境野清雄参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
委員会や各種会議での発言等については委員会統計/発言一覧のページを参照してください。
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※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。
※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。
○境野清雄君 只今上程いたされました国会審議権尊重に関する決議案につきまして、発議者を代表いたしまして提案理由の説明を申上げます。先ず決議案を朗読申上げます。 国会審議権尊重に関する決議案 政府は電力再編成に当り、本国会開会の劈頭、突如としてポツダム政令によるの措置をとつた。 かくのごとき国民経済に重大なる関係を有する案件について、政府が徒らに事態を遷延紛糾せしめ、この挙に出でざるを得なかつたことは、民主主義の基盤たる国会の審議権を無視し、議会政治に暗影を投ずるものであつて、甚だ遺憾である。政府が再びかかる措置を繰返さないことを強く要望する。 右決議する。 (拍手) 本……
○境野清雄君 去る十九日の池田大蔵大臣の財政演説に対しまして、私は国民民主党を代表いたしまして質問をいたしたいと思うのであります。 大蔵大臣の補正予算及び明年度予算方針に現われました財政金融方策は、極めてお座なりで、楽観的に過ぎるというような感があるのでありまして、計画性を甚だしく欠いておると思われるのであります。占領下にありまして、米国の援助の下に運営されて参りましたところの丸抱え的な財政金融から、講和締結による自立自前の財政経済を確立せんといたしまするところの第一歩の施策といたしましては、深い考慮と十分な研究が欠けておるということは、どうしてもそういうように考えられるのであります。各項に……
○境野清雄君 私は国民民主党を代表いたしまして、只今上程せられまし決議案に対しまして賛意を表するものであります。 本年の春以来の景気の中だるみは、中小企業に対しまして甚大な打撃を與えたのでありまして、現に十一月現在におきまして、中小商社方面には続々と倒産或いは整理の段階に入つたというようなものが相当あるのであります。これに加えまするのに、銀行の貸出抑制というようなものと相待ちまして、中小企業の倒産は、今後相当大きく増大するのじやないかというようなことを懸念されておるのであります。 政府はこれらの中小企業問題に関しまして、いわゆるこの中小企業の危機の慢性化に備えるために、去る大月以来、相互銀……
※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。