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阿竹斎次郎 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

阿竹斎次郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


1期委員会出席(無役)TOP50
41位
1期各種会議出席(無役)TOP20
17位

このページでは阿竹斎次郎参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。阿竹斎次郎参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

委員会発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 司法委員会 第8号(1947/08/05、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 私ちよつと分らなくなつて來たのですが、私は原案は言うまでもなく政府のものだと思うておるのです。ところが、小川さんの質問に対して政府は、あれは私のものではない審議会の意見を代弁するものである骨子だけであると言うておられるが、そうすると、政府の責任はない、政府のものかと思うと政府のものじやないこうおつしやつたのですが……。
【次の発言】 それをもつと早く初めからはつきり言つてくれればよいので、責任を轉嫁するような説明をしなさらんで頂きたい。そうしなければ頼りがない。
【次の発言】 それはどうせ議会にかけて決めることで、多数決で決まることとか、政府が信念をもつて提案することは、言わな……

第1回国会 司法委員会 第18号(1947/08/27、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 憲法は公権、私権一切を書いてあります。そうすると民法は私権を書くことが原則である、この意味において第一條にこの文句ができたのでしよう。政府はこの眼目に考えられたからこういうふうに書かれたと思うが、御意見はどうでしようか。
【次の発言】 討論ではないのですから、私はその意味ならばこれを認めたいのです。

第1回国会 司法委員会 第20号(1947/08/29、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 頗る簡單に意見を述べます。私は元來疎開賠償金というものは、疎開によつて起る損害を賠償するものであつて、地上権というものはそれでなくなつて來るものではないという解釈をしておる、然るに、從來裁判所は地上権を失つたような裁定をしておる、それは借地人の方にも油断があつたけれども……、併し今日の実情に即して、窮状を救うために原案に賛成いたします。

第1回国会 司法委員会 第25号(1947/09/27、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 その前にちよつと一言聞きたいのです。頗る簡單です。只今御當局は經費が不十分とか過剩拘禁と言われる。それは成る程そうでしようけれども、もつと大きな原因がないか。即ち刑務所長が自分の職務を元來怠つておる。その怠つておる一番大事なことが教化だと思います。要するに何がために囚人を此處に入れて置くかという教育が足りなかつたと思います。ロシヤのように手放しにせよとは申しませんが、もつと刑務所長が人格的に、囚人に尊敬せられるように導かなければならんと思います。これが缺けておつたと思います。そうして又政府の御監督が不十分であつたと思います。この點に對しまして、大臣やあなた方にも大なる責任がある……

第1回国会 司法委員会 第28号(1947/10/03、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 言葉尻を捉えて理屈がましいことを言うのではありませんけれども、今説明を聞くと、公共の福祉のためにならば、憲法の平等の趣旨に背くようなことになつても仕方ないということになるのですか。
【次の発言】 この公共の福祉ということは、見方によつて、人によつて違うのですけれども、それでありますから、それは議論になるところで、憲法には背くと私共は思つておるのですが、農業資産の分配は、財産の分割を禁ずることが目的であつて、不動産の根本的処分を禁ずるものでないと見られておるのです。共同所有権の分割機能を禁ずるものであつて、所有権の否認でないというふうに解釈して、この法案なり農業資産特例法を読んで……

第1回国会 司法委員会 第33号(1947/10/09、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 小川さんの意見を伺つたらどうですか。
【次の発言】 贊成論が出ましたが、私は反對いたします。御熱心なる修正論に對しまして敬意を表しますが、同意はいたしません。姦通罪のごときものは道徳的批判に俟ちたいと思います。姦通は兩者に勿論落度があると思います。從つて原案に贊成いたします。現階段において尚早だと思いますが、時勢を進歩させるために斷行してよろしい、姦通罪をなくしたいと思います。

第1回国会 司法委員会 第34号(1947/10/10、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 局長の答辯一應御尤もだと思うのですが、質問に對して只今のようなあなたの御答辯では、私共はそうですかといつて默つておれないと思うのです。でありますから質問に對してはもつと意義のある御答辯を願いたい。そうせんと質問に對しても意味をなさんと思います。故にこの質問の意見に對して局長は、それに副うべく考慮する。又大體の時期はいつ頃であるということの御答辯を願うか、但しは反對であるか、できんか、どつちかはつきり聽かして頂きたい。そうしないと、それに對して續いて次の考えを申上げることができない。
【次の発言】 一級待遇することは反對だということははつきり分りましたが、それではあなたは別に何と……

第1回国会 司法委員会 第36号(1947/10/15、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 只今齋委員との質疑應答を承つております。就てはこの法案が施行せられた曉は、裁判につきましては、各判事の個々の意見が判決文に記載せられるものと承知いたしてよろしいのでありますか、これをはつきり伺つて置きたいのです。そうしてこのことは、アメリカやイギリスにおいてはすでに実施せられておつて、大変好成績を挙げておるということが雜誌に書いてあります。そうして又日本におきましても、すでに相当古い時代からこれは叫ばれておつたように私共考えております。  次にちよつと私は質問するのでありますが、それは裁判官が非民主的な裁判をしたり、或いは超國家的裁判をした場合に、この法令で取締ることができるか……

第1回国会 司法委員会 第38号(1947/10/18、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 ちよつとお伺いしますが、この審査官の、審査員の選挙は戸所訪問はいいようにこの間御説明があつたのですが、そうでしたね……。この審査員の選挙には戸別訪問をして差支えないような御説明を承つておるのでありますが、そうでしたね……。
【次の発言】 そんなことが許されておるようにも考えておるのじやちよつと頼りない。そうか、そうやないかということを聞いておるまであります。もう一遍聞かして置いて貰わんと話が始まらん。
【次の発言】 戸別訪問をしてもよいということになりますと、丁度選挙のときには衆議院の選挙と一緒になるのですから、目的は衆議院議員の選挙にある。それをこの審査員の選挙運動でごまかす……

第1回国会 司法委員会 第40号(1947/11/13、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 そうしますと何ですか、小さな町に住んでいるものはこの恩典を受けられないことになるのですね。
【次の発言】 重ねてどうも濟みません。御丁寧なる御説明で感謝しますが、私の尋ねておるのは町の大小に拘わらず小さい町に住んでいる者は損だという質問なんですが、どうですか。大變不公平になりますが……。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第7号(1947/09/27、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 只今の鈴木事務官のように御説明下さいますと我々は相談し易いのであります。然るに一昨日内務大臣と地方局長が見えて、中央の代理店を地方からなくすることはできんというようなことを言われました。それから又地方政治の發展のために、その政治を監督しなければ只今のところは駄目だ、まだ手離せんと仰しやる。それで中央の行政振りを地方廳に見せることが發展の手段である。それから又地方の實状を中央に陳情せしめる必要があると思う。縣會がどうとか、市會がどうとかということを終始監督する必要があるということを言つておりましたが、こういうことは私は大いに議論をしなければならんと思います。  それは中央が飽くま……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第8号(1947/10/01、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 只今政府の御説明なさるように、できるだけ出先機関を整理したいと、こういうのでありますから、それ以上私共は聽かなくてもいいのですが、いろいろ詳しい御説明を聽きまして、私はこう思うておるのであります。その制度よりも人間の問題が大いにあると思つておるのであります。
【次の発言】 同じようなことを二度申して済まんのですけれども、いよいよその整理にかかられるという政府に対しまして信頼をいたします。そうしてその結果を実は見せて貰うことにいたしたいと思いますが、そこでその出先機関の人物の身分です。この官吏と言われましたが官吏というばかりではまずいので、地方廳を監督でき得るという人格がなければ……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第9号(1947/10/02、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 合併せんとする希望を持つておるならば、ここでは合併條件だけじやないかと思いますが、合併條件のところまで話が進んだことがあるのですか、ないのですか。
【次の発言】 そこまで進んだのなら、もう一歩じやありませんか。合併條件まで行けば話はどつちかに決ると思います。ですからそこまで進まなければ、本当にならないのじやないでしようか。
【次の発言】 神戸の方から合併しようと言つたのに、武庫郡が合併しない……ですから少し積極性がまだ欠けておるのじやないか。できるだけの努力をやつたら成立すると思います。
【次の発言】 私は参議院規則を持つていないから分からないが、委員会は採択か不採択の二つある……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第11号(1947/10/20、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 こういう大きい問題を前にして私は言葉尻を掴まえると思われるのはいやですが、九月二十四日の委員会に、内務大臣と林地方局長が見えて、そうしていわれた言葉の中に、こういう言葉が入つておつた。地方はまだ手放せぬ。地方は大いに監督する必要がある。それから中央の行政ぶりを地方に見せて、地方に見習わせる必要がある。既設の出先機関は廃止することはできない。こういうふうに御言明になつたのであります。本日只今内務大臣とあなた方からその趣旨の御説明を聽くというと、この間の言葉と食い違つていると思います。私は、この間の言葉はこれから行きますと余りにも誤つておるのじやないかと思います。余りに言葉が過ぎた……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第17号(1947/11/25、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 幼稚なことを念のために……。地方財政委員たる知事の俸給は、これは政府から出る俸給とは別々ですか、一緒ですか。
【次の発言】 そうすると、知事は國で年間十万円貰つておる、こちらで又十万円貰うと、大分余計入りますが……。大体知事の相場はよくなつておりますので、月額一万円くらいになつておつて、一年に十二万円くらいは取れるようになつて來ました。それで相当待遇がいいようですが……。
【次の発言】 どうも説明して貰うのに時間が掛かつて済まないのでありますが、多寡を言い始めたら切りがない。別に出し惜しみをしたいというのではないのですが、議員でも安いんやから、(笑声)安いんやからどうですか、俸……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第23号(1947/12/07、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 議論する意味じやないが、只今地方局長のいわれたのは、この制限は必ず取らなければならないのではない、枠を作つておくということでありますが、地方の財政をそんなに甘いものだと思つておいで下さるならば、私はそれは間違いで、殆ど手一杯だ、もつと苦しい、そんな甘く考えておられては根本の考え方が變つて來ると思います。これがために、止むなく人員を整理するところができて來るところがあるかも知れませんが、但し御承知の通りに、住民税を制定せられたところの性格に背きやしないか。そもそも住民税の性格はそんなものじやない、金額をどんどん殖やして行くのじやなく、制限を上げるのは何でもないが、とにかく住民税の……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第1号(1948/01/29、1期、各派に属しない議員)

○阿竹齋次郎君 地方財政委員会の御方針を承りまして、すこぶる同感であります。從つて、私は今や申上げることは必要はないのですが、地方自治確立のために、願わくば、なるべく地方に財源を移譲して貰いたいということです。それから税金は地方で集まつたものの中から地方経費を賄つて、その残りを中央へ差出すというようにいたしたい。これを理想と思います。どうでしようか。地方に対して営利事業なんかをどしどし許して頂くことはできないでしようか。そうすると、地方に財源ができて来る。又一つには、富くじとか或いは競馬のようなものを地方に委せて貰うことはできないでしようか。そうしたならば、地方は財源ができる。そうして地方では……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第5号(1948/03/26、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 吉川さんが入つて頂いた方がいいと思います。この委員會の委員長ですから……。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第7号(1948/03/30、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 政府の御説明によると發案權が政府にある。そうなると、私としては權限を越えるとはよう申しませんが、御答辯によりますと、氏名を公表する、公表のごときは御本人に御迷惑だと言われたが、それならば本會議に提案されて否認されたら、尚迷惑されることを御心配なさらなかつたのですか。これをお尋ねいたします。
【次の発言】 只今政府の御答辯によりますと、本會議で否決されたつて、それは仕方がないとおつしやつたけれども、人事のことですから、そういう結果にならんように十分御考慮願いたい。又議會の方も人事に關するものですから、深く詮議したくないと思うのです。成るべく政府の原案を御承認したいと思つていますか……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第9号(1948/04/07、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 この第九條ですが、くどくなるようですが、官房長官は他との比較において重大なる職務であると言われましたが、そうなると法務總裁よりも公安委員の方が重大なる職務であるというように御解釋になるのでありましようか。それよりも他に根據があるのじやないでしようか。公安委員が法務總裁と同じにせんならんということは、法務總裁よりも重大なる職務であるということに解釋されるのでありますか。
【次の発言】 特殊なと言われますと、それは特殊でございましようけれども、そんなことを言い掛けたら切りはないので、とにかく職務の重大性ということから比較なされたとしましたならば、法務總裁よりも公安委員の方が重いから……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第10号(1948/04/26、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 私は吉川さんの御意見に賛成でその質問者は、吉川さんにお願いしたいと思います。
【次の発言】 やはり委員會を代表してやるのでありますから、委員長に頼みたいと思います。
【次の発言】 できれば本會議で、國民に明確にするためですね。
【次の発言】 誰か朝鮮人に憎まれる者が出てもいいんじやないか……。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第20号(1948/05/31、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 衆議院の方は原案通りで通つて來るようですか、ただ施行期日だけ変つて來る程度ですか。
【次の発言】 その修正案を見る方が便宜なような氣がいたしますね。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第23号(1948/06/08、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 今の御説明によりますと、住民税の制限外課税を日本で余り取つておらんと思いますが、制限外課税を日本で取つておることがありましたところで、それは極く少数だと思いますが、御説明によると余計ある。私は少いと思いますが、どうですか。
【次の発言】 制限外課税を……。
【次の発言】 どこが取つておりますか。

第5回国会 決算委員会 第1号(1949/03/30、1期、各派に属しない議員)

○阿竹齋次郎君 時間の都合上頗る簡單に問います。この経済收支計算書は決算書と違うのですか。
【次の発言】 それでこの前期と後期の計算書を見るというと、收支共に同額になつておりますが、どうして收入と支出と同額になるのでありますか。
【次の発言】 そうすると支拂いが済んでから割当てて……金を使うてから割当てて取るのですか。
【次の発言】 それはできんことですね。
【次の発言】 会計檢査期には間に合わん。決算する最後の日までに間に合いませんですね。後からつくるというのでは……
【次の発言】 昨年はそもそも予算はなかつたのですか。
【次の発言】 そうしましたら予め請求して取り立てることができますか。

第5回国会 決算委員会 第2号(1949/04/15、1期、各派に属しない議員)

○阿竹齋次郎君 御如才ございませんが、成るべく衆参両院一致さして欲しいと思います。決算の権威のために、この委員会の決算承認の権威をあらしめるためにそうせんと意見がまちまちになるので、どつちにした方がいいか、委員長の方で……。
【次の発言】 私は政府に問うのですが、時間が大分盡きましたから簡單に答えて頂きたい。私も簡單に問います。政府の説明を見ますると、終いの方にこう書いてあるのです。「本年度の決算書は財産法及び新会計法等に基いて調製いたしましたので、從來の決算書とはその樣式及び内容において甚しく変りまして」とこう書いてあるのですが、私共は決算のやり方は從來の通りで、何も変つておらないと思うので……

第5回国会 決算委員会 第6号(1949/05/19、1期、緑風会)

○阿竹齋次郎君 余りに会計の実情が乱脈なのではつきりとものが言えません。これでは実に驚きました。こんなことで管理事務が勤まるのでしようか。この問題につきましてはまた改めて分科会で審査がありますから、そのときに譲りますから……。これでは國家公務員法にも牴触するし、國の財産管理規定にも牴触する。これはただ事じやない。これは分科会に移します。  私は次にお尋ねいたします。官有物拂下げ及び貸付の状況について、未納の分が数億円あると聞いておるのでありますが、事実は如何でございましようか。当局にお尋ねいたします。
【次の発言】 数字をお示し願います。程度の問題ですから……。私は今國有財産の実態について御説……

第5回国会 商工委員会 第5号(1949/03/28、1期、各派に属しない議員)

○阿竹齋次郎君 私は細川委員に関連いたしますが、赤字の補償要求に対して当局が駈引や嘘がなかつたかということを聽きたかつたのであります。併しそれを調べるのに相当かかると思いますし、三月三十一日までに国会が議決しなければならないのでありますが、当局はそれをどういうようにお考えになるか。  それから次は炭坑の中に御承知のように支柱部、機械部、軌道部というものが有機的に働いていないということが今日の隘路だと思いますが、その後の状況はどうであるか。それから今までは貸車が非常に惡かつたが、それはどのくらいよくなつたか。以上の四つをお尋ねいたします。

第5回国会 懲罰委員会 閉会後第1号(1949/06/01、1期、緑風会)

○委員外議員(阿竹齋次郎君) 金子洋文君は、あの場合議長席におりました。松嶋副議長に手をかけ引降そうとしているのを見ました。それからカニエ議員は腕力で人々をつついておるのを見ました。それから中西君は議長席の後に突立つておるのを見ました。それから板野勝次君は議長席の上のマイクに手をかけた叩いておるのを見ました。要点は右のようなわけです。
【次の発言】 私は、深くは記憶ありません。それは細かくは記憶ありません。私は全般を見て置こうと思つて、全般に注意いたしました。であるから外の方々の、まあ何ですね、暴力的な行動もよく承知しております。只今の四名以外に一般を見て置こうと思つて注意しておつたから、その……

第7回国会 決算委員会 第2号(1950/02/16、1期、緑風会)

○阿竹齋次郎君 今日まで御審議願つた中で、会計検査院報告の第二百四十号「物品の売拂に当り措置当を得ないもの」これに対して証人を呼びたいと思います。  それから三百八十三から三百八十六に至る復興金融金庫の融資について、これに対しての証人を呼びたいと思います。その責任者を証人として呼ぶことの動議を提出します。

第7回国会 決算委員会 第3号(1950/03/24、1期、緑風会)

○阿竹齋次郎君 柴田委員にお尋ねしますが、会計検査院から、こういう説明が附いた向うのものが來たときには、一応これをやることを第一に考えて御討議下さる御意思はなかつたか。それから次に農林省に伺いますが、これは意見になりますけれども、何故それなら、ここの説明書の三百何号かは、十一月に廃止になつたか、ならぬかということが根拠にならぬかどうかということについて、これに対する御説明を加えて頂きたかつたのです。これが急所でなかつたか。会計検査院から十一月に廃止になつたと、こう書いてあるのに、それに対する反駁がなかつたのです。お答えが得られない。分らない。今になつてそんなことを言うと信用がない。不信です。そ……

第7回国会 決算委員会 第4号(1950/04/05、1期、緑風会)

○阿竹齋次郎君 人事院から八十四條第二項で要求された処分に対し、任命権者の処分と人事院の意見と一致しておらない場合、そのときは人事院はどうされるか。
【次の発言】 人事院が満足せん場合はどうせられますか。
【次の発言】 それは法律上できないとおつしやるんですね。
【次の発言】 それではもう一つお尋ねします。それなら会計検査院の方で任命権者に対して処分を請求した事項について、人事院は御注意を拂われますか。それは別個の問題となされますか、全然そういうことに対して人事院は御注意を拂つて下さるのですかどうですか。
【次の発言】 望ましいということは今後のことですから、今日がどうかということを聽きたい、……

第7回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第16号(1950/03/18、1期、緑風会)

○阿竹齋次郎君 本件は期間のあるものですから急がなければならんと思います。それから又事情がいろいろある。それを取扱う上において適当に処理せられると思います。要するに憲法の許さぬところ、院内の議事を暴行で破壞したのですから止むを得ません。
【次の発言】 討論を求めるのじやないのですけれども、こういう事件の事実を調べるために一日、二日の時間が延びることは当然ですが、いよいよ決まつたならば即座に決議するべきものであります。そうしなければ、議会の秩序を維持することは、一日も早くなければならん。それに次の会に入ることのできない性質の事件であります。こういう事件を調べるのに一日や二日、若干手間取ることは止……



各種会議発言一覧

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 司法・治安及び地方制度連合委員会 第1号(1947/09/20、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 惡人が榮えますから、隱退藏物資の摘發は結構でありますが、そこでこの法律を見ますと、行政執行機關であるところの内閣の外に安本という執行機關ができることになつておるのであります。これは齋さんの質問の趣旨と同じであります。憲法の趣旨に違反しやしないかということをお尋ねいたします。それから「罰金に處する、」こういうことになつておりますが、憲法において定めたる司法官憲のみに限られたものであつて、行政機關にはこれを許していないと思いますが、これも憲法に禁じておると思います。そこで、要するに經濟安定本部の本來の使命は、今日の緊急經濟對策の實行機關であつて、これは内閣に歸屬する一分體であると考……

第1回国会 司法・農林連合委員会農業資産相続特例法案に関する小委員会 第2号(1947/09/22、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 ちよつと尋ねますが、現在の日本の農業の實情からいたしまして、今度出されたこの法律で、將来相当長い期間押して行くことが必要であると思つていらつしやるか、但し現段階の我が國における農業の實情に照して、やや暫定的なものにこの法律を考えていらつしやるかということについてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 それじや將来農業の實情に変化を来す、これはもう当然のことである。然らば政府はこの今後変つて来る實情に對して、どういう對策をこれから行なつ行こうと考えていらつしやるのでありますか、自然に放つて置くつもりか、但しは理想に近付けるべく方策を講ぜられようと考えていらつしやるか、理想に近……

第1回国会 司法・農林連合委員会農業資産相続特例法案に関する小委員会 第4号(1947/09/26、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 この間から説明を聴きましたけれども、問題になつておる憲法に反するとかせんとかいう問題ですが、憲法は言うまでもなく私有財産制度が認められておるのでありますけれども、この法令を拵えても政府は何も差支ないと思つていらつしやるかどうかということをはつきりして頂きたい。もう一つは、政府は将来日本の国の土地国有をしようという計書を持つておるか。これがこの問題に影響して来ると思います。
【次の発言】 連立内閣が社會政策を採つておる。社會黨は今まで国有を嫌つておつた。大きな看板であつたその方針まで變つて来る。これはよろしいのですが、併し社會政策を行うのには国有ということになつて来る。それは今日……

第1回国会 司法委員会小委員会 第1号(1947/08/15、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 公務員に對して「故意又は過失」という文字を特に書かん ならんものでしようか。こんな字はなくてもよいと思いますが、いかがでしようか。
【次の発言】 一進歩させたいと思いますね。

第1回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第2号(1947/11/15、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 只今の鈴木さんの質問に関連して、私ちよつと聞きたくなつたのですが、政府委員の御説明のように、國家警察と地方警察との成り立ちが幾らか違うようなことであるならば、今後いよいよ実行当つて、一本建ての連絡統制の上において困難なことが起りはせんかという心配が起る。で、國家警察は地方警察よりも優越感を持つて來るようなことになりはしませんでしようか。  それから、特に人間というものは繩張り根性があるのですが、こういうことが強くなつて來やせんかと思うのです。治安の上に最も大切な犯罪捜査の上において、不徹底なことが起りはせんかと、こういうことを心配いたしますので一應お尋ねいたします。

第1回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第5号(1947/11/20、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 私は前回の委員会に欠席をいたしましたので、私の質疑が重複していたら委員長から注意をして頂きたいと思います。第五條でお尋ねをして置きたいのは、第三号でこう書いてある。「日本國憲法施行の日以後において、日本國憲法又はその下に成立した政府を暴力で」という字があるのですが、暴力はどの程度か、解釈の余地があるかどうか。そこで次に「破壊することを主張する政党その他の團体を結成し」とある。憲法では申上げるまでもなく結社の自由を認めておるが、ここでその結社がどういうふうに動いておるかということは、政党間においてこれは解決すべきものである。これを外部から制限することは憲法に聊か背くのではないかと……

第1回国会 治安及び地方制度・司法連合委員会 第6号(1947/11/21、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 昨日と今日と当局が違うので、ちよつと質問いたしたいと思いますが、警察法案第五條の第2項の第三号をずつと読んで見ますと、終いの方の「暴力で破壊することを主張する政党その他の国体を結成」とある、この「結成」ということは、「結成又はこれに加入した」と、私共はこう考えておるのであります。憲法では結成の自由を認められておるのであります。その結成がどうなつておるかということは政党間で解決すべきものであつて、決して外部からこれを制限を加えるものでないと考えておるのであります。それをここでは制限を加えておる。それに対してどういうわけですか、御答弁がないからお尋ねしたい。  昨日の御答弁中に、第……

第1回国会 治安及び地方制度委員会地方財政及び地方行政に関する小委員会 第2号(1947/10/15、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 時間が切迫しておるから簡單に申上げます。字句のことを言い出したら切りがありませんが、字句のことを問題にせられましたら一言申上げたい。例えば第一條の「地方公共團体の連絡調整に寄與するため」というようなことは弱い。見識がない。であるから「地方財政の自主性を確立強化するため地方財政委員会を置く」とでも言つて見たいと思います。ちよつと御参考に……。
【次の発言】 第三條ならば私は第四案を採つて頂きたいと思います。そこでその中の入選の方に「町村政に関係のある者」となつておりますが、そういう経験知識のあるということを削つとけば、そんなことを特定せんでもそういう人を出すでしよう。選挙するでし……

第2回国会 決算・治安及び地方制度連合委員会 第3号(1948/06/03、1期、無所属懇談会)

○阿竹齋次郎君 この法案の目的は、條文がどうあろうとも、私共は隠退藏ふつしの摘発がねらいであつたと思うておつたのです。それ故にこの條文に余り注意しなかつたのでありますが、段々説明を聴いて見、それから安本長官の御説明を聴きますと、予防と宣傳が第一になるように存じます。こうなりますならば、今日まで経済安定本部の地方経済安定局というものが全國に置かれてあるのですが、これをいわゆる強化、なさつたら如何かと思います。 或いは行政機関にやらせるか、宣傳とか、予防ということなら……。今更六億をここに出して、これらがいつまで続くかやら分からないものに、要らない仕事をさせるということになりはしないかという心配を……

第5回国会 決算委員会第一分科会 第2号(1949/05/12、1期、緑風会)【議会役職】

○副主査(阿竹齋次郎君) ちよつと速記を止めて下さい。    午後一時三十九分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。それでは本日はこれにて散会いたします。    午後三時四十七分散会  出席者は左の通り。    副主査     阿竹齋次郎君    委員      平沼彌太郎君            奧 主一郎君            淺井 一郎君            伊藤 保平君            藤野 繁雄君            千田  正君            米倉 龍也君   政府委員    商工事務官    (大臣官房会計    課長)     渡邊 一俊君

第7回国会 決算委員会第一分科会 第1号(1950/02/02、1期、緑風会)

○阿竹齋次郎君 言葉尻を拾つていうのじやありませんけれども、今会計課長さんのいわれるのは、惡意ではないと、こうおつしやつたですね。さあそこで、人の心が想像できるものでしようか。惡意か惡意でないかは、とにかく公文書を僞造したものでも惡意がないと判断できるものでしようか、世の中というものは……。ちよつて一遍伺いたい。
【次の発言】 私はこういうふうに願いたいのです。酷なことをいうのじやないですけれども、監督者というものが、善意に解釈して貰つては戒めば付かなくなりはしないか。ことさらに惡く解釈するわけでもないけれども、庇護するような解釈の仕方では戒めることにならないと思いますがどうですか。監督官の御……

第7回国会 決算委員会第一分科会 第2号(1950/02/06、1期、緑風会)

○阿竹齋次郎君 今当局の御説明を聽きますと、いろいろ細かい御説明がございましたが、その中に若干まずいところがあつた、であるから嚴重なる書面による注意をしたいということがあつたのですが、その若干まずいところという、まずいところがどれだけあつたかはつきりせんが……嚴重なる書面による注意というのは大変私共には分り難い。それで政府の方では大変止むを得ない事情のようにおつしやつたけれども、昭和電工のごとき收賄事件も起つておるのです。であるから、そういう説明では我々には分らん。こういう事件は事が大きいのですが、であるから当時の責任者である大蔵大臣或いは融資の委員会の委員長である栗栖さんにお出で願つて説明し……

第7回国会 決算委員会第一分科会 第3号(1950/02/08、1期、緑風会)

○阿竹齋次郎君 私ちよつと聞き洩らしたのですが、この会計検査院の報告書の末尾を見ますると、残余の部分の返還額については、何ら措置をとつていないような状況でございます。これは当局はその後何らか措置をとられましたかどうか。
【次の発言】 二十二年の決算ですが、只今二十五年ですが、もう三年経つても御決定になつておらんというのは遺憾と存じますね。余り日がかかり過ぎて遅れておりますが、こういうものは返還されるべき性質のものではないかと思いますが、大変遅れておるのが会計検査院の検査において注意を受け、それから又新たに御決定なされて、そして三年かかつておる。四年か五年ぐらいになつておる。そういうことはどうで……

第7回国会 決算委員会第一分科会 第4号(1950/02/13、1期、緑風会)

○阿竹齋次郎君 当局に聽きますが、東京食糧事務所は戰災による現品の亡失の手続は一回もしておらなかつたのですか、これが初めてなんですか。
【次の発言】 やつたとしたならば、そのときに出て来なければならんと思いますが。
【次の発言】 残つたものであろうという答弁は頼りないですね。想像して向うさんが言うように解釈する必要はないですね。一回整理ができておつたならばそれは起つて来ない筈のものですね。大切なものですから、米は。ですから、元来はこんな残つたというのは……政府の想像されることは我々頼りないですね。それから後のことは作り事だと想像しなければならないことです、常識的に。当局のこういう答弁に対して、……


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ページ更新日:2024/11/26
データ入手日:2024/10/10

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