知らせ願った以外のもので、国会に提出を予定されておる法案はどういうものがございますか。これをまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 新聞等の報道によりますと、電源開発促進法を自民党の議員提案として提出をするというようなことが書かれておりますが、このことにつきましては、通商産業省と連絡のもとにやら……

第34回国会 商工委員会 第32号(1960/05/18、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょっと関連して取り扱いの処理のことですから。  この法案の採決直前に理事会を開いて態度を相談するというお話ですけれども、その直前ではちょっとおそくはないですか。と申し上げるのは、社会党提案でありましょうとも、とにかく成規の手続を得て法案として国会へ提出をされておるはずです。従いまして、今申し上げましたように、同じ目的をもって内容の違う法案が二本あるわけでありまするが、一つの法案が成立するとなれば、他の法案をどうするかということは非常に重要なことであります。従って今の委員長のお話だと、政府提出の法案の方が是で、社会党提出の方の法案が否で内容的には問題にならぬと、これはまあ軽く適当……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第1号(1960/03/16、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、こういう特別委員会の委員長以下理事を選任いたしまする委員会におきまして、恒例でありまするならば、冒頭に議事進行の発言を求めるというようなことは、おそらく例がなかったと思います。にもかかわりませず、あえて議事進行の発言をいたしまして、発言のお許しをお願いいたしましたゆえんのものは、当委員会の重要性にかんがみまして、われわれは誠心誠意、熱心に、国民の期待にこたえて審議をいたしたいと考えておりますので、その重要なる委員会を司会されるところの委員長の問題につきまして、何としても看過し得ない重要なできごとが昨晩起きたからであります。皆様の中には、おそらくすでに、かく私が申しますれば、……

第35回国会 商工委員会 第2号(1960/07/22、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょっと関連。ただいま近藤委員の御質問で大要はわかりましたが、当時の池田通商産業大臣のお考えと、石井大臣のお考えとの間にギャップがあっては好ましくないと思いますので、その点を一点ただしておきたいと思います。  石井大臣としましては、ただいままでの御答弁によりますというと、公営競技調査会なるものを設けて、そうして競輪問題は白紙で一応考えてみたい、こういうふうにおっしゃったように思いますが、そういうことでございましょうか。
【次の発言】 公営競技調査会の方で白紙の立場で、存廃いずれの意見にもこだわらないで調査をせられ、結論を求められるということは、私はそれでよかろうと思いますが、その……

第36回国会 商工委員会 閉会後第1号(1960/12/01、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私この際、岐阜県の大野郡白川村、ちょうど電源開発株式会社が御母衣発電所を工事中でございますが、この発電所工事に関連をする一、二の問題につきましてお尋ねをいたしたいと思います。  実は私が承知しておりますところでは、御母衣発電所の工事については、公共補償あるいは個人補償等ずいぶん金額にいたしましても件数にいたしましても膨大なものがありましたことは、皆さん御承知の通りであります。ところがその中で、金額は非常に小さいものでありますが、その地区の住民の保健衛生と申しますか、生活上非常に重要な問題が解決を根本的にされないで、今日もなおかつ村当局とその一部の住民との間に紛争が継続中の事件があ……

第37回国会 商工委員会 第1号(1960/12/10、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私この際、資料の要求をいたしたいと思いますので、提案をいたしますが、よろしゅうございますか。――私の求める資料は電力に関するものでございまして、通産省発行の電力白書を毎年の分を整理すれば、あるいはわかることかもしれませんが、計数整理等がありますので、特に政府に協力を願いたいと思います。  その一つは、契約別、需用契約別の理論原価ですね。あるいは理論単価といいますかね。それと販売単価の比較表、それから二番目が経営に要する経費の総計ですね。それから資本費、人件費その他に分けてその内訳、その比率ですね。比率の推移、毎年度、各年度のですね。それから三番目が各年度の竣工実動発電力、その年に……

第37回国会 商工委員会 第2号(1960/12/15、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私、ただいま若干、一部の地域で問題になっております電気料金の改定問題について、ごく全般的な点を一、二お尋ねをいたしたいと思っております。  まず第一に、ただいまの電力料金が改定になりましたのは、最後は昭和二十九年の十月一日付で実施に入っておると思います。その当時の料金改定につきましては、いろいろ各方面から批判があり、意見が述べられまして、そういう点については、通商産業省から当時発行された、私、今持っておりますが、「電気料金の概観」というのに相当こまかく出ております。この内容を見まするというと、要するに、二十九年度以前に数回行なわれた電気料金の改定というものは、当時のインフレーショ……

第37回国会 商工委員会 第3号(1960/12/19、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 ただいま御説明をいただきました第三章業務、業務の範囲というのが四つに分けて説明がありますが、ただいまの資金を配分するとすると、大体の見込みとして一、二、三、四の事例について、何パーセントぐらいの割合になりますか、一の場合、二の場合、三の場合、四の場合。
【次の発言】 私の質問が簡単過ぎてよくのみ込んでいただけなかったかと思うのですが、私がお尋ねした質問の理由となっておるのは、大体こういう法律というものは、輸銀があって、輸銀が日常の業務を遂行していく。ところが実際のいろいろな具体的な事例が出てきて、輸銀では始末が負えません。こういうものは新しく作らなければならぬということで、輸銀の……

第37回国会 商工委員会 第4号(1960/12/21、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 実は私この基金の問題につきまして前の委員会で局長と若干の質疑応答をしたのですが、たまたま、長官が御出席でなかったために、政府としてのいわゆるこの構想に対する御所信を伺うことが実はできなかったものですから、質問を若干保留していたのですが、その点について一、三重複する点があるかもしれませんが、ごく簡単にお尋ねしたいのですが、私がお尋ねいたします点は、一番重要なことは、今国民の中で、この法案がこの春の国会に提出されて流産になっておりますが、アメリカのドル防衛の問題が起きてきてから同じ構想で出されておるわけですが、それについて国内の一部でありますか、その程度はよくわかりませんが、とにかく……

第37回国会 商工委員会 第5号(1960/12/22、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、ただいま案件になっておりまする海外経済協力基金法案に対しまして賛成をいたしたいと思います。ただ、賛成はいたしますが、すでに当委員会及び外務委員会との連合委員会において、同僚議員諸君から不法案の内容について、各方町から御意見が出、また政府の応答を通じまして、問題の輪郭が明らかになっておりまするように、この法案の運用を誤りますというと、いろいろと複雑微妙な好ましくない現象を招来するおそれがありますので、従いまして附帯決議を付したいと、こう考えるのであります。ます附帯決議の案文を朗読いたします。  政府は、海外経済協力基金が、よくその目的とする処に従い、投融資の還元を誤まらず、債……

第38回国会 法務委員会 第6号(1961/03/09、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は今案件になりました、具体的には飯守スピーチの問題ですが、この問題は感情的に取り上げる問題ではなくて、すでに世論が示しておりますように、裁判の公正、中立、そこから司法の権威を守っていく、そういう立場で一段高い角度から事態を明白にすべきものだと考えます。特に飯守個人のことにつきましては、すでに成規の手続きを経て訴追委員会に持ち込まれておるのであります。従いまして、最終的には弾劾裁判所の問題になるかならないかは別といたしまして、そういう方面から進められるのでありますから、当法務委員会としては、その方面にまで具体的に深入りする必要はなかろうかと考えるのでありますが、そういう立場で、本……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 決算・労働連合委員会 第6号(1947/10/06、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 先程吉川委員の御質問即ち本法案が國民の檢討の過程におきまして、まだ未成熟である。こういうことが指摘せられておるのでありますが、これについて齋藤國務大臣は、それは際限の問題であつて、國民の代表である國会にこの程度の時間を仮すならば、十分審議し得るものである。こういうことを仰しやつたのであります。ところが過日の十人の証人の人々の中で、半数以上の人々が不賛成を申述べたのでありますが、わけても全官の労働組合の人々、國鉄、全逓、教員並びにその他の全官の代表の人々が、挙つて反対の意見を表明したのであります。このことは、日本の全官吏が反対の意思を表明しておると私は認めるのであります。ところで今……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第7号(1947/10/08、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 先程人事官の三名の問題について、山下委員からお話がございましたが、政府の方の御答辯を伺つておりますと、結局人事院をして如何に敏速に、而も如何に民生的に、如何に公正に人事を行なわせるかということについて、三人が最も適常なものである。こういう御回答のように伺つたのであります。併しながら先程の兩院の會合いたしましたときにおける委員の意見の中にも、やはり公法研究會の人が唱えられた中には、更に民主的な而も公平な人事を行うためには、人事管理委員會のようなものを更に設けるべきであるというようなことが唱えられたと思うのであります。又全官勞の協議會の方の意見の中にも、人事官は少くとも一人は公務員か……

第1回国会 決算・労働連合委員会 第9号(1947/10/14、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 官吏の能率増進の問題につきまして、いろいろ御発言がございましたが、そのいずれも勿論大きく関心を拂わなければならない問題であると思いまするが、ここでこの能率の問題に関連いたしまして、官吏の給與の問題が如何に密接に而も重要なフアクターを示しておるか、そうして現在の官吏の給與は如何に賃金労働者の各水準を見まして低位にあるか、こういうような問題についての能率増進対策についての御発言が乏しいように感ずるのであります。併しこの七十三條の第一項第三号にありまする「職員の元氣囘復に関する事項」、この言葉の表現は誠に奇妙な言葉に私は感ずるのでありますがこの職員の元氣囘復に関する根本的な問題は、これ……

第1回国会 電気・農林・鉱工業・運輸及び交通連合委員会 第1号(1947/11/21、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 電氣委員の粟山でございます。総理大臣に御質問いたしたいのでございますが、政府委員の方がおいでになつておりましようか。そうすれば総理からあとでお答え願うということにいたしたいと思います
【次の発言】 私はこの際光、熱、動力のエネルギー源の危機打開の問題に対しまして、総理大臣に御質問を申上げたいのであります。我が國の現状はどの角度から打診いたしましても満身これ創痍の一語に盡きるのでございますが、これこそ無謀なる戰爭の当然の帰結と申されております。併しこの創痍と雖も具さに檢討いたしますと、長年の戰争が生みました不可避的な原因も多々ありましようが、その過半は食糧の不足の問題といい、ンイフ……

第1回国会 電気・農林・鉱工業・運輸及び交通連合委員会 第2号(1947/11/29、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 もう電力の問題、更に綜合燃料対策の問題は、今朝の新聞で、國民が悲痛の感じを受けましたように、最後の最も深刻な関頭に入つた訳であります。今まで行政部の方でいろいろ手を打つたと言われておりますが、その結果が効果が現われていなくして、こういう状態に陷つてしまつて参りました。國会は、只今委員長報告の中にもございましたが、緊急に國民の代表として國民の声を率直に本会議で意思表示をいたしまして、具体的に申しますならば、私は一つの案として本会議で堂々と決議をされまして、そしてこれを國民に公表するとともに、政府に送り、政府を鞭撻する。こういうような途を講じて頂きたいということを提案いたしたいのであ……

第2回国会 財政及び金融・商業・鉱工業連合委員会 第1号(1948/06/23、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私先ず最初にこの取引高税というのは非常に複雑な税でありますので、これに要するところの物件費、人件費というものは、恐らく政府の側においても、或いは納税者の側においても相当な負担に私はなると思いますが、そういつたようなものをどういうような工合にお考えになつているか、いわゆる冗費締約か現在非常に叫ばれておりまするときに、こういうような税に、らて相当負担が側面から來るということが考えられると思いますが、その点について御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 今政府側の方の物件費、人件費は大体二十一億程度だと、こういうことをおつしやる。そうして納税者側の方の経費については、若干印紙を取扱……

第2回国会 財政及び金融・労働連合委員会 第2号(1948/05/21、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 先程今井局長が言われた中で、この法律案で根本的に組合と食違いを起こしておる點は、組合の方は一月から三月までの、飽くまでも暫定のものであると了解しておるのに對して、政府の方は新給與が決まるまでの法律案であると解釋をしておる、こういう工合に言われたわけであります。その時にその證據書類として、組合に封する口頭申入事項、或いは西尾、加藤兩大臣の個人署名による了解事項、そういうものの中を謹めば、ひとりでに理由が分る、こういうような工合におつしやつたのでありますが、私共どうう讀んでもよく分らないのでありまして、よく分るところを一つ今井局長から御指摘を願いたい、こういう工合に考えております。

第2回国会 財政及び金融・労働連合委員会 第3号(1948/05/24、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 私は政府と全官公勞組の間の團體交渉による取り決めの處理に封ずる政府側の態度について、ちよつと御質問申上げておきたいと思います。今度の法律案の提案理由の説明書の一番最後を見ますと、その内容についても既に組合側と意見の一致を見ておりまする關係上云々とあります。このことは恐らくこの法律案について政府と全官公勞組との間に何らの食い違いも誤解もないと、こういうような工合の考え方で、至急に國會において審議をし、職員に實質的に賃金の支拂われるように善處を要望しておられることと思うのでありますが、私共が過日來政府側並びに全官公勞組側からお聞きいたしておりますところによりますと、この法律案自體に對……

第5回国会 経済安定・商工連合委員会 第1号(1949/04/25、1期、無所属懇談会)

○栗山良夫君 今長官と中小企業廳の長官から御説明がありましたが、主として生産計画の方を中心にお話し頂いたと私は了解しておりますが、問題は金融の問題に重点があると思います。そこで青木長官は八億或いは十億の枠のふくらまし程度ではいけない、見返り資金の運用についても関係筋の了解を得るように努めたいとおつしやいました。又中小企業廳の長官は、長期で而も八十億程度のものが必要である、中小企業の振興を望むならば、或いはこれをやらなければならんとするならば、是非ともこういうようなことに御努力願いたい、こういうようにおつしやつた。これはどちらも希望的な見解或いは観測でありますけれども、中小企業の振興に対して今こ……

第7回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第1号(1949/12/20、1期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はちよつと途中から参りましたので、或いはもうすでに御説明が終つておりますか、或いは私の理解の足らないところがあるならばおつしやつて頂きたいと思います。今日は大臣は見えないですか。
【次の発言】 実は私この間十七日の日に、この問題でいろいろな点を緊急質問したのですが、答弁の内容が私の了解し得ない点が多々ありますので、そういう点について補足的に質問をしたいと思います。  先ず第一に総理大臣は、私が今政府のとつておる自由経済復元の方向と、電力の統制撤廃をやられたことについては、全くまだ生産が需要を越していないのだから、その理論的の矛盾があるということを指摘して、これには何か含みがある……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 通商産業・地方行政連合委員会 閉会後第1号(1950/09/26、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 競輪問題は御承知のように非常に国民の関心の中で、その処理について注目されておるのでありまして、特に通産大臣は競輪存置のために非常な努力をされておるのであります。そういうふうに私共伺つておるわけでありますが、先程岩木委員の質問のときに、何も余りよく知らないというので、さつさりと機械局長へ答弁を廻されましたが、僕はそういう態度では工合が悪いので、少くとも恐らく本日の新聞を読んだ国民諸君というものは、非常な関心を持つて眺めたと思うのであります。だから本日ここで委員会があるということははつきり分つておるわけですから、もつと局長を通じて、或いは次官を通じても真相をはつきりと掴まれて、そうし……

第8回国会 通商産業・地方行政連合委員会 閉会後第2号(1950/10/25、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 今日の委員会は私列席いたしまして非常に有効であつたと考えるのであります。それは競輪の問題につきまして施行者側、振興会の方面、更に警備に当られる公安委員会の方面、財政委員会の方面、更に大きく政府側関係の方々がお寄り頂きまして、あらゆる問題について御意見を聞かして頂いたのでありまして大いに啓発されたのでありますが、そのお話を伺つておりますと、要するに日本の今日の現状からいたしまして自転車の振興といい或いは地方財政の拡充の点からいいまして、好ましくない競技であるが又止むを得ない。併し止むを得ないといたしまする前提といたしましては、先に起きましたるがごとき不祥事件が再発しないような手を期……

第9回国会 決算委員会公団等の経理に関する小委員会 第1号(1950/12/06、2期、日本社会党)

○委員外委員(栗山良夫君) ちよつとお伺いしますが、あなたは足利工業の特調へ納める品物が、どの程度の、当時生産状況にあつたかというようなことは、顧問として大体御承知になつておりましたか。
【次の発言】 二十三年の終り頃は、今度のこの過拂の問題が起きた一番重要な時期であるわけでありまして、昨日の調査によりますると、足利工業と検収の代行者との間の話合いがありまして、現品は後ほど納めるによつて、年内の金融操作のために、是非とも現品が納まつたということで検収をして貰いたい。こういうようなお話合いがあつて、そうして検収がすべて未納入のまま行われた。こういう事実が明らかになつたのでありますが、そういうよう……

第9回国会 決算委員会公団等の経理に関する小委員会 第2号(1950/12/07、2期、日本社会党)

○委員外委員(栗山良夫君) 私二点ばかり伺いたいのでありますが、第一点は、株券を田中社長から預かられて、そうしてこれを高橋専務に三五千株を再び返されたということでありますが、田中社長から預かられたときには、御本人から預り証が出ておつたようであります。そうすると少くともこういう有価証券の授受をされるような場合に預り証が出ている、その場合に国が三万五千株を再び高橋に返された場合には、田中の預り証の内容を書替えなければならんと思う。若し書替えない場合には、或いは高橋に返却の処置をとつた場合ですか、とにかくどつちかそれをしない場合には、国が若し将来この問題について訴えられたどきはどうするのですか、その……

第10回国会 決算委員会公団等の経理に関する小委員会 第3号(1951/02/20、2期、日本社会党)

○委員外委員(栗山良夫君) 只今証人が、物品の完納前に資金繰りのために、完納したものとして国から金を支拂で受けた。そうして翌年一月になつて品物を完納する予定であつたと、こうおつしやつたですね。ところが、すでにそのときに至ると注文がキヤンセルされておつて納入ができなかつたと、こうおつしやるのですが、品物がキヤンセルされたのは、この過拂をされたよりももう少し時間的に早かつたのじやありませんか。そうして軍のほうからはキヤンセルされたけれども、当時の特別調達庁なり、生産命令を出した通産省の計らいで、一応依然として納入が認められておつたと、こういう工合に僕らはこの前証人から聞いておるわけですが、その点は……

第10回国会 決算委員会公団等の経理に関する小委員会 第5号(1951/05/23、2期、日本社会党)

○委員外委員(栗山良夫君) ちよつと一つだけお伺いしておきたいのですが、二十八日の御用納めが済んでから帰宅した後に、不在中に代決になつて請求書が決裁になつておつたということを知つたとおつしやつたのですが、その代決者は誰ですか。
【次の発言】 先ほど来話を伺つておりますと、加藤証人はこの支払について殆んど御存じのないような状況であり、又何人からもさような運動を受けた記憶がないようにおつしやつたのでありますが、実は二十四年の二月頃に副織裁の中村豊一君から命令があつたものと見えまして、当時関係をいたしました大曾根、佐野、木崎、吉樹というような事務官が当時の状況を相当細かく報告をしておられるのでありま……

第11回国会 通商産業・文部連合委員会 閉会後第1号(1951/09/05、2期、日本社会党)

○栗山良夫君 やはり建築局長という責任者でございますので、法律的な建築基準法に関する問題をお聞きしたいと思いますので、私はなるべくなら残つて頂きたいと思います。
【次の発言】 只今建築局長からいろいろ時間的な経過を縷々御説明をして頂いたので事情はよくわかりましたが、私が一番問題にしなければならない点は、国の法律できめている建築の手続を経ないで工事に着手いたしまして、而もそれが五〇%も進行をした、こういうことが一つの既成事実になりまして、そうしてその後の公正な判断の前にいろいろな影響を与えたのではないかという点であります。そういう意味において、都として法律的にとられた工事中止の措置は私は妥当であ……

第13回国会 経済安定・大蔵・通商産業・建設連合委員会 第1号(1952/04/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 只今私のお願いしました資料が大分揃つたのでありますが、まだ拜見したばかりで内容を検討する余裕がございませんので、内容的なものはこの次に保留をいたしておきます、前回の質問の続きをいたしたいと存じます。  前回私は昨年行われました電気事業の再編成に対する若干の批判を試みまして、自由党或いは政府の所信を質したのでありますが、そのときに、重複をいたしますが、もう一度繰返しますると、電力の九分割による再編成は一応失敗であるとも又成功であつたとも断じ得ない時期にある。創立早々でありまして鋭意努力を重ねられておりますので、その点は認めるけれども、結論といたしましてはにわかに断定いたしかねるとい……

第13回国会 経済安定・大蔵・通商産業・建設連合委員会 第2号(1952/04/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私提案者にちよつとお尋ねしたいのでありますが、資料要求をいたしてありまする中で、私はこの問題を調査する一番重要な点としまして、昭和三十年末に需要端の供給量を四百八十億キロワツト・アワーいたしたい。鉱工業の生産水準を基年次の約二倍にしたい、こういう目標の下に出されておりましたが、その結論をお出しになりまする関係資料、計数的な関係資料の提出を願いたいと要求してありますが、まだ頂かないようでありますので、これはどういうことになつておるかを伺いたいと思います。と申しますことは、我が国の今後の産業、経済の情勢が計画青の通りに理想的に進むということは極めて好ましいことでありますし、そう努力し……

第13回国会 経済安定・大蔵・通商産業・建設連合委員会 第7号(1952/06/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 ちよつと関連して……、午後で結構でございますが、それまでに提案者のほうにちよつと計算をされてお示し願いたいと思います。それは新設発電設備によるところの発電原価の試算表の参考資料を三つ頂いております。この間非公式に説明を伺つて、私は奇異に感じたのでありますが、それは特殊会社の候補地点における三十一年度の発電原価が一円八十七銭、非常に安くなつておるわけであります。その理由をいろいろ伺つておりましたところ、これは未稼動設備の部分が相当たくさんありまして、従つて三十二年度末の二円四十五銭というのが落付いた価格である。三十一年度の一円八十七銭というのはそれは極く参考的に示した数字に過ぎない……

第13回国会 経済安定・大蔵・通商産業・建設連合委員会 第8号(1952/06/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 ちよつと速記をやめて下さい。
【次の発言】 提案者のほうに、私もう一点だけちよつと簡単で結構ですから、計算をして資料を出して頂きたい。結果だけお知らせ頂きたいのがありますので、お願いをいたします。この前発電原価の問題で佐久間を電力会社のほうへ入れて特殊会社を抜いたときの原価を出して頂きましたが、そのほかに三年間で以て税金の特別措置が特殊会社はでき上る、終ることになつておりましたが、三十二年度のこの計算でこれを若し三十五年度になれば税金の措置はなくなつて来るわけでありますから、従つて三年間たつたあとを仮定しまして、三十二年度におけるこの二円四十五銭という單位がどの程度になりますのか……

第13回国会 経済安定・通商産業・建設連合委員会 第2号(1952/04/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私は先ず一番最初に、この問題と直接関係がないかとも思うのでありますが、自由党の考えておられるところの基礎産業に対する指導原理と申しますか、そういうものについて経済安定本部長官にお尋ねをいたしたいと思います。丁度私は石炭国管法が国会において審議をせられました当時の自由党の御意見というものを思い出しているのでありますが、このときに、当時植原悦二郎君本会議における演説において、こういうことを述べられております。長くなりますから、最後の結論のところだけ申上げますが、私はこれまで我が国の国家管理や官僚統制正事業で民間経営よりもその経営が強化され、経済化され、能率が向上せしめられた実例を見る……

第13回国会 経済安定・通商産業・建設連合委員会 第3号(1952/05/14、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 境野君の御質問の中でちよつと関連して伺いたいのであります。それは技術スタツフの可能性の問題でありますが、この間頂きました参考資料の4でありますが、この4の中で本社と営業、運転、建設に分けてありますが、その総計三十二年度で四百三十一人になりますが、このうちでいわゆる技術者の入つておりますのはどれとどれでありますか。
【次の発言】 本社の企画二十五名、これは二十七年度から三十二年度までずつと変化がないようであります。それから建設の現地におきましては、恐らくこれは現場を指しておられるのだろうと思いますが、工務関係のものは六十人から七十人、現場のほうは六十人から百三十五人約二倍ちよつと殖……

第13回国会 経済安定・通商産業・建設連合委員会 第4号(1952/05/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 関連質問で……。
【次の発言】 只今の復元問題につきましては非常に重要な問題を含んでおるので、先ほど周東長官も、電力の足りないときであるので慎重に考慮して措置しなければならんということを言われたのでありますが、我々も毎々の国会における委員会でそういう請願が参りましたときに、多数の意思で可決をいたす際にも、條件を附しまして、電力の需給のバランスが一応完全にとれるまでは、公共の福祉にそぐわないものであるというような観点でむずかしかろうということを力説をし、そうしてそういうことを了承の上で請願書なども通つておるのであります。然るに提案者は、自由党内において目下研究課題として進めておる。……

第13回国会 経済安定・通商産業・建設連合委員会 第6号(1952/05/21、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 実は先ほど質問が大分終つて、補足的なことになつているような話が出ておりますが、僕に関する限りは一番最初に質問をいたしまして資料不足その他いろいろありましたために、次の発言者にそのまま発言が移つておりまして質問が済んでおりません。その点を一つあらかじめここで確認をしておかれたいと思います。又本日は大蔵大臣並びに通産大臣も見えていないようでありますから、この点についても発言を保留いたして置きます。もう四時間もなくでありますから、余りたくさん質問はできませんが、二、三の点について、具体的な、今まで頂きました資料に基いての質問をいたしたいと思います。  その前にちよつと言葉尻をとるわけで……

第13回国会 経済安定・通商産業・建設連合委員会 第8号(1952/05/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私この際通産大臣に二、三御所信を伺いたいと思います。勿論電源開発の問題に関してでありますが、特に通商産業省としましては、我国の産業政策を指導せられる立場にありまするので、この案を起草せられた、実質的に起草せられた経済安定本部とはよくお打合せの結果であろうとは思いますが、二、三私は通産行政の立場からお伺いいたしたい点が一つあるのであります。  その第一点は、過日当委員会において木村禧八郎君が大蔵大臣に対して質問をせられたのであります。その質問の要旨は、この開発促進法の中に特殊会社というのは、外資導入を前提として最初構想を立てられたものである。然るに外資導入が見込薄になつた今日におい……

第13回国会 経済安定・通商産業・建設連合委員会 第9号(1952/05/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 この前頂きました物、技術員の配置表の中の第二表に実績を示してありますが、国鉄の信濃川、最近完成した小千谷発電所、あれの人員率を若し調べておられたらちよつと教えて頂きたいのですが。
【次の発言】 そこは、私今年三月に見てきたのですが、相当たくさんの人が従事しておつたようですが、一応いわゆる国がやる仕事、モデルケースになると思いますから、一つこの表にあるように、調べて頂きたいと思います。大まかなものを私調べて来ておるのですが、この表にあるようにちよつと分けかねるのですから、次回でも提出願います。  それから提案者にちよつとお願いなのですが、技術員の配置に対する職分と、開発地点の選定基……

第13回国会 経済安定・通商産業・建設連合委員会 第10号(1952/06/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 大体今の下條議員の発言に賛成しますが、問題は、私審議会の運営に関する政令の案等も出して頂くようにお話してありますが、それをまだお配りを願いませんし、又一番私が関心を持つておる特殊会社の技術要員のことについても若干補足資料を要求してありますが、そういうものも頂きませんので、次回までに是非一つ出して頂きたいということをお願いしておきます。

第13回国会 経済安定・通商産業連合委員会 第1号(1952/03/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私は先ず今竹中君が質問された、いわゆる三号物資の適用の点についてもう少し詳しく伺いたいと思うわけであります。それでここに挙げられたのは「国際情勢の激変、天災、異常渇水」による……これは電力ということをはつきり書かれたほうがはつきりするのではないかと思いますが、「……等の場合において、」ということになつております。そこでこういうような事態が起きたときに、調整措置をとられる物資というものは、大体どういうようなものを予定せられておるのか、項目別に承わりたいと思います。国際情勢の激変のときはどうだ、天災のときはどうだ、異常渇水のときには何が当るか、そういう点を只今研究せられておる範囲内に……

第13回国会 大蔵・通商産業連合委員会 第2号(1952/05/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 この国有財産の特別措置法のうちで我々通商産業委員会の委員として関心を持つておりますのは、第九條の運用に関する問題であります。これはなぜさようなことに関心を持つかという通産委員会としてのこれは代表意見というわけではありませんが、考え方を先ず御認識を願つておきたいのであります。実は昨年の暮に御承知のように企業合理化促進法案が衆議院を通過いたしまして、参議院へ参つたのであります。当時私どもといたしましては中小企業の合理化を徹底的に行わない限りにおきましては、日本の産業全体の企業合理化というものはあり得ないという観点に立ちまして、中小企業の合理化がどの程度進められるのかということを集中的……

第13回国会 大蔵・通商産業連合委員会 第3号(1952/05/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 国有財産特別措置法案に関連しまして先回の委員会に私は資料を要求いたしておいたのでございます。これについて一つその進捗の工合と、又今提出されておるようでありますが、その提出されたものについての御説明とを一つ政府当局から伺いたいと思います。
【次の発言】 大体今大蔵省から中間発表されたのはわかりますけれども、そこで今のお話の中で、この頂いた表は本省関係だけでございますか。
【次の発言】 法案の審議を非常に急いで成立せしめられたいという要請がありますけれども、又早く交換の実務に入りたい、こういうお話がありますけれども、それであるならば施行令はもとより、機械の現在の状況等ももう少し的確に……

第13回国会 大蔵・通商産業連合委員会 第4号(1952/06/13、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私前に旧軍用機械並びに器具の現況についての資料を求めてありましたが、これについて一つ御説明を頂きたいと思います。
【次の発言】 大体私がお尋ねしました内容で作つて頂いたわけでありますが、今御説明のありました中で二、三伺います。その区分の(B)欄にある合計が六万四千七百四台になつておりますが、これは前回の答弁のときはたしか五万四千台というお話であつたと思いますけれども、一万台違つたのはどういうわけでしようか。
【次の発言】 そういうことがあるものですから、僕は数字を非常に重要視をして資料提供をしてもらつたわけであります。そういたしますと、この数字は四月三十日現在で間違いないと私は了……

第13回国会 通商産業委員会競輪に関する小委員会 第1号(1952/03/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 今選手の諸君が何か法的な根拠のある団体を是非とも持ちたいということを主張しておられますが、これは現在の法律でもすぐ私はできる問題だと思うのです。それは例えばあなたがたは自営者ではありますけれども、ほかにも多数の例がありますが、今日国が法律を以て認めておる勤労者の広汎な保護法規として労働法というものがあることは御承知の通りだと思う。従つてその労働法の運用によつてあなたがた選手が労働組合というものを結成せられて、そうしてその労働組合というものは国の完全な法律による資格を持つものでありますから、その組合と振興会との間においてその競輪に対するいろいろな運営の問題について協議をせられて、そ……

第13回国会 内閣・通商産業連合委員会 第1号(1952/05/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 私この法律案を見て非常に奇異に感じますのは、提案の主なる理由は行政機構を簡素にするために整理統合するというのが目的の主たるものであろうと思いますが、これは各省に亙りまして同じ方針で行われておると大体私は見るわけであります。そこで元来こういうものは各省ともそれぞれ重要な任務を持つて行政の方針というものに従つて組織というものは作られるわけであります。然るに内容においてどの省も一律に同じような工合に料理をせられるということにつきましては、私はそのまま鵜呑みにして理解をいたしかねる。従つて先ず伺いたいことは、通商産業政策というものはどういうところを重点にしてやつて行こうとしておられるのか……

第15回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第2号(1952/12/22、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長代理(栗山良夫君) ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。  それでは休憩いたします。午後一時から再開いたします。    午後零時一分休憩
【次の発言】 私野田さんにちよつと伺いますが、先ほどの御証言の中で大体わかつておるのですけれども、もう一遍確認をしておきたいのは、あなたがこの水利権を東北電力に移すことによつて、その水利権が直ちに東北電力の手によつて行使せられまして、水力発電所の工事が着工されると、こういう見通しの下に許可をせられたかどうか。ただ昔のように、いつ着工するかわからないような地点について、一応既得権としての水利権を与えることがありましたが、そう……

第15回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第3号(1953/03/02、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 今の西田君の御質問にちよつと関連して、而も私疑問に思つておる点がありますから、お答えを願いたいと思います。  実は磐城セメントと開発会社との関係が今の問題になつておりますが、私は磐城セメントと、それから今言われておる濱松工場の生立ちとの関係をどの程度お調べになつておるかという点を伺いたい。この今話に出ております磐城セメントの濱松工場というのは、私の記憶では昔冨士セメントと称せられたもので、社長はたしか現参議院議員の山内卓郎君の会社だと思うのでありますが、この会社が出発をいたしましてから、これは山内君から直接聞いたことを記憶しておるのでありますが、すでに主要機械も入れて組立てに入る……

第15回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第4号(1953/03/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 通産大臣はいつ頃御出席になりますか。
【次の発言】 通産大臣がおいでになつてから私ちよつと質問いたします。
【次の発言】 私は開発関係のことでいろいろな点を疑問に思つておるので伺いたいのですけれども、それはやはり今出発早々でいろいろと取込んでおられる開発会社の責任者のかたにお伺いしても、それは或いはお困りになるようなことにもなるのじやないかと思うのです、これは善意な意味において。従つてやはりこれは一つの開発促進法という法律の下に日本の電源開発が総合的に開発せられる、そうしてその一部分を開発会社をして担当せしめるということになつておるので、電力会社その他の関係を含めて総合的な検討を……

第15回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第5号(1953/03/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 今の六河川十四地点というのはどこの資料にございますか。
【次の発言】 わかりました。そこでお伺いいたしますが、基本計画というのは、これは二十七年度基本計画、二十八年度基本計画というふうに、年度別にずつと作つておられるわけですか。長期計画というのはないわけですか。
【次の発言】 大体問題点はわかつて来ましたが、只今御説明を頂いたのは、五回審議会を開いて、そして六河川十四地点をきめた、こういうお話でございますが、第二条によりますと、やはり基本計画の公表は会計年度ごとに次に掲げる事項を行わなければならないということ。それから第三条には第二条の基本計画公表には、一万キロ以上の発電所につい……

第15回国会 通商産業・大蔵連合委員会 第1号(1953/02/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 本件に関する大蔵委員会との連合委員会はこれ一回だけで終りになりますか、どういう御予定でございますか。
【次の発言】 今の大蔵当局から……、私途中から来ましたので全部伺つておりませんけれども、結論のところを伺つておりましても、本件は理論的にも両方の解釈が成立つように言われておりますし、相当問題としては議論があると思いますので、できればこの連合委員会で各界の参考人の意見等も是非これは聞いておくべきではないか。特定の問題について法律行為を以て救済するというようなことは、これはなかなか額の多寡は別といたしまして、性質としては私は重要だと思うのです。この前の電力の公納金の問題でも参議院と衆……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 地方行政・労働連合委員会 第1号(1953/06/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 議事進行について……。私只今の加瀬君の質問と小林隊長の答弁を聞いておりまして、非常に変に感じますることは、小林隊長が非常に熱弁を振われておりますけれども、その答弁たるや法律論じやなく常識論を出でてないと思うのです。加瀬君は完全な法律論を展開しておられるわけです。ピケ・ラインの合法性というようなことは、これは人数の多い、少ないではありません。純法律論としてこれは厳密に検討しなければならん非常に大切な問題なわけなんです。従つて我我が問題にしていることは、そういう重要な法律論の下に決定をしなければならないのに、例えば八代地区警察署長の出された伝単でも、これは全部断定記事になつている。こ……

第16回国会 労働委員打合会 閉会後第1号(1953/10/01、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から開会いたします。  本日の調査案件は労働情勢一般に関する調査でございます。お手許へ調査をいたしたい内容について一応摘記してお届けをいたしました。  第一は失業対策に関する件でございます。この問題につきましては、前回の委員会において問題点を細かく指摘をしまして、労働省側の調査並びに対策について本日先ずお伺いをすることにしてある問題であります。  第二は、前回からのずつと関連のありまする問題について労働大臣から経過の説明を求めることになつております。  第三点は、大蔵省の印刷局及びアルコール専売事業職員の賃金に関する仲裁裁定の問題であります。  それからここに記載漏……

第16回国会 労働委員打合会 閉会後第2号(1953/10/02、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(栗山良夫君) 只今から開会いたします。  昨日失業対策に関係しまして、九州佐賀県の岩屋炭鉱の紛争の問題が提起せられましたが、これにつきまして通産省の石炭局長、並びに昨日労政局長から労働省の経過についての報告が、ごごいましたが、更に若干組合課長から補足せられたいと存じます。先ず最初に石炭局長佐久君の御説明を願います。
【次の発言】 石炭局長に尋ねますが、昨日ここで問題になりましたのは、警察官介入の行為も問題になつたのですけれども、それより前に、先ほどあなたの報告にもありましたが、炭況が非常に不活撥であるということによつて石炭業者もいろいろと意をなさつておる点はわかるのでありますけれども……

第19回国会 外務・労働連合委員会 第1号(1954/03/02、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君  この国際労働機関憲章の改正に関する文書というものの中に、理事会の構成に関する国際労働機関憲章の規定中云々としまして、数字がずつと挙げてありますが、この「三十二」「十六」「十二」「八」、こういう数字は理事の数を示していると思いますが、ちよつと御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、政府側が二で労使それぞれ七名づつ、こういう工合に選べば十六になるわけでありますが、今御指摘になりました第七条の八項でございますが、これはどういう工合にして選ばれるのですか。
【次の発言】 先ほど小瀧政務次官から国際労働条約に反しない範囲、即ち国際的な水準を維持するように努力をして行きた……

第19回国会 厚生・労働連合委員会 第1号(1954/05/06、3期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長代理(栗山良夫君) ちよつと今の田畑君の御質問に関連して続いて一点御質問したいと思います。実は大蔵大臣が今日お見えになつておりませんので非常に残念でありまして、この点はいずれ厚生委員会の委員の方々が連合委員会を解かれてから、是非一つお尋ねを願いたいと私は希望を申上げておきます。その点は、只今保険の掛金が、草葉大臣のお話のように、現在でも千億を越しておる。十年後には五千億になる、こういう非常に多額の金が集まつて来るわけであります。これの使い方が非常に問題になるので、只今田畑君は非常に抽象的におつしやつたんでありますが、私は具体的に一つお尋ねをしたいと思います。それは現政府が資金運用部資金……

第19回国会 文部・労働連合委員会 第1号(1954/04/27、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 今日は労働委員会との連合委員会なんで、労働大臣に是非出席を願いたいと私申入れをしてあるのですが、その間どうなつているのですか。
【次の発言】 実は小坂労働大臣は労働省関係が閑散であるという理由で国警担当になられたと私どもは聞いておる。飽くまでも労働大臣のほうが主管であつて、国警担当のほうはこれは兼務であるわけです。今日は重要なこの教育二法案について初めてであつて恐らく最後になる連合委員会、この委員会に労働大臣は私は少くとも出席せらるべきものである、こういう工合に考えるのです。それだから今朝から特にそういう要望をしておつたのでございまして、特に委員長において一つ御配慮を煩わしたいと……

第22回国会 農林水産・商工委員会連合審査会 第1号(1955/07/19、3期、日本社会党(第四控室・左))

○栗山良夫君 今のお話しを聞いていると、吉野委員の質問に対して、長官の答えはピントが合っていないように思うのです。要するに長官の方は、今提出された法律案あるいは法律案の構想について、みずからの考えが正しいということを力説されておるだけであって、そういう法律案を出すことに対する理論的な矛盾点を追及されておることについては、何ら言及をされていないように私は思います。もう一度私繰り返して伺っておきますが、要するに、ただいまの砂糖の値段が消費者に迷惑を及ぼすほどに動揺をするという最大の原因は、国内の需要量の方が供給量より大きいということに原因があるということについては、これは否定なさらないでしょうね。……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 社会労働・商工委員会連合審査会 第1号(1956/12/03、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 関連。私実は社労の委員でありますので、きょうは発言を御遠慮申し上げたわけでありますが、通商産業大臣に、本法の審議に当りまして、ぜひとも聞きただしておきたい点が二、三点あります。従って、もう一度商工との連合委員会をお開きになりましたならば、そのときに発言を許していただく。あるいはまた、それが諸般の事情で工合が悪いということでございますれば、正規の社労委員会に通商産業大臣の御出席を求めて、そうして答弁をいただくということにいたしたいと思いますので、よろしく。

第25回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1956/11/30、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 労働大臣は……。
【次の発言】 私、沢田公述人にちょっとお願いしたいと思います。あなたは、先ほどのお言葉の中で、争議の合法の範囲として、労務の提供拒否というものはこれはよろしい、労働者が自分の意思において自由に処分し得る限界のものだ、こういうふうに述べられました。そこでその次に、それだけではまだ十全ではないのだ、公益の均衡を破らない限度のものでなければならないのだ、労使の間の失うものは少くて、公衆の損失が多いものはいけない、こういう工合におっしゃいました。これに関連してちょっとお尋ねいたすのでありますが、給電所の労務提供拒否は、第二段の理由によって、これは不当であるとおっしゃった……

第25回国会 社会労働委員会公聴会 第2号(1956/12/01、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私飯田さんにちょっとお尋ねいたしたいと思います。あなたが公益中業であり、基幹産業である電気事業に非常に関心をもっていろいろ活動しておられることにつきましては、私はよく承知しておりまするし、大へん敬意を表しておるわけでありますが、特にこの問題についての御所論の中で、あなたの中心に述べられておる点は、電気事業の企業体内において始末をすべき電気事業の労使間の紛争をいわば第三者である需用者に影響を及ぼしてくるところにはなはだ不満なものがある、こういうことが中心になっておるように思いますが、大体そういう工合に伺ってよろしゅうございますか。

第26回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1957/03/19、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 先ほどお話の中で、配当所得の控除の問題にお触れになりまして、やはり法人実在説の方へいくべきで、法人擬制説はよろしくないという話でありました。大蔵大臣も大体そういうお考えのようで、漸次法人税は実在説の方へいくように将来施策をしていきたいというお話があった。ところが、そういう空気が政界方面で出てきましたことについて、最近証券界においては、例の名義貸しに対する取締りが強化され、また法人実在説によりまして、配当所得に対する特別な恩恵というものを切っていく、こういう形が出たために、若干動揺をしておるような空気を私は見受けるのです。実際問題としまして、証券の民主化というものは、終戦後の一つの……

第26回国会 予算委員会公聴会 第2号(1957/03/16、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 時間がだいぶたちましたのでごく簡単に三、四件お尋ねしたいと思います。  まず第一点に、この自然科学の研究、あるいは教育に投入いたしまする費用の問題でありまするが、数字が非常にばく然としておりますけれども、アメリカなどは国費の五十分の一、イギリスは十分の一、ドイツは実に三分の一をこれに投入をしておると言われておるのであります。なるほどドイツの科学技術がきわめて優秀な実績を上げておる根本は。こういうところにあるのではないかと私は大へん敬意を払っておるのでありますが、先ほど科学技術の振興にお触れになりましたが、わが国の現状からいたしましてどの程度の自然科学に費用を投入することが望ましい……

第26回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1957/03/30、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 この際、水田通産大臣に一つ、三十二年度の通商産業省の予算に関しましてお尋ねを申し上げるわけでございます。先ほど政務次官から予算の内容につきましては逐一御説明をいただきました、大体よくわかりましたが、問題は、内閣には総理が代表されるところの内閣の施政の方針があるのでございます。重点的方針というものがあるわけでございますが、これと同じように、通商産業省といたしましては、大臣の抱負、識見から出てくる通商産業省の基本施策というものがなければならぬと私は思うのでありますが、従って、もちろん先ほど御説明をいただいたところには、相当各方面にわたって重要ポイントをあげて、そうして御説明になっては……

第28回国会 建設・地方行政・大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/03/29、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 だいぶ各同僚議員からお尋ねがありましたが、私は若干方向をかえまして、道路整備の重要点について建設大臣にお尋ねをしておきたいと思います。  この五カ年計画の案、要綱ですか、これを拝見いたしますと、総道路投資額九千億円とこういう工合に出ておりますが、この九千億円という金額を算出せられました計画というものは、どういうものからお出しになりましたか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 私がお尋ねいたしましたのは、もちろん今あなたのおっしゃったように、日本経済の伸び、将来の各路線の交通量の想定、そういうものが中心になってお出しになったことは当然のことであろうと思いますが、ちょっと私の申……

第28回国会 社会労働・大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/04/23、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私はいずれこの協会法案の細部にわたりまして、特に運営等については社会労働委員の諸君から、さらに詳細な質疑がかわされると思いますので、大蔵委員の立場から二、三大臣にただしておきたいと、こう思います。  まず第一に、先ほど来労相の労働問題に対する御所信を承わっておりますというと、正に自信満々たるものがあるようであります。この点に対して、敬意を表するか表さないかは別といたしまして、非常に御自信をお持ちのようであります。そこで伺いますが、健全なる労使慣行という言葉を盛んにお使いになりますが、健全なる労使慣行というのは、まあいろいろむずかしい言い回しをいたしますというと、答弁をされるのにま……

第28回国会 商工・大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/03/27、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 まず、ただいま提案になりました法律案につきまして、直接関係はないだろうと思いますが、二、三お尋ねいたしたいと思います。  ただいまお話しになりました法律案の中に「新技術」という言葉が使われておりますが、この新技術というのは一体どういうようなものを目途としておいでになるのですか。
【次の発言】 大体各論はそのぐらい伺えば何を考えておるかわかりますから、それよりも新技術の構造を一つ……今のは一口で言えば、国内資源の高度活用であるというような言葉になるだろうと思うのですが、そのほかいろいろ項目に分けますというと、いわゆるあなたが新技術として考えておいでになる点が多方面にあると思いますが……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○担当委員外委員(栗山良夫君) 時間もなさそうですから、ごく簡単に、愛知用水公団のことにつきましてお伺いいたします。  愛知用水公団のことにつきましては、資料として提出になっておりますから、大体のことは了承しておりますが、総工事予算額、この事業を計画されたときの総工事予算額、それは一体幾らでしたかね。
【次の発言】 その工事は若干狂いがあったり、いろいろしておるわけでありますが、ただいまのところで、完成するまでに必要な工事費というものは、若干これは増額になるだろうと思いますが、どれくらいに見込んでおられますか。
【次の発言】 その百二十億というのは、ちょうだいいたしました資料の三十三年度の予算……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1959/03/23、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は防衛関係の予算につきまして分科会でお尋ねするのは実は初めてなものですから、若干幼稚なことを御質問をするかもしれませんが、御了承を願いたいと思います。  ただいまいろいろな金銭的な数字をたくさんお聞きしたのですけれども、どうもよく頭に入らないので概括的にお尋ねいたしますが、実は国会図書館から発行している「国会統計提要」というのがございますがね。これを見ますとずっと各年度別の国民所得、歳出総額、これに対する軍事費の比率が出ているんです。たとえて申しますと、昭和三十三年度は軍事費が千四百六十一億六千五百万円、こうなっているんです。こういう経理の仕方をするとすると、三十四年度は一体幾……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1959/03/24、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 小さいことですけれども、私この前現地を視察して来た関係があるのでちょっと伺っておきますが、工業用水の関係はただいまの提案説明でもございましたが、工業用水の、ここの提案説明に掲げられてある事業費というのはどういう規模のものでございますか、――私の質問が非常に簡単でおわかりにくかったかと思いますが、通産省直轄か、建設省の関係はどうなっているのか、あるいは地方公共団体の関係はどうなっているのか、そういう点明らかにされぬとちょっとこれだけではわかりにくいですから。
【次の発言】 この固有の名前が掲げられておりますが、実は今通産省の監督で日本合成ゴムの工場建設が進められていますが、あれは操……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1959/03/25、4期、日本社会党)

○栗山良夫君 この前予算の一般質問のときに、利は経済企画庁の一番重要な、しかも一番大きな仕事として、わが国の経済の診断を正確にすることでなければならぬということを申しました。これはすでに各年次経済報告書を経済企画庁は毎年出されておりまして、その中に実にこまかく、ていねいに経済の分析をなさっておりますから、われわれも敬意を表しておりますが、しかし正直に年次経済報告書においては見通しが若干甘かったり、あるいは見通しが間違ったことについて率直にこれを述べて、将来あやまちなきを期したいということも書かれてあります。その意味では、私は年次経済報告書を通じて経済企画庁がとっておいでになる態度については、何……


5期(1959/06/02〜)

第33回国会 社会労働・商工委員会連合審査会 第1号(1959/12/09、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、連合委員会を持ちまして、商工委員の立場から本法案の審議に参加する機会を得まして、喜んでおるのであります。と申しますのは、石炭鉱業が、政府の増産政策によって、炭のコストを切り下げて、そうして日本の産業に貢献させようという一つの大きな指導方針がかって立てられまして、それによって進められてきたところが、この方策は、はたと行き詰まりを生じたのであります。従って、増産をいたしましても需要がない、またコストも、その計画で増産ができないわけでありますから、下がらない。非常に苦境にただいま石炭鉱業が追い込められておりまして、そうして多数の炭鉱労働者諸君がちまたにあふれ出ざるを得ない。まこと……

第33回国会 風水害対策特別委員会文部、通商産業、大蔵小委員会 第1号(1959/11/28、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 ちょうど大蔵省の主計局長がおいでになっておるので、文部省関係で、まず最初に一点お伺いをいたしたいと思うのです。実は、先般の災害対策特別委員会において、同僚委員から、文部省の災害復旧に取り組む態度として、相当激しく反省を求められる発言がありました。それは、高率補助の適用は、十分の九ということになっているのに、なぜ文部省だけがこれよりもはるかに切って、公共施設費も四分の三程度でがまんをするか、もう少し文部省は勉強をして、大蔵当局と交渉しなければいかぬではないか、こういう意味の発言がありましたことについて、文部省当局は、最初のうちは、文部省原案で十分いけるがごとき発言がありまして、だん……

第38回国会 地方行政、法務委員会連合審査会 第1号(1961/02/07、5期、日本社会党)

○栗山良夫君 私は、ただいまの大森君の質問の中で、非常に重要な問題が一点ありましたので、関係閣僚並びに柏村、小倉両氏に重ねてお尋ねをいたしておきたいと思います。  ただいま国民が非常に不安にかられておりますることは、自己の意思、自己の主張に反する特定の人物が軽々しくあやめられているという風潮がだんだんと国内に醸成されておるのであります。これは今回問題になっておりますテロ事件はもとよりでありまするが、そのほかにも、一面識もないような国民が簡単にあやめられる、こういう風潮というものは、国民に非常に大きな不安を与えておるわけであります。この不安を除去するということが、今日国会並びに行政府に課せられた……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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