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村上義一 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

村上義一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは村上義一参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。村上義一参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会 第8号(1947/08/28、1期、緑風会)

○村上義一君 今お話がありました點に關聯することでありますが、委員會の運營についてちよつと申上げたいと思うのですが、よろしうございますか。
【次の発言】 實はこの公報を見ますと、多數の請願建議等が出ておるのであります。これらは從來の議會と違つて愼重に審議をし、取扱わなければならんということは、以前に開かれた委員會でも御意見が出ておりましたのですが、聞くところによりますと、一方において暫く自然休會が或いは休會に入るということも伺いまするし、休會に入る前に小委員會でも作つて頂いて、そうしてこれらの請願建議等の原案作成と申しますか、處理方についての原案を作つて頂くことが必要じやないかと思うのでありま……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第9号(1947/08/30、1期、緑風会)

○村上義一君 大臣もいつ見えるかちよつと分らないでしようし、餘りなにしても……外の方に若しあれば先にやつて頂きたいと思います。
【次の発言】 七月四日に政府が發表せられた經濟實相報告書、この中には、日本再建の基盤である交通運輸の實況については殆んど何ら觸れなかつたのであります。若干の説明は勿論ありましたが、凡そポイントを外れた文字のみでありました。然るに今囘運輸省から提供せられましたこの實相報告書は、國鐵に關する限りにおいて要を盡しておると思うのでありまして、御努力に對しては私は深く敬意を表する次第であります。ただ私はこの實相を繰返して拜見しまして、現況がいかにも惨澹たる状態にあるということを……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第11号(1947/09/25、1期、緑風会)

○村上義一君 ちよつと只今配布を受けました、この資料の表についてお尋ねいたしたいのですが、六ページの表には、公共團体経営バス事業の概況という題になつておりますが、これは公共團体の経営しておるバス事業の輸送人員が約十億……九億八千万という意味なんでございましようか、ここに合計と全國と書いてあるのですが、この合計というのが公共團体であつて、全國というのは、本当にひとり公共團体の経営バス事業のみならず、すべての民間会社の分も含んでのことじやないでしようか。
【次の発言】 そうしますとこの題の公共團体経営という文字は削つておいた方がよろしうございますね。

第1回国会 運輸及び交通委員会 第13号(1947/10/01、1期、緑風会)

○村上義一君 この問題は國民公衆に運賃の変更を周知せしめて、商取引その他に準備せしめるということが公告期間を設定した理由であると思うのであります。そうしてこれは地方鉄道をも御説明のごとく含んでおるのであります。地方鉄道の個々の会社の運賃値上げという場合に、この改正の條項が適用されて、政令を特に発表せられるというようなことは凡そ想像できないのであります。この改正案が適用せられるという場合は、只今も政府委員の御説明のあつたごとく、経済緊急政策の一環として、眞に「緊急已ムヲ得サル」場合という場合でありまして、而も國鉄の場合と、そうして地方鉄道が全般的に運賃の変動を來すというような場合に限られると考え……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第14号(1947/10/03、1期、緑風会)

○村上義一君 私も実はこの財政法第三條の施行につきまして、前回の委員会でお尋ねをいたしておつたのであります。只今小野委員からの御質疑、又その御應答によりまして、余程事態がはつきりはして参りましたけれども、併し私は今まで政府委員の御説明を拜聽いたしまして、どうも解し兼ねる点があるのであります。恐縮でありますが、更にこの点についてお尋ねをいたしたいと思うのであります。  大体私の疑問とする点をまず御了解願いたいのであります。要するに鉄道営業法の一部を改正する今回の法律案、これは政府委員の前回の御説明によりましても、至極適当なる改正法律案であるということを了解いたしたのであります。併しこれを実行する……

第1回国会 運輸及び交通委員会 第21号(1947/11/17、1期、緑風会)

○村上義一君 今日運輸大臣御出席下さいましたので、一二の点についてお尋ね申したいと思うのであります。平和日本、文化日本の再建のためには今後自動車の発達を來たすということが、これは基本要件であると思うのであります。又当然この自動車の発達を來たすということは、これは自然の勢であると思うのです。それは日本は今世界的に見まして、自動車の利用の水準が極めて低位にあるのでありまして、三流、四流國以下に現状はあると思うのであります。米國のごときは勿論最も発達した國でありまするが、四人三分について一台の車を保有しておるという現状であります。飜つて我が國を見てみますると、今日現在車は十万五千台しかないのでありま……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第3号(1947/08/08、1期、緑風会)

○村上義一君 只今の御提案に贊成いたしまするが、併し尚附け加えて申せば、こちらへ歸還して來た人が外地に在つたときに許す限りの待遇を與えられたということは、感謝してもよいのだと思う。そういうように直して頂くか、或いは全然削つて頂くか、どちらかがよいのじやないかと思います。  それから六行目の修正の御意見が出ておりましたが、「更にその上越年を思うとき、」というようななにでありましたが、これは主格が、「百萬に垂んとする同胞」が主格になつておると思うのであります。「疲れ果て」は結構なんであります。「思うとき」は少し主格が違つておるように思うのであります。これはただ氣附きだけでありますから、いずれそうい……

第1回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第5号(1947/08/21、1期、緑風会)

○村上義一君 この請願、建議、陳情等に關して小委員會を設けることの動議に對しては、自分も全く賛成であります。この委員は委員長から適當な方を指名して頂いたらどうかと思います。両附帶して提案したいのでありますが、これらの事項を調査しますについても、亦一般の事項を調査檢討するにつきましても、本委員會に専門委員を置くことが必要であると私は信ずるのであります。幸いに皆さんの御賛成を得るならばそれぞれお氣附の候補者を委員長の下へ提出して委員長において、決定する必要なる手續きをとつて頂くということにいたしたいと思います。附帶して提案を申上げます。
【次の発言】 お説の通り專門委員というのは專門調査員の意味で……

第1回国会 予算委員会 第7号(1947/09/16、1期、緑風会)

○村上義一君 本案によりますと平均月收千二百圓の中から百圓を保留して、只今伺いますとその中の五十圓は一律支給して、殘りの五十圓の中から更に本案に書いてあります勤務地手當に相当する額を引出し、その最後に殘つた金額を凹凸調整費として分配せられたというふうに解釋できるのでありまするが、果してそうでありますかどうか。又そうであるとしますれば、眞に凹凸調整費として使用せられた金額と、一律支給の金額とは、大體判額でありますが、勤務手地當の金額、この二十七億という中に、それぞれどれくらいの金額があるかを先ずお示し願いたいと思うのであります。
【次の発言】 今の御説明では私了解し兼ねるのでありますが、百四圓の……

第1回国会 予算委員会 第19号(1947/11/13、1期、緑風会)

○村上義一君 安本で以て想定されております現在の物價體系、並びに賃金体系というものは、大體何時までこれを維持されて行くお積りであるか。尚現在すでに新年度の予算編成が始まらんとしておるわけでありますが、新年度の予算編成は、現在の物價體系なり、賃金體系なりを基礎として編成されるお積りであるか、その二点だけをお伺いしたい。

第1回国会 予算委員会 第22号(1947/11/17、1期、緑風会)

○村上義一君 大藏大臣にお尋ねいたしたいと思うのであります。今回の補正予算編成に当りまして、健全財政方針を堅持せられたことにつきましては、非常に御苦心のあつたことと拜察いたします。又敬意を表する次第でありますが、この見地から復金資金とか、又は貿易資金というようなものまで課税なり、又は專賣益金なりによるという建前をとられることは勿論理想的であると思うのであります。併しながら現在の日本の実情におきましては、これらの資金は公債によつても差支ないのじやないか。必ずしもそうしても健全財政を破壊するものじやないと考えるのであります。むしろ生産増強、國民生活の安定というようなことに積極性を加味した財政計画こ……

第1回国会 予算委員会 第25号(1947/11/25、1期、緑風会)

○村上義一君 それでは私から、第四分科会に付託せられました運輸省並びに逓信省に関する予算の審議の経過並びに結果を御報告申上げたいと存じます。  去る十九日及び二十日、越えて二十四日の三日に亙りまして、大臣又は政府委員から、予算案提出の理由並びに内容につきまして、説明を聽取いたしたのであります。愼重に審議をいたした次第であります。今質疑應答の主なるものを申上げますれば、先ず運輸省関係の予算につきましては、一委員から、鉄道事業特別会計の年度当初予算、及び補正予算を通計した欠損の総額は、百十二億円の巨額に上つており、その欠損補填のため、五十億円を一般会計より繰入れ、残る六十二億円を借入れることになつ……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第5号(1948/06/16、1期、緑風会)

○村上義一君 いろいろ私もお話になりました数字について疑問を持つのであります。一二の点だけについて質問して置きたいと思うのであります。あとはプリントをよく拜見いたしたいと思うのであります。この運賃改正は大衆收奪的な運賃改正である、一、二、三等の普通運賃の関係をお話になつて、そうして輸送コストから見て三等運賃は、三等旅客に非常に收奪的な運賃を課しているというお話でありました。そういうように伺つたのでありますが、定期運賃なんかのコストについてはどういうお考えをお持ちでしようか。伺いたい一点であります。
【次の発言】 結構です。

第2回国会 運輸及び交通委員会 第8号(1948/06/21、1期、緑風会)

○村上義一君 國有鉄道運賃法案が本國会に初めて提案せられ、而もその中に織込まれておる運賃は現行から旅客、貨物共に三倍半にするという点、その他種々重要な内容を織込んでおる次第であります。で私はこの輸送原價についてお尋ねいたしたいのであります。  國有鉄道の運賃が輸送原價を基調として、運賃負担力を限度とした、いわゆる経済運賃であるということは最も望ましいことでありまするが、併しながらそのときどきの國家全般の政策に鑑みて、相当の変動を見ることがあるということは、これ亦止むを得ないことであると思うのであります。併し如何に政策運賃を実施するとしましても、その基本となる経済運賃が如何なるものであるかという……

第2回国会 運輸及び交通委員会 第14号(1948/07/03、1期、緑風会)

○村上義一君 今回予算の大幅修正と、これに関連して、國鉄の運賃法の修正を衆議院でせられて送付を受けたのでありますが、原案では政府の説明によりますと、旅客運賃が三倍半になつた場合には、その総收入は旅客輸送原價の約七割九分に当る、貨物が三倍半になつた場合には、その貨物の輸送原價は收入の四割六分にしか過ぎない、合計して輸送原價に対して、收入は九割二分に過ぎないから、この足らざる八%、約百億というものが一般会計より補給するというのが本旨であつたのであります。然るに今回修正せられまして、百五十キロまでは一キロ当り九十銭、百五十キロ以上に及ぶ場合は一キロ当り六十五銭ということに修正せられて、送付を受けた次……

第2回国会 予算委員会 第41号(1948/07/04、1期、緑風会)

○村上義一君 それでは私から第四分科会に付託されました運輸、逓信両省に関する昭和二十三年度予算案審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  去る六月二十四日より、分科会及び運輸、通信両委員会との連合委員会を開きまして、慎重に審議したのでありますが、これらの予算の内容説明につきましては、他分科会同様時間の都合上省略させて頂きまして、直ちに分科会並びに連合委員会の予備審査における質疑應答の主なるものを御報告いたします。  先ず逓信省所管の予算につきましては、通信事業の業種別原價計算による收支はどうなつているかとの質疑に対し、各業種別收支を区分することは困難でありますが、大体において通信事業部門の電……

第3回国会 議院運営委員会 第4号(1948/11/08、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それではこれから委員会を開会いたしたい思います。開会に先立つて一言御挨拶を申述べたいと思います。  先だつて当委員会の委員長に選任せられまして、私の能力に比して極めて重責であると思つております。ひたすら公平適正にして行きたい、公平を念としてこれに当つて行きたいと念願しておる次第であります。是非皆様の御援助をよろしくお願い申上げます。(拍手)  先ず第一に御了解を得たいのは、本日國会の開会式を開くということについての件でありますが、先月二十六日に衆議院の方から、八日の日に開会式を挙行したいという申入れがありまして、当時運営委員の各位の御在京を確めて、過半数いらつしやるよう……

第3回国会 議院運営委員会 第5号(1948/11/09、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは運営委員会を開会いたします。本日は会期延長の件を御審議願いたいと存じます。
【次の発言】 尚御参考に申上げますが、通常議会を十二月一日に召集するという手続きを政府は進めておるようであります。御参考に申上げて置きます。
【次の発言】 その他御意見ありませんか。
【次の発言】 別に御異議ないようでありますから、本月中、つまり三週間延長するということに決定いたします。  尚この際、水産委員会の書記を任命することについて御審議願いたいと思います。
【次の発言】 御異議なければ、承諾したいと思いますが、如何ですか。

第3回国会 議院運営委員会 第6号(1948/11/10、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは委員会を開会いたします。  御報告を申上げますが、検察官の適格審査員につきましては、一名は緑風会から推薦する、一名は社会党、民主党、民自党で御協議願うということになつておりましたが、民主党から候補者を出していただくということに協議が纒つたそうであります。まだ具体的の名前は伺つておりません。以上御報告申して置きます。  次に調査承認要求が二件出ておりまするが、一件は水産物増産対策に関して調査したいという件であります。委員部長から内容を説明して貰います。
【次の発言】 本件は御異議がなければ、承認することにいたしたいと思いますが、如何でしようか。

第3回国会 議院運営委員会 第7号(1948/11/11、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは運営委員会を開きます。最初に簡単な問題から順に御審議願いたいと思うのであります。商工委員長から緊急電力確保に関する調査承認要求書が提出されてあります。委員部長をして朗読せしめますから御聽取を願います。    緊急電力確保に関する調査承認要求書  一、事件の名称 緊急電力確保に関する調査  一、調査の目的 電力確保に関する総合的調査を行い、必要ある場合には勧告して産業用及び國民生活用電力の確保を計るを目的とする。  一、利益 電力生産を維持拡大せしめ、産業生産の維持増大と最低國民生活の確保に寄與する。  一、方法 関係官及び業者から意見を聽取、資料の提出を求め、且……

第3回国会 議院運営委員会 第8号(1948/11/12、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) これより委員会を開きます。議案の付託に関してお諮りいたします。日本專賈公社法案を大蔵委員会に、日本國有鉄道法案を運輸委員会に、又公共企業体労働関係法案を労働委員会にそれぞれ付託することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。次に請願及び陳情書の付託に関してお諮りいたします。請願書第百六十三号、陳情書第二十四号、同三十九号、同四十七号、同五十七号については、いずれも地方行政委員会に付託することとして如何でせうか。
【次の発言】 それではさよう決定いたします。次に昭和二十三年度追加予算第一号についてお諮りいたします。事務次長より説明いたさせます。

第3回国会 議院運営委員会 第12号(1948/11/17、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは委員会を開会いたします。今日御審議を願いたい件は、労働委員長から公共企業体労働関係法案に関する公聽会を開会したい。この承認要求書が参つておるのであります。開会日は本月二十六、二十七日両日に亘つてであります。この前公務員法一部改正法律案についての公聴会を二十二日ということで承認を與えたのでありますが、本件について新らしく要求が出ましたが、いかが取計いましようか。
【次の発言】 別に御異議がなければ承認したいと思うのですが、如何でございましよう。
【次の発言】 それでは承認することにいたします。本日委員長の手許の問題は、以上一件だけでありますが、この際皆さんの方に御……

第3回国会 議院運営委員会 第15号(1948/11/25、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは委員会を開会したします。最初御審議願いたい件は、全國選挙管理委員会の役員を民主党から推薦して來られているのであります。塩坂雄策君、塩坂雄策君は明治十九年の出生でありまして、中央大学経済科、法律科などを卒業せられ、弁護士になつておられます。大正五年に弁護士試驗を及第しておられます。大正十四年に東京弁護士会の副会長に就任しておられます。それから昭和八年東京市会議員に当選して、引続いて昭和十八年まで在職しておられます。その他いろいろ各種の自治的会合、或いは社会事業等の協会長、理事、その他に就任しておられる方であります。若し御異議ありませんでしたら成るべく早い本会議に推……

第3回国会 議院運営委員会 第16号(1948/11/26、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) これより委員会を開きます。先ず議院運営小委員予備員鬼丸義齊君の議院運営委員辞任に伴う補欠として、民主党より鈴木順一君を推薦されておりますが、私から同君を予備員に指名することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。次に先日來議題になつておりました議案審議の促進に関する件について、昨日議長が衆議院議長と懇談されましたので、その結果を伺いたいと存じます。
【次の発言】 それでは本件については、庶務関係小委員会決定通り決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。

第3回国会 議院運営委員会 第17号(1948/11/27、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは委員会を開きます。昨日ホイットニー民生局長から参衆両院議長に対して面会を求められたようであります。それで、その会議の内容を差支えない限度において、議長から報告を願うことになつております。これにつきましてお諮りしたいと思うのですが、相当機密に属するようでありますので、秘密会にしたら如何かと思うのでありますが、御異議がなければ、秘密懇談会にして報告を聽きたいと思いますが、如何でありましようか。
【次の発言】 それでは秘密懇談会にいたします。   午後零時一分秘密懇談会に移る。
【次の発言】 これを以て秘密懇談会を閉じ委員会を休憩にいたします。午後二時より再会いたしま……

第3回国会 議院運営委員会 第18号(1948/11/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) これより委員会を開きます。議長より本日の衆議院議長との懇談の経過にいついてお伺いすることにいたします。
【次の発言】 御参考のために申上げますが、先程議長が國家公務員法の一部を改正する法律案及びその関係法案の関係委員長と懇談されたときの様子では、これらの法案については参議院にも相当修正意見もあるが、衆議院における修正がなければ期限内に議了できる見込みであるようでありました。
【次の発言】 私個人の意見としましては、最善を盡して尚議了不可能の場合は已むを得ないが、とにかく審議を急ぐということ以外に方法はないのではないかと思います。

第3回国会 議院運営委員会 第19号(1948/11/30、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) これより委員会を開きます。第四回國会開会式の日取りについてお諮りいたします。事務総長より御説明願います。
【次の発言】 本件については、只今の事務総長の説明通り御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。
【次の発言】 次に昨夜の衆議院の本会議の状況について、議事部長より報告願います。
【次の発言】 本院における目下の議案審議状況について、委員部長から説明願います。
【次の発言】 只今の説明にありましたように、衆議院の送付案に対して本院が修正を加える場合、両院協議会を求められる可能性がありますので、この点一應御討議願つて置きたいと存じます。憲法第五十……

第4回国会 議院運営委員会 第1号(1948/12/02、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) 委員会を開会いたします。法務委員長から調査承認要求書が出ております。尚在外同胞引揚問題に関する特別委員長から議員派遣要求書が出ております。それを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 議員派遣要求書は只今委員長から暫く保留して呉れという要求がありましたので、この分は取止めといたしまして、調査承認要求書の分でありますが、如何いたしましようか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、承認することに取運びたいと思います。  次に御審議願いたいのは、專門員の小倉俊夫氏から辞職願が出ております。小倉專門員は從來運輸委員会に属しておつたのでありますが、運輸委員長の方からも止……

第4回国会 議院運営委員会 閉会後第1号(1949/02/09、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは開会いたします。閉会になりましてから特に皆さんに御足労を煩わすような問題がなかつたものですから今日に及んだのであります。いよいよ明後日召集に相成つております。本日御足労を煩わしましたような次第でございます。今日御審議を願いたい問題は、十一日の議事に関係した事柄、それから退職專門員の手当支給の額を決定する件、職員の任命の件、それから参議院の二十四年度の予算に関する件、日本学術会議会員の件、その他について御審議を願いたいと思つておりますが、先ず閉会中の処理事項の報告をお聽き取り願いたいと思います。総長及び部長より説明をいたします。お聽き取り願いたいと思います。

第4回国会 議院運営委員会 第5号(1948/12/09、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) これより委員会を開きます。先ず調査承認要求に関してお諮りいたします。委員部長より説明願います。
【次の発言】 只今説明のありました二件について承認を與えることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  次に議院派遣要求に関してお諮りいたします。委員部長から説明願います。
【次の発言】 只今説明のありました件について御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  次に在外同胞引揚問題に関する特別委員会の食糧費の追加支出に関してお諮りいたします。
【次の発言】 それでは本件については二万円を國会予備金から追加支出することに御異議……

第4回国会 議院運営委員会 第6号(1948/12/11、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) これより委員会を開きます。  先ず議員派遣要求に関してお諮りいたします。委員部長から説明いたします。
【次の発言】 只今説明のありました件について御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  次に調査承認要求に関してお諮りいたします。委員部長から説明いたします。
【次の発言】 只今説明のありました件についていずれも承認を與えることに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  次に社会保障制度の調査に関する決議案の委員会審査省略要求が提出されておりますのでその取扱いについてお諮りいたします。議事部長から説明いたします。

第4回国会 議院運営委員会 第8号(1948/12/13、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) 速記を始めて。それでは休憩いたします。    午後二時四十二分休憩

第4回国会 議院運営委員会 第9号(1948/12/14、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは委員会を開会いたします。  國会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案が、衆議院の方から回付して参つて本委員会に付託せられておるのでありまして、この問題につきましては、こちらで先般來皆さんの御決議或いは御協議によりまして、関係方面にいろいろ交渉を重ねて参つたのであります。特に昨日、一昨日梅原理事、大隈小委員長が非常に関係方面との交渉に努力を重ねておつて下さつたのであります。先ず以てその経過を一つ御報告願いたいと思います。
【次の発言】 如何でしよう。この席から頂いてもいいじやないかと思いますが。

第4回国会 議院運営委員会 第10号(1948/12/15、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) 只今より委員会を開会いたします。  議事の運営につきまして、政府から懇談をしたいということで、運輸大臣及び佐藤官房長官が見えました。尚そういう関係でありますから、予算委員長、大藏委員長の御出席を願つたような次第であります。お含み願います。尚政府からお話がある筈でありますが、それに先立ちまして委員部長からちよつと発言をしたいと言つておりますから、お聽き願います。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 政府の御希望は今お聽きの通りですが、予算委員長として、大藏委員長としての審議の模様を伺つたらどうかと思います。

第4回国会 議院運営委員会 第11号(1948/12/16、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それではこれより委員会を開会いたします。新大藏大臣から予算、その他の経過について御説明がありますからお聽取りを願います。速記を止めて。    午前十一時十九分速記中止
【次の発言】 速記を始めて。法制局及び國立國会図書館の職員に対する國会手当支給の件についてお諮りいたします。法制局及び國立國会図書館職員に対する國会手当については、昨日本委員会で決定いたしました事務局職員の場合と同樣、議長が議院運営委員長と協議の上、処理することにして如何と思われますが、この点御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。

第4回国会 議院運営委員会 第12号(1948/12/17、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) これより委員会を開きます。先ず常任委員会專門員任用の件についてお諮りいたします。事務次長から説明いたします。
【次の発言】 只今説明のありました件について御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。次に婦人議員團から参議院の肅正についての決議をせられ、その決議に基いて紅露議員が代表として、議長に申入れが昨日あつたのであります。特に具体的な問題として小川友三君に対して適当の措置をとつて欲しい、こういう申入れなんであります。その決議そのものをこちらへ出されたのではないのでありますが、その決議書を御参考にお聞き願つた方がよいかと思いまして、その決議書が多分総長……

第4回国会 議院運営委員会 第13号(1948/12/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは委員会を開会いたします。特に私の方で問題はないのでありますが、只今も本会議で大藏大臣からああいう声明がありました。明日の本会議を如何にしますか、これを一つお決めを願つて置きたいと思うのでありますが。
【次の発言】 自然の姿ということは、日曜の姿ということに拜察するのでありますが。
【次の発言】 明日の本会議は原則として休むということにしておいて、若し併しながら衆議院が今夜の本会議で通過さすというような氣配が夕方までに見えたならば開くということに議長に任して置くと、こういうような御意見のように伺うのですが、如何でしよう。

第4回国会 議院運営委員会 第14号(1948/12/19、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは委員会を開催いたします。
【次の発言】 まだなつていないですね。
【次の発言】 今日は状況をよく聞いて置いて頂くということと、そうして明日その状況に基いて本会議を開くべきか……。
【次の発言】 もう参ると思います。  ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。今大藏大臣が出席になりました。経過の御報告がある筈であります。
【次の発言】 何か御質問はありませんですか。如何しますかね、これは休憩して置きますか、散会にしますか。
【次の発言】 他に御意見ございませんければ、散会いたします。    午後二時四十一分散会  出席者は左の通り。    委員長……

第4回国会 議院運営委員会 第15号(1948/12/20、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) これより委員会を開きます。先ず昨日來の給與関係法案の取扱いの経過について、政府から御説明を伺うことにいたします。
【次の発言】 何か御質疑ありませんか。
【次の発言】 その他御質問ありますか。
【次の発言】 今総理から議長に申入れがありましたことについて、議長から報告をいたします。速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。報告に対して御質問ありませんか。この給與法案に対する修正案は、参議院の方へも総理大臣から議長宛に参つておるのであります。昨日参つております。併し衆議院の方がこれを受付けるということになれば、時を移さず大藏委員会の方へ出すようになると思いま……

第4回国会 議院運営委員会 第16号(1948/12/21、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは午前に引続いて委員会を開会いたします。大体その後の状況は皆さん御承知のこととは拜察いたしますが、十時二十分頃に本会議が休憩になりましたのは、向うからメッセージを持つて衆議院に見えたということで休憩に入つたので、只今までそのままで來ました。四時半から再開するということになつたのであります。丁度正午頃ウイリアムス氏から参議院議長に電話がありまして、議長は当時外出中であつたものですから、渉外課長が代つて電話に出たのであります。その申入は、給與法案について取扱い方その他について、つまり三十二條を追加するという件でありますが、これまでホイットニー氏のメッセージなるものは三……

第4回国会 議院運営委員会 第17号(1948/12/22、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは委員会を開会いたします。只今終了しました衆議院の運営委員会の模樣でありますが、本日の衆議院の本会議においては、四時に開会をして、先ず法律案四件を上程して、然る上予算案を上程する、討論者は十人の予定である。從つて七時半乃至八時には上げられると、こういうことが最初衆議院の議事部長の予測でありました。今松平議長から伺いますと、衆議院議長からもほぼ時間については同樣なお話が直接あつたやに伺います。何か議長からお話がありますか。
【次の発言】 只今予算委員長も御出席を願うように手配いたしておりまするが、官房長官が見えましたので、官房長官から……。

第4回国会 議院運営委員会 第18号(1948/12/23、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは委員会を開会いたします。先ず第一に御審議願いたい点は、十四の委員会から十九件継続調査の要求があります。又当委員会も如何にするかということを御審議願いたいのであります。尚議員派遣要求が、これ又相当数出ておりまして、この中にはすでに院議を経たものがあります。又院議は経ない、併しこの委員会では認めておる、こういうものがあります。更に院議は勿論のこと、当委員会でこれから認むべきや否やを御審議を願う部門と三種類に手続上は分れるのであります。その内容は今配付しましたもので御了承願いたいと思うのであります。尚一應委員部長からの説明をお聽き取り願いたいと思います。

第5回国会 運輸委員会 第1号(1949/03/18、1期、緑風会)

○村上義一君 今委員長の御説の通りでありまして、從來の実績に鑑みますると、法律案につきましても、亦予算案につきましても、どうも参議院においての審議に愼重を期する期間が不十分だという実情であるが、今日種々の情勢から審議を急ぐということもよく分かるのであります。併し愼重に審議をせんきやならんということはこれは申すまでもないことでありまして、自然成るべく審議期間を余裕のあるように衆議院から回付を受けるということにして行かんければならん。又できる限り予備審査を行なつて処理して行くことはもとより必要でありますが、これの問題につきましては休会中にも相当議院運営委員会を開催いたしまして、政府とも連繋を取り、……

第5回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1949/08/01、1期、緑風会)

○村上義一君 今緑風会から出ておられる理事の後任として、緑風会では飯田精太郎君を推したいという考えなんであります。皆さんの御了承を得られれば仕合せだと思います。委員長からお諮りを願いたいと思います。
【次の発言】 ちよつとお尋ねいたしますが、大藏省の御意見の利益処分の2の方に「中途より現行通りに変更」とありますが、これはどういう意味ですか。
【次の発言】 後退したという……
【次の発言】 これは只今御説明を伺いました点は大体了承しましたが、現金の預け入れ、或いは資金調達というこの内容に関連してでありますが、支拂いはどうなるのですか。大体今一概には言えませんが、工事の請負金額にしましても、又物品……

第5回国会 運輸委員会 第2号(1949/03/19、1期、緑風会)

○村上義一君 別に私遅刻して來て、その後御意見を拜廳いたしておつたのでありまして、いろいろお尋ねもしたいと思つておりましたのですが、と角今審議中審議中というお話しでありまして、どう御審議なさるかということを実は伺いたいと思つたのですが、これはお話しにならんようであります。ただ運輸省からお出しになつた海運関係が四局、観光局、陸運関係二局、鉄道関係一局、こういう御説明があつたということを、今伺つたのですが、海運関係、陸運関係につきましては、一般の行政機構の簡素化を図るという現段階に対應して眞に止むを得ないものと考えておりますが、鉄道関係が一局であるということは、これはどうしても理解できないのであり……

第5回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1949/09/13、1期、緑風会)

○村上義一君 只今長官のお話によりますと、随分密航船が、武裝密航船と言つてもいいような状態のようでありますが、然るに我が國の保安に從事している船が丸腰だというような御説明でありますが、これについて相当の意見を以てGHQの方へ交渉は進められていると思うのでありますが、速記を止めて頂いて結構ですが、一つお話を伺いたいと思います。
【次の発言】 只今委員長のお説の通りで、別に特に敷衍する必要もないと思いますが、今牛島局長からの説明を聞いて経緯の大体を知ることができましたし、更に大野木次長から急遽変更せんければならないという理由をお話しになりましたが、遺憾ながら私として首肯できないのであります。元、本……

第5回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1949/09/19、1期、緑風会)

○村上義一君 今運賃の問題の前に、ちよつと一言観光の問題について述べたいのですが、お許しを願います。
【次の発言】 先刻來観光事業に関連して、特に予算措置についていろいろ御意見が出ました。勿論これにつきましては運轉大臣はもとより、厚生大臣におかれましても、又副総理の立場におかれても最善の努力をして來た、又今後もするというお話でありました。この問題は大藏大臣に実はよく意見を聞かなくちやならん問題だと思うのであります。適当な機会に大藏大臣の出席を要望して話をするという委員長からのお話もありましたが、これは補正予算の編成に今直面しておりまするし、又來年度の予算編成にもすでに着手されんならん時期になつ……

第5回国会 議院運営委員会 第1号(1949/02/11、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) これより委員会を開会いたします。先ず議院運営小委員、同予備員及び庶務関係小委員についてでありますが、小委員は会期毎に消滅することになつておりますので、ここに更めて選任する必要があるわけであります。つきましては議院運営小委員、同予備員及び庶務関係小委員として第四回国会と同様の方を選任することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  次に法制局職員任用の件についてお諮りいたします。法制局長から説明いたします。
【次の発言】 採用することに御異議ありませんか。
【次の発言】 それではそういうことに決定いたします。  会期の件でありますとか、或いは休……

第5回国会 議院運営委員会 第2号(1949/02/12、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは委員会を開会いたします。今日の議題は議員派遣要求書が十六件程提出されております。それから審査承認要求書が六件、それについて御審議を願いたいと思います。委員部長から内容を申上げまするからお聞取りを願います。
【次の発言】 これはこれから提出する分も考慮に入れて……。
【次の発言】 お聞及びのような趣旨の要求書が出ておるわけであります。先ず議員派遣の十七件について一つ御審議をして頂きたいと思います。
【次の発言】 尚御参考に申上げますが、昨日の各委員長懇談会の席上で、予算はこれだけしかない、非員会においてはできる限り引き絞つて欲してということは繰返して希望を述べて置……

第5回国会 議院運営委員会 第3号(1949/02/18、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは議院運営委員会を開会いたします。自然休会に入り直前に、議現休会にするか、自然休会にするかという問題につきまして、御審議を願いまして、自然休会にするということに御決議願つたことは御承知の通りであります。只今各委員長との懇談会の席上で、議長から述べられましたごとく、衆議院の方から申入れがあつたということで、重ねてこの問題を今一應御審議願いたいと思います。
【次の発言】 只今懇談会の席上で委員長から若干の意見も出ましたことは御承知の通りであります。政府からの説明によりましても、実際十日と一應決めておるが、やや怪しいというような意味合いも言外に含まれておつたやうに私は聽……

第5回国会 議院運営委員会 第4号(1949/03/07、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは委員会を開会いたします。自然休会中にわざわざ御足労を願いまして恐縮に存じます。二、三是非お打合せを願いたい事項がありますので、御迷惑を掛けた次第であります。  先ず第一に御審議願いたいのは、開会式の日取りとその式辞の件であります。これにつきまして総長から今までの経過その他御審議の材料をお聞取り願いたいと思います。
【次の発言】 他に官房長官に質問される事項はありませんか。
【次の発言】 今門屋君の御質問の点は、一應総長から今までの経過をお聞き取り願いたいと思います。その方が便利だと思います。尚その上で、長官から話があると思います。

第5回国会 議院運営委員会 第5号(1949/03/19、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは今より委員会を開会いたします。増田官房長官から政府を代表して発言を求められております。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて下さい。
【次の発言】 速記を始めて……。
【次の発言】 他に官房長官に御質問の方はおありでないでしようか。――ないようですから……、どうも有難うございました。
【次の発言】 今、そういう御質問がありましたからついでにお答え願います。
【次の発言】 次に社会保障制度審議会委員の件についてお諮り願いたいのであります。この前の委員会の時に御報告申し上げて御審議願いましたんですが、衆議院から四六の割合によつて選任したい、それに應じて貰いたいという申……

第5回国会 議院運営委員会 第7号(1949/03/29、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) 次に控室移動の件を御審議願いたいのでありますが、これにつきまして事務次長から御説明をお聽取り願いたいと思います。
【次の発言】 庶務小委員会で一通り審議檢討して案が決定しているそうでありますが、如何でございましようか。
【次の発言】 御異議ないようでありますから、庶務小委員会で決定通り決定いたします。
【次の発言】 次は社会保障制度審議会の委員数に関する御審議願いたいと思います。本件につきましては前々回から保留して、それぞれ御檢討を願つておつた次第であります。これは如何いたしたものでしようか。
【次の発言】 只今矢野君からの御意見のごとく、本問は更に檢討を要するものとし……

第5回国会 議院運営委員会 第8号(1949/03/31、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは委員会を開会いたします。昨日の委員会におきまして、政府の参議院に対する心構えにおいて甚だ妥当でないという点につきまして決議がございました。私はこの決議をもたらして副総理に正式に面会をいたしまして、決議の趣旨を具さに傳えて善処方を強く要望した次第であります。今日副総理がそれにつきまして弁明と申しますか、挨拶に出席しておられるのでありまして、先ず以てこの御報告をいたしますと同時に、副総理から弁明を聽きたいと存じます。御了承願います。
【次の発言】 林國務大臣。
【次の発言】 何かこの際御質問になることはありませんか。

第5回国会 議院運営委員会 第31号(1949/05/16、1期、緑風会)

○委員外議員(村上義一君) 私運営委員長を拜命しておりまする間、議長又委員各位を初めといたしまして事務当局から一方ならざる御支援又御援助をかたじけのういたしまして、今日に至りましたことは、衷心から感謝しておる次第であります。この機会に厚くお礼を申上げます。尚最近とかく健康が優れなかつたために、この重要なポストを受けておりながら、皆樣に非常な御迷惑を相かけまして、まことに申し訳ないと考えておる次第であります。心から皆樣にお詑びを申上げる次第であります。大変貴重な時間を拜借いたしまして……(拍手)

第6回国会 運輸委員会 第1号(1949/10/29、1期、緑風会)

○村上義一君 いま発言をお許し下さつたので……この問題は多々愼重に考えなければならん点を包蔵しておると思うのです。その内容につきましても、今内村議員のお説の点、又その他についても幾多検討を要する点があると思うのです。又手続の点におきましても、ここに今御配付になりました法律案を以て移讓するという点については、手続上正当であると思うのでありますが、他に政令を以て移讓するという点がある筈であります。この点については法律上果して適法なりや否やということについて尚問題があると思うのであります。更に政治的に見まして、この問題が全国で十七ケ所分室を設けるということで、そうしてそれらの面においては具体的の決定……

第6回国会 運輸委員会 第9号(1949/11/27、1期、緑風会)

○村上義一君 ちよつとお尋ねいたして置きたい問題があるのですが、この問題はまあ後で伺うとしまして、この議員の発議案で、身体障害者福祉法案というのがあるのであります。この附則の五十條に、国有鉄道運賃改正が出ておるのです。一つの国会に二つの運賃改正法律案が出るということになるのですが、これにつきまして、一体政府はどういうふうにお考えになつておるか、伺いたいと思います。
【次の発言】 只今お説伺いましたが、これは相当考えなければならん問題だと思う。こういうふうのことを、まあこの金額は幾らになりますか、これも一つ政府当局で御見当がついておれば、一つお伺いたいと思いますが、本人及び附添人が両者共半額にな……

第6回国会 運輸委員会 第10号(1949/11/28、1期、緑風会)

○村上義一君 この通運業法によつて免許を得て通運業者になるのですが、第二条の第一項の第一号の事業を行う者は、商法による運送取扱業者であると思うのでありますが、即ち自己の名を以てする物品運送の取継ぎをなすという者は、商法の規定によつて、この第二条の第一項の第一号の業務を行う者は、商法から見れば物品取扱、運送取扱業者であります。従つて又商法の規定によつて、こういう通運業者は荷主の要求によつて、貨物引換証を発行する義務があると思うのであります。併し本法には、貨物引換証については何ら触れてないのであります。今廃止せんとする日本通運会社法では、その事業目的を決定しております。条文の確か第一条の第二項だつ……

第6回国会 運輸委員会 第12号(1949/11/30、1期、緑風会)

○村上義一君 一昨日もちよつとお尋ねしましたのですが、尚一、二伺つて置きたいと思うのですが、前刻も内村議員からお尋ねが出たんですが、大体利用減が三%というお見込のようであります。この内容ですね。若しできるなら、ここでお分りになつておりますなら海運の方へどれだけ転移するか。又自動車にどれだけ転移するか。値上げによる減少一昨日もいろいろと業者の御意見によれば、数種類の企業は到底経営は持続することができないと、こういうふうに経済的立地條件に恵まれておらん状態に置かれておる一部の工場とか、或いは山林というものは事業を経営することができないというような御意見があつたのであります。まあこれが真実なりとせば……

第6回国会 運輸委員会 第13号(1949/12/02、1期、緑風会)

○村上義一君 今内村君の御質問がありましたが、まあ向うと協議会を開きました上でその内容を聽けることと思うし、そういう申出でがあつたとすれば、それに応じて行くより外ないと思うのです。
【次の発言】 この問題につきましては只今運輸大臣のお話もありました。私の見解としては昨日お答え……、決つた方針と変らない気持であります。

第7回国会 運輸委員会 第2号(1949/12/23、1期、緑風会)

○村上義一君 本案につきましては、公共企業体の労働関係に関して特に仲裁委員会というものが設けられました経緯に鑑みまして、その裁定は極力尊重せんければならんものだと考える。併しながら一面におきまして、予算上資金上不可能であるということは、これ又嚴とした事実と認めざるを得ないのであります。従つて私は緑風会を代表いたしまして、本件につきましては政府が議決を求めた公共企業体仲裁委員会裁定第二項に関しては、十五億五百万円以内の支出を除く残余は昭和二十五年一月一日以降日本国有鉄道の予算上資金上及び立独採算上支出可能となつたとき速やかにこれを支給すべきものと議決せられたいと思うのであります。右意見を開陳いた……

第7回国会 運輸委員会 第6号(1950/02/28、1期、緑風会)

○村上義一君 別に質疑ではないのでありますが、私この際政府委員にお願いしたいのでありますが、この運営会の最近の繋船状態、それと今チャーターを決定せられる傭船料決定の基準、これを伺いたいと思います。今日でなしに、なるべく早い適当な機会に書面でお示し願いたいと思います。
【次の発言】 この一部を改正する法律案自体は極めて簡明な案であります。資本増加を政府の出資によつてやるという途を拓くに過ぎない。併しその内容実質につきましては、政府から提出せられております予算案と対照して見ますると、四十億の建設改良費、これを見返資金から仰ぐという項目があるのであります。これに関連しておるやに考えるのでありますが、……

第7回国会 運輸委員会 第7号(1950/03/13、1期、緑風会)

○村上義一君 この海事関係の方で、倉庫事業に関して、固定財産税関係はここに掲げられておりますが、附加価値税についてはどうなんでございましよう。適当な方法を講じなくても負担し得るという見込なんでしようか、専門員の方からお答え願います。
【次の発言】 委員長の御発言に異議なし。

第7回国会 運輸委員会 第11号(1950/04/04、1期、緑風会)

○村上義一君 この補助金の内容はどんなふうになつておりますか。
【次の発言】 確か三人とか、四人とかいう極めて少数の船員で食い止めるという内容であつたかと記憶するのですが、これは実際問題だと思いますが、暴風警報が出た場合、こういつたことは一例ですが、そういう場合に対して今の繋船の人員で十分に手当ができるようになつておるのですか、その辺どういう事情でありますか。
【次の発言】 陸上におる予備員ですね、それについてはどういう工合に処置をとつておられるか、まだ交渉中で不明だという現状なんですか。
【次の発言】 今規定の通りにしますれば、予算との関連はどういう工合になりますか。

第7回国会 運輸委員会 第16号(1950/05/01、1期、緑風会)

○村上義一君 海上保安の業務につきましては、種々の原因が競合しておることは認めるのでありますが、とにかく現状は完璧を期せられておるとは到底考えられないのでありまして、従いまして、今回の処置を講じて海上保安業務の完璧に資するということは極めて必要であると考えますので、私は本案に賛成いたします。

第7回国会 運輸委員会 第17号(1950/05/02、1期、緑風会)

○村上義一君 議事進行について意見を述べてよろしゆうございますか。
【次の発言】 この問題は、尚考究すべきいろいろの点があります。元来本件は衆議院においてもこれは研究中であり、審査中であります。昨日衆議院は継続審査をするということは決定した趣きでございます。で、予算審査をしております当院におきましては、やはり継続審査という取扱をして貰いたいと思うのであります。
【次の発言】 一点だけお伺いしたいのでありますが、十六條、先刻も質疑が出ましたが、この十六條の二項であります、二項、「港湾に関し十分な知識と経験を有する者」ということがこの委員の選定要件になつておりまするが、この「関し」という意味であり……

第7回国会 地方行政委員会 第10号(1950/02/09、1期、緑風会)

○参考人(村上義一君) 本日は有難うございました。本多国務大臣も御出席下さいまして誠に有難うございます。全国の私鉄が現在負担しておりまする地方税額は二億円余であるのであります。今日は特にお断りして置きますが、専ら地方税についてお聴き願いたいと思うのであります。二億円余あるのでありますが、近く政府が提出されんとする案を人に伺いますれば、国税は若干減少いたしますが、地方税は二十六億余になるのでありまして、丁度十三倍に増加するのであります。全く企業運営上致命的な重税であると思うのであります。この二十六億、十三倍という数字につきましては、正確な数字でありまして、監督官庁の方に御照合あれば明白だと思うの……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第6号(1950/03/01、1期、緑風会)

○村上義一君 只今御説明を伺つたのですが、この電気料金は三割二分二厘増加するということは、再々政府もいろいろの場合に言われ、又E・S・Sでも今日でもそれを唱えておられます。然るにお話がありましたがごとく、或いは二十割、三十割、五十割という異常な料率の超過料金になつておるということは事実であります。これはまあ一般企業家、又は国民全部が非常に疑問を今日持つておるのであります。今まで発表せられた三割二分二厘増加するという看板は下げておられないように私記憶するのでありますが、而も事実はお話の通りでありまして、これが国民が非常に疑惑を持つておる点であります。而も一方においては、その結果として只今門屋委員……

第7回国会 電力問題に関する特別委員会 第12号(1950/03/24、1期、緑風会)

○村上義一君 二三お伺いしたいのですが、基準料金に入る右炭は約三百万トン、火力料金に入る石炭は約二百万トンという御説明だつたと記憶するのですが、これを各一・四半期毎に分けて一つ伺いたい。
【次の発言】 尚株主配当金がそれぞれ、現行と二十五年度と双方にありますが、これはG・H・Qの方は了承しておるでありましようか、これを認めておるでありましようか、伺いたいと思います。そして何分に予定されておるか……。
【次の発言】 二十三の雑損失という内容はどういうようなものか、それから二十七、二十八、三十、これを一つ御説明願いたい。


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 運輸委員会 第1号(1950/07/17、2期、緑風会)

○村上義一君 只今の御説に対して何ら異議はないのですが、ここで他の委員会の附託予定のものという中に地方税法案が掲記されてあります。勿論この地方税法案は、いずれ臨時国会の主要な部分を占めるこの地方税法の修正については、当委員会として数回意見書も関係の向に決議書を提出しておる関係もありますし……ちよつと速記を止めて頂きたいと思います。
【次の発言】 只今請願は公報で掲載せられてありまする分はすでに相当数に上りております。今後又相当多く出ると期待されます。これは是非必要だと思います。尚観光小委員会もいろいろ観光関係の問題があるのであります。例えばホテル建設に対する資金問題等について、すでに数ヶ月間懸……

第8回国会 運輸委員会 閉会後第3号(1950/11/13、2期、緑風会)

○村上義一君 只今運輸省の機構につきまして、地方行政調査委員会議の進み方等について、又それに関連して秋山次官の御意見を伺つたのでありますが、私は大体秋山次官の御意見と意見をひとしくするものでありますが、ただお話のうちに一点物足りなく思つた点は、自動車行政の完璧を期する上において、自動車工業行政へこれをも統轄せんければ今後の自動車行政の、自動車交通の、つまり言換えれば、道路交通の発達を助成する文化国家の建前から要望するハイウエイ・トランス・ポーテイシヨンの進歩に寄與するということが物足りないということを痛感する次第であります。それで今日は道路交通行政につきましては、道路については建設省が所管して……

第8回国会 運輸委員会 第5号(1950/07/25、2期、緑風会)

○村上義一君 只今二分の一という原案になつておつたのを、或いは情勢によつて三分の一ということが適当であるというようなこともあり得るから云々という、まあ岡田委員のお話でありますが、その当時は、更に進んで、一定の期間を限つて全免もなし得る。例えば、今、新たに観光ホテルを建設するというような場合には、從来から何らの税收がその建築物についてはなかつたのである。從つて、一定の価格を吸收し得るようになるまで三年間、五年間という期間を切つて全免することも必要な場合もあるだろうというような説がそのときありましたので、ただ、二分の一という原案をそれより以下にするというだけでなしに、より以上の削減をもし得る。場合……

第8回国会 運輸委員会 第6号(1950/07/26、2期、緑風会)

○村上義一君 或いは前回の予備審査に際してすでに質疑応答がなされましたかも分りませんのですが、本法の目的としておりまするところは、内航海運事業の正常なる運営を解決するためにということだけが目的になつております。前回同様な法律があつて、その際には確か條件として買上船トン数の二分の一トンの優秀船を造るという條件がありましたものですが、これは何ですか、今回は国際的の関係を考慮されておるのですか如何ですか。或いは公開では十分な御回答ができない問題であるかも知れんと想像しております。それならあとで結構であります。
【次の発言】 大体御趣旨、第一條の目的はよく理解いたしました。第三條に総額を二十七億円と限……

第10回国会 運輸委員会 第14号(1951/03/30、2期、緑風会)

○村上義一君 只今提案者なり、専門員からの御説明を伺いまして、大体了承いたしたのでありますが、二、三質問をいたしたいと思うのであります。  先ず第一点は、四條におきまして、登録制を認めておられ、認可制と観念的には異なると思うのであります。実質は殆んど同一だと思うのであります。勿論この認可制と登録制の間には、専門員の説明せられたごとく、自由主義の香りが相当強いということはわかるのでありますが、ちよつと本法において他の同様な法律と趣きを異にして、認可制を排除して登録制を採用せられた理由を伺いたいと思います。
【次の発言】 登録制によりますと、今お説の通り、條件に当てはまれば登録を運輸大臣はせんけれ……

第10回国会 運輸委員会 第20号(1951/05/21、2期、緑風会)

○村上義一君 本法の目的、つまり第一條に明記されてあるのですが、これにつきましては前回に質問もあつたようでありますけれどももう少し伺いたいと思うのであります。前回には公正な競争を確保するという意味において質問があり、言い換えれば一路線一営業を確保しておる場合はそうでないが、相当量の輸送需要がある場合には一路線二営業或いは数営業を認めて行くのだ、こういうような御説明があつたと伺つておるのであります。自然民間自動車相互間におきましても、又民間自動車と国鉄経営の自動車との間に公正なる競争を予期しておられるということは窺い知ることができたのでありますが、陸上輸送というものは、ひとり自動車のみなず鉄道軌……

第10回国会 運輸委員会 第29号(1951/06/02、2期、緑風会)

○村上義一君 ちよつとお伺いいたしたいのですが、昨日夜半まで連合委員会が継続されたのであつて、而もこの委員会を代表して出席された委員は遂に発言の機会がなかつたというお話であります。恐らく他の委員会から出席している人が多くの時間を要したためだと思うのであります。併し一面聞くところによりますと、昨日夜半で連合委員会は打切るということになつておつたやに伺うのですが、併し詳細の打合せの事項は承知しないので、どういう内容でお取りきめになつておつたのか、一応御説明願いたいと思うのであります。

第11回国会 運輸委員会 閉会後第1号(1951/09/07、2期、緑風会)

○村上義一君 先刻来いろいろ質疑なり又お答えなりを伺つておりましたが、今補正予算につきましては当局相互間の交渉の段階にあるように伺います。自然まあ赤裸々に政府当局も又国鉄当局も話しにくいという点が多々おありのように忖度されるのであります。併し本日の会は、我々も共に同じくその成行きを心配して見守つておつたのでありまして、自然今日までの経過を間接ながら聞きまして、非常に憂慮して、何らか我々としてあらかじめ政府当局に、特に大蔵当局に対して要請をする必要がないかどうか。今日までもこの会の決議、或いは又本会議の決議等の形式を以て政府当局に要請しておる点もあるのであります。それらの実行についてどの程度に政……

第11回国会 運輸委員会 閉会後第2号(1951/10/09、2期、緑風会)

○村上義一君 ちよつと私関連して次長にお伺いしたいのですが、当委員会でもこの航空事業の運営につきまして、とにかく世界各国とも航空事業はアンテナブル・ビジネスということになつておりまして、それぞれ皆直接間接の援助を政府はしておるということは御承知の通りであります。最も発達をし、又地理的条件に恵まれておる米国においてすらも税において、又郵便逓送料の名義において多額な援助をしておる。元戦前にありました大日本航空会社に対して我が国は、これはまあ相当思い切つた援助をしておつたのでありますることは御承知の通りであります。例えば多額の政府出資があつた。而もこの出資に対しては配当制限かあつた。又税につきまして……

第12回国会 運輸委員会 第1号(1951/10/18、2期、緑風会)

○村上義一君 委員長の御指名に一つお願いしたいと思います。
【次の発言】 先例によつて置いて頂いたほうが審議上便利であろうと思います。

第12回国会 運輸委員会 第5号(1951/10/26、2期、緑風会)

○村上義一君 先刻前田委員からお尋ねになりましたのに関連してでありますが、貨物運賃の特別措置として土管並びに陶器がそれは三百五十一キロ以上は一〇%割引をしてある。それを更に瓦を追加して三百十キロ以上一〇%引く措置を運賃値上と同時に実行するという御計画のように伺つたのですが、この陶器関係につきましては、ただこういう特殊のものと接近した粗雑なものが随分あるのでありまして、例えば信楽焼の火鉢というようなものはかなり粗雑な陶器であります。九谷焼、伊万里焼等と同一視するということは弾力がない。そのために製造業者なども破産するものも少くないというようなことを聞いておるのであります。元来十一等級でありまする……

第12回国会 運輸委員会 第6号(1951/10/27、2期、緑風会)

○村上義一君 矢田さんその他全面的に反対の意見をお述べになつたかたにちよつとお尋ねしたいのでありますが、矢田さんのお話中にも、現在の国鉄は設備の復興、復旧ができておらん、又保安度も非常に不完全だ、サービスも低劣だというような御見解でありました。それは私も正に同感であります。そういう状態でありまするが、なお且つ五百三十三億の赤字が出ておることは御承知の通りであります。あなたのお説の通りにこういう赤字は経営の合理化なり企業努力なりによつて、最善を盡してこの赤字克服に努力すべきものである、ということは勿論当然でありまするが、とにかく五百数十億の赤字が出ておるのであります。こういう状態のまま放任してお……

第12回国会 運輸委員会 第8号(1951/11/13、2期、緑風会)

○村上義君 ちよつと一点秋山次官にお尋ねいたしたいのですが、この三十五億の見返資金ということは前から話があつたんですが、それが十万トンということが十五万トンになつた。併し見返資金を貸出すのは、依然として三十五億だ、一種の数字の魔術だと実は最初は考えていたのですが、只今の御説明でトン当り単価に対して、見返資金の貸出がトン当り減つたということで了解したのですが、お説の通り金融が非常にこれは困難だと思います。これは当局もお認めになつて折角御努力をお願いしたいと思いまするが、なおこの資材ですね、特に鋼材につきましては、一時二重価格の主張もありまして、然るに最近高いというておる日本の鋼材価格よりも、更に……

第12回国会 運輸委員会 第10号(1951/11/22、2期、緑風会)

○村上義一君 只今観光小委員長から御報告がありましたごとく、政府はこの通訳案内業法を廃止するということにほぼ決定せられたということを伺いまして、観光小委員会においていろいろ検討を重ねた次第であります。観光事業の発展の上から見ましても、この通訳案内業法を廃止するということは、観光事業の発展を阻害すること頗る大なるものがある、延いては貿易、外貨の獲得の見地から見ましても、由由しきこれは問題であるという考えから種々論議を重ねた次第であります。そうして結論としまして、若しそういう意図が政府にあるとするならば、この法律廃止は甚だ不適当であるという意見を速かに政府に表明すべきであるということに相成つたので……

第13回国会 運輸委員会 第2号(1952/02/01、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) ちよつと御挨拶申上げます。  私は参議院成立の当時から皆さんがたと一緒に運輸委員としていつもお世話に相成つておりました。御承知の通り昨年末再び運輸省に就任することに相成りまして今後一層皆さんの御援助、又御協力をお願いせんければならないと思うのであります。この機会に衷心から皆さんにお願いをする次第であります。  申すまでもなく、交通はすべての産業、経済又文化の基盤をなすものであることは申すまでもありません。而して現在の交通事情を眺めますと、実になさんければならんことが多いのであります。海運のごとき、終戦当時僅かにクラス・ボートの資格ある船が十一万トンになつてしまつたとい……

第13回国会 運輸委員会 第3号(1952/02/05、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 只今お話の通り、以前には日本の特異性ある観光資源が大いに欧米人にアトラクシヨンであつたということもさることながら、お説のごとく旅行費が比較的低廉であるということが非常な魅力であつたと私も思うのであります。然るに最近におきましては、それが全く逆転しておるということでありまするので、ニユーヨークを初めその他ツーリスト・マーケツトに宣伝機関を設けて外客誘致に当るということももとよりこれはやらんければなりませんが、受入態勢がお説のごとく非常に欠点があるということは非常な問題だと思うのであります。過日も、これは特別のかただと思いますけれども、一日平均四十三ドルを要したということ……

第13回国会 運輸委員会 第4号(1952/02/12、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) この問題につきましての経過は、只今海運局長が申述べました通でありますが、又本問題の性質はこれ又今委員長からお話がありました通りでありまして、今まで財政資金を、いろいろの支出を見返資金によつておりましたが、非常に先細りの状態にあります。もとより何らかの措置を講じて財政部運用資金を充当して行くということはやらなければならないのであります。一面におきまして、市中銀行面においてはかなりのオーバー・ローンに相成つておるのであります。どうしてもこの際船主自体の自己資金を造成してもらうように慫慂せんければならん、同時に政府としましては、船主の自己資金造成を助長する、その意欲を旺盛な……

第13回国会 運輸委員会 第5号(1952/02/15、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 只今のお尋ねでありますが、損益計算というお言葉がありましたが、損益計算の面におきましては御承知の通り輸送が増加すればそれに順応して経費も殖やし得るという総則の規定もあります。これは要請に応え得ると思うのであります。ただその場合におきましても経費はそういうふうに弾力性がありましても、設備がないという場合には如何ともすることができない。工事費の面においては非常に不足している。先般の委員会でも申上げましたが、今日取替経費で取替をせんければならぬ工事が遅れている。要するにその結果として老朽施設、老朽車両が夥しくある。これを金額に見積れば千八百五十億程度あるのであります。五年間……

第13回国会 運輸委員会 第6号(1952/02/26、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 大変遅刻しまして相済みませんでした。只今お話の行政機構の問題でありますが、まだこれは何らまとまつておりません。従いまして今話の途中にあるのでありまして、見通しとしても申上げかねるのでありまするが、今委員長からお話の、運輸省と郵政省と電通省とを合併して交通省にするという意見があることは確かであります。併しながらその意見に対して私は反対であります。理由は、只今委員長もお話のごとく、労務行政の面から言いましても、これは一人の担務し得るところでないと思います。又過去の歴史から言いましても、これは極めて最近に失敗の歴史があるのでありまして、失敗するゆえんは、これはもう極めて明瞭……

第13回国会 運輸委員会 第7号(1952/03/03、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 只今防衛分担金の点についての御質問であります。なお百億云々というお話もありましたが、これは国鉄特別会計、公社の会計とは無関係のものであると思います。これは港湾の施設費の関係であります。実は百億という問題については、運輸大臣は明確に詳細な相談には乗つておりません。ただ百数十億、港湾施設費を完全にするためには百数十億を要するという具体的な意見を関係当局から提出いたしてあります。恐らくそのうちの百億をという問題だと承知いたしているのであります。で、一面において港から港への道路を改修すると同時に、港湾の改修費と申しますか、これを百億計上している問題でありまして、なお続いてお話……

第13回国会 運輸委員会 第8号(1952/03/06、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 今日運輸委員会を御開催になりますにつきまして、その冒頭に十勝沖地震の状態をわかつておる限り御報告申上げたいと思うのであります。  こういう天災が突発しましたことは誠に遺憾に堪えないところでありますが、先ず鉄道関係につきまして線路関係を先ず以て申上げますと、根室本線で線路の陷没沈下等が三十九件あります。根室本線が最もひどいので、最大の深さのところで五メートル沈下いたしておるのであります。その他橋梁の被害が七件あります。それから日高線の線路の沈下等が十一件、橋梁の被害が五件、隧道の亀裂被害が一件、その他附近の関係路線にありまして、結局総計で申しますと、線路の関係で陷没沈下……

第13回国会 運輸委員会 第9号(1952/03/11、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 捕獲審検所の検定の再審査に関する法律案の提案理由につきまして一通りお聞き取りを願いたいと思います。  戰時におきまして交戰国が交戰権に基いて敵船敵貨及び中立国の一定の船舶並びに戰時禁制品をその国の捕獲審検所の検定を以て捕獲し得ることは、瞬時国際法上一般に認められている、ところでありまして、我が国におきましても太平洋戰爭中旧捕獲審検所が設置せられ、国内法たる海戰法規に従つてこれらの検定を行なつたのでありまするが、今般の平和条約第十七条によりますと、我が国が戰事中行いましたこれらの検定につきまして、いずれかの連合国から再審査の要請がありました場合には、これを再審査いたしま……

第13回国会 運輸委員会 第11号(1952/03/18、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 只今から商船管理委員会の解散及び清算に関する法律案の提案理由を御説明申上げたいと存じます。  この法律案は商船管理委員会の解散及び清算に関しまして、清算人の決定、清算の方法、残余財産の帰属、清算事務の監督などを定めようとするものであります。商船管理委員会は御承知の通り戦時海運管理令に基きまして設立された特殊法人でありまして、現在では国家機関として国の予算を以て賄われておるのであります。委員会の基礎法である戦時海運管理令は国家総動員法に基く勅令でありまするが、国家総動員法を廃止した後におきましても、この委員会を存続させるために総司令部の指令に基きまして十二回に亘つてその……

第13回国会 運輸委員会 第12号(1952/03/25、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 只今議題となりました船舶運営会の船員の退職手当に関する交付金を船舶所有者に交付する法律を廃止する法律案を御審議願うに先立ちまして、提案の理由を一応お聞きとり願いたいと存じます。  旧法が施行されました昭和二十四年四月一日以前の船舶の国家使用の形態は、いわゆる裸よう船契約と称するものでありまして、国家は船舶の使用料を船舶所有者に支払い、船員の給与その他船舶の運航経費等はすべて国家の負担であつたのでありますが、昭和二十四年四月一日から定期よう船契約へ切替えまして、船舶運営会は、戦時海運管理令に基く裸船舶の国家使用を解除し同時に船舶運航管理令により船舶所有者とあらたに定期よ……

第13回国会 運輸委員会 第13号(1952/03/31、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 海外からの日本国民の集団的引揚輸送のための航海命令に関する法律案の提案理由を御説明申上げたいと存じます。  従来御承知の通り、海外からの日本国民の集団的引揚につきましては、連合国最高司令官の覚書、即ち帰還輸送に関する基本指令に基きまして、これに関する海上輸送は、商船管理委員会が行なつて来たのであります。併しこの委員会は本年三月末日を以て解散の予定であります。従つて今後の帰還輸送は一般の船舶運航業者の協力に待たねばならなくなるのであります。このために政府といたしましては、予算的措置を講じた上、大阪商船株式会社と契約を結びまして、同社の所有しております高砂丸を待機せしめて……

第13回国会 運輸委員会 第14号(1952/04/14、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) この前にもこれに関連した質問を受けたのであります。今観光部長が申述べましたごとく、現在道路がある所を非常にシヨートカツトで行くとか、例えば山を迂回せねばならん場合比較的短い隧道を掘鑿してそうして矩距離に平坦な道路で通過ができる、或いは又河川のために迂回しておるところを最も短距離に橋梁を架設したために通路ができる、こういつた場合に賃取りというものが適切だと自分は考える。御説のごとく民間事業でこういう場合には成るべく実行するということが望ましいと私は思つております。政府がいやしくもやるという場合にはこれは賃取りでなしに、とにかく一般公共の用に供するというのが本当だと思うの……

第13回国会 運輸委員会 第16号(1952/04/22、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 只今御質問の点は、非常に広汎に亘つて調査或いは測定をするという問題についての御指摘かと思うのでありますが、違いますでしようか。
【次の発言】 只今御指摘の点につきましては、従前より気象測定の充実を図るという必要を認めておつたのでありますが、種々の事情のためにこの要請が満足されずに今日に至つておるということは私として痛感いたしておる点であります。特に鹿兒島のごとき、新たに地方気象台を設置して、従来の機構、機関を格上げするというような所につきましては、勿論増員を要し、又必要なる施設を増強する必要があります。もとよりこれらの点につきましては今年度の予算に計上いたしておるので……

第13回国会 運輸委員会 第19号(1952/05/09、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) お示しの通りこの法律案はホテル事業の育成助成という面から考えますれば、誠に微温的だと運輸大臣も考えているのであります。あらゆる機会を今後捉えて適正なホテルの育成に寄與するようなふうに改正して行きたいということを考えていることは勿論であります。諸種の公課の減免でありますとか、或いは必要なる低利資金の獲得であるとかいうようなことにつきましては、これは勿論今後現行法或いはこの改正法の下におきましても最善を盡して行きたいと思つているのであります。法律によつてお示しのような或いは補助をするとか、或いはその他格段なる措置を法律によつて講ずるということにつきましては、今後補正予算或……

第13回国会 運輸委員会 第21号(1952/05/14、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 只今提案されました船舶安全法の一部を改正する法律案につきまして御説明申上げたいと存じます。  現行の船舶安全法は、昭和八年に制定せられたものでありまして、その後、必要に応じて一部の改正が加えられておりますが、この船舶安全法と、これに基いて制定せられているところの関係法令には、先に我が国が加入しております「一九二九年海上における人命の安全のための国際条約」及び「一九三〇年国際満載吃水線条約」の両規定において要求せられている事項が完全に包含せられているのであります。右の条約のうち「一九二九年海上における人命の安全のための国際条約」は一九四八年に至りまして改訂せられたのであ……

第13回国会 運輸委員会 第24号(1952/05/26、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) お答えいたしまするが、日本の戦後の航空事業の復興につきましては、とにかく七年間の空白な時代もありまして、事業の性質上非常な、世界的に言えば進歩がそこに来ておるのであります。これを日本におきましても取り返す必要が出ることは申上げるまでもありません。一方において、国際民間航空条約というものができております。で、今回の平和条約十三条の(C)項におきまして、日本もこの条約に六カ月以内に加入する、こういうことが平和条約に明記しておるのであります。のみならず、調印に際しまして、宣言も政府代表者はしておられるのであります。これらの国際民間航空条約並びにその附属書に定められております……

第13回国会 運輸委員会 第29号(1952/06/12、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 運輸交通事業は、如何なる種類でも公益事業であるのでありまして、必要なる公益事業を維持して行く上におきまして、若しそこに緊要性があるならば、何らかの方法で直接、間接を問わず、又如何なる方途を問わずこれを維持して行くということにして行かんければならんと思うのであります。勿論一つの事業でありますから、このサービスを提供する事業でございますから、サービスの対象たる運賃、料金というものについて考慮を拂う。併しながらその立地條件、或いは客観情勢から、運賃、料金をこの上げることは許されないというような場合に、到底その交通機関を維持して行くことが不可能だというような場合が生じて来ると……

第13回国会 運輸委員会 第32号(1952/06/20、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 只今お話がありましたごとく、元来この法案が作成せられる当事らいろいろの意見がありまして、紆余曲折を経て法案ができ上つたのであります。その後衆議院に提出しました後におきまして更に紆余曲折を経たのであります。運輸大臣も、又政府委員としましても、再々この法案を説明になり、又質疑に対してお答えをしたりしておつたのでありますが、最近一カ月余りは殆んどお呼出しがなかつたのであります。専ら自由党部内において検討が進められておりまして、一昨日突如として運輸委員会でこの修正案ができて委員会を通りまして、昨日の本会議でそのまま成立さした。そうして当委員会に回付せられたと、こういう順序であ……

第13回国会 運輸委員会 第34号(1952/06/27、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 前に大要を御報告申上げましたが、四月二十八日に最後の鉄道建設審議会が開会せられまして、結論を得られまして、十一本の線を選定せられた答申を頂きました。併し地方における鉄道建設の要望は極めて熾烈なものがあります。この十一本だけではその要望に応えることが至難であるというので、更に十六本の線を選定せられました。それからいま一つは、営業休止線が御承知の通り三本あります。これの復旧を図るべきだという二つの建議が出たのであります。従いまして、この十一本の建設線は予算に建設資金として、建設費として計上せられております。二十億を二億四千万円ほど超過いたしておるのであります。この関係もあ……

第13回国会 内閣委員会 第14号(1952/04/14、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 私本日衆参両院の運輸委員会のほうに出ておりまして、大変遅刻しまして相済まんと思つております。先ずお詫びを申上げます。  只今楠見先生からの御質問であります。今海上保安庁に警備隊を新たに設けるという趣旨は、以前から縷々申述べております通り、全く巡視船は一万マイルの沿岸線及びその海面を巡視警戒するのに、僅かに百六十隻程度しかないのであります。自然一隻の巡視船の受持区域は約七十マイルに及んでおる次第であります。で、この一隻が何らかそこに密輸の船らしいものを発見した、或いは又密入国らしき船を発見したとしましても、相手が極めて単純なものでありますれば、十分それに対して取締をなし……

第13回国会 内閣委員会 第25号(1952/05/19、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 只今提案となりました運輸省設置法の一部を改正する法律案について説明をお聞きとり願いたいと存じます。  政府におきましては、かねてから国力にふさわしい簡素且つ能率的な行政機構を樹立するため努力を続けて参つたのでありますが、このたびその方策を決定いたしましたので、この決定の線に副い、運輸省設置法の一部を改正する必要が生じて参つたのであります。  次に、法律案の要旨について御説明申上げます。  先づ、改正の第一点は、運輸省の外局である航空庁を内局として、その名称を航空局に改め、大臣官房観光部、海運局海運調整部、鉄道監督局国有鉄道部及び民営鉄道部並びに自動車局業務部及び整備部……

第13回国会 内閣委員会 第39号(1952/06/10、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 終戦後から引続いて日本人が航空機を所有し、又整備し、運航することは全面的に禁止せられておりましたことは申上げるまでもありません。講和発効によりまして、講和条約の十三条の(C)項によりまして、国際民間航空条約及びその附属書の内容に含まれてある事項は、すべて日本において遵守するということは当時明らかに約束しておることでありまするが、とにかく原則的には航空活動は全面的に認められることに相成りました。ただ内国の準拠規則がまだ決定されておりませんので、従つて航空事業経営者というものも、特に占領治下においてスキヤツピンに基いて承認せられましたその内容は、ただ単に営業行為のみを行い……

第13回国会 内閣委員会 第48号(1952/06/21、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 御指摘のように現在海上保安庁に新たに設置せられて、まだ完全に整備されてはおりませんが、新たにスタートしました海上警備隊、この現在における海上警備隊の性格は、警視庁における予備隊又は大阪の機動隊というような性質のものであるということは、これはもうこの前も申上げた通りであります。従いまして、陸上における警察予備隊というものとは少しその本質が異つておると信じておるのであります。自然この本質から発生するために、陸上の警察予備隊が出動する場合と海上警備隊の出動する場合とは、手続において又命令の発令者においても相当の相違がある次第であります。即ち陸上の警察予備隊が発動するときには……

第13回国会 内閣委員会 第50号(1952/06/26、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) すでにお聞き及びだと存じますが、この点については外務省においていろいろ協議を進められております。その協議の結果どういうことになりますか今後決定せられると思うのであります。勿論海上保安庁の職員も関與して進めておると思いまするが今お聞きの通りでありまして、そういう今御指摘のような米国法によるというようなことには万々ならんと思います。
【次の発言】 ちよつと私誤解をいたしておりまして、この誤解というよりむしろ詳しく知らなかつたと申上げるほうが適当だと思うのでありますが、今実際は海上保安庁の関係当局がその交渉をしておるという話であります。

第13回国会 内閣委員会 第60号(1952/07/24、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 千五百トン級の船を十隻とそうして上陸用舟艇に使われておりました五十トン級を五十隻、これだけについて昨年夏頃から極東海軍との間において内協議をいたしておつたのでありまして、勿論この内協議につきましては主として海上保安庁が当つておりまして、併し外務省の事務当局とも事務的には時々話合つて内交渉を、内交渉と申しますか事務的打合と申しますか、当方から希望を述べて話をいたしておつたのであります。それで正式に申込んだということはよほど、ほどおいてからであるのであります。勿論これは運輸大臣としてでなしに外務大臣として申込んでもらつたのであります。今日はその該当する船が数隻横須賀に参つ……

第13回国会 文部委員会 第33号(1952/05/15、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 船員の再教育問題は常に必要なことでありますし、特に現在御承知のごとく、日本の商船隊を急速に編成、増強しなければならん現段階におきまして、ここ三年或いは四年間は急速な船員の養成を必要とする次第であります。従いましてこれについて、種々運輸省としてはでき得る限りの方途をとつておるような次第であります。
【次の発言】 船員の素質向上のために、又上級免状を取得したいという向上心を満たすためにも、船員の再教育は絶対に必要なことであるのであります。自然先刻申述べましたごとく、将来に対しましてもこれは持続して行かなければならん問題であります。殊にこの三年間は、船腹の増強に対応して船員……

第13回国会 予算委員会 第16号(1952/03/06、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 私からお答え申上げます。遠洋航海の船舶につきましては、二十四年以来新船の建造なり又戰標船の改造なり、外国船の購入なりをして、今年末には大体百八十万総トンに達するのであります。併しながら今政府の持つております方針としましては、輸入物資の五〇%を日本船によつて運びたいという目標を持つておる。これにはなお相当の距離があります。二十七年度においても少くとも三十万総トンを建造したい、そうして三、四年後にはこの目標に達したい、こういう考えを持つております。

第13回国会 予算委員会 第24号(1952/03/22、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) お答えいたします。お説の通り、海上保安隊に警備隊なるものを設けることに志して今法律案を近く国会に提出したい考えでおるのであります。御承知の通り海上保安庁の業務は一方において航路安全業務があります。他面において警備救難の業務があるのであります。この警備救難の業務は、御承知の通り海難の救済又は密入国、密貿易、密漁等の取締、海上の保安を維持する要するに仕事であるのであります。只今海上保安庁で燈台の通船を初めいわゆる自動力を持たない船を含めまして約四百五十隻を持つておる。そのうち五十トン以上の船は大体三分の一でありまして、総トン数で十万トン程度であるのであります。而もこの百五……

第13回国会 予算委員会 第25号(1952/03/23、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 運輸事業は海陸室いずれの分野を問わず、いずれも一般公共の要請に基きまして、貴重なる生命、財産を輸送する事業であるのであります。従いましてその公共性は非常に高度である、高度な事業であると言い得るのでありまして、従いましてその企業体の資力信用というものを十分に審査いたしまして、不適格者の侵入を排除するということが必要であると思うのであります。一面におきまして、事業者の事業経営の権利を保障すると同時に、他面においてそれぞれ関係法が課しておりまする種々の義務の励行を図るということが必要であると信ずるのであります。この意味から免許制度は絶対に必要なものであると思うのであります。……

第13回国会 予算委員会 第26号(1952/03/24、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) お答えいたします。航空問題につきましては、御承知の通り、現在はこの航空機の自由活動が相当制約を受けているのであります。特に外国との間に相互乘入れをするということについては、全然禁止されているのであります。講和條約が発効いたしますれば、初めて相互の乘入れについて交渉し得るということに相成る次第であります。で、平和條約中にも、外国航空会社、現在十社あります。なお今後にも日本に乘入れるであろう連合国の所属会社ということだけがきめられているのであります。それらの会社は講和発効後四年間は認められているという次第であります。勿論日本といたしましては、講和條約が発効しますれば、直ち……

第15回国会 内閣委員会 第13号(1953/03/03、2期、緑風会)

○村上義一君 この問題は今松原さんのお話の通り是非とも上げなければならん法案なんです。併しその内容は極めて不徹底である。不徹底でありますが、財源ということに拘束を受けるわけです。財源の乏しきがために遺憾ながら不徹底たらざるを得ないと思うのです。そうすると、この枠の中で若干の修正をする点があるかどうか、この問題だと私は思うのです。今外部のかたの御意見を聞いて……、これはもうわかつておるのです。十分に今まで発表もされておりまするし、これを聞いたところで私は如何ともすることができないと思うのであります。先ず第一歩を一日も早くスタートを切るということにせんければならんのじやないかと思うのであります。そ……

第15回国会 内閣委員会 第15号(1953/03/06、2期、緑風会)

○村上義一君 御趣旨は結構ですが、第九条だけ終えてもらつたらどうですか。


3期(1953/04/24〜)

第19回国会 郵政委員会 第5号(1954/03/04、3期、緑風会)

○村上義一君 ちよつと郵務局長にお尋ねしたいのですが、たばこの売捌所と、これは本質が、一方は専業になるでしようし、こちらのほうは片手間といつたような副業式になると思うのですが、この手数料の種類はどんな工合に比較するとなるでしよう。

第19回国会 郵政委員会 第6号(1954/03/16、3期、緑風会)

○村上義一君 私は緑風会を代表しまして、衆議院で修正されて本院に回付された原案に賛成する者であります。そうして同時にごの衆議院で附帯決議をせられた三号の決議事項は極めて適切な事項だと考えます。この点を強く要望する次第であります。

第19回国会 郵政委員会 第12号(1954/04/30、3期、緑風会)

○村上義一君 只今支払額の予想は四億二、三千万円というお話を承わりましたが表示金額の総額はどのくらいになつておりましようか。
【次の発言】 各地域によつて、それぞれ又各種別によつて非常な差異があるようでありますが、総額二十六億に対して四億二、三千万円、約六分の一に相当すると思うのですが、只今の提案理由の説明の中には、この別表については特別な御説明は承わることができなかつたのですが、この別表は地域別になつてそれぞれ甲乙丙、これは金額によつて区別されておるようでありますが、この区分について大体は只今局長の御説明で付度はできるのでありますが、各地域別に一つ基礎を承わりたいと思うのであります。若し何か……

第20回国会 運輸委員会 第1号(1954/12/03、3期、緑風会)

○村上義一君 只今議題となつております理事の選任につきましては、成規の手続を省略して、委員長の指名によりたいという動議を提出いたします。

第20回国会 運輸委員会 第2号(1954/12/06、3期、緑風会)

○村上義一君 本問題につきましては、かなり長い歴史がありまして、殊に国鉄の従業員に対して別個の取扱いをして来た理由は、操車場とか或いは工場とか機関区とかいうようなものが密集しておる地点におきまして、従業員が一般市民中に含む割合が非常に多く、自然その議員たる数が非常に多くなつて、市政を左右するというようなきらいがあるということが原因であつたように記憶するのであります。併しながらその後市町村の合併促進の方途を政府も講じまして、かなり実情は変化して来ておると思うのであります。最も問題になつたのは、埼玉県の大宮であつたと記憶するのでありますが、現在大宮では人口、又鉄道職員その家族の数の割合はどんなふう……

第22回国会 建設委員会 第17号(1955/06/30、3期、緑風会)

○村上義一君 一、二点お伺いしたいのでありますが、公団が住宅建設をしまた宅地の造成をする場合に、都心でする場合、郊外でする場合、さらに相当離れて衛星都市建設式にする場合等あるように伺っておるのでありますが、この都心の場合はよろしいが、その他の場合で最小限度のパブリック・ユーティリティの施設がない場合があると思うのです。そういう場合に、そこの住宅に入るという場合に、直ちに必要な水道、ガス、電気、あるいはさらに電話電信等の設備であるとか、あるいはまた相当大規模の場合には小学校も考え得ると思うのです。こういうようなものについてどういったようなお考えをお持ちでしょうか、一応伺っておきたいと思います。

第22回国会 建設委員会 第21号(1955/07/14、3期、緑風会)

○村上義一君 賛成者にすでに署名しておって質問するのはどうかと思うのですけれども、今の御説明に関連するのですが、この事務所を設けるについては相当の経費がかかると思うのですが、これは要するに建築士のサービスについてのコストに入っていると思いますが、このために建築費が非常に高くなると、こういったようなことはこれはやむを得ない経費だと思いますけれども、そう大きく響くというようなことはないかどうか、一応その点をお伺いしたい。
【次の発言】 この法律案に対する建設省の御意見を、まず伺いたいと思うのですが。
【次の発言】 ただいままだ検討中に属するから、一両日中に意見をまとめたいという官房長のお話でありま……

第22回国会 建設委員会 第25号(1955/07/26、3期、緑風会)

○村上義一君 この問題は運輸省の希望もあるだろうが、大蔵省との交渉にあることだろうと思う。で、むしろこれは採択しておいた方が僕はいいのじゃないかと考えますが、非常に厄介なこれは工事です。
【次の発言】 これは年度を切りつめてなるべく早くやってもらいたいという趣旨以外に、一年間のその当該年度の工事について工事の進捗秘匿を進めてほしい、経済的な進捗度をもってやってほしい。非常にだらだらしておる。そのために重量トラックが迂回して、町村道を非常にこわしておる。その点において地方は非常に困っておると、こういう趣旨なのであります。
【次の発言】 あの北陸道路とは違うのであります。つまり、これは今国有鉄道の……

第24回国会 建設委員会 第7号(1956/02/16、3期、緑風会)

○村上義一君 私もその方がいいと思います。

第24回国会 建設委員会 第11号(1956/03/01、3期、緑風会)

○村上義一君 私は道路公団と道路整備計画との関係について、一、二伺いたいのでありますが、道路公団を設置せんとする真の目的は、現在完成しておりまする有料道路十三本、それからなお工事施工中の十六本、これをまとめて権利義務を継承して、公団をして今後施工管理せしめるという点にあることは、法文案で明瞭でありまするが、しかし、さらに真の目的がもう一つ他にある。いわゆる年次計画遂行では、この政府の遂行では、資金関係上非常に困難であるという見通しのもとに、この道路公団をして取り扱わしめることが適当なりと認められるようなものを公団に移して施工さすということが、真の目的であるやにそんたくされるのでありますが、とに……

第24回国会 建設委員会 第12号(1956/03/06、3期、緑風会)

○村上義一君 緑風会は本法案に賛成をするものであります。  賛成の理由は、前刻石井委員が述べられました理由とほぼ同様でありまするので、特に討論をすることを省略いたします。

第24回国会 建設委員会 第22号(1956/04/10、3期、緑風会)

○村上義一君 前刻石井君からもお話がありましたが、第二条の各項を初めとしまして、本法では多数政令で定むるところに委任されておるのであります。それでまあ政令の内容は、まだ今後委員会、審議会等において内容がきまっていくという松井さんのお話ですが、従って、私はこの際資料をいただくという意味ばかりでもないのですが、この委員会は要するに四人だということでありますが、審議会の審議委員、これも大体の区画はしてありまするが、ここで私の言いたいのは、関係行政機関の職員、学識経験のある者、こういったものの職種と申しますか、どういう方面の人をこれはお集めになる考えか、それを実は伺いたいのです。また事務局の職員も二十……

第24回国会 建設委員会 第24号(1956/04/17、3期、緑風会)

○村上義一君 関連して。この首都建設法が廃止せられると、この首都建設法は成立の際に住民投票を経たと記憶しているのですが、廃止については住民投票――住民に意見を聞く必要はない、こういう見解をおとりになっておるのですか、ちょっと伺っておきたい。
【次の発言】 関連質問をちょっとさして下さい。ただいま整備委員会の問題についてお話がありましたが、せんだってもこの問題に触れて質問をいたしたのでありますが、四人の委員の選考方針といいますか、大体のめどはおきめになっておると思うのでありますが、まあ予定者が明確になっておれば、お聞かせ願えればなおけっこうでありますが、どういう大体選考方針をおとりになるのですか……

第24回国会 建設委員会 第25号(1956/04/19、3期、緑風会)

○村上義一君 私は緑風会を代表して、意見を述べたいと思うのでありますが、本案は国土開発上の雄渾な理想を実現せんとするものでありまして、ただいま小沢委員が修正されました本案に賛成の意を表するものであります。  しかし、この法案はいわば審議会設置法ともいうべき内容でありまして、幾多の今後の措置を要する点があるので、これらはすべて他の立法にゆだねておるのであります。それで私はお手元に配付いたしましたような決議案をこれに加えたいと思うのであります。朗読いたします。    国土開発縦貫自動車道建設法案付帯決議案  一、路線の決定に当り本法の目的達成を阻害する虞れあるときは、第三条別表記載の経過地点につい……

第24回国会 建設委員会 第29号(1956/04/27、3期、緑風会)

○村上義一君 私は緑風会を代表して、本案に反対するものであります。  本案の成文は、東北興業の債券の元利の支払いに対して国が保証するという趣旨にとどまるのでありまするが、その内容は、十数億円を投下してセメント工業を直営するということが、審議の過程において明瞭に相なりました。しこうして、このセメントの全国の需給関係、特に東北地方の需給と運賃関係、また現存セメント工業の操業度、特に最近における東北地方のセメント市価が他の地方に比較しましてむしろ安価である点、少くとも高くないというこれらの諸点にかんがみまして、この企業もくろみにつきましては幾多の疑義を持つのであります。特にコスト計算につきまして、ま……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 建設委員会 閉会後第1号(1957/06/27、4期、緑風会)

○村上義一君 ちょっと伺いたいと思うのですが、お話を伺っておりますと、明治の中期に比較しまして新潟の裏の海岸線は約六百メートルも後退している。昭和の初めごろから比較しても三百メートルほど後退している。現に三つ砂丘があったのが、第一も第二もすでに取られてしまった。今第三の砂丘の中ばをすでに浸蝕されている。きわめて新潟市の安全と申しますか、非常に危機に直面している。それがために海岸の沈下といいますか、その勾配が非常に急になったという運輸省当局の説明でありましたが、そういう事態においおいなっていっているのは、ただ日本海の特に冬季西北風の強烈なために浸蝕されていくということが主たる、原因であるのか、ま……

第26回国会 建設委員会 閉会後第3号(1957/06/29、4期、緑風会)

○村上義一君 田中委員が指摘せられました公団当事者の能力の問題とか、あるいは客観情勢の変化の問題、さらに事実上繰り延べがあったというようなことはしばらく別にしましても、この大蔵省が提案した内容を伺いますと、公共事業費は削減しない、ただ財政投融資の部門において約六百五十億削減する、そのうち今の両公団の分、住宅金融公庫の分、合せて約二百八十億になると、こういうふうに御説明を伺ったんであります。で、なお建設省としては両公団、まあ金融公庫はしばらく別として、両公団には事実上どれだけの繰り延べになるか、繰り越しがこの年度として発生するか、その限度においては了承せざるを得ない、もし繰り越し額が事実上発生し……

第26回国会 建設委員会 閉会後第4号(1957/07/05、4期、緑風会)

○村上義一君 議事進行について。委員長も、それから参考人の方も、政府委員も上着をお取り願ったらどうでしょう。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第26回国会 建設委員会 第12号(1957/03/12、4期、緑風会)

○村上義一君 関連して。石井委員の御質問に対して道路局長から応答なさいました点、この今の道路の構造についても、大いに検討を重ねておる。それはトラック等がかなり過積みしておるように思えるという、それに関連しての政令を検討しておるというお答えのように伺ったのですが、私もトラックが非常に過積みしているということは、想像しておる。従いまして、たとえば十五トンまでは耐応力がある構造であるとしても、これは二十トンの車がひんぱんに通るということであれば、これはたまったものではないのです。今陸運事務所において相当過積みの取締りをやかましくすべしということを運輸当局にも個人的に強く要請しておるのですが、従って運……

第26回国会 建設委員会 第18号(1957/03/28、4期、緑風会)

○村上義一君 この法案は、さきに参議院において修正されまして、衆議院に回付しましたので、もともとこの法案は非常に高遇な理想を掲げられておるものであります。高邁な理想であるだけに、実行についてわれわれ非常に考えさせられたのであります。  今回衆議院において第三条を修正せられ、少くとも小牧、吹田間の路線が決定し、そしてこの地については実際実地に何してきたと言い得るのでありまして、しかも政府におかれましては、過日来の審議の過程にかんがみまして、政府の方でも、この建設調査費の四千万円を充当することについて、さらに建設費の三十億を充当することについても、先に二月六日でありましたか、運輸大臣、建設大臣の協……

第26回国会 建設委員会 第26号(1957/04/18、4期、緑風会)

○村上義一君 私は緑風会を代表して、今問題になっております両法律案に賛成の意を表するものであります。  この画期的な事業の遂行について、慎重な考慮を払って万全な目的達成に邁進していただきたいということは、岩沢委員からも述べられた通りであり、なお付け加えて強く希望したいことは、本法の実施につきましては、少なからざる財源を要すると思うのでありまして、従いまして、道路財源の確保につきましては、慎重かつ抜本的な考慮を払われることを強く要望いたしまして、討論を終ります。

第26回国会 建設委員会 第31号(1957/05/10、4期、緑風会)

○村上義一君 今の質疑に関連して、おるんでありますが、休憩所、給油所その他の施設、まあ簡単な修理所その他の施設の意味でありますが、今お話を聞きますと、原則として公団みずからは直営はしない。ここで管理という意味は、賃貸もしくは経営の委託で処理していくと、こういうお話を伺いました。なお、この休憩所というのは、大体どういったような施設を予想しておられるんですか。洗面所その他あるいはまた飲食物の提供ということもお考えになっておるのですか。
【次の発言】 なお、前刻の御説明で、転貸は禁止する、経営権の委譲ももちろん契約で禁止するというお考えのようでありますが、また、一方契約の解除、契約の条項に違反したと……

第26回国会 建設委員会 第32号(1957/05/14、4期、緑風会)

○村上義一君 ただいまいろいろお話を伺いましたが、この改正の表面上の筋は御説明によってよく理解しております。改正点の主要点は、今まで地方自治体もしくは土地改良区等が自発的に申し出て、そうして国がそれに応じて調査をしたという現状を改正して、そうして国がまずもって指定する、そうして地方機関に協議して執行するというのが根本の改正の要点のように承知するのであります。この協議という――協議といえば協議ですが、協議がととのわないときにはどういうようになるのですか。
【次の発言】 協議といえばそういうことになると思うのですが、そういう前提で考えますと、先刻来いろいろ不均衡という問題が現われておりましたが、こ……

第28回国会 建設委員会 第3号(1958/02/11、4期、緑風会)

○村上義一君 ただいまの御説明伺いました災害復日ですね、あの三十一年、三十二年はどんな程度にパーセンテージの上からいって出てくるのでございますか。
【次の発言】 なお災害復旧として二十八年、二十九年の分は残額の六〇%くらい来年度にできる見込みであると、それで全体で見ますと何パーセントくらいになりますか。

第28回国会 建設委員会 第8号(1958/02/28、4期、緑風会)

○村上義一君 ちょっと一言お伺いしたいのですが、この水防事務組合は右岸とか左岸とか、利害を共通にする市町村が一つになるという説明を伺ったのですが、これは強制力は全然これにないようですね。従って、たとえば十ヵ市町村が共通の利害がある、ところがそのうちの一市町村が意見を異にした場合、つまり組合に加入しないという場合に、これはどういうことになりますか。
【次の発言】 法律の精神がそこにあると、御説明の通りだと思うのですが、しかしその法の精神に反して自分のところの町なら町、村なら村は共同してやる必要を認めない、ここに書いてあります前条の責任を自分のところだけでも果し得るのだという見解をとって、その組合……

第28回国会 建設委員会 第14号(1958/03/20、4期、緑風会)

○村上義一君 私は緑風会を代表して本件に賛成する者であります。  策三期の公営住宅三年計画としまして、十五万七千戸という戸数は現在の人口の増加の実情にかんがみましても、決して十分な数とは言えないことは、ただいま述べられた通りであります。しかし国家財政なり自治体の財政の関係もありまして、真にやむを得ないと考える次第でありますので、本件は承認することが至当であると信ずるのであります。  ただこの際二、三の希望を申し述べておきたいと思うのでありますが、当局から説明せられました不燃焼率七五%、また中高層率二五%、これはぜひとも充足することに御努力を願いたいと思うのであります。特に総戸数につきましては、……

第28回国会 建設委員会 第19号(1958/03/31、4期、緑風会)

○村上義一君 ただいま議題となっております道路整備緊急措置法案ほか二法案につきまして、私は緑風会を代表して政府原案に賛成し、田中委員から御提出になりました修正案に対しましては反対するものであります。  さきに昭和二十九年度を第一年度とする道路整備五カ年計画を樹立して、その第四年まで実施して参ったのでありまするが、道路の現状は産業経済の急速なる発展に伴わず、道路交通の要請に対し相去ること非常に遠い、また先進国の水準にも著しく立ちおくれておることは政府の提案趣旨にも明らかにせられたとこであります。今回政府は道路整備特別会計の設定とともに九千億円の資金を策定して、三十三年度を第一年とする道路整備五カ……

第29回国会 建設委員会 第1号(1958/06/12、4期、緑風会)

○村上義一君 ただいま問題になっております件は、石井委員からの御発言もありましたし、委員長及び理事会に一任したらどうかと私は思うのですが。

第29回国会 建設委員会 第3号(1958/06/19、4期、緑風会)

○村上義一君 関連して。ただいま田中委員から御質問の、第九条に予定されておる政令の内容を盛り込むことはずいぶん困難なむつかしい問題だと私は思っております。これを作り方いかんによっては他に波及すると思いまするし、地主などば非常に九条の内容を眺めて甘い考えを持っておると思うのであります。従って、公団の現地機関または関係県当局、ずいぶん苦心をしていても、なお話がまとまらない。だから実地測量ができないというような所もあることは、御承知の通りであります。これはひとつなるべく速かに総合的に各般の事情をよく考察せられて、一日も早く発表していただきたいと思うのであります。関連して希望を述べておきます。

第29回国会 建設委員会 閉会後第3号(1958/09/15、4期、緑風会)

○村上義一君 これは山本局長にお伺いするのですが、先刻工業用の地下水の話が出ておりました。私お尋ねするのは新潟の問題なんです。これは地下水問題でなしに、原因がほかにあるということは通説のようでございます。とにかくその原因については、県当局の方でも、あるいは新潟大学方面でも、あるいは今の工場経営者側の意見でもまちまちなんです。これは要するに権威ある調査がまだ素案が出ないためだと思うのであります。あるいは信濃川と、あそこの冬季西北風の関係であるとか、あるいはガス採取が根本原因だとか、いろいろの説が行われております。これについて権威ある調査はどこでやっておられるのですか。企画庁なんですか、あるいはほ……

第31回国会 建設委員会 第4号(1958/12/25、4期、緑風会)

○村上義一君 前刻来、いろいろ質疑があり、また、政務次官初め各位から御意見も伺いました。  現段階におきましては、非常な熱意をもって復活に努力せられるということに期待を持つ以外にはないのでありますがただ特に砂防費について一言私、希望を申し述べておきたいと思うのですが、私どもは、各地の水源地を視察いたしまして、その実情を見て、どうしても治水の要諦は砂防にあるという考えを、かたく持ったような次第であります。どうしても抜本的な計画を樹立して、急速に工事を進捗するようにせんければならんという考えに立って、当委員会におきましては、前国会の途中に決議をしたことは、御承知の通りであります。政府も、この数字を……

第31回国会 建設委員会 第7号(1959/02/10、4期、緑風会)

○村上義一君 ちょっとお尋ねいたしますが、八ページの公園事業費の中で、京都国際文化という項目がありますが、これは会館建設費でございますか。
【次の発言】 そうすると、三十三年度に補助費が二千万円、事業費として六千万円計上してあるわけですが、これは廃止になったのですか。また途中で中止になったのですか。
【次の発言】 完成したのですか。

第31回国会 建設委員会 第25号(1959/04/08、4期、緑風会)

○村上義一君 私は緑風会を代表しまして、本法案に賛成の意見を述べたいと思います。  東京都内の自動車交通のコンフユージヨンはもう今日極度に達しておると言っても過言ではないと思うのであります。もう数年たてばいかんともしがたい状態に追い込まれるということも明瞭であります。で、この緩和策としましては、現在の街路以外に高速道路を作るということ以外に方法はないと思うのであります。また、この高速道路を建設し、運営するものは、採算を第一主義とする民間においてはこれは全く不適格であります。一面、河川なり道路なりの管理者との関連がきわめて広範複雑であります。また、資金関係の点もあります。従って、国と都、必要に応……


5期(1959/06/02〜)

第34回国会 建設委員会 第6号(1960/02/23、5期、参議院同志会)

○村上義一君 ちょっとお尋ねするのですが、治水特別会計の方十条の一項の繰越明許費要求書というのは、私よく内容がわからぬのですが、これはどういった内容の書類でございますか。

第34回国会 建設委員会 第13号(1960/03/17、5期、参議院同志会)

○村上義一君 ちょっと簡単なことでありますが、現在のいわゆる不良住宅地として指定する場所で、住宅ばかりでなしに、若干裏町通りでも、零細な小売業者、小売店を出して、生計費の一部を補給しておるというようなことも想像されるのですが、そういうところでも、今の不良住宅が密集して、環境が非常に劣悪だというようなところは、これは、やはり指定されるのだろうと思うのです。  で、その趣旨が第二条の四項の不良住宅の定義で、「主として居住の用に供される」云々と書いてある、「この主として」というのは、今言ったような零細な商売をやっておる、店舗を持っているといったようなものも、これは含むのでしょうね。そういう意味なんで……

第34回国会 建設委員会 第18号(1960/03/29、5期、参議院同志会)

○村上義一君 国土の保全開発と国民生活の安定向上のために、治水特別会計法案とともに、この画期的な立法である治山治水緊急措置法案を策定せられましたことは、深く敬意を表するとともに、私は本案に賛成の意を表するものであります。また、本法運用の見地におきまして、田中委員から提出せられた決議案にも、もとより賛成の意を表するものであります。  私はこの際、一、二の希望をなお付したいのでありますが、第一は、第四条の運用についてでありまするけれども、これは前刻、田中委員の質問に対する政府当局の応答で明瞭になりました。これは見合わせまして、第二に私は、治水の要諦は全く砂防にあるということを固く信じておるものであ……

第35回国会 建設委員会 閉会後第1号(1960/07/23、5期、参議院同志会)

○村上義一君 ただいま砂防問題について内村委員、田中委員からよくお話になりました。また大臣からも、ただいま砂防の重要性についてお話がありましたので、多くを述べる必要はないのてありますから、簡単に申し上げたいと思うのですが、私は治水の要諦は砂防にありという信念を持っております。で、私しろうとであって、かかる信念を持つに至りましたゆえんは、建設委員として河川の水源地を見て歩いたという以外に、個人としてかなり多くの河川を見ておるのであります。で、砂防事業が相当完璧にできておる河川はきわめてきれいな状態にある。そうして隣り合った河川が非常に荒れておる。それは必ず砂防ができておらぬという現象にかんがみて……

第35回国会 建設委員会 閉会後第4号(1960/09/20、5期、参議院同志会)

○村上義一君 ちょっと内村委員の質問に関連して一ページに書いてあります「事業の実施目標」、この中に「砂防事業と十分な連繋のもとに、」とただ抽象的に書いてあるのですが、この意味は昭和四年に当時の内務省、農林省共同で非常に詳細な調査検討をせられて、そうしていわゆる治山関係の分野、そうして内務省所管の砂防の分野とを区分するという明確な書類ができまして、そして閣議を経て両次官名で全国管下一般に依命通牒せられておるわけであります。おそらくそれを意味するのだと思いますが、砂防事業と治山、つまり荒廃地復旧事業とは有機的な関連がなければならぬと思うのであります。従ってそれに対処すべく昭和四年に両次官名の依命通……

第37回国会 建設委員会 第3号(1960/12/20、5期、参議院同志会)

○村上義一君 河川局長にお尋ねしますが、今調査中というお話ですが、これは相当調査も厄介だと思いますが、いつごろまでに大体結論を得られるお見込みでしょうか。見込みが立っておったらば知らせていただきたい。
【次の発言】 ただいま専門員からの説明で大体尽きておりますが、要は現在の国道八号線なるものが、一号線から草津で分岐しまして、そうして北陸へ行っておることは御承知の通りであります。その琵琶湖の西側を通っておる線なんでありますが、それは大洋で一号線から分岐して、そうして敦賀で八号線に合致しておる。ところがこの経路が八線よりも近いのです。そうして人家も比較的に少ないという関係で、北陸六都市と、そうして……

第38回国会 建設委員会 第18号(1961/04/06、5期、参議院同志会)

○村上義一君 關連して。今のことはよくわかったのですが、今度はとても乗っからぬということで、必ずしもそこに居住することを希望しない、放棄していくという場合に対処する道はどういう道がありますか。金をくれるということならば、その金はどういうことになりますか。
【次の発言】 適正な補償金というものはどこで一体きめますか、審査委員会でやるのですか、どうなのですか、それは。

第38回国会 建設委員会 第21号(1961/04/18、5期、参議院同志会)

○村上義一君 私は、ただいま小山委員の御質疑に対して建設大臣から信念の御発表がありましたが、これに関連してのことでありますが、この砂防事業の機構拡充に関する決議案を提案して、皆様の御賛同をお願いしたいと思うのであります。  まずもって決議案を朗読いたします。    砂防事業の機構拡充に関する決議案   砂防事業の緊急かつ重要性にかんがみ、本委員会は機構の拡大と事業量の増大の促進について再度決議し、政府も治水事業十箇年計画においてその推進を約束している。   しかるに現行の砂防行政組織は建設省の一課に過ぎず、未だ決議の実施がなされていない。このような状況では砂防事業の完遂は甚だ不安である。よつて……

第38回国会 建設委員会 第38号(1961/06/07、5期、参議院同志会)

○村上義一君 これは紹介者として簡単に申しますが、前の二案もこの案もみな奥村悦造氏から出ております。これは県会議長であり、同時に琵琶湖水政審議会なり、あるいは琵琶湖総合開発計画委員会なんかの会長及び委員長を兼ねております関係上、同一名で出ておるのであります。この十三号につきましては具体的に書いてありまするが、実質は八号、九号の趣旨とほとんど同様であります。これは今私の考えとしては修正希望の意見でありますが、本法案を審議にあたって十分に検討せらるべき事項であると思いますので、これはしばらく保留していただくことがいいんじゃないかと思っております。

第39回国会 建設委員会 第9号(1961/10/26、5期、参議院同志会)

○村上義一君 現内閣は所得倍増ということを基本にして、同時に後進地域の開発とかあるいは地域格差の是正という政策を掲げ、国民に約束をしておられる。しかるにこの水資源関係両法案はマンモス都市の水不足の行き詰まりを打開して、同時に今後もここに工場を集中し、人口吸収を誘する、そうしてその結果は過大都市の異常なる膨張をさらに助長する、という施策を実行せんとするものであると思われるのであります。これは根本問題でありますが、これは明らかに現内閣の基本的の政策と矛盾しておるように考えられるのでありますが、大臣の、また長官の卒直な御見解をまずもって承りたいと存ずるのであります。

第39回国会 建設委員会 第11号(1961/10/31、5期、参議院同志会)

○村上義一君 私は水資源の総合的の開発、また水源の保全涵養並びに水利用の高度化の緊要なる点にかんがみまして、原則的にこの両法案に賛成の意を表するものであります。  しかし本案審議にあたりまして申し述べましたとおり、両法案は下流の水利用府県の利益充足にのみ重点を置いて、これによってこうむる水源地域の被害や不安を除去することにつきましては、修正案においてもなお不明確であり、水源地域の住民の不安、不満ははなはだ深刻なものがあるのでありまして、ここ十日間くらいに百数十通の電報が滋賀県下から参っておる点にかんがみましても明らかであるのであります。したがってこのままの法案では、法案が成立して実施せられまし……


6期(1962/07/01〜)

第41回国会 建設委員会 第5号(1962/08/23、6期、第二院クラブ)

○村上義一君 これは私が拝見しまして感想を交えて申し上げたいのですが、要綱の施行について第二というやつで、先刻も田中委員から問題にされました「従来一部において行なわれてきた」不明確な措置は、今後とらない。それはごて得ということは解消しなければならぬと思うのですが、精神損失に対する補償というようなものも、これは例示的に書いてあるのだと思うのですが、これなんかは、ある場合には私は必要だと思っておる。  今日の実例から言うと、これを厳格に施行しようとすれば、これは建設当局または農林当局とか、またはこの公共事業をやって受益する方面という方が非常に困ることになる。建設当局が公共事業を実行しようというのに……

第47回国会 建設委員会 第2号(1964/12/17、6期、緑風会)

○村上義一君 私も、せんだって短時間ではありましたが、拝見に参ったものであります。とにかく非常に無理だ、あすこでは。いまこれを若干広げられたところで、もう間もなく、先刻お話がありましたごとく、また、何とか方法を講じなければならぬということになることは明らかだと思うのであります。金精峠も間もなく開通されますし、そうして沼田のほうに連絡するということになれば、非常に車が多くなると私は思うのです。一般の道路でも人口の稠密に従って増加していきますが、あの道路だけは格段のコンジェスチョンを来たすと私は思うのでありまして、また、そういうことでいま現に奥日光なり、またさらにその先金精峠のもっと向こう側、沼田……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 運輸及び交通委員会海難審判法案に関する小委員会 第3号(1947/11/05、1期、緑風会)

○村上義一君 いろいろ本法の審議につきましては、御意見が各委員から出たのであります。特にこの本法の施行規則要綱案を当局がお示しになつてから種々の意見が出たようであります。元來この法律は左程厖大な法律案ではないのでありますが、命令に委任してある個所が随分多いのであります。特に当局がお示しになつた施行規則要綱などは、特に重要な事項であると思うのであります。法律の内容が命令によつて左右される場合も少くないのであります。慎重に委任命令は審議をする必要があると思うのであります。  次に先刻大久保政府委員からの御説明によりますと、この本法立案のために、運輸省内に設けられました特別委員会において、この施行規……

第1回国会 運輸及び交通委員会第一小委員会 第1号(1947/09/18、1期、緑風会)【議会役職】

○假委員長(村上義一君) それでは年長の故を以て私第一小委員會の委員長選擧の會を開きたいと思います。選擧の方法はいかがいたしたらよろしうございましようか。
【次の発言】 只今年長者の故を以て再び委員長に村上をするという御動議がありまして、淺岡さんから贊成の御意見がありましたが、いかがいたしましよう。御異議ありませんですか。
【次の発言】 それじや御異議がないようでありますから、未熟ながら委員長を勤めることにいたしたいと思います。これをもちまして、第一小委員會を閉ずることにいたします。    午後二時三十七分散會  出席者は左の通り。    委員長     村上 義一君    委員       ……

第1回国会 運輸及び交通委員会第一小委員会 第2号(1947/10/01、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) では只今から第一小委員会を開会いたします。参議院規則の百六十二條によりまして「委員会は、付託された順序により、請願書を審査する。」ということが規定せられてありますので、從つて小委員会におきましても特別の事由がない限りは百六十二條の規定によつて、付託の順序に從つて審議をお願いしたいと思つております。  次に大体この問題を取扱う順序について一應お諮りしておきたいのですが、審議の問題につきまして、先ず第一に請願書の本文を朗読しまして、そうしてその次に紹介議員の敷衍説明があればそれを伺う、それから政府委員の意見なり、又は専門調査員の調査報告なりを聽てい質疑に入るということにいた……

第1回国会 運輸及び交通委員会第一小委員会 第3号(1947/10/04、1期、緑風会)【議会役職】

○委員長(村上義一君) それでは請願に関する小委員会を開会いたします。お諮りいたしますが、都合によりまして発表の順序を変更して、請願第九十三号を第一に取上げたいと思うのでありますが、御異議ありませんでしようか。
【次の発言】 相当調査をしてあるはずですが、それでは一應専門委員の説明を聽きましようか、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないようでありますから、請願第九十三号、博多、壱岐及び対馬間の國営航路実現促進に関する請願の件を御審議願いたいと思います。先ず請願書の本文を朗読いたさせます。   博多、壱岐、対馬間國営航路実現   促進に関する件請願  鉄道局に於て、國鉄の延長と……

第1回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1947/11/19、1期、緑風会)【議会役職】

○主査(村上義一君) これより分科会を開会いたします。最初に運輸省所管の提案理由を伺いたいと思います。政府委員。
【次の発言】 それではこれより質疑に移ります。速記を止めて…。    午前十時四十六分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……、本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十五分散会  出席者は左の通り。    主査      村上 義一君    副主査     寺尾  豊君    委員            小串 清一君            田口政五郎君            飯田精太郎君            高田  寛君   政府委員    運輸政務次官  田中源三郎君

第1回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1947/11/20、1期、緑風会)【議会役職】

○主査(村上義一君) 只今より第四分科會を開會いたします。  本日は遞信省所管の分を審議いたしたいと存じます。初めに政府より提案の説明を伺います。
【次の発言】 これより質疑に入ります。速記を止めて……。    午前十時四十三分速記中止
【次の発言】 速記を始めて……、本日はこれにて散會いたします。    午前十一時四十五分散會  出席者は左の通り    主査      村上 義一君    副主査            寺尾  豊君    委員            原  虎一君            小串 清一君            大島 定吉君            飯田精太郎君   國……

第1回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1947/11/24、1期、緑風会)【議会役職】

○主査(村上義一君) それでは豫四分科會を開會いたします。前囘までに大體御質疑は終了したように考えまするが、尚残つておりましたら御發言を願います。御質疑は終了したと認めて御異議ございませんでしようか。
【次の発言】 それでは御異議ないものと認めて討論に入りたいと思います。この分科會に付託せられました議案全部を一括して議題に供します。
【次の発言】 別に他に御發言もないようでありますから、討論は終結したものと認めて御異議ありませんでしようか。
【次の発言】 御異議ないものと認めて直ちに採決に移りたいと思います。昭和二十二年度一般會計豫算補正第七號、第八號、昭和二十二年度特別會計豫算補正特第三號、……

第2回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1948/07/04、1期、緑風会)【議会役職】

○主査(村上義一君) それでは昭和二十三年度一般会計予算及び特別会計予算の運輸省所管及び逓信省所管事項について、予算第四分科会計開会いたします。御承知の通り先に分科会を開きました際には、当初政府提出の案について御審議願つたのでありますが、その後相当大幅に政府は修正案を提出せられまして、一括本日審議をいたしたいと思います。どなたからでも御質疑があればお話を願いたいと思います。別に御発言もないようでありますから、直ちに討論に移ることに御異議ありませんでしようか。
【次の発言】 それでは御異議ないと認めて討論に入ります。御発言の方はどうぞ賛否を明らかにしてお話を願いたいと存じます。

第6回国会 厚生・運輸連合委員会 第1号(1949/12/01、1期、緑風会)

○村上義一君 板谷委員が本会議において法律案の説明をやつております。ので、私から代つてお願いを申上げたいと思うのであります。実はこの身体障害者に対する保護について、非常に当委員会で御熱心に検討せられて、こういう福祉法案が今日国会に現れたということについて、その御努力に対して私共誠に感謝いたしておる次第であります。ただ今も委員長が御指摘になつたように、第五十條の問題に関して意見を率直に一つ申述べることを御許し頂きたいと思います。  実は運輸委員会におきましては、二回二日に亘つてこの法案を拝見して討議を実はしたのであります。その結果この内容につきましては、双手を挙げて賛成する者でありますが、形式に……

第7回国会 運輸・労働連合委員会 第3号(1950/04/27、1期、緑風会)

○村上義一君 ちよつと今井さんに一、二点お伺いいたしたいのでありますが、この裁定書に、本文に二十五年四月以降の賃金ベースの改訂に関する云々という、紛争について次の通り裁定するとありまして、第一項に基準賃金を八千二百円にするという裁定になつているんですが、この賃金ベースという意味と、基準賃金の意味と同じくお取扱いになつておりますのですかちよつと伺いたいと思います。それから理由書の方によりますと、C・P・Iによつて実質賃金の線だけは最少限度確保すべきであるという立場から、基準賃金は八千二百円とすることとなつたとありますが、国鉄従業員の平均基準賃金はたしか七千百二十二円だと記憶いたしておるのでありま……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・水産・通商産業・運輸・予算連合委員会 第1号(1950/07/20、2期、緑風会)

○村上義一君 私は公益事業、特に鉄道事業等につきましてお尋ねをいたしたいと思うのであります。時刻も大分過ぎておりますので、ただ一、二点だけ簡單に伺つて置きたいと思います。前国会当時に地方税法案を政府が国会に提出せられる前に、政府内におきまして民営鉄道事業の現下の困窮せる実情に鑑み、特に国鉄公社が免税であるという点に鑑みて、民営鉄道に対しましては軽く課税をするというふうに一旦決まりましたが、関係方面の了解を得ることが遂にできなかつたというふうに聞いているのであります。然るに今回におきましても、この民営鉄道事業にとりましては、殆んど致命的の重税であるといつて差支えない程になつているのでありますが、……

第13回国会 通商産業・運輸連合委員会 第1号(1952/02/16、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 総理が施政方針演説において格段なる金融措置を講じて船腹の増強に努力する、或いは又安本長官から経済演説におきまして三十万総トンは是非二十七年度において建造したいという趣旨のお話もありましたことは今お話の通りであります。従いまして運輸大臣としましては、少くとも三十万総トンを建造するように努力したいと念願しておる次第であります。三十万総トンを造るには、その資金が、二十六年度においての支払未済分で二十七年度支払分を含めまして大体四百七十二億必要なのであります。このうちで外貨資金即ち見返資金を以て充当し得るものは、今日審議中の予算が通過しました場合には百四十億認められておるとい……

第13回国会 内閣・地方行政・運輸連合委員会 第1号(1952/04/01、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 只今提案されました海上保安庁法の一部を改正する法律案につきましてお聞き取りを願いたいと存じます。で、今回改正せんとする内容は、海上保安庁の一般機構の改正と、海上警備隊の設置との二つに区分することができると思います。  先ず海上保安庁の一般機構関係の改正について御説明申上げたいと存じます。海上保安庁におきましては、現在約一万三千人の人員と約五万トンの船舶とを持つておりまして、又沿岸各地に多数の航路標識を施設しております等の関係から、これらに対する経理、補給関係の事務は、仕事の性質上極めて複雑であり、又厖大であるのでありまして、又迅速なる処理を要しますため、総務部において……

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第1号(1952/04/03、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 只今海上警備隊は警察予備隊に相当するものではないかという意味のお話でありましたが、警察予備隊に匹敵するものとしては余りに実は微力なのであります。僅かに人員も六千人程度でありまして、その船舶も千五百トン級が十ぱい、それから二百五十トン級が五十ぱいという程度のものでありまして、一昨日お聞きを願いましたように、現段階におきましては全く自治警察の機動隊とか、或いは予備隊とかいう程度を出でないものであるのであります。併し今お示しの通り、将来どうなるのかということでありまするが、これについては勿論陸上におきましても、現在の警察予備隊がいつかの日にはかんばんを塗り変えて力を漸増して……

第13回国会 内閣・地方行政連合委員会 第2号(1952/04/05、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(村上義一君) 今回の海上保安庁法の改正法律案でその目的とする範囲が広汎になつたじやないかというお説であります。それは正にお説の通りであります。現在港湾とか或いは沿岸等においての警備に当り、又救難事業に当つております。併しながら、我が国が独立いたします。今日までは進駐軍の援助によつて力の足りない点を補つてもらうようにしておつたのでありまするが、独立して参りますると、まあできる限り完全に、完全にはできなくても、自力を以て警察救難の業務に当るべきことはこれは当然だと思うのであります。勿論我が国の経済力も考慮しなければなりません。公海の上において海賊が現われた場合に、これを完全に取締る。或……


4期(1956/07/08〜)

第26回国会 大蔵・運輸委員会連合審査会 第1号(1957/04/03、4期、緑風会)

○村上義一君 私は今回提案になりましたガソリンの増徴は、軽油税の増徴とひとしく、どうしても納得できないのであります。そこで政府当局に二、三のお尋ねをしたいのであります。で、ただいま戸叶委員長からお話がありましたごとく、運輸委員会におきましては、衆参とも昨年末に、ガソリン税の増徴は絶対に反対である、絶対に避くベきであるという決議を超党派的に満足一致でなされましたことは、すでに今も大蔵大臣がよく承知しておるというお話でありました。その理由とするところは、要するに自動車業界はもう税の負担の限界に達しておる、限界をあるいは越えておると見られる。従ってこの上、税を過徴することは自動車界の発達を阻害する、……

第31回国会 大蔵・運輸・建設委員会連合審査会 第2号(1959/04/01、4期、緑風会)

○村上義一君 昨日の参考人各位の公述は、建設委員会や本会議のために傍聴することができず、まことに遺憾でありましたが、本法案を衆議院で審議せられまして以来の質疑応答を拝承しますると、どうも今回一キロリッター当り五千五百円税を上げるということについては、どうしても納得がいかないのであります。従って、二、三点についてお伺いをしたいと思うのでありますが、まず、日本の揮発油税は、英仏等に比較して、アメリカを除けば非常に安いのだ、英仏に比較すると非常に安いんだという御説明があったようであります。しかしながら、ノミナルの数字で比較するということは、国民負担にかんがみて当を得ないと私は信ずるのであります。どう……


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データ更新日:2022/12/09

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