このページでは西郷吉之助参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。西郷吉之助参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○西郷吉之助君 只今委員長よりお話の理事の選任につきましては、成規の手続を省略いたしまして、理事の指名を委員長に一任するの動議を提出いたします。
○西郷吉之助君 この間から本法案に関しまして政府委員の説明を聽いておりまするが、又今日の答弁によりましても、この公團の実施期間は、御答弁によつて考えるならば僅か六ケ月でありまして、僅か半年の間にこういうふうなことをやるということは、どうも腑に落ちないのでありまするが、この法案の表面は御説明の通りであるけれども、他にいろいろの事情があると思いますので、各委員の皆樣の御賛同を得まして、或いは懇談会の形式にするとか、場合によつては祕密会にいたしまして、丁度次官も見えておりまするから、参考のために一切の事情を聽いたらどうかと思いますが、その動議を提出いたします。
○西郷吉之助君 この法案の改正案の審議の参考のために、本法案のみならず、一部改正法律案の際はその全文を参考のために御配付願いたい。簡單で少しもよく分らん。全文を至急に御配付願いたいと思います。
【次の発言】 その法案の原文はいつ頃廻りますか。
○西郷吉之助君 先般來質疑の間に各委員からも意見があつたのでありますが、この國民貯蓄増強の問題は、諸般の經濟情勢が、今日の物價高であるとか、主食さえも遲配の現状にあつては、國民貯蓄の増強の情勢が不十分であるのみならず、それがいつ安定するか分らんという現状でありまするから、政府におかれましては、そういうふうな貯蓄ができるような情勢を速かに達成せしめるような措置を急速に取られたい。こういうふうな希望條件を附しまして、私は政府原案に贊成するものであります。
○西郷吉之助君 各派から理事の外の委員を決めることを委員長に一任いたしたいと思います。
○西郷吉之助君 聞き落しましたが、第三條に、預金部資金運用委員會は政令で定める委員會と讀み替えるものとするとありますが、現在預金部資金の運用委員會というのは、どういうふうな構成になつておりますか。
【次の発言】 第一條の災害等の場合に融通條件の變更ということは、これは大部分は免除でありますがどうか。又これと關連いたしましてこの枠にちよつと出ますが、今囘の災害等の場合には、復興のために、復興金融金庫から中小工業資金等も相當出ておるのじやないかと思いますが、未曾有の災害のために到底その債務等も完全に果せないじやないかと我々は考えるのであります。そういうような際に貸先きが金融機關でありまするから免除……
○西郷吉之助君 通貨発行審議会というものは、これができましたならば、経済安定本部で企画立案するところの財政金融関係の政策というものは、すべてこの審議会に諮られるのでありますか。
【次の発言】 只今木内委員の御質疑に対する御答弁の中に、産業資金の規正というようなお話でありました。今日のインフレ下においてはそういうことも必要であろうと考えますが、一方において、この前の予算委員会においても、総理に対する質問をした中に、行政整理を徹底的に断行して、行政費の節約ということを……、政府が國民に耐乏生活を要求しているならば、第一にそういうことを徹底的にやつてから、産業資金の規正ということをやるのは結構である……
○西郷吉之助君 今波多野君の意見に、私は緑風會を代表いたしまして贊成いたします。
【次の発言】 今日はこれ位で打切つたらどうですか。
○西郷吉之助君 金融機関の発足が非常に遅れているようで、今年度の追加予算額からその補償額百億等も削られたような次第でございますが、大体現在のところ金融機関の新発足はいつ頃になるか、そのお見込があつたら伺つておきたいと思います。
【次の発言】 今のお答えで大体分りましたが、そう致しますと、発足が來年の夏頃といえば、大分その間期間もあるのでありますが、補償額も更にその際には百億とか百五十億とか、そういうような増加も予想されます。又夏頃に新発足するということであれば、例えば甲の銀行は第一封鎖は打切つたが、乙の銀行においては支拂うと第二封鎖が残つておる。こういうようなことで、新銀行の発足にもいろいろあ……
○西郷吉之助君 今の租税完遂の決議案の取扱方法は日もありませんし、委員も互いに忙がしいのですから、その趣旨は大体我々も了承しておるのですから、その案文の取扱いにつきまして委員長及び理事に一任いたしまして、そうして本日の午後再開なさるならばその会の席上皆さんにお諮り願うとか又明日委員会を開くという御意向ならば、明日でもよろしうございます。案文を皆にお諮りになつて別段御異論はないと思いますので、そういうふうになさつた方が早く片付くと思いますがいかがでございますか。委員長、理事に一任してよろしうございます。
○西郷吉之助君 先程の森下委員の動議に對して私は贊成の意を表します。
○西郷吉之助君 質疑は大體午前中で終了せしめて頂きたいと思ひますが……。
【次の発言】 最初の通貨發行審議會法案も先般質疑は完了したのではありませんか。
○西郷吉之助君 只今議題となりました予算委員会の理事指名の件につきましては、成規の手続を省略しまして、理事指名の件を委員長に一任するの動議を提出いたします。
○西郷吉之助君 只今川上委員からの、物價問題等に關する御質問は私の總理に伺はんとする點とも非常に關聯があるのであります。本豫算委員會には、勞働省設置に關廠まして、補正第一號として、我々が目下審議中でありますが、この豫算の一部は、勿論前議會において協賛を與えたところの、厚生省の豫算から流用されるわけでありますが、一部はやはり今囘のこの豫算において我々が目下檢討しておるのでありまするが、先程の委員の御質問の中にもありました通り、今囘勞働省が新らたに設置せられたのみならず、目下行政調査部におきまして、いろいろの何々院とか、何々廳とか、そういうふうな新らしいものの構想も政府はお持ちのようでありまするが……
○西郷吉之助君 只今本委員會で勞働省新設に伴う豫算の點を審議中でございまして、勞働省の總豫算が三億七千五百萬圓とこういうふうになつておるのでありますが、本日の本會議で勞働法案に對する下條決算委員長の報告の際に、皆さんもお聽きになつておつたとおもいのでございまするが、費用の點でありますが、ちよつと只今報告の中の費用の點を讀み上げて見ますと、この法案施行のために要する經費の純増加額は、本年度八月以降の分が五千萬圓、平年度五千六百八十萬六千圓で、その外に厚生省の經費から移管される金額は、本年度八月以降の分五億九千四百十一萬九千圓、平年度九億五千五百九十七萬三千圓であるということに書いてありまして、本……
○西郷吉之助君 本豫算は、勞働省設置法案に對する豫算が先般内閣から提出されまして、各委員からいろいろの御意見も出て、勞働省設置ということが今日必要であるということは、私がここにその理由を申上げる必要もないのであります。又この豫算はすでに最終の帝國議會におきまして一部協贊を與えておりますし、又本院におきましては先般勞働省設置法案に對しまして修正可決しておるような現状であり、この豫算は補正豫算でもありまして、先般來政府の意見も聽きましたが、我我その詳細の點におきましては納得の行かない點もあるのでありまするが、大體了承いたしましたので、私はこの勞働省設置法案に對するところの豫算に關しては、政府原案に……
○西郷吉之助君 昨日本予算委員会に予算の提出されておりまする所の政府職員に対する一時手当支給に関する法律案につきまして、財政金融委員長から御説明が本会議であつたのでありますが、その経費につきましては財政金融委員長の報告によりますると、十一億二千二百二万円ということになつておりまして、この金額は財政金融委員会に配付されました政府の書面によりますると、これを一般会計、特別会計の合計が、財政金融委員長の報告通り十一億二千二百二万圓となつておるのでありまするが、本予算委員会におきまして、劈頭大藏大臣からの説明によりますると、一般会計においては三億五千七百余万円、特別会計におきましては七億三千二百余万円……
○西郷吉之助君 只今御質問がありましたのと大体同様な点につきまして私も只今宮内府長官に御質問申上げようと思つておつたのでありますが、今囘のことは今囘のことといたしまして、今囘のこの一時金の問題につきましても、現下の我が國の財政状態の支出面において非常に困難なときに、皇室に対する一時資金の問題も余り大きな金額ではないにしても、財政支出をしてそうしてその際に、本予算委員会においては非常に細かい点にまで亙つて愼重審議したのでありまするが、今囘皇室経済会議におきまして、予算委員会と非常に違つた結果を齎らされて而もそれがすぐ國会並びに政府に報告もされずに、こちらの要求によつてなされたというふうなことは、……
○西郷吉之助君 この臨時人事委員會のこの豫算は極めて少額でもあり、簡單な内譯でありますが、この際その中の一、二について御尋ねしたいと思います。その中でこの頂きました分の八頁にある役務費二十九萬四千餘圓というのがありますが、大體このうちでは金額の多い方でありますが、役務費というのはどうもよく分り兼ねますので、その内容を御説明願いたいと思います。次に交際費二十萬圓というのが計上せられておりますが、仄聞するところによればこの委員會は人數も極めて少ないのでありますが、又官公廳におきましては先般來何割かの經費の節減もするというような折柄、僅かあと五ケ月餘の短期間であるのに交際費が二十萬圓というのはその人……
○西郷吉之助君 それまで休憩しましては……。
【次の発言】 本委員会で本日午前中に闇撲滅に関します質問がありまして、安本長官からいろいろお答えを頂いたのでありますが、私はそれに関連いたしまして、実はインフレ助長の折柄、今朝ほどのお話は物に対する闇撲滅のお話であつたのでありますが、今日はその資金面におきまして、闇資金と今日云われて、これがために或いは産業資金の封鎖で貸出したものが、一割とか一割五分の手数料を払つて、そうして闇金融によつて産業資金が一部賄われておるという今日の状況なのでありまするので、この際そういうふうな闇資金を撲滅する上からも、又その結果インフレ防止の点から申しましても、是非この……
○西郷吉之助君 今の川上君の質問に関連しております。極く簡單に……。私は昨日午後本委員会において、今川上君が御質問になりましたことに関連した貸出し順位の問題につきまして、お尋ねいたしましたところが、安本長官より一両日中あたり、甲の二のものは全額新円貸出しをするようなお話があつたのでありますが、或いは本日からでも御実施になつたのではないかと思いますので、若し実施されたならば、その甲の二に対する業種はどういうふうなものであるか、又その以下の、乙以下のものでも、或いは繰上げたりした業種があるならば、そのものもこの機会に、今日の午後からでも結構でありますから、当局から御発表願いたいと思います。
○西郷吉之助君 私は追加予算に関係いたしまして、斎藤國務大臣に御所見を伺いたいのであります。今囘の追加予算を見ますると待遇改善費といたしまして、一般会計におきまして、補正第四号から第七号、その追加予算まで、合計約三十六億円、その外この枠以外に、地方警察費國庫負担金中約五億三千万円、又義務教育費中國庫負担に属するものが約十三億六千万円、合計十九億、その外に特別会計におきまして、鉄道特別会計における待遇改善費が四十八億四千万円、又通信事業特別の会計における待遇改善費が四十一億余万円、合計約九十億、合計いたしまして約百四十四億八千万円というのに反しまして、今囘の補正予算におきまして、行政費の節約、大……
○西郷吉之助君 只今大内先生のいろいろ有益なる御意見を拜聽いたしましたが、私は簡單に先生に御質問したいと思います。只今復金のことに関してお話がありましたが、現在のようであるならば、復金が第三の興業銀行というような結末に終りはしないか、又大きな資金が國民の血の出るような負担である。そういうようなお話で、ありましたが、私もさように考えるのであります。今日復金の資金というものは御承知の通り重点産業に毎四半期毎、殊に石炭とか、肥料等には非常な数億の金が出ており、又今日の産業界の資金はまだまだ復金から出して欲しいというやうな産業界の大中小の資金を要するものが非常にあるのでありますが、復金を初め各民間金融……
○西郷吉之助君 私は只今委員長の御指名によりまして、第一分科会における審議の経違並びに結果を御報告いたします。 第一分科会に付託せられましたところの昭和二十二年度一般会計予算補正第七号及び第八号並びに昭和二十二年度特別会計補正特第三号、その三件に対する本分科会は、大藏省、内務省、司法省、内閣、会計檢査院、裁判所、國会、並びに皇室経費に関する分であります。それらの予算案の数字に関しましては、本委員会におきましてしばしば政府当局より御説明がございましたので、この際数字に関しましてはこれを一速記録に割愛したいと存じます。つきましては本分科会におきまするところの質疑應答の主たるものをこの際御紹介いた……
○西郷吉之助君 私はこの追加予算案に対しまして賛成の意を表します。その意見の内容につきましては、明日の本会議で討論の際に譲りたいと思います。
○西郷吉之助君 私はこの委員会に出ておる二つの補正予算に対しまして賛成の意を表する者であります。併しながらこの補正予算はもうすでに補正予算の大部分が補正第七号に含まれておりまして、それも非常に時期を失して、すでに本年末に近き今日又再びそれに引続きまして、だらだらと補正予算が提出せられまして、これに含んでおるところの科目が総花式に各省に亘つておるのみならず、これを一瞥いたしましたときに、例えば北海道の石炭手当の経費等はすでに時期が遅れており、かようなものは当然第七号に含まるべきものでありまして、その他におきましては、或いは必要と思うものもあるのでありまするが、もうすでに本來ならば來年度予算編成の……
○西郷吉之助君 私は只今議題となりましたこの補正第十號及び特第五號につきまして、賛成の意を表する者であります。併しながらこの法案に對しましては、昨日の本委員會におましても同僚委員より質議應答のありましたごとく、結局要するにこれは千八百圓ペースが維持できないために政府は調整という美名の下に出した資金でありまして、すでに先般安本が出しましたところの經済緊急対策がその通り效果を舉げず、今日はむしろそれが崩壊しつつあるために、千八百圓ぺースが維持できない結果と相成ったために、先般の中労委の裁定に對する二・八に對する政府の案としまして、一ケ月分が支給される結果となつたのでありまするが、すでに今日は來年度……
○西郷吉之助君 只今の理事の補欠の指名につきましては委員長に一任する動議を提出いたします。
○西郷吉之助君 今のお話の、來月中に提案したいという所得税の改正案のその骨子はどういうものですか。
【次の発言】 この法案は手續というか、簡単なようですから、これに直接關係がないのですが、當局に伺つてみたいと思うのは、料理店の税金の問題ですが、今御承知の通り禁止中なんですが、それに相當の税金をかけておるということを聞くのですが、そうすると課税する方では禁止はしたが、當然やつておる。裏口榮業をやつておるという假定の下に課税されるのだろうと思いますが、禁止前のその税金の何割とか、そういうものをお課けになるのか、その根據というものはどういうものですか。
○政府委員(西郷吉之助君) 只今江熊委員の事業税に関します点につきまして、我々の所管に属します点につきましてお答えしたいと思います。 事業税について現在政府はどういうふうに考えておるかという点につきましては、我々地方財政委員会といたしましては、地方財政委員会に諮りまして、現在その案に基きまして政府関係各省と折衝を続けておりまして、原案は決定しておりませんけれども、一應地方財政委員会といたしましたの考えを卒直に申述べて見たいと思います。今回の我々の考えておりますところの事業税は、從來御承知の通り営業税としてあつたものを、今回それを廃止いたしまして、それに加うるに更に原始産業であるところの農業で……
○政府委員(西郷吉之助君) お答えいたします。只今の御意見でございましたが、私が昨日簡單に申上げましたので、そういうふうな主食の米麦等に比較して、別の意味から魚類の方が値段が安いというふうにお聽取りになりましたかも知れませんが、私はそういうふうな考えで申上げたのでなく、只今の御意見と全く同感なんでありまするが、いろいろの点におきまして主食たる米麦と水産魚類、そういうふうなものとを比較いたしまして、両方共供出されておるのでありまするが、片方におきましては、主食は年一回の回轉率であつたり、いろいろのその他細かい点はあると思うのでありまするが、水産業と比較いたしまして、やはり農産物、殊に現在最も重要……
○西郷吉之助君 この予算の歳入上の面におきまして、「ひかり」の自由販賣並びに配給煙草の値上げという点がありまして、合計両方の歳入が二十五億でありまするが、これにつきましては相当の價格の更改等もあるものと思いますが、その内容について当局より御説明願いたいと思います。
【次の発言】 速記を始めて……。
○西郷吉之助君 その他の政府委員も見える予定でありますか。
○西郷吉之助君 私は只今のこの豫算の中で、製鹽に關する點について、專賣局の方がおられることと思いますからお伺いしたいと思いますが、製鹽用配電停上に伴う鹽業經營危機突破に必要な資金貸付六千萬圓という内容をもう少し詳細に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 只今の御説明を伺いましたが、そうすると現在の電力事情や何かに鑑みまして、電氣製鹽がいつ再開されるというような見通しは餘りつかんと思いますが、こういうような貸付を一度やりますと、毎年こういうものが繼續される意思があるのかどうか、ちよつとその點をもう少し確かめて置きたいと思います。
○西郷吉之助君 私は緑風會といたしまして、本委員會に付託されております豫算案三件に對して意見を述べます。この豫算案三件につきましては、過般衆議院を政府原案通り通過いたしておりまするし、更に今日の内外の情勢に鑑みまして、私はこの政府原案に對しまして無條件に贊成の意を表します。
○西郷吉之助君 從來本委員會の理事竝びに第一分科の主査を勤めさして頂いておりましたが、今回地方財政委員會の政務次官に就任いたしましたので、皆様のお許しを得まして、理事竝びに第一分科の主査を辭任さして頂きたいと思います。本日就任の御挨拶かたがたお許しを得る次第であります。どうぞよろしくお願いいたします。
○西郷吉之助君 この我が國の現行の定時名簿主義というのは、一定の時期に名簿を作るというのは、毎年或る時期に作つておるわけでありますか。
○西郷吉之助君 事務局長にお伺いしますが、それは今のお話いろいろあるが、結局実際には全國平均すれば、選挙管理委員長が大体なつているのですか。
【次の発言】 そういうことをよく調べて置かんと答えにならないのですね。大体はどうなつているのだということはあなたの方で分つていないと、いい加減のことを答えるということになる。分つていなければよく調べて來なくちや駄目ですよ。
【次の発言】 只今の問題はなかなか重大な問題でありまするから、來年参議院議員の選挙に同じ原因で非常に無効投票が出るということは極めてまずい結果でありまするから、一昨日來吉川委員が資料を請求されておりますが、そういうような非常な問題があ……
○西郷吉之助君 事前運動でありまするが、先の衆議院選挙の際におきまして、例えば東京においては共産党の徳田球一、ああいうふうな人の名前を入れたいろいろの各種のポスターとか提灯をぶら下げるというふうなことが可なり顯著に行われておつて、或る委員会においてはそれを注意したこともあるのでありますが、そういうような際でも何らの手をも下してなかつたように思うのですが、選挙管理委員会としては、その事前運動についてはどの程度がいいかというふうな限界を特に置かれておるのか、その点を一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 今の選挙課長の御説明でよく分りましたが、現在の事前運動の規定というものが実際の面から行くと非常……
○西郷吉之助君 それは決めた方がいいな。
【次の発言】 今の動議に賛成いたします。
○西郷吉之助君 私は今鈴木委員が述べられました意見に全く同感なんです。今伺うと所得税附加税制度は採らないというお話でしたが、前國会において木村國務大臣は本委員会において私の、地方財政窮乏の際何か新らしい構想はないかという質問に対しまして、私見ではあるけれども、所得税附加税程度を考えておるということを極めて愼重な態度でお述べになつたことを記憶しております。然るに今伺うと、只今政府委員の述べられたような理由に基いて木村國務大臣はその後そのことを一擲されたようでありますが、これは甚だその場逃れの意見を言われたようにとれるのです。併し私はそういう意味ではなくて、木村さんはその際は、何か新らしい構想はな……
○西郷吉之助君 只今委員長の述べられました点につきまして、私は今のお話の國鉄その他のいろいろの事件でありまするが、我々は丁度休会中でありまして、いろいろ新聞に発表されております程度のことは承知いたしておりますが、本委員会において政府側の説明を聽くに当りましては、詳細にそれらの点について内容を聽取したいと思いますので、私は委員各位の御賛同を得れば、祕密会を要求したいと思います。
【次の発言】 これは國鉄のストライキの点につきまして、一應この間六月二十三日の報知新聞の夕刊でありますが、その記事の中に、いろいろ四月中旬以來共産党が、國鉄のフラクにつきましての祕密指令についていろいろと出ておりましたが……
○西郷吉之助君 只今齋藤長官からいろいろ御報告を承りますのに、私は秘密会を要求いたします。
【次の発言】 速記も止めた方がよいと思います。
○西郷吉之助君 只今の案件につきまして御説明を伺いましたけれども、今回のこの税率の改正によりまして、現在提出されておる二十四年度本予算につきましては、地方配付税配付金が僅かに五百七十七億計上されておるに過ぎないのでありまして、前年度に比較いたしまして、僅から八十余億円の増加に過ぎないのでありますが、又起債額の方におきましては前年度に比べまして何らの増加もないような地方財政の現状であつて、今回地方財政予算は歳入歳出共に三千四百八十余億円のようでありますが、果して今回のこの税率の改正は、結果的にドツジ予算に基いて地方配付税を最初から五百七十七億というふうにちよん切つた結果、この税率をあとからこれに……
○西郷吉之助君 本日は配付税率の変更の法律案につきまして、大臣がお見えになりましたから大臣に伺いたいのでありますが、新聞等によりますると、民主自由党におきましても、この配付税その他予算の修正が行なわれるというようなふうに見えておりますが、大臣から政府部内のこの配付税その他修正を要する予算の内容につきまして、この際率直にこの法案を審議する上にも、殊に配付税等がどういうふうに修正される模樣でありますか。その点大臣から状況を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今大臣より御意見を承わりましたが、今回の税率の変更によりまして、配付税は普通の税率で行くならばその約半分に当ると思うのでありますが、今政……
○西郷吉之助君 只今の平衡資金の流用資金は何ですか。
○西郷吉之助君 木村國務大臣に質問いたします。たびたびいろいろの角度から本委員会並びに連合委員会において質疑応答を交されておりまするが、この法案が通りました場合に、六三制の問題とか、自治体警察とか、或いは又災害復旧の問題、又いろいろな面におきまして新たに國の委任事務が地方にむしろ増加されるように見られますが、そういうふうなものに對しまして、この五百七十七億の極めて小額な配付税におきまして、実際に大臣はどういうふうな対策をお持ちでございますか、その点につきましてお話し願いたいと思います。
【次の発言】 本委員会はこの法案に対しましては、連合委員会を初め可なり回数を重ねまして、各位の御質問も大方出……
○西郷吉之助君 少いというお話は、例えば東京の本部の預金がどのくらいでありますか。
○西郷吉之助君 第二條の、國が取得する債務というのはすでに分つておるのはどのくらいありますか。
○西郷吉之助君 私は本案審議の進行につきまして意見と申しますが、まだ質疑が残つておるかと存じますが、ここに岡本試案による修正案が出ておりますから、直ちにこの修正案につきまして懇談会を開いて頂きまして、その席で意見を交換してこれを纏める。そういうふうにお取計いを願いたい。
○西郷吉之助君 私は本法案に対しまして修正案を提出いたします。修正案の内容につきましては、すでに各委員のお手許に配付されてある通り、第三條第一項、同條第二項並びに同條第三項並びに第四項、並びに第十一條第一項、同樣第二項、その他第十三條、第十四條、第十五條並びに附則第三項、第四項等につきまして、お手許に配付されておる次のような内容の修正案を提出するものであります。 飲食営業臨時規整法案に対する修正案 飲食営業臨時規整法案を次のように修正する。 第三條第一項中「主務大臣の定めるところにより」を「主務大臣の定める手続により、」を改める。 同條第二項中「前項の規定による都道府縣知事の……
○西郷吉之助君 只今第二十一條につきまして説明を伺いましたが、大体その点の御説明の内容につきましてはよく分るのでありますが、この点につきましては前回におきましても、本委員会においていろいろ他の委員より質疑が出た点でありまして、又聞くところによれば衆議院の地方行政委員会におきましても、憲法違反ではないかというような議論も出ておるようであります。それにつきまして國務大臣の御所見を伺つて置きたいと思うのであります。
【次の発言】 二十一條の二年を経過するという点につきましては、それを一年に改めるような修正案を衆議院において考えているようですが、その二年を一年にするような点につきましてはどうであるか、……
○西郷吉之助君 大臣がお見えになる前に地方税法の改正につきましていろいろお伺いいたしたいと思いますが、第一点として伺いたいと思いますが、百三十四條の二という今度新たに追加される入場税のところでありますが、そのところに「市町村民税の標準賦課総額の見込額に政令で定める率を乘じた額をこえる市町村」というその点なんでありますが、実はその改正案の趣旨は、例えば兵庫縣の宝塚というふうなああいうふうな特殊な市町村において入場税賦課税の收入が必要な程度以上に非常な多額に上りまして、宝塚の存在するあの村におきましては、年額千四万円というが、これらの市町村に対しまして、道府縣がその賦課率を制限しようとするものであ……
○西郷吉之助君 本法案に対する衆議院の修正議決案につきましては、修正の要点はいずれも衆議院の本委員会におきましても質疑をいたした要点と合致いたしておりますので、私はこの修正議決案に賛成いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 一点伺つて置きたいと思いますが、そういたしますと、現行の交通取締法に、大阪の現在やつておりましたあれは規反違反を犯していたように取れますが、そうであつたか。尚今回の改正案を、これは政府原案を通過した場合は、大阪の場合は、どうされるわけですか。その点を伺いたいと思います。
【次の発言】 先般本委員会において修正案というものを、刷つたものを頂きましたのですが、あれに……
○西郷吉之助君 只今委員長の述ベられました從來留保に留めておきました分はこの際留保に決定いたしたいと思います。
【次の発言】 衆議院の修正案の自治委員会の委員数ですが、学識経驗者の現在一人なのを四名と修正されておりますが、この点は、学識経驗者四人もそれに入れるということは甚だ多過ぎると思うのであります。これは一名乃至二名で結構だと思います。
【次の発言】 そのバランスの上から恐うくさようにしたと考えるのでありますが、その委員会に眞に公共團体のための官廳であるならば、それが衆議院の案によつて自治体側が六名、今度三人を入れて六名になりますので、そのバランスをとる関係上学者を殖やしたのでありますが、……
○西郷吉之助君 私は本法案につきまして修正案を提出いたします。先ず修正案の條文を読みます。即ち地方税法の一部を改正する法律案につきまして、第七十一條の改正規定の次に次のように加えるものであります。即ち第七十六條但書中「但し、」の下に「展覧会場その他これに類する場所に入場する者又は」を加えるのであります。次に「又は」を「若しくは」に改めるのであります。その理由といたしましては、今回の衆議院におきまする本法案に対する修正案によりまするならば、衆議院におきましては今回政府が提出いたしましたところの改正案の第七十七條に対する分と改正の分を全部削除したのであります。その結果即ち現在の地方税法の現行法に返……
○西郷吉之助君 予算案を通過するというときに極めて重大なときでありますが、さようなときに大藏大臣が來ていないということは、参議院を軽視したものと思いますが、委員長は大臣を呼ばれたら如何ですか。
○西郷吉之助君 私は申出てありませんけれども、丁度厚生大臣お見えになつておりますから、ちよつと御質問いたします。 終戰以来、御承知の通り我が國の人口は非常に増加しつつある現状でありますが、今日それに伴いまして、生れて來るところの赤ん坊のおむつが非常に問題になつておると思うのであります。御承知の通り戰災によりまして國民の多くの者が被服を燒失しておる今日、生れて來るところの赤ん坊、並びに場合によつては四歳ぐらいまで、やはりおむつを必要といたしておるのでありまするが、そういうふうな物が國家から配給されませんのみならず、そういうふうな物は特殊な物でありまして、普通ならば著物を買つて、そうしてその生地……
○西郷吉之助君 本日はこのくらいにして次回に讓られることを希望いたします。
○西郷吉之助君 今日は議員総会その他いろいろ重複していますので、今日は説明を聽いただけで次回に譲つたらどうですか。
【次の発言】 藤井君が質問しましたから、それに関連して伺いますが、総理大臣が任命することはこの條文で分つておりますが、どういう人を任命するかということです。
【次の発言】 今の次長の説明が甚だ妙だと思うのは、三人ここに挙げてあつて、その他を書かないのはシヤウプの勧告である。今その他はどうだというと学識経験者、大体どういう者を出すという肚を持つてなら、ここに書かれるか、シヤウプ勧告案がそうであつたからといつて、それを鵜呑みにしてここに書かんければ誠に意義がないと思う。はつきりしてな……
○西郷吉之助君 地方行政調査委員会議設置法案につきまして政務次官に伺いますが、その第五條の委員の中で人選の場合に、この前質疑をやりましたその際に、政務次官から考慮中であるというお答えを頂きましたが、一、二、三以外の五人の中の二人、三人はそこに明示してあるが、後の二人についてはどういうようなことに現在なつているか。例えば従来の国務大臣たる者はこういうものに入つていましたが、そういう者は一切これに加わらないか。ここに全然明記してない二名の者についてはどういう人を現政府は入れるか。もう大体どういうものを入れるかということはお分りになつていると思いますから、我々のこの法律案に対する審議の上からも抽象的……
○西郷吉之助君 第三條についてですね、その結果を内閣及び内閣を経由して国会に勧告するという、その点は、前委員会においても各委員会よりいろいろ論議されて点でありまするが、今の御説明では内閣を経由して国会に提出する。経由というのはどういう見方でございますか。何か責任を内閣に持つのか。單なる読んで字のごとしなんですか。その点を、その問題は国会に勧告するというのですから、非常に従来のとは違つた事柄で、又非常に重要な事柄なんですが、経由という意味で国会に勧告するという、その勧告の意味については、前委員会においても随分いろいろ論議されましたが、今日は自治庁の次長がおられるから、次長に国会に勧告するという、……
○西郷吉之助君 今の林局長の御説明を聞いておりますと、この第三條の内閣及び内閣を経由して国会に勧告するというのと、第四條には、内閣は会議の勧告を尊重しなければならないという文字があるから、三條の勧告の意味が重みが違つて来る。四條の方に、尊重しなければならんということになると、その勧告という意味は、道義上の責任があるというような御答弁であつたのでありますが、そうすると勧告ということは、それに附随して来る言葉如何によつてはウエイトが違つて来るわけですね。
【次の発言】 そうすると第三條の、国会に勧告するという勧告は、受けた方の国会は、今の林局長の御説明だと弱い意味の道義的責任を生ずるわけですか。
○西郷吉之助君 鈴木連絡部長に第八條の点をお尋ねしたいのですが、この前鈴木部長がおられないでちよつと聽いたがはつきりしなかつたのですが、第八條の第二項に「前項の規定により出頭を命ぜられた参考人は、内閣総理大臣が大蔵大臣と協議して定める額の旅費及び日当を受ける」この点は旅費並びに日当を受ける参考人を喚んだのは会議なんですね。会議が必要で喚んだ以上は、その文句が、内閣総理大臣と大蔵大臣が協議して決めるというのはおかしいのですが、この会議は非常に重要な会議だ、そういうような性質から言つてもこの文句は、議長が内閣総理大臣と協議して決める額、これを渡すのだというのが適当ではないですか。会議が招集した参考……
○西郷吉之助君 第七十四條の四ですが、これは従来こういう不正、不当が行われた、それを防止する意味でこういうような重い刑罰を課せられたと思います。これは三件とも相当重い罰と思いますが、こういうふうな事柄は、新憲法下日が経たないために、可なり善意で誤つた者もあると思うのですが、勿論ここに掲げるような不当なことをやることはいかんことでありますが、ただその刑罰を重くする、こういうふうなことは防止するというふうなことを、一方的にそういうふうにして行くことはどうかと思うので、又余りに刑罰を重くしたために萎縮して何か間違があつちやいかんというような建前から、そういうふうなことを危つかしいから、引つ掛かつては……
○西郷吉之助君 「前條の公表の日において」を削除してしまつて、ここに何も文句がなくて、同意があつたときは直ちに解散するというような、そういう文句は要らないのですか。
【次の発言】 この七十八條の「解散するものとする」というその文句ですが、解散しなければならないとかいうのを違つて、「解散するものとする」というのは、何か非常に弱いような気がしますね。これは解散しなくてもいいということにはならんけれども、「解散するものとする」というようなそういうような書き方で今までずつと来ているのですか。解散しなければならないというのじやなしに。
【次の発言】 第八十七條の前項というのは、これは助役ですか。適用され……
○西郷吉之助君 第十一条に、関係行政機関又は地方公共団体と連絡する連絡員を指名する点がありますが、その中に、関係行政機関又は地方公共団体と限つたわけですね、その他の例えば第五条に挙げられておる全国の都道府県知事連合組織とか、市長の連合組織、町村長の連合組織等からは連絡員が出せないようになつておるんですが、第八条を見ますと、参考人の出願のときには、関係行政機関若しくは地方公共団体等に対し記録の提出を求めるごとになつている。これはそういうものを含んで、「等」があるからいいのですが、こつちの連絡員の場合には「等」がないために、折角そこに五人の委員の中、三人もこういうものから出しておるのに、それから連……
○西郷吉之助君 政府委員にちよつと伺いますが、これは今度平衡交付金になるから、これは、その趣旨はこうであるけれども、あれに変るから、これはどうも止むを得ませんな。こういうわけですな。
【次の発言】 この請願の趣旨はよく分るのですが、現に本委員会で地方配付税法の特例に関する法律の一部を改正する法律案も出ておりまして今審議しておるのですから、その趣旨は分りますけれども、今法案で審議いたしておりまして、現に九十億の増額になつたのですから、新たにシヤウプの勧告に従つて平衡交付金になるのですから、趣旨はいいと思いますけれども、今法案を審議している一方にこれを採択するということも変だと思うのでありますので……
○西郷吉之助君 委員長に説明して呉れと言つて来たのですか。
【次の発言】 今の説明ではさつぱり分らないので、ただ読んだだけですが、この法文の第三項を加える省令とか何かいろいろ書いてありますが、今の説明ではこれを読んだだけでちつとも内容が分らない。もう少し部長からその内容をよく説明して、省令というのは何ですか。
【次の発言】 その省令というのはどこの省令ですか、内容はどういうのですか。
【次の発言】 なろうかというのは、説明する人が疑問を持つて言つておつては、聽いておる方は分らない。はつきりしなければ……
【次の発言】 今日は最終日ですから、よく責任を持つて説明できる人を更に直ぐ来るようにおつし……
○西郷吉之助君 今の平衡交付金の算定基準を低くとつておるというのはどういうことですか。
○西郷吉之助君 この調査会議の予算は極めて貧弱なものなんですが、委員並びに事務局長として大体調査を約一年半の間におまとめになる考えであるならば、どのくらいの予算を必要とすると考えておられるのか、その点を伺いたい。
【次の発言】 今、予算のことを伺つたのですが、事務局としても、どのくらいということはまだ言えないというふうなお話だつたのですが、そういうことでなく、必要な、貴重なる調査をなさるのですから、もつと積極的に自信を以て、予算の面が足りないならば足りないで、どのくらい足りないということを詳細に出されて、直接政府にそれを要求されるか、自治庁を通してなさるか、どちらの方を取りましても、自信を以て……
○西郷吉之助君 只今この問題について財政部長からいろいろ説明がありましたが、さつき岡田委員や、鈴木委員からもいろいろ御質疑になつているのですが、私も大体その御質疑になつている方向と同じ考えを持つているのですが、それに対する今財政部長の答弁を聞いていますと、実際のこういう今の解釈なんだけれども、解釈が自治体警察創設に伴う経費という解釈如何にあると思うのですが、今財政部長の説明では、非常にその意味狭義に解釈しておられると思うのです。自治体警察の現状というものは、今総監やなんかのこういうふうな出されたものを見ても、実際は地方自治団体の財政状況が思わしくなく、非常に困つているから、実際はその一番当初の……
○西郷吉之助君 今の大臣の御説明のうちに三日程前にですか、地方財政委員会の審査を受けて平衡交付金の交付額を決めたというその数字はどういう数字でございますか。
【次の発言】 第一回から、今度昨日ですか、財政委員会でお決めになつた交付金の各府県別の金額を書類でお出し願いたい。
【次の発言】 今の参考資料ですが、その他例えば起債とか、預金部資金とか、そういうふうなものをもすべて包括したものをお出し願いたい。併せてそれを追加してお願いいたします。
【次の発言】 先程大臣の御説明にありませんでしたからちよつとお伺いしたいのですが、地方税の廃案の対策として先般新聞で見たのですが、起債額を増額するようなこと……
○西郷吉之助君 新井長官の言にちよつと質疑をしたい。今長官の説明ですね、この消防の責任は市町村に全部移つたのであるから、その経費は市町村当局が徹底的にそれを賄うのが根本であるというのに、それが従来出していない。寄附金等でやつておつたというようなお話であつたが、どうもこれはその他御説明があつたけれども、ちよつと意外に思うので、御承知の通り地方の財政は市町村に限らず全般的に非常に窮乏にあつて、それがために本委員会においても地方財政の窮乏を救おうということを主眼として我々非常に研究しておるのですが、今の御説明ですと、組織が移つたことは間違いないでしようが、移つたから市町村当局が消防の金を出すべきだ。……
○西郷吉之助君 一頁のところに、都市計画税を今度は含めるとあるが、都市計画税を含めての総額は、それを突破しないようになつておるのですが、各種の法人並びに個人の税率はそこにありますが、その金額と総合すると、都市計画税を含むとなつておりますが、それを含んでも、取過ぎるということはありませんか。その点はどうなんですか。ちよつと我々が聞いたところでは、例えば運輸事業なんかにおいては、都市計画税を含むために非常に多くなるという人があるのですが、それはただ簡単に言つたら、根拠においてはそれが当つておるかどうかは存じませんが、政府側では、都市計画税を含んでも附加価値税の総額を越さないかどうか、その点はどうで……
○西郷吉之助君 先従来、法務総裁のいろいろ説明を聴いておるのだが、どうも調査研究中で、よく分らん。今までの御説明の中に、新らしい国家警察豫は、新らしい事態に即応して治安維持に任ずるというふうなことがあつたのですが、そうして尚且つ、これは従来の警察と同じ性質のものである、予備隊というようなものではないという説明でしたが、こうして来ると、さつきいろいろ他の委員から質問があつたように、そうであるならば同じ性質のものを……、それから又現在の国家警察と同じように管区本部を置くというようなことになつて見れば、甚だ了解に苦しむのであつて、それならば、あなたが言うようなものであるならば、單に国家警察の増員とい……
○西郷吉之助君 今日のこの委員会の運営の順序を知りませんが、本多国務大臣の御挨拶がありましたから、若し委員会の運営に差支なければ、直ぐ大臣に質疑いたしたいと思います。
【次の発言】 只今本多国務大臣就任の御挨拶がありましたが、つきましては先般御就任の御挨拶が新聞に出ておりましたが、この際、新聞紙上に御就任の際いろいろ所見を発表しておられるのでありますが、内容につきましては、私はちよつと十分よく読んでおりませんでしたが、その題目の一つに道州制の問題についても、その他今後の地方行政、並びに地方財政の上に極めて注目されている問題の諸点に関しまして大臣は所見を述べておられるので、その点今日委員会の席上……
○西郷吉之助君 二十五年度に限るというのは、二十六年度以外もやはりこういうような特例を以て行くのでありますか。
【次の発言】 そうしますと二十五年度に限るとはいうものの、その予算額を超過する場合等がありますれば、二十五年度に現つても、二十六年にこの特例案に基く災害の起きた場合は、その大小によつては二十六年二十七年に繰延べてやるというようなことは実際起るわけですね。二十五年度の予算で足りればいいが、その二十五年度の終りの方に災害が起きた場合は、結局二十六、七年に継続事業でやるということも実際に起きて来るわけですね。
【次の発言】 そうすると過半度に起きたような、九州方面その他の災害復旧というよう……
○西郷吉之助君 今のに関連して……特別交付金というものに平衡交付金千五十億のうち幾ら見込んであるんですか。その総額の一割ですか。
【次の発言】 衆議院は衆議院として前のままですね。
○西郷吉之助君 本多国務大臣がおられますから、本多国務大臣のこれに対する御意見を伺います。
【次の発言】 もう一点伺つて置きたいのですが、今のに関連して……。分つておつたら財政部長からちよつと伺いたいのですが、今のこの問題になつている義務教育費の標準法ですが、それによりますると、平衡交付金の中に、各省補助金の中に、文部省の分が二百六十一億入つております。それのうち全部ではないと思うのですが、そのうちどのくらいのものをそれに含みますか、その点を一つ……。今まで国から出ていたもので、平衡交付金の中に入るのは総計各省関係が三百五億、その中の大半を占めるものは文部省で、それが二百六十一億なのですが、こ……
○西郷吉之助君 今、鈴木さんの言つたと同じ意味ですが、今のようにやつて行くと、陳情、請願と法律案とごつちやまぜにやつて行くから、第七條を取上げるなら、この政府提案の中に新らしい修正として入れるならあれだが、法律と陳情、請願を一緒にやつて行くとどうも……。
【次の発言】 そうしますと、今の論点の問題から重要な点は、この法律案の修正案としてこの中に入れていいわけでありますね、そういう方向ですね。
【次の発言】 今委員長が言われました通り、今政府委員の答弁では非常に金がかかるというんだが、それは何か投票所でも新築でもするという考えなら金もかかるかも知れんけれども、大体各地に小学校があり、小学校なら小……
○西郷吉之助君 今の説明を伺いまして細かい点なんですが、第十三條の改正の点ですが、その終りの方に「第二十号から第二十四号までを次のように改める、二十から二十三まで削除、二十四住宅組合の事業、」この点なんですが、これを見ると片方の方は号が入つていて、こつちの二十から二十四号までの号はこつちにないのだが、その号も一緒に削除してしまうというのと、それから法律案に号が付いておらんから、二十号から二十四号までという号は要らないのではないか、それも削除する必要がある。従つて二十から二十三まで削除するようにする。その次に二十四住宅組合の事業と書いてあるが、御説明だと二十四の住宅組合の事業は残す、これは次の行……
○西郷吉之助君 私は発議者十五名を代表いたしまして、以下修正案を提出いたします。即ち、第七十六條の改正規定中「遊園地その他これに類する場所に入場する者」の下に、「もつぱら交響楽、器楽、声楽等の純音楽を研究発表する会場に鑑賞のため入場する者」を加える。 附則第三項を第五項とし、以下二項ずつ繰り下げ、第二項の次に次の二項を加える。 3 昭和二十五年三月一日以後の地方税法第七十五條第一項に規定する場所への入場又は場所の設備の利用に対する入場税及び入場税附加税附加税を昭和二十五年二月二十八日以前に徴収した特別徴収義務者は、当該入場税及び入場税附加税を、この法律の改正規定にかかわらず、なお、従前の規定……
○西郷吉之助君 その前にちよつと申上げますが、最近委員会で、司令部に呼ばれて、司令部に行つておるのだということを以て、何か国会の方で質疑を行使せんとするとき道具のように使うきらいがあるのですが、どうぞ委員長において注意して置いて下さい。
○西郷吉之助君 只今高瀬文部大臣から標準義務教育に関する法律案の御説明がございました。前半の方はちよつと聞き洩らしたのでありますが、私は大臣に伺いたいのは、御承知の通り、今回シヤウプ勧告案に従いまして地方は配布税制度が廃止されて、平衡交付金というものが新たに出て来て、それに基いて今回の二十五年度の予算も組まれて、すでに審議を開始しておる今日であります。我々は平衡交付金法案の概要は承知しておりますが、まだ正式に提案にはなつておりませんが、これを見ますると、この法案によりまして、各省は従来各省に属しておつた経費は勿論、各省の必要なる財政を十分検討の上、これを測定することになつております。然るに今回……
○西郷吉之助君 理事の選任については委員長に一任するの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今吉川君の御趣旨の……。言われたことは、私も同感なんで、吉川君の御趣旨に共感をし、それだからこれは案だという、案の案だと。そういう逃げ口上であつたが、そういうことは甚だ不明確極まる。要綱なら要網で、こういうような精神で立案の経過にあるのだという、案ならば案ではつきりしなければ、案の案だというような、そういう逃げ口上は甚だ不明確だ。こういう精神で立案するでしよう。するならばするではつきりしなければならん。案の案というがこの精神に基いて、やるならばやるとそうはつきりして置かなければ、我々が質問するにも荒唐……
○西郷吉之助君 名前は誰ですか。
【次の発言】 今の点はですね、鈴木委員から言われたような状況にあるのですが、又担当大臣が前後したようなことをここで言われるのは、どうも我々も合点が行かんですが、官房長官と樋貝さんと打合して、もう一度はつきりされた方がいいのじやないですか。事情が前後しておる。
【次の発言】 その前にさつきあの陳情があつたのだが、それに対する大臣がおられるから、大臣の意向を聴いたらどうですか。
【次の発言】 この前の委員会でも、その問題を私は質疑したのですが、今又大臣のお答は、やはり依然としてこの前のように四月から実施するお考なのかどうかを伺いたいのです。この條文を提出して、この……
○西郷吉之助君 附加価値税の問問は今後の地方税法のなかなか重要な問題ですから、今途中でこれを質疑をしているということになると、ここで当分ストップすることになりますので、説明を全部聽いてかも質疑をすることにしたいと思います。
○西郷吉之助君 四百八十七條の第一項ですね。それは従来そういう趣旨であつたのと変りありませんか。
【次の発言】 その理由はどういうわけですか。
【次の発言】 鉱産税は金額から言つても大したものでもないと思いますが、それを附加価値税と同様にこの規定を設けた理由はどうでしようか。
【次の発言】 鉱山が二つ以上の市町村に亘つておるときは何処に納めるのですか。
【次の発言】 今の問題は私は大臣に改めて伺いたかつたのですが、今の御説明は標準税率とは言うものの、上げ下げが自由と言うものの、平衡交付金が、標準税率が自由であると言つても、実際にそれを下げると、それだけ平衡交付金を貰えないという事実がある。なる……
○西郷吉之助君 今の政務次官の御説明は、僕は少し意外に思うのだが、臨時措置として出るべき平衡交付金に基いてやるということ、それは甚だ変な措置であつて、奇怪千万な措置である。二十四年度の配付税であるということは、これは今鈴木さんが言われた通り、二十五年度に持越すべきものではないということは明瞭であつて、まだ法案も出ない。それを平衡交付金を以てそれをカヴアーするんだというふうなことは、私は甚だ奇怪千万で承服できない。それは今の御説明が根本から誤りじやないかと思うのですが、その点重ねて伺いたいと思います。
【次の発言】 今の問題はそれ以上追究しませんが、大体そういうような予算の流用みたいなことをやら……
○西郷吉之助君 皆さんにお諮り願つて、この法案について逐条説明をお聴きしたいと思いますが。
○西郷吉之助君 今の融資金額というものは警察の権限においてそれは調査できるものでございましようか。
【次の発言】 第三條の第三項なんですが、営業の許可をしない場合において、というその所なんですが、この三項の場合には、さつきも御説明に、訴訟手続を取ることができるというような御説明があつたと思うのですが、そうすれば二十九條のその條文は「公安委員会又は警察署長の処分を受けた者」は訴訟ができると書いてあるのですが、この三項の場合でも、そういうことであるならば、三項の次に、許可をしない書面を貰つた者は二十九條の行政訴訟の提起ができるというふうな條文があつた方が親切なんじやないでしようか。
○西郷吉之助君 二十二條の規定ですが、今回は古物営業法と同等の規定を新たに設けたもので、従来はこういう場合には有償でこれは取戻したんですね。
【次の発言】 今の御説明ですが、善意で営業者から買つた場合でも、従来は警察において無償で没収したんですか。
【次の発言】 今の点ですね、二十二條、二十三條ですが、普通の営業だとこういうようなことは余りない、特殊な場合なんだけれども、質屋営業自体にとつては、犯罪とよく関連を持つために、こういうふうな意味合から二十二條、二十三條のような特殊の、他の事業には余りないような規定を設けてあるのですが、そうすると業者にとつては、これは相当自分の営業に干渉を受けるわけ……
○西郷吉之助君 先程いろいろ政務次官から御説明を聴きましたが、もう一点更に伺つておきたいのは、最近新聞紙上で現在の地方自治庁を、地方財政委員会ができても尚継続して存置せしめるというふうな意向が新聞紙上で出ておるので、その点について現在の段階でどういうふうなことにそれがなつておるか、その点を政務次官から説明を聴きたいと思います。
【次の発言】 今の御親明で大体分りましたが、尚目下研究中であるけれども、若し分つておればそれを御説明願いたいと思うのは、残した場合にはまあ機構の問題をどうするのか、いろいろあると思うのですが、地方財政委員会と併行して存置する場合に、どういうふうな関連性を以て、現在の自治……
○西郷吉之助君 さつきの、委員長………今波多野さんからも申されましたが、そういう非常に縛つてしまうというあれではないのですけれども、今委員長の言われた中に地方財政委員会の法案、その他関係法案の審議期間というものが入つていないように聞えましたが、それはどういうふうに……。
【次の発言】 その御両人の理事の指名は委員長に一任します。
○西郷吉之助君 この前ちよつと触れた点なのですが、必要な点でありますから、その点をもう少し敷衍して大臣に御意見を伺いたいと思うのであります。今度の附加価値税が非常に問題になつておるのですが、この中で課税標準の特例というものが設けられておりまして、銀行業その他のものはこれに含まれておるわけでありますが、この点につきまして、御承知の通りいろいろ調査資料等によつて最近の銀行業その他金融機関が、他の事業に比較いたしまして非常に急激な收益率を示しております。大体の数字等を見ても、資本金に対しまして九〇%以上の高一收益率を挙げておる。これは政府の方において、各金融機関の調査資料等に基いて数字的にも明らかだ……
○西郷吉之助君 今一委員からそういう発言がありましたが、内容を話すことについて多少そういうことになることは止むを得んと思います。私がこれは質問いたしましよう。さつき岩本委員の第一点、最初の質問に入りますが、徴税吏員の問題でありますが、さつき御説明に国税の方で税務官吏が多少減ずるようなことを伺いましたが、最近の新聞で見ると、御承知のように国税庁で一般に募集しておりますね。その点は事実と相違しておるのじやないかと思う。それから今度は地方税の非常な増徴によりまして地方自治団体の財源を確保するわけなんですが、御承知の通り国税におきましては、元は国民に非常にいやがられたのは警官だつたものであります。今日……
○西郷吉之助君 理事の指名は委員長に一任の動議を出します。
【次の発言】 参考資料の方は道府県の配付額は四月の外に六月の百十八億円が出ておりますが、この六月の分はこの中に入つていないで、これはただ参考に六月のを入れてございますのですか。
【次の発言】 そうすると市町村の分は第一四半期の総額の八十一億なのですか。
【次の発言】 そうするとこの表で参考資料に出ておる、すでに各府県別に出ておる数字が、昨年度の配付金額の第一四半期の数字とは大体似たような数字なんでしようか。各県別はその点はどうなんですが。全然新たなものであるから相当違うのですか。
○西郷吉之助君 この法案に盛つてある内容ですね、内容におきまして、地方公共団体に総額二百億を支給するという、そのことに対しては私も非常に賛成なんですが、この法案の形式ですね、この法案の形式にどうかと思う点があるのです。というのは、地方財政平衡交付金一部概算交付暫定措置と、こうなつておりますが、この冒頭に掲げてある地方財政平衡交付金法案は、未だ未提出なんであります。未提出の法案を持つて来て、その一部概算交付暫定措置法ということになつて来ると、その点は主客転倒したような恰好になつて、地方財政平衡交付金法案がまだ出てないのですから、それに基いてもその一部を概算拂いするといつたところが、元が出でないも……
○西郷吉之助君 理事の指名を委員長に一任することの動議を提出いたします。
【次の発言】 五百二十三条の四項ですが、「前三項の規定による自署及び押印の有無は、第一項の申告書による申告の効力に影響を及ぼ」さないということになれば、これは書かなかつた場合は、自署及び押印をしなかつた場合はどういうことになるのですか。
【次の発言】 二号の括弧して、広告業を営むものがする広告に限る、というのは、商店が例えばアドバルーンを上げるのは入らないのですか。
【次の発言】 これは非常に税金を取るのに困難を来たすのじやないかと思いますから……非常にこれは取りにくいと思いますが、その点はどうですか。
○西郷吉之助君 私は今鈴木委員の第二点の御質問に大体関連するのですが、第一條に、自主的に地方の財源の均衡化を図り、尚且つ計画的な運営を保障するという、強い地方財政にとりましては極めて必要なることが書いてあるのですが、この地方財政平衡交付金の総額は、地方財政委員会において今後総額を見積るわけなんでありますが、その決定は国の方が決定することになつておるのですが、過去においてもその配付税が相当額国の財政との睨み合せの関係上制限されたようなことが事実あるのです。今後地方財政委員会は地方自治庁と大分性格を異にして、非常に独立性の強い委員会なのですが、そこで見積る際に、総額を見積る際には、勿論地方財政の科……
○西郷吉之助君 林厚生大臣は又戻つて来られますか。
【次の発言】 実は大臣にこの法案について一点伺つておきたいのですが、衆議院は通つておらないからこれは…
【次の発言】 会計課長にちよつと伺いたいのですが……。
【次の発言】 只今義務教育費の法案につきまして、吉川委員から高瀬文部大臣にいろいろ質疑が出たわけです。あの当時、私もそれにつきまして文部大臣に質疑をしましたが、今吉川委員からいろいろな角度から質されましたので、更にそう附加えることはありませんけれども、数点高瀬文部大臣に伺つて置きたいと思います。御承知の通り、あのときはああいうふうな御答弁だつたのですが、本日の高瀬文部大臣の御答弁は、賢……
○西郷吉之助君 この二十六年から三年の間と限つたのは、何か理由があるのでありますか。
【次の発言】 固定資産評価員の人数は、これはこの法律では決めていないのですか。
【次の発言】 今までのところは評価審査委員会のいろいろな権限が書いてありますのですが、書類を請求されたりなんかしたときに、それを拒否した場合の何か処罰規定はありませんか。
【次の発言】 評価審査委員自体のことを今説明されたけれども、要求せられた方ですね、一般国民の方の側はどうなんですか。それを拒否した場合は……
【次の発言】 ちよつと、宗教法人はどの規定で……税のかからないのはどの規定でかからないのですか。
○西郷吉之助君 本多国務大臣に伺いますが、今度の改正で、地方財政委員会と、現在あります調査会議の委員長、それから自治庁が存置されますので、その委員長、いわゆる地方自治のそういうような重要な三つの機関ができるわけなんですが、その三委員長の間において、連絡、補整を図られるために、何らか連絡会議とか、そういうものをお設けになつて、その調整を図られる必要があるのじやないかと思うのですが、そういうふうなものに対しまして、大臣の御意見をお伺いいたします。 又現在国警等に対しましては、担当大臣が置かれておりますが、例えば自治庁の長官は大臣なんですが、又その官給庁の大臣と別個に財政委員会に対しては、担当とい……
○西郷吉之助君 地方財政平衡交付金法案につきましては、本委員会における質疑の中、十分内容につき質疑応答を重ねたわけでありますが、この法案は従来の地方配付税制度に代りまして、今回のシャウプ使節団の地方財政の確立の調査の一環としまして、今回新たにこれが設けられ、これは地方財政に資するところ極めて重大なるところがあると思いますので、私はこの政府原案に賛成いたします。
【次の発言】 この地方財政委員会の設置法案は、地方自治にとりまして極めて重要な役割を演ずる委員会でありまするが、その他にも地方自治庁並びに地方行政の調査委員会議という独立した機関がありまして、地方自治にとりましてこの三者が鼎立いたしてお……
○西郷吉之助君 ちよつとそれに関連して……先程から予算審議の上に、地方税法がまだ出てないということが大分問題になつておりますから、その点について官房長官にちよつと伺いたい。御承知の通り地方税法案がシャウプ使節団の勧告に基いてできた。今度出される法案は七百條から成る大法案だということを聞いております。これはその税率が国民の経済生活に及ぼすところ重大なる関係があるのであります。現にまだ両院に提出されていない。増田官房長官は、その地方税法の両院の地方行政委員会における審議の期間は大体どのくらい、どの程度の日数であるという見通しを持つておられるか。このことは、衆議院は通しておるから止むを得ませんが、参……
○西郷吉之助君 予備隊員の募集、その他は総理府令で決められると思いますが、予備隊員の資格とか、その応募條件、そういう点について御説明を伺いたい。
【次の発言】 この予備隊の問題につきましては、巷間聞くところによれば追放軍人、中でも大物である将官級の者がこれに加わらんとしておるというような、これはデマであればいいが……、そういうことを聞きますので、例えば今の説明の資格の中にはいわゆる追放軍人も応募する資格があるのか、そういう点について伺いたい。
【次の発言】 尚こういうような予備隊を作るその趣旨から考えても、この隊員たる者は少くとも一例を挙げれば共産主義者というような者は誠に不適当であろと思う。……
○西郷吉之助君 今の鈴木委員の意見に大体において賛成であります。地方税法と同様に今事務局長なんかも非常に秘密主義で、旧官僚的な言い方だけれども、そういうことでなく、会議としては世論を広く聞くことが最もいいことですから、担当のこの常任委員会に、決まらない案は決まらない案として二通りでも、三通りでも出して、この委員会の意見を広く徴した方が、この結論を出す上に非常にいいのだと思うので、第一次の試案として是非提出するように要求します。
【次の発言】 今岩木君からいろいろ質問しましたが、この委員長の答弁ではどうもあいまいなんだが、委員長はさつきいろいろ説明された地方税について、最後に税目別に御意見を言わ……
○西郷吉之助君 先般来いろいろな紛争事件が起きまして、その結果新聞紙上等においても政府の態度とか、主催側等いろいろな意見が出て、輿論調査なんかによりましても、可なり廃止すべしという意見が強いのであるけれども、その法案に対しましては、この委員会でもこういうような賭博的な要素を含んでおる競輪が最善の策であるというのでなく、地方財政の窮乏に鑑みてその幾分でも財政に寄與させるというふうな意味からこれを通した訳なんでありまするが、最近特に政府の意見というものを新聞で見てみますと、国会において通した法案に対して総理大臣がこれは廃止すべしというような意見だとか、それに対して又通産大臣は箱根詣りした結果、そう……
○西郷吉之助君 岡野国務大臣に伺いたいのですが、十六日に本院の本会議におきまして、岡田宗司君の質問に岡野国務大臣がお答えになつておりますが、そしてその要点が毎日、朝日などの新聞に出ております。それによると、御承知の通り例えば毎日のあれを見ますと、政府は四月??九月を見越して平衡交付金から六百十八億、預金部から二百九十億の短期融資をしている。十月以降についても地方税法が通過しなくても万全の措置を講ずる。多少文句は違いますけれども、そういう趣旨のことを言つておつたと思います。昨日もこの問題について触れられた質問がありましたが、こういう答弁をなされておるところを見ると、担当国務大臣たる岡野さんは、即……
○西郷吉之助君 いつ頃出発する予定ですか。
○西郷吉之助君 私は国務大臣にお伺いいたしますが、新聞等でも又その他でも見たのでありますが、衆議院におきましても與党たる自由党がいわゆる野党側たる民主党その他の修正案に或いは同調するかのごとく伝えられておるのであります。そういうふうな状況は與党の方は大臣は御承知ありませんか。そういう点はどうなんですか。
【次の発言】 それでは、それは別問題といたしまして、昨日の連合委員会の終りに野溝委員からお触れになつた点であるのでありますが、例えば今度の附加価値税では、給與額、人件費等もやはり附加価値税の対象となるということであつたのですが、その点何ですがこういう我が国の経済情勢の際に、普通の場合でも賃金は……
○西郷吉之助君 我々は本委員会から第二班といたしまして、岩木、安井君、私の三人が地方税法のその後の状況とか、地方財政平衡交付金の問題その他治安問題等の現地調査のため、八月二十日から二十六日まで七日間、兵庫県及び京都府に参りました。兵庫県におきましては県庁、神戸市、小浜村、鳴尾村並びに尼崎市、又京都府におきましては府庁、市役所、綾部市、宮津、宇治、久世郡の小倉等を調査いたしましたが、その内容につきましては、詳細に報告書を作成してございますので、ここに縷々述べることを省略さして頂きます。従いまして委員長におきまして、この報告書の速記録記載方を御配慮願いたいと思います。
○西郷吉之助君 政府側にお尋ねしますが、昨日までの連合委員会の席上で、同僚加藤委員から御質問になつた点に関連するのですが、今度の政府提出の地方税法案中、固定資産税につきましては、非常に思いやりのある措置を政府はとつておる。即ち五百二十億円を相当に上廻つたり下廻つたりする場合には、適宜税率を地方財政委員会の規則で調整するようになつておるのであります。前国会以来、今回の地方税はややもすれば標準税率のために取過ぎる虞れがあるということを我々は初め政府にたびたび注意したのですが、こういう点があるのですが、今度の固定資産税については、そういうふうな嚴になつた場合には調節することは私は非常にこういう点はい……
○西郷吉之助君 この三つのどれでもいいですか……。私は三の地方債の点について伺いますが、その中の(二)に、大蔵大臣と協議してと、さつき議長から御説明の点ですが、まれは大蔵大臣と協議しでとなつておりますが、自治体側としては自治庁の長官の国務大臣がおるのですが、そういうものにはこれについて何ら触れてない。單に金融の元締であるから大蔵大臣と協議するというのですが、こういう際に自治庁の長官たる国務大臣をもう少し活用することはお考えにならなかつたのですか。
【次の発言】 その前に、今の神戸機長の御苦心の点はよく分るのでありますが、これを改正なさらんとする趣旨は、やはり種々今までの起債の手続その他が煩雑で……
○西郷吉之助君 今まで山添農林次官の御説明の中に、そういうふうなことが書面でありませんから断片的に伺うわけですが、お話の御説明の中に地方の財政に触れられて、税制の改革等があつたが、全く現状では不十分である、殊に財政の上では市町村は勿論改正の今日と雖も余り頼りにならん、そして府県が農業関係の事業をやるが、それも財政的にいつて不十分であるというようなお話だつたのですが、御承知のごとく地方税法は国会において非常に揉んでやつとこさ通つたような情勢ですが、今の農林次官の話ですと、そうするとそれに対して農林省として根本的には財政上どういうようなことがあれば十分にやり得るのだという見通しを持つておられるのか……
○西郷吉之助君 今の政府の修正案に対する説明に対しまして、岡野国務大臣に伺いたいと思います。最初の附加価値税を二ケ年延期するということでございますが、今後二ケ年も延期する法案をこういう地方税法案の中に置いておくということは、実に法案として体裁が惡いと思うのです。二ケ年後に実施するものならこの地方税法案に置いておく必要がないじやないか。これを一応外して置いた方がいいじやないか、こういうふうな意見も我々の会派にあるのですが、そういう点、たしかに二ケ年も後に実施するその條文を現在依然としてこの中に入れて置くということは、法文の建前からも妙なものじやないか、必要なときに改めてこれを出せばいいじやないか……
○西郷吉之助君 今鈴木委員が災害の御報告かたがたいろいろ具体的に質問して、それに地方財政委員会の財務部長あたりが答弁しているのですが、又今重ねて鈴木委員から單独事業の百億ですが、これがどうしても必要である。現地調査の結果これは必要なものであるというふうな強い要票がありましたのですが、この委員会は昨日午後大蔵省の主計局長に来て貰いましてこの財政委員会が出しました書類に基いて、要するに三百八十九億余万円の内訳ですね、それを聞いて見て、そうしてそれに対する大体の見込数その他を念に念を入れて質問したわけなんです。その際にその内訳の、財政委員会の出している内訳、給與関係その他とか、大項目四つありますが、……
○西郷吉之助君 今の問題は前回の例通り。吉川君の意見に全く賛成で、この予定表を繰上げたり変更することは絶対に反対します。
【次の発言】 今の委員長の意見ですが、さつきから申上げておる通り予定表を作つたのですから、今の委員長のお話のようなことはあり得ることですけれども、それでそういうようにやつて行きますと、予定表を作つた意味が何にもなくなつてしまつて、第一私は、委員長御承知の通りこの法案は非常に重大な法案でありますから三十日に討論、採決を、それは絶対に動さないようにして頂いて、全員が揃つたところでこういうことをやりませんと、各党派の感情を刺戟してつまらないことが起りますから、予定は予定通りなさつ……
○西郷吉之助君 地方財政緊急対策に関する小委員会におきましては、去る二十日並びに二十四日午前、午後に亘りまして審議いたしまして、現在のお手許に差上げてございますようか要望事項の条文を決定いたしました。尚この小委員会が設けられます際には、決議をするということであつたのでありまするが、その点は小委員会におきまして、事務当局のほうから過去におきまして、議会休会中他の常任委員会において決議というふうなことを取扱いました際に関係方面からの注意もあつたようなことでございましたので、決議という文句を要望ということに改めました。お手許に差上げてございまするが、一応この要望事項を読み上げます。政府はさきに新地方……
○西郷吉之助君 只今委員長から御報告がありましたように、昨日当委員会におきましては要望書を政府に提出したのですが、主としてこういう問題につきましては、先週四日間に亘り、午前午後に十分補正予算とも関連してお話を伺つたんですが、本日は官房長官も見えて政府のこれに対する所信を述べられるそうですが、先週四日間やりましたが、大蔵大臣の出席が全然なく甚だ遺憾であつたのですが、この要望書に対する態度については大蔵大臣としても本委員会に積極的に出て意見を述べられるのが至当だと思います。こういうふうな点はどうなつておるのか、西川政務次官もおられますが、大蔵省はこれからどういうような態度で臨まれるのか、この点をお……
○西郷吉之助君 岡野国務大臣に伺いますが、昨日のお話、並びに本日の毎日に先般設置されましたところの地方行政調査委員会議勧告試案というものが詳細に発表されております。只今国会開会中でもあり、特にこういうふうな点につきまして、私は前議会におきましても自治庁初め地方公共団体の機関と、地方行政調査委員会議並びに地方財政委員会の三本建になておりますので、こういうふうな点につきましては、自治庁が十分連絡協調されてなさるべきものであるということを、意見を申述べて置いたのですが、只今我我の委員会においてもまだ何らこういうここに関知しないのに先立つて、大体の全貌が新聞に掲載されましたが、これが果してこの通りかど……
○西郷吉之助君 議事進行について。運輸委員会、水産委員会、農林委員会等からここに委員会において大いに検討して貰いたいというような修正案が、要望書が出ておりますが、その取扱い方法についてお伺いしたい。
【次の発言】 場所はどこですか
【次の発言】 今の問題ですが、万が一地方の負担となつたときには、今の財源措置を負担しなくちやならない。そういう場合にはどういうふうにされるつもりですか。そういう場合の大体の予想をお伺いいたします。
【次の発言】 地方財政委員会からまだそういう具体的な動きが一向に現われていないように思いますが、そういう点は少しでも早くやらなければ、予算方針を新聞等に発表している際に、……
○西郷吉之助君 今説明で申されましたが、国家消防庁としてはそれに対してどういうふうな意見を持つておりますか。
【次の発言】 更に自治体消防の見地から東京消防庁の総監が見えておるそうですから、自治体警察側の意見としてどういう工合になつておりますか、伺いたいと思います。
【次の発言】 この問題は地方財政の上から考えて、やはり警察の問題とも関連して警察等の立場にあると思うのですが、警察の場合は国家警察でも第一線部隊を持つて、従つて相当の予算を持つておるけれども、消防の場合は国家消防庁があるけれども、これは第一線部隊も何も持たんで非常に貧弱な組織であると思うのですが、今地方財政は御承知の通り非常に困難……
○西郷吉之助君 今のは、政府委員という歴とした者がおるのに、説明員をしてわざわざさせる必要はないと思います。政府委員はどうしたんですか。
【次の発言】 今岡野さんは間違つたから訂正する……地方行政委員会議というのはこのことですか。
【次の発言】 今このようなことは大臣はもう少し勉強して、担当大臣がややこしい、面喰らつてしまつて地方行政委員会なんと言われるとこちらが迷惑するので、責任の所在はこちらではないのでありますから、はつきりして置いて貰いたいと思います。
【次の発言】 それに関連して補足的に……天野文部大臣に、今の小笠原君の問題に関連しますから、内容も同じですからお聽きしますが、御承知の……
○西郷吉之助君 只今野村地方財政委員長から経過の御説明がありましたが、それに関連いたしまして、今日目の前に臨時国会を控えて、その最大眼目は補正予算でありまするが、従つて先般地方の要望のありまする三百八十九億の予算の問題でありまするが、それに特に重点を置いて伺いたいと思います。 先般新聞で拝見いたしますると、地方財政委員会当局は、この補正予算につきましても対大蔵省との交渉の結果、地方の要望が容れられないで補正予算に組むところの数字も、大蔵省との食違いを生じた結果、地方財政平衡交付金法に基き、地方財政委員会では、内閣を通じて国会にも又政府にも意見書を提出するということを拝見いたしました。それはそ……
○西郷吉之助君 私は岡野国務大臣に伺いたいと思いますが、この地方税法案はいよいよよく切迫して来て討論、採決のもう時期になつて来たのですか、この法案を審議する上にこの間から誰かが質問して問題になつておりましたが、災害復旧事業は二十五年度全額国庫負担にしてありますが、二十六年度はどうなるかということが未決定で、問題はそれがどうなるかは地方財政の上に非常に重大な要素をなすので、今回の地方税法案は相当大幅の増税でもございますので、若し万が一にもこれが二十五年度限りということになつて、二十六年度におきましては又もとのように国と地方が分担してやるということになりますと、それだけ地方の財政が膨脹せざるを得な……
○西郷吉之助君 只今大蔵大臣から極めて簡單なお答えでありましたが、予算委員会では平衡交付金の問題を主として取上げておりまするが、只今のお答えではまだ答える段階でないというお話でございました。重ねて伺いたいのは、金額はまだ決定しなくとも、地方財政平衡交付金の問題は、金額は決定してないけれども、増額はするのであるという意味なのか、その点は如何なんです。その点をもう少しはつきり伺いたい。 又大蔵大臣に伺いますが、地方行政委員会におきまして先般要望書なるものを会全一致を以て可決いたしまして、政府にそれを交付したのでありますが、それに対する大蔵大臣の所存を地方行政委員会としても伺いたかつたのであります……
○西郷吉之助君 数字が違うじやないか、二億一千五百八十万円となつておる。
【次の発言】 それに関連するのですが、今財政部長はそう言うが、それはてんで違うのであつて、今木村さんが指摘された分だけでなく、例えば災害関係單独事業費の百億が六十七億に減つたし、この数字は書き違いとか何とかいうのではないんだ。地方行政委員会に出した数字と全部違いますよ、そんなのは嘘を言つてはいかんじやないか、違うじやないか、ずつと違いますよ、その数字が……。その違つた理由を言い給え、今の程度でなく全部ずつと違いますよ。
【次の発言】 委員長がおられないで財政部長が相手では余り感心しないのですけれども、昨日大蔵省の話を聞い……
○西郷吉之助君 この間予算委員会で予備隊視察の件が出ましたが、吉川君並びに私が発言しまして、地方行政委員会でもそういう予定だが一緒にやつてはどうかということを私が提案しまして、そういうふうにしようというので地方行政委員会に申入れたのであります。一つ予算委員会と一緒にお願いをしたいと思います。
【次の発言】 その予定は大体何時ごろからやつてどういうふうに終るのですか、その予定をちよつと……。
【次の発言】 それをきめる際は、地方行政はこれで、皆で、全員できめまして、地方行政委員長も出席して、これに付託する必要のある理由を強調せられる理由があるのじやないでしようか。
○西郷吉之助君 今堀君が與党側として言われた気持もよく了解するのですから、今委員長が言われたように、何せ臨時國会で期間が短いのです。而もこの公務員法は相当重要な内容を持つておりますから、午前中に上げたい気持は私もよくわかるのです。全体の期間が短いことを考えて、午前中に上げるということを決定するのはどうかと思うので、やはり昨日の理事会の案を頭に置いて努力して行かなければならんということが一番いいと思います。
【次の発言】 今日は予算委員会が午後一時からあるのですが、今大蔵大臣は本会議が済めばこちらに出るということでありますが、本会議が済むのは午後四時頃だろうと思いますから、それからそういうことを……
○西郷吉之助君 丁度財政委員会から見えておりますから伺いますが、今回地方財政委員会では百九十五億七千万の地方起債の枠の拡張を要望しておりますが、先般も聞くところによりますと、現在三百億の枠が一応三百七十億に拡大いたしたかのことく承わつたのですが、なお且つ、この前の議会においては、大蔵大臣は地方起債の枠は三百七十億であるというふうに言つておられたのが、今回補正予算を見ますと、やはり依然として増額しないで三百億に逆戻りしておるというふうな現状なんですが、こういう問題につきまして財政委員会及び大蔵省が関係方面と折衝したその過程、そういうものにつきまして御承知の範囲内におきまして、でき得る限り詳細に伺……
○西郷吉之助君 この取扱方法ですが、地方税の場合にも各常任委員長から修正案を出した場合に、一応委員長から事情を聞き、そして最後にそういうものについて全員に諮つた例もあるので、今質問最中ですから、今諮るのもいいと思いますけれども、成るべく皆さんが顔を見せた席上で諮るようにして、それは質問の後に記載の問題等もありますけれども、今度は昨日出したあの取扱方を政府がどうするかというふうなことと見合つて、これを後ほど討議する、それも今日に限りませんが、質問でも終つた頃、委員長から受取りましたが、その取扱をどうするかというふうなことは、昨日出したこちらの要望に対する政府の出方、そういうものを勘案しましてやつ……
○西郷吉之助君 今提案者の説明かありましたが、この法案に対する利害得失というような点について自治庁の説明をお願いいたします。
【次の発言】 ちよつとその前に一言、この法案は衆議院において各党の共同提案ですか。
【次の発言】 違つた都道府県の認可を受ける場合ですが、府県が違う場合にはそのおのおの府県で認可を受ければ、一個所と限らないで府県は二つ三つに亘つてもかまわないのですか。
【次の発言】 その点をもう一度伺いますが、止むを得ない事由がある場合というのは行政書士の……。
【次の発言】 もう一点伺いますが、事務所の設置場所を変えれば、結局府県を変えた場合には、変つた所では事務所の設置の認可だけを……
○西郷吉之助君 緑風会といたしましては、今各人に配られておりますこの決議案の案文でよかろうと思います。
【次の発言】 ちよつと委員長、今の小笠原さんの考え方で行きますれば、地方行政委員会は、それからこの文に入つて、地方財政委員会委員長よりこれこれの増加交付方を要望せられたというふうにすればいいのですね。
【次の発言】 今次長からいろいろ説明がありましたが、その法案について理由ですね、今の説明には全然なかつたように思うが、予算編成の時期に行うことは適当でないから、今何か追放解除の問題ですか、そんなようなことが主たる原因のように思いますが、その点はどうですか。
○西郷吉之助君 只今若木委員より修正案につきまして御説明がありましたが、なおこの修正案は民主党と緑風会の共同提案になるものでありまするが、その修正の内容につきましては詳細に只今御説明になりましたので煩瑣を避け、私は民主党が緑風会に提示されました修正案において緑風会か二点修正を加えましたので、そのことに一言触れて置きたいと存じます。 その第一点は三十六條でありまするが、最初の案には教職員の通学区域を單位としたものとございましたが、緑風会におきましてはこれでは少し範囲が狭過ぎるという意見がありましてその結果勤務市町村、即ち設置者が数カ町村に亘る場合はその関係市町村につき活動を制限するというふうに……
○西郷吉之助君 公聴会の例えば公述人はどういうふうな、若し現在候補者の御腹案がございましたら、一つお漏らし願います。
【次の発言】 本日今お願いいたしたいことがあるのですが、今度の補正予算中、平衡交付金その他地方財政に関する分はいろいろな費目に入つているだろうと思いますが、地方財政全般に亘る分を、その費目金額その他を成るべく詳細にして書類で出して頂きたいと思います。
【次の発言】 特に資料の点で委員長にお願いして置きますが、前回にも資料を早く要求しても、いつも審議が継続している終り頃に持つて来て、資料を生かす余裕もないというふうなことが非常にあるのですから、一つ地方財政の分も、今日すでに要求し……
○西郷吉之助君 今佐多君が言われた対比した表ですが、これは委員長御承知の通り、この前最初から申込んであるのに今まで出さないのです。今大蔵省がその数字を言われたので、その書類があるのかと思つて探したのですが、ないのです。そういうふうに口だけで言つたのではわかりにくいので、そういう対比した表があれば出して頂きたいということをこの前に申上げてあるので、それを早く出して頂きたい。 そこで只今の主計局次長の御説明ですが、平衡交付金の御説明で両者の食い違いを言われたのだが、三十五億で十分であるという根拠には今の説明は全然なつていないのです。地方財政委員会が百二十三億の平衡交付金の増額を詳細なる書類に基い……
○西郷吉之助君 それは傍聴ですね。
【次の発言】 御承知の通り、この前第一回を開いたときに、今お話にあつた選挙制度調査会の牧野委員長ですが、あのかたからいろいろお話を聞こうというあれであつた。ところが委員長は態度が適正でないために、各党の非常に憤激をかつて流会になつたのですが、今後この委員会の運営の上において、かかることを再び牧野委員長が繰返さないように、あらかじめ一つ委員長から注意を促しておいて頂きたい。ああいうような、この間みたいな国会を軽視するような不遜な態度があると、今後非常に運営上面白からざることが出て来ると思いますから、この点ははつきりと一つ委員長から牧野委員長に伝えて置いて頂きた……
○西郷吉之助君 その前にちよつと要望があるのですが、この前ちよつと委員長に申上げましたが、前会期中に予備隊視察をするという件ですが、重要法案のために参りませんでしたので、この手の空いている間に新たに計画をして頂きたいと思います。
【次の発言】 今の法案ですね、議長からこつちへ付託されたというのは、議院運営を開いてその結果なつたのですか、どうですか。
○委員長(西郷吉之助君) ではこれから委員会を開会いたします。本日は第一に、地方財政委員長の名を以ちまして五月二十八日附で地方財政委員会設置法第十四条による地方財政の状況報告を御提出になつておりますので、それにつきまして委員長から御説明を願いたいと思います。なおこの状況報告に際しましては、目下二十六年度の起債の査定中でありますので、そういうふうな問題も含めて一つ御報告願いたいと思います。
【次の発言】 では次に荻田事務局長から数字について御説明願います。
【次の発言】 では只今説明がありましたが、御質疑を願いたいと思います。
【次の発言】 ではお諮りいたしますが、今安井君からお聞きの通りの御発……
○西郷吉之助君 この法案は、現行制度では首長の選挙が前に、議員の選挙が首長の選挙より後でありましたが、首長と議員の選挙は、今度の政府の提案と逆ではないですか。
【次の発言】 そのときに首長は先にやり議員はあとにやつたというのはどういうことですか。いろいろそこに理由があるのではないですか。最初の場合どういうふうに考えていたのですか。又どうもこの法案は、新聞等においても、何か特定の政党がこれを自分のほうの政党の選挙を有利にせんがためにやつているようなきらいがあるようなことも聞くのですが、そういうことは全然ないのですか。そういうことが世間にあるのは、どういうところに誤解の理由があるのか、そういうこと……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
本日は国警長官並びに田中警視総監が出ておられまするが、先般の警察法改正に伴いまして、その後の状況にできるだけ詳細に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 小笠原君にちよつと申上げますが、平衡交付金の問題で奥野財務課長並びに小野政務次官が出ておりますから……。
【次の発言】 それでは今高橋さんの動議がありましたが、もう少し警察のほうだけは進めて、午前中にも済ましたいという意見がありまするが、もう少し継続しますか、どうしますか。
【次の発言】 それからさつき平衡交付金で地方財政委員会からも来ておりますから、その問題も……。
○委員長(西郷吉之助君) 只今より本委員会を開催いたします。
第一に、小委員会におきましての審議の経過並びに結果につきまして、小委員長より報告をお願いいたします。
【次の発言】 只今高橋小委員長よりお聞きの通りの中間報告がございましたが、各委員におきましては、この報告書の取扱方につきまして、御意見がございましたら、お述べを願いたいと思います。
【次の発言】 只今小笠原委員より、お聞き及びの通りの御意見の開陳がございましたが、さよう取計らいまして御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないと認めますので、私は高橋小委員長と慎重に協議いたしまして、地方財政委員長並びに政府方面に対しま……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より本委員会を開会いたします。
先ほど小委員会におきまして高橋小委員長から詳細報告がございましたので、本日は時間もございませんから、改めて本委員会へ小委員長の報告を重ねてすることを省略いたしまして、先ほどの小委員長の報告を本委員会の報告と認めたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 さよういたします。
【次の発言】 次に御承知の通り先ほど高橋小委員長から小委員会に御報告の要望書でありまするが、この伝達方につきまして各委員会の御意見を拝聴したいと思います。
【次の発言】 他に御発言はありませんか。
○西郷吉之助君 法務総裁におかれましては、いろいろこの問題につきまして説明をするとのことであり、十分伺いたいと思いますので、必要があれば秘密会にしで頂きたいと思います。
○西郷吉之助君 私は発議者を代表いたしまして本法案に対し次のような修正案を提出いたします。修正個所を読上げます。 第二條に次の一項を加える。 2 左の各号の一に該当する者は、いずれの都道府県においても、行政書士となる資格を有する。 一 弁護士となる資格を有する者 二 弁理士となる資格を有する者 三 公認会計士となる資格を有する者 四 国又は地方公共団体の公務員として行政事務を担当した期間がこれを通算して八年以上(次條第一号に該当する者にあつては五年以上)になる者 第六條第四項中「行政書士の登録を受けた者」を「第二條第一項の規定により行政書士となる資格を有し、行政書士の登……
○西郷吉之助君 先般本院におきまして地方公務員法を修正議決いたしたのでありまするが、その附則の第二十一項に、これは修正したのでありますが、單純労務者の問題があるのであります。今回近く公務員法が施行されるので、この單純労務者の問題も何らかの形において決定されるわけでありまするが、その解釈等に関しまして万が一にも区々になつては非常に紛争のもととなるので、單純労務者の範囲その他について質したい。聞くところによりますと、この軍純労務の問題は政令の形式において政府はやる考えであつて、それはすでに事務次官会議を通りまして閣議にかかつておるように聞いておるのであります。ところがその閣議でこれが保留されておる……
○西郷吉之助君 先ほど来辻田局長の御説明を伺つておつたのですが、どうも今小笠原委員の御質問に対する御説明では、我々聞いておりまして誠によちよちで、まだ不十分な研究のために、全く確信がないという感じを強く受けるわけです。局長に伺いますが、最後の小笠原さんの質問にあつた通り、文部省が地方公共団体の財政に対して、いろいろ約束はしたが、大蔵省との関係もあるが、結局地方が非常に馬鹿を見て、地方がさなきだに困難な地方財政が非常に迷惑をこうむつておるのですが、その処置が完全に付いていないというのに、又こういうような九年間にやるような、極めて粗漏な研究の下にスタートをする、過去において六三制のプランが非常に漠……
○西郷吉之助君 文部大臣は、昨日は雪のため流会になつたので、一昨日から大臣の出席を求めておつたのですから、二時半に予算に行かれるというのではなく、もう少し、ほかの大臣にも関連があるから来てもらつておるのですから、もう少し時間を割いて、ここに腰を落着けておるようにお願いします。さつきの相馬さんの御質問に関連しますが、天野文部大臣は、これは地財委とも話しておるからと安心をしておられるようだが、そういうこの土台が誤まりで、この前のお話しもお忘れにならんと思いますが、補正予算の際に二十四年度の教員の年末手当の問題、あの問題でもまだ結末が付いていない。結局民間で言うならば、文部省が債務不履行の立場になつ……
○西郷吉之助君 本日総監初め警視庁のかたが見えておりますから、我々は治安の状況につきでき得る限り詳細にお話を伺いたいと思いますので、場合により秘密会をすることを御要求いたします。その時期等は委員長において裁量をして頂きたい。
○西郷吉之助君 只今田中、鈴木両総監から自警側のいろいろの情報を伺いまして、非常に参考になりましたが、これに対しまして、すでに国警側においては詳細に亘る改正法案等をすでに新聞に出しておる現状にあるのでありますが、自治警側の意向というものも非常に明確な強い意向を持つておられますが、そういう意向を正式に現在までに政府の大橋法務総裁、或いは又国警長官等にも申入れをなさつたのですか。そういうことはどうですか、伺いたいと思います。
【次の発言】 もう一点伺いますが、御承知のごとく吉田内閣は、先に警察予備隊の場合にポ勅でやられ、又その後電力再編成の問題をしてこれが国会を通過困難と見るや直ちにポ勅でやりまし……
○西郷吉之助君 質問はないどころか地方税案が出た場合に、それを勘案して地方財政全般について精細に検討しなければならんのです。質問はないどころじやない大いにあるのですが、政府の出すのが揃わんから出るのを待つているだけで、今出しているような地方財政の政府の設定した額では絶対的に賛成しかねる。ついては地方税や何かのすつかり出たところで徹底的に質問したい。その予定は大体いつ頃ですか。そちらにお聞きするのも何ですけれども。
○西郷吉之助君 これは今提案理由の説明を聞いたばかりですから、今日は内容の質疑はやめて、明日くらいから始めて見たらどうですか。
○西郷吉之助君 昨日小野政務次官も予算委員会に出ておられたからお聞き及びと思いますが、地方税その他金額の点が地財委と大蔵省の違つたその点について、大蔵省の説明は二十四年度以降の決算見込によつて説明されましたが、あの中に繰越金というものが前に載つておつたのでありますが、あれを返しまして、これは純益のようにもとられますし、その点非常に誤解がありますから、自治庁ではどういうふうな御見解を持つておられるのでありますか、伺いたいのであります。
【次の発言】 大蔵省側の見解は改めて予算委員会で私は質すつもりで、その前提として今の地財委の御意見を伺つたのですが、地財委側としての大体の御意見はわかつたのですが……
○西郷吉之助君 地方税に限つたことでなくも全般ですか……。
【次の発言】 これは必ずしも大臣でなくともいいんですが、今度の地方税の増收額はですね、総額は百七十八億ですか、これは大臣の予算委員会における説明によると、増税でなく、これは飽くまでも増收であるということを強く言われておりました。これはどういうところに重きを置いてお考えになつたからこういう数字が、増收分が出たのか、そういう点について、これは一つ、やはり大臣に伺いたいと思います。
【次の発言】 今説明のときに遊興飲食税のときは二十六年度の増減のところが何も金額は上つておりませんが、そこにこれがたしかしるわけじやありませんか。
○西郷吉之助君 委員長、それに先立つて意見があるのですが、本委員会においても地方税法の改正案の審議を開始しつつあり、予算においてもこの審議が進んでお偽のですが、地方財政委員会から平衡交付金その他について勧告が国会に出ておりますので、本委員会といたしましてはその勧告をどういうふうに取扱つて行くか、それを勧告を尊重しまして又本会議に決議案を出すという手もあると思いますが、少くとも本委員会としては予算委員会に対し、適当な時期において委員長より地方財政のほうの意見を強力に開陳して頂きたいと思います。そういう点を皆さんにお諮りして、どういう方法をとるか考えて頂きたいと思います。
○西郷吉之助君 ちよつと途中ですが、続けざまにやつてか一つ質疑をするのですか、どうか……。
【次の発言】 今の給與支払の源泉所得で取られた分のあれは、例えば会社なら会社で通知するでしようし、そのもらつた個人も個別的にそれを出すのですか、どうですか。
【次の発言】 支払つたほうが現在でも通知しているのだから、受けたほうが一々こういう面倒なことを、大体地方では非常に規定が細かくて面倒で、納税者のほうの便宜ということがそのために非常に阻害されているわけですが、更にもらつたほうも源泉徴収票を出さなければならん、それに違反すれば罰則があるのだというふうなことはどうかと思うので、出したほうが通知しておるの……
○西郷吉之助君 これにつきましては、前回の例もありますので、今小委員会によつて決定しました趣旨を盛つたところの案文を地方行政委員長より予算委員長宛てに送付されるようにしたらどうか。(「異議なし」「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 実は昨日予算委員会の平衡交付金に対する小委員会におきまして、大蔵省から二十五年度年末手当支給の状況の調べというのを提出されたのでありますが、これは二十六年度の年末給與の額が大幅に削減されておるので、予算委員会においても、本委員会においても、こういう資料が欲しかつたのでありますが、大蔵省のこの資料といえども、各地方公共団体の申分の数字であつて、二十五年度のこの一部の表……
○西郷吉之助君 事務局に伺いますが、平衡交付金法の改正案ですが、この十五條の百分の七十の現行のを百分の八十に改める、その根本の改正案の考え方ですね。どういうところを狙つてこれを改正なさるのですか。その点を一つお話を願いたい。
【次の発言】 岡野国務大臣に伺いますが、この百分の七十を百分の八十に今度上げられましたが、お聞きの通り、地方の公共団体は挙げて基準財政需要額を見積るその額が、今日まで非常に少いので、もう少し各県市町村とも自分たちが仕事をする上においても、地方の行政をする上においても、基準財政需要額をもう少し幅広く認めてもらいたいということは、これはもう地方公共団体の大小にかかわらず輿論で……
○西郷吉之助君 今政府の答弁で、こういうものを含んでおるという解釈で行きますか、改めて入れるのですか、どうしますか。
【次の発言】 政府案が修正しましたね。それは今の政府のこれも含んでいるわけですね。
【次の発言】 只今の政府提案の法律案に対しまして次のような修正案を提出いたします。この案文を先ず第一に読みます。
地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。
第十五条第二項の改正規定を次のように改める。
第十五条第二項中「地方税法(昭和二十五年法律第 号)」を「地方税法(昭和二十五年法律第二百二十六号)」に改める。
この趣旨を簡單に申上げます。平衡交付……
○西郷吉之助君 法務総裁に伺いますが、今度のこの法案によりますと五千人に限つて定員外に置くようになつておりますが、最初説明になつたときは二万人が必要だというお話だつたと思うが、それで二万人が必要だというお話を聞いたのですが、その予算面で大蔵大臣と折衝した結果五千人に切られて、而も聞くところによりますと、これを以て大体警察制度はこれ以上手を加えない、今後においては根本的な改革をなさるのかと思つておつたところが、そうでなくこの程度にとどめるのだというような御意向のように聞くのですが、こういうような治安関係のものは二万人必要であるというような見地を持たれたのは相当の研究の結果だろうと思いますが、それ……
○西郷吉之助君 五頁でございますが二百六條のところの「法律に特別の定がある場合を除く外、」というのは、新規挿入したのでございますか。
【次の発言】 符号の付け方が削つてありますね。
【次の発言】 符号の付け方が逆のほうに、左側に付けるのではないでしようか。
【次の発言】 提案者に伺います。が、今度の改正は現実には東京都だけを狙つておられるようですが、他の府県のほうも併せてお考えにならなかつたのですか、どうなんですか。
【次の発言】 そうしますと、今の御説明だと、緊急を要するから東京都だけを先にやつたと言われると、次の機会には他の府県の分も御提案になる御所存ですか、この点を伺います。
○西郷吉之助君 その十時からというのは明日ですか。
○西郷吉之助君 この際大蔵大臣に質問いたしまするが、御承知の通り今回のこの警察法の改正案によりまして、住民投票によつて自治警は国警に転換できるということでありまするが、その際転換した場合に平衡交付金はどういうふうになるかという問題がありまするが、これが途中で減らされるようなことになりますると、御承知の通り百九億を削つたのでありますので、非常に地方財政の上で各自治体は困る。それを非常に不安に思つておりまするので、この問題をはつきりしておきませんと、折角この警察法の改正案を出しましても、国警に移管しないというようなことになつて、法務総裁の努力も水泡に帰するのじやないか、そういう懸念がありますし、自……
○西郷吉之助君 今のこの数字に部長から説明を聞きましたが、今日でなくても結構ですが、政府決定額に対する大蔵省と地財委との数字の違いを大蔵省から説明を求めます。なおこれについて本年と二十五年度との税收入の項目の説明を出してもらいたいと思います。
【次の発言】 今主計局次長から卒衡交付金を説明された、その結果して金額が違うわけでございますが、その平衡交付金の金額の違いについて更に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今の大蔵省のほうの説明の、二十六年度に予備費が百億ありますが、左のほうにはその百億がないので、これは平衡交付金をこれだけ殖やすことができるというような性質のものか、その点を伺いたい……
○西郷吉之助君 私は池田大蔵大臣に対しまして、二十六年度の予算中、地方財政に関する部分について所見を質したいと思います。 御承知のごとく二十五年度の補正予算におきまして、地方財政の面におきまして、平衡交付金並びに起債の枠の増額の問題について大蔵大臣に対しても、本委員会においても、地方行政委員会においても、国会におきまして非常に愼重な論議が交されたことは御承知のごとくであります。補正予算におきましては、池田大蔵大臣におきましても、非常に努力をされまして、不十分とは言え、平衡交付金におきまして三十五億、起債の枠におきまして七十億が増額されましたので、この点は大蔵大臣の努力を多とするのでありまする……
○西郷吉之助君 事務当局に伺いますが、開発銀行は政令で業務を開始する日をきめることになつておりますが、政府の予定では大体それはいつですか。
○西郷吉之助君 国鉄総裁に伺いますが、今の監理委員会の委員の構成はどういう種類の人で構成されておりますか。
○委員長(西郷吉之助君) ではこれより本委員会を開催いたします。 第一に皆様に御報告申上げますが、先ほど委員長理事会を開催いたしまして諮つた件でありますが、一つは御承知の通り第十一国会は極めて短期間でありまするが、地方行政の改革に関する一般の調査は広範でありますので、第十一回国会閉会後も適当な機会に調査を継続したいと思いますのでその手続をとりたいと思いますが、理事会では御承認を得ましたので、本委員会においても皆様方に御了解を願い、且つその調査要求書の手続の内容につきましては委員長に御一任を願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
○委員長(西郷吉之助君) ではこれより委員会を開会いたします。
最初にお諮りいたしまするが、休会中本委員会におきましては、従来通り地方行政の改革に関する調査を継続して来ましたが、調査が完了いたしませんので、参議院規則第五十五条に基きまして、未了報告書を提出いたしたいと思いますが、その内容その他につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは成規の手続により多数意見者の御署名をお願いいたします。
多数意見者署名
堀 末治 岩沢 忠恭
小笠原二三男 吉川末次郎
林屋亀次郎 岡本 愛祐
……
○委員長(西郷吉之助君) それでは本委員会を開会いたします。
本日は最初に吉川君から御希望がありました先般法務府吉河特審局長がアメリカにおきまして種々証言をされましたその問題に関連しまして意見を求めます。
【次の発言】 お諮りいたします。只今答弁に先立ちまして、特審局長から速記をとらないようにと希望されました。さよう取扱つて御異議ありませんか。
【次の発言】 さようにいたしまして、速記を中止いたします。
午前十時三十八分速記中止
【次の発言】 速記を開始いたします。本日は次に先般国会を通過しました警察法改正の前後の経緯その他につきまして、警視総監並びに斎藤国警長官より御説明を伺いたいと……
○委員長(西郷吉之助君) これから委員会を開会いたします。
本年度の補正予算のうち地方財政に関する分について全般的に御説明を承わりたいと同時に、先月の二十二日附で以て意見書を国会並びに政府に出しておりますので、その御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 なお参考資料がたくさん出ておりますので、事務当局からそれについての説明を求めます。
【次の発言】 更に事務局長或いは監理課長から地方債制度の改正について、これはもう少し詳しく説明をして頂きたい。
【次の発言】 それでは更に平衡交付金につきまして本年度どの程度配分しておるか。その方針、起債についてもその説明をして頂きます。
○委員長(西郷吉之助君) ではこれより委員会を開催いたします。
本日は第一に、政府が地方行政簡素化本部を設けまして、いろいろ仕事をやつておりますので、その本部長たる岡野国務大臣から説明を聴き取りまして、それに関連しまして、昨日に引続いて本年度の地方財政平衡交付金なり起債の問題について質疑を続行したいと思います。
【次の発言】 委員長から申上げますが、今大体極めて簡略なる御説明を大臣から伺いましたが、数日前から第一試案というものが新聞等に相当詳細に発表されておりますので、或いはまだ行政簡素化本部としては確定した試案ではないのかも知れませんけれども、詳細に新聞に発表されておりますので、我々も拝見……
○委員長(西郷吉之助君) これより本委員会を開催いたします。 本日委員長理事会を開催いたしまして、議事運営の点について協議いたしましたが、御承知の通り会期が十八日となつておりまして、予算のほうも審議が開始されると思いまするが、その前にこちらとしては本年の地方財政についての態度をどうするかというふうな問題が当然出て参りますので、成るべく早い機会にそれを決定して参考のために予算委員会のほうに要望したいと思いますので、できるだけ平衡交付金なり起債、短期融資の問題に主力を注ぎまして審議を進めてやつて参りたいと、さように考えております。本日は大蔵省銀行局の資金運用課の課長補佐の大角君が見えておりますの……
○委員長(西郷吉之助君) それではこれより本委員会を開催いたします。
昨日に引続きまして地方財政の平衡交付金や起債、短期融資の問題について御質疑を願いたいと思いますが、只今銀行局長が参つておりますからさよう御了承をお願いいたします。
【次の発言】 只今朝から出席を求めておりますが、閣議が済みまして、今衆議院の予算委員会に出ておられますので、重ねて今出席を求めておりますから今暫くお待ち下さい。
【次の発言】 ほかに御質問ありませんか。
【次の発言】 では本日はこの程度にいたしまして、明日は十時から再開いたしたいと思います。御異議ございませんか。
○委員長(西郷吉之助君) それでは本委員会を開会いたします。
【次の発言】 只今御承知のように岩木君から懇談会の御要求がございましたが、御審議がなければ、さようにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 では懇談会に移ります。
午前十一時四十八分懇談会に移る
【次の発言】 これで懇談会を閉じまして、本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十一分散会
○委員長(西郷吉之助君) これより開会いたします。
昨日に引続きまして、本日は地方財政の緊急対策に対する決議案の事項につきまして御協議を願いたいと思います。
【次の発言】 速記中止。
【次の発言】 速記を始めて……。
【次の発言】 では只今の御趣旨に副いまして、各会派一つ御努力をお願いいたします。決議案の上程は來週早々月曜日というふうなことでよろしうございますね。
【次の発言】 さよう取計らいます。
【次の発言】 只今の小笠原君の御趣旨は了承して、さようにいたしたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)なおその他決議案に関しまして御意見がございますか……。なければ、本日はこの程度にいたした……
○委員長(西郷吉之助君) これより開会いたします。
本日は参考人においでを願つておりますので、先ず最初に参考人のかたがたに順次御意見を伺いたいと思つております。本日の参考人の公述は、十五分乃至二十分程度にして頂きまして、その後に委員よりいろいろ質疑があると思つております。では最初に神奈川県総務部長の矢柴信雄君。
【次の発言】 御質疑をどうぞ。
【次の発言】 それでは進行の上から次の参考人に御意見を承わりまして、矢柴君に対しての御質問は又午前中の御供述が終つたあとにお願いしたいと思います。次に山梨県副知事金丸徳重君。
【次の発言】 では残りました質問はあとに願いまして、大阪市長中井光次君。
○委員長(西郷吉之助君) 本日の会議を開きます。
本日は一般起債の問題のうち、特に警察、消防関係の問題を取上げたいと思います。本日は国警、自警並びに消防関係の政府委員等が見えておりますから、御質疑をお願いしたいと思います。では最初に自警連会長代理として警視庁の総務部長が来ておりますから御説明を聴取したいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 自警連会長代理警視庁総務部長小金井健男君。
【次の発言】 次に全国都市消防庁連絡協議会会長代理、東京消防庁総務部長篠田信夫君。
【次の発言】 なお消防団側の代表といたしまして、日本消防協会総務部長白石錦太郎君。
○委員長(西郷吉之助君) では本日の会議を開きます。
本日は、地方行政の改革の問題につきまして御審議を願いたいと思います。先ず最初に文部大臣以下文部省の関係官がおられますから……。
【次の発言】 では時間が大分経過いたしましたので、本日の午前中はこの程度にいたしまして午後一時半より再開いたします。
午後零時三十四分休憩
【次の発言】 では午前中に引続きまして午後の委員会を開会いたします。
最初にお諮りいたしますが、明日の八幡浜事件に関しまして、法務委員会から連合審査の要求がございますが、これを承諾することに御異議ございませんか。
○委員長(西郷吉之助君) それでは本日の会議を開きます。 最初に本日の理事会で諮りました点について御報告を申上げます。一つは只今衆議院を通過いたしました地方税法の一部改正案並びに地方財政平衡交付金法の一部改正案が本委員会にかかつておりますので、これに対してこれをどう取扱うかにつきましてお諮りいたしましたが、この二法案に対しましては本日岡野国務大臣の出席を求めまして説明を聞いた上、これに対していろいろの関連質問をして頂く。その内容の質疑応答に入るかどうかはその後において本委員会において協議の上きめる。もう一点は、先般の本委員会で取扱いました八幡浜市の警察の問題でありまするが、先般あの際に内輪で……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より委員会を開会いたします。 最初に今朝の理事会の御報告をいたします。昨日委員会にお諮りいたしました例の警察に対する申入書の案文を訂正いたしましたから、新しい案文をここで朗読いたします。 申入書(案) 最近我が国の警察の運営について世上の問題となり種々論議をかもした事例が少くない。これらの事例を通じてややもすれば、警察側において基本的人権を尊重することが十分でなく独善的、威圧的態度が窺われ、或いは国家地方、自治体両警察間の連携緊密ならず、ために警察に対する国民の信頼と期待の念を損い、ひいては発足後日なお浅い新警察制度の前途に一抹の不安を感ぜしめるに至……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今から本委員会を開催いたします。
昨日に引続きまして提案されております二法案に対する質疑をお願いいたします。
【次の発言】 昨日実は説明を聞きましたが、もう一度鈴木次長から説明を願います。
【次の発言】 只今小笠原委員からお聞き及びの通り地方自治庁並びに地方財政委員会の定員についてここで結論を出したならば、内閣委員会に他の委員会同様申入れをしてはどうかという御発言でありましたが、その点如何いたしますか、皆様にお諮りいたします。
【次の発言】 この問題につきましてその他に御発言ございませんか。
【次の発言】 お諮りいたしますが、今岡本君、相馬君からも御発言が……
○委員長(西郷吉之助君) これより委員会を開会いたします。一昨日に引続きまして、今提案中のニつの法案に対する質疑をお願いします。
【次の発言】 ほかに御質疑がございませんか。
【次の発言】 それでは御貿疑が盡きたものと存じます。ではこれから討論に入りたいと存じますが、御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べ願いたいと思います。別段討論の御発言がなければ討論はないものと認めます。
それでは採決に入りたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは第一に、地方税法の一部を改正する法律案を議題に供します。これにつきまして政府原案に賛成のかたの……
○委員外議員(西郷吉之助君) 御質問にお答えいたしますが、最初には、公報を俟たずに委員会を開いたのはどういうふうな手続をとつたかということでありますが、衆議院のほうで一日会期を延長するということを聞きましたのは、時間は、明確でありませんが、十一時四十分頃でありまして、それでは零時五分から、三十一日の零時五分から、会期も迫つているので委員会を開きたい。それで各委員に、丁度本会議中でありましたので、大部分本会議場におられましたので、事務局として口頭で伝えて零時五分委員会を開くということを伝えた。それで私は委員会に出ましたが、だんだん委員もお揃いになりましたので、果して衆議院が正式に手続を完了したか……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より委員会を開会いたします。 先ず最初に調査未了報告書を提出しなければなりませんので、それをお諮りいたします。第十二国会終了後、調査の資料等を集めておりましたが、短期間でございましたので報告を完了いたしませんので、本院規則第五十五條に基きまして調査未了報告書を提出しなければなりませんが、その内容その他一切につきましては、委員長にお任せ願いたいと存じます。それでは委員長が本院に提出する報告書には多数意見者の署名を附することになつておりますから、順次御署名をお願いいたします。 多数意見者署名 堀 末治 岩沢 忠恭 岡本 愛祐 原 虎一 ……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。先ず最初に地財委側から二十七年度地方財政計画について説明を求めます。
【次の発言】 お諮りいたしますが。十二時になりましたが、これから続行いたしますか、平衡交付金の説明は明日にいたしますか、どちらにいたしますか。
【次の発言】 それでは本日配付されました二十六年度の平衡交付金の書類に基きまして説明を求めます。
【次の発言】 只今の説明に対しまして御質問がありましたらお願いいたします。
【次の発言】 その他に御質問がなければ大分時間も経過いたしましたから本日はこの程度で散会いたしたいと思いますが……。
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今から委員会を開会いたします。
本日は昨日委員会において御要求のございました従来の警察予備隊を、先般衆議院の予算委員会において防衛隊にこれを切替えるというふうな政府の説明がありましたので、これに関する問題並びに治安関係の機構全般に関する問題につきまして審議をいたしたいと思います。只今大橋国務大臣並びに国警の谷口次長、加藤総務部長等も来ておりまするが、併せて後刻木村法務総裁も出席される予定でございまするが、只今大橋国務大臣がおいでになりましたから、審議を開始いたします。
【次の発言】 御尤もなお話ですが、木村法務総裁が今見えんものですから、防衛隊の解釈上の問……
○委員長(西郷吉之助君) それでは委員会を開会いたします。
最初にお諮りいたしまするが、岩沢忠恭理事から都合により理事辞任の申出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは補欠の互選をいたしたいのでありまするが、成規の手続を省略いたしまして、この指名を委員長にお任せ願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは岩沢忠恭君の後任としまして、自由党の堀末治君を指名いたします。
【次の発言】 本日は前回に引続きまして、平衡交付金の問題につきまして御質疑を願いたいと思います。
【次の発言】 今日参りましたのは先ほど差上げましたものこれだけ……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より委員会を開きます。
本日は公報に記載してございまするが、本委員会はポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く全国選挙管理委員会関係諸命令の廃止に関する法律案並びにポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く警察関係命令の措置に関する法律案、この二件につきまして政府当局から説明を求めます。それが終りましたら次に治安関係の報告を聞きたいと思います。
【次の発言】 それではこの法案に対する質疑は次回に譲ります。
【次の発言】 次に斎藤国警長官。
【次の発言】 ちよつと岡本君に申上げておきますが、申し落しましたが、今朝ほどの理事会で今日はこの両法律案の……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より本委員会を開会いたします。
本日は治安機構の問題について政府の説明を聞きたいと存じます。只今大橋国務大臣が御出席になりましたので、防衛機構の問題について御説明を頂きたいと思います。
【次の発言】 この際御質問がございますれば御質問を願います。
【次の発言】 他に御質問ございませんか。
【次の発言】 ちよつと中田君待つて下さい。今木村法務総裁がお見えになりましたが、衆議院の予算委員会に出席なさる予定がありますので、今質疑中でありまするけれども、この際木村法務総裁の御説明を一旦伺つて置きたいと思いますが……。ちよつとそのあとにこの質問の継続をお願いしたいと思いま……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より委員会を開会いたします。
本日は地方財政のうち二十六年度の赤字補填に関する繋ぎ融資問題を取上げる予定でおりますが、それに先立ちまして中田委員より富士銀行千住史店ギヤング事件について、発言を求められておりますから、これを先にいたします。
【次の発言】 ちよつと中田君に申上げますが、間もなく警視総監が見えますから……。
【次の発言】 国家地方警察本部捜査課長新井君は政府委員でありませんが、説明員といたしまして答弁させます。新井説明員。
【次の発言】 それでは田中警視総監がお見えになりましたから、千住の富士銀行のギヤング事件に関連して説明を求め、なお且つその際の岡……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。出席者はここには少数でありますけれども、過半数登院いたしておりますから、今から審査を開始いたします。
本日は二十六年度の決算に関連いたしまして、赤字対策としての繋ぎ融資の問題に検討を加えます。本日大蔵省の資料が配付してございますが、先ず資料について大蔵当局の説明を求めます。
【次の発言】 更に大蔵省に説明を求めますが、一月三十一日現在で資金運用部短期資金融通現在額調というのが出ておりますね。それについても併せて御説明をお願いしておきます。
【次の発言】 それでは御質問をお願いいたします。
○委員長(西郷吉之助君) それではこれから委員会を開会いたします。
本日は先ず第一に予備審査に付されております国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案の政府当局の説明を求めます。
【次の発言】 本日はこの予備審査に付されました法案の御説明だけを聞いておきまして、後日この審議をしたいと思います。
【次の発言】 次に、昨日に引続きまして二十六年度の繋ぎ融資の問題について検討を加えたいと思います。
それでは、この際政務次官がお見えになつておりますから、自治庁のほうで今国会に提出なさる法案につきまして、大体いつ頃、こういうものが出揃うか、その点ちよつと御説明願いたいと思い……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より委員会を開会いたします。
本日は治安機構の一環として只今いろいろ機構の改革等が行われておりますので、本日は海上保安庁並びに入国管理庁について検討いたしたいと思います。予定といたしましては、最初に大橋国務大臣より海上保安庁改組の構想について伺う予定でありましたが、今司令部に行つておられますので、これをあとに廻しまして、柳沢海上保安長官から特に治安関係から見たところの海上保安庁の現状並びに将来の計画について御説明を求めます。
【次の発言】 それでは次に入国管理庁長官の説明を求めまして、そのあとで御質疑を願いたいと思います。
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
本日は木村法務総裁より先般新聞等に出ております首都警察の問題並びに警察法改正の構想について伺う予定でありましたが、まだお見えになりませんので、それをあとへ廻しまして、次に由る二十七日前後より全国的にいろいろの事件が頻発しておりますので、それらの問題につきまして特審局長、斎藤国警長官、田中警視総監並びに天野文部大臣より説明を求めたいと思います。では最初に斎藤国警長官より説明を求めます。
【次の発言】 では今田中警視総監もお見えになつておりますから、御説明を先に聞きましようか、さようにいたします。
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開催いたします。
本日は三十七年度の地方財政につきまして、地方財政委員会から詳細に御説明を承わりたいと思います。ついては先般地財委から配られました二十七年度地方財政計画、この表に基きまして地財委より御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 それでは地財委に伺いますが、今中田君からの発言がありましたが、先般から繋ぎ融資につきまして審議を開始しておりましたが、地財委の答弁では、その当時は数日中に大蔵事務当局との折衝が完了するから、それまで数日待つてくれというお話でありましたが、もうかなり日も経過しましたし、今中田君の言われました問題について所見……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開催いたします。
本日は一昨日に引続きまして二十七年度の地方財政について質疑を続行いたします。
【次の発言】 結構です。
【次の発言】 木村委員にちよつとお尋ねしますか、今岡本委員の御質問に関連してこのお出しになつた数字が不審な点があるのですが、二十七年度ですね、地方税改正前後收入見込額比較調ですね、これの事業税の所なんですが、改正後に六百九十七億増加することになつておりますが、その改正前収入の百六十六億はこれは違いであつて、別の表には七百二十億になつておるんですが、これ間違いじやありませんか。
○委員長(西郷吉之助君) それでは時間が経過いたしましたから、只今より委員会を開会いたします。本日は、現在御出席のかたは少いのでありますが、多数登院になつておられますから、審議を開始いたします。
本日は、議題に載つておりませんが、御承知のように、昨日北海道におきまして震災による災害が起きましたので、その資料をお手許に配付してあると思いますが、それにつきまして先ず最初に国家地方警察から御報告をお願いいたします。
【次の発言】 只今御説明申上げました通り、今刑事部長が来ておりますけれども、もう近く災害説明のため担当官が見えるそうでありますが、今の刑事部長に対しまして何か質疑でもございましたらこの……
○委員長(西郷吉之助君) それではこれより委員会を開会いたします。現在過半数に達しておりますから、予定の通り審議を開始いたします。
本日は過般選挙区制度調査会において一応の衆議院議員選挙法案の試案を得ておられまして、すでにお手許に配付してございまするが、それにつきまして大体の概略を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 只今までの説明に対して御質疑がありましたら、これからお願いいたします。なお只今選挙に関連いたしまして、齋藤国警長官も見えております。
【次の発言】 牧野委員長に伺いますが、今選挙の事前運動につきましては齋藤国警長官の御意見のあつた通り、非常にその点が漠としておりまして、取締……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より開会いたします。
本日は予定といたしまして義務教育費の国庫負担の問題並びに地方財政白書について、政府当局から説明を求める予定でありますが、本日それより前に本会の堀理事が先般の北海道震災に対して党からいち早く現地に行かれましたので、本日堀理事より先ず北海道の震災の状況についてお話を承ります。
【次の発言】 それでは北海道のことについての話を終ります。
【次の発言】 文部大臣も御出席になりましたから、本日の予定であります義務教育国庫負担の問題についてこれよりお話を承ります。
【次の発言】 なお今の文部大臣の御説明に敷えんするあれがありますればこの際お願い……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
本日は昨日取扱いました義務教育費の問題、その他地方財政白書の説明等を求める予定でありまするが、まだ岡野国務大臣がお見えになりませんので、予定を変更いたしまして、只今本委員会にかけられておりますところのポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く警察関係命令の措置に関する法律案の質疑をこの前一度いたしましたが、続行いたします。
【次の発言】 それでは岡野国務大臣がお見えになりましたから、只今の警察関係の法案の審議は次回に讓りまして、岡野国務大臣より昨日義務教育費国庫負担の問題を文部省、文部大臣並びに地財委から伺いましたが……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。 先ず第一に御報告申上げますが、本日の理事会できめましたことを御報告いたします。御承知のごとく現在二法案が本付託になつておりますので、この警察関係並びに選挙関係の法案について本日これから質疑をいたしますが、質疑が終りましたならば、討論採決いたしたいと思つております。では只今国警が参つておりますから、第一にポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く警察関係命令の措置に関する法律案について御質疑をお願いいたします。 それでは委員長が国警長官にお尋ねしておきますが、先般も他の委員からも御発言があつたと思いますが、この登録制……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開催いたします。
本日は予備審査に付せられております地方税法の一部を改正する法律案について提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 只今更に荻田事務局長より説明を補足してもらいたいと思いますがまだ見えませんので、只今の大臣の提案理由の説明に対しまして御質疑がございましたら、この際お願いいたします。
【次の発言】 それでは荻田事務局長より更に先ほどの説明を敷えんして頂きます。
【次の発言】 本日はこの程度で散会いたします。
午後零時二十三分散会
○委員長(西郷吉之助君) 只今より委員会を開会いたします。
本日は町村職員恩給組合法案、並びに地方公営企業法案、地方財政法の一部を改正する法律案、地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案につきまして提案の理由を岡野国務大臣より聴取いたします。
【次の発言】 なお以上四件について提案理由の説明は終りましたが、この四法案に対する事務当局の説明は次会に譲りまして、本日はこの程度で散会いたしたいと思います。
なお次回は来週の火曜日午前十時から開会いたします。
午前十一時五十五分散会
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今から委員会を開会いたします。
本日は、先般大臣から説明を聞きました町村職員恩給組合法案以下、公報に掲げてございます四つの法案につき事務当局から説明を聞きますが、その前にお諮りいたしておきますが、御承知の通り、海上保安庁法の一部を改正する法律案が内閣委員会に付託されておりまして、本日向うでは連合委員会を開催したいという申込がございましたので、連合に参加することを御決定願いたいと思います。さよう取計らいまして御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは本日午後一時より内閣との連合委員会を開催いたします。
又、同様に、内閣委員会に警察予備隊令の一部を改正す……
○委員長(西郷吉之助君) 只今から本委員会を開催いたします。
本日は地方公務員法の一部を改正する法律案につきまして政府より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 それでは本法案につきまして更に敷衍して事務当局から説明を求めます。
【次の発言】 それでは前回残つております地方公営企業法案の事務当局の説明を求めます。
【次の発言】 それでは一応各法案の説明を終りましたが、時間が正午になりましたが、この程度で本日はやめておきますか、それとも町村職員恩給組合法案の質疑を継続するか、どういうことにいたしましようか。
【次の発言】 今の岡本委員の御意見は尤もだと思うのですが、御承知の通りたくさん予備審……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今から委員会を開会いたします。 本日の議題に入ります前に、昨日委員長より理事会におきまして決定いたしましたことを御報告いたします。 第一は、先般岡本委員その他から御発言がございましたが、公職選挙法改正の問題でございますが、これは現在衆議院の特別委員会におきまして、いろいろ審査をしておりますが、検討を加えておりますが、まだ全部ができ上らないので、多分今月一ぱいはかかるだろうということでございますので、お手許に、今まで向うでまとめました資料を配付してございますが、取りあえず、長くなりますので、適当な機会に衆議院の小委員長をやつておられます小澤佐重喜さんに来て……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。本日は地方財政法の一部を改正する法律案につきまして質疑を開始したいと存じます。すでに大臣の提案理由の説明を聞き、事務当局からの補足説明もございましたので、質疑をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは本日はこの程度にいたしまして散会いたします。
午後零時四十五分散会
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今から委員会を開会いたします。 本日は前回に引続きまして、地方財政法の一部を改正する法律案につき質疑を継続して参ります。なおこの際申上げておきますが、本日衆議院の地方行政委員会において、こちらに予備審査になつております、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う地方税法の臨時特例に関する法律案について、只今討論採決を行なつておりますので、その間岡野国務大臣は衆議院のほうにおります。追つて向うが済み次第こちらに参ります。なお行政協定に関する特例案は向うの委員会を通過いたしますので、本日場合によつては大臣の出席後、提案理由の説明……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より委員会を開会いたします。本日は昨日大臣に提案理由の説明を聞くことになつておりました日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う地方税法の臨時特例に関する法律案につきまして、第一に大臣より提案理由の説明を聞きたいと思います。なおこの際申上げて置きますが、この法案は本日午後の衆議院本会議でこちらに送付されて参りまするが、これは発効の日から施行するというふうなことになつておりまするので、大変時間がないのでありまするが本日から説明後審議を開始いたしまして、でき得るならば明日の午前中に上げて参りたい。月曜日が二十八日になりまするのでそういう……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
本日は昨日に引続きまして、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う地方税法の臨時特例に関する法律案につきまして質疑を継続いたします。なお、昨日御要求がございました資料につきまして、只今お手許に資料を配付いたしましたので、これに関しまして説明いたさせます。
【次の発言】 こちらは財政委員会の府県税課長です。
【次の発言】 この参考資料並びに法案全体について御質疑をお願いいたします。他に御質疑ございませんか。
【次の発言】 他に質疑はございませんか……質疑がなければ昨日お諮りいたしました通りに、……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
本日は五月一日のつメーデーの騒擾事件に関しまして、関係方面から報告を聞きたいと思いますが、只今国警の柏村警備部長が来ておりますから、先ず国警側の説明を聞きます。なおその際御注意申し上げておきますが、昨日本院の本会議で法務総裁より一応の御説明がございましたから、説明なさる場合には、それを敷衍する意味において事実をできるだけ率直に御報告願いたいと思います。
【次の発言】 それでは次に田中警視総監より説明を求めます。先ほどもちよつと注意しておきましたが、昨日概略の説明を聞きましたので、本日は実態につきまして卒直に御説明を願いたいと……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より委員会を開会いたします。
本日は前回に引続きまして地方財政法の一部を改正する法律案の質疑を続行いたします。
【次の発言】 今の若木委員の御質問にお答えいたしますが、概括的なものが、昭和二十七年度地方予算における事項別の国庫負担金に関する調べ、こういう負担率という項がありまして、概括的なことは出ているのですが、御要求になりましたことはもつと詳細なことですから、更に……。
【次の発言】 それでは岡野国務大臣がお見えになりましたから、先ほど若木委員よりの御質疑をもう一度大臣に改めて御質問願います。
【次の発言】 委員長より大臣に御質問をいたしますが、与党提案の義務……
○委員長(西郷吉之助君) それでは委員会を開会いたします。
最初に理事会に諮りました点について御報告申上げます。
第一には先般のメーデーにおきまして京都で騒擾事件が起きておりますので、その現地調査のため京都に三日間委員を派遣することに決定いたしました。人員は四名でありまして、自由党、緑風会からおのおの一名、両社会党並びに改進党は、その六人の中から二名、合計四名三日間京都に派遣することに理事会で決定いたしましたからさよう決定いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 京郷の問題だけでございますからもう一日くらい殖やしても構いませんが、四日にしますか……それでは期間はもう一日……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開きます。 連合委員会の件につきまして最初にお諮りいたします。自治庁設置法案並びに自治庁設置法の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案に対しまして、内閣委員会と連合委員会を開くことに昨日ちよつと触れておきましたがいろいろ明確を欠いておりましたので、改めて内閣委員会との連合をいたすこと並びに保安庁法案につきましては、同じく内閣委員会と連合いたす点、並びに地方公営企業労働関係法案に対しましては労働委員会と連合いたす件、並びに義務教育費国庫負担法については文部委員会と連合委員会をいたしますことに御異議ございませんか。
○委員長(西郷吉之助君) それではこれより開会いたします。本日は、町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案並びに市の警察維持の特例に関する法律案の質疑を続行いたします。
なおそれに先立ちまして、現在農林委員会にかかつております畜犬競技法案に関しまして、こちらとして連合を申込む件についてお諮りいたしますが、連合の申込みをいたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは連合をいたすことに決定いたしました。御質疑をお願いいたします。なおこのうち、町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案は、もう衆議院を通過して本審査になつておりますから、順序といたしまして、……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
本日は前回に引続きまして、町村の警察維持に関する責任転移の時期のり特例に関する法律案につきまして質疑を終了次第討論採決に入る予定であります。では御質疑がございましたらどうぞお願いします。
【次の発言】 他に御質疑ございますか。御質疑は尽きたものと認めまして御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないものと認めます。これより討論に入りますが、御意見のおありのかたは賛否を明かにしてお述べを願います。なお修正意見等もおありのかたは討論中にお述べを願いたいと思います。
○委員長(西郷吉之助君) これより委員会を開会いたします。本日は地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案に対しまして質疑を続行いたします。
【次の発言】 他に御質疑ございませんか。
【次の発言】 他に御発言ございませんか。
【次の発言】 それでは時間も経過いたしましたから本日はこの程度にいたしまして、委員会を散会いたします。
午後零時二十五分散会
○委員長(西郷吉之助君) 只今より委員会を開会いたします。
本日は道路交通取締法の一部を改正する法律案並びに地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案、両案について質疑をいたします。最初に道路交通取締法の一部を改正する法律案に対する質疑をお願いいたします。
【次の発言】 それでは岡野国務大臣がお見えになりましたから、道路交通取締法の質疑は次回に譲ります。
【次の発言】 それでは平衡交付金の御質疑を願いたい。
【次の発言】 それではこの程度で散会いたします。
午前十一時五十九分散会
○委員長(西郷吉之助君) それではこれより委員会を開会いたします。
先ず御報告いたします。二十三日の公聽会の人選が大体きまりまりしたから申上げます。最初に自由党推薦の小倉庫次君、並びに小関普一君、自由党並びに緑風会推薦の猪間験一君、社会党右派の御推薦の中村哲君、東京都の春副知事、特別区は千代田区長、又は新宿区長、新聞界の代表は東京新聞論説委員の立川克捷君、社会党左派の御推薦の野村カツ君、なお一般から下村金太郎君、中山幹君、笹川作八君、それから目下自由党の佐藤功君に交渉中でございます。以上に大体決しましたから御報告申上げます。
【次の発言】 本日は、地方公務員法が昨日衆議院を通過して本審査に付……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より委員会を開会いたします。
本日は地方公務員法の一部を改正する法律案並びに地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案について質疑を続行いたします。
最初に地方公務員法の一部を改正する法律案につきまして質疑をお願いいたしまするが、昨日藤野政務次官より衆議院の修正点について一応の御説明がございましたが、本日更に佐久間公務員課長よりそれについて説明をして頂きます。佐久間公務員課長。
【次の発言】 他に御質疑ございませんか。
【次の発言】 他に御質疑ございませんか、本法について。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。
○委員長(西郷吉之助君) 只今より地方自治法の一部を改正する法律案につきまして、地方行政委員会の公聽会を開会いたします。 開会に当りまして、公述人として御出席下さいました各位に対しまして、委員会を代表いたしまして委員長より御挨拶を申上げます。本日は御多用中お繰合せになつてこの公聽会においで下さいましたことを厚くお礼を申上げます。今回政府提案の地方自治法の一部を改正する法律案は、地方の公共団体に対しまして重大なる影響を與えるものでございます。この法案は本国会におきまする最も重要な法律案件の一つでございまして、参議院の地方行政委員会におきましても今回公聽会を開会いたしまして各界の御意見を伺うこと……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より開会いたします。本日は、現在国会に政府より提案されております地方自治法の一部を改正する法律案につきまして、昨日も公聽会を開きまして、本日は又全国の地方公共団体の六団体の各代表においでを頂きまして、忌憚ない御意見を拜聽したいと思うのであります。
本日は御多忙の折わざわざ御出席下さいまして、御高見を拝聽することを得ますことを厚く御礼申上げます。これから開会いたしますけれども、大体各位の御発言時間を十五分程度にお願いしたいと存じます。それでは第一に、全国知事会代表の茨城県知事友末洋治君にお願いします。
【次の発言】 なおこの際申上げておきますが、順次参考人の発言を……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より委員会を開会いたします。
本日は土曜日に申上げました通りに地方財政平衡交付金法の一部改正案並びに地方公務員法の一部改正案を議題に供します。先ず地方財政平衡交付金の一部改正案について御質疑を願います。
【次の発言】 御答弁の前にちよつと併せて御答弁願いたいと思うんですが、これはまあ先ほど来の岩木委員からのお話を伺つて私も気付いた点なんですが、要するに地方財政や何かの面だけ政府は考えて御答弁になつている。岩木君の言われるのは、結局先日の五月一日のメーデーのときの皇居前広場で問題が起きている。即ち東京都の自警の範囲内で起きたんですが、そのときも問題になつた点で、而……
○委員長(西郷吉之助君) これより委員会を開会する。
最初に地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案を議題とし、前日に引続き質疑を行う。
【次の発言】 これにて質疑を打切り、討論に入る。
【次の発言】 他に御意見なければ、討論は終局したものとして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。これより採決に入り、地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案について採決します。
地方財政平衡交付金法の一部を改正する法律案について、衆議院送付案通り可決することに賛成の諸君の挙手を願います。
【次の発言】 多数と認めます。よつて本法案は、衆議院送付案通り可決すべきものと決定した。
……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より開会いたします。
本日は前回に引続きまして、地方公務員法の一部を改正する法律案について質疑を継続いたします。又質疑が終了いたしましたら引続いて討論採決に入る予定であります。御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 それでは御質疑がなければ討論に入りたいと思います。御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないものと認めましてこれより討論に入ります。御意見のおありの方はそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。なお修正意見がございましたら討論中にお述べを願いたいと思います。
【次の発言】 ほかに御意見ございませんか。御意見がなければ討論は終局したも……
○委員長(西郷吉之助君) それでは委員会を開会いたします。
本日は地方税法の一部を改正する法律案に対する衆議院の修正案の趣旨説明を伺います。
【次の発言】 以上の御説明に対しまして、御質疑がございましたらお願いいたします。
【次の発言】 お答えいたしますが、月曜から地方税をやる予定でいましたが、道路交通が昨日のように参考人の意見を聽取することになりましたので、繰上げて今日の午前中にこの修正点の御説明を求めることにいたしましたが、この日程は案でありまして、会期延長もきまりませんので、一応三週間延長となつた場合の案でありまして、御覧の通り二週間延長になつても全部の法案を当嵌めますことが非常に困難……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。本日は地方税法の改正案について本日は衆議院の修正に案につきまして地財委当局から意見を求めます。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 午前はこの程度にいたしまして、午後一時四十分から続行いたします。これにて休憩いたします。
午後零時四十三分休憩
【次の発言】 それでは只今より午前に引続きまして地方税法の一部を改正する法律案につきまして質疑を続行いたしますが、最初に文部委員長の梅原君より文部委員会におけるところの地方税法に対する御意見を承わります。
○委員長(西郷吉之助君) 只今より委員会を開会いたします。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。それでは暫時休憩いたします。
午後二時五十八分休憩
【次の発言】 それでは休憩前に引き続きまして委員会を再開いたします。只今懇談会並びに休憩中にいろいろ協議しましたことに対しまして堀委員より御説明を願います。
【次の発言】 それでは只今堀委員よりお聞及びの通りの御意見がございましたから、先日来申合せの通りにこの地方税法に対する修正案は各党が持寄りまして、それでできるだけ各党全会一致で共同修正案を作るということに再び確認することに御異議ございませんか。
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より開会いたします。 開会に当りまして参考人の各位に御挨拶申上げますが、御承知のように道路交通取締法の一部を改正する法律案が本委員会に付託されまして、目下審議中でございますが、そのうちで従来いろいろ問題となりました対面交通の問題、又いわゆる第七條の規定にあります無謀運転に関する罰則の問題につきまして、皆さんがたにおいでを願いまして御高見を拝聴したい。こういう考えで、わざわざ御多忙の折をおいで願いました次第でございますが、どうか各位におかれましては、短時間でございまするが、二つの問題につきまして御意見を拝聴できれば、誠に幸甚と思います。 なお各位の御発言……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。 最初に一昨日来、地方税法の一部を改正する法律案につきまして修正案の小委員会を設けまして成案を得ましたからその御報告をいたします。小委員会におきましては主として本法案に対する衆議院の修正部分について慣用に審議いたしました結果、全会一致を以て成案を得ましたので、以下その内容を御報告いたします。 修正の第一点は、入場税に関するものでありまして、現行の税率を一齊に二分の一に引下げることには異存がないのでありまするが、軽減税率百分の三十を適用するものに「雅楽の研究発表」並びに「文化財保護法の規定による国宝、重要文化財、特別史跡名勝天……
○委員長(西郷吉之助君) それではこれより委員会を開会いたします。
本日は、先般来修正案を決定いたしましたので、本日は討論、採決に入りたいと思いますが……。
【次の発言】 お答えいたしますが、大体できているようですが、今持つつて来るそうでございますから……。それでは、それが来ます間他に御意見があればこの際御発言願いたいと思います。
【次の発言】 他に御質疑ございませんか。それでは御質疑は終了したものと認めて討論に入りまして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それではこれより本法案に対しまして討論に入ります。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べをお……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
本日は先般衆議院の修正点について説明を聞きました地方自治法の一部を改正する法律案について質疑を開始いたします。質疑の便宜上区切つてやりたいと思いますので、最初は第九条の二まで、この法案の十三ページですが、そこまで区切りまして、その間につきまして御質疑を願いたいと思います。
【次の発言】 ほかに九条までの御質問でございませんか……。
それでは時間も経過いたしましたから、午前中はこれにて休憩いたします。午後は二時から始めます。
午後零時五十二分休憩
【次の発言】 それでは只今より午前中に引続きまして委員会を再開いたします……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
昨日に引続きまして地方自治法の一部を改正する法律案の質疑を継続いたします。昨日は第二百四十五條の三、五十七ページまでやりましたが、昨日までのところで御質疑があればお願いいたしまして、五十七ページの二百四十五條の三まで、若木さん、その点まで分けて進んで参りましたけれども、その前のほうに御質疑ありましたらこの際お願いいたします。
【次の発言】 若木さん、ちよつとお諮りいたします。大分昨日進みましたので……、御都合よければほかのかたもございますから全部済ませまして後に、あとに延ばしましてよろしうございますか。誠に恐縮でございますが……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
本日は昨日に引続きまして自治法の質疑を継続して参りまするが、昨日は第二百八十一条の二までやりましたが、この条文は重要な条文でございますから、昨日に引続いて御質疑があれば二百八十一条の二からお願いいたします。
なお、条文が二百八十一条の二から極く僅か残つておりますから、その八十四頁の別表第一のところまで全部を範囲にして御質疑を願います。
【次の発言】 別表の前まで御質疑がございませんければ次に進みますか、それでは次に進みます。別表第一からになりまするが、これはどういたしましようか、これを条文のようにやりますか。これは一々説明……
○委員長(西郷吉之助君) それではこれより開会いたします。本日は地方公営企業法案に対する質疑を続行して参ります。
【次の発言】 今その点につきまして、提案者の門司さんに只今連絡していますから追つて見えると思いますから、その際修正案について説明いたさせますから。
【次の発言】 それでは門司衆議院議員から衆議院におきます修正案について説明をして頂きます。
【次の発言】 今の修正案について御質疑はございませんか。
【次の発言】 その他に門司代議士に御質問ございませんか。
【次の発言】 他に門司君に御質疑ございませんか。他の点について御質疑ありませんか。
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より開会いたします。 只今本委員会で審議中でございます地方自治法の一部を改正する法律案につきまして、参考人各位にお出を願いましたところ、御多忙の折御出席頂きましたことを委員長、委員会を代表いたしまして御礼を申上げます。 参考人各位に申上げますが、本日は只今申上げました地方自治法の一部を改正する法律案のうち、特別区の区長の選任の問題につきまして特に各位の御意見を承わりたいと思います。御承知のごとく参議院に衆議院から送付せられましたうち第二百八十一條の二、特に第二百八十一條の二でございますが、東京都の特別区のいわゆる区長任命制の問題でございまするが、御承知……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開きます。
本日は地方公営企業法案につきまして先日来の質疑の継続をいたします。本日は質疑が盡きましたならば討論採決に入りたいと存じます。御質疑のおありのかたはお願いいたします。
【次の発言】 その他に御質疑ございませんか。……それでは御質疑は盡きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それではこれより討論に入ります。御意見のおありのかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。なお修正意見等がございましたならば討論中にその発言を願います。
【次の発言】 その御意見はよく私もわかりますが、ただこの法案の……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より委員会を開会いたします。
本日は昨日に引続きまして地方自治法の一部改正案につきまして質疑を続行いたします。
【次の発言】 いや私も只今の件は家に帰りましてあの晩見ましたら出ておりましたので、私も意外に思つたのですが、あのときは丁度委員会の部屋に増田さんが見えまして、どういう工合ですかということを聞かれた。それで具体的なことは何も私は話さなかつたのですが、御承知のように委員室に入つて来られたのです。それでそれを見たので、きつと推測記事であろうと私は思いますが、恐らく政府としても全然そういう考えはなかつた、岡野さんなんかの意見をお聞きになつてもわかる通りに、今や……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より委員会を開会いたします。
本日は引続いて地方自治法の一部を改正する法律案につきまして質疑を続行いたします。
【次の発言】 只今の吉川委員の御発言のことにつきましては、理事会を開いて、各党によく協議いたして決定いたしますから……。
【次の発言】 それではこれで午前中は休憩いたします。
午後零時三十一分休憩。
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
【次の発言】 只今の吉川さんの御意見には御尤もな点もございまするが、御発言中に委員長が何か政府と呼応して運営上非常に独善的なことをやつているように私は聞きとりましたが、私は御承知の通り常に重要な運営につきましては各議員諸君にお諮りしてやつておりますので、独断でやつたことは自分ではないと思つておりまするから、そういう点は御了承願いたいと思います。
【次の発言】 本日も昨日に引続きまして、午前中相当長い時間政府当局とこの問題について論議いたしましたが、大体きまつたようでございましたがまだはつきりいたしませんのでその回答を待つている……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より地方行政委員会を開きます。本日は従来通り議案の審議をいたすところでありますが、本会議に重要法案が上程されます都合もあり、本委員会は暫時休憩することにいたします。 午後二時十六分休憩
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
本日は地方自治法の一部を改正する法律案につきまして質疑をいたしまして終了次第採決に入る予定であります。
【次の発言】 それでは一時半まで休憩いたします。
午後零時二十七分休憩
【次の発言】 それでは只今より午前中に引続いて委員会を再開いたします。
【次の発言】 それでは引続きまして地方自治法の改正案の質疑を続行いたします。
【次の発言】 岡本さんにお答えいたしますが、岡本さんが御承知の通り地方自治法には相当長い期間を審議にあてております。決して今何か大田区とおつしやいましたがさようなことと関連して私が考えておるというよ……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。 それでは最初に理事会で大体予定案を作りましたから、法案の審議の予定表について御報告をいたしまして、皆様がたの又御意見を伺いたいと思いますが、本日は選挙法の説明を聞きますが、片方の国会議員の選挙等の執行経費、これはもうすでに説明を聞いておりますから、本日は選挙法の説明を聞きまして、できれば質疑をお願いいたしたいと思います。明日も引続いて選挙法につきまして御質疑を願いまして、十六日水曜日に地方制度調査会設置法案の説明を聞きまして、できれば十六日中に説明と質疑だけは終つておきたい、かように考えております。十七日木曜日は、消防法の改……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より委員会を開会いたします。
昨日に引続きまして公職選挙法の一部を改正する法律案並びにその関係法案一件について質疑を続行いたしますが、昨日は公職選挙法改正案要綱の三十まで説明を終り質疑中でございまするが、三十までの点において質疑が残つておりましたら御質疑を願います。
なお昨日御要求の新聞並びに出版関係の参考書類並びに選挙犯罪関係の刊行書類を廻してございます。
なお本日は牧野全国選挙管理委員長の不在のために、委員長代理として山浦貫一君が出席されておりまするから、念のために申上げておきます。
【次の発言】 三十までのところでお願いいたします。
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
本日は地方制度調査会設置法案につきまして、提案理由の説明を聞きまして、直ちに質疑に入りたいと存じます。
【次の発言】 更に法案の内容につきまして、事務当局から説明を頂きます。
【次の発言】 以上で説明を終りましたが、御質疑をお願いしたいと思います。
【次の発言】 午前中はこの程度にいたしたいと思いますが、簡単でございましたら……原君に申上げますが、労働法が済みましたので、委員会の採決案は再開後の本会議に上程する予定でおります。
【次の発言】 午前中はこの程度にいたします。
午後零時三十一分休憩
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。本日は予定表のごとく、最初に消防法の一部改正案につきまして衆議院の川本末治君の説明を求め、次に消防組織法の一部を改正する法律案につきまして、政府並びに修正案につきまして川本衆議院議員より説明を聞きたいと存じます。
消防法の一部を改正する法律案につきまして、最初に川本君より御説明をお願いいたします。
【次の発言】 次に消防組織法の一部を改正する法律案につきまして、政府側の提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 次に消防組織法の一部を改正する法律案につきまして修正の部分につき御説明を求めます。
○委員長(西郷吉之助君) 開会します。
本日は最初に警察官等に協力援助した者の災害給付に関する法律案を議題にいたします。提案理由の説明等を聞いておりませんから、その法案に対しまして最初提案理由の説明を聽取したいと思います。
【次の発言】 それではこの説明を終りましたので、もう一つのほうの市の警察維持の特例に関する法律案につきましては、提案の理由の説明を聞き質疑をいたしましたが、その分につきましての質疑がおありのかたは御質疑をお願いしたいと思います。これの市の警察のほうの質疑がございましたらこれを終り、次に只今御説明願つたほうの質疑をやりたいと思います。中田さんの市のほうの御質疑がなかつたら只……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会します。
本日は日程通り、土曜日に提案の理由の説明を聞く予定のところを本日に延ばしましたので、本日は最初に警察法の一部改正案につき提案の理由を聞き、なお且つ衆議院の修正の説明を川本議員より聞き、次に集団示威運動筆の秩序保持に関する法律案の政府の提案理由の説明並びに衆議院の修正案につき川本議員より御説明を聽取します。先ず最初に警察法の一部を改正する法律案につきまして、木村法務総裁より提案理由の説明を求めます。
【次の発言】 次に集団示威運動等の秩序保持に関する法律案に関しまして、提案の理由の説明を求めます。
○委員長(西郷吉之助君) 只今より地方行政委員会を開きます。
本日は地方制度調査会設置法案につきまして、先般来吉川委員より御希望がありまして、この調査会の目的事項につきましていろいろ研究して頂きましたので、吉川委員よりその目的についての条文について御説明を聞かして頂きます。
【次の発言】 只今吉川さんの趣旨説明に対しまして、岩木君から御意見の発表がございましたが、他の諸君の御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 館さん如何ですか。
【次の発言】 それではちよつと最終決定を出す前に、政府委員側に今の構成の点についてどういうふうな考えを持つておるか。
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より地方行政委員会を開会いたします。
本日は昨日に引続きまして、地方制度調査会設置法案を議題といたします。昨日の岩木君の質疑に対しまして、政府当局から説明を求めます。
【次の発言】 他に御質疑がございませんければ、質疑は終了したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 他に御質疑ありませんか……では質疑は尽きたものと認めて御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それではこれより討論に入ります。御意見のあるかたはそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。なお修正意見がございましたら、討論中にお述べを願いたいと思います。
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
【次の発言】 只今吉川委員より御意見ございましたが、只今の吉川委員の御申出通り発言を許したいと思います。京都市警察局総務部長中川慶一君。
【次の発言】 只今の中川君の陳情に御質疑でもありましたら、この際お願いいたします。
別段ございませんか……。どうも有りがとうございました。
【次の発言】 本日は警察法の一部改正案につきまして法務との連合委員会を一応打切りましたが、伊藤君がその際歯が痛まれまして、あととで本委員会の審議の際に発言を求めておられましたので、予定通り本日やるところでございますが、未だ法務総裁が御出席にならないので……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より委員会を開会いたします。
本日は、警察法の一部を改正する法律案につきまして質疑を続行いたします。先般法務委員会との連合の際に、質疑されなかつた伊藤修君に御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 ちよつと伊藤さんに申上げますが、本会議の採決で出席を求められておりまするが……。
【次の発言】 それでは二時二十分まで休憩いたします。
午後一時十九分休憩
【次の発言】 それでは只今より午前に引続きまして、警察法の改正案に対する質疑を続行いたします。
【次の発言】 承知いたしました。この間のは吉川さん、あれは全国の自治体公安委員会もあるのでしよう。
○委員長(西郷吉之助君) 只今より地方行政委員会を開会いたします。
最初に公職選挙法の一部を改正する法律案について審議をいたしますが、速記を中止して懇談の形で審議をいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは懇談に入ります。速記をとめて下さい。
午前十一時十分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。ではこれにて休憩いたします。
午後零時休憩
【次の発言】 それでは只今より委員会を再会いたします。
本日は公職選挙法の改正案に関連いたしまして各府県知事或いは各省政府機関の事務次官、局長等の選挙制限に関する問題につきまして、国会図書……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
本日は前回に引続きまして、公職選挙法の改正案につきまして、懇談会を開きたいと思います。速記をとめて下さい。
午前十一時四十二分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。
それではこれで休憩いたします。
午後零時四十分休憩
【次の発言】 それでは只今より委員会を開会いたします。午前から選挙法の改正案をやつておりました途中でございますが、警察法の一部改正案につきまして、本日参考人として、全国自治体公安委員会連絡協議会副会長並びに全国自治体警察長連絡協議会会長として田中警視総監、御両人のおいでを願つておりますので、……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
本日は昨日に引続きまして公職選挙法に関する修正案を取りまとめたいと存じます。昨日まで取りまとめましたものは今日配付いたしました公職選挙法の一部を改正する法律に関する修正要綱を法制局に作らせましたからこれを御覧願いたいと思います。それで最初に昨日未決定の分を今日再審議をいたしたいと思います。なお本日は修正案決定までは懇談会の形式でやりたいと思いますから、関係以外のかたは御退場願います。
午前十一時五十一分懇談会に移
る
【次の発言】 それでは委員会を再開いたします。
本日提案になりました公職選挙法の一部を改正する……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より委員会を開会いたします。
本日は御承知の通り三件残つておりますので、最初にどれから、取扱いますか、皆さんがたの御意見を伺います。
【次の発言】 それでは先ほど来の各位の御意見はいずれも御尤もな意見だと思いますので、この際休憩いたしまして、談話室において理事会を開催いたします。
暫時休憩いたします。
午後二時二分休憩
【次の発言】 それでは只今より再開いたします。
理事会におきまして決定したことを御報告いたします。只今まで理事会で協議いたしました事項は、最初消防組織法の法案を審議いたし、それが終了いたした後に請願、陳情を大体只今より、この法案のあとに……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
【次の発言】 ちよつとお待ち下さい。堀君の動議についてお答えしておきますが、堀君の動議は質問打切りの動議でございますが、質問を打切つて討論採決に入る……。(「直ちに討論採決に入るという動議ですか」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 委員長は先ほど再開前の、今言われました昨日でありまするが、最後に堀君の動議が出ましたか、只今の委員会ではその動議は消えてしまいましたけれども、再び動議が提出されておりますから、その動議について最初にお諮りいたします。
【次の発言】 岩本君御質疑を願います。
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
本日は初めに調査承認要求書をお諮りいたしまして、それに次ぎまして本日は東京都、五大市その他広島市等の市長並びに自治体の公安委員長もおいでになつておりますので、治安関係の予算について御陳情を聞きたいと思います。
では地方行政の改革に関する調査承認要求書を議長に提出することにいたしたいと思いまするが、ついては参議院規則第三十四条第二項の規定に基きまして調査承認要求書を提出することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よつて案文は只今朗読いたさせます。
○西郷吉之助君 只今油井委員長の御挨拶がございましたが、今回私も辞任いたしましたので、在任中は各党各位の絶大なる御協力を得ましてまあ大過なくやつたかと思いますが、在任中のお礼を一言申上げます。 ━━━━━━━━━━━━━
○西郷吉之助君 先ほど本多国務大臣に、地方制度調査会委員の数について、国会側の数を御説明願いましたが、その他に関係行政機関とか、地方団体、学識経験者、その数字はどういうことになりますか、お伺いいたします。
【次の発言】 今の数を御発表になりましたが、そのうち先ほど本多国務大臣が言われました国会のほうより十七名ということでございますが、そのうち十名は衆議院で、七名は参議院でありますが、そのうち参議院を七名というふうに政府で考えられたその根拠を伺いたい。
【次の発言】 重ねて申上げますが、私のほうの緑風会では、政府が指名された数について十分まだ納得しておらないのであります。いろいろ会内で意見が出ま……
○西郷吉之助君 今の大臣の御答弁よくわかりますが、最近我々は各地へ出て地方財政を調べて歩きましたが、今回前国会の改正で地方財政委員会がなくなつてて地方自治庁一本になりましたところ、今回の地方財政の御説明を聞くと、従来は政府に対して地方財政委員会があつたので、不足分をはつきり数字に出して委員会にも提出いしましたから我々も非常にその点よくわかつたのですが、今回自治庁一本になると、昨日までの御説明により又詳細な資料を頂いてもすかりその政府案の三百二十億に割切つている。かようなことであつては非常に自治庁一本にしたために、地方団体にとつては非常な不利になつて、政府の思うままに地方財政を料理されるというよ……
○西郷吉之助君 この資料の中へ出ておりますか。
【次の発言】 自治庁にちよつと承わりますが、先ほど来、市町村の衷情を聞きましたが、政府側との相違点が多々ありますが、その一つとして税収入の問題ですが、今の市町村の方々の意見によつても、税収入は五億乃至三億減収になる。ところが政府側の考えでは、市町村だけで四十四億の増収になつて、足りないのは府県だけであるというふうな結果になつていますが、今、直接市町村の担当者として三億乃至五億が足りないというのと、自治庁側は市町村だけで四十四億増収になるというふうな考え方と、そこにもう根本的な非常な相違があつて、結果において政府側の言う通り三百二十億で足りるという……
○西郷吉之助君 消防問題は今日時間がなくて十分やれませんでしたが、殊に大蔵省から局長も来てない程度で、わけのわからん主計官だけでは非常に審議を進めることができんので、もう一度地方行政委員会で消防の点を論議したいと思うのですが、その点次には大蔵省からはつきりもののわかつた、少くとも局長を呼んで頂いて、大臣でもいいですが、わけのわからない主計官では問題にならん。その点を委員長に要望しておきます。
○西郷吉之助君 この町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案でありますが、これは提案者たる自由党においても予算関係なんかについては国警といろいろ協議されたと思いまするが、提案者に伺いますが、又国警長官のほうからも自治体警察のほうにこれは勿論自治体に関する問題でありますから、御相談が当然あつたと思いまするが、その点については如何ですか、伺いたいと思います。
【次の発言】 今までの経過はわかりましたが、私はこういう問題は、今日警察が国警、自警並びに保安隊、海上警備隊というようないずれも国内治安の機関がありますので、これらの問題につきましては、やはり特に国警なり、自警なりの関係は極め……
○西郷吉之助君 ほかに御質問ありませんか……なければ今委員長が議運に交渉に行つておりますから暫時休憩いたします。 午後八時十六分休憩
○西郷吉之助君 この選挙法の進め方についでは理事会でお諮りになつておりませんか。
【次の発言】 それで今日はどういうふうな方法で、委員長の予定はどういうふうなお考えですか。
【次の発言】 この前私おりませんでしたが、それはどれですか。
【次の発言】 前回のこの選挙法に関する懇談会で、大村委員長の御説明があつたそうですが、その後、今日の新聞なんか見ましても、何か変つたようなふうに出ておりますが、決定のものと未決定のものについて、その後変更のあつたものがありましたら、大村委員長から御説明を伺つておきたい。
【次の発言】 閉鎖命令が出ても閉鎖しないような場合には、どういう処罰をするというようなことは……
○西郷吉之助君 これはその標札を渡すとすれば、一応それぞれ全国に十五ヵ所というと、実際にどうして判断するのですか。実際にごまかしているというようなことはないですか。
【次の発言】 それはそうだけれども、甲、乙、丙、丁の県にいろいろやつている場合に、ほかに連絡がなければ何ヵ所、十五ヵ所あるのか、十六ヵ所あるのかわからん。その候補者は標札をもらいに行つてわかりますか。わからんでしよう。自分の所以外はわからない、どこに出しているのか……。それで標札をもらうとすれば、それが十五以内であるということがどうしてわかるのですか。
【次の発言】 自分の管内はわかりますが、全国で十五ヵ所、どうしてそれを超えてい……
○西郷吉之助君 この点は衆議院のほうの考えと……。
【次の発言】 更に専門員に伺いますが、選挙運動の自動車の数を二台にするという、この理由はどういうところにあるのですか。
○西郷吉之助君 この法案に対しまして説明は提案理由にあつたようですから、国警本部の山口さんのこれに対する所見を質したいと思います。
【次の発言】 資料要求について……。交通事故に対する行政処分交通事故発生状況の資料は出ておりますが、これでは不十分でありますので、更に全国的に詳細な資料をお願いしたいと思います。
【次の発言】 ざつくばらんに伺うのですが、従来自治庁ではよく講習会を開いとたいうのですが、あれを単なる法制化したことじやないのですか。
【次の発言】 まあ失礼な話だけれども、我々はこの第一条に「公共団体の行政の民主的且つ能率的運営を期するため」というようなことがありますけれども、日本の官……
○西郷吉之助君 私は数点につきましは総理に所見を質したいと思います。 私の質問の第一点は、本年の補正予算におきましても非常に問題でありますところの地方財政についてであります。細かい点は省きまして、大筋について総理に御質疑をいたしますが、御承知の通り地方の財政の根幹は勿論税収入が第一でありまするが、政府からのいわゆる補助金的な平衡交付金並びに地方の起債が、地方の財政の最も重要な点であるわけでございまするが、本年も今回の補正予算におきまして、現内閣は平衡交付金におきまして二百億、地方の起債で百二十億、合計三百二十億を追加されているわけでございますが、総理もお聞き及びの通りに、今日全国の知事会、全……
○西郷吉之助君 私は先ほど同僚溝口さんが国家公務員についてはお尋ねしましたから、特に地方側の問題についてお尋ねいたします。 只今も昨日も両大臣の説明を聞いておりますが、はつきりいたしません。特に遺憾に思いましたのは、昨日の夜分の放送と今朝の朝刊で本多国務大臣の衆議院における答弁が載つておりまして、それを拝見しまして、前の質問者もこれについて尋ねられましたが、本多さんは昨日は、実際のところは、大蔵省との意見の打合せがなかつたためにちぐはぐなことを言つたと思うが、その点はこれはもう発表されたのですから、率直にあれは大蔵省との相談が十分できなかつたために、自分が勝手に喋つたところが食い違つた結果に……
○西郷吉之助君 月曜日に再び政府方面から話を聞くのですが、今日の陳述の場合にも金額が食い違つておりますから、例えば今日の今の官房副長官の報告のほかにも、最初から繋ぎ融資とかその他或いは自治庁方面でも相当金を出していますから、今まで出した分を一括して再び出して頂くように、そのほうがわかりがいいのじやないかと思います。そうでないと、今日の陳情者のように四十億四十億と言うけれども、これを見ますと、四十億以上の、各省がやつたのを合すと非常な金額になりますから、それを一覧表にして出して頂いたほうが誤解を招かんと思いますから……。
○西郷吉之助君 さつきの杉村さんの御説明の終りのところなんですが、この印刷物の九ページの(2)ですが、「国会による立法的統制の拡大が予想されるが、」、その点をもう少し御説明をして頂きたいと思います。九頁の(四)の(2)です。
【次の発言】 そういう意見もわかりますが、過度にというよりも、むしろ誤まれる措置をとつては、これは勿論いかんのですが、そういう御意見だと、単に地方自治の趣旨だけを法制化するのはよいが、細目はいかんということになると、実際にそういうことがやれますか。国会としては単に趣旨だけを出すのだ、細目については地方団体に任せるのだ、実際の地方自治体の現状からいつてそういうことができるの……
○西郷吉之助君 今の石村君の質問に対しまして国警長官の答弁を求めます。
【次の発言】 私は今の秋山君の動議の前半に賛成であります。本日をこの程度にやめることは賛成でありますが、一応その程度にして参考人の御退場を願つて、その後についての問題は、当委員会だけで協議すべきものだと思います。
○西郷吉之助君 ちよつとその問題で大臣に質問したいのですが、今自治庁の説明の通り、警察制度の問題について大都市の自治体を残すということに案がきまつたのですが、四、五日前の東京新聞の状況でありますならば、政府のほうで行政管理庁ですか、塚田さんが大臣をやつておられる行政機構改革の問題の一つとして、警察問題は国警一本にするのだということの詳細な記事が裁つかつたことは、政府は制度調査会に警察問題を含めて答申を求めておつて、まだ今説明の通り決定しない以前に、勿論調査研究をすることは政府も必要であるけれども、もうすでに、まだ答申もせんうちに或る案が出たことを、新聞がすつぱ抜いたのか、漏れたのか知りませんが……
○西郷吉之助君 第七条の最後なんですが、部下の職員をして当該消防施評を実地検査を行わしめることができる。ただ単に実地検査ができるということで、それで或いは適当でないと思つたようなときにはどういう措置をするのですか。
【次の発言】 そうしますと、適当であるかないかということを常時注意していなければならんわけであります。そうしますと、国家消防本部と自治庁との間には普通はどういうような関連をつけるわけですか。
【次の発言】 消防本部に伺いますが、消防本部は国家公安委員会の指揮監督を受けるというふうに、警察と同じようになつております。警察の場合は、法案の提出の際でも、国家公安委員が相当国会にも陳情し、……
○西郷吉之助君 今大蔵、国警両当局から御説明を得ましたが、私非常に遺憾に思うのは、只今国警当局のほうから資料に基いての御説明がありましたが、かねがね関係当局に伺いたいと思つたのは、今のそういう御説明以外に、治安当局が一番考えるべきは、銀行、信託銀行、これは正規の金融機関ですから、これは別個として、例えば届出で正規にできたいわゆる今日の闇金融機関ですが、それに対して警察が最も重点を置いて取締るべきであるが、その点今の御説明になかつたが、非常に遺憾に思うのは、今まで国民がそういうもので例えば金を借りて困るのは、今の御説明以外に、そういう闇金融機関が大衆から金を集めておきながら、或いは手形を預かる。……
○西郷吉之助君 数点簡単に伺つておきますが、他の委員会の関係で他の委員の質疑応答を聞きませんので、或いは重複するかもしれませんが、この大学校はここに書いてある通り高度の研修を受けるというのですが、これを終つたときは、卒業と言うか卒業と言わんのか私わかりませんが、或いは国の機関に対して或いは地方の機関に対して何か資格とか或いは恩典といいますか、特典、そういうふうなものがあるのかどうか、その点を伺つておきたい。
【次の発言】 もう一点簡単なところを伺いますが、警察大学校がこれと同じ大学校という名前だそうですが、従来国家行政組織法によりますと、いろいろの名称を今日までかなり一律に形式を整えて来たと思……
○西郷吉之助君 先ほどの財政部長の御説明だと、この平衡交付金法の単位費用を変えるという考えなんですか。
【次の発言】 変えなくちやならんかも知れんというが、今この予算審議中なんだから、而も明日委員長のあれでは採決しなければならんという段階に来ておるときに、検討すれば変わるかも知れんということでは、それをはつきりしなければこの法案を上げることも何もできないじやないですか。もつと明確なことを大臣から……。
【次の発言】 そうしますと、今の塚田国務大臣の御説明だと、まあこれで現在の単位費用でやつて行けないこともないが、場合によつては必要が生じたならば政令でやらしてくれというお話でしたが、そうすると、……
○西郷吉之助君 国警長官に、今委員長も言われたのは、恐らく熊本の新聞に警察の出動が正当であつたという見出しで、あの文句は非常に場合によつては、目障りになるしするんじやないかと思うのですが、国会でこの間いろいろあの件について話を各方面から聞いたことは、あの例に限りませんが、ああいうふうな場合には、卑近な言葉で言えば、大概五分々々といいますか、ですからああいうふうなことを国会で取上げた結果が、ただ警察方面だけ正しかつたという見出しだつたから、非常に人に誤解を与えるのじやないかと思いますので、この事件に限りませんけれども、ああいう国会で取上げたような問題については、やはり警察側は発表なさるなら誤解な……
○西郷吉之助君 この間の問題で再度委員会として国警長官を通して要望した結果、今長官の説明がありましたが、大体この間の趣旨が貫かれておると思いますから、この問題はこの程度でいいのではないかと思います。
【次の発言】 今お聞きのような発言がありまして、この内容についてば今の御趣旨に私も同感なんですが、やはり重要な法案ですから、各党でこの法案に対する態度を協議して、そうして後刻やはり相談して審査するのかどうか、そういう点について一応只今はその程度にしておいて、各党の立場からこの法案に対する態度ですね、今国会中にやるのか、やらんのか、そういうふうな各党とも慎重に態度をきめてから、後刻又この問題について……
○西郷吉之助君 床次代議士に伺つておきますが、狩猟者税を新たに二本にされて、アマチユアのほうは千二百円上げられましたが、これは御承知の通り昨年参議院の地方行政委員会で各党共同修正案で、而も衆議院の同意をせられたものを、又賛成せられたものを、今度更に二本建にされて行かなければならない、千二百円を上げられるということ、こういうようなことを見ますと、非常に対外的に工合が悪いと思うのですが、殊更に賛成せられたのを再び上げられたのはどこにあるのですか。
【次の発言】 外航船舶の利子補給をするについての固定資産税の率を下げられておりますが、これは二十五年ですかに遡つて利子補給をすることになつておりますが、……
○西郷吉之助君 私は自由党を代表いたしまして、只今議題となつておりまする暫定予算三件に対しまして、賛成の意を表するものでございます。この暫定予算案三件は、いずれも現下の国政運営上必要且つ欠くべからざるものでございますので、かかる意味合いにおきまして、私は、この暫定予算案三件全部に対して、賛成の意を表するものでございます。
○理事(西郷吉之助君) それでは只今より予算委員会を開きます。 本日は、午前中は予定表によりまして、給与の問題について審議をいたします。先づ第一に人事院の給与局長から説明を求めます。
○理事(西郷吉之助君) それでは本日はこれにて散会いたします。 午後四時五十分散会
○西郷吉之助君 只今亀田君から御発言がありましたが、先ほどの委員長理事打合会におきましては、今委員長が言われた通りに、三派の修正提案者の代表ということで私どもは了承しておりますので、亀田君が言われるような三派の一名ずつというふうには聞いておらないのであります。
○理事(西郷吉之助君) 簡単に願います。
【次の発言】 簡単に。
○理事(西郷吉之助君) それでは只今青木予算委員長に対する不信任案が提出されましたので、これをお諮りいたします。
【次の発言】 只今かわつた早々で運営に齟齬を来しましたが、やり直します。
只今予算委員長に対して不信任決議案が提出されましたので、先ず提案者にその趣旨説明を求めます。(「名委員長」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 岡田君に申上げます。できるだけ一つ簡単に、時間がありませんから……。
【次の発言】 岡田君、成るべく簡略にお願いいたします。
【次の発言】 岡田君、もう遅くなりましたから簡略にお願いいたします。
【次の発言】 それでは十二時に只今なりましたので、本日はこれにて散会いたします……
○理事(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。 本日は……、只今より昨日の不信任案に対する趣旨説明を行います。只今動議がこれに提出されました。(岡田宗司君「発言中じやないか」と述ぶ)(「発言中に動議はないじやないか」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)私はこの際……、(「採決して下さい」「発言中だ」「不信任案が出ておるじやないか」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)(岡田宗司君「昨日から継続しておる」と述ぶ)……趣旨説明の時間を十分間に制限いたします。(「不信任案が先だ」と呼ぶ者あり、その他発言する者多く、議場騒然)……よつて趣旨説明の時間は十分間にいたします。委員長代理は……
○西郷吉之助君 ちよつとその前に、大臣に一点お聞きしておきたいのですが、今お話のありました災害予算が上程されて、極めて短期間ですが、その災害対策費の五百億並びに或いは給与改善費、義務教育費、大島の十億というようなことが、この予算に出ておりますので、そういうものについて、基本の委員会であるこの委員会に政府は予算の内容を説明なさる予定であるのか、その点について伺つておきたい。
【次の発言】 それでは政府の意向もわかりましたが、この臨時国会は非常に日数が限定されて短いので、委員長において理事会等と御相談の上、そういうような日割を一つ御決定願いたいと思います。
○西郷吉之助君 先ずそういう内容に立入る前に、折角本日は本委員会で現地の人を呼んでおるのだから、そういう方々の御意見を拝聴してから、そういうことをやつたらどうですか。
【次の発言】 今回先般のダレス声明によつて、沖縄の、我々の待望の奄美大島群島の復帰が決定され、そうして今回それに関連するところの法律案が提案されたために、我々は、殊に私などは郷里でありますが、遠い鹿児島並びにその先の島の代表者にも来て頂いて、今日現地の方々から真剣且つ詳細なる御意見を承わつたわけでありまするが、今残されておる問題は、いつそれが復帰が実現するかという問題でありまするが、今政府当局等からも説明がありましたが、これは殊……
○理事(西郷吉之助君) 中田君、大分時間が経過しましたから……。
○西郷吉之助君 一つ関連して。今の呉の問題なんですが、御答弁によるとガソリン税とか電気ガス税で減収しておるというお話でしたが、例えば倉庫とかその他の施設で、地方の財政上、今の電気ガス税とかガソリン税だけでなく、固定資産税というようなものは殊に市町村の主たる財源なんですが、そういう施設を提供しておるために一番重要な地方税が入らないというような結果になると私は思うのです。呉だけでなく横浜市なんかを考えましても中心部を大体とられておる。そのために固定資資産税というものが殆んど上らないというようなことで非常に因つておる。そうでなくても御承知の通り地方財政は苦しい。又今日は基地の問題とかいろいろで非常に……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今から委員会を開きますが、委員会に先立ちまして、委員長から一言御挨拶申上げます。 今回不肖私が大蔵委員長の席をけがすことになりましたが、甚だ未熟なものでございますから、どうか委員各位の絶大なる御協力並びに御指導を仰ぎたいと存じます。今後何分ともよろしくお願いいたします。 只今から大蔵委員会を開会いたします。先ず議事の進め方についてお諮りいたしたいと存じまするが、一応今回の今明日の委員会の予定を申上げますが、本日は最近におきまする金融情勢或いは財政投融資の問題とか、又証券市場の問題等につきまして関係官から説明を聞き、質疑をいたしたいと存じます。又明日は、引……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今から委員会を開会いたします。
本日は審議に入る前に理事の互選をいたしたいと思いますが、去る六月東事並びに小林理事の御両名が辞任せられましたので、二名理事が欠員でございまするが、この補充につきましては、委員長に理事指名の御一任願いたいと存じまするが、御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないものと認めまして、委員長より御指名申上げます。理事二名の欠員に対しましては杉山昌作君並びに東隆君の両名を御指名いたします。
【次の発言】 本日は製造たばこの売行き状況等に関しまして先ず専売当局から説明を求めます。
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より大蔵委員会を開会いたします。
本日各委員会からいろいろの質疑がございます。例えば中小企業に対する税制運用に関する問題、或いは通関手続の問題、国税に関連して地方税の問題等の御質疑の通告がございます。なお野溝委員より石油や鉄鋼に関しまして緊急質問をいたしたい、なお時間の関係があるので最初にしてもらいたいというお話がございますから、最初に野溝委員に御発言を願います。野溝委員。
【次の発言】 では次に中小企業の問題につきまして豊田君の発言を許します。
【次の発言】 只今豊田君の御希望でありました地方自治庁から市町村税課長が出席しておりますから、若し御質疑が残……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より大蔵委員会を開会いたします。
本日は大蔵大臣も見えまするが、只今理財局長、銀行局長が見えております。租税金融一般問題その他昨日質疑を通告しておられました成瀬君の企業組合の問題、又菊川理事より御要望のありました大阪証券取引所の争議の問題等順次発言をして頂きますが、先ず租税金融問題等一般問題について両局長が出席しておりますから、順次御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 それでは只今小笠原大蔵大臣が御出席になりましたが、大臣に申上げておきますが、先般来今日で四回目の委員会を開いておりまして、主として税制問題、又中小企業金融の問題を議題としておりますので……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より大蔵委員会を開会いたします。 本日は最初に国民金融公庫の業務状況並びに恩給担保貸付につきまして、藤野委員よりお申出がございましたから、それに対しまして、国民金融公庫総裁の櫛田光男君から説明を求めます。次に最近の金融情勢並びにその見通し等につきまして、日本銀行の副総裁井上敏夫君より説明を求めます。更に三番目に中小企業等に関しまする地方税の実情並びに税負担軽減の問題について、自治庁より説明を求めまして、それらの点について各位の御質問を求めたいと存じます。 なおこの際御了承を得ておきますが、本日出席の櫛田総裁並びに井上日銀副総裁につきましては、参考人とし……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
本日は最初に法人税軽減に関する諸問題、次には大蔵大臣の出席を求めまして、大臣が国際通貨基金の会議を終えてお帰えりになりましたから、向うの状況並びにその他の問題がありましたら、大臣より説明を聞きまして、三番目に名古屋証券取引所争議問題について説明を求める予定でございます。
最初に法人税軽減に関する諸問題につきまして、渡辺主税局長から説明を求めます。
【次の発言】 それでは只今の主税局長の御説明に対して御質疑をお願いしたいと思いますが、この表がなかなか複雑でございますから御質疑のし易いように懇談の形式にしては如何かと思いますが……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
先ず、最初にお諮りいたしますが、今般理事杉山昌作君が都合により理事を辞任いたしたい旨の申出がございますので、この際、その辞任を許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは理事の補欠を互選いたしたいと思いますが、後任理事の指名は委員長にお任せ願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは杉山理事の代りに土田國太郎君を指名いたします。
【次の発言】 次にお諮りいたしますが、今明日委員会を開きますが、本日外国為替銀行として発足以来の東京銀行の業務状況につきまして、東京……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
本日は最初に輸出入銀行の最近における業務状況等につきまして説明を聴取いたします。日本輸出入銀行副総裁山際正道君。
【次の発言】 それでは他に御質疑がなければ次に移りたいと思います。
それでは次に移りますが、菊川委員よりお申出がございました外資導入等につきまして、アルミ産業の問題について参考人より意見を聴取したいと思います。
【次の発言】 それではアルミ産業危機打開全国労組同盟会長宮崎米一君。
【次の発言】 今の宮崎米一君の説明に御質問ございますか。
【次の発言】 他に御質疑ございませんか。
○西郷吉之助君 一節くらいずつまとめてやつたほうがいいのではないですか。
○西郷吉之助君 するしないは勝手だ。
○西郷吉之助君 僕らは、石原君から申しましたし、これは何ら他意があつて申すわけでなく、内閣委員会として一番はつきりなさるには、やはり他の会派に行かれましたと同様に委員長が行かれまして、お確かめになつて御報告なさつたほうが一番はつきりすると思います。
○西郷吉之助君 どうなんですか、質疑はこれでいいんじやないですか。
○西郷吉之助君 理事補欠互選の方法は成規の手続を省略して、その指名を 委員長に御一任の動議を提出いたします。
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より大蔵委員会を開会いたします。
本日は最初に理事の補欠選の件についてお諮りしたいと思いますが、先月末に菊川理事が本委員会の委員を辞任せられましたので、従いまして理事一名が欠員になつておりますので、この際補欠選挙を行いたいと思いますが、前例によりましてこの指名は委員長に一任せられたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事の後任に小酒井義男委員を指名いたします。
【次の発言】 それではお諮りいたしますが、審査並びに調査報告書に関してでございますが、御承知のごとく、本委員会におきましては、第十九国会以来、議……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より委員会を開会いたします。
昨日政府提案三件につきまして政府当局から説明を聞きましたが、そのうち交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案につきましては、資料が皆さん方のお手許に行つておりませんでしたので、本日改めて資料が出て参りましたから、その資料について補足説明を加えて頂きまして、そのあとで御質疑をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 それでは只今の説明に対しまして、この法案につきまして御質疑をお願いいたします。
特にこの法案に御質問がなければ、他の政府提出の二件がございますが、これも関係者が来ておりますから、御質疑を願いたいと……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より大蔵委員会を開会いたします。 昨日、一昨日、衆議院から六件通過いたしまして本審査に付せられておりますが、今朝ほど各党の理事とお打合せいたしまして、本日は最初に政府提案の三件を扱いまして、その後に議員提案の法案を扱つて参るつもりでおりますので、御了承をお願いいたします。 最初に農業共済再保険特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律の一部を改正する法律案、これにつきましては、去る一昨日土曜日質疑をいたしましたが、なお質疑のおありの方は御質疑をお願いいたしまして、質疑終了次第、討論採決に入りたいと思います。御質疑をお願いいた……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より大蔵委員会を開会いたします。 皆様がたに今日は第一にお諮りいたしますが、継続案件についてでございまするが、御承知のごとく六件継続審査に付して参りましたが、そのうち炭鉱医療施設の問題は昨日採決いたしましたので、現在継続審査分は五件残つております。そのうちで小林君の提案によります協同組合による保険事業に関する法律案、この案件だけが本審査でこちらにございまして、他の四件は予備審査でございます。それで予備審査の分につきましてはまだ衆議院のほうにおきまして継続審査の手続をとつておりませんので、只今こちらでは決定いたしかねるわけでございますが、会期も明日一日を控……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より大蔵委員会を開会いたします。
本日は最初に調査承認要求についてお諮りいたします。本国会におきましても従来行なって参りました通りに調査承認要求書を提出いたしたいと思います。例によりまして租税、金融制度及び専売事業等に関する調査を更に進めて参るというふうな趣旨で、一昨日理事会におきまして、本件に対しましては調査承認要求の手続をするように各理事のかたがたとお話をいたしましたが、理事会申合せの通り要求晝を議長に提出することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。つきましては右の要求書につきましては、その内容、手続等を前例によりまして……
○西郷吉之助君 さっき委員長が言われました通り、質疑に先だって、きょうは時間もありませんから、今後の法案の審議とか、そういうふうな日程を一つ取りきめてはどうかと思いますが。
○西郷吉之助君 金額は幾らだ、つなぎ融資の。
【次の発言】 具体的に金額を言いなさい。抽象的ではわからぬ。
【次の発言】 まず自治庁関係に伺いますが、自治庁長官も各地方の被害状況をお聞きの通り、非常に多い。ことに九州はひどいのでありますが、今自治庁の課長の説明だと、具体的な説明がない。抽象論だけで、具体的にどういう措置をされるかということがわからないのですが、たとえば鹿児島をとりましても、学校建築の被害だけでも、県の報告だと、金額にして五億、それから先ほど建設省の話もあったが、住宅の全壊が約五千戸もあり、一部破損は十五万戸もあるような状態。たとえば鹿児島市をとれば、全壊はその四〇%に当る。全壊……
○西郷吉之助君 今の理財局長の御説明で申し込みがないということですが、それは地方団体がこの間御説明の財政調整資金が用意してあるのだということを知らないのではないですか。私も先般地方を歩きましたが、そういうことがよく徹底していないために申し出がないんじゃないかと思いますが、その点と、さらに主計局長でも理財局長でもいいですが、最近の新聞を見ますと、いつも、前議会にも問題になりました交付税の税率の引き上げに関しまして、本月の初めころの新聞では、何か大蔵省と自治庁長官がその問題についてだいぶ話がきまったようにも書かれておりますし、最近聞くところによると、大蔵省の考えでは交付税を引き上げないでもやり得る……
○西郷吉之助君 先ほど来いろいろお話伺いましたので、私は群馬県北野知事に御質問いたしますが、たとえばいろいろ地方財政の苦しい点もわれわれもよく承知いたしておりまするが、たとえば本年度のまあ今現在出ている予算案の交付税の百四十億の不足、そういう問題でもこの間予算委員会でも質問いたしましたが、政府は先ほど公述でお述べになった通り、これをすべて節約に仰いでそれでつじつまを合わしておる、こういうことですが、これがまた三十年度の赤字の原因をなしておると思いますが、そういう点については政府の施策が不十分であるということはよくわかりますが、そこでまあどっちみち地方財政の苦しい点を補てんするにしても、いずれも……
○西郷吉之助君 ただいまの栗山君の御提案を伺いましたが、事はきわめて重要なことでありますから、わが党といたしましては、本日は理事もおりませんので、そういう提案の趣旨を党に持ち帰って処理したいと思います。
○西郷吉之助君 大臣に一点伺っておきますが、今夏季手当のお話がありましたが、これのみならず、本年度の地方財政計画には非常な欠陥があるということは大臣が特に御承知なんで、大臣はそういう問題に対しまして補正予算を考慮しておられるのか、その点を伺っておきたい。
○西郷吉之助君 関連して。さっきの長官の説明がありましたが、たとえば上野の駅、ああいう所で家出娘がいる。これはアサヒグラフに実態の写真か出たり、こういうことは公々然と行われている。そういうことが上野の駅の例をとっても、そういう常習者というものは管轄の警察が知らぬというはずはない。もし知らぬということになればそれは非常に怠慢なのであって、東京の上野駅なんというものは、そういうものの常習者の仕事場みたいになっている。そういうものを所轄警察というものは常習者はわかっているはずだ。そういうものをなぜもう少し具体的にやらぬか。今、岡橋委員の御質問に長官が説明されたけれども、取り締りにくいということばわか……
○西郷吉之助君 警察当局に伺いますが、風俗営業取締法の対象にこの玉突きを入れた理由。
○西郷吉之助君 昨日暫定予算の審議に参考資料として三十年度の予算大綱の資料要求がありましたが、ただいま出ておりますので、本日の暫定予算説明に関連いたしまして、この予算大綱についてもこの資料に基いてできるだけ詳細に大臣から説明をきれるように希望いたします。
【次の発言】 関連質問。今大臣のいろいろお話を伺っておりまするが、どうもはっきりしない。たとえばこの閣議決定を経ていないが、閣議決定を経たものと同様だと言われるけれども、言葉じりをとらえるわけではありませんが、この、たとえば防衛体制の整備、この項の文句を見ても「防衛分担金の減額を求める。」これ一つとっても「減額を求める」というけれども、構想は……
○西郷吉之助君 一つ疑点がありますので、政府にお尋ねしたいのでありますが、御承知のごとく、衆議院がこの暫定予算を通します際に、与党たる日本民主党の同調を得て、暫定予算補正要求付帯決議案を通過したのでありますが、こういう問題につきまして、昨日他の委員の質問に対しまして、一萬田大蔵大臣から、暫定予算の補正予算は提出しないという御発言があったと思いますが、そういたしますると、衆議院の決議案がはなはだ意味をなさなくなりますが、もし大蔵大臣のような考えであるとすれば、結局大蔵当局の考えでは、この暫定予算に対する補助費等未計上分を本予算において組まれる考えではないかと思いまするが、さような暫定予算に対する……
○西郷吉之助君 ちょっと関連して。今の木村さんの御質問と大体私も同じ趣旨なんですが、まあ大臣がいるのじゃないから、事務当局から事務当局の意見を質しておきたいと思う。いろいろ今説明があったが、防衛計画ができていないから、本来なら当然六カ年計画を入れるべきであるが、できてないからやむを得ずそれを省いて、防衛生産というものを省いたきわめて不完全なものであるが、ここに作って出したというのか。これは政治的じゃないのですが、事務当局にはっきり聞いておきたい、その点どうなんですか。できてないから、やむを得ず防衛生産というものを全然のけて、不完全なものであるが、防衛生産をのけた経済六カ年計画というものを出して……
○理事(西郷吉之助君) 今の大臣の補足説明をやりますか。
【次の発言】 今、大臣も衆議院の予算委員会に出られるので、予備審査だからかんべんしてくれという話です。やむを得ませんから……。
【次の発言】 今の最後の財政部長の説明だと、いわゆる地方交付税の上で、歳入欠陥であった百五十九億を、今最後に説明した通りに突っ込んで節減その他で落したと、しかし依然として百五十九億の穴はあいているわけですね。不合理な節減ということで今説明した通り落したので、実際にはやはり百五十九億、厳密に言えば百五十九億の歳入欠陥があるということですね、そういうことでしょう。
○西郷吉之助君 ちょっと関連して。交易営団の現状は、今清算されておるのか、どうなっておるのか、その点を……。
【次の発言】 今御説明を伺いましたが、われわれは参議院の外務農林連合委員会があることは知っておりまするが、今も官房長官もみずから言われた通り、衆議院は予算委員会が開かれていない。しか午後からの質問に対しては各省大臣を要求してあります。しかも三時半から二時間も各党委員はここへ出ておる。しかるに、他の委員会に出ておられない閣僚はたくさんあるのに、一閣僚さえもここに来ていない。(「そうだ」と呼ぶ者あり)しかるに、こちらはまだ開くのをやめたなんということを言ったこともない。委員長を通じてですよ……
○理事(西郷吉之助君) 佐多君時間がきております。
【次の発言】 時間がありませんから一点だけ。
○委員長(西郷吉之助君) それではただいまより委員会を開きまするが、委員会を開きます前に一言ごあいさつ申し上げます。
今回不肖私が本委員会の委員長の席を汚すことになりましたが、まことに微力でございまするから、委員各位の絶大なる御協力、御鞭撻をお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 それでは、これより本委員会を開会いたします。
まず現在までの理事の方で辞任を申し出ておられます方がございますので、それを最初にお諮りいたします。
本委員会の理事のうち、堀木鎌三君及び木村禧八郎君から、それぞれ理由を付して辞任したい旨の申し出がございます。また私自身も委員長になり……
○委員長(西郷吉之助君) それではただいまより本委員会を開会いたします。 まず、昨日の委員長及び理事打合会の取りきめを概略申し上げます。 昨日の打合会におきまして、議事の運営につきまして理事各位と御相談いたしました結果、本日、今回提案されました三十年度特別会計予算補正(特第2号)の提案理由の説明を聞きまして、これに対する質疑は、明日午前十時より総理大臣に対しまする総括質問を行うことに取りきめましたので、さよう御了承をお願いいたします。従いまして質問をなさる方々は、理事または委員長に至急お申し出を願います。 それではただいまより昭和三十年度特別会計予算補正(特第2号)につきまして大蔵大臣よ……
○委員長(西郷吉之助君) それではただいまより委員会を開会いたします。
本日より二日間にわたりまして、最初に総理大臣に対する総括質問を行います。
【次の発言】 それでは時間が十二時近くなりましたので、渉外関係が十二時から総理にありますので、午前中はこれにて休憩いたします。
午後は一時に再開いたします。
午前十一時四十五分休憩
【次の発言】 それではただいまより委員会を再開いたしまして、総理大臣に対する総括質問を続行いたします。
【次の発言】 青木さんにちょっとお断りしておきますが、外務大臣は衆議院の方から十五分ほどちょっと来てくれようということでございますから、その間ちょっと退出いた……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより委員会を開会いたします。きのうに引き続きまして、本日は総理に対する総括質問を続行いたします。相馬助治君。なお質問者相馬助治君から、総理は御不自由でございますから、着席したまま御答弁なさって差しつかえないということでございますから。
【次の発言】 非常に時間が経過しておりますから……。
【次の発言】 それでは本日の委員長及び理事打合会におきます取りきめによりまして、矢嶋三義君の質問中外務大臣に対する分を直ちにお願いいたします。
【次の発言】 時間が来ていますから、もう一問で……。
【次の発言】 それでは矢嶋君、時間がだいぶ過ぎましたから……。
○委員長(西郷吉之助君) それではただいまより予算委員会を開会いたします。
佐多君に申し上げますが、ただいま御要求大臣のうち、大蔵、通産、経企各大臣がきておられます。労働、防衛については今督促いたしておりますから、その三大臣についての御質問をお願いいたします。
【次の発言】 それでは佐多君、だいぶ時間が経過しましたから……。
【次の発言】 再び督促いたします。
それでは午後一時まで休憩いたします。
午後零時八分休憩
【次の発言】 ただいまより予算委員会を再開いします。
【次の発言】 私も中山君と同感であります。さらに政府に出席をすみやかにするように督促いたします。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
昨日に引き続まして一般質疑を行います。
【次の発言】 関連が多いので簡単に願います。
【次の発言】 あまりに関連が多いので関連はやめていただきます。三人も関連して本来の審議の妨げになりますから……。では相馬君一言。
【次の発言】 二時まで休憩いたします。
午後零時五十一分休憩
【次の発言】 それでは、ただいまより委員会を再開いたします。
【次の発言】 さっきおりましたが、ちょっと今席をはずしているようですから、今内閣委員会に行っておりますから、すぐ呼んで参ります。ちょっとお待ち下さい。速記をとめて。
午後三時三十……
○委員長(西郷吉之助君) それではただいまより委員会を開会いたします。
昨日に引き続きまして一般質疑を継続いたします。
【次の発言】 それでは大臣が間もなく参りますが、政務次官がおりますから……。
【次の発言】 今農林大臣はよそに出ておりますので、とりあえず今政務次官が来ております。
【次の発言】 今通産大臣もすぐ参りますから……。
【次の発言】 戸叶君、今外務大臣も追って参りますが、引き続いて始めていただきます。
【次の発言】 四、五分はかかります。今本会議の答弁に立っておりますから、それが終り次第参りますから……。
【次の発言】 今外務大臣がこっちへ来る途中にありますので、ちょっとそのま……
○委員長(西郷吉之助君) これより委員会を開会いたします。
本は昭和三十年度特別会計予算補正特第二号に対する討論に入ります。討論は、理事会の申し合せによりまして、一人十五分以内で御発言をお願いいたします。
討論の通告がございますので、順次発言を許します。松沢兼人君。
【次の発言】 お諮りいたしますがただいまの松沢君の討論中、朗読を省略されました衆議院における組みかえ要求の動議を会議録に掲載されたいという御希望がありましたが、さよう取り計らうことに御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさよう取り計います。三浦一義男君。
【次の発言】 木村禧八郎君。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
本日は、調査承認要求につきましてお諮りいたします。
今国会開会中、昭和三十年度予算の執行状況に関する調査を行うため、調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成等につきましては、委員長に御一任願います。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時十五分散会
○委員長(西郷吉之助君) それではただいまより委員会を開会いたします。 本日は委員派遣につきましてお諮りをいたしますが、昭和三十一年度予算案は大体来たる三十日に予算委員会に付託される予定でございます。つきましては、この予算を審査するに当りまして、現地に行っていただきまして、公共事業費、農林水産施設、防衛施設、その他地方財政等の状況を調査するために、各地に委員を派遣をしたいと思っております。なお、本件につきましては、先ほどお手元に配ってございまする案によりまして、委員長及び理事打合会で御協議をいたしまして、大体委員を各地に派遣することに各理事の御了承を得ておりますので、委員を派遣いたしますこと……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。 最初に、本日の委員会の模様を申し上げておきますが、本日は提案されておりまする昭和三十年度特別会計予算補正(特第3号)並びに昭和三十一年度総予算につきまして提案理由の説明を聞き、あわせて補正予算につきましては補足説明を主計局長から聴取いたします。 衆議院におきましては、補正予算につきましては本日中に予算委員会を終了して、本会議に上程いたす予定でございますので、本日は説明のみを聴取いたしまして、明日午前十時より本委員会におきまして特別会計予算補正につきまして御審議を願い、できるならば、こちらも明日中に補正予算のみは討論採決を行……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
通告順に従いまして質疑を開始いたします。戸叶武君。
【次の発言】 今法制局長官が参りましたから答弁をさせます。
【次の発言】 それでは午前中はこれにて休憩いたしまして、午後三時半再開いたします。
午後一時七分休憩
【次の発言】 それではただいまより委員会を再開いまします。
【次の発言】 木村君大分時間が経過しましたから。
【次の発言】 吉田君、今、外務省関係招致しておりますから、しばらくお待ち下さい。
その間に佐多君に一つお願いしたいと思いますが、佐多君どうですか。今なるべく早く来るように呼んでおりますから……。
○委員長(西郷吉之助君) それではただいまより委員会を開きます。
まず、理事の辞任並びにその補欠を行いたいと思います。
理事佐多忠隆君及び松洋舞人君から、それぞれ理由を付しまして理事辞任の申し出がございます。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めて、さよう決定いたします。
次に、理事の補欠互選を行います。
互選は先例によりまして、その指名を委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 ではさよう決定いたします。
理事に秋山長造君及び曾祢益君を指名いたします。
【次の発言】 本日は提案されました昭和三十年度予算補正案を議題……
○委員長(西郷吉之助君) それではただいまより予算委員会を開会いたします。
昨日に引き続きまして三十年度予算補正案につきまして、一般質疑を続行いたします。
【次の発言】 今申し上げますが三…。
【次の発言】 今の千田君の要求大臣のうち、農林大臣は病気でございまして、今政務次官を交渉しておりますが、衆議院の農林委員会へ出席中でありまして、すぐ参れません。厚生大臣は出席せられております。官房長官は参議院の内閣委員会で今答弁中でございますから、済み次第こちらに来れると思います。外務大臣は午後出席いたしますから、午後まで留保していただきたいと思います。今厚生大臣がおりますから……。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
本日は、前日に引き続きまして、昭和三十年度予算補正に対しまして質疑を続行いたします。
【次の発言】 それでは以上をもちまして質疑を終局いたしました。
従いまして引き続いて討論に入ります。順次御発言をお願いいたします。(「委員二長、大臣諸君がいたらなるべく出席を」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 以上をもちまして討論は終局いたしました。
これより昭和三十年度一般会計予算補正(第1号)、昭和一三十年度特別会計予算補正(特第4号)及び昭和三十年度政府関係機関予算補正(機第一号)を、一括いたしまして採決を行います。右三案に賛成の諸君……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
まず、本日は委員の異動について御報告いたします。
去る二十一日、阿具根登君、高橋衛君及び木島虎藏君がそれぞれ委員を辞任され、補欠として相馬助治君、田中啓一君及び藤野繁雄君が選任されました。
また本日、赤松常子君、酒井利雄君、山本經勝君が辞任され、吉田法晴君、平林太一君、竹中勝男君が選任せられました。
以上御報告申し上げます。
【次の発言】 次に理事補欠互選についてお諮りいたします。
委員の辞任によりまして理事の欠員がございまするが、この補欠互選につきましては、先例によりまして委員長において指名することに御異議ございま……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
本日より昭和三十一年度本予算に対しまする総括質疑をいたします。本日より五日間の予定で総括質疑を行いまして、来たる六、七、両日は公聴会を開きます。
まず御報告申し上げます。予算委員のうち、竹下豐次君、杉山昌作君、後藤文夫君が辞任されまして、新たに高木正夫君、小林政夫君、片柳眞吉君が就任されました。
なお、理事館哲二君が辞任したい旨の申し出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって理事の補欠互選は、先例によりまして委員長より御指名いたしたいと存じますが、御異議ござ……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。 まず、委員の辞任補欠を御報告いたします。小滝彬君が辞任されまして、高橋進太郎君が補欠として、相馬助治君、菊川孝夫君、矢嶋三義君が辞任されまして、久保等君、大和与一君、湯山勇君が補欠として、川村松助君が辞任されまして、関根久藏君が補欠として、久保等君、西岡ハル君が辞任されまして、菊川孝夫君、横山フク君が補欠として、関根久藏君、大和与一君が辞任されまして、川村松助君、矢嶋三義君が補欠として、横山フク君が辞任されまして、西岡ハル君が補欠として委員になられました。 以上御報告申し上げます。
○委員長(西郷吉之助君) それでは委員会を開会いたします。
最初に御報告いたします。委員の差しかえにつきまして、矢嶋三義君が辞任されまして相馬助治君が委員になられました。
なお御報告申し上げまするが、昨日の質問のうちの憲法問題に関連しての問題につきまして、けさの委員長及び理事打合会におきまして、スケジュール以外に別ワクをとりまして、この問題について一時間十分質疑をとりかわすことになりましたから、さよう御了承をお願いいたします。
【次の発言】 今の秋山君の議事進行ですが、総理自体もお聞きになっておりますから、一つ亀田君の質疑応答でやっていただきたいと思います。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
きのうに引き続きまして総括質疑を続行いたします。
最初に御報告いたします。菊川孝夫君、佐藤清一郎君が辞任せられまして、山本經勝君並びに青木一男君がそれぞれ委員に入られました。
秋山長造君。
【次の発言】 あまり関連質問をなさらんように……。
【次の発言】 それでは二時まで休憩いたします。
午後零時五十九分休憩
【次の発言】 ただいまより予算委員会を再開いたします。
午前に引き続いて、総括質疑を続行いたします。相馬助治君。
【次の発言】 竹中勝男君。
【次の発言】 吉田君、どうですか、時間が非常に経過しています。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
本日より昭和三十一年度総予算案に対する一般、質疑に入ります。
なお、御報告申し上げますが、佐多忠隆君が辞任されまして、菊川孝夫君が委員に入られました。菊川孝夫君。
【次の発言】 それではこれにて休憩いたします。二時半再開いたします。
午後一時二十四分休憩
【次の発言】 ただいまより委員会を再開いたします。
【次の発言】 今じきに見えます。今政務次官がかわりに来ています。
【次の発言】 戸叶君、関連問題は簡単に願います。
【次の発言】 関連は簡単に願います。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後六時……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
昨日に引き続きまして、昭和三十一年度総予算案に対する一般質疑を続行いたします。
最初に御報告いたします。岡田宗司君が辞任されまして永岡光治君が委員になられました。戸叶武君。
【次の発言】 もう見えると思います。今政務次官が来ておりますが、大臣は間もなく見えると思います。
【次の発言】 警察庁長官並びに公安調査庁の次長がおりますから……。大臣はすぐ参ります。
【次の発言】 二時四十分まで休憩いたします。
午後二時一分休憩
【次の発言】 それでは委員会を再開いたします。
午前に引き続きまして一般質疑を続行いたします。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
前日に引き続きまして、一般質疑を続行いたします。
御報告いたします。委員秋山俊一郎君が辞任されまして、堀木鎌三君が委員に入られました。
【次の発言】 それでは一時二十分まで休憩いたします。
午後零時十七分休憩
【次の発言】 ただいまより予算委員会を開会いたします。
午前に引き続いて一般質問を継続いたします。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。
午後四時二十四分散会
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより委員会を開会いたします。
前日に引続きまして一般質疑に入ります。
御報告申し上げます。永岡光治君が辞任されまして、佐多忠隆君が委員に入られました。
【次の発言】 まだおいでになりません。
【次の発言】 それでは午前はこれにて休憩いたします。
午後零時十六分休憩
【次の発言】 ただいまより予算委員会を開会いたします。
午前に引き続いて一般質疑を継続いたします。
【次の発言】 農林大臣は今衆議院の本会議に行っておりますので、済み次第参ると思います。政務次官が来ております。
【次の発言】 今言っておりますが……。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
前日に引続きまして一般質疑を継続いたします。
御報告申し上げます。委員片柳眞吉君が辞任されまして、加藤正人君が委員に入られました。
昨日小林政夫君の質疑が、農林大臣に対する分が残っておりますので継続いたします。
【次の発言】 それでは二時半まで休憩いたします。
午後一時四十分休憩
【次の発言】 ただいまより予算委員会を再開いたします。
一般質疑を続行いたします。
【次の発言】 羽生君に申し上げますが、正力国務大臣の分だけ御発言下さい。あとは明日に回します。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
まず委員の異動につきまして御報告申し上げます。菊川孝夫君並びに加藤正人君が辞任されまして、補欠として矢嶋三義君並びに片柳直吉君が選任されました。
【次の発言】 次に、来週からの分科会についてお諮りいたします。ただいま審議中の昭和三十一年度予算の審査のため、四分科会を設けまして、その各分科会の所管につきましては、第一分科、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、総理府(防衛庁、自治庁を除く)大蔵省及び郵政省所管並びに他分科会所管外事項。第二分科、総理府(防衛庁)、外務省及び通産省。第三分科、総理府(自治庁)、農林省、運輸省及び……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
本日は最後の総括質問を行う予定でございまするが、その前に各分科会の主査の報告をお願いいたします。
まず、御報告申し上げます。委員相馬助治君が辞任ぜられまして、永岡光治君が委員に入られました。翌二十三日、さらに永岡光治君が辞任され、相馬助治君が委員に入られました。
【次の発言】 主査の報告をお願いいたします。第一分科会主査、三浦義男君。
【次の発言】 第二分科会の主査の都合によりまして、あと回しにいたします。
第三分科会主査堀末治君。
【次の発言】 第二分科会主査吉田法晴君。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
本日も総括質問を続行いたします。
【次の発言】 簡単に。
【次の発言】 ごく簡単に。
【次の発言】 中称君、あまりに時間が超過いたしますから、その程度にしていただきたいと思います。
【次の発言】 以上をもちまして、昭和三十一年度総予算案に対する質疑は全部終了いたしました。
明後二十六日午後一時より討論採決を行います。討論時間は大体二十分を目途といたしまして、討論の順序は前例によって行います。
本日はこれにて散会いたします。
午後一時三十八分散会
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
これより昭和三十一年度予算三案につきまして討論を行います。順次発言をお願いいたします。
吉田法晴君。
【次の発言】 ただいまの吉田君の討論中に、社会党の組みかえ意見を速記録の末尾に掲載するようにという希望がありました。さよう取り計らうことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう取り計らいます。
安井謙君。
【次の発言】 木村穂八郎君。
【次の発言】 豊田雅孝君。
【次の発言】 八木幸吉君。
【次の発言】 以上をもちまして討論の通告は全部終了いたしました。討論は終局したものと認めます。
これよ……
○委員長(西郷吉之助君) それではこれより予算委員会を開会いたします。
まず御報告いたします。委員館哲二君が辞任されまして土田國太郎君が、また、佐野廣君が辞任されまして高野一夫君が、相馬助治君が辞任されまして東隆君炉、湯山勇君炉辞任されまして亀田得治君が、高野一夫君が辞任されまして佐野廣君が、中山福藏君が辞任されまして上林忠次君が、それぞれ委員になられました。
【次の発言】 本日は調査承認要求につきましてお諮りいたしたいと存じます。
先ほど委員長及び理事打合会を開き、協議いたしました結果、昭和三十一年度予算の執行状況につき調査するため、調査承認要求書を提出することを決定いたしました。
つ……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開きます。
まず委員の異動について御報告いたします。去る四月十九日以降多数の委員の方々の異動がございましたが、これは公報によって御承知願います。
【次の発言】 次に昭和三十一年度予算の執行状況に関する調査につきましては、閉会中も引き続いて調査を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお要求書につきましては、委員長に御一任願います。
【次の発言】 次に、昭和三十年度予算の執行状況に関する調査につきまして、報告書を提出することになっておりますので、その内容及び手続は委員長に御一任願……
○西郷吉之助君 第六条に、国際競技で外国人が拳銃を持てるというふうに規定しておりますが、この前、これに関連して新聞に出ておったのですが、「外国人はもちろん従来のあれではできない、これで改正されましたけれども、国際競技でなく、国内競技でも、現在は正式の拳銃で空砲が撃てない。そのために非常に子供じみた紙の焔硝であれをやっておるような現状です。そのために、音が小さいために、競技上不便を来たす。国際競技のことなんか考えると、日本の国内の規定は、そういうことを許されていないために、国際競技に限らず、国内競技でも正式の拳銃をもって空砲を使えないために、事実上非常に競技関係者は不便を来たしておる。新聞による……
○西郷吉之助君 ちょっと今の森さんのに関連するのですが、念のために私も聞いておきたいのですが、今のように、先ほども御質問がありましたように、不法所持している刀剣や銃砲はない建前ですけれども、どうもきょうの連合審査会でも、そういう趣旨がありましたが、まだまだ私は、暴力団なんかが持っているのは、これは別ですけれども、善意の人で、届出をしないで持っている人がいるのじゃないかと思う、地方なんかに参りますと。それから、たとえば骨董屋なんかであった物を買おうと思っても、届けてなければ、それを買えば、やはり自分が不法所持になるので、非常にちゅうちょする場合もあると思う。だから、こういう新旧入れかえの際に、や……
○西郷吉之助君 今、政務次官の概柳的な御答弁を聞きましたが、今、小括さんの意見と私も同感なんですが、それについては、ああいう亜熱帯地域で、くだものでも何でもできるし、気候風土が一年中暑いのですから、そういう点、農林省当局はもっと大局的見地から、相当はっきりした計画を持ってやるべきじゃないかと思うのですが、農林省当局の見解をお聞きしたいのですが。
【次の発言】 今の御答弁を伺いましたが、先ほど来、小柳さんの質問で感ずるところでは、どうも、今回復興計画がおくれておるために引き延ばすけれども、産業開発なり、その他についても基本的な具体策というものはない。今の振興課長の説明でも、現在まであったものをた……
○西郷吉之助君 この警察法の改正案に関連して、今回の改正案の中に交通関係もありますので、まず、交通関係について長官に伺いますが、最近交通事故も、資料によりますると非常に増加してきておりますし、また、現在タクシーの問題で相当世論の注目を浴びておるわけです。もちろん交通規則を守らぬために事故が頻発するわけですけれども、一面私が伺いたいのは、現在、警察の人員は十二万数千名おるわけですが、東京、大阪とかを例にとりましても、だんだん人口もふえてきますけれども、その中で交通専門に当っているいわゆる交通警察官と言いますか、こういう人々については、現在の定員の中で、たとえば東京ではどのくらいのパーセンテージの……
○西郷吉之助君 ちょっと関連して。今の小林君の御質問の年令のところでね。原さんの御答弁だと、一々確認はできぬ。そういう現状であるからどんどん入るのでしょう。今、東京都にこういう条例があるが、東京都なんか年令制限をしているのでしょう。だけれども、自由自在に入っていて弊害がある。あなた自身確認できなければ、営業者も確認できないじゃないですか。それをそのままにしてやっても全く骨抜きじゃないですか。実際やって効果がありますか。あなた自身が確認できないという答弁があるでしょう。営業者がやってもできないじゃないですか。だから、十八才の制限があってもなくっても同じだということに現状はなるでしょう。そういうも……
○西郷吉之助君 自治庁にはないだろう。
【次の発言】 委員長、間違ったことを答弁しないように、訂正をさしてもらいたい。
○西郷吉之助君 今の小林君の質問で、最初には漂流物として扱ったと、しかし、前の兵庫県の場合には、海上にほんとうに流木として浮んでおったのでしょう。今度のは、今言うように、川がはんらんして、田畑に流木が流れてきて、水が引いたから、現在は田畑の上に置いてあるわけですね。今の御答弁だと、それはもう沈没品ということだから、扱わぬ、こういうことになれば処理できないということなんでしょうか。それで、きのうも海上保安庁の部長が出てこられて、水難救護法はどこの所管かと言ったところが、自治庁と運輸省だ、そう言う。誤まっていると思うのですね。自治庁がそんなものを所管しておるはずはないので、どうも水難救護法は、これ……
○西郷吉之助君 それでは、第一班といたしまして、三重、和歌山同県に参りました私どもの御報告をいたします。 私どもの第一班は、松澤君、中尾君、私の三名でありまして、先月の二日から八日まで一週間にわたりまして、今次の参議院の通常選挙並びにその他の地方選挙における公職選挙法の実施状況、地方財政の現況、新市町村建設の進捗状況並びに地方公務員の給与の実態等をおもな問題といたしまして調査をしたのでありまするが、詳細につきましては、別紙報告書を作っておりますが、簡単にここで御報告申しあげたいと思います。 今回の調査の全体を通じまして、現在一番大きな問題は、やはり地方財政、特に今回の私どもの調査では、両県……
○西郷吉之助君 ただいま議題になりました、先般の二十七日におけるデモ隊が国会構内に乱入いたしました事件について、若干その他の問題について関連質問をして参りたいと思いますが、今日までいろいろこの問題について論議をかわされ、政府関係当局も意見の開陳をやっておられまするが、ここではっきり伺っておきたいのは、今回のこの安保条約阻止のデモ隊の行動というものが、従来と変わりまして、請願形式のデモ行為を展開したと、さらに人数等も多かったが、チャペル・センター前に本部を置いて、社会党書記長の淺沼君が総指揮者というような立場に立って、請願デモ行為の指揮をとられたわけでありまするが、こういう請願というのは、もちろ……
○西郷吉之助君 関連。この十四条の、目の見えない者が白いつえをつくという、白いつえというのは、万国共通ではなかったかと思うが、どうですか。
【次の発言】 万国共通なら、そういうことから答弁すれば、一番はっきりするのではないのですか。目の見えない者は白いつえをつく、その白いつえというのは万国共通なら、そういう答弁をすれば、一番了解しやすいのではないか。万国共通なんだから、日本だけが目の見えない人以外の者を加えるということはかえっていかぬのだから、外国人もおるのだから、そういう答弁をすれば一番明白なんです。
【次の発言】 今の、目の見えない人の白いつえですね。これは、さっきの質問にもあったと思いま……
○理事(西郷吉之助君) それでは、第四章に入ります。
【次の発言】 長官、僕も重ねて伺っておきますが、今、何回も御質問になっていますが、さっき中川君の説明じゃ、外国の立法例もそうだというような、外国の立法例というのはこういう表現ですか。それもあわせてお答え願いたい。
【次の発言】 外国の例を今一緒に、どういう表現になっておりますか、外国の立法例は。
【次の発言】 松永さん、六十六条を再三質問を繰り返しておるけれども、御納得がいかないようですから、この点は、もう少し警察当局の方で研究して、そうして答弁してもらいましょうか。
【次の発言】 警察庁長官、これは、さっきも言った通り、何回も反復して質問……
○西郷吉之助君 占部君の質問に対してちょっと関連して聞きたい。 ちょっと自治省にお尋ねしますが、さっき占部さんの御説明を伺っておりまして疑問に思うのは、自治省の答えだと、財政構成上、人件費がパーセンテージが多い、こう言われるけれども、この今の御説明だと、これは再建団体なんです。従って、積極的に事業はできない、それから再建団体なるがゆえに相当事業その他は予算上圧縮していると思うのですよ、ほかを圧縮しておるために。しかし、その人件費はパーセンテージが高いと言うが、さっきのお話を聞くと非常に低いのだ。そこは低いにもかかわらず、パーセンテージが高いとあなた方は言われるけれども、ほかの事業を再建団体の……
○西郷吉之助君 消防庁に御質問しますが、今度の改正点で退職金制度ができておりますね。予算もついたようですが、それについて詳細に説明して下さい。
【次の発言】 その内容ですね、退職金を出す場合、いろいろその段階があると思うのですが、そういう点についてもう少し説明していただきたい。
【次の発言】 御趣旨はよくわかりますが、実際にはどのくらいのものが出せるのですか、十五年以上というのは。
【次の発言】 御趣旨はわかるのですが、どのくらいの金額が実際に出せるか、そういう点をもう少し具体的に聞きたいのです。
【次の発言】 まあ最初ですから、その程度に終わったんだろうと思いますが、こういう義勇消防で、しか……
○西郷吉之助君 今の長官の逐条説明の第二点ですが、国際競技のために、選手に拳銃を持たせなければならぬ、これは当然のことだと思うのですが、必要な改正だと思いますが、この説明を見ますと、推薦団体から選手並びに候補者ということになっておりますね。そうすると、やはり私が心配するのは、青少年に、映画の西部劇の関係で、拳銃のブームが非常に強い。拳銃を持ちたがる傾向が非常に強いと思うのですが、こうなってきますと、官、選手並びに、選手じゃなく、候補者も加わるわけですから、大部分は学生になると思うのですが、こういうことは一般民間人には日本では許可してないのです。拳銃をやる者だけ持たすということになると、私の想像……
○西郷吉之助君 保安局長に質問しますが、今の津島先生の受験者数が非常に激増した問題に関連してですが、前の警察法のときも、調べてみると、関東、関西で比較すると、関西は、教習所というのは自動車学校によって非常に厳重だ。東京はそれに比べて料金は非常に高くついておるが、試験の訓練する期間が短い。東京の自動車免許の行き方は営業的な色彩が濃厚であって、関西は非常にまじめであって、関西の業者はそのときには仮免許なんかはやめてくれという陳情まであった。そのくらい非常に関西のほうはまじめにやっているが、東京は、関西より受験者数が多いせいか、受験料だけは関西の倍くらい取るが、訓練期間は関西の半分くらい。そういうふ……
○西郷吉之助君 今の広告板ですが、スポンサー付というのは、経費の点ではそれは助かるでしょうが、やっぱり広告を入れると、必ず仕事は競争相手がいるわけですね、ライバルが。そうすると、自分の競争相手の会社の広告板が入ったものを、その競争相手の会社がそれを張るでしょうか。非常にいやがるんじゃないですか、社員にしても。私は、こういう半強制的にやってもらわなくちゃならぬという――各個人のうちに張る、自分の意思に反した広告を入れたものを人のうちに張るなんということは、はなはだ感心したことじゃないと思いますが、その点どうですか。
【次の発言】 今の答弁、大体わかりますが、今交通標識一つ――広告問題考えても、日……
○西郷吉之助君 今矢嶋委員の御意見を伺い、委員長の御意見も伺っておるのですが、矢嶋さん、そういうことはいろいろ御意見でしょうが、委員のおのおのの判断により、また、委員の所属しておるいろいろ党が最終的には考えて、その決定に従って委員長はやればいいのであって、矢嶋さんの意見は意見として、委員長の意見をここで言えと言っても、それは委員長の言うとおり、それはそれでいいんじゃないかと思いますが、あとは各委員が判断をすることです。
○西郷吉之助君 ただいま審議中の選挙法……(発言する者多し)……に関する質疑打ち切り……(「まだ審議中だ」と呼ぶ者あり、その他発言する者多く、議場騒然)……の動議を提出いたします。
○西郷吉之助君 今の小林君の質問に関連しますが、やはり今の外人殺人事件とか、後藤巡査事件とか、にせ札事件とか、いずれをとっても重要なことだが、にせ札でも通貨であるだけに非常に重要な意義を持つ問題が、今までのところじゃどうも見込みがありそうに見えないのですね、しろうとが見て。こういうことは犯罪能力が進んでいるというか、警察のほうの捜査方針というものをもう少し考え直す必要があるのじゃないか。小林君のきょうの質問を契機として、警察庁としても警視庁としても、関係官が集まってもう少し捜査方針を根本的に考え直すということをしなければ、今のようにだらだらやっておったのでは、これはつかまりっこないというような……
○西郷吉之助君 自治省にお伺いしておきますが、さっき鈴木委員との質疑応答がありましたが、今度の百分の十と二十に対しては災害の総合額として扱うために、局部的に非常に激甚な災害があった場合、総合額はその率に達しないというような場合に、局部的な激甚災の場合の救済措置はどうなっておりますか。
○西郷吉之助君 それでは、自治省に対してこの法案について質疑を数点いたします。 この法案によると、毎年度、同様に国の出資金を増額するということでございまするが、この法案に非常に密接に関係ありますのは、奄美群島に毎年復興のために国の予算を別ワクで与えておりまして、その復興状況と非常に関係が深いと思いますが、政府の関係資料の中で、「奄美群島復興事業進捗状況調」というのがありまするが、これを見ますと、今日まで一回延長して、三十八年度が十年目になるようでありますが、この三十七年度までは、進捗状況を見ますと、国の予算を百七億投入して進捗率は八八というふうに出ておりまするが、この内訓を見ますと、第一点の……
○西郷吉之助君 前回、本法案については、自治省当局についてはいろいろ質疑をしましたが、この法案に非常に関係の深い大蔵当局について少しく質疑をしたいと思うのであります。御承知のとおり、この法案の趣旨については何ら異存がありません。そしてこの十カ年計画もいよいよ最終年度になってきたのですが、この特別措置法の状況等も自治省からこの間聞いたのですが、いろいろな点についてもう少し配慮していったらどうかと思う点があるのです。たとえば奄美大島の、これはほんとうに庶民金融ですけれども、そういう庶民金融に対する融資の要件の中で、レートなんかにつきましても内地の農林中金あるいは中小企業金融公庫並みの利息でやってい……
○西郷吉之助君 関連、今の問題ですね、熱心に応答をやっているけれども、完全にそこは一致しない点があるように見受けるのです。それで、それを解明するために私も御質問したいと思うのですが、今の問題、鈴木さんが詳細に質問しておられるのだけれども、私の考えでは、この改正案の内容は、現在は本庁がやっておる。しかし、それを地方の管区に権限を委譲する。今は管区局長には、そういう法的な根拠がないけれども、実際には管区の各県の本部長は、いろいろな点は管区局長に相談するわけだが、しかし道路交通のこの規制の問題については、現在までは本庁の権限にあって、管区局長の権限にはなかった。相談を受けても法的根拠がなかったわけだ……
○西郷吉之助君 私もむしろ長官に伺いたいのですが、この改正法の十四条の改正点がありますね。「政令で定める程度の身体の障害のある者」、目の見えない人並びに耳の聞えない者のほかに、新たにこれを加えるのですが、その政令の内容というものはどういうあれですか。
【次の発言】 今度はさらにそういう者を加えたということは、私はもう非常に身体障害者の保護になってけっこうなことと思うのですが、今長官の言われた内容は、なかなか表面人の目でわかるのと、わからないのとありますね。麻痺したりなんかしている――、ですから、こういうように改正した場合には、交通警察官にこういう点を徹底しないと、条文はできても空証文になるので……
○西郷吉之助君 今、私は一案のうち、消防法の一部を改正する法律案について自治省並びに消防庁に質問いたします。質問の条文は改正の二十一条の二に関することです。
今度、消防用関係の機械器具等につきまして、従来任意検定でやっておったものに対しまして、検定協会を作って、そうして検定等をやるということはいいことだと思うのでありますが、それに関連して御質問したいのは、まず第一に二十一条の二に、「消防の用に供する機械器具若しくは設備、」こういうものの検定について「政令で定める」というふうに書いてありますが、その内容はどういうことになりますか。
【次の発言】 それで、今後検定協会を設けて検定を行なう。従来は……
○西郷吉之助君 私は、ただいま議題となりました刑事警察に関する決議案につきまして、各派共同提案の趣旨を御説明申し上げます。 最近、御承知のとおり、東京の幼児誘拐事件あるいは埼玉の狭山における女子高校生殺害事件等が起き、さらにその前には紙幣の偽造事件等が相ついで起こっておりまするが、これらの事件は現在遺憾ながらいまだ未解決のままになっております。当委員会におきましても、先般来これらの問題につきまして当局の説明等を聞いたのでありまするが、結局この際、刑事警察の体制強化を迅速に行なうべきであるというふうに考えましたので、今回決議案を各派共同提案で提案することになったのであります。 以下決議案を朗……
○西郷吉之助君 この改正案は、地方財政秩序の確立をはかりまして、財政の強化をはからんとする趣旨でありますから賛成であります。 しかし、この際、そういう趣旨の貫徹をはかるために、附帯決議案を提案したいと思います。 まず、案文を朗読いたします。 地方財政法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 財政秩序の確立は、地方財政の健全な運営の基本をなすものであることにかんがみ、本法の実施に伴い、政府は国に対する地方公共団体の寄附金等の禁止規定を守るとともに、次の諸点を検討し、この際、問題の根本的解決をはかるべきである。 一、補助単価あるいは事業認証額等、実情に適合しないものがあるから……
○西郷吉之助君 私は、本法案に賛成をいたしますが、この際、あわせて附帯決議を提案したいと思います。 地方公営企業は、住民の生活に直接に関係する公益的なサービスの提供ということでございまして、この運営の適否は、住民の福祉に重大関係があるわけでございます。この法案は、その運営管理の適正化という点に一歩を進めるものでありまして、適当なものと考えて、賛成するものでございます。 この際、さような趣旨から、この事業経営の実情とにらみ合わせまして、次のような附帯決議案を提出いたします。 附帯決議案を朗読いたします。 地方公営企業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、地方公営……
○西郷吉之助君 長官に少し伺いますが、今度の事件は非常に多数の犠牲者を出しておりますが、その前の六月にも死者十八名というものを出しております。いまの説明でも、無届けで、非常に危険な物が倉庫に入っていたということを知らなかったということは、私は関係の法規を十分よく調べてないからわからぬけれども、無届けでこういう危険物を持っているような場合は、そのあれはどうなるんですか。
【次の発言】 違反行為であるということはわかるけれども、こういうふうに多数の方が死ぬような、無届けのためにこういう結果が出ているわけだが、六月の事件、七月の事件、両方で多数の死傷者を出しているわけだが、消防庁長官としては、こうい……
○西郷吉之助君 関連。いまの答弁聞きまして、この間、最近にも名瀬支庁なんかに陳情があったと思うのですが、屋久島の開発の場合に、あそこの電力料金が内地より一キロワット当たり一円安いというので、非常に産業の振興の根幹になった。奄美の今度の振興計画には、特に産業の振興に重点を置くのでしょう。しかもその計画を見ると、五億なにがしというような電力のあれが予算にあるけれども、本島はまだいいとしても、奄美の群島の中の本島以外に行くと、非常に薄暗いのです。ようやく新聞が読める程度で、しかも十時ごろだと思うのですが、夜はもとを切ってしまう。そういう現状をよく自治省は把握しておられるかどうか。前の局長など向こうに……
○理事(西郷吉之助君) ただいまから地方行政委員会を再開いたします。
委員の異動について報告いたします。六月二十六日付、熊谷太三郎君辞任、小林武治君選任。
以上であります。
【次の発言】 工業整備特別地域整備促進法案を議題といたします。御質疑をお願いいたします。
〔理事西郷吉之助君退席、委員長
着席〕
○理事(西郷吉之助君) それではただいまより地方行政委員会を開会いたします。
最初に、調査承認要求に関する件を議題といたします。本委員会といたしましては、今国会開会中、地方行政の改革に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を、本院規則第七十四条の三によりまして議長に提出したいと存じまするが、御異議ございませんか。
【次の発言】 さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
それでは本日はこれをもって終わります。
午前十時四十八分散会
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
先般、不肖私、予算委員長に選任されまして、まことに微力でございますが、委員各位の御協力のほどをお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 まず、理事の補欠互選についておはかりいたします。
委員の異動に伴いまして、理事が六名欠員になっておりますので、その補欠互選を行ないます。
互選は投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それでは理事に北畠教真君、剱木亨弘君、近藤英一郎君、内藤誉三郎君、加瀬完君、鶴園哲夫君を指名いたします。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。 昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算。 以上三案を一括して議題といたします。 まず、委員長及び理事打合会におきまして、三案の取り扱いについて協議を行ないましたので、その要旨について御報告申し上げます。 総括質疑は、本日から開始いたしまして七日間といたしました。その質疑総時間は千五十六分とし、各会派への割り当ては、自由民主党及び日本社会党はそれぞれ四百十六分、公明党百二十八分、民主社会党、日本共産党及び第二院クラブはそれぞれ三十二分といたしました。質疑の順位は、お手元に配……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまから予算委員会を開会いたします。 昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算。 以上三案を一括して議題といたします。 本日は、参考人といたしまして、財政制度審議会会長小林中君と、後刻、日本銀行総裁宇佐美洵君の出席をお願いいたしております。 なお、予算委員会は連日正確に朝十時に始めたいと思いますので、政府関係の閣僚各位も、いろいろ御都合がありましょうが、十時にできるだけ御出席を願いまして、委員会も十時に正確に始めたいと思います。御注意申し上げておきます。 それでは、一昨日に引き続き総括質疑を行ないます。木村禧……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
昨日に引き続きまして総括質疑を行ないます。
本日は、参考人として、木下教育課程審議会会長が出席されております。では加瀬完君。
【次の発言】 参考人、ここへ来て御答弁願います、間違うといけませんから。
【次の発言】 参考人の意見聞きますか。――木下参考人。
【次の発言】 あまり関連が多くなると困るのですが、一問にお願いします。
【次の発言】 関連はもう、一問にしてください。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
なお、質疑に入ります前に御報告いたしまするが、本日の理事会におきまして、加瀬完君より、昨日の発言中、松野頼三君云々の点は、事実に相違するので遺憾であり、これらの発言は取り消したい旨の申し出がありました。理事会において本日協議いたし、了承を得ましたので、委員長において速記録を調査の上、善処いたします。
【次の発言】 それでは、これより質疑に入ります。鈴木一弘君。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
一昨日に引き続き総括質疑を行ないます。
本日は、参考人として、日本赤十字社副社長長田辺繁雄君が出席されております。
瀬谷英行君。
【次の発言】 お答えいたしますが、私も新聞で議長の記事を拝見いたしましたが、その後の詳細なことはよく存じておりませんが、いまお尋ねの委員長はどう思うかということでございますが、もちろん予算審議は重要なことでございますが、議長は議長なりのお考えでお出かけになったもの……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、黒柳明君が辞任されまして、その補欠として北條雋八君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十豊年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたし、総括質疑を続行いたします。野上元君。
【次の発言】 以上をもちまして野上君の質疑は終了いたしました。
次回は明二十七日午前十時開会することといたしまして本日はこれにて散会いたします。
午後零時十二分散会
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたし、昨日に引き続きまして、総括質疑を行ないます。森中守義君。
【次の発言】 それでは、午前の審議は、中途でございますが、この程度にいたし、午後一時再開いたします。
これにて休憩いたします。
午後零時三分休憩
【次の発言】 ただいまより予算委員会を再開いたします。
午前に引き続きまして質疑を行ないます。森中守義君。
【次の発言】 森中君、時間が参りました。
以上をもちまして森中守義君の質疑は終了い……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
昨日に引き続いて総括質疑を行ないます。二宮文造君。
【次の発言】 それでは二宮君、あなたの御質疑の途中ですが、この程度で午前中休憩したいと思います。
午前中はこの程度にいたしまして、午後一時三十分まで休憩いたします。
午前十一時五十七分休憩
【次の発言】 予算委員会を再開いたします。
午前に引き続きまして質疑を続行いたします。二宮君。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨日、片山武夫君が辞任され、その補欠として瓜生清君が選任されました。
本日、瀬谷英行君、野上元君が辞任され、その補欠として小柳勇君、大矢正君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十三年度一般会計暫定予算、昭和四十三年度特別会計暫定予算、昭和四十三年度政府関係機関暫定予算。
以上三案を一括して議題といたします。
まず、委員長及び理事打合会において、三案の取り扱いについて協議を行ないましたので、その要旨について御報告いたします。
本日、提案理由の説明を聴取し、直ちに質疑に入……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
この際、三木外務大臣より発言を求められておりますので、これを許します。三木外務大臣。
【次の発言】 ただいまの三木外務大臣の御報告の重要性にかんがみまして、本日、理事会におきまして、これに対し緊急質問の形式をもちまして各党の質疑をいたすことに決定いたし、日本社会党持ち時間三分、公明党三分、民主社会党二分、共産党二分という、こういう形で持ち時間をきめ、質疑をいたすことに決定いたしました。
なお、……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。 昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算。 以上三案を一括して議題といたします。 これより一般質疑に入りまするが、委員長及び理事打ち合わせ会におきまして、その日程等について協議を行ないましたので、その要旨について御報告いたします。 一般質疑は本日から開始いたしまして六日間といたし、質疑の全体の時間は七百八十五分とし、各会派への割り当ては、自由民主党及び日本社会党はそれぞれ三百五分、公明党百分、民主社会党、日本共産党及び第二院クラブはそれぞれ二十五分といたしました。質疑の順位……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、瀬谷英行君、野上元君、片山武夫君が辞任され、その補欠として稲葉誠一君、柳岡秀夫君、中沢伊登子君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
昨日に引き続きまして、一般質疑を続行いたします。稲葉誠一君。
【次の発言】 以上をもちまして稲葉誠一君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 引き続き、矢追秀彦君。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、稲葉誠一君、柳岡秋夫君、千葉千代世君が辞任され、その補欠として瀬谷英行君、鈴木強君、北村暢君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
昨日に引き続きまして一般質疑を行ないます。
増田防衛庁長官、きょうは増田防衛庁長官に対する山本君の質疑がございまして、本会議の開会前に少しの時間でも進めたいということで皆さんお待ちでございましたが、たいへんおくれまして……
○委員長(西郷吉之助君) 予算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、占部秀男君、鈴木強君、小野明君、小山邦太郎君が辞任されまして、その補欠として、横川正市君、西村関一君、千葉千代世君、内藤誉三郎君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任許可についておはかりいたします。
内田芳郎君から都合により理事を辞任したい旨の申し出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
つきましては、直ちにその補欠互選を行ないたいと存じまするが、互選の方法は、委員長にその指名の御一任を願いた……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、土屋義彦君、田村賢作君、井川伊平君、西村関一君が辞任され、その補欠として、小山邦太郎君、大森久司君、塩見俊二君、森中守義君が選任されました。
【次の発言】 昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算、
以上三案を一括して議題といたします。
一般質疑を続行いたします。中沢伊登子君。
【次の発言】 以上をもちまして中沢君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、加瀬完君。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
まず、理事の補欠互選についておはかりいたします。
委員の異動に伴いまして、理事が二名欠員になっておりますので、その補欠互選を行ないます。
互選は、投票の方法によらないで、便宜その指名を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、理事に加瀬完君、小平芳平君を指名いたします。
【次の発言】 昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
本日は、各分科会におきます審査の経過について、主査の方から……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
これより締めくくりの総括質疑に入るのでございますが、その取り扱いにつきましては、委員長及び理事打合会で協議いたしました結果、お手元に配付いたしました質疑通告表の要領により取り運びたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
それでは、質疑に入ります。鶴園哲夫君。
【次の発言】 西村農林大臣。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
本日、北條雋八君、片山武夫君及び春日正一君が委員を辞任され、その補欠として、黒柳明君、向井長年君、岩間正男君がそれぞれ選任せられました。
【次の発言】 昭和四十三年度一般会計予算、昭和四十三年度特別会計予算、昭和四十三年度政府関係機関予算。
以上三案を一括して議題といたします。
一昨日に引き続きまして、締めくくりの総括質疑を行ないます。原田立君。
【次の発言】 以上をもって原田君の質疑は終了いたしました。
【次の発言】 黒柳明君。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
理事の辞任許可につきましておはかりいたします。
加瀬完君、小平芳平君から都合により理事を辞任したい旨の申し出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、理事の補欠互選についておはかりいたします。
ただいまの辞任及び委員の異動に伴いまして、理事が五名欠員になっておりますので、その補欠互選を行ないたいと存じます。
互選につきましては、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
まず第一に、理事の互選を行ないたいと存じます。
本委員会の理事の数は九名でございます。互選は、投票の方法によらないで、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に、栗原祐幸君、柴田栄君、玉置和郎君、西田信一君、前田佳都男君、秋山長造君、山木伊三郎君、二宮文造君、瓜生清君、以上の方々を御指名申し上げます。
【次の発言】 次に、調査承認要求に関する件につきましておはかりいたします。
本委員会といたしましては、今期国会におきましても、従来どおり、……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について報告いたします。
去る八日、市川房枝君が委員を辞任され、その補欠として青島幸男君が選任されました。
【次の発言】 予算の執行状況に関する調査を議題といたします。
木調査を行なうにつきましては、委員長及び理事打合会におきまして、委員会の開会日程等について協議を行ないましたので、その要旨を御報告いたします。
質疑は本日一日間といたしまして、その質疑総時間を百六十分といたし、各会派への割り当ては、自由民主党及び日本社会党はそれぞれ六十分、公明党二十分、民主社会党十分、日本共産党及び第二院クラブはそれぞ……
○国務大臣(西郷吉之助君) 一言ごあいさつ申し上げます。
先般の内閣改造によりまして、不肖私、法務大臣に就任いたしたのでございますが、もとより、まことに省みまして微力非才でございます。しかし、お引き受けいたしました以上、法務行政の運営に全力をあげてまいりたいと思いますが、どうか委員長はじめ各委員の御指導、御鞭撻のほどを心からお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 裁判官の報酬等に関する法律等の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を便宜一括して御説明申し上げます。
政府は、人事院勧告の趣旨にかんがみ、一……
○国務大臣(西郷吉之助君) お答えいたします。
十月一日、いま御指摘の人物から、東京地検の内部から漏れた容疑があるといたしまして、この会食の事実を報道いたしました雑誌、新聞発行人並びに東京地検の検事それがしに対しまして、国家公務員法違反の告発が同人からなされておりますので、いまお話しのとおり、東京高検で目下関係者を取り調べ中でございますが、まだ結論が出ておらない状況でございます。
【次の発言】 関係者多数につきましてすでに取り調べておりますけれども、まだ完了しておらない状況でございます。
【次の発言】 ただいま申し上げましたとおり、告発人からは、東京地検から漏れたという容疑が出ておりますから……
○国務大臣(西郷吉之助君) 昭和四十二年度法務省一般会計歳入、歳出決算の大要を御説明申し上げます。 法務省主管の歳入につきましては、当初予算額三百十五億八千百六十九万四千円に補正予算額五十一億九千三百八万二千円が増加されましたので、歳入予算額は三百六十七億七千四百七十七万六千円となっております。 これに対しまして、収納済額は三百六十六億六千九十六万三千円であり、差し引き一億一千三百八十一万三千円の減少となっております。これは、罰金及び科料の二億七千八百二万三千円、刑務所作業収入の八千七百二十九万三千円が減少したこと等によるものであります。 次に、法務省所管の歳出につきましては、当初予算額……
○国務大臣(西郷吉之助君) 法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。 この法律案の改正点の第一は、中央矯正研修所と地方矯正研修所の統合についてであります。現在、刑務所等の矯正の事務に従事する職員に対し、職務上必要な訓練を行なう機関として、中央矯正研修所と八つの地方矯正研修所とが置かれておりますが、この機構を簡素合理化するとともに、統一的な研修の実施をはかる観点から、この際、これら九つの矯正研修所を統合して一つの矯正研修所とするとともに、必要があるときは、法務大臣は、支所を設置することができることとし、支所の名称及び位置を法務省令で定めることとしようとするも……
○国務大臣(西郷吉之助君) ただいま議題となりました法務省設置法の一部を改正する法律案に対する衆議院の修正部分について、その趣旨を御説明申し上げます。 修正の内容といたしましては、本改正案中、中央矯正研修所及び地方矯正研究所を統合して、矯正研修所とする改正部分並びに宮城県塩釜市ほか四ヵ所に入国管理事務所の出張所を設置する改正部分につきましては、昭和四十四年四月一日から施行することとなっていたのでございますが、すでにその日が経過しておりますので、これを公布の日から施行することに改められたものであります。 よろしく御審議をお願いいたします。
○国務大臣(西郷吉之助君) 法務省に限りませんが、公務員の健康保持ということは非常に大事でございますし、特にこの登記所の職員は仕事が非常に多忙でございますので、常に定期検査をいたしまして、健康の保持に配慮をいたしておる次第であります。
【次の発言】 いろいろこちらも御答弁したとおり、いろいろやっておりますが、そういう御指摘の非常に病人が法務省多いというお話でございますが、これまでの健康管理は、何と申しましても大事でございますから、十分に配慮はしておるつもりでも、そういう結果がある以上は、今後ともいまの人員のわりに仕事が過重じゃないかという話でございますが、場所によってはそういうところもございま……
○国務大臣(西郷吉之助君) 不幸にして法律を犯して刑務所に入っておられます方々に対しましては、第一に収容者の人権を尊重いたしまして、できるだけ期間内に社会に復帰なさる上に、りっぱな人柄になっていただきたい、そういう更生関係にも力を入れまして、そうして刑期を終えて社会に出られまして、りっぱに社会人として復帰をしていただきたいということを考えまして、そういう方針で大体やっておるわけであります。
【次の発言】 もちろん、刑務所の中に入っていらっしゃる方々のみならず、法務省の最大の任務は、人権を尊重するということでありますから、そういう点に遺漏のないように常に注意させております。
○国務大臣(西郷吉之助君) 委員各位には、平素から法務行政の諸問題につきまして種々御尽力いただいておりますことに対しまして、この機会に厚く感謝を申し上げる次第でございます。 本日、今年初めて法務委員会に出席いたしましたので、法務大臣といたしまして日ごろ考えておりますことを申し上げたいと存じます。 まず、私は、法務行政は、法秩序を維持し、国民の権利を擁護して、平和な国民生活を確保することがその使命であると存じておりますが、今後ともこの重要な責務の遂行に全力を尽くしたい所存でございます。このような観点からいたしまして、当面重要と考えております二、三の点について申し述べたいと存じます。 第一は……
○国務大臣(西郷吉之助君) 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。 この法律案は、裁判所の職員の員数を増加しようとするものでありまして、以下簡単にその要点を申し上げます。 第一点は、裁判官の員数の増加であります。これは、高等裁判所における訴訟事件の適正迅速な処理をはかるため、判事の員数を十五人増加し、また、簡易裁判所における交通関係の業務上過失致死傷事件の増加に対処するため、簡易裁判所判事の員数を二十八人増加することにいたしております。 第二点は、裁判官以外の裁判所職員の員数の増加であります。これは、下級裁判所における事件の適正迅速な処理をはかるた……
○国務大臣(西郷吉之助君) 訴訟費用臨時措置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 この法律案は、民事訴訟及び刑事訴訟の証人、鑑定人等の日当の最高額を増加しようとするものであります。すなわち、現在、民事訴訟における当事者及び証人並びに刑事訴訟における証人の各日当は、その最古同額を千二百円と定められ、また、民事訴訟における鑑定人等及び刑事訴訟における鑑定人、国選弁護人等の各日当は、その最高額を千円と定められているのでありまするが、最近における賃金及び物価の状況等を考慮いたしまして、いずれもその最高額を引き上げることとし、当事者及び証人の日当につきましては千三百円に、また……
○国務大臣(西郷吉之助君) いろいろお説を拝聴しておりますので、いま調査部長の申しましたとおり、迅速にそういう結果を生み出すように努力をしたいと思います。
【次の発言】 先ほど来亀田委員の御意見を拝聴しておりましたが、すでに御承知のとおり裁判所の手続が済んでおりますので、人権擁護局長も非常に慎重な御答弁をいたしたわけでございますが、入管もいずれも御承知のとおりベテランぞろいでございますけれども、千慮の一失と申しますか、見破ることができなかった。まことに遺憾でございましたが、こういう事態にございますので、入管に対しましても、裁判中ではございますが、入管のやり得る範囲内において事実をつかむことに懸……
○国務大臣(西郷吉之助君) 亀田さんの御意見をよく拝聴しておりましたから、法務当局といたしましても検討さしていただきます。
○国務大臣(西郷吉之助君) 山高先生のお述べのとおり、ああいうふうに答えまして、いろいろの面で売春の現在の法律の運用状況、またその適否等について、それ以来現在に至るまで鋭意検討させて、おりまして必要があれば手直しも必要かと思いますが、いまお尋ねの点はその点だけでございますから、鋭意検討を続けておるということを申し上げます。
【次の発言】 それでは、その実情につきまして刑事局長から。
【次の発言】 いま両局長から実情を御説明申し上げましたが、なかなかデリケートな点が多いので、さらに今後この検討を早めまして、その際に、必要があれば、改正をするかしないかという点についてきめたいと思います。もう少し結……
○国務大臣(西郷吉之助君) 御指摘のとおり、人権問題は非常に重要なものでございますが、やはり時期を失せず迅速、的確に事態をつかむことが必要でございます。いま局長の申しましたとおり、こういう点にかんがみまして、人員等も十分とは思いませんが、そういう点も万全の意を配りまして、今後とも人員等をできるだけふやし、予算もつけてまいりたい、かように考えます。
【次の発言】 先ほど矯正局長が御答弁いたしましたとおり、九月くらいには終了予定でございますので、私も、いま御指摘の近代的な要素を織り込んだ、また基本的人権を十分に尊重した監獄法の国会提案をできるだけ急いでまいりたい、さように考えております。
○国務大臣(西郷吉之助君) 山本何がしの問題は警察の段階でありますから、国家公安委員長の答弁が妥当であると思いますけれども、私も申し上げておきますが、去る一月十八、十九両日の安田講堂の解除の際に、中心人物の山本何がしは逃亡しておりまして、逮捕に至っておりませんが、目下警察当局では激しく追及しているので、逮捕も時間の問題であると思います。
○国務大臣(西郷吉之助君) 暴力集団に関する資金の面でございますが、公安調査庁等においていろいろ調べておりまして、大体こういうところから行っているのじゃないかという見当はつきますけれども、実際に確証を握るということは非常に困難でございますが、鋭意これはわかりますように努力しておる最中でございます。
【次の発言】 お答え申し上げますが、羽田事件以降今日まで、学生の検挙数は七千六百五十七名でありまして、このうち起訴数が千二百九十四名でございます。なお、成年以下の者は、家庭裁判所に送致いたしました者千四百二十四名、捜査中の者二千二百八十一名でございます。なお、御参考に申し上げておきますが、ただいまの……
○国務大臣(西郷吉之助君) お答え申し上げますが、いま松永さんのおっしゃったとおりの条文が判決にございますが、ご承知のとおり、いま再び最高裁で係争中の事件であることを申し上げます。
【次の発言】 そういうことは申し上げておりませんので、判決の中にそういう文章のあることは、そのとおりでございます。ただ、現状は再び係争中であるということを念のため申し上げたわけであります。
【次の発言】 先ほど来、松永さんもおっしゃるとおり、憲法二十三条に学問の自由の規定があります。また、それを全からしめるために、大学の自治ということが伝統的に認められておるわけであります。したがいまして、いまの判決の条文にもあると……
○国務大臣(西郷吉之助君) お答えいたします。 いまお話しのやみ米のような事件につきましては、検察庁が独自で最初検挙をするというようなことは従来やっておりませんで、やはり、最初には警察が取り締まりまして、そうして送検されてまいりまして、私どもの検察の仕事になるわけでございますが、検察庁におきまして受理いたしました人員を統計によって見ますと、最近の五カ年間の平均は九百三十三名でございまして、そのうち起訴の平均は三百九十一名、要するに起訴率は六五%強と、こういうことになっております。昭和三十年の統計では、受理人員が十三万七千七百八十四名、非常に多いのでございますが、三十五年には、これが八千百四十……
○国務大臣(西郷吉之助君) 公安調査庁長官が、いま申しましたとおり、ああいう資料について、独自の見解でああいう意見を述べましたので、岩間さんとは御意見は違うと思いますけれども、立場はみんな違うので、あの資料に基づいて公安調査庁長官はそういう判断をしておる。それを追及されても、立場が違いますから、これは水かけ論だと思います。
【次の発言】 お答え申し上げます。
お尋ねの賭博罪の処理状況について申し上げますが、四十一年を考えますと、受理した人員が一万六千五十三名で、そのうち一万三千四百六十八名が起訴されております。四十二年は受理人員は総数一万二千八百八十二名で、このうち起訴された者が一万四百八十……
○国務大臣(西郷吉之助君) お答えいたします。 一般に訴訟いたしますると、やはり相当の、お話のとおり、経費がかかるわけでございまして、ただいまの御質問の、公害者等で訴訟によって救済を受けようとする人々の中には、やはり訴訟の費用等に非常に苦労なさる方もあるわけでございまして、いまは御指摘の訴訟上の救助ということでございますが、いまお話の民事訴訟法の百十八条以下にその規定があるわけでございます。この救助を受けようとする人は裁判所にその事情を申し立てまして、資力がないことを疎明すれば、裁判所はその事情を十分参酌いたしまして、訴訟費用の支払い猶予等、救済をいたすわけでございます。なお、そのほかの手段……
○国務大臣(西郷吉之助君) いまの点につきましては、裁判所のほうでございまして、私のほうではございませんから。
○国務大臣(西郷吉之助君) 元いわゆる北方領土に居住しておりました者が、戦後御承知のとおり本土に引き揚げまして、適当な市町村に本籍を移しておる人が多いようでございますが、いまお尋ねのように、返還されまして、再びそれらの人が島に帰ることを希望いたしますれば、再び転籍することはきわめて可能でございます。
【次の発言】 お答えいたします。
いま北方領土におきまして戸籍を持った人が現在大体引き揚げて本土に本籍を移しておるわけでございます。その戸籍の問題は、現在すでに占領されておりますから、登記事務をやることはできませんけれども、戸籍の原本は現在釧路法務局の根室支局において原本を保管しておりますから、……
○国務大臣(西郷吉之助君) ただいまの妻の立場を考慮いたしまして保護していくべきだという御趣旨には、私もまことにごもっともな御趣旨と考えますが、実際の離婚の場合を考えましたときに、やはりその責任が夫にある場合もございますし、また、妻にある場合、その他いろいろの事情による場合があると考えますので、お話のとおり、離婚の際に夫婦の財産を清算いたしまして、一律に二分の一を妻に与えるということが、はたして公平を期し得るかどうか、疑問に考えまするが、そういう複雑な事情を考えますと、やはり手ぬるいようではございますが、家庭裁判所におきまして、そのときの実情を十分伺いまして、そうして実情に即した財産の分配をい……
○国務大臣(西郷吉之助君) 裁判官の報酬等に関する法律等の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律等の一部を改正する法律案について、その趣旨を便宜一括して御説明いたします。 政府は、人事院勧告の趣旨にかんがみ、一般の政府職員の給与を改善する必要を認め、今国会に一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を提出いたしましたことは、御承知のとおりでございます。そこで、裁判官及び検察官につきましても、一般の政府職員の例に準じて、その給与を改善する措置を講ずるため、この両法律案を提出した次第でありまして、以下簡単に改正の内……
○西郷吉之助君 今波多野さんの御理解の不充分な点、只今座長の石坂さんから決まつていない分もあつたというのは、社会党から副主査、これは社会党御出身の木村さん、波多野さん、或いは木下さん、どちらかにお願いする。これは先程社会党の木下さんの申出があつたのであります。
【次の発言】 只今の波多野さんの御質問に私からお答えいたします。第一分科の方はその正副主査の点は先程お話の通り主査には不肖私ということ又副主査には共産党の中西功君とそういうふうに……、自画党の西川君に加えて無所属懇談会の川上君、緑風会からは私、それから委員長の櫻内君、それから社会党の木村君、その諸君が、お集まりの席上で、さように決めたわ……
○主査(西郷吉之助君) ではこれより予算の第一分科会を開会いたします。本分科会に付託されました議案は、昭和二十二年度一般会計予算補正第七一号、昭和二十二年度一般会計予算補正第八号及び昭和二十二年度特別会計予算補正特第三号中、大藏省、司法省並びに他分科の所管外に属する事項であります。
先ず第一に、その中大藏省からの説明を聽きたいと思います。政府委員。
【次の発言】 では次に宮内府関係の政府委員より説明を聽きたいと思います。
【次の発言】 次に司法省関係の説明を聽きたいと思います。政府委員。
【次の発言】 まだ裁判所その他説明を聽くものはあるのでありますが、その分は次回に讓りまして、只今御説明い……
○主査(西郷吉之助君) 只今より第一分科會を開會いたします。先ず最初に政府より順次提案の御説明を伺います。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
午前十時五十三分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。本日はこれにて散會いたします。
午後零時八分散會
出席者は左の通り。
主査 西郷吉之助君
副主査
中西 功君
委員
石坂 豊二君
鈴木 安孝君
木内 四郎君
岡部 常君
岡本 愛祐君
川上 嘉君……
○主査(西郷吉之助君) それでは豫算第一分科會を開催いたします。前回に引続いて質疑を続行いたしておりましたが、大ほう質疑も出盡したように存まするが、本日は質疑は終了いたしたと考えて宜しうございますか。御異議ございませんか。
【次の発言】 それでは質疑は終了したと認めます。では本分科會に付託されておりまするところの豫算案三件につきまして討論に入りたいと存じます。
【次の発言】 他に御發言はありませんか。
【次の発言】 他に御發言ございませんか。實は今無所属懇談會の川上君が來ることになつておりますので、何か意見があるかも知れません。ちよつと來るのをお待ち願いたいと思います。――では他に御發言もない……
○西郷吉之助君 大藏大臣は明日の機会にでも來て貰いますか。
【次の発言】 大藏大臣が來ないことには、事務当局に質問してもしようがないと思います。
○西郷吉之助君 私は大藏大臣に伺いたい点がありまするが、その点に触れまして先程島村委員へのお答の中にも大臣がちよつとお触れになつておりまするが、重要な点でありまするが、はつきりと御質問して置きたいと思います。と申しますのは、現在本委員会でも配付税の改正案につきまして審議中でありまするが、この配付税の法案におきましては、先程大藏大臣の御説明の中に、最初予算編成の際に自分は配付税額を七百十億と考えておつたというお話でございましたが、現在配付税法には御承知のように三三・一四と相成つておりまして、これからするならば千百四十五億が計上されるわけでありまするが、はつきりとこういうふうに税率が配付税法に規定……
○西郷吉之助君 昨日以來いろいろ質問をいたして、昨日までのいろいろ状況を伺いましたが、官房長官が來られましたので、現下の情勢に関しまして、政府の方からいろいろ説明して頂きたいと思います。尚官房長官の御説明に当りまして、地方行政、法務の連合委員会におきましては、できるだけ詳細にお話を伺いたいと思いますので、秘密会を要求いたします。
【次の発言】 委員長において適当にお願いいたします。
○西郷吉之助君 正副主査の互選は選挙によらず管理者において指名されんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 只今御説明になりました中で、特殊財産脇の二の項にありますその備考の二において、「本省及全國都道府縣に於て上記の事務を行うため必要な本省経費及地方公共團体に対する交付金」とありますが、この地方公共團体というのは、どういう種類の團体ですか。
【次の発言】 民間の團体に対する交付金は全然ないわけですか。
○西郷吉之助君 今回国に移管される施設のすべての評価額について先ほど大臣の御答弁では審議会にかけてそこでよく研究するのだというお話でしたが、この法案が出ておる以上は、私は国警側並びに地方自治庁側においては大体評価をどのくらい考えておるかということを伺いたい。
【次の発言】 国警の答弁の前に更に伺つて置きますが、買収される方の側からは、この問題について、自治庁なんかについては、大体希望意見やなんかは出ていないのですか。どのくらい買収しておるか。
【次の発言】 国警側はどうですか。
【次の発言】 更に私はこの法案に対しまして、結論的に伺いたいのですが、大臣の提案理由の中には、この法案の目的とすると……
○西郷吉之助君 この災害復旧費四百七十億の大部分、三百七十億というのは過年度分であつて、二十五年度は僅かに百億程度が今後の災害に残されているというのですが、過去の二十三、二十四の災害と、実際の場合から見て、僅かに二十五年度百億程度のものを用意しておいて、今後の災害復旧費に廻す、そんなものは余りに小さくて問題にならないと思いますが、建設省は今後の災害に対して僅かに百億程度のもので対策が立つのですか。
【次の発言】 今の説明でですね、甚だ納得がいかないのですが、過去の、過年度分について災害復旧に、大体災害が千何百億あると思いのです。この二十五年度はですね、全額国庫で持つのですが、今日まで段々繰下げ……
○西郷吉之助君 本日の大蔵委員との質疑応答を伺つておりまして、その点について一、二伺いたいのですが、今日の附加価値税の点についての質疑応答を聞いておりますと、どうも私は附加価値税は非常に欠点が多く、従来の事務税の場合でも可なりこを実施する場合には物議を釀したのですが、この附加価値税になりますと実に欠点が多い。今日の大蔵委員の質疑を聞いていても、この附加価値税の実施の曉は非常に惡税になるというふうな感が深いのです。今日は説明の中にも又赤字になつた場合でも附加価値税を取られる。そういうような点が非常にこの欠点なんですが、その説明として我々が納得するような説明が一つも今日伺えなかつたのですが、どうも……
○西郷吉之助君 今の木内君の質疑に関連して、私からも二三点それについて聞きたいのですが、今木内君が言われたように、平衝交付金の問題が予算審議中に生じ、審議の途中において、提出の時期というものが問題であつて、それが明日出す明日出すといつて今日まで出ない。地方財政委員会法も予算のときに相当問題になつておつたのですが、今日予算も通つたあと相当日が経過して、目下地方財政委員会と密接の関係にあるところの地方税法案を今審議して、もうどんどん日が切迫しておるのですが、それもまだ未提出である。ところが最近になつて、その両案について相当重大なる変化を来したということは、新聞で我々見ております。それらの両法案につ……
○西郷吉之助君 この第三條ですね、「地方財政平衡交付金の総額を見積り」ということがここに書いてございますが、今まで一番、現在の自治庁においても、前の財政委員会でも、その最も欠点は、前の配付税をやはり国が決める点にあつたと思うのです。ところが今の提案理由の説明では、非常に強力な機関を作る必要があるということを述べておるにも拘わらず、依然として財政平衡交付金については、単に総額を見積つて、決定は国、即ち大蔵省が決定して、ただその決定した額を各府県に見積り交付するという、その権限だけ書いてあるのですが、その点は十五條と関連して、十五條の二項にある規定は、平衡交付金の金額について国とこの財政委員会が違……
○西郷吉之助君 第三條に一、二、三、四号とありますが、その二号の終りに「助言する」ということ又は第三号には「意見を申し出る」というような言葉があるのですが、それはこの分つたような分らないようなことなんですが、助言するというようなこと、この意見を申し出るというのは区別して書いてあるのですが、助言するというのは、どういう程度のものであり、意見を申し出るというのとどういうふうに違うのかその点を一つお聞きしたいと思います。
【次の発言】 第四條の第二項「委員会のみによつて審査される」と特に断つてあるんですが、それはどういう意味ですか。
【次の発言】 今の御説明の中に平衡交付金を決定する際というのは、決……
○西郷吉之助君 只今島村君の質疑に対して、いろいろ提案者から御説明がありましたが、私も国庫納付金の問題ですが、今御説明を承わりましたが、御承知の通り、都道府県は、この法案によりまして、第九条に、売上金額以外に入場料も徴収できることになつております。御承知の通り、地方税法の改正によりまして、都道府県と市町村は独立財源でやつておるので、都道府県の方は、売上金額も貰える、入場料も入る。今の国庫納付金の問題は、国家財政、地方財政の反面から考えまして、国が納付金を貰うことがなくても、積極的に地方財政に貢献することが当然であると私は考えるのである。そういう御提案者の説明から行くと、そういうことがあるから国……
○西郷吉之助君 今日はこの辺で……
○西郷吉之助君 正副議長の互選は投票を省略いたしまして、選挙管理者にその指名御一任の動議を提出いたします。
○西郷吉之助君 それでは私から質問しますが、例えば歳出面において、大蔵省の推計を見ると、予備費百億なんというものが計上してありますが、歳入超過と共にこれを見ますと、二十六年度の地方財政費は五百億の余裕金があるように見えるので、予算委員会におきまして予備費の点を質しましたところが、主計局の説明は、こういう歳出において、自分のほうでは五千九十億円と歳出を見ておるのだ、而もその中に平衡交付金一千百億円は適当である、而も予備費を計上しておるけれども、予備費は要らんということならば、大蔵省としては平衡交付金を百億だけ減らしてもよいのだという理窟が成立つというような意味のことを言つたのですが、予備費なんと……
○西郷吉之助君 今の趣旨には賛成でありまして、全国町村長会並びに知事会、市長会はこの第十国会以後は臨時総会を開いていろいろ強硬な決議をしておりますから、これは非常に喜ぶと思いますので、小委員長よりそれぞれ意見があつたら出席するように、そういうことをあらかじめ通告しておけば非常にいいじやないかと思います。
【次の発言】 財政を検討します場合に、やはり国警とか、自治体警察とかいう関係のものも要求するかも知れませんから、あらかじめ御了承願います。
【次の発言】 青木委員に伺いますが、配付された資料の二十六年度修正地方財政計画というのがありますが、これはこの小委員会におきましては、地方の財政の現状に鑑……
○西郷吉之助君 昨日奥野課長に地方起債のことで質問したのですが、いろいろ御説明願つて、今度の修正後においては起債の方をウエイトを少くして、平衡交付金の方に重きを置いたという御説明が、ございましたが、今の山本事務官の説明によると、そうでない。結局二百四十八億から百七十六億を引いた七十八億円は増というふうにとれる。昨日の御説明と食い違いがそこにあるのですが、その点を説明してもらいたい。なお且つその際に、大蔵省の欄にはゼロになつておりますが、これはやはり三百億プラス九十億と言つてるので、その九十億は全然載つて、ないのですが、三百億を二十六年度に主張したのではない。即ちこの九十億を大蔵省は主張したので……
○西郷吉之助君 今御説明の主たる点は三百七十一億円の繰越金について説明されたが、私はその三百七十一億は二十五年度に始まつたんではなくそれは二十四年度の決算見込額から始まつて、今の御説明にありませんでしたが伺いたいというのは、この推計表の第一、二十四年の決算見込額におきまして、この年は大蔵大臣が配付税を半分にちよん切つた年なんです。その是非は問題としませんでそういうふうな点を考えましても、地方財政は二十四年度は非常に歪曲された、不自然な財政である。その次の二十五年度は言うに及ばずシヤウプの根本的な改革をした、二十四年度と比較したらそれはできない。二十四年度で半分に配付税を切つてしまつた、而してそ……
○西郷吉之助君 昨日主計官からいろいろお話を伺いましたが、まあ我々は地方の財政が非常に困窮していますからその対策をどうしたらいいかという意味合いのこの小委員会で、従いまして河野主計局長さん御承知の通り問題点というこの印刷の最後に、第十国会でいろいろ御説明を頂いた大著の地方財政の推計ですね、これに基いていろいろ御説明を伺つたわけでありますが、問題は歳入におきましては御承知のように繰越金、歳出で見ますと歳入超過が非常にあります。二十六年度にでも三百七十一億が繰越金で載つておる。こういうふうな数字のとり方なんですが、もう少しそれだけでは、第十国会の説明だけではよくわからない。使用料、手数料その他雑収……
○西郷吉之助君 野村委員長が見えておりますので、小委員会としましては、野村委員長と大蔵当局との折衝の経過を委員長から詳細に承わりたいので、懇談会にして頂きたいと思います。
○西郷吉之助君 大蔵省の関係官に伺いますが、先般来小委員会におきまして、本年度の地方財政につき、いわゆる補正予算を目指してのいろいろの補足分について、大蔵当局と地財委といろいろ現実の問題について事務的な折衝を重ねられておつたと思いますが、先般、先月の二十四日から一週間ほど開きまして、一応休みまして、又再開しているわけですが、昨日地方財政委員会から多少数字の変更等もあつたので、意見も述べましたが、その新らしい一番最近の数字につきまして、大蔵省と地財委と折衝されたその段階、その後の経過、御説明が伺えたら伺いたいと思います。
【次の発言】 今の主計官のお言葉はさもあろうと思いますが、重ねて伺いますが……
○西郷吉之助君 提案者並びに文部当局に伺いますが、第十八条の「政令で定める基準に達していないものについて」というその内容を詳細に伺いたいと思います。
【次の発言】 「政令で定める基準に達していない」と書いてありますが、内容はどういうことですか。
【次の発言】 これは国の補助金に関係が深い内容を持つておるものでありますが、而もその中心は政令で定める基準が問題であり、その政令ができておらないというふうなことであつて、而も国の補助を考えるということができるのですか。大体実際のことがわかつておつて、而してこういう法案が作れるかも知れないが、「政令で定める基準に達していない」と、そういう政令も何も考えて……
○西郷吉之助君 岡野国務大臣も呼んで下さい。
【次の発言】 それは二十五年度ですか。
○西郷吉之助君 今小委員長が提案されました御意見に私は賛成なんですが、大蔵と地財委との数字の差額は、今言われた通り労働、厚生、文部、そういうふうなものが重要なものでありますから、そういう各省のかたに出てもらいまして、各省別にこの数字を検討し、而してのち大蔵省並びに地財委の意見を質すというふうなことが、数字は確実に出ておるのでございますから、こういう方法に賛成です。
【次の発言】 局長は来るのですか。国警のほうはどうですか。
【次の発言】 文部当局に伺いますが、先般の地方行政委員会における地方財政緊急対策の小委員会におきまして、この地方財政のうち、第二の年末手当支給に要する経費のにつきまして、文……
○委員長(西郷吉之助君) 只今より地方行政委員会並びに法務委員会の連合委員会を開会いたします。 本日は先般愛媛県八幡浜市におきまして明るい街にするためにはという題目で行われました街頭録音の際、同県西宇和郡喜須来小学校教頭田縁喜平君が警察のあり方について発言したことに端を発しまして問題が起きた事件につきまして調査をいたしたいと考えます。 即ち申すまでもないのでありまするが、本件につきましては憲法に保障されました基本的人権の擁護並びに言論の自由、或いは又民主的警察あり方、警察の基本的性格等の観点から調査を進めて参りたいと考えます。本日は次の関係者を証人としてこの委員会に出頭をして頂いております……
○西郷吉之助君 岡野国務大臣にお尋ねしますが、今のような状態で、非常に私工合が惡いと思うのですが、岡野国務大臣におかれまして、いろいろ今まで予算委員会なり、地方行政委員会なりで弁明された金融措置というふうなこともあるのですから、もう少しこの際池田大蔵大臣ともあなたが協議されて、予算委員会なりにおいてもう少しはつきりした弁明ができないかどうか、この上とも御考慮を煩わしたいと思います。その点は今のままでもありますといろいろ予算全般に対する態度というものについて、なかなか厳しいものが出て來やせんかと思うのです。で、あなたとなさいましても更に今後、今後というか、今日午後ですね、池田大蔵大臣とも相談され……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より地方行政、法務、労働連合委員会を開会いたします。
最初に集団示威運動等の秩序保持に関する法律案に対する提案理由の説明は地方行政は済せておりますので、本日提案理由の要点、並びに衆議院におきまして修正いたしました点についてそれぞれ説明を求めます。木村法務総裁。
【次の発言】 次に本法案に対する衆議院の修正点について理由をお述べを願います。
【次の発言】 なお法務、労働両委員会の御質疑につきましては各委員の御希望を容れまして順次御発言をお願いいたします。
【次の発言】 それでは時間も過ぎましたから、午後一時二十分より再開いたします。これにて休憩いたします。……
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より地方行政、法務連合委員会を開会いたします。
警察法の改正案につきましてはすでに地方行政では説明を聞いておりますが、法務委員会の諸君の御希望もございますので、提案理由の説明の要点を先ず原案につきまして法務総裁より求め、又衆議院の修正案につきまして提案者として野村專太郎衆議院議員より修正点について説明を求めます。
【次の発言】 それでは以上を以て説明を終りましたので、通告順によりまして発言を許します。中山福藏君。
【次の発言】 吉川君お静かに。
【次の発言】 ちよつとお待ち下さい。
【次の発言】 中山君の御質疑は終了いたしましたか。
○委員長(西郷吉之助君) それでは只今より地方行政並びに労働委員会の連合委員会を開会いたします。
最初に申上げておきますが、地方府政も午後法案の採決がございますので、大体労働委員のかたの御質問を三時頃見当にお願いしたいと思います。それでは通告順により重盛君御質疑を願います。
【次の発言】 それでは重盛さんの御質疑はそれでよろしうございますね。それでは午前中はこの程度にいたしまして午後最初に堀木君にお願いいたします。その次に村尾君、その次が堀眞琴君、その次には菊川君、こういう順序にお願いいたします。午後は一時半から開会いたします。
午後零時三十五分体感
○西郷吉之助君 逐條お願いいたします。
○西郷吉之助君 私は本法案につきまして運輸大臣に数点所見を質したいと思います。昨日御説明がございましたが、実は地方行政といたしましては、過般来治安機構の改革の問題で大橋国務大臣よりかなり詳細な説明を伺つておるわけであります。こういうことがありますので、昨日の御説明では実は十分納得ができないわけです。そこで私は運輸大臣にお尋ねいたしまするが、海上保安庁に今回の改正で海上警備隊が置かれる。それはやはりこの法案にも謳つてある通り、「治安の維持のため緊急の必要がある場合において」こういうふうなことを謳つてあるのでございますが、これは陸上における警察予備隊と対照的に海上治安維持の確保のために置かれるもの……
○西郷吉之助君 そういたしますと委員長のほうの御都合では、次の警察予備隊の審議はこの休会明けになさる予定でありますか。
○委員長代理(西郷吉之助君) それでは只今より内閣・地方行政連合委員会を開会いたします。
本日は警察予備隊令の一部を改正する等の法律案を議題に供するわけでありますが、それに関連いたしまして近く提出さるべき保安庁法、保安庁設置法等の関係法案がございますので、先ず大橋国務大臣よりこの問題について概略御説明を願います。
【次の発言】 なお、警察予備隊令のこの改正案につきましては、先般政府当局から提案理由の説明を聞きましたが、ここで今の大臣の御説明と関連しまして、予備隊令の改正法案についての御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 本日はこの程度にいたしまして、本日は内閣委員長がおられませんから、後……
○西郷吉之助君 最後のページのところに学校というのがありますが、これはどういう種類の学校ですか、ちよつと説明願いたい。
【次の発言】 その募集関係のことなんですが、例えば選挙費用なんというと、国が地方公共団体に負担をかけたままその整理が付かないで非常に困るのですが、この募集事務には大した金はかからんと思いますが、町村の事務ではないので、そういうふうな経費がかかつた場合は必ず当局としては町村の費用を弁償する責任があると思うが、そういう点についてそちらの予算が超過した場合にはやはり従来通り町村の責任に負わせるのか、その場合でも予備隊としてはかかつた費用は全部弁償するのか、その点如何ですか。
○西郷吉之助君 大体内閣委員のほうも法案も多いし、御多忙であろうと思いますので、いずれ保安庁法の連合審査が必要となりますので、若しこれに関連する質問が残つておりましたならば、その際に質問させることにして頂きたいと思います。今日はこの程度に……。
○西郷吉之助君 市長会のほうの話を先に開いてしまつたらどうですか。
○西郷吉之助君 次長に伺いますが、この間も触れておきましたが、現在のストライキの影響で地方の税収入その他に影響する分についての問題ですが、この間もちよつと質問したのですが、その後こういう問題については、或いは炭鉱地帯は二十億の赤字であるとか、その他いろいろ事業その他にも影響を確かに与えておりまするが、そういう最近の状況による税収入に対する影響、その増減については、どういうふうに考えておられるかお答え願いたいと思います。
【次の発言】 今鈴木次長の御説明は一応分りますが、あらゆる場合を想定されて考えたと言われるけれども、神様でない限り長期に亘るかような深刻なストライキをまさか予想はされなかつたと……
○西郷吉之助君 一点お尋ねいたしますが、今のお話では、共同修正に触れて、預金が減少の傾向にあると言われましたが、われわれの調査とは全然逆な御見解のようでありますが、その根拠はどこにありますか。
【次の発言】 それは毎月違いますから、増減はもちろんありまするが、われわれの比較は前年度との比較なんですが、あなたの比較はどこでとっておられるのですか、毎月ですか。
○理事(西郷吉之助君) どうもありがとうございました。御質疑はございませんか。
○西郷吉之助君 ただいまの説明はきわめて大ざっぱな説明でありまするが、内廷費、官廷費、皇室費について最高責任者から説明を求めます。今出ておられるのは、説明されたのは経済主管だと思いますが、次長に伺いますが、宮内庁長官は最高の責任者として出席されないのでありますか。
【次の発言】 間もなく来るからといって、この貴重な時間を空費しておるわけにいかぬ、そういうことは、はなはだ不手ぎわだと思います。予算審議をずっと継続しておるときに、きょうやるくらいのことは、わかっておると思う。そういうことはきわめて怠慢だ。しかし時間を空費するわけにゆきませんから、次長でもけっこうだが、今の三点についてもう少し詳細に……
○西郷吉之助君 今、大臣の御説明を伺いましたが、やはり郵政省所管の資金の中では何といっても大宗をなすものは郵便貯金や簡保の資金だと思うのでありまするが、今の御説明を聞きますと、その資金も財政投融資の原資の五八%を占める。非常に今後わが国の歳入面に今後とも寄与する面が非常に多いと思いますが、非常に経済界や何かの状態にかんがみまして、現在はかなり立ち直っておるとは思いまするが、今後郵便貯金や簡保の資金が今後ともどういうふうになるのか、こういう点について現況並びに将来への見通しと申しますか、こういう点について御説明を願います。
【次の発言】 なお伺いまするが、簡保年金等は預金部資金等に預託しておられ……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまから予算委員会公聴会を開会いたします。
開会に当りまして公述人の方に一言ごあいさつ申し上げます。本日は御多忙中のところわざわざ御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。公聴会の議題は、昭和三十一年度総予算でございます。公述人は大体三十分程度で御意見のお述べをお願いいたします。
それでは順次お願いいたします。東京大学教授武田隆夫君。
【次の発言】 ただいまの公述に対しまして御質疑ございますか。
【次の発言】 それでは次に進みます。国民経済研究協会理事岡崎文勲君。
【次の発言】 御質疑ございますか。
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会の公聴会を開会いたします。
公述人の方に一言ごあいさつ申し上げます。本日は非常に御多忙の折りをわざわざおいで下さいまして、まことにありがとうございました。公聴会の議題は昭和三十一年度総予算でございます。お一人大体三十分程度で御意見をお述べ願います。順次御発言をお願いいたします。
東京大学助教授大内力君。
【次の発言】 御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 それでは次に移りまして、大阪市立大学教授近藤文二君。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。
【次の発言】 それでは一時半再開いたすことにいたしまして、休憩いたします。
午後零……
○西郷吉之助君 この御説明の中に、プラント輸出の中に、重機械輸出プラント協会、これの補助金ですか、計上されておりますが、これの現状はどういうことになっておりますか。この協会の、その状況を一つ御説明願いたいと思います。簡単でけっこうでございます。
【次の発言】 きょうの御説明で、新規施策として工業用水の確保ということが出ており、初年度一億八千余万円の予算を計上しておりますが、今後の、将来の計画というものはどういうふうな見通しで、最終的にはどの程度を確保するというお考えなのか、その点を伺いたい。
【次の発言】 今の三カ地点くらいというお話ですが、たとえば尼崎方面の工場地帯、ああいう所は、非常に地盤……
○委員長(西郷吉之助君) ただいまより予算委員会公聴会を開会いたします。 公聴会の問題は昭和四十三年度総予算についてでございます。本日は午前中お三人の公述人の方に御出席を願っております。これから順次御意見を伺いたいと存じますが、その前に公述人の方に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は御多忙中にもかかわりませず、本委員会のために御出席いただきまして、まことにありがとうございます。委員一同にかわりまして厚く御礼を申し上げます。 それでは、これより公述人の方に順次御意見をお述べを願うのでございますが、議事の進行上、お手元に配付いたしました名簿の順序に従いまして、御一人三十分程度で御意見をお述……
○国務大臣(西郷吉之助君) ただいまお尋ねのごとく、ことしは少年院法の施行二十周年にあたるわけでございまして、法務省といたしましても二十周年を迎えますのでいろいろ考えておりますけれども、やはり主として矯正教育の充実ということに重点を置いて考えてまいりたいと考えておるものでございます。なお、ことしの二十周年に引き続きまして、明年は犯罪者の処遇に関する第四回の国際会議等も日本でございますので、あわせてそういう有意義な年を迎えますので、やはり少年院の場合には矯正教育ということに最重点を置いてまいり、現在からそれに対しまして検討をいたしておるような次第でございます。
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