このページでは境野清雄参議院議員が委員会や各種会議で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。境野清雄参議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。
本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○境野清雄君 私只今御紹介に預りました境野清雄でございます。どうぞよろしくお願い申上げます。
○境野清雄君 今の資産再評価の問題ですが、資産再評価の方で直接に生産に寄與するものと、生産に寄與しないもの、言い換えれば、銀行の持つておる建物というような面とそれから機械設備というような、生産に直接影響するというようなもので、二通りの考えようがあると思いますが、それをひつくるめの計算で、この減価償却による場合にも、この計算はお考えになつておるわけでございますか。
【次の発言】 もう一つ承わりたいのは、今迄の不動産税を従来の三倍にするという案で行きますと、土地家屋は賃貸価格の約一千倍という今のお話ですが、一千倍というものにした場合に、如実に受ける売買という価格を上廻る憂えが、相当或る箇所にできる……
○境野清雄君 只今のやつに関連して中川さんのお話の前に一つお聽きしたいのですが、よろしいですか。
【次の発言】 先程臨検検査の結果が、繊維が大変パーセンテージが少くて大変いいとお話しであつたのですが、私の考えでは今度民間貿易にこれが完全に切替えられるというような形になつて、従来のような、通産省が直接タツチしないような形になつて行きますと、この繊維のうちでも特に中小企業である絹、人絹というようなものは、このパーセンテイージが逆に非常に上るのじやないか、こういうような懸念があるのでありまして、これは一面には従来の註文というようなものが、大体におきまして組合とか或いは大きい団体が仲介になつて仕事をや……
○委員外議員(境野清雄君) それでは只今お話のありました通り、私、昨年九月二十八日に八王子を視察いたしまして、十月三日から六日までの間、秩父、館林、佐野、足利、桐生、伊勢崎、関東の六大産地を視察いたしました。続きまして十月十九日から二十三日までに新潟県の小千谷、十日町、栃尾、見付、加茂、亀田、六大産地を視察いたしましたので、この視察いたしました経過について概略を御報告申上げたいと思います。視察した地域は丁度関東及び新潟の機業地でありまして、主として絹、人絹の産地であります。この中には佐野に若干の綿織物がありましたし、又小千谷に多少の麻織物があつたのでありますけれど、大部分は絹織物の産地でありま……
○境野清雄君 今の金融問題につきまして質問いたしたいのですが、私から数字を申上げても、これはもう分つているものですから、極く簡單に申上げますが、大体中小企業庁の金融実態調査によりますと、銀行へ金融を申込んだものが四六%、全然申込まない人が非常に多い。五三、五%というような形になつておりますし、それを総括的に見ましても、又その残りの人達を見ても、銀行は三五%くらいの利用をしている。又組合金融、いわゆる庶民金融金庫を通じてのもの、問屋、親工場形態のものが共に六%くらい、又親戚、質屋とか、高利貸というようなものの個人金融的のものが一七%くらいある。そうしてやはり残されたものが、三六%からのものが残つ……
○境野清雄君 私から、先般宮城、福島、山形の三県に派遣を命ぜられましたので、中小企業を中心として各種産業の視察を行いました御報告を申上げます。日程は十一日の夜行で上野を発ちまして十五日の夜行で帰りました。ですから中四日を視察に用いたわけであります。第一日は石巻、第二日目は塩釜、仙台、第三日目は川俣、福島、第四日目は福島、米澤とこの各地を視察したのであります。派遣されましたのは私一人でありまして、始終專門員の小田橋君に同行して頂いたわけであります。視察の個所は、東北振興パルプ株式会社の石巻工場、仙台の工芸指導所、川俣の織物工場数個、福島の日東紡工場、米澤の猪俣工場、及び米澤織物会社工場でありまし……
○境野清雄君 いろいろお話を承りまして有難うございました。若しでき得ることでしたら、ラングーンの農機具の展示をやりましたうちにあります資料の、設備や通訳全員配置というようなところがありますので、これに対して経費の面の零細がお分りになりましたら一つ今日でなくても結構亭すが、お差支なかつたらお出し願いたい。 それからもう一つ同時に先程お話のありましたような四千円というものではなかなか困難で五割増ぐらい、六千円ぐらいにして貰いたいというお話がありましたが、それに対して若し資料を整備するのに実際やつて来たのはこれだけのドルだつたが、本格的にやるのは何ドルの方が希望だというような点があつたら是非書いて……
○境野清雄君 緊急動議を一つお採上げ願いたいと思うんですが、鉱工品貿易公団の総裁の談話が新聞紙上に載つておりまして、あの新聞紙上だけ見ますと相当国民に疑惑とか、又割り切れないものが相当あると思うんですが、当委員会として是非鉱工品貿易公団総裁を当委員会にお呼びを願つて、いろいろこれに対する所見を聞きたいと思いますのでお諮りを願つて、よろしかつたら明日の委員会でも総裁の出頭を求めるように一応お諮り願いたいと思います。
○境野清雄君 只今の鉱工品公団事件が起りましてから、藤澤総裁の言動、その他が一般国民を極度に刺戟しておるということは事実なのでありまして、この点について二三簡單にお伺いしたい。これは四月二十日かの読売新聞に出ておりましたものによりましては、一億円くらいの細かい問題を問題にしないで、公団としての大きな貢献を何故認めないのだというような放言があり、又そのときに最後のところで責任を感じて総裁は辞職するのじやないかというような話が出ましたときに、そうじやない、あれは進退伺いだ、ただ役所の慣習によつて出したんだというような点がありましたので、これは一般国民が相当その憤慨を以て見ておりますし、又一般に與え……
○境野清雄君 提案者の方へお伺いしたいのでありますが、大体自転車競技法と比較しまして、一競走上に必要な自動車の数並びに選手の数というものはどんな数字になつておりますか。
【次の発言】 いいえ、一回に六日なら六日間やりますその総体に要する選手の数と自動車の数。
【次の発言】 そうしますと、この間のお話では現在選手の数は大体二百名から三百名ある。それから車両の方も百五十台から二百台あるというような提案者の御説明でしたが、これは大体今あるというものはオートバイだけの選手であり、オートバイだけの車両がこれだけあるので、自動車というものに対しては全然準備はないと思うのですが、その点についてお伺いいたしま……
○境野清雄君 本問に関して社会党の方から質問続行中でありますけれども、大体社会党の方の御質問の趣旨が專門的、技術的な面に亘つておるようでありますから、私の方からそうでない総括的な立場から三、四点提案者並びに政府の方に御質問したいと思います。尚質問に先立ちまして、この問題は私の方は一応微妙な関係にありますので、提案者の方の私の質問への御答弁如何によりまして、民主党として本案の態度決定に微妙な関係がありますので、一つ十二分に御留意して答弁して頂きたいと思うのであります。(笑声) 大体本案の提案者の方からいわゆる経済の九原則の実施以来、日本の経済が自由競争と自主性の回復の下に置かれて、石炭鉱業にお……
○境野清雄君 最初この法安が出る前に多分提案者の方で一応お考えになつたのだと思うのでありますか、この会議所法案を何か商法に準ずるような形体にやつて行きたいというので、私は草案を一度ちよつと見たことがあるのでありますが、あのものがこう変つたというのは、あの中で相当受容れられない面ができたのでありますか。
【次の発言】 何かこの法案が出て来ないならば、各県によつて商工会議所條例というようなものを作りたいというような意向があつたところへこの法案が幸いにも出て来ましたので、これは私から申上げるまでもなく、三月末で全国で改選して待つている、役員の改選が三月になつたのだからもう出るだろう出るだろうといつて……
○境野清雄君 現在の経済情勢の下では、取引所設置の必要は認めるのですが、本法案が大変遅れて出て来た、会期が切迫して、審議するに十分余裕がないときに出て来たということ、これは私達も前々からしばしば提案の噂も聞いておりましたし、又法案の内容と称せられることも薄々は聞いていたんですけれども、こういうような百数十條に亘る法案が一両日の日に審査しようということになつても相当無理じやないかと思いますが、これに対して簡單な提案までの経過をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 次に第二條の一、二、三というところに綿花、綿糸、綿布というのがあるのですが、これは現在統制されているものであつて、統制品の取引所にお……
○境野清雄君 理事互選の件につきましては、成規の手続を省略して委員長に一任したいという動議を提出いたします。
【次の発言】 大体これは前の国会でやりましたけれども、新らしい方もおられますし、そういう関係から言いますと、取引所の資料が今日初めて配られたので、今日は質疑は打切りにしまして、次回から質疑をやるというようなふうにしたらどうかと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 それについて地方行政の問題と通商産業所管の問題との一番大きな点を是非至急専門員の方で調べて頂きまして、それを主題として地方行政委員会に合同審査の申入をする、先程駒井委員からお話のありましたように、早く申入れをいたし……
○境野清雄君 暴利取締令の必要の問題で先に一つお聞きしたいのですが、今の綿、スフの取締に関しましては、大体御説の通り任意調査だ。強制調査をするということは、これは価格面の上るのを抑えるのだから、非常に結構だと思うのでありますが、これを延長しまして、スフや人絹の暴利取締をするというような場合に、非常に個々の一つ一つの商売について、そのものが暴利であるとかないとかということをやるのが、例えば商社としましては自由販売品に対しては相当暴損というものもやつておりますので、それに対しての入れ合せ的なものが生じて来る。一つの最近の例にいたしましても人絹糸というようなものは、今物価庁からお話になりました通り、……
○境野清雄君 大変話がこじれておるようでございますしするので、一つ懇談に入つて頂きまして、そうして懇談の席上只今の九品目に対するそれぞれの……繊維局長さんも見えておるようですから、それの需給の現在の情勢をお聞きしまして、それから後にしたらどうか、こういうふうに思いますが……。
【次の発言】 結局今の御説明を頂いたのですが、大きく見て繊維局長の所管事項におけるすべての繊維に関しては、やや取引所を置いても差支えないという情勢で、同時にゴムの問題に関しては只今七月は一ヶ月の在庫にも足らない、十一月、十二月に行かなければ三ヶ月分のストツクがないというような情勢だと、ゴムというものに対しては十一月まで行……
○境野清雄君 昨日の雑貨局長のゴムについての報告では、大体六月は三千六百トンだし、現在においては、七月一ケ月の工場のストックも足りないというふうなお話だつたのでありますが只今次官からのお話では、そうでなく現在も十二分にこれを補填するだけのものがあるというようなお話であり、又先の輸入の見通しというようなものも、昨日の話では十月になれば、大体三ケ月分くらいのストックがとれるのではないかという話だつたのであります。今のお話と大変違いますが、私も、昨日その点について質問したのでありまして、現在におけるゴムの需給状況では、取引所を建てるについてはゴムはその事態に立ち至つていないのではないかということを聞……
○境野清雄君 加藤委員と私が視察に派遣せられました関西方面の状況を報告いたします。 日程は九月十一日から十七日まで一週間でありまして、視察地は名古屋、一ノ宮、大阪、神戸、滋賀の東洋レーヨン、福井でありまして、目的は鉱業法案に関する意見聴取、商品取引所法案の施行状況並びに通商産業一般に関する諸問題に関してでございます。各地の視察状況を要約いたしまして鉱業法案に関する問題、商品取引所法案に関すること、中小企業に関する件、貿易に関する件、災害に関する件、この五項目に分けて御報告いたしたいと思います。 第一に鉱業法案に関する件について御報告申上げます。先ず継続審査になつておりまする鉱業法案、採石法……
○境野清雄君 各章にこれを一一……。
【次の発言】 最初に第二條の二項の、商品は左に掲げるもの、といううちの「十」の「その他品質が比較的均等であつて大量の取引に適し、且つ、耐久性を有する物品のうち取引の状況を考慮して政令で定めるもの」という項があるのですが、これは両院の協賛を経ないでただ政令で定めるというふうに誰つてありますが、勿論これは後の方の百三十八條かにあります審議会というものを完全に運行して頂ければ、これで間違いないと思うんでありますけれど、一応この点に関しまして政府の方の御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 今のお話でありますけれど、これは現在挙がつております品目に関してはさし……
○境野清雄君 この前繊維局長からいろいろ繊維の現在の情勢を承わりまして、その後大変変化があるように聞いておりますので、その変化について二、三繊維局長からいろいろ内容を承わりたい。一つは先般来何か紡績が、綿花の問題でありますけれども、綿花が大体二百万俵に限定されて輸出に制限を受けている。そういうことによりまして、日本の現在のこの増産計画、いわゆる先般繊維局長から話のありました年末まで十三万俵、この月産をやりたいというものの果してできるか否かであります。それから又そういうものができ得ましたとしても来年度に対する見通しはどうか。その後価格面も相当上つているようでございますので、その点を勘案いたします……
○境野清雄君 私は国民民主党を代表いたしまして本法案に賛成するものであります。 この法律が第七国会に提出せられまして五月二日本委員会において可決せられました当時と比較いたしまして、日本経済の現状は朝鮮動乱を契機として大きな変化を来しておるのでありまするが、朝鮮の今回の事件は地震や火災と異なりまして一時的に片付く問題ではなく、将来に亘つて日本経済にいろいろの意味において影響するものであることは認めるのであります。併しこれが今まで回復と復興への大道を歩んで参りました日本経済を、根本的に方向を変換をさせるべき契機を孕むものとは考えられないのでありまして、日本経済を平和経済へ移行させようとする方針も……
○境野清雄君 只今いろいろなお話を承りまして、大体当面の輸出量としては十万トンのものが計画せられている。併しそのうち二万トンは既契約のものであるからこれから内定するものは八万トンだというような話でありますが、先程来お話を伺いますと、中南支或いはタイ或いは台湾だけでも二十五万トンというようなものを要求しているやに聞いているのでありまして、大体輸出の要望量はどのくらいあるのか。それに対して僅かに八万トンだけで予定を立てたということに対しまして一つ通産省としての御意見を承りたい。 それから又今日の新聞なんかを見ますと、大体台湾の買付がトン五十ドルくらいだ、日本国内でも五十ドル上廻つているのに五十ド……
○境野清雄君 今のお話で、ローガン構想による輸出というものは昨年六月からやつて来た。その結果を検討して見た上で、今あなたのお話のように輸入許可制を或る程度緩めて、或いは自動許可制というものによつて、綿花、羊毛というようなものまで拡大しようというようなお考えがあるというようなことは、ローガン構想というものによる輸入の欠陥を見て来てか、或いは今度の事変というものに関連してか、むしろ私はこの先の輸入許可制を緩めるというような限度のものが、どの程度のものか、これは分らんが、至急にやつて頂かないと、従来の輸入というものは相当拘束されておつて、輸入が沢山できていなかつたというふうに思いますので、これはロー……
○境野清雄君 全部ですか。
【次の発言】 漁網の方はこれは統計を見ますと三百台から五百台以上という工場が相当あるようですが、五百台以上の大きい工場でもお考は同じでございますか。
【次の発言】 先程綿スフの企業界の方からも御説明があつたようですが、今と同じように綿スフの方の三百台以上ということは相当あるのですか。その方はやはり同じお考えですか。
○境野清雄君 私のほうで聞いたところによりますと、何か一月十三日にヴエルティー氏から午後の二時頃電話があつた。そうしてそれを池尾渉外課長が聞いて来たけれども、永山官房長と相談の上でこのメモランダムを返したというようなことを聞いておるのでありまして、先ほど官房長の話によりますと、一年も前のことなのでどうも記憶がない。こういうふうな話にもかかわらず、片方では電話があつたのが午後二時というように、時間までわかつておるのに、それには記憶がないというようなお話をさつきから聞いておりますし、又そのことに関して西田委員からの質問に対して我々も同じように納得できない返事をされておるというようなことから考えて、……
○境野清雄君 先程次官のお話によりますと例のABC案ですか、その三つの案を自由党の政調会へ提出してその中のどれを採つて貰うかは自由党へお任せしてあるというようなお話でありますけれども、政府自体としてはあの案にはそれぞれ相当な喰違いがあるというふうに私共は見ておるので、若しその中のどの案でも自由党の政調会が採つた場合にはそれを以て政府原案として提出するつもりなのか。或いは政府自体としてはその案のうちこれが一番いいんだというような確信があるのかどうかについて一つ政務次官からお答え願いたいと思う。
【次の発言】 そうしますと今自由党自体でその中のどれを採るかということになつて、それを採つた場合にはそ……
○境野清雄君 政府にお伺いしたいのですが、明日きりない臨時国会で今日提出したということは、結局この国会で通して年末の中小企業の金融を幾分でも円滑にするというような意図があるのですか、ないんですか。
【次の発言】 この法案は大変結構ですが、この法案だけで今一番問題の起つておる中小企業の金融難が解けるということは全然私どもも考えておりませんが、若しこれは時間があるものならこういうような条件において金融業者が貸出をするかどうかというようなことで、委員会としては公聴会でも開いて、市中銀行なり或いは興業銀行その他にお集まり願つてお聞きするほうがいいのですが、そういうような点に対して中小企業庁として一応こ……
○境野清雄君 今の輸入の問題で羊毛を聞き落したかどうか知りませんが、羊毛はどんなふうになつておりますか。
【次の発言】 今綿花のお話を聞いたのですが、大体九月までに六十六万三千俵入つたといいますが、九月までの価格と十月以降の価格を、大体でもおわかりになりましたら、綿花と羊毛あたりについて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今の綿花の話ですが、十月以降の百三万五千万俵というものは、従来の米綿主体でなくなつていると思うのですが、これの内訳は大体おわかりですか。
【次の発言】 レーヨン・パルプはどうですか。このレーヨン・パルプは、前の予定では、北欧と、アメリカ、カナダから六万五千トン買付をした……
○境野清雄君 先般来何か日米経済協力というものに関しましては、大体日本の政府として経済のこの計画性がさつぱりないというようなことが、あちらさんでも相当謳つておるようでありますが、そういうものに対応して通産省として作りました方針というものを、今、次官の御説明のやつというふうに考えてよろしいでしようか。
【次の発言】 それから最近この巷間で新特需というようなことを謳つておるが、これは「増大する特殊需要に対しては、輸出、内需等との調整をはかり」という、この通産省の第三項目による「特殊需要に対しては」というのは、これはこの中に今の朝鮮の問題でない、新らしい新特需と称するものを含んでいるというふうに解釈……
○境野清雄君 明日の予定はあるのではありませんか。
【次の発言】 それは異議ありませんが、それで全部明日終りますか。その場合の順序として、今日の継続を先にやるというのか、明日のをやつた後でやるのか、その辺は。
○境野清雄君 今の産業機械設備近代化法で、これは通産省の産業機械設備の近代化の予算は幾らでございますか。
【次の発言】 これは一番最初にありました輸出信用保險特別会計法、これは今の御説明で非常に結構だと思いますが、現在中共貿易で何か今朝の新聞を見ても、三十億くらい出てしまつたというような話ですが、現在のものに対する処置は、大体確信がおありですかどうか。
【次の発言】 この輸出信用保險特別会計法の一部を改正する法律案は、大体司令部との折衝もまだ未折衝のようですが、これはやはり跨がつて借入しなければ、今の問題なんかも解決つかんのじやないかと思うので、これは政府自体としても、成るべく急いで出す御予定……
○境野清雄君 今皆さんからお話を承わつたほうの質問もあるのですが、その先に私のほうとしては、今皆さんのお話になつたものを元にしまして、政府のほうへ先質問したいと思うのです。 大体皆さんのお話を聞いておりましても、金融問題と糸価安定策というものが殆んど重点になつている。併し糸価安定策というものは、金融がつかない限りできないという二段階になつているので、いすれにしても金融問題に一つ乗り出してもらいたい。この金融問題については、どちらにしても今度の繊維恐慌というものに対して政府の措置が緩慢だつたということは争えない事実でありまして、従来繊維王国であるとか、日本の輸出の五〇%以上を大体繊維で賄わなけ……
○境野清雄君 今の一番先の貿易振興対策のうちのジエトロは、一般から寄附金もらうというようなお話ですが、大体において二十六年度三千万円、昨年度の一千五百万円、計四千五百万円が現在残つていると解釈してよろしいのですか。
【次の発言】 これは寄附金や何か集めまして、大体政府の総括的た数字としては何千万円ぐらいを予定しておりますか。
【次の発言】 そのジエトロは、大体一説に大阪商工会議所に大部分を委すとかいう話がありますが、その点は如何でしようか。
【次の発言】 先国会で、何かこの国会に、できれば産業近代化法案というようなものを出したいというような通産省の御意向があつたのでありますが、企業局のほうから……
○境野清雄君 今日は厖大な輸入の促進措置のお話を聞きまして、実は質問したいのですけれども、時間も遅いから、又明日から個々の問題について質問したいのですが、大体輸入促進は、政府のほうとしましては、先ほど高見さんのお話にありました通り、六、七月頃からの備蓄の時期を逃がしてしまつたので、殆んど今日では、輸入促進計画というものは泥縄式のものを作つておるということは明らかなんであります。大体金融措置にしましても、国内的のものはスタンプ手形を拡大すればそれによつて一応解消する、そんなあいまいな考え方では到底今の輸入が促進できるわけはない。先般政務次官のお託によりますと、大体備蓄法というようなものを通す、こ……
○境野清雄君 只今お話で大体わかつたのですけれども、在庫が非常に本年は昨年に比較して少いようでありますし、今日のような値段が出ておるのも勿論アメリカの凍結令の関係があると思うのでありますけれども、一説にはアメリカのほうが、今局長のお話の五ドル五十セントという点でとめていることと、もう一つは絹織物の価格がまだわからない、絹織物のほうはどうも日本の内地と同じように、原料高の製品安の傾向がありはしないか、そういうような関係から、若し絹織物の価格が非常に低い値で凍結されると、局長からお話のありました五ドル五十セント、二十四万七千円から二十五万円ぐらいの価格を堅持できるということが相当困難になりはしない……
○境野清雄君 先ほどのお話で聞きますと、輸入が七十万トンに対して、船の手配済みが六十七万トンある。これは成績はいいようですが、別に塩でなく、すべての輸入物資が最近買付したものと、現品が入つて来るというものにズレが相当あるのでありまして、三月末に至つて総体の買付に対しては四〇%、五〇%が現物が入つて来るというようなところじやないかということも、この間何か本で見たようでありますが、そういうような目から見て、塩が実際船の手配済みをしたという数字の上でなく、現実にどれだけのものが入つて来るのか、仔細の見通し、その辺を承わりたいと思います。
【次の発言】 大体この手配を済ましてから、そういうふうに入つて……
○境野清雄君 ちよつと速記を止めてもらつて呉れませんか。
○境野清雄君 私から説明申し上げてもよろしいのですが、幸い業者の参考人のかたがお見えになつておりますので、そのほうから一つお聞き取り願いたいと思います。
【次の発言】 今の政府の答弁で見ますと、大体五〇%を二五%に下げた、二五%に下げたのであとは全然望みがないから、前に二五%に下げたような努力をして、無駄だからそれは打切るというのか、それとも打切つてガツトの協約国になるということのみに専念するというのですか。両方いわゆる先方に対してはエクストラ・デユーテイーをなくするような努力をしつつ、併せてガツトに加入するということを考えられるのか、その点を一つ伺いたいと思います。
○境野清雄君 今の金融問題ですが、大体中小企業の金融なんというやつは大蔵省、通産省が勘どころをつかんでおるように私たちは考えるので、例えば見返資金にしても先ほどのようなお話があり、又中小企業の信用保險というようなのも謳つてはおりますけれども、大体三十六億ということを謳つておるのに、一カ月僅かに一千万円くらいしかこの間の話じやできなかつたというようなふうになつて、ちよつと金融機関と大蔵省ともう少し連絡をとつてくれないことには、市中銀行は営利会社なんですから、如何に大蔵省のほうでそういうふうな見返資金のことを出しても、或いは保險問題を出しても、自分のほうで見て貸さないという場合には、これは絶対貸さ……
○境野清雄君 細かい質問はあとでしたいのですが、今次官から説明がありましたようで、参考人のかたのほうからのお話では、定款の問題だとか監査、検査というような問題が、大体政府のほうの権限が強過ぎるから、これの運行如何によつては相当行政庁としての権限を振り廻されちや困る、こういうような大体お説のように私は承わつたので、たまたま今次官の御説明では、大体その程度でいいのじやないか、まあ訴訟の問題にしてもその程度でいいのじやないかと、これはその程度でいいにきまつているので、閣議で決定したわけですから、この程度でいいにきまつているでしようが、ただ專門家の中小企業庁長官も来ておられるので、これはあなたのほうか……
○境野清雄君 だんだん議論になりましても何ですが 一つ二つ通産省のほうにお伺いしたいのですが、今日ここに頂きました資料を見ましても、日本紡績協会は二月十二日に要望書を出しておるようでありますし、それから経済同友会は十一月の十八日か京都の大会か何かやりました席上、工藤昭四郎氏から何か要望が出ておる。経団連からは二月五日に資産再評価に対しての意見が出ておりますし、関西の経団連からは同じように二月の十七日に出ておる。このような問題はもうすでに私はこういうような要望書、陳情書その他によつて、通産省自体は勿論、先ほどどなたかからもお話がありました通り、通産省が産業界に非常に理解があるので感謝するというお……
○境野清雄君 今加藤委員からお話があつた通り事業者団体法並びに独禁法というものは、これは我々が公述人の皆さんの御意見を聞かなくも大体わかつておる問題ですが、ただこのもの自体に対して政府自身がどういうふうなお考えを持つておるのか、或いはどんな見通しでおられるのか、その点差支えない範囲において一つ通産次官からお話願いたいと思うのであります。
【次の発言】 只今の次官の御説明は大体我々が承知しておる範囲でありまして、多分そういうような問題だろうと思つていました。又これにはなかなかデリケートな問題があると思うのであります。ただそういう場合に、今の臨時物資需給調整法を一部改正する、或いは臨時物資需給調整……
○境野清雄君 私は国民民主党を代表しまして、本改正案に賛成するものであります。 併しこの際若干の希望意見を附加えさせてもらいたりいと思うのであります。それは中小企業等の協同組合法が施行せられましてからすでに二年に近い歳月を経過しておつて、その間の経験により改正を要すると思われる点が幾つか見出されるのであります。それは去る三月一日の当委員会における参考人諸君の意見の中にも見られたし、本日の議案となつている請願や陳情の中にも発見されるのであります。然るに只今議題となつております中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案に盛られた改正個所は、新商法の施行に伴つて起るべき準用条文に関連するもののほか……
○境野清雄君 この高圧ガス取締法案は今出て来まして、もう会期も切迫しているんですが、政府のほうではこの法案はどういうふうなお考えになつているか、その辺わかりましたらちよつとお知らせ願いたいと思います。
○境野清雄君 熱管理法案に対する修正案を私から提出したいと思います。
熱管理法案の一部を次のように修正します。第六條の第五項を削除する。即ち「指定工場の事業主は、当該指定工場における第三條第一項各号に掲げる事項を実施するについては、熱管理者の意見を尊重しなければならない。」、この一項を削るという修正案を提出するのであります。
【次の発言】 動議を提出いたしたいと思います。先般本委員会から大阪、神戸地区の競輪状況並びに自転車工業に関する視察をやりましたので、同時に視察をしました新潟地区のもは報告になりましたので、大阪、関西地区におけるものを御報告したいと思いますが、お諮り願います。
○境野清雄君 今の栗山委員のお話は、電力委員会との関係はどうなんでしよう。
【次の発言】 大体今の法案を見ますと大変数が少いし、それじや委員会自体が手が空いちやうと思うのです。一つ委員長のほうで理事さんでもお集めになつて、皆さんからも何か研究するような問題を出して頂いて、取上げてもらいたいと思いますが、一つ皆さんにお諮り願いたいと思います。
【次の発言】 それは結構ですな。
【次の発言】 これは実にいろいろな種類がございますので、そういうようなものも或る程度専門調査員のほうで系統を立てて頂くといいと思うのです。
【次の発言】 今の栗山さんのお話御尤もですけれども、今鉄興社だとか、今度やるのは塩……
○境野清雄君 この第三條の適用除外のところに、この法律を適用しない事例を挙げておりますけれども、これがこの法案と労働基準法或いは鉱山保安法、船舶安全法というものとの関連性を一つ一つについて御説明願いたいと思います。
○境野清雄君 どうでしようか、あと振興局長さんが見えでいるようですし、それから皆さんのお話を先に全部お聞きしてから質問に入つたらどうでしよう。
【次の発言】 ただその時間というとおかしいですが、先に、来ておられる他の担当のかたからお話を聞いて、そのあとでどうでしよう。
【次の発言】 僕は差支えない。
【次の発言】 今の特需の話ですけれども、今年の三月二十五日の統計において二億五千四百万ドルという計算が出ておるのを見ますと、今年は昨年に比較して大して殖えないという見通しですか。
【次の発言】 昨年の安本の統計だつたかと思うのですが、大体昨年輸入は八億七千万ドルくらい、輸出が十三億くらいというよう……
○境野清雄君 公聽会はこれは一日の
予定ですか。
【次の発言】 一般のかたは何名ぐらいこれに加わる予定ですか。
【次の発言】 委員長一任だ。
【次の発言】 だんだんこの審議会の問題がありますが、そうすると、審議会はこの前の前の国会にも私からお願いして、審議会の数が多過ぎる、一体審議会自体は何をやつておるかわからん、名前も知らないようなものもあるので、通産省に関係するものだけは、時おり一つ政府のほうから大きいような問題を坂上げたときは、審議会をこういうふうな取上げ方をしたとかというような、審議会の運行状況を御報告願いたいという話を先々国会にやり、当時政府のほうでもそうしましようと言つたのですが、……
○境野清雄君 公述人の小野さんにお伺いしたいのですが、先ほどあなたの方から雑則の修正案並びにこの四章の検定の部分の修正案がありましたので、これは従来の調査官というのですか、要するに監督官というのですか、従来のそういうような方々が不当な行為が多かつたから、こういうような面を是正しなければならんというように受取つてよろしいですか。通産大臣が従来そういうものを監督しておつた。併し監督が余り完全に行われておらないからそういう面を謳わなければ万全が期せられない。こういうような御意向に解釈してよろしいですか。
【次の発言】 各公述人から一様に電気の単位或いはメートルが除外されているというような問題、或いは……
○境野清雄君 今のこの原価予想の表について、局長にもう一度もう少し細かく御説明願いたいと思うのですが。
【次の発言】 今のニッケル製錬原価の表がなかつたので質問したのですが、今のでわかりました。
○境野清雄君 各委員からいろいろ御質問がありましたので、私から三、四点だけ改めて質問をしたいと思うのであります。 第一に第二條の三項の一に規定されております「当該事業が開始されることによつて、ニツケルの供給がその需要に対し著しく過剰とならないこと。」こういうのに対しまして、政府は最初から年間の最小限というものを千四百五十九トンという線で抑えているようでありますが、日本の各工業面から見まして、これは実際問題としては最小限が千四百五十九トンなんで、政府自体としては日本の経済界を復興させるため、或いはその他の面から言つて最大限という方面はさつぱり語つていないのですが、千四百五十九トンをどこまで伸し……
○境野清雄君 私は国民民主党を代表しまして本法案に賛成をするものであります。審議の途上種々の欠陥のあることは各委員の指摘せられた通りでありますけれども、日本経済の現状から見まして、ニツケル製錬事業は急を要するものであることは言を待たないのでありますが、この法案が或る特定の事業者のために設定せられたというような疑いの起らないように、政府としては十二分の注意をその運行面に示されたいということを強く要望するのであります。なお同時にこの審議の間にありましたようなフエロニツケルの製錬事業への助成対策、並びに補償金の運用に関する審議会を設置して同法の運用上の重要事項を政府において決定する際、この審議会に諮……
○境野清雄君 何か映画の輸出や何かを助成するということから、今度企業局の総務課で映画助成に関連したことを取扱うというようなことがちよつと新聞に出ておりましたのですが、企業局のほうでどんな経過になつておりますか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 従来映画に関しては通産省の所管としては、産業と関連をいたして何か助成なり何なりということは今までやつておつたのですか。
【次の発言】 企業局としてすぐ資料が、なければ又いつでも結構なんですが、今の大体映画の輸出される見込の数量とかいうようなものについて一遍
一つ資料を頂載したい。それから又私どもの委員会としても、先般初めて何か映画に対して……
○境野清雄君 先ほどのお話で、大体出資比率は、公益転業委員会のほうで一対一できまるというようなお話でありましたけれども、これは自発株主にとつては極めて不満足なものじやないかというように考えられるので、二十五年の九月末の資産を再評価しまして、これを基準としたときには、何か一対一・七になるというようなことも我々聞いておるのでありまして、日発株主の持分は、再編成によつて配電会社の持分にプールされてしまうという結果になりまして、著しく不利益じやないか、こういうふうに考えるのでありまして、先ほどのお話では、何か日発のほうの会社は、九会社の株式が出るので、残余財産によつてプラス・アルフアをつけるというお話……
○境野清雄君 二三点お伺いしたいのですが、再編後の新会社は独立採算による責任経営を重点として経営になるのか、或いは又しばしば政府が言つておりまするように、この地域の拡大を防ぐために独立採算制は捨てるのではないか、犠牲になるのではないかというお話があるのでありますが、その点は如何ですか。
【次の発言】 先ほど石坂委員から質問しました電源の帰属と割当というものは全然別個であるというような委員長のお話でありまするが、そういうふうにした場合には地方自治体がやります新らしい電源の開発というようなものに対しての意欲は喪失するというような点は、お考えになつておりませんですか。
○境野清雄君 今のは私は非常に結構だと思うので、この電力問題に関する請願陳情の中で、再編成に関する問題は、日時は迫つていて、今日ここで採択しまして実際上の効力は、明日の本会議へ上程してから効力を発生するのでありますけれども、委員会としての責任上、このものを一日も早く公益事業委員会に持ち込むということなので、明日という日にちが迫つておるので、ぜひ今日決定しましたものはそのまま委員長のほうの手許で適当な方法で公益事業委員会のほうへ通達して頂く、そうして一括して明日の本会議で決定するということが一番結構だと思います。そのようにお取計らい願いたいと思います。
○境野清雄君 これは私から出したのですが、前にこれは採択してもらいましたときには、住友共電のほうから出た問題を採択してもらつており、今度は別子鉱業、日新化学その他の新居浜地区の工業地帯のかたが是非この問題をそういうふうにしてもらいたい。これは、栗山さんの今のお話のところは請願書を読んで頂くとわかるので、それほど強い問題でもなく、別子鉱業と日新化学からは来ているのでありますけれども、前に住友共電から出ましたものを採択してあるので、それの裏付として別に別子鉱業とそれから日新化学からこれを採択してくれ、こういう問題が千六百九十二号の問題なんでありまして、是非これは前との関連性もあるので、二つ共に一応……
○境野清雄君 今の栗山議員のお話は御尤もでありまして、もうすでに時期が遅れているくらいに私どもは考えておる。まして今度の講和問題が起りまして、講和全権が行かれたのちは直ちにこの日本の経済というものが一番重点的に大きな問題が起つて来るのじやないか。それでそのほうを何かと扱つておる通産省としても、又通産委員会自体も、今後の日米経済というようなものに大きな関連性を持つて来るので、一番重要であるものに対して未だにこのアメリカの視察というようなものをやつておらんというようなことは、甚だ私どもは残念であると同時に、通産省当局は幾らか熱がなかつたのじやないかとまで考えておるので、是非今栗山議員がおつしやつた……
○境野清雄君 今小峯次官から最初にお話がありました日米経済協力ですが、大体前のマーカツト声明のときより先にはちつとも進んでおらないというようなお話で、或いはその程度ではわからないと思いますが、大体日本の経済余力というようなものを謳つておるわけでありますが、日本の経済余力というものにしても、例えば建物による経済余力か、或いは機械力によるものか、人間の数によるものか、そういうような点については一応何かもう少し突つこんだ点で御返事が頂けるかどうかお伺いいたします。
【次の発言】 そういうような形態から言つて、とにかく日本の経済余力というものが何のベースによつて割り出されるか、いずれにしても大企業につ……
○境野清雄君 十七日の委員会に鉄鋼連盟からお二人出て来て何か御説明するというお話だつたのですが、それがたまたま時間が遅くなつたので、今日向うの御都合がいいというのでお出掛け願つた。今日の委員会で取りあえずお二人から御説明願つたらどうですか。
○境野清雄君 大体理事会の経過は私は先ほど小笠原君が話したような経過が正しい経過じやないかとこういうふうに私も思いますから、それは省略して、大体先ほど木村君から大隈君の特別委員会の委員長ということを前提にして、三十五名なんかを相談したというような話がありましたが、この点は何か私は木村君お考え違いしているのじやないか。こう思うのは、私のほうとしては大体外務委員会を拡充するか或いは両條約に関する特別委員会を設置するかという問題が第一回に理事会として議題になつた。そのときに私のほうとしては外務委員会の拡充強化を主張したわけですが、但し他会派の殆んど全部が両條約の特別委員会の設置だ、こういうお話であつ……
○境野清雄君 理由につきましては、過般来数日に亘つて論議し盡されておりますので、委員の各位は十分に御承知と思いますので省略させていただきます。ただ諸般の情勢によりまして、私どもといたしましては過般の特別委員長の選考方式、選択方式というものは、あの五月二十八日の理事会の決定にあります括弧の中の電力と選挙、それから引揚、この三つに関しての選択権だけが社会党、緑風会、民主党という順序にある、こういうようなふうに解しまして是非とも今度できましたところの安保と平和の両條約特別委員会に関しましては、その委員長は委員の互選によつて決定させていただきたい、こういう動議を提出したいと思います。
○境野清雄君 今の椿君は明日おらんというので、保留というのは、その次の本会議でという話でなく保留するのですか。
【次の発言】 わかりました。
○境野清雄君 この会期中には無理だというのは、この出ておるこれがですか。
○境野清雄君 今何かこの五つの法案を大体この臨時国会に出すというような予定だというお話ですが、今朝か何か常任委員長懇談会があつたと思うのですが、その時に岡崎官房長官が来て、出す法案の説明をしたと思うのですが、それとこれとの関連性はどんなふうになつておるか、委員長からでも結構ですし、政府からでも結構ですが、若し岡崎官房長官のほうから出すという法案の中にこういうものが入つていないとすれば、通産省一方的の考えじやないかと思うので、その点を一つ御説明願いたいと思うのです。
【次の発言】 委員長懇談会でどうでしたでしようか。
【次の発言】 今ここへ出されました五つの法案のうちの特に2の中小企業信用保險法……
○境野清雄君 今の設備近代化の問題は、私は全く栗山委員と同感であるのでありますが、この中小企業対策の問題に関しても、商工中金に何か六十億というような予算を二十七年度に要求しておる。併しまあ我々が考えれば、商工中金の問題は大蔵省の管轄だと思いますが、例の国民金融公庫は年末金融を控えて三十億ばかりの出資ができるというような形なりに、商工中金のほうはこの補正予算にも全然載つておらんというようなことは、もう今の設備近代化のお話と同じで、商工中金に関してはいわゆる来年度、二十七年の四月以降でなければあれは拡大できないのだというような形になると思うのでありますけれども、この補正予算に出さなかつたのか、出し……
○境野清雄君 先般通産省から、中小企業関係の法律改正案を今国会に提出するというような証明をこの間聞いたのでありまして、そのうち中小企業関係のほうでは、商工中金法の一部を改正する法律案、それから中小企業信用保險法の一部を改正する法律案、この二案を大体準備しておる、こういうようなお話でありましたから、その後この問題に対してどんなような経過になつているか、二三点お聞きしたいと思うのであります。 先ず第一に、商工中金というものに関しまして、五項目を大体中小企業庁として出したのでありますが、このものが一体私のほうから見ますと、資金面は一つもできていないというようなことであり、それから預金の受入れの対象……
○境野清雄君 只今中小企業に関する小委員会と、競輪に関する小委員会を委員長指名で決定したのでありますけれども併せてこの小委員会の小委員長をこれは互選でやるのですが、これは急いで開かなくちやならんししますから、これも併せて一つ委員長に一任するという動議を私から出したいと思います。
【次の発言】 今人絹の輸入問題に対して第一の表を拝見したのですが、あとから四、五枚目に、人絹パルプ輸入実績というのがありますが、これを総計いたしますと、四月から九月までが大体二万六千トン、それから原料の輸入見通しが十月――十二月と、一――三月が共にここには三千トンしか載つていないということになると、四月から来年の三月ま……
○境野清雄君 結論的な質問を一つしたいのですが、公取のほうに質問したいのですが、大体私的独占禁止法、あの第四条と六条の改正は承認しそうもない。私的独占禁止法は四条と六条を除けば大したあと問題はないのであります。又輸出組合法の制定というものは全然これはお話にならないというような御意向でありますが、大体一説には来年の二、三月頃には骨抜きでこの法案は改訂されるのじやないかというような話もあるので、そこで一体政府自体としてこういうものに折衝しておる場合に四条なり、六条なりについては強力にこれを何とか改正してもらいまして、当時日本がこの法令を作成したときと今日とではもう非常な時代の変遷もあるし、それから……
○境野清雄君 私も栗山委員の提案に対しては全く同感でありまして、むしろ只今聞きましたら、商工中金の法律の改正案を衆議院が通したというような話ですが、私はむしろこの法案を通すのなら、その前提として今のようなものはできるだけ我々がよく納得するような説明を聞きたい。又今後そういう轍を履まないというようなことをはつきりしないことには、私はむしろこの法案もなかなか難航するのじやないかというようなふうに考えておりますが、今栗山委員からお話になりましたような資料を至急提出して頂いて、そうして一日なり二日なりは猶予期間をおいて、これの関係者に当委員会に出て来て頂いて、飽くまでこの問題を追究して、然る後に私はこ……
○境野清雄君 大体今度信用保險法の一部を改正する法律案が出て来たのですが、この国会の当初に中小企業庁が考えておられたことと、それから今度出て来ました法案とには、私どもは相当食い違いがあるのじやないか。当初の案では私どもは非常に賛成したのですが、勿論この今度出て来た改正法案では、或る程度骨拔きになつてしまつておるというような点があるのでありまして、私まだよく勉強しておらないので、若しそういう点がどこかの項目で加えられていれば結構なんですが、例えば信用保險というようなものが現在各地区で非常に活用されていない。厖大な枠だけ持つていましてそのものがさつぱり地方においては活用されていない。これは勿論一番……
○境野清雄君 二、三点お聞きしたいのですが、今の山田さんの御質問、何か考え違いをなすつているのじやないかと思うのでありまして、各銀行への割当というものは勿論先ほどどなたかからお話のありました通り、本年度は百四十四億に対して僅かに十六億八千万円しかまだ保険契約はできておりませんので、枠というものはそういうような厳格なものではないのでありまして、申請さえあれば私は出すというようなふうに承知しておりますので、これはあなたのほうから申請さえすれば私はその銀行が出るのだ、こういうふうに思つております。それについて丁度政府側も来ておりますから、政府側の一つ御答弁を願いたいと思うのであります。それから続いて……
○境野清雄君 先般来、中小企業信用保険法の一部改正法案がこちらに出ているのでありますけれども、大体今度の法案の改正では、主だつたような業界の期待しているようなものは殆んど何もなかつたように考えまして、そのうちで特に中小企業庁自体でも考えておりました問題の一つとしまして、保険料負担の借入への転嫁というような問題がこの信用保険の活用の上に大きな原因をなしているというふうに考えますので、保険料転嫁の措置はどうだろうというようなことを私ども考えてみたのでありますけれども、たまたま昭和二十六年の一月二十六日に当時の銀行局長の舟山君から保険料転嫁の措置に関する銀行局長通牒というようなものが出ておりまして、……
○境野清雄君 只今三参考人のかたからお述べになりました問題、我々が再度政府に質問をし、考え方も伺つたのでありますけれども、たまたま今大阪から伺いました問題は、つい三、四日前の委員会で私から銀行局長に質問をしたのであります。そのときに、今の資金供給を増大するというような問題に関しましては、先ず第一番に商工中金というものの資本金を二十億に上げたらどうか、政府が十億出資したらどうかというような問題に対しましても、銀行局自体としては、あれは今二百十万円というような少い金が出ておるので、これはどうも政府と民間との半々の事業ではなくて、民間事業に切替えたいのだというような意向もちよつと銀行局で漏らしたよう……
○境野清雄君 栗山委員から動議が出まして、その問題を補足的に御説明を聞いたのでありまするけれども、これは私たちが考えると実に拔打的に法案を出したものだと思うのでありまして、いずれにしても通産委員会としては今の栗山委員の動議のような形態で通商産業大臣と事前に協議をするということの修正案は、私はどうしても出さなくちやならんのだと、こう思いますので、栗山委員の動議に賛成するものであります。
【次の発言】 今の御説明で少しお聞きしたいことがあるのです。例えば商工中金の年末決済資金の五十億という中に、今後手当を要する分で、日銀別枠十五億がありますが、これは八月一日のときには何か十七億という日銀別枠が出て……
○境野清雄君 先般來商工中金の改正法案が本委員会に廻つて参つたのでありますけれども、その資金源の問題その他について一応大蔵大臣の明快な御答弁を頂いて、この法案の審議を促進しようという意味から、先般來大蔵大臣の御出席を希望しておつたのですが、たまたま昨日は他の事情で來られなかつた。今日お見えになりましたので、時間も何か制限があるとかいうような話でありますから、私のほうからは極く要点だけを質問したいと願うのであります。大体本年末は一般的に金融の引締りが甚だしいと思われることは、これはもう一般各業界ともそういうように考えておるのでありまして、特に中小企業部面に苛烈であるというようなことは予想されてお……
○境野清雄君 私は国民民主党を代表しまして、本法案に賛成するものであります。併しながら本法案の改正点としては、僅かに預金受入れの対象を中小企業協同組合の構成員にまで拡張し、貸付けの対象を所属組合の構成員にまで拡張するという一点のみでありまして、かくのごとき改正によりまして、中小企業の金融難の打開というものは到底望み得ないところであると思うのであります。中小企業全体としての資金源は私は毫も増大しないのではないか、商工中金の増加し得る預金の大部分は、他の中小金融機関が集める資金の流れ道を変えるだけでありまして、その半面商工中金の性格に大きな変動を与えたことは私は看過し得ないものではないか、こういう……
○境野清雄君 大体この法案を見ますと、第十国会に出されましたあの法律と同じようなものだと思うのでありますけれども、その当時もこんなようなことが考えられたのですが、大体この問題で行きますと、殆んど資金の裏付けはない。本法案に対してはもう大企業ばかりに設備資金が行つて、中小企業というような面は殆んど資金の裏付けがなくては、これが入替えられないというような状態になつておりますので、こういうようなことを、この法案によつて促進いたしますと、大体新特需或いは特需というようなものが今後出まする場合に需給が偏在しやしないか、そうして中小企業はますます開きが大きくなつて来やしないかと思うのでありますが、昭和二十……
○境野清雄君 私から二、三点質問したいのですが、大体今金の価格の引上げというような鉱山側からお話があつたのでありますけれども、これは大体産金額の半額を上げてもらつて六百円、その生産の半分を上げてというのは、今大蔵省のお話で三分の一の二トン半、もうこのことですでに六百円という一応予定したものはくずれて来るのじやないかと思いますが、それが六百円になるということを前提にして先ほどの政府の八千万円というものを、鉱山側は一億五千万円要求しておるようですが、一億五千万円要求するということは今の金の価格を、半数を自由に放任してもらつて、六百円になつたという前提の下で一億五千万円要するものか、或いは現状のまま……
○境野清雄君 木内委員長は先般来大阪へ行かれたようでありまして、新聞紙上聞くところによると、大阪の経済界の模様を相当突つこんでお調べのようでありますから、お差えなかつたら大阪方面における財界の模様もちよつとお聞かせ願いだいと思います。
【次の発言】 今のに関連して質問したいのですが、ポンドが余つていて、そうしてどうしてもそういうような雑綿やなんかを買う気配が強い。二割五分乃至二割高いものでも買わなくちやならぬというようなことがアメリカへ響くからアメリカの今の綿花のクレジット問題も最近非常にやかましくなつているというような点は政府はあれですか、どんなふうなお考えを持つておりますか。
○境野清雄君 先日通産委員会と運輸委員会と合同の審査をやりましたとき、私は出席して運輸委員会のほうの質問を聞いておつたのですが、大体この合理化法案自体は予算に縛られてしまいまして、予算以外のものでは如何に必要なものがあつてもこれはやれないのだというような現在情勢になつておるのですか。
【次の発言】 大体この間運輸委員会の要求なんか聞いてみましても、私どもは本来の性質から見れば、新造船の問題なんというものは単独法案を出すべきだろうと思うのでありますけれども、日本の造船に対する諸外国の見方というような点からして、いわゆる現在の情勢からはこういうものが不可能だというようなときに、たまたまこういう合理……
○境野清雄君 私の質問したいと思うことは、先般次官が福井のほうを何か視察せられたような話がありますので、福井を視察した感想をお聞きしたいのと、同時に日本経済に出ておりますところによりますと、全国の絹人絹業界に対して二十一億円の商工中金からの救済融資を考慮しておるというようなことが次官のお話の中にありますので、こういうような問題に関しても事実がどうかという点、並びに福井の人絹織物業が沈滞しておるのをよく御存知だと思いますので、それに対してどういうような政策をお立てになるお考えか。この三点を取りあえずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今のお話の中の政府の預託金二十一億というお話が出たというの……
○境野清雄君 私も今の下條議員と一緒に今度の繊維産地を六、七個所廻つて参つたのでありますけれども、各地区、行くところ行くところ相当今のお話の通り中小企業問題に対して、政府は熱意がないというようなことで我々行くところ行くところ吊し上げを食つたようなわけで、これは一つ十分その点を御承知の上で一つ私の質問にお答え願いたいと思うのであります。 大体今私が各機業地を見まして、大体要約するとどういうふうにして糸価の安定をするか、それから生産調節するか、又併せて金融問題をどういうふうに解決するか、先ほど記内繊維局長からのお話のありましたような流通機関としての商社の再編成をどうするか、要約すればこの三つの問……
○境野清雄君 今のお話の下請工場が大企業からの金廻りが惡いということは、これは前々から問題になつておるのでありまして、これに対しては解決方法と言いますか、そういうようなことで日経連あたりでもいろいろ問題を出しておる。例えば下請業者も協同組合にいたしまして大企業家から手形を振出させる、そうしてその手形を商工毎金が割引をする方法が、これは幾らかとつておりますけれども、こういうことを普及するというようなことによつてのお考えは如何でございますか。
【次の発言】 そうしますと、今のお話ですと協同組合でなく個人の場合にそういう問題がある。その問題というのは、一体あなたがたのほうで大企業のほうから手形なら手……
○境野清雄君 甲種保險から伺いたいのですが。甲種保險にこの実損填補制と比例填補制の保險料の問題がありますが、この差を具体的な問題に一つ御説明願いたいと思うのですが。
【次の発言】 甲種保險の問題ですが、この甲種保險の問題の中で期待利益の填補を制限しておりますが、これは制限するのはどういう理由によつて制限せられたのかお伺いします。
【次の発言】 次に丙種保險の点でお聞きしたいのですが、これはこの間丁度東京銀行の清水調査部長も参りましたときに百分の七十五というものは非常に少いのじやないかというようなお話、又清水君の話によると百分の七十五は実質には一〇%になるというような話をしておりまして、その一〇……
○境野清雄君 只今証人の説明を聞きましたのと、参考書類として廻されております、公納交付金に関する打合会というのが昭和十八年の五月二十九日に電気局の会議室で行われておるのでありますけれども、この記録を読んで見ましても、公納金というようなものは大体地方公共団体に対する配電会社の配当保証的な支払義務を規定しておりますと同時に、この第二項におきましては、法人税の軽減措置を規定しておつて、結果的には国家補償的の本質を有するというようなふうに了解せられるのてあります。然るにこの今回の公共事業令の一部を改正する法律案というものによりますと、配電会社の公納金支払義務のみを延長いたしまして、そうして法人税の軽減……
○境野清雄君 この問題で一、二点お開きしたいのですけれども、大体兵器の製造関係というものについてはポツダム政令で禁止されておる。併し同時にこの法案では禁止されておるものはそのまま続行だとこういうような問題になつておるようですが、実際問題としては最近新聞紙上で伝えるところを見ましても、兵器製造というものは相当客観情勢が変つて来ておるのじやないか。こういうような客観情勢が変つて来ておる現在の状態において、この法案自体ではポツダム政令で禁止されておるものをそのまま続行する、こういう形になつておつて、その二つの間に相当食い違いがあると思うのですが、通産省自体としてはそれをどんなふうに調和して行こうとい……
○境野清雄君 人員の点、これは松本委員からさつき質問しました問題ですが、これはどうも本質的に中小企業の協同組合というものを人数で制限しているということは私はどうしてもおかしいと思うので言いますが、一体、前から見ますと百人から三百人となり、二十人が三十人になつて、漸進的になつておりますが、企業庁自体としてはこういうものは根本的な考えとして無制限に人員というものはとつてしまうということが本質的なお考えなのか、或いは最高限度のところまできめて三百人から五百人まで行けばそれでとめたいというお気持でいるのか、その点を承わりたいと思います。
【次の発言】 なおこの商業部面を三十人というふうに限定したという……
○境野清雄君 今の第三條の問題ですが、地域を認定するのは大蔵大臣の権限だというお話であり、それは輸出銀行へ行くのだから、通産省とも関連があるくらいの程度では、これは問題になるのではないかと思うのは、こういうような輸入市場というものを対象にした地域と殆んど関係がないと言うてはおかしいのですが、大蔵大臣の主管であり、それが輸出銀行ということではちよつと難点があるのではないか。むしろその地域決定に対して通産大臣。が相当の発言権があるとか何とかということなら納得ができますが、輸出銀行に移管するのだから、そうして輸出銀行と通産省の関係があるのだから、地域の認定権は大蔵大臣だということだけでは、相当不安が……
○境野清雄君 協同組合の改正法案の都度出しておるのですが、組合員の預金という問題自体がいつも問題になつておりまして、組合員の預金を許可するということ自体が協同組合の育成強化というものでは一番大きなウエイトを占めるのじやないかということを我々は常日頃から唱えており、且つまあ今度の法案自体で一応解決しました従業員の数の百人を三百人というようなものに殖やすというこの二点を従来から私どもは主張しておつたのでありますけれども、たまたま今度の改正法案に組合員の預金の面がちつとも謳つてない。そこで私のほうとしては甚だ遺憾なことなので、衆議院側に向いましても、衆議院がまだ審査をしておる最中からこの問題について……
○境野清雄君 地財委のほうに二三質問したいのですが、大体さつき荻田氏からのお話では、帳簿価格が圧縮されている。その評価の不足を補うために公納金制度が生れたのだ、こういうお話であり、そうしてそれが十年たつてもまだ補われておらない。これは西田委員の質問されます通り数字で説明して頂かなければ、我々は全然納得ができないということになるのですが、そういうふうなことを考えますと、評価の不足を補うということになると、この法案自体の私は又考えようが違う場合が地財委にできはしないかということを考えるのですが、その一つとしましては、戦災に会つた都市とそれからもう一つ会わない所、戰災に会つた所はこれはこういうような……
○境野清雄君 今のお話でまだ日にちが来ておらんからいいのですが、通産委員会との連合委員会をやつて質問が済みましても、公聽会をやつたあともう一度連合委員会をやつてもらわないと、公聽会で聞いたものが何もならぬと私は思うので、それは一つ委員長にお含み置きを願いたい。二十六日なり二十七日なりに公聽会をやつたら、その時期はいつでも適当な日にもう一度連合委員会をやつてもらうということだけをお含み置きを願いたいと思います。
○境野清雄君 その法案審議の前にちよつと委員会へ諮つてもらいたい問題があるんですがね。それはあなたも御承知の従来からやつてました電源開発法案に対する当委員会と経済安定との連合委員会の件なんですが、それに関して一応途中で予定が変つてしまつたんですけれど、大体最初の打合せは今週は十九日、二十一日、二十三日の三日間連合委員会をやろう、こういうような申合せであつて十九日、二十一日は無事に過ぎましてあと残されたのは明日だけ、併し明日でこの連合委員会を打切るんだという打合せはまだしてないので、最初の打合せのときには一応通産委員会との連合委員会を開いたあと、二日間ぐらいは補足的な質問をやろうというのが委員長……
○境野清雄君 今の御説明承わりますと、この法律案は大体平和条約によつて日本の責任を遂行するために提出されたものであるからというふうな見方をしますと、これは修正をし得ないと、こういうような見方でよろしうございますか。
【次の発言】 それでは大体四、五点この法文の意味とか法案のこの実質的な効果というような点についてお伺いいたします。大体私どもが聞いておりましたのでは、今は三国になつておりますけれども、この前にはこれにソ連が入つていたのじやないかというような点があるのですが、その点のいきさつは如何なんです。
【次の発言】 この法律案で特別措置の対象となる工業所有権というものはどのくらいでありますか。
○境野清雄君 この輸出取引法案はこれの審議が連合委員会が近く始まるというのですが、現在はアメリカの関税引上げ問題にしても英国の情勢にしても或いは中共貿易にしても我々自体が現在の日本の輸出方針というもの自体がはつきりつかめないというのが現情じやないかと思うのでして、早急に明日でも結構ですが通産委員会で大臣以下出て来て貰つて最近における日本の輸出の方針なり何なりをお聞きして、それに対する質疑をしてからこの輸出取引法案へ入るほうが筋道じやないかとこういうふうに思うのですが、そういうふうに一つ委員の各位にお取計い願つて適当にお願いしたいと思います。
○境野清雄君 大体今日は輸出のエキスパートのかたがお集まりで非常にいい機会であると思う。先ほどからいろいろ我々の知らない話をお聞きしまして非常に感謝しておるわけでございます。大体そこで私どもの委員会といたしましても輸出が非常に不振になつておる現状を非常に憂えまして政府当局に出て来て頂きまして、通産大臣、並びに通商局長から現在とりつつある、又これからとるであろう政府の政策的なことを十分お聞きしたのでありますが、殆んど全部と言つていいくらい考慮中であると、こう言つておる。もうすでにこういう問題が起つてから半年も経ちながらべんべんとし政府の方針はなかつたのだというように私はとりまして非常に残念な問題……
○境野清雄君 只今議題と相成りました自転車競技法中改正法律案につきまして、提案の理由を説明いたします。 現行の自転車競技法は、御承知の通り、昭和二十三年、第二国会に、民自、民主、社会、国協の四党共同提案として提出せられ、通過成立を見たものであります。 その後、この法律による自転車競走、いわゆる競輪は、我が国民大衆の自転車に対する親しみ、並びに勝者投票券、いわゆる車券制度の簡易性等、一言にして申しますると、競輪の持つ大衆性からいたしまして、恐らく本法制定当時何人も予想していなかつたであろうと思はれるほどの発展を遂げて今日に至つているのであります。即ち現在におきましては、全国競輪場の数は約六〇……
○境野清雄君 只今のお話の第三条の競輪場の設置の問題であります。これは従来の法案によりますと、現行法は第四条によりまして、都道府県は各二カ所以内、指定市町村は各一カ所ということに相成つておりまして、このままで行きまするならば、相当これは濫立するというような形態に相成つて参りますので、私どものほうといたしましてはね一応今栗山委員からのお話のありましたように、競輪の新らしい競走場というものに関しては、相当の制限をつけた法案にするべきじやないかというようなことも考えて見たのでありますが、只今これ又栗山委員から御指摘のありました通り、元できております六十数カ所というものは、これは最初の二十カ所ばかりの……
○境野清雄君 松沢さんがおつしやつたように、先ほどから参考人の皆様から個々には非常に有益なお考えを拜聽しておるのでありますが、全国中小企業としてかくあらねばならんという、統一した無理のない意見を海外に発表する強力な団体で、大蔵大臣は勿論呼び付けて聞く、或いは政府に対してはもう当然の権利として、これを日本全部の中小企業として意見を開陳する、或いは国会に対しては勿論であるとというようなのは、先ほどおつしやつたように何か中小企業の調査費みたいなものを出さして、そうして先ず固まつて行くということも必要じやないかと思うのです。
【次の発言】 樋口さんに質問していいですか……。樋口さん、東京の織物問屋の同……
○境野清雄君 大体この法律は業界一般が要望しておると思うのでありますけれども、制限規定にばかり大体重点を置いておつて、輸出振興というような面の助長策なり奨励策なりというものがちつとも語つてないようでありますけれども、この点は政府当局はどういうお考えでありますか。
【次の発言】 現在やつておりまするチエツク・プライスというものと、この法案との関連性、言い換えれば、この法案が通過しまして、そういうような面が完全に抑えられるというようなふうになれば、チエツク・プライスは廃止するとか何とかいう点に関しましては、政府当局はどういうようなお考えをお持ちになつておりますか。
○境野清雄君 大体私は一応質問しまして、一点だけ追加して質問さして頂きたいと思うのであります。と申しますのは、この法案の第八條、九條、十一條、十四條、十五條に謳つております輸出組合の数というものがあるのでありますけれども、この輸出組合の数に対しては、政府はどういうふうなお考えであるか、それを承わりたいと思います。
【次の発言】 今のお話で大体審議会に委ねるというようなお話ですが、従来の組合というようなものの例から行きましても、一応一つの大きい輸出組合を作りまして、その傘下に各部門分けをすると、こういうような場面ができました場合におきましては、ゼネラル・マーチヤント式な大商社はその各部門へ全部組……
○境野清雄君 一つ質問したい点があるのですが、一番終いの利根川の水をポンプで揚げてそれを只見川のほうに流すというのですか。
【次の発言】 わかりました。聞きようによつては重大問題だと思つたので……。
【次の発言】 大体この只見川の問題は、今聞いたように本流案というものがあつて、本流案の問題も出ているような形にあるものを、当委員会としてどちらを取り上げる、どちらを取り上げないということは、私は困難なんじやないか、むしろ只見川の問題と琵琶湖の問題は共に保留せざるを得ないのじやないかというふうに私は考えます。
【次の発言】 この問題も今建設省のお話聞けば、これも三本あるというので、ここへは二本の請願……
○境野清雄君 私は只今の特定中小企業の安定に関する臨時措置法案に対しまして修正案を提出いたしたいと思うのであります。 先ず修正案の文を朗読いたします。 特定中小企業の安定に関する臨時措置法案に対する修正案 特定中小企業の安定に関する臨時措置法案の一部を次のように修正する。 別表中第八号から第十二号までを一号ずつ繰り下げ、第七号の次に次の一号を加える。 八、麻網製造業 別表に次の一号を加える。 十四、ほうろう鉄器製造業で政令で定めるもの 以上の私は修正案を提出いたしまして、修正案を除く原案に対しましては民主クラブを代表して賛成するものであります。 ただ、この法案は操短対……
○境野清雄君 先ずお手許に配付してあります修正案について発議いたしたいと思うのであります。修正案を朗読いたします。 「臨時石炭鉱害復旧法案に対する修正案」、臨時石炭鉱害復旧法案の一部を次のように修正する。 「附則中「昭和二十七年七月一日」を「公布の日」に改める。」 本法案は去る四月の九日に内閣より提出されたのでありますが、衆議院における審議に予想外の日数を要しまして、六月二十六日に至りましてようやく修正議決され、本院に送付されたのでありまして、当初予定しておりました施行期日は修正されねばならないというのであります。これが修正の理由であります。 次に、私は修正部分を除く衆議院送付の原案に……
○境野清雄君 只今議題となりました織物消費税の廃止に伴う特別措置に関する法律案の提案理由の御説明を申上げます。 いわゆるシヤウプ勧告に基く税制改革の一環といたしまして、昭和二十四年十二月二十七日法律第二百八十五号織物消費税法等を廃止する法律が公布せられ、昭和二十五年一月一日から施行せられたことは周知の通りであります。然るに、織物消費税は、いわゆる庫出税でありました関係上、税法廃止当日における販売業者の手持品についてはその全部、生産業者の手持品についてはその大部分が納税済であつたわけであります。而して、当該業者はその手持品の販売に当りましては、年税品の出廻り、又は出廻り期待のため市場の買控えに……
○境野清雄君 大体従来から当委員会で問題になつておりました海外派遣という問題もあるのですが、その当時は外貨予算の関係からしてなかなか実現し得なかつたのですが、今日の情勢になりますと、各委員会の模様その他を伺いましても、或る程度外貨予算の獲得もでき得るんじやないかというような見通しがついて来ましたので、改めて当委員会でこれを早急に一つ御検討を願いたい、こういうことを私は一つ委員各位にお諮り願いたい。併せて休会中における視察の問題に対しましては、明日一日きり本会議がありませんので、明日の議運にかけなくちやならない関係上、早急に委員長理事の打合せをして頂きまして、明日それが出し得るような段階にまで一……
○委員長(境野清雄君) それでは只今から第一回の経済安定委員会を開会いたします。 突然ですけれども、私佐々木君のあとを受けまして、経済安定委員長になりましたので、前委員長同様よろしくお願いいたします。 本日の議題といたしましては、第一に、調査承認要求に関する問題がありますのと、それから第二に、行政機構の改革によりまして、新たに発足いたしました本委員会の所管になつておる経済審議庁の今後の方針等について説明を聴取する、以上の二点を予定しておるのであります。先ず調査承認要求についてお諮りいたしますが、従来本委員会におきまして、日本経済の安定と復興に関する調査を数国会の長きに亘つて調査されて参つた……
○委員長(境野清雄君) それでは只今から委員会を開会いたします。
前回の委員会におきましては、日本経済の安定と復興に関する調査承認要求を提出することを決定しまして即日議長の承認を得まして次いで経済審議庁の業務の大要につきまして平井次長から説明を聴取したんでありまして、本日は、前の委員会でやりましたこの日本経済の安定と復興に関する調査に関連しまして経済審議庁の業務運営の基本方針につきまして経済審議庁長官から説明を聴取いたしたいと思います。
【次の発言】 只今の経済審議庁長官の説明について何か御質問がありましたら……。
【次の発言】 ほかに御発言もなければ、審議庁側から発言を求められております。……
○委員長(境野清雄君) それでは只今から委員会を開きます。 前回十一月二十五日に開きました委員会の経過を、概略だけ御報告申上げます。経済審議庁の業務運営の基本方針について、池田前審議庁長官から説明を聞きまして、次いで電源開発計画策定業務の内容につきまして、佐々木計画部長から説明を聴取いたしました。委員会散会後におきまして、調査のための委員会運営について懇談の結果、委員長一任となりましたので、委員長は差当り調査日程を左の通りに定めました。即ち本十二月十日我が国経済の基本政策及びその現状と見通しにつきまして、経済審議庁当局から説明を聴取する。明十二月十一日に、昭和二十六年度公正取引委員会年次報告……
○委員長(境野清雄君) それでは只今から委員会を開会いたします。 昨十二月十日の委員会における経過を簡単に御報告申上げておきます。我が国経済の基本政策及びその現状と見通しについて小笠原審議庁長官及び当局から説明を聞いて質疑を行いました。又電源開発に関する件につきましては明十二日午後三時から通産委員会と連合委員会を開くことに決定いたしましたが、その要領は大体次の通りであります。電源開発株式会社の設立経過、これは本委員会ではもうすでに説明は聴取済みなんでありますが、これは連合委員会の関係上第一議題としてこの問題を取上げる。続きまして本名、上田の水利権の問題につきまして、又佐久間、御母衣等の水利権……
○委員長(境野清雄君) 只今から委員会を開会いたします。 前回十二月十一日の委員会の経過について御報告だけいたしておきます。昭和二十六年度の公正取引委員会年次報告及び独禁法を中心とする諸問題について、公正取引委員当局から説明を聞き、質疑を行ないました。次いで翌十二月十二日には、通産委員会と連合委員会を開き、電源開発促進法の実施経過及び只見川筋本名、上田地点の水利権移譲問題について審議を行なつた結果当時の関係者を召喚することといたしまして、昨十五日正式に通産委員会において次の諸氏を参考人として召喚し、来る二十二日、月曜日の午前十時からの通産、経安連合委員会において審議を続行することになりました……
○委員長(境野清雄君) 只今から経済安定委員会を開会いたします。
それでは昭和二十八年度における経済の見通しについて御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 只今の二十七年度、二十八年度の経済の見通しについての説明に対しまして、委員のほうから御質問がありましたら御質問願いたいと思います。
【次の発言】 今の中で輸出のほうの見通しは二段階になつておりますが、二段階になつておる見通しの中で、ドル地域なりスターリング地域なり、或いはオープン・アカウントなりの内訳がありますか。
【次の発言】 そうすると今の輸出と輸入を総計してさつきお話のあつた特需その他の七億七千万ドルなり或いは七億八千万ドルなり……
○境野清雄君 これはマドリツド協定というものの加入国一覧表が一番うしろについているようですけれども、これにアメリカが入つていないというのはどういう意味でしようか。
○委員外議員(境野清雄君) 只今議題となりました織物消費税法の廃止に伴う特別措置に関する法律案の提案理由を御説明申上げます。 いわゆるシヤウプ勧告に基く税制改革の一環として、昭和二十四年十二月二十七日法律第二百八十五号織物消費税法等を廃止する法律が公布せられ、昭和二十五年一月一日から施行せられたことは周知の通りであります。 然るに織物消費税はいわゆる庫出税でありました関係上、税法廃止当日における販売業者の手持品についてはその全部、生産業者の手持品についてはその大部分が納税済であつたわけであります。而して当該業者はその手持品の販売に当りましては、無税品の出廻り、又は出廻り期待のため市場の買控……
○境野清雄君 今の問題に関連してですが、そうしますと、今のお話ですと大体外国商社でなければできないというお話だし、縷々あなたがお話になつていたように、技術やなんか佐久間に関する限りはどうしても時間的に急ぐからやらなくちやならんというのは、今のお話ですとアドキンソンのとモリソンのものは外国商社が入つているが、片方の西松のほうは入つていないということは、入札をさせながら、初めからあなたのほうは西松、日本人商社には落さぬというお話ですか。
【次の発言】 その技術の指導者がまだ決定もしておらん、片方は二つきまつておるのに開発会社自身がそういう頭でいながらその間にもう入札させててしまつて、入札は決定した……
○境野清雄君 私は前に委員会に出てなかつたので、今日が初めてなので、一つ簡単ですが質問をさして頂きたいと思うのです。この輸出品取締法の一部を改正する法律の中で、第四条が主眼だと思うのですが、この第四条に「品質に関する最低の標準」というようなことを謳つてありますが、これは過般この委員会で福島からか陳情が参りまして、軽目羽二重の問題を相当論議をし、その結論的なものは、まだ通産当局から聞いておらなかつたのですが、ああいうような問題がこのものに真先に抵触するのじやないか。そこでそこの「品質に関する最低の標準」というものについて、軽目羽二重のようなものはどんなふうな取扱にするか、その点を政府のほうに伺い……
○境野清雄君 それはあれですか、例のセメントの問題その他に関してですね。監督官庁である通産大臣の意向を開こうじやないかという話をしたのですが、通産大臣に出席してもらい、その上で、今の参考人の三名が出るという意味ですか。そうでなく、五名だけの参考人の委員会を開くという、どちらの意味でしようか。
【次の発言】 輸出品取締法の一部を改正する法律案に関しては、討論を打切つて採決に入るの動議を提出いたします。
○境野清雄君 今栗山君からお話のあつた先に、通産省の考え方をいつ頃知らせてもらうのか、それを聞いた上ですぐやられるほうが順序としていいのじやないかと、こう思います。
【次の発言】 どうです。通産省の意見を先に聞いて、そうしてあと一緒にやつたらどうですか。
【次の発言】 月曜日に来て頂いて……。
○境野清雄君 今のお話の中で買占にかかつたと、新聞で見ますと幾つかわかつているようですけれども、その間に本格的に本人が出ていない買占というような傾向で、買占の実態が掴めないのがあるのじやないでしようか。
○境野清雄君 神野さんと水上さんにちよつとお伺いしたいのですが、先程のお話の官庁間の権限争いを防ぐために、或いは又管理機構の複雑化を少くするためにというような点で、この法案をどこか修正をする方がいいと思われる点がありましたらお聞きしたい、例えば外国の爲替銀行の許可権を外国爲替管理委員会に與えるというような点で何か具体的な案がありましたらお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 吉田さんにお伺いしますが、先程のお話で、日本の銀行が大変不利益を蒙るというお話がありましたが、その点で外国銀行の方の受ける利益というものはどんなものでしようか、それが不公正な競争であるならば、公正な競争に直すのには具体……
○境野清雄君 先程からの政府の答弁を聞いていますと、何にしても改善してやつて行くというような意向にとられるのですが、その改善案として施設の改善ということを謳われていますが、例えば車券の売場を鉄筋コンクリートにするとか、言換えればバリケードを作るような形体にしてやつて行こうというふうにもとれるのですが、現在の競輪場というものは、それだけの設備をするためには相当又この上に経費をかけなくちやならないだろう、その経費をかけた上一体売上の方面はどうなるのだと、例えば先般来の新聞紙上を見て見ましても、一応連勝式は止めようかというような案にもなつていますので、一応政府自体として、若しこれをこのまま改善して相……
○境野清雄君 先程来政府の大臣にしましても又機械局長にしても大変競輪の再開に対して決意の程を述べておられるようでありますが、先般来前の委員会のときには、いわゆる自粛的に休むというようなことも通産省自体としては何ら権限がないので、いわゆる自粛的に申合せをしたんだというような話がありましたので、これは前の法律を作つた当時から根本的に大体通産省としてそれほど権限のないような法律に相成つておるのでありまして、そういう点から見ましても先程栗山委員が質問しましたように、又先程の松山市からのお話がありましたように、松山と川崎というようなものが同一に考えられない。言換えれば他の騒擾を起した地域の松山市あたりは……
○境野清雄君 今御説明がありました通り、私どもは大体通産省の自転車競技法の改正案第三次案というものは、飽くまでも私どもは案だと心得ておりますので、今日わざわざ参考人としておいで願いましたかたがたの御意見を十二分に承わりまして、この第三次案が是か非かということを我々は検討したいのであつて、必ずしも第三次案そのもので検討するのならば、当委員会としてはこういうものを検討する必要がないのですから、そうでなく皆さんの御意みを承わつたものによつて私どもは新らしい案を考えたいというようなことまで考えておりますので、その点一つ御了承を願つて、参考人の御意見を私どもとしては承わりたいと思います。
○境野清雄君 私は通産委員として今度かけられております法案についての質疑をいたしたいのでありまするが、その冒頭にこの法案の関係外であります電力の再編成の問題並びに本法案によります枢要な発電所を一社で独占的に開発するということは何といたしましても、日発の再建とほぼ同一の問題である、こういうような問題を十二分にお伺いしたいのでありますが、たまたま私のほうの同僚議員である栗山君から前に聞かれまして、そうしてその御答弁を得ておりますので、通産委員として、通産委員会としての連合委員会の最終にこの問題について再度質問申上げたいと思うのであります。そういうような関連から行きまして、通産委員会関連としての本法……
○境野清雄君 この前の質問のとき出て来ました外資の問題に関して発議者のほうに承わろうと思いましたら、発議者のほうから安本長官がこの前お答えしたという話があつたので、私のほうは今外資導入の問題に関しては安本長官にお聞きしようと思つておつたのですが、安本長官帰られれば、又月曜日にいたすとして、発議者のほうに一、二点お伺いいたします。前の委員会で頂きました参考資料の三というものについて検討して見ましたので、この点について二、三点御質問したいと思うのであります。ただ私がこれについて質疑を続けますについては、資料三についてやりますので、数字の面が多くなると思いますので、その点一つお書き留め置き願いまして……
○境野清雄君 大体私どもの通産委員会は、一番おしまいで質問が残つておつたようでありますけれども、通産委員会としては一応委員会へ持ち帰つて、そうしてでき得れば一本の線を出したい。一本の線が出る出ないは別問題ですが、通産委員会としては、従来長くやつていました連合委員会に対する結論的なものを出したいと思つていますので、私のほうは今日は打切つて頂いて、そうしてそれをやつて頂く頂かないは別にしても、一応もう一回連合委員会を用意しておいて頂いて、その間に私が急いで通産委員会としての結論を出したい、こう思いますので、委員長のお取計らいを願いたいと思います。
○境野清雄君 大体今御説明を承わつたんですが、通産委員会としてはこの日本の産金対策というものについては非常な関心を持つているのでありまして、最近の金山に対する政府の産金政策というものについては大きな問題があるだろうと思うのでありますけれど、そういう問題は又通産委員会でやるとしましても、この法案に盛られております中で私どもが関心を持たなくちやならんと思うのは九条と十条の問題、即ち九条の点におきまして、金配分計画で定めた数量の範囲内で割当てる金地金の数量を決定するというような点がありますが、これについては大体どの程度の割当を算定するのか、そういう点についてわかりましたらお伺いいたしたいと思います。
○境野清雄君 只今議題と相成りました自転車競技法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を説明いたします。 現行の自転車競技法は、御承知の通り、昭和二十三年、第二国会に、民自、民主、社会、国協の四党共同提案として提出せられ、通過成立を見たものであります。 その後、この法律による自転車競走、いわゆる競輪は、我が国民大衆の自転車に対する親しみ、並びに勝者投票券、いわゆる車券制度の簡易性等、一言にして申しますると、競輪の持つ大衆性からいたしまして、恐らく本法制定当時何人も予想していなかつたであろうと思われるほどの発展を遂げて今日に至つているのであります。 即ち現在におきましては、全国競……
○境野清雄君 大体今選手会の諸君からお話があつたので、私の方からこれを逆に質問的に……、それから私の方は今拜見しましたこの意見書に対しての私のほうの解釈を申上げますから違つておりましたら一つ御訂正願いたい。要するに私はこの一の競輪施行による職務の分離と責任の分担の明確化というもの第一は、今お話のありました通り従来自転車連合会、振興会の連合会というようなものは、いわゆるこの法律的な一つの資格を持つておるけれどそれを選手の諸君は持つておらない。そこで前に何か陳情書が来ておりましたときに、連合会の下へもう一つ選手会というものを入れてくれと、こういう申入れがあつたように記憶しておるのですが、その選手会……
○境野清雄君 今の参考人の御議論のある前に、私一つ委員長にお願いしておきたいのですが、それはたまたま私どもがこの法案を審議する段階に入りまして、再度委員会を開いて参考人にも来て頂きいろいろの御議論を聞いておつたのですが、ただここに私一つ問題があると思いますのは、一昨年、二十五年の多分競輪の問題の起りました時期後、各地区から競輪場の開設問題が出ているのじやないか、それが大体従来十カ所乃至十一カ所出ていると思うのでありますが、そのものを一つ委員長のほうからお取計いを願いまして、この法案を新らしく改正するということによつて、改正法案の中にも審議会というようなものを盛つておりますので、この審議会へこう……
○境野清雄君 途中から私は参りましたので、初めのほうのお話を聞いておらなかつたのですが、今島委員からお話がありましたので、その問題に関連して私のほうの考え方を申上げたいと思うのでありますけれども、今島委員のお話によりますと、選手数を増加するということは、現在の選手諸君の生活をおびやかすのじやないかというような御議論であり、併せて新らしい競輪場を新設しないのなら、選手数の増加ということは、現在の選手に対しては非常な脅威だろうというようなお話だが、私はこれはもう全然逆な考えを持つておるのでありまして、選手数は増加することを是非私はやつて頂きたい、こういうふうに考えております。これは特に今日全国の競……
○境野清雄君 それでは私から先般提出いたしました自転車競技法改正に関する私の私案を申上げます。なお冒頭局委員からお話がありました島委員の私案である只今御説明になりました自転車競技法改正に関する島私案を私の案の中に取入れよう、こういうような中で最初お話をしたことは島委員からお話のあつた通りでありますので、私はなぜ取入れなかつたかということを最後に御説明申上げたいと思うのであります。取りあえず私のほうから私の私案に対する大体の要領だけを御報告申上げようと思います。先ず第一に従来の競輪場に関しましてとかくの御論りありました競輪場の設置の制限というものを三條において取上げまして、この問題を明確にしたこ……
○境野清雄君 今のお話ですが、大体中小企業の金融で豐田さんがお見えになつておりますが、商工中金と国民金融公庫はこれは一応商工中金さんがいては、これは喋べれない、信用金庫なんかありますから……、そうでなく、信用金庫、商工中金、こういうものは利害関係が、利害関係ということはないのですが、そう直接関連がないから、それは一緒でもいいじやないのですか、どうでしようか。
【次の発言】 その前に政府側にはどういうふうな要求をしておりますか。
【次の発言】 長官今日は一日中大丈夫ですか。
【次の発言】 長官が午前中だけだつたら、やはり中小企業の問題は政府がいつも煮え切らないのですから、次官を午後要求して下さい……
○境野清雄君 大体この問題は重大なる問題じやないかと思うのです。一、二年前にありました、政府の支払遅延というような問題が起つて、あの解決は御存じのような形になつたのですが、大体今度の問題は政府の支払遅延というようなものとは相当違つているのじやないか。この問題の解決は本委員会としても私は相当これは再考しなければならんと思う。勿論今日のお話は一方的ですから、更めて大企業のほうの問題もよくお聞きして解決方法を考えなければならんのじやないか。先ほど日銀さんからお話がありましたように、今日いろいろ参考資料は頂いたのですけれども、大体今日の参考資料では私は議論にならないのではないか。まあ言い換えれば先ほど……
○委員長(境野清雄君) それでは只今から経済安定、通商産業の連合委員会を開会いたします。 本日の議題は中小企業の金融対策についてでありまして、御承知の通り、よかれ悪しかれ日本経済はやや安定線に乗つて参りましたので、金融自体は、やはり季節的なものになつて来たというふうに考えておるのであります。勿論そういうような結果から行きまして、月の決済は月末と、一年の決済は盆乃至暮というものが、従来の基準になつておつたようであります。こういうようなふうに考えますので、季節的に相成りましたときに、今日この委員会自体が年末の金融自体を問題にしておるのではなく、特に信用取引が非常に増大して参りましたので、手形決済……
○境野清雄君 今佐々木部長からお話のあつた第三回の電源開発調整審議会で、電源開発会社の第一次着工地点をきめてあるようでありますけれども、そこで大規模のものとしては十勝川、国土の総合開発として北上川、十津川、然るに今佐々木部長からは単に例示だというような言葉を使われたのですけれども、これは甚だ私は問題になるのじやないか、そういう単に例示で法律の中へこの只見川なり、或いは球磨川、北上川を入れたのじやないのであつて、単に例示だというと、これはもう電源開発促進法案が通つたときの経過はよく佐々木部長は知つておるだろうと思うのでありますけれども、これが相当問題になつてこの法案が通過したのに、単なる例示なん……
○境野清雄君 先ほど通産大臣からの話で、二十三条の附帯事業というものは、通産省の考え方はよくわかつたのですが、この間もらいましたやつを見ますと、工場売買並びに工場経営委託等に関する基本契約書というようなものが出ておりまして、もうすでに電源開発会社と磐城セメントでは或る程度の契約をやつていると、そういうものがありながら二十三条のあれから見れば、次の条項で主務大臣の許可を要するというふうになつているので、通産省ヘ何らの打合をしないでどんどんこういうような基本契約書を出してもらつたものなのやら、或いは事前に大臣は知らなくても、係官のほうへそういうような話をして或る程度の内諾を得てこういう契約を進めた……
○境野清雄君 只今議題となりました織物消費税法の廃止に伴う特別措置に関する法律案の提案理由を御説明申上げます。 いわゆるシヤウプ勧告に基く税制改革の一環として、昭和二十四年十二月二十七日法律第二百八十五号織物消費税法等を廃止する法律が公布せられ、昭和二十五年一月一日から施行せられたことは周知の通りであります。 然るに織物消費税はいわゆる庫出税でありました関係上、税法廃止当日における販売業者の手持品についてはその全部、生産業者の手持品についてはその大部分が納税済であつたわけであります。面して当該業者は、その手持品の販売に当りましては、無税品の出廻り、又は出廻り期待のため市場の買控えに対処する……
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