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島村軍次 参議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

島村軍次[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 質問主意書

このページでは島村軍次参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。島村軍次参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
 本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

■委員会発言一覧  ■各種会議発言一覧

委員会発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 農林委員会 第2号(1947/08/01、1期、緑風会)

○島村軍次君 參考資料の問題は後で書面というお話がありましたが、只今要求してもよろしいのですか。
【次の発言】 内部の機構について下部組織をどうするかという問題と、現在考えておられる人員の構成、それから東京の事務所における内容、それから現在ある各統制會社等の會社の人間はこのまま採用されるかどうか、末端機構についての配給方法はどうするか、それを合せて御提出を願いたいと思います。
【次の発言】 要求いたします。今日でなくともよいですから、他の機會にお願いたします。
【次の発言】 議事進行について……非常に御深切に有難いのですが、数囘に亙つて大臣からも承つておることでございまして、この前の委員會等で……

第1回国会 農林委員会 第3号(1947/08/05、1期、緑風会)

○島村軍次君 數項に亙つてお尋ねして見たいと思います。第一は收穫高に對する、調査の問題でありますが、結局本年度の供出の根本をなすものはこの適否がどうかということにかかると思います。從來の例から行きますというと食糧事務所なり、食糧檢査所は今はないのですが、食糧事務所の調査というものに非常に缺陷があるということであります。それは理窟は立ちましても事實においてはそうなつていない。そこでいろいろな實例は申上げたくないと思うのでありますが、今度の要綱で、これは七月三十一日に出ておつた朝日新聞のですが、今御説明になつたのと殆んど同じです。これはもう公になつておるものでありますが、これを中心にして申上げます……

第1回国会 農林委員会 第4号(1947/08/06、1期、緑風会)

○島村軍次君 本年の六月七月にあるべき價格という意味は、今囘の新内閣ができたと同時に價格の水準を或一定の限度まで千八百圓を基準に引上げるということとの關係はどうか。  それから農具やなんかは相當途中で上つた點もあり、又食糧、衣料、住居費等はすでに供出をすべき時には相當値段が公定價格においても増額いたしたと思いますが、それに關する考え方を一應承つて置きたい。  もう一つは、ウエートに對する比率の問題でありますが、物價廰でおやりになつた調査農家と言いますか、基準になつたのは、一體どういう所を標準にお考えになりましたか。  それから農具その他の價格の問題は、價格の計算の基礎になつたのは、九、十、十一……

第1回国会 農林委員会 第5号(1947/08/07、1期、緑風会)

○島村軍次君 今度の對策を辿つて考えますと、政府はこの原案をお立てになりましたのに、相當御苦心のあつたことは想像されるのでありますが、先程板野議員からお話のありました問題がどうも割り切れぬ問題が殘つておる。何となれば民主化という問題に對して、その一環が結局作物の豫想報告と實收高報告であるということになる。この調査要綱によりますと、ここに報告事務所長及び食糧事務所長は必要に應じ實收高に關し意見を徴するとあります。それから次には作物報告委員會に諮り十分檢討の上、自己の責任においてこれを決定すと、そこでこれらの事務的處置を通じて考えますると、結局食糧局長官の御答辯の根本の趣旨は分りますが、決定は結局……

第1回国会 農林委員会 第7号(1947/08/19、1期、緑風会)

○島村軍次君 少し遲れて參りましたので、或いは御質疑が出たかも知れませんが、只今の問題を中心として尚農林大臣にもつと掘込んでお尋ねを申し上げたい。
【次の発言】 農林大臣はお晝から御出席になられますか。
【次の発言】 それではお晝からやります。
【次の発言】 午前中に開拓の根本問題について質問が出ましたのに對して、大臣は、資金面については、つまり増額については研究中というお話があつたのですが、現に開拓者は、このインフレ下ではもう明日の生活をどうするか、今年の冬をどうして凌くかということが問題だと思うのです。現に私の縣あたりでも、そういうことを實際に痛切に要求をいたしておりますので、この點に對し……

第1回国会 農林委員会 第10号(1947/08/23、1期、緑風会)

○島村軍次君 二三お尋ねしたいのであります。第二條の種苗業者という解釋については、昨日どなたか御質疑がありましたので、大體分つたのでありますが、農家として例えば茄子の苗或いは胡瓜の苗を季節的に澤山作る、それを附近地へ相當廣汎に販賣する、併もその者は農家であつて、自分でも栽培する、同時に種苗を作つて行くというような者については、これは、種苗業者としての取扱は、これは私の意見では除外して貰いたいと思うのであります。これに對する見解、尚希望といたしましては、こういふ規則になりますというと、殊に檢査員が、主務官吏が、附近の農事試驗場に一名といふようなことになつております。囑託員が多數になる場合におきま……

第1回国会 農林委員会 第12号(1947/08/26、1期、緑風会)

○島村軍次君 農林大臣の自由の原則、農民の主體性の確立、生産協同體のなんと言いますか、合理化というか、生産過程の合理化、こういう問題については私も贊意を表するのでありますが、その線に從つて生れんとする協同組合は生産協同體としての力を多分に強化して行かねばならぬと考えまするが、これに對する先程の羽生さんの質問に對する政府の答辯では、私はまだ納得行かない點があると思います。現在政府で經濟緊急對策でいろいろお考えになつておりまする事業の中で、法律によるものも相當ありまするし、又いわゆる流通過程における問題については相當力を注いでおられるようでありますが、協同組合の重點を生産協同體に置くとするならば、……

第1回国会 農林委員会 第13号(1947/08/28、1期、緑風会)

○島村軍次君 先般私から今度の協同組合の性格について、生産態勢の確立の問題をお尋ねしたのでありますが、その御答辯は極めて抽象的であつたと思うのでありまして、生産増強の裏附になるべき對策について重ねてお尋ねを申上げて見たいと思います。例を擧げますと澤山あると思うのでありまするが、少くとも私は供出の徹底を圖り、食糧増産の強化をして參りますのには、農業資材中なかんずく農具の問題が一番必要だと思うのであります。ところが、農具用の鐵材につきましては昭和十五年の割當が三萬一千五百トンに對して、戰時中漸次減退をいたしまして、二十年には終戰の關係もありましたが、一萬二千四百トンになり、昨年は特殊物件の放出があ……

第1回国会 農林委員会 第15号(1947/09/17、1期、緑風会)

○島村軍次君 各條についてのお尋ねを申し上がたいと思いますが、先ず第一が課税の問題につきまして、第四條に「出資をさせる組合には、所得税及び法人税を課さない。」とありますが、非出資組合の課税の問題は立法の趣旨がどうなつておりますか、お尋ね申し上げたいと思います。それから第二に第六條の「營利を目的としてその事業を行つてはならない。」とありますが、營利とは出資配當の制限のみの意味であるかどうかということです。  それから第三には第十條の員外利用の場合におきまして、例えば政府の方から事業を委託されるというような場合におきましては、協同組合の設立の趣旨に鑑みまして、農業者が主體になるのでありますから、現……

第1回国会 農林委員会 第16号(1947/09/22、1期、緑風会)

○島村軍次君 開拓事業が食糧増産に極めて重要な問題であることは、今更申上げるまでもないことでありますが、既往における實績から申しますとインフレの進行と共に、必ずしも豫定通りに事業が參つておりません。こういう場合において丁度開食事業は、列車に替えれば、急行列車が走つておるようなものではないかと思います。然るにこれが閉鎖機關になりまして、その結果從業員は勿論のこと、事業上に及ぼす影響は非常に私は重大な問題があると思うのであります。現に私の縣の開發營團でやつておる仕事について考えて見ましても、相當動揺の色がありますし、何とか引繼いで貰えるんだろうが、手につかん、尚決算をして行かなければならんので、そ……

第1回国会 農林委員会 第17号(1947/09/23、1期、緑風会)

○島村軍次君 農業團體の整理に關する問題は極めて重要な問題と考えるのでありますが、實際の問題といたしまして、單位の協同組合ができて、財産のそれぞれの措置が講じられた、府縣の連合會ができた、そうして全國的の連合会がその後にできるということになりますが、財産の處分について今までの農業會の系統組織から申しますと、全國的のものの財産状態がはつきり決りませんと、その單位組合における財産の處分問題もはつきりして來ないのじやないか、一旦二ケ月以内でしたか、清算の豫定を立てましても、それが後に變つて來るということがあり得るのじやないかと思いますが、そういう場合にその措置をどうすべきか。  それから金融再建整備……

第1回国会 農林委員会 第18号(1947/09/25、1期、緑風会)

○島村軍次君 大分重要な御質疑があつたようでありますが、根本的の問題といたしまして、尚疑問が取り去らない點が相當あると思うのであります。それは重要なる農産物の生産というのは、米麥、馬鈴薯のごとき主要食糧であるということは分りますが、その考え方であるならば、むしろそういうことをはつきり謳われた方が適當じやないかと思う。  それから第二條におきまして「農業計畫とは」という言葉の中には、勿論作付面積、生産數量、供出數量がありますが、裏付けすべき「肥料その他の資材で命令で定めるものの配給數量について」、こうあります。そうして「行政廳の定める計畫をいう。」とあります。だから農業計畫というものの中には、生……

第1回国会 農林委員会 第19号(1947/09/27、1期、緑風会)

○島村軍次君 本案の施行に対する予算の総額とその内訳について、特に計算の基礎について、本省内においてどういう予算を、或いは府縣においてどういう予算を、市町村はどうなるか、こういうことについての説明を頂きたいと思います。  尚市長村の調整委員会の構成の問題につきまして、これは勿論会長が町村長でありますが、一体その組織は中間的存在とみなしていいかどうかということであります。即ち市町村の職員と同一な取扱いを受けるものかどうか。又例えば今度の農業協同組合の設立ができまして、協同組合の職員が委員会の兼務をする。逆にいえば委員会で専任を置かれた場合に、それについて農業協同組合の職員が兼務するというようなこ……

第1回国会 農林委員会 第22号(1947/10/04、1期、緑風会)

○島村軍次君 ついでに、供給確保対策というのがここに書いてありますが、これに対するもう少し詳細なる御説明を願いたいと思います。それから木炭の價格の改訂に関する大体の説明それからここには木炭の供給確保の対策だけでありますが、増産対策に対して政府ではどういうお考えをお持ちになつておられるか、一應その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 只今の御説明の内、供給確保対策の内で、塩、酒、煙草、繊維製品、地下足袋等の報奬物資に対する実際の内容は、どういう数量、及びその單位に対する一俵幾らということが分れば、御説明願いたいと思います。  それからその次に、薪炭の價格に対する御説明がありましたが、これは新物……

第1回国会 農林委員会 第23号(1947/10/07、1期、緑風会)

○島村軍次君 協同組合の設立が農村金融の今後の飛躍的場面に重大なる役割をすべきことは先程來お話のあつた通りであると思うのでありますが、この際大藏当局に対して、この農林金融の重要性の点から二三伺つてみたいと思うのであります。戰時中におきまして非常に金融の強化を図られたのでありますが、その間に処して農業会の携りましたその実績というものは、私はむしろ大藏当局の考えておられる以上に、戰爭中は勿論のこと、戰後において、若し農業会の担当した部面が不安定であつたとするならば、これは農村の経済の破壞を來しておつたのではなかろうかとさえ考えておるのでありますが、その後における農村金融に対する措置は、勿論金融措置……

第1回国会 農林委員会 第24号(1947/10/09、1期、緑風会)

○島村軍次君 肥料の問題についてもお聽きしたいことがあるのですが、後に讓りまして、農具の問題についてお伺いいたしたいと思います。鋼材の三万トン所要に対して八千トンにしたその理由及び事情を一つ伺いたいと思います。  それから鉄鋼材総量が幾らで、それに対する農具の割当を幾らしておるか、その割合、それから八千トンという枠を決めたので殖やすことができないから、手持を使つてやらせるというお話ですが、私はこの事情はよく御存じだろうと思いますが、從來使つておつたものは、戰時中のいわゆる戰時機械生産に携つておりました者の手持が一時洪水の如く出まして、粗製濫造をやつたその残りが、まだあると思います。そこで政府で……

第1回国会 農林委員会 第29号(1947/11/07、1期、緑風会)

○島村軍次君 簡單にお伺いいたしたいと思います。先に石油の問題で商工省の鑛山局長から八月の通牒をお出しになつておつたようであります。その八月の通牒は先般委員會において私が質問した時にははつきりそうなんだが、廢棄の通牒をお出しになる豫定だと承わりましたけれども、それが出ましたかどうか、つまり農業會を認めんということに對する通牒です。それがどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 それから只今のお話で大體筋書は分つたのであります。十月三十日に公布されまして指定販賣業者というものの指定に對して、農業會は指定するかしないかということは未だ決まつてない、こう解釋してよろしいのでありますか、さようで……

第1回国会 農林委員会 第30号(1947/11/10、1期、緑風会)

○島村軍次君 保險を災害補償法という名前に變えた經過なり理由を一つちよつと簡單に……。

第1回国会 農林委員会 第33号(1947/11/21、1期、緑風会)

○島村軍次君 私は本案に賛成をいたしますと共に、將來政府において又本年の災害等に鑑みまして二、三の希望を申上げまして賛成をいたすものであります。  第一点は本年の國庫負担、災害補償法ができましてからの國庫負担の割合が、その比率におきまして、共濟金額の掛金が從來の農家負担の米價の割合に比して非常に多いという観点から、この際只今お話になりましたように農民の負担軽減に対して相当の措置を講ぜられんことを希望すると同時に、今一点は先般質問のときに申上げましたように、本年の災害に遡及する問題に対しましては御答弁もあつたのでありますが、保險組合の財政上相当困難を來しておるものもあります。又災害のない地方にお……

第1回国会 予算委員会 第22号(1947/11/17、1期、緑風会)

○島村軍次君 私は総理大臣の御出席を求めて、予算編成その他経済に関する全般的のお尋をいたしたいと存じておりましたが、御出席がありませんので、二、三について大藏大臣に御意見を伺つて見たいと思います。  第一は、予算の執行に当りまして、今囘公價主義をどこまでも政府は、採用されるということでありますが、度々先輩各位の御論議がありました通り、物價の騰貴の趨勢は依然として底止するところを知らないのでありまして、日銀の調査によりますと、十月の物價は一昨年の当時に比較しまして、三百九十幾つかの指数を示しておる。然るところ最近の調査によりますというと、五百七という総平均になつておるような数字が発表されておりま……

第2回国会 農林委員会 第7号(1948/06/11、1期、緑風会)

○島村軍次君 協同組合法の改正案より農業改良助長法ですか、その方を先にということですが、地方から言いますと、協同組合法の改正案を急いで頂きたいと思います。

第2回国会 農林委員会 第16号(1948/06/26、1期、緑風会)

○島村軍次君 予算を見ると予備金支出の折衝中とありますが、その金額千九百九十六万三千余円は只今の農政局長の御説明によると、法律は新らしいけれども、実質的に差異はないという点と矛盾するように思いますが、その点はどうですか。
【次の発言】 只今配付になりました予算ですから、まだ内容を檢討するの暇がありませんけれども、この予算を見ると歳入二千万円であり、歳出一千九百万円とあります外に、農林物資の企画審議に要する経費九十六万四千円とありますが、千九百余万円にプラス九十六万四千円と解してよろしいか、それからその内訳の企画審議に要する経費二十四万一千円は、これは前の審議に要する九十六万四千円の中でございま……

第2回国会 農林委員会 第17号(1948/06/28、1期、緑風会)

○島村軍次君 只今の御説明によりますと、新憲法施行によつては、かくのごとき法律を出すということに対する根拠、法令としての疑問があるように承わるのですが、その問題に対する考え方と、それから特に農林だけの指定檢査をやるということに対しては、統制物資でありますと、その他の法律第一條に書いてあるような目的達成のためには、これと同じ種類の物資が外に相当あろうと思いますが、これらに対しては國全体、政府全体としてはどういうふうな取扱をやつておりますか。この点をちよつとお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 只今の御説明では了解できませんが、私の聽かんとするところは、新憲法第何條に根拠を持つか。もう一つは……

第2回国会 農林委員会 第20号(1948/07/01、1期、緑風会)

○島村軍次君 ちよつと休憩して……

第2回国会 予算委員会 第18号(1948/04/27、1期、緑風会)

○島村軍次君 緊急に、大藏大臣御出席でありますから、お尋ねいたしたいと思います。  先般本會議におきまして、私の金融債券處理に關する質問に對する大藏大臣の御答辯は、このことによつて生じた赤字をそのまま新たに發足いたしまする協同組合の負擔とすることは如何にも無理である。從つてこの點に關しては政府において補償することにいたしたい、かように考えておる次第であります。こういう御答辯であつたのであります。よろしゆうございますか…。
【次の発言】 ところがこの問題は事務的に……。お話中でありますから、ちよつと質問を保留します。
【次の発言】 その情勢及び内容については、よく大藏大臣御承知のことだと思うので……

第2回国会 予算委員会 第37号(1948/06/23、1期、緑風会)

○島村軍次君 大藏大臣にお伺いする前に、一應委員長を通じて政府当局に希望を申上げたいと思います。予算の審議に当りましては、財政法第二十八條の規定によつて、資料を提出することになつておりますが、その資料が極めて不十分でありまして、予算の審議をする場合における参考資料が極めて不十分でありますから、委員長からこれらの問題が断片的に出て來ることを止めて、大体一括して、そうして分り易く提出されるような方法を、委員長から特に政府当局へ嚴談をお願いしたい。これは大藏省に最も関係の深い事項でありますので、若しそれに関して大藏大臣に何か只今御意見がありましたら一應承つて置きたい。  続いて行政整理の問題につきま……

第3回国会 地方行政委員会 第4号(1948/11/18、1期、緑風会)

○島村軍次君 本請願は、政府委員の説明を聽きますと、政府委員の説明が適当だと考えまするので、本件は尚研究の余地があると考えますから、この請願は不採択にすべきものと認めます。意見を申上げます。
【次の発言】 この地方債の三十六億を増額されたことによる現在の地方の財政は、例えば國庫補助を受けて相当いろいろな災害復旧その他の仕事をやつているのですが、尚不足分が相当あるということが予想される、この三十六億程度本年度中に大体地方財政は賄い得るかどうかという問題と、それからもう一つ災害復旧に対する問題に対してはどういうふうな御予定をお考えになつておりますか。

第3回国会 地方行政委員会 第7号(1948/11/29、1期、緑風会)

○島村軍次君 本改正法律案は期間の延期でありまして、止むを得ざるものと認めて原案に賛成いたします。

第4回国会 地方行政委員会 第4号(1948/12/20、1期、緑風会)

○島村軍次君 お話の筋合は大体分つたのでありますが、地方行政委員会の立場として考えまするときに、引揚それ自身の扱いという問題が、自治警察でおやりになつておるということのために、國家警察との間の権限と申しますか、そういう問題がはつきりせんのではないか、それが一つと、それからもう一つは、経費の点について、相当自治警察では、引揚の一般に関することは勿論のこと、こういう事件のために相当の、何といいますか、人員の点からいい、いわゆる警察の経費の支出の面が関連を持つと思うのであります。そういう問題について、只今の事件の御発表とは直接関係ないようでありますが、参考に局長としての私見でもよろしいが、お考えを聞……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第1号(1949/06/27、1期、緑風会)

○島村軍次君 御進行を願います。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第3号(1949/06/29、1期、緑風会)

○島村軍次君 選挙管理委員会か或いは法制局の方にお尋ねいたしたいが、從前の規定に確か繰上補充は一年の期間があつたと思うが、それを現行に改めたときの経緯及び経過理由等を一つ聞かして貰いたいと思います。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第4号(1949/06/30、1期、緑風会)

○島村軍次君 私は事務の上から考えまして、毎年作る定時名簿主義は、現在の市町村の事務の機構の点、及び相当の経費を要する問題であります。案外手数を要する問題と思いますので、むしろ事務的或いは財政的に考えると永久名簿主義がよいと思うのであります。特に農村地帶等では、比較的最近では引揚等の事実が沢山ありまするが、併し定住された人がその大部分を占めておるという現在においては、この第一の永久名簿主義というものが、カード式による方がよいのではないかと思うのであります。そこで定時名簿主義が他の國に多くとられたということは、永久名簿主義と私が申上げた点と理論的に考えて何か欠陷があるかどうか。或いは又定時名簿主……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第9号(1949/08/01、1期、緑風会)

○島村軍次君 その前に、大体今度の委員会は一週間の予定だと言つているのですが、理事打合会においては、今回の委員会の継続を何日にどういうふうにやるという大体の予定をお作りになつたのかどうか、或いは御相談になつたのですか、その点ちよつと伺いたい。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第11号(1949/08/03、1期、緑風会)

○島村軍次君 第一の選挙事務所に関する事項は、大体現行法通りでいいのじやないかと私は思います。ただ本日決定になりましたこの第五項の法文を分りやすく簡素にするという点から行きますと、現在のこれは衆議院議員の選挙法で申しますが、八十九條の議員候補者又は推薦届者でなければ選挙事務所を設置することを得ないと、どうもこの法文の書き方が現在の法文の、その筋の御指示に依るような法文の書き方よりは全く違つておるので、こういう問題に対する分りよく且つ民主的な書き方を変えるというような点について、でき得るならば全般についてそういう考え方を持ちたいと思うのですが、これは別に方針によることになつて参るので、藤井氏の御……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第12号(1949/08/04、1期、緑風会)

○島村軍次君 この案の内容、一案と二案と出ておるようですが、ちよつと事務局の御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この問題はそう簡單に片附けたくないと思うのです。何となれば從來の規則によりますと「何人と雖も」という頭から非常にむずかしい規定が作られている、併しこのために戸別訪問というものが非常に誤解され易いことになつている、昨日の原則の中にあるように、この戸別訪問に関しては少くも國民が納得するような條文が望みたいと思うのです。これは適当な言葉であるかどうか知りませんが、選挙関係者が選挙運動のためにいわゆる未知の人の間を歩くというようなことが、即ち戸別訪問の禁止の眼目になるべきじやないか、……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第18号(1949/10/19、1期、緑風会)

○島村軍次君 たまたまオーストラリアの選挙法を見ますと、今木内さんのお言葉のようなことがあるのです。「この節に明示された理由以外の理由では投票用紙は無効となることがない、すなわち投票者の意思が明白である限りその意思に効力を持たせるべきである」とこう書いてある。
【次の発言】 私は以上によつて木内氏の意見に賛成いたします。七十八條を適当に修正……。
【次の発言】 判例では有効でしよう。
【次の発言】 ちよつとこれは御討議になつた問題かも知れませんが、衆議院の選挙の場合に選挙長は、管理委員会というものは府県に一つになりますでしよう。数投票区に亘りますと、その場合は選挙分会になるんですか。

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第19号(1949/10/20、1期、緑風会)

○島村軍次君 簡單なことですが、昨日鈴木君の意見で第百九の「当選を失う」というのが「身分を失う」ということに変つたために、その結果字句の上で訂正を要するものがあると考えまするので、その点を一つ御注意を願いたいと思います。
【次の発言】 その項は適当に直して貰うということは僕は賛成なんですが、その結果に伴う、例えば只今問題になつている十二章のうち百十六の第三の「当選人が、第百六、第百九又は第百十の規定により当選を失つたとき。」とこうあります。その字句を適当に直して貰わなければならない、それだけ申上げましてあと進行願います。
【次の発言】 私は城さんの説に賛成です。そうして同時に、旧の第八十二條の……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 閉会後第20号(1949/10/21、1期、緑風会)

○島村軍次君 町村の教育委員はない。
【次の発言】 これは都道府縣の議員の選挙は大概郡市に分れているのですから一万円でよいと思う。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 市会は五千円でいいでしよう。

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1949/06/28、1期、緑風会)

○島村軍次君 只今の問題に関連しまして、よく言われております國家予算は、地方の財源を成るべく皆切つてそうして國の財政に合つたこういう地方財政の……地方行政の方から言いますと、非常に非難がありますが、先般も青森、秋田の地方税制問題を調査して見ますと、東北の二縣だけの問題ですが、もう殆んど地方の縣財政は行詰つて殆んど破産状態である、こう申上げてもいいと思います。その大半はやはり先にお話になりましたいわゆる委任事務というものは是非やらなければならない仕事であつて、事実もう例を挙げるというと、これは各村々へ行つても枚挙に遑がない程であります。その点に対して我々から言えば大藏省の方にちつと認識が足りない……

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第3号(1949/06/30、1期、緑風会)

○島村軍次君 我々第一班の視察は、岡本委員長と二人でありまして、六月二十一日より二十七日までの七日間で、青森及び岩手の両縣下の視察を行なつたのであります。視察箇所は縣廳、市役所等を合して九ヶ所でありまして、岩手縣においては紫波郡の徳田村、稗貫郡の石鳥谷町及び同郡の花巻町であります。青森縣においては東津輕郡の野内村、原別村、横内村でありまして、今回は主として問題になつておりまする地方財政、税制の改革を中心としたものでありますが、特にシヤウブ博士の來國を機といたしまして、地方行政委員会として、最前線の市町村の状況を成るべく詳細に調べる必要を認め、特に農村地帶における各種の資料を得たいという考えを持……

第5回国会 地方行政委員会 第7号(1949/04/11、1期、緑風会)

○島村軍次君 遅れて残りましたので、御説明があつたかと存じますが、重複になればお許しを願いたいと思います。この間新聞紙上で拜見いたしますると、かねて僅の財源であるけれども、果実税を廃して約十億の財源は住民税で増額するということが出ておつたと思う。それに対する具体的な計数をお示しを願いたい。  それから先般予算委員会において、大藏大臣の説明、いや主税局長の説明によりますと、賃貸價格の改訂は本年は行わないが、宅地の分だけについては本年度臨時に改訂を行う、こういうふうなことの説明があつたように思うのですが、從つてそれらに関する財源は地方税にも関係を持つことだと思うのでありますが、その点を一應伺つて見……

第5回国会 地方行政委員会 第10号(1949/04/26、1期、緑風会)

○島村軍次君 只今の説明によりますと、第三條の規定に、逓信省に移管されることについて別に法律でこれを定めるというのでありますが、これはどういう内容のものでありますか。
【次の発言】 その法律は地方行政委員会の審議の範囲外であるかも知れませんが、いつ頃お出しになるのか、或いはすでに出ておるのか、内容がはつきりいたしませんけれども、その点ちよつと……。
【次の発言】 有償の場合における價格等は法律で決められるということになつておるようでありますが、現在の帳簿價格及び評價による場合には評價價格、その総額がどのくらいになるものか、それからそれが地方財政に及ぼす影響がどういうふうなものかということについ……

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第10号(1949/09/19、1期、緑風会)

○島村軍次君 使用料、手数料は現状のままということになつておりますが、今度の剤告案によつて問題になるのは、例えば附加税制度による交付金の額、それからそれかいずれも独立税になりますから減つて來るのじやないかと思います。市町村としては大きな財源がなくなると思うのです。それから課税がすべて独立になりますから市町村及び府縣とも徴税費というものを相当多く計上しなければならんと思うのですが、そういう二つの点に対してどういうふうなお考えでありますか。
【次の発言】 それからもう一つ將來の問題だと思うのでありますが、勧告案のどこでありましたか最後に徴税機構として会計士の役割を非常に重要視しておると同時に、從來……

第5回国会 地方行政委員会 閉会後第12号(1949/10/19、1期、緑風会)

○島村軍次君 この第二種の中で園藝業、畜産業、水産業、林産業というのは、この区別が非常にむつかしいのでないかと思います。畜産については農業に附随したものを除く……。畜産だけが除外されておるのですが、園藝業というようなものは非常に経営の形態によつて違うのであります。蔬菜園藝は農業に附随してやつておるものが非常に多いと思いますが、そういうものをどう扱うのか。水産についての一例はお話になつたようでありますけれども、畜産においても酪農を大規模にやる場合と、それからその限界が非常に付きにくいのじやないかと思います。園藝においても同樣であります。例えば果樹園藝をやつて、暖地で農業の傍ら園藝をやるというのが……

第5回国会 地方行政委員会 第15号(1949/05/13、1期、緑風会)

○島村軍次君 只今の説明は了解いたしましたがですね。昨日質疑のあつた物資活用協会というものは法人なるが故にという御答弁があつたについては、ちよつと矛盾すると思いますので、その点をもう少し明確に……
【次の発言】 昨日の質疑はですね、そこに非常に見解がなかなか解釈上むずかしいということが問題となつたと思いますが、財團であるが故に、一つの斡旋行爲といいますか、その事実は協同組合やなんかのやる場合と殆んど同じことになるのではないかと思うのです。事実問題はですよ。そこでこの場合は、同じ行爲をやつても財團なるが故にということで、結論的に営利行爲とみなさんということの御解釈だと思うのでありますが、そうなり……

第5回国会 地方行政委員会 第16号(1949/05/14、1期、緑風会)

○島村軍次君 地方税法改正に関して、木村大臣のこの前の配付税における際の御答弁から推測いたしまして、一部の改正案の関する今回の措置に対する根本的な考え方を承りたいと思つておつたのでありますが、只今その大要を御説明になつて大体の地方財政当局としてのお考えは了解することができたのでありますが、手つ取り早く簡明に二、三点についてお伺いいたしたいと思います。中央集権的な財政措置であるということに対して、この是正をするために消費税の不均衡を是正するということに対するお考えは、一應説明を承つたのでありますが、現在徴收されておる各税の中独立税として創設をするか、又は國が取つておる收益税等の中、地方へ委讓すべ……

第5回国会 地方行政委員会 第18号(1949/05/18、1期、緑風会)

○島村軍次君 解決済みならば不採択でいいのじやないですか。
【次の発言】 選挙法は……。
【次の発言】 留保にしてはどうですか。

第5回国会 地方行政委員会 第19号(1949/05/19、1期、緑風会)

○島村軍次君 從つて委員会としては懇談をして、凡その意見を纒めて置く方がいいのではないかと思います。だから一つ速記を止めて懇談をするか、或いは委員会の形式で速記を止めてやつて頂くようにしたらどうでしようか。

第5回国会 地方行政委員会 第20号(1949/05/23、1期、緑風会)

○島村軍次君 提案の附則の2の「昭和二十四年四月」日以後においてそれぞれその統制額が改訂されたときに属する年度分の地方税から適用する。」というこの属する年度とは、事業年度の意味であるか、或いは遡及して四月一日からの意味であるか、その点を明らかにして頂きたい。
【次の発言】 質疑もないようでありますから、質疑を打切りまして、直ちに討論採決に入られんことを希望いたします。
【次の発言】 地方財政法の一部を改正する等の法律案につきましては、衆議院の修正案はかねて当委員会においても審議の結果、意見の一致を見ております件でありますので、衆議院送付の案に賛成の動議を提出いたします。

第5回国会 予算委員会 第6号(1949/04/07、1期、緑風会)

○島村軍次君 主税局長がおりますかに二、三伺つて見たいと思います。昨日参議院の本会議が或る議員の質問に対して大藏大臣は、基礎控除の中に妻その他労働者云々というような御答弁があつたようでありますが、そういうことをお考えになつておりますか。具体的にどういう方法をお取りになりますか。局長のお考えを伺います。
【次の発言】 超過供出の源泉課税の問題が相当論議されておりますが、それに対しては二十四年度においてはこれに対して何かお考えになつておりますか。これが一点と、それから元來農業所得は主税局長よく御承知と思いますが、つまり所得の算定基礎が收穫年度によるか、或いはその年の收入年度によるかということで、保……

第5回国会 予算委員会 第14号(1949/04/16、1期、緑風会)

○島村軍次君 私は外の質問をする予定でありましたが、丁度安定本部からお見えになつておりますから簡單に伺います。先に新聞紙上に発表されました放出物資に対しては、現在進行というか、どういう程度に計画なり実施が進んでおりますか。放出物資とは新聞で見ましたのですが、アメリカに輸出すべきもののストック品を許可を得て国内に放出する、主として繊維製品ではないかと思います。
【次の発言】 主として絹製品であると思うのでありますが、現在の國民の一番望んでおる点は絹製品であることは、放出物資、輸出向不適格品の國内拂下げに対する措置を見ても考えられるのでありますが、ところがこの綿製品の拂下げは主として既製品が多いの……

第6回国会 議院運営委員会 第15号(1949/11/28、1期、緑風会)

○島村軍次君 我々の会派は相談していないのですが、明日の朝に延ばしたらどうでしようか。

第6回国会 議院運営委員会 第16号(1949/11/29、1期、緑風会)

○島村軍次君 議案の性質上運輸委員会にかけるのが至当と思います。

第6回国会 地方行政委員会 第1号(1949/10/25、1期、緑風会)

○島村軍次君 法律の建前からして、三人だけの者をここへ挙げて置くということは、これはちよつとおかしいのじやないかと私は思いますがね。外との今までの法律の各種の法律で委員会組織を見ましても……。だからむしろ他の二名は学識経験者から選ぶというようなことにすべきじやないかと思いますが、それに対しては……。
【次の発言】 それは問答するようですけれども、勧告案はつまり三人の者はこういう者から選ばなければならないというので、あとに二人についての委員に対しては別に指示もなかつたのじやないかと思いますが、シヤウプの勧告案を引写しにするということのために、学識経験者と入れることを御遠慮になつた法律案じやないか……

第6回国会 地方行政委員会 第2号(1949/10/31、1期、緑風会)

○島村軍次君 自治庁の方の御見解を聽かして貰えれば非常に都合がいいのですか……。

第6回国会 地方行政委員会 第3号(1949/11/14、1期、緑風会)

○島村軍次君 念のためにその点で伺つて置きたいと思いますが、会期はもはや本日を合せて十日しかない。本会期中に提案される見込かどうかということをお伺いいたします。若し提案の運びに至らん場合には、通常国会に延びるも止むを得んというお考えであるかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。

第6回国会 地方行政委員会 第4号(1949/11/19、1期、緑風会)

○島村軍次君 附則のうちで行政機関職員定員法の改正が出ておりますが、これによりますと差引六人になるというのですが、そうですか。
【次の発言】 そこで只今政務次官からの御説明によつて行政整理をやつている場合であるし、この際は増員しないということであつたと思うのでありますが、この重要なる仕事に対してはこの程度では極めて少数だと思うのでありますが、一つは増員の必要があると思うが、それらに対する御所見を承わりたいということ。第二は若し増員が行かない場合においては事務の運行に対しては、例えば兼務とかその他によつてやるということに対する具体的な措置についてのお考えでも一つ承わりたいと思います。

第6回国会 地方行政委員会 第5号(1949/11/21、1期、緑風会)

○島村軍次君 ちよつとそれに関連して、簡單でありますが、元の案によりますと、結果を内閣に勧告するとこうある。それから今後の案によりますと「内閣及び内閣を経由して」と書いてあるのですが、そうすると、そういう変りました理由がちよつとはつきりせんのですが、その点ちよつと簡單に説明願いたいと思います。
【次の発言】 その他の件について二三伺つて置きたいと思いまするが、第一はこの委員の……
【次の発言】 第五條中の三人の委員については分つたのでありますが、「推薦した者」という意味は、現に職にある者を予定しておられますか、或いは職にない者でも代表者が推薦した者であれば差支えないという意味であるか。それから……

第6回国会 地方行政委員会 第6号(1949/11/22、1期、緑風会)

○島村軍次君 只今の説明によりますと、重みという言葉をお使いになつたようですが、その重みという意味はどういうことなんでしようか。
【次の発言】 両方の場合です。
【次の発言】 然らばその重みという言葉は、受ける方であるつまり国会が重みを感ずる、こういう意味なんですか。或いは出した方が重みを持たして勧告するという意味になるのですか。
【次の発言】 この辺で一応打切りますが、仮に提出とか申達とか或いは昨日はおいでにならなかつたですが、吉川委員の言葉に従えば、宣告とかいう言葉も出たのでありますが、そういう言葉を使うとすれば、法律上どう区別をすべきものか、提出、申達、宣告というような場合。

第6回国会 地方行政委員会 第9号(1949/11/26、1期、緑風会)

○島村軍次君 この部局のうちで農地部の問題については、この前原案でありましたが、前回の改正の提案前の案でありましたが、農地部の廃止の原案があつたように承りますが、それについて御意見がありましたならば一つ伺つて置きたいと思います。

第6回国会 地方行政委員会 第10号(1949/11/28、1期、緑風会)

○島村軍次君 本案に対しましては先般来論議が尽されたのでありますが、どうもこの現在の組織の、この法律の範囲内におきましては非常に弱いものになるというような感じがしてならないのであります。従つてこの運用に対する強力な熱意というものが欲しいのであります。地方行政の立場から……そこでこれは希望でありますが、以下申上げるごとに対しての準備がどの程度に進行しておるか、勿論法律が施行されてから準備されるということであるかも知れませんが、十二月一日の施行の予定であつて早急にこれを取上げて、シヤウブの勧告案に示されておるように、或る程度までこの会議を権威あらしめるのには、早く進行する必要もあると思うのでありま……

第6回国会 地方行政委員会 第12号(1949/12/01、1期、緑風会)

○島村軍次君 本案の御趣旨は誠に結構だと思うのでありますが、ところが改正案に上りますと「財政上の特別の必要を勘案して内閣総理大臣が指定する」かはうなことになつている。これは戦災都市に限つて内閣総理大臣の指定を受けなければならん。然るに現在都道府県及び五大都市はその必要がないことになつております。現在の地方財政券権の立場からも考え、且つ戦災都市だけを内閣総理大臣が指定するということは、徒らに宝くじ発行に関して指定を受けるために、上京陳情等で非常な地方に煩瑣の手続を要することになるのじやないか。むしろ地方分権ではなくして、中央集権強化の弊があると思うのですが、その点に関しての御見解を伺います。

第7回国会 議院運営委員会 第2号(1949/12/05、1期、緑風会)

○島村軍次君 懇談にされたらどうです。
【次の発言】 選挙法改正に関する特別委員会も理由は申上げませんが、継続の必要を認めますので、同時に在外同胞と併せてこの際設置することに運営委員会で決定を願うように、動議として提出いたします。
【次の発言】 選挙法の改正の方も従来通り確認をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 只今の数の問題は、中村君の御発言がありましたが、一月ということに決めんで、今度の再開後成るべく早くということにして御決定願つたらどうかと思います。
【次の発言】 そこで特別委員会は従前の例による数により、それから常任委員長その他の割振りの問題のときには、更に変えるということにし……

第7回国会 議院運営委員会 第3号(1949/12/13、1期、緑風会)

○島村軍次君 先程から問題になつております政府の出した案を保留するかどうかという決定後に、私もこの決議案については一応今日御説明を願つて党に持帰つて、そうして明日の朝の委員会において、更に決定するというような進行に、委員長に諮つて頂きたいということを提案いたします。

第7回国会 議院運営委員会 第6号(1949/12/17、1期、緑風会)

○島村軍次君 議員派遣の件は、門屋議員から御発言になつたのを参照して、班は三班以内、人員は二人以内、日数は一週間前後、選挙区は遠慮して貰う。以上の四点を原則として承認するということで提案いたします。在外のは保留。

第7回国会 議院運営委員会 第7号(1949/12/19、1期、緑風会)

○島村軍次君 今の経費は幾らです。
【次の発言】 説明は分りましたが、越年資金を支給するということは、今の法律の範囲ではでき得るかどうかという問題に対しては、ちよつとはつきりせんと思うのですが、委員会としてはどういうふうな……委員会は審査省畧になつておりますが、発議者の方のお考えを一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 「未復員者給与法及び特別未帰還者給与法の規定により」云云とありますが、そうすると政府が別途に越年資金を支給するの措置を講ずるということになれば……この文章ではそういうふうに取れます。そこでやはり丁度国鉄の問題、或いは公務員の越年資金等の問題があつて、立法措置を讓ずることになれば……

第7回国会 議院運営委員会 第8号(1949/12/20、1期、緑風会)

○島村軍次君 この問題は先般保留になつた理由は、政府の答弁もはつきりせないし、それからその後の経過を聞いて見てもはつきりしないということで保留ということになつておつたのであります。今度の議案は訂正ということで出ておるようでありますが、一応取上げるに対しては政府の責任ある説明を聽いた上で取上げるべきじやないかと思うのですが、そこで私はこの際政府当局の出席を求めたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第9号(1949/12/21、1期、緑風会)

○島村軍次君 予算に関係のある事項でありますので、大蔵委員会に付託されることを提案いたします。
【次の発言】 昨日緑風会から提案いたしました人事院の給與に関する決議につきまして、皆さんに懇談中にお諮り申上げた点は、生活安定につきということを広い意味で提案いたしたのでありまして、只今御審議になりました委員会に付託する問題よりは広汎に亘つておりますので、これには皆さんの御賛成を得られると思いますので、本件に対して直ちに審査省略の上で本会議に上程されるように運営委員会で御次定願いたいと願います。もう一度朗読いたします。    人事院の給與改訂勧告に関する決議   政府は、十二月四日の人事院の勧告を尊……

第7回国会 議院運営委員会 第13号(1950/01/23、1期、緑風会)

○島村軍次君 懇談に入つて結論も御相談の結果だろうと思うけれども、どう扱うかということでおやりになつたらどうですか。
【次の発言】 総理の答弁はこの程度で委員会としては打切ると、こういう意味であつて、この審議を打切るということではないと思いますので、この際一応休憩しまして、或いは総理の演説後引続き運営委員会を開く、或いは明日やるか。私の希望としては、大分時間も経過しておりますから、明日の午前十時に運営委員会を開いて、この問題を更に検討を進める、こういうことで本日の議院運営委員会はこの程度で閉会すると、こういうことを御提案いたします。

第7回国会 議院運営委員会 第14号(1950/01/24、1期、緑風会)

○島村軍次君 それは只今の御発言は、庶務小委員においてすべての問題を、そういう問題を併せて審議するということで賛成したんですから、佐々木君の御発言は、その場合に、委員長を加えるかということは、必要があれば加える、実質的には、只今大隈君のお話のように、加えた方がいいという御意見もあつたんですが、加えるということも加味して賛成を申上げたわけですから、それでいいんじやありませんか。

第7回国会 議院運営委員会 第19号(1950/02/03、1期、緑風会)

○島村軍次君 それでは、只今栗山さんのお話がありましたが、各派一名ということにしたら如何ですか。

第7回国会 議院運営委員会 第25号(1950/02/16、1期、緑風会)

○島村軍次君 ちよつと休憩にして、懇談にして頂きたいと思います。
【次の発言】 委員長の懇談会をお開きになることはいいと思いますが、ここの議運としては本会議は二十六日までと申合をしたということで、必要な委員会はお開きになることは委員長の懇談会で決めることにして、改めて明日まで保留しておいて、そうして明日又議運を開くということでなくして、先程小川さんのお話のように議運では一応懇談会で決めたというふうにお計らい願いたいと思います。

第7回国会 議院運営委員会 第27号(1950/02/28、1期、緑風会)

○島村軍次君 定例日だから簡單にやつたらどうですか。

第7回国会 議院運営委員会 第28号(1950/03/01、1期、緑風会)

○島村軍次君 緑風会は昨日協議をいたしました結果、山本勇造氏を田中氏の後任の推薦申上げたいということにいたしましたので、どうぞよろしくお願いいたします。

第7回国会 議院運営委員会 第43号(1950/03/23、1期、緑風会)

○島村軍次君 只今事務総長の二十九條に準じて勧告を人事委員会が取扱うということを、議運で決定する動議を提出いたします。
【次の発言】 調査は調査です。調査には勿論勧告も含まれるのでありましようが、勧告の調査というのは只今の事務当局のお話によると、十二月から継続しておりまするから、これに限つたことではない。それだからそれに並行するというか、裏付けというか、勧告というものをはつきり加えてやつて頂くというのが筋のように見ております。
【次の発言】 左藤さんが言われることは今日初めてと言われたのですが、この前数回私の会派では一応研究した問題ですからその理由だけでは私は承服できん。けれどもまあそれは後程……

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第3号(1950/02/02、1期、緑風会)

○島村軍次君 取入れる点は会場の場所とポスター……

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第4号(1950/02/11、1期、緑風会)

○島村軍次君 理由の附加して置きますが、六分の一ということに変えるということは、これは八分の一そのものについても根拠がないかも知れんけれども、この際六分の一に変えるというようなことは、これは何にも根拠がないことですから、従前の八分の一というものはそのままとるべきだ、こういうことを附加して私は八分の一説に賛成いたします。

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第5号(1950/02/14、1期、緑風会)

○島村軍次君 只今の問題もまだ衆議院が確定しておるわけじやないのですから、今日は委員長の報告程度にして次に延ばすということにして、次の問題に……。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第8号(1950/03/09、1期、緑風会)

○島村軍次君 これは体裁の問題を私は主体に考え、且つ分りいいという点を主体に考えますと、未決勾留中という者では不明瞭だということの御説明が、ちよつとはつきり分りかねるのですが、それが大部分であるということであれば、除外される者がどういう者か、むしろ言葉としてはやはりどうも今の新らしい規定に監獄という言葉を使うことも不適当であるし、国民一般に分りやすいもので、全部を参照すれば理窟はその通りであるけれども、法律用語として平易にやるという点から言つて、断わる方がいいのじやないかと思うんです。
【次の発言】 併し警察で勾留されておるものも未決勾留の中に入ることは事実でしよう。

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第9号(1950/03/14、1期、緑風会)

○島村軍次君 只今のは全国区の場合ですか、第二項を八分の一に、委員長第二項は八分の一でなければいかんので、それは六分の一というからそれを直ちに話されたのでは我々全く……
【次の発言】 二人以上ということは、この前の選挙法ではどうなつておるか、今記憶はありませんが、六分の一というのが普通の考え方じやなかつたでしようか、特にこうされましたのは、衆議院の方の簡單な説明を願いたいと思います。
【次の発言】 公職選挙法案に賛成いたします。
【次の発言】 この辺で打切られたらどうですか。
【次の発言】 只今の問題は少し研究を要するのでないかと思います。衆議院の方は順次に繰上げるということでないというような……

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第11号(1950/03/17、1期、緑風会)

○島村軍次君 衆議院の案では、全国区の場合は六分の一というのを、これを八分の一に修正し、第三号の地方選出議員の場合に四分の四を六分の一に修正する、いろいろ議論はあろうと思いますが、そういう修正が適当じやないかと思います。
【次の発言】 没收率は、ここを八分の一にしますれば、没收率は当然十分の一、第二号。それから第三号は六分の一で理屈が惡ければ八分の一ということに事務的に……。
【次の発言】 それでは第二号十分の一、第三号は八分の一。(「賛成」と呼で者あり)

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第13号(1950/04/01、1期、緑風会)

○島村軍次君 只今の知事及び市長に関する規定の削除に対する衆議院の意見を菊井課長から御説明願いたいのです。
【次の発言】 前者について、只今読上げられた了解のついたものだけ先に採決で決定を願つて、それから問題の事項に移ると、こういうことにやつて行きたいと思います。  (「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 賛否を決定されておいたらどうですか。
【次の発言】 只今配付されました「第八十七条三項」云々から「百八十七条第一項中」云々の規定に至るまでの間を一括して、修正案通りに決定いたすことの動議を提出いたします。一応決定にして頂き、OKの問題はあとでいいのじやないのですか。

第7回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第14号(1950/04/06、1期、緑風会)

○島村軍次君 附則の施行期日の点は、確しか原案は四月一日となつておつたと思いますが、私欠席しておつたので、その点どうなつておりますか。

第7回国会 地方行政委員会 第1号(1949/12/06、1期、緑風会)

○島村軍次君 この問題につきましては、かねて陳情も出ておりますし、且つ今回の決議によつて大体の輪廓は了承できるのでありますが、地方自治庁の考えはどうであるか、今日は御出席がないかもしれませんが……
【次の発言】 それから東京都の都庁の考え方はどうかという問題について、当局の意見を聴きたいと思いますが、その関係の人は見えてないのですか。
【次の発言】 尚本日この署名を見ますると、大田区の方の決議には財政施行に関する件というのが出ております。今回の財政権と市制施行との関係はどういうふうにお考えでありますか、丁度大田区長がお見えになつておりますから、簡単に一つ御説明願いたいと思います。

第7回国会 地方行政委員会 第4号(1949/12/22、1期、緑風会)

○島村軍次君 昨日の小野政務次官の答弁以外に、高瀬文部大臣から教職員に関する二分の一国庫負担に関しては法的措置を講ずるというようなお話があつたのですが、只今の小野政務次官のお話の法的措置とは、これは教職員に限るものであるか、或いは又一般公務員の或る程度の部分にも触れる意味であるか、その点がはつきりしないようですからお伺いしたい。尚もう一つお話の点の、例えば国庫負担に属する職員、或いは又農林省関係あたりは補助でやつておる職員が相当あると思う。それらに対しては、只今お話の通りに、財源というものは窮迫の場合でありますから、地方公共団体としてはなかなかその捻出に困るだろうと思う。併し建前上は何分の一を……

第7回国会 地方行政委員会 第12号(1950/02/16、1期、緑風会)

○島村軍次君 今回の標準税率で問題になるのは経費の測定標準と基準の財政収入額というものをどう見るかということにかかると思うのでおります。第十二條に例示されておりまする一例でありますが、道路費というところに「面積、道路の面積」と書いてありますが、これは例えば府県の場合には道路の面積というのは府県道というものを基準に置くのか、全体の道路というものに置くのか、或いは国道その他のものに置くのか、それからこの面積というものは道路の面積とこう書いてありますが、全体の総面積の意味かどうか、それから橋梁の面積といのが、ここに書いてありますが、これは非常に悪い木橋もあるし、或いは鉄筋の橋梁もあるし、いろいろ地方……

第7回国会 地方行政委員会 第13号(1950/02/17、1期、緑風会)

○島村軍次君 只今の入場税の衆議院の、議員提出の問題は、大筋は政府提案と同じでありまして、ただ課率の問題が地方の財政にどう影響を及ぼすかということにかかると思うのです。我我の考えを率直に申上げれば、府県税は今度の税制改正では、相当圧縮されるということであり、一定の財源しかないので、而もその入場税が百分の百を予定したのが、七十ということになれば、只今の財政部長のお話のように、脱税が防止できるという簡単な問題ではないと、かように思うわけであります。この点は政府の方でもよく御研究を願つて、そうして次回に御審議になる際に、はつきりしたことをお述べ願いたいという希望を申上げて置きます。

第7回国会 地方行政委員会 第16号(1950/02/27、1期、緑風会)

○島村軍次君 この問題は前回にお聞きになつたかと思いますが、三月一日からとなりますと、財政上どう影響するかということ、つまり市町村財政及び府県財政にどう影響するかということが一つと、それからもう一つは財務当局の方でこの改正については趣旨は御賛成であると思いますが、條文中に或いはその他細かい点について尚不釣合の点等があるかないか、或いはこういうものはこういうふうに入れるべきであるというような、御意見があるかどうかということについて念の為に伺つておきます。
【次の発言】 只今政府委員のお話によると、兒童のためということで説明されたようですが、衆議院の立案趣旨もそう解していいかどうか、解釈上は一致し……

第7回国会 地方行政委員会 第19号(1950/03/08、1期、緑風会)

○島村軍次君 提案の理由の御説明を承つたのでありますが、この法律施行に伴つて、大体地方自治庁が予定しておる現在の教育費に対する支出がどういう影響を持つかということが一つ、それから法案の提案に対して、目下関係方面と折衝中というような意味のお話であつたのですが、閣議で御決定になつた問題でありますかどうか参考までに述べて頂きたいと思います。
【次の発言】 それでは局長の御答弁を先にお願いしたいと思います。
【次の発言】 法案の全貌がまだはつきりしませんから、その点が私の質問を申上げた点で、お答えが不十分であつたと思いまするのですが、私のお導きしておるのは、法案に只今計算になりました、給與については一……

第7回国会 地方行政委員会 第20号(1950/03/10、1期、緑風会)

○島村軍次君 只今の鈴木君の説に賛成いたします。折角お出でになつたのですから、地方の状況を一つ簡明に願えるようにお願いいたします。

第7回国会 地方行政委員会 第21号(1950/03/14、1期、緑風会)

○島村軍次君 農業課税について一名として、予備が出ておるようでありますが、協同組合全般に関しての附加価値税及び法人税は、これは国税の関係ですが、住民税その他について協同組合の立場から是非公聴会に出席して述べたいという希望を受けておりますので、ここに予備としてあるのを、協同組合関係として一名を加えて頂きたいと思います。大分数は多いようですけれども……
【次の発言】 いや、そういう関係ではなくて、協同組合は、いずれ委員長のお手許にも出ているだろうと思いますが、全体を通じて全国農業協同組合の青木氏が各協同組合、生活協同組合、及び水産その他を一括して世話を申上げている何か団体が拵えてある。そういう関係……

第7回国会 地方行政委員会 第22号(1950/03/24、1期、緑風会)

○島村軍次君 重要な法案でありますから、本日は説明の程度に止めて散会を願いたいと思います。

第7回国会 地方行政委員会 第24号(1950/03/28、1期、緑風会)

○島村軍次君 その規定はどこにあるのですか。
【次の発言】 分割規定はあるのですね。
【次の発言】 特にその規定はありませんか。
【次の発言】 分りました。

第7回国会 地方行政委員会 第40号(1950/04/27、1期、緑風会)

○島村軍次君 これは一括して御説明願つたらどうですか。
【次の発言】 附則に関係の事項ではないのですが、昨年大蔵委員会との合同審議をやりましたとき、災害の国庫負担に関する法律に関連して、この平衡交付金の算定の基準に農林関係の災害に関する費用で、地方費に属するものが相当あると思うのですが、法律が出ませんので、算定基準に入るのかどうかということを伺つて見たいと思います。
【次の発言】 災害復旧に関する経費は御承知の通り政府が指令を出し、或いは又実際に約束した経費の中で、予算の関係上ずれがあるものが相当あると思います。又府県の財政から言つてもどうしてもやらなければならんというような問題があとあとに残……

第7回国会 農林委員会 第3号(1950/02/09、1期、緑風会)

○委員外議員(島村軍次君) これはお聞きするわけではありませんが、私の県の例から言つて、雪の非常に多い、私は岡山県ですが、雪が多いところでも新潟とは深さは違うでしようが、この千屋という山地は和牛の育成をやつておるわけですが、夏は放牧、冬は舎飼をやつておる。これが或る程度まで……、私の県にも單作地帶がある、こういう地方は「みつまた」をやる、それから牛、そういうものによつて收入を得ておるわけです。そういう例も一つ御参考に申上げて置きます。


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 農林委員会 第2号(1950/07/20、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 便宜私からお答えを申上げたいと思います。協同組合に関する課税の問題は農林委員会の要望があるばかりでなく、農林省といたしましても数次関係当局と交渉を進めて参つたのであります。ところが、御承知の通りに産業組合時代には法律で非課税のことが決められ、戰時中においては特殊法人としての減税をやつておつたのであります。今回はシヤウプ勧告案に基いて減税をやらないということが現在の法律の建前になつておるようであります。そこで先般来もこの問題で自治庁へ私就任以来いろいろ意見を質して見ますると、何條でありましたか、減免の中にいろいろ規定されておる事項の中で、協同組合が或る一定の利益を取る、……

第8回国会 農林委員会 第5号(1950/07/26、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 我が国の現在甘土料のありまする地方は香川、愛媛、岡山・新潟、富山等の諸県でありまして、農林省において取調べましたところによりますと、その甘土料のある賃貸価格が各府県によつて多少の相違がありまするが、農地の倍数において香川県は二十八倍、愛媛県は二十倍、岡山県は二十八倍、新潟県は二十倍、富山県は二十八倍、かような数字になつております。今回の税法におきまして賃貸価格が標準になる農地の倍数四十倍は、平均でありまして、これらの土地の倍数から考えますというと、甘土料のある地方においては固定資産税の賦課が当然現在の法制の建前においても安く徴收されるものとみなされるのであります。この……

第8回国会 農林委員会 第6号(1950/07/27、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 昨日申上げましたのは、政府においても多年の自作農創設の仕事を今日までやつて参つたのであり、これを更に継続してなるべく早く実現するために改正の必要を認めて提案をいたしましたということを答弁申上げたのであります。マツカーサー司令部の方の二十四年の指令に対する私の答は、マツカーサー司令部の書簡の次第もこれありという意味を申上げたのでありまして、政府みずからが責任において提案を申上げたことは前段申上げた通りでありまして、これが唯一の理由であつたということは昨日は申上げたとは考えておりません。
【次の発言】 只今の資金の問題につきましては、この法案提出と同時に大蔵省に交渉を進め……

第8回国会 農林委員会 第7号(1950/07/28、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 先般来たびたび申上げておる通り、政府といたしましては、この法律案の通貨を予定いたしておりますので善後措置については考えておりません。従つて賃貸価格の統制を望むかどうかという問題は、当然望むが故にかくのごとき法律を提出いたしておるわけでございます。
【次の発言】 政府は通過を予定いたしておりますことは前段申上げた通りであります。従つてこの法律案の審議について彼これ申上げるつもりではありませんが、政府は提案をいたしました以上は通過を予定いたしておりますので、現在までのところ不成立になつた場合の措置については考えていないのであります。

第9回国会 農林委員会 第2号(1950/11/30、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 現在の電柱の使用料が現存の物価に合わないということはかねて承わつております。これは当然更に増額すべきものだと考えておりますが、基礎的の資料がありますか、或いは交渉の経過等は私も存じませんが、調べましてお答えいたします。
【次の発言】 只今説明を申上げました通り、物価に合わねば当然上げるべきものだと、かように考えておりますが、先ほど申上げました通りで、電通省にも交渉いたしまして努力いたしたいと思います。
【次の発言】 只今お答え申上げた通りで、経過をよく知りませんから、取調べまして、交渉すべきものはする、さように御承知を願います。

第9回国会 農林委員会 第5号(1950/12/07、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 只今競馬法の一部を改正する法律案に関する申入に対しましては、いずれも政府は適当に御申入に対して善処することを申上げましてお答えといたします。
【次の発言】 各項につきまして、一項より五項についていずれも善処することを申入に対するお答えといたします。

第10回国会 水産委員会 第6号(1951/02/01、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 只今上程になりました水産業協同組合の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。  水産業協同組合法が施行せられましてから約二年を経過いたしたのでありますが、その間全国津々浦々に至るまで四千六百余の組合が現に設立され、その事業も漸次本格的な軌道に乗つて参つておることは御同慶に堪へないところであります。  併しながら、この協同組合の現状を観察いたしますと、組合員の出資金は非常に少く、その結果新組合結成以後の借入金並びに旧団体から引継いだ負債の重圧を受け、その経営が非常に苦難の途を辿つているのでありまして、このように組合の経営的基礎が薄弱の上に、その経理組織の整備も……

第10回国会 水産委員会 第7号(1951/02/07、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) この問題は大臣がお答えを申上げたと思いますが、熱心さにおいては大臣が一番熱心であります。従つてその大臣の命を受けて夜を徹してでもやれというくらいな元気で目下折角やつておるのでありますから、早い機会に提案することは間違いないと存じております。

第10回国会 水産委員会 第9号(1951/02/12、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) お話の点はよくわかりましたが、私は全く素人でありまして、これから一つうんと勉強いたしまして、なるべく期待に副うように努力をいたしたいと思います。

第10回国会 内閣委員会 第14号(1951/03/22、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 只今行政管理庁の城政務次官から申上げました通り、政府においては目下行政の全般に亘つての簡素化、機構改正など検討中でありまして、又農林省におきましても水産省設置に対しても研究中でありまして、未だ結論の域に達していないということを御了知願いたいと思います。
【次の発言】 御説の点は御意見として承わつて置きたいと思いますが、それらの問題も今後十分検討のうちへ加えるということで、ここではつきり申上げることを差控えたいと思います。
【次の発言】 さようの結論に出るか出ないかということも、検討の上にいたしたいと思います。

第10回国会 内閣委員会 第24号(1951/05/17、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 審議会の整理等のための農林省設置法等の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申上げます。  今般審議会等の整理その他農林省機構の一部を改正する等の必要が生じましたため、ここに審議会の整理等のための農林省設置法等の一部を改正する法律案を提案した次第であります。今回の改正法案は、農林省設置法のほか農林中央金庫特別融通及損失補償法、農村負債整理資金特別融通及損失補償法、臨時農村負債処理法、農地調整法、自作農創設特別措置法及び漁港法の六法律にも亘るものでありますが、これら法律の改正はいずれも農林省設置法改正に附随する改正でありますので先ず農林省設置法の改正から御説明いたしたい……

第10回国会 農林委員会 第1号(1951/01/31、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 只今御審議を願います裝蹄師法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。  現行裝蹄師法は、昭和十五年に制定せられまして現在に至つたのでありますが、その後における諸情勢の変化によりまして、その一部の規定に改正を要するものができて参つたので、今回その不備を補いまして削蹄及び裝蹄の一層適正な実施を確保し、以て農業生産力の増強並びに運輸業の拡充に資せんとするものであります。  以下本法案の内容についてその概要を申上げたいと思います。第一に裝蹄師の免許を受ける資格についてでありまして、現在獸医師及び獸医師の免許を受ける資格のある者は、無條件で裝蹄師の免許を受けることが……

第10回国会 農林委員会 第2号(1951/02/01、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 農地調整法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申上げます。  現在の農地委員会の委員の任期は、おおむね市町村農地委員会にあつては八月、都道府県農地委員会にあつては九月に満了することになつておりますが、来るべき地方選挙においては、農地委員会の委員で立候補する者が出て欠員が相当出るものと予想されます。このような場合には現在の農地調整法の規定によりますれば、原則として補欠選挙を行わねばならんことになりますので、任期満了六カ月前は、各階層ごと定員の二分の一に至るまでは再選挙も補欠選挙も行わないことにしたのであります。  その他選挙人名簿の据置に関する規定もございますが、何……

第10回国会 農林委員会 第3号(1951/02/06、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 私も最初そ考えましたし、事務的にやつて行く間にはなかなかずれが来て、お話のようには参らなかつたということは、甚だ遺憾に思うのですけれども、今日まで誠に申訳ないようなずれが来ておりますけれども、そのために折角勉強しておるところですから、今暫くお待ちを願いたいと思います。
【次の発言】 肥料の問題に関連を持つて、食糧の実例を以てのお話は御尤もであります。肥料の統制を外す時分に、もう少し考えておつたらよかつたのだと私も考えます。併し今になつてお話の点の、非常に矛盾のある点も私も承知をいたしておりますが、前轍を踏まないように食糧の問題を扱うということの一番いい方法は、金がかか……

第10回国会 農林委員会 第5号(1951/02/08、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 先日の農林委員会におきまして、いわゆるプール問題に関する御質疑がありまして、その際、目下関係当局と交渉中ということを申上げて置いたのでありますが、一昨日農林大臣が交渉の結果、昨日関係筋から回答がありまして、これはすでに新聞紙上に出ておりますので、御覽を願つたと思いますが、大体の回答の要旨は、主要食糧の日本政府より卸売業者に対する配給に際し起ることのあるべきプール問題は、現行日本法律の枠内において食管特別会計を使用することにより、満足に、且つ困難又は不当な支出をなしに解決することができるものと認めると、こういうふうな御回答であつたのであります。従いまして先に政府で予定を……

第10回国会 農林委員会 第6号(1951/02/13、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 只今予備付託になりました農業災害補償法第十二条第三項の規定の適用を除外する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明いたします。  この法律案の内容は、農業災害補償法第十二条によりますと、食糧管理特別会計は、水稲、陸稲、麦の農作物共済の共済掛金の一部を農業共済再保険特別会計に繰り入れて負担いたしますと共に、この負担金を食糧の売渡価格の中に織り込みまして、消費者に負担させるように定めているのでありますが、これに対する臨時措置として、農業災害補償法第十二条第三項の規定の適用を除外する法律を制定いたし、取りあえず昭和二十三・二十四・二十五の三年度における食……

第10回国会 農林委員会 第10号(1951/02/23、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 只今予備付託になりました農業委員会法案につきまして、その提案の理由を簡單に説明申し上げます。  終戰後我が国の農村の民主化と、農業生産力発展の障碍を除去いたしますために、画期的な農地改革が実施されまして、三百万戸を超える自作農家の創設が行われ、その事業もほぼ完成をみたのでありますが、真にこの事業の成果を確保するためには、わが国の農業生産力の発展及び農業経営の合理化を促進し、農民の地位の向上を図りますことが不可欠であると考えられるのであります。このことは、單に農民のためばかりでなく、国家百年のため、緊急の計と存ぜられるのでありまして、そのため政府はいろいろの方策を講じて……

第10回国会 農林委員会 第11号(1951/02/28、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 前々回からの本委員会における審議の情勢から考えまして、自作農維持の問題が相当量要であるということは我々もよく承知をいたしておるのでありまするが、只今管理部長から説明を申上げました通り、少くとも現在の特別会計における資金の中から融資の途を開いて置いて、そうして漸次これを拡充するという考えかたを持つて参つたのでありまするが、今説明申上げました通りに、まだその筋の了解が、考えかたについて多少の齟齬がありまして、至つておらんことは誠に遺憾であります。併しこれを放置しておるわけではありませんので、政府といたしましても、この点については十分な研究は進めておりまするが、併しお話の通……

第10回国会 農林委員会 第12号(1951/03/01、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 農業委員会法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案の提案理由の説明を申上げます。  農業委員会法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案は、今回の農業委員会法によりますれば、現行の農地委員会は新たに農業委員会に改組せられることになりまするので、現行諸法律中の「農地委員会」とあるものは「農業委員会」に改める必要が当然生ずるわけであります。この意味におきまして整理を行うための関係法令についての一部改正を行なつた次第であります。  どうぞ農業委員会法と併行して御審議の上速かに御可決あらんことをお願い申上げる次第であります。

第10回国会 農林委員会 第13号(1951/03/02、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 今農政局長が申上げましたように、経過はまあ最後の段階に来ておるわけですが、そこで法律案の決定が大臣折衝によつて行われる前に、金の問題はもう今日、明日にでも是非片付けて、そうして金庫の困ることもわかりますし、それで拂うものは拂うということの措置を是非講じたいと思つております。
【次の発言】 そこまで詰められると実は困るのでして、そういう考え方で今折衝を進めて来たわけですが、本日の委員会にその点を明らかにするのにはまだちよつと余日があると思いますから、努力すると言う以外にないと思います。
【次の発言】 従前からこの問題は毎日のように経過を聞いておりますし、それから今日の段……

第10回国会 農林委員会 第14号(1951/03/06、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 只今議題となりました農林漁業資金融通法案提出の理由を御説明申上げます。  最近における国際情勢の推移を見まするに、食糧の自給態勢を確立し国民生活の安定を図るために、緊急の施策を講ずる必要があると考える次第であります。而して農林漁業の生産力の増進を現在以上に図りますためには、土地改良、造林、漁港修築等の固定的生産設備の改修に対し公共事業費による助成を図りますほかに、これらの目的に対しまして別途長期且つ低利の資金を融通する制度を確立する必要があります。かかる意味におきまして、今回政府におきましては、一般会計及び米国対日援助見返資金特別会計から六十億円の資金を得まして、これ……

第10回国会 農林委員会 第15号(1951/03/07、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 本年度の公共事業費の見返資金分で、継続事業に対するものは各工事の種別ごとに検討を加えまして、二十六年度の一般公共事業費中から差支えない程度で支出する予定で、今目下各箇所に検討を加えております。
【次の発言】 もともと今回の特別会計資金と性質が異なつておりますし、そういうことはない、絶対にないと思います。
【次の発言】 ありません。
【次の発言】 実は昨日片柳さん御欠席でありましたけれども、関連質問が、ございましたのではつきりしたことを申上げまして政令へ加えるべく予定をいたしております。
【次の発言】 これは二つ考えられると思うのでありまして、一つは成るべくこの事業効率……

第10回国会 農林委員会 第16号(1951/03/08、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 前回お尋ねになりました問題で、私から御答弁を申上げる予定になつておりましたが、先般のお申入れの次第もございますのでお答えを申上げたいと思います。人員は千八百人をちよつと下廻ると思いますが、その増員を予定いたしております。当初いろいろ研究をした段階におきましては、もつと多数人を入れてやりたいという考えを持つていたのでありますが、成るべく能率を上げまして、最小限度で参りたいと思つておりますので、さような割合で大蔵省との折衝はできております。  それからもう一つのマージンの問題につきましては、理論的にはこの前申上げたように、卸売マージンが減つて、そうして政府自身の経費が殖え……

第10回国会 農林委員会 第18号(1951/03/13、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 只今上程になりました農業災害補償法の一部を改正する法律案について、その提案の理由を御説明いたします。  この法律案の内容は、現行の農業災害補償法第十三條の三及び第十三條の三の規定によりますと、昭和二十四年、二十五年の両年度におきまして、蚕繭共済及び家畜の死亡廃用共済にかかわる共済掛金の一部を国庫が負担いたすことになつておりますが、これを改正して、昭和二十六年度におきましても同様の措置を講ずることといたしておるのであります。  右の国庫負担措置の経緯について申上げますと、蚕繭共済につきましては、農業災害補償制度制定当時は、製糸業者等が、その共済掛金の一部ル繭の取引数量に……

第10回国会 農林委員会 第19号(1951/03/15、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 我が国全体の農業政策から考えますというと、弱いところを助けてレベルを上げるということも当然行われなければならんと思うのでありまして、只今お話の積雪寒冷單作地帯に限つてやる場合には、暖地における生産力を一層増す方法もあるのではないかという意味のお尋ねでありますが、過去のとり来つた積雪、寒冷地帯に対するいろいろな改良、改善施設に加うるに早場米奨励金等の歴史的存在から考えまして、本法律案の提案は誠に農林省といたしましても適当な措置であると考えておる次第であります。
【次の発言】 非常にむずかしい御質問でありますが、法律の立案は御承知の通り国会がやるという建前になつておるんで……

第10回国会 農林委員会 第21号(1951/03/22、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 只今上程になりました農薬取締法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申上げたいと思います。  病害虫による農作物の損害は米麥のみにおきましても、年々四百万石以上に達しておりまして、我が国の自立経済達成上、これらの病害虫防除によつて食糧の増産確保を図ることは極めて緊要であります。政府におきましては、昭和二十五年度から相当の経費を計上いたしまして、病害虫の防除による食糧の増産確保を計画し、実施いたしておるのでありますが、これに必要な農薬につきましては、従来特に終戰後不正粗惡な農薬の出廻りが多く、農家に損害を与えていましたばかりでなく、農薬生産に著しい惡影……

第10回国会 農林委員会 第22号(1951/03/23、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 数字に亘りますので、食糧庁長官からひとつ。
【次の発言】 私はそういうようには考えません。これも私の感じでありますから、或いは御議論はあろうと思いまするが、私は従来の統制の過程を考えて見ますると、一応片柳さんのお話のようなことも考えられると同時に、これは消費の部面が或る程度まで自由になりますると、確かに麦は潜在のものが顯在して出て来ると同時に、消費量についても、これは相当変つて来ると思います。いわんや今回の昨年来やりました甘藷、馬鈴薯及び雑穀等の数量を考えますというと、これはその方面の数量が相当役立つて参ると思うのであります。御指摘のような飼料の問題等から考えますと、……

第10回国会 農林委員会 第25号(1951/03/27、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 現に提案いたしておりまするこの法律案に関連を以ちまして、只今のお話の公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法は別途提案をする予定にねつておりまするが、関係方面との手続がまだ完了いたしておりませんが、完了次第提案をいたしまするので、従つて三月中には提案し得る見込みで折衝を進めております。この法律案によりますと、只今お話になりましたような問題はこの中に規定されておるのでありまして、若しこの法案が三月中に成立せないというようなことがありましても、従来取扱つておりましたように、行政措置によつてこの補助予算が確定しますれば出し得る方法がとり得ると考えております。

第10回国会 農林委員会 第26号(1951/03/28、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 食糧確保に関する法律案の審議の過程から申しま下ると、御意見の通りであります。ところが政府のほうで今回提案をいたしましたその理由にも挙げておりまするように、食糧事情は、或る程度当時よりは安定をいたし、而して漸次統制を外して参るということが、例えばその裏付になる農具であるとか、或いは肥料であるとかというような問題について漸次統制を解除して参つておるのであります。従つて政府自身でこれらを全部配給ルートへ持つて行く場合においては、制定当時の意味が十分あつたわけでありますが、その後の情勢から申しますると、実際問題としてなかなかその裏付が確保できないというのが現状であるかと思うの……

第10回国会 農林委員会 第27号(1951/03/29、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 衆議院の修正に対しては、資金計画に影響がないとは言えないと思うのであります。併し国会の御意思でこういうふうになりました結果は、参議院においての皆さんの御意向によつて適当に御審議を願うほか、いたし方ないと思います。資金計画について影響が全然ないとは申上げられないと思います。
【次の発言】 たびたび申上げました通りに、六十億プラス六十億の計算で、一応特別会計を設定するということで大蔵省との間に、話を進めた、そこでその六十億が四十億になつた場合において配分をどうするかということは、今申上げた通りで、まだ決定いたさないのみならず、六十億の場合におきましても、これはその後の衆議……

第10回国会 農林委員会 第28号(1951/03/30、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 途中で参りましたので、御質問或いは御希望の点に十分お答えに当るかどうか存じませんか、今日の農薬が、資材が不十分であるということに対する手配を十分にしろという御意見であつたと思いますので、この点につきましてはかねて本委員会等の御希望もありますし、又病虫害防除の態勢を強化することは食糧増産上極めて必要なことも御意見の通りでありますので、極力この資材、農薬の資材及び機具等の確保には現に手配を十分いたしておりますが、なお今後の御希望に副うように今後においても十分の努力を重ねたいことをお答え申上げます。
【次の発言】 各項目に関しまして私が先ほど答弁申上げたので大体盡きておると……

第10回国会 農林委員会 第29号(1951/03/31、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 只今議題となりました農漁業協同組合再建整備法案提出の理由を御説明申上げます。  我が国自立経済の基礎である農業及び漁業の生産力を維持増進し、農漁民経済の安定を図るためには、農業協同組合、同連合会、漁業協同組合及び同連合会を育成助長しなければなりません。然るに組合のうちには、最近の急激なる経済変動に直面してその経営が悪化しているものが少くありません。これらの組合は、その本質に鑑みまして自主的にその整備強化を図るべきことは勿論でありますが、自力のみによる再建整備の困難なものにつきましては、政府の財政的支出その他の援助により組合の再建意欲を高め、早急に経営を健全化することに……

第10回国会 農林委員会 第32号(1951/05/15、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 只今上程になりました輸出食料品検査所出張所設置承認につきまして、提案の理由を御説明申上げます。  輸出品の声価の向上及び品質の改善を図り、輸出貿易の健全な発達を期するため、昭和二十四年三月から輸出品取締法に基いて、輸出品の検査を実施して参つたのであります。食料品につきましては、その実施機関として、輸出食料品検査所を東京に置き、小樽、横浜、静岡、神戸及び門司の五カ所にその支所又は出張所を設置しているのでありますが、最近における我が国輸出品に対する海外の批判に鑑みますと、輸出品の検査を一層強化する必要があるのであります。そのために、今国会におきまして、輸出品取締法の一部が……

第10回国会 農林委員会 第43号(1951/06/01、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) お答え申上げます。肥料の問題につきましては、お話の通り統制を外す際に何らかの需給調整の方法を考えるべき筋合いであつたと私も考えておるのでありまして、ただその際にまあ差当りの問題としては、御承知の通りに公団手持のものを成るべくストックを多くして、それによつて或る程度の需給なり、或いは価格調整を行うということがとられて、数量的にもそのために成る程度の需給調整が行われて参つたのでありますが、併しもう手持も殆んどなくなりますし、これはかねてからの研究討議事項でありまして、一つは価格に関する問題、一つは数量に関する問題だと思うのであります。硫安につきましては御承知の通り只今お話……

第10回国会 予算委員会 第5号(1951/02/09、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 政府が今回提案いたしました予算のうち、農林省関係の一般会計並びに特別会計及び公共事業関係の二十六年度分につきましてその概要を説明申上げます。  先ず一般会計におきましては二十六年度は二百六十七億九千六百万円であります。二十五年度補正予算に比べて、二百三十一億三千九百万円に比して約三十六億五千万円の増加となつております。全体的に申しまして国の歳出合計が七十一億五千万余円を減じているのに比しまして、農林省関係の予算は増額をいたしていることを先ず第一に申上げたいと思います。  そこで政府が今回予算の編成に当りまして重点をどこに置いたかという問題について簡單に説明を申上げたい……

第10回国会 予算委員会 第18号(1951/03/03、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 特用作物のうち、殊に纖維作物につきましては、いろいろ地方的に事情もあることだと思うのでありますが、将来国内の需給情勢から考えて、それぞれの部面で、価格の点も、或いは又量の点も、適地適作に従つて大いに奨励を進めたいと、かように存じております。
【次の発言】 二十六年度予算編成の際には只今農林委員会の申出の通り移転費だけを計上いたしておつたのであります。その後大船の設置がその筋の要求によりましてGHQの関係に廻わさなければならないということになりしましたために移転不可能な情勢になりまして、農林委員会の申出は御尤もであると考えまして、農林省といたしましては目下この対策につき……

第10回国会 予算委員会 第23号(1951/03/09、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 只今藤野委員よりお尋ねの第一点、畑地灌漑につきましては、お話のように今日の食糧増産の上から極めて重要な事項でありまするので、政府といたしましても、すでに一部分は現在の公共事業費中より畑地灌漑を取上げて参つておるのでありまするが、お話の通りに、例えば現在陸稻の反当收量七、八斗のものが、畑地灌漑によつて一石五、六斗に増加した例もたくさんあるのでありまして、今回の一割増産の中には、これらの問題を技術的にも相当取上げて参つておるのであります。公共事業費全体が非常に少いという関係もありまするので、来年度予算中には、この問題を大きく取上げることができなかつたことは誠に遺憾に存じま……

第11回国会 農林委員会 閉会後第2号(1951/08/21、2期、緑風会)【政府役職】

○説明員(島村軍次君) 今回の平和池の被害に関連をして、将来の問題については私も実地を見ましたその瞬間がら、只今御指摘のような問題が当然取上ぐべきもの考えましていろいろ検討を加えておるのでありますが、先ほど来申上げまするようこ、将来に禍根を残さないことと、併せて将来の農業技術と申しまするか、土地改良に関する影響を絶対に不安のないような方法で、この際根本的な対策が立てられることを期待し、又さような考え方を以て進んで行くべきであるという考え方で寄り寄り協議を進めておるような次第であります。結論としてはまだお話を申上げる段階に至りませんけれども、御趣旨の点を十分拝承いたしまして万金の措置を講じたいと……

第11回国会 農林委員会 閉会後第4号(1951/09/21、2期、緑風会)【政府役職】

○説明員(島村軍次君) 金融に関する問題は、御趣旨は御尤もであると思うのでありまするが、只今長官の説明申上げました通り、麦の統制撤廃と言えば直ちに全部の野放しでなくして、政府が一定数量は外麦については勿論管理をやりますし、内地の麦についても無制限に買上げるということであり、食管会計は大体現状を継続することになりますれば、買入の場合に地域を通じて農林協同組合に流すことは現在と同様であります。従つて麦の供出制度の改正或いは配給制度の改正でありまして、金融上については現在と何ら変らない。従つて農業協同組合においては、その金融上の措置は今直ちにせんでも、現在と同様な形がとり得るものだと、かように考えて……

第12回国会 水産委員会 第3号(1951/11/07、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 漁業法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由の大体を御説明申上げたいと思います。  この法律案は、前国会以来懸案のもので、即ち、昨年三月十四日施行をみた新漁業法においては、漁民による漁業秩序の再建を意図し、旧法に基き免許された漁業権の再編成を行うと共に、許可漁業についても、それぞれ漁業の民主化という見地から再検討を加え、漁業制度改革を円滑に実施すると共に、更に又、去る二月十四日総司令部より非公式の形で政府に勧告のあつたいわゆる「日本沿岸漁民の直面にしている経済的危機とその解決策としての五ポイント計画」に掲げられている第一ポイントに対する措置として、お手許に配……

第12回国会 水産委員会 第7号(1951/11/20、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 只今上程になりました小型機船底びき網漁業整理特別措置法案につきまして、その提案理由の大体を御説明申上げます。  この法律案は、先に本国会におきまして御審議を願いました漁業法の一部を改正する法律に密接な関連を持つているものでございます。即ち、この一部改正法律におきまして、新らしく小型機船底びき網漁業の範囲を明らかにいたし、都道府県知事の許可漁業といたしたのでありますが、本案はこの小型機船底びき網漁業について整理減船をするための整理手続、基準等を定める内容を持つものであります。即ちこの小型機船底びきの整理は、本庫二月二十七日の閣議におきましても諒解事項として決定を見ており……

第12回国会 大蔵委員会 第18号(1951/11/21、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 糸価安定特別会計法案に関する説明は、別途大蔵省のほうから提案理由の説明があつたはずであります。その基本を成す元の繭糸価格安定法案につきまして大要を申上げたいと思います。別途農林委員会に付託になり、提案いたしておりまする繭糸価格安定法案は現在我が国の経済自立及び発展を図るための輸出振興にその重点が置かれ、自立経済達成の基盤とも申すべき農家経済の改善を図るということがその理由であります。而して養蚕業は御承知の通りに現金收入、家族労働の効率的な消化等の点から、極めて重要な産業でありまして、又生糸、絹織物の輸出は我が国の輸出貿易面においても大きな位置を占めておりまする関係から……

第12回国会 農林委員会 第9号(1951/11/14、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 只今上程になりました農林漁業組合再建整備法の一部を改正する法律案につきまして御説明を申上げます。  去る第十国会におきまして、同法が制定公布せられましてより、関係政令、省令及び告示を公布実施いたし、一方農林省並びに都道府県庁は、全国並びにブロツク別にしばしば会議を開きまして、これらの法令の趣旨を徹底せしめると共に、奨励金の交付を希望する組合について調査を行い、これに基いて必要な予算措置を講じ、奨励金交付の準備を進めて参つたのであります。同時に、この法律に基いて特別指導員の派遣を希望する組合に対しましては、極力その要求に応じて、再建整備の実際的指導に当らせますと共に、奨……

第12回国会 農林委員会 第12号(1951/11/26、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 肥料の輸出に関する事柄につきましては、現在のところは多少時期は遅れましても既定の方針によつて国内の需給上差支えないという見方を持つております。
【次の発言】 農政局において通産省と常に協議を進めております。
【次の発言】 その通りいたします。(笑声)

第13回国会 大蔵委員会 第76号(1952/07/25、2期、緑風会)

○委員外議員(島村軍次君) 大蔵委員会の貴重な時間をお与え頂きましたことに厚く御礼を申上げます。この問題は今の畜産振興上極めて重要な問題でありまするが、御提案者の提案理由等を拝見いたしますると、極めて適切な措置であると思われるのでありますが、ただここで従来の推移から一、二伺つてみたいと考えますることは、片柳委員からお話になりました政府が買上げをして売却する場合には随意契約によるというような大体のお考えのようでありますが、その場合における国内配給を如何ような考え方で考えておられますか。端的に申しますと従来の飼料の配給等については食管で扱つておつたとうもろこし等の配給、或いは小麦のふすま等の配給に……

第13回国会 農林委員会 第6号(1952/02/19、2期、緑風会)

○島村軍次君 一つだけ希望しておきます。肥料の問題につきまして、有機質の肥料が将来も、現に出ておるわけですが、有機質の需給情勢、それから将来の見通し、その他輸出入等に関して、或いは対策なりその他政策上に関する問題、資料がありましたら是非作つてもらいたいたい、それを併せて資料の中に要求したいと思います。

第13回国会 農林委員会 第40号(1952/05/27、2期、緑風会)

○島村軍次君 先に国営検査の問題が前国会で取上げられまして、ここに統一的な検査法というものができたのでありますが、元来農産物の検査はどこまでも生産増強、農家本位に考えるべきだと思うのでありますが、たまたま今回の検査法改正に当りまして、先国会当時問題になつておりましたが、食糧庁から切離して新たに独立した機関を設けるという議論が衆議院においては前回希望決議になつておりますが、これに対する長官のお考えを先ず承わりたいと思うのであります。食糧長官は先に農政局長をおやりになつておりましたし、農政上の立場から考えますというと、理論的に私は独立すべきものだと考えますが、率直な一つ御意見を承わりたいと思います……

第13回国会 農林委員会 第41号(1952/05/28、2期、緑風会)

○島村軍次君 検査の手数料に関しましては、一応御答弁があつたのでありますが、今回の買上におきまして、価格の決定に際し確か食糧庁長官は価格の中に入れないで手数料だけ、これは技術上事務的に切離すことはできないかも知れませんが、建前の上では価格には入れないと、そこで先ほど片柳氏もお話になつた二重価格制との関係が、政務次官の御答弁と長官の御答弁と少し違うような気がいたしますが、その点はちよつとはつきり事務の手続上のことからもう少し詳しく御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこで、これは、検査手数料を審議する場合に極めて重要な問題になつて来ると思うのでありますが、この価格の問題と手数料とは事実取扱……

第13回国会 農林委員会 第45号(1952/06/04、2期、緑風会)

○島村軍次君 只今の検査法中一部改正案に関しましては、この法案そのものに対する問題よりは、これに関連を持ついわゆる検査手数料の減額が当委員会において相当論議されたのでありまして、現在の国営検査制度は、昨年の決定の時に本委員会において強い要望もあり、検査手数料は、農民負担の軽減を目途として、将来速かにこれを引下げるという措置を講ずべきであるという第一の強い希望を附し、第二には、国営検査制度は将来これをますます強化すべきものでありまして、この制度が自治体検査その他に移行するがごときことのないことを強く要望するためには、ここに国営検査制度の確立のために、一般会計よりも負担をするよう、政府において十分……

第13回国会 農林委員会 第47号(1952/06/06、2期、緑風会)

○島村軍次君 私はこの一部を改正する法律案については、左の希望を附して原案に賛成するものであります。  災害補償法については相当強いいろいろな角度からの論議もあることは御承知の通りでありまして、要は農家の負担を軽減することがその主体でなければならんのであります。将来この制度の処理にあたりましては相当の抜本的な幕本対策が講ぜられるべきものと思うのであります。さような考えかたから、更に本制度につきましては根本的にこれを検討を加えるということを第一に希望いたし、第二には、かねて論議の中心になつておりました任意調査につきまして農協との調整に関して政府はこの際速かに調整の方法を講じ、而うして末端の農家の……

第13回国会 農林委員会 第52号(1952/06/17、2期、緑風会)

○島村軍次君 先ず第一に、只今山峠氏からお店になつた問題に関連いたしまして、いずれも先に通過した急傾斜の段々亀に関する法律、単作地帯の法律の書き方によく似ておるようでありますが、単作地帯においても計画を農林委員会で立て急傾斜地帯においても農林委員会が主体になつて計画を立てるということになると思うのでありますが、例えばこのそのうちにある積雪寒冷地帯の法律の第九条によりますというと、農業振興計画の内容については改良保全もあるし、土地の生産条件の整備ということにもなりますが、これらとの関連についてはどういうお考えをお持ちになつておりますか。先ずその点から伺つておきたいと思い心す。

第13回国会 農林委員会 第54号(1952/06/19、2期、緑風会)

○島村軍次君 御馳走が出ましたので眠け覚ましになりましたから少し質問を申上げてみたいと思います。私の承わりたいと考えまする点は、今回の農地法第十二条によりまして政府が買上げる場合の価格が五千円を予定されておるようであります。ところが、これはいわゆる強制譲渡でありまして、双方の意が調わない場合に政府が買上げるということだと思うのでありますが、併し一旦自作農の創設ができたときでも、只今山崎さんのお話のように金融上の措置とが「その他で止むを得ず売買するというようなことがつまり耕作者間で、或いは土地を耕作したいというような者との間に出て来るということはこれは自然の勢いと思うのであります。その結果、資料……

第13回国会 農林委員会 第55号(1952/06/20、2期、緑風会)

○島村軍次君 この問題は端的に申上げれば、少し撃一一になり過ぎたというふうに総合的に考えられると思うのであります。そこでいずれ数量的にも御研究になつた問題と思いますが、我が国のバターの生産は六百五十万、本年度はそのくらいの予定だとされて、数年前の殆んど倍近い数量になつておる。であるからして世間一般に言つておるようなバターの数量というものが、価格はいかさま高いのでありますが、大分生産が増して来たということは、私は争われん事実と思います。然るにこの際お入れにならんとする百五十万ポンドは、全体の生産量の四割六分に相当する、こういうことになれば、約半量という数量になる結果から、畜産業に及ぼす影響が多い……

第13回国会 農林委員会 第58号(1952/07/28、2期、緑風会)

○島村軍次君 先般バターの輸入に関連するその後の措置等、農林大臣の御出席を求めて質疑を行なつたのでありますがその後の経過を場先ず畜産局長に承わつて見たいと思います。
【次の発言】 そこで最近のこのハターの市価が相当値下りを来たして、殆んど輸入価格と同一のような情勢であるということも承わつておるのであります。従いまして将来の畜産政策にも影響を持ち、且つ辰業協同組合等で行う酪農事業に一つの経営上の問題も起きておりますし、且つ又将来の折角有畜農業等の奨励でやろうとする場合においてこれらの問題が暗影を投げるというようなことさえ唱えられておるのでありますが、それらに対して畜産局長の一つ御意見を承わつて見……

第13回国会 農林委員会 第59号(1952/07/30、2期、緑風会)

○島村軍次君 農協の再建整備は只今のお話は不足額だけという御意見になつておるようですが、融資の問題も農政局で取上げておると思うのですが、あなたのところへ参つておりませんか。
【次の発言】 これは希望を申上げておきます。一つ農政局と打合せて至急に御研究願いたいと思います。申出を強くいたしておきます。

第15回国会 決算委員会 第2号(1952/11/28、2期、緑風会)

○島村軍次君 今のに関連しまして、検査院のほうでは、只今の説明によると、二十二年から毎年、これは終戦後に相当かような事実があつたと、所によるというと実に模範的なものもある。併し所によるというと乱脈がそのまま継続しておるというような事実をお話になつたようにも思うのですが、その後の監査においても、さようなことの結果を御認識になつておるかどうですか。
【次の発言】 私も決算委員は新米でありまして、よくわかりませんが、その二十二年から終戦後の棚卸の際に、いわゆる物品としてなり、或いは決算の附合い、この事実によつたような事項で、帳簿上から落した品物の概数が、資材局のほうでおわかりになつたら、概数でよろし……

第15回国会 農林委員会 第2号(1952/11/24、2期、緑風会)

○島村軍次君 只今の資金特別会計に関して説明によりますと、八億の貸付金を確保し、漁業共同施設、サイロ、堆肥舎と、こうありますが、これに限定されるのかどうかということを一つ。それから食管関係に直接の関係はないことですが、超過供出に対する免税の点は今年度は官房長、どういうふうな経過になつておるか、その点を一つ……。
【次の発言】 この超過供出の問題は本日の新聞によつてもすでに供出完了後の自由販売等に関連を以て山形県ではすでに実施をしようと、こういうようなことが新聞で伝えておりましたが、前からの経過から見まするというと、これは裏腹の関係にあるので、結論として出ておらんので、まだ申上げる段階ではないと……

第15回国会 農林委員会 第3号(1952/11/25、2期、緑風会)

○島村軍次君 基本的な問題で、この第一の「食糧自給の促進」、「日本経済の自立を基盤として」と書いてございますが、日本の農業の特質というものが、これは森農林大臣のときに、私は質問したことがあるのですが、他の諸国の農業と違つて、こういうような重要さが増して来ると、一つの公企業的性格を持つておるものだと思うのでありますが、新大臣は日本農業に対しては公企業的性格を持つものとして今後の諸施策の推進をやられるという基本的な考えをお持ちになるかどうかということを一つ承わりたい。
【次の発言】 それでは次に、この復旧計画の年次計画ということは、新聞紙の伝うるところによると、特別会計を設定しようというお考えのよ……

第15回国会 農林委員会 第16号(1952/12/23、2期、緑風会)

○島村軍次君 ちよつと関連して小林さんにお伺いするのですが、いろいろ大蔵委員会で仔細に御検討になつておるようでございますが、予算としてすでに国民金融公庫でこの前例があるということで伺つておるのですが、国民金融公庫のこの法文を大蔵委員会では公権的にどういうふうに質疑をされて決定されておるか、その決定が結局これにも及ぶと思うのですが、甚だ申訳ないのですが、大蔵委員会で御決定になつておる公権的な解釈ですね、了承されておる公権的な解釈をお伺いしたい。そうすると我々審議するのに非常に参考になるわけでありますから。

第15回国会 農林委員会 第17号(1952/12/24、2期、緑風会)

○島村軍次君 従来の小水力五百キロの問題は、今後電気事業者との関係或いは通産省等の関係でちよつと聞き洩らしたかも知れませんが、五百キロに限定をした発電施設というふうになるのですか。或いはもつと幾らでもやれると、こういうことですか。
【次の発言】 昼前でありますが、私はこの際特に、昨日委員会に経過の報告のありました海岸保全法案に関する問題について提案をいたしまして皆さんの御賛成を得たいと思います。  それはこの法案は議員提案になつておつて発案準備が進められておるのでありますが、昨日の経過から考えますと建設省との間の関係がまだ調整が十分できてないということでありまするが、当委員会におきましては例え……

第15回国会 農林委員会 第18号(1952/12/25、2期、緑風会)

○島村軍次君 私は本案の審議の過程においてはまだ不十分なものがあると存じまするが、現在の畜産振興並びに飼料事情等から考えまして、是非ともこの際飼料需給調整の道の開かれることをかねて望んでおつた立場から本案に賛成をいたすものであります。ただ審議の過程においていろいろ論議されましたように、本法施行に関しましては、先ず第一にこの法案が果して価格安定なり或いは飼料の安定に効果のあるものかということに対しては、法案成立と共に重大な基礎になるものと考えまするので、その執行に当つて特に農林当局の猛省を促しておきたいと思うのであります。  第二には、本法施行に伴う予算の措置でありまして、この問題はなお大蔵当局……

第15回国会 農林委員会 第26号(1953/03/09、2期、緑風会)

○島村軍次君 小林さんに伺いますが、第一条の第三項を取るのとそれから……。
【次の発言】 それだけですね。
【次の発言】 私は実は欠席勝ちでありまして、本日の小林さんと政府委員との間の応答を聞きましたが、今日の申入の決定に対しては次回に一つして頂きたいと思います。もう少し検討を加えてみたいと思いますから……。
【次の発言】 先般説明があつたことと考えまするが、この取扱い、登録を受けるところは畜産局のどこでお扱いになるかが一つ。  それから登録の申請については登録手数料を二千円ということのようでありますが、これらの予算関係はどうなつておるか。  それから実際の登録は農林省一本でやられるわけですか……

第15回国会 農林委員会 第27号(1953/03/10、2期、緑風会)

○島村軍次君 昨日この問題に関して小林委員から御発言があり、本日の農林委員会において申入れの決定をみることになつておつたのでありますが、私はむしろこの際却つて例示的に挙げたことのほうが本法制定の目的に合するものと考えるのでありまして、お話のように政令で定める問題になりますと随分例示がない場合にはどうするかという問題もあるようでありますが、損害賠償、この法律案の特別損失に関する補償に関しては、むしろ現実に非常に困つておる問題を中心として考えますと、むしろ例示したほうが実効を挙げるのではないかと思うのであります。法律論としてはいろいろ考えられると思いますけれども、さような意味において農林委員会とし……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 決算委員会 第5号(1953/06/25、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今の問題に関連して二、三お尋ねいたします。国有財産法第二十二条によつて公園用地として東京都に無償で貸付けた。そこで目的外の使用ということになると思いますが、大蔵省はそれを引継がれた場合に、目的外の使用についての処置をどういうふうにお考えになつていますか。それからなお土地の使用料を目的外に使用して相当おとりになつておる。現在の額から言えば実情に合わんと思いますが、とにかく使用料をとつている。貸付以来数年に亘つて毎月受取つて、而もなお且つ寄附金を受入れておる。これは国有財産の管理の点から言えば当然東京都から国庫に納付すべき筋合いのものでありますが、或いは納付の手続きがなければどうい……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第1号(1953/09/14、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は矢嶋委員長と二人で第班五名による島根、鳥取、山口、福岡、佐賀、長崎の各県の視察の概要を御報告申上げたいと存じます。  詳細なる点については別途報告書を御覧を願うことにいたしまして本委員会として特に研究を要する事項及び特殊事情等、ついでなお本委員会が先に審議されました事情に鑑みまして、特に災害県に対して、先の諸点に関してのあらかじめの調査をお願いを申上げましたので、その諸点について御報告を申上げたいと思います。  第は、繋ぎ融資の支出状況、及び各府県の災害後における財政運用の情勢、これが第二点であります。第三には、各府県の金融、特に商工中金、農林中金、国民金融公庫等の融資状況、……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第2号(1953/09/15、3期、緑風会)

○島村軍次君 ちよつとそれに関連して。本日の経過から見ますると、政府側の出席のなかつたことは、我々委員としても誠に遺憾に存ずるところでありまする地方の情勢を見まするというと、只今決議もありました通りに、応急措置は講じておりましても、なお、あとの始末について各地共非常な悩みを持つておるということであります。これに対する早急な措置が直ちに講ぜらるべきであると考えるのでありますが、明日は副総理の御出席と共に、関係大臣の出席につきましても、是非本部長たる副総理のほうから改めてお話を願つて、順次責任ある答弁なり或いはその後の情勢を、一般国民に本委員会を通じて説明されるように、特に希望いたしましておきたい……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第3号(1953/09/16、3期、緑風会)

○島村軍次君 一番最後の点は第二台風の際に七億五千万円の予算措置を講ぜられて、農作物に対し或いはその他の対策に対する予算措置を講ぜられた。併し今度の特別立法の場合に属するものは多く施設が主体になつている。それでそれらと切離して第二台風にとられた農作物等に関する災害についても同様に考えてもらいたい、こういうことが地元の要求でありました。昨日の決定の最後の線でした。最後の、意向はその意味でありますので、その点に対してのお答えを願いたい。
【次の発言】 第二台風でとられたと同様に、九州及び近畿或いは今回の水害についても、施設以外の農作物に対する予算措置を講じてもらいたい。こういう意味になつております……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第4号(1953/07/06、3期、緑風会)

○島村軍次君 ちよつとその前に。先般の理事懇談会で御決定になつた問題についての対策本部は、いわゆる第二台風の結末についてはお扱いになるのかならないのか。同時にその問題に関して現在までどういう態度をおとりになつているか、その問題を先に……。
【次の発言】 その扱いに関するその責任者はそうすると誰になつて来るわけですか。委員長のほうでおわかりでしたら……。
【次の発言】 そこで委員会の進行上第二台風についての一応の何といいますか、結論を出して、それから順序上さようにされることが適当ではないかと思うのでありますが、総合本部のほうのお話はそれとして、第二台風の結論をどう扱いますか、問題は理事懇談会の御……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第5号(1953/07/07、3期、緑風会)

○島村軍次君 昨日の委員会で問題になりましたのはその点が一つと、それから繋ぎ融資の使途についての問題であります。それは従来の考え方から言えば、いわゆる公共の応急施設に対する融資であります。ところが今回の災害が非常に広汎に亘つておる。従つてこの繋ぎ融資については従来の公共施設だけでなくして、例えば市町村の財政の問題とか、或いは単独県費に要する費用とか、或いは町村における単独工事に対しても、必要に応じて出し得るという説明が或る政府委員からあり、而して或る政府委員からは、繋ぎ融資はどこまでもいわゆる応急施設だ、こういう二つの答弁があつたわけで、そこで委員会において問題になつたわけですが、この点は現地……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第6号(1953/07/08、3期、緑風会)

○島村軍次君 先般の本委員会において、第二台風に関する農林省その他の災害対策についての結論を成るべく早く出して頂きたいということを希望申上げたのでありますが、その後の経過を農林省のほうから一応御報告願いたい。その後の経過については、予算上の折衝及び今日までの経過、それを主体にお話を願いたいと思います。
【次の発言】 そこで具体的な被害総額は、そうすると農林省の見積りでは麦の石数二百四十万石ということですが、全般を通じて被害総額なんぼと御推定になつておりますか。
【次の発言】 そうすると、先に農林省で大蔵省へ折衝するのに、約十九億ということであつたのですが、当時に比して、施設のほうでは同じ額、そ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第7号(1953/07/09、3期、緑風会)

○島村軍次君 そこで只今の松浦さんのお話のように、本委員会でポイントになるところは、要するに応急資金の総額が一体政府の考えておる通りでいいのか。或いは地元のほうはそれで足らんのかということが問題の中心だと思う。そこで長崎県で今配付されましたのが三千万円、それから所要額は三億、こういう話であります。政府の答弁によりますと、応急措置はいわゆる繋ぎ資金で土木、農地その他に要する金だ。それが三千万円だと思いますが、そのほかに或いは銀行を通じ、或いは国民金融公庫を通じ、或いは農林中央金庫を通じてそれぞれ手配しておる。その額を合せてみますと現在長崎県で、さような政府でとられた措置による金額は知事は全部数字……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第8号(1953/07/10、3期、緑風会)

○島村軍次君 昨日も申上げました通り、農林省の目下大蔵省との予算折衝の金額は、六党並びに府県の要求額に比しては相当距たりのあるものでありまして、これを以てしては、例えば災害地の利子補給であるとか、或いは被害地の種苗の輸送或いは種子の購入、苗の仕立て、その他緊急に処置すべき事項が相当あるのでありますが、これらに関する措置がいわゆる六党議員連盟の線に従つて本委員会としても措置すべきものと私は考えまして、この際政府に対して大覚議員連盟において決定をされました趣旨に従つて速かに予算措置を講ずべきの必要を認めますので、本委員会においても、さような意味における決定をいたしたいと考えまするので、各委員にお諮……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第9号(1953/07/11、3期、緑風会)

○島村軍次君 二、三お尋ねと資料の御提出をお願い申上げたいと思います。それは只今問題になつておりますのは、要するに繋ぎ資金の問題と、それから営農資金その他に関する問題だと思うのであります。そこで繋ぎ資金も二通りに分れておるのであります。これは県が一括しておやりになるのでしようが、県の要するものとそれから市町村の要するものとでき得るならば、分けて御算出願えればいいのじやないかと思います。それはやはり考え方が御承知の通りに補助その他で裏付のあるもの、起債であるとか、或いは補助金で裏付のあるものについての繋ぎ融資と、それから然らざるいわゆる府県単独の負担分或いは市町村単独の負担分、こういうように分れ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第12号(1953/07/20、3期、緑風会)

○島村軍次君 小松さんおいでにならんから経過は御存じないですが、委員長に代つて申上げれば、一応ここでは先に九州と山口を切離して結論を早く出してしまおう、あとの問題はあとで取上げようということになつております。資料なんかについてもこんがらかりますから、御賛成もあるようでありますからその意味で先に取上げて、和歌山の問題は第二に移つて、結論を出して頂きたい。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第16号(1953/10/24、3期、緑風会)

○島村軍次君 ちよつと議事進行について申上げますが、今の問題は重要な問題ですから後廻しにして、小委員長報告のほかの問題を取上げてもらい、先に委員会の意思を決定するようにして、最後に今の問題を取扱つてもらいたいと思います。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第17号(1953/07/25、3期、緑風会)

○島村軍次君 話が出たかも知れませんが、資金の中で営農資金の関係で、そこに地元福岡、佐賀等の特産品の叺の生産、これの原料がない。災害農家の副業で、叺の製造をやつておつたが、こういうものについても、営農資金として農協等でやる場合には、営農資金の対象の中に入れるべきだと思うのですが、どうですか。
【次の発言】 それに関連して、凍霜害等の場合に例があろうと思うのですが、藁の運賃です。これは考の中に当然入れて補助の対象にしてやるべきじやないかと思いますが、その点はどうですか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第19号(1953/07/28、3期、緑風会)

○島村軍次君 簡単に御報告を申上げたいと存じます。  同県の災害の特色から先ず申上げたいと思いますが、百九十六ヵ町村のうち今回の災害を受けましたのは約百ヵ町村でありまして、和歌山県には未だ曾つてなかつたということであります。従いまして第一回の報告の中には当初に四百四十億の被害額と称せられているのが、奥地の被害が判明するに従つて、而も奥地は全く潰滅状態になつたという町村や未だにわからないというような町村も相当あるようでありまして、恐らく十数ヵ町村以上にも及んでいるのじやなかろうか。殊に熊野川の上流等はまだ不十分のようでございますが、現在までにわかつておりまする被害総額は、二十五日現在において六百……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第20号(1953/07/29、3期、緑風会)

○島村軍次君 先ず第一に、第二台風の問題につきましては先般当委員会において御決定になりました線に従つて、七億五千万円の予備費の支出が決定いたしたようでありますから、御報告を申上げます。同時にそれに伴う資金融通に関する法律案が当委員会に付託になり決定をいたしましたので、これを御審議を願いたいと思います。内容はこの前の凍霜害の場合と同一の規定でありまして、今回皆さんのお手許で御立案になつておりまする資金融通の特別措置の利率が違うというだけでありまして、さようの内容でありますから、この取扱いについて至急に御決定を願うようにお願いをいたしたいと思います。  それから次に農林関係の小委員会における衆議院……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第21号(1953/07/30、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は本案は、すでに懇談会並びに両院の打合会等におきまして、十分審議を尽して参つた案件でありますので、この際、質疑、討論を省略して直ちに採決に入られんことの動議を提出いたします。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第23号(1953/08/03、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今の綱島衆議院委員長のほうからの説明は、大体了承いたしたのでありますが、米麦の売渡等の特例に関する法律案では、当初この法律第五条の、本法の実施に伴う食糧管理特別会計から生ずる損失額は一般会計から繰り入れるものとする。こういうのが正誤表で削除になつておりますが、その理由と、その間の事情を一つお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 只今の御説明に対しては、私は別途に意見を持つておりますが、本日は保留をいたしておきます。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第25号(1953/08/06、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今上程になりました四つの議案については、すでに相当な検討を加え且つ又衆議院との間に折衝をいたしました結果、大体の意見の一致を見ておりまするので、私は一括して本日この席で御決定を願うように計らつて頂きたいという前提の下に、二、三お尋ねを申上げたいと思うのであります。  第一は農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案中、第四項の農舎、畜舎とありまするのは、この字句は開拓地における農舎、畜舎及び農業者の共同利用に関する施設、こういうことに正誤が衆議院のほうから廻つておるはずですが、さように了解をいたしてよろしいか、その点を第一点にお伺いいたしま……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第27号(1953/08/08、3期、緑風会)

○島村軍次君 先に御説明の罹災学生に対する援護費三千円乃至六千円を七カ月分出すことは、資金ですか、補助費ですか。
【次の発言】 この説明はわかりましたが、現行法による場合とそれからこの法律による場合との差額を掻摘んで説明を願いたい。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第28号(1953/08/10、3期、緑風会)

○島村軍次君 この表を見ますと諸対策地方負担見込額の中に救助費、防疫対策、その他対策は含んでおりますが、今度の法律改正によつて例えば土木に対する補助金が、いろいろ補助率が殖えましたけれども、補助率が殖えてもやはり地方負担が相当に出ると思います。その建設省関係が幾ら、或いは農林省関係が幾ら、こういうことがこの表に載つておりませんが、その点はどうですか。
【次の発言】 この対策費の中には第二台風も含んでおるかどうかということ、第二台風……。
【次の発言】 そこで要求をいたしておきたいと思いまする点は、第二台風は農林省関係が主体ですから、恐らく地方財源を起債に求めるということは少いじやないかと思いま……

第16回国会 地方行政委員会 第1号(1953/05/22、3期、緑風会)

○島村軍次君 理事の数は三名として、理事互選の方法は、従来の慣例もありまするので、委員長の指名に一任することにいたしたいと存じます。右動議を提出いたします。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第1号(1953/08/17、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今のお話によりますと、六月十八日の通牒は、管理委員会としてはかねて希望しておつたことであるから、この解釈をはつきりしたものとして全国の管理委員会の関係者は納得しておるとこう解釈していいんですか。
【次の発言】 そうしますと、あの通牒によつて解釈ははつきりした、従つて疑義が従来あつたのが取去られた問題で、例えば本月の週刊朝日等に出ている論議は御覧になつたかどうか知りませんけれども、これらに対するあなたの御意見は、別に或いは反対論とか或いは各選挙の取扱上かくあるべしだというような積極的な御意見はないとこう解釈してよろしいですか。

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1953/08/18、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今の地方制度との関連の問題は、大体アウト・ラインをお話になりましたが、まだ具体的の問題については御検討中であるとは考えまするが、例えば地方の経済調査庁というので、民主党内閣でできておるものが、今監察局という形になつております。それから財務局の仕事が非常に漸次拡大しまして、現に例えば建設省の仕事或いは農林省の仕事なんかでも、査定をする時分に財務局が立会うというような制度が現にやられておるのです。これらの問題は、長官もよく御存じであろうと思いますが、これは地方の者も迷惑しておるし、監察制度との関連、つまり費用の効率使用、或いはあとの工事執行に関する監査とかいうような問題ならばともか……

第16回国会 地方行政委員会 閉会後第11号(1953/10/23、3期、緑風会)

○島村軍次君 災害特例法によつて災害起債をやる場合には、利子補給をやるということは、このうちに入つているのですか、どうですか。
【次の発言】 そうすると、ちよつと法律を見ねばわからんのですが、今度の特別立法の中には平衡交付金の法律の中に、あれに該当するような事項があるので、つまりこういうことです、平衡交付金の特例法の法律は、別枠と言われますけれども、形は平衡交付金と言つて交付するのかどうか。
【次の発言】 そうすると、この起債のうちには無論入つて来るが、平衡交付金交付の際には、特別交付金として普通計上すべきもの以外に、プラスとして予算要求をし、そうしてそれは別途に交付する予定でおられるのかどう……

第16回国会 農林委員会 第3号(1953/06/17、3期、緑風会)

○委員外議員(島村軍次君) 只今の問題に関連して二、三伺つて見たいと思います。この検査規格は大体きまつておるわけでありますが、そこでこれを広い解釈で、救済の意味になれば規格がおのずから変つて来るということにはなりませんか。
【次の発言】 そこで河野委員の意見と多少異つているのですが、被害の程度によりましては五等麦にどうしてもかからないというようなものについても、併し色合とか、成熟の程度は非常にいい、これは飯用としては確かに価値のあるものだ、こういう場合に普通の規格としてはかからないものでも、只今説明に上れば、そういうものは加えるのだと、こういう解釈をしてよろしうございますか。

第16回国会 農林委員会 第7号(1953/06/30、3期、緑風会)

○委員外議員(島村軍次君) 大臣折角お出でですから、麦価の問題に関連して二、三お伺いいたしますが、第一は、今度の災害につきまして、買上価格や検査の等級を拡大して五等の甲、乙ということをお作りになる予定だと、更に等外までも食糧になるものは買上げようという御予定があるということでございますが、その点に関してはつきりしたお話を願うと同時に、これらの価格は大体規格の上でどういう価格を建前にお考えになつておりますか。
【次の発言】 然らばその議員提案によることを前提として、規格の決定はその発案を待つて近く決定する、その場合においては五等の乙以外に更に災害地についての規格が別途に定められるかということを念……

第16回国会 農林委員会 第25号(1953/07/29、3期、緑風会)

○委員外議員(島村軍次君) 農林関係の法案、その他今回の水害に伴う対策につきましては、参議院の本会議において特別委員会が第二台風及び九州地方の災害、和歌山地方の災害を扱うことになつておりましたので、特別委員会を開催いたし、小委員会の設置を見まして、ここに衆議院との間の連絡をとりました結果、大よそ成案を得ましたので、特に本委員会におきましても御了承を得て御賛成を頂きたい。中間の報告を申上げると同時にお願い申上げる次第であります。時間の関係もありまするので、現在まとまらんとしておりまする案について御報告を申上げたいと存じます。  去る七月二十一日に水害特別委員会におきまして特殊災害復旧のための臨時……

第16回国会 農林委員会 第29号(1953/08/04、3期、緑風会)

○委員外議員(島村軍次君) 先般の当委員会におきまして、目下特別委員会において審議中の法律案については大要の説明を申上げておつたのでありますが、衆議院におきまして、法案立案の上昨日予備審査に付せられまして対策委員会において審議をいたしておるのであります。恐らく本日の本会議において決定の上本付託になると思います。内容については先般申上げましたのと大要同じでありますが、森田委員からの御要求もあり、その概要について極めて簡単な資料でありますが、お手許に配付いたしておりまする印刷物について御覧の上逐次御説明を申上げ、御了解を得たいと存じます。  第一が、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に……

第17回国会 決算委員会 閉会後第1号(1953/11/09、3期、緑風会)

○島村軍次君 昨日視察いたしましたいわゆる民衆駅の中で、秋葉原の関係について貸借の内容及びその使用料金等について、今まで提出されておる以外に書類の提出希望いたしておきましたが、鉄道のほうでその書類はできましたでしようか。先ずその点から伺つて見たいと思います。
【次の発言】 あそこの駅の二番決算の審査上重要な問題は、我々が昨日要求いたしました資産の区分の関係が結局問題の中心になると思うのでありますが、なおそれに関連して実際を拝見いたしますると、出店者というものが、資料を提出された関係書類によつて契約を見ますると、契約と言いますか、指令書を見ますると、いわゆる会館の使用者と、指令書の出ている条項以……

第17回国会 地方行政委員会 第2号(1953/11/02、3期、緑風会)

○島村軍次君 関連して。外務大臣がお出でになることは是非お願いしたいと思うのですが、丁度法律案の提案は、この自治庁の関係だと思いますが、どうでしよう。
【次の発言】 塚田長官は法律案の提案者としての責任上、その復帰の時期についての政府側の御意見は塚田長官から聞かれれば非常に幸いだと思いますが……。
【次の発言】 先に折角塚田長官が発言を求めておられるようですから一応聞いたらどうですか。

第17回国会 地方行政委員会 第4号(1953/11/05、3期、緑風会)

○島村軍次君 第四条の当分の間、政令で定めるものを除く外という、その政令の範囲についてどういう事務を予定しておられるか、具体的に一つ御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、政令で定むる範囲については、司法関係以外は全部鹿児島県知事の出先に任す、こういうことに解していいですか。
【次の発言】 そうしますと、現に直轄でやつておる事務等については、各法令中、国が直接やつておる仕事が相当あると思うのでありますが、そういう問題についてもやはり一部分は、他の地方は直轄でやり、奄美群島に限つて出先でやらせるということになりますと、島政の問題について矛盾が出て来るのじやないかということが……

第18回国会 決算委員会 第1号(1953/12/02、3期、緑風会)

○島村軍次君 第二班は菊田、堀両氏と共に沼津、豊橋、一ノ宮及び京都についての調査をいたしたのでありますが、以上簡単に説明を申上げます。  沼津駅は工費総額四千六百二十九万五千円、坪約七万円を要しております。二十八年三の竣功、鉄筋コンクリート二階建の駅舎、民衆駅の申請者は市でありまして、半額を商工会議所の別動隊である株式会社沼津駅デパートの負担であり、他の半額は市の負担ということに相成つております。建物の使用料、土地使用料等については附近地の評価を基準として定めたのでありまして、おおむね適当であると考えられました。その売店の殆んどが二階で、二十二人のいわゆる観光株式会社のメンバーが同地の観光並び……

第18回国会 決算委員会 第3号(1953/12/07、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今の御質問に関連して弘済会は財団法人ですか、社団になつておりますか。それから国鉄が監督されるということは、一体法律上から言えば公社の法規の上にあるのかどうか。  それからもう一つは民衆駅委員会というものは、これは法律上できめらるべきものですかどうか、或いは現在ないんだろうと思うのですがその点も併せて国鉄のほうから。

第18回国会 地方行政委員会 第4号(1953/12/08、3期、緑風会)

○島村軍次君 真接の関係ではありませんが、来年度の予算編成に関して地方財政平衡交付金の算定は、大体今回の補正に考えられたことを基準にしてお考えになつておるかどうかということが一つ。  それからもう一つは、中央では行政整理の問題が相当論議の中心になつて、本日の新聞によりますと、内閣委員会で塚田長官が御発言になつて、或る程度まで具体的な方法を御発表になつておるようでありますが、地方の自治団体に対しての考え方についてアウト・ラインがわかつておりますか。
【次の発言】 地方の行政整理……。
【次の発言】 今御説明になつたうちで、今回のベース・アツプによつて来来度においては二百五十億を増額すると、それか……

第19回国会 決算委員会 閉会後第1号(1954/08/30、3期、緑風会)

○島村軍次君 第一に伺いたいと思いますのは、実験の結果によるということが、二カ月以内、場合によれば九月の末までに中間報告あるべしという只今の説明でありますが、先般の或る新聞紙上で拝見したところによりますと、学者と言いますか、これを扱う研究者仲間では二、三年の時日をかしてくれとか、或いは少くとも一年の時日をかしてくれというような開陳があつて、なかなか結論が出ないらしいというようなことが新聞紙上に伝つておつたのですが、その点は如何ですか。
【次の発言】 今八木委員のお話のように、現在の段階ではともかくも消費者が安心するかせないかという段階になつておるのです。従いましてなかなかむずかしいことかも知れ……

第19回国会 決算委員会 第2号(1954/02/01、3期、緑風会)

○島村軍次君 検査報告に関する説明書によりますというと、只今の案件は各項目別に減少する見込みであるとか、求償手続中であるとかということで国税庁が報告になつているようでありますが、これらの結末はどういうふうになつておりますか。一々各件ごとに承つてもこれは意味のないことでありまするけれども、ここに挙げられている件で、二千九百万円のうち弁償額が大体ここに出ておりますようですが、その後の経過を一つ一応承つておきたい。
【次の発言】 非行が改められ、監査制度が厳格になつて、そうして順次この件数が未然に防がれておるということに対しては只今御報告頂きまして、大いにこれは多とする点だろうと思うのでありますが、……

第19回国会 決算委員会 閉会後第3号(1954/09/01、3期、緑風会)

○島村軍次君 形式の問題が主体になりますが、全文を読んでみますと、前段に語つてあることが又書いてあつて、二回になつている。従つて前段を活かすなら、あとは要らない。併し昨日の御意見のようにするなら、前段をもう少し簡略にして、後段でその要点だけを上げる、こういうのが決議案の体裁と言いますか、同じことを語つているようですから、二回上げる必要はないのではないか。これが大体の意見です。具体的に申しますれば、八木さんのお話の点又奥さんの御意見の点、農林、厚生、外務、各省間に緊密な連絡というのを取つて直す。それから具体問題としては、後段の第三項にある「買付契約」というよりは、問題は、「買付方式、品質検査、輸……

第19回国会 決算委員会 閉会後第4号(1954/09/02、3期、緑風会)

○島村軍次君 説明があつたのかも知れませんが、谷川外六名というのはこれはどういう人なのですか。
【次の発言】 大分時間も経過したようですから、二、三希望を込めてお伺いいたしたいと思いますが、会計検査院の報告は、例えば現在審議中のものが二十七年度、二十六年度をやつと終つた。一年経過後にやるというのが従来の例になつておるようであります。これは我々としては、決算委員会としては、むしろもつと早く、未然に防止するということと是正するものは速かに是正する、これが目的でなければならんと思うのでありまして、そういう点から言いますと、全体をとりまとめてやられることには相当時間も要することであろうが、これは法律的……

第19回国会 決算委員会 第6号(1954/02/15、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(島村軍次君) 承知しました。  ちよつと大分時間が経過しましたけれども、私から、七百七十二号は全部が済んだというような先に説明があつたようでしたが、会計検査院の説明によりますと、一億一千二百万円のうち納入告知を発したものは六千五百万円で、その後千四百万円のまだ未収がある、こういうことのように聞いたと思うのですが、その点はどちらからでもいいのですが、ちよつと簡単に……。
【次の発言】 それではその点は次回までに一つはつきりした数字をお調べを願います。両方から……。  それからなお、七百七十五号と七百七十八号の「食糧の管理当を得ないもの」のうち、弁償額についての説明があつたのですが、その後……

第19回国会 決算委員会 閉会後第6号(1954/09/04、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は採決の前にもう少し審議を加えて頂きたい、こういう考え方で発言を求めたのですが、委員長のお許しがなかつたので、あとからでありますが一言申上げておきたいと思います。それは本日の出席がいかねば、明後日継続して出席を要求するというのが順序であろう、若しそれ口頭だけでいけねば、順序上書類の要求というのがあるわけですから、その措置をとつて而してその結果によつて審議を進めて行くというのが順序であろうと思います。総理大臣の問題は今委員長がとつさにお出しになつたので、或いは総理大臣の出席も必要であつたかも知れませんが、併し副総理の出席を求めた上でやるというのが順序じやなかつたかと私は考えまして……

第19回国会 決算委員会 閉会後第9号(1954/10/05、3期、緑風会)

○島村軍次君 二十七年度の会計検査院の検査報告に対する各省のいわゆる説明書というものが出ておりますが、これは二十六年度にも指摘した大きな事項ですが、極めて抽象的であつて、当時の責任者に対して十分な注意を与えたという結論のほうが千何百件の中では多数である。勿論重点的に考えますというと、そういうようなことで済むものもあろうと思うのですが、要するに会計検査院の検査というものはその実効がどういうふうになつたか、それから措置についてはつきり措置を講ずべきだというのが、参議院の決算委員会の数年来の意見であつたと思うのです。そういう点から考えまして、今丁度各省のこれに対する、指摘に対する回答を求めたというこ……

第19回国会 決算委員会 閉会後第10号(1954/10/06、3期、緑風会)

○島村軍次君 第一班は私と平林委員と両森委員と三名でありまして、大阪府並に福井県における裁判所並に農林省関係の現地調査を行なつたのでありますが、農林省関係は別の機会に譲りまして、裁別所関係に関して極めて簡単に御報告申上げまして、あとは報告書で御覧を願いたいと存じます。  会計検査院の指摘は、要約いたしますと裁判所庁舎が多数の戦災を受けて、全国に亘つていわゆるこれの再建の計画をお立てになつておるのでありますが、ところが非常に数が多くてなかなかできない。而も予算は極めて少くて、効率的使用がやられてないというのが会計検査院の指摘の要点であつたのであります。  そこでそういう見地から具体的にこの、三カ……

第19回国会 決算委員会 閉会後第11号(1954/10/07、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(島村軍次君) 私から総括的に一つ希望を申上げておきたいと思いますが、二十七年度の批難事項に関する処分の調書を別途調べたところによりますと、監督者及び決定者及び実行者に関する措置が、いずれも訓戒となつておつて返還金等の措置はないようでありますが、訓戒の程度はいわゆる何と言いますか、どういう程度のものか。非常に実質的には不注意によつて例えば数字の誤認というような問題は、これは非常な過失ではないかというような気もするのですが、そういう問題に対しての処分上の限界というか、そういう点について不十分だと思いますが、この点に対する……。
【次の発言】 十九以下は、処分については訓戒いずれもなし、検査……

第19回国会 決算委員会 閉会後第12号(1954/10/08、3期、緑風会)

○島村軍次君 全体的の問題について二、三簡単に伺つてみたいと思いますが、現在調達庁の二十九年度の予算はいくらになつているか。それから終戦処理費の繰越がずつと続いて来ておりますのがありますかどうか。それから現在の調達庁関係の直接の人員はどのくらいおられるか。附加えて申上げておきますが、業務の縮小の過程におきまして会計検査院の批難事項を見ますというと、関係職員の執務上の緊張を欠いた結果、こういうことになつたということが二十七年度の結果から窺えると思うのです。事業が縮小して参つたのでありますから、そういう点については十分な御注意ができていると思うのでありますが、あとの始末の問題、或いは今後の調達庁の……

第19回国会 決算委員会 閉会後第13号(1954/11/01、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(島村軍次君) それではこれから決算委員会を開会いたします。  本日は、小林委員長が病気静養中のため、私が代つて委員長の職をけがさせて頂きます。五日まで風邪引きだそうですから御了承願います。  初めに理事の互選についてお諮りを申上げます。理事平林太一君が八月三十日に委員を辞任されましたので、理事が一名欠員となつておりますが、再び同君が決算委員となられましたので、この際、先例によつて委員長から再び同君を理事に指名選任することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めましてさように決しました。

第19回国会 決算委員会 閉会後第14号(1954/11/02、3期、緑風会)【議会役職】

○理事(島村軍次君) 只今より第十四回決算委員会を開会いたします。  本日は昭和三十七年度決算三件、農林省所管国有林野事業特別会計を議題といたします。検査報告第千五百七号から第千五百九号、千五百十号、千五百十一号から千五百十二号、六件を問題に供します。  先ず検査院の説明を願います。
【次の発言】 御質疑のおありのかたは御発言を願います。……ちよつと私から、質疑があるまで全体的な計画についてお伺いいたしますが、国有林野整備法の今の進行はどういう程度になつておりますか。
【次の発言】 ほかに。
【次の発言】 私からちよつと千五百八号、会計検査院の指摘によりますと売渡価格が約七百五十万円高価にいた……

第19回国会 決算委員会 閉会後第15号(1954/11/04、3期、緑風会)

○島村軍次君 六百一号は、そうすると高くなつているという、この検査報告によると二百九十六万円の高価に当つていると言いますが、これは何か適当な措置をとつたことになつておるのですか。この農林省の説明書によると、甚だ遺憾であるが今後注意するということだけで、このものそれ自身には何も措置をとつていないということですか。これは検査院のほうヘお聞きしたい。
【次の発言】 この機会に、金融公庫の総体についての問題で検査に関係のある事項を伺つてみたいと思うのですが、資料はどなたか御要求があつたようですから、この貸付をした現在までの二十六年からの全体に対する貸付及び償還期限の来ておるものの情勢はどうなつておるか……

第19回国会 決算委員会 閉会後第16号(1954/11/05、3期、緑風会)

○島村軍次君 ついでに今説明されました各項について、総括して会計検査院の調査の通りであるとするならば、総額何ぼということがトータルで出ておりますか。
【次の発言】 この中には転売したものも相当あるようですが、恐らく転売は売却の条件に反しているのじやないかと思いますが、六千六百六十五万円の金額は、端的に言えば、転売をしたために非常に高価に売つた、そういう金額の差も含んでおるかどうか。
【次の発言】 ちよつと私から伺いますが、検査院の報告に対してその説明書が出ていますが、六十何号に関する問題の説明は大体わかりましたが、あとの転売等に関しては、契約違反に対する処置については慎重に検討中であるというこ……

第19回国会 決算委員会 第17号(1954/04/01、3期、緑風会)

○島村軍次君 予備費の承認の問題はそれで結構だと思うのですが、幸い官房長官がお見えになつておりますが、決算の審査に当りましては、従来の慣例から言うと、各省ごとに主として局長がお出になるのがせいぜいだという程度です。勿論問題によつてはそれで、会計検査院の説明とそれから局長の説明によつて了承し得るものもあるわけであります。ところが只今どなたかが御発言になつたように、引続きの決算を審査いたしておりますというと、不当不正の支出が累年激増しておる。これに関しては、承認の場合に委員会は勿論本会議において相当の警告を発して来たのでありますが、どうも昭和二十四年度の警告を発し、二十五年度の警告を発したにかかわ……

第19回国会 決算委員会 閉会後第21号(1954/11/11、3期、緑風会)

○島村軍次君 鉄道会計は、他の公社と比較しまして相当厖大な内容を持つて、一つの独占企業としてはなかなか経理も困難だということはおおよそ想像がつくのでありますが、先ず第一に事業の損益計算の大要を拝見いたしますと、予算にも関係のあることなんですが、前年度の損失に比較してもまだ十三億八千五百万円損失になつている。そこで二十八年度の決算についてすでに会計検査院のほうでもお調べになつておりましようし、国有鉄道として御説明を願つてもいいわけですが、どちらからでも結構ですが、事業損益の概算がどうなつているか。それから二十九年度の今日までの情勢がどういう状況にありますか、先ずその点から一つ伺いたいと思います。

第19回国会 決算委員会 閉会後第22号(1954/11/26、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は検査院の御指摘のうちで保留しておるということの断定が下されておることがちよつとおかしいのじやないかと思うのです。これは今弁解するわけでもありませんが、取連の立場に立つわけではありませんが、一定のこういう要綱を定めて、それによつて、そこでどの程度を全販連においてお調べになつたのか、その点は伺つてみたいと思うのでありますが、私の見解を以ていたしますれば、協同組合の組織、殊にこの共同販売体制をやつておる場合には、農協事業全部について扱つたわけでございまして、直接支出した経費以外に、つまりその他の総体の人員というものは、これは支出を分析して見れば、必ずしも保留というような結論にはなら……

第19回国会 決算委員会 第24号(1954/04/21、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は緑風会を代表いたしまして、只今議題になつておりまする昭和二十六年度一般会計歳入歳出決算ほか二件に関して、これを承認し、併せて次の点を申上げまして特に政府の反省を促したいと存ずる次第であります。  大よそ我が国の予算制度が確立され、而うして国の行政事務が執行されまして以来、決算に関するいわゆる会計検査の調査或いは又これをそれぞれの機関に諮つて承認をするの制度は、もはや何十年の歴史を持つておるものと思われるのであります。遠くは余り論じませんが、終戦後における予算の執行が極めてルーズであつて、只今二者のお話の通り非常な件数の増加して参つたことは、誠に遺憾であると思うのであります。殊……

第19回国会 決算委員会 閉会後第24号(1954/11/29、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は緑風会を代表いたしまして、上程されました二十七年度決算三件に関しましては、次に申上げる希望を付してこれを承認いたしたいと考える次第であります。  我が国の新憲法によりますと、決算はこれを国会に提出して、これを承認を受けるという形に相成つておるのでありますが、おおよそ明治以来、官庁行政のうちで、予算の執行に関しては毎年々々決算に関して報告があると同時に、これの審査をした結果は、どうも極めてその執行の情勢が不十分であり、現に我が国の国会の制度或いは予算執行の制度等についても相当の議論のあるところは御承知の通りであります。特に終戦後における予算の執行が極めてルーズであつたということ……

第19回国会 決算委員会 第28号(1954/05/14、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今御説明を受けましたので、大体のアウト・ラインはわかつたのですが、構内旅客営業及び構内公衆衛生については、固定資産、固定財産管理規程による財産の使用料に、売上げ額に一定料金を乗じた額ということになつておりますが、固定財産管理規程はこの際改正されるのかどうか。
【次の発言】 そうなりますと、例えば池袋のようなところでありますと、なかなか構内営業の総収入額の料金の算定と、それから財産管理規程による財産の使用との区別がつきにくいと思いますが、そういう点については、どういうふうに考えておられるか。
【次の発言】 固定財産管理規程によつてこの額をきめる場合には、何という委員会でしたか、委……

第19回国会 決算委員会 第30号(1954/05/21、3期、緑風会)

○島村軍次君 簡単に……。これは途中から来ましたのですが、予算の上では補償費というものは一体どういうふうになつておるんですか。それに対する検査院のお考え方はどうですか。  それからもう一つは、こういう場合に対する会計上というか、財政法上の考え方に対する規則とか何か規定でもあるのか、或いはそれに対して検査院はどういうふうにお考えになつておりますか。

第19回国会 水産委員会 閉会後第1号(1954/07/07、3期、緑風会)

○委員外議員(島村軍次君) 海流関係についてどなたからでも結構ですから……。只今承わりますと、赤道以北についての被害というか、放射能の被害がよく現われている。以南については少い。そこであそこに出ております図は、あれは海流関係か何か知りませんが、一体海流の流れというものは我々素人ですからよくわかりませんが、四つの流れがあるとかいうお話だつたのですが、それは日本の沿岸及び魚族にどういう関係を持つものかということを一つと、それからもう一つは、素人で考えますというと、地球の自転によつて放射能の流れる道というか、方向がおよそきまつて来るのじやないか、それが例えば雨に乗つてそうして新潟へ落ちるとかいうよう……

第19回国会 水産委員会 閉会後第6号(1954/07/31、3期、緑風会)

○島村軍次君 大体只今の農林大臣の御発言で、責任を以て早急に片付けるというお話がありましたので、その点了承いたしたのでありますが、この融資の問題になりますと、お言葉にもあつたようでありますが、どうも府県に任し、或いは府県を通ずるという従来の融資の方法は他の農林資金の融通等の場合にも、玉手箱はあつてもなかなかそれは食付きができんというのが今までの例であつたのです。いわんや業者の人の御意見を聞いて見ると、そこにごろがつておる一億五千万円はまだ食付きができんのだという現在の状況であります。そこでしつこいようでありますが、これに担保をとるとか条件を、非常な条件をつける従来の型でやるということに対して、……

第19回国会 水産委員会 閉会後第7号(1954/08/09、3期、緑風会)

○島村軍次君 大体楠見委員の質問で尽きたのでありまするが、一点だけ一つ伺つておきたいことがございます。それは非常にお骨折頂いておることは有難いことであります。心から感謝をする次第でありますが、先ほどお話になつた生産者と流通関係にも出すということは結局回復するまでの繋ぎ融資、こういうふうな考え方でいらつしやるのか、つまり市場の値下りという問題についてはどういうふうな計算、三大臣でお話合いになつておる問題であるか、その点をちよつとはつきりしかねるのでその点一点伺つておきたい。
【次の発言】 そうしますと、端的に伺いますというと市場業者にも資金を出そうということであるかということと、それから生産者の……

第19回国会 水産委員会 閉会後第9号(1954/09/04、3期、緑風会)

○島村軍次君 ちよつと一つだけ伺つておきたいのですが、安藤国務大臣が非常にこの問題については進んでおやりになつておられることには敬意を表します。同時に最近の情勢から、前回の委員会の経過から見まして、我々は一日千秋の思いでこの解決を待つておつたのであります。然るにまあ今日までまだその段階に至らん、その事情も大体わかりました。一つ伺いたいと思いますのは、国民が最近特に不安に思つておる点は勿論福龍丸事件の問題もさることながら、最近の新聞紙上等にはその後入つて来る魚にも相当の被害があるということが出ております。そこでこれらに関しては勿論科学的にはなかなか困難点がありましようが、こういう問題に対して新被……

第19回国会 水産委員会 閉会後第11号(1954/09/07、3期、緑風会)

○島村軍次君 昨年の水害の例にならつて今年起りました北海道の暴風雨による漁業者の損害は莫大なものがあつたに鑑みて、内閣提出で資金融通に関する特別措置法が提出され、今年の五一月三十一日に、本院における本会議において議決になつているのでありますが、当時水産委員会においては、この融通に関して、速かにその措置を講ぜられるように、政府の資金の融通に関して、速かにそれぞれの手配をして頂くことを要望いたしたのでありますが、その後承わるところによりますると、その資金融通に関する十分な手当ができていないのみならず、漁業者に対しては中金から繋ぎ融資を、高い利子でやつているというようなことさえあるようでありますが、……

第19回国会 水産委員会 閉会後第14号(1954/09/27、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は最近の新聞紙上で、御承知の通りその後ビキニの水域の損害、放射能が相変らず全国各地で被害がある、而も新聞紙上ではソ連の水爆実験の結果でないかというようなことが報道せられ、而も大学の教授がこれを裏付して、そう思うというような新聞記事があつたのですが、こういう問題に対しては政府のほうでは十分な御調査ができておりますか。或いは又事実そういうようなことが考えられるかどうか。この問題に対して一つ御意見を伺いたい。
【次の発言】 ソ連の水爆実験があつた事実というのは肯定できるのですか、或いはできないのですか。つまり政府としてはそういう事実があつたことを認められるのかどうかということですね。

第19回国会 水産委員会 閉会後第16号(1954/10/11、3期、緑風会)

○島村軍次君 公共事業費の最後の漁港整備以外に、私よく内容を知りませんが、ほかに公共事業費として水産関係で計上しておるものがあるかどうか。それからもう一つ、今青山委員のお話にかつた農林漁業金融公庫の本年度の、たしか金融額のほうで承わると六百億くらい要求されておるようですが、その内訳を、水産関係で前年度に比してどういう内訳になつておるか、ちよつと簡単に伺いたい。
【次の発言】 内訳を一つ前年度に対して出して頂きたい。要求額で結構です。それから前回に災害関係をおやりになつたようでしたが、私は丁度欠席をいたしましたので……、資料をまだおまとめ中かも知れませんが、災害の被害状況ということでなくて、施設……

第19回国会 水産委員会 閉会後第20号(1954/11/27、3期、緑風会)

○島村軍次君 この問題は頗る業者にとつては切実な問題だと思うのですが、各委員から御質疑になりましたので、大体尽きたようですが、長官のお話を聞きますと……。
【次の発言】 そこで水産庁長官の御答弁によりますと、相当陳情もあり、水産庁としても深い御検討をされているようであります。併し検討々々ということでは、いつまで続けても、これはもうすでに御検討は十分尽きておるのではないかと思います。早く御決定になることが私はこの問題の解決に重要なポイントになるのではないかと思いますが、結論はいつ頃出るのか、大体のお見通しを承わりたいと思います。
【次の発言】 そこで業者のかたがたの陳情もたび重なつて、水産庁もよ……

第19回国会 大蔵委員会 第16号(1954/03/11、3期、緑風会)

○委員外議員(島村軍次君) さつきお話の配分標準の問題ですが、そこで端的に、今度のたばこの消費税について、これは売上高ということになりますと、課税の客体からいうとそのほうがいいと思うのですが、むしろ田舎では、つまりバツトや刻みというか、そういうものを主体にしておる。中央ではピースが主体だ。こういうことになつた場合には、売上金額ということになると、やはり折角一つの独立財源を与えんとする場合にどうかということが一つと、それから配分方法について、これはなかなかむずかしい問題なんですが、やはり人口割ということだけでいいのかどうかということに対して、私はまだ疑問を持つているのですが、何かいいお考えなり或……

第19回国会 地方行政委員会 第1号(1953/12/10、3期、緑風会)

○島村軍次君 我々みたいな遠方の者は、その場合、決定されますれば、事前に成るべく早く通知して頂きたいと思います。

第19回国会 地方行政委員会 第3号(1954/02/18、3期、緑風会)

○島村軍次君 私はこの間の参考人として呼ばれた際のは、全部が全部聞いたわけじやありませんが、その席上に出た感じから言いますと、まあ事件後間もないことであつて、いろいろ表現の仕方はあつたと思うのでありますが、或いは書面で出ていることがどういうことか知りませんが、とにかくももう一度お呼びになるというような問題については、一応一つ理事会をお開きになつて、そうして理事会でどういう方法をとるかということを御相談の上で、全員に諮つて頂くというふうにして頂くことを希望いたします。

第19回国会 地方行政委員会 第6号(1954/03/04、3期、緑風会)

○島村軍次君 四億一千二百万円の増加分に対する地方財政計画はどういうふうになりますか。
【次の発言】 それはわかりますが、地方負担の増加分についての財源関係をどういうふうに……。

第19回国会 地方行政委員会 第7号(1954/03/08、3期、緑風会)

○島村軍次君 自治庁長官にこの問題についてはつきり御認識を願つておかなければいかんのは、税法と自治法と財政法を一括して本会議へ上程してそうしてその結果によつて審議する、こういうふうになつておるのです。だから審議は進みませんよ、要綱ぐらいのことでは……。だからはつきりいつ頃出るということを早くお見通しをつけて頂かんと、審議が参議院のほうは見通しはつかんことになる。そこで自治法はおよそいつ頃の予定でございますか。
【次の発言】 そうすると、委員長にも併せて希望なり意見を申上げておきたいのですが、自治法の改正は議運できまつたようですし、一括するとして、非常に延びれば、あとのものをそのまま放置しておい……

第19回国会 地方行政委員会 第9号(1954/03/12、3期、緑風会)

○島村軍次君 今回の補助金整理に伴つて大体国の負担額は約三十億ばかり、そのうちに先ほどお尋ねになつた競輪関係が入つておる。そうすると、実質的に国として負担の減になるのは約十億程度だ、こういう計算になると思いますが、それらの計算ですが、今回お配りになつた書類のうちにあるのかもわかりませんが、どこか内訳を計算されたものが出ておりますか、どうですか。
【次の発言】 これによると、最初の国庫補助負担金としてある額から行くと九億の減、こういうことになるのですか。
【次の発言】 それから地方負担額二十億八十三百万円の増、こういうことですか。
【次の発言】 そうして地方歳出合計、これはどういうわけですか、十……

第19回国会 地方行政委員会 第12号(1954/03/22、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は前回からこの委員会に対しては非常な不満を持つておる。何となれば一時半にやろうといつても政府委員が一遍も来ておつたことはない。我々は両方かけ持ちだ、今日は地方行政委員会ですませようというお話だが、恐らく塚田長官は来ておらんと思つた。案の定説明だけで帰つておられる。財政に関する問題はすまそうと思つておる。この間堀さんも言われたように、我々も兼務でやつておる。時間を守つたことはないのですよ。当局のほうが時間を守つて審議せよと言うことはできませんよ。その責任は我々負いませんよ。そのつもりでもう少し真劍に考えて下さい。地方税というものは住民に対して非常に大きな問題が残つておる大問題です……

第19回国会 地方行政委員会 第13号(1954/03/25、3期、緑風会)

○島村軍次君 財政計画の中で、結局最後に歳入を予定され、その不足分については地方財政の平衝交付金即ち今度の地方交付税に求めることにした。それが千二百十六億こういう計算になつております。その間に調整をされましたことが各項目ごとに出ておるのでありますが、交付税との関係は、交付税の交付の方法は所得税、法人税、酒税の何%ということで、大体額がきまつて来るわけでありますが、そこで従来の平衝交付金と違つて先に交付税の総額というものが見込まれて、そして逆にそれに従つてほかの財源関係を考慮して行くということではないかと思うのでありますが、併しこの説明書を見ますというと、私が申上げたのと逆になつておる。歳入全部……

第19回国会 地方行政委員会 第15号(1954/03/27、3期、緑風会)

○島村軍次君 小幡福井県知事に簡単にお伺いいたしたいと思います。入場税を地方に存置したいというこれの理由ですね。それからそれの存置の場合の各団体間の不均衡を是正するために、たばこ消費税をもつと引上げさすというような御意見であつたと思いますが、具体的な方法について何かお考えになつておりますか。
【次の発言】 参考に委員の我々に一つ具体的の問題について資料の御提出をお願いいたしたい。
【次の発言】 さつきお尋ねいたしました入場税存置の理由ですね、これは税制調査会は遊興飲食税というものを国税に移して配付を適正にやれということであつたものですから、これは片手落だからという理由以外に、何か重要な大きな根……

第19回国会 地方行政委員会 第29号(1954/04/27、3期、緑風会)

○島村軍次君 ちよつとその点で、修正案の最後は、本年度は財源の関係があるからその後にしておくというのじやないのですか。
【次の発言】 そうすると将来を見越してという今小林さんの意見の点と関連を持つのですが、今年度は原案通りで、将来の電気料金の関係があるから上げんようにしてくれ、こういうふうに簡単に考えていいわけですか。
【次の発言】 ちよつと研究してみなければわからないのですけれども、本年度は予算の関係もあるから上げない、そういうことでございましようか。

第19回国会 地方行政委員会 第30号(1954/04/28、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今お話のように、委員長の御提案のように、今日牛後建設委員会のほうの申入れを聞かれることになるのですから、それに併せて新らしい申込みも御発言を願つて、そこで承わつた結果、進行して行くという、従つてまあ審査の都合もありますから、午後の発言の結果によつてということに、成るべくなら合同審査をやるということはこちらの審議の都合もあるのですから、そういうふうに建設委員会のほうもお諮りを願えれば結構だと思います。そういうことを希望します。(「異議なし」と呼ぶ者あり)

第19回国会 地方行政委員会 第31号(1954/04/30、3期、緑風会)

○島村軍次君 不動産取得税は今回創設に当りまして従前のこの不動産収得税との間に先ずどういう考え方に相違を持たれて立案されたのですか。
【次の発言】 従来の不動産取得税におきましては、不動産をいわゆる取得した時日から課税の時期が非常にずれまして、例えば三年後とか五年後に不動産取得税を取るという実例が多くあつたと思うのであります。今回の不動産取得税には、その点に対して何か特別な規定が設けられておりますかどうか。
【次の発言】 先般この建設委員会からの希望のありましたいわゆる家屋の買入に対しての問題に対して、自治庁の意見はどういう考えでありますか。

第19回国会 地方行政委員会 第46号(1954/05/28、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今の問題につきましては、このまま休息をして、そうしてあと秘密会にするかどうかという問題は理事会で御決定を願うということで、保留のまま休憩をされんことをお願いいたします。

第19回国会 地方行政委員会 第49号(1954/06/02、3期、緑風会)

○島村軍次君 総理大臣の出席もありますので、総理大臣の質問は継続されるほうがいいのですが……。

第19回国会 地方行政委員会 第51号(1954/06/09、3期、緑風会)

○島村軍次君 第八条の「「三万」を「五万」と改める。」、これに関して地方制度調査会の答申があつたという理由が提案理由に説明されておりますが、これを三万を五万にするという、もつと大きな根本的な理由があるかどうか、これに関して説明を求めたいと思います。
【次の発言】 六月の初め現在で、市がいよいよ幾らになつたのか。それから現に申請中又は市町村の、府県の経過規定にあり、この府県の審議会に乗つておらんもので、そういう希望のあるもの、この三つに分けて、その数を一つお示しを願いたい。
【次の発言】 現に申請中、又は申請せんとするものを合せて二十くらいということでありましたが、今後まあ約半年くらいすれば、実……

第19回国会 地方行政委員会 第52号(1954/06/10、3期、緑風会)

○島村軍次君 この法案の中で復興計画は鹿児島県知事が定めて内閣総理大臣の承認を得る、こういうようなことになつておるようですが、あの計画で大体の予算はどういうような予定でおられるか、又この今回の法案に伴う経費は現に計上済みのものであるが、或いは今後の問題になるのか、それらの点を明らかにして頂きたい。
【次の発言】 これに伴う鹿児島県の負担がどのくらいになるのですか。
【次の発言】 この審議会の構成メンバーは大体説明を受けたのでありますが、二十人のうち国会関係の人が五人と、それから鹿児島県知事、議長が入つて、あと学識経験者となつておるのがどの程度入れるかということと、それから只今お話の関係行政庁の……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第1号(1954/03/02、3期、緑風会)

○島村軍次君 委員長互選の方法は成規の手続を省略して、松永義雄君を委員長に推薦することの動議を提出いたします。
【次の発言】 理事互選の方法は成規の手続を省略して、その指名を委員長に一任することの動議を提出いたします。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第2号(1954/03/09、3期、緑風会)

○島村軍次君 只今の説明に対して各項目別の予算の増減の一覧表を出して頂きたい。
【次の発言】 各項目別ですか。

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第8号(1954/03/24、3期、緑風会)

○島村軍次君 大変時間も経過いたしましたし、この法案について先ほど来小笠原委員を中心としてお話になつたことは、どうも抜本的整理については別途考えるべきである、而も重要度については再検討を要する、或いは軽重の問題等についてもおのずから必ずしも他の補助金との間に均衡がとれておるかどうかということにはなお検討を要する、こういうふうなお話だと解せざるを得んと私はさように思うのであります。只今大蔵当局のお話によつてみますれば如何にも尤もらしくありまするが、大臣の御答弁と大蔵事務当局とのお考えの中には相当逕庭がある。そこで僅かに二十三件で而も三十億円ということであり財源的には僅かに十億円の補助にしか過ぎな……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第10号(1954/03/29、3期、緑風会)

○島村軍次君 そうしますと、厚生省の御意見としては、第七条乃至第十一条の予算関係は三党修正で修正されたので、もはやこの条文は予算執行上必要ないという御見解と解釈してよろしうございますか。
【次の発言】 そうしますと、第七条は削除しても差支えないということに了解してよろしうございますか。
【次の発言】 そこで、先の単位計算の大蔵省の数字と、それから三党修正の数字との御留意はわかりましたが、そうしますると、今回の増額によつて保健所の増設及び拡充が満たされるということであつて、大蔵省御提出の財源関係から見ますと相異がある、こういうことになると思うのでありますが、大蔵省の先に御提出になつた資料とは金額……

第19回国会 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第16号(1954/04/09、3期、緑風会)

○島村軍次君 農林大臣が折角御出席になつておりますから、或いはお答えになつたことであつたかとも考えますが、一応大臣の御所見を承わつておきたいと思います。  第一に、農業改良助長法は当時占領下におきまして、アメリカの進駐軍の指示によつてでき上つた施設であることは御承知の通りでございますが、この助長法の仕事は大臣は他の農業諸般の補助金、奨励金等との比重、ウエイトの問題についてどうお考えになつておりますかということが一つ。それから、この法律による助成は十二条でありましたか、協同農業普及事業ということでありますが、これは国の食糧増産の一環としての大きな一翼として考えられておる仕事であるかどうか。同時に……

第21回国会 水産委員会 第3号(1954/12/20、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は前回の委員会に欠席をいたしておりましたので、又本日も遅れて参つたので、或いは考え方なりお尋ねすることが二重になるかとも考えますが、結局戦時時分にやつておつた実情から考えまして、やはり需要者団体というものを一枚加えても、今、千田委員のお話のように、そう大した影響はないのじやないか。局長は今船舶とかいろいろなお話をしておつたようでありますが、まあ実際問題になりますと、ここに協同組合連合会のほうから陳情が出ておるのをみましても、餅は餅屋に任せるという結論に平たく言えばなるのじやないかと思いますが、これも一つの考え方でしよう。併し今、政務次官のお話になつたような、まあこれは協同組合論……

第21回国会 水産委員会 第6号(1955/01/24、3期、緑風会)

○島村軍次君 結果的にそういうことになったことに対して、次長はどう考えますか。
【次の発言】 私はこの問題を次長にかれこれ申し上げることはこの程度にしておきますが、水産庁長官がおかわりになって、こんどの長官は御出席がないようですが、何か理由があるのですか。
【次の発言】 一言希望を申し上げておきます。水産庁長官がかわられてからは、私の出席している間にほとんどこの席においでになったことはない。先の清井長官はずっと続けて万障繰り合せて出ておられる。こんどの水産庁長官は水産委員会には全く――少くとも私が出席したときには出て来られない。こんどは委員会が農林委員会と合わさるということになるだろうと思いま……

第22回国会 決算委員会 閉会後第1号(1955/10/10、3期、緑風会)

○島村軍次君 近畿、中部班は、九月十一日より十八日にわたりまして、京都、大阪、愛知の各地方における補助団体及び日本国有鉄道、日本電信電話公社について現地調査を行なったのであります。派遣委員は大谷、高村、久保の三委員でありまして、調査の項目は、まず第一に、検査報告にあります災害復旧工事に関するその善後措置の問題、第二に農業共済組合に関する問題、それから海運局のモーター・ボートに関する問題及び国有鉄道の石炭術揚げ状況及び後払い等に関する問題等であります。  災害復旧に関する問題については各県とも大よそ最近は、前段報告がありましたように、すべて会計検査院の指摘に従って、あるいはまた県の監督、その他地……

第22回国会 決算委員会 第3号(1955/05/10、3期、緑風会)

○島村軍次君 会計検査院の報告によりますと、歳入に関しての予算に対する実際の収入の増額は幾らになっているのですか。歳入の予算に対する増額。会計検査院の報告の第一ページに歳入に対する超過が二千十八億五千五百万円、こういうことになっているわけです。予算に対して歳入の増はどういうふうになっているのですか。予算に対する歳入増。
【次の発言】 繰り越しの点はそれでわかりましたが、たとえば歳入の一兆二千百九十億ですか、これは予算に対してはどれだけの増加になっていますか。
【次の発言】 会計検査院の報告にはその点が明らかになっていないようですが、どこかへ出ておりますか。会計検査院のほうに。

第22回国会 決算委員会 閉会後第3号(1955/10/12、3期、緑風会)

○島村軍次君 その問題について、一昨日の委員会で会計検査院のその後の検査の状況及び機構改正に伴う問題を本委員会開会中に取り上げるということになっておりましたが、その問題いかがですか。

第22回国会 決算委員会 第4号(1955/05/16、3期、緑風会)

○島村軍次君 せっかく大臣御列席ですから、予算に関係のあることを伺いたいのでありますが、法務省の予算で、われわれ決算委員会で前年来調査をいたしました裁判所の施設、すなわち各裁判所の全国にわたる復旧費について、本年度は相当従来の既定計画を延ばすか、あるいはまた工事を中止せねばならん問題が相当あるやに承わるのでありますが、その点について一つ大臣の御所見を承わりたいと思います。
【次の発言】 予算の内容についての問題になりますが、地方検察庁の経費は法務省所管でしょう。
【次の発言】 そこで大臣は、一々各検察庁あるいは裁判所等の建築費の内容については御存じないと思うのでありますが、全国では検察庁及び裁……

第22回国会 決算委員会 第6号(1955/05/20、3期、緑風会)

○島村軍次君 ただいま会計検査院の報告によりますと、過大に計上された財源不足額、過少に計上された財源不足額の差し引きの問題、ここに出ておるので、それをグラフにとってみると総計二億三千万円というのは、これはこの府県、御指摘になった府県についての数字ですか、あるいはそうでないのですか、その点をちょっと聞かせて下さい。
【次の発言】 会計検査院は調査をされる場合には、ただいまお話しになったように全体のうちの、府県においては二十五府県、それから町村においては七市二町の調査だけのようであります。従ってこれを全国の市町村にみますると相当の数字じゃないかと思うわけです。ただいま自治庁の御答弁によりますと、二……

第22回国会 決算委員会 閉会後第6号(1955/11/19、3期、緑風会)

○島村軍次君 大体事情はわかりましたが、現在までにいろいろ交渉された結果、商談ができて配給した数量が少しはあるんですか、どうですか。
【次の発言】 先ほどの説明によりますと、その後の輸入にほとんど病変米がない、こういうまあ御説明であったのですが、多少あるのですか。
【次の発言】 そこで、このいわゆる白色病変米のイスランジアに対する結論は、厚生省では、この報告によって見ましても、まだ研究中だということで、そのままで今日に至っておるようですが、いわゆる黄変米の問題については大体結論が出たが、白色病変米の方は結論が出ない。これに関する研究の進行状態はどうですか。

第22回国会 決算委員会 第7号(1955/05/23、3期、緑風会)

○島村軍次君 防衛庁の物資調達の問題が、予算の全体からみまして最も大きなウェートを持っておると思うのでありますが、そこでただいまの長官のお話によりますと、調達実施本部で同意したということでありますが、この批難事項を見まするというと、第一幕僚監部に属しておった事項が多いようであります。主としてその方で扱ったという御説明でありますが、実際の事務の執行に当って、調達実施本部というものは、どういうふうな仕事なるのか、現物を扱うということになるのでありますか、計画というむのはどうなるのか、実際の組織の問題について、簡単にその系統と言いますか、内容を承わってみたいと思います。

第22回国会 決算委員会 第8号(1955/05/25、3期、緑風会)

○島村軍次君 簡単に二つほどお伺いをしたいと思います。保安庁の今後の編成に当ってやはり人事の問題が一番重要だと思う。幹部の問題は別といたしまして、いわゆる隊員の募集について特に自衛隊になって特別な措置を講じられておりますかどうか。あるいはまた具体的にいえば、従前ありました連隊区司令部というような意味のものを作るとかいうような話がありましたが、そういう問題についてどういうふうな措置が講じられておりますか。そこで自衛隊になった場合の充実に対する一般方針というものを承わりたい。
【次の発言】 地方連絡部の組織は予算に関係のあることですが、簡略に、どういう組織と権限といいますか、どのくらいの人員を一カ……

第22回国会 決算委員会 第11号(1955/06/01、3期、緑風会)

○島村軍次君 今の受け取るのが遅れたという問題はお答えなかったようですが、事実問題として裁定があったら、裁定のしっぱなしなんですか。そして受領証でも持っていって受け取りにいかなければ受け取れぬのですか。私の聞いている範囲では、裁定の通知はあったけれども、半年ぐらい金がこない。県の世話課にいきますと、そうすると、裁定はあったが、本省の方に話してあるが金がこないと、こういうふうなことを言っているようですが、その間の手続きはどうなるんですか、その点をはっきりしておいて下さい。受け取りにくるのが遅れたというようなことははなはだどうもおかしいのではないかと思うのですが。

第22回国会 決算委員会 第12号(1955/06/06、3期、緑風会)

○島村軍次君 農林行政のあり方について大臣の御意見がありましたが、私は大臣のお考えそのものについてはある程度まで共鳴をいたしますが、また一面から申しますると、日本の農業は、私が申し上げるまでもなく、非常に広範であって、その経営規模も非常に違っておる。従って重点的にどれを取り上げるかという問題に関しましては、たとえば輸出振興のための施策をここでうんとやりたいというような場合におきましては、それに伴う予算は、ある程度まで零細なものまでやはり取り上げるという施策が行われなければならんと思う。従いましてこれはお言葉もありましたが、一律にさように論ずるわけには参らんということを一言申し上げておきます。こ……

第22回国会 決算委員会 第18号(1955/06/20、3期、緑風会)

○島村軍次君 最後に一つ希望を申し上げておきたいと思います。それは大体最近の情勢が、消費の情勢が変って参ったので、三十一年度の生産計画をお立てになるのに、ただいまお話のように相当いろいろな御調査をされていることだと思うのです。しかし特に私、お願い申し上げたいと思いますることは、要するに、たばこは御案内の通りに貯蔵をいたしますと相当品質がよくなる、その割合がどの程度であるかは別に承わるといたしまして、それらとにらみ合わして、たとえば総裁がお話しになったような東北地方ではまあ増反の希望もある、しかしまた砂丘あるいは砂地の土地、開拓地等における希望も黄色種の産地が相当あると思う。そこで農業経営の立場……

第22回国会 決算委員会 第19号(1955/06/23、3期、緑風会)

○島村軍次君 今のに関連して、御努力になっていることに対しては御説明でわかりましたが、これは一体具体的に会社の整理という段階になる前に、いわゆるこの償還計画というものを会社別にお話しになって、会社別に、この会社は計画通りにいくかいかぬかということは刑としても、あるいは五カ年間にどうするとか、あるいは最初の三カ年にどれだけ、そういうふうに各社別に償還計画が立てられて、話し合いされるべき筋合いのものだと思うのでありますが、そういうことをおやりになっておりますかどうか。
【次の発言】 ただいまのお話は、連絡未収入金の説明でありますが、それと同時にここに内訳が出ております貨物の後納運賃未収額というもの……

第22回国会 決算委員会 第21号(1955/06/27、3期、緑風会)

○島村軍次君 この問題は要約いたしますと、これは結局工事完了したものとして雑部金に入れたというところに問題があるのです。そこでまあせんさくすればあるいは詐欺というようなことも考えられると思うのでありますが、究極するところ、今申し上げたようなことから考えますと、これは私の意見になるかもしれませんが、県の取扱いというものがルーズであるということは言えると思います。工事が続いてやるというようなことは、農地の状態としては考えられない。しかしもうこの件は州出の期間を経過しておるから、会計検査院の指摘されたように、これは当然返すべきものであって、問題は完了として扱ったというそれ自身が第一点と、それから次に……

第22回国会 決算委員会 第23号(1955/06/30、3期、緑風会)

○島村軍次君 ただいまの、被害の程度の御説明をわれわれ委員会でお聞きしているのではないので、排土の問題について設計なりあるいはどういう方法でやって、そして設計とどういう点で食い違った、こういうことを聞きたかったのですが、今のは当時の被害状況だけです。それではわかりませんから、その点を一つ農地部長からはっきり御説明願いたいのです。
【次の発言】 私は当時、参議院の方からお見舞いに参りましたので、町長さんにもお目にかかっておるのであります。当時の惨状は私はよく存じております。そういう前提から考えまして、被害の当時の皆様のあの惨状に対しましては、今でもまことにお気の毒であり、かつ当局の非常なお骨折り……

第22回国会 決算委員会 第25号(1955/07/07、3期、緑風会)

○島村軍次君 ちょっと簡単に承わりますが、今の二千二百三十二号の(1)、(2)は大体総裁の説明でわかりましたが、結末についてははっきりしておらんようですが、ちょっと結末を述べていただきたいと思います。あるいは償還計画をお立てになってどの程度に……。たとえば千葉県の分は処分建物はあるがそのままだというお話があったのですが、それに対して処置をどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 ただいまの会計検査院のお話に預託を全額を出されるために、二十六億ということになりますると、しかもそれは残つておる残額だと思いますが、金利の計算をきれましたか、およそどのぐらいが金融機関として……。

第22回国会 決算委員会 第26号(1955/07/08、3期、緑風会)

○島村軍次君 それでは私は別の角度から一応お聞きしたいと思うんですが、会計検査院の補助金に関する調査によりますというと、むしろ現在の弊害は、最も一番大きい問題は、受ける方の側が主体であるようであります。ところがこの受ける方は市町村が主体であって、まことに事務が煩瑣で、一々その収入役も自分の方の補助金がどういうものが来たかわからんというくらい数が多いというようなことになっておる。だからといってこれは私は不当不正の事項の原因がそこにあるとは申すわけでありませんが、要するに国の助成金、補助金を効率的に使用するということが一番の問題だと思うんです。これは予算編成の問題にも関係を持つ問題でありますが、そ……

第22回国会 決算委員会 第29号(1955/07/15、3期、緑風会)

○島村軍次君 きょうまで二十九回にわたって熱心に審査を進めてきて大体相当終了したと考えられますので、一体決算の審査が従前から非常に遅れて参ったということは、われわれ非常に遺憾に思っておったのでありますが、今回は委員長ほか皆さんの御熱心によってスピードに進みまして、大体本会期中に終了することが得られれば、本会期中に審査の報告を進めるのが筋だと考えられますので、ぜひ会期中に本会議にかけて、報告するようなことに運んでいただきたいことを提議いたします。
【次の発言】 今度、大蔵省とも関係ある事項ですが、例の砂糖の安定法律が出て、それが産業投資特別会計資金に回って、それが開発銀行でおそらく利用されるとい……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第2号(1955/09/21、3期、緑風会)

○島村軍次君 名古屋の合併につきまして、先般私は決算委員会で本件をほかの問題に関して視察をしたのですが、現にまだ今回裁定された町村内において多少の問題が残っておるやに承わりますが、この点はどうですか。

第22回国会 地方行政委員会 第3号(1955/05/17、3期、緑風会)

○島村軍次君 取締りの問題に関連しまして、いわゆる買収及び利害誘導という選挙法の二百二十一条の規定の解釈が、なかなかむずかしい問題だと思うのでありますが、率直に申し上げて、こういうことについてはどうお考えになっておりますか。たとえば労務者を頼んで、日当を二百円、選挙法できめられた範囲で前渡しという形で千円なら千円渡した、こういう場合に、それが実際に二百二十四条の買収犯として取り上げられたという例があるようですが、そういう問題の扱いについてはどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 たとえば、労務の労務費としてか、あるいは車代としてという物的の領収証等があれば、それはいわゆる二百二……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第6号(1955/10/12、3期、緑風会)

○島村軍次君 農林省所管のうちで、この表の入植施設の被害が相当多額に上っておるようでありますが、特に鹿児島県におきましては、全壊五百二十、半壊その他も合せて千三百戸というのであります。連年の災害でいつも目こぼしになり勝ちなのは、この入植地帯の特に家屋が悪いために非常な災害を受けてあとの復旧に困るということが、問題によくなるのでありますが、本年のこの災害については、現在の農林省予算のうち、あるいはまた地方予算のうちで、あるいは今後の災害復旧の予算措置で、十分の措置ができ得るかどうかという点が一点。  それからもう一つは、やはり同様に、漁港施設については、災害が個所は多くて、しかも被害は相当激甚で……

第22回国会 地方行政委員会 閉会後第7号(1955/10/13、3期、緑風会)

○島村軍次君 先ほど主計局長のお話によりますと、二十八年度の赤字は四百六十二億、しかし実質的には三百二十億となるというようなお話があったのですが、これはまあ見方の問題だと思うのでありますが、その計算の仕方をどういうふうにお考えになっておりますか。そういう意味であったとすれば、一つ資料をあとからでも出していただきたいと思います。  それから先般来地方の財政を、ほかの用事で参っていろいろ承わってみまするというと、まあ通論的に申し上げれば、やはり財政需要の見方についての議論はどこでもあったようでありますが、そこで来年度の予算をお考えになる場合に一番問題になるのはやはり人件費の問題、これは給与の関係が……

第22回国会 地方行政委員会 第13号(1955/06/23、3期、緑風会)

○島村軍次君 資料の中の一番おしまいの表のところに、赤字団体黒字団体の調べが業種別に出ておるようですが、できましたらその内訳ですね、別表で御説明願うような資料で御提出願いたいと思います。  それからこの資料を見まするというと、各業種別にすでに貸借対照表なり損益計算というものが出ておるようですが、現実にはこういうことはやっておるのかどうか、それが第二点。  それから団体別には、都道府県も市町村もいわゆる一括して表に出ておりますが、これは財政経理表であるのかもしれませんけれども、一体この各業種別に府県の経営と市町村の経営との場合の内訳の指数がわかれば、これも資料で御提出願いたいと思います。  それ……

第22回国会 地方行政委員会 第14号(1955/06/30、3期、緑風会)

○島村軍次君 入場譲与税につきましては、何も資料が出ていないようですが、何かお配りになる資料はないですか。
【次の発言】 まず、七月一日から必ず施行せにゃならぬということは、入場譲与税というものはすでに徴収されつつあるのですから、これは施行期日がおくれてもいいんじゃないかと思いますが、その点はどうですか。
【次の発言】 絶対的なものでないので、結局審議は十分尽されて、そうしてあるいは遡及にするか、あるいは七月分の徴収分から譲与するのだと、こういうことを明らかにすればそれでけっこうだと思いますが、その点はいかがでしょうか。
【次の発言】 本日御提案になって、直ちに本日やれというまあ御意向かどうか……

第22回国会 地方行政委員会 第25号(1955/07/26、3期、緑風会)

○島村軍次君 全国の料理業組合の方にお伺いしたいと思いますが、遊興飲食税の問題はこれは法律ができましてからの問題ですが、そこで財源の関係があって、自治庁としても、あるいはまた府県の当局者としても、徴税上にもあるいはまた実際の課税の上にも私は悩みの種だと思う。そこでいろいろ業界としてもこうあるべきだというようなところを、むろん税がうんと安くなればそれにこしたことはないでしょうが、現在の財源を確保しつつ、どういう方法をとったら一番公平にしてかつ、いわゆる遊興飲食税の本来の目的を達成するのに、きわめて簡易にしてスムースに納税もできるし、また課税側の方からいえば徴収ができるとお考えになりますか。何か具……

第22回国会 地方行政委員会 第29号(1955/07/30、3期、緑風会)

○島村軍次君 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由ならびにその内容の概要を御説明申し上げます。  政局の安定、政界の粛正のため、また金のかからぬ選挙を行うために公職選挙法は一大改正を加うべしとの声はすでに天下の定論と申しても差しつかえないまでに高まって参りました。すなわち、さきに第二十国会において、いわゆる自粛立法の一環として、衆議院提出にかかる改正法案の成立を見、また政府側では新しい陣容の選挙制度調査会が再発足いたしまして、国会の各派からも委員をこれに送って、目下政府の諮問案を中心として鋭意検討討議を重ねられておりますけれども、われわれをして言わし……

第23回国会 決算委員会 第2号(1955/12/09、3期、緑風会)

○島村軍次君 先般来新聞紙上で詳細発表され、かつ国鉄のそれに対する回答があり、かつまたその一部分の業務についてはすでに国鉄においてある程度の改善をされたということも承わっておりますが、この点に対しまして管理庁の御調査に対して敬意を表する次第でございます。私は左の諸点について伺ってみたいと思います。本年の五月から、十一月十七月までの調査を勧告をされるまでの間に、この調査に要された人員が延べ幾らであるか、それから調査の方法はどうであったか、主として国鉄全部について、たとえば局とか駅とかまでお調べになったと思うのですが、そういうような調査方法はどういうふうにやったかということを、それをまず伺いたいの……

第23回国会 内閣委員会 第2号(1955/12/08、3期、緑風会)

○島村軍次君 ただいまの御説明で、閣議決定のことはよくわかりましたが、所要額の調べが出ておりますが、事務的に幾ら要って、ちょっと新聞に出ているのと違っているようですが、その点を一つ明らかにしていただきたい。
【次の発言】 ちょっとこの表に出されたのと数字が違っているようですが……。まあ続けてください。
【次の発言】 ちょっと伺いますが、そうしますと、政府機関が二十七億二千万円、それから一般職が十九億四千五百万円、特別職が十三億一千万円、これが政府関係のトータルと、こういうことになりますか。
【次の発言】 今私申し上げた。三つ合わせたのが……。

第23回国会 内閣委員会 第6号(1955/12/14、3期、緑風会)

○島村軍次君 それに関連して、差しあたりということなんですが、政府のお出しになった資料によりますと、きのう質疑があったか知りませんが、差しあたり二つということでありますが、その他にもちろん日本銀行以下、各金庫、会社等については当分の間やらないというお考えであるか、二つに限定するかどうかということを、もう少しはっきりお伺いします。
【次の発言】 そこで行政管理庁設置法によりますと、管理庁の業務は第二条によって相当広汎なものになっておりますが、これを本庁及び管区監察局並びに地方監察局ごとの内訳の人員を今説明ができますればしていただくし、なお、今内訳の説明ができなければ、あとで資料で御提出を願いたい……

第23回国会 内閣委員会 第7号(1955/12/15、3期、緑風会)

○島村軍次君 ただいま御審議になっておりまする行政管理庁設置法の一部を改正する法律案につきまして、私は左の修正をいたし、修正案を除いた原案については賛成を表明いたしたいと存じます。  まず修正案を朗読いたします。   第二条第十二号の改正規定中「、法令の規定により国が資本金の二分の一以上を出資する義務がある法人で政令で指定するものの業務」を削る。  今回の改正案によりますというと、主として公団並びに各種の公庫についての監査を行うことが改正の第一点であるようでありますが、私の修正いたさんとするところは、すなわち政令によって指定する業務については、あるいは日本開発銀行であるとか、あるいは輸出入銀行……

第23回国会 内閣委員会 第8号(1955/12/16、3期、緑風会)

○島村軍次君 簡単にお伺いいたしたいと思います。それは昨日来本委員会の性格について質疑応答が行われて参ったのでありますが、どうもはっきりせぬところがあるということと、行政組織法の第三条と第八条との解釈の問題になって参って、究極するところこの第八条の行政機関だと、しかもそれは第八条中の諮問的または調査的なもの等と、こういうことによって解釈するというようなきわめて不明確な行政委員会であるやに受け取れるのでありまして、この点は相当論議の余地はあると思うのでありますが、しかし全般にわたってこの原子力の問題等は今回初めてでありまして、委員会の性格を将来はっきりし、かつ行政組織法中のこれらの点を将来これを……

第24回国会 決算委員会 第5号(1956/02/23、3期、緑風会)

○島村軍次君 大臣が御出席でございますから、この機会に北海道開発計画及びその遂行に対するその後の概要を一つ……。今後の見通しについて大臣の御抱負を一つこの際御披瀝をしていただきたい。
【次の発言】 正力国務大臣は原子力関係には非常に御熱心なようであるし、また非常に知識も御豊富のようでありますが、北海道開発の問題に関してもさぞかし御熱心なことと拝察いたします。そこでただいまお話しになった開発に関して本年度の予算を増額した結果により、どういう点に重点を置いて計画されておるか。また、従来の北海道開発五カ年計画の遂行率はあまりよくなかったと思いますが、それを促進するという意味であるかどうか。それから別……

第24回国会 決算委員会 第6号(1956/03/01、3期、緑風会)

○島村軍次君 関連して、大蔵省は御出席になっておりますか。
【次の発言】 ただいまの問題は、この間内閣委員会でも質疑が出まして、大体今お話のような会計検査院からの御答弁があったのですが、財政法上、あるいはまた大蔵省がいずれこれに関しては承認されたと思うのですが、台所をお持ちになっている大蔵省の見解を一つ率直なところを承わりたいと思います。
【次の発言】 だいぶ論議が各方面からあるようでありますから、こういう機会にはっきりしておく方が国民に納得してもらうのに都合がいい、こう私は思います。そこで労働大臣のただいまの担当大臣としての御答弁はわかりましたけれども、なお大蔵大臣かあるいは関係の方から、大……

第24回国会 決算委員会 第7号(1956/03/06、3期、緑風会)

○島村軍次君 会計検査院に伺いますが、この事件を調査されたのはいつごろでございますか。
【次の発言】 そうしますると、先ほどの人事局長のお話によりますと、発覚は二十九年の十一月ということのようでしたが、この二件の発覚の動機というものはどういうところにあったのですか。
【次の発言】 この調書によりますと、神戸の事件は、いずれも大阪の方も本人は免職になり、刑罰を受けて一人は確定し、一人は控訴されておるようでありますが、神戸の伊丹の簡易裁判所の説明によりますと、行政上の処分として監督者のうちの一人を配置がえとしてありますが、どなたが配置がえになったか。

第24回国会 決算委員会 第11号(1956/03/29、3期、緑風会)

○島村軍次君 ちょっと念のために確かめておきたいと思いますが、そうすると四月五日の予定を繰り上げて三日にする、四月の五日はやめる。それからあとは従来の申し合せの通り今度は四月十二日に開くという予定で進む、こういうことですか。

第24回国会 決算委員会 第18号(1956/05/24、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は大倉さんの御意見はわかりますが、やはり委員会としては国鉄の資料を十分整えた上で、そうしてその結果あるいは必要があればということで、まあ正式でいいのかどうか……、いずれお呼びになれば参考人でしょうね、参考人ということになれば、まず次回で資料をお調べになった上で、それから必要があれば……これはまあ私の会派だから言うわけじゃありませんが、議員の立場から次回には呼ばない、それからその必要が備わったときにはさらにもう一ぺん御相談願って、そうして懇談の形式で呼んでいただけばその内容がよくわかるのじゃないか、そういう順序を踏んでいただきたいと、こう思います。

第24回国会 内閣委員会 第2号(1956/01/31、3期、緑風会)

○島村軍次君 今聞き漏らしたかもしれませんが、山形の大高根の方はどうなっておりますか。
【次の発言】 防衛庁全体についての簡単な印刷物がありますか。

第24回国会 内閣委員会 第4号(1956/02/06、3期、緑風会)

○島村軍次君 ちょっと御説明のうちで、調達庁の一部改正ですね、これは経理事務をどうとかというお話だったのですが。
【次の発言】 はっきりしませんけれども、まあ法案の出たときにいたします。  それから順次に承わります。その次はずっと国土調査法の一部を改正する法律案五つお話しになりましたが、そのうちの一番初めは何でしたか、重要なものは……。
【次の発言】 それから農林省の設置法の一部を改正する法律案、それから気象庁設置法案、これについて御説明を願いますが、所要の改正を行うというその前段がよくわからないのですが、どういうことですか、農林省設置法の一部改正法律案。

第24回国会 内閣委員会 第5号(1956/02/14、3期、緑風会)

○島村軍次君 資料を、恩相法等との比較を表にして……出ているのかもしれませんが。

第24回国会 内閣委員会 第10号(1956/03/01、3期、緑風会)

○島村軍次君 二、三簡単に伺いたいのですが、この審議会の設置は国会通過とともにすみやかに公布されまして、委員の任命ができるであろうと思う。そこで形態は恒久機関になっているようでありますが、この売春問題を検討を加えてくると、相当広範にわたってなかなか結論が出ないのじゃないかと思うのですが、ここで政府の方では、一昨日承わったところによりますと、すでに対策協議会で甲案、乙案も出ておるようでありますが、いわゆる売春と言いますか、売淫禁止法というものは、いつごろお出しになる御予定でありますか、包まず承わりたいと思います。
【次の発言】 そうすると、本国会中に御提案になる御予定ですか。

第24回国会 内閣委員会 第12号(1956/03/08、3期、緑風会)

○島村軍次君 防衛庁予算は本年度よりは百三十三億余円の増額のようでありますが、陸上、海上、航空その他の経費を合せて、一体一人当りどのくらいの経費を要するものか、国民に十分知らせる必要があると思うのですが、これに対する防衛庁の御見解を承わりたい。
【次の発言】 海上の自衛官の方はどうなりますか、これはどういう計算になるのですか、艦艇がふえるようですが、こういう場合の計算は……。
【次の発言】 そうしますと、陸上自衛官については、人件費、施設費等を合せて二十八万九千、それに初度調弁費が五十万五千余円、こういうことになりますから、両方合せるというと約八一万円、しかしこれは次年度においてはどうなります……

第24回国会 内閣委員会 第15号(1956/03/16、3期、緑風会)

○島村軍次君 ただいま参考人の御意見があった問題に関連を持つのでありますが、各省にある科学技術研究所との調整については、具体的にどういうふうにこれはお考えですか。
【次の発言】 お考えはある程度わかりましたが、ところがこれはまだ法案には出てないようですが、農林省の設置法の中で現在あるいろいろな試験研究の機関の統合をやるために、農林省内に会議を作って、これは新聞にも出ているようですが、会議ばかりでなしに、統合したような考え方の下に、農林省設置法の一部の改正案が出るようでありますが、こういう問題についてはどうお考えになりますか。
【次の発言】 先ほど学術会議との関係についてはいろいろお話が出たよう……

第24回国会 内閣委員会 第16号(1956/03/20、3期、緑風会)

○島村軍次君 この間の問題は国家行政組織法との矛盾の問題だと思うのですから、私最後に質問申し上げて、政府の方の一致した見解を表明してもらいたいということを申し上げておいたのですから、千葉さんから改めて質疑されぬでも、政府の方からみずから進んでこの問題に対する御答弁があってしかるべきだと思うのです。
【次の発言】 法制局の解釈を一つ。なお参議院の法制局の方の解釈をあわせて。
【次の発言】 法制局は法律の番人で、ずいぶん行政的に見ると逆に非常に細かい問題も、法律でこね廻して細かいところまで注意を与え、しかも法律の解決を厳格に解するという立場におられるので、ただいまの答弁を聞いてみますると、どうも千……

第24回国会 内閣委員会 第18号(1956/03/23、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました科学技術庁設置法案について、衆議院送付の原案に賛成をいたし、なお別途の付帯決議を付して賛成いたしたいと存じます。  わが国の科学技術の振興は、その重要度がますます加わり、かつまた戦後一そうその必要が認められまして、現にわが国の科学技術は他の先進諸国に比して非常な遜色のあることは、すでに一般の認めておるところであると同時に、ことに原子力の平和利用等については格段の相違のあることも、国民のひとしく認めるところでありまして、この振興をはかり、かつその研究を進めて参ることは、今回の科学技術庁設置法の提案理由でも明らかな通りでありますが……

第24回国会 内閣委員会 第20号(1956/03/29、3期、緑風会)

○島村軍次君 今度の定員法の改正、直接の関係ではないのでありますが、目下政府においては各省の課の整理を計画されて、新聞紙の伝うるところによりますれば御決定になったようでありますが、その経過なりその内容について、なお定員法との関係はどうなりますか、その点を一つ明らかにしていただきたい。
【次の発言】 減員をした課長の処遇についてはどういうふうに……。
【次の発言】 前回のときに承わったんですが、行政機構改承に関する政府提案がいつごろ出されますか、また最近新聞紙等の伝えるところによりますと、最初予定されましたよりは相当の縮小になるような党内の意見があって、それに政府はやむを得ず最初の提案を、考え方……

第24回国会 内閣委員会 第22号(1956/04/03、3期、緑風会)

○島村軍次君 参考人の御予定は……。
【次の発言】 大臣の御出席の前に、労働省の人がお出でになりますから、事務当局に二、三伺ってみたいと思います。
【次の発言】 まず、今回の改正は部の設置が主要のもののようでありますが、この設置の理由については、法案並びに参考資料等でおおよそ了解せられると思うのでありますが、実際の官庁の内部の仕事は、行政の簡素化の意味から、特別の場合を除いてむしろ部は整理する段階ではないかと思うのであります、事務の増加の点はよくわかりますが。そこで今回政府の方針として課の整理までおやりになっておる場合に、特にこの労働省において部の設置をする理由と、それから行政管理庁はこれに対……

第24回国会 内閣委員会 第23号(1956/04/05、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は緑風会を代表いたしまして本案に賛成をいたします。ただ先に千葉委員からお話になりました点、すなわち今回の設置法一部改正のうちで、労災補償部という部の設置についてはなお、行政組織法との間に法律的にも行き過ぎがあるのじゃないかということがうかがわれ、且つ厳格に解釈すれば違法の問題も起きるのじゃないかとさえ疑われるのでありまして、その点に対しましては、近い将来において行政組織法をはっきり現在の制度に合わすような組織の改正を行う必要があるということ、ないし労働省内部の事務の執行に当って、私は先般質疑で申し上げましたように、どうもこれは部の設置は必らずしも国民一般が望んでおるかどうかとい……

第24回国会 内閣委員会 第25号(1956/04/10、3期、緑風会)

○島村軍次君 旅費の規定の改正によって日当、宿泊が三割上った。鉄道運賃等は二等を三等にされた。それらによって総額を通じて大よそどのくらいの額が増額されたか、それから全体の公務員の、今回改正をされて適用する公務員の旅費総額は予算の上でどのくらいになっておりますか。なかなかむずかしいかもしれませんが、給与課ではお調べになっておるだろうと思いますから……。つまり全体の旅費の予算総額はどうか。それに対して増額が差し引きして何割になって、そうして増額分がどのくらいか。それからこれはもちろん予算は前年と大した増額は……予算の上では増額されたかどうか、前回でお聞きになったかもしれませんが、その点を承わってお……

第24回国会 内閣委員会 第27号(1956/04/13、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は緑風会を代表いたしまして、ただいま上程になっております防衛二法案に関しまして、(「反対」と呼ぶ者あり)左の希望を付して賛成をいたすものでございます。  わが国が、独立国家としてここに整備の体制に入っておる際におきましては、自衛力を持つことは必要であるばかりでなく、またこれを現在の世界情勢、さらに国内情勢から考えますというと、国力並びに経済力に応じた、いわゆる防衛力を整備するの体制を備うべきであることは当然であると信ずる次第であります。いわんやわが国は、多年の希望でありまする国際連合に加入して、そうして集団安全保障体制に参加することは、国民のひとしく望むところであるのみならず、……

第24回国会 内閣委員会 第28号(1956/04/17、3期、緑風会)

○島村軍次君 前回で大体私の承わりたいことは質疑を行なったのでありますが、特にこの際、簡単に伺いたいのは、この改正案で鉄道運賃を六級と七級とに分けて、それで一は二等旅費を支給し、一は三等に下げる、そういうことに対してはっきりした御答弁がなかったようでありますので、その点に対して政務次官かあるいは原主計同次上長の御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 この引き下げによってどのくらいの金額が節約といいますか、予算の上で影響を持つかということに対する御見解を一つお願いいたします。
【次の発言】 なお、この前承わったときには、日額の引き上げについて考慮しておるということでありますが、実際の出先官庁で……

第24回国会 内閣委員会 第29号(1956/04/19、3期、緑風会)

○島村軍次君 これは三公社の事務当局の方に格別にお伺いいたしたいと思います。途中で中座をいたしましたから説明があったかとも思いますけれども、端的に一般公務員の恩給法とそれから今回の改正案との間の違っておる点を簡明に一つ項目に分かって御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それで納付金は国鉄が四・三%、他の公社の各別にちょっと……。
【次の発言】 そこで今岡共済組合法案として出ておるわけであります。それにいわゆる恩給制度が加わっておる、こういうことだと思うのですが、そこで掛金の、今お話になった点は、たとえば傷病の手当であるとか、埋葬料、哺育手当、こういうものを含めての掛金、こういうふうな意味で……

第24回国会 内閣委員会 第30号(1956/04/20、3期、緑風会)

○島村軍次君 昨日承りましたほかに、提案者の提案理由によりますと、経過措置としての第二に、「引き続き新制度の下における組合員として期間を通算される者については、この法律が施行される日の前日に恩給法上の退職をしたものとみなし、」云々のことがありますが、この取扱いは提案の法律の方では何条で、しかもその内容についての説明を一つ求めたいと思います。
【次の発言】 退職したものとみなすということになりますと、年限は通算する、そのときの恩給法上の権利義務はどうなりますか、具体的に言えば、退職したものとみなすということになれば、年限は通算するが、そのときに一時金でも支給するか、あるいはまた十七年以上経過した……

第24回国会 内閣委員会 第31号(1956/04/23、3期、緑風会)

○島村軍次君 今回の調査会法案につきましては、提案理由にその要領が記載されておりますが、その要点は、二十一年占領初期における司令官の要請に基く短期間の立案であるということが第一の理由、そうしてさらにその後九カ年の実績に徴してさらに検討を加うべきであるというのが第二の理由であるようでありますが、今回この調査会法案を提案されました趣旨は、この二つの柱の点から考えまして、もっと具体的に、この提案者は現在の憲法中で大よそかくのごときところが改正の要があると、こういう各条ごとでなくてもいいと思いますが、この二大柱の点をもっと国民に納得のいくような具体的な項目にわかって、こういう点を改正したいんだ――この……

第24回国会 内閣委員会 第32号(1956/04/24、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は緑風会を代表いたしまして、ただいま審議になっておりまする国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、政府原案、衆議院の修正案に賛成をいたすものであります。その簡単な理由を申し上げますれば、今回の改正は、先に数回改正されました旅費規則に対しまして、実費弁償主義をとり、最近の経済情勢あるいはその他公務員の職務執行に関する実情に沿うように、今までの規定に比して一塁前進の規定であり、しかも別表に示される鉄道運賃、日当、宿泊料等につきましては、総括的に観察いたしますと、おおむね妥当の措置であると考えられるのであります。以上の理由によって原案に賛成をいたしたと思うの……

第24回国会 内閣委員会 第33号(1956/04/26、3期、緑風会)

○島村軍次君 関連して。ただいまの問題はきわめて重要な問題だと思うのでありますが、現在の恩給総額が予算に出ておるのですが、総額が幾らで、そして今回の改正によって――総額分はわかりますが、年額、このまま推移するとすれば、たとえば五年先にはどういうふうになるかという見通し、あるいは今後現状のままで行ったら増額がどの程度になる、こういうことに対する将来の見通し、同時に先ほど吉田さんもお話しになったように、必ずしも現在の恩給額は、ベースにおいてもあるいはまた旧軍人の恩給額においても、理論的には恩給の観念からいっても必ずしも適正であるとは認められないと思うわけです。そこで私は先般審議しました三公社の共済……

第24回国会 内閣委員会 第43号(1956/05/15、3期、緑風会)

○島村軍次君 私はこの際、憲法調査会法案の重要性にかんがみまして、将来の憲法調査会が慎重審議を行われ、円満なる、一党一派に偏せざる審議を行われまして、わが国の独立国家としての体制を整える上に慎重なる考慮を政府に要望いたしたいために、左の付帯決議案を提案いたしたいと思います。  右決議する。  以上を本委員会においての付帯決議案として提案いたし、皆さんの御賛成をいただきたいと存じます。

第24回国会 内閣委員会 第44号(1956/05/16、3期、緑風会)

○島村軍次君 簡単に。この法案のうちで「自ら営利企業を営み」ということがありますが、問題はたとえば弁護士とか、お医者さんとか、あるいは農業とかというようなものも、あるいはまた寺院の住職とかというようなものまでも含むものなのかどうかということをはっきりしておきたいと思うのですがね。この点を簡単に御答弁願います。

第24回国会 内閣委員会 第45号(1956/05/17、3期、緑風会)

○島村軍次君 私はまずこの法律案につきまして、人事院の見解を伺いたいと思います。それは寒冷地手当というものの定義は一体どういうものですか。どういう範囲を含んでおるのですか。
【次の発言】 そうしますと、寒冷地手当というものは積雪地帯に関する住宅の補強、あるいはそれに対する設備を行う、同町にただいまの説明によりますというと、薪炭を要する、従って寒冷地手当というものは新炭をも含んだ意味のものが寒冷地手当と、こういうふうに解釈していいのですか。
【次の発言】 そこで現在の法律では寒冷地手当及び石炭手当――石炭手当は北海道だけに支給されておるということになっておるのであります。従って寒冷地手当というも……

第24回国会 内閣委員会 第47号(1956/05/19、3期、緑風会)

○島村軍次君 だいぶ時間も経過したようですから、簡単にお伺いいたします。今度の改正のうちで、皇宮警察については、「警察庁長官に対して所要の措置を求めることができる」ということがあるのでありますが、どういう点からこの改正を考えられたのか。アウトラインの考え方についてはわからぬでもないんですが、この点に対する具体的な考え方を一つ承わりたい。
【次の発言】 命令系統は警察庁長官でございますが、現在どのくらいの、皇宮警察の人員がおありでしょうか。
【次の発言】 それから今度の衆議院の修正で、この京都事務所というものについては、支分部局として京都事務所を置く、こうなったわけですね。そこでもとの第七条に付……

第24回国会 内閣委員会 第49号(1956/05/22、3期、緑風会)

○島村軍次君 吉野大臣は気象台に対して非常に御熱意があるようでありますが、実際現在の気象台は、就任日なお浅いにしても、ごらんになりましたか。
【次の発言】 ただいま承わりますと、老朽施設に対する設備の取りかえといいますか、それから新時代に設備すべき新しい機械設備をしなければならぬ、こういう問題についてお話がありましたが、その前にわれわれ気象台を拝見いたしますと、元の厚生省のおった古い、もはや廊下が穴があくような建物におって、建物の古いのはこらえるにしても、あの設備は戦災のままですよ。戦災を受けたそのままですよ。つぎはぎしてやっているのです。一体、防衛庁は立派なものが建ちましたが、気象台のような……

第24回国会 内閣委員会 第50号(1956/05/23、3期、緑風会)

○島村軍次君 まあ三十分ということだから、あとは限定してきょうは散会されたらどうでしょう。

第24回国会 内閣委員会 第53号(1956/05/26、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は、ただいま議題になっております宮内庁法の一部を改正する法律案につきまして、質疑も相当進行いたしましたし、この際、質疑を打ち切って、直ちに討論採決に……、討論の御希望があればともかくも、この際直ちに採決に入られんことの動議を提出いたします。

第24回国会 内閣委員会 第56号(1956/05/30、3期、緑風会)

○島村軍次君 私は緑風会を代表いたしまして、ただいま議題になっておりまする国防会議法案に関し、賛成をいたします。  本案は、十九国会において設定されました防衛庁設置法の四十二条にすでに明らかに明記されておるところでありまして、前国会におきましても、慎重審議され、すでにその全貌は明らかになっておったのでありますが、さらに今国会におきましても、政府の提案以来きわめて慎重に本委員会において審議、討議されましたことは、従来多分の問題点の多いと称せられた国防会議法案も、現在のわが国の自衛体制強化の点から考えまして、あらゆる角度からその内容が明らかになって参ったのであります。  問題の主要な点は、先ほど松……

第24回国会 内閣委員会 第57号(1956/05/31、3期、緑風会)

○島村軍次君 現在の改良局にある普及員制度は、今回の改正によりまして、本省内においても、あるいはまた府県の段階においても、名称の変更があるかないか、及び今回の改正によってその業務の内容が変更があるかどうか、つまり提案理由を拝見いたしますると、「農山漁村の総合的な振興をはかるための対策を」ということになっておるようでありますので、末端までの概要についての農林省の考え方を一応承わっておきたいと思うのです。
【次の発言】 農林省の御方針の大要はわかりましたが、そこで農業経営の改善、農業生産の増進、改善の事務ということも、この理由のうちにあげられ、さらに農業移民及び農業用小水力発電の助成の事務をも振興……


4期(1956/07/08〜)

第25回国会 農林水産委員会 第3号(1956/11/27、4期、緑風会)

○島村軍次君 これは一応説明を聞いたのですけれども、順序として、提案理由のうち、漁業に関する問題を提案理由として御説明を願って、それからただいまだしぬけに御説明になりかけた問題を、順序を追うて、どういう理由でこの内容を説明するかという理由から御説明を願うようなことに、お計らいを願いたいと思います。さようなことで一つ、皆さんにお諮り願ったら……。
【次の発言】 そこで説明されるのに、この印刷物について説明されるのか、あるいは先ほど説明しかけたものについて説明されるのか。これと違っていれば、先ほどの説明をされるものは、印刷したものはないのですか。

第25回国会 農林水産委員会 第5号(1956/12/04、4期、緑風会)

○島村軍次君 私は六十三号はなお研究の余地があると思いますので、留保の決定を願いたいことを提案いたします。
【次の発言】 この問題は大蔵省と折衝済みで、すでに内閣としての意見が確定しておるものと見てよろしゅうございますか。

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1957/06/07、4期、緑風会)

○島村軍次君 だいぶ時間も経過しましたから、端的に伺ってみたいと思います。概算金については大臣は今はっきりどうも御答弁がなかったようですが、政府の腹としては一体どうされる  つもりですか。
【次の発言】 それから緊要な問題だと思うのですが、農業団体から一万一千四百円の申し出をしたのには一つの基礎がある、その差額の点はパリティの計算の仕方じゃないかと思うのです。そこで、パリティ指数の前年のたしか一二〇・九二ですか、というのと、農業団体側で一一八とかいう見方をしているようですが、この差額が出ているところの理由をはっきり一つ説明していただきたいと思います。

第26回国会 農林水産委員会 第3号(1957/01/29、4期、緑風会)

○島村軍次君 具体的の問題に関して……。八百キロを五百キロに短縮するということに対しては、運輸審議会等の経過から見て、一割三分にもいずれ基準があったと思うのですが、御逓減になった。そういうことは経過の過程においてどうであったかということを聞かせていただきたい。  それからもう一つは、硫安の実際をお話しになりましたが、田中委員からお述べになったように、われわれの主張のおもなる論拠は、産業構造というものをもっと農林水産についてはしっかり把握してもらいたいということなんです。硫安についての例はわかりましたが、硫安と同じ考えをお持ちになっておると、これは大きな間違いです。農業はまあ、私が申し上げるまで……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第4号(1957/07/09、4期、緑風会)

○島村軍次君 私の方の視察で、今直接、この次になってもいいんですけれども、幸い千田さんからお話が出ましたから……。鹿児島、それから宮崎の漁港を見まして、とにかくあの地方は非常に恵まれていないという気がしますね。そして串木野にしても油津にしても、それからお話の出た東市来の、小さな漁港ですけれども、導流堤を少し作っておるけれども、船だまりじゃないんで、砂のたまりというような感じがしますね。  それからも一つは、災害復旧で一部やりかけた。ところが、初めは建設省関係ですか、それを認めた。農林省になって、会計検査院が行って、こんなものは災害復旧でないからと、途中でふつ切った。このために画龍点睛でなくして……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第5号(1957/07/10、4期、緑風会)

○島村軍次君 時間の関係がありますから、要約して、まず文部省の学校給食と畜産の関係について伺いたいと思います。  第一に、学校給食の問題は、本日は局長がおいでにならぬことは、はなはだ私は遺憾だと思います。それは片手間に学校給食というものを考えておられるというそしりを免れぬと思いますが、これは私の感じといえばそれまでのことですけれども、このいろいろな印刷物を見ましても、とにかく学校給食に関するわが国民の栄養上の立場から、あるいはまた健康上の立場から、これは非常に重要なものだと思うのですが、かような見地から、まずこまかく伺ってみたいのは、地方の実情を申し上げまして、普及の率から申しますると、まだ全……

第26回国会 農林水産委員会 第6号(1957/02/12、4期、緑風会)

○島村軍次君 先般来新聞紙上によりますと、すでに原案を作ることを相当御進行になっているようです。今の進行状態はどうか。それからわれわれの申し出をしました遠距離の物資に対する逓減の問題はどのくらい真剣にお考えになっているか。その点を一つ、先に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 省議の御決定は、最終段階といいますか、いわゆる国会に御提出になる詳細なる別表に相当するようなものまでも、省議で御決定になっているのか、あるいは大綱について御決定になったのか、それが一つ。  それからさきの遠距離逓減に関する問題については御答弁がなかったようですから、あわせてお聞きしたい。

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第6号(1957/07/11、4期、緑風会)

○島村軍次君 ただいま秋山委員から決議に関する御意見が出て、むしろ申し入れをしたらという御意見が出ておるのでありますが、しかし、その被害の報告を受け、かつまた昨日羽生委員等から実際の被害の情勢を承わりますというと、相当深刻なもののように伝えられておりますので、ただいまここに事務局で原案をお作りになっておりますので、申し入れについてお諮り願って、万遺憾なきを期して、遺漏なくやってもらいたいということは、国会として当然の責務だと考えますので、申し入れをすることに賛成をいたします。  同時に、私の県のことを申し上げてはなはだ失礼でございますが、ただいま私の手元へ電報が入っておりまして、私の県にも相当……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第7号(1957/09/09、4期、緑風会)

○島村軍次君 簡単なことをお伺いしたいのですが、協同組合系統として、日園連というのがありますね。これはこの問題には関係ありませんか。私がお聞きしたいのは、日園連の扱っておるものに、これが影響があるかどうか。
【次の発言】 農林省が発表されました農林水産政策の要綱によりますと、第四聖に「農林水産物の販路の拡大、流通の合理化及び価格の安定」ということがあります。そこで、今日のわが国の刻下の財政経済から見ますると、輸出の農産物を伸ばすということは当然でなければならぬと思います。戦争後における情勢から見ると、伸びたものもありましょうが、しからざるものもある。そこで輸出農産物の国際収支改善のための気がま……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第9号(1957/09/11、4期、緑風会)

○島村軍次君 新大臣のただいま御発表になりました政策については、さらに後日にその詳細をお尋ね申し上げ、かつ、われわれの意見も申し上げまして、転換期における農業政策推進に関して十分な御努力とそして御熱意をお願い申し上げたいと思うのでありますが、そこで、この新政策については、とかく抽象的であるとか、あるいは作文であるとかいうような批評さえ出ておるやさきでありますので、さきに新聞紙上で御発表になりましたのは、数字に関する具体的な問題については十分の御検討になっておると思うのでありますが、大臣はこの新聞紙上のものをさらに肉づけて、これを基本として今後の農林政策を推進していこうという強い御熱意があるかど……

第26回国会 農林水産委員会 第10号(1957/02/26、4期、緑風会)

○島村軍次君 先ほどの小笠原氏の御意見の通り、この問題は、当分のうち推移を静観すると同時に、現地調査もやらない、こういうことに御決定願いたい。

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第10号(1957/10/09、4期、緑風会)

○島村軍次君 先般来赤城農政がお出しになった白書並びに政策要綱について、国内といいますか、いなかへ帰っていろいろ承わってみますというと、総体的には評判はいいようであります。しかし、一体この評判はどこまでどう実現するかということが問題になるのであります。そこで、まず第一にお聞きしたいと思いますのは、白書なり今度の政策及び今度の要求されました予算書に対しまして、自民党との間の政策上の協調はどういうふうにおとりになって、白書は自民党内における、つまり政策審議会の方で十分審議の上で農林大臣はお出しになったのであるかどうかということを、まず第一点に承わりたいと思います。

第26回国会 農林水産委員会 第11号(1957/02/28、4期、緑風会)

○島村軍次君 畜産局全体については、なおあらためてお聞きしたいと思いますが、この際、ちょっと簡単な事柄で、文部省との関係についての問題をお聞きしたいと思います。それは例の学校給食の問題、いなかを回わってみますると、学校給食というのがなかなか伸びない。その理由にはいろいろあるようでありますが、とにかくパンというものは、味の悪い大きなものを配って、子供は残して帰る。これが第一点。それからもう一つは、脱脂粉乳がどうも子供の腹にうまくぴったりこない。よく下痢をする。これはまあいろいろあるのでしょうが、こういうようなことが言われておる。まあ畜産の方に直接関係のある仕事は、要するに畜産の改良をやるのも、ま……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第11号(1957/10/10、4期、緑風会)

○島村軍次君 今回の改訂に伴って、食管会計の赤字補てんを一般会計から補てんするという原則が立った、こう一般には考えられておりますが、さように考えてよろしいですか。
【次の発言】 私はそれをお聞きしたいというのは、要するに、従来のやり方は、赤字は決算によって処理していく。今回のも大体そういうことだと思うのですけれども、しかし、来年度の予算編成にもこれは関係があることなんで、率直に申し上げれば、大蔵省の考え方というものが、いろいろ米価審議会なり臨時制度調査会なりの経過から見て、最初にそういう問題を考えるということが、価格決定の際に当然予想し得ることだと思うのです。そうして内容を検討して各種別に考え……

第26回国会 農林水産委員会 第12号(1957/03/01、4期、緑風会)

○島村軍次君 この特別会計の問題で、これはしろうとの質問になるかもしれませんが、従来、たとえばこの数字でいくと、四十二億円……。
【次の発言】 土地改良の特別会計、特定土地改良工事ですね、四十二億。その受け入れが三十一億、まあそういう数字になった。そして従来の考え方で言えば、借入金というものは後年度に入ってくる。後年度に、これは負担金に相当するものです。だから、一地区について考えれば、十億の工事というものを後年度として二割なら二割のものを取るのを、先に借入金で工事を先に始めるというだけで、工事そのものの全体については同じ額である、こう考えたらいいわけですね。

第26回国会 農林水産委員会 第13号(1957/03/05、4期、緑風会)

○島村軍次君 私、資料を一つお願いしたい。今度のこの輸出検査法の対象になる、大わけでいいのですが、品目ですね、できたら金額、そしてこれが今やっておる検査は、あわせて国がやっておる検査については、対象的によくわかるような資料を願いたい。  それから、もう一つ希望を申し上げたいのは、輸出検査法はなかなか問題もあるのじゃないかと思いますから、ちょっとお諮りを願って、あるいは連合審査の形をとるか、もう一度御審議を願うようなことに委員長で諮ってもらいたいと希望を申し上げます。  質問はですね、この審議会というものの構成が六十名になっております。この大体の見通しはどういうふうな関係でありますか。第三者を主……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第13号(1957/10/29、4期、緑風会)

○島村軍次君 当委員会におきましては、この問題についてはずいぶん論議をされたことでありますが、ただいまの説明を中心として数点について伺ってみたいと思います。  まず第一に、他の国の例から申しますると、たとえばイタリアのごときは、特に移住の政務次官を置いて、担当を特に別途にやって、しかも、わが国の政務次官の制度と違って、執行機関としての仕事も相当やっている。御案内の通りに、もうすでに千三百万と称せられ、千五百万と称せられ、年々六万ないし十万の人々が出ておる。こういう現状から見ますと、私は、今のようなまことに微温的な移住政策では、わが国の国是の上にも将来大いに考えなければならぬと思うのです。承わり……

第26回国会 農林水産委員会 第14号(1957/03/07、4期、緑風会)

○島村軍次君 今ので大体わかりますが、要するに、ここにこれだけ、小林委員のお話しになったように、家計支出から見て吸収できる、こういう見方でしょうから、その基礎を、閣議決定されたものを、これははっきり数字を出してもらいたい。具体的にいえば、今度何というか、審議会というものをお作りになって、それに対する検討資料もいろいろ出されるでしょうが、少くとも当委員会におきましては、あわせてそういう問題に関する資料も検討を加えたいと思います。従って、あなたの方でいろいろ調査された事項で、この価格に関係のある事項については、今後の審議の過程において十分用意してもらいたいと思います。それだけあわせて希望いたしてお……

第26回国会 農林水産委員会 閉会後第14号(1957/10/30、4期、緑風会)

○島村軍次君 余剰農産物の受け入れの問題は、ただいま千田さんの御意見は主として、経過ということが、主体になっておったようですが、私は、それにつけ加えて、余剰農産物受け入れに関する政府の基本的な考え方というものを、この際国民によく徹底させる必要がある。そしてその基本線に向ってこういう経過であるということを、この際、御開陳をあわせてお願いいたしたい。

第26回国会 農林水産委員会 第15号(1957/03/12、4期、緑風会)

○島村軍次君 そうしますと、農林省の方の関係で伺いますが、強制検査は今までの機構でやっておられるから、問題ない。臨検検査と書いてあるこれは、任意検査でしよう。そこで、ただいまの説明によりますと、七百二十億のうちで六百二億は検査をしてない、八三%は検査をしてないと、こういうことですか。そういう御説明だった。
【次の発言】 それに関連してですね、ただいまの説明によりますと、いわゆる臨検検査のうちの八三%は希望に応じてやり、もしくは民間の指定機関でやって、それでまあ事実上は検査ができている、こういうことだと思うのです。そこで前回の時分にも疑問が出たのは、要するに、強制検査は現状通りである、任意検査の……

第26回国会 農林水産委員会 第16号(1957/03/14、4期、緑風会)

○島村軍次君 何ですね、お伺いいたしたいと思いますが、移住等の場合に農家が負債を負って、その負債の償却に充てるために田地を売る、そういう場合など課税されるのですか。
【次の発言】 担保になっておった場合、どうなんですか。
【次の発言】 そうすると、まあ額からいえば、たとえば五十万円の借銭をしている。それは田地を担保に入れて、それを海外移住の場合処分して、そして五十万円なりの借銭を払って、かりに出る。この例の場合はまあ渡航費というのですが、いろいろなケースがあろうと思うのですが、今申し上げたような場合にでも、これは譲渡所得としてはやはり、あれば今度の改正は一〇%ですか、たとえば五十万円であれば五……

第26回国会 農林水産委員会 第17号(1957/03/15、4期、緑風会)

○島村軍次君 そうしますと、原則は、遠距離逓減のものは八百キロのものを五百キロという原則は変えない、しかし、二十八年の生活必需物資七十数品目については、その原則の一つの除外例として特別割引をする、こういう基本方針で進んでおられると、こう考えていいんでございますか。
【次の発言】 そうしますると、今具体的に、ざっくばらんに、農林省とその各品目についての打ち合せ中の問題が、どういうところに問題があるのですか。
【次の発言】 それでは質問を保留いたして、このままでおります。
【次の発言】 そうしますと、この表にあるのはもとの数字ですね。
【次の発言】 そうしますと、先ほど御説明になったのを聞きますと……

第26回国会 農林水産委員会 第21号(1957/03/28、4期、緑風会)

○島村軍次君 先ほど河野委員からお話しになって、実際問題としては、府県の土地改良強化というものを形を変えるのですね。それはあっさり言われた方がいいじゃないのですか。
【次の発言】 あのね、そのあまり四角張った御答弁では、それはわれわれ内容は大体わかるのですがね。  とにかく、私は資料を要求したいのですが、今土地改良協会というものは全国と府県にあるのですが、あの経費ですね、これは予算経理を含んでいると思うのですが、この経費どのくらい要しておるか。それを種別に分けて――種別というのは府県と全国とですね。それを一つお示し願いたいことと、  それからここの百十一条の十三によりますと、農林大臣が認可する……

第26回国会 農林水産委員会 第23号(1957/04/02、4期、緑風会)

○島村軍次君 関連して。今の場合は、非常に私も問題だと思うんです。何となれば、受ける方の側で、これは共済の場合でも、水増しというのがいつも問題なんです。それはなかなか市町村長なんかというのは、うまく水増ししますよ。そこでチェックの方法というものを、この法律上で市町村長に認定権を与えるということは、どうも私は疑問があると思う。むしろ、せっかく統計事務所というものができて、そういうふうなことはそこらの認定によるというふうにはどうしてしなかったんですか。
【次の発言】 私は、統計事務所に限るというわけじゃないけれども、弊害の一番多かったというのは、今申し上げたように水増しなんです。共済のごとき場合に……

第26回国会 農林水産委員会 第24号(1957/04/04、4期、緑風会)

○島村軍次君 私もただいまの案に賛成をいたします。  そこで、先ほど来積極的な御意見が出ておったようでありますが、この法案は開拓営農振興臨時措置法案としてありますが、既設の開拓者に対するむしろ救済的な考えとも見ることができると思うのでありまして、将来の営農経営にはある程度の安定性を持つことはできると思うのでありますが、さらに根本的に開拓政策そのものについては、抜本的な対策が必要だと思うのであります。何となれば、戦後の開拓政策はむしろ戦後対策としてのにおいが多分にあったのでありますが、われわれの考えるところによりますと、さらに全体のわが国の経済の安定した上に立つわが国の農業政策の見地から、むしろ……

第26回国会 農林水産委員会 第26号(1957/04/09、4期、緑風会)

○島村軍次君 政府案が相当変っておりますが、これに関して政府の方ではどういうお考えをお持ちになっていますか。それからなお、この政府案の修正と申しますか、今回の補足説明によりまして、予算の関係がどうなりますか、各内容ごとに御説明をこまかくお願いします。
【次の発言】 政府の方で御同意されたということでありますが、そこでまず第一にお伺いいたしたいのは、改正の第二点の農業委員会の組織に関する規定を、選挙委員の定数の最高限度を、現行法の十五人から四十人に引き上げるということにされたようでありますが、それの引き上げられましたる根拠といいますか、お考えを承わっておきたいと思います。

第26回国会 農林水産委員会 第27号(1957/04/11、4期、緑風会)

○島村軍次君 再建整備の今回の衆議院における修正案につきましては、昨年の十一月二十六日の衆議院における農林水産委員会の会議録によりますと、本日御列席の村松さんが委員長として会議を進行されまして、その席において、制定当時の経過について参考人を呼んでいろいろ御横田になっておりますが、その当時の経過について、幸い御提案者であります村松委員長はよく御記憶であろうと思うので、その点に対する経過報告をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 そうしますると、占領下であったので、GHQの関係等から、問題になっておりまするこの奨励金の返還等については、連合軍等の関係もあるので、やむを得ずこういう法律を作って……

第26回国会 農林水産委員会 第28号(1957/04/12、4期、緑風会)

○島村軍次君 今度の土地改良事業の連合会等の場合の資料を、前回に要求しておきましたが、大体出て参ったようでありますが、その一例を見まして、全国土地改良協会の場合の会費、八百四万六千円、これは何を基準にして、どういう賦課徴収をやっておられるか。それから地方協会におきましては二百三十四万。これは一つのAの例ですが、二百三十四万三千の会費は、何を基準にして現在の協会がやっているのか。それからAの場合には、人件費が六十六万一千、それからBの場合には四百十九万七千と、こうなっていますが、そこで私がお聞きしたいと思いますることは、大体この土地改良の仕事は、府県においても土地改良区の仕事の設計、その他の仕事……

第26回国会 農林水産委員会 第32号(1957/04/23、4期、緑風会)

○島村軍次君 地域は、説明があったかもしれませんが、どう考えるのですか。
【次の発言】 この前予算の説明で、またただいまの説明で、大体了解をされると思うんですが、従来の施設の上にさらにプラスになるということですか。予算はむろんわかっていないと思うんですが、そういう点についてはどうですか。
【次の発言】 地域の問題でね、たとえば今まで寒冷地、いわゆる積雪寒冷単作地帯の区域へ入っておるうちで、しかも今お話しになったような条件であれば、たとえば九州においてもその施設を県から出してきて、可能だと認めれば、条件さえかなえば、どこの地帯でも認めるということになりますか。

第26回国会 農林水産委員会 第33号(1957/04/25、4期、緑風会)

○島村軍次君 端的に伺いますがね、三十年に、漁連に対して石油割当を、外貨割当をされた。それはほかのいろいろな事情があって、今日はおやめになっておるようでありますが、ただいまの理由を承わりますと、自動車業とか、あるいは鉄鋼業、電力事業者と、こういうことですが、われわれは、これらのいわゆる需要者と漁連というものの性格も違っておると思いますがね。その点はどうお考えになりますか。
【次の発言】 漁連の性格については、まあ私が講釈を申し上げんでもいいと思うのですが、水産庁からよくお聞きになってもおりましょうし、今ほかの委員の方からだんだんお話しになったように、いろいろな観点から見て、相当これは他の産業よ……

第26回国会 農林水産委員会 第35号(1957/05/07、4期、緑風会)

○島村軍次君 それでは、漸次承わります。  一筆石建にやることに対して、ここに概要の説明書によりますと、七千円、五千円、三千円、二千円、こういうふうになっております。そこで普通の場合における負担の金額がどう減るか、つまり平たく、さきの表の方に出ておったのかもしれませんが、たとえば二石なら二石という普通の収量の場合においては、どういうふうに負担が減ってくるかということを、端的に。
【次の発言】 これで一つ説明を願いますか。
【次の発言】 百姓にわかるように説明をしてもらいたいと思います。それはですね、今までは私のたんぼは二石五斗なら二石五斗、いいですか、二石五斗であった。そうして反建の場合に、被……

第26回国会 農林水産委員会 第36号(1957/05/08、4期、緑風会)

○島村軍次君 昨日来御質問がありました点はですね、要するに、今の共済一制度については百姓は掛金をかけたくない、かけても出し切りだと、こういう考え方が非常に強い。そのことは局長もよく御存じだと思うのです。そこで、実際を見ますると、要するに災害のあったときに国庫の保険金、あるいは県の保険金の来た分を差し引くと、こういうことが問題の中心だと思うのですが、そこで、ちょっと今度の改正ではどうもそういう点についてですね、これは運用の問題だといえばそれだけのことですが、何か考えることができたのじゃないかと思うのですが、その点はいかがですかね。
【次の発言】 局長もだいぶ実地をごらんになって裏も表も御存じだろ……

第26回国会 農林水産委員会 第41号(1957/05/16、4期、緑風会)

○島村軍次君 私は、簡単に一点だけお聞きしておきたい。今度蚕糸業法の一部を改正する法律案中に、審議会を設置されることが唯一の目標であったようでありますが、きわめて重要な問題になってくると思いますが、従って、委員会の構成が三十人になっておりますが、その三十人は学識経験者という一本の姿に法律案がなっております。その内容につきましては、あるいは他の委員から御質疑があったかと思いますが、どういう構想でおられますか、その構想について承わりたいと思います。
【次の発言】 その二十人のうち、国会からの予定人員はどのくらいですか。
【次の発言】 私は両案に対し、左の希望を付して賛成をいたします。  蚕糸業法の……

第27回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1957/12/10、4期、緑風会)

○島村軍次君 だいぶ広範なので、お伺いしたいこともたくさんありますが、時間の関係もありますから、私は全体を余裕があったらやるとして、先般来御発表になりました「三十二年度産米豊作の技術的要因」というようなのが出まして、そしていろいろなことをおあげになって、結論として、今後においては、米の国内自給を目標とすることが十分可能である、この計画には輸入量を相当上げておりますが、この意味を、一つどういうところから出たのか、その点を一つ御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 これは地方では非常な大きな影響を持っておると思うのです。まあそれはただいまの御説明で、新聞の報道が、振興局長が御発表になったよ……

第27回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1957/12/11、4期、緑風会)

○島村軍次君 かねて政府では農協職員の年金制度について御計画があり、かつまた、来年度の予算にこの年金制度の事務費の補助費について予算の要求をされておるようでありますが、その内容についてどういうシステムでお考えになっておるか。また、今日までのその経過について、まず御説明をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 この問題については、ただいまお話のありましたように、社会保障制度の一環としての考えを持つ場合に、一元化する必要があるということについては、一応そういう考え方もあると思うのでありますが、しかし、御承知の通りに、市町村の職員共済組合があり、私立学校の共済組合法があり、かつまた、役人の恩給あ……

第27回国会 農林水産委員会 第4号(1957/11/11、4期、緑風会)

○島村軍次君 この措置をおとりになったことは、基本的に西ドイツの例をとったのだ、こういう御説明があったのですが、この一%か三%というような率も、ドイツの例にならって……。私が聞きたいと思いますのは、特にこの臨時国会に輸出増進をやられるということは、きわめて必要なことであるだけに、その基準をここにとったということに対しまして、一体非常に有効なものかどうかということは、しろうと的に考えますと、もっと突き進んで何かしろうとわかりのするようなものを、こういうふうな輸出の伸びがあったのだ、あるいはまたドイツあたりの例からいってこうだ、あるいは昭和二十八年の例からいってこういう点だというような、しろうとわ……

第28回国会 議院運営委員会 第4号(1958/01/27、4期、緑風会)

○島村軍次君 だいぶ時間も経過いたして、結局、社会党が第一陣にやるか、自民党が第一陣にやるかというのが問題のようです。すでに今回の委員会で理事会に御一任になったのですから、それを確認して、本運営委員会は一つ御散会を願いたい、こう思うのでございます。

第28回国会 議院運営委員会 第8号(1958/02/03、4期、緑風会)

○島村軍次君 ただいまの問題は印刷の誤りか、大蔵大臣はその印刷を見なかった、こういうところに論点があるように思います。経過について、この間の経過は主計局長が一番よく御存じでありますから、一応主計局長から経過を承わることをお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 政治的なるがゆえに、これは、小林さんの言葉をつかまえるようですけれども、政治的な問題なるがゆえに必要ないということは、ちょっと当らないと思います。私はどこまでも食い違いがあるかないかということの判断をするために、これはやはり一応、主計局長に今日までに至った経過を事務的に、一つ御釈明願うということは、その判断の上に、大いに役立つものだと……

第28回国会 議院運営委員会 第21号(1958/03/27、4期、緑風会)

○島村軍次君 この現職を見ますと、ずいぶんたくさんの委員をやっておられますが……。
【次の発言】 現職を見ますと、たくさんの委員をお兼ねになっておりますが、公正取引委員長は、前回、小林さんの御発言もありましたし、ほかの現職の委員はおやめになるという予定なんですか、その点を具体的に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 私もそれに賛成いたしますが、その前に、ただいま副長官の御説明によりますと、諮問的なものであれば、幾らでもやってもいいという御答弁があったが、これは前回の御答弁と違っていると思う。だから、その点も今度ははっきりしてもらわぬと、これはやっぱり決定した場合に意見が出ると思いますから、……

第28回国会 議院運営委員会 第26号(1958/04/11、4期、緑風会)

○島村軍次君 私は国会議員互助年金法案について、二、三の質疑をいたしたいと思うのであります。  第一は、今回の提案の互助年金は、互助の精神によって、議員の国庫納付金によって、これをまかなうという建前になっておるようでありますが、本問題につきましては、かねて長い間、国会法第三十六条の規定でありましたか、退職金の支給という本則に従って検討を加えて参ったのでありますが、年金法それ自身は、いわゆる互助の精神によるということで、率直に申し上げて、お互い同士の醵出金によって、これをまかなうのだという建前になっておるようであります。そこで、世間あるいは多少の考え違いと申しまするか、誤まり伝えられておる点もあ……

第28回国会 内閣委員会 第5号(1958/02/27、4期、緑風会)

○島村軍次君 この説明によりますと、総理府の中にある……。行政管理庁がその権限を統計基準局長に委任することができるというようなことが、統計法なり行政組織法にあるようですが、承わりたい点は、総理府にある統計局の構成人員というものは今どのくらいかということです。  それから統計基準局というものは、一体どういう仕事をやって、そしてどういう構成になっておるのか。われわれもしろうとですからよくわかりませんので、その点を一つ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 大体の大分けのところはわかりましたが、内容を拝見してみますと、統計法のうちには基準局に委任するような事項がだいぶあるようです。そこで、そうい……

第28回国会 内閣委員会 第6号(1958/02/28、4期、緑風会)

○島村軍次君 ただいま行管の政務次官から一般的な御説明があったのですが、私は、各省設置法の改正の審議に入るこれがスタートでありますから、特に伺ってみたいと思いますのは、二十九年の行政整理当時といいますか、定員法の改訂を行います当時から、各部局に関する考え方についてだんだん議論のあったことは局長も御存じと思います。そこで今回の改正案の提出に当って、相当広範にわたって設置法の改正が出ておりますが、そこでまず、設置法の改正に対する基本的な考え方はどういうことであったかということを承わっておきたい。
【次の発言】 そこで岡部局長に、今回の部局の設置の大要について、法案の各部を見ればそれでわかるのでしょ……

第28回国会 内閣委員会 第10号(1958/03/11、4期、緑風会)

○島村軍次君 さっきの物品税の問題で、税法によりますと、第二種の丙類に属しておるのだろうと思いますがね。そこで、簡単な質問ですが、販売価格第二種の物品では、製造移出するときの物品の価格とする、こうあります。これは通産省の所管ではないと思いますが、大蔵省の所管ですが、いろいろさっき、その原価はわしの方ではわからぬというお話ですけれども、当然これは、物品税の課税標準には、そういうことは製造移出するときの物品の価格。だから、それを抑えればいいようなわけですけれども、原価というのも、大蔵省の物品課税をやるときには当然調べて、おられると思うのですがね。そういうことはどうなんですか。私もしろうとですから、……

第28回国会 内閣委員会 第14号(1958/03/20、4期、緑風会)

○島村軍次君 だいぶ時間も経過しましたが、総体的の問題で長官に伺っておきたいと思います。今回、各省設置法の改正案が、従来になく非常にたくさん出ております。で、そのおもなる点は、ただいま千葉委員から御指摘になった部の設置の問題と、それからもう一つは、官房長の問題だと思います。  そこで、部の設置についての問題については、二十六年の行政組織法の改正で一応明確に置くことができることになっておりますが、しかし、これはむしろ例外的であって、しぼって、きわめてまれな例に置くというのが筋だと思うのです。しかるに、さきに行われた行政簡素化の線で相当整理されたものが、この際復活するということには、国政の進展に伴……

第28回国会 内閣委員会 第18号(1958/04/01、4期、緑風会)

○島村軍次君 関連質問。通産省の設置法はもうだいぶ審議しておるのです。しかし、大臣がおいでにならぬというので、今日まで延ばした感じもあるのでありますが、どうもただいまの説明を聞きますと、どうも、ざっくばらんに申し上げますと、とにかく格を与えるために機構を作るという感じ以外には、何もないというような感じがする。だいぶ長くやって課長では行き詰まっているから、部長の資格を与えてやるという以外に、どうも何もないような感じがするのですが、そこで、今回の設置法については、各省とも、どこもそれぞれ部を置くとか、官房長を置くとかいうのが出ているわけです。それで、内閣全体としての、これは行政管理庁長官に聞いたわ……

第28回国会 内閣委員会 第31号(1958/04/21、4期、緑風会)

○島村軍次君 提案者の趣旨説明はあったのでありましょうが、特に前国会に御提案になり、かつまた今国会にこれが継続審議になって、恩給担保の金融を国民金融公庫以外に労働金庫を指定したいというのがこの趣意であると思いますが、その御提案者に、特に労働金庫を加えにゃならぬという率直な一つ考え方を、この際まず承わりたいと思います。
【次の発言】 現在労働金庫で扱っておる、その金融機関として扱っておる四十六の金庫が、業務の内容がどういう程度に進行しておるか、また現在の貸し出しの実情等については、金額的にどういうふうになっておりますか、その点をあとで書面で一つ拝見いたしたいと思いますから、それを承わりたいのです……

第28回国会 内閣委員会 第32号(1958/04/22、4期、緑風会)

○島村軍次君 私は、緑風会を代表いたしまして本案に反対をいたします。  反対の理由を簡単に申し上げます。  寒冷地等における寒冷地手当、石炭手当等は、合理化すること、あるいは増額することには必ずしも反対ではありません。ただ、ただいま政府の意見のありましたように、この際三十億を要する、この国庫の負担を要する、予算を伴う法案がこの際可決されるこ……。は、予算裏ずけがないのでありましてこの点は政府の答弁によっても明らかでありまするし、なおかつ、政府は今後これらの調整について検討を加えるという意思表示をいたしておりますので、直ちに寒冷地手当、石炭手当の増額をこの際早急に実施することには反対であります。……

第28回国会 内閣委員会 第33号(1958/04/23、4期、緑風会)

○島村軍次君 私は、緑風会を代表いたしまして、本二法案に対して賛成の意を表するものでございます。  恩給法の改正に関しましては、多年にわたり論議がかわされ、しかも、戦後処理として強く要望されましたいわゆる戦没軍人遺家族に対する措置が、ややもすると軽んぜられ、かつ多年にわたる要望にもかかわらず、今日までその措置が十分でなかったことに対しては、まことに国民一致の意見として遺憾に存じておったところでございます。しかるに、今回の改正案によりましては、その戦没軍人遺家族や、あるいは戦病傷者に対する処遇改善と、しかも、老齢の退職公務員に対して全般にわたるその処置が講ぜられ、いわゆる不十分ではありまするが、……

第29回国会 議院運営委員会 第1号(1958/06/10、4期、緑風会)

○島村軍次君 大体、小酒井委員の御発言に賛成でありますが、ただ、ちょっと確めておきたい点がありますのは、召集日に会期を決定しなければならないという慣例ですが、それが通常の例となっていますが、召集日に会期の決定をしなくても違法でないという解釈について、念のために事務総長の意見をお伺いします。

第29回国会 議院運営委員会 第2号(1958/06/11、4期、緑風会)

○島村軍次君 昨日来の会期の問題については、第一に、国会法第七条の事務総長が議長の職務を行う範囲の問題が国会法上の解釈として議論の余地があると、こういうとであろうと思いますが、その場合に、いわゆる参議院規則の二十二条に関連をもってこれを拡大解釈をする、案件そのものの解釈についての拡大解釈が非常に行われるというと弊害が生ずるということは、これは衆議院、参議院を通じて、さらに十分、この事例にかんがみて検討を加えていく必要があると私も思います。しかし、会期の決定については、手続上の穏当を欠くという問題と、それから、ただいま申し上げた国会法第七条の法律上の拡大解釈はどうかというような問題に関連をもって……

第29回国会 議院運営委員会 第5号(1958/06/18、4期、緑風会)

○島村軍次君 このうちで参議院先議の予定のものはありませんですか。

第29回国会 議院運営委員会 第6号(1958/06/24、4期、緑風会)

○島村軍次君 内閣が総選挙の結果かわりまして、今回初めて人事案件が本委員会に提案されましたのでありますが、原則的に、本委員会では数回にわたって、いろいろ人事の問題について意見の開陳がありましたのでありますが、この際、特に私は内閣に希望を申し上げ、かつ御意見を承わりたいと思いまするのは、今回提案になりました二つの案件の中で見ますると、兼職、すなわち現にやっておられる兼務の仕事が相当多いように御提案になっておるのであります。提案者の提案された人を見ますると兼職が多いようでありまするが、本委員会では、おおむね四つぐらいの兼職まではやむを得ないが、審議会委員等の性格にかんがみて、それ以上の兼職をすると……

第29回国会 議院運営委員会 第8号(1958/06/27、4期、緑風会)

○島村軍次君 具体的に言えば、結局、肥料審議会の学識経験者の数をふやすということも一つの考えじゃないか、考慮されるべきじゃないかという気持がしますがね。そういう問題も将来の問題としてお考えになれるかどうか、いかがですか、事務局に承わっておきます。

第29回国会 議院運営委員会 第11号(1958/07/03、4期、緑風会)

○島村軍次君 五十六条の三の解釈上の問題について、従来とられた経緯から考えますというと、審査中というその審査の内容は、質疑が行われて参ったという前例が普通であったと思います。今回の動議を拝見いたしますと、しかも文教委員会における内容を拝聴いたしますと、委員長が数回、文教委員会をお開きになった。しかし、その開会に当りまして、質疑が行われておったかどうかということについては、必ずしも質疑が十分であったということは言えないと思うのです。しかし、私は内容を十分調べたわけではありませんが、しかし緑風会が、本来ならば質疑を十分に行うべきであるから、会期もまだ数日あることであるから、その期間に十分の審査をし……

第29回国会 議院運営委員会 第12号(1958/07/04、4期、緑風会)

○島村軍次君 阿部さんなり椿さんの御意見は、ごもっともだと思うのでありますが、私はここで、何を先に審議すべきかということを考えてみますと、参議院としては、会期の延長の問題の前に、昨日来上っておりまする二、三の重要な案件を本会議において決定した上で、その会期の延長を決定するという意見を理事会において提案いたしたのであります。故意に延ばそうという意味ではありませんから、斎藤さんの、しばらく保留ということに賛成いたしまして、しかし、それがどうもすでに衆議院で決定しておるのだから、なるべく早く定むべきだということに対しては私も同感でありますから、一応他の案件の説明を聞きまして、そして本会議終了後にする……

第29回国会 議院運営委員会 第13号(1958/07/07、4期、緑風会)

○島村軍次君 簡単に御質疑申し上げます。  有澤滋氏の後任に川俣清音氏を、それから深水六郎氏の後任に青柳一郎氏を御推薦になっておりますが、第九条の、広い経験と高い識見を有するということに対する、両氏をお選びになりました内容について承わりたいと思います。
【次の発言】 選考の方針が、広い意味の学識経験者ということであろうと思います。そこで、どういう職務を代表するというようなことでお二人をお選びになったのか、ただいまの説明では抽象的でありますから、もう少し具体的に承わりたいと思います。
【次の発言】 率直に申し上げますと、この御両氏の経歴を見ますると、さきの衆議院解散によって不幸落選された方のよう……

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第1号(1958/07/31、4期、緑風会)

○島村軍次君 畜産局長はこのごろ乳価の値下げの問題で頭が一ぱいで、本日の御答弁を承わりますというと、まことに平生に似合わない御答弁で遺憾です。それは釈迦に説法になるかもしれませんが、今の酪農の問題を検討してみますと、ちょうど養蚕の盛んな時分に、大資本家の製糸会社があっていろいろな施策を講じて、繭を買入れる場合に奨励金を出して餌をもってつっていった、それから指導員を置くとか、こういうことをやった。それにちょうどよく似ているのではないか。そこで当面の問題としては非常に御苦心があるということをわれわれ拝察いたしますが、もっとやはり畜産政策そのものが、基本的ないろいろな資料が少いということが一つの大き……

第29回国会 農林水産委員会 第2号(1958/06/20、4期、緑風会)

○島村軍次君 ただいま各種の災害に関する詳細なる御説明がありましたが、私は、この法律の解釈上の問題について、天災融資法の第一条に項目があがっておりますが、その一条の、「暴風雨、豪雨」云々、「低温又は降ひよう等の天災によつて」と、こう書いてある。その等の中には旱害も含んでいるのかどうかということは、農林省では法律上の解釈をどういうふうにお考えになっていらっしゃいますか。
【次の発言】 そこで、昨年新潟を主体とした例の大きな雪の被害、大降雪ですか、これに対しては、降雪後における――ちょうど旱害の場合と同じだと思うのですが、稲作をやるのに、栽培条件が、六月の初めに田植えをすべきものが、旱害の結果植え……

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第2号(1958/08/01、4期、緑風会)

○島村軍次君 農林大臣に。御就任後、来年度の予算編成を控えまして、いろいろ、新聞紙上等では、農林基本政策に関する問題が出ておるようですが、相当の期間も経過いたしておりますし、いずれ基本政策に関するアウトラインの、重要な施策に対しての大臣のお考えがあろうと思う。まずその点から一つ承わりたい。
【次の発言】 その御答弁は、いずれそうだろうと思いました。しかし、目下経済閣僚懇談会等を開かれまして、経済不況対策等の問題に関連して、具体的の問題まで進んだ一つの御構想があろうと思う。同時に、基本政策に関して三浦さんのお考えになっておる―どういう点に重点を置いてやろうと、こういうことをお考えになっております……

第29回国会 農林水産委員会 閉会後第3号(1958/09/10、4期、緑風会)

○島村軍次君 振興局長おいでになっておりますし、なお、目下予算の要求前でありますから、特に希望を、政務次官にあわせて申し上げたいと思います。  いろいろ地方の事情を承わりますと、例の農業改良資金、これが非常に要求が多いわけです。それで従来の取扱いでは、改良資金はまあ一つの株がありまして、従来やっておった補助金のものをそのまま肩がわりしたものについてだけ改良資金を出している。しかし農業の進むに伴いまして、施設をやらにゃならぬことはたくさんあるわけです。で、零細な農業改良の仕事をやる場合には、その改良資金が一番有効に使われておる。これは私詳しく申し上げたいのですが、そこで来年度の予算の編成に当って……

第29回国会 農林水産委員会 第6号(1958/07/01、4期、緑風会)

○島村軍次君 関連して。結局今の問題は各地で起る問題なんで、きめ手がないわけですね、類似市場に対する。いま許可制というお話がありましたが、結局調査々たに日をかりても困るし、地方の事情によってだいぶ違うのだろうと思うのです。そこでまあ市場法を改正し、卸売人については農林大臣の監督権をもってきた。しかしわれわれに言わせれば、これはやはり地方長官にある程度までそういう問題の行政指導の一つワクを作って、同時に地方長官に権限をある程度まで与える。このワク内においてやらせるというようなことを早急にやはり段階的にやられねば、今の情勢では困る困るでいっておったのでは、結局設備の改善もおくれてしまうし、各地に私……

第29回国会 農林水産委員会 第9号(1958/07/08、4期、緑風会)

○島村軍次君 乳価の対策について、大よその農林省の御方針を承わったのでありますが、ただいま承わりますと、その対策というものは、考え方は一応構想をおやりになっておるようでありますが、実際の施策に現われたものはほとんどないと、こういうことを申し上げざるを得ないと思うのであります。なかなかむずかしい問題でありましょうが、先ほど千田委員のお話しになったように、本委員会におきましても、数年来、この問題は非常に関心を持っておる問題であり、かつ、これは国策とし、かつ国論として、文部省なりあるいは厚生省の体育の面から、もっと大きな立場から総合的にこれを推進していかなければならぬ、こういうことを申し上げ、かつ盛……

第30回国会 議院運営委員会 第13号(1958/11/04、4期、緑風会)

○島村軍次君 昨年開催されました審議会の日数と、委員の出欠は、前例としてこの末尾に添付されるのが例でありますが、その点をお聞きしたいと思います。

第30回国会 農林水産委員会 第2号(1958/10/02、4期、緑風会)

○島村軍次君 今のは、前の分は、農地局長の御答弁のあったような事例の場合には、出すということがきまっておるのだから、おそらく重政委員もその範囲で御了解いっておるんだと思うのです。それを限度などという言葉を使うからおかしくなってくるのではないかと思いますが、どうですか。そういうような解釈をしていいんでしょう。そういうことで御答弁になったらどうですか。

第30回国会 農林水産委員会 第9号(1958/10/23、4期、緑風会)

○島村軍次君 お答え願う前に関連して一つお伺いいたしますが、そういうことになりますと、ただいま政務次官のお話によれば、市場関係は中央から三名ということですね、地方から三名、生産者の方はたとえば全漁連、たとえば中央畜産会というお話でありますが、どうも私どもにはよくわかりませんが、まあ例だろうと思うのですが、一体出荷団体をさすのか、しかも、出荷団体には、たとえば青果でもいろいろある、中央もあるし、地方もあるしということになる。だから、大よその構想の十五名なり五名なりはわかりますが、私は、もうちょっと掘り下げて御検討をされませんというと、ほんとうの市場組織というものの改正を根本的にやろうという参議院……

第30回国会 農林水産委員会 第10号(1958/10/28、4期、緑風会)

○島村軍次君 簡単に、酪農の問題で。総合対策というのが出ておりますが、これを農林省の予算の概算で申しまして、酪農関係ではまだ折衝中だということで、はっきりしていないのです。だいぶ進行したと申しますから、現在どういう点にこのうちどういう折衝をしておられて、重点的に項目を分って、どう考えておられるか。それから、しまいを見ますと、競馬益金の使用ということが書いてありますが、これは酪農全部についてこういうことを考えておられるのか、あるいは審議会についてだけの問題であるか、この二点と、それから、かねて問題になっている例の大カン練乳の問題は、これは一応決定した。さきに決定事項だから、これは包括するというよ……

第30回国会 農林水産委員会 第11号(1958/10/30、4期、緑風会)

○島村軍次君 私は、緑風会を代表いたしまして、本案に賛成いたします。  簡単に理由なり希望を申し上げたいと思っております。農林政策のうちで、流通過程の問題は、今日の段階ではきわめて重要であって、なかんずく、この市場組織の問題がそのポイントになるものだと思うのであります。多年にわたる慣習といいますか、その例をあげてみますというと、ずいぶん弊害も多い。ただいま清澤委員のお話しになったような、畜産等に関する問題は、皆、その弊害を認めつつもなかなか手が下せないというのが現状であります。そこで、政府は、この調査会をして、委員会の希望だとして調査会をお作りになったことでありますが、もちろん一般の民間の意思……

第31回国会 予算委員会 第13号(1959/03/18、4期、緑風会)

○島村軍次君 総理大臣の出席を求めておりましたけれども、御出席がないので、担当大臣としてはなかなかお答えがしにくい点があるかとも考えますが、数項にわたって御質疑を申し上げたいと思います。  岸総理大臣は幹事長当時に、小選挙区制の熱心なる主唱者であり、かつまた、自民党は、これに従って選挙制度調査会の案をもとにして、衆議院は区割りの問題がありましたが、例の審議の途中におきまして、そのまま未了になったような経過をたどっておるのでありますが、私は、今日のわが国の選挙制度は先進国であるイギリス等の実例を見まして、すみやかに選挙制度の改正を行うべきものであると思うのでありますが、小選挙区制のその後における……



各種会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1947/11/18、1期、緑風会)

○島村軍次君 それでは私から質問いたします。只今の説明でその大要は分つたわけでありますが、その基礎数字なるものについて参照書が別に出ておりますが、併しこの内容では分り難いものもあると思いますので、尚詳細なる補助的な説明書をお願い申し上げたいと思いますが、これは要するに計算の基礎を明かにしたものを大体対照してここに出ておりまするので、不十分だと認められる事項について各関係局の方からお願い申し上げたい。これを第一の希望に申上げて置きます。  次に、技術滲透施設に関する経費、只今の説明によりますと專任職員の給與改善が主のようでありますが、技術の急速なる普及及び滲透を図るというその趣旨は指導農場に関す……

第5回国会 地方行政・大蔵連合委員会 第2号(1949/04/14、1期、緑風会)

○島村軍次君 只今大藏大臣の説明によりますと、歳出を三千五百億円に押えて行くと、その結果五百七十七億の配付税を決定されたということでありますが、今回の國の予算の編成は、いわゆるドツジ、ラインによられたことは誠に御苦心の点は拜察いたすのでありますが、その結果地方に及ぼす影響は、むしろ國の財政は均衡を取れてもいいが、地方の財政は均衡を取れなくてもいい、こういう結論になるのじやないかと思うのであります。これは、本年からスタートをお切りになる場合においてはともかくとして、從來多分にいろいろな経費をお約束になり、又法律的にもお約束になつて、又起債の面においても同樣に総額の枠を大体お決めになつて。而してそ……

第6回国会 電気通信・地方行政連合委員会 第1号(1949/11/21、1期、緑風会)

○島村軍次君 只今の説明によりますと、廿五年度から五年間に漸次移管をしてそして利子を附するということを説明になつておりますが、その総額の予算概算及び移管に伴う諸経費等に関しまして、例えば審議会等の経費等については、廿五年度において予算の計上の予定でありますかどうか、伺つて見たいと思います。
【次の発言】 評価は評価審議会でやるといたしまして、現在の現有設備の移管すべき評価見積りと言いますか、そういうものは分つておる筈だと思いますが、それが総額何ぼくらいかということをお伺いしたい。
【次の発言】 非常におかしい問題だと思いますが、現在の価額の概算が幾らということにならねば、閣議の決定等のできるの……

第6回国会 電気通信・地方行政連合委員会 第2号(1949/11/22、1期、緑風会)

○島村軍次君 予算の問題に関連して、仮に十億の評価いうものが出た。その場合における地方自治庁の財源、これを地方庁が受けた場合に、この第五條の規定によると、五分の一ずつの支拂になつておるようですが、この財源の使用について何か制限を設けるかどうかということを一つ。それからもう一つは、もともとの警察というものが、国庫負担が半分と、それから地方費が半分ででき上つたものであります。地方費の財源の捻出の場合におきましても、相当起債によつて財源を得たものが多い。そこで逓信省の方では、この評価に当つては勿論この法律で第四條にはつきりしておりますから、その国庫財源を支出したということの理由によつて評価を下げると……

第7回国会 大蔵・地方行政・建設連合委員会 第3号(1950/04/26、1期、緑風会)

○島村軍次君 地方自治庁財政部の参考資料によりますと、二十四年度災害の査定方針に関する調伊それによりますと、農林省農地に関するもの、林道に関するもの、その他治水、溜池その他のもの等が二十四年度に入つておつたようであります。この法律案を読んで見ますというと、第二條で限定されておるようでありますが、その点は御説明があつたのかも知れませんが、従来の農林省所管に関する災害についてはどういうふうな考え方でありましようか。
【次の発言】 それは少し私のお尋ねと……、半分は分りましたが、半分はちよつと不十分だと思いますのは、農道についての考え方は分りますが、林道等はこの道路のうちには入らんようでありますが、……

第7回国会 通商産業・地方行政連合委員会 第2号(1950/04/07、1期、緑風会)

○島村軍次君 我が国では初めての試みでありますので、実際の運用については相当注意を要するものではないかと思うのであります。設備或いは競技のルールの決定等に対しましても慎重にやらなきやならんし、又この公正を期するというようなことは極めて重要なことだと思うのでありますが、そういう問題に対しての用意があるどうかという問題について、議員の発案でありますが、一つ通商産業省の御意見を承つて置きたいと思います。
【次の発言】 そこでその場合に自転車の場合でも、地方行政の立場からいえば、財源確保になるのでありますが、最近の自転車競走等の点から見まするというと、非常に問題が各所に起きておるようであります。従つて……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 通商産業・農林連合委員会 第1号(1950/07/21、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 只今の御意見は御尤もでありまして、最近における需給関係から価格の変動、いわゆる全体に対する糸価安定の方策が当然考えられなければならぬ問題であると思いますが、御承知の通り食糧を中心とした統制も、まだ目下研究中であり、それに伴う糸価の価格安定という問題は、合せて研究をすべき事項であると考えまするので、関連を以て目下鋭意研究中でありますので、さよに御了承願いたいと思います。
【次の発言】 私も入りましてから間もないのでありますが、この糸価安定の問題についてはかねてから承つておつた問題であります。ちよつと速記を止めて頂きます。

第10回国会 農林・水産連合委員会 第1号(1951/03/14、2期、緑風会)【政府役職】

○政府委員(島村軍次君) 或いは説明があつたかとも考えますが、今回の長期資金計画を最初立てました経緯から考えますと、全体を通じてこれでは不十分であるということは、二百億を計上し、百五十億を計画し、百三十億になり、六十億ということで、少額であることは我々も認めておるのであります。それで全体の計画を立てる場合にいろいろ考究を進めて参つたのでありますが、六十億の範囲にはめ込むのにはなかなか実は苦心をいたしたのであります。そこで更に預金部資金の獲得を計画いたしまして、本法律案の提案になつておりまするように、預金部の六十億を予定をした金利を計上いたしておるのであります。従いまして只今のお話のありました増……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 公職選挙法の一部を改正する法律案両院協議委員正副議長互選会 第1号(1953/07/30、3期、緑風会)

○島村軍次君 両院協議委員正副議長の互選は成規の手続を省略いたしまして、選挙管理者にその指名を一任することの動議を提出いたします。

第19回国会 大蔵・地方行政連合委員会 第1号(1954/04/15、3期、緑風会)

○島村軍次君 従来地方で入場税を徴収した場合の徴収費というものは、平均どのくらいでございますかということ。入場税の徴収の場合の徴収費です。
【次の発言】 今回の国税移管に伴つての徴税費の計算は、そうすると、その程度のものは地方財政計画からオミツトしてあるということですか。
【次の発言】 大蔵省の先ほどの御説明によりますと、入場税の移管に伴つて人件費が二億三千万円、その他の経費を合わして二%……。
【次の発言】 入場税についてはどういう考え方でおられますか。
【次の発言】 これは府県によつても違つたと思うのでありますが、入場税の徴収費というものは、他の税目に比しては比較的多額の経費を要しておつた……

第22回国会 内閣・決算委員会連合審査会 第1号(1955/06/09、3期、緑風会)

○島村軍次君 昨年参議院の総意をもちまして、検査院の拡充に関する全会一致の決議が出ましたことは御承知の通りでありますが、私はその際に決算委員会において審議されましたその経過からかんがみまして、今回もこの拡充の点はもっともだと思うのでありますが、これはむしろただいま岡委員のお話になったように、国全体としては、むしろ行政監察の方法をもっと強くするべきであるという考え方からいたしまして、現在の決算委員会におけると言いますか、権限は御案内の通り大体検査院の報告を元としてやるという大筋がきめられておるのでありますが、国の行政の刷新をはかるという点から考えますというと、むしろ行政監察というものの強化をはか……

第24回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 第1号(1956/05/02、3期、緑風会)

○島村軍次君 先ほど梶原氏からお話しになった有価証券の問題等も審議の対象にするということをこの委員会で御確認を願い、それに関する資料もできるだけととのえてもらいたい。
【次の発言】 大体次回の予定をおおよそおきめになっておいた方がいいんじゃないかと思いますが……。


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データ更新日:2022/12/09

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